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  1. 那覇市議会 2019-09-17
    令和 01年(2019年) 9月17日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)-09月17日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 01年(2019年) 9月17日厚生経済常任委員会厚生経済分科会)-09月17日-01号令和 元年 9月17日厚生経済常任委員会厚生経済分科会厚生経済常任委員会厚生経済分科会)記録                        令和元年(2019年)9月17日(火) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和元年(2019年)9月17日 火曜日 開会 午前11時9分                    閉会 午後4時 ─────────────────────────────────────── ●場所  厚生経済委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件  予算分科会 1 議案審査(補正予算・条例)  (1)議案第90号 令和元年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中関係分  (2)議案第91号 令和元年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  (3)議案第93号 令和元年度那覇市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  (4)議案第90号 令和元年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中関係分  (5)議案第83号 那覇市手数料条例の一部を改正する条例制定について
     (6)議案第90号 令和元年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中関係分  (7)議案第102号 令和元年度那覇市一般会計補正予算(第6号)中関係分  (8)議案第90号 令和元年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中関係分  (9)議案第85号 那覇市銘苅駐車場条例制定について  (10)議案第86号 那覇市森林環境譲与税基金条例制定について 2 議員間討議  常任委員会   令和元年度 行政視察について ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 前 田 千 尋   副委員長 新 垣 淑 豊  委  員 永 山 盛太郎   委  員 下 地 敏 男  委  員 平 良 識 子   委  員 上 原 安 夫  委  員 喜舎場 盛 三   委  員 桑 江   豊  委  員 奥 間 綾 乃   委  員 上 原 仙 子 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  国 吉 真 永 健康部副部長兼保健総務課長  知 念  功  健康増進課長  崎 濱 秀 司 国民健康保険課長  大 城 豊 政 国民健康保険課担当副参事  渡慶次 一 司 市民文化部副部長  又 吉  弘  まちづくり協働推進課長  宮 里  仁  まちづくり協働推進課副参事  與 座 美奈子 文化財課主幹  当 山 浩 子 市民文化部参事ハイサイ市民課長  瑞慶山 利美子 ハイサイ市民課担当副参事  島 袋  晃  ハイサイ市民課担当副参事  仲宗根  浩  経済観光部副部長  赤 嶺 文 哉 観光課長  高 宮 修 一 なはまち振興課長  狩 俣 輝 夫 なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長  町 田  務  経済観光部商工農水課長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  根路銘 安 彦 議事管理課副参事  山 田 裕 之 議事管理課主幹  中 本 順 也 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                             (午前11時9分 開会) ○委員長(前田千尋)  ハイタイ、こんにちは。  委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席9人、新垣副委員長からは遅れる旨の連絡がございました。  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから厚生経済常任委員会及び厚生経済分科会を開会いたします。  初めに、今定例会における審査日程の協議をいたします。お手元に審査日程(案)を配付しておりますので、休憩をして協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  今定例会の審査日程におきましては、休憩中に討議しましたとおり、配付案のとおりとすることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ご異議なしと認め、そのように決しました。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) 【予算決算常任委員会厚生経済分科会】 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより厚生経済分科会を開会いたします。  初めに、議案第90号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中関係分についてを議題といたします。  健康部保健総務課の説明を求めたいと思います。国吉真永副部長兼保健総務課長、説明をお願いいたします。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  ハイサイ、令和元年度一般会計補正予算(第5号)中、保健総務課分についてご説明いたします。  事前にお配りしました健康部の説明資料1ページをお開きください。第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費中、保健所管理運営費です。予算現額2,941万8,000円に47万4,000円を増額補正し、補正後の額は2,989万2,000円となります。  施設の修繕料として100万円を当初予算に計上しておりましたが、年度当初にガス及び水道関連の警報装置に不具合が発生しました。その修繕にほぼ予算全額を要してしまいました。その後も屋外手洗い施設の配管取りかえや蛍光灯安定器の取りかえなど、修繕が必要となる不具合が立て続けに発生したことから、これらに要する修繕料の補正となっております。  次に、第9目感染症対策費中、結核予防事業です。予算現額3,105万9,000円に553万1,000円を増額補正し、補正後額は3,659万円となっております。平成30年度の結核医療費の事業実績に基づく国庫負担金及び補助金の精算に係る償還金となっております。  ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  結核予防事業ですけれども、国庫負担補助金の精算に基づく償還金とありますが、そして政策説明資料の中に、それぞれ補助金と負担金と分けて受入済額、それから実績、それぞれ書いてますけれども、この補助金と負担金の違いと、この実績の2つの違いをちょっと教えてもらえますか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長兼保健総務課長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  負担金と補助金の違いですが、まず結核に感染した場合に、排菌、菌をばらまく方については入院治療が必要になります。そういった方に対しての医療費に関する部分については、負担金という扱いになります。これが医療費の4分の3に相当する額になります。  あと補助金につきましては、結核に感染はしているんですが結核菌をばらまく可能性のない方については、入院ではなくて通院治療ということになります。この方々に対するものは2分の1の補助となっております。  あともう1つは推移の話でしたが、新規登録者につきましては、平成30年が44人、29年度71人、28年度63人という形で推移してございます。  これについては発生がちょっと予測できないものですから、事前に今やった形での精算という形をとらざるを得ないものですから、今回の補正となってございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  わかりました。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございますか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、健康増進課関係分について、知念功健康増進課長、説明をお願いします。 ◎健康増進課長(知念功)  ハイサイ、健康増進課でございます。  議案第90号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(5号)中、健康増進課分についてご説明いたします。そのまま引き続き健康部の説明資料にて説明したいと思います。  2ページをご覧ください。歳出予算の補正となっております。2ページの1番目、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第2目予防費、予防接種事業の357万4,000円の増額補正についてご説明いたします。  全国的な風疹の流行を受け、今年度から3年間の期間限定で成人男性の抗体検査、予防接種を行うこととなりました。緊急的に決定した事業で、当初の予算計上に間に合わなかったため、4月1日に使途変更を行い、事業を行っております。
     今回の補正は、印刷製本費57万6,000円、通信運搬費299万8,000円となっております。業務委託料と手数料については、当初予算の範囲内で見込まれる予定ですので今回は補正は行っておりません。今後予防接種が増えてきて不足が見込まれる場合は、2月補正で対応したいと思っております。  次に、2番目、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第6目健康増進費の81万2,000円の増額補正です。内訳としましては、学齢期におけるフッ化物洗口等モデル事業非常勤歯科衛生士の報酬45万8,000円と共済費35万4,000円であります。  今年度から新たに非常勤歯科衛生士を採用しましたが、当初報酬額の規定がなく一般事務職の額で査定されていました。その後増額が認められましたが、金額の修正を失念しており、また社会保険料等につきましても計上しておりませんでしたので、今回あわせて増額しております。  以上でございます。よろしくご審査くださいますようお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  非常勤歯科衛生士の報酬額を一般事務職とした、それから金額の修正を失念し、また社会保険料の額も計上していなかったということなんですが、本当にこういったミスというのはあり得ないですよね。基本的なミスと言いますか。これはどういうことなんですかね。 ◎健康増進課長(知念功)  これは財政課のほうと調整 ◆委員(桑江豊)  指名した? ○委員長(前田千尋)  失礼しました。  知念功健康増進課長。 ◎健康増進課長(知念功)  当初歯科衛生士の報酬の基準がなくて、事務職で査定されたということで、その後財政課、企画とかと調整をして増額が認められました。そのときに担当のほうが、財政課、企画が直したので自分たちは直す必要がないとちょっと勘違いをしていまして、それでシステムの修正を行わなかったというのが、今回の補正に至った経緯であります。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  社会保険料の額も計上してなかったというんだけど、これも最初から思い込みで。 ○委員長(前田千尋)  知念功健康増進課長。 ◎健康増進課長(知念功)  こちらのほうは、当初人事課のほうで社会保険料とかの共済費は出すというような話だったんですけど、県の補助の対象に、この共済費、社会保険料とかが対象になるということで、じゃこちらのほうで計上して、那覇市の持ち出しではなく県の補助金ももらったほうがいいんじゃないかということで、その後追加で計上しております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  なるほど、わかりました。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  お疲れさまです。  学齢期におけるフッ化物洗口等モデル事業なんですけれども、今政策説明資料も見ていくと、毎年3校から5校を目標に増やしていきたいということもありますが、今年度も半年をちょうど過ぎようとしているんですけれども、実際手応えみたいなところはどうでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  知念功健康増進課長。 ◎健康増進課長(知念功)  校長会のほうで説明をして、アンケートをとらせていただいて、アンケートの内容が前向きな学校に対して学校訪問をして、学校長、教頭、養護教諭を入れて、一応説明会を今各小学校を回っているところです。  これでまた、さらに手応えがあるところに対して、どんどん個別にかけて実際に実施しましょうという流れに今からなっていく予定であります。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  わかりました。  ぜひ頑張っていただきたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  予防接種の件でちょっと聞きたいんですけど、風疹にかかわる定期接種を受ける機会がなかった成人男性とあるんですけど、大体いくつぐらいで、対象は何人ぐらいいるのかお伺いします。 ○委員長(前田千尋)  知念功健康増進課長。 ◎健康増進課長(知念功)  年齢的には昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性、大体40代、50代になります。  今回国のほうからの指定は、大体40代前半の比較的若い人を対象者に通知を出しなさいということで、那覇市のほうでは、今回1万6,625人の方に通知を出しています。  通知を送ったのが4月26日、4月の末ごろに送っています。実際に5月、6月、7月、この通知を送った後に3カ月間で抗体検査を受けた方は861件、そのうち124人の方が今まで予防接種を受けております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  今、昭和38年、僕も対象になっているんですけど、今後これの対象が増えてくるのかどうかと、もう1つ、これは予防接種を受けるとこの予算はどこに入っているのか。このクーポン券、これは配送料だけ、製本代と通信費だけ、それとも予防接種なんかの費用も全て含まれているの? ○委員長(前田千尋)  知念功健康増進課長。 ◎健康増進課長(知念功)  実際の予防接種の費用については、これも使途変更は行っているんですが、もともとある予防接種の費用の金額が結構大きいものですから、今対象者1万6,000人余りに送ってはいるんですけど、どれだけ接種者が見込まれるかちょっとまだ把握できてない状態で、今この3カ月間の数字を見ると、今回使途変更してきた分でそのまま賄えるんじゃないかなということで、補正しなくてももともとの予算で足りるという見込みで、今回は補正のほうには入れてないです。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  もう1件、今は1万6,000人だけど、どうぞ。 ○委員長(前田千尋)  知念功健康増進課長。 ◎健康増進課長(知念功)  国のほうからの指示がまだないんですけど、多分今回は40代、来年は50代に送って、3年目でまた40代、50代の受けてない人に対して多分再度通知が行くという形になるのかなと予想はしています。  まだ国からの特に指示がないので何とも言えませんが、今言った、ことし40代だけ通知を送ってるので、来年は50代かなと予想はしております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  わかりました。じゃ来年僕らも来るということで。以上です。 ○委員長(前田千尋)  知念功健康増進課長。 ◎健康増進課長(知念功)  ただ、50代の方は今回通知は送ってないんですけど、希望でことし受けたいという方があれば、直接連絡をいただければ、その方には個別に通知を送って、50代の方でもことし受けるということは可能です。これもホームページのお知らせには載せてはいます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  政策説明資料を読みますと、これは市単独事業となっていますよね。予防接種事業が。  これはちょっとびっくりですけども、実際そうなんですね。国からないんですか。何も。 ○委員長(前田千尋)  知念功健康増進課長。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  知念功健康増進課長。 ◎健康増進課長(知念功)  抗体化検査に関しましては、2分の1国の補助があるんですけど、この2分の1入ってくるというのは、保健総務課のほうの予算に入ってくる形になっていますので、うちのほうではこの分は計上はしない形になっています。
     予防接種の補助については、これは交付金の中に含まれているということで、これも予算の計上の対象にはならないという形になっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  交付金の対象になっている。だから補助対象じゃないということですね。この予防接種に限らず、何がありましたっけ。  結構です。もうわかりました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質問はいらっしゃいますか。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  非常勤衛生士なんですけれども、それが報酬が間違っていたということは、4月の段階でもう報酬費の支払いが発生しますよね。今回補正に上げて、それで確定したら金額決定をされて、その差額分、本人がいくらかわかりませんけど、4万弱ですかね。をこの方は取り損ねているわけですよね。4月から、ではない?  もう既にこの方はきちんとした衛生士としての支払いが4月からできていたわけですね。それを確認します。 ○委員長(前田千尋)  知念功健康増進課長。 ◎健康増進課長(知念功)  4月から歯科衛生士については、歯科衛生士としての基準の正しい金額で報酬をあげています。それが、補正をしないと後半足りなくなるということで、今回補正をするというような形になっております。前半はちゃんときちんとした報酬額をあげております。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  はい。わかりました。いいです。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊委員。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  先ほど、予防接種事業が交付金に含まれるというお話だったんですけど、これは需要額を算出して満額出るんですか。それとも、何か補正がかかっておりてくるんですか。 ○委員長(前田千尋)  知念功健康増進課長。 ◎健康増進課長(知念功)  この交付金のほうの内訳がちょっとよくわからなくて、実際にその予防接種の分がいくら入ってくるかというのは、ちょっと我々も把握はできていません。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  これは、私の本会議の中での質問でもちょっとお伺いしたんですけれども、多分需要額を出したら補正がかかっておりてきますよということになると思うんですが、例えば、この予防接種事業に関していうと、健康増進課がほしいと言ったものについてはしっかりとおりてくる体制になっているんですか。 ○委員長(前田千尋)  知念功健康増進課長。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  知念功健康増進課長。 ◎健康増進課長(知念功)  当初予算のほうで予防接種に関する必要な費用はとられていますので、その後、実績報告で国のほうが交付金の額を決定してきて支払いがされるのかなというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  よろしいですか。 ○副委員長(新垣淑豊)  大丈夫です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑はありませんか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第91号、令和元年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  崎濱秀司国民健康保険課長、説明をお願いいたします。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  ハイサイ、国民健康保険課でございます。よろしくお願いいたします。  議案第91号、令和元年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。  健康部の説明資料を引き続きよろしくお願いします。3ページです。この資料は上の太枠で囲まれていますのが歳入、下の太枠が歳出となっております。よろしいでしょうか。それぞれ左から、行ナンバー、科目、補正前の金額、今回の補正額、そして右端が補正後の金額となっており、補正のある科目は、ちょっと薄暗い網掛けで白黒になっております。よろしいでしょうか。  今回の補正は、歳入の18行目と歳出の一番下、36行目にそれぞれ合計がありますが、その右から2番目にございますとおり、歳入、歳出ともに229万7,000円を増額し、補正後の歳入、歳出の予算総額を390億4,595万7,000円とするものでございます。  それでは、上の太枠、歳入予算についてご説明いたします。  まず8行目、繰越金で2億9,241万9,000円の増額がございます。これは、前年度の平成30年度国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算で剰余金がございましたので、その剰余金を今年度の歳入に繰り越すための増額でございます。  次に15行目、歳入欠陥補填収入で2億9,012万2,000円の減額がございます。これは予算の編成上、歳入予算と歳出予算を同額にする必要があるため、この科目で調整しております。補正後の額が11億8,206万1,000円となり、一般会計からの政策的繰入が別で10億円ありますので、その額を合わせた約22億円が現時点での単年度赤字額となっております。  次に下の太枠、歳出予算についてご説明いたします。33行目、一般会計繰出金で229万7,000円の増額がございます。これは平成30年度に行った一般会計からの繰入金の精算により過大となった分を一般会計へ返還するための増額でございます。  以上が、議案第91号、令和元年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の説明でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  よろしいですか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  現時点の赤字額が約22億9,700万ということでよろしいんですよね。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司国民健康保険課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  今回の補正の後で約22億円でございます。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  この赤字額が今後どうなるのかの見通しについて教えてください。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司国民健康保険課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  当初予算で5億円の予備費を計上しております。この額を除くと17億円、さらに医療費適正化、収納対策等々で、今後圧縮する努力はもう随時しております。よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  わかりました。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑はございませんか。  よろしいですか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  続いて、議案第93号、令和元年度那覇市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  崎濱秀司国民健康保険課長、説明をお願いいたします。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  引き続き、よろしくお願いします。  続きまして、議案第93号、令和元年度那覇市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。説明資料の最後4ページをご覧ください。
     この資料は、先ほどの国保特会と同様に、上の太枠で囲まれてますのが歳入、下の太枠が歳出となっております。補正のある科目はちょっと薄い灰色になっていると思うんですが、網掛けで示しております。  ないですか。すみません。申しわけございません。 ○委員長(前田千尋)  網掛けは12ですね。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  次の説明でさせていただきたいと思います。すみません。  今回の補正は、歳入の22行目と歳出の一番下、33行目の合計の右から2番目にございますとおり、歳入、歳出ともに2,350万5,000円を増額し、補正後の歳入、歳出の予算総額を34億2,059万6,000円とするものでございます。  それでは、上の太枠、歳入予算についてご説明いたします。12行目、繰越金で2,350万5,000円の増額となっております。これは前年度、平成30年度の那覇市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算で剰余金がございましたので、その剰余金を今年度の歳入に繰り越すための増額でございます。  次に下の太枠、歳出予算についてご説明いたします。27行目、保険料等負担金で2,200万5,000円の増額がございます。これは、昨年度に納付できなかった平成30年度分の保険料等を、過年度分として沖縄県後期高齢者医療広域連合へ納めるための増額でございます。  また32行目、一般会計繰出金の150万円の増額は、平成30年度に一般会計から繰り入れた事務費等繰入金の精算により、過大分を一般会計へ繰り出すためのものであります。  以上が、議案第93号、令和元年度那覇市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の説明であります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  よろしいですか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第90号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中関係分についてを議題といたします。  市民文化部まちづくり協働推進課の説明を求めたいと思います。又吉弘まちづくり協働推進課長、説明をお願いします。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  ハイサイ、まちづくり協働推進課の又吉です。よろしくお願いします。  それでは、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中、まちづくり協働推進課分につきまして概要をご説明いたします。  今回の補正総額は、歳入、歳出とも163万6,000円の減となっております。  まず歳入についてご説明いたします。お配りしております市民文化部の説明資料、10ページをご覧ください。予算書は16ページとなっております。  まず歳入の内訳です。19款繰入金、2項基金繰入金、7目那覇市協働によるまちづくり推進基金繰入金、1節那覇市協働によるまちづくり推進基金繰入金におきまして、基金充当事業でございます校区まちづくり協議会支援事業の補正増に伴い、86万4,000円を増額するものでございます。  次に、21款諸収入、5項雑入、4目雑入、2節総務費雑入におきまして、単位自治会の備品等を整備するため、一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業にエントリーしておりましたが、今回その事業が不採択となったことを受けまして、計上しておりました250万円を減額するものでございます。  続きまして、歳出についてご説明いたします。説明資料の11ページをご覧ください。予算書は18ページとなっております。  まず事業番号35、校区まちづくり協議会支援事業におきまして、今年度当初、協議会11校、準備会3校区の計14校区分の補助金を計上しておりましたが、市内各地域におきまして協議会設立の機運が高まり、当初計画しておりました校区数を上回る校区が今年度内に設立する見込みが出てきたことを受けまして、86万4,000円を増額するものでございます。  次に事業番号36番、那覇市連絡事務委託及び受託自治会補助事業におきまして、先ほどの歳入のほうでもご説明いたしました一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業が不採択となったことを受けまして、計上しておりました250万円を減額補正するものでございます。  以上が、まちづくり協働推進課関係分でございます。よろしくご審査くださいますようお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  一般コミュニティ助成事業が不採択となった、この理由は何と言われたんですか。不採択となった理由。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  この事業は、一般財団法人自治総合センター、俗にいう宝くじ助成ということなんですけれども、全額がその助成事業を受けてやるものでございまして、前年度の9月、10月に申請をいたします。3月末から4月にかけて採択の通知が来ますけれども、今回残念ながら不採択の通知が来たことを受けまして、備品購入ができなくなったということで、今回補正減するものでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  前年度は、これは使わなかったんですか。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  はい。私どもは那覇市自治会長会連合会と調整をしまして、毎年250万円という上限額がございまして、その上限額いっぱい申請をしております。  今回不採択になったことを受けまして、自治総合センターの窓口になっております県企画部地域離島課のほうにその理由を確認したところ、県内では当事業を活用してない市町村もまだまだあるようでございまして、中には初めて申請する市町村もあると。そういうことで、優先順位が毎年度異なるということで、今回不採択になっているものでございます。  ちなみに、平成25年に那覇市においても不採択になった経緯が直近ではございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ありがとうございました。  これは市単独事業になっているんですね。政策説明資料で、那覇市連絡事務委託及び受託自治会補助事業という事業自体が。  これは今までは、例えば今言った一般コミュニティ助成事業を受けているんだけれども、一応は市単独事業になるわけ? ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  今申し上げましたように、単独ではございますけれども、予算の事業名が那覇市連絡事務委託及び自治会に助成をする補正事業がいくつか入っていまして、補正の項目が5つぐらいございます。その中で自治総合センターの宝くじ助成が、1つ私たちの直轄事業としてありまして、自治会が備品購入をしたいということを受けて、那覇市が申請をしてるということになります。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  なるほど。はいはい、わかりました。意味が。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  今の宝くじ事業ですけれども、採択されなかったから取り下げと。過去にもそういうことがあったと言いますけど、必要だから予算というのは計上するんであって、じゃもう取り下げてそのままかということになるわけさ。  次の展開はどうなるんですか。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  今回不採択の通知を受けて、連合会もしくは各支部の自治会の定例会にその旨を申し上げまして、実は今回エントリーしていた自治会が10ございました。それを連合会と調整いたしまして、また次年度の案内がもう既に来ていますので、今回漏れた自治会を優先的に推薦するということで、今調整をしているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  恐らくそういうことだろうなと思って手を挙げていた自治会があったと思いますけども、そちらに丁寧に説明をし、次年度それがまたもらえるという可能性はどうなんですか。こちら辺がよくわからないんだけど。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  これはあくまでも申請をして助成を受けるという事業でございますので、保証はできないと思うんですけども、大体これまでの経緯を見ますと、5、6年に1回そういう不採択になってきてるという経緯がございますので、ちょっと確約はできないんですけれども、次年度はほぼ多分大丈夫じゃないかなと思うんですけど、その辺は確約できません。すみません。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  確率的にはどうなんですか。本当に宝くじですね。当たるか当たらないかわからない。  それで、要するに待ち望んでる自治会というのは、順番待ちでいろいろあるかと思うんですが、大事な事業の中で、やはり市としてこれからの、3年後、5年後も含めて、優先順位というのをしっかりと見極めた上で、この事業をしっかりまた勝ち取ってもらいたいですね。  宝くじ、当たってください。よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  承知しました。頑張ります。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。
     2点ありまして、まず1点目は、宝くじ事業なんですけど、これは自治体の規模の大小関係なく250万円なのかが1点と、もう1つは、その他の財源を見ると330万になっているんですけど、残りの80万の財源はどこか教えていただけませんか。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  まず規模の250万ですけれども、一般コミュニティ助成の上限枠が250万円でございまして、那覇市は目いっぱい申請をしております。  その内訳は、連合会を通じて、例えば今那覇市は各支部が、本庁、小禄、真和志、首里、あと市営住宅、5つの支部がございまして、その枠を連合会で決めていただいて、今度はその支部でどの自治会を推薦するかというのを決めていただいています。私たちはそれを受けて申請をするという形でございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊委員。 ○副委員長(新垣淑豊)  もう1件あります。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長、お願いします。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  自治総合センターの助成事業が250万円なんですけど、うちの連絡事務委託事業自体で、行政貸付財産収入が80万あるということで充当財源にしております。  ちょっと説明、わかりづらかったんですけど、今コミュニティ助成は、連絡事務委託と補助金が5つ中に入ってる、ひっくるめての事業の中に1つコミュニティが入っているんですけども、事業の総額は6,445万3,000円、その中に充当財源として自治総合センターの助成金が250万円、さらには行政貸付収入が80万、それ以外の一般財源が6,157万6,000円という内訳になっています。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊委員。 ○副委員長(新垣淑豊)  じゃこの行政貸付財源というのが80万。これに関しては、今回みたいに不採択ということはないですよね。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  これはコミュニティ助成のほかの事業の充当財源になっておりますので、それは大丈夫です。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊委員。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  校区まちづくりの件で、当初14校を予定していたけど、それが広がったための今回の補正というふうに伺いましたけれども、その準備会とか、広がっている具体的な話をもう少し詳しく教えてください。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  私どもは平成28年度に校区まちづくり協議会を展開するに当たって、推進基本方針を策定いたしました。その方針の中では、今後毎年度3校区程度を公募をかけて増やしていくと。10年後には市内36校区の展開を目指して今事業を進めています。  それで毎年3校程度増やした予算で計上していたところ、思いのほか手を挙げたところが多くて、今年度内にまた協議会を立ち上げる予定の校区があったり、あるいは準備会で既に手を挙げてる校区があって、そういった協議会に対応するために今回補正をかけております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  わかりました。  校区の数などは報告できるんですか。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  現時点でよろしいでしょうか。  まず現時点で協議会が10校区ございます。順不同で説明しますと、曙、銘苅、石嶺、城西、城南、与儀、仲井真、小禄南、天妃、若狭で、さらに今準備会として、大名小、城東小、那覇小の3校が動いておりまして、それ以外にも10校の校区がやってみたい、あるいは事業はどういったものかということで、私どもはその依頼に応えて地域に説明に入っているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  まちづくり協議会の件なんですけれども、今10年かけて全学校をやりたいというお話がありましたけれども、実は今作成している都市マスタープランもそうですけど、第5次総計にしてもそうなんですが、人口減少で高齢化というところで、本当にこの先10年後、さらにその先に小学校が存在してるかどうかというのを、これって全庁通してしっかりと考えられてるのかというのをちょっと教えていただきたいんですけれども。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  10年後も36校がそのまま存在するかというのは、これはまだ私どももオーソライズしてないところなので、その辺はまだ予測ができないところはございますけれども、ただ1つ私どもの校区の事業で言えることは、やっぱり今多様化するいろんな地域の課題がございます。高齢化の課題があったり、子どもの見守り、お年寄りの見守り、いろいろあります。  その中で、校区の中には自治会とか学校、PTA、いろんな事業所、団体がございます。そういった団体、個人がスクラムを組んで、地域に特化した課題を解決できるという仕組みを今動いているところでござまして、それがうまく機能していけば、小学校が減るとか増えるとかはちょっとわからないんですが、少なくとも地域の皆さんで地域の課題をみんなで共有して、その課題を解決するための事業を展開するということはとても有意義なことであると考えていまして、私ども行政も、立ち上げるまでではなくて、立ち上がった後も担当をつけて、一緒に地域の課題を解決するように、ともに歩んでいるところでございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊委員。 ○副委員長(新垣淑豊)  とってもいい取り組みだし、私も城西小学校区のまちづくり協議会にかかわっていて、いろんな人のつながりができたんですけれども、市内各所、小規模校と言われているところがあるので、学校ごとに同じ割合で人口が減っていくかというと、そうではないと思うんですね。  このあたりは、この間の議会質問でもさせていただいたんですけど、一応投げかけとしては出してあるので、これは多分教育委員会も含めて、あと都市計画も、多分本当に大きな話になると思うんですけれども、つくってしばらくしてなくなったというのがないような形で取り組みをしていただきたいなという、これは要望ということでお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  今、新垣委員がおっしゃいましたように、小学校の校区編成というのは、10年後見えないところがございますので、私どもも庁内連携をして、特に生涯学習部とはそういう情報を共有しながら、何かあったときには対応をすぐできるような、横串を広げていきたいと思っています。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、文化財課関係分について、與座美奈子文化財課主幹、説明をお願いいたします。 ◎文化財課主幹(與座美奈子)  ハイタイ。本日課長の末吉がお休みのため、私與座からご説明させていただきます。  令和元年度一般会計9月補正予算のうち、文化財課関係分についてご説明いたします。お手元に配付いたしました資料の4ページをご覧ください。予算説明書では19ページになります。  歳出予算の増額補正でございます。02款総務費、事業04歴史資料編集・普及事業、42万9,000円の増額補正です。  令和元年7月23日に伊江御殿家関係資料が国の重要文化財に指定されたことを記念したシンポジウムの開催に要する費用でございます。内訳としましては、講演者、パネリストの報償費、旅費、パンフレットの印刷製本費、会場の賃借料等になっております。  伊江御殿家関係資料は、伊江家に受け継がれてきた古文書を中心とする資料群で、伊江家から寄託を受け、那覇市歴史博物館が保管しています。寄託とは、文化財の所有権を所有者にとどめたまま、博物館で保管・展示を行う制度のことです。伊江家とは、第2尚氏王統第4代尚清の第7子を始祖とし、代々伊江島の惣地頭職を継承し、伊江按司と称してきました。  今回伊江御殿家関係資料として、文書資料145点と掛け軸1点の計146点が国の重要文化財に指定されましたのも、琉球王国の王族における家譜及び家譜編纂に係る文書・記録等がまとまって伝えられ、存在する稀有な例であり、琉球王国の家制、職制、文化を知る上で貴重な資料であることが高く評価されたからです。  シンポジウムを開催することで、多くの市民に伊江御殿家関係資料が後世へ伝承すべき貴重な資料であることの周知が図られ、歴史資料的価値を多角的、客観的に明らかにすることができます。  以上が、文化財課の令和元年度一般会計9月補正予算の概要でございます。ご審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  すばらしいことですね。文化財に指定をされてシンポジウムを開くと。  このシンポジウムは、いつどういう規模でなさるのか、ちょっと説明願います。 ○委員長(前田千尋)  外間政明文化財課主幹。 ◎文化財課主幹(外間政明)  お答えします。
     シンポジウムは、来年の2月8日・土曜日です。会場が沖縄県立博物館・美術館の講堂になっております。  パレット市民劇場等々、市の関係する施設を考えてはいたんですけど、パレットが工事中のため使えないとか、そういうことがございまして県立博物館のほうで開催いたします。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  このシンポジウムに登壇なさる方々とか、どういうプログラムというか、イメージでなさるのか、何時から開会するのかお伺いします。 ○委員長(前田千尋)  外間政明主幹。 ◎文化財課主幹(外間政明)  シンポジウムは、伊江家資料を指定いただきました文化庁の職員をお呼びいたしまして、まず指定した理由等々を説明していただきます。  それに先立ちまして、資料を所有しております伊江様、いわゆる参議院議員をされていました伊江朝雄様の長女様が所有者になっておりまして、その方をお呼びして、こういう形で資料を寄贈されましたというご挨拶していただきます。  その後、沖縄県内でこのような古文書等を研究しています若手の研究者と文化庁の職員、琉球大学の名誉教授をしています高良倉吉先生をコーディネーターとして会を進めていく予定です。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  何時から何時まで。 ○委員長(前田千尋)  外間主幹。 ◎文化財課主幹(外間政明)  失礼しました。  14時から17時を予定しております。 ◆委員(桑江豊)  ありがとうございます。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございますか。よろしいですか。  外間主幹、すみません、私から。  この広報はどのようにするんですか。 ◎文化財課主幹(外間政明)  一度新聞にこういうのが指定されましたという話と、来年1月、2月に伊江家資料を中心とした展示会を予定しておりまして、この中でチラシ、ポスター等々をつくっていきますので、その中でシンポジウムの告知をしていきます。 ○委員長(前田千尋)  頑張ってください。  ほかに質疑ございませんか。よろしいですか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、ハイサイ市民課関係分について、当山浩子ハイサイ市民課長、説明をお願いします。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  ハイタイ、ハイサイ市民課の当山でございます。  それでは、議案第90号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中、ハイサイ市民課についてご説明いたします。お手元に配付しました説明資料、歳入部分は5ページ、歳出部分は6ページを、予算書は13ページ、19ページをご覧ください。  まず、歳入についてご説明いたします。15款国庫支出金、03項委託金の中の02細節年金生活者支援給付金事務費として335万3,000円を増額しております。年金生活者支援給付金事務費については、令和元年10月1日から開始する年金生活者支援給付金の市町村が行う事務に係る費用に対する交付金でございます。  当初予算要求時には、まだ当該交付金の算定方法が決定されていなかったことから、01細節国民年金事務費には当該交付金の歳入金額を計上しておりませんでした。今回、令和元年6月3日に国からの通知及び交付要綱が示されたことにより、国民年金事務費とは別に新しく細節を設け、当該交付金を計上しております。  続きまして、歳出部分は説明資料6ページ、予算書ページ19ページをご覧ください。2款総務費の中の03項戸籍住民基本台帳費の01事業としまして、一般事務費の中で41万7,000円を職員の時間外手当として増額しております。  これは、改元の際の10連休及び5月1日(改元初日)が大安と重なったことから、予想以上の婚姻届けがございました。連休中は24時間守衛で受領しておりますが、今回、改元初日は通常の守衛だけでの体制では対応困難な状況が予想されたため、職員を最大限配置したこと、それから連休中の戸籍届け出の審査業務が休日及び時間外対応となったことから、今回の増額要求となっております。  ハイサイ市民課5号補正による増額の説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  お疲れさまです。5ページのほうに、経費で(1)政令第1号による算定と、(2)政令第2号による算定がありますが、この違いは何ですか。 ○委員長(前田千尋)  崎濱奈緒主幹。 ◎ハイサイ市民課主幹(崎濱奈緒)  政令第1号のほうが那覇市で受理した請求件数に伴う金額となっておりまして、政令第2号のほうが情報提供を日本年金機構側に行った場合の受理件数に係る金額となっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  この金額の違いは、それぞれの件数によって違うということですか。 ○委員長(前田千尋)  崎濱奈緒主幹。 ◎ハイサイ市民課主幹(崎濱奈緒)  那覇市で受けた件数によって金額が異なってまいります。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  年金生活者支援給付金の対象者の要件はどういうふうに。 ○委員長(前田千尋)  崎濱奈緒主幹。 ◎ハイサイ市民課主幹(崎濱奈緒)  対象者の要件が、老齢基礎年金受給者、障害基礎年金受給者、遺族基礎年金受給者で異なっておりまして、老齢年金の場合が、65歳以上で老齢年金を受給している方で、かつ世帯全員が非課税世帯であるかどうか、3点目が前年の公的年金額とご本人のそのほかの所得額を合わせて合計額が87万9,300円以下の方という3点の条件が老齢年金に関してはございます。  障害年金に関しては、障害年金受給者であることと、前年の所得額が462万1,000円以下であること。  遺族年金に関しても条件がございまして、遺族年金も障害年金と同様に、遺族年金を受給している方で、かつ前年の所得額が462万1,000円以下の方が対象となっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  それぞれの人数も把握されているんですか。 ○委員長(前田千尋)  崎濱奈緒主幹。 ◎ハイサイ市民課主幹(崎濱奈緒)  日本年金機構のほうでは全体的な数は把握しているんですけれども、那覇市のほうの数というのは特に把握できておりません。  ただ、那覇市のほうから所得情報の提供を行った件数が大体5万件となっておりますので。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  これは要するに、対象の方が申請しなきゃできない申請主義ですか。 ○委員長(前田千尋)  崎濱主幹。 ◎ハイサイ市民課主幹(崎濱奈緒)  基本的には申請主義でして、ターンアラウンドという請求用紙がご本人様あてに送られまして、それを出すことによって請求したことになります。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  この制度の周知も何かの方法を使ってやっていますか。 ○委員長(前田千尋)  崎濱主幹。 ◎ハイサイ市民課主幹(崎濱奈緒)  なは市民の友に掲載しておりまして、また、日本年金機構側でもCМや政府広報等で広報はしておりまして、私どものほうもホームページ、市民の友で周知しております。
    ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  これは大事な制度ですので、ぜひ漏れないように、周知のほうも徹底をよろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長(前田千尋)  他に質疑ございませんか。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊委員。 ○副委員長(新垣淑豊)  すみません。ちなみにですけど、令和婚でどれぐらいの方がいらっしゃったのか教えてください。 ○委員長(前田千尋)  瑞慶山利美子担当副参事。 ◎ハイサイ市民課担当副参事(瑞慶山利美子)  お答えいたします。  5月1日については182件の婚姻届けがございました。通常の大安の日で大体30件ほどの婚姻届けがありますので、その6倍程度となります。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊委員。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。すごい多くの方がいらっしゃったんですね。その対応ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  以上でよろしいですか。  ほかに質疑ございませんか。よろしいですか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましては、この程度にとどめておきます。  続いて、議案第83号、那覇市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  当山浩子ハイサイ市民課長、説明を願います。 ◎ハイサイ市民課長(当山浩子)  それでは議案第83号、那覇市手数料条例の一部を改正する条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。  本案による改正としましては、1つ目に住民基本台帳法の一部改正に伴い新設された住民票及び戸籍の附票に係る除票の写し等の交付について、手数料の規定を明文化するものでございます。  2つ目に、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、複数の建築物に係るエネルギー消費性能向上計画の認定申請が可能となることから、所要の規定を整備するものであります。  よろしくご審議くださるようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  すみません。簡単なことですが、建築物のエネルギー消費性能の向上とありますけど、全く意味がわからないんですが、説明をしてください。 ○委員長(前田千尋)  上原聡主幹。 ◎ハイサイ市民課主幹(上原聡)  これは国が規定する一定の省エネの性能誘導基準でありまして、これに適合している場合は所管行政庁から認定を受けることができます。  これを受けることによりまして、建築基準法上の容積率を算定する際に、その設備を設置する部分に関して床面積を除外できるということと、住宅に関しましては金利の優遇措置があるという制度でございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  もう一度エネルギー消費性能に関して、全く初めて聞くものですから。 ○委員長(前田千尋)  上原主幹。 ◎ハイサイ市民課主幹(上原聡)  これは義務ではなくて、認定を受けたい。 ◆委員(喜舎場盛三)  その問題ではなくて、その言葉の意味ですよ。エネルギー消費性能という。 ○委員長(前田千尋)  仲村悠主任技師。 ◎ハイサイ市民課主任技師(仲村悠)  仲村です。  エネルギー消費性能の向上に関する法律というのが平成28年4月から施行されておりまして、近年の建築物のエネルギーの需要がひっ迫しているという国の課題を解決するために、建築物のエネルギーの消費をできるだけ抑えようということで、ある一定の面積以上については、エネルギー消費について基準を定めておりまして、その基準以下でないと、例えば建物が建てられないとか、そういった法律ができているのが、このエネルギー消費性能の向上に関する法律というものの内容になっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  まだピンとこないんですけど、建物があってその中で人が生活している、もしくは事業所があって、そこでのエネルギー消費ですか。それともまた別の問題ですか。 ○委員長(前田千尋)  どなたが答えますか。  上原主幹。 ◎ハイサイ市民課主幹(上原聡)  これは建築物のみでございます。建物の中に省エネ設備を設置することによって省エネするということでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございますか。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  すみません。聞いていいですか。  要するに建物でいえば、パチンコ店さんとか、そういったほうの病院などですか。 ○委員長(前田千尋)  上原主幹。 ◎ハイサイ市民課主幹(上原聡)  非住宅であれば床面積が2,000㎡以上ということになります。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  参考でしたので、ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  議案第90号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中関係分についてを議題といたします。  経済観光部観光課関係分について、赤嶺文哉観光課長、説明をお願いいたします。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  それでは、議案第90号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第5号)における観光課関係分についてご説明いたします。  補正予算に関する説明書は27ページから、政策説明資料は19ページをご覧ください。  今回の補正予算は5つの事業に係る増額補正でございます。第7款商工費、第1項商工費、第1目観光費の補正前の予算額3億6,567万8,000円に、今回の5つの増額補正の合計額2,105万7,000円を加え、予算額は3億8,673万5,000円となります。  それでは各事業についてご説明いたします。まず一般事務費と観光審議会関連事業につきましては、関連いたしますのでまとめてご説明いたします。政策説明資料は19、20ページをご覧ください。
     平成27年6月に策定されました那覇市観光基本計画は、策定から5年目を迎えました。その間、入域観光客数は約1,000万人に迫り、観光をめぐる状況や第5次総合計画の策定など、さまざまな変化が生じております。このような変化等も踏まえ、現在の那覇市観光基本計画の折り返しとなる来年度に向けて、同計画の中間見直しを行うべく、担当職員の業務に係る時間外手当6万2,000円を一般事務費に、そして観光審議会を当初より2回増やして開催することにより生じる委員への報酬費や費用弁償などの費用30万7,000円を観光審議会関連予算へ増額補正するものでございます。  次に、プロ野球キャンプ等支援事業の増額補正についてご説明いたします。政策説明資料の21ページをご覧ください。  当該事業は、読売巨人軍春季キャンプを継続誘致し、観光誘客を図る目的で実施するものであり、春季キャンプ実施に必要な施設整備などを行っております。今年2月のキャンプにおいて、選手の打ちました打球が既存の外野防球ネットを超え、駐車車両に直撃し損傷させるという打球事故が2年連続で発生いたしました。これを受け、キャンプ終了後に球団から2020春季キャンプへの課題と要望を文書でいただいており、その中でネットのかさ上げや通行人の保護が求められております。この要望を受け、防球ネットかさ上げに係る費用1,442万5,000円を増額補正するものでございます。  次に、外国人観光客誘客促進事業についてご説明いたします。政策説明資料は22ページをご覧ください。  当該事業は、那覇港へのクルーズ船受け入れ時に受入活動を行う那覇クルーズ促進連絡協議会に対し補助金を交付し、臨時観光案内所の設置等の活動を支援する事業でございます。今回の補正予算は、年間を通してのクルーズ船寄港予定が約50隻増加することに伴い、那覇クルーズ促進連絡協議会の臨時観光案内所の設置回数も増加することから、その設置に係る費用の一部を支援するため、197万3,000円を増額補正するものでございます。  最後に、貸切バス乗降場・待機所整備事業でございます。政策説明資料の23ページをご覧ください。  当該事業は、国内外観光客の急増に伴い、国際通り周辺道路で貸し切りバスによる縦列駐車等が路上混雑を招き、交通環境にさまざまな支障をきたしている現状を改善するため、貸し切りバス専用の乗降場、のうれんプラザ隣の県有地を県から無償で借り受け、整備する事業でございます。  今回の補正予算の内容につきましては、乗降場の舗装工事完了に合わせ、乗降場出入り口に設置する精算機器のリース費用209万円と、駐車場内の外灯工事費用220万円を増額補正するものでございます。  精算機設置に係る費用につきましては、昨年度から繰り越した予算内にも含まれておりましたが、設計業務の発注、軟弱地盤であることが判明したことに伴う改良工事や磁気探査等の追加発注等が生じ、追加でそれに対応する費用が必要となり、舗装工事に係る費用が増加いたしました。  また精算機の購入は受注生産となり、塩害対策の特殊仕様となるため、当初見積もりより高額となるほか、発注から設置まで半年近い期間を要することも事業者ヒアリングから判明いたしました。  そこで、のうれんプラザ関係者からの早期供用開始の要望も鑑み、機器購入は次年度に改めて要求し、供用開始の1月から9月までの間、警備員を配置した運用手法を補正計上前には検討しておりました。その警備に係る費用について複数の警備会社から見積書を徴収した結果、昨今の人件費高騰の影響等もあり、非常に高額で1,000万を超える見積もりとなることが判明いたしました。また、次年度に機器購入を行う場合、再び一括交付金の活用を検討しておりましたが、交付金活用が認められるかは不透明であり、仮に交付決定が得られなかった場合、警備費用に加え機器設置に係る費用の負担も一般財源から生じることとなります。  そこで、財源負担の軽減を図り、早期に運用開始が行える手法を再度検討いたしました。その一つがリースによる機器設置でございます。事業開始当初、リースによる機器設置も検討しておりましたが、財政負担を軽減するためには一括交付金を活用する必要があるとの認識で、購入という選択をした経緯がございます。しかしながら、交付金を活用しない場合はリース方式も可能となるため、リースによる機器設置を模索し業者からヒアリングした結果、設置までの期間が購入に比べ短期で済み、供用開始予定時期に大きな影響を及ぼさないこと、供用開始時から機器運用が可能となれば警備費用等が不要となり、その分の費用削減につながることから、計画を再度見直し、供用開始当初から機器運用を行うため、このたびの補正予算計上となったところでございます。  また、外灯設置に係る費用につきましては、電気関係の工事として機器設置時に合わせて行った方が効率的とのことですので、今回機器設置を前倒しで行う計画であることから、合わせて工事を行う必要があるため補正予算に計上しております。  以上、観光課分の説明でございました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  野球場の防球ネットのかさ上げですが、これはできた当時からしょっちゅう言われていませんでしたか。このままじゃ低い低いと。私も何回も聞いたことありますけどね。大丈夫かどうか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  ここ2年で超えたという事案が立て続けに発生したということです。その前までは一つ高いプロ用のネットは張っております。そこで対応は行っていたのですが、今年のキャンプから強力な助っ人であったり、移籍の選手がおりまして、外野に2、3度超えるような状況が生じたため、球団から改めてまた要望があったという流れでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  もちろんこれをつくるときに、専門家の意見を全部聞いてやったと思うのですが、キャンプ始まった当時、プロの球団からは意見は出なかったですか。この事故は関係なしに。もうだいぶなりますけれども。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  セルラーができた当初の状況については私のほうでは把握しておりませんで、しかしながら、既存のものよりプロ用に高めに一つは設置しております。今回のものはまたさらにその上にもう一段設置するような形で今検討を進めているところです。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  最初にできたときよりは、1回目はまだ高くしたのですね。そして2回目。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  はい。そのとおりでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  わかりました。結構です。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  貸し切りバス乗降場の待機場整備事業についてですけれども、さまざまな事由で結果的にリース方式に切りかえるという政策判断というのは、プラザの皆様方からの早期に開設してほしい、供用開始をしてほしいという要望も当初からありましたので、それにかなう形での決定だったかなと思って評価をいたします。  1つ伺いたいのですが、当初の予定の供用開始から遅れてきていますよね。政策説明資料から見ても、翌年1月中の供用開始ということになっておりますけれども、プラザの皆様方に対する説明はしっかりなされているのですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今回の補正予算の状況等も踏まえて、9月の頭にはプラザの関係者の方にも、担当主幹のほうが訪問しまして状況のほうは説明しております。 ○委員長(前田千尋)  平良委員。 ◆委員(平良識子)  当初から早く設置してほしいというのが前々からの要望で、11月中という当初の予定が、地盤改良工事も入るということも含めて、来年になったわけですが、そこのあたりもしっかり丁寧に説明していただいて、理解していただいて進めてください。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにどなたか質疑ありますか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  今回委員も変わったので、改めて確認の意味で質問させてください。  プロ野球のネットの件ですが、今回当然かさ上げするので、耐久性、今回千葉の台風でもネットが倒れて大変な被害だったじゃないですか。ああいったことで強風に対するとか、それに対して大丈夫か。  もう1つこれも確認ですが、キャンプとかそういった試合のときに、札幌であったような女性の目にボールが当たって失明したというのがあるんですけど、キャンプの間の観客に対する保険、そういったのはどういった体制になっているのかお聞かせください。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  ネットの耐久性につきましては、現在強風15メートル以上の強風があるときには下ろしている状況にあります。また、ある程度の荷重がかかりますと自然に切れるような設計にもなっております。  今回ネットをかさ上げする際には、現在、別途予算を流用しまして、構造計算のほうもあわせて行う予定としております。  キャンプ期間中の保険の件でございますが、こちらは球団のほうも保険に加入しております。興行等になれば球団の保険を活用して対応するという形になっております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  これは那覇市も傷害保険みたいなのは、例えばボールじゃなくても、階段とかいろんなところで危険物がありますけれど、そういったので保険は全部対応、しっかりと入っていて問題はないと。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  こちらのほうでは、球場の施設管理者の那覇市体育協会のほうでも施設に係る部分として保険に入っておりますので、そこは事案に応じて、球団なのか施設なのかというところは検討して対応することになります。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  もう1つ、貸し切りバス乗車場の件ですけれども、農連市場の道も両方開通するので、開通すると車の量も増えるんですけど、バスがたくさんいっぱい入ってくると交通状況がだいぶ変わると思うのですが、この辺の調査とかはやっているんですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  調査自体はこちらのほうでは把握はしておりません。 ○委員長(前田千尋)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  結構そんなに間口が広くない道なので、ある程度バスがどれだけ入るかわからないですけど、その出入り口で、入り口がどこになるかわからないですけれど、信号まで道が短いし、それで重なるとどうなるのかなと。  特に片方が一方通行、もう一方が両方通行になったりとかして、交通量も極端に変わってくるので、その辺含めて、渋滞するようなことがないような、そういった対策もぜひとっていただきたいことを要望します。ということで、以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑は。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  もう一度、外国人観光客についてですが、クルーズ船で訪れる外国人観光客の満足度調査というのはどちらかがなさっているんですか。  これには、外国人観光客の満足度を高め、リピーターを含めた新たな観光客の受け入れ増を目指すとありますけれども。
    ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  こちらは外国人観光客誘客促進事業でございますが、もう1つ、外国人観光客受入整備事業というのもございます。  こちらは那覇市観光協会のほうに委託をしまして、サポート要員、英語、中国語、韓国語ができる要員を数名雇用しまして、さまざまな事業所の案内とかをやっていただいています。その中でアンケート調査もやっていただいて、その中で把握するような形をとっているところです。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  これはあくまで観光客全体ですよね。今おっしゃったのは。  クルーズ船でいらっしゃった観光客に対しての満足度調査ってあるのですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  クルーズ船全体、外国人観光客に関しましては、県のほうで外国人観光客実態調査というのを行っております。その中で海路の調査というのがありまして、空路と海路に分かれての調査でございます。  今手元にありますけれども、沖縄旅行の満足度として、海路、那覇港に入港した方の受け入れとか全てのところを含めての満足度というところでいいますと、平成30年度は、「大変満足」「やや満足」を合わせた満足度は91.6%となっているところです。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  わかりました。ありがとうございました。結構です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございますか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  観光基本計画の中間見直しの関連で、観光審議会の答申を受けて今回の中間見直しを行うということになっているんですよね。その審議会の答申の主な特徴みたいなことがありましたらお願いします。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  観光審議会のほうから7月10日に答申を受けております。観光審議会につきましては、今観光基本計画の進捗管理と、今後提言という形でいただいているところです。  提言の中でもいくつかありますが、まず優先的に実施が必要な観光施策としては8ついただいております。  具体的に読ましていただきますと、通訳ボランティアスタッフの業務環境の改善、こちらクルーズの通訳ボランティアのスタッフの業務環境の改善、2つ目が第2クルーズバース周辺環境整備とクルーズ船客等の快適な移動環境整備、3つ目が多言語案内による利便性向上と観光地としての景観整備、4つ目は那覇まちま~いの現状分析及び対策強化、5つ目に迷惑行為への対策強化、6つ目に外国人観光客への対応強化、7つ目に観光基本計画の現状に即した見直し、8つ目として観光統計手法の再考という形で、今回8つの優先的なものが挙げられておるところでございます。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  中間見直しは来年度までかけてやるのか、スケジュール的なものも教えてください。中間見直しに関して。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  観光基本計画ですけれども、基本計画の前半部分につきましては統計が主なものになっております。統計資料となっております。こちらについては入手可能な最新の資料と差しかえをする予定です。その後に現状と課題というふうに続きますが、こちらにつきましては、所管課や観光審議会の委員の方から意見徴収を行って発行する予定としております。  10月上旬までに各課に現状と課題のほうを今投げているところです。そちらのほうの進捗状況を確認しまして、その後那覇市観光推進本部幹事会、こちらは庁内の関係部の課長が集まる会議でございます。その後本部会議。こちらは政策統括調整監を本部長として、各部長が入っております。その後那覇市観光審議会という形で案を徐々に上げていきまして、これを来年にかけて2回開催していく予定でございます。  また審議が足りないなというときは3回目もまたかけていきたいなと思っておりますが、その後まとめた素案をパブリックコメントにかけまして、やはり見直しするからにはきちんと行いたいですので、目標としては年内ですが、そこにはこだわらずきちんとしたものをつくるためには、次年度少し入るということも念頭に置きながら進めていきたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  頑張ってください。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにどなたか質問ありますか。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  今の説明の点で8つの答申、一つ一つの内容、そうだなと思ってわかるのですが、1つだけ統計の見直しというのがあったんですけど、具体的に何か追加するとか、どういったのが足りないとか、今までと違うどういった形でやった具体的なのがありますか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  ことしから観光審議会の委員が大幅に入れかわりまして、新たに委員会の委員長になられたのが琉大の金城先生、統計の専門でございまして、その中で観光統計調査、県との重複部分も多いのでそこら辺を少し見直しながら、政策提言につなげられるような調査をどのように行ったらいいかというのを分析していったらいいのではないかということで、ご提言をいただいております。  先生のほうがそういう統計の専門ですので、具体的にどこをというのはまだはっきりはしておりませんが、委員長の意見も聞きながら、今もう既にことしのは進めておりまして、そこは難しいですけれども、次年度以降可能なところがあれば進めていく形になるかと思います。 ○委員長(前田千尋) 永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ニーズ調査の観点から見て、例えば沖縄の観光の人っていうのは、那覇に来たり、南部に、北部に来たり、いろいろありますけど、この間うちの上原快佐議員が質問したけれど、那覇の滞在日数とか、沖縄の観光の場合は那覇に何日滞在したかではなくて、沖縄全体で何日滞在するかっていうものの見方がベストなのかなと思うけど、それを踏まえて、例えば北部だとこんなニーズがある。南部だとこんなニーズがある、那覇だとこんなニーズがあるっていうから、それは沖縄全体のレベルじゃなくて、ぜひ那覇でだったらどういったニーズというのを詳しく調べて、そういったのに合わせるようにしていかないと、那覇でどれだけリピートができるかっていうのが那覇にとって一番大切なので、その辺を含めて、統計の調査も変えるというので、来年ぐらいからは、那覇に対してどういったものが、沖縄県じゃなくて那覇の、沖縄県の観光じゃなくて那覇市の観光にどういったものが大切かっていうのもぜひ入れられたらいいなと思うので、それもぜひ検討していただきたい。よろしくお願いします。以上。 ○委員長(前田千尋)  意見でよろしいですね。  ほかに質疑。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  プロ野球キャンプと支援事業ですけれども、今回補正で上がっている額というのは、先ほどから言っている防球ネットをかさ上げする費用、全額それに充てるための費用なのでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今回の1,442万5,000円、細かくしますと少し分かれておりまして、今回工事は我々観光課職員ではできませんので、他の工事担当の課に依頼する場合の時間外手当として5万7,000円と、そこの職員が球場等に行って現場を往復するための使用料・賃借料、タクシー代として1万2,400円、その他それ以外のもの、ネット工事本体部分につきましては1,435万5,000円という形の内訳となっております。 ○委員長(前田千尋)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  わかりました。全額、ネット工事に係る費用というところだと理解します。  前の議会で奥間亮議員がちょっと取り上げていたかと思うのですが、この事業の中にサムライジャパンの全日本代表の強化合宿も誘致するということで、これは今年度からのものですよね。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  そちらの事業は8月の補正予算で上げさせていただきました。内容としましては、会場の整備の業務委託に係る費用と広報宣伝活動に係る費用を合計しまして787万5,000円となっております。  現在、業者は決定しまして、広報活動に係るポスター作製であったり、空港等でのバナーの図案であったり、そういうところの調整を既に進めております。  合宿自体は10月28日から11月1日まで、今年度行われます。強化試合も有料試合として10月31日と11月1日に行われる予定となっております。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  時期的に間に合うのかどうなのかあれなんですけれども、すごく大きな事業なのかなというふうに思ったので、奥間亮議員も言っていましたけれども、また必要であれば増額したりとか、そういったこともまた柔軟に対応していただけたらなというふうに思います。よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  2点ありまして、1点目が一般事務費。時間外手当の増額補正とあるんですけど、補正前が414万2,000円、補正で6万2,000円、420万4,000円ですね。  職員一人当たりに対して、どれぐらいの時間外が予定されているのですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今回の基本計画の担当ということでよろしいでしょうか。今2人の担当が15時間業務するというところでの6万2,000円の時間外の計上となっているところです。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  わかりました。これは基本計画中間見直しのための臨時職員、もしくは非常勤職員になるんですか。
    ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  現在いる定数職員の時間外に追加するというところでございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  ちなみに、この420万円の時間外の手当というのは、どれぐらいの時間になるものなんですか。これ全部時間外ですよね。違いますか。  ではなくて、一般事務費でどなたかを採用して、例えば臨時の人がこれだけで、追加の時間外がこれだけですという割合があるんですか。 ○委員長(前田千尋)  ちょっと休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  失礼いたしました。  一般事務費の当初予算の内訳としまして、単純に職員の時間外勤務手当につきましては、203万5,000円となっております。それ以外で大きなところでいいますと、4月から10月分に係る臨時職員の賃金が107万4,000円、そして大きいところでいいますと、施設の修繕に係る費用として21万6,000円、その他消耗品とかOKICAのカード等による通信運搬費、タクシーの借り上げ等の使用料及び賃借料、それらをまとめて一般事務費となっております。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  もともと203万円の時間外が出るということですよね。ちなみにこれって何人ぐらいが時間外で頑張るものなんですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  基本は、私を除く11人というところで今年度は計算しております。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  はい、わかりました。しっかり時間内で、あまり過多にならないような勤めをしていただければと思いますので。  それと外国人観光客誘客促進事業、こちらの那覇クルーズ促進連絡協議会への補助金交付というところなのですが、これの補助金を交付した後の使い道というのはどこを探したら見つかりますか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  那覇クルーズ促進連絡協議会は、那覇市を初め、沖縄県、沖縄観光コンベンションビューロー、那覇港管理組合、那覇市観光協会、そしてタクシー協会、バス協会、沖縄総合事務局も2つの部局が入っていただいて構成されております。  その収入が、那覇市の補助金であったり、ビューローからの助成金、そして那覇港管理組合からの負担金で成り立っております。  主な支出のものとしましては、今補正で上げております臨時観光案内所を委託する業務。もう1つは歓送迎演舞、来たお客様に対して入港時・出港時に沖縄の伝統芸能等を披露する歓送迎演舞の委託、そして初入港の船がありますと、その船に対して船内外で歓迎のセレモニー等を行います。その際に記念品等、あと花束とか、そういったところを購入するための費用、この3つが大きな活動になっておりまして、今現在、臨時観光案内所に係る業務につきましては、那覇市観光協会さんのほうに委託をしております。  そして、歓送迎演舞の実施につきましては、こちらは制限つきの一般競争入札ということで公募しまして、業者を決定して委託しているところです。  初寄港のセレモニーにつきましては、これは随時来たときにやるということですので、それに係る消耗品代として、琉球漆器の皿を贈ったり、そこは1万5,000円を上限、花束を3,000円とか決めて行っているところです。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  この事業内容の、協議会への補助金なので、いわゆる公費が突っ込まれているじゃないですか。その決算状況ってどこを見たらわかるのかという質問ですけれども。  決算状況というか、要はこの協議会がどういうものがあるっていうのは、これはネットで調べれば、那覇港管理組合の中で那覇クルーズ促進連絡協議会っていうところで、名嘉元会長の名前で出ているんですけど、例えばいくらの予算のもので、そこで何が行われているっていうのは、何を見たらわかるかっていうところですけれども。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  那覇クルーズ促進連絡協議会は、那覇市の観光課のほうで事務局を務めておりまして、各種資料もこちらのほうで作成しているところです。  ですので、資料の要求等ございましたら、それに基づいてご提供することは可能かと考えております。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございました。以上です。 ○委員長(前田千尋)  他に質疑は。  桑江委員どうぞ。 ◆委員(桑江豊)  この委員会は初めてですので、基本的なことから。  今新垣淑豊副委員長の関連ですけれども、那覇クルーズ促進連絡協議会、先ほどのやりとりで、県とか、ビューローとか、管理組合とか、那覇市観光協会とか、いろんな構成団体がありましたけれども、その予算のお互いの負担割合というのはどんなして決めているの。  大体年間どれくらいの予算でやっているの。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  年間の予算の規模、昨年度、30年度の決算ベースでご報告いたしますと、平成30年度決算額は、収入支出で約1,746万円となっております。  その負担の決め方というところなのですが、今委託する3つの業務をやっている中で、入出港時の歓送迎演舞に係る費用については、那覇港管理組合のほうが負担するという形になっております。それ以外の臨時観光案内所の設置、初寄港船が来た時の対応に係る諸費用については、那覇市と沖縄観光コンベンションビューローのほうで折半をするというような考えで、今費目によって分けているというところでの考えで対応しているところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  そうすると、全てのかかわる団体が負担金を出しているわけじゃないと理解していいのかな。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今、正式な会員、9つの会員で構成されておりますが、その中で負担金もしくは補助金等を出しているのは、那覇市、沖縄観光コンベンションビューロー、こちらは県からのものを受けての、直接県ではなくてビューローを通してのですので、県と沖縄観光コンベンションビューロー一体だと考えております。あと那覇港管理組合の3者となっております。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  今回の予算を見ると、197万3,000円補正されているんです。これが括弧して沖縄振興特別推進交付金事業、いわゆる一括交付金事業ということになっているんですが、これは政策説明資料の下のほうの財源内訳を見ると、一般財源になっているわけよね。交付金だったら一般財源になることはないんじゃないかと私は思うんだけどいかがですか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  こちらの財源につきましては、現在、国のほうに一括交付金のエントリーをしていると、調整をしているところでして、そこの決定を受けましたら財源更生を行うという考えを持っているところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  予算というのはまだ決定もしないのに、一括交付金をあてにして出して、だめだったらまた財源更生をするということができるんだ。  今までほかの予算でも、認められなかったのを取り下げたり、一般財源に切りかえたりしているものがあったんだけど、だからこういうやり方っていいのかな。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今年度の一括交付金事業につきましては、その負担割合のほうも、昨年度まで8割だったものが6割になっていたりとかいう状況がありまして、現状ではすぐに一括交付金を活用できるという状況ではないということを聞いておりますが、これから入札残とかさまざま出てくる中で、改めて一括交付金で活用できないかというところを内閣府に調整を進めているというところでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)
     活動実績を見ると、年々伸びているんですよね。伸びている中で一括交付金はやっぱり年々減額されるという、そういう流れがある。そういう中で、いつまでもあてにしてやる事業自体どうなのかなというのがあるし、一括交付金もあと3年で終わるというふうに我々も聞いている中で、じゃあ一括交付金がなくなった後、どんどんクルーズ船は増えていく。  そういう中で、将来的なそういうものというのは考えているんですか。どうなんですか。これは副部長かな。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  仲宗根浩副部長。 ◎経済観光部副部長(仲宗根浩)  ただいま桑江議員のご質問にあった、一括交付金は将来的に3年、その後将来的にどうするのかということでございますが、今現在、県のほうでも宿泊税を検討している段階でございます。そういった中で、全県的な宿泊税をとるという中でクルーズ船事業自体も、本来であれば、私は全県的に波及をするような事業であろうとは思っております。  そういう中で、県とコンベンションビューローが、あわせて那覇市も含めて折半という形で負担をしておりますが、今後一括交付金が切れた後、あるいは今後伸びていく、そういった中では宿泊税も視野に入れながら、そういう中で検討していきたいというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  一括交付金をあてにしたけど、それが認められなかった場合は一般財源で、そういう形での表記になっているものですから大変心配しております。そういう面で、今後別予算を考えていくということですので、これはしっかりね。  また、毎年何か補正しているような気がするな。この予算は。当然クルーズが増えているわけですから、ぜひ頑張ってください。  すいません。もう1点。貸切バス乗降場・待機整備事業の件ですけれども、先ほどいろんなやりとりを聞かせていただいたんですけれども、補正の中で外灯というのがありましたね。この駐車場は朝何時から夜何時までオープン、24時間、そこら辺、基本的なことを教えてもらえませんか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  現在、運用時間につきましては、10時から20時までというところで考えているところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  了解しました。  ということは、20時だったら外灯は必要だなということですね。  それでリース方式で機器設置による運用ということですが、これは料金が発生するということですか。もしその料金の体系がわかりましたら、少し教えていただけませんか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  現在料金につきましては、20分までの乗降であれば無料、20分を超しますと1,000円ずつ加算していくという形で考えているところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  それは旅行社等も理解をしていると考えてよろしいですか。有料になるということをね。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  現在、料金の体系自体そのものについてはまだきちんとご説明はしておりませんが、乗降にかかる時間としての20分というふうにみておりますので、それ以上かかりますと、やはりどうしても待機が常態化してしまうのはよくないですので、20分の間での乗降を促すという意味で、20分を超えますと課金しますという形で検討しているところです。  調整については、具体的な料金についてはこれからまた提示をしていきたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  一旦降ろして、20分以内に出て、降ろしたお客さんというのは迎えに来ないといけないでしょ。そういうときにはまた来て、20分以内に乗せていけば料金はかからないと理解していいのかな。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  はい。そのとおりでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。  それで、もし料金がかかる場合の件なんですけど、私、前にもこの問題を取り上げたことがあって、バス協会等話を聞きますと、旅行社等の調整というのは1年以上前にいろいろ調整をしないと、旅行料金にそれを加算するかどうかというのが出てこないと言いますよね。非常に料金の問題は慎重にやったほうが私はいいかと思っています。  それともう1つ、この駐車場とは別にもと仮バスターミナルがあったところにも、同じように貸し切りバスの待機場、今そばを通るとプレハブをつくってるような気がするんですけれども、そこの供用開始は大体同じごろを予定しているの?  要するに向こうの状況を少し教えてもらえませんか。関連でね。すみませんね。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  明治橋の待機場の現状につきましては、現在プレハブの設置業者が決定しまして、今設置工事を進めております。予定は9月いっぱいとなっておりますが、台風等とか、気候の状況で延びる可能性はありますけれども、それを含めて、今そちらをオープンするために警備の入札も進める必要があります。そこがまだ業者が見つからず不調に終わったところもありますので、オープン自体は10月中をめどに今進めているところです。  そこがオープンしましたら、まず周知と利用勝手を体験していただく目的で、年度内につきましては無料で使っていただく予定です。先ほど周知も含めてということですので、それ以降4月から料金を徴収するという方向で、バス協会のほうには説明を行ったところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。  要するに毎年10月から12月の間が、インバウンドと修学旅行がバッティングするということで、その間の待機場が問題になるということで今まで臨時的に旧運転試験場跡地とかを使ってやっていたのが、今回こういう形で落ちつくわけなんですけれども、今年度は無料でやると言いますけど、次年度から料金を加算すると言うんだけど、僕は遅いと思うよ。旅行社は、もう本当に1年以上前からその料金を予定するから、これが可能なのかどうか僕はちょっと心配してるんです。  だから、向こうも無料のときには延べ1,000台近く利用してたのが、有料になった途端にあんまり利用者がいなくてさ。何なんだろうなと思ったんですよね。  そちら辺どうなんですか、対策として。僕はちょっと遅い感じがする。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今回、10月供用開始から年度内は無料とさせていただくんですけれども、有料化になりますと、有料化する場合には1,000円という事前のアナウンスにつきましては、昨年度の実証実験を始めるときから行っている形ではあります。  そこから数えますと、丸々2年ほどたつ状況になります。なので、今回は、年度内は無料にした上で、4月からは1,000円を取るというところは、昨年度の事業から続きますと、一定程度の時間は置いているというところで考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  どこに逃げてるかというと、結構空港に逃げてるのが多かったんだよね。で、今までどおり空港がそういう形になれば、あんまり利用しないと思うのよ。  そちら辺、空港対策はどうなってるの。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  空港のほうにつきましては、逃げている場所が今年度中に立体駐車場の工事に着手すると。逆にそこに行けなくなるという可能性があるのかなと考えています。そうなると、ここを使っていただける。  その工事自体、逆に今遅れていると聞いております。来年度にずれ込めば、余計行くところがなくて、利用につながっていく可能性があるのかなというふうに考えているところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  よくわかりました。空港に逃げても、とめる場所がなかったら当然帰ってくるはずですから。  これをうまく、特に10月、11月、12月、大変な時期に入りますので、ぜひよろしくお願いします。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  まずは休憩。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。 ◆委員(下地敏男)  質問します。  読売巨人軍からかさ上げのお願いがあって、かさ上げするんですけれども、防球ネットのやり方なんだけど、かさ上げをしないで球場のボールが落ちるところに網を広げて、そしてかさ上げはしないで広げてそこにボールが落ちるようなやり方というのもあると思うんですけれども、1,400万かけるわけだから、今後防球ネットがまたさらに大リーガーから来て、これを超えるような人が仮になったとしたら、ゴルフ場によくあるように、いくらボールが飛んでもそこで拾うというようなやり方もあると思うんですけど、そこら辺の読売ジャイアンツ、巨人軍からの提案とか、あるいは皆さんのほうでこれも検討しての結果の1,400万なんですか。  もう既にかさ上げがあったのかな。これ、1,400万。 ○委員長(前田千尋)
     赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  委員ご提案のネット全体にかけるようなところも一応考えてもみましたが、そういうふうにやるとネットのたるみとかそういったところが出るということで、かなり大幅な工事が必要になってきます。そうなると、費用面であったり、期間であったり、そこはなかなか厳しいところがありまして、既存のネットの上にもう1つネットをつけるというところを今考えております。  確か1塁側のセルラーパークとの間につきましては距離が短いですので、そこだけはネットを張るような方法も今回考えてはおります。 ○委員長(前田千尋)  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  そこなんですよ。提案したかったのは。  網を引っ張って、夏場の暑いときにこれで日陰もつくったりしたりするという効果もまた出てくるもんだから、そういうやり方の防球ネットのあり方というのは、やったほうがいいと思います。  これは、私からも提案しますね。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  やはりちょっと距離が出ると、常時設置するとたるみがどうしても出てくると。これは技術職の職員に現場を見ていただいて、あと業者の方も来ていただいた上での事業提案をいろいろしていただいたんですが、常時張るというところがなかなか厳しいのかなと思っております。  ですので、張るとしてもキャンプ期間中ということで、今考えているところです。 ○委員長(前田千尋)  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  いいです。 ○委員長(前田千尋)  ほかにどなたか質疑ありますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、なはまち振興課関係分について、高宮修一なはまち振興課長、説明をお願いいたします。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  ハイサイ。第5号補正予算のうち、なはまち振興課分についてご説明申し上げます。  お手元の説明資料の1ページをお開きください。初めに歳入についてご説明いたします。  第19款頑張るマチグヮー支援基金繰入金についての増額補正でございます。  内容といたしましては、頑張るマチグヮー支援事業の事業費を増額補正するため、それに応じて基金から一般会計への繰入金を増額するものでございます。補正前の繰入金1,009万4,000円、補正後の繰入金1,561万1,000円、差額分の551万7,000円を増額補正するものでございます。  次に、歳出でございます。事業名15頑張るマチグヮー支援事業の増額補正でございます。  19節負担金、補助及び交付金については、商店街振興組合等の活性化に向けた創意工夫された事業に対し補助を行うものでございます。今年度の補助事業の申請額が予算額を超える見込みであるため、増額補正をするものでございます。補正前の予算額1,660万円、補正後の予算額2,113万7,000円、差額分の453万7,000円を増額補正するものでございます。  続きまして、事業名02公設市場管理運営事業の増額補正でございます。  03節職員手当につきましては、公設市場の管理運営に係る時間外勤務に対する1年分の予算となっております。  昨年度末に実施した警備業務委託の入札が不落となり、随意契約も不調となったことから、年度当初に警備業務を委託できない期間が生じることとなりました。応急対策として、24時間の警備業務を職員が交代で対応することとなり、通常業務に加えて警備業務も行う必要があったことから、長時間労働が継続することとなりました。そのため、今年度の時間外手当の予算額に不足が生じているため増額補正するものでございます。補正前の予算額78万1,000円、補正後の予算額109万9,000円、差額分の31万8,000円を増額補正するものでございます。  以上でございます。ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  頑張るマチグヮー支援事業についてちょっと教えていただきたいんですけど、これは中心商店街というのは、通り会の名前とかは出せるんですか。通り会というか、商店街というのは、平和通りとかそういったところの商店街のことを指してるんですか。  わかりました。それだけでもいいです。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  そのとおりでございます。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございます。参考になりました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ありませんか。  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  公設市場の職員手当などの件なんですけれども、警備業務の入札不落ということですが、現在の状況というのを教えていただけますか。 ○委員長(前田千尋)  高宮課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  4月の中旬から後半にかけて入札が実施できまして、現在は警備業務を委託している状況でございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  それはよかったです。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  追加は大丈夫ですね。  ほかに質疑ありませんか。  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  どうもお疲れさまです。  政策説明資料の17ページには、補正理由が、新たに発生した商店街の課題に対して、商店街みずから課題解決に取り組むとありますけれども、これは平成30年度が11団体、15事業に支援が決まってるけど、その団体ですか。それとも、また別の団体の新たな申請なんですか。 ○委員長(前田千尋)  高宮課長、休憩しますか。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  高宮課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  中心商店街の商店街振興組合、通り会等がございまして、そちらの通り会のほうから毎年申請を受け付けしてございます。  なので、毎年繰り返し申請なさる通り会もいらっしゃいますし、新しく申請なさる団体もいらっしゃいます。ただ、対象となる通り会、商店街はずっと一緒でございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  新たに発生した商店街の課題というのは、具体的にこれから予定があるということになってますけれども、あくまでこれは予定で、もう既に補正をして。具体的に出されてないけども。 ○委員長(前田千尋)  高宮課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  現在、今年度予定してるのが、防犯カメラを設置したいというご相談がございます。また、イルミネーションを設置したいということで今ご相談がありまして、そういったご相談を合計すると予算額を上回る結果になっているという状況でございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  わかりました。結構です。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)
     すみません、ちなみに頑張るマチグヮー支援事業に対してなんですけど、この支援1事業に対していくらまでとか、上限がいくらというのはあるんですか。 ○委員長(前田千尋)  高宮課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  メニューが4つございまして、メニュー1というのが上限1,000万円までの9割補助、あとメニュー2、3、4とございまして、それぞれ目的が違うんですけれども、それが上限30万円の4分の3補助ということで、4つのメニューを選んで申請していただくということになっております。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  メニュー1が上限1,000万円、割と高額なんですけど、2、3になったら急にぼんと落ちましたが、その違いを簡潔に。 ○委員長(前田千尋)  高宮課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  メニュー1が基盤整備事業ということで、まず通り会の基盤を整備して、今後継続的ににぎわいをもたらしていこうということで、当初の基盤整備をするという事業でございます。  メニュー2、3、4が、イベントを実施するとか情報発信、ホームページ等を制作するとか、研修を実施したりとか、ソフト的な事業という内容となっております。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ちなみに参考にですけど、平成30年度、11団体のうちの15事業で、我々誰もがわかるようなまちの通り会で、私たちが一見して何かが変わったとか、この事業によって変わったというのが具体的に教えていただけるところはありますか。 ○委員長(前田千尋)  高宮課長。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  高宮課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  のうれんプラザのほうで年間を通じてのイベント開催がございますして、のうれんプラザ自体の商工会のほうが新しくできた団体でして、そういったところがイベントを継続していくための事業としてメニュー1を使った事業がございます。  それと、街角ガイドということで、まちを歩いて案内するNPO団体があるんですけれども、そちらのほうが無線のガイドということで、ガイドさんがお話をすると、回っているお客さんの耳に、街頭で離れていてもざわざわしていてもはっきり聞き取れるというのを設置したという内容がございます。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございます。  これはメニュー1の上限1,000万円までの基盤整備事業に充てられたということで間違いないですか。 ○委員長(前田千尋)  高宮課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  はい。そのとおりでございます。 ○委員長(前田千尋)  奥間委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございました。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  よろしいですか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  続きまして、議案第102号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第6号)中関係分についてを議題といたします。  高宮修一なはまち振興課長、説明をお願いいたします。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  それでは、続きまして第6号補正予算のうち、なはまち振興課分についてご説明申し上げます。  お手元の説明資料の1ページをお開きください。初めに歳入についてご説明いたします。  第15款国庫支出金についての増額補正でございます。内容といたしましては、沖縄振興特定事業推進費について、第一牧志公設市場再整備事業の財源及び事業計画を見直し、国が直接市町村に交付する補助金(沖縄振興特定事業推進費)を活用する計画となったことから、当該推進費の国庫支出金の予算額を、新規に3億3,966万1,000円増額補正するものでございます。  続きまして、第22款市債についての補正でございます。第一牧志公設市場再整備事業の財源及び事業計画を見直し、沖縄振興特定事業推進費を活用する計画としたことから、1節一般補助施設債(沖縄振興特別推進交付金)3,980万円全額を減額補正し、第3節一般補助施設債(沖縄振興特定事業推進費)5,670万円を増額補正するものでございます。  次に、歳出でございます。2ページをご覧ください。事業名03第一牧志公設市場再整備事業の減額補正でございます。  第一牧志公設市場再整備事業につきましては、沖縄振興特別推進交付金を財源としておりましたが、沖縄振興特定事業推進費の対象となるよう事業を見直し、新規に創設する沖縄の食の魅力発信拠点整備事業へ予算の一部を移行することとなりました。そのため、移行の対象となる予算額を第一牧志公設市場再整備事業から減額補正いたします。  移行対象となる主な経費といたしましては、需用費については書籍購入費、委託料については商業支援業務及び旧市場解体工事監理業務、工事請負費については新市場建設工事費、旧市場解体撤去費及び仮設ステージ設置費、補償、補填及び賠償金についてはアーケード移転補償費となります。  補正前の予算額3億6,215万1,000円、補正後の予算額1億7,381万3,000円、差額分の1億8,833万8,000円を減額補正するものでございます。  次に、3ページをご覧ください。事業名06沖縄の食の魅力発信拠点整備事業の増額補正でございます。この事業は、沖縄振興特定事業推進費の対象となるよう新規に創設し、第一牧志公設市場再整備事業より予算の一部を移行したものでございます。移行した経費につきましては、第一牧志公設市場再整備事業の減額補正において説明いたしました内容と同様でございますので、割愛させていただきます。  移行した経費以外に増額となった経費がございますのでご説明いたします。委託料といたしましては、街歩き基本構想基礎調査、情報発信設備整備業務、案内広告設置業務、アーケード再整備計画策定支援業務、負担金、補助及び交付金といたしましては、オーニング整備支援業務が新規に実施する業務となっており、4,123万9,000円の増額となっております。  また、工事請負費につきましては、新市場建設工事に関する人件費や建設資材の高騰、工事施工方法、設計見直しに伴い1億9,500万円の増額となっております。本事業の補正後の予算額は4億2,457万7,000円となっております。  続きまして4ページをご覧ください。債務負担行為補正でございます。債務負担行為の補正につきましても、第一牧志公設市場再整備事業の一部を沖縄の食の魅力発信拠点整備事業へ移行したことに関する補正となっております。  追加する債務負担行為といたしまして、沖縄の食の魅力発信拠点整備事業(新市場建設工事)32億104万3,000円、同工事監理業務4,774万円となっております。  廃止する債務負担行為といたしまして、第一牧志公設市場再整備事業(新市場建設工事)27億1,460万円、同工事監理業務4,774万円の債務負担行為を廃止するものでございます。  以上でございます。ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  いかがでしょうか。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  この沖縄の食の魅力発信拠点整備事業、これまで一括交付金を活用しての公設市場の再整備事業を予定していたものが、沖縄振興特定事業推進費が活用できるようになったこと、この件に関しては、我が会派は去年からずっと、軍港の県都那覇市に関する協議会の中で予算をなんとかできんかということで提案をしてきた中で、それとは別にこのような形で、県を通さないで、ちょうどあれですよね、沖縄市の1万人アリーナ、あれが21億でしたかね。あの予算と同じような形で本市におりるようになったということは、これは非常に評価したいと思います。しかも、市長がわざわざ官邸まで行って要請されたことが実ったということで、大変うれしく思っております。  それで、今回の補正は3億1,448万5,000円ということですが、いよいよ解体、建設というのが始まるわけなんですが、そちら辺のスケジュール感というのはもうできているんですか。その予算を活用しての。 ○委員長(前田千尋)  高宮課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  今、国のほうとこの交付について申請している段階でございまして、まだ決定を受けてない状況でございますので、スケジュールについてはできるだけ早めにということで調整をしているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ですから、その交付を受けた後、いつから解体に入って、いつから建設するという大まかな予定等もあるんですかということですが。 ○委員長(前田千尋)  狩俣輝夫室長。 ◎なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長(狩俣輝夫)  旧市場の解体工事につきましては、現在工事契約を依頼している最中で、10月初旬ぐらいに請負業者が決まるということで、その後に取り壊しを行いまして、新市場に関しては、今予定としては2月定例会に仮契約を議案として上げたいと考えております。以上でございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  それで、4ページの債務負担行為、これが令和2年、3年にかけて32億、今年度と合わせて約35億の予算ということになるわけなんですが、この令和2年、令和3年、この32億の内訳というのはあるんですか。要するに、令和2年度は債務負担行為の中の32億の中のいくら、そして最終年度の3年度はいくらという内訳は大体計画はあるんですか。 ○委員長(前田千尋)  狩俣室長。 ◎なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長(狩俣輝夫)  建設の総工事はこちらを足して33億程度を予定しているんですけど、今現在内閣府とは8割補助ということで調整をしているんですけど、実際これから補助金申請等を行いますので、その中で額が固まっていくのかなと考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ですから、ある程度、32億という金額がもう出ているわけだから、年度ごとのものがあるはずなんですよ。 ○委員長(前田千尋)  高宮課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  まだ額が確定しているわけではございませんが、令和2年度に総事業費として約10億程度、その後令和3年度に20億程度ということで、大まかな枠としてはそのような形での予算組みを考えております。 ○委員長(前田千尋)
     桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  そういう面では非常に、大体10億、20億の予算が来年度、再来年度予定をされているということで安心をしました。  それで、そうなるとちょっと関連になるんですけれども、当初私たちが提案していたのは、やっぱり軍港の予算ということだったんですけれども、それはもう全く今ちょっと時期的に間に合わなかったということだと思うんですけれども、国の。浦添の市長のトーンがだいぶ変わってまいりましたので、これも急速に、私はこの協議会を通して予算がいただけるんじゃないかという観測があります。  そちら辺、どんなですか、皆さんの感触として。また新たな事業に展開できるんじゃないかと私は思っているんですが。副部長。 ○委員長(前田千尋)  関連して?  そこまで関連は、ちょっと休憩して、どこまでオーケーですか。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  桑江委員よろしいですか。 ◆委員(桑江豊)  はい。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございますか。                  (「進行」という者あり)  いいですか。  はい。わかりました。 ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  議案第90号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中関係分についてを議題といたします。  商工農水課関係分について、町田務商工農水課長、説明をお願いいたします。 ◎商工農水課長(町田務)  ハイサイ、商工農水課でございます。  それでは、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中、商工農水課分についてご説明を申し上げます。  お手元にお配りいたしました説明資料のほうをご覧ください。よろしいでしょうか。  では、歳入からご説明申し上げます。説明資料の1ページをお開きください。14款01項04目01節97細節ナハメカルパーキング等駐車場使用料でございます。こちらにつきましては、ナハメカルパーキングの供用開始に合わせ、隣接するなは市民協働プラザ地下駐車場及び那覇市IT創造館一般駐車場を一体管理することに伴う駐車料金収入、1,099万3,000円の増となっております。  なお、当該駐車料金収入に関連してですが、当初ナハメカルパーキングの完成予定を11月中旬頃とし、駐車料金収入等を今回計上しておりますが、旺盛な鉄骨需要による納期遅れ等により工事進捗が遅れることが9月12日の工程会議の中で示されております。そのスケジュールによりますと、完成予定が来年2月となることから、工事進捗状況を踏まえ、今後減額補正を含め対応を検討してまいるところでございます。  続きまして、2段目の16款03項03目01節01細節ミバエ地上防除作業費でございます。  県から委託を受け、本市においてミバエの防除作業を実施しておりますが、単価見直しにより人件費等が増額されたことに伴う委託料17万9,000円の増となっております。  次に、歳出についてご説明いたします。資料の2ページのほうをお開きください。  まず、05款01項01目一般事務費03職員手当等でございます。那覇市IT創造館においては、職員配置等に伴い施設維持管理業務や主催事業等の実施において、職員等の業務が多忙となっております。ついては、本庁舎在勤の職員によるフォローに係る時間外手当として14万円増額しております。  次に、2段目の06款01項03目病害虫防除対策事業の13節委託料でございます。  こちらにつきましては、歳入でも説明したミバエ地上防除対策費の委託金の増額に伴う事業者に対する委託料の増額となっております。補正額は17万9,000円で歳入額と同額となっております。  続きまして3段目、06款02項02目那覇市森林環境譲与税基金積立金でございます。  こちらにつきましては、後ほど条例案の審議でもご説明いたしますが、間伐や人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等の森林整備及びその促進に資することなどを目的に、本年度から森林環境譲与税が国から譲与されます。本市への今年度譲与予定額1,301万円全額を基金に積み立てるため、増額補正いたします。  次ページをご覧ください。06款03項02目泊漁港経済効果分析調査事業の13節委託料でございます。  当該事業に関しましては、経済的側面から再整備における経済効果等を分析し、再整備の方向性や活性化施策等を検討する基礎資料として分析調査する予定でございました。しかし、事業の実施時期などの調整において国の内諾が得られなかったこと、県との調整の進展など、情勢の変化により事業執行の優先度が低くなったこと等から、事業執行を見送ることとし、748万円全額を補正減したところです。  続きまして、07款01項02目06伝統工芸館運営事業等でございます。伝統工芸館につきましては、ことし4月から直営により管理運営を行っておりますが、実績に伴う諸経費の増や、販売所、体験工房運営委託の委託料見直しなどに伴い、今回事業全体で401万1,000円の増額補正を行います。  その主なものとしては、11節需用費が印刷製本費や光熱水費等の実績により86万9,000円の増、12節役務費が通信運搬費の実績増に伴い19万4,000円の増、13節委託料が、先ほど申し上げました販売所及び体験工房の委託料見直し等により264万8,000円の増、使用料及び賃借料が複写機使用料の実績増により19万6,000円の増などとなっております。  最後、説明資料の4ページをお開きください。07款01項02目商工業振興費24那覇産業支援センター機能強化事業(駐車場整備)でございます。  ナハメカルパーキングの供用開始後の施設運営に関しては、機器設置による入退場管理や料金徴収を行い、当該機器の保守管理業務を事業者へ委託する予定としております。ついては、11節需用費において、事前精算機の設置に係る電源及び電話回線工事費として139万1,000円の増、13節委託料にて機器等の設置費用及び管理運営に係る費用として470万3,000円の増額補正をするものでございます。  以上が、商工農水課関係分となります。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑には入ります。  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  どうもご苦労さまです。  泊漁港の経済効果分析調査事業なんですが、政策説明資料によりますと、また先ほどの説明によりますと、国からの交付決定が下りてないこと及び情勢の変化等により緊急性が低くなったことからとありますけれども、この情勢の変化により緊急性が低くなったというのを詳しく説明していただけますか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  情勢の変化ということでございますが、これまで県との協議におきまして、県から施設配置、いわゆるゾーニングを含む関係者の意見集約を依頼されております。既に関係者とのヒアリング等についても開始をしております。  もともとの経済効果の分析調査事業につきましては、将来像構想をもとに経済効果を分析していこうというのが当初の目的でございましたが、県との調整の中では一定程度の役割分担が示されていると。  そういった中で、先ほど申し上げましたように、関係者との意見集約を依頼されているということがございましたので、当該事業につきましては、現在進める意見集約がなされ、施設規模や概算事業費が明らかになった段階で、これらを踏まえ経済効果を検証するほうがより高い事業効果を得られると、そのように考えてたことから、今回事業執行を見送ったというところでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  これは、当初予算の検討のときに県と意見交換をしているんですよね。その中では、今言った県からの注文というのはなかったんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当初の時期では、まだそういった役割分担というところまでは、明確に示されているということではございませんでした。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  なるほど。  あと、関連の関係5団体との話し合いと言いますか、ヒアリングとか、これもずっと後、4月過ぎ、5月、6月、県から言われて初めてやったということですか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当初、将来像構想を策定した後において、今までの説明の中では、この将来像構想の実現可能性を含めて、内容についてこと細かく検討していくというところで考えていたところですが、先ほど来申し上げているように、県と役割分担のほうが一定程度確認をされて、状況がかなり進展をいたしましたので、この再整備を進めるに当たって意見集約をすることがまず大事だというところから、そのような形になったということでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  それと、この説明資料にありますけれども、本事業については、今後の泊漁港再整備の進捗を踏まえながら事業実施について検討する。  要するに、事業実施、完全に廃止したわけではなくて、これからの再整備の進捗を踏まえながらとありますけども、これはどういったスケジュールと言いますか、これからなっていきますか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  今後のスケジュールに関しましては、現在意見集約、関係機関等含めてなされております。この意見集約がなされた時点において、実際に施設規模であったり、スケジュールというのが明確に示されてくるかというふうに考えてございます。  ですので、今現在、再整備がいつから始まるかという具体的なスケジュールというのはまだ示せませんが、先ほどから申し上げているように、意見集約の中でここら辺のものも含めてスケジュール感もできるかなというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  わかりました。  これは、本当に泊漁港、那覇市にとってはものすごく大事な整備だと思いますので、ぜひこの場合一括交付金が決定が下されてなかったとありましたけど、これがなくても単独予算でもできるように、ぜひ頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎商工農水課長(町田務)  ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  今の関連で、その意見集約をする関係団体、具体的にどこなのか、教えていただきたい。 ○委員長(前田千尋)
     町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  主に泊漁港を利用されていらっしゃる方々ということになりますので、まず生産者であります漁協関係者、あと流通関係の関係者、県漁連等々を含めた関係組合です。そういった方々がメインの対象になるかと思います。 ○委員長(前田千尋)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  さっき5団体という話と、今2つしかないけど。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  先ほど言いました生産者の団体につきましては、泊漁港のほうには那覇地区漁協協同組合、沖縄県近海鮪漁業協同組合等の生産団体がございます。あと、流通につきましては、沖縄鮮魚卸流通協同組合、泊魚市場買受人協同組合、こういった流通の組合等がございます。  先ほど5団体と言いましたのは、こちらの将来像構想の報告書の中では、この4団体にブルームパートナーズというコンサルタント会社が入った5者でこの計画をつくっておりましたが、この5者とはまた別に、今回先ほど言った生産団体が2団体、流通2団体、あとは県漁連という団体がおりますので、その団体にヒアリングをしていくということで想定をしております。 ○委員長(前田千尋)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  この泊漁港というのは、その魚市場を含めて、この魚を取って配送する。この団体だけを今回のヒアリング、泊の開発全てじゃなくて、これだけのものだという認識でいいですか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当初、予定をしているのは、先ほど申し上げた生産流通等の団体でございますが、当然必要があれば、その他の団体についてもヒアリング等を行っていきたいというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  例えば、今回遊漁船組合からトイレの話も出てますけど、そういったところは全く関係なく、ここだけでやる。  じゃなくて、ほかにも例えば倉庫を持っている人とかいろいろいて、例えばいゆまちの隣に倉庫街があって、結構それが使っているか使ってないかわからんようなところもあって、大型の船が放置されているとか、この辺を含めて全体的にやらないといけないけど、今でやると、なんか魚取って売るところだけになっているから、なんでなのかなというのがあるんで、その辺はどうなんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  泊漁港におきましては、生産者、あと流通団体、それ以外に関連の企業の建物等々もございます。そういった団体のヒアリングはもちろん必要だと思います。  あと1点、遊漁船の関係につきましては、泊漁港のほうではなく反対側にありまして、あちらは那覇港管理組合の所管の場所になりますので、そことは少し切り分けて考えているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  わかりました。  じゃ基本的に、基本的にいゆまちからこっち側という考えでいいんですよね。  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑はございませんか。  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  すみません。伝統工芸館の運営事業で委託料があるかと思うんですけど、これは販売所の運営委託料で、人件費増及び消費税率変更に伴う増額というふうに書いているんですけれども、この委託の期間というのは、いつからいつまでになっているんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  今回の委託料の増額につきましては、来年の3月までを予定として、差額分を今回増額補正をしたというところでございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  契約は1年間? ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当初契約の中では、4月から8月までの4カ月間といたしました。その経緯といたしましては、実際に今回直営をする中において、いろいろな課題等が発生する可能性もあると。そういったものも含めて4カ月間ということで、短期でやりました。8月に更新ということで、契約を更新しているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ということは、まだ更新はされていないということでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  いえ、更新は既に済んでおります。今8月以降の。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  じゃ年度途中での、そういった対応をしていただけるというのは非常にありがたいことだと思います。  ちょっと別の委託業務に関しては、5年間で契約しているのに消費税率の引き上げで増額をしないというところもあったもんですから、ぜひこういったところはきめ細やかにやっていただけるというのは、受ける側はとってもありがたいと思うので、感謝いたします。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  いいんですか。  ほかにございますか。  上原仙子委員、どうぞ。 ◆委員(上原仙子)  職員手当等ということで、那覇市IT創造館運営業務のフォローに係る時間外勤務手当ということでありますが、このIT創造館の管理運営というのは、今現在どういうふうになさっているのでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  現在IT創造館につきましては、直営にて運営をしてございます。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  これは、直営になって何年になりますか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  現在4年目になります。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  これは、今後はどういった方向で進める予定ですか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  現在まだ4年目というところで、直営に移行して管理運営を行っております。その中でIT創造館運営に係る問題点等、課題等も含めて今整理をしているところでございます。そういったもろもろが今整理をされる中で、今後また指定管理をしていくのか、直営にするのかというところでございます。  まだ、具体的に何年度かというところの時期は定めているところではございません。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  IT創造館は、よく横を通る機会があるんですけれども、なかなかそこでやっている事業の内容というんですか、端から見てなかなかそれがわかりづらいなという部分もあって、これが直営なのか、それとも指定管理に変わればまた変わっていくのかというところがよくわからないんですけれども、やっていることのまたぜひ発信というか、そこもやっていただきたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)
     IT創造館につきましては、創業間もない情報通信関連産業の方々が入居をしてございます。通常は3年ないし4年でIT創造館を出て行って、また事業を拡大していくというふうな形のスキームになってございます。  そういった中でPR等々、必要なところもあるかと思いますので、今後の検討材料とさせていただきたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  ぜひ、よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  どうもお疲れさまです。  那覇市森林環境譲与税基金積立金ですけれども、那覇市に対する譲与額が1,301万円、これはどのようにして決定をなされているんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  森林環境譲与税につきましては、法律で割合が決められております。1つは、市有林の人工林面積の割合、あと林業の就業者の割合、人口の割合、それぞれこの3つの譲与額の算定方式を用いまいして計算をされるというところになっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  だから、それはあれですか。那覇市は例えば市有林、人工林もゼロのはずですし、林業就業者数もゼロ、人口の割合が30%分ですけれども、このもととなる金額はどうなっているんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該金額につきましては、森林環境税ということで、令和6年度から国のほうで個人住民税の均等割に1,000円をプラスする形で徴収をされるということになっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  国民全体、1人当たり、全員から徴収されるということ?要するに。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  課税をされる方々に対して、そのような形になるかというふうに思われます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  その中で、全体の金額の人口割合で、那覇には1,301万円になるということなんですね。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  本市につきましては、先ほども話がありました市有林の人工林面積はございません。林業従事者については19人、                (「19人」と発言者多数あり)  ですので、那覇市の譲与額のほとんどが人口に対する譲与額ということになります。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  はい。わかりました。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  桑江委員、どうぞ。 ◆委員(桑江豊)  歳入のナハメカルパーキング駐車場の使用料が1,000万円余り、まだ11月からしか供用開始されないんだけれども、既に1,000万円の予算を立てているんですね。実際にどれぐらい使うかという歳出を見ると、4ページの600万余りという形になってますよね。  そうすると単純に計算して、400万円余りは市の歳入になるということで、これについては通常の本庁舎の駐車場と同じような用途と理解していいんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  この収入から支出の部分を除いた金額につきましては、当該施設の維持管理費用等に充てると。あとあわせてメカルパーキングの建設の償還等にも一部充てていきたいというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  途中からの歳入が1,000万円余りだというふうに理解しているんですが、これで年間どれぐらいを予定しているんですか。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  年間に関しては、約3,300万円ほど収入を見込んでおります。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  この3,300万円全て、今後維持管理費、償還に充てていくと理解していいんですか。 ○委員長(前田千尋)  新川主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  維持管理、それから償還等々に充てていきながら、このあたりはまた財政課とも充当先というんですか、このあたりはまた調整していきたいと考えています。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  料金については、本庁舎と同じような料金体系だと理解していいんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  新川主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  本庁舎の場合は1時間100円なんですね。これはほぼ全ての手続が1時間以内で終わるので100円とさせていただいています。  ただ、ナハメカルパーキングに関しては、周辺の一般の方も使える駐車場ではございますので、まずは一般料金として、規則で最初の1時間を300円、以降30分ごとに100円を加算する計算にしています。  それから、障がいのある方とかは、当然減免をさせていただきます。それから、那覇市が主催する公用とか、ボランティア、そういった何かイベント、事業、行事とかあるときは、最初の2時間を100円とする免除をいたします。免除をする場合は、最初の2時間100円で、以降1時間ずつ100円を加算していく感じになります。なので、例えば3時間セミナーがあったときには200円というふうな計算になります。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  そうですね。やっぱり本庁とは違って、単なる手続だけではなくて、会議等で時間がやっぱり長時間になる可能性は十分あろうかと思います。そこら辺の配慮は非常に必要かなと考えております。  本庁と同じようにカードを入れて精算するという形になるんですか。 ○委員長(前田千尋)  新川主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  本庁舎と同じような感じになるんですけども、本庁舎の場合は1時間が過ぎて減免するときにはサービス券というのをお渡しするんですけど、メカルの場合は、やっぱりセミナー、研修等が多いものですから、券ではどうしても間に合わなくて、機械でもって減免をするという対応をしていきたいと思います。機械を通して。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  理解しました。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」という者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
     続きまして、議案第85号、那覇市銘苅駐車場条例制定についてを議題といたします。  町田務商工農水課長、説明をお願いいたします。 ◎商工農水課長(町田務)  それでは、議案第85号、那覇市銘苅駐車場条例制定について、提案理由等をご説明を申し上げます。  こちらにつきましては、議案書のほう49ページをお開きください。  銘苅にありますなは市民協働プラザ、なは産業支援センター(メカルヨンゴ)等の施設における駐車場不足への対応、近隣住民のニーズなどを踏まえ、ことし3月から駐車場ナハメカルパーキングの建設工事に着手しております。  先ほど、補正予算審議でもご説明いたしましたが、完成時期については来年2月となったところです。完成予定時期については変更とはなりますが、今後ナハメカルパーキングの供用開始に伴い、隣接するなは市民協働プラザ地下駐車場、那覇市IT創造館一般駐車場の3駐車場を、一体的に効率的かつ効果的に管理運営し、庁舎料金等管理運営に関する必要な事項を定めるため、今回新たな条例を提案するものでございます。  当該駐車場につきましては、地域ニーズに対応するため、建築審査会を経て施設利用者に加え、一般利用を可能といたします。  また、受益者負担の原則を踏まえつつ、今後の施設維持管理費用への充当や整備費用等の償還に向け有料化を導入することとしております。  条例の具体的な内容につきましては、50ページのほうをお開きください。  まず、第2条において3駐車場の名称及び位置を明記するとともに、第3条では、供用日、供用時間等を定めております。供用時間につきましては24時間としておりますが、夜間の住環境に配慮するため、深夜0時から朝6時までは駐車場への入場ができない規定としております。  第5条、駐車料金につきましては、53ページ下段の別表(第5条関係)をご覧ください。こちらに記載がありますように、最初の1時間までは450円以内、1時間を超え30分ごとに200円以内と上限額を定め、先ほども申し上げましたが、規則において周辺民間駐車場との相場を勘案し、最初の1時間まで300円、以降30分ごとに100円と規定する予定としております。  51ページのほうをお開きください。第6条ですが、こちらは料金の減免に関する規定でございますが、規則において障がいのある方や選挙人などの場合は全額免除、当該施設において本市が主催する行事、事業等に参加する場合等は一部免除と規定する予定としております。一部免除後の料金に関しましては、最初の2時間まで100円、以降1時間ごとに100円と規定する予定でございます。  52ページをお開きください。施行期日に関しましては、附則第1項で、一定の周知期間を確保する目的から、公布の日から起算して6月を超えない範囲内において規則で定める日としております。  また、今回の条例制定に当たり、附則第2項及び第3項において、那覇市IT創造館条例及びなは市民協働プラザ条例の一部改正を行い、施設の構成から該当する駐車場を削除いたします。  また、近隣の銘苅小学校等の児童生徒への安全対策については、登下校時間帯に駐車場入り口に警備員を配置する計画としております。  ナハメカルパーキングの完成に伴い、駐車台数は3駐車場合計で117台となり、これまで課題とされてきた施設における駐車場不足への対応や、地域ニーズにも一定程度応えるものになると期待しているところでございます。  以上、ご審議くださいますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑には入ります。  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  すみません。第3条の供用時間、これが入場について6時から24時までとするということで、その24時から6時までは周辺環境という話ですけど、あっちは住宅とか余りなかったような気がするんですけど、ちょっとその点を教えてください。 ○委員長(前田千尋)  新川主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  消防庁舎がございまして、その南側、公園に向かうほうです。そこには結構マンションが3つ、4つ建っております。  住民説明会でも、これはそこの住んでいる方からお話があったんですけれども、消防の音でさえも、駐車場から出て鳴らすとやっぱり困ると。消防もそこは配慮して、大通りに出てから実はサイレンは鳴らすようにしています。  今回、建築審査会に諮るときも、なるべく周辺の環境には配慮する必要があるだろうというところから、入場に関しては少し制限をさせてもらったという経緯です。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  わかりました。大丈夫です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑はございませんか。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  すみません、ちょっと確認をしたいんですけれども、8月にちょっと勉強会ということでお話を聞いたときには、11月中旬に完成をして、それで年明け1月から供用されるということであったんですが、今のお話だと2月に完成なんですね。そしたら、いつからというふうになりますか。 ○委員長(前田千尋)  新川主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  工期が遅れるというところを受けまして、今のところは2月上旬完成という報告を受けていますので、なるべく2月中には機器等の設置を終えて、3月の初めから供用開始をしたいと事務局としては考えております。 ○委員長(前田千尋)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  補正に戻ってしまうな。さっき補正の額が1,000万円でしたか、ちょっと違うかなと。 ○委員長(前田千尋)  新川主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  工期が遅れる理由として、今オリンピックの需要で鉄骨と鉄骨をつなぎ合わせる高力ボルトというのが相当遅れております。もちろん鉄骨も遅れているみたいなんですけども。  補正予算を上げさせてもらったときには、スケジュール的には順調だったんです。ただ、納期の報告が来てなかったんですけども、これが9月12日、先週の木曜日の工程会議の中で遅れるということの報告がありましたので、それを踏まえて2月完成と。  したがって、また補正等々の対応を検討しております。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  わかりました。  あと、これは言ってもどうにもならないかと思いながら言うんですけど、名称が「ナハメカルパーキング」というふうにカタカナがばーっと並ぶんですけど、例えば「なはめかる」は平仮名とか、そういった検討はなかったんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  新川主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  確かに、漢字も平仮名もカタカナもローマ字もいろいろ含めて検討させていただきまして、やはり地域の名前「銘苅」というところを入れる必要があるんだろうと。ただそれが漢字なのか、平仮名なのか、カタカナなのかというのは内部で議論して決めさせてもらいました。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  すいません。ただ、ちょっとカタカナばかりが並んでいるこれが、ぱっと見すごく読みづらいという印象があったのでちょっと聞いてみました。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありますか。  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  先ほど、たしか小学校の登下校時には警備がつくと。これは外につくという意味ですか。 ○委員長(前田千尋)  新川主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  駐車場の出入り口が2カ所になります。なは市民協働プラザ側と新しくできるナハメカルパーキング。そこの出口のほうに警備員を配置する計画をしております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  それ以外の時間というのはどこかついていますか、警備は。 ○委員長(前田千尋)  新川主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  機械設置による対応になりますので、その時間帯以外は、基本は無人を考えてはいるんですけど、きょうはまちづくり協働推進課もいらっしゃって、今、警備員と少し契約を調整しながら、巡回するような感じの計画は検討しております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  条例の7条に、車両が次の各号のいずれかに該当する場合は、車両の駐車場への入場を拒否することができるとあるんですけど、これは別に警備員も誰もいなかったら拒否も何もできないですよね。入ってしまったら。どういうふうにするのかと思って。 ○委員長(前田千尋)  新川主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  確かにおっしゃるように、誰が判断するのかというところはありはするんですけど、公共の施設として、入れない車両というのは事前に条例で明記してちゃんと制限する必要があるというところで、そこは明記させてもらっています。それが巡回等々で発覚したときは、今度は退場させるという規定も入れていますので。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  なるほど。  それもきちんとあるわけですね。わかりました。結構です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑はございませんか。。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  今の関連で1つ質問します。ナハメカルパーキングは機械がやると。本庁の地下はどうするんですか。
    ◎商工農水課主幹(新川智博)  市民協働プラザのことですか。 ◆委員(永山盛太郎)  うん。 ○委員長(前田千尋)  新川主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  ナハメカルパーキングもなは市民協働プラザも同じような対応で考えています。基本は機械で対応、登下校時間帯は警備員を配置と。 ○委員長(前田千尋)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  今、警備員がやっているのを、あれも機械に変わると。 ○委員長(前田千尋)  新川主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  そのとおりです。 ○委員長(前田千尋)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  この予算もこれに入っているの? ○委員長(前田千尋)  新川主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  警備員の予算は入っておりません。警備員の予算というのは、もともとまちづくり協働推進課がとっている予算でございますので、そこでの調整になります。 ○委員長(前田千尋)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  前の説明では駐車場の説明はあったけど、ここの説明がなかったので、地下の駐車場はそのまま残るのかなと。じゃあ、これもこの予算の中で全て機械化されるということですか。 ○委員長(前田千尋)  新川主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  今回、上げさせてもらっている補正予算は、2カ所の駐車場の機器設置、管理運営の予算として上げさせてもらっています。 ○委員長(前田千尋)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第86号、那覇市森林環境譲与税基金条例制定についてを議題といたします。  町田務商工農水課長、説明をお願いいたします。 ◎商工農水課長(町田務)  それでは、議案第86号、那覇市森林環境譲与税基金条例制定についてご説明申し上げます。  議案の説明に先立ちまして、森林環境税及び森林環境譲与税の概要について説明した後、条例の内容等についてご説明したいと思います。  それでは配付した資料、森林環境譲与税等の概要についてご覧いただけますでしょうか。  それではご説明いたします。森林環境税及び森林環境譲与税は、温暖化防止に係る森林吸収源対策、災害防止を図るため、森林整備等に必要な地方財源を確保するため、ことし3月に国にて創設されております。  当該制度は大きく徴収と譲与の2つの制度から構成されます。  まず、森林環境税につきましては、国民みんなで森林を支える仕組みとして、個人住民税の均等割の納税者から国税として1人年額1,000円を上乗せし、令和6年度から徴収されることとなっております。  一方、森林環境譲与税は、国に一旦集められた税の全額を、間伐などを実施する市町村やそれを支援する都道府県に譲与、配分するものです。  譲与税は、森林現場の課題に早期に対応する観点から、課税に先行して今年度から開始されます。  森林環境譲与税の使途については、間伐等の森林整備に加え、森林整備を促進するための人材育成や担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発に充てなければならないこととされております。  なお、県の試算によりますと、今年度の譲与額は沖縄全体で約8,370万円、うち本市には約1,301万円の交付が予定されております。  以上が、森林環境譲与税の説明でございます。  それでは、議案書の55ページをお開きください。条例案の内容等についてご説明申し上げます。  本案は、本市に譲与される森林環境譲与額を、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律に定める木材の利用、森林の整備の促進等に要する費用の財源に充てることを目的に基金を設置するものでございます。  基金設置により、後年度における事業に要する費用に充てるため留保し基金に積み立てることにより、必要なときに法にのっとって効果的に充てることも可能となっております。  次ページをお開きください。条例の具体的な内容といたしましては、他の基金条例とほぼ同様の条立てとなっておりますが、まず第2条において、基金として積み立てる額について、本市に譲与される森林環境譲与税の額の全額または一部を毎会計年度の予算で定めることとしております。  先ほど補正予算審議でもご説明いたしましたが、今定例会において1,301万円を計上しております。  第3条では基金管理、第4条は運用益基金の処理方法、第5条で繰替運用についてそれぞれ規定しております。  基金の処分方法については、第6条にて森林環境譲与税の目的を達成するため、必要時に基金の処分を進めていくこととしております。  以上が、条例案の内容となります。ご審議くださいますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  お聞きしますけど、森林環境税が令和6年度からの課税となっていますが、なぜ今で那覇市1,301万円の譲与額というものがされるんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  これにつきましては、先ほどの説明の際にも申し上げているところでございますが、森林環境の現場の課題等に早期に対応する観点から、今年度から譲与を開始するという予定になっているということで聞いております。  また国におきましては、令和6年度からの課税となっております。今年度から令和5年度までにつきましては、国のほうで借り入れをして財源に充てると。後々、令和6年度以降の課税の中で国のほうが借りた分を返していくというふうなことでなっているということでございます。 ○委員長(前田千尋)  奥間委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございます。まだちょっと理解できていない部分が多いんですけど、これは沖縄県で森林とかそういった意味で、本市で言えばどことかあるんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  本市の森林面積につきましては、約20ヘクタールほどございます。例えば末吉公園の裏の森であったりとか、あるいは天久の崖のあたりですね。あちらが森林と言われている場所ではございますが、こちらの森林環境税にあたる民有林と言いますが、私有林にあたるものについては、森林環境税につきまして、譲与の額については、私有林かつ人工的に植えた林の面積に応じて譲与額が決められているところですが、この植えられている森というものは那覇市にはございません。 ○委員長(前田千尋)  奥間委員。 ◆委員(奥間綾乃)  まだちょっと理解していないのでゆっくり勉強したんですけど、例えば市民1人当たり課税される方、1,000円納めるということで、総額いくらぐらいになるんですか。試算は。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  令和6年度から実際には徴収されるということでございますが、大体想定される金額といたしましては、市民税の均等割課税をされている方が約14万人、今現在那覇市におりますので、1億4,000万円ほどが課税されることになるかと思います。 ○委員長(前田千尋)  奥間委員。 ◆委員(奥間綾乃)  約1億4,000万円ということで、いただけるものとしては1,300万円ということですか。  沖縄県は特に森林というか、少ないですかね。と思いますけど、見解を、この税に対して、いいんですかね。可能性。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)
     法律上、現在、譲与の仕組み等についてはこのような形になってございます。  全国的に言いますと、横浜市のほうが全国で最高の金額ということでなっておりまして、新聞記事によりますと、横浜では1億4,300万円が譲与されるということでなっております。やはりこれにつきましては、人工の部分がかなり大きな部分を占めているのではないかというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  奥間委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございました。ちょっとまだ勉強しますので。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑はございませんか。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  ほかにどなたか。  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  那覇市森林環境譲与税基金条例制定ということで、これは基金じゃないですか。今言ったように、1,301万円が毎年積み上げられていくわけですよね。そして、令和6年からは徴税されるということですけど、その間の5年間、約6,500万円ほどの積み立てがあるんですけれども、今の話のように、森林の整備及び促進に関する費用としてということで、要はお金はある。だけど、次の事業について何か目算というのは立っているのかどうか教えてください。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  現時点ではまだ具体的にこういった事業に使うというところまでは定まってはございません。  先ほど議案質疑等でもございました。例えば子どもの情操教育に寄与するための木のおもちゃであったりとか、あとは森林環境の教育のためのものに使ったりと、こういった用途に使われるということになりますので、今後そういったものも含めて、関係部署と検討していきたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  例えば今の目的事業があれば、満額これから出すことができるんですよね。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  新たに事業化される内容については充てることは可能とあります。例えば、一括交付金で既にやっている予算の組みかえみたいな形では使用できないということで、県から話がございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  私もちょっと勉強しようと思いますので、何か情報があったら教えてください。お願いします。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  意見はございませんか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  特にないようでありますので、討議を終了いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に資料の配付) 【厚生経済常任委員会】 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより、厚生経済常任委員会を開会いたします。  令和元年度行政視察についてを議題といたします。  今年度の視察先につきましては、前回、委員の皆様に募集をかけておりました。  その取りまとめた資料を配付し、休憩中に協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  今年度の行政視察につきましては、休憩中に協議したとおり、視察日程につきましては10月28日・月曜日から11月1日・金曜日の週の、視察期間は3泊4日と確認いたしました。  また、その内容につきましては、正副委員長でまとめまして、また皆さんに認めるということで、正副委員長に一任されるということで、配付案の中からまた調整させていただきますが、ご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  あすも午前10時より常任委員会と分科会を開会いたしますので、ご参集ください。  本日はこれにて散会いたします。                             (午後4時 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和元年(2019年)9月17日    厚生経済常任委員長 前 田 千 尋...