那覇市議会 2019-08-26
令和 01年(2019年) 8月26日都市建設環境常任委員会(都市建設環境分科会)−08月26日-01号
委 員 多和田 栄 子 委 員 古 堅 茂 治
委 員 大 城 幼 子
委 員 仲 松 寛 委 員 粟 國 彰
───────────────────────────────────────
●
欠席委員
委 員 吉 嶺 努 委 員 清 水 磨 男
委 員 大 浜 安 史
───────────────────────────────────────
●説明のため出席した者の職、氏名
島 袋 正 吾
都市計画課長
平 良 正 樹
都市計画課担当副参事
金 城 聡
都市計画課都市デザイン室長
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●職務のため出席した
事務局職員の職、氏名
當 間 順 子
議事管理課長
喜屋武 太 一
議事管理課主査
山 城 泰 志
調査法制課主査
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(午後1時07分 開会)
○委員長(前泊美紀)
おはようございます。
委員会を開会する前に、本日の出席状況についてご報告申し上げます。
委員会定数10人中、出席5名となっております。
吉嶺努委員からは、所用のため欠席する旨、また、
仲松寛委員、
多和田栄子委員、
清水磨男委員、
大浜安史委員からはおくれる旨のご連絡がありました。
以上、ご報告申し上げます。
○委員長(前泊美紀)
それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の
都市建設環境常任委員会を開会いたします。
初めに、
審査日程についてお諮りいたします。
お手元に日程(案)を配付しておりますので、休憩をして協議したいと思います。
休憩いたします。
(休憩中に
審査日程について協議)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
審査日程につきましては、休憩中に協議いたしました案のとおり進めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ご異議なしと認め、そのように審査を進めることにいたします。
休憩いたします。
(休憩中)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
それでは、
所管事務調査を行います。
議会の議決事件としている計画の1つである、都市みらい部の
都市計画マスタープランが改定の時期となっておりますので、これから
所管事務調査と本委員会で取り組んでいくこととなりますというのが選択肢の1つです。となることが想定されます。ただ、今回
都市計画マスタープランの議決事件ということは初めてですので、当
常任委員会で審査を主に行うのか、はたまた議会としては
特別委員会を設置するのかという方法が複数ございます。それに関しては、またこちらで決めていきたいと思いますので、ご了承いただきたいと思います。
本日、配付しております
都市計画マスタープラン改定(案)は、
都市計画審議会への諮問案と同じ内容となっております。
それでは、
都市計画マスタープラン改定について、
島袋正吾都市計画課長、説明をお願いいたします。
◎
都市計画課長(
島袋正吾)
それでは、
都市計画マスタープラン改定についてのご説明をいたします。
まず、資料といたしましては、今お配りいたしました約180ページほどの資料と、全体の構成を示しておりますA3の横の資料、もう一つはA4の横の
スケジュールという3つの資料を準備いたしました。
お配りしました180ページの資料、この全部を読み上げるというわけにはいきませんので、A3の全体構成を示したものと冊子のページをあわせて見ながら、お聞きになっていただきたいと思います。
A3の全体構成を中心にご説明しますが、このA3の資料のほうにはページが記入してあります。このページをごらんになりながら見ていただきたいと思います。約30分弱の説明ということで、よろしくお願いいたします。
まず、A3の資料の左上のほうから、今回の
都市計画マスタープランは序章から第1章、それから第5章までの構成となっております。
左上の序章は、
都市計画マスタープランとはどういうものかということで、「
都市計画マスタープランの目的や改定の背景などを示しています。」ということで、括弧してP.1、1ページをまずごらんいただきたいと思います。
1ページのほうに
都市計画マスタープランとはというようなことで、記載されております。
目的や位置づけ、改定の背景、計画の期間などを示しております。
都市計画マスタープランは
総合計画の将来像の実現に向け、主にハード面からのアプローチによる
まちづくりの目標や方向性を示すもので、おおむね20年間を見据えた方針であります。
位置づけとしましては、
都市計画法第18条の2に基づく計画で、県の
上位計画や本市の第5次
総合計画などを
上位計画としております。
平成11年4月に改訂後、約20年が経過しており、本市を取り巻く状況の変化を捉え、今後の
まちづくりの方向性を改めて定める必要から、改定を行うこととしております。
2ページをお開きください。
左下のほうに、これまでの
市民アンケートや
市民ワークショップ、
外部委員会など、改正のプロセスを列挙してあります。
次に、A3の表の第1章の項目としては、那覇市の現状と課題ということで、5ページから25ページまでが現状と課題となっておりまして、那覇市の特性や成り立ち、現状と課題などを整理しております。
現状と課題では、今後、想定される人口減少や超高齢社会の到来の予測、観光客の急激な増加による地域の
生活環境への影響、慢性的な
交通渋滞による都市活動の低下や
生活環境の悪化、温暖化などの環境問題などを整理し、現状と課題として示しております。
続きまして、第2章ですが、第2章は26ページからになります。
26ページ、27ページをお開きください。
第2章では、
都市整備に関する
まちづくりの目標と将来
都市構造などを示しております。
総合計画の将来像実現のために、
上位関連計画の考え方、
市民アンケートや
市民ワークショップの意見、本市の課題などを踏まえ、今後20年の
都市整備に係る目標として9つ上げております。
9つ、読み上げます。
(1)魅力あふれるコンパクトなまち。
(2)だれもが移動しやすいまち。
(3)みんないきいき暮らせるまち。
(4)自然ゆたかな水とみどりと花のまち。
(5)那覇らしい歴史や文化の薫るまち。
(6)観光・経済が躍動するまち。
(7)災害に強くしなやかなまち。
(8)人と地球にやさしいまち。
(9)持続可能な都市経営ができるまちの9つの
まちづくりの目標を設定しております。
続きまして、30ページをお開きください。
30ページの図は将来
都市構造を示しておりまして、地域の特徴の面的な広がりをあらわすゾーンと、人・もの・ことが集積した求心力のある場所を示す拠点、都市の骨格をあらわす軸の3つの要素で、
都市構造をモデル化したものとなっております。
続きまして、A3の資料の第3章、分野別の
まちづくり方針ということで、32ページからになりますが、A3の資料で9つの分野別の
まちづくり方針を示しております。これは第2章で示した、
まちづくりの目標を実現するための
分野別まちづくり方針を示しております。
A3の資料で9つの
分野別まちづくり方針を述べておりまして、1.
土地利用の方針。2.
市街地形成の方針。3.
都市交通体系の方針。4.
都市環境形成の方針。5.
景観まちづくりの方針。6.
防災まちづくりの方針。7.福祉・
交流まちづくりの方針。8.観光・
交流まちづくりの方針。9.
イノベーションまちづくりの方針の9つの方針となっております。
A3の資料で、黄色くマーキングしてあるところが随所にあると思うのですが、これは現在の
都市計画マスタープランから変更があった、あるいは追加になった、あるいは特徴的なものをマークしております。本日は、この黄色くマークしてあるところが特徴的でありますので、その部分についてご説明いたします。今ちょうど、分野別の8.観光・
交流まちづくりの方針、9.
イノベーションまちづくりの方針は、今回の改訂版で新しい分野として追加した方針となっております。
分野別まちづくり方針については、現
都市計画マスタープランを踏襲しながら新しい視点や
取り組みを追加した内容となっております。
それでは、主な変更、あるいは特徴的な追加した点の黄色い部分について説明いたします。
まず、右上のほう、1.
土地利用の方針について。
これは冊子の32ページの1−2、黄色くマークしてありますが、地域の特徴を生かした戦略的な
土地利用の推進という項目が1−2になります。
ここでは人口減少や超
高齢化社会を見据えたコンパクトプラスネットワークの考え方を受け、新しく追加した内容となっており、中心拠点、副次拠点、
地域拠点に誘導する都市機能の集積や充実などについての内容を記載しております。
次に飛びますが、37ページ、A3の資料では2.
市街地形成の方針。37ページの2−3でコンパクトで利便性の高い市街地の形成という項目に、拠点に関する内容を追加しております。
続きまして、3.
都市交通体系の方針としまして、39ページをお開きください。そこの3−2の項目で、誰もが移動しやすい
公共交通のネットワークの形成という項目の中で、新たにLRTなどの
取り組みについて追加しております。次の40ページにかけて、LRTに関する
取り組みの記載をしております。
続きまして、4.
都市環境形成の方針ということで、43ページ。この方針として、
都市環境形成の方針として、4−1市街地の低炭素化の推進の項目の中で、環境負荷の少ない都市を目指し、
自動車依存からの転換や総エネ、畜エネ、省エネの技術の活用の活用などに関して記載しております。
続きまして、49ページ。ここについては、5.
景観まちづくりの方針についての項目で、5−3風格と魅力を兼ね備えた新たな都市美の創造の項目で、夜景景観に関する内容や、5−4の項目で
風景づくりにかかわる人材の育成などの内容について、新たに追加しております。
次に、6.
防災まちづくりの方針は51ページ。6−1災害に強い
まちづくりの推進という項目の中で、広範囲で被害を受けたときに、迅速に復興を進めるための事前準備の
取り組みを進めることについて、新たに追加しております。
次に、7.福祉・
交流まちづくりの方針、53ページをお開きください。
福祉・
交流まちづくりの方針の7−2気軽に出かけたくなるまちの形成の項目の中で、地域の
コミュニティ醸成への
取り組みとして、小学校の
地域連携施設や市営住宅の集会所などの利用しやすい施設整備や
健康まちづくりの
取り組みとして歩きやすい
歩行環境の整備について記載し、地域内の交流の視点や健康の視点を新たに追加しております。
次に、8.観光・
交流まちづくりの方針については、55ページから57ページについて今回大きく追加した方針であります。都市が持つ複合的な観光資源を生かした
まちづくりに関する
取り組みや、観光客だけではなく、地元の人に今後も愛着を持ってもらうための
取り組みなどについて記載しております。
続きまして、58ページ、9.
イノベーションまちづくりの方針の項目では、
情報化社会の中でも新しいことが生まれるきっかけとなる人と人との出会いの場づくりや、新しいさまざまな技術を活用しながら横断的で総合的な
まちづくりに取り組むことを記載しております。
駆け足な説明となりますが、3章が以上となっておりまして、続きまして、第4章、A3の全体項目の中の下段のほうです。
第4章からは、
地域まちづくりの方針ということで、59ページからになっております。第4章では、これまで示してきた目標や方針などを、それぞれの地域の現状や特徴を踏まえ、地域ごとの方針としております。
61ページをごらんください。
地域別の区域、地域区分でありますが、これは現在の現
都市計画マスタープランと同様に9つの地域に区分しております。
62ページからが、それぞれの地域の
まちづくり方針となります。構成を1の
那覇新港周辺地域を例にご説明いたします。
62ページをお開きください。62ページの1、
那覇新港周辺地域の
まちづくり。
地域まちづくりの構成としては、まず位置と地整がありまして、成り立ち。
次の63ページに、地域の特性。
次をめくっていただきまして、64ページ。これは地域別の
ワークショップをしたときに市民からの意見をここに列挙してあります。この地域はこういうふうになったらいいねとか、これが足りないとかいったような意見があったものを集約して入れてあります。
65ページ、地域の将来像。
66ページ、地域の
土地利用の方針。
68ページ、地域の
公共交通の方針。
70ページ、安全・安心な
地域形成の方針。
72ページ、暮らしと交流の方針。ここまで1セットといいますか、こういう項目で地域別に記載しております。
A3の全体構成の中でも黄色でマークしました。ここは特徴的なところをマークしておりまして、今回そこをご説明いたします。
那覇新港周辺地域につきましては、新たな交流拠点を中心とした魅力的な
ゲート空間の形成などを基本的な方針としておりまして、例えば、65ページをお開きください。右上のほうに地域の将来像の2段目あたりに、
ゲート空間の形成を図るとか、そういった記載をしております。整備が予定されている第2
クルーズバースは、多くの観光客が訪れる新たな玄関口となることから、周辺の
土地利用の誘導や緑陰の創出など、魅力的な
ゲート空間の形成を図ることを方針としております。
地域別は、そういった1点、2点のご説明をさせていただきたいと思います。
続きまして、2の
那覇北地域、これは74ページからの記載になります。
那覇北地域は、新都心とか東側の真嘉比、そのあたりが
那覇北地域になりますが、黄色でマークしてあるところですが、商業施設、文化施設、
レクリエーション施設の集積を生かした回遊性のある
まちづくりの推進などを基本的な方針としております。
それが77ページの右上のほうにあります、地域の将来像のところに記載があったり、85ページの暮らしと交流の方針に、こういった回遊性のある
まちづくりの推進ということで、新都心公園や周辺の商業施設、
歴史文化施設など、施設間をつなぐ快適な歩行空間と緑陰を形成することで、地区内の回遊性を高める方針としております。
続きまして、3、
首里北地域は、88ページからになります。モノレール駅を中心とした
公共交通の
利便性向上と歩行者・
自転車利用環境の整備などを基本的な方針としております。
91ページ、地域の将来像の項目に記載をしたり、94ページの地域の
交通体系の方針などに記載されております。新たに整備される石嶺駅を中心として、歩行者や自転車の
利用環境の整備を図る方針としております。
続きまして、4、首里地域は、102ページからとなっております。
暮らす人と訪れる人のバランスのとれた
交通環境の形成などを基本的な方針としております。ページが飛んで恐縮ですが、113ページの暮らしと交流の方針の一番下の欄に、暮らす人と訪れる人のバランスのとれた
交通環境の形成ということで、観光客の急激な増加による
交通渋滞や生活道路へのレンタカーの侵入など、
市民生活への影響が顕在化しており、流入交通の抑制、
歩行者優先ゾーンの導入など、都市基盤の不足を補いながら、
都市観光と
市民生活の共存を図る方針というのが全体的に記載されております。
続きまして、5の真和志地域、116ページからとなっております。
まちづくりと一体となったモデル性の高い
基幹的公共交通システムの導入などを基本的な方針としております。新たな機関軸として期待されるLRTなどの導入による
まちづくりを図る方針としております。122ページの地域の
交通体系の方針などに記載をしております。
続きまして、6の
那覇中央地域、130ページからとなっております。
公共交通を中心として、歩いて暮らせる
まちづくりの推進を将来像としております。
公共交通の利便性を生かした街中居住の推進などを基本的な方針としておりまして、133ページ、地域の将来像の右上のほうに
公共交通を中心とした歩いて暮らせる
まちづくりの推進というようなことで記載しております。
続きまして、
那覇西地域、144ページからの記載となっております。
若狭バースの周辺や福州園、
中心市街地までの
アメニティ空間の創出などを基本的な方針としております。
155ページ、例えばこれは下のほう、
交流スポットという項目の中に、
旅客船バースの記述がされております。
若狭クルーズバースは多くの観光客が訪れる玄関口であり、周辺の
土地利用の誘導や景観形成、緑陰の創出などにより、魅力的な交流拠点の形成を目指します。また、沿道の建物や公園なども連携した中心部へつなぐ魅力的な
シンボルロードの形成を図ります。
続きまして、8、小禄地域、158ページからとなっております。良好な景観の形成や緑化の推進などによる成熟した住環境の形成などを基本方針としております。
161ページに今申し上げました成熟した住環境の形成を進めると。敷地内に緑や
オープンスペースなどを確保し、今後も良好な住宅地の形成へ誘導するというようなことを記載しております。
次に、172ページ、
空港周辺地域の記載になります。本市の玄関口として、空港から市街地へ向かう
亜熱帯都市の空間整備の促進を基本的な方針としております。
9の
那覇空港周辺地域までが地域別で、175ページから
都市計画マスタープランの実現に向けてという項目での記載がありまして、さまざまな分野の団体あるいは市民と連携を図り、協働による身近な
まちづくり活動に取り組むことを記載し、175ページの1で
まちづくりの目標や地域の将来像を共有し、176ページで多様な主体との協働を図るとか、177ページの(3)で
まちづくりの人材の発掘と育成、これからを担う若い世代などに新たな人材の発掘と育成を図るとともに、活動を通した地域や街への愛着や誇りの醸成を図っていくことなどを記載しております。
これまでの
まちづくりは、ハードとソフトが分離して進められていることも多く見られましたが、今後はハードとソフトの各分野の連携による総合的、効果的な
まちづくりの展開を図るというようなことを、この計画の実現に向けて記載しております。
最後に、本
マスタープランは基本的に
計画期間をおおむね20年としておりますが、その間の社会情勢の変化があった場合など、必要に応じて見直しを実施するということが最後の180ページのほうに記載してあります。
駆け足でありますが、以上で
都市計画マスタープランの概要の説明を終わります。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長、ありがとうございます。
皆さんがつけてくださった資料、皆さんのほうで想定している改定の
スケジュール(案)についてもご説明いただけますか。
◎
都市計画課長(
島袋正吾)
わかりました。
A4横の
スケジュール(案)ということで、これまでの
スケジュールと今後のということで記載させていただきました。
この
都市計画マスタープランについては、平成29年から取り組んでおりまして、市議会、
都市計画審議会(都計審)、
市民意向把握というような項目でやってきておりまして、29年度からは
市民意向把握で、例えば
アンケート、あるいは
タウンミーティングをこの日付で、あるいは
地域ワークショップをこの回数で行いました。それについての
経過報告会をこういうふうにやってきましたということ。
外部委員会、これは
学識経験者を含めた市民とか、コンサルタントのシンクタンクであります
外部委員の方々にも意見を聞きながら平成30年度で、今年度に入りましても引き続き進めているというところで、年1回、あるいはポイント、ポイントで、
建設常任委員会には経過のご報告、この冊子ではないんですけど、こういったA3の資料で現時点での報告ということでさせていただく中で、本日に至っております。
ちょうど
真ん中あたりから色分けされているところで、素案の説明ということで、本日8月26日に説明いたしまして、9月の議会で議会のご意見をいただくと。
次の3段目、真ん中の段落に
都市計画審議会ということで、これはあさって予定しておりますが、
都市計画審議会に同じ資料をお出ししてご意見をいただく。
そして、
市民意向把握ということで
パブリックコメントも予定しております。
この3つのご意見をいただいて、修正あるいは取り入れるところがあったら取り入れるというようなことをしまして、
都市計画審議会も継続の審議で、1月の中旬に答申いただく。議会につきましては2月の議会に付議して議決をいただき、令和2年度から改定して公表していきたいということで、
スケジュール(案)を作成させていただきました。
○委員長(前泊美紀)
ありがとうございます。
これより、質疑に入ります。
マスタープランの内容、そして
スケジュールなどについて。
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
今、皆さんの説明で20年の計画で進めるという話だけど、これは順調にいきそうですか。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(
島袋正吾)
そうですね。このA4の
スケジュール表にもあるように、例えば、平成29年から市民への
まちづくりの
アンケート調査をしたり、
タウンミーティング、あるいは
ワークショップとかで市民のいろいろな意見があって、それを反映した形で作成いたしました。
役所の全庁的な庁内の中でも、福祉部門とか、全庁的な委員会をつくりまして議論してきたと。
外部委員会も
学識経験者の大学の先生とか、いろいろな方の
外部委員のご意見を聞いてきたというようなところで、意見を集約して進めてきているものですから、順調に今後も進んでいけるのではないかと思います。
もちろん議会のご意見もあろうかと思いますので、その意見も取り入れて、今後進めていきたいと考えております。
◆委員(粟國彰)
頑張ってください。
○委員長(前泊美紀)
ほかにありませんか。
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
わかりやすい説明、ありがとうございました。
前回の計画と比べて、今回新たにつくるときの苦労というのかな。一番の苦労というのはどういうところがありましたか。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(
島袋正吾)
苦労話は僕がしゃべるというよりは、
担当グループ長あたりからのほうがいろいろあると思いますので、よろしいですか。
○委員長(前泊美紀)
金城聡都市デザイン室長。
◎都市デザイン室長(金城聡)
今回、都市マスを改定するに当たって、やはり社会情勢の変化というのが大きく、日本全体のテーマにもなっておりましたので、これまで都市は人がふえてどんどん拡散していくという前提でつくられていた計画を、これからはそんなに人口もふえていかないと。
で、部分、バランス。同じ那覇市の中でも、恐らく人口がふえるところと、なかなかふえにくいエリアが出てくるとか、そういったことも踏まえて、あと、市民の皆さんにそういった内容も提示しながら、ただ、余り市民の皆さんとしてはそれに対して暗い未来予想だけではなくて、まだまだ那覇市にはたくさん可能性があるんじゃないかということを市民の皆様からたくさん意見をいただく中で、那覇市の持っている資源とか価値とかというものを高めるように、この計画を前向きに前向きに進めていくというか、そういったところが結構大変だったかなと思っております。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
今の既存の計画の公園の促進と、新たに公園が弱いところ、小さい公園をつくっていこうということが各地域ごとにしっかり押さえられていると思うんだけど、その中でも子どもの視点というのか、子どもの発想を活用してというような、新たなものが僕は入っていると思うんだけど、そこら辺をちょっと説明してもらえる。
○委員長(前泊美紀)
金城聡都市デザイン室長。
◎都市デザイン室長(金城聡)
今回、公園の整備については、市民の皆様から交通と公園という2つが、非常に緑とあわせて要望が多くて、その中で今ある公園を活用したいという意向も結構ございました。
これまでなかなか公園というと禁止事項が多くて、使いにくいというお話もありましたので、そこら辺についてはより柔軟な活用をしていこうというような記述もしております。
また、今回、高校生の方が
ワークショップに参加していただいたり、先日もその
ワークショップに参加していた高校生の皆さんが、今度は小学生を連れてまちの中を案内したと。それでもっと那覇市の
まちづくりが知りたいということで、先週尋ねてきて、その高校生に那覇市の歴史とか
まちづくりのレクチャーをさせてもらったのですが、今回そういった意味でも若い方の視点を、公園のこれまでの決まりからは一歩踏み出したような使い方もしていこうということを記述しております。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
そういう多様な視点で、施策に生かしていくという観点は非常に大事だと思います。評価いたします。
首里石嶺地域は、公園については全那覇市の約20の1の面積しかない、1人当たり20分の1だったかな。
そういう状況にあって、本当にそういう小さな公園が求められているんだけど、しかし、事業を執行する都市計画をつくる皆さんと、公園を実際にやっている公園管理課とか、花とみどり課か、そういうところとの予算の確保の問題で─私はこれは非常にすばらしいものだと思う。
だけど、実際はそれに基づいて予算確保ができるかどうかという、事業が進捗できるかどうかということが問われてくると思うんだけど、しかし、その予算確保をするにしても、こういう立派な計画がなければ論的なあれはできないさ。そういう意味で、僕は非常にいい出来だと思います。答弁はいりません。ほめて終わります。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
大城幼子委員。
◆委員(大城幼子)
改定
スケジュールの中で、市民意向を把握することとして
タウンミーティングが2回と、
地域ワークショップが7回開催されていますが、この
タウンミーティングと
地域ワークショップの
取り組みの違いを教えてもらえますか。
○委員長(前泊美紀)
金城聡都市デザイン室長。
◎都市デザイン室長(金城聡)
今回、市民意向の把握ということで、
タウンミーティングと
地域ワークショップ、ちょっと名前を変えたのは、
タウンミーティングにつきましては那覇市全体のことを考えようということで、まず最初に、那覇市全体のことについて現状の認識と未来に向けてのお話をしていただきました。
その中から、2回やった
タウンミーティングのうちの第1回目から出てきた意見などを参考に、今回9つの方針、先ほどのページでいきますと27ページのほうの9つの方針などは、その第1回目の
タウンミーティングでいただいた、那覇市全体をこういうまちにしていきたいといいことをベースに、最初の素案ができました。
今度、この9つの各分野それぞれ、これを実現するためにどういった分野で取り組んでいけばいいかというようなお話をいただいて、それで那覇市全体の目標と方針を定めております。
その後の各地域ごとの
ワークショップについては、今回9つの地域を─これが全体の
タウンミーティングをしたときの写真になります。これは那覇市全体の未来を考えるということで2回開催しております。その後、市内の7地域、それそれのエリアごとの特徴を紹介したり、そういったこともしながら各地域ごとに
ワークショップをしたというのが、この
地域ワークショップというものになっております。その両方の成果が主に前半の、こちらの
分野別まちづくり方針ぐらいまでは那覇市全体のお話になっておりまして、その後、こちらの
地域まちづくり方針については、地域の皆さんの意見をたくさん取り入れて作成したという形になります。
○委員長(前泊美紀)
大城幼子委員。
◆委員(大城幼子)
ありがとうございます。
あと、
アンケートの
取り組みというのは、具体的に期間とか数字で示せるものがありますか。
○委員長(前泊美紀)
上原由仁都市計画課主幹。
◎都市計画課主幹(上原由仁)
アンケート調査につきましては、平成29年の12月8日から平成30年の1月31日までの期間でやっております。18歳以上の男女を対象に3,000通の
アンケート調査をしております。21.7%の回答率がありました。以上です。
○委員長(前泊美紀)
大城幼子委員。
◆委員(大城幼子)
ありがとうございます。
あと、今年度9月のパブコメの期間も、もう決まっているんですか。
○委員長(前泊美紀)
上原主幹。
◎都市計画課主幹(上原由仁)
パブリックコメントの期間は、まだいつからということで決まってはないのですが、9月中には開始したいと思っております。
○委員長(前泊美紀)
ほかにありませんか。
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
全体的なことなんですけども、前回、これは平成11年の策定ということで、一部改定が24年にされていますよね。恐らくおおよそ10年目ということで、半分たったかなということでされたとは思うんですが、そのときに改定するに当たって、今回は20年目ということなんですけども、ある意味今回も改定であるわけですよね。そのときと今回と、大きな違いはありますでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(
島袋正吾)
都市計画マスタープランは、
計画期間20年を見据えた方向性を定めるというような性格のもので、平成11年に策定して20年に向かって進めたというときに、そうは言っても20年というと結構長い年月ですので、中間で少しマイナーチェンジじゃないですけども、中身をおさらいしてみようといった趣旨が平成24年。これは全面というよりも一部、世界状況の変化の中で修正をしたというものになっていまして、今回は平成11年から20年たったということで、ある意味全面改定というような意味合いで改定しているというものであります。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
全面改定という言葉ではあるものの、やっぱり今皆さんが記したとおり、黄色いマーキングという部分が、ある意味追加であったり、改定なのかなというのはありますけども、前回の冊子と今回の冊子、まだ全部は比べてはいないんですけども、それを今皆さんがA3でやっていただいたのは大変わかりやすくていいと思うんですけども、これは追加とかなんですけども、大きく今回削除したというものはございますでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
島袋課長。
◎
都市計画課長(
島袋正吾)
削除、あるいは大きな削除というのは特にないです。
基本的なものは踏襲する中で、今回新たな社会状況の変化といったようなところで取り入れたというような性格です。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
わかりました。
これは180ページあって、まだまさに目は通していないんですけれども、目を通しながらわかりやすかった説明で、おおよそはわかったつもりであるので、今後精査して、この
スケジュールどおり進めるように、お互いのポジションがありますので、精査していきたいと思います。ありがとうございました。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
全国一悪い
交通渋滞という中で、皆さんも相当苦心されてこれをつくっていると思うんだけど、その中で
公共交通への誘導とともに歩行者と自転車の環境の整備という利用は、各地域、ほとんどそれが入っているんですけど、自転車の利用促進のための環境整備という場合に、首里の北地区などは石嶺本通り、それから石嶺線、あとは石嶺福祉センター線、そして南風原線かな。それぐらいしか大きな道はなくて、自転車が走るような道はそういう通りしかなくて、それ以外の道は4メートルぎりぎり、そして4メートル満たない小さな私道というところが多いんだけど、そういう中で自転車利用の環境整備という場合に、どういうことを想定しているのかな。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(
島袋正吾)
前段、私がお答えしまして、次に平良副参事のほうからお話しします。
都市計画マスタープランの中で、今回の
地域ワークショップでもやっぱり自転車のご意見を言う市民は結構いらっしゃいました。今、
那覇中央地域であれば、いろいろお見掛けするように外国の方も結構乗っている。今、首里とか真和志とか、そういった地域でも自転車に関するものは出てきているというようなことで、今回の
都市計画マスタープラン、方向性の中でも、自転車のこういうものは何とかしないといけない、こういう方向でいきましょうというようなくだりというか、記述はあります。具体的な想定というところも考えておりますので、その辺を副参事のほうからお話しします。
○委員長(前泊美紀)
平良正樹
都市計画課担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
自転車に関しましては、2年前、自転車ネットワーク計画(基本計画編)というのを策定します。
この中で、自転車が安全に走行できるような走行空間の確保ということで、大事なのは先ほどありました、全ての道路に書くのは理想なのですが、まずはネットワークをしっかり組んで、自転車が安全に走れるような計画ということで策定します。
ご承知のとおり、那覇市内の道路というのは幅員が狭いというところもありまして、しっかり新たに都市計画を決定する道路については、自転車道など、歩行者それから車両と分けた形での自転車の空間をしっかりとりつつ整備していくと。
それ以外のものについては、やはりドライバーに自転車も車両の一部だよということの認識をしていただくために、車道混在型ということで、自転車が走る空間を路面で表示をしていくと。
そういった工夫をしながら、自転車の安全な走行空間の確保、それからやはり駐輪環境というのも今後重要で、整備が必要だと考えておりますので、どういったところに駐輪環境の整備ができる空間が公共施設としてあるか、ここら辺はまた計画に位置づけながら、今後進めていきたいと考えております。
○委員長(前泊美紀)
多和田栄子委員。
◆委員(多和田栄子)
お疲れさまです。
マスタープラン、10年前の計画と大幅に変わったような感じもしますけれども、特に首里地域が2つに分かれていますよね。首里全域と北地域ということで、モノレール等ができたおかげかなとも思いますけれども、この辺の大きく分けた経過を改めて聞きたいと思います。
○委員長(前泊美紀)
金城聡都市デザイン室長。
◎都市デザイン室長(金城聡)
首里地域につきましては、前回も都市マス上は首里地域と
首里北地域というふうに分けておりまして、その分け方としては前回と同じような分け方になっております。
その分けた経緯としては、もともとの首里城を中心とする歴史的な首里のエリアと、もう一つは、石嶺などを含めた首里、そこを
首里北地域というふうに名づけて取り組んでおります。
今回、
首里北地域のほうにつきましては、新たにモノレールが延伸してモノレール駅ができてくるとか、そういったことを中心に街のつくり方も少し変わっていくだろうと。そういうことを踏まえて地域別の方針には反映させております。
首里地域のほうは、首里城を中心として先ほども出ました観光客の急激な増加、そういったことで生活者の視点と訪れる人の視点、両方が満足するようなエリアをつくっていきたいというようなお話が特に大きく、今回入れているのかなと考えております。
この分け方といたしましては、例えば、くっつけるかというようなお話もあるかとは思いますが、前回と同様、2つに分けたまま区域を設定しております。
○委員長(前泊美紀)
多和田委員。
◆委員(多和田栄子)
首里地域が今後1つにまとまるというような感じも受けますけれども、わざわざ分けてくださって、先ほど話がありましたように生活者の視点から見て、分けてもらったほうが市民の方もわかりやすいプランかなと思っています。ありがとうございます。以上です。
○委員長(前泊美紀)
ほかにありませんか。
大城幼子委員。
◆委員(大城幼子)
1点だけ確認で、先ほど
地域ワークショップをこれまでに7回開催されていますが、
まちづくりの方針の中で区域は9つになっていますが、9つの
ワークショップではなくて7回になっているんですが、どこか合同で地域、行ったんでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
島袋正吾都市計画課長。
◎
都市計画課長(
島袋正吾)
合同でしました。
例えば、空港のほうとかは一緒に、8の小禄地域と9の
那覇空港周辺地域は一緒にしました。それと、
那覇新港周辺地域と
那覇西地域を一緒にしたものですから、7回の
ワークショップといったようなことです。
○委員長(前泊美紀)
大城幼子委員。
◆委員(大城幼子)
新港周辺地域と
那覇西地域は離れていると思うんですけど、そこは一緒に西地域で行ったということですか。
○委員長(前泊美紀)
島袋正吾都市計画課長。
◎
都市計画課長(
島袋正吾)
はい。そうですね。
○委員長(前泊美紀)
ほかにありませんか。
ないようであります。
ちょっとここで休憩をいたします。
(休憩中)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
休憩中に当局と確認をいたしましたところ、市議会での調査を経た市への提言のタイミングについては、10月下旬というお話がありましたが、その点につきましてはまた調整をしてまいりたいと思います。
あわせまして、
都市計画マスタープランとあわせて関連する計画、立地的成果計画や地域
公共交通網形成計画等々も作成中かと思われますので、適宜ご説明いただくようにお願い申し上げます。
それでは、この件につきましては、この程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
これより議員間討議にあります。特にございますか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ないようでありますので、議員間討議を終了いたします。
それでは、お手元に配付してあります
都市計画マスタープランに関する
スケジュール(案)について、事務局から説明をさせますが、皆さん今の説明をお受けして、前の
建設常任委員会では、どの組織で
都市計画マスタープランの調査の中心部を担うかということがはっきり決まっていなかったという状況で引き継いでおります。
1つには、私どもの
都市建設環境常任委員会でもって審査する方法と、別に
特別委員会を設けて審査する方法等があるかと思いますが、その点につきまして、どちらがいいのか、皆さんからのご意見を伺いたいと思いますが、
古堅委員、いかがでしょうか。
◆委員(古堅茂治)
特別委員会をつくるまでもないと思います。
○委員長(前泊美紀)
当
都市建設環境常任委員会で調査すべきものというご意見がありましたけども、ほかにご意見ありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
では、
都市計画マスタープラン改定の審査に関しましては、
都市建設環境常任委員会で行うものと決することにいたします。
それでは、
スケジュール(案)について、事務局に説明をお願いします。
◎
議事管理課主査(喜屋武太一)
都市計画マスタープラン改定に関する
スケジュール(案)というA3の表をごらんください。これをもとに説明していきたいと思います。
先ほど、10月下旬に提言をいただきたいという調整があったので、それを前提にしてつくっています。その仮定のもと説明をしていきたいと思います。
表の一番左端なんですが、上のほうは議会側の対応、下のほうは執行部としております。
きょうが8月26日なので、議会側の対応の2段目の
都市建設環境常任委員会の2段目、
都市計画マスタープラン(素案)に対する提言までの
スケジュール調整ということが本日のものです。
矢印を上に行きますと、全員協議会9月2日を予定しています。
都市計画マスタープラン(素案)の説明、これは都市みらい部から説明していただく予定です。
矢印がおりてきまして、また
都市建設環境常任委員会で9月上旬から10月上旬の期間、
所管事務調査を行っていきたいと考えております。
そうしましたら、矢印がまた上に向かいまして、全員協議会、
都市計画マスタープラン(素案)に対する提言についてまとめて、建設委員会から報告をするという形になります。
それを経まして、矢印下のほうに行きまして、市長への提言(手交式)、
都市計画マスタープラン(素案)への提言という流れになっております。
その後は執行部のほうで調整、すり合わせをして、最終案を2月定例会に議案として上程する予定となっております。説明は以上です。
○委員長(前泊美紀)
ありがとうございます。
ただいま今後の
スケジュールについて説明がありましたが、本件の取り扱いについて休憩して協議いたします。
休憩します。
(休憩中)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
那覇市
都市計画マスタープラン改定についての今後の
スケジュールについては、おおむね
スケジュール(案)のとおりとすることに、また、
所管事務調査の開始時期については、9月定例会中から取り組んでいくことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ご異議なしと認め、そのように決定いたします。
なお、今後進めていく上で発生すると思われる
スケジュールの軽微な修正等につきましては、正副委員長にて確認し、進めることにいたしたいと思います。
次に、前任期の建設委員会からの引き継ぎ事項についてを議題とします。
それでは、事務局より説明をお願いします。
◎
議事管理課主査(喜屋武太一)
それでは、説明いたします。
まず、陳情の引き継ぎ事項についてからご説明いたしたいと思いますが、皆様のお手元に陳情書綴りを置いていますので、ご確認ください。
継続審議になっているものだけ説明したいと思います。
最初、開いたページにメニューが載っておりますので、まず通し番号の4番、陳情24号、童神の丘、旭が丘公園の抜本的整備に関することについて。
通し番号5番、陳情第34号、那覇市牧志1丁目の地域住民の生活道の売買、移動の払い下げに伴い、地域住民の生活圏の侵害に対する権利の回復について。
ページめくりまして、通し番号9番、陳情63号、道路反射鏡設置基準の見直しと反射鏡設置等について。
通し番号11番、陳情83号、市道久茂地9号線の縮小について。
通し番号12番、陳情88号、那覇港新港ふ頭小舟だまり場への公衆トイレ設置の陳情。
通し番号13番、陳情92号、首里大中町旧道を市道として整備することについてが継続審議となっております。
通し番号14番の陳情96号は、付託されてまだ審議は行っていない状態です。9月定例会を予定しています。
次に、議会報告会における市民意見、要望等の振り分け書、A4の冊子をごらんください。
こちらで
所管事務調査となったものをご説明していきたいと思います。
まず、2ページと3ページです。
本庁(1班)のナンバー6、7と、3ページ目の8番です。これは久茂地9号線に関する市民意見です。先ほどの陳情のものとほぼ同じ内容となっております。この点に関しては
所管事務調査を行ってくこととなっております。
ページ開きまして4ページ、本庁(1班)のナンバー20です。こちらも久茂地9号線に関することとなっております。
ページはちょっと飛びまして9ページ、首里(4班)のナンバー11、城東小学校から石嶺小学校に向けての交差点、城東城北線という道路についての陳情のようなものなんですけれども、幅員が狭いということで、歩行者にとっても危険であるというものの内容となっております。これも
所管事務調査を行うということになっております。
10ページにいきまして、久場川市営住宅の空き駐車場の件なんですけれども、これは市長へ直接要望しております。回答を待っている状態です。
市民意見に関しての
所管事務調査については以上となります。
あと、大きい引き継ぎ事項は
都市計画マスタープランの改定ということになっております。説明は以上です。
○委員長(前泊美紀)
ありがとうございました。
では次に、現場視察についてを議題といたします。
休憩いたします。
(休憩中)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
休憩中に協議しましたとおり、陳情第83号、市道久茂地9号線の縮小について。
陳情第92号、首里大中町旧道を市道として整備することについての2件については、一旦、当局から説明を再度受けまして、その後に現場視察を実施する必要があると判断した場合は視察を行うと。
また、その日程につきましては、正副委員長に一任し、議長に対し本委員会委員の派遣を求めることにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ご異議なしと認め、そのように……。
◆委員(古堅茂治)
議会報告会でそういう似たようなものを
所管事務調査でやるということになっているでしょう。そういうところも、首里の首里駅の乗降場、その道が狭いという問題なども全部見たほうがいいと思う。見るのであれば、そういうことも含めて1日でさっと見るような、ただ現場を見るだけだから。
○委員長(前泊美紀)
ありがとうございます。
ただいま
古堅委員よりご意見がありました。議会報告会で市民からご意見がありました城東城北線の視察もあわせて行っていく方向で調整をしてまいりたいと思います。
以上でよろしいでしょうか。
(「はい」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ご異議なしと認めます。
では次に、(2)
委員会視察についてです。
今年度は
委員会視察を行う予定となっています。
視察を行う時期について、休憩して協議いたします。
休憩します。
(休憩中)
○委員長(前泊美紀)
再開します。
今年度の
委員会視察の時期につきましては、令和元年10月28日から11月1日の間とすることで、まず案として決しまして、欠席の委員の方には正副委員長のほうで確認をするということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ご異議なしと認め、そのように決定しました。
候補地やテーマは、9月定例会中なんですが、9月17日までに決めていきたいと思いますので、皆さん、ご希望のテーマや場所などございましたら、正副委員長まで、または事務局までお寄せいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
次に、その他でございますが、ほかに何かございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
なしと認めます。
以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
委員の皆様、お疲れさまでした。
(午後2時25分 閉会)
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那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
令和元年(2019年)8月26日
都市建設環境常任委員会 委員長 前泊 美紀...