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  1. 那覇市議会 2019-08-19
    令和 01年(2019年) 8月臨時会(その2)−08月19日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 01年(2019年) 8月臨時会(その2)−08月19日-01号令和 元年 8月臨時会(その2)             令和元年(2019年)8月那覇市議会臨時会                   議事日程 第1号              令和元年8月19日(月)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議長の辞職の件 第4 議長の選挙 第5 意見書案第10号 核兵器禁止条約に署名、批准し、唯一の戦争被爆国にふさわしい核兵器廃絶に向けた努力を求める意見書                     (古堅茂治議員清水磨男議員提出)                〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                会 議 に 付 し た 事 件 〇日程第1〜4 〔日程追加〕  副議長の辞職の件 〔日程追加〕  副議長の選挙 〇日程第5
    日程追加〕  意見書案第11号  核兵器廃絶に向けて、唯一の戦争被爆国として一層の取り組みを求める意見書                             (奥間亮議員提出) 〔日程追加〕  閉会中継続審査申出について                     (粟國彰議会運営委員会委員長提出)                〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇出席議員(40  1番  永 山 盛太郎 議員  2番  翁 長 雄 治 議員  3番  翁 長 俊 英 議員  4番  上 原 安 夫 議員  5番  上 原 仙 子 議員  6番  坂 井 浩 二 議員  7番  中 村 圭 介 議員  8番  前 泊 美 紀 議員  9番  當 間 安 則 議員  10番  新 崎 進 也 議員  11番  上 原 快 佐 議員  12番  下 地 敏 男 議員  13番  多和田 栄 子 議員  14番  西中間 久 枝 議員  15番  古 堅 茂 治 議員  16番  湧 川 朝 渉 議員  17番  我如古 一 郎 議員  18番  前 田 千 尋 議員  19番  宮 里   昇 議員  20番  野 原 嘉 孝 議員  21番  大 城 幼 子 議員  22番  奥 間 綾 乃 議員  23番  小波津   潮 議員  24番  大 嶺 亮 二 議員  25番  吉 嶺   努 議員  26番  新 垣 淑 豊 議員  27番  清 水 磨 男 議員  28番  金 城 眞 徳 議員  29番  平 良 識 子 議員  30番  宮 平 のり子 議員  31番  喜舎場 盛 三 議員  32番  桑 江   豊 議員  33番  糸 数 昌 洋 議員  34番  大 浜 安 史 議員  35番  上 里 直 司 議員  36番  仲 松   寛 議員  37番  大 山 孝 夫 議員  38番  奥 間   亮 議員  39番  粟 國   彰 議員  40番  久 高 友 弘 議員 ──────────────────── 〇欠席議員(0 ──────────────────── 〇職務のため出席した事務局職員の職、氏名  小 嶺   理  局長  長 嶺   勝  次長  當 間 順 子  議事管理課長  根路銘 安 彦  副参事  山 田 裕 之  主幹  高江洲 康 之  主査  喜屋武 太 一  主査  又 吉 明 子  調査法制課長  徳 永 周 作  主幹  中 本 順 也  主幹  宮 城 勝 哉  主幹  山 城 泰 志  主査  兼 島   理  主任主事            (午前10時1分 開会) ○翁長俊英 議長   ただいまから、令和元年(2019年)8月那覇市議会臨時会を開会いたします。 ○翁長俊英 議長   これより、本日の会議を開きます。 ○翁長俊英 議長   諸般の報告を行います。  まず、古堅茂治議員議員ほか1から、「核兵器禁止条約に署名、批准し、唯一の戦争被爆国にふさわしい核兵器廃絶に向けた努力を求める意見書案」が、提出されておりますので、写しは、お手元に配付しておきました。  この件につきましては、後刻、議題といたします。  次に、去る6月定例会で可決されました委員会条例等の一部改正に伴い、建設常任委員会の名称が、本日から都市建設環境常任委員会と変わりましたことをご報告いたします。  これで、諸般の報告を終わります。 ○翁長俊英 議長   日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、議長において、永山盛太郎議員翁長雄治議員を指名いたします。 ○翁長俊英 議長   日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。  これに、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○翁長俊英 議長   ご異議なしと認めます。  よって、会期は本日1日間と決定いたしました。 ○翁長俊英 議長   次は、私の一身上に関することでありますので、副議長と交代し、私は退席いたしたいと思います。       (翁長俊英議長退場) ○金城眞徳 副議長   日程第3、議長の辞職の件を議題といたします。  翁長俊英議長から、議長の辞職願が提出されております。  事務局長に辞職願を朗読させます。 ◎小嶺理 議会事務局長   令和元年8月5日。那覇市議会副議長 金城眞徳様。那覇市議会議長 翁長俊英
     辞職願。今般、一身上の都合により議長を辞職したいので許可されるよう願い出ます。 ○金城眞徳 副議長   議長の辞職は、地方自治法第108条の規定に基づき、議会の許可が必要であります。  お諮りいたします。  翁長俊英議長議長辞職については、許可することに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○金城眞徳 副議長   ご異議なしと認めます。  よって、翁長俊英議長議長辞職を許可することに決しました。       (翁長俊英議員入場) ○金城眞徳 副議長   なお、翁長俊英議員から、議長退任の挨拶を行いたい旨の申し出がありましたので、許可いたします。  翁長俊英議員。 ◆翁長俊英 議員   議員の皆様方には、ご挨拶の機会をいただきまして、ご配慮いただきまして感謝を申し上げたいと存じます。  私は、2016年10月に第37代議長として就任をいたしました。その後議員改選を挟んで2017年8月に第38代議長に就任させていただきました。  以来、2年10カ月の間、議員や市民の皆様の心からなるご支援、ご協力をいただきまして、名誉ある那覇市議会議長の要職に就かせていただきました。改めて心から感謝と御礼を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございました。  就任当初には、まず、議長車運行基準の策定、議案聴取会の合同開催及び予算決算常任委員会における議員間討議の申し合わせの策定をいたしました。  その後、本市の最上位計画である第5次那覇市総合計画を各常任委員会での所管事務調査による審査、正副議長選挙所信表明を休憩中から会議中への実施、政務活動費収支報告書及び領収書の公開、議案書及び陳情書、そして委員会視察等の報告書等をホームページヘ公開をしました。  また、本会議において円滑な議事ができるよう議案の一括採決、12月定例会から11月定例会への変更、懸案事項でありました議会基本条例の見直しも行いました。  次に、沖縄大学の講座へ本議員を講師として派遣。遺族の高齢化に伴い慰霊祭の存続が危ぶまれておりました那覇市戦没者追悼式を議会と市の共同開催としての実施。2月定例会の初日に初めて議員全員が統一したジャイアンツオレンジユニフォームを着用しての読売巨人軍キャンプの歓迎。そして、来る9月定例会から本庁舎1階ロビーのエスカレーター前テレビにて本会議の放映がされます。  ひとえに議員の皆様方のご支援とご強力のおかげでございます。改めて感謝を申し上げたいと存じます。  私は、市民に信頼され、身近な開かれた議会を目指し継続的な議会改革等に取り組んでまいりました。このような議会改革の取り組みによって、2018年には、日経グローカルが実施する議会活力度ランキングでは全国第2位に、また、早稲田大学マニュフェスト研究所が実施する議会改革度ランキングでは、全国第20位にランキングされるなど全国的に高い評価を受けているところでございます。  議会改革などを推進し、私なりにやりたいこと、やるべきことを精力的にやってきたつもりでございますが、議会の事務を若干整備もいたしました。  それに加えまして、議員任期の半分を過ぎ、議会全体としても委員会の委員改選の時期でもあります。  この機会に、私自身の体調も考慮いたしまして、きょうをもって退任をさせていただくことになりました。  議会は市民のためのもの、社会的弱者を救済することが政治の役割であるという議長就任当時の思いに今でも変わりはございません。  これからも、一議員として那覇市政の発展と議会改革の推進、そして開かれた議会の実現に向け、最大限の努力をしてまいる所存でございます。  どうか今後とも変わらぬご支援、ご指導のほどお願い申し上げまして挨拶とさせていただきます。  本当にありがとうございました。 ○金城眞徳 副議長   これより議長の選挙に入りますが、那覇市議会正副議長選挙に関する要綱により選挙が行われる前に議長就任希望者による所信表明の場を設けることとなっております。  あらかじめ、2の議員から所信表明申出書が提出されておりますので、順次、所信表明を行っていただきます。  なお、発言は申出書の提出順に演壇で行っていただきます。発言時間は一当たり10分以内となっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○金城眞徳 副議長   それでは、初めに、久高友弘議員よろしくお願いします。 ◆久高友弘 議員   議員の皆さん、おはようございます。ただいま俊英前議長から、市政運営の問題、そして退任表明演説が行われまして、私が言おうとしていることは全部言ってしまって、これでいいのかなと思ってはいるんですけれども、まことに残念なことではありますけれども、翁長俊英議長が体調不良により辞表を提出されました。  そこで翁長俊英議長が残された2年の任期を全うさせていただきたく、多くの議員のご推挙を賜り、議長選挙に立候補を決意いたしましたので所信表明をさせていただきます。  翁長俊英議長が今、話をされておりましたけども、市民からのご指摘を受けて取り組んだ課題が皆様方議員のご理解の元に解決したものが随分ございます。多くの仕事をしていただいております。  今、話がありましたように、議長専用車の運行基準を設定し公務以外は使用しないこと、それからなは市議会だより編集委員会を再開し、政治的宣伝につながる写真撮影は控えること、そして与野党議員間の情報格差をなくし、当局の事務負担の軽減のために議案聴取会を一括合同開催すること、議長の中立性の観点から、議長は常任委員会を辞退できるようにすること、以上の件については、翁長俊英議員の解決策をそのまま引き継いでいきたいと考えております。  那覇市が平成25年度に中核市へ移行するにあたり、平成24年12月定例会において、那覇市議会基本条例案が議決をされました。  その後、予算決算常任委員会の設置、政務活動費領収書公開、那覇市総合計画書の議決事件の追加、タブレット端末導入に伴う、ペーパーレス化等、精力的に議会改革に取り組んでまいりました。  その結果、ただいま話がありましたように、那覇市の議会活力度が全国的に高い評価を受けました。  議会改革については、議員皆様方のアイディアと知恵もお借りしながら、今後も末永く推進を続けていきたいと思っております。  平成26年12月定例会屋良栄作議員議長選挙に立候補して所信表明を行いました。その中での議会改革に一石を投ずるような彼の考えを披露をいたします。  「私の今日の立候補のテーマは古い慣習からの脱却、そして新しい議会風土をつくるということであります。  これまでの慣習を見るならば、密室で、あるいはパワーポリティクスで決まってきたのを見てまいりました。これも政治の一面であり否定するものではありません。  しかしながら、あのやり方では、立候補したくてもできない、言いたくても言えなかった。議会基本条例のおかげで無所属の自分が立候補し、所信表明ができる、これが議会改革に一石を投ずるものではないかという思いでございます」、と、本心からの心を述べておられました。  古い習慣や固定観念にとらわれず、やる気のあるものが立候補を表明し、全議員の自由意思で議会改革ができないのかどうか、考えてみる必要があるのではないか、ということで私も一石を投じておきたいと思います。  また那覇市は協働のまちづくり市政運営の柱に据えておられます。那覇市が力を入れて地域の組織づくりを進めているまちづくり協議会も協働のまちづくりの一環であります。  今まで議会と行政の協働、なかなかできてないところがございます。そして、行政主導の事業を推進した那覇市の行政から、市民の理解が得にくい事業がいくつかあったと記憶をしております。  例えば目の前の市民会館の建設の問題、それから至聖廟の問題、まだまだ尾を引くと思われます。一括交付金が最初に交付をされたときに、交付金の使途について那覇市から議会のほうに協働の提案がなされました。市と議員も一緒になって考えて、素晴らしい市政運営がなされた過去の経験がございます。  協働とは、同じ目的のために協力して働くこととなっております。  議会も行政も究極の目的は那覇市の発展であります。行政と市民の協働、行政と議会の協働も那覇市の発展のためには必要な場合が多々あろうかと存じます。  議会は言論の府であり、唯一の議決機関でありますから、議論を尽くした運営で決めていく、これが鉄則だと思います。  また議長は議会を代表して中立、公平な職務執行に努めるとともに、議会の品位を保持し、民主的、かつ効率的な議会運営を行うものとする、とあります。これは当然のことだと考えております。  数日前に琉球新報、沖縄タイムスの両新聞に翁長俊英議長と私が写真入りで大きく掲載をされ、久高氏有力という見出しがつきました。  あちらこちらからお祝いの電話をいただきましたけれども、私はその電話に対し、19日が選挙ですからそれまではまだ決まっておりません、すみませんと、答えておきました。今となってはまだ決まっておりませんと言っておいてよかったと、そう思っております。  しかしどうぞ議員の皆様方のご協力をいただき、皆様方全員にありがとうございますと、お礼ができますように、そして私の支持者の皆様方にもお礼の電話ができますよう、心からのお願いを皆様方に申し上げまして、立候補のご挨拶にかえさせていただきます。ひとつよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○金城眞徳 副議長   次に、宮平のり子議員よろしくお願いします。 ◆宮平のり子 議員   ハイタイ グスーヨー、このたび、議長選挙に立候補をいたしました会派ニライ宮平のり子でございます。  那覇市議会議長選挙で女性が立候補することは那覇市議会、長い歴史の中で初めてのことのようです。このこと自体は遅すぎたことではなかったかと思いました。  私が立候補を決意したことは、議会改革が進み、またこのような環境が整ったことのあかしだというふうに思います。  私たち那覇市議会は、2012年12月に議会基本条例を制定し、2013年4月から施行されて早くも6年が経過しました。  早稲田大学マニュフェスト研究会が毎年実施している議会改革度ランキングでは、毎年のように順位を上げ、2018年度は県内では断トツの1位、全国でも20位というすばらしい評価をいただきました。  この結果は、議長・副議長を中心としたチーム議会の議員一の不断の努力の賜物だと考えています。  私は、この流れをさらに加速させ、強い覚悟を持って議会改革を進めていく所存でございます。  企業においては、現状維持は後退を意味します。那覇市議会は現状に甘んじることなく、そして何より那覇市民の皆さんの満足度を上げられるような議会を目指さなければなりません。  私は、議員当選以来一貫して女性問題、男女平等にも取り組んでまいりました。  小中学校の男女混合名簿についても議会でたびたび質問させていただき、他の女性議員や理解のある男性議員とともに実現に取り組んでまいりました。  那覇市初の女性市長である城間幹子市長のもと、一昨年から那覇市内では男女混合名簿が実現しています。  この女性の視点で、議会をさらに活性化させていきたいと考えております。  那覇市議会は現在9女性議員がおり、他の自治体と比較すると多いほうではありますが、まだまだ女性が政治参画しやすい環境とは言えません。  那覇市議会では年2回議会報告会を実施しておりますが、多くの市民に参加していただく工夫も今後、必要でしょう。現在、那覇市に山積している諸課題をチーム議会として取り組んでおりますが、そこにさらに女性の視点を加えることで、もっと市民に開かれた議会を目指していきたいと思っております。  議会基本条例の第1条には、「市民の負託に的確に応え、もって市民福祉の向上と市政の発展に寄与することを目的とする」とあります。  議会は何よりも市民に寄り添う存在であるべきであり、議会改革も市民福祉の向上が根底になければなりません。  私は、議会基本条例を踏まえた議会運営を進めていくことはもちろんですが、車の両輪である執行機関と対等な関係を築き、市民に信頼される議会づくりを進めてまいります。  以上、私のほうから所信表明とさせていただきます。  議員各位のご理解とご支持を賜りますよう心よりお願い申し上げます。ありがとうございました。 ○金城眞徳 副議長   以上で、議長就任希望者による所信表明を終了いたしました。 ○金城眞徳 副議長   日程第4、これより議長選挙を行います。  選挙は、投票により行います。職員に議場の閉鎖を命じます。         (議場閉鎖) ○金城眞徳 副議長   ただいまの出席議員数は、40であります。  投票用紙を配付させます。        (投票用紙配付) ○金城眞徳 副議長   投票用紙の配付漏れは、ありませんか。 ○金城眞徳 副議長   配付漏れなしと認めます。 ○金城眞徳 副議長   投票箱を改めさせます。         (投票箱掲示) ○金城眞徳 副議長 
     異状なしと認めます。 ○金城眞徳 副議長   念のために申し上げます。  投票は、単記無記名であります。  投票用紙に、被選挙の氏名をフルネームで記載のうえ、職員の点呼に応じて順次、投票をお願いいたします。 ○金城眞徳 副議長   点呼を命じます。 ◎當間順子 議事管理課長   お名前を読み上げます。  永山盛太郎議員翁長雄治議員翁長俊英議員上原安夫議員上原仙子議員坂井浩二議員中村圭介議員、前泊美紀議員當間安則議員新崎進也議員、上原快佐議員、下地敏男議員多和田栄子議員西中間久枝議員古堅茂治議員湧川朝渉議員我如古一郎議員前田千尋議員宮里昇議員野原嘉孝議員大城幼子議員奥間綾乃議員小波津潮議員大嶺亮二議員吉嶺努議員新垣淑豊議員清水磨男議員平良識子議員宮平のり子議員、喜舎場盛三議員、桑江豊議員糸数昌洋議員大浜安史議員上里直司議員仲松寛議員大山孝夫議員奥間亮議員粟國彰議員久高友弘議員金城眞徳議員。 ○金城眞徳 副議長   投票漏れは、ありませんか。      (「なし」と言う者あり) ○金城眞徳 副議長   投票漏れなしと、認めます。  投票を終了いたします。 ○金城眞徳 副議長   議場の閉鎖を解きます。         (議場開鎖) ○金城眞徳 副議長   開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会に、新崎進也議員及び奥間綾乃議員を指名いたします。    (新崎進也議員奥間綾乃議員登壇)          (開票) ○金城眞徳 副議長   選挙の結果を報告いたします。  投票総数40票、これは先ほどの出席議員数に符合いたします。  そのうち、有効投票40票、無効投票0票、有効投票中、久高友弘議員24票、宮平のり子議員16票、以上のとおりであります。 ○金城眞徳 副議長   この選挙の法定得票数は10票であります。  よって、久高友弘議員が議長に当選されました。 ○金城眞徳 副議長   ただいま、久高友弘議員が、議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、議長選挙当選人であることを告知いたします。 ○金城眞徳 副議長   久高友弘議員当選の承諾及び就任のご挨拶をお願いいたします。 ○久高友弘 議長   ただいまの選挙によって、議長に選出していただきましてまことにありがとうございます。心から感謝と御礼を申し上げます。ありがとうございます。  当選させていただいた以上は、県都那覇市の名に恥じないよう、一生懸命そして誠心誠意議長としての職務を全うしていきたい。そのように決意をいたしております。  どうぞ、議員の皆様方の協力があって初めて職責が全うできるわけでございますので、ひとつ、今後とも議員皆様方のご協力、そしてご指導、ご鞭撻含めてお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○金城眞徳 副議長   それでは、那覇市議会第39代議長に就任されました、久高友弘議長、議長席にお着き願います。 ○久高友弘 議長   ただいま、金城眞徳副議長から、副議長の辞職願が提出されました。  お諮りいたします。  副議長の辞職の件は、先決事件でありますので、日程に追加し、直ちに議題とすることに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○久高友弘 議長   ご異議なしと認めます。  この際、副議長の辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたします。  金城眞徳副議長の退場を願います。       (金城眞徳副議長退場) ○久高友弘 議長   事務局長に辞職願を朗読させます。 ◎小嶺理 議会事務局長   令和元年8月19日。那覇市議会議長 久高友弘様。那覇市議会副議長 金城眞徳。  辞職願。今般、一身上の都合により副議長を辞職したいので許可されるよう願い出ます。 ○久高友弘 議長   副議長の辞職は、地方自治法第108条の規定に基づき、議会の許可が必要であります。  お諮りいたします。  金城眞徳副議長の副議長辞職については、許可することに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○久高友弘 議長   ご異議なしと認めます。  よって、金城眞徳副議長の副議長辞職については、許可することに決しました。       (金城眞徳議員入場) ○久高友弘 議長   なお、金城眞徳議員から副議長退任の挨拶を行いたい旨の申し出がありましたので、許可いたします。  金城眞徳議員。 ◆金城眞徳 議員   退任のご挨拶を申し上げます。  平成29年8月に副議長という大役を仰せつかりました。2年間を振り返りながら、議員各位にお礼の言葉を申し上げます。  副議長の話があった時は、大変驚きました。2期生の私が、先輩議員を差しおいて、そんな大役できるわけがない。何度か尻ごみをしましたけれども、いつまでもそういうわけにいきません。  思い悩みました。そのような中、会派ニライの皆さんから、強い後押しがあって、意を決し立候補。議員各位の承認をいただいてその席につきました。  この2年間、微力ながら職責を全うすることができたのも、ひとえに議員各位のご厚情のおかげでございます。感謝にたえません。ありがとうございます。  また、翁長俊英議長には、私が年長ということもあって、幾度となく、大変な気遣い、気配りをしていただきました。  そして全国中核市議長会の役職や、それから九州地区議長会での立場など、体調不良と言えども、公務多忙の議長の重責をかいま見ることが幾度もありました。  そして私にも副議長の立場で多くの公務行事に参加させていただき、勉強させてもらいました。大変光栄に思っております。  また、議会改革推進会議では、前泊美紀副座長を初め、各委員の皆さんのご協力、そして議会事務局の担当者の支えで、基本条例のさらなる充実に取り組むことができました。本当に感謝申し上げます。  また、議会事務局の皆さんには、機会あるたびにいろいろ助言をいただきまして、議会運営上の規則や事例、また判例など、諸々の資料をファイルにまとめて幾度も勉強会をやってくれました。大変意義のある勉強会でございました。  浅学非才を省みず、これまでよく頑張ったなと、自分の体に感謝しております。  残任期間、市民ために一議員として頑張ってまいる所存でございます。  ここで全ての皆さんに、お礼を申し上げて、副議長の退任の挨拶とさせていただきます。  本当にありがとうございました。 ○久高友弘 議長   ただいま、副議長が欠員となりました。  このあと、副議長の選挙の日程追加を諮ったうえで選挙に入りますが、議長選挙と同様、選挙が行われる前に副議長就任希望者による所信表明の場を設けることとなっております。  あらかじめ、2の議員から所信表明申出書が提出されておりますので、順次、所信表明を行っていただきます。  なお、発言は申出書の提出順に演壇で行っていただきます。発言時間は一当たり10分以内となっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○久高友弘 議長   それでは、初めに、桑江豊議員、よろしくお願いします。 ◆桑江豊 議員   ハイサイ グスーヨーチューウガナビラ。公明党ヌ桑江豊ヤイビーン(皆さん、こんにちは。公明党の桑江豊です)。  このたび、副議長就任希望者として、立候補いたしましたので所信表明を行います。ユタサルグトウウニゲーサビラ(どうぞよろしくお願いいたします)。  先ほど第39代久高友弘新議長が誕生いたしました。これまでの経験と実績を踏まえて、今後の活躍を大いに期待するところであります。  新議長を支え、さらに那覇市議会のさらなる充実を図るために副議長就任を希望させていただきます。  私は、平成18年(2006年)に初当選し、4期14年、これまでに厚生経済常任委員会副委員長、委員長、広報参画部会初代部会長をさせていただき、さらに那覇市・南風原町環境施設組合議員、那覇港管理組合議員も経験させていただきました。  現在は、議会運営委員長として、前翁長俊英議長のもと2年10カ月、各会派の調整や議事の進行など、議会を円滑に運営するために働かせていただきました。  その間、翁長議長、金城副議長のもと我が那覇市議会は早稲田大学マニフェスト研究所が発表した2017議会改革度ランキング政務活動費の領収書をホームページで公開することをはじめ、議長選の立候補制導入やタブレットを活用したICT化の推進、そして市民との意見交換会における市民意見に対する回答をホームページで公開することなどが評価され、2016年の99位から44位にランクアップいたしました。  さらに2018議会改革度ランキングでは議会ホームページで議案書や市民からの陳情・請願の内容を公表、また議会基本条例の検証、委員会現場視察の活性化など着実な改革が評価され、20位に躍進いたしました。  また日経グローカルが発表した2018年議会活力度ランキングでは、若い議員の比率が高いこと、議会報告会の実施、議場のバリヤフリー化や陳情者の委員会説明の実施、そして議員間討議の活発度などが認められ、全国堂々の2位という非常に高い評価をいただくという実績を築くことができました。
     平成24年12月、議会基本条例を制定し、少しずつ着実に進めてきたことが、この2、3年で実を結びつつあります。  しかしながら、政策立案能力の向上や政策サイクルの運用など、私ども那覇市議会には、まだまだ多くの課題が山積をしていると考えます。  今朝の新聞に法政大学教授の廣瀬克哉先生が、新聞のインタビュー記事にこのような部分がございました。  「小さな声を聴く力」というのは100%支持する。しかし、聞いた後が大事だ。行政に直接つないで解決する個別対応だけでは、住民からすれば議会は存在しないに等しいことになる。今、議会という船そのものが沈みかけている。党派や会派を超え、みんなで何とか改修して、浮かんでいられる船にしないとまずい。議会全体でペースを合わせながら、チーム議会としての態勢をつくることが大事だ。また「同じ境遇で声を出せずに困っているはほかにいないか」「制度がおかしいから、このは置き去りになってしまったのではないか」と、政策の種になることがあるはずだ。超党派で条例をつくったり、議会として執行部とぶつかるなど、チーム議会として成果を出し、有権者にアピールしてほしい。  このような記事がございました。  議会改革はこれで終わりという終着点はありません。那覇市議会が存続する限り、永遠に取り組まなければならないものと確信いたします。  先輩議員がこれまで築き上げた実績を踏まえ、さらに展開をしていくために事務局の力も借りながら、チーム議会として与野党の壁を超えて挑戦していかなければならないのではないでしょうか。  そのために、久高友弘新議長を中心に、各会派、各議員の皆様と力を合わせ、議会運営に取り組み、さらなる市民生活の向上に尽力していこうと決意をしています。  以上、副議長就任を希望するにあたって私の所信表明を述べさせていただきました。  議員各位のご理解とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。イッペーニフエーデービル(どうもありがとうございました)。 ○久高友弘 議長   次に、湧川朝渉議員。よろしくお願いします。 ◆湧川朝渉 議員   日本共産党の湧川朝渉です。  副議長への立候補の所信表明を行います。  私たち那覇市議会は、議会の機能と権限、議員の使命と役割などを自覚した議会改革をめざして、議会の憲法ともいえる那覇市議会基本条例を全会一致で制定し、2013年4月1日から施行しています。  那覇市議会基本条例において、那覇市議会は、日本国憲法及び地方自治法の精神に基づき、議会の基本理念、議会及び議員の責務と活動原則、市民との関係、執行機関との関係などを明確に定め、市民と行政の架け橋となる地方自治の津梁たるべく、議会及び議員としての不断の努力を通して、市民の負託に応えることを決意し、本条例を制定する。としています。  さらに、議会運営議会運営の原則第18条においては、議会は、合議制の機関として、議員相互間の議論を尊重し、公正、公平かつ効率的な議会運営に努めなければならない。  議長は、議会を代表して中立公正な職務遂行に努めるとともに、議会の品位を保持し、民主的かつ効率的な議会運営を行うものとすると定めています。  私は、先ほどの選挙で就任された久高新議長を補佐し、各会派、個々の議員のご意見に真摯に耳を傾け、常に公正・公平な立場で、少数意見も尊重し、議論の過程を公開しながら、議会制民主主義の本旨にのっとり公正、民主的な議会運営に頑張る決意を申し上げて、副議長への立候補の所信表明といたします。  議員各位のご支持をお願いいたします。 ○久高友弘 議長   以上で、副議長就任希望者による所信表明を終了いたします。 ○久高友弘 議長   お諮りいたします。  副議長の選挙は、先決事件でありますので、日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。  これに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○久高友弘 議長   ご異議なしと認めます。  この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。  選挙は、投票により行います。職員に議場の閉鎖を命じます。         (議場閉鎖) ○久高友弘 議長   ただいまの出席議員数は、40であります。  投票用紙を配付させます。        (投票用紙配付) ○久高友弘 議長   投票用紙の配付漏れは、ありませんか。 ○久高友弘 議長   配付漏れなしと認めます。 ○久高友弘 議長   投票箱を改めさせます。         (投票箱掲示) ○久高友弘 議長   異状なしと認めます。 ○久高友弘 議長   念のために申し上げます。  投票は、単記無記名であります。  投票用紙に、被選挙の氏名をフルネームで記載のうえ、職員の点呼に応じて順次、投票を願います。 ○久高友弘 議長   点呼を命じます。 ◎當間順子 議事管理課長   お名前を読み上げます。  永山盛太郎議員翁長雄治議員翁長俊英議員上原安夫議員上原仙子議員坂井浩二議員中村圭介議員、前泊美紀議員當間安則議員新崎進也議員、上原快佐議員、下地敏男議員多和田栄子議員西中間久枝議員古堅茂治議員湧川朝渉議員我如古一郎議員前田千尋議員宮里昇議員野原嘉孝議員大城幼子議員奥間綾乃議員小波津潮議員大嶺亮二議員吉嶺努議員新垣淑豊議員清水磨男議員金城眞徳議員平良識子議員宮平のり子議員、喜舎場盛三議員、桑江豊議員糸数昌洋議員大浜安史議員上里直司議員仲松寛議員大山孝夫議員奥間亮議員粟國彰議員久高友弘議員。 ○久高友弘 議長   投票漏れは、ありませんか。      (「なし」と言う者あり) ○久高友弘 議長   投票漏れなしと、認めます。  投票を終了いたします。 ○久高友弘 議長   議場の閉鎖を解きます。         (議場開鎖) ○久高友弘 議長   開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会に、翁長雄治議員及び吉嶺努議員を指名いたします。  よって、両議員の立ち会いを願います。    (翁長雄治議員吉嶺努議員登壇)          (開票) ○久高友弘 議長   選挙の結果を報告いたします。  投票総数40票、これは先ほどの出席議員数に符合いたします。  そのうち、有効投票40票、無効投票0票であります。  有効投票中、桑江豊議員24票、湧川朝渉議員16票、以上のとおりであります。 ○久高友弘 議長   この選挙の法定得票数は10票であります。  よって、桑江豊議員が副議長に当選されました。 ○久高友弘 議長   ただいま、桑江豊議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、副議長選挙当選人であることを告知いたします。 ○久高友弘 議長   桑江豊議員当選の承諾及び就任のごあいさつをお願いいたします。 ○桑江豊 副議長   議会基本条例にのっとり、所信表明を述べさせていただき、ただいま議場の皆様に副議長の選任をいただきました。謹んでお受けさせていただきます。  そして皆様に感謝と御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。  久高新議長を支え、那覇市のさらなる市民生活の向上のために全力で取り組む決意でございます。  選挙が終わったら私はノーサイドだと思っています。与野党の壁を超えて、チーム議会として共々に頑張ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○久高友弘 議長   日程第5、意見書案第10号、核兵器禁止条約に署名、批准し、唯一の戦争被爆国にふさわしい核兵器廃絶に向けた努力を求める意見書を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  古堅茂治議員。 ◆古堅茂治 議員   ハイサイ、グスーヨーチューウガナビラ(皆さん、こんにちは)。オール沖縄・日本共産党の古堅茂治です。  提案を申し上げる前に、久高新議長、桑江新副議長、就任まことにおめでとうございます。一緒にチーム議会として頑張ってまいりましょう。  それでは、ただいま議題となりました、ニライ会派と日本共産党が共同で提案した意見書案第10号、核兵器禁止条約に署名、批准し、唯一の戦争被爆国にふさわしい核兵器廃絶に向けた努力を求める意見書について提案理由を申し上げます。  第2次世界大戦は、2,000万を超えるアジア諸国民と300万を超える日本国民、十数万の沖縄県民の尊い生命を奪いました。  この戦争の中で、沖縄は一般住民を巻き込んだ悲惨な地上戦の戦場となり、日本本土も全土にわたる空襲で多くの地方が焦土となりました。  さらに、1945年8月6日に広島で、9日に長崎で、アメリカ軍が投下した原子爆弾のさく裂による強烈な光線と熱線、大量の放射線、爆風は人々の体を貫き、おびただしい命を奪いました。原爆投下から4カ月余りのうちに、広島で約14万、長崎で約7万4,000が亡くなっています。生き延びた人々も放射線障害などによって長年苦しみ、被爆者が語る言語に絶する体験は、核兵器が他に例をみない非人道的な、無差別の大量破壊兵器であることをはっきりと示しています。  核兵器がいかに非人道的で破滅的な結果をもたらすかは、広島・長崎の惨状が示しています。被爆者と広島平和記念資料館、長崎原爆資料館は、その惨状、実相を生々しく伝えてくれています。  この核兵器がもたらす生き地獄、広島・長崎の惨状を繰り返してはならない、被爆者を初め、多くの国民の強い願いです。
     私たち日本国民は核兵器による惨害、痛ましい被害を、その歴史に刻み込んだ世界で唯一の戦争被爆国民です。広島、長崎、そして沖縄の戦争による惨禍は絶対に忘れてはなりません。「ノーモア・ヒバクシャ」、ふたたび被爆者と戦争犠牲者をつくってはなりません。  ところが、現在、核兵器は世界に約1万4,000発、9カ国が保有し、核兵器の破壊力も広島、長崎型の原爆の100倍以上と進化し、核兵器の使用、核戦争の危険が地球と人類を脅かしています。  また、核兵器にかかわる重大事故は、世界各地でいくつも発生しています。  今、大国の軍拡競争のなかで蓄積された膨大な量の核兵器は、人類の存続にとっての重大な脅威となっています。  核兵器は、いかなる理由であれ、いかなる地域においても、再び使われてはならない大量破壊、無差別殺人の悪魔の兵器です。大量破壊兵器の禁止・廃絶を取り決めた条約としては化学兵器条約(1997年発効)、生物兵器条約(1975年発効)があります。  しかし、最も残虐で、最大の被害をもたらす核兵器についてはこうした条約はありませんでした。  この状況を克服するためにつくられたのが、2017年7月に国連加盟国の約3分の2にあたる122カ国が賛成して採択された核兵器禁止条約です。  同条約では、核兵器について破滅的な結末をもたらす非人道的な兵器であり、国連憲章、国際人道法、国際人権法に反するものであると断罪し、核兵器は不道徳であるだけでなく、国際法史上初めて違法なものとしています。  条約の前文では、核兵器使用の被害者(被爆者)および核実験の被害者の容認しがたい苦難と損害に留意し、核兵器廃絶を訴え続けた被爆者の取り組みを評価しています。  この核兵器禁止条約は、広島・長崎を初めとする我が国の被爆者を先頭とする努力、日本と世界の反核運動が連携して、つくりあげたとも言える歴史的条約です。  同条約には、既に70カ国が署名し、25カ国が批准しています。50番目の国が批准してから90日後に発効します。  そして、8月6日、9日に発表された戦争被爆地の「広島平和宣言」「長崎平和宣言」でも、日本政府に対し、唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約への署名、批准と核兵器廃絶への努力等を求めています。同趣旨の地方議会の意見書は、沖縄県議会での全会一致の採択を初め、全国自治体の23%、406議会で決議され、さらに広がりつつあります。  また、被爆者が呼びかけて、核兵器廃絶核兵器禁止条約にすべての国が加盟することを求めているヒバクシャ国際署名には、全国65%の自治体のトップ、20名の知事、1,150名の市区町村長と国内外で941万以上が賛同・署名する大きな運動となり広がっています。  原爆を投下したアメリカでも、州・市議会が署名、批准を呼びかける決議の採択が相次ぎ、7月1日の全米市長会議の年次総会でも、核兵器禁止条約の支持を確認しています。  このように核兵器の廃絶と核兵器禁止条約の批准を求める世論と運動は、国際政治を動かす大きな流れとなっています。  来年は戦争被爆75年、核兵器不拡散条約発効50周年の節目の年です。5年に1度の核兵器不拡散条約再検討会議が開かれます。最大規模の核軍縮交渉でもあるこの会議で、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国の核保有国などが、核不拡散条約第6条に定められている核軍縮の交渉義務を果たすとともに、核兵器廃絶へ向けて力強く進む転機にすることが求められています。  子や孫の明るい未来、命が輝く青い地球を未来に残すために、人類の死活にかかわる核戦争の防止と核兵器の廃絶は必ず実現しなければなりません。  こうしたことを踏まえ、協議した結果、日本政府に対し、唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界と恒久平和の実現を願う世界の人々と連携し、核兵器の禁止・廃絶に向けて真剣に努力する証として、核兵器禁止条約に速やかに署名、批准することを求めるために、この趣旨に賛同する議員の連名により、ここに意見書案を提出した次第です。それでは、意見書の案文を朗読いたします。  核兵器禁止条約に署名、批准し、唯一の戦争被爆国にふさわしい核兵器廃絶に向けた努力を求める意見書。  広島と長崎にアメリカの原子爆弾が投下されてから72年を経た2017年7月7日、国連会議で、歴史的な核兵器禁止条約が国連加盟国の3分の2にあたる122カ国の賛成で採択された。  核兵器禁止条約は、核兵器について、破滅的な結末をもたらす非人道的な兵器であり、国連憲章、国際人道法、国際人権法に反するものであると断罪し、核兵器は不道徳であるだけでなく、国際法史上初めて違法なものとした。  そして、開発、実験、生産、製造、取得、保有、貯蔵、移転、受領、配備、使用と使用の威嚇など、核兵器にかかわる活動を全面的に禁止するものとなっており、また、核保有国が条約に参加するために、その核兵器を廃棄する手順も定めている。  さらに、被爆者や核実験被害者への援助も定めていて、被爆国、核実験被害国の国民の切望にも応えるものとなっている。  このように、核兵器禁止条約は、被爆者とともに日本国民や世界の人々が長年にわたり人類の死活にかかわる問題として熱望してきた核戦争の防止と核兵器の廃絶につながる画期的なものである。  この核兵器禁止条約の採択から2年が経過し、世界各国でも前向きな変化が生まれている。条約には、既に70カ国が署名し、25カ国が批准している。  被爆者が呼びかけ、核兵器廃絶核兵器禁止条約にすべての国が加盟することを求めている「ヒバクシャ国際署名」も国内外で大きく広がっている。  来年は戦争被爆75年、5年に1度の核兵器不拡散条約再検討会議が開かれる。最大規模の核軍縮交渉でもあるこの会議で、米英仏ロ中の核保有大国などが、核不拡散条約第6条に定められている核軍縮の交渉義務を果たすとともに、核兵器廃絶へ向けて力強く進む転機にすることが求められている。  よって、本市議会は、広島と長崎への原子爆弾投下や戦争で犠牲になられた方々に心から哀悼の誠を捧げるとともに、日本政府に対し、唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界と恒久平和の実現を願う世界の人々と連携し、核兵器の禁止・廃絶に向けて真剣に努力する証として、核兵器禁止条約に速やかに署名、批准することを強く求めるものである。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。  令和元年(2019年)8月19日。那覇市議会。  なお意見書の宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣となっています。  ノーモア・ヒバクシャ、ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・オキナワ、ノーモア・ウォー、核兵器のない世界、戦争のない恒久平和への那覇市議会の熱い想いを発信しようではありませんか。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。  グスヨー ユタシクウニゲーサビラ(皆さん、よろしくお願いいたします)。 ○久高友弘 議長   質疑の対応について提出者から登壇の申し出が議長にありましたので許可いたします。    (古堅茂治議員清水磨男議員登壇) ○久高友弘 議長   これより質疑に入ります。      (「議長」と言う者あり)  奥間亮議員。 ◆奥間亮 議員   質疑させていただきます。細かい部分は聞きません。本質的な部分をぜひ質疑させていただきたいと思います。  この核兵器禁止条約、目的とか理念とかいうのは、まさに全世界が共有するところなのですが、しかしこの条約の中身やプロセスというものがかなり批判が多いんですね。  例えば、核なき世界を望むなら、日本は核兵器禁止条約に参加してはいけないというような大学の先生からの、これは拓殖大学の佐藤先生の発信もあります。  また、核兵器禁止条約は核なき世界への早道ではない、という意見や、この条約は核軍縮を求める核兵器不拡散再検討プロセスを形骸化させる、また非保有国が核兵器不拡散条約派と核兵器禁止条約派に分断されかねない、そういった批判がかなり多いんですね。  そこで質疑をしたいのが、実はこの日本のように、日本はアメリカと日米安全保障条約を結んでおります。日本のようにこの核保有国の核拡大抑止の提供を受けてる国の、実はこの加盟プロセスというものが、実はこの条約に書かれてないんですよ。それが問題点だといわれております。  そしてまた、核保有国による拡大抑止を受けているような日本のような国は、この第一条のEとFの条項で禁じられている、核拡大抑止の提供を受けることは禁じられている、そういう風に認識をしております。  なのでぜひ聞きたいのが、今この条約の中で、日本のように核保有国の核拡大抑止の提供を受けてる国の加盟プロセスが定められていないのに、どうやって日本が署名して、批准して、これに加盟していくという、どういうプロセスで加盟していくのか、具体的な方法があるのであれば教えてください。 ○久高友弘 議長   古堅茂治議員。 ◆古堅茂治 議員   加盟する場合にはそこの国内法に基づいて、議会の承認を得て批准することになっています。  現在70カ国が署名し、そして発行に必要な50カ国の半数、25カ国が批准しています。  この問題で一番考えるべきは被爆者、その被爆者がどう思っているのか、そして広島、長崎市がどう考えているのか、それは皆さんにも前もって広島平和宣言、長崎平和宣言をお配りしました。少し読み上げます。  自民党、公明党、国民民主党が推薦した、松井一實広島市長は、8月6日の広島平和宣言で各国政府に対して、核兵器のない世界の一里塚となる核兵器禁止条約の発効を求める、市民社会への思いにこたえていただきたいと述べ、日本政府に対して唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約への署名、批准を求める被爆者の思いをしっかり受け止めていただきたいと述べています。  また田上富久長崎市長は8月9日の長崎平和宣言で、「核保有国に対し核兵器をなくすことを約束し、その義務を負った核不拡散条約の意味をもう一度思い出すべきです」と述べ、日本政府に、「日本は今、核兵器禁止条約に背を向けています。唯一の戦争被爆国の責任として一刻も早く核兵器禁止条約に署名、批准してください」と述べています。  私は、この被爆者、広島、長崎の皆さんの思いにこたえるのが、政治家、国民としての務めだと考えます。以上です。 ○久高友弘 議長   清水磨男議員。 ◆清水磨男 議員   今、手続きについての質疑もありましたので、その点についても今の答弁と合わせて補足させていただきたいと思います。  今、核、核兵器何条約でしたっけ?これ今、でてるのは?  核兵器禁止条約についてありましたが、そもそもそれに先立つ核不拡散条約、今、ご質疑の中でもありましたが、核不拡散条約の中におきましても、核の廃絶については核保有国について求められている事項であります。  さらにそれに先立ちますINFなどにつきましても同様のことが求められておりまして、これはなんら抵触しないものと考えております。  あわせまして今、先ほど古堅議員からからの答弁でもありましたように、全国の中でも日本中、市町村の中から実際にこのような要望がだされていることを考えますと、那覇市議会において同様のことを求めることはなんら矛盾しないし、なんら抵触しないことだと考えております。以上です。 ○久高友弘 議長   奥間亮議員。 ◆奥間亮 議員   質問の趣旨にまだ答えてもらってないんですよね。つまり何を聞いてるかと繰り返しますけれども、この拡大抑止の提供を受けてること自体が、この第一条のEとFに禁じられてることなんです。  つまり古堅さん今、国内法にのっとってと、そういったプロセスでと、また磨男議員も答弁されましたけれども、国内法のプロセスによって、仮に署名、批准する段階で、この禁止事項に抵触していると、これ私が言ってるのではなくて、これは中央大学法学部の木村先生も指摘されてるんですよ。この禁止事項に抵触している時点で、どうやってその加盟ができるんですか、っていうことをお聞きしているんですよ。  だから加盟プロセス、つまり拡大抑止の提供を受けているのにも関わらず、どうやって加盟するのかを教えてください。もう一度答えてください。  そしてもう一つ、3回しか聞けませんから、もう一つはですね…。これを2回目にしますか、じゃもう一度、お願いします。  核の拡大抑止を受けている時点でこれは拡大禁止条約に抵触しているんです。だからこれは加盟はできませんと、事実上できませんという有識者からの指摘があるんです。この辺はどうやってクリアするんですかと言っているんです。 ○久高友弘 議長   古堅茂治議員。 ◆古堅茂治 議員   明確で、日本政府が核の傘から離脱し、そうすればすぐできることです。これほど簡単明瞭な答弁はないと思います。  被爆者の立場に立つのか、そういう核の傘、核の抑止の立場に立つのか、世界の危機的状況にあるときに、どの立場が地球を守り、恒久平和を守る立場かは明らかではないでしょうか。 ○久高友弘 議長   清水磨男議員。 ◆清水磨男 議員   まず1点訂正させていただきます。  先ほど質疑の中で、私の先ほどの答弁が国内プロセスについて答弁したとありましたが、私、先ほどの答弁で国内プロセスについて触れておりませんので、まず訂正させていただきたいと思います。  そのうえで今の質疑に対してお答えさせていただきますが、先ほどの繰り返しにもなりますが、そもそものアメリカを初めとした諸外国が核不拡散条約、また例えばアメリカなどが行っていたINFなどの中におきまして、そもそも核廃絶を彼らが努力をするということを長年怠ってきたということが実態としてございます。  そしてそちらのほうが先に定められてきたということがあります。  ですので今、古堅議員から答弁もあったように、この核の傘から逃れる、つまり核を廃絶していくということは、本来この核兵器禁止条約よりも先立った形で諸外国が求めていた、諸外国が取り組もうとしていた課題でありますので、なんら矛盾するところではないと思います。以上です。 ○久高友弘 議長   奥間亮議員。 ◆奥間亮 議員   その前に私は清水磨男議員にこの国内法のプロセスに言及したと言っていることは僕はそういう質疑はしてませんので訂正を申し上げたいと思います。  そして古堅議員がおっしゃったこの核の傘から抜け出すというところですよね、まさにやっぱりそういう意見書なんだなというのが理解できました。だからなかなかこれは難しいんです。誰もが核兵器廃絶を望みますし、日本としても当然、核なき世界を望んでいく、そのために世界各国と連携していくというところは一致してるのですが、なので、この核兵器禁止条約の難しいところはここにあるんですね、問題点と難しいところ。  最後にお聞きしますけれども、まさにおっしゃったみたいに、今のこの核兵器禁止条約の状態と日本がアメリカと安全保障条約を結んでいる、核の拡大抑止の提供を受けているという事実を鑑みれば、今まさに日本が加盟することは事実上困難なんです。これ有識者の指摘がそうあります。  なので、最後に質疑したいのが、日米安全保障条約を今、破棄するという意味の今のこの意見書の理念なのか、つまり今、核の傘から抜け出せばいいという、そういう意見書であると今述べられましたけれども、日米安保条約を破棄する、そういった前提になっているのか、そしてもう一つは日米安保条約を破棄せずに、あるいはまた核の拡大抑止の提供を受けずに加盟できるプロセスがあったら教えてください。 ○久高友弘 議長   古堅茂治議員。 ◆古堅茂治 議員   この意見書案は日米安保条約に対する是非を問うているものでありません。内容を見ればすぐおわかりだと思います。  広島平和宣言でも日本国憲法の平和主義を体現するためにも核兵器のない世界の実現にさらに一歩踏み込んで、リーダーシップを発揮していただきたいと日本政府に求めています。  長崎平和宣言でも何よりも戦争をしないという決意を込めた日本国憲法の平和の理念の堅持と、それを世界に広げるリーダーシップを発揮することを求めますと、こう訴えています。  私はここにこそ日本政府がとるべき立場があると思います。唯一の被爆国にふさわしい核廃絶、核戦争のない恒久平和を目指す世界づくりに日本がまさに今リーダーシップを発揮するときだというふうに思います。以上です。
    久高友弘 議長   清水磨男議員。 ◆清水磨男 議員   繰り返しの答弁になりますが、今、日米安保条約に焦点を当てられて質疑をされたので、再度繰り返し答弁させていただきます。  この条約に先立つ形でそもそもアメリカ自身が核不拡散条約、またINFの中にはSTARTといったような形で、さまざまな形でこの核の廃絶に向けて取り組むということをアメリカ自身がこれまで条約として結んできているところであります。それがいまだ実現に至らないというところでありますので、アメリカ自身が目指している条約と内容とこれは決して適合しないものではありません、適合するものでありますので、今頂いた質疑につきましては、これは先ほど古堅議員からも答弁がありました通り、なんら日米同盟について審議する意見書でもございませんし、また内容としても整合性がとれないものではないと考えておりますので、ご答弁とさせていただきます。 ○久高友弘 議長   古堅茂治議員。 ◆古堅茂治 議員   全国各地の自治体では1,250自治体がこの核禁止条約の批准、それを求める署名を行っています。  この皆さんは日米安保条約を認める自民党、公明党推薦の皆さんもたくさんいます。そういうこともぜひご理解いただきたいと思います。以上です。 ○久高友弘 議長   これにて質疑を終結いたします。    (古堅茂治議員清水磨男議員降壇) ○久高友弘 議長   これより討論に入ります。  奥間亮議員。 ◆奥間亮 議員   ただいま議題となっております意見書案第10号、核兵器禁止条約に署名、批准し、唯一の戦争被爆国にふさわしい核兵器廃絶に向けた努力を求める意見書に反対の立場から討論をいたします。  今の質疑でも明らかになりました。核兵器禁止条約はその理念、目的すら世界共通のものということができると思いますけれども、しかしこの条約の中身はかなり問題点が多く、世界各国の中でも意見が分かれている状態にあります。  特に日本の場合、現在、事実上アメリカの核拡散の、核拡大抑止の提供を受けている、そしてまた日米安全保障条約体制にある、そういったことを鑑みれば、今この条約にはそういった核の拡大抑止の提供を受ける国の加盟プロセスが実は定められていないという欠点、問題点が有識者から指摘をされています。  したがって事実上、この日本が今の現状のままで、この核兵器禁止条約に署名、批准することは非常に困難との指摘もございます。  そして私としましても、この意見書の趣旨や目指すところは非常に賛同する部分であります。これは私だけではなくて、全議員でもありますし、また世界各国の世界共通の目的はこの意見書に書かれているその通りだと思います。  しかしながらこの後に私どもは核兵器廃絶に向けて唯一の戦争被爆国として一層の取り組みを求める意見書というものを対案という形でこの後、動議で提出をさせていただこうと考えております。  議員の皆様にもその周知はさせていただいております。その中には核兵器廃絶の方法論はまさに今、世界各国で議論をされて、残念ながら意見も分かれてる状態にもございます。  さまざまな条約、いろんな条約で、どの条約が核兵器廃絶に向けてその解決策となるのか、この議論が今別れている中で、一つの方法論をとって核兵器廃絶に向けてこれを進めていこうということは、なかなか判断しづらい部分がございます。  したがって、この後、核兵器廃絶に向けて方法論はあえてそこまで言及せずに、核兵器廃絶に向けて唯一の戦争被爆国としては、非保有国や保有国との橋渡しとなって、あらゆる考え方と世界各国の知見に基づいて核兵器を廃絶していこう、そういった意見書を提出させていただくつもりであります。  そして先ほど質疑の中にも残念ながら自民党、公明党推薦の市長が云々という話もありましたけれども、実は広島市の平和宣言、皆さんご覧になったと思います。広島市の平和宣言の中でこの核兵器禁止条約に署名すべきだと言い切ってる文言がありますでしょうか。ありません。広島市の平和宣言であっても核兵器禁止条約に署名すべきだと断言する文言はありません。  広島市の平和宣言では、核兵器禁止条約への署名、批准を求める被爆者の思いをしっかり受け止めていただきたいと、こういった表現にとどまっているのが現実であります。  私たちも核兵器のすべての国が禁止をする、核兵器を廃絶をする、そういった思いは共有をしておりますけれども、核兵器廃絶に向けて、核兵器禁止条約を求める被爆者の思いはしっかりと受け止めたうえで、これにとどめた、この表現にとどめたうえで、あらゆる手段とあらゆる条約とあらゆる世界各国の連携のもとに、核兵器廃絶を進めるべきだという考え方から今回の意見書には賛成することができず、反対をいたします。議員各位のご理解をお願いいたします。 ○久高友弘 議長   ただいま奥間亮議員から原案反対の討論がございました。  ほかに討論ございますか。      (「進行」と言う者あり) ○久高友弘 議長   これにて討論を終結いたします。 ○久高友弘 議長   休憩いたします。            (午前11時48分 休憩)            (午前11時48分 再開) ○久高友弘 議長   再開いたします。 ○久高友弘 議長   これより、意見書案第10号、核兵器禁止条約に署名、批准し、唯一の戦争被爆国にふさわしい核兵器廃絶に向けた努力を求める意見書について、採決を行います。 ○久高友弘 議長   まず、点滅する参加ボタンを1回だけ押してください。 ○久高友弘 議長   参加ボタンの押し忘れはありませんか。 ○久高友弘 議長   なしと認めます。 ○久高友弘 議長   それでは、意見書案第10号について、原案のとおり、決することに、賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ○久高友弘 議長   賛成ボタン・反対ボタンの押し間違いはありませんか。 ○久高友弘 議長   なしと認めます。         (賛成多数) ○久高友弘 議長   賛成多数であります。  よって、意見書案第10号は原案のとおり可決されました。      (「議長」と言う者あり) ○久高友弘 議長   動議の内容を確認するため休憩いたします。            (午前11時51分 休憩)            (午前11時52分 再開) ○久高友弘 議長   再開いたします。  奥間亮議員。 ◆奥間亮 議員   意見書を提出したく、動議を出させていただきます。  核兵器廃絶に向けて、唯一の戦争被爆国として一層の取り組みを求める意見書を提出させていただきたいと思いますのでお取り計らいを願います。 ○久高友弘 議長   ただいま奥間亮議員から、核兵器廃絶に向けて、唯一の戦争被爆国として一層の取り組みを求める意見書案を日程に追加し、議題とされたいとの動議が提出されました。  会議規則第14条第1項の規定による所定の賛成者がおりますので、本動議は成立いたしました。  意見書案につきましては、休憩して配付いたします。  休憩いたします。            (午前11時55分 休憩)            (午前11時55分 再開) ○久高友弘 議長   再開いたします。  ただいま、奥間亮議員から、核兵器廃絶に向けて、唯一の戦争被爆国として一層の取り組みを求める意見書案を日程に追加し、議題とされたいとの動議が提出されております。  意見書案は休憩中にお手元に配付したとおりの内容となっております。 ○久高友弘 議長   お諮りいたします。  本動議のとおり意見書案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○久高友弘 議長   ご異議なしと認めます。  よって、意見書案を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。  意見書案第11号、核兵器廃絶に向けて、唯一の戦争被爆国として一層の取り組みを求める意見書を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  奥間亮議員。 ◎奥間亮 議員   ただいま意見書案を動議で出させていただきました。まことに感謝を申し上げます。  意見書案核兵器廃絶に向けて、唯一の戦争被爆国として一層の取り組みを求める意見書。  提案理由といたしましては、核兵器発絶に向けて、結一の戦争被爆国として一層の取り組みを求めるため、この案を提出いたします。  理由につきましては、案文にも含まれておりますので、案文を読んでこれに代えさせていただきます。  核兵器廃絶に向けて、唯一の戦争被爆国として一層の取り組みを求める意見書。  1945年8月、広島と長崎は猛烈な放射線と熱線、爆風によって街は焦土と化し、同年だけで21万以上もの貴い命が失われ、市民の幸せや子どもたちの未来が一瞬にして奪われた。原子爆弾の被害は筆舌に尽くし難く、今なお後遺症に苦しまれている方々をはじめ、脳裏に焼き付いた凄惨な記憶は、生き延びた被爆者の苦悩の根源となっている。  我が国に二度にわたって原子爆弾が投下されてから74年が経過しているが、いまだ「核なき世界」の実現に至っておらず、世界各国のさらなる協調と努力が求められる。
     このような中、核兵器禁止条約に関する議論が行われている。核兵器禁止条約は、核兵器その他の核爆発装置の開発、実験、生産、製造、取得、保有又は貯蔵が禁止され、さらに自国の領域又は管轄・管理下にある場所への核兵器の配備、設置又は展開の容認も禁止すること等が規定されており、核兵器廃絶を追求する条約の一つとして期待する声があるが、現在、国連加盟国193カ国のうち、25カ国の批准に留まり、未だ発効には至っていない。  また核兵器禁止条約に対しては「核兵器禁止条約は、核なき世界への早道ではない」「この条約は、核軍縮を求める核兵器不拡散再検討プロセスを形骸化させる」「非保有国が核兵器不拡散条約派と核兵器禁止条約派に分断されかねない」という趣旨の批判も存在している。そして、NATO諸国や先進国の大多数の国でも署名されておらず、核保有国が批准をしていないという事実などからも、核廃絶を願う目標は世界で共通しているものの、どのような条約で核廃絶を進めるべきかという方法論においては、有識者や世界各国でも意見が分かれているのが現状である。  したがって、我が国は唯一の戦争被爆国として、核保有国と非保有国との橋渡し役となり、核兵器廃絶に向けた世界の中の推進力となるべきである。  よって、本市議会は、原子爆弾の犠牲となった数多くの方々へ、謹んで哀悼の誠を捧げるとともに、核兵器禁止条約への署名、批准を求める被爆者の思いをしっかりと受け止め、世界各国と連携し、核兵器廃絶に向けて、唯一の戦争被爆国として一層の取り組みを強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。  令和元年(2019年)8月19日。那覇市議会。  宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣となっております。  先ほど、議場から、議長を出したのに引き下がればいいのにという声も聞こえましたけれども、核廃絶に向けて引き下がることはできません。  議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○久高友弘 議長   これより質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) ○久高友弘 議長   これにて質疑を終結いたします。 ○久高友弘 議長   これより討論に入ります。      (「議長」と言う者あり) ○久高友弘 議長   我如古一郎議員。  原案反対の意見をお願いします。 ◆我如古一郎 議員   ハイサイ、グスーヨー チューウガナビラ(皆さん、こんにちは)。オール沖縄・日本共産党の我如古一郎でございます。  ただいま議題となりました、自民党提案の意見書案の動議で、日本政府に核兵器禁止条約の署名、批准を求めることをはずした意見書案に反対の討論を行います。  74年前、広島、長崎にアメリカ軍が投下した原子爆弾は、熱線や爆風によって、都市を一瞬にして破壊し、人々を無差別、大量に殺りくいたしました。  原爆は、人間として死ぬことも、人間らしく生きることも許しませんでした。それは人間の尊厳を根こそぎ奪う究極の非人道兵器だったからであります。  私たちは、無差別の大量破壊兵器核兵器の使用を絶対に許すことができません。  核兵器の廃絶こそが、核の脅威を根絶する唯一の保証であり、人類が生存するための緊急課題です。  そこで、2017年7月に国連加盟国の約3分の2にあたる122カ国が賛成して、核兵器を初めて違法とした歴史的な核兵器禁止条約が採択されました。同条約には、既に70カ国が署名し、25カ国が批准しています。  松井一實広島市長は、8月6日の広島平和宣言で、各国政府に対し「核兵器のない世界の一里塚となる核兵器禁止条約の発効を求める、市民社会の思いに応えていただきたい」と述べ、日本政府に対して、唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約への署名、批准を求める被爆者の思いを、しっかりと受け止めていただきたい。その上で、日本国憲法の平和主義を体現するためにも、核兵器のない世界の実現にさらに一歩踏み込んで、リーダーシップを発揮していただきたいと訴えています。  田上富久長崎市長は、8月9日の長崎平和宣言で、核保有国に対し、「核兵器をなくすことを約束し、その義務を負った核不拡散条約の意味をもう一度思い出すべきです」と述べ、日本政府には、「日本は今、核兵器禁止条約に背を向けています。唯一の戦争被爆国の責任として、一刻も早く核兵器禁止条約に署名、批准してください。そのためにも朝鮮半島非核化の動きを捉え、核の傘ではなく、非核の傘となる北東アジア非核兵器地帯の検討を始めてください。そして何よりも戦争をしないという決意を込めた日本国憲法の平和の理念の堅持と、それを世界に広げるリーダーシップを発揮することを求めます」と訴えています。  広島県原爆被害者団体協議会など被爆者7団体の代表は、安倍首相と面談し、具体的進展のない、核兵器保有国と非保有国との橋渡しという立場を離れ、核兵器禁止条約を支持し推進する立場に立ってくださいなどと書かれた要望書を手渡しました。  そして、「核兵器禁止条約が採択され、核兵器廃絶に大きな一歩となり、私たちの希望です。ところが、日本政府は核保有国とともに、条約に反対し続けている。どこの国の政府なのかと怒りでいっぱいです。この態度を改め、禁止条約に署名、批准を強く求めます」と直接訴えました。  長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会など被爆者5団体の代表も、安倍首相と面談し、代表して長崎原爆被災者協議会の田中重光会長が、「核兵器廃絶の機運が高まっている今こそ、日本政府は、核兵器禁止条約に署名、批准すること、多くの国々に条約参加をよびかけることが被爆国としての責務、核保有国を初め多くの国々が核兵器禁止条約に参加し、早期発効を実現する必要があります。世界の指導者たちは、広島だけでなく長崎も訪問し被爆者の声を聞いてください」と求める要望書を手渡しました。  そして、「原爆資料館を訪問してください。この10年間首相、閣僚が来ていません。感じて、考えてください」と迫りました。  これらは、被爆者の切実な声であり、広島市、長崎市の強い願いです。  ところが、自民党の意見書案には、広島平和宣言、長崎平和宣言と被爆者が、日本政府に核兵器禁止条約への積極的対応や参加を求めたことを意図的に排除しています。  被爆者の切実な願いと広島市・長崎市の平和宣言に背く、自民党意見書案に断固反対するものであります。  今被爆者の平均年齢は82歳を超えています。生きているうちに核兵器の廃絶をとの願いを実現するために残された時間は多くありません。  被爆者自身が強い決意で呼びかけて、核兵器廃絶核兵器禁止条約にすべての国が加盟することを求めている「ヒバクシャ国際署名」には、自民党・公明党などが推薦した首長も含め、全国65%の自治体のトップ、20の知事、1,150の市区町村長も署名しています。  そして、国内外で941万以上が賛同・署名する大きな運動となり広がっています。  自民党の意見書は、日本婦人団体連絡会、日本青年団協議会、創価学会平和委員会など幅広い団体が促進している「ヒバクシャ国際署名」の内容をも否定するものとなっています。  さらに、沖縄県議会では、昨年7月6日、核兵器禁止条約に参加し、署名、批准することを求める内容の意見書を自民党・公明党も含めて全会一致で採択しています。  これらのことからしても、自民党が提案している日本政府に核兵器禁止条約の署名、批准を求めない意見書案がいかに自己矛盾のひどい内容であるかは明らかではないでしょうか。  日本政府に核兵器禁止条約の署名、批准を求めている被爆者の切実な声と広島・長崎の平和宣言、ヒバクシャ国際署名をも否定する自民党の意見書案には断固反対するものです。  人類史上初めて核兵器を違法化した核兵器禁止条約が発効すれば、「核兵器のない世界」へ大きく前進する力になることは明らかです。  来年は戦争被爆75年、核不拡散条約の発効から50年の節目の年です。同条約は、米英仏ロ中の5大国に核兵器の保有を認める一方、その他の国の核兵器取得を禁止する不平等な条約となっています。  しかし、この条約が成り立っているのは、第6条で核兵器廃絶を交渉する義務を締約国に課しているからであります。  しかし、米英仏ロ中の核保有5大国などは、自国の安全のためには核兵器が必要だと主張し、核兵器を手放そうとしません。  来年は5年に一度の核不拡散条約再検討会議が開かれます。国連総会や再検討会議の準備会議では、5大国は共同で禁止条約に反対する声明を発表してきました。  さらに、アメリカを初め核大国は、核兵器使用の姿勢を強め、新たな核開発に乗り出すなど、義務に逆行しています。トランプ米政権の中距離核戦力全廃条約(INF)脱退などで、核軍拡競争の懸念も高まっています。  しかも、核保有国は、核不拡散条約再検討会議で合意した核兵器の完全廃絶の明確な約束や、そのための枠組みをつくる特別の努力を反故にしようとしています。アメリカは核軍縮の前に環境づくりが必要として、核兵器廃絶のさらなる先送りを企てています。  このときに日本政府に求められるのは、世界で唯一の戦争被爆国として、核保有国に核不拡散条約の義務と合意の履行、禁止条約への参加を訴える外交努力であります。  ところが、安倍首相は、禁止条約に署名も批准もしないと強く反対しています。安倍政権は北朝鮮の脅威などを理由に、核抑止力に固執しています。しかし、核兵器による脅しでは、安全を実現できるはずがありません。日本政府は核の傘から離脱し、核兵器禁止条約に署名、批准すべきです。  朝鮮半島の非核化と平和への展望は、対話によって切り開かれています。日本政府が憲法9条を生かし、被爆国としての役割を果たすことが、日本とアジア、世界の平和を守る道です。  子や孫の明るい未来、命が輝く青い地球を未来に残すために、人類の死活にかかわる核戦争の防止と核兵器の廃絶は必ず実現しなければなりません。  今、被爆者や広島市、長崎市、そして多くの国民が求めているのは、日本政府に対して、唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界と恒久平和の実現を願う世界の人々と連携し、核兵器の禁止・廃絶に向けて真剣に努力する証として、核兵器禁止条約に速やかに署名、批准することであります。  そのことを求めていない、求めきれない自民党の意見書案の動議にはきっぱり反対するものです。  議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○久高友弘 議長   ほかに討論ありませんか。      (「進行」と言う者あり) ○久高友弘 議長   これにて討論を終結いたします。 ○久高友弘 議長   休憩いたします。            (午後0時15分 休憩)            (午後0時15分 再開) ○久高友弘 議長   再開いたします。 ○久高友弘 議長   これより、意見書案第11号、核兵器廃絶に向けて、唯一の戦争被爆国として一層の取り組みを求める意見書の採決を行います。 ○久高友弘 議長   まず、点滅する参加ボタンを1回だけ押してください。 ○久高友弘 議長   参加ボタンの押し忘れはありませんか。 ○久高友弘 議長   なしと認めます。 ○久高友弘 議長   それでは、意見書案第11号について、原案のとおり決することに、賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ○久高友弘 議長   賛成ボタン・反対ボタンの押し間違いはありませんか。 ○久高友弘 議長   なしと認めます。         (賛成多数) ○久高友弘 議長   賛成多数であります。  よって、意見書案第11号は原案のとおり可決されました。 ○久高友弘 議長   常任委員会委員及び、議会運営委員会委員の任期が満了したことに伴い、議長において、指名による選任を行う必要がありますが、ここでその調整のため、暫時休憩をいたします。            (午後0時17分 休憩)            (午後1時52分 再開) ○久高友弘 議長   休憩前に引き続き、会議を開きます。 ○久高友弘 議長   諸般の報告を行います。  常任委員会委員及び、議会運営委員会委員の任期が満了したことに伴い、委員会条例第8条第1項の規定により、これより議長において委員の選任を行います。 ○久高友弘 議長   まず、議長である私、久高友弘は、那覇市議会委員会条例第2条第3項の規定により、常任委員会の委員を辞退いたします。  よって、4常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任につきましては、お手元に配付しました選任表のとおり、本日付けで、議長において、指名により選任いたしましたので、ご報告いたします。  また、予算決算常任委員会委員の選任につきましても、本日付けで議長を除く全議員を指名により選任いたしましたので、あわせてご報告いたします。
     これで、諸般の報告を終わります。 ○久高友弘 議長   この際、申し上げます。  各常任委員会及び議会運営委員会の正・副委員長の互選については、本会議を休憩し、開催することといたします。  まず、議場において、直ちに予算決算常任委員会を開催し、その終了後に、各常任委員会を招集し、その後に議会運営委員会を招集いたします。  暫時休憩いたします。            (午後1時54分 休憩)            (午後2時45分 再開) ○久高友弘 議長   休憩前に引き続き、会議を開きます。  諸般の報告を行います。  各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から、正・副委員長の当選報告書が提出されておりましたので、その氏名をご報告いたします。  予算決算常任委員会委員長、清水磨男議員、同副委員長に中村圭介議員。  総務常任委員会委員長、上里直司議員、同副委員長、宮里昇議員。  都市建設環境常任委員会委員長、前泊美紀議員、同副委員長、當間安則議員。  教育福祉常任委員会委員長、坂井浩二議員、同副委員長、大嶺亮二議員。  厚生経済常任委員会委員長、前田千尋議員、同副委員長、新垣淑豊議員。  議会運営委員会委員長、粟國彰議員、同副委員長、野原嘉孝議員。  以上のとおりであります。  これで、諸般の報告を終わります。 ○久高友弘 議長   先ほど、議会運営委員会委員長から閉会中継続審査申出書が提出されておりましたので、写しは、お手元に配付しておきました。 ○久高友弘 議長   閉会中継続審査申出について、お諮りいたします。  本件申し出を日程に追加し、直ちに議題とすることに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○久高友弘 議長   ご異議なしと認めます。  よって、本件は日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。 ○久高友弘 議長   それでは、閉会中継続審査申出についてを議題といたします。  議会運営委員会委員長から、本日の委員会において決定いたしました所管事務調査について、会議規則第111条の規定により、閉会中継続審査の申し出があります。 ○久高友弘 議長   お諮りいたします。  同委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○久高友弘 議長   ご異議なしと認めます。  よって、議会運営委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 ○久高友弘 議長   次に、付議事件等の字句及び数字等の整理について、お諮りいたします。  本臨時会における付議事件等について、その条項・字句・数字その他の整理を要するものについてては、その整理を議長に委任されたいと思います。  これに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○久高友弘 議長   ご異議なしと認めます。  よって、条項・字句・数字その他の整理は、議長に委任することに決しました。 ○久高友弘 議長   以上で本日の日程は、全て終了いたしました。  休憩いたします。            (午後2時48分 休憩)            (午後2時49分 再開) ○久高友弘 議長   再開いたします。 ○久高友弘 議長   これにて、令和元年(2019年)8月那覇市議会臨時会を閉会いたします。            (午後2時49分 閉会) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  上記のとおり会議録を調製し、署名する。   令和元年(2019年)8月19日     議  長  翁 長 俊 英     議  長  久 高 友 弘     副 議 長  金 城 眞 徳     署名議員  永 山 盛太郎     署名議員  翁 長 雄 治...