那覇市議会 2019-06-24
令和 01年(2019年) 6月24日建設常任委員会(建設分科会)−06月24日-01号
令和 01年(2019年) 6月24日
建設常任委員会(
建設分科会)−06月24日-01号令和 元年 6月24日
建設常任委員会(
建設分科会)
建設常任委員会(
建設分科会)記録
令和元年(2019年)6月24日(月)
───────────────────────────────────────
●開催日時
令和元年(2019年)6月24日 金曜日 開会 午前10時02分
閉会 午後2時45分
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●場所
建設委員会室
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予算分科会
1 議案審査
(1)議案第67号 令和元年度那覇市
水道事業会計補正予算(第1号)
2
議員間討議
常任委員会
1 議案審査
(1)議案第63号 那覇市
水道給水条例の一部を改正する条例制定について
(2)議案第64号 那覇市
下水道条例の一部を改正する条例制定について
2
議員間討議
3 陳情審査
(1)陳情第83号
市道久茂地9号線の縮小について
(2)陳情第88号 那覇港
新港ふ頭小舟たまり場への
公衆トイレ設置の陳情
(3)陳情第92号 首里大中町旧道を市道として整備することについて
4
議員間討議
5 付託議案の表決
6 陳情の取り扱いについて
7 閉会中
継続審査申し出について
8
議会報告会における市民意見・要望等について
9
次期委員会への
引き継ぎ事項について
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●出席委員
委 員 長 上 原 快 佐 副委員長 前 泊 美 紀
委 員 仲 松 寛 委 員 古 堅 茂 治
委 員 吉 嶺 努 委 員 金 城 眞 徳
委 員 宮 平 のり子 委 員 糸 数 昌 洋
委 員 坂 井 浩 二 委 員 久 高 友 弘
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●説明のため出席した者の職、氏名
西 原 浩 也
上下水道局副部長
知 念 弘
上下水道局副部長
新 里 康 広
企画経営課長
具志堅 永
企画経営課担当副参事
赤 嶺 直 彦
企画経営課副参事
阿波連 忍
料金サービス課長
宮 城 敦
料金サービス課担当副参事
崎 山 順 治
道路建設課長
渡真利 治
道路建設課副参事
島 袋 正 吾
都市計画課長
平 良 正 樹
都市計画課担当副参事
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●職務のため出席した
事務局職員の職、氏名
當 間 順 子
議事管理課長
喜屋武 太 一
議事管理課主査
山 城 泰 志
調査法制課主査
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(午前10時02分 開会)
○委員長(上原快佐)
おはようございます。
委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。
委員会定数、10人中出席9人となっております。
吉嶺委員からは遅れる旨の連絡がございました。
○委員長(上原快佐)
それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の
建設常任委員会・分科会を開会いたします。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
それでは、早速本日の
分科会審査に入ります。
初めに、議案第67号、令和元年度那覇市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
新里康広上下水道局企画経営課長。
◎
企画経営課長(新里康広)
ハイサイ、
上下水道局でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま議題となりました議案第67号、令和元年度那覇市
水道事業会計補正予算(第1号)について概要を説明いたします。
予算書の1ページをお願いいたします。
第2条、
債務負担行為の追加でございます。
今回の補正は、平成28年度及び平成29年度に
債務負担行為を設定し、契約した業務委託2件において、消費税法の一部改正に伴い消費税及び
地方消費税の税率が8%から10%に引き上げられることに対する契約変更を行う必要があることから、
債務負担行為を追加するものでございます。
内容は1件目が、那覇市
上下水道局お客様センター業務委託で、期間が令和2年度から令和3年度まで、限度額が717万2,000円、2件目が
水道メーター検針業務委託で期間が令和2年度、限度額が11万円となってございます。
2ページは、予算に関する説明書の
債務負担行為に関する調書でございます。
説明は以上となります。
ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
お客様センター、これ何年か前から、ちょっと定かな年度を覚えていないんですけれども、それと現在業務状況はいかがでしょうか。電話の件数とかですね。
○委員長(上原快佐)
阿波連忍料金サービス課長。
◎
料金サービス課長(阿波連忍)
ただいまの質問では、電話の件数とか、実施されてから今の状況ということでよろしいですか。
○副委員長(前泊美紀)
はい。
◎
料金サービス課長(阿波連忍)
電話の件数は今のところ把握していないんですけれども、業務内容としましては、検針業務とか、
開閉栓業務とか、
収納整理業務とか、
滞納整理業務など、今まで職員がやっていたもろもろの業務に携わっていただいています。
それのメリットとしましては、通常5時15分までだったものが、6時までの業務拡大ということとなっていて、それと土曜日の開庁ということになっていて、市民からは、十分委託のメリットということはお聞きしております。
以上でございます。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
ありがとうございます。サービスの拡大につながっていて、利用者の方からは、概ね好評なのかなと伺ったところですが、電話の量はどれぐらいくるのか、今お手元に数字がないということなのですけれども、一般的な民間の企業も含めて、特に公に近い性質のものに対する電話などで、窓口でもそうなんですけれども、非常にクレームがあったりとか、ちょっと心身に悪影響を及ぼすような現場もあるようです。そのあたりはいかがでしょうか。
○委員長(上原快佐)
阿波連課長。
◎
料金サービス課長(阿波連忍)
来客する方としては、料金を収納、納めていらっしゃらない方だという、それがほとんどなんですけれども、やはり納めていただいていない理由につきましては、さまざまな理由がおありかと思いますけれども、若干、納期が短いとか、やむなく給水停止をするわけですけれども、それについては、きちんとした通知をしながらやっていますので、それの対応については、市民が納得いくような形で説明は申し上げているところでございます。以上でございます。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
これ窓口の業務委託の難しいところかなと思っているんですけれども、じゃ責任者ということで職員の方が対応できるかといったら、またそれも難しいところはありますよね。
でもやっぱり業務委託を受けた側、要は詳しい内情を知らないものとしての対応も苦慮するところはあると思うんです。
ちょっとこの辺は、お互いにとっていいような形を今後また研究をしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○委員長(上原快佐)
阿波連課長。
◎
料金サービス課長(阿波連忍)
今議員がおっしゃるとおり、委託しているものですから、今おっしゃったとおり、我々が偽装請負にならないように指導するというか、業務のいろはを、ああしなさい、こうしなさいということはできないという反面、ある程度の非常に困難なというか、例えば福祉関係で生活困窮している方がいらっしゃった場合は、全てお任せするわけではなくて、我々市の福祉関係に連携する、橋渡しとしては職員がやらないといけない部分も一部あるかと思いますので、その辺のところは、臨機応変というか、市民の立場に立って遂行していきたいと考えております。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
市民が気持ちよく利用でき、かつ
皆さん職場の環境の働き方もいい環境で働けるように工夫してやっていっていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はありませんか。
ないようでございますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者退室)
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
これより
議員間討議に入りますが、ないようでありますので、
議員間討議を終了いたします。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
次に議案第63号、那覇市
水道給水条例の一部を改正する条例制定について及び議案第64号、那覇市
下水道条例の一部を改正する条例制定についての2件については関連しますので、一括して議題といたします。
新里康広上下水道局企画経営課長、説明をお願いします。
◎
企画経営課長(新里康広)
ただいま議題となりました、議案第63号、那覇市
水道給水条例の一部を改正する条例制定及び、議案第64号、那覇市
下水道条例の一部を改正する条例制定について一括して概要を説明いたします。
初めに今回の内容ですが、消費税法の一部が改正され消費税及び
地方消費税の税率が8%から10%へ引き上げられることに伴い、改正するものでございます。
議案書の75ページから83ページと、本日配布しております資料で説明いたします。
まず議案書の77ページをご覧ください。
別記第23条第1項の表、水道料金の額が、及び78ページの別記第29条第1項の表、加入金の額並びに82ページの別記第34条第1項の表、
下水道使用料の額が消費税額を含んだ総額表示となっているため、108分の100を乗じた額に改めるものでございます。
次に76ページをご覧ください。
第23条第2項の免税扱いである
米国軍施設等の料金の算定基準及び82ページの第34条第2項の免税扱いである
米国軍施設等の使用料の算定基準を、水道料金及び
下水道使用料の額が総額表示となっているため、108分の100から110分の100に改めるものでございます。
続きまして附則でございます。施行期日が、この条例は令和元年10月1日から施行する。
経過措置につきましては、資料で説明いたします。この資料をご覧ください。
本市では、市内を東部と西部の2地区に分けて
水道メーターの検針を2カ月に1回行い、使用水量を2等分して各月の水道料金としております。
この資料の下の図をご覧ください。消費税法では、施行日の10月1日をまたぐと経過措置が適用となります。
上段の東部地区の
偶数月検針の場合、8月、10月、12月に検針を行いますが、10月に検針した9月分と10月分がこの施行日をまたぐため、経過措置の適用となり8%、12月に検針した11月分と12月分から10%というふうになります。
一方、下段の西部地区の
奇数月検針の場合、9月、11月、1月に検針を行いますが、11月に検針した10月分と11月分が施行日をまたぐため、経過措置の適用となり8%、1月に検針した12月分と1月分から10%となります。
図のように消費税法の経過措置により、西部地区の11月分は8%ですが、東部地区の11月分は経過措置の適用がないため10%となります。
しかしながら、検針地区の違いによって税率が異なることは市民間に不公平が生じることになるため、本市の経過措置といたしまして、また議案書に戻っていただいて76ページをお願いいたします。
給水条例の附則第2項です。改正後の第23条第1項の規定は、令和元年12月以後の月分として算定する水道料金から適用することとしています。
附則第3項改正後の第23条第2項の規定は、令和元年11月以後の月分として算定する水道料金から適用することとしています。
附則第4項、改正後の第29条第1項の規定は、施行日以後の申し込みにかかる加入金について適用することとしております。
下水道条例の82ページをご覧ください。
下水道条例のほうも水道条例と同じように、附則2項に改正後の第34条第1項の規定は、令和元年12月以後の月分として算定する使用料から適用することとしております。
附則3項、改正後の第34条第2項の規定は、令和元年12月以後の月分として算定する使用料から適用することとしています。
説明は以上となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
本市独自の経過措置ということで12月分からということで、本市がそれで負担するのは、消費税は納めないといけないですよね。それはどれくらいになるんですか。
○委員長(上原快佐)
新里課長。
◎
企画経営課長(新里康広)
経過措置の影響額につきましては、水道事業の場合が540万円となっておりまして、下水道の場合が240万円と試算しております。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
結構な額になりますね。その分は、本市が負担して消費税として納めるということになるんですね。
それと今回、消費税が10%に上がるということで、大体ひと月分の平均的な家庭の水道料金というのはどのぐらいか、わかりますか。
○委員長(上原快佐)
新里企画経営課長。
◎
企画経営課長(新里康広)
その前に失礼いたしました。先ほどの影響額について、下水道のほうは240万円とお答えしてこれは正しかったんですけれども、先ほど水道の影響額が申し訳ございません。540万円と答えたのですが490万円の誤りでしたので、この場で訂正させていただきます。申し訳ございません。
ひと月当たりの大体使用料については、一般家庭が金額にすると3,000円ぐらいが、今の家庭の構成からいくと、両親と子ども1人の3人家族で大体想定しますとそれぐらいの金額です。
◆委員(糸数昌洋)
ひと月あたりの影響よ。
◎
企画経営課長(新里康広)
差額。申しわけございません。
20立方の現行の料金が2,995円、それから改正後が3,041円となりますので、この差額が46円になります。申しわけございません。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
はい、わかりました。結構です。確認でした。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はありませんか。
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
市民の不平等感をなくすということで、そういう措置を取られたことを評価いたします。
それから、米軍に対しては、消費税はかからないということですよね。
その消費税がかからない分は、国民の税金からまた補填するということになるのではないですか。政府が負担するということにならないですか、そうでもないですか。
○委員長(上原快佐)
新里課長。
◎
企画経営課長(新里康広)
ここにありますとおり、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協定及び
安全保障条約第6条に基づくもので、免税扱いとなっておりまして、この免税扱いになる部分については、国としては、この分の収入が減るということになると思われます。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
思いやり予算ではなくて、地位協定でそういう免税という規定になっているということですか。ここにも米軍は、国民より優先されてそういう国民が払っている税金さえも免税するという政治のゆがみがあるということを指摘して終わります。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございますか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ないようでございますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者退室)
○委員長(上原快佐)
再開します。
これより
議員間討議に入ります。
特にないようでありますので、
議員間討議を終了いたします。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
これより陳情審査を行います。
陳情第83号、
市道久茂地9号線の縮小についてを議題といたします。
崎山順治道路建設課長、説明をお願いいたします。
◎
道路建設課長(崎山順治)
よろしくお願いいたします。
お手元の配付資料をもとにご説明いたします。
まず陳情第83号とタイトルがついたA4の3枚つづりの資料を主に主に説明いたします。
あと補足、補完するために資料1から資料7まで配付しております。
早速ですけれども、1ページを開けていただきまして、まず整備計画に関する経緯をご説明いたします。
まず、
久茂地小学校跡地への新
文化芸術発信拠点施設新設を契機に、
久茂地牧志地域の
まちづくりを考える
まちづくりワークショップというものを、計7回開催しています。
別途、地区計画を考える勉強会も3回開催しております。
その
ワークショップの様子を示した資料が、資料1になります。
この資料は「
ワークショップだより」なんですけれども、そちらについては、
ワークショップが毎回終わるたびにその
ワークショップの内容を示して、各住宅、店舗、事務所などに配布しております。
そこで
ワークショップの市民の意見を踏まえまして、
久茂地地区まちづくり計画というものを作成しております。それが資料2になります。資料2は、
まちづくり計画全てのページが入っています。
32ページ目になるんですけれども、資料2の32ページの二重アンダーラインが引いているところの32ページの下のほうの2の
道路交通形成方針ということで、道路についての整備計画の方針がまとめられています。
そこをちょっと読み上げます。
だれもが安心して歩くことができる回遊性の高いまちの形成を目指し、
歩行者優先ゾーンとして
中心市街地の活性化、魅力向上を図ります。
一銀通りと
市道久茂地9号を主要な歩行者を軸として、歩きたくなる道路空間の創出を図ります。
違法駐車などの
交通マナーについては、警察との連携や地区住民及び
地区内事業者の協力のもと、改善に向けた取り組みを進めますとしております。
その方針に基づきまして、本市は一銀線と久茂地9
号病院通りを優先的に整備することとしまして、久茂地9号の整備計画に当たりましては、
道づくりワークショップを計3回開催しております。
その市民の意見を踏まえて設計を行っているということで、
道づくりワークショップについても、
ワークショップだよりを資料1のほうにつけていますので、のちほどご覧ください。
設計については、資料3ということでお配りしています。
現道の道路幅員が13メートルのところを現在歩道が1.9メートル両側に、車道が9.2メートルということになっています。一部一銀線側、約100メートル区間については、既に歩道が2.5メートル、車道が8メートルという現況があります。
そこで今回の設計案としましては、2枚目のところにありますけれども、本議会でもご説明しておりますけれども、現道12.8メートルの道路の幅員構成を変えまして、両側3.4メートルの歩道、車道6メートルということにしております。
3枚目をちょっとご覧いただきたいのですけれども、資料3の3枚目です。こちらのほうに車道6メートルとありますけれども、この車道6メートルを目いっぱい有効に使えるように、
歩車道境界ブロックというものがあるんですけれども、側溝の側に歩道と車道を明確に分けるために設置するブロックですけれども、この設計では段差がないタイプを使っています。
標準的なものは、ブロックが飛び出て、大体15センチほど飛び出て車道と歩道を明確に分けるんですけれども、今回の設計では、歩道と車道の段差がないような形で、そのかわり車が歩道内に乗り入れないようにボラードと呼ばれる車止めを配置することにしております。
そのボラードについても、車道から48センチ程度離した位置に設置するということに、この絵に示しているとおりそうしています。
そういうことで何ができるかというと、目いっぱい車をぎりぎりまで車道端に停車することができるような配慮をしているような状況です。続けます。
次に2番目の陳情書への回答の要旨です。まず、どういう流れで設計を行ったかを陳情に対しては回答しております。
第5次総合計画などの上位計画や、先ほど述べました
久茂地地区まちづくり計画を念頭に、
ワークショップによる市民の意見を踏まえまして、現道幅員約13メートルのまま車道を狭めて歩道を拡幅し、バリアフリー化するということにしております。
そこで、歩道の幅員はどの程度の幅員にするかということにつきましては、
道路構造令及び那覇市道路の
構造技術的基準等を定めた条例に基づきまして、約3.5メートルの歩道ということにしております。
資料4をご覧になっていただきたいんですけれども、資料4のほうは、現地での実際のイメージということで、写真を添付しております。
資料4の1枚目が、現道の道路の真ん中のほうに白い線が約2メートルの長さが引かれているんですけれども、これは実際はテープなんですけれども、実際現地に6メートルの幅を示した、ちょうど
歩車道境界ブロックがこの位置にくるよというものを現地で示しています。それをもとに写真を加工しましたのが、2ページ目になります。
イメージとしては、車道6メートル、歩道幅員3.4メートルというのが、イメージ、見た目にはそうなりますというご案内でございます。
それらを上位計画から設計に至ったものを、体系的に順を追って説明したのが、1ページ目の下のほうの四角で囲まれた分から、2ページ目の最後の四角に囲まれた部分になります。
上位計画でそういうことが方針として定められまして、
道路構造令に基づいて約3.5メートルということにしていますよということになっています。
2ページ目の下のほうの
道路構造令でどういうふうに3.5メートルかということで定めたかと申しますと、
道路構造令第11条に歩道の幅員は、歩行者の交通量の多い道路にあっては3.5メートルという定めがあります。
歩行者の交通量が多い道路というのがどのぐらいの交通量かというのが、国の設計要領のほうに、歩行者が多い場合とは、1日当たり500人から600人ということで定めがあります。
なお、那覇市新
文化芸術発信拠点施設周辺整備計画策定業務報告書によりますと、歩行者の交通予測を出していまして、公演終了後最大2,000人が退館した場合は、市道9号へは480から660名の歩行者の増加が見込まれますよということが出されています。
公演終了後だけでも、国の基準に達しているということで我々としては、歩行者が多い歩道ということで3.4メートルとしております。
続きまして、陳情書に記述されている心配や不安等については、3ページのほうに回答が示されております。
まず1の交通量が多くなることにより事故がふえる。その意見につきましては、現在、車道幅員が9.2メートルということですので、幅員が広いとスピードが出しやすいということですので、事故を誘発する要因の一つとなっていると考えておりまして、今回、車道が小さくなるために通過交通の抑制と通行する車両の走行速度を抑制する効果があると考えておりまして、事故抑制効果があると考えております。
また、さらに今回、整備計画におきましては、交差点部分にハンプを施したり、一時停止を強調標示するなど、さらなる交通安全対策を検討していますということで、資料5のほうに実際の交通安全対策の事例ということで、写真を事例として交差点のハンプであったり、止まれの強調標示ということを検討していますということのご案内になります。
続きまして、2の納品業者や一般客が著しく不便になるとの意見につきましては、現在の車道幅員より小さくなりますけれども、車道幅員6メートルでも車両の停車は可能と考えております。
それにつきまして、第5次那覇市総合計画を初めとする本市の
まちづくり方針に基づく歩道幅員の確保のためのご協力をお願いしますということにしております。
3の樹木の管理は、通り会にとって新たな負担になる、歩道に樹木を植えないでほしいとの意見につきましては、先ほどの上位計画や
ワークショップでの意見を踏まえまして、街路樹は植栽していく方針としております。
なお、市道の落ち葉などの清掃につきましては、本市では道路ボランティア協定や企業ボランティア協定による地域の協力を広く呼びかけているところです。
4の土地の資産価値が下落するということにつきましては、道路幅員構成が変わるということで土地の資産価値が下落するかというと、我々としては知り得ませんけれども、新文化芸術発信拠点施設やその周辺の道路や
公園を整備して、回遊性の向上を図ったり、
久茂地地区まちづくり計画を推進しながら、新たな賑わいや地域コミュニティの充実を図ることで地域の魅力を高めていけると考えております。
次に車道と歩道の高低差は現状維持、高低差は現在15センチですけれども、高低差15センチを求める意見につきましては、現況がマウントアップ形式の歩道となっておりまして、乗り入れや周辺道路との取りつけ箇所において起伏が生じることから、車いす利用の方や高齢者の方々にとって利用しづらい状況になっているということでございまして、今回はバリアフリー化するということでご理解くださいということにしています。これは資料6のほうに説明させていただいております。
事例ですけれども、歩道の高さがマウントアップ形式だと左側の写真のように、乗り入れ口になると起伏が生じて、馬の背のような感じで、歩きづらいということを今回改良しまして、セミフラット形式にしますと歩道はフラットな状態になりますので、歩行しやすいということになります。
続きまして、「なお」のところですけれどもこのマウントアップ形式からセミフラット形式になることによって、道路内の雨水排水処理が不安だという声も説明会の中でありましたので、それにつきましては、資料7のほうで説明させていただきます。
現在、資料7に示してありますとおり、直線部分につきましては、約300メートル間ですけれども、赤のポイントが打たれているところに、現在は写真で示している直径約15センチの水抜きの孔が開いていて、それが歩道内にある側溝に流れていって、それから側溝ヘ流れて、川へ流れていくということです。
今回の設計案では、次のページの計画ということで示していますけれども、グレーチングと呼ばれる格子状の鋼鉄製の蓋を備えた側溝を敷設するということにしております。
その間隔は、約5メートルから8メートルの間ということです。現在よりは、排水能力は高くなるということで、排水能力が高くなるということで、現在よりは良くなりますよということでご説明しております。
最後に本市としましては、単に新文化芸術発信拠点に限らず、周辺の道路や
公園を含めた久茂地地区全体で、文化・芸能・芸術を発信していくことが効果的な振興だと考えており、新文化芸術発信拠点施設と連携した久茂地9号のイベント活用も検討しているところです。
そういうことで結んでおりますけれども、こちらの写真をご覧になっていただきたいんですけれども、これは国際通りの写真なんですけれども、国際映画祭の際にこういった街路灯に懸垂旗を施していますけれども、このイベントを盛り上げると、通りで盛り上げるという雰囲気をつくるということですけれども、一銀通りと久茂地9号でも街路照明灯には、そういった部品を取りつけて、懸垂旗を今検討しているところです。
そういったことで、通りに賑わいを持たせる効果が期待できるのではないかと考えているところです。
以上、ちょっと足早でございましたけれどもご説明は以上となります。
ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
こんなにたくさん、細かく資料もいただきまして、写真を見ながらわかりやすい資料だなと拝見いたしました。
通常、病院通りと言われているところじゃないですか、今ほとんど病院もなくなってきているような状況ですよね。でもまだ病院通りと呼んでいるわけだけれども、この病院通りの現在の交通量とか通行量というのは調査したんですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
調査はしておりません。今後、整備前に交通量調査をやることで今検討しております。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
基礎調査というのは必要だと思うんですよね。
市民会館ができたら大体通行量がこれくらいになるというのは、先ほどの説明で聞いたけれども現在の状況も調査なしに、想定の内の通行量を示すというのはいかがなものかなと思ったりするんだけれども、その辺どうですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
おっしゃるとおり、まず整備前と整備後、両方の交通量調査はしないといけないと思っています。
したがいまして、整備前に交通量調査を今検討しているところでございます。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
整備前って、いつ整備するんですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
整備は、本来でしたら今年度の予定でしたけれども、まずは交通量調査を本年度にできるようにいうことで、今検討しているところです。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
この計画ありき、この実行ありきというわけにはいかないわけですよ。
住民の皆さんが理解を示せるようなしっかりとした調査をやって初めて次に移れると思うんですよね。
この辺はしっかりやっていただきたいと思うんですけれど、いかがですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
十分な説明ができるように、取り組んでいきたいと思っています。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
続けていいですか。
○委員長(上原快佐)
どうぞ。
◆委員(仲松寛)
それとあの通りには小さな
公園がありますよね。あの横にパーキングがあるじゃないですか。あれは廃止になるということで理解していいですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
この通りも含めて側も含めてパーキングメーターは、撤去する廃止ということで警察と協議を進めています。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
あの辺は、非常に車をとめるのに困るところですよね。
駐車場もふえましたけれども、公共でつくったパーキングが今あって、利用者もかなりいらっしゃると思うんですよね。この辺の調査はされたんですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
利用状況の調査については、行っておりません。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
こういったものも基礎調査としてしっかり調査しておくべきですよ。
そこをどれだけの車が利用していて、24時間ですよね。その辺の資料もなしに、道路をつくるからということでつくった後はこうなりますという、こういった説明しかないから、こういったことも含めてこのパーキングの利用者の調査も含めてやってほしいんですけれども、いかがですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
実施できるように検討していきたいと思います。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
これはいったいどこで調査されるんですか。この警察から聞くんですか、それとも県のほうが所管されるのか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
手法については、これからの検討なんですけれども、考えられることとしましては、コンサルタントのほうに交通量調査も含めて、パーキングの状況も含めた調査ということになろうかというふうに現在のところは考えております。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
それと、小
公園がありますけれども、
公園はあのままで放ったらかすんですか。それとも道路整備に当たって、あの
公園も含めて整備する予定なんでしょうか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
この件につきましては、
ワークショップの中でも市民の方々からも道路とあわせた整備をやってほしいというご意見がありました。
今、花とみどり課と
公園管理課とあわせて整備をするということで、今調整を図っているところです。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
それから、街路樹の問題がありますけれども、どのような街路樹を植える予定で考えているのかな。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
ワークショップのほうで意見が幾つか出まして、ヒカンザクラであるとか、サガリバナであるとか、いろんな意見が出ました。
その案をもとに検討したいんですけれども、いずれにしてもそこの歩道の広さに合った大きさのものを植えないといけないということで、まずはそこだと中型か小型種ということであまり大きくならないようなものということで、今検討しています。
樹種の選定については、庁内で検討して、また地域の皆さんにご案内とか意見を伺いたいと考えております。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
ボラードというもので、駐車を示すということでしたけれどもボラードの耐久性はどれぐらいあるんでしょうか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
まだ設計の段階なので、どの程度という数字は持ち合わせていませんけれども、今回整備に当たっては、法定速度は時速30キロと考えておりますので、30キロ、40キロで衝突しても耐えられるようなことは考えております。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
あの道路というのは、時速何キロの道路なんですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
現在のところ、法定速度では時速30キロまでと認識しております。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
時速30キロであれば、30キロに耐えられる耐久性がないといけないと思うんですけれども、その辺は大丈夫なんでしょうか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
設計の中で検討していく、考えていきたいと思います。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
まだその辺も十分にまだ確認されてないわけですよね。
今ちょっと不明な点を聞いたわけですけれども、基礎調査がちゃんとないと。ボラードの耐久性についてもまだ十分でないと。街路樹はどういうものを植えるかというのもはっきりまだ決まらないという状況が確認できました。
それから、搬入する業者が、あの辺は飲食店も多いので搬入する車は多いと思うんですけれども、今お聞きになった場合は、説明を受けましたけれどもあの道路の幅でも十分大丈夫ですよとおっしゃるんだけれども、あそこは駐停車違反になるのか。どういうふうな交通ルールになっているのでしょうか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
現在でも停車はできますけれども、駐車は禁止となっています。
今後も駐車禁止、停車はできるという形になろうかと思っています。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
例えば搬入される車というのが、かなりこれも調べていないからわからないと思うんですけれども、あるんでしたら搬入車用の車がとめられるくらいのスペースをあの通りに準備するとか、そういったことは考えないんですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
今おっしゃるのは、歩道の一部を狭めて切りかえてという形だと思うんですけれども、現在のところはそれについては考えておりません。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
やっぱり交通量も調べていないのが現状ですから、搬入車両がどれぐらいあるのかというのも、しっかりこれも調べてもらいたいわけです。
地域で商売なさっている人たちは、非常に心配なんですよね。搬入車両が入ってきて、すぐに搬入できてすぐ商売ができると。あるいは、また店から何かしら出していくものもあるかもしれません。花屋さんとか、そういったところもありますから、この辺をしっかり配慮して今言った点も調査も含めて、しっかりやっていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
皆さん方は、つくらんといかんと。市民会館をつくったから、市民会館のために、要するに今、どうしてもこの道はつくらんといかんという考え方に立って仕事を進めていると思うんだけども、
ワークショップで市民の意見をいろいろ聞いてきたという話なんだけども、この
ワークショップの中に地元の関係者が何名入っている?
ワークショップに何名いて、地元の関係者の方々が何名入っているんですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
まず最初に、市民会館、文化振興課主催の
ワークショップが3回ありまして、そのときが牧志一丁目と久茂地二丁目、久茂地三丁目の方々を対象にして、これは住宅も事務所も店舗も、そういった方々に案内をして集まっていただいて、そのときの参加者が1回目が9名、2回目が14名、3回目が11名ということになっています。
その後、それを受けて、都市計画課で
ワークショップの開催を4回と勉強会3回ということでやっています。
まず4回の
ワークショップにつきましては、久茂地三丁目と牧志一丁目につきましては、緑ヶ丘
公園から一銀側の部分、一丁目の部分ですけども、その部分について4回開催しまして、1回目が約50名、2回目が約40名、3回目が約30名、4回目が約30名ということで、いずれにしましても、
まちづくりワークショップと勉強会については、地元の方々を対象にして行っております。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
どういう
まちづくりをするかというのを
ワークショップを開くのはいいことだと思う。
ただ、どういう
まちづくりをするかというのは、当然、市民の意見を聞きながらというのはいいんだけど、私が今聞いているのは、要はああいう関係者の方々だけを集めて
ワークショップとかをやったことあるのかどうか。
あるいは、50名、30名、40名の中で、その関係者、今陳情書を出している方々が何名入っていたかということを聞きたいです。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
通りの方々が何名かは参加していたということは聞いていますけども、その数とか、名簿とかは把握していないので、存じ上げておりません。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
要するに、関係者の方々の声を聞くというのが一番大事なことだと思う。
これをあなたたちは、全て
ワークショップという名のもとに市民の意見だと。市民の声だというアリバイづくりをしているように感じられる。
だから、市民の関係者の方々が言っているでしょう。関係者は
ワークショップに出ていなかったと、そういう声もありましたよね。要は、押しつけになっていると感じないですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
久茂地三丁目大通り会の陳情書が提出されましたのは5月8日でございまして、その前から、去年の12月20日に現地で2時間ほど説明会をいたしました。
その後、年明けて2月6日に庁内で午後の部と夜の部の2回に分けて、説明会と意見交換会をやっております。
5月30日は全体的な説明会ですけれども、先日6月11日には陳情書、回答書をお渡ししながら、意見交換会を3時間近く行っております。
まだご理解に至るまでは至っていないんですけども、今後も話し合いは続けていきたいと考えています。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
一番大事なことは、要するに被害を受ける、影響を受ける方々、生活にも直結する、そういう方々の意見も聞かずして、
ワークショップで出たからとか何とか。
しかし、これ間違った考え方と思う。皆さん方は何度も説得をした。そして何回も、そして、意見交換会もした。その中で今、彼らが懸念していること。交通量が多くなるとか、事故がふえるとか、あるいは納品業者、一般客が著しく不便になるとか、土地の価格が下落するとか、木も植えるな、植えないでくれとか、いろいろ陳情がありますよね。その中において、皆さん方が幾つかの陳情で、自分たちが説得をして十分納得してもらったというのは幾つある。聞かせてください。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
明確に一つ一つについて返事をいただいたものはございませんが、基本的に久茂地三丁目通り会の方々は幅員を7メートルにしてくれという要望でございます。車道幅員をです。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
じゃ7メートルにしたら全てオーケーということになるんですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
今回の我々の整備案につきましては、賛成している方々もいますので、通りの方々にもそういった方はいますので、これまでの
ワークショップで参加してきた方々の思いもありますので、そういった方々も含めて合意がとれた状況であれば、どういう案になろうとも、それが地域、通り会を含めての合意形成かなと思っております。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
じゃ、あなたたちは、要するに相手は7メートルにしてくれと。そして、皆さん方の自分たちの意見が通らなければ、協力しませんよということも言っていますよね。
じゃ皆さん方は、要するに、今の彼らの陳情を受けて、あるいは彼らとの話し合いをする中で、十分説得できる時間があれば、そして那覇市の皆さん方の今の言い分を了解してもらえるという考え方は持っていますか。いつごろまでだったら十分説得できるという考え方があるんですか、教えてください。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
時間については、お互い意見があることですので、時間についてはわかりませんけども、ただ、これまで
ワークショップに参加してきた方々、あとは通り会で歩道を広げることに賛成している方々を含めて、今、久茂地三丁目大通り会の方々、そういった方々をすべて含めて話し合いを進めていくことで、どれぐらいの時間で解決できるかというのは見えてくるのかなと考えております。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
じゃあ賛成している方というのは、その中に何パーセントぐらいいらっしゃるんですか。そして、今企業を営業していらっしゃる方々とか、要するに何もしないでただ住んでいる方々と違って、商売している方々がいますよね。彼らは直接の被害者になると思う。いざ何かもしあった場合には。
そういう方々、それとやはり借家の人と持ち家を持っている人とも違う。そういう方も含めて、大体賛成者はどのぐらいいらっしゃるの。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
数とか割合については、今のところ把握しておりません。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
反対、賛成は必ず出てくること。
要するに家を借りている人、こういう人たちは別に関係ないから賛成するかもしれませんよ。
しかし、持ち家を持っている人は財産価値が下がるという。そして、店を営業している人、納品業者が車がとめられないとか、そういう直接被害を受ける方々がいらっしゃる。そういう方々の要望とか、また考え方というのは、非常に厳しいものがあるんですよね。
そういうものも含めて、営業している方々、この人たちを十分説得できるとか、あなたたちは時間というのは考えていないと言うけれど、あの人たちはやるということになったら時間が必要でしょう。いつからやるというのは決まっているわけだから、予算というのは。予算を前にしながら時間は関係ないというような言い方をしたら困りますよ。あなたたちは、例えば
ワークショップとか、あるいは地域の人たちの数で圧力をかけて、彼らをそのまま導いていくというようなことになるんじゃないかという心配がある。たくさんいるんだから、数で押し切る。相手に物を言わさん。そういうようなことになる。
もし財産価値が下がるとか、あなたたちは財産価値は全く資産のことは知ったこともない、わからんとか書いてあるけども、じゃあこれを資産を持っている方々が団結をして、損害賠償請求しようという団体をつくれば、誰かが誘導すればこれはできないことはないですよ。
だから、そういう件まで含めて、強引とも言えるような手法だから、あなたたちの文書を見てみたらみんな言いわけだけしている。これについて、はいはい、わかりましたというようなことは何もない。あなたたちは、例えば事故がふえると言うけど、事故はふえませんよと。道を小さくするから事故はふえませんよと。じゃあ道をなくしたらいいさ。そうしたら、交通事故は全然ないよ。そういう理論も通用してくるようになる。
納品業者も、いざ現地にやってきたら駐停車禁止ということになる可能性もある。非常に難しい状況がいろいろある。まだ十分な対応がされていない。
しかし、あなたたちはつくらなくちゃいかんという義務感、責任感でこれを進めているというのが、はたから見たら見えるものだから、我々は市民の被害を絶対に食いとめなければいかんという、市民の側に立った考え方をしていかなくちゃいかん。それに対して、今の皆さんの考え方は、役所だから、権力を持って必ずやっていくというような感じが見えるものだから。じゃあ、あなた方は説得するまではやらないと言えますか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
どのタイミングで工事に着手するかというのは、今後また考えていきたいと思っているんですけども、どういう整備であれ、今後
まちづくりとして目指している方針というのは、通りがにぎわって、商業地として栄えていくことというのはお互い一致していると思っています。
その上で、どういった整備であれ、今後も地域の方々と一緒になって、庁内で文化振興課が一番キーにはなるんですけども、そこのイベントのやり方とか、それと連動した地域との催し物だとかイベントだとか、そういったものとか。
あと、先ほど
公園整備もありましたけども、そういった
公園の整備のあり方とかも含めて、にぎわいを持たせるような方策を市として市民と一緒に、地域の方々とやっていこうということは考えていますので、何も一方的ということではなくて、今後も整備がどういう整備であってもそういうことは取り組んでいきたいということで、いずれにしても商業地としての繁華性を持たせるということについては、今後も取り組んでいきたいと考えています。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
今の課長の考え方はすばらしいと思う。やって喜ばれる。不安を持っている方々があれやってよかったと。役所様、よくぞやってくれましたというような、彼らがそういう気持ちになってくれれば我々もうれしいし、皆さん方もやりがいがあるというものだと。
しかし、今お互いが突っ張っている状況の中では、やはり皆さん方がこれを十分なる対応をしないで、先ほどの質問にもあったように、基礎調査も何もやられていない中で、あなたたちはこれを進めていかなくちゃいかん立場。立場はわかる。しかし、やはり犠牲になる方々を出したらいかん、規制を。これが一番大事だと思う。
だから、皆さん方が、予算の問題もあるだろうけども、また、国と補助金との問題もいろいろあるだろうけども、そういうのも全部含めて考えて、やはり役所として各課調整をしながら、喜ばれる、そしてこういうのを皆さん方に、要するに心配している方々に、そういう意見も十分話をして、ぜひやってくれと。一緒にやりましょうというような、そういうところまで持っていって初めて、私はこれに着手する立場になってもらいたいと思っている。だから今、強引にするんじゃないかという心配もあるもんだから、心配をして意見を今言っているわけだけども、じゃあ調整をしながら、やはり市民の方々とももっと調整をして、そして、市民の方々がもっと納得のいくような形で、市全体ももう一回もっと調整もしながらやっていくというような考え方をしているということで理解していいですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
先ほども申し上げましたとおり、まちがにぎわう、まちが栄えるといことの方向性は一緒ですので、歩行者が多くなると。その歩行者が地域にいろいろな利益をもたらしてくれるような通りにできるように、庁内を含めて、通り会も含めて、一緒に考えていきたいと思っています。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
非常に新市民会館の建設を機に久茂地の
まちづくりというところで、ずっと議会でも議論が重ねられてきて、これは4年前からですよね。この
まちづくりワークショップが始まって、こういう形で毎回たよりをつくって配信していることも私は評価していました。
ただ、去年、いよいよ久茂地9号、久茂地9号については、いろいろ議会でも出てはおりましたけれども、
道づくりワークショップを3回重ねて、6月までに3回やって、この陳情がことしの5月ということで、1年のタイムラグがあるわけです。
これは委員会審査なので、客観的に皆さんのご意見も聞きたいんだけど、当然このみちづくり
ワークショップに参加されている通り会の皆さんもいらっしゃっただろうし、参加されていない方もいただろうし、ただ、情報共有がきちんとうまくいっていなくて、こういう方針で久茂地9号を整備しますよという決定がされた後に、こういう形で陳情が上がってくるというのは、皆さんが悪いというよりも、それは協働、お互いで
まちづくりしていこうという中で、いよいよ整備していこうという年度に入って、こういう陳情が上がってきたというのは、私はちょっと残念な思いもあるんです。
できれば、もっと早く住民ニーズというものを、皆さんに対してはもっと早目に吸い上げてほしかったなというのもありますし、要するにうまく吸い上げきれてなかったという一面もあるし、逆に通り会の皆さんに対しては、こういう
ワークショップが行われているということは知ってはいたけども、そこに参加しなかったことで、もう少し突っ込んだ意見交換ができてなかったというところで、ちょっと行き詰まりが出てきたと。そういうところを非常に感じているんですけども、今回の陳情が上がってきたということに対して、まず所見をお聞きしたいと思います。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
委員おっしゃるように、今まで
ワークショップに参加していなくて、今回の設計案に反対している方もいらっしゃって、それが陳情という形ではあるんですけども、我々としては、その方々も含めてたくさんの人に集まってもらって、去年の6月以降、再度意見交換会なり、
ワークショップなりをやりたいと考えて、それが現在に至ってまして、なかなかその方々と今まで
ワークショップに参加してきた方々が同じ場所で意見をする場がつくれなかったというのが、我々は残念かなとは思っています。
今後、どのような形でできるかわからないですけれども、そういったお互い顔を合わせて、お互いの意見が交換できるような場所をつくっていきたいと、今でも考えてはいます。
これまでそれができなかったというのは、我々にとってもっと工夫が必要だったのかなということは考えています。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
この陳情が上がってきた背景とか、現場の状況というものが、もう一歩把握できてないんですけど、今のお話によると、
ワークショップを重ねてこられて、今出ている案を推進したいという住民と地域の方と、やはりそうじゃないという方というのは、先ほどどのぐらいの割合かという話もありましたけど、そこの一緒の話し合いというのはなかなか厳しい状況にあるということ。
要するに、地域の合意形成ができてなくて、なかなか話し合いがまとまらないという状況なのか、皆さんが今の現行案を、ともかく今の陳情で出ている1メートル程度、車道を広げるとかということも含めて、皆さんのほうでそれを拒否している状態なのか。
要するに、地域の合意形成ができれば、今の計画案の変更ということも可能なのかどうか。この辺は、皆さんの方針としてはどうなんですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
現在のところ、我々としてはこれまで
ワークショップに参加してきた大勢の方々がいて、そういう案になっているということで認識していますので、現時点では変更というのは考えていないんですけども、ただ一方で、納得していない方々がいらっしゃるということで、この方々も含めて、できればもう一度、その方々の意見を、これまで
ワークショップに参加してきた方々も含めて話し合いの場を持った上で、納得した上で進めていきたいというのが我々の方針ではあります。
ただ、それがこれまではできていなかったということになります。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
ちょっとだけ経過を確認したいんですけど、去年の6月までに3回
ワークショップが開かれて、その後、この設計でいくという方針が決定したのがいつごろで、今後の皆さんが想定していたタイムスケジュールを再度確認させてもらっていいですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
道づくりワークショップを3回やりまして、3回目が平成30年の6月2日でした。
資料1の後ろのほうにありますA3のものなんですけども、これはその結果なんですけども、そのときに、赤で囲まれた幅員、歩道3.5メートル、車道、路肩も含めますと6メートルということでの那覇市推奨案ということで、6月2日に提案させていただきまして、一部意見を述べられ他方で、反対意見の方はいましたけども、我々としては、その場で今後、歩道3.5、約5メートルで進めていきますということを申し上げましたので、その場で我々としては第3回目、6月2日の
ワークショップが終わった時点で方針は定めたと認識しております。
その後、詳細設計にさらに取りかかりまして、今年度、工事予算がありますので、今年度、工事には一部着手したいというふうに考えていました。
去年、途中から電線類地中化が認められましたので、現在、電線類地中化の設計も今あわせてやっている状況です。
ですので、電線類地中化に影響のない部分を、今年度は側溝の敷設とか、歩道の一部の形をつくるような工事を、一部の区間について実施したいというふうには考えておりました。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
わかりました。
先ほどあった皆さんが根拠にしている、歩行者が多い場合という根拠が、新文化芸術発信拠点の整備計画策定業務の報告書が根拠にはなっていると思うんですけども、市民会館ができた場合の退場の際の動線ラインというものが今議会でも少し話があったと思うんだけど、当然県庁前、モノレールを基点とした場合に、県庁前と美栄橋と両方あると。市民会館の出口からの動線ラインは確認をされていますか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
この資料の2ページの一番下のほうに、この報告書ですけれども、これが那覇市文化芸術発信拠点施設の周辺整備計画報告書です。
その中で歩行者の交通量ということで動線が示された絵がございます。その中では、ほとんどが一銀線を通って国際通りに行くラインと、久茂地9号を通って県庁前駅方面に行くラインとなっています。
美栄橋方面には、この報告書では28名という数字で、美栄橋駅にはさほど行かないだろうという動線の報告になっております。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
これは直接かかわってくる話なので、議会質問の中でも出ている話を聞くと、その辺の動線ラインの想定が少し甘いのかなという印象はあります。
久茂地9号をわざわざ渡らなくても、大体川沿いにそのまま行っちゃいますよね。モノレール利用者というのは、そのすぐ裏の道とか。ちょっと大雑把過ぎる流れになっているのかなという印象もあって、今回、いろいろ地域との合意形成を図る段階でもいろいろなことが言われてくると思うので、そういうことも含めて検証はきちんとしておいたほうがいいのかなと。これが根拠になっていて、これだけ歩道を広げないと受け入れられないという状況があろうかと思うので、その辺はきちんと客観的に根拠を示せるようにしたほうがいいのかなと思っていますけれども、いかがですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
今、歩道幅員を3.5メートルという基準ですけども、歩行者が多い場合というのが国の設計要領で一日当たり500人から600人ということで示されているんですけども、我々としては、単に市民会館だけではなくて、歩行者の通行量調査はこれからなんですけども、日ごろから歩行者は多いですと。
ただ、市民会館が講演終了後、大ホール、中ホール、小ホール、キャパをいっぱい使ったイベントをやったときに、2,000人が収容キャパなんですけども、その人たちが一気に退館した場合は、シミュレーションで久茂地9号は480名から660名通りますよと。それだけでも久茂地9号に流れてくるので、それだけでも歩行者が多いと。それプラス、さらに普段の歩行者の通行量、また、今後まちがにぎわうことで歩行者も多くなるだろうということを含めて、指標として、先ほど2,000人が一気に退館した場合には480名から660名が通りますよと。これだけでも国の基準に達しているので、それを含めて、普段からも、今後も市民会館のみならず、回遊性を持たせる
まちづくりという観点から言えば、やはり歩道は広いほうがいいということでの見解になります。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
陳情で出ている4つある中で、1番の樹木の件とか、高低差とか、電柱とか、電柱の部分は埋設していくという方向性が出ていると思うんですけど、やっぱり1番目の車道の幅の問題が最大の争点だと私は思ってるんですけど、車道の幅の案件については、もう少し検討はぜひ、今の歩行量の調査の根拠も含めて、先ほど委員からもあった歩行量調査の案件も含めて、ぜひ地域できちんと合意形成ができる方向で、ここは頑張っていただきたいなと要望したいと思います。
○委員長(上原快佐)
答弁は大丈夫ですか。
◆委員(糸数昌洋)
大丈夫です。以上です。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございますか。
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
そこの構造なんですけど、国際通りと同じような理解でよろしいんでしょうか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
この通りと一銀通りとの特徴ですけれども、歩道と車道の段差を極力なくしているということで、国際通りと同じような状況になると。
この利点としましては、例えば、停車して車から車椅子の方がおりても、そのまま車道から歩道にスムーズに行けると。
あと、納品業者が台車とかを使っても、そのままスムーズに荷物の出し入れができるということの配慮をしたつくりになっています。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
今、答弁で車椅子の方の利便性という話が出ました。それは私は非常に大事なことだと思うんです。そして、県の福祉の
まちづくり条例でも、ちょっと読み上げますと、「私たちは高齢者、障害者などの自由な行動や社会の参加の機会を阻んでいるさまざまな障壁を取り除き、すべての人が自らの意思で行動し、社会参加のできる福祉の
まちづくりを推進する必要がある」ということです。
県も市町村も一体となって、そういう福祉の
まちづくりをつくろうという呼びかけで、那覇市も福祉の
まちづくり条例をつくって、施策を推進して、皆さんもこの陳情の説明にもあるように、誰もが安心できる
まちづくりということを基本理念にして、歩道の拡幅を進めていると。そういうのを私は評価します。
そういう視点から、
ワークショップで地域住民の皆さんと幾度も意見を交わして、そして、よりよい
まちづくりに向けて意識を高めあっているという面でも、私は評価できると思います。
そういう面で、やはり福祉の視点というのももっと入れるべきじゃないのかなと。皆さんの今回の説明で、そういう視点が弱い感じがするものだから、バリアフリーの
まちづくりというのは非常に大事な視点なんです。
今、沖縄県は全国で初めてバリアフリー観光宣言をして、それが沖縄の観光をふやしていく、そういう流れにもなっています。
だから、観光客の閑散期にそれをつなげていけるようにということで、県もだいぶ努力していますが。
今、高齢化社会という中で、障がいを持たない非認定の高齢者、足がちょっと痛い、腰が痛い、杖をついて歩かないといけない、そういう方たちがふえているわけです。そういう人たちにやさしい
まちづくり、やさしい観光地づくり、それが今大きな課題になっているわけです。
そういう面では、私は今回、歩道幅員をふやして、段差もない、障害もない、そういう形で進めていくということは、国際観光都市、誰にもやさしい那覇市づくりにとって非常に重要なことだと思います。そういう面での頑張りを期待したいと思います。そこら辺について、どう思いますか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
配付資料のほうで、私が読み上げをはしょってしまった部分がありまして、3ページ目の中より下の段ですけども、車道と歩道の高低差を現状維持(高低差15センチ)という部分で、その下の「そこで」という部分になりますけども、
ワークショップに参加していただいた方に障がい者の方々もおりまして、車いすの方、視覚障がい者の方、この方々の意見も含めまして、全体の意見の中でもやはりバリアフリー化は進めるべきだと。
バリアフリー化を進める中で、高低差もそうですけども、幅員についても車いすでも余裕をもって通れる。
あとここは商業地ですので、お店で飲食して出た後に人がたむろしていても、それでも余裕があるような、通行ができると。杖をついた方々とか、子ども連れの方々とか、買い物袋を提げている方々とか、そういったことも含めてバリアフリー化を図るという意味では、セミフラットであったり、歩道との段差を少なくしたり、歩道の幅員を国の基準にあわせて広くしたりということを設計に反映させております。
以上でございます。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
市民会館も、これまでにないバリアフリー機能を持った施設になります。
そういう面では、障がい者もだいぶ来られる方がふえると思います。
そして、その人たちが周辺に流れていって、飲食店などでもまちの活性化につながっていくということが出てくると思うんですよね。
そういう面では、そこで商いを営んでいる方たちも、そういう形のバリアフリー化というのかな。そういうものも進めていく必要があると思うのですが、それも那覇市はバリアフリーの活発な活用内容ですが、水洗トイレの改修だとか、車いすが通れるような施設の改修というものに補助を出すということも進めています。
だから、そういう面でぜひ今後100年の那覇市を考えて、積極的な意味合いで私はこの事業は進めるべきだと申し上げて、終わります。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございますか。
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
違法駐車などの
交通マナーについて、警察と連携、地区住民、事業者協力のもと、改善に向けた取り組みをしますとありますけれども、
ワークショップなどで歩行空間の安全性などの考え方を示したことはありますか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
休憩します。
○委員長(上原快佐)
再開します。
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
先ほども車道を狭めることで、車がスピードを無意識に落とすという効果があるということで、昨今、保育園とかの通学路で、子どもが事故に遭われることがあるんですけれども、これも全庁的に今議論していることなんですけど、やはり車にスピードを出させないというのが一番の効果だと考えています。
いくらガードレールとかそういったのを設置しても、それを破るようなスピードを出すと意味がないということで、まずは車のスピードを落とさせるというのが、そういった安全性を高めることかなと認識しています。
そういった意味で、もともとこの場所は、車道が広くて、確かセンターラインを前は引かれていたと思うんですけれども、センターラインがあって、外側線があると、お互いその自分のレーンを走れば別に対向車のことを意識しなくてもいいということで、スピードを出しやすいということです。
センターラインを消して、外側線を狭めることで、お互いがすれ違うときに、スピードを落として効果があると。それで、事故を抑制する効果がありますということ。
あと、先ほどもお話しましたけれども、交差点ではハンプを設けたりとか、優先道路でないところは、一時停止が必要だと強調的に標示するとか、そういったことで車のスピードを落とさせて注意させるということで、歩行者の安全性を確保するということは議論しております。
○委員長(上原快佐)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
ちょっと聞きます、夜間の違法駐輪の数などを確認したことはありますか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
いいえ、確認したことはございません。
○委員長(上原快佐)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
では、付近の駐輪場があるかどうかは、調査していますか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
道路建設課においてはやってないですけれども、都市計画課ではやっているのではないかという情報です。
○委員長(上原快佐)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
この交通量と違法駐車なんですけれども、やはり
交通マナーの改善に向けた意識啓発とあるんですけれども、
ワークショップでやはり歩行空間の安全性というのを話されてないのかなというのを感じているんです。
今、車道へ車がスピードを出す出さない。そこで交通事故が起きないように、ボラードがあるという話はするんですけど、例えば、国際通りの違法駐輪などは認識されていますか。今の例えば、国際通りと似た形になる病院通りの9号の改良工事になるときに、国際通りの違法駐輪は確認されていますか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
詳細な数は確認していないんですけれども、自転車、オートバイを含め、遺法駐輪が課題、問題になっていることは認識しております。
○委員長(上原快佐)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
同じような道路のつくりになるとすると、ここも違法駐輪がふえる可能性があるとは思うんです。
近隣に駐輪場がない、よりオートバイはとめやすくなるわけですよね。
そうなると、やはり今の現状からすると、何か策を代案として持っておかなければいけないのかなと思うんですけれども、那覇市は今違法駐輪の撤去条例などもないので、なかなか策というのは難しいのですけれども、こういったことも地域住民には説明していく必要はあると思うのですけれども、いかがでしょうか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
今附置義務駐輪施設については、附置義務条例とかで今そういう対策もしていますけれども、今後、警察とも連携しながら、あと関係部署、道路管理課とか、そういった文化振興課も場合によっては必要かもしれませんけれども、それも含めて対策は検討していきたいと考えております。
○委員長(上原快佐)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
附置義務条例は新しく建てる建物ですよね。
今、現状のことを把握してないと、やはり対策って打てないと思うんですよ。夜間の界隈で働く方々の違法駐輪というのはひどいですよね。
久茂地9号だけではなくて、その一本国際通り側、さらにパラダイス通りまで、多くの違法駐輪がある中で、とめる場所をつくらずに、ただ、撤去、違法駐輪を取り締まるということだけではいけないと思うので、やはりそういったことも検討していく必要があると思うんですけれども、そういった考えはありますか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
いろんな対策はあると思うんですけれども、意識啓発の部分も大きいかなとは考えています。
とめることで迷惑している人がいるんだよということを知らしめることも重要かなと思っています。
いろんな方法でそういったものが抑制できるように、今後、検討していきたいと考えています。
◆委員(吉嶺努)
以上です。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございませんか。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
先ほどの歩道段差の件なんですけれども、この地域は私も何回か呼ばれたこともあるんですけど、浸水する久茂地川地区を走っていて、お店とかでも下からゴボゴボ水が出てきたりということもあったりする場所で、そのへんの多めの際の対応というところで、先ほど皆さんが水抜き孔カ所が23カ所でグレーチングにしていくというお話がありましたけど、ちょっとそこのグレーチングの数と、それにしたほうが効果は非常に高いというお話がありましたけど、そこをもう少し詳しく聞かせてもらえますか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
グレーチングの数につきましては、5メートルから8メートルという間隔。
◆委員(糸数昌洋)
間隔だよね。
◎
道路建設課長(崎山順治)
はい。数はちょっと今集計はしてないんですけども、この通りが420メートルの80カ所ですので、420を80で割ると、すいません、失礼しました。
グレーチングの数は80カ所になってます。
◆委員(糸数昌洋)
4倍近くになるね。
◎
道路建設課長(崎山順治)
しかも、現在は横にあいていますので、管がありますと、ある程度たまらないと水が吐かないということで、今回は蓋として付けますので、路面の蓋はすぐ側溝に吸収されるということで、排水の能力は高まると考えています。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
なるほどわかりました。ありがとうございました。
○委員長(上原快佐)
補足ですか。
赤嶺聡副参事。
◎
道路建設課副参事(赤嶺聡)
今の80カ所という場所は、平らな部分になります。
今、奥側にいったら起伏があって、上り坂になっているんです。この時には5メートル、8メートルではなくて、現状の10メートル、5倍ぐらいになって水が流れてくる、たいがいのところの部分が80カ所と。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
結構です。確認でした。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
皆さんの今度の
久茂地地区まちづくり計画における道路整備の方針、そういうものとか、だれもが移動しやすいまちつくりだとか、それから、車中心まちから人中心のまち、そして歩道の幅員は歩行者の交通量が多い道路にあっては、3.5メートル以上が必要だという、そういう基本的な点をもっと市民にわかりやすく説明していく必要があると思うんです。
だから、そこらへんの取り組みが私は不足している面があって、そういういわゆる
ワークショップに見える方はそのことがわかるけど、そこに参加しない人については、私は細やかな説明というのが不足していると思うんです。そこらへん今後改善していく必要があると思うんですけど、どうでしょうか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
議員、おっしゃるように、情報をどのように効果的に広く発信していくかについて、ホームページの活用も含めて検討してまいりたいと考えております。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
私はそういう分かりやすい資料をその地域の皆さんに配付して、那覇市が言っている側に道理がありますよということがわかるような形にしたほうがいいと思うんですよね。
そこらへん、
ワークショップも頻繁に開く、地域住民との対話、意見も聞く、そしてそういう広報もやるという取り組みぜひ強めてほしいと思います。
終わります。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございますか。
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
先ほど地域での合意形成が大きな課題になっているということが、僕は非常に大きいなと思っています。
なので、皆さんが今やろうとしている計画をただ、単に丁寧に説明するだけではなくて、それはやっぱり地域からの要望として上がってきていることに対して、ちゃんと真摯に向き合って、その上で、現行の案に賛成している人たちと、やっぱり課題があるよという人たちとの間にしっかり立って、その上で、先ほど言いましたけど、4つの中で、車道の部分、幅の部分は私は工夫できるところがあるんじゃないかということも感じていますので、そこはよく地域で合意形成をぜひ図って、前に進めていただきたいなというふうに思いますけど、いかがですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
そうですね、合意形成の方法は、今は難しい状況ですけど、どうにか進めていかないといけないと思っていますので、それについては、どういう工夫ができるのか、先ほどの資料配付の件も含めて、看板を設置するのかホームページで紹介するとか、あとは資料配付、個別にポスティングするとか、そういったこともやった上で再度手法等検討していきたいと考えています。
◆委員(糸数昌洋)
以上です。
○委員長(上原快佐)
ほかに。
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
私もお話を伺っていて、だいぶ車道の幅についてのことなど、まだ基礎調査も揃っていないような中で、しっかりと調査をした上で、非常に柔軟な対応ができる可能性があるのではないかなというふうに考えています。
そのへんで確認を含めてなんですけれども、電柱埋設が進んでいるということですので、確認をさせてください。
街路樹についてなんですけれども、これは植えた場合は、必ずそこの通り会が管理をしなければいけないんでしょうか。
それともほかの地域で必ずしも通り会ではなくて、別の方法があるのか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
原則としましては、市が管理するのが原則なんですけれども、地域通りの会の方々とか企業、ボランティアというのがありますので、必ずしもおっしゃるように、通り会は地域の方々なんですけれども、企業ボランティアとなると、また別になりますので、そういったことも含めて可能性はいろいろあるのかなということを考えています。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
通り会に限らずに、管理はできるということなんですけれども、ただ、陳情者のお話も詳しく聞かないとこのへんわからないので、例えば植栽をして通り会に負担をかけないという場合を考えた場合に、もちろん何を植えるかによって、例えば、サガリバナって結構道路が汚れるとかいろいろあると思うので、そのへんは選定されていくことと思うのですけれども、ちょっとこの件は、確認させていただきました。
もう一点なんですけど、歩道と車道との高低差ですが、陳情されている方々が気になっているのは、非常に水浸しになるのではないかということだと思うんですけれども、市としては、グレーチングの説明が先ほどございました。
素人なので教えていただきたいんですけれども、排水性についてなんですが、先ほどのご説明で今のような、歩道との高低差があって、パイプがあるということになると、ある程度水がたまった場合に流れていくということで、グレーチングの場合は、すぐに排水されるということだったんですけれども、例えば大雨が降った場合に、これはどこに流すかにもよると思うんですが、どこに流れることになっているのかということの確認を踏まえた上で、何か逆流しやすくなる恐れというのは、ないのかなと。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
最終的には、久茂地川に流れていくんですけれども、これはパイプであろうが、グレーチングであろうが、満潮時、久茂地川は、感潮河川ですので、水位が満潮時には上がります。あとは、大潮の場合とか、そういったことで久茂地川自体の水位が上がったり、下がったりで影響することはあります。
ただ、そういった場合で、急激に水が久茂地川に流れていった場合は、パイプだろうが、グレーチングだろうが、排水能力が弱まっていくことはあるんですけれども、今久茂地9号自体が縦断勾配がほとんどない道路ですので、水自体がそんなに勢いよく流れていく場所ではないというふうに考えています。
ですので、久茂地川が満潮になっている場合に、水位がかなり上がっている場合でも、勢いよく流れてさえいかなければ、そんなに影響はないのかなと思います。
道路自体が勢いよく、例えば縦断勾配がある道路であったら、勢いよく水が流れていきますけれども、いったん側溝に落ちると同じですので、流れる流速というのが一緒ですので、降った雨は同じですので、一旦側溝におさまってしまえば、あとは流れはそんなに急には流れていかないので、逆流するとか、そういったのは、パイプだろうが、グレーチングだろうが、そんなに変わりはないのかなと思ってはいます。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
というのが、どうしても大雨で、久茂地川も満潮時であった場合というのは、水が流れないという状況が起きますよね。そうすると今までの高低差があった場合は、車道のほうに水がたまる。だけど、これをフラットにした場合は、歩道も一緒に水がたまるということになりますよね。ということですか。
○委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
路面の排水能力が弱い場合には、道路で滞水するとは思うんですけれども、今回、グレーチングを5メートルから8メートルおきに設置しますので、いったん側溝に流れてしまいますので、路面に溜まる量よりも側溝に流れていく量のほうが、グレーチングの数が少ないと、確かに路面に滞水する可能性があるんですけど、グレーチングの数はかなり多いのですので、これはたまらずに側溝の中に納まるという計算のもとに、この5メートルとか、8メートルというピッチをつくっています。いずれにしても計算に基づいて、道路内に滞水しないように、グレーチングの数を多めに設置しているということになります。
○副委員長(前泊美紀)
ありがとうございます。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございますか。
ないようでございますので、本件については、この程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れ替え)
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
次に陳情第88号、那覇港
新港ふ頭小舟たまり場への
公衆トイレ設置の陳情を議題といたします。
島袋正吾
都市計画課長、説明をお願いいたします。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
都市計画課島袋でございます。
A3のお配りいたしました資料で、陳情の場所、あるいは状況などをご説明いたします。
陳情第88号、那覇港
新港ふ頭小舟たまり場への
公衆トイレ設置の陳情でございます。
場所は、この図面の左上のほうに赤く丸しております、新港ふ頭の中にあります、小舟だまりでございます。左下のほうには拡大した図面が記述してあります。
陳情者は、沖縄県遊漁船業事業協同組合。同組合は小舟だまりにおいて、釣り船、ダイビング、ホエールウォッチングなどの事業を行っている事業所の組合であります。
陳情の内容としましては、この小舟だまり場にトイレがなくて、現状では300メートル離れた
公園のトイレや、500メートル離れた港湾のトイレを使用している状況であり、小舟だまりへの公衆トイレや足洗い場の設置を要望するという内容でございます。
現地の状況を写真を撮ってまいりました。このA3の資料の、左のほうが拡大した図面で、ちょうど真ん中あたり、新港小舟だまりとあります。この下に、泊いゆまちの北のほうの小舟だまりになっております。
現在、新港ふ頭トイレが、ちょうどこの線で印を付けてますけれども、角のほうから距離を測定しますと約290メートル。
東緑地トイレのほうはこの角のほうから約105メートルのところにトイレがございまして、状況写真としては右側のほうで、6枚ある左上が小舟だまりの状況です。
真ん中左、これが新港ふ頭のトイレ。ちょうど北側のほうにあるトイレの状況写真となっております。
下のほうが、東緑地のトイレの状況でございます。
これにつきまして、管理者であります那覇港管理組合のほうに、この陳情についての見解をお聞きしました。
那覇港管理組合のほうとしましては、当該小舟だまりは作業船、漁船、遊漁船、官公庁船等の利用目的に整備した港湾施設となっている。
その周辺背後には荷捌き地などを配置して、港湾関係事業者が利用できるよう、手狭な土地の有効利用を図っている状況にあります。
当該小舟だまりの利用状況としましては、観光客増に伴い当初想定してなかった観光遊覧船やダイビング船の利用が高まっていることは、認識しております。
この回答につきまして、那覇北道路、図面の左上のほうで冒頭で申し上げました、小舟だまりの丸を赤くしてる所の、ちょうど真ん中を通るように那覇北道路という西海岸道路の構想があります。それが標示されてます。ちょうど私のこちらでも正面に拡大した図面がありますけど、この那覇北道路が構想道路でございます。
そういうこともありまして、那覇北道路の事業に係る新港ふ頭地区の配置計画を踏まえた上で、今後トイレについても検討していきたいというようなことです。
あわせて、当面の対応策といたしまして、陳情者側と意見交換を行った上で既存トイレ、この新港ふ頭トイレの補修等を行い、利便性向上に取り組みたいと。
例えば、内外壁の剥離補修や外壁塗装。あるいは陳情にもあります、手足洗い場の設置。あるいは女子トイレへの物置棚の設置などを、意見交換を踏まえて、検討していきたいというようなことでありました。
ちなみに、この小舟だまりは、那覇港管理組合のほうで許可をしてますけども、現在、85隻の小舟が許可を受けて係留しています。
そのうち、陳情のありました遊漁船事業協同組合は、そのうちの8隻が許可を受けて係留しているという状況でございます。
以上で説明を終わります。
○委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
これはもう位置的には那覇港管理組合が所管なんですよね。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
そうです。
◆委員(仲松寛)
那覇港管理組合に陳情を出して、那覇港管理組合からの答えも出てると。自費でなら、許可してもいいというような内容になってますよね。
そういう中で、今ご説明のあった那覇北道路。これはちょうどここに舟だまりにかかってくるじゃないですか。そうなると、この場所というのは、ある意味一部は移設とか立ち退きとかいうふうになっていくのでしょうか。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
まさにこの図面のちょうど真ん中を那覇北道路が通るものですから、例えば、柱とかそういったものも、これからの設計にはなるんですが、予想されるのは柱とかそういったものを含めて、移設の可能性もあるというような気もしてますので、移設も含めて、再編も含めて、このトイレを検討していきたいということでした。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
それはスケジュール的に、もういつ頃とかいうものはもう粗々決まってるんですか。その北道路のスケジュール。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
詳細なスケジュールはまだ決まってなくて、7、8年とかそういったようなスパンです、とのお答えでした。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
まだはっきりスケジュールというのは決まってないけれども、7、8年はかかるであろうという憶測ですよね。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
そうです。
◆委員(仲松寛)
その間どうするかっていうことになってきますけれども、85隻あって、利用者も増えているということなので、これを那覇市の予算でもし造ったとするならば、公共性というのはどの辺で見出せるんでしょうか。
ある意味、公共的なものでないといけないと思うのですが、その辺はどのように考えていますか。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
この85隻の中には、例えば、作業船あるいは漁船、官公庁の船とかも増えている中で、8隻が遊漁船組合の許可を受けているというような状況の中で、那覇市としては管理組合の管理の中でありますので、管理組合の判断というようなことになるかと思います。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
ある程度の公共性はあるであろうというふうにお考えだと思うんですけれども、ちゃんとしたものができるかどうかは今後の話ですけれども、これができたとしても、またこの北道路の件で、先ほど申し上げましたように、柱がかかったりして、これを移設したりとか、移転するとかいうことも想定されるわけですよね。それでしたら、例えば、ちゃんとしたものでなくても、今言っている要望のある、内容に対応し得る簡易的なものでも可能ではないかとは思ったりするんですけども、これは那覇港管理組合の許可が必要ですけどもね。
ただし、結論は出てるから、那覇港管理組合は自費でやるなら認めてもいいということだから。那覇市がそこに、どういうふうに予算的にかかわっていくのかというところがあると思いますが、このへんはどのように考えますか。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
まず当面の対応策ということで、那覇港管理組合からの回答としましては、当面の対応策としては、陳情者側と意見交換を行って、手洗い場の設置をしたり、女子トイレの物置棚設置をしたり、というようなことを申し上げているところなんですね。
那覇市としては、予算とかそういったものは特に、那覇港管理組合がこういった回答をしているものですから、これの状況を踏まえたいというんですかね、状況を見たいというところです。
○委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
わかりました。
那覇港管理組合の対応をしばらく見守りたいというようなことなんでしょうか。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
はい。
◆委員(仲松寛)
結構です。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございますか。
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
この図ですけど、東緑地トイレって2カ所あるわけですね。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
はい。
◆委員(糸数昌洋)
ですよね。
この手前の105メートルのトイレがこれになるのかな。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
そうです。
◆委員(糸数昌洋)
この下の。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
下の。
◆委員(糸数昌洋)
それと、この上の東緑地トイレっていうのはここにはないってことですか。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
そうです。写真のある東緑地トイレは約105メートルと表示してるところの写真で、上のほうの東緑地トイレはここに掲載していません。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
女性用個室が1カ所しかないというのは、新港ふ頭トイレのことですか。両方とも?全部?
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
東緑地トイレの、105メートル離れたこの東緑地トイレの箇所のところに、右側のほうに女性用のマークがしてあるのが、この2枚は東緑地トイレで、女子トイレのほうが右側にあって、1つしかないという状況です。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
あと新港ふ頭トイレと上のほうの東緑地トイレのこの女性トイレっていうのはどうなってるの。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
新港ふ頭トイレの女子トイレは、2部屋あります。
◆委員(糸数昌洋)
この右側。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
そうですね。真ん中右のほうの写真です。
◆委員(糸数昌洋)
東緑地トイレの上のほうも1カ所。東緑地トイレは両方とも女性は1つしかないってことですか。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
東緑地トイレの右手のほうは、女性トイレは1つです。
◆委員(糸数昌洋)
両方ともね。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
はい。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
この団体さんの会員数というのはどれぐらいですか。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
8隻。8団体というんですかね。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
8隻だから、それぞれの船で8団体。
年間の利用者数ってどのぐらい?
◎
都市計画課長(島袋正吾)
ちょっとお待ちください。
○委員長(上原快佐)
休憩します。
○委員長(上原快佐)
再開します。
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
年間の利用者数、把握しておりません。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
この陳情を見ると、当然ちょっと離れているということもあるけれども、やっぱりここは大型自動車とかフォークリフトとかが頻繁に通行していて非常に危険だというところがね。
だから、東緑地トイレ側っていうのが一番近いところを横断できるじゃないですか。そこをうまく整備できればなという感じはしますよね。
それと港湾さんが自費での設置は可能という回答をしてるわけなんだけど、北道路ができるといういう状況の中で、自費での設置というのはどういうことですか。その場合は撤去しますよということが前提の設置という話ですか。仮設という話なのか。このへんの事情はわかりますか。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
仮設とかあるいは本設とかという状況は聞いてないんですけれども、この図面のここに漁業組合の事務所があるんですよ。プレハブ的なものなんですけれども、例えば、ここに仮説的なものを設置するとか、そういったものも含めた、自費で設置するのであれば、使用許可というんですか、占用許可は出ますよというようなことになります。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
この辺というのは、例えば自費で設置とか、なんとかという場合は水回りというのは来ているんですか。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
来ていません。ですから、水回りの引き込みとかあるいはトイレの排水管とか、そういったものも設置しないといけない状況になるのかと思います。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
以上です。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございますか。
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
ちょっと教えてほしいのですけど、この東緑地トイレは両方とも設置者はどちらですか。あともう1つ、新港ふ頭トイレ。それぞれ。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
3カ所とも那覇港管理組合の設置です。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
ちなみに、私ちょっと地形がざっくりとしかイメージを覚えてないんですけど、泊いゆまちがありますよね。この辺の利用っていうのはされてるんでしょうかね。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
これもお聞きした中なんですけれども、泊いゆまちの中にもトイレがあります。このトイレを使う場合もあるというふうに聞いています。このちょうど入口というんですか、泊いゆまちの入口の右手のほうに、泊いゆまちをご利用の方のトイレがあるんです。これを利用してるときもあるというふうに。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
それでも、利用の便に乏しいというお話ですよね。
例えば、洗い場とか。要はトイレそのものも必ず必要で、それに付随するものも必ず必要なのか。それとも、どっちかで補えるような状況なのか。本当は本人に聞かないとわからないんですけども。どういうふうに。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
このへんは那覇港管理組合の方との意見交換に行ったときに、ダイビングとか行って帰ってきたら、やっぱり洗い物をしたいといったような要望もあったりして、トイレも、最近は女性のダイバーもいるので、トイレも、なおかつ洗い場もほしいというようなところですので、洗い場とかがほしいんじゃなかろうかというところです。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
これは例えば、今回は那覇市議会に陳情が出ているわけなんですけれども、仮に、那覇市が当該トイレを設置することというのは可能なんでしょうか、根拠として。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
ここはもう港湾区域の中ですので、管理者の那覇港管理組合のほうが直接的な設置になろうかと思うんですけども、あえて設置するとなると、例えば占用許可というんですけど、那覇港管理組合の許可を得て設置するとか、そういったものは考えられるのかなと思っております。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
ということは、こちら陳情者が陳情書に書いてあるように、管理組合のほうでは自費でなら設置していいよという部分の、自費の部分を那覇市がまかなうということは難しいということですね。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
はい、そうですね。
あと参考に、ちなみに、この陳情につきましては、那覇港管理組合のほうにも提出されているというふうにお聞きしています。あわせて、沖縄県の議会のほうにも出されているというふうにお聞きしてます。
○委員長(上原快佐)
よろしいですか。
ほかに質疑はございますか。
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
陳情書にあるように、観光の視点も必要だと思うんですよね。
このダイビングが非常に伸びてきてるという状況の中で、その方たちの要望をどう答えるかという面が、優しい観光地づくりという面では非常に必要だと思うんだけど、観光課などの意見もお聞きしましたか。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
今回、陳情が出されたということの情報提供する中で、何か、観光課のほうにこういった陳情やら要望とかあるかということをお聞きしたところ、特にないということでありました。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
一時的な責任はそこの管理者だと思うんだけど、那覇市としてもトイレの改良、改善に手を貸すというような考えもありますか。新たな設置ということではなくて、そこを改良、改善して、足場洗いをつくるだとか、女子トイレを仮設でもう1つふやすとかいうようなことを想定できますか。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
那覇港管理組合のほうで陳情者と意見交換を行った上で、先ほどの手足洗い場の設置とか女子トイレの物置の棚設置とかを利便性向上に取り組んでいきたいというお話でしたので、その状況をまずは見たいと考えています。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
何にしても積極的に管理組合だとか、県にも何か陳情が出てるようですから、管理組合を構成してる、そういう県とも調整されて、陳情者の要望を叶えるように頑張ってください。
終わります。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございますか。
ないようでございますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
次に、陳情第92号、首里大中町旧道を市道として整備することについてを議題といたします。
引き続き、島袋正吾
都市計画課長説明をお願いいたします。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
続きまして、陳情第92号、首里大中町旧道を市道として整備することについてにつきましても、A3の資料を配付いたしました。
これには例えば上空からの写真とか現場の状況写真とか、都市計画に関する見直し案を右のほうにとかですね、こういったものが記載されております。
ここの場所につきましては後ほどご説明しますが、首里の大中町細部街路と都市計画道路の細部街路ということで、昭和35年、都市計画決定をしている中で、今まだ未着手の状況の中で、平成28年から、地域の方と懇談会あるいは意見交換とかを行ってきているところでございます。そういうのも含めて、この資料を基に説明したいと思います。
説明は平良副参事からさせたいと思いますので、よろしくお願いします。
○委員長(上原快佐)
平良正樹
都市計画課担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
私のほうからは、陳情第92号、首里大中町旧道を市道として整備することについて、お手元の資料をもとにご説明いたします。
資料の左側、上側、航空写真のほうをご覧ください。
中城御殿跡から首里劇場の裏手のほうで赤の破線で示されている区域が、今回陳情のある道路区域となっております。
航空写真の下側のほうが、龍潭通り。それから、写真の上のほうが、儀保方面の位置関係になります。
2番目の、下の写真のほうをご覧いただきたいのですが、左側の「あ」は平成30年11月に撮影された写真でございます。赤のハッチで塗られた建物がございますが、これが平成30年11月までに建物がございましたが、下の写真を見ていただきますと、令和元年6月に撮影したものでありますが、建物が既に解体されておりまして、「い」をご覧いただきたいのですけど、こちらは首里劇場方面から撮った写真でございます。既に建物が解体されていることが見てとれるかと思います。
しかしながら、「う」と「い」の写真を見比べていただくと、「う」のほうから撮った写真、正面に軽トラックがとまっておりますが、この先が「い」の写真のように段差が2メートルほどあって高低差があるという状況になっております。
今回、建物がなくなったことから、平成31年4月に国から里道として譲渡を受けているという状況でございます。
右側のほうに移っていただきたいんですが、大中町内細部街路見直し案という図でいきますと、黄色で塗られた部分、こちらについては、昭和35年、先ほど課長のほうから説明がありましたが、35年に都市計画決定された大中町細部街路の中には、今回の陳情箇所の道路についてはございませんでした。
しかしながら、平成28年から、地域の方々と懇談会等を15回、それから報告会2回と実施をしていく中で、地域のほうから意見等がございまして、今回、陳情のある箇所につきましては、新たに都市計画決定をして、見直しを行っていきたいというふうに考えております。
しかしながら、次年度以降、都市計画の変更に向けて作業を進めていきますが、ご承知のとおり整備までには相当まだ時間がかかるものと考えております。
そういったことから、地域の方々は早急に整備していただきたいという要望を踏まえますと、暫定的な何かしらの対応ができないかというところは里道を管理します道路管理課のほうと、どんな対応ができるか検討していきたいというふうに考えております。
私のほうからは説明は以上でございます。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
説明は以上となります。
○委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
ここの細部街路の見直し案の図ですけど、昭和35年に都市計画決定された細部街路というのは、この赤線のところが全部細部街路ということでよろしいですか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
青の破線の部分も、当時35年、都市計画決定はされておりますが、今回、我々としては地域の方々と話す中で、やはり地域内を通過する交通を抑制したいなどなど、やはりご意見等がございましたので、こちらにつきましては、都市計画決定から外す、決定を廃止する予定で考えております。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
外したところ以外の、細部街路の決定されたところの進捗というのは今どうなってるんですか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
これまで地域の方々と意見交換を進めてきて、都市計画の見直し案が出来上がってきておりますので、これをもとに次年度から県との協議も開始しまして、都市計画変更に向けて次年度、変更に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
では今のところまだ未着手という、長期未着手の都市計画道路という認識でいいわけですね。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
はい、そうです。
◆委員(糸数昌洋)
そういうことですね。わかりました。以上です。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございますか。
久高委員。
◆委員(久高友弘)
要するに都市計画でもし整備するとなると、何メートルで幅と長さはどれだけある?
4メートルで長さは?
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
今幅員は6メートルです。
◆委員(久高友弘)
6メートル。大きいね。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
場所によって幅員は変わってきますが、基本的に今回の陳情箇所につきましては、幅員6メートルを予定しております。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
それで長さは?距離は?
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◆委員(久高友弘)
どのぐらいあるの?
○委員長(上原快佐)
休憩します。
○委員長(上原快佐)
再開します。
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
おおよその延長になりますが、約100メートル。
○委員長(上原快佐)
100メートル。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
これはもう、今、ちょっとスケールでこうやったおおよそになります。約100メートル。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
だいたいでいいんで。
あれですか。この道路の要するに陳情出された方々というのは、地域全体での陳情、あれですか。出されているんですか。盛り上がりとかそういうのはどうですか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
今回の陳情者は6名でありまして、そこの沿線に住まわれている方は、そのうち4名と、1人は大中町内の地区内ではございますが、この沿道沿いではなくてちょっと離れた場所の方にはなっておりいます。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
わからんけど、これ重要度ですね。そして今のだいたい利用度。もしこれができた場合にはどういう形で非常に便利な道になるとかね。そういう見通しとかそういうのも言えますか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
左側の現状の写真をご覧いただきますと「い」のほうで、やはり現状の「う」のほうと、すみません、中城御殿側から見た側と、それから首里劇場側から見た写真をご覧いただくと高低差があるのがわかると思います。ここを、今回ここを都市計画、道路を整備することでお互いが東西につながるという地域内が、しっかりつながるということのメリットはあると考えております。
資料の下のほうに記載はさせていただいておりますが、報告会等の写真も載せております。
その際に地域の方々からもここの整備を求める声がありましたので、今回新たに都市計画道路として位置づけをして、変更していきたいということで今予定をしております。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
要するに陳情に至っていますが今、陳情するまでに相当にこの地域の盛り上がりというのを私もわからないものですからね。やっぱり相当の盛り上がりがあるのかどうか。今この段階、報告会実施ではとか、懇談会会場の写真とか、その報告会の実施の様子もあるんだけども。相当の方々が集まってそれを早めにやってくれというようなことでの報告会になっていたんですか。報告会には参加しましたか。してないですか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
懇談会、報告会には私のほうも参加してますが、今回の陳情に関しましては、沿道の地域に住まわれている方々からの要請は受けております。
おそらく想定でございますが、やはり都市計画決定を打って、それまで時間がやっぱり整備までは時間がかかるだろうということから、今回、早期の整備ということで地域の方々が陳情書を出してきたのかなというふうには考えております。
そういったことから我々も暫定的な対応が何かできないか、この辺は道路管理課のほうと詰めて検討していきたいというふうには考えております。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
この6メートル掛ける100メートルというのは、用地買収はなくて、そのまますぐ整備をすればできるという状況なんですか。2メートルの段差はあるにしても。その辺を工夫すれば。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
現在、資料にもございます。国から全て譲渡を受けて里道として今管理していますので、整備が決定しましたら、即そういった用地買収等がございませんので、事業の着手はスムーズにいくかと考えております。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
今の話を聞いてみるとね、障害はあまりないみたいですね。2メートルの段差はあるかもしれないけど予算的には、わからんが。どのような形でどのくらい予算がかかるかはまだ算定はされてないんだけども、そんなに難しい問題ではないのではないですか。役所がその気になればできるんじゃないですか。一括交付金でも使って。余ってるでしょう。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
今現在、首里の金城町のほうの細部街路も今やっているといったような状況の中で、集中と選択ではないんですけど、そこをある程度目途をつけてまた次にいくといったような道路整備というのもあろうかと思うんですね。そういう中で、もうあれもこれもというよりはまずは集中的にやる。で目途がついたときにまた大中の細部街路という展開になろうかなと、今考えております。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
要するに今聞いてみるとね。要するに都市計画を決定するというのが基本的にあるだろうけども、用地買収がないから難しくはないと思っているわけ。そうすると時間的にはそんなにかからないんじゃない?皆さん方予測できるんじゃない?いつごろだったらできるというふうに。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
おっしゃるとおりですね、もちろん詳細設計を入れてみないと、これだけの段差がありますので擁壁が必要とか、そういったのがございますので少し設計に時間はかかるということ。
あと先ほど課長がお話されました首里の金城町のほうも細部街路の事業をやっているということも踏まえますと、やはりここの金城町のほうがある程度目途がたって次に移っていくというような流れになっていきますので、やはり少し時間は必要かというふうには考えております。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
ごめん、しつこいのが特徴だから。
金城町はいつめどがつくかわかる?わからなければいいよ。
○委員長(上原快佐)
休憩します。
○委員長(上原快佐)
再開します。
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
今、首里金城町の細部街路につきましては、2027年(令和9年)が目途になっておりますが、状況によっては延びる可能性もでてきます。この辺の見通しがたった段階から次の大中町のほうに事業を進めていくというような流れになってくる予定でございます。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
長いね。要するに、今、報告会なんかもしてね。懇談会もしてね。もう地元の人にすればさ、何もないんだからすぐできるだろうなという考えでやってる。じゃ、あなたたちは地元の人たちにそこはできませんよという話はしたの?いつ頃とかそういうの聞かれるんじゃない?そういうときにはごまかしてる?
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
スケジュール感につきましては、やはり見直し案ができて、それから法定の手続きがありますというような地域の方々には説明はしてきております。
しかしながら今、那覇市が抱えている道路整備のスケジュール、スタミナもございますので、そういったのをあわせると、少し昨年度あるいは2年前に説明してきた状況から少し時期がずれてきている部分はございますが、早めに規制がかかっているものですから、その辺を早めに我々としても規制を解いてあげるためにも、都市計画の変更は早めに進めていきたいというふうには考えております。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
じゃあね、都市計画の変更と都市計画の決定、それはどれくらいかかる?
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
おおむねでございますが、県との協議と開始しまして約1年ぐらいは都市計画変更には期間がかかると考えます。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
そうすると1年ぐらいで都市計画変更して、決定ができる。遅くとも1年半とか2年ぐらい。それからまた全部で約10年近く待つの。いや、こういうのははっきりしていたほうがいいよ。
そうじゃないと、ただ、いたずらに期待だけさせて、これはまた議員が被害に遭うよ。
地域の議員にね。あっち私たちが友達であるから言ってきてと「金城眞徳議員お願いします」と言われたらさ。本人は「はい、わかりました」と言って10年かかって、あの議員は何もできないと言われる。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
この何年というようなことは申し上げられないのですけど、現在の細街路がある程度見通しがついて、それからこちらに展開していくということになろうかと思います。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
しかし、計画決定の変更と都市計画決定はすぐにするつもりですか。それも見通しがたってからやるつもり?これはすぐやる?
○委員長(上原快佐)
島袋課長
◎
都市計画課長(島袋正吾)
そうですね、この1年あるいは2年。
◆委員(久高友弘)
これはすぐ進める?
◎
都市計画課長(島袋正吾)
はい。
◆委員(久高友弘)
はい、わかりました。地域にはそう言っておきましょう。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
この大中町というのは自治会が活発だと思うんだけど、これは自治会はどういうスタンスなんですか。
◆委員(久高友弘)
だからよ。自治会が介入してないというのもおかしいね。これ■■さんのところだよ。
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
まずはこの平成28年から懇談会や報告会をして、自治会の方々も含めて、この首里支所、もとの首里公民館の講堂で盛んにやって、私個人的には盛り上がっているというようなことを感じます。
という中で今回6名の方の陳情が出たというところは、自治会との何ていうんですかね、意見交換とかはどんなふうになっているのかはお聞きしていないところであります。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
私もそこら辺気になっているもんだから、首里地域でもそういう古都の
まちづくりで非常に活発なところですよね。
そういうところなんで、だけど、こういう細部街路の見直しというのは非常にその人たちが待ち望んでいるものですよ。本当に。ここも入ったら車1台すれ違うのも大変さね。
この陳情も私は賛成の立場ですけどね。ぜひ早めにできるようにしてほしいんだけど。この段差2メートル、当面それだけを解消して歩けるだけのそういう通路を確保するという利便性はすぐにできるんじゃない?
○委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
今、里道がありまして里道を管理する部署が同じ都市みらい部ですけれども、道路管理課のほうが所管しています。
今回、この陳情についても情報は提供しています。ここについても暫定的なものもなんとか対応しましょうというようなことで打ち合わせをしております。
ただ、予算的なものもありますので、こういった陳情も踏まえてなるべく早く暫定的な利便性向上に努めていきたいと考えております。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
皆さんが言うように、きれいな
まちづくりという都市計画の視点とこの利便性だけを追求する方とちょっと考えが違うところがあるから、その両方成り立つようにぜひ頑張ってください。
終わります。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑。
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
これは細部街路の都市計画変更をかけないと、今回上がっている陳情部分というのは触れないという判断でいいんですか。これははっきり言わないと、なんか今の話では、仮にでもできるような印象を受けたんだけど。
これ市道認定するには変更かけて都市計画決定しないといけないですよね。そこの手順をきちんと言ってください。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
まずは都市計画変更が必要になってきますので、整備にあたってはですね。都市計画変更を次年度を目途に変更してその後に事業認可というか、段取りで進んでいきます。
やはりこれだけの高低差がありますので、やはりしっかりした構造物をつくったり、今現状でも生活されている方がいますので、やはり状況もみながらどういった道路の勾配がいいのかとか含めて詳細設計を進めていく必要があると思っています。
その暫定的なものについては、やはり多額のお金を投じるのはちょっと厳しい部分はあるかと思いますが、地域の方々が安全に通れるような何か工夫ができないか、そういったのを暫定的な対応を関係課と調整していきたいというふうに思っています。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
これは、車両通行という暫定は要するに、歩行という意味の話ですか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
陳情書の中にもあるんですが、子どもたちが首里劇場の前を通らずに通れるようなというような内容になっておりますので、そこはまずは第一に歩行者の通行というところを安全に考えて暫定的な対応ができないか検討していきたいと思っています。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
陳情書の中に首里劇場の表を通過が好ましくないということで、登下校のルートになっていると書いてあるんだけど、実際子どもたちはここを通っているわけですか、現状も。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
首里劇場の今の裏の通りではあるんですが、人の屋敷を通って人は通行することは可能です。
現在もそういった形で通行されている。
◆委員(糸数昌洋)
子どもたち?
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
すみません、子どもたちかどうかはちょっとわからないんですが、地域の方々はそこを通行していると。段差の横のほうです。
◆委員(糸数昌洋)
この横のほうね。
先ほど古堅委員からもあったけれども、個人名で陳情が出されていて、ちょっと私もそれは気になっていて、ただ、これ中にはこの「首里大中町在住人及び周辺住民共通の願い」ということでで、うたわれているものですから。
これはこれだけ細部街路の整備とかこれから変更かけるとかが多い中で、やっぱりここの部分は優先してほしい的なところがこの懇談会等でも出ている話なんですか?確認はちょっとしたいな。全体のちょっとこうやってますよね。都市計画変更にあたっての議論の中で既に出ている話で優先とか何とかじゃなくて、出ている話でこの陳情というのはその住民の全体の願いとしてある程度みんなで共通に認識している課題なのかどうか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
これまでの地域懇談会、報告会においても要望として出てきています。
そういうことから我々も新たに都市計画決定をするということで今予定しております。
そういったことから地域の方々もやはりこの道路については望んでいるものだということで受け止めてはおります。
優先度につきましては、やはり事業認可をとって、進めやすい、できるところから進めていくことになりますので、なるべく早めに我々も対応できるような形は考えていきたいと思っております。
◆委員(糸数昌洋)
わかりました。終わります。頑張って。
○委員長(上原快佐)
宮平委員。
◆委員(宮平のり子)
この高低差が2メートルある中でも、その高低差のそばのほうを、何て言いますか、里道と言っていたんですけど、今でも通行はしているわけですか。できているわけですか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
資料の「あ」の写真をご覧いただきたんですが、破線の右側ちょっとけもの道みたいな形であるかと思います。
現在はそこを人が歩いてきて、段差のある通り、そばに階段がありまして、そこを昇って「う」の写真の道路地盤面とある部分に上がってくるというような状況で、現在も人が通行しているという状況はございます。
○委員長(上原快佐)
宮平委員。
◆委員(宮平のり子)
里道という場合は、例えば上のところも里道で下のところも続いて1本線の里道としてということなんですか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
平成31年4月に建物がなくなったことから国から譲渡を受けて1本の里道として今現状は管理されている状況になっています。
○委員長(上原快佐)
宮平委員。
◆委員(宮平のり子)
解体をした後は国からその里道として認定されているという意味ですね。そこはもちろん土地の賃借じゃない、土地を買う必要もないわけですよね。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
はい、そうです。もともと里道としてあったのですが、その上に建物があったということで、この建物がなくなったことから、平成31年4月に正式に国から里道の譲渡を受けて今現在那覇市のほうで管理しているという状況です。
○委員長(上原快佐)
宮平委員。
◆委員(宮平のり子)
金城町と並行して認可というんですか、計画としてのその方法を早くして地域の人たちに喜ばれるようにお願いします。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑は。
(「休憩お願いします」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
休憩します。
○委員長(上原快佐)
再開します。
金城委員。
◆委員(金城眞徳)
この地域は、確かに中学生が首里中学校の子どもたちや山側からも大中からも、桃原の一部も全部首里劇場の前を通ると成人映画の劇場ですから、どうも風紀上悪いし、やっぱり劇場の後ろ側の通路ができたら、大変いいと思います。
小学生はそこは通りませんけれども、中学生は全部首里中学に行きますので、どうしてもこっちは仮舗装でもして、子どもたちが通れるようにやってくれたらいいなと思います。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございますか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ないようでございますので、本件については、この程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者退室)
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
これより
議員間討議に入りますが、ないようでありますので、終了します。
休憩いたします。
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
まず初めに陳情の取り扱いについてを議題といたします。
本日、審査しました陳情及び継続審査になっております陳情の取り扱いについてでございますけれども、陳情第83号、
市道久茂地9号線の縮小について。
そして、陳情88号、那覇港
新港ふ頭小舟たまり場への
公衆トイレ設置の陳情について、並びに陳情92号、首里大中町旧道を市道として整備することについての3件については、今後とも十分に審査をする必要があるため継続審査する必要があるため継続審査することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
休憩いたします。
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
休憩中に協議しましたとおり陳情第83号、
市道久茂地9号線の縮小について、陳情第92号、首里大中町旧道を市道として整備することについての2件については、現場視察を実施する必要があるものと判断し、その日程については、正副委員長に一任し、議長に対し、本委員会委員の派遣を求めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。
休憩いたします。
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
次に、付託議案の表決を行います。
委員のお手元に付託議案一覧表を配付しております。その取り扱いについて休憩をして協議したいと思います。
休憩いたします。
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
休憩中に協議いたしましたとおり、本委員会に付託されております議案第55号から、第70号までの8件の議案については、質疑を終結し、討論を省略して採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
それでは、これより一括して採決を行います。
初めに、議案第55号、那覇市廃棄物の減量化の推進及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例制定について。
議案第58号、那覇市自転車等、駐車場の設置等に関する条例制定について、議案第59号、那覇市における建築物の駐車施設の附置等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第60号、那覇市営住宅条例の一部を改正する条例制定について、議案第63号、那覇市
水道給水条例の一部を改正する条例制定について、議案第64号、那覇市
下水道条例の一部を改正する条例制定についての6件の議案については、原案のとおり可決すべきものと決し、議案第69号、市道の路線認定及び廃止について、議案第70号、議決内容の一部変更についての2件の議案については、同意すべきものと決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
次に、閉会中、
継続審査申し出についてを議題といたします。
本件については、お手元に閉会中の継続審査申出書案配付しておりますので、休憩をして協議したいと思います。
休憩いたします。
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
休憩中に協議いたしましたとおり、閉会中の継続審査申出については、申出書案のとおり決定し、議長宛に提出することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
次に、令和元年5月22日・水曜日、23日・木曜日に開催されました第12回
議会報告会において、各班から本委員会へ振り分けられた市民意見要望等の取り扱いについて協議したいと思います。
委員会での作業としては、市長への要望するものや、所管事務調査を行うもの等を選定いたします。
休憩して協議したいと思います。
休憩いたします。
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
休憩中に協議しましたとおり、第12回
議会報告会における市民意見・要望等については、委員会として市長へ要望する内容は、市営住宅の駐車場の要望についてというところをすることに、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ご異議なしと認めそのように決定いたしました。
◆委員(糸数昌洋)
今回、初めてだよね。
◆委員(久高友弘)
これ初めてだよ、市長には。
○委員長(上原快佐)
たしか初めてだと思います。
今回、決定いたしました市長へ要望するものについては、今定例会最終日7月1日・月曜日、本会議終了後に議長から市長へ報告するものとなっております。
続いて、所管事務調査ですね。
次に、委員会の対応として所管事務調査を行うという意見が1件ありましたね。
まず、久茂地9号の件は所管事務調査をするというところでございました。
あと、首里があったんじゃないかな。城東。
◆委員(糸数昌洋)
議会報告会に上がってたやつでしょう。
○委員長(上原快佐)
はい。城東城北線ですね。こちらについても所管事務を行うということでございました。
◆委員(糸数昌洋)
城東のときに大名か何か。
○委員長(上原快佐)
残りについては、参考意見及び担当課へ伝えるということにすることについて、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
今回、協議しました件については、委員会終了後、広報参画部会長へ報告いたします。
休憩いたします。
○委員長(上原快佐)
再開します。
次に、
次期委員会への
引き継ぎ事項についてを議題といたします。
本委員会の委員の任期は8月で満了となり、委員の改選が行われます。
そこで、
次期委員会への
引き継ぎ事項について、休憩して協議いたします。
休憩いたします。
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
休憩中に確認しましたとおり、
次期委員会への
引き継ぎ事項については、陳情で継続審査となっているもの、
議会報告会の市民意見、要望等のうち所管事務調査となっているもの、都市計画マスタープランの改定についての以上3点でよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
次に、その他でございますが、前回、委員会の名称について持ち帰りとなっておりますので、休憩をして協議いたします。
休憩いたします。
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
休憩中に協議いたしましたとおり、委員会名称を「都市建設環境委員会」に変更することについて、委員長から議長へ報告することとしてよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
休憩いたします。
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
以上をもちまして、今定例会における
建設常任委員会・分科会の日程は全て終了いたしました。
委員の皆様、お疲れさまでした。
(午後2時45分 閉会)
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那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
令和元年(2019年)6月24日
建設常任委員長 上 原 快 佐
(備考)
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