那覇市議会 2019-06-21
令和 01年(2019年) 6月21日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)−06月21日-01号
1
議案審査
議案第54号 那覇市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例制定
について
2
議員間討議
───────────────────────────────────────
●
出席委員
委 員 長 平 良 識 子 副委員長 大 城 幼 子
委 員 上 原 安 夫 委 員 下 地 敏 男
委 員 小波津 潮 委 員 前 田 千 尋
委 員 野 原 嘉 孝 委 員 上 里 直 司
委 員 大 山 孝 夫 委 員 奥 間 亮
───────────────────────────────────────
●
欠席委員
───────────────────────────────────────
●説明のため出席した者の職、氏名
渡慶次 一 司
市民文化部副部長
末 吉 正 睦
文化財課長
仲宗根 浩
経済観光部副部長
町 田 務
商工農水課長
高 宮 修 一 なは
まち振興課長
狩 俣 輝 夫 なは
まち振興課第一
牧志公設市場建設室長
赤 嶺 文 哉
観光課長
稲 福 喜久二 総務部
総務課長
───────────────────────────────────────
●職務のため出席した
事務局職員の職、氏名
根路銘 安 彦
議事管理課副参事
山 田 裕 之
議事管理課主幹
中 本 順 也
調査法制課主幹
───────────────────────────────────────
(午前10時13分 開会)
○委員長(
平良識子)
おはようございます。
委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告を申し上げます。
委員会定数10人中、出席10人となっております。
それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の
厚生経済常任委員会を開会いたします。
初めに、
令和元年6月定例会における
審査日程の協議をいたします。お手元に
審査日程(案)を配付しておりますので、休憩をして協議したいと思います。
休憩いたします。
○委員長(
平良識子)
再開いたします。
今定例会の
審査日程につきましては、休憩中に協議いたしましたとおり、日程第2日、6月24日・月曜日の第4の陳情の取り扱いについての後に、那覇市
琉球泡盛文化の継承発展及び普及促進に関する条例(案)について、審査の日程を追加いたします。
そして、日程の当初の提案をさせていただきました5と6の間、新しく7番目に
所管事務調査を立ち上げまして、
御茶屋御殿について
文化財課から現状について伺うという日程を追加したいということで、進めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(
平良識子)
ご異議なしと認め、そのように決しました。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
【
予算決算常任委員会厚生経済分科会】
○委員長(
平良識子)
再開いたします。
これより分科会を開会いたします。
議案第
66号、令和元
年度那覇市
一般会計補正予算(第2号)中関係分についてを議題といたします。
市民文化部文化財課の説明を求めたいと思います。
末吉正睦文化財課長、説明をお願いいたします。
◎
文化財課長(
末吉正睦)
ハイサイ、
文化財課の末吉でございます。
令和元
年度一般会計6月
補正予算のうち、
文化財課関係分についてご説明いたします。
今回の補正は、歳入、
歳出予算ともに、国宝「
琉球国王尚
家関係資料」
修理事業に係る国、県補助の確定、助成金の決定による
増額補正でございます。
この事業は、平成18年に国宝に指定されました1,166冊の
琉球国王尚
家関係資料を次世代に継承するとともに、公開活用するため、国、県の補助を得て修理する事業でございます。
まず
歳入予算についてご説明いたします。お手元に配付いたしました資料でご説明いたします。
市民文化部文化財課と書かれた資料でございます。
資料の1ページをご覧ください。
予算説明書では8ページ、9ページになります。
15
款国庫支出金は、01細節国宝「
琉球国王尚
家関係資料」
修理事業への
国庫補助金が1,760万円に確定したことによる400万円の増、16
款県支出金は、01細節同
修理事業への沖縄県の補助金が113万9,000円に確定したことによる89万9,000円の増、21款の諸収入は、同
修理事業への
住友財団の
助成決定による100万円の増でございます。
歳入予算は、589万9,000円の
増額補正でございます。
次に歳出についてご説明します。2ページをご覧ください。
予算説明書では10ページになります。
02款総務費の事業06国宝「
琉球国王尚
家関係資料」
修理事業でございます。
歳入でご説明いたしました
国庫補助金400万円、
県補助金89万9,000円、
住友財団助成金100万円の
増額補正、589万9,000円から
県補助金の増額89万9,000円を
一般財源から減額した500万円の
増額補正となっております。
当初、補正前は尚家の文書47冊の修理を予定しておりましたが、補正後は事業費の増額に伴い14冊増やすことができまして、今年度は61冊修理する予定でございます。
なお、
修理事業は平成21年度から継続して行っており、昨年度までに347冊の修理を終えております。
事業の概要をパネルにまとめましたので、こちらで紹介したいと思います。
○委員長(
平良識子)
外間政明文化財課主幹。
◎
文化財課主幹(
外間政明)
説明させていただきます。
今課長が言いました尚家資料なんですが、ちょっと小さいですけど、こちらにあるような状態が尚家からいただいた資料でして、こういった虫食いが非常に多い資料を修理しております。
九州国立博物館で修理しておりますが、こういう形で1ページ、1ページ全部開いていきます。これが全部全て欠損部分になりまして、虫食いとか開いているときにぽろぽろ落ちたりということになります。
これを年3回ほどの修理監督というので、こういう形でこの穴の中に埋め戻すというのを可能な限り行っておりまして、これを文化庁の職員、そして市の担当者とともに、こういう形で確定をしていきます。これで問題ないか、内容が当たっているか、虫食いの跡が合っているか、というような形で確認をしていきまして、最終的にこういう形でまたのりづけして戻していくという作業になります。ちょっとパネルが小さいですけど、当初このようなちょっとガタがついてる資料も、直した後はこのようなきれいな形になって返ってきます。
これを、
本市歴史博物館のほうでは、こういった形で
マイクロ撮影をいたしまして、これを市民・県民の皆様に閲覧して使っていただくというような形をとっております。以上です。
それと、修理し終わった文書は、前回の
補正委員会で桐箱とかというご説明申し上げましたが、中性子箱といいまして、紙関係は酸性化していく、新聞とかずっと置いておくと黄色く変色していく、あれは酸性になって紙がかたくなるんですが、その酸性になっていくのをいわゆる徐々に遅くしていく。要はこれ中性の箱なので、酸性にいくのを少し速度を速めるんではなくて、徐々に徐々にゆっくりしていくというような性能を持った材料でつくっておりまして、それに保管して現在収蔵庫のほうにおさめてございます。
以上です。
○委員長(
平良識子)
末吉正睦文化財課長。
◎
文化財課長(
末吉正睦)
以上が
文化財課の令和元
年度一般会計6月
補正予算の概要でございます。
ご審議よろしくお願いいたします。
○委員長(
平良識子)
これより質疑に入ります。
前田千尋委員。
◆委員(
前田千尋)
説明ありがとうございました。本当にどんな状態で直されていくのかというのが、今の説明を見て大変わかりやすく、本当にこの事業の重要性というんですか、後世に伝えるためには本当に大切だなと思いました。
今回、
住友財団からの助成も決まったということで、毎年こうした助成があるというのは大変ありがたい話だなと思うんですけれども、これは当初からずっと続いていますか。
毎年
住友財団さんからの
助成決定があることによって、いろいろ活用できているのかなと思ったんですけど、様子を教えてください。
○委員長(
平良識子)
末吉正睦課長。
◎
文化財課長(
末吉正睦)
この事業は平成21年度から始まっておりますけれども、助成の状況をご説明いたします。
平成21年度、22年度は、とび
うめファンド助成の100万円。23年度は助成がございません。24年度は
住友財団、
朝日新聞文化財団から各100万円の200万円です。25年度が
住友財団から100万円、26年度から
令和元年度までは、住友、朝日両財団から100万円ずつ200万円の助成がございます。
○委員長(
平良識子)
前田千尋委員。
◆委員(
前田千尋)
朝日のほうもあったんですね。なるほどと思いました。
こうやって
助成決定にトライしていくというのは、とても大切だなと思うので頑張ってください。
今回、47冊が61冊になったということで、確か前にお聞きしたときは、修正する人の力もあるので限りがあるとおっしゃっていたんですけども、61冊になったということで、これは対応ができるということでよろしかったんですか。それとももっと余力があるのかとか、お金があればできることなのかとか、ちょっとその辺を教えてください。
○委員長(
平良識子)
外間政明主幹。
◎
文化財課主幹(
外間政明)
ご説明します。
先ほどの今61冊というのは、やはりこういう状態がつらいものは、61冊もやっていくとやっぱり時間も人手も足りなくなります。現在、
修理事業も10年に入っておりまして、このような形でやっている資料というのはやはり減っております。
なので、そこまで人手がかからないということで、逆に冊数が増えている状況でございます。
○委員長(
平良識子)
前田千尋委員。
◆委員(
前田千尋)
なるほど。わかりました。
確かに修繕を先に要するものが優先順位になっていると前にも説明いただいたので、じゃあスピードアップと、あと全て1,166点が必要な修繕ができるためにも頑張っていただきたいなと思いました。
説明もありがとうございました。わかりやすかったです。
○委員長(
平良識子)
ほかに質疑ございませんか。
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
すみません。もう一度確認ですけど、
琉球国王尚
家関係資料の点数が1,166冊ということですか。
そのうち、強劣化とか弱劣化とか中劣化という多分くくりをされていると思うんですけど、この1,166冊のうち、修繕あるいは修復が必要な対象点数というのはどれくらいあるんですか。
○委員長(
平良識子)
外間政明主幹。
◎
文化財課主幹(
外間政明)
1,166点というのは尚家資料のうちの文書資料、紙資料です。
美術工芸品、紅型などの衣装等は85点として、また別勘定になっております。
文化庁との話の中では、1,166点全て修理するということで、先ほど委員のご指摘もありましたが、強劣化、中劣化等を優先的に進めておりまして、今、中劣化、弱劣化の状況に移っております。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
あわせてお聞きしますけど、これは確か平成30年、去年第2弾ではないんですけれども、尚家から寄贈を受けましたよね。これは国宝に入ってないですよね。
今尚家から提供を受けた資料というのは、平成30年のですね。1,166点の中には入っているんですか。
○委員長(
平良識子)
末吉正睦課長。
◎
文化財課長(
末吉正睦)
追加で国宝に指定されるように
文部科学大臣に答申がありまして、官報に掲載されて正式に国宝に指定されますけれども、まだ官報に掲載されておりません。8月ぐらいをめどに官報に掲載されて、国宝に追加指定される予定なんですが、その冊数は41冊でございます。ですから、1,166冊に41冊を加えて、1,207冊の国宝になる予定でございます。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
わかりました。これについても恐らく計画があると思うので、保存状態に応じて、修復、修繕にかかると思うんですけども、こちらもまたいろいろお取り計らいをよろしくお願いいたします。
以上です。
○委員長(
平良識子)
ほかに質疑ございませんか。
下地敏男委員。
◆委員(
下地敏男)
修復の技術的なことなんですけど、今の説明では、手作業でやって、それから
マイクロフィルム化ということなんですけども、今現代で、先に
マイクロフィルム化しておいて、それを
コンピューター画像で処理をしてということをやったらと思ってはいるんですけども、この辺はどんなですか。
○委員長(
平良識子)
外間政明主幹。
◎
文化財課主幹(
外間政明)
実際に弱劣化とか撮影に対応できるものは、既に
マイクロ撮影とかしてもう閲覧のほうに供しております。
現在進めているのは、修理を要するものは、やはり開いて撮影するというのが難しかったので、それを今修理しているときに撮影をして、こういう複製本をつくるということをやっておりますが、委員のご指摘のように、撮影をしたものを
コンピューターで修正云々というのは、実際破片が落ちて文字が全然見えない、でも修理をすると文字が見えるようになるというのが多々ありますので、
コンピューターで修理してどこまでできるかというのが正直よくわからないところがありますので、やっぱり実際、人の目で見て、本当にこれがここなのかとか、そういう作業が必要になってくるのかなと考えております。
○委員長(
平良識子)
下地敏男委員。
◆委員(
下地敏男)
わかりました。
何日か前の新聞で非常に古い沖縄の写真を、セピア色になっている写真を今現代の画像処理で、緑になったり、茶色になったりという、本当にこんなにまで変わるのかなと、きょうの新聞記事見たんですけれども、それから考えると何となくできそうな感じもするので、その質問をしてみました。ありがとうございます。
○委員長(
平良識子)
ほかに質疑ございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(
平良識子)
よろしいですか。
本件につきましては、この程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
平良識子)
再開いたします。
次に、
経済観光部観光課関係分について、
赤嶺文哉観光課長、説明をお願いいたします。
◎
観光課長(
赤嶺文哉)
ハイサイ。それでは議案第
66号、令和元
年度那覇市
一般会計補正予算(第2号)における
観光課関係分についてご説明いたします。
補正予算に関する説明書は11ページ、
政策説明資料は6ページをご覧ください。
今回の
補正予算は、
貸切バス乗降場・
待機場整備事業に係る
増額補正でございます。
当該事業は、
国内外観光客の急増に伴い、
国際通り周辺道路で、
貸切バスによる
縦列駐車等が路上混雑を招き、交通環境にさまざまな支障をきたしている現状を改善するため、
貸切バス専用の乗降場を、のうれんプラザ隣の県有地を県から無償で借り受け、整備する事業でございます。
昨年6月定例会にて
補正予算を計上して事業を進めてまいりましたが、県有地の借用に係る県との調整に時間を要し、さらには設計業務を実施する必要が出てきたことから、事業を繰り越しまして、ことし11月までの工事完了、
供用開始を目指し事業を進めてまいりました。
今回の
補正予算の内容につきましては、乗降場の
舗装工事の際の
車両出入り口及び乗降場の出入り口として、既存歩道の切り下げ及び植樹松の移植が必要でございますが、これらの既存施設については、のうれん
市場地区防災街区
整備事業において、
社会資本総合整備交付金を活用し整備されたものであり、
一括交付金を活用しての整備が認められないため、
一般財源を充てて整備をする必要がございます。そのため、工事に係る費用447万7,000円を
補正予算に計上しております。
なお、直近の
工事スケジュールといたしましては、今
補正予算の承認後に、
舗装工事も含めて工事発注を行い、12月中の完成、年明けからの
供用開始を予定しております。
以上、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(
平良識子)
これより質疑に入ります。
前田千尋委員。
◆委員(
前田千尋)
今の説明で十分わかったんですけども、
一般質問などでも確認させていただいたのであれですけど、今回の補正は
一括交付金が使えなかったという説明も今十分わかりましたので、こういった理由だったんだなというのでわかりました。
私たち議員は、のうれんプラザの皆さんからよく要望がありますので、再度確認ですけれども、随時連絡とりながら、説明しながらやってらっしゃる、やっていくという確認だけさせてください。
○委員長(
平良識子)
赤嶺文哉課長。
◎
観光課長(
赤嶺文哉)
今回の
スケジュール等の変更につきましても、事前に4月の中旬にのうれん
プラザ関係者及び
中心商店街の皆様にも説明をいたしております。
今後も事業の進捗に合わせて、必要な機会に、また、のうれん関係者の皆様にも説明はしていきたいと考えております。
○委員長(
平良識子)
前田千尋委員。
◆委員(
前田千尋)
皆さんに望まれている事業ですので、期待をされていますからしっかり頑張っていただきたいなと思います。
私も、毎日あそこは家が近いので通るんですけど、本当に近くに既に
観光バスが常駐してたりだとか、すぐにでも使えるようなところなんだなと改めて思いました。
学校も周辺にありますので、事故などないようにしっかり頑張っていただきたいなと思います。以上です。
○委員長(
平良識子)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(
平良識子)
よろしいですか。
本件につきましては、この程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
平良識子)
再開いたします。
次に、なは
まち振興課関係分について、
高宮修一なは
まち振興課長、説明をお願いいたします。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
ハイサイ。第2
号補正予算のうち、なは
まち振興課分についてご説明申し上げます。
お手元の
説明資料の1ページをお開きください。初めに、歳入についてご説明いたします。
第22
款一般補助施設債についての
減額補正でございます。内容といたしましては、第一
牧志公設市場再
整備事業に対する
沖縄振興特別推進交付金の配分額が増額されることとなったため、起債額を減額するものでございます。補正前の起債額5,680万円、補正後の起債額3,980万円、差額分の1,700万円について
減額補正するものでございます。
次に、歳出でございます。
事業名03第一
牧志公設市場再
整備事業の
増額補正でございます。13節委託料につきましては、
市場解体工事の騒音、振動等による小動物、
フクロウ等の生体への影響を調査するため398万5,000円を
増額補正するものでございます。
市場に隣接して
フクロウを多数飼育する店舗があり、工事の影響に関する調査を実施する必要が生じたため、
増額補正するものでございます。
続きまして、15節
工事請負費につきましては、工事期間中における歩行者の安全確保、
粉じん対策、商環境の維持を図るための
仮設ステージ設置費用3,442万5,000円を
増額補正するものでございます。
仮設ステージの設置費用につきましては、新市場の工事が終了する令和3年度まで総額6,502万5,000円となっており、令和2年度から令和3年度までは、第一
牧志公設市場再
整備事業の
債務負担行為を3,060万円増額変更し、対応することといたしております。
以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○委員長(
平良識子)
これより質疑に入ります。
前田千尋委員。
◆委員(
前田千尋)
お疲れさまです。ごめんなさい。
今回の補正の理由、2つあるということで今説明を受けましたけれども、確かに
公設市場の隣の琉球銀行の上ですかね。
フクロウと触れ合えるというところ、それがありました。
ここ、影響調査するということですけど、どのような調査をして、それで影響があるといったときにはどんな対応をされるのかなと思って、ちょっと新たな展開だなと思ってちょっと危惧しておりますが、教えてください。
○委員長(
平良識子)
狩俣輝夫室長。
◎なは
まち振興課室長(
狩俣輝夫)
調査といたしましては、騒音とか振動の
モニタリング調査をする予定です。
○委員長(
平良識子)
前田千尋委員。
◆委員(
前田千尋)
それで、
フクロウや小動物に影響があるといったときは、店舗への補償なのか、何かこれからの話し合いによるものなのか、なんかどんなふうにしたら防げるものなのかなと思って、防げることはもちろんやっていくと思うんですけども、どんなふうに対応されるのか、イメージが今ちょっと湧かないので教えてください。
○委員長(
平良識子)
狩俣輝夫室長。
◎なは
まち振興課室長(
狩俣輝夫)
先方のほうから、やはり
フクロウという動物は、振動とか騒音、そういったストレスにとっても弱いという指摘がありました。先方の
店舗事業者から。
それで、私たちは獣医師のほうに今相談中なんですけど、ヒアリングの結果では、やはり影響は否定できないということで、今後先方のほうもできればもう、その動物が亡くなる可能性があるので引っ越しをしたいという要望があります。
うちのほうでも、これが本当にストレスによって影響があるかどうかというのは、やはり第三者の獣医師に確認しなければならないので、今獣医師のほうに現場を見てもらって、専門家の意見をいただいた上で判断するということで、そういうことで調整をしている段階です。
○委員長(
平良識子)
前田千尋委員。
◆委員(
前田千尋)
わかりました。
かわいい
フクロウがたくさんいるようなんですけども、確かに騒音とか、大きな建物をやるときにずっと音による被害がないようにしていただきたいと思いますし、引っ越しをしたいという意向があるならば、一緒に解決できるように頑張っていただきたいなと思いました。
あと1つ、理由として
仮設ステージがありましたけど、私も個人的に
仮設ステージってどんなものというのがイメージできないというのがあったので、これはどんな感じのイメージなのか、みんなにもう一度説明していただけると助かります。
アーケードとかかわってくると思うんですけども、そういったところも含めて細かにお願いいたします。
○委員長(
平良識子)
狩俣輝夫室長。
◎なは
まち振興課室長(
狩俣輝夫)
こちらのほうが、今回予定している図面のほうが
仮設ステージです。右のほうが一般的に行われている
仮設ステージと呼ばれているもので、これの写真の拡大版といいますか、大型版が今回予定しているステージで、これによって、工事から出てくる粉じんとか、それの影響を抑えつつ、また今の商環境を守るという2つの目的があって、今回設置を予定しているものです。
○委員長(
平良識子)
前田千尋委員。
◆委員(
前田千尋)
これは、アーケードを撤去して、その後に同じ作用というか、雨風をしのいでという環境と、工事が行われますので、それによって騒音、振動を防ぐという意味でよろしいでしょうか。
○委員長(
平良識子)
狩俣輝夫室長。
◎なは
まち振興課室長(
狩俣輝夫)
こちらのほうは、あくまでも粉じんとかそういった対策で、振動とかは特に
仮設ステージとは関連性はありません。
○委員長(
平良識子)
前田千尋委員。
◆委員(
前田千尋)
ああ、わかった。ごめんなさい。
振動というのは次の2番目のところの理由ですね。
粉じん対策とかというのもあったので、じゃアーケードがなくなった後ですよね。これは。
○委員長(
平良識子)
狩俣輝夫室長。
◎なは
まち振興課室長(
狩俣輝夫)
そうです。アーケード撤去後に、この
仮設ステージでもって通りの商環境を維持しながら、繰り返しになりますが、工事から出る
粉じん対策を行うということであります。
○委員長(
平良識子)
前田千尋委員。
◆委員(
前田千尋)
歩行者の安全確保もあるのかと、今の説明と写真を見てわかりました。
周りの人たちの意見も聞きながら、アーケードのことについては今話し合いも持たれていて、
一般質問で識子委員長と私のほうでもやりましたけれども、補助に対しても、議会でも皆さんが求めているように応えてほしいというところで、応える予定だともありましたので、しっかりと頑張っていただきたいと思います。ありがとうございます。
○委員長(
平良識子)
ほかに質疑ございませんか。
奥間亮委員。
◆委員(奥間亮)
この歩行者の安全確保、
粉じん対策、商環境の維持を図るためということで、
仮設ステージっていうの以外にやり方ってあるんですか。ほかの方法ってあるんですか。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
ほかの方法もいろいろ検討はやったんですけれども、この環境を維持するという面では、ほかの方法、合法的にやるというのはちょっと見当たらなかったということがあります。
○委員長(
平良識子)
奥間亮委員。
◆委員(奥間亮)
粉じんとか、なかなか防ぐのって大変だと思うんですけど、よりよい方法というのはもうないんですか。この
仮設ステージよりもよりよい方法がというのはないんですか。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
粉じんを防ぐということと同時に、この環境を防災上もやはり安全にしていかないといけないということがございますので、消防とも何度も調整を行った結果、この方法でやれば何とかいけるだろうということで、この
仮設ステージということで決定したものでございます。
○委員長(
平良識子)
奥間亮委員。
◆委員(奥間亮)
あと、この工事の騒音、振動による影響の調査で、調査の結果一定程度の営業上の支障や損害をもたらしかねない騒音と振動が出たといったとき、仮に出た場合というのは、何か対策を講じるつもりがありますか。
○委員長(
平良識子)
狩俣輝夫室長。
◎なは
まち振興課室長(
狩俣輝夫)
先ほども申したように、先方のほうからもやはり動物が死ぬ可能性があるということで、移転を考えたいということで、こちらのほうも根拠が必要だということで、今獣医師のほうに相談して、ヒアリングでは影響がないとは言えないということなんですけど、実際には、来週になるんですけど、現場を見てから判断したいということなので、もし獣医師のほうでストレスによる影響が、これはあり得るということであれば、先方が要望しているとおり引っ越しによる補償も考えられるのかなというふうに考えております。
○委員長(
平良識子)
奥間亮委員。
◆委員(奥間亮)
あとは、ちょっと聞き漏らしたかもしれないんですけど、今回の補正は、大きく
仮設ステージと調査ですよね。振動とかの。
ちょっとそれぞれの財源の内訳、これちょっと
一括交付金がどの程度入っていて、何か地方債も減額になっているんですか。ちょっとこの補正の内訳の財源の詳細を教えてもらえますか。それぞれ。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
フクロウの調査費については、
一括交付金は対象とはしてございません。
仮設ステージについては、
◆委員(奥間亮)
あっ、ということは全部単費ということですか。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
単費。
仮設ステージについては、
一括交付金の対象としてございます。
内訳といたしましては、今回
◆委員(奥間亮)
何割ぐらい充当になりますか。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
3,113万7,000円を
一括交付金の分、増額いたしまして、結果といたしまして1億2,154万8,000円、構成比といたしましては33.6%となってございます。
◆委員(奥間亮)
33.6%がソフト交付金ということですか。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
はい。
◆委員(奥間亮)
この地方債の減額は何ですか。
○委員長(
平良識子)
狩俣輝夫室長。
◎なは
まち振興課室長(
狩俣輝夫)
一括交付金の配分が当初より回せるということで、その分が起債の1,700万とほぼ同額の1,950万とか1,970万とか、それが増えたもんですから、
◆委員(奥間亮)
その分を減らした。
◎なは
まち振興課室長(
狩俣輝夫)
その分の起債額を落としたということです。
○委員長(
平良識子)
奥間亮委員。
◆委員(奥間亮)
最後に、歩行者の安全確保、
粉じん対策の今取り得る手段としては、今の
仮設ステージが一番いいというような説明だと理解しましたが、一応やっていく中でまたいろいろ出てくると思うんで、そのときにはまた対応していただきますようにお願いをして終わりたいと思います。
○委員長(
平良識子)
ほかに質疑ございませんか。
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
すみません。
フクロウの件、もう1回ちょっと聞きたいんですけれども、ということは今回補正額で計上した部分は、獣医師の判断、あるいは事業者との調整によっては、調査を行わない可能性も出てくるというようなことなんですか。
○委員長(
平良識子)
狩俣輝夫室長。
◎なは
まち振興課室長(
狩俣輝夫)
調査となりますと、3年間工事を行いますので、かなりの高額になります。
今先方のほうからは、引っ越しにかかる費用について市のほうで出せないかということで、営業補償に関しては考えてないというようなことですので、今損失補償のほうでも、損害が出る前に、明らかに損害が生じるという場合は補償できるというふうに基準でもなっておりますので、獣医師の判断で、これは工事のストレスによってその小動物が亡くなる可能性があるという正式な判断が出たら、それに沿って相手方と補償交渉の調整に入るというような考え方を持っております。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
いや、ですから、今、要は影響調査と計上していて、その後の説明では、獣医師の判断あるいは事業者の希望という話があったものですから、どちらなんですか。これ調査なんだけれども、この調査というのは、結局は今言った損失補償とまでは言えないけれども、その部分に係る予算額になりそうなんですか。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
今回の調査に関しましては、国とか県の事業ではよくあるらしいんですけれども、家畜を飼っているとか、そういったものの横のほうで道路工事とか大きな工事をやる場合には、こういった家畜に対する影響がないかという、こういった調査事業をやってモニタリングをしていくらしいです。
それで、結果として何か起こったときには、この工事の影響かどうかというのを分析していくということになるらしいので、今回も工事が始まる前に、業者さんから心配だよという話があるので、基本的にはモニタリングをしていく。調査の準備をやっていく。もしここで何か生きものが死んだとかとなったときに、この工事の影響かどうかというのを、後で検証できるような状態をつくっていくというのが今回の調査事業の趣旨でございます。
なので、この調査事業をやって、その後に何か起こったから補償するのかどうかというのはまだ何も決まってない状態なんですけども、もう一旦声が上がってますので、この工事の影響がどういった影響を及ぼすかどうかというのを、調査を、モニタリングをしながら工事を実施していくというのが今の予定でございます。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
ちょっと何か腑に落ちないんですけども、事業者が移転を希望しているわけですから、当然その獣医師の判断によっては、影響は出てくる可能性のほうが大きいという判断をした場合に、調査をせずとも、まあ聞きたいのは、調査をせずともそういう事業者の移転の希望をかなえられるようなことというのは可能なんですか。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
獣医師とも何回かお話ししたんですけれども、そもそも野生にいる
フクロウが、中心市街地のこの環境にいること自体がストレスということがあるので、この状態で工事の影響かどうかというのを判断するのは非常に難しいということは、もうずっと。
○委員長(
平良識子)
因果関係がね。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
何か白黒はっきりしてもらえればうちもやりやすいんですけど、そもそもとっても難しいですよという話は受けています。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
この400万近くを、何かちょっと腑には落ちないんですが、皆さんもご苦労されているようなんで了として、次の
工事請負費の
仮設ステージの設置費について聞きますけれども、そうするとちょっと具体的に聞きたいのは、この市場が移転をして、その解体作業が始まりますよね。
解体作業がいつ始まるのかということと、その解体作業の費用には、アーケードの撤去費用というのは含まれているのかどうかというのをお答えください。
○委員長(
平良識子)
狩俣輝夫室長。
◎なは
まち振興課室長(
狩俣輝夫)
解体工事は、市場引っ越し後の8月から今予定しております。最初に内部解体工事を始めて、その後に外部の柱とか外壁とかを10月中旬ごろ壊す予定でありますので、アーケードの撤去は10月までに、それまでには撤去していただきたいということとあわせて、アーケードに関しては民間の構造物ですので、今回は補償で通りの方々がみずから撤去するという予定で進めております。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
いや、私もちょっとテクニカルなところをまず聞きたいのは、外壁を撤去するということは、すなわちアーケードも撤去せざるを得ない状況ですよね。その費用はどこが持つんですか。
結局外壁を撤去した時点でアーケードは撤去するから、つまりその外壁撤去の工事を分離することはできないですよね。それを皆さんとしては、外壁の撤去工事ということは、外壁に設置している部分の撤去費用は市が持つと、あるいはそれ以外の部分の撤去費用というのは、設置者に案分として負担をしてもらうということなんですか。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
外壁の解体の前にアーケードは撤去する必要がございます。
◆委員(
上里直司)
あっ、アーケードは外壁の前に。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
はい、そうです。
このアーケード撤去費用については那覇市のほうで負担して、設置者のほうにこの撤去費用を支払って撤去してもらうという形を考えております。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
ちょっと今のがわからない。だから、那覇市が負担をして、
○委員長(
平良識子)
残存補償でやるんでしょう。
◆委員(
上里直司)
だから、それがちょっとよくわからなくて、さっき外壁の話をされたけども、解体撤去工事の前に、まずはそのアーケードの撤去工事があるということですよね。
その撤去費用は市が負担するというんですけど、そこの部分、もう少し説明していただけますか。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
アーケードの撤去に関しましては、残存価値補償と撤去費、2つの費用をお支払いする予定となっております。
なので、まずこの協議会のほうで、当時の協議会のほうでアーケードを撤去していただく形になるんですけれども、撤去に関する工事費に関しては、那覇市のほうがお支払いする撤去費でやっていただく。なくなることについての残存価値については、那覇市のほうでその残存価値もお支払いするということで、2つをお支払いするということで考えております。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
いや、ここは大事なんですけれども、皆さんの今の説明で10月中旬ごろに外壁等、スケジュール、細かいのは別にあるとしても、結局それは事業者がアーケードの撤去を済まないと外壁の解体撤去というのはできないということですよね。
これはちょっと事実をお答えいただけますか。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
2とおりの方法があると思いますが、今考えているのは、費用をお支払いして相手のほうにやっていただくという1つの考え方もございまして、もう1つが、この工事を那覇市のほうで、アーケードの撤去を、何というんですか、所有権を放棄していただいて、那覇市のほうで撤去するという方法もあるということであります。
どちらにしても、このアーケードの撤去について通りの方との合意ができてからということになります。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
ようやくわかりました。
だから、結局那覇市がやる、今の話は、最初の説明は市が金銭的なもので支払いをして、その金銭的なものでもって事業者が撤去をするというやり方と、その解体工事に合わせてというか、そこも那覇市が持つんだけども、その際は所有権を放棄してもらうということなんですよね。
じゃ、これ聞きたいのは、いつまでにこれ、その調整をする予定なんですか。皆さん、10月とおっしゃっていますけども、これ調整が整わなければ、解体の時期にもかかわってきますよね。だから、それはどうなんですか。めどは立っているんですか。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
今この部分についてお話をしながら、いつということについては、相手がいることですので、いつまでにやるというのはちょっとお話しできないんですけれども、できるだけ早めにこの合意についてはとっていきたいと考えております。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
これ、そのアーケードの負担費用、再設置に係る負担費用にかかってくるんですけども、これ通常公共工事における補償の考え方というのは、今おっしゃった残存期間を、この場合でしたら残存期間を見積もって、撤去の費用まで含めてお支払いをすると。公共工事における補償のあり方というのは、これで終わりなわけなんですよ。撤去というのは。
ただ、今回の3分の2の設置補助というのは、これはどこを想定しているんですか。つまり公共工事における補償後に、新たに事業者がしたものについての補填なのか、あるいはさっき言ったみたいな、所有権を放棄した段階で3分の2を補助するというやり方なのか。これは、方法、どういうふうな形で進めようとされてますか。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
今お話ししてるのは、全て撤去に関する補償のお支払いのことを、今の説明では行っておりました。
今後、再整備に向けて、再設置に向けて事業を開始するということであれば、新たに3分の2の補助を行っていくということでございます。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
つまり、撤去のものはもう撤去で一旦一段落して、その再整備については、あくまでもこれ、事業者が設置するものに関しての補助の割合を、今市が決めているということの整理なんですね。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
はい。
◆委員(
上里直司)
わかりました。
それで、お聞きしたいのは、この3分の2というのは、補助額というのを最終的にはもうちょっとしたら決定するという話は本会議場で聞きました。
その財源というのはどこから充てていく予定なんですか。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
まだ具体的に補助制度は確定してございませんので、確定的なことはお話しできないんですけど、できれば
一括交付金がある間は、
一括交付金のほうも検討していきたいと考えております。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
これは今の
公設市場に設置しているアーケードだけじゃなくて、ほかの通りのアーケードの撤去、再整備に関しての補助額だと受けとめているのですが、そのとおりでよろしいんですか。
今まで質問をしてきて、ここのいわゆる三面というのかな、設置しているものではなくて、ほかの全ての通り会の設置しているアーケードについての補助割合と捉えてよろしいんでしょうか。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
はい。そのように検討してございます。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
そうなると、皆さん一度試算はされていると思うんですけれども、全てのアーケードを再整備するとして、かかる費用の3分の2という補助額を充てるとしたら、どれぐらいの本市の負担額になるのかお答えいただけますか。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
ざっくりというのか。
◆委員(
上里直司)
ざっくりで。はい。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
1メートル当たり約200万から230万かかると計算しております。
それで、今
中心商店街のほうであるアーケードの総延長が1.7キロございますので、全部やると約34億円。単純に200万で計算しますと34億円。そのうちの3分の2ということでありますと、20億円ちょっと超えるぐらいになるかなと考えております。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
はい、わかりました。
もう一度、つまり
一括交付金を充てるという考え方をお聞きしましたけれども、那覇の振興に関する協議会の要請等々の中で、アーケードの設置費用に係る補助という文言が新聞報道では出されていましたけれども、そこに皆さんはその財源を、その協議会から出てくる補助、あるいは国からの支援で充てるということは、今想定はしていないということですか。
◆委員(
前田千尋)
国の補助はないんだよね。アーケードはね。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
すみません。この件の財源につきまして、私たち事業課のほうではまだ説明受けていないので、ちょっとわからないところでございます。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
この話はどこの担当課長に聞いてもわからないというので、一応改めてもう一回表に出て聞いてみたんですけれども、1点だけ、先日の奥間議員の
一般質問で、実計の期間で
一括交付金部分どうするのかという話があって、そうすると、全部
一般財源というか、それがなくなることを想定しているとおっしゃっているんだけれども、皆さんの
一括交付金を充てるというのは、いわゆる企画財務部の方針からすると少し逸脱するんじゃないかなと思って、今の答弁、非常に根拠が危ういんじゃないかなと思うんですね。これはあえて聞かないですよ。
ちょっとそこは、企画財務部が言っていることと、皆さんの再整備に係る補助金の裏づけは、ちゃんと整合性合わせないと、今のはちょっと食い違っているように思います。ここはここでとめますけれども。
最後に、これまで皆さんは、違法な物件に対する補助はしないという話を、アーケードに対する整備費用は補助できないし、しないという方針だったわけなんですね。この2年間のアーケードに関する、あるいは中心市街地の整備に関する中で、ようやくこの3分の2まで出てきたんですよ。
ところが心配しているのは、これが再整備にかかるときに、本当に法律に適合するかどうかなんですよ。
そこは、適合できるように、いろんな関係課あるわけですから、ちゃんと、あとは事業者に任せますじゃなくて、皆さんも中に入って、補助できるような形にしていくということを、最後は見解を聞かせてください。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
これまでも建築指導課であったり、道路管理課であったり、消防局であったりとか、ずっと調整を続けて、合法的にやる手段というのをずっと調整を続けてきてございます。
建築指導課のほうでも、アーケード設置基準というのを那覇市で独自でつくっていくということに動きがございます。
そういったことで、今全庁的に協力しながらやっていこうという動きがありますので、その分については、今後も続けていきたいと考えております。
◆委員(
上里直司)
わかりました。以上です。
○委員長(
平良識子)
ほかに質疑ございませんか。
下地敏男委員。
◆委員(
下地敏男)
委託料なんですけれども、400万のあの
フクロウの。
これ、ちょっと聞き漏らしたんですけれども、委託先はどこでした。これから?
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
これから、今後、公募していくということになると思います。
○委員長(
平良識子)
下地敏男委員。
◆委員(
下地敏男)
もうおわかりだと思うんですけれども、動物愛護法では、ペット、鳥類等を販売する場合には、都道府県知事又は政令市の長に申請をして許可を出すということが義務づけられているわけですよね。
で、それはいつ確認されましたか。で、確認をして委託料をつけたのはいつですか。その業者の販売許可証というのが店舗内にはあると思うんですよ。それをちゃんときちんと確認をして、委託料を皆さんはつけているわけですよね。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
何というか、この
フクロウが販売用のものではなくて、触れ合うということで店舗のほうにいる小動物でございます。
○委員長(
平良識子)
下地敏男委員。
◆委員(
下地敏男)
販売も触れ合いも許可が必要なんですよ。ですから、それを皆さんは確認をしたかどうかです。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
市の関係部署と、あと県のほうにも確認して、適切に届け出がなされているというのは確認しています。
○委員長(
平良識子)
下地敏男委員。
◆委員(
下地敏男)
はい、わかりました。適切に申請が出されていて、触れ合いということでの確認がとれたということですね。
あと1つですけれども、こういう
フクロウとかっていうのは総称であって、コノハズクというんですかね。ノグチゲラもそうですけれども、ああいうヤンバルでは、要するに巣をつくる春のころには工事も全部ストップする。しかも夜行性ですから、夜は活動して、昼は寝たいときに昼間振動したら、それは大変だよね。
ですけれども、地域にあるペットショップの方々の、じゃあそれはどうなるのかとかということも出てくると思うんですよ。
だからここはもう少し慎重に、一業者が来たからということよりも、この委託料に関してはですよ。そういうことも含めた委託料であってほしいなというのを要望しておきましょうね。この一事業者だけじゃなくして、地域にある業者さんも含めた委託料であると。
以上です。
○委員長(
平良識子)
ほかに質疑ございませんか。
奥間亮委員。
◆委員(奥間亮)
さっきちょっと気になっていたんですけど、話、戻るんですけれども、さっき国の事業で例えをおっしゃってた、例えば道路つくるときに隣に家畜がいるっていうお話があったじゃないですか。
だから、最初、調査って見たときに、我々の調査のイメージと違っていたんですよね。
そして聞いたら、モニタリングをやっていって、そのとき何か事が生じたときに対応できるように、準備的な調査っていう意味合いだと理解したんですけど、逆に最初に私たちがこれを文面で調査って見たような、いわゆる事前にどういう振動があるだろうっていうのを調査をして、こういう振動とか音とかが起きるんであれば、この動物に被害が与えられる、与えないという、事前に調査をするっていうのは、こういう調査はないんですよね。もうできないんですね。そもそも。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
この事前の調査は非常に難しい部分もございますが、今は獣医師等に相談しながら、そういったことが具体的に意見として出してもらえないかということについては、今調整しているところではございます。
○委員長(
平良識子)
奥間亮委員。
◆委員(奥間亮)
そしたら、その調査の方法は、さっき言ったモニタリングの調査になるのか、それとも事前の調査で、もうこれは影響が出る出ないというのを工事の前にはっきりさせる調査、どちらの調査になるのかっていうのは、まだわからないということですか。
○委員長(
平良識子)
狩俣輝夫室長。
◎なは
まち振興課室長(
狩俣輝夫)
工事をする場合、相手方からこういう損害が発生するかもしれないという要望があった場合は、起業者としては、それに対応するために調査をしなければならないという義務を負っています。
基本的には被害が出てから補償するのが一般的な方法なんですけど、被害が出るというのが予見できるといった場合には、被害が出る前に補償ができるという方法もございます。
それで、相手方とは、先ほど言ったように、被害が出る前にやはり引っ越ししたいということがありますので、被害が予見できるというまず確証がこちらとしては必要になりますので、それを獣医師に今相談をして、獣医師のほうは、ヒアリングでは出るだろうということなんですけど、実際、現場を見ないと確定的なことは見解を出せないということなので、今相談をして来週現場を見てもらって、その上で見解書をいただくというぐらいの段取りになっております。
○委員長(
平良識子)
奥間亮委員。
◆委員(奥間亮)
ということは、この費用はどういう、つまりどういう調査になる。さっきいったモニタリングになるんですか。
はっきり言えば、事前的な調査になるのか。やりながら、工事しながらの調査。どっちの費用を計上しているんですか。
これはまだわからないという、一応計上しているわけ。
○委員長(
平良識子)
狩俣輝夫室長。
◎なは
まち振興課室長(
狩俣輝夫)
第一にはですね、そういう申し出がありますので、まず私たちとしては調査という対応をとらなければならないということです。
その調査費用を計上しているわけなんですけど、先方のほうからは、やはり被害が出る前に引っ越しを考えているということで。
例えば相手方がもう引っ越しできないといった場合は、やはり市としては今後の紛争に対応するためにも、モニタリングをするという責務を負っておりますので、要望どおりいくのか、それともモニタリングをずっと繰り返していくのか、それは相手方との調整、対応によって変わっていくと思います。
○委員長(
平良識子)
奥間亮委員。
◆委員(奥間亮)
ということは、調査の方法の詳細は決まってないということですか。
だから僕の表現で言うと、事前調査になるのか、さっき言った、やりながらやっていく、工事を進めながらモニタリングをしていくっていう調査になるのか、どちらの調査になるのかはまだ決めてはいないということですか。
○委員長(
平良識子)
狩俣輝夫室長。
◎なは
まち振興課室長(
狩俣輝夫)
調査としましては、振動と
モニタリング調査が行われます。
今回のは事前調査ということじゃなくて、動物の専門家が、工事現場とペットを飼っているショップの建物のつくりとか、あと距離にもよると思うんですけど、そういったものを見ていただいて、その上で工事による振動とか騒音で、このペットショップのペットがストレスで亡くなる可能性があるという見解書があると、改めて事前に補償できるという基準になっておりますので、補償による対応が可能になるということです。
◆委員(奥間亮)
この予算計上されている部分は、何に使われるんですかということです。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
モニタリングの費用でございます。
◆委員(奥間亮)
モニタリングの費用なんですね。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
はい。
(「獣医師に聞いているのはこれではないと。」と言う者あり)
◆委員(奥間亮)
これではないということですね。
◎なは
まち振興課室長(
狩俣輝夫)
はい。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
同時に、獣医師等からの意見がもらえないかっていうことで、今別途相談は進めているということでございます。
○委員長(
平良識子)
奥間亮委員。
◆委員(奥間亮)
獣医師に聞くのっていうのは、費用は発生しないんですか。もうただでやってもらっているんですか。
○委員長(
平良識子)
休憩いたします。
○委員長(
平良識子)
再開いたします。
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
このモニタリングを行う前にも、事前に調査をしないと意味がないということになっていまして、その調査の内容が、飼養実態調査、有識者意見聴取、その後に騒音振動測定、データ解析等となってございますので、この中で有識者の意見聴取ということで、獣医師の方にお金を支払って、有償で意見をいただくという形になってきます。
○委員長(
平良識子)
奥間亮委員。
◆委員(奥間亮)
これは今からですか。その予算の出どころはどこになるんですか。それはセットに含まれているんですか。
○委員長(
平良識子)
高宮修一課長。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
この予算の中のモニタリングの事前調査ということで入ってきます。
◆委員(奥間亮)
含めているわけですね。
◎なは
まち振興課長(
高宮修一)
はい。
◆委員(奥間亮)
じゃわかりました。
すみません。僕の聞き方が悪かったのかな。
わかりました。ありがとうございます。
○委員長(
平良識子)
ほかに質疑ございませんか。
◆委員(
上里直司)
俺はいまだにわからん。
ちょっと休憩お願いします。
○委員長(
平良識子)
休憩いたします。
○委員長(
平良識子)
再開いたします。
ほかに質疑ございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(
平良識子)
本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
平良識子)
再開いたします。
次に商工農水課関係分について、町田務
商工農水課長、説明をお願いいたします。
◎
商工農水課長(町田務)
ハイサイ、商工農水課でございます。
それでは、令和元
年度那覇市
一般会計補正予算(第2号)中、商工農水課関係分についてご説明を申し上げます。お手元にお配りした
説明資料のほうをご覧ください。
歳出の第7款第1項第2目第11節23細節のなは産業支援センター運営事業でございます。当事業につきましては、なは産業支援センターの施設運営管理等に係る経費となっております。
これまで、台風襲来時に施設屋上に設置されているエアコンの室外機について、強風による故障が複数回発生し、入居企業、執務室内のエアコン設備が一時使用不可になるなど、入居企業に多大なご迷惑をおかけしたことがございました。
ついては、なは産業支援センター入居企業の全てのエアコン室外機に対し、台風と暴風による故障を未然に防ぐため、吹き出し口のファンの前に板状の防風ネットを取りつける工事を行うため、43万2,000円の
増額補正を行うものでございます。
以上が、商工農水課関係分となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(
平良識子)
これより質疑に入ります。
野原嘉孝委員。
◆委員(野原嘉孝)
単純な質問で1点だけなんですけれども、単純な質疑ですが、去年の台風のことでということで、これは何で当初予算での計上じゃなかったのかなという、そこだけですね。
○委員長(
平良識子)
町田務課長。
◎
商工農水課長(町田務)
このなは産業支援センターを含めた建物全体の管理としては、まちづくり協働推進課というところとなりますが、そことの調整の中で、費用の工面も含めてなかなか難しい部分があったとというところの中で、調整の結果としてどうしてもこの時期にならざるを得なかったというところでございます。
○委員長(
平良識子)
野原嘉孝委員。
◆委員(野原嘉孝)
一括交付金は、申請して使えなかったという形になったんですか。
○委員長(
平良識子)
町田務課長。
◎
商工農水課長(町田務)
当該事業につきましては、
一括交付金ではなくて一般会計のほうを使った形の整備でございます。
○委員長(
平良識子)
野原嘉孝委員。
◆委員(野原嘉孝)
調整に時間がかかったということで、わかりました。
ただ、こういうような状況になってるなら、早めに結論が出て、当初予算でもできたのではないのかなというちょっと印象を持ったものですから、そういう確認をしました。以上です。
○委員長(
平良識子)
ほかに質疑ございませんか。
○委員長(
平良識子)
前田千尋委員。
◆委員(
前田千尋)
台風は9月、10月とか来ると思いますけど、それまでに作業は終わるんですか。
○委員長(
平良識子)
新川智博主幹。
◎商工農水課主幹(新川智博)
作業につきましては、6月定例会の後、約1週間から2週間程度で終わると確認しております。
○委員長(
平良識子)
前田千尋委員。
◆委員(
前田千尋)
前回、エアコンが使えないと本当に大変だったと思うので、未然の防止ってどうするのかなと思いましたけど、防風ネットをつくるということで理解しました。
いろいろあると思いますけど、ちゃんと環境よくできるように頑張ってください。
○委員長(
平良識子)
ほかに質疑ございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(
平良識子)
ほかにないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
次に議案第71号、那覇市
一般会計補正予算(第3号)中関係分についてを議題といたします。
町田務
商工農水課長、説明をお願いいたします。
◎
商工農水課長(町田務)
それでは、令和元
年度那覇市
一般会計補正予算(第3号)中、商工農水課分についてご説明を申し上げます。
同じくお手元にお配りしました
説明資料の1ページのほうをご覧ください。
今回の補正は、那覇市プレミアム付商品券事業に伴う歳入歳出の
増額補正になっております。
初めに歳入からご説明いたします。
歳入につきましては、
国庫補助金5,109万7,000円を
増額補正するもので、補正後の予算が2億2,054万8,000円となるものです。当該歳入につきましては、後ほどご説明いたします歳出予算の財源として、国から10割充当されるものです。
次に、下段の歳出についてご説明いたします。
歳出の第7款第1項第2目第13節36細節、同じく那覇市プレミアム商品券事業でございます。
当該事業につきましては、ことし10月1日から施行予定であります消費税、地方消費税の10%引き上げに伴う低所得者、子育て世帯の消費に与える影響緩和を図るとともに、地域における消費を喚起、下支えするために、低所得者、子育て世帯向けのプレミアム付商品券発行等を行う事業となっております。
本年度5月臨時会において、平成31年度分の事業実施に係る経費の目安額として国から示された1億6,945万1,000円を
増額補正したところでございますが、同事業の実施に当たり外部委託経費等を精査していく中で、予算額に不足が生じることが判明いたしました。プレミアム付商品券の販売開始を10月に控え、実施が遅れた場合、市民へ多大な影響が生じることから、今回委託料の不足分として、5,109万7,000円を
増額補正するものでございます。
そのため、委託料が予算現額1億1,683万1,000円から、補正後は1億6,792万8,000円となり、事業総額では、予算現額1億6,945万1,000円から、補正後は2億2,054万8,000円になるものです。
以上が、令和元
年度那覇市
一般会計補正予算(第3号)中、商工農水課分となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(
平良識子)
これより質疑に入ります。
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
これは、なぜ委託料に不足が生じることが判明したんでしょうか。
○委員長(
平良識子)
与座リサ主幹。
◎商工農水課主幹(与座リサ)
委託業務のほうが7事業ありますけれども、その中で順次精査していく中で、最後のプレミアム商品券の発行、換金にかかる部分について見積もりのほうを徴取したところ、不足額が5月末に出てきたということが判明したというところでございます。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
これは、つまり委託をしている事業者からの申し出ということなんですか。
○委員長(
平良識子)
与座リサ主幹。
◎商工農水課主幹(与座リサ)
はい。委託を予定している業者からの見積もりということです。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
そうすると、この補正額の5,109万7,000円というのは、委託をする予定のこの1社分に補正増するということなんですか。
○委員長(
平良識子)
与座リサ主幹。
◎商工農水課主幹(与座リサ)
はい。そのとおりです。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
これはすみません。委託を予定しているとおっしゃってましたけど、もう委託契約は結ばれているんですか。
○委員長(
平良識子)
与座リサ主幹。
◎商工農水課主幹(与座リサ)
今、補正しているところなので、今回予算が確保できないと契約自体ができないということになりますので、その不足額を今回補正で上げていると。
なので、契約自体はこれからになっております。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
これは、契約業務の中でこういうことってままあるのかどうか、正当なやり方なのかどうか。それだけちょっと答えていただけますか。
○委員長(
平良識子)
与座リサ主幹。
◎商工農水課主幹(与座リサ)
委託業務、順次入札なりやっていく中で、どうしても見積もりを先に徴取して進めていくと思うんですけれども、いざ最後になっている商品券の発行、換金部分について見積額を徴取したところ、不足が出るということで、入札もしくは契約自体が進められないということがわかったので、順序的に間違っていることではないかと思っております。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
いや、前提はいろいろあって提案されてきているので、私もそれは理解はするんですけれど、当然もしそういう委託業者がまだ決まっていないという段階で、これだけの補正増を図るということであれば、この見積もりが正しいのかどうかというか、適正かどうかというのを諮る必要があるんじゃないかなと思ったわけなんですね。その金額が妥当なのかというのを。
だから改めて入札、これは期間が迫っているから、いとまがないということでこういう契約、あるいは増額をかなり検討されてますけど、本来ならば再入札も含めて検討しなければいけない事例なんじゃなかったかなというところだけ、最後お答えいただけますか。
○委員長(
平良識子)
仲宗根浩副部長。
◎商工農水課
経済観光部副部長(仲宗根浩)
ただいまのプレミアム事業でございますけれども、実は2月定例会、それから5月臨時会と、2回補正をやっております。
2月定例会においては、30年度分の国からのめど額が示されて、それをそのまま補正をしました。次に5月臨時会、ここも国が示しためど額、これでもって補正をさせていただきました。
今回7事業、委託がございますけれども、それぞれ優先順位的につけていって、やるべきものから先に進めていって。今残っているのが商品券の販売、それから換金事業でございます。
この事業に関しては、これまで前回までいろんな形での商品券事業がございましたけれども、従来担ってきたのが那覇商工会議所でございます。今回、那覇商工会議所、同じような形でさせていただいているんですけれども、このプレミアム事業自体の目的が、地域経済、地域の下支えということも目的に入っておりますので、ここの地域経済の下支えをやっぱり担うのは商工会議所であろうということで、我々のほうとしては、入札ではなく随契という選択をして、従来どおり商工会議所と調整をしてきたところでございます。
○委員長(
平良識子)
上里直司委員。
◆委員(
上里直司)
僕は、それは全然そこはいいっていう話なんだけど、契約のあり方に、法令遵守というか、そういうものがやってますよねというところだったので、今の質疑で、そういう契約関係のことについてはちゃんとやられているというのが理解をしましたので、以上でございます。
○委員長(
平良識子)
ほかに質疑ございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(
平良識子)
よろしいですか。
本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(
平良識子)
再開いたします。
これより
議員間討議に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(
平良識子)
いい?何でも全部いい?
◆委員(
前田千尋)
いいよ。
◆委員(
上里直司)
これはもう十分話しましたので。
○委員長(
平良識子)
特にないようでありますので、討議を終了いたします。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
【
厚生経済常任委員会】
○委員長(
平良識子)
再開いたします。
これより
厚生経済常任委員会を開会いたします。
議案第54号、那覇市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。
町田務
商工農水課長、説明をお願いいたします。
◎
商工農水課長(町田務)
それでは、議案第54号、那覇市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について、提案理由等をご説明いたします。
改正内容等につきましては議案書の34ページをお開きください。
那覇市附属機関の設置に関する条例の別表中、那覇市歌選定委員会につきましては、那覇市歌の選定を終えたことから、表中より同委員会の名称及び担任事務を削除し、同委員会を廃止するものでございます。
また、那覇市水産業振興整備対策協議会につきましては、本市の水産業全般に係る施策について審議する協議会として位置づけるため、委員会の名称から「整備対策」の文言を除き、那覇市水産業振興協議会に名称を変更するものとなっております。
同協議会の名称を変更する趣旨といたしましては、現在、那覇市水産業振興基本計画の推進に当たり、同協議会において、計画の進捗状況や社会情勢等を勘案しつつ、PDCAサイクルにより、毎年度、計画の評価や事業の見直しを行いつつ、効果的な事業展開を図っております。
これまでも同協議会では、水産基盤整備対策以外にも本市の水産業施策全般について調査・審議を行っていることから、より実態に即した名称とすることが望ましいと考え、今回名称の変更をしたところでございます。
課といたしましては、今後とも漁港施設の再整備を初め、本市水産業施策の課題及びその対応等について協議会の意見を聞きながら進めてまいりたいと考えております。
なお、今回の条例改正につきましては、総務課所管の市歌選定委員会の廃止と、那覇市水産業振興協議会の名称変更を一括して行っておりますが、条例改正の趣旨、内容等から、より関連性が深いとの理由から、商工農水課が提案課として一括して提案してございます。
以上、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
○委員長(
平良識子)
これより質疑に入ります。
大山孝夫委員。
◆委員(大山孝夫)
この水産関係のやつは、市民の団体とか企業とかは、変わりますよというのは言ってるんですかね。
○委員長(
平良識子)
町田務課長。
◎
商工農水課長(町田務)
今回の条例の改正に当たりまして、その名称のほうを変更するということにつきましては、関係の漁協団体等には事前に説明させていただいております。
○委員長(
平良識子)
大山孝夫委員。
◆委員(大山孝夫)
その中でわかりましたというか、何でなんですかっていうのはありましたか。
○委員長(
平良識子)
町田務課長。
◎
商工農水課長(町田務)
漁協との説明の中では、特段これに対しての指摘等はございませんでした。
◆委員(大山孝夫)
はい。わかりました。
○委員長(
平良識子)
ほかに質疑ございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(
平良識子)
ほかにないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(
平良識子)
再開いたします。
これより
議員間討議に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(
平良識子)
ご意見等特にないようでありますので、討議を終了いたします。
以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
来週、6月24日・月曜日も、午前10時より委員会を開会いたしますのでご参集ください。
本日はこれにて散会いたします。
(午後0時11分 閉会)
───────────────────────────────────────
那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
令和元年(2019年)6月21日
厚生経済常任委員長 平 良 識 子...