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  1. 那覇市議会 2019-03-06
    平成 31年(2019年) 3月 6日教育福祉常任委員会−03月06日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成 31年(2019年) 3月 6日教育福祉常任委員会−03月06日-01号平成31年 3月 6日教育福祉常任委員会 教育福祉常任委員会記録                        平成31年(2019年)3月6日(水) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  平成31年(2019年)3月6日 水曜日 開会 午前10時16分                    閉会 午後3時42分 ─────────────────────────────────────── ●場所  教育福祉委員会室 【予算分科会】 1 議案審査   議案第23号 平成31年度那覇市一般会計予算中関係分 2 議員間討議 【常任委員会】 1 議案審査   議案第12号 那覇市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第13号 那覇市学校給食センター設置条例の一部を改正する条例制定について
    2 議員間討議 3 所管事務調査   給食異物混入に関する調査 4 議員間討議 ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 多和田 栄 子   副委員長 粟 國   彰  委  員 永 山 盛太郎   委  員 奥 間 綾 乃  委  員 西中間 久 枝   委  員 當 間 安 則  委  員 湧 川 朝 渉   委  員 上 原 仙 子  委  員 桑 江   豊 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  奥 間 朝 順  学校教育部長  森 田 浩 次  学校教育副部長  宇 根   克  教育相談課長  平安山 敏 和  教育研究所長  屋比久 猛 義  生涯学習部部長  山 内   健  生涯学習部副部長  仲 程 直 毅  参事兼総務課長  森 田   勝  総務課副参事  平 良 尚 子  総務課副参事  山 下   恒  市民スポーツ課長  大 城 義 智  市民スポーツ課副参事  古 塚 達 朗  中央公民館長  岸 本   修  中央図書館長  伊 禮 弘 匡  学校給食課長  仲 村   功  学校給食センター所長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  又 吉 明 子 調査法制課長  宮 城 勝 哉 調査法制課主幹  喜屋武 太 一 議事管理課主査 ───────────────────────────────────────                             (午前10時16分 開会) ○委員長(多和田栄子)  おはようございます。  本日の出欠状況、永山さんは今席を外していますけれども、全員出席でございます。  以上、ご報告申し上げます。  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の教育福祉常任委員会の分科会を開会いたします。  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  これより、分科会審査に入ります。  初めに、議案第23号、平成31年度那覇市一般会計予算中、学校教育部、教育相談課関係分を議題といたします。  宇根克教育相談課長、説明をお願いします。 ◎教育相談課長(宇根克)  ハイサイ、おはようございます。  それでは、教育相談課の平成31年度予算のうち、主なものをご説明いたします。  まず、歳入についてです。説明書の1ページをお願いします。  教育相談課分16款ですけども、立入調査等権限移譲交付金は沖縄県青少年保護育成条例に基づく立入調査に係る経費の県補助金です。  市内の遊技場やカラオケブックス等、また、有害図書等を扱う書店やコンビニなどの有害環境の実態を把握するものです。平成29年度から行っております。  では次に、歳出についてご説明いたします。8ページ、お願いします。 No.1と2は、沖縄子供の貧困緊急対策事業費補助金を活用した事業です。  まず、No.1の子ども寄り添い支援配置事業は、市内17中学校区に子ども寄り添い支援員を配置し、各中学校及び近隣小学校で貧困家庭の児童生徒の実態把握等を行い、学校や関係機関と連携して課題解決に向け対処しております。支援員の報酬単価の見直し等により、393万9,000円の増となっております。 No.2の自立支援教室無料学級事業は、貧困家庭の不登校児童生徒に対して日中の居場所を確保し、さまざまな体験活動を通して学校や社会への適応、また、将来の社会的自立に向けて支援する事業です。報酬単価の見直し等による増額となっております。  次に、No.5の自立支援教室(きら星学級)は遊び・非行傾向のある児童生徒等の日中の居場所を確保し、さまざまな体験活動等を通して自立心を高め、登校復帰を図る事業です。公用車のリース期間が満了したため、その借りかえ等による増額です。  次に、9ページをお願いします。 No.8の街頭指導事業は、教育相談課の6人の専任指導員と、それから、各中学校区に配置されている青少年指導員により、問題行動が多く見受けられる繁華街や公園、学校周辺等を巡回して青少年に声かけを行っております。報酬単価の見直しや公用車の借りかえ等に伴う増額です。 No.9の相談室「はりゆん」では、臨床心理士や教育相談員を配置し、不登校等の悩みを抱える児童生徒や保護者、教師等への相談支援を行っております。教育相談員の報酬単価見直し等による増額です。  以上、主立った事業を中心にご説明いたしました。審査のほどよろしくお願いします。 ○委員長(多和田栄子)  ありがとうございます。  これより質疑に入ります。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ご苦労さまです。  歳出の8ページですね、1番の子ども寄り添い支援員、スクールソーシャルワーカー配置事業、SSW。各中学校区に配置をして、政策説明資料を見ますと、やはり年間目標を上回る支援を行ったということで評価するものでありますけれども、このスクールソーシャルワーカー、これは何らかの資格がないとやれないというふうに理解をしてたんですが、いかがですか。 ○委員長(多和田栄子)  宇根克教育相談課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  スクールソーシャルワーカー社会福祉士等の資格を持っている方が望ましいんではありますけれども、今、那覇市内もそうなんですけど、その資格を持っている方がそんなに多くない状況でありますので、子供たち、学校とかで子供たちの支援を経験した方も寄り添い支援員として採用しております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  実際、この17名の中で、この社会福祉士ですか、資格を持っていらっしゃる方っていうのは何名ぐらいいらっしゃるんですか。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  平成30年度は、各中学校区に1人ずつとコーディネーター1人の計18名がおりますけれども、そのうち資格、有資格者は8名となっております。  ただ、次年度につきましては、新たな面接等を行いまして10人になる予定です。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。  いろんなね、頑張っていただいて実績を上げているんですけども、具体的にどういう実績があるのか、主なものを少し紹介していただければと思います。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  対象が準要保護、貧困の家庭ということで、例えば、子供たちの就学支援へのつなぎとかですね、それから、仕事をしていない保護者がある場合は、その就労支援。それから、あらゆる各種手当等を受け取る際のサポート等もしております。  あと、具体的に言いますと、具体例として過去の事例ですけれども、精神的に不安定になった子供がおりまして、その子と寄り添い支援員が関係性を築いて受診の必要性を説明して病院まで同行して入院にこぎ着けたとかですね、あとは児童を病院に受診させない保護者がおりまして、その理由を聞いたところ、国民健康保険の期限が切れているということでしたので、その窓口に同行して、短期証を取得し支援につなげたとか、そういった例もございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  確立することによって、子供だけじゃなくて保護者に対してもやはりそういうふうにやっているっていうことは、これすばらしいことだと思います。  今回、少し500万余り予算がふえたというのは、どういうことでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)
     宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  具体的には、寄り添い支援員の皆さんの報酬の単価を増額しております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  寄り添い支援員の1人当たりの月額報酬というのはいかがですか。勤務実態も含めてね。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  次年度の予算額で説明いたしますけども、寄り添い支援員は3つの職制を設けております。子ども寄り添いコーディネーター、それから、主任寄り添い支援員、それから、寄り添い支援員と3つありますけども、コーディネーターは日額1万4,325円、寄り添い主任支援員は1万3,125円、日額です。それから、寄り添い支援員は1万875円。平均して日額で1,800円ほど増額しております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  日額ですから、週に何日勤務するとか、何時間勤務するとか、そういう実態がわかれば。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  基本的に、週4日の勤務となっております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  週に4日にすると、月額でどうなんでしょうか、どれぐらいになるんだろう。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  寄り添い支援員で月17日と計算しますと、月額19万5,750円となります。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  約20万弱ですけれども、それだけで生活っていうのは厳しいですかね、厳しくないですか。ダブルワーク大体やっているのかな。そちらの実態っていうのわかりますか。 ○委員長(多和田栄子)  泉教育相談課主幹。 ◎教育相談課主幹(泉隆志)  寄り添い支援員の勤務活動が週4日となってまして、週1日はあいている時間があります。  その中で、高校のほうで、また支援員っていうのが週1回動ける形の採用がありまして、そういったところに5名ほどの寄り添い支援員が、また週1回は高校のほうで相談員として活動したりという実績があります。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  それは、県の予算ということで理解していいんですか。 ○委員長(多和田栄子)  泉主幹。 ◎教育相談課主幹(泉隆志)  県の予算での事業です。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  これも18名か。寄り添い支援員の男女別はわかりますか。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  平成30年度は女性が17名、男性が1人です。ほとんど女性です。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ということは、ある程度、結婚されて、ご主人がお仕事もされて、それをやっているというふうに大体理解していいのかな。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  多くが結婚されております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  だから、それだけで生活するっていうのは大変だなと思ってたんですけど、そういう状況であればわかりました。  非常に、実績も上げてるし、今後も大事な事業だと思いますので、頑張っていただきたいと思います。  それからですね、私気になるのがね、8ページのNo.4、No.5、それから、9ページのNo.8、No.9、No.10、これ全部一括交付金事業なんですね。そうすると、一気に一括交付金がなくなったときに、これどうするかという。これ今のうちからやっぱり計画というか、立てていかないと厳しいんじゃないかなと思いがあるんですよ。一気に一括交付金がなくなったから、もうこれ以上やめますというわけにもいかないと思うんだよね。こちら辺、どうなんですか。これ部長、副部長、どうなんですか。こっちら辺、考え方。 ○委員長(多和田栄子)  奥間部長。 ◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)  今議員がおっしゃるとおり重要な事業だと考えておりますので、今後も継続をしていきたいと。そういう意味でですね、活用できる事業等がないかということを今後、調査研究をしてまいりたいと思っております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  そうなんですよ。これ予算的に見ても全部1,000万とか2,000万超える事業でしょ。2,000万、2,700万、3,500万とか、これトータルするとやはり1億近くいくような予算だから、これを簡単にさ、別の予算っていったら難しい部分もあるし、これ今のうちからやっぱりどういうふうにするかっていうのはやっぱり3年計画ぐらいでやっていかないと厳しいかなとみてます。  ぜひ、これはもう今後の要望として捉えていただきたいんですけれども、この事業が一つ一つやっぱり成功していると私は理解してますので、この継続する意味でも今のうちから頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。  當間委員。 ◆委員(當間安則)  これ今回、中身はほとんど自立支援のやつと学習支援ということで、いろんな問題でですね、むぎほであったりとか、SSW等ときら星学級、これいろいろ不登校であったりとか、遊び・非行っていう傾向でいろいろ分けられているとは思うんですが、学習支援室のてぃんばう事業についてちょっと聞きたいんですけど、これは準要保護世帯とかっていうことが入ってないんですけど、これはそういった貧困には対象されてないっていうことでしょうか。お願いします。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  こちらは不登校の子供たちを対象にした事業でございます。てぃんばうはですね、学習支援。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  特に貧困っていうくくりはないということで。 ◎教育相談課長(宇根克)  そうです、はい。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  わかりました。  そして、この中に29年度の実績の中に、学習支援を95人入れて、過卒生1人に、現役70人その他22っていうのがあるんですけど、その他ってちなみにどういう方々でしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  その他は小学生、あるいは中学生1年生、2年生の子供たちを指しております。
    ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  ということは、それで高校合格者の中には入らないという解釈、そもそも受験資格がないっていうことですよね。そういう判断でよろしいわけですね。                  (「はい」と言う者あり) ◆委員(當間安則)  わかりました。  それから、もう一点ですけど、むぎほ学級の、これ多分先ほどの桑江委員の質疑に関係あるのかなんですけど、今後の方向性で、支援をより充実させるために、週5、1日6時間から週4の1日7.5時間へ変更すると。これはどういう意図を持って、どのような効果を期待しているのかなと思いまして。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  週5日、1日6時間ですと、午前中から午後は3時半までの勤務態勢となります。  それですと、子供たちにはやはり4時、5時くらいまでは支援が必要なケースがあるものですから、週4日、1日7.5時間、5時まで面倒が見れる状況にしたほうが子供たちの支援には、支援をやりやすいというふうな判断です。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  これじゃあ、ということは、トータルの時間があるので、例えば週5の1日、7とかではまずい時間帯になるということですよね。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  はい。非常勤ですので。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  わかりました。これは、子供なんかが中途半端な時間ではということで、そういう意味での充実させるということで理解ができました。  このいろんなこの支援事業ですね、恐らくいろいろ、きれいに線が引けないような状態にあるかと思うんですが、この辺ですね、逆に線が引けないがゆえに、どこにも入らないってことが得てして出てくる可能性がありますのでね、その辺の取りこぼしがないような事業で気をつけながら進めていけば、これもう大変いい事業ではあるんですけども、なかなかちょっと線引きが本当に見ててわかりづらいところがあるんですよね。  この言葉で見ていくとですね、不登校はこっちにも出てくるし、あっちにも出てくるとかあるので、この辺をちょっと、これまでもずっとやっているんで、大丈夫かと思うんですが、見落としとかそういうのがないように頑張っていただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  奥間委員。 ◆委員(奥間綾乃)  政策説明資料では21ページですね、街頭指導Polaris事業に、ちょっと伺いたいんですけど、これは専任指導員6人を配置してるってことなんですが、その方々の給料としての予算ですか、給料としての。学校の先生とかとはまた違うわけですかね。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  こちらは非常勤として採用しております。ですので、学校の先生ではなくて、教員志望の若い人たちとかを採用して巡回していただいております。 ○委員長(多和田栄子)  奥間委員。 ◆委員(奥間綾乃)  この方々っていうのは、じゃあ本採用とかっていうのに向けて一応動いているというか。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  教員志望の方が多いので、採用試験の勉強をしながら、こちらで働いているという形になります。 ○委員長(多和田栄子)  奥間委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ちなみに、今どこの学校とかってあります。5ブロックに分け。17校区を5ブロックに分け。どういう感じですか。 ○委員長(多和田栄子)  平良美夏教育相談課主幹。 ◎教育相談課主幹(平良美夏)  那覇市内を5ブロックに分けております。中高区が5つに分かれているんですけれども、そこに専任の指導員を1人ずつ配置していまして、1人はとりまとめ役ということで計6人となっております。本庁地区や小禄地区、真和志地区というような、首里地区というような形で5つに分けております。 ○委員長(多和田栄子)  奥間委員。 ◆委員(奥間綾乃)  じゃあ、この出勤する場所とかっていうのは。 ○委員長(多和田栄子)  平良主幹。 ◎教育相談課主幹(平良美夏)  出勤の場所は教育相談課に一旦出勤をしておりまして、分けているブロックのほうへの出勤をするということではなく、教育相談課へ出勤し、教育相談課のほうから巡回に出るというような形になります。  ただ、青少年指導員が各ブロックにおりますので、各中高区におりますので、その会議などのときはブロックの担当者が出席をしていくというような形をとっております。 ○委員長(多和田栄子)  奥間委員。 ◆委員(奥間綾乃)  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  一つずつちょっとお伺いしていいですか。  まず、むぎほ学級に関して、市内に何カ所ありますか。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  学級は市内に2カ所設けております。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  場所は。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  真和志庁舎と、それから近隣の住所を借りております。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  今まで5日あったのが、4日なるってことは、学校行かなくなる、もともと学校行かない生徒だったんで、学校行かない生徒が5日はこっち来てたけど、4日なるってことはまた行かなくなる。そういう、行き渋るっていう可能性はないですか。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  こちら学級という名称は使っておりますけれども、子供たちが集まってきて学ぶというところではございませんで、アウトリーチで子供たちを迎えに行って、1人、マンツーマンで基本的には対応をしております。ですので、毎日通うということではなくて、週2回程度通って学習、体験活動等している形です。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ありがとうございます。  続いて、支援、きら星学級に関してなんですけど、28年と29年とアウトリーチの件数がほぼ3分の2に減っている。1,500から減っていて、その指導、非行の対象なんで、意外と人数も若干少なくなってる。街頭Polarisも非行の件なんですが、そこも件数が少なくなっているということは、非行する子供自体少なくなっているというイメージなんでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  平良主幹。 ◎教育相談課主幹(平良美夏)
     補導とか非行とかって言われている子供たちは年々少なくなっています。警察の統計などを見ても少なくなる傾向でございます。  今回、アウトリーチが減っておりますのは、アウトリーチのカウントの仕方を改めまして、以前は1回行けば1回、戻ってくると2回というようなカウントの仕方で、ちょっとさまざまだったものですから、それを1支援、1回行って帰ってくるというような形を1カウントという形で改めたものですから、少し数が減っているような形にはなっております。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  件数自体、非行の数自体、者、その総数自体は少なくなっていて、大分少なくなっているというのは聞いています。それと別に、ただ、その非行の度合いが強くなっている子が多くなってきている。  例えば、一つ学校で100回補導されると、ほぼ70%が1人の子がやっているとかっていうような形でいうのを聞いているんですけど、この辺で、特になかなか改善しない、そういった方、そういった子供なんかにどのような今後対応していくのか教えてください。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  きら星学級につなげてきた子供たちにつきましては、マンツーマンの指導、それから、体験活動等を通しての子供たちの居場所と、それから自立支援という形をとっております。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  Polarisの件に関して、去年からかな、女性が2人入ってきてるじゃないですか。その成果を教えてください。 ○委員長(多和田栄子)  平良主幹。 ◎教育相談課主幹(平良美夏)  Polarisは、子供たちがいろいろなところをたまり場として学校に行かなかったり、夜遊んでいるというようなところを巡回しているんですけれども、その中で、その子供たちの中には女の子もおりますので、これまで男の専任の指導員から声かけが余りうまくいかなかったという部分が、女性の指導員が入ったことで、声をかけやすくなったと。早く帰ってねとか、学校はどうしたのとかっていうような、声かけのしやすさというような効果は生まれております。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  全体的に見て、去年、ほとんどの項目減らされたんで、一般質問でも取り上げさせていただきました。今回、ほぼ、人件費の高騰もあるでしょうけど上がってるんで、それを踏まえて、非行の人数も少なくなってるんで、当局の頑張りがすごく出てきたかなと思いますので、ぜひ今後も、ゼロにするのが当然なんで。  ただ、問題として、非行系の強い子供たちがいるのも事実なんで、その辺。特に今、問題になってる行方不明のちょっと変なのもいるので、その辺含めてしっかりとぜひ対応していただきたいと思うんで、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  むぎほ学級のことなんですけども、実際アウトリーチが主でということだったんですが、どんな活動内容なのか。また、工夫していることがあれば紹介してもらえますか。 ○委員長(多和田栄子)  泉主幹。 ◎教育相談課主幹(泉隆志)  むぎほ学級のお子さんは、きら星学級と同様に不登校の子が対象なんですけれども、きら星学級は遊び、非行系中心なんですが、むぎほ学級は大体引きこもりですね。夜中、YouTubeとかゲームに依存して、昼夜逆転して学校に行けてないというような状況が多く見られます。その中で、集団適応ができないお子さんですので、まずは一対一で、支援員とお子さんがやっぱり信頼関係を築くことが大切で、その中で、おうちのほうを訪問しながら、余り無理な、強い押しはせずに、軽く声かけしながら、まずはむぎほ学級でちょっとお話ししようよというところから始めていくような、子供にプレッシャーを与えない声かけから始めている状況があります。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  ぜひ、この取り組みっていうのは、すごく当事者にとっても、当事者の家族にとってもというか、非常に重たくて、対応の仕方が正直わからないというのが実態だと思うんですよね。  そういった中で、先生方のかかわりで、今では立派な社会人として専門分野で資格も取って、家庭も持ってるというのも見ています。非常に、最初はどうかなと思うような取り組みでも、子供にとってはすごくこれがきっかけになったというのが、振り返ってあったというふうに聞いてますので、ぜひ。これは限られた予算で工夫してるんだなと思うんですけども、やっぱり予算的にはあれですかね、もう少しあったほうが逆に。いや、これ工夫しているというのはわかりますよ、工夫してこうだというのはわかるんですけど、成果って言われると、出ない。正直言って、僕もこの担当している学年で出るかといったら、そんなの出ないほうが多いと思うよ。  僕の知り合いなんかっていうのは、やっぱり高校を卒業してやっと、高校も通信だったけど、卒業してからがゆっくりゆっくり、何ていうかな、中学のときにこれを受けた、これが実ったっていう感じがあるんだよね。そういった意味では、行政ですのでそういうこともあるだろうと思うんですけども。  きょうは予算ですので、皆さんこの予算で頑張るということですから、頑張ってください。ただ、ぜひ、必要な部分はふやすということも念頭に置きながら頑張ってください。  次、政策説明資料19ページ、てぃんばう。独特の方言ですよね、発音がちょっと難しいんですけど。  事業の対象、事業の内容ということでは、すごく地道なことだなと思ってます。実績について、書いてはあるんですけど、ぜひ議事録で残したいんで、実績を紹介してください。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  平成29年度の実績ですけれども、学習支援の人数は95人、そのうち過卒生1人、現役生72人、その他22人となっております。高等学校の合格者は、71人受験いたしまして71人全員が合格しております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  これもね、現役が70人、卒業生が1人ということで、市内にも普通科でない高校、定時もあるのかな、通信もありますよね。ですから、そういったところへつなげる、そこが今、足場になってくれてるというふうに思います。  これは別の角度から、次の質問にもなりますけども、貧困の連鎖を断ち切ると、劣悪な家庭環境の連鎖を断ち切るという意味では、やっぱり高校卒業資格を頑張って取ってもらうというところが、実際社会に出たときの一番壁になるんですよ、中卒なのか高卒なのかというのは。  そういった意味では、これも私の知り合いも、高校が、行けたということが非常によかったと、最終的な国家資格も取る足場になりましたからね。だから、そういった意味ではとても大きい取り組みです。  どうですかね、今年度予算としてはそんなに変わらないんですけども、こんなことを工夫してみたいとかいうのがあればちょっと紹介してください。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  こちら学習支援室は現在、3人の教員試験を持った職員が対応しておりますけれども、30年度は3人とも男性だったものですから、不登校の子供の中には女子生徒がおりまして、どうしても男性にちょっと、何といいますかね、拒否感というか、意識がある子供もおりますので、31年度に関しましては女性も1人入れて、2人の男性、女性1人で対応していって、女の子たちが入ってきやすいような環境にしていきたいと考えております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  ぜひね、そういった意味では、頑張ってください。期待してます。  次が、街頭指導、21ページ。もう今、街頭指導と言わない、Polarisと言うのか。  これ、特に先ほど別の方からもありましたけど、若年の女性の非行防止というか、保護をどうやってやるかというのは大切だと思うんですよね。  今回、多くのボランティアの方で支えられているということですけども、その辺を少し、さっきはさらっとだったんで、もう少し説明していただければ。お願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  平良主幹。 ◎教育相談課主幹(平良美夏)  Polarisのほうは、専任指導員が6人、うち2人女性という体制を整えております。また、多くの人に支えられているというところでございますが、毎月第1金曜日は、ボランティアの方も参加していただいての街頭指導、夜間のですね、行っております。それから、第3金曜日は、各中校区のほうでもボランティアの方、それから、青少年指導員を初めとして街頭指導を行っているところになります。  街頭指導は、7月には特に、沖縄県とのタイアップで全県での街頭指導も行っておりまして、そこにはもう1,000人弱の参加者を募って各中校区で一斉の街頭指導を行うなど、声かけ、それから、声をかける際の、どのような声かけが望ましいのか、高圧的にならないようにとか、逃げ出さないようにとかっていうような。また、夜はライトの、子供たちへのライトの当て方とか、そういったことまで研修をした上で、子供たちへの声かけ、それから、那覇市の三大祭りの夜間街頭指導などをボランティアの方や青少年指導員の方のご協力を得て、専任指導員を中心として行っているという形になっております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  あるメディアで紹介したのを少し見たんですけども、これで直接、これではないんですけどね、東京都などでは、NPO法人、若いときは当事者だった子が今度は助ける側に回って、大きなワンボックスカーで、コーヒー飲まない?って言って中に入れて、きょうはどうしてここにいるのとかって聞いて、そういう女性に対するアプローチは、ボランティアですけどもやっているというのを見て。その人の体験として、自分が中学のとき、こういうものに出会ったんだと。  だから、やっぱり自分を気にかけてくれている、自分が何かあったら話を聞こうとしている大人がいるっていうことをね、この時代、この世代、この年齢で経験するってとても大切なんですよね。直接ここに成果として結びつかなくても、その人の人生の中で大きなターニングポイントになるんじゃないかなというふうに思います。  ぜひ地道な活動ですので、先ほどのライトの当て方一つとってみても、そういう気配りをされているということですので、予算的にはそれほどふえてませんけども、やはりそういう気配りを今後とも継続して頑張ってほしいと思います。  次に、23ページ、教育相談支援事業ということで、これ、活動のほう紹介してほしいんですよね。全小中学校53校に各1人を配置していると。相談っていうと、何かこう、はい、来なさいみたいな感じ、イメージあったんですけど、見たら家庭訪問という言葉も書いてありますし、その辺、家庭訪問を中心にして紹介してもらえますか。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  教育相談支援員は各学校には1人ずつ配置しております。今、全員が女性ではございますけれども、1日4時間、それから、週4日の勤務体制ではございますけれども、各学校のほうで子供たちが相談に来たらその相手、あるいはその保護者の話し相手、学校に来れない子供に関しましては、家庭まで行って子供を迎えるという活動をしております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  この4時間、4日というのは、それぞれかちっと決まっているんですか。フレキシブルに動いているんですか。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  基本4時間で、学校と、それから、学校側との調整によってフレキシブルに動いております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  学校の現場の先生から、やっぱり気になるんだけど、そういう小学校っていうのは単位持ってるから、クラスをすすめなきゃいけないというところが気になるんだよねという、心の中でちょっと葛藤というかね。それに対して、この方がぱっと出かけてって、とにかく顔を見るまでは帰ってこないとかね。決まりじゃないですよ、人によってはそういうことまでやると。一回確認して、来れないんだということを確認したら、また学校に戻ってそれを報告してたと。  やっぱりベテランの先生でもそれがすごく気になる。ましてや、若い、担任を持った先生方というのは、それだけですごいプレッシャーというのかな、実際あるというふうに聞きました。  そういった意味では、その4時間、4日、各小中学校にはいるんだということが、一つのこれまでの成果として広がってきていますし、予算的には変わってはいませんけどね。  この中で、傾向というのが少しわかれば。もう取り組んで何年かたってますし、どんなでしょうかね。傾向が少しこんな感じになってるというのがあれば紹介してもらえますでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  平良主幹。 ◎教育相談課主幹(平良美夏)  教育相談支援員の支援の傾向といいますのは、まず数字で申し上げますと、平成29年度時点では、家庭訪問や登校支援などが約5,000件、相談室での相談支援などが約8,300件、それから、教室などでの支援が543件、保護者の支援が1,800件とありまして、やはり家庭訪問をしながら一緒に学校行こうというふうな登校支援はもちろん行いますが、なかなか教室に入れない子供たちへの支援などがふえております。一番多いのが8,000件余りのこちらの支援ということになります。
     これは、中学校でも傾向が同じでして、中学校のほうでは家庭訪問、登校支援は約1,600件余りになりますが、相談室での支援は5,000件を超えるような状況となっております。これは那覇市の53校全ての統計をしていきますと、大体そのような形になっております。ですので、学校にはやっと来れるようになりました。そこから教室に入るというところの、次の段階のステップとしての一旦の居場所、子供たちのですね、無理強いしてもなかなか入れるものではなくて、また逆に登校渋りにつながってしまう場合もありますので、そこら辺は子供たちとコミュニケーションをとりながら、促していく、支援していくというような形をとっております。  また、教育相談支援員は専門職ではございません。特に資格などは求めておりませんので、難しいケースなどになりますと、こちら教育相談課の教育相談の専門の臨床心理士や相談員などが対応していくというような連携をとっております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  ほんとにね、頑張ってて、高く評価したいと思います。  最後ですけども、やっぱりこれ今、予算審議してますけども、あらゆるところにあらゆる形態で、目立つのはアウトリーチですよね、出かけると。君たちを必要と思ってるんだということを、やっぱりメッセージとしてしっかり伝えるということだと思うんですけれども。  やっぱりそれを取りまとめる、先ほど最後まとめになりましたけど、教育相談課の体制というか、専門職も含めて。前の言う、教育委員会の教育相談課というところプラス、やはりそういう子供たちに対するアウトリーチを強めようと思えば、今までの専門職というのは臨床心理士ですか、などの適正配置というか、正職員としての採用というのもあるのかなと思うんですけども、これについて、どんなでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  臨床心理士も含め、専門職を定数で配置するのが私どもとしても理想ではございますけれども、これも那覇市全体としての方針等もございますので、それに沿ってやっていくしかないかなと考えております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  もうまとめます。  ぜひそういった中で、皆さんの頑張りが沖縄県全体、那覇市全体の貧困対策の一つの手助けになってるということを質疑を通して理解できました。ぜひ頑張ってください。  終わります。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  質問し忘れたんで。個人情報もあって難しいかもしれないですけど、SNS対策、特にいじめもそうですし、非行に走るのはここから引っ張られていくのが多いし、抜けられないのもここがあるからなんで、SNS対策について、今後どうやってやっていくのかを教えてください。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  子供たちを取り巻く環境で今、SNSがとても非常に大きな問題となっております。これでつながっている子供たちがいて、ある一カ所に集まったり、あるいはこちらの立場で言えば、街頭指導の状況をそれぞれがやりとりして、それに見つからないようにしているというような話も伺ってはおります。  ですので、専門の機関と連携して、SNS対策については今後とも検討していきたいと考えております。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  今コマーシャルなんかでも、SNS、LINEなんかで、言葉1個の使い方違いでそれが、勘違いでやるコマーシャルなども頻繁にやってますよね。そういったのとか、携帯会社でSNSに対しての研修会も無料でやっていただけるとか、いろんなものが今どんどんふえてきておりますから、ぜひそういったのをうまく使いながらやっていくのも。  もう一つ、SNSは悪いだけじゃなくて、比較的もとに戻ろうとする子が、これ来るとこれを先生に見せて、どこどこに集まるとこれがばれたりするとかいろんなやつがあって、なかなか難しいところですけど、ぜひ悪い方向にならない、一番ここをうまくやると引き込まれるのが少なくなると思うので、ぜひその辺しっかりと対応していただきたいと思います。よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに。  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  今、自立支援であるとか、それから、教育相談とか学習支援とか、この教育相談課を通して、いろんなそういう事業があって、支援員という方たちがたくさんいらっしゃるんですけれども、多分皆さんはそれぞれ活動する中で、それぞれがいろいろな気づきであるとか課題を発見したりとかっていうのがあると思うんですが、そういう皆さんがその情報というか、そういうのを共有する場、機会というのは何か特に設けたりしてますか。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  教育相談支援員もそうなんですけども、街頭指導の現場も含めて、月に1回は研修会等を持っております。その中で、近隣の学校の指導員が情報交換をしたり、そういう場は設けております。 ○委員長(多和田栄子)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  これは、例えば学習支援をしている方たち、自立支援をしている方たちが一緒にやってとか、そういったことはありますか。 ○委員長(多和田栄子)  宇根課長。 ◎教育相談課長(宇根克)  寄り添い支援員、それから、学習支援員、きら星、むぎほ学級の支援員は、皆さん、教育相談課のほうにまずは出勤して、朝礼等もございます。それから、週に1回、金曜日は情報交換会の全体の朝礼をやっております。 ○委員長(多和田栄子)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  わかりました。ぜひそういう情報交換をしながらやると、また新たな課題であるとか、また次につながるものが出てくるのかなと思うので、ぜひまた続けてください、お願いします。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑、ございませんか。  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  次に、教育研究所関係分を議題といたします。  平安山敏和教育研究所長、説明をお願いいたします。 ◎教育研究所長(平安山敏和)  それでは、よろしくお願いいたします。  平成31年度一般会計当初予算説明書をもとに説明いたします。  歳入予算についてはございませんので、歳出予算に係る主な事業についてご説明いたします。  16ページと17ページになります。  最初に、No.6の教育課題調査研究事業についてです。  事業内容は、学力向上対策の基礎資料とするため、中学校1年生、2年生の国語、数学で標準学力調査を実施するものです。減額は、単価の減額によるものです。  次に、No.7の教育課題実践研修事業についてです。  事業内容は、下記講座等の市内の教職員を対象に、当面する教育課題に関する実践講座を実施する経費です。増額は指導主事の研修旅費の追加によるものです。  次に、No.11の学校パソコン保守管理事業についてです。  事業内容は、市内全小中学校に設置してある教育用パソコンの保守点検に係る費用であります。増額は開南小学校と真嘉比小学校のLAN配線保守費用と電子黒板修繕費の追加のためです。  次に、No.12の教育用ネットワーク整備事業についてです。  事業内容は、教育用ネットワークの運用管理に関する経費です。減額は本事業が2019年7月で現契約が終了し、8月から新たにNo.17の教育用ネットワーク整備事業(更新)へ更新されるため、4カ月分の経費となっているためです。  次に、No.13の初任者・中堅教諭等、その他の研修事業についてです。  事業内容は、法定研修を初めとするさまざまな研修を実施するものです。講師の旅費や報償費が主な予算になります。増額は教師用指導書の購入費等が追加されたためです。  次に、No.14の学校パソコン整備事業について説明いたします。  本事業は、年次的に小中学校のパソコン教室等の機器を、リース長期契約で導入する事業であります。リースの継続や契約切れに伴い、新たに入れかえるパソコン等の契約料が主になります。増額は入れかえ機器の見積もりの増と、タブレット用のアプリの追加によるものです。  次に、No.15の学力向上に向けた調査研究事業について説明いたします。  本事業は、沖縄振興特別推進交付金を活用した事業であります。市内全小学校第4学年児童を対象にした標準学力調査に係る経費であります。減額は、平成30年度まで実施していました小学校2年生での実施がなくなったためです。  次に、No.16の情報共有web−meetingシステム整備事業について説明いたします。  本事業は、防災、学力向上について学校、教育委員会間で情報交換を行うためのmeetingシステムの保守管理をするための事業経費であります。増額は、サーバーの保守更新費用と教育用ネットワーク再構築に係る移設作業費用の追加によるものです。  最後に、No.17の教育用ネットワーク整備事業(更新)についてです。  事業内容は、No.12の教育用ネットワーク整備事業の8月更新に当たり、教育研究所のセンターサーバーに学務課で管理運用をする備品管理システム、総務課で管理運用をする人事評価システム、学校教育課で管理運用をする校務支援システムの各サーバーを組み込むことにより、ハウジング料の圧縮と同時に、通信帯域の増強を図る事業です。8月以降の経費であります。  説明は以上でございます。ご審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑にはいります。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  17ページのNo.14、学校パソコン整備事業。これは開始年度が平成25年、政策説明資料を見ますと。市の単独事業なんですね、これね。5年リースで更新をしていくというような事業なんですが、これ毎年2億余りの予算がついてるんですけれども、これ毎年そういう順繰り順繰りでずっとやっていく事業なんですかね。ちょっと説明を。 ○委員長(多和田栄子)  平安山敏和教育研究所長。 ◎教育研究所長(平安山敏和)  主に各パソコンについては、5年リースで行われておりますので、それを年次的に機種を交換することによって行われますので、その予算立てがされているものであります。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)
     平成25年から全学校53校あるわけですわね。それをやっぱり分けて、この5年ごとに、5年ごとにという順繰りでいったら、ちょうど平成25年からやったとしたら平成30年度で5年でしょ。これ全学校すぐ全てやるわけじゃないでしょ、これは。だから、この年度はこの学校というふうに決めてやってるわけでしょ。  そういうのがちょうど5年たてば、全学校この更新のリース契約が完了すると理解していいのかな。 ○委員長(多和田栄子)  大田主幹。 ◎教育研究所主幹(大田修)  53校を何件かに分けて5年ごとで区切っていますので、例えば25年度に契約したものは、この5年後、20件ですので、30年度にはまたその分は入れかえという形で、5年ごとに更新、更新という形になります。この学校、この学校という形で、これが一応ずっと続いていく形になっています。  大体、パソコンの耐用年数というのがそんなに長くないものですから、購入でずっと使うというわけにもいきませんので。 ○委員長(多和田栄子)  森田副部長。 ◎学校教育部副部長(森田浩次)  ちょっと補足をさせていただきます。  この事業、平成25年の開始となっておりますが、実は文科省はその学校の情報化に向けては段階を経て、小学校、中学校の台数をふやしてきおてります。  以前は学校教育課、あるいは学務課で執行をしていた予算が平成25年度に教育研究所に移って、この事業自体のスタート、こちらでのスタートが25年度ということでございます。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  25年度からスタートをして、25年度で何校、26年度で何校という感じで、5年ごとのスパンでどんどん入っていくということがわかりました。  それでね、この毎年2億余りの、これは市単独予算、大変なんですよ。こういうものというのは、国、県の補助というのはなぜもらえないんですか。なぜ単独なんですかね。 ○委員長(多和田栄子)  大田主幹。 ◎教育研究所主幹(大田修)  一応、使える補助金がないのかなということで探してはみたんですけれども、文科省の補助とか見たんですが、該当するものがなくてですね。一応、文科省のほうでは交付税措置ですか、それで一応見てますということを2年前でしたかね、文科省の人が視察に来たときに、話したときにはそういうことは言われました。補助金というのは今のところ該当するものは現状ではないということです。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  これ全国的にそうなんですかね。 ○委員長(多和田栄子)  大田主幹。 ◎教育研究所主幹(大田修)  そうだと思います。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  市単独でやって、その分は交付税措置で見てるよと言われれば、全然見えませんよね。何か厳しいなと。特に那覇市にとっては毎年2億余りの予算が市単独で出ていくということ。これやっぱりいろんな形でまたこちらも政府に対して要望をしていくべきだろうと思ってますし、大変ですけどこれは大事な事業ですので頑張ってください。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  17ページの17番、教育用ネットワーク整備事業、これ新規なんですけど、今回やる校務支援システム、これを連動させるということでいいんですか。 ○委員長(多和田栄子)  平安山所長。 ◎教育研究所長(平安山敏和)  別の課にありますサーバーについても、教育研究所のセンターサーバーのほうに組み込むことによってハウジング料の圧縮ができるということで、そのために現在の教育研究所のサーバーについても圧縮を図って、ワンラックと言いまして40ユニットという単位があるそうですけども、その他に各課、今関係課、学務課、そして総務課等のサーバーも組み込むということの計画であります。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ちょっと分かりにくい。このバックアップシステムだけのサーバーってことですか。それとも、連携とるような、例えば小学校、中学校が連携とれるようなサーバーっていうことなのか。 ○委員長(多和田栄子)  元健二教育研究所主査。 ◎教育研究所主査(元健二)  研究所が所管する現代のサーバー、データーセンターに置いてるシステムというのは、大まかに言うと情報共有のグループウェアと、CMS、ホームページの作成ソフトなどなどのソフトが入ったサーバーと、あと学校が情報を保管するためのファイルサーバーですね、いわゆる。こういったものが大きく分けて置かれております。  これは全て、一応仮想化というサーバー、今、技術的にはこの仮想化サーバーというのが一般的なんですが、物理的に機器をふやすとどうしても機器の数がふえて、あとワンラック借りないといけない。ワンラック借りるとハウジング料、賃貸料がかかってくるということで、サーバー仮想化というのは一般的な技術になっております。  今回は、このサーバー仮想化、いわゆるわかりやすく言うと、部屋がサーバーとしますと、パーティションで区切るようなイメージですね。パーティションで区切って、ここからここの領域は教育研究所のシステムが乗っかる部分、領域と。ここからここは新しく導入される校務支援システムが入ってくる領域、ここからここまでは備品管理、人事を変えていく領域というふうになっていてですね、物理的には1つなんですが、仮想的にこれを分けてあげるということによって、機器を圧縮すると。  これが全く別、さっきの繰り返しになるんですけど、物理的に別になるとどうしてもこのハウジング料というのがワンラック、1つのラック、40ユニット機械が入っていくんですけど、これ年間で約500万ほどかかるんですよ、5年間で約2,500万ほどかかります。これがまた別に物理サーバーをたてるとなると、賃貸料がもうそんだけかかってくるということで、ワンラックにストレートに収めて、データ賃貸料の圧縮を図って、その中に新しいシステムも入ってくるということになります。  結局、この中に入ってくるシステムとしては、現在のグループウェア、基本的にはグループウェアですね。CMS、一般的にも先生方が使われるのは、グループウェア、CMS。あとはインターネットをするための、有害なサイトを削除するためのフィルタリングソフトですね、そういったのが入ってきたりとか、あとまた新規導入の校務支援システムの備品管理システム、人事評価システム。  あと校務支援システムと新しく、どうしても機微な情報を扱うもので二要素認証システムという、これは新しくUSB型にするのか、指紋認証とか生体認証にするのかっていうのはこれから4月に入ってからプロポーザルで選定するんですが、そういったシステムもこの仮想化基盤の中に入ってくるという形になります。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  一つ、その認証システムでUSB認証システムっていうのは。とりあえずパソコンに今、学校のパソコンにはUSB差したらだめってことになってますか。 ○委員長(多和田栄子)  元主査。 ◎教育研究所主査(元健二)  ではなくて、いわゆる個人情報がかかわるような校務支援システムとか成績、あと人事評価システムについては、普通デスクトップにショートカットがあっても、パチパチとクリックしても簡単には入れないと。この専用のUSB、あくまでこれは専用USB機器タイプを導入した場合の話ですけど、専用USB機器を入れて、暗証番号を入れることによって、初めてこの校務支援システムが使えるようになるというような。  鍵ですね。専用USB機器鍵ですね。この校務支援システムが業務が終了したらこれを引き抜くことによって、使えなくなるという形になります。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  これやったからっていって、特に学校の先生なんかの仕事が楽になるっていうわけじゃないってこと、単純に言えば。 ○委員長(多和田栄子)  元主査。 ◎教育研究所主査(元健二)  そうですね。  セキュリティ強化は求められておりますので、それはもうやむを得ないところです。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  もう一つだけ。  パソコン事業でこの説明だけで見ると、事業支援ソフト等を整備するっていうけど、これ教育研究所でもソフトをつくったりするんですか。  いや、単純に購入するだけですよ、購入して学校に入れるだけとかじゃなくて、那覇市だけで特別にこういったのがあって、つくってやっているのかって、そういったのもするのかなって。 ○委員長(多和田栄子)  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  平安山所長。 ◎教育研究所長(平安山敏和)  既製のソフトを購入して学校へ導入という形で行っていますので、研究所でソフトをつくるということは行っておりません。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  そのソフトをしっかり選ばないといけないというところが出てくるので、せっかく人件費使って買うものなので、しっかりと選定して本当に先生なんかの意見も聞いて、本当に有効であるのをぜひ使って入れたいので、その辺もしっかり精査していただきたいということで要望します。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  先ほどから委員が聞いてるので、かぶりますけども。  こういうコンピューターに関するパソコン事業、教育ネットワークということで、セキュリティーっていうかね、それがすごく大きな課題になってくるのかなと。校務に入ると生徒の成績とか、これは個人情報ですよね。人事もこれまたリンクするってなると、これも極めて機密性の高い個人情報と。
     それを皆さん、今、今回こういう予算でそういうセキュリティー強化はどれぐらいのレベルで今対応しようとしているのか。こういう工夫をしてるっていうのがあれば、今年度予算で。ちょっと説明してください。 ○委員長(多和田栄子)  平安山所長。 ◎教育研究所長(平安山敏和)  セキュリティーについては、人的なことで情報とか漏えいをしないように、研究所のほうでは情報教育の研修会等で管理職や、また情報担当のほうにその研修を行ってます。情報が漏れるきっかけになることを事例にそれを説明する機会もあります。  そして、セキュリティーの強化については、各学校でのパスワードとかを配付することで、パソコンの立ち上げ等については本人以外が立ち上げられないという環境はつくっておるのですが、先ほど説明がありました、二要素認証についてもさらにこれをセキュリティー性を強くする取り組みではございます。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  休憩してください。 ○委員長(多和田栄子)  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  これぐらい年間の予算もそうですけれども、全ての小学校、中学校、それと子供たちの成績、それと先生方の人事評価となると、その技術としてのセキュリティーと物理的なセキュリティー必要かと思うんですけども、現在こういったものをどこでしっかり対応をしているのか、少し教えられる範囲で教えてください。 ○委員長(多和田栄子)  元主査。 ◎教育研究所主査(元健二)  本庁のいわゆる基幹系システムについては、いわゆるカード型という職員カードをかざして、多分番号を入れたかな、暗証番号を入れて初めて使えるようになるというタイプだと思うんですけど、一応、研究所においては今度二要素認証システム導入するんですが、これは校務支援システムが新たに。  これまでの校務支援システムが県の教育センターのものを使っていて、これがデータ自体が各学校の閉じられた中で置かれていたので、私たちは一切管理してなかったんですけど、今度、校務支援システム、学校教育課主導で今、新たに選定するということで進めているんですが、この校務支援システムを導入するに当たって、どうしてもまた外部との通信もありますので、プロポーザルによってこれから研究所、教育用ネットワーク、プロポーザルで業者選定するんですが、その中には当然二要素認証も含めた提案をしていただくんですけど、この専用USB型にするのか、または生体認証するかについては、こういう提案いただいてよっぽど点数の高いものを導入するということになると思います。  そういった意味で、セキュリティー、今現在のセキュリティーとしてはこの新たに導入する、この二要素認証システムでもってより強化すると。  今後、将来的には文科省が求めるようなネットワーク分離というのがあるんですけど、本庁のネットワークシステムのように、インターネット系、基幹系、LGWAN系というふうにあるんですが、これは本庁サイドは総務省とか補助金があって初めてできた事業なんですけど、総務省は、何かちょっと補助金がない中で、やっぱり各自治体、どうしても自費、全額自腹なものですから出足が鈍いんですが、今後はどうしてもそういうことはせざるを得ないだろうということで、今回の構築には間に合わないんですが、次回の構築期間内においてそのポリシーに、文科省が示すポリシーになるべく沿うような形に持っていきたいと思っています。  ただ、現時点においては二要素認証システムを導入することによって、セキュリティーは担保できるものと考えてます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  ちょっと対応するあれがないので、この程度にとどめましょうね。  ただ、今最後にあった文科省が推奨するシステムでは、今ないと。それに近づける考えを持っているということは理解できましたので。ただ、今の時点においては、そのセキュリティーについてはしっかりとした対応をしたいという、その予算だというふうに理解しました。  なぜこんなこと聞いたかっていうと、十何年前ね、教育委員会のこういうシステム、委員会で行ったはずなんだよ。もしかしたら15年ぐらい前かな。一番進んでいるっていう、あのときは教育委員会にサーバー室が立って、これよりでかかったよ。これどこまで大きくなるんだろうっていう。説明聞いてても、とにかくこれぐらい大きなものを持たないといけないのかなと。それだけ分かった研修でした。  ただ今、先ほど場所は今特定できませんけれども、別のところでしっかりとそういう機器も管理してますよということでしたから、時代の大きな変化かなというふうに思います。  ただ、皆さんに求められるということが一番技術の進んでいるところのことを要求されると思うんだよね。ぜひ、セキュリティーを重視しながら頑張ってください。  ここは終わりたいと思います。  ちょっと読んでてもわからないので教えてください。  政策説明資料42ページ。学力向上に向けた調査研究事業ということで、今後の方向性とその内容というところの、この中身ですね。やっぱりわからないんですよね、読んでてもわからなくて。どういうことなのかなと。説明をお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  平安山所長。 ◎教育研究所長(平安山敏和)  こちらの記載については、過去の結果等も踏まえて、2学年の課題については計画がなくなったため平成31年度からは第4学年のみの実施ということになります。  このことについては、これまで2学年についてもこの調査研究事業は行っておったんですけれども、授業の様子も含めまして、これまでの2年生の成績の傾向がある程度固まってきましたので、それを踏まえて各学校のほうでは授業改善に取り組んでもらう方針でそういうふうにしております。  例えば2年生の算数の場合においては、例年弱い領域が図形の部分、そして、国語においては話すこと、聞くことについて課題がずっと継続的に出ておりますので、それも学校のほうには理解していただいて、それを強化するための授業改善をしていただくような取り組みをしていければと考えております。 ◆委員(湧川朝渉)  4学年は、4学年。2年生はわかった。これ4年生。 ◎教育研究所長(平安山敏和)  失礼いたしました。  4年生においては、同じく。  休憩お願いします。 ○委員長(多和田栄子)  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  平安山所長。 ◎教育研究所長(平安山敏和)  4年生においての国語についても、やはり話す、そして聞く能力についてが課題でありました。また、算数におきましては棒グラフを読み取ることについての問題が課題であるということで、それは大きくくくりでは数量関係となるんですけれども、そのことについては各学校現場にも本市の状況についてはお知らせしまして、その取り組みについて継続して行えるように依頼をしております。  また、ちょっとつけ加えますと、この事業の説明については、主に問題が3年生の領域の問題になりますので、3年生の担任の先生にこの研修会、授業改善に係る研修会を受けてもらって、次年度以降の3年生の授業での課題等を把握した上で授業を進めてもらえるような取り組みを行っております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  まとめます。  学力向上という言葉の意味については幅が広いんで、それをこうと言うつもりはありません。  ただ、やはり子供たちにとっても学ぶ力が理解する力がね、僕、上回るというか、よくなることはいいことであるし、先生方にそれを提供する力がついてくるっていうことは相互にとってウィンウィンだと思っているんですよ。  そういう意味では、そういう教育研究所がそれを客観的に分析して、ここをこうしたらどうですかっていうのは非常に教育研究所たる仕事かなというふうに思いました。  ぜひ、聞いててわかりやすかったんですけども、ただ予算がこんなに何か減らされちゃったら、どうなの。どうなんですか、僕今、予算審議してるものですから、足りるんかなと。 ○委員長(多和田栄子)  大田主幹。 ◎教育研究所主幹(大田修)  実は、前年度まで2年生と4年生、2学年実施していたんですが、所長からも先ほど説明ありましたけど、2年生については大体苦手な領域というのがもう大体傾向が見えてきていると。  それと、このテストというのは2年生、4年生対象にしていますけど、内容は2年生については1年生の復習みたいな形なんですね。4年生については3年生の復習という形になるんですけども、2年生についてはもう1年生の復習ですので、ちょっと時期が早すぎるんじゃないかと。学力のこの定着度を見るにはちょっと1年生の部分の復習、これ年度頭にやるものですから、2年生についてはちょっと時期が早いんじゃないかという意見もありまして、先ほど言ったように、傾向も大体やっぱりわかってきているということで、ちょっと2年生については次年度はもう見送って。  4年生についてはどうするかというので、4年生については、1年から3年までの学習を踏まえて、今度は応用、学習の内容がちょっとまた若干レベルアップしてくるので、やっぱり4年生についてはそのままやらないといけないだろうということで、2年生については今回見送って、4年生についてだけ残すということですので、単純にいいますと予算を半額ぐらい削られるというか、削減するという形でなっていますので、一応4年生のテスト分についてはこの予算で大丈夫だと思っております。 ◆委員(湧川朝渉)  粟國さんからこれ聞けと言われたんですけど、ちょっとよくあれなんで、わかりました。  ぜひ頑張ってください。終わります。 ○委員長(多和田栄子)  ほかにありますか。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  校務支援のときも言ったんですけど、学校の先生の残業を減らすときに一番やるのは、時間管理させるというので、パソコン開いたときにこれが記録に残るような、一部の先生からは多分苦情が出るかもしれませんけども、パソコン開いてその作業するとそれが時間が全部記録されると、先生なんかの今どんな仕事しているのか、どんな仕事、時間でどのぐらい仕事しているかってわかるような、民間では普通に導入されていて、残業を減らすには業務の効率化が一番いいんだけど、業務の効率化させるにはもう時間をきっちり決めてその中でやるようなものに変えていかないといけないので、そうするとこれを開いたことによって実績がわかるようになると、先生なんかもこの時間にやらんといけないっていうのになってくると、意外と業務って負担がかかるかもしれんけど、比較的スムーズに。日曜日あける人はいなくなると思うんでそんな意味でも、日曜日学校持っていけないんだ。日曜日学校来てやってる人もいるでしょ。記録には残らないですけど。  そういったのがなくなる可能性もあるんで、ぜひ新しい教師用の入れるときはそういったのも今後研究してほしいです。ぜひよろしくお願いします。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ありますか。  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  湧川委員とちょっと関連しますけど、その皆さんの説明では4人、小学4年生の国語と算数の調査という話聞いたんだけど、2年生の場合は廃止したというのは、これは県からの指導、それとも県か文科省からの指導なのか。県か、それとも那覇市独自で皆さんで判断したのか、どうですか。 ○委員長(多和田栄子)  休憩、休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  平安山所長。 ◎教育研究所長(平安山敏和)  お答えします。  2年生の実施については、各学校現場のほうにもう確認をとりまして、3分の1ほどの学校のアンケートをとったところ、やっぱり必要であるということが半数少し、そして見直しが必要であることが4割ほど、あとの1割はやはり傾向がわかっているのでもう必要ないという答えもありました。  それも踏まえて、4年生についてはしっかり行って、2年生の実施については今回は実施しないことに研究所のほうでも決めております。 ○委員長(多和田栄子)  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  実施しないになった場合には、その子供たちの指導の方法が変わるのか、それとも、向上に関しての学力向上に対してのあれはないんですか。この廃止した場合。2年生廃止した場合、子供たちの指導が変わるのかどうか。 ○委員長(多和田栄子)  平安山所長。
    教育研究所長(平安山敏和)  お答えいたします。  指導については、これまで継続してきた低学年についての算数の指導、また国語の指導ございますので、それを継続して行ってまいります。  また、本市においては、この冊子がありますけども、ふくぎ じんぶなープランということで那覇市の独自の学力向上施策がございますので、それに基づいて低学年からまた高学年、中学校のほうも授業改善を行ってまいります。  そして、先ほど申し上げましたけれども、1年生においてまだ学力差がなかなか出にくい学年でもあるということでありますので、そして、本市の1年生の学習内容について2年生で検査を行うわけですが、その傾向についてはおおむね例年同じ傾向が出ているということで、それを踏まえてその改善を図るということでの取り組みは、各学校のほうにも、2年生の実施はないにしてもその傾向を改めてお知らせして、1年生の学習について役立てていただきたいということについては、継続して伝えていきたいと思っております。 ○委員長(多和田栄子)  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  わかった、頑張ってください。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。                  (「休憩」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  本件については、この程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  次に、生涯学習部総務課関係分を議題といたします。  仲程直毅参事兼総務課長、説明をお願いいたします。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  よろしくお願いします。  お手元に配付してあります、平成31年度一般会計当初予算説明書、生涯学習部の分でご説明をしたいと思います。  1ページをお開きください。  総務課の歳入は、21款諸収入の教育費雑入のみとなっております。これは、教育委員会の臨時職員、非常勤職員に係る雇用保険料個人負担分の歳入でございます。  次に、歳出についてご説明いたします。  5ページをお開きください。  5ページ、6ページが総務課の歳出予算一覧でございます。  全部で13事業ございまして、予算額は2億9,043万3,000円、前年度に比べて1,222万2,000円の減額となっております。  それでは、主な事業についてご説明いたします。  まず、No.2の教育委員会費は、教育委員の報酬、教育委員会会議や研修などに参加する際の費用弁償、また、会議録作成のための筆耕料などの経費でございます。教育委員会会議は毎月2回の定例会、そして臨時会2回を含めまして年26回の開催を予定しております。  次に、No.4の一般事務費(事務局)ですが、これは教育長の業務遂行に要する経費及び教育委員会事務局全体の管理運営に要する経費で、教育長の出張旅費やタクシー使用料、消耗品費等でございます。  次に、No.5の職員管理関連事業ですが、育児休業や長期療養職員の代替臨時職員の賃金、育児短時間勤務職員の代替非常勤職員の報酬、社会保険料などの共済費が主な経費でございます。  対前年度646万円の減額となっておりますが、臨時非常勤職員数や勤務日数の減による報酬、社会保険料、賃金の減額がその主な理由でございます。  次に、No.7の教育事務点検評価事業についてですが、本事業は地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、教育委員会が執行する事務事業の管理及び執行状況について、毎年点検評価を行うものでございます。  点検評価の実施に当たっては、学識経験者の知見の活用を図る指標から那覇市教育事務点検評価委員会を設置しております。本事業費は、この評価委員会の運営に要する経費でございます。なお、点検評価の報告書につきましては、議会に報告するとともに、ホームページにおいて公表しているところでございます。  次に、6ページをごらんください。 No.10の人事評価制度運用設計事業につきましては、小中学校の人事評価システムを運用するための経費でございます。システム運用のためのサーバーの賃借料、メンテナンス、保守料金などが主なものでございます。  次に、No.11のPCB処理対策事業についてですが、教育委員会において保管管理しているPCB使用蛍光灯安定器を適正に処理するための事業でございます。なお、本事業終了をもって教育委員会が管理保管しているPCB廃棄物は全て処理することとなります。  最後に、No.12の小学校管理事務費、No.13の中学校管理事務費につきましては、学校の非常勤職員の報酬、本務職員の時間外手当などの経費でございます。  中学校の予算増につきましては、用務員の退職に対応するため、非常勤職員を増員することに伴う報酬額の増が主な理由でございます。  説明は以上で終わります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑に入ります。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  PCB処理はもう31年度で、完全に全部終わる。 ○委員長(多和田栄子)  仲程総務課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  今年度につきまして、低濃度のPCBは処理は終了いたしました。  次年度におきまして、高濃度のPCB廃棄物を処理をいたしまして、教育委員会保管分については全て終了ということになります。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  これはどこに保管してるの。 ○委員長(多和田栄子)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  現在、中央図書館のプレハブの中の保管と、それから、真和志中学校で改築のときに出た16個ぐらいの安定器がございまして、これは今現在、真和志中学校のほうに保管してございますけれども、近々中央図書館に一括して管理しようということで、搬入する予定にしてございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  真和志中にあるものを中央図書館に一旦は一つにまとめて、次年度でしっかり処理をしていくということですか。 ○委員長(多和田栄子)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  そういうことでございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  6ページの10番、人事評価制度運用設計事業っていうのですけど、これ政策説明資料がないんでちょっとよくわかんないんですけど、小中学校の先生なんかの評価を生涯学習部がするってことですか。それとも、コンピューターだけの。 ○委員長(多和田栄子)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  この評価システムにつきましては、那覇市の職員、県費の職員ではなくて那覇市で採用している職員でございます。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ということは、きょう那覇市に、那覇市の学校に在席の先生、教師の評価は県の教育委員会がするっていうことですか。  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(多和田栄子)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  そういうことでございます。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(多和田栄子)
     再開いたします。  次に、中央公民館関係分を議題といたします。  古塚達朗中央公民館長、説明をお願いいたします。 ◎中央公民館長(古塚達朗)  公民館の平成31年度予算案についてご説明いたします。  まずは、説明書の4ページをお開きください。  歳入から説明いたします。  昨年度は、当初予算で1,940万1,000円でございましたが、平成31年度は1,984万5,000円で、44万4,000円の増でございます。  その主な要因は、公民館使用料37万2,000円、プラネタリウムの観覧料8万6,000円のアップを見込んでいることによります。公民館の利用料は前年度の実績によるもので、プラネタリウムの観覧料は努力目標として掲げてございます。  続きまして、説明書の19ページをごらんください。  新年度の歳出は、当初額1億1,462万6,000円で、前年度が1億1,302万8,000円でしたので、159万8,000円の増となってございます。  その主な要因についてご説明申し上げます。  まず、新規事業となります、9番公民館、図書館トイレ改修事業74万4,000円。次いで、同じく新規で、10番の公民館施設修繕及び照明機器取りかえ事業が109万8,000円を計上しております。トイレの改修は、子育て世代の皆様に、より快適に公民館をご利用いただくため、公民館管理の小禄南、首里、石嶺公民館にベビーシート、ベビーキープを設置するものでございます。なお、図書館管理の中央、若狭、繁多川公民館、こちらのほうも連携して計上いたしております。  次に、公民館施設修繕及び照明機器取りかえ事業は、石嶺公民館での雨漏り対策、首里公民館の非常階段の鉄格子修繕を予定いたしております。  また、3番の公民館管理運営事業で、前年度当初予算より40万9,000円アップしておりますのは、皆減に伴う公民館利用申請書などの印刷が主な要因でございます。  以上、かいつまんでご説明申し上げました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑に入ります。  どうぞ、質問ございませんか。  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  照明器具取りかえ事業は、これは何の事業ですか、取りかえは。LEDに変えるの。 ○委員長(多和田栄子)  古塚達朗公民館長。 ◎中央公民館長(古塚達朗)  今回は、この照明器具も一緒に予算を要求いたしました。これはホールなどの水銀灯の取りかえを目途としておりまして、LED化を図ろうとしたのですが、まだ在庫があるということ、それから、この現在の水銀灯の玉も生きているということで、その分は見送ったので、照明器具という名前は入っているんですけれども、今回はそれは入っていないということでございます。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  當間委員。 ◆委員(當間安則)  お疲れさまです。  ちょっと確認だけなんですけれども、この公民館、図書館トイレ改修事業というのと、またこれ中央、若狭、繁多川なって、今度は図書館、公民館トイレ改修事業というのが別にあるんですが、これは同じようにして、例えば一緒にするとかってできない理由、これは公民館費と図書館費になっているみたいなんですけれども。その理由って、ちょっとどういうことなのかなというのをお願いしたいんですけど。 ○委員長(多和田栄子)  古塚館長。 ◎中央公民館長(古塚達朗)  私どもの館のうち、公民館がこの館の箱物を管理しておりますのが、小禄南、首里、石嶺の3館でございます。一方、図書館で箱物を管理しておりますのが、中央、若狭、繁多川の3館ということで、両方で同時に予算を計上いたしました。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  今の説明だと、箱物の管理しているのが図書館であり、公民館でありという差で名称も先に公民館が来るのかの差をつけてあるということの解釈、これ、一緒には極端な話できないということですよね、じゃあ。 ○委員長(多和田栄子)  古塚館長。 ◎中央公民館長(古塚達朗)  それぞれ、事務室が1階にある館が、その箱物の管理をしております。したがいまして、小禄南、首里、石嶺は、この事務所が、1階に公民館の事務所がある。中央、若狭、繁多川は1階に図書館の事務所があるということで区別しております。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  わかりました。大丈夫です。  以上です。ありがとうございます。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  収入のところで、プラネタリウムの努力目標というのがあったんですけど、たしか去年は幾つかの天体ショーがあって、入館がふえたという話があったんですけど、ことしもそんなのがあってこの努力目標を置いているのか、それとも何かいろんなイベントをして、毎年減ってきたのがこうやってふやすものってかなり難しいと思うんですね。そういったのをどうやってやるのかを教えてください。 ○委員長(多和田栄子)  古塚館長。 ◎中央公民館長(古塚達朗)  実は昨年に比べまして、今年度の入館実績が約、大人の料金で200名ほどアップしそうだということで、それに基づいて200名のアップを目標にしようというふうにこの目標を求めました。  実は、このプラネタリウムを中心とした天体教育、あるいは観測、そういったものに関しましては、今年度は火星の大接近などもございまして、実は館外での活動がかなり多くの事業を実施しました。そこには、一度に約1,000名、天久の新都心で行った観望会などには、親子連れなども来まして、にぎわいました。さらに、前年度からすると、そういう観望会というんですけど、こういう野外活動が約900名の増ということで、1.8倍くらい伸びております。  また、市内の小中学校の利用がかなりふえてきております。  これは5カ年前から比べると倍以上にふえておりまして、特に小学2年生の社会施設見学は、この牧志駅前ほしぞら公民館の場合は、公民館、図書館、プラネタリウムという、施設が3つもあるということ、それと、もう一つは、モノレールで来ることができるので、モノレールに乗るという体験もできるということから、徐々に徐々に今、人気が出てきております。  そういったことも踏まえて、ちょっとハードルを上げてみました。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ありがとうございます。  去年からいろいろ催し、いろいろなのをしているというのを知っていて、図書館が頑張っているというのをよく知っているので、これもまた、ことしもいろんなのがあってやろうとしているので、ぜひ子供たちに、こういったせっかくの機会なので、もっと楽しんで多くの人が来れるように頑張ってほしいので、これからもぜひ頑張ってください。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  今年度の、2019年度一般会計予算ということで、全体ちょっとお聞きしたいと思うんですよね。  中央公民館ですから、歳入、公民館使用料のことなんですけど、これは那覇市内にある全ての公民館から上がってくるものの合算ということで考えてよろしいでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  古塚館長。 ◎中央公民館長(古塚達朗)  そうでございます。  このうち指定管理分、繁多川と若狭を除く5館ですね。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  指定管理の議論は少しちょっと置いておいて、これは反映されないというんですけれども、じゃあ、反映される公民館というと幾つあります。それぞれ名前で教えてください。 ○委員長(多和田栄子)  古塚館長。 ◎中央公民館長(古塚達朗)  石嶺公民館、首里公民館、それから、中央公民館、小禄南公民館、牧志駅前ほしぞら公民館でございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  わかりました。  これで今、予算ですけれども、こんな感じということで、余り使用、収入に関してはというか、利用者の反映だと思うんですけどね、使用料というのは。そんなにふえないというふうに皆さん考えているのでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  古塚館長。 ◎中央公民館長(古塚達朗)  定期利用団体というのは、それぞれの館でほぼ横ばいの状態です。ここで若干、この前年度に比べて、37万2,000円の増になっておりますのは、前年度の実績に基づきまして単発等での利用がふえているということに基づいております。  公民館の利用については、定期利用団体をふやしていくということも、実は講座などを踏まえてサークル化を図っていくというようなことで、努力しているところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)
     数字だけ見ると、何か増減が余り大きくないのでね、活動が停滞しているのかななんて思うんですけれども、実際そうじゃないですよね。  実際、行ってみて思うんですけど、定期のサークルで、もうかつかつというか、もう目いっぱい活用されているというのが、僕は小禄南公民館が近くにありますから、また公民館祭りも物すごいサークルの皆さん参加して活発なんですよね。  そういった意味では、新たに利用したい人たちのこの参加というか、参入というか、そういったものをどんなふうにして工夫していくのかというのが、逆に公民館の数は、先ほど言いましたけれども、今後ふやすという方向はないわけですから、その辺はどんなふうにして今、今年度は対応しようと考えているのか、その辺を少し教えてください。 ○委員長(多和田栄子)  古塚館長。 ◎中央公民館長(古塚達朗)  今、ご指摘のありましたように、現在、館によっては、かなり定期利用団体が既に満杯になっているところもございます。そういう場合には、あいているこま数とか、そういうところを確認しながら調整を図っていくということで、新規の団体を受け入れたりということも実際に行っているところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  予算ですからあれですけど、それぞれの公民館の運営の評価っていうんですか、古塚さん、館長がこちらに来られて報告している、そこが最終的には責任を持つ部署だと思うんですけれども、このそれぞれの運営に関して、その運営のあり方、評価というのかな、それはどんなふうにして担保されています。 ○委員長(多和田栄子)  古塚館長。 ◎中央公民館長(古塚達朗)  こちらにつきましては、社会教育委員の会議などで報告をしまして、それについてご意見を伺うなどの機会を持ってございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  公民館、これから生涯学習という点でも、また、地域の、これからいろんな子供たち、高齢化社会、それと市長の方針にもある、その地域を地域単位で考えたコミュニティづくりというのを考えると、その今、指定管理の公民館も含めて大きな社会資源だと思うんですよ。  この運用に関しては、やっぱり何らかの、皆さんが直接管理しているのはわかるんですけれども、第三者的な目を入れてね、それぞれの公民館が民主的に公平に管理されているというところは、引き続き僕は努力してほしいと思うんですね。  いろんな要求が、またいろんな課題が公民館に求められる、またいろんな要求が出てくる。施政方針を見る限りでも、僕はそう思っているんですよ。それについてどうでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  古塚館長。 ◎中央公民館長(古塚達朗)  過去の資料を見ますと、公民館運営協議会というものが設置されていて、公民館に特化し、運営を評価する会議があったということも確認をしているところでございます。  いろいろ諸事情があって、現在はそれが廃止されて、社会教育委員会という形で、トータルでご指導をいただいているところでございます。  今いただきました、この湧川委員のご意見につきましては、また引き続き、私どもも全体的な中で、社会教育の現場、どのようにこの市民の皆さんとともにつくっていくのかということも踏まえて、考慮していきたいと思います。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  そうですよね。これも予算の範囲ですから、この程度にとどめたいと思います。  やはり公民館が持っている社会的資源としての役割、また、公民館ならではの意義というのが、ここでるる述べられませんけれども、間違いがなければ、公民館法というのかな、そういう社会教育法の中でも特に公民館とはということでくくられて、位置づけをしっかりしていますので、またそのような立場で頑張ってください。  ぜひ皆さんの頑張り、注目したいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  次に、中央図書館関係分を議題といたします。  岸本修中央図書館長、説明をお願いいたします。 ◎中央図書館長(岸本修)  ご説明申し上げます。  平成31年度一般会計予算中、中央図書館関係分についてお手元の説明資料に基づきましてご説明させていただきます。  4ページをごらんください。  中央図書館歳入予算は14款使用料及び手数料、21款諸収入の前年度同様の科目構成でございます。前年度実績をもとにいたしまして計上しております。  総額、30年度当初予算が42万1,000円に対しまして、次年度31年度当初計上しておりますのが41万3,000円、マイナスの8,000円の計上としております。  次に、飛びまして、20ページをごらんください。  歳出予算についてご説明を申し上げます。  事業名No.1社会教育事業費からNo.3団体負担金までは、事業内容に大きな変動がございませんでしたので、前年度とほぼ同額の計上をしております。  次に、No.4図書館運営事業につきましては、327万3,000円の増額でございます。増額の主な内容は、人件費等の増額の見込みによるものでございまして、主な業務といたしましては、警備業務委託で191万9,000円、清掃業務委託で95万7,000円を増額しております。 No.6図書館コンピュータシステム整備事業では、平成30年度中に新システムへの移行作業を行いまして、この1月から新システムが稼働しております。31年度にはシステム及び関連機材並びにパソコンなどの年間使用料に対応するための増額でございます。 No.7の郷土資料整備事業では、一括交付金を活用して郷土の歴史文化に関連する研究資料及び郷土に関する情報誌等を整備してまいりました。当該事業は平成24年度から実施しておりまして、平成30年度までに一定の整備ができたというふうなところで、交付金を活用いたしまして、個別の事業としては終了としております。  今後は、No.5の図書館資料購入事業の中で、一括交付金事業へ移行する以前の構成に戻しまして、郷土資料の購入整備を継続してまいります。郷土資料の整備につきましては、図書館の主要業務の一つというふうに考えておりますので、今後も予算の確保に力を注いでまいりたいと考えております。 No.8及びNo.9につきましては新規事業でございます。 No.8のトイレ改修事業は、先ほど公民館のほうでもご説明を申し上げておりましたけれども、図書館のほうで管理をしております中央、それと繁多川、若狭に関して、乳幼児の着がえのためのベビーシート、ベビーキープを新たに設置いたしまして、乳幼児とともに図書館、公民館をご利用いただける環境の整備を行っていきたいと考えております。 No.9の首里図書館閉架書庫整備事業では、施設内の機械室を閉架書庫へ改修するための調査費として計上しております。機械室内のアスベスト等の状況の確認や***大型の機械の撤去に要する費用等の調査を予定しております。  以上が、平成31年度中央図書館関係分の予算概要でございます。よろしくご審議お願いをいたします。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑に入ります。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  図書館、政策説明資料でお聞きしたいと思います。67ページですね。  市内図書館の7館、これをコンピュータでつないでシステム化して、それぞれの本の問い合わせに対して対応したいと、貸し出しもそれによって機動的にやるということだと思います。  どんなですかね。29年、実績としてこれ予算ですけども出てますけども、この3年間見た中での感想と、それと今年度の予算で、予算規模としてはもう書いてるとおりなんで、その辺の中で、今年度はこんなことをしてみたいというのがあれば答えてください。 ○委員長(多和田栄子)  岸本修中央図書館長。 ◎中央図書館長(岸本修)  図書館のコンピュータシステムにつきましては、今回は新たに更新というふうな形で今年度導入している状況でございますけれども、このコンピュータシステムを導入することによる、今回新たに更新に際しまして、次年度からは個々人の貸し出し状況を個々人で管理することができるシステムを新たに導入をいたします。個人の、図書館でどういう本をこの間借りたというふうな形で。  現在は貸し出しの情報につきましては、図書館として保存はしないといういうふうな形でのシステム構成になっておりますけれども、このシステムを個々人がそれぞれで個別に管理をしていけるシステムを導入するということで、この間どういう本を読んだというふうな、何冊を読んだというふうな形で、そういう形で本の履歴を残すことによりまして、さらに読書意欲につなげていけるのではないかというふうに考えまして、新たに導入したシステムでございます。  それと加えまして、現在、執行中ではございますけれども、乳幼児も安心して、乳幼児連れでも図書館をご利用いただけるということで、赤ちゃんタイムというふうな形で各館で導入を進めているところでございます。  現在、今そのアンケート調査などを踏まえまして、それぞれ次年度に向けてどのような体制でその赤ちゃんタイムを実施していくかというところで検討中ではございますけれども、そういう形で乳幼児から市立図書館へなじんでいただくということで、先の長い話ではございますが、非常に図書館を身近なものとして感じていただく中で、今後ともその図書館を末永くご利用いただきたいというふうなところから導入を進めているというふうな状況でございます。  さまざま、いろいろと考えているところではございますけれども、やはり図書館をより身近に感じていただける環境整備を進めていきたいというふうに考えておるところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  2つの側面から聞きたいと思うんですよ。  今の中身と関連するんですけど、やっぱり生涯学習としての役割というところで、ぐっと視野を広げてね、乳幼児からやろうっていうのはとってもいいことだなというふうに思います。  やはり子供の貧困、また、子供が学ぶ権利、学習する権利の一助に、やっぱり図書館がなれるものだというふうに理解しますので、そういった意味で蔵書を、システムはちょっと今説明を受けたんですけど、それに対応する蔵書ね、種類も含めて、それといろんな皆さんの考えちょっと聞かせてください。どのような工夫をしているのかなと。 ○委員長(多和田栄子)  岸本図書館長。 ◎中央図書館長(岸本修)  まず蔵書につきましては、段階的にではございますけれども確実にふやしていくというふうな形で確保をしているところでございます。  それに加えまして、その選書にあたりましては、現在、例えば高校生、あるいは中学生を図書館の学習に関しまして、彼らのインターンシップ、あるいは職場実習というような形での研修を受けつけているところでございます。  その中で、彼らあるいは彼女らにどのような本を読みたいですかと、どういうふうにすると図書館に来やすくなりますかというふうなことを逆にこちら側からインタビューをする中で、中学、高校という年齢層にも利用者をよりふやしていきたいというふうな、今、体制をとっているところであります。  そのような形で、我々としましてはやはり各方面から利用いただけるように、利用しやすいような形で、より広く図書館に関する声を拾っていくというふうな体制を整備していきながら、よりニーズに沿った形での選書であり、職員体制でありを確保していきたいというふうに考えているところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  すばらしいですね。聞いてよかったです。  そこと、もう一つは先ほど郷土資料蔵書という言葉があって、今後それがそういう事業として継続していきたいということですよね。  その中で、やっぱり戦前の資料的な図書っていうのは結構いろいろあると思うんですよね。努力されて出版された。それは文字なのか、写真なのか、いろいろあると思うんですけれども、それに対するやっぱり取り組みっていうのが、この中央公民館の役割というかな。学校図書にはない、また、普通の民間が売ってる書籍屋さんにはない役割じゃないのかなと思うんですけども。  先ほどの説明で理解しているんですけど、その辺をもう少し詳しく。今年度予算ではこんなことも手をつけたいというのがあれば説明してください。 ○委員長(多和田栄子)  岸本図書館長。 ◎中央図書館長(岸本修)  図書館の運営事業に関しましては、皆さんご案内のとおり市立図書館7館ございまして、中央図書館を中心にしまして、ほか6館の分館という形で構成をしております。
     その中で、それぞれが郷土資料コーナーという形でのコーナーを確保して、利用者への情報提供に努めているという状況でございますけれども、その中で特に中央図書館の役割といたしまして、郷土資料の保存に重点を置くというふうな形で他の分館とは異なる対応をしております。  例えば具体的には、各分館で1冊ずつ郷土資料を購入するというふうな状況にあった場合にでも、中央においては複数、2冊以上確保をすると。1冊は確実に保存に向けていくと。例えば、持ち出し禁止の禁帯というふうな表示をしまして、館内の閲覧のみに限定するというふうな形で、確実にその資料を保存、保管していくというふうな体制をとっております。  今後もそのような形で、しっかりと郷土資料、貴重な資料に関しましては、中央図書館において集中管理をしていくというふうな形で、郷土資料の保存活用に努めていきたいというふうに考えております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  生涯学習ということで、教育委員会が今管理していると。予算質疑ですから、そういう立場でしてますけども。  ただ、市長の施政方針で言えば、やっぱりこの地域の社会資源として、地域のコミュニティをつくっていく上で、図書館の役割というのは、非常に期待されるものだと思うんですよね。  結論として、図書館のそれぞれの運営の公平性とか、評価というのを、運営協議会があるのか、委員会があるのかわかりませんけども、もしあれば当然そこで公平性やそういった運営に関するものが担保されてしかるべきだと思うんですけど、それに関して何か少し説明してください。 ○委員長(多和田栄子)  岸本中央図書館長。 ◎中央図書館長(岸本修)  図書館の運営に関しましては、条例に基づきまして図書館運営協議会という外部委員等を設置しております。その中で、いろいろと学識経験者等々の方々に委員になっていただきまして、その中には市民代表というふうな形でもご参加をいただいているところでございます。  その中で、通常毎年確認をしていただいておりますのが、施策の進行管理チェックというふうな形で、図書館のほうで重要施策というふうに形で取り上げております事業につきまして、その協議会の中で毎年、目標値の達成状況、あるいは内部評価、一旦図書館として内部評価を提示するんですけれども、その評価に対してその協議会の委員の方々による外部評価というふうな形でコメントを頂戴する、あるいは評価をいただく、ご提言、ご指摘を頂戴するというふうな形で、毎年そういう図書館の運営状況について常にチェックをしていただいて、そのご意見を尊重しながら次年度の事業にいかしていくというふうな体制を整えているところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  わかりました。ぜひ頑張ってください。  終わります。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  當間委員。 ◆委員(當間安則)  すみません、1点だけお願いします。  首里図書館のこの閉架書庫整備事業なんですけども、2年かけて今回はアスベストの含有量の調査等々。来年がこの多分、機械の撤去になろうかとは思うんですけど。  そもそもなんですけど、この閉架書庫っていうのは、多分通常で考えると高価な本であったり、ちょっと貴重な本を納めるのが目的なのかなと思うんですけども、これ実質これをやるに当たってそういった目的があって撤去するのか、あるいは旧機械室ということで遊ばせとくのも何だから、とりあえずどけてしまおうというのがあって、もしこれがそういった閉架書庫としてそこに納めたい本、ものがあってやるんであれば、これどれぐらいの規模なのか。どれぐらい収納ができるかとか、その辺っていうのがもうわかっているのであればお願いしたいのですが。 ○委員長(多和田栄子)  岸本館長。 ◎中央図書館長(岸本修)  まず、この今回、首里図書館において機械室を閉架書庫に改修をしたいというところになりましたのは、まず図書館というものには、常に資料は毎年蔵書数がふえてまいります。そのふえてきた蔵書数を全て館内で見ていただけるような形で書架に並べる、これを開架書庫と言っております。  そういう形で提供をするには、やはり限度がございますので、それを収蔵のしている図書の中で若干古めのもの、あるいは動きの鈍いものについてはバックヤードで保管しておくスペースがどうしても必要になってまいります。  現在は事務室の中でその対応をしているところではございますけれども、やはり今後さらに蔵書をふやしていくという状況の中においては、やはり事務所のみではとても足りない状況にあります。それで、今後も適正な運営をしていくためには、この閉架書庫、おもてに出ないバックヤードの書庫という意味での閉架書庫なんですけれども、そういう書庫をしっかりと確保しながら、今後の適正な図書館運営につなげていくというふうなことが必要になっております。  今回はまず手始めとして、首里図書館を実施していくというふうな計画でございます。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  わかりました。  これはこの開架書庫というのと閉架書庫というのは、バックヤードという扱いなんですけども、一般的にこの閲覧とか貸し借りというのは差があるんでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  岸本館長。 ◎中央図書館長(岸本修)  まず、利用者の立場からいきますと、検索をしますとどちらも同じように検索画面に出てまいりますので、所蔵資料という形で出てまいりますので、借りる、あるいは閲覧するという形で利用することはどちらにおいてでも可能でございます。  ただ、これが閉架書庫が、例えば足りない状況になった場合に、別の場所にその図書を移動をして保管をしなければならない状況になった場合には、その場ですぐにその閉架書庫にある資料を利用できないというふうな、時間的なロスが出てまいります。  そこで、同じ施設内に閉架書庫を確保できるということで、開架書庫も閉架書庫も同様に、同じような形で利用できるような環境になるというふうなことでございます。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  わかりました。  この開架書庫がいっぱいになってきているというのが根本的な理由かと思うんですけど。  最後ですけど、この今、首里のこの冷房機械室ですか、これの広さっていうのはどれぐらいだかすぐわかりますでしょうか。平米でもいいし、坪でもいいし。 ○委員長(多和田栄子)  岸本館長。 ◎中央図書館長(岸本修)  申しわけありません、手元の資料ではちょっと確認ができません。  基本的には公民館の中の機械室というふうな形になっておりまして、図書館としてのデータが、申しわけございません、手元に用意してございませんでした。 ◆委員(當間安則)  これは、細かい数字はいいとして、現にこの機械室っていうのはごらんになっているわけですよね。おおよそ何畳程度だなとかでも、大ざっぱでも、例えばこれくらいはあるなとか。 ○委員長(多和田栄子)  岸本館長。 ◎中央図書館長(岸本修)  極めて大ざっぱではございますが、この部屋よりは一回り小さくなると。若干小さいくらいですけども、ただ、高さがございます。この部屋に比べますと。機械室ですので、結構天井の高さがありますので、その意味ではかなりの量が収納できるものというふうに、こちらとしては見込んでいるところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  ありがとうございます。  イメージできましたので、ありがとうございます。大丈夫です、後で出すとかいらないです。  ありがとうございます。 ○委員長(多和田栄子)  ほかにございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  次に、市民スポーツ課関係分を議題といたします。  山下恒市民スポーツ課長、説明をお願いいたします。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  それでは平成31年度一般会計当初予算中、生涯学習部市民スポーツ課に係る分についてご説明いたします。  まず、歳入についてご説明申し上げます。  お手元の資料1ページをごらんください。  中ほど、市民スポーツ課分のうち、上から順にまいりまして、14款使用料及び手数料のうち、3節行政財産目的外使用料は、奥武山野球場と那覇市民体育館に携帯電話用無線基地局を設置していることに伴う収入でございます。2万8,000円の増額は無線基地局の増設に伴う収入増でございます。  次に同じく、14款使用料及び手数料のうち、4節保健体育使用料は、学校改編に伴う小中学校体育館、中学校武道場、運動場の使用料です。いずれも昨年度当初予算額に比べて減額となっておりますのは、利用実績に基づくためでございます。  次に21款諸収入、9節教育費雑入のうち有料広告収入は、奥武山体育施設、これはセルラースタジアム那覇とセルラーパーク那覇の部分でございますけれども、こちらのネーミングライツに伴う広告収入でございます。平成30年度からの新たな契約に伴い、86万4,000円の増額となっております。  次に、22款市債は、奥武山野球場大屋根修繕工事の平成30年度終了に伴い、減額となっているためでございます。  次に、歳出についてご説明を申し上げます。  資料の11ページをごらんください。  増減のある主な事業についてご説明申し上げます。  まずNo.5スポーツ推進審議会は、スポーツの推進に関する重要事項について調査審議するスポーツ推進審議会に係る経費でございます。9万2,000円の減額は、平成30年度に実施した奥武山体育施設の指定管理者選定作業が終了し、これに伴う臨時員3名に係る経費が除かれているためでございます。31年度は例年のとおり7名の委員による3回の審議を予定しております。  続きましてNo.7スポーツ推進事業は、スポーツに関する指導助言等を行うスポーツ推進に係る経費でございます。  減額の主な理由は、活動実績に伴う報酬の減と、スポーツ推進に対して2年ごとにポロシャツ、スラックスを貸与支給しておりまして、平成30年度に支給を終え、31年度該当分がほとんどないことによるものでございます。  続きましてNo.8学校体育施設開放事業は歳入でもありましたように、小中学校体育館、中学校武道場、運動場を開放するための経費でございます。  69万2,000円の減額の主な内訳といたしましては、平成30年度バドミントン、バレー、そして卓球台などの備品購入が終了したことに伴う減などによるものでございます。  続きまして、資料の12ページをごらんください。  上から順に、No.10那覇市健康ウォーキング推進事業は、ひやみかちなはウォークの健康ウォーキング大会とウォーキング講座の開催に係る経費でございます。昨年11月におかれましたウォーキング大会では、天候に恵まれたこともありまして、前年度より471名多い、4,428名の参加がございました。平成31年度は参加者の増などにより、大会実行委員会に対し、主に消耗品費と広告宣伝費に相当する委託料の増額に伴って、事業費全体として104万円の増額となっております。  続きましてNo.12全国高等学校総合体育大会開催事業は、ことしの7月から8月にかけて南九州4県を会場に開催される全国高等学校総合体育大会開催に係る運営経費でございます。那覇市でも奥武山県立武道館や奥武山プールを会場として、3競技4種目が開催される予定でございます。  続きましてNo.13体育施設管理運営事業は那覇市民体育館、漫湖公園市民庭球場、首里石嶺プールの管理運営に係る経費でございます。  670万2,000円増額の内訳といたしましては、主として首里石嶺プール、ここはプールの水に地下水を使っておりますけれども、この地下水を使っている首里石嶺プールの揚水管、水を揚げる揚水管の洗浄や、市民体育館の屋根の一部防水等の修繕料の増によるものでございます。  続きましてNo.14体育施設管理運営事業(奥武山)は、奥武山体育施設の管理運営に要する経費でございます。
     524万1,000円の減額は、主に平成30年度に実施したスタジアム、ラバーフェンス修理の終了、それから、平成31年度からの新規契約に伴う指定管理料の減、修繕費相当分の委託料の減などによるものでございます。  続きましてNo16那覇市奥武山野球場内野スタンド椅子補修事業は平成30年度に引き続きまして、経年劣化した椅子を年次的に取りかえるものとなっております。 No.17、18は、いずれも新規の単年度事業でございます。  以上で平成31年度市民スポーツ課予算の概要説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  ありがとうございます。  これより質疑に入ります。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ありがとうございます。  11ページのNo.4児童のスポーツ県外派遣補助金ですけれども、これ財源が一括交付金になっているんですよね。これは一括交付金になる前もあったんじゃないかな、どんなですか。 ○委員長(多和田栄子)  山下市民スポーツ課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  一括交付金が導入される前から、この事業を実施しております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  一括交付金ができたために、それに振りかえたということで理解していいのかな。 ○委員長(多和田栄子)  山下市民課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  財源の一部をこの交付金に振りかえているということでございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  この政策説明資料の財源内訳を見ると、国、県支出金と一般財源がほぼ50%、50%になっているもんだから、一括交付金だったら2割負担でいいんじゃないかなという思いがあったもんですからね。何でこういうことになっているのかっていうのが、ちょっと説明を。 ○委員長(多和田栄子)  山下市民スポーツ課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  交付金の対象経費のうち、交付金の対象経費と認められておりますのは、派遣費のうち航空賃のみでございまして、宿泊料につきましては交付金の対象外となっておりますために、このような財源構成となっております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  この事業内容の中に、航空運賃の2分の1を補助すると。また宿泊料4,000円上限というのがあるんですけれども、そのうちのじゃあ宿泊料はこの一括交付金ではないというふうに理解してよろしいですか。 ○委員長(多和田栄子)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  市として、市のほうから補助は行っておりますけど、一般財源の対象ではないということでございます。ごめんなさい、交付金の対象ではないということでございます。失礼しました。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  この派遣費の1人当たりの航空運賃の2分の1と、あと宿泊の4,000円上限というのは、これは以前から全然変わらないんですか。 ○委員長(多和田栄子)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  航空運賃の半額というのは以前からでございますけれども、宿泊料に関しましては、これは学校の部活動の派遣も一緒でしたけども、たしか以前は5,000円が上限だったと思います。数年前から、4,000円を上限として補助するということに変わっております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  実際これだけの補助をやっているんですけれども、どうなんですかね、1人当たりのやっぱりこの自己負担というのはやっぱり、生徒ね、派遣する児童生徒1人当たりの、大体その倍ぐらい出ているというふうに考えていいのかな。生徒たちの。 ○委員長(多和田栄子)  島袋スポーツ課主幹。 ◎市民スポーツ課主幹(島袋久美子)  お答えいたします。  航空運賃実額、宿泊費実額に対する市からの補助は約45%となっております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ということは、残り55%は個人、個人でやる。そのためにこの資金造成のために、保護者は物品販売をしたりそういうことをやっているようですね。わかりました。  これはあくまでも生涯学習だから、この学校の生徒派遣とは別で、学校のクラブ活動とは別に違うスポーツ団体というふうに理解していいんですか。 ○委員長(多和田栄子)  島袋主幹。 ◎市民スポーツ課主幹(島袋久美子)  お答えいたします。  学校教育活動の一貫として行われる県外派遣補助は、学校教育部の学校教育課のほうで行っております。それ以外のスポーツの部分に対して、主に児童に対しての補助を市民スポーツ課のほうで行っております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  具体的にはどういったスポーツがあるか、少し教えていただけますか。どういう。 ○委員長(多和田栄子)  島袋主幹。 ◎市民スポーツ課主幹(島袋久美子)  野球やサッカー、空手、また、ドッチボールなど、平成29年度においては、22の競技種目に補助を行ってございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。  学校の部活とは別にやっている子供たちの派遣ということで理解しました。  次に、12ページの10番のウォーキング推進事業。主に、これもひやみかちかな、ウォーキング大会の件ですけれども。  前年度よりも30年度は人数が伸びて、さらに強化をするという形で31年度も取り組むわけですが、これも財源が一括交付金なんですね、この事業がね。だから、皆さん年々頑張っていて、この一括交付金なくなったらどうするのかというそういう部分もありますけれども、大会費も第1回は100円だったのが2回目からは一気に1,000円になって、それでも参加する人数がふえているからいいんですけれども、さらにこの補助金がなくなったらもうどうなるんだろうね。どう考えているんですか。 ○委員長(多和田栄子)  大城副参事。 ◎市民スポーツ課副参事(大城義智)  確かに補助金がなくなると苦しいところではありますけれども、26ショックとか330ショックで、沖縄の県民の健康が大分後退しているというのを契機に始まったということもありますので、この事業については我々も予算確保に努力して、継続できるように頑張っていきたいと思っています。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  参加者負担がまたふえたらさ、やっぱり余り意味ないなというのもあって。  前回聞いたかな。何で100円が1,000円になったかっての、ちょっと教えてくれる。 ○委員長(多和田栄子)  大城副参事。 ◎市民スポーツ課副参事(大城義智)  ゴールして後に参加者への飲み物の提供であったり、タオルをつくって提供したり、また完歩のメダルを記念にということでつくったり、そういう経費に充てるということも含めまして今1,000円、負担ですけども1,000円の参加料をいただいております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  これ1回目も何かメダル、メダルじゃないけど何かバッチみたいのもらった覚えがあるんですけどね、完歩した場合はね。  いずれにしても、これ将来的な財源確保に向けてやらないと、また大会続かないんじゃないかというこういう心配がございまして、ちょっと質疑をさせていただきましたので、ぜひ考えていただきたいと思います。  最後に、次の12番の高校総体ですけれども、7月から本市においても、政策説明資料を見るとなぎなたとか水泳がね、相撲、なぎなた、水泳が行われるということなんですけれども、これあれですか、大会を受け入れる場合に全部市の単独補助でしかできないんですか。何かそういう補助金というのは、上部団体からっていうのはないのですか。
    ○委員長(多和田栄子)  高里浩スポーツ課主幹。 ◎市民スポーツ課主幹(高里浩)  この大会に関しましては、各競技の大会開催に係る費用につきましては、会場地のほうで実行委員会を立ち上げまして、各市町村のほうから実行委員会への補助金という形で計上しております。  この大会運営費につきましては、特定財源というのがございまして、国庫補助金、全国高体連の負担金で、県高体連の負担金で参加料、協賛金等、これらの特定財源を差し引いた額の3分の1が那覇市の負担額となります。残りの3分の2は県の負担になっております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。  いずれにしても、これは市の負担も出てくるということですけれども、実際のこの3つの競技で、本市にいらっしゃる人数というのは把握されているんですか。 ○委員長(多和田栄子)  高里主幹。 ◎市民スポーツ課主幹(高里浩)  こちらは県の試算でございますけれども、沖縄県のほうで8競技10種目を開催することになっております。そのうち、那覇市については3競技4種目となっております。  県全体で選手、監督、役員、観客数を試算しますと、約15万人の参加が見込まれております。そのうち、那覇市での開催競技に係る参加の見込み数は選手、監督で約1,400名、大会役員で1,000名、観客数、述べ観客数でございますけれども2万1,600名ということで、約2万4,000人の参加を見込んでございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  8競技10種目で約15万人を見込んでいる中の2万4,000人が那覇市という、ちょっと何か少なくないですか、那覇市。どうなんですか。もっと。 ○委員長(多和田栄子)  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  高里主幹。 ◎市民スポーツ課主幹(高里浩)  今の県内で開催される競技が8競技10種目ございます。それらの選手、監督、大会役員、観客数、観客数については延べ人数ということで県のほうで試算した数字が約15万人で、那覇市で開催される3競技4種目につきましては、選手監督で約1,400名、大会役員が約1,000名、観客数が2万1,600名を見込んでおりまして、総計で2万4,000人の参加を見込んでございます。    (「違う違う、2万4,000は少ないんじゃないの。理由はってこと」と言う者あり) ◎市民スポーツ課主幹(高里浩)  失礼しました。  沖縄県で開催される競技のほうで、8競技10種目ございます。  その競技によりましては、陸上競技であったりサッカー競技等につきましては、会場地も複数会場ございまして、選手の参加者数も大変多くございます。それに伴いまして、延べ観客数を試算しますと、約15万人という試算が出ております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。  いずれにしても、これはもう31年度の目玉事業ですので皆さんもぜひ来ていただいて、また全国の方々が喜んでいただけるような取り組みをしっかりお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  政策説明資料26ページですね。  那覇市奥武山野球場ということで、劣化した椅子の取りかえということで、これはこの31年度のもので終わるのかな、この事業。少し教えてもらえますか。 ○委員長(多和田栄子)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  この事業30年度から始まりまして、これから数年、年次的に取りかえるということで、しばらく続けていく予定でございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  しばらくっていうと、どれぐらいのスパン。3年なのか、5年なのか、見ているのか。  これちょっと聞き逃したんだったらすみません。債務負担行為がないわけよね。単年度、単年度でやるってわけでしょ。入札も単年度、単年度で入札をかけているのか。  この辺もちょっと全体的に説明してください。 ○委員長(多和田栄子)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  この事業は、奥武山、大分劣化した椅子を年次的に取りかえるという内容でございまして、実施計画では31年度から3年間は予算が認められておりますということで、債務負担は行いませんで毎年、毎年入札によってその都度取りかえるということでございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  当然ね、場所的に海風が強いなと思うし、それでこれはあれですか、特殊になるのかな。それ県内、那覇市内で業者さん対応できているのか、その辺簡単に教えてください。 ○委員長(多和田栄子)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  やはり、ちょっと特殊な製品になっておりまして既製品がないものですから、やはり注文して製造する、注文発注という形になります。ですから、注文してからしばらく時間がかかるということで、一定の時間をちょっと要するものとなっております。  ということで、発注は県内の業者に行いますけれども、製造は県外で行うという内容となっております。 ○委員長(多和田栄子)  島袋主幹。 ◎市民スポーツ課主幹(島袋久美子)  補足させていただきます。  製品につきましては、シートメーカーのほうからのお取り寄せというふうになるんですけれども、このシート自体は既製品なんですけれども、取りつけに当たって金具の部分で少し工夫が必要となってございます。なので、発注からシートが入ってくるまでに少し時間を要します。  施工契約につきましては指名競争入札を行っておりまして、那覇市内の業者との契約を行っているところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  ぜひね、セルラースタジアム、那覇市奥武山野球競技場ですから、名前にふさわしい地元業者との契約をしてください。これはこれでわかりました。  もう一つは、その中で何でこれぐらい必要なのかということで、野球場の利用日数も書いていますよね。すごいですよね。23万2,191人が利用されているということでは、物すごい市民野球場としての、ジャイアンツがキャンプを行う野球場であると同時に、それ以外においては市民に非常に愛されている、利用されている野球場だなと思います。  皆さん評価しながら、予算も若干、予算はこれ改修だからね、その市民に提供する側の工夫として、どんなことを今度31年度は考えているのか、その辺ちょっと教えてください。                  (「休憩」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  金城つかさスポーツ課主査。 ◎市民スポーツ課主査(金城つかさ)  お答えいたします。  奥武山体育施設につきましては、指定管理者制度を導入しておりますので、指定管理者次年度から新しく体育協会が継続実施するんですが、その中で、プロポーザルの中で、次年度以降、自主事業ということでスポーツランキングみたいなもの、例えばボールを投げて目視でこれ何キロあるのかなとか、あと走ってタイムダッシュをやったりとか、そういったものを今回また新しく目玉として加えていきたいというような提案がございました。  あと、ジャイアンツを迎えているということで、スコアボードの後ろのほうの壁面があるんですけれども、そこをランドマーク的にちょっとオレンジ色の花で飾って、ウェルカムみたいな形でまた観客を動員したりとか自主事業の展開も考えているとのことでした。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  ぜひ23万人の、高校生も含めて利用者がいるということは、大変生涯スポーツとしての役割を十分に、管理する者としては行っているんじゃないかなと思います。ぜひ頑張ってください。  終わります。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ちょっと3点。  1つは、12ページの18番フロアシートの自動巻き取り機、僕余り見たことがないんで、多分これ新規なんですけど。自動で巻く、青いシートで巻くってことは、その危険性とか、誰が管理するか、そういったのは安全性に関してはどんななんですか。
    ○委員長(多和田栄子)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  この備品整備費は、フロアシート巻き取り機を新しくちょっと購入するものでございます。  既存のものが、もう既に開設当初からのものがあるんですけども、かなり古いものになっておりまして、手動でこう巻くっていう形になっております。これ今も既に3台古いのがあるんですけれども、利用者が手動でこう巻いておりまして、これ自体がかなり危ないっていうのもありますし、かなり老朽化して、そのパイプの軸自体がもうかなり傷んでスペアがもうないということで、指定管理業者がホームセンター等から塩ビパイプで代用しているというような状況でございました。  ですから、これにかわりまして新たに1台ではございますけれども、人ひとりで、電動ではございませんけれども、こう一度にずっと押すことによって自然に巻き取れるような形に、今現在では横で人がこうハンドルを回しながら巻いているような状態ではございますけれども、むしろ人ひとりがワゴンのような形で押しながらすっと巻き取れるような、より安全な機械ということでございます。導入を予定しています。このようなプログラムございますけども、このような形でございます。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  これ、じゃあわかりました。  もう一つ、15番も事業終了なんですけど、これは奥武山の屋根とかも入っていたやつですか。 ○委員長(多和田栄子)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  これは奥武山の屋根の修繕の事業でございます。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  終了ということは、今回で終わっているわけですよね。何年ぐらいもちそうなんですか、次の補修ぐらいまで。 ○委員長(多和田栄子)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  これはもうはっきり申し上げて、何年ということはなかなか難しいもんでございまして、前回は決算のときにもたしかお話が出たと思いますけれども、通常フッ素塗装をこれ行っておりまして、言われているところでは、フッ素塗装は大体15年から25年もつと言われてはいるんですけれども、実際のところ沖縄、やっぱりその気候条件、温度とか湿度によって大変変わってきますし、特に沖縄は海沿いで台風もあると、潮風も強いということで、もう何年持つかはちょっとはっきりちょっと難しいところがありまして、実際のところ前も、当初もフッ素塗装で塗装を行われたそうなんですけども、22年開設でもう今の段階でもう既に老朽化しているということで、今回は塗装とあわせて水洗、水で流せるような形の設備を取りつけて、水でこう、塩でこびりついたのを落とせるようなのを落とすような形もつけてありますので、指定管理者もその辺を行いながらなるべく長くもたせる形で努めていくような形で工事をしたところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  やっている間、2年に分けて、半分、半分とやってて、結局やっている間は使えなくて、結構、ろ過システムも、何かすごいので、みすぼらしかったので、なるべくそういったのがないようにしてほしいなというのが一つあるんで、それはぜひよろしくお願いします。  もう一つ。これと一緒に屋内運動場、奥武山屋内運動場、セルラースタジアムの横にあるやつですよね。  実はですね、あれ、たびたび使わせてもらうんですけど、あれ、筒型になっていて、2階に窓があるんですけど、夏はめちゃくちゃ暑いんですよ、立ちくらみするぐらい。  それで、利用者から扇風機を導入してくれないかと。置きのやつでいいので。風通しがいいときはいいんだけど、本当に夏場、無風の状態のときに、子供たちも使うし、お年寄りも使うんだけど、そういった方。大人は多分、自分が暑いと思ったら何とか対応するんですけど、子供とかお年寄りなんかは遊んでいてわかりづらいうちに、もう熱中症になったりするような状況になるのが頻繁にあるかもしれないので、それでぜひ要望者から、数台でいいので、置き型の扇風機を常時使えるような形をぜひやっていただきたいという要望が強いんですよ。その点についてはどうですか。 ○委員長(多和田栄子)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  これは現場の状況を聞きながら、また指定管理者ともちょっと相談しながら対応をちょっと検討してまいりたいと思います。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  実際、僕らも使うときに2階に上るんですけど、2階に上るともう、ちょっと鍵開けてもらって、奥に行って、間が狭いし、鍵も遠いし、一つ一つあけてくったら、40ぐらいあるのかな、また今度、閉めないといけないんですよ。すごい重労働なんですよ。  その辺含めて、ちょっと検討をしていただきたいので、ぜひよろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  私は2つお聞きします。  1つは、12ページ10番の健康ウォーキング推進事業ですけれども、毎年、実行委員会をつくってやっていらっしゃるところで、今回は予算もふえてなんですが、去年のウォーキング大会を実施した後の何か実行委員会の中での振り返りとか、反省会のようなものというのは実施したんでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  大城副参事。 ◎市民スポーツ課副参事(大城義智)  このコースについていただいている市のウォーキング協会、県のウォーキング協会、沖縄のスポーツボランティア協会の皆さん、また、スポーツ推進員の皆さんのほうから、それぞれの反省と、また次回にこういうふうにしてほしいというアンケートをとりまして、それをまとめまして、それぞれの団体と意見交換して次回に生かせるように、12月の最初にそういう集まりを持っております。 ○委員長(多和田栄子)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  この実行委員会の中に、今おっしゃったように、そのウォーキング協会であるとかスポーツ推進員という、実際に歩く方たちのためのということで参加されているんですけれども、それ以外にもやっぱりそれぞれの地域で、給水ポイントであるとか、本当にいろんな市民の方、企業の方たちっていうのが、ボランティアでこの活動に参加されています。歩く人たち以外にですね。  ですので、その中でもいろんな、そのやりながらこう気づく点というのがたくさん出てきていますので、ぜひそういうのをまた共有できる場というのを、アンケートでもいいですし、実行委員会をまた、今後もまた開いていくかとは思うのですけれども、そういう中でぜひ組んでいくというか、そういう機会を設けていただきたいなというふうに思います。お願いします。  それから、次、2点目ですけれども、次の、全国高等学校総合体育大会開催事業ですが、これは平成30年度からの事業実施ということで、那覇市実行委員会を設立ということですが、この実行委員会はどういった皆さんで構成されているんでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  高里主幹。 ◎市民スポーツ課主幹(高里浩)  お答えいたします。  この那覇市の実行委員会については、昨年5月に設立しております。大会、実行委員会の委員には、各県内の競技団体、3競技4種目の競技団体で、高等学校体育連盟の関係者、学校関係者、あと行政、その他、交通機関であったり警察、消防、行政も含めて、その他関係団体の代表者37名で構成しております。会長が那覇市長となっております。 ○委員長(多和田栄子)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  全国から15万人、それから那覇市で、先ほど2万4,000人というふうにおっしゃっていました。やっぱり、たくさんの方が来られるということでも、もちろんスポーツという面でもありますけれども、沖縄にとってはすごく観光という点でも、すごく注目される大きな大会なのかなというふうに思います。  ぜひ、実行委員会の皆さん、それから、また、そこに多くの市民の皆さんも巻き込んで、来た方たちの心に残るような、すごくいい、そういういい大会にしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。  當間委員。 ◆委員(當間安則)  先ほど、湧川委員の質問を聞いていて、奥武山の椅子なんですけど、これ、経年劣化した椅子っていうことなんですけど、多分つくったときは同じなんですけど、その中から悪いのを選んで多分、この予算だと年に500万ぐらいということは、悪いのを選んでやっているかと思うんですが、これ内外野は多分3万席ぐらいあると思うんですが、この3万席のを選んでこの4年間でという計画を立てられているんでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  島袋主幹。 ◎市民スポーツ課主幹(島袋久美子)  お答えいたします。  内野スタンドの席につきましては1万5,000席でございますが、交換につきましては、背つきの部分で60席、背なしの部分で60席、合計120席を年間でかえる計画を立てております。  悪くなっている部分、ばらばらにかえると、先についているものと後につけたものと、見た目がまたよろしくないものですから、ブロックごとにかえていく計画をしております。  悪いものは処分するんですけれども、その中から使えるものについては在庫として持って、別の悪くなっている部分に取りかえていくという計画を立ててございます。  今のところ、悪いところは交換はできているのかなというふうに思っているところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  これ、対象の席数は一応1万5,000ではあるわけでしょう。じゃあ1万5,000の中の今回60席。 ○委員長(多和田栄子)  島袋主幹。 ◎市民スポーツ課主幹(島袋久美子)  お答えいたします。  平成30年度につきましては、背つき椅子が49席、背なし椅子が49席、合わせて98席を取りかえる計画でございます。31年度から33年度までは、背つき椅子が60席、背なし椅子が60席、合計120席を年間でかえる計画を立ててございます。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  これ、1万5,000の中からそれぐらいの頻度しか取りかえの、いわば何ていうんですか、経過劣化しているというイメージからいくと、例えばもう半分ぐらいはあるのかなっていうイメージなんですけど、こんなに極端にいえばこれ全然、全部この5年間ですか30年から言ったら、5年間で恐らく500とか600とか、せいぜいそれぐらいしかかえない計算になると思うんですが、1万5,000中の500、600となると、これ何か逆にいえば経年劣化というよりも、何かほかの事情が考えられるんだけども、どんなでしょうかね。 ○委員長(多和田栄子)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  当面は特にちょっと劣化といいますか、かなり傷みが激しい椅子がございますので、そこを部分的に取りかえながら、シートをポイント、ポイント、ブロックごとに取りかえていくということで、今当面予算がついているのは実施計画3年ですけれども、その後も引き続き実施計画で要求していく、年次的に要求していく予定でございます。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  これは恐らく、どんどん、どんどん、また逆に僕はふえてくると思うんですよね。今この割合からいって、1万5,000あるんだったら、全然5年かけて500とか600じゃもう全然間に合わない量だと思うんで、逆にどんどん予算がふえていくのかなっていう気はしたところではありますけども。
     これいずれにしても、気持ちよく応援していただかないといけない事業ですので、これは今後見ていきたいというふうに思います。  もう一点ですけども、これはまた桑江委員が言っていたところの児童のスポーツ県外派遣補助金なんですが、これうちの会派の新崎委員もちょっと質問したと思うんですけども、これ今、実際的に大体同じくらいの1,000万程度の予算をずっと組んでいるんですけども、これ大体もう多分見込みで皆さんもうわかると思うんですよ、これぐらいあればみたいのがですね。  となると、大体どれぐらいの大会の数があって、どれぐらいがある程度行ってというのがわかっていると思うんですけども、その中で、やはり例えば大会優勝のみの方が行くと、県外に行くといったときに、この優勝チームが行けなくなったと。これじゃあ準優勝が行こうじゃないかといったときに、例えば大会の主催側がこれだめですと言ったらそれはそれで終わりなんですけども、いいですよとなったときに。例えば、いや、皆さんは準優勝だからこれお金は出しませんというふうなことっていうんですけど、これっていうのは、例えばそういったものを検討する余地なんかはないんでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  島袋主幹。 ◎市民スポーツ課主幹(島袋久美子)  お答えいたします。  市民の公平性を保つために、年度によって行ける、行けないということが出ることがないように、公平性を保つために要項に沿った形で補助を行っているところでございます。  この要項のほうに、優秀な成績を修めたものに対して補助を行うというふうにやっておりまして、県大会において、団体については4位以上の成績を修めた者、個人につきましては6位以上の成績を修めた者を対象としておりますので、派遣されるから補助ではなくて、派遣されるんですけれどもなおかつ優秀な成績を修めた者ということで補助をしてございます。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  言っていることはわかるんですよ。ごもっともだと思うんですけども。  優秀な成績というのが、今例えば団体なら4位、個人なら6位と決めているんですけども、じゃあ例えば今は団体は4位って決めたかもしれないんですけども、例えばじゃあ5位は優秀じゃないかという話になると、4位よりは当然優秀じゃないわけなんですけども、ただせっかくこういった補助金があって、県外に行く人に対して補助があるんであれば、これはあくまで4位まで行って5位も行かすとなると、例えばその枠がふえますからあれなんですけど、例えば何かの事情で欠けて、そこがそれでも行きたいと、主催者側もオッケーしているというんであれば、やっぱりこの辺は僕はちょっと配慮してもいいのかなって気がしますので、今ここでどうこうではないですけども、もしよろしければ、この辺も考えていただきたいなと思うところでありますので、特に答弁云々ではないんですけども、そういった気持ちっていうのをちょっと伝えておきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  質疑。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  1つだけ。  先ほど上原委員のやつで聞き逃したかもしれないですけど、11番の九州スポーツインターハイの件なんですけど、この競技会の中でこういった大きいスポーツ大会する実行委員会の中に、医療関係は入ってこないですか。 ○委員長(多和田栄子)  高里主幹。 ◎市民スポーツ課主幹(高里浩)  医療関係につきましては、那覇市の保健所と、あと那覇市の医師会の代表者の方も、委員として就任していただいております。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  それはちゃんと入っているということで。               (「入っております」と言う者あり) ◆委員(永山盛太郎)  漏れてたんで。  スポーツ大会だのにと思って、ちょっと疑問に思って質問したので。入っていたら大丈夫なんで、ありがとうございました。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに。  どうぞ、西中間委員。 ◆委員(西中間久枝)  お疲れさまです。  那覇市健康保険ひやみかちなはウォークの件で少し伺いたいことがありまして、障がい者の方も参加されてるって聞いたんですけど、結構いらっしゃいますか。大体。 ○委員長(多和田栄子)  大城副参事。 ◎市民スポーツ課副参事(大城義智)  すみません、手持ちのデータはなくて。一つだけ、今回から設けました奥武山ぐまーまーいという短いコースなんですけども、これが障がいのある方、あるいは車椅子の方でも参加してもらえるような、短くして楽しみながらやってもらうということで、ポイント、ポイントでいろんなゲームさせながら、ゲームやってもらいながら歩いてもらうというコースを設定したんですけども。  車椅子の方をなるべく多く参加させたいなということで設定したんですが、残念ながらお一人ぐらいしかいなくて、逆に小さいお子さんたちが多く参加されておりまして、新年度、次の大会についてはまた告知というか周知を、デイサービスのところとか、なるべくそういう方が参加しやすいような広報を頑張っていこうということで考えております。 ○委員長(多和田栄子)  西中間委員。 ◆委員(西中間久枝)  そうですか、今回は人数が1人ぐらいしかいらっしゃらなかったということなんですけども、やっぱりふえてくると思うんですね。なかなか障がい者の方が、いろいろな障がいを持っている方いらっしゃるんですけれども、外に出るっていうきっかけにもなったりとか、なかなか外に出る、出ていろんなところを回れるっていう経験もできるところも、一つでも多くあるほうがやっぱり喜ばれると思いますので、ぜひ今後もそういったことも含めながら。  また、もう一個聞いていいですか。ゲームっていうの、例えばどういったゲームだったのかだけちょっと。 ○委員長(多和田栄子)  大城副参事。 ◎市民スポーツ課副参事(大城義智)  この2キロのぐまーまーいは、陽心会さん、大道中央病院のスタッフの皆さんのご協力を得ながら、500メーターごとにポイントを設けまして、そちらで最初は網くぐり、運動会なんかでよくやる網をくぐっていったりして、次のポイントが輪投げだったかなとか、いろんな本当にいろんなゲームを。 ○委員長(多和田栄子)  西中間委員。 ◆委員(西中間久枝)  医療関係者の方も含めていろいろ計画して、また実際そこで行ったということなんですね。お子様もとっても喜んでいたということで。  あと、実行委員会があるって聞いたんですけど、そちらにそういった障がいを持っている方とか、そういった団体の方がかかわっているっていうことは、今の時点でありますでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  大城副参事。 ◎市民スポーツ課副参事(大城義智)  特にその障がいを持つ方をメンバーとしている団体はないんですけれども、例えば母子保健推進員さんとか健康保険協会さんとか、そういう約四十五、六団体の皆さんを参加してもらっておりますので、そこから多くの障がいを持つ団体のほうに周知していけるような形をとっていきたい思っております。 ○委員長(多和田栄子)  西中間委員。 ◆委員(西中間久枝)  ぜひ、今後ともどんどんふえてくると思いますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。頑張ってください。ありがとうございます。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  これまで審査いたしました平成31年度那覇市一般会計予算中、教育委員会学校教育部、生涯学習部関係分につきまして議員間討議に入ります。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ご意見ないようでありますので、討議を終了いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  次に、議案第12号、那覇市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第13号、那覇市学校給食センター設置条例の一部を改正する条例制定についての2件については関連していますので一括して議題といたします。  伊禮弘匡学校給食課長、説明をお願いいたします。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  学校給食課です。よろしくお願いいたします。  議案第12号及び議案第13号については関連しますので一括してご説明したいと思います。  まず、議案書の129ページをお開きください。  まず、議案第12号、那覇市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。  本案は、学校給食の運営全般について調査審議する附属機関として、新たに那覇市学校給食運営審議会を設置するものです。  改正内容は130ページでございます。  那覇市附属機関の設置に関する条例の別表中に、附属機関の名称として那覇市学校給食運営審議会及びその担任事務として、学校給食の運営に関することを加えるものとなっております。  那覇市学校給食運営審議会を設ける趣旨といたしましては、本市の学校給食は平成14年に策定した那覇市学校給食基本方針をもとに運営されておりますが、当該方針は学校給食を活用した食育の視点が十分に反映されていないこと、給食施設の更新のあり方等ちょっと見直しの必要がございます。  基本方針の見直しに当たっては、学校給食関係者、学識経験者等の意見を聞いた上で定めることが望ましいと考え、新たに附属機関を設けるものでございます。  また、教育委員会としては、那覇市学校給食運営審議会は基本方針の見直しのみならず、その他の学校給食における課題及びその対応等について、審議会の意見を聞きながら進めたいと考えているところでございます。  なお現在、学校給食に関し類似する附属機関として、給食センター運営委員会がございますが、当該委員会は学校給食センターの運営について審議する機関として置かれていることから、単独校を含めた学校給食の運営全般に係る事項について審議することはできません。このことから、学校給食関係事項を審議する附属機関は、新たに設ける那覇市学校給食運営審議会に統合し、給食センター運営委員会は廃止したいと考えております。  なお、給食センター運営委員会の廃止は、次の議案第13号において行います。  続きまして、議案第13号、那覇市学校給食センター設置条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。  議案書131ページをお開きください。
     本案は、新たな附属機関那覇市学校給食運営審議会の設置に伴い、給食センター運営委員会を廃止し及び新たに高良学校給食センターを設置し、並びに所要の規定の整備を行うものでございます。  改正内容は132ページでございます。  まず、第3条は先ほどご説明いたしました那覇市学校給食運営審議会の設置に伴い廃止する、給食センター運営委員会についての規定を削り、改正後は職員に関する規定に改めるものとなっております。  第2条は、新たに設置する高良学校給食センターを加えるものとなっております。  高良学校給食センターにつきましては、高良小学校及び宇栄原小学校を受配校として、児童約1,530人の給食を担当することになります。  現在、工事中でありますが、基礎工事に際し施設埋設管等の撤去及び切り回しに不測の日数を要したことなど、工事の進捗におくれを生じていることから、高良学校給食センターに係る従来の施行期日を別途教育委員会規則で定めるとしております。  その他所要の規定の整備としては、第1条で教育機関としての那覇市学校給食センターの名称を明記し、第3条で所長のもとに運営される機関であることを明確にするため、職員に関する規定を設けるなどの改正を行うものでございます。  あと、両議案に関する説明資料として、お手元に那覇市学校給食運営審議会の規則の案及び那覇市学校給食運営協議会の設置についてという、図にしたものを配付してございます。その内容について概要をご説明いたします。  まず、那覇市学校給食運営審議会規則をごらんください。  審議会の担任事務としましては、第2条ですけども、その1項に教育委員会の諮問に応じて学校給食の運営その他教育委員会が必要と認める事項について調査審議する。  また、第2項で、審議会は前項に規定する事項に関し、必要と認める事項を教育委員会に建議することができるとして、審議会が自発的に教育委員会に意見の申し出をすることもできる旨、規定しております。  第3条ですけども、審議会の委員は15人以内で、小学校の校長、保護者及び学識経験者、その他教育委員会が必要と認めるもの。想定といたしましては、学校医、栄養教諭と給食の食材等を一括してっていいますか、ミルクとか、主食のパン等を取り扱っております公益財団法人沖縄県学校給食会等の役員などを想定しております。また規則には、必要に応じて臨時委員を置くこともできる旨規定しております。  そのほか、第7条においては審議会に特定事項を調査審議する部会をおくことができる旨規定しておるところでございます。  次に、学校給食委員審議会の設置についてという、A4横になっております図のほうをごらんください。  現行の給食センター運営委員会は、給食センターごとに置かれ、委員は受配校の校長とPTA役員の方で構成されています。その担任事務としては、所長の諮問に応じ給食センターの行う事業に対し必要な事項を審議するとして、主に給食センターにおける、保護者の方から徴収いたしました学校給食費の会計の予算決算について審議していただいております。  本市では、ほかに単独校調理場が15カ所ございまして、学校内の給食施設として校長のもとに運営されているところがございます。  それらを新たに学校給食運営審議会を設けた場合には、これまで給食センター運営委員会で担っていた給食センターの学校給食費の会計の予算決算審議とあわせて、単独校分の学校給食費の予算決算についても、審議会に設ける部会において審議していただこうと考えているところでございます。  説明は以上になります。よろしくご審議のほうお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑に入ります。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  箇条的に質疑しましょうね、条例なんで。  まず、既存の運営委員会を審議会に発展解消をしたいと、条例をつくってね、そういうことなんだろうけど。  下の単独調理場に関する運営に関するそういうものも、これも全部この那覇市給食運営審議会のほうに全部移って、会計ごと全部移るというふうに理解していいのかな。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  給食費の会計につきましては、運営審議会の部会のほうで、一括して単独校分も含めて審議に持っていきたいと。  そのほかに、給食委員審議会のほうで、いろいろ課題等審議していただくのは、学校給食に共通して係る部分のことなどを、その他審議していただこうかなと考えているところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  だから今この説明聞いてて、ここがちょっとあやふやだったから確認しているわけよ。  上の76人の運営委員会は全部移行すると、解消すると。わかりました。  下の単独調理場のものも、これも今、名前はどういうものかわからないけども、学校給食に関しては複数の人で管理してると思うんですけどね、そういったものも全部、この新しくできる那覇市学校運営審議会のほうに発展解消をするっていうこと?下の単独校さ。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  現在、単独校につきましては、校長のもとに運営する形になっておりまして、センター運営委員会と類似する組織的なものは、基本、学校に任されている状態ですので、あるところとか実際そういった部分が設置されてないところもございますので、そういったところをまとめて新しくできる運営審議会のほうで、その会計部分について特に行ってきていただいているところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  森田副部長。 ◎学校教育部副部長(森田浩次)  補足をいたします。  お配りしました、横長の図で、右下にあります学校給食費会計部会というのを予定しております。その会計部会の中で、センターの予算決算、それから単独調理場の予算決算もまとめて行う予定としているところです。 ◆委員(湧川朝渉)  いや、それはわかるわけよ。それは聞いていない。  だから、単独校のものは、各学校において実際あるのかないのか、どの程度機能しているかは別として、そこに基本的にあるであろう学校給食に関する協議をする場も全て、今度新しくできる話し学校給食運営審議会のほうに、単独校も全部移るんですかって、これもう4回目よ、今。4回目聞いてる。移るんだったら、移るでいいわけよ。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  基本的には、そういった形で給食運営審議会のほうで各単独校の運営の方法等についても審議したいと考えています。基本的に移るという形にしたいと考えております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  そうすると、簡単に言うと下が、仮にこれ1人で運営をやるというのは、審議会をやるというのは無理ですから、会議は最低でも2人ですよね。単独校が仮に15あるとすると、どういう形式であったとしても運営に関して話し合いをしている、協議をしているというのがあったとすれば、単独校は30人がかかわっていたでしょう。  今の給食センター運営委員会には、ここでは76人と書いているわけですから、実際で今、110人前後でやっていたのを、15人程度の学校運営審議会に凝縮しようということですよね。  じゃあ、そこで2つ聞きたいんですけども、組織的な物すごく、6分の1から7分の1の人的に言うと、そういう委員会に凝縮するわけ。それの効果っていうのかな、皆さんが考えているメリットって何なのか。  これ聞く前に、もう何かおどおどしてるから。  運営審議会ってあるんですよ、ほかの自治体にも。ほかの自治体にもね。運営委員会ってやっているものもあれば、那覇市のようにこういうふうに審議会やってるっていうのあるっていうのわかります。だから別にあること自体、つくること自体がけしからんっていう立場ではないわけさ。  だからやるに当たって、皆さんはどういう立場で、こういうバージョンアップっていうか、ある意味で言うと集中なんでしょ、どうなのかっていうこと。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  説明でも申し上げましたとおり、那覇市の学校給食は基本的に那覇市学校給食基本方針に基づいて、各単独校においても運営されていると理解しているところなんですけども、そういう部分含めて、この学校給食、運営に共通する部分を学校運営審議会のほうで集中して審議して各学校で実施していただきたいという考え方でございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  じゃあこれが、こういうふうに合理的に管理できるからこうしたいというのが、もっと具体的にあってよかったなと思うんだけどね、ちょっとイメージがつくりにくいですね。  ちょっと聞くけども、この学校給食審議会って何に基づいて設置する。法的根拠というか、何ですか。皆さんがこれ、皆さんアイデアでつくったものではないと思うんですけども。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  学校給食運営審議会につきましては、いわゆる地方自治法に定められてます附属機関として設置する部分でございますけれども、これは法律に根拠といいますと、その地方自治法の部分に係りますけれども、那覇市の給食を調査審議する、担任する意味で審議会を設けました。  給食センター運営委員会につきましても附属機関ではありますけれども、別途の法律等にその根拠があるものではございません。同しように地方自治法に基づく、その附属機関となっている部分でございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  大丈夫?じゃあちょっと休憩するけども。 ○委員長(多和田栄子)  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  それはちょっと置いておいて、そしたら僕は学校給食法の第9条に基づいて設置されたものだというふうに思っていたんだけど、そうじゃないというのであれば、もう議事録残っていますから、後で整理しましょう。  それで気になるのは、実際にこの給食をつくっている、問題になるのは献立の作成なんだと思うんですよ、調材、例えばつくるのを委託しているところも実際あるわけですから、この運営委員会がそれを管理するとなるとどうなのかなというところを思うが、実際の現場とのやり取り、後で所管事務調査が入りますけども、学校の給食をつくる際の事故に対応する危機管理になると思うんですよ。  それに対して、どうこれが今新たに皆さんがつくるこの委員会がかかわれるのか、かかわれないのか、かかわれなかったらどういうことが起きるのか。  そこで一つ質疑したいのは、栄養士さんがどこまでこれ、かかわっているのかなと、委員会に、というところが気になるんですよ。  実は献立をつくるのは、業務委託していてもこれ栄養士さんの権限ですから。材料の指定も含めて、野菜をどんなふうに切るかっていうことも、栄養士さんの権限ですからね。この運営委員会に栄養士さんがどれぐらいかかわっているんですか。  今ある那覇市のものでしたら、配置されてる栄養士さんは全部何らかの格好でかかわっていると思うんだよね。かかわらざるを得ない。かかわらないと議論できないと思っております。左側の既存の組織でも。右側は那覇市に配置されてる栄養士さん、全員が入る。もし今、那覇市の36小学校、中学校、献立にかかわっている栄養士さん何人いるんですか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  栄養士は30人でございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  実際に今、左側の組織ではね、この30人の人たちが全員かかわっていると思っている。かかわらないと議論できないはずだし、今度向こう移ると15人でしょ。全体が15人いて、委員のうちの内訳を見ると、その他で5人で、その中で栄養士さんが入る。栄養士さん、どこに入るの。何人ぐらい入る予定なの。 ○委員長(多和田栄子)
     伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  栄養士につきましては、栄養教諭ということで、お二人を予定しております。委員として入る。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  各学校、これ委託をしているところも含めてね、全部。ここで言うと単独校もここに全部移るということだから、その全体、全部現場にかかわっている栄養士さんとのその意見の交換というか、この運営審議会にどんなふうにして反映させようとしてるのか。それはどういうふうに考えていますか。条例をつくっている以上、新しい委員会をつくる以上、そこをどうやって担保しようとしているのか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  各学校等に配置されている栄養教諭等につきましては、那覇市のほうでその連絡会等を設けておりますので、そういった中での意見等を含めて、委員として参加していただくお二人については、そういった部分、意見を吸い上げた上で審議会の中で意見等を反映させていただきたいと考えているところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  現場に全て配置している、張りついていらっしゃる36人の栄養士さんは、何か連絡会っていうのに組織されているんですか。そこは確認。  連絡会と運営委員会の組織上の関係ってどうなる。上下関係なの、横なの、全く独立していて関係はないのか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  休憩お願いします。 ○委員長(多和田栄子)  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  栄養士の連絡会につきましては、運営審議会の中にあるわけではなくて、別途、那覇市の栄養士のほうで定期に集まって、その連絡会を開催しているものでございます。  その組織的にと言いますか、教育委員会の組織として置かれている部分ではなくて、那覇市に配置されている栄養士の方の連絡会として、職員間の事務等の連絡会として置かれている部分でございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  それはわかりました。  運営審議会ができたとしても、その連絡会は残るものだというふうに理解しましょうね。そうなんでしょうね。  ただ、上下関係もないし、横の関係も定まっていないということになっちゃうと、どうなのかな。例えばそういうときって、組織的なもので、ここではこうだからこういうふうに発言してくださいって言われたときにさ、運営審議会で2人が参加すると、栄養教諭参加するっていうと、どの会議で何を根拠に発言してるんだって、第三者から思うんじゃない?個人的な考えなのか、何か茶飲み話で雑談で得た情報を、ただこっちに審議会に持ち出してるのかということに、僕はなるんじゃないかなと思うんだよね。  いやいや、ごめんね。要するに、100人近いものでやっていた運営委員会が、今度15人のものに移るわけですよ。今ある機能をどれぐらい担保して移るのかっていうのを、僕今しつこく聞いているわけよ。何か具体的にちょっと返ってこないものだから。  そういう意味では僕は、栄養士さんの意見というのは、すごく大事だと思っているわけ。だけど上下関係もない、そういう横の強化もないということで、ただ栄養士、これ繰り返すけど、この連絡会というのは、栄養士さんの、那覇市がやる栄養部会の中でどういうふうに位置づけられていますか。ただの情報交換としての、職種がただ集まっている、この任意の意見交換の場なんですか。栄養士さんの連絡会。 ○委員長(多和田栄子)  栄養士の方がいますけど。  石川理恵さん、栄養士ですよね。今の質問にお答えできます。どういった位置づけになっているかということです。 ◎学校給食課主任栄養士(石川理恵)  栄養士連絡会は、学校給食課が主催しまして学校給食課がやっているこの事業であったり、そういうものに関する説明をしている場所であります。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  すみません、先ほどの部分で栄養士連絡会と申し上げたのは、確認しましたら、そういう栄養士のいろいろな情報交換とかされているのが沖縄県の栄養士会の中でブロック会というのがありまして、那覇地区の栄養士の方が集まって、いろいろ協議している場がありまして、その部分からの意見等について審議会の委員となる栄養教諭のほうに伝達して、意見を上げていただきたいと考えている部分です。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  わかりました。  意見の集約というか、整理するものとしては、県の栄養士さんのその組織の中の、那覇の単位のものをうまく、今もあるんですけれども、それを従前のように活用したいと。  そこで当然、運営委員会に入るお二人もそこの構成員であるから、そこで出た問題点とか、いろんな意見はそのお二人を代表して運営委員会に反映させようということですか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  そのとおりでございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  そういったことが、やっぱりしっかりと担保されていないとどうなのかなと。要するに人間の目が減るわけですよ、目と手が6分の1になると。そこでどうやって今の、日々動いている学校給食、子供の口に入るわけですよ。食育という大切な教育の一環であるわけですから、そこはやっぱりしっかり皆さんとして新しく条例を立ち上げるこの審議会では、そこを肉づけしていかないと、我々として今審議しているわけですから、賛成、反対は後で投じるわけですよ。そういう意味での質疑ですので、それはちょっとしつこかったかもしれませんけど、ご了解してください。  その中で、具体的に今度審議会から、これ書かれていることは、ほとんど学校給食の全体を議論すると、わずか2行で書かれているけど、そういうことだというふうに理解しているんですよ。  そういったことをやるに当たって、この事務局の皆さんのまとめというのも非常に大切かなと思うんですよね。この審議会の事務局、誰がまた担うのか、その辺ちょっと教えてください。  あとすみません、とても大切なことなので、もう一度。栄養士さんの連絡会というのは、月1程度で行われているのかどうかも、そこも確認させてください。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  審議会の事務局は、学校給食課において行います。また、栄養士の那覇地区のブロック会については、月1回開催されているということです。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  これもすみません、些細なことで申しわけないんですけど、新しくできるもんだからさ、どうしても聞いておかないといけないので。  当然、那覇市のもとで行われる審議会ですから、これ公開ですよね。委員でない人も当然聞くことできるの?審議委員会。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  基本、公開が原則となっております。そのような取り扱いで。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  やっぱりそこの中で子供たちの学校給食に関することがどのような格好で議論されているのか。また、全ての給食をつくっている現場で、どういうことが起きているのかっていうのが議論されるであろう審議会ですので、それにふさわしい原則公開で、しっかりと市民に対しても情報開示をして取り組んでいただきたいと思います。  終わります。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  条例を見てやっているんですけど、この審議会自体が学校給食の運営に関すること、また、その他教育委員会がやるという、これは運営とつくるのをあわせて、材料仕入れをあわせて、例えば器材の調達、それも全部含めて、ちょっと曖昧なので、どこまでがこれがやるのかがわかりづらいんですよ。だから、どの辺までこれが来るのかなというのを、何か明確なのは自分たちで持って、これに書かなくても持っていらっしゃるかどうかというのをまず一つ聞かせてください。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  通常の献立作成とか食材の調達等々につきましては、これまでどおり栄養士のほうでつくって行います。  ですから、この運営審議会のほうで審議するのは基本的な方針とか、あるいは例えば次の所管事務調査でありますけれども、例えば異物混入の防止対策案等を学校給食課でつくった場合に、それをそれで有効性があるかどうかとか、そういった部分を審議会のほうで審議していただこうかなと考えているところであります。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  通常の給食にある献立をそのままセンターに任せるということですね。  じゃあこの中でやるのは、異物混入とか衛生管理とか、そういったのを含めて、どういった栄養にするかという部分ですけど、例えば学校の給食を食べている生徒なんですけど、その生徒の一番近くにいるのは担任とか教師ですよね。その人なんかが一番、生徒がよく食べているのか、残しているかというのをよく知っているはず。だけど今回、校長しか入っていないということは、現場の声というのはどうやって吸い上げるんですか。  例えばさっきの栄養士会があって、ここで連絡をやって、そういったのを月1集めて情報やっていますよというんだったら、学校の現場の現状はどうやって審議会に生かすんですか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)
     それらの部分で必要があれば、事務局のほうから学校給食課のほうで、いろいろ学校と調査をして、その結果を審議会のほうに上げて、いろいろ審議していただこうかなと考えています。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  せっかく校長が入っているんだから、月1かなんかわからないですけど、担当の現場の先生から吸い上げて、審議が始まる前にそういったのを吸い上げて、ここでも議論するのが、普通そういったのがあるべきじゃないかなというのがあるので、その辺もうちょっとやってほしいんですけど、もう一つさっき異物混入とか、いろんなのあったんですけど、これ見ると学識経験者、あと構成員見るとその他ってあって、その他のほかに学校医1人、1人として、栄養士2人とその他であと2人いるんだけど、この2人にそういった衛生面なんかに関する、例えば専門の人とかも入ってくるか。まして、もう一つは栄養士がいるから余りあれなんですけど、栄養士全てが栄養を調べるのはいいんですけど、料理がうまいかとかはまた違うので、そういった料理の専門職を入れるのかとか、そういったところなかなかわからないところがあって、実際、学識経験者ってどんな人を入れる予定なんですか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  現在、想定しておりますのは、大学教授等を想定しています。  例えば、琉球大学でいいましたら、農学部のほうで健康栄養科学コースとかございまして、そちらのほうでは調理学とか給食管理とか、公衆栄養学等をやっていらっしゃるようですので、そちらのほうの教授とか。  あと考えておりますのは、31年度から沖縄大学のほうで管理栄養学科ということで、管理栄養士を養成するような学科だと思いますけども、そちらのほうの教授等に入ってもらえればなと考えているところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  やっぱり栄養に関するのがあって、設備に関するのがこの中でなかなか見当たらないので、その辺どうなんですか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  調理場等の衛生管理等の部分につきましては、職員の研修等でもちょっとお世話になっていますけども、一般財団法人環境科学センターということで、いろいろ施設の検査とかをやっている機関でございますけれども、そちらの方の職員の方をお願いできればと考えております。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  できればその他じゃなくて、そういった会社名は書かなくていいんですけど、専任みたいな形で書いていただくともっと安心しやすいので、その辺含めてちょっと、その他というものの内容をうまくやってこれたらありがたいなというので、その辺ぜひもう一回検討していただきたいと思うので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございますか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  議案第12号から13号までの2件についての議員間討議に入ります。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  先ほど質問でも上げたんですけど、審議会の中で委員の詳細が余りにもわからな過ぎているので、特に一番問題になっている異物混入部分に関しては、栄養士があって、異物混入がないというのはおかしいので、その辺の施設面に関する委員は必ず入れるような文言にぜひしていただきたいことを提案します。よろしくお願いします。 ○委員長(多和田栄子)  審議会委員の。 ◆委員(永山盛太郎)  その名目で、その他というのではなく、栄養士同様の名前で、委員として施設管理員みたいな、管理者みたいなのを入れていただきたい。            (「これ議員間討議になじまない」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  条例改正だからね。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  先ほどの審議で、学校給食審議委員会の委員の明細のほうで要望出しましたので、ぜひその要望は委員長報告の中でも入れていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  その他も明確にね。  ほかにありますか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、討議を終了いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  次に、所管事務調査、給食の異物混入に関する調査を議題といたします。  伊禮弘匡学校給食課長、説明をお願いいたします。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  よろしくお願いします。  説明はお手元にお配りしております学校給食における異物混入の状況ということで、平成29年度と30年度の状況を記したものでご説明いたします。  平成29年度に異物混入として各調理場から報告のあった件数は71件、平成30年度は2月8日現在でございますが65件となっております。  異物の種類を6分類しておりますが、その中の6番目のその他の欄に入るものの例としましては、表の下に米印で表記しておりますけれども、食肉、魚の骨、焦げ、油かす、髪類、海藻と混獲される小石や小さな貝などがございます。  直営調理場と調理業務を委託している委託調理場に分けて件数を表示しております。括弧内の数値は調理場の数となっております。  あと、そのそばの業者直送品とは、納入業者のほうが直接学校に配送する食品で、パンやミニ納豆などの食材になっております。  次に、学校で混入した可能性が高いものは調理場内に存在しない、また使用食材に紛れていたなどの可能性もないと思われる物質であるとか、また、昆虫類の場合につきましては、カタラーゼ試験の結果から調理場内での混入の可能性が低いと考えられるものなどを数値として入れております。  また、異物混入につきましては、健康被害の生じるおそれがあるものにつきましては、沖縄県教育委員会に報告することとなっておりますけれども、その件数が平成29年度は9件、平成30年度は現在のところ4件となっております。  なお、実際に健康被害が生じた事案はございませんでした。  次に、異物混入防止につきましては、文部科学省作成の学校給食衛生管理基準などのマニュアル等によって、調理場内においては服装、白衣、帽子等の確認、調理場の整理整頓、また、調理場に不要なものを持ち込まない、置かない、食材等の納品研修の徹底、数量、品質、異物混入の有無などの確認もしていただいております。  ほかに、調理器具等の使用前後の破損等の確認、調理工程における目視の徹底、施設的には昆虫等の浸入防止のための網戸や排水溝等の防虫網などの設置、またそれの補修、その他、定期の防虫駆除などを行っている状況でございます。  なお、異物混入の事案が発生した場合は、各調理場において速やかにその経緯や原因を調査し、再発防止策を検討するとともに、保護者等への謝罪や学校教育委員会への報告などを行うこととなってございます。  異物混入については、説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑に入ります。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  去年より全体的には下がっていても、直営がふえて委託が減って、現場が減ってっていうのがこれ実績ですよね。  その中でも、僕が気になるのは混入、その発生原因がわかるものと、わかりづらいものってあるんですよ。  例えば毛髪っていうのは誰から落ちたかわからんからDNA鑑定しないと誰ってわかんないじゃないですか。昆虫何かもどっから入ったかは、全部昆虫類ってやってるんですけど、例えばビニールと化学繊維っていうのは、明らかに物が違ってて、衣類の繊維っていうの化学繊維ってのはどっから落ちるかはわからないけど、ビニールっていうのはある程度何に使っていたか特定できると思うんですよ。特に今回このビニール、化学繊維が去年よりも多いですよね。ビニールが多いのか、化学繊維が多いのかどっちなんですか。  これ一緒にするとわかりづらいんですよ。だから前のときにも言ったんですけど、ビニールなんて今は業者、いろんな民間は色つきなんですよ。これはこの色、これはこの色と、全部どこで入ったかわかるようになっているんですよ。  こうやって一緒くたにすると、多分、本当は特定できるやつが特定できなくなるようにしてるのが、この種別の仕方なんですよ。  その辺も踏まえてもう少しやらないと、例えば業者のやつは大分なくなってきていますよね。それだけ民間頑張ってるんですよ。ここが減らないから全体の数減らないので、その辺もちょっとうまくやらないと、なかなかこれってなくならないと思いますので、その辺踏まえて特定が原因できるようなのはちゃんと分けて、そしたら追究できるんで、そういった努力をぜひやっていただきたいので。これ、ことしの課題としてぜひよろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  質疑ございませんか。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  今課長が言われたように、学校給食法の第9条の1かな、2かな、食品衛生管理基準か、この中で、一応膨大でね、これを全部やるといったら大変な、18ページもあるんだね。箇条的に書かれているのが。  その中で、やっぱり異物混入に関しても一定の記述があって、こんなふうにして異物混入事前に防ぎなさいというふうな表現が少しあることはあるんだけども、そうは言ってもあります。  それで、どうなんでしょうか。やっぱり起きてしまったら、一定の振り返ってどこでどういう可能性があったっていうのは検証はしてると思うんですけども、これ今、出ての結果であってね、結果を受けて現場では預かる皆さんとしてはどういう検証をしたのか、その辺少し教えてくれますか。 ○委員長(多和田栄子)  仲村学校給食センター所長。 ◎学校給食センター所長(仲村功)  お答えいたします。  実際、異物混入の報告がある場合は、もう既に学校のほうに給食が提供されたときとなります。  その異物混入、センター内で異物混入、異物を発見した場合は、当然センターで取り除きます。異物混入として上がってくるこの事例としては、もう学校で提供されたものが異物混入となってます。  それがセンターのほうに異物があったよっていう、現場から連絡がありましたら、すぐ栄養士とか副所長を現場に行かせて、その異物の確認と現状の詳しい報告、それを受けてこの異物が給食センター内で入ったのか、それとも学校の可能性があるのか、それとも業者の可能性なのか、あと食材由来ものなのかというのを判断して、センターで検証をいたします。  場合によっては毛髪ですと、毛根があると、煮込まれていたら、カタラーゼ反応で煮込まれているか煮込まれていないかっていうのがわかります。あと昆虫類についても、煮込まれていたらカタラーゼ反応がないので、その辺の分析はできます。
     それを速やかに分析して、どこでその原因があるのかというのを特定して、これが起きないような対策を練って、学校長にも報告、そして教育委員会にも報告。現場は当然、もし現場が原因でしたらこれが起きないように、こういうことで起きた可能性があるよねということで、当然起きないようにみんなでミーティングして、そこをかなり注意深くやるということがございます。  業者のほうの納品物資に原因がある場合は、その業者のほうを呼んで、業者にその原因と報告を求めて、それをまたまとめて教育委員会と学校長にも報告しているということが現状でございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  今、説明を受けて、2つ質疑したいんですけども、今、確認されたということから、現場で一つ一つ丁寧に、職員に聞き取りをして確認をしていると思います。  こういったこと、次は防ごうということで、これもう当然、職場単位で会議を持って、議論していると思うんですけども、そうなのかですね、その辺は一つ確認させてください。 ○委員長(多和田栄子)  仲村所長。 ◎学校給食センター所長(仲村功)  これは各職場単位で、その日にもしすぐ原因がわかれば、その日の午後4時ごろ、翌日の献立のミーティングとかもございますので、その場で注意を喚起すると。  これがその日でわからない、後日になりますと、それがわかった段階で防止対策のためのミーティングをそれぞれの現場で行っております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  今、これ先ほどの運営審議会とのこととも絡むんですけども、わかりました。  現場では絶えずそうやってフィードバックしながらね、衛生管理に努めているということは理解できました。  もう一つは、この出されている資料そのものは異物の種類であって、その異物が混入した経路の判明というかね、それはちょっと数字としては表現されていないんですよ。今報告で受けると、幾つかはそういうのがわかったという経験もあるということですから。  どんなですかね、すぐ数字を聞いてもあれですけども、それぞれ70近くの異物混入があるんですけども、大体それを経過が、経路がわかるのは3分の1ぐらいなんですか、4分の1ぐらいですか、10分の1ぐらいですか。どうでしょうか。わかった経験があるって言っているわけだから。 ○委員長(多和田栄子)  仲村所長。 ◎学校給食センター所長(仲村功)  私は学校給食センターの立場で、学校給食センターしか見ておりませんので、ちょっと単独調理場の場合がわからないんですけれども。  給食センターの例で言うと、大体3分の1ぐらいは経路がわかります。  そのように報告書には報告して、報告書の様式に記載して、教育委員会のほうには報告しております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  わかりました。  今度はこの数字と、3分の1経路がわかった。経路がわかっている部分は、当然的確にねピンポイントで改善しているんで、それはいいでしょう。  もう一回、衛生管理基準に戻りますけども、それ大変すごく細かいんで、ここでるる議論するのはちょっと時間的にあれですが、ただ単純に大ざっぱに言えば床のありようっていうかね、これは今はウエットはないよね、すべてドライかな。  とにかく、床から発生するものがあるからちゃんとしなさいと、天井に対してもちゃんと管理しなさいとやってますよね。絶対雨漏りがないようにとかでやってると思うんですけど、個々の事例に対する対応は今わかりました。  現在、全ての学校給食をつくっているところでね、衛生管理基準に基づいて努力しているということを前提に聞くんですけども、その床とか天井とか壁とか網戸とか、そういったものは全て衛生管理基準に基づいて実施されているというふうに理解してよろしいですか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  実は施設としては、先ほど委員のほうからありました、全てがちょっとドライ方式にはなっておりません。  まだまだ、いわゆるウエット型で、旧来型のフロアで、床にも水をまいて掃除すると、そういう施設が多うございまして、そういった施設の場合には、基本手法としてはドライ運用、水を使ったらすぐ拭いて、ドライの状態に近い状態でということで、職員には作業していただいている部分でございます。  基本的には、そのドライ運用も含めて現場においては、その衛生管理基準を、基本を徹底するような形でお願いしているところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  これ全てがドライでなかったら、それ犯罪だというわけじゃなくて、これはもう衛生管理基準でも努めることという表現になっているわけであって、できてないところは更新するときはドライにしなさいよという表現だと思うんだよね。  小禄か、金城の給食センターの屋根のものはさっきのあれで出たのかな。  皆さんこのドライ、もうまとめますけども、経路がわかっているところは3分の1程度と、あとの3分の2はいまだわからずというところでしょうけど、これにてついてどんなふうにして異物混入を限りなくゼロに近づけていくのか、この辺のちょっと考え方があれば教えてください。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  学校給食課としては、その異物混入、各事案の細かい検証をしながら、した上で、できればその対策のマニュアル、異物混入に特化した、防止に特化したマニュアルができないかなと、当面です。それちょっと考えておりまして、そのためにはそれぞれの事案の、ちょっと細かい検証をしていかないとなかなかつくれない部分があるのかなと考えておりますので、それに取り組んでいきたいなと考えているところでございます。 ◆委員(湧川朝渉)  頑張ってください。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  あした、7日木曜日も、第5日目の委員会を午前10時に開会しますのでご参集ください。  本日はこれにて散会いたします。  委員の皆様お疲れさまでした。                             (午後3時42分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   平成31年(2019年)3月6日    教育福祉常任委員長 多和田 栄 子...