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  1. 那覇市議会 2019-02-27
    平成 31年(2019年) 2月27日建設常任委員会(建設分科会)-02月27日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成 31年(2019年) 2月27日建設常任委員会建設分科会)-02月27日-01号平成31年 2月27日建設常任委員会建設分科会建設常任委員会建設分科会)記録                        平成31年(2019年)2月27日(水) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  平成31年(2019年)2月27日 水曜日 開会 午前10時07分                    閉会 午後2時07分 ─────────────────────────────────────── ●場所  建設委員会室  予算分科会  1 議案審査 議案第14号 平成30年度那覇市一般会計補正予算(第7号)中関係分  2 議員間討議 ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 上 原 快 佐   副委員長 前 泊 美 紀  委  員 仲 松   寛   委  員 古 堅 茂 治  委  員 吉 嶺   努   委  員 金 城 眞 徳
     委  員 宮 平 のり子   委  員 糸 数 昌 洋  委  員 坂 井 浩 二   委  員 久 高 友 弘 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  宇地原  靖    環境部副部長  徳 嶺 克 志   クリーン推進課長  大 嶺  毅    クリーン推進課環境美化推進室長  川 満  実    廃棄物対策課長  佐久本  整    環境保全課長  比 嘉 世 顕   都市みらい部副部長  島 袋  勝    公園管理課長  知 花  豊    道路管理課長  屋比久 尚 也   道路管理課担当副参事  崎 山 順 治   道路建設課長  辺野喜 英 之   道路建設課担当副参事  宮 平  亭    道路建設課副参事  島 袋 正 吾   都市計画課長  佐久川 泰 尚   都市計画課都市デザイン室  中 山  秀    花とみどり課長  金 城 貫 俊   花とみどり課担当副参事 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  當 間 順 子 議事管理課長  玉 城 紀 子 議事管理課主査  高江洲 康 之 調査法制課主査 ───────────────────────────────────────                             (午前10時07分 開会) ○委員長(上原快佐)  おはようございます。  委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席10人となっております。  それでは定足数に達しておりますので、これより建設常任委員会・分科会を開会いたします。  審査に入る前に、お手元に審査日程(案)を配付しておりますので、休憩をして協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  お諮りいたします。  審査日程については、休憩中に協議しましたとおり進めることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  それでは本日の分科会審査に入ります。  初めに、議案第14号、平成30年度那覇市一般会計補正予算(第7号)中、環境部クリーン推進課関係分についてを議題といたします。  徳嶺克志クリーン推進課長、説明をお願いします。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  よろしくお願いいたします。  議案第14号、平成30年度那覇市一般会計補正予算中、環境部クリーン推進課分について、お手元にお配りした説明資料でご説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  説明資料、こちらの5ページになります。  それと、この資料もカラーの資料を2枚、A3の資料がございますのでよろしくお願いします。  補正でありますが、少し項目が多いですけどもよろしくお願いいたします。  資料の5ページでございます。  まず、歳入でございます。  第20款5項4目4節の衛生費雑入、それの細節01資源ごみ収益金でございます。  那覇市では市民の皆様にごみを分別していただいた上で収集をしておりますけれども、そのうちアルミ缶、古紙、紙ですね、古紙などの再資源化できるものについては、これを収集して、入札をした上で売却をしております。その売却収入の実績による減額補正でございます。  アルミ缶スチール缶については売却の収入が増となりましたけれども、紙類、古紙につきましては、売却収入が1,813万6,000円の大幅な減となっております。紙類の売却収入の減は、平成29年末の12月ですけれども、中国の輸入規制の影響がありまして、これを受けまして、平成30年に市場価格が急落をいたしました。平成29年度の売却単価が10キログラム当たり17.33円だったのものが、30年度は6.2円となったことによるものでございます。  アルミ缶のほうは849万4,000円の増となっておりますけれども、これは平成26年度から無断持ち去りの指導のため、警察官OBを配置しております。その効果が出ているものと考えております。  平成27年度くらいから、アルミ缶の収集量はふえてきておりますけれども、アルミ缶市場価格上がり下がりがありまして、不安定であったため十分に予算に反映ができなくて、今回補正増となっております。  次に、細節の04の有償入札拠出金でございます。  これは、収集したペットボトルの売却による収入でございます。市が収集した使用済みのペットボトルは、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会に提供することで再商品化を進めております。協会に提供したペットボトルは、ペットボトルを再商品化する事業者に、その協会のほうから入札で売却をしております。その売却益が市町村に分配配当金として戻ってくる仕組みになっております。有償入札拠出金の名目で入ってまいります。  毎年3月と9月に分配配当金の単価が協会のほうから通知をされてまいります。その単価と協会に提供するペットボトルの予想量をもとに、今回895万円の増額補正となっております。  次に、21款1項1目の細節01沖縄県交通方法変更記念特別事業資金貸付金でございます。  これは歳出事業費増額補正に伴う市債の増額で、この市債を敷地内擁壁補強対策事業に充当いたします。充当率は75%でございます。  歳入は以上でございます。  次に、歳出をご説明いたします。  次のページ、6ページをお願いします。  第4款2項1目の事業№12資源化物持ち去り拠点回収事業でございます。この事業は、空き缶や古紙などの資源化物を集めて、定期的に市に引き渡していただける自治会などの団体に対して奨励金をお支払いする事業でございます。  平成30年に入ってから、先ほどご説明しましたように古紙の金額が大幅に下落しまして、それに伴い市の売却収入が減少しました。このため、古紙にかかる奨励金単価を1キロ10円から6円に引き下げをさせていただきました。このため、奨励金の報償費の不用額が生じたことによる減額でございます。  次に、事業№13敷地内道路擁壁補強対策事業についてご説明をいたします。南風原町新川にエコマール那覇プラザ棟というのがございます。このエコマール那覇プラザ棟の向かいにある道路擁壁の一部が平成28年4の大雨で崩落いたしました。その崩落した部分については復旧工事を完了しておりますが、それにつながる部分について補強対策が必要なことから、年次的に補強工事を実施しております。  平成30年度においては、崩落した箇所から左側の部分の補強工事については予算化をしておりますが、崩落した箇所から右側の部分についても擁壁に亀裂がみられ危険性が高いことから、当該部分についてもできるだけ早期の補強対策が必要であり、財政的側面からも左右同時発注したほうが経費を削減できることから、今回、擁壁右側部分補強工事のため、449万2,000円を増額補正したいと考えております。  次年度に繰り越しにはなりますけれども、今回の補正予算で全体の補強工事を完了させたいと考えております。  お手元に、敷地内道路擁壁補強対策事業と書かれた写真付きの説明資料がございます。中央に図面、そして周りに4枚の写真を貼ってありますけれども、左側の航空写真が大まかな位置を説明しております。工事箇所の説明をしております。  写真左側の青い部分、この航空写真の左側の青い部分が開邦高校の体育館、写真下中央あたりに文字が見えにくいと思いますけれども、プラザ棟という黒い文字ですね、書かれております。この写真の中央あたり、小さい建物みたいなものがたくさんありますけれども、これはお墓でございます。崩落したのはこのお墓とプラザ棟の間にある擁壁でございます。  崩落した部分については、右下の写真、2と書かれた右下の写真に見られるように、復旧工事を完了しております。2の部分ですね。  左下の写真1については、平成30年度当初予算で予算化している工事予定箇所。右上の写真③が、今回の補正予算で要求をしている箇所でございます。  スケジュールとしては、5月に契約、補正予算が成立いたしましたら5月に契約、そして11月までに工事を完了したいと考えております。  敷地内道路擁壁補強対策事業については以上でございます。  次に、第4款2項2目の事業№06ごみ収集委託事業でございます。  これは、一般家庭ごみ収集運搬事業、そして地域清掃ごみ収集運搬業務の委託経費でございます。事業費の増減はありません。財源の組み替えのみでございます。一般財源にかえて、使用料、手数料を充てるものでございます。  次に、事業№07のエコマール那覇維持管理事業でございます。  これは、資源の再利用、再資源化及び開発事業を行うための施設であるエコマール那覇の維持管理を行う事業でございます。392万6,000円の増額になっておりますが、主な理由としましては、電気料金の決定に際して、原油等の価格変動に応じて設定をされます燃料費調整単価というものがありますけれども、この燃料費調整単価の値上げに伴う光熱費の増額。  そして、昨年9月、10月に、沖縄本島に多くの台風が接近しましたけれども、その台風の影響で草木ごみが大量に発生いたしました。その草木の処理にかかる経費の増額でございます。  次に、7ページお願いいたします。  繰越明許費をご説明いたします。  まず、第4款2項2目の浸出水下水道接続事業でございます。  この事業は、一般廃棄物、家庭ごみですけれども、一般廃棄物の旧最終処分場、現在は那覇市の港町の海面上に最終処分場を設けておりますけれども、以前は南風原のクリーンセンターに隣接する宮城にございました。  この旧最終処分場は平成19年3月をもって埋め立てを終了しておりますが、埋め立てを終了してもこの処分場の地下に浸透した雨水とともに流れてくる浸出水の水質が安定するまで、基準に達するまで浸出水の浄化処理をしていく必要がございます。  浄化をした後に河川に放流をしておりますが、この浄化処理には年間約4,600万ほどの多額の経費を要しております。この浄化処理はあと何年かかるかわからないというような状況でございます。  しかし、この浸出水の水質は、河川には流せないんですけれども、そのままでも下水道に流す基準には達しているということでありまして、この浸出水を下水道につなぐことができれば浄化処理なしで下水道に接続することが可能となります。  そこで、この事業は浸出水を下水道に放流するための施設設備を整備し、河川に放流するために要している水質浄化にかかる経費の軽減を図ろうというものでございます。  整備事業の内容としましては3つの工事があります。  1つは、旧最終処分場から浸出水を一時的に溜め込むための池、調整池というのがありますが、この調整池から下水道までの配管を敷設する工事。  もう一つが、高台にある下水道まで浸出水を引き上げるために必要なポンプの設置工事。  そして、浸出水に雨水の混入を防ぐために、調整池に屋根を設置する屋根設置でございます。  配管工事とポンプ設置工事は完了しておりますが、残る屋根設置工事が今回の繰り越しの対象工事となっております。  お手元に説明資料として、写真と図面が一緒になったものをお配りをしております。  ちょっと文字が薄いですが、浸出水下水道接続事業と書かれております。
     左上の航空写真がありますが、調整池やちゅらティーダスポーツ広場、那覇・南風原クリーンセンターなどが図示をされております。真ん中に走っているのが高速道路ですね。  スポーツ広場がありまして、上のほうは那覇クリーンセンター、清掃工場になります。その上のほうがさらに開邦高校ということになります。  浸出水は、この調整池からちゅらティーダスポーツ広場を通って、さらに沖縄自動車道の上を通って、クリーンセンターを横切り、写真には写っておりませんけれども、上のほうにある開邦高校近くを通って、那覇市の下水道に接続するものでございます。  配管工事の距離としては1.6キロメートルほどで完了をしております。  今回、繰り越しする工事は、幅25メートル、長さ50メートル、深さ5.5メートルの池に鉄骨の柱を立てて、トタン製の屋根を設置する屋根設置工事でございます。  屋根設置工事は、調整池の水を全て抜き取った後に行う必要がありましたが、昨年10月15日、豪雨がありまして、調整池が全て満水になりました。予備の調整池が2つほどあるんですが、これも含めて全て満水になりました。水の容量といたしましては、通常溜めている調整池が約6,500トン、残り合わせまして大体1万6,000トンぐらい水の容量がありますけど、これが全て満水になってしまいました。  水処理作業、そして水抜き作業、これを河川に放流するためには処理をして流さないといけないですが、これに多大な時間を要することになってしまいました。このため工事の着手が遅れることになり、今回繰り越しを行うものでございます。  なお、調整池の水は2月13日に抜き取りを完了いたしまして、現在、柱を立てるための基礎となる池底面への土間コンクリートの打設工事を実施しております。  図面の青い部分、右側の部分ですね、これは現在浸出水が溜まっている形で書いてありますけども、これの底面にコンクリートの土間を打ちまして、さらに柱を立てるということでございます。  かなり大きくて、25メートル掛ける50メートルということで、プール並みのものがありまして、通常の屋根をかけると1億とか2億とか、そういった経費がかかる内容でございまして、簡易ではありますけれども、強度を十分保った形で設置を考えております。  次に、第4款第2項の敷地内道路擁壁補強対策事業でございます。  この事業は、12月議会で繰り越しの手続をしたものでございますが、先ほど歳出の増額の部分に関連をしております。12月議会においては説明不足ということでご指摘を受けました。それとともに、予算化されていない部分については早急に取り組むようにというご指摘も賜りました。  今回は、その繰越金額の変更でございます。  歳出の増額補正のほうでも説明をいたしましたが、今年度、平成30年度の当初予算においては、崩落した箇所から左側の部分の補強工事について予算化をしておりますが、崩落した箇所から右側の部分についても擁壁に亀裂が見られ危険性が高いことから、当該部分についてもできるだけ早期の補強対策が必要であり、財政的側面からも左右同時発注したほうが経費を削減できることから、今回、擁壁右側のほうについても補強工事のため、449万2,000を増額補正し、できるだけ早い時期に全体の補強工事を完了させたいと考えております。  スケジュールとしましては、崩落箇所から左側の部分と、今回補正増をお願いしている右側の部分を同時発注して、補正予算議決後に一般競争入札の手続に入り、契約は5月、11月までに工事を終了したいと考えております。  クリーン推進課の説明は以上でございます。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(上原快佐)  これより質疑に入ります。  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  この資源化物の持ち去り防止拠点回収事業なんですけどね、先ほどの説明で、その前にこの資源ごみの収益金のほうなんですけど、中国の輸入規制でかなり紙が下がったと。ここと全部関連しますよね。  17.3円から6.2円という、この規制というのは、結局受け入れないという状態になっているんですか。要するに、この紙自体は、中国ではなくてどこで回しているんですか、売却というのは。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  中国以外は、売却先は東南アジアにもございます。  ただ、中国の輸入規制というのは、新聞とかそういったものもありますけども、主には雑紙ですね、新聞とかではなくて、冊子類とか、そういったものの制限がかなり大きくなってきているようです。その辺の制限があって、国内から出る紙の量がどうしても制限をされてきているということで、市場価格が当時は10円程度であったんですが、これが急落をいたしまして、6円を切るというような状況が、2月、3月にございました。  その影響を受けまして、私たちのほうでも入札をしたところ、落札が出なかったというような事態もございました。  それで6円ということなんですが、拠点回収事業につきましても、9月までは10円でさせていただいたんですが、やはり厳しいということで、財政のほうからも話がありまして、売却価格程度に抑えるということで、6.2円の売却価格ですけれども、6円でさせていただいております。  以上でございます。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  拠点回収事業、逆にスチール缶が単価アップしたりいろいろ動きがある中で、やっぱり拠点回収事業の中で回収されるものについては紙が多いんですかね。  総合して6円という。一律的に6円ということですか。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  紙のほうが10円から6円なんですが、アルミ缶は据え置きでございます。そしてスチール缶が少し上がっておりますので、スチール缶は5円から10円に上げさせていただきました。  ただ、金額的な割合としては紙のほうが多いので、自治会さんからすると、若干収入が減ったという形になります。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  これは奨励金という名目で、持ち去りを防止しようという目的からスタートしていますよね。そういう意味では、やっぱり団体さんというか、せっかくここに加わっている、皆さん説明資料では登録団体ふやしたいという状況の中で、まだ持ち去りの実態がある状況の中で、この辺の影響というのはどうですかね。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  私たちも、このことについては大変心配をしておりました。  ただ、現在のところは、あまり自治会さん等からも紙出しが減っているということはございません。ただ、少し団体数がこれまで順調に伸びてきていたところなんですけれども、少し今年度に入って若干停滞気味かなというところがございます。  当初は6団体、7団体から26年にスタートしたんですが、今51団体ございますけれども、今年度少し伸びが足りないかなというところで、この影響が若干出ているかなと。  ただ、現在参加していただいている団体につきましては、量が減っているということはございません。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  当初予算はまた後で議論がありますけど、かなり落としてきていますよね、奨励金をね。  その辺考えるとね、やっぱりあくまで奨励金なので、そこまで下げる必要があるのかなという印象はあるんですが、どうなんですかね。  やっぱり状況を見ながら、そこの対応というのは考えたほうがいいのかなという気がします。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  このことにつきまして、やはり奨励金という名目ではございますけれども、市の直営の収集作業員が直接取りにいっているというようなサービスもございますので、やはり市場価格を上回る価格というものは少し、他の市民感覚からして少しあるのかなと思いますので、奨励金ではあるんですけれども、今後も市場価格を念頭に事業を実施させていただきたいと思います。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございますか。  宮平委員。 ◆委員(宮平のり子)  7ページの繰越明許のところで、旧の最終処分場からの浸出水、これっていつから、これまでというところが、いつから繰り越したから、いつまでというのと、その河川放流がどのような状態、違法な状態にあったから下水道放流に切り替えるのか、その辺をもう少し教えてください。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  旧最終処分場は、大変、南風原町にございまして、いろんなものが、生ごみから、不燃ごみから、いろんなものが捨てられまして、大変、南風原の皆さんにご迷惑をおかけしました。  前翁長市長の時代にこれをかなり南風原町にも言っていただいて、解決というか、ご理解をいただいて、その上で最終処分場を港町のほうに設けまして、この最終処分場は現在、埋め立ては終了しておりますけれども、ただそこに降る雨が、地中を通って、最終処分の地中を、いろんなものが入っておりますので、地中通って浸出水として流れ出てきます。  その最終処分場、構造上、下に敷物をして、そこに落ちたものは一箇所に集まって流れ出てくるような構造になっています。その流れ出た水を処理をして河川に放流するというような作業をしているわけですけども、それはpHを調節したり等、いろんな調節をするわけですけれども、その薬剤の処理がかかるということ。  もちろん浄化をしておりますので、この水は飲めるほどの水として河川に放流をしておりますので、これについては問題ないんですが、ただ今お話したように、薬剤処理の部分だけですけれども、4,600万ほどの、電気料とか含め合わせても費用がかかるということで、これを何とかならんかということで、下水道につなぐことができれば、実は下水道につなぐのであればその処理がいらない。  現在少しずつ、水の状態がよくなってきていまして、河川にはそのまま流せないんですけれども、下水道にはそのまま流せるというような水質になっています。  それで、下水道につなげたいというふうに考えたんですが、下水道までかなりの距離があるということで、1.6キロございまして、それの配管が必要になります。配管が必要な上に、高いほうにありますので、下水道のポンプが必要と。  さらに、汚水を溜め込む池に、下水道につなぐときは、県のほうから、汚水と上から降ってくる雨水は一緒にしてはいけないというのがありまして、そこに屋根をかけるということを指摘をされまして、今回繰り越しになる工事はその工事なんですけども、決して今違法状態ではなくて、薬剤処理をして流している水を、薬剤処理なしで下水道につなぎたいというような内容でございます。  これ、繰り越しをお願いしていますが、5月いっぱいぐらいで順調にいけば終わりまして、それ以降にそういった処理をしていくというふうに考えております。 ○委員長(上原快佐)  宮平委員。 ◆委員(宮平のり子)  いつごろからというのは、どのくらいの期間、河川放流しているんですか。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  これは、完了した平成19年からでありますが、旧最終処分場ができて当初からその処理をしているということでございます。  昭和54年でございます。54年からずっと継続をして処理をしているということであります。 ○委員長(上原快佐)  宮平委員。 ◆委員(宮平のり子)  確認させてください。  昭和54年から最終処分場はあの場所にあったんですか。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  旧最終処分場は昭和54年からあの場所にありまして、ずっとごみで埋め立てをしているわけですけれども、平成19年にこれは完了いたしました。  平成19年からは港町にある海面上に囲いをしまして、そこに埋め立て。  工場も非常に性能がよくなりましたので、ごみの量も出てくるごみの10%以下しか埋め立てはしませんのであれなのですが、この旧最終処分場は平成19年で埋め立てを完了しております。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございませんか。
     坂井委員。 ◆委員(坂井浩二)  1点だけというか、擁壁の事業なんですけど、平成28年度に崩落した部分のあれですよね。早期の補強対策が求められると書かれてはいるんですけど、2年、3年たってしまっているのは何なのかなと。その間ってどうされていたのか。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  平成28年の4月に崩落をいたしました。この部分については、擁壁の再構築が完了しております。  ただ、調査をいたしまして、その左側の部分、そして右側の部分も必要だということであるんですが、ただ予算の関係がございまして、今、実際に崩落をしているわけではなくて、危険性があるということで、実施計画の中ではやっていこうということにはなってはいたんですけれども、やはり緊急度の問題、優先度の問題ということで、予算上はやはり先送りにされてきたということでございますけれども、今回、補正予算でもって全ての部分について、もちろん崩落した部分はもう終わっておりますけれども、危険性があるというふうに判断された部分については、今回の工事で終わりたいと考えます。 ○委員長(上原快佐)  坂井委員。 ◆委員(坂井浩二)  何となくちょっと対応が遅くなかったかなというようなものがなきにもあらずなので、しっかりやってください。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  今の崩落の場所は、実害はないよね、上の墓に。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  実害はございません。実害のないように、現在まだ未施工の部分についても、そういった配慮をしながら工事をしていきたいと思います。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  上の墓まで影響受けると、補償の問題でいろいろ、余計大きな額が出てきますよね。それは皆さん適切な対応だと思います。頑張ってください。 ○委員長(上原快佐)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  調整池がございますよね、25メートル、50メートルの。これ最初からボックスのカルバートを埋めておけば屋根つくる必要もなかったんじゃないか。こんなに大きな金額をそこにつくるというのは。まずかったんですかね。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  今、カルバートの話が出ましたけど、当初はもちろん下水道に接続するという案もございませんでした。これは処理をして河川に流すので、特に雨水が混入しても特に問題なかったのですが、これをいざ下水道という案が出てきたときに、県とも調整いたしましたけれども、そのときに初めて混ぜるなということがありますので、屋根が設置が必要と。  今、議員ご指摘のカルバート、よく下水等で使う、あれを上から落とそうかという話も実は考えたんですが、それでもかなり億単位の、池がかなり大きいので、これを全部埋めるとなると、あるいは真ん中から仕切ろうかという話もあったんですが、仕切るための擁壁を立てるのもまたすごいお金がかかるということで、今の工法、柱を立てるという工法が一番経費的には安いという判断でございます。 ○委員長(上原快佐)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  安くつくということで、カルバートからこういうふうな調整池になったわけですね。  わかりました。 ○委員長(上原快佐)  久高委員。 ◆委員(久高友弘)  ちょっとわからないので聞かせてもらいたいのは、敷地内道路擁壁補強対策事業なんだけれども、要するに当然これ落ちてきたら危ないから補強せんといかんけれども、この墓をつくってあるこの土地、この土地はどこのものになっている。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  これは民有地でございます。 ○委員長(上原快佐)  久高委員。 ◆委員(久高友弘)  なぜ、そういうことを聞くかというと、民有地の地主も責任あるんじゃないのかなと思っているんだけどね、そういうのはどうなの。  要するに、墓つくるときには、民有地を開発をして墓をつくった。そして、落ちてきて、これは構造には影響があるから、皆さん方は擁壁工事はしないといかんかもしらんけれども、民有地は民有地として、その自分の土地を当然守っていく、あるいは人に迷惑をかけないように整備していくという責任があるんじゃないのかなと思うんだけど、そういう民有地との話し合いとかはどうなの。全部これ那覇市がやるということになるとどうなるのかな。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  この土地の擁壁を建てる部分は、那覇市有地でございます。  さらに、ここは那覇市がもともとあった土地を削って擁壁を建てておりますので、そういう観点からしましても那覇市に大きな責任があるということ。  それが一つでありますけれども、もう一つ、さっきお話したように、工事の部分については民有地ではなくて、那覇市有地でございます。  工事したちょっと向こう側から民有地が始まるということになります。 ○委員長(上原快佐)  久高委員。 ◆委員(久高友弘)  これはもちろん市有地に対しては、当然那覇市が責任をもってやらないといかんけれども、要するにその市有地に対して、民有地からの土砂が流れてくるとか、あるいは民有地から例えば民有地が崩れて、那覇市のほうに責任、そういう要するに迷惑をかけていくというようなことはないのかな、将来的に見た場合。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  崩落した部分をそのまま置いておくと、そういう委員ご指摘のとおり、なったかもしれません。  ただ今回、もう修理を済ませておりますし、残りの部分についても市有地の範囲で工事をいたしますので、もしかすると市有地の工事の際に、逆に那覇市のほうがご迷惑をかけるということがあってはいけませんので、この辺のところは丁寧にやっていきたいなと思っております。 ○委員長(上原快佐)  久高委員。 ◆委員(久高友弘)  確かにね、これ図面で見る限りだけども、要するに民有地がそばまで来て、無理をして墓を建てたような工事になっているもんだからね、将来的に皆さん方の土地というのも高さの制限が今あるしね、そうしてくるとまた将来的には、もっと上のほうから崩れてくる可能性もあるんじゃないかなというような感じがするものだから。  だからその面も、やっぱり将来的な予防対策もしないといかんもんだから、そういうところでは民有地とのかかわりが出てくるんじゃないかと思って聞かせてもらったんだけどね、民有地が非常に大きいもんだから、それがまた将来的に別に墓をつくっていく、あるいはつくり直していくとか、そしてずっと相当高いもんだから、土地が。そういうふうな、将来的な、那覇市がもっと上まで擁壁を積み上げていかんといかんとか、そういうことも出てくるんじゃないかなというふうに見えるんだけど、どうなのかな。  その高さはそれで十分対応できるということになっているのかな。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  これにつきましては、再度崩れることがないように新たに擁壁を組むわけでございます。  その民有地の部分について、例えば盛り土をするとか、そういったことがあるとうちに流れてくるという可能性もありますので、この辺のところは民有地の管理者と情報を共有しながらやっていきたいなと思います。 ○委員長(上原快佐)  久高委員。 ◆委員(久高友弘)  これは将来的な予測まで立てながらね、要するに民有地の方、隣接している方とは、擁壁を積む場合に調整したはずだから、将来的に民有地が高いから、今皆さん方ぎりぎりの線で擁壁を積んであるけれども、それが将来的に民有地との関係でもっと那覇市側に崩れてくる可能性も見えるもんだから、そのときにはどうしようか、皆さん方もそのときには考えてくれよとかね、将来的な見通しも立てた上で話し合いはしておくべき、必要があると思うんだけどね、それはどうなのかな。 ○委員長(上原快佐)  徳嶺課長。 ◎クリーン推進課長徳嶺克志)  この部分については、航空写真からもわかるように、全てほぼお墓が埋まっています。お墓の改築とかですね、そういう際の可能性もないとは言えませんので、そこの売り主さん等々を通して、管理がしっかりできるようにやっていきたいと思います。 ○委員長(上原快佐)  久高委員。 ◆委員(久高友弘)  その点はやっておいたほうがいいと思うよ。  なぜかと言うと、これはもともと、全く墓地がないところの中に、工場ができた後で墓地もできてきたからね、後でやってきたから、だからそういう意味では今後の問題として、そういうやはり擁壁の問題が、崩れてくるとかね、そういう問題が起こる可能性があるから、そういうところはやはり隣接主とはね、何かあった場合には一つ皆さん方も、これは那覇市としてはここまでしかできないよと。将来的にはあなたたちは、この擁壁の上からは、皆さん方の責任でやるべき、これは考えをもっておかんといかんよというようなね、そういうような話し合いはしておかないといかんと思うよ。  僕らはもうこれ、工場ができる前から土地をよく知っているから。あっちの墓は全部アガリエ上長のときにつくらせたんだよ、あれは、全部、上の墓は。  だからあれまで含めてね、将来的な見通しも立てて、皆さん方はこれには望んでおくべきだと思う、擁壁の問題は。土地が高いがゆえ。  将来は擁壁がどうしても崩れてくる可能性があるから、あれだけ高い擁壁だから。  何年か後には全部またやり直さんといかんというあれになってくるよ。そういうところを一つ見通した上でね、やはり将来的なものを見越して対応していってくださいね。  よろしく。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)
     ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  次に、廃棄物対策課関係分についてを議題といたします。  川満実廃棄物対策課長、説明をお願いします。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  ハイサイ、おはようございます。  廃棄物対策課、川満と申します。  それでは、一般会計補正予算(第7号)中、廃棄物対策課分について説明をいたします。  説明資料3ページをお開きください。  まず、歳入ですが、歳入費目第16款財産収入01節物品売払収入が86万2,000円の増、補正後額は350万2,000円でございます。  これは、古布や再生家具等リユース品の11月までの売上実績から推計した年間の見込み額が増となることによる補正でございます。  次に、第20款諸収入04節衛生費雑入が8,098万1,000円の皆増となっています。これは、那覇市・南風原町環境施設組合が整備している環境の杜ふれあい公園の事業費のうち、平成28年度から平成29年度に繰り越された事業費が、用地買収の遅れ等により不用となったことに伴う過年度負担金の本市負担額相当分の精算金でございます。  次に、歳出について説明いたします。  4ページをお開きください。  歳出費目第4款衛生費、事業06エコマール那覇プラザ棟内推進事業の財源について、リユース品売上収入から86万2,000円増額し、家庭ごみ処理手数料から同額を減額して、エコマール那覇維持管理事業費に充当先を変更する財源構成を行います。  次に、事業07ごみ減量資源化推進事業は66万9,000円の減、補正後の額は1,361万6,000円でございます。  内訳の報酬35万4,000円の減は、非常勤職員3人分の通勤費相当額の執行残によるもの。報償費31万5,000円の減は、生ごみ処理機器等購入奨励金の上半期の交付実績から推計した年間見込み額の執行残分を減額したものとなっております。  最後に、事業02那覇市・南風原町環境施設組合負担金は355万5,000円の減、補正後の額は17億3,877万6,000円ででございます。増減の内訳は、ごみ処理施設管理運営負担金が122万8,000円の減、最終処分場建設負担金の償還金が67万3,000円の増、周辺まちづくり事業負担金が300万円の減となっております。  説明は以上です。よろしくご審査くださいますようお願いいたします。 ○委員長(上原快佐)  これより質疑に入ります。  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  ごみ減量資源化推進事業の報償費ですけどね、この生ごみ処理機の奨励金、29年は52件って出てましたけど、ことしは何件ぐらいになる予定ですか。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  処理容器を含めて34件を交付しております。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  なるほど。去年よりはちょっと落ちるという方向ですかね。 ○委員長(上原快佐)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  見込みとしては、年度後半については、前年度の半分程度を見込んで減額補正をしております。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  事業開始から、大分前からやっている事業ですけれども、大体これまでトータルしてどのぐらい生ごみ処理機というのは購入されているんですかね。 ○委員長(上原快佐)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  これまで、過去8年間の交付金額の推移を資料としては今持っているんですけども、一番この直近の8年間で、一番多い交付件数が平成22年度の91件、それから一番少ない件数が平成27年度の47件となっておりまして、平成23年度から平成26年度までは50件前後で推移をしている状況です。  ちなみにここ直近の3年間でいいますと、平成28年度が70件、29年度が52件となっております。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  これいつからスタートした事業でしたっけ。 ○委員長(上原快佐)  仲尾次潤廃棄物対策課主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  データを取っているのがございまして、きょう持ってきてはいないですが、問い合わせがあったときのことですと、覚えている範囲でお答えいたします。  平成11年度から交付実績が残っていますので、平成11年から交付相談の給付履歴がある形ということで一応説明をしております。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  大体20年ぐらい続いてきている事業なんですね。  生ごみ処理機自体も大分いろいろ、民間のものを購入されていくという形になると思うんですけれども、大分、価格変動等も起きてきてますよね。  これは事業としては継続していく必要性というのは、行政が支援する必要性というのはまだまだあるというふうにお思いなのか、今後の方向性を教えてください。 ○委員長(上原快佐)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  燃えるごみに占める生ごみの量もかなり割合が高いところがありますので、生ごみの減量化に向けては、この処理機の交付事業というのはそれなりの効果があるものというふうに考えています。  今後については、その見込みの件数を精査をして、継続して取り組んでいきたいというふうには考えております。  先ほど処理機器の価格もいろいろあるという話がありましたけれども、今年度交付した世帯の平均の購入金額を示しますと、生ごみ処理機が平均で3万7,913円。その中で3分の2が交付対象になっておりますので、交付金額の平均が2万1,442円。一方の処理容器については、平均の購入価格が4,768円、そのうち3,462円を交付しております。 ○委員長(上原快佐)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  歳入ですけども、歳入の物品売払収入というのがありますよね。リユース品がその中にあるわけですけども、リユース品といっても、再生してそれをまた市民に販売提供されるわけじゃないですか。  これに書かれている備考を読むと、家具等って書いてますよね、家具などが主なんだなと思うんですけども、リユース品にはそういった家具以外にどういうのがあるんですか。 ○委員長(上原快佐)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  古着が多いです。古布ですね。 ○委員長(上原快佐)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  今回80万ぐらい増額になっているわけですけど、前回よりも売れる可能性が十分にあるという見込みだと思うんですよね。こういうものは、市民に対してどのように、今こういうのやっていますけど、お買い求めいただけませんかって、どういうふうに広報というか、PRしているんでしょうかね。 ○委員長(上原快佐)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  そのエコマールの推進事業を委託しているアースの会、市民団体ですけども、アースの会が毎月1回、エコマール那覇プラザ棟ニュースを発行して周知を図っているということと、ホームページ等ですね。また、場合によっては、市民のとも、それから新聞の副読紙等ですね、取り上げていただく場合がありますので、そういったところを利用して周知を図っているところです。  それから、那覇・南風原クリーンセンターの見学の際にも、アースの会が案内をしている、委託を受けて案内をしておりますので、そのときにも施設見学のときにも利用推進の案内はしているところでございます。 ○委員長(上原快佐)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  リユース品が売れ残るとかね、これはもう3年前ぐらいからずっとあるよとかいう、売れないやつ、こういうのはどうなるのかな。 ○委員長(上原快佐)  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  仲松委員のご指摘の部分なんですが、リユース品として集めているわけではなくて、市民のほうが自分はいらなくなったからということで、古着の日に出しますね。そちらの中から使えるものを基本的にまた選んで、きれいにした形で、ハンガーとかかけたりして展示販売をしていますが、もし売れ残っている場合は、今度はちゃんとした形での再使用というんですかね、服から服として使うという形ではなくて、布の状態にして、拭き取り用の布みたいな形にかえて、形態をかえて購入できる形にして、売り切りという形で古着に関しては対応しております。 ○委員長(上原快佐)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  いろんな工夫をして、再利用するというか、リサイクルしているわけですね。中にはリサイクル業者が大量に買い求める場合もあると思いますけど、どうですか。 ○委員長(上原快佐)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)
     そういう事例も中にはあると聞いております。そういう業者に対しては、ここは事業の趣旨が違うので、遠慮してくださいという話をしています。 ○委員長(上原快佐)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  歳出の300万の減、周辺まちづくり事業負担金というのがございます。これ、国庫補助の打ち切り、減額による減というふうな形だけでしょうかね。これはまだまだ整備する周辺まちづくりの事業というのはいっぱいあると思うんですけれども、どんなですか。 ○委員長(上原快佐)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  これは、那覇市・南風原町環境施設組合が、国庫補助を受けて整備をしている環境の杜ふれあいの公園の事業費なんですけども、事業の進捗が少し遅れておりまして、これは用地買収が難しいケースがあるということで、少し遅れていることがありまして、この事業費を縮減をしております。  国庫補助対象に対応する事業費を、1,500万計上していた事業費を1,200万に補正減しているということで、その300万円については減という形になっております。 ○委員長(上原快佐)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  環境の杜については、大変地域からも喜ばれているし、もっともっと整備拡充できるような状態であれば大変いいんじゃないかなと思います。頑張ってください。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  次に、環境保全課関係分についてを議題といたします。  佐久本整環境保全課長、説明をお願いします。 ◎環境保全課長(佐久本整)  ハイサイ、環境保全課でございます。よろしくお願いします。  今回の補正予算は2つありまして、識名霊園にかかる霊園使用料収入の増額と、住宅騒音防止対策事業にかかる歳入歳出の減額となっております。  まず、お手元資料の8ページをお開きください。  13款01項03目02節の霊園使用料ですが、補正前額1,857万3,000円、補正後額が2,057万3,000円となっております。  200万円の増額となっておりますが、これは両方とも合葬用納骨室の使用料、それと合葬室の使用料となっております。両方とも、那覇市民共同墓の使用料にかかるものとなっております。  最近利用が進んできていまして、使用料が上がっているということでございます。  次に、14款国庫支出金ですが、これは住宅騒音防止対策事業費の補助金となっております。補正前額が3億9,155万2,000円、補正後額が8,447万9,000円、3億707万3,000円の減額となっておりますが、これについては歳出のほうで事業の内容をご説明したいと思います。  資料の9ページをお開きください。  住宅騒音防止対策事業ですが、これは那覇空港周辺の住宅防音工事と更新工事の助成ということになりますが、これの事業の進捗及び実施見込みによる補正減となっております。  防音工事は平成27年の5月に追加指定した防音対策区域について、おおよそ1,200の世帯がありますけれども、そこにおける防音対策工事をするものでありますが、計画では214戸予定しておりましたが、実施見込みがことしは49戸になっております。計画4年目ということでありますけども、少し少なくなっておりますが、そういうことになっております。  更新工事につきましても、43台予定をしておりましたが、実施見込みが21台となっております。  これによって、事業費のうちの19節負担金、補助金、交付金のほうが助成にかかる交付金ですけども、3億8,184万7,000円、これが補正後は8,914万円というふうに減額をされております。  そのほか、付帯する事務費についても実績に応じて減額をしておりまして、この内容となっております。  以上が、環境保全課の歳入歳出補正予算の内容であります。ご審議のほどよろしくお願いします。 ○委員長(上原快佐)  これより質疑に入ります。  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  まず30年度でこれだけ、214戸が49戸ということ、なかなか進まない状況。要因というのは何ですか。 ○委員長(上原快佐)  佐久本課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  27年に始まって1,204戸ということですけども、おおよそ4年間で割りながら進めてきましたけども、29年から希望調査を入れています。その中でおおよそ100戸近くが希望しないというのがあったりします。そのほかにも空き家であると。空き家であると工事ができませんので、そういったのが要因になっていてこういった数字になっております。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  もうちょっとわかりやすく、1,204戸当初、4年間でやろうという中で、現在既に済んでいるものと、今、空き家等を除いて、あと残りの件数というのはわかりますか。 ○委員長(上原快佐)  神村健一郎環境保全課主幹。 ◎環境保全課主幹(神村健一郎)  お答えいたします。  平成27年度から今年度見込みの49戸を足して、平成30年度までで実施が776戸の見込みでございます。差し引きますと428件、430戸ほどの世帯がありますけれども、そのうち空き家、それから対象外。対象外というのは商業施設とか事務所とかで使っていて、住宅防音工事の補助対象要件から外れる戸数になりますけども、これを含めると152戸がそれにあたります。  ですので、差し引きしますと、276戸が未実施となりますけれども、今年度、前年度の希望調査等で、防音工事を希望しない旨の意思が確認できるところが100弱程度ありますので、大体90戸ぐらいだとすると、3分の1が希望しないと。残りの3分の2ですから、180程度が未回答ということで、やるのかやらないのかわからないというような状況でございます。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  政策説明資料の数字と若干食い違いはあるけれども、大体、そうなると残っている分としては100戸ぐらい。 ○委員長(上原快佐)  神村主幹。 ◎環境保全課主幹(神村健一郎)  残っている戸数は180で、政策説明資料の2月補正予算のところに未実施111となっていますけれども、こちらは平成30年度が214戸ということで、計画の戸数を入れているものですから、それで111ということで数字が置き換わるんですけれども、この数字は今説明させてもらった数字になっております。180ですね。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  当初は30年度終了の事業の予定で、次年度も継続というふうになっているかとは思うんですけども、大体もう31年度で完了予定ですか。国の補助ですよね、ほとんど補助事業ですよね。その調整含め、どういうふうになっていますか。 ○委員長(上原快佐)  神村主幹。 ◎環境保全課主幹(神村健一郎)  国のところでは、平成31年、まず次年度ですけれども、こちらが要望している要求件数額の内示というか、内諾ですけれども、それをいただいているところです。これが当初予算で説明させてもらいますけれども、87戸。  今、実は32年度の概算要求を準備しているところなんですけれども、こちらも希望調査等々の数字から、こちらが要求する分はつけていただけるのかなと思っているのと、32年度はまだ現状維持のままで補助事業を実施するということは、8月の時点、去年の8月、今年度の8月の時点で回答いただいておりますので、32までは問題なく実施できるかと思います。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございますか。  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  防音工事希望しない方々の理由などは調査されていますか。 ○委員長(上原快佐)  神村主幹。 ◎環境保全課主幹(神村健一郎)  希望しない理由としては、これは今、希望調査で予算を、件数を把握するために、希望しない理由も教えてくださいということではがきを送っています。そして返信がある中で、希望なしとだけ書いている方もいれば、そんなにもううちのところ騒音が気にならないのでいいですとか、あとは所有者は希望しているんだけれども、居住者が、ちょっと私がいる間は工事待ってくれと言ってたり、また逆に居住者の方は希望するんだけれども、所有者の方がうーん、ちょっとなぁというふうな、居住者と所有者で食い違いがある物件だとか、そういうものもあったりするので、そういうところにはなるべく、こういう事業なのでぜひ早いうちに補助事業を活用してやっていただきたいなということでの説明はしていたりするんですが、感触として、ちょっと数字は今抑えていないんですけれども、そんなに気にならないよとか、まあどっちでもいいけどなとか、あとは、戸建てとか、推測されるのは、せっかく綺麗につくった住宅、サッシ周りにどうしても改修で傷をつけてしまうということにはなりますので、その辺を気にされる方もいらっしゃるのかなと思ったりします。 ○委員長(上原快佐)  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  調査が難しいことは理解しました。  あとはやはり防音工事を、こういう今、補助事業だからやろうではなくて、防音工事をすることによるメリットなどの説明はされているのでしょうか。  例えば、医学的に騒音にずっとさらされていると、病気になりやすい、高血圧になりやすいとかですね、そういうデータをもとに市民の方に説明がされているかどうか聞かせてください。 ○委員長(上原快佐)  神村主幹。 ◎環境保全課主幹(神村健一郎)  これは補助事業として、防音工事をします。また、防音工事をしたら、時期が来れば更新工事ということで取替の費用の一部を補助しますというような事業の説明はしているんですけれども、委員がおっしゃられたような健康被害であるとか、その辺の効果というところまでは説明が至っていないところです。  以上です。 ○委員長(上原快佐)  久高委員。 ◆委員(久高友弘)  今の話をちょっと聞いてみてさ、那覇市の防音工事に対する取り組みが弱いんじゃないかなという感じがするんだけどね。要するに、平成27年度から追加指定されて、そしてその中で1,200戸やるんだけども、戸数も多いけれども、それに対する皆さん方の那覇市の取り組みが弱い。要するに人間が少ないとかね、あるいは住民に対する防音工事をさせてくれ、ちゃんとそういう工事をやることになっているからさせてくれとか、あるいは早目に、いつまでにはやりたいから、件数も多いけれども、全部取りかかる皆さん方の対応が弱いというのを感じるけどね。どうかな。
    ○委員長(上原快佐)  佐久本課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  今のところ、住宅防音グループは5名の職員でされています。その中で27年から開始していますけども、その中で希望調査というものも29年から始めておりまして、最初に周知をするもののほかに、こういった意向調査もやっています。  29年とまた30年の意向調査も中身が違いまして、どういったことで希望しないのかということも今回やっているところなんですね。  なので、徐々ににこういう周知は、最初からそうですけども、足りないところがあればやっていっているところですので、その辺はご理解いただきたいなというところです。 ○委員長(上原快佐)  久高委員。 ◆委員(久高友弘)  あんたたちの言い分わかるよ。1,200戸とは大変だよな。平成27年からね、わずか3年、30年までに終わる予定でやると。要するに3年、4年の間に1,200戸もするとなるとね、1,200戸に通知をして、そして指導して、そしてその気にさせてやっていく、工事まで含めてやっていくというのは無理があるようなことだけども、ただそれに対する対応ができるような人員、あるいはそれに対応できるような組織的な動きもちょっと弱いんじゃないかなと。  聞いていて感じね、戸数が多いがゆえ、それに対応できるような、やはり当局の取り組みが弱いんじゃないかなと、そういうふうに感じるもんだから、やはり30年までに終わるのであれば、1年、2年、これは伸びるかもしれんけれども、まだまだやっていない数が多いと。これをやはり地主の責任とか家主の責任とかにするんじゃなくてね、やはりみんなに周知徹底をして、みんな工事ができるように。その人のために役立つことなんだから。  やらなくていいですとか、そんな問題じゃないさあね。だからそういうのも含めてもう少し指導を徹底してやっていただいて、そしてみんなに喜ばれるような工事をしてもらいたいと。希望しておきましょうね。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ないようでありますので、この程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  次に、環境政策課関係分についてを議題といたします。  宇地原靖環境部副部長兼環境政策課長、説明をお願いします。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  ハイサイ。  議案第14号、平成30年度那覇市一般会計補正予算(第7号)中、環境政策課分について説明資料でご説明をいたします。  1ページをごらんください。  まず、歳入についてご説明をいたします。  第16款1項3目基金運用収入でございます。  7節環境保全・創造基金収入について、7,000円を増額し、補正後の予算額8,000円とするものでございます。  これは、那覇市環境保全・創造基金の運用利息について、利息分の増額を行うものでございます。  続きまして、第20款5項4目雑入、節としては衛生費の雑入でございます。  これにつきましては、補正前300万円を、67万8,000円補正減をいたしまして、補正後の予算が232万2,000円となるものでございます。  これはCO2排出削減促進事業、いわゆるクールチョイス事業に対する国の補助金でございます。後ほど説明しますが、歳出においてこの補助、委託事業の入札執行残、実績による減をいたしますので、その見合いとして歳入を減額したものでございます。  なお、これは環境省の10割補助事業でございますけれども、国から直接補助を受けるものではなく、国から事業を受託した一般社団法人環境イノベーション情報機構が実施する間接補助事業となりますので、会計上、歳入科目は、国・県補助金ではなくて、雑入として整理をさせていただいているものでございます。  続きまして、歳出についてご説明をいたします。  4款1項5目地球温暖化対策推進費でございます。  01事業温暖化対策啓発事業につきましては、職員手当、補正前110万から50万円を減じまして、補正後は60万となっております。こちらは実績による時間外手当の減額となってございます。  それから、03事業CO2排出削減促進事業、クールチョイスの啓発事業でございますが、こちらは委託料、実績、入札執行残による減額となってございます。  続きまして、4款1項11目の那覇市環境保全・創造基金費でございます。  積立金、補正前、費目存置1,000円から7,000円を増額しまして、補正後は8,000円となってございます。これは、歳入のほうでご説明をしました基金運用利子をまた基金に繰り出すということでの歳出の増でございます。  以上、環境政策課分でございます。  ご審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(上原快佐)  これより質疑に入ります。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  歳入歳出、両方見たら那覇市環境保全・創造基金、今ご説明ありましたよね、積立金。今幾らぐらいあるんですか。 ○委員長(上原快佐)  宇地原課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  基金のほうは31年度の予定でございますが、すみません、30年度当初で638万9,926円となってございます。  また、31年度につきましては、利息分と、それからこの基金を充てている事業が環境政策課と環境保全課にそれぞれ事業がございますので、その執行状況によって金額が確定するということになります。  以上です。 ○委員長(上原快佐)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  今おっしゃっている事業というのは、どういうものがあるのかな。 ○委員長(上原快佐)  宇地原課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  まず、環境政策課においては、住宅用省エネ設備補助金の交付を行っています。これはいわゆるエコキュート、あるは太陽熱の利用の温水器等を設置する市民に対し、一定額を補助しているものでございます。  それから、環境保全課所管の事業でございますが、こちらは那覇市雨水施設等設置費補助金交付事業でございます。これは雨水を利用する施設、あるいは井戸水を利用するための整備だったり、井戸の清掃等を希望する市民に対して、これも一定の額を補助している事業、この2つの事業に基金から充当しているところでございます。 ◆委員(仲松寛)  すみません、細かくなるけど、それぞれの事業の事業予算はどれぐらいの規模ですか。 ○委員長(上原快佐)  宇地原課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  まず、環境政策課で行っている住宅用省エネ設備の導入促進助成事業につきましては、当初75万円でございます。それから、環境保全課所管事業につきましては、すみません、保全課所管ですので今資料はございませんが、実績として、ごめんなさい、30年度当初予算が60万ちょうどでございます。この事業に充ててございます。 ○委員長(上原快佐)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  638万の基金があって、2つの事業があって、それぞれ今の説明では75万と60万の事業で充てていると。今年度は、また基金、どれだけ積み立てる予定なのだろうか。 ○委員長(上原快佐)  宇地原課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  今のところ、新たに基金に積み立てる予定はございません。 ○委員長(上原快佐)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  はい、わかりました。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  クールチョイスの啓発運動で、今年度からスタートして、これは2030年まで続くということで聞いてはいるんですけど、先ほど説明で環境省の10割補助で、直接市に入るものではなくて、委託先の団体を通してやるということで、中身の企画とかそういうところは環境政策課はかかわってないんですか。 ○委員長(上原快佐)  宇地原課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  これは、環境政策課のほうでその補助金の交付要綱に合わせた事業を企画をして、このイノベーション機構に申請をして、これが通れば補助金が交付されるという仕組みとなってございます。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  このイノベーション機構さんに、どういうことをやるのかというのは皆さんから提案をして、実際に実施する、全部委託事業ですよね。その委託先にそれが直接入るという仕組みになっているのかな。皆さんのところ通して一応やってはいるけど、ちょっと今年度の委託先ってどういうところが受けているんですかね。 ○委員長(上原快佐)  宇地原課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  いわゆる広告代理店のほうに公募、入札を実施しまして、政策説明資料の54ページに具体の事業がございますけれども、今年度はクールチョイスの啓発のために、市内バスの吊り広告であったり、モノレールの広告、それから車内放送等を実施、まずはしたということと、あとは各種イベント等にクールチョイスを呼びかけるためのチラシの作成等をこの事業の中で一括して行っているところでございます。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋
     私聞いたのは、広告代理店さんが受けるというのは、それは皆さんの企画に合わせて、今回はこういう業種先の委託先というふうに。これ確かに見ると、バスのモノレール等への広告とか、それから映画の啓発動画の上映とかというところで広告代理店に投げたという理解でいいんですか。  そうすると皆さん、プランに合わせて委託先というのは変わってくる、新年度は。 ○委員長(上原快佐)  宇地原課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  まず、補助金の仕組みなんですが、環境省がこの補助事業の実施主体を公募いたします。この公募にあわせて、一般社団法人イノベーション機構が手を挙げて受託を、環境省から全国的に補助金を受託して、この機構が公募の要領を発表します。  それについて、那覇市もこういうことをやりたいというふうに企画をして、機構にこの事業概要を出して、これが補助金にかなうものと認められると、補助金がこの機構から交付されるという仕組みでございますので、この補助金の交付、これが決定をした後にこの企画でもって、我々は一般に入札をかけるという仕組みです。  入札によって受託者が決まればそこと契約をして事業を実施していただいて、後にこの機構に事業の実施の報告をして、最終的には通常の補助金と同様に交付決定から確定を経て、その機構から那覇市に補助金が交付されるというような仕組みでございます。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  わかりました。  今年度の活動というのは、非常に市民からすると受け身的なね、動画だったり、見るものだったり、あとは広告という形ないので、ちょっとインパクト非常に弱かったのかなという印象があるんですね。  せっかくやっている事業で、これからも継続10年間やっていく事業でもあるので、皆さん今後の方向性でこれまでに興味がなかった層への広報という。広報がどうしてもメインにはなってくるけれども、もうちょっとアプローチの仕方、インパクトの出し方というものは工夫される必要があるんじゃないかと思うんですけれども、いかがですか。 ○委員長(上原快佐)  宇地原課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  クールチョイス事業に関しては、市民の行動変革を促すというのが趣旨でございます。どうしても啓発ということで、そういうPR的なものになりがちでございます。  事業の趣旨としても、例えばより市民の興味を引くような何かグッズですとか、これはその事業の趣旨から充ててはいけないということになっているものですから、なかなか我々も知恵をしぼって、できるだけ有効に使えるような形で企画をしていきたいと思います。  今年度につきましては、那覇市の特徴である地域が非常に狭くて、渋滞でかなりエネルギー含めてロスがあるということを念頭において、その特性から公共交通へのシフト、またその公共交通であるバス、モノレールの中にそういう広告ジャックすることによって、環境にやさしい製品、家電等も買い換えの際には少しお考えくださいといったようなものもあわせて示すことによって、少しでも市民の行動変革を促すような取り組みをいたしました。  今後とも知恵をしぼって、そういうのが目的にかなうような事業を考えていきたいと思います。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  頑張ってください。終わります。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございますか。  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  次年度も絡むので、この段階で補正のところでお伺いしたいんですけども、先ほどお話にあった間接補助事業ということで、仕組みが複雑なのでお伺いしたいんですけど、国が、これ一般社団ですよね、環境イノベーション情報機構というのに委託をしてというところがあるんですが、そこの委託というのは、プロポーザルとか競争入札とか随契とか、どういうふうになっているんですか。  つまり、質問の趣旨というのは、こういったこの機構がどういった団体で、どういった活動をしているからこれだけの権限があるのかなということで。 ○委員長(上原快佐)  宇地原課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  国が、環境省が公募をしてそれを受託したのがこの一般社団法人でございますが、この公募に当たって選定について、プロポーザルなり、この選定の手順については今承知をしてございません。  ただ、例えば環境省補助事業でもこういった間接的な補助は幾つかございまして、クールチョイスについてはイノベーション機構が取り扱っておりますけれども、例えば今定例会でご質問がありましたZEB、その事業についてはまた別の一般社団法人が補助事業を行っているといった、こういう仕組みが幾つかこの補助メニューの中にございますので、我々としては環境省の補助事業ですので、それをきちんと執行できるという公的な性格を有するような団体が受託していると思われますが、この中身、プロポータルだったり、あるいはどんな形で公募、その受託者を決定しているかということまでは、今、申しわけございませんが、情報がございません。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  恐らく専門性の高い団体であると思われるんですけども、どうなんでしょう、例えば天下り団体とか、そういったことではないのかどうなのか。  要は結局、補助金とか事業の適正化を判断するのはこちらの機構ですよね。ですのでちょっとその辺が、団体の性質がどういったものなのかということがわからないと、那覇市でやっている事業や補助金が適切かどうかと議会が判断する材料としては、ほしいなというところがありますので、その辺何かご存じであれば。 ○委員長(上原快佐)  宇地原課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  今の仕組みは、今年度、あるいは次年度以降も継続されることと思っております。  いわゆる環境省がまた新しい年度の各種補助事業について公募を行うというスタイルで進めていくと思いますので、こちらとしても公募の内容、この事業の趣旨、あるいは公募を受ける団体の要件とかですね、こういうものは確認することは可能だと思いますので、それが那覇市の事業を組み立てる際にその事業の趣旨等に影響するのかどうかということは注視していきたいというふうに思います。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  新年度の補正予算の議論で改めてお伺いしたいかもしれませんので、そこの機構の内容と、あと事業に関しては今回もう補正で減ということなんですが、これも新年度のときにお話しますけども、30年度に関してはバスとかモノレールの車内とかですね、そういったむしろクールチョイスしているんじゃないかぐらいの人たちへ向けての発信だったので、実際はそれができてない人たちに向けた発信というのが大事なのかなと思っていますので、これは新年度で見ていきたいと思います。  以上です。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(上原快佐)  再開します。  次に、都市みらい部・公園管理課関係分についてを議題といたします。  島袋勝公園管理課長、説明をお願いします。 ◎公園管理課長(島袋勝)  それでは、議案第14号、一般会計補正予算について、公園管理課分をご説明いたします。  お配りの資料の1ページをごらんください。  まず、歳入でございます。  15款県支出金の2項5目2節5細節沖縄振興公共投資交付金(都市公園事業)で、これは公園施設長寿命化対策支援事業にかかる県補助金でございます。  補正前額が2,500万円で、補正額が1,450万の減額で、補正後1,050万円となります。  内容としましては、沖縄振興公共投資交付金の県支出金内示額に合わせて補正額を行うものでございます。  次に、21款市債の1項2目2節2細節公園事業等債(都市公園整備事業)で、これも同じく公園施設長寿命化対策支援事業の裏負担分にかかる市債でございます。  補正前額が2,250万円で、1,310万円の補正減を行い、補正後額が940万円となります。  内容としましては、沖縄振興公共投資交付金の県支出金内示額にあわせて減額補正を行うものでございます。  合計で4,750万円を2,760万円減額し、1,990万円となります。  続きまして、2ページの歳出でございます。  8款土木費の4項6目12事業公園施設長寿命化対策支援事業で、補正前額が5,030万円を、2,900万円補正減を行い、補正後額2,730万円となります。  内訳としましては、13節2細節、設計工事等委託料の補正前額300万円を18万1,000円補正減額し、281万9,000円の補正後額となります。これは実績による減となります。  続きまして、15節1細節新設改良工事費で、補正前額の4,700万円を、2,881万9,000円の減額補正を行い、補正後額1,818万1,000円となります。  内容としましては、沖縄振興公共投資交付金の県支出金内示額にあわせて減額補正を行うものであります。  合計で8款土木費の4億9,320万1,000円が、2,900万円の減額補正を行い、補正後額4億6,420万1,000円となります。  次に、3ページ目をお開きください。  繰越明許費の説明でございます。  繰越予定事業が3事業ありまして、まず、04事業の公園維持管理費のうち、繰越明許費が303万円でございます。  工事の1件が入札不調で、随意契約の案内を行いましたが、応札がなく再入札を行うこととなり、年度内の執行が難しい状況となったためであります。これにつきましては、年度内の契約をする予定で今進めているところであります。  続きまして、13事業亜熱帯庭園都市の公園美化事業でございます。  繰越明許費が2,700万円であります。  これも工事の1件が入札不調で、随意契約の案内を行いましたが応札がなく、11月末現在に契約を改め繰越を予定しておりましたが、その後契約に至りまして、3月完了を予定しております。  続きまして22事業民間活力を生かした公園活性化事業でございます。  繰越明許費が285万円でございます。  理由としましては、関係機関との調整の結果、業務委託内容に変更が生じ、検討に日数を要するためとしております。  合計で3,288万円の繰越額となります。  以上で説明を終わります。  ご審議のほどよろしくお願いします。 ○委員長(上原快佐)  これより質疑に入ります。  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  本会議等でもあったんだけど、この公園施設長寿命対策、公園の遊具の撤去更新に当たる予算ということで、非常に大事な予算なんだけど、県の内示というのは大体いつごろになるんですか。 ○委員長(上原快佐)  島袋課長。 ◎公園管理課長(島袋勝)
     内示は4月ごろにあります。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  去年の4月ということですよね。 ◎公園管理課長(島袋勝)  はい。 ◆委員(糸数昌洋)  今要するに、補正減でこれだけね、半分ぐらいになっちゃって、当初2公園予定しているのを、 漫湖公園のみになったわけでしょ。その辺の判断というのは、この内示とあわせて行うわけでしょ。  その辺のスケジュール的な流れ、ちょっと教えてもらえますか、改めて。  補正減になるタイミングと、皆さん工事発注しなきゃいけないわけだから、その辺のタイミング的なものを年間の中でどういうふうな感じでやっているのか教えてください。 ○委員長(上原快佐)  島袋課長。 ◎公園管理課長(島袋勝)  4月ごろ内示がありまして、それにあわせて申請します。内示額にあわせた額でまず申請して、申請が下りたら工事発注します。それで進めていくんですけども、またさらに、もしかしたら補正増の内示があるかもしれないということがありますので、そのまま事業を進めていって、補正の内示の変更がなければ今回の2月で補正減という形になります。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  皆さんは当初、国・県のやつ、これは公共投資交付金なんだけど、2,500万見込んでいたわけね、これに地方債も含めて、絡めて。  それが、今回減額されるというのはどの時点でキャッチして。  実際、工事の関係の発注の流れとかありますよね。  ちょっとその辺の流れを教えてもらえませんか。 ○委員長(上原快佐)  島袋課長。 ◎公園管理課長(島袋勝)  4月に内示がありまして。 ◆委員(糸数昌洋)  当初のね。 ◎公園管理課長(島袋勝)  はい。それの内示にあわせまして交付申請を行って、それが認められたら工事発注するという形ですね。  当初、内示がありますので、それにあわせて発注するということで。  いろんな入札契約の事務手続とかありますので、年度の中旬ぐらいになったりはしますけど。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  ちょっと休憩。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  内示額にあわせて減額補正というものが2月に、毎年この2月定例会で行われるけれども、実際には4月の時点で見えている状況の中で、その間、結局2月に落とす理由は、その間にまた国の補正等が入ってくる可能性もあるということで、あえて予算を残した状態で上がってきますね。  その間にとられる対応という部分で、議会とのその辺の情報交換を含めて、何らかの対応というのはできないものかと思うんですけれども、いかがですか。 ○委員長(上原快佐)  比嘉世顕都市みらい部副部長。 ◎都市みらい部副部長(比嘉世顕)  お答えいたします。  今ご質問あった件につきましては、4月、通常の一般的な予算は4月、国の予算が決まった後、国庫補助金については4月以降でそういう額というのが見えてまいります。そういう中で、実際我々が組んである当初予算との差額とかというのは見えてくるような状況になりますので、今後、今委員からご提案のあった情報の共有というんですか、そういったものについては少し手法等を検討させていただければというふうに考えております。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございますか。  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  繰越明許費なんですけども、最初確認なんですが、13の亜熱帯庭園都市の公園美化事業に関しては、11月末現在で未契約であったけども、その後契約に至った。それで、3月というのはこの3月に完了予定ということなんでしょうか。 ○委員長(上原快佐)  島袋課長。 ◎公園管理課長(島袋勝)  この3月で完了する予定でございます。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  ということは、しかしながら、予算自体は繰り越しということになるんですか。 ○委員長(上原快佐)  島袋課長。 ◎公園管理課長(島袋勝)  この提出の時期が早かったものですから、その時期にあわせて提出したときには繰り越しということで上げさせてもらっています。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  休憩中にお話伺って、枠として繰り越すということで、事業が終了して支払いは速やかに行われるということで理解をしました。  お伺いしたいんですけども、やはりその上の公園維持管理費にしても、入札不調、随意契約の案内を行ったけども応札がなくという、こういった非常に厳しい状況だと思うんですけども、この辺の詳細の事情について教えていただきたい。 ○委員長(上原快佐)  島袋課長。 ◎公園管理課長(島袋勝)  まず、04事業の公園維持管理費でございますうけども、工事1件が入札不調になりまして、再入札を行ったんですけども、再入札でも業者さんが決まらなかったということがありまして、入札不調だったので、不落随契で、随契の相手方を探していたんですね。随契の相手方がいなくて、再入札をしました。これは工期の見直しとかを行って、再入札をしました。  この再入札に関しても、今、随意契約に向けた調整をしているところでございます。  2度入札したんですけど、2度不調に終わったので、2回目入札の後に随意契約の相手を探している、調整中ということです。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  先ほど工期の見直しというお話もありましたけども、価格設定とかは、原因、要因の一つではなかったんですか。 ○委員長(上原快佐)  島袋課長。 ◎公園管理課長(島袋勝)  価格設定につきましても、調査しましたけれども、適正な価格であったということです。  ただ、発注の時期が、金額が金額で300万円なので、発注の時期が少し大きな工事があったりして、手を挙げるところがいなかったかなというところがありましたので、今回時期も見直しということでございます。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  時期の見直しと工期の見直しということで理解をしました。  非常に人手不足で厳しい状況ということもあり、こういった状況が続くと、また市政運営といいますか、市民サービスにも影響がありますので、この辺は鋭意努力をしていただきたいと思います。  最後に、民間活力を生かした公園活性化事業なんですけども、こちらも関係機関との調整の結果、業務委託内容に変更が生じとありますけども、これはどういった内容からどういった内容に変更になったのか教えてください。 ○委員長(上原快佐)  島袋課長。 ◎公園管理課長(島袋勝)  当初は、民間活力の導入調査業務ということで、一括して委託しようと思っていたんですけども、流れの中で、その中ではアンケートとかあったんですが、いろいろ関係機関といいますか、商工農水課とか防災とか、あるいは部内の、この民間活力というのは初めて行うものですから、民間活力の公園の活性化というのは初めて行うものですから、部内の勉強会をやったりとかいうことで、詳細を煮詰めていったんですね。
     その中で、アンケートは自前でやったほうが生の声が聞けるんじゃないかということで、アンケートは自前でやりました。  それから先ほど言いました防災関係とか商工関係とかの調整があったりして、ニーズがあるのかとかですね、そういう調整をしました。  また、議会で出てきましたけども、新たに協議会の設立に向けた動きがありましたので、それも検討していこうかなということで、少し内容をいい方向に変えていくということです。  以上です。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  いい方向にもちろん変えるんでしょうけど、その具体的な、どういった点をいい方向に変える、どのように変えたんでしょうか。 ○委員長(上原快佐)  島袋課長。 ◎公園管理課長(島袋勝)  いい方向にとはちょっと言い過ぎましたけど、協議会の設立というのが今までなかったので、それに向けた新たな試みをしたりということですね。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございますか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  今の入札不調の問題、副部長に聞きますけど、これはもう、ここの課の問題じゃなくて、全庁的な問題でしょ。皆さんどういう対策、対応を考えているの。 ○委員長(上原快佐)  比嘉副部長。 ◎都市みらい部副部長(比嘉世顕)  お答えします。  やはり聞こえてまいりますのは民間のほうも人手不足、あと、資材が高騰しているとかですね。やはり一番大きい原因は人が回せないというような問題もあるかと思いますので、その辺につきましては、こういう我々の発注する維持工事等含めて、契約検査課とかを通してやる大きな工事ございますけれども、それについては実際の工期といいますか、人手不足と、あとは単価に関しましては、我々どうしてもきちんとした基準のもとに単価設定された県の単価とかというのを使ったりとか、あとは見積もりによるところもあるんですけれども、その辺は実際精査しながら価格設定、積算というんですか、その辺はきちんとやりながら、あとは工期の問題、あとは人手の問題、あとは発注時期の問題等も含めて、やはり対応というか検討はしていかないといけないかなという中で、全体的な流れとして今実際そういう問題が起こってきているというのは事実でございます。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  公共事業の円滑な執行という面で、これはもう解決を図らないといけない問題なので、ぜひ全庁的な知恵出して、もっとほかにいい方法がないのか頑張ってください。終わります。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(上原快佐)  再開します。  次に、道路管理課関係分についてを議題といたします。  知花豊道路管理課長、説明をお願いします。 ◎道路管理課長(知花豊)  ハイサイ、道路管理課の知花です。  それでは早速ご説明いたします。  議案第14号、平成30年度那覇市一般会計補正予算(第7号)中、道路管理課分についてご説明いたします。  まず、予算書とお配りしました資料をあわせてごらんください。  資料1ページ、歳入の補正でございます。  予算書では27ページになります。  第13款使用料及び手数料、道路橋りょう使用料の445万4,000円の増額補正、これは道路占用料及び法定外公共物(里道)使用料の実績による増であります。  また、行政財産目的外使用料161万8,000円の減額補正は、ロワジールや沖縄製油などが行政財産から普通財産へ移行したことによる減であります。  次に、予算書の29ページ、第14款国庫支出金、社会資本整備総合交付金の8,672万円の減額補正は、国からの内示額にあわせて減額するものであります。  続きまして、2ページをごらんください。  予算書34ページから35ページ、第16款財産収入、土地貸付収入(管財課以外)の205万2,000円につきましては、前ページでご紹介しましたとおり、普通財産移行による補正増となっております。  また、土地売払収入の217万1,000円の増額補正につきましては、国から譲与された法定外公共物里道のうち、道路として機能していない土地の売り払いによる補正増であります。  続きまして、歳出についてご説明いたします。  予算書の68、69ページをごらんください。  第8款土木費、光熱水費における164万8,000円の増額補正は、道路照明等にかかる光熱水費の実績によるものでございます。  次に、予算書70ページ、71ページをごらんください。  第4項都市計画費、委託料における4,691万円の増額補正は、モノレール分岐器更新業務を実施することによるものでございます。  次に、工事請負費における1億6,051万9,000円の減額補正は、主に国庫内示額にあわせた事業費減によるものでございます。  続きまして、予算書10ページ及び11ページの繰越明許補正についてご説明いたします。  初めに10ページの第6款農林水産業費、一般農道改良事業におきまして250万円の繰り越しとなっております。これは、農道鳥堀3号改良工事において、工事の入札が不調となったことなどによるものです。  次に、予算書11ページの第8款土木費、私道整備補助金におきまして、222万6,000円の繰り越しとなっております。これは、補助金申請者における私道の整備工事に時間を要したことによるものです。  同じく、道路維持管理事業におきまして、1,308万8,000円の繰り越しとなっております。  これは、市道曙18号修繕工事において、工事の入札が不調となったことなどによるものです。  また、委託料においては、松山人道橋修繕設計の設計条件等の検討に時間を要したことによるものです。  次に、亜熱帯庭園都市の道路美化事業におきまして、2,095万3,000円の繰り越しとなっております。泉崎牧志線ほか1路線植栽工事において、沿道地域との調整に時間を要したことによるものであります。  同じくモノレール・インフラ等修繕におきまして、4,911万6,000円の繰り越しとなっております。これは、歳出予算で説明をしましたモノレール分岐器更新業務を行うためのものです。  続きまして、予算書16ページの債務負担行為補正についてご説明いたします。  表中4番目の交通広場及び道路情報センター清掃業務委託が、限度額601万7,000円、表中5番目のおもろまち交通広場道路情報センター警備業務委託が、限度額314万円で、ともに平成30年度から平成31年度の設定となっております。  これは、本市管理分のモノレール駅交通広場と、おもろまち交通広場道路情報センターの清掃及び警備業務について、平成31年4月1日からの履行期間とするため、今年度で契約締結するためのものです。  以上で、平成30年度道路管理課分の補正予算(第7号)の説明を終わります。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(上原快佐)  これより質疑に入ります。  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  行政財産目的外使用料なんですが、ロワジールの敷地と、ほかにもありましたかね。  これを今回、普通財産へということなんですけども、これで16款の土地貸付収入のほうに移ったとみていますが、額がふえていますけども、この詳細と、あとロワジールホテルと、あと私の聞き漏らしだと思うんですが、もう一つ教えていただけますか。 ○委員長(上原快佐)  知花課長。 ◎道路管理課長(知花豊)  ロワジール以外に、沖縄製油さんのほうがこの道路部分を使用しています。現在、今、普通財産となっております。  この金額の差額ですね、今、土地貸付収入が205万2,000円になっていまして、歳入の上の目的外使用のほうが、減額のほうが161万8,000円ということ。この差額については、実際、ロワジール、沖縄製油については205万2,000円なんですけど、実際この使用料について、ほかのものが新たに入ってきたということで、この差額分で若干補正減のほうが少なくなっているということになります。  実際移った分としては205万2,000円なんですけど、使用料として。 ○委員長(上原快佐)  大宜見寿道路管理課主幹。 ◎道路管理課主幹(大宜見寿)  ちょっと補足しますけど、占用料がちょっと上がっていまして、その分も入っています。  有期限緩和措置で1.25倍というので、毎年上がっているのがあるものですから、その分の額も含んでいるということです。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  つまり、行政財産として、目的外使用料で入っていた歳入よりも、普通財産としての貸し付けのほうが高くなっていて、やっぱりそういった措置のほうがよかったのかなという趣旨での質疑だったんですけども、かつて包括外部監査で指摘されていたところだと思うんですが、幾つかの那覇市が持っている土地の中で、行政財産として持っていて、目的外使用をさせているところは普通財産にして貸し付けにしたほうがいいんじゃないかという指摘が幾つかあったかと思うんですね。  これ以外に皆さんの管轄しているところで持っているものというのはほかにありますか。 ○委員長(上原快佐)  知花課長。 ◎道路管理課長(知花豊)  それ以外にはございません。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  前回もお聞きしたんですが、ちょっとすりあわせというか、政策説明資料とどうしても皆さんの資料と、道路管理課分だけはどうしてもまたがるからちょっと合わなくなっているところもあるので、亜熱帯庭園都市の道路美化事業、これは繰越明許されている分と、もともと6,692万9,000円のところが520万9,000円減で、今回補正減されて、6,172万になっているんだけど、この繰越明許された分と、あと3ページのところで該当する分というのはどこになるんですか。  3件の街路事業費ありますよね。モノレールのインフラ等事業修繕、それから路面修繕事業、この3つの分がそれぞれどこに該当していっているのかというのを、数字的なものを含めて説明願います。
     資料的にはやっぱりこういう作り込みにどうしてもなるのかな。都市みらい部の中で皆さんのところだけはそういう状況なので。 ○委員長(上原快佐)  知花課長。 ◎道路管理課長(知花豊)  ただいまの道路美化事業につきましては、これが13節の委託料、業務委託料のほうに2,760万、工事請負費としてですね。 ◆委員(糸数昌洋)  これモノレールの分じゃない。違うのか。  亜熱帯庭園都市の美化事業の分。  委員長、ちょっといいですか。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  屋比久尚也担当副参事。 ◎道路管理課担当副参事(屋比久尚也)  副参事の屋比久です。よろしくお願いします。  今、糸数委員からありました、政策説明のほうも資料としてあるんですが、当初予算が6,692万9,000円現額としてありまして、そのうち520万9,000円、それは減額になっております。これは工事の入札残とかその辺の予算の整理ということで減額をしておりまして、その減額の補正後の額が6,172万円となります。  その6,172万の費目の内訳としましては、補正後額で説明します。  委託料で2,660万、残り工事請負費で3,492万となります。  その工事請負費3,492万のうち、繰り越しの枠取りという形にはなりますが、その内数として、2,095万3,000円が工事請負費からの繰り越しの枠ということで提案させていただいております。  以上です。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  ほかに質疑はございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  次に、道路建設課関係分についてを議題といたします。  崎山順治道路建設課長、説明をお願いします。 ◎道路建設課長(崎山順治)  ハイサイ、道路建設課ヤイビーン。  議案第14号、那覇市一般会計補正予算(第7号)のうち、道路建設課分の説明ウンヌケヤビラ。  お手元のA4の説明資料をもとにご説明いたします。  まず、1ページ目をお開きください。  歳入の部になります。  第14款国庫支出金におきましては、第2細節特定防衛施設周辺整備調整交付金及び第3細節社会資本整備総合交付金につきまして、いずれも交付額が定まったことに伴う減額補正となっております。あわせまして192万円の減額計上でございます。  次に、第15款県支出金におきましては、第3細節沖縄振興公共投資交付金(街路事業)につきまして、事業促進のため9,223万2,000円の増額計上、第4細節沖縄振興公共投資交付金(モノレール事業)につきまして、実績に伴う1億23万2,000円の減額計上となっており、差し引きしますと800万円の減額計上でございます。  続きまして、歳入の部、2ページ目をお開きください。  第21款市債につきましては、それぞれ国庫支出金及び県支出金の補正にあわせた増減となっております。  歳入の補正額の合計といたしましては、1,262万円の減額要求でございます。  続きまして、3ページをお開きください。  歳出の部になります。  6つの事業につきまして、実績や補助金交付額の決定に伴う補正となっております。  第8款土木費第2項道路橋りょう費におきましては、01事業道路新設改良事業(防衛交付金)につきまして、実績に伴う交付額の確定による135万9,000円の減額でございます。  02事業道路新設改良事業(社会資本交付金)につきましては、交付金の内示額にあわせた69万9,000円の減額でございます。  07事業首里金城町無電柱化推進事業につきましては、無電柱化の手法や設計について、関係機関や電線管理者との調整に時間を要したことから、執行ができずに減額しております。  第4項都市計画費におきましては、05事業街路整備事業(公共投資交付金)につきまして、事業促進のため、1億1,570万4,000円を増額しております。  08事業沖縄都市モノレール延長事業につきましては、実績に伴い、1億2,592万円を減額しております。  10事業街路整備事業(文化財)につきましても、実績に伴い41万4,000円の減額となっております。  歳出の補正額の合計といたしましては、2,760万8,000円の減額要求でございます。  続きまして、4ページ目をお開きください。  明許繰越費の変更要求でございます。  12月議会の際の予算計上に加え、今回合計いたしまして、今回の合計は12億1,300万1,000円を追加して変更するものでございます。  12月分とあわせますと、合計21億4,817万円の明許繰越費となります。  各事業の繰越理由としましては、は右端の欄に記載しているとおりとなっております。  なお、当該明許繰越費は、議案提出時期の12月末時点での実績をもとに計上しておりまして、1月から3月末までの執行分は加味されておりません。  1月から3月末時点までを想定としましては、約4億円の支出を見込んでおり、最終的な明許繰越費は約17億円を想定しております。また、当該明許繰越費は、契約済みではあるものの、年度内完了が見込めずに、完了払い分を翌年度へ繰り越す経費が多く含まれております。  なお、契約ベースでの執行率は年度末時点で約80%を見込んでおります。  説明は以上でございます。  ご審議のほどユタサルグトゥウニゲーサビラ。 ○委員長(上原快佐)  これより質疑に入ります。  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  首里金城町の無電柱化ですけど、これは継続にはなってるんだけども、新年度でやる予定なんですか。それと、その辺の見直し等については大体済んでいるんですか、協議が。 ○委員長(上原快佐)  崎山課長。 ◎道路建設課長(崎山順治)  設計自体が今滞っていまして、といいますのも、無電柱化の手法として大まかに幾つかあるんですけども、完全に管路を地中化して、あとトランスとか地上機器を、ボックスで地上にやる、一般的な、標準的なものとですね、あとは、一部というか、トランスを街路の柱に、上にのっけて、その供給だけは架空線でやるソフト地中化という方式と、あとはメインとなる道路を幾つか絞って裏からもっていく。裏側には電線が立つ、裏配線とかですね、あとは軒下配線とかいろんな手法があるんですけれども、ご存じのように首里金城町が全国でも特殊な地区でございまして、路線自体16路線あるんですけども、狭くて急勾配な坂も多いということで、全国的にもちょっと事例がない地区なものですから、どの手法をやるかということで、国とか県とかですね、あとは電線管理者と今協議が整わなくて、一旦31年度は休止して、先進事例で今、新潟とかそうったところで、よりコンパクトな埋設をやるような最新技術が、先進事例が出てきているものですから、その先進事例も見ながら一旦休止して、そういった事例も調査しながら仕切り直しをしようということで、今回休止して、次年度の予算も計上はしていないです。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  なるほど。じゃあこれは一応継続って方向性になっているのは、一旦休止はするけれども、32年以降に考えるというのと。あとやっぱりこれは一括交付金で事業、予算計上したんだけれども、今回完全に補正減になっちゃったということでの、その辺の影響はないですか、国との調整において。 ○委員長(上原快佐)  崎山課長。 ◎道路建設課長(崎山順治)  影響がなるべく出ないように、今、調整を図っているところでございます。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  あと、すみません、これも確認だけで。  交流オアシス整備事業と、歴史散歩道整備事業、これについては皆さん理由の中で、一括交付金の変更交付申請に時間を要したという理由と、それと関係機関や地域住民との調整に時間を要したと、2つ理由を挙げているんだけど、主な要因というところはどこですかね。 ○委員長(上原快佐)  崎山課長。 ◎道路建設課長(崎山順治)  主な要因としましては、9月の補正で増額を、バス停上屋と交流オアシスと歴史散歩道は、9月でトータルで1億3,750万増額しています。  ですので、予算手当が、増額分がそれから半年の間に執行しないといけないということで、どうしても完了が年度内に収まらずに、けつのほうがはみ出てしまうということで、一番の大きな要因はそれになります。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  地域住民との調整というところはどうなんですか。 ○委員長(上原快佐)  崎山課長。 ◎道路建設課長(崎山順治)
     壺屋地区に関しましては、通り会からの要望がありまして、これまで役員会とか含めまして4回ほど調整しております。よりいいものをつくろうということですね、地域の意見を取り入れた形でやりたいということで、意見交換を密にやっているということで、今それについて工事実施までには時間がかかっているということになっています。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  じゃあこの部分については、次年度はこれは大丈夫ですか、体制的に。実施については、見込めていますか、ちゃんと。 ○委員長(上原快佐)  崎山課長。 ◎道路建設課長(崎山順治)  繰り越しして、工事着工して、年度内には完了するということで予定しております。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございますか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  いつもは皆さんもっと明繰は多かったと思うんだけど、例年より少ないでしょ、どうね。  繰り越しは、例年はいつも多いんじゃないか。  その改善した理由も教えてくれない。  なんか交渉のうまい人が来たというんじゃないの。  そういうのじゃない、そうでもない。 ○委員長(上原快佐)  崎山課長。 ◎道路建設課長(崎山順治)  いろんな要因がありますけども、一つは一旦29年度に事業費が相対的に落ちたということもありますし、やっぱり補償担当含め、職員のがんばりというのもあるとは感じております。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  この委員会でも何度か問題になって、六十何%という時代もあったんだよ。  だからそれを委員会の総意として、職員の配置も含めて改善図るようにということで求めたことがあって、それで皆さんそういう努力をされてよくなっていること、私は高く評価します。  それから、石嶺駅前線で、調整に不測の時間を要したという、どういう調整になっているの、これ。石嶺駅前線。街路整備事業ね。 ○委員長(上原快佐)  崎山課長。 ◎道路建設課長(崎山順治)  石嶺駅前線というのは、石嶺駅のところからちょうど城北中学校へ、角ですね。その石嶺線との交差点部分で、終点側の中学校側、その辺の点字ブロックの配置の仕方とか、そういった協議で、警察等も含めて時間がかかったということがその理由になります。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  地主との関係ではなくて、警察との関係にあるわけだな。 ○委員長(上原快佐)  崎山課長。 ◎道路建設課長(崎山順治)  警察と、あとは福祉関係ということになります。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  特にないようでございますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  次に、都市計画課関係分についてを議題といたします。  島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長(島袋正吾)  都市計画課、島袋でございます。  議案第14号、平成30年度那覇市一般会計補正予算(第7号)中、都市計画課分について、配付しました資料でご説明いたします。  表紙をめくっていただきまして、1ページ、歳入であります。  ページの左端に予算書のページを記載しております。あわせてごらんください。  上から、第14款国庫支出金、5段下の欄のほうで、246万7,000円の減額で、補正後の予算額は273万8,000円となっております。  これは、社会資本整備総合交付金の地域住宅支援の実績に伴う減額で、歳出予算の景観形成推進事業に伴うものであります。  次に、16款財産収入は43万7,000円の増額で、補正後49万7,000円となっております。  これは、那覇市都市モノレール整備基金運用利率が年0.01%から0.105%及び0.12%へ変更になったことに伴う増額であります。  次に、20款諸収入は1,090万8,000円の減額で、補正後1,432万8,000円となっております。  これは、沖縄都市モノレール株式会社貸付金元利収入で、平成14年度分の貸付利率が年0.638%から0.19%へ変更になったことに伴う減額であります。  次に同じく諸収入第5項雑入、97万5,000円の増額となっており、これは那覇港管理組合派遣職員の市町村共済組合事業者負担金の増に伴うものであります。  次に、21款市債は300万の減額で、補正後1億1,770万円となっております。  これは、那覇港管理組合補助金の那覇市負担分を起債で充当するのもので、那覇港総合物流センターの工事完成などに伴う減額であります。  次に2ページ、歳出であります。  第2款総務費、モノレール整備基金積立金は、先ほどの歳入第16款財産収入の増に伴う同額の補正増となっております。  次に、第8款土木費3項港湾費、那覇港管理組合補助金4,517万円の減額で、補正後5億9,039万5,000円となっております。  これは、先ほど歳入でも申し上げました、那覇港総合物流センター整備事業及び那覇港輸出貨物増大促進事業による実績に伴う減額であります。  次に4項都市計画費のうち01の一般事務費、これにつきましては実績に伴う270万5,000円の減額。  13事業の景観形成推進事業、実績に伴う493万4,000円の減額となっております。  次のページをごらんください。  移りまして、繰越明許費です。  番号1、14事業沖縄都市モノレール株式会社が行うインフラ外事業の遅れに伴繰り越しするものであります。  番号2、15事業は、無電柱化引込設備事業負担金、これにつきましては電線管理者と施工に関する協議に時間を要していることなどによる繰り越しであります。  番号3、28事業につきましては、枠取りをしておりましたが、年度内に業務が完了する予定であり、繰り越しは0となります。  なお、1番、2番の事業とも、3月末時点で実質繰越額は圧縮される見込みであります。  以上で説明を終わります。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(上原快佐)  これより質疑に入ります。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  景観形成推進事業ですけれども、これは単純にあれですか、予定されていた件数が減ったと。14件から8件と書いてあるけれども、これはあれですか、やっぱり当初の申し込みが14件ぐらい見込んでいたと。 ○委員長(上原快佐)  島袋課長。 ◎都市計画課長(島袋正吾)  当初予算では14件を見込んでおりました。例年、過去10年間の一番最大値14件あったもんですから、それを予算しておりました。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  わかりました、結構です。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  第20款の第02細節なんですが、沖縄都市モノレール株式会社貸付金元利収入なんですけれども、貸付利率が0.63から0.19%に下がったということで、これはどういった事情で下がったんですか。 ○委員長(上原快佐)  島袋課長。
    都市計画課長(島袋正吾)  貸し付けの際に5年ごとにこの率の見直しをするという約束事っていうんですかね、協定のもとに貸し付けをしています。平成14年度の貸し付け分でありますけども、この5年が経ったということで、このパーセントを見直したところであります。そのときに、金利、直近の市場公募地方債の利回りを基準に協議して決めるということで、この率になっております。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  なるほど。  ちょっとかなり、かなり下がったなと思って、市場の金利がそんなに変わっているような感じはしないものですから、5年ごとというと、5年前ですから、これは平成26年。25年から30、26年ですよね。 ○委員長(上原快佐)  島袋課長。 ◎都市計画課長(島袋正吾)  平成25年3月の設定です、前回。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  それにしても、ちょっとよくまだ理由がわからないんですけども、もうちょっと詳しく説明できますか。その公募債の利率を参考にというんですけども、何か多分社会的な情勢とか、国の政策に絡むというのがあるのであれば。できなかったら、もう結構です。閉じます。後ででいいです。 ○委員長(上原快佐)  島袋課長。 ◎都市計画課長(島袋正吾)  金利のやり取りについては銀行の設定になるものですから、この辺はちょっと、この数字がここまで下がった要因とか、そういったものは把握しておりません。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  これ、じゃあ、取引する金融機関によって金利っていうのは、大きく違いますか。 ○委員長(上原快佐)  島袋課長。 ◎都市計画課長(島袋正吾)  同じです。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  ちょっとやはりこれだけ落ちた理由というのは、金融機関にも確認をして把握しておいたほうがいいと思いますので、またちょっと後ほど調べておいてください。お伺いします。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  次に、花とみどり課関係分についてを議題といたします。  中山秀花とみどり課長、説明をお願いいたします。 ◎花とみどり課長(中山秀)  ハイサイ、グスーヨー、チュウウガナビラ。  花とみどり課長の中山です。  まず、配付しております資料に沿ってご説明いたします。  まず、1ページ目の歳入をごらんください。  末吉公園、識名公園及び新都心公園の3カ所の総合公園を整備するために活用しております防災安全交付金、羽佐間公園、虎瀬公園を含む、13カ所の公園緑地を整備するために活用しております沖縄振興公共投資交付金及びデイゴヒメコバチ防除事業に活用しております緑化木保全対策事業補助金につきましては、国、県からの交付金内示額にあわせ減額補正するものです。  また、事業の裏負担分に活用しております公共事業等債につきましては、交付金の事業費縮小にあわせ減額補正するものです。  続きまして、歳出についてご説明します。  2ページ目をごらんください。  まず、一般事務費のうち補償交渉に活用を予定しておりました旅費や不動産鑑定手数料などにつきましては、契約実績に基づき減額補正するものです。  公園文化財発掘調査事業、沖縄振興公共投資交付金を活用している公園整備事業、社会資本整備総合交付金を活用している公園整備事業及びデイゴヒメコバチ防除事業につきましては、歳入と同様に、国、県からの交付金内示額にあわせ減額補正するものです。  続きまして、3ページ目をごらんください。  まず、繰り越しなんですけど、記載されている金額は平成30年12月時点の繰越額で、1月、2月と執行された事業を加味すると、最終的な繰越額は、まず、沖縄振興公共投資交付金を活用している公園整備事業の繰越額につきましては、最終的に予算総額1億6,100万のうち、契約繰越が約4,600万、未契約繰越が290万。これは契約ベースの執行率で約98%となっております。  続きまして、社会資本整備総合交付金を活用している公園整備事業の繰越額につきましては、最終的に予算総額で2億4,994万円のうち、契約繰越額が約6,800万、未契約繰越が約5,100万、契約ベースの執行率で約80%となっております。  説明は以上となります。  ご審議をユタサルグトゥウニゲーサビラ。 ○委員長(上原快佐)  これより質疑に入ります。  ございませんか。  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  すみません、何か今回、非常にかなりの補正減があって、これはあれじゃない、去年、おととしと比べても一番大きいんじゃないですか、ことしは。  全体の事業執行、皆さんの中ではかなり影響出たと思うんですけど、その辺の状況を教えてください。 ○委員長(上原快佐)  中山課長。 ◎花とみどり課長(中山秀)  少し、昨年も金額的には要望と内示額というのは差があります。  たまたま去年は予算編成にうまく間に合って減額できたというのもあって、少し補正額も多分ちっちゃかったんかなと思うんですけど、今回要望で6億1,000万要望しているんですけど、それが査定、市の予算のあれで組みかえができなかったもんですから、最終的にそのままの要望額が今現在に至っているということになります。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  第11事業の公園整備事業なんですけどね、これは3億7,700万余りの補正減になっていますけど、用地補償とか整備工事とかいろいろありますよね。特にこの場合はどの部分が影響しているんですか。 ○委員長(上原快佐)  中山課長。 ◎花とみどり課長(中山秀)  全体的に、今、事業としてはハード交付金を使って13の公園緑地を事業しているんですけど、その中でも大部分でなかなか予算が配分できないというのがあって、今、一番配分を重視しているのが、羽佐間公園と虎瀬公園が用地買収も終わって整備だけの部分があるもんですから、その工事費にはきちんと充てて、あと、補償については、各公園でちょっと優先をつけて配分しているというのが現状です。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  あと1点、やっぱり公園整備の前の文化財の発掘調査、ここもかなり減額の影響大きいと思うんですけど、そこの状況をちょっとお聞かせ願います。 ○委員長(上原快佐)  中山課長。 ◎花とみどり課長(中山秀)  これもハード交付金の予定していた緑ヶ丘公園と、城岳公園、あと羽佐間公園は、最終的に報告作成ということで予算要求していた部分なんですけど、こんだけ減額になったものですから、発掘調査は今年度いえば取りやめして、ほかの事業に割り振ったというのが現状です。 ◆委員(糸数昌洋)  わかりました。以上です。  確認でした。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  特にないようですので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  これより議員間討議に入りますが、特にないようでございますので終了します。  以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。
     明日28日木曜日も午前10時より委員会・分科会を開催しますのでご参集ください。  休憩いたします。 ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  これにて散会いたします。  委員の皆様、お疲れ様でした。                             (午後2時07分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   平成31年(2019年)2月27日    建設常任委員長 上 原 快 佐...