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  1. 那覇市議会 2018-12-17
    平成 30年(2018年)12月17日教育福祉常任委員会−12月17日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成 30年(2018年)12月17日教育福祉常任委員会−12月17日-01号平成30年12月17日教育福祉常任委員会 教育福祉常任委員会記録  平成30年(2018年)12月17日(月) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  平成30年(2018年)12月17日 月曜日 開会 午前10時26分                    閉会 午後3時5分 ─────────────────────────────────────── ●場所  教育福祉委員会室 ─────────────────────────────────────── [予算分科会] 1 議案審査 (1)議案第125号 平成30年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中関係分 2 議員間討議 [常任委員会] 1 議案審査 (1)議案第144号 那覇市立森の家みんみんの指定管理者の指定について (2)議案第145号 那覇市営奥武山体育施設の指定管理者の指定について
    (3)議案第146号 工事請負契約について(神原中学校校舎改築工事(建築)) (4)議案第119号 那覇市こども発達支援センター条例制定について (5)議案第120号 那覇市立幼稚園を幼保連携型認定こども園に移行するための那覇市立学校設置条例等の一部を改正する等の条例制定について (6)議案第139号 那覇市久場川児童館の指定管理者の指定について (7)議案第140号 那覇市大名児童館の指定管理者の指定について (8)議案第141号 那覇市小禄児童館及び老人福祉センターの指定管理者の指定について (9)議案第142号 那覇市識名児童館及び老人福祉センターの指定管理者の指定について 2 議員間討議 3 陳情審査   陳情第58号 学童保育に関する陳情書   陳情第60号 城西児童クラブ施設安全面の見直しに関する陳情書   陳情第56号 平成31年度理科教育設備整備費等補助金予算増額計上について 4 議員間討議 ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 多和田 栄 子   副委員長 粟 國   彰  委  員 永 山 盛太郎   委  員 奥 間 綾 乃  委  員 西中間 久 枝   委  員 當 間 安 則  委  員 湧 川 朝 渉   委  員 上 原 仙 子  委  員 桑 江   豊 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  山 内   健  生涯学習部副部長  森 田 浩 次  学校教育部副部長  仲 程 直 毅  参事兼生涯学習部総務課長  内 間   章  参事兼施設課長  岸 本   修  中央図書館長  伊 禮 弘 匡  学校給食課長  儀 間 ひろみ  こどもみらい部副部長  平 良   進  こども政策課長  儀 間 規予子  子育て応援課長  崎 枝   智  子育て応援課担当副参事  新 垣   浩  福祉部副部長  宮 城 寿満子  参事兼保護管理課長  長 濱 宗 直  保護第一課長  与古田   純  保護第二課長  大 城 孝 也  保護第三課長  山 城 忠 信  保護管理課担当副参事  松 元 通 彦  障がい福祉課長  砂 川 龍 也  生涯学習課長  島 袋 元 治  青少年育成室長  山 下   恒  市民スポーツ課長  我喜屋   敬  施設課副参事  上 地 敦 子  こどもみらい課担当副参事  山 城 いと子  こどもみらい課担当副参事  大 城 孝 史  こども政策課担当副参事  並 里 しげみ  こども政策課担当副参事  田 端 睦 子  学務課長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  又 吉 明 子 調査法制課長  宮 城 勝 哉 調査法制課主幹  喜屋武 太 一 議事管理課主査 ───────────────────────────────────────                             (午前10時26分 開会) ○委員長(多和田栄子)  おはようございます。  委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。  全員出席となっております。  以上、ご報告申し上げます。  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の教育福祉常任委員会・分科会を開会いたします。  初めに、審査日程についてお諮りいたします。  お手元に案を配付しておりますので、休憩をして協議したいと思います。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(多和田栄子)  それでは、再開いたします。  今定例会の審査日程については、休憩中に協議しましたとおり進めることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  それでは、再開します。  本日の分科会審査に入ります。  初めに、議案第125号、平成30年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中、教育委員会、生涯学習部、学校教育部関係分についてを議題といたします。  本件につきましては、まず生涯学習部、総務課長より一括して説明をしていただき、その後の各委員からの質疑につきましては、各担当課長より答弁をいただくという形で進めていきたいと思います。  それでは、仲程直毅参事兼総務課長、説明をお願いいたします。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  お手元に配付しております、12月補正予算説明という資料、A版の横書きのものですが、それに基づいて説明をいたします。こちらのほうです。  まず、1ページをお願いいたします。  歳入予算ですが、施設課分として2億5,222万円増額となっております。詳細につきましては、歳出予算の中でご説明をいたします。  2ページをお願いいたします。  歳出予算についてです。  施設課、中央図書館、学校給食課の3つの課で9件の補正を行います。合計で2億9,197万2,000円の増額補正となってございます。  初めに、施設課のbP一般事務費についてですが、小中学校のブロック塀の撤去及び補修業務に係る緊急調査など、業務量の増加に対応するため、時間外勤務手当を16万7,000円増額補正するものです。  続きまして、bQ施設管理維持管理費、小学校については老朽化した空調機の修理や特別支援学級の増加に伴う改修が想定よりも多くあったことや、相次ぐ台風の襲来により、雨漏りやフェンス破損等の施設の被害も多く発生したことから、施設修繕料に不足が生じているため、1,720万6,000円増額補正するものです。  bSの施設維持管理費、中学校についても、小学校と同様の事由により、658万6,000円増額補正するものでございます。  続きまして、bR小学校施設ブロック塀対策事業と、bT中学校施設ブロック塀対策事業については、補正理由が同じですので、まとめてご説明いたします。  9月補正では、通学路沿いのブロック塀の補修及び撤去に対応するため補正をいたしましたが、9月補正後に国の臨時特例交付金が今年度限りで創設されることとなりました。平成31年度実施する予定だった部分についても、同交付金の適用がある今年度中で対応することとしたため、小学校で1億6,424万8,000円増額、中学校で9,718万4,000円増額補正するものです。  1ページに戻っていただきまして、歳入の補正額をごらんください。  小学校費補助金5,213万、中学校補助金3,199万、並びに小学校債1億420万、中学校債6,390万円については、全てブロック塀の事業に係る分の歳入でございます。  それでは、続きまして、3ページをお開きください。  中央図書館のbU図書館運営事業につきましては、若狭図書館・公民館の3階ホールの雨漏り、また中央図書館・公民館の入り口付近の柱に剥離箇所があることなどから、利用者の安全を確保するため、施設修繕料を107万2,000円増額補正するものでございます。  続きまして、学校給食課のbV給食センター管理運営費と、bXの学校給食管理運営費については、灯油及び重油等の単価の上昇に伴い、ボイラー燃料費に不足が生じることから、bVの給食センター分で310万9,000円、bXの単独調理場分として112万8,000円を増額補正するものです。  最後にbW給食センター施設維持管理費については、天久給食センターの換気ダクトを早急に改修する必要があることから、施設修繕料127万2,000円増額補正するものです。  説明は以上で終わります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)
     じゃあ、これより質疑に入ります。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  2ページの3番、5番、小学校、中学校のブロック塀対策事業。代表質問でも取り上げさせていただきまして、9月補正は道路沿いでしたかね。そして、12月は隣地ということでありましたけれども、ちょっとお伺いしたいのは、政策説明資料をちょっと見ているんですけれども、一旦は9月で補正しましたよね。だけど、この政策説明資料を見ると、この9月のものも含めた形での、この補正という形になっているんですよね。  例えば、小学校だと事業費1億6,424万8,000円。これは、9月分も含まれていると理解していいんですか。それと中学校もね、同じように9,718万4,000円。 ○委員長(多和田栄子)  内間章施設課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  お答えいたします。  9月補正のときには、施設維持管理費というものの中でブロック塀の対策事業を補正していただいております。ですから、今般、国の臨時交付金の制度ができたものですから、新たに事業を立ち上げて、今回、審議していただくのは、12月補正に係る分だけの数字がここに上がってございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  要するに、9月分では学校、施設維持管理費という形での補正であったと。今回は新たにこの事業名を変えて、小学校、中学校ブロック塀対策施設事業としてやったということで、この分は、じゃあ、12月分だけの補正と理解してよろしいのでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  9月分の歳出につきましては、維持管理でご審議して採決いただきましたので、ここから確保できてございます。今回につきましては、隣地沿いの12月の補正分についてだけご審議いただくと、歳出分ですね。  歳入につきましては、9月分と12月分、両方入れてございます。歳入は。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ということは、国から3分の1の国庫補助が出るんですけれども、その分、歳入については9月分も12月分も一緒にやって、12月で歳入として補正されたと理解していいんですか。 ○委員長(多和田栄子)  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  そのとおりでございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  今回、小学校が28校、中学校13校、こども園は後からまた、課が違いますので、やるのですけれども、私の代表質問の答弁では、スケジュール的にはもう来年度、明繰をして、来年度中には、全て終わりたいというふうなスケジュールだったんですけれども。  この小学校、中学校の、このフェンスに変えていく、その事業は、この学校の優先順位というのは既に決まっていると理解してよろしいですか。 ○委員長(多和田栄子)  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  まずは学校の優先順位ではなくて、基本的には各業者といろいろ調整させていただいてますけど、できれば、道路沿いからまず一斉にいきたいなと思っています。そして、それが終わり次第、隣地沿いにいきたいということで、特別、この学校、この学校というのは、まだ今のところつけていなくて、なるべく一斉に始めたいと考えてございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  一斉にというと、当然、いわゆる学校は業者が違うわけですよね。入札はどういうイメージなのかな。この、一斉にというのがよくわからないんだけど。 ○委員長(多和田栄子)  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  各学校のブロック塀、それほど大きな額ではないので、これは、小さなブロック塀については、3者の随契でできますでしょうし、大きなものにつきましては、入札とかそういう手続で進めたいと考えております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。  それで、実は、ちょっと写真見てもらいたいんだよな。誰かとりにきて。  きのう実は、金城小学校で合唱発表会があって、帰りに小学校、中学校の周りをちょっと回ってみたわけさ。  実はこれ、金城中学校の、ちょうどイオンから入っていって信号過ぎて、体育館が左、右側が小禄金城公園。これ、体育館沿いのフェンス。フェンスというか、見てわかるとおり、もうフェンスでもブロック塀でもない。くいを打って、碁盤状の金網をめぐらしているという、こういう状況があって、このくいをたまたま触ってみたりして、もちろんかたいものもあれば、もう本当にぐらぐらしてすぐ抜けそうなやつもあって。  実は、台風24号のときに、この道路沿いのこの金網がかなり倒れよったんですよ。私もこれを見て、もう自分でね、女房と2人で押し上げてやったんですけれども。恐らくこの状態というのは、学校30年過ぎましたので、ずっとこういう状態なのかなと。  これを見ると、この下のほうから穴があいていて、本当に、それから大きな木がこの道路沿いにこう、出ているんだな。  こんな状態が、やっぱりずっと続いているという状況を見るとね、これは単に今回のブロック塀だけではなくて、こういう部分もやっぱり今後ちゃんと補修していかないと。  聞いたら、こども園のほうは、こども園の独自の予算できれいなフェンスをつくってあるんですよ。同じ校内というか、同じ敷地内でこういう状況があるというのを見るとね、非常にこの、厳しいなと思ったわけよ。  今回の予算の関連という形で聞きますけれども、いかがですかこういう状況。 ○委員長(多和田栄子)  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  今般の補正予算につきましては、もう国の決められた基準に沿ってしか作業はできないんですけれども、このような状況というのは望ましい状況ではないと考えておりますので、また今後の別の事業でまた維持管理、維持修繕なのか、また別の事業なのかは、ちょっとまだ、今ここで言えないんですけれども、今後また対応させていただきたいと考えてございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  これ、ぜひこの状況じゃあおかしいだろうなと私は思っていますので、當間委員も一緒に地元ですので、今、また今から監視をしていきたいと思っていますけれども、いろんな形でまた検討をしていただきたいと思います。  それからもう一つ、3ページの給食センターの管理費で、灯油とA重油の単価上昇というのが書かれていますけれども、これどんな状況ですか。ちょっとご説明いただきたいのですが。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  今回、補正増額で上げておりますのが、給食センターと単独調理場の分のボイラーの燃料費に使っていますA重油及び灯油が、今般、年度当初から徐々に、2カ月に一遍、入札して単価を決定しているのですけれども、徐々に上がってきておりまして、それで、年度間の部分でちょっとそのままで推移すると不足が生じるおそれがあって、補正予算で計上している部分でございます。  ただ、どうしても燃料費、A重油、灯油ですので、原油の動向で結局影響されるのですけれども、最近、また原油が下がり始めまして、実は12月、1月分については、補正の際に上げました基準にしたものが、10月、11月分が結果的には、ちょっとピークにはなっておりますけれども、その積算で年度間ちょっと不足が生じる見込みがあったので、補正増をしている部分でございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  当初は単価幾らで、2カ月に1回と今、お話がありましたけれども、どういう上がり方をしてきたんですかね。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮学校給食課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  まず、例えばA重油につきましては、年度当初の価格がリットル当たり66.8円でございました。それが、次の6月、7月分につきましては74.6円、8月、9月分につきましては75.5円、10月、11月分につきましては77.6円という形で、1リットル当たりの単価が増加しておりまして、その10月、11月分のままで推移しますと、年間の部分が予算的にちょっと不足が生じる見込みがあったものですから、補正要求しております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  今のお話ですと、また落ち着き始めているので、結局12月、1月分については、また下がる傾向にあると理解していいのでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  ちょっと、下がるかどうかはあれですけれども、12月、1月分につきましては、A重油で72.8円ということで、若干下がっておりますので、そのままで推移すると年度間、大丈夫なのかなという見込みはしております。  ちょっと、その原油の動向で影響される部分ですので、確かな部分はちょっと言えませんが。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  非常に世界的な情勢も影響する中で大変だと思いますけれども、給食費も去年ですか、値上げをしたばかりで、その分、やっぱり値上げするわけにもいかんだろうし、皆さん方の中で努力をしなければいけないと思うのですけれども、頑張ってください。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。  當間委員。 ◆委員(當間安則)  同じく、ブロックのほうでちょっと確認しておきたいんですけれども、ブロックの対策費なんですけれども、これ、先ほど説明あったように、この今回に関しては9月に終わっている、この通学路部分は除いて、これ今、境界部分というんですか、隣地、そういったことなんですけれども、これに通学路部分というのは、もう一切含まれていませんか。 ○委員長(多和田栄子)  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)
     この歳出分につきましては、含まれてございません。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  わかりました。  じゃあ、この28校ということになっているんですけれども、36校のうちマイナス8校は、この隣地がないという、この解釈でよろしいでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  ご指摘のとおり、ここに上がっていない学校につきましては、隣地沿いにブロック塀がないというところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  はい、わかりました。  これ、31年度に予定していたやつを、国からのこの補助があるということで、ある意味、早急に立ち上げたような事業になるかとは思うんですけれども、これを国からいただくに当たって、完成は例えばいつまでに終わらないといけないというような規定はちゃんとあるんでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  予算の原則は単年度でございますけれども、この時期に交付金の予算がついたということで、これを繰り越しをお願いしたいと思っています。その繰り越しは基本的には次年度いっぱいだというふうに認識してございます。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  わかりました。  これ、今お願いするという段階ということであるならば、これは確実にしてもらわないと、後でまたちょっとね、ある意味、返還してくださいみたいなところもあっては困ると思いますので、ぜひ、その辺はまたちゃんとできるように進めていっていただきたいと思います。  それと、もう一点ですけれども、学校給食センター、これ何番かな、学校給食センターの維持管理費。今回、天久学校給食センターのダクトが腐食しているということで修理したということなんですけれども、これは、例えば築何年とかという、自然の老化のためによる改修だと考えてよろしいのでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮学校給食課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  今回の換気ダクトにつきましては、経年劣化というよりは、どうしても給食センターの中では、いろいろ煮物をしたりということで、結構蒸気が中に充満します。多分その影響だと思うのですけれども、そのダクトが腐食して、結局その吸い上げている蒸気が、水漏れしてくる部分がありまして、衛生的に、学校給食ですので、そこを食品、給食に影響がないようにということで、早急に修繕、取りかえをしたいというふうに思ってございます。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  わかりました。  ということは、例えば、これはあくまで、ここの給食課の構造上の特性であって、経年によるものではないと。  となると、ほかの給食センターと比べて、例えば同等年数でも、そういった時期が来ているという解釈ではないという解釈でいいわけですよね。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  ほかのセンターと比べてっといいますと、多分その腐食の部分が早いなという感じは受けております。  どうしても、その構造的な部分なのかは、ちょっと判断がつきかねますけれども、そういった形で、ちょっと腐食が実際に進んでいるということで、対応したいということでございます。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  わかりました。ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  図書館運営事業についてです。若狭公民館は雨漏りと書いているんだけれども、この中央図書館と公民館の、この柱の剥離修繕のためにという、皆さん補正増をしているんだけど、ほかに、剥離はいいんだけど、あれですか、ほかにもこのクラックが発生している箇所とかいろいろあるんですか。 ○委員長(多和田栄子)  岸本修中央図書館長。 ◎中央図書館長(岸本修)  今回、12月補正で計上しております剥離箇所以外にも、剥離の状況にある部分はございます。ただ、今回計上しておりませんのは、ただ、緊急に対応するほどの状況ではないというふうな判断によるものでございます。 ○委員長(多和田栄子)  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  じゃあ、今回はその剥離があるから緊急の形で、この補正額はやって、ほかにもじゃあ、このクラックというのは発生するところ、箇所があると。  これ、築何年ですか、この建物は。 ○委員長(多和田栄子)  岸本図書館長。 ◎中央図書館長(岸本修)  中央館につきましては、築49年経過をしているという状況でございます。 ○委員長(多和田栄子)  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  49年というのはもう、かなり古いところであって、それは皆さんって、建てかえを考えておるのか、新たにどういった、これから考えているの。  だって、フル49年って言うからさ。建てかえも考えているのかどうか。どんどんどんどん剥離しておったら、これはもっともっと予算かかるんじゃないの。 ○委員長(多和田栄子)  山内副部長。 ◎生涯学習部副部長(山内健)  今、本庁地区も含めて、本庁、市役所内部も含めて、関係機関集まって内部で調整しているところではありますけれども、市民会館跡地利用、今検討しているところでありますけれども、その中で中央公民館、図書館を入れていこうというところで調整しているところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  じゃあ、今のところは余りそう、いろいろ検討するという話あるんだけど、この皆さんが言っているこの剥離というのは聞いたんだけど、だから、ほかにもクラックはいっぱいついてるのが、発生している箇所あるのかと、皆さん、点検したことありますか。  クラックが発生しているんだから、点検ぐらいやらんといけんでしょう。 ○委員長(多和田栄子)  岸本図書館長。 ◎中央図書館長(岸本修)  目視による確認ではございますけれども、職員で全体を見回って今確認をしております。 ○委員長(多和田栄子)  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  遅いな。普通、皆さんちゃんとクラックが見えて確認しているんだけど、みんなチェックしていけば、こっちにもクラックが発生して、クラック発生して、普通はそういう点検をするのが常識じゃないの。どう思うか。 ○委員長(多和田栄子)  岸本図書館長。 ◎中央図書館長(岸本修)  今回、確認が若干、そのタイム的にずれたという部分は、我々としても反省をしているところでございますけれども、その確認の結果、非常に剥離が大きいということで、緊急に補正を計上したところでございます。  今後もチェックを十分に行いまして、このような形で、より計画的に、ちゃんと対応できるような体制を整えてまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(多和田栄子)  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  その剥離というのは、これ万が一落ちて、利用者がけがするとか、いろいろあった場合には、築47年だからさ、耐震はどうなっているの、検査は。ばかなこと言うなよ。 ○委員長(多和田栄子)  岸本図書館長。 ◎中央図書館長(岸本修)  まだ耐震調査については、行われていないという状況でございます。 ○副委員長(粟國彰)  怠慢じゃないの、あんたなんかは。怠慢と思うんだけれども、どう思うか。緊張感がないな。
     余り厳しく言わんけど、とにかくそういった、我々にそれを言われないように努力しないと、日ごろから緊張感を持って。  終わります。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ありますか。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  図書館については大事なことでね、ネットで見ると蔵書数も郷土資料も多いということで、子供からお年寄りまで幅広く、中央図書館ね、訪ねる方も多いというふうに紹介していて、だけど耐力度調査していませんと言われるとびっくりするんだけれども、これ、調査の予定はあるの、副部長。 ○委員長(多和田栄子)  山内副部長。 ◎生涯学習部副部長(山内健)  今のところ、具体的なスケジュールはありません。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  今、粟國委員からもあったけれども、柱に対する剥離、大体クラックの中にね、あるんじゃないかと当然想像できるし、この辺は、もうしめますけれども、早目にこの補修とあわせて、何かあった場合、繰り返すけれども、行政責任として耐震検査していませんでしたというのは、まずいんじゃない、何かあったとき。剥離しているわけだから、修繕するわけでしょう。  それが何か利用者にけがでも負わせると、築47年ということはもう既に説明しているわけですから、それについて、副部長どう思うの。 ○委員長(多和田栄子)  山内副部長。 ◎生涯学習部副部長(山内健)  この辺も含めて、日常的な職員による目視も含めて、監視、しっかりしていきながら、予算についても、どうしていくかというのは、ちょっとまた調整しながら進めていきたいと思っています。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  これについては、ぜひね、公の施設の管理というのは、行政に最大限求められているし、最低限の、僕は義務だと思うんですよね。そこは予算がだからと言われたら、我々としては承知できないですね。必要なものはつけるのが、皆さんの仕事であって。必要とないと感じているのかな。そこはちゃんとしてくれないと困りますよ。  建てかえの予定を議論しているからでは、その理由にならないわけで、そこはしっかりと責任を持って対応していただきたいということで、しめたいと思います。  次、3ページ、学校給食。先ほどダクトの衛生、水漏れに関しては安全衛生、施設修繕ですね。やりたいということで、これはもう説明受けたので、このことに関してはそれで終わりたいんだけれども。  地元のテレビで、他の市なんだけれど、異物混入ということで、給食の安全管理が取り上げられていたんですよね。  これ、せっかくですからお聞きしたいのですけれど、那覇市でそういった異物混入というのは、皆さんの管理する給食で、起きているんですか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮学校給食課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  異物混入につきましては、ございます。ただ。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  何件起きているんですか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮学校給食課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  申しわけございません。現在、ちょっとその数字、ちょっと手持ちにないものですから。  申しわけございません。後ほど、その資料と。 ◆委員(湧川朝渉)  委員長ないというので、今、資料がないというお答えですので、続けられないので、午後でもいいですから、その時間をとって再開してください。資料提供だけではだめですよ、質疑できないから。  じゃあ、続けます。いいですか、委員長。  確認して、全体で。 ○委員長(多和田栄子)  じゃあ、午後、じゃあもう一度、ちゃんとその実績を持ってきて、説明していただけますか。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  次は2ページですね。  小学校、中学校、ブロック塀、先ほど一斉にと。今、年末ですから、明繰をしてでも、とにかく年度内にしっかりやるということですので、ただ、それ考えると、やっぱり市内の対応できる、仕事ができる業者さんを全部頼ってでもさ、一斉にやったほうがいいと思うんだよ。僕は、分離分割発注含めてどうなの、考え方、基本的な考え方、発注の仕方。 ○委員長(多和田栄子)  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  基本的には各学校、そんなに大きなボリュームではないものですから。また、各業者も大きな業者ではなくて、小さい業者がたくさんいますので、その業者に各学校をお任せして、この改修に努めてまいりたいと考えております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  やはり地元の業者さんもね、地元の学校、愛着もあるし、責任を持ってやりたいという声も聞いていますので、一緒に地元の業者さんにでも分けて、機動的に手早くやってください。  終わります。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ちょっと確認だけ。  今、ブロック塀の件は、ブロック塀ということで補修が入るということになっているけど、例えば、ブロック塀じゃない、フェンスでもない、金柵っていうんですか、みたいなところがあるじゃないですか。さっき耐震化のもあったけど、ああいったのは地震でも大丈夫なのか、調べてあるのか、これを今後どうするのかをひとつ教えて。  例えば古蔵小学校の後ろって、あれ、金柵で回っているじゃないですか、あれ、重いやつで。ああいったのも含めてどうするのか、教えてください。 ○委員長(多和田栄子)  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  今回のこの事業につきましては、基本的に、この前の大阪の北部地震で重量物であるブロック塀が倒壊したことによる不幸なことがあったということで、それを改善するための、今回予算でございまして、基本はこの予算ではそのブロック塀を撤去して、それにかわるフェンスを設置するというのが、今回のこの事業でございます。  今、委員おっしゃる部分につきましては、先ほどのこれと同じようなことになるかと思いますけど、別途の対応で、これはそれぞれ確認後、必要かと考えてございます。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  結構、あれ大きくて重いので、金柵なので、下の土台しっかりしていると思うんだけど、これ一度、こんなのも地震に耐えられるかどうかの、やっぱり確認しないと、万が一、溶接部分がこれで倒れて、結構重さがあるので小学校1年生とかだとかなりきついので、そういったのも含めて。どうせ、フェンス今、チェックするのであれば、こういったのも入れてほしいし。  ほかにこういった金柵があるかどうかもちょっとわからないので、それも一旦調べていただきたいなと思うので、これは要望としてお願いします。よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  次に、議案第125号、平成30年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中こどもみらい部関係分についてを議題といたします。  本件につきましては、まず、こどもみらい部副部長より一括して説明をしていただき、その後、各委員から質疑につきましては、各担当課より答弁をいただくという形で進めていきたいと思います。  それでは、儀間ひろみ副部長、説明をお願いいたします。 ◎こどもみらい部副部長(儀間ひろみ)  ありがとうございます。それでは、議案第125号、平成30年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中こどもみらい部分につきましては、各課の件数が少ないことから、私、副部長の儀間より、3課の分をまとめて説明させていただきたいと思います。  その後の質疑応答につきましては、先ほど委員長からもありましたとおり、各課長で対応させていただきますので、よろしくお願いいたします。  なお、本日は、こどもみらい課の照屋課長が諸事情で欠席となっておりますので、どうぞご了承ください。  それでは、お手元に12月補正予算説明書資料を配付させていただいております。その説明書資料の表の左端のナンバーでご説明いたします。  初めに、こども政策課分について概要を説明したいと思います。  まず、歳入予算については歳出予算と関連しますので、初めに歳出予算を説明いたします。  歳出予算については、2ページをごらんください。  歳出予算については、合計とし1,669万2,000円の増額補正の要求となっております。
     歳出予算の補正は2件ございます。  初めにbP壺屋児童館管理運営費で、180万の増額補正となっております。  補正の内容といたしましては、壺屋児童館の階段修繕を行う際、階段壁と床長尺シートのつなぎ部分にある巾木の接着剤にアスベストが含有されていることがわかったため、その撤去費のための業務委託料の増額となっております。  次に、bQの認定こども園等のブロック塀対策事業では、9月補正において道路沿いのブロック塀から優先的に撤去等を進めるため計上いたしましたが、国の臨時特別交付金が今年度限りの限定で新設されたことから、認定こども園等の隣地沿いなどのブロック塀の撤去等を含めて取り組むための1,489万2,000円の増額補正となっております。  次に、歳出予算をご説明申し上げます。  戻りまして、1ページをごらんください。  歳入予算、合計とし1,112万1,000円の増額補正の要求となっております。  歳入につきましては、歳出で説明いたしました、認定こども園等のブロック塀対策事業に対する国からの交付金と市債分でございます。  bP交付金は、認定こども園等のブロック塀対策事業において、国が臨時特別交付金を新設したことから、9月で補正した修繕費分を含め補助対象分を増額補正するものです。ちなみに、補正率は3分の1でございます。  bQの学校教育施設債は、認定こども園等のブロック塀対策事業に対する市負担分3分の2に対する起債分でございます。  次に、こどもみらい課分についてご説明いたします。  こどもみらい課分は歳出が1件でございます。  3ページのbP返還金(児童福祉費)につきましては、平成29年度の認可保育園等の運営費に対する国庫負担金及び県負担金が当初の交付決定額で、平成29年度の歳入として収納されておりますが、本年7月に提出した実績報告に基づく差額分につきまして、平成31年2月までに国に返還する必要が生じたことによる、2,994万7,000円の増額補正でございます。  こどもみらい課分につきましては、以上でございます。  次に、子育て応援課分についてご説明いたします。  一般会計歳入予算及び歳出予算の3件で、1、歳出事業の増額に伴う補正となっておりますので、歳出予算から説明させていただきます。  5ページのbP短期入所生活援助事業は、児童を養育している家庭の保護者が、疾病等の事由により、家庭における児童の養育が一時的に困難になった場合において、通園、通学、食事や身の回りの世話などの生活援助を行う事業でございます。  この事業は、那覇市母子会に委託し、首里にあります、母子生活支援施設さくらにおいて実施いたしましておりますが、子ども寄り添い支援員等の、子供貧困対策事業からのケースや、一時保護に至る前の利用がふえているため、事業費、委託料でございますが、これを127万3,000円増額するものでございます。事業費は合計で347万6,000円でございます。  次に、歳入予算につきましては、4ページをごらんください。  bPとbQでございます。歳入予算といたしましては、先ほど説明した、事業費増額額にあわせ、財源である国、県からの補助金、子ども・子育て支援交付金をそれぞれ37万2,000円、合計し74万4,000円の増額補正の要求となっております。  以上が子育て応援課分の内容でございます。  平成30年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中こどもみらい部分につきましては、以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  ありがとうございます。  これより質疑に入ります。どうぞ。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  5ページね、近年ふえる傾向にあるので、補正を組みたいということなのですけれども、ちょっと私も改めてですが、この事業ね、対象となる施設がさくらでしょう。イメージすると、対象となる方、一定ちょっと絞られるのかなって思うのですけれども、実際、利用する方の対象って、どんな感じなのかな。 ○委員長(多和田栄子)  崎枝副参事。 ◎子育て応援課担当副参事(崎枝智)  資料にあります、母子支援施設さくらでやっていますけれども、対象は2歳から12歳までのお子さんで、やはり入院、保護者がですよ、入院とか、仕事の場合、養護ができない場合に一時的に預かるということで、主に1週間から2週間を限定にということでやっております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  これ、今の説明、僕、聞きたかったのは、両親、保護者がいる場合でも、両方保護者がいる場合でも対象になる、その年齢だったら。 ○委員長(多和田栄子)  崎枝副参事。 ◎子育て応援課担当副参事(崎枝智)  両親がいても、出産とかそういう場合、対象になりますね。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  じゃあ、わかりました。  ぜひ、こういうケースね、なかなか、何で那覇でって思うけれども、実際、相談を受けると実際あるんですよね、やっぱりね。  だから、そういった意味では、場所はまあ首里の1カ所に限られてはいるのですけれども、その、この間、利用者全体見ても27年が45人ですけれども、30年度、これは、だけどおかしいな、30年度が実績で9月末までで75か。やっぱふえていますよね。  これは皆さんの周知している努力とか、利用しやすい形態の努力なども、一定反映していると思うんですよ。僕は必要としている人には、せっかくこういう施設利用してほしいというところは、僕、何ていうかな、子供の貧困という側面じゃなくて、行政がやる福祉の一つのメニューとしてね、お知らせは積極的にやったほうがいいと思う。  今回ふえているということは評価したいので、これまでの取り組みと、今後の取り組み、ちょっと簡潔に述べてください。 ○委員長(多和田栄子)  崎枝副参事。 ◎子育て応援課担当副参事(崎枝智)  この事業、だんだん、ことしもふえてきて、やっぱし貧困対策で寄り添い支援員が紹介するとか、それから、さくらで夜の居場所事業を貧困対策でやっていますけれども、それを経験した、このさくら自体がいい施設ということで周知されてきたというのが大きく、それで、再度利用、リピーターがやっぱし多くなっていて、利用者がふえてきておりますので、それで、今後も、この短期入所事業を予算要求して、多くできるようにやっていきたいと思っています。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  対象年齢、もう一回説明してもらえません。 ○委員長(多和田栄子)  崎枝副参事。 ◎子育て応援課担当副参事(崎枝智)  2歳から12歳までです。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  僕は、そういう意味では、そういう2歳から12歳の子供たちが通う施設、保育所なり、認定こども園なり、小学校に、何かあった場合はこういった施設があるよということを、僕は広く知らせるべきだと思うよね。  使っている人がすごく心地いい施設だからということで、再度利用するということもあるでしょうし、ただ繰り返すけど、相談を受けていて、まさか那覇市に限ってって自分も思ったんだけど、実際周りにいない人っているんだよ。やっぱり何かあったとき、もう頼らないといけないというね、そういうことはあるわけで、そういうのの周知を今後もぜひ、副部長、ちょっと垣根超えるけれども、せっかくこういうすてきな施設があるわけだから、どうですか。 ○委員長(多和田栄子)  儀間副部長。 ◎こどもみらい部副部長(儀間ひろみ)  ありがとうございます。  湧川委員おっしゃっるとおり、このさくらでやっているショートステイというのは、やはり子供たちの安心な居場所というところも提供されますし、食事とかそういった衛生面もしっかりしておりますので、いろいろな機会を通じて広報に努めていきたいと思います。  予算についてもしっかりと確保していきたいというふうに考えております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  まとめますけど、やっぱり当事者が1日でも1人で家にいて、何か食べるものもなくて、風呂にも入れきれなくて不安に思うということは、すごく一生残るんですよね。そうじゃなくて、そういう場合は社会的に、社会全体で手助けするということは、1日、2日利用する子供たちにとっても僕は一生の思い出になると思うよ。そういった意味では、ぜひこの施設をこれからもどんどんPRしてください。  終わります。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  2つちょっと確認する。今どんどん利用者がふえているというのがあるんですけど、施設的にはまだまだ利用者がふえてもいいような余地があるのか、それとも断っている場合もあるのかが一つと、もう一つ、先ほど軽くリピーターと言ったんだけど、例えば繰り返し来る方は何らかの問題があって来るんだけれども、例えばこれ、一旦ショートステイして帰った後のケアとかそういったものは何もないの。それとも、ないからどんどん来るの。その辺、理解したいので教えていただきたい。 ○委員長(多和田栄子)  崎枝副参事。 ◎子育て応援課担当副参事(崎枝智)  今のところこの施設は1部屋だけど、3、4人定員がありますので、十分賄っていて、稼働率もそんなに高くなかったと思います。施設自体は受け入れは大丈夫ですね。  あとリピーターということで、一時的に入院でちょっと利用する場合などもあって、特にケアが必要というのはない場合もあるし、また児童相談所に一時保護する手前のやっぱりちょっと虐待まではいかないけども、そこのリピーターとかは、うちのところでも家庭相談員などがまたケアしながらやっている場合もあります。  いろんなまたちょっと施設があって、ケースがあって、そういうのをケアしている場合もあります。相談員がやっています。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ということは、繰り返し来る方に関しては、児童相談、いろんなケースがあるけれども、ほかの部署とも相談しながら、その後もちゃんとケアされているということで認識でいいんですよね。                  (「はい」と言う者あり) ◆委員(永山盛太郎)  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  桑江委員。
    ◆委員(桑江豊)  2ページの1番、壺屋児童館。アスベストが含有された接着剤が使用されてる巾木が確認されたとありますが、壺屋児童館築何年になりますか。 ○委員長(多和田栄子)  平良進こども政策課長。 ◎こども政策課長(平良進)  児童館、35年になります。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  築35年の中で、なぜ今それがわかったんですか。その経緯。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  この階段、巾木に含まれているんですけど、接着剤のほうが。今回この階段の改修ということで計画しておりまして、それで今回、業者に見せたところ、接着剤のほうに含まれているということでわかっているということになります。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  35年前、建築するときには、それは別にアスベストを使ってもいいような時期だったのかな。どうなんですか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  そのころは、特に問題はなかったということで。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  だからその間ね、そういったこのアスベストがもう使えないんだよという、たしか総点検みたいなものがあったかと思うんですよ。そういった中では全く発見されなかった、確認されなかったというのはどういうことかな。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  その間、調査はいろいろございましたけれども、その巾木に入っているということがわからなかったということで、今回見つかったというところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  巾木というのは、すみません、ちょっとイメージが湧かないんですけども。階段の巾木というのが。 ○委員長(多和田栄子)  金城友美主任技師。 ◎こども政策課主任技師(金城友美)  巾木についての説明なんですけれども、床面と壁とぶつかるところにある帯状の一本線でつながっているようなものを巾木といいます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  その巾木をくっつけるときの接着剤にアスベストが含まれているということがわかったということですか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  そうでございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  これまで特に利用者に対する健康被害等はなかったと理解していいですか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  接着剤ですので、飛散性はないということもございますけれども、特になかったと理解しております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  今回のこの180万の工事というのは、全部この巾木を剥がして、アスベストを全部除去して、新しいものをつけるのかな、ちょっと新しい工事は。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  今回、階段上のものを、階段のところを修繕しますけれども、それも全部取り払って新しくするというところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  そこの巾木以外には、その接着剤は壺屋では使われていないと、しっかり確認しましたか、大丈夫ですか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  今回、接着剤のほうは、今巾木だけなんですけれども、ほかのところは今のところ見つかっていないということでございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  例えば同時期に建設をされた建築物、児童館ね、そちら辺は確認されたほうがいいんじゃないですか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  今おっしゃったように、同時期につくられた児童館等についても、ちょっと今後こういうものが使われていないかどうかも調査してまいりたいと思います。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  恐らくその時期には、それは別に法に触れるものじゃなかったかもしれませんが、ぜひ大体同じ時期のものについては、こういう接着剤が使われていないか、公共物についてはしっかり点検お願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。  當間委員。 ◆委員(當間安則)  今の壺屋の修繕で、接着剤に入っているということがわかったということなのですけれども、これってどのように発覚するのか。例えば、修繕工事がもともとあって、剥がしてこの接着剤を例えば調べたのかとか、どういうふうにしてこれはわかるようになって、このような工事事業に至っているんですか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  今回この巾木がある階段を修繕しようということで、業者のほうを呼んで見積もりをさせたところ、今回こういう接着剤のほうに、巾木のほうに含んでいるということがわかったということでございます。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  これって、接着剤って、アスベストというのは見た目でわかるようなものなんですか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  今回、見た目ではちょっとわからないんですけど、今回はこの巾木のほうの接着剤については、検査をしたというところでございます。
    ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  これは、何か行政で義務づけているのでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  義務づけてはいないのですが、今回修繕をするということで、その業者のほうから指摘があったので、検査をしたというところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  今の話からすると、業者が見つけてくれたと。こういった業者を使うようにしてですね、やっていただければ、いろんな意味でいいんじゃないかなと。  それともう一点なんですけれども、今回ブロック塀のあれで、認定こども園等もやるということで国から予算が出るということなんですけども、認定、ブロック、このこども園に限って、老朽化して亀裂が入ったブロックみたいに限定されているんですけど、小中は結局もう細かくチェックするのがある意味、面倒くさいっていうことで全部やってしまうということでございますけども、これは調べてやらないところもあるという解釈でよろしいのでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  基本的に、そのブロック塀については、基本的には全部やるという方向で今やっています。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  たしかこの小学校、中学校のところにもこういった文言は入っていないと思うんですよ。老朽化するとか、亀裂が入っていたとなると、これはまた、そうなると調査のまた信用性とか出てきますので、であるならば、この事業の目的からその言葉は削除したほうがいいんじゃないかなと思いますけども、よろしければ検討をお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  次に、議案第125号、平成30年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中、福祉部保護管理課関係分についてを議題といたします。  それでは、宮城寿満子参事兼保護管理課長、説明をお願いいたします。 ◎福祉部参事兼保護管理課長(宮城寿満子)  ハイタイ、おはようございます。保護管理課長、宮城でございます。本日はよろしくお願いいたします。  それでは、議案第125号、平成30年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中、福祉部保護管理課関係分についてご説明いたします。  予算書では歳入分が12ページ、歳出分が18ページとなっておりますが、ご説明はお手元に配付しました福祉部関係分説明資料により行いたいと思います。  歳入については1ページ、歳出については2ページとなっております。  2件とも歳出補正に伴う歳入の補正でございますので、歳出補正のほうからご説明いたしたいと思います。  それでは説明資料の2ページ、事業4、生活保護世帯日常金銭管理支援事業でございます。この事業は、被保護世帯のうち、知的障がいや精神障がい、高齢者、認知症などにより、日常生活における金銭管理に不安がある方を対象に、家賃や公共料金の支払い、年金等の受け取り、預貯金の出し入れ、通帳や年金証書等の管理、保管などの支援を行うことで、その世帯が安定した居宅生活を継続して送れるよう、支援を行うものです。  那覇市社会福祉協議会に委託して事業を実施しておりまして、そのうち2分の1が国庫補助となっております。現在、約100名の方の支援を行っておりますが、支援回数が大幅に増加しており、また支援員手当の不足が見込まれております。事業利用待機者も25名ほどおりますので、新規の受け入れも開始し、現状の改善を図っていきたいと考えております。  今回、歳出で188万7,000円の増額補正を行い、それに伴い、94万4,000円を歳入補正増として計上しております。  続きまして、同じく説明資料の2ページ、事業5、生活保護システム構築事業の補正でございます。  生活保護世帯においては、仕事や年金、資産の売却など、収入があった際には、速やかに福祉事務所に申告する必要がありますが、その申告がおくれたことなどにより、返還金が発生する場合があります。  この返還金について、10月に生活保護法が改正され、徴収方法が新たに定められたことで、現在使用している電算システムの改修が必要となったためでございます。  改修にかかる費用については、2分の1が国庫補助の対象とされております。  委託料として、510万3,000円の歳出増額補正を行い、それに伴い255万1,000円を歳入補正増として計上いたしております。  以上が、那覇市一般会計12月補正予算中、保護管理課関係分の概要説明でございます。  ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  ありがとうございます。  これより質疑に入ります。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  2ページの生活保護世帯日常金銭管理支援事業。今、宮城課長説明、社協が委託をして、約100名、そういう方々面倒見ているとありましたけれども、要するに生活保護を受給している方で、そういう金銭管理ができない方々が約100名いらっしゃると理解していいんですか。 ○委員長(多和田栄子)  宮城課長。 ◎福祉部参事兼保護管理課長(宮城寿満子)  今、実際利用されている方が100名なんですが、利用したいということで、待機で利用待ちの方も25名ほどいらっしゃいます。  それと、あとワーカーのほうからも、本人さんと調整をしながら、またこの利用の待機のほうの名簿に移していきたいという方たちもいらっしゃるんですけれども、ただ、これは契約でやっている事業なものですから、本人がこれもう利用しないというふうに返事されたら、強制的に利用することはできないのですけれども、実際、桑江委員がおっしゃったように、100名の方は利用していますけれども、それ以上に利用を必要だと思われる方、あと利用と待っている方というのはいらっしゃるだろうなということで、こちらは把握しております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ですから、先ほどもあったとおり、約100名いて待機が25名いるという。この待機はやっぱり本人が希望していると理解していいですか、この待機については。 ○委員長(多和田栄子)  宮城課長。 ◎福祉部参事兼保護管理課長(宮城寿満子)  この待機の方たちについては、本人とケースワーカーのほうで話をしながら、待機名簿に載せていくんですけれども、実際に契約になるときには、本人が拒否することもありますので、完全に本人が同意しているということではなくて、契約に向けて今から調整も進めていくということも含めての25名というふうに考えております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  要するに、25名いまだ待機がいるわけですけれども、これはむしろ本人の希望というよりも、客観的に見てこの人大丈夫かなという、そういう視点が非常に必要じゃないかなと思うんですよ。  この人にそのままお金を渡したら何するかわからんというようなものは、本人がわからんさね。やっぱり周囲がしかこれわからないだろうし、そういう部分でもやっぱり、そういう客観的な視点というのは非常に大事になってくると思うし、この待機自体をやっぱりワーカーさんが本人と話をして、報告を強制的にというか、そういう形でやっていかないとなかなか大変じゃないかなと思うんですけど、いかがですか。 ○委員長(多和田栄子)  宮城課長。 ◎福祉部参事兼保護管理課長(宮城寿満子)  桑江委員がおっしゃるように、やはりこの25名という方は、福祉事務所側のほうから見ても利用したほうがいいんじゃないかというふうに判断している方たちになりますので、この利用につなげる分については、ワーカーのほうからもそうなんですけれども、実際に社会福祉協議会、委託を受けているところの専門員の方も本人さんと話しながら、制度の説明を丁寧にして、これを利用することによって計画的に居宅生活が継続できるんですよということを本人にやっぱり理解を求めながら丁寧に説明をしていく必要があると思いますが、やはり積極的にこちらのほうも、できたら利用にはつなげていきたいなと。それをやることで、やはり本人の生活もそうですけれども、ケースワーカー側の負担軽減ということにもつながりますし、あと公共料金の滞納というのがあっては、保護世帯のほうであってもやっぱり困りますので、いろんな面から見てもこの利用には積極的につなげていきたいなというふうには考えています。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  支援回数がふえているということは、どういうことですか。  それと、あと回数に応じた手当という考え方でいいんですか。 ○委員長(多和田栄子)  宮城課長。 ◎福祉部参事兼保護管理課長(宮城寿満子)  最初に想定していた支援回数よりも、本人の状態、病状とか、病状の進行具合とか、例えば精神障がい者の場合であっては、ちょっと病状が落ちているときに、やはり不安感が強くなって、お金がないことで、例えば月に2回ねというふうに約束をしていた方でも、毎週細かく電話をかけてくるとか、毎週毎週お金の支払い、持ってきてというような支援員さんへの依頼がちょっとふえてきているという状況がございます。  やはりこれにあわせて、支援員の方たちは支援をしていかないと、本人さんたちが、いや、もう、やっぱりこの契約、この事業を使わないと、全部自分でやるといったら、やっぱりそれはもっと居宅生活から離れてしまうことになりますので、やはり本人さんの要望と、あとこちらのほうの支援員さんの支援が必要かどうかの判断をしながら支援をしていくんですけれども、やはり状態的に悪化されている方とか、やっぱり認知症の方はもう年齢も進んでいきますので、認知の度合いが進んだりということで、支援の回数が最初に予定していた、あと契約していた支援の回数よりもふえている傾向がことし大幅にあったものですから、予算がないから支援ができないというふうにはちょっとやっぱり言えないと思っておりますので、きちんと必要な支援については実施しないといけないというふうな考えで、支援の回数をふやすために支援員さんの手当をちょっと今回増額補正するというふうに今処理しております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  通常は、保護費は振り込みですか。本人に振り込んで、当然本人がその範囲内で生活をするんですけれども、こういう方々というのは、通帳自体を支援員さんがお預かりをしていると理解していいんですか。 ○委員長(多和田栄子)  宮城課長。 ◎福祉部参事兼保護管理課長(宮城寿満子)  それぞれだと思います。年金の証書だけお預かりしている方もいますし、細かく通帳を支援員さんがというよりは、この通帳を社協のほうにある金庫のほうで保管をして、本人のほうから話があった場合、あと定期的に2週間に1回とか週に1回とか幾らずつ支援員さんがおろして届けましょうねというふうに、契約内容はそれぞれなんですね。それに応じて、その方の分を支援員さんのほうでおろして自宅に届けるというふうな手続をやっております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  やっぱり大金を持たすわけにはいかないと思いますので、非常に大事な事業ですので、今後も待機分を含めて早急に対処していただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)
     ほかに質疑ございませんか。  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  今の生活保護世帯、今の事業についてなんですけれども、説明資料をちょっと見ると、新規が38件、それで、あと契約終了になったものが14件あったということなのですけれども、これ、終了になったそういう理由というか、事由というか、何がありますか。 ○委員長(多和田栄子)  山城副参事。 ◎保護管理課担当副参事(山城忠信)  一番多いのが死亡で、そのまま終了になった方ですね。数は少ないんですけども、年に数件は本人の強い意向で契約解除という場合の方もいらっしゃいます。  そういう方は大体、精神疾患を持ってらっしゃる方なんですけれども、一応解除になりはするんですが、これ契約ですから、本人が希望したら解約になるんですけども、そこで終わりではなくて、その関係は続きながら、また機会があれば契約をしてもらうというような形でかかわっております。 ○委員長(多和田栄子)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  ちょっと個人的な話になります。私ごとなんですけど、うちの母もちょっと認知症の傾向もあったりとか、ちょっと金銭管理というのがうまくできていないなということもあって、ちょっと一時期そういう通帳も預かって、月に2回お金を分けて渡してということもあったのですが、やっぱりそうなってきたときに、本人はよくわかっていない部分もあったりして、渡したのにまだもらっていないとか、それから、あとは使いたいのに使えないとかって、すぐに使えないとか、そういった不満というのがだんだん出てきて、親子ではあるんですけれども、その中でちょっとトラブルではないんですけれども、そういうこともあったんですが、やっぱり今度は逆に他人がそれを管理するというところで、そういう利用者の方とのトラブルだったりとか、そういうのはないんでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  山城副参事。 ◎保護管理課担当副参事(山城忠信)  実際にはトラブルございます。ですので、この金銭管理事業は専門員と、あと支援員というふうに分けておりまして、日常的にお金を持っていくのは支援員が持っていくんですけども、契約であったりとか、トラブルとかというのは専門員の方が対応をして、2人で一緒にかかわる、役割分担をしながら、こういったバランスとか連携をとらせてもらっています。 ○委員長(多和田栄子)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  とても難しいというか、大変なことだなと。個人、一、人と人というか、個人対個人というやっぱりそういうつながりというんですかね、かかわり方になってくると思うので、大変だなというふうに思うのですが、やっぱり家族がそれをできない方もやっぱりいらっしゃると思うので、ぜひ頑張っていただきたいなと思います。  よろしくお願いします。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  質問ですけれども、生活保護世帯日常金銭管理支援事業について、質疑したいと思います。  非常にこれ、両方助かるんですよね。本人も周りにいる家族やお友達もということで、ぜひちょっとこの対象者、具体的にどういった方々が現在対象になっているのかの内訳ですね、ちょっと教えてほしいなと。 ○委員長(多和田栄子)  宮城課長。 ◎福祉部参事兼保護管理課長(宮城寿満子)  大まかな内訳にはなるのですが、対象ですね。認知症の高齢、これ9月末時点の数値で報告を受けているものなんですけど、認知症の高齢者の方が29名、知的障がいの方が7名、精神障がいの方が39名、その他、アルコール依存症であったりとか、そういう方も含めるんですが、それで20名ということで、計95名が4月末は利用されております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  そういった方々ですから、そういった方々であるだけに、先ほどのトラブルというのは説明あったのは起こり得るし、だからこそそういう、この事業があると思うんですよね。  少しちょっと教えてほしいのですけれども、補正理由の中でそれぞれ支援員、専門員という言葉あって、支援員というのは社協さんに登録されている方なのかな。社協ですから、那覇市在住なのかな。その辺ちょっと支援員になるための要件とかわかるんでしたら教えてください。  それともう一つ、さっき言った年金手帳預かるとなると、これ相当なあれですので専門員と。専門員というのも社協の方なんですか、それとも市の職員なのかな。この辺ちょっと2つを教えてください。 ○委員長(多和田栄子)  山城副参事。 ◎保護管理課担当副参事(山城忠信)  まず支援員ですけれども、支援員は社協さんのほうで募集しているボランティアの方々、主に民生委員が多いんですけれども、そういった方々にお願いをしております。  専門員の方は、基本的には非常勤職員になります。社協の正職員担当が1人ついて、その人に3名の専門員がついております。  特に大きな資格とかはないんですけども、ほとんどの専門員は県の権利擁護事業、同じような事業があるんですけども、そこの経験者でしたりとか、あと逆に1人は元うちのケースワーカーだった職員ですとか、そういったある程度福祉にかかわったことがある人が専門員として支援、作業にあたってもらっているところです。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  今回の補正理由の中でも支援回数が当初予定につき125回から240件、もう2倍以上ふえているので、補正を組んでしっかり対応したいと、大切なことだと思います。  一般質問でも紹介しましたけれども、2025年、あとわずか7年後なんですけれども、後期高齢者の認知症患者というのが那覇市で約1万6,000人になるんですよね。それ考えると、生活保護を受けている方の中でも、そういう、先ほど最初に紹介がありました認知症高齢者の数というのは減ることはないと思います。  ぜひ、こういったことが絶えず自分の周りで起きることによって、家族の方も、当然、一番難儀をしているのはご本人だと思うんですよ。ご本人だと思うんですけども、家族の皆さん、これに手を焼いてしまって、逆に本来こういうのしっかりそばについてサポートしたいんだけどもと思うんだけれども、この金銭トラブルで疲れてしまうというケース、結構あるんですよ。それで相談受けるんですけれども、そのときにはやっぱり周りの議員とも相談して、この制度を使うのがやっぱり第三者的にも一番いいということで紹介もしていますので、今後、大切な事業になると思うので、頑張ってください。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  當間委員。 ◆委員(當間安則)  1点だけ。トータル的に今の事業なんですけど、聞きたいんですけども、例えば今回188万7,000円補正予算ということなんですけれども、先ほどの待機者という25名の、ちょっと待機となると僕らがイメージするのは保育園の待機児童とかというようなイメージがあって、例えば保育士が足りないからとか、箱物が足りないとか、いろいろそういう課題があるんですけども、この事業全体的に見て、例えばもっと予算を入れればある程度クリアするのか、もう満足になっているのかというのも含めて、トータル的に課題は何でしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  宮城課長。 ◎福祉部参事兼保護管理課長(宮城寿満子)  まず、課題として利用者の契約ということがありますので、利用者の理解も深めていくということもあるんですけれども、委員がおっしゃるように、やはり予算面で、今回増額補正しているのは支援員の手当分ということで増額補正はしているのですが、これ待機者のほうにもちょっと手をつけられないというのは、先ほど山城のほうからも話があった専門員が本来であれば待機者の調整をして、契約に結びつけていくというのが専門員の役割でもあるんですね。それをちょっと支援員のほうの手当の分の不足部分がちょっと見込まれたということとか、支援員がその辺ちょっと実際の日々の支援に手が回らないという状況が見えたものですから、専門員のほうがその支援を今、支援にも入ってしまって、実際の待機者の新たな契約に結びつける部分もちょっとストップしている状況が見えるところなんですね。  なので、やっぱり増額をすることによって、きちんとした支援員の手当を出して、十分な支援ができれば、専門員は本来専門員がやるべき仕事、契約をつなげるとか、トラブルに対応するとか、そういうことに力を注ぐことができますので、やはり予算の確保というのは重要な課題かなというふうに考えています。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  これ、ですからお金の問題というのと、人材的な問題というのがありまして、例えば専門員にもっとお金をあげればクリアするのか、いやいや、もう手一杯だと、それ以上やると今度、過重労働になるという問題があって、本当、人材不足じゃないわけですか。ですから、やはり人材不足というのがわかれば、そこら辺にまた力を入れないといけないし。まだまだ働く余地はあるんだけども、やっぱりそのためにはさらに手当じゃないけども、そういったので予算確保しないといけないということで、予算確保の方向に進むわけじゃないですか。  課題を明確にしないと、なかなかどこにどうつけていいか、こっちも理由あるけどこっちもあるみたいのもあるかとは思うんですけども、しかし、人材が足りないというんだったら足りないというのをちゃんと打ち出して、保育士不足だったら保育士不足ってちゃんと課題を明確にすることによって、次のステップがあると思っていますので、この辺はちょっとこの事業の全体的な課題をまとめてやっていけば、またそれに対することも僕らは議論できて、またいい事業ですので、さらなる発展、そしてまた困った人がどんどんいなくなるというふうにつながると思いますので、この辺はちょっともう少し課題もまとめていただいてやっていければと思います。  以上でございます。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  次に、議案第125号、平成30年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中、障がい福祉課関係分についてを議題といたします。  それでは、松元通彦障がい福祉課長、説明をお願いいたします。 ◎障がい福祉課長(松元通彦)  ハイサイ、那覇市一般会計補正予算(第5号)のうち、障がい福祉課関係分についてご説明いたします。  お配りしている資料で引き続き、この資料ですね、説明してもよろしいでしょうか。                  (「はい」と言う者あり) ◎障がい福祉課長(松元通彦)  障がい福祉課分は、3ページから5ページまでとなります。  今回は、コンピューターシステムの改修に係る補正でございます。  それでは、まず歳出からご説明いたします。まず、4ページをごらんください。  まず3款民生費1項社会福祉費2目障がい者福祉費、事業37、障がい者自立支援給付支払等システム事業でございます。70万5,000円の補正増となっております。  これは、障害者総合支援法の改正により、平成30年度から高齢かつ障がいのある介護保険サービス利用者に対し、一定の要件を満たせば、介護保険サービス利用にかかる本人負担分を償還する新高額障がい福祉サービスが創設されており、その当該償還にかかるシステム改修費となっております。  具体的には、当該償還にかかる事務をスムーズに行うため、平成31年度から償還にかかる一部の事務を沖縄県国保連合会に委託する予定であり、沖縄県国保連合会において当該事務を行うに当たって必要な情報連携にかかるシステム改修費でございます。  続きまして、歳入をご説明いたします。3ページをごらんください。  14款国庫支出金2項国庫補助金2目民生費国庫補助金、事業7、障がい者自立支援給付支払等システム事業補助金として、129万8,000円の補正増となっております。  これは、平成30年度からの法改正に係るシステム改修で、先ほど歳出で述べました新高額障がい福祉サービス及び今年度既に改修済である部分のシステム改修費の国庫補助でございます。補助率は2分の1となっております。  続きまして、債務負担行為の補正についてご説明いたします。5ページをごらんください。  今回の補正は、精神台帳システムのシステム修正業務について、平成30年度から平成31年度までの限度額256万円の債務負担行為を設定するものでございます。精神台帳システムは、県で採用しているもので、本市の精神障害者保健手帳及び自立支援の受給者等の管理を行うとともに、申達に伴うデータ送受信処理をしております。  平成31年5月の元号改正にあわせて、元号改正及びその他の業務効率化のためのシステム修正の業務委託を予定しているところでございます。  以上でございます。  ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑に入ります。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)
     この補正は70万5,000円だけど、国からは129万8,000円、歳入で入っている。金額合わないさね。これちょっと説明してくれる。 ○委員長(多和田栄子)  松元課長。 ◎障がい福祉課長(松元通彦)  まず、今4ページでご説明いたします。  今回の補正増は70万5,000円なんですが、その前の補正前の額ということで、当初、従前から189万2,000円の予算は確保しておりました。今回70万5,000円で、合計しまして259万7,000円の事業費となっております。  それの2分の1が歳入として入ってくるということで、129万8,000円が国庫支出金から充当されるということでございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ということは、補正前の金額は入ってきていなかったと理解していいんですか。何かよくこちらがよくわからんわけよ。 ○委員長(多和田栄子)  辺土名主幹。 ◎障がい福祉課主幹(辺土名朝次)  このシステムの中身になるんですけれど、30年4月の法改正に伴って、通常のサービスの支給決定に関するシステムの改修と、今回やる新高額についての改修っていうのがあるもんですから、先にサービスの改修だけはやっておりました。それに対する補助金の決定通知が、ことし30年8月に来ているものですから、補助金の決定通知が来た後の歳入になるものですから、今回あわせて、歳入、金額はなりますので、トータル的に両方の合算額になります。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ということは、当初のものと、今回入ってくるものが合算されて歳入になったと。しかし、今回の補正は70万5,000円だという形になるわけね。  当初のときには、70万5,000円以外の差額の分は、まだ入ってきていなかったと、決定がおりてなかったと理解していいわけね。 ○委員長(多和田栄子)  よろしいですか。  ほかに質疑。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  1つだけ確認。これ元号が変わると、毎回このシステム変更が必要。例えば西暦にすると、このシステムは改修する必要がないということ。 ○委員長(多和田栄子)  松元課長。 ◎障がい福祉課長(松元通彦)  そうですね、中にはシステムでそういうふうに従前に組み込んでいる、対応しているものもございますが、今回のものは改修が必要なシステムだったということでございます。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  要は、今回やるんだけど、また次の元号が変わるとき、また同じようなものをしないといけない。 ○委員長(多和田栄子)  宮川晴美主幹。 ◎障がい福祉課主幹(宮川晴美)  今回、元号改正をやって、そのときまた元号が変わる可能性もあるのを踏まえて、次のときには経費がかからないような形での修正を依頼しております。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  今回の障がい者自立支援給付支払等システム事業なんですけれども、今年度中に改修したいということなんですけれども、年度といっても3月までになるんだけど、実際に改修されて、それが運用されるのはいつごろね。 ○委員長(多和田栄子)  松元課長。 ◎障がい福祉課長(松元通彦)  年度明けの4月から新システムを活用して対応していきたいと考えております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  これシステム改修だけど、その適用になる対象者って何人ぐらいなの。 ○委員長(多和田栄子)  松元課長。 ◎障がい福祉課長(松元通彦)  今回、新高額障がい福祉サービスの創設というところでの対応なんですけど、これは先ほども少しふれましたが、65歳以上になると介護保険にスライドされるのですが、従前、障がい福祉サービスを利用している方が介護サービスに移行すると負担がふえるというところの声もありまして、それの制度改正で、その負担分をこの障がい福祉サービスのほうで償還していこうというところです。  対象となるのは、今予想としては100人程度を予定しておりまして、これは平成30年度からの、今年度からの法改正でございますので、この方に関しては遡及をして対応も一応考えているところです。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(多和田栄子)  それでは、再開いたします。  午前に引き続きまして、学校給食課の異物混入についての説明を受けたいと思います。  森田副部長。 ◎学校教育部副部長(森田浩次)  資料を持ち合わせておりませんで、午前中、ちょっと提供がおくれまして、申しわけありませんでした。  改めて、異物混入の件数について、学校給食課長より説明をいたします。よろしくお願いします。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮学校給食課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  お手元にお配りした資料で、ちょっとご説明したいと思います。  まず、平成30年度の異物混入の件数ですけれども、12月17日現在の数でございます。全体の件数としては51件で、その右手のほうに県への報告とありますけど、そちらのほうは健康被害が生じるおそれがあった場合のもので、金属類の4件について報告してございます。その右手の保健所への報告は、実際に健康被害があった場合報告することになっておりますけれども、そちらのほうは0となっております。  続きまして、平成29年度の異物混入の件数ですけれども、全体の件数としましては71件。そのうち健康被害のおそれがあったというもので、県への報告が9件。保健所への、実際の健康被害がありませんでしたので、保健所への報告は0となっております。  以上でございます。 ○委員長(多和田栄子)  じゃあ、それに対して質疑。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  どうもありがとうございます。  くれぐれもね、誤解のないように、こういうことがあったからということで、けしからんということで糾弾するためのものではありませんので、あくまで予算的な措置を伴うものを審議していく中で、じゃあ、こういう異物混入に関してどういう予算的対応が必要なのかということを明らかにするための質疑ですので、それは、ぜひ理解してほしいと思います。  1から6まであって、全体の件数としてはそんなに変わらないのかなと。ただ、その中でも、比較的重いという意味で、県へ報告する内容については半分近くになっているわけですから、それはそれとして理解できました。ただ、金属類のものが、これ、12月時点で既に4件起きているという点では、ちょっと前年度より、ちょっとペースが速いのかなというふうに懸念するところなんですね。  で、もうざっくりと聞きますけど、こういった異物混入って、要するにハード面とソフト面ですよね。施設、備品による、起因するものなのか、人のミスによるものなのか、これはどっちかですよ。少なくとも、今、ちょっと中心的に議論したいのは予算措置ですので、その設備、機材、備品に関するものという意味では、この1から6の分類に分けていますけど、それは、どことどことどこというふうに理解してよろしいですか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮学校給食課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  異物混入につきましては、設備とか、そういった予算的な部分より、実際問題は、大方、人によっての目視とか、そういった部分で防ぐしかない部分かなとちょっと理解はしております。  ということで、例えばこちらにあります金属類の異物混入の場合でも、若干、機器等の確認、使用前、使用後、使用中のちょっと確認を怠ったのが1件ございました。そのほかは、結構、食材そのものに金属片が入っていたりとか、ちょっとそういった部分ですので、予算的になかなか、加えれば、その異物混入が防げるというものではなく、どうしても人の目で目視して、そういった作業の中で防いでいかないといけないという部分が多うございます。現実問題として。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  じゃあ、ざっくりとした聞き方をしますよ。  じゃあ、課長の今の説明であれば、じゃあ、この1から6まで人が目視して防げたものというふうに説明を理解していいんですか。  何か備品とか、そういったものから破損して、金属類とか、そういったものが混入したんじゃなくてということですか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  備品、中で使っている消耗品とか、その部分の破損部分もありますけれども、基本的にそういった部分については、そういう破損があればすぐ取りかえとか、そういった部分はやっております。
     ただ、大きく、その予算が必要な部分かという部分でちょっと先ほどのようなお答えになったということでよろしいですか。 ○委員長(多和田栄子)  森田副部長。 ◎学校教育部副部長(森田浩次)  ちょっと補足をさせていただきます。  先ほど、課長が説明したように、機器類を使った場合の操作については、まず機械が始まる前に点検をします。それから、使って終わった後、それから洗浄後といったような場合に、この欠けがなかったら、あるいは落ちたものがなかったかというのを、それを徹底して今、マニュアルの中ではやっております。ただしかし、この製造が終わって搬送された後に混入する場合もあって、この特定ができない、難しい混入物もございます。  そういったことがあって、基本的には目視ではございますけれども、どうしても手の行き届かないところがあって、主に人の目視による力が大きいんですけど、それに足らない部分もあるということでございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  何か、随分、入り口のほうで誤解が生じていると思うんだよな。  例えばね、結論から言っちゃうと、前あった例としては、カッターのものが欠けてしまって、入っちゃったわけよ、野菜を切るときのね。手で切っていたのが、間に合わないということで、カッターを使いますと。カッターを使って、刃が破損して、それが混入物として後で、送られた後わかったわけさ。  これは、じゃあ、このメンテナンスをどうするかということを皆さんが検証すればいいだけさ。何か予算って僕が言っちゃったから、皆さん、これに何か固執しているんだけど、そうじゃなくて、これは人為的なものじゃないさ。人間がカッターにかわるわけではないわけだから。これが1点でしょう。  もう一つは、委託したところで、洗い方が前と違ったって、亀の子タワシ使っちゃったんだよ。亀の子タワシはワイヤだから、ワイヤが入っちゃったわけさ。これは、マニュアルでここまで確認していなかったから、マニュアルで、やるときにはこれは使わないよというふうに訂正したときがあるわけよ。僕、初めて聞くわけじゃないわけさ、この問題って。  だから、何か構えてさ、何か聞いていても意味わからない報告をしないで、要するに、これだったら整備に重点を置けば防げるものなのか、いや、人の教育で、もっと教育を徹底しないと防げないものかって、事故だから、それを2つ、明確に分けないといけないでしょう。  だから、その辺を皆さんどういうふうに分けているのと聞いたら、いやいやいや、全て予算ではなくて、人の注意で修繕できる。これ、全部人の注意から発生したの、じゃあ。そういうふうに理解していいの。  だって、欠けるものまでさ、人間が注意できないよ。物っていうのは、劣化というのがあるんだから。これ、欠ける場合というのを想定して、管理するわけでしょう。  それについても、ざっくりでいいから、ちょっと答えてくれる。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  どうも失礼しました。  基本、今、委員のほうからありました、例えば、そのカッターの刃の欠けとか、それについては、基本的に作業前、作業中、作業後、確認するような形になっています。そういった欠けがあった場合、取りかえの刃とかのものですね、基本的には準備はしてございます。  ただ、その異物混入の大方、どうしても人の力による部分があるということでのご理解といいますか、そういった部分として捉えていただければと思うんですけれども。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  いやね、もっと、もう具体的に聞くよ。  これ、民間に委託していますよね。委託しているところが多いです。民間委託、ほぼ民間委託なのかな。  学校給食の業務形態を聞くけれども、直営と民間委託はどこと、どれぐらいになっている。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  給食施設、センター、単独を含めまして、27施設中、現在の委託は11施設になっています。すみません、失礼しました。現在、12施設ですね。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  今回、こういう異物混入があったのは、直営と委託で数としてはどことどこですか。  2つに分けて、直営と委託で2つに分けたらいいさ。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  今年度の異物混入の件数の報告ですけれども、51件中23件が直営の調理場でございます。残りの14件が、失礼しました。この調理場で発生した異物混入という区分でいきますと、直営調理場のほうが23件、委託の調理場のほうが14件。あと、その業者のほうの直送、パンとか牛乳とか、直送の部分というもございまして、それ以外が14件ございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  じゃあ、次に聞きますね。  まだ直営が多いというのはわかりました。12件は、たしか委託ですよね。委託の形態をちょっと聞きたいのですが、委託先が全てを管理しているんですか。例えば調理器具とか、施設とかは委託先のものですか。財産として、行政のものですか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  実際に調理に使うスライサーとか機器類は全て那覇市の財産で、それを使って、委託先のほうで調理しているというものであります。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  食材に関する、発注、購入責任者はどこですか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  食材につきましては、各センターの栄養士、これはほとんどが県費の栄養士ですけど、栄養士のほうで食材発注等は行っております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  いや、委託先なのか、那覇市なのか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  那覇市でございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  だから、僕はそれ、分けてほしいって言っているわけさ。物なのか人によって、指導のやり方が違うわけよ。物、人、食材。  委託先でも物と食材は那覇市なんですよ、責任は。人は民間委託、教育どうしなさいとかいうのは、直接の指示系統ないんですよ。指示しちゃったら偽装請負になるから。  だから、何度も入り口で繰り返して聞いているのに、全部混ぜて答えるもんだから。それで、もう僕はこういう聞き方に今、変えているわけですよ。  そういう意味では、この事故を防ぐという意味では、繰り返しますけれども、施設、食材、人であった場合、委託先に関して言えば、人の教育、人の教育って言うけれども、直接介入できないんですよ。介入しちゃったら、繰り返すけど、偽装請負だよ。労基署からあなた方が指導されるんだよ。委託先が指導されるんじゃなくて、あなた方が指導されるんだよ。それをわかった上で聞いているのに。  だから、僕、今後閉じますけどもね、こういう異物混入があったときは発生原因が何なのかを、やっぱりもう少しこの大もとに戻って確認してほしいんですよ、すべきだと。そこが繰り返すけれども、施設整備関係であれば市に直接責任があるわけだから、それを委託先の人が点検しなかったっていうふうにはできないわけよ。できなければ皆さんでこれをどうするのかっていうのを、委託先としっかりとマニュアルをつくり直すかしないといけない。  そういうところで、行政にはね返ってくるわけよ。食材であれば、食材、何で気づかなかったのというのを委託先に言えないんですよ。発注、納品、最終責任者は行政なんだから。野菜に入っていれば、委託先がそれを間違って切って入れちゃったとしても、委託先の責任じゃないわけさ。言っている意味わかりますよね。それだったら、野菜を入れている業者さんとどう交渉するかは、委託先の問題じゃなくて、あなた方の問題なんだよ、行政の。  そういったことを踏まえて、今後、これをね、どのように改善していくか、僕は、今言った3つの点で分けて、しっかり対応していただきたいと思うんですけれど、どうですか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  異物混入の件等につきましては、基本、委託先であれば、その仕様書等に細かく列挙しているんですけれども、今後の状態を見て、それの改訂等が必要であれば、そういった部分、細かく指定していくことで、その委託先については。  あと、直営につきましては、当然市でやっておりますので、そのものも含めて確認ができるような形でマニュアル等、さらに細かく整備していきたいなと考えております。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  じゃあ、この程度に。  この件に関しましては、どうしますか。後日また改めてやりますか。それとも、もうこの件は閉じて。  部長。 ◎学校教育部副部長(森田浩次)  今回、ちょっとご指摘のありました点につきまして、やはり人的な部分、それから設備的な部分、湧川委員からのご指摘のあったとおりかと思います。それで、今後、職員、直営、委託問わず、職員の研修について充実させていくこと。また、機器についても、また老朽化等があった場合には、速やかにできるように努めてまいりたいと思います。  よろしくお願いいたします。 ◆委員(永山盛太郎)  予算ということをやっているので、さっき人為的というのがいっぱいあったけど、実はその人為的もあるんだけど、本来、人為的なものを防ぐ方法っていっぱいあるんですよ。  例えば、これビニールとかあるんだけど、ビニールは色つきなの、それとも、色ついていないやつ。例えば、今、手袋なんか、飲食店では全部色つきなんですよ。リバテープも色つきだし、例えば虫の混入なんて入り口を2重にするとか、防除策、風を通すとか、いろんな形、設備でやって防げる部分たくさんあるんですよ。だから、今だと、全部が全部、例えば缶詰も切って、切るからあれとれるんであって、パカ式だったら異物混入ならない、もう低いということで変えているところいっぱいあるんですよ。  だから、ものによっては、その設備で直せるもの、部分で直せるものっていっぱいあるんだけど、もうひとくくりに人だとやると全部変わってくるんで、その辺もうちょっと調べて、皆さんにそういった説明すればもっと納得するんだけど、その辺もうちょっと調べてください、どんななっているか。いろんなところで、ぜひ。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  すみません、今の永山委員の、すみません、ちょっと前提部分が、説明が抜けていた部分だと思いますけれども、虫とか何とかの調理場内の進入については、設備的に網戸とか、その進入路を基本防ぐような形の施設にはなっております。  それを前提で、どうしても実際に、給食、実際学校行って、配膳のときに入ったり、いろいろな虫の混入についてはありますので、設備的な部分はある程度されているという前提で、ちょっと、どうしてもさらに防ぐためにはということで、人為的な部分が大きいという意味で、お話しした部分でございます。
     おっしゃるように、一通り、ビニール、手袋とかそういった部分も全部、基本色つきで目立つような形にはなっています。混入されているビニール片というのが、食材にそのままついていたり、何か、もとの袋とか、そういったものが実際に多い現状ではあるのですが、そういう点で。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  そうじゃなくて、その仕入れるやつにも、例えば普通はレタスなんかが入っている袋も全部ビニールが青とかいろんなのをやっているんですよ。例えば、基本的に調理場の中にプラスチックがあること自体がおかしいんですよ。  だから、例えば、デザートなんかでプラスチックってなったら、調理場には入っていなくて、配送の場にそのまま冷蔵庫があって、そこに入れるとか、そういったのも含めてっていうことなんですよ。  だから、今、37件、その調理場で1回ものが起こっているんだけど、そこで一体どうやって入ったのか、一体何なのかというのをしっかり把握できて、もし入ったのなら、それを改善、業者にでも改善する、さっき湧川委員が言ったんだけど、業者にお願いして、これを色つきに変えるとか、いろんなことができると思うんですよ。  もう一つは、一番怖いのが、このその他というのが、一体何なのかが一番わからなくて。その他って、表現できないその他っていうのが一番怖くて、実は、普通のところだと、その他、わからんのは、もう民間の研究所に送っていって原因が何なのか、最後まで追及するんですよ。そういったのまで追及されているかどうかちょっとわからないので、それも含めて、今後ぜひ説明できたらお願いなしたいと思うので、この場では多分、もっと、いろんなのが出てくるはず。何か、どういった機会にやるかわからないんですけれど、いろんな形でちょっと聞きたいと思っています。  以上です。 ○副委員長(粟國彰)  僕から1つだけ、僕から1つだけ確認しよう。いや、だから1つだけ。もっと聞きたいことあるんだからさ。  あれですか、ここには51件あるんだけど、県に4件報告やっているんだけど、それ以外は県に報告する必要ないのか。  あと一つは、この子供たちがこれを食べて体調を崩したり、病院に搬送された例はありますか。 ○委員長(多和田栄子)  伊禮課長。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  県への報告は、先ほど申しましたとおり、健康被害が生じるおそれが、金属片とかって、そういったもので、4件ございます。  実際に、子供たちが少しでも、健康被害というのは、今まで生じておりません。 ○副委員長(粟國彰)  やってない。 ◎学校給食課長(伊禮弘匡)  はい。 ○副委員長(粟國彰)  よかったね。 ○委員長(多和田栄子)  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  今回の異物混入に関しましては、先ほど部長からお話がありましたように、職員の研修を徹底するということと、設備の管理、そういったものを含めて、きょうのこの異物混入に関しましては終わりたいと思います。  また後日、所管事務調査が必要であれば、また行っていきたいと思いますけど、それでよろしいでしょうか。                  (「はい」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  じゃあ、ほかにご異議ありませんね。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  これで終わりたいと思います。  大変お疲れさまでした。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  これより議案第125号について、議員間討議に入ります。  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  今、この異物混入に関しては、今まで我々には報告もないし、いろいろあるんだから、それはしっかり市民にもわかるようなことをやっておかないと、それ緊張感がないと思うから、皆さんどうですかね。 ○委員長(多和田栄子)  所管事務調査を後日、じゃあやるということでいいですか。                  (「はい」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ほかにございませんか。  よろしいですか、これで終わって。                  (「はい」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  議員間討議を、じゃあ、これで終了いたします。  再開いたします。  何でしょう。 ◆委員(湧川朝渉)  中央図書館の耐震をね、やっていませんというのは、ちょっとこのまま流せないよ。 ○委員長(多和田栄子)  ああ、中央図書館。 ◆委員(湧川朝渉)  うん。これについても、委員長、副委員長して、改めて日程とってさ。粟國委員が何度も言っていたけど、クラックは入っているのかというのに対して、一切答えなかっただろう。ないと言わなかったんだよ。 ○委員長(多和田栄子)  はい。じゃあ、現場視察ね。中央図書館の現場検証、何て言うの、これ。                 (「現場視察」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  現場視察ね。  中央図書館の現場視察を、じゃあ日程調整して後日入れましょうね。                  (「はい」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ほかにございますか。  よろしいですか、これで。                  (「はい」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  じゃあ、これで議員間討議を終わりたいと思います。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  これより委員会審査に入ります。  まず、議案第144号、那覇市立森の家みんみんの指定管理者の指定についてを議題といたします。  それでは、砂川龍也生涯学習部生涯学習課長、説明をお願いいたします。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  ハイサイ、生涯学習課です。それでは、議案第144号、那覇市立森の家みんみんの指定管理者の指定について、提案理由をご説明申し上げます。  この案は、指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2、第6項の規定により、議会の議決を必要とするため、提出するものであります。  指定管理者につきましては、公募による募集を行いましたところ、2団体から応募がございました。選定に当たりましては、那覇市社会教育委員の会議に諮問し、平成30年10月2日付、答申を受け、沖縄自然環境ファンクラブを指定管理者として提案するものでございます。  指定期間は、平成30年4月1日から平成36年3月31日までの5年間となっております。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑に入ります。  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  よく、たまにあそこに現場に行くんだけど、これ、大分古くなっているんだけど、その辺の修理とか、いろんなものとかは今のところないですか。予算だからそう聞いたんだけど。 ○委員長(多和田栄子)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  お答えいたします。  ちょっと古くなっているというふうに感じているのは、自然のままでというのが、そのコンセプトになっておりますので、木を切らなかったり、自然のままでというのがメインとなっております。  建物自体は特に大きな修繕等の箇所はございません。
    ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございますか。  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  この、今、森の家みんみんの指定管理ということなんですけど、これは末吉公園にあります。この末吉公園自体の管理というものまで含めているんですかね。 ○委員長(多和田栄子)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  今回の指定管理は、その施設の管理と、その中であるソフト面、運営の面をお願いしております。 ○委員長(多和田栄子)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  わかりました。  あと、この今、管理者となる団体として挙がっているところは、すごく長い間ですよね、管理。前の5年ですか。 ○委員長(多和田栄子)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  今回の議会のほうで議決されましたら、3回目、3期目になります。 ○委員長(多和田栄子)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  ほかに、この、ほかにないというところで、ずっとこの団体がというところなんですけれども、実際どうなんですかね、お任せしていて。 ○委員長(多和田栄子)  島袋元治青少年育成室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(島袋元治)  指定管理者、平成23年度からずっとファンクラブさんのほうにお願いしているのですけれども、利用者のアンケートの状況も良好ですし、あとは自主事業として自然環境に携わる指導者等を育てるための講習会とかもやって、かなりいい成果が出ているかと思います。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  わかりました、ありがとうございます。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  當間委員。 ◆委員(當間安則)  3期目ですよね。これ、じゃあ、前は5年間じゃなかったという解釈ですか。 ○委員長(多和田栄子)  島袋室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(島袋元治)  平成23年度のものは3年間、平成26年度から5年間、そして今年度も5年間という形になっています。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  わかりました。  今回、2団体からの応募ということで、これ、前回、前々回は1団体というか、ここだけだったんでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  島袋室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(島袋元治)  前回応募は3団体ありました。今回は2団体です。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  じゃあ、もうその中から、やっぱりこのファンクラブですか、ここが連続ということは、やっぱりその、やっぱりいろんな諮問をかけたときに、そういうふうなまあ適当であるという解釈でずっと続いているということで、特にほかの業者に何か、例えば、問題といったら大げさかもしれないけれど、何かこの辺感じるところがあったんでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  外部委員のほうに審査をしていただいて、平等の立場からその2団体を評価した中で、このファンクラブのほうが1位ということで評価していただいていますので、もう一つの団体が悪かったとかではなくて、もう外部の委員の先生方のほうの評価となります。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  責める意味ではないんですけれども、やっぱり実績があるとなかなか強みというものもありますのでね、その辺もあるかとは思うんですけれども、やはりいろんな業者がいますので、その辺また平等でということ、別に決して不平等だったとは言いませんけれども。またこの辺も、別の指定管理を含めてですけどね、いろいろまた検討していっていただければと思います。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  次に、議案第145号、那覇市営奥武山体育施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。  それでは、山下恒市民スポーツ課長、説明をお願いいたします。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  ご説明いたします。  お手元の資料、125ページ、ごらんください。  議案の提案理由についてご説明いたします。議案第145号、那覇市営奥武山体育施設の指定管理者の指定について、提案理由をご説明申し上げます。  この案は、指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2、第6項の規定により、議会の議決を必要とするため提出するものであります。  指定管理者につきましては、公募による募集を行いましたところ、1団体から応募がございました。選定に当たりましては、那覇市スポーツ推進審議会に諮問し、平成30年10月24日付答申を受け、特定非営利活動法人那覇市体育協会を指定管理者として提案するものであります。  指定期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間となっております。  よろしくご審議くださいますよう、お願い申し上げます。  126ページが議案となっております。審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑に入ります。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  1団体のみの応募であったということですけれども、一つだけちょっと確認したいんだけどね、指定管理者は駐車場も管理している。 ○委員長(多和田栄子)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  管理しております。 ◆委員(桑江豊)  奥武山というところは、ご存じように県の施設もございます。県の指定管理者もいらっしゃいます。そちら辺のすみ分けがよくわからないわけよ。  だから、もし、今、課長の答弁では、駐車場管理していると言うんですけど、那覇市が管理しているというのはどこですか。 ○委員長(多和田栄子)  金城つかさスポーツ課主査。 ◎市民スポーツ課主査(金城つかさ)  お答えいたします。
     奥武山の施設の駐車場につきましては、セルラーパーク側のほうにテニスコートとの間の駐車場がございまして、あちらが129台程度ございまして、そこが県との相談の間で那覇市の管理する施設となっております。ただ、奥武山公園一体ということで、県と調整をとりながら、イベントとかそういったときには、隣のトラステックというところが指定管理者になっておりますので、連携をとって混雑がないように、調整を行いながらすみ分けております。  以上でございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  大きなイベントのときには、たしか外部委託をして、その交通整理をやってもらっているのですが、団体によって、この駐車場の整理を出してくれとか、よく、高校野球の1年生部員当たりがよくやっているとは思うのですが、例えば、テニスコートを使う場合でも、また、その団体から出してくれて、大きなスポーツ団体はこれだけ部員がいっぱいいるから、そういうこともできるんですけれども、もう、いわゆるマイナー的なスポーツの団体が使う場合に、そこまでやっぱり手が回らないというのかな、そういう問題があるんですよね。  そっちら辺、だから、何かこの那覇の部分と、県の部分とのすみ分けというのが、本当にうまくいっているのかな。また、そういう場合に、この団体にそういうものをお願いするというのは、団体を見てやっているのかどうなのか、いかがですか、そっちら辺は。 ○委員長(多和田栄子)  金城主査。 ◎市民スポーツ課主査(金城つかさ)  お答えいたします。  そうですね、基本的に団体を見てというところのほうなんですけれども、高校野球の高野連とか、あとイベントがある場合には、留意書というものがありまして、今おっしゃられたように、駐車場を管理する人を出してくださいということでのお願いをして、条件の中に入っているんですよ。  このおっしゃるマイナーというところで、規模の小さいというところで、ごめんなさい、失礼しました。規模の小さいところのものについて、どの程度なのか、また、委員がおっしゃっている団体がどういった人数なのかがちょっとわかりかねる部分がございますので、今、ちょっとお答えしかねる部分もあるのですが、ただ、調整のほうはやっていきたいと思います。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  指定管理の中に駐車場管理というのは入っていないと理解していいの。 ○委員長(多和田栄子)  金城主査。 ◎市民スポーツ課主査(金城つかさ)  施設の管理運営費ということになりますので、私どものほうで、指定管理者が管理する施設というふうになっておりますので、通常、施錠とかまた解錠もいたしますから、指定管理料の業務の中に入っていないということにはならないと思います。当然、指定管理料の中に入っているものとは考えますけれども、ただ、イベントの際には指定管理者の人数だけで対応できない部分もございますので、イベント主催者のほうにご協力をいただいて、出していただいて、整理していただくという形になっております。  以上でございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ですから、だから指定管理、ちょっと駐車料も含まれると思うんだけど、そっちら辺を、やっぱ団体を見てやられるというのは、非常に温度差があるという現状。今後どうするかね、これ。  これ、県の指定管理者も一緒になってやらないといけないのかなと思っているのですけれども、しっかりやってもらいたいですよね。  どうね、副部長。どうなの。 ○委員長(多和田栄子)  山内副部長。 ◎生涯学習部副部長(山内健)  私の場合、今お話聞いて、こういう状況があるのかと初めて知ったわけでして、ちょっと少し調整して考えていきたいと思います。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  毎回のたびに駐車場ね、もう順番待ちみたいに待っている場合もありますし、もういつも足りないな、土日、土日、いろんなやっぱりイベントがある中で、そっちら辺の温度差を是正できるようなことを、ちょっと副部長も今、わかったということですので、少しまた指定管理者を、県も含めて今後の体制をしっかり考えてもらいたいと思います。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  次に、議案第146号、工事請負契約について(神原中学校校舎改築工事(建築))を議題といたします。  それでは、内間章参事兼施設課長、説明をお願いいたします。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  よろしくお願いします。それでは、議案書87ページでございます。  87ページの次の88ページには仮契約書がついてございます。  その次が配置図がございます。  それでは、議案第146号、工事請負契約について提案理由をご説明申し上げます。  この案は神原中学校校舎改築工事建築の工事請負契約であります。  工事内容は、老朽化している中学校校舎の改築を施工するものであります。  構造及び階数は、鉄筋コンクリート造3階建て、また床面積は770平米となっております。  工事請負契約につきましては、平成30年11月1日の制限付一般競争入札の結果、請負金額2億4,764万4,000円で、株式会社丸元建設代表取締役社長、糸数幸恵が落札し、平成30年11月4日付で仮契約を締結いたしました。  よろしくご審議くださいますよう、お願い申し上げます。  以上でございます。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑に入ります。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  議案説明のときに2者同額、しかも契約金額100%ということで、くじ引きで決めたと聞いたんですけど、こういうことってあり得るんですか。 ○委員長(多和田栄子)  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  昨今の契約のこの入札の状況を見てみますと、例えば応札者がなかったりとか、あるいは応札者が1者で100%だったりとか、2者でこのように100%だということも、最近の工事の落札事情では、もう本音としましては、応札者がいてくれてありがたいという状況でございます。  多分、民間企業にもたくさん仕事があって、そういうことが影響しているのではないかと推測しております。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  事前に見積もり設計価格を提示するわけですから、当然同額というのもあり得ると理解していいんですかね。 ○委員長(多和田栄子)  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  那覇市では予定価格を事前公表してございますので、その範囲内で、多分この企業家たちが満額だったらやろうということだったかもしれません。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  確かに、民間が好調の中で応札者がいること自体がありがたいというのは、何かよくわかるようか気がしますけれども、いや、実際そういう、本当に同額でくじ引きというのはあるのかなというのは、非常に不思議でならなかったものですから、別にもそういう事例というのはございますか。 ○委員長(多和田栄子)  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  昨今の詳しい事情まではわかりませんですけれども、以前、最低制限額、価格が90%だったころは、90%で並んでくじ引きだというのはございました。  これが今、今回のこのような状況になってからは、ちょっと詳しく調べていないので、少し申し上げることはできません。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  那覇市はあれですか、建てかえ、学校工事に関しては、皆さん、教育庁は普通教室はクーラー100%で設置するんだけど、特別教室は段階的というんだけれども、この新しく建てかえをする場合には、クーラーも全部、クーラー総じて全部設置をして建築するの。 ○委員長(多和田栄子)  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  今後の改築等に関しましては、全ての教室でクーラーを入れてございます。特別教室も。  建てかえるときに入れてございます。 ○副委員長(粟國彰)
     新築は、つくる場合はどうするの。 ○委員長(多和田栄子)  内間課長。 ◎生涯学習部参事兼施設課長(内間章)  今回もこの神原中学校校舎につきましても、空調を全て入れてございます。 ○副委員長(粟國彰)  なるほどね。  わかりました。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、このくらいにとどめておきます。  当局の皆様、お疲れさまでした。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  次に、議案第119号、那覇市こども発達支援センター条例制定についてを議題といたします。  それでは、儀間ひろみ副部長、説明をお願いいたします。 ◎こどもみらい部副部長(儀間ひろみ)  ハイタイ、本日こどもみらい課長が所用で、ちょっと欠席となっておりますので、私のほうでかわってご説明させていただきたいと思います。ご了承ください。  それでは、議案第119号、那覇市こども発達支援センター条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。  議案書のほうでは21ページとなっております。  これは、昭和57年に設置した那覇市療育センターでございますが、次年度より児童福祉法に規定する児童発達支援センターのほうへ移行し、その名称を那覇市こども発達支援センターに変更するための改正となっております。  平成24年の児童福祉法改正によりまして、児童発達支援センターは主に就学前の子供を対象とし、通所利用障がい児等への療育や、その家族に対する支援を行うとともに、その有する専門機能を生かし、地域の障がい児やその家族の相談支援、障がい児を預かる施設への助言、援助等を行う地域の中核的な施設として位置づけられました。  皆様ご存じのとおり、本市療育センターは、これまでも児童発達支援事業に加え、独自の事業として発達支援、保育循環相談事業、児童施設訪問支援事業などを行ってまいりましたが、近年、発達の気になるお子さんたちが非常にふえてまいりまして、そのようなご家族の相談等が増加している状況にございます。  また、このような状況に対応していくために、移行後につきましては、保育所等の児童福祉施設に在園する発達障がい児や、発達の気になる児童を対象とした地域支援を事業の骨格の一つとするなどの変更をいたします。  そのため、現在の那覇市療育センター条例の全部を改正し、新たに条例を制定する必要があることから、この案を提出するものとなっております。  条例の内容につきましては、21ページからとなっております。22ページからとなっております。  第1条では設置の目的。  第2条で所在地。  第3条に開設、開所時間、休所日。  第4条に事業の内容。  第5条では、利用対象者を規定しています。  第5条の利用対象者につきましては、1号のほうで、療育センターが現在も事業所として法令に基づいて行っております児童障がい福祉のサービスの一つとしている部分を対象として規定しているものでございます。  5条の第2号では、第4条の2号から5号まで掲げた事業の対象者を分けて規定しているものでございます。  第6、7条については、利用の承認と取り消しについて。  第8条の利用料につきましては、これまでの療育センターの条例施行規則のほうから条例に移しての規定といたしましております。  施行日は、平成31年4月1日としておりますが、経過措置として事前の準備行為、改正前の行為等について規定しております。  以上、議案第119号、那覇市こども発達支援センター条例制定について、よろしくご審議くださいますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑に入ります。  當間委員。 ◆委員(當間安則)  これ、ちょっと中身、ちょっと読み込んでいないのであれなんですけれども、この那覇市療育センター条例ということで、条例自体を新しくしたとは思うんですけれども、通常でいう、改正前、改正後という書き方があるじゃないですか。そういう書き方ではなくて、これ、全部そのまま書かれているんですけれども、もとの療育センターとのあれはもう全く違っているという解釈でよろしいでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  上地副参事。 ◎こどもみらい課担当副参事(上地敦子)  療育センターの条例改正前、改正後で法規グループと調整してきました。ですけれども、やはりいろいろな言葉の、もう57年度につくられているので、今の現在の状況とあわせていくうちに、ほとんどの文言が変わるっていうことになりまして、事業自体は療育センターの事業がそのままあるものではあるのですけれども、現代にあわせた文言に調整しましたところ、ほとんどの条例のこの中の言葉が変わっていくということで、全部改正ということに結果的にはなりましたので、全部中身が変わったわけではなくて、新しくこども発達支援センターになることにおいて、いろいろ現在の条例の中で使用料とか、そういうところとかも、現在の状況ではあるのですけれども、法律の細かいところだとか、そういうところを改正したんですね。  そうすると、中身はそのままなんですけれども、結果的に全部改正のほうがよかろうということになりました。 ○委員長(多和田栄子)  當間委員。 ◆委員(當間安則)  改正前、改正後となると、余りにも変わっている量も多いと。また、言葉も、中身は似ているけれども、言葉は変えないといけないということも出てくると。そうなると逆に見にくいという判断で、1回あれは全部消して、新たに書いたという解釈をしたいと思います。  一応、まず根本的に名前というか、この条例の名前を変えて、あと、中身は似ているのもあるけれども、やっぱり新たにそういった条例として、もう前のものは逆に忘れてこれは新しく覚えるという解釈にしますので、理由がわかったのはよかったと思います。  以上でございます。 ○委員長(多和田栄子)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  条例の第4条の(3)障がい児等に係る関係機関との連携その他の地域支援ということで、特に地域支援については、今回大きく変わったところなのかなというふうに伺っていますが、この関係機関、どういった関係機関が具体的にあって、それで、地域支援というものの、具体的なまたその形というか、どういったものを考えていらっしゃるのか、お聞きします。 ○委員長(多和田栄子)  酒井洋こどもみらい課主幹。 ◎こども未来課主幹(酒井洋)  お答えします。  まず、地域支援は大きく3つの種類があります。  1つは発達支援保育の巡回相談事業です。  これは、保育所、認可園等に入所している障がいを持った、認定された子供たちを療育センターの専門職が定期的に、今は年に2回から3回ですけれども、保育所を回って、その子供たちの支援について保護者と保育士等について相談を開いて支援していくと、アドバイスをしていくという事業です。  それから、2つ目が保育所等訪問支援事業。  これは児童福祉法に規定された障がい児通所支援事業の一つで行っています。保育所に入っている、障がい、発達支援保育の対象にはなっていない障がいと認定された子供たち、受給者証をとって保育所等に通っている子供たちについて、保護者からの希望に応じて、うちからの専門職を派遣して、現場で支援をするという支援です。  3つ目が那覇市療育センター独自の事業ですけれども、児童施設訪問支援事業。  これは、今回特に条例改正のきっかけになった事業ですけれども、障がいと認定されない子供たちの中に支援が必要な子供たちが保育現場にはたくさんいるということが、この近年の課題になっています。発達障がいとは診断されないけれども、現場でほかの子供たちと何か違う、どうやって対応したらいいのかというふうに現場の保育士さんたちが困っている子供たちに対して、現場の保育所、保育施設からの要望に応じて、そのお子さんたちへの支援を、またこちら療育センターの専門職が現場に出向いていって、相談を開いてアドバイスをしているというふうな事業になっています。  大きくこの3つの事業があります。 ○委員長(多和田栄子)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  わかりました。  主に、もう地域支援は実際にもう出かけていってという、訪問事業というのが、もう主に、中心になっていくわけですよね。わかりました。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  第1条で、障がい児及び発達に支援を必要とする児童、児と児童というのがあるんですが、これは生まれてから小学校までの範囲と理解していいんですかね。 ○委員長(多和田栄子)  酒井主幹。 ◎こどもみらい課主幹(酒井洋)  障がい児及び発達に支援を必要とする児童という区別については、先ほど地域支援の中で説明した障がい児と認定されている子供たち、お医者さんの診断を受けた子供たちを障がい児というふうに表現しています。その診断がつかない、だけども支援が必要な子供たちを発達に支援を必要とする児童というふうに表現をしています。  それから、その次の行において、成長の早期において必要なというふうな文言を使っていますけれども、そこで具体的には就学前の子供たちと、後で規定されるのですけれども、就学前の子供たちを療育センターが対象にしますというふうな規定をつくっています。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  じゃあ、障がい児はまず診断書が必要だということ。  それから2番目の支援を必要とする児童というのは、疑わしい、そういうふうに見える子供たち。  そしてあと就学前の成長ありますけど、せんだってテレビで特集されていたものをちょっと私も見たのですが、この診断書を医師からいただくまでにこの1年から1年半かかるという報道があったんですよ。その間に、また子供たちは今書いてあるとおり、成長の過程において、また発達が進行するというか、そういうふうな話もされていたんですけど、そうなんですか、実際。そんなにかかるんですか。 ○委員長(多和田栄子)  酒井主幹。 ◎こどもみらい課主幹(酒井洋)  那覇市内の子供たちの場合でいうと、時間がかかるのはなぜかというと、専門にしているお医者さんの数自体、それから、そういう病院自体が極端に少ないです。需要に対して供給できる病院の数、お医者さんの数が極端に少ない。だから、受診を申し込んでも、大体今だと4カ月前後ですかね、待ってからしか予約がとれないということで、何カ月も待つという状況が今起きています。  それについて、市の療育センターでもそれを解消しようと思って、月に4回、5回のお医者さんを招聘をして医療相談を行っています。  その中で、ある程度の見立てをしてもらうという作業を行っているのですけども、やはり年度の後半になってくると、今3カ月ぐらい待たないとお医者さんの相談に入れないというふうな、混み合った状況が生じているのが現状です。 ○委員長(多和田栄子)
     桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  本当、大変な現状があるかと思うんですよね。だから、当然これは症状が、発達障がいにもいろいろ種類がございますので、それを慎重に判断する意味では、当然お医者さんの診断というのは大事かと思うんですけれども、ただやっぱりこれ何とか那覇市だけの問題じゃなくて、全県的にそれだけ医師が少ないという現状もあるんですけれども、何とかしないといけないのかなと。特にだから、テレビの中である方が言っていたのは、医師の診断がなくてもできるようなものができないものかという話をされていました。  それで、4条の中の(3)、先ほどの関係機関という部分、これは各小学校も含まれるということでよろしいですか。 ○委員長(多和田栄子)  酒井主幹。 ◎こどもみらい課主幹(酒井洋)  関係機関については、うち療育センターの場合には、原則就学前の子供たちを対象にするということをうたって事業を今まで行ってきて、今後もこのセンター、新しい条例に基づいたセンターにおいても、同じように就学前の子供たちを対象にするという方針で今います。したがって、関係機関というのは、主には乳幼児においてのフォローをしていただく保健所との関係が一番強いという状況になります。  そのほかは、各児童の施設、保育所とかこども園とか、そういう就学前の子供たちに関する機関との関係を今後も続けていくというふうな状況になります。  小学校については、小学校に上がる時点で、就学支援という障がい児に対しての就学支援の半年ぐらいの時期があるんですけど、その時期に教育委員会と連携をしながら、就学支援委員会にうちの職員を派遣して、その場で子供たちのいろいろな検査等を含めて意見交換、意見を出していくというふうな関係にあります。  子供たちが小学校に上がってからは、うちとの関係は、うちの直接の支援はなくなります。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  どちらかというと、じゃあ、就学前の子供たち、早い段階から早期発見をして、やっぱりそういうまた手当をしようということなんですね。  小学校、小学校で、例えば特別支援学級とかありますよね。そちらのほうも教育委員会の範疇になるということで理解してよろしいですか。 ○委員長(多和田栄子)  酒井主幹。 ◎こどもみらい課主幹(酒井洋)  先ほど上げた3つの地域支援のうち、保育所等訪問支援という児童福祉法に基づいた事業は、これは那覇市の障がい福祉課が障がいと認定して受給者証を取った子供たちに対してのサービスですけれども、それが小学校の間、基本的には児童なので、法律上は18歳未満ですけれども、主には小学校までは、その保育所等訪問支援を利用する保護者、児童がいますので、その児童に対しては、その事業を使ったサービスはうちから小学校とか、特別支援学校とか、支援学級とかについて出向くことはあります。ただ、数としてはかなり少ないという状況です。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。  先ほどのこの絶対的な診断をする医師が足りないという問題、これに対して、やっぱり皆さん方としてどういうふうな対処を考えられますか。 ○委員長(多和田栄子)  儀間副部長。 ◎こどもみらい部副部長(儀間ひろみ)  まだちょっと中身としては足りない部分があるかと思いますけれども、見立ての部分については、今、意見書という形でもらって、かかわり合いは進められると。でも最終的に、この方に、子供たちにサービスを提供していくとか、その指導していく、支援していくという部分になってくると、やはりその確認が必要になってきますので、少し時間的にはその見立ての部分でできる部分と、それが決まってからじゃないとできない部分というのがありますので、少し、この辺はやっぱり今おっしゃったような課題があるかと思います。  医師会あたりにまたいろいろ意見を聞いてみるしかないかなというふうに考えています。 ○委員長(多和田栄子)  酒井主幹。 ◎こどもみらい課主幹(酒井洋)  補足します。先ほど、その地域支援として実施している中で、3つ目の児童施設訪問支援なんですけれども、それについては本当に現場で困っている、平均的な子供たちとやっぱり違うということを現場の保育士さんたちが感じて、それを直接療育センターに報告してもらって、お医者さんとかの診断も通さずに直接我々が支援をしていくというふうなことはやっています。それが、すごく僕は重要かなと思います。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  今おっしゃったとおり見立ての部分で、発達支援センターができる部分はしっかりもうこれやっていただきたいし、それとどうしてもこの診断が必要だと、医者のやっぱり件に関しては、もうちょっとやっぱり県とも、また医師会ともしっかり相談をしてその体制ができるように、皆さん方からも働きかけてください。我々は我々の立場でやろうと思っていますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  確認したいので、皆さんがお配りになった資料などももとにちょっと確認したいんですけど、今回新しく条例ができるということによって何が変わるのかなと。条例ができること自体が変わったことの意味だとはわかるんですけども、別の角度でちょっとお聞きしたいんですけども、今回この条例によって名称が那覇市こども発達支援センターになるのですけれども、このセンターそのものの施設は、児童福祉法でいうと何条に基づく施設というふうに理解してよろしいのでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  どなたが答えますか。  酒井主幹。 ◎こどもみらい課主幹(酒井洋)  新しい今、最新の児童福祉法がちょっと手元になくて確認ができないんですけれども、今条文が確認ができないんですけれども、児童福祉施設を規定した条項が6条の中あたりにあったと思うんです。すみません、これ確認、今ちょっとできません。  その中で、児童発達支援センターも保育所とか助産施設とか、それと同じ並列に児童発達支援センターというのが規定があります。それが記載されているのは確認できています。                (「休憩しよう」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  酒井主幹。 ◎こどもみらい課主幹(酒井洋)  児童発達支援センターの制度的な位置づけという意味では、児童福祉法の第43条に規定をされています。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  これまで、昭和57年ですね、当時としては画期的だったと思うんです。県にもないし、那覇にしかないという療育センター、任意の施設としていろんな機能を加味し、またそれにふさわしい専門職も配置してやってきたものが、僕は法律上も一段バージョンアップしたものが、今のこの条例の施設だと思います。  今説明があったように、児童福祉法第43条の施設ですね。しかもこれは個々の児童福祉法43条では、知的障がい児、また難聴の方、肢体不自由児、重度心身障がい者の現法で定められていた通所サービスを今回一元化するというのがこの発達障がいの一つのよさなのかな、特徴なのかなと思います。  それで、ちょっとそういった意味では、非常に今まであったものが1カ所でできるんですよと。しかも、任意の行政的な政策じゃなくて、しっかりと児童福祉法43条に基づいた中核施設として、今回位置づけられましたと。地域の中核的な支援施設として位置づけられたというのが、この条例だと思うんですよね。  やっぱりそこでちょっと確認したいのは、もう一つはね、この事業そのものを提供するサービスは、個々の善意で今まで療育センターであれば、これもやりましょう、あれも足しましょうということだったんですけど、今度法律で施設が明確に位置づけられると、いわゆるやらなくてはいけないサービス事業もこうと、これはこうですよというのがいってこう、ガイドラインというかな、枠が決まってくると思うんですけれども、これについては説明資料にも書いてある児童発達支援ガイドラインに基づいてそれぞれのサービスが提供されるものと、それを整えた条例だということで理解してよろしいですか。 ○委員長(多和田栄子)  酒井主幹。 ◎こどもみらい課主幹(酒井洋)  そのとおりだと思います。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  なると、やっぱりもう一回条例に戻って、ここをしっかり確認しないと全体像が見づらいので、第1条の障がい児という規定された場合、年齢は何歳から何歳までを対象とする施設と考えればよろしいでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  酒井主幹。 ◎こどもみらい課主幹(酒井洋)  先ほども少し説明しましたけれども、障がい児、障がいのある児童という解釈をすれば、この文言だけで考えれば児童なので、18歳未満という捉え方になると思います。                 (「何歳から」と言う者あり) ◎こどもみらい課主幹(酒井洋)  0歳です、0歳から。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  そういった意味では、今子育て支援ということで力を、これも沖縄県の市では、那覇市さんだけが取り組んでいるら・ら・らステーション、入り口はそこともオーバーラップしますけれども、ある意味で18歳未満までここが対象とする施設という意味では、非常に連携というかな、今後の連携がすごく大事ですよね。  先ほど桑江委員からもありましたけれども、教育委員会との連携も当然必要になってくるでしょうし、そういった意味で、副部長どんなですかね。やっぱり僕今いるマンパワーでは絶対不足すると思うんですよ。専門職種も含めて、マンパワー絶対不足するし、条例はできました、予算がないから仕事はできませんでは、これはちょっと違いますよね。どんなですか。  条例を出す以上、必要な人員は確保するという決意を持って条例を出したと思うんですけど、いかがでしょう。 ○委員長(多和田栄子)  儀間副部長。 ◎こどもみらい部副部長(儀間ひろみ)  我々のほうでは、条例を制定に先駆けて、関係部署、企画部等々調整しながら、非常勤職であったり、正規の職であったりというところを調整してまいったところではあるんですけれども、しかしながら、今回は定数増につかず、これだけ業務がふえてくるのにもかかわらずというところもございますが、今後に向けて人をとっていく、専門職をふやしていくということは調整していきたいなというふうに思っております。  条例を出して来所する方はふえる、行くほうもふえるんですけども、なかなか我々の対応する人数というのも限りがありますので、それについてはしっかりと今後関係機関と調整をしながら、来年、次年度は無理でもその次の年度という形で対応させていきたいと思っております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  ただ、もう短くやりますよ。繰り返し、最初言いましたよね。児童福祉法43条に規定された施設。業務内容も、これからは善意じゃないですよ。先ほども言いましたガイドラインに基づく。ガイドラインは、厚生省が定めているガイドラインなので、これさじかげんでできないんですよ。ここは薄くね、ここはいや今回はやめましょうなんてできないわけですよ。  条例は、そういった枠を、そういうことを決意して僕は出したものだと思うので、ここは押し問答をやってもあれなので、来年度とは言わないで年度途中でも必要なんだよ。今からでももう一回かけ合って、委員会でけしからんと言われてというのを持ち帰るべきですよ、副部長として。 ○委員長(多和田栄子)  儀間副部長。 ◎こどもみらい部副部長(儀間ひろみ)  負けないように頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。
     年度の途中でもとれるように工夫していきたいと思います。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  僕はそのときに一番大切なのは、臨時、非常勤ではだめだって言っているんですよ。4年生大学を卒業してくる。そして他の医療機関や専門機関で研修した人を臨時で来てくださいっていったって来ないです。  そういった意味では、那覇市はこの条例に基づいて、ガイドラインに基づいて、これから仕事をやる以上、僕は正職員でその枠を確保すべきだと思いますよ。どうですか。 ○委員長(多和田栄子)  儀間副部長。 ◎こどもみらい部副部長(儀間ひろみ)  委員おっしゃるとおり、これは正職でないと、この専門性も生かせませんので、今後、企画のほうにしっかりとその旨を伝えて、正規職員で対応できるように話していきたいと思います。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  じゃあ、まとめます。  今まで昭和57年から頑張ってきた那覇市の政策が、やっぱり一段高みを目指してこの条例を出されたわけですから、ぜひ今後とも条例にふさわしくなるように頑張ってください。  終わります。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  次に、議案第120号、那覇市立幼稚園を幼保連携型認定こども園に移行するための那覇市立学校設置条例等の一部を改正する等の条例制定についてを議題といたします。  それでは、平良進こども政策課長、説明をお願いいたします。 ◎こども政策課長(平良進)  それでは、議案第120号、那覇市立幼稚園を幼保連携型認定こども園に移行するための那覇市立学校設置条例等の一部を改正する等の条例制定についてご説明いたします。  議案書の25ページ目から29ページ目がその内容となっております。  平成28年度より、那覇市立幼稚園36園を段階的に認定こども園へ移行してまいりましたが、次年度がその最終となります。  これまで移行する幼稚園を学校設置条例から削除し、あわせて新設する認定こども園を認定こども園条例へ追加する条例改正を行ってきたところですが、今回は、那覇市立幼稚園が全てなくなることから、幼稚園という文言を削除や条例自体の廃止など、関係する条例の整備等を1本の条例であわせて行っているものでございます。  議案書の26ページ目からの新旧対照表をごらんください。  左側が改正前、右側が改正後となっております。  改正の内容についてご説明します。  初めに、那覇市立学校設置条例の一部改正については、第1条で幼稚園が廃止されることによる幼稚園の名称を削除しております。  また2条に、幼稚園、第3条に小学校、第4条に中学校の名称及び位置が規定されておりますが、このうち、第2条の幼稚園部分が削除となるため、第3条が第2条へ、第4条が第3条へと繰り上がる改正になっております。  第2条の削除に伴いまして、第2条中に記されている別表1も削除となるため、別表2を別表1へ、別表3を別表2へ繰り上げております。  次に、27ページ目の第2条の那覇市立幼保連携型認定こども園条例の一部改正についてですが、現在は名称及び位置の一段に、既にこども園になった公立園の9園が記載されておりますが、そこに平成31年度からこども園になる8園を追加し、表右のとおり、小禄こども園に続いて城西こども園、真嘉比こども園、泊こども園、真和志こども園、上間こども園、大名こども園、天久こども園、那覇こども園が加わる改正となっております。  次に、28ページ目の第3条では、条例2つをあわせて廃止しております。  1号の那覇市幼保総合施設条例につきましては、条例制定の趣旨が幼稚園と保育所の機能を融合化した一体的な施設を設置することで、継続かつ一貫した保育を行うというものであるため、認定こども園の設置により目的が達成されることから廃止となるものでございます。  2号の那覇市立幼稚園保育料等の条例につきましては、那覇市立幼稚園が全て廃止となるため、不要となることによる廃止です。  次に、第4条の那覇市幼稚園教諭等の給与等による特別措置条例の一部改正につきましては、共有の定義として、第2条1号に幼稚園に勤務するもの、2号にこども園に勤務するものとされていますが、1号の幼稚園に勤務するものが不要となるため、削除する改正となっております。  第5条の那覇市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例につきましては、第1条の幼稚園及び小学校とある部分から、幼稚園を削除する改正となっております。  29ページ目の第6条の那覇市保育所設置及び管理条例につきましては、天久保育所の住所に天久幼保園内とあり、先ほどご説明申し上げましたが、第3条の幼保総合施設条例の廃止により、天久幼保園という名称がなくなるため、住所から天久幼保園内の文言を削除する改正となっております。  最後に附則のほうで、条例の施行日をこども園設置日である平成31年4月1日としております。その下に準備行為とありますが、施行日前から入園手続等が行えるように設けているものでございます。  またその下に、那覇市職員の懲戒に関する条例の一部改正について定めておりますが、本章での改正ではなく、附則で改正しているのは、条例の内容自体が改正されるものではなく、別の条例改正に付随して必然的に改正されるものであるため、附則で改正になっているものでございます。  以上が、那覇市立幼稚園を幼保連携型認定こども園に移行するための那覇市立学校設置条例等の一部を改正する等の条例の説明となります。  以上、ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  ありがとうございます。  それでは質疑に入ります。  進行していいですか。                  (「はい」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  次に、議案第139号、那覇市久場川児童館の指定管理者の指定について、議案第140号、那覇市大名児童館の指定管理者の指定について、議案第141号、那覇市小禄児童館及び老人福祉センターの指定管理者の指定について、議案第142号、那覇市識名児童館及び老人福祉センターの指定管理者の指定について、以上、4件については、同一化における指定管理者の指定についての議案であるため、一括して説明を受けることにいたします。  それでは、平良進こども政策課長、説明をお願いいたします。 ◎こども政策課長(平良進)  それでは、議案139号から142号までの4件については、児童館等の指定管理者の選定となっております。まとめてご説明申し上げます。  4件の議案につきましては、指定管理者の指定について地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を必要とするため提案するものでございます。  ページ、73ページ目の議案第139号、那覇市久場川児童館の指定管理者の指定について、提案理由をご説明申し上げます。  那覇市久場川児童館を管理しております指定管理者の指定期間が平成31年3月31日までであることから、次期指定管理者の選定に当たり公募を行ったところ、1団体からの応募がありました。  選定に当たりましては、那覇市こども政策審議会へ諮問し、平成30年10月15日付で答申を受け、社会福祉法人わかめ福祉会を指定管理者として提案するものでございます。指定期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間であります。  続きまして、ページ、75ページの議案第140号、那覇市大名児童館の指定管理者の指定について、提案理由をご説明申し上げます。  指定管理者の選定に当たり、公募を行ったところ、1団体から応募がありました。選定に当たりましては、那覇市こども政策審議会へ諮問し、平成30年10月15日付で答申を受け、社会福祉法人若杉福祉会の指定管理者として提案するものでございます。  大名児童館は、屋根の全面葺きかえ工事により、平成30年4月1日から平成31年12月31日まで休館しており、指定管理期間は休館明けの平成31年1月1日から平成36年3月31日までの5年3カ月の間であります。  続きまして、ページ、77ページ目の議案第141号、那覇市小禄児童館及び老人福祉センターの指定管理者の指定について、提案理由を申し上げます。  那覇市小禄児童館及び老人福祉センターを管理しています指定管理者の指定期間が平成31年3月31日までであることから、次期指定管理者の選定に当たり公募を行ったところ、1団体から応募がありました。  選定に当たりましては、那覇市こども政策審議会へ諮問し、平成30年10月15日付で答申を受け、社会福祉法人那覇市社会福祉協議会の指定管理者として提案するものでございます。指定期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間であります。  続きまして、ページ、79ページの議案第142号、那覇市識名児童館及び老人福祉センターの指定管理者の指定について、提案理由をご説明申し上げます。  那覇市識名児童館及び老人福祉センターを管理しております指定管理者の指定期間が平成31年3月31日までであることから、次期指定管理者の選定に当たり公募を行ったところ、1団体から応募がありました。  選定に当たりましては、那覇市こども政策審議会へ諮問し、平成30年10月15日付で答申を受け、社会福祉法人那覇市社会福祉協議会への指定管理者として提案するものでございます。  指定期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間であります。  以上、4つの議案についてご審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑に入ります。  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  議案第140号で同じのが今回、屋根の葺きかえで一定期間休みだったんですけど、指定管理者が今回変わっているんです。前の指定管理者がなぜ変わったのか、応募しなかったのか、それとも応募しても落ちたのか、もしくはそういった状況をちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  大名児童館の指定管理者につきましては、平成30年3月31日までの指定管理でございまして、その後、屋根の葺きかえ工事ということでしめておりますが、そちらを管理していました指定管理については今回募集したところ、応募しなかったというところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  これは何か特別にあいた時間に、その間、仕事がなくなったからもう嫌だと思ってやめたとか、そういった理由とかは何か伺っていますか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  こちらについては、間があいたから応募しなかったということは聞いておりません。  ただ、こちら前回まで指定管理を受けていました法人さんにつきましては、保育所等の運営をしていきたいということで、今、保育所等の立ち上げを検討しているところでございまして、それに伴ってかどうかわからないんですけども、今回の児童館の指定管理には応募しておりません。
    ○委員長(多和田栄子)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  確認ですけど、このしめた期間に行政からのしめた期間で、向こうがやる気をなくしましたとか、そういったことじゃなくて、新規何かをするための準備ということで今回応募しなかったということでいいんですか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  このあたりの応募しなかったという明確な理由自体は聞いておりませんけれども、ただ、法人さんにつきましては、現在のところ新たな保育所の立ち上げをしたいということを伺っておりますので、それに向けて、今準備を進めているというところで確認はできているところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(多和田栄子)  これより議案第144号から142号までの9件についての議員間討議に入ります。  いいですか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ほかにないようでありますので、討議を終了いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  これより陳情審査を行います。  初めに、陳情第58号、学童保育に関する陳情書を議題といたします。  平良進こども政策課課長、説明をお願いいたします。 ◎こども政策課長(平良進)  陳情第58号、那覇市学童保育連絡協議会から学童保育に関する陳情書に関しまして、陳情の趣旨と所管課の考え方をご説明したいと思います。  まず1点目、放課後児童支援員等処遇改善等事業の見直しとキャリアアップ処遇改善事業の開始についてご説明いたします。  初めに、放課後児童支援員等処遇改善等事業は、放課後総合プラン協議会の開催など、家庭、学校等と連携を図る児童クラブに対して賃金等に充てることのできる補助を行う事業で、支援員の処遇改善を図る事業でございます。  キャリアアップ処遇改善事業は、放課後児童支援員等の勤務年数や研修実績等に応じた賃金改善に要する費用の補助を行う事業で、支援員の処遇改善を図る事業でございます。  本市については、放課後児童支援員等処遇改善事業については、今年度より事業としまして、1クラブ当たり年154万1,000円、総額1億2,482万1,000円の予算を計上しております。  財源といたしましては、国が3分の1、県が3分の1の補助でございます。  平成30年12月現在、82クラブが対象となっております。  陳情1の趣旨といたしましては、放課後児童支援員等処遇改善等事業の補助対象を児童クラブ単位ではなく、支援単位にしてもらいたいとの内容でございます。  同事業の補助対象を、児童クラブではなく支援単位に変更することについては、さらなる拡充につながるものであり、実施計画において、平成32年度より実施する予定となっております。  なお、キャリアアップ処遇改善事業については、支援の単位への変更後、財源等を含めて検討していきたいと考えております。  次に、2点目、放課後児童クラブ利用軽減事業についてご説明いたします。  陳情の趣旨としては、沖縄県子どもの貧困対策推進交付金を活用し、平成29年度より取り組んでいる低所得者世帯の児童に対する利用料の約半額を補助する制度の拡充となっております。  現在、補助制度は利用料の半額5,000円を上限に、平成29年度は小学校1年生及び2年生を対象に実施し、今年度より3年生まで拡充し実施しております。  陳情では、それを全学年に拡充してもらいたい旨の趣旨となっております。  こども政策課としては、子供の貧困対策の観点からも利用料の軽減につながる本事業の重要性は認識しております。  制度の拡充には財源が必要であり、現在は沖縄県の交付金を活用しておりますが、その交付金が平成33年度までとなっております。  その後の財源については、子供の未来応援プロジェクト推進基金の活用を想定しておりますが、6年生まで拡充した場合にも対応できるか見きわめることも重要だと思っております。  一方、放課後児童クラブの4年生以上の利用児童数は減少しているのも実情でございます。  そのようなことから、対象学年の拡充については、こども政策課としては、本年度及び来年以降の状況を踏まえながら、当面の財源と将来的な財源を含めて慎重に検討する必要があるものと考えており、陳情の趣旨は理解するものの、その要望を直ちに実現するのは難しいものと考えております。  次に、3点目、学童保育所数の増設及び施設の確保についてご説明申し上げます。  陳情の趣旨といたしましては、必要数に応じた学童の設置することで、待機児童の解消を求めるとともに、学校敷地外でも、沖縄県放課後児童クラブ公的施設活用促進等環境整備事業補助を活用し整備することを求め、さらに、大規模な学童クラブの適切な規模への分離に努めてもらいたいとの趣旨となっております。  本市では、放課後児童クラブの利用を希望する児童が増加しており、子ども・子育て支援新制度が開始され、平成27年度と比較し、クラブ数は72クラブから86クラブへと14クラブ、受け入れ児童数は3,350人から4,603人と1,253人増加しております。  そのため、放課後児童クラブの小学校敷地内への専用施設の整備を進めており、現在までに10施設の整備を終え、6施設についても、今後、整備を予定しております。  放課後児童健全育成事業、いわゆる放課後児童クラブの利用の見込みについては、子ども・子育て支援事業計画において推計することとなっており、現計画が31年度に終了することから、新たな計画策定に向け、現在、作業中でございます。  具体的には、今年度ニーズ調査を行い、次年度、新たに計画を策定する予定でございます。  放課後児童クラブの待機児童の解消に向けては、同計画に基づき利用の見込みに応じた各方策について具体的に検等していきたいと考えております。  本市としては、安心安全という認識のもと、児童クラブの施設は小学校内への設置が理想であると考えております。  そのため、余裕教室及び特別教室の利用促進や、児童クラブ専用施設の整備に引き続き取り組み、全小学校への施設設置を目指すとともに、あわせて、大規模な学童クラブの適切な規模への解消に努めていきたいと考えております。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑に入ります。  質疑ございませんか。  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  本市の小学校でも、この放課後学童クラブというのは何施設あるの。 ○委員長(多和田栄子)  親川主査。 ◎こども政策課主査(親川純也)  平成30年度現在で86クラブございます。  学校の中は25クラブ25校区に入っています。 ○委員長(多和田栄子)  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  これを今、課長の話では、学校内でできた大規模なこのクラブは設置したいということですか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  学校内で全て賄うことはちょっと厳しいもんですから、それは現在、学校の隣接するような、民間の施設を活用しながらも、学童クラブとして運営しているものもございます。  こども政策課としましては、できるだけ学校内のほうに児童クラブは設置をしていきたいという希望がございますけれども、今の学校の中であき教室の状況だとか、改築の状況だとか、いろんなものを勘案しながら、できるだけ学校内に1施設以上は入れていきたいというふうに考えております。 ○委員長(多和田栄子)  粟國委員。 ○副委員長(粟國彰)  これは、対象者は6年までだよね。余り言いたくないんだけど、ある学校では3年生までしかできないよというところもあるっていうんだけど、3年まで受けられるところは、4年、5年、6年というのは受ける施設が少ないからそうなっているのかな。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  学童のほうの受け入れについては、基本的には6年までというふうになっております。  高学年になると、受け入れないというよりは、やはりいろんな活動が活発になってきて、放課後の教室とかっていうことで、やめていかれる児童もいらっしゃるということですね。  基本的には6年生までの受け入れを原則としております。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ちょっと確認ですけどね、放課後児童支援員処遇改善事業、これについては今1クラブ154万1,000円を82クラブに補助していると。  それを支援員単位でやっていただきたいというものに対しては、結成32年の実計の中に入ってるわけね。  金額的には支援員単位になるとどれぐらいの差が出てくるんですか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)
     今の試算としましては、支援数が90クラブから120クラブにふえまして、約4,700万ぐらいの増になる予定でございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  これ財源は一括交付金だったかな。ちょっと確認しようね。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  子ども・子育て交付金でございます。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  陳情の1番目に関しては、その部分は大体できると。もう一つの、キャリアアップ処遇改善事業については、これは、なかなか財源的に厳しいと理解していいのかな。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  はい、そうでございます。  キャリアアップについてはですね、今の処遇改善等の支援単位で32年で行いまして、その後、少し財源等を見ながら進めていきたいなと思っているございます。 ○委員長(多和田栄子)  ほかにございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  当局の皆様ありがとうございます。  それでは、次に行きます。  次に、陳情第60号、城西児童クラブ施設安全面の見直しに関する陳情書を議題といたします。  平良進子ども政策課長、説明をお願いいたします。 ◎こども政策課長(平良進)  陳情第60号、城西児童クラブ保護者会の会長より、城西児童クラブ施設安全面の見直しに関する陳情書に関しまして、陳情の趣旨と所管課の考え方をご説明いたします。  城西児童クラブはこれまで幼稚園の空き教室を活用し、保護者会が運営してきた城西児童クラブが、本市が城西小学校の敷地内で首里城側に新たに建設した専用施設にことしの3月から移転しスタートしております。  今回の陳情内容は、新たに建設した専用施設において、安全確保のための施設修繕等の要望の内容となっております。  まず1点目は、施設のテラス部分の天井に大きな採光の穴があいているため、防犯上、外部から人が侵入することを防ぐための改善を要望するものであります。  2点目は、同じく、テラス部分に隣接している敷地がやぶのため、テラスに蚊やネズミ等が侵入しないよう、フェンスの窓部分などへの設置修繕等対策のための改善を要望するものであります。  3点目は、施設の正面の門扉の上に30センチ程度の空間があるため、防犯上、外部から人が侵入することを防ぐための改善を要望するものでございます。  これらの要望に対し、こども政策課といたしましては、1点目のテラス部分の天井に大きな採光用の穴からの人の侵入防止のための格子の設置と、3点目の正面の門扉の上部空間への侵入防止のための対策については、現在、工法を含め見積もりを取得中ですので、今年度中で対応していきたいと考えております。  2点目のテラス部分への蚊、ネズミ等の害虫の侵入対策については、テラス部分が部屋のように仕切られているのではなく、基本的に屋外であるため、多数の屋外とつながっているため、対策はは容易ではないと考えております。  今後、どのような対策が有効かなど、意匠の問題もありますので、施設課も交え、実際に使用している運営者とも話し合いながら対応していきたいと考えております。  以上でご説明を終わらせていただきます。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑に入ります。  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  聞きなれない言葉で、意匠のためって。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  意匠はどうしても設計の、設計上、設計士、いろいろ改造するためには、いろいろ設計士と、設計をしたところと、そういう相談をしないといけないもんですから、そういう権利が設計者にはございますので、そのあたりも含めてですねという対策ができるかというところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  それも踏まえてですけれども、ただそうは言っても、学童クラブを設置している行政上の責任ってどこにあるんですか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  こちらは那覇市のほうが施設を建設して設置しておりますので、那覇市のほうが、そういう今の建設の部分については、対応する必要があると考えております。 ○委員長(多和田栄子)  湧川委員。 ◆委員(湧川朝渉)  ぜひ、担当している課ですから、これ以上やりませんけど、ただ、考え方は主と従を逆転はしないでほしいなということと、もう一つ、このずっと、1と3についてはわかるんですけども、ただ、ぜひ、今設計とかやってるっていうことなので、これ要望なんですけどね、何かあったら子供の手でも脱出可能なね、やっぱり入り口から外へ出ていくというときには脱出可能な構造にしないといけないよ。  外から入ってくるっていうものに対して、密閉性を確保する余りさ、何かあったときに中で、簡単に言うと火事だよ。火事があったとき、子供たちの手で外に逃げ出すような、そういうものの障害物には決してならないように。それと、何かあった時はすぐ援助者が、消防とかも含めて、そういったものが入ってこれるようなものは十分に考慮すべきだと思うんですけど。どうでしょうか。 ○委員長(多和田栄子)  平良課長。 ◎こども政策課長(平良進)  今、湧川委員がおっしゃるように、1番目の要望と3番目の要望につきましてはですね、特に問題ないのかなと思っております。  ただ、2番目のテラスの密閉につきましては、やはり今、議員がおっしゃるように、いろんな消防法上の問題とか、あるいは今のように、避難とか、いろんなことも加味して、どういう対策ができるのかも含めて、話し合っていかないといけないのかなと思っているところでございます。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ないですか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  陳情第56号、平成31年度理科教育設備整備等補助金予算増額計上についてを議題といたします。  田端睦子学務課長、説明をお願いいたします。 ◎学務課長(田端睦子)  それでは、陳情第56号についてご説明いたします。  今回の陳情は、小中学校の理科教育環境整備向上のため、理科教育設備整備費等補助金を活用し、次年度の理科教育設備整備費予算を増額してほしいとの内容であります。  理科教育設備整備費等補助金は、理科教育振興法に基づく教育振興のための国庫補助金です。  顕微鏡顕、電子天秤、振り子実験機などの理科教材備品を整備すると、その費用の2分の1が補助されますが、沖縄県は沖縄振興特別措置法施行令に基づき整備費用の4分の3の高率補助となっております。  本市は毎年、当該補助金を活用し、理科教材備品を整備しております。  本年度、平成30年度は昨年度より予算を約200万円増額し、小中学校合わせて約590万円分の理科備品を整備しました。  次年度も引き続き、当該補助金を活用し、理科教材を整備していきたいと考えております。  説明は以上でございます。 ○委員長(多和田栄子)  これより質疑に入ります。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  確認ですけど、じゃあこれを利用しなくても沖縄は4分の3あるから十分やってるという、十分できているという考え方でいいの。 ○委員長(多和田栄子)  田畑課長。 ◎学務課長(田端睦子)  この補助金の補助率が通常2分の1ですが、沖縄県だけは4分3で高く、高率補助になっていて、この補助金を活用しないと、とてもいろいろ単費の市の予算だけでは整備は厳しいと思います。 ○委員長(多和田栄子)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  陳情書はそれを大いに活用してほしいということなんだけど、実際やっていることよね。 ○委員長(多和田栄子)  田畑課長。
    ◎学務課長(田端睦子)  はい。毎年この補助金を活用して整備しております。 ○委員長(多和田栄子)  ほかに質疑ございますか。 ○委員長(多和田栄子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  当局の皆様大変お疲れさまでした。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  これより、陳情第58号から56号の3件について、議員間討議に入ります。  どうぞ。 ◆委員(湧川朝渉)  今、桑江委員からも指摘していたんだけど、陳情56っていうのは全くそのとおりなんでしょう。陳情60号は、当局は要望に沿った対応はすると言ってるわけだよね。やり方がちょっと、中のテラスについて、ちょっともう少し工夫したいっていうことだよね。わかりました。 ○委員長(多和田栄子)  ほかにご意見ないようでありますので、討議を終了いたします。  休憩いたします。 ○委員長(多和田栄子)  再開いたします。  以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。委員の皆様長い時間お疲れさまでした。                             (午後3時5分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   平成30年(2018年)12月17日    教育福祉常任委員長 多和田 栄 子...