• 880(/)
ツイート シェア
  1. 那覇市議会 2018-09-26
    平成 30年(2018年) 9月26日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)−09月26日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成 30年(2018年) 9月26日厚生経済常任委員会厚生経済分科会)−09月26日-01号平成30年 9月26日厚生経済常任委員会厚生経済分科会厚生経済常任委員会厚生経済分科会)記録                        平成30年(2018年)9月26日(水) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  平成30年(2018年)9月26日 水曜日 開会 午前10時25分                    閉会 午後0時5分 ─────────────────────────────────────── ●場所  厚生経済委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件  予算分科会  1 決算審査     認定第1号 平成29年度那覇市一般会計歳入歳出決算中関係分  2 議員間討議 ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 平 良 識 子   副委員長 大 城 幼 子
     委  員 上 原 安 夫   委  員 下 地 敏 男  委  員 小波津   潮   委  員 前 田 千 尋  委  員 野 原 嘉 孝   委  員 上 里 直 司  委  員 大 山 孝 夫   委  員 奥 間   亮 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  比 嘉  勉  経済観光部副部長  下 地 広 樹 商工農水課長  高 宮 修 一 なはまち振興課長  狩 俣 輝 夫 なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長  赤 嶺 文 哉 観光課長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  根路銘 安 彦 議事管理課副参事  山 田 裕 之 議事管理課主幹  中 本 順 也 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                             (午前10時25分 開会) ○委員長(平良識子)  ハイタイ。おはようございます。  分科会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席9人となっております。  奥間亮委員からはおくれる旨の連絡がございました。  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから、本日の厚生経済分科会を開会いたします。  本日は決算議案の審査において、経済観光部関係部分となります。  これより審査に入ります。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(平良識子)  再開いたします。  初めに、認定第1号、平成29年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、経済観光部観光課関係分を議題といたします。  それでは、当局の説明を求めます。赤嶺文哉観光課長、説明をお願いいたします。 ◎観光課長赤嶺文哉)  ハイサイ。  それでは、平成29年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、観光課分についてご説明いたします。  お配りしております説明資料の1ページをお開きください。  まず、歳入についてご説明いたします。  20款諸収入、05項雑入、06節の商工費雑入、08細節の駐車場分配金でございますが、予算額42万円のところ、調定額及び収入済額62万2,186円で、予算額に対し48.1%の増収となっております。  こちらは、ぶんかテンブス館地下駐車場収入観光課持ち分に対する分配金収入となっております。  続きまして、歳出についてご説明いたします。  引き続き、説明資料の1ページをごらんください。  歳出総額は予算現額3億1,541万4,008円に対し、支出済額3億224万8,498円、不用額1,316万5,510円で、全体の執行率は95.8%となっております。  それでは、歳出のうち予算額の大きな事業及び不用額の大きな事業を中心に、事業内容についてご説明いたします。  説明資料の2ページをごらんください。  まず、事業番号11、事業名、プロ野球キャンプ等支援事業でございます。こちらは、予算現額5,273万9,994円に対しまして、支出済額4,960万912円、不用額313万9,082円。執行率94%となっております。  こちらの事業は、読売巨人軍春季那覇キャンプ継続誘致施設整備等を行う事業となっております。  不用額につきましては、奥武山公園内の各施設等の整備や警備費用に係る費用について、入札残や実績に基づく残額となっております。  続きまして、事業番号12、事業名、外国人観光客誘客促進事業でございます。予算現額1,132万14円に対しまして、支出済額1,067万1,382円、不用額64万8,632円。執行率94.3%となっております。  こちらの事業は、那覇港へ寄港するクルーズ船の入出港時に、歓送迎演舞臨時観光案内所の設置などの活動を行う那覇クルーズ促進連絡協議会へ補助金を交付し、その活動を支援する事業となっております。  不用額につきましては、クルーズ船寄港時に開設する臨時観光案内所設置回数等の実績に基づく執行残となっております。  続きまして、事業番号13、事業名、観光まちづくり整備補助金事業でございます。予算現額2,153万2,000円に対しまして、支出済額1,654万9,450円、不用額498万2,550円。執行率76.9%となっております。  この事業は那覇市観光協会が実施しております、那覇まちま〜いに対する事業補助となっております。  不用額につきましては、補助事業の見直しによる事業費の削減及び人件費の削減により、補助事業の支出額全体が減少となったため、補助金の交付額も減少した結果となっております。  続きまして、事業番号19番、事業名、観光イベント等映像発信事業でございます。予算現額614万5,000円に対しまして、支出済額566万2,960円、不用額48万2,040円。執行率92.2%となっております。  こちらの事業は、当課が所有・管理しております、移動式車載大型ビジョンビジョンランナークルーズ船の寄港先やイベント会場に派遣し、本市の観光PR映像や現場の生映像を映し出すことで本市の観光宣伝を行う事業となっております。  不用額につきましては、燃料費や修繕費の実績に基づく残額となっております。  続いて、説明資料3ページをごらんください。  事業番号28、事業名、公衆無線LANサービス提供モデル事業でございます。予算現額1,545万円に対しまして、支出済額1,431万2,845円、不用額113万7,155円。執行率92.6%となっております。  こちらの事業は、国際通り等観光スポットを中心にアクセスポイントを設置し、観光地におけるインターネット通信環境の整備を図り、観光客の利便性の向上に努める事業となっております。  不用額につきましては、認証画面へのバナー広告機能を導入したことにより、それに係る広告収入の収益を受業務委託料契約額から差し引くことでの実績残が生じたものでございます。  続きまして、事業番号30、事業名、貸切バス路上混雑対策事業でございます。予算現額400万に対しまして、支出済額353万1,400円、不用額46万8,600円。執行率は88.3%となっております。  こちらの事業は、観光客の増加に伴う貸し切りバスによる路上駐車により交通渋滞を招いている現状から、那覇市西町にある県有地を無償貸与していただき、修学旅行が集中する10月から12月の期間、仮設の貸し切りバス専用待機場を整備、運営を行う事業となっております。  不用額につきましては、入札実績による契約差額と、実績に基づき徴収した駐車料金を契約額から差し引くことで実績残が生じたものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(平良識子)  これより質疑に入ります。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  2ページの18外国人観光客受入整備事業についてなんですが、ここでサポート要員によるまちなか案内ということで、このサポート要員は何名いて、それからその要員というのはどのようにして人選というんですか、選定したのかということまずお聞きします。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  まず、サポート要員の人数でございますが、こちらの事業につきましては、観光協会の委託の事業となっておりまして、観光協会のほうでハローワークを通じて募集した人を採用しております。サポート要員の人員につきましては、英語ができる方が4名、そのうち1名は非常勤。そして、中国語ができる方が、サポート要員が3名。韓国語対応の方が2名、2名のうち1名が非常勤となっております。合計9名の採用、そのうち2名が先ほど言った、非常勤という形になっております。 ○委員長(平良識子)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  その採用の仕方については、観光協会ハローワークを通して採用しているということですよね。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  すみません、訂正いたします。  この事業をずっと続いている事業でして、契約社員がそのまま継続すればそのままなんですが、欠員が生じた際にはハローワークを通じて募集をかけるという形になっております。 ○委員長(平良識子)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  観光のやはり、沖縄の窓口で、そして、しかも外国人に接する、サポートをする要員ということで、採用する、採用というんですかね、人選をするときに当たって、際しての細かな規程というんですかね、そうしたものもないといけないと思うのですが、そこら辺はどのようになっていますか。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  採用に際しましては、我々、仕様書の中では、英語のできる方を何名、中国語のできる方を何名、韓国語は何名という形での人数の指定という形で仕様書には定めておりまして、通訳案内士の資格を有しているほうが望ましいという形では、何といいますか、条件をつけておりますけれども、それ以外の採用に係る条件につきましては、観光協会のほうで考えて採用をしているという形になっております。 ○委員長(平良識子)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  わかりました。  じゃあ、細かいことについては観光協会ですか、そこじゃないとわからないということですね。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  そうですね、細かい給与の内容とか、その条件等については、募集の段階で観光協会が設定しているという形になっております。 ○委員長(平良識子
     下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  よろしいです。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  お疲れさまです。  決算ですので、その予算がどのように使われたのかと、その効果について、やはり観光ですのでお聞きしたいと思うんですが、プロ野球キャンプ等支援事業だとか、プロ野球にぎわい創出事業もありますけど、昨年1年間のプロ野球、またゲームをしてもらって、その経済効果とかそういったことがどうだったのか教えてください。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  まず、経済効果でございますが、毎年りゅうぎん総研のほうで県内のプロ野球キャンプ経済効果を発表しております。その中で昨年度、県内では122億8,800万円の経済効果があったと。那覇市で、ジャイアンツ読売巨人軍キャンプにつきましては21億8,000万円という数字が出ております。  あわせて昨年度初めて、2月1日から3軍のキャンプ受け入れております。やはり少し知名度が劣る選手でございますが、そちらでも若干の観客数もございましたので、そういったキャンプの長い期間、1カ月丸々ジャイアンツキャンプがあるということで、その周知ができたのかなと思っております。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  毎年どんどん、この効果って高まっているのかなと思いますけれども、沖縄県全体がキャンプ多いところで、多くのところで誘致していますので、那覇のジャイアンツが、3軍までたしかあるのはジャイアンツだけだったと、前に説明されていたことを覚えているんですが、たしか。  そういったことで、県内の野球する子供たちが、本当にプロ野球選手と接する機会も設けてもらったようですし、観光にかかわることだけじゃなくて、教育委員会との連携も必要で、やっていただけたのかなと思って評価しています。  次にですね、外国人観光客受入整備事業で、クルーズ船の関することだとかともやっていたと思うんですが、去年1年間の進んだところだとかを教えてください。効果を含めて教えてください。             (「ちょっと休憩いいですか」と言う者あり) ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  外国人観光客誘客促進事業のほうで、那覇クルーズ促進連絡協議会、那覇港への寄港をするクルーズ船受け入れを行う協議会のほうに補助金を出して支援をしております。  その中で、昨年度の実績なんですけれども、那覇港には247回、年度ですね、クルーズ船が寄港しまして、約54万7,000人の乗客が訪れております。  そして、その中で我々として、那覇クルーズ促進連絡協議会として、臨時観光案内所を253回設置しております。現場での出港時の歓迎の送迎のセレモニーを51回、また設置もしておりますし、多言語マップを増刷して、その現場で配るというような活動もあわせて行っております。  以上でございます。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  受け入れセレモニーがどんどんふえて、内容も濃くなったということもたしかあったと思いますし、引き続き観光客ふえると思いますので、どんどんいろんな課題も見えてきたところがあると思いますけれど、今年度、改善されているところとか、新しい取り組みがあったら教えてください。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  今年度につきましては、昨年度9号、10号バースに入ってきた大型クルーズ船対応のためにシャトルバスを発車、那覇市の予算で出していたところがあったんですが、昨年度限りの実証試験ということで内閣府のほうから言われておりましたので、今年度につきましては、4月のまた大型クルーズ入港の時期からタクシーを入港させるという形で今、対応をしております。  通常はなかなかCIQという、制限区域内のほうに入ってこれないタクシー沖縄総合事務局と那覇港管理組合のほうで調整していただいて、そこでタクシーを入港し、クルーズ船の近くまで入港してもらって、そちらでタクシーに乗ってもらって、市内各所に行っていただくという形での対応をクルーズ促進協のメンバーで分担しながら、今行っている状況です。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  そういった課題があって解決していることに、大変よかったなと思っています。  次に、単年度だったんですが、物語性のあるランドマーク創造事業が昨年は行われていますので、その業務によってどんなことを行ったのか、1年間の事業でしたので教えてください。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  昨年度行った事業の中で、首里地域国際通り地域、そして若狭の地域、3つの地域に点在するランドマークをつなぎ合わせた、それぞれの3つのストーリーをつくりました。  そのストーリーを去年は、でき上がったものを、今現在、那覇市観光協会のトップページのほうで掲載いたしまして、物語自体も見れるようにしておりますし、市内のフォトジェニックなスポットであるとか、そういったところもご紹介するような形で載せております。  また、今年度ですけれども、今、那覇市の観光ガイドブックは、モモトのダイジェスト版を今つくっております。その中にも3つのストーリーで周遊するコースを載せて、それも周知できるように、またQRコードもつけて物語も読めるような形でご案内したいなというふうに、今そのような事業を展開しているところです。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  せっかくつくられてますので、そのストーリーがもっとわかりやすくというか、いろんな方がその場所に行ってみたいなと思えるように、広報が強化されるのが一番いいんですかね。頑張っていただきたいと思います。  最後に、もう一つだけ。  貸切バス路上混雑対策事業、皆さんいろいろ知恵と工夫をされて昨年度もされてましたので、その辺について教えてください。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  昨年度は西町のところで、有料という形で実証実験をやらせていただきました。おととしは、平成28年度は無料という形でやりましたので、違いといえばその有料化をして1,000円取るという形で実証実験をいたしました。  しかし昨年度はですね、その周知のほうが少しおくれまして、実際、旅行会社のほうですね1,000円を修学旅行のシーズンに合わせてやったんですけれども、その1,000円を負担する中でも、やはりその旅費の中に含める必要があるということをお聞きしました。その中で1,000円負担もお願いしたんですが、やはりちょっとやはり厳しいということでしたので、一昨年、28年度のような状況ではなかったんですが、合計で245台のクルーズ船を中心に利用がございまして、1,000円でも一定の効果はあるかなと考えておりまして、今年度はですね、昨年度の、28、29年度の反省を踏まえて5月から、5月にもう既に周知を旅行業協会のほうにと、バス協会も含めてやりまして10月、来月から改めて2カ月間、約2カ月間のまた実験を行う予定としております。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  1,000円取るのに本当に大変だなっていうのはわかりましたけれども、今年度は周知を、その課題含めてやっているということでわかりました。  貸し切りバスがあって、やっぱりいろんなとこで混雑していますけど、こういった混雑を解消することとバスの待機場ってとても必要だなと思いました。今、農連市場の横の県の土地をバスの乗降場にするということで皆さん計画進んでいますけれども、それもしっかり連携されるような形で、観光が楽しくてまた来てほしいなと思えるような、混雑の解消目指して頑張ってください。  以上です。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  観光イベント映像発信事業で、那覇マラソンが2回とか、ただ1個のイベントNAHAマラソン2回とか、ハーリー3回っていうのは、これ1日、2日間とか、そういう意味で1個のイベントで2回とかいう書き方なんですかね。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  そのとおりです。  NAHAマラソンでいいますと、前日のゼッケンとるところと当日。那覇ハーリーですと3日間、3、4、5。5月3日から5月5日までの3日間。那覇大綱挽ですとパレードと大綱挽という形でカウントしております。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  忍者ショー1回ってこれ何ですか。  政策説明資料の中に、防災フェア1回、忍者ショー1回の忍者ショーって何ですか。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  こちらはですね文化振興課ですかね、歴史博物館のほうが主催する何とか丸、すみません、ちょっと。 ○委員長(平良識子)  宝刀だ。 ◎観光課長赤嶺文哉)  あちらの展示に係るその告知のために、現場のパレット前でそのイベントやるということで、那覇市の別の課の主催のイベントということで派遣した次第でございます。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  わかりました。  NAHAマラソンについてここ、要は支援書いてるんですが、ほかにNAHAマラソンで支援している事業って那覇市としてはあるんですかね。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  観光課は、全体的なところはかかわっております。
     予算の事業としては特別今、持ってはおりません。しかし、実施本部とか、あと、各部会のほうに職員が入っておりまして、その中で運営のほうにかかわっているという形になっております。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  ちょっと奥間綾乃議員が、一般質問の中で話をしていたんですけども、このNAHAマラソンの事務局については、この収支っていうのはもう観光課なのか、市役所としてはこれ把握されているんですかね。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  NAHAマラソンは、NAHAマラソン協会という協会つくっており、7団体が入った協会の中にもちろん那覇市も含まれております。  その中で毎年、決算終わりまして4月、5月ですかね、のほうで総会が開かれます。その中で、各所属団体の会員の皆さん来ていただいた中で決算審査をしてやりますので、把握はしております。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  この、要は今、先ほど言ったようにビジョン車出すなり、人を出すっていうことは税金を、お金をあげなくても、労働の対価をあげているわけでございますので、その中で、やっぱり何ですかね、現金ではない別の形の税金の投入がされていると思うので、ここの決算の内容とかについて非常に取り扱いをやっぱり気をつけないといけないなというのがあります。  その中で、要はこのNAHAマラソンの協会の事務局については、これって任意団体なんですかね。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  法人格のない任意団体となっております。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  ちょっと詳しい内容わかんないんですけど、これ決算のときに余剰金っていうの出ないんですか。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  繰り越しという形で出る形もございます。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  那覇市もぜひとも団体、違うな、NAHAマラソン協会の一員でございますので、東京マラソンとかは財団法人をつくって法人格をとっているのに、こんだけ大会が大きいのに任意団体のままやること自体に非常に違和感があると。  要は、プラスで収支が出てですよ、法人であれば法人税も取れるわけじゃないですか。これを、要は普通の那覇市が入っていなかったり、何ですかね、公共事業団体が入ってなくて、例えば何て言うのかな、一般的にやるんであればいいんですけど、こんだけ大きい大会で動くお金も大きい中では、やはり財団法人するのか、要は、法人格をとらないと奥間綾乃議員みたいな、ちゃんとお金動いているんですかとか、すごい不明ですっていうことが多分今後出てくると思うし、もう今回の議会でも出ましたように、今後これは那覇市としてはこういうふうにしていくんだとかいうことは話されてないんですか。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  那覇市として法人格を取得すべきとか、そういったところの話は今の段階で出ていない状況です。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  これ実際、那覇市で市長が会長でしたっけ。私ちょっとそれ存じ上げなかったんですけども、やっているのであれば、やはり那覇市が全面的支援をしてるって思われるのが、やっぱり一般の方の感覚だと思いますので、ぜひともこの法人格をとるなり、要は、任意団体ではなくて、ちゃんとこれ今後もずっと運営していくのであれば外出しにしないとまずいと思うんで、これは今回は間に合わないかもしれませんけども、この大会がことしの12月の大会終わった以降については、那覇市として、ぜひとも法人格をとるなり、もっとこの財政の健全化とかもう透明化については強くやっていただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  また部内のほうでもその情報検討いたしまして、また、協会の事務局のほうにも、委員会のほうでもこのような議論も出ておりますということをお伝えしたいと思っております。 ○委員長(平良識子)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  これ、今の話実は決算に関係が、深い関係あると思いますよ。  つまり、平成29年度でも、皆さん観光課の職員何名が大体何時間ぐらい、この那覇マラソンの運営の部分の会議に出てるのかっていうのはわかりますか。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  一人一人の、ちょっとすみません、何時間というところまでの計算はしていないところです。 ○委員長(平良識子)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  例えば時間外の勤務手当てとか、あるいはそういう何て言うんですか、時間外の勤務体系っていうのもその中には出てくるわけですか。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  大会当日の時間外については、時間外手当てとして対応しているところです。 ○委員長(平良識子)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  つまり、皆さん例えば休日とかもあるでしょう。そういった部分で、何名の職員がどれくらいのその時間を費やしてですよ、那覇マラソン運営に携わって、当日だけじゃなくても打ち合わせもいろいろあるじゃないですか。そういったのはやっぱり決算に出てくる面もあれば、また出てこないけれども相当この観光課の中では、業務の中で占めるものがあると思いますから、これはちょっと精査してもらってですね、先ほどの大山委員の提案というか、指摘も含めてちょっと精査して、今決算審査ですけれども、厚生経済委員会にはしっかりこう委員に説明できるような形はやっていただきたいなと思いますので、委員長この今の職員何名、平成29年度、その那覇マラソンの運営に携わった何名の職員が、大体どれぐらいの時間、あるいは時間外勤務もあるのかとか、その辺もちょっと今は出ないと思いますから、資料なり何なりでまとめて提出してもらうことできませんかね。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  ほかに質疑ございませんか。  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  今のちょっとNAHAマラソン関連なんですけども、たしかこれ市民スポーツ課もかかわっているから、市長部局で関与できている部分と、市民スポーツ課が、要するに教育委員会でかかわってる部分があると思うんですよ。  ただ、そのNAHAマラソンを所管をしているというか、取りまとめているのは観光課ということで、うちの分としてはこうあるんですけれども、やっぱりその全庁的というか市長部局と教育委員会でどれだけその人を出していらっしゃるのかということについてですね、やっぱり委員長をして、どうお取り扱いするかわからないですけれども、そこも含めてちょっと資料出していただきたいと要望したいと思っています。  委員長いかがですか。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  これね、課長ねこれね、課長じゃなく、副部長にそれ聞きたいんですけれども、これ私も結構前々から調べてはきたんですけれども、担当の職員とか担当の課長さんって結構変わられたりするということで、それを前提として聞きますけれども、そもそもさっき言った本市の職員がこれだけ派遣をされてその事業に携わっていると。休日の出勤も含めてやってるということは、いわば本当ならばその事業が会社であれば、人件費をかけて採用するわけなんですよね。賃金が発生するような事案に対して本市は支援をしているっていうことなんですよ。  かなり公益性のある団体である事業なんですけれども、果たしてこの事業団体が、公益性を帯びてる団体として皆さん捉えているのか、そのところに税金、要するに、事業税、法人税をきちんと支払っているのかどうかということはですね、ご報告いただきたいと思うんですけれども、これはいかがでしょうか。副部長に聞きます。               (「休憩お願いします」と言う者あり) ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  比嘉勉副部長。 ◎経済観光部副部長(比嘉勉)  今はNAHAマラソン協会という団体が実施をしているところでありますので、今おっしゃることについてですね、私どもの部の職員の分については、恐らく把握はできるだろうと思うんですが、いずれにしても、先ほど奥間委員のほうからもありましたように、この辺については協会のほうに役職として参加している部分などもありますので、この辺も含めて、例えばその法人格の話でありますとか、そういったものについては課題を投げかける形で対応していきたいなというふうに思います。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  いや、副部長ね、これは私なぜ聞いているかと、これ城間幹子市長が協会会長なんですよ。それ、ことしなったわけじゃないわけなんですよ。4年間会長なわけなんですよ。  会長が、いや、どういう役割を担っているかっていうのは別として、会長であるし、それ会長は那覇市の市長であるわけなんですよ。その会長が収支、あるいは利益っていうものに対して、これが税を支払うべきなのかどうかって把握してないっていうのは、課題じゃないかなと思うんですよ。問題じゃないかなと思うんですよ。  私はだから第三者の会社とか任意団体なので、私が聞けるわけじゃないので、ここはそういう税の支払い義務を有しているのかいないのか。それだけでもまず確認をしていただいて、さっき言ったその財団という話は、税の支払い義務が有しているような団体であれば払わないといけないし、もし払わなくてもいい公益性を帯びてるのであれば、公益の法人格を設けて、税金の発生を、支払い発生をとどめるというか、公益性を持っているので、それは支払わなくてもいいというような組織にしていくとか、その辺のことが出てこないと、これだけの職員がかかわっている、あるいはボランティアの皆さんとして市民もかかわっている。それが見えないということになると、少し我々もこうやって聞かざるを得ないということですので、後刻、そこは何らかの形で、決算委員会はまだ続きますから報告をいただけますか。この委員会に対して提出して結構ですけれども。 ○委員長(平良識子)  比嘉勉副部長。 ◎経済観光部副部長(比嘉勉)
     先ほども申し上げましたように、職員の従事の部分等々については報告はできると思いますが、協会のほうに確認をしないといけないものなどもございますので、この辺については後刻というふうに言われましたけれども、例えば今議会中にお答えができるかどうかについてはちょっと確認をさせていただかないとお返事はできないかなと思いますので、これについてはご了承いただきたいと思います。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  いや、私聞いてるのはその従事の話じゃなくて、端的に聞いてるのは納税というか、税の引き払い義務はあるのかないのかっていうところなんですよ。それは皆さん今、把握してないっていうから、それはお答えいただけないかということなんですよ。  この団体が、この任意団体であれ、どうであれ、本当に発生していればね、多分お支払いしてるだろうと思うんですよ。  だからそこは、もしだからそういう形で支払い発生してればね、ちゃんとした形で、その公益性っていうか、これ別にもうけるためにやってる事業じゃないはずですから、ちゃんと公益性を帯びたような形に、形態にしていかないと、税金の支払いが発生しますよねと。そういう点での財団法人化とか公益法人化っていう話が出てくるから聞いてるわけなんですよ。  ぜひ、できればじゃないけど、それ聞けばわかる話なので、今議会中にでもお答えいただけますか。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  比嘉勉副部長。 ◎経済観光部副部長(比嘉勉)  では、一旦持ち帰って確認をしたいと思います。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  すみません、先ほどもう一つやればよかったんですが、今、NAHAマラソンありましたけど、その発信のっていうか、観光イベント等映像発信事業だったと思うんですが、ちょっと広がり過ぎかなと思いまして。         (「ちがうよ、俺は人件費で聞いているんだよ」と言う者あり) ◆委員(前田千尋)  いやいや、私の質問中に。    (「俺は人件費で聞いているんだよ。だからそんなの別にいいじゃない」と言う者あり) ◆委員(前田千尋)  あのですね。             (「人件費で聞いているんだよ」と言う者あり) ◆委員(前田千尋)  やはり観光イベントがあれば、やっぱり大型ビジョンを活用してというところの事業だと私は把握してますが、NAHAマラソンに限らずさまざまなものがあるわけで、団体のあり方が、ちょっとまとめますと、大型ビジョンをやることによって、その効果っていうのをまずお聞きしたいですね。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  まず、クルーズ船等に一番多く派遣してるんですが、その際には那覇市の岸壁に接岸した後に那覇市のPR映像を流したり、あと、現場到着の間しばらく時間かかりますので、車に取りつけている車載のカメラでバルコニーに出ている方々を映したりして喜んでいただく。あとは、出てきた後の誘導灯にも誘導の表示、歓迎の表示等もできますので、そういったもので使っております。  あとは、それぞれのキャンプ等にも現場の映像とか、そういったものを流すことで、中に入れない方とか、そういった方もビジョンを見ながら確認ができるという形での活用をしているところです。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  政策説明資料には書かれているんですが、改めてちょっと発言として残したいのでお聞きしたいと思いますが、いろんなところで使われてると思うんですけども、クルーズ船は先ほど一番多かったとありましたけど、ちょっと昨年度はどれに何回使ったのか、改めてちょっとこれを教えてください。  それはどんなふうに要請があって、そこに出たのかも含めてですね。 ○委員長(平良識子)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長赤嶺文哉)  昨年度は75回利用実績がございます。  クルーズ船の入港時で37回、沖縄国際映画祭で1回、那覇ハーリーで3回、一万人のエイサー踊り隊で2回、那覇市防災フェアで1回、文化振興課事業の忍者ショーで1回、那覇大綱挽まつりで2回、琉球王朝まつり首里で1回、第79回全国都市問題会議、こちらが2回、ひやみかちなはウォーク、青年祭で3回、NAHAマラソンで2回、那覇市消防出初式で1回、読売巨人軍那覇キャンプで19回という形で、合計75回派遣をしております。          (「どんな要請があって出ているのしょうか」と言う者あり) ◎観光課長赤嶺文哉)  基本的には観光課の事業であったりですね、あとは那覇市、他課の事業であってもですね、観光振興につながる、那覇市の基本計画の項目のどこかに合致するというところであれば、他課の要請を受けて派遣しているというところもございます。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  ありがとうございます。  本当にこの大型ビジョンって、最初導入のときは大変大きな金額だったのでびっくりしたんですけれども、いろいろな活用とその効果をしっかりと効果を出してるんだなっていうのが改めてわかりました。  さまざまな那覇に関する、那覇の観光に関するNAHAマラソンだけじゃなくて、一万人エイサーだとか、いろいろなもので活用されてるのもわかりましたし、その要請っていうのが、応えてしっかり今年度も頑張っていただきたいなと思います。  以上です。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(平良識子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(平良識子)  再開いたします。  次に、商工農水課関係分を議題といたします。  下地広樹商工農水課長、説明をお願いいたします。 ◎商工農水課長(下地広樹)  商工農水課でございます。よろしくお願いいたします。  それではですね、平成29年度決算のうち、商工農水課分の決算内容について歳入歳出の順にご説明申し上げます。  まず、歳入につきまして、歳入歳出も両方でございますが、商工農水課の資料をごらんいただきたいと思います。  ページをめくっていただきまして、1ページ目が歳入になります。  歳入に関して、説明資料のうちですね、収入未済額のある事業について説明を申し上げたいと思います。1ページの中段をごらんください。  08細節、ITインキュベート施設使用料でございます。こちらにつきましては、インキュベート施設入居企業に係る入居の室料ということでございますが、インキュベート施設入居企業1社について未納が32万7,574円ございました。現在、未納者と納付相談を実施しており、納付を進めております。本年度中には完納の予定というふうな状況でございます。  続いて、ページ飛びまして4ページをごらんください。  下から5段目になります。04細節、インキュベート施設光熱水費実費徴収金という項目がございます。こちらにつきましては、先ほどと同様、入居企業に未納がございました。入居企業が使った分の電気代を実費徴収するという項目でございますが、未納がございまして、未納者と納付相談を進めているという状況でございます。  いずれもですね、平成30年度に滞納繰越分の科目を設け、収入の、歳入のですね、督促、相談等を実施しているというところでございます。  続きまして、同じページの一番下をごらんください。  93細節、定額給付金返還金6万8,000円であります。  こちらにつきましては、平成21年度実施されました定額給付金、給付の事業におきまして、他市町村との二重受給者について返還を求めているものでありまして、文書により督促等を実施しております。しかし、納付にご協力いただけてないという状況が続いているものであります。  こちらにつきましては、法律的にですね、平成31年度に時効の手続が可能になるというふうに把握をしておりますが、引き続きですね、督促、納付の接触等に努めてまいりたいというふうに考えているものであります。  続きまして、5ページ目をごらんください。一番上になります。  94細節、沖縄県雇用再生特別事業費返還金でございます。  過去に委託事業として事業を行った2事業者につきまして、消費税免税事業者であったことが判明し、消費税相当分の返還が必要になったものであります。  事務処理開始当初の平成25年度には総額157万2,147円でございましたが、2事業者のうち1事業者については、平成26年から28年度の間に44万3,576円を全額返還、残りの1事業者についても返還を、金額としては大きくはございませんが、継続し、現在の残高は75万5,000円となっております。  今年度も接触をですね、継続しておりまして、引き続き回収に努めたいというふうに考えているものでございます。  すみません。77万5,000円です。申しわけございません。読み違えをしておりました。申しわけありません。  続きまして、6ページ目をお開きください。  こちらからが歳出ということになります。  歳出につきましては、不用額が50万円を超える部分、執行率が低い事業について、順番に説明を申し上げたいというふうに思います。  歳出の説明資料につきまして、7ページをごらんください。  7ページの中段、05になります。那覇市青年就農給付金事業につきましては、本市在住の新規就農者に対する補助金でございますが、年度途中に転居等により交付対象外となったものが2名ございまして不用額が生じているものでございます。  その下、06事業、那覇市農業振興事業につきましては、農業団体及び農家に有機肥料、生産用出荷箱、防風用ネット等の購入費に対する補助事業というふうになっておりますが、農機具等の購入補助等に関する申請額が少なかったことで不用額が生じております。  次に、ページをお開きいただきまして、8ページをごらんください。8ページの下から5段目になります。  02事業、市魚マグロ等水産物流通支援事業になります。  これは補助事業でございます。マグロ等の水産物の流通を拡大するような事業に対して補助金を支給するというものでございますが、予定していたイベント2件を補助対象者が取りやめたということで、実績額として不用が生じているものでございます。  続いて、その下の段、03事業、漁船近代化機械設置推進事業につきましては、交付申請を行ったもののうち2名が事業取り下げをしたことにより不用となっております。  続いて、飛びまして10ページをお開きください。上から3段目になります。  事業10番目の事業になりますね。10事業、企業立地促進奨励助成事業につきましては、那覇市内に立地または新規創業し那覇市民を一定数、一定期間雇用した企業に対して補助金を支給するという事業になります。  当初、一般財源でこれまで実施をしておりましたが、一括交付金に財源を移しております。  そういったことでですね、他制度とのデマケ必要と、国の雇用奨励金等との併給が行えないとかですね、そういったところを行ったことで申請数が減少している傾向が続いておりました。  利用率を向上させるために市のホームページ、それから、公式SNS等を活用した広報活動の強化を行ってまいりましたが、残念ながら、通常よりも少ない3件の応募といったことで、金額が下がっているという状況でございます。
     今後の事業の方向性についても現在、検討を進めているというところでございます。  次にその下の段、事業14番、那覇市ITインキュベート施設運営事業につきましては、IT創造館の運営費となっております。  主な不用額の理由としましては、光熱水費の実績残等によるものでございます。  次に、このページの一番下の段であります。  22事業、伝統工芸後継者育成支援事業でございます。  国の指定を受ける本市に拠点を置く4品目、産地組合がございます、伝統工芸につきましてはですね。これについて、後継者育成事業、産地組合が実施する後継者育成事業に対して、国・県・市で協調補助を行っているものであります。  平成29年度につきましては、壺屋陶器事業協同組合において事業が実施されなかったことにより不用額が生じているものでございます。  次に、11ページをお開きください。一番上の段であります。  事業23、中小企業者の県外海外販路拡大支援事業につきましては、市内の中小企業者が商談会へ出展する際の経費の一部を補助する事業になります。  申込者が少なかったことで不用額が生じているものであります。  続きまして29事業、なは産業支援センター運営事業につきましては、なは産業支援センターの施設運営管理費用ということでございます。  主な不用額につきましては、入居希望者の申請において、専門的な1次評価を行う入居の空き部屋が出たときに入居の募集をかけるんですけれども、その際に専門的な視点から1次評価を実施する必要がございます。その費用、非常勤専門員報酬、それから費用弁償として確保した業務につきまして、隣接するIT創造館の企業支援専門員のほうが活用できたというところから不用額というふうなことでございます。  続いて、その下ですね。30事業、なは産業支援センター機能強化事業(駐車場整備)でございます。これは、なは産業支援センターに隣接する那覇市消防局駐車場用地に、鉄骨造の駐車場を建設するものでありますけども、29年度までに、28年度は基本設計、29年度このものにつきましては実施設計を完了しております。  不用額については、主に業務委託料の土質調査委託業務が不要となったこと、実施設計委託業務の入札実績残というふうになっております。  なお、当該駐車場につきましては、これは補正の際にもご説明を申し上げましたが、市民の一般利用も可能とする附属駐車場から単独駐車場に計画を変更し、建築審査会に諮る予定でございます。  次に、このページの一番下、36事業をごらんください。  新商品開発支援事業でございます。  市内中小企業・小規模企業者が行う市独自の観光資源や地域資源を活用した新商品の開発を支援する事業であります。市内事業者の育成を図り、観光都市那覇をPRするということを目的としております。  内容としましては、セミナーや専門家による開発アドバイスを行う委託事業という位置づけと、事業者に対し開発費補助を行うという、この2本立てがこの事業の費目ということになっております。  こちらにつきましては、交付決定時の金額、補助金のほうの交付金額決定時が690万4,380円に対し、最終的な補助金の確定額が530万4,122円と160万円余りが実績残ということになりまして、合計171万8,878円が不用額いう形になっております。  続いて12ページをごらんください。上から2段目になります。事業38事業になります。  那覇市ITインキュベート施設基盤事業につきましては、那覇市IT創造館4階のインキュベート室の増設及び2階を除く全空調の入れかえ工事にかかる費用となっております。  事業は年度内に完了しており、主な不用額は委託料と工事請負費の入札残ということでございます。  次に、このページの中段からは繰越明許になります。  08事業、那覇市水産業機能強化事業であります。本事業は防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を活用し、漁協が共同使用する冷凍冷蔵庫を整備するものであります。  当初、地質調査としてボーリング調査を4カ所実施する予定でありましたが、現場付近の国のほかの事業によりデータ収集が行えたというところから調査箇所が当初の4カ所から2カ所に減ったということで減額が生じたものであります。  歳入のほうにも同様に補正減を実施しております。こちら5ページのほうに記載がございます。同じ額を減額という形をとっております。  最後に40事業、那覇市ITインキュベート施設基盤整備事業につきましては、那覇市IT創造館2階のインキュベート室の増設及び空調に係る費用ということで、先ほどもご説明申し上げましたが、工事請負費の入札残ということでございます。  以上が商工農水課分となっております。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(平良識子)  これより質疑に入ります。  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  お疲れさまです。  決算ですので、昨年の事業でどのような効果があったのか教えてください。  まず一つは市魚マグロ等水産物流支援事業。資料では8ページの下から5番目ですけれども、市魚のマグロの認知度の向上ということで、おもしろかったなと思ったのは、政策説明資料ありますけど、小学生向けのパンフレットの那覇のマグロの読本とかがとても大人にも好評だったなと思ったんですが、このアイデアというか、すごくよかったのでその効果と反応について、反響ですか、教えてください。 ○委員長(平良識子)  町田務主幹。 ◎商工農水課主幹(町田務)  ありがとうございます。  市魚マグロ事業につきましては、昨年度まず小学生向けにということで、先ほど前田委員からも指摘がありました那覇のマグロ6本、こちらが現物になりますが、これを小学生、あと中学生、那覇市内の全小中学生にお配りをさせていただきました。  この中身につきましては、那覇のマグロの特徴として、全国の約1割が、生鮮マグロの1割が那覇で水揚げをされていることであるとか、年中にわたっていろいろな種類のマグロの水揚げがあること。あとは県内のうちの約半数が那覇でマグロが水揚げされてる。こういった基本的な那覇のマグロの特徴を小学生にもわかりやすく、中学生にわかりやすくということで、こういった冊子をつくらせていただいたところでございます。  ただ、これにつきましては小学生向けということで当初つくっていたところではあったんですが、先ほどもお話がありましたように、大人の方々についてもわかりやすいということで増刷の希望がありましたので、今年度の予算を流用いたしまして部数をさらにふやしたというところがございます。  こういったところを踏まえまして、効果としていたしましては、このマグロの理解ですね、認知度につきましてもアンケートの結果で少しずつ増加をしているということもございますので、一定程度の効果があったというふうには考えております。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  とてもわかりやすかったんです、この読本が。年中、4種類のマグロがどこかで必ず食べれることだとか、マグロのここがトロだとか、いろいろとてもわかりやすくて、本当に那覇の市魚のマグロだよっていうところがすごくアピールできて、とてもいい事業だったなって改めて思ったもんですから、引き続き、1年間だけじゃなくて、このつくられた読本っていうのが財産になってると思うので、ぜひさらに活用されていくといいなと思いました。  これはこのままで、もう一つが、あとちょっと待ってくださいよ。  あとですね、小口資金融資事業が9ページにありますけれども、これはずっと那覇市のほうで使い勝手をよくしたりとかいろんなものがあったと思うんですが、相談件数に対してどのくらいの皆さんが実際融資をすることができたのかとか、希望があるけれど、その人たちに答えやすくなってるのかどうか少し教えてください。 ○委員長(平良識子)  上原清実主幹。 ◎商工農水課主幹(上原清実)  小口融資の件なんですけれども、まず、融資の相談件数としては大体77件、前年度ございました。その中で、申し込み件数が10件で融資実行が6件という形になっております。  我々のほうで申し込み受け付けはするんですけれども、実際に融資を決定するというのが銀行とですね、すみません、保証協会のほうになりますので、実際の申し込み件数と融資実行件数が若干違いがあるというような状況になっております。  以上です。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  ちょっと休憩していいですか。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  上原清実主幹。 ◎商工農水課主幹(上原清実)  この政策説明資料に書いてあるのは、小口融資そのものの質問件数。それで私先ほど申し上げたのが融資相談、全体の数字を申し上げます。大変失礼いたしました。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  大丈夫です。わかりやすかったです。追加の資料、ありがとうございます。  相談があるってことは必要性があるということで、この融資事業が少しでも役に立てればいいなと思いましたし、もっと広報の強化に取り組むとありますので、しっかりと頑張って、相談業務もあると思いますけれども、広げていただければいいなと思いました。  あと一つ、新商品開発支援事業についてお伺いしたいと思います。  議会の中でも何度かいろんな議員の方が取り上げていますけれども、やっぱり那覇の魅力と発信を向上させるためには、いろいろなお土産のブランド確立に向けて昨年度も1年間やってきたと思いますが、改めてお伺いしたい。去年1年間の成果をお伺いしたいと思います。 ○委員長(平良識子)  下地広樹課長。 ◎商工農水課長(下地広樹)  新商品開発支援事業につきましては、先ほどもご説明申し上げましたが、那覇のいろいろな地域資源、これまで商品化につながってないような地域資源、これらを商品化していただきたいという部分とPRにつなげていきたいという部分と、中小企業者が新たな新商品をつくるに当たって、いろんなハードルがある。費用がかかってしまったりとか、そういったリスクを軽減しながら、新しい商品がつくれればというような目的で実施させていただきました。昨年度からですけども。  その中で、政策説明資料にもございますけども、その補助対象者が6社、商品数としては22アイテム、バックでありますとか、お菓子とか、そういったものを新商品として売り出し、販売につながったというところであります。  現在30年の5月末時点、このつくった商品における売上額としましては、612万7,000円というような売り上げを上げております。  さらにはこの中で、これは私どももこの事業の中でのもう一つの成果といいますか、龍柱会議という新しいキャラクターが、統一キャラクターがこの中で出まして、この事業者さん、皆様の共通で使うことで、いろんなアイテムを複数の事業者が同時に発売することで販売効果も狙ったというような事業が昨年の実績ということであります。  30年度も同様に、このキャラを使う商品もございますが、新たな別の商品、伝統的工芸品であったり、ほかのもの、泡盛とかそういうものも含めながら、新たな新商品開発を進めているというところでありますし、また、今度は無料でこのキャラを使えるような取り組みも今進めているというところであります。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  新商品、那覇のものを認知度を上げていくっていうのがとても大切だし、いろいろ工夫されてるなと思いました。  前回のだったかな、議会の中でもこの7つのキャラクター、龍柱会議のことを私も取り上げさせていただきますけど、見れば見るほど愛着があってすごくいいなと思いましたので、ずっと愛されるようなキャラクターとして伸ばしていただきたいなと思います。  ちょっともう一つだけなんですけども、那覇市ITインキュベート施設運営事業は、たしか民間に委託してたのではなくて、昨年は那覇市の皆さんのほうで運営をしていると思いますが、その変化と1年間どうだったのか教えてください。 ○委員長(平良識子)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  昨年度は直営になりまして2年目でありました。指定管理のころと比べて成果としましては、直営に関する成果としましては、ある一定程度の費用が抑えられたことと、それから、直接市がかかわることで、いろんなセミナーの開催だったり、直接企業が悩んでることであること、課題であることを企業支援専門員と一緒になって支援することができたので、そのあたりは成果かなと思っています。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  しっかり頑張ってください。  すみません、最後に那覇市の経済産業振興ニュース発行事業、なはけいざいMAGAZINEのことだと思いますけれども、昨年からスタートされて、いろんな人たちに読まれて改めておもしろかったんですけども、その反響だとか、今後の予定も教えてください。 ○委員長(平良識子)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)
     なはけいざいMAGAZINEについては、昨年4回発刊させていただいて、15万2,000世帯に配布する広報紙として発刊しております。  昨年度は約100件のアンケートの回答がありまして、その回答の中のおおむね7割以上がとてもよかったという回答をいただいております。  以上です。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  那覇の経済、那覇市がこういうふうに経済に関することを出すっていうのは初めてだったので、読んでとてもおもしろかったです。字が小さいとかいろんなことありますけど、それは制限のあることなので、いろんな方々のアンケートもとりながら、もっといい取り組みになるんじゃないかなと思って期待してます。頑張ってください。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  10ページの那覇の物産展事業についてですが、事業者が商品を開発をして販売、そして販路拡大ということですけれども、実際、物産展で、何ていうんですか、努力賞とか、あるいは優秀賞とか市長賞ということで、その商品が実際皆さんが追跡調査をして、本当にいい効果を上げているというこの成果について、ちょっとこのかかってる費用とあわせてお聞かせください。 ○委員長(平良識子)  下地広樹課長。 ◆委員(下地敏男)  那覇の物産展の事業につきましては、2つのこう、2つ立てといいますか、そういう仕組みになっておりまして、まず、那覇市内で売られてたり、既にもう販売されてる商品のよさを市のほうで市長賞という形でピックアップをして、それをシールみたいな、那覇市長賞受賞者みたいな形で表彰をして、それが売り上げにつながるというものが一つございます。  これまでにも、いまいパンの識名園のお菓子でありますとか、識名園に関するお菓子ですね。識名園るうまんぺいという名前だったかと思いますが、そういったお菓子でありますとか、あとはお酒に市長賞という形で、那覇のほうで評価をした商品ですというような、お墨つきじゃないですけどそういったことをすることで、この事業者さんが販売につなげているということも伺っております。  また、例えばあるところで、那覇の特集じゃないですけど、販売をするときに、那覇のものを集めようというときに、やはり私どもに問い合わせがありますので、そういったところで那覇市長賞を受賞した商品をご紹介したりすることで、その販売、那覇の特集のときに取り上げられたりとか、そういった効果もあるのかなというふうに考えております。  また、もう一つの市長賞決めるという部分のもう一本のほうでは、那覇の物産展ということで、那覇でいろいろもう販売されてるいい商品を県外だったり、そういったところでご紹介して販売につなげようという取り組みですけども、こちらにつきましては那覇市長賞だけではありませんが、過去にやはり那覇市長賞を受賞した商品の方々にもお声かけをして、積極的に県外だったりというところに販売を、紹介する機会を設けさせていただいておりますので、そういった効果もあるのかなというふうに考えております。 ○委員長(平良識子)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  販売まではわかりました。じゃあその後、実際こうなっていますよ、本当に売り上げが飛躍的とはいかなくても伸びていますよ、どれぐらい伸びていますよというところをちょっと、500万をかけているわけですから、それとの兼ね合いで聞かせてください。 ○委員長(平良識子)  下地広樹課長。 ◎商工農水課長(下地広樹)  申しわけございません。個別の、市長賞をとった商品の売上額については追跡調査はできておりません。 ○委員長(平良識子)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  この辺が非常に大切だと思うんですよね。せっかく新商品を開発する、そして市長賞を狙っていく、それが販売が、販路が拡大されていくということが、そこまではわかっているのに、その後本当にその商品が売れているのかな、売れていないのかな、わからないじゃ、毎年これあるわけでしょうから。  こういうふうにとれば、ここまで広がりますよということのちゃんとしたデータがないと、残念ながらわかりませんと言われたら、市長賞とりましたけどもわかりませんと言われたらやっぱり困るんでね、そこら辺もう少し追跡調査というんですか、やって、3割伸びましたよ、倍増しましたよというようなことがあればいいと思いますけども、どうですか課長。もう新川さんでもいいですよ。 ○委員長(平良識子)  下地広樹課長。 ◎商工農水課長(下地広樹)  検討してまいります。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(平良識子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(平良識子)  再開いたします。  次に、なはまち振興課関係分を議題といたします。  高宮修一なはまち振興課長、説明をお願いいたします。 ◎なはまちなか振興課長(高宮修一)  ハイサイ。なはまち振興課でございます。よろしくお願いいたします。  初めに、なはまち振興課の事業概要についてご説明いたします。  平成29年度における当課のグループ構成は、中心市街地の活性化を図る業務を担うマチグヮー活性化グループと、公設市場の管理業務を担う市場管理グループ、第一牧志公設市場の再整備を担う第一牧志公設市場建設室となっております。  主な事業といたしましては、頑張るマチグヮー支援事業、第一牧志公設市場再整備事業、公設市場管理運営事業等がございます。  それでは、平成29年度の決算状況について、予算規模や収納率、執行率の特徴的な事業を中心にご説明申し上げます。  初めに歳入でございます。お手元の資料1ページをお開きください。  なお、表の右端には決算書での該当ページを記載しておりますのでご参考ください。  では、一番上の表をごらんください。  まず、歳入の合計額につきましては、予算現額1億3,307万1,000円、調定額1億3,796万5,495円、収入済額1億3,263万3,694円、不納欠損額101万4,894円、未収額431万6,907円、対調定収納率96.1%となっております。  2つ目の表をごらんください。  公設市場使用料といたしましては、2行目公設市場使用料(現年度分)が平成29年度分の公設市場使用料でございます。調定額7,466万4,126円に対しまして、収入額7,448万3,968円、未収額18万158円、対調定収納率99.8%となっております。  続きまして次の行、公設市場使用料(滞納繰越分)は、平成28年度以前の滞納繰越分でございます。調定額200万7,737円に対しまして、収入額79万6,164円、不納欠損額17万382円、未収額104万1,191円、対調定収納率39.7%となっております。  次に、2ページをごらんください。  真ん中の表、第20款諸収入に公設市場光熱水費実費徴収金がございます。2行目、公設市場光熱水費実費徴収金(現年度分)が、平成29年度分の光熱水費実費徴収金でございます。  調定額4,477万9,528円に対しまして、収入額4,435万7,612円、未収額42万1,916円、対調定収納率99.1%となっております。  続きまして次の行、公設市場光熱水費実費徴収金(滞納繰越分)は、平成28年度以前の滞納繰越分でございます。  調定済額308万8,208円に対しまして、収入額45万1,004円、不納欠損額84万4,512円、未収額179万2,692円、対調定収納率14.6%となっております。  続きまして次の行の、市場使用料及び電気水道料相当損害金(現年度)は、平成28年度の小間明け渡し等訴訟判決による、平成25年4月1日から平成29年3月2日の期間の使用料相当損害金、86万5,563円でございます。  当該訴訟においては、損害金等の確定に時間を要したため、歳入すべき調定額の確定が年度末となり補正するいとまがなく、予算現額は1,000円となっております。また、収納がないため、収納率は0%となっております。  次に、歳出についてご説明いたします。決算書3ページをお開きください。  歳出合計といたしましては、予算現額4億3,222万8,000円、支出済額4億936万810円、次年度への繰越額1,169万1,000円、不用額1,117万6,186円。執行率94.7%となっております。  次の表をごらんください。表の真ん中あたりにございます、事業名17、頑張るマチグヮー支援事業につきましては、中心商店街の活性化に向けた事業を行う商店街振興組合や通り会等に対し、事業の一部を補助する制度でございます。  予算現額2,431万円、支出済額2,181万1,100円、不用額249万8,900円となっており、執行率は89.7%でございます。  不用額につきましては、補助額を事業終了後、実績に応じて確定することとなるため、実績による執行残でございます。  次に、1行飛びまして、事業名25国際通り情報発信大型ビジョン活用事業につきましては、国際通りの那覇市ぶんかテンブス館に設置しておりますてんぶすビジョン関連の予算となっております。  予算現額1,854万4,456円、支出済額1,171万6,101円、次年度への繰越額674万8,000円、不用額8万355円となっており、執行率は63.2%でございます。  次年度への繰越額につきましては、平成29年度12月補正予算で増額補正したARコンテンツ制作事業が年度内に終了できなかったため、翌年度へ繰り越し、事業を実施したものでございます。  次に、事業名27、マチグヮー総合案内所事業につきましては、平和通りに設置しておりますマチグヮー総合案内所「ゆっくる」の管理運営費でございます。  予算現額677万3,000円、支出済額626万4,200円、不用額50万8,800円となっており、執行率は92.5%でございます。  不用額につきましては、業務委託料の実績による執行残でございます。  続きまして、4ページをごらんください。  2行目にございます、那覇市全域商店街基礎調査事業につきましては、本市の全域の商店街の実態把握と課題整理を目的に実施した単年度事業でございます。  予算現額494万3,000円となっており、調査を年度内に終了することができず、その全額を次年度へ繰り越したため、執行済額は0となっております。  次の表をごらんください。  2行目にございます、事業名02、公設市場管理運営事業につきましては、公設市場の維持管理運営に要する光熱水費業務委託料、使用料等の経費でございます。  予算予算現額1億4,928万5,120円、支出済額1億4,860万7,028円、不用額67万8,092円となっており、執行率は99.5%でございます。  不用額につきましては、主に手数料の実績による執行残でございます。  次に、事業名03、第一牧志公設市場再整備事業につきましては、建てかえにより新しく整備する第一牧志公設市場の基本設計、整備期間中一時的に使用する仮設市場の設計、また、市場事業者の移転に係る費用等の算出が主な内容でございます。  予算現額1億8,614万5,880円、支出済額1億7,920万8,000円、不用額693万7,878円となっており、執行率は96.3%でございます。  最後に1行飛びまして、事業名91、牧志公設市場(衣料部・雑貨部)活性化基礎調査事業につきましては、当該事業が平成28年度内に調査を終了することができなかったため、平成29年度へ予算全額を繰り越しし事業を完了させたもので、予算現額486万円、支出済額461万7,000円、不用額24万3,000円、執行率95%となっております。  主な事業の決算状況については以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(平良識子)  これより質疑に入ります。  質疑ありますか。  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  2つだけ。商店街アーケードビジョンづくり支援事業、先進地視察を行っていると思いますけど、これちょっと内容を教えてもらっていいですか。 ○委員長(平良識子)  高宮修一課長。 ◎なはまちなか振興課長(高宮修一)  この事業については、平和通りの商店会の方々と、あと、那覇市の職員と一緒になって、先進地については大分県大分市のセントポルタ中央町商店街、こちらのほうと、それから黒崎一番街、これは福岡県の黒崎市、3番目が魚町サンロード商店街、これは福岡県北九州市、また魚町銀天街、これも北九州市の4カ所のほうを視察に回ってございます。 ○委員長(平良識子
     小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  何か主に得たものか何かありますか。 ○委員長(平良識子)  高宮修一課長。 ◎なはまちなか振興課長(高宮修一)  このアーケードの管理の体制でしたりとか、その執行の組織体制であるとか、この予算規模であるとか、そういったのをヒアリングして、その状況について把握してございます。 ○委員長(平良識子)  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  わかりました。  あと一つ、牧志公設市場の衣料部・雑貨部の、この活性化基礎調査事業とありますけど、この今後のあり方を検討するための基礎調査事業、これ、あり方とあるわけですから、課題といいますか、どうしても公設市場、生鮮部門とかこう、何といいますかお土産品とか県産野菜とかに注目されがちですけど、この衣料部・雑貨部の課題、現状とかあるんですか、課題とか。 ○委員長(平良識子)  高宮修一課長。 ◎なはまちなか振興課長(高宮修一)  今回の調査では、この衣料部・雑貨部の実態の把握ということで、利用状況であるとか、また、周りの方のニーズであるとか、そういったことを中心に調査してございます。その結果をまとめたのが今回の調査事業となってございます。  今後の方向性につきましては、これをもとにまたいろいろな意見をいただきまして、方向性を決めていく、これがもとの調査となる事業でございます。 ○委員長(平良識子)  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  お疲れさまです。  国際通りのトランジットマイルには助成金があるわけですけども、昨年度はトランジットモールのビジョンづくり支援事業をされていますよね。その支援事業の内容をどのようにまとめたのか、今後どうするのか、1年間この事業を通してどうだったのか教えてください。 ○委員長(平良識子)  高宮修一課長。 ◎なはまちなか振興課長(高宮修一)  このトランジットモールのビジョンづくりにつきましては、この国際通りの商店街の方々、また道路管理、警察、関係するバスとかタクシーとか、そういった関係する方々、皆さんに参加していただいて意見をいただいております。  そういった中で、今後の方向性、ビジョンとしてどのような形がいいのかということを議論させていただきました。  その中で、皆さんのほうで策定したビジョンといたしましては、市民、県民、観光客、みんなが交流できる楽しい空間として、このビジョンの実現に向けた柱を3本立てまして、まず、中心商店街のにぎわいの創出、2つ目が環境整備、3つ目が運営体制ということで、そういったことを整理することで、課題を整理することで、今後このビジョンに向けて取り組んでいくということが決められております。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  毎週、晴れているときには、このトランジットモールを実際行うって、とても継続的でとても大変な事業だと思うんですよね。  改めて、このビジョンづくりで見直したところだとか意見を聞いたっていうところでは、大変大きな1年間の事業成果だったんじゃないかなと思いました。にぎわい創出にもなっていますし、環境整備っていうのはいろんな、トイレだとかいろんな環境も含まれていると思うんですけども、運営主体である国際通りの皆さんたちとか、いろんな人たちとこの支援事業やったということでは大変よかったなと思いますし、今後も期待していますので頑張ってください。  あと、先ほども、平成30年度に、今年度に繰り越しにはなっているんですけど、那覇市の全域商店街基礎調査事業がありますけれども、去年の段階では途中だということで、調査の配布と回収が、途中の様子が政策説明資料にはありますけれども、去年1年間でどうだったのか、改めて繰り越してどのようにまとめていくのか教えてください。 ○委員長(平良識子)  高宮修一課長。 ◎なはまちなか振興課長(高宮修一)  この事業につきましては、この対象を当初より広げまして、市内の事業、商店街と思われるような団体、全部で71の通り会とか、そういったところで調査を実施してございます。  その中で、中心商店街において活動中となっているところが、中心商店街のエリアで27件、その他の郊外で16件、今活動中とされている団体がございますので、この郊外の16の団体について、まだ支援が受けられていない状態ですので、今後この支援のあり方とかそういったものを研究していきたいと考えております。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  基礎的な実態調査、とても大切ですよね。皆さんでやっている頑張るマチグヮー資金とか、いろいろつながっていくと思うので、今年度にもつながるということですのでしっかり頑張ってください。  あと一つ、第一牧志公設市場の再生事業は頑張っていただくとして、先ほど小波津委員からもありましたけど、衣料部・雑貨部、牧志公設市場の基礎調査事業、1年で終わっていますけど、把握をして意見聞いて行うということでした。  実態っていうのはこの使っている小間を活用している人たちだったのか、ちょっと実態の内容、どんな調査のあり方をしたのか教えてください。 ○委員長(平良識子)  高宮修一課長。 ◎なはまちなか振興課長(高宮修一)  この利用されている方が地元のお客さんなのか、また、観光客なのか、またお店1店舗、1店の売り上げがどれぐらいあるのか、また来客数がどれぐらいあるのかとか、そういったことの実態をまず、こてんこてんの数字ではなくて、幾らから幾らの範囲が売り上げですかと、余り細かくやると答えにくくなってしまうので、答えられる範囲でアンケートをとらせていただいております。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  衣料部・雑貨部のところって今、あき小間があって、それに関してはその組合の人たち、市場の人たちだとか皆さんも入れるように、どんなしたらいいかなっていうところではとても悩んでいらっしゃるのを長年見ていますけれども、この衣料部・雑貨部のところにお客さんが来るようなにぎわいができるといいなと思っていますし、この調査がしっかりと生かされるように頑張ってください。  以上です。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  3ページの国際通り情報発信大型ビジョン活用事業なんですが、ちょっと私のほうで聞き漏らしているかもしれませんので、このARコンテンツ制作業務委託料のところで、これは繰り越しは間に合わなかった、制作間に合わなかったということですか、説明は。その確認から。 ○委員長(平良識子)  高宮修一課長。 ◎なはまちなか振興課長(高宮修一)  これは一括交付金を活用した事業でございまして、一括交付金の決定がおくれたことで事業の公募がかなり後ろのほうにずれてしまったんです。ただ、年度末までに業務を仕上げないといけないということで、この作業の期間をかなり圧縮して公募をかけたものですから、応募する、応募してくる業者がなくて、業者の応募、業者ゼロということで事業が実施できなかったために、この全額を翌年度に繰り越しして、再度公募をかけて事業を実施したという内容でございます。 ○委員長(平良識子)  下地敏男委員。                 (「以上です」と言う者あり) ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(平良識子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(平良識子)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(平良識子)  特にないようでありますので、討議を終了いたします。  以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。  あしたは午前10時から本会議が開催されて、追加議案の議案説明聴取があります。  その本会議終了後に、陳情審査のため常任委員会を開催いたしますのでご参集ください。  これにて散会いたします。委員の皆様お疲れ様でした。                             (午後0時5分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   平成30年(2018年)9月26日    厚生経済常任委員長 平 良 識 子...