那覇市議会 2018-09-18
平成 30年(2018年) 9月18日建設常任委員会(建設分科会)−09月18日-01号
●
出席委員
委 員 長 上 原 快 佐 副
委員長 前 泊 美 紀
委 員 仲 松 寛 委 員 古 堅 茂 治
委 員 吉 嶺 努 委 員 金 城 眞 徳
委 員 宮 平
のり子 委 員 糸 数 昌 洋
委 員 坂 井 浩 二 委 員 久 高 友 弘
───────────────────────────────────────
●説明のため出席した者の職、氏名
宇地原 靖
環境部副部長兼
環境政策課長
徳 嶺 克 志
クリーン推進課長
大 嶺 毅
クリーン推進課 環境美化推進室長
比 嘉 世 顕 都市みらい部副部長
島 袋 正 吾
都市計画課長
平 良 正 樹
都市計画課担当副参事
崎 山 順 治
道路建設課長
辺野喜 英 之
道路建設課担当副参事
宮 平 亭
道路建設課副参事
知 花 豊
道路管理課長
屋比久 尚 也
道路管理課担当副参事
島 袋 朝 則
まちなみ共創部副部長
饒平名 任
まちなみ整備課長
與那嶺 学
まちなみ整備課長担当副参事
新 里 武 督
建築指導課長
花 城 克 尚
建築指導課担当副参事
中 城 盛 光
建築指導課副参事
───────────────────────────────────────
●職務のため出席した
事務局職員の職、氏名
當 間 順 子
議事管理課長
玉 城 紀 子
議事管理課主査
高江洲 康 之
調査法制課主査
───────────────────────────────────────
(午前11時01分 開会)
○
委員長(上原快佐)
おはようございます。
委員会を開会する前に本日の
出欠状況についてご報告申し上げます。
委員会定数10人中出席10人となっております。
それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから
建設常任委員会・
分科会を開会いたします。
初めに
審査日程についてお諮りします。
お手元に
審査日程(案)を配付されますので休憩をして協議したいと思います。
休憩いたします。
○
委員長(上原快佐)
再開いたします。
審査日程につきましては、休憩中に協議しましたとおり進めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
委員長(上原快佐)
ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
休憩いたします。
○
委員長(上原快佐)
再開いたします。
それでは、本日の審査に入ります。
初めに、議案第97号、平成30年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)中、
環境部クリーン推進課関係分についてを議題といたします。
徳嶺克志クリーン推進課長、説明お願いいたします。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
よろしくお願いいたします。
今回から
建設常任委員会でご審議をいただくことになりました。
環境部の
クリーン推進課でございます。よろしくお願いいたします。
議案97号、平成30年度那覇市
一般会計補正予算中、
環境部クリーン推進課分について、お手元にですね、お配りした
説明書を中心にご説明をさせていただきます。
めくっていただきますと、今回の補正はですね、歳入2件、それと歳出2件でございますけれども、いずれも歳出の2件目、一番下のほうになりますけれども、
浸出水下水道接続事業に関連するものでございますので、
浸出水下水道接続事業について少しご説明をさせていただきます。
浸出水下水道接続事業は、
廃棄物の旧の
最終処分場ですね、現在、
廃棄物処分場ではありませんけれども、旧
最終処分場からの汚水、
浸出水と言いますけれども、旧
最終処分場からの汚水、
浸出水と言いますけれども、これを現在の
河川放流から
下水道放流に切りかえるための事業でございます。
家庭などから出てくる
一般廃棄物は通常、
焼却施設での
中間処理を経て、最終的には、
最終処分場で
埋め立て処理をされます。
那覇市の
最終処分場は、現在は那覇市の港町の海面上に設けておりますけれども、以前は
南風原にある、
南風原町にある
クリーンセンターに隣接する
南風原町宮城にございました。
この旧
最終処分場は平成19年3月をもって
埋め立てを終了しておりますけれども、ここに降る雨の一部はですね、表面を流れていきますけれども、地下に浸透する部分もあります。地下に浸透した後、
浸出水、湧き水、湧水としてにじみ出てまいります。
この
浸出水は、
最終処分場の地中のごみの間を通ってくることから、
水質管理をして
浄化処理を行っていく必要がございます。そのため、この
浸出水を一時
調整池に貯留し、
浸出水処理施設にて
浄化処理を行った後、
南風原町内を流れる河川に放流をいたしますけれども、この
浄化処理には
薬剤等による多くの工程と多額の経費を必要としております。
そこで、この
浸出水下水道接続事業は、この
浸出水を河川ではなく
下水道に放流できるようにして、現在、河川に放流するための
水質浄化に要している経費の軽減を図ろうとするものでございます。
下水道に接続するための設備を整備する事業でございます。
現在の
浸出水の水質は、そのままでは河川への
放流基準を満たしておりませんけれども、
下水道に放流する
水質基準を満たしておりますので、この事業が可能となっております。
整備工事の内容としましては、3つございます。
1つは
南風原町新川にある
浸出水処理施設から
開邦高校北側の鳥堀12号線にある那覇市の
下水道までをつなぐ配管の
施設工事約1.6キロございます。
2つ目は
浸出水を
下水道の高さまで引き上げるために必要なポンプの
設置工事。
3つ目は、
浸出水をためる
調整池に雨水の混入を防止するために行う、
調整池屋根設置工事でございます。
調整池は25メートル掛ける50メートルの大きなもので、これに屋根をかける工事でございます。
1つ目の配管の
布設工事と
2つ目のポンプの
設置工事は完了しておりますけれども、
3つ目の
調整池屋根設置工事については、工事の実施に際して
調整池の水の抜き取り、そして、堆積している泥の撤去を行ったところ、池の底面の遮
水シートに、汚水の侵入による浮きが見られたこと、また、
池底面が傾斜したりしていて、平面でないことが確認されました。
そのため、
安全性を高めるために
構造計算に基づき、
工事内容の変更及び工期の延長を行う必要が生じており、今回の補正はそのための補正でございます。
ただ、現在の
浸出水下水道接続事業は
繰越事業でありますので、
繰越明許費の補正が制度上できないことから、
繰越事業としての
浸出水下水道接続事業の
調整池屋根設置工事部分については中止としまして、改めて現
年度事業として予算化し、
調整池の
設置工事を実施したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、
補正予算について
説明書にてご説明をいたします。
まず、歳入でございます。
20款5項4目4節の細節23、
工事請負変更契約に伴う
返戻金でございます。
繰越事業としての
調整池屋根設置工事を中止をして契約を減額変更したことに伴う
変更契約額と
前金払いとの差額、超過分の
返戻金でございます。
数字の内訳を書いております。
次に21款1項1目2節の
一般廃棄物処理事業債でございます。
これは
調整池屋根設置工事に充当する起債でございます。充当率75%でございます。
次に、歳出です。
4款2項2目の旧
最終処分場維持管理事業でございます。
この事業は、旧
最終処分場及び
汚水処理施設の
運転維持管理を行う事業でございます。
補正の内容としましては、
浸出水下水道接続事業の
事業期間の延長に伴い、旧
最終処分場からしみ出てくる
浸出水、汚水の処理について、現行と同様の処理を3月末まで延長するために必要な経費でございます。当初は7月で終わる予定でありましたけれども、3月まで延長することに伴う費用でございます。
次に、4款2項2目の
浸出水下水道接続事業でございます。
今回の補正は浸水、汚水にですね、雨水の混入を防ぐために行う
調整池屋根設置工事に際して、
調整池の水と泥を抜き取ったところ、底面の遮
水シートに浮きがあり、また、
池底面が水平でなく傾斜があったため、
屋根構造の
安全性を考慮して見直しを行うものでございます。
工事の
変更内容としましては、
調整池底面の水平の確保及び遮
水シートの浮きを押さえることで屋根の柱の安定性をより確保するために行う、
池底面全体への
土間コンクリート打ち、その柱の強度上げるために行う鋼材の
見直し等でございます。
工期は当初予定の7月から年度末の3月まで延長いたします。
屋根設置工事の
事業費的にはですね、
繰越明許費として1,678万4,000円を計上しておりましたけれども、これ
不用額として残しまして、今回の補正で6,134万4,000円の増額、それに
返戻金132万1,000円がありますので、これらを相殺すると、
屋根設置工事の
事業費としては4,300万の増額となります。
予算要求上は6,100万円でありますけれども、
繰越明許費の
不用額が1,600万ございます。等々の相殺で、4,323万8,000円の増額となっております。
クリーン推進からのからの説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○
委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
仲松委員。
◆委員(
仲松寛)
ちょっと確認なんですけどね、
最終処分場の跡地に多
目的広場がちゅらスポーツ広場っていうんですか。ありますよね。これと何らかの
関係性がありますか、例えば第4款の
衛生費あたりの部分で。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
旧
最終処分場は
埋め立てを終了した後に
ティーダスポーツ広場としてですね、現在、活用をしております。
そこに降る雨がですね、
通常表面を流れていきますけれども、一部については地中に浸透します。その地中の中には残念ながら、ごみが堆積をしております。そこを通ってくる物質がありますので、その辺のところの、その
ティーダスポーツ広場の予算とは直接関係ありませんけれども、そこに降った雨が浸透して出てくる
浸出水、湧水を処理をするというのがこの事業でございます。
○
委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(
仲松寛)
ですからね、その原因がどこから出てくるかというものを今みたいに細かく説明してもらったらわかりやすかったわけですよ。あの
広場自体が危険ですよというようなイメージを避けるためのことで説明を避けたら困ると思うので。
大きな面積じゃないですか、あそこに降ってくる雨、しみ出てくる、外に出ていく、それを処理するというのがこの事業ということですよね。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
はい、そうでございます。
○
委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(
仲松寛)
説明は細かく丁寧にやっていただきたいと思います。
以上です。
○
委員長(上原快佐)
ほかにございますか。
金城眞徳委員。
◆委員(
金城眞徳)
汚水処理というのはいつまで続くんですか、これから。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
実はですね、平成19年4月からですね、この処理をしております。
もう11年以上になるわけですけれども、実はこの処理をいつまでやるかということはですね、全国的にはですね、やはりごみの内容によって、かなり変わってくるというふうに伺っております。
ただ、現在ですね、この水質につきましてはですね、閉鎖するだけの水質がまだ達成できてない。
あとはですね、仮に達成ができたとしてもですね、恐らく
周辺住民の感情的な問題もありますので、
維持管理は当面していかなければいけないものだと考えております。
今のご質問のですね、いつまでやるかということにつきましてはですね、今、検討がつかないという状況であります。
○
委員長(上原快佐)
金城委員。
◆委員(
金城眞徳)
じゃあやっぱり汚染水検査しながら、それを基準に達したらやめるというふうなことになるんですね。今のところ、この広場は多
目的広場として何か使っていますか。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
広場はですね、
スポーツ用に使っております。主にはサッカー。それと野球ですね。そういったところで利用がされております。
○
委員長(上原快佐)
金城委員。
◆委員(
金城眞徳)
この上、使う分については、別に体に悪いとかそんなことはございませんか。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
これについてはですね、念のためガスの調査とかしておりますけれども、問題なく利用できる、いう状況でございます。
○
委員長(上原快佐)
金城委員。
◆委員(
金城眞徳)
わかりました。結構です。
○
委員長(上原快佐)
宮平のり子委員。
◆委員(
宮平のり子)
今、課長のほうからおっしゃられたガスですね、今も検査をしたり、あるいはガスが出ているわけですか。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
これについてはですね、通常の自然界に出るガスの量と通常の量と大差がないということで、念のための検査をしておりますけれども、ほかの地域と大差があるようなデータではございません。
○
委員長(上原快佐)
宮平委員。
◆委員(
宮平のり子)
じゃあ
スポーツとして使うのにはもう、適合している場所となってるっていうことですよね。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
はい、そうでございます。
○
委員長(上原快佐)
宮平委員。
◆委員(
宮平のり子)
それでは、これまでは
南風原の河川に流し、
薬剤処理をしていたその中間のこの
薬剤処理が非常に、価格がね、費用がかかるっていうことも含めて今回、
下水道に接続ということに、おっしゃっているんですけど。
この薬剤の処理とか、あるいは
下水道に放流するとき、その薬剤とかっていうのはどのくらい使われるのか。その差異といいますかね、教えてください。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
現在はですね、約9,000万円ほどの経費がかかっております。
これを
下水道に接続することによってですね、管理の費用がまだ確定してないところありますけれども、薬剤の削減等、あるいは管理の想定等を入れますとですね、年間4,000万ほどの経費が浮くと。今より少なくなるというふうに考えられ、9,000万程度のものが5,000万程度に、管理が減るだろうというふうに見込んでおります。
○
委員長(上原快佐)
宮平委員。
◆委員(
宮平のり子)
ありがとうございます。
それと、例えばこの旧
最終処分場って長いですよね。例えばなぜこの時期なのかですね、この
下水道の接続が、そういうのについてはどんなでしょうか。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
これについてはですね、当初の計画が河川に放流するということでありますけれども、経費がかなりかかるということで、何らかの対応策はないかということで検討をしてまいりました。
平成28年の12
月補正で、この案を提案をさせていただきまして、通常は、これぐらいの規模の事業ですので補正ではなくて新年度でやるべきものだとは思いますけれども、経費的な問題がありますので、補正で予算化をさせていただきまして、現在に至っているということでございます。
○
委員長(上原快佐)
宮平委員。
◆委員(
宮平のり子)
ありがとうございます。
この薬剤の処理が4,000万ぐらい浮くということはわかったんですけど、例えばこれが4,000万ぐらい浮いても、やっぱり薬剤の処理は必要なわけですよね、
下水道に放流するに当たっても。そういうときに、例えば
下水道というのは、例えばまた、後で海に流れる前にいろいろ処理がありますよね。そういうことでの例えば影響とかそういうのは全く問題ないんでしょうか。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
先ほども少しお話ししましたけれども、これは河川への
放流基準を満たしておりませんけれども、
下水道の
放流基準は満たしております。
ただ、やはり
下水道につなぐためにはですね、
下水道使用料というのが発生をいたしますので、
薬剤処理の経費は浮きますけれども、
下水道につなぐための経費が2,000万以上かかります。
下水道に、最終的にはもちろん
下水道処理もあります。そういったものも全て含めての
使用料だとは思いますけれども、
下水道使用料というのが新たに発生をいたします。
それを相殺をしまして、4,000万程度の経費が浮くというふうに見込んでおります。
薬剤処理はですね、基本的には行いません。ただ、検査は継続して行ってまいります。水質の状況は継続して検査はしていきます。
以上です。
○
委員長(上原快佐)
宮平委員。
◆委員(
宮平のり子)
今、
薬剤処理は、基本的に
下水道放流のときはしないっておっしゃったんですか。
そうなんですか。ありがとうございます。
○
委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
屋根設置の目的と必要性について。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
実はですね、
下水道につなぐためには、汚水、
下水道に汚水を放流するわけですけれども、汚水と雨水を混ぜるなというのが原則のようなんですね。それで、地中を流れてくる汚水を池にためておくわけですけれども、そこに雨を降らすなと。雨が混入しないようにせよということがですね、
上下水道局の指示、あるいはお話がありましてですね、ここに屋根を建てると。
ただ、屋根がですね、25メートル掛ける50メートルと大きいものですから、これに通常の体育館みたいな屋根を建てると物すごく経費が、今でも結構高いんですけれども、物すごく経費がかかってしまいます。
それで、柱を立てて、その上に屋根をやろうと。体育館みたいに柱のない屋根ですと、すごい構造的な問題もありますので、柱を何本か立てようというものでございます。
柱がですね実際には、98本の柱を立てます。横に7本、縦に14本の柱でもって、これを支えていくというふうなことでございます。
○
委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
その98本の柱で、遮水の
シートなどの問題はどう。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
それで、実はこの池には泥がたまっておりまして、もう長年のですね10年以上の経過はしておりましたので、その水を抜いて泥をとってその後に柱を立てるわけですけれども、水を抜いたところですね、遮
水シートに若干亀裂が入ってる部分があったりとか、ありました。これ補修いたしますけれども。
それと、少し傾斜が入っておりました。これ実は、
設計図上は出ていなくてわからなかったんですが、排水とかいろいろ、そういうところで今回、
設計変更があったかとは思うんですけども、若干の斜面になっておりまして、少し不安定、あるいは遮
水シートもそういう、水が入るというような状態もありましたもんですから、その遮
水シートの上に
土間コンクリートを打とうということが今回の補正の内容にもなっております。
土間コンクリートをですね、15センチの
土間コンクリートを打ちまして、その上に柱を立てていくというふうな考えでございます。
○
委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
より遮水というか、漏れているものは防げる工法になってるわけね。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
そうでございます。
○
委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
屋根がないときに、大雨が降るときに
調整池からはみ出ることはなかった?
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
実は、このサイズの池がもう2つあります。もう2つありまして、そこからあふれそうだと、もう1つの池にためてたんですね。じゃあ、もう1つの池にも屋根とかつくらないといけないんじゃないかというお話もあるんですが、実はこのもう1つの池から
グラウンドのほうに水を戻すことができるんですね。
さすがに屋根をもう2つも3つも建てるとすごいことになるものですから、現在中心の
調整池だけに屋根を立てて、あとのものについては向こうに、年に何回かしかないんですけれども、そういうことがありましたらその池から
グラウンドに戻して、
グラウンドからくるというふうな形をとっていくというふうに今考えております。
○
委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
これは自動的にやるシステムか、それとも人的にやるのかどうか。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
グラウンドに戻すためには、基本的には自動的にではありません。こちらの判断で、必要に応じて戻すというふうになります。
○
委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
わかりました。終わります。
○
委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副
委員長(前泊美紀)
ちょっと簡単に2つ。
まず
1つ目、確認なんですけども、先ほどのやりとりの中で、この事業が平成28年の12
月補正で提案をされたものだという、この経緯について確認をしたいんですが、要は、これまでは河川に放流する基準を満たすために薬剤を投与して処理をしていたけども、そうではなくて
下水処理であれば経費的にも削減ができるということがわかってというか、気づいて、それで今回の提案に変えたと思うんですが、そういった理解でよろしいでしょうか。
例えば外的な要因があって、河川の関係で苦情があってとか、そういったことではなくて、そういった判断での切りかえというような理解でよろしいんでしょうか。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
基本的にはそうでございます。
ただ、きっかけになったのはですね、鳥堀12号線が開通をするということがありましたので。私、先ほど経費の問題で早くなったと、する必要があったというふうに申しましたけれども、実は鳥堀12号の開通に合わせた形でやる必要もありました。
下水道をそこに布設するもんですから、その時期に合わせて配管をしておかなければいけないというような状況もございました。
以上でございます。
○
委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副
委員長(前泊美紀)
もう1つですけども、説明資料にもありますが、あと何年処理を継続する必要があるかも予測できない状況ということで先ほども答弁があったところなんですけども、これ恐らく、下にあるごみの種類によって変わってくるというお話もありました。
そこでお伺いしたいのが、ごみの種類がどういうふうなものになれば、処理の必要がなくなっていくんでしょうか。
ごみ行政全般のことにかかわるかと思うんですけど。
近年よくなってるのか、悪くなってるのかも。
○
委員長(上原快佐)
宇地原副部長。
◎
環境部副部長兼
環境政策課長(宇地原靖)
最終処分場は全国各地にございますけれども、本市の場合にはご承知のとおり、焼却灰以外にも不燃ごみ、あるいは一時期は焼却炉が老朽化してですね、生ごみ等も投入していた時期もございましたので、そういう状況からすると、
浸出水については、処理は長年かかるだろうと。
全国各地の例に関しても、一概にですね、じゃあ20年、30年、40年やればいいのかどうかということは、なかなか一概には言えないというふうに聞いております。
量的にも、現行の
最終処分場に比べると9倍ぐらいの量のごみが、これまで運用して埋まっておりますので、今のように
浸出水の処理をして、
薬剤処理をして河川に放流する、いつまでそれが必要なのかということに関してはもう、かなり長い年月を要するんではないかというふうにしか、今こういう状況がございます。
○
委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副
委員長(前泊美紀)
今お伺いしたいのは、例えば那覇市のごみは全体的に、ここ10年ぐらいかけて、十数年ですかね、減少傾向にあるけども、なかなかこの減らない頭打ちの要因の一つが生ゴミである。その生ごみを減らせば、もっと財政的にも、運営コストも削減できるんじゃないかという話があったかと思うんですね。
そういう例えば、何だろう、汚染の原因になりやすい素材のごみというのがあるのかなというイメージがあったんですけれども、例えば今のは量の話ですが、例えば生ごみを乾燥させて捨てるとかそういったことをすれば状況はよくなりやすいよとか、もし具体的なものがあれば、市民への周知啓発も含めての取り組みになろうかなと思ったのでお伺いをしましたが、これはもう全体の量の話と捉えていいんでしょうかね。
○
委員長(上原快佐)
宇地原副部長。
◎
環境部副部長兼
環境政策課長(宇地原靖)
量もそうですし、質もですね、焼却灰等も埋めておりますので、このあたりもやはり環境に与える影響は大きいのかなというふうに思っております。
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
すぐ終わります。
ちょっと補正の審議なので、ちょっと今、当初のね、当初の事業の話がちょっと中心になってしまっているので、確認したいんですけど、4,323万、これ、要するに純増ですか。
いろいろ、
返戻金とかさまざま要素が重なってきていますよね。
ちょっと説明資料見てもよくわからないところがあって、要するに補正で純粋に増になる部分が4,323万という理解でよろしいですか。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
繰越明許として1,678万ありましたが、これに
返戻金が130万ありまして、合わせて1,800万ほどの、実は不要という形、減額、補正減をしてないものがあります。それに今回の6,100万を相殺すると、4,300万の純増ということになります。
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
純増になるんですね。
だからかなりのね、やっぱり補正にしてはでかいなという感じがしますね。
これ、
構造計算とか設計図面がちょっと違っていたと。政策説明資料で設計図面とは違い、底面が傾斜して平たんでないことがわかったとかね。それから
構造計算に基づいて工事の変更を行う必要があるという説明になってるけども、これやっぱ設計された業者がいるわけでしょ。
構造計算をした業者がいますよね。そこの問題ってどうなるの。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
実は、これは建築基準法に言う建造物には当たらないということでありました。ただ私たちもそうではあっても、本来はちゃんと
構造計算に基づくものをする必要があったかと思うんですが、実は
構造計算をなしで工事費用の計上をしておりました。
それで、実際にその池の水を抜いてみますと、そういう状況になっていたということで、これはかなり基礎部分が不安定になるだろうと。そうすると、倒壊等あるいは地盤、基礎のずれ等が起こった場合に、近隣への二次災害といいますか、やっぱりそういうのがちょっと責任持った対応が必要ではないかということで、今回の補正、
土間コンクリートを打って平たんにする。そして鉄骨を当初は5センチ角で予定をしていたんですが、やはり10センチは必要ということでその辺の設計を変更をしてやっております。
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
なのでね、だからこれは先ほどあったように建設工事ではないと。であったにせよ、
最終処分場という不安定な要因が絡む中で、きちんとした
構造計算も行わないで臆測で行ったところによって4,000万もね、結局かかる事態に至ったということについては皆さん説明ないんですか。仕方ないではないんじゃない、これ。
○
委員長(上原快佐)
宇地原副部長。
◎
環境部副部長兼
環境政策課長(宇地原靖)
先ほど課長からも説明がございましたとおり、この構造物そのものは建築基準法上の
構造計算を要しないということもありましたけれども、それで当初の設計をして、工事を進めるに当たって池の水を抜いて泥をさらったところ、まず遮
水シートに一部うきが見られて、池の底面事態も当初の設計上は平たんだったのが、いざ抜いてみると傾斜があったということで、改めてじゃあこのままでいいのかということで、検討をして構造を見直した結果、念には念を入れて、
構造計算を入れて、今言った土間のコンクリートであったり、支柱の角を大きくしたりということを行ったところであります。
委員ご指摘のとおり、じゃあ最初からそういう調査を尽くしてという部分は当然あったかと思いますので、これはもう我々も反省しないといけないところだと考えておりますが、ただ、現行そういう状況が見えた時点で、これはぜひとも
安全性を確保するために、その必要な部分、必要な増と、設計のやり直しだというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
終わります。
○
委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(
仲松寛)
1点だけね、最後に。
タンクがいっぱいになったら二次タンクっていうんですか、その辺にね、また分けるって話されましたよね。それで今、天気が非常に異常気象でゲリラ豪雨とかね、予想のつかないようなすごい雨降るじゃないですか。こんなことはあんまりなかったですよとおっしゃるけども、想定外っていうのがね、たまにもう最近はこれ、想定外がよく出てくるご時世なんですけども、じゃあそういうふうに、すごい雨降ったと、あの地域に。雨水は一応含むわけじゃないですか。そうした後は、先ほどの答弁ではもういっぱいになったらどうするんですかって言ったら、
グラウンドに戻すという話じゃないですか。
その
グラウンドに戻す水っていうのは、これはもう薬剤できれいになって、ある程度浄化された水が行くのか、全くそのままのやつが、また
グラウンドに戻ってくるのか、そこだけちょっと確認していいですか。
またどういうふうに戻すのかも教えてくれれば。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◆委員(
仲松寛)
グラウンドって聞こえたんだけどね。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
これについては、まず一つですね、ゲリラ豪雨とか大量に降ったときの対応ということでございますが、昨年の処理の中では、そういうことは余りなかったんですけれども、ゲリラ豪雨で、あるいは大量の台風でたくさんになったときには、戻す回数をふやして対応をしていくと。
実際には、かなり大きい、25メートルから50メートルの池でございますので、通常的には
下水道に放流することをずっと継続してやっていけば対応できるのかなとは思っておりますけれども、そういったことが発生した場合には、戻す回数を多くしていくということが一つ。
それと、どこに戻すかということなんですが、これは表面上に戻すということでありますが、それを浸透させるということになります。
○
委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(
仲松寛)
ですからその水というのは、ある程度浄化された水なのか、そのままの水なのかというところを、ちょっともう一回説明してください。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
浄化はいたしません。
○
委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(
仲松寛)
グラウンドの芝生の上に戻すの。どういう方法で戻すんですか。散布するんですか。どんな感じで。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
戻すところは、そこの池に接続をしておりますけれども、穴がありまして、その穴の中に栗石を敷いて戻すというような設備を整えております。これは、これまでにもやった、やっていることでございます。
以上です。
○
委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(
仲松寛)
わかりました。
グラウンドに戻すとおっしゃったから、今みたいな細かい説明ならいいんだけども、普通に考えたら
グラウンドに戻すとあそこではサッカーやったり、野球やっている子供たちがいるわけだから、そういった浄化をされない水をね、含んだ
グラウンドでね、いろんな
スポーツされるといろいろと体に影響出るのかなという心配がありましたけども、その辺全くないですか。大丈夫ですか。
○
委員長(上原快佐)
徳嶺課長。
◎
クリーン推進課長(
徳嶺克志)
大丈夫というふうに考えております。
◆委員(
仲松寛)
はい、わかりました。
○
委員長(上原快佐)
ほかにございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○
委員長(上原快佐)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○
委員長(上原快佐)
再開いたします。
次に、都市みらい部・都市計画課関係分についてを議題といたします。
島袋正吾
都市計画課長、説明をお願いいたします。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
ハイサイ、都市計画課、島袋でございます。
議案第97号、平成30年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)中、都市計画課分について、配付いたしました資料でご説明いたします。
資料を開いていただいて1ページ、歳入であります。
左端の欄が予算書記載のページ番号となっております。
第18款繰入金、節のほうお読みします。
第1節那覇市都市モノレール整備基金繰入金、補正前額8億3,544万2,000円、補正額6,030万円の減額、補正後額7億7,514万2,000円。これは平成30年度の出資額確定による減額補正となっております。
次に、第20款諸収入、第18細節二酸化炭素排出抑制対策
事業費等補助金、補正前額700万円、補正額500万円の減額、補正後額200万円。今年度実施予定しています、CO2二酸化炭素排出削減促進事業(モビリティ・マネジメント啓発事業)。
これは国際通り荷捌き対策事業カーフリーデーイベントに係る事業でありますが、この事業に係る国の補助金が当初見込んでおりました700万円に対し、200万円と額が確定したことによる歳入の減額となっております。
次に、2ページをお開きください。次のページです。
歳出です。予算書では20ページに記載しています。
第8款土木費、第4項都市計画費、17沖縄都市モノレール株式会社追加出資金について。補正前額3億8,410万円、補正額6,030万円の減額、補正後額3億2,380万円。
歳入でもご説明いたしましたが、平成30年度の出資額確定による減額補正であります。減額補正額6,030万円につきましては、次年度へスライドし出資する予定であります。延長開業が平成31年春から夏になったことによるスライドであります。
次に、28、CO2排出削減促進事業。補正前額900万円、補正額143万1,000円の減額、補正後額756万9,000円。
歳入でご説明しました、交付額の確定による補助金の減額に伴い、356万9,000円を一般財源で充当するための財源構成を行い、合わせて当初、今年度に予定してます業務の一部を次年度に行うこととしたことによる予算額の減額を行うものであります。
この補正の内容であります、CO2排出削減促進事業に、国際通り荷捌き対策の内容につきましては3ページに書いてありますが、こちらに大きい図面を用意しましたので、それで同じものなんですが、これで国際通り荷捌き対策事業についてご説明いたしたいと思います。
平良副参事のほうからちょっと。
○
委員長(上原快佐)
平良正樹
都市計画課担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
お配りしている資料と同様の資料になっております。こちらでご説明したいと思います。
1番目に、国際通りの交通の現状・課題についてでございますが、委員の皆様ご承知のとおり、国際通りは慢性的な交通渋滞が起きております。その要因としまして、こちらの写真にもあるとおり、駐停車車両が後ろのですね、路線バスの走行性を阻害し後続車に渋滞が発生しているという状況が確認されております。
駐停車車両の内訳につきましては、平成29年3月に沖総局の調査において一部の区間で荷さばき車両が約70%を占めていることが確認されております。
このようなことから我々のほうとしては、交通渋滞による沿道環境の悪化も懸念されることから、魅力ある国際通りの創出のため、荷さばき車両の対策に取り組むことが重要であると考えております。
そこの次に、2番目の荷さばき車両の対策としまして、共同配送をイメージしておりまして、現在の国際通りにおける荷さばきの状況がビフォアで書かれておりますが、各店舗の方々が各配送業者に依頼をしまして荷物を集配送してるという状況でございます。
これを、アフターのほうなんですが、国際通りに入る前に共同配送センターというものを設置しまして、そこで一旦各荷物を集約いたしまして、指定された車両によって各店舗に集配送していくというような仕組みをイメージしております。
3番目に進め方についてでございますが、平成30年の議決、承認をいただきましたら、集配に関する実態調査、アンケート調査を実施していきたいと考えております。それをもとに、効率的な配送システムの実証実験素案の作成を行いたいと考えております。
31年度以降にはその実証実験の素案をもとに、商店街組合などの関係団体との合意形成を図り、実証実験の協議会等を発足していきたいというふうに考えております。あくまでも予定でありますが、そういうふうに考えております。
その後、効率的な配送システムの実証実験の実施。それを踏まえまして実証実験における課題整理、検証を行いまして、6番目の実証実験の継続あるいは見直し検討の導入の、すみません、見直し検討、それから本格導入の検討などを進めていきたいというようなものを考えております。
以上でございます。
○
委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
以上でご説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○
委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
仲松委員。
◆委員(
仲松寛)
今の説明のありました、CO2排出削減促進事業、これ今説明していただいた内容、納得なんですけど、これからなんですよね。
その国際通りの中に納めている商品というのは、もうお土産品からいろんなさまざまな商品で、しかもそれはもう多種限りない業者がいるわけですから、それを一つ一つ整理して、じゃあこの集配場はどこに、集配、共同配送センターをどこに置くのか。それが円滑に運行できるのか、ちゃんと商品がおりていくのか、かなり大変な作業だと思うんですよね。
僕は前々から、国際通り一方通行にして、バスとこういった納品業者の停車帯にしたらどうかと。片方は一方通行、北向きと南向きと、時間帯によって変えればいいと思っているわけだけども、ここに至るための、これCO2の排出何とかっていう事業じゃないですか。国際通りのやはりこの排気ガスの対策のためにこういった事業名にしたと思うんですけども、実際こういった事業に対して、国や県からの補助金とかそういったものがこれまでに支出されたものがあるのかどうか、メニューがあるのか、それちょっとお伺いしたい。
○
委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
今回のこの国庫補助は、環境省の国庫補助のメニューであります。
これは環境省、環境対策の観点からのメニューで、今回この国際通りの渋滞対策というのが環境省の中の公共交通機関の利用促進の中にメニューとしてあったものですから、これに応募したという内容なんですね。
そのほかの環境省のメニューについて、これまで都市計画課のほうでは特にそういうメニューは応募はしておりません。今回が初めての応募であります。
○
委員長(上原快佐)
仲松委員。
◆委員(
仲松寛)
一石二鳥ということですよね。環境問題もありますよと、CO2の排出を削減できるというのと渋滞の解消になるんじゃないかという、この2つの観点からこういった事業を考えられたと思うんですけども、私としては一歩一歩、国際通りの渋滞緩和、またCO2の削減に少しずつ向かい始めたかなと思うんですよね。
ただ、基本的にはそれで全て解決できないので、もうちょっとひねって、バスとそれから納品業者、私は別に納品業者が悪いとは言わないわけですよ。彼らも仕事でありますから、今までそれを国際通りで設けられなかったっていうのが大きな、僕は問題だと思っているんですよ。今からこれを集配センターに一つに集めて、1店舗1店舗ですよ、みんな違う商品を扱っているわけですから、同じのもあるけれども、大変な作業じゃないかと思うんですよね。
それよりもわかりやすいのは、一方通行にして納品業者の車も観光バスも一時停車、これを認めて片方は一方通行。朝のバスレーンの時間、それから夕方のバスレーンの時間、双方向でそのまま時間の間にやってもらえば、こんな難しいことしなくていいんじゃないかと思うんですよ。
皆さんもうこれで提案されてるんで、もうちょっと研究して、進化論でやってほしいなというのが私の考え、以上です。
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
簡潔にね。すみません、当初予算900万で2つの事業ありますよね、公共交通とこの荷さばきと。内訳を教えてもらえますか、900万の。
○
委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
内訳につきましては、公共交通機関の利用促進を促す事業としまして、なはモビリティウィーク&カーフリーデーのイベント、これに対して
事業費として200万。それから国際通りの荷さばき対策事業として550万8,000円を予定しております。
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
すみません、当初900でしょ。750にしかならないよ。
○
委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
失礼いたしました。
今のは補正後の内訳となっておりまして、補正前が、公共交通機関の利用促進が200万、国際通り荷さばき対策事業が693万9,000円。あと一部、出張旅費。
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
今回はこの荷さばき分のところでその補助が不採択になったっていう理解だと思うんですが、不採択の理由ってわかりますか。そういう理由とかって通知されますか。
○
委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
今回、今年度の業務の内容として、例えばこの国際通り荷さばきの実態調査などを予定していたんですけども、それについてこの採択としては、普及啓発活動、活動には補助するけれども、この調査には対象外といった趣旨のことが。
最初、採択の通知があって、その後交付申請を実際したときに、そこを先方のほうから、調査ものは不採択だという、採択できないという連絡がありました。
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
わかりました。
普及啓発はもう一方のこのモビリティマネジメントとかの普及啓発はOKだったけれども、調査事業については厳しいということでの通知を受けて、当初から。500万ちょっと受けれなくて、一般財源をそれでやっぱり356万9,000円入れるということで、これ、皆さんにとってもよっぽど大事な事業という位置づけだと思うんだけども、それで次年度以降の素案について、関係団体とも、ここから合意を受けるという話なっているけれども、現時点である程度協議はなされているんですか、こういう事業やりますよと。
例えばその協力事業者いますよね、共同とか集配関連の業者とか、それから商店街の皆さんとか。素案はつくったのはいいけれども、合意に至らなくてパーになるっていうこともよくあるじゃないですか。この辺はなんかこう、ある程度調整されているのかな。
○
委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
商店街組合のほうにはこちらから、今回、共同集配のような仕組みづくりをしたいっていうことでの説明はさせていただいております。また、あわせて配送業者、沖縄県トラック協会、それから沖縄県卸商業団地協同組合のほうにもその旨、その内容の趣旨は説明させていただいておりまして、おおむねいい取り組みですねっていうことでお話はいただいてはおります。
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
わかりました。
やっぱり補助を受けられなくて一般財源入れてやる事業ですから、次年度しっかりつながるようにやってください。
終わります。
○
委員長(上原快佐)
ほかにございますか。
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
今のお話で、公共交通の利用促進のイベント、わかりました。ただ、公共交通の利用の実態調査には、これは一般財源でしかできなかったのか。それ、やってるかどうか。利用実態調査、この国際通りを通る公共交通の。そういうのはやってやってない。
○
委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
これは特にやっておりません。
○
委員長(上原快佐)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
要はそのCO2削減する目標があって、公共交通の利用を促進するってこの2つの目標であれば、国際通りを通る公共交通の利用率も調べないと、要は、仲松さんが言ったように一方通行にするのか、交通量を減らすのか、バスを小型化にするのか。配送業も小さいものを運ぶのに大きなトラックで来るかもしれない。道路の利用状況もちゃんと確認しないと目標には向かえないのかなと思ったんですけど、そういうことは検討されたことありますか。
○
委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
確かに、国際通りに入る車の総量を減らすとか、そういったいろいろな取り組みがあるかと思います。国際通りに、沿道につきましては、商業店舗等、やはり張りついておりますので、やはりまず先にですね、今、駐停車車両で割合を、大半を占めている荷さばき車両についての対策が急務だろうということで、今回、この実証実験に向けた実態調査を進めていきたいというふうに考えております。
◆委員(吉嶺努)
以上です。
○
委員長(上原快佐)
金城委員。
◆委員(
金城眞徳)
確かに、おっしゃるように急務でありますよね、この問題についてはですね。
だけど、先ほど
仲松委員がおっしゃるように、共同配送センター、これからつくったりして大変なこの大きな事業じゃないかというふうなこともあるし、もう少しひねって時間の検討をなされたほうがかえってこんな大きな予算使わんでもすむんじゃないかというふうなお話もあったようですから、やはり、夜間の、夜間も利用するその荷さばき、配送のやり方をですね、12時、1時、2時ごろ、これは業者にとっては大変かもしれませんが、夜間でしたら幾らでもこのパーキングできるわけですから、そういった時間をちょっとひねってみたらどうかなというふうに思います。
○
委員長(上原快佐)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
まず今年度ですね、実態調査をさせていただいて、先ほど説明もしたんですけど、次年度以降、この協議会、沿道の協議会を立ち上げて、この協議会のこの議論の中で、こういった時間的なもの、あるいは配送の場所とかですね、そういったものも含めて議論させていただきたいなと思います。
○
委員長(上原快佐)
ほかにございますか。
前泊委員。
○副
委員長(前泊美紀)
荷さばき対策なんですけども、補正で減ってる部分143万ぐらいが減になってるんですけども、これはどういったものが、要は事業として減らされたんでしょうか。
○
委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
今回、年度内に執行できる業務量というのがやはり限られてきますので、当初やはり素案をつくりまして、関係団体と意見交換をしながら案をつくっていくところまで想定はしておりました。しかしながら、今回9
月補正を受けて実施するとなると、やはり
事業期間が、作業期間が短くなるというところを踏まえまして、今年度、実証実験に向けた素案づくりのところまでを今年度の業務として事業量を圧縮しております。
○
委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副
委員長(前泊美紀)
時期がずれたこと、補助金の交付に関して時期がずれたことによって、スライドをして今年度分が減ったということですね。素案の作成まで今年度行って、周辺との協議等っていうのは来年度にずれ込むという形で理解をいたしました。
今、先ほどから各委員からのご提案もありましたように、もうちょっとこう、ましてや単費でやるのなら工夫の仕方というのの検討も必要なのかなと思うんですけども、これ素案をつくった後に関係団体との協議の中で、この事業自体が変わっていくっていうことも考えられるんでしょうか。
○
委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
基本的には、詳細につきましては、やはり合意形成を図る中で変わってくるとは思いますが、基本的な共同集配というところで、まずは進めていきたいというふうに考えております。
先ほど詳細というのは、先ほど
仲松委員からもありましたとおり、各店舗、チルドとかいろんな商品をやはり扱っておりますので、そういった商品と細かいところも含めて、まずは国際通りの店舗がどういった商品を扱っているのか、1日どれぐらいの販売があって、その店舗がどれだけストックヤードをやはり自前で持っているのか、こういったところが実態調査が行われてないというところがありますので、まずそこをしっかり押さえてシステムを構築していきたいというふうに考えております。
○
委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副
委員長(前泊美紀)
もちろん商売にマイナスの影響がないような形で交通渋滞も緩和しつつ、あと予算の費用対効果ということも視野に入れて、今後まず調査ということですので進めていただきたいと思います。
(「進行」と言う者あり)
○
委員長(上原快佐)
ほかに質疑は大丈夫ですね。
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
○副
委員長(前泊美紀)
再開いたします。
次に、
道路建設課関係分についてを議題といたします。
崎山順治
道路建設課長、説明をお願いします。
◎
道路建設課長(崎山順治)
ハイサイ、
道路建設課ヤイビーン。
議案第97号、那覇市
一般会計補正予算(第4号)のうち、
道路建設課分を説明ウンヌキヤビラ。
それではまずお手元のA4横の説明資料をもとに要点をご説明いたします。
まずは1ページ目の表をごらんください。
歳入の部になります。
まず、第15款県支出金につきましては、沖縄振興公共投資交付金、いわゆるハード交付金につきまして、街路事業分を2億4,000万円増額計上し、モノレール事業を2億4,000万円減額計上しております。
モノレール延長事業は、委託契約を結んでこれまで沖縄県に整備を実施していただいておりますが、県によりますと、入札残額や残事業の不用見込み額を積み上げたところ、
事業費にして3億円の残額が見込まれるとのことですので、沖縄振興公共投資交付金の効果的な運用のため、本市の街路事業へ活用を図るものです。
事業費3億円に対しまして、補助率8割ですので、ハード交付金としては2億4,000万円となります。なお、充当先は都市計画道路、真和志線の用地補償費としております。
次に、16款財産収入につきまして、モノレール残存物件売払収入を3,605万2,000円計上しております。これは、モノレールPC軌道桁製作場の解体撤去に伴い、設備の売り払いで得た収入について、県、浦添市、那覇市のそれぞれの事業負担割合で配分されますので、受け入れのための予算措置となります。
次に2ページ目をお開きください。
歳入の部の続きになります。
こちらは先ほどの沖縄振興公共投資交付金、ハード交付金の増減に伴う、補助裏分の市債の増減になります。8割補助の裏、2割のうち90%に公共事業債が充てられますので、その分の増減になります。
歳入の部は以上になります。
歳出の部に移ります。
3ページ目をお開きください。
第8款土木費のうち、まず、第2項道路橋梁費、第3目道路新設改良費について、バス停上屋整備事業、交流オアシス整備事業、歴史散歩道整備事業をそれぞれ増額計上しております。
増額理由は、右側の説明欄に記載されているとおりです。
次に、第4項都市計画費、第3目街路
事業費につきましては、歳入の部でご説明したとおり、モノレール延長事業を減額し、街路整備事業、真和志線の用地補償費を増額し事業促進を図るものでございます。
説明は以上でございます。
ご審議のほどユタサルグトゥウニゲーサビラ。
○
委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
バス停上屋の整備ですけどね、これ資材高騰、労務単価高騰ということ。これ全て800万、全額、その分ですか。
○
委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
もともと査定が厳しかったという状況もありますけども、その資材の高騰分もありまして、さらに警察との協議の上で、中で夜間作業に係る分、夜間工事に係る分が出てきましたので、その分また、夜間は人件費が上がりますので、その分も含まれております。
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
じゃあ工事の内容そのものは変わらない。事業の内容そのものは変わらないということでいいですか。
○
委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
そのとおりでございます。
◆委員(糸数昌洋)
以上です。確認だけ。
○
委員長(上原快佐)
ほかにございますか。
坂井委員。
◆委員(坂井浩二)
3ページの街路整備事業、これも確認だけなんですけど、これずっと止まっている、何線っていうんですか。真和志線。今も言っていたんですけど、その予算ということでよろしいですか。
○
委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
真和志線の用地補償への充当になります。
○
委員長(上原快佐)
坂井委員。
◆委員(坂井浩二)
どのぐらいおくれてきているのかというのと、あとこの補正で対応できる、いわゆる立ち退きというか、どういった枠の予算がありますか。
○
委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
どれぐらいというのが今ちょっと申し上げにくいんですけども、街路事業全体で考えますと、例年、平成27年ぐらいまでは20億ぐらいのペースで来て、全体ですね、20億ぐらいできていたんですけども、これはモノレール事業との関連もありますけども、平成29年度に街路事業だけで5億円まで落ちてしまって、今年度8億円まで落ちてしまったという経緯がありまして、その分のおくれということにはなるかと思います。
今年度いずれにしましても3億円はまた計上できますので、若干は復活に向けて努力していきたいと。
◆委員(坂井浩二)
どのぐらいおくれてきているか、計画が。
◆委員(糸数昌洋)
事業の進捗度という意味合いでしょ。
○
委員長(上原快佐)
そのまま大丈夫ですよ。
◆委員(坂井浩二)
いいですよ、わかればで。
○
委員長(上原快佐)
休憩します。
○
委員長(上原快佐)
再開します。
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
明確な数字はちょっと今お示しできないんですけれども、今のところ、平成29年度末時点で
事業費ベースにして43.5%ですので、まだ半分もいってないということになりますので、期間自体は半分は減ってる状況にありますので、その分おくれてるという。今、具体的な数字についてはまだ確認して、確認でき次第お示したいと思います。
○
委員長(上原快佐)
坂井委員。
◆委員(坂井浩二)
他事業との兼ね合いもあると思うんですけど、しっかり前進させてください。
以上です。
○
委員長(上原快佐)
ほかにございます。
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
バス停上屋は何基今回設置する予定ですか。
○
委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
今年度は2基を予定しております。
○
委員長(上原快佐)
金城委員。
◆委員(
金城眞徳)
街路整備事業の中で、11億余りの大型予算ですけれども、一般財源は2,400万余り。割と国庫補助、8割補助、大きい予算ですけれども、この事業対象の中で城東城北線というのがありますけれども、これ、モノレールへのアクセス道路と思うんですが、進捗状況、今、遅々として進まないような気がしますけれども、どんな状態でございますか。
○
委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
先ほども
事業費ベースのお話をさせていただきましたけども、昨年度5億まで減ったということ、これ今やっている路線全体、城東城北線も含めての話ですので、全体的に動きがおくれているという中で、特に城東城北線についてはスタートしたばかりということもありまして、まずは用地を取得するために物件調査だとか、そういった測量だとか、そういった事前の準備もありますので、スタートした時点で予算が落ちたという点では、城東城北線についてはまだ動きが見えてないという状況があるかと思います。
○
委員長(上原快佐)
金城委員。
◆委員(
金城眞徳)
モノレールも、もう来年の夏にはと、開通というふうな、延伸もオッケーということになっていますけれども、それに向けての城東城北線、今本当にほったらかされてるような状態で、進まないもんで、これ心配、大丈夫かなというふうに思っていますけれども、できるだけ早急によろしくお願いいたします。
以上です。
○
委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
交流オアシス整備事業、当初は950万、それが2,300万以上増額と。その増額に伴っての施策の展開、どういう場所にどういうのやるか、細かく教えてもらえますか。
○
委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
交流オアシス事業は平成24年からやっていまして、那覇市内で全10カ所、今予定していまして、そのうち6カ所が終わっています。
今年度予定して、当初予定していましたのが桜坂十字路、牧志壺屋線から、国際通りから入っていきますと、桜坂劇場の前のちっちゃい交差点があるんですけど、それの左角のほうを今年度、今工事を当初予算で予定していました。
今回の補正で、工事は1カ所、やちむん通りの中ごろに、ちょうど中間地点に空き地がありますので、用地を那覇市が取得したん部分ですけども、そこの工事をまずこの
補正予算の中に計上しているということと、あと、若狭のほうでで、旧久米郵便局跡地の交差点、若狭大通りと松山線が交差するところの松山旧久米郵便局跡地の海側の向かい側の角、そこの設計を予定しています。
今申し上げた壺屋で2カ所、若狭で1カ所で、これが整備できれば3カ所になりますので、これまで6カ所やっていますので、それで9カ所が整備に向けて動いているということで、残り1カ所の整備が終われば計画は完了ということになります。
○
委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
市民にとっても観光客にとってもいい事業だと思って、頑張ってください。
それからもう1点、歴史散歩道も、当初200万が、1億600万ふえると。これによっても相当の事業進捗が図られると思うけど、そこも説明してもらえますか。
○
委員長(上原快佐)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
那覇市内で観光客の散策とか、そういったように生かせるように、歴史的な遺跡だとかそういった観光ガイドの、まちま〜いとか、そういった周辺の整備を図るということで、那覇市内全域でやっているんですけども、これも一括交付金でやっているということで、事業年度は限られていますけれども、今、首里城周辺は大体整備はできているんですけども、今回補正で要求している部分が識名周辺なんですけども、通称、森永乳業通りと呼ばれている市道ですね、そこの通り沿いの那覇市が用地を取得した道路沿いの残地部分のポケットパーク的なところの整備と、あとは上間のほうの旧
部落のちょっと高台になっているところですね、そこもこれまで整備やってきてるんですけども、それの続きということで、識名トンネルのちょうど上のほうになるんですけども、そこも見晴らしがいいところということで、一部ポケットパークの整備とか、そういったふうに今、今回の
補正予算で計上しています。
今申し上げたトンネルの上のほうも、道路の景観に配慮したグレードアップの整備を予定しています。
以上です。
○
委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
観光都市那覇市づくりにも大いに役立つ事業だと思いますので、頑張ってください。
終わります。
○
委員長(上原快佐)
ほかにございますか。
(「進行」と言う者あり)
○
委員長(上原快佐)
特にないようでございますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○
委員長(上原快佐)
再開いたします。
次に、
まちなみ共創部まちなみ整備課関係分についてを議題といたします。
饒平名任まちなみ整備課町、説明をお願いいたします。
◎
まちなみ整備課長(饒平名任)
委員長、ありがとうございます。
それでは、議案第97号、平成30年度那覇市
一般会計補正予算第4号のうち、まちなみ整備課関係分についてご説明いたします。
お手持ちの配付資料の1ページ、1枚紙、表裏なんですけれども、表紙と裏面に概要説明がついておりますので、そちらで説明させていただきます。
また、
補正予算書のほうは20から21ページになっています。
よろしくお願いいたします。
今回のまちなみ整備課関係分の補正は、地下壕対策事業の500万円の増額、まちなか居住推進事業の200万円の減額となっており、第8款土木費として計300万円の増額補正となっております。
両事業とも沖縄振興特別推進交付金、いわゆる一括交付金を活用する事業として予算計上した事業であります。
500万円を増額する地下壕対策事業におきましては、那覇市内に現存する地下壕の安全対策工法の検討を進めるため、委託料を増額補正するものであります。今回の補正により、識名4丁目に確認されております地下壕に対する安全対策工法を追加して検討する予定であります。
また、200万円を減額するまちなか居住推進事業におきましては、沖縄の特殊性や振興に資する観点から、一括交付金の事業採択要件になじまないとされたことから、当該事業の全額を補正減するものであります。
以上が、
一般会計補正予算中まちなみ整備課関係分であります。
審査のほどよろしくお願いいたします。
○
委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
まちなか居住推進事業なんですが、ちょっとなじまないということで、全額減という方向性なんだけど、なじまないというところ、もうちょっと説明願いますか。
○
委員長(上原快佐)
饒平名課長。
◎
まちなみ整備課長(饒平名任)
今回、補正減いたします委託料は、まちなかにある民間の空き家、空き室などの住宅ストックを活用して、住宅改修のリノベーションや用途変更を行うコンバージョンを行い、住宅ストックの所有者と住み手とをマッチングして、まちなか居住を推進しようとする考え方でございます。
ただ、沖縄の特殊性や振興に資する観点を踏まえた事業効果、公益性について、やはり那覇市が実施する必要性、公共性や、民間が行う空き室紹介や販売仲介等とのすみ分け、差別化が難しいというような説明がございました。
そういうものを受けて、私どもは今回、全額補正減する形になっております。
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
今後の方向性については継続というふうになっているんだけども、政策説明資料でもね。その辺の、どのような形で、一括交付金使えない状況の中で、どういうふうな継続のあり方を考えているのか。
○
委員長(上原快佐)
饒平名課長。
◎
まちなみ整備課長(饒平名任)
今回は補正減しまして、全額を減するんですけれども、まちなか居住推進という観点は、私どもの総合計画の中でも位置づけておりますし、今後とも推進していかないといけない政策だと考えております。このような中で、今回はマッチングという、まちなか居住推進の中の一部について、一括交付金がでてきてないところがあります。
それで、糸数委員がよくご存じの、新たな住宅セーフティネット法、こちらのほうも私ども既に発注しておりまして、こちらのほうは住宅確保要配慮者支援事業といいますけれども、こちらのほうの中でも同じような、まちなか居住につながるような検討を進めることができますし、ほかにもいろいろ私どもメニューを持っているつもりでございます。
そういう中で、今回の一括交付金が利用できない中でも、まちなか居住推進については進めていく所存でございます。
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
このまちなみ整備課のね、今回の一括交付金事業のこの推進事業、これまでいろんな調査をされてきた経緯がありますよね。そことの整合性。これ皆さんの課のみでやってきているわけではないでしょ。どうなんだろう。これまでもマッチングが課題になったり、さまざまあったじゃないですか。一定の調査もやってきたと。
今回のこの事業は、あくまでもそのマッチングを目指して具体的な事業として動き始めたというふうに捉えてるんだけど、調査自体は積み上げてきたものがありますよね。その辺のちょっと、そこも絡めてちょっと今後の、もう少し具体的に。
○
委員長(上原快佐)
饒平名課長。
◎
まちなみ整備課長(饒平名任)
まちなか居住推進というのはもちろん、那覇市の中心市街地の活性化に関する基本計画、これはなはまちの、経済観光部さんのほうでも所掌していますし、私どももそれの整合させていくために、どうしても連携しないといけない政策だと考えています。
私どもがやりましたマッチングというその一部の手法なんですけれども、こちらについても、実際にマッチングというやり方をやりまして、一昨年、3件ほどやりまして、モデルとしてこれのデータを取りました。これを今後どういうふうにまちなか居住地に進めていくかを検討していくにあたり、今回ももう一度同じような形のマッチングという形でやっていこうということになってたところでありますけれども、このデータは全然もう使えないというわけではございません。またさらにどういうふうに不動産会社との連携や、この間に、先ほど申しました住宅確保要配慮者のものに十分生かされていくと考えております。
◆委員(糸数昌洋)
わかりました。期待して、終わります。
○
委員長(上原快佐)
ほかにございますか。
(「進行」と言う者あり)
○
委員長(上原快佐)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○
委員長(上原快佐)
再開いたします。
次に、議案第96号、那覇市
建築確認等手数料条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
新里武督
まちなみ共創部建築指導課長、説明をお願いいたします。
◎
建築指導課長(新里武督)
皆様、こんにちは。
議案第96号、那覇市
建築確認等手数料条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
議案書は21ページから27ページでございますが、こういった資料、横書きの表をお配りしておりますので、こちらで説明申し上げたいと思います。
今回の、この那覇市
建築確認等手数料条例につきましては、これは建築基準法に定める確認申請であるとか認定許可等の審査事務について、手数料を定めてるものでございます。
今回、法律の改正がございまして、新たな審査事務が出てきましたので、そういったものを定めるものでございます。
それではこの表にしたがって説明申し上げます。
まず1番目、これは接道規定の緩和認定ということでありますが、通常、建物を建てるときは建築基準法で定めたところの道路に接していないと建物を建てることができません。この認定は農道とか、そういったもの、一定の管理がされている道路について、要件を満たしているものであれば、その認定を受けることによって建築が可能になるというものでございます。
従前は許可が必要だったんですが、認定の新たな制度ができまして、より簡便に審査ができるようになっております。
続きまして2番目でございますが、これは1年を超える仮設建築物の許可ということでございます。通常、仮設建築物、簡単に言いますとプレハブ等がございますが、大体、法律で期限が1年以内と定められております。工事中の代替建物については1年以上置くことが可能なんですが、通常は1年以内と決まっております。
これは、今般、東京オリンピック等がありまして、仮設の建築物、1年以上前から準備しないといけない、あるいはプレ大会も含めて1年以上使われる。そういったことが想定されるということで、今般新たに仮設建築物でも1年を超えるものについて許可ができるというものが新たに制定されております。
手数料については16万円となっております。
続きまして3番目ですが、これは用途の特例許可を受けた建築物の増築等の許可ということでありますが、これは通常、建築物、用途地域によって建築できる建物、できない建物がございますが、公益上必要であるとか、やむを得ないものについては許可、用途の特例許可を受けることができます。
通常はこれは公聴会を開催して地域の皆様に説明する、あるいは建築審査会の同意を取るということが必要なんですが、新たに設けられた規定については、従前許可を取ったもので、従前の規模を超えない範囲で増改築する場合は、新たなを許可取り直しが必要なんですが、公聴会とか建築審査会の同意はいらないですよという規定でございます。
続きまして4番目、これは日常生活に必要な建築物の用途の特例許可ということで、これも用途の特例許可でございますが、新たに設けられた制度でございます。これは一定の要件を満たす建築物、例えば住居地域内のコンビニとか、あるいは学校の給食センター等々ですが、これは要件に合っていれば、建築審査会の同意はなしで許可ができるというものでございます。
続きまして5番目、これは建蔽率制限の緩和の許可でございます。これは従前から建蔽率の緩和の許可という制度がございましたが、今般、対象が広げられました。簡単に申し上げますと、建物の道路側に壁面線が指定されているところにおいては、安全上あるいは衛生上等々問題がないと行政庁が認めたものについては建蔽率を認めた範囲で許可できるというものでございます。
そして6番目、これは用途変更を行う建築物の全体計画の認定ということでございますが、これは何かと申し上げますと、通常、既存の建物を用途変更する場合、よく問題になるのか新たな法律への適合なんですね。古い時代につくられた建物については今の基準に合わないものがございます。これは用途変更等々する場合は、新しい基準に建物全体を合致させないといけないということで、これが近年、古い建物、私どもストックと呼んでいますが、そういう古い建物の活用あるいは空き家の活用等々でネックになっておりました。
この全体認定というのは、一遍には改修はできないけど、段階的に計画に沿って改修してもいいですよという認定でございます。
この認定をとることによって、用途変更の活用がもっと有効にできるようなことを狙った規定でございます。
そして7番目でございますが、これは用途変更による仮設許可、仮設建築物の許可でございます。これは先ほど仮設建築物の説明いたしましたが、通常はプレハブとかそういったもので建てるんですが、これは既存の建築物であいてるところを仮設建築物として使えるというものでございます。
これは1年以内という決まりがあるんですが、仮設的に使うというこの許可を受けることによって、さまざまな通常の規定が緩和されるというものでございます。
そして最後に、用途変更による1年を超える仮設建築物の許可ということでございますが、これは7番目と同様、既存の建物の一部を仮設的に使いたいという場合ですが、ただし基本的には1年以内という決まりがあるんですが、これについても先ほどのオリンピック等を見据えた仮設建築物の許可と同様に、1年以上使わなければいけない理由がある場合は、建築審査会の同意を得てこの許可を受けることが可能となっております。
金額については表に記載されております。
これ以外につきましてですが、法令の改正による字句の修正であるとか、項ずれの修正を行っております。
以上、審議のほうよろしくお願いいたします。
○
委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
議案説明のときかな、糸魚川の火災のお話が、これと関連して出たと思うんですけど、ちょっとその部分だけもう一回説明願えますか。
○
委員長(上原快佐)
新里課長。
◎
建築指導課長(新里武督)
今回、私どものこの手数料条例に載せているものは新たな事務に関するものなんですが、実は今回、建築基準法が結構大きく緩和されまして、糸魚川で大きい火災があったので、市街地全体の建物の
安全性を確保するために、維持保全計画をつくりなさいとか、行政庁からの指導、助言が強化されたりとか、そういったのもあわせて法律で改正されております。
○
委員長(上原快佐)
ほかにございますか。
(「進行」と言う者あり)
○
委員長(上原快佐)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○
委員長(上原快佐)
再開いたします。
次に、議案第95号、那覇市
道路占用料徴収条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
知花豊都市みらい部
道路管理課長、説明をお願いいたします。
◎
道路管理課長(知花豊)
ハイサイ。
道路管理課の知花です。
それでは私のほうから、議案第95号、那覇市
道路占用料徴収条例の一部を改正する
条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。
お手元の議案書13ページをお開きください。
本案は、道路法施行令の一部改正に伴い、国道の道路占用料に準拠し、那覇市
道路占用料徴収条例の一部を改正する
条例制定を行うものでございます。
それでは、条例改正の主な内容をご説明申し上げます。
議案書14ページをお開きください。
第2条第1項の占用料の額の変更についてご説明します。
改正前、消費税は17ページの別表の備考1に記載していましたが、改正後は、本則中に課税対象について、占用料の額は別表の占用料に消費税を加えた額とする内容に改正しております。
次に、第2条の第3項、第1号から第3号の記述につきましては、別表の占用料金の説明となっておりますので、19ページから20ページの別表の備考7から備考9へ移動しました。
なお、備考7の占用面積等の単数処理につきましては、正数切り上げから小数第2位までの切り捨てに変更しております。
最後に、現在は占用として実績はありませんが、今後、可能性が想定される占用物件についても、今回追加しております。例えば、19ページの政令第7条第2号に掲げる工作物は、太陽光発電施設や風力発電施設等があります。また、政令第7条第3号に掲げる施設としては、津波からの一時的な避難施設等がございます。
説明は以上でございます。
ご審議くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○
委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
(「進行」と言う者あり)
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
すみません、今の政令第7条第3号の施設で、津波避難にかかる施設というお話ありましたけど、そこからも占有料をとるということ。
○
委員長(上原快佐)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
基本的には占有料をいただくという形になります。
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
これは、災害等にかかる部分がありますよね。いろんな面で配慮されているところは税法上もあると思うんだけど、これはもう法律どおりやるしかないという感じですか。
○
委員長(上原快佐)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
これは市長の認める範囲で減免するということができることになっておりますので、この辺は状況を確認次第、適用させていただきたいと思います。
○
委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
わかりました。以上。
○
委員長(上原快佐)
ほかにございますか。
前泊委員。
○副
委員長(前泊美紀)
今のと関連なんですけども、つまり本則のところで津波等に関する建造物ですか、それから占有料を徴収するということになったこと自体に少し多分違和感を覚えるものであるんですね。
これは本則で占有料をとることになった経費といいますか、理由について教えていただけますか。
○
委員長(上原快佐)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
基本的に国の政令に基づいて決めているところであるんですけど、この辺は防災の観点で、恐らく減免ということになってくると思います。
○
委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副
委員長(前泊美紀)
ですから国の政令でね、これはじゃあ占用料を取りましょうという議論の経緯とかがもしご存じであればでいいんですけど。
○
委員長(上原快佐)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
すみません、把握しておりません。
○
委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございますか。
(「進行」と言う者あり)
○
委員長(上原快佐)
ないようでございますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○
委員長(上原快佐)
再開いたします。
議員間討議はないようでありますので、これより、
常任委員会に入ります。
第2次那覇市
環境基本計画の
中間見直し案に関する
所管事務調査についてを議題といたします。
休憩して協議したいと思います。
休憩いたします。
○
委員長(上原快佐)
再開いたします。
休憩中に協議しましたとおり、あすまでに
環境基本計画の
中間見直し案の所管事務について、委員の皆さん各々で考えてきていただくということにご異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
委員長(上原快佐)
ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
休憩いたします。
○
委員長(上原快佐)
再開いたします。
以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
これにて散会いたします。
委員の皆さん、お疲れさまでした。
(午後2時03分 閉会)
───────────────────────────────────────
那覇市議会
委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
平成30年(2018年)9月18日
建設常任
委員長 上 原 快 佐...