那覇市議会 2018-09-18
平成 30年(2018年) 9月18日総務常任委員会(総務分科会)−09月18日-01号
平成 30年(2018年) 9月18日
総務常任委員会(
総務分科会)−09月18日-01号平成30年 9月18日
総務常任委員会(
総務分科会)
総務常任委員会(
総務分科会)記録
平成30年(2018年)9月18日(火)
───────────────────────────────────────
●開催日時
平成30年(2018年)9月18日 火曜日 開会 午前10時59分
閉会 午後0時10分
───────────────────────────────────────
●場所
総務委員会室
───────────────────────────────────────
●会議に付した事件
予算分科会
1
議案審査
(1)議案第97号 平成30年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)
(2)議案第97号 平成30年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)
(3)議案第97号 平成30年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)
(4)議案第97号 平成30年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)
2
議員間討議
常任委員会
1
議案審査
(1)議案第91号 那覇市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する
条例制定について
(2)議案第105号
工事請負契約について((仮称)とも
かぜ振興会館建設工事(建築))
(3)議案第92号 那覇市
職員定数条例の一部を改正する
条例制定について
2
議員間討議
3 付託議案の表決
───────────────────────────────────────
●
出席委員
委 員 長 我如古 一 郎 副委員長 中 村 圭 介
委 員 新 崎 進 也 委 員 翁 長 雄 治
委 員 宮 里 昇 委 員 喜舎場 盛 三
委 員 大 嶺 亮 二 委 員 新 垣 淑 豊
委 員 清 水 磨 男 委 員 大 浜 安 史
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●説明のため出席した者の職、氏名
幸 地 貴
企画財務部副部長
新 垣 淑 博
企画財務部参事兼
財政課長
白 玉 律 子 財政課副参事
下 地 斉 財政課副参事
上 原 曜 一 財政課副参事
比 嘉 義 樹
消防局次長兼
総務部参事
屋嘉比 勝
消防局指令情報課長
新 里 亨 総務部副部長
比 嘉 哲 也
人事課長
平 良 厚
防災危機管理課長
国 吉 真 永
法制契約課長
新 里 尚 子
法制契約課副参事
濱 川 毅 平和交流・
男女参画課長
坂 田 英 一
企画財務部参事兼
企画調整課長
稲 福 由 乃
企画調整課副参事
石 川 清 志
企画調整課副参事
當 山 忠 彦
企画調整課副参事
安次嶺 博 志
企画調整課副参事
高 良 鋭
企画調整課副参事
島 袋 久 枝
企画調整課副参事
豊見山 徳 子
企画調整課副参事
仲 程 直 毅 生涯
学習部参事兼
総務課長
森 田 勝 生涯
学習部総務課副参事
───────────────────────────────────────
●職務のため出席した
事務局職員の職、氏名
長 嶺 勝 次長兼
庶務課長
仲宗根 健
議事管理課主幹
山 城 泰 志
調査法制課主査
───────────────────────────────────────
(午前10時59分 開会)
○委員長(
我如古一郎)
おはようございます。
委員会・分科会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。
委員会定数10人中、出席10人となって、全員出席であります。
以上、ご報告いたします。
それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから
総務常任委員会及び
総務分科会を開会します。
初めに、
審査日程についてお諮りいたします。
お手元に
審査日程(案)を配付してありますので、休憩をして協議したいと思います。
休憩いたします。
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
審査日程につきましては、休憩中に協議した(案)のとおり進めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ご異議なしと認め、さよう決しました。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
これより
総務分科会の審査に入ります。
議案第97号、平成30年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)中、
企画財務部財政課関係分についてを議題といたします。
それでは、
新垣淑博参事兼
財政課長、説明を願います。
◎
企画財務部参事兼
財政課長(
新垣淑博)
ハイサイ、グスーヨー、チュウウガナビラ。
企画財務部財政課ヤイビーン。
説明につきましては、お手元にお配りしております。平成30年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)
総務予算分科会説明資料のほうで行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず初めに、
補正予算の概要をご説明申し上げ、その次に、
財政課分についてご説明したいと思います。
まず、1ページをお開きください。
1、
一般会計補正予算(第4号)の概要でございますが、今回の補正を行う理由は、大きく分けて3つございます。
1つ目は、
地方財政法第7条による前年度
決算剰余金の処分に係る補正。2つ目は、
普通交付税及び
臨時財政対策債発行可能額の確定に伴う補正。そして3つ目は、既定の予算に追加その他の変更を加える必要が生じたことに対応する
補正予算となっております。
結果といたしまして、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ26億1,828万1,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額がそれぞれ1,502億8,919万円となるものであります。
まず1つ目の、前年度
決算剰余金の処分ですが、
地方財政法第7条の規定により、
普通会計の
決算剰余金の2分の1の額21億6,542万5,000円を
財政調整基金へ積み立てる
歳出予算でございます。
2つ目の
普通交付税及び
臨時財政対策債発行可能額につきましては、7月下旬に沖縄県より通知があり確定いたしましたので、その確定額に合わせて補正するものでございます。
1ページの表にございますとおり、
普通交付税につきましては、当初予算で見込んだ額より1億437万4,000円の減額で、結果、75億6,522万1,000円に、
臨時財政対策債につきましては、当初予算より9,500万円の増額で、結果、42億7,800万円に補正するものであります。
次に、3つ目の既定の予算の変更等につきましては、2ページをごらんください。
左側に主な歳入の補正、右側に主な歳出の補正がございますが、右側の歳出のほうでご説明し、あわせてその歳出に関係する歳入のほうをご説明したいと思います。
まず、歳出の増額のア、
財政調整基金積立金ですが、先ほどご説明したとおり、前年度
決算剰余金の2分の1の額21億6,542万5,000円を
財政調整基金へ積み立てるもので、歳入のほうのカ、繰越金が対応するものでございます。
次に、イ、
街路整備事業(
公共投資交付金)3億円と、歳出の減額、下から2行目のス、
沖縄都市モノレール延長事業3億円の減額がセットというような形になっておりますので、あわせてご説明いたします。
スの、
沖縄都市モノレール延長事業で実績に伴う減額があり、一方、財源を同じくするイ、
街路整備事業(
公共投資交付金)で、主に真和志線の整備を促進する必要があることから、一方を3億円減じ、一方を3億円増額するものでございます。
関係する歳入で、ウ、
県支出金の、C、
沖縄振興公共投資交付金モノレール事業を2億4000万円減じ、B、
沖縄振興公共投資交付金街路事業を2億4,000万円増額。
また、下のほうにありますキの市債のC、
公共事業等債(
都市計画・
モノレール事業)を5,400万円減じ、B、
公共事業等債(
都市計画街路事業)を5,400万円増額するものでございます。
次に、歳出のウの
電子黒板等整備事業から、キ、
中学校施設老朽化抑制事業、
塩害防止長寿命化までの5事業が、歳入のウ、
県支出金のA、
沖縄振興特別推進交付金、
ソフト交付金でございます。4億9,269万8,000円を活用する事業でございます。
なお、
ソフト交付金を活用する事業は、こちらのウからキ以外にあと6事業ございまして、全部で11事業を今回の
補正予算で計上するものでございます。
次に、ク、ケ、コの幼稚園、
小学校中学校の
施設維持管理費ですが、こちらはことし6月に大阪高槻市で起きました地震による
ブロック塀倒壊という痛ましい事故を受け、幼稚園、小中学校の
通通学路沿いにあります
ブロック塀を中心に撤去・補修等を行う事業でございます。
次に、サ、
浸出水下水道接続事業6,134万4,000円でございますが、現在、旧
最終処分場から出てきます浸出水について、多額の経費をかけ浄化処理し、河川に放流しているものでございますが、これを下水道に直接放流し、
コスト削減を行うことに必要な
施設整備を行っている事業でございます。
下水道に直接接続するためには、雨水が混入することが禁じられているため、雨水の混入を防ぐために浸出水をためる調整池に屋根を設置する工事を行う中で、安全性を高める工事を行う必要が生じたことから、工事費を増額するものでございます。
次に、シ、那覇市
地域商店街等支援事業450万円でございますが、
中心市街地以外の商店街などが直面している課題の解決に向け、創意工夫された取り組みを支援することで、
郊外商店街などの活性化を図り、
本市経済振興の発展や地域の活性化を目指すことを目的に、
郊外商店街などに対し補助金を交付する事業でございます。
歳入のほうでは、オの繰入金のD、那覇市頑張る
マチグヮー支援基金繰入金450万円、こちらのほうが充当いたします。
歳出の1番下の
那覇産業支援センター機能強化事業(
駐車場整備)、1億7,616万5,000円の
減額補正でございますが、
当該事業は、
那覇産業支援センターの
施設機能として不足している
来訪者用駐車場を整備するものですが、昨年度に完了した
実施設計業務では、
那覇産業支援センターの
来訪者用の
附属駐車場として建築確認を得ておりますが、隣接する那覇市
IT創造館や、消防局の来訪者及び
一般利用など
那覇産業支援センターの来訪者以外にも利用可能な
独立駐車場へ計画を変更することになりました。この
計画変更に伴い、
建築審査会に諮り用途の許可を得る必要があることから、
建築基準法に基づく建築許可の取得及び
計画通知の再取得を行う必要性が生じたため、
修正設計業務委託料を補正増するものです。
工事計画の変更を行ったことから、計上しておりました
工事監理業務委託料及び
磁気探査業務委託料については補正減とし、
補正減した分は、後ほど出てきます
債務負担行為のほうで新たに設定するというものになっております。
財源としては、繰入金のC、那覇市
施設整備基金繰入金4,200万円の減額と、キの市債のA、
一般単独事業債1億2,600万円の減額が対応するものでございます。
次に、歳出のご説明の関連で触れていない主な歳入の補正についてご説明いたします。
アの
地方特例交付金786万5,000円は、7月下旬に沖縄県より通知があり、確定いたしましたので、その確定額に合わせ補正するものでございます。
エの
財産収入、
モノレール残存物件売払収入3,605万2,000円ですが、
モノレールの
延長事業に伴い、軌道桁を製作する施設がございますが、その
延長部分の桁の製作が終わったことから、桁の製作に使用したクレーンなどの
残存物件をことし4月に沖縄県が
一般競争入札で売却いたしました。
その売却益を県、本市、浦添市の三者で分配することとなったことから、
財産収入を計上するものでございます。
オの繰入金のA、
介護保険事業特別会計繰入金1億2,938万5,000円は、前年度、
一般会計から介護特会へ繰り出した繰出金につきまして、決算に伴い余剰金を
特別会計から
一般会計へ返していただくものとなっております。
Bの
財政調整基金繰入金5,168万4,000円の
減額補正でございますが、今回の補正で最終的に
歳入歳出の
バランスをとる際に、歳入額が5,168万4,000円多かったことから、
財政調整基金からの取り崩し額を減じて予算の
バランスをとるためのものでございます。
次に、3ページをお願いいたします。
第2表、
債務負担行為の補正でございます。
今回の補正では4事業の追加と1事業の変更がございますが、1行目の
那覇産業支援センターのほうは先ほど述べたとおりでございまして、今年度から次年度のほうにシフトする工事と委託料の分で2億1,457万9,000円を、
債務負担行為追加するというものでございます。
次に、子ども・
子育て支援事業計画策定事業でございますが、当初のスケジュールでは、平成31年度から計画の策定に着手する予定であったものが、ことし5月に内閣府から通知があり、今年度中にニーズの調査を実施し、
計画策定のための準備を始める必要が生じました。そのため、ことしの10月から平成32年3月までを
契約期間とする
委託契約を結ぶため、
債務負担行為を設定するものでございます。
3番目の
宇栄原小区
児童クラブ活動拠点整備事業設計でございますが、現在、
宇栄原小区
児童クラブは
宇栄原幼稚園を利用しておりますが、次年度より幼稚園が
公私連携型認定こども園へ移行し、5年以内に建てかえを行うため、現状での利用ができなくなります。
小学校の余裕教室もないことから、小学校の体育館の改築に合わせまして、専用の
児童クラブ舎を合築するため、施設課のほうで
基本設計と
実施設計をあわせて契約するもので、
児童クラブの分も
変更契約で追加するため、
債務負担行為を設定するものでございます。
情報通信ネットワーク整備事業、
指令情報課のほうでございますが、これ後ほど消防のほうから詳しい説明があると思いますが、高
機能消防指令システムの構築に当たり、新たな
通信ネットワークを構築する必要があることから、ことし10月から平成38年3月までを
契約期間とする契約を行うための
債務負担行為の設定でございます。
変更の(仮称)とも
かぜ振興会館新築工事(
工事請負費)のほうでございますが、こちらのほうは
工事請負費のうち、昇降機の工事につきまして、
躯体工事が進捗した平成31年度から本格的に着手する予定でありますが、
関連工事との連携のため、
当該工事についても今年度に契約する必要がありますことから、
債務負担行為の期間を平成30年度から31年度までに変更するものでございます。
なお、昇降機の工事の平成30年度の
工事請負費は発生しないため、
歳出予算の補正のほうはないものでございます。
次に4ページをお願いいたします。第3表方債の補正でございます。
こちらのほう5件ございますが、1番目の
公立文化施設整備事業、こちらのほうは、限度額5億9,780万を6億2,350万、2,570万の増でございますが、こちらのほうは
文化芸術発信拠点施設整備事業、パレットのほうですね、あちらのほうでの事業に伴う増でございます。
3、
一般廃棄物処理事業5,240万が9,840万、4,600万の増でございますが、こちら先ほどご説明しました
浸出水下水道接続事業に伴う起債でございます。
9の
消防施設整備事業2億8,510万円を2億9,100万円にする、590万の増額でございますが、こちらのほうもまた後ほど
防災危機管理課のほうからご説明ありますが、こちらの
Jアラート整備ですね、
全国瞬時警報システム新型受信機整備事業というものがございますが、こちらの事業と那覇市
防災行政無線デジタル化整備事業、この別の事業とあわせて整備するために、財源のほうを
一般財源から起債へ財源更正するものでございます。
12の
産業経済施設整備事業2億4,430万円を1億1,830万、減額1億2,600万の減額でございますが、これは先ほどご説明した
那覇産業支援センターの
駐車場整備事業に伴うものでございます。
最後の
臨時財政対策債は、先ほどご説明したとおりでございますので割愛させていただきます。
次に、5ページをお願いいたします。
こちらのほうは
財政課分の歳入のご説明でございますが、先ほどご説明したところは除きまして、ご説明したいと思います。
4行目の予算書のページ11ページとあります。
国民健康保険事業特別会計決算939万3,000円と、その次の
後期高齢者医療特別会計繰入金8万円、そして、その下の
母子父子寡婦福祉資金事業特別会計のほう32万7,000円でございますが、こちらのほうは、平成29年度の決算に伴い、各
特別会計で
特別会計繰り出した繰出金で余剰になった分を
一般会計へ返してもらう分でございます。
それ以外の、その下の部分につきましては先ほどご説明したとおりでございますので、説明省略させていただき、最後に6ページをお願いいたします。
財政課分の
歳出予算でございますが、1行目は先ほどご説明したとおりでございます。
2行目の繰出金、
国民健康保険事業特別会計繰出金でございますが、こちらのほうは、平成29年度分を精算したとこところ、
職員給与費等で不足があり、5万5,000円、
一般会計から繰り出すものでございます。
その次の
介護保険事業特別会計繰出金6万1,000円でございますが、こちらも平成29年度決算に伴う事務費の繰出金の不足額を精算するものでございます。
その下の
後期高齢者医療特別会計繰出金でございますが、こちらのほうは
システム改修に係る経費のほうで、
一般財源から
国庫支出金のほうへ、こちら
特別会計のほうで財源のほうが構成することがありましたので、それに伴いまして、
一般会計の繰出金を114万円減じるものでございます。
最後に、
母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計の繰出金、減額の966万3,000円でございますが、こちら主な理由といたしましては、前年度の
決算剰余金の確定により、貸付金に対する繰出金の減があり、966万3,000円を減じることとなりました。
以上で説明のほうは終わります。よろしくご審査くださいますようお願いいたします。
◆委員(
我如古一郎)
これより質疑に入ります。
喜舎場委員。
◆委員(
喜舎場盛三)
普通交付税と
臨時財政対策債の関係なんですが、要するに、あれですよね。
普通交付税が減らされてきた場合に、
臨時財政対策債で補っていくような形、借金で。そういう形ですよね。そこを簡単に説明していただきますか。
○委員長(
我如古一郎)
新垣財政課長。
◎
企画財務部参事兼
財政課長(
新垣淑博)
こちらのほうは平成何年で、もう大分なりますけれども、
普通交付税のほうで措置できない分に関しまして、国と地方でそれぞれ起債を起こして、
財源不足に対応するというところで
喜舎場委員がおっしゃるとおりの、
臨時財政対策債の部分でございます。
○委員長(
我如古一郎)
喜舎場委員。
◆委員(
喜舎場盛三)
それで、
普通交付税がこれは減額したから、
臨時財政対策債は補正増にしたという感じになるんですか。
○委員長(
我如古一郎)
新垣財政課長。
◎
企画財務部参事兼
財政課長(
新垣淑博)
こちらのほうは国のほうで、
地方財政計画のほうに基づきまして、
普通交付税のほうを算定して、また、こちらの
臨時財政対策債につきましても、国のほうから
発行可能額っていうのを、
普通交付税の額の確定とあわせてですね、
臨時財政対策債は、これだけマックスですよという通知が来るという、そういう枠組みで通知が来るものでございます。
○委員長(
我如古一郎)
喜舎場委員。
◆委員(
喜舎場盛三)
この
臨時財政対策債、要するに借金ですよね。これは今年度に補填されると思うんですけども、これは全額ではないんですよね。後で
市債残高で残るんですよね。必ずしも全額。
○委員長(
我如古一郎)
新垣財政課長。
◎
企画財務部参事兼
財政課長(
新垣淑博)
交付税のほうの算入計算に当たりまして、公債費ですね、借金のほうが需要額のほうに、全額算定されるというものでございますが、借金でございますので、やはり委員がおっしゃるとおり、そこら辺の今後の
財政運営を考える中で、こちらのほうも慎重に対応していったほうがいいと思います。
○委員長(
我如古一郎)
喜舎場委員。
◆委員(
喜舎場盛三)
これ、最近の傾向いかがですか昨年度、一昨年度、例えば交付税が減らされてきているのか、そしてそれに伴って
臨時財政対策債はふえてきているのか。どういう傾向にあります。
○委員長(
我如古一郎)
新垣財政課長。
◎
企画財務部参事兼
財政課長(
新垣淑博)
普通交付税のほうでございますが、委員おっしゃるとおりですね、28年度が概算で98億、29年度が87億、30年度、今回が75億というふうに
普通交付税がなっております。
一方、
臨時財政対策債が28年度が45億、29年度が44億、30年度が42億ということでございまして、トータル、
普通交付税と
臨時財政対策債を合わせたところでも、28年度が143億、29年度が131億、平成30年度が118億というふうに対前年度で減ってきております。
こちらのほうは税収のほうが幸い伸びているというところもございまして、
普通交付税はあくまでもそういった不足額に補填するというような趣旨でございますので、税が伸びている分、こちらの
普通交付税が減じられているという部分もございます。
◆委員(
喜舎場盛三)
はいわかりました。ありがとうございました。
以上です。
○委員長(
我如古一郎)
ほかに質疑はありませんか。
中村委員。
○副委員長(
中村圭介)
ちょっと確認なんですけれども、なは
産業支援センター機能強化事業の駐車場の件ですね、これ、これまで
一括交付金だったかと思うんですけれども、今回その目的が変わってしまって、財源もちょっと変わるのかなということを確認したいと思います。
○委員長(
我如古一郎)
新垣財政課長。
◎
企画財務部参事兼
財政課長(
新垣淑博)
平成29年度までは
一括交付金のほう活用しておりましたけれども、今回、先ほどご説明したように、用途としまして、こちらの
産業支援センター以外の一般の利用も含める駐車場というところで、こちらのほうは
一括交付金は30年度から活用しておりません。
○委員長(
我如古一郎)
中村委員。
○副委員長(
中村圭介)
これ、事業は年度ごとに区切れていて、一活交付金活用されてきたかと思うんですけど、事業の目的として遂行されていないんではないかなというふうに思うんですが、これは特に返還とかそういった話にはなるおそれはないですかね。
○委員長(
我如古一郎)
幸地貴副部長。
◎
企画財務部副部長(幸地貴)
基本的に
一括交付金については、
企画調整課、次の
企画調整課になるんですが、返還等については、国との今後の調整の中で決定されるものということで考えております。
○委員長(
我如古一郎)
中村委員。
○副委員長(
中村圭介)
はい、わかりました。ありがとうございます。
○委員長(
我如古一郎)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
次に、
消防局指令情報課関係分について議題といたします。
それでは、
屋嘉比勝指令情報課長、説明を願います。
◎
消防局指令情報課長(
屋嘉比勝)
ハイサイ、おはようございます。
まず、主な出席者をご紹介いたします。
皆様から向かいまして右手から比嘉
消防局次長。與那原
指令情報課主幹、そして、私は
指令情報課長の屋嘉比でございます。
それでは、平成30年度9月
補正予算一般会計補正予算(第4号)消防局
指令情報課所管分をご説明いたします。
説明はお手元にお配りしました消防局の平成30年度9月
補正予算説明資料に沿ってご説明いたします。
予算書のページは、説明資料の左側に記載しております。
歳入はございませんので、歳出についてごご説明いたします。
それでは、説明資料をお開きください。
事業03、消防
通信ネットワーク整備事業は、現在、構築を進めています高
機能消防指令システム整備事業において、当初、既設の消防
通信ネットワークを活用し、セキュリティーを強化する予定でございましたが、改めて通信網の調査を行ったところ、既設ネットワークでは新指令システムの接続に対応できないことが判明し、新たに新指令システムに対応できるネットワーク網を構築する必要性が生じました。
新指令システムの運用開始は平成31年4月1日からとなっており、そのためには、平成30年中において事業を着手する必要があるため補正を行うものです。
今回の補正は
債務負担行為補正で平成30年度から平成37年度までの8年間で設定しており、負担限度額は2,214万8,000円となっております。
なお、平成30年度においては構築期間となるため、事業費は0円となり、平成31年度から平成37年度までの
通信ネットワーク利用料として、年額316万8,000円の負担額となります。
以上で消防局
指令情報課所管分の説明を終わります。よろしくご審査くださいますようお願い申し上げます。
○委員長(
我如古一郎)
これより質疑に入ります。
新垣委員。
◆委員(新垣淑豊)
ありがとうございます。
改めて通信網の調査というところなんですけれども、当初の計画でなぜこれが判明しなかったんですか。
○委員長(
我如古一郎)
屋嘉比
指令情報課長。
◎
消防局指令情報課長(
屋嘉比勝)
これはですね、仕様書を作成する段階で各メーカーさんといろいろ協議をいたしまして、その辺は話はしておりました。
ただ、従来使っているのが、ダークファイバーという通信事業者、いわゆるNTTさんから予備として引かれているのを我々使っておりましたので、セキュリティーを、本来これ24時間監視されてないといけない回線なんですけど、それができてないと。そういう部分を強化するために、設定しようということでございましたけれども、やはり、そこがうまくネットワークが強化されないと。
やはりそれをするんであれば、イーサネット、ビジネスイーサというネットワークをですね、新たに回線を引いて、24時間365日監視されるネットワークを構築することと、あとはどうしてもですね拠点が多くなったものですから、許容量が増してできないということになりました。
これもですね、仕様書の中に、消防局独自のネットワークで接続し、最も適したネットワークを構築するということがありましたので、その中では既設のものを使いましょうっていう話はありましたけど、新たに接続するっていう想定でもありましたので、何ですか、最終的な総合調査は、翌年度しっかりいたしましょうということで、どうしてもですね、そういう形になったものでございます。
6月ごろに総合調査を行いまして、やはりこのネットワークではちょっと難しいということになりまして、慌てて
補正予算を設定するということになりました。
以上でございます。
○委員長(
我如古一郎)
ほかに質疑はありませんか。
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
新垣委員と同じ内容ですけど、このセキュリティー強化ということで、やっぱりいろいろ、メーカーさんということがあって、また、仕様書の違いということがあったんですが、結局、仕様書どおりに結局、結果的にはできなかったということになるのかな。メーカーが違うからということなの、どっちなの。
○委員長(
我如古一郎)
屋嘉比
指令情報課長。
◎
消防局指令情報課長(
屋嘉比勝)
仕様書をですね、既設のネットワークとつなぐということは一言も明記してございません。あくまでも消防独自のネットワークに接続し、最も効果的なネットワークを使いますということで書いていますので、既設のネットワークにつなぐことが大前提ではなく、もしそこが使えないようであれば新しいネットワークにつなぎ直すということでありますので、仕様書を、何ていうんですか、こう、仕様書に沿っていないということはございませんので。
○委員長(
我如古一郎)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
確認ですけど、新しく24時間体制のセキュリティーとありますので、しっかりまた取り組んでいただいて、許容量もふえたということでありますので万全を期して頑張ってもらいたいと思います。
以上です。
○委員長(
我如古一郎)
ほかに質疑はありませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
次に、総務部人事課関係分についてを議題といたします。
それでは比嘉哲也
人事課長、説明を願います。
◎
人事課長(比嘉哲也)
ハイサイ、人事課ヤイビーン。ことし4月に国民健康保険課から
人事課長を拝命いたしました比嘉でございます。課長になって初めての委員会・分科会であり、これからいろいろお世話になると思いますが、ご指導、ご鞭撻を賜りますよう、ユタサルグトゥウニゲーサビラ。
それでは、議案第97号、平成30年度
一般会計補正予算(第4号)、人事課分をご説明いたします。予算書15ページ。お手元に配付しました資料1ページでございます。
初めに、
補正予算のご説明をする前に資料の訂正がございます。大変申しわけございません。1ページをお開きください。
表の左上に事業別と表記された列の3行目に07職員給与費(一般管理費)となっておりますが、正しくは06が正しくて、06職員給与費(一般管理費)の誤りでした。訂正しておわび申し上げます。申しわけございませんでした。以後、提出時には十分気をつけたいと思いますので、よろしくお願いします。
それでは、説明書1ページ及び予算書の15ページでご説明させていただきます。
第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の06事業、職員給与費(一般管理費)についてご説明です。
当該事業費は、一般管理費の職員の人件費、退職手当及び臨時非常勤職員の共済費を支出する事業でございます。補正前予算額が33億7,473万円、補正額が0となっており、歳出の予算額に変更はございませんが、財源更正を行うものでございます。
内容としましては、市民文化部文化財課所管の受託事業の歳入予算である埋蔵文化財発掘調査受託事業収入の減額に伴い、同受託収入63万1,000円を
一般財源に変更する財源更正でございます。
以上が人事課分の説明でございます。ご審議のほどユタサルグトゥウニゲーサビラ。
○委員長(
我如古一郎)
これより質疑に入ります。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
次に、
防災危機管理課関係分についてを議題といたします。
それでは、平良厚
防災危機管理課長、説明を願います。
◎
防災危機管理課長(平良厚)
ハイサイ、おはようございます。
防災危機管理課、平良です。よろしくお願いします。
それでは、議案第97号、平成30年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)、
防災危機管理課所管分、
全国瞬時警報システム新型受信機整備事業についてご説明いたします。
それでは、お手元の資料の
防災危機管理課9月
補正予算説明資料に沿ってご説明いたします。予算書と政策説明資料のページは、説明資料の左側に記載しております。
それでは、本事業は当初
一般財源で予算編成されておりましたが、本市の財政負担が少ない緊急防災・減災事業債を活用するため、那覇市
防災行政無線デジタル化整備事業とあわせて整備するものでございます。
歳入につきましては、緊急防災・減災事業債の活用に伴い、地方債590万を増額補正するものでございます。
続きまして、歳出についてご説明いたします。
歳出につきましては、同事業債の活用に伴い、
一般財源から地方債へ590万円財源更正するものでございます。
以上で
防災危機管理課所管分の説明を終わります。よろしくご審査くださいますようお願いいたします。
○委員長(
我如古一郎)
これより質疑に入ります。
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
金額というよりも、これはJアラートの新しいシステムに変えるということでいいのかな、内容は。
○委員長(
我如古一郎)
平良厚課長。
◎
防災危機管理課長(平良厚)
新型機種の更新整備です。そのとおりでございます。
○委員長(
我如古一郎)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
新しいということは、Jアラートもスタート時点では消防と新防災、両方に今は設置されておりますけれども、結局、誤動作があって通報ができなかったという、単なるリレーのもんだという話をニュースで聞いたんですが、多分そういうことはないとは思うんですが、最新っていうのはどの程度変わっているのか、わかる範囲で、すみません。
○委員長(
我如古一郎)
平良厚
防災危機管理課長。
◎
防災危機管理課長(平良厚)
今回導入しますJアラートに関しましては、機能の拡張に伴い情報項目がこれまで以上に増加したということと、現在のソフトウエアでは処理できない情報が、膨大な場合、処理に時間を要するということで、スピードがかなり速くなった、処理の能力が速くなったような内容となっております。これまでJアラートに、すみません、そうですね、処理能力が速くなったのが主な特徴となっております。
以上です。
○委員長(
我如古一郎)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
重要なことでありますので、しっかり点検とか、メンテもしっかりやってもらいたいと思います。
以上です。
○委員長(
我如古一郎)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
次に、
法制契約課関係分についてを議題といたします。
それでは、国吉真永
法制契約課長、説明を願います。
◎
法制契約課長(国吉真永)
ハイサイ、総務部
法制契約課ヤイビーン。
平成30年度
一般会計(第4号)補正中、
法制契約課所管分についてご説明いたします。
それでは、事前にお手元にお配りした総務部の平成30年度9月補正(第4号)予算説明資料に沿って説明いたします。
2ページをごらんください。
申しわけありませんが、第1節の報酬の備考中、委員7,000円としておりますが、7,500円の誤りでございます。訂正しておわび申し上げます。申しわけございませんでした。備考のほうですね、7,000円となっているかと思います。7,500円の誤りでございます。失礼しました。
第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費中一般事務費です。予算現額1,091万8,000円に22万3,000円を増額し、補正後額は1,114万1,000円となります。
補正の内容としましては、公契約条例の制定に向けて、外部の有識者、学識経験者等で構成する那覇市公契約条例検討審議会を設置するに当たり、当審議会の委員に対する報酬、費用弁償などとなっております。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
○委員長(
我如古一郎)
これより質疑に入ります。
中村委員。
○副委員長(
中村圭介)
この審議会の委員なんですけれども、いただいた資料のところで、委員の次に掲げるもののうちから市長が委嘱するというふうにあるんですが、この中で(4)のその他市長が必要と認めるものの中に、例えば那覇市の協働を推進するような意味合いもこの公契約条例に込めるのであれば、そういった関係者も必要になるのかなと思うんですけれども、今のところの見解をお聞かせください。
○委員長(
我如古一郎)
国吉
法制契約課長。
◎
法制契約課長(国吉真永)
その他市長が必要と認める委員については、審議の中で必要と認める範囲内で、これから検討してまいりたいと考えております。
○委員長(
我如古一郎)
中村委員。
○副委員長(
中村圭介)
じゃあ質問の角度を変えて、公契約条例の目的の中で、恐らく最低賃金とか、そのあたりがメインになるのかなと思うんですけれども、協働の推進というところも入ってくるものとして今考えているのかお聞かせください。
○委員長(
我如古一郎)
国吉課長。
◎
法制契約課長(国吉真永)
最低賃金につきましては、当然、労働者の生活水準の確保について必要な条項だと考えております。
その中で、どの程度条例の中に組み込んでいくか、それを含めて考え、検討していきたいと考えております。
○委員長(
我如古一郎)
中村委員。
○副委員長(
中村圭介)
那覇市の進めている協働ですので、それが発展するようなものも含めて検討していただきたいと思います。
以上です。
○委員長(
我如古一郎)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
次に、平和交流・男女参画課関係分についてを議題といたします。
それでは、濱川毅平和交流・
男女参画課長、説明を願います。
◎平和交流・
男女参画課長(濱川毅)
ハイサイ。
それでは、議案第97号、平成30年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)中、平和交流・男女参画課関係分について概要をご説明申し上げます。
那覇市
一般会計特別会計補正予算及び予算に関する説明書は、6ページとなります。6ページの2、変更の欄となります。
(仮称)とも
かぜ振興会館新築工事(
工事請負費)の
債務負担行為の期間を平成31年度の1年としていたものを、平成30年度から平成31年度までの2年に変更するものです。
(仮称)とも
かぜ振興会館新築工事は、平成30年度、31年度の2年間を予定しており、新築工事に必要な全体の費用の、2年分の費用のうち、平成30年度分は昇降機工事以外の
工事請負費を予算計上し、平成31年度分の
工事請負費は
債務負担行為を設定しております。
昇降機工事につきましては、
躯体工事が進捗した平成31年度から本格的に着手する予定ですが、
関連工事との連携のため契約を平成30年度から締結する必要が出てきたことから、債務負担の負担行為の期間を平成30年度から平成31年度までの2年に変更するものでございます。
なお、昇降機工事の平成30年度の
工事請負費は発生せず、
債務負担行為の限度額についても変更はございません。
以上、議案第97号、平成30年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)中、平和交流・男女参画課関係分の概要をご説明いたしました。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
○委員長(
我如古一郎)
これより質疑に入ります。
中村委員。
○副委員長(
中村圭介)
1点確認なんですけれども、ともかぜ会館の建設に当たって、地域との合意形成とかっていうのが少し前、課題にあったのかなというふうに認識しているんですけれども、それについては今スムーズに進行しているというふうにとってよろしいですか。
○委員長(
我如古一郎)
濱川毅課長。
◎平和交流・
男女参画課長(濱川毅)
ともかぜ振興会館の地域との合意については、うまくいっているというところでございます。
○委員長(
我如古一郎)
中村委員。
○副委員長(
中村圭介)
わかりました。確認でした。
以上です。
○委員長(
我如古一郎)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
我如古一郎)
再開します。
次に、
企画財務部企画調整課関係部分について議題といたします。
それでは、坂田英一参事兼
企画調整課長、説明を願います。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(坂田英一)
ハイサイ。
企画調整課の坂田でございます。
では早速、議案第97号、30年度
一般会計補正予算(第4号)に係る
企画調整課分についてご説明いたします。
お手元の資料、企画調整分ですけれども、こちらの1ページをごらんください。
まず歳入ですが、第15款
県支出金のうち
沖縄振興特別推進交付金、こちらのほうは事業計画の変更等により、4億9,269万8,000円の増額をいたしまして、補正後の額は45億2,576万7,000円となります。
毎年度、事業進捗による実績として一般交付金の増減がございます。
今回、新
文化芸術発信拠点施設整備事業に入札等の関係でございまして、事業そのものの着工がおくれるというようなことがございまして、本年度分の事業が減額になるということから、主に年度内の執行が可能な事業に関しまして、増額という形をとりまして、新たな申請を行うことになりました。そのため、増額補正することになったものでございます。
なお、新
文化芸術発信拠点施設整備事業に関しましては、既に工事分の入札は去った14日に行われたわけなんですけれども、その他設備関係、その他の入札はこれからでございますので、それらが確定した後、
減額補正ということになるということになります。
続きまして、その下のほうでございますが、18款繰入金のうち、那覇市
施設整備基金繰入金でございます。
これは、なは
産業支援センター機能強化事業、これ駐車場でございますが、その
工事計画の変更により、那覇市整備基金の充当のための繰入金を減額することになりました。そのため、補正で4,200万円を
減額補正となっております。補正後の那覇市
施設整備基金繰入金は6億5,800万円となります。
それ以外の充当に関しましては、学校校舎関係が3事業、それから、学校施設耐震化事業が7事業となっております。
以上で説明を終わります。
よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
○委員長(
我如古一郎)
これより質疑に入ります。
中村委員。
○副委員長(
中村圭介)
すみません、先ほどちょっと聞いてしまったので、その流れで聞きたいんですけど、
産業支援センターの機能強化事業なんですが、これまで進めてきていた事業の目的が変わって、今回は
一般会計使いながら、ちょっと目的を広くとったということなんですけれども、これ
一括交付金の返還等にならないかというのがちょっと心配なんですけれども、その点に関して認識をお聞かせください。
○委員長(
我如古一郎)
坂田課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(坂田英一)
既に設計関係、これが29、30というふうに執行されてございますが、この件に関しましては、今後ですね、県を通じて内閣府等の協議ということになっております。
私どものほうでは、当初分の目的とかの兼ね合いがございますので、必ずしも返還になるというふうに認識はしておりませんが、内閣府との見解によれば、返還も可能性もゼロではないというふうに考えております。今後の協議によるものというような認識でございます。
○委員長(
我如古一郎)
中村委員。
○副委員長(
中村圭介)
あと、周辺環境の大きな変化ということが理由の中でもあるんですけれども、これは、それほど大きな変化だったというふうに考えているのかというのをちょっと聞かせていただいていいですか。
これは事業課かな。
○委員長(
我如古一郎)
休憩いたします。
○委員長(
我如古一郎)
再開します。
坂田課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(坂田英一)
産業支援センターの駐車場というのは、当初、
産業支援センター専用という形で想定されていて、それであれば
一括交付金、これの目的に資するということで活用というのは十分可能だったと思うんですけれども、一般駐車場という形になってしまうと、これはやはり
一括交付金活用の目的に沿わないという形の認識でございます。
この件に関しましては、例えばそれ以外の周辺の利用の施設の方とか、時期がありますけれども、隣接の小学校のほうですね、催事とかっていうときに活用させてちょうだいという要請はいろいろと出ていたというふうに聞いております。
○委員長(
我如古一郎)
中村委員。
○副委員長(
中村圭介)
私これ、計画が上がった当初から、やはり市民活動支援センターであったりとか、周辺近隣からのニーズも高いので、ぜひ専用ということではない整備のほうがいいんじゃないかというふうに思ってたんですけども、そこまで環境が大きく変化したというふうには考えてないんですけれども、これ皆さんとしては環境がここ1年で変わったというような認識なんでしょうか。
○委員長(
我如古一郎)
坂田課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(坂田英一)
申請時、財務等、企画事業に関しては
企画調整課のほうで所管するわけなんですけれども、こちらとしては、できるだけ
一般財源を押さえてという形の認識で事業を進めるべきというスタンスであったんですが、この駐車場に関しては、やはり先ほどから話出ていますように、周辺利用者からの利用の要望強いということで、ぎりぎりまで調整の結果になったというふうに認識しております。
○委員長(
我如古一郎)
中村委員。
○副委員長(
中村圭介)
全体最適と部分最適の部分で、やっぱりちょっと最初のところの検討がちょっと、
一括交付金の活用に執着してしまったのではないかなというふうに懸念していますので、この辺りまたいろんな事業が今後もあるかと思うんですけども、財源の中身にこだわらず、その目的とか、市民の公益性に関してもしっかり気を配っていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(
我如古一郎)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
これより
議員間討議に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ないようでありますので、
議員間討議を終了いたします。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
これより
総務常任委員会の審査に入ります。
議案第91号、那覇市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
それでは、国吉真永
法制契約課長、説明を願います。
◎
法制契約課長(国吉真永)
ハイサイ、総務部
法制契約課ヤイビーン。
議案第91号、那覇市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する
条例制定について、ご説明いたします。
公契約に関する条例についての検討に関することを担任事務とする附属機関として、外部の学識経験者等で構成する那覇市公契約条例検討審議会を設置するため、この案を提出してございます。
審議会の組織及び運営に関することは、同条例第3条の規定に基づき、規則で定めることとなっておりますので、お手元の説明資料3ページの、那覇市公契約条例検討審議会規則に沿ってご説明さし上げます。
第3条をごらんください。本審議会は、学識経験者、労働者団体関係者、事業者団体関係者等7人以内の委員で構成する予定としております。
第4条ですが、任期は、諮問に係る審議が終了し、答申するまでの間としております。
なお、公契約に関する条例が可決され施行された暁には、条例に沿った運用がなされているのかなどの調査、審議をするための附属機関を新たに立ち上げる予定としております。
よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
○委員長(
我如古一郎)
これより質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
次に、議案第105号、
工事請負契約について((仮称)とも
かぜ振興会館建設工事(建築))を議題といたします。
濱川毅平和交流・
男女参画課長、説明を願います。
◎平和交流・
男女参画課長(濱川毅)
それでは、議案第105号、
工事請負契約について((仮称)とも
かぜ振興会館建設工事(建築))について概要をご説明申し上げます。
追加議案書、提案理由書とも1ページとなります。
(仮称)ともかぜ振興会館につきましては、旧軍飛行場用地問題解決のため整備する施設で、構造及び階数は鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造で地上3階建て、延べ床面積2,842.41平方メートルとなっております。
工事請負契約につきましては、平成30年8月15日の制限つき
一般競争入札事後審査型の結果、請負金額8億2,353万240円で古波蔵組・小波津組・新生実業共同企業体、請負代表者株式会社古波蔵組が落札し、平成30年8月30日付で仮契約を締結いたしました。
以上、議案第105号、
工事請負契約について((仮称)とも
かぜ振興会館建設工事(建築))の概要をご説明いたしました。
よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
○委員長(
我如古一郎)
これより質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ないようでありますので本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
次に、議案第92号、那覇市
職員定数条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
坂田英一参事兼
企画調整課長、説明を願います。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(坂田英一)
早速、議案第92号、那覇市
職員定数条例の一部を改正する
条例制定につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
本案は、公立幼稚園の認定こども園の移行に伴い、那覇市
職員定数条例の一部を改正するものでございまして、改正内容といたしましては、平成31年4月に那覇市内全ての公立幼稚園が認定こども園へ移行することに伴い、教育委員会の所管に属する教育機関の職員定数440人のうち128名、これは幼稚園教諭でございますが、これを市長事務部局へ職員定数を移管するほか、教育委員会の所管に属する教育機関の職員定数を現状に合わせて整備するものでございます。
これは市費負担分の学校職員53人でございますが、これはもう既に非常勤のほうに切りかえておりますので、こちらのほうの整備もあわせて行うということで、今回のこの改正によりまして、市長事務部局の職員定数は1,548人から1,676人となり、教育機関所管に関する教育機関の職員定数は440人から259人となります。
よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
○委員長(
我如古一郎)
これより質疑に入ります。
中村委員。
○副委員長(
中村圭介)
まず、これの改正によって合計人数が減少するような形になると、また今後、非常勤職員との比率に関して、非常勤の割合がまた高まるのかなというふうに思うんですけども、その非常勤の高まりについて見解をお伺いしたいと思います。
○委員長(
我如古一郎)
坂田課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(坂田英一)
先ほど言いましたように、53人分に関しては全部学校の事務職員なんですけども、こちらを非常勤切りかえているということで、教育委員会においても非常勤関係の割合は高くなるということであります。
ただ、これは既に現時点までの移管されていることで、今後の話ではありませんので、今まで整備されていなかった分を整備するという形になってございます。
○委員長(
我如古一郎)
中村委員。
○副委員長(
中村圭介)
じゃあ認識としては、現状に合わせた形で条例を改正したというふうなことでよろしいですか。
○委員長(
我如古一郎)
坂田課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(坂田英一)
そのとおりでございます。
○委員長(
我如古一郎)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
これより
議員間討議に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ないようでありますので、
議員間討議を終了いたします。
休憩いたします。
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
それでは次に、付託議案の表決についてを議題といたします。
本委員会に付託されております議案の取り扱いについて、休憩をして協議したいと思います。
休憩いたします。
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
休憩中に協議いたしましたとおり、本委員会に付託されております3件の議案については、質疑を終結し討論を省略して、一括して採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ご異議なしと認め、さよう決しました。
それではこれより採決を行います。
議案第91号、那覇市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する
条例制定について。議案第92号、那覇市
職員定数条例の一部を改正する
条例制定について。議案第105号、
工事請負契約について((仮称)とも
かぜ振興会館建設工事(建築))は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(
我如古一郎)
ご異議なしと認め、さよう決しました。
休憩いたします。
○委員長(
我如古一郎)
再開いたします。
以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
次回は9月19日水曜日、午前10時に開会いたしますので、ご参集ください。
本日はこれにて散会いたします。
お疲れさまでございました。
(午後0時10分 閉会)
───────────────────────────────────────
那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
平成30年(2018年)9月18日
総務常任委員長 我如古 一 郎...