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  1. 那覇市議会 2018-03-08
    平成 30年(2018年) 3月 8日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)-03月08日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成 30年(2018年) 3月 8日厚生経済常任委員会厚生経済分科会)-03月08日-01号平成30年 3月 8日厚生経済常任委員会厚生経済分科会厚生経済分科会記録                        平成30年(2018年)3月8日(木) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  平成30年(2018年)3月8日 木曜日 開会 午前10時00分                    閉会 午後2時30分 ─────────────────────────────────────── ●場所  厚生経済委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件  分科会  1 議案審査   (1)議案第8号 那覇市手数料条例の一部を改正する条例制定について   (2)議案第46号 平成30年度那覇市一般会計予算中関係分  2 議員間討議 ─────────────────────────────────────── ●出席委員
     委 員 長 平 良 識 子   副委員長 大 城 幼 子  委  員 上 原 安 夫   委  員 小波津   潮  委  員 前 田 千 尋   委  員 野 原 嘉 孝  委  員 宮 平 のり子   委  員 上 里 直 司  委  員 大 山 孝 夫   委  員 奥 間   亮 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  玉 寄 隆 雄 環境部長  宇地原  靖  環境部副部長兼環境政策課長  徳 嶺 克 志 クリーン推進課長  上 原 克 一 クリーン推進課環境美化推進室長  佐久本  整  環境保全課長  川 満  実  廃棄物対策課長  比 嘉 博 文 環境衛生課長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  波 平   治 次長  比 嘉 昭 夫 議事管理課主幹  中 本 順 也 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                             (午前10時 開会) 【予算決算常任委員会厚生経済分科会】 ○委員長(平良識子)  ハイタイ。おはようございます。連日、お疲れさまでございます。  委員会分科会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告を申し上げます。  委員会定数10人中、出席9人となっております。  奥間亮委員からはおくれる旨の連絡がございました。 ○委員長(平良識子)  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから予算決算常任委員会厚生経済分科会を開会いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(平良識子)  再開いたします。  初めに、議案第8号、那覇市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  川満実廃棄物対策課長、説明をお願いいたします。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  ハイサイ。おはようございます。  議案第8号、那覇市手数料条例の一部を改正する条例制定については、ちゃーがんじゅう課、生活衛生課及び当課の所管する事務及び手数料の改正となっておりますが、私のほうでまとめて提案理由を説明いたします。  53ページ、新旧対照表、改正後の別表第1第6項をごらんください。  本案の改正内容としては、初めに、介護保険法の改正により、介護医療院が創設されたことに伴い、開設許可に審査手数料は6万3,000円。変更の許可については3万3,000円。許可の更新については1万7,000円に設定するものです。手数料の額については、介護老人保健施設と同額となっております。  次に、55ページの別表第2第8項をごらんください。  沖縄県の事務処理の特例に関する条例の改正に伴い、本市への移譲事務である医療法に基づく病院の開設許可に関する事務及び事務に係る手数料を削除しております。沖縄県は、新たに病床設置に係る病院開設の許可を含め、全島の病床数の把握、管理が必要となることから、今回、当該事務を沖縄県へ戻すこととなりました。  続いて、第16項、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(旧薬事法)の改正政令の経過措置期間満了に伴う事務の削除にあわせて、字句の整理並びに手数料の額を改定いたします。  次に、56ページの別表第2第18項をごらんください。  「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の改正に伴い、2以上の事業者による産業廃棄物の処理に係る特例認定の審査手数料は14万7,000円、変更日程については13万4,000円に設定いたします。現行の法律では、事業者が排出したごみをみずから処理する場合は、処理業の許可は不要となっています。今回の法改正により規制が緩和され、2以上の事業者がそれらの産業廃棄物の処理を行う場合、一体性の基準に適合していれば、当該事業者らは処理業の許可を受けずとも、この特例認定により産業廃棄物の処理を行うことができるようになります。  続いて、第23項、「使用済自動車の再資源化等に関する法律」に基づく破砕業の事業範囲の変更許可については、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正により、標準の手数料が7万5,000円から6万7,000円に引き下げられたことに伴うものです。  以上につきまして、那覇市手数料条例の規定を整備するものであります。  よろしくご審議くださいますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(平良識子)  これより質疑に入ります。  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  説明ありがとうございます。  もう少し教えてほしいのが、56ページの18の廃棄物処理の手数料のところは、説明だと2以上の事業者によると申請しなくても処理ができるとありましたけれども、那覇市内でそういったところがあるのか、予想されるところがあるのか教えてください。 ○委員長(平良識子)  川満実課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  現在のところ、申請が想定されるような事業者はありません。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  わかりました。ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  進行してよろしいですか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(平良識子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  議案第46号、平成30年度那覇市一般会計予算中、関係分を議題といたします。  引き続き川満実廃棄物対策課長、説明をお願いいたします。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  それでは、一般会計予算中、廃棄物対策課分について説明いたします。  配付資料の6ページをお開きください。  歳入費目13款使用料及び手数料02節清掃手数料が3億9,396万6,000円、そのうち03細節家庭ごみ処理手数料が3億9,279万円でございます。この収入は、卸売指定店を通して納付される家庭用ごみ袋及び粗大ごみ処理券等の売上金を一般廃棄物の処分等手数料として徴収し、家庭ごみ有料化事業ごみ収集委託事業に財源を充当していますが、前年度の実績見込みにより、329万4,000円の減額を見込んでいます。  次に、7ページ、15款県支出金03細節沖縄県保健所設置市産業廃棄物不法投棄対策事業費補助金が270万円でございます。これは、県の産業廃棄物税を財源として、市内の産業廃棄物の不法投棄等の対策事業に対し、事業費の2分の1、270万円を限度に交付される補助金となっています。  次に、16款財産収入08細節リユース品売上収入が264万円でございます。これは、エコマール那覇プラザ棟で開催している衣類等の販売を行うリユース市、それから家具等の販売を行う再生工房事業による収入でございます。前年度の実績見込みにより、32万4,000円の増を見込んでいます。  続きまして、主な歳出について説明いたします。まず、資料8ページの4款衛生費、事業05エコマール那覇プラザ棟内啓発推進事業に1,243万6,000円を計上しています。この事業では、ごみ減量化及び資源化を推進するため、各種リユース講座やイベントの開催、施設見学の受け入れ、リユース市や再生工房の開催などの啓発業務を実施しています。事業の運営は、市民のニーズにあった効果的な啓発プログラムを提供できる団体を選定し、業務を委託しています。その委託料のうち、人件費等の見直しにより、312万5,000円の増額を見込んでいます。  次に、事業06ごみ減量・資源化推進事業として、ごみ減量・資源化の広報啓発活動、環境教育、生ごみ処理機器購入支援及び大規模事業所への訪問指導を実施しており、予算額は1,428万5,000円を計上しています。広報啓発用のごみの正しい分け方、出し方の増設や外国語版を作成するため、前年度比92万5,000円の増額を見込んでいます。  次に、事業07家庭用ごみ有料化事業の予算額は1億8,106万円で、家庭用ごみ袋の製造、粗大ごみ及びスプリング入りマットレスやソファなど適正処理困難物の処理券の印刷、卸売指定店への一般廃棄物処分等手数料の徴収事務の委託料などに支出されます。家庭用ごみ袋の原材料の上昇や適正処理困難物の処理券の売上増による徴収事務の委託料などの増により、前年度比1,378万円の増額を見込んでおります。  次に、9ページの事業10産業廃棄物対策事業に626万6,000円の予算を計上しています。この事業では、産業廃棄物の排出抑制、適正処理及び再資源化の推進のため、産業廃棄物処理業自動車リサイクル関係業者に対する業の許可及び適正処理の指導・助言、建築物解体現場における適正処理の指導及びパトロール、PCB保管事業者に対する適正処理の指導等の業務を行っていますが、PCB使用安定器掘り起こし調査等のため、17万2,000円の増額を見込んでいます。  最後に、10ページの02事業、那覇市・南風原町環境施設組合負担金は、前年度比で167万9,000円増の17億4,233万1,000円を計上しています。内訳は、8種類の負担金となっております。本市と南風原町の負担割合は、(1)施設組合管理運営負担金、(2)ごみ処理施設管理運営負担金、(4)ごみ処理施設建設負担金、(5)最終処分場建設負担金及び(8)基幹的設備改造工事等負担金については、前々年度のごみ搬入量の実績割りで算出することとなっており、本市の負担割が91.16%で積算されております。  そのほか、(3)還元施設管理運営負担金が85%、(6)還元施設建設負担金と、(7)周辺地区まちづくり事業負担金が100%、本市の負担割となっています。  予算増の主な理由は、(8)基幹的設備改造工事等負担金(起債償還分)が143万円増額となることによるものです。  以上が、平成30年度一般会計予算中、廃棄物対策課分となっています。よろしくご審査くださいますようお願いいたします。 ○委員長(平良識子)  これより質疑に入ります。  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  ありがとうございます。  歳入のところなんですけれども、リユース品売上収入を去年よりも予算額を多めに見ていますけれども、実績をいろいろ計算していると思うんですが、これは毎年増えているんでしょうか、教えてください。 ○委員長(平良識子)  川満実課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  排出される天気であるとか、その排出される状態によって、月による増減変動が激しいところがありますので、今のところ、年度によっては増えている傾向はありますけれども、その月による変動もありますので、大体前年度の8割程度を見込んで歳入は計上しているところです。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員
    ◆委員(前田千尋)  わかりました。  そうなんですよね。古着とか衣類をごみに出したいときは、なかなか天気で出せないという我が家もそうですけれども、周りの声もありまして、どのぐらい活用されているのかなと思って、なりました。  資源化物としてということでしたので、できるだけリサイクルできるといいなと思いました。  あと、歳出のところで、05エコマール那覇プラザ棟啓発推進事業、ぜひ推進を進めていただきたい立場で確認したいんですけれども、増減の主な理由のところで、委託料のうち、人件費等の見直しとありました。例えば人件費の見直しだと、お給料が上がったのか、それとも人の配置を増やしたのか、その辺はわかりますか。理由に書かれていたので。 ○委員長(平良識子)  武藤瑠美子主査。 ◎廃棄物対策課主査(武藤瑠美子)  ご質問にお答えいたします。  人件費の見直しによる増額という理由についてなんですけれども、従来は受託者、スタッフ6名のみの人件費ということで算定をしておりました。次年度以降の事業の見直しに伴いまして、この業務の中で、例えば軽易な作業等に関しては、作業所等の方を活用して、一緒に業務をやっていくというふうな業務の内容の見直しがございまして、その分の人件費を計上することによって増額となっております。  以上です。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  よくわかりました。作業所との連携もできてよかったなと思っていますので、しっかりと頑張っていただきたいなと思います。  何度か見たことがあるんですけれども、まだまだ使えるのがたくさんあったりだとか、本当にしっかりと目的を果たせて広げていただけますように頑張ってください。  以上です。  次なんですけれども、ごみ減量・資源化推進事業の中で、先ほど需用費の中で外国語版の作成というのがありましたけど、もう少し詳しく教えてください。 ○委員長(平良識子)  仲尾次潤主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  現在、毎月、市民課のほうの転入転出の状況を見て、市民課のほうで外国語版の、通常、市民の友に4月に折り込みで入れるような形で作成しているものがあるのですが、そちらのほうを少し見直しをしたりですとか、その部分の部数が今、見込んでいるよりも増えてきているということで、その分を増やすということと、事業所の従業員は外国人の方が働いている部分で、説明しやすいような形の広報資料を検討しようということで、あわせた形での増額となっております。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  いろんな外国からここで生活をして、学生だったり仕事をしに来ている人たちもたくさんいますので、そういった人たちもしっかりとごみの出し方、広げていくためには必要だというのがわかりました。ありがとうございます。  最後に、産業廃棄物の対策事業、PCBの廃棄物の掘り起こし調査についてなんですけれども、確かこれは期限があったことだったかなと思いますけれども、届出により把握されている事業者はもちろんですけれども、未届出の事業があるという説明でしたけれども、この掘り起こし調査の、どんなことをして、今はどういった状態なのか教えてください。 ○委員長(平良識子)  神谷直樹主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(神谷直樹)  お答えします。  PCBにつきましては、3段階に分かれておりまして、高濃度PCB廃棄物が今年度3月末まで、安定器のPCB廃棄物が33年3月まで、その他の低濃度が39年ということで、3段階に分かれておりまして、今年度末までのものについては、うちは一応、把握は終わっています。次は32年度末の安定器についての調査はこれから実施する状況であります。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  わかりました。  3つに分かれていて、期限もそれぞれあるということで、まだまだ続くと思うんですけれども、今年度までに終わった中で全部把握したということですけれども、これは今後、処理をされるということになるんですか。 ○委員長(平良識子)  神谷直樹主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(神谷直樹)  今年度までというのは、高濃度廃棄物になりますので、これについては北九州にあるJESCOというところでやらないといけないので、これに合わせたようなものについては、現在、契約等が終わっていますので、次年度までには全て終わる予定です。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  しっかりできたということも確認しまして、よかったです。今後、安定器と低濃度のものもあるということですので、頑張ってください。  以上です。 ○委員長(平良識子)  川満実課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  申し遅れましたけれども、説明資料の7ページ、先ほど前田委員からが質問があったリユース品売上収入ですけれども、予算書のページが「3ページ」になっていますけれども、これは「50ページ」の誤りですので、お詫びして訂正いたします。すみませんでした。  以上です。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  お疲れさまです。  10ページの那覇市・南風原町環境施設組合の負担、ごみ搬入の実績割合というのは、那覇市と南風原町の割合の件ですか。 ○委員長(平良識子)  川満実課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  実際にそれぞれの市・町でごみの搬入の実績を積算して割合を査定しているということです。 ○委員長(平良識子)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  ありがとうございます。  それで、ひところありました、そのほかの市町村からのごみの受け入れというか、持ち込みなどはございますか。 ○委員長(平良識子)  川満実課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  現在、座間味村と粟国村から一般廃棄物の処分を受け入れております。 ○委員長(平良識子)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  ありがとうございます。  もちろんこれは有料で出ていることですよね。 ○委員長(平良識子)  川満実課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  トン当たりのごみ処理原価約2万7,000円の処理費で受け入れをしております。 ○委員長(平良識子)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  何か数量であるとか、あるいは予算として歳入のどこのほうにあらわれているとかっていうのを教えてください。 ○委員長(平良識子)  仲尾次潤主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  先ほどの他自治体の搬入のものは、私たちはこの予算の部分は、那覇市から環境施設組合のほうに負担金として拠出する分の負担になっていますので、あちらが受け入れをしますから、その他市町村受け入れ分は、環境施設組合の予算に入っている形になります。 ○委員長(平良識子)  川満実課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  補足ですけれども、これは参考資料として、平成28年度の予算ベースの重量なんですけれども、座間味村が180トン、それから粟国村が120トンを受け入れしていまして、ごみ処理原価2万7,000円のトン当たりの単価で受け入れをしていますので、座間味村が486万円、それから粟国村が324万円、予算ベースではこれだけの処理手数料が収入されるということになっています。 ○委員長(平良識子)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  ありがとうございます。  それともう1つ、エコマール那覇を含めた委託料のところが300万円ぐらい増えているんですけれども、この◎、◎、◎のうちのどこにウエイトを置いてあるのか、それからエコマール那覇施設見学の対応等とあるんですが、例えば何か委員会審議のときに何年生になったら必ず来てくれるといったところがここだったのかなと思ったりして、何かそういうシステムみたいな、施設見学の周知と、そういう実態があれば教えてください。 ○委員長(平良識子)  川満実課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  市内の小学校4年生の皆さんに対して施設見学を受け入れています。学習の単元として、小学4年のときに、ごみ処理、環境について学ぶプログラムがありまして、その4年生を対象にして各学校に出前講座という形で、買い物ゲームという体験型のプログラムを実施したり、それからエコマール那覇の施設、それからクリーンセンターも含めて施設見学を受け入れているということでございます。
    ○委員長(平良識子)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  ありがとうございます。  小学校4年生になったら、そのようなことを経験するということで、本当に資源循環型社会という意味では、最初の具体的な勉強に大変すばらしいと思います。  このエコマール那覇施設見学、小学校だと二十何校というふうにしてなんですけど、年間どのぐらい訪問を、グループとか団体とかで受けていますか。 ○委員長(平良識子)  仲尾次潤主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  28年度実績の件数としましては、これは今、市内・市外全体を問わずなんですが、120件、見学者が5,420人なんですが、今議会の答弁でお話しさせていただく部分でいいますと、3,800人程度の小学校関係者のものをやっておりまして、35校は実績があるということになっています。 ○委員長(平良識子)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  ありがとうございます。  市内の小学校は全校が経験するような体制になっているということですね。 ○委員長(平良識子)  仲尾次潤主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  4月にこういうことでの説明会の企画を学校部門と双方でやるんですけれども、基本的には全学校が参加する形なんですが、28年度は1つもなかったらしいということになっているようです。 ○委員長(平良識子)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  ありがとうございました。  この300万円の増額の、さっき言った。例えば講座イベント等なのか、委託料の細かいことまではちょっとここではわかりにくいですか。 ○委員長(平良識子)  仲尾次潤主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  委託料で全部やっている形になりますので、人件費がどれがどうということはちょっとあらわれてこないんですが、この中でお話しできることとしましては、作業者の方ができることが企画部門の仕事ではないので、例えば施設見学とかには当たらないんですね。  ただ、先ほどご質問があったリユース市に関する部分でいいますと、市民が出された衣類を選別してきちんと販売できるものを仕上げていくという作業がありまして、その部分を主に担ってもらう形になって、職員の人数が限られているものですから、その部分をエネルギーの部分を企画に当てるとか、見学対応の部分に戻すとか、そういう工夫をしていく必要があるものですから、ちょっと言い方は悪いかもしれませんけれども、軽作業的な誰でもできる範囲のものを少し助力をいただきながら作業所の部門とも連携しながら、稼働するエネルギーをやっていきたいというのが必要だねということで、増したということになります。 ○委員長(平良識子)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  ありがとうございました。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  前田委員からも話したように、PCBのことでちょっと確認したいと思います。  沖縄県のPCBの廃棄物の処理計画の中で、那覇市が何台か確認をしているというのはあると思います。近々のものについては、高圧コンデンサーというのは使っている事業者がそもそも少ないので、把握はしやすいと思うんですけれども、今度、安定器とか、だんだん物が小さくなっていくと、使っていたかどうかがわからないというのが増えていく中で、具体的にどうやっていくのかというのと、怖いのが不法投棄をされたときに、結局、これはカネミ油症みたいに、ダイオキシンが発生する、市民の健康がというところで、不法投棄とかちょっと怖くて、その辺とかの対策とか、どういうふうに今後、調査というのを進めていくかという、高圧コンデンサーをさすがにやっている事業所というのは確実だと思うんですけれども、今後のやり方とか、どういうふうにしていくのかというのをちょっと教えてもらっていいですか。 ○委員長(平良識子)  川満実課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  高濃度の変圧器とコンデンサーについては、先ほど神谷主幹のほうから答弁したとおり、今年度末の処理対象のものについては全て把握して、北九州にある処分施設JESCOのほうに登録、それから収集運搬、その処分まで全て契約は済んでおります。  PCB使用安定器については、環境省のモデル調査に採択されまして、2月23日に、昭和53年以前の事業所を対象に4,500件のアンケートを送付して、今後、処理・保管の状況の把握、それから処理計画に向けて調整を環境省とも連携しながら処理をしていく計画にしております。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  先ほど4,500件、那覇市内で4,500件になりますか。 ○委員長(平良識子)  川満実課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  これはPCB使用の安定器があるのかどうか、それから現在使用中なのかどうか、これは昭和53年以前に建てられた事業所が4,500軒ということであって、この中から幾つか出てくるということは、調査してみなければわからないという状況です。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  那覇市の事業所かどうかというのも、4,500軒というのは、概算ですけど。 ○委員長(平良識子)  川満実課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  市内の事業所で、昭和53年以前に建築された建物を所有する事業所となっています。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  これは運搬・搬送の部分でお伺いしたいのは、密閉したドラム缶で送ってくださいとか、JESCOのほうで定めている規定については、これは市が買ってやるんですか、それとも事業所が買ってやるようなシステムになっているんでしょうか。 ○委員長(平良識子)  川満実課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  これは産業廃棄物ですから排出者責任がありますので、事業所のほうで全て、そういった収集・運搬処分に関する経費は負担するということになっています。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  これはあったら調べてください。申しわけないですけど、補助金とか、そういうのってあるんですか。 ○委員長(平良識子)  神谷直樹主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(神谷直樹)  お答えします。  高濃度PCB廃棄物の処分については、中小企業等負担軽減措置というのがございまして、それで、中小企業であれば70%、個人であれば95%の軽減という措置があります。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  わかりました。  この辺はしっかり説明をしないと負担になるので、その辺に捨てちゃおうという人がいないとも限らないので、那覇市の健康を守るために、あわせて期限はやっていますが、今、CMで見れるんですが、補助金がありますよというのも、足りない部分は市として説明して、・・・廃棄できるようによろしくお願いします。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  よろしいですか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(平良識子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(平良識子)  再開いたします。  次に、環境衛生課関係分を議題といたします。  それでは、比嘉博文環境衛生課長、説明をお願いいたします。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  おはようございます。環境衛生課の比嘉でございます。  環境衛生課関係分について、お配りした資料のほうでご説明したいと思います。よろしくお願いします。  最初に、歳入予算のほうからご説明いたします。お配りしている環境部資料の26ページをごらんください。よろしくお願いします。よろしいでしょうか。  歳入予算、保健衛生手数料は、前年度の歳入実績に基づいて計上しておりまして、対前年度比16万9,000円減の522万1,000円を計上しております。手数料は、同票の備考のほうにございます犬の登録手数料以下10項目となっております。  なお、新年度はほかに下の欄にございます車両売却収入と、それに伴う自動車損害保険料解約返戻金、また最後のほうに、今回から新たに捕獲したハブの売却収入による雑入を見込んでおります。
     次に、歳出予算についてご説明いたします。お配りした資料の27ページをごらんください。  歳出予算は、総額で4,245万3,000円を計上しております。対前年度比66万7,000円の増になります。  それでは、主な事業の歳出予算についてご説明いたします。  最初に27ページ、事業05でございます。犬猫適正飼養推進事業でございます。対前年度比23万8,000円減の1,573万8,000円を計上しております。減額の主な理由は、昨年に行った犬の登録を管理するサーバー機器の入れかえに係る委託料分の減によるものでございます。  同じく27ページ、事業17犬猫抑留・収容等業務委託事業でございます。本市では、犬猫の収容・殺処分を沖縄県へ委託しており、その委託料として、対前年度比65万円減の878万5,000円を計上しております。委託料の減は、沖縄県全体に占める本市分の割合が減少したことによるものでございます。  続きまして、28ページをごらんいただけますでしょうか。  事業20です。飼い主のいない猫不妊去勢手術実施事業でございます。これは平成26年度より3年間にわたり観光客に快適な都市空間創出事業として、一括交付金を利用させていただき、市内観光地周辺の飼い主のいない猫に不妊去勢手術を行う事業を行ってまいりました。29年度からは、市予算のみを活用することにより、対象地域を市内全域に広げ実施しております。  28年度までの3年間で約600匹の手術を行っており、29年度も2月末時点で110匹の猫の不妊手術を終えております。予算額は111万1,000円で、対前年度比61万3,000円の増となっております。これは、獣医師による手術業務軽減のため、電気メス、備品購入でございますね。査定されたことが予算増の主な理由となっております。  最後に、29ページでございます。  事業21ハブ・衛生害虫等対策事業でございます。この事業は、ハブ咬傷を防止し、衛生害虫の防除を行う事業で、平成27年7月から平成30年3月までの約3年間、一括交付金を活用し、外部委託を開始いたしました。ただ30年度からは交付金からは外れますが、今年度、契約期間終了を受け、30年4月より35年3月までの5年間で業務委託契約締結を予定しております。  30年度は、委託料1,231万2,000円、事業費は1,279万8,000円を計上しております。なお、期間中、平成34年度までの5年間で6,235万8,000円を限度として、債務負担行為を設定しております。  以上が環境衛生課関係分でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(平良識子)  これより質疑に入ります。  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  お疲れさまです。  まずは、歳入のところで、今年度は捕獲したハブを売却するとありましたけど、これまでどうされていたのかというのと、この売却は幾つぐらいの予定で挙げられているのでしょうか。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  まず、これまでは一括交付金を活用したということで、そういった売却ができないような状況でございました。  それで、今年度はもちろん公募してやるんですが、初年度なのでちょっと低めにやって、50匹で大体1,000円ぐらいでいけるんじゃないかということで、1匹当たりの単価は1,000円ですね。それで大体5万4,000円ぐらいを見込んでいるということでございます。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  どこに売るのって今、声が聞こえましたけど、これはどこに売るんですか。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  公募をこれからいたして、ちょっとお話を聞いたところによると、ハブ酒とか、そういった南部の施設ではハブカレーになるものもあるという、私もまだ食べたことはないんですが、そういうことで。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  ハブって活用があるんだなと、ちょっとわかりましたけれども、これまで一括交付金のものは売却ができなかったということで、次の工夫というか、ハブを駆除していくことを、ほかの項目でいろいろありましたけれども、咬傷のこととかもありましたけれども、見守りたいと思います。  歳出のところで、本当にこれまで頑張っているなと思うのは、飼い主のいない猫の不妊去勢手術の実績なんですけれども、29年度で既に110匹対応したということで、本当にありがとうございます。  さっきの増額は電気メスだということで、これまで大変だったんじゃないかなと思うんですけれども、この電気メスが認められてよかったなというのと、それ以外にも、平成30年度も同じぐらいの猫ちゃんの受け入れを予定されているんですか。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  29年度は交付金から外れたのが初めてでございましたので、開始が若干遅れました。  新年度については、もう4月から体制が整っていますので、基本的には4月から大体月10匹をめどに、現在のところは計画をしております。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  これは月10匹ぐらいまでだったら受け入れられるよということですよね。  市民の持ち込みだとか、いろいろ対応があったと思うんですけれども、もう少し詳しく教えていただきたいです。月10匹以上とか超えるとどうなるのかも含めて対応ができるのか。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  その時々なんでございますが、今現在は、希望は多いということですね。ただ、ご承知のように、うちも獣医師、本務が1人、非常勤が1人という状態で、この辺がこれ以上になると、電気メスはあったとはいえ、なかなか難しいのかなというふうに思っています。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  ちょっとこのことも含めてなんですけれども、本務と医師を含めても2人体制というところがありますけれども、体制の見直しというところまでは話はないのでしょうか。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  ご承知のように、施設ですね、我々の。本来、法律で認められているもので、ないしは認められた暁にはそういった体制も確立するだろうということで、その辺で一応、前の衛生課になった時代のものからも引き継いではおりますが、ただ、そういった期間が長くなれば、個人に負担がきますので、考えていかないといけないかなという時期にはきていると個人的には思います。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  私たちは委員会で他の視察をやってきて、獣医師の対応というのも厚くしていかないといけないなというのと、施設のことについてもいろいろみんなで勉強を共有して認識してきましたので、今後についてもぜひ頑張っていただきたいと思いますし、新たな施設がどうしても必要じゃないかなと思いました。  以上です。頑張ってください。 ○委員長(平良識子)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  歳出の17の事業ですね。県のほうに犬猫の抑留・収容等業務委託事業とあるんですけれども、若干減額された中の説明もあるんですが、具体的に、例えば実績として、平成28年度の犬猫の抑留並び殺処分の数とか、そういうのを教えてください。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  この辺は、今回の議会の答弁でも申し上げたんですが、犬猫の数、殺処分とか、収容の数だけでは委託ではない。例えばあちらの施設の減価償却分とか、実際にかかわっている人件費だとかも含めてでございます。その辺は一応、前提としてお話しいたします。  数としては、27年度から申し上げますと、収容数が、これはワンちゃんですが146、殺処分が29、28年度が抑留・収容数が115、殺処分が19となっております。  ちなみに、今年度は2月末で収容数が78、殺処分数は現在5というふうになっております。  以上でございます。 ○委員長(平良識子)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  27年度、犬が146匹収容というか、送って、殺処分が行われたのが29匹、28年度は115匹を送って、殺処分が。 ○委員長(平良識子)  19。 ◆委員(宮平のり子)  そうですか。若干減っているのと、28年度、29年度に対しても今の時点で5でしたか。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  はい。 ◆委員(宮平のり子)  ということで、例えばこれは引き取り手のない、引き取り手というのが、里親さんの見つからない犬猫について、やむなくということで。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  おっしゃるとおりで、例えば飼うのに適さない、相当凶暴になってしまったとか、あるいは老犬であるとか、病気とか、やむを得ないものについては送って、そういうふうな形になるという形です。  基本的に収容日数も法律で決まっているんですが、譲渡に値するような子は、だいぶ長い間、こちらのほうで預かっているというような状況もございます。  以上です。 ○委員長(平良識子)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  わかりました。ありがとうございました。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  野原嘉孝委員。
    ◆委員(野原嘉孝)  29ページ、ハブの衛生害虫等対策事業、これは外部委託にするということで、これまでも大変だったなと思うんですけれども、しかし、県からの補助金ですか。900万円の、これは返上してでも、市が負担してでも、これは外部委託をしようと、緊急性という形で書いてあるんですけれども、この辺の検討した状況というか、背景というか、ちょっと教えていただけますか。今までも頑張ってきたんじゃないかなと思っているんですが。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  県の一括交付金が外れるのが次年度からですね。頑張ってきたというか、本務から委託したのは、当然、現業職の計画的な民間委託の部分にのって、だんだん減らしていく部分で委託を進めると、全てですね。そういう形の中にのって委託を開始したというふうに理解しております。 ○委員長(平良識子)  野原嘉孝委員。 ◆委員(野原嘉孝)  ちょっとこの辺の背景ですが、これは、交付金は使えないというのは、これは県のほうからの、これが使えなくなるというあれですか。それとも外部委託を進めるという形の中で交付金はなしという形になったのか。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  いや、違います。  もともと3年前から始めまして、そのときに一括交付金ということで手を挙げて、それが認められてやってきたんですよね。もちろん職員はおりませんので、そのまま市の単費でずっとやっていくと、必要なものでございますので、そういうふうなイメージでございます。 ○委員長(平良識子)  野原嘉孝委員。 ◆委員(野原嘉孝)  交付金が今回、計上されないというのは、どういうことですかということを単純に聞いているんですけど。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  当然、我々は最初の段階ではそういうふうにあったんですが、審査の段階で外された。我々が特に外したということではなくて、そういうことです。 ○委員長(平良識子)  野原嘉孝委員。 ◆委員(野原嘉孝)  外されてゼロになっているというのはわかるんですけれども、その辺の背景というか、理由というか。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  背景までは、やはり枠があるんですかね。その辺で我々の部分が、事業としても、ハブって別に特化したものでもないというふうに我々は感じていたんです。一括交付金にはたして合っているのかなと、こんなことを言っちゃあれなんですが、そういう意味では、元に戻ったような感じはしております。 ○委員長(平良識子)  野原嘉孝委員。 ◆委員(野原嘉孝)  要するに交付金をやってきている背景があって、その中で選択されて、県のほうからは、これはという形で外されたと、那覇市としては本当はやってほしいということもあったけれども、県に外されたということで理解していいですね。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  この辺が県に外されたのか、うちの財政の枠の配分で外されたのか、ちょっと聞いておりません。 ○委員長(平良識子)  野原嘉孝委員。 ◆委員(野原嘉孝)  大体わかりました。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  車両売却については、これはただの減ですか。収入のほう。これはどうなるのかという。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  基本的に相当古いので1,000円ということにしているんですが、基本的には入札にかけて幾らになるかわからないものですから、そういう形になります。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  運営上、問題がないかというのと、わかりますよ。ただ車が減るだけだったら業務に支障が出るんじゃないかなと思って、ちょっと確認をしました。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  申しわけありません。  今度はリースで、また新たな。 ◆委員(大山孝夫)  契約をする? ◎環境衛生課長(比嘉博文)  はい、そういうことでございます。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  わかりました。  あと、ちょっと犬猫の話がみんな続きますが、追って聞いてしますけれども、これは猫の件数が82匹、途中の実績でとありますけど、これは実際、どれぐらいの数が、増えたり減ったりがあるので難しいんですけれども、大体どれぐらいの処置をしないといけないのかなという認識は、役所が持っているか、持っていないかと、持っているのであれば数字を教えてもらえれば。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  猫の総数が統計上というか、我々は把握がなかなかできないものですから、数というのは、この場で申し上げるのは非常に難しいと。ただ市民の要望は非常に多い実情がございます。  以上です。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  わかりました。  猫にも住民票がないのでちょっと難しいかなと思いますけれども、ちょっと違うところで。  狂犬病予防の注射の、こちらが把握している数で毎年送りますよね。そのときに受けた件数ってわかりますか。大体何パーセントぐらいの人が受けたかどうかと。 ○委員長(平良識子)  真栄城敬一主幹。 ◎環境衛生課主幹(真栄城敬一)  狂犬病予防注射についてお答えいたします。  平成28年度登録総数は1万51頭、注射実施頭数が5,564頭、注射率は55.4%。ちなみに、沖縄県の接種率は50.1%となっており、県より上回っている状況であります。  今年度につきましては、1月末時点のデータで、登録頭数が9,703頭、注射頭数が5,315頭、接種率は54.7%となっております。2月、3月を含めますと、前年度並みは達成できるのかなと考えているところであります。登録頭数は年々減り続けているというものです。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  もしわかれば、全国平均と、手持ち資料はありますか。なかったら、なくてもいいんですけど。 ○委員長(平良識子)  真栄城敬一主幹。 ◎環境衛生課主幹(真栄城敬一)  全国平均は平成28年度のものしかないんですけれども、接種率が71.4%となっております。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。
    ◆委員(大山孝夫)  わかりました。ありがとうございます。  例えば猫の問題にしてもさまざまな害虫の問題にしても、ここの予算でついているのは、対処療法なので、病気でいうと風邪をひいたと、風邪薬を出しましょうと、風邪をひかないといったら変ですけども、根治のもともとのところをやらなければ、これはいつまでも予算をかけ続けないといけないというんだったら、今回は厳しいかもしれない。どこかでもとを押さえましょうというふうに変わっていかないと、ずっと予算がかかってしまうよという、黒字になる事業ではないので、その辺について、当局はどういう見解をお持ちでしょうか。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  これはそういった市民に向けて啓発事業、先週までもやっていましたが、そういった終生飼養とか適正飼養について、市民について啓発事業という形でやっています。  それと、先ほど廃棄物対策課もおっしゃっていた。施設内に全小学校の4年生がいらっしゃるわけですね。その見学のときに、若干時間をいただいて、そういった啓発事業も子どもたちに対してもさせていただいております。  その中で、犬というのは登録しないといけないよねとか、猫も全部、注射もしないといけないよねというふうなイメージづくり、ちょっと時間はかかるしれませんが、そういった形で地道なことはずっとさせていただいております。 ○委員長(平良識子)  宇地原靖副部長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  補足いたします。  飼い主のモラルの向上が必要だということで、近年は、いわゆる愛護団体の方々の活動も活発でございますので、今後とも愛護団体とも協力しながら啓発を進めていきたいというふうに思っています。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  ぜひとも、災害のときに熊本も東日本もそうですけど、ちょっといろいろ動物のところで問題があって、衛生面の話だったり、けがをした方もいるので、しっかりとした管理というのを訴えていただきたいと思いますけれども、私も動物が好きで犬も飼っていたんですけど、今はこういう仕事をやっているので飼えないなと思って我慢しているけれども、今も飼いやすい状況もあるので、ぜひともペットショップだったり、ブリーダーというところも強く指導というか、やって気安く飼わないでくださいねというのはやってほしいと思います。  特に犬については狂犬病予防法があるので、言いやすい。猫は難しいところもありますけれども、それは市として、もし必要があれば条例を制定しなければならないところもあると思いますけれども、よろしくお願いします。  最後に、犬猫の不妊のシステムを教えてほしいんですよ。例えば市が捕まえて、市が委託した獣医さんに処置をしてもらうのか。例えば愛護団体で私たちがやりますよといったところに対して、土地と場所を提供して、費用を一部負担するのか。それとも、そちら側でやってくださいと言うのか。その現状というか、オペレーションというか、その辺をわかれば教えてもらっていいですか。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  (再開せず)  真栄城敬一主幹。 ◎環境衛生課主幹(真栄城敬一)  那覇市が行っている飼い主のいない不妊去勢手術実施事業につきましては、まず、広く公募を行いまして、この事業に参加する方を公募して募りました。  その中で、もちろん個人の方もいらっしゃいますし、愛護団体に所属する方もいらっしゃいます。自治会もありますし、通り会もあるという中になっております。  その中で、順序よく応募順に手術日の打診、私どもの獣医の都合が合う日と、応募いただいた方が連れてこられる日を調整しながら、大体月に2回程度、1回5匹、合計すると月に10匹という形になりまして、この方々が猫を保護して、私どもの施設に連れてくる。私どもの施設で獣医が手術をして、覚醒した後に、連れてきた方にまた連れて帰ってもらって、ちゃんと責任をもって放してくださいねという形をとらせていただいております。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  私は、法律は詳しくなので、この不妊の手術は、特定の管理された場所じゃないとやっちゃいけないんですか。 ○委員長(平良識子)  真栄城敬一主幹。 ◎環境衛生課主幹(真栄城敬一)  もちろん獣医師の手によるものでないといけないというのと、診療所として開設届出を出されているところでないとできないはずです。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  それでは、そこの公民館でちょこっということは無理だということで、これはなんでかというと、その団体が途中で立ち上がりましたと、獣医師も入っていますと。例えばそれがもしかしたら那覇のためといって北部かもしれないけれども、その獣医師さんはいちいち北部まで帰られないといけないけど、市の自治会の合意形成をとれれば、そこの一部を借りて、そういうことの処置をして、逃がすということが現実上、可能なのか。  それとも市の施設を借りることができるのか。もちろん予算は向こうが全部持ちますよといった場合ですね。市としては、場所の提供というのができるかどうかというのは、今まで実績があるかというのと、そういうのは可能性として探れるか、もう多分、無理だなと思うか、においというか、感覚的なところをちょっと。 ○委員長(平良識子)  真栄城敬一主幹。 ◎環境衛生課主幹(真栄城敬一)  動物の診療届出は、沖縄県のほうに届け出ないといけないんですね。現段階で診療届出、開設届出に必要な備品であるとか、必要人員については、今は把握ができないものですから、今は委員がおっしゃられたようなことができるかどうか、県のほうに確認してみたいと思います。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  わかりました。  私のところも結構相談というか、役所が場所を貸してくれない。那覇市じゃないですけど、ほかの市町村で話を聞いて。ということ。  それとNPOとか、ボランティアの方が前向きにやりたいと費用も持つよという点があれば、何らかしらのお互いの着地点を見つけてやれたなと思って、ちょっと質問しました。  以上です。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  大城幼子委員。 ○副委員長(大城幼子)  犬猫適正飼養推進事業の政策説明資料の中で、ちょっと確認したいんですが、活動実績の中で、①犬の登録が9,715(新規)とあるんですが、これは何でしょうか。これはどういう意味でしょうか。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  真栄城敬一主幹。 ◎環境衛生課主幹(真栄城敬一)  申しわけありません。  この新規は、その後ろに新規頭数何頭と入れる予定だったのが、入っていないというものですね。申しわけありません。  新規登録頭数は524頭です。記入漏れです。9,715は総登録数です。 ○委員長(平良識子)  大城幼子委員。 ○副委員長(大城幼子)  ありがとうございます。  あと、同じ活動実績の中に、④負傷動物の収容が、犬が1匹、猫が49匹とあるんですが、この負傷の内容というか、交通事故とか、もしくは虐待とみられる内容も含まれているんでしょうか。 ○委員長(平良識子)  真栄城敬一主幹。 ◎環境衛生課主幹(真栄城敬一)  そのけがの度合いとか病気の度合いについて、直ちに虐待があったかどうかという判断は難しいものとなっております。  我々としては、通報があった時点で即座に現場に確認しに行き、救助に自活不能であると判断した場合に負傷猫として収容保護しております。 ○委員長(平良識子)  大城幼子委員。 ○副委員長(大城幼子)  以上です。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  歳出の犬猫抑留・収容等業務委託事業についてお尋ねします。  この減額、さっきも説明があったんですけども、もう一度聞きますけど、減額ベースの予算額が、昨年度から減額された額が予算計上されていますけれども、これは那覇市の負担分ということなんですけれども、これは実績ベースで委託料というのは決まるのか。それを教えていただけますか。 ○委員長(平良識子)  真栄城敬一主幹。 ◎環境衛生課主幹(真栄城敬一)  まず、基本となる数字が、その前年度の実績頭数と、その年の運営経費ですね。沖縄県動物愛護管理センター全体の人件費とか、そういったものの、その中で那覇市が負担すべき割合として根拠となる数字が、収容依頼した頭数と殺処分した頭数と焼却処分依頼した頭数という形になります。  その中で、沖縄県の、もちろん那覇市の占める割合ですので、那覇市が減らしたとしても、沖縄県が大きく減らしたら、当然、割合としては大きくなりますので、委託枠を増額するケースもあり得ますし、減額するかもしれないという形になっております。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  細かいんですけれども、これは犬猫でそれぞれ頭数によって委託料って変わるんですか。 ○委員長(平良識子)  真栄城敬一主幹。 ◎環境衛生課主幹(真栄城敬一)  基本的には、1頭1匹は同じです。
    ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  犬猫とも1頭1匹という計算なんですね。  わかりました。  これはちょっと教えていただきたいんですけど、抑留・収容等施設の設置というのは、この那覇市議会でもかなり要望があって、ただ皆さんも用地取得とか用地確保に困難されているということはあったんですけれども、さっきの総合計画の議論の中で、野原委員から質疑があったんですけれども、那覇市外に設置できない理由、できないという話をしていましたけれども、その理由というのはどこかに明示されているんですか。狂犬病予防法に、地域になければならないということが書いてあるんですか。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  おっしゃるとおりで、区域内でということで明記されております。実際に、仮に発生した場合は、区域内でハザードをしなければいけないので、その辺でそういうふうな決まりがあるというふうに考えております。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  これは動物愛護の法律というのもありますよね。  今、言っているのは狂犬病予防法における法律なんですけれども、動物愛護の法律で、狂犬病予防法に書いてある動物愛護施設というか、ということは何か位置づけられているんですか。この動物愛護法に。それも含めて。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  収容施設等は狂犬病予防法なんですが、愛護法では、愛護センターについては、指針のほうで努力目標みたいな形の位置づけになっております。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  一般質問的になってしまうけれども、もう1回確認なんですけれども、那覇市で犬猫抑留・収容等施設が確保できた場合、この業務委託事業は発生しないんですか。するんですか。 ○委員長(平良識子)  比嘉博文課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  できたときの状況にもよりますね。どこまで、殺処分までやる施設になるのか、例えば収容だけをやって、あとは向こうにお願いするとか、その辺もまだ、殺処分もできるような施設であれば、なくなる可能性はございます。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  なくなる可能性があるというか、多分、委託を算出する取り決めがあると思うんですよ。そこはちょっと調べていただきたいなと、これは毎年毎年、こういう予算を出して、毎年毎年、同じ質疑を繰り返しているわけなんですよ。議事録の中を拝見すると。  もしそういうことがないようであれば、この約900万円近い予算を10年かけたら9,000万円ぐらいになるわけじゃないですか。約1億円ぐらいのお金になるわけなんですよ。だから本当に、ここ10年、20年を見据えた形での施設建設というのは、本当に検討しないといけないと思うんですよ。  これは部長か副部長、どちらかで検討でいいんですけれども、一括交付金の使える年限となると、実質3年度ぐらいなんですよね。  那覇市は、新文化芸術発信拠点施設整備事業といって、補助金が使えない施設をそのような名称にして一括交付金を使っているわけなんですよ。  動物愛護センターと言ってしまうと、これは狂犬病予防法になるんだけれども、何か違う名称にするということは、可能なのかどうかって検討したほうがいいんじゃないですか。そのときに殺処分施設を入れるか入れないかというのは、さておきとか、とにかくこんな議員が質疑していて、要望しているのに、ゼロ回答が続くというのはやっぱりよろしくないと思うんですよ。  だから一括交付金でできる施設が可能なのかというのは、ちょっと検討してくださいよ、部長。 ○委員長(平良識子)  玉寄隆雄部長。 ◎環境部長(玉寄隆雄)  どうもありがとうございます。  この動物愛護センターについては、いろいろこれまでも議会でお話がありまして、我々も答弁してきたんですが、まず、基本的なスタンスとしては、抑留所と一体となって整備していきたいなと、その中身については、完結型であれば、先ほど言ったみたいに、県に委託もしないで全部自分たちでできるという形ではあるんですけれども、他府県の事例などを見ると、公園の中に設置して、体験型の支援施設みたいな形で設置しているような事例もありますので、今、委員ご提案の一括交付金の活用ができないかも含めて、これは検討していきたいなと思います。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  ぜひ、結構限られた年限なので、野原委員から先日の他の庁というか、今の施設の中でどうかという話があって、さっき狂犬病予防法の話が出たけれども、今の施設で狂犬病予防法に基づかない動物愛護施設みたいな仕組みって多分、検討すればできると思うので、沖縄特有というか、皆さんのその登録も含めて啓発普及をする、沖縄がこれだけ全国と比べると登録する課題を抱えているんだという、沖縄独特の特殊事情という説明でもって、そこを何とか登録を増やしていきたいんだという意味も込めて、施設の設置をぜひ検討していただきたいと、これを要望したいと思います。 ○委員長(平良識子)  玉寄隆雄部長。 ◎環境部長(玉寄隆雄)  この抑留所は、名称がどういった形、どういう施設という形をつくるかということに関しては、やっぱり中身の問題が出てきますよね。愛護センター的機能プラス抑留所的なもの、それで可能なのかどうかということも含めて、審査の段階で、実体的な中身が審査されますので、かなりハードルは高いと思うんですね。だから、我々はそこら辺も含めて、可能性も含めて検討していきたいというところです。 ◆委員(上里直司)  以上です。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございますか。  よろしいですか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(平良識子)  本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(平良識子)  再開いたします。  次に、クリーン推進課関係分について議題といたします。  徳嶺克志クリーン推進課長、説明をお願いいたします。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  議案第46号、平成30年度那覇市一般会計補正予算中、環境部クリーン推進課分についてご説明をいたします。  お手元にお配りをしている、平成30年度環境部当初予算説明資料の11ページからです。  歳入のほうからご説明をいたします。  11ページ目の一番上です。第12款02項03目01節のし尿等下水道放流施設維持管理負担金でございます。これは、浦添市の伊奈武瀬に那覇市し尿等下水道放流施設がございますけれども、ここでは那覇市の工事現場等の仮設便所、またはご家庭のほうから出るし尿等の浄化処理のほか、那覇市の下水道管の清掃により出てくる汚泥の浄化処理も行っております。この下水道汚泥の浄化処理に係る費用について、那覇市水道局からの負担金として受け入れをしております。  次の第13款01項03目01節の行政財産目的外使用料は、南風原にあるクリーン推進課敷地内にある電柱の占有料と旧最終処分場多目的広場の使用料でございます。実績に伴う増額でございます。  次に、03節施設使用料。これはクリーン推進課敷地内に草木ごみの集積場がございますけれども、ここに南風原町からの搬入依頼がたまにございます。搬入依頼があった場合に、その対応をするための費目存置でございます  次に、13款02項03目細節02の清掃手数料でございます。内訳として、工事現場等の仮設便所からのし尿、家庭からの浄化槽汚泥の処分手数料として2,002万3,000円。スプリング入りマット等をクリーンセンターに自己搬入する場合の受け入れ手数料が208万円。このほかに、資源化物収集運搬禁止行為過料督促手数料と、これの滞納繰越分がありますけども、これらは督促手数料が発生した場合に備えて、それぞれ1,000円ずつを費目存置のために計上をしております。  次に、15款02項03目細節05の沖縄県市町村磁気探査支援事業補助金でございます。これは、敷地内道路擁壁補強対策事業に充当する沖縄県補助金でございます。  次の12ページをお願いいたします。  16款02項02目の細節01物品売払収入。これは、クリーン推進課のごみ収集車両の買い替えに伴い、旧車両のスクラップその他売却収入があった場合に備えての品目存置であります。  次に、20款01項01目の細節01延滞金でございますけども、資源化物収集運搬禁止行為過料の延滞金で費目存置でございます。  次の20款01項03目の細節01、この過料も費目存置でありますけども、この過料は、市民が適正に分別して適正に排出した紙類や缶類の資源化物を持ち去る者に対する罰則としてのものでございます。  次に、20款05項04目の細節04衛生費雑入でございます。内訳としては、資源ごみ収益金が5,776万4,000円。これは、エコマール那覇リサイクル等に搬入されるアルミ缶などの缶類や紙類、びんなどの有償売却による収益金でございます。  次に、有償入札拠出金が2,214万円。これは、ペットボトルの売却による収入でございますけども、これは市が収入した使用済みのペットボトルは、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会に提供することで再商品化を進めておりますけども、協会に提供したペットボトルは、再商品化事業者に入札で有償売却されます。その売却益が市町村に分配配当される仕組みとなっており、有償拠出金として入ってまいります。  次の再商品化合理化資金拠出金は、想定よりもペットボトルの再商品化費用、リサイクル費用が少なく済んだときに、その少なく済んだ分の2分の1を事業費が事業者側から市町村に資金を支払われるものでございます。16万7,000円を計上しております。  その他、自動販売機設置に掛かる電気料が6万4,000円。ごみ収集拾得金、廃車に伴う自動車損害保険料解約返戻金については、品目存置としてそれぞれ1,000円を計上しております。  次に13ページ、21款01項01目細節02の清掃費でございます。これは、沖縄県交通方法変更記念特別事業貸付金を、エコマール那覇の敷地内道路擁壁補強対策事業に充当をいたします。  歳入は、以上でございます。  次に、歳出をご説明いたします。  歳出は、予算の増減理由等を中心にご説明をいたします。  14ページでございます。まず、4款1項1目の事業ナンバー04の災害時し尿汲み取り手数料扶助事業。これは、対象となる災害が発生した場合に備えての費目存置1,000円でございます。  4款1項3目の事業ナンバー81公衆便所解体事業。これは、平成30年度は公衆便所の解体予定がないため、事業費の全額を減額いたします。  次に、4項2款1目の事業ナンバー01一般事務費でございます。事業費の主な増減として、時間外勤務手当の減と臨時職員賃金の増がございます。時間外勤務手当の減は、平成30年度は曜日の関係で、祝祭日のごみ収集日が少なくなっております。クリーン推進課では、祝祭日が平日に当たった場合は、ごみの収集をしております。それは時間外勤務で対応をしております。  そういうことが1つと、あとは、正規職員の収集作業員が退職して、その不補充により、職員が少なくなっているということもございます。また、臨時職員賃金の増は、正規職員の減に対応して臨時職員を増員していることによるものでございます。  次に、事業ナンバー03の清掃総務車両維持管理事業、これと、ナンバー04の事務所維持管理費については、説明を省略いたします。  事業ナンバー08の不法投棄・持ち去り等及び啓発事業でございます。この事業は、ポイ捨て防止のための啓発活動、パトロール、不法投棄防止等を実施する経費、そして市民が適正に分別し、適正に排出した紙類や缶類の資源化物を持ち去る行為を防止するために行う啓発活動、パトロール、是正命令や過料処分などの実施に要する経費などでございます。事業費が減額になっておりますけども、これは今年度実施した不法投棄監視カメラの設置にかかった費用の減額でございます。  次に、事業ナンバー09環境推進員(クリーンサポーター)事業は、説明を省略いたします。  事業ナンバー12の資源化物持去り防止拠点回収事業でございます。これは、空き缶や紙類などの資源化物を集めて定期的に、市に引き渡していただける団体に対して奨励金をお支払いする事業でございます。資源化物の回収実績に伴う報償費、奨励金の減額でございます。  団体数は、当初平成26年に実施したときは7団体でありましたが、それから28団体、36団体で、今年度の当初が40団体。現在52団体ございますけれども、実績としては、これまでが予算を多めにとって対応をしておりましたけれども、次年度予算に向けては、実績掛ける団体数ということで、60団体を予定しております。  次に16ページ、事業ナンバー13の敷地内道路擁壁補強対策事業でございます。これは、南風原町新川にクリーン推進課の事務所がございますけれども、南風原町新川にあるエコマール那覇プラザ棟向かいの道路擁壁の一部が、平成28年4月の大雨で崩落をいたしました。その部分については、復旧工事を完了しておりますけれども、それにつながる部分についても補強対策が必要なことから、平成31年度までの計画で、擁壁の補強対策工事を実施したいと考えております。  平成30年度は、次年度は崩落箇所の左側部分、50メートル程度の範囲になりますけれども、これの工事を予定しております。  次に、事業ナンバー14粗大ごみ等受付処理システム再構築事業でございます。クリーン推進課では、年間2万6,000件の粗大ごみの受け付けをしております。その他陳情等を含めまして、約3万件の受け付けをこの粗大ごみ受付システムに入力することで処理をしております。  この事業は、現在使用しているサーバーのリース切れに伴う再構築及び運用のための事業でございます。平成30年度の予算以外に31年度から35年度までの債務負担行為として、2,222万1,000円を計上しております。  次に、4款2項2目の事業ナンバー01一般事務費(塵芥処理)でございます。それとナンバー03の塵芥処理車両維持管理がございますけれども、これは説明を省略いたします。  事業ナンバー04の旧最終処分場維持管理事業でございます。これは、平成18年度に埋め立てが終了した一般廃棄物最終処分場及びこれに付随する汚水処理場の維持管理を行う事業でございます。  事業費に増減がございます。これは現在、最終処分場から染み出てくる浸出水を河川に放流せずに下水道につなぐための事業を進めております。その事業の完了後に生ずる経費の増減でございます。下水道に接続しますので、下水道を使用するための光熱費が増額になります。そして河川に放流するために必要だった薬剤処理費が不用になりますので、それの減額等でございます。
     次のページをお願いいたします。  事業ナンバー05のごみ搬入路維持管理事業は、説明を省略いたします。  次の事業ナンバー06のごみ収集委託事業は、一般家庭ごみの収集・運搬業務、地域清掃ごみの収集・運搬業務等の委託経費でございます。3,000万円ほどの事業費増額となっておりますが、これは、一般家庭ごみの収集・運搬業務の予算増でございます。近年の労務単価の上昇を勘案し、業務の安定的な遂行、人材確保の観点から増額をしたいと考えております。  次に、事業ナンバー07のコマール那覇維持管理事業でございます。1,300万円余りの減額になっておりますけれども、これは、草木ごみの再生処理業務の1キログラム当たりの契約単価の入札実績によるものでございます。平成31年度までの債務負担契約となっております。  次に、事業ナンバー08死犬猫、道路上で死んだ犬猫の処理委託事業でございます。増額となっておりますけども、これも近年の労務単価の上昇を勘案しての委託料の予算増額でございます。  次に、事業ナンバー09の無線機維持管理事業は説明を省略いたします。  事業ナンバー10の塵芥収集車両購入事業でございます。これは、ごみ収集を行う車両の購入事業でございますけれども、平成30年度は軽ダンプ車両1台の購入を予定しております。平成29年度は、2トン級の塵芥車、パッカー車を2台購入しておりますので、その差額分が予算減額となっております。  次の事業ナンバー11のスプリング入りマット等の収集・処理事業は、説明を省略いたします。  次のページをお願いいたします。  4款2項3目の事業ナンバー01公衆便所維持管理事業でございます。事業費が減額になっておりますが、これは農連市場地区再開発事業に伴い、地区内に設置しておりました公衆便所を廃止いたしました。それに関連する経費の減額でございます。  最後に、事業ナンバー02のし尿等下水道放流施設維持管理事業でございます。増額となっておりますけども、これは、し尿施設をコントロールする中央監視システムの更新に要する費用でございます。  クリーン推進課からの説明は、以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(平良識子)  これより質疑に入ります。  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  お疲れさまです。ありがとうございます。  歳出のところで、不法投棄持ち去り等防止及び啓発事業がありますけれども、今年度は監視カメラによる費用は減額だとありました。監視カメラは、その以前はどのように設置したのか、どんなふうに使われているのか、教えてください。 ○委員長(平良識子)  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  監視カメラは、今年度事業で、去った2月に設置をいたしました。この辺の事業につきましては、実際に不法投棄については、敷地の管理者、所有者等ですけれども、その責任になりますが、私たちとしては、この監視カメラ3台をつけましたけども、3台の設置は、2台が道路管理課が管理する市道、遊歩道みたいなところですけども、具体的には新都心の佐川宅急便の裏の遊歩道です。  それともう1つは具志にあります。もう1カ所が、環境保全課の管理する識名霊園の歩道上になります。この3カ所につけておりますが、私たちが設置いたしましたのは、実際には敷地管理者が設置すべきところではありますけれども、私たちもこれの効果というものを実証して、これを評価して皆さんにお伝えしていくと、そういうことで監視カメラの効果とか、そういったものが確認できればなと思って、3台を新たに事業として設置いたしました。  以上でございます。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  これは29年度、今年度のことだったということですけども、今あった3台の設置は、何度も何度も指導しても、なかなか不法投棄が変わらなかった状況だったのか、今後、それに近いところだと、どんなふうに今年度は対応していくのか、教えてください。 ○委員長(平良識子)  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  この3カ所の場所につきましては、環境保全課、あるいは道路管理課のほうから要望があった場所でございます。管理をするけれども、夜間に不法投棄をされると。テレビとか大きなものになると、そういったものが不法投棄されるということで、管理が難しいということがありましたので、私たちもこの3台の監視カメラについては、どこに設置しようかということで検討をして、この3カ所に決定をしております。  このカメラの効果、あるいはカメラの内容等を確認して、これはまた今後に生かしていきたいというふうに思っています。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  テレビなどの大型な不法投棄というと、とんでもないことだなと思うんですけども、どんなところでもカメラ設置がよいとは思いませんけれども、しっかりとつけたところで効果が出るように、先ほども検証もしたいとありましたので、やっていただきたいと思います。  あと、事業概要で①、②、③とありましたけども、ポイ捨てによるということでパトロールもされていることですし、②門口推進のためのごみ置き場設定を実施するための経費とありますけど、もう少しこの辺を教えてもらえますか。 ○委員長(平良識子)  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  那覇市では、10年ほど前までは拠点方式というか、1カ所にごみを地域の方が置いていくステーション方式ということでやっていたんですが、これを門口化をすると、各家庭の玄関口に置いていただくというようなことを進めております。かなりの数ができておりますけれども、例えば敷地が道路まで狭くて車が入らないとか、そういった場合にステーション方式をやっておりますけども、門口を推進するために行うもろもろの経費でございます。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  我が家の周辺とかいろんなところでも、家の前になかなか取りに入れないのでということで、引き続き地域のステーションというか、出たところの大きい道に置くっていうのもあるんですけど、1つ今あるのは、誰が出したのかわからないものだから、その日に出さないようなものが置かれていたり、指定の袋に分別されていなかったりとか、いろんなことがあって、ごみ収集車が終わった後に、シール「これは違法です」と貼られていても、これを直すことができなくて、結局、周辺の住民が掃除をせざるを得ないという実態がやっぱりあるものですから、この辺はどんなふうに改善をしていくのか、これは住民も含めて監視をして注視しないといけないですけど、そういったところがあると思うんですけど、どうでしょうか。 ○委員長(平良識子)  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  先ほどのご説明の中で、粗大ごみの場合に、電話受付が2万6,000、それ以外には陳情等があると。陳情というのが、これに該当するもので、約4,000件ございます。それを受けまして、私たちはクリーン推進グループというところがありまして、それの対応に伺います。  そこに不法投棄があるという「生ごみが捨てられているよ」「燃やすごみの日でもないのに、私の玄関口に捨てられているよ」と通報があれば、そのごみの中身を確認いたします。ごみの中身を確認して、例えば伝票とかあれば連絡をします。連絡をして、そこに訪ねて行って「不法投棄をしないでくれ」というような一例ですけども、こういった細かい対応をさせていただいています。  個々の対応、もちろんポスターを貼ったりとかチラシを配ったり、あるいは不法投棄防止の看板を立てますけれども、具体的な作業としては、そういったことを地道にやっているということで、大体の方がご理解をしていただいて、そういうことがないようにしているというふうに感じています。記録を見る限りです。  以上でございます。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  陳情も4,000件あるということで、本当に毎日の対応もご苦労さまだと思っているんですけども、特に外国人の方だとか、民泊だとか、いろいろなところも新たな対応ってどんどん出てくると思うんですけども、課題もあると思うので、しっかりと連携して頑張っていただきたいと思います。  やっぱり指定された時間に、指定されたところに、指定された袋だというのがやっぱり徹底が必要かなと思っていますので、しっかりと頑張っていただきたいと思います。  16ページの14で、粗大ごみ等受付処理システムの中に、どんなものを受け入れているのかと、対象に亡くなっている犬とか猫ちゃんの状態もありましたし、これと連携して、17ページの死犬猫等処理委託事業もありましたので、毎年どれくらいの動物たちが運ばれてきているのかの実態も含めて、お願いします。 ○委員長(平良識子)  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  これについては、那覇市道と県道、国道では処理が少し違っておりまして、県道、国道については県、国が対応しています。  もちろん、県道の電話が私たちのところにかかってくることもございますけども、そのときは国道、あるいは県道の管理者のほうにご案内をして、対応をしていただいているということですけども、那覇市道については、年間800件前後のものがございます。  以上です。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  わかりました。先ほどの課ですけども、動物の飼い方とかいろいろありますけども、連携していることがわかりました。  18ページの公衆便所維持管理事業がありまして、新年度は廃止する公衆便所はないとういうことでしたけども、現在4カ所あるんじゃないですか。この4カ所は引き続きしっかりと維持していくのか、廃止の方向ではないということでよろしいでしょうか。 ○委員長(平良識子)  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  この4カ所については、現時点では継続ということでございます。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  わかりました。  公衆トイレはつくってほしいというまちなかの要望の中で、公衆トイレって話題になるんですけども、この鳥堀、栄町、前島、パレットくもじというのは、使われている頻度の調査というのは確かされていたと思うんですけど、ちょっと様子を教えていただけますか。 ○委員長(平良識子)  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  数字的なところは今、資料を持ち合わせておりませんけれども、パレットくもじのトイレは、モノレール駅からエスカレーターで下りてきた正面にございます。利用頻度はかなり高いと思います。管理のほうも、パレットの管理者のほうに委託をしてやっておりますので、きっちりされているということです。  あとは、もう1つが首里城の近く、首里駅に向かって歩くと鳥堀に公衆便所がございますけども、この施設の利用率はいまいちかなと。  あともう1つ、前島のほうに公園の隣に隣接してありますけども、これも利用頻度についてはちょっとです。  もう1つは、栄町にございます。栄町については利用頻度が高いんですけど、これは非常に利用状況が悪いです。とんでもないことがあり、便器に汚物が塗りたくられていたとか、やっぱりお酒を飲む方がいらっしゃるからなのか、去年、私が入ってすぐはかなりひどい状況でございました。これで栄町の方からご連絡をいただいて、何度かやって、現在は清掃が終えたら声をかけて「終わりました」ということで声をかけてやっていく。  それと、なかなか難しいんですけれども、地域の方にも周辺の方にもそれなりに、ちょっと関心をもってお願いしますというようなことでやっています。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  たくさんあった公衆トイレが今は4カ所になっていて、私としてはなくさずにそのまま管理してほしいんですけど、先ほど言った、とんでもない使い方をしている人がいるというところで、それをなくしてほしいとなると、また困るので、やっぱり清掃をこまめにしたりだとか、先ほどもありました周辺の皆さんの理解というのもとても大切だと思いますし、鳥堀だとか前島のほうは、トイレがあるという標識をすることによって、もしかしたら使う人が増えるのかなと思いましたので、またしっかりとやっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  最初に、例えば15ページの08とか09とか、不法投棄とか環境推進員事業とか、今、話もあった公衆便所維持管理事業もそうなんですけど、政策説明資料がないんですけど、これは何か。  休憩しましょうかね。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。
    ○委員長(平良識子)  再開いたします。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  資源化物持去り防止拠点回収事業について聞きたいんですけど、政策説明資料で、事業の内容及び効果というところで、内容は書いているんですけど、ちょっと効果が書かれていなくて、一番最後に、ちょっと効果を聞くんですけれども、これを見ると、50団体と書いてあるんですが、今どれぐらいの量の缶類とか紙類とかを回収して、奨励金については何か決まりがありますよね、重さで。ちょっとこれを説明してもらえますか。 ○委員長(平良識子)  伊佐真勝主査。 ◎クリーン推進課主査(伊佐真勝)  資源化物の拠点回収事業なんですけども、単価が、紙が奨励金10円で、アルミ缶が100円、キロ100円、スチールが5円になっております。  アルミがキロ100円、スチール缶が5円ですね。 ◆委員(奥間亮)  直近の実績も教えてもらえますか。 ○委員長(平良識子)  伊佐真勝主査。 ◎クリーン推進課主査(伊佐真勝)  2月現在で、紙が12万6,900キロ回収、アルミが7,648回収、スチールが1,678回収、合計13万6,226キロ回収しています。  これに対して奨励金をお支払いしているんですけども、2月現在では、単価を掛けると、204万2,190円が2月までの実績になっております。ほぼ量的には去年と同じぐらいの数字なんですけども、当初予算は多めに予算要求したので、2月に減額をしているという状況です。 ◆委員(奥間亮)  4万円。年間。 ◎クリーン推進課主査(伊佐真勝)  累計は13万6,226キロです。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  これは年間ですか。 ◎クリーン推進課主査(伊佐真勝)  11カ月です。 ◆委員(奥間亮)  11カ月で4万円? ◎クリーン推進課主査(伊佐真勝)  2月までの実績です。 ○委員長(平良識子)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  2月までで4万円。               (「204万円です」と言う者あり) ◆委員(奥間亮)  204万円。はい。  これを皆さんが回収して、そのまま処分場に持っていくわけですか。それともまた売却するのか。 ○委員長(平良識子)  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  これにつきましては、その場所から回収をして、紙類については、紙の業者さんのほうに直接持っていきます。  実は10円で購入しますけれども、那覇市は17円で売却をします。その分は歳入として多く入ってきます。  缶については資源化します。リサイクル棟において資源化をいたします。 ◆委員(奥間亮)  これはどこかに持っていくんですか。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  一度、集積をして、それから売却をいたします。 ○委員長(平良識子)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  このアルミとスチールの売却の単価とかも教えてください。 ○委員長(平良識子)  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  今ご質問の拠点回収事業以外に、通常のごみ回収で資源化物として、紙類や缶類も回収をいたします。  それの総額といたしましては、平成28年度につきましては、先ほど申し上げましたけれども、28年度は、ちょっとすみません、休憩をお願いします。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  平成28年度が5,200万円ですけれども、アルミ缶が約1,278万円、紙が3,100万円の歳入がございます。  拠点回収事業は、その一部でございます。今のアルミ缶については、確か今年度は1キロ137円だったと思います。 ◆委員(奥間亮)  アルミとスチールは売却じゃないんですよね。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  売却いたします。 ◆委員(奥間亮)  売却する。これ単価は。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  アルミが137円、スチールは、今はかなり低いです。スチールが25円です。 ○委員長(平良識子)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  要するに、これは自治会とかPTAとか、今こっちにあるのはスポーツ少年団の皆さんが拠点、集めてきて、それを奨励金としてキロ当たりで奨励金をお渡しして、それをまたさらに皆さんが業者に持っていくと。それでまた売却をして、こっちはお金をいただくと。それでその差額でどれぐらいの実績があるものなのか。 ○委員長(平良識子)  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  実際に出るお金というのは、拠点回収事業の回収のみです。  入ってくるお金というのは、拠点回収事業以外にも、通常のごみ回収、資源ごみの回収で紙とか缶とか、これが大部分ではあるんですけれども、それを差し引きになりますので、平成28年度の収入が5,200万円ありまして、この拠点回収事業の奨励金が歳出になりますので、これが約200万円、そうすると、5,000万円の増というふうになります。 ○委員長(平良識子)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  ちょっと休憩してもらえますか。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  であるならば、洗浄の間、要するに売却の間に入る委託費と、できたら単価計算していただいて、後でいいので、引き算の掛け算したのを参考資料として提供していただきたいと思います。  それと、基本的に持ち去り防止ということで、ある意味、違法な持ち去りで那覇市が大変な損害を受けているという話の流れの中で、この事業も始まっているじゃないですか。非常に重要な事業だと思っています。その上で効果について答弁いただけますか。 ○委員長(平良識子)  徳嶺克志課長。
    クリーン推進課長(徳嶺克志)  効果としては、これは持ち去り防止のほうでよろしいですよね。拠点回収事業ではなくて。 ◆委員(奥間亮)  はい。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  警察官2名を現在配置してやっておりますが、やはり持ち去りの方は少なくはなっています。ただ、やめずに継続をしている方がいらっしゃいますけれども、そういう中で回収量というのは増えてきております。  それと、やはり市民の意識というものが、持ち去りの過料も1万円から5万円になりましたけれども、自分たちがせっかく出して、市の歳入として考えているところを持ち去られるようになるということで、とても納得できないというようなことで、市民のご理解が高まって、そういう分別して出すという意識が高まっているところなんですが、逆にまた、そういう持ち去りの方がいると、そういう意識がまた薄くなる、せっかくやったのにということもあります。  ただ、そういったことは、私たちはパトロールの中で市民の方との対話を通して、維持してさらに高めていくというようなことでして、なかなか成果としては数字的なものとしては、回収量が上がってきているところではありますけれど、市民の意識を支えてやっていくという面では、効果が上がっているというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(平良識子)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  例えば大きく2つの種類の効果があるとすると、1つは治安といいますか、ごみだったらプライバシーの問題とかもあるし、やっぱりいきなり知らない人が来て、家の前のごみを取っていくという、こういう治安上といいますか、まさに環境上のこれを防止する効果と、もう1つは、那覇市の収入といいますか、そういった差し引いた収入としての効果というのが、2つあるとすると、大別すると、ある意味、もう1つの収入の効果については、もし皆さんの中で、詳しい費用対効果というのを考えているのであれば、それを説明してもらえますか。 ○委員長(平良識子)  伊佐真勝主査。 ◎クリーン推進課主査(伊佐真勝)  まず、治安については、私たちは指導を通して各地で減ってはいますけれども、これを数値化はできません。でも指導員に聞くと、以前に比べて減っていると。  それから回収量ですけれども、本格的な指導員を廃止したのが平成26年度からなんですね。警察官を。それで、直近25年度と、それから3年たった28年度ですと、缶ですと40%の回収量の増加、それから紙のほうは32%の増加となっております。本年度も若干ですけれども、28年度よりは増えているという形で、着実に回収量については、数字が上がっているという状況です。 ○委員長(平良識子)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  最後にちょっとお聞きしたいのが、紙業者さん、あるいはさっき言った、何々金属とか、そういったところ、またアルミとかスチールとかをまたリサイクルする前の中間的に引き取る業者がありますよね。そういう業者さん、あるいは一般市民の拠点回収で集めている人でもいいんですけど、この業者と市民の中で、例えば単価の問題で、ある意味、那覇市が単価を設定しているわけじゃないですか。その差額は那覇市の収益に入ってくるわけですから、この単価の部分について、クレームではないんですが、もうちょっと上げてくれんか、下げてくれんかというのは、業者さんもしかり、市民の方もしかり、こういった声というのはありますか。 ○委員長(平良識子)  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  まず、那覇市が売却をする場合は、入札をしております。年間によってもあるので、年に4回入札をしている。その単価でもって売却をしております。  あと、市民からの、今、紙は1キロ10円です。缶が1キロ100円であります。これについては、幸いにというか、特に要望とか苦情とかはありません。 ○委員長(平良識子)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  最後になると思いますけど、業者さんから入札をかけるときの価格が高すぎるとか低すぎるとか、どっちなのか、ちょっと今はあれですけど、というような話はありませんか。 ○委員長(平良識子)  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  入札によっても業者さんの入れかわりもありますので、特に高いというものはございません。  紙については17円、アルミ缶については、近年上昇しておりまして137円、私どもは100円で奨励金としてお支払いをして、137円で売却をしている。これは入札で業者さんも入れかわりがありますので、特にそういうふうには思っておりません。 ○委員長(平良識子)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  わかりました。  これは皆さんの課になるのかな。OBの方が、確かそうでしたよね。何か罰金というか、反則金というか、そういうのも前にちょっと上げたという条例もありましたよね。その辺はまた、今もやっていらっしゃいますけど、生活保護とか、要するに生活相談もあわせて引き続きお願いしたいと思います。  終わります。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  1件だけ。  先ほどアルミ缶で、そのまま洗わないで出すのと洗って出すのと、どれぐらい収益に差があるんですか。この全体でいいです。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  先ほどの発言について訂正をさせていただきたいと思います。  実は、洗浄は特にしていないと。中に入っている液体がある場合は、それをこぼすということはやっておりますけれども、洗浄は特にしていない。ただ、作業工程の中では、プレスしたり、分別したりすることがある。アルミ缶、スチール缶をごっちゃにして出す方もいらっしゃいますので、これは特に禁止はされておりませんので、そういった分別とか、そういった作業がございます。  先ほど奥間委員からあった資料の請求については、洗浄とかではなくて、そういった分別にどれぐらいかかるかということで、お答えしたいなと思っております。  今のご質問については、洗浄とかは特にありませんので、ちょっと訂正をさせていただきたいと思います。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  予算審議ですので、やっていることをやっていないというのは、ちゃんとまとめてから言っていただかないと。きのうもそうだったんですよ。これはちょっとどこかの場で1回言っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  要は、何が言いたいかというと、それをやって高くなるのはわかりました。いいものだと。ただ、そこに人件費をのせたら、実はそのまま出したほうが高かったんですよと言うのであれば、そもそも意味がない。ただ、雇用の創出をするとか、シルバー人材で高齢者に対して職を与えたいという目的があるんだったら別ですけれども、収支だけでみるのであれば、こういう精査をした中で、この手を入れますという説明がなければ、そもそもこの人件費が通らないんじゃないですかという話になるんですよね。  その辺については、資料は出せないのが、僕はよくわからないというか、精査をしていないというような感じに聞こえたので、それについてはやらないのか、出せないんです、100%出せないんですと言い切れるのかどうかとか、その辺を、金額を見た中でこういうふうに結論をつけましたというふうな説明をいただかなければ、これはすぐ出ないかもしれないのでちょっと精査をして、内容を整理した中で報告をよろしくお願いします。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  徳嶺克志課長。 ◎クリーン推進課長(徳嶺克志)  整理をして、資料をお渡ししたいと思います。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  終わります。 ○委員長(平良識子)  今、大山委員からも指摘がありました。  先ほど奥間亮委員の質疑と答弁が変更されることがありましたので、それが今後、ないように注意をしていただきたいと思います。  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(平良識子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退出) ○委員長(平良識子)  (再開せず)  あと2課ありますので、この程度に午前はとどめて、再開を午後1時15分にしたいと思います。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(平良識子)  再開いたします。  次に、環境保全課関係分を議題といたします。  佐久本整環境保全課長、説明をお願いいたします。 ◎環境保全課長(佐久本整)  ハイサイ、環境保全課でございます。よろしくお願いします。  それでは、まず初めに、当課の平成30年度歳入歳出予算のうち、歳入の金額の大きい主な科目についてご説明いたします。お手元の資料の19ページをお開きください。  まず、第13款01項03目の02節霊園使用料ですが、これは識名霊園内の南納骨堂と市民共同墓の使用料となっております。平成26年に供用開始した市民共同墓の合葬室使用料などが増額となっておりますが、南納骨堂が施設の老朽化に伴い、平成33年度の閉鎖を予定していることから、使用料は減額となっております。予算額は、1,857万3,000円、前年比で46万6,000円の減額となっております。  次に、第14款02項03目の01節保健衛生費補助金ですが、これは那覇空港周辺の住宅騒音防止工事に係る国土交通省からの国庫補助金で、予算額は3億9,155万2,000円となっております。前年比で2億4,584万6,000円の減額となっておりますが、これは、事業の進捗に伴い防音工事予定件数が前年度の350戸から214戸に減少したことによるものです。  次に、20ページです。  第14款03項03目の01節環境保健サーベイランス調査委託金ですが、これは環境省から受諾している当該調査業務の委託金となっており、予算額は265万3,000円となっております。
     次に、歳出の主なものについて、事業ごとにご説明いたします。資料の21ページをお開きください。  表の中ほど、事業番号02の団体負担金ですが、これは九州都市環境行政連絡会議及びラムサール条約登録の湿地関係市町村会議の運営負担金となっております。  次に、番号03漫湖水鳥・湿地センター管理運営協議会負担金です。環境省が漫湖のほとりに設置をした漫湖水鳥・湿地センターの運営負担金で、予算額は500万円となっております。本市のほか沖縄県が128万円、豊見城市が550万円を運営負担金として拠出しております。  次に、番号04環境啓発事業は、市民に自然観察会や環境学習を通して、自然環境保全の啓発を行う事業となっております。業務委託にて、環境啓発の出前講座などを行うほか、本市の主催事業として、大嶺海岸の観察会、ホタル観察会、首里地区における湧水めぐり、沖縄の杜観察会などを行うもので、事業費は主に業務委託料などで148万8,000円となっております。  次に、資料の22ページです。  番号03墓地、埋葬等に関する法律に係る業務は、墓地、埋葬等に関する法律に基づき、これは死亡地の市町村長が行う業務になりますけれども、身元引取人がいない死体の葬祭などの業務で、予算額は32万1,000円となっております。  次に、番号07国場川水あしびですが、この事業は、国場水系の水質浄化のために、流域にある7市町で協議会を組織し、河川浄化の啓発活動を行うもので、予算額は負担金の45万円となっております。  次に、番号08水資源有効利用推進事業は、水資源有効利用促進のため雨水や井戸水の利用施設等を設置する者に対して、設置費の2分の1、限度額4万円を補助するもので、予算額は60万円を計上しております。財源は、ことし29年度までは一括交付金を主に活用しておりましたけれども、30年度からは全額、那覇市の環境保全・創造基金を活用することとなっております。  次に、番号12自動車騒音常時監視業務は、市内幹線道路における道路騒音の状況を把握するための測定業務で、業務委託料として408万4,000円を計上しております。  次のページをお開きください。  番号13公営墓地一般管理費です。この事業は、識名霊園内の市民共同墓、南納骨堂、墓地区画及び緑地の管理を行うもので、予算額は2,075万3,000円を計上しており、前年度比で205万4,000円の増額となっております。これは、老朽化した南納骨堂の平成33年度の閉鎖に向けたお骨の改装や返戻に係る業務を強化するために、障害者枠により窓口業務担当の非常勤職員を1名増員して配置すること、また、無縁化した遺骨を市民共同墓の合葬室を改装するための委託業務の増額によるものとなっております。  次に、番号14大気汚染防止対策事業ですが、この事業は、市民の健康の保護、生活環境の保全を図るため、大気汚染物質の常時監視、有害大気汚染物質測定、注意報・警報等発令時の連絡網の整備を行うものとなっております。事業の大半は、常時監視測定機器の保守点検業務や有害大気汚染物質の測定業務などの業務委託料で、予算額は1,098万2,000円となっております。  次のページをお開きください。  番号16水質保全対策事業です。この事業は、公共用水域及び地下水の水質の環境基準の監視、事業等の指導、主要の水浴場の水質調査などを行う事業で、公共用水域等の水質測定業務委託として、6つの河川27地点、海域で6地点、地下水、今回は21地点、海水浴場1地点の水質測定を行っており、予算額は692万9,000円を計上しております。  次に、番号22住宅騒音防止対策事業です。那覇空港周辺の住宅騒音防止工事、これには、防音工事と更新工事というのがありますけれども、それの助成を行う事業で、平成27年5月に追加指定された騒音対策区域、およそ1,200世帯ありますけれども、そこにおける対象住宅の防音工事と、既存区域の防音機能の維持のための機器更新工事を行うものです。平成30年度の防音工事は214戸、更新工事は43台分を予定しており、補助金額は3億8,184万7,000円を計上しております。  最後に、番号23番環境保健サーベイランス調査事業です。地域人口集団における健康状態、これは3歳児と6歳児についてですが、それと大気汚染との関係を定期的・継続的に観察し、必要に応じ所要の措置を講じるため、問診票によるアンケート調査によるデータ収集を行うもので、予算額は、臨時職員の賃金や調査員の報償金などで、265万3,000円を計上しております。  以上が、環境保全課の歳入歳出予算の主な内容であります。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(平良識子)  これより質疑に入ります。  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  歳入のほうの余剰電力の販売というのはとてもいいなと思って、とてもすばらしいことだと思います。  歳出のほうで、12番、騒音の監視業務なんですけれども、これはやってどういうふうになるかって、事業を説明してもらえますか。どういうふうに変わるのかとか、データをとることによって、どういう対策をとるのかっていう何のデータをとって、どういうふうに使う予定なのかっていうのをちょっと。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  自動車騒音についてはかっています。国道と県道については全て、それと市道に関しては4車線以上の道路については、監視をするということになりますけれども、そこで、環境基準を超える値が出るかどうか、環境基準は、昼間であれば70デシベル、夜間であれば65デシベル、それを超えていないかどうかの監視になります。  それを超えて、昼間で75デシベル、夜間で70デシベルを超えた場合には、これは要請限度ということになりまして、公安委員会、そこのほうにその道路に関して速度制限を設けてもらうとか、そういったことができるような事業になっております。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  わかりました。必要な事業だと思います。  これは6地点とあるんですけれども、なかなか地点を区切るのは難しいと思うんですけれども、道路が新しいのができますけれども、大体どれぐらいの場所があって、そのうち今まで終わったのは大体この箇所ぐらい、今回はこれぐらい、残りはこれぐらいっていう概略があったら教えてください。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  この道路測定については今、言った国道、県道、市道についてはやりますけれども、5年間でひととおり順繰り回って、5年後にまた測定するということになっています。  それは、去年、測定計画を立てまして、それに沿って、また来年度からスタートするということになっています。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  わかりました。計画どおりできるようによろしくお願いします。  最後が、一番最後の環境保健サーベイランス調査事業の中で、30年度、使用料及び賃借料が9万6,000円からゼロになっているんですけれども、これは大丈夫ですかっていう、ゼロになっても運営できる理由をちょっと教えてください。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  この使用料及び賃借料は、調査員が収集したデータについて、問診票になりますけれども、それを回収するためのタクシー賃借料だったんですが、使用料だったんですけれども、実際には、その調査員のほうがこちらの当課のほうに持ち込んでいただけるということで不用になっております。29年度、計上はしておりましたけれども、それが不用になったということで、30年度についても同じように実績になっております。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  それは、ありがたい話だと思います。  あともう1つ、わからないのが、同じ項目の自治体連絡会議、東京都2人、これを教えてもらっていいですか。備考の欄に入っている。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  環境省のほうが毎年、連絡会議ということで、この事業についての説明会を開くことになっていまして、それについての旅費になります。旅費に計上しているのがこの金額になります。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  わかりました。旅費、常駐なのかちょっと意味がわからなくて、旅費ということでわかりました。  以上です。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  お疲れさまです。  歳入の霊園使用料と、歳出の公営墓地一般管理費が関連してくるので、南納骨堂は平成33年で閉鎖ということだったと思うんですけれども、新年度予算の前に教えてほしいのは、この閉鎖に伴って、ここにあるお骨とかっていう管理がどうなるのか、改めて教えてください。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  南納骨堂には、今おおよそ1,500余りのお骨がまだ残っております。これについては、33年の3月まで借り入れる使用料を延長していますけれども、その後は改装ということで、ほかの例えばメモリアルに移してもらうとか、市民共同墓の合葬に入れてもらうとか、そういったふうにお願いしているところなんですけれども。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  使用料のところで聞きますと、これがそのまま市民共同墓地のほうに移動するという、自動的ではないということですね。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  はい。この親族の方の意向もありますので、どうされるかというのはよくよく相談をしながら進めているところです。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  まだ4年間ぐらいはありますけれども、こういったお骨のことになりますと、なかなか決断できなかったりとか、いろいろ情報も引き続き共有していただきながら、今後どうするのか、市民の対応をしていただきたいなと思いました。  あと、この公営墓地の一般管理費の中で、清掃だとかっていうのもあると思うんですけれども、この中で、例えばシーミーとか何とかで出る大量のごみというのは、基本は持ち帰りですか、それともどうされているのか教えてほしいです。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  基本は持ち帰りです。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  わかりました。  この地域だけじゃなくて、その時期になると周辺にありますお墓の区域、うちのところもあるんですけれども、大量のごみが残ってしまって、周辺の皆さんがとても困っているという、うちの我如古一郎議員が取り上げたこともありましたけれども、ちょっとその辺もあったものですから気にしていますけれども、そこの管理とか周辺の清掃業務の管理費はここに入っていないということですよね。この区域だけですが。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  那覇市が管理している霊園は区域がありますので、その中でのごみの収集とか草刈り業務はやっていますけれども、それ以外の民地の部分についてはやっていないです。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員
    ◆委員(前田千尋)  ごみの持ち帰りは徹底していただきますようにお願いします。  あと、違うところで、住宅騒音防止対策事業ですけれども、実は音だけじゃなくて、車、バスとかによる振動に対してはどうなのかという市民からの問い合わせもあったりして、例えば市道なんだけれども、路線バスが通っていて、通るたびに家が揺れて家電製品がなかなか持たないという問い合わせもあったりとかして、そのときには市道の道の整備を少しやっていただいた経緯もあるんですけれども、騒音だけじゃなくて、そうしたところの対策というのは、何か検討されたことがありますか。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  住宅騒音の場合には、騒音に関しての対応になります。それで低騒音の舗装に変えてもらうとか、そういった働きかけをしています。  ただ、振動に関しては、どちらかというと、これは公害という観点になります。なので、そういう公害の苦情を受けながら、また所管する省庁なり部署と所管と対応していくことになるかなと思います。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  わかりました。ありがとうございます。  それと、環境啓発事業がありますけれども、毎回、市民の自然観察会とか学習しているということで、とても力を入れていらっしゃると思うんですが、これまでの市の主催で、大嶺海岸の観察会とかありますけれども、ホタル観察会は、これは末吉公園のことでしたか、どこで毎年やっているのか教えてください。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  毎年5月に末吉公園のほうで2週ほどあけて2回ずつやっています。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  昔は私の住んでいる壺屋のほうにもホタルはいたんですけれども、最近はたまにしか見かけられなくて、やっぱりホタルがいる環境っていうのはとても大切だなと思っています。水源地があって水がきれいじゃないと生息しないと思うので、引き続きやっていただきたいなと思います。  出前講座というのがありますけれども、そういったのがこのホタル観察会とかになるんですか。それともここにない以外のものが何かありますか。平成30年度に予定されているものがあれば教えてください。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  ホタル観察会に関しては、那覇市の実施事業ということで年2回やっていますけれども、あと出前講座のほうは、受託した業者の団体のほうが、その依頼する団体の要望に応じて組み立てていきますので、もしそういうのがあればまたできるのかなとは思います。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  その機会がどんどん増えるといいなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いします。  あと1つ、国場川水あしびですけれども、7市町でみんなで河川浄化の啓発活動を行うってありますけれども、どういったことをしているのか、水質浄化、水質がよくなっている状況を那覇市でも取り組んでいるのか、平成30年度はどんなことをされるのか教えてください。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  国場川水あしびということで、毎年11月ぐらいにそういう会を開催します。主には、漫湖水鳥・湿地センターを拠点にしてやっています。そこのほうがやっぱり場所的には取り組みがしやすいということで、そこで7市町が集まってやっています。  内容的には、清掃活動とか観察会、あとは自然体験型のゲームをやったりとか、いろいろ環境に関する展示もブースを設けたりやっています。  そのほかに、那覇市であれば漫湖のほうは水質の調査もしていますけれども、各市町それぞれの所管する川の水質の測定もやっています。その辺の情報もまた共有しながら、どこに汚染の原因があるのかとか、そういったの探るための手がかりにもしているところです。  以前は、上流のほうには豚舎があったりとか、そういうのも水質汚濁の原因になっておりましたので、そういったところがこういう取り組みをすることではっきりしてきて、対策がとれるようになってきたと、そういったところがあります。 ○委員長(平良識子)  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  前回も教えていただいたかなと思いましたけれども、昔、私が幼いころはあそこを通ると臭かったなと思いましたけれども、今はすっかり見違えて、鳥も来るようなところにもなっていますので、自然環境を守るためにも、やはり連携をして、ほかの町村とやることは大切だなと思いました。頑張ってください。  以上です。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  水質、雨水利用とあれがありましたよね。 ○委員長(平良識子)  08番ですね。 ◆委員(小波津潮)  これは災害時の水確保のためということなんですけれども、この井戸水というのは新規で設置する場合もあるんですか。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  実際のところ、新規設置に関する問い合わせ等は那覇市内ではほとんどありません。 ○委員長(平良識子)  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  この建設は雨水の、実績の件数は。 ○委員長(平良識子)  佐久本課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  水資源といいますと、雨水もありますし、地下水もあります。それについては、雨水のタンクを設置するとか、あるいは井戸水を活用する場合にはポンプを設置するとか、そういったものについての補助をしているものになっています。 ○委員長(平良識子)  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  わかりました。  あと、政策説明資料で大気汚染防止対策事業とありますけれども、この大気汚染物質を常時監視しているということなんですけれども、監視する場所というのは何箇所かあって、今の汚染状況っていうのはどうなっていますか。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  那覇市内には、大気汚染についての観測をする拠点が2つあります。  1つは、那覇市の保健所、そこのほうに一般環境大気測定局ということで置いています。  もう1カ所は、松尾のほうですけれども、琉銀の松尾支店の3階部分になりますけれども、そこに自動車排出ガスの測定局というのを置いています。主に自動車の排ガスについての測定をしていくことになっています。  一般環境のほうですね。那覇市保健所のほうでは二酸化硫黄とか、あるいはPM2.5とか、そういったものまで、6つ物質について常時測定を行っていると。松尾のほうになりますと、自動車ですと二酸化窒素とか一酸化炭素、それについての測定を常時監視しているということになります。 ○委員長(平良識子)  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  この注意報等発令時、今まで発令したことはあるんですか。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  注意報が発令されたことは、那覇においてはありません。 ○委員長(平良識子)  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  わかりました。  目に見えないものなんですけれども、生活していく上で一番大切なものと思っています。よろしくお願いします。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。
     上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  事業名には確認できなかったのであえて聞きますけれども、我が国の生態系等に被害を及ぼす恐れのある外来種を駆除するための事業について、取り組まれているのかどうかってお尋ねいたします。  これは、ヒアリ対策を昨年、対策というか、確認をされていたりするんですけれども、このヒアリ対策以外に、本市における外来種駆除の取り組みについてお聞かせいただけますか。 ○委員長(平良識子)  賀数弘主幹。 ◎環境保全課主幹(賀数弘)  本市における外来種対策としましては、まず、基本的に環境省那覇自然事務所に外来種担当がおりまして、外来種、那覇市だけにいるというよりも、全体的な広いところでございますので、そちらのほうでグリーンアノールの対策ですとか、タイワンスジオの対策ですとか、いろいろやってまいりましたが、平成26年度からは、今度、沖縄県自然保護課のほうでも、このグリーンアノール、タイワンスジオの対策等をしております。  県のほうが委託業者に委託した際に、那覇市での広報、もしくは那覇市のほうに連絡が入った、例えばタイワンスジオを見たとか、グリーンアノールを見たというときに、実際にその情報が、在来のほかの種との混同が結構多うございまして、環境省、もしくは県の野生生物課のほうだけでは対応ができないものですから、こちらの那覇市で来た連絡の分については那覇市で確認をしてくださいというような形で、ヒアリも県とあわせてやっておりますし、今グリーンアノールとタイワンスジオにつきましては、国のほうから沖縄県が引き取って、それで対応しているところです。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  あくまでも国から県に来て、県がグリーンアノールとか、それぞれの外来種に対する取り組み方針みたいなものを決めて、それを那覇市分地域として対策をとっているというような関係なんでしょうか。 ○委員長(平良識子)  賀数弘主幹。 ◎環境保全課主幹(賀数弘)  那覇市分に来ただけということではありますが、県から受けているというだけではなく、環境省の那覇自然事務所ともダイレクトに調整をしておりますし、また、専門家の面では、OISTといいまして科学技術大学院大学の方とか、その調整結果等に基づいて、県、国、両方ともどちらとも連携をとるように努力しております。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  特定の外来種について聞きたいんですけれども、マダラロリカリアっていう魚をご存じですか。通称プレコという魚なんですけれども、これは緊急対策外来種ではないし、どのような被害をもたらすのかということは、調べてもどこにも出てこないんですけれども、そのマダラロリカリアにおける被害というのは、皆さんの課の中で把握している点で結構ですので、どういったものが寄せられているのか、把握しているのか、教えていただけますか。 ○委員長(平良識子)  賀数弘主幹。 ◎環境保全課主幹(賀数弘)  マダラロリカリア、これは南米産のナマズの仲間でございまして、当初、ペットで入って、ペットの中のコケを食べてくれるという形で入れたものです。  ところが、これが非常に大きくなりまして、60センチぐらいになると、とてもじゃないけど、普通のものでは飼えないというふうな形で、野外へ返すという誤った感覚で実際、出ております。  今の現状としましては、ペット業界のほうも終生飼育ができるように、15センチぐらいまでしか大きくならないタイガーなんとかという、プレコなんかを扱っているようです。  これが那覇市内でどうなっているかというふうなところでございますけれども、市内の河川の中で、実際に数の調査等はしておりませんが、目視で歩いている分では結構な数がいるなという認識しております。  これが直接何かするかというところではございますが、そういう生き物がいるという、その空間、ニッチといいますけれども、その空間の中に、本来であれば沖縄のほうでの生き物が棲む場所に、そこに大きな生物がいるということは、同じご飯を食べるものがいたら、2人で分けるしかないというふうになると、それが半分になってくるというふうなところで、生態的に数で圧迫しているところが考えられております。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  この魚というのは、熱帯原産で、最近はその日本の池とか河川にも、温暖化に伴い、捨てられた魚が繁殖しているという話も聞いているんですけれども、とりわけ沖縄のほうが、居心地がいいのか、かなりの数が繁殖しているということは私も聞いているんです。  そこで、この質疑をさせていただいたのは、どうもこの魚が底の藻を食べるということと、卵を産むために、底に穴をあけるという性質を持っているということなんです。  そういう指摘はされているんですけれども、それについては知っていますか。底にへばりついて生息していて、藻を食べるということと、産卵をするために地中に穴をあけるという性質があるということはご存じですか。 ○委員長(平良識子)  賀数弘主幹。 ◎環境保全課主幹(賀数弘)  このプレコのほうで巣穴を掘って、底を行ったり来たりしているというようなところで、県河川につきましては、二面張りでございます。壁のほうで下のほうは地面になっておりますので、そちらのほうにそういうのが生息できるようになると思います。  市のほうで管理しているのは排水路になりますので、排水路は三面張りというようなところで、なかなか生き物がいないようなところにはなっております。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  これはちょっと提案というか、ぜひ見ていただきたいところがあって、首里城の円鑑池という池に、多数のマダラロリカリアが生息しているんです。  そこは以前、漆喰で水を漏らさないような細工をしていって、これは昭和53年から55年ぐらいに事業をやっているんですけれども、どうもそれがはがれて水が漏れているような形跡があるんです。これはひょっとしたらマダラロリカリアの仕業なんだろうなと、僕は見ているので、これは由々しき問題で、文化財課も調査しないといけないとおっしゃっているんですけれども、マダラロリカリアの担当はこちらだと聞いていますので、ぜひ調べていただきたい。これは深刻な問題なので、ぜひこれは要望したいと思っているんですが、課長、お願いいたします。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  なんとうちの担当も既に現場も確認したということは聞いていますけれども、それについては、所管それぞれありますので、ちょっと連携しながら検討していきたいと思います。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  わかりました。ぜひよろしくお願いいたします。  それで、住宅騒音防止対策事業についてでありますけれども、これは去年の決算から補正予算から審議させていただいたので、おおむねその事業について理解しているんですけれども、民間航空機による住宅への騒音であるんですけれども、米軍機による住宅への騒音被害というのを、皆さんの課の中で把握に努められているのかどうか、お聞かせいただけますか。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  現状では、自衛隊機等については、那覇空港もありますので、私たちも気をつけているところですけれども、米軍機となると、普天間飛行場なのかなと思いますけれども、最寄りのところは。そこについては、当課としては、特に状況把握をしているとか、そういったのはしてございません。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  市民の皆さんからの苦情、特に夜間での飛行っていうのは頻繁にあるわけなんです。  それについて、恐らく普天間飛行場を離発着するヘリや航空機だろうと推測するんですけれども、これはもちろん県が測定器を置いてはいるんですけれども、皆さん自身として、これを取り組まれていないというのは、この騒音被害把握というか、これはなんで把握されてないんですか。 ○委員長(平良識子)  休憩いたします。 ○委員長(平良識子)  再開いたします。  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  米軍機の騒音に関しては、確かに那覇市のほうには来ております。ただ、うちのほうではなくて、平和交流・男女参画課のほうに、そちらのほうにどうやら行っているようです。そこから米軍なり防衛のほうには、申し入れはされているというふうに聞いています。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  そこに行っているっていうのは行っているんだけれども、実態としての把握というのは、これは県が今やっているけれども、実態に即して、例えば県に測定器を置いてもらうとか、あるいは独自で、住民の被害がどれぐらいなのかって調べないといけないじゃないですか。  普天間飛行場のを見たら、内間までは設定しているわけなんです。浦添市内間。それはもう環状2号線を超えたら那覇市なんです。特に新都心の地域なんかはよく通っているわけなんです。  だから、そこは県に働きかけるとか、あるいは直接防衛局に問い合わせするとか、皆さんでひとつ、この政策課題について取り組まないといけないんじゃないですか。  部長いかがですか、これ。 ○委員長(平良識子)  玉寄隆雄部長。 ◎環境部長(玉寄隆雄)  今、米軍機の騒音等については、平和交流・男女参画課のほうが受けまして、防衛、あるいは県、あるいは米軍関係のほうに連絡をしているという事態はあるんですけれども、今おっしゃっているような測定器の確認については、これは県が設置しているものですから、その県の状況を聞きながら、測定値に関して確認しながら、今後どうなのかっていうのも把握していきたいなと思います。 ○委員長(平良識子)  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  内間まで来て、把握しているわけで、当然、那覇市の市民の被害というのは測定されていかなくちゃいけないと思うんです。  そこは、県の状況ってホームページ見ればわかるので、皆さん方から、ここにもちゃんと置いてくれと、それぐらいは言うべきですよ。それで見て、どれぐらいの被害が出ているのか、騒音の測定、あるいは夜間時の飛行がどうなのかって把握しながら、適宜、これはそういうのデータをもとにして、まさにそういう騒音被害に対する抗議だとか、要請とかはすべきですよ。  ここは、総務部の平和の部分では測定しづらいところですから、理論的に。ぜひそこは部長、それを見ていただけるということなので、ちょっと注意をして、県にもちゃんと言って、自分たちでデータの把握も努めていただきたいと、要望しますのでよろしくお願いします。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございますか。  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  今、上里委員の関連で、測定するのは私も大賛成です。  そもそも自衛隊機ならば自衛隊、米軍機なら米軍が騒音を出しているわけで、沖縄県も途中までは必要な地域は測定器を置いていると思いますけれども、やっぱり国にちゃんと測定器するならばやるべきだと思うんです。  だから、那覇市がというのは、那覇市は市民の状況をしっかりと連携しながら聞くのが役割だと思うんですけれども、平和交流・男女参画課との連携、改めて必要だと思うんですけれども、情報共有していただきたいと思いますがどうでしょうか。 ○委員長(平良識子)  佐久本整課長。 ◎環境保全課長(佐久本整)  そのあたり、平和交流・男女参画課との連携というのは、今まで確かに弱いところもあったのかなと反省はしております。  それで、今も調整に取りかかっているところなんですけれども、次年度に向けては、またいろいろとお互いに調整をしながら、那覇空港のものがまずは中心ですけれども、そういったところも含めて、普天間の部分も何か検討ができるものがあれば努めていきたいと考えております。 ○委員長(平良識子)
     前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  どこが設置するのかというのは、やはり音を出しているところが責任を持つものだと考えますので、頑張ってください。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(平良識子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(平良識子)  再開いたします。  次に、環境政策課関係分を議題といたします。  宇地原靖副部長兼環境政策課長、説明をお願いいたします。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  ハイサイ。議案第46号、平成30年度那覇市一般会計予算中、環境政策課関係分について、お手元の資料にてご説明をいたします。  まず、歳入予算についてご説明をいたします。資料の1ページをごらんください。よろしいでしょうか。予算書では、48及び49ページです。  第16款第01項第03目基金運用収入中の第07節環境保全・創造基金収入及び第13節一般廃棄物処理施設建設等基金収入として、それぞれ1,000円を計上してございます。これは、それぞれの基金の運用利子を収入するとして、それぞれ計上しているものでございます。  次に、第18款第02項第08目環境保全・創造基金繰入金中、第01節環境保全・創造基金繰入金でございます。予算書のページは52ページです。平成30年度は、135万円を計上しております。これは、当課で実施する那覇市住宅用省エネ設備導入促進助成事業及び環境保全課で実施をしております水資源有効利用推進事業の財源として繰り入れるものでございます。  次に、第20款第05項第04目の雑入中、第04節衛生費雑入でございます。予算書は59ページです。平成30年度は、前年度と比較して700万円減の300万円を計上しております。これは昨年度から取り組んでおります、国の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金を活用したCO2排出削減促進事業、いわゆるクールチョイス啓発事業の財源でございます。減額の理由は、当該補助金の交付額の上限である1,000万円のうち、700万円を、30年度は都市計画課が実施するモビリティ・マネジメント啓発事業を財源に振り分けたことによるものでございます。当課における300万円のクールチョイス啓発事業の内容については、後ほど歳出のほうでご説明をいたします。  なお、当該補助金につきましては、昨年度は第14款の国庫支出金として計上しておりましたが、当該補助事業が国の直接補助ではなく、一般財団法人環境イノベーション情報機構が環境省の委託を受けて実施する、いわゆる間接補助事業でございますので、財政課と調整の結果、本年度より第20款諸収入として計上したものでございます。  歳入につきましては、以上でございます。  次に、2ページ、歳出予算についてご説明をいたします。まず、予算書のページは119ページです。  第4款第01項第03目環境衛生費中、事業番号09環境審議会でございます。こちらは前年度より28万6,000円増の57万円を計上しております。これは、本市の附属機関である那覇市環境審議会の運営に係る費用となっております。増額の理由は、今年度、那覇市環境基本計画の中間見直しや廃棄物対策課で策定を予定している、災害時の廃棄物収集計画等の審議、ご意見を伺うために、例年より多い4回程度の開催を見込んでいることによる増でございます。  続きまして、事業番号10、ISO14001推進事業、政策説明資料の1ページでございます。平成30年度は、20万5,000円増の235万4,000円を計上しております。増額の主な理由は、平成30年度が3年ごとの更新審査を実施する予定となっていることから、審査手数料の増額によるものでございます。  続きまして、事業番号24一般事務費は、33万7,000円増の397万7,000円を計上してございます。主な増額の理由は、先ほど申し上げました、環境基本計画の見直しに係る市民及び事業者へのアンケートに係る郵送代等を計上したことによるものです。  続きまして、めくって3ページをお開きください。  事業番号25番、団体負担金(那覇市地球温暖化対策協議会)でございます。政策説明資料は2ページでございます。団体負担金は、平成30年度は前年度より10万円減の40万円を計上してございます。これは、いわゆる温対法の22条に定める地方公共団体実行計画協議会としての那覇市地球温暖化対策協議会への負担金となっております。  次に、4ページでございます。予算書は123ページです。  第4款第01項第05目地球温暖化対策推進費中、事業番号の01温暖化対策啓発事業。これは、前年度比115万7,000円減の131万1,000円を計上しております。主な減額の理由は、地球温暖化対策カレンダー、こちらのほうで作成しておりましたのをクールチョイス啓発事業の中で行う、振り分けたことによる印刷製本費の減となっております。  続きまして、事業番号02那覇市住宅用省エネ設備導入促進助成事業でございます。政策説明資料の3ページです。こちらは、前年度と同じ75万円を計上してございます。平成30年度も継続して太陽熱利用システム及びエコキュートを導入する市民に対し、設置費用の一部を助成いたします。  続きまして、事業番号03、CO2排出削減促進事業(クールチョイス啓発事業)でございます。政策説明資料は4ページです。前年度比700万円減の300万円を計上しております。こちらのほうでは、前年度に引き続き地球温暖化対策のための国民運動でございます。クールチョイスを推進するために、バスなどの公共交通機関を利用した広報や、あるいは環境関連のイベントにおいて、低炭素社会の実現に向けたさまざまなアクションを紹介するほか、温暖化対策カレンダーの制作、配布などの啓発事業を行う予定でございます。  最後に、5ページ目でございます。  第04款第01項第11目那覇市環境保全・創造基金費中、事業番号01那覇市環境保全・創造基金積立金及び第04款第02項第04目の一般廃棄物処理施設建設等基金費中、事業番号01の一般廃棄物処理施設建設等基金積立金でございます。予算書は、128ページ及び132ページとなっております。これも歳入のほうで入れます、基金運用利子を基金に積み立てるための予算で、それぞれ1,000円を計上しております。  以上、平成30年度那覇市一般会計予算中、環境政策課分についての概要をご説明いたしました。よろしくご審議をお願いいたします。 ○委員長(平良識子)  これより質疑に入ります。  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  お疲れさまです。  この課については、2014年の4月に、経産省の資源エネルギー庁がエネルギー基本計画というのを策定しておりますけれども、その中で、ゼロエネハウスとかゼロエネビルのことを書かれておりますけれども、見る限りだと、このエコキュートシステムがそれに近いような感じがするんですけれども、ちょっと違うといったふうに思いますけれども、そのゼロエネハウスとかエネルギー基本計画に基づく市としての進め方というのは、来年度以降を含めて何かちょっと教えてください。 ○委員長(平良識子)  宇地原靖課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  ただいま委員から紹介のありました、ゼロエネルギーハウスについては、現時点で特にそれについての取り組みを行っているということはございませんが、今、現に行っているクールチョイスの中で、環境省もエコハウスということで、そのゼロエネルギーハウスについての紹介等を行っておりますので、本市としてもこのクールチョイス事業の中でさまざまな賢い選択の中で、そのゼロエネルギーハウスについても情報を提供して、市民に対して関心を持っていただいて、その導入促進の一助になるよう働きかけることは可能だと考えております。  以上です。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  その中で目標値が設定されているのはご存じですか。  2020年までに新築の家は半分とか、2030年からは全部というような、記載されているわけです。なので、特に沖縄というのは、ほかの県からエネルギーがすぐとれるわけではないので、ゼロエネルギーハウスというのは気密と断熱で、太陽光を使ったり、いい環境システムを使って、自給自足でエネルギーをやりましょうと。  例えば災害、台風も多いですし、電気がなかったとしても、晴れていれば太陽光とか使える中で、沖縄の地理特性に関しては、特にクーラーを使うのが多い中では、市としても、本当は県がやってほしいところもあるんですけれども、どんどん進めていかないと、災害にも強いし、エネルギーを保つ、沖縄の独自性を考えたときに、私的には有意義なエネルギー基本計画を沖縄県で、よくリーディング市というか、引っ張る都市として那覇市といわれるので、もっと積極的に、環境省がやっているのでクールチョイス事業でやっているじゃなくて、もっと進めていかないといけない事業だと私は強く思っています。  例えばゼロエネビルはご存じですか。これは質問で。 ○委員長(平良識子)  宇地原靖靖課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  承知しておりません。申しわけございません。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  実は、これは同じエネルギー基本計画にゼロエネビルってあるんです。これを知らないと、2020年までの新築公共物はセロエネビルをつくりなさいって基本計画に書いてあるんです。これはちゃんと思慮しないと、新市民会館とかゼロエネルギービルじゃないと、2020年以降の建設になりますよね。じゃないと国の方針に反対をしていると、下手したら一括交付金、いや、これは違うんじゃないのっていわれかねないんです。  なので、担当課としては、2020年までに新築公共物等でゼロエネビルと。今度、ほかのいろいろ会館があったり、公民館を改修したりとかいろいろありますけれども、これについては積極的に指導を、別の課になるかと思いますけれども、専門家のプロパーとして、もっと入れていかないと、予算が下りないとか、補助金が下りないという可能性もなりえなくはないと思いますので、その辺については、担当課として、もっと積極的に進めるんだと。  沖縄の自主的なものをやるんだといわないと、今までこれだったから、これは平成20年からですかね、エコキュートは。長くてよかったんですけれども、時代が変わって国の施策も変わる中で、それをしっかり進めていかないといけないので、ちょっと見直しというか、那覇市のエネルギー計画をつくれとは言いませんけれども、ある程度、このロードマップというの担当課の中でしっかり詰めていかないと、時代おくれのことになると、ちょっとこれはまずいかなと思いますので、その辺を検討していただきたいと思いますので、答弁のほうをよろしくお願いします。 ○委員長(平良識子)  宇地原靖副部長兼課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(宇地原靖)  ただいまお話がありましたように、民間を問わず公共施設においても、やはり限りなく省エネルギーというのは当然、行っていくべきだと思います。  今後とも、その施設の建設の所管課にも働きかけながら、できるだけ市全体として低炭素社会の実現に向けた取り組みを進めてまいりたいと思います。 ○委員長(平良識子)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  以上です。 ○委員長(平良識子)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(平良識子)  よろしいですか。  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(平良識子)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  本日、審議いたしました環境部の各課について、ご意見があればいただきたいと思います。  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)  ちょっと後でまたどなたかが補足するかもしれませんけれども、環境衛生課の飼い主のいない猫不妊去勢手術実施事業は、とても那覇市としても頑張っていらっしゃる事業だと思いますので、今後ともやっぱり体制も含めたことを考えると、どうしても体制の充実も含めてやっていただきたいと思うんですけれども、新年度は難しくても、今後の予定としては、やっぱりセンターの新たな場所だとか、その内容の充実の計画というのがどうしても必要じゃないかなと思いました。 ○委員長(平良識子)  ありがとうございます。  ほかにございますか。  上里直司委員。 ◆委員(上里直司)  環境衛生課で私が質疑させていただきました動物愛護センター。  多くの議員から代表質問、一般質問でも取り上げられ、委員会でも審議をしているんですけれども、現行の狂犬病予防法の規定に絡みとられてなかなか前に出せなかったという状況ではありましたけれども、一括交付金をうまく活用して何らかの目的を持って、動物愛護の普及だとか、あるいは登録を促すとか、いろいろ本土と違うところは結構あると思いますので、一括交付金を活用できるような施設だと思っていますので、ぜひそれに取り組んでもらいたいと要望したいと思っております。  それと、環境保全課の普天間飛行場の騒音防止なんですけれども、もちろんこれは県が測定している事業なので、そこは県にお願いする立場にはなるものの、とみに多く発生してきた、特にオスプレイによる騒音被害等については、本市としてもどれぐらいの頻度で、どれぐらいの影響があるのかということは把握せねばならないということで、測定器の設置等々、県に要請するなど、とにかくデータをちゃんととって、しかるべきところではしかるべき対応をとっていただきたいということは要望したいと思っています。 ○委員長(平良識子)  ありがとうございます。  ほかにご意見ありますか。  前田千尋委員。 ◆委員(前田千尋)
     ちょっと1つだけ。  公衆便所の維持管理事業があったんですけれども、時代とともに公衆トイレはどんどん少なくなっているんですけれども、いざやっぱりつくるとなると、なかなか周辺の皆さんのオッケーがもらえないといいますか、つくるのに四苦八苦しているところもある事態の中で、残っている4つのところを、地域の皆さんとも連携をしながら、しっかりと清潔感のある、みんなが使えるようなものをしっかりと引き続き維持していただきたいというのがあります。  あと、先ほどありました、空港から発せられる騒音に対するものは、騒音器で計測して実態を知るのはとても大切だと思うんですが、沖縄県に要望するとともに、管理をしている自衛隊だとか、米軍機のところでは、やはり国の責任が伴うと思いますので、国にしっかりと騒音器をつけるならば、そこで事業を補助していくとか、そういったことがやるべきことじゃないかなと思いました。  ただ、沖縄県、市民の皆さんも、・・・がありますけれども、飛行場から出ている騒音に対する苦情は大変多いと聞いておりますし、私もその相談に乗ったこともありますので、その解決のためにやっぱり那覇市も沖縄県と連携をしてやるべきだと思っています。  以上です。 ○委員長(平良識子)  ありがとうございます。  ほかにご意見ありますか。  いいですか。進行しますね。                  (「はい」と言う者あり) ○委員長(平良識子)  ほかにないようでありますので、討議を終了いたします。  以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  明日3月9日・金曜日も午前10時より委員会及び予算分科会を開会いたしますので、ご参集ください。  本日は、これにて散会いたします。                             (午後2時30分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   平成30年(2018年)3月8日    厚生経済常任委員長 平 良 識 子...