ツイート シェア
  1. 那覇市議会 2018-03-08
    平成 30年(2018年) 3月 8日建設常任委員会−03月08日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成 30年(2018年) 3月 8日建設常任委員会−03月08日-01号平成30年 3月 8日建設常任委員会 建設常任委員会記録                        平成30年(2018年)3月8日(木) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  平成30年(2018年)3月8日 木曜日 開会 午前10時00分                    閉会 午後0時18分 ─────────────────────────────────────── ●場所  建設委員会室 ───────────────────────────────────────  常任委員会  1 所管事務調査    公共交通に関する事務調査(第10回議会報告会における市民意見に関する調査)    新都心公園駐車場に関する事務調査(第10回議会報告会における市民意見に関する調査)  2 陳情審査     陳情第24号 「童神の丘」・旭ヶ丘公園抜本的整備に関することについて  3 議員間討議  4 付託議案の表決
     5 陳情の取り扱いについて  6 閉会中継続審査申し出について  7 所管事務調査の取りまとめについて  8 第11回議会報告会報告内容について ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 上 原 快 佐   副委員長 前 泊 美 紀  委  員 翁 長 雄 治   委  員 仲 松   寛  委  員 古 堅 茂 治   委  員 吉 嶺   努  委  員 金 城 眞 徳   委  員 糸 数 昌 洋  委  員 坂 井 浩 二 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員  委  員 久 高 友 弘 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  知 花   修   都市計画部 都市計画課長  平 良 正 樹   都市計画部 都市計画課担当副参事  仲 間 好 彦   建設管理部 道路建設課長  宮 平   亭   建設管理部 道路建設課 副参事  上 原   克   建設管理部 公園管理課長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  長 嶺   勝 議事管理課長  喜屋武 太 一 議事管理課主査  高江洲 康 之 調査法制課主査 ───────────────────────────────────────                             (午前10時00分開会) ○委員長(上原快佐)  ハイサイ、おはようございます。  委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席9人となっております。  久高友弘委員からは、欠席する旨の連絡がございました。  以上、ご報告申し上げます。  それでは定足数に達しておりますので、ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  初めに、第10回議会報告会における市民意見に関する所管事務調査を行います。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  まず初めに、公共交通に関する事務調査について議題といたします。  知花修都市計画課長、説明をお願いいたします。 ◎都市計画課長(知花修)  公共交通に関する事務調査ということで、第10回議会報告会における市民意見に関する調査ということで、都市計画課道路建設課が今出席していますけれども、まず都市計課関連で2件はあります。  1件、首里地区の件に関しては、多分、都市計画課だけになると思いますけれども、まず1件目のバス停上屋について、市民の意見としまして、真和志地域は特にバスの便が悪い、どこへ行くにも不便なんです、お年寄り、外に出なさいよと言っても、出かけられませんと。  バス停上屋が風よけにもならない、雨よけにもならない、日よけにもならないものがたくさんつくられています。また、腰かけがないバス停がいっぱいあります、というようなご意見に関しまして、バス停上屋につきましては、平成24年に都市計画課のほうで、デザインコンペをしまして、那覇市に設置するバス停の推奨案をまとめてあります。  その推奨案に基づいて、国、県、市の道路管理道路整備の側に設置を求めているところです。  実際に、今、那覇市内には、国道、県道、市道を含めまして、バス停が414のバス停があります。  その中で実際に、今、バス停の上屋が設置されているのが100カ所ということで、全体合計で24%、4分の1程度に設置されているという状況であります。  市道に関しましては、176カ所のバス停がありまして、そのうち既に整備されているのが、37カ所の上屋の整備がされています。  大半が残っているわけですけども、実際の物理的に歩道の幅員が狭いところにおきましては、バス停設置はできません。バス停の設置が不可能な箇所が、舗装付近が狭いという箇所が、市道分に関しては109カ所あります。  残りの分につきましては、今後、30年度以降も含めて、設置可能分については全て設置する予定にしています。  市道分で60カ所プラス、既にバス事業者のほうで設置している7カ所を入れまして、全て設置する予定になっています。以上です。 ○委員長(上原快佐)  これより質疑に入ります。  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  市民からの貴重な意見ということで、所管事務調査、入らせていただいておりますけど、市道部分は176カ所中、37カ所整備をされていて、ただ109カ所が歩道が狭くて、設置できない状態で、これ引くと残り分60カ所。60カ所というのは、市道だけで。 ◎都市計画課長(知花修)  そうです。今の37カ所整備されているのを含めて60カ所。 ◆委員(糸数昌洋)  37カ所含めて、あと23カ所については、計画としてはどうなりますか。 ○委員長(上原快佐)  平良正樹都市計画課担当副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  今後、市道分につきましては、平成30年度以降、30基予定しておりまして、既に上屋が、市が整備したもの、バス事業者が整備したもの、全てあわせますと67カ所分の予定でございます。 ◆委員(糸数昌洋)  30基と合わせて67カ所ですね。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  上屋の整備については、市も補助を出したり、やっていると思うんですけども、全てバス会社で設置ということではないですよね。  予算の内訳とか、バス会社と調整とか、その辺のことを教えてもらえますか。 ○委員長(上原快佐)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  那覇市のほうとしては、基本的にはバス事業者がやる、設置するものだと考えております。  やはりバス利用の促進からいきますと、バス事業者が基本的にやることにはなるんですが、我々も、交通基本計画の中で、バス利用の促進等、位置づけているということもありまして、今回、条件にあう、要はバス停の上屋を整備して、例えば柱から有効幅員が2メートル以上確保できるような歩道については、我々の那覇市のほうでも整備を進めているというところでございます。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  市民からの意見で、これ要望は特に強いんですけど、ベンチがほしいというような部分についてはどういう、皆さんの対応としてできることはありますか。ベンチ等の設置について。 ○委員長(上原快佐)  知花課長。 ◎都市計画課長(知花修)  バス停上屋を設置するために、有効幅員として歩道の幅が2.8メートル以上必要になります。  さらにベンチを設置するとなるとプラス1メートル、3.7メートル以上の歩道が、幅員が必要ということになります。  ベンチを固定式、設置するとそういうふうになるんですけれども、例えば可動式のものを置けるかどうかというものは、それぞれの道路管理者と管理の話になってくると思うんですけど、移動式あるいは固定式じゃないものに関しては、例えば風で飛ばされたりとか、動くものについては、歩行者とかいろいろな面で危険な状況もあれば、なかなか難しいと思います。  今、やはりネックになっているのは、既存の道路の歩道の有効幅員があるかないかというところが大きなポイントになっています。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  デザインコンペで推奨を出して、今、バス停上屋の整備、進められているという話がありましたけど、風よけ、雨よけという意見があるんですけど、その辺はやはり考慮されていないんですか。 ○委員長(上原快佐)  知花課長。 ◎都市計画課長(知花修)  バス停の設置につきましは、標準的な基準が警察庁のほうと構造の基準があります。  その中でやはり、日よけというのは屋根の大きさ、これはやはり警察のほうでは、道路機能を阻害しないというのが基本的な考え方がありまして、屋根の幅2メートル以下にしなさいというのがあります。  これが日よけになるわけですけれども、風よけというのは、基準にはないんです。  例えば、風は四方八方いくら、どこからでも吹きます。警察庁の基準の中では、全部4面、壁で覆うことはできませんよと、片面は必ず開けてくださいと、よくできてコの字型なんです。
     風よけを完全に必要とするものは、無理です。  その辺の中で、風については、必須の基準になっていないんです。  日よけ、雨よけについては、屋根の大きさ等の関連で、構造的には制限がありますけども、満たすような設計を考慮した上で、那覇市の中でそれにプラス、デザインしてというものを考慮して、推奨案というのはまとめています。 ◆委員(糸数昌洋)  はい、わかりました。確認でした。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございませんか。  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  ありがとうございます。  もちろん議会主催の報告会で挙がってくる市民意見、これ大体ほぼ同じ方からとか、この手のご意見多いんですけども、利用する方はもちろん、市道とか県道とか関係なくて、どこが設置するかということも、あまり関係ない話であります。  ちょっと補足的に、私が参加した会場での2回にあたる、この意見について補足をしますと、デザイン性の高い上屋設置を那覇市はしていますけども、確かに素敵なんですけど、あれがどうも日よけの役割を果たしていないと。  あと、ご提案があったのは、南風原町の印刷団地一日橋にございますよね。そこの前のバス停の上屋といいますか、あの形がいいという話がありました。  ちょっと屋根があって、ちょっと半透明かな、横側にも風よけみたいのがあって、椅子が設置されるという、恐らくそういったイメージだと思うんですよね。  もちろんいろいろな道路の幅とかの問題で、どこまでできるのか、また地形によっては違ってくると思うんですけども、こういったさまざまな意見がある中で、今後また設置する部分については、そういった意見、ちょっと住民の皆さんと意見交換等するなどして、形についても検討できないのかなと思いまして、お伺いしたいんですが。 ○委員長(上原快佐)  仲間好彦道路建設課長。 ◎道路建設課長仲間好彦)  雨よけ、日よけ、風よけにならないという、いろいろな苦情がある中で、現在5カ所、歩道の幅員が広い5カ所では、風防パネルがついたタイプの上屋については、今回デザインで選ばれたものの中にもありましたので、そのうちには風防パネルも5カ所ほどは、設置はしています。  ただ、風防パネルを設置するためには、やはり風防パネルから2メートルの有効幅員が必要になってきますので、できる場所は非常に少ないというふうな形になります。  ただ、先ほども知花課長が言っていましたが、太陽も動くし、風もどこから吹くかわからないし、風雨がきつい場合は、完全にその効果を発揮するのは、ちょっと厳しいのかなというふうには考えています。  できるだけ歩道幅があれば、我々のほうでも風防パネルを設置して、できるだけ要望に応えていきたいなとは考えています。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  ぜひ、市民の皆さんの意見を聞きながら、よりよい対応をしていただきたいんですけど、風はどこからか吹くかわからないんですけど、例えば、道路があって、その反対側が壁であったり、建物があれば、そこから吹かないわけですよね、限られてきますし、また、その道路の状態にもよると思いますので、この辺検討いただきたい。  1つちょっと教えてほしいんですけども、ベンチの設置については、上屋に加えてあと1メートルの幅員が必要ということなんですが、最近なんかベンチっていろいろな形がありますよね、ただ固定で設置するだけじゃなくて、普段はたたまれていて、ペコっとなったり、あとは本当に太い棒みたいなものがありますけども、それに関しても考え方、設置基準というのは一緒なんでしょうか。 ○委員長(上原快佐)  仲間課長。 ◎道路建設課長仲間好彦)  移動式のベンチというのは、やはり管理者の目が届きにくいというところで、非常に難しいのかなと考えています。  固定式のベンチについて、先ほど言っていたように、固定式ベンチを置いた上で、また2メートル有効幅員というのもあります。  固定式のものを置いてしまいますと、例えば、また誰かがそれにぶつかって、けがをしたとか、そのあたり非常に快適な歩行空間がどうなる、そういう観点から考えて、どうなのかとか、いろいろちょっと検討していかなければいけない、非常に厳しいのかなとは考えています。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  今、お伺いしたのは、形状によらず基準は一緒という理解でよろしいですね。 ○委員長(上原快佐)  仲間課長。 ◎道路建設課長仲間好彦)  固定式になると、例えばスツール式のようなものであったり、ちょっと細長い腰掛けるタイプのものでも、いろいろなタイプは確かに固定式にもあるんですが、固定式を置いてしまいますと、何か油断したときにぶつかったり、子供さんたちは歩道を走ったりする場合もありますので、何かそのあたりも含めて考えないといけないのかなとは思っています。 ○副委員長(前泊美紀)  休憩お願いします。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  ちょっと関連で、今市民の方から挙がっている件なので、バスの利用の促進とバス停の関係でお伺いしますけど、確かに道幅が狭くて、なかなか日よけも設置できないようなところで、その中でいつ来るかわからないバスを待つというのは、非常に過酷なものがあると思うんですね。  例えば、その近くに商店とか、コンビニとか、カフェとかいろいろな、商業施設があって、そこがちょっと入口に近いところで、涼しい環境でバスを待っていただけるよというような状況があれば、もっと使いやすいのにという意見があるんですが、これちょっと法令上、可能かどうかわからないんですけれども、こういったことというのは、検討可能か、情報お持ちでしょうか。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  知花課長。 ◎都市計画課長(知花修)  今のご提案ですけれども、基本的には道路敷地外というところになりますと、それぞれの施設を管理されている方の意向が重要になると思います。  それに関して、行政側が特に何かの取り決めをしてやるという動きは、今、特にありませんけれども、市内でもいくつかそういったふうに、コンビニとかの前にベンチがあったりというところは、多分あると思います。  そういうのを任意に、できれば推奨していくことも検討したいと思っています。以上です。 ○副委員長(前泊美紀)  ありがとうございます。以上です。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  幅員が可能なところ、あと30カ所を進めていくということは、評価するんですが、いつまでやる、これは一括交付金、あと3年以内でやるというふうなのかな。 ○委員長(上原快佐)  仲間課長。 ◎道路建設課長仲間好彦)  33年度までには、なんとか頑張っていきたいなというふうに考えております。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  頑張ってください。  それから、幅員が足りないところ。これは補助。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  仲間課長。 ◎道路建設課長仲間好彦)  すみません、ちょっと足りませんでした。  一括交付金事業では、平成33年度までに9カ所をやっていきたい。  それ以外の21カ所に関しましては、街路事業だとか、道路事業、その事業の中で整備していけるというふうに考えています。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  そのおしりはいつなの。 ○委員長(上原快佐)  仲間課長。 ◎道路建設課長仲間好彦)  ちょっと今明確に、何年度とちょっと申し上げることは、ちょっとできないんですが、道路及び街路事業の期間というのは、ちょっと長いですので、まだ何年度ということをちょっと申し上げることはできません。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  可能なところはやるという意思だけ、評価しておこうかな。  幅員が足りないところ、これがやろうと思えばできるの。  いわゆる補助金が出ないという、皆さん、警察庁の基準以外だと出ないという話があったでしょう。それを自前でやるのであれば、そういうところも可能なの。 ○委員長(上原快佐)  仲間課長
    道路建設課長仲間好彦)  基本的に幅員が足りないところは、単費であってもちょっと難しいというふうに考えています。  どうしても道路構造令というのは、守っていかないといけませんので、それ以外のことにするとなると、何かあった場合に、瑕疵を問われるということになりますので、幅員が足りない場所については、設置はできないというふうに考えています。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  先ほどのベンチ設置のも、沖縄は台風があって、移動式の場合だと、これは飛ばされて、その責任問題が出てくるよね。だからそれは非常に難しい問題があると思う。  固定式じゃないとできないことがあるので、そういうベンチ設置が可能なところは、全て今そういうふうにやっているのかな。  まだこの今設置した37カ所の中で、幅員が広くて、ベンチ設置が可能なところ、どれぐらいあるか掌握されていますか。 ○委員長(上原快佐)  仲間課長。 ◎道路建設課長仲間好彦)  歩道幅員が十分あって、ベンチが設置可能な箇所というのは、全部で13カ所あります。その中で、これまで整備したものは5カ所です。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  8カ所が設置可能だというお話です。  8カ所のまだ未設置のところについては、どのように今後されようとしているんですか。 ◎道路建設課長仲間好彦)  すみません、休憩をお願いします。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  仲間課長。 ◎道路建設課長仲間好彦)  残りの13カ所について、ちょっと13カ所のうち、この2カ所については、ちょっと電線共同溝のほうが入っていて、詳細をちょっと詰めないといけない、ベンチが置けるのか、詳細に詰めないといけないところがあります。  残りは、基本的に設置していきたいというふうに考えています。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  ぜひ設置可能のところは、積極的に推進してほしいというふうに思います。  これも今までバス会社が負担してなかなか進まなかったのを、市の皆さんが知恵を出して、一括交付金を活用ということをして、ここまでずっと進んできています。市の取り組みというのは、私は非常に知恵あるあれで、高く評価したいと思います。  頑張ってください。 ◎道路建設課長仲間好彦)  ありがとうございます。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑は。  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  市が設置する場合には、幅員に余裕があるところということでやっていますよね。  先ほどの古堅委員の話で、バス会社が単独で設置するという場合も、今の幅員というものが確保されてないと許可されないという理解でいいですか。 ○委員長(上原快佐)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  そのとおりでございます。  基本的には、道路管理者がやはり許可を出す形になりますので、道路管理者の立場上、やはり歩行者だったりという方もいらっしゃいますので、その安全の確保ができる有効幅員2メートル以上というところが、一緒になります。 ○委員長(上原快佐)  よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  ほかにこのバス停の件、上屋の件は、質疑はございませんね。  それでは引き続き、知花修都市計画課長からご説明お願いいたします。 ◎都市計画課長(知花修)  もう1件の市民の意見としまして、市の調査でボランティアなどに参加していない、閉じこもっている高齢者56%ぐらいでしたと。  やはり出られないのは足がないから、高齢者にとって一番不自由なのは、この交通体系。できれば首里地域で高齢者が自由に出られるような交通、乗合バスをぜひ検討していただけないでしょうかというふうなご意見です。  首里地域に関しましては、平成16年に首里の石嶺団地から首里駅、首里城などを経過するコミュニティバス実証実験をしました。  首里みぶいというふうなネーミングですけども、その路線は実証実験の後、バス会社のほうで運行が継続されていまして、首里からおもろまち駅経由するような運行が出されています。  平成26年に石嶺福祉センター線、これにつきましても、石嶺福祉センターの道路があきましたので、バス会社のほうで自主的な運行がなされています。  コミュニティバスにつきましては、資料のほうではそういった状況です。  もう一方で、乗合タクシーというものが今ありまして、交通の公共交通の便が不便なところということで、真和志地域を対象にしまして、平成28年の実証実験の後、今タクシー会社のほうで自主的な運行がなされています。  やはりコミュニティバスにしても、乗合タクシーにしましても、やはり営業面での自主的な会社のほうで、運行が継続できるかというところがポイントになってくると思います。  そういった中で、今の真和志地域につきましても、なかなか周知されていないというところもあったりしまして、周知もしながら、利用の状況をどんどん増やしていって、拡大可能かどうかというところもあると思います。  ただ今のコミュニティバスにしても、乗合タクシーにしましても、道路運送法に基づく利害関係者の合意のもとで、スタートするということであります。  基本的に既存のタクシーとかバス、これとの調整が出てきます。  割安の料金を設定するということになってくれば、やはりそういった利害関係出てきますので、そういった整理も必要だと思います。  首里地域において、すぐにそういったいろいろな拡大というのは、ちょっと厳しいというか、真和志地域の状況を見ながら、検討していきたいという状況です。以上です。 ○委員長(上原快佐)  これより質疑に入ります。  翁長委員。 ◆委員(翁長雄治)  真和志地域のほうで、今行われていて、タクシー会社のほういろいろ営業努力をしながらやられているかとは思うんですけれども、実際問題、周知が足りないとかという話、よく聞きます。  僕も真和志地域に住んでいて、いろいろな話をしていても、わからない方が結構います。  どういうふうな周知を今しながら、やってきているのか。  それにおいて、利用者が28年に実験からスタートして、伸びてきているのか。  そういった方々が、要は個人がたくさん使っているのか、いろいろな人がちょっとずつ使っているのかというのは今、把握しきれていれば教えていただきたいんですけど。 ○委員長(上原快佐)  知花課長。 ◎都市計画課長(知花修)  広報、周知の件ですけども、対象区域、全戸にチラシを配布しまして周知はしております。  ただやっぱりそれに興味を持つ方、持たない方、入っていることすら気づかない方も結構います。  昨年12月に簡易なアンケート、路上あるいは家庭にいらっしゃる方々に対して、アンケートをしています。  355人の方からの意見を伺っていますけれども、やはり乗合タクシーについて「知っていますか」ということを聞いたら、約半数、49%「知っています」。約半数は、「知ってません」というふうな答えが出ております。  知っている方で、利用したことありますかという答えを7名しかいないんですね。  知っている方の、利用しているというのは7名で、96%は利用していないんです、知っていながら。  そういう状況もありまして、やはり利用しないのはなぜかといったら、1時間前までには予約しないといけないとか、乗り合いがやはり抵抗があるとか、いろいろな話がありまして、そこを少し改善しながらやっていく工夫が必要かなということで、30年度、新年度は少し改善した形で、またさらに実験的な取り組みをしていきたいと。  それとあわせて、周知も徹底する方向も検討したいと思っています。以上です。 ○委員長(上原快佐)  翁長委員。 ◆委員(翁長雄治)  思ったよりも認知度が高いんだなというのがわかりました。  例えば、49%とか、百数十名ですか、その方が知っている中で、例えば僕らみたいな世代は、当然知っていても使いはしないんですよね。  一番大事なのは、やはりお年寄りであるとか、交通の足がない方々が、あることを知っていることが一番、この人たちが100%知っているのが一番、僕の世代は知らなくても極論いいわけですよ、必要じゃない人たちは。  そういったところが、この49%という人たちの割合が、どういうものなのか。  僕らの世代が多く知っていて、お年寄りは実は知らなかったなのかということが今わかったりしますか。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)
     再開します。  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  年齢別でお答えします。  60歳以上の方が62%、50代が17%ということで、やはり高齢者、50代以上の方々が約8割を占めているというような状況でございます。 ◆委員(翁長雄治)  49%の中の8割ということですね。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  いや、全体の。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  翁長委員。 ◆委員(翁長雄治)  思っているよりも、周知というのは、必要な方々に届いているのかなという印象を今受けました。  これを真和志地域が全く今できてなければ、首里での話はならないんですけども、首里のままコミュニティバスは走っているとかいろいろありますけども、この辺の情報というか、データを少し精査して、首里でもこのような乗合タクシーをする事業者が、その気になるのかどうかと。  あとはやはり先ほどお話がありましたけど、乗り合いにどうしても抵抗があるというところも少し、例えばバスの形を5人乗りでなくて、例えば、ハイエースみたいな形にして、距離がおかれるような、コミュニティバスの小さいもののイメージで。  バスにすると本当にとんでもないお金がかかるので、ハイエースとかだったら少し経費が抑えられるのかなと思ったりもするので、そういったところもう少し、事業者とどれぐらいこれで金額に差が出るのかというのも、少しやっていただきたいなと思います。以上です。 ○委員長(上原快佐)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  今、現在、真和志地域で運行しているタクシーなんですが、ワンボックスタイプで運行をしております。ワンボックス車。  形がワンボックスタイプで、ちょっと背の高い形のもので運行はしております。  ちょっと確認します。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  乗合タクシーのメリット、料金が安くなると思うんだけど、そこら辺、ちょっと説明できますか。 ○委員長(上原快佐)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  委員、今、お話があった、まず料金の安さ、それから目的地までドア・ツー・ドアで行けるところがやはりメリットだというふうに思っております。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  料金はどれぐらい安くなるの。 ○委員長(上原快佐)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  大人300円で、子どもが150円、未就学児の方は無料というふうになっております。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  僕はそういうメリットのPRが不足しているんじゃないかなと思うんですよ。  300円であれば、バス料金とそんなに大差、差がないでしょう。  お年寄りの皆さんは、300円で地区内、地域内であればどこも行けるということだから、そこら辺をもっと周知したほうがいいんじゃないのかなと。  ただ乗合タクシーがありますということじゃなくて、メリット面をもっと強調してPRする必要があるんじゃないかなというふうに思います。  首里、今、石嶺福祉センター線のバスの話がありましたけど、運行しているけど1日3回、これも朝のラッシュ時はなし、非常に不便な、それでもあったほうがいいというのは、あれなんだけど、もっとバス会社とそういう交通体系の問題は、僕はもっと合理的にやるべきだと思うんですよ。  向こうは、儀保から西原に向かうのは、たくさんバスは走るけど、その間に入ってくればいいだけのことだからさ。  そこら辺も都市計画の総合的な、次の交通体系のあれでは、知恵を出して頑張ってください。終わります。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございませんか。  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  私ども建設常任委員会で、先般、千葉県の柏市でデマンド交通の視察を行ってきたところで、今の那覇市が、今、実際乗合タクシーをやっているということで、参考になりました。  いくつかお伺いしたいんですけども、今回は議会報告会で挙がってきた市民意見に関する所管事務調査なので、どちらかというと質疑というよりは、どうすれば市民の声を生かして、いい活用ができるのかなという話し合いじゃないですけど、調査だと思うんです。  先ほどアンケート、簡易なものを実施したということなんですが、これちょっとそもそもフェイスシートがどうなっているかわからないと、先ほどの数字もどういった意味合いを持つものかわからないかなと思うんです。  全体的な資料をいただけるのであれば、後ほど委員にいただきたいんですけども、ちょっといくつかお伺いしたいんですが、大体挙がってくる市民意見は、先ほどほかの委員からもありましたとおり、1時間前に予約しないといけないという不便さが1つあると思うんです。  おそらく確実に活用するということであれば、通院、大体、1週間前からいつには病院に行かないといけないとか、習い事であったり、定期的な目的がある方というのは、非常に利用しやすいと思うんです。  ところが突発的に、ちょっとこれから友達と遊びに行くとか、そうしたことが出てきた場合は、なかなか使いにくいと思うんです。  そういった定期的な利用をされている方が、利用をどれだけしているのかということを把握するだけで、まずこの事業が有効なものかというのが見えてくるかと思うんですけども、そういったデータを取っているのかどうかというのが1つ。  簡易的なものですから、そこまでいってないのかもしれませんし、クロス集計で出てくるか出てこないかというのがあるかもしれません。  このアンケートに関してはもう1つお伺いしたいのが、やはり柏市さんのほうでも高齢者の男性の外出というのを促進したいということで、そこら辺の周知に工夫をしているようなんですけども、やはり女性のほうが高齢者、利用が多いというような状況がありました。  那覇市でも同じような傾向があるのかなという、まずこの2点お伺いしたいと思います。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  先ほど、アンケート調査の件でございますが、こちらについては、実際、本格運行されましたが、なかなか利用者が伸びない、乗合率が伸びないということで、運行主体のほうから継続が厳しいというお話がありました。  それを踏まえて、今回、我々のほうで簡易的なアンケート調査、要は、システムを知っているのかどうかというところでのアンケート調査になっておりまして、今回、個人情報の件もありますので、そこまでクロス集計しているものは、今持ってはおりません。  30年度は、やはり周知不足というところは、否めないというところがございますので、人が集まるスーパーとか、そういったところでワンボックスを持っていって、実際、体験してもらうとか、デモンストレーション的なものを、人が集まるところで周知を図っていきたいというふうに今考えております。  システムについてなんですが、今現在1時間というところ、やはりアンケートの中でも少しそのシステムだと使いづらいという意見もありましたので、運行をしている主体のほうと調整しまして、30分でシステム変えられないかというところも、詰めて今進めております。  それを踏まえて、30年度、実証実験を進めていきたいというふうに考えております。 ○副委員長(前泊美紀)  ちょっと休憩お願いします。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  今いくつか、先ほど翁長委員からもありました、柏市さんのほうでも、1つの課題として挙がっているのが、やはり女性の利用者の方が、狭い空間でほかの男性の方との乗り合いになるのに抵抗があるということで、もうちょっと大きめなものを検討しているというお話がありました。先ほどお話があったので、この辺も那覇市も検討されているということがわかりました。  もう1つ利便性についてなんですけども、那覇市の場合は域内、ドア・ツー・ドアということで、そこら辺はすごく使いやすいかなと思うんです。  ただ、本会議でも質問もありましたけれども、例えばその域内で最寄りのバス停、寄宮交差点付近だとか、安里駅のところまでというふうなことの使い方も想定されているんですけども、実際、市民が使うときに、真和志域内という、なかなか意識、公民館だったり、病院とかだったらあれなんですけども、そこの縛りというハードルが1つあるのかなと。  例えば、市役所に、本庁舎に行きたいという場合に、わざわざ寄宮のバス停で乗り換えて、本庁舎まで行くと、安里駅で乗り換えてというのはなかなか厳しい。そうなると、やはり既存の公共交通機関をご利用されたほうがいいのかなというところもあるんです。  しかしながら、そこら辺を全部取っ払ってしまうと、乗合タクシー事業の意味自体が失われています。  まず周知が課題ということなんですが、その辺に関しての認識をお伺いしたいのと、まだ始まったばかりなので、もっと工夫をされて、進める中で場合によって本当に那覇市がこの事業をする必要があるのかという課題も出てくるかと思います。  その場合は廃止の検討も入らないといけないかもしれないし、先ほどやはり業者さんとしても厳しいということがありましたので、長い目で見た場合は、そういったことも考えないといけないかなと思うんですけども、この2点いかがでしょうか。 ○委員長(上原快佐)  知花課長。 ◎都市計画課長(知花修)  やはり周知に関しては、やはり、半数はまで知らないという状況がありますので、周知は徹底したいと思います。  那覇市の事業として行うものではなくて、那覇市はそのきっかけづくりをして、実験をした上で、会社のほうで独自に、自主的な運行ができるかどうかというのがポイントになっていると思います。  一旦、実験をしまして、会社のほうで自主的な運行で、真和志地区については乗合タクシー、今、実際に営業していますけれども、やはり伸び悩みということもありまして、改善をして、自主的な営業が継続できるかというところの、今、見極めが必要かと思っています。
     気持ち的には、皆さんあったほうがいいと言うんですけど、なかなか利用するかといったらそうでもない。  今回の簡易なアンケートの中でも、利用していない方の理由とかということも一応聞いています。  その中で、やはり電話の予約が面倒だというのが4%程度の答え、乗り合い自体に抵抗があるというのが4%、利用方法が分からないということで、こういった方が9%、あと残りは、利用する機会がないとか、必要がないとかということで、大半はわかるけれども、車があるのでというふうな話、やはり改善できる部分につきましては、電話予約の時間を短縮したりとか、利用方法を周知、徹底するというふうなことで、利用する方の数を、率を増やすことは可能かと思っています。  そういった取り組みを改めてしたいと思っています。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  最後に、先ほど真和志地域だけでは、ちょっとかゆいところに手が届かない部分もあるんじゃないかということでお話をしました。  例えば、全域とか際限がなくなると、結局意味がなくなるので、例えば真和志地域首里地域とか、現実的には真和志地域と本庁地区だと思うんですけども、域外というのを例えば2つぐらい設定して、料金を段階的に組むというのが、何か柏さん2地域ぐらいでやっていたんですけども、そういった方法で利用率を上げるということも考えられるのかなと。  ただ、これ一般の民間のタクシー運営との料金設定どうするのかという問題が出てくるかと思うんですけども、そういった可能性についてはいかがでしょうか。 ○委員長(上原快佐)  知花課長。 ◎都市計画課長(知花修)  今回の真和志地域の状況を見ながら、やはり改善すべきところ、いろいろな意見があると思います。そういったものの改善のできる部分については、事業者、利害関係者の合意を得ながら、工夫していくことになるかと思っています。  今、具体的な、今のような話はまだそこまでは議論は至っていません。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  やはり高齢者の方も関心をお持ちで、子どもたちの塾通いとかで利用されているような方も柏市ではいると聞いていますので、本当に那覇市の公共交通、これから課題でありますので、市民の声を聞きながら、取り組んでいきながら、民間業者等との兼ね合いで、本当にこれが最終的に継続すべきかどうかも含めて、ちょっと議会とも一緒にやりながら進めていってほしいなと思います。  以上です。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございますか。  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  1点だけ。乗合タクシー、これはあれかな、これも許認可制になりますか。  例えば、タクシー会社が独自で自分たちでやりますよと手を挙げて、すぐできるものなのか。  行政、許認可というと、総合事務局と国の、ありますけど、その辺の許認可の流れがどうなっているのかちょっと教えてもらえますか。 ○委員長(上原快佐)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  まず、真和志地域乗合タクシーの例でいきますと、先ほど課長からも話があったんですが、バス事業者とか、タクシー事業者、関係団体で構成される、地域公共交通協議会というのがございます。  そこには利害関係者等が入っておりますので、基本的にはそちらで、その協議会の中で承認、合意を得る必要が出てきますので、ある業者さんがここでやりたいと言っても、なかなか難しいところはあるかと思います。  運輸の許可が必要になってきます。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  最低運賃等も決められている中で、初乗りとか、なかなか難しいなと思うんだけど、地域公共交通協議会での議論、交通会議、地域公共交通会議での課題点の洗い出しとか、皆さんと協議というのは、かなり頻繁にもたれている状況ですか。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  嘉陽宗則都市計画課主幹。 ◎都市計画課主幹(嘉陽宗則)  これまで平成28年度、実証実験開始したときに、1回目の会議を開きまして、本格運行に移行する場合もまた会議を開いて、本格運行に移行しています。  今年度も沖総局さんのほうで、観光の乗合タクシーというのをやりたいということで、案件がありましたので1回開いています。  予定としては、今年度内ぐらいに、先ほど知花課長のほうからありました、システムとか周知のほうで協議したいということで、今、委員の方に日程調整をして、会議、今年度開けるかどうかということで、今、問いかけをしている状況であります。以上です。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  わかりました。  やはり民間事業者も巻き込んで、こういう事業なので、何かあればちょっとよく連携とりながら、課題をしっかりさぐりながら、多分このままいくとなくなると思うんです、今の状況でいくと確実に。  そもそも、やはり交通過疎地域とか、那覇はバスもタクシーもいっぱい走っているわけで、どちらかというと交通弱者とか、それ向けの対応になっている状況もあるので、ちょっと本土とまた違う課題がいっぱいあると思うんですよ。  皆さんがアンケート取るのはいいんだけど、アンケートを取ってこうでしたで、どこまで分析できるかというのはあるけど、あまりそれがどういうふうに反映できるかというのは、ちょっと今の議論聞いたら見えてこないので、もっと詰めて議論をしっかりやって、真和志地域なら真和志地域首里地域なら首里地域で、タクシー会社バス会社含めて、過去にも何度かあるけど、やはりすごい頻度が少ないんですよ、会議の。  私もバス会社に以前いたことがあるのであれなんだけど、本当に頻度少ないし、課題があるときに話し合いができてないということが多くて、どんづまってから話し合いというパターンが結構多いので、その辺の、この会議に、いちいちそこで議論するのかということも含めて、もっと現場レベルでの議論とか含めて、やはり事業者とはよく連携とりながら、詰めていってほしいと思います。  本当に那覇市に必要な乗合タクシーが、できるかどうかという瀬戸際だと思うので、頑張ってください。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑は。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  市の財政的な負担は、この事業でどれぐらいあるの。 ○委員長(上原快佐)  休憩します。 ○委員長(上原快佐)  再開します。  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  次年度、30年度、予定している予算でございますが、真和志地域乗合タクシー実証実験ということで、今、65万5000円予定しております。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  65万、非常に少ないあれだけど、それで大きな効果がうめるんだったら、これほどいいものないよね。頑張ってください。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございませんか。  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  次に、新都心公園駐車場に関する事務調査についてを議題といたします。  上原克公園管理課長、説明をお願いいたします。 ◎公園管理課長(上原克)  新都心公園駐車場に関する事務調査について説明します。  まず、新都心公園駐車場の現状とこれまでの取り組みについてですが、同公園駐車場の社会実験に伴う有料化については、平成28年4月より実施しており、多くの公園利用者から、公園を利用しやすくなったとの意見が多くあります。  このため、同社会実験の目的の公園利用者以外の長時間駐車の抑制については、大きな成果を得ているものと認識しております。  しかし、休日などに公園内で大きなイベント等が開催される場合、満車の状態が起こるようになってきました。  その対策として、まず最初にイベントの関係者の方々へ、相乗りや送迎等の協力を呼びかけることで、駐車スペースの確保に努めてまいりました。  次に、昨年10月ごろからは、ドライバーへの注意喚起として、駐車場への出入りに当たっては、右折で入ることの禁止と、右折で出ることの禁止の看板を設置し、駐車場出入口付近での通行がスムーズにいくようわかりやすい通行方法の切り替えを行ってきました。  説明用にパネルを準備しましたので、それで使いながらちょっと説明したいと思います。  まず、こちらのほうが駐車場になります。これが駐車場に入る車の状態です。  今までどういうことが起こっていたかというと、ちょっと見えますか。  入る際に、右のほうから来た車は、こういう格好で入ります。出る方を左に、左折に曲がってもらえば、何も問題はありません。  ところが、左から来る車がこう入って、実はこっちが入口側、これ出口側なんですけど、ここと、これから右折で出る方、これが赤くバツつけてあるんです、ここで車がどうしても鉢合わせになってしまうんです。  この辺のこっちに大きなマンションがあるんですけれども、ここの車が、こう来て横切っていきたくても、ここに車があるので行けない。これを通り越すこともできないということで、だいぶ地域の方から、何とか対策とってくれという注文がありました。  うちも何とか方法がないかということで、今やっている方法が、先ほど説明したんですけども、できるだけこの右から来てこう入っていただいて、出るときも、こういう左折で出てくださいということをお願いしています。  そうすることによって、現在のところ平日に限ってなんですけども、ある程度こういう状態で利用されています。  実際の写真です。  先ほどのはイメージだったんですけども、実際どういうのか、今言った説明がどうなっているかというと、上のほう、入って、車がこういう形で出ていきます。  ここに表示板で、右折で入らないでくださいという表示をしています。  また、出る際にも、これ出るのは、これ入ってくる車両なんですけども、出る車に対しては、ゲートバーがあがる前に、これを見ていただいて、右折はできませんよ、しないでくださいと左折をしてくださいというようなことをやってきました。これは去年の10月ごろからやっています。  次に、そういうことで、休日については、一定の成果が得ているものだと理解しております。
     しかしながら、先ほど説明したみたいに、休日にイベントがあると、どうしても路地を待機する車両が出てきます。  これについては一番下、先ほどは昨年の10月からやってきたんですけども、直近として、今回、所管事務調査が出てきたので、直近で行って見てみようということで、1月の27日、実際どういう、イベントがあったので、そのときどういう状態になっているかなと行ってみたら、この通りで、どうしても路上駐車というのは、解消することはできていません。  ただ、ここから右に入ってくる車は、しばらくいたんですけども、この車はそういませんでしたので、運転手のマナーとしては、できるだけ向こうから入るようにしようと。  この写真については、あけようという努力をしていることは、伺えるかなということが読み取れます。  今後、その状況をどうするかなんですけども、それを踏まえて、今回、次のテーマなんですけども、このような中、第10回議会報告会の中で、市民の方から、これは地域に住む中学校2年生の男の子と聞いているんですけども、男の子から、次の3点の要望が出されています。  まず1点目、社会実験後に駐車場の出入り口にある機械を撤去してほしいと、このゲートバーのことです。撤去してほしいと。  2点目に、駐車場付近の道路側の樹木等を撤去して、駐車場に入る車両の待機場を整備してほしい。  3点目に、現在封鎖している出入り口を活用してほしいとなっています。  この3点についてなんですけれども、実は平成31年度からは新都心公園有料化に向けて、取り組むことにしていますので、それまでには何とかしないといけないと考えています。  1点目について、ゲートバーです、この機械については、改良か改善、何かできないのかなということを考えています。  2点目に、路上で待機している車両については、滞留スペースを設けることができないのかなと。  3点目に、現在封鎖している出入り口なんですけれども、それをあけて、何とか出入口を増やすことができないのかなということを考えていて、これについては、駐車場管理会社と連携して協議を重ねて、市民の要望に応えていきたいというふうに考えています。  その件なんですけども、ゲートバーについては、先ほど言ったここにゲートがありますので、これは改善、改良できないかということで努力しようと考えております。  あと1点、樹木を撤去して、待機場を設けてほしいと、先ほど、こういう状態を何とか解消してほしいということで、樹木を撤去してできないかということですので、現状なんですけども、公園内には、ゲートがあって、ここに沿道、歩道があります。  そのところに、この中学生の男の子が言ったみたいに、植樹帯が、樹木もあるんですけど、植樹帯があります。  これを一部、場合によって何とか削って、ここを待機場にすることによって、こういう車がここにシフトしてもらえば、道路がちゃんとあいて、スムーズな交通が確保できるんじゃないかということで、そういうことができないか検討していきたいと考えています。  もう1点、閉まっている出入り口をなんとか活用できないかということなんですけれども、現在、出入り口は、真ん中にある出入り1カ所だけです。あと2カ所あります、出入り口が。  これは維持管理のために現在封鎖しているんですけども、今後、これがいいのか、これがいいのか、場合によってこの3つを含めて、どちらを入り口管理して、どこかを出口にするとか、そういう対策も今後解決しながら、このそばのほう、これを確保すれば、こういう状態が解消されて、地域の方々、公園利用者もスムーズに活用できるのかなと考えています。  説明は以上です。審議のほどよろしくお願いします。 ○委員長(上原快佐)  これより質疑に入ります。  坂井委員。 ◆委員(坂井浩二)  以前からも話しているんですけど、有料化に関しての部分の中で、有料化をしたがために、こういう状態が起こっているというわけでもなく、一番のそもそものきっかけは、サッカー場。 ◎公園管理課長(上原克)  そうですね。 ◆委員(坂井浩二)  整備をしたがために、悪いことじゃないですよ、利用者が7万人でしたっけ。  そのぐらいいるという話で、それだけの人たちが出入りを、狭い公道を行き来するということが、まず一番の地域住民のご迷惑になっているということ、本当に考慮しないといけないんですけど、例えば、駐車のスペース自体が、今、何台あるかというのと、あと、これを例えば増やす手立てはないのか。  都市計画の網がかかっていて、僕がちょっと議会で質問したんですけど、あまり大きな立体にすると、ちょっとまた問題があると思うんですけど、例えば2階ぐらいにするとか、そういう方法か、あるいは待機場をつくるのかという、具体的な目に見える形の対策をやっていただきたいなと思うんですけど、ちょっとその辺、もう1回聞かせてもらっていいですか。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  3点質問があったと思うんですけども、まず、現在の駐車場スペースがどの程度かということで、現在、ここの駐車台数は、おおむね140台あります。  その前に、実は、今、坂井議員から話あったんですけども、人工芝をオープンしたのも、今回の社会実験と同時期で、平成28年の4月からです。  それまでは公園のイベントとか利用者は、約年間10万人でした。  それがこの人工芝をオープンしたところ、7万人増えて17万人と、7割も増えて、今までは、10万人のときもこの駐車場は無料だったんで、車が混んでいますよ、何とかしてくださいというところに、さらに輪をかけて7万台も増えると、これは明らかに、このキャパでは不十分です。  今後の、何とか対策は必要かと考えております。  先ほど言った増やす方法なんですけども、もうここは整備済みで、この公園には駐車場、子どもたちが遊ぶイベント用の広場とか、人工芝があるので、これ以上広げるのはちょっと厳しいのかなと考えています。  先ほど言った立体駐車場なんですけども、立体駐車場、データこれからなんですけど、あまりスペースが大きいのができないんですよ。  できないということと、あとは景観的な面もあって、ここはグリーンが、緑がいっぱいで、ここに来たらくつろげるという方が多いときに、人工物をつくって、立体駐車場にしたら、景観的にどうなのかなということもありますので、もし立体駐車場をつくるのであれば、それも含めて、検討はしていきたいと考えています。  周辺の方が、立体にするよりは前のほうがよかったとか、そういうことがならないように、特に向かいにあるマンションの方々は、今、景観もよくて、居心地がいいような状況があるかと思いますので、つくる際はその辺の方の理解も得ながら、もし仮につくるのであれば、理解も得ながらやっていく必要があるかと思います。  あと、駐車場を増やせないかと言ったのは、先ほど説明したように、待機場をさっき言った、この沿道は公園敷地ですので、うちのほうで、現在歩道、歩く方はここを歩けます。  ここは植栽帯ですので、ある程度、縮めても全部というわけではないんですけども、どの程度工夫すれば、緑地も残しながら待機場もつくれるのか、こういうのも研究していきながら、現在、出入り、今ここなんですけども、この感じで結構距離がありますので、その辺も全体的なバランスを見ながら、どういう待機場をここにしながら、駐車場、渋滞、待機、路上駐車の解消については取り組んでいきたいと感じています。 ○委員長(上原快佐)  坂井委員。 ◆委員(坂井浩二)  あまり悠長にせずに、具体的にスケジュールを組んでやっていただきたいなというのがあるんですけど、どういう形で進めていきますか。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  実は今、ゲート等を触るにしても結構な費用、こういう公園を改良するにしても、手続が必要になります。要は既存の公園がいるわけですから。あと、その費用の面。  あとは現在、社会実験でやっている駐車場会社と連携しながらやるので、スケジュール的にはちょっと約束はできませんけれども、この件については、早目にその辺も含めて対応はしていきたいと考えております。 ○委員長(上原快佐)  坂井委員。 ◆委員(坂井浩二)  終わります。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございませんか。  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  1点目の要望の実験終了後、機械を撤去してほしいという趣旨はなんですか。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  趣旨というのは、この文書からはちょっと読み取れないんですけれども、私が考えるには2点あるかと思います。  このゲートをどかすことによってスムーズに中に入れるんじゃないかと。これがあるので待機するから、どかすことによってスムーズに入れるんじゃないかと、訴えている方が中学校2年生ですので、視覚的に見て言っているのかなという気がしますので、そういうスムーズな流れができるのかどうか、これは駐車場会社の方と相談していきたいと。  ここにあるんですけれども、入口と出口がこういう状態で1カ所というのが大きな要因になっているのかなという気がしますので、今回、この中学生の男の子が言ったみたいに、出入り口を分けるとかでやれば、ある程度は改善されるのかなと。  それともう1点、この部分を使うことによって、この子が住んでいるこの付近での交通渋滞というのは、今起こっているような危ない状態とかは解決されるのかなと考えております。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員 ◆委員(糸数昌洋)  そうではなくて、機械の撤去というのは、これは有料化実験だから3年間過ぎたら元に戻って無料になるという認識で質問されているのかな。そうではないか。  ただ、機械があることでスムーズでなくなっているから、そのバーに代わるものを別で設置という趣旨で捉えているんですか。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  失礼しました。  1点目が、すみません、視覚的に見たこと。  もう1点が社会実験をやめたときは、これまでどおり無料にしなさいということも含まれていると思います。  2点目についてなんですけれども、先ほどもちょっと説明したんですけれども、これまで長時間駐車、目的外、公園を利用しない人たちがいて、これについてはおおむね排除されています。それについては公園利用者の方から公園の利用者が少なくなったと。  一例として朝早く行ったら、特に高齢者の方なんですけれども、朝早くウォーキングとか行ったら、これまでだともう行ったら車が渋滞だったと。今はそういうことがないので、それを利用できると。だからこういう形を続けてくれということですので、この子にはそういう話をする機会がないんですけれども、その辺の実情を話して、一応こういうことがあったからこういうことをしているんですよ、これをやめてしまうと、また元のようにもっと渋滞する。先ほども言ったんですけれども、人工芝ができる前は利用者は大体10万人だったんですよ。今、17万人。 ◆委員(糸数昌洋)  ちょっと簡潔に。  有料化のこと。 ◎公園管理課長(上原克)  今回の社会実験は次年度までの3年間ですので、その間にあと1年ありますので、それまでには今回の要望も含めて改善できるのは改善して、31年からは有料化をして、適正に駐車場が利用できるようにやっていきたいと思います。 ◆委員(糸数昌洋)  以上です。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございませんか。  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  多分、今の糸数委員の質問の中には、有料化は有料化として、バーをあけて通るような方法と、別の方法は考えられないのかということだと思います。  例えば、バーを設置するのではなくて、入庫したらバーがあがって、それで自分でお金を払う。つまり、バーがない状態のコインパーキングとかもあるじゃないですか。多分、そういったことも含めてだと思うんですけれども、これについてはいかがでしょうか。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  実はバーを撤去してフラップ式というんですけれども、あれについても実際あります。  ところが運営会社に聞いたところ、あれはスペースが小さいところだと、これでもいいんですけれども、大きいところにあれを据え付けてしまうと維持管理が大変らしいです。
     ということで那覇市では4カ所、現在、駐車場を有料化しているところがあるんですけれども、新都心公園のこの場所と、NHK側、あと漫湖公園の大きいところと協同病院側ですかね、4カ所あります。そのうちにNHK側と協同病院側は小さいスペースです。向こうについてはバーではなくて、あそこではまた逆にフラップ式のほうが採算性がいいということで、その2カ所についてはフラップ式にしているので、ここは現在140台ありますので、そうすると維持費とか管理費で、業者としてはできるだけフラップではなくて、バー式のものを使っていきたいと言ってくると思いますので、今回の要望も踏まえてどういう格好で改善すればできるのかを取り組んでいきたいと思います。  私どもはこれから相談をするんですけれども、これがもうちょっと速やかに開くとか、もうちょっと奥のほうに下げるとか、いろいろな工夫はあるかと思いますので、その辺は本格実施までにはちゃんと調整していきたいと考えております。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  維持管理費との兼ね合いもあるということなんですが、しかしながら、今の問題というのは周辺の混雑とか、あとスペースが確保できないかとか、そこら辺がおそらく課題ですよね。それを解消するためにはどういった方向がいいか。  先ほど課長もさまざまな方向、他都市の事例を見ながら検討していただきたいと思います。  スペースの確保でもう1つだけお伺いしますが、先ほど自走式といいますか、立体駐車場の話もありましたよね。確かにそうなると2倍ぐらいは収容できるだろうけれども、さまざまな課題があって、そもそもその周辺の渋滞の解消、量は確保できても、あとは手続、バーのほうがいいかというそこら辺はちょっとまだ残るかなと思うんですが、例えば外観に関して言えば、立体駐車場を緑化するとかあるかと思うんですけれども、ただ、しかしながら、じゃこういったニーズも高い中で工事をするとなると、またその分の何か出すとか、かかわるのでいっぺんにではなくてとかいろいろなことが出てくると思います。  先ほどの説明の中では立体にすることに対する具体的な検討というか、中身が見えなかったものですから、もう少し詳しく教えていただけますか。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  現在、ここの用途地域なんですけれども、第一種中高層住居専用地域になっております。そこでの駐車場ができるスペースが300平米以下で、2階以下という制限があります。300平米というと実際とめられるスペースありますので、20台前後なんですよ。なので立体にしても処理できるのは、現在140台がいきなり240台というわけではなくて、せいぜい20、30台の増しか見込めないということになります。  そういうこともありますので、立体は上になって20台増えたとしても、景観的なものもありますので、具体的にやるとなった場合は、その辺の配慮も必要かと考えております。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  用途地区の制限等々で立体にしても、あと20、30台ということがわかりました。  引き続きいろいろ、さまざまな方向から検討いただきたいと思います。以上です。 ◎公園管理課長(上原克)  はい、ありがとうございます。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  サンエーの駐車場の活用については、皆さん、サンエーと相談されたことはありますか。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  それはないですね。ありません。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  サンエー側は社会的責務を果たすという意味で、その駐車場を積極的に地域の皆さんに使ってほしいというお話を、私は伺ったことがあります。イベントなどがあるときには、ぜひ、そういうことを想定して、あれだけの大きな駐車場をつくったということも話していましたので、私はサンエーは何の拒否もするあれはないと思いますよ。サンエーはその地域で愛されるために、そういう駐車場をつくったという話をされていましたからね。  それも積極的に相談されて、そこの利用を促すというのも1つの手だと思うので、これが一番手っ取り早い解決方法だと思うので、ぜひそこの店長なりに話されて努力してください。  今、いい情報を与えます。 ○委員長(上原快佐)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  緑化センターに用事に行っても、確かに駐車できない。肥料をもらいに行ったり、花をもらいに行っても車の置き場所がないと、大変困る場合がよくあります。  できたら緑化センターの場合の歩道側を切って、そこに緑化センターだけの駐車スペースができればありがたいなと思いますけど、どんなでしょうか。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  駐車場については、緑化センターに特化したものというよりも公園ですので、全ての公園利用者が平等に使えるようにすべきかと思いますので、今、金城議員がおっしゃったことも一理あるんですけれども、管理する側としては全ての公園利用者が困らないような環境づくりに、まずは取り組んでいきたいと考えております。 ○委員長(上原快佐)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  道路に面したところ、歩道側のところを切ってそこから頭を突っ込んで置ける場所がありませんか、緑化センターの目の前は。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  仮にできたとしても、この駐車場は管理の件でどういう管理をするのということも出てくると思いますので、つくるのであれば総合的に判断して取り組んでいきたいと思います。  今おっしゃるように、駐車場は不足ということは我々も認識していますので、なおかつ利用しやすいような方法を検討させていただきたいと思います。 ○委員長(上原快佐)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  緑化センターに肥料をもらい行く、花をもらいに行く、そのときに有料になってしまいますか。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  はい、そうです。  ただ、有料ではあるんですけれども、1時間は無料ですので、1時間の中で用事を済ませていただければ、費用がかからずに対応することができるかと思います。 ◆委員(金城眞徳)  以上です。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございませんか。  翁長委員。 ◆委員(翁長雄治)  あそこが今、有料かというのは、もしなくなってしまった場合には、これは余計に車の利用は増えますので、那覇市の中でいろいろ市民会館等々でも公共交通を使いましょうというのが、那覇市の公共交通は本当に重要な局面に、交通体系がきています。  僕らもあの公園を利用します。正月も子どもと一緒に凧揚げしに行きました。そのときには向こうに行っても駐車場がないという認識は、たまたま通ったらあいていたので入りましたけれども、ないという認識があったので、まわりのほかのコインパーキングも活用しながらだったり。  何かイベントがある場合に、例えば僕らが那覇祭りに行くときに、車で行くかというと行かないんですよね。当然、駐車場がないんですから。  そういうふうな啓発活動というか、イベントに行くときに公共交通を利用しましょうというのも全庁的に、皆さんの管轄ではないと思うんですけれども、やりながら、木々というのは要望の中では切ってやってくれとありますけれども、切ってしまうと、またそこに新しくつくるというのは至極難題な問題になりますので、特に公園ですから、こういったところは幅員を狭くしたときに、この木に影響がないかとか、いろいろ考えていただきたいなと。単純に駐機場、20、30台増えても僕はこれは焼け石に水ではないかなと思いますので、しっかり考えていただいて、本当にここに車で来ない方法があるんだよというのも、そういうのがあれば公園の中にその情報があったりとかでもいいのかなと思ったりしますので、ぜひよろしくお願いします。  これは質問でも何でもなくて、話をさせていただきました。 ○委員長(上原快佐)  坂井委員。 ◆委員(坂井浩二)  せっかくなので、確認です。  用途制限の関係で仮にやったとしても20台ぐらいじゃないですか。  例えば用途制限を取っ払うことは可能なのか。取っ払った場合にどのぐらい広げられるのかというのが1つ。  あと、土木事務所が地権者のはずなんですよね。ちょっとすみません、確認で申しわけないですけれども、土木事務所のほうの地下にあるスペースというのがどうなっていて、例えばそこに活用する何か方策が見い出せないのかというのが2点です。お願いします。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  まず、用途の件ですけれども、用途地区の変更というのは所管課は都市計画部だと思うんですけれども、実際に用途の変更はそう簡単なものではありませんので、実際にやる場合には、結構どういう趣旨でやるのかとか、用途の見直しというのはあるので可能かと思うんですけれども、ただ、それが本当に適正な用途見直しかとか、そういうのが出てくるかと思います。  もう1点、地下のほうは現在下のほうでシルバー人材センターのほうが公園の維持管理のために拠点として使っています。そこについてスペースは、そうなくて、せいぜい5、6台のスペースしかありませんので、そこの活用というのはちょっと難しいかと考えております。 ○委員長(上原快佐)  坂井委員。 ◆委員(坂井浩二)  いいです。 ○委員長(上原快佐)  大丈夫ですか。はい。  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  議員間討議は特にないようでございますので、終了します。
     休憩します。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  次に、建設常任委員会陳情審査を行います。  陳情第24号、「童神の丘」旭ヶ公園の抜本的整備に関することついてを議題といたします。  上原克公園管理課長、説明をお願いいたします。 ◎公園管理課長(上原克)  それでは、陳情第24号、「童神の丘」旭ヶ丘公園抜本的整備に関することついての説明をいたします。  同陳情書は、平成30年1月31日付けで社団法人対馬丸記念会からありました。  同陳情書の主な内容としては、1点目、雑木の伐採について。  2点目、各碑の案内板のバーコード付きの設置について。  3点目、海岸からの階段の設置について。  4点目、オートサウンドセンサー付きの設置について。  4点の整備についてなっております。  それでは、4点について順次それぞれの現状と今後の対応について、説明いたします。  まず、1点目の雑木の伐採について説明します。  現在、本市が管理する公園の日常的な維持管理については、那覇市シルバー人材センターに雑木の剪定や伐採等を含め、業務委託を行っております。  旭ヶ丘公園内においても、シルバー人材センターが日常的な維持管理の中で雑木の伐採等を行っています。  また、これまでに対馬丸記念会からや、地域自治会等などから同様な要望を受けた際には、現場立ち合いにより要望事項等、対応についてお互いで確認した上で雑木の伐採等の作業を行ってきました。  今後も雑木の伐採等については、シルバー人材センターによる日常的な維持管理と、公園管理者などの要望等にも応えながら、公園利用者が安全で安心して公園を利用できるような対応をとっていきたいと考えております。  次に、2番目と3番目なんですが、その前にちょっとパネルを見ながら、旭ヶ丘公園にある案内板、それから園路の出入り口の状況を説明したいと思います。  こちらのほうが写真、手持ちにも資料を配付しているんですけれども、旭ヶ丘公園は確定しているんですけれども、この付近まで約4ヘクタールあります。そのうち今回、対馬丸記念館がこちらのほうにあります。  この会から出ているのは、その付近の案内板と、階段からの階段を設置してくれませんかということなんですけれども、現在、案内板については対馬丸会館側、それと海側に2カ所、それから西側のほうに波之上宮から入れるところが1カ所、現在4カ所設置しております。  また、出入り口なんですけれども、園路の階段としても同様に対馬丸会館からのほうと、それから南側、それと西側、あと北のほうはこちらの階段を通っていけば、こちらから出入りできる4カ所の階段が設置されています。  ということで、現在、地域の方、それから公園行政の看板を見ていただいて園内を散策したり、あるいは園路も実はここの園路なんですが、そういう状況であります。  まず、案内板の設置についてなんですけれども、繰り返しになりますが、現在、旭ヶ丘公園周辺の案内板の設置について、配付した資料のとおり現在4カ所の案内看板が設置されており、それにより公園及び公園周辺の施設の配置状況が十分に認識され、公園利用者、波の上ビーチ利用者及び観光客の方々にも十分周知されているものと考えております。  このようなことから新たにバーコード付きの案内板の設置については、現段階では難しいと考えております。  しかしながら、今後、同記念会からあった要望書を踏まえ、他都市の案内板の設置状況などについて調査、研究していきたいと考えております。  次に、3の海岸からの階段の設置について説明します。  現在、旭ヶ丘公園にある園路出入り口の設置状況については、配付しました資料のとおり、東西南北に各1カ所ずつの合計4カ所に設置されており、特に西側からは海岸からの最寄りの入り口となっております。  園路の整備状況については、自然の地形を損ねないようにするとともに、公園利用者の園内歩行時の負担軽減につながるよう、緩やかな勾配となっております。  海岸からの階段の設置については、以前、同記念会から方々と現場立ち合いを行い、今回の陳情内容と同様な要望を伺いました。その際、この付近の海岸線が那覇市の景観資源に指定されており、まちづくりの中で保全、活用をすることが求められており、海岸から階段を設置することは困難であるとの説明を行ったところであります。  今後とも同公園が、市内に数少ない自然景観を残した海岸線で市民の憩いの場となっていることについて、同記念会へご理解を求めていきたいと考えております。  また、園内の園路改善については、これまで記念会館や公園利用者からあった要望を踏まえ、階段部への高齢者のための手すりの設置工事や、でこぼこの状態であった園路面の補修工事等を行ってきたところであります。  今後とも公園利用者等の要望については、公園利用者が安全で安心して公園利用をできるよう対応していきたいと考えております。  次に、4点目です。  今こちらのほうに大きい写真を付けてあるんですけれども、今の要望というのが先ほど言った、4点の出入りがあって、特に海岸線を歩く方がいれば、現在こちらのほう、配付した資料にもあると思うんですが、ちょっと見ていただいて、ここに大きい階段があります。こちらのほうに回ってもらえば、これからこういう格好で出入りができる状態ではあります。現在、困っている状態ではないかと思います。なおかつ、こちらのほうに、もし仮に階段をつくった場合のイメージ図をちょっとつくってみました。  そうすると現在は、この写真のとおり、きれいな海があって、砂浜があって、緑があって、青い空があるということで、こちらの端から見ても非常にきれいな景観が、自然な景観があるのかなと。  仮にこちらのほうに階段を、イメージ図でこのとおりではないんですけれども、つけしまうとせっかくの数少ないこういう景観が損なわれることも懸念されます。つくっても結構きつい勾配なんですよ。今、園内にはぐるっと回るようにして緩やかな、高齢者でも歩けるように、緩やかな状態なところにここに来ると急傾斜で、実際に利用する方がどの程度出ているのかなという懸念もあります。それは2番目。  一番大きいのはこういう景観資源であるということです。せっかくのものを壊してしまうのは、ちょっともったいないというようなところもあるので、保全していきたいなと考えております。階段については以上です。ありがとうございます。  次に、4点目です。  オートサウンドセンサーの設置について、同陳情書にあるように、同記念会が設置した小桜の塔をはじめ、民間団体の方々が記念碑を設置しており、現在では同公園が沖縄の文化、歴史、平和を学べる貴重な公園となっているものと理解しております。  このためオートサウンドセンサー付きを設置をはじめ、記念碑の設置については、今後とも各種団体の方々から設置に向けた申請、要望、あるいは相談等があった際には、設置位置、希望及び形状等について調整していきたいと考えております。  説明は以上です。ご審議のほど、よろしくお願いします。 ○委員長(上原快佐)  これより質疑に入ります。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  バーコード付きの案内板というのは、どういう効果があるの。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  よく携帯電話とか、スマホとか通信機器が発達しているものですから、それを使ってこれにかざすことによって、説明板を見なくてもこれから内容を確認できるということであります。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  それはあまり難しいことではないんじゃない。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  今説明したのは、操作方法はそういうことですということで、実際にそれを投資するための設備費用とか、それはまだ計算していません。  仮に設置されたとしても、またそれをお知らせすると、新たな看板をまた設置しないといけないと。現在、4基の看板があって、我々としては十分周知していると思いますが、新たなそれ用の看板を設置する費用で、そのための、現在どこに据え付けるかとかがあるので、それも含めて。  先ほど言ったんですが、他都市でもそういうのが活用されているのかどうかも含めて、今後調査、研究。  今、議員がおっしゃるみたいに、これが安価で好評だよということがあれば、改善の方向で考えていいかと思いますけれども、現在、他都市でどういう使われ方をしているかも把握していないところでありますので、今後、これについては調査、研究していきたいと考えております。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  これはバーコードをかざせば、すぐホームページにいって、そのホームページでそういう説明をやっているんだったら、そこのページにすぐいくような形ができるのかな、あまり金がかかる問題じゃないですよ、これ。  那覇市の観光サイトか、それとも記念会館のサイトに、そういうページをつくるだけのことだから、そんなに金がかかることではないと思うので、それをぜひ進めてほしいというふうに思います。  それから、階段、何で今、右側にすぐ近くにあるのに、あれは50メートルも離れてないんじゃないの。 ◎公園管理課長(上原克)  そうです。 ◆委員(古堅茂治)  なのになぜ、階段設置を求める理由は何かな。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  そこまでは確認はしていないんですけれども、同会からはつくることによって利用者の利便性を図るというようなことをおっしゃっていました。  ただ、今言ったみたいに我々としては既にそばに回って、園内には、先ほども言ったんですけれども、自然景観を損ねないように緩やかな園路をたくさんつくっていますので、それを使っていただければ十分かと考えております。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  がじゅんびら公園などにもオートサウンドセンサーというのがあるんですよ。美空ひばりの、僕はこれは非常にいい提案だと思うんですよ。これは進めたほうがいいんじゃないの。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  先ほど説明したみたいな、こういう団体が設置したいということであれば、うちも前向きにその設置場所とか、形状、あとは慰霊的なところですので、損なわないような、設置をするのであればその方向で調整をしていきたいと考えております。 ○委員長(上原快佐)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  対馬丸の碑もあって、そして海鳴りの像、船舶遭難船の皆さん、犠牲者も、海で犠牲になった人たちの碑が、平和の思いのこもったところだから、ぜひそういうことが実現できるように頑張ってください。終わります。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  旭ヶ丘公園、いっぱい公園はあるけれども、ちょっとやっぱり特殊ですよね。  非常に那覇の中でも、旧那覇の中でも中心的な、若狭の地域で古堅委員からあったように、対馬丸記念館に限らず、さまざまな慰霊碑、歌碑、あとは人物の像とかが建っている中で、22カ所。そこにこういう碑が集積をされていった背景とかというのはわかりますか。これは那覇市が許可しないと、建てられなかったわけですよね。 ◎公園管理課長(上原克)  そうです。 ○委員長(上原快佐)
     上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  ちょっと背景については確認はしていないんですけど、これまで戦争で多くの犠牲者の御霊があったということと、それとこの付近で戦没者の強い思いがあったということは聞いているんですけれども、なぜそこにそういうものが集中したかというところまでは、ちょっと把握はしていません。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  那覇市の許可を得ながら、そういうのが集積はされていっているので、その辺のことは陳情者からもよく聞きとっていただきたいなというのがありますし、我々もできれば陳情者から直接その辺の話を伺いたいなと思っております。  それで、先ほど古堅委員からもありましたけれども、海岸からの階段の設置の案件は、多分これは安全性ということだと思うんですよ。旭ヶ丘公園は私も何度も行っていますけど、緩やかにあがっては行けるけれども、逃げ道がない。非常に日中でもうっそうとしている中で、今やっと雑木が少し整理をされてきて、やっぱり日中でもなかなか子どもたちとか、女性が寄り付かない公園になっているという指摘が以前から議会でもあったと思います。  そういう観点で、1点目の雑木の伐採というのは、きちんと定期的に植栽は考えてほしいということと、あとは上にあがったときに、確かに逃げ道はないんですね。逃げ道がないし、回遊性はあるとは言え、ちょっと変な人が入ってきたら確かに危険な公園だなというのがあります。小高いし、下から見えないというのが最大の問題で、多分、陳情者の趣旨というのはその辺の下からの視界に入るという趣旨で、だから近くに一応階段はあるけれども、あれは波之上宮につながる階段であって、あそこから旭ヶ丘公園は見えないんですよ、上のほうは。  そういうこともあって、ビーチのそばで、そういう出入りができればもう少しはその辺の安全性の担保とかというのが可能じゃないかという観点からの、多分、階段設置という趣旨だと私は理解していますけれども、その辺のお話は聞いておりませんか。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  そこまで具体的な話は聞いていません。  今、糸数議員がおっしゃるみたいに、確かに向こうは木が生い茂っていて、見通しはあまり十分とはいえないかと思います。  そういう中で、うちとしてはシルバー人材センターのほうに定期的に剪定をして、可能な限り視界がよくなるような努力はしていますので、これからも続けていくし、今、糸数議員からあったように、さらに見通しをよくするようにということであれば現場を踏査して、できるところについては努力していきたいと考えております。 ○委員長(上原快佐)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  皆さんはこれはご存じだと思いますけれども、旭ヶ丘公園、平和の森、平和の森構想という形で、公園でこれだけの22の慰霊碑、歌碑等があって、戦没者の遺族の方々の思いも非常に強いところで、また、風光明媚な場所でもあるということで、そこを何とか単なる鎮魂の場ではなくて、対馬丸記念館等もあって、さまざまあるので、なぐやけの碑も近くにあるということで、鎮魂の場プラス、そこはやっぱり平和の森的な形で発展させていきたいという思いが、直接私も聞いたことがあります。  そういう趣旨で、先ほどの各碑の案内板バーコード付きというのは、ちょっと調べてきたんですけれども、例えば糸満市とかはこういう魂魄の塔のところにバーコード付きで、それぞれの地名に全部バーコードが付いている。糸満なんかは割と何カ所もあるんですよ。県内でも割と使われていますので、やはり1つ1つの歌碑や慰霊碑がどういう意味を持つとか、そういうことがぱっとわかるようなものというのは、那覇市でやれば全然可能だと思いますので、ぜひ前向きにご検討いただきたいなというふうに思っておりますので、ぜひ調査してください。  それと先ほどの海岸からの階段の設置の案件は、皆さんの図では赤い色でやっているので、景観に配慮したやり方というのは、ちょっと工夫を要すれば可能ではないのかなと。直線的におりるという形ではなくて、木々に隠れる形でも少し、多分曲げないと無理だと思うので、もう少し前向きに検討ができないのかなと思うんですけれども、ちょっともう1回見解をお願いできませんか。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  先ほども言ったんですが、那覇市の景観資源というのが平成5年ごろからつくられていて、もうかれこれ25年になるんですけれども、その中で特に波之上の海岸については、翌年の平成6年、2番目には那覇市内における貴重な海岸なので、保全と活用を図っていくべきだということがうたわれていますので、その辺の那覇市の考え方も尊重しながら、それから先ほど言った、園を利用する際に安全性の確保とかありますので、それをうまくミックスできる方法があれば、今後、検討はしていきたいと考えております。 ◆委員(糸数昌洋)  ぜひ、よろしくお願いします。以上です。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございませんか。  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  これは議会にあがってきた陳情なので、最終的には私たちも調査をしながら示していくものなんですけれども、雑木の伐採というのはもちろん急務で当然のことだと思います。  糸数委員からもありましたけれども、確かに大事な場所なんですけれども、安全面で不安が我々としてはあるので、これをきれいに平和の森としてこういった観点で整備をしていくことによって、状況がまた整理されてくるのかなという気はしております。  階段の件も先ほどおっしゃったとおりなんですけれども、案内板バーコード付きのことに関しては、古堅委員からも糸数委員からもあったとおり、私は非常にいいかなと。ただ、どれだけ訪れてもらえるかというところの兼ね合いも出てくるのかなと思います。  そこでちょっとお伺いをしたいんですけれども、那覇市内でバーコード付きの案内板を設置しているのは、どういったものがあるのか。確か福州園もあったかなと思うんですけど。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  那覇市内の公園の中にバーコード付きの案内板というのはありません。ただ、福州園にはタッチパネル形式でタッチすることによって、園内の紹介をするような仕組みはできています。あれについては結構高価なもので、画面も大きいのがあって、あそこは有料で閉鎖されているということで、あそこにはタッチパネル形式がふさわしいかと思います。  今言った旭ヶ丘であれば、先ほど糸数議員が提示していたような、ああいう糸満市で、古堅議員もおっしゃったみたいな簡易にできるということであれば、今後、他市町村も含めて調査しながら、費用面とか効果とか、どのぐらい費用がかかったのか調査して、PRできるのであればどんどんPRしながら、なおかつ植栽等、伐採も含めて撤去しながら、多くの方が訪れることができるような、平和の森にふさわしいものをつくる努力はしていきたいと考えております。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  中核市にもなりました県都那覇市であります。ほかの地域を見ていて、こういったITの活用というのはどんどん進んでいるので、これから平和の継承ということが非常に重要な意味合いを持ってくる中で、ぜひ積極的に検討していただきたいと、今の段階では思っております。  もう1つ、オートサウンドセンサーのことでお伺いしたいんですけれども、ちょっと経緯を知りたいんですが、がじゃんびら公園にあるオートサウンドセンサーというのは、これは那覇市が設置をしていますか。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  そちらも民間の団体のほうで設置しております。  その経緯を確認すると、がじゃんびら公園が開園したのが平成8年です。その際に、その同時期にある団体の方からここを観光の名所にしたいということで、先ほど古堅議員がおっしゃったみたいに、ある有名な歌手の歌詞を現在設置しています。+  利用としては、その場に行くと、そばに立つとセンサーに触れると曲が流れていい音楽が聞けるので、これは好評を得ているところではあるんですけれども、これについてはあくまでも民間のほうで設置したもので、那覇市が設置したものではありません。 ○委員長(上原快佐)  前泊委員。 ○副委員長(前泊美紀)  オートサウンドセンサー、那覇市の公園でほかに設置されているところがあるのか。また、那覇市が設置したものがあるのかということと、これまでの多分、時代の流れにある一時期にこういったものは全国的に設置されてきたのかなという印象があります。その時代にはすごい好評だったんですけれども、もう今となっては忘れ去られた存在のところも全国的には見受けられます。  今の時代で、そこの場所で本当にそれが有効なのかということの視点も越えながら検討する必要があると思うんですけれども、伺いたいのは2点です。つまり、那覇市のほかのところにあるのか、那覇市が設置しているのかということと、オートサウンドセンサーは全国的な広がりというような経緯がわかれば、ちょっと教えていただきたいんですけど。 ○委員長(上原快佐)  上原課長。 ◎公園管理課長(上原克)  那覇市の公園にはサウンド式というのは、ここ以外にはありません。  現在、どういう経緯で広がっているかというのも、それもちょっと把握はしていません。  ただ、先ほど言ったみたいに、もし、仮に設置するという要望があれば、そこは先ほどおっしゃったみたいに場所がそういうところですので、その辺の配慮をしながらの設置になるかと考えております。 ○委員長(上原快佐)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  議員間討議は特にないようでありますので、討議を終了します。  次に、付託議案の表決についてを議題といたします。  本委員会に付託されております4件の議案の表決でありますが、取り扱いについて休憩をして協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  休憩中に協議いたしましたとおり、本委員会に付託されております議案第33号、第35号、第58号、第59号につきましては、質疑を終結し討論を省略して採決することにご異議はありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  これより採決を行います。  まず、議案第33号、那覇市公園条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  次に、議案第35号、那覇市上下水道企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  次に、議案第58号、工事請負契約について、大名市営住宅第3期建替工事E棟建設は、同意すべきものと決することにご異議はありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  次に、議案第59号、市道の路線認定及び廃止については同意すべきものと決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  休憩いたします。 ○委員長(上原快佐)
     再開いたします。  休憩中に協議いたしましたとおり、陳情第24号、以上1件の陳情については、今後とも十分に審査する必要があるため、継続審査とすることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。  休憩いたします。 ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  休憩中に協議いたしましたとおり、閉会中継続審査申し出については、申出書案のとおり決定し、議長あてへ提出することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  次に、所管事務調査の取りまとめについてを議題といたします。  休憩いたします。 ○委員長(上原快佐)  それでは、再開いたします。  所管事務調査の取りまとめについては、休憩中に協議いたしましたとおり、行うことにご異議はありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  次に、第11回議会報告会における建設常任委員会報告内容についてを、休憩して協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  第11回議会報告会における建設常任委員会報告内容については、休憩中に協議いたしましたとおりとすることにご異議はありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(上原快佐)  ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。  お知らせします。  3月15日・木曜日、予算決算常任委員会で当初予算議案に対する総括質疑を行います。その発言通告書の提出期限が3月13日、来週の火曜日、午後2時となっておりますので、よろしくお願いいたします。  休憩いたします。 ○委員長(上原快佐)  再開いたします。  以上をもちまして、今定例化における建設常任委員会及び分科会の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。                             (午後0時18分) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   平成30年(2018年)3月8日    建設常任委員長 上 原 快 佐...