那覇市議会 2018-03-07
平成 30年(2018年) 3月 7日建設常任委員会(建設分科会)−03月07日-01号
平成 30年(2018年) 3月 7日
建設常任委員会(
建設分科会)−03月07日-01号平成30年 3月 7日
建設常任委員会(
建設分科会)
建設常任委員会(
建設分科会)記録
平成30年(2018年)3月7日(水)
───────────────────────────────────────
●開催日時
平成30年(2018年)3月7日 水曜日 開会 午前10時25分
閉会 午後0時30分
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●場所
建設委員会室
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予算分科会
1 議案審査(新
年度予算)
(1)議案第46号 平成30年度那覇市
一般会計予算中関係分
(2)議案第47号 平成30年度那覇市
土地区画整理事業特別会計予算
(3)議案第49号 平成30年度那覇市市街地再
開発事業特別会計予算
2
議員間討議
───────────────────────────────────────
●
出席委員
委 員 長 上 原 快 佐 副委員長 前 泊 美 紀
委 員 翁 長 雄 治 委 員 仲 松 寛
委 員 古 堅 茂 治 委 員 吉 嶺 努
委 員 金 城 眞 徳 委 員 糸 数 昌 洋
委 員 坂 井 浩 二 委 員 久 高 友 弘
───────────────────────────────────────
●説明のため出席した者の職、氏名
城 間 悟
都市計画部 部長
大 嶺 政 信
都市計画部 副部長
知 花 修
都市計画部 都市計画課長
平 良 正 樹
都市計画部 都市計画課担当副参事
佐久川 泰 尚
都市計画部 都市デザイン室長
宜 保 勲
都市計画部 建築指導課長
中 城 盛 光
都市計画部 建築指導課 副参事
新 里 武 督
都市計画部 建築指導課 担当副参事
知 念 馨
都市計画部 技術管理課長
城 間 清 光
都市計画部 技術管理課 副参事
玉那覇 有 栄
都市計画部 技術管理課 副参事
渡慶次 力
都市計画部 地籍調査課長
饒平名 任
都市計画部 市街地整備課長
久 高 政 彦
都市計画部 市街地整備課 副参事
───────────────────────────────────────
●職務のため出席した
事務局職員の職、氏名
長 嶺 勝
議事管理課長
喜屋武 太 一
議事管理課主査
高江洲 康 之
調査法制課主査
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(午前10時25分開会)
○委員長(上原快佐)
委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。
委員会定数10人中、出席9人となっております。
金城委員からは、おくれる旨の連絡がございました。
以上ご報告申し上げます。
それでは定数に達しておりますので、これより
予算決算常任委員会建設分科会を開会いたします。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
まず初めに、平成30年度那覇市
組織機構改正中、那覇市
都市計画部関係分について、
城間悟都市計画部長、説明をお願いいたします。
◎
都市計画部長(城間悟)
おはようございます。
都市計画部長、城間です。
今、委員長からご指名のありましたように、30年度から
建設管理部と
都市計画部と、組織の再編を行う予定となっております。その概要について、私のほうからご説明申し上げたいと思います。
都市計画部と
建設管理部は、それぞれ
都市計画課を統括課とする部と、
建設管理部は
建設企画課が統括する部となっております。
主に
都市計画部のほうでは、計画あるいは建築の誘導というようなことが、主な業務になっておりまして、
建設管理部のほうは、
道路建設、公園、花みどりの公園の建設、道路、公園等の管理、
市営住宅等の建設と管理というふうな分かれ方をしておりました。
この部の廃部、
都市計画部と
建設管理部で、これまで支障があるということではありませんが、新しい
総合計画と、
都市計画マスタープランも現在つくり、リニューアルしつつあります。
20年の
都市計画マスタープラン、10年の
総合計画をつくっていくと、新しくスタートするということで、より効率よく、これからの
都市計画、
建設関係の事業をより効率よく課題に対応していくというようなことで、1つは大きく
都市構造にかかわるや都市の
インフラ、道路とか公園とかというようなことの再編について、集中して解決に取り組むというようなことで、都市みらい部、これは道路、公園を中心とした
インフラ事業の所管を行います。
もう一方の
まちなみ共創部につきましては、大きな課題であります、
密集市街地の解決だとか、あるいは
住宅政策等について所管する部署ということで、大きな課題を2つ掲げて、それぞれに分担して統括をしていくというふうな内容になってございます。
各課の割り振りでございますけれども、これまで
建設管理部でみていた
市営住宅については、
まちなみ共創部のほうで、
住宅政策の一環として所管することになります。
その中には、
まちなみ整備課、現在、
市街地整備課ですけれども、再開発等あるいは
密集市街地に取り組む部署として、
まちなみ整備課に名前をかえまして、そこで
住宅政策を担任すると。
また別途、現在、
市営住宅の建設あるいは管理については、
建築工事課、
市営住宅課で行っておりますので、それは
まちなみ共創部のほうに所属するようになります。
建築指導課、
技術管理課、
地籍調査課が、
まちなみ共創部に在籍します。
もう一方の都市みらい部のほうについては、
都市計画課を筆頭に
都市デザイン室、課内室であります
都市デザイン室、それと
道路建設課、
道路管理課、花と
みどり課、
公園管理課というような所属分け、再編になっております。以上です。
○委員長(上原快佐)
これより質疑を行います。
特に質疑はございませんか。
久高委員。
◆委員(
久高友弘)
皆さん方が、再編というやつ。これはやはり、人員の問題とか、そういうのもあるのかな。
例えば、最近は、技術職に対しての応募が少ないとか、志願者が少ないとか、そういうふうで、技術者が少ないということがよく言われてるんだけども、そういうのも含めて、やはり将来の見通しとして、やはりその技術職が、今後、十分対応できるような技術職が、今後、育成されているのかどうかも含めて、那覇市のほうで、そういう時代的な流れの中での対応をしていくというような、これも含まれているのかな。
○委員長(上原快佐)
城間部長。
◎
都市計画部長(城間悟)
今、委員おっしゃるような技術職の育成については、これはもう部の再編にかかわらず、大きな課題として、継続的に取り組んでいかなければいけないと考えておりますが、今回の再編で特にそういった技術者の養成、あるいは育成というようなことと、大きく絡んでいるということはございません。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(
久高友弘)
どうしてそういうことを聞くかというと、例えば今のままでいった場合、やはり再編した場合には、随分、効果的な取り組みができるとか、そういうのがあるのか。
○委員長(上原快佐)
城間部長。
◎
都市計画部長(城間悟)
先ほど申し上げた
インフラ、これは道路とか公園とか、どちらかというと
土木技術系のことが多くなると思うんですけれども、そういった
インフラストラクチャーの整備を統括する部分と、どちらかというと建築系になると思うんですけれども、
まちなみ、市街地、
密集市街地の改良だとかいうような、どちらかというと建物を誘導していくほうの建築系の部分というのに、大まかに言うと、分かれることになります。
それからしますと、意思の決定という意味では、これまでも
お互い部が違っていても、お互いに意見交換したり、情報の共有は十分なされていたとは考えておりますけれども、より効率的にということでいいますと、意思の決定の速さだとか、あるいは情報交換のシェアさだとかというようなことになりますと、再編した後というのは、かなり効率的になるかなと思っております。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(
久高友弘)
要するに、中核市に移行したでしょう。
県から移管された部分も随分あって、やはり
建築指導課なんかでは、中核市になる以前よりも、非常に対応が遅いというのが実はあったわけ、市民から。
そういうものに対しても、迅速に対応していくとか、結局、おく時間が、課で、要するに考える時間が多くて、今までは迅速にやっていたけれども、中核市になってから、やはり対応が非常に遅くて、
建築確認においては、長い時間を要しているというような、直接的な依頼を受けたこともあるわけ。
それに対しては、どう取り組んでいくのかなというようなことも含めて、ちょっと聞いてみようかなと実は思っていたんだけど、そういうものに対して、やはり県から移管された事業、そういうものに対しては、対応が非常に遅いという部分も、随分指摘された部分があったんだけども、今回再編することによって、そういう今まで指摘されたことにおいては、もう指摘されないような、そういう迅速な対応ができるということで考えていいのかな。
○委員長(上原快佐)
城間部長。
◎
都市計画部長(城間悟)
今、委員がおっしゃるような業務の効率性ということについては、かなり改善されると考えております。
ただ、今
建築指導行政については、エネルギーの問題だとか、あるいはこれまでなかった業務が、おっしゃるように中核市としておりてきたり、あるいは新しく法律の改正に伴って、発生する業務等もありますので、その辺の効率化あるいは、さらに職員がもっと手際よくできるようなことというのは、これからまた検討して実践していきたいなと考えております。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(
久高友弘)
我々が懸念することがあるんだけども、例えば中核市に移動するときに、私が、要するに当局にお願いをしたのは、中核市になって
マイナス面が出ては絶対に困ると。
マイナス面は絶対に出さないようにしてくれということを言った覚えがあるんですよ。
結局、中核市になった、いいことではあるけれども、それにやはり付随して、事務量が増えるというようなことも随分懸念されるところだったと思うんですよ。
やはり人員を多くすべきは多くしていかないといけない。やはりしめるところはしめないといけないけども、ただ予算の面だけで考えて、対応できないような状況が起こりうる可能性もあるんじゃないかなという懸念が、実はそういうのを持っているものだから。
中核市として、やはりいろいろな
事務事業も多くなる。
建築確認の面においても、今まで県でやっていたものを、那覇市でやっていくと。
そうしたら人員が、当然多くなっていかなくちゃいかん。しかし、人員を多くできない。だからこれは再編をして、この辺でまとめて、要するに抑えて、
マイナス面が出ることは承知の上だけれども、これがなるべく少ないようにというような形での再編がなされて、それがやはりあとで尾を引いてくるような結果にならないのかどうか、心配をしてるんだけども、そういうことはどうですか。
○委員長(上原快佐)
城間部長。
◎
都市計画部長(城間悟)
おっしゃるように、業務がかなり増えていくわりには、職員がなかなか増やせないという状況はありますけれども、今、去年、これは一昨年から取り組んでいるんですが、新しい業務が発生したりする、これを契機にこれまでの手続きの簡素化を、今、いろいろ要綱とかの見直しをして、進めております。
今、組織の再編によって、まず1つは意思の決定過程が非常に円滑になるだろうということと、もう1つは、様式等あるいは手続の簡素化できる部分は、簡素化しようというふうに、もう始めておりますので、これから改善に向けて努力していきたいと考えております。
○委員長(上原快佐)
久高委員。
◆委員(
久高友弘)
要するに、こちらが懸念することは、あくまでも議員は、市民の代表として、代弁者として、
マイナス面が出たら困る。
今までの那覇市がやっていた事業において、
マイナスが出るようなことがあってはいかんと、中核市であるがゆえに、事務量が多くなるのは確かだけど、それに対応できるような
体制づくりができてない、予算の面においても特に。
例えば消防なんかの問題、よく言われているように人数が足りないとか、そういうものが議会でも指摘をされている。
そういう中で、やはり、
土木建築業においては、特にそういう問題が数多く出てくるんじゃないかなと思っているんですよ。
それを1つのごまかしの形で、やはり根本的な問題解決しないで、手先だけでこれを改善していこうということになると、後でひずみが出てくる。
そういうようなことがないように、やはり根本的な問題は、根本的な問題として解決するように、当局でも
十分話し合いをしていかなくちゃいかんと思うけれども、今、小手先の、やりようでごまかしている部分があるんじゃないかなというのが、ちょっと感じるものだから話をしているんだけども、やはり今後十分対応できるような人員の確保とか、予算の確保とか、そういうのまで含めて、十分対応できるような再編を
皆さん方にお願いしたいと思うんだけども、そういう懸念がないように、そういうことがやはり指摘されないように、対応していただきたい。
それを要望しておきます。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
私は、今回の再編、高く評価したいと思います。
インフラ部分、
都市整備、
交通政策部分が一緒になって、計画的な
まちづくりがスムーズに進められる、先ほども効率的、効果的な運用という話がありましたけど、それにふさわしい体制だと思います。
今までは、皆さんのところは計画の大きな枠だけもっていって、実行部分は
建設管理部にいっていたということで、部がかわると、部長の調整ということで、部の大変な、皆さんもう
縦割り行政で、苦労されていたと思うんですよ。
そういう面での解消という意味では、高く評価したいと思います。
計画整備、管理、再生までを一元的にやるということなんで、ぜひ頑張ってほしいと。
すばらしい組織再編だけど、それをこの委員会に説明がなかったものだから、それが僕は、不本意なんですよ。
本会議でも市民にわかりやすいようにということで、代表質問でやったんですが、普通のあれであれば、それをわかって委員会に説明するのが、嫌味を言ったつもりだけど、それがうまく理解されなくて、こういうことになっているんで、ぜひ今後は、皆さんいいことやっているんだから、それを積極的に公正的に説明すれば、いいことだと思うんですよ。
部長は非常に、これまでの
都市計画部に比較すると、部長だとか、
皆さん管理職は、仕事しやすいはずよ。
ぜひ頑張ってください。
一言、部長からコメントいただければ。
○委員長(上原快佐)
城間部長。
◎
都市計画部長(城間悟)
もう少し先に、詳しくご報告、あるいはご説明もしておいたらよかったなと、今委員のご提案を受けて考えております。申しわけありませんでした。
これから、先ほど
久高委員からもありましたけれども、いろいろ組織についても、人員の件、あるいは予算の件についても、また委員の皆様にもバックアップをいただきたく思いますので、よろしくお願いします。
◆委員(
古堅茂治)
頑張ってください。終わります。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございませんか。
次に、議案第46号、平成30年度那覇市
一般会計予算中、
都市計画課関係分についてを議題といたします。
知花修都市計画課長、説明をお願いいたします。
◎
都市計画課長(知花修)
平成30年度、那覇市
一般会計予算都市計画課分につきまして、配付した資料でご説明させていただきます。
表紙めくっていただきまして、1ページ、歳入です。
ページの左端に予算書のページを記載しております。あわせてご覧ください。
主なものについて、ご説明させていただきます。
14
款国庫支出金は901万5,000円で、対前年度比較で167万3,000円の減となっております。
これは
集約型都市形成支援事業補助の増と、
社会資本整備総合交付金の補助完了に伴う減となっております。
次に、15
款県支出金は5億5,428万9,000円で、対前年度比較で7,530万2,000円の増となっております。これは主に
沖縄振興公共投資交付金、
モデル事業ですけれども、その増によるものです。
次に、2ページをご覧ください。
18款繰入金は8億3,544万2,000円で、対前年度比較で2億709万9,000円の増となっております。
次に、21款市債は1億2,070万円で、対前年度比較で、9,180万円の減となっております。
次に、3ページをご覧ください。歳出です。
先に、4ページの一番下段の合計をご覧ください。
本
年度予算額は30億5,290万3,000円で、対前年度比較で1億6,821万5,000円の減となっております。
主なものについて、ご説明させていただきます。
ページ戻りまして3ページ、8
款土木費の港湾費は11億6,
880万3,000円で、対前年度比較で4億5,600万4,000円の減となっております。これは主に那覇港
総合物流センター整備事業の減によるものです。
次に、8
款土木費の
都市計画総務費は、14億8,400万円で対前年度比較で3億793万円の増となっております。これは主に
都市モノレール関連で、4ページの14
沖縄都市モノレールインフラ外整備事業と、17
沖縄都市モノレール株式会社、
追加出資金の増、19
都市計画マスタープラン策定事業、20
立地適正化計画策定事業の増によるものです。
説明は以上です。ご審議のほどよろしくお願いします。
○委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
那覇港
管理組合の補助金で、だいぶ減らされたということで、ちょっとこれ、
一括交付金の減による、那覇港
総合物流センターについては、まず何年
完成予定ですか。
○委員長(上原快佐)
知花課長。
◎
都市計画課長(知花修)
物流センターは、平成30年度
完成予定です。
◆委員(
糸数昌洋)
今年度。
◎
都市計画課長(知花修)
はい。先ほど議員のほうから減というお話ありましたけれども、完了の計画の中で、その予算を満額の予定です。以上です。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
わかりました。
○委員長(上原快佐)
ほかに。
◆委員(
糸数昌洋)
いいですか。
○委員長(上原快佐)
大丈夫ですよ。じゃ、そのまま。
◆委員(
糸数昌洋)
引き続き、お願いします。
景観形成に絡む事業がいくつかあると思うんですけれども、ちょっと
新規事業になってるやつ。
景観まちづくり、違いますね。
どれでしたっけ、あったよね。景観じゃない。
すみません、景観じゃない、市民との協働による地区の
まちづくり推進事業です。
今年度からスタートの事業ということで、これは
まちづくりの専門家を
アドバイザーとして派遣するということになってますけど、30年度はこれ何地区を対象にしているのかとか、どういう地区が対象になるのかということをちょっとお聞きしたいです。
○委員長(上原快佐)
金城聡都市計画課主幹。
◎
都市計画課主幹(金城聡)
市民との協働による地区の
まちづくり推進事業につきましては、
政策説明資料のほうで
新規事業というふうになっておりますが、今年度まで、平成29年度までは、財政の経費になっておりまして、30年度から企画経費になるということで、
政策説明資料等は、新規ということになっております。
これまで市民のほうから、
まちづくりをしたいという申し入れがあった場合に、大学の先生であるとか、NPOの専門の方などを派遣したという実績がありまして、平成30年度につきましては、まだ具体的に決定はしておりませんが、現在のところの
久茂地地区の
まちづくりについて、語り合う場をもちたいという市民の皆様の声がありまして、実は今月、こちら一度、
久茂地地区の住民の皆さんを少人数ですが、5、6人集まっていただいて、住民の方、そこで事業をされている方、あとは、そこには住んでいないのですが、もともとPTAとかで関わっていた方、コアになるメンバーにお集まりいただいて、その中で少し
久茂地地区の語り合う場を持ちたいと。
その際に、できれば次年度、少しスムーズに進行できるような
アドバイザーを派遣していただきたいという申し入れがありましたので、それにつきまして今のところ、念頭に入れております。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
新
市民会館の建設も控える中で、
まちづくりワークショップとかやってきていますよね。
その延長みたいな感じですか。
○委員長(上原快佐)
金城主幹。
◎
都市計画課主幹(金城聡)
まちづくりワークショップを前年度までやっていた中で、その中心になっていたメンバーがこれから
市民会館もできていく、道路の拡幅も始まる、緑ヶ丘に新しい施設もできるということで、久茂地について、いろいろな人を、まずはその場に呼んで、とにかくみんなで語り合う場を持ちたいというご提案がありまして、スタートからいきなり自分たちでやるのはなかなか大変なので、しばらくは市のほうで、
都市計画課のほうで声かけをしていただいて、お話ししたいということで開催をしております。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
わかりました。一旦終わります。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
都市景観賞の表彰等というのがあるんですが、昨年度に比べて予算が4倍近く増えています。
その理由を教えてもらえますか。
○委員長(上原快佐)
佐久川泰尚
都市デザイン室長。
◎
都市デザイン室長(
佐久川泰尚)
お答えします。
都市景観賞の表彰等の事業でありますけども、昨年度との違いについては、
景観賞自体が隔年で表彰しておりまして、平成30年度に第20回の表彰ということであります。
その際、記念の
シンポジウム等も予定しているものですから、それで予算のほうが昨年度に比べて増えております。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
市民の景観の意識を高めるという面では、僕は非常にいいことだと思います。頑張ってください。
それから、
景観まちづくり推進事業で、
公共デザインマニュアルを作成するということがあります。
これまでは、28年度、29年度で
建築デザインマニュアルなどの作成があるんだけど、この違い、事業の内容、細かく教えてもらえますか。
○委員長(上原快佐)
佐久川室長。
◎
都市デザイン室長(
佐久川泰尚)
はい、お答えします。
28年度には
建築デザインマニュアルで、
サインデザインマニュアル案のほうを作成いたしました。
これは主に建物のほうであるとか、サインは
屋外広告物等を含むサインですけども、主に民間のほうの事業主さんとか、施工屋さんとか、そういった方々を対象にやっておりました。
平成30年度に予定されている、
公共デザインマニュアルのほうは、公共の建物のほうとか、道路、河川、そういった公共の整備をするための指針となるような、
マニュアルということで考えております。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
具体的にこの
マニュアルというのは、色などいろいろ出てくるかと思うんだけど、そこら辺ちょっとわかりやすく説明してくれる。
○委員長(上原快佐)
佐久川室長。
◎
都市デザイン室長(
佐久川泰尚)
デザイン
マニュアルのほうは、いろいろな設計であるとか、施工であるとかいうことをやる前により景観に配慮したとか、より景観にいい事例のほうの事例集のほうのこういった工夫をすれば、より景観に配慮できるよねというような、写真を多く、ふんだんに入れたような、わかりやすい、イメージの写真集になっています。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
いわゆる原色系はあまり使わないとか、いろいろそういうのがあるんじゃない。
○委員長(上原快佐)
佐久川室長。
◎
都市デザイン室長(
佐久川泰尚)
色に関しては、那覇市カラー、スタンダードのほうで計画されておりまして、今回のデザイン
マニュアルは色というよりは、景観とかコントラストとか、そういったまちになじむような景観を誘導するようなものになっております。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
これも市民の景観意識を高めるという面で、非常に役立つことになると思います。
景観条例はあるけど、前々から委員会でも問題になっている、実行してあらしめるために、さらに頑張ってください。
那覇港
管理組合に補助金が6億3,000万近く、もう1つは5億近くと、約11億近く出ますが、その中での那覇港
総合物流センター整備事業、その状況を教えてもらえますか。
○委員長(上原快佐)
知花課長。
◎
都市計画課長(知花修)
物流センターにつきましては、先ほどもありましたけれども、平成30年の10月に、
物流センターそのものの工事が完成する予定です。
管理組合のほうで、運営業者について公募をしまして、決定した状況があります。
その中で、10月以降は、その運営会社のほうで、建物内部のいろいろな設備関係の整備をしまして、予定としては31年の4月、31年度の供用開始というふうに伺っています。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
多額の税金を投入した事業です。
那覇港の物流機能の拡充という面でも、非常に大事な役割を果たす
物流センターになると思うんですが、それがいわゆる建物ができたけど活用されてないというようなことが起こらないように、その有効活用について、ぜひ、三者の港湾
管理組合で、ぜひ適切な知恵、力を出して頑張ってほしいと思います。終わります。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございませんか。
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
まず、
都市計画基礎調査事業におきまして、図書作成業務と浮島通り交通対策実証実験、この2つの予算の配分と、実証実験の中身を詳しく教えていただきたいです。
○委員長(上原快佐)
休憩します。
○委員長(上原快佐)
再開します。
平良正樹
都市計画課担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
お答えいたします。
都市計画基礎調査事業につきましては、まず
都市計画変更に伴う、資料作成と、今回、浮島通りの渋滞対策についてがございます。
浮島通り対策につきましては、199万9,000円の業務委託を予定しております。
残りにつきましては、
都市計画変更に伴う資料作成を予定しているというところでございます。
浮島通りの渋滞対策につきましては、交通量調査、実証、浮島通りと国際通りが交差する信号機がございますが、そこに幕をかけまして、信号がない状態で実験を行う予定にしております。
基本は交通量調査なんですが、交通量、方向別の交通量、渋滞長、そういったものを実施前、実施後、計測して検証していくというような内容になっております。
○委員長(上原快佐)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
渋滞というのも数値化として表していけるようにするということですね。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
はい、そうです。
○委員長(上原快佐)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
わかりました。ありがとうございます。
あともう1点。CO2排出削減推進事業、これは
新規事業だと思うんですけど、内容を詳しく教えてください。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
お答えします。9月にカーフリーデーのイベントを実施しております。毎年です。
そのイベントを通して、市民、県民、観光客等に対し、車を賢く使うことで公共交通への利用転換を促し、それによってCO2の削減につながることの啓発活動を行っていきます。
また、国際通りを含む中心市街地は、市内外からの交通が集中し、また観光客もレンタカーも入ってきます。それによって、エリアというのは渋滞を起こしていると。
皆さんご承知のとおり、特に国際通りについては、慢性的な渋滞というふうになっております。
今回、沖縄総合事務局さんの調査がございまして、その調査によると、渋滞の大きな原因となっているのが、荷さばき車両の駐停車によって、路線バスなどの走行性が阻害されると。
阻害されて、その後ろの後続車にも影響することで渋滞が起きているということが、報告、確認されております。
今回、国際通りに入る荷さばき車両を、集約化共同集配システムを構築することで、国際通りに入ってくる荷さばき車両を抑制できるものと考えております。
その仕組みが、国際通りの渋滞緩和につながって、CO2削減が期待できることを、店舗の方々、配送業者へ啓発していく事業となっております。
○委員長(上原快佐)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
ありがとうございます。
CO2削減と渋滞対策と、同じ2事業として考えてるんですか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
基本的には、こちらの事業については環境省の補助金を活用したいというふうに考えております。
その渋滞が緩和されることで、スムーズに流れることで、CO2の削減につながるということで、効果が発揮できると期待しているところでございます。
○委員長(上原快佐)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
これ、一部委託となっているんですけども、那覇市がやる事業の部分というのは、どの部分になるんですか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
基本的には、委託業務を考えております。
先ほどもちょっと説明したんですが、カーフリーでのイベントを通して、市民県民への啓発活動、国際通りでイベントを実施しますので、そこの店舗の方々のヒアリングだったり、それをもとに配送業者のヒアリングを行って、そういった集約、共同、集配のシステムが、本当に可能なのかどうかというところを含めての基礎調査というふうに考えております。
○委員長(上原快佐)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
初年度なんですけど、今後、CO2の削減量の目標値というのを設定したりする、それも行動していく予定でしょうか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
補助をいただいてやる以上は、そういう数量的な目標というのは、設定していかないといけないと考えております。
これは次年度、委託の中で、目標等は設定をしていきたいというふうに考えております。
○委員長(上原快佐)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
以上です。ありがとうございます。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございませんか。
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
今のモビリティマネジメント啓発事業ですけれども、今、環境省の補助ということがわかったんですが、財源の国の補助が入って900万の、ちょっと内訳教えてほしいんですけど、その他のところは、何になってる?
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
基本的には環境省の補助が100%、補助になります。
今回の内訳につきましては、事業費900万、そのうち補助が700万、一般財源200万というような財源内訳になっておりますが、今回、環境省の補助に見合わない業務も一部、今回予定をしております。
それが何かといいますと、共同集配のシステムをつくる、構築する、この部分については今回環境省の補助にはなじまないということで、一般財源を充てていくというような考え方でございます。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
この共同集配システムの構築というところで、現時点で皆様が構想している部分、考えがあればちょっと教えてもらえますか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
他都市の事例でちょっと、今それを参考に考えているところでして、直近でいいますと、札幌市が、平成28年に共同集配による実証実験を行っております。
基本的には各店舗が、個々で配送業者にお願いして、それが現在国際通り各店舗に配送されるというような状況がありますので、これを国際通りに入る前に、1カ所に荷物を集めまして、そこから、ある限定された特定された業者によって、国際通りの店舗に、配送していくというような仕組みをイメージしております。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
ちょっとした集配所というか、集積する場所が必要になってくると。
あわせて、先ほど吉嶺議員からもあったんですけど、環境省補助ということで、カーフリーデーイベントというのはわかるんですけど、これの1つの実証効果みたいなデータでとっています?
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
具体的には数値的な実証効果というのは。
◆委員(
糸数昌洋)
CO2ということではないですよ。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
ではなくて。
◆委員(
糸数昌洋)
例えば、台数の制限含めて。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
カーフリーデーにつきましては、利用転換を、この事業に賛同していただけるかどうかというところでなんですが。
アンケートを実施しまして、それに賛同してくれる数を把握しているというところでございます。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
ぜひ、毎年積み上げてきたものなので、何かしらのもうちょっと実効性のあるものにしていっていただきたいのと、環境部との連携というのはございますか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
昨年度は、環境部がやっておりましたCOOL CHOICE(クールチョイス)事業の中で、カーフリーデーを実施させていただいております。
今回も、環境部が行うものと
都市計画部が行うものということで、2つ、2本立てで、今予定しておりますので、それはやはり連携を図りながら進めていきたいというふうには考えております。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
せっかくCO2削減ということをきちっと盛り込んでいるわけだから、うまくデータも含めて、ちょっときちんと生かせるような事業にしていってほしいと思います。
これ要望にとどめます。以上です。
○委員長(上原快佐)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
今の関連で、9月のイベント後のCO2削減目標値の設定を発表するのは、いつごろとか決めていますか。
いつごろまでに出さなければいけない、出す。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
少なくてもそのイベントを実施するまでには、業務委託を発注して、その中で目標数値等を決めた上で公表していきたいというふうには考えております。
○委員長(上原快佐)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
以上です。ありがとうございます。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございませんか。
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
すみません、ちょっと2つお伺いしたいんですけども、先ほどからの吉嶺委員や
糸数委員の質疑の関連なんですが、まず1つは、
都市計画基礎調査事業の中で、浮島通り交通対策実証実験を30年度やるというお話なんですが、この根拠をお伺いしたいんですが、これ
新規事業ですよね。
30年度からというふうな事業の中で、おそらく優先度が高いので、今回は浮島通りをやられるんだと思うんですけども、先ほどのご説明で、信号機に幕をかけて、渋滞度合いをはかるということなんですが、これ、市としてはどういった問題意識で、この実証実験を行って、渋滞というのを図ることによって、どうしたいのかというのと、まずその浮島通り、これはまず最初に浮島通りの交通対策をやるというふうなことの理由について教えていただきたいと思います。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
一銀線の渋滞において、松尾交差点部分につきましては、松尾交差点の信号、浮島通りとの信号が近いために、一銀線からから国際通りに左折した場合、信号で引っかかることによって、一銀線から直進する走行を阻害されるということで、その部分に負荷がかかっているというふうに考えております。
そこで今回、信号をなくして実証実験をすることで、浮島通り、パラダイス通り、一銀線に関してどういう状況になるのかというところを、今回実験を行い、検証していきたいというふうに考えております。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
なるほど。松尾交差点部分、一銀通り、新
市民会館建設予定の中で、非常にあそこ、この辺の渋滞がさらにひどくなるんじゃないかという、住民の一番の懸念はそこだと思うんですけども、それとも関連した事業なのかなというのがわかりました。
ないことによって、もしかしたら渋滞が、あの辺一帯の、緩和されるのではないかという仮定での実験だということで理解をいたしました。
では、もう1つお伺いしたいのは、その次の市民との協働による地区の
まちづくり推進事業についてなんですけども、先ほどご説明がありました、久茂地地域ということですが、那覇市全域が対象となっていて、ここにはもちろん都市マスの方針を踏まえた事業になっていて、これも
新規事業で市の単独事業でありますけども、これ今の説明では、予算の規模も少額ということで、久茂地ありきの事業提案ではないかという懸念があります。
これから
都市計画マスタープランを、全部改定をしていく中で、これはもちろん、対象は全域ですから、それに限らないものでなければいけないのではないかと思っているんですけども、その点、今後の計画等を含めて、もうちょっと詳しく教えていただきたいんですが。
○委員長(上原快佐)
金城主幹。
◎
都市計画課主幹(金城聡)
お答えいたします。
市民との協働による地区の
まちづくり推進事業につきましては、先ほど少しご説明いたしましたが、
政策説明資料の中では、企画経費ということで
新規事業になっておりますが、これまでもずっとやっていた事業でありまして、これまでの実績といたしましては、例えば国場川、くねくね公園をつくる際に、市民の皆様とワークショップをするときに、公園づくり、市民と一緒に公園づくりをした実績のある
アドバイザーとして、
アドバイザーの方を派遣したりとか、壺屋地域の
まちづくり、壺屋のやちむん通り、通り会の皆さんがお勉強をしたいというときに、観光と壺屋はどうあるべきかということで、またそのときも
アドバイザーを派遣して一緒に勉強したりと。
基本的には、市民の皆様から申し出があった際に、そのエリアにふさわしい方を、もう1つ言いますと、首里城ができたときに、これから首里城をつくろうということで頑張ってきた皆さんが、首里城がある程度できてきた中で、これからの首里のまちをまた皆さんで考えたいというときには、一緒に専門の方とまち歩きをして、首里のいいところを発見して、その団体の皆さんが今、継続的に活動されていたりとか、その都度、我々の確かに予算は小規模ではあるんですが、協力していただける
アドバイザー、たくさんメンバーもいらっしゃるので、各地区に入って、また今回は都市マスの改定の中で、それはまた別の予算で、地域ごとのワークショップもありますので、その辺とも連動をしながら、なるべく広く広めていけるように努めていきたいと思っております。
ただ、先ほどの久茂地ということにつきましては、たまたま先月集まったメンバーの中から、何度かやっていく中で、できれば
アドバイザー的な方も派遣してもらえるといいなというご提案があったので、そこは久茂地も今念頭に入れているということでございます。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
手挙げ方式ということであれば、年度途中で、うちの地域も派遣してほしいというときには、補正で予算を上げるようなものなんでしょうかね。
○委員長(上原快佐)
金城主幹。
◎
都市計画課主幹(金城聡)
我々のほうとしても、
アドバイザーについて要請があれば、そういった方向でも対応する、できるように各財務部門ともお話をしていきたいと思っております。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
わかりました。以上です。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
ちょっとなんかもやもやしていて。
浮島通りの交通対策の実証実験ですけど、信号に幕をかけてということは、皆さんが考えているのは、いわゆる右折直進はなしで、左に曲げていくという方向で考えているということですか。
左折。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
国際通りにつきましては、どうしてもバスレーンというのがございますので、基本的には左折オンリーということでしていきたいんですが、なかなかそういうわけにはいきませんので、今回は路面表示で、直進、お譲りスペースということで、空間を設けて直進、右折もできるようなことでは考えていますが、基本的には、やはりそれによって国際通りが渋滞するというのも懸念されます。
そういったことで、今回は方向別に、左折、直進、右折、そういった交通量も計測しながら、今後、どういった対応をしていくかということに活用していきたいというふうに考えております。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
委員会の場なので、やはりこういう実証実験的なものは、いろいろやはり提案があってもいいと思うんですよ。
要するに、信号機にかぶせて、とりあえず車が詰まるところをラインでとまらないようにして、赤信号のときに、例えば右折直進はさせていくという、そういうふうな考え方になるわけですよね。
例えば、以前からある浮島通りの一方通行の向きの問題とかありますね。
今、国際通りにどんどん車が向かっていく方向だけども、以前からこの話は、通り会等でも出るんだけど、逆に中に入る、向きをかえるということとか、一方通行のあり方の問題等も含めて検証されるんですか。
○委員長(上原快佐)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
一方通行の向きにつきましては、今回の業務を踏まえて、検証するということではございません。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
入ってないんですね。
わかりました。以上です。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございませんか。
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
次に、
建築指導課関係分についてを議題といたします。
宜保勲
建築指導課長、説明をお願いいたします。
◎
建築指導課長(宜保勲)
ハイサイ、よろしくお願いします。
議案第46号、平成30年度那覇市
一般会計予算、
建築指導課分についてご説明いたします。
初めに、歳入についてご説明いたします。
配付資料の1ページ、予算説明書の36ページをお願いいたします。
第13款使用料及び手数料につきましては、過去5年の実績を基本に算出し、ほぼ例年どおりの予算額でございますが、第7細節建築物エネルギー消費性能適合性判定手数料の本
年度予算66万9,000円において、前年度比
マイナス254万7,000円の減額につきましては、平成27年に地球環境温暖化低減を目的に制定された建築物省エネ法に基づき、平成29年度より床面積2,000平方メートル以上の非住宅建築物の新築、増改築に対し、適合性判定を受けることが義務づけられ、その審査事務手数料が新設されたものでございます。
昨年は、県内に適合性判定機関がなかったため、全て本市で審査を行うこととし、過去5年の実績から年間の件数を割り出し、予算を確保しておりましたが、現段階においては、県内を管轄する民間の適合性判定機関が設置されたことから、その選択肢を考慮し、予算配分を行っております。
続きまして、配付資料の1ページ、予算説明書の40、45ページをお願いいたします。
第14
款国庫支出金及び第15
款県支出金の主な内容につきましては、民間建築物耐震化促進事業の国負担分と県負担分でございます。
予算配分は、民間事業者の事業スケジュールによるもので、昨年、平成29年度は、耐震改修工事2件分を予定しておりましたが、平成30年度は耐震補強設計1件のみの予定となることから、前年度比において大幅減額となっております。
歳入総額といたしましては、2,080万8,000円でございます。
続きまして、歳出についてご説明いたします。
配付資料の2ページ、予算説明書の148、149ページをお願いいたします。
第8款の第2目建築指導費につきましては、第4事業名、那覇市民間建築物耐震化促進事業の本
年度予算677万円において、前年度比
マイナス4,025万円の大幅減額につきましては、先ほどの歳入の説明と同様、平成29年度の耐震改修工事2件分に対して、平成30年度は耐震補強設計1件のみの予定という理由からでございます。
そのほかは、ほぼ例年どおりの予算額でございます。
歳出総額といたしましては1,626万4,000円となっております。
説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
今の民間建築物耐震化促進事業ですけど、新年度は耐震補強設計が1件ということで、この事業は前もって募集をかけて、要するに国の補助を求める場合には、補助金が減ったから今回1件にしたという話なのか、民間から募集を募って、それに見合った補助金を申請したというお話になるんですか、その辺。
○委員長(上原快佐)
宜保課長。
◎
建築指導課長(宜保勲)
耐震改修促進事業については、耐震診断、耐震補強設計、改修工事、そういう内容があります。
それについて民間のスケジュール、申し出があった場合に、その予算を事業費に対して国、県費の割合に応じて、補助を準備するということです。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
例えば、新
年度予算であれば、29年度のいつごろまでに、民間からの申し出というのは必要になるんですか。
要するに、そのスケジュールが知りたいのでね。
○委員長(上原快佐)
新里武督
建築指導課担当副参事。
◎
建築指導課担当副参事(新里武督)
当該事業につきましては、主に耐震診断を義務化建築物、大きい建物を対象にしていまして、前年度に意向調査を行います。
これは例えば、本市で言うと実施計画、あるいは新
年度予算要求の前に意向を確認して、やりたいということであれば、それを予算要求するということでございます。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
いわゆる民間特定建築物、この事業も補助対象になるというのは、市内にあと何件ぐらいあるんですか。
○委員長(上原快佐)
新里副参事。
◎
建築指導課担当副参事(新里武督)
対象となるような民間建築物自体が、旧耐震でつくられた大きい建築なので、現在、件数としてトータル11件あるんですが、そのうちの半分ぐらいはもう自費で改修が終わっている、あるいはそのうちの、今、2件は工事まで補助を受けておりまして、残っているのは2件ほどですかね。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
ちょっと規模を教えてもらえますか。
56年以前の建物ってかなりあるけれども、ここで対象にしている特定建築物の規模、条件、ちょっと簡潔にお願いします。
○委員長(上原快佐)
新里副参事。
◎
建築指導課担当副参事(新里武督)
用途の要件がありまして、多数の者が使う建築物、規模については5,000平米以上です。
学校については、3,000平米以上でございます。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
以上です。ありがとうございます。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
次に、
技術管理課関係分についてを議題といたします。
知念馨
技術管理課長、説明をお願いいたします。
◎
技術管理課長(知念馨)
ハイサイ。チューウガナビラ、
技術管理課の知念と申します。ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。
それでは、議案第46号、平成30年度那覇市
一般会計予算のうち、
技術管理課関係分について、ご説明いたします。
歳入はございませんので、歳出についてご説明いたします。
予算書の147ページ、今回配付しました説明資料の1ページをご覧ください。
第8
款土木費第1項土木管理費第1目土木総務費で、第4事業の一般事務費検査業務ほか、2事業でございます。
表の最下段になりますが、歳出合計として、本
年度予算額232万6,000円を計上しており、対前年度比較で9万2,000円の増となっております。
その内訳として、04事業一般事務費、検査業務は、時間外勤務手当や図書、消耗品購入のための事業費、システム保守管理業務などの委託料、コピー機などの使用料及び賃借料などでございます。
次の05事業、電子納品事業(サーバー入れかえ)は、これは電子化された工事完成図書等の成果品、主に写真、図面などを保管管理するための、サーバー機器の賃貸借費用でございます。
現在リースしておりますサーバー機器が、5年経過し、平成30年4月をもって契約満了となります。実施計画要求時点では、新規入れかえ事業として想定をしておりましたが、現在のシステム2年間延長契約することとなりましたので、その費用でございます。
次に、06事業建設技術の向上継承事業は、これは外部講師による技術講習会を開催するための委託料でございます。
市民の安心・安全な暮らしを確保するために、技術系職員などの人材育成や技術力の向上につながる研修等を行う事業で、平成30年度は、中堅若手技術者を対象に、公共事業の概論や監督検査などの基礎研修を行う予定で準備しております。
以上が、
技術管理課平成30年度分の予算となっております。
よろしくご審議くださいますよう、お願い申し上げます。
○委員長(上原快佐)
これを質疑に入ります。
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
皆さんの果たしている役割、仕事、非常にこの技術の向上管理の面で大事だと思うんだけど、そこら辺の今一度、ちょっと説明してもらえませんか。
○委員長(上原快佐)
知念課長。
◆委員(
古堅茂治)
体制も含めて。
◎
技術管理課長(知念馨)
技術管理課の職員体制としましては、私、土木ですが、土木の副参事1人に、主幹クラスが2人、建築職の副参事職が1人に、主幹職が、主任技師が今現在1人、機械設備1人に、主幹クラスが1人に、電気設備が1人で、計8人体制で業務を行っています。
技術管理課の業務といたしましては、まず最初に、検査、工事における検査業務というのがございます。
まず、それがメインとしておりまして、次に、先ほどから繰り返しになりますが、技術の向上に取り組むということで、例えば、積算基準書などの国、県からの技術関係文書の送付窓口や、建設業者の建設力を高める適正な施工を確保することを目的とした、那覇市優秀建設工事表彰などの事務局、職員の積極的な建設技術の調査等への取り組みや技術交流を図ることを目的とした、那覇市建設技術向上発表会の開催運営など、多岐に渡っていますが、それらのことについて技術継承、向上につながることについて取り組んでおります。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
技術畑全てを網羅して、皆さん、電気から土木建築まで全てやっていますよね。
その関連で、そういう関連業界との連携というか、それはどういう取り組み、関連業界に与えている、皆さんの取り組みの、我々、業界全体の向上にどう結びついているかも説明してもらえますか。
○委員長(上原快佐)
知念課長。
◎
技術管理課長(知念馨)
業界の皆様については、それぞれいろいろなことがございますけれども、特に我々のほうとしては、建設業界那覇支部のほうとは、年に1回、去年も行いましたけれども、意見交換会ということで、我々だけではなくて事業課の皆さんも交えた形で意見交換を行いまして、建設業自体についてどういう課題があるのかとか、発注者、受注者の中で、どういうことがあるのかということを、少し意見交換を進めていて、業界の改善、業務の改善が図れればということ等取り組みをしております。
建設業としましては、やはりイメージアップ等もかなり普及していかないといけないということがございまして、我々のほうとしては、やはり今の中では、成績評定の中で地域貢献でありますとか、総合評価の中で地域貢献の部分について、業界と一緒に取り組んでいかないといけないかなということがございます。
その中でやはり評価をしていくわけなんですが、業界のほうからは、やはりインターンシップの受け入れであるとか、建設機械の搭乗体験を小学生に行ってもらうであるとか、地域の清掃活動についてボランティア活動を行ってもらうなどにおいて、やはり建設業のイメージアップという部分について、業界のほうとも取り組んでいただいて、我々もそれをバックアップしていきたいというふうに取り組みを行っております。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
積算のあり方についても皆さんのところで検討するの。
○委員長(上原快佐)
知念課長。
◎
技術管理課長(知念馨)
基本的には、積算については、国、県のほうから単価等については基準がございますので、それらについて我々、技術管理部署ということで、通知通達度があるとか、変更点がありましたら、我々のほうに通知が来ますので、それを事業課にこういうものがありますよということで、適用してくださいということで通知しているところでございます。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
あまり陽の当たらない部署だと思いますが、果たしている役割は大きいと思いますので、頑張ってください。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
建設技術の向上継承事業が、新年度から実施をされるということで、中身についてお聞きしたいんですが、監督業務講習会を開催するというお話、職員の技術力向上とあるんですが、これは職員の内部向けの講習会という理解でよろしいんですか。
○委員長(上原快佐)
知念課長。
◎
技術管理課長(知念馨)
我々は、職員の技術向上については、現在も電子納品研修であるとか、CAD操作研修であるとか、いろいろな研修をやっております。
今年度につきましては、
技術管理課の職員、あるいは法制契約課の契約担当部署と連携しまして、そういう契約業務とか、職員の育成について進めていますけれども、やはり外部の講師を招いた形で、そういう内部の職員について講習会をやっていきたいなということがございまして、今回、そういう事業新を新たに行って計画したいというふうに思っています。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
専任講師、今、外部講師、専門講師、技術士等を呼ばれるということですけれども、技術士は県内にはいらっしゃらないのですか。
県外からの講師になるんですか。
○委員長(上原快佐)
知念課長。
◎
技術管理課長(知念馨)
技術士は県内にもいらっしゃいます。
ただやはり講師についても、やはりいろいろな面があると思いますけれども、その点でやはり県内の技術士にお願いできるところがあれば、またお願いしていきたいなと思っていますが、現在、考えているのは、よく全国で展開して、公共工事の技術支援等を行っている技術士の協会がございますけれども、そちらのほうと連携、相談しながら、今年どういったことをテーマにしたほうがいいのかという相談をしながら企画運営して、できればいいなということで、それをちょっと予定しております。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
工事監査等で、技術士がついて、那覇市のそういう工事現場の監査等があるんですけど、やはり技術士のレベルというのは、すさまじいですね。
やはり現場の民間の監督業務やっている方々が、非常にやはりびっくりされるぐらい、こまごまとした指摘もされていて、せっかく監督業務講習会等やれるのであれば、内部講習、これは検討いただきたいんですけど、内部講習をまず受けて、皆さんまた、市の発注業務に対して、監督業務に対していろいろアドバイスもあるかと思うんですけども、現在、既に受注されてる業者さんとかの、監督従事者とか、そういう方々も招いての講習会とかできると、一段と那覇市の公共事業のレベルアップが図れると思うんですよ。
その辺のご検討はどんなですか。
○委員長(上原快佐)
知念課長。
◎
技術管理課長(知念馨)
今後、また建設業界ともタイアップした形で、何らかの講習会が開ければ、開いていきたいとは考えておりますけど、まずは内部の職員、技術職員について、やはり最近、若い方もどんどん入ってきている中で、技術継承というのが、なかなか難しい点がございますので、まずはそれからやっていって、次の段階でまた業界とも相談しながら、取り組んでいきたいと思っております。
◆委員(
糸数昌洋)
ぜひ頑張ってください。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
はい、終わります。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございませんか。
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
先ほどの話で、総合評価方式の中での地域貢献の部分も、皆さんの業務のうちの1つ、業界のイメージアップに関しても範疇だということなのでお伺いしますけれども、昨今の国においても女性の活躍を推進をする動きがありますけれども、建設業界においても、「けんせつ小町」とか、そういったものがあるように、建設業界への女性の活躍推進という動きがあります。
そういった中で、こういう総合評価方式の中での女性を動員した場合の加点といいますか、そういったことも含めて、女性の有無について、皆さんのところで、今年度、何かあるのかということも含めて、次年度、含めてお伺いします。
○委員長(上原快佐)
知念課長。
◎
技術管理課長(知念馨)
今、総合評価の基準というところがございまして、そちらの評価の話でないかと思っているんですが、今年でしたか、沖縄県のほうが、女性登用、若年の評価をするということで、取り組みがありました。
建設業界の那覇支部のほうとも、ちょっと意見交換の役員の中で、どんなだったんだろうなということで、お話したところ、やはり現在の人材不足という点が非常に大きくて、とにかく採用したいと、そういう中で当然女性登用であるとかは重要なんですが、県の状況もにらみながら、少し検討してはいかがですかという提案もいただいております。
内部としても、それに対する準備はしておかないといけないので、入札検討委員会などで、今後検討していきたいとは考えております。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
いろいろ女性の活躍を推進するといっても、全体的に少子高齢化で、人材が不足をしていて、だから女性も頑張れという側面も否めないんですけども、まずそういった県の動向を踏まえて、総合評価方式等においては、様子を見ながらということでありましたけれども、もちろんその前提としては、女性も働きやすい建設現場への啓発というのも、必要になってくるのかなと思います。
おそらく建築技術の向上、継承、事業の範疇で、そういった内容のものも今後盛り込んでいったらいかがかなと思うんですけども、いかがでしょうか。
○委員長(上原快佐)
知念課長。
◎
技術管理課長(知念馨)
先ほどの繰り返しになりますけども、今、その中で盛り込めないかということで、内部では検討しておりまして、まさに今から入札制度検討委員会の中で提案する、どうしていこうか、適用時期についてはどうしていこうかということを、相談していきたいというふうに考えているところでございます。
○副委員長(前泊美紀)
ありがとうございます。以上です。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
職員の技術力向上が大きな役割という、皆さんお話があったんですが、そういう面では、技術職員がだいぶ不足をしている状況なんじゃない。
その現状、皆さんの課長のところでわかるのか、わからなければ部長で。
その現状を教えてもらえますか。
○委員長(上原快佐)
城間部長。
◎
都市計画部長(城間悟)
今、細かい資料データは持っていませんけれども、技術職員ということでいうと、建築、土木、電気、機械とあるんですけど、建設業務に携わるメンバーですが、主に、土木の技術員が不足していると。10人ちょっとですか、不足しているということと、年々、募集しても応募する人も減ってきているというような状況があります。
那覇市は、何年か前からの中途採用ということで、ペーパー試験は簡単な試験はありますけども、基本的には建築士だったり、あるいは技術施工管理技士だったりとかいう免許をある一定持っていると、受験資格がありますよというようなことで、中途採用なんかも今やってはおります。
ただ、これについては建設業者からはかなり不評で、我々が育てたものを途中で引き抜かれているというふうなこと、やめてくれというふうなことも言われたりしています。
やはり、これはこれからこれ人事課総務部とも検討はしていますけれども、やはり積極的に出ていって、大学なり、あるいはいろいろなところで、市の仕事はこれだけやりがいのある仕事があるよということで、先輩たちからも、PRをもっとやったらどうかということで、今、いろいろ工夫はしないといかんなという話をしています。
現在十数名、不足している状況でございます。以上です。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
僕なんか素人考えだったら、公務員だといったら喜んで応募するかと思っだけど、そうじゃないというあれでしょ、大きな要因、なんで民間のほうが待遇がいいのかな。
○委員長(上原快佐)
知念課長。
◎
技術管理課長(知念馨)
すみません、私、去年からこの職場にいるんですが、去年ちょっとやはり人材不足という点がございましたので、まず、私、土木なんですが、土木でいうと、琉球大学はどうなのかなというふうになると、先輩方から聞くと、やはり県内出身者が少ないということがあって、在学率がちょっと悪いというお話は伺っております。
市内に工業高校ございますので、そちらにちょっと行って、先生の話を聞きましたけれども、生徒自体は優秀らしいです。相当優秀で、その中でやはり、どこも人材不足があって、本土のほうからも直接採用したいという話があったりとか、あると。
その中ではやり、土木で仕事をするということになると、やはり母親の意見とかがあって、その中でやはり少しイメージが、もう少しアップしないといけない点があるのかなという話も聞いていますので、やはり少しずつそういうイメージアップが足りないのかなということでありますので、先ほどの答弁などで、部長もおっしゃいましたけど、そういうところについて、何かしらのアプローチをしていかないといけないかなというふうに考えております。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
前泊さんが話をしていたものをもっと補強しますと、採用される技術職員は、女性が多いらしいね。成績も女性のほうがずっと上らしいね。
それはどういう理由からかな。
○委員長(上原快佐)
これは答えられますか。大丈夫ですか。
◆委員(
古堅茂治)
優秀としか言えないよね。
いろいろ人材確保も難しいと思います。
頑張ってください。終わります。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございますか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ほかにないようでありますので、この程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
次に、
地籍調査課関係分についてを議題といたします。
渡慶次力
地籍調査課長、説明をお願いいたします。
◎
地籍調査課長(渡慶次力)
ハイサイ。
地籍調査課の渡慶次でござい ます。ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。
平成30年度那覇市
一般会計予算案のうち、
地籍調査課関係分について、概要をご説明いたします。
事前に提出しました説明資料の1ページ目をご覧ください。
一般会計予算書では36、45、50ページとなります。
まず、歳入についてご説明いたします。
歳入予算、手数料は国土調査法に基づく地籍調査の成果等の閲覧、及び写しの交付事務にかかる手数料でございます。
次の県補助金は、地籍調査事業費の補助金で、前年度と比較しますと242万7,000円の増額となっております。
また、町界町名図の売払収入として1万円を計上しております。
続きまして、歳出予算についてご説明いたします。
2ページをご覧ください。
一般会計予算書では162、163ページとなります。
住居表示費の住居表示整備事業で100万8,000円を計上しております。その内訳で主なものは住居表示実施地区で使用する住居表示プレートや、老朽化した案内板の撤去、修繕にかかる費用などでございます。
また、地籍調査事業の平成30年度の調査地区は、字寄宮、字宇栄原、港町の3地区を予定しております。
説明は以上でございます。ご審議のほど、ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。
○委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
金城委員。
◆委員(金城眞徳)
数年ごとに地籍調査というのは、確認作業、立ち合いも含めて行われておりますけれども、これは県からの補助金もあるようで、ほとんどが那覇市の仕事でございますか。県の仕事でございますか、那覇市の仕事ですか、地籍調査というのは。
○委員長(上原快佐)
渡慶次課長。
◎
地籍調査課長(渡慶次力)
地籍調査事業は国土調査法に基づく地籍調査事業で、それについては市町村、那覇市のほうで実施しております。
○委員長(上原快佐)
金城委員。
◆委員(金城眞徳)
今、皆さんもご承知と思うんですが、那覇市内の潰れ地の今後の補償すべきところがいっぱいあると思うんですが、どこまで把握していらっしゃるんですか。例えば、潰れ地がいくらあるとか、まだまだこの辺は手をつけてないとか。
いずれこの問題はいつか爆発しますよ。道の真ん中にブロックを積まれたり、ここまでがポイントだというふうに地籍調査の中で何か衝突してぶつかったり、こういうのをいっぱい見てきておりますけれども、どこまで皆さんは把握していらっしゃるのか、ちょっとお聞かせていただけませんか。
○委員長(上原快佐)
渡慶次課長。
◎
地籍調査課長(渡慶次力)
地籍調査というのは、例えば登記所に備え付けてある登記簿、あと図面、それを正確なものにする調査、作業でございまして、潰れ地等々がございます場合、それを例えばその面積とか、位置を確定していくというような作業を我がほうでやっているというところでございまして、その潰れ地の補償とか、潰れ地がどれくらいあるかとか、そういったことはこの地籍調査事業では、ちょっと言い方は悪いんですけれども、関知はしないというような、地籍を確定するという作業でございます。
○委員長(上原快佐)
金城委員。
◆委員(金城眞徳)
地籍を確定するのに地権者の承諾の印鑑がいりますよね。そうすると、これは戦前は農道で、里道であぜ道だったと。今これだけ拡大しているのは、私どもの土地のポイントはこっちなんだというふうなことでの、いろいろ問題があって判こを押さないのが多いんじゃないですか。そういったところは。
○委員長(上原快佐)
渡慶次課長。
◎
地籍調査課長(渡慶次力)
そのような方もいらっしゃいます。その場合、境界、地主同士の立ち合いがどうしても必要になります。
そこで仮に双方が納得しない場合は、地籍未確定という処理をせざるを得なくなります。我がほうはそこまで解決するとか、そこまでの作業はしておりません。あくまでも地権者同士で位置を示していただくと。そこをしっかりはかって、地図をつくっていくというような作業でございます。
○委員長(上原快佐)
金城委員。
◆委員(金城眞徳)
やっぱり、はかって判こといいましても、納得いかなければ判こも押さないだろうし、いろいろ問題を引きずっていくと思うんですが、そういうときにはどうしますか。
○委員長(上原快佐)
渡慶次課長。
◎
地籍調査課長(渡慶次力)
この作業規定の中で境界が示せない、判こがいただけない場合は、その部分はもう地籍未確定ということで、例えば登記所にある地図の中でもその境界線だけ引かれない、そこはもう引けないというような作業で、この作業は終わることになります。
将来的にまた必要になれば、地権者自ら周辺の方々との承諾をもらったりして、引いていくというような地権者の負担になるという作業でございまして、ぜひこの機会に地籍調査を利用して解決していきませんかというようなご説明を差し上げているところです。
○委員長(上原快佐)
金城委員。
◆委員(金城眞徳)
これは隣近所の地権者同士の話し合いといいましても、今現在は道路に使われているわけですから、それはもうどうしようもないですよね。地権者が意地を張って、いや、こっちまでだからブロックをこっちに積むなと言われたら、那覇市はどういうふうな対応をなさるのか。
○委員長(上原快佐)
休憩します。
○委員長(上原快佐)
再開します。
ほかに質疑はございませんか。
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
総計のときも少し議論になった住居表示整備事業で、今回は100万円余り組まれておりますけれども、30年度、新年度分の計画について教えていただけますか。
○委員長(上原快佐)
渡慶次課長。
◎
地籍調査課長(渡慶次力)
30年度の事業内容、事業等でよろしいですか。
◆委員(
糸数昌洋)
計画、はい。
◎
地籍調査課長(渡慶次力)
30年度は、例えばこの100万円の中には先ほど説明したように、既に住居表示を実施しているところもある。住居表示プレートがもう不足しているところがございまして、そういった不足印の注文等々、施策をします。通常業務も続けてまいります。
あと、新規の住居表示については、去る1月に真和志地区と本庁地区の定例の自治会長会議を利用して、住居表示のご説明をさせていただきました。その中で未実施地区の自治会長のいくつかから、もう少し詳しい話を聞きたいという自治会が6つか、7つぐらいあったかと思います。
今後、30年度はそのような自治会について、もう少し詳しい内容を説明していって、ぜひ実施に向けて取り組んでまいりたいということでございます。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
自治会とか、住民の理解がないと進まない事業だというふうに聞いておりますので、28年度もなかなか、毎回決算で残金が残るものだから、ぜひこの事業、理解を得ながらしっかり進めていっていただきたいと思います。終わります。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
○委員長(上原快佐)
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
次に、
市街地整備課関係分についてを議題といたします。
饒平名任
市街地整備課長、説明をお願いいたします。
◎
市街地整備課長(饒平名任)
それでは、議案第46号、平成30年度那覇市
一般会計予算中、
市街地整備課関係分の内容についてご説明させていただきます。
お手持ちの配付しております説明資料、右肩に議案46号と書かれている資料をもとに説明させていただきます。
では、歳出予算についてご説明いたします。
配付資料の1ページを参照いただきたいと思います。
一般会計予算書のほうは、155ページから157ページになっております。
平成30年度の市街地整備分歳出予算総額は、1億2,319万5,000円となっております。
これは主に第8款第4項第1目
都市計画総務費のうち、地域振興整備公団立替金償還としまして、元金と利子分をあわせ1億2,008万2,000円を計上しております。
これは平成5年度から平成15年度にかけて、那覇新都心土地区画整理事業における新建設負担金に対する立替金の償還分となっています。
また、沖縄振興特別推進交付金を活用し、亜熱帯庭園都市形成推進調査市街地再生として309万8,000円を計上しております。
これは平成28年度に策定された那覇市密集住宅市街地再生方針に基づき、老朽木造住宅が密集し、防災面や土地利用に課題のある密集住宅市街地区の再生に向けた基礎調査を、平成29年度に引き続き実施します。
以上で、説明を終わらせていただきます。審査のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
密集住宅市街地区の再生に向けた基礎調査は、非常に重要な事業だと理解をしております。
29年度に引き続きということですので、ちょっと進捗を教えていただけますか。
○委員長(上原快佐)
饒平名課長。
◎
市街地整備課長(饒平名任)
27年度に策定されました那覇市
密集市街地再生方針に示されています、面整備検討地区のうち中心市街地のほうから現在、調査をしております。
平成29年度におきましては、都市機能の更新が進まず、かつ地区のポテンシャルが生かされていない地区におきまして、国際通りに隣接する地域にて調査を進めています。
調査内容としましては、登記簿による所有者調査、土地建設及びお墓の使用状況調査、接道状況などの調査、地元意向調査として土地、建物所有者へのアンケート、住民などへの個別ヒアリングを行って、地域の現状や課題を整理しております。
そのような中、平成30年度も引き続き、その調査に基づく検討を進めていきたいと考えております。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
国際通りの周辺の地域を調査中ということで、最後に1点ですけど、30年度も同じ地区を実施予定でしょうか。
○委員長(上原快佐)
饒平名課長。
◎
市街地整備課長(饒平名任)
今、国際通りに隣接する
久茂地地区及び牧志地区において、この調査に基づくデータを取りまとめていきたいと考えております。
○副委員長(前泊美紀)
どうもありがとうございました。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
今の関連ですけれども、アンケートと意向調査を踏まえて、
まちづくり勉強会の開催ということ、これは29年度は実施されていますか。この事業で。
○委員長(上原快佐)
饒平名課長。
◎
市街地整備課長(饒平名任)
まちづくり勉強会に関しましては、今年度においては現状の把握で、地元ヒアリング等を行ったところでございます。そのようなヒアリング等に基づきまして、平成30年度に勉強会を開催したいと考えているところでございます。
◆委員(
糸数昌洋)
はい、以上です。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
次に、議案第47号、平成30年度那覇市
土地区画整理事業特別会計予算についてを議題といたします。
饒平名任
市街地整備課長、引き続き説明をお願いいたします。
◎
市街地整備課長(饒平名任)
それでは、説明させていただきます。
議案47号、平成30年度那覇市
土地区画整理事業特別会計予算について、お手持ちの配付資料2ページから4ページにより説明させていただきます。
平成30年度の予算総額は歳入、歳出とも2,264万8,000円となっております。前
年度予算と比較して、1,279万7,000円の減額となっております。これは主に真嘉比古島第二地区における土地区画整理事業費及び清算費の縮小によるものでございます。
歳入予算について、主なものを説明させていただきます。
お手持ちの配付資料は、2ページから3ページになります。
特別会計予算書のほうは2ページから3ページ、5ページ、7ページから11ページになっております。
第3款繰入金1,145万9,000円は、土地区画整理事業に係る一般事務費及び真嘉比古島第二地区における清算費などに充てるための一般会計及び基金積立金からの繰り入れになっています。
第6款保留地処分金458万9,000円は、真嘉比古島第二地区の保留地の売却収入となっております。
第7款清算徴収金658万6,000円は、真嘉比古島第二地区などにおけるものとなっております。
次に、歳出予算について主なものを説明させていただきます。
配付資料のほうは4ページになっています。
特別会計予算書のほうは4ページと6ページ、12ページから14ページになっております。
第1款土地区画整理総務費428万8,000円は、土地区画整理事業に係る一般事務費及び清算徴収金の一般会計の操出金となっています。
第2款土地区画整理事業費683万2,000円は、真嘉比古島第二地区の補修工事等にかかる経費となっています。
第3款清算費501万5,000円は、真嘉比古島第二地区清算交付金となっております。
第4款基金積立金459万3,000円は、主に真嘉比古島第二地区の基金積立金であります。
第5款公債費192万円は、真嘉比古島第二土地区画整理事業における償還金であります。
以上で説明は終わります。審査のほう、よろしくお願いいたします。
○委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
次に、議案第49号、平成30年度那覇市市街地再開発事業特別会計についてを議題といたします。
饒平名任
市街地整備課長、引き続き説明をお願いいたします。
◎
市街地整備課長(饒平名任)
議案第49号、平成30年度那覇市市街地再開発事業特別会計について、ご説明させていただきます。
お手持ちの配付資料の5ページをお願いいたします。
平成30年度の予算総額は、歳入、歳出とも14億453万6,000円となっております。前
年度予算と比較しまして、12億5,759万7,000円の減額となっております。これは主に農連市場地区再開発事業の整備スケジュールによるもので、補償業務等が完了したことに伴い、平成31年度の工事完成に向けて必要な予算を計上しているものでございます。
歳入予算の主なものについてご説明いたします。
特別会計予算書のほうは63ページと66ページ、68ページから69ページになっています。
第1
款国庫支出金、6億9,885万円は農連市場地区及びモノレール旭橋駅周辺地区市街地再開発事業における国庫補助金でございます。
第2款繰入金、2億7,950万5,000円は市街地再開発事業に要する一般会計繰入金でございます。主なものは農連市場地区及びモノレール旭橋駅周辺地区再開発事業と、公債費の償還金にかかる一般財源分となっております。
第4款市債、3億8,470万円は農連市場地区及びモノレール旭橋駅周辺地区市街地再開発事業の起債借入額補助金充当分でございます。
第5
款県支出金4,148万円は農連市場地区及び市街地再開発事業における県補助金になっています。
次に歳出予算の主なものについて説明させていただきます。
配付資料のほうは6ページになっています。
特別会計予算書のほうは、64ページと67ページ、70ページから71ページになっております。
第1款土地再開発事業費は11億8,
880万3,000円となっています。そのうち農連市場地区市街地再開発事業費7億9,901万3,000円は、事業組合が行う建築工事費等の建設補助金や、道路整備等にかかる公共施設管理者負担金などに計上するものでございます。
平成30年度はガーブ川の南側の地区において、分譲住宅、
市営住宅などの工事の進捗を図ります。また、モノレール旭橋駅周辺市街地再開発事業3億8,894万8,000円は、事業の完成に向けて工事費等の建設補助金を計上するものでございます。
本体建築工事完了につきましては、平成30年8月を予定しております。
第2款公債費2億1,573万3,000円は、モノレール旭橋駅周辺地区農連市場地区及び牧志安里地区の市街地再開発事業における起債償還分の元金及び利息分でございます。
以上で説明を終わります。審査のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(上原快佐)
これより質疑に入ります。
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
農連市場地区の再開発事業で、いよいよ南側地区が今やっていますね、解体補償。
それでここは開南大通り、県道真地久茂地線の拡幅事業とあわさって、ちょうどそこに連なる部分になってきますよね。その県の事業とのその辺の連動性というか、絡みはどうなっているんですか、現状は。進捗を含めて。
○委員長(上原快佐)
久高政彦市街地整備副参事。
◎
市街地整備課副参事(久高政彦)
沖縄県と調整して、沖縄県は平成32年に真地地区の久茂地線を完成する予定となっております。
農連市場地区もそれにあわせて補償等を行う予定であります。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
補償が重なる部分ではないけれども、道路沿線沿いと県が補償するところと、皆さんがやるところと両方ありますよね。その辺はもう明快になっているんですか。
○委員長(上原快佐)
久高市街地整備副参事。
◎
市街地整備課副参事(久高政彦)
はい、明快になっております。
◆委員(
糸数昌洋)
いいですか、引き続き。
○委員長(上原快佐)
そのまま、はい、どうぞ。
○委員長(上原快佐)
旭橋の再開発事業で、本体は30年度、今年の8月完了予定ということで、事業全体はいつまでですか。全体の完了。
○委員長(上原快佐)
久高副参事。
◎
市街地整備課副参事(久高政彦)
本体の建築の工事は、今年の8月には終わる予定ではありますが、デッキ等の整備がありますので、それが那覇市の分に関しては、平成30年度で終わる予定なんですけれども、県の部分の2つのデッキがありまして、そのデッキに関しては平成30年度に終わる予定ではあるんですけど、いろいろな事情が、工期が延びる可能性もあります。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
それで一応、事業的には継続というふうに置いているわけですね。
いいですか、補足はない?大丈夫?
○委員長(上原快佐)
饒平名課長。
◎
市街地整備課長(饒平名任)
工事の面で、県のデッキとの絡みもありますけれども、そのほかにも再開発事業における特色としまして、清算費の清算がありますので、そのような事務的な処理を含めまして継続とさせていただいております。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
議会でも一度取り上げたんですが、向こうは立体駐車場が入ってくるんですけれども、入り口については、ちょうど旭橋のこちら側の自治会館前の交差点の泉崎側が入り口になってくるということで、大変な渋滞が想定されるんじゃないかということも含めて、いわゆる旭橋一帯、特に泉崎1丁目側のその辺の車両の地区への搬入ということが、大体1日8,000から1万人と言われていて、かなりの台数の駐車場を抱えていますので、これは事業主体がやる部分と警察がやる部分といろいろありますけれども、8月ということでちょっと心配なんですよね。その辺の対策については、皆さんのほうで関係機関との協議はどうなっていますか。
○委員長(上原快佐)
久高副参事。
◎
市街地整備課副参事(久高政彦)
その辺は沖縄県と調整し、協議して、一応了承はもらっております。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
わかりました。
○委員長(上原快佐)
補足はありますか。
饒平名課長。
◎
市街地整備課長(饒平名任)
開発株式会社のほうさんとも調整して、出入り口の件なんですけれども、やはり乗り入れのところは非常に混雑とか、やっぱり安全性を確保しなければならないということはいつも議題にあがっています。そのため、運営に当たっては、運営に当たって案内をつけるとか、具体的なソフト面での対応も含めて、さらに道路の構造についても検討を進めてまいりまして、その道路についても歩道等からのアクセス等についても検討を進めておりますので。安全性も十分確保されていくものと考えております。
○委員長(上原快佐)
糸数委員。
◆委員(
糸数昌洋)
向こうも駐車場入り口、それから出口部分も当然、交通安全対策ということはあるけれども、渋滞してくると車両がどんどん住宅地域に入ってくる。この役所の裏側は全部住居地域も多いもので、その地域においては今でも路面表示を含めて、安全標識等を含めて非常に不十分なんですよ。消えていたり、そういうところは、ここはまた
道路管理課とかいろいろな関連はあると思いますけれども、ぜひ整備事業、再開発事業とあわせて、そこら辺に流れてくる車の対策も含めてしっかり協議を、対策を練ってほしいと思いますけれども、いかがですか。
○委員長(上原快佐)
饒平名課長。
◎
市街地整備課長(饒平名任)
施行主体であります旭橋再開発株式会社さんと重要な調整をしまして、安全対策、ハード面、ソフト面を含めて、住宅地のほうに車両等が入り込まないような対策を十分に立てるように調整していきたいと考えております。
◆委員(
糸数昌洋)
はい、よろしくお願いします。以上です。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございませんか。
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
農連市場のそこへの大型観光バスの乗降場設置、これは皆さんが相談の窓口になるのかな。違う?
○委員長(上原快佐)
饒平名課長。
◎
市街地整備課長(饒平名任)
相談の窓口としましては、観光課さんのほうで相談の窓口に、県の観光課さんの関係もありまして、観光課さんのほうで相談窓口になっておりますが、私どもは施行主体であります事業組合のほうとの窓口になりますので、そこら辺を十分詰めていきたいと考えております。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
今課題となっているのはどういう、大型バスが入るときに、何かいろいろ課題があるらしいけど、そこら辺をちょっと説明してもらえる?
○委員長(上原快佐)
饒平名課長。
◎
市街地整備課長(饒平名任)
私どもが聞いている範囲という形での説明になりますけれども、観光課さんのほうから確認しているところではございますが、やはり関係機関との調整、バス協会さんを含めて関係機関との調整や、ハード面での、そこからそういう調整を踏まえていろいろな要望が出ているというふうに聞いています。乗り入れが非常に難しい。
あと乗降場だけの話なのか、駐機場の話なのかとか、もちろん農連さんとしては乗降場であってほしいという要望等がございますけれども、いろいろな関係機関との調整が、というところでございます。
○委員長(上原快佐)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
調整にいろいろ難しい面があるらしいので、観光バスの乗降場はそこにできれば観光発展、まちの活性化にもつながる非常に大事なことなので、そして、それと同時に観光バスの安全確保も、それはハード面の整備等もいろいろ課題があるようですので、そこら辺、他部局とも調整して頑張ってください。終わります。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございませんか。
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
すみません、旭橋再開発なんですけれども、2つお伺いしたいと思います。
1つは、確かこれは計画の当初から日照権、日照の問題が地域住民から、その辺ちょっと高い建物ができたら、泉崎1丁目あたりとか、日当たりはどうなるのかなという不安の声が確かあったんですよ。
建物を見ていてあまり想像ができないものですから、その辺の住民の皆さんとのすり合わせとか、建物はもちろんそれに配慮したつくりになっていると思うんですけれども、この件はいかがですか、今のところ。
○委員長(上原快佐)
饒平名課長。
◎
市街地整備課長(饒平名任)
建築指導課さんのほうが持っている日照権等の基準等があるかと思いますけれども、もちろんそれはクリアしているはずです。
ちょっと私どもの今持っている資料の中では、どの程度、住民の方とのすり合わせができたというものはございませんが、ちゃんと法規等は遵守した上で建築は行われているのは確かですので、問題はないと私どもは考えております。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
今の答弁では直接、例えば市のほうに、これは市だけでやっているわけではないので、そういった声があがったり、それに対する説明をしたりということは特に行っていないのかなというふうに認識をしました。
基準に照らしてやっているのでという答弁でありましたので、それはそれで了としたいと思います。
もう1つ、那覇市では中心市街地、中心的なところにできるだけ車を乗り入れないというような政策方針をお持ちなんですけれども、県はそれとまた関係ない方針でやっているかと思うんです。これだけの駐車場の整備をして、先ほど
糸数委員からも話がありましたけれども、あの辺の渋滞とか、交通混雑というのは予想されると思うんですけれども、その政策の方針的なすり合わせというのは、開発事業内で行っているんでしょうか。
○委員長(上原快佐)
城間部長。
◎
都市計画部長(城間悟)
今、前泊委員からお話のあった渋滞対策については、各開発をするときにある程度のセンサスとか、そういったものを見ながら交通処理については検討されて、通常は開発の場合はされております。
那覇市の交通基本計画との関連としては、中心市街地の向こうはちょうど端っこのほうになっていて、フリンジパーキングというのは2つ考え方があって、市と周辺市町村とのフリンジと。
もう1つは、中心市街地とその周辺の市街地とのフリンジということでは、ちょうど国際通りの安里のほうと泉崎、それと美栄橋のほうと与儀の農連ということは、中心市街地のフリンジとしては、そこで一旦、どうしても必要な自動車交通については受けとめるというふうな考え方で、それには沿っているというふうに考えております。以上です。
○委員長(上原快佐)
前泊委員。
○副委員長(前泊美紀)
フリンジパーキングとしての位置づけということがわかりました。
実際、事業が完成をしてみないとわからない部分もいろいろあると思いますので、またその辺は一応、市としては地域の声も拾いながら必要があれば改善をするなりということで進めていただきたいと思います。以上です。
○委員長(上原快佐)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(上原快佐)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
議員間討議は特にないようでありますので、以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。
次回は、明日、3月8日・木曜日、午前10時より委員会を開議いたしますので、ご参集ください。
明日は、第11回議会報告会の建設委員会の報告内容も決定いたしますので、ご検討をよろしくお願いいたします。
休憩いたします。
○委員長(上原快佐)
再開いたします。
本日はこれにて散会いたします。
(午後0時30分)
───────────────────────────────────────
那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
平成30年(2018年)3月7日
建設常任委員長 上 原 快 佐...