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  1. 那覇市議会 2017-12-18
    平成 29年(2017年)12月18日総務常任委員会-12月18日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成 29年(2017年)12月18日総務常任委員会-12月18日-01号平成29年12月18日総務常任委員会 総務常任委員会記録  平成29年(2017年)12月18日(月) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  平成29年(2017年)12月18日 月曜日 開会 午前11時40分                    閉会 午後3時15分 ─────────────────────────────────────── ●場所  総務委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件  常任委員会  1 議案審査     議案第100号 第5次那覇市総合計画基本構想及び基本計画)について    (1) 基本計画部分の審査       ①施策番号17「適切に救急医療につなげるまちをつくる」への提言対応について       ②施策番号6「平和を希求する想いを発信し、平和の尊さを受け継いでいくまちをつくる」への提言対応について       ③施策番号56「社会の変化に対応できる職員の育成と組織づくりをすすめる」への提言対応について
       (2) 基本構想部分の審査  2 議員間討議  3 陳情審査     陳情第10号 那覇市議会としてラジオ番組を持ち、定期的なラジオ放送を行うことについて  4 議員間討議  5 陳情の取り扱いについて  6 第10回議会報告会市民意見・要望等の取り扱いについて  7 平成29年度委員会視察の日程及び行程について ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 我如古 一 郎   副委員長 中 村 圭 介  委  員 新 崎 進 也   委  員 下 地 敏 男  委  員 宮 里   昇   委  員 喜舎場 盛 三  委  員 大 嶺 亮 二   委  員 新 垣 淑 豊  委  員 清 水 磨 男   委  員 大 浜 安 史 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  儀 間 ひろみ 総務部副部長  新 里  亨  総務課長  濱 川  毅  平和交流男女参画課長  新 垣  浩  人事課長  宮 良  努  人事課副参事  仲 本 達 彦 企画財務部副部長  幸 地  貴  企画調整課参事企画調整課長  稲 福 久 枝 企画調整課副参事  稲 福 喜久二 企画調整課副参事  島 袋 弘 樹 消防局次長総務部参事  比 嘉 義 樹 消防局総務課長  屋嘉比  勝  消防局救急課長  平 良  厚  消防局指令情報課長  石 原 昌 弘 調査法制課長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  當 間 順 子 議事管理課副参事  山 田 裕 之 議事管理課主幹  島 袋 真左樹 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                             (午前11時40分 開会) 【総務常任委員会】 ○委員長我如古一郎)  委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席10人であります。  以上、ご報告申し上げます。  きのうの委員会審査の中で要求のあった資料が届いておりますので、お手元に配付しておきました。報告申し上げます。  人事課の熊本からの帰任旅費です。  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから総務常任委員会を開会いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長我如古一郎)  再開します。  議案第100号、第5次那覇市総合計画についての基本計画の中で、総務常任委員会関係部分についてを議題とし、審査を行います。  まず初めに、施策番号17「適切に救急医療につなげるまちをつくる」への提言対応について、屋嘉比勝消防局救急課長、説明を願います。 ◎消防局救急課長屋嘉比勝)  まずは、追加資料説明、9ページをご覧ください。  施策番号17番、「救急隊隊当たり出場件数をどう減らしていくか、そういうことを取り組みの柱と方針などに明記する必要があるのではないか」というご提言に対しまして、回答といたしまして、「個別計画事業実施の際検討する」としております。施策の推進をもって救急隊隊当たり出場件数を減らせるよう取り組んでまいりますと回答しております。  そこで、その対応の補足も含めてご説明いたします。  追加説明資料2の44ページ、よろしいでしょうか。 ○委員長我如古一郎)  どうぞ。 ◎消防局救急課長屋嘉比勝)  基本的には、提言の趣旨を基本計画に盛り込んでいるものと理解しております。  例えば取り組みの柱、44ページの2番、予防救急の推進、適正利用普及啓発の強化による市民意識づくり、3番目の救急救命体制の強化の上からのひし形マークの3番目、消防力整備指針に基づく救急隊の配備を進め、現場到着時間の短縮に努めます。いずれも1隊当たり出場件数の減少につながるものと考えております。  ただ、細かな施策を、事業実施の際、組織目標もしくは個別計画で明記していきたいと考えております。  細かい施策としましては、頻回利用者個別訪問関係機関との調整、例えば65歳以上であればちゃーがんじゅう課アルコール依存症関係であれば保健所、基礎疾患がある傷病者であれば医療機関地域医療連携室生活保護受給者であれば福祉部保護課などとの連携調整が必要となってまいります。  また、少子高齢化に伴い、高齢者福祉施設などに出向いて、委員の皆様にお配りしたこのようなリーフレットを配布し、予防救急の推進、適正利用普及啓発に努める施策を実施いたします。  以上のことから、最初に申し上げました追加資料1の3、「個別計画事業実施の際検討する」といたした次第でございます。以上でございます。 ○委員長我如古一郎)  これより質疑に入ります。  議論を進めるために、委員長からお尋ねしますけど、この救急隊隊当たり出場件数をどう減らすかの中に、救急隊そのものの増隊も含まれていると私は思っているんですね。その辺のことも答えたほうがいいんじゃないでしょうか。  屋嘉比救急課長。 ◎消防局救急課長屋嘉比勝)  お答えします。  取り組みの柱と方針で、先ほど申し上げましたように、2番の予防救急の推進、3番の救急救命体制の強化でひし形の3番目になりますけれども、そこの消防力整備指針に基づく救急隊の配備、これ具体的に数字を上げておりませんけども、救急隊を増隊することによりまして、現場到着所要時間の短縮に努めるというふうに明記しております。  実は、消防力整備指針が5年に一度見直しがありまして、平成26年10月に8.8隊だったのが、現在9.6隊に一部変更になっております。  したがいまして、具体的には数字は入れずに、消防力整備指針に基づく救急隊の配備ということで示させていただきました。 ○委員長我如古一郎)  質疑はありませんか。  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  当局の皆さん、お疲れさまでした。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長我如古一郎)  再開いたします。  ちょっとお待ちくださいね。  この課が終わりましたらお昼休憩にしたいと思いますので。  次に、施策番号6「平和を希求する想いを発信し、平和の尊さを受け継いでいくまちをつくる」への提言対応について、濱川毅平和交流男女参画課長、説明を願います。 ◎平和交流男女参画課長(濱川毅)  ハイサイ。議案第100号、第5次那覇市総合計画基本構想及び基本計画)中、施策番号6番「平和を希求する想いを発信し、平和の尊さを受け継いでいくまちをつくる」の提言への対応についてご説明申し上げます。  資料のほうでは、ご提言いただきましたものの中で、№16と17番となっております。№16では、「この施策に対してこの指標はおかしい」、「指標として弱い」、№17では、「本市として今後10年間の総合計画である。他部署と重なってもいいのでふさわしい指標を考えてほしい」とのご提言をいただいたところでございます。  この施策への取り組みにつきましては、米軍基地問題に対する取り組み、平和・核廃絶を求める関係団体との協力、平和の尊さ、恒久平和の願いを次の世代につないでいく取り組みなど、平和に関するさまざまな取り組みが含まれておりまして、進捗を指標とすることが困難なものが多くございます。  指標を設定するに当たりましては、業務を遂行する中で測定が可能で、はかりやすいものを設定すべきであろうと考えているところでございます。  指標案としております青少年ピースフォーラムに派遣する生徒の延べ人数は、今回、第5次総合計画取り組みの柱の1つとしている県内外の都市・市内小中学校との連携による平和学習の推進の事業の1つでございます。平和の尊さを次の世代へ伝えていくための事業であり、その派遣延べ人数を指標案とすることは適当だと考えているところでございます。  また、第5次総合計画の期間中、戦後80年を迎えるということがございます。この施策は重要な施策の1つになると認識しており、その他の事業につきましては、個別計画事業実施の際に十分に吟味をし、事業に取り組んでまいりたいと考えております。  以上、施策番号6番「平和を希求する想いを発信し、平和の尊さを受け継いでいくまちをつくる」の提言への対応についてのご説明でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長我如古一郎)  これより質疑に入ります。  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  これは委員会でもだいぶ議論したものだと思うんですけども、この指標しかないというところで大変不満がありまして、第4次の総括を見ると、平和事業の充実として10掲げたけれども、現状値2で停滞だったというようなところで、できなかったという指標ではありますけれども、その指標自体がなくなってしまったというところで、どうしても後退してるというイメージを持たれても仕方がないのかなというふうに思うんですけども、その理由の中で、数値として進捗をはかれるものでなければいけないということだったんですけれども、まずこの事業数を把握できてないのかということについて確認したいと思うんですけども、最近の平和事業事業数を教えてください。 ○委員長我如古一郎
     濱川毅課長。 ◎平和交流男女参画課長(濱川毅)  第4次総合計画平和事業の充実の進捗の事業数でございますが、平成25年度が3つです。平成26年度が1事業、平成27年度が2事業、平成28年度が3事業という形で、1事業から3事業の間で推移をしているという状況でございます。 ○委員長我如古一郎)  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  数字はそんなに多くはないけれども、把握はできているわけですよね。なので、事業数を目標とすることには差し支えはないと思うわけです。  ですので、目標は届かなかったけれども、これに対して再チャレンジをしていくということも十分可能だなと思うわけです。  なので、今まではできなかったけれども、今後10年という中で、先ほどおっしゃっていたように80年を迎える大事なタイミングでもあるかと思いますので、その事業の見通し、まず見解をお聞かせください。 ○委員長我如古一郎)  濱川課長。 ◎平和交流男女参画課長(濱川毅)  事業を実施していくに当たりましては、総合計画のもと、毎年実施計画がございます。実施計画の中で企画提案をして、それが採択されて予算をつけていただくということがまず1点必要かと思います。プラス実際、事業を実施する人的な環境を整えるというところも非常に重要な部分だと思っております。  第4次総合計画につきましては、非常に指標を達成できないというところもございまして、今回、絵に描いた餅とならず実効性のある計画にしてもらいたいというようなご指摘も、第5次総計の策定に当たっては、そういうようなご指摘もいただいているところでございます。  今回、第5次総合計画基本計画をつくるに当たって、指標には設定してございませんが、取り組みの柱と方針の中に、那覇市の戦争資料の整理・展示を進めることというようなこと、また沖縄戦の実相や平和の尊さを次の世代に伝えていく平和学習の検討と充実ということを掲げてございます。総合計画取り組みの柱と方針に掲げているということですので、当然これは取り組んでいくということでございます。  事業数につきましては、その数が多ければ多いほど、数の面から平和事業が充実しているというところも言えるという部分もございます。一方、また一つ一つの事業の内容が充実をしたものであって、またどなたからも評価されるものでなければならないとも考えているというところでございます。  指標で数が設定された場合に、それをクリアできるかというところは、今すぐ断言するというのは難しいところではございます。ただ取り組みの柱と方針に掲げておりますので、その指標に向けて、数が決まりましたら、それに向けて努力していくということは常にやっていこうと考えております。 ○委員長我如古一郎)  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  今の説明の中で、数として決まったらやっていきたいということではあったんですけども、もし那覇市が主催するのが難しくても、共催するものとか、賛同して応援していくよという市民提案の事業に対しても、もちろんそれはカウントされるものだと思いますので、そうした意味からも数字をしっかり掲げて、自分たちでつくっていく、またそういった市民の動きを後押ししていくという意味で、これは指標にぜひ掲げるべきだというふうに考えるわけですけども、ちょっと最後、確認だけしたいんですけど、那覇市はこの平和事業に対して力を入れていくんだという理解でよろしいですか。 ○委員長我如古一郎)  濱川課長。 ◎平和交流男女参画課長(濱川毅)  第5次総合計画の中でも、取り組みの柱と方針のほうに、平和学習事業の充実というところを掲げておりますので、今後も充実させていきたいと考えております。 ○委員長我如古一郎)  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  わかりました。以上です。 ○委員長我如古一郎)  ほかにありませんか。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  この間の議論でも、そこにあるのとか、それはわかるけれども、指標というのが一番見られるし、そこが注目されるから、これじゃだめだと言って、この説明を前回も聞いてるけどやって、なのに今回また同じ話になったら、どうやってうちらは納得すればいいんですか。  前回議論したときと、今回で変わってる説明の内容はございますか。  前回も、取り組みの柱と方針で充実してるのはわかるけれども、といっても指標が一番見られるし、これは大事なことなんだから、指標として盛り込んでいかないといけないでしょということが前回の議論だったと思うんですけども、あのときの説明と今回の説明でどう変わったんですか。 ○委員長我如古一郎)  濱川課長。 ◎平和交流男女参画課長(濱川毅)  前回もご提言をいただいて、指標についてはこういうのがあるのではないかとか、いろいろ検討をさせていただきました。  事業の数というところで設定をしてしまうと、先ほど少し申し上げました、そういう実施計画の中での予算面、人的側面というようなところ、そういうようなものを確実にそこの指標としてできるかどうかという課題、またそれを目標にしてしまうと、今度は中身をどうするかというところがいろいろ出てくるだろうという中で、やはり取り組みの柱と方針の中で、その事業を一つ一つ検討をしながら実施していくというところで進めていこうということで、指標のほうには設定をしてこなかったというところでございます。 ○委員長我如古一郎)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  だから、それははっきり言って前回聞いた内容とほとんど一緒で、「数を目標にしたから、その数をこなすために中身がおろそかになってはだめだ、だから」というような説明ですけど、けど今の状況は、数も設定しなければ中身も設定しない。ただ頑張りますというのだったら、それだったら、せっかく指標まであるような計画の話にならないから、せめてその数は目標にしながら、もちろん中身は充実させて、その結果予算がつかない、取り組めない、何かがあった、指標が達成できなかったというのは、それはそれでまた5年後とか、10年後に反省するわけでしょ。今だと目標値が見えないのに、何を頑張ったんですか。頑張りましたって小学生の感想じゃないんですから、ただ頑張りましたと言われても、それは行政がはかれないから、我々議会もはかれないから、指標をもうちょっと何か考えてくださいというのが前回の議論だったと思うんですよね。  例えば障がい者のところの部署でいくと、障がい者当事者が、そういった障がい者差別解消法とか条例をどれだけ本人たちが認知してるかの割合とか、そんなのでも指標になるわけですよ。  例えば今回のこの議論でも、以前戦争資料の整理・展示をどれぐらいやるからとか、例えば市内小中学校と連携し、平和学習の機会の創出と取り組みの柱と方針で書いてるならそれをどれぐらいやるかとか、その目標値を設定していくことが指標なのに、目標値なしに、ただ頑張りますといったら、さっき絵に描いた餅にならないようにという指摘もあったというけども、そもそも絵が描かれてなかったら、我々はどうやって5年後、10年後にどれぐらいやったかとか、目標に向かってどれぐらい進めてるかと判断するんですかというのがわからないですよねというのが、前回の議論だったと思うんですよね。  なのに、結果、同じものを出されたら、これ、議会として、まあまあじゃ仕方ないね、じゃ頑張ってくださいで終わるのか、いやいやそれじゃやっぱり納得できないで終わるのか、それは今後の議論がどうなるか難しくなると思うんですけど。  どうですかね。お答えくださいというのも難しいかもしれませんけれども。 ○委員長我如古一郎)  濱川課長。 ◎平和交流男女参画課長(濱川毅)  第4次総合計画の進捗のところから、同じようにご指摘を受けておりまして、この部分が今できなかったというところは非常に反省をするべきところもあります。  その中で、5次総合計画の中でも、やはり取り組みの柱ではやりますというところは掲げて、それを実施していこうと、一つ一つ今から準備をしていこうというところです。  いくつできるとか、そういう数値というのがこれからですので、目標として掲げるべきと言われればそのとおりかもしれませんが、まずは一つ一つ進めていきたいというところで考えてるというところでございます。 ○委員長我如古一郎)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  いや、だからそれは当然で、皆様の部署が結構多岐にわたる、例えば学校とも連携しなければいけない、地主の方とも連携しなければいけない、またそういうイベントを組まなければいけない、皆様の部署が大変で、しかもなかなか行政の指標でははかりづらくて、特に他県と簡単に比較できないような部署だから、難しさはよくわかるからこそ、お願いをして言ってるわけで、だからこそ、例えば軍港の返還問題をやるのであれば、例えば今は地主さんの5割の方が参加いただいてるものを、じゃ8割、10割を目指していくとか、指標の設定の仕方なんてものはいっぱいあるわけじゃないですか。  それを全部が全部やれとは言わないけれども、そんな大事な事業がいっぱいあるのに、学校とも協力する、旧軍飛行場も解決しなきゃいけない、戦争資料もやらなきゃいけないって、大事な事業がいっぱいあるのに、その中で唯一10年間の一番のトップの計画で出てくるのが、ピースフォーラムの生徒の人数だけというのは、別にこの事業はこの事業で大切ですけど、それはいくらなんでも弱いでしょというのが、前回の議論だったと思うんですよね。  ですから、今回考えた結果、指標を設定できるところがありませんというけれども、じゃあ今僕らが挙げたような例えというのは、それは本当に指標にならなかったんですかと、僕らは思うわけで、例えば今挙げた地主さんの参加率がどうこうとか、合意をとれた率がどうこうとか、例えばさっきあった平和事業の10の目標は無理だったけど、今度は5を目指してやったほうがいいのかとか、そういったところをやるべきだと思うわけで、もうこれで終わりますし、別に答弁もう繰り返しになってしまうからいいんですけれども、これはちょっと後で、このまま議会として議決できるのかどうかについては議論になるかもしれませんが、その辺はご了承いただければと思います。以上です。 ○委員長我如古一郎)  ほかに質疑はありませんか。  新垣委員。 ◆委員(新垣淑豊)  そもそもそのピースフォーラムの参加できる範囲と、年齢的にどれぐらいなのかというのをまず教えていただきたいんですけども。 ○委員長我如古一郎)  濱川課長。 ◎平和交流男女参画課長(濱川毅)  青少年ピースフォーラムは、対象が市内の中学生でございます。  人数につきましては8人でございます。 ○委員長我如古一郎)  新垣委員。 ◆委員(新垣淑豊)  市内でいうと、大体1学年3,500人ぐらいいるというふうに聞いてます。  では、毎年1万人余りが中学校に在籍している中で、8人という人数に対してやることが、本当にさっき清水議員もおっしゃっていたんですけど、この10年間をかけてやっていくという指標で、本当に適しているのかというところを、指標として弱いところで僕ら多分お話ししてると思うんですね。  あと、今8人という話ですけれども、8人であれば5年間で40人ですよね。10年間であれば80人という話にもなると思うんですけども、この辺もどうなのかとか。  すみません。単純に、やはり今言われたこととか、返答に対しては、ちょっと僕らが指摘してきたことからの返答としては納得できないところがありますので、ぜひもう少し考えていただきたいなというふうに思います。  すみません。要望です。これ。 ○委員長我如古一郎)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  この指標なんですけど、ピースフォーラムに派遣する生徒の数ですが、この数自体は別に予算さえあれば増やすことができるんですけど、問題はこの8人を選ぶためのさまざまな施策ですね。  平和事業であったり、さまざまありますね。平和学習であったり。それが大事であって、その上で、学校でいろんな取り組みをしてきた上での8人、この選び方が問題だなという気がします。  その底辺のほうに大きな意義がないと、全く単なる人数だけだったら意味がないんじゃないかという気がして、だからその意味でこれは弱いというふうに我々は言っているので、例えばこの8人を選択する方法、その8人を選ぶまでの過程みたいな、これは毎年変わるんですか。それとも何かもう決まっていて、学校でこういうふうに授業をやってもらって、作文書かせてこうやるとか、何かあるんですか。 ○委員長我如古一郎)  濱川課長。 ◎平和交流男女参画課長(濱川毅)  中学生8人の選定方法につきましては、まず校長会のほうにこの事業があるという説明をいたしまして、各学校の学校長から推薦をいただいていると。  その推薦に当たりましては、まずその学校でのそういう活動、リーダー的な活動をしているなり、もしくは平和についての関心があるというところで、学校長のほうに選んでいただいて、その数が市内でたくさん上がる場合が出てくると思いますが、人数が8人という枠が決まっておりますので、その際は抽選をして8人を選んでいるという状況でございます。 ○委員長我如古一郎)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  それだから、我々はみんな弱いと言ってるんですよ。この数がですね。  もっと何らかのしっかりした取り組みがあれば、まだこの8人を選ぶ意義があると思います。その子どもたちを、長崎でしたか、行かせて学ばせてくる意義があると思うんですけど、このままではちょっと、どうかなという疑問が残りますね。今言った方法でしたら。以上です。 ○委員長我如古一郎)  新垣委員。 ◆委員(新垣淑豊)  ありがとうございます。  今まで派遣をした子どもたち、その後の追いかけとか、那覇市でその子たちが帰ってきた後の取り組みとかというのは何かあるんですか。
    委員長我如古一郎)  濱川課長。 ◎平和交流男女参画課長(濱川毅)  このピースフォーラムは、長崎の原爆の式典の際、8月の前半になりますが、その日に合わせて、那覇市だけではなく全国から青少年が集まるというものです。  帰ってきましたら、まずレポートという形で報告を出していただいた後に、市長に報告をしてもらうんですが、報告会をやっているというところでございます。  ことしにつきましては、帰ってきた生徒のお一人が、なぐやけのほうの慰霊祭での平和のメッセージを朗読していただいたというようなことはやってございます。 ○委員長我如古一郎)  新垣委員。 ◆委員(新垣淑豊)  ありがとうございます。  例えば子どもたちが帰ってきた後に、どれだけのことが波及しているのかとか、そういったところまで本当に言及していって、市費を使って行くわけですから、それから何か広がりがあるとか、そういったことまであると、先ほどの喜舎場委員の選定のときのプロセス、で、帰ってきた後の結果の那覇市に対してのバックというか、そういったところまであるといいと思うんですけど、なかなか今のお話ではちょっと厳しいかなと思います。  すみません。ただ行かせて終わりというような印象を受けてしまったので、今のでは。 ○委員長我如古一郎)  ほかにありますか。  休憩します。 ○委員長我如古一郎)  再開します。  ほかに質疑はありませんか。  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  今の平和の塔と、それから戦争という悲惨な状況を風化させないということで、一番大切なものは、もちろん今おっしゃったように戦争体験者、それから委員長がおっしゃったように、さまざまな那覇市が取り組む具体的にはなぐやけですか、そうしたものもある中で、私はどうしても遺品とか、それから遺骨とか、そういったものを展示をする常設展というのを、那覇市がこの年度はここまでやります、この年度はここまでやります、この年度はここまでやっていくというような、遺品に語らせる常設展示場というものの計画を、指標に掲げるのも非常にいいと思うんですね。  その辺については、どんなですか。考え方として。 ○委員長我如古一郎)  濱川課長。 ◎平和交流男女参画課長(濱川毅)  展示場という面になると、今度はハード的な部分の課題もございます。  現在ある公共施設等でそういうようなスペースがとれるのであれば、そこに展示していくということはできるかと思います。  また平成25年度に、真嘉比南公園のほうに、そこでその1、2年前に市民参加の遺骨収集をNPOとやった際に出てきたものを、弾痕の残った石垣の中に展示ケースも置きながら、薬きょうとか、そういうものを展示しているという部分はございます。  ですので、その場所とスペースがありながら、展示するものがあれば、検討はできると考えております。 ○委員長我如古一郎)  あ、今再開中にしゃべってました? ◆委員(下地敏男)  じゃ検討するということで、よろしくお願いします。 ○委員長我如古一郎)  ほかにありませんか。  ないようでありますので、この件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩をいたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長我如古一郎)  再開いたします。  次に、施策番号56「社会の変化に対応できる職員の育成と組織づくりをすすめる」への提言対応について、幸地貴参事兼企画調整課長、説明を願います。 ◎企画財務部参事兼企画調整課長(幸地貴)  それでは、お手元の資料の一番最後のページになっております。56「社会の変化に対抗できる職員の育成と組織づくりをすすめる」についてご説明いたします。  №116と117、関連しておりますので2つまとめて説明したいと思います。  まず、市議会の提言といたしましては、「部署によっては夜遅くまで残業をしている」、「過去に立てた目標である人員2,300人に縛られているのでは」、「10年後の人数を指標に掲げると、同様に縛られてしまうのではないか」ということでありますが、対応といたしまして、「個別計画事業実施の際検討する」ということで、理由といたしまして、本市の現状や課題等を踏まえて設定した定員数を指標に掲げることで、適正な定員管理を推進することが可能となることから、原案どおりとしたいと考えております。  なお、新たな行政需要や社会情勢の変化等により、定員数の修正が必要となった場合には見直すものとしております。  続きまして、117でございます。提言といたしまして、「適材適所の人事配置を進めてほしい。例えば消防では人を増やしたいのに、ここの指標では10年後の目標が全体で約50人増員では、計画の整合はどうなのか」という提言でございますが、対応といたしまして、「個別計画事業実施の際検討する」ということで、外部委託等による事務事業の見直しや組織機構の改正を行い、各課の定員を増減し、再配置を行っていくことで対応できると考えているため、原案どおりとしたいと考えております。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○委員長我如古一郎)  これより質疑に入ります。  よろしいですか。  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  施策番号56の消防の定員増についてなんですが、右のほうの対応策として、各課の定員を増減し再配置を行ってまいりますというようなことで対応すると、原案どおりとするということなんですけれども、消防の場合に、おとといでしたか、説明があった高機能の新しいシステムを導入するということで、かなり、私は個人的には、マンパワー、人が必要じゃないかなと思うんですが、そういうことも考えた場合には、皆さんが対応している各課の増減、再配置だけでは間に合わないと思うんです。  ですから、ここで議会から提案をされている、例えばではあるんですけども、消防の増員というようなことをどこかできちんと計画、その指標なりを示さないと、そもそも国の示しているものとも全然違う、那覇市は遅れているわけですから、そこは、再配置とか何とかというところでやるんではなくて、きちんと指標でここまでやります。60%で、国の定めているところの、法に定めているところをやりますという指標をつくってもらわないと、なかなかこれは納得できるものではありませんが、どう考えますか。 ○委員長我如古一郎)  幸地課長。 ◎企画財務部参事兼企画調整課長(幸地貴)  人員についてなんですけど、これまで行財政改革ということで、那覇市の職員、前回の4次統計の中でもそうだったんですけど、削減ということでこれまで進んでまいりました。  それで、一定の人件費などの効果とかというのを上げているんですが、これからの5カ年間では、そういう削減ではなくて、やはりさまざまな行政需要であるとか、課題に対応するために人を増やしていかないといけないというところがございまして、今回から5カ年かけて職員の人数を増やそうとしております。  その中で、毎年定員管理方針に基づいて組織改正等について行っているんですが、例えば外部委託であるとか、その辺で削減の部分がございます。加えて、今回の消防の増員のお話であったように増員の計画、これまででいうと、認定こども園の関連で移行業務とかで人を増やしたりであるとか、それ以外にも新しいさまざまな需要が出てくる場合にはその都度考えておりますので、その中で対応していくべきなのかと。  一概にどこをどう増やすというのは、全体計画の中では、そこまで書き込むべきではないというところで考えておりますので、今この対応の中で示しているように、各定員数を増減し、再配置を行っていくことで対応できるということにしたいと考えております。 ○委員長我如古一郎)  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  でも、今は消防に特化してお話ししますが、全体の中で考える定員数であるというようなご説明ですけれども、事務吏員がいたり、あるいは保育士さんがいたりというのは、全体の中で考えてもいいんですが、この消防職員についてはやはり全然違う職種なもんですから、これを右のほうの説明の対応の中で、これから増員でするだろうというようなことをおっしゃっていますが、消防に関しては、やはり指標をやるべきだと思っております。  要するに、全体の中では考えるべきじゃないというのが私の今の考えなんですが、どうですか。 ○委員長我如古一郎)  幸地課長。 ◎企画財務部参事兼企画調整課長(幸地貴)  やはり個別に限定して増やす、増やさないという判断をするのではなく、那覇市全体として職員数はどうあるべきかというところから入っていく必要があるのかなというふうに考えております。 ○委員長我如古一郎)  終わりますか。 ◆委員(下地敏男)  よろしいです。 ○委員長我如古一郎)  ほかに質疑はありませんか。  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめます。  次に、議案第100号、第5次那覇市総合計画についての基本構想部分について議題とし、審査を行います。  ここでは、議案第100号の議案書4ページ部分への提言対応について、幸地貴参事兼企画調整課長、説明を願います。 ◎企画財務部参事兼企画調整課長(幸地貴)  それでは、お手元にお配りしてある基本構想の議会からの提言への対応ということで説明します。  まず、№11環境・都市基盤についてということでございますが、議会の提言といたしまして、これを読み上げるような形でご説明したいと思います。  ここでの文章の中に「西海岸」、「那覇軍港等」というように、より限定した記述がある。次期計画の基本構想であるので、那覇市全体の都市基盤のことを表記するものだと認識するが、それを考えると、那覇市の東側についてはどうなのかという議論が生まれ、東側の視点が非常に薄く感じる。基本構想であるので、西海岸地域にとどまらず地域全体について描き、那覇軍港などについては、基本計画に盛り込む方が望ましい。もう少しバランスを考えた基本構想にしていただきたいというご提言でございます。  対応といたしましては、素案のとおりということとしております。  その理由といたしまして、那覇軍港の広大な敷地は、本市に残された未開発地域の1つとなっており、2028年またはその後に返還されることが決定しております。そのため、第5次那覇市総合計画において、跡地利用を検討することは重要であると考えております。  また、ウォーターフロントエリアについては、那覇港とその隣接する区域の整備を進めるという視点で、市域全体の都市基盤とは別に記載しているところでございます。  以上で、説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○委員長我如古一郎)  これより質疑に入ります。  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  ウォーターフロントについてなんですけれども、これは厚生経済との連合審査の中で、観光の中で、こういった跡地利用とか、ウォーターフロントについての記述というのが見受けられないというところで、これは観光の視点から書くべきじゃないかという議論があった中で、これは建設のほうですねというようなお話もあったわけですけど、これ今読むと、全体として那覇市がどう考えているのかというのが、担当部署に丸投げというか、議論がたらい回しじゃないですけど、どこが主管するのかというのがちょっとよくわからないような感じになってしまうんじゃないかなと思うんですけど、これ、跡地利用についてというのは、これはどこが受けもって進めていくものなんですか。ちょっと確認したいと思います。 ◎企画財務部参事兼企画調整課長(幸地貴)  休憩お願いいたします。 ○委員長我如古一郎)  休憩いたします。 ○委員長我如古一郎)  再開します。  幸地課長。
    企画財務部参事兼企画調整課長(幸地貴)  那覇軍港に特化していうと、平和交流・男女参画課ということになりますが、まちづくりという視点からすると都市計画部になると思います。 ○委員長我如古一郎)  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  では、こちらの構想の中でいうと、そこは全体的にバランスを考えた基本構想にするべきじゃないかというものに対しては、全体のものというふうな理解でいいんですか。 ○委員長我如古一郎)  幸地課長。 ◎企画財務部参事兼企画調整課長(幸地貴)  そのように考えております。 ○委員長我如古一郎)  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  そういうことであれば、ぜひ個別の基本計画の中で、もう少し具体的に、そういった各部署、担当の視点から盛り込んでいくべきじゃないかというふうにも思うんですけれど、その見解をお伺いします。 ○委員長我如古一郎)  幸地課長。 ◎企画財務部参事兼企画調整課長(幸地貴)  基本計画の№55、その中で「那覇港湾施設(那覇軍港)の跡地を活かしたまちをつくる」ということで、その項目について掲げております。 ○委員長我如古一郎)  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  わかりました。その111ページの、そこの具体的な中身については担当課に確認する形になるんですか。手元の資料では123になってますけど。 ○委員長我如古一郎)  そうだよね。  説明資料だと122ページ。  仲本副部長。 ◎企画財務部副部長(仲本達彦)  今の委員のご指摘は、施策の55番については各所管課で対応するのかというようなご指摘でございましたので、この部分につきましては、これは那覇港湾施設の跡地を活かしたまちをつくるという施策になってございまして、主にここを所管してますのは平和の部署でございます。そこの部署を中心に、この中身を取り上げていくということとなっております。 ○委員長我如古一郎)  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  わかりました。 ○委員長我如古一郎)  幸地課長。 ◎企画財務部参事兼企画調整課長(幸地貴)  先ほど、ページ数をお伝えしましたが、正しくは、№55については119ページということになります。訂正して。 ○委員長我如古一郎)  ややこしいね。 ○副委員長中村圭介)  議案説明資料。 ○委員長我如古一郎)  なるほどね。  いいです。議案書を持っている方と、説明資料を持っている方と両方ありますので。 ○委員長我如古一郎)  ほかに質疑はありませんか。  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  次に、議案第100号の議案書6ページ部分への提言対応について、幸地貴参事兼企画調整課長、説明を願います。 ◎企画財務部参事兼企画調整課長(幸地貴)  それでは、№12重点取り組み事項について、市議会の提言について、まずご説明いたします。  重点取り組み事項の中の「稼ぐ力を高める仕組みづくり」とあるが、このタイトルの中で「稼ぐ」という言葉の使い方がかなり生々しい印象を受ける。文中に出てくるのであれば気にならないが、もう少し品のある表現ができないか、風格のある表現に言いかえていただきたいというご提言でございますが、対応といたしまして、素案のとおりとしたいと考えております。  その理由として、国においては平成28年度12月、まち・ひと・しごと創生総合戦略2016改訂版を行い、地方都市において、地域の稼ぐ力や地域価値の向上を図る稼げるまちづくりを推進し、まちににぎわいと活力を生み出し、民間投資の喚起や所得・雇用の増加につなげることが閣議決定されております。  本市においても、失業率の高さや1人当たりの県民、市民所得の伸び悩みが続いており、自立型経済の構築に向けた新たな進展が求められています。  この項においては、未来を開く3つの力として、つながる力、稼ぐ力、引きつける力としております。  働き盛り世代の人口が減少する中において、市の活力を維持していくためにも、稼ぐ力を高める仕組みづくりは重要であると考えております。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○委員長我如古一郎)  これより質疑に入ります。  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  ちょっと今のタイミングで聞かないと、あとの時間がとられてないので、今聞きたいんですけど、基本構想の次のページの基本計画の総論というところがありまして、そこが計画全部を俯瞰したものになっているかと思うんですけども、その中で、議会の質問の中でも上がってました見直しについて、文言として今、「社会情勢の変化に対応するために、5年を経過する時点で、必要に応じて計画の見直しを行うものとします」というふうにあるんですけれども、これについて、もう一度、必要に応じないと計画の見直しをしないのかということについて、まずご意見を求めたいと思います。 ○委員長我如古一郎)  仲本副部長。 ◎企画財務部副部長(仲本達彦)  総合計画は10年の計画としてございます。この10年先を見据えた場合、大きな変動があるということは、当然私どもも承知をしてございます。  この社会情勢の変化、あるいは新たな課題に、これは確実に、そしてまた柔軟に対応していかなければならないというふうに、私どもも重々認識をしております。  そこで、5年を経過する時点で、市民の皆様、あるいは議会の皆様の一定のご参画をいただいた上で検証させていただく。検証した上で、なお修正の必要があるという判断がある場合には、当然これは変えていくというふうに私どもも心積もりでございますので、基本としては修正をしていくというような、そういう心構えでおります。  ただ、表現上としましては、場合によってはこの修正が必要なしという判断をされることもあり得ますので、それで表現ぶりとしましては、「必要に応じて」というのを差し挟んでいるというようなものでございます。 ○委員長我如古一郎)  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  今、検証はするということはわかりました。市民参画でまた検証していくということもわかったんですけども、見直しのときにも市民参画というのは考えていらっしゃいますか。 ○委員長我如古一郎)  仲本副部長。 ◎企画財務部副部長(仲本達彦)  これで、市民意識調査あるいは他の手法を用いながら検証をしていくわけなんですが、その結果をどのように捉えていくか、と言いますのは、また議会のほうからも今回と同様にご提言等もいただけるはずというふうに私どもも考えておりますので、それらを総合して、しっかりと見直しをすべきなのかどうなのかということを、また協議をした上で決定をしていきたいというふうに考えております。 ○委員長我如古一郎)  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  例えば今回は外部の方をお招きして、検討委員会みたいな形でやったかと思うんですけども、そういったこともまた見直しのタイミングで必要じゃないかなと思うんですけど、そこはいかがですか。 ○委員長我如古一郎)  仲本副部長。 ◎企画財務部副部長(仲本達彦)  具体的なイメージというもので、今ご説明する手段は持ち合わせてございませんが、やはり私どもとしましては、市民の皆様、そしてまた議会の皆様の一定のご参画のもとに、この方向性を見出していくべきだろうというふうには考えておりますので、その姿勢は維持したいと思っております。  今後、具体的な制度設計といいますか、取り扱い方については、今後しっかりと検討してまいりたいと思っています。 ○委員長我如古一郎)  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  ある程度、前向きな姿勢があるということはわかりました。以上です。 ○委員長我如古一郎)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  今の部分ですけども、必要に応じて計画の見直しを行うとありますけども、 ○委員長我如古一郎)  マイクどうぞ。 ◆委員(喜舎場盛三)  これ、場合によっては計画の見直しの検討も行われないというふうに捉えられますけども、必要がなかったら。  必ず計画の見直しの検討を行われるんだったらわかりますけど、必要に応じて計画の見直しを行うものとします。検討して必要がなかったら、計画の見直しは何も行われないと、検討さえも行われないんじゃないかという気がとれるんですけどね。これでは。  もっと、計画の見直しの検討は必ずやるというふうに、形にしないとと思いますけど。 ○委員長我如古一郎)  どうですか。
     仲本副部長。 ◎企画財務部副部長(仲本達彦)  この5年を経過する時点を1つのめどとしまして、繰り返しになりますが、市民の皆様、そして議会の皆様に一定のご参画はいただいた上で、検証はしっかりするという私どもの心積もりではおりますので、それを踏まえて次のステップに進んでまいりたいと考えております。 ○委員長我如古一郎)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  確かに今はそういうふうにおっしゃいますけど、この文章からすると、必要に応じてだから、なければ見直しは行わない。要するに、何かで形を残しておかないと、今おっしゃったようなことは、果たして5年後、何も書いてないものですからね。果たしてやってくれるのかどうか。疑問なんですけども。 ◆委員(大浜安史)  表現の仕方だな。 ◆委員(喜舎場盛三)  何かの形で記しておかないと。 ◎企画財務部副部長(仲本達彦)  休憩お願いします。 ○委員長我如古一郎)  休憩します。 ○委員長我如古一郎)  再開します。  仲本副部長の先ほどの休憩中の答弁を述べていただくことで、どうでしょうか。  仲本副部長。 ◎企画財務部副部長(仲本達彦)  今回の私どもの総合計画は、10年間を一区切りとする総合計画になってございます。  他市では、前期計画、後期計画というふうに二分割をして、この計画をつくり上げている自治体もございます。私どもは、今回10年という形にしておりますので、間、間、この5年を経過する時点で一定の検証をした上で、それで次の修正等にしっかりと反映させていくというところの心積もりで対応してまいりたいと考えております。 ○委員長我如古一郎)  ほかに質疑はありませんか。  ないようでありますので、この件についてはこの程度にとどめます。                  (休憩中に答弁者退室)  (休憩せず) ○委員長我如古一郎)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。 ◆委員(清水磨男)  休憩、いいですか。 ○委員長我如古一郎)  休憩します。 ○委員長我如古一郎)  再開します。  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  きょう取り上げたものの中で、№16、17、施策番号6番の平和交流・男女参画課の部分については、議会からの指摘もきょうもたくさんありまして、答弁の中でも数字等々についてはある程度把握もしていましたので、これは私提案として、第4次総計に掲げていた目標をもう一度掲げる形にして、当局に強く求めていくというのでどうかなと思うんですけど、なかなかこの第5次総計で議員がまた指標を新たにつくり直してというところまで持っていくと、ちょっと大変なのかなというのもあるので、そういった提案をしたいと思います。  一応文言としてつくってみたのはありますので、ちょっと配付したいんですけどよろしいですか。 ○委員長我如古一郎)  はい。  総花的な指標にするわけね。 ○副委員長中村圭介)  そうです。 ○委員長我如古一郎)  いいんじゃないですかね。 ◆委員(中村圭介)  ちょっと説明したいと思うんですけども、指標名としては平和事業の充実というのをそのまま使いまして、ただ前回、第4次の中では、平和交流・男女共同参画室が主催・共催する平和学習に関する事業数となっていたので、この学習を抜いて、平和に関する事業数というような形にして、もう少し全体的な事業についても言及できるような形にして、数字としては現状は3ですので、それが5から10からという形で増えていくというようなことでどうかなというところで、今提案したいと思います。 ○委員長我如古一郎)  2017は10になってるわけですね。  10になってるかね。  この辺が問題ではある。 ○副委員長中村圭介)  共催も含むので、これは主催だったら10は厳しいと思うんですけど、市民提案でこんなのをしたいんだけど、那覇市さん共催をお願いできませんかというのに共催したものも含めていくと、目標としてはこれぐらい掲げてほしいなという気はするんですけどね。 ◆委員(新垣淑豊)  これは累計ですよね。  違いますか。これは単年度? ○副委員長中村圭介)  多分単年度です。 ○委員長我如古一郎)  単年度です。 ◆委員(新垣淑豊)  単年度10とかって、結構激しいですよね。  毎月1回やってるみたいなものでしょ。 ○副委員長中村圭介)  そうです。  だから慰霊の日周辺とか、終戦記念日周辺とか、そういった何かいろんなタイミングはあるとは思うんですけど。 ○委員長我如古一郎)  4次総計の総括は出てなかった?  これ、いくつになってたんだろう。 ○副委員長中村圭介)  3でしたね。 ○委員長我如古一郎)  3? ○副委員長中村圭介)  はい。 ○委員長我如古一郎)  現状、3なの?  2016で3だね。 ○副委員長中村圭介)  はい。 ○委員長我如古一郎)  そうだね。  めざそう値はやっぱりこれくらいあってもいいんじゃないですか。 ○副委員長中村圭介)  だからちょっと数字は減らしたほうがいいのかというのであれば、減らしてもいいかと思うんですけど、数字として目標を掲げないと始まらないのかなという気はするので、ここでどうにか。 ◆委員(下地敏男)  数字はそれで修正して、これは学習というところも消してあるんですが、これはどういう意味ですか。 ○委員長我如古一郎)  もう学習も中に入れてしまえばいい。 ○副委員長中村圭介)  幅を広げて、学習も含めていろんな交流事業とか、平和発信事業とか、平和の継承だけじゃなくて、今後どうやってつくっていくのかという発信も、80年になるので必要になってくると思うんですよ。  そういう意味で、もう少し広くとるために、学習に限らず平和に関する事業ということでいいんじゃないですかね。そういうことにして。 ◆委員(大浜安史)  平和に関する事業ね。 ○委員長我如古一郎)  全部平和にくくってしまえば、10ぐらいつくれないかと。 ○副委員長中村圭介)  遺骨収集とか、その展示会ももしかしたらその事業になるでしょうし。
    ◆委員(喜舎場盛三)  協賛も含めて? ○委員長我如古一郎)  うん。 ◆委員(大浜安史)  いいんじゃないですか。 ◆委員(清水磨男)  いいんじゃないでしょうか。 ◆委員(喜舎場盛三)  これはいいかもしれないね。 ○副委員長中村圭介)  今は平和・共同参画課ですか。室は今どうなってるんですかね。 ○委員長我如古一郎)  課です。 ○副委員長中村圭介)  じゃ部署は課ですね。 ◆委員(新垣淑豊)  平和交流・男女参画課です。 ○副委員長中村圭介)  なんで共同が抜けてるか。 ○委員長我如古一郎)  平和交流・男女参画課。 ○副委員長中村圭介)  ここは正確な。 ◎議事管理課主幹(山田裕之)  平和交流・男女参画課です。 ○副委員長中村圭介)  男女参画課。はい。 ○委員長我如古一郎)  共同はなくなったんだね。 ○副委員長中村圭介)  平和交流・男女参画課が主催、共催する平和に関する事業数というのを指標にしたらどうかということですね。 ◆委員(喜舎場盛三)  いいかもしれないね。  最初のあれでは、あくまであれよね。ピースフォーラムに参加する生徒の延べ人数だけでは弱いし、たった1つだから、確かにこれを加えることによって、いいいかもしれないね。数値。 ◆委員(新垣淑豊)  ピースフォーラムはこれに入るわけですよね。 ○委員長我如古一郎)  もちろん。 ○副委員長中村圭介)  まあまあ。 ◆委員(喜舎場盛三)  あんなだったけど、別にしてね。あれはまた。 ○副委員長中村圭介)  課長の言い方だと、結構数字が設定されたら頑張りますということまで言ってたので、そこはもうこっちが背中を押すじゃないですけど、やったほうがいいのかなとは思いますけどね。 ◆委員(大浜安史)  事業の数だな、じゃ。人数じゃなくしてね。 ◆委員(喜舎場盛三)  いいかもしれないね。提案で。 ○委員長我如古一郎)  総論として、平和事業と言ってるから、またこの10年の間にいろんな事業を考え出せばいいんですよ。 ◆委員(喜舎場盛三)  そうだね。 ◆委員(大浜安史)  うん。そうだな。 ○副委員長中村圭介)  10ってどうですか。 ◆委員(清水磨男)  いいんじゃないですか。  彼らが4次で設定してる数字ですし、そこも勝手にいじるよりは。 ◆委員(大浜安史)  いい提案だね。この修正で。 ○委員長我如古一郎)  今、中村委員から提案のあった平和交流・男女参画課の「平和を希求する想いを発信し、平和の尊さを受け継いでいくまちをつくる」の指標で、ピースフォーラムだけでは弱いという、指針としていかがなものかという意見が大多数でありましたので、総務委員会としては、提案のあった第4次総計にもある平和事業の充実という項目にして、戦争の体験を伝え、平和の尊さを広める機会の実施状況を見る指標とすると。 ◆委員   そこはこれから変えるということですか。これも生かして、 ○副委員長中村圭介)  追加ですか。 ○委員長我如古一郎)  追加でいいんじゃないですかね。ピースフォーラムも残して。 ◆委員(大浜安史)  そうそうそう。 ◆委員(喜舎場盛三)  そうそうそう。これはもう当局のほうが。 ○委員長我如古一郎)  このような修正案でよろしいでしょうか。               (「はい」「異議なし」と言う者あり) ○委員長我如古一郎)  では、そのように決定いたします。  ほかにありませんか。  おおむね議会も、この第5次総計を策定していく意見を、さまざまに縦横に議論をして、仕上げてまいりました。  今回はこれで最後の議論になりますけど、基本的には議会も参画をして、責任を持って制定に行政とも力を合わせてやってきたということで、しっかりこれを議決に向けて仕上げていきたいと思います。  ほかに。  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  簡単に、すみません。  先ほど、最後のほうでちょっと議論した見直しについてのものも、今この機会しかないので、ぜひ皆さんで議論したいと思うんですけど、今文言として「世界情勢の変化に対応するため、5年を経過する時点で、必要に応じて計画の見直しを行うものとします」とあるんですけども、先ほど副部長の答弁の中で、市民参画のもとで検証をするということはおっしゃっていたので、5年を経過する時点で、市民参画のもと検証をし、必要に応じて計画の見直しを行うものとする。  なるべく「必要に応じて」というのが、私個人としてもないほうがいいとは思うんですけど、その辺、皆さんはいかがお考えですか。 ◆委員(大浜安史)  「検証し」という文言があるんだな。 ○副委員長中村圭介)  「検証し」はぜひ入れたほうがいいんじゃないですかね。 ◆委員(喜舎場盛三)  これは入れないと、必要に応じてどこで判断するのかとなるからね。 ○委員長我如古一郎)  「検証し」が入ると、必要に応じての意味が強調されますね。  どうですか。今のご意見で。 ◆委員(喜舎場盛三)  だったらまだ、「必要に応じて」は削らなくてもいいかもしれない。 ◆委員(新垣淑豊
     これ、誰が必要だと思うかという話なんですけどね。 ○副委員長中村圭介)  検証の結果なので、検証を誰がするのかだと思うんですよ。そこで、当局じゃなくて、「市民参画のもと検証し」というのがセットになると、ちょっといいのかなと思って。 ○委員長我如古一郎)  いいんだけど、余りいっぱい文字を入れると、またいろいろとこれに対する検証が始まるから。 ◆委員(喜舎場盛三)  どこかで、必要に応じてどこで判断するか、今言ったように。そのためにも検証しないとこれは判断できないから、恣意的に必要ないというふうになってしまったら。 ○委員長我如古一郎)  検証に関しては、副部長答弁では、市民参画、そして議会にも参加していただきということは何度も言ってますので。  「検証し」だけだったら、当局もこれに対する検証はしないはずですから。 ◆委員(大浜安史)  ノーとは言わんでしょう。 ○副委員長中村圭介)  では5年を経過する時点で、市民、議会の参画のもと検証し、必要に応じて計画の見直しを行うという形でどうですか。 ○委員長我如古一郎)  議会と市民を入れてね。 ○副委員長中村圭介)  市民、議会の参画のもと検証し。 ◆委員(新垣淑豊)  これは、当局だけで検証してもということですよね。 ○副委員長中村圭介)  そうそうそう。 ◆委員(喜舎場盛三)  今みたいにこれをちゃんと議会のほうに責任もって報告するように。 ◆委員(大浜安史)  検証してから報告しなさいと。 ○委員長我如古一郎)  この11文字を追加する提言を行うと。 ◆委員(喜舎場盛三)  一応聞けばよかったね。 ○委員長我如古一郎)  多分。 ◆委員(大浜安史)  後で気づいたね。 ○委員長我如古一郎)  その文言は、ちょっと事務局ともちゃんと詰めましょう。 ○副委員長中村圭介)  詰めましょうね。趣旨としてはそういうことで。 ○委員長我如古一郎)  ほかにありませんか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長我如古一郎)  ないようでありますので、議員間討議を終了いたします。  休憩いたします。 ○委員長我如古一郎)  再開いたします。  次に、審査日程の変更についてを議題とし、休憩をして協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長我如古一郎)  再開します。  休憩中に協議したとおり、本日予定しておりました付託議案の表決の日程を、12月21日・木曜日の予算決算常任委員会終了後に委員会を開催し、付託議案の表決を行うこととしたいと思います。  また、日程に変更にある場合は、正副委員長に一任することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長我如古一郎)  ご異議なしと認め、そのように決しました。  また、議案に対する修正案文の作成については、正副委員長に一任することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長我如古一郎)  ご異議なしと認め、そのように決定しました。  休憩いたします。 ○委員長我如古一郎)  再開いたします。  次に、陳情審査を行います。  陳情第10号、那覇市議会としてのラジオ番組を持ち、定期的なラジオ放送を行うことについてを議題といたします。  石原昌弘調査法制課長、説明を願います。 ◎調査法制課長(石原昌弘)  こんにちは。調査法制課の石原でございます。  ただいま議題となっております。陳情第10号、那覇市議会としてのラジオ番組に関する陳情書について、今陳情第10号説明資料というのをお配りしましたけれども、皆さんのお手元にございますでしょうか。これの1ページから4ページという形になっておりますので、この資料に沿ってご説明申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、1ページでございますけれども、この資料につきましては、平成28年12月26日時点ということで、静岡市が政令市20市及び中核市47市に調査をした資料が、もちろん私ども那覇市も調査対象でございまして、去年12月に回答したいい資料がございましたので、これをもとにご説明申し上げたいというふうに思います。  1ページの括弧書きの上のほうに、政令市のところになりますけれども、ラジオ放送による議会広報事業を実施していない政令市は20市中17市、中核市は47市中39市。逆に下のほうをご覧いただきたいんですけど、ラジオ放送による議会広報活動を実施している政令市は20市中3市、静岡市、相模原市、新潟市、ラジオ放送による議会広報事業を実施している中核市は47市中8市、函館市、青森市、高崎市、豊田市、和歌山市、西宮市、姫路市、久留米市の8市でございます。  これは、先ほど申し上げましたとおり、28年12月26日時点ですので、29年1月1日に中核市に移行した八戸市は該当しておりません。  2ページをご覧ください。次のページでA3の横書きでございますけれども、このA3の横の表は、政令市3市のラジオ放送による議会広報事業の実施の状況でございます。  真ん中の問3.平成27年度予算額というところをご覧いただきたいんですけれども、静岡市は306万9,000円、相模原市は議会局での予算措置はない、新潟市も同じようにラジオ会社側の申し入れによって行われているため費用負担はないということでございます。  次の3ページも、後でご覧いただきたいんですけれども、今政令市の説明もしましたとおり、予算額に関しましては、最高額400万円からラジオ会社側の申し入れにより行っているため、費用負担は一切なしという市議会までさまざまでございます。  その放送内容でございますけれども、放送内容に関しましても2ページから4ページの表にありますとおり、各定例会における議員の質問、答弁の内容を放送するものや、各定例会の本会議、委員会の日程、または質問内容をお知らせするものまでさまざまな内容となっております。  次に、那覇市の秘書広報課のラジオ広報の実施状況をご説明申し上げます。  ご承知のように那覇市の秘書広報課が所管課でございますけれども、秘書広報課が所管課である那覇市当局は、昭和35年から平成27年3月までの平成26年度まで、ラジオ放送「那覇市民の時間」をROKラジオ放送局、またはRBCラジオ放送局で放送しておりました。最後の年度の平成26年度は、予算額で200万8,000円でございました。これはラジオ局によりますと格安の料金ということでございます。  26年度で終了しておりますので、27年度以降は、市当局はラジオ放送の時間はございませんけれども、なぜ終了したかということを、これはもう聞き取りで調査しましたところ、秘書広報課の担当者が、その答えとしては、市民意識調査で市政情報の入手先をラジオ広報とするという回答者が、その回答者のうち2.6%しかなかったということで、ラジオ放送を市政情報の入手先とする回答者が少ないので、秘書広報課としては、他の広報媒体の強化が求められているのではないかという判断をして、その後、今議員皆様ご承知のとおり、フェイスブックであるとか、ライン等であるとか、そこに傾注をして、今現在SNSを中心として広報を行っているという状況でございます。  さらに、調査法制課としまして、現段階で、例えばAM放送であるとか、FM放送であるとか、その番組を持った場合、どのような料金体系になるのか、どのような放送内容になるのかということを調査しました。  それによりますと、全県的なラジオ放送局であるRBCiラジオ、RBC琉球放送に確認しましたところ、週に1回の5分コーナーで収録方式、パーソナリティーとの掛け合いによる番組ですと、消費税込みで月々27万円、年間で324万円ということでありました。ROKラジオ局もおおむね同様な利用料金の内容でございました。  また、いわゆるコミュニティーFMラジオ局である株式会社エフエム那覇に確認いたしましたところ、毎週60分番組のラジオ局のオペレーションつきで、消費税を含めて月々3万2,400円、年間で38万8,800円ということでありました。  以上、概要でございます。よろしくご審査いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○委員長我如古一郎)  これより質疑に入ります。  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  ちなみに確認なんですけど、議会事務局に対して、市民の方から、そういった周知が足りないよという声というのは日常的に入ってくるものなんでしょうか。 ○委員長我如古一郎)  石原調査法制課長。 ◎調査法制課長(石原昌弘)  お答えいたします。  ラジオ放送による広報を充実強化させてほしいという声は届いておりません。以上です。 ○委員長我如古一郎)  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長我如古一郎)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  なぜ、やめたかという理由の中で、市民調査のあれで、
    委員長我如古一郎)  マイクどうぞ。 ◆委員(大浜安史)  2.6%という話があったんですが、詳しい内容はわからないですよね。どれぐらいの調査をしてあったのかという。何千人だったのか、百人だったのか、10人だったのかわからないけど。  聞き取りでしょう。 ◎調査法制課長(石原昌弘)  はい。 ◆委員(大浜安史)  正確なあれはわからないんだよ。わからない? ○委員長我如古一郎)  石原課長。 ◎調査法制課長(石原昌弘)  すみません。2.6%の数字だけいただいていますので、ほかの数字は今手元にございません。すみません。 ○委員長我如古一郎)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  ちょっと、これが、この数字がいいのかなと疑問を持ったものですから。 ○委員長我如古一郎)  ほかにございませんか。  石原課長、参考までに、今は議会中継、インターネット中継に予算を出していますけど、年間いくらですか。 ◎調査法制課長(石原昌弘)  少しお待ちください。 ○委員長我如古一郎)  石原課長。 ◎調査法制課長(石原昌弘)  お答えいたします。  現在、PC、スマートフォン、タブレット、それぞれライブ中継及び録画中継を含めまして、年間129万6,000円でございます。以上です。 ○委員長我如古一郎)  先ほどの話からしても、市民からもっとさまざまな媒体で情報発信すべきという要求は届いていないということですね。 ○副委員長中村圭介)  そもそも議会に関心が薄いというところかもしれないですけどね。 ○委員長我如古一郎)  ほかに質疑はありませんか。  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長我如古一郎)  再開いたします。  ただいま、審査いたしました陳情第10号について、議員間討議に入ります。  新垣委員。 ◆委員(新垣淑豊)  ちなみに、ラジオ番組を持たれている中村議員と、あちらにいらっしゃる前泊議員、どんな感じですか。 ◆委員(大浜安史)  本人から聞くわけね。 ◆委員(新垣淑豊)  その反応というのは。実際にやっててどういうか。 ◆委員(大浜安史)  やってて、どういう反応があるかと。 ○副委員長中村圭介)  ちょっと休憩してもらっていいですか。 ○委員長我如古一郎)  休憩します。 ○委員長我如古一郎)  再開します。  ほかにありませんか。  中村委員。 ○副委員長中村圭介)  すみません。これは陳情審査ということなんですけど、議会全体としての取り組みなので、なかなかこちらで結論を導くというのも難しいのかなというふうに思うんですけど、どうですか。 ○委員長我如古一郎)  とりあえず、継続審査ということでいいのかなと思いますけどね。 ◆委員(大浜安史)  個人的にはいいかなと思いますけどね。媒体が多いということはね。  大体お母さんと主婦は、台所しながらラジオ結構聞くんだよね。うちの家内はそういう意味で結構ラジオ聞いていますね。 ◆委員(喜舎場盛三)  ちょっと休憩して。 ○委員長我如古一郎)  休憩します。 ○委員長我如古一郎)  再開します。  ほかにご意見はないようでありますので、議員間討議を終了いたします。 ○委員長我如古一郎)  陳情の取り扱いについてを議題といたします。  陳情第8号と今の第10号の取り扱いについてを、休憩をして協議いたしたいと思います。 ○委員長我如古一郎)  再開いたします。  休憩中に協議いたしましたとおり、陳情第8号、陳情第10号については、今後とも十分に審査をする必要があるため、継続審査とすることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長我如古一郎)  ご異議なしと認め、さよう決しました。  休憩いたします。 ○委員長我如古一郎)  再開いたします。  次に、第10回議会報告会における市民意見、要望等の取り扱いについてを議題といたします。  議会改革推進会議より総務委員会へ依頼された議会報告会における市民意見、要望等について、総務と書かれた資料をもとに、市長へ要望するものと、次に本会議や委員会活動での参考資料にするものについて、休憩して協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長我如古一郎)  再開いたします。  では、市長への要望する意見については、指定管理者制度についての市民からの意見として、総務委員会の要望書にします。  それでよろしいでしょうか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長我如古一郎)  ご異議なしと認め、さよう決しました。 ○副委員長中村圭介)  要望等について、これそのままホームページに載ったらまずいですよね。 ○委員長我如古一郎)  休憩します。 ○委員長我如古一郎)  再開いたします。  次に、平成29年度委員会視察についてを議題といたします。  総務委員会視察の日程については、正副委員長をして調整を進めてまいりましたが、お手元に配付してあります案のとおり決定をしております。
     日程の詳細について事務局より説明させます。  休憩いたします。 ○委員長我如古一郎)  再開いたします。  視察による委員の派遣については、会議規則第106条の規定に基づき、議長に対し、総務常任委員を派遣する派遣承認要求書を提出する必要がありますので、お手元に配付してあります案のとおり、議長宛に提出したいと思います。  これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長我如古一郎)  ご異議なしと認め、そのように決定しました。  以上、本日の日程は全て終了いたしました。  次回は、12月21日・木曜日、予算決算常任委員会終了後、委員会を開催しますので、ご参集ください。  場合によっては、12月20日・水曜日の午前10時に連合審査会をする可能性もあります。ぜひ、日程を空けておいてください。  これにて散会いたします。                             (午後3時15分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   平成29年(2017年)12月18日    総務常任委員長 我如古 一 郎...