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平成 29年(2017年) 6月16日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)-06月16日-01号

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  1. 那覇市議会 2017-06-16
    平成 29年(2017年) 6月16日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)-06月16日-01号


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    最終取得日: 2021-05-01
    平成 29年(2017年) 6月16日厚生経済常任委員会厚生経済分科会)-06月16日-01号平成29年 6月16日厚生経済常任委員会厚生経済分科会厚生経済常任委員会厚生経済分科会)記録                         平成29年(2017年)6月16(金) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  平成29年(2017年)6月16日 金曜日 開会 午前10時                    閉会 午前11時44分 ─────────────────────────────────────── ●場所  厚生経済委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件  常任委員会  1 陳情審査  (1)陳情第194号 「虎瀬公園」の名称を「虎頭山御殿公園」に改称し、「佐藤惣之助の詩碑」を現在ある場所に残すことについて  (2)議案第197号 「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関することについて  (3)議案第200号 国民健康保険都道府県単位化に係る意見書採択に関することについて  2 議員間討議  3 陳情の取扱いについて
     4 閉会中継続審査申し出について  5 第9回議会報告会市民意見要望等の取り扱いについて ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 湧 川 朝 渉   副委員長 宮 城 恵美子  委  員 中 村 圭 介   委  員 屋 良 栄 作  委  員 糸 数 昌 洋   委  員 下 地 敏 男  委  員 花 城 正 樹   委  員 金 城 敏 雄  委  員 平 良 仁 一 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  岸 本   修 文化財課長  上 原   克 公園管理課長  下 地 広 樹 商工農水課長  根 間 秀 夫 健康部参事国民健康保険課長  比 嘉 哲 也 国民健康保険課担当副参事  宮 里 綾 子 国民健康保険課副参事 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  波 平   治 次長  比 嘉 昭 夫 議事管理課主幹  中 本 順 也 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                               (午前10時 開会) ○委員長湧川朝渉)  おはようございます。  委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告を申し上げます。  委員会定数10人中、出席8人となっております。  屋良委員からは遅れる旨、連絡がございました。  以上、ご報告を申し上げます。  また、昨日の委員会において、糸数昌洋委員から要求のありました資料が、商工農水課からそれぞれ提出されておりますので、写しをお手元に配付しておきました。 ○委員長湧川朝渉)  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから厚生経済委員会を開会いたします。  休憩いたします。 ○委員長湧川朝渉)  (休憩中に答弁者入室) ○委員長湧川朝渉)  再開いたします。  それでは、陳情審査に入ります。  初めに、陳情第194号、「虎瀬(とらせ)公園」の名称を「虎頭山(とらずやま)の御殿公園」に改称し、「佐藤惣之助の詩碑」を現在ある場所に残すことについてを議題といたします。  本件については、文化財課及び公園管理課から関係箇所についてそれぞれ説明いただき、その後、質疑を行いたいと思います。  初めに、岸本修文化財課長、説明をお願いいたします。 ◎文化財課長岸本修)  では、ご説明申し上げます。文化財課に関連する部分としては、現在、公園内にございます佐藤惣之助詩歌碑の移設に関連する部分というふうに認識をしております。その件につきましては、昨年12月議会において、移設に関連する陳情を受けまして、要請を受けまして、市民文化部としては多くのご要望を受けて、従来、元あった場所でのそのものの移設は非常に困難ではございますけれども、より近い場所への移設をという形でご要望におこたえをしたいということで答弁をしたところでございます。  その際には、やはり移設に関しては、これまで約半世紀にわたって、この詩歌碑美化整備についてご尽力をいただいております地域の皆様へのご理解並びに移設予定先でございます県の対応というところも非常に課題としてありますというふうな内容で答弁したところでございました。  その後、文化財課として、県の所管します都市計画モノレール課の担当との事務的な調整を継続しているところではございますけれども、現段階においては、移設に関して具体的な方向性がまだ確定していないというところではございます。当初、私どもとしても、その過程の中で新たに詩歌碑の現在地へ残していただきたいというふうな地域からの具体的な声はいただきましたけれども、その際に私どもとしては、県との調整を継続している状況にあったものですから、その県との対応の状況を踏まえて、地域の方々へもご説明しなければならないものというふうには認識しておりましたけれども、県との調整が思いのほか時間を要してしまった状況で、今の現状に至っているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長湧川朝渉)  次に、上原克公園管理課長、説明をお願いいたします。 ◎公園管理課長上原克)  では、説明いたします。  「虎瀬公園」の名称を「虎頭山御殿公園」についてということですけど、今回の陳情内容を要約しましたので、その内容をちょっと説明したいと思います。  まず主なものとして、次の4点があります。  まず1点目、首里赤平町と首里久場川町の両町民の中には、公園名を「虎頭山」と呼んでいる方々がいると。  2点目に、首里古地図には、「虎頭山」と「赤平村」「久場川村」が図示されている。  3点目に、「虎頭山」には首里王朝の夏場の別邸として御殿があったと。しかしながら、その御殿は廃藩置県後に破壊され、その史料も現在は残っておりませんと。  4点目に、首里王朝時代の琉歌の中に、「虎頭山」と詠まれたものが二首あると。  以上のことから、琉球歴史文化遺産の名称の正確を期するため、「虎瀬公園」を「虎頭山御殿公園」に名称の変更を要望するものであるとなっております。  それを受けて本課としては、陳情人と先日お会いして、具体的に陳情内容、それと意見交換を行ったところです。その中では、次の4点を確認することができました。ちょっと説明いたします。  まず1点目、これまでに首里赤平自治会から公園名称の変更、変更の要望、陳情等については行ったことはないと、今回が初めてだということです。  2点目、地域の会合等の場では、今でも公園名称がなぜ「虎瀬公園」なのかとの疑問の声が上がることがあると。  3点目になるんですけれども、首里中学校の校歌の中に「虎頭の山」との歌詞があるように、地域では「虎頭山」が定着していると。  4点目、公園名称の変更については、すぐに変更ということは難しい。このため、まずは地域での意見交換文献等調査研究を行っていく必要があると。  以上の4点についてお互いで確認を行ったところであります。  説明は以上となります。 ○委員長湧川朝渉)  これより質疑に入ります。  金城敏雄委員。 ◆委員(金城敏雄)  今の話を聞きまして、3点ほど質問をしたいと思います。  私も一般質問の中で、皆様のほうに土地区画の関係で、この名称が決まったようだという説明を受けましたけれども、その中で、地域の人、首里の方々に聞いて、どうなのかということで検討をしたいということがあったのだけど、その旨の調査というのはどのようになっていますか。 ○委員長湧川朝渉)  休憩します。 ○委員長湧川朝渉)  再開いたします。  上原公園管理課長。 ◎公園管理課長上原克)  今の点はちょっと確認しておりませんで、確認していきたいと思います。 ○委員長湧川朝渉)  金城委員。 ◆委員(金城敏雄)  わかりました。  先ほどの仏の坂(フトゥキヌヒラ)も非常に文化財的な石畳が残っておりまして、これは文化財課のほうにも市指定の件も話してございます。先ほど久場川、赤平、それに別邸があったということもありましたけども、これは私ども赤平地域皆さんが一生懸命、管理まではいきませんけど、整備をしていて、壊れたらまた連絡をとりあってきちんとやっている。保っているところなんですが、まず仏の坂について、文化財の今の内容の中でどのように進んでいるのか、文化財課の考え方を少し聞かせていただけませんか。 ○委員長湧川朝渉)  休憩します。 ○委員長湧川朝渉)  再開いたします。  岸本文化財課長。 ◎文化財課長岸本修)  ただいまご質問のありました仏の坂につきましてですけれども、現在、この詩歌碑が存在しております虎瀬公園内ということで、そちらに存在している仏の坂の点についてのご質問というふうに受けとめております。  その点につきましては、現在、私どものほうで議論する場、文化財調査審議会というところがございますので、現在、その中で審議を進めている状況にございます。  以上でございます。 ○委員長湧川朝渉)  金城委員。 ◆委員(金城敏雄)  それから、もしですけども、移転をすることになるとしたら、この費用的なもの、場所的なものもあるのですが、この費用の積算をちょっと調べたことがありますか。 ○委員長湧川朝渉)  岸本文化財課長。 ◎文化財課長岸本修)  移転に際しましては、実は議会のほうでも過去にも取り上げられた経緯がある中で、かつて見積もりという形で資料を聴取した状況がございました。当時は、その際には約七百数十万という数字が出ていたかと記憶をしております。今回、改めて現在の詩歌碑状況等を踏まえまして、再度、予算等の見積もりをお願いしましたところ、約1,000万円を超える金額というふうな形で出ているという状況でございます。
    委員長湧川朝渉)  金城委員。 ◆委員(金城敏雄)  この経費的なものとかではなくて、あった場所に移すには、赤平地域皆さんもそれはあった場所に移してもというようなこともあるのだけども、経費も考えると、なぜ今の場所にできないところに、早く言えば、ウチナーグチで言えば、カタスミグァーに持っていって、今の場所よりも絶景というのかな、そういう那覇市が見えないような状態にあるというところに持っていこうとしているかもしれません。そういう内容でもしやるのであれば、検討としては、モニュメント的なものをつくって、1,000万円かかるのであれば、300万円でもいいし、そのモニュメントをつくって、本物は赤平にございますよと、それは観光的なものなのかどうなのかは、ちょっと学術的にはわからないんだけれども、その辺のことも文化財課としては検討したことはありますか。 ○委員長湧川朝渉)  岸本文化財課長。 ◎文化財課長岸本修)  この移設に関しましては、文化財課の中でモニュメントの設置という点については特に検討した経緯はございません。 ○委員長湧川朝渉)  金城委員。 ◆委員(金城敏雄)  そういう内容も含めて、いろいろと検討する必要があるのではないかと思うのですけども、ぜひその辺のことも検討していただきたいという、一委員としては思いはします。  それから最後に、先ほどの虎瀬公園の件なんですが、虎頭もいろいろ調査をし、検討するという一般質問の中では答弁がありました。ぜひ地域の人に誰でも聞いて、首里のウトゥスイの皆さんに聞いたとしても、私は「虎瀬?」というような結果になると思いますよ。文献も私は前にも言いましたけど、中山伝信録とか琉球という本があるんですが、東恩納寛惇さんのところでは、前にも少し話しましたけど、岩のことをウチナーグチでシーというんですよね。このシーなのか、もしくは背中ということで、瀬戸の瀬になっているのかという文献の中ではいろいろと話があるのですが、それをきちんと昔の首里中の校歌にも弁ヶ岳と虎瀬の山という歌がありますし、その年号をさかのぼっていって、琉球の本があって、中山伝信録、全部調べてみましたけど、東恩納寛惇さんが書いてある中にはまだ虎瀬になっていたりするものですから、その辺のことも詳しく調べていただいて、早めに、歴史の名前を変えるというのは、琉球の歴史の名前を変えるということは大変なものだと思います。土地区画整理公園の段階で、委員会の中で、誰も言わなかったが、これが適用になったということであれば、早めに名義変更すべきだと思いますので、ぜひその辺のことも早く調査をしていただいて、早めに変えるなりしていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長湧川朝渉)  ほかに質疑はございませんか。  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  公園名称の検討を文献等の調査で必要ということでございましたけど、これはどのぐらいの調査期間を見込んでいるんですかね。 ○委員長湧川朝渉)  上原公園管理課長。 ◎公園管理課長上原克)  期間については具体的にはあれですが、どうしても当課でできる分と、それから専門的な学術的な分野があるものですから、それは専門的なところである文化財課と調整しながらになるので、時期的なことは明言はできません。 ○委員長湧川朝渉)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  ぜひ、こういう陳情も上がってきているわけですから、文化財課も、ちょっと文化財課の見解を聞きましょうか。文化財課との調整という話もありましたけど、こういうものの調査というのは大体どのぐらい期間的に要するものなのか。 ○委員長湧川朝渉)  岸本文化財課長。 ◎文化財課長岸本修)  特にこういう過去の文献に関連する調査ということになりますと、やはり通常、どの程度というふうなものは個別それぞれに異なりますので、やはり具体的にどの程度と申し上げるのは非常に困難と思います。 ○委員長湧川朝渉)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  公園管理課のほうで過去にそういう公園名称の変更というものはあったのかどうか。 ○委員長湧川朝渉)  上原公園管理課長。 ◎公園管理課長上原克)  過去にはあります。具体的に言いますと、那覇市の新都心地区ですけど、こちらについては平成7年に都計決定したものを平成17年、10年後に名称変更があります。ただここについて理由としては、地域から地域住民の提案ということと、事前に区画整理する前には仮の名称をつけておいて、進行する中で正式名称を決めましょうというような行政と地域の約束事があってスムーズにいったケースなので、今回とは若干違うのかなと思っています。  以上です。 ○委員長湧川朝渉)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  ぜひ、歴史的な経緯も踏まえる必要があることから、少し労力が要るかもしれませんけれども、なるべく早めに見解を出していただきたいなと思います。  それとこの案件については、陳情180号で移設に関して要望が出されている陳情でございまして、厚生経済委員会で1月20日に首里城、現場の視察は、現場と、あと首里城側の視察も行ってきたという経緯がありますね。その際に、建立から58年たって、現在の場所で既に25年ということで、陶板の傷みがかなりあるというお話がございました。この辺の調査、首里城で移設、いわゆる候補先的なものを3カ所ぐらい見させていただいた折に、この陶板の損傷の話があったので、その後のお話を伺いたいのですが、調査の状況はどうなっているんですか。 ○委員長湧川朝渉)  岸本文化財課長。 ◎文化財課長岸本修)  陶板の劣化につきましては、ご指摘をいただいたことがありました。ただその後、私どもとしては、移設に関連する県との調整に注力をしているところでございまして、具体的に陶板の保存、劣化状況についての調査はまだ着手していない状況でございます。 ○委員長湧川朝渉)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  これは移設先に関する調整をして、県がオッケーですよとなってから、その陶板の劣化の状況を調べるんですか。  劣化の状況から判断すると移設は厳しいという話になれば、だからこれは同時進行でやっていかないと非常に厳しいと思うんですよ。県がオッケーしたのに、実際のものは移すと壊れるという話になると、またちょっと違う話になりますので、それはどうなんですかね。 ○委員長湧川朝渉)  岸本文化財課長。 ◎文化財課長岸本修)  現時点において、実は先ほど見積もり等の答弁に触れましたけれども、その際に業者さんに見ていただいたところでは、移設そのものについては問題なく、移設は可能であるというふうなことがございましたので、まずは移設について調整を進めるというふうな状況にあるというところでございます。 ○委員長湧川朝渉)  休憩します。 ○委員長湧川朝渉)  再開します。  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  陶板の劣化の状況というのは、業者さんが移設は可能というお話をされているけれども、この現地での調整のときに、皆さんのほうからかな、写真を見せて、陶板の裏側のとかがかなり激しいというお話がありましたね。あれの調査状況はどうなっているのか。 ○委員長湧川朝渉)  岸本文化財課長。 ◎文化財課長岸本修)  現在、その陶板そのもの劣化状況の調査というものが進んでいない、というか、着手にまだ至っていないという状況でございます。 ○委員長湧川朝渉)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  だから移設する、移設との調整が整った段階でそれはやるという考えなんですか。それともその前にちゃんと調べてみるというお話なのか、それを明快にしてください。 ○委員長湧川朝渉)  岸本文化財課長。 ◎文化財課長岸本修)  移設については、当初、私どもとしても早急に答えが出せるものというふうに見込んでいたところから、現在着手していないという状況でございます。ただ、現状からいたしまして、移設に関連して、その移設が可なのか否なのかというところで結論が出た段階で、その後の保存、あるいはその補修等の検討は可能というふうに考えているところでございます。 ○委員長湧川朝渉)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  やはり陶板の状況というのは大事だと思いますね。だから劣化の状況、移設可となった場合に、実際に持ちこたえられるものなのかどうかということは、できれば今のうちにきちんと手を入れて調べておくべきだと思います。これはぜひ要望として申し上げておきたいと思います。  場所の件ですけど、この陳情は、現在の場所にぜひ置いてほしいというような話と、先ほど金城委員からありましたけども、もともとあったところに移すのであれば、この陳情人はそれはやむを得ないというような見解もお持ちというお話もありました。もともとあった場所は厳しいということも聞いています。ただ今回、首里城が県に移管されるという流れの中で、その辺との絡みというのはどうなんですか。可能性はあるんですか。 ○委員長湧川朝渉)  岸本文化財課長。 ◎文化財課長岸本修)  現在、まだその辺のところで、私どもが今、希望しておりますのは、そのレストセンターの芝生の広場内というところで調整を進めているところではございますけれども、その点についてはまだ具体的に可否については調整の中では返事をいただいていないという状況です。 ○委員長湧川朝渉)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  わかりました。  終わります。 ○委員長湧川朝渉)  中村圭介委員。 ◆委員(中村圭介)  レストセンターの中の候補地についての協議なんですけど、回数としては、この前の1月からこの半年ぐらいでどのぐらいの数、話をされていたんですか。 ○委員長湧川朝渉)  岸本文化財課長。 ◎文化財課長岸本修)  事務調整の経緯については今、整理をしているところでございまして、明確に何回というふうな数値は今、答弁できない状況でございますけれども、事前の電話の調整、あるいはメール等のやりとり、そして私どもが県のほうに出向いてお話をするというふうな状況でございますけれども、直接県のほうに出向いて意見交換をしているということの回数からすると、3回行っているところであります。 ○委員長湧川朝渉
     中村委員。 ◆委員(中村圭介)  これは調整がなかなか進展しないというのはどういうところに要因があると思いますか。 ○委員長湧川朝渉)  岸本文化財課長。 ◎文化財課長岸本修)  まず県のほうとしては、詩歌碑そのもの首里城との関連について、明確な根拠、あるいは歴史的な背景等を示してほしいというふうなところが大きな課題としてあるところでございます。私どもとしては、資料を整理して何度か提示はしているところでございますけれども、その中でまだ県のほうでも十分議論が可否についてできないというふうなところで、今、進んでいないというところでございます。 ○委員長湧川朝渉)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  じゃ県のほうは独自に調査をするということではなくて、那覇市のほうで全部調べてお知らせをして、県が可否について判断するという考えでいいんですかね。 ○委員長湧川朝渉)  岸本文化財課長。 ◎文化財課長岸本修)  私どもの内容を受けて県のほうでも、その内容が十分事実に即したものかというところの調査をするというところというふうに伺っております。 ○委員長湧川朝渉)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  わかりました。  では、ちょっと観点を変えて、那覇市のほうでの調査というのは、あとはどういった項目を今後は調べていく予定ですか。 ○委員長湧川朝渉)  岸本文化財課長。 ◎文化財課長岸本修)  私どもとしては、今まで揃えてきました歴史的な背景並びに特に大きな柱のもう1つとしては、もともと首里城内に設置されていた詩歌碑であるというところで、私どもとして、もともとあった場所により近接する場所に戻したいというところの、この大きな柱、この2点で調整を進めているところでございますので、私どもとしては特に今以上の調査をさらに進めるというところは、今のところは予定はしていないところであります。 ○委員長湧川朝渉)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  じゃ整理しますと、那覇市としては調査することは調査して、柱も出してお伝えしたけれども、県のほうでまだ判断がつかない状況だという理解でよろしいですかね。 ○委員長湧川朝渉)  岸本文化財課長。 ◎文化財課長岸本修)  はい、ご指摘のとおりというふうに私どもは理解しております。 ○委員長湧川朝渉)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  以上です。 ○委員長湧川朝渉)  花城正樹委員。 ◆委員(花城正樹)  公園の名称についてちょっと絞って質疑をしたいんですけれども、通常、新規の場合、公園の名前を決める場合、どういう手順を踏んでいくのか、そこら辺を教えていただけませんか。 ○委員長湧川朝渉)  上原公園管理課長。 ◎公園管理課長上原克)  通常であれば、まず都市公園であれば、都市計画決定の中で項目があって名称等をその中で決めていきます。それを受けて、今度は公園で整備して、それが公園管理課のほうに移管される際には、都市公園法で名称を告示して決定すると、その際、一般的には都計決定された名称と実際に供用開始される場合の公園の名称は一致しているものが通常であります。 ○委員長湧川朝渉)  花城委員。 ◆委員(花城正樹)  私も地域で旧河川を埋めて、くねくね公園というようなことを地域住民とヒアリングもさせていただきながら、それが形になったのかなというプロセスを、すみませんね、地域は全然別なんですけど、そこら辺は地域の声というのはどのように反映されているのか、新規の場合ですね。通常のもので構いませんので質疑したいと思います。 ○委員長湧川朝渉)  上原公園管理課長。 ◎公園管理課長上原克)  先ほど申し上げたように、まずは都市計画決定が先なんですけれども、その場合、地域に説明会とかワークショップの中で地域の意見を吸い上げながら、当局と一緒になって、より地域性というんですか、そういうものも加味して名称は決めてきているというふうに理解をしております。 ○委員長湧川朝渉)  花城委員。 ◆委員(花城正樹)  わかりました。  先ほど前段の説明で、公園の名称変更についてもさまざまな調査研究をしていくというようなこともございました。ずばり、この変更の可能性があるということの理解でよろしいんですか。選択肢として、可能性について伺いたいと思います。これはあり得るのか。 ○委員長湧川朝渉)  上原公園管理課長。 ◎公園管理課長上原克)  具体的なことは明言できないのですが、ルール上は名称の変更というのは可能です。先ほど説明したとおり、新都心地区名称変更していますので、ルール上はできます。ただ物理的にやるかどうかというのは、今回の虎瀬公園が昭和60年から開業して、もう30年以上たっているんですよ。地域の方にはそういう名称で親しまれているところですので、そういうことも踏まえて、歴史的な経過的なものも踏まえながら、最終的な判断が必要かと考えております。 ○委員長湧川朝渉)  花城委員。 ◆委員(花城正樹)  最後ですけれども、今、説明のあったように、地域から親しまれる、そういう名称であってほしいというのが優先順位が高くあってほしいなというふうに思うんですね。今回についても、首里赤平自治会、会長の名前を挙げて、地域から挙がっている名称変更に対する1つの柱でもあると思います。ぜひ全体のものをちゃんと吸い上げていただいて、変更に向けてさまざまな調査研究を重ねていただきたいなと要望を差し上げて終わりたいと思います。 ○委員長湧川朝渉)  宮城恵美子委員。 ○副委員長(宮城恵美子)  3月10日に出されている陳情なんですけど、これを読ませていただきますと、例えばここで出てきているもののかなりの部分が虎頭山公園という言葉の「頭」のほうを主張しているふうに見えるんですよ。例えば虎山松涛の漢詩の場合も読み人知らずも「虎頭」とやっているし、美里王子が言っているのも「虎頭」と言っていますし、それから首里古地図、これは赤平のほうには「虎頭」はないけども、久場川村のほうの首里古地図の役職名や屋敷名にはやはり「虎頭」と出てくるというふうに、この歴史的に調べられた中身は「虎頭」が主流だなと読めるんですよ。そしてなおかつ、40年、50年前より、ここの両町民の皆さんは虎頭を受け入れて、虎瀬は違和感を持っているように、これは読めるんですよね。だから親しまれていない虎瀬のほうは、実は親しまれていないのではないかと思われるんですが、先ほど公園課長のほうが、昭和60年から親しまれてきたと言いますけど、実はそうでなかったがゆえに、ずっと中が鬱積していたんじゃないかなと、だから歴史的な流れがどうも虎頭のほうがあれで、戦後、こういう日本的なものの中で虎瀬という言い方になったんじゃないかと読めるんですが、この辺の判断はどのようになさっていらっしゃいますか。 ○委員長湧川朝渉)  上原公園管理課長。 ◎公園管理課長上原克)  今、言われた虎瀬か虎頭かという、その経緯についてなんですけども、この件についてはことしの2月議会でも経緯について質問があったんですけれども、その中で答弁としては、名称についてなんですけども、都市計画決定されたのが昭和46年、琉球政府時代に名前が虎瀬と決定されておりまして、その際に虎瀬とした経緯について、都市計画決定時の資料に公園の名称に関する記述が存在しないため、確認することができない状況が現在まで続いております。なので、委員おっしゃるように、どちらのほうが正しいかというのは、なぜ虎瀬にしたかという資料が存在しないものですから、その辺の具体的な経緯とかそれは把握できていない状況であります。  ただ、委員おっしゃるように、地域の方は、陳情の内容にもあるんですけども、「とらず」「とらせ」「とらじ」の呼び方があるということは聞いていますので、虎瀬という呼び方がなぜなったかと、その経緯がわからないものですから、その辺の変遷というんですか、明確に答えることは、今のところはできない状況です。ですので、可能な限り文献等を調査して、公園名称が地域の、先ほど言いましたのは、現在供用開始して利用している市民や地域の方は虎瀬公園でもうなじんでいるかと理解しております。ただし、ここに住んでいる赤平町、それから久場川町の方は、前回、自治会長にお会いしたときもおっしゃっていたんですけれども、地域で虎瀬と呼ぶ人はいないよということは、そういうことも理解しておりますので、その辺のことも総合的に判断して、名称についての変更については対応していきたいと考えております。 ○委員長湧川朝渉)  宮城委員。 ○副委員長(宮城恵美子)  この虎瀬が多分、戦後、琉球政府時代にあったという、ここで陳情者が出している文献は、ほぼ虎頭という流れをおっしゃっているというふうに読めますので、虎瀬が戦後どう復活してきたかということの起こりというのはもちろん調べないといけないのですが、いろいろ推察はできるわけですよ。いろんな日本語名称化が始まっていく流れの中に、日本的な言い方、言い回しに持っていったのかなという推察はあるんですが、ぜひその辺を含めて、流れの中の文献がもっと出てくるのかを含めて、多くの人たちが違和感を持っているとすれば、やはり変えないといけないんじゃないかと思いますので、その辺は難しい秤になりますけど、丁寧にやっていただきたいと思います。  以上、注文しておきます。 ○委員長湧川朝渉)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  公園の名称についてなんですけれども、確かに歴史を考えてきてやるというのもいいのですが、例えば天久新都心にはプリン山公園というのがあって、小禄にはこすもす公園というのがあって、天久で歴史を見た場合には、羽衣とかいろいろある中でプリン、かわいい名称がついているということがあったときに、この虎瀬についても今、歴史のことでいろいろやっていますけども、もう1つ新たな視点として、そうしたことの可能性が私はあると思うのが1つと、奥武山公園が、奥武山はそのまま残っていて、奥武山野球場がネーミングライツでセルラースタジアムになっております。そうしたときに、公園そのものはネーミングライツでその可能性もあるのか。例えばタイガースパークとか、こういったことでのネーミングライツというのもできるんですか。公園というのは。 ○委員長湧川朝渉)  休憩します。 ○委員長湧川朝渉)  再開します。  上原公園管理課長。 ◎公園管理課長上原克)  今あったことは、調査は進めていきたいと思っております。今のところ、私の中ではまだ明確な答えはないので調査していきたいと思っております。 ◆委員(下地敏男)  よろしくお願いします。 ○委員長湧川朝渉)  ほかに質疑はございませんか。 ◆委員(金城敏雄)  1点だけ。 ○委員長湧川朝渉)  同じ質疑でしたらとめますよ。いいですね。  金城委員。 ◆委員(金城敏雄
     今の名称についても、首里赤平と久場川という調査ということを言っていましたけども、これは赤平と久場川だけではなくて、スインチュの地域の方々に限定するのではなくて、本当に一体の歴史の関係がありますので、まずは首里地域の方々に調査をしていただきたい。本当に歴史を変えることはしてはいけない。私も文化、こういうのは好きなものですから、いつもそういう話をしますけども、首里地域の方々、久場川とか赤平とか儀保とかじゃなくて、首里地域の方々に調査をするなりして、これは都市計画決定をしたということで、昭和46年という話なので、これは歴史の名前が変わる可能性があるので、それをきちんとやってもらいたい。名称は虎頭山でもいいですよ。名称は虎頭公園でもいいですよ。仮称なんですよ。虎瀬でもいいんですよ。ということなんですが、仮称と名称が反対になっているからこそ、私たちは一般質問でも挙げていますし、私も地域の者なのでやっていますので、その辺をきちんとやってもらいたい。  あと1点は、元の場所に戻すというのはほぼ難しい、だめだと思います。なぜならば、塀の塀の塀があって、塀のところにあったわけだから、この塀を取り崩してこっちに持ってこれるかと、まず100%難しいということとか、それから劣化の件も話しましたけど、陶板だけではなくて、漆喰も劣化していますよ。私たちもいつも清掃してわかるのですが、その辺のことも鑑みてきちんと県に出すときの資料としましてはやってほしいと思いますので、この2点をぜひお願いします。よろしくお願いいたします。 ○委員長湧川朝渉)  休憩します。 ○委員長湧川朝渉)  再開いたします。  上原公園管理課長。 ◎公園管理課長上原克)  金城委員がおっしゃったように、調査についての取り組み方については、今後、検討して、そういうことも踏まえて検討していきたいと考えています。 ◆委員(金城敏雄)  ありがとうございます。以上です。 ○委員長湧川朝渉)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長湧川朝渉)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  当局の皆様、お疲れさまでした。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長湧川朝渉)  再開いたします。  次に、陳情第197号、「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関することについてを議題といたします。  下地広樹商工農水課長、説明をお願いいたします。 ◎商工農水課長(下地広樹)  説明申し上げます。  陳情第197号、「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関することについて、本法律は、米軍の軍事政策や国際情勢に大きく左右される特殊な雇用環境にある駐留軍関係労働者、それから米国の基地再編等に伴い多くの労働者が特定の地域内において一時に離職を余儀なくされる恐れがあると。こういった実情に鑑み、特別の措置を講じて、その生活の安定に資することを目的として制定された法律となっております。  現在、県内には4,854名、陳情書の中段のほうにございますが、全体として4,854名いらっしゃいます。那覇市民も481名おります。この法律に関しては、昭和33年に5年間の時限法として成立された後、これまで5年ごとに11回延長されているものであります。陳情書の上段のほうにございますけれども、この法律が来年の5月16日に有効期限を迎えることから、延長について国に対し、議会から意見書を提出してほしいという内容となっております。  理由としましては、昨今、在日米軍再編等の政治的な状況により、大きく雇用問題が左右される可能性があるというような現状において、これまで以上の対策が必要であるというところが陳情書の中に記載をされているところでございます。  これまで前回の有効期限である5年前にも同様の陳情が市及び議会になされ、意見書の提出がされております。現状としまして、県内全市町村においても同様の陳情書がなされているところが確認できております。豊見城、糸満、浦添、沖縄市には、私どものほうから電話確認をさせていただきまして、対応はこれからであるというところを情報収集ができております。市としても、これからの判断、同様の陳情が市に対してもなされておりますので、これからの判断ということにはなりますが、雇用者の皆様が難しい状況の中、勤務されているというような状況も伺っているところであります。  駐留軍離職者への支援というところが内容になっている法律でありますので、市としては意見書を提出する方向で、現在、事務処理を進めているという状況でございます。  説明は以上となります。 ○委員長湧川朝渉)  これより質疑に入ります。  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  11回延長されてきたということで、国のほうの特措法に関する対応の動向というのは今、どういう状況ですか。要するに今回で終わりですよみたいな話になっているのか。 ○委員長湧川朝渉)  下地課長。 ◎商工農水課長(下地広樹)  この辺の情報はまだ出されておりませんが、5年ごとに、切れる1年前に同様の形で意見書を提出し、これまでは延長がなされているという状況ですので、通常どおりの延長に向けた手続というふうに理解をしております。 ○委員長湧川朝渉)  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  あと1点だけ、これまでは毎回、これは議会の意見書というのは採択されて、ずっと意見書が出されてきたということへの理解でよろしいですかね。 ○委員長湧川朝渉)  下地課長。 ◎商工農水課長(下地広樹)  こちらで確認できている範囲は5年前になりますけれども、議会及び市のほうから、市に関しては商工農水課を所管として意見書の提出を行っております。 ◆委員(糸数昌洋)  以上です。 ○委員長湧川朝渉)  花城正樹委員。 ◆委員(花城正樹)  先ほど説明があったように、本市でも481名ですか。その在住者がいらっしゃるということで、本当にこの特措法というんですか、措置法がなくなると、これだけの数が路頭に迷うというようなことになると本当に大変なことになるので、それを国に求めていくということは非常に有意義だというふうに思っております。  それで、対外的にこうやってアプローチしていくのも非常に重要なんですけど、組織内でどういうふうな再雇用とか、そういった取り組みについて、もし情報を把握しているのであれば教えていただきたいと思うんですけど。 ○委員長湧川朝渉)  下地課長。 ◎商工農水課長(下地広樹)  本市が駐留軍関係労働者に対する支援という位置づけで、沖縄駐留軍離職者対策センター、これは理事長、今回陳情が上がった執行委員長、別組織にはなりますけど、関連組織という位置づけでありますが、対して補助金を交付しております。年間50万円になりますけれども、この中では、勤務者のアスベスト等の健康被害に関する相談であるとか、実際にそういったことが起こった場合に、損害賠償の手続、そういった形を支援する仕組みがとられておりまして、そういった方で結構相談件数としてはあるというふうに伺っております。 ○委員長湧川朝渉)  花城委員。 ◆委員(花城正樹)  よくわかりました。  県内に4,854人、嘉手納以南3,734人の日本人従業員が勤務しているというような状況の中で、やはり県都の那覇からしっかり、こういう課題があるということも含めて発信をしていくことは非常に有意義だと思いますので頑張っていただきたいなと思います。  以上です。 ○委員長湧川朝渉)  ほかにありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長湧川朝渉)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  当局の皆様、お疲れさまでした。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長湧川朝渉)  再開いたします。  次に、陳情第200号、国民健康保険都道府県単位化に係る意見書採択に関することについてを議題といたします。  根間秀夫健康部参事国民健康保険課長、説明をお願いいたします。 ◎健康部参事国民健康保険課長(根間秀夫)  ハイサイ、おはようございます。国保課長の根間です。  今、お手元のほうに配付をさせていただきました陳情の資料ですが、そのほうで説明をさせていただきます。  失礼しました。その前に陳情のほうでは、陳情の趣旨としては、早めに各市町村に保険料がどうなるかを、今のところはわからないので早くするようにということと、保険料について払えるような形にしてくれと、内容として5点ほど下のほうに陳情内容として記載をされております。この5つについて、全部ではないですが、現在の状況のほうを説明させていただきたいと思います。  1ページ目のほうをお開きください。納付金・標準保険料率、市町村保険料の決定フローという形があります。これは国の厚労省の国保課のほうが全市町村のほうに示して、あらゆるところで説明会で出している資料です。左側のほうが年月のほうですね。その後、次に国があって、都道府県があって、市町村があります。そういった形でのこれからの流れですが、今、一番重要というか、関心事と申しますか、これからですが、左の上から2番目ですが、平成29年夏前、これは実は8月ごろには、今回、国は率のほうを示してきます。これの中にはいろいろ公費、要するに国からの補助金、そういったものも含めたものを出しますよと言ってきていますので、これを踏まえて県のほうがいろいろ計算して市町村のほうに示すというスケジュールになっています。  ですから、8月ごろには第3回目ではあるのですが、こういった算定の基礎となるようなものが出てきますので、それによってこれから進んでいくというのがあります。この陳情の内容の一刻も早くということがありましたが、今現在、進んでいるのは8月ごろに出てきますということを説明させていただいております。  次に、2ページ目ですが、このほうはどう変わるかという概要があります。上から四角に囲っている②ですね。市町村のほうは、ここに書いてありますように、資格の管理、給付、それから保険料率の決定、賦課・徴収、保健事業等、これはこれまでと同じような形で事業は進めていきます。これで大きく変わるのは運営主体ですね。財政的なものが県のほうにいきますということですね。これを下のほうにもう少し詳しくお話しすると、現行が市町村のほうが全て担っていましたが、これから右のほうの改革後というところで、都道府県が財政運営の責任を負うと、この中で○の中にあるのですが、都道府県のほうが市町村に直接給付ですね。各保険者から病院等に支払う給付のほうを全部県が見ますよというふうな形になっていきます。  この2ページの真ん中の下のほうですね。先ほどと同じようなことですが、資格、保険料の決定、こういったものは今までどおり市町村がやりますよと、右の四角のほうで、県のほうはこういったものをしますという形での内容です。  次の3ページですが、これが図ではなくて、表形式な形で都道府県の主な役割と市町村の主な役割が記載されております。この中の4番のほうでも書いてありますように、市町村のほうが税率は決定しますよという形でのこれからの変わりなく、これはやっていきますよということですね。  次に、4ページですが、これまで国は都道府県化に向けてどういった財政支援をしていたかということが書かれていますが、一番上の四角なんですけれども、平成25年7月に改正国保法という形で、これまで四十数年やっていた国保のものを大幅に変えて、市町村から県のほうに主体が動くものですから、それについての財政支援という形で国のほうは決めています。平成27年度から低所得者に強化ということで、日本全国で1,700億円を投入して財政をよくしていこうという形で財政効果をする目的で国のほうから支援がありました。  さらに30年度以降も、書いてあるように、プラス1,700億円を投入して、3,400億円を各保険者、市町村のほうに財政を支援するという形で国のほうは進めていくという形になっておりまして、ちなみに、27年度につきましては、低所得者である沖縄県のほう、特に那覇も低所得者が多いものですから、この拡充のほうを約4億円程度の財政効果はございました。  この陳情の説明としては以上になっております。 ○副委員長(宮城恵美子)  これより質疑に入ります。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  1点だけお聞きしますけれども、この法制度改革によって、市町村の今の職員が県の管轄になったときに、市町村の職員というのは削減されるとか、あるいは過重労働になるというようなことの懸念はないですか。 ○副委員長(宮城恵美子)  根間秀夫健康保険課長。 ◎健康部参事国民健康保険課長(根間秀夫)  今のところ、全くそういった想定はしておりません。今までどおりの税の徴収、ほかのもの、給付のサービス、そういったものは今までと変わりございませんので、特に人員のほうが増える減るということは今のところは考えておりません。 ○副委員長(宮城恵美子)  下地委員。
    ◆委員(下地敏男)  あと1点ですね。国保のレセの職員がおりますけれども、それがそのまま県に移管としたとしても、レセの皆さんというのはそこで勤務ということでちゃんとできているということでよろしいんですか。 ○副委員長(宮城恵美子)  根間課長。 ◎健康部参事国民健康保険課長(根間秀夫)  この分につきましては、まだ今までどおり第一次のレセの点検のほうは国保連合会のほうでやって、我々は二次点検をしております。25名の非常勤を採用して点検しています。これについても広域化になったから、すぐにこれがなくなるかという議論自体もまだないですので、この県移管になったときに、このレセもどうなるかということがまだ議論にも上がっていませんので、現在のところ、これがすぐ採用しないという話は全く出ておりません。 ○副委員長(宮城恵美子)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  陳情の中で、②のところで、「現在以上に保険料を上げないこと。払える保険料にすること。」というふうにあるんですけれども、過去の経緯からすると、保険料というのはどうなんですか。上がってきているという認識ですか。 ○副委員長(宮城恵美子)  根間課長。 ◎健康部参事国民健康保険課長(根間秀夫)  経緯としては、平成20年に後期高齢者支援の新設に伴って税率の一部を割り振りでやっていたんですけど、それ以降は税率の改定等、限度額のものは国と同じように合わせていますけど、税そのものがこれまでは動いてはいません。これからどうなるかということですが、先ほど言ったように、8月以降に示されますので、その数字がまだ出ていない状況の中で、じゃ来年どうなるかというのは、今のところは計算ができないということですので、上がるか下がるかは今のところは不明ですね。 ○副委員長(宮城恵美子)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  わかりました。  じゃ保険料の決定自体は市町村が行うということは変わらないですね。確認です。 ○副委員長(宮城恵美子)  根間課長。 ◎健康部参事国民健康保険課長(根間秀夫)  保険税率については市町村のほうで議会のほうに諮りまして決めるということは、これは変わりございません。 ○副委員長(宮城恵美子)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  以上です。 ○副委員長(宮城恵美子)  ほかに質疑はございませんか。  金城議員。 ◆委員(金城敏雄)  3点ほど教えてもらいたいのですが、納付金等についてですが、自主的に検討、調査するということで、8月からは率が変わるということを話していましたけれども、これは内定というのかな、率の積算のあり方は国からは示されているということですか。  もう1点は、今、国保が審査手数料とかってあるのも、それは市から国民健康保険連合会のほうにということがあるのですが、これはみんな県のほうに移管されるということなのかなと思うのですが、その辺のことももしわかるのであれば教えてもらいたいですね。  あと1点は、国民健康保険の件で県に移管されるということなんですけど、先ほど人員の問題、レセの担当の問題とかで出てこようかと思いますけど、その辺の考え方もどのように考えているのかを少し教えてもらえませんか。 ○副委員長(宮城恵美子)  根間保険課長。 ◎健康部参事国民健康保険課長(根間秀夫)  まず1点目の率のほうですが、これまで2回試算はございましたが、非常に精度が低くて、この分については最終的な納付金が算定できるまでの数字では全然導くことができなくて、これについては試算をしたとしても全然粗々すぎて、なかなか来年の税に反映されるということまでは至っておりません。これが1つですね。  それとレセにつきましては、国保連合会のほうに、委員がおっしゃったように委託料1点3円ぐらいでしたかね、やっています。これは今のところは変わる予定はございません。  移管のほうについて、県とは4部会のほうでいろいろ部会を設けて話し合っていますが、この中で、先ほどと重複するのですが、レセのほうを那覇市のほうからなくなるという、こういった話については出ていませんので、今のところそのままでいくだろうというふうに考えております。 ○副委員長(宮城恵美子)  金城議員。 ◆委員(金城敏雄)  今、わかりました。先ほどの課長の話では、8月ごろと率の問題のお話がありましたけれども、その辺の調整がまだまだ今からなのかなと、今の率が決まっていないということでしたので、率の問題は大きいかと思いますけれども、その辺のこともしっかりと検討していっていただいて、やっていただきたい。希望します。  審査手数料3円の件についても、レセの手数料かな、3円と、これは国保連合会のほうとは、別に県に移管したからということで、これは県のほうに移管するという、県のするということではないですね。確認をします。 ○副委員長(宮城恵美子)  根間課長。 ◎健康部参事国民健康保険課長(根間秀夫)  すみません、3円というのは粗々で覚えているので。  それとレセについては、全て国保連合会でやることになっていますので、それが県のほうがやるということではないです。それは確認です。 ○副委員長(宮城恵美子)  金城議員。 ◆委員(金城敏雄)  わかりました。  以上です。 ○副委員長(宮城恵美子)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○副委員長(宮城恵美子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  当局の皆様、お疲れさまでした。  では、休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○副委員長(宮城恵美子)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  意見等はございませんか。  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  これは陳情に関する部分は、後で採択云々の。 ◎議事管理課主幹(比嘉昭夫)  取り扱いのほうでですね。 ◆委員(糸数昌洋)  取り扱いでやるよね。 ◎議事管理課主幹(比嘉昭夫)  はい。この3件に関して何か意見があればということで議員間討議です。 ◆委員(糸数昌洋)  虎頭公園のところは、利害の対立する双方の陳情人がいて非常に判断が難しいところだと思うんだけど、陳情者同士で1回話し合いをやってほしいなと思ったりしますね。やはりそこで残してほしいという、ただ物理的に実際にこの陶板が大丈夫かというところはできれば急ぎ調査はしっかりやってほしいと思うんだけども、県の調整が済んで、ここなら移管はいいですよとなったときに、それから陶板の調査をするのはちょっとまた違う話になるのかなと思うんだけど。 ○副委員長(宮城恵美子)  花城委員。 ◆委員(花城正樹)  今の糸数委員がおっしゃったテーブルの設置については私も賛同するところであります。というのは、審査の中で、金城委員からもあったんですけど、対案というんでしょうか、そういったものもある中で、どういうふうなものが双方にとっていいのかということが、やはり行政、中立的な立場で対応ができるのではないかというふうに思うので、そのテーブルの設置については賛同いたします。 ○副委員長(宮城恵美子)  ほかに意見はございませんか。  金城委員。 ◆委員(金城敏雄)  今の佐藤惣之助さんの碑の件についてではないのですが、陳情で上がっている虎瀬公園、虎頭公園の件なんですが、これはぜひ早めに、公園が整備されるのが31年に大きな公園になります。その中で、しっかりとした虎頭公園に名称変更というのかな、歴史にあるものを虎瀬に変えたということではなくて、虎頭公園にということで、これはまた佐藤惣之助さんの碑とは別なので、それも早めに調整をしていただきたいという、私の要望を申し上げておきます。一委員として。 ○副委員長(宮城恵美子)  今、虎瀬の名称については早めにとおっしゃって、今まで出ている陳情が2つに割れている、そこについてテーブル設定をしたらどうかという2人の意見ですが、ほかにどういうふうに。  屋良栄作委員。 ◆委員(屋良栄作)  名称については、個人的には虎瀬でいいと思うんですけれども、これは一旦決まったのをまた変えるのは難しいんですよ。ですから、しかるべきステップを踏んで、プロセスを踏んでやるべきじゃないかなと思います。 ○委員長湧川朝渉)  ほかにありませんか。 ◆委員(糸数昌洋)  もう取り扱いに入っていったほうがいいんじゃないかな。 ○委員長湧川朝渉)  では、取り扱いに入りますか。いいですか。  では、議員間討議はこの程度にとどめて、終わりたいと。議員間討議は終了いたします。  休憩いたします。
    委員長湧川朝渉)  再開いたします。  次に、陳情の取り扱いについてを議題といたします。  本日、審査した陳情3件を含め、現在、本委員会において継続審査となっている陳情の取り扱いについて協議したいと思います。  まず本件の3件からやって、継続を引き続きやるという格好をとりたいと思いますので、よろしいですか。                  (「はい」と言う者あり) ○委員長湧川朝渉)  まず、きょうの3件について、それぞれどうぞ意見を出してください。 ◆委員(下地敏男)  駐留軍特措法は採択して、今それですよね、話は。 ○委員長湧川朝渉)  いいですよ。そのとおりですよ。 ◆委員(下地敏男)  虎瀬、虎頭ですか、虎瀬公園については継続で私はよろしいと思っています。 ○委員長湧川朝渉)  どうぞそれぞれ意見を出してください。 ◆委員(糸数昌洋)  3件の中では、駐留軍の関係は採択していいのかなと思いますね。  あとはやはり継続じゃないと厳しいんじゃないかな。 ○委員長湧川朝渉)  中村委員、どうぞ。 ◆委員(中村圭介)  確認なんですけど、今回判断しないと任期が切れてしまうということですか。 ○委員長湧川朝渉)  はい、そうです。 ◆委員(中村圭介)  駐留軍に関しては今回で採択すべきだと思います。 ○委員長湧川朝渉)  金城委員。 ◆委員(金城敏雄)  私もこの駐留軍については採択で、これは公園の名称とかこういう佐藤惣之助さんについては継続というような形でもいいかな。  国民健康保険でも継続と。 ○委員長湧川朝渉)  屋良委員。 ◆委員(屋良栄作)  花城さんから。 ○委員長湧川朝渉)  花城委員。 ◆委員(花城正樹)  1つ、ちょっと手法についてなんですけど、例えば虎瀬公園のものについては、名称変更と詩碑のものの場所の移動についてという、この2本の柱だと思うんですね。これは例えば1つの柱を一部採択することが可能なのか。 ○委員長湧川朝渉)  可能ですよ。 ◆委員(花城正樹)  名称変更については、私は当局も調査研究を重ねながら、とりわけ地域住民に親しまれるというようなことでやっていくというようなお話もあったので、一部採択してもいいのかなというふうに個人的に思っております。  駐留軍のものについては、やはり大きな数の中で、那覇500弱の方々が路頭に迷わないような対応ということを県都那覇から発信していくことということは有意義だと思うので、ぜひ採択をしていただきたいなと思います。  以上です。 ○委員長湧川朝渉)  平良委員。 ◆委員(平良仁一)  私も1番目の194号は、これは継続にしたほうがいいと思いますね。  2、3は、僕は採択してもいいんじゃないかなという思いを持っております。 ○委員長湧川朝渉)  宮城委員。 ○副委員長(宮城恵美子)  私も駐留軍のほうは採択したほうがいいんじゃないかと思いますね。  1の虎瀬は、移転の問題、仮に継続しないと簡単には結論は出ないかなという感じですね。  最後のほうも継続かと思います。  以上です。 ○委員長湧川朝渉)  屋良委員。 ◆委員(屋良栄作)  この3つについては、花城委員がおっしゃったことと同じです。  それから継続云々という、これは残すの? ◎議事管理課主幹(比嘉昭夫)  はい、残します。 ◆委員(屋良栄作)  すみません。  3つの件については、先ほど花城委員が話したとおり、同じです。  ただこれは継続するかという話になっているんですけど、そうじゃなかったような、これまでの経験上は継続しなかったような気がするんですね。要は定例会で今回、6月定例会で継続する、要は議会としての判断、8月3日まで延ばすのかと、だらだらという話になるので、多分、継続をしないということになって審議未了で終わらせていたような気がしますけれども、それともだらだら延ばして自然消滅させるというのが、経験はあまりないものだから、そういう話もちょっとしたいなと思います。 ○委員長湧川朝渉)  休憩します。 ○委員長湧川朝渉)  再開します。  糸数委員。 ◆委員(糸数昌洋)  名称の件ですけど、私も一部採択でいいのかなとは思ったんですが、名称が「虎頭山御殿公園」という、「御殿」というのがついてきますでしょ。だから採択するということは、名称を「虎頭山御殿公園」という名称にという話なので、それは「虎頭山公園」でいいのか、わざわざ「御殿」までつけるのかみたいなところもあるので、これは一部採択にはきついのかなという感じがするんですよ。名称変更そのものは、ぜひ地域の願いを受けて、これは真剣に検討して、できればやってほしいなと。ただその場合に、この文案に御殿公園というところまで具体的に入れてしまっているので、そこはもうちょっと地域の意見をしっかり聞いた上でやったほうがいいのかなという。 ○委員長湧川朝渉)  この程度でよろしいですか。                  (「はい」と言う者あり) ○委員長湧川朝渉)  休憩いたします。 ○委員長湧川朝渉)  再開いたします。  お諮りいたします。  陳情第197号、「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関することについては、質疑を終結し、討論を省略することにご異議はありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長湧川朝渉)  ご異議なしと認め、さよう決しました。  それでは、これより採決を行います。  陳情第197号、「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関することについては、採択すべきものと決することにご異議はありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長湧川朝渉)  ご異議なしと認め、さよう決しました。  ただいま採択すべきものと決定いたしました陳情第197号、「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関することについては、意見書の提出を要望しております。  それでは、意見書案の取り扱いについては、休憩して協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長湧川朝渉)  再開いたします。  意見書の案文については、休憩中に協議したとおりとすることにご異議はありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり)
    委員長湧川朝渉)  異議なしと認め、さよう決しました。  ただいまの意見書については、6月26日の本会議において、正副委員長を提出者として、また本委員会所属の委員が構成者となり、連名の上、議長宛てに提出することにご異議はありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長湧川朝渉)  異議なしと認め、さよう決しました。  休憩いたします。 ○委員長湧川朝渉)  再開いたします。  お手元に継続審査中の陳情一覧表を配付しております。これも今回、事務局をして大変工夫していただいて、当局に対して対応を求める内容の陳情については、現在の当局の対応状況を記載しておりますので、審査の参考にしてください。  皆さん、横になっているものを見ていますか。  見ていただく中で、その中で、きょうの委員会に入る前に複数の委員から、出ている陳情第56号なんですけれども、これに関連するもので泡盛に関するものがあるのですが、これについては、特段の取り扱いが必要じゃないかという意見もありましたので、私のほうでこんなものを準備しましたけれども、事務方と相談して、ちょっと配らせましょうね。                     (資料配付) ○委員長湧川朝渉)  これは今度4年の任期がすぎて、それぞれ選挙になります。新しい議員のもとで、新しい委員会のもとで議論されるんですが、これについては、こういう手法があるということで事務局から少し技術的な指導を受けまして、これは拘束力はありません。拘束力はないですよ。こういったことになったのでぜひ配慮してほしいという程度です。何もメッセージなしで、ほかの陳情と同じですね。継続にして自然的なものにしないで、これについてはこういったそれぞれの意見があったと。 ◆委員(糸数昌洋)  これは乾杯条例賛成とか反対という次元よりも、この厚生経済常任委員会で採択して、本会議でも採択されたという経緯がある中で、結局、条例への制定に向けて全く動いていなかったということもありますので、これは誠実な対応としていいんじゃないでしょうか。申し送りをして、次の委員会で議論をしていただくと。 ◆委員(屋良栄作)  これは「提案できるように」までは含まなくていいんじゃない?「協議を進めてほしい」というのでいいんじゃない?わからないけど。 ◆委員(糸数昌洋)  そうですね。 ◆委員(屋良栄作)  これは形が変わってもいいと思うんですよね。飲酒運転をどうにかせいというのを出すべきね。 ○委員長湧川朝渉)  屋良委員、どうですか。一番の下の段ですね。  乾杯条例(案)が協議できるように、「提案」という言葉を省いて。 ◆委員(屋良栄作)  誠実にやはり協議しないと。  これはちょっと知恵を出さないとできないと思うんだよね。やるとしても。 ◆委員(中村圭介)  「諸事情によって提案するに至っていない」というのがあるんですけど、この議論の中でいろいろ資料を出したりとかはしているので、そういったのは全部残ってやるんですよね。 ◎議事管理課主幹(比嘉昭夫)  そうですね。 ◆委員(中村圭介)  これも合わせて申し送りにしたらどうですかね。 ◎議事管理課主幹(比嘉昭夫)  議事録とかがありますので、そのときに、ある程度案も何点か出されていたんですよ。見たらですね。だからそれは途中でいろいろ結局、至らなかったということだと思いますので。 ○委員長湧川朝渉)  拘束力はないんですけども、選挙を勝ち上がって厚生経済常任委員会になる、いきなり議運に諮られるのかもしれませんし、わからないですけれども、とにかく新しい議会に委ねたいという思いで、こういうふうな文書として残すということでよろしいですか。                  (「はい」と言う者あり) ○委員長湧川朝渉)  下の内容については屋良委員から指摘がありました。「提案できるように」というところは省いて、またつくり直しますので。  休憩いたします。 ○委員長湧川朝渉)  再開いたします。  陳情第56号、琉球泡盛文化の継承、発展、普及などにかかわる琉球泡盛乾杯条例の制定について。当該陳情については、本委員会において審査を進めたところ、平成26年9月22日の委員会において全会一致で採択し、同年9月30日の9月定例会本会議において採択された。しかしながら、本委員会においては、当該陳情の採択を受け、陳情が求める琉球泡盛乾杯条例(案)の制定に向けて協議を始めたものの、諸事情により琉球泡盛乾杯条例(案)を提案するには至っていない。そのため、陳情内容の実現に向けて、改選後の本委員会において引き続き琉球泡盛乾杯条例(案)の。 ◆委員(糸数昌洋)  「陳情内容の実現に向けて」というのは、またちょっと違うかもしれないね。 ○委員長湧川朝渉)  上ね、上ね。  じゃもう1回。 ◆委員(糸数昌洋)  本陳情については、改選後の本委員会において引き続き云々として。「内容の実現に向けて」となっちゃうとね。そのことが前提になってしまう。 ○委員長湧川朝渉)  訂正しましょうね。下2段からですね。  至っていないにして。陳情。 ◆委員(糸数昌洋)  「そのため、当該陳情については」でいいんじゃないですか。 ○委員長湧川朝渉)  そのため、当該陳情については、改選後の本委員会において引き続き琉球泡盛乾杯条例(案)の協議を進めることについて申し送りをする。  それでよろしいですか。 ◆委員(糸数昌洋)  日本語がおかしくなければ。 ○委員長湧川朝渉)  では、そういった内容で申し送りをしましょうね。                  (「はい」と言う者あり) ○委員長湧川朝渉)  休憩いたします。 ○委員長湧川朝渉)  再開いたします。  休憩中に協議いたしましたとおり、陳情第3号、陳情第12号、陳情第19号、陳情第22号、陳情第39号、陳情第42号、陳情第45号、陳情第46号、陳情第55号、陳情第58号、陳情第72号、陳情第73号、陳情第82号、陳情第87号、陳情第91号、陳情第97号、陳情第113号、陳情第126号、陳情第128号、陳情第142号、陳情第144号、陳情第174号、陳情第180号、陳情第194号、陳情第200号、以上、25件の陳情については、今後とも十分に審査をする必要があるため、継続審査とすることにご異議はありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長湧川朝渉)  ご異議なしと認め、さよう決しました。  休憩いたします。 ○委員長湧川朝渉)  再開いたします。  次に、閉会中継続審査申し出についてを議題といたします。  お手元に閉会中継続審査申出書(案)を配付しておりますので、休憩をして協議したいと思います。 ○委員長湧川朝渉)  再開いたします。  閉会中継続審査申出書につきましては、休憩中に協議いたしましたとおりとし、議長宛てに提出することにご異議はありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長湧川朝渉)  ご異議なしと認め、さよう決しました。  次に、第9回議会報告会における市民意見、要望などの取り扱いについてを議題といたします。  去る5月16日開催の議会報告会における市民意見や要望などについて、議会改革推進会議で確認の上、4常任委員会に絞り振り分けられております。本委員会にかかわる市民意見、要望などはお手元に配付しているとおり取りまとめておりますので、その取り扱いについて、休憩して協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長湧川朝渉)  再開いたします。  本委員会にかかわる市民意見、要望などについては、休憩中に協議したとおりとすることにご異議はありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長湧川朝渉)  異議なしと認め、そのように決しました。  お知らせいたします。来週6月21日・水曜日は、予算決算常任委員会が開催され、補正予算、議案などに対する総括質疑が行われます。その発言通告の提出期限が来週19日・月曜日、午後2時までとなっておりますので、ご協力のほどお願いいたします。  以上をもちまして、今定例会における厚生経済常任委員会及び分科会の日程は全て終了いたしました。委員の皆様、お疲れさまでございました。                             (午前11時44分 閉会) ───────────────────────────────────────
     那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   平成29年(2017年)6月16日    厚生経済常任委員長 湧 川 朝 渉...