那覇市議会 2017-03-08
平成 29年(2017年) 3月 8日建設常任委員会(建設分科会)−03月08日-01号
2 議員間討議
───────────────────────────────────────
●出席委員
委 員 長 喜舎場 盛 三 副委員長 上 原 快 佐
委 員 桑 江 豊 委 員 瀬 長 清
委 員 久 高 友 弘 委 員 渡久地 政 作
委 員 知 念 博 委 員 古 堅 茂 治
───────────────────────────────────────
●説明のため出席した者の職、氏名
上江洲 喜 紀
建設管理部部長
島 袋 朝 則
建設管理部副部長
仲 間 好 彦
建設管理部道路建設課長
辺野喜 英 之
建設管理部道路建設課担当副参事
玉那覇 有 栄
建設管理部道路建設課副参事
知 花 修
建設管理部花とみどり課長
崎 山 順 治
建設管理部花とみどり課副参事
比 嘉 世 顕
建設管理部道路管理課長
中 本 徹
建設管理部道路管理課担当副参事
上 原 克
建設管理部公園管理課長
───────────────────────────────────────
●職務のため出席した事務局職員の職、氏名
石 原 昌 弘
調査法制課長
島ノ江 貴 之
議事管理課主査
島 袋 真左樹
調査法制課主幹
───────────────────────────────────────
(午前10時 開会)
【
予算決算常任委員会建設分科会】
○委員長(喜舎場盛三)
おはようございます。
委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。
委員会定数10人中、出席8人となっております。
以上、ご報告申し上げます。
それでは定足数に達しておりますので、ただいまから
建設委員会を開会いたします。
審査に入る前にご報告いたします。
お手元のほうに、第4次那覇市総合計画の総括がありますけれども、第4次那覇市総合計画の総括の提言をまとめ、第5次総合計画案に反映させていくために、企画調整課より「第4次総合計画の成果と課題」、また、「なはしのみらいを考える資料〜第5次
総合計画策定のための基礎資料」等の資料提供がありましたので、お手元に配付しておきました。
今回、配付いたしました資料をもとに本委員会で
所管事務調査を行い、4次総計に対する課題と要望をまとめ、4月上旬までに
総務委員会へ提出することになります。
また、各委員会でのまとめ方については、追ってご連絡をいただくことになっております。
委員各位のご協力のほどよろしくお願いいたします。
それでは初めに、
久高友弘議員から提案があるとのことでございます。
久高友弘議員。
◆委員(久高友弘)
実は先週3月1日、陳情を審査したときに、那覇市上下水道局の
お客様センター委託業務プロポーザルのやり直し等に関することについてという陳情の中で、昨年11月に
上下水道事業管理者及び職員から、県外出張について確認をいたしました。
このときには副部長です、局と連絡を取っていただいて、確認をして問題ないというようなことにはなっていたのですが、一応持ち帰って検討した結果、やはり疑義があるということがありまして、
建設委員会として、関係書類、要するに
旅行命令簿等の提出を求めることを提案をさせていただきたいと思います。
○委員長(喜舎場盛三)
はい、わかりました。
それでは、ただいまから久高委員から、陳情第195号、那覇市
上下水道局お客様センター委託業務プロポーザルのやり直し等に関することについての審査に関係して、昨年11月の
上下水道事業管理者及び職員の県外出張について、旅行名簿などの関係書類の資料要求がございました。
お諮りいたします。
委員会として要求することに、ご異議はございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(喜舎場盛三)
ご異議なしと認め、さよう決しました。
◆委員(久高友弘)
はい、ありがとうございます。
○委員長(喜舎場盛三)
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入室)
○委員長(喜舎場盛三)
再開いたします。
それでは、
予算決算常任委員会建設分科会の議案審査を行います。
まず初めに、議案第22号、平成29年度那覇市
一般会計予算中、
道路建設課関係分についてを議題といたします。
仲間好彦道路建設課長、説明をよろしくお願いいたします。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
それでは、議案第22号、平成29年度那覇市
一般会計予算中、
道路建設課分について、事前に配付しております、こちらの資料で説明をすることにしたいと思います。
まず1ページ目のほうをお願いいたします。主なものについて説明したいと思います。
まず、第11
款交通安全特別交付金、
安全対策特別交付金、予算額が5,000万円、これは交通反則金を原資として、
地方公共団体が単独事業で行う
道路交通安全施設の設置に充てる、費用に充てるものであります。総務省所管の交付金であります。
次に、第14
款国庫支出金1億9,418万4,000円、これは鳥堀12号など道路整備を行うものであり、その内訳は右枠に記載してありますとおり、防衛省所管と国交省所管の2つの交付金であります。
補助率は、それぞれ10分の10と、10分の8となっております。
次に、第15款県支出金02節
都市計画費補助金22億8,978万6,000円、これは石嶺線や真和志線、
小禄赤嶺線などの
都市計画街路の整備を行う
街路事業費と、
モノレール延長事業を行う右枠に記載されております
沖縄振興公共投資交付金であります。補助率はともに、10分の8となっております。
次に、第21款市債01節
道路橋りょう費、予算額4,000万円、これは鳥堀12号などの整備事業や
交流オアシス整備事業など、
一括交付金事業の一般財源に充当する右枠に記載されております、2つの市債であります。起債充当率は90%と100%となっております。
次に、同じく市債の02節都市計画債、予算額が5億1,450万円、これは石嶺線などの街路事業、
モノレール延長事業の一般財源分に充当する右枠記載の2つの市債であります。起債充当率は、ともに90%となっております。
歳入の合計額は全部で30億8,847万円、前年度と比較し16億3,394万1,000円の減額となっております。
次に、2ページ目をお願いいたします。歳出について主なものを説明いたします。
まず、上から2枠目、第8款土木費の02目
道路維持費ですが5,687万円、これは認定道路の維持補修に充てるための事業費であります。松山7号や、泊36号、前島42号等の車止めなどの整備工事を予定しております。
次に、第8款土木費03目
道路新設改良費2億4,685万、これは右枠に記載しております、4つの事業の事業費であります。
松城中学校東側線や、久茂地泊線などの整備を行う事業02番
道路新設改良事業、
社会資本交付金、それから事業03
交流オアシス整備事業など、
沖縄振興特別推進交付金などが主なものとなっております。昨年に比較して、ちょっと減額が大きくなっております。
鳥堀12号の進捗や久美橋の進捗など、
歴史散歩道整備事業などの配分減などによって、昨年に比較して減額はちょっと大きくなっております。
次に、第8款土木費04目
交通安全施設整備費、先ほど説明いたしましたとおり、認定どおりに行う道路の
維持整備事業に充てるための事業費であります。
3ページ目をお願いいたします。
第8款土木費第03目
街路事業費、28億7,
216万2,000円、これは右枠記載の事業の事業費であります。
05事業の石嶺線や真和志線、それから
小禄赤嶺線など、全部で9つ路線の整備及び実施設計を行う、
街路整備事業費と
沖縄都市モノレール延長事業に充てる事業が主なものとなっております。
以上、歳出の合計は4ページ目のほうに記載してありますが、32億8,416万9,000円、前年度比18億3,808万円の減額となっております。
歳出の主な要因は、
沖縄振興公共投資交付金、各
ハード交付金が減額されたことによるものであります。
次に、
債務負担行為について説明いたします。
まず、1件目の
債務負担行為は、
沖縄都市モノレール延長事業の平成29年度に行う
モノレール石嶺線の東西の自由通路の工事の建設工事に伴うものであります。自由通路の建設工事が2年近く要しますので、年度を越えることが明白となっております。限度額12億1,700万とする
債務負担行為を行い、適正工期を確保し、事業の進捗を図るものであります。
2件目の
債務負担行為、
土木積算システム保守管理業務委託についてですが、現在、工場の積算を行う際に、平成27年度から平成32年度までの5年間で
債務負担行為を行っておりますが、これまでは年間2回であった沖縄県の単価の公表、単価の公表に伴って、この単価の入れかえなどの保守管理を行いますが、その回数が年間4回となったことから、これまでの
債務負担行為額では、ちょっと不足するということがわかりましたので、新たに不足分3万7,000円について、
債務負担行為を行うものであります。
道路建設課関係分の説明は以上です。ご審議よろしくお願いいたします。
○委員長(喜舎場盛三)
それではこれより質疑に入ります。
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
説明ありがとうございました。
歳出2ページの08款土木費、15節工事請負費の中に02
事業道路新設改良事業、
社会資本交付金1億9,525万円ですけれども、これは
政策説明資料を見ますと、鳥堀12号ほか5路線の設計及び工事というふうに書かれていますけれども、できれば具体的に図で示してもらうことはできませんか。
どこどこを工事をするんだということを、何か持っていない?
○委員長(喜舎場盛三)
今、持っていますか。
◆委員(桑江豊)
そういうの、準備しておいてよ。
○委員長(喜舎場盛三)
休憩いたします。
○委員長(喜舎場盛三)
再開いたします。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
ちょっと前を失礼いたします。鳥堀12号ですので。
○委員長(喜舎場盛三)
仲間課長。
◆委員(桑江豊)
ペンで示したら。鳥堀12号。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
鳥堀12号が、ちょうどこの位置です。
◆委員(桑江豊)
この赤いのは県道でしょう。市道?
◎
道路建設課長(仲間好彦)
これは都市計画図で。
◆委員(久高友弘)
小さくて見えないな。わからないな。
◆委員(桑江豊)
いいよ、じゃもう、あとで
資料ちょうだい。新しくどの感じというところで。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
こういった資料で。
○委員長(喜舎場盛三)
資料をいただければ。
◆委員(久高友弘)
これをみんなに渡したらいいよ、あとでコピーして。
◆委員(桑江豊)
これみんな書かれているの、新しく工事するところは。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
はい、書いています。
◆委員(
渡久地政作)
だったら水曜日に渡したらいいさ、みんなに。
◆委員(久高友弘)
そうそう、コピーしてみんなに見せて。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
はい。
◆委員(桑江豊)
その間に、ほかの課に聞いておくよ。
○委員長(喜舎場盛三)
休憩いたします。
○委員長(喜舎場盛三)
再開いたします。
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
特に鳥堀12号については、これはもう何年かやっている形で、その進捗が今のところどうなのか。いつごろまでには鳥堀12号というのは、終わるのかという流れを。
○委員長(喜舎場盛三)
仲間課長。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
鳥堀12号の完了予定は、平成29年度の12月ごろを予定しております。
進捗率としては、
事業費ベースでは97%になっております。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
ありがとうございます。
あと5路線については、あとで確認をさせていただきたいと思います。
03事業の
交流オアシス整備事業ですが、これも前年度8,300万が29年度に2,500万と、
ハード交付金がぐっと落ちている。
せんだっての補正でも結局、地権者との合意がうまくいかなくて断念したような話がありましたけれども、この
オアシス事業、現在どれだけできていて、29年度どこまで進んで、この事業はいつまで続くのか。こちら辺の説明をお願いしたいと。
本当は、これも図があれば非常にわかりやすいと思うんですけど、今までやったものと、今からやるものと。
○委員長(喜舎場盛三)
仲間課長。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
この
交流オアシス整備事業で、今、事業完了しているのが2カ所ございます。
金城町の石畳の一番下の入り口部分、小禄病院前の1カ所、この2カ所が完成しておりまして、今年度事業として今やっているのが、ちょうど壺屋のやちむん通りの入り口、この部分、ニシムイ、儀保のほうになるんですが、今現在ニシムイのほうは、ほぼ完成したような状態です。
平成29年度は、崇元寺の石門付近の空き地についてやっていこうと思っております。
平成32年度まで、整備をやっていきたいというふうに考えております。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
現在、4カ所がほぼ完成で、29年度に1カ所で、32年度までにあと何カ所予定されているのですか。
○委員長(喜舎場盛三)
仲間課長。
◆委員(桑江豊)
聞かれそうな想定するような資料は、準備しておいたほうがいいよ。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
はい。32年度までに今説明した6カ所以外に、4カ所は整備していきたいと思っています。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
6カ所以外に4カ所ということは、全部10カ所ということですか。
○委員長(喜舎場盛三)
仲間課長。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
はい、そうです。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
そちら辺はまた、せんだっての補正であったような、地権者との合意が必要かと思いますので、そちら辺の見通しはどうなんですか。
○委員長(喜舎場盛三)
仲間課長。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
今、挙げた箇所については、用地購入は完了しております。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
はい、わかりました。この事業も大事な事業です。頑張ってください。
もう1つ、04事業で金額は小さいのですが、単独の100万円の
道路新設改良事業で、小禄88、
政策説明資料によると、小禄88号ほか1路線というのがあるのですが、これをちょっと説明していただけませんか。小禄88号というのがよくわからなくて。
何で
社会資本交付金じゃなくて、これが単独なのかという理由も含めてお願いします。
あのさ、事業提案したんだから、大体想定されるものは準備しておかないと。
委員長、注意したほうがいいですよ。
○委員長(喜舎場盛三)
休憩いたします。
○委員長(喜舎場盛三)
再開いたします。
仲間課長。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
小禄88号の整備は補助金でやっていくのですが、それに取りつけられている道路、私道が段差が生じますので、その付近の補修工事を補助ではできないので、単費のほうでやっていくと。
◆委員(桑江豊)
小禄88号というのが、場所がどこかわからないわけさ。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
場所はですね。
○委員長(喜舎場盛三)
さっきの大きな図がありましたよね、地図が。あれでぱっと。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
すみません、今配付している図面のほうに、小禄88号は青で路線が下のほうに書かれていると思います。
◆委員(久高友弘)
小さすぎてわからない。
○委員長(喜舎場盛三)
休憩いたします。
○委員長(喜舎場盛三)
再開いたします。
仲間課長。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
道路新設改良事業(単独)のほうは、こういった補助で行う工事に伴って、その工事区域外から私道がいくらか接しています。それのすり付け作業については補助が使えませんので、それは単費で行っていくということで、今回これに計上してあります。
それ以外にも、この単独事業で交通量の調査も行っていこうと考えておりまして、ほか1路線というのが交通量の調査になっています。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
はい、ありがとうございます。
小禄88号、新しくこの私道から那覇市道になるというところで、私もいろいろ市民相談があって、この段差があって、どうなるのかと市民相談もあって、そちら辺は事前に相談したときには、市でやりますよと話もありましたけど、おそらくそちら辺の工事かなということは理解できました。
ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。以上です。
○委員長(喜舎場盛三)
ほかに質疑はございませんか。
久高委員。
◆委員(久高友弘)
直接今の予算と関係ないんだけど、鳥堀12号がもう97%完成していると。それで鳥堀12号線のあとの工事として、幹部と部長がいらっしゃるときに、大角座から南風原に通り抜ける道、12号の次はこれやりますと約束をさせてあるんだよ。議会でもやっていただいている。この委員会でも確認をされている。
部長はあれかな、引き継ぎがあったかな。
○委員長(喜舎場盛三)
休憩いたします。
○委員長(喜舎場盛三)
再開いたします。
久高委員。
◆委員(久高友弘)
これは直接、今議会の予算とは関係ないんだけれども、やはり道路計画として、当然皆さん方は将来的な展望もなくちゃいかんと思っている。
その中で、今、昔から問題になっている大角座からのこの下り坂、非常に坂が急で非常に困っている場所、そして歩道もない場所。
しかし、あの辺に、近くに民家がどんどんできていっている、団地もできている、そういう中で、あの地域の人たちの悩みは深刻なんですよ。ただしかし、諦めも非常にあるようなところ、場所が難しいところだから。
それを何年か前から、提案をして議会でも取り上げさせてもらって、早目にやってもらいたいという話をしたら、12号が完成したらすぐやりますという話を聞いているんです。もう97%まできている。もうそろそろ計画してもいい時期にきているものだから、あえて新部長が来られて、当初で確認をしておきたいと思うのですが、大角座の整備の件について、部長の考え方をお聞かせください。
○委員長(喜舎場盛三)
上江洲喜紀建設管理部長。
◎
建設管理部長(上江洲喜紀)
ただいまのご質問にお答えします。
今議員がおっしゃっていました路線については、鳥堀南線になっているかと思いますけれども、それにつきましては、これまでの経緯もございますし、また事業課のほうでも事業化に向けて今作業を進めておりまして、これを作業するために歩道とかも必要になりますので、それに向けての作業に入っておりまして、予定では31年度ぐらいからできないかなと。
◆委員(久高友弘)
三十何年?
◎
建設管理部長(上江洲喜紀)
31年度です。31年から設計ができないかということで、そのためには補助の採択とかが必要になってきますので、そういった作業をこれから進めていくということでございます。
○委員長(喜舎場盛三)
よろしいですか。
ほかに質疑はございませんか。
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
休憩で。
○委員長(喜舎場盛三)
休憩いたします。
○委員長(喜舎場盛三)
再開いたします。
仲間課長。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
まず鳥堀12号、それから
松城中学校東側線、久茂地泊線、小禄88号、久茂地9号、久茂地7号、以上、全部で6路線になります。
○委員長(喜舎場盛三)
ほかに質疑はございませんか。
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
街路整備事業で城東城北線があります。今、もう用地買収が始まっているのか、そこら辺の状況を何年度まで終える予定か、そのスケジュールも含めて状況を教えてください。
○委員長(喜舎場盛三)
仲間課長。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
補償交渉、全部で3件の契約はいただいております。
事業年度といたしましては、平成。
◆委員(古堅茂治)
モノレール開通までじゃないか。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
現在の予定では、平成32年度までということになっております。
○委員長(喜舎場盛三)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
モノレールが開業した場合に、その近くに交通広場もできるという意味で、地元住民もその道路の拡幅を願っていますので、ぜひ計画を進めてほしいと。
もう1点、直接予算とは関係ないのですが、
石嶺福祉センター線で街灯が切れていて、それを皆さんに指摘したら、適切にすぐ機敏に対応してもらって地域住民も喜んでいました。
処理というのかな、半数近くの街灯が切れていたという状況があって、それを皆さん、業者の方と調整されてすぐできたということがあるんだけど、これで終わったのかどうか、今後の処理の仕方を含めて報告願えますか。
○委員長(喜舎場盛三)
仲間課長。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
現在は、製品等がまだ完全に入っていなくて、仮のブレーカーとか、そういうのをつけた状態になっておりまして、まだ最終的に完成したという状態ではありません。
ブレーカーが、製品が完全に納入された段階で完成ということになりまして、その段階で今度は
道路管理課のほうに引き継ぐことになっております。
○委員長(喜舎場盛三)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
適正にいい仕事していますので、頑張ってください。
終わります。
○委員長(喜舎場盛三)
渡久地委員。
◆委員(
渡久地政作)
今も街路事業のお話がありましたけれども、皆さんの予算の中で、街路事業、予算の1ページです。
都市計画費の補助金という部分で、昨年より11億という大変大幅な減となっておりまして、それの影響というものがどうなるのかと、これは道路事業という
街路事業関係で、皆さんから先ほど絵もありましたけれども、その部分で皆さんが想定される影響はどのようなものがありますか。
○委員長(喜舎場盛三)
仲間課長。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
減額になったことによって、どうしても街路事業の進捗には、影響は出るものというふうに考えております。
具体的には、例えば、予定していた補償契約の予算が足りなくて、補償契約がおくれるとかです。
そういった補償、用地買収に時間がかかってしまうということになるのではないかというふうに考えております。
○委員長(喜舎場盛三)
渡久地委員。
◆委員(
渡久地政作)
この中にあります真和志線なども、
沖縄工業高校とか、そういったところの地域であり、またこの道路というのは用地取得とかも進んできてはいるのだけれども、皆様ご存じのように、小学校区もある。また高校も自転車などで通学する子たちもいるということで、歩道がないので大変危険な地域で、バスも走っていますので大変急がれる場所だというふうに地域の方たちの声もあるのですが、こちらのほうも今おっしゃるように用地取得とか、補償うんぬんかんぬんというのでおくれが出るという形になれば、スケジュール的にどれぐらいおくれが見込まれるのですか。
この辺はまだ、これから進捗の流れであると思うのですけれども、その辺を今わかる範囲で教えてもらえますか。
○委員長(喜舎場盛三)
仲間課長。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
今後、どれぐらいの予算がついてくるかで変わるのかなと思います。
少なくとも平成29年度に予定していたものについては、半分程度ぐらいしかできないのかなと考えておりまして、ちょっと事業期間としては、まだどれぐらいの影響が出るのかというのは、まだちょっと把握しかねるところであります。
○委員長(喜舎場盛三)
渡久地委員。
◆委員(
渡久地政作)
でも皆さん、ある程度この辺までの何年度までにはできますよという計画というものありますよね。
だからその事業が、予定している事業年度に終われるのか。それとも今のこの予算の内容にしては、どうしても2年、3年おくれるとか、そういう形で先を見通しながら、地域住民の方たちも用地取得はしてもらっているけれども、一向に進まないとなると、やっぱり不安がってくると思うんですよ。その部分の中で、求められたときにどうお答えしていいのかという部分もありますので、その辺が皆さんの中でどういう計画かというのを教えてください。
○委員長(喜舎場盛三)
仲間課長。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
現在の計画で真和志線は、平成35年度までの事業期間を通してあります。
これが予算が減額されることによって、2、3年ぐらいにとどまるのであれば、非常にいいなと思っています。
○委員長(喜舎場盛三)
渡久地委員。
◆委員(
渡久地政作)
以上です。ありがとうございました。
○委員長(喜舎場盛三)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(喜舎場盛三)
ないようでありますので、本件については、この程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(喜舎場盛三)
再開いたします。
次に、花とみどり課分についてを議題といたします。
知花修花とみどり課長、説明をよろしくお願いいたします。
◎花とみどり課長(知花修)
平成29年度、那覇市
一般会計予算(当初)、花とみどり課分につきまして、配付した資料でご説明させていただきます。
ページめくっていただきまして、1ページです。歳入。
主なものについて、ご説明させていただきます。
13款使用料及び手数料、1項5目5節行政財産目的外使用料、こちらの公園予定地についての目的外使用を認めた分についての歳入です。29年度、100万円計上しております。
続きまして14
款国庫支出金、1億2,500万円計上しております。
15款県支出金1億5,150万円計上しております。
対前年比でいきますと3億3,850万円の減額となっております。こちら県からの予算内示に伴いその額分について計上してあります。
次、飛ばしまして、歳出2ページをご覧ください。
歳出です。8款土木費、4項6目公園費、総額で7億4,188万5,000円計上してあります。
主なものについて、ご説明いたします。3ページをご覧ください。
3ページ、12節役務費の分につきまして、平成29年度605万6,000円計上してあります。
対前年比203万9,000円の増額です。こちら手数料ですけれども、土地鑑定手数料、不動産の評価をするにあたりまして、実績で単価と、平成29年度は件数の増を見込んでいまして、それに伴う増額で計上してあります。
続きまして、15節工事費、工事請負費、平成29年度1億6,404万円計上しております。
対前年比、減額となっております。17節の公有財産購入費、22節補償補てん及び賠償金、こちらにつきましても同様に減額です。こちらは県からの予算の内示額に伴う減額で計上してあります。
続きまして、23節償還金利子及び割引料、こちら新都心地区の公園を整備するにあたりまして、地域振興政府公団から借り入れしたものの償還となっております。
期間につきましては、平成14年から平成38年、25年間となっていまして、平成28年、29年度あたりがピークでこの額となっています。
続きまして4ページ、
債務負担行為です。
こちら花とみどり課のほか4課で共同して
債務負担行為を新たに計上しておりますけれども、県の公表単価の回数が2回から4回と増加したことに伴って、増加分の保守管理業務の委託料の増額分を計上してあります。
説明は以上です。よろしくお願いします。
○委員長(喜舎場盛三)
それではこれより質疑に入ります。
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
桜の名所づくり事業というのは歳出で、何節になるの。
事業名が出てこないからわからないんだよな。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員、もう一度、聞こえないです。
◆委員(桑江豊)
政策説明資料の桜の名所づくり事業というのがあるんだけど、これはどこに出てくるの。歳出の何節、15節か。
○委員長(喜舎場盛三)
知花課長。
◎花とみどり課長(知花修)
15節工事請負費に入ります。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
なかなか予算書では、事業名が見えないんだよな。
何かもっとわかりやすいものをやるべきだと思って、
政策説明資料を今見ながら質問するんですけれども、
政策説明資料の16ページに桜の名所づくり事業、平成24年度からの開始で一括交付金使っての事業だということで、27年度、28年度、29年度、100万円ずつ、28年度は寒川緑地に25本植えたというんですけれども、これまでの実績と29年は、どういうふうにやるのかというのをちょっと教えてもらえますか。
○委員長(喜舎場盛三)
知花課長。
◎花とみどり課長(知花修)
最初のちょっと予算書で見えにくいというお話からですけれども、予算書の中では、155ページのほうに、桜名所づくり事業ということで100万円計上させています。こちらの155ページです。
続きまして、これまでの状況ということですけれども、平成25年度から、桜の育成環境の調査というのを始めまして、それに伴いまして、市内で那覇、小禄、首里、真和志、各4の主体のエリアで、2地区から3地区の名所の対象となる事業展開できるという、主体というところ、合計で9カ所選んでいます。
その中で、まず手始めに始めたのが平成25年度から平成29年度までの間で、寒川緑地につきまして、桜の植栽を行っております。
寒川緑地は、平成28年度末で合計で173本の桜を植栽して、平成29年、次年度は14本程度の予算上の予定をしています。これで寒川緑地については完了です。
合計で187本の桜を植栽する予定としております。以上です。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
はい、わかりました。
寒川緑地に187本、植樹はわかりましたけれども、先ほどのお話では9地区に植樹をしていくということですが、寒川以外のあと8カ所というのは、どこどこですか。教えてもらえますか。
○委員長(喜舎場盛三)
知花課長。
◎花とみどり課長(知花修)
那覇地区でいきますと、対象となる展開を予定したいところは、城岳公園、松尾公園、小禄地区でいきますと、高前原公園、さつき公園、首里地区でいきますと末吉公園と寒川緑地、真和志地区でいきますと与儀公園、漫湖公園、大石公園、こちらの合計で9カ所を対象としております。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
わかりました。9カ所、植樹したあとの維持管理まで、花とみどりが面倒を見るということで理解していいんですか。
○委員長(喜舎場盛三)
知花課長。
◎花とみどり課長(知花修)
維持管理は公園管理課のほうに引き継いで、管理課のほうで維持管理をしていく形になります。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
これまでの寒川緑地に植えた桜の生育状況はいかがでしょうか。
公園管理課しかわからないか。
○委員長(喜舎場盛三)
知花課長。
◎花とみどり課長(知花修)
今年は意外と不ぞろいで、あちこちなかなかまとまって咲かない状況があるんですけれども、寒川緑地は、緑地入って入口側で結構咲いていまして、全体的には100本植えていますけど、そのうちの2、3割が満開状態というふうな形で、生育的にはいいんですけれども、なかなかまとまって咲いていない状況にあります。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
どれぐらいの若木を植樹して、何年後ぐらいには咲き始めるのか。
○委員長(喜舎場盛三)
知花課長。
◎花とみどり課長(知花修)
2メートルから3メートルぐらいのものを植樹しまして、28年度に植えたものは、逆にすぐ咲いていました。
28年末に植えたものは、逆にちょっとつぼみも出た、出かけるイメージのものも咲いていました。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
大事な事業、一括交付金がある間までこの事業は続くと理解していいんでしょうか。
◎花とみどり課長(知花修)
すみません、もう一度お願いします。
◆委員(桑江豊)
一括交付金事業ですよね。その事業は一括交付金がある間はずっと続くと、そういう計画でなさっているんでしょうか。
○委員長(喜舎場盛三)
知花課長。
◎花とみどり課長(知花修)
一括交付金の間、ずっと進めたいと思っていますけれども、今の状況で寒川緑地の次の展開、こういったところを財政局も含めて今調整しているところです。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
確かに寒川だけで28年度、29年度までの中で、あと8カ所となるとかなり詰まるんじゃないかなと思いもありますので、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。
もう1つ、新規の事業ですけれども、那覇市緑の基本計画改定事業というのが450万、
政策説明資料の19ページにございます。これも平成13年から29年度までの計画があって、新たにまた長期的目標、おおむね20年と書いてあるのですが、そのための計画をするというふうな説明資料の中にありますけれども、この事業をもう少し詳しく教えていただけませんか。
○委員長(喜舎場盛三)
崎山順治花とみどり課副参事。
◎花とみどり課副参事(崎山順治)
緑の基本計画は都市緑地法に基づきまして、市町村が策定する緑の保全と緑化の推進に関する目標と、その施策について定めるということのマスタープランになっています。
おっしゃるように平成13年度に策定して、目標年度が平成29年度までに那覇市の緑地を28.1%の目標を目指すということだったんですけれども、29年度が目標年次で終わるものですから、それで次の目標設定ということで改定ということになります。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
13年度から29年度までの計画は、順調にこの計画どおりいったと理解していいのですか、皆様方の計画。
○委員長(喜舎場盛三)
崎山副参事。
◎花とみどり課副参事(崎山順治)
順調ではありません。27年度末時点で市域面積に対して20.0%ということで、8.1ポイントまだ足りていないという状況があります。
理由としましては、宅地開発とか、そういった建物等による市街化が進んできたということと、公園とか緑地の整備が思ったように進んでいないということが原因かなと思っています。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
ちょっと理解がよくわからないんですけど、とにかく那覇市の中に緑を増やしていこうという計画だとは思うんですけれども、今から私たちが作成する第5次総合計画にも関連してくるかと思うんですが、そういう中で基本計画、今の答弁ですと、あまり順調にいっていないような話もありましたけれども、そちら辺を踏まえて29年度からの、おおむね20年の計画というのはどのように考えていますか。
○委員長(喜舎場盛三)
崎山副参事。
◎花とみどり課副参事(崎山順治)
まず29年度までのを振り返ってそれをまず評価して、それから目標設定するということです。
いずれにしても、これから委託、コンサルタント、29年に委託してそれに基づいてこれまで振り返ってどうだったかと検証をしながら、また新たな目標設定ということを進めたいと思っております。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
具体的に、今の那覇市のパイというのは決まっている中で、どうやって緑を増やすという、何かイメージとしてよくわからないんですけれども、どんな感じで緑を増やしていくのですか。どこに植えていくとか、そちら辺もちょっと詳しく。
大丈夫、部長でわかる?
○委員長(喜舎場盛三)
上江洲喜紀建設管理部長。
◎
建設管理部長(上江洲喜紀)
先ほど話した緑の計画の中で、一番大きなのはやっぱり公園の整備をして、公園が増えることによって緑が増えていくということがありますし、また大きな開発をするときに緑を増やしていくということを調整をさせていただくと。
先ほどの順調にいっているのは、目標値に対して進捗が少し事業費とかでおくれたので、目標値までは達成はしていないですけれども、一応緑としては、ある程度公園が増えていきますので、緑としては増えていくということになります。
緑の基本計画で次年度、先ほどありましたけれども、もう一度計画をする際に、前回どうだったのか。
今回、改めて29年度現状でどこまできたのかを踏まえて、さらに将来の公園の整備計画も見ながら、将来の目標値を設定していくというふうな考え方になると思います。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
例えば新たにつくる箱物とかの中で、これだけは緑を確保してくれというか、そういう何か義務づけというか、そういうことも考えられるんでしょうか。
○委員長(喜舎場盛三)
上江洲部長。
◎
建設管理部長(上江洲喜紀)
この緑の計画では、義務づけはないんですけれども、例えば地区計画とか、そういったのをかぶせることによって制限が出たりとかしますので、そういったことの調整はさせていただくという形です。
緑の計画そのもの、例えばそういった制限をかけることは難しいです。一応民間に対しては、ご協力とお願いをするという形になります。
実際担保ができるのは、自分たちの事業である公園整備事業というのは、公園を整備することで緑は確保できますので、一番大きな担保になるかと思います。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
これは法律でどうしてもやらなくてはいけないというものなんですか。この計画というのは。
○委員長(喜舎場盛三)
崎山副参事。
◎花とみどり課副参事(崎山順治)
都市緑地法に基づいて定めるのですけれども、法律の中では定めることができる規定となっています。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
だんだん都市化が進む開発が進む中で、那覇市にとっても非常に大事な計画になると思いますので、29年度、新たな事業です。ぜひ、いいものをつくっていただきたいと思います。以上です。
○委員長(喜舎場盛三)
ほかに質疑はございませんか。
久高委員。
◆委員(久高友弘)
関連だけど桜の名所づくり、僕はあなたたちのやり方がまずいとみているんだよ。
9カ所がなんとか、何カ所でもいいんだけど、どういうことかというと、桜の名所づくりをしてどうするんだという計画があるかどうかなんだ。
例えば、現在、与儀公園とか漫湖公園は桜の名所になっているよね。名所としてあなたたちはあれか、あれは名所と言えるか。
中途半端な事業、仕事をしているんだよ、あなたたちは。
どういうことかというと、与儀公園、いつから桜祭りやっているの。何年になるかわかるか。何十年も前から桜祭りをして、あれは那覇市が海外に誇れるぐらいの桜祭りになっているか。どうね、恥ずかしいんじゃないか。与儀公園が桜の名所か。なっている名所か、名所ではないか、どうなんだ。
○委員長(喜舎場盛三)
知花課長。
◎花とみどり課長(知花修)
与儀公園は、我々の今の桜名所づくりの中でも位置づけとしても、既に川沿いはじめ400本程度の桜が植えられていて、那覇市随一の桜の名所として周知されているというふうな評価をしています。
我々の与儀公園に対する今後の取り組みとしては、公園周辺からのアプローチ部分の整備とか、改善とか、あるいは老朽化した桜の植えかえとか、そういったものが想定されるというふうに考えております。
○委員長(喜舎場盛三)
久高委員。
◆委員(久高友弘)
もう少し考えてもらわないと、その話は。
どういうことかというと、400本か何かわからないけどさ、雑木は切って、邪魔な雑木もたくさんあるだろう。
桜を中心でするのであれば、2,000本、3,000本植えて言わず語らずみんなが集まる、那覇市民も外国からの観光客、そういう人たちが自然に集まる、そして堂々と桜祭りができる、桜祭り以外、人が来ないんじゃないか。貧弱な桜祭りをしていて、那覇市が本当は主体になってやるべきなんだよ。しかし、私は貧弱だとみている。八重桜か、名護の名護城、ああいうところに比べたら那覇市は貧弱だよな。力を入れていないということなんだよ。
名所はいくつつくるの。名所というのは、1つ、2つでいいんだよ。9カ所もつくって全部中途半端なつくり方をして、お金があるかどうかわからないが、使うだけ使っておこうという考え方かわからないが、そういうやり方はだめなんだよ。
例えば漫湖公園、漫湖の桜祭り、与儀公園の桜祭り、市民が集まる、子供たちが家族連れで集まる。賑わってあふれるぐらいの人をひきつけるぐらいの魅力がないと名所じゃないんだよ。これは取り組みが非常にまずい。
桜坂に出たよね、議会でも、桜坂を桜の名所にすると。桜坂は桜があるって、どこにあるかわからないよ、誰も。ちゃちなんだよ、やり方が。
雑木なんかは、はっきり言って邪魔になっているのがたくさんある、与儀公園も。雑木を切り払って桜を植えて、本当に桜の名所として自他共に誇れるものをつくっていかないといけない。那覇市民の財産として。
しかし、あなたたちはそういう考え方にちょっと欠けている部分があるよ。桜祭りはやるけど、変な人がいてさ、誰も行くか行かないかわからない。
那覇市からは議長、副議長、古堅議員だはずよ、きっと。副議長として、桜祭りすばらしい、すばらしいと言えるか、あれ。恥ずかしいよ、あんなものでやってはいけないんだ。
だから絞ってたくさん力を入れて、本当に那覇市民みんなが自慢できるような、そういう公園、あるいはそういう名所をぜひつくってもらいたい。
だから400本植えました、たった400本で何になる。4,000本だったらいいよ。あんなちゃちなもの、100本とか20本、30本、50本植えるよりは、1つに植えて、あの雑木を切って。
今、碁を打つ人たちがいるだろう、ああいう人たちの近くまで全部桜を植えて、自然にあの人たちが桜を見て素晴らしいと、碁を打つよりこれがいいなと思いますよ。
そのぐらい思わすぐらいのものじゃなくちゃいけないんだよ。やったやった、やってる、やってるでは、何にもならない。本当だよ、那覇市が力を入れるだけで、観光客が2倍にも3倍にもなる、那覇市も満足する。そういうものがつくれるか、やっていないんだ、あなたたちは。人に任せて、そうだろう。思わないか。みんなそう思っていると思うよ。
こんな9カ所、ちゃちなものつくって、10年かあとにはこの辺はなくなりました。桜は非常に生えにくいから、風があるところでは育ちませんとか言ってなくなっていく可能性も随分あるんだよ。だから与儀公園1番目、都心から近い、みんなが集まる。本当の桜祭りでいったら、みんな我々も行くよ。
ちゃちでどこに桜があるか、ちゃちなああいいうものではなくて、10倍ぐらい植えてごらん。人は必ず集まる。今の100倍集まるよ。自信を持って言える。
桜坂にもつないでいけるような、与儀公園から桜坂の桜もこっちに全部に行って、桜坂まで一緒にやる、観光客もそろってみんなが遊覧する。そういうものをつくってもらいたいと思っているんだ。
この名所づくりが9カ所というのは多すぎる。もっと場所を決めて、名護の名護城の桜祭りはあるけど、あちこちにはないよ。わかる?こういうやり方はだめなんだ。
部長、これをしっかり、俺のほうが間違っているか、あなたたちが間違っているのか、ちゃんと吟味をして、本当に誇れるもの、いいものをつくるんだよ。ちゃちなものをいくらつくったって、誰も来ないよ。それを1つ、提案をしておきたいと思う。
どう、部長、こちらの考え方間違っているかな。
○委員長(喜舎場盛三)
上江洲部長。
◎
建設管理部長(上江洲喜紀)
ただいまの久高議員からございましたように、やっぱり桜の名所は木を植えるだけじゃない、それを利用していただくということは、私どもも同じ思いでございますので、それ以外については、部分的な形ではなくて、やっぱりお客さんが来るようにということもございますので、それに向けて私どもぜひ検討させていただいて、今9カ所もありますけれども、その中で優先順位を決めて、どういう形でできるか少しお時間いただきたい、検討させていただきたいと思います。
与儀公園、それから漫湖公園がありますけれども、与儀公園も先ほど伺いましたけれども、この辺も含めて、やはり議員がおっしゃいましたように、誇れるようなものをつくっていきたいと思っておりますので、今後、頑張っていきたいと思います。
◆委員(久高友弘)
そうしてください。
○委員長(喜舎場盛三)
ほかに質疑はございませんか。
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
皆さんの公園整備事業、資料を見ますと、2億1,200万円の予算がついているということです。
その対象の公園というのは、総合公園ということで理解してよろしいでしょうか。
政策資料の17ページ。
○委員長(喜舎場盛三)
知花課長。
◎花とみどり課長(知花修)
政策資料17ページの公園整備事業は、社会資本整備総合交付金、これは総合公園の事業です。
○委員長(喜舎場盛三)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
総合公園について、皆さんのホームページを見ますと、「都市住民全般の休憩、観賞、散歩、遊戯、運動等、総合的な利用に供することを目的とする」ということが書かれています。
識名公園の進捗状況を教えてもらえますか。
○委員長(喜舎場盛三)
知花課長。
◎花とみどり課長(知花修)
識名公園につきましては、昭和58年から事業スタートしていまして、平成28年度末現在の進捗見込みで、約78%程度となっています。
○委員長(喜舎場盛三)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
78%の事業到達度ということで、今回の一般質問で自民党の粟國議員、共産党の私からもパークゴルフ場の設備、設置を進めたらどうかという提案がありました。
それに対する考え方を教えてもらえますか。
○委員長(喜舎場盛三)
知花課長。
◎花とみどり課長(知花修)
今現在、那覇市民体育館の東側から北に向けての斜面の部分を今造成しています。
本議会でもそういうのがあったと思うんですけれども、そちらの中で多目的広場、あるいはほかの施設についての要望もありますので、そういったものを勘案しながら、斜面のほうをうまく利用して、パークゴルフが設置できないかというふうに前向きに検討したいと思っています。
○委員長(喜舎場盛三)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
今、皆さんはその整備は実施設計に基づいて100%を目指して進めていると思うんだけど、そういうパークゴルフ場を設置可能性を追求しているという場合には、その設計変更見直しもどのようにして進めていく予定ですか。
○委員長(喜舎場盛三)
知花課長。
◎花とみどり課長(知花修)
現在、そちらの施設整備については、まだ具体的に固まったものでない部分と、ほぼ固まっている部分があります。
今のパークゴルフにつきまして、まだ現時点ではインターネット等でほかの事例、正式な企画でいくと、そこに今回の識名公園の部分に収まるのか、収まらないのか、そういったものも含めて今検討している状況です。
今後、具体的にそういった情報も得ながら、できたあとの管理、有料にするかどうかというところも含めて、検討を進めていきたいと思っています。
○委員長(喜舎場盛三)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
今、多くの市民が隣の西原町、大里の城址公園、与那原、そこでのパークゴルフを体験して、そのおもしろさがわかって、那覇市にもぜひつくってほしいという要望が、議会の意見交換会でも出ていました。ぜひ、健康増進のためにも、その設置を進めてほしいというふうに思います。
それから、久場川公園も皆さんの範疇ですか。説明資料からも久場川という名前がなくなって、どういう状況になっている。
○委員長(喜舎場盛三)
知花課長。
◎花とみどり課長(知花修)
久場川公園は、平成18年度から事業をスタートしています。
現在、進捗状況がよく見えないと思うのですけれども、墳墓の移転に伴う補償、用地の買い取り等を進めていまして、平成28年度末で
事業費ベースでは約32%程度進捗しています。
今後、まとまった土地を確保できた時点で、部分的にでも整備して供用していきたいというふうに考えています。
○委員長(喜舎場盛三)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
その関連でアパートが入口のほうが撤去されて、地域の皆さんは、もう早目に始まるのかなと期待しているけど、なかなか進まないものだから、総事業費は70億近くだったのかな。どれぐらいになりますか。
○委員長(喜舎場盛三)
知花課長。
◎花とみどり課長(知花修)
今、事業計画書の総事業費は、70億8,000万程度となっています。
○委員長(喜舎場盛三)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
大きな事業です。ぜひ頑張ってもらいたいと思います。
終わります。
○委員長(喜舎場盛三)
ほかに質疑はございませんか。
ないようでありますので、本件については、この程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(喜舎場盛三)
再開いたします。
次に、
道路管理課分についてを議題といたします。
比嘉世顕
道路管理課長、説明をよろしくお願いいたします。
◎
道路管理課長(比嘉世顕)
よろしくお願いいたします。
それでは、配付資料に基づきまして説明させていただきます。
議案第22号、平成29年度那覇市
一般会計予算中、
道路管理課分の主なものについて、那覇市
一般会計予算及び予算に関する説明書に基づきご説明いたします。
それでは、まず1ページの歳入についてご説明いたします。予算説明書のページは、表の左端に記載してございます。
13款1項5目土木使用料、1節道路橋りょう使用料、予算額1億4,970万円、これは電柱などの道路占用料でございます。13款1項5目土木使用料、4節駐車場使用料、予算額215万円、これは那覇市役所前自動二輪車駐車場の駐車料金であります。
次に、14款2項4目土木費国庫補助金、1節
道路橋りょう費補助金、予算額1億1,120万円、これは1細節未買収道路用地取得事業と3細節社会資本整備総合交付金であり、補助率は80%となっております。
次に、15款2項5目土木費県補助金、1節
道路橋りょう費補助金、予算額4,722万7,000円、これは未買収道路用地取得事業の単独事業分に対する県の補助金であります。
次に、21款1項2目土木債、1節道路橋りょう債、予算額3,580万円、これは未買収道路用地取得事業、路面修繕事業及び里道整備事業に対する起債額であります。
未買収道路用地取得事業の内訳は、国庫補助事業、幹線分がその補助裏負担額、事業費の2割に対しまして起債で390万円、単独事業その他道分が、その事業費に対しまして100%の起債で1,950万円となっております。
また、路面修繕事業につきましては、事業費の20%に対し90%の起債で720万円となっており、里道整備事業につきましては、事業費の75%の起債で520万円となっております。
道路区間、
道路管理課分の歳入合計は、予算額3億4,763万1,000円となっております。
次に、2ページの歳出についてご説明いたします。
6款1項5目農地費、15節工事請負費、2維持補修工事費、予算額295万1,000円、これは農道、鳥堀2号線の道路改良工事などであります。
次に、8款2項1目道路橋りょう総務費は、職員手当及び臨時職員の賃金などであります。
次に、3ページをご覧ください。
8款2項1目道路橋りょう総務費、13節1業務委託料、予算額518万5,000円、これは道路台帳整備更新などの委託料でございます。
次に、17節1土地購入費、予算額3,700万円、これは未買収道路用地取得事業の潰れ地の取得費用であります。
次に、4ページをご覧ください。
8款2項2目
道路維持費、11節需用費、光熱水費、予算額2,567万9,000円、これは道路照明灯などの電気料金などでございます。
次に6修繕料、予算額5,752万8,000円、これは道路の陥没など道路緊急修繕工事の予算であります。
次に13節委託料、予算額1億2,915万7,000円、これは道路側溝、路面清掃及び道路の維持管理に係る委託料でございます。前年度に比べ増額となりましたのは、モノレール駅自由通路維持管理業務における昇降機の維持管理費について、沖縄都市モノレール株式会社へ、一元管理を行ったものによるものでございます。
次に、5ページをご覧ください。
8款4項3目
街路事業費、13節委託料、予算額7,915万6,000円、これは街路樹維持管理業務及び美化業務などでございます。
前年度に比べ減額となりましたのは、平成28年度に実施しました橋りょうなどの点検と、道路台帳システム化の事業が完了したことなどによるものであります。
次に15節工事請負費は、街路樹捕植工事、亜熱帯庭園都市の道路美化事業及びモノレールインフラなど修繕で、予算額1億3,792万8,000円となっております。前年に比べ増額となりましたのは、道路舗装の損傷が進行しております市道港町1号の路面修繕工事を新規に行うことになどによるものであります。
道路管理課分の歳出合計は、予算額5億2,219万8,000円となっております。
次に6ページをご覧ください。
予算書13ページの
債務負担行為についてご説明いたします。
債務負担行為を設定する理由といたしましては、平成27年度に設定済みの
土木積算システム保守管理業務委託において、沖縄県実施設計単価の公表回数が増えたことに伴いまして、
道路管理課で負担する増額分として、限度額4万6,000円を新たに設定するものでございます。
以上で、平成29年度道路課管理課分の予算の概要説明を終わります。
ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(喜舎場盛三)
これより質疑に入ります。
◆委員(古堅茂治)
渡久地委員。
◆委員(
渡久地政作)
皆さんの資料の5ページ、土木費の
街路事業費の件なんですけれども、先ほども説明でありましたが、街路樹維持管理及び美化事業という部分でありますが、これは街路樹の剪定、または植樹という、そういったものの事業費ということで考えてよろしいでしょうか。
○委員長(喜舎場盛三)
比嘉課長。
◎
道路管理課長(比嘉世顕)
おっしゃるとおり街路樹の維持管理の中で剪定を行ったり、あと下草の除草とかを行なったり、そういったものの費用とあわせて美化事業というのが一括交付金を活用いたしまして、補植も行っておりますし、今一番、目につくところは、新都心の中環状線といわれている道路の中央分離帯と、あと歩道も着手しておりますけれども、そこの部分の美化事業ということで対応している予算でございます。
◆委員(古堅茂治)
渡久地委員。
◆委員(
渡久地政作)
この辺の予算というものも、一括交付金を活用して行われているということですが、特にまた、先ほどもありましたように除草とか剪定というものは、私たち地域でもあったりするんですけれども、やっぱり台風のシーズンになってくると、電線などに植樹がかかってるよと、台風前になるとやはり何らかの影響が出るんじゃないかと心配で剪定をできないものかという問い合わせなどもあるんですが、皆さんが剪定、また除草とかをする際は、市民の皆さんからの要望が多いのか、それともパトロールをして箇所などを見つけて、皆さんが剪定などをするのか。どういったタイミングでやられるのでしょうか。
○委員長(喜舎場盛三)
比嘉課長。
◎
道路管理課長(比嘉世顕)
おっしゃられるとおり、陳情によるものと常にいろいろな街路樹のパトロールに特化したことを、パトロールではないんですけれど、道路の修繕等をいろいろ回っている中で、やはりあと信号が見えにくかったりとか含めて、街路樹が伸びているようなところがございましたら連携しながら、またその剪定する業務の場所、担当に連絡しながら、あと予算の問題もございますけれども、対応しながらやっているという状況です。
ただやはり市民の皆様からの陳情といいますか、連絡というのはやっぱり大きなものになっているというような状況でございます。
○委員長(喜舎場盛三)
渡久地委員。
◆委員(
渡久地政作)
去った議会報告会の中でも、これは宇栄原地域の方のお話だったんですけれども、こちらの通行帯というのか、歩道のほう、街路樹が街灯を結局塞いでしまって、すごく暗い環境になってしまうと。
子供たちの登下校とか、特に冬場になると部活動で遅くなったりすると、大変危険な場所だということで指摘などがありまして、その辺はやっぱり優先的に、皆さんも街路樹剪定というものは取りかかってほしいなという声などもあるんですが、そういった対応というのは、やっぱり優先的に対応していただけるものなのか。それとも予算のうちで、これはもう今年度は厳しいですという話になっていくのか。そのあたりは、皆さんの対応はどうされていますか。
○委員長(喜舎場盛三)
比嘉課長。
◎
道路管理課長(比嘉世顕)
実は、こういった形で、今事業費自体、減額なんですけれども、今回除草につきましては、こういう要望も多いという中で、予算要求して約1,000万余りつけていただいている中で、我々としましても、こういう信号機の隠れであるとか、照明等の隠れであるとか、ある程度予算要求、要望というんですか、陳情が多い場所等については、今現在、整理をして図面化をしながら、我々としましても、重点的にやらないといけない場所というのは把握しながら、今、整備計画書みたいな形で図面に落とし込みの作業をしている最中です。
そういったものを中心に、優先的にやりながら、もちろん予算の範囲もあるんですけれども、やはり木の種類によっては、やっぱり成長が早い木と、どうしても落ち葉とかが多いような木とかも含めて、陳情が多い場所とか出てまいりますので、その辺についてはある程度把握しながら、これまでの資料を積み重ねながら、対応について今後やってきいきたい。
また、今年度については予算も今要求させていただいているところですので、それが認められましたら、先ほどあった台風時期の前には、まず一度そういった伸びている場所とか、そういった部分をまず一度、早急に対応したいという考えをもって進めております。
○委員長(喜舎場盛三)
渡久地委員。
◆委員(
渡久地政作)
今、皆さんも一括交付金を活用して、観光客とか、そういった・・・とかというものは、やっぱり見栄えも含めて、観光で来られた方たちにも大変目につくところということで、しっかりと整備されていればいいんですが、やはり市民の安心・安全という部分も、ぜひ考慮しながら、この事業を進めてください、お願いします。以上です。
○委員長(喜舎場盛三)
ほかに質疑は。桑江委員。
◆委員(
渡久地政作)
今の渡久地議員との関連もありますが、資料の5ページの8款15節工事請負費の亜熱帯庭園都市の道路美化事業、これは一括交付金を活用されての事業ですけれども、
政策説明資料24ページですけれども、「雑草も短期間で繁茂する状況である」と書いてあり、主要道路における除草、剪定ということですが、主要道路というのは、どこを指していますか。
○委員長(喜舎場盛三)
比嘉課長。
◎
道路管理課長(比嘉世顕)
主要道路と申しますか、今回、先ほどお話しましたとおり、街路樹が木の種類によってだいぶ成長が早い木、例えばホウオウボクであるとか、インドシタンであるとか、結構成長が早い木の場所については、ある程度主要道路といいますか、結構、剪定要請とかが多いような場所を一応ある程度ピックアップしながら、主要道路といいますか、押さえて進めていきたいなというふうに考えているところでございます。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
主要道路というのは、どこということはないというふうに今聞こえるよ、答弁としては。
○副委員長(上原快佐)
対象路線が市道41号線と書いてあります。そのことです。
◆委員(桑江豊)
どこにある。
○委員長(喜舎場盛三)
休憩いたします。
○委員長(喜舎場盛三)
再開いたします。
浦崎宮人
道路管理課主幹。
◎
道路管理課主幹(浦崎宮人)
今のご質問の41路線についてなんですが、一括交付金を活用するにあたり、観光に資する道路という形で那覇市内の観光地と観光地を結ぶような那覇市道を41路線という形で、一括交付金を始める前に、県と協議して、指定を受けたものについてやっています。
具体的には、先ほど出ましたサンエーのメインプレイスがあるような天久安里線という大きい通りだったり、首里城の付近からの通りだったり、レンタカーが通る場所だったりとか、久茂地川沿いの両サイドの道だったりとか、小禄だったら小禄のジャスコ付近の田原の11号だったりとか、そういう観光客が通るような歩きだったり、レンタカーだったり、そういった通るところを41路線を剪定して、それについては一括交付金を活用してやるという形で、内閣府の承諾をもらっているので、それについては、この道路美化事業を使ってやっていると。
それ以外については、通常の一般財源の道路維持管理事業でやっているという仕分けになっています。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
27年度実績、28年度実績が9路線とか、除草8路線とか、剪定9路線とか、重要路線ありますけれども、さっきの事業目的にもあるとおり、雑草も短期間で繁茂する状況ということは、今年度やったからもう来年度はいいというものではないと思うんですよ。1年経てばまた生えてくる、これもずっと継続していかなければならない事業の中で、例えば27年度、28年度とはまったく別の路線ですか。それともまた同じところをやったということですか、どうなんですか。
○委員長(喜舎場盛三)
比嘉課長。
◎
道路管理課長(比嘉世顕)
今回、こういう予算要求をしながら、先ほど話のあった41路線については一括交付金の対象になる路線で、回数は2回とか3回やりながら、それ以外の路線につきまして単費で要求してございますので、その単費を活用しまして、我々としましては、年に2回から3回はやっていきたいという形で考えてございます。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
そうなんですよ、だから先ほど課長がおっしゃったように、樹木の種類によっては早く伸びるやつもあれば遅いやつもある。そちら辺の中でやっぱり年間計画の中で、年に1回では少ないだろうな。年に2回ぐらいの、この路線については、この時期この時期という形で組み入れていかないと、なかなかうまくいかないんじゃないかなというのもあります。
一括交付金が使える間はいいんですが、それがなくなったとしても、これはもう将来的にやっていかないと伸び放題になってしまうと思うよ。
そちらはどうなんですか、考え方としては。
○委員長(喜舎場盛三)
比嘉課長。
◎
道路管理課長(比嘉世顕)
そちらにつきましては、基本的に我々は道路管理者ですので、道路に植栽してあるやつについては管理していかないといけないと。
今回、これまでは一括交付金も活用できておりますので、今、一括交付金が活用できる間は、もちろん予算要求していく中でいきたいと思っていますけれども、それが仮にいつごろ切れるのかというのは、今、めどがつかない中で、その辺がまたその時期になりますと、基本的には街路樹の管理というのは、継続してやっていかないといけないと考えておりますので、その辺については、また、その場に応じて予算要求等含めて進めて考えていきたいというふうに考えてございます。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
終わります。
○委員長(喜舎場盛三)
ほかに質疑はございませんか。
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
市政概要、昨年度の資料を見ますと、本市には国道が7路線、約31キロ、県道が20路線、約52キロ、そして市道が1,894路線、約418キロとあります。こういう認定道路以外にも生活道路として利活用されている私道、里道などがたくさんあると思いますが、そこら辺の状況は具体的にわかるのかな。
○委員長(喜舎場盛三)
比嘉課長。
◎
道路管理課長(比嘉世顕)
今、おっしゃられたとおり、我々が管理している道路というのは、法定の道路ということで、市道認定された道路でございます。議員おっしゃるとおり、現在418キロ管理しております。
あとは里道というものがございまして、里道につきましては、195キロぐらいございます。あと、農道が11キロぐらい。
ただ、私道に関しましては、ちょっと我々のほうで管理していないものですから、私道については把握できていない状況でございます。
○委員長(喜舎場盛三)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
しかし、それは相当の延長キロを持っているということと、大きな市民の生活に資する役割を果たしているということはどうですか。認識を伺います。
○委員長(喜舎場盛三)
比嘉課長。
◎
道路管理課長(比嘉世顕)
おっしゃられているとおり、基本的には我々の管理している道路以外の道路につきましても、民間で開発したような道路とか、あとは民間で建物を建てるために引き込んだ道路とかありますけれども、それにつきましても、基本的には市民の生活道路として利用されているという状況の中で、どうしても我々としては、所管している部分については、きちんと管理していく中で、私道については個人で基本的には管理していただく中で、我々としましては事業の中で私道の整備補助事業とかを用いまして、もちろん資材の譲与とか、原材料の提供とか、そういった事業はできる限り対応はしているというような状況です。ただ、それに十分応えきれているかというと、そこまではいかないかと思いますけれども、そういうような対応も実際行っているということでございます。
○委員長(喜舎場盛三)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
今年度は前年度638万3,000円だった予算が、今年度は880万7,000円、私道整備補助金、自由通路の電気料金ということで負担金が出ています。
その材料提供だとか、そういう私道整備補助金、途中でもう予算が切れて、声があっても対応できないという事例があるということを聞いたことがあるんですが、それはどうですか。
○委員長(喜舎場盛三)
中本徹
道路管理課担当副参事。
◎
道路管理課担当副参事(中本徹)
先ほどの予算なんですが、私道補助は今年度は450万でございましたけど、今回29年度の要求が700万ということで、若干ですけど増やしていただいています。
それは委員おっしゃるように、対応がぎりぎりなところがあるものですから、そういったのも加味して、できるだけ市民にサービス提供すべく予算をちょっと多めにお願いしているところでございます。
○委員長(喜舎場盛三)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
これまではでこぼこがあって、皆さん現業部門があった時代は、そういう皆さんに連絡すれば、現業部門が出かけていって、そういうこと緊急的な対応というのか、スムーズにいっていた面があるんですが、今回、私、手続きがいろいろうるさくなって、写真を撮って必要な容量も計算して、そしてそこの自治会、そういう申請もしてということで、相当複雑なことになって、そういう面で前、現業部門がいたときに比較すると、サービス低下につながっていると思うんですよ、市民サービスの低下に。そこら辺どう認識されていますか。
○委員長(喜舎場盛三)
中本副参事。
◎
道路管理課担当副参事(中本徹)
今年度から全面委託ということで、現業部門の仕事を今委託していますけれども、基本的にやり方というのは同じでございまして、私道に関しましては、2つの支援がございまして、まず、先ほど課長からあったような原材料の提供、例えば穴ぼこがありましたら、アスファルト材料を支援すると。
あるいは先ほど申しました私道補助ということで、それは面積的にあるいは予算的に大掛かりなものはそれを補助していると。そのやり方は一緒で、昨年度まで現業がやっていたか、あるいは今回は我々、委託業務でやっていますので、その違いかと思います。
○委員長(喜舎場盛三)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
地域住民からは、前のほうが非常にスムーズだったという声があります。そこら辺含め、改善方を含めて検討してほしいと思います。
終わります。
○委員長(喜舎場盛三)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(喜舎場盛三)
ないようでありますので、本件については、この程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(喜舎場盛三)
再開いたします。
次に、公園管理課分についてを議題といたします。
上原克公園管理課課長、説明をよろしくお願いいたします。
◎公園管理課長(上原克)
それでは、議案第22号、平成29年度那覇市
一般会計予算の公園管理課分について、説明資料を使いながら説明いたします。
1ページ目をご覧ください。
それでは、歳入について説明いたします。
最初に第13款使用料及び手数料についてですが、まず、細節1公園使用料ですが、平成29年度の予算が4,301万5,000円、前年度と比較して2,727万1,000円の増額となっております。
主な増額の理由といたしましては、新都心公園と漫湖公園の公園駐車場有料化の社会実験に伴う駐車場使用料の増となっております。
次に細節3公園占用料ですが、平成29年度の予算が995万3,000円、前年度と比較して510万円の減となっております。
主な減額理由といたしましては、平成28年度の予算編成時に細節1の公園使用料に計上すべき駐車場使用料が公園占用料に計上されていたため、その科目構成による減額であります。
次に、第15款県支出金についてですが、平成29年度の予算が2,000万円で、前年度と同額となっております。この事業は本市が管理する公園内の老朽化した遊具等の修繕、または撤去更新を行うものであります。
次に、第20款諸収入についてですが、平成29年度のうち細節2公園内光熱水費実費徴収ですが、平成29年度の予算が395万5,000円で、前年度と同額となっております。
主な収入といたしましては、自動販売機等の電気料実費徴収金によるものであります。
次に、第21款市債についてですが、こちらのほうが29年度の予算1,800万円、前年度と同額となっております。この市債については、上記第15款県支出金の事業に対する裏負担分の起債充当額であります。
以上により歳入の合計は、9,492万6,000円、前年度と比較して2,217万2,000円の増となっております。
次に、歳出について説明いたします。2ページ目をご覧ください。
歳出については、第6目公園費(公園管理課分)の中から、主な項目を取り上げながら説明をいたします。
まず、公園維持管理費ですが、平成29年度の予算が3億2,123万4,000円、前年度と比較して2,583万7,000円の増額となっております。
そのうち主な増額の項目といたしまして、まず、第11節需用費の中の細節6修繕料(施設)ですが、平成29年度の予算が2,758万3,000円、前年度と比較して755万2,000円の増となっております。
主な増の理由といたしましては、公園施設の修繕について、収入増に伴い緊急性を有するもの、または地域や公園利用者から要望のあるもの等について、適宜対応を行うものであります。
続きまして、3ページ目をご覧ください。
まず、第13節委託料の細節1業務委託料ですが、こちらのほうが平成29年度の予算が2億194万4,000円、前年度と比較して964万円の増となっております。
主な増額理由といたしましては、新都心公園内に2基あります橋りょうの5年に1回必要な定期点検業務委託等によるものであります。
次に、第15節工事請負費の細節1新設改良工事についてですが、平成29年度の予算が852万8,000円、前年度と比較して761万9,000円の増となっております。
主な増額理由といたしましては、この工事は地域住民から強い要望のあります弁ヶ岳公園内の雨水時に住宅地に流れる雨水の排水対策を行うものであります。
続きまして、4ページ目をご覧ください。
この中にあります亜熱帯庭園都市の公園美化事業についてですが、平成29年度の予算は3,980万円であります。平成29年度のこの事業といたしましては、与儀公園内の樹木剪定業務と美栄橋公園内のトイレ改修工事を行うものであります。
続きまして、5ページ目をご覧ください。
この中にあります福州園再生事業についてですが、平成29年度の予算は600万円であります。29年度のこの事業といたしましては、福州園の再整備に向けた基本設計の作成を行うものであります。
以上により、歳出の合計額は4億4,395万9,000円、前年度と比較して2,033万8,000円の増となっております。
以上が、平成29年度公園管理課分の予算説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(喜舎場盛三)
これより質疑に入ります。
渡久地委員。
◆委員(
渡久地政作)
皆さんの予算の説明をいただいて、5ページのほうですけれども、今、福州園の再整備事業というお話がありましたけれども、福州園のほうは指定管理、観光協会がされていると思いますが、その指定管理料というのはどれに含まれるんですか。この松山公園の文化施設管理運営費という部分になるのか、それとも別に業務委託という形であるのか、教えてください。
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
今、おっしゃられました那覇市松山公園文化交流施設管理運営事業の中の2,040万が指定管理料となります。
○委員長(喜舎場盛三)
渡久地委員。
◆委員(
渡久地政作)
じゃその松山公園も含めての福州園の指定管理ということで、観光協会が担っているということでよろしいでしょうか。
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
はい、そうです。
○委員長(喜舎場盛三)
渡久地委員。
◆委員(
渡久地政作)
その中で福州園の再整備という部分の、今回600万の予算が計上されておりますけれども、今の説明だと再整備に向けての基本計画を進める上での予算ということの話でありますが、これは具体的に再整備とグレードアップということで
政策説明資料の中にあるんですが、どのような形をグレードアップという考え方であるんでしょうか。
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
福州園については、開園が平成4年ということで、築から大体もう24、25年経過していて、施設の老朽化が著しい状況にあります。その中で特に水の循環のポンプとか、あとは外灯とかも老朽化しているので、これを機会にグレードアップをして、今、夜間とかの利用も含めて福州園を現在、昼間だけの運営なんですけれども、今後はライトアップ等も整備しながら夜間の利用もできるようなものにして、観光客、それから外国のクルーズ船も近いですので、それの外国からのお客さんも呼び込めるようにして収入増につなげていきたいと考えております。
○委員長(喜舎場盛三)
渡久地委員。
◆委員(
渡久地政作)
こちらは以前は無料だったと思うんですけれども、今は入園料というのはどうなっているんでしょうか。
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
実は開園当初は、確か300円の入園料でしたけれども、それから入場者がどんどん激減してきたものですから、平成14年から無料化をしてきました。それで今回、そうするといったん落ちた入場者数も少しずつ回復をしてきたんですけれども、今回、指定管理することによって、また、そのお金を入園料で施設の整備も兼ねながらということで考えております。
利用料金についてなんですけれども、当初のころは使用料300円(一般)でしたけれども、現在は200円ということで、お客さんに中を見ていただいて利用していただいている状況であります。
○委員長(喜舎場盛三)
渡久地委員。
◆委員(
渡久地政作)
今、200円ということでありますよね。
大型クルーズ船が寄港した場合に、よく観光客の方たちが立ち寄られるという話も聞きますし、また、夜ライトアップしたということで、そういった部分で県民の方たちも利用される方が増えてきていると、以前にお話を聞いたんですが、私も二度、三度行った中で福州園というものは、せっかくあれだけの施設がある中で、その当時は販売機が1つしかないという環境であったものですから、やはりああいう場所に行くと、せっかくの庭園という場所があるので、ゆっくりお茶とか飲みながら庭園を見ながら癒されるというスペースであって然るべきかなというふうに思うんですが、今もまだそういった環境なのか、それともお茶のサービスがあったりとか、お茶が買えるような環境があったりするのか、その辺は観光協会がどういうふうに改善しているのか、お聞かせ願えますか。
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
自販機については当初は1台でしたけれども、現在、指定管理者のほうから、議員がおっしゃるように、これでは十分なサービスができないだろうということで、数はすみません、把握してないんですけど、何基か増やしてサービスの向上を図っております。
○委員長(喜舎場盛三)
渡久地委員。
◆委員(
渡久地政作)
やはり販売機だけじゃなくて、例えば、その昔、中国のほうから来られるときに、琉球王朝の時代の方たちが歓待するために、例えばお茶でありとか、沖縄のブクブク茶といろいろありますよね、そういったものを仕立ててお出ししたという記録などもあるかどうかわかりませんけれども、そういったものも例えばイベントなりでも提供してあげるとか、中国の外観でありますが、琉球に来た、沖縄に来たというものを観光地でもありますので、そういった提供も、ぜひ今後は考えられるようにということで、観光協会の皆さんたちにもお伝えいただきたいと思います。
今回、来る3月15日には琉球放送のほうで、記念事業として尚巴志物語というものがありますけれども、今回、福州園で今回撮影などもされたという話も聞いておりますので、ぜひこういったものもしっかりと、これからのピーアールに向けて、公園管理課として観光協会の皆さんとタイアップして、どんどん打ち出すべきだと思いますので、そのあたりを部長のほうもよく理解しているかと思いますので、ぜひ今後とも活用という部分で、物語性のあるということで、また、いろいろ那覇市として進めていると思いますので、取り組みを期待しております。以上です。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
まず、歳入の1ページの20款諸収入の4目雑入の細節2、公園内光熱費実費徴収金ということで395万5,000円計上されていますが、自動販売機そのものの管理はどうなっていますか。
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
現在、那覇市内の公園の中には自動販売機が約85台あります。その中の主なものとしては、福祉団体の方がそれは自立支援ということで、自分たちのということでやっていますので、福祉団体に対しては占用料を減免でやっております。
維持管理については、当然設置した福祉団体のほうでやっているところであります。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
わかりました。その件は理解いたしました。
次に、歳出の一括交付金を使った亜熱帯都市公園美化事業3,980万円ですが、これを見ると29年度は美栄橋公園トイレの改修、与儀公園の樹木剪定業務というのがあります。
28年度にもトイレ改修があるんですけれども、お聞きしたいのは、公園管理課が所管する公園のトイレの洋式化率というのは、どれぐらいかという資料がございますか。
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
これは現在、平成28年、昨年の12月現在なんですけれども、洋式が男子用、女子用含めて全体で洋式が183基です。和式のほうが146基、トータル329基のトイレがあります。
失礼いたしました。割合としては約56%が洋式となっております。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
今回、私も一般質問の中で学校のトイレの件を取り上げたら、学校は約30%ぐらいだったんですけれども、公園は学校よりも進んでいるなという感がありますけれども、いずれにしても公園というところも学校と同様に、例えば災害時の住民の避難場所等になるところもあるかと思いますので、これは洋式化を進めていく事業というのは非常に大事だと思っております。
前回、一般質問の中でも東京はオリンピック、パラリンピックを目指して80%、2割ぐらいは和式は残さないといかんそうです。やはり8割というのは、私は1つの目標だと思いますので、ぜひこちら辺は、これはどうなのかな、長寿命化対策の事業になるのかな。そういう中で今後は洋式化率の向上というのは考えられないものかという、私の見解があるんですが、それに対する見解をお伺いしたいと思います。
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
現在、トイレについては和式を洋式化に向けて、現在、公園美化事業で取り組んでおります。それについては国の補助でやっているところなんですけれども、それでも十分補いきれないところであれば、単費を年間1基、2基とわずかではありますけれども、単費を使いながら洋式化を図っているところでありますので、今後もその作業は続けていきたいと考えております。
○委員長(喜舎場盛三)
桑江委員。
◆委員(桑江豊)
ありがとうございます。ぜひ、これは数値目標をつくってほしいと思います。何年度までには何パーセントにもっていくと。その中でじゃ今年度はどれだけやろうかというものをしっかりつくっていただいて、できれば今の一括交付金が使えるうちに、どんどん多くつくって目標を達成していただきたい。これ要望して終わります。
○委員長(喜舎場盛三)
ほかに質疑は。
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
福州園、年間約15万人訪れるかな。それとの関連で、もちろんこれは文化交流施設、クニンダテラス、この活用状況をおわかりでしたら、教えてもらえますか。
昨年の4月1日からスタートして。
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
現在、福州園の連携施設としては、福州園、それから歴史展示室、それと飲食店等を一括で指定管理しているところなんですけれども、飲食店、それから展示室についてはお客さんの入園のチェックはちょっとやっていないので、その辺の状況はわかりませんけれども、福州園の園としての入場等は整理していまして、4月から1月まで約10カ月で入園者が約6万人ということで、当初見込みのとおりに推移しているかなと考えております。
そういう中で、今後、先ほど説明しました福州園の再整備事業を行うことによって、より観光客等の増を図っていきたいと考えております。
○委員長(喜舎場盛三)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
クニンダテラスは夜も営業していますよね。それで、数字は掌握されていないということなんだけど、好評なのか不評なのか、そこら辺はわかるんじゃない?
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
それについては、我々も何度か・・・されているので、利用状況とか、今おっしゃったように、どのぐらい入っているか利用しながらやったんですが、結構若い人から地元の人、それから観光客含めて並んでいる状況が見れますので、物もいい、それから環境、その場所的、立地的なものも多分、要因ということで考えていて、今のところ良好に推移しているものと考えております。
○委員長(喜舎場盛三)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
港の入り口に立っている龍柱、それから首里城へのまちづくり、そして物語性のある観光スポットづくりということで、新たな事業も進んでいます。それでも、多くの役割を果たす場所だと思います。それで福州園が夜間も利用できるようになれば、その施設もお互いに連携して、さらにアップして伸びていく可能性が非常に大きいので、ぜひ夜間の再整備事業が那覇の観光発展にも大いに役割を発揮する事業だと思いますので、頑張ってください。終わります。
○委員長(喜舎場盛三)
ほかに質疑はございませんか。
知念委員。
◆委員(知念博)
1ページの歳入の件ですけど、費目存置で波の上のビーチ余剰金とかあるんですけれども、文化交流の余剰金、余剰金というのはどういう性質のものなのか、ちょっと説明してもらえますか。
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
余剰金というのは、現在、指定管理制度を取り入れる中で、指定管理がこれまでは利益を得たら、そのまま全て指定管理者の収入につながっていたんですけれども、現在やっている指定管理からは収入を得た収益のうち、余剰金、収益の分についてのその2分の1相当分を那覇市のほうに還元するという制度になっていまして、その分が収入増につながるから収入に返ってくることになります。
○委員長(喜舎場盛三)
知念委員。
◆委員(知念博)
いわば収入マイナス支出は経費を差し引いて、残ったものを余剰金として、余剰金の2分の1を返してもらうというんですね。
◎公園管理課長(上原克)
はい。
◆委員(知念博)
収入が増えれば増えるほど、支出も増やしていけばずっと出ないさ、こんなの。これは支出の例えば経費とか、そこら辺の枠をはめているの。
だって、向こうがこれも使いました、あれも使いましたと決算書を出されたら、いつまでたっても余剰金というのは出てこないさ。
実際としては、どういったらいいの。
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
この制度ができて、今年度1年目ですので、この中で我々も精査しながら、これが適正に使われているのか把握していきたいと考えております。
○委員長(喜舎場盛三)
知念委員。
◆委員(知念博)
今年から、29年度から始まるということ?
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
はい、そうです。28年度からです。
○委員長(喜舎場盛三)
知念委員。
◆委員(知念博)
じゃ1年分は大体わかるわけだ。まだではあるけど。
そこで余剰金という捉え方のあれとして、例えば収入がどんどんどんどん伸びていっても、経費もどんどんどんどん伸びましたよと、利益出ませんでしたと。はい、わかりましたというような形にはならんと思うよ。そこら辺はどういう形でこの余剰金の捉え方というのを、きっちり捉えていくかというのは、経費等の使い方についても精査していく必要があるかと思うんですけど。
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
今、議員がおっしゃるように、収入と歳出については、当初、向こうのほうで年間計画を立てますので、それが適正かどうか、例えば当初、支出を見込んでいたものが極端に増えたとか、そういうことであれば、原因は何かとか、その辺は適正に精査していきたいと考えております。
○委員長(喜舎場盛三)
知念委員。
◆委員(知念博)
普通はないんですけれども、例えば寄附金とか、普通の会社であればそういうのはないんですけれども、障がい者の団体とか、母子寡婦とか、そういったところは寄附金とかそういうのをもらうときがあるわけですよ。そういった形でなると、寄附金という収入という形が出てきた場合とか、そこら辺ちょっと捉え方が難しくならないかなと思うけど。
公園の場合、心配することはないか。まあ、いいよ。後で。
来年の皆さんで聞いて頂戴。
○委員長(喜舎場盛三)
上原課長。
◎公園管理課長(上原克)
1つ説明が漏れていたので、追加いたします。
土木積算システムの保守管理委託業務の件ですけれども、平成27年度、設定追加分といたしまして、債務負担です、平成30年度から32年度までの限度枠4万5,000円を計上しております。
◎
議事管理課主査(島ノ江貴之)
予算書の13ページでございます。配付資料にはございません。
ほかの関連資料に公園管理課もございましたので、申しわけありません。
○委員長(喜舎場盛三)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(喜舎場盛三)
ないようでありますので、本件については、この程度にとどめておきます。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(喜舎場盛三)
再開いたします。
これより議員間討議に入ります。
特にないようでありますので、討議を終了いたします。
以上をもちまして、
予算分科会の議案審査を終了いたします。
次に、
建設常任委員会の議案審査を行います。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入室)
【
建設常任委員会】
○委員長(喜舎場盛三)
再開いたします。
これより議案審査を行います。
議案第36号、平成28年度
沖縄都市モノレールインフラ部整備事業業務委託変更契約の締結についてを議題といたします。
仲間好彦道路建設課長、説明をよろしくお願いいたします。
◎
道路建設課長(仲間好彦)
それでは、議案第36号、平成28年度
沖縄都市モノレールインフラ部整備事業業務委託変更契約の締結について、提案理由をご説明いたします。
事前に配付しておりますA4の横の図面のほうで説明していきたいと思います。
沖縄都市モノレールインフラ部整備事業は、沖縄都市モノレール延長区間の支柱や桁などのインフラ部を整備する事業であります。平成31年春の全線開業に向けて、平成24年度から取り組んでおります。
平成28年度は、平成29年度の債務負担額を含め委託料54億2,262万円で、沖縄県と業務委託契約を締結し進めているところでありますが、当該業務におきまして委託業務や工事の積算精査による減額、それから執行計画の見直しによる減額等がありまして、業務委託料を4億8,650万を減額し、49億3,608万円とする業務委託変更契約を行うものであります。
つきましては、議会の議決に付すべく契約及び財産の取得、または処分に関する条例第2条に基づき、この案を提出するものであります。
配付した資料によりまして、現在の事業の状況を説明したいと思います。
まず、黒ポツ印が平成25年度工事で完成したRC支柱3本、青ポツ印が平成26年度工事で完成したRC支柱12本となっております。赤いポツ印が平成27年度工事での工事箇所を示しており、RC支柱26本、鋼製支柱3本、それから合成・合理化桁4橋、RC軌道桁26本の工事となっております。
図面には表しておりませんが、首里りうぼう付近の13景観のPC軌道桁の製作となっております。
緑のポツ印が、平成28年度の工事を示しております。RC支柱が25本、合成・合理化桁が3橋、RC軌道桁が98本、石嶺駅舎の整備も進めておりまして、平成29年度内には全ての支柱及び全ての桁を架設が完了する予定となっております。
提案理由は以上でございます。よろしくご審議お願いいたします。
○委員長(喜舎場盛三)
それでは、これより質疑に入ります。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(喜舎場盛三)
では、ないようでありますので、本件については、この程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(喜舎場盛三)
再開いたします。
これより議員間討議に入ります。
特にないようでございますので、討議を終了いたします。
以上をもちまして、本日の日程は、全て終了いたしました。
明日、3月9日木曜日も、午前10時より委員会を開議いたしますので、ご参集ください。
本日は、これにて散会いたします。
(午後0時10分 閉会)
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那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
平成29年(2017年)3月8日
建設常任委員長 喜舎場 盛 三...