• 912(/)
ツイート シェア
  1. 那覇市議会 2016-10-13
    平成 28年(2016年)10月13日総務常任委員会(総務分科会)−10月13日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成 28年(2016年)10月13日総務常任委員会(総務分科会)−10月13日-01号平成28年10月13日総務常任委員会(総務分科会) 総務常任委員会(総務分科会)記録  平成28年(2016年)10月13日(木) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  平成28年(2016年)10月13日 木曜日 開会 午前10時                    閉会 午後2時15分 ─────────────────────────────────────── ●場所  総務委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件  分科会  1 議案審査    認定第1号 平成27年度那覇市一般会計歳入歳出決算中関係分  2 議員間討議 ─────────────────────────────────────── ●出席委員
     委 員 長 宮 平 のり子   副委員長 我如古 一 郎  委  員 大 城 幼 子   委  員 前 泊 美 紀  委  員 亀 島 賢二郎   委  員 奥 間   亮  委  員 高 良 正 幸   委  員 金 城   徹 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員  委  員 翁 長 俊 英 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  儀 間 ひろみ 総務部副部長  新 垣 淑 博 総務課長  上 原 立 也 総務課市民防災室長  宇地原   靖 秘書広報課長  仲宗根   浩 秘書広報課副参事  上 原 徳一郎 平和交流・男女参画課長  新 垣   浩 人事課長  宮 良   努 人事課副参事  上 原   晃 管財課長  国 吉 真 永 法制契約課長  嶺 井 比呂志 法制契約課副参事  伊 禮 弘 匡 法制契約課担当副参事  湧 田   学 法制契約課担当副参事  玉 城 文 雄 監査委員事務局副参事  新 垣 美智子 監査委員事務局副参事  又 吉 明 子 監査委員事務局副参事  我 謝 憲 一 監査委員事務局副参事  具志堅   勝 監査委員事務局副参事  名 城   司 納税課担当副参事  川 満 幸 弘 選挙管理委員会事務局長  古 謝 秀 和 選挙管理委員会事務局副参事  宮 内 勇 人 会計管理者  棚 原 香代子 出納室長  波 平   治 議会事務局次長  長 嶺   勝 議会事務局議事管理課長  當 間 順 子 議会事務局議事管理課副参事  石 原 昌 弘 議会事務局調査法制課長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  當 間 順 子 議事管理課副参事  山 田 裕 之 議事管理課主幹  高江洲 康 之 調査法制課主査 ───────────────────────────────────────                               (午前10時 開会) ○委員長(宮平のり子)  おはようございます。  分科会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。  委員会構成員数9人中、出席8人、欠席1人となっております。  翁長俊英委員から、所要のため欠席する旨、連絡がございました。  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから総務分科会を開会します。  休憩します。               (休憩中に答弁者入室) ○委員長(宮平のり子)  再開いたします。  それでは、認定第1号、平成27年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、総務部総務課関係分を議題といたします。  新垣淑博総務課長、説明をお願いします。 ◎総務課長(新垣淑博)  ハイサイ、グスーヨ─ チューウガナビラ。総務部総務課ヤイビーン。  平成27年度決算につきまして、総務課所管分をご説明いたします。  説明に際しましては、事前にお手元にお配りされておりますこちらの総務部平成27年度歳入歳出決算説明資料に沿って行わせていただきます。  総務課分は、1ページから10ページまでとなります。  それでは、初めに歳入につきましてご説明いたします。  1ページをお開きください。  第15款県支出金細節の03沖縄県市町村支援事業補助金でございます。  予算現額1,272万5,000円に対し調定額436万8,000円、収入済額も調定額と同額であります。当該補助金は、不発弾処理に要した土のうや防護壁などの設置費用に対する国、県からの補助金でございます。  なお、平成27年度中における陸上での不発弾処理件数は3回となっております。  次に、16款財産収入細節01建物貸付収入でございます。  これは、ことし3月に完成いたしました那覇市津波避難ビル1階部分の店舗貸し付けに伴う収入であります。  予算現額45万9,000円に対し調定額45万5,733円、収入済額も調定額と同額であります。  次に、2ページをお願いいたします。  こちらは平成26年度から27年度へ繰り越した繰越明許分でございます。  第21款市債細節の02一般補助施設債沖縄振興特別推進交付金で予算現額1億9,430万円に対し調定額1億7,430万円、収入済額も調定額と同額でございます。こちらは後ほど歳出でもご説明いたしますが、一括交付金を活用いたしました津波避難ビル建設事業の補助裏の起債でございます。  歳入に関しましては以上であります。  続きまして、歳出の主なものをご説明いたします。  4ページをお願いいたします。  団体負担金(県市長会負担金等)細節01負担金でありますが、こちらは全国市長会を初めとした6団体の負担金972万円であります。  予算現額、支出済額とも同額で、執行率100%でございます。  同じく4ページの、那覇市市歌選定委員会関係事務費をお願いいたします。  こちらの事業は、当初計画では平成27年度中に選定委員会を2回、同委員会のもとに設置されます那覇、首里、小禄、真和志の地域部会を各3回計画し、年度内に市歌を改正する予定でございましたが、地域部会の部会委員選定などに時間を要し予定どおりのスケジュールで事業実施できず、実績として平成27年度は地域部会を7回行い、非常勤職員報酬28万5,000円、地域コーディネーターへの報償費5万6,000円、費用弁償9万8,800円、食糧費4,400円、合計44万4,200円の支出済額となっております。  なお、備考欄に説明してありますとおり、平成28年度に第3回の地域部会及び第3回選定委員会を行うため、予算の繰り越し手続を行ったところです。繰越額は、非常勤職員報酬24万1,000円のほか、合計で36万9,000円であります。  次に、6ページをお願いいたします。  メールカーサービス事業であります。  当該事業は、本庁と支所などの出先機関との文書の逓送を行う事業でございます。  業務委託料につきまして3社から見積書を徴し、その額を参考に当初予算額606万6,000円を計上いたしましたが、予定価格を下回る額で落札されたため229万円を減額補正し、予算現額377万6,000円、支出済額377万5,680円であります。  次に、8ページをお願いいたします。  第9款消防費の01災害対策事業であります。  同事業は、台風、津波などの自然災害や不発弾処理などに対応する事業でございます。  こちらの中で額の大きな13節委託料につきましては、不発弾処理に伴う処理壕構築、防災行政無線保守点検防災気象情報等メール配信システムなどの業務委託料となっており、予算現額1,531万7,400円に対し支出済額945万6,852円、執行率61.7%となっております。  こちらの不発弾処理に伴う処理壕構築業務委託の費用につきましては、先ほど歳入のほうでご説明したとおり、県補助金の対象経費となっております。  次に、9ページをお願いいたします。  22節の補償・補填及び賠償金01細節の賠償金でございますが、こちらの経費も県補助金の対象となっております。  内容といたしましては、不発弾の安全化処理の際、避難する方が健康及び介護などの理由により家族以外の支援が必要な場合、その避難場所の確保、避難場所への移送などに要する経費、避難の支援に必要な職員の人件費などの経費でございます。  予算現額96万8,000円に対し支出済額19万4,688円、執行率20.1%となっております。  最後に、10ページをお開きください。  津波避難ビル建設事業でございます。  当該事業は、平成24年度予算で基本計画と基本設計を、25年度予算で実施設計を、そして26年度予算で工事というスケジュールで事業を行いました。  工事請負費につきまして、既存杭撤去のための調整等に時間を要し適正な工期を確保する必要があったため、当該予算は平成27年度へ繰り越しし対応したものでございます。  当該津波避難ビルにつきましては、おかげをもちましてことし3月に無事完成し、5月14日付で供用を開始しております。  以上が平成27年度決算総務課分の概要説明でございます。  よろしくご審査くださいますようお願いいたします。 ○委員長(宮平のり子)
     これより質疑に入ります。  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ありがとうございます。  先ほどの津波避難ビルについてなんですが、皆様からいただいた政策説明資料では、維持管理業務の費用が執行率4.1%ということではありましたが、これは3月24日にビルは完成したということで、それでの執行率というふうに理解をしているんですけれども、念願の、待望のといいますか、  工期もおくれながらも開所、津波避難ビル開所しましたけれども、さきも甚大な台風もございましたが、その後のビル自体の状況、また活用状況などわかれば教えていただきたいんですけれども。 ○委員長(宮平のり子)  上原立也市民防災室長。 ◎総務課市民防災室長(上原立也)  市民防災室長の上原と申します。  津波避難ビルに関しましては、現在、事業課が3課入っておりまして、ちゃーがんじゅー課、こどもみらい課、それから青少年課ということで、それぞれ3課のほうで事業をやっておりまして、8月ごろまでの利用状況しかないんですけれども、8月ごろまでは全体で約1,000人程度は利用の状況があると聞いております。  以上です。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  台風の際、さっきの台風18号の際はいかがでしたでしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  上原市民防災室長。 ◎総務課市民防災室長(上原立也)  台風に関しましては、避難所として今回利用しております。  津波避難ビルに関しましては、男性12人、女性11人、19世帯の方が多いときで避難しております。  以上です。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  今回の台風は、予報といいますか予想の割には、特に雨のほうはそんなになかったかと思うんですが、もちろん津波や豪雨の際は浸水とか、床上とか、そばが川ですから増水など高潮の場合どうなのかということが懸念されるような場所に立地しているかと思います。  これに限らず、今回、恐らく避難ビル開所して初めての災害時の避難場所ということになったと思うのですが、課題などもしあれば教えていただけますか。 ○委員長(宮平のり子)  上原市民防災室長。 ◎総務課市民防災室長(上原立也)  課題といたしましては、やはり受け入れ体制ということで、津波避難ビルのほうに一応毛布とか備蓄品とかそういったのは準備しております。  ですけれども、それぞれの方が避難する際に、例えば高齢の方とか体の不自由な方とか、そういった方々が避難してくる際にどういった受け入れ体制をするのかという課題はございます。  以上でございます。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  地域型というものもあって、どういった方々が多くて、人数がどこにあるのかというのも今回を機に把握されていかれると思うんですけれども、まさに災害時に避難場所として活用される建物ですので、その辺の課題を整理をして、今後の、28年度からこの決算も受けながら生かしていきたいと思います。  では、もう一つちょっと別の質疑をします。  4ページでありますが、負担金についてです。  この南部市町村会や南部振興会の負担金の話をここでさせていただいてよろしいのかと思うんですけれども、以前に申し上げております包括外部監査の指摘にもございました南部広域市町村圏事務組合南部市町村会、そして南部振興会と3つの団体、南部に関するものでありますが、もちろんこれは法的な裏づけのある団体、南部振興会とか広域事務組合なんかそうなんですけれども、南部市町村会は任意の団体であります。かなり設立時から今も形を変えながら南部の振興に資する活動をしているものと認識はしておりますが、ただ、いろいろな事務的な整理が必要だということでそれを進めているということは、南部広域事務組合の議会でも、そしてこちらの議会でも伺っているところであります。  そこでお伺いしたいのはその進捗です。事務局が既に一元化されていて、その中で事業の整理を行っているところかと思うんですが、それが負担金に反映されているのか。つまり、負担金がその作業の中で減ったというようなことはあるのか。それともこの整理の件ですね、今、進捗はどうなっているのかということをお伺いします。 ○委員長(宮平のり子)  新垣総務課長。 ◎総務課長(新垣淑博)  南部市町村会の負担金につきましては、2月の委員会でも前泊委員からご質疑、ご質問あったかと思いますが、その際にもちょっとご説明させていただきましたが、今年度、28年度においてこの見直しの方向を検討するということであります。その中で、この南部市町村会のもとに副市長で構成されます団体ができておりまして、その中で各市の副市長が、副首長が集まって、この団体負担金について、次年度29年度以降どうしていくかということを現在調整をしているというところで、まだそれが調整段階というふうに聞いておりまして、これがこの29年度こうなったとか、そういう決定というところまでは至っていないというのが現状でございます。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ありがとうございます。  課長ご説明のように2月にもお伺いをして、その後、進捗はいかがかと。27年度決算を踏まえた上でどうなのかというような趣旨の質疑でありました。この10月現在でもまだ29年度どうするのかという結論が見えていないということを確認しましたので、また今後も注視していきますので、ぜひ意義のある整理で結果を出していただきたいと思います。もちろん那覇市はトップランナーですね、フロントランナーとしての役割がありますから、那覇市だけ抜けるなんていうようなことはないかと思いますが、適切な負担額、そして内容ということで那覇市のほうからも積極的に働きかけていっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(宮平のり子)  奥間委員。 ◆委員(奥間亮)  自主防災組織に対する資機材の交付事業でありますけれども、3年前に本会議の議会のほうで私、自主防災組織、いろいろ提案をさせていただきまして、まだまだ全国に比べると少ない数字ではあるんですが、ただ、その当時に比べると相当増えていますので、本当に職員の皆さんが頑張っておられて感謝申し上げます。  防災資機材の件ですけれども、今年度もこの決算の中で資機材を交付したというのがあるんですが、一番ニーズがあるというか人気があるというか、多く交付をしたというのは大体どういうのがあるんでしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  上原市民防災室長。 ◎総務課市民防災室長(上原立也)  過去に交付した資機材の中で特に需要といいますか人気があるものは、例えば発電機とか救急工具セット、それから救急セット、そのようなものが主に資機材として要望が高いものでございます。  以上です。 ○委員長(宮平のり子)  奥間委員。 ◆委員(奥間亮)  ありがとうございます。  先日、職員の皆さんにちょっとご提案をしたんですけれども、沖縄の防災展というのがあって、そこでいろんな新しい新商品、つまり防災グッズというのが出ていて、防災機器、資機材もどんどん進化していきますから、こういったのも対象にするべきじゃないですかというふうに言ったら、対象になり得るというふうな話でしたので、今回の決算を踏まえてですけれども、今後、そういった新資機材も取り入れていくべきだと思いますけれども、どのように考えているのかというのをちょっとお願いします。 ○委員長(宮平のり子)  上原市民防災室長。 ◎総務課市民防災室長(上原立也)  奥間委員のおっしゃるとおり新しいものがどんどん出てきておりますので、そういったものも視野に入れながら調査検討しながら、資機材交付の対象にしていきたいと思います。  以上です。 ○委員長(宮平のり子)  奥間委員。 ◆委員(奥間亮)  かなりそういう新資機材を取り入れることによってそのインセンティブも高まるかなと思っていますので、今後もぜひよろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(宮平のり子)  ほかにございませんか。  大城幼子委員。 ◆委員(大城幼子)  自主防災組織に関連してお聞きしたいんですが、政策説明資料によりますと、27年度末において45団体の自主防災組織が結成されているとありますが、前年度からどれぐらい増えたんでしょうか。 ◎総務課市民防災室長(上原立也)  休憩お願いします。 ○委員長(宮平のり子)  休憩いたします。 ○委員長(宮平のり子)  再開いたします。  上原市民防災室長。 ◎総務課市民防災室長(上原立也)  27年度に関しましては、5団体の加入がございました。以上です。 ○委員長(宮平のり子)  大城幼子委員。 ◆委員(大城幼子)  平成29年度までに75団体という目標があったと思うんですが、この目標はもうそのままで、見直しとかもあるんでしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  上原市民防災室長。 ◎総務課市民防災室長(上原立也)  平成29年度までに75団体という組織目標を掲げているわけなんですけども、現在それに受けて精力的に取り組んでるというところでございますけど、なかなか伸び悩みといいますか、進捗状況が思わしくないという状況ではありますけども、この自主防災組織というのが全国的に見ましても、非常に防災に対して効果があるということでございますので、そのまま目標値は75団体で一応そのまま掲げておいて、それに向けて努力していきたいと考えております。 ○委員長(宮平のり子)  大城委員。
    ◆委員(大城幼子)  ありがとうございます。  この自主防災組織のリーダーの皆さんの集まりというか、意見交換の場というようなものもあるんでしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  上原市民防災室長。 ◎総務課市民防災室長(上原立也)  自主防災組織の各リーダーの集まりというものは特にございません。ですけれども、例えば那覇市の防災訓練等に参加していただいたり、そういった形で交流を図っていただくということは考えております。 ○委員長(宮平のり子)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  ありがとうございます。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑は。  我如古委員。 ○副委員長(我如古一郎)  不発弾処理についてお尋ねします。  項目、委託料の中には、防災行政無線保守点検があるんで、ちょっと分割して金額をお尋ねします。合計の金額になってるので、別々に。8ページですよ。 ○委員長(宮平のり子)  上原市民防災室長。 ◎総務課市民防災室長(上原立也)  ちょっと手元のほうに不発弾の部分しかございませんけれども、処理壕構築費用といたしましては、380万3,700円となっております。以上です。 ○委員長(宮平のり子)  我如古委員。 ○副委員長(我如古一郎)  この処理壕をつくる業者さんは、専門業者ですか。それとも、一般的にどこの業者さんでもやるんでしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  上原市民防災室長。 ◎総務課市民防災室長(上原立也)  不発弾が発見される際には、大体新築工事とか、工事によって発見されることが多いわけなんですけども、その工事をしている業者さんのほうに、そのまま処理壕の構築とかを依頼するということで、特に処理壕を作井することだけを専門にしている業者というのはございませんので、その不発弾を発見した業者に委託するというのが、大体そういう流れとなっております。 ○委員長(宮平のり子)  我如古委員。 ○副委員長(我如古一郎)  処理壕の構築費用が380万円ということで、じゃ収入はどうなんだろうということで、1ページにある436万円ですけど、さまざまな費用が処理費用にはかかってると思ってるんですが、実際にこの経費にかかった補助になってるのか、皆さんはどういうふうに見積もってますか。 ○委員長(宮平のり子)  上原市民防災室長。 ◎総務課市民防災室長(上原立也)  この補助につきましては、国のほうから9割、県のほうから0.5割、那覇市の持ち出し分が0.5割というふうになっておりますけども、実は不発弾を処理するまでに、さまざまな準備とか、チラシ配布とか、人件費、そういったものがございます。  ですけれども、この補助に関しては、その処理当日の分しか補助としては認められてないと。しかも、処理壕構築とか土のうとか、そういった限られたものとなっておりますので、必ずしも十分ではないというふうに考えております。 ○委員長(宮平のり子)  我如古委員。 ○副委員長(我如古一郎)  不発弾処理ですから、当然戦後処理、国の仕事として全額補償すべきだと私たちは前から言っているわけですが、沖縄県内市長会でもいいですし、全県の市町村長集まった意見でもいいと思うんですが、国に対して、戦後処理なんだからしっかり補償してほしいと、これは要求すべきだと思いますが、どうでしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  上原市民防災室長。 ◎総務課市民防災室長(上原立也)  これにつきまして、実は先日、沖縄県内11市の防災担当課長会議がございましたけども、その中でも一応提案させていただきました。その中で、ほかの市のほうも同様な意見ということがございますので、今後、県内の市町村長のほうで声を上げていただいて、全額国の補助のほうでそういった不発弾の処理に関する費用を補助していただくように、流れとしてそのような方向性で検討していきたいと思います。 ○委員長(宮平のり子)  我如古委員。 ○副委員長(我如古一郎)  消防職員の皆さんの負担、そして防災課の職員の皆さんの負担、住民は避難を強いられる。もう本当に大変なことばかりなんで、これはしっかり対応していただきたいと思います。終わります。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑はございませんか。               (「進行」と言う者あり) ○委員長(宮平のり子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。               (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(宮平のり子)  再開いたします。  次に秘書広報課関係分について、宇地原靖秘書広報課長、説明をお願いします。 ◎秘書広報課長(宇地原靖)  それでは、当課所管分についてご説明をさせていただきます。  お手元の平成27年の総務部歳入歳出決算資料でご説明をさせていただきます。  初めに歳入についてでございます。  資料の11ページをご覧ください。よろしいでしょうか。  まず歳入といたしまして、有料広告収入を得ております。これは、広報紙「広報なは市民の友」、それから本市のホームページ上のバナー広告、それと市民便利帳中に確保した広告枠をまとめて売却したことによるものでございます。  平成27年度におきましては2社の応札がございまして、入札の結果、555万5,555円で売却をしたものでございます。歳入分につきましては以上でございます。  続きまして歳出、めくりまして12ページをお願いいたします。よろしいでしょうか。  初めに08の事業 秘書及び渉外事業につきまして、主なものを説明をいたします。  当該事業は、市長、副市長の秘書及び渉外業務に関する経常経費、内部管理費等でございます。  まず、第8節報償費に賞賜金として、執行額、支出済額12万6,360円を支出しております。これは全国的に活躍した青少年、国体あるいはインターハイ等で優勝された青少年の皆さんに、那覇市青少年特別賞を授与しております。平成27年度につきましては、例年より活躍が多かったということで、対象となった団体あるいは個人が多かったために、3万9,360円流用した上で全額執行しているところでございます。  続きまして、第9節旅費でございます。旅費につきましては74万1,050円を執行いたしております。執行率は70.2%でございます。これは主に市長及び随行の出張旅費として予算措置をしたものでございます。  ただし、出張の内容によっては他の課の支出によるものもございますところから、当課の予算の支出としては74万1,050円の実績となっております。  続きまして、第10節交際費につきましては、56万8,910円を執行いたしました。執行率は40.8%でございます。主な使途は、市政功労者の皆様のご逝去に伴う香典あるいは供花代のほか、全国大会等に出場する小中高生に対する激励金、あるいは市長、副市長等の懇談会等の費用でございます。  その中でも、市政功労者等々に対する香典、供花代は、全体の70%余りが香典、供花代として執行しているところでございます。  交際費につきましては、透明性が求められていることから、これは別に定めております那覇市交際費及び食糧費の執行基準及び交際費取扱要領に基づき、執行をしているところでございます。  続きまして、めくりまして13ページをおあけください。第14節使用料及び賃借料としまして127万7,335円を執行しております。執行率は63.8%でございます。これは主な用途としましては、市長公用車のリース料、あるいは両副市長の公務の移動の際のタクシー使用料のほか、ファクシミリの賃借料、あるいはNHKの受信料等となっております。  以上が、秘書及び渉外事業の主な執行状況でございます。  続きまして、事業41の市制施行記念事業につきまして、主なものを説明をいたします。  初めに8節の報償費でございます。その中の賞賜金として48万60円を執行しております。執行率は56.3%でございます。これは平成27年度の市政功労者7人の皆さんに対する功労賞、バッチや記念品等の調達経費でございます。  続きまして、10節でございます。交際費でございます。こちらは20万円を支出しております。  執行率は60.6%でございます。これは市制施行記念式典終了後の市政功労者の皆様と市長、議長等の夕食懇親会に要する経費となっております。  以上が、市制施行記念事業の概要でございます。  続きまして、めくりまして14ページをご覧ください。よろしいでしょうか。  02事業広報事務費の主なものを説明をいたします。当該事業は、広報紙「広報なは市民の友」、市民便利帳の発行、あるいはホームページによる広報等の市政の普及啓発を担う事業でございます。  はじめに11節需用費中の4節印刷製本費でございます。平成27年度は2,211万5,510円を執行しております。執行率は94.9%でございます。印刷製本費は主に広報紙「広報なは市民の友」の印刷製本費でございます。年間当初で月13万9,500部、年間トータルで167万4,000部の印刷に要する経費として、この市民の友の印刷費だけで2,158万5,554円となっております。これは印刷製本費全体の約97.6%になっております。  次に、13節委託料でございます。これは業務委託料として平成27年度は2,259万4,842円を執行しております。執行率は99.2%でございます。  これは主に「広報なは市民の友」の配布に係る業務委託でございます。配布業務については、那覇市シルバー人材センターに委託をしております。1部12円の単価契約により、「広報なは市民の友」の配布に係る年間の支出はこのうち2,155万5,072円、委託料全体の95.3%を占めております。残りの委託料については、視覚障がい者の方に対する声の広報の委託料となっております。  以上、平成27年度秘書広報課所管分の歳入歳出決算の概要でございます。よろしくご審議をお願いいたします。 ○委員長(宮平のり子)  ありがとうございます。  これより質疑に入ります。  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ありがとうございます。  3点ほどお伺いします。まずは12ページなんですが、08節の報償費です。青少年特別賞記念品でありますけども、先ほどの説明だと27年度は例年よりも多い、子どもたちが頑張って多いというご説明でありましたが、具体的に例年だと何件ぐらいで、27年度は何件だったと、その内容まで教えていただけますか。 ○委員長(宮平のり子)  宇地原課長。 ◎秘書広報課長(宇地原靖)  平成27年度は、件数でいうと8件、これは1団体及び個人は9人の方を表彰しております。
     内容は、団体につきましては首里高校なぎなた部の全国選抜大会の優勝であったり、あるいは個人としましては、沖縄尚学高校の女子テニスダブルスのインターハイ、あるいは国体の優勝、そのほかには文化面でフラッシュ暗算の全国大会の優勝者等々となっております。  この青少年特別表彰の受賞者数につきましては、過去平均大体5件弱というふうになっております。平成26年度は4人、平成25年度は4人、平成24年度は6人というような流れでございましたが、27年度については、先ほど言ったように1団体と9人という形で、合わせて8件の表彰となっておりますので、少し不足が生じていたということになっております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  うれしい誤算のほうですので、しっかり、やっぱり子どもたちの励みになると思いますので、柔軟な予算編成、そして、これからまたずっと恒常的に件数が増えるようであれば、増額の検討も当初からしていただきたいと思います。  では次です。次は13ページの市制施行記念事業なんですが、これは全体で執行率が63.9%、この中を見てみると、報償費が55.9%ということで、そのほかにも交際費の60%等々ありますが、主な執行率が下がっている要因というのは報償費にあるのかなと思うんですけども、この辺、事業全体、そしてその報償費等々が執行率が下がった、低くなっているという理由について教えてください。 ○委員長(宮平のり子)  宇地原課長。 ◎秘書広報課長(宇地原靖)  まず、この市制施行記念事業費につきましては、当初予算で市政功労者13人の想定をして、当初予算編成をしております。過去5年の平均だと10人弱で、多い年ですと、例えば平成20年度は12人という状況となっておりますが、平成27年度に関しては、市政功労者7人というふうになっております。  したがいまして、市政功労者に係る表彰関係、先ほど説明しましたバッチ等、それが減っているのと、あと交際費等につきましても懇親会の人数がその分減っているということで、例年より執行率が若干落ちているという状況でございます。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  その例年より功労者数が減ったというのは何か要因がありますか。 ○委員長(宮平のり子)  宇地原課長。 ◎秘書広報課長(宇地原靖)  直接的な要因は分析しておりませんけれども、例えば民生委員・児童委員を長年されている方、あるいは交通指導員の関係の方、一定の基準がございます。例えば、その交通指導員を20年以上とか、その基準をクリアする方が年度によって異なってくるんだろうということで、間が空いたりということもあるのかなというふうに思っております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  年度によって、その対象者が流動的な数であるというご答弁でしたけれども、例えば辞退をする方が増えたとか、そのほかの要因は考えられないのかなということでお伺いしたんですが、そういったことではないんですか。辞退とか。 ○委員長(宮平のり子)  宇地原課長。 ◎秘書広報課長(宇地原靖)  これまで辞退をされて数が減ったということは記憶にないです。これはないかと思います。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  あとあと求めます。  では、もう1点最後ですけど14ページ、これはちょっと数字の流れを教えていただきたいんですけども、広報事務費の中の11節需用費の中の、先ほどご説明がありました印刷製本費なんですけども、これ執行率が94.9%で、不用額が全体の額が大きいので不用額、それでも100万越えなんですね。で、そこにちょっと数字で流用・充用費等がマイナスで書かれております。ちょっとこれの具体的な説明をお願いいたします。 ○委員長(宮平のり子)  宇地原課長。 ◎秘書広報課長(宇地原靖)  こちらにつきましては、流用先は同じ広報事務費の14節使用料及び賃借料に3万2,510円を流用しております。ここは、広報紙その他をつくるための広報グループの取材、取材に係る取材先、外勤に係るタクシー使用料につきまして、27年度は取材先、多岐にわたって、この分が不足が生じたということで、同じ事業内の印刷製本費につきましては、年度当初に契約を済ませて執行済で残がはっきりしておりますので、こちらからやむを得ず流用したという事情によるものでございます。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  つまり、今のご説明の、当初わかる印刷製本費に係る残というのは、これでいうと不用額に当たるんでしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  宇地原課長。 ◎秘書広報課長(宇地原靖)  残というのは入札の結果でございます。27年度は5社による入札の結果で入札残が生じたと。で、先ほど申し上げたとおり使用料に不足が生じたので、その入札残から流用して必要額を執行したという状況でございます。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ということは、この不用額はどういった内容のものでしょうか。その入札残も、残は結局は流用しているんですけども、それを差っ引いたのが今の不用額なんでしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  宇地原課長。 ◎秘書広報課長(宇地原靖)  はい。そのとおりでございます。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  それでありましても、結構100万円を超えているので、この不用額となった理由について教えてください。内容について。 ○委員長(宮平のり子)  宇地原課長。 ◎秘書広報課長(宇地原靖)  この印刷に関しては、用紙代等も含めております。紙の価格が年間を通じて増減がございますけれども、見積もりの段階では、かなりこれが上昇しているという見積もりを得ておりましたので、所用の予算措置をしたところでございますが、実際に入札の時点では少しまたそれが落ちついてきていたというのも一因かなと思います。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  紙の価格が変動するということで理解をしました。ありがとうございます。以上です。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑はございませんか。  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  12ページの10節交際費なんですけど、内容を見たら激励金とあるじゃないですか。これ、青少年のという、具体的にどういうあれなんですか。 ○委員長(宮平のり子)  宇地原課長。 ◎秘書広報課長(宇地原靖)  これは、高校2校でございます。27年度は興南高校、甲子園の出発前と、あと1校は、これは那覇西高等学校、これは全国サッカー選手権の出発前に激励金として支出しております。  その前の年度は、かなりこちらも26年度につきましては、小中高合わせて9校に激励金を交付しておりますので、27年度に関しては、前年度と比べて少し、この2校だけだったということで執行率が低くなっているところでございます。 ○委員長(宮平のり子)  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  これは対象はある意味、27年度は高校2校ということで、じゃ26年度は小中高で理解してよろしいですよね。  それで、じゃこの全国派遣とか、そういうのには行くと思うんですけど、これ教育委員会でもこういう派遣の場合、お金、寄附は出しているじゃないですか。それと重なっていると思うんですけど、基準はなんですか。あげる基準というのは。 ○委員長(宮平のり子)  宇地原課長。 ◎秘書広報課長(宇地原靖)  教育委員会に関しては詳しくは承知しておりませんが、その派遣に係る費用というふうに理解しております。  こちらで計上しています激励金は、主に出発前に、派遣が決まったのでぜひ元気づけて激励していただきたいということで、市長に面会もしくは副市長に出発前に面会に来る方々について、その機会を設定して、頑張ってくださいということで計上しておりますので、来ていただかない場合には出していないというのが現状でございます。 ○委員長(宮平のり子)  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  だから、この辺のところが不透明だわけさ。来たから激励金を上げる。じゃ今までやっている小中高も、来なかったら今言ったようにあげきれないというのは不平等だからさ、これ。その辺のところちょっと整理してもらって、今後こういうふうに言われないように、やるなら全員にあげるか、全国に行く子どもたちにあげるとか、そういうことをやってください。以上です。 ○委員長(宮平のり子)  宇地原課長。 ◎秘書広報課長(宇地原靖)  はい、検討いたします。 ◆委員(亀島賢二郎)  以上です。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑は。               (「進行」と言う者あり) ○委員長(宮平のり子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
     休憩いたします。               (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(宮平のり子)  再開いたします。  次に、平和交流・男女参画課関係分について、上原徳一郎平和交流・男女参画課長、説明をお願いします。 ◎平和交流・男女参画課長(上原徳一郎)  ハイサイ、平成27年度那覇市一般会計決算中、平和交流・男女参画課関係分について決算の概要をご説明申し上げます。  説明に際しましては、お手元にお配りしております平成27年度歳入歳出決算説明資料に沿って説明させていただきます。  平和交流・男女参画課関係分については、15ページから32ページまでとなっております。  初めに15ページをお開きください。  歳入のうち、特徴的なものについて説明いたします。  まず、14款国庫支出金の2項国庫補助金です。  当初予算でサッカー球技場の全体計画策定に充てるための交付金として1,280万円を予算計上しておりましたが、必要となる整備費用などについて、沖縄県と協議を行いましたが、協議が整わなかったため実施を見送り、歳入で全額補正減としております。  同じく14款国庫支出金の3項委託金です。  予算現額35万6,000円に対し、収入済額33万5,000円となっております。内訳としましては、施設区域渉外等事務費20万円、自衛官募集事務費13万5,000円となっております。  次に、15款県支出金の2項県補助金です。  これは、(仮称)那覇市保健センター複合施設建設事業に係る県の一括交付金となっています。予算現額2,384万1,000円に対し、収入済額はゼロとなっておりますが、これは関係機関との調整に日数を要し、補助金の交付決定が平成28年1月となり、年度内での事業終了が見込めないため、平成28年度に全額繰り越したことによるものです。  次に、歳出事業のうち特徴的なものについて説明いたします。  初めに20ページをお開きください。  福州市友好都市交流事業についてです。これは、友好都市である福州市との児童生徒交流事業です。派遣・受け入れを毎年交互に行っております。  平成27年度については受け入れの年に当たりますので、ホームステイや学校交流を通し友好交流を行いました。  予算現額149万5,198円に対し、支出済額は147万5,057円で執行率は98.7%となっております。  次、23ページをご覧ください。海外移住那覇市出身者研修受入事業です。これは南米各国の那覇市出身者の子孫、2世、3世を研修生として受け入れ、各職場や企業などで研修させるほか、ふるさとの文化や歴史を学んでいただき、市民との友好交流を深めるための事業です。平成27年度はブラジル、ペルーから研修生を受け入れました。  予算現額119万9,100円に対し、支出済額は113万7,196円で執行率は94.8%となっています。  次に、24ページをご覧ください。  「思春期の心と体」のための意識啓発事業です。これは思春期におけるいじめ、性暴力、若年者のデートDVなどの問題や危険について、早い時期から人権に関する意識啓発をすることで、いじめ防止やDV加害者、被害者、傍観者にならないための意識啓発事業です。那覇市立中学校全17校の1年生、教職員、保護者を含む方々を対象として実施をしております。  予算現額60万円に対し、支出済額が57万3,065円で執行率は98.8%となっております。  次に、27ページをご覧ください。  ホノルル市長一行受入事業です。これは姉妹都市のハワイ州ホノルル市の市長一行の訪問を受けて、友好交流を図るための事業です。視察に来られたときに、環境、交通関連施設を見てもらったほか、那覇市国際親善名誉市民の称号を授与するため顕彰を行いました。  予算現額40万7,472円に対し、支出済額は31万4,081円で、執行率は77.1%となっております。  次に、29ページをご覧ください。  那覇軍港跡地利用計画事業です。これは那覇軍港の跡地利用を円滑に進めるため、地権者などとの合意形成を図り、課題解決の検討及び跡地利用計画の策定に向けた取り組みを進めていくための事業です。予算現額1,045万9,000円に対し、執行済額は1,012万3,989円で執行率は96.8%となっております。  次に、31ページをご覧ください。  奥武山サッカー球技場整備全体計画策定事業です。先ほど歳入予算のところでも説明いたしましたが、サッカー球技場の全体計画策定に係る委託料として1,280万円を予算計上しておりましたが、必要となる整備費用などについて沖縄県と協議を行いましたが、協議が整わなかったため事業実施を見送り、歳出予算を補正減としております。  最後に32ページをご覧ください。  (仮称)那覇市複合施設建設事業です。これは旧那覇飛行場用地問題の解決を図るため、(仮称)ともかぜ振興会館と保健センターの複合施設の基本設計を策定するための事業です。  予算現額2,658万1,000円に対し、執行済額0円となっておりますが、これは関係機関との調整に日数を要し、補助金の交付決定が平成28年1月13日となったため、年度末までの事業完了が見込めないために、平成28年度へ予算を全額繰り越したことによるものです。  以上、平和交流・男女参画課関係分の決算の概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(宮平のり子)  ありがとうございました。  それでは、これから質疑に入ります。  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ありがとうございます。  2つほどお伺いしたいんですが、海外移住那覇市出身者研修受入事業なんですけども、27年度もお2人ですか、研修いただいたということで、120万ぐらいの当初の予算だったかと思いますけども、これはやはりこの研修に参加される方の感想といいますか、声というのはいかがでしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎平和交流・男女参画課長(上原徳一郎)  研修生については、当初日本語のほうが余り向こうのほうでは使ってないものですから、堪能ではないんですけども、こちらに来られたときに、最初に日本語の勉強をしていただいて、それから三線、琉球舞踊、習字とかも研修をしてもらって、こちらに来たときに改めて那覇とのルーツを確認するということで、ここで習った舞踊とか、空手とか、そういった伝統芸能をまた地元、ブラジル、南米に帰ったときにそれを披露するという形で研修報告をしておりますので、改めてそういったルーツを確認することができて非常によかったというふうに聞いています。  それと、県人会、市民の会のほうからも、こういった事業はぜひ今後とも継続していただきたいということで、毎年そういったお話があります。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ことしはウチナーンチュ大会もありますけども、やはり参加したいという方、多いんじゃないかなと思うんですが、倍率といいますか、大体何人ぐらい応募されて、今2人という状況なんでしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎平和交流・男女参画課長(上原徳一郎)  倍率というのはちょっとわからないんですけれども、あちらのほうで市民の会で選定をしていただきますけれども、まずある程度の日本語ができる方ということで聞いております。  それほど多くはないというふうには聞いてますけれども、やっぱり2カ月間ですので、お仕事を休んでこられると、そういった条件が整って、なおかつ日本語がある程度できる方ということになっております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  恐らく、もしこういうことがあるとわかればやりたいという人って結構出てくるのかなと思いますので、せっかくのウチナーンチュ大会の機会でもありますし、現状把握して、予算面で厳しいかとは思うんですけども、例えば4年に1回ウチナーンチュ大会がある年とか、何年かに1回ぐらいはちょっと枠を広げるとか、もっと期間が短くても何か参加できるようなことも検討していただきたいと思います。  別のところでお伺いしますが、ちょっと小さなことなんですけども、ホノルル市長一行受入事業ということで、10人の方がお越しいただいたという事業ですが、この予算のほうを見てみますと、執行率全体で77.1%で、需用費、食糧費が8.6%になっているんですが、この理由を教えてください。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎平和交流・男女参画課長(上原徳一郎)  昼食代ということで、食糧費を組んでおりましたけれども、その都度イベントの後とか、行程の中でレストランとか食堂で組んでいたんですけども、一行ができるだけそういったイベント、あるいは施設を見たいということで、どうしても食事時間が短くなったものですから、ホノルル市長のほうからもコンビニでもいいよという形になってしまったものですから、使う予定だった予算が少なくて済んだということになっております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  わかりました。ちょっとほかのスケジュールが押してということですね。ただコンビニのほうのおにぎりもすばらしいんですけれども、ちょっとゆとりを持った食事もとっていただけたらよかったなという気がします。  ちょっと最後に、奥武山サッカー球技場整備全体計画策定事業についてなんですけども、27年度においては、協議が整わず全額マイナス補正ということでありますが、現在、新聞報道、議会でも取り上げられていますけども、どうにか話し合いがスタートしたということで、その進捗を教えていただけますか。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎平和交流・男女参画課長(上原徳一郎)  サッカー球技場については、これまで過大な事業費ということで、なかなか財源確保のめどがつかなかったもんですから、県と幾年にもわたって協議をしてきて、予算にも上げましたけども、補正で減をするという形で、こういうふうな形で申しわけない思いでしたけども、ようやく県との協議が整いまして、県のほうで主体になって今計画を立てるということになりました。議会のほうでもそういった形でお答えをしております。  これまでの課題としては、那覇市が主体となってやる場合は、防衛の予算を使って、県と市である程度財源の負担をしていただくという方法を考えておりましたけれども、その後24年に一括交付金が入ってきて、防衛の予算よりは一括交付金のほうが、まず上限がなくて済むということですね。防衛をやった場合は上限があって、これまでそれを活用してきた野球場程度というのを考えていたんですけれども、サッカー場については、野球場よりもはるかに大きな事業費になっていたもんですから、これではちょっと財源的に厳しいというのがありました。  一括交付金については上限がありませんので、今県のほうでは200億近くということで上げてますけども、それがほぼ事業対象として可能性としてあるのかなというところがあります。  それと率ですね。防衛については3分の2が補助率となってまして、残りが3分の1はかなり大きな負担でしたけども、一括交付金を使った場合については10分の8ということで、2割がその自治体の負担になりますから、かなり財源的にもメリットがあるということで、今回県が主体になってやるということですので、ただ、用地については、今那覇市の市有地もありますので、お互い連携をしながらやるということで、今話をしております。  進めていくに当たっては、県と那覇市のほうで連絡協議会、あるいはサッカーの基本計画策定に当たっての委員会の中に那覇市が加わって、できるだけ那覇市と県で連携して運用しやすいような形で話をしていくということで、先日、事務方同士でお話をしたところです。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  当初、想定していた防衛費、それではなくて一括交付金のほうが使い勝手がいいということで、県との調整が始まっているという状況ですよね。  どのようなものにするのか等々、やっぱりいろいろな課題や、議会でもいろいろな意見が出ておりますので、その辺はしっかりと市民等の意見も聞きながら、県と調整をしていっていただきたいと思います。以上です。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑はありませんか。  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  29ページの那覇軍港跡地利用計画事業なんですけど、今進捗状況というか、ステージ1、2、3ぐらいあったんじゃないですか。今どこまで来ているか、手順を教えてください。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎平和交流・男女参画課長(上原徳一郎)  今ありましたように、第1ステージ、第2ステージ、第3ステージとあります。第1ステージについては、企画構想段階というレベルです。それから第2ステージのほうに入りますと、本格的に跡地利用計画策定の段階に入ります。今現在、第2ステージに入っております。 ◆委員(亀島賢二郎)  第2? ◎平和交流・男女参画課長(上原徳一郎)  はい。第2ステージに入ってます。  平成27年度で第2ステージに移るかどうかということで、検討委員会を立ち上げまして、その中でこれまでの検証を行って、あと市民・県民に対するそういった意識を高めるということで、市民・県民フォーラムを開催して、その中で第2ステージへの移行について意見交換を行ったところで、今回市長のほうからもそういったことを踏まえて、平成28年度から第2ステージに入るということで決めたところでございます。
    ○委員長(宮平のり子)  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  この27年度にフォーラムをやったと思うんですけど、ある意味、実績というのを教えてもらっていいですか。どういうふうなのをやったのかと。事業として、27年度。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎平和交流・男女参画課長(上原徳一郎)  産業支援センターのところに会場を借りまして、そこに地権者あるいは市民・県民、それと国、県、近隣の市町村にも呼びかけをして、その中でこれまで進めてきた取り組みを説明するということと、あと軍港のPR映像を今度作成しまして、その中で映像を流しております。  そのフォーラムの中では、関係者として大学の先生あるいは地主会の会長、あと市長、あと県の跡地利用対策の課長、そういった方々に参加していただいて、将来の軍港跡地利用に対する、最初ですので夢みたいなものを語っていただいて、それを市民のほうにお知らせするという形で行っております。 ○委員長(宮平のり子)  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  わかりました。ありがとうございます。  あと、24ページの「思春期の心と体」のための意識啓発事業なんですけど、ようやく中学校全校までやっていただいたことに関しては、本当にありがとうございます。  それでこの業務委託なんですけど、業者というんですか、どこなんですか。前と名前がちょっと変わっているんで。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎平和交流・男女参画課長(上原徳一郎)  委託に関しては、このCAPプログラムという形の取り組みになってるもんですから、ほかの業者というところではちょっと難しいもんですから、ほかの自治体を見てもそこの業者しかできない形になっているもんですから、CAPさんのほうにお願いをしております。さくらんぼプログラムという形での取り組みです。 ○委員長(宮平のり子)  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  じゃ前と変わってはいないということですね。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎平和交流・男女参画課長(上原徳一郎)  そうです。 ○委員長(宮平のり子)  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  わかりました。理解しました。  あと1つ最後に、16ページなんですけど、09の旅費になるんですけど、特定地域特別振興事業(旧軍飛行場用地問題)と書かれてるんですけど、これはどういう内容なんですか。まあ、説明できるなら、どのような調整してきたのかというのを。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎平和交流・男女参画課長(上原徳一郎)  この特定地域特別振興事業というのは、先ほどの歳出のところでも説明したけども、保健センター複合施設を建設するための事業で、先ほど言いましたように交付金が、なかなか交付決定がおりなくて、そのための説明ということで内閣府のほうに伺いまして、この事業の趣旨とか、どのような形のものであるということを説明に行ったときのそのときの旅費でございます。 ○委員長(宮平のり子)  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  わかりました。以上です。 ○委員長(宮平のり子)  ありがとうございます。  ほかにございますか。               (「進行」と言う者あり) ○委員長(宮平のり子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。               (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(宮平のり子)  再開いたします。  次に、人事課関係分について、新垣浩人事課長、説明をお願いします。  なるべく簡潔によろしくお願いします。ポイントをついて。 ◎人事課長(新垣浩)  わかりました。  ハイサイ。人事課の新垣ヤイビーン。  平成27年度歳入歳出決算の人事課分についてご説明させていただきます。  資料はお手元の平成27年度歳入歳出決算資料の、人事課分は33ページから42ページまでとなっております。  初めに33ページの歳入からご説明いたします。  当課の歳入は16款財産収入の退職手当基金収入、18款繰入金、退職手当基金繰入金、20款諸収入の雑入として雇用保険料個人負担分、共済組合保険事業助成金、諸手当もどし入金などの細節がございます。  退職手当基金収入は、基金に係る預金利子を収入として積み立てしております。  18款繰入金、退職手当基金繰入金は、昨年度は退職者が少なく、基金からの繰り入れは行っておりません。  次に、歳出について説明いたします。  資料は34ページからとなっております。  当課の予算は人件費が主なものとなっておりますが、人件費は最後にまとめて説明させていただきます。人件費以外の事業では11事業、主なものに一般事務費、職員厚生事業、職員メンタルヘルス対策事業、職員研修事業、給与関係事務委託事業、新人事給与システム事業などがございますが、そのうちの予算現額の大きいものや執行率の低いものについて概要を説明させていただきます。  34ページのほうをまずご覧ください。  一般事務費は、予算現額1億3,480万2,441円、支出済額1億3,280万9,662円、執行残の不用額199万2,779円で、執行率は98.5%となっております。  不用額の主なものは臨時職員の賃金で、当課所管の賃金は、育児休業や病気休暇などで休職している職員の代替や、欠員が生じた部署へ配置する臨時職員の賃金となっております。  平成27年度は、過去3年間の実績をもとに12月に不足分を補正増いたしましたが、育児休業の取得者が予測を上回ったことから、486万331円を流用し、対応いたしました。  次に36ページをご覧ください。議員等の公務災害補償事務費は、予算現額20万9,000円、支出済額5万2,660円、不用額15万6,340円で、執行率は25.2%となっております。不用額の主なものとして、公務災害認定委員会及び審査会に係る委員の報酬と委員会開催に伴う費用弁償となっております。年間2回で予算計上しておりますが、平成27年度の事案は、委員会の開催を必要としない明白な事案のみであったことから、年度末の1回の開催となり、実績をもって不用となりました。  次に37ページをご覧ください。  職員厚生事業は、予算現額1,641万8,669円、支出済額1,454万6,326円、不用額187万2,343円で、執行率88.6%となっております。  この事業は、職員の健康管理や安全衛生に関して必要な業務を行うもので、産業医や保健師、栄養士による健康相談と指導、健康管理講演会、各種健康診断や予防接種の実施等、メンタルヘルス以外の健康管理全般を行う事業となっております。  不用額の主なものは、需用費の消耗品費で職員への被服貸与に係る入札差額によるものと、業務委託料として職員定期健康診断に係る実績残となっております。  次に38ページをご覧ください。  職員メンタルヘルス事業は、予算現額571万1,000円、支出済額564万4,713円、不用額6万6,287円で、執行率98.8%となっております。  この事業は、特に心の健康について問題を抱える職員に対し、心理相談員や保健師によるメンタルヘルス相談や、産業医による相談と指導、メンタル療養者の復職時に、復職支援のための臨時職員の配置、管理者・一般職員へメンタルヘルス研修を実施しています。  内容といたしましては、非常勤心理相談員への報酬、臨時職員賃金、精神科産業医や研修講師の委託料となっております。不用額の主なものは、長期療養者の復職支援分としての臨時職員賃金でありますが、必要な期間の後は配置が終了することから、執行残として4万7,775円となっております。  次に同38ページの中段をご覧ください。  職員研修事業は、予算現額634万2,890円、支出済額576万2,486円、不用額58万404円で、執行率90.8%となっております。  主な事業としては、新採用現任3年目、6年目、9年目の研修。新任主査、新任主幹、新任課長などの基本研修のほか、専門研修、実務研修、派遣研修など、職員への研修を実施する事業で、主なものは報償費などの講師謝礼や、派遣研修の旅費、基本研修・専門研修の委託料となっております。不用額の主なものは、委託料、使用料で、実績による不用となっております。  次に39ページをご覧ください。  給与関係事務委託事業は、予算現額2,735万2,000円、支出済額2,735万1,768円、不用額232円で、執行率100%となっております。  職員の給与、共済組合、臨時非常勤の給与、社会保険関係事務を外部に委託している業務委託料が主なもので、平成30年9月までの契約となっております。  続いて同39ページの退職手当負担金(企業事業)ですが、予算現額44万6,000円で執行率100%となっております。  これは市長事務部局と上下水道局との間で交わした協定に基づき、平成27年度に上下水道局で退職する退職手当の一部を、市長事務部局で負担するものとなっております。平成27年度は1人が対象となっておりました。  続いて同じく39ページ、特別報酬審議会は、予算現額41万7,000円で、執行額27万4,700円、不用額14万2,300円、執行率65.9%となっております。これは市長等及び議員の報酬額決定に係る審議会の委員報酬で、当初4回分で予算計上しておりましたが、3回の開催となり、実績による残となっております。  続いて同じく39ページ下段の新人事給与システム事業は、予算現額1,447万7,000円、支出済額1,447万6,368円、不用額632円で、執行率100%となっております。  人事管理及び給与計算は、電算システムにより運用管理しており、このシステムをリースし、保守を委託しているものです。  次に40ページをご覧ください。  人事評価制度運用設計事業は、予算現額748万4,000円、支出済額728万5,860円、不用額19万8,140円で、執行率97.4%となっております。これは地方公務員法の一部改正に伴い、人事評価の実施が義務づけられたことから、必要なシステム改修及び全職員を対象とした人事評価研修等の委託料が主なものとなっております。  最後に42ページ、人件費でございます。  こちらは、先ほどお配りしたA3資料を使ってご説明いたします。  総括表のとおり、第1款の議会費から第10款教育費の保健体育費までを人事課の所管としております。  人事課所管の人件費総額は、予算現額156億6,177万9,000円、執行額153億5,616万5,224円、予算残額3億561万3,776円、執行率98%となっております。  不用額の主なものとして、2節給料の予算残額6,320万3,380円と4節共済費8,949万8,294円がありますが、これは当初予算編成時、次年度の職員の組織体制に応じて予算を積算し、その後の定期人事異動で実際の配置に応じ支出しているところですが、実績としての執行残となっております。  また3節職員手当等では、予算残額1億5,073万2,526円ありますが、これは一般職の退職手当の残として、2款総務費、一般管理費にあります9,521万4,523円が主な理由となっております。  以上、平成27年度歳入歳出決算、人事課分の主な説明でございました。ご審査のほどユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。 ○委員長(宮平のり子)  ありがとうございます。  これより質疑に入ります。
     前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ありがとうございます。  いくつかお伺いをしたいんですが、34ページですね。この一般事務費の中で、備考のほうに書かれています育児短時間勤務代替非常勤報酬と、あと育児休業取得等による代替臨時職員の賃金というところなのですが、確かあんまりこの短時間勤務に関しては、希望者が少ないとかで見直しをされているところだと伺っています。  片や、その育児休業取得者が当初の見込みよりも上回って流用をしたということなんですが、これはやっぱり年によってなかなか読めないものなんでしょうか。日ごろ皆さんも勧奨の取り組み等もしてると思うんですが、その辺も含めて教えていただけますか。 ○委員長(宮平のり子)  宮良努副参事。 ◎人事課副参事(宮良努)  まず、育児休業者の増について説明いたします。  育児休業者については、私ども毎年3年間の平均等をとって、できるだけ平均値を近づけて予測してはいるんですが、やはりなかなか育児休業というのは前もってわかるものではないものですから、また実際育児休業者が出れば、必ず臨時職員を充てて、その所属及び本人が休みやすい雰囲気、また業務に支障のないように対応しておりますので、その点、今回12月補正時では予測できなかった方が、大体約42人、それとは別に、ほかのところで少し予測より下回った人がいますので、そういったことが精算されて、今回4百何十万の流用になっております。  それから、もう1つご質問のあった短時間勤務なんですが、こちらについては育児休業者がとるというより、育児休業から復職した後に、またそれを利用する制度として、これ以外にもいくつか、部分休業とか育児休暇時間とか、いくつかやっていて、本人が利用しやすいメニューの1つとしてそろえております。  この育児休業短時間については、これまで年間を通して3人分とってあったんですが、ほかの制度が、利用しやすいものから利用するものですから、なかなか利用者がいないと。しかし、なくすわけにはいかないということで、2年か3年前から、当初3人分だったのを2人分に減らして、一応予算措置はしている状況でございます。以上です。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  なかなか、おめでたいことなので、育児休暇もどんどんぜひとっていただきたいんですけども、ちょっとこの予算といいますか、この予算の流れについて教えていただきたいんですが、この流用・充用等の486万円ですけども、これはどこから流用してますか。 ○委員長(宮平のり子)  宮良努副参事。 ◎人事課副参事(宮良努)  先ほど話のありました育児短時間勤務職員、これについては12月補正では読めなかったものが、大体1月、2月では、育児休業者が増えてきて足りなくなる。  ただ、またこの育児短時間というのは、すぐ申請があってすぐに対応できるものではなくて、後任者を探したりするために時間がかかるので、恐らく年度末まで利用者がいないだろうと見込まれるこの育児短時間勤務とか、それから前年度はそれ以外にも非常勤の保健師、28年度は適任者が見つかって現在は採用しているんですが、人事課の非常勤の保健師は少し経験を必要とするものですから、前年度はその非常勤保健師が採用できなかった分の人件費、それを集めて流用いたしました。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  どうやってその流用の予算をつくったのかというのがわかりました。  しかしながら、流用できる状況であれば流用で済みますが、もちろん補正が必要になってくる場合もあろうかと思います。このあたりはやはり育児休業、また短時間等々、取得希望者の意向に沿うような形で柔軟な対応をお願いをしたいと思います。  では次ですが、37ページです。37ページの需用費の中の医薬材料費であります。これは職員の健康管理用医薬品、予防接種等ということなんですが、執行率が47.9%と低くなっていますけども、この理由について教えてください。 ○委員長(宮平のり子)  野里主幹。 ◎人事課主幹(野里慎哉)  ご質問にお答えいたします。  こちらの医薬材料費につきましては、11階にございます保健室、こちらの医薬品と、あと予防接種等と書いてございますけれども、こちら保健所の職員を対象といたしましたB型肝炎の予防接種に係る医薬にかかる経費となっております。  こちらのほう、当初20人分、5万4,000円で予算計上しておりましたけれども、こちらのB型肝炎につきましては、全員が毎年接種という形ではなくて、当初抗体があるかとか、そういったチェックをしまして、必要な人数に応じて接種する経費となっております。  それに関しまして、実績で執行残となっているところであります。以上であります。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ありがとうございます。  実績による執行残ということで、もし予防接種を皆さん、受けないといけないんだけども、受けられなかった人とかがいて、執行率が下がっていたら、いかがなものかというところの懸念から質疑をいたしました。  では、最後です。ちょっと複数のところにかかるものではあるんですが、39ページの特別職報酬審議会ですね。その委員報酬なんですけども、まず当初4回分が3回で済んだという理由と、あと特別職報酬審議会というのは、確か2年に1回だったかと思うんですが、そこら辺の確認もお願いします。 ○委員長(宮平のり子)  名嘉主幹。 ◎人事課主幹(名嘉寿夫)  お答えします。  今回、特別職報酬審議会ということで行っていますが、まず、今回審議4回予定で、3回で済んだというところで、委員の方の積極的な参加と取りまとめの方、委員長のほうの協力、あと努力もありまして、基本3回で答申案までこぎつけたというところで、今回4回目はなかったというところでございます。  まず期日として、1回目を10月14日、2回目を11月16日、3回目を12月9日というところで審議していただきまして、答申のほうは12月25日に行っております。  ということで、補正減ということも考えられるんで、ちょっと日程的に後ろもあるというところで、今回補正減はできなかったというところでございます。  あと、ちなみに、今回の報酬審議会、内容については、市長とあと議員等の報酬についての審議を行っていただきました。  今のところ4年に1回というところで、前回から行っているところでございます。  今回また、報酬審議会の審議の中で、4年に1回だと、審議するほうも審議しづらいと。できれば2年に1回程度でできないかというところの要望もございましたので、その辺は今後ちょっと検討してまいりたいと思います。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  休憩お願いします。 ○委員長(宮平のり子)  休憩します。 ○委員長(宮平のり子)  再開いたします。  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ということは、例えばスケジュールが整わなくて3回に詰めたとか、そういう理由ではなくて、積極的な、集中的な審議の結果、3回で済んだということですね。  先ほどご説明がありました回数に関しても、4年に1回から2年に1回へということで検討をしているという理解でいいですよね。  ということは、今まで4回で見積もっていたものを、今後は例えば2年に1回だったら平成29年度になるかと思うんですが、それはもう3回分の当初予算で組んでいくというような方針でしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  名嘉主幹。 ◎人事課主幹(名嘉寿夫)  現状といたしましては、今回たまたま3回で済んだというところなんですけど、4回で基本的には予算的には持とうかと思って、実際審議会自体が、年度の途中から審議の委員の方のスケジュールを押さえて会議を開催するものですから、実際3回だと、4回目が必要というときに補正等ができないという時期になるとちょっと困りますので、基本は一応4回で押さえて、予算等は編成しようかと考えております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  まあ回数にこだわるわけではないんですが、やはり特別職の報酬というのは、非常に重要なもので、あと市民の関心も高いところだと思うんです。  その審議の内容については、また別の機会に細かいことをお伺いをしたいと思いますが、適正な審議ができるような予算編成を、また今後ともお願いしたいと思います。以上です。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑はありませんか。  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  確認なんですけど、27年度職員の採用に関してなんですけど、今民間でも技術者等を人材確保するのが難しい中で、那覇市における確保というのは、今うまくいってますか。27年度は。 ○委員長(宮平のり子)  宮良副参事。 ◎人事課副参事(宮良努)  今、議員からご質問あったとおり、特に技術系の職員について、やはり正直申しまして、那覇市に限らず、地方自治体それから民間も含めて人材不足ということがよくうたわれてます。  そこで私ども那覇市としましては、試験時期を工夫して、去年は定期採用試験とは別に中途採用を行ったり、今年度は9月の定期試験とは別に、6月に沖縄県の試験と歩調を合わせて実施したいとしております。また試験方法も、少し面接の方法とかそういうのも工夫して、できるだけ幅広く応募者を入れて、その中から優秀な人材をとりたいということで工夫しております。 ○委員長(宮平のり子)  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  今後の方針とかじゃなくて、27年度の決算の確認なんで、27年度は技術系の確保はできたんですかというのを、思ったようにできたんですかというのを聞いている。 ○委員長(宮平のり子)  宮良副参事。 ◎人事課副参事(宮良努)  技術系の確保の中で、技術系、いろんな職種があるんですが、土木技師だけはやはり少し不足しております。それ以外の技術系の職員については、ほぼ確保できております。 ○委員長(宮平のり子)  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  ちょっと自分の知り合いに聞いたら、もう土木がちょっといない。採用が決まっても、なかなか那覇市に来てくれないということも聞いてはいるんですけど、このままじゃ多分いなくなっていく中で、27年度の反省を踏まえて、今言ったように、29年度からやっていく中で、今どういうふうに取り込んでいく方向なのかというのを聞かせてもらっていいですか。この技術者確保のために。あと1回。 ○委員長(宮平のり子)  宮良副参事。 ◎人事課副参事(宮良努)  土木技師確保のために、私ども今年度は特にまた、当初6月に試験を実施して、それでもやはり不足してますので、9月の定期採用試験でも実施しております。  また、一時的なことになりますが、土木技師のポストなんですけど、建築職、そういった別の技能で、特に指導部門で補えるところは、一時的に建築職を補って、またそういったところも含めて再配置で行っていきますが、今後は特に県外の技術者ですね。そういった人たちも何とか採用に取り込めないかということも含めて、対応を検討してまいりたいと思います。 ○委員長(宮平のり子)
     亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  提案と言ったらあれですけど、県内ね、工業高校もあるし、その中で土木科も持ってる課もあるので、ある意味、ここから今育てていくようなことをやっていかないと、もう技術系はどんどん減っていくと思うので、その辺のところをもう少し県と連携して、方向性を導き出していってほしいなと思います。以上です。 ○委員長(宮平のり子)  これは、答弁求めますか。 ◆委員(亀島賢二郎)  いやいや、いいです。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑は。               (「進行」と言う者あり) ○委員長(宮平のり子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。               (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(宮平のり子)  再開いたします。  次に、管財課関係分について、上原晃管財課長、説明をお願いします。 ◎管財課長(上原晃)  それでは、認定第1号、平成27年度歳入歳出決算中、管財課分の主なものについてご説明いたします。  初めに歳入からご説明いたします。  お手元の総務部決算説明資料の45ページ目をお開きください。  歳入合計で、調定が10億3,109万9,626円に対し、収入済額10億624万1,846円、収入未済額が2,485万7,780円、収納率が97.6%となっております。  それでは、歳入の主なものについてご説明いたします。  43ページ目にお戻りください。  中段にあります第15款県支出金01の所有者不明土地の調査費でございますが、現在、所有者不明土地となっている土地の地籍を確定するため、県の委託を受け、測量、探索調査を行っており、その対応分でございます。  調定額、収入額ともに2,341万9,213円となっており、989万9,000円の補正減額につきましては、歳出における委託業務の入札差額等による減額分となっております。  なお、平成27年度におきましては、120筆の測量調査と100件の探索業務を行っております。  次に下のほうでございますが、第16款財産収入01土地貸付収入でございますが、01の一般貸付分として、市有地を市民または法人等に貸しつけを行っており、その貸付料の収入でございます。  現年度分が、調定額9,934万1,749円に対し、収入済額9,432万3,868円、未済額が501万7,881円、収納率が94.9%となっております。  また、細節02の滞納繰越分でございますが、同じく貸付料収入で、これは平成26年度以前の滞納繰越分となっております。  収納率が11.9%、未済額が1,983万9,899円となっております。  この歳入未済の主な理由といたしましては、賃借人の高齢化によるもの、それから病気、失業等、生活困窮による支払いが困難なものが主な理由となっております。  次に44ページ目をお開きください。財産収入のうち、第2項財産の売払収入でございますが、1目の不動産売払収入として、市有地12件、1861.37平方メートルを売却しているものでございます。これは、さきにありました市民に貸しつけを行っている土地について、その賃借人に対する売却が主なものになっております。  調定額、収入額ともに1億1,210万3,000円となっております。  また、3目の有価証券の売払でございますが、上場株式2銘柄、これは沖縄電力と琉球銀行になりますが、その2銘柄を売却したものとなっております。調定額、収入額ともに4億9,835万1,373円となっております。  以上が歳入でございます。  続きまして、歳出についてご説明いたします。  46ページ目をお開きください。  第2款総務費として、歳出予算現額3億8,131万7,000円に対し、支出済額3億6,624万4,990円、不用額が1,507万2,010円、執行率が96%となっております。  それでは、歳出の主なものについてご説明をいたします。  46ページ目、第1項の総務管理費、第1目一般管理費の01一般事務費中、03の非常勤の報酬支出でございます。  支出済額が2,245万8,339円、執行率が95.6%で、不用額104万5,661円となっておりますが、これは守衛の7人のほか、総合案内を含め、総勢12人の非常勤に対する費用となっております。  不用額につきましては、守衛業務において、夜間・休日等業務を行っておりますが、年休の行使等による代替費用及び12人の非常勤に対する通勤手当支給の実績による不用となっております。  次に、事業18車両業務でございますが、11節の需用費中、燃料費で執行率が74.3%、不用額が52万7,205円、修繕料で執行率が52.7%、不用額が49万8,153円となっておりますが、燃料費につきましては、燃料の使用実績によるもの、また修繕料につきましては、カーシェアリングの車両の修繕の実績となっております。  次に48ページ目をお開きください。  03本庁舎の維持管理事業でございますが、11節の需用費中、05光熱水費についてでございますが、300万の減額補正を行っておりますが、これは燃料費調整額による電気料の減額、それからガスの供給がプロパン系から天然ガス系に変わったことによってガス料金が減額となり、執行額に残が見込まれたことから補正を行っております。  また、本庁舎における消防用水の標識、あるいはセコムの静脈認定機器の修繕等のために、59万3,909円の使途変更を行いました。  また不用額497万1,961円につきましては、予算編成時から、新庁舎の開始から2カ年の実績をもとに光熱水費を算定いたしましたが、実績による不用額となっております。  次に、13節委託料についてでございますが、本庁舎の警備、清掃、施設の管理を委託しておりますが、入札差金が見込まれたことから、912万の補正減額を行っております。  なお、流用につきましては、本庁舎の駐車場の排気ファン、あるいは2階の食堂側の自動ドアの修繕、それから地下の倉庫の改修、また真和志庁舎において、非常用の発電機、継電装置が故障したことによる取りかえ、都市ガスの配管の取りかえ、それから火災受信機の取りかえ等、早急に対応しなければならなかった分について実施したものでございます。  最後に50ページ目をお開きください。  事業の08不登校の対策拠点長寿命化事業でございますが、昭和43年に建築された真和志庁舎において、現在不登校の対策施設とか、障がい者支援の施設としても活用されておりますが、経年劣化によって外壁の剥離等が見受けられたため、利用者の安全と、それから支援を途切れることなく実施していくために、沖縄振興特別推進交付金を活用しながら補修工事を行いました。  予算現額3,356万円に対し、支出済額が2,968万1,758円、執行率が88.4%となっており、不用額につきましては、工事設計の入札差額70万8,400円と、補修工事の入札差額が316万8,200円となっております。  なお、交付金につきましては、拠点施設の面積案分により執行額の約3割、718万2,000円が交付金の額となっております。  以上が管財課分でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(宮平のり子)  ありがとうございます。  これより質疑に入ります。  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ありがとうございます。  歳入についてお伺いします。ちょっと財政課のほうでも土地売払収入の件、そして株式売払収入の件をお伺いをしました。  改めて土地売払収入の件からお伺いしたいんですが、皆さんからいただいた資料では、市有地売却件数12件ということで、売払面積が1861.37平方メートルということなんですけども、これは主にどういったところの土地を売り払った収入でしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  先ほどもご説明いたしましたが、これは市有地を市民に賃借させているというところで、この賃借人に対する売却というふうになっておりまして、市内全域にわたっております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  管財課の説明では、具体的な、ちょっとまとまった土地の場合、具体的な場所の話もあったんですけども、全部細かい土地ですか。それとも、なんかこう重立ったものというのをご説明できますか。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  12件中、ほとんど細かい借地になりますが、1件、875平方メートルが国場にある土地でございますけれども、この分が子どもの保育園関係から依頼等がありまして、この部分を売却したというものであります。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  休憩お願いします。 ○委員長(宮平のり子)  休憩いたします。 ○委員長(宮平のり子)  再開いたします。  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  ここに計上しているものは、管財課が所有している土地でございまして、そのほか所管課が所管しているものにつきましては、それぞれの所管課で売却を行っているものでございます。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  所管課によって、また土地の所有が違うということではありますが、管財課というのは全ての土地やもろもろの管理をつかさどってる課かなという認識ですので、ほかの課が所有して売り払った土地であっても、それは全体として、総括して答弁していただく、そういった認識を持っていただきたいと思っております。  で、27年度はこれだけの土地が売れたわけなんですけれども、今後28年度、29年度、この決算を踏まえて、処分可能な土地は売り払っていくということになろうかと思いますが、その方針を教えてください。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  管財課が所有している土地につきましては、普通財産というふうになりますので、基本的には企画と相談をしながら、利活用していないものにつきましては売却というような方針を持っております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  そうですね。固定資産台帳とかの整備もありますから、その辺、見きわめをしっかりして、適切な措置をとっていただきたい、売り払うのが適切であれば売り払う。で、もしかしたら賃借のほうがいい場合もありますね。そういったものの判断を、しっかりしていただきたいと思います。  では、続きまして株式売払収入ですが、27年度は沖縄電力、琉球銀行を売却をして、その収益を上げているんですけども、確かほかの課でお伺いしたのは、あと2つ株式、売却可能なものがあると伺っております。それについて、現状、株価の変動というのはどうなっていますか。
    ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  現在、沖縄銀行、それからみずほファイナンシャルグループの株、上場株式を所有しておりますが、これも売り払いの時期を見ながら、証券会社と相談しながらやっていたんですが、現在はまだ株が値下がり気味というふうになっておりますので、これは今後の動向を見ながら売却していきたいというふうに考えております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  つまり、これはいつ売るかという判断は、以前もお伺いしたかと思うんですが、管財課と証券会社さんとの判断になりますか。出納室あたりとか、会計責任者といいますかね、何といいましたっけ。皆さんと証券会社のほうで判断はするという理解でいいですか。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  はい。私どもとこの証券会社の間でやりとりをしながら、売却していくということになります。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  であれば、確か27年度というのは非常に株価も上がった年かと思いますけども、最近ちょっと先行き不透明なところもあろうかと思いますので、しっかり見きわめて適正な株式の運用もしていただきたいと思います。  では最後に、こちらの決算審査の意見書のほうからお伺いしたいんですが、こちらに管財課分に関してこういったことが書かれています。奥武山公園内の市有地の管理についてです。  これは包括外部監査で指摘があった内容を上げているのですが、かいつまんでご説明いたしますと、市が所有する奥武山の土地について、石碑や鳥居、その他の宗教的施設が複数カ所に建立されていると。  そういうことから、早急に本件土地全体の現況を調査・把握の上、宗教的施設の敷地となっている部分については、借主である県とともに、政教分離原則違反状態を解消すべきであるというような指摘が、包括外部監査でされています。  この意見書でも、早急に設置者の確認と本件土地の現況調査に着手し、公有財産規則第13条に基づき、適正に財産を管理するよう取り組まれたいとしています。  ご存じのとおり、包括外部監査の中では、例えばその借主に売り払うとか、あと賃料をいただくという方法も提案はされております。  これに対して、これも皆さんのほうが出した、この包括外部監査の結果に対して講じた措置によりますと、そこではこの9月15日の段階の公報では、当地については、今後、顧問弁護士及び賃借している沖縄県と調整して対応策を検討していきたいと考えておりますというような返事になっておりますが、これに関して皆さん、現況の調査及び検討というのはどういった状況ですか。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  この部分につきましては、その場所が、ご指摘があった政教分離等をはっきりしていただきたいということでしたので、我々のほうでも、この建立したものが、誰がやったのかというものを現在調べておりますけれども、これについてなかなかはっきりしないということで、ここの部分を見据えながら、まだ弁護士の相談は行っておりませんが、今後、早いうちに弁護士と相談をして、それをもって沖縄県と調整を図っていきたいというふうに考えております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  これは、直接27年度の決算の中に出てくるものではありませんが、その27年度の監査の意見書の中にあるということで、27年度における管財事務のあり方についてというところで、質疑をしているところです。  この現場は私も行ってきたんですけども、後で細かいことを言いますが、ちょっと不思議なこともありまして、奥武山公園のプールの裏側、沖宮から護国神社に抜ける間のところにあります。  包括外部監査の結果報告書の中に写真等も載っていますので、ご覧いただいているかと思うんですが、ちょっとまた政教分離に全く違反するのかというのは、判断しづらいところもあろうかと思いますが、恐らくどこが設置をしたかというのは、周辺の聞き取りでわかるかと思いますので、まず現状を把握していただいて、適切な措置をとっていただきたいと思います。  いかがでしょうか。現場、行かれましたか。 ○委員長(宮平のり子)  大嶺主幹。 ◎管財課主幹(大嶺毅)  現場のほうは、以前確認はしております。  周辺の今の管理者でありますトラステックのほうにも、所有者関係の一応確認はしておりますが、はっきりした答えはもらってないのが現状です。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  恐らく、いくつかその石碑とか、いろいろなものが建っているんですけども、あそこ一帯が那覇市の所有の土地ということで理解していいですか。 ○委員長(宮平のり子)  大嶺主幹。 ◎管財課主幹(大嶺毅)  はい。丘になってる部分で、護国寺と沖宮以外の部分については、那覇市の所有地になります。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  この監査事務のあり方についてということで質疑をしているわけなんですが、であれば、またそこに建てられているもの、それの管理も含めて、ちょっとまた今後、私も調査の上、いろいろと質疑等々していきたいと思いますので、調査、現状把握と取り組みのほうよろしくお願いいたします。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑は。  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  お疲れさまです。  50ページの一番最後、牧志所有者不明墓地の修繕と書いてるんですけど、これは場所はどこなんですか。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  これは、今のJALシティーのホテルの裏側のほうになりますが、裏側の駐車場部分に墓地がございまして、そこのほうになります。 ○委員長(宮平のり子)  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  これは法律的になんですけど、これはもう撤去とか、そういうのはできないんですか。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  これは、土地自体は所有者不明なんですが、実際にそこに墓がありますので、そこの部分は勝手にどかすというようなことはできないというふうになっております。 ○委員長(宮平のり子)  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  ありがとうございます。  あと1点だけ、所有者不明土地調査事業なんですけど、これは事業の内容をちょっと教えてもらっていいですか。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  これは復帰の特別措置において、以前から、沖縄は終戦で土地が崩壊しましたので、その土地を、自分の所有であるという申し出を米軍統治下時代に行っておりました。  それでその後に、所有はしていたけれども申し出がなかったとか、こういったものが所有者不明土地というふうになっておりまして、ここは宅地とかその部分については沖縄県が管理、墓地等については市町村が管理というふうになっております。  これは今後、法制的なあり方を国のほうに、県を通じて各市町村、申し出しているんですが、国のほうでもこの所有地について、現状がどうなっているのかというのを把握したいということで、探索、測量含めて、その調査を行っているところでございます。 ○委員長(宮平のり子)  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  27年度は、実績としてどれぐらい進んだのかって、説明できますか。要するにこれ、ずっと続けていくんでしょ。まだ調査は終わってはいないでしょ。ここら辺、地域でもいいですよ。どの辺やったというの。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  これは約600筆ぐらい、那覇市の管理しているものがございますが、27年度までに360件がほぼ終了をしていると。  28年度については、74筆の測量を行う予定でございます。 ○委員長(宮平のり子)  亀島委員。 ◆委員(亀島賢二郎)  以上です。ありがとうございます。 ○委員長(宮平のり子)  (「1つだけいい?」と言う者あり)  高良正幸委員。 ◆委員(高良正幸)  どうもどうも。  43ページですけど、先ほどの土地の貸付収入の話がありましたよね。その中で、滞納繰越分とありますでしょ。随分低いですからね、収納率が11.9%。  先ほどのお話では、高齢化あるいは死亡でというふうに聞いてますけど、これ、どういうふうに対策をとるんですか、今後。 ○委員長(宮平のり子)
     上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  滞納繰越が70件ぐらいございますが、そのうち高額の滞納が約半数、30件程度ございます。  この方々について、まずは本人を呼び出して、分割納付等、今後どうしていくのかというような相談を行っております。  また、この呼び出しに応じていただけない方につきましては、連帯保証人がおりますので、連帯保証人にこの分を連絡をいたしますよというような文書を送付して、連帯保証人と一緒に来ていただくか、あるいは連帯保証人から呼びかけていただいて、連帯保証人が来るか、こういう対策をしておりまして、若干ではありますが、徐々にではありますけれども、現在納付に結びついてるところもございますので、今後継続して交渉していきたいというふうに考えております。 ○委員長(宮平のり子)  高良委員。 ◆委員(高良正幸)  そうすると、死亡した方の土地はどう扱っていますか。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  死亡した方については、法的にはこれを相続という形で名義変更等を行っていただくのが筋でございますが、現状的にはなかなか、この登記の関係とかこういったもので、建物等まだ名義変更はされていないということはあります。  ただ、そこに住んでいる方はおりますので、その方々に交渉をしているところでございます。 ○委員長(宮平のり子)  高良委員。 ◆委員(高良正幸)  相続人がいないとか何とか、そういうのもあるんですか。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  ほとんど家屋がありますので、そこは相続人がいるというふうになっております。 ◆委員(高良正幸)  まあ頑張ってください。ありがとうございます。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑はありませんか。  大城幼子委員。 ◆委員(大城幼子)  ちょっとだけ確認で、46ページの車両管理事業ですが、カーシェアリング、とてもいい取り組みだと思っております。  いつから始まったんでしょうか。庁内で。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  これは、カーシェアリングは、本庁舎が完成する時点、平成25年の1月から実施をしております。 ○委員長(宮平のり子)  大城幼子委員。 ◆委員(大城幼子)  年間の事故の報告とか、件数とか、わかりますでしょうか。教えていただけますか。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  カーシェアリングに限って言えば、現在修繕等をしたものが6件ございます。 ○委員長(宮平のり子)  大城幼子委員。 ◆委員(大城幼子)  あと、安全運転講習会が年に1回行われているようですけれども、これは毎年、この1月の時期に行っているんでしょうか。この1月の時期にやる理由というのはわかりませんか。 ○委員長(宮平のり子)  上原課長。 ◎管財課長(上原晃)  これはいろんな職員研修等とかもございまして、大体年末から年明けにかけての1月ぐらいに、ここ2、3年は、全国市有物件の共済会のほうから講師をお招きして、その時期に開催をしております。 ○委員長(宮平のり子)  大城幼子委員。 ◆委員(大城幼子)  以上です。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに。               (「進行」と言う者あり) ○委員長(宮平のり子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。               (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(宮平のり子)  再開いたします。  次に、法制契約課関係分について、国吉真永法制契約課長、説明をお願いいたします。 ◎法制契約課長(国吉真永)  ハイサイ。総務部法制契約課ヤイビーン。  平成27年度決算、法制契約課所管分についてご説明いたします。  決算の説明に先立ちまして、法制契約課は今年度、新設された部署ということで簡単に課の概要をご説明いたします。  法制契約課は前年度まで総務部総務課の法規市政情報グループの法規関係事務、管財課の車両物品グループの物品関係に係る契約事務、及び都市計画部契約検査課の契約グループで担任していた工事契約等に係る契約事務を統合した部署となっており、課長以下20名の職員及び産休代替を除き臨時職員、非常勤職員各1人で構成されております。  主な所管事務としましては、条例、規則等の立案に係る審査及び制定に関すること。  法令、条例、規則等の解釈及び運用に係る助言に関すること。  行政手続及び争訟事務の総括に関すること。  行政不服審査法の規定による審査請求に関すること。  契約事務の総括に関すること。  競争入札参加資格者の審査及び登録に関すること。  建設工事及び建設工事に伴う業務委託並びに物品の購入に係る入札及び契約に関すること、などとなっております。  以上が、当課の概要となっております。  それでは、事前にお手元にお配りした総務部の平成27年度歳入歳出決算説明資料に沿って、説明させていただきます。  法制契約課分は、51ページから54ページになります。  それでは、初めに歳入についてご説明いたします。  51ページをご覧ください。  第12款分担金及び負担金第2項負担金第4目土木費負担金第01節土木管理費負担金01細節水道事業会計及び下水道事業会計負担金です。  予算現額695万7,000円、調定済額及び収入済額は同額で608万9,227円となっております。  当該負担金は、上下水道局の発注する建設行為等に係る契約及び検査業務の一部を市長事務部局で担任しており、それに要する経費に対する負担金となっております。  予算現額と収入済額との差額86万7,773円は、上下水道局分の発注に係る契約実績、指名業者システムプログラムの修正作業業務委託等の実績によるものとなっております。  続きまして、歳出の主なものについてご説明をいたします。  52ページをご覧ください。  第2款総務費第1項総務管理費第2目文書広報費01法規関係事務費です。  予算現額616万9,000円に対し、支出済額616万7,947円で執行率100%となっており、条例、規則等の改正に伴い、定期システムの更新を行うためのシステム及びノートパソコン賃貸借料や加除式書籍、図書購入等が主な内容となっております。  次に、第9目公平委員会費中、団体負担金(全国公平委員会連合会)は、予算現額、支出済額とも、7万6,000円で執行率100%となっております。  なお、負担金の額は、銀行により決定されることとなっております。  公平委員会関係事務費は、予算現額157万5,000円に対し、支出済額152万9,105円で、執行率97.1%となっており、公平委員会委員に対する報酬、費用弁償等となっております。  次に、53ページをお願いします。  第8款土木費第1項土木管理費第1目土木総務費中一般事務費(土木管理費)は、予算現額898万4,000円に対し、支出済額823万580円で執行率91.6%。工事等に係る契約事務及び検査事務に要する経費となっております。  第13節委託料は、予算現額195万2,000円に対し、支出済額149万400円、不用額46万1,600円となっております。  歳入でご説明した上下水道局分に係る指名業者システムプログラムの修正がなかったことによる不用となっております。  第14節使用料及び賃借料は、予算現額66万9,000円に対し、支出済額57万6,536円、不用額9万2,464円となっており、9月にプリンターの賃貸借契約が満了したことに伴い、10月以降分の賃貸借契約を新たに締結しましたが、その落札差額が主な不用の理由となっております。  最後に、54ページをお願いします。  電子入札事業です。  工事及び工事に伴う業務委託に係る電子入札を実施する事業となっております。
     予算現額437万4,000円に対し、支出済額359万9,424円、不用額77万4,576円で、執行率は82.3%となっております。入札件数の実績による不用となっております。  以上、ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(宮平のり子)  ありがとうございます。  これより質疑に入ります。  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ありがとうございます。  法制契約課、先ほどのご説明で28年度に新設された旧総務課そして旧契約検査課ということでありますので、これは法制契約課になる前の決算ということですよね。  それでお伺いをしたいんですが、52ページの歳出で顧問弁護士委託料というのが108万円計上されていますが、現在、顧問弁護士が何名でどういった業務をされているのかお伺いします。 ○委員長(宮平のり子)  国吉真永課長。 ◎法制契約課長(国吉真永)  顧問弁護士はお1人でございます。  お1人の顧問弁護士の方と契約をしておりますが、その弁護士の所属する事務所の弁護士の方がほかに7人ほどいらっしゃいますので、この7人の方で対応をしていただくということになっております。  相談内容としましては、那覇市における法律関係の相談につきまして、基本的に法規グループ担当のほうで回答できるものは対応しておりますが、訴訟に発展しそうなものであるとか、あとは難しい案件については、顧問弁護士のほうに相談を差し上げております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ということは、実際、那覇市のことで訴訟につながること、たまに議会にも訴えの提起などあがってきますが、そういった場合の相談、つまりその訴え自体を弁護士がするんじゃなくて、それに至るまでの相談という理解でよろしいですか。 ○委員長(宮平のり子)  国吉真永課長。 ◎法制契約課長(国吉真永)  訴訟に至るまでの事前の相談が、顧問弁護士の相談内容となっております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  例えば、市民からの相談の中で法律に関するものというのがあったりすると思うんです。  もちろん法律相談は市民生活安全課の窓口で設けていますけれども、それとは別に、市民からの相談で法律的な色の濃いもの、ちょっと困難なものに対して皆さんのほうから弁護士さんに相談するということもありますか。 ○委員長(宮平のり子)  国吉真永課長。 ◎法制契約課長(国吉真永)  基本的に、法制契約課のほうで受ける相談につきましては、職員の側の相談になっております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  職員でもし対応しきれないような困難なケース、ほとんどないと思うんですが、そういう場合はいかがですか。 ○委員長(宮平のり子)  国吉課長。 ◎法制契約課長(国吉真永)  どういうご質問の趣旨ですか。 ◆委員(前泊美紀)  つまり市民から何らかの窓口に相談があったときに、法律的な問題を抱え、離婚でも何でもいいですよ、それをその場で、まず市民課の窓口で答えられるものは答えると思うんですけれども、法律的な場合は、こちらの職員の皆さんが対応するのか。  なおかつ、高度な法律的なものであった場合、皆さんのほうが弁護士に内容について相談することはありますか。 ○委員長(宮平のり子)  国吉課長。 ◎法制契約課長(国吉真永)  職員から業務に関する相談内容であれば、もちろんこちらで対応することもございます。  ただ、業務に関係のない部分、ご相談については、当然受け付けておりません。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  はい、わかりました。  では、ちなみに大体中核市レベルの市であれば、顧問弁護士さんというのはお一人なのか、まずそれからお伺いしましょうね。 ○委員長(宮平のり子)  国吉課長。 ◎法制契約課長(国吉真永)  平成25年の調査でちょっと古いものではございますが、1人から多いところで6人というところもございます。ちなみに6人のところは川越市さんとかになっておりますが、大体1人とか2人が中心になっているかと思います。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  自治体によって幅があるようではありますが、27年度、その弁護士さんに相談した件数、そしてそれから訴訟に発展した件数等をもし把握していれば、お願いします。 ○委員長(宮平のり子)  国吉課長。 ◎法制契約課長(国吉真永)  平成27年度、顧問弁護士との相談件数につきましては113件となっております。  すみません、訴訟件数についてはこちらで把握してございません。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  わかりました。非常に対市民相談、それは皆さんの部署での顧問弁護士さんの仕事かどうかというのは今のところ、那覇市では違うようではありますが、専門的な知識を持った方の力を拝借する機会というのは議会も増えてきておりますし、庁内でも活用すべきところはあるかなと思いますので、またお1人で、まあ事務所の方々で受けているということではありますけれども、より市民サービスを充実させるために、また、より効率的な適正な市政運営のために顧問弁護士さんをどういうふうにまた何といいますかね、生かしていくかというところも含めて、今後また検討もしていただきたいと思います。とりあえず以上です。 ○委員長(宮平のり子)  奥間委員。 ◆委員(奥間亮)  今、27年度の決算というところなんですけれども、今、法制契約課さんのほうで物品の契約と工事請負の契約をやっていますよね。  今後、法制契約課は例えば委託の契約とか所管していくことになる予定なんですか。 ○委員長(宮平のり子)  国吉課長。 ◎法制契約課長(国吉真永)  昨年度、行政経営課のほうと調整した中では、今年度につきましては去年の管財課の物品と工事契約関係の業務について行っていくと、将来的には例えばコピー機であるとかそういった全庁的なものについては法制契約課のほうが所管していく方向で検討していくというふうに考えております。  ただ、今、おっしゃる業務委託に関しては、この範囲がかなり広いものですから、こちらだけで対応できないだろうということで、今のところは保留という形になっております。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑はありませんか。  我如古委員。 ○副委員長(我如古一郎)  法制契約課さん、以前であれば建設常任委員会でやっていることなので、総務にこられて私たち内容がわからないので、これからとなりますけれども、1点だけは聞いておきたいんですが、電子入札事業が始まって、この導入した効果というのがあると思うんですが、教えていただけませんか。 ○委員長(宮平のり子)  国吉課長。 ◎法制契約課長(国吉真永)  電子入札を導入したメリットにつきましては、一般競争入札の広告を電子入札に登録している業者を確実に確認することができるということ。あと、指名競争入札の通知が掲載した時期に迅速に指名業者に到達すること。で、応札を希望する業者が入札会場に出向く必要がない。それから紙入札ではございませんのでペーパーレス化による資源の保護に寄与できること。応札者が多数あった場合でも迅速に開札ができること。システムにより落札候補者が自動的に決定されるため、桁違い等の見逃しによる人為的なミスを防ぐこと等がメリットだろうかと考えております。 ○委員長(宮平のり子)  我如古委員。 ○副委員長(我如古一郎)  さまざまに談合防止も含めてメリットがあると思っておりますけれども、この会計年度、この決算における入札件数で状況などわかれば教えてください。 ○委員長(宮平のり子)  国吉課長。 ◎法制契約課長(国吉真永)  これは水道局部も含めた数字でよろしいですか、それとも抜いた数字がよろしいですか。 ○委員長(宮平のり子)  我如古委員。
    ○副委員長(我如古一郎)  別々に答えてください。 ○委員長(宮平のり子)  国吉課長。 ◎法制契約課長(国吉真永)  工事のほうで市長事務部局で141件、水道局のほうで23件、業務委託のほうで市長事務部局で93件、水道局分で25件、合計しますと市長事務部局で234件、水道局のほうで48件の契約状況となってございます。 ○委員長(宮平のり子)  我如古委員。 ○副委員長(我如古一郎)  入札不調もかなり社会問題にもなりましたけれども、教育委員会は全く別の形をとっているんですか。 ○委員長(宮平のり子)  国吉課長。 ◎法制契約課長(国吉真永)  教育委員会につきましては、こちらのほうで工事契約等の契約を担当しております。 ○副委員長(我如古一郎)  わかりました。  次回以降で、質疑をしたいと思います。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑はございませんか。  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。               (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(宮平のり子)  再開いたします。  次に、監査委員事務局関係分についてを議題といたします。  我謝憲一副参事、説明をお願いいたします。 ◎監査委員事務局副参事(我謝憲一)  ハイサイ、監査委員事務局です。  本日は當間事務局長が県外出張のため、私たち副参事を中心にご説明申し上げたいと思います。ユタシク ウニゲーサビラ。  それでは、平成27年度一般会計決算中、監査委員事務局分についてご説明いたします。  お手元の資料、平成27年度歳入歳出決算審査説明資料(監査委員事務局)これに基づいてご説明申し上げます。  1ページをお開きください。まず、歳入です。  20款諸収入の05項04目雑入、予算現額8,000円に対しまして収入済額が7,349円、収納率は91.9%となっております。  内容としましては、監査委員事務局の非常勤職員1人分の雇用保険料個人負担分でございます。  続きまして歳出について、ご説明申し上げます。  下のページ、2ページでございます。  監査委員事務局平成27年度決算は、2款総務費の06項監査委員費01目監査委員費。  予算現額705万4,000円に対しまして、執行済額が664万6,556円、執行率は94.2%となっております。  次に、事業別にご説明申し上げます。  その下、01事業一般事務費でございます。  予算現額692万2,000円に対しまして、執行済額は651万4,556円、執行率は94.1%となっております。  その主なものについて、ご説明いたします。  その下の行になります。第01節報酬。  予算現額439万6,000円に対しまして、執行済額は436万251円、執行率は99.2%でございます。これは識見監査委員お1人分、議選監査委員お2人分の委員報酬とそれから事務局の非常勤職員、事務職員の1人分の報酬でございます。  次に、下から3行目、第09節旅費でございます。  予算現額75万8,000円に対しまして、執行済額が59万1,260円、執行率は78.0%となっております。  非常勤監査委員3人、定期監査、決算審査、例月現金出納検査等へ出席する際の費用弁償でございます。また、常勤監査委員、事務局職員の九州各市監査委員会総会、研修等への参加旅費となっております。  ページをおめくりください。3ページでございます。  一番上の行、第11節でございます。需用費、予算現額は、52万2,000円に対しまして、執行済額は51万7,580円、執行率は99.2%となっております。  主なものをご説明申し上げます。  その下の01細節消耗品費でございます。これは予算現額51万円、執行済額は50万7,170円で執行率は99.4%でございます。  主なものは、追録代、図書、事務用品、こういったものでございます。  続きまして、このページの大体真ん中あたりに、第13節委託料でございます。  こちら予算現額35万7,000円、これに対しまして執行済額も35万7,000円、執行率は100%で、これの内容は工事監査実施に伴う業務委託料でございます。  続きまして、第14節使用料及び賃借料でございます。予算現額は38万3,000円に対しまして、執行済額24万3,155円、執行率は63.5%。  これの内容としましては、複写機の賃借料及び定期監査、決算審査等のタクシー使用料となっております。  最後に、02事業団体負担金(全国都市監査委員会等)でございます。  予算現額は13万2,000円に対しまして、執行済額は13万2,000円、執行率は100%となっております。これは全国都市監査委員会、九州各都市監査委員会等への団体負担金となっております。  以上が、監査委員事務局の平成27年度決算の概要でございます。  ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(宮平のり子)  ありがとうございます。  これより質疑に入ります。  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ありがとうございます。  2、3、確認を兼ねた質疑をさせてください。  2ページの報酬の中の委員報酬でありますが、説明の中で識見の方1人、そして議選の2人ということなんですけれども、恐らく積算すればその数字になるかと思いますが、このそれぞれの月額というのは毎月、つまり12カ月分ということで理解でよろしいですか。 ○委員長(宮平のり子)  我謝憲一副参事。 ◎監査委員事務局副参事(我謝憲一)  識見それから議選ともに月額でございます。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  実際、監査というのは大変なお仕事で重要な役割でかつまた根気のいる作業かと思うんですけれども、実際の例えば、会議を開いたり監査の作業をする日数というのは年間どれぐらいですか。 ○委員長(宮平のり子)  我謝憲一副参事。 ◎監査委員事務局副参事(我謝憲一)  平成27年度の実績では、47日と47回となっております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  12カ月でそれぞれ識見の方で14万3,000円、議選の方で5万円ずつ報酬があって、その中で会議日数が47日、もちろん会議日数だけが全てではありませんで、そのほかの会議に上がってくるまでの準備だとか調査とかにも十分されていると思うので、それだけで判断できるものではないんですけれども、27年度実績ということでお伺いしました。  ちなみに、この件では最後の質疑になりますが、この月額いくらとか12カ月の支払というのは何か法的な根拠があって決まっているもの何でしょうか。あれば、その法律、規則、条例などを教えてください。 ○委員長(宮平のり子)  我謝憲一副参事。 ◎監査委員事務局副参事(我謝憲一)  那覇市報酬及び費用弁償等に関する条例の中に、これは定められております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ありがとうございます。  那覇市も中核市に移行して3年目、4年目に入っておりますが、全国からオンブズマンとか、いろいろ監視の目も増えて注目が集まっておりますので、適正な監査業務に務められますようよろしくお願いいたします。  2点目ですが、これは旅費、費用弁償のところでありますけれども、費用弁償の普通旅費のところの数字の整理をちょっとさせていただきたいんですが、費用弁償が執行率が72.9%で普通旅費は92.0%なんですが、補正流用増減額で、そのへんのやりとりといいますか、費用弁償のほうがマイナスであり同額が普通旅費のほうに入っていますけれども、その理由について教えていただけますか。 ○委員長(宮平のり子)  我謝憲一副参事。 ◎監査委員事務局副参事(我謝憲一)  当初、議選監査委員お1人分の旅費として計上していた分がございますが、議選監査委員お2人とも日程調整がつかずに代わりに代表監査委員が参加することになりました。  それに伴う使途変更でございます。
    ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  要はその代表監査委員が出席をするということでの使途変更ということですね。これは、ここに説明書きにあります九州各市監査委員会総会と西日本監査委員事務研修、これへの参加ということで、出席ということでよろしいですか。 ○委員長(宮平のり子)  我謝憲一副参事。 ◎監査委員事務局副参事(我謝憲一)  代表監査委員の全国都市監査委員会総会、研修会への参加でございます。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ちょっと説明書きにない部分で全国都市監査委員会総会の出席ということですね。  了解いたしました。  では、最後にお伺いいたします。  3ページでありますが、12節役務費の中の筆耕翻訳料なんですけれども、この住民監査請求監査に係る翻訳料ということで執行率が34.3%となっています。  これに関しては、恐らく実績によるものかと思いますが、ちょっとその27年度の状況をお答えください。 ○委員長(宮平のり子)  我謝憲一副参事。 ◎監査委員事務局副参事(我謝憲一)  これは住民監査請求監査に関するものでございますが、平成27年度は請求件数が10件ございまして、そのうち受理前却下が8件、受理後却下が1件、棄却が1件となっております。  以上でございます。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ほとんどが受理前却下をされ、受理後に却下をされ、最後の1つがもう一度教えてもらえますか。企画、ああ、棄却ですね。 ○委員長(宮平のり子)  又吉明子副参事。 ◎監査委員事務局副参事(又吉明子)  この筆耕料は、3件ございました。住民監査。こちらで陳述を受けたのが3件ありまして、昨年度の末にあったのが1件、それともう1件は監査はしましたけれど、途中でその方が市外へ転出したために、受理後却下の中に1件入っています。もう1件がこの棄却の分です。以上3件です。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  このおよそどういった内容のものかということはこちらで答弁いただけるものですか。具体的なことじゃなくて、27年度の傾向といいますか。 ○委員長(宮平のり子)  又吉明子副参事。 ◎監査委員事務局副参事(又吉明子)  これは10件についての傾向でよろしいでしょうか。  まず、10件ありましたけれども、同じ請求人のものが3人おりました。  1人の方は3件、これは久米至聖廟について2件、それと龍柱について1件。  もうひと方の4件は観光課に対する周遊バスの件で2件、政務活動費の件で1件、市長の渡米費用の件で1件です。  もうひと方2件は、下水道工事に係るものが2件。  それともう1人、プレミアム商品券に関しての請求が1件ございました。  以上、10件です。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  やはり市民の、住民の方の関心の度合いといいますか、その分野があらわれるようなものですし、大事な権利の1つでありますので27年度の決算も踏まえてしっかりと取り組んでいただきたいと思います。以上です。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑はございませんか。               (「進行」と言う者あり) ○委員長(宮平のり子)  それでは、ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。               (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(宮平のり子)  再開いたします。  選挙管理委員会事務局関係分について、川満幸弘事務局長、説明をお願いいたします。 ◎選挙管理委員会事務局長(川満幸弘)  それでは、選挙管理委員会事務局、平成27年度歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  お手元の資料の1ページ目でございます。  選挙管理委員会事務局は、平成27年度は選挙がございませんでしたので、事業といたしましては公職選挙の選挙権が20歳から18歳以上に引き下げられたことによる選挙人名簿のシステム改修事業のみでございます。  それでは歳入についてご説明いたします。  歳入予算額124万4,000円に対しまして、調定額156万9,096円、収入済額156万9,096円でございます。  内容といたしましては、先ほどご説明申し上げました選挙人名簿システム改修費補助金でございます。  これは01目総務費国庫補助金でございますが、予算額121万3,000円に対しまして調定額154万2,000円、収入済額も同額でございます。  続きまして、総務費委託金、これは在外選挙人名簿登録事務委託費でございますが、国から県を通して支給されるものでございます。  予算額3万1,000円に対しまして、調定額2万5,626円でございます。  次に、雑入の中で雇用保険料個人負担分でございますが、これは臨時職員の分の雇用保険料立て替え分を歳入に入れたものでございます。  次のページをお願いいたします。  歳出でございます。  歳出合計額は、予算額704万2,020円に対しまして、支出済額が675万8,013円でございます。執行率は96%でございます。  まず一般事務費、これは選挙管理委員会の運営に関する必要経費でございまして、人件費を除いた分でございます。  次に、団体負担金、これは沖縄県各市選挙管理委員会連合会、それから九州地区九州都市選挙管理委員会連合会、それから全国市選挙管理委員会連合会等の負担金でございます。16万2,000円に対しまして、16万1,700円の支出済額となっております。  次に、02目選挙システム改修費でございます。この改修事業は、2分の1が国からの補助金でございまして、予算額が308万5,020円に対しまして、支出済額308万5,020円でございます。執行率は100%でございます。  以上、選挙管理委員会事務局分についてご説明申し上げました。  審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(宮平のり子)  ありがとうございます。  これより質疑に入ります。  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ありがとうございます。  27年度は選挙がなかったということでありましたが、そこでお伺いしますけれども、選挙がないときのもちろん業務ですね、事務作業をされているかと思いますが、具体的に選挙がないときというのはどういった業務になるのでしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  川満事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(川満幸弘)  まず選挙で使用される記載台が3百何十台かあります。それから投票箱も同じ300ですか、それから投票交付機が、これは100台くらいですかね。それから計数機、これが50台くらいですかね。こういったもの等々の確認とか、いつでも選挙できる状態にするための確認作業とかですね。それから一番重要なのが公職選挙等々に関する勉強会がございまして、特に職員が入れ替わりが激しいものですから、勉強会等々が中心です。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  もちろん選挙がないときにも日ごろの業務、それと研修もあるということでした。  28年度には沖縄県議会議員選挙、そして参議院選挙があって、ちょっと那覇市選挙管理委員会のほうでも不手際があったと新聞報道もあったようであります。  ですので、こういう選挙がないような年度とか、そういう期間を活用をして、先ほど研修をなさっているというお話でもありましたけれども、研修の強化であるとか、あとは常時啓発の部分ですね、そちらの研究、そして実施など、そういったことも取り組まれたらいかがかと思うのですが、27年度決算を踏まえていかがでしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  川満事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(川満幸弘)  そのとおりでございます。  啓発事業等もありますけれども、次の選挙に向けての調整作業というものが結構ありまして、例えば、会場の確保の問題、それからこのポスター掲示板、相当苦情がくるものですから、その位置の場所の変更であるとか、そういった見直し。  それから規則等の改正とかですね。規則改正は、うちのほうの場合は、特に賃金の、報償金の問題がございましたので、27年度で整理しましたけれども、そういったのがございます。  前泊議員からの意見をもとに、また沖大との調整も昨年27年度で行った次第でございまして、確かに一番重要な時期なのかなと、選挙がないときこそ、そうなのかなと思っております。
    ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  沖大の取り組みも非常に注目を集めたものであります。大型商業施設での投票も全国的に注目を集めて、那覇市の選挙管理委員会といいますか、那覇市の選挙行政というのは、もはや全国の中でも先進事例に挙げられるようなところになったのは、やはり皆さんの努力の賜物だと思っております。  ぜひ、そういった期間に、よりよい投票所のあり方であるとか、開票作業の効率化などの研究も含めてしっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑はありませんか。               (「進行」と言う者あり) ○委員長(宮平のり子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。               (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(宮平のり子)  再開いたします。  次に、出納室関係分について、棚原香代子出納室長、説明をお願いいたします。 ◎出納室長(棚原香代子)  ハイタイ。こんにちは。出納室の棚原と申します。よろしくお願いします。  それでは、平成27年度一般会計歳入歳出決算の出納室分について、平成27年度那覇市一般会計特別会計歳入歳出決算書と、お配りいたしました出納室決算審査資料をもとに説明させていただきます。  1枚の資料になっています。  初めに、出納室の事務内容について簡単に説明いたします。  出納室では会計管理者を含め、職員14人、臨時職員等4人、合計18人が従事し、主な業務である支出負担行為の確認及び支出その他の命令書などの審査に関することや、現金の出納に関する事務などの会計事務を行っております。  では、歳入決算について説明いたします。  決算書96ページとあわせてお手元の出納室決算審査資料1ページをご覧ください。  決算書96ページの第20款諸収入第2項市預金利子第1目市預金利子第1節預金利子の備考欄中の預金利子317万2,201円が出納室における平成27年度の預金利子で、内訳は定期預金利子が263万9,121円、普通預金利子が53万3,080円となっています。  続いて、歳出決算についてですが、出納室においては会計事務に伴う事務経費のみとなっております。  歳出の主なものについて説明いたします。  決算書121ページから123ページと、出納室決算審査資料2ページをご覧ください。  決算書121ページの1目一般管理費の備考欄中、出納室一般事務費151万9,522円と123ページの4目会計管理費の備考欄、出納室会計事務費1,811万8,333円の合計1,963万7,855円が出納室の歳出決算額となります。  出納室資料2ページを用いまして、第2款総務費第1項総務管理費のうち出納室分の歳出決算内訳を説明いたします。  出納室の歳出合計は、予算現額2,040万4,000円、執行済額1,963万7,855円、不用額76万6,145円、執行率96.2%となっています。  そのうち、1目一般管理費、事業名一般事務費は3節職員手当のみで予算現額152万円、執行済額151万9,522円、執行率は100%となっており、これは出納室職員14人のうち該当者12人分の時間外勤務手当になっています。  次に、4目会計管理費、事業名会計事務費については、予算現額が100万円以上の節について説明いたします。  7節賃金は、臨時職員3人分の賃金で、予算現額519万6,000円、執行済額512万9,783円、執行率98.7%となっています。  11節需用費は、予算現額199万3,000円、執行済額173万6,104円、執行率87.1%で、消耗品と納付書などの帳票印刷製本費の執行分です。  12節役務費は、予算現額430万8,000円、執行済額401万1,272円、執行率93.1%で、口座振替手数料331万2,472円と指定金融機関公金取扱手数料5万4,000円の手数料が主な支出となっております。  最後に、13節委託料は予算現額678万9,000円、執行済額678万8,572円、執行率100%で、これは納付された金額を受け入れる会計年度所属科目等を電子計算機に収録する業務の委託料で、指定金融機関へ委託しております。  以上で説明を終わります。ご審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(宮平のり子)  ありがとうございます。  これより質疑に入ります。  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ありがとうございます。  ちょっと小さい数字なんですが教えていただきたいんですけれども、2ページ目の歳出で旅費が執行率は52.8%、額自体はそもそも予算現額5,000円なんですけれども、ちょっとこの理由を教えていただけますか。 ○委員長(宮平のり子)  棚原室長。 ◎出納室長(棚原香代子)  旅費のものですね。これは内訳としては毎年沖縄県の会計管理者の定例会があります。それと、そこの組織の一部として担当者の研修会があります。  この2点の旅費になっていますけれども、事務担当研修者のときに公用車を利用して3人分予定を立てておりましたけれども、一応公用車の利用ということで不用額としました。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  会議に出席できなかったとか、会議が開かれなかったというわけではなくて公用車を利用できたということですね。  それで、27年度という年度はほかの例えば納税とか財政などで話を伺っても、景気が回復基調で税収が伸びたとか、景気がよくなってきたという時期だというふうに伺っております。  これを踏まえて、平成27年度決算、出納室のほうにお伺いをしたいんですけれど、1つはそういった27年度の経済状況の中で、皆さん定期預金や普通預金の利子が出ていますけれども、この数字の変動や、あと定期を新たに増やしたとか、つまり金融商品をまたほかのものに振り替えたとか、そういった変動があったのかどうか、まずこれをお伺いしたいと思います。 ○委員長(宮平のり子)  棚原香代子室長。 ◎出納室長(棚原香代子)  お答えします。27年度は大口定期を短期間ですけれども行っていたんですけれども、通常は予算的には30億円とか50億円の間でということだったんですが、国保の補助負担金が例年にいきますと月ごとに交付があったものが、27年度は前倒しというんですか、まとめて1年の8割9割近くが前半に交付されたものですから、そのへんで支払額準備金に余裕ができて、分散ではあるんですけれども、70億円の短期定期ができたということが一番の要因です。それで利息も上がっています。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ありがとうございます。  多少国保の関係もあって、少し利益が出たということを伺っております。  もう1点だけお伺いします。  この年といいますか、この年度というのは、確か28年の1月にマイナス金利が実施されているかと思います。その影響というのはすぐには出ないであろうということで、さらに沖縄だと数年後になるのではという、当時そういったことが話題になったかと思いますが、そのマイナス金利の影響が27年度決算にあらわれているのか、多分それはちょっと難しいのかもしれませんが、そうであればそれを踏まえて、そのあと28年、29年といいますか、今後の見通しについてお伺いします。 ○委員長(宮平のり子)  棚原香代子室長。 ◎出納室長(棚原香代子)  確かに27年度の決算には、直接的な影響というのはあらわれていないと考えております。  ただ、28年度、今回、この支払準備金の預託をする際に見積もりを5つの金融機関に徴収したところ、やはり金利がだいぶ下がって、28年度は厳しい利息、利子の収益が厳しい状態にはなっています。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑はありませんか。  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。               (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(宮平のり子)  再開いたします。  次に、議会事務局関係分について、波平治次長兼庶務課長、説明をお願いします。 ◎議会事務局次長兼庶務課長(波平治)  それでは、平成27年度那覇市一般会計歳入歳出決算中議会事務局関係分について内容をご説明申し上げます。  説明にあたりましては、お配りしました決算説明資料にてご説明いたします。  初めに歳入からご説明いたします。  1ページをご覧ください。  上段のほうになりますが、平成26年度以前に交付をいたしました政務活動費の返還金として288万8,451円を収納いたしております。費目としては雑入という形になっております。  次に、歳出についてご説明いたします。  歳出の内訳につきましては、事業別に主なものを説明してまいります。  まず、事業01団体負担金で7万6,300円が不用額となっておりますが、これは沖縄県市議会議長会の負担金が当初予算計上後に減額と決まったことによるものでございます。  次に、3ページをご覧ください。  事業03議会運営事務費の11節需用費の細節6修繕費(施設等)で、第4号補正により34万9,920円を計上し、本会議場の第2演壇の音響設備を有線化する工事を行いました。  また、12節役務費中の細節4筆耕翻訳料では例年の実績との比較から、2月定例会になりますけれども、第8号補正により一旦68万9,000円を補正減額いたしましたけれども、最終的には委員会等の審議回数が例年より増えたため、108万円余りを流用することにより対応いたしております。  続いて、4ページをご覧ください。  事業04議会活動費につきましては、9節旅費から160万5,000円の補正減と524万6,008円使途変更による減額を行っております。  これは会派視察旅費等の実績との差額によるもののほか、当初予算で議会改革推進会議、部会等の視察旅費を予定しておりましたけれども、タブレット導入が急遽決まり、その備品購入費や通信運搬費に使途変更したことによるものでございます。  なお、18節備品購入費は、5ページをご覧ください。  総額366万円を見込んでおりましたが、入札を行ったことにより、総額22万3,877円となって343万6,123円の不用額が生じております。  次に、6ページをご覧ください。  事業08市議会映像配信事業につきましては、平成26年12月より開始しました市議会のホームページで本会議及び予算決算委員会の映像を中継と録画で配信する事業でございます。  なお、平成28年4月からはスマートフォンやタブレットで一般的に広く使用されているiOS・アイフォンのほうですね、iOS端末やアンドロイド端末でも視聴できるように仕様変更をしております。
     次に、7ページをご覧ください。  事業10アメリカ統治下議会議事録電子化事業につきましては、2,493万円の予算に対し、支出済額が2,307万4,492円で不用額が185万5,508円となっております。  不用額のほとんどは、電子データ化するページ数が当初見積もりよりも少なくなったことによるものです。  平成27年度は1958年から1961年分までの42冊、計1万1,500ページを電子化いたしました。  最後に事業11那覇市議会ホームページリニューアル事業は、市議会ホームページを見やすくリニューアルするためのもので、27年度で事業完了しております。  以上が、平成27年度那覇市一般会計歳入歳出決算における議会事務局関係分の概要となります。  よろしくご審査くださいますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(宮平のり子)  これより、質疑に入ります。  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  ありがとうございます。  議会のことなので、大体内容はわかっているんですけれども、じゃ、ちょっと順を追っていきたいと思います。  筆耕翻訳料ですけれども、先ほど例年と比して一旦補正減をした後に、やはり会議数が増えたので流用したということがありましたけれども、確かに例年と比べるというのは、今まででそういった判断でよろしいかと思うんですけれども、今の議会の流れで会議がどんどん増えていまして、27年度決算の場合はやむを得ないかなとは思いますが、そういったちょっと予算の見通しの仕方ということは気をつけていかないといけないのかなと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(宮平のり子)  波平治庶務課長。 ◎議会事務局次長兼庶務課長(波平治)  はい、おっしゃるとおりで、私もある程度前年に近いような水準であるのかなというふうに思いまして、そのままですとかなり不用分が出るのではないかと思いましたものですから、一旦、12月頃になりますけれども2月の予算の補正ということですので12月頃に出しました。  ただ、確かにおっしゃるとおりで状況によっては会議の回数、時間等も変化いたしますので、その分につきましては今後気をつけてちょっと先走ることのないように、十分予算は確保したうえで対応できるようにしたいと思っております。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  そうですね、実際、このときには県外視察の旅費を不用という判断が出たのちに、それを流用してタブレット導入を先駆けたという、そういった柔軟な27年度の予算の組み方をなさっていますので、議会、事務局も議員も一緒なんですけれども足並みを揃えてやっていただけたらと、やっていきたいと思います。  最後に1点ですが、一番最後のホームページリニューアルの業務委託料ですけれども、これ以前、委員会でも審査をしたときに、ここに書かれている75万6,000円では、実はフロントページしかリニューアルはできないということで、しかしながら非常にテクニックを要し、時間もかかるような複雑な膨大な全体のリニューアルという作業は、増額補正をしてでも業者に任せたほうがいいのではないかという質疑をしたことがあります。  その際に、前の局長からそれも含めて検討したいという答弁がありました。その後のことについてお伺いしたいんですけれども、結局そのあと増額していないと思うんですね。  となると多分、職員さんが非常に手間隙をかけて作業をされていることかと思いますが、その進捗についてお伺いします。 ○委員長(宮平のり子)  石原調査法制課長。 ◎議会事務局調査法制課長(石原昌弘)  ただいまの前泊委員の質問にお答えいたします。  28年度の予算の際にもお答えいたしましたけれども、これにつきましては調査法制課の担当職員になりますけれども1つ1つ地道にリニューアルをしていくということでお答えしましたが、そのとおり4月に入りまして1つ1つリニューアルをしていきまして、9月の末日をもって、ほぼ、おおむね本来のリニューアルの目的を達したということで考えています。  あと細かいことに関しては日々変更していっているという状況でございまして、優秀な職員に恵まれまして、ほぼリニューアルを終えてございます。  以上でございます。 ○委員長(宮平のり子)  前泊委員。 ◆委員(前泊美紀)  9月末にほぼリニューアルを職員さんの手で行ったということですが、本当に地道な労の多い作業だったかと思います。敬意を表します。  ただ、やっぱりこのような専門的な技術がいるものは、多少予算をかけてでもそこでスピーディにやってもらう、そして優秀な事務局の職員さんですから、ほかにもっと議会の事務に関して力を発揮できる場面、多々あったと思います。  そのへんの業務のあり方についても、あと予算の組み方ということもまた今後、今回を例に、いい形で検討していただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(宮平のり子)  ほかに質疑はございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○委員長(宮平のり子)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。               (休憩中に答弁者退室) ○委員長(宮平のり子)  再開いたします。  これより、議員間討議に入ります。               (「なし」と言う者あり) ○委員長(宮平のり子)  ないようでありますので、議員間討議を終了いたします。  以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  明日、10月14日・金曜日も午前10時に委員会を開会いたしますのでご参集ください。  本日はこれにて散会でございます。  お疲れさまでした。                             (午後2時15分 閉会) ─────────────────────────────────────── 那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。  平成28年(2016年)10月13日   総務常任委員長 宮 平 のり子...