• 206(/)
ツイート シェア
  1. 那覇市議会 2016-10-12
    平成 28年(2016年)10月12日建設常任委員会(建設分科会)-10月12日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成 28年(2016年)10月12日建設常任委員会建設分科会)-10月12日-01号平成28年10月12日建設常任委員会建設分科会建設常任委員会建設分科会)記録  平成28年(2016年)10月12日(水) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  平成28年(2016年)10月12日 水曜日 開会 午前10時                    閉会 午前11時50分 ─────────────────────────────────────── ●場所  建設委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件  分科会 1. 議案審議 (1)認定第1号 平成27年度那覇市一般会計歳入歳出決算中関係分 (2)認定第4号 平成27年度那覇市市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算 (3)認定第2号 平成27年度那覇市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算 2.議員間討議
    ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 喜舎場 盛 三   副委員長 上 原 快 佐  委  員 桑 江   豊   委  員 瀬 長   清  委  員 渡久地 政 作   委  員 知 念   博  委  員 古 堅 茂 治 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員  委  員 久 高 友 弘 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  城 間   悟 都市計画部副部長  比 嘉 和 則 都市計画部参事都市計画課長  狩 俣 輝 夫 都市計画部都市計画課都市デザイン室長  幸 地   貴 都市計画部都市計画課担当副参事  冝 保   勲 都市計画部建築指導課長  中 城 盛 光 都市計画部建築指導課副参事  新 里 武 督 都市計画部建築指導課担当副参事  知 念   馨 都市計画部技術管理課長  城 間 清 光 都市計画部技術管理課副参事  渡慶次   力 都市計画部地籍調査課長  大 嶺 政 信 都市計画部市街地整備課長  久 高 政 彦 都市計画部市街地整備課副参事  島 袋 正 吾 都市計画部市街地整備課担当副参事 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  石 原 昌 弘 調査法制課長  島ノ江 貴 之 議事管理課主査  島 袋 真左樹 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                               (午前10時 開会) 【予算決算常任委員会建設分科会】 ○委員長喜舎場盛三)  ハイサイ、グスーヨー チューウガナビラ。  それでは、本日の出欠状況について、ご報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席7人、欠席1人となっております。  久高友弘委員から、所用のため欠席する旨の連絡がございました。  以上ご報告申し上げます。  定足数に達しておりますので、これより予算決算常任委員会建設分科会を開会いたします。  休憩いたします。               (休憩中に答弁者入室) ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  初めに、認定第1号、平成27年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、建設分科会関係分についてを議題といたします。  それでは、都市計画課関係分について、比嘉和則参事都市計画課長、説明をよろしくお願いいたします。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  平成27年度、決算審査、認定第1号、平成27年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、都市計画課分につきまして、お配りしました資料でご説明をいたします。  まず、1ページの歳入についてご説明します。表の左端が決算書のページとなっております。主なものについてご説明いたします。  上から2枠目、14款2項4目2節都市計画費補助金、予算現額1,698万1,000円、調定額、同じく1,698万1,000円、収入済額1,037万8,680円、収入未済額660万2,320円、収入率61.1%、これは国土交通省所管の交付金で、総合公共交通推進事業景観形成推進事業を実施するための補助金であります。  収入未済額は、これら事業の明許繰越に伴う未収となっております。  次に、15款2項5目2節都市計画費補助金、予算現額3億3,343万4,500円、調定額3億3,333万6,500円、収入済額1億4,600万7,500円、収入未済額1億8,732万9,000円、収入率43.8%、これは沖縄都市モノレール延長事業を実施するための県補助金沖縄振興公共投資交付金が主なものであります。  収入未済額は、明許繰越に伴う未収となっております。  次に2ページをお願いいたします。  2ページ、18款2項2目1節那覇市都市モノレール整備基金繰入金、予算現額2億7,548万1,000円、調定額2億7,544万9,000円、収入済額、同じく2億7,544万9,000円、収入率100%。  これは沖縄都市モノレールインフラ外整備事業と、沖縄都市モノレール株式会社追加出資を実施するための財源で、那覇市都市モノレール整備基金からの繰入金となっております。  次に、20款3項3目1節沖縄都市モノレール(株)貸付金元利収入、予算現額2億103万円、調定額2億103万610円、収入済額、同じく2億103万610円、収入率100%、これは沖縄都市モノレール株式会社からの貸付金の元金と利子の償還収入であります。  次に5項4目7節土木費雑入、予算現額1億3,959万7,000円。 ○委員長喜舎場盛三)  100%のやつは、いちいちこれは言わなくても。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  そうですか、はい。  調定額1億3,958万3,354円、収入済額、同じく1億3,958万3,354円、これは那覇港管理組合派遣職員の人件費の収納が主なものとなっております。  次に、21款1項2目4節港湾債、予算現額1億460万円、調定額4,290万円、収入済額、同じく4,290万円、これは那覇港管理組合が実施します沖縄振興特別推進交付金事業一般財源分に充当する市債でありまして、充当率が100%となっております。  都市計画課分歳入合計が、予算現額10億7,564万6,500円、調定額が10億1,374万6,773円、収入済額が8億1,981万5,453円、収入未済額1億9,393万1,320円、対調定収入率が80.9%であります。  次に歳出についてご説明します。3ページをお願いいたします。  2款1項13目那覇市都市モノレール整備基金費、予算現額1億5,277万1,000円、支出済額1億5,277万829円、翌年度繰越額0円、不用額171円、これは都市モノレールの整備に必要な資金を積み立てるための基金積立金であります。不用額は実績によるものでございます。  次に8款3項1目港湾費、予算現額10億7,263万9,000円、支出済額7億5,927万4,714円、翌年度繰越額3億742万円、不用額594万4,286円、これは以下01から06までの事業を実施しておりますが、03那覇港管理組合負担金と、05那覇港管理組合補助金沖縄振興特別推進交付金事業)が主なものとなっております。  繰越額につきましては、05那覇港管理組合補助金事業で、那覇港管理組合が実施します那覇港総合物流センター整備事業基礎工事において、地中から旧護岸の岩塊が多数確認され、その処理に時間を要したことから、繰り越しを行ったものであります。不用額につきましては、実績によるものでございます。  次に、4ページをお願いいたします。  8款4項1目都市計画総務費、予算現額7億7,714万2,000円、支出済額4億1,908万4,980円、翌年度繰越額が3億5,599万1,000円、不用額206万6,020円、これは01から22までの事業を実施しておりますが、12総合公共交通推進事業や15沖縄都市モノレールインフラ外整備事業が主なものとなっております。  繰越額の主なものとしまして、12総合公共交通推進事業で、真和志地域公共交通導入検討業務において、運行手法の検討、関係機関との調整などに時間を要したことから、931万6,000円を繰り越しております。  また、15沖縄都市モノレールインフラ外整備事業につきましては、道路管理者が実施しますモノレールの支柱、桁などのインフラ部設計変更に伴いまして、モノレール株式会社が実施する電車線、通信線設置など、インフラ外部の整備に時間を要したことから、3億3,851万9,000円を繰り越ししてございます。  不用額につきましては、実績によるものでございます。  都市計画課分歳出合計が、予算現額20億255万2,000円、支出済額13億3,113万523円、翌年度繰越額6億6,341万1,000円、不用額が801万477円、執行率が66.5%であります。  なお、支出負担行為額、契約額が19億8,314万5,523円であり、契約ベースでの執行率が99%となっております。  以上でございます。ご審査をお願いいたします。 ○委員長喜舎場盛三)  これより質疑に入ります。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ご説明ありがとうございました。  明繰になった分は、28年度でしか聞けないの。 ○委員長喜舎場盛三)  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  休憩してもよろしいですか。 ○委員長喜舎場盛三)  休憩いたします。 ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  繰り越しの予算につきましては、まず、すみません3ページの。 ◆委員(桑江豊)  いえ、あの全部説明するんじゃなくて、その中から聞きたいものがあるものですから。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  4ページの歳出の8款土木費の、ナンバー12ですか、これ。総合交通推進事業がございます。  これは政策説明資料を見ますと、例の真和志地域乗合タクシー実証実験ですが、これが27年度ベースでは約30%の執行率ですが、政策説明資料を見ますと、これが既にもう5月で契約をして、来年2月まで事業がスタートしているということです。
     実際、繰り越しをしてこの事業を行っているわけですけれども、その事業が今どういう状況なのか、お伺いをしたいと思います。 ○委員長喜舎場盛三)  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  真和志地域地域内公共交通導入検討業務につきましては、すみません。 ○委員長喜舎場盛三)  それでは、幸地貴都市計画課担当副参事。 ◎都市計画課担当副参事(幸地貴)  真和志地域乗合タクシー繰越事業についてご説明します。  まず、2つの事業分かれて発注しております。  1つ目が乗合タクシー真和志地域乗合タクシー運行業務ということで、これは鏡原第一交通に対して、単価契約という形で1運行あたり550円の単価契約ということで、履行期間としまして、平成28年5月9日から29年度2月15日ということであります。  もう1つ、委託業務といたしまして、真和志地域乗合タクシー運行効果検証業務といたしまして、これは契約額が406万800円ということで、受注者がホープ設計ということになっております。履行期間として、6月29日から2月15日までの期間となっております。  これにつきましては、実証実験広報活動であるとか、アンケート調査等による効果検証業務となっております。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  実証実験が28年度でスタートしたわけですけれども、来年2月までということですが、その成果はいかがなものですか。 ○委員長喜舎場盛三)  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  現在の実績ということでございますけれども、8月1日から実証実験開始しておりまして、今9月末、現在の2カ月間の実績としまして、運行便数が合わせて165便、1日平均3.16台です。  利用者数が229人となっております。  1日平均4.4人ほどであります。1台当たり、平均で1.38人乗っているということで、一応乗り合いという格好にはなっているかと思います。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  2カ月の実証実験の成果を報告していただきましたけれども、実際に利用されている年代層、どういう形でよく利用されているのか、もしわかれば。 ○委員長喜舎場盛三)  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  集計がちょっと、9月の中旬ぐらいまでの集計でございますけれども、年齢的には20代が3%、30代が21%、40代が27%、50代が15%、60代が19%、70歳以上が13%という割合になっております。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ですから、年代がどういう使い方をしているのかというのを知りたいわけなんで、どういう年代というよりも。 ○委員長喜舎場盛三)  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  利用の目的ということでございますけれども、一番多いのが、すみません、その他というのがございますけれど、一応、通勤が6%、買い物で31%、通院が13%、あとはちょっと目的がわからないのが48%ということになっております。それから通学も1%という状況でございます。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  確か、1運行当たり300円でしたかね、お支払していただける金額が。  先ほどの幸地副参事の話ですと、契約は一運行550円ということですから、結局タクシー会社には差し引き分が、委託料として支払われるということですよね。  今回、確かタクシー料金値上げが予定をされております。その分は全く契約の中にございませんか。それでも了解していただいているということでしょうか。 ○委員長喜舎場盛三)  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  そのとおりでございます。  1便当たり550円という契約と、単価契約ということでございます。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  いかがですか、実際2カ月やってみて、この委託を受けたタクシー会社が、例えば来年2月の実証実験が終わった後も継続が、まだはっきりはわかりませんけれども、この事業は十分にいけるという考え方でしょうか、お伺いします。 ○委員長喜舎場盛三)  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  今後、今の状況をアンケートとかそういう効果を検証しまして、それから後は、運行事業者と調整をしていくということになるかと思います。  現在、運賃収入が3万6,000円ほどの赤字ということになっておりますので、その分は那覇市のほうから補てんをするということになっております。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  確かに始まったばかりの事業で、また周知徹底もちゃんとなされていない部分もあろうかと思いますが。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  すみません、訂正。 ○委員長喜舎場盛三)  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  申しわけありません、訂正させていただきます。  赤字ということではなくて、差額が3万6,000円出ているということでございます。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  いずれにしても、これはまだ始まって2カ月ということで、もう少しやっぱり見る必要があるのかなという考えもありますけれども、まだまだ地域に対して周知徹底がなされていない部分もあろうかと思いますので、少しまたそちら辺もアピールさせていただいて、やっぱり取りかかった事業でございますので、成功するように頑張ってください。この件は終わります。 ○委員長喜舎場盛三)  ほかに質疑は。渡久地委員。 ◆委員(渡久地政作)  今の少し関連してというか、この推進事業についてですけれども、先ほども少し指摘があったように、この政策説明資料を見ても、25年、26年、27年も執行率が大変低いですよね。  毎年繰り越していってる状況なんですが、これまでの活動実積の中でも、この上屋の整備であるとか、今回の乗合タクシーの件とかもありますけれども、開始年度が20年度という流れの中で、この推進事業というのは、毎年これだけの繰り越しを執行できていないという部分を鑑みると、最初から20年度からスタートさせながらも、なかなかうまく進んでいないのかなという感覚を、この資料を見る限りでは思うのですが、実際にどうなのでしょうか。  このあたりの皆さんのこの執行ができていないという要因というのは、どのような部分でそういった数字が出てくるんですか。 ○委員長喜舎場盛三)  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  やはり今回の乗合タクシーにつきましても、その手法というんですかね、そういう検討にかなり時間を要したと。  真和志地域に合う、当初はバス、コミュニティーバスの導入等も含めて検討したんですけれども、やはりなかなか予算的なものも含めて、地域の地形等も含めて、やはり一番合うような、そういうシステムを検討するのにかなり時間がかかったということでございます。 ○委員長喜舎場盛三)  渡久地委員。 ◆委員(渡久地政作)  これまでも真和志地域小禄地域という部分も含めてですけれども、地域コミュニティーバスという形で実証実験もされてきましたよね。  そういった形がこの推進事業という中で、これまで予算化もされてきたということで理解してよろしいですか。 ○委員長喜舎場盛三)  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  はい、それでよろしいかと思います。 ○委員長喜舎場盛三)  渡久地委員。 ◆委員(渡久地政作)  であれば、なおさら推進という部分で、皆さんが総合的な公共交通という部分で、いろいろまちづくりを考える中で、この実証実験というのから継続されてないというのが結構多いですよね。  この辺は、もちろんバス会社であるとか、公共交通の利用という部分でなかなかまだ行き渡ってないのが、現状なのかなという感じがするんですが、皆さんとしては、この辺の戦略的にはどのような考えをお持ちなのかというのを聞かせていただいてもいいですか。 ○委員長喜舎場盛三)
     比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  実証実験から実際に運行した事例は、2カ所ございます。  1つは、首里の城下町線が実際に運行してございます。  あともう1つは、真和志地域の4番線が実証実験の後に実施運行しているということで、ある程度は、そういう方向で実施につながっているというふうに考えております。 ○委員長喜舎場盛三)  渡久地委員。 ◆委員(渡久地政作)  できる限り公共交通をということで、また、バス会社等も私の友人たちがバス党という形でいろいろピーアールもしていますけれども、そういったものもね。本来であれば、ぜひ活用していただいて、より公共交通、そしてまた交通環境を整える形が理想ではあるんですが、うまくいかなければ、また歩きやすいまちづくりとか、また歩道整備であるとか、そういった関連して計画が出てくるかと思いますので、また戦略的にぜひまた皆さんから、どんどんその辺を積極的にアプローチして頑張ってください。以上です。 ○委員長喜舎場盛三)  ほかに質疑はございませんか。よろしいですか。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  すみません、2回目なんですけれども、4ページの20番、戦略的交通まちづくり推進事業でございますが、これも政策説明資料の16ページ、28年度、500万余の繰り越しがございます。これは確か、LRT導入の可能性、検討業務委託ということで、私も代表質問一般質問等でやったことがあるんですけれども、確か3ルートですか、3案つくるというお話を聞いてました。  これが政策説明資料を見ると、今年の6月末完了というふうに書いてあるんですね。  当然、この3案の中からまた1案に絞るという話もありましたけれども、この3案というのが、実際に完了したのか、委託業者が完了して、今報告ができるのかどうか、お伺いします。 ○委員長喜舎場盛三)  休憩いたします。 ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  幸地副参事。 ◎都市計画課担当副参事(幸地貴)  3案ということですが、3案につきましては、まず1つ目が、ルート選定ということではなくて、まちづくりの視点、交通の視点、観光の視点、この3つの視点からルートを、ルートとなり得るような交通軸について検討をいたしました。  その交通軸について検討したのが、平成27年度の繰越事業となっております。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ちょっとよく意味がわかりませんが。  確か前の議会の答弁では、3ルート案を提示するというふうに私は理解しているんですけど。それがだから、あなた方、6月末完了と書いてあるものだから、それができ上がったのかどうかの確認なんですよ。 ○委員長喜舎場盛三)  ちょっと休憩しますか。  休憩します。 ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  業務につきましては、6月29日に一応完了してございます。  前回は、3案に絞り込みたいということで、答弁したかとは思うんですけども、検討の中で、先ほど副参事のほうからありました3つの要素からいろいろ検討した結果、ちょっと見づらいんですけれども、こういう格好で、1、2、3、4、5、6、7、8、細かいものまで含めて、こういう8つぐらいのルートがちょっと浮かび上がっているという状況でございます。 ◆委員(桑江豊)  委員長、いいですか、答弁。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  いやいや、だから答弁と違うんだよ、話が。  はっきり議会のこの場で、本会議場で3案とおっしゃっている、皆さんは。それが8案と言ったら、また話が違ってくるんじゃないの。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  すみません、ちょっと休憩を。 ○委員長喜舎場盛三)  休憩いたします。 ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  桑江議員のご質問にお答えしますけど、業務としては6月末で完了しておりまして、前回の議会でも3案に絞り込みたいという答弁をしておりました。  ただその後、いろいろ検討した中で、なかなか現段階で3案に絞り込むのは難しいということで、先ほどの観光まちづくり、それから交通という3要素をいろいろ検討した結果、その中で、3つに絞り込むのは今厳しいという中で、交通、基幹交通ネットワークの軸ということで、先ほどご説明した8つのルートを今想定している状況でございます。申しわけありませんでした。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  そうであるならば、ぜひまた新たな視点でどのルートがいいのかという、しっかり検討していただいて示していただきたいし、また、ぜひ非常に大事な事業だと思っていますので、精力的にやっていただきたい。  またこの件については、本議会等でいろいろ聞いていきたいと思っています。以上です。 ○委員長喜舎場盛三)  ほかに質疑はございませんか。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  ちょっと休憩してもいいですか。 ○委員長喜舎場盛三)  休憩いたします。 ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  離島県の沖縄で、物流の拠点として那覇港が大きな役割を果たしていて、本市としても負担金、補助金合わせて10億円近く、今、支出しています。  それぞれ大きな項目で、補助金の中で一番大きな4億5,690万円出しているのが、那覇港総合物流センター整備事業、設計も入れて、地盤改良、基礎工事などが行われているようですが、しかし、執行率は32.7%ということで、6割以上繰り越しという状況になっております。  その事業の概要と課題、そこら辺ちょっと細かく教えてもらえますか。 ○委員長喜舎場盛三)  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  総合物流センターにつきましては、総事業費が約89億となっております。現在、基礎工事、それから、ランプ外の工事をしておりますけれども、課題としては、先ほどもご説明した繰り越しの理由でございますけれども、基礎工事の中で、旧護岸の石がかなり出てきて、杭が打てないという状況がございまして、その変更ということで、今動いている状況でございます。  これができ次第、現地、上屋のほうに整備を行っていくということになっております。 ○委員長喜舎場盛三)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  補正の審査でもそういう状況の説明はあったんですが、具体的に何年度をめどにしてどうする、この80億円をどうやって使っていって、何年の完成を目指しているのか、基本的なことが委員としてわかるように説明してもらえますか。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  ちょっと休憩お願いします。 ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  物流センターの今後のスケジュールでございますけれども、今年度、ランプウェイの工事、物流棟と事務所棟の工事、29年分に建物の上部工、それから電気機械を29年、30年度で実施するという状況でございます。  一応30年度で、完了するというスケジュールになっております。 ○委員長喜舎場盛三)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  一括交付金の関係もあって、その範囲内で終えないといけない事業だと思うんですが、今、掘り起こしたら前のがあって、ストップしているという状況で、どうですか見通しとしては。順調に行くのかな。もうスタート自体遅れているわけでしょう、大幅に。 ○委員長喜舎場盛三)  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  その辺も含めて、基礎の処理も含めて、現在、30年度で完了するというスケジュールになっていると聞いております。  すみません、先ほどのちょっと訂正をさせていただきたいんですけれど、事業費のほうが89億ということでお話をしましたけれども、現在94億ということでございます。訂正させていただきたいと思います。 ○委員長喜舎場盛三)
     古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  これはみなさんの部署かどうかわからないけど、そういう建物ができたと、しかし、実際にそこにその物流を呼び込めるかどうか。  今、県もアジア構想立ち上げて、計画を立ち上げて、そういう努力をしています。  しかし、那覇港の場合には、それを呼んだ外国の会社が撤退するということもあったでしょう。そこら辺の見通しはどうなんですか。  これは皆さんには、ちょっと難しい問題かな。 ○委員長喜舎場盛三)  休憩いたします。 ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  物流センターについては、常温と冷凍ということで3階建てでございますけど、1階、2階が冷凍も含んだ施設ということで、整備を予定しております。  これの入居企業につきましては、今、組合のほうで入居の募集要項等を作成しておりますので、これができ次第、そういう募集を開始するというふうに聞いております。  その計画の中では、どれぐらいの企業の需要があるのかも含めて、アンケートを取ったり、そういう集計をしながら進めているというふうに聞いております。 ○委員長喜舎場盛三)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  離島県沖縄の発展のためには必要な施設だと思いますので、ここら辺は精査して頑張ってほしいというふうに思います。  それからもう1点、モノレールのインフラ外整備事業で、執行率が18.9%というのがあるんだけど、これはどういう状況なのかな。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  ちょっと休憩。 ○委員長喜舎場盛三)  休憩いたします。 ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  幸地副参事。 ◎都市計画課担当副参事(幸地貴)  27年度予算は、都市モノレールの車庫留置線増設工事と、あとは電力弱電線線路設備工事、これは分営地ということになりますが、その辺に時間を要したため、繰り越したということになります。 ○委員長喜舎場盛三)  補足しますか。比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  すみません、ちょっと補足をしたいと思います。  モノレールの延長事業につきましては、単年度で終わる事業がなかなかなくて、長期的なスパンで契約をすると。  単年度ごとに契約補助金を市のほうから出して、国・県・浦添の三者ですけれども、というような仕組みになっております。  その中で、一発で終わらない中もありますけれども、今回、かなり18%と低いのは、先ほどもご説明しましたけれども、繰り越しの理由で、モノレールの支柱桁の仕様が変わって、その変更が出ております。  これは支柱桁は道路管理者がつくりますけれども、それができ上がった後に、また追いかけてモノレール会社が電車線とか、そういう整備をしていくということがありまして、今回執行率がかなりちょっと低い状況でございます。 ○委員長喜舎場盛三)  幸地副参事。 ◎都市計画課担当副参事(幸地貴)  すみません、先ほどの訂正をお願いしたいと思うんですが、先ほどお話しした車庫留置線増設工事と、電力弱電線線路設備工事については、27年度で完了している業務となっております。申しわけありませんでした。  上部工だけ繰り越して完了という状態になっております。 ○委員長喜舎場盛三)  休憩いたします。 ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  比嘉課長。 ◎都市計画部参事都市計画課長比嘉和則)  政策説明資料の10ページにございます、活動実積の部分の車庫留置線増設工事と電力弱電線設備工事につきましては、29年度1月までに完了するという予定としております。 ○委員長喜舎場盛三)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  もう、いじめになるから終わろうね。終わります。 ○委員長喜舎場盛三)  ほかに質疑はございませんか。  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  当局の皆様、お疲れさまでした。  休憩いたします。               (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  次に、建築指導課関係分について、冝保勲建築指導課長、説明をよろしくお願いいたします。 ◎建築指導課長(冝保勲)  ハイサイ、よろしくお願いします。  認定第1号、平成27年度那覇市一般会計歳入歳出決算、建築指導課関係分についてご説明いたします。  資料をお配りしております。歳入が1、2ページ、歳出が3ページでございます。  まず歳入についてご説明いたします。資料の1ページをお願いいたします。  第13款使用料及び手数料第2項手数料第6目土木手数料第1節土木管理手数料、決算書は58、59ページでございます。  細節につきましては5項目ありますが、主な内容としまして、第1細節建築確認申請手数料、収入済額1,710万5,000円、第3細節構造計算適合性判定手数料、収入済額171万5,000円となっております。  その5項目の合計としましては、予算現額1,705万3,000円、収入済額1,976万1,660円、対予算としまして115.9%となっております。  続きまして、第14款国庫支出金第2項国庫補助金第4目土木費国庫補助金第3節住宅費補助金、決算書は67、68ページでございます。  内容としましては、第4細節社会資本整備総合交付金、住宅建築物安全ストック形成事業補助金、前年度の繰り越し分も含め、その合計としまして、予算現額6,301万5,000円、収入済額3,297万5,000円、対予算としまして、52.3%となっております。  収入率が低い理由、内容につきましては、民間建築物耐震化促進事業の国庫負担分の次年度への繰り越しと、前年度からの繰り越し分の実績不用によるものでございます。  詳細につきましては、歳出でまとめてご説明いたします。  続きまして、資料の1ページ、2ページにまたがります。  1ページの第15款県支出金第2項県補助金第5目土木費兼補助金第2節都市計画費補助金、決算書は76、77ページでございます。  2ページも同じく第15款県支出金第3項委託金第4目土木費委託金第1節土木管理費委託金、決算書は81ページでございます。  第15款の細節につきましては、5項目ありますが、主な内容としまして、第2細節福祉のまちづくり条例事務取扱交付金、収入済額162万4,031円、第9細節沖縄県民間住宅耐震改修等事業費補助金、収入済額221万1,000円となっております。  その5項目の合計としましては、予算現額2,303万円、収入済額841万5,031円、対予算としまして36.5%となっております。  収入率が低い理由、内容につきましては、民間建築物耐震化促進事業の県負担分の次年度への繰り越しと、前年度からの繰り越しの実績不用によるものでございます。  これも詳細につきましては、歳出でまとめてご説明いたします。  収入の合計としましては、予算現額1億310万7,000円、収入済額6,115万1,691円、対予算としまして、59.3%となっております。  続きまして、歳出についてご説明いたします。資料の3ページをお願いいたします。  第8款土木費第1項土木管理費第2目建築指導費、決算書は182、183ページでございます。  当初、1億3,606万4,000円でございましたが、那覇市民間建築物耐震化促進事業、住宅アスベスト改修事業などの実績による4,101万2,000円の減額補正がございました。  また、那覇市民間建築物耐震化促進事業の前年度からの繰り越し、2,336万7,000円がございました。  事業につきましては9項目ありますが、主な内容としまして、構造計算適合性判定事業、支出済額198万715円、狭あい道路整備事業、支出済額177万4,835円、那覇市民間建築物耐震化促進事業、支出済額897万7,451円、住宅アスベスト改修事業、支出済額1,958万439円となっております。  その9項目の合計としましては、予算現額1億1,841万9,000円、支出済額5,725万2,486円、執行率としまして、48.3%となっております。  執行率が低い理由、内容につきましては、歳入でも触れましたが、那覇市民間建築物耐震化促進事業において、申請後の現場の立ち合い、確認、建築基準法に基づく不適格な事項の報告、是正、図面の修正、書類の作成等に時間を要したため、年度内執行が困難となり、国庫・県・市の合計負担額5,413万9,000円を平成28年度へ繰り越しをしたことによるものでございます。  以上が建築指導課分でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長喜舎場盛三)  それでは、これより質疑に入ります。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  今ご説明のあった那覇市民間建築物耐震化促進事業でございますが、政策説明資料の20ページにございます。  執行率が14.6%ということで、3ページの歳出を見ても、前年度のものをまず今年度でやって、今年度のものは、また次年度という感じで、そういう流れできてるんですけれども、やっぱり成果説明書を見ると、やっぱりこの164ページにあるんですけれども、結構流れが大変ですね、これ。事前相談、それから耐震診断、補強設計、そして耐震改修工事という流れの中で、その事業の流れは、どれぐらいかかるんですか、実際にこの申請をされてから、建築が終わるまで。 ○委員長喜舎場盛三)  新里武督建築指導課担当副参事。 ◎建築指導課担当副参事(新里武督)  今、議員からご指摘がありましたが、フローにも多分載っているかと思いますが、これにあるように基本的にはこの事業については、仮に耐震の改修まで、工事までを行うためと大きく分けて3段階あります。これは何かと言うと、まずは診断をやって。
     桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  4段階になっているの。 ◎建築指導課担当副参事(新里武督)  設計やって、そして工事とか。  それぞれイメージとしては、まず最初の年度で診断をやって、次の年度で設計をやって、そのまた次の年度で工事をやると。民間の施設で、診断から設計まで大体3カ年です。そういうイメージでやっております。  じゃ実際に例えば診断を受けるとなると、事前に申請者のほうで図面を用意しないといけないとか、それは事前に那覇市に持ってきていただいて、現場と図面が違うのかどうかを確認するとか。この辺は結構時間がかかりまして、こういう耐震診断をやる建物というのは、昭和56年以前の建物でだいぶ時間が経っているものですから、その間に例えば増築をやっているとか、中身を改造しているというのが結構ありまして、実際に現場を見ると図面と違っている分が多々あるということがあります。  それがまず現在の法律に適合しているのか。例えば未申請増築だったらその処理をどうするのか、こういったものに結構時間がかかって、どうしても事前の調整とか協議に半年とか、ひどいものになると10カ月ぐらいかかるとか、こういうのがあって全体的なスケジュールが後ろに倒れてきがちでございます。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  予算というのは、年度内にその事業を使って何件の工事をやるか、そういうものだと理解しているわけ。  例えば27年度ですと、耐震が2件、補強3件という感じであるんですけれども、予算的に例えば、27年度は6,300万円余りの予算が組まれていますけれども、その内訳があるんですか。耐震にいくら、補強にいくらというふうな内訳があるんですか。  今のお話ですと、約3カ年かかるという話ですからね。そういう感じで予算をとっているんですか。 ○委員長喜舎場盛三)  新里副参事。 ◎建築指導課担当副参事(新里武督)  これは補助を活用しそうな施設というのは絞られていますから、それぞれの施設が、例えば今年は診断をやる、来年は設計をやる、その翌年は改修をやるという、ある程度のスケジュールは出ていますので、それに基づいて例えば今年は診断をやるのは2件、設計をやるのは3件というのがわかっていますから、それに基づいて予算要求をしているということでございます。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  予算が26年度は2,400万円から約3倍の27年度は6,300万円になっているということは、当然そういう予定でもってやっている。ということは大体、年に耐震2、3件、補強に3件という形で大体事業が進んでいくというふうに理解していいんですか。 ○委員長喜舎場盛三)  新里副参事。 ◎建築指導課担当副参事(新里武督)  必ずしもそういうことではなくて、当初のイメージはこの事業自体は26年度から始まっています。26年度はまずこれらの建物について診断、27年度はこれらの建物について設計、28年度(今年度)はこれらの建物について工事をやるという形であります。  例えば前年度、諸般の事情でちょっと間に合わなかったからもうできなかったと。今年度から診断をやりたいとか、こういうものは毎年どんどん状況が変わってきますから、予算要求時に実際の各物件の進捗状況に応じて、じゃ来年度はこの物件は診断をやる、この物件は設計をやるということで、そういうことで予算を組み立てているということでございます。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  実際、年に数件しかできないというのがよく理解できましたけれども、では、市内に対象となる建築物というのは、皆さんはどれぐらいであると把握されていますか。民間の。 ○委員長喜舎場盛三)  新里副参事。 ◎建築指導課担当副参事(新里武督)  今、那覇市の補助を使って耐震にかかる事業をやりたいと表明したのは5件でございます。  実際は対象となり得る物件自体はもう少しあるんですが、例えばもう解体するよとか、ですからもうこの事業は改修までやらないでも使わないですとか、そういうものも中にはございます。  また、中にはこういうものもあります。診断はやったけれども、予想以上に結果が悪かったと。これは今後、設計、改修をするとものすごいお金がかかるので、もう診断でとめておくと。そういう物件もあるので、おそらくそういう物件は今後、例えば事業計画とか立てても建て替えにいくとか、そういうことを検討されるのかなと思います。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  成果説明書を見ると、財源が国2分の1、県4分の1、市4分の1、結構おいしいんですよね。かなりいいものですから、対象となる物件は約5件というふうに言っていたんですけれども、もっとありそうな気がするんですけどね。例えばそういうところに、そういうふうに営業ではなくてこういう事業がありますけどいかがですかというふうな、そういう積極的な努力も皆さんはなさっているんですか。むしろただ待ちだけなんですか。そちら辺をちょっと聞きたいのですが。 ○委員長喜舎場盛三)  新里副参事。 ◎建築指導課担当副参事(新里武督)  実はこの補助事業自体は、耐震義務化、法律の改正ともものすごく関連していて、基本的には法律が改正になったので、一定規模以上の建物に不特定多数の方が利用する建物については、耐震診断が義務化されたと。これは例えばホテルでも規模によって義務化されるものと、義務化されていないものがある。  あとは年代によっても56年以前のものだと診断が義務化されているけど、57年ぐらいに建てたものは義務化されていないと、そういうのがあるので当然私たちは義務化建築物のリストは把握しています。当然そういうところを1件1件当たって、こういううちも補助事業をつくります、積極的に活用してくださいということをアナウンス、これは1件1件当たっています。  なぜかというと、改修工事までは至らなくても、いずれにせよ診断自体は法的に義務なものですから、こちらとしてはやってもらわないといけないです。そのためにこういう補助もセットで整備して、まずは診断を受けてくださいということで、これは1件1件当たっております。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ただいまの答弁でよく市からも積極的に声をかけていることがよくわかりました。  多分、おそらく去年が診断で今年から改修工事という、そういう意味で予算がどんどん伸びていくんだろうなと思いますので、非常に大事な事業ですので、頑張っていただきたいと思います。以上です。 ○委員長喜舎場盛三)  ほかに質疑はございませんか。  渡久地委員。 ◆委員(渡久地政作)  お疲れさまです。今回の歳出の部分でももちろんありますが、狭あい道路整備事業という部分で、これは各議員も陳情なりとか、地域のほうから2項道路の問題というものはかなり研究されております。  その中で今回も助成を執行済みという形で報告もありますけれども、27年度は78件が完了したと。25件が助成金を執行したという数字がありますけれども、78件のうち25件だけが助成金を活用したという形になるんですか。それともこの辺の内容というのはどういう意味なのか、ちょっと教えていただいていいですか。 ○委員長喜舎場盛三)  どなたが答えます?  中城盛光建築指導課副参事。 ◎建築指導課副参事(中城盛光)  25件だけが助成金を活用したという形になります。 ○委員長喜舎場盛三)  渡久地委員。 ◆委員(渡久地政作)  これ1件あたりは上限額というのは決まっているものですか。それともそれぞれに工事の内容というものが違ってくると思いますけれども、そのあたりがわかれば。 ○委員長喜舎場盛三)  中城副参事。 ◎建築指導課副参事(中城盛光)  上限額は決まっております。10万円、上限が決まっておりますけれども、平米当たり4,000円を助成しておりますので、その面積で決まります。後退する、整備する面積できまりますので、それぞれに金額が変わってくるという形になります。 ○委員長喜舎場盛三)  渡久地委員。 ◆委員(渡久地政作)  この政策説明の部分にもありますように、事前協議という部分で行って、この助成をしていくという形の流れがあると思いますけれども、やはりこの事前協議というのは大変ご苦労されて、また、どうしても折り合いがつかないという部分で断念をせざるを得ないという住民の方たちも多いかと思います。そのような要望というものは、大体年間でどれぐらい問い合わせも含めて、皆さんのところにありますか。ある程度でいいですよ。あるのか、ないのかというもので。 ○委員長喜舎場盛三)  中城副参事。 ◎建築指導課副参事(中城盛光)  今のお話でいきますと、助成がほしいという要望という。 ◆委員(渡久地政作)  も含めて、陳情も出されてくる方たちもいるかと思うんですけれども。 ◎建築指導課副参事(中城盛光)  助成がほしいという要望に関しては、今それにお応えをして25件という形になっておりますので、通常は申請をされてくるときに、「助成をされますか、しませんか」ということをお伺いします。その場合、設計の中で施主様、お客様と設計士が検討して、私たちは助成をご案内をするんですけれども、助成はいらないという方々がいらっしゃるものですから、その中でもお話をしても25件程度ということになります。 ○委員長喜舎場盛三)  渡久地委員。 ◆委員(渡久地政作)  地域によっては三原の地域でありとか、繁多川地域とか、与儀とか、昔つくられたまちのほうはそういった2項道路という分で大変入り組んだ構図、構成になっておりまして、なかなか協議が進まないという部分で、この2項道路の問題を解決しないというのが多いんですけれども、この部分は皆さんとしても、もちろんこれは一番住民どうしで皆さんで解決をしてくださいという形ですけれども、建築の指導という部分でも皆さんから直接指導したりする部分で、2項道路を解決しましょうという部分で話を持ちかけたりすることもあるんですか。 ○委員長喜舎場盛三)  中城副参事。 ◎建築指導課副参事(中城盛光)  2項道路の問題に関しまして、本来は後退していなければならない方が後退をされていないという状況が出てきた場合には、その方のところまで行きまして指導をするなりということは、ご要望がある場合には調整をしていきます。  ただ、基本的には家を建て替えるときに2項後退という行為を行いますので、建て替えるときに後退すべき方であったのが、されていなかった場合はそういう指導もあるんでしょうけれども、すごい古い住宅で過去において後退が計画がされていなかったところは、既存であるものですから、こちらを今すぐ後退しなさいということは法的には指導ができないところがあります。そういうところもありますので、そこを私どものほうから「後退をしなさい」という指導に入るということは、具体的にはやらないという形になります。 ○委員長喜舎場盛三)  渡久地委員。 ◆委員(渡久地政作)  やはりこの部分も法的な部分ということを結構指摘する人たちもいるものですから、この辺の指導もしにくいということですよね。既存の場合はね。これは理解しました。ありがとうございました。 ○委員長喜舎場盛三)  ほかに質疑はございませんか。  いいですか。  では、ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
     休憩いたします。               (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  次に技術管理課関係分について、知念馨技術管理課長、説明をよろしくお願いいたします。 ◎技術管理課長(知念馨)  ハイサイ。チューウガナビラ。技術管理課課長の知念と申します。ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。  初めに、平成28年度に組織改正がありましたので、簡単にご説明いたします。  昨年度までは旧契約検査課として、主に建設工事等に係る契約業務と検査業務などを行っておりましたが、今年度から契約業務につきましては、総務部法制契約課に引き継ぎ、残りの検査業務及び技術向上業務などを行う技術管理課に組織変更となりました。  今回の決算に係る旧契約検査課の歳出事業といたしましては、一般管理費電子入札事業、電子納品事業がございましたが、議会事務局の調整により電子納品事業以外の歳入、歳出につきましては、法制契約課の関係分として総務分科会にして、決算報告を分けて行っております。  それでは、平成27年度那覇市一般会計歳入歳出決算について、技術管理課関係分の概要について、ご説明いたします。  説明資料の1ページをご覧ください。  歳入歳出決算書は181、182ページになります。  歳入はございませんので、歳出についてご説明いたします。  第8款土木費1項土木管理費1目土木総務費といたしまして、予算現額124万4,000円、支出済額124万2,792円、執行率99.9%となっております。  その内容といたしましては、電子納品事業でございます。工事完成図書等の成果品の一部が電子化とされますが、そのデータを保管管理するためのシステム等の費用になります。  その内訳として、11節の需用費で消耗品購入費、費用、13節の委託料として電子納品を保管管理システム保守管理業務委託などの費用。14節の使用料及び賃借料として、電子納品保管管理システムサーバー機器賃貸借料でございます。  以上が技術管理課、平成27年度分の歳入歳出決算状況となります。よろしくご審議くださいますよう、お願い申し上げます。 ○委員長喜舎場盛三)  これより質疑に入ります。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  成果説明書というのがありましたね。そこの166ページに、平成27年度の検査の件数が記載されております。土木工事、建築工事、電気、機械、造園、下水道、水道設備という感じで、全部で271件の工事があるんですが、どうですか、平年に比べて多いんですか、少ないんですか。 ○委員長喜舎場盛三)  知念課長。 ◎技術管理課長(知念馨)  26年度分につきましても255件ですので、27年度も大体同じような件数で推移していると考えております。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  明繰になった工事に関しては、明繰になった年度の件数になるんですかね。 ○委員長喜舎場盛三)  知念課長。 ◎技術管理課長(知念馨)  こちらの件数については、検査が終わった部分についての件数になりますので、明繰の部分については、その年度で次年度になりますが、その年度の件数としてカウントしていきます。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ということは、これは26年度からの明繰分がそこに入っていると理解してよろしいですね。 ○委員長喜舎場盛三)  知念課長。 ◎技術管理課長(知念馨)  はい、そうです。 ◆委員(桑江豊)  はい、わかりました。以上です。 ○委員長喜舎場盛三)  ほかに質疑はございませんか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  皆さんの課の体制、前は検査室と一緒だったわけでしょう。それがどういうふうに分かれて、何人体制でやって、そして主たる仕事は何なのか。素人でもわかるように説明してくれませんか。 ○委員長喜舎場盛三)  知念課長。 ◎技術管理課長(知念馨)  現在の技術管理課の職員体制といたしましては、私、課長1人ですが、それから土木の副参事1人、建築の副参事が1人で、あと建築の主幹職が1人、電気設備主幹職が1人、機械設備の主幹職が1人、土木の主幹職が2人ということで、全員で8人体制となっております。  我々の技術管理課の業務といたしましては、先ほども申しましたが、旧契約検査課で行っておりました130万円以上の建設工事に関する検査業務が主な業務になっておりますが、それ以外といたしましては、設計基準書などが国、県から通達とかの文書が送付されますが、その窓口として関係部署に送付したり、その受け付け等をやっております。  それとあわせて、また建設業の建設意欲を高めて適正な施工を確保することを目的とした那覇市優秀建設工事表彰等がございますが、それや、また、職員の積極的な建設技術の調査等や取り組み技術向上を図ることを目的とした、那覇市建設技術向上発表会の開催運営なども事務局として行っております。 ○委員長喜舎場盛三)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  那覇市の技術部門における最優秀の職員が集まった部署だと思います。そういうことで、質の高い那覇市の建物を維持する、建設していく、そういう面で大きな役割を果たしていると思うんだけど、皆さんの役割がどうも議員にもあまり見えてない。これだけだともう全然見えないんだよ、何百万の予算しかないからさ。  だからそれ以上の仕事をしているんだというところを、もっとピーアールする、私はアピール方法があってもいいと思うんですよ。これは課長だけのあれじゃなくて、副部長からそこら辺含めて。課の評価も含めて。 ○委員長喜舎場盛三)  城間悟都市計画部副部長。 ◎都市計画部副部長(城間悟)  どうもありがとうございます。  技術管理課については、今、古堅委員がおっしゃるように、技術の向上、一番大きな役割は職員の技術の向上だというふうに、技術向上を支援することだと思っております。  今は年に1回ですけれども、技術向上の発表会をやって、各職員がやっている仕事、あるいは興味を持っている仕事以外でも研究しているものについては発表したり、特に都市計画等については直接、建設技術ということではないんですけれども、海外の研修とか、そういったところで見たこと、聞いたこと、そういったことについても研究の対象として推奨してやってもらっていますので、おっしゃるようにこれをもっとピーアールして、いろいろな職員が積極的に発表するように。  発表しての優秀者にはいろいろ研修を優先して行かそうということで、また、そういったことの後押しも我々管理職はやっていますので、そういったことをもう少しピーアールしていきたいと思っております。どうもありがとうございます。 ○委員長喜舎場盛三)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  業者からも那覇市の技術力と、他の市町村の技術力は差があるということで、那覇市が非常にレベルが高いという話は聞いておりますけれども、さらなるレベル向上に頑張ってください。終わります。 ○委員長喜舎場盛三)  では、ほかに質疑はございませんか。               (「進行」と言う者あり) ○委員長喜舎場盛三)  では、ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩します。               (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  次に、地籍調査課関係分について、渡慶次力地籍調査課長、説明をよろしくお願いいたします。 ◎地籍調査課長(渡慶次力)  ハイサイ、地籍調査課の渡慶次と申します。ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。  平成27年度那覇市一般会計歳入歳出決算書のうち、地籍調査課関係分について、事前に提出しました資料をもとにご説明いたします。  初めに、歳入決算をご説明いたします。配付資料の1ページをご覧ください。決算書は76ページ、77ページ、及び86ページでございます。  まず、15款県支出金2項県補助金5目土木費県補助金2節都市計画費補助金、地籍調査事業費補助金は予算現額548万8,000円、調定額548万8,500円に対し、収入済額は548万8,500円で収入率は100%となっております。  次に16款財産収入、2項財産売払収入2目物品売払収入1節物品売払収入は7,350円で、町界町名図の売払収入でございます。  次に、歳出決算をご説明いたします。配付資料の2ページ目をお開きください。決算書は196ページと、197ページとあります。  地籍調査課分として、8款土木費4項都市計画費7目住居表示費及び8目地籍調査費がございます。  3ページをご覧ください。住居表示費の内訳を記載しております。  住居表示費は予算現額463万1,000円に対しまして、支出済額が445万144円、不用額は18万856円、執行率96.1%となっております。  不用の主な理由としましては、那覇市町界町名整理審議会未開催による不用となっております。  次に、4ページをお開きください。  地籍調査費については、予算現額773万4,000円、支出済額が776万4,184円、不用額は5万9,816円で、執行率は99.2%となっております。  不用の主な理由は、事業実績による不用となっております。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長喜舎場盛三)  それでは、これより質疑に入ります。               (「進行」と言う者あり)
    委員長喜舎場盛三)  では、ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。               (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  次に、市街地整備課関係分について、大嶺政信市街地整備課長、説明をよろしくお願いいたします。 ◎市街地整備課長(大嶺政信)  ハイサイ。それでは、市街地整備課の平成27年度決算について、ご説明申し上げます。  平成27年度の市街地整備課の決算につきましては、一般会計分と市街地再開発事業特別会計、土地区画整理事業特別会計の3件がございますので、初めに、認定第1号、平成27年度那覇市一般会計歳入歳出決算中関係分のうち、市街地整備課分からご説明申し上げます。  それでは、お手持ちの配付資料によりご説明したいと思います。  配付資料の1ページをご覧ください。  歳入についてはございませんので、歳出決算についてご説明いたします。決算書のほうは190ページから191ページになっております。  では、第8款第4項第1目の都市計画総務費のうち、市街地整備課分は主として地域振興整備公団が施行した那覇新都心土地区画整理事業に対する市建設負担分の公団建替償還等に係るもので、予算現額に対し支出済額は1億2,413万8,666円で、不用額は2万8,334円となっております。  主な不用額につきましては、栄町市場地区におけるまちづくり調査のための亜熱帯庭園都市形成推進調査業務委託における落札差額による不用となっております。  以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長喜舎場盛三)  それでは、これより質疑に入ります。               (「進行」と言う者あり) ○委員長喜舎場盛三)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  次に、認定第4号、平成27年度那覇市市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  それでは引き続き、大嶺政信市街地整備課長、説明をよろしくお願いいたします。 ◎市街地整備課長(大嶺政信)  では、認定第4号、平成27年度那覇市市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算について、ご説明いたします。  配付資料の2ページをご覧ください。  まず、歳入決算についてご説明いたします。  決算書のほうは17ページと19ページ、それと292ページから297ページになっております。  では、第1款第1項第1目の再開発事業費国庫補助金については、予算現額、調定額に対し3億1,243万1,000円が収入未済額となっております。これは農連市場地区及びモノレール旭橋駅周辺地区市街地再開発事業における平成28年度予算へ繰り越しに伴うものでございます。  第2款第1項第1目一般会計繰入金については、予算現額、調定額、収入済額とも2億6,013万円となっております。これは市街地再開発事業に要する一般会計繰入金でございます。  次にページをめくりまして、3ページをご覧ください。  第3款繰越金については、平成26年度決算剰余金及び平成27年度への繰越財源充当分として、調定額、収入済額とも5,764万7,868円となっております。  第4款市債については、農連市場地区及びモノレール旭橋駅周辺地区市街地再開発事業における市債となっております。予算現額に対し、収入済額が7億3,930万円となっておりますが、平成28年度予算へ繰り越しによるものでございます。  次に4ページをご覧ください。  第5款第1項県補助金については、沖縄県より事業組合への間接補助金として、農連市場地区マチグヮー再生支援事業補助金2,106万円が収入未済額となっておりますが、平成28年度予算へ繰り越しに伴うものでございます。  なお、事業の詳細につきましては、歳出決算のほうでご説明したいと思います。  次に、歳出決算についてご説明いたします。  ページをめくりまして、5ページをご覧ください。決算書のほうは18ページから19ページと、298ページから300ページになっております。  では、第1款の都市再開発事業費については、主に農連市場地区及びモノレール旭橋駅周辺地区市街地再開発事業に係る事業費で、予算現額から支出済額27億1,169万7,834円、翌年度繰越額4億5,207万8,000円を差し引いた15万166円が不用額となっております。  農連市場地区の防災街区事業につきましては、事業組合において昨年11月に権利返還計画認可を取得後、物件補償、建物解体工事に着手しており、今年3月には建物工事に着手しております。  現在は、ガーブ川より北地区の解体工事が完了し、9月末には市場等の杭基礎工事に着手しております。また、事業地区内の道路などの工事にも着手しているところでございます。  今後の予定といたしましては、北地区の建築工事を進めると同時に、道路などの公共施設の整備を行い、来年10月ごろの市場等の竣工後、現在、ガーブ川の南側で営業をしている市場の方の移転を行った後、ガーブ川南地区の物件補償既存建物の解体工事に移り、順次、建築工事に着手し、全体の工事の完成は平成31年度を予定しております。  なお、繰り越しました解体工事費、補償費等の予算につきましては、おおむね9月には事業組合の執行を完了しております。  また、モノレール旭橋駅周辺地区市街地再開発事業につきましては、旭橋都市再開発株式会社による施工で、昨年3月にはバスターミナルがある北工区の再開発事業の権利返還計画認可を取得し、既存バスターミナルの解体除却を行い、9月より建築物本体工事に着手をしております。  その後、地区内より軽便鉄道の転車台の遺構が発見され、調査及び移転などに日数を要したことから、本工事費を繰り越しておりましたが、今月には執行を完了する予定でございます。  現在、本体工事は地下工事を行っており、順調に進捗しているところでございます。  なお、再開発ビルの工事の完成は平成30年度を予定しております。  次に第2款の公債費については、牧志安里地区及びモノレール旭橋駅周辺地区市街地再開発事業及び農連市場地区防災街区事業に係る市債の償還金で、元金と利息分をあわせ1億8,019万7,771円の支出済みとなっております。  以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長喜舎場盛三)  それでは、これより質疑に入ります。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  農連市場旭橋とも繰り越したものも9月で再執行したということで、ほぼ順調に進捗しているということで理解してよろしいんでしょうかね。 ○委員長喜舎場盛三)  大嶺課長。 ◎市街地整備課長(大嶺政信)  はい、現在、両方の事業とも順調に進捗している状況でございます。 ○委員長喜舎場盛三)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  それから、そういう工事が進む中でいろいろ課題が出て、組合側との市の意見調整というのか、そういうのはどういうふうにしてやっていますか。 ○委員長喜舎場盛三)  大嶺課長。 ◎市街地整備課長(大嶺政信)  特に農連市場については、月に2回ほど理事会等がございまして、それについては私、課長のほうも職員以下、参加して地元の意見を聞きながら事業に取り組んでいるところでございます。 ○委員長喜舎場盛三)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  元上司が向こうに行かれていると思いますので、連携を強めて頑張ってください。終わります。 ○委員長喜舎場盛三)  ほかに質疑はございませんか。  よろしいですか。               (「はい」と言う者あり) ○委員長喜舎場盛三)  では、ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  次に、認定第2号、平成27年度那覇市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算を議題といたします。  それでは引き続き、大嶺政信市街地整備課長、説明をよろしくお願いいたします。 ◎市街地整備課長(大嶺政信)  認定第2号、平成27年度那覇市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について、ご説明いたします。  配付資料の6ページをご覧ください。  まず、歳入決算について、主なものをご説明いたします。決算書のほうは8ページから9ページ、それと11ページ、それと237ページから278ページになっております。  第1款は使用料及び手数料になっております。  第2款財産収入については、真嘉比古島第一第二地区の基金の利息分として、3万8,640円の収入済額となっております。  次にページをめくりまして、7ページをご覧ください。  第3款繰入金については、調定額、収入済額とも4,494万2,000円となっております。これは真嘉比古島第二土地区画整理事業に要する一般会計繰入金でございます。  第4款繰越金については、平成26年度決算剰余金として調定額、収入済額とも9,751万6,244円となっております。  次、8ページをご覧ください。  第5款は諸収入になっております。第6款保留地処分金については、真嘉比古島第二土地区画整理事業において3件の保留地を売却したもので、調定額、収入済額とも2,787万円であります。  次にページをめくりまして、9ページをご覧ください。  第7款清算徴収金については、各地区の清算徴収金でございます。予算現額に対し調定額が8,421万1,574円、収入済額が2,041万7,635円、不能欠損額が183万3,185円、収入済額が6,196万754円であります。不能欠損につきましては、真嘉比古島第一地区清算徴収金において、生活困窮の理由により3件の不能欠損を行っております。  また、収入未済額の主なものにつきましては、平成26年度より真嘉比古島第二地区における清算業務が開始しておりますが、分割納付中の地権者の清算金の残金と、生活困窮などによる未払金となっております。引き続き納付相談、納付指導を進めているところでございます。  次に歳出決算について、ご説明いたします。  10ページをご覧ください。決算書のほうは10ページから11ページと、249ページから253ページになっております。  では、第1款土地区画総務費については、土地区画整理事業全般に係る一般事務費となっており、予算現額に対し支出済額1億730万2,468円、不用額が5万4,532円であります。不用額につきましては、実績による不用となっております。  第2款土地区画整理事業費については、主に真嘉比古島第二地区の事業費となっており、予算現額に対し支出済額1,242万7,740円、不用額が472万260円であります。不用額につきましては、真嘉比古島第二地区無縁遺骨改葬等業務委託などにおける落札差額による不用となっております。  なお、平成27年度の業務におきまして、地区内で発見され識名霊園内で仮安置所で保管していました無縁遺骨の改葬業務は全て完了しております。  次にページをめくりまして、11ページをご覧ください。  第3款清算費については、真嘉比古島第二地区の清算交付金となっており、予算現額に対し支出済額3,222万1,778円、不用額が2,200万4,222円であります。  なお、不用額につきましては、地権者の死亡により相続が発生し、相続人が決まらず請求できない場合や、地権者の諸事情により請求書類が提出されないことにより、交付ができないことによるものとなっております。
     第4款基金積立金については、真嘉比古島第一地区、第二地区の基金への積立金で予算現額に対し支出済額174万5,640円を基金へ積み立てております。  最後に12ページをご覧ください。  第5款公債費については、真嘉比古島第二土地区画整理事業に係る償還金で、予算現額、支出済額とも170万6,676円でございます。  以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長喜舎場盛三)  それでは、これより質疑に入ります。  上原委員。 ○副委員長(上原快佐)  真嘉比古島土地区画整理事業についてなんですけれども、清算金でこれはほとんど真嘉比古島第一と第二で、ほぼ占めるわけなんですけれども、ちょっと先ほどご説明があったんですが、例えば生活困窮者とか、分割納付、これの内訳というのをもうちょっと詳しくご説明いただけませんか。 ○委員長喜舎場盛三)  島袋正吾市街地整備課担当副参事。 ◎市街地整備課担当副参事(島袋正吾)  私どもから今ありました清算徴収金について、ご説明いたします。  9ページのほうで収入済額の金額が443万230円になっています。これは件数にして14件。  次に不能欠損について、先ほどご説明しました3件。収入未済額2,167万3,877円につきまして、11件分の収入未済額となっております。  次に第4項真嘉比古島第二地区の収入済額1,391万9,926円につきましては、件数は49件。収入未済額3,923万3,796円につきましては、件数が25件となります。以上でよろしいでしょうか。 ○委員長喜舎場盛三)  上原委員。 ○副委員長(上原快佐)  ありがとうございます。  件数がわかってよかったんですけれども、今度は収入未済額なんですが、これはまだ交渉中のところなり、分割で例えば10年とか、何年とかとあると思うんですが、最終的に未収額を清算するのは、大体いつぐらいをめどにというのはあるんですか。 ○委員長喜舎場盛三)  島袋副参事。 ◎市街地整備課担当副参事(島袋正吾)  区画整理の清算徴収金につきましては、法令で10年分割払いというのが認められておりますので、おおむね10年、中にはやはり10年分割払いの申請の地権者もいらっしゃるものですから、おおむね10年を考えております。 ○委員長喜舎場盛三)  上原委員。 ○副委員長(上原快佐)  その中で最長10年ということなんですけれども、第一地区が11件ですよね。第二地区が25件、これの内訳というか、まだ交渉中が何件、既に分割納付に応じている方が何件という内訳はわかりますか。 ○委員長喜舎場盛三)  島袋副参事。 ◎市街地整備課担当副参事(島袋正吾)  まず、真嘉比古島第一地区の収入未済額、先ほど11件と申しました。分割納付を継続している方が8件、未納ということで現在、納付指導している件数が3件であります。  続きまして、真嘉比第二地区については25件のうち分割納付中が18件、納付指導中が7件、以上です。 ○委員長喜舎場盛三)  上原委員。 ○副委員長(上原快佐)  ありがとうございます。  納付指導が第一と第二をあわせると約10件ありますけれども、これはめどみたいなものというのは、なかなか交渉は難しい、内容とかというのは人それぞれ違うと思いますけれども、どういった内容とかというのはわかりますか。答えられる範囲で結構です。 ○委員長喜舎場盛三)  島袋副参事。 ◎市街地整備課担当副参事(島袋正吾)  区画整理の事業に不満があるとか、あるいは清算金額に不満があるとか、そういったもろもろの不満があって、その辺の説明を今しているという状況です。それぞれに状況は違うものですから、おおむねご説明すると、大体、事業に不満とか、清算金額に不満とか、そういった要因です。 ○委員長喜舎場盛三)  上原委員。 ○副委員長(上原快佐)  これはまだ引き続きちょっと時間を要するような形だと思いますけれども、この11件に関して最長でどれぐらいの時間をかけて交渉することができるのかという、期限みたいなものはあるんですか。 ○委員長喜舎場盛三)  島袋副参事。 ◎市街地整備課担当副参事(島袋正吾)  特に期限というのは、事業計画の期間の中で進めるものですから、期限は特に。事業計画期間の中で何とか丁寧に説明をして納付していただくということを今取り組んでいるところです。 ○委員長喜舎場盛三)  上原委員。 ○副委員長(上原快佐)  例えば法の中では10年の分割納付というのがありますが、交渉が長引けばその10年というのは、例えばこれから今後5年ぐらい交渉したとして、そこから数えて10年になるんですか。例えばその5年後に10年分割でやりますといった場合には、トータルとしては15年になるわけですか。どういう、その10年というのは。 ○委員長喜舎場盛三)  島袋副参事。 ◎市街地整備課担当副参事(島袋正吾)  第1回目の支払い、例えばある地権者が納得して、この額が大きいから分割でお願いしたいというときに、第1回目の分割が始まります。それから10年払いできるということで、それからの記載になります。 ○委員長喜舎場盛三)  上原委員。 ○副委員長(上原快佐)  第1回目の支払いのときから数えて10年ということですね。 ◎市街地整備課担当副参事(島袋正吾)  そうですね。 ○副委員長(上原快佐)  じゃ交渉が長引けば長引くほど、納付の未収の回収というのは長引いてくるということになるわけですよね。 ○委員長喜舎場盛三)  島袋副参事。 ◎市街地整備課担当副参事(島袋正吾)  はい、そうです。 ○委員長喜舎場盛三)  上原委員。 ○副委員長(上原快佐)  はい、わかりました。引き続き、難しい部分もあるとは思うんですけれども、交渉して、いろいろな理由があってなかなか難しい部分もあると思うんですけれども、なるべく地権者と合意できるような形で進めていただきたいと思います。以上です。 ○委員長喜舎場盛三)  ほかに質疑はございませんか。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  今の関連ですけど、真嘉比古島第一で183万余りの不能欠損が出ていますが、不能欠損になった理由というのは、先ほど生活困窮3件という話をしていましたけれども、通常の、5年経てば不能欠損になるという、そういう考え方で理解していいですか。  先ほど10年という話もありましたけど、なぜ不能欠損になったのか、不能欠損にするのか、したのか。 ○委員長喜舎場盛三)  島袋副参事。 ◎市街地整備課担当副参事(島袋正吾)  不能欠損の場合、この方の例えば資産調査とかをするんですね。というときに例えば、収入が年金収入だけになっている。この方が例えば今まで商売をされていた、事業をしていたんですけれども、いろいろな要件で事業が失敗したというようなことで、土地も人手に渡ってしまった。例えば滞納処分をする資産もない、資産も調べたところ年金収入というような場合には、滞納処分をする財産がないというようなこと。あと、資力もないというようなことで滞納処分執行停止をして、不能欠損したということがこの3件です。  もう1点は、そういう状況の中で生活保護を受給したということになった方も中にはいらっしゃるものですから、その方を滞納処分の不能欠損にしたというところです。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ですから、それは何年経てばという期間があるんじゃないですかということなんです。3年とか5年とか。 ○委員長喜舎場盛三)  島袋副参事。 ◎市街地整備課担当副参事(島袋正吾)  滞納処分の執行停止をして3年、はい。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  先ほどのやりとりの中で、第一、第二とも今の徴収指導をしているのが3件に7件だから、10件あるんですが、この3件分の金額と7件分の金額の合計はわかります?、収入未済の中での。 ○委員長喜舎場盛三)  休憩いたします。
    委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  島袋副参事。 ◎市街地整備課担当副参事(島袋正吾)  真嘉比古島第二地区は概算で申し上げますと、約1,200万円。 ◆委員(桑江豊)  合計ですか。 ◎市街地整備課担当副参事(島袋正吾)  合計ですね、はい。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  今、納付指導している1,200万円の中で、回収がちょっと厳しいんじゃないかというのは概算でどれぐらいかわかりますか。今後、不能欠損になり得る可能性があるものというのが、大体わかるのかな、どうですか。 ○委員長喜舎場盛三)  島袋副参事。 ◎市街地整備課担当副参事(島袋正吾)  今現在、丁寧に納付指導をしているところです。不能欠損にするというのはまだちょっと見込んでないです。 ○委員長喜舎場盛三)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ぜひまた努力をされて、回収していただきたいと思います。以上です。 ○委員長喜舎場盛三)  ほかに質疑はございませんか。               (「進行」と言う者あり) ○委員長喜舎場盛三)  よろしいですか。  では、ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。               (休憩中に答弁者退室) ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  これより議員間討議に入りたいと思いますけれども、意見はないようでありますので、討議を終了いたします。  以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  休憩いたします。 ○委員長喜舎場盛三)  再開いたします。  本日は、これにて散会いたします。                             (午前11時50分 閉会) ─────────────────────────────────────── 那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。  平成28年(2016年)10月12日   建設常任委員長 喜舎場 盛 三...