那覇市議会 2015-09-28
平成 27年(2015年) 9月定例会−09月28日-08号
これより討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて討論を終結いたします。
○金城徹 議長
これより採決を行います。
○金城徹 議長
意見書案第11号、那覇市に
県立特別支援学校の設置を求める意見書は、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
日程第4、
意見書案第12号、「
義務教育費国庫負担制度」の堅持・拡充に関する意見書を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
教育福祉常任委員長、
金城眞徳議員。
◎
金城眞徳 教育福祉常任委員長
ただいま議題となりました
意見書案第12号、「
義務教育費国庫負担制度」の堅持・拡充に関する意見書について、
提案理由を申し上げます。
義務教育費国庫負担制度は、教育の
機会均等とその水準の
維持向上等を目的として、
義務教育制度を財政面から支える重要な役割を担っております。
しかしながら、国においては十分議論がなされないまま
国庫負担の割合を削減しており、将来においても恒久的な
安定財源とは言えない状況にあります。
もしこの制度が廃止となれば、財政の厳しい自治体においては、
教育予算が十分に確保できなくなり、
地域格差が生じかねません。
こうした状況を踏まえ、
教育福祉常任委員会において協議した結果、国に対して、
義務教育費国庫負担制度を堅持し、なお一層の充実を図るよう要請する必要があるとの意見の一致をみましたので、ここに
意見書案を提出した次第であります。
それでは、案文を朗読いたします。
「
義務教育費国庫負担制度」の堅持・拡充に関する意見書。
義務教育費国庫負担制度は、教育の
機会均等とその水準の
維持向上を図る制度として完全に定着しており、
現行教育制度の重要な根幹をなすものである。
しかしながら、国は昭和60年度以降、
義務教育費国庫負担制度の見直しを行い、これまで旅費、教材費、恩給費、共済費、
公務災害補償基金、退職手当及び
児童手当など、
義務教育に係る経費を相次いで
一般財源化してきた。
さらに、
義務教育における国と地方の役割等についての論議が十分になされないまま、平成18年度からは、国の
負担割合を2分の1から3分の1へと大きく削減したばかりか、今後の
予算編成に際しては、
教職員給与費のさらなる
一般財源化のみならず、
義務教育費国庫負担金全額の
一般財源化を推し進めようとする動きさえある。
仮に
義務教育費国庫負担制度が廃止され、それに見合う税源委譲が実現したとしても、島嶼県である沖縄県においては小規模校が多く、都市部に比べ、より多くの教員を配置せざるを得ない状況にあり、今後はこのような
地域的特殊事情が全く配慮されない事態が危惧される。
このような事態になれば、極めて脆弱な地方の財政を圧迫するだけでなく、
教育予算の削減につながり、ひいては
教育水準の低下や地域間の不均衡を生じさせる恐れがある。
よって、
那覇市議会は、教育の
機会均等と
教育水準の
維持向上のため、地方に新たな
負担転嫁を行うことなく地方の財政力を高めるとともに、
義務教育費国庫負担制度が引き続き堅持され、以前の2分の1に復元するよう強く要請する。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成27年(2015年)9月28日。
那覇市議会。
なお、あて先は、
衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣、
総務大臣、財務大臣、
文部科学大臣、沖縄及び
北方対策担当大臣。
以上のとおりであります。
議員各位のご賛同を、よろしくお願いいたします。
○金城徹 議長
これより質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて質疑を終結いたします。
○金城徹 議長
これより討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて討論を終結いたします。
○金城徹 議長
これより採決を行います。
○金城徹 議長
意見書案第12号、「
義務教育費国庫負担制度」の堅持・拡充に関する意見書は、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
日程第5、
意見書案第13号、「30人以下
学級早期完全実現」のための意見書を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
教育福祉常任委員長、
金城眞徳議員。
◎
金城眞徳 教育福祉常任委員長
ただいま議題となりました
意見書案第13号、「30人以下
学級早期完全実現」のための意見書について、
提案理由を申し上げます。
教育現場において、新
学習指導要領の円滑な実施や、
いじめ等の教育上の課題に適切に対応し、教員が子どもと向き合う時間の確保を図ることにより、質の高い
義務教育を実現するためには、現行の基準の改正は重要な課題となっております。
国は新
教職員定数改善計画において、小学1年生で「35人学級」を実現し、平成24年度からは加配定数で小学2年生まで拡大しております。
さらに沖縄県においても、地方独自の努力で「少
人数学級」が実現できるよう規制を緩和しておりますが、しかしながら、昨今の財政状況では、これまで以上の推進は極めて厳しいものがございます。
こうした状況を踏まえ、
教育福祉常任委員会において協議した結果、「30人以下学級」の実現を国の責任で行うべきものであるとの意見の一致をみましたので、ここに、
意見書案を提出した次第であります。
それでは、案文を朗読いたします。
「30人以下
学級早期完全実現」のための意見書。
いじめや不登校、経済格差の拡大などによる就学援助児童の増加、保護者等の多様な教育ニーズ、子どもたちの学力格差の拡大など、
教育現場に直面する課題は年々増えるばかりである。
学校現場では個々に応じたきめ細かい指導や、ゆとりをもった授業が求められているが、我が国における1学級40人の定数は国際的に見ても異常な多さであり、学校教育の困難さを増す大きな原因となっている。
このような状況の中、国は新
教職員定数改善計画において、平成23年度から小学1年生で「35人学級」を実現し、平成24年度加配定数で、小学2年生での「35人学級」に拡大している。さらに地方独自の努力により「少
人数学級」の実現が可能となるように規制が緩和された。それに伴い47都道府県でも、何らかの形で「少
人数学級」が実施されている。
沖縄県においても、現在は小学校1、2年生で状況が合えば「30人以下学級」、平成24年度から3年生で「35人以下学級」、平成26年度から中学校1年生で「35人以下学級」の適応が行われている。
しかしながら、全国的に地方公共団体の財政状況が悪化し地域間の格差が拡大する中、地方のみの努力による、これ以上の教育環境の改善は極めて困難である。
「教育は未来への先行投資」であり、子どもたちへ最善の教育環境を与える必要がある。そのためにも「30人以下学級」の実現は急がれる課題といえる。
よって、
那覇市議会は、「30人以下
学級早期完全実現」を、国の責任で行うよう強く要請する。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成27年(2015年)9月28日。
那覇市議会。
なお、あて先は、
衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣、
総務大臣、財務大臣、
文部科学大臣、沖縄及び
北方対策担当大臣。
以上のとおりであります。
議員各位のご賛同を、よろしくお願い申し上げます。
○金城徹 議長
これより質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて質疑を終結いたします。
○金城徹 議長
これより討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて討論を終結いたします。
○金城徹 議長
これより採決を行います。
○金城徹 議長
意見書案第13号、「30人以下
学級早期完全実現」のための意見書は、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
日程第6、
意見書案第14号、辺野古新
基地建設工事再開に抗議し、作業の
即時中止と
建設断念を求める意見書を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
知念博議員。
◎知念博 議員
ただいま議題となりました
意見書案第14号、「辺野古新
基地建設工事再開に抗議し、作業の
即時中止と
建設断念を求める意見書」について、
提案理由を申し上げます。
1カ月にわたる、あの集中協議は一体何だったのだろう。多くの県民が少しでも現状が変わることを期待し、翁長県知事が真摯な思いで政府と向き合ってきたのにもかかわらず、何ひとつ沖縄の思いが受け入れられることもないまま、交渉は決裂しております。
県民の最後の思いも裏切られ、失望も覚めやらぬ中、政府が間髪を入れず一方的に工事を再開したことで、県民の怒りはさらに激しさを増しております。
もはや政府は沖縄側の主張を受け入れる気はみじんもなく、県民の意思がどうあろうと、何が何でも辺野古新基地建設を進める考えであることがあらわになっております。
こうした中、翁長県知事は去る21日に、スイス・ジュネーブで開催された国連人権委員会の場で、沖縄県民の人権や自己決定権がないがしろにされ、政府によって強権的に進められている、このような理不尽な現状を広く世界へと訴えました。今、世界の人々の関心が、ここ沖縄に集まっております。
本市議会でも、こうした政府の暴挙に抗議し、世界に向けて発信する必要があるとの声が多くの議員からあり、急きょ賛同する会派間で協議いたしました。
その結果、圧倒的民意を無視した、辺野古新
基地建設工事再開に激しい怒りを込めて抗議し、建設作業の
即時中止と新基地
建設断念を強く求める必要があるとの意見の一致をみたところであります。
そこで、この趣旨に賛同する議員の連名により、本案を提案いたします。
それでは、本文を朗読いたします。
辺野古新
基地建設工事再開に抗議し、作業の
即時中止と
建設断念を求める意見書。
安倍政権は9月12日、沖縄県との集中協議のために中断していた名護市辺野古への米軍新基地建設に向けての作業の再開を強行した。
集中協議では、在沖米軍基地の形成の歴史的事実、沖縄の現状、県民の心を踏まえた沖縄県の主張に道理と大義があるとの沖縄側の訴えに対し、「辺野古への新基地建設が唯一の解決策」と固執する政府の姿勢が浮き彫りとなった。
新基地建設に反対する沖縄の民意は、各種世論調査や地元名護市の市長選挙と市議選挙、県知事選挙と衆議院小選挙区選挙などで明確となっている。そして、新基地建設反対の声は全国の世論調査でも過半数を超え、国際的にも有識者の声明が出され、米国のバークレー市議会でも決議が採択されるなど大きく広がりつつある。
翁長知事は14日、政府が新基地建設推進の唯一の法的根拠としている前知事による辺野古沿岸部の埋め立て承認については、瑕疵があるものとして取り消す方針を明らかにし、手続きを開始した。そして、今後もあらゆる手法を駆使して、辺野古に新基地はつくらせないという公約の実現に向け、全力で取り組むことを表明し、去る9月21日には、国連人権委員会で日米政府が沖縄県民の人権・自己決定権を侵害している米軍基地問題を訴えた。
歴史に残る今回の翁長知事の英断と取り組みは、地方自治の本旨と主権者である142万県民の圧倒的な声に立脚したものである。同時に、県内41市町村の全市町村長、全市町村議会議長、県議会議長などが署名・捺印し、普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念、垂直離着陸機オスプレイ配備撤回を求めた「建白書」を踏まえている。
県民は、翁長知事の英断を支持し、日米政府の理不尽な新基地押しつけに抵い、平和で誇り豊かな沖縄への道をともに切り拓く思いでいる。
安倍政権は、翁長知事の英断と「建白書」、県内外の声を重く受け止めて、新基地建設作業を直ちに中止し、沖縄の立場で米国と交渉をやり直すべきである。
よって、本市議会は、圧倒的民意を無視した辺野古新
基地建設工事再開に激しい怒りをこめて抗議し、市民と県民の生命と安全を守る立場から、建設作業の
即時中止と新基地
建設断念を強く求める。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成27年(2015年)9月28日。
那覇市議会。
あて先は、
衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣、
内閣官房長官、外務大臣、
防衛大臣、沖縄及び
北方対策担当大臣、
沖縄防衛局長となっております。
議員各位のご賛同を、よろしくお願いいたします。
○金城徹 議長
質疑の対応について、提出者から登壇の申し出が議長にありましたので、許可いたします。
○金城徹 議長
これより質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて質疑を終結いたします。
○金城徹 議長
これより討論に入ります。
奥間亮議員。
◆奥間亮 議員
おはようございます。
ただいま議題となっております
意見書案第14号、辺野古新
基地建設工事再開に抗議し、作業の
即時中止と
建設断念を求める意見書について、自民党会派を代表し、反対の立場から討論を行います。
私たち自民党会派、そしてここにいらっしゃるすべての議員の皆様、保守も革新も関係なくすべての県民が共通する目標は、普天間飛行場の返還、危険性の除去であります。この意見書の考え方もそうであると理解しております。
まさに那覇
市議会議員全員が心ひとつに、普天間飛行場の返還と危険性の除去を求めているわけであります。
なぜ私ども会派がこの意見書の提出に反対するのか。それは、この意見書には、中止することによって生じる可能性のある影響について一切書かれていない。それが最大の理由であります。
平成8年に普天間飛行場の移設条件付き返還が合意され、その年のSACO最終報告においては、海上施設は沖縄本島の東海岸沖に建設するものと明記されました。つまり、19年前から県内移設が進められております。
13年前には、辺野古に既存するキャンプ・シュワブが移設先として、正式に日米で合意されております。
この意見書に書かれているように、辺野古への移設を中止し、そして交渉をやり直し、移設先を変更するならば、日米合意、あるいはSACO合意を変更しなければなりません。
日米合意を変更するならば、少なからず交渉をやり直す時間が必要であり、その分だけ普天間飛行場の返還の恐れが懸念されます。
つまり、この意見書には、単に中止と叫び、普天間飛行場返還に遅れが生じる懸念について、一切触れられていない。一方的で、フェアではない意見書になっております。
普天間飛行場の移設先は県外が望ましいことは当然のことであります。私たちも誰もがそう思うはずです。
しかしながら、19年前に移設条件付き返還合意がなされ、10年以上も辺野古移設を前提に、日米両政府、県と政府において調整してきたこれまでの長い経緯を踏まえれば、私たちは軽々に反対を叫ぶことはできません。
自民党沖縄県連も、仲井眞前知事も、民主党政権の「最低でも県外」という言葉に翻弄されてきた経緯はありますが、仲井眞前知事は当然県外がベストであると考えながらも、2期目の県政運営に際しては戦略的にあえて反対とも、賛成とも口に出さず、県外への普天間の分散移転、危険性除去を進めてきました。
それが、まさに平成26年8月、去年の8月の普天間から岩国へKC130空中給油機15機の移駐という、空中給油機15機が普天間の上空からなくなるという危険性除去の第一歩につながったわけです。
菅官房長官は普天間飛行場の5年以内の運用停止の実現は、県の協力が必要であると発言をしております。
私たち自民党県連も当然、県外移設が望ましいとは考えますが、そこであえて反対とは言わずに、県は戦略的に協力をして、5年以内の運用停止を実現させるという方法は考えなかったのでしょうか。それがまさしく仲井眞前知事の戦略であったと、私たちは理解をしております。
私たち会派は、このようにあえて反対せずに、政府や山口県や群馬県など、他の都道府県と連携をし、普天間飛行場の危険性除去、分散移転、一日も早い返還の実現を進めるべきであると考えております。
したがって、たびたび出される意見書もそうでありますが、今回の意見書についても、日米の交渉をやり直した場合の普天間飛行場返還の遅れにつながる懸念について一切触れず、単に中止を訴える意見書に対しては、私たちは賛成することはできません。
また、
意見書案の文中に、「翁長知事の取り組みは142万県民の圧倒的な声に立脚したもの」という旨の文言がありますが、142万人全員が同じ考えであるはずが、当然ありません。
先日のニュースに「
沖縄県知事が無視する地元民意。移設容認の辺野古区」という見出しで報道がなされております。
この報道の記事の中では、以下のように報道されております。
「辺野古区は条件付きで辺野古移設を容認している。翁長知事は国連人権理事会で、日本政府は民意を一顧だにしないと述べたが、辺野古区の住民は、知事は辺野古区民の民意を無視していると反発する」、以上のような報道がなされております。
そして、前回の県知事選挙においても、県外がベストであるが、普天間の一日も早い返還を考えれば、あらゆる選択肢を排除すべきではないという26万票の声もあります。
よって、この意見書に書かれている「142万県民の圧倒的な声に立脚したもの」という文言は、他の意見をないがしろにし、一方的であると市民に言われかねません。
以上のとおり、普天間飛行場の返還の遅れにつながる恐れや、あるいは一日も早い返還を望む声を反映せず、他の意見を無視するかのように思われかねない意見書に対しては、賛成することはできず、私たち会派は反対をいたします。
以上で終わります。
○金城徹 議長
これにて討論を終結いたします。
○金城徹 議長
意見書案第14号、辺野古新
基地建設工事再開に抗議し、作業の
即時中止と
建設断念を求める意見書について、採決を行います。
○金城徹 議長
まず、点滅する参加ボタンを1回だけ押してください。
○金城徹 議長
参加ボタンの押し忘れはありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
なしと認めます。
○金城徹 議長
それでは、原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押して、反対の議員は反対ボタンを押してください。
○金城徹 議長
賛成ボタン・反対ボタンの押し間違いはありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
なしと認めます。
(賛成多数)
○金城徹 議長
賛成多数であります。
よって、本案は、原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
日程第7、那覇市・南風原町
環境施設組合議会議員の選挙を行います。
同組合へは、本市議会から6人の代表を送り出していますが、先ほどの報告のとおり1人の欠員が生じておりますので、那覇市・南風原町環境施設組合規約第6条の規定に基づき、選挙をすることになっております。
○金城徹 議長
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、
地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推薦によりたいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決しました。
○金城徹 議長
お諮りいたします。
議長において、指名することにいたしたいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
那覇市・南風原町
環境施設組合議会議員に清水磨男議員を指名いたします。
○金城徹 議長
お諮りいたします。
ただいま、議長において、指名することにいたしました清水磨男議員を、那覇市・南風原町
環境施設組合議会議員の選挙の当選人と決定することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました清水磨男議員が、那覇市・南風原町
環境施設組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました清水磨男議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、那覇市・南風原町
環境施設組合議会議員の選挙の当選人であることを告知いたします。
○金城徹 議長
それでは、清水磨男議員、当選の承諾及びごあいさつをお願いいたします。
◆清水磨男 議員
皆様、ご賛同いただきありがとうございました。このたび環境施設組合に、改めて那覇市を代表して行ってまいりたいと思います。
党派を超えて那覇市という立場から環境問題に取り組んでまいりますので、皆様からのご知見もぜひお貸しいただければと思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○金城徹 議長
日程第8、議案第84号、那覇市
個人情報保護条例の一部を改正する
条例制定についてから、議案第100号、財産の取得について(
消防ポンプ自動車)までの4件の事件を、一括して議題といたします。
総務
常任委員長の審査報告を求めます。
宮平のり子議員。
◎宮平のり子 総務
常任委員長
ただいま議題となりました議案第84号から100号までの4件について、総務常任委員会における審査の概要をご報告申し上げます。
初めに、議案第84号、那覇市
個人情報保護条例の一部を改正する
条例制定について申し上げます。
委員から、いわゆるマイナンバー法の規定に基づき、特定の個人情報を庁内で連携して使えるようにするための改正とのことだが、今回の改正は自由裁量によるものなのか、それとも制度の実施にあたってはどうしても必要な改正なのか、との質疑がありました。
当局から、特定の個人情報を庁内連携して利用する場合には、条例で定める必要があり、このことについては、内閣府及び総務省からすべての地方公共団体に対して条例化の必要性について通知がなされている、との答弁がありました。
また、本件に関連して他の委員から、個人情報の漏えい防止については十分に対策がなされているとは思うが、今後とも気を引き締めて対応していただきたいとの要望がありました。
次に、議案第93号、那覇市消防本部及び消防署設置条例の一部を改正する
条例制定について申し上げます。
委員から、現在建築中の(仮称)樋川出張署について正式な名称はこれから検討するのか、との質疑がありました。
当局から、神原小学校、中学校が隣接しており、地域の皆さんにもわかりやすいことから、神原という地域の名称を使う予定である。そのことについては、現在パブリックコメントを実施しており、市民からの意見を広く聞いているところである、との答弁がありました。
本件については他の委員から、先の議会報告会において市民から、今回の適正配置計画により真和志出張署が廃止となり、真和志という名称が消えてしまう。新しい出張署には真和志の名称を残してほしいとの意見があった。ぜひ検討していただきたい、との要望がありました。
なお、議案第99号及び100号については、当局の説明をおおむね了とし、審査を終了いたしました。
以上、本委員会における審査の概要をご報告申し上げましたが、結論として全会一致により議案第84号及び93号については、原案のとおり可決すべきものと、また、議案第99号及び100号については、同意すべきものと決しました。
議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○金城徹 議長
これより質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて質疑を終結いたします。
○金城徹 議長
これより討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて討論を終結いたします。
○金城徹 議長
これより採決を行います。
○金城徹 議長
まず議案第84号、那覇市
個人情報保護条例の一部を改正する
条例制定について、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
次に、議案第93号、那覇市消防本部及び
消防署設置等に関する条例の一部を改正する
条例制定については、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
次に、議案第99号、財産の取得について(30m
級梯子付消防ポンプ自動車)は、同意することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は同意することに決しました。
○金城徹 議長
次に、議案第100号、財産の取得について(
消防ポンプ自動車)は、同意することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は同意することに決しました。
○金城徹 議長
日程第9、議案第102号、あらたに生じた土地の確認についてから、議案第107号、那覇市
松山公園文化交流施設の
指定管理者の指定についてまでの6件の事件を、一括して議題といたします。
建設
常任委員長の審査報告を求めます。
亀島賢二郎議員。
◎亀島賢二郎 建設
常任委員長
ただいま議題となりました、議案第102号から議案第107号の6件の事件について、建設常任委員会における審査の概要をご報告申し上げます。
初めに、議案第105号、
工事請負契約について(平成27年度
新都心公園整備工事(土木))についてご報告申し上げます。
当局から、多目的広場の人工芝工事に係る制限付一般競争入札の結果、2社のJV、請負金額1億9,109万5,200円で國場組、ニシダ工業共同企業体と仮契約を締結した。入札参加者は17JVで、落札率は90%となっている、との説明がありました。
委員から、維持管理の方法に関して質疑があり、当局から、使用した後にトンボでならしたり、夏場の暑い時期には、使用前・使用後に散水して劣化防止をする。耐用年数はおおむね10年程度だが、すり減り等が出てきた場合に部分的な張りかえを行えば10年以上使用できる、との答弁がありました。
また、別の委員から、使用条件について質疑があり、当局から、基本的に現在の多目的広場と同様の使用となるが、飲食物での劣化や火で焦げることを防止するため飲食や火器類の使用は禁止となる、との答弁がありました。
次に、議案第106号、訴えの提起についてご報告申し上げます。
当局から、本市が所有する里道が隣接する宅地の建設工事中に崩落した事故について、崩落の原因となる工事を請け負った業者に対して、その対応を行うよう指示したが、応じなかったため、本市が代行して応急対策工事や擁壁復旧工事等を実施した。その費用を求めるため提訴するものである、との説明がありました。
委員から、古い擁壁が崩れたことについて那覇市側には責任はないのか、との質疑があり、当局から、工事の前に不具合があるとの情報提供はなく、その後も那覇市の瑕疵を裏づける資料は出されていない、との答弁がありました。
また、他の委員から、被告側の主張としては、那覇市が復旧した新しい擁壁は、崩落した古い擁壁と比べて立派なものであり金額が高すぎるとのことだが、復旧工事の施工方法や材料等は事前に被告に通知したのか、との質疑があり、当局から、金額については文書で通知しており、工事の方法等を調整したい旨も文書に記していたが、被告が相談に応じなかった、との説明がありました。
なお、その他の議案については、当局の説明をおおむね了とし、審査を終了しております。
以上、本委員会における審査の概要をご報告申し上げましたが、結論として、全会一致により、議案第102号から議案第107号の6件については、同意すべきものと決しました。
議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○金城徹 議長
これより質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて質疑を終結いたします。
○金城徹 議長
これより討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて討論を終結いたします。
○金城徹 議長
これより採決を行います。
○金城徹 議長
まず議案第102号、あらたに生じた土地の確認については、同意することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は同意することに決しました。
○金城徹 議長
次に、議案第103号、町の区域の変更を行うことについては、同意することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は同意することに決しました。
○金城徹 議長
次に、議案第104号、市街地の区域及び当該区域の住居表示の方法については、同意することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は同意することに決しました。
○金城徹 議長
次に、議案第105号、
工事請負契約について(平成27年度
新都心公園整備工事(土木))は、同意することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は同意することに決しました。
○金城徹 議長
次に、議案第106号、訴えの提起については、同意することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は同意することに決しました。
○金城徹 議長
次に、議案第107号、那覇市
松山公園文化交流施設の
指定管理者の指定については、同意することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は同意することに決しました。
○金城徹 議長
日程第10、議案第88号、那覇市
指定地域密着型サービスの事業の人員、整備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定についてから、議案第92号、那覇市
保育所設置及び
管理条例の一部を改正する
条例制定についてまでの5件の事件を、一括して議題といたします。
教育福祉常任委員長の審査報告を求めます。
金城眞徳議員。
◎
金城眞徳 教育福祉常任委員長
ただいま議題となりました、議案第88号から第92号までの5件の事件について、
教育福祉常任委員会における審査の概要を、ご報告申し上げます。
今定例会におきましては、第6次なは高齢者プラン策定に伴う地域密着型介護老人福祉施設、いわゆる特別
養護老人ホームを平成27年度から平成29年度までに5カ所開設を行うための
条例制定を含め、5件の議案が提案されていることから、これらの議案を中心に活発な審査を行いました。
初めに、議案第88号、那覇市
指定地域密着型サービスの事業の人員、整備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定について申し上げます。
委員から、国の定めた基準では1室あたりの定員は2人以下となっているが、
条例制定の中で4人以下とするなど那覇市独自の基準を定めた点について現在の状況からどう変わるのか、との質疑がありました。
当局から、4人以下の多床室を認めることで、1人当たりの支払い負担額を低く抑えることにつながるもの、との答弁がありました。
さらに同委員から、国では記録文書の保存は2年間となっているが、市の基準においては5年間保存とすることについて質疑があり、当局から、保存年限を延ばすことで過誤請求の返還に対応するほか、還付請求のメリットも期待できる、との答弁がありました。
次に、議案第91号、那覇市
シルバーワークプラザ条例を廃止する
条例制定について申し上げます。
委員から、現在の事務所を閉鎖し、なは市民協働プラザへ事務所を開設するにあたり、シルバー人材センターの具体的な運営コストはどうなっていくのか、との質疑がありました。
当局から、なは市民協働プラザへ移転後は、新たにトラック等の駐車場の借り上げ費が必要となるが、これまでの年間借地料約430万円、光熱費約100万円の費用負担がなくなることで全体費用は抑えることができる、との答弁がありました。
また、他の委員から、今後のなは市民協働プラザに入居しているNPO団体との事業連携について、高齢者の方々の就業づくりをどのように考えているのか、との質疑がありました。
当局から、今まで清掃作業、駐車場係などの作業が多い中、今後は他団体との協働によるさまざまな就業の展開ができるものと考えており、入居後に各団体と調整してまいりたい、との答弁がありました。
なお、その他の議案等についても、各委員から詳細な質疑が行われ、答弁をおおむね了として審査を終了しております。
以上、本委員会における審査の概要を申し上げましたが、結論として、全会一致により、議案第88号から92号までの5件については、原案のとおり可決すべきものと決しております。
議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○金城徹 議長
これより質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて質疑を終結いたします。
○金城徹 議長
これより討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて討論を終結いたします。
○金城徹 議長
これより採決を行います。
○金城徹 議長
まず、議案第88号、那覇市
指定地域密着型サービスの事業の人員、整備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定については、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
次に、議案第89号、那覇市
指定介護サービス事業者の指定に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定については、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は同意することに決しました。
○金城徹 議長
次に、議案第90号、那覇市
養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定については、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
次に、議案第91号、那覇市
シルバーワークプラザ条例を廃止する
条例制定については、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
次に、議案第92号、那覇市
保育所設置及び
管理条例の一部を改正する
条例制定については、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
日程第11、議案第86号、那覇市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する
条例制定について、及び議案第101号、訴えの提起についての2件の事件を、一括して議題といたします。
厚生経済
常任委員長の審査報告を求めます。
湧川朝渉議員。
◎湧川朝渉 厚生経済
常任委員長
ただいま議題となりました、議案第86号及び第101号の2件の事件について、
厚生経済常任委員会における審査の概要をご報告申し上げます。
初めに、議案第86号、那覇市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する
条例制定について申し上げます。
当局から、本案は、新市民会館の基本設計業務の設計者を公募型プロポーザル方式により選定するにあたり、募集要項などを策定し候補者を選定する設計者選定委員会を設置するため、条例改正を行う必要があり、提案するとの説明がありました。
委員から、公募のスケジュールについて質疑がありました。
当局から、今年度内に基本設計業務が契約できるよう、設計者の選定作業に3カ月程度要することも勘案した上で、他都市の事例なども参考にしながら具体的な募集要項を定め、適切な募集期間の確保に向けて作業を進めていきたい。
また、公募にあたっては、市民会館などの特殊建築物に対応できる県内業者が少ない実情にあることから、県内外を問わず広く募集を募る予定であるとの答弁がありました。
委員から、今回の公募型プロポーザル方式では、どのような方法で業者を選定するのか、との質疑がありました。
当局から、設計者から技術提案書という形で作品のコンセプトなどを提案してもらい、その提案内容を評価し設計者を選定することになる。具体的な設計内容については、こうした提案内容を踏まえて、設計者との協議を進めていくことになる、との答弁がありました。
委員から、地域住民の考えや意見を設計に反映させるためにどのように取り組んでいくのか、との質疑がありました。
当局から、地域住民との意見交換会やワークショップなどを実施するよう設計業務の仕様書に盛り込んでいく考えである、との答弁がありました。
なお、議案第101号については、当局の説明をおおむね了として審査を終了しております。
以上、本委員会における審査の概要をご報告申し上げましたが、結論として、全会一致により議案第86号については原案のとおり可決すべきものと、また、議案第101号については同意すべきものと決しました。
議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○金城徹 議長
これより質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて質疑を終結いたします。
○金城徹 議長
これより討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて討論を終結いたします。
○金城徹 議長
これより採決を行います。
○金城徹 議長
まず、議案第86号、那覇市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する
条例制定については、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
次に、議案第101号、訴えの提起については、同意することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は同意することに決しました。
○金城徹 議長
日程第12、議案第85号、那覇市
手数料条例の一部を改正する
条例制定についてから、議案第98号、平成27年度那覇市
母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)までの7件の事件を、一括して議題といたします。
予算決算
常任委員長の審査報告を求めます。
知念博議員。
◎知念博 予算決算
常任委員長
ただいま議題となりました、議案第85号から98号までの7件について、予算決算常任委員会における審査の概要をご報告申し上げます。
これらの条例及び補正予算議案につきましては、9月15日及び16日の各分科会において、詳細な審査を行いました。
その後9月24日の委員会において、各分科会委員長の審査報告を聴取した後、議案第94号、平成27年度那覇市
一般会計補正予算(第5号)について総括質疑を行いました。
まず、中心市街地にぎわい創出活動支援事業について、補正減とした詳細な理由と、その影響についての質疑がありました。
当局から、中心市街地の支援事業として、当該事業とは別に通り会や商店街等へ補助している頑張るマチグヮー支援事業があるが、対象団体の相違点や補助率の違い、必要性等についての整理を内閣府から求められていた。
調整を重ねた結果、頑張るマチグヮー支援事業については6月からの事業着手が認められたが、当該事業については交付決定が先送りとなった。今後、交付決定を受けた場合でも十分な事業実施の期間が確保できず、年度内の事業完了が危ぶまれることから補正減とした。
結果として、民間手法の活用等の導入については先送りとなったが、当該事業は新たな取り組みであることから、中心市街地のにぎわい創出については特段大きな影響はないと考えている、との答弁がありました。
次に、事業所内保育総合推進事業について、補正要求した経緯についての質疑がありました。
当局から、事業所内保育の施設整備を促進するため、市内事業者に対し要望調査を実施した。その結果、3事業者から提案があった施設整備計画を精査し、施設の改修費として3,710万8,000円の補正予算を計上した。
今回の施設整備により3つの施設が認可された場合、従業員枠で44人、地域枠で48人の増を見込んでいる。待機児童の解消につながることから、引き続き推進したいとの答弁がありました。
次に、公園整備事業・沖縄振興公共投資交付金について、補正減とした詳細な理由と影響についての質疑がありました。
当局から、当該交付金の減額理由については明確な回答を得ていないが、新聞等では厳しい国の財政事情や未執行の予算が多いことが理由と報道されている。
結果として、花とみどり課分の当該交付金の交付額が、当初予算を下回ったことから、今回の減額補正となっている。これに伴い、今年度予定していた工事や用地買収などの一部については、次年度に行う旨の答弁がありました。
総括質疑終了後の議員間討議において、沖縄振興特別推進交付金、いわゆる一括交付金の活用についての意見が出されました。
委員から、国と交渉して内諾を得たものの、その後、国が難色を示して保留になっている事業が見受けられる。これからも続く制度であり、議会全体として協議するなど何らかの対策が必要な時期にきているのではないか、との意見が出されました。
また、他の委員からは、一括交付金による事業の停滞は市民サービスへの影響も大きく、本市財政の圧迫をもたらしかねない。今後、一括交付金を活用する事業について、市民あるいは全議員で議論できるような環境づくりを提案したい旨の意見が出されました。
以上、審査の概要を申し上げましたが、結論として、議案第85号から98号までの7件については、それぞれ全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○金城徹 議長
これより質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて質疑を終結いたします。
○金城徹 議長
これより討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
これにて討論を終結いたします。
○金城徹 議長
これより採決を行います。
○金城徹 議長
まず議案第85号、那覇市
手数料条例の一部を改正する
条例制定については、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
次に、議案第87号、那覇市廃棄物の減量化の推進及び適正処理に関する条例の一部を改正する
条例制定については、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
次に、議案第94号、平成27年度那覇市
一般会計補正予算(第5号)は、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
次に、議案第95号、平成27年度那覇市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
次に、議案第96号、平成27年度那覇市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
次に、議案第97号、平成27年度那覇市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
次に、議案第98号、平成27年度那覇市
母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○金城徹 議長
日程第13、陳情第114号、
保育士不足解消に関することについてから、陳情第122号、県道222号線
道路拡幅計画に伴う都市計画(
用途地域)変更についてまでの4件の事件を、一括して議題といたします。
○金城徹 議長
ただいま議題となっております4件の事件は、いずれも全会一致で委員会の結論をみております。
○金城徹 議長
お諮りいたします。
4件の事件については、会議規則第39条第3項の規定により、委員長の報告を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、委員長の報告は、省略することに決しました。
○金城徹 議長
これより討論を省略して、採決を行います。
○金城徹 議長
お諮りいたします。
ただいま議題となっております4件の事件は、委員会の審査報告書のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
○金城徹 議長
日程第14、陳情第112号、
特別支援学校の設置を求めることについてから、陳情第119号、「30人以下
学級早期完全実現」のための
意見書採択を求めることについてまでの3件の事件を、一括して議題といたします。
○金城徹 議長
ただいまの3件の事件につきましては、既に同一趣旨の意見書が可決されておりますので、採択されたものとみなします。
○金城徹 議長
日程第15、陳情第113号、「若い人も高齢者も安心できる年金を求める意見書」採択に関することについての一部訂正の件を議題といたします。
本件は、会議規則第19条第1項の規定に基づき、議会の承認が必要であります。
○金城徹 議長
お諮りいたします。
陳情第113号、「若い人も高齢者も安心できる年金を求める意見書」採択に関することについての一部訂正の件は、お手元に配付いたしました陳情書の一部訂正についての訂正箇所のとおり承認することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本件については承認することに決しました。
○金城徹 議長
日程第16、
議員派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。
那覇大綱挽まつり及び沖縄県
市議会議長会主催の
市議会議員・
事務局職員研修会への参加に伴う
議員派遣については、お手元に配付の案のとおり、会議規則第167条の規定により、本
市議会議員を派遣することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、お手元に配付のとおり、本
市議会議員を派遣することに決定いたしました。
○金城徹 議長
なお、この際、お諮りいたします。
ただいまの
議員派遣の議決事項について、諸般の事情により変更が生じる場合には、その変更を議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、変更が生じる場合には、議長に一任することに決定いたしました。
○金城徹 議長
日程第17、閉会中継続審査申出を議題といたします。
予算決算・総務・建設・
教育福祉・厚生経済の各
常任委員長から、目下、委員会において審査中の事件につき、会議規則第111条の規定により、お手元に配付の申出書のとおり、閉会中継続審査の申し出があります。
○金城徹 議長
お諮りいたします。
各
常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
○金城徹 議長
この際、諸般の報告を行います。
本日までに受理いたしました、陳情第128号、第一牧志公設市場再整備事業に関することについての陳情は、お手元に配付の陳情文書表のとおり所管の常任委員会に付託しましたので、ご報告いたします。
○金城徹 議長
お諮りいたします。
ただいまの陳情は、会期等の都合により、閉会中の継続審査に付することにいたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、ただいまの陳情については、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
○金城徹 議長
次に、監査委員から、水道事業会計、下水道事業会計及び一般会計・特別会計の平成27年度8月分の例月現金出納検査結果についての報告書が、議長あてに届いておりましたので、ご報告いたします。
○金城徹 議長
次に、議決事件の字句及び数字等の整理について、お諮りいたします。
本定例会において、議案等が議決されましたが、その条項・字句・数字その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○金城徹 議長
ご異議なしと認めます。
よって、条項・字句・数字その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。
○金城徹 議長
以上で、本日の日程は、すべて終了いたしました。
休憩いたします。
(午前11時16分 休憩)
(午前11時17分 再開)
○金城徹 議長
再開いたします。
これにて、平成27年(2015年)9月
那覇市議会定例会を閉会いたします。
イッペー ニフェーデービタン(大変ありがとうございました)。