那覇市議会 > 1997-12-09 >
平成 09年(1997年)12月定例会-12月09日-05号

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  1. 那覇市議会 1997-12-09
    平成 09年(1997年)12月定例会-12月09日-05号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成 09年(1997年)12月定例会-12月09日-05号平成 9年12月定例会              平成9年(1997年)12月那覇市議会定例会                    議事日程 第5号               平成9年12月9日(火)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 個人質問              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                    会議に付した事件 第1 会議録署名議員の指名 第2 個 人 質 問 〔日程追加〕  議員前田政明君に対する懲罰動議              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇出席議員(43人)   1番  渡久地   修 君   2番  大 城 朝 助 君
      3番  湧 川 朝 渉 君   4番  翁 長 俊 英 君   5番  大 浜 安 史 君   6番  屋 良 栄 作 君   7番  大 浜 慶 子 君   8番  久保田 淑 子 君   9番  宮 城 宜 子 君   10番  嘉 数   進 君   11番  前 田 政 明 君   12番  知 念 克 征 君   13番  東 江 芳 隆 君   14番  崎 山 嗣 幸 君   15番  中 村 昌 樹 君   16番  松 田 義 之 君   17番  幸 地 正 博 君   18番  当 真 嗣 州 君   20番  高 里 鈴 代 君   21番  瀬良垣 武 安 君   22番  国 吉 真 徳 君   23番  永 山 盛 廣 君   24番  知 念   博 君   25番  与 儀 清 春 君   26番  宮 國 恵 徳 君   27番  玉 城 仁 章 君   28番  大 城 春 吉 君   29番  高 里 良 樹 君   30番  上 原   清 君   31番  赤 嶺 一 郎 君   32番  高 良 幸 勇 君   33番  座 覇 政 為 君   34番  仲 村 善 信 君   35番  山 川 典 二 君   36番  洲 鎌   忠 君   37番  亀 島 賢 優 君   38番  真栄城 守 晨 君   39番  大 田 朝 美 君   40番  久 高 将 光 君   41番  安 里 仁 愛 君   42番  我那覇 生 隆 君   43番  安慶田 光 男 君   44番  唐 真 弘 安 君 ────────────────────── 欠席議員(1人)   19番  仲 本 嘉 公 君(公務出張) ────────────────────── 説明のため出席した者の職、氏名   市長         親 泊 康 晴 君   助役         高 山 朝 光 君   助役         玉 城 正 一 君   収入役        長 堂 嘉 夫 君   総務部長       金 城 栄 行 君   企画部長       当 銘 芳 二 君   文化局長       金 城 幸 明 君   税務部長       大 田 和 人 君   市民部長       金 城 順 和 君   経済部長       真栄里 泰 山 君   福祉部長       堀 川 美智子 君   保健衛生部長     並 里 利 彦 君   都市計画部長     高 嶺   晃 君   建設部長       大 城 清 行 君   土木部長       宇栄原 宗 則 君   港湾部長       宮 城 真 助 君   消防長        松 田   進 君   水道事業管理者    山 田 義 浩 君   水道部長       大 城 誠 徳 君   教育長        嘉手納 是 敏 君   教育委員会指導部長  中 村 照 夫 君   教育委員会指導部参事 崎 山 嗣 松 君   教育委員会管理部長  阿波連   侑 君   市立病院長      内 間 荘 六 君   市立病院事務局長   渡 口   肇 君   救急診療所長     諸見里 安 紀 君 ────────────────────── 職務のため出席した事務局職員の職、氏名   事務局長       名嘉元 甚 勝 君     次長       新 垣   隆 君   議事課長       島 袋 庄 一 君   議事係長       上 間   毅 君   委員会係長      糸 数 安 男 君      主査      嘉 数 良 昭 君      主事      山 城   裕 君      主事      當 山 忠 彦 君            (午前10時5分 開議) ○議長(上原清君)  これより本日の会議を開きます。       ~~~~~~~~~~ ○議長(上原清君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において仲村善信君、亀島賢優君を指名いたします。       ~~~~~~~~~~ ○議長(上原清君)  日程第2、昨日に引き続き個人質問を行います。  この際申し上げます。議事の都合により、本日の個人質問に関する発言の割り当て時間は、答弁を含めて各議員30分以内といたします。  それでは、発言通告書に従い、順次発言を許します。  松田義之君。 ◆松田義之君   おはようございます。個人質問2日目、トップバッターでありますが、きょうも元気いっぱい、皆さんと一緒に質疑を深めてまいりたいと思います。
     それでは、発言通告書に基づき、行財政改革と建設行政について個人質問を行います。  初めに、行財政改革についてお尋ねいたします。国、地方ともに今財政が極度に窮迫し、多くの自治体では実質マイナス予算という厳しい状況下にあります。じっとしていたのでは、新しいまちづくり等を進める予算はまったく組めません。  現在、行革がかなり進んでいる自治体は、毎年のまちづくり財源が比較的あるのに対し、行革がおくれている自治体では、まちづくりを進める財源がほとんどないという状況にあります。自治体間ですでに大きな格差が出てきていますが、今後、5年、10年とこのまま続くと、行革に熱心な自治体と不熱心な自治体とでは、まちづくりに大きな差がつくと予想されます。  行革は、我がまちづくりを進めるために、また我がまちの市民のために行うものであります。なお、住民の税金を無駄なく効率よく使うということは、今日のように財源の厳しいときであると、また反対に余裕のあるときであるとを問わず常に必要であり、最も大事なことであり、本来、行革は不断に行われるべきものであります。  行革の進め方は、1. まず、役所内部の非能率、無駄にメスを入れる。職員定数の縮減と少数精鋭化。官から民への切りかえ、いわゆる直営から民間委託へ。正規職員からパート、嘱託職員へ。組織機構の見直し、給与、退職金の見直し。  2. 次に、まちづくり住民サービスの事業、補助金にメスを入れる。すでに役割を終えた事業、補助金を整理・廃止し、新しいまちづくり事業と入れかえる。  3. 最後に行政の守備範囲の見直し、住民の行革への甘え、依存、何でも行政へ何でもただといった姿勢にメスを入れる。行政と住民の役割分担、また、税金で賄うか受益者負担で賄うかの区別を明確にする。  現状の那覇市は、これら三つの作業を同時に進めなければならないほど厳しい事態になっております。いろいろな会合で、「那覇市の財政は厳しいようですね、那覇市は赤字団体になるのですか」等と聞かれると本当につらいものです。それだけに、市民が安心してこれからも那覇で住み続けていきたいと言われるまちづくりに、役所、議会、市民が一体となって、立て直しに立ち上がらねばなりません。  「金がなければ知恵を出そう、行政改革に聖域はない」と、並々ならぬ決意で市長は行財政改革に取り組んでおられますが、所期の目標達成まで断固初志を貫徹していただきたい。その中で、特に機械警備についてお伺いいたします。  1. 常駐警備を実施している施設数はいくらありますか。  2. 機械警備を実施している施設数はいくらありますか。  3. 常駐警備を実施している施設の中で、機械警備に移行可能な施設数と財政上の効果はどの程度期待できますか。  4. 学校警備について、お伺いいたします。  昨今、議会において学校の機械警備導入の件が論議されております。機械警備に移行することによってデメリットとして指摘された点は、この際、学校開放を積極的に推進するとの視点から「学校開放推進協議会(仮称)」を市内すべての小中学校に設置し、開放へ向けて協議し、地域の学校は地域で守る体制づくりを推進してはどうでしょうか。教育長の見解をお伺いいたします。  次に、建設行政について、公園の整備充実について伺います。  老人デイケアで、対象外のお年寄りを医療機関が受け入れていることが大きな社会問題となり、今後、行政は元気なお年寄りの受け皿づくりが急務となりました。福祉部では早急に、しかも精力的に取り組みをしなければなりませんが、福祉関係施設だけでなく、教育関係等においても協力態勢を組むことは必要であり、このことは建設部関係施設にあっても同様なことが言えます。これまで福祉部長から、対応策として横の連携の強化による態勢づくりについては所見を伺っていないので、この機会にお伺いいたします。  次に公園整備。2点目は、既設の公園でゲートボール場規模のスペースのとれる公園は何カ所ありますか。既設の公園数と、設置可能な公園の数と今後の設置計画を伺います。  次に、建設行政についての2点目は、公営住宅の建設と交通安全対策についてであります。  悪臭公害、川へ汚物の垂れ流しなどで長年地域住民から苦情の絶えなかった、末吉在の川崎養豚団地の移転問題が解決し、待望の公営住宅の建設がスタートの運びとなりましたが、建設計画をお伺いいたします。  次に、沖縄マガジン前の横断歩道の設置について、これまで議会で質疑を交わしてまいりましたが、10月に松島小学校、那覇署、市民部立ち会いで調査をしていただきましたが、その内容についてお聞かせ願います。  最後に、沖縄銀行古島支店前は、十字路のイメージがありながら道路中央に分離帯があり、交差できる状態ではありません。地域住民から信号機を設置し、十字路交差点にしてほしいとの声が数多くあります。末吉公営住宅の建設、松島小学校スクールゾーンの見直しと関連し、十字路交差点として同地点を改修してはどうでしょうか。ご所見をお伺いいたします。  質問はこれで終わりますが、内容によりましては、自席より再質問をさせていただきます。 ○議長(上原清君)  企画部長、当銘芳二君。 ◎企画部長(当銘芳二君)  松田議員のご質問中、1の行財政改革について、①常駐警備を実施している施設、機械警備を実施している施設、常駐警備を実施している施設の中で機械警備に移行可能な施設数と財政上の効果はどうかと。この三つのご質問について一括してお答えいたします。  まず、常駐警備を実施している施設でありますが、市役所本庁舎をはじめ、漫湖公園、公設市場、公民館、図書館、識名園など43施設となっております。  次に、機械警備を実施している施設は小学校34校をはじめとする幼稚園、給食センター保健センター区画整理事務所、児童館、保育所など91施設となっております。  また、常駐警備43施設のうち、機械警備に移行可能な施設数につきましては、施設利用者の便宜などから、容易に機械警備に移行できない施設が主に残っているために具体的数字は挙げられませんが、工夫をすれば可能ではないかと思われる施設もあることから、平成10年度予算の編成段階で主管課と十分協議しながら、可能な限り機械警備への移行を図っていきたいと考えております。  次に、機械警備への移行による財政上の効果でありますが、申し上げたように、実施施設が決定できる段階ではありませんので具体的数字は申し上げられませんが、過去の実績から試算をしますと、およそ常駐警備の3分の1ないし5分の1程度の経費で実施できるんではないかというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(上原清君)  福祉部長、堀川美智子君。 ◎福祉部長(堀川美智子君)  松田議員の建設行政の中の、老人デイケアの対象外のお年寄りの受け皿を、建設関連にも連携強化をして態勢づくりをしたらどうかということについて、お答えいたします。  デイケア問題につきましては、高齢者問題検討委員会の中で検討しました結果、自治公民館を活用し、地域共同体の協力を得て、平成10年度4月からミニデイサービス事業を実施してまいります。地域保健福祉医療のネットワークを推進していくうえで、福祉施設はもちろんでございますが、学校などの教育施設、あるいは建設部関連施設の公園等、多くの地域資源の活用を考えております。  例えば、公園を利用しての高齢者のグラウンドゴルフやレクリエーション、リハビリ等、歩行訓練などができるよう、今後、これらの所管部署と連携をとりながら、積極的に対応してまいりたいと考えております。 ○議長(上原清君)  教育長、嘉手納是敏君。 ◎教育長(嘉手納是敏君)  松田議員の行財政改革についての4番の学校警備について、お答えいたします。  学校における機械警備導入に伴うデメリットとして、学校開放への影響等が指摘されておりますが、学校を地域の人々の身近な学習施設として活用していくことができれば学校開放が進展し、地域の教育力が高まり、さらに、地域と学校が身近になることで、学校を地域で守り育てることになるものと思っております。  そのためには、学校と地域の連携を密にし、その地域に応じた学校開放のあり方を地域住民と話し合い、PTA、自治会、サークル等とも連携協力して、市民が自主的に管理・運営することができる方向で、学校開放運営組織を各学校開放校に設置し、学校開放を推進、実施していきたいと考えております。  なお、機械警備の導入についてでありますけれども、本市を除く46都道府県の県庁所在都市では、すでに機械警備を導入しておりまして、その地域では、学校開放を含む生涯学習の場としての活用もかなり進んでおりまして、機械警備により学校開放がおくれるとか、あるいは支障が出てくるというふうなこともないものと考えております。 ○議長(上原清君)  建設部長、大城清行君。 ◎建設部長(大城清行君)  松田議員ご質問の公園の整備充実についての、2番目のゲートボール場規模のスペースのとれる公園は何カ所ありますかと、それと、既設の公園数と、設置可能な公園数と今後の設置計画について、お答え申し上げます。  本市の管理しております公園緑地は、開園及び一部開園を含めまして136カ所ございます。その中で常設のゲートボール場が設置されている公園は9公園でございます。ゲートボール場として使用可能な多目的広場を有する公園は約20公園がございます。今後、それらの公園、これから整備する公園につきましては、ゲートボール場等の利用状況、他の健康スポーツも勘案して、その整備に向け検討していきたいと考えています。  次に、公営住宅の建設につきまして、末吉公営住宅の建設についてお答えいたします。  首里末吉町の川崎養豚場は、長年、悪臭問題の解決が懸案事項となっておりましたが、地主や関係者のご協力、ご理解をいただき、養豚場撤去が実現し、跡地利用として公営住宅建設の準備を進めているところであります。事業スケジュールといたしましては、平成10年度に実施設計を行い、平成11年度に工事に着手し、平成12年度に工事を完了する予定であります。  建設概要といたしましては、敷地面積約6,000㎡、建設戸数約70戸を予定し、附帯施設として集会所及び駐車場を整備する計画であります。建設にあたりましては、建設コストの低減と同時に質の確保を図りながら、高齢者、障害者向けの住宅の検討、末吉地区の景観に配慮した施設計画を基本方針として業務を進めているところであります。以上でございます。 ○議長(上原清君)  市民部長、金城順和君。 ◎市民部長(金城順和君)  松田議員の交通安全対策について、お答えいたします。  2番目の、横断歩道設置調査内容についてお聞かせください、3番目の、沖縄銀行古島支店前十字路は中央分離帯があり、地域住民から信号機を設置し十字路交差点にし、松島小学校スクールゾーンの見直しをしてはどうかということについて、お答えいたします。この2件は関連いたしますので、一括してお答えいたします。  松島小学校スクールゾーン区域内の沖縄マガジン前の横断歩道設置につきましては、本市といたしましても、もろもろの状況から早急に歩道設置が必要だと考え、スクールゾーン委員会、それから、那覇警察署とも協議を重ねてきたところであります。その結果、周囲の状況を勘案いたしますと、沖縄銀行古島支店前に歩道設置をしたほうがよりベターであるとの合意をみました。  那覇署からこのことを県公安委員会に上申しましたところ、県公安委員会からは、沖縄銀行古島支店前の中央分離帯を撤去し十字路交差点にするとともに、定周期信号機と横断歩道の設置と、併せてスクールゾーンの見直しを図りたいとの回答がございました。  現在、当該道路が県道であることから、公安委員会道路管理者である沖縄県南部土木事務所と協議を行っているとのことであります。ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(上原清君)  松田義之君。 ◆松田義之君   各部長さん、ご答弁ありがとうございました。久しぶりに再質問ができる機会ができて、私も時間いっぱい質問をさせてもらいたいと思います。  常駐警備について先ほど部長さんから答弁がありましたが、第3点目、常駐警備を実施している施設の中で、機械警備に移行可能な施設数と財政上の効果、いろいろと推進本部では企画を一生懸命検討されていると思うんですが、まだ表に出せないという状況なのか出ておりませんが、そこで、特にこの施設についてどのような対応を検討されているのか、お伺いしたいと思います。  建設部長、公園関係ですが、福州園も含めて、都市公園、街区公園等で警備の皆さん方がおられますけれども、このほうを機械警備に移行する考えはないのかどうか、部長のご意見、ご所見を賜りたい。願わくば、もし可能であればこの年度内に検討されて、次年度の方向性を見出していただければと思います。  特に、福州園については、2年度1,889万5,000円という中で、これは公園全体を含めての金額でございますが、特に、ここのほうでは委託料が3,800万円を超しているという現状からして、やはり、ここは考えないといけないんじゃないかと思います。この件について建設部長にお尋ねします。  建設部長には、このほかに末吉公営住宅の建設計画の答弁をいただきました。70戸規模で平成12年完了というタイムテーブルで作業を進めておられるようで、これは、われわれもぜひとも実現に向けて頑張っていただきたいと。ただ、これだけ世帯が住環境が整備される中で、河川の改修についても、私はその上流のほうの末吉東公園と老人福祉センターの間の河川も、できたらあのような切り立った絶壁の岸壁じゃなくて、親水性のある川に改修できないものかということでお願いをしましたが、実現できませんでした。  今回、住宅が建設され、そして、その向かいは公園でありますので、それだけに地域の住民が親しめるような河川を、そしてまた、首里の上流においては、浄化作業を今地域住民で頑張っておりますので、それだけに、この安謝川上流の末吉公営住宅の前に隣接した河川敷については、親水性のある河川の改修計画を、ぜひとも県のほうへもお願いをして推進してもらえればと、この件について建設部長のご所見を賜りたいと思います。  それから、学校警備についてでありますが、これは、われわれはプラス思考でいきたい。今「金がなければ知恵を出そう」と、私は市長さんのこの言葉、大変気にいりました。 だから、常にその思考でいきたいと。  実はわれわれ一生懸命声高に叫んだ言葉で「すぐやる課」、これは千葉県の松戸市の事例でありますけれども、この「すぐやる課」ができたときに、いわば住民へのサービスということでスコップをもって現場に駆けつけ、ちりを拾い、あるいはごみを拾い、あるいは溝をさらいということがあったと。これはバブルの象徴的なもので、要するに、行政が手とり足とりわれわれ市民の日常生活の中に入っていくという、この結果を本当にわれわれは反省しなければならない。われわれ議員も含めて、だめにしてしまったんじゃないか、金を出せば、あるいは役所に電話すれば何とかできるだろうというものの発想が、今の現実をつくってしまった。  われわれの小さいころは、学校にお父さん、お母さんが、そして、字の人たちがえんやこらと駆け込んで来て木を植え、あるいは周辺の塀を直していくという、今で言うボランティアを、ごく当たり前のようにやっていたけれども、残念ながら見えない。私はこの学校機械警備というものを一つの大きなアクションの場だととらえて、機械警備でそのデメリットがあれば、地域の自治会や婦人会が、青少協やPTAが一緒に輪となって、その一つの大きな行政財産、いわば学校をみんなで守っていこうという、みんなですばらしい施設にしていこうという努力があっていいんじゃないかと。われわれ市民はそういう面でちょっと、行政に何でもさせればいいじゃないかという発想があったんじゃないかと。  この「すぐやる課」が今どのように松戸市で変わってきたかというと、「すぐやる課にやらせない運動をしよう」という、これは松戸市のいわば良識ある市民が、そういう方向にきているんです。バブルの象徴が「すぐやる課」であれば、今はわれわれ市民が何をできるか、そこを問うていかなければならないと。その松戸市において、カエルが夜中泣いている、「カエルがやがましいから眠れないので何とかしてくれ、カエルを取り上げなさい」といったような、あの過去の状況もあったことを考えれば、今、改めてわれわれ市民がこの学校警備を通して物事を反省し、われわれが学校へ学校へという雰囲気をつくるべきじゃないか。  その意味で、今度また考えるべきことは、校長、教頭にすべての責任をなすりつけていくという教育行政のあり方も反省すべきだと思うんです。みんなで責任をもとうと、だって学校のPTA新聞を見てください。学校、地域、家庭、これが三位一体になって子どもたちの教育のために頑張ろうと、これがPTAで常に出てくる言葉なんです。この機械警備を通して、まさに絶好のチャンスじゃないですか、まさに教育、何も子どもが学力を上げればいいんじゃない、お父さん、お母さん、地域の皆さん方も、この機械警備を通して改めて教育というものを考えていく必要があるんじゃないか。  われわれは昭和20年代、30年代の復興期に、必死になって、お父さん、お母さん、学校が一緒になって学校づくりをしてきた。われわれは過去の人かもしれないけれども、今はそれが要請されているんじゃないかと、そう思います。そういう意味で、特に答弁は申し上げませんが、教育長に、私はこの生涯学習と関連して、学校開放をどうか積極的に推進して機械警備のデメリットをメリットに切りかえていく、プラスの活動、行動というものを、ぜひともこの千葉の松戸市の「すぐやる課」の事例を通して推進をしていってもらいたい。このように思う次第です。  それから、老人デイケアについては、福祉部長、建設部も学校教育委員会も皆さん方のためにいろんな施設をもっております。これを遠慮なく使わせていただいて、貢献できるような態勢を組んでいっていただきたいと思います。  それから、ゲートボール場規模のスペースと申し上げましたが、11月15日スポレク大会が行われました。何も大きなスペースを使って健康づくりがなされるんじゃない。ほんの小さなスペースでも、そこに地域の皆さん方が集まれば健康づくりができる。そういう意味では、スポレクが成功したということは大変意義あることであり、これを今後のわれわれ市民の健康づくりにどう生かしていくか、これはまた課題であると思います。  そういう意味で、公園のゲートボール場がつくれるくらいの規模の、平坦なスペースがあればということを聞くために、実は取り上げました。この根底にはデイケアを通して、スポレクでわれわれが学んだ、ミニ健康スポーツをこの場でやれるような態勢ができればなということでやった次第です。  それでは、すみません。答弁を2、3お願いした件について、よろしくお願いします。 ○議長(上原清君)  建設部長、大城清行君。 ◎建設部長(大城清行君)  ご質問の福州園の警備について、ご答弁申し上げます。  福州園の管理委託業務につきましては、業務内容として料金徴収業、警備、花木、芝の手入れ、清掃、塵芥処理業務などでございます。現在、警備については交代制による24時間の常駐警備を行っております。福州園の今後の警備につきましては、同園の施設管理上の問題点を十分にチェックし、入園者がいない閉設時間帯については巡回機械警備の検討を現在行っているところでございます。  次に、2点目の安謝川の改修計画について、ご説明申し上げます。  この安謝川の河川改修に、特に末吉川でございますが、それにつきまして、私ども区画整理事業との関連も非常に大きくございまして、今まで、県に対しても早期整備について要請を行ってきたところではございますが、県といたしましては、現在の末吉養豚団地場前、ここを今年度の12月に発注いたしまして来年の4月に完了の予定であります。整備延長は90mでございます。  それともう一方、上流側のこれは瑞穂本社前一帯になりますが、延長が80m、これも、今年の12月に発注いたしまして来年の5月に完成予定でございます。下流側のほうが河川幅員が11m、上流側が河川幅員が9mとなっております。ご質問の親水性の護岸につきましては、私ども県に対しましてこの件をずっと申し入れておりましたが、現時点で県の河川断面を見ておりますと見地護岸構造になっておりまして、親水性については現設計の段階では入っておりませんが、再度県に対しまして、特に私どもこれから市営住宅を建設する側、対岸側が市の公園にもなっている関係上、再度、この件については、県のほうに親水性のあり方について申し入れをしていきたいと考えております。特にこの河川沿いにつきましては、河川管理道路として、全河川沿線に3mの管理道路が配置されることになっております。  以上でございます。 ○議長(上原清君)  松田義之君。 ◆松田義之君   部長さんから福州園の機械警備については、「今年中で検討します。次年度は機械警備にもっていこうという意向であります」という答弁も出られるかと思いましたが、われわれは福州園について、こういう状況はある程度決断が必要じゃないかと思います。主管担当助役であります玉城助役さん。この件について、今年で調整をし、次年度スタートの可能性がないのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(上原清君)  助役、玉城正一君。 ◎助役(玉城正一君)  お答えいたします。  現在はいろいろと問題点をチェックいたしまして、今後、機械警備の方向で検討していきたいとこういう具合に思っている次第ですので、よろしくご理解のほどお願いいたします。 ○議長(上原清君)  松田義之君。 ◆松田義之君 
     なかなか「やります」という言葉が出ないのが残念ですが、ひとつご要望として今年度検討されて、新年度は機械警備に移行できる体制をぜひともお願いをしたいと思います。  そのほかの件につきましても、皆さん方から誠意ある答弁をいただきましてありがとうございました。私の質問はこれで終わります。 ○議長(上原清君)  次に永山盛廣君。 ◆永山盛廣君   発言通告書に従い個人質問をいたします。  今、那覇市が早急に取り組まなければならないことは、各会派の代表質問でも指摘されましたように行財政改革でございます。  我がさわやか市民の会では、会派を代表して、中村昌樹議員が行財政改革について質問し、昨日は、屋良栄作議員が個人質問で第三セクターの運営のあり方について提言いたしました。  執行部においては、検討委員会を設けて、行財政改革に精力的に取り組んでおられますが、本員は、議会においても、本市の行財政改革について議論をし、調査対策をする受け皿づくりが必要ではないかと存じます。  また、執行部は、今、平成10年度予算編成作業をするにあたって、大変ご苦労をされております。財政難の由でしょうが、中学校の機械警備をはじめ、福祉を含めた補助金の一律カットなど、厳しい編成作業をなさっております。その心中察するところはあるんですが、明日の社会を担って立つ子どもたちの教育、自分の力では、どうにもならない体のご不自由な方々や、高齢者の生きがい対策として、これまでやってきた福祉面にも切り込むということは納得し難い心境でございます。  そこで質問ですが、まず一つ目に、高齢者対策として、マスタープランをはじめ、デイケア、デイサービスの取り組みについてお聞かせください。  二つ目に、仮称古波蔵ふれあい館の建設についてお尋ねいたします。  児童と高齢者がお互いにふれあう中から豊かな思いやりと生きがいにつながる心を育み、地域団体、地域住民及び多くの市民が積極的に参加することができる、やさしさのあふれる街づくりを目指して建設した安謝福祉複合施設も、いよいよ来年4月からオープンいたします。  この施設には、特別養護老人ホーム、老人デイサービスセンター、保育所、児童館、老人憩いの家が構成されております。それこそ市民が求めてきた福祉総合施設であります。それの完成は、市民全体が喜んでいるものと思います。  さて、そこで来年平成10年度からは、那覇市の第3次総合計画が始まります。  本員は、先の6月定例議会においても、古蔵中学校西側の県の人材育成財団のある土地に、市民総合福祉プラザを建設してはと質問いたしました。市長、担当部長の答弁は、地域開放型の複合施設、仮称古波蔵ふれあい館の建設の計画を予定しているとのことでありました。安謝の次はいよいよこのふれあい館の建設が急務だと思います。その施設の内容、構成、そして実施設計、施工年度についてお聞かせください。  次に、街づくり行政について伺います。  まず一つ目に、都市計画決定路線、古波蔵上線の早期開設についてお尋ねいたします。  この路線は、起点を古蔵中学校、今の古波蔵交番前から国道330号の経済連向かいを終点とする670mの都市計画決定路線であります。  現況は、狭い一方通行になっていて、地域住民は不便を余儀なくされております。早急なる開設が望まれますが、その事業化のめどについてお聞かせください。  二つ目に、町界町名整理についてお尋ねいたします。  1. 古波蔵1丁目予定地の実施時期について。  2. 古波蔵360から370番地一帯の町界町名整理はどうなっておりますか。お聞かせください。  三つ目に、仲井真地区の区画整理事業についてお尋ねいたします。  この地区の区画整理については、地域住民の方々も早期の事業化を望んでおられます。当該地区は、東は与那原方面から入る一日橋、南は東風平方面から入ってくる国場にまたがる一帯でありますが、国道329号と那覇東バイパスに挟まれた地域であります。  本員は、昨年9月の定例議会でも取り上げましたが、担当助役の答弁は、「現状に見合う区画整理事業の可能性について再度調査検討していきたい」ということでありました。  そこで質問です。  1. 来年度から始まる第3次総合計画の中では、どのように位置づけられておりますか。  2. 事業化に向けた調査費の計上はどうなっておりますか。お聞かせください。  以上、質問申し上げ、あとは自席から答弁によって質問いたします。  ありがとうございました。 ○議長(上原清君)  福祉部長、堀川美智子君。 ◎福祉部長(堀川美智子君)  高齢者対策について、永山議員のご質問にお答えいたします。  マスタープランをはじめ、デイケア、デイサービスの取り組みについてということでございます。  まず、マスタープラン、すなわち那覇市高齢者保健福祉計画でございますが、平成11年度までに達成すべき保健・福祉サービス等について年次的に計画し、その実現に努力しているところでございます。  計画の中の在宅福祉サービスの主要事業としてホームヘルプサービス事業、デイサービス事業、ショートステイ事業につきましては、その充実強化を図るとともに、緊急通報システム事業、高齢者給食サービス事業、住宅改造助成事業を実施しているところでございますが、平成10年度につきましては、安謝特別養護老人ホームが那覇市立として初めて開設されます。  さらにショートステイ事業、デイサービス事業、在宅介護支援センター事業、憩いの家等が安謝に増設されることになっております。  ご質問のデイケア問題についてでございますが、対象外となっている高齢者の受け皿づくりが急務の課題となっております。いろいろ検討いたしました結果、緊急に対応する事業として、ミニデイサービス事業を次年度に実施してまいりたいと考えております。  次に、デイサービス事業でございますが、現在3施設に委託して実施しており、平成8年度の延べ利用者は実績で1万2,345人となっております。この事業は現在問題となっておりますデイケア対策としても重要な事業でございますので、今後は保健福祉計画に基づいて、老人福祉センター等を活用して、デイサービス事業を充実強化してまいりたいと考えております。  次に、仮称古波蔵ふれあい館構想建設についてでございます。  本市の地域福祉及び精神薄弱者知的障害者でございますが、その福祉向上を図る上から、現在の沖縄県人材育成財団に貸与しております、本市市有地を事業用地として地域開放型の福祉複合施設を計画したものでございます。  当ふれあい館構想の施設内容といたしましては、今年度オープンいたしました精神薄弱者授産施設そてつを含む、及び今後できます児童館、老人憩いの家、デイサービスセンター及びシルバー人材センター、地域住民への開放施設としての集会所などを網羅した施設となっております。  施設建設の具体的な実施計画及び施設施工年度でございますが、事業用地につきまして、県人材育成財団が現在賃貸中でございますことと、また本市の財政状況等も勘案しながら、推進しなければならない状況にありますので、来年度からスタートいたします第3次総合計画の中で実施できるよう検討してまいりたいと考えております。 ○議長(上原清君)  建設部長、大城清行君。 ◎建設部長(大城清行君)  永山議員ご質問の街づくり行政についての都市計画決定路線、古波蔵上線の早期開設について事業の目途等についてお答え申し上げます。  都市計画道路古波蔵上線は、国道329号を起点に、終点の国道330号を結ぶ、幅員13m、延長670mの都市計画道路であります。  本市は、渋滞対策の最重要施策である沖縄都市モノレール整備事業費として、平成8年度から平成14年度までの間、市道分にかかるインフラ整備に多額の事業費の投入が組み込まれており、街路事業としてモノレール事業と同じ予算枠内で整備をする当該路線につきましては、モノレール事業の終了する平成14年以降に事業継続路線の進捗状況等を考慮し、事業着手時期を決定する計画であります。  次に、町界町名整理について、古波蔵1丁目予定地の実施時期についてお答え申し上げます。  町界町名整理につきましては、市民生活における訪問の利便及び一般行政事務の効率化を図るため必要な事業でございます。  古波蔵1丁目予定地の町界町名整理につきましては、同地区の一部が与儀土地区画整理地区に含まれていたことと、都市計画道路、ただいまご質問のございました古波蔵上線の事業計画により、現在も未実施地区となっております。  実施時期につきましては、古波蔵上線の事業整備と併せて検討していきたいと考えております。  次に、古波蔵360、370番地一帯の町界町名整理はどうなっているかというご質問に対してお答え申し上げます。  字古波蔵360番地、370番地につきましては、未整備となっておりますが、隣接する壷川区画整理事業の換地処分、これは平成12年度を今のところ予定いたしておりますが、それに伴う、町界町名整理を含めて実施を予定いたしております。  次に、仲井真地区の区画整理事業について、まず1番目の第3次総合計画ではどのように位置づけられているかというご質問に対してお答えを申し上げます。  第3次総合計画では、既成市街地の整備で修復的街づくりとして、道路や公園などの都市基盤の整備の遅れなどがある市街地の環境改善を推進することを施策としております。  仲井真地区につきましては、ミニ区画整理事業、まち並み環境整備事業等もあり、当該地区にとってどのような整備手法が最適かを検討することにいたしております。  次に、事業化に向けた、調査費の計上はどうなっているかというご質問に対してお答え申し上げます。  現在、本市の区画整理事業は、5地区を施工中でございまして、市財政も非常に厳しく、新規事業化に向けての調査費の計上については、他地区の進捗を見極めつつ、今後対応していきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(上原清君)  永山盛廣君。 ◆永山盛廣君   どうも両部長答弁ありがとうございました。  まず、再質問は2番目のまちづくり事業についてから触れたいと思います。  今、建設部長から、町界町名の2カ所の問題、それから区画整理があったんですが、まず、町界町名の360から70番地一帯は、大変地図を見れば分かりますように、本当に古波蔵が飛んで楚辺2丁目と壷川に囲まれているという状態で、ここに住んでいる方々からのご要望なんですが、いつやってくれるのかというような要請があります。  要するに、壷川から楚辺に向かって上っていくと、旧リウエンの跡地がありまして、その一帯は楚辺に道を全く囲まれているんですね。  一方、壷川が絡んでいると。大変そこに住んでいる方や、地図の分かる方は、大変通常の地番になっていませんので、そこらへんを早めにひとつ整理をししていただきたいなと、これは要望にしておきたいと思います。  それから、古波蔵1丁目予定地の町界町名ですが、そこは昭和62年あたりに問題が取り上げられたんですが、確か、古波蔵は1丁目、2丁目、3丁目、4丁目は、昭和58年の10月に住居表示がされていると思います。  昨年8月に与儀2丁目が実施されまして、ちょうどこの1丁目予定地が与儀2丁目と古波蔵2丁目にはさまれている格好で、ここも大変取り残れさているという状態になっております。  今、建設部長から答弁がございましたけれども、現在の要因は都市計画決定路線の古波蔵上線、これがまだ完成されてないので、1丁目予定地もできてないんだと。やりにくいというようなことでございます。  ですから、古波蔵上線が完成しないと、1丁目はここ当分おそらく古波蔵上線の施工については、今進めている都市モノレール、牧志壷屋線の改良、これが終わってからとなりますと、おそらくあと数十年後になってくるわけでありましょう。  ということは、古波蔵上線の都市計画決定路線を早目にやってもらわないと、この1丁目予定地もできないという形になってしまうんですね。ひとつそこらへんも含めて関連する事業であります。  今、地域住民は特に、古波蔵上線の北側、漫湖側は、旧古波蔵部落の地域であります。住居一帯が大変入り組んでおりまして、生活排水、要するに下水が大変環境が悪いのであります。私は議員になってから陳情があって、要請に行きましたら、古波蔵上線の都市計画決定の事業が完成しないと、降雨のときの排水量の関係で、下の下水整備ができないという関係部課からの説明がありました。  ということは、この都市計画決定、古波蔵上線ができないと、旧部落の方々の生活環境も改善できないということになってしまうわけであります。  当局は、例えば住民から出される、こういった日常生活における環境整備、こういったことの要請があったときに、行政ができない理由を探してくるのではなくて、当分、暫定的にもどういうような措置をすれば地域住民の方々の環境整備ができるかということを考えるべきではないかと、まず指摘をしておきたいと思います。  この古波蔵上線というものは、地域の街づくりに大変大きくかかわっているわけであります。  ですから、この古波蔵上線の都市計画路線の早期事業化を求めるものであります。  次に、仲井真地区区画整理でございます、これは先にも指摘させてもらったんですが、仲井真国場一帯は、那覇においては、真和志の東南部にあたるわけでありますが、どうも那覇市の行政の目がこの真和志一帯からどうも遠のいていたのではないかという気がするわけであります。  どうぞ、この真嘉比古島の後は、次の区画整理地域としての調査を入れる地域として、大変急がれる場所であります。  この地域においては、昨年の9月の議会では、担当の当真助役から再調査をいたしますという答弁をいただきました。  現在、玉城助役に代わっております。ここで玉城助役に真和志南部におけるこの仲井真地区を対象とするせめて調査費を上げて、そして次の区画整理事業が目途が立つようにひとつ取り組んでいただきたいんですが、玉城助役のご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(上原清君)  助役、玉城正一君。 ◎助役(玉城正一君)  お答えいたします。  新規事業は、財政的には非常に厳しい状況にありますので、仲井真地区の整備にはどのような方法が最適かを国・県とも連携を取りながら、市の内部でも調査検討してまいりたいと思いますので、ご理解のほどお願いします。 ○議長(上原清君)  永山盛廣君。 ◆永山盛廣君   どうもありがとうございました。  ぜひ積極的に取り組んで、あの地域が近代都市になることを期待するものであります。  次に高齢者対策、1番の問題ですが、先ほど福祉部長からるるデイケア、次年度からの取り組み等と説明をちょうだいいたしました。  さらに、古波蔵ふれあい館、これについても現在の状況について説明をちょうだいしたわけであります。  私は、特に今社会問題になっている高齢者対策、部長の説明にもありましたわけですが、デイケア、デイサービス、この件については市の調査によって代表質問でもありましたが、65%以上の方々が対象外ではないかというふうに思われているというような調査結果が出ております。  その調査結果が、単に、ただ、いけないということではなくて、行政としてこういったお年寄りを、健康なるお年寄りを、どういう形で生きがい対策を行政として進めていくべきかということはまず考えるべきではないかと思います。  私も昨年までそういった事業にかかわっていた面もあるわけですが、今、那覇市には四つの老人センターと、二つの憩いの家があるわけであります。この六つとも路線バスの通る箇所からは奥に入っていて大変通所、つまり通いにくい場所にあります。確か代表質問で渡久地修議員や幸地正博議員からも指摘をされておりまして、送迎バスを出したらどうかというような一つの提言もございました。担当部長は、財政が厳しいので、今は無理だというようなご答弁だったと思います。
     本員もこの送迎バスは必要だと思っております。というのは、私もかかわった時点で見てまいりますと、バスではなかなか来れないものですから、タクシーで来る方が多いんですね。それと私がかかわっていたところには、首里方面から自転車で毎日朝90歳を超すご老人が、男性ですが、自転車で通っておりました。また安謝からはターミナルまでバスに乗って、それから歩いてくるというような状態で、よっぽど元気な方だからできるんですが、多少体が高齢の方々は毎日通うのは大変だと思います。  そこで、ただ送迎バスを配するにいたしましても、旧来のこれまでの考え方、施設をつくったり、新しい業務を入れると、例えば人を雇って、人を採用して、備品を買ってということになることが多かったと思います。私は一つの考えですが、そういった送迎用は、朝1回、帰り1回の午後1回ですから後はありません。ですから、委託にしてやればこれは難しいことではないのではないかということを指摘しておいて、これは一つの検討課題にしていただきたいということに要望にとめておきたいと思います。  さて、古波蔵ふれあい館、来年4月から安謝の総合福祉施設がオープンいたします。次は第3次総合計画の中でもひとつ位置づけてもらって、古波蔵のふれあい館が建設されるべきではないかと思っております。そこで市長に最後に決意のほどをお聞きしておきたいと思います。市長よろしくお願いします。 ○議長(上原清君)  親泊康晴市長。 ◎市長(親泊康晴君)  永山盛廣議員の仮称古波蔵ふれあい館の構想につきまして、市長の決意はどうかということでございますけれども、この件につきましては、福祉部長から細かい答弁がありまして、ただいま主管部としても実施計画の上では平成11年度からの予定事業として計画に盛り込むようになっておりますけれども、ご案内のように、この問題は何と申し上げましても、やはり用地確保と、いわゆる予算の確保であるということにつきましては、間違いない事実でございまして、この用地確保につきましても長い間、沖縄県、またこの沖縄県の人材育成財団との調整をしてきたわけでございます。財団におきましても長い間の歴史と、また地理的な関係でなかなか返還につきましては、オーケーをしてくれないというのが現状でございますけれども、今、永山議員がおっしゃるように、やはり地域的にそこがまた本市としても、すべての福祉を集約する施設として適当な場所であるというふうなことも考え併せますと、もちろん財政が非常に厳しい現状ではございますけれども、予算の確保という前に、私は当面、全面的に用地確保の方向で努力をいたしまして、その用地の確保ができるということになると、やはり、予算の確保もそういうふうな方向で現実味をおびてくると、こういうふうになるだろうと思います。  そういった面で、福祉部長も平成11年度に予定事業として計画をもっているということでありますが、当面は私もできるだけ用地確保の問題を再優先にいたしまして、これから行政努力を図っていきまして、早い機会での建設事業が着手するようにいたしたいと、こういうふうに考えております。この件につきましては長い間の懸案の事項でもありますし、私自身としてもぜひ実現する方向で努力をいたしたいと思います。 ○議長(上原清君)  赤嶺一郎君。 ◆赤嶺一郎君   通告に従いまして、個人質問をさせていただきたいと存じます。  先7月の県都の市議会に参画をする機会を与えていただきまして、身の引き締まる思いで9月定例会を拝聴させていただきました。あまりいつまでも黙っていると、何をやっとるとこう言われますので、前任地の浦添で16年間の議会生活を送らせていただきましたので、同じ地方自治法、地財法、関連する法令のもとで県内の市政をやっているわけでありますから、規模の大きさはございますけれども、そんなに全く違うことではないだろうという認識でございます。  過去の16年間の経験にかんがみまして、県下の53市町村の規模、人口から申しまして、その先導的役割を担わなければならない県都那覇市に、県下等しくでありますが、財政的な問題というのは首長の当局だけにかかわらず、議会を挙げて、あるいは市民の知恵を借りる中からやっていかなければならないということは、ご指摘を申し上げるまでもございません。少し大きく流れを見てますと、規制緩和に始まって、地方分権、あるいは制度の改革がこれから日時を待たずして到来することは、皆様ご承知おきのとおりであります。  その中で、えてして行政が住民へのサービスということに重きをなしてきたのではないだろうかという、私は個人的な反省をもっております。当然、政策の裏づけは予算の確保であります。予算なくしていくら政策を掲げても、画餅に帰することは自ずから明らかであります。その中で、議会もえてしてそうでありますが、歳出に関わる議論をされる議員の皆さんはたくさんおられるのでありますが、私は歳入の確保こそ今一番肝要なことであろうというふうに思うものでございます。  そういう中で単年度の予算編成をしていくわけであります。そういたしますと、歳入ありきである。それから予算の裏づけをもった政策が展開されるのであります。そういたしますと、財政が硬直したということは先輩議員、同僚各位から数多く拝聴いたします。しからずんば、監査から指摘をされた財政の硬直、経常費比率の高率化ということについて思いをいたさなければ、私はならないと存じます。  そのような観点から、入りを計って出るを制すという根本的な点につかないと行財政改革、ひいては30万市民への行政サービスは、私はおぼつかないだろうというふうに思いますので、そういう視点からご通告を申し上げた次第であります。  伺います。まず、歳入に関しまして根幹をなすのは税であります。納税者数についてお伺いをいたします。1人当たりの納税額についてお伺いをいたします。歳出について、本市で大体市民1人当たりいくらの歳出額を充当して行政サービスを行ったかについて、伺いたいと存じます。  ほかの議員からございましたけれど、義務的な経費の中で経常経費と言われるものの中の、一番財政に硬直化をもたらす代表的なものが人件費であり、扶助費であり、公債費であります。その中で、公債費は借りたお金を返すのでありますから待ったなしであります。100億円ぐらい本市においては毎年返還をいたしているわけであります。  扶助費については一番問題であります。法定の福祉及び市単独の福祉行政という中にあります。とりわけ私が関心をもっているのは、この代表的な三つの中で、3,000余人の職員の方々も議会の44人も、心してこの人件費について、過去の長い歴史の中で今日にあるということは、私は認めます。過去の責任を追求しようという気は一切ございません。しかし、3年後、5年後の中で今どういう対応をすべきであるかということが、私は最も肝要であろうというふうに思っているわけでございます。  おのおの人件費、扶助費、公債費について、その額をお示しをいただきたいと存じます。そういたしますと、今後の歳入見通しについて伺いたいのであります。大田税務部長になると思いますが、今後の見通しについて明確なお答えをください。  さて、くしくもきょうは衆議院において介護法案が本会議に上程される日になっております。この概略について、ひとつ福祉部長さんにご答弁を求めたいと存じます。  あらまし通告して当局と打ち合わせてはいますが、多少時間の関係ではしょらせていただきましたけれども、持ち時間に十全なるご配慮をいただきまして、質問にご協力いただくことを心からお願いをいたします。残余の時間においては、自席において再度質問をさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(上原清君)  税務部長、大田和人君。 ◎税務部長(大田和人君)  赤嶺一郎議員の市税収入に関するご質問に、お答えいたします。  平成9年度以降、平成19年度までの市税収入見通しは、大きな経済情勢の変動がないものとして、平成9年度が316億5,900万円、対前年度比2.26%増、平成10年度が321億4,300万円、対前年度比1.53%増、平成11年度が331億200万円、対前年度比2.98%増、平成12年度が338億1,600万円、対前年度比2.16%増、平成13年度が347億2,500万円、対前年度比2.69%増、平成14年度が356億2,400万円、対前年度比2.59%増、平成15年度が362億4,800万円、対前年度比1.75%増、平成16年度が370億8,900万円、対前年度比2.32%増、平成17年度が378億2,700万円、対前年度比1.99%増、平成18年度が384億1,000万円、対前年度比1.54%増、平成19年度が391億8,300万円、対前年度比2.01%増となっております。  次に、本市の平成8年度決算における市税納税義務者数は25万2,175人、各税目を合計で延べでございます。これによる納税額は309億6,000万円、納税義務者1人当たりの納税額は12万2,000円となっております。市民1人当たりの市税の納税額は10万2,600円、一般会計における市民1人当たりの歳出額は30万4,800円となっております。以上でございます。 ○議長(上原清君)  企画部長、当銘芳二君。 ◎企画部長(当銘芳二君)  赤嶺一郎議員のご質問中、歳出の経常経費中、義務的経費についてのご質問に、お答えいたします。義務的経費のうち、扶助費、公債費についてお答えします。  平成8年度決算で申し上げます。扶助費は補助事業が166億円、一般財源で50億円でございます。単独事業が7億円、一般財源は4億円。公債費は元金が60億円、利子53億円、そのうち一般財源の所要額は91億円で、扶助費と公債費の所要一般財源は145億円となっております。今後の公債費の見込みは、毎年度の借入額の変動によって変わりますが、毎年5~6億円増加すると仮定しますと、5年後には137億円程度になります。市債の残高は、企業会計を含めて1,510億円となっております。平成7年国勢調査人口30万1,890人を基準にした1人当たりの額は、公債費が3万7,000円、市債残高が50万円となっております。  次に、本市が多額の補助金等を負担している団体の職員、臨時、非常勤職員を含みますけれども、この人件費は、平成9年度予算では6団体で9,260万円となっております。以上でございます。 ○議長(上原清君)  総務部長、金城栄行君。 ◎総務部長(金城栄行君)  それでは、義務的経費の職員給与についてお答えいたします。  現在、職員総数が平成9年4月1日現在で3,318人であります。新規採用の職員の初任給につきましては、大卒で、これトータルで生涯給をやりますと3億2,780万円、単年度平均で866万円でございます。それから、中級の短大卒で3億3,440万円、単年度平均で836万円。   (「議長、ちょっと休憩をしていただけますか」と言う者あり) ○議長(上原清君)  休憩いたします。            (午前11時34分 休憩)            ───────────            (午前11時35分 再開) ○議長(上原清君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  福祉部長、堀川美智子君。 ◎福祉部長(堀川美智子君)  介護保険についてでございますが、介護保健の費用負担は公費が半分負担になっております。公費半分負担のうち、国が25%、都道府県が12.5%、市町村が12.5%の負担率となっております。残りの50%は保険料から拠出されますが、その内訳は、高齢者65歳以上第1号保険者の保険料が17%、40歳から64歳までの第2号保険者の保険料が33%負担となっております。那覇市の平成9年度10月現在の40歳から64歳までの人口が9万4,279人、65歳以上の人口が3万6,835人となっております。  保険料の月額負担は1人平均2,500円となっておりますので、これらの条件で単純に推計いたしますと、総事業費が78億6,600万円で、このうち市の負担額は8億6,500万円となります。 ○議長(上原清君)  赤嶺一郎君。 ◆赤嶺一郎君   今、関係部長からご答弁いただきました状況でございます。特に、数値についてお尋ねを重点的にいたしたわけであります。数値は、おのずからある面では正直に物語りますので、そういうところをとくと執行部の皆さんも認識をいただいてやっていただきたいと思います。  今、歳入について大田部長からご説明のあったとおりでございますね。今、だいたい那覇市の場合というのは、300億円の税収だというふうな認識でいいのではないだろうかと思っております。10年間にわたって年度別に詳細にお答えいただきましたけれども、そんなに格段に伸びていくという要素はないのであります。本市の過去10年間の歳入に関する部分の中で大きかったのが、公債であり、市有地の売払収入であり、財調の取り崩しであります。  平成8年度の決算に総務委員所管として臨みまして、いささかお寒い限りだということについて、私は地方財政を知っている方だったら、そんなに将来に楽観をもてる人はいないだろうと思います。そうしていく中で、今、福祉部長さんがお答えになったようなものが新たに加わるのであります。2年有半しかありません。新規事業、これからの行政需要については、これまでるる説明がございました。そういう中で、私は義務的経費というものの中の人件費というものについては、再考しなければ30万市民の理解は得られないだろうと、行政サービスの低下を招くのは必定であろうと思っておるものであります。  そういたしますと、一つの例を申し上げます。本市に職員厚生課という課がございます。職員の福利厚生の問題の中で、そこから9年度で財政改革の中で、いわゆる使用者側の1,000分の10の負担、会員の1,000分の7が、9年度から1,000分の7と1,000分の6に引き下げられた厚生会条例に基づく厚生会がございます。厚生課課長さんがそこの事務局長さんを兼ねておられる。事業計画、決算等を拝見しました。その事業内容の中に、私はこういう財政状況の中で本当に市民の理解を得られるんだろうかというような問題を散見するのであります。8,000万円余市から出ているのは、会員の方々への給付事業ですよ。  そういたしまして、退会をするときは退会給付金というのがあるはずであります。これは、読売新聞なんかで取り上げられているのでありますが、大阪府下の53市町村、群馬の11市、こういうときには肯定、クェッションマークがついているけれども、ヤミ退職金という解釈もあるのであります。これは、ぜひ私は会員の方々の理解も得る中で再考していただきたいのでありますが、これは高山助役さん、いかがでしょうか。 ○議長(上原清君)  助役、高山朝光君。 ◎助役(高山朝光君)  赤嶺一郎議員に、お答えをいたします。  特に、ご質問の中で人件費を含むこれからの財政再建ということ、それから、先の3、4年先を見た財政再建を考えてもらいたいというようなご提言を含めて質問を受けておりますけれども、今、ご指摘の部分も含めて、全体的なところで私どもは全部今検討しているところでございます。そういうところを含めて、特に人件費が非常に財政を圧迫していることも事実でございますので、ご指摘のところも含めて、全体的な検討をしてまいりたいというふうに考えます。 ○議長(上原清君)  赤嶺一郎君。 ◆赤嶺一郎君   その検討というやつも、これは行政当局の行政用語として市民から分かりにくいということでございますが、ひとつ誠意のある検討を願いたいと存じます。しかし、今助役さんがご答弁になって、「人件費が圧迫している」と明言をしたわけですから、これについて、形に見える予算上の計上というものがなければ、私は今後は責任というものについて、新たな気持ちで臨みたいということを付言いたしておきます。  もう一つは、この人件費のあり方についての私見を申し上げます。これは、地方公務員法上、近隣市町村と均衡を欠いてはならんという規定がございますね、金城部長。この均衡をどこに基準するかが問題であります。どこと均衡を欠いてはいかんの基準の問題であります。私は納税者の所得水準、これからは、これなくして地方分権の時代の中で、住民の理解を得られないという考え方であります。  前任地の浦添市の話をちょっと引用させていただきます。那覇市がそうなっているからうちもみんなそうするんだと、最終的にはそうなるんです。ですから、52市町村に対する影響は大きいんですよ。本来は、12月に給与条例の改正は出てくるのが常でありますが、詳細に存じませんけれども、職員団体の皆さんと交渉中ということで出てないようであります。  これは、県民所得の1人当たりというのはこの前出たんですよね。高山助役さん、あなたがおられた県のところは統計から出る。214万9,000円であります。民間の給与水準、我が県は復帰後25年を迎えたけれども、いまだに日本で最低額であります。時間がありませんので、数字ははしょりますが、東京都の半分以下であります。私は納税者の所得に同じ生活圏で公務員の人たちもするんですから、当然、そこの市民の所得水準をおもんばかって給与水準というのはあるべきであります。  これまではそうではない、人事院勧告制度というのがある。これは勤労者、公務員の皆さんの労働権の制約に伴う第3者機関としての人事院の勧告ということであります。それぐらいのことは浅学非才といえどよく承知をしておる。しかし、それは労働権に対して出てくる。しかし、国家公務員の水準というのは民間も勘案して全国水準で出てくるんですよ。そうなったら、東京都の職員はそんなにたくさんもらっているかというと、そうならないです。  そこでぜひとも、職員団体の皆さんともよく理解を求めていただきたいのであります。ちなみに、ざっと概略を計算したやつを申し上げます。今、公務員として働いている方々は土日の完全週休2日実施であります。有給休暇20日であります。20年以上、40歳以上について、那覇市は3日以上のリフレッシュ休暇があるはずであります。あと20数項目にわたる賃金をカットされない休暇があるはずであります。230日から40日であります。ざっと概略を計算して平均給与月額を引いてみたら、日当3万円超えるじゃありませんか。民間で日当3万円もらっている人は数少ないのであります。タクシーの運転手さんの給与というのは、夜勤であっても、今1万3,000円であります。  職員の意識改革ということをおっしゃった。本市へお邪魔をしてびっくりをいたしております。通常、勤務時間は何時から何時までになっていますか。金城部長、お答えください。 ○議長(上原清君)  総務部長、金城栄行君。 ◎総務部長(金城栄行君)  本市の勤務時間は8時半から午後5時まででございます。 ○議長(上原清君)  赤嶺一郎君。 ◆赤嶺一郎君   何か職員団体とのお話の中で、あえて答弁は求めませんが、議会事務局も8時35分までに来て出勤簿に捺印すればいいというような慣例ですか、何だか分かりませんがあるようでございますな。1年の計は元旦にあるのであります。1日の計は職務の勤務時間にあるのであります。始業時にあるのであります。意識改革の最も肝要であるというのは、私は8時半からやるのが当然じゃないかと思いますが、高山助役、決意のほどを。 ○議長(上原清君)  助役、高山朝光君。 ◎助役(高山朝光君)  行革絡みのご質問でございますので、時間だけじゃなくて、私どもが取り組んできたことを1、2点ちょっと説明させていただきます。   (「いや、その件について、聞かれないことは答えないでください」と言う者あり)  時間につきましては、8時半から勤務ということでございますので、8時半からの勤務をきちっと職員もそれぞれに守っているというふうに、私は受けとめておりますけれども、ご指摘がございましたら、8時半の勤務については当然のことながら実施をしていきたいというふうに思います。 ○議長(上原清君)  赤嶺一郎君。 ◆赤嶺一郎君   あえてこだわろうという気はないんですよ。職員の意識改革ということであれば、これが一番肝要ではなかろうかと私は考えているからでございます。もちろんそれによって長年の習慣、慣習がございますから、それが私は一概にだめだと申そうという気もございませんけれども、やはり、そういうところも含めて、どうぞ、これからの改革の中で取り組んでいただきたいと。これが一つのシンボリックな、職員の皆さんの意識改革に、必ずや私は役立つのではないかというふうに思うからでございます。  質問する者もやはり初めてでございますので、真剣にいたさせているつもりでございますので、より一層、ひとつご真剣にご答弁をお願いしたいと存じます。広く心をもっていただいて、少し通告の範囲の中に所管されると思うんですが、これは、一つ大きな問題を忘れておられるのではないだろうかということを申し上げたいのであります。  あるいは税にかかるかもしれませんが、今、国の予算編成が最終段階に向けて、大蔵原案づくりに向けて、大詰めを迎えようといたしております。国の予算編成は、沖縄の53市町村の中の交付団体であるということは間違いないわけでありまして、本市が、県下で自主財源が豊富であるということは分かっているけれども、県内で基準するからでありますね。そうなると、国の予算編成が大きな影響をもたらします。沖縄開発庁一括計上分というのは何とか守ったようでありますが、そういう中でいきますと、公共工事のマイナス7%シーリングというのが、高良幸勇先輩でしょうか、お話がございましたけれども、これについてはどのように思っておられるのでございますか。簡潔にご答弁いただけますか。 ○議長(上原清君)  休憩いたします。            (午前11時45分 休憩)            ───────────            (午前11時46分 再開)
    ○議長(上原清君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  赤嶺一郎君。 ◆赤嶺一郎君   ご掌握でないようですから申し上げておきますが、建設省の中国地方観察局というのがありますね、九州ブロックはじめ、そこでマイナスシーリングの試算というものが出ております。これは、沖縄の場合、労働人口の労働者の7%が建築関係、建設関係従事者だそうでございます。そのうちの2,500人は失業するだろう。こういう指摘がございます。ひとつ参考になさってください。後刻資料は提示をさせていただきたいと思います。  民間がかかるような状況の中に行く中で、やはり再度繰り返しますが、昔から公務員の皆さんは、親方日の丸と、こういう例えがございました。日の丸も450兆円負債になって、1年、2年経過すれば500兆の借財を持つのでございます。国民1人当たり1,500万円とも言われます。本市は公債発行残高1人当たり50万円という話でありました。こうなっていくと、いつまでもあると思うな親と金という例えをよく聞かされたものですから、いつまでもあると思うな沖縄開発庁と高率補助ということも私は前任地で昭和54年以来申し上げてきました。  かけて加えてこういう経済状況であります。そういう中で初めての質問でありますので、そういう決意のほども少し述べさせていただきたいと思います。  これまであった行政というものが、これまでいかなくなる状況のほうが多いんですね。高率補助、昭和62年の港湾整備にかかる国庫補助の負担率の軽減によって那覇市は5億以上、浦添市の港湾区域の問題で議会でもかなり紛糾したはずであります。  負担率というのは、これから上がっていくというのはないですよ、沖縄では、高率補助は。下がりこそすれ上がりはしない。建設業中心にそういう経済状況も指摘をされている。そういう中で、私は一層これから引き締めてかからないと、あるいは福祉を切らなければならない時代がくるかもしれません。  10年度編成のガイドラインにはそうなっていますね。市単独の福祉事業の補助率負担金等の一律10%カットがございますね。議会の調査費の20%もございますね。私は真剣に考えてまいりたいと思っております。  どうぞ、声が大きかったやもしれませんが、一応少し私見、提言めいて恐縮でございましたが、ともどもに44分の1として残りの3年6カ月を努力したいと思っております。私どもは予算編成権がございません。どうぞ親泊市長を中心に、今後一層奮励の努力をお願いをいたしまして、私の質問を終わります。 ○議長(上原清君)  崎山嗣幸君。 ◆崎山嗣幸君   私は通告書に従いまして個人質問をさせてもらいます。  最初の質問ですが、人事院勧告の実施についてお伺いします。  政府は97人勧の取り扱いを国家公務員の給与平均3,632円、1.02%を本年4月1日から遡及して実施することを12月14日の給与関係閣僚会議で決定をしております。  閣議では、数年にない厳しい財政事情のもと、総人件費の抑制も議論となっておりますが、労働基本権の代償措置である人勧は、財政再建とは切り離して完全実施すべきとの姿勢を貫いた決定の内容となっております。  政府は、事務次官通達で、国家公務員の給与改定に伴い、地方公務員の給与改定を閣議決定の趣旨に沿い、適切に対処されるよう通知をしております。これを受けまして、各都道府県や県内の各市町村、名護市や浦添市等では、既に給与改定の議案が12月議会へ上程をされております。  このような状況の中で、那覇市当局が、12月議会上程を見送る対応をしていることは、年内支給が困難となり、看過できない重大な事態を招いていると言わなければなりません。  政府ですら、悠意的な判断で、人勧制度を形骸化することは、人勧制度を否定することになり、法治国家の基本に関わる問題として、大きな責任が問われるほど、労働基本権を奪った代償措置は重いと言わなければなりません。  これを受けまして、地方自治体の那覇市がいくら財政難を理由にしても、人勧制度を尊重できなければ、自ら人勧制度を破壊することになります。すでに県内の民間賃金も連合の集計では、平均8,521円、2.83%が確定し、生活改善と景気回復に一定の役割を果たしていると総括がされております。  民間凖拠の公務員賃金も一刻も早く確定し、労働者の購買力を高め、内需拡大を図り、景気をよくする効果につなげる必要が私はあると思います。  今地方自治体の財政危機は、何も那覇市だけの問題ではありません。政府は、国、地方の500兆円に及ぶ財政赤字を削減するため、財政構造改革法案を決定し、2003年度における単年度の財政赤字を国内総生産比、3%以下に抑え、赤字国債の発行をゼロにすることを目標にしております。  しかし、その内容は、削減の優先順位や構造改革のあり方が不徹底であり、社会保障などの公共サービスの切り捨てにつながるものとなっております。  問題財政の赤字が拡大した原因である政官癒着による公共事業のあり方に切り込んでいませんし、また地方自治体の借金は、この6年間で147兆円に倍増しており、この原因は、バブル崩壊後の景気対策として、国が地方に地方債を増発させ、国の財源不足を補ったからであります。  このように橋本行革は、福祉や地方財政を犠牲にし、公務員の定数削減、民営化、既得権の剥奪等に収れんさせようとしています。  親泊革新市政は、このような橋本行革に追随することなく、住民生活に直結する教育・医療福祉行政に視点を置き、職員が働きがいを高める行財政改革を進めていくことを望むものであります。  このような立場から人勧完全実施を親泊市長に強く求めるものであります。市長のご見解をお願いいたします。  第2点目は、市立図書館への学習室設置についてお伺いします。  県外や県内の市町村では、市民や児童生徒の学習を支援するため、図書館の中に学習室を設けています。那覇市の現状と必要性について、答弁をお願いいたします。  3点目は、学校開放の推進についてお伺いいたします。  今学校は、地域社会から遊離し、地方自治の手の届かない閉鎖的な世界として、地域から孤立していると言われております。  このような中で、急速に進む、少子、高齢化や非常災害への対応から地域コミュニティ拠点としての学校機能のあり方が問われており、学校施設を生涯学習、福祉、生活、環境を含めた文化の拠点として位置づけ、学校開放を促進すべきと考えます。  では、次の2点について、現状と課題について答弁をお願いします。  音楽室、家庭科室、図書館、体育施設等を開放し、市民参加の管理運営にする考えについてお伺いします。  2点目の、空き教室を利用し、老人デイケアセンター、地域集会所、リサイクル社会に向けた地域拠点等に活用させていくことについてお答えをお願いします。  最後の4点目の質問でありますが、奥武山運動公園の市移管についてお伺いします。  新聞報道によりますと、年内に結論が出るとのことですが、時期について答弁をお願いします。  また、財政状況が厳しい中、整備構想はどの程度の予算規模を見込んでいるのか、内容の説明をお願いします。  さらに、奥武山運動公園は、国道、県道、市道に四方八方囲まれて、市民が日常的に歩いて利用するには利便が悪いと思います。幸いに、今県が那覇大橋から明治橋に至る国場川左岸900mを河川部分10mから20mの幅を埋め立て、親水性のウォーターフロント型の公園を整備中であります。  この国場川環境整備構想をさらに発展させて、漫湖公園のジョギングコースや鏡原側の河川コースを奥武山運動公園に連結すると、ジョギングする人々や散歩する市民の皆さんが河川敷を通って、奥武山運動公園に自由に行き来することができます。では県のウォーターフロント型公園の計画と、那覇市の河川敷の公園と連結をして奥武山運動公園への交通アクセスを整備することについて、答弁をお願いします。  以上でありますが、時間がありましたら、自席から再質問をさせてもらいたいと思います。  以上です。 ○議長(上原清君)  親泊康晴市長。 ◎市長(親泊康晴君)  崎山嗣幸議員の人事院勧告の実施について、勧告どおり給与改定すべきと考えるがどうかというふうな質問でございますけれども、去る11月14日に、一部指定職を除いての国家公務員の給与というのを、人事院勧告どおり実施することが閣議で決定をされているのであります。  私から言うまでもございませんけれども、公務員給与に関する人事院の勧告というのは、従来から、社会経済情勢全般の動向を踏まえながら、民間給与との精密な調査のもとに、民間給与との均衡を図ることを基本として行われていることは、ご承知のとおりであります。  さらに、人事院勧告の給与勧告というのは、また一面、公務員が労働基本権の制約を受けまして、自らの給与決定に直接参加できる立場にないことの、いわゆる代償処置として行われたものでありまして、公務員にとってほとんど唯一の給与改善の機会であるというふうに理解をしております。  ところで、例年、給与改定につきましては、12月の議会に関連議案を上程いたしまして、所要の措置を講じてきたところでありますけれども、今回の定例議会に何べんも申し上げましたように、本市の財政状況が非常に厳しい状況にありまして、また新しく平成10年度の予算編成におきましても、市民関連の事業費等の節減も検討せざるを得ないというふうな状況に置かれているのであります。  したがいまして、平成9年度の給与改定につきましては、こういうふうな非常に厳しい状況において、財政状況全般にわたって、総合的にまたかつ慎重に判断をいたしまして、しなければならないということで、12月に提案することができなかったのであります。  いずれにいたしましても、この問題は非常に重要な問題でありまして、早い機会に結論を見い出していきたいとこういうふうに考えております。 ○議長(上原清君)  助役、高山朝光君。 ◎助役(高山朝光君)  崎山議員の奥武山運動公園の市移管についてのご質問にお答えをいたします。  奥武山運動公園につきましては、県にこれまでも移管につきまして強く要請をしてきております。現在も強く要請をいたしております。  ただし、最近の県との話し合いの中で、意見交換の中で、県のほうには、詳細に現在の財政状況というのをご説明を申し上げてあります。それで那覇市として移管をぜひしてくださいという強い要請を持ちながら、一方で財政が現在非常に厳しい状況にありますということで、詳細な財政報告を踏まえながら、しばらくの間、当分の間県で管理をしてくださいということをお願いを申し上げてあります。  しかしながら、今後ともこの方向につきましては、引き続き話し合いを続けるということで現在進めているところでございます。 ○議長(上原清君)  教育委員会指導部長、中村照夫君。 ◎教育委員会指導部長(中村照夫君)  崎山議員の市立図書館の学習室の設置についての件と、それから学校開放の推進についての件、それから奥武山運動公園の件につきまして、所管の部分をご説明申し上げたいと思います。  まず、最初に市立図書館の件でございますが、那覇市立図書館は、市民の図書や、その資料を公的に補償する保証でございます。市民の知的要求を資料の提供という形で支えていくのが図書館の基本的な任務でございます。  ご指摘の学習室の必要性についてですが、1970年代には中央図書館で図書館内の一部を学習室として開放していた経緯がございますが、その後、利用者が増えまして、図書館の本来の機能に支障を来すようになってきたようないきさつがございます。  いわゆる、席貸しのみの自習は、図書館の本質的な機能ではなく、自習室の設置は、図書館サービスの遂行を妨げるという日本図書館協会の見解もありまして、図書館機能を果たすために遠慮を願っていたところでございます。  現状を申し上げますと、市立図書館は各館とも、その利用者数に比しましてスペースが狭いような状況にございまして、市民の皆様の閲覧に十分にお答えできないような現状がございます。  議員ご指摘の学習室の設置につきましては、中央図書館を建設する際に検討していきたいということで考えてございます。  次に、学校開放の推進について、音楽室、家庭科室、図書館、あるいは体育館などの開放をということでございますけれども、生涯学習社会の中で、学校の役割は子どもたちの教育機関というだけでなく、地域住民の学習支援の機関としての役割も求められております。  学校を地域住民の共有財産と位置づけまして、生涯にわたる学習の拠点、地域コミュニティーの拠点として活用を推進していきたいと考えております。  議員、ご指摘の学校施設の開放の現状は、音楽室、家庭科室では、音楽サークル、あるいは家庭学級で活用しており、また図書館では講演会、集会等で目的外で使用されておりますが、体育館では、市民スポーツのため広く開放され、多く活用されている現状でございます。  これからの学校開放は、各学校の整備状況、それから地域の状況等に応じまして、個々別々に取り組む必要があります。そのためには学校と地域の連携を密にしまして、その地域に応じた学校開放のあり方を地域住民と話し合い、住民参加のもとに連携協力して、自主的に運営管理ができるような方向で実施していきたいと考えております。  それから、奥武山公園の市移管についてということの(2)でございますが、整備構想の内容を明らかにしてほしいということでございます。  整備構想の内容を見ていきますと、現在、奥武山運動公園整備構想につきましては、その整備理念の中で、協議種目ばかりでなく、生涯スポーツをにらんだ市民の遊び場として整備することが重要であるとしております。  この整備理念のテーマのもとに、一つ目には広域、近隣のスポーツの中核施設として整備する。  二つ目に、市民が憩い、潤いのある環境としての大きな緑を造成するということと。  三つ目に、周辺施設との連携、機能分担を図るということ。  四つ目に、利用、アプローチなどを配慮し、施設配置や、動線を検討するということ。  五つ目に、利用度を高める施設整備を図る。という5項目を基本方針に据えております。  主なものを紹介しますと、野球場につきましては、3万人程度収容できる規模のプロ野球のキャンプ利用及び公式戦の開催に対応できるよう、夜間照明施設や、屋内練習場を整備する計画があります。  それから、陸上競技場につきましては、2万人収容の規模で、第1種公認競技場として整備するとともに、夜間照明施設を設置し、さらに市民大会や、各種イベントの利用にも供する計画となっております。  プールにつきましては、通年利用可能な温水の公式プールとして整備していく計画などが整備構想の内容となっております。  以上でございます。 ○議長(上原清君)  教育委員会管理部長、阿波連侑君。 ◎教育委員会管理部長(阿波連侑君)  崎山議員の学校開放の推進についての(2)空き教室を利用した老人デイケアセンターへの活用についてお答えいたします。  空き教室の活用につきましては、従来、学校教育施設以外の転用の場合には、補助金返還などの厳しい要件があり、その実現が困難でありましたが、ことし11月20日付けで社会福祉施設への転用する際の財産処分手続きを大幅に簡素化する内容の新たな考え方が文部省から示され、空き教室活用の一層の推進を図ることが求められています。  それによりますと、1. 学校用スペースを十分に確保しているか。2. 教育機能は確保されているか。3. 管理運営上の問題を生じないかについて、留意することを示しつつ、保育所、身体障害者デイサービスセンターなどへの転用は手続きを簡素化するとともに、10年以上たった施設については、補助金の返還は求めないこととなっております。  教育委員会といたしましても、空き教室の有効活用を推進するため、現在、各学校の施設の利用状況を調査整理しているところであり、地域生涯学習施設、社会福祉施設への転用につきましても、個々の事例で活用できるよう積極的に検討していきたいと考えております。 ○議長(上原清君)  建設部長、大城清行君。 ◎建設部長(大城清行君)  崎山議員ご質問の現在の県管理でも市管理されても、奥武山運動公園と漫湖公園はそこをつなぐ道路や、遊歩道のアクセスの整備をしないと利便性は解消されないというご質問に対してお答えを申し上げます。  漫湖公園のジョギングコース329号バイパス、とよみ大橋国場周辺のジョギングコースは、朝夕に関係なく、市民に広く利用されているところであります。  また、奥武山公園についても同様にジョギングコース、各種スポーツ施設が広く市民に利用されているところであります。  奥武山運動公園、漫湖公園の二つのゾーンの連絡については、道路により分断されているため、現在2カ所の横断歩道において行われております。  ご質問の河川整備の中で、直接連結する園路を設けることは、橋梁のクリアランスの高さで地形上問題がございまして、そこを直接連結するということには非常に厳しいものがございます。  一方、壷川側から、県奥武山運動公園のアクセスといたしまして、モノレール需要喚起策を図る面から、モノレール壷川駅と奥武山公園間の国場川に、歩行者専用の道路の構想があり、県においてその事業手法について検討されているところであります。その歩行者専用道が完成することにより、奥武山へのアクセスの利便性はよくなってくるものと思われます。
     次にウォーターフロント型公園構想については、県の河川環境整備事業により、国場川の左岸側、これは奥武山運動公園側でございますが、大橋から明治橋の間の900mの憩いの場、憩いの広場ゾーン、フェスティバルゾーン、歴史自然ゾーン等の施設を平成7年度から事業着手がされておりまして、平成13年度までに整備する計画となっております。  河川護岸の整備概要といたしましては、現状の直立堤の護岸から、河川機能、周辺環境及び景観条件を考慮した親水性のある河川整備となっております。以上でございます。 ○議長(上原清君)  崎山嗣幸君。 ◆崎山嗣幸君   もう時間がありませんので、要望を中心に申し上げたいと思います。  最初の人勧制度の実施なんですが、県内の10市比較をしても公務員の賃金は全部横ならびということは、人勧制度に基づく勧告ですのでお分かりと思いますけれども、しかし、特別職とか、議員報酬は10市でも20万余りも那覇市は高いということは皆さんご承知かと思います。  これは先ほどどなたかの議員が、東京でも、那覇市でも、浦添市でも、職員の給与は大体平均していると言ってました。私はそういう矛盾点をはらんでいるというのは、人口規模とか、財政規模とは関係なく、特別職の給与、議員の報酬は決まっているんです。私はそこの矛盾もあると思うんですが、そこはあんまり時間がありませんので、矛盾点をそこも含めて、みんなでまた研究する必要が私はあると思います。  そういった意味では、人勧制度について私は最初の発言でしましたので割愛しますけれども、人勧制度をぜひとも親泊市長に守ってもらいたいということで、最初の1項目については強く要望を申し上げておきたいと思います。  それから、先ほど学習室の件があったんですが、これはちょっと私聞き取れなかったんですが、図書館の機能からするならば、サービスの遂行を妨げるのでよくないと言っているのかなと私聞こえたんですが、これは教育長も分かると思うんですが、子どもたちの勉強する場所というのが、お家ではやってはいるけれども、気分転換にということで図書館に行くけれども、学校の勉強を図書館でしてはいけないということで帰されるんですね。帰された結果今どこに行っているかと言いますと、ファーストフードの店で勉強したりしているんですよ。そういう現状を先ほど私は話をしましたように、浦添市とか、宜野湾市とか石垣市は40席とか設けてそこで勉強させているんです。そういったことを私は主張しているんですが、何か妨げるとか言っていたので、これもまた時間がありませんので、私もまた検討をして次回にまた質問をさせてもらいたいと思います。  それから、奥武山の件なんですが、できるならば、財政難で当分の間、移管は断わっているということの助役の発言だったんですが、この内容を聞きたかったのは、今何で那覇市が取らないといかんのかということの基本的な問題だと思うんですよね。そこを私は問われているんではないかなということで、今県が管理しているけれども、市民が使い勝手が悪いんですよ。そういう意味では、予算規模を、規模の整備構想の中身を検討したら、財政上の問題も変わるのではないのかということで私は聞きたかったんですが、その内容も今回の答弁ではよく分かりませんので、そのことも含めて、もう3分しかありませんので、ぜひ総合的に奥武山の公園については多くの市民から、この30万都市の那覇市が青少年のスポーツする機会がないということを含めて、前から言われていましたので、財政難という理由があるならば、やっぱりそこは今は県管理であっても、多くの市民や、地域の皆さんが利用されてないんですよね。だから利用する方法を含めて那覇市は私は責任があるのではないかということで、交通アクセスの問題とか、あるいは今市民が使いやすいように条件整備をしたらどうかということを言ったんです。それは次の機会に譲りまして、2分残しましたけれども、ご答弁をしてもまた再答弁になりますので、私の質問はこれで終わります。 ○議長(上原清君)  昼食のため休憩いたします。            (午後12時6分 休憩)            ───────────            (午後1時15分 再開) ○議長(上原清君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  高里鈴代君。 ◆高里鈴代君   通告書に従い、個人質問をいたします。その前に少し所見を述べたいと思います。  12月4日、対人地雷禁止条例が、121カ国の代表が出席してカナダのオタワで締結されました。カンボジアなど、紛争集結後も暴発する地雷で、子ども、女性、農民たちが手足をもぎとられている惨状に、アメリカ、ロシアなどの大国の反対にもかかわらず、多くの国々が対人地雷の撤廃に向けて連帯をいたしました。  紛争後の地雷被害と長期駐留の軍事基地の被害には共通するものがあると思います。今、政府が経済振興策と引きかえに強行しようとする新たな海上基地の建設も、世界のこの情勢に逆行する行為であり、敢然と拒否すべきものだと考えます。  それでは質問に入ります。  市民との協働具体策として、市民自治をめざす那覇市の新基本構想のキーワードの一つは、市民との協働だと思います。市民自治の確立のうえからも、市政のあらゆる面で意識されなければなりません。その具体策として以下の3点の提案をしたいと思います。  市民からの提案を求めるファックスを設置し、その番号を広く「広報なは」「市民便利帳」などで知らせ、日常的に市民の声を聴取し、よい提案は市政に生かす。そのような形の市政参画、市民の参画を進めてはいかかでしょうか。  毎年9月は、市長へ手紙を出す月刊ですが、ごみ問題など、緊急かつ市民の提言を求めたいいくつかのテーマを上げて呼びかけ、市民の積極的な応答を喚起してはいかがでしょうか。  移動市長室は、市長が直接市民と語り合う機会として、その意義は大きいもので継続すべき事業です。しかし、そのあり方についても、政策、課題別、世代別など、市民との協働の視点から抜本的見直しを行い、多様な事業との連携で実施可能だと思います。また、移動市長室をビデオに撮り、本庁支所で放映して市民意識の啓発につなげることが必要ではないでしょうか。  2番目、次年度の予算編成の基本方針について、お尋ねをいたします。  私は去る3月議会で、財政危機状況の打開策としても、行政の横断的、有機的な事業事務の連携が必要であり、それをシステム化するプロジェクトチームの設置を求めました。市長、部長とも「事業計画の段階から複数の部、課の連携を促進する機能を強化することは重要であり、今後の総合計画の推進の中でもシステムの導入については検討する」と答弁しています。  さて、次年度の予算編成は、簡素で効率的な行政を徹底するとともに、すべての事務事業について抜本的に見直しを行い、財政構造改革を推進することよって財政の健全化を図るとなっています。行政の横断的、有機的な関係はどう図られたかお尋ねをいたします。市民福祉サービスの充実のために、どれほど大胆な発想で、部、課が横断的に事業政策の協力、連携を図ろうとしているのでしょうか、複数の事例を挙げてお答え願います。  2、事業の縮小、廃止も必要です。しかし、その結果が総合的な市民福祉の充実と向上につながらなければなりません。そうでなければ、単に弱者切り捨てです。例えば、母子、父子家庭の入学支度金制度の縮小や、婦人保護事業の一般財源を20%減にするなど、現状のレベルを下げないためにはどんな対策がとられるのでしょうか。  3、行財政見直しと、ごみ焼却炉の規模との関連についてお尋ねをいたします。市は可燃ごみの量を現在より多く見積もったうえで、500tの完全燃焼焼却炉に250億円が必要だとしています。しかし、それは綿密なごみ減量計画に基づいておらず、将来に禍根を残しかねない問題です。以下の点で、お答え願います。  1. 前年度よりごみの減量が鈍化している原因は何だと分析していますか。  2. 8月28日に発足した「ごみ処理施設建設検討委員会」の目的、その委員構成、どの段階で市民の公聴、市民参加を位置づけているのか、伺います。  3. 那覇市のごみ減量化、資源化には最終目標値がありません。ごみ質別の徹底した分別によるごみの減量対策では、市民と協働して具体的な目標値を定め、年次的ごみ減量のシュミレーションを作成し、市民1人1人、学校や公共施設、経済各種業界にも示して実施することが必要ではないでしょか。  例えば、鎌倉市では2005年をめどに、ごみの排出量を現在の半分に減らす計画を策定し、ごみ半減都市を宣言しています。その目玉事業は、資源化できずに捨てられていたミックスペーパーの回収ですが、まず、市庁舎内から始め、次に公共施設、そして、今年度は各家庭すべての紙を回収するというのです。ごみ焼却炉の規模は、その財源確保において他の事業の継続廃止にも影響を与える行政の重要課題でありますから、それを市民に周知させて、市民の責任ある選択を求めることが必要です。当局の見解をお聞かせください。  4. シュミレーション作成には、リサイクル運動など、国内ネットワークの豊かな経験をもつNGO市民組織などの協力は有効ではないでしょうか。  5. 学校での環境教育に期待が大きいものがあります。小中学校での環境循環社会に向けた環境教育の実践、環境行政との連携について伺います。  4番目、市は平成8年度より新商品開発、ブランド化促進補助事業を実施し、初年度は2人の女性が技術研究への助成を受けて商品化に成功しています。女性たちの生活、環境、福祉に視点をあてた企業は商業の活性化にもつながり、女性の起業家支援事業は、政策としても今後継続が必要です。この事業内容、課題について伺います。  以上、お尋ねいたしましたが、答弁によりましては、自席から再質問をいたします。 ○議長(上原清君)  市民部長、金城順和君。 ◎市民部長(金城順和君)  高里議員から、「市民との協働」の具体策について、三つの項目にわたりご質問がございます。1から順次お答えいたします。  まず、1番目の市民からの提言を求めるファックスを設置し、その番号を広報「なは」市民の友や、市民便利帳などに掲載し、市民からの声を聴取することで市民参画を進めてはどうかという。  第3次総合計画の基本構想におきまして、ご指摘のとおり、市民との協働によるまちづくりを基本構想理念として掲げております。市民参加によるまちづくりは、市民と行政がどのようにコミュニケーションを図るか、あるいはそのシステムをつくっていくかということが重要な課題となってまいります。ご質問の市民からの提言を求めるファックスを設置することにつきましては、市民参画の手段として大変貴重なご提言であり、設置する方向で検討してまいりたいと思います。なお、寄せられた市民からのご提言につきましては、可能な限り市の広報等に掲載するよう調整してまいりたいと思います。  2番目につきまして、お答えいたします。  まちづくりは、市民と行政がともに力を合わせて取り組むことでつくり上げる大事な作業であると考えております。「市長へ手紙を出す月間」につきましても、そのような考え方から昭和34年3月にスタートいたしまして、現在、38年目を迎えているところでございます。市民が日ごろ考えていることや気づいたこと等、気軽に手紙に書いて寄せていただき、市政運営に役立てているところであり、内容につきましては、建設的な意見や要望等、市民生活に密着した問題が提起されております。  ご質問のごみ問題など、緊急かつ市民の求めるいくつかのテーマを設定して、提言を求めてはどうかということにつきましては、2年に1度の市民意識調査でも、市民がどのような政策を求めているか調査をしてまいりましたが、「市長に手紙を出す月間」においても積極的にその方向で検討してまいりたいと考えております。  3番目につきまして、「移動市長室」は市長が直接地域に出向き、市民の皆様の要望、陳情等、生の声を聞くという趣旨で実施され、これまで多くの市民の要望に応えてまいりました。しかし、これまでの要請、陳情型の実施方法に加えて、政策提言等も広く市民から意見をいただいたほうがよいのではないかとの声もあり、「移動市長室」のあり方について見直しを検討してまいりました。  その結果として、本年は従来の「移動市長室」にテーマによる提言方式を取り入れ、特に、今回は第3次総合計画をテーマに、各地で「移動市長室」を開催してまいりました。第3次総合計画では、「市民との協働」をキーワードの一つにしているところから、「移動市長室」においても、積極的に市民から意見・提言をいただき、市民と行政の協働によるまちづくりが実践できるよう、改善を図ったところであります。  今後、議員ご指摘の内容も含めまして、さらに見直しを進め、当該事業の拡充を図っていきたいと考えておりますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。 ○議長(上原清君)  総務部長、金城栄行君。 ◎総務部長(金城栄行君)  2点目の次年度の予算編成の基本方針について、行政の横断的、有機的な連携はどう図られたかについて、組織の面からお答えいたします。  行政を推進する執行体制の基本は縦割りの組織でありますが、市民のニーズの多様化に伴い、行政も縦割りの組織のみでは対応が難しくなってきており、横の連携の強化が必要であります。  そのため、本市においては横断的な組織として、プロジェクトチーム組織を活用する道が開かれており、例を言いますと、今日までに平和の礎の刻名戦没者調査のためのプロジェクトチーム、あるいは住民票等自動発行機導入のためのプロジェクトチームなどが設置され、関係課の職員が一つのチームに集まり、複数の課にまたがる事務をひとまとまりのものとして処理をした事例がございます。  また、現在はデイケアの問題で高齢者対策検討委員会、さらに、58号線問題で調査・検討プロジェクトチーム等を取り組んでいるところでございます。なお、現在本市全体を視野に入れた行政改革を実施するために、総務部に行政改革推進室が設置されておりますが、これは、専任の職員のほかに、企画部、総務部、教育委員会から7人の職員を兼務発令して作業にあたらせているものでありまして、まさに市全体の関連業務を処理する組織と言えるものと考えております。  複雑多様化する市民ニーズに対処するためには、今後とも組織を横断する事務事業の執行が必要であり、事業単位の業務の連携については、企画調整室を中心にして事業の有効な執行にあたるほか、臨時的、横断的組織についても、その事業の内容等を見ながら積極的に活用していきたいと考えております。 ○議長(上原清君)  企画部長、当銘芳二君。 ◎企画部長(当銘芳二君)  高里議員のご質問中、企画部所管分についてお答えいたします。  市民の提案を受け付けるためのファックスを設置したらどうかということについて、先ほど、市民部長から設置の方向で検討したいということでございました。それが決まりましたら、広報「市民の友」、あるいは市民便利帳などでその旨お知らせし、より多くの市民の皆様が市政に参加できるように呼びかけてまいりたいというふうに考えております。  また、寄せられたご提言等については、広報紙等に掲載したり、あるいはご提言がどのように行政に反映されたかを、やはり広報を通して市民の皆さんにお伝えをし、そのことにより、市民の皆さんが自分も行政に参加しているのだということを確認でき、さらに、より深く行政に関わりたいという思いと、行政への関心を高めるような広報をしていきたいと、こういうふうに考えております。  続きまして、行政の横断的、有機的な連携はどう図られたかという点について、お答えをいたします。  厳しい財政状況の中、既存の事務事業等の見通し等の努力をしているところでありますが、市民福祉の向上のため関係部局が連携、協力し、総合的に展開をしている事業及び計画がいくつかご説明をし、ご理解をお願いしたいというふうに思います。  まず、観光振興と街並みづくり及び伝統文化の保存、継承を総合化した事業が壺屋焼物博物館建設事業、壺屋やちむん通りの道路整備事業でございます。これは、那覇の観光の拠点としてのやちむんの里が、伝統文化を生かした快適で個性的なまちづくりとして整備されるものであり、都市計画部や教員委員会、土木部、そして経済部が、壺屋焼物博物館建設を契機に横断的に連携し、有機的に総合的に事業を推進している事業でございます。  次に、修学旅行のガイド事業は、現在、平和の観点から総務部で事業を展開しておりますが、経済部において、周遊バス事業やまち角ガイド事業、外国語ガイド事業等へ連動する形で、今回の実施計画の内示におきまして配慮したつもりでございます。さらに、安謝福祉複合施設の開設による市民サービスがいよいよスタートするわけでございますが、これは世代間の交流や施設間の交流、あるいは施設利用者間の交流を進めることにより、ともに支え合う社会づくりをめざした地域福祉の拠点施設でありますが、これには福祉部、建設部、教育委員会が連携して取り組んでまいりました。  このように、事業計画及び実施にあたっては、効率的かつ有効的に事業の執行を実施しておりますが、今後とも可能な限り、議員ご提案の関係部局が横断的、有機的に連携をした事業の手法を取り入れる努力をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(上原清君)  福祉部長、堀川美智子君。 ◎福祉部長(堀川美智子君)  高里議員の母子、父子家庭の入学支度金等の縮小に、どのように対策をとっているのかについて、お答えいたします。  母子、父子家庭に対して、その扶養する児童に入学支度金を支給、激励することによって生活意欲の助長を図っており、母子、父子家庭の福祉の増進に寄与する目的で実施しております。  平成9年度は、母子家庭の対象児童580人、小学校250人、中学校330人に646万円、父子家庭の対象児童100人、小学校40人、中学校60人に112万円の合計758万円の予算を計上しております。10年度の見直しに予定されている中学校への入学金の支度金は、9年度ベースで見ますと468万円になります。本事業は母子、父子家庭の自立更生に多大な効果をもたらし、母子・父子福祉協会、関係団体からも多くの評価を受けております。  今後、この見直しにつきましては、内容について調整し、今後の施策についても検討してまいりたいと考えております。 ○議長(上原清君)  保健衛生部長、並里利彦君。 ◎保健衛生部長(並里利彦君)  行政見直しのごみ焼却炉の建設規模との関連について、一括してご答弁申し上げます。  まず、前年度よりごみの減量が鈍化している原因は何だと分析しているかということでございますが、確かに平成7年度はごみは減量化してまいりましたが、平成8年度では若干資源ごみを除いては微増している状況にあります。根本的にはごみの分別収集の不徹底さが、そういうふうな結果になっていると理解をしております。  次に、ご指摘のごみ処理施設建設検討委員会の委員構成と、市民公聴会への市民参加についてということでございますが、市民参加につきましては、ごみ処理施設検討委員会の審議経過及び論議している内容を広く公開する中で、市民の皆さんからのご意見、ご提言等も拝聴してまいりたいと思います。また、直接的には、今後予定されております都市計画決定に際しましての住民説明会、あるいは公告縦覧、環境アセスの際の意見聴取等々で市民のご意見を拝聴してまいりたいと思います。  次に、ごみ焼却施設は他事業へも影響を与える重要な事業であることから、市民に周知させるとともに、市民の責任ある選択を求めることが必要ではないかということでございますが、ご指摘のとおりごみ処理施設建設は、多大な費用を要することから、本市行政の重要課題でございます。市民の皆さんに関心をもっていただくということは、非常にいいことではございます。  こういうことから、いわゆるクリーン指導員の皆さんとの懇談会や移動市長室等々でのご質疑に対しお答えする形で、ご説明を申し上げてきておりますが、さらに、本市の広報紙等、あるいはマスコミ等を通じまして情報を提供し、理解をいただいているところでございます。  続いて、ごみ減量化のためのシュミレーションの作成には、リサイクル運動など、国内ネットワークの豊かな経験をもつ、NGO市民組織などの協力が有効ではないかというご質問でございます。ご提案の趣旨は理解しているつもりでございますが、本市の新しいごみ処理施設の建設に関しましては時間的なゆとりもありませんので、まず行政側が、本市の将来にわたるごみ量の推移、あるいはごみ質の分析等を行いまして、新しく建設される施設に見合った計画を提示し、NGOの皆さんはじめ、市民の皆さんにご論議をいただくのが、より現実的な対応ではないかと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(上原清君)  教育委員会指導部長、中村照夫君。 ◎教育委員会指導部長(中村照夫君)  続きまして、(5)の環境循環社会に向けての、学校における循環教育についてのご質問ですが、環境教育は教育課程の中に位置づけられておりまして、本市教育委員会でも、学校教育における施策項目として環境教育を提示してございます。その内容といたしましては、年間指導計画に基づいた日々の指導、それから環境保全、自然愛護、環境問題の把握、ごみの5種類分別とリサイクル等についてでございます。  各学校は、この施策に基づきまして教育課程を編成し、家庭や地域と連携を深めながら教育実践を行っております。また、小学校4年生は、清掃工場や下水処理場見学を通して環境問題への意識を高めております。身近な実践としましては、ごみ処理、リサイクル、川の汚染調査、美化・緑化活動等があります。これらを総合学習の一環といたしまして、国語や社会、理科などの教科や、道徳、特別活動の中に位置づけまして、児童生徒の発達段階に応じて指導がなされております。  地域やPTA、地域子ども会や児童会、生徒会とも連携をとりながら、ほとんどの学校でクリーン作戦等の地域美化活動を展開しております。また、花のコンクールも主催し、学校での緑化活動を促進させております。さらに、環境教育の研究校を指定いたしまして、広くその成果を発表することで環境教育の充実を図っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(上原清君)  経済部長、真栄里泰山君。 ◎経済部長(真栄里泰山君)
     新商品開発及びブランド化促進事業について、お答えを申し上げます。  この事業は消費者ニーズが多様化したのに対応いたしまして、これにマッチした新商品の開発が強く求められている中で、中小企業者の開発費用の一部を助成して、商品開発の意欲を高めていく目的で実施しているものでございます。予算といたしましては、平成8年度は1件50万円を限度に2事業に交付し、平成9年度も1件45万円で2事業を対象認定して、現在、それぞれの事業所で研究、開発が取り組まれているところでございます。  この事業はスタートしたばかりでございますので、今後はこの事業の内容を関係団体に周知して、できるだけ多くの事業所が利用できるように、補助制度を粘り強く継続することが一つの課題ではないかというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(上原清君)  高里鈴代君。 ◆高里鈴代君   ご答弁ありがとうございました。ただ、時間の配分が足りませんでしたので、1点だけに絞ります。  市長、今回、私が掲げております質問は全部連携をしております。ひとつ市民との協働というときには、単に説明する住民説明のアリバイ的な説明を言うのではなくて、実際に大変困難なときに、成熟した社会に向かう市民が、いかに自覚しながら、それを一緒に協働作業をするかということを願って、今回の質問は構成されています。  まず、今企画部長からもいろいろと連携をしている実態が報告をされましたが、今目前にしている財政危機と、そしてごみ焼却炉の規模、この規模を例えば250億円から150億円に、あるいは200億円でも、50億円減らせることに目標を設定するとしたら、何をしなければいけないかという、まず、目標を設定したうえで何をするかということが必要じゃないかと思うんです。  実際にはご答弁の中にもありませんでした。具体的にシュミレーションがないんです。那覇市はどこを目標としてごみの減量化をしているんでしょうか。今、教育委員会も答弁がありました。いろいろと環境教育もしています。それが全部連携をすること、それから、公園は今30%しか堆肥化しておりません。あれを100%堆肥化する方法は、実はほかの自治体ではもう取り組んでおります。  そして、その間伐をした木を1mぐらいの枠をつくって、そこに落ち葉などを全部入れて堆肥化をする。公園からも学校からも、今、もし教育委員会のおっしゃっていることが本当に徹底しているのであれば、学校から出るごみの量がだんだん減っていかなければならないはずです。庁舎もそうです。公共施設もそうです。ですから、この250億円がどうしても必要なものなのか、そうではなくて、本当に大胆に100億円というふうにするんだったら、あと150億円の節約をするのには何をしなければいけないかと、きめ細かいシュミレーションが必要だと思うのです。  ですから、財政もごみ問題も教育も、そしてあらゆる今見直しているものも、そして今移動市長室などは予算が今度凍結ということですが、予算がなくてもできるわけです。うないフェスティバルでもできます。どこでもできます。そういうふうにして必要なテーマをしっかりと市民に訴える。そしてこそ市民との協働ではないかと思います。そういう意味でまずごみのシュミレーションはどうしても必要なことだと思います。アリバイ的に住民説明をしないでいただきたいと思います。  質問を終わります。 ○議長(上原清君)  嘉数進君。 ◆嘉数進君   私は、発言通告書のとおり個人質問を行います。  その前に所見を述べさせていただきます。  政府は11月18日、コメをめぐる厳しい状況を打開するとする、新しいコメ政策を明らかにしました。その対策の目玉として、自主米価格の下落時に一定額を補てんするとする稲作経営安定対策を打ち出しています。  その財源は、今でも農家の実質的な所得になっている自主流通米助成金と農家自身の拠出金を充てるものであり、全くのごまかしにしか過ぎません。しかも来年以降の対策であり、ことしの米価暴落に政府の責任で、緊急対策をという農家が今直面している最も切実で深刻な課題に応えるものにはなっておりません。その上、ミニマムアクセス米の輸入には一切手をつけず、農家には、減反を17万haも上乗せし、97万6,000ha、全水田面積の35%にまで拡大しようとしています。  今でも耐えがたくなっている減反の新たな拡大は、農家の経営をますます窮地に追い込み、水田の荒廃を一層深刻にするものです。  コメ輸入を増加させながらの減反拡大は、国産米を食べ続けたいという国民多数の願いにも反します。減反を推進するためのコメ自給安定対策も政府の支出は、これまでの生産調整助成金の範囲であり、それに全国の農家による拠出金を充てようとしています。  このように今回の政策は、農家の要求に応えるかのように装っていますが、新たな財源のほとんどを米価下落で所得の減った農家に負担させようというものでは、農家を一層苦しめるものでしかありません。  我が党は、緊急対策として、ことしの米価下落を補てんし、実施するとともに、コメの需給や価格の安定に政府が文字通り責任を追う立場からコメ政策を抜本的に転換することを強く求めるものであります。  では質問に入ります。  まず最初に、学校給食米への補助継続についてお伺いします。  政府は、財政構造改革の一環として、来年度から学校給食のおコメへの補助を減額、廃止する方向で検討されていますが、今世界で注目されている日本型食生活を子どものころから身に着け、健やかな成長を進める上で、米飯給食は重要な役割を果たしています。  また消費者は、食料の安全を求めており、総理府調査でも「高くても食料は国内産で」という声が83.4%を占めるなど、国内農業に大きな期待を寄せています。  このような中で、政府の補助金廃止・削減は許せません。今こそ日本のおコメと、農業を大切にする上からも学校給食米への補助継続を関係当局に申し入れる必要があると思います。当局の見解をお伺いいたします。  次に、真地幼稚園の遊戯室の拡張と廊下の改築についてお伺いします。真地幼稚園は、94年開園され、小学校の開校とともに子どもを持つ父母の皆さんから大変喜ばれております。  しかし、幼稚園の遊戯室が狭く、毎月の誕生会や生活発表会など、合同の行事がもてなく、集合保育ができない状況とのことです。子どもたちが伸び伸びと保育ができるよう拡張が求められています。また保育室を結ぶ廊下がなく、各学級間の交流に不便であり。外廊下のため、不良の溜り場にもなり兼ねないなど心配されております。改築の必要があると思いますが、当局は、どのようにお考えでしょうか、ご見解をお伺いします。  次に保安行政についてお伺いします。  県道222号線、識名十字路から真地十字路までの間は、街灯がありません。この間は、墓地が多く、夜間は暗くて、市民生活の安全の面からも街灯や防犯灯の設置が求められています。県に対する要請など当局の対応をお伺いします。  以上質問は終わりますが、時間の許す限り自席で再質問を行います。 ○議長(上原清君)  教育委員会指導部長、中村照夫君。 ◎教育委員会指導部長(中村照夫君)  嘉数議員の学校給食米への国の補助継続についてというご質問にご答弁を申し上げます。  学校教育の一環といたしまして、実施されている学校給食におきまして、米飯給食は、国の助成制度のもと、昭和51年度から実施され、現在では週3回実施され、定着しているところであります。  コメにかかわる国の助成制度は、保護者負担の軽減に資するだけでなく、米飯給食の基幹的な食材が安定的、かつ継続的に供給されるための制度的基盤となっているものであります。その廃止、削減は学校給食の円滑な実施に大きな支障を来すものと懸念されております。  このようなことからいたしまして、沖縄県学校給食会では、沖縄県市長会、沖縄県町村会及び沖縄県PTA連合会の連盟で県選出の国会議員あてに平成9年11月14日付けで学校給食にかかわるコメの助成制度の継続堅持についてという要望書を提出しております。  本市といたしましても、今後政府の動向を踏まえ、また関係機関と調整の上、継続した取り組みを続けてまいりたいと思います。 ○議長(上原清君)  教育委員会管理部長、阿波連侑君。 ◎教育委員会管理部長(阿波連侑君)  嘉数進議員の教育行政について(2)の真地幼稚園の遊戯室の拡張と廊下の改築についてお答えいたします。  学校教育施設の新増改築については、文部省の国庫補助事業により整備をいたしております。  真地幼稚園につきましても、平成5年度に国庫補助事業として建設されました。補助事業により建設する園舎の規模につきましては、園児数により整備資格面積が定められております。  真地幼稚園においては、当時園児数が87名で、園舎規模としては、420㎡の整備資格面積となっておりまして、その面積の範囲内での整備をいたしております。  しかしながら、必要な諸室を整備するには、十分な面積を生み出せず、廊下部分につきましては、屋根付外廊下とした形での整備となりました。教育委員会といたしましては、整備基準に示される園児数の推移を見ながら、増築資格面積が生じた段階で整備を図っていきたいと思います。  なお、外廊下でのたまり場のご心配の件につきましては、警備等の面から対応していきたいと考えております。 ○議長(上原清君)  土木部長、宇栄原宗則君。 ◎土木部長(宇栄原宗則君)  嘉数進議員の保安行政について、県道222号線識名十字路から真地十字路までの間は街灯がありません。この間は墓地が多く、夜間は暗くて、市民生活の安全の面から、街灯や防犯等の設置が求められています。県に対する要請など当局の対応を伺いますということに対してお答えいたします。  道路照明の設置につきましては、建設省の基準にありまして、それに基づいて設置しております。その設置基準によりますと、道路照明には連続照明と局部照明がありまして、連続照明は市街地の道路において連続して照明灯を設置する方法でございまして、それは交通量が1日当たり2万5,000台以上の市街地の道路において原則として道路照明を設置するものとすると。  また、交通量がそれ以下であっても、特に必要と認められる場合については道路照明を設置することができるということになっております。  次に、局部照明でございますけれども、これは局部的に道路照明を設置する方法でございまして、一つは信号機の設置された交差点、あるいは横断歩道、あるいは道路幅員の構成、線形が急激に変化する場所とか、利用客が多いバス停留所等については、局部照明をすることになっております。  ご質問の県道222号の街灯につきましては、県道でありますことから、南部土木事務所へ問い合わせましたところ、設置要請があれば現場調査をして判断していきたいとのことであります。  したがいまして、那覇市としても南部土木事務所に設置の要請を申し入れていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(上原清君)  嘉数進君。 ◆嘉数進君   ご答弁大変ありがとうございます。  港湾行政の面について、ただいま部長から、南部土木事務所にも要請をしていきたいというようなことですので、この地域は、最近は日が暮れるのが早くて、高校生など部活などで遅くなるというようなことで、私も向こうの夕方通って見たら、やはりそういう保安灯にかわる街灯がなくて、大変危険だなというようなことを感じました。地域の皆さんからもいろいろと要請もあるし、特に自治会からの地域環境の整備の問題も陳情も出ているし、ぜひ県にも要請をして、安全な、しかも那覇市内ですので、安全な環境整備をやってもらいたいということを強く要望して、その実現方をお願いをしたいというふうに思っております。  2番目の真地幼稚園の遊戯室について、数日前、先月になるんですけど、現場を見て、どうなるかと、いろいろと調査をしてまいりました。教育委員会の皆さんは、園児数によって対応していきたいというようなことですけど、遊戯室が72点ちょっとの平米なんですね。90名の園児の皆さんがその遊戯場に一堂に集まって、保育を受けるということが大変困難であると。大体分かりますよね。90名の皆さんが72点何平米という場所でやると。そこには一定の空間もなければいけないというような状況で、こういう形でやっている。  特に入園式とか、卒園式ですね。父母の皆さんが中に入れないと。しかも窓も限られた窓ですから、園児の皆さんも本当に直立不動な形でやっているというような状況で、大変保育の面でも大変指導が難しいというような、特に誕生会とかは、1クラスでやっていると。3クラスあるんですけど交流ができないというような状況なんですね。そういった面では、全体的には基準を満たしていると思うんですけれども、実際の保育については不十分だなというふうに感じました。  それと、向こうの地域はこれから住宅とか、あるいはそういう面で、今、県営住宅も建設中なんですね。200戸近い県営住宅ですね。  それと民間のアパートは、これからどんどん建ち並ぶ、そういう面積が備わっているわけですね。そういった面ではやはり早めに増築をすると。しかも柱が立っているんですね。そして流し込みではなくて、ブロックですぐ壊してできるような仕組みがされております。そういった面で、今どんどんそういう建設ラッシュもあって、しかも県営住宅が来年には完成するというような状況になっているので、その対策は取られているのかどうかですね。  それともう一つは、外廊下の問題。皆さんは警備などで十分に対応していきたいと。今の機械警備ではどうしようもないと。ちょうど絶好な冬は北風が遮られて、隠れる場所としては、すのこを敷かれて。しかも外からは教室に囲まれて見えないというような状況なんですね。そういったことから言っても、大変不良のたまり場になるんではないかなというような状況です。  それと横なぐりの雨が降れば、その廊下は全部水浸しになるというような状況にもなっているんで、その警備の問題と。市営住宅とか、県営住宅とか、そういったあれで、子どもたちの人口がどんどん多くなるんですけれども、その対応について再度質問をしたいと思います。 ○議長(上原清君)  教育委員会管理部長、阿波連侑君。 ◎教育委員会管理部長(阿波連侑君)  現在の遊戯室は73㎡ぐらいで確かに狭いだろうと私ども認識しておりますが、先ほども議員から指摘がありましたように、県営住宅だとか、民間アパートもできますので、現在、子どもたちが90名いるわけですね。あと10名になりますと、100名になりますと、資格面積が457㎡になるわけですね。そういう意味で遊戯室につきましても、37㎡は拡張できると、そのように考えておりますので、その時点に、資格面積をやったときに対応していきたいと考えております。  それで、外廊下であるので、子どもたちと言いますか、ちょっと不安であるということがありましたけれども、この警備につきましても、そのへんも十分指摘したいと思いますけれども、もし警備の効果がないのであれば、委員会としては、あるいはほかの方法で考えていきたいと思っております。 ○議長(上原清君)  嘉数進君。 ◆嘉数進君   大体、分かりました。来年、8月ごろに県営住宅は完成をするというような状況で、目に見えて児童が多くなるわけですね。園児もそれにつれて増えていくというふうに思っております。そういった関係で早目に拡張してもらいたいというようなことですので、あと10名増えれば、遊戯室が拡張できるというようなことですので了といたします。  警備については、大変向こうの先生方も、朝は廊下の掃除から始めるというような状況で、教育上大変まずいんじゃないかなというふうに思っておりますので、その改善も強く求めていきたいというふうに思います。  学校給食について、米飯給食については、県選出の国会議員にも要請をしているというようなことですので、これは沖縄だけの問題ではなくして、全国的な問題であり、しかも農政とのかかわりも十分にあるし、しかも、コメの場合、安心して食べられると。しかもメニューが本当に多彩にわたっていくんですね。  私事なんですけど、たまたまヤンバルに行ったら、食堂が2カ所しかなくて、ちょうど夕暮れで、行ったら食事がないというようなことで、店でもおにぎりでもあるかなというような、ちょうど通りかかったら鮮魚店があって、そこで採りたての刺身を買って、おにぎりでも一緒に食べようかと行ったら、そのおにぎりが売り切れて、パンしかないと。パンと刺身ではこれは話にもならなくて、パンはパンとしての食事があって、おコメの場合、魚の料理とも合っていくというようなことで、本当に多彩、カレーライスとか、あるいはオムレツとか、そういった面で沖縄料理ではフーチバージューシーでもできるし、そういった面では多彩な食文化としてのあれができるんじゃないかなと。そういった方向で、ぜひこの問題は全国的な問題であるし、最後に市長のほうから、市長会、全国の市長会なりにほかの市長会とも一緒になって、市長さんとも一緒になって、その問題を国に強く要請をお願いしたいと。そういった面で市長の所見をお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(上原清君)  親泊康晴市長。 ◎市長(親泊康晴君)  嘉数議員からコメの今回の政府の考え方から、補助を減額、廃止するというふうなことに対して、市長会あたりでも検討して国に要請したらどうかというふうなことでありますが、確かに日本のコメに対する農業政策というのが、非常に流動的なものがありまして、従来ややもすれば古米、最古米というふうなことで、いろいろコメに対する、稲作に対する農業政策が非常に変わっておりますけれども、その中でも減反すればするほど、コメの生産量が非常に高くなるというふうな結果を生じております。  そういう中でのいわゆる学校給食のおコメへの補助を減額するというふうなことにつきましては、実際農業とのかかわりもあるやに私は思います。そういうふうな点からいたしましても、また今先ほど嘉数議員がおっしゃるように、アメリカでは、特に従来ややもすればパン食が多かったのでありますけれども、パンとコメとのいわゆる体の太り方が、かえってコメよりはパンのほうが多いというふうなことで、いろいろレストランあたりでも最近の傾向としてパンよりコメのほうに変わっているというふうなこともありまして、健康の面から言いましても、また日本の基本的な農業政策という立場からも、私はこの問題はどうしても子どもたちにも教養していきたいと思います。  いろいろ内部のほうが複雑な問題を介在しておりますので、私もそれなりに勉強させてもらって、近いうちに市長会もありますので、一応話し合いをしていきまして、その上で政府に要請すべきものであれば要請をすると。こういうふうな考え方で検討課題としてさせていただきたいと思います。 ○議長(上原清君)  嘉数進君。 ◆嘉数進君   どうもありがとうございました。  ぜひ、市長会でも取り上げていただいて、ぜひ市長の頑張りを期待して質問を終わりたいと思います。 ○議長(上原清君)  当真嗣州君。 ◆当真嗣州君   私は、先に通告いたしましたとおり、順次個人質問を行います。  まず最初に、地球温暖化防止京都会議について市長の見解を求めたいと思います。12月1日から開催された国際会議に先立って、地球温暖化防止国際会議、NGOシンポジウムが11月30日に開催されました。そこで、フィージーの約400のNGOが参加するフィージー・ソーシャルサービス協議会の会長で、生徒数900人の小学校の校長であるナルル・バレイ・デブカさんが、次のように発言されました。
     「私の国フィージーは、南太平洋の約300の島からなり、私は小学校の校長をしています。子どもたちが好きですし、島を愛しています。私たちにとって、地球温暖化は死活に関わる問題です。このまま地球の温暖化が続けば、島は生き残ることができないのです。それは遠い将来の問題ではありません。島の暮らしはすでに地球温暖化による影響を受けています。どのぐらい海面が上昇したかと言う統計的な数字はまだつかめていません。しかし、かっては乾いていた土地が、今では海面下にあるのを私たちは見ているのです。海岸線にあるホテルやリゾートは移転を余儀なくされるでしょう」と述べ、さらに、次のように訴えています。  「今回の地球温暖化防止京都会議の行方には私たちの生存がかかっているのです。私たちは温暖化ガスの20%削減を主張しますが、ヨーロッパ諸国は15%、アメリカは0%、日本は5%の削減と言います。ヨーロッパができることを、アメリカや日本ができないというのは私には理解できません。開発や経済のことのみではなく、人類の生存のこと、真っ先に被害を受ける島民のことを考えてほしいのです。日本がリードすればアメリカも動いてくれるのではないでしょか。私はきっと世界の人々が、私たちの訴えを理解して前進してくれるものと信じています」と訴えております。  親泊市長はこの訴えをどのように受けとめ、また、地球温暖化防止京都会議についてどのように考えておられるか、市長の見解を求めるものでございます。よろしくお答え願いたいと思います。  次に、廃棄物処分問題について質問いたします。  ご承知のように、現在の大量資源調達、大量生産、大量消費、大量廃棄の悪循環が地球温暖化の一因となっていると言われております。私が申し上げるまでもありませんが、現在の焼却や埋め立て主義の廃棄物処理行政が、ダイオキシンなど危険物質や二酸化炭素CO2の大量発生、資源の浪費を野放しにしているのではないでしょうか、私は今後の市民の立場からの環境問題、廃棄物処分問題に対する政策として、次のようなことが政府や地方自治体に求められていると思っております。  その一つは、廃棄物処分処理コストの製造者責任を明確にすること。二つ目には廃棄物を見直すこと。三つ目には建築系廃棄物を減量するために、建築物のリフォームを推進すること。四つ目には、デポジット法の制定をすること。五つ目は環境教育の重視と実践が必要であると言われておりますが、当局はどのように考えておられるか、ご見解と対応についてお答えください。  次に、家庭から出される大型家電製品の廃棄物について、質問をいたします。  今、ご承知のように、使用済み家電製品は増え続ける一方で、ほとんど丸ごと捨てられております。そのために、回収にあたっている自治体では家電製品の不法投棄が増える傾向にあると訴えております。そのような中で、政府は家庭から出される大型家電製品をメーカーの責任で引き取らせるという、家電リサイクル法づくりを進めていると言われております。私は製造元である家電メーカーが、自ら製造した製品を引き取り最終処理まで責任をもってリサイクルすることは、環境汚染に歯止めをかけるためにも待ったなしの課題だと思っております。  ところが、問題は検討されている法案が、消費者と地方自治体に重い負担を押しつけるものになるのではと心配されております。その一つは、消費者が製品を買いかえる場合、販売店に3,000円から1万円を支払うことが検討されているということですが、これでは払いきれずに不法投棄する人を増やすのではないかと心配するものであります。私はリサイクルの処理費用は、売る段階から製品の価格に組み込ませ、販売店を通してメーカーが最終処分まで責任を負うシステムにすべきではないかと考えておりますが、どうでしょうか。  また、もう一つの問題は、消費者から回収するルートに、販売店と並行して自治体を残していることであります。家庭にとって身近というのが、自治体ルートを残す理由のようですが、自治体ルートを残せば、多くの市民が自治体の回収ルートを使うことは明らかであります。現在でも家電製品の40%を処理していると言われている地方自治体の負担が重くなるようでは、本末転倒ではないかと私は思っております。地方自治体では、製品の適正処理は困難であります。家電製品についての詳細な情報をもっているのはメーカーであり、メーカーの責任で廃棄物を処理するという考え方に立ったシステムをつくることが、今問われていると思うが、どうでしょうか。この家電リサイクル法づくりの問題に対する当局の見解と対応について、ご答弁をお願いいたします。  次に、泡盛館建設について質問いたします。  この件につきましては、私は93年3月議会で初めて取り上げ、地場伝統産業の育成と発展と、さらには観光産業を発展させる立場から泡盛館の建設を提案してまいりましたが、その後、3回にわたって議会で取り上げてまいりました。また、去年の市長選挙のときに、親泊市長は市民への公約、政策の一つに泡盛館の建設を掲げました。その間、現在まで当局におきましてはいろいろと調査・検討されたようでございますが、その結果はどうなっておりますか。また、建設については財政難のおり大変心配しておりますが、時期はいつごろになるでしょうか。ご答弁をお願いいたします。  最後に、公園の整備について、特に、仮称「久場川公園」の整備のあり方について質問いたします。  私は、この件につきましては95年3月議会で取り上げましたが、そのとき私はお墓の移転先を探すのは大変困難であり、できるだけ移転しないでそのままの状態で整備してはどうか、また、そこには泉もあり、その泉を利用して昔から沖縄に住んでいる小動物が息づく公園づくりをしてはどうかと質問いたしました。当局は、調査をして質問に応えるように努力をしたいと答弁されましたが、その後、十分検討されたと思いますが、どのように検討されたか、また、今後の建設整備計画について、ご答弁をお願いいたします。  以上でございますが、答弁によっては自席より再質問を行いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(上原清君)  親泊康晴市長。 ◎市長(親泊康晴君)  当真嗣州議員の地球温暖化防止京都会議について、市長はどのように考えているかということに対しまして、お答えをいたしたいと思います。  ご案内のように、我が国で地球温暖化防止のための世界的な会議が開かれているということは、これだけ地球環境に対する国際的な関心が非常に高まってきたものとして、私は高く評価しているところであります。特に、環境問題に詳しい学者や、また研究者のお話をお聞きいたしますと、地球温暖化がそのままのペースで進みますと、西暦2100年には地球の気温が2度から3度も高まるというふうに言われているのであります。  ところで、地球の温度が100年で2度から3度も上がるというのは、非常に大きな変化を起こしまして、それによりまして海面は50㎝から1mも上昇いたしまして、豪雨や、あるいは干ばつが頻発する可能性もあり、特に地球上の生態系にも大きな変動が起こると予測をされているのであります。そのほかに、豪雨や干ばつによる食糧生産の減少、あるいは地球環境の激変による病害虫の大量発生等を懸念するレポートもありまして、われわれ地方自治体にとりましても、地球温暖化の問題というのは看過できない問題だというふうに理解をしております。  きのう、おとついの新聞等によりまして、この京都会議もきょうで終了すると思われますけれども、非常に大詰めを迎えております。特にアメリカ側のほうが、全体的な立場で非常に協力的になっているというふうなことを、新聞等で読んでおりますけれども、いずれにいたしましも、この問題はかけがえのないわれわれの地球を、私たちの子どもや、あるいは子孫などへ、さらには今後の人類のためにも実りのある成果を上げていただきたいものだと、心から念願をしているところでございます。こういったところで、おそらくきょうの閉会につきましても、いい方向での結果が出るというふうに、私は予測もし、また期待をしているところでございます。 ○議長(上原清君)  保健衛生部長、並里利彦君。 ◎保健衛生部長(並里利彦君)  当真嗣州議員の廃棄物処理問題について、お答えをいたします。  今後の環境問題、廃棄物処理問題に対する政策として、廃棄物の見直しと建築系廃棄物を減量するため、建築別のリフォームの推進、デポジット法の制定、環境教育の重視と実践等は、議員のご指摘のとおり、大変重要な課題でございまして、そういう制度の確立が必要なことだと認識をしております。特に、大量生産、大量消費、大量廃棄という、現在のような悪循環を打ち切るためにも、デポジット制、製造者責任の明確化を図ることは必要なことだと理解をしております。  ごみの減量化につきましては、行政体や市民1人1人の努力は欠かせませんが、そういう現行のシステムを変え、生産段階からリサイクルを念頭においた抜本的な解決を図る。そういうシステムづくりが国において検討されているということですので、注視をしてまいりたいと思います。  次に、政府が家庭から出される大型家電製品をメーカーの責任で引き取らせるという、家電リサイクル法づくりを進めている問題に対する当局の見解ということでございますが、議員ご指摘のとおり、この法律は使用済みの電気、電子機器につきまして、企業、消費者、行政の関係者が、国民的合意のもとに適切な役割分担をすることにより、今までの大量生産、大量消費、大量廃棄というシステムを変革し、環境型社会経済という新しい社会システムを構築していこうという趣旨だと理解をいたしております。  同法案の内容につきましては、まだ明らかにされておりませんが、メーカーは製品について詳細な情報をもっており、リサイクルの促進に最も貢献し得る立場にあると思います。伝えられておりますように、メーカーに自らリサイクルを行うことを義務づけたり、あるいは販売店に消費者への情報提供の義務を付与されたり、そういう制度とするならば、一歩進んだリサイクルシステムでございまして、早期にそういう制度が確立されるよう願っております。  ただ、議員のご指摘がありましたような、いわゆる、この収集システムについての、自治体ルートの確立を模索するような動きも一部に報じられておりますが、そういうことになりますというと、ご指摘のとおり、家電製品処理に関わる抜け道になりまして、多くの不法投棄をよび、今以上に自治体に家電製品に関わる不法投棄ごみが集中するようなことになるだろうと思います。そういうことからいたしまして、あくまでも製造者責任を明確にし、処理についても価格に上乗せするような形、後で徴収するというようなことのないよう強く願っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(上原清君)  経済部長、真栄里泰山君。 ◎経済部長(真栄里泰山君)  当真議員におかれましては、泡盛館の建設についてのお尋ねでございました。この泡盛館の建設につきましては、本市を発祥とする泡盛産業の振興に寄与するということで、これまで平成7年度に7回の懇話会を開いて、いろんな意見を聞いてきております。また、これを受けまして、平成8年度には泡盛産業の振興のための施設はどうあるべきかということについて検討するために、基本構想及び計画・立案のための基礎調査を行ったところでございます。  内容といたしましては、建設場所、あるいは建設の規模、それから建設主体、管理・運営等についていろいろと提案がなされておりまして、今年はその実現可能性について検討しているところでありまして、まだ、建設の時期等を含めまして、明示はまだ難しいところでございます。  しかし、去った12月5日の新聞でも報道されておりますように、泡盛業界は10月の酒税法の改正によりまして、出荷量が前年同月比で17%減少しておりまして、さらに、今後2段階の税率引き上げの前倒し実施が予定されるなど、泡盛業界を取り巻く環境は一段と厳しいものが予想されております。そのことから本市といたしましても、泡盛産業の振興のため、泡盛熟成化事業などを実施して、地場産業の泡盛産業を支援してきたところでございますが、泡盛館につきましても、できるだけ早めに取り組めるように努めてまいりたいと考えております。  この事業は、酒造関係者の参画が前提であるというふうに考えておりまして、これらの関係者との調整を進めてまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(上原清君)  建設部長、大城清行君。 ◎建設部長(大城清行君)  当真嗣州議員の公園整備についての、久場川公園の整備のあり方の問題で、小動物の息づく公園づくりについては、その後どう検討されたかというご質問について、お答え申し上げます。  久場川公園は平成7年に面積3haを都市計画決定をし、現在、事業認可に向け、国、県と調整しているところであります。なお、公園内の墳墓の移転のあり方、小動物の息づく公園づくりにつきましては、事業着手の予測ができた段階で、墳墓の文化的価値、または関係所有者と十分調整をし、現地保存が可能か検討したいと考えております。同公園計画地内にある湧水については、極力その湧水を利用し、水辺の小動物、昆虫などが息づく自然の創出について、実施設計の中で十分検討していく考えでございます。 ○議長(上原清君)  当真嗣州君。 ◆当真嗣州君   市長はじめ、各部長の答弁ありがとうございました。  市長のご答弁も、保健衛生部長の並里さんのご答弁も、私の質問とかみ合った、認識の上でも一致すると私は受け取っております。大変ありがとうございました。一つだけ市長のほうにお話を申し上げ、強調したいことがございます。  今、地球温暖化の問題が大変心配されておりますが、太陽エネルギーが地球を温暖化させる二酸化炭素を出さないエネルギーとして、今各地で大変重視されております。これは、人間が消費するエネルギーの実に6,000倍ものエネルギーを地上に届けていると学者は言っておりますが、ドイツでは本気でこれを利用し始めていると言われております。国の助成に加え、地方自治体独自の普及を促進する。今、ドイツではこういう地方自治体が増えているそうであります。  アーヘンという都市では、市が家庭から20年間、普通の電力の約10倍の価格で買い取って、この太陽熱を利用した発電所の建設を推進しているようであります。ドイツでは風力発電でも先進国と言われていて、2010年までにはCO2、二酸化炭素を25%も削減しようとして、今頑張っているようであります。  ところで、この太陽熱の利用は日本ではどうなっているかと申し上げますと、個人で太陽熱を利用した発電所を取りつけますと、国の補助も受けられるようでございますが、それでも、もとを取り戻すには20年以上もかかるそうであります。かえって電気を買ったほうがいいということが言われておりますが、このように、外国と特にドイツと日本との、そういう地球温暖化の問題などの取り組みの上で大きな格差があるわけです。ですから、私はこの地球温暖化問題も、ごみの問題もいろいろと関連するのが多いわけでございますが、要は国の政策、これを大きく転換させることが求められているだろうと、私は思っております。  私は、ごみをつくる大もとであるメーカーが、最終処理まで責任を負う仕組みをつくってはじめて、ごみ問題は根本的に解決ができるものだということを何回も取り上げてまいりました。ご承知のように、ドイツをはじめヨーロッパでは、メーカーに廃棄物の引き取りと再利用、再資源化を義務づけております。こういうやっぱり法体系、法の整備が今求められているんではないかと。そういう立場から、私は今回、この地球温暖化の問題やごみ問題を取り上げた次第であります。  そこで、市長に今一度お伺いいたしますけれども、家電リサイクル法の問題、さらにデポジット法の制定の問題についても、私は市長会やいろんな団体や、そういう組織を通して国に強く迫っていく必要があるのではないかと、このように考えております。その点での市長のご見解をお願い申し上げたいと思います。  泡盛館の問題でございますけれども、部長は7回懇話会をもち、去年は基本調査を行ったと言われておりますが、部長が述べられておりますように、酒税法の改正によりまして、今沖縄の泡盛産業は大変窮地に立たされております。そういう点で、私は沖縄の基幹産業であり、伝統産業である泡盛産業を本当に大事にしていくと。このことが今県や市に求められているんではないかと、このように思っております。  そういう点で、沖縄にはたくさんの観光客が訪れますし、そういう人たちに対して、泡盛のよさ、世界の名酒としての泡盛をぜひ知っていただく、そして、日本本土だけではなくて、外国にも泡盛の販路が十分開けるようにするためには、この泡盛館の建設は欠かせないものだと考えております。ですから、今財政難のおり大変でしょうけれども、ぜひとも市長、これは市長選挙の政策にも掲げた一つでございますので、実現をさせていただきたいと思います。それで、市長の決意のほどをお伺いいたします。 ○議長(上原清君)  親泊康晴市長。 ◎市長(親泊康晴君)  簡潔に申し上げたいと思います。  第1点の地球温暖化の問題につきましては、実はわれわれ全国市長会の理事会の場におきまして、女性の方でありましたけれども、非常にドイツに長い間住んで、ドイツの環境問題に非常に詳しく、また身近な生活の中でどうあらねばならないかというふうなことを講演をしていただきましたけれども、私もその女史に沖縄の市町村長を対象にいたしまして、研修をしていただこうかなと思っておるところでございまして、特に、二酸化炭素問題につきましては、最近は、話は変わりますけれども、いろいろマラソンをしているもので、特に東京界隈の皇居周辺が、むしろ健康のためにジョギングするよりは二酸化炭素を吸収するという害が強いということで、これも最近なくなっているような感じがすると言われております。  こういうふうに地球温暖化の問題というのは、非常に多方面にわたって、いろいろな弊害が言われておりますけれども、これからの問題というものが、本当に先ほど答弁申し上げましたように、あと半世紀、1世紀たつとどういうふうな傾向が出るか分かりませんが、われわれ市長会としても十分なる認識と勉強が足りないというのが正直なところ現況でありますが、こういったところを当面勉強する方向でやって、国に要請すべきところは要請をしていきたいと思います。  第2番目の泡盛館につきましては、実は前の助役である当真嗣夫君に対しまして、首里の人でありますし、またかつては酒屋でもありましたので、君のほうでひとつこの問題を研究して、できるだけ場所と、またどういう形でやるかということにつきましても、やはり首里の皆さんと話し合ってみたらどうかという指示をしておりましたが、しばらく中座しておりますので、問題は場所であると思いますから、できるだけ継続をして研究を進めていきたいと思います。 ○議長(上原清君)  唐真弘安君。 ◆唐真弘安君   当真議員に続いてまた唐真ということでとまどわないようによろしくお願いいたします。  所感にかわりまして、所感になると思うんですが、私、ここに「車いすで入りにくい、手摺りなど不備、障害者の改善、政策指摘。3項目は早急に」というふうに、これは一昨日の新聞です。これは、非常に大事なことでそういうことになっているんですよ。  すべての人が快適に暮せるバリアフリーの社会を目指し、ことし制定された福祉の街づくりを条例、県庁舎を策定中の施行条例に照らし合わせて、出入口が車いすでは使いにくいと。こういうことで3項目指定されているわけですね。高齢者、肢体不自由、視覚・聴覚障害者の代表8人による指摘事項がこのほどまとまり、こういうふうに発表されているというふうになりまして、県では、この福祉の街づくり条例が制定された。私はここで今回取り上げることでは3回になります。本庁舎の前の噴水を取り囲むあの石畳。それから正面と言われているこの庁舎建設以来、時代的背景を雄弁に物語る程度だろうと私は評価しておりますが、入り口から入ってくるあの石畳。これは弱者をいじめる石畳だというふうに指摘してきたのであります。これはここの隣のところに職場がありますけれども、ここに1人の方、車いすの方がおります。この方にも私聞いてみましたんです。「どうね、この石畳は」と言ったら「大変だ」と、「話にならない。どうにかしてくれと言いたい」こう言っているんです。この車いすは明らかに県の福祉の街づくり条例、これに照らし合わせると、筆頭に挙げられる改善すべき障害物だと、バリアだと、そういうふうに思いますので、このへんは、私たちの議事録もひもときながら、当局のほうで今一度検討していただきたい。  そして噴水も何回も言っておりますが大き過ぎる。角張っていて、とても潤いのあるという感じは醸し出しておりません。それで小さくして憩いの広場を大きくしてもらいたい。こういうことも申し上げておりますが、もう1点は、国場ビルの隣の美栄橋公園、その公園は行政財産の上に普通財産が建っているから、これはいかんよということで、指摘することから始まりまして、使用回数のあまりにもなさ、これに照らし合わせまして、私もその撤去を訴えてまいりました。  なかなかボランティアサロンの皆様方が使いたい使いたいという声に押されて今日まできたんですが、やっとのことで今度取り除くことが決定したようでありました。  私は、このことはここで申し上げてきたものとして一言申し上げたいんですが、その昔復帰前、総評の温かい心で、そして建てていただいた。建てたのはわれわれ市民ですが、資材を提供していただいた。昔の当時社会的背景を考えると大変ありがたいことです。こういうことでその当時の友情の愛情、こういうこともまた思い起こしながら、そしてまたボランティア関係、たくさんの皆様方の深い理解、これをいただくことができましたことに感謝するし、当局の努力も感謝するが、これからは、より次元の高い、広く地平線を見るような形で、多くの市民に役立つところの美栄橋公園として、市民福祉向上のために大いに役立つ公園にしていただきたいことをここに感謝を込めて所感に代えて申し上げる次第であります。  私の通告に従いまして、ここで質問に入っていきますが、まず第1点、首里城、金城のオオアカギについて、その保護と観光資源としての活用を当局はどう考えているかと通告についてやってみましたんですが、さて、この首里城のオオアカギですが、議員の皆さんも、議員44名しかおりませんが、わずかな人間で世論調査をしましたら半分の方は見ているようでございますが、半分の方は見ていないようであります。  ちなみに、このアカギというのはどのぐらい大きいかと、こういうことをみんなで考えてみたいんですが、この大きさは想像を絶するほど大きいんですね。私がこのアカギをおととい、僕は10回か十何回は行って見ております。そしてきのう一昨日はそれを測ってまいりました。どのぐらいあるかというと、ちなみにちょっと見ていてくださいね。こちらから歩きますね。1、2、3、4、5、6、7、8、9、ちょうど市長です。   (教育長席から演壇を横切り、市長席まで9歩で移動)  このアカギの根っこの部分、木はこうあって、こう広がっていますよね。出っ張っていますからね。この根っこの部分が、教育長のところが市長のところまで実にあるんです。歩幅にして9歩。これはとにかく何回行っても瞠目という、目を見張るという言葉があてはまる存在を示すオオアカギでございます。このアカギについて私は常々思っているんですが、こんなすばらしい天然記念物としての資産、遺産、大戦争もくぐり抜けてきて、大きく存在するこの姿を、私はただ1人でも多くの人に見てもらいたいという気持ちがどうしても禁じ得ないんです。1人でも多く見てもらいたい。そしてその木の大きさこそは、沖縄の自然に魅力に乏しいと言われているところの姿を大きく補うものがあるだろうと思っています。  ちなみに私の友だちは、尋ねてくると、必ずアカギへ案内して、そして評価を聞くことを楽しみにしているくらいでございます。これを考えながら、今度は保護のことも考えないといかんと思うんですね。  これは多くの人に見せながら、そしてまた木がまた傷つくといけない。こういうことでその対策なども考えながら、金城町のアカギは石畳を20mぐらい下りてきたところを左に行きます。そのあたりでこの大きなオオアカギの金城オオアカギの説明など、矢印などして多く知らしめたらどうだろうかと。こういうことも考えるわけでございますが、当局の対処、それを聞きたいというふうに考えます。  2点目、神原中学校門に咲き乱れる名物となったトックリキワタ、別名南米桜が今まっ盛りである。県道・市道にある並木として植えられたトツクリキワタが咲くことを忘れているのが多いのは、当局の責任と断ぜざるを得ない。その理由を説明しながら当局の考えを伺うという通告でございますが、神原中学校の門にあるトックリキワタは、とにかくすごい名物になっております。  毎年この季節が楽しみであります。それにはしかしよそのトックリキワタと違って、とっくりと見れば分かるんですが、この木の対応が違う。これは時の校長先生が咲かないので、あまりにも咲かないので、咲くトックリキワタの枝をもってきて、そして台木をそのままにして、接ぎ木をしたんですね。接ぎ木をしてそれが伸びてきて、あの校門入り口のトックリキワタは、全員が咲くようになっておるわけです。そういうことがあったればこそ、こういう花が手に入るんです。  ハイカラ湯から下りてくると、トックリキワタの並木道通りがありますよね。あの並木道も私はこの校長先生の知恵を当局が生かしておるとするならば、あの道路に大きく植栽事業として花を咲かせることが可能である。立派な台木はできておりますから、これに天野哲夫先生のお家に咲いている、あのトックリキワタの枝なども大変お役に立てるのではないかと思っているんですが、首を立てに振るか振らないか分からないけれども、咲くトックリキワタの枝を多くもってきて、接ぎ木ををする事業に着手すれば、私はすごい、この世のものとは思えないほどの花を咲かせることのできる通りを市民が手に入れることができるのではないだろうかということを考えて、この質問をしているわけでありますが、この質問に対しては当局はどういうふうに考えているんでしょうか。  このトックリキワタについては、天野哲夫先生の木と同じ木が市長の家にもあるというふうに聞いておりますが、これは市長の答弁を待ちたいと思うのであります  次に、那覇市本庁舎通りの鉢植えされた花々はということでございますが、これはお隣の通りです、琉球新報から昔の文教図書のあったところの通りです。この通り、那覇市庁舎横通りの鉢植えされた花々は月下美人、ユリ、グラジオラスと、季節の花を道行く人々の心に楽しみを提供しており、評判は上々であり、このようなまちの善行は、他にも例はあるものと思われるが、市民憲章推進協議会あたりから、何らかの表彰なり、憲章をする必要があると常々思っているが、このあたりを当局ではどういう位置づけをしているのか伺いたいのでございます。  私は誇れる街づくり、これは議員活動のテーマの第一に肝に銘じて頑張っているつもりであります、この誇れる街づくり、こういうときに市民1人1人が、市民には二つの種類があります。そして三つと言えば三つでしょう。まちを汚す人、まちをきれいにする人、真ん中に両方ともしない人。大体三つに分かれると思うんですが、これは汚す人の数ときれいにする人の数は大体同じように思えてなりません。真ん中に何もしない人がいっぱいいて、汚す人ときれいにする人が頑張っているんですけれども、それぞれの任務を真っ当する意味で、これはあくまでもきれいにするほうが負けているような気がしてなりません。そういうときに、こういう善行に対しましては、ここであえて人は言いません。名前も言わないでも分かるでしょう、皆さん。秀文堂のおやじですよ。この行為は、実際ほかにもいらっしゃると思うから名前は言いませんよ。しかし、こういうことを考えながら、当局はただただ叱咤激励しているだけじゃなくて、きちっと憲章すべきは表彰する。こういうふうにしたらどうかというのがこの質問の趣旨でございます。  次に移りたいと存じます。  観光行政についてでありますが、マチグヮーに平和通り観光ルートというのは大体定着しておりますが、すべての観光客、観光バス、このバスを旅行者とか、バス会社とか、関係者に働きかけて、できるだけ三越のほうで降ろすわけ。そして降ろして開南あたりに駐車場をつくって、まあ無理だろうけれどもつくって、ここに待機するバスの停留所をつくるわけ。  すると今統計の上では那覇に来る10名の観光客の中の4名はマチグヮーに入っているそうです。これは統計で示す数字ですよ。どの程度信頼性があるか分からないけれども、とにかく10名のうち4名は入っているということは40%は入っているんです。あとの60%は入ってないんですね。だからマチグヮーの活性化はそれ以外にない。とにかくできるものからやろうと言うならば、まず観光客を三越の前で降ろす、そして見てもらう、見ている間にまわってきて、開南あたりで駐車場があれば、そこでまた乗せてまた次のルートに行くということにすれば、これは大きなマチグヮーの活性化につながる。私1人が考えていることではないようですので、アイデアではないかというふうに申し上げているのでございます。  もう1点、都市計画行政について。川崎養豚場跡地利用について今考えていることを伺いつつ、提言をしたい。  川崎養豚場は長い間かかりまして、やっと撤去できました。これも歴史的背景がありますから、これを説明していると時間がありません。そこで申し上げたいんですが、この悪臭公害撤去跡地に、立派な住宅をという夢を描いております。これは多くの人がそう見ています。どういう考えの建物ができようとしているのか、これをお伺いしたいと思うのであります。  時間がありましたらまた自席から質問を続けますが、一応自席に帰ります。よろしくお願いいたします。 ○議長(上原清君)  親泊康晴市長。 ◎市長(親泊康晴君)  神原中学校のトックリキワタの花が満開しているのは、本当に那覇市で花が少ないところで今名物の一つになっているということも私も全く同感であります。  実はこのトックリキワタというのは、天野哲夫先生のお話がありましたけれども、私も私の岳父と同じ研究をしている者として、30、40年来おつき合いさせていただいておりましたけれども、私も今から約30年前に自分の狭い屋敷にトックリキワタを植えまして、それが直径約1mぐらいなりまして、いろいろな植物に危害を及ぼしまして、また、私自身の家からは高さ20mでありましたので、自分らはトッキリキワタの花は見ることができないので、かえって通り道の方々がこれを見ていただきまして、非常にそういった面では公共のために非常によろしいと思っておりましたけれども、できるだけ個人の狭い屋敷でトックリキワタを鑑賞するよりは、那覇市の公園のほうに移したほうがいいだろうということで、今那覇市の漫湖公園のほうに移しまして、非常にきれいな形で花が咲いているものであります。  そういうところから、私はデイゴと同じようにして、できるならば広い土地で群生させるような形でトックリキワタを植栽すれば、一応那覇市の観光の一つにもなろうかと思いますけれども、いずれにいたしましても、花というものは、いろいろ日常生活の上で欠かせないものでございまして、唐真議員のご提言につきましては、私全く同感で、また私の同志が1人増えたというふうなことにつきましても、心から敬意を表しながら、双方ともこの方向でまた花のまち那覇をつくり上げたいと思います。 ○議長(上原清君)  教育委員会指導部長、中村照夫君。 ◎教育委員会指導部長(中村照夫君)  それでは唐真議員の首里金城町のオオアカギについて、その保護と観光資源の活用ということでございますけれども、首里城跡の南のほうで内金城御嶽境内に推定樹齢で約200年、あるいは200年以上と言われているようですけれども、アカギの大木が6本生息しておりまして、このような大木群が市街地に残存しておりますことから、昭和47年の5月15日付けで天然記念物として国の指定を受けております。このオオアカギの保護につきましては、シロアリ駆除、あるいは樹勢の回復、倒伏防止対策などの処置及びアカギの成長に悪影響を与える着生植物の除去を、文化財調査審議会委員及び樹木医などの専門家の指導を受けまして、適切な保護に努めているところでございます。
     また、住宅建設など、都市化が進む中、付近住民の協力を得ながら、今後とも文化財としての保護活用に努めてまいりたいと存じております。  本市におきましては、特に首里城を中心といたしました首里地区は、琉球の歴史を体感できる町として、整備を図り、観光資源としても重要な地区と認識しております。このオオアカギにつきましても、金城町の石畳道などとともに歴史散歩ルートといたしまして、市民や観光客に広く活用をされております。  オオアカギの観光資源としての活用につきましては、貴重なご提案と受け止めまして、関係部局と調整を図りながら、一層、その管理等について努めてまいりたいと考えております。よろしくご理解をお願いいたします。 ○議長(上原清君)  市民部長、金城順和君。 ◎市民部長(金城順和君)  唐真弘安議員の市役所本庁舎横通り鉢植えは、道行く人々の心をなごませていますと。このような善行に対しての表彰を当局はどのように位置づけているかというご質問にお答えいたします。  議員ご指摘のように、市民の中には、日頃から地域において市民の模範となる善行を実施している方々がおられます。本市の市民憲章推進協議会におきましては、市民の憲章活動の普及と実践意欲を高めるため、毎年那覇市民憲章推進協議会の表彰要綱に基づきまして、善行個人及び団体を表彰しておりまして、平成8年度は10団体と、40人の方々を表彰いたしました。  本庁舎横通りの環境美化に取り組んでおられる方に対しましては、平成元年に表彰を実施いたしております。今後とも地域において善行を実施しておられる方々に対し、市民憲章推進協議会からの憲章について、努力してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(上原清君)  経済部長、真栄里泰山君。 ◎経済部長(真栄里泰山君)  唐真弘安議員からマチグヮーを観光ルートに組み入れて活性化につなげたらどうかというようなお尋ねでございます。  ご承知のとおり庶民のにぎわうマチグヮーというのは、本市観光のスポットになっていることは議員がご指摘のとおりでございます。  この観光ルート化につきましては、現在、ガイドブックや、またマップなどで紹介をしておりまして、マチグヮーや平和通りなどのリーフレットを12万部作成をして、そのピーアールに努めているところでございますが、同時に今年度は東北地区の冬場の観光客を沖縄に誘致するために、歴史、人、自然のキャッチフレーズをもとにして、マチグヮーも紹介するコマーシャルを作成して、航空会社とか旅行会社の協力を得て、テレビキャンペーンをしているところでございます。  特に、このマチグヮー一帯には、来年2月には壷屋焼物博物館の開館もございますので、また併せてやちむん通りの整備もございますので、非常に個性的なまちが出来上がっていくということで期待をしておりまして、観光資源の面からも非常に大きな期待を寄せているところでございます。  このように那覇市の中心街をピーアールして、観光客を大いに誘客をしていくことは非常に大事だと思いまして、現在、このルート化に向けてホテル関係者と話し合いをしているところでございまして、議員のご提案のようにマチグヮー平和通りの活性化にもつなげるように努力してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(上原清君)  建設部長、大城清行君。 ◎建設部長(大城清行君)  唐真弘安議員ご質問の都市行政の川崎養豚場跡地利用につきましてお答え申し上げます。  川崎養豚場跡地利用といたしましては、公営住宅を建設する計画で現在準備を進めているところであります。  事業スケジュールといたしましては、平成10年度に実施設計業務を行い、平成11年度に工事着手し、平成12年度に工事を完成する予定であります。  建設概要といたしましては、敷地面積6,000㎡に建設戸数としましては、用途地域等の制限のため4階建てで約70戸を予定し、附帯施設として集会所及び駐車場を整備する計画でございます。 ○議長(上原清君)  唐真弘安君。 ◆唐真弘安君   今、建設部長の計画、そして建設、そして完成と聞きまして、養豚場の跡地のありようは大体理解できました。それで市営住宅が4階建てで70戸というふうに理解したわけでございますが、本員は、この計画を見直すことはできないのかという一縷の望みを取って言うんですが、これは70戸はそのまま70戸でいいんですが、ぜひそれを高層化して、そしてまっ白いシンガポールで自分が見てきたような夢を申し上げているわけでございますが、まっ白い高層の住宅を夢見るのであります。70戸は70戸で結構でございますが、その横に広がる分、空間に伸ばしていただいて、その周辺を公園の空間としてのありようを夢見るわけであります。  こういうことはいかがなものだろうかと。こういうふうに考えているわけでございますが、これからの那覇のまちというのは、モノレール事業がうまくいく、いかないについても、東京のモノレール事業の過去を見ても分かりますように、駅周辺にたくさんの高層の住宅が計画的に建てられていることを知っているのであります。このことも併せて考えてやらければ、那覇のまちのこれからの住宅事情、住宅政策のありよう、あり方というものは、21世紀に向けて、私はこの首里の川崎養豚場跡地の住宅こそは、新しい時代に向けての住宅政策のありようの幕開けだというふうに位置づけていたのでありますが、4階建てとは実は驚いているのであります。なぜかと聞いたら風致地区であると言うんです。風致地区であるということと、那覇の抱える住宅問題の比重の重さは、どういうものだろうか。こういうふうに考えて切実な思いで実はこのことを考えているのであります。  どうぞひとつ70戸は大きく譲るにいたしましても、このありようは高層化を実現してください。そうすることが大事なことだと思うんです。アメリカ住宅はたくさん高層が並んでいるじゃありませんか。キャンプ・キンザーの住宅は、ハワイの一部を見るような感じなんです、どうして私たちの那覇のまちは高層がなかなかできないんですか。こういうことも素朴な疑問なんです。勇気をもってやれば何でもできそうな気がするんですが、時代的背景もあります。どうぞひとつこのあたりに大いなる注目をしていただきたいことを申し上げまして、私の一般質問の持ち時間を終わります。 ○議長(上原清君)  15分間休憩いたします。            (午後3時18分 休憩)            ───────────            (午後3時45分 再開) ○議長(上原清君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  時間を延長いたします。  久保田淑子君。 ◆久保田淑子君   発言通告に基づき、環境行政、都市緑化行政、教育行政について質問を行います。  初めに環境行政について、地球温暖化防止京都会議が12月1日から開催されています。世界170の国や国際機関の代表、非政府組織NGOなどが集まる「気候変動枠組条約の第3回締約国会議」です。  温暖化とは、私たちが生産・消費活動を行う中で、エネルギー消費によって排出される二酸化炭素などの温暖化ガスが増え地球の体温が上昇することで、地球温暖化が進むと、氷山や氷河が溶け、海水が膨張し、海面が上昇、このまま二酸化炭素などの温暖化ガスが放出され続けると、100年後には、現在に比べ平均気温が約2度、海面が約50㎝上昇し、干ばつや洪水が激しくなり、沿岸地域の高潮被害や、乾燥地帯の水資源不足が増大する。熱帯、亜熱帯地域では生産量が低下し、飢餓に伴う難民の増大が予想されるし、コレラ、マラリアなどの感染症が増加すると、深刻な影響が指摘されています。  今こそ、私たち1人1人が地球温暖化問題を真剣に考え合うべきだと思います。各自治体やグループ等でも、地球温暖化防止をめざして取り組んでおります。京都市では市独自で行動計画、地球温暖化の主原因である二酸化炭素を10%以上削減するという、地球温暖化対策地域推進計画「京(みやこ)のアジェンダ21」を発表しています。1997年から2010年までの14カ年を計画期間として、目的達成のため、市民、事業者、行政が、現在の市民生活や事業活動を見直し、省資源、省エネルギーなどの取り組みを徹底して行うことを挙げています。市民レベルでも、環境展や講演会等を開催し、市民の意識啓発を行っております。  沖縄県でも大気汚染防止月間の12月にアイドリングの自粛を呼びかけております。駐車中にエンジンをかけっぱなしにするアイドリングを1日あたり10分短縮すると、沖縄県内では燃料が年間3万7,500kwの削減ができるし、地球温暖化の原因になっている二酸化炭素の排出量も年間2万4,000t減らすことが可能であると言われています。車の多い沖縄では、特にアイドリングの自粛を決定すべきだと思います。また、市民1人1人が、家庭や職場、学校等、身近なところでできる温暖化防止運動を展開すべきだと思います。  例えば、照明、テレビなどはこまめに消すようにする。白熱灯よりも蛍光灯を使用する。冷房温度を1℃上げ、暖房温度を1度下げる。ひげ剃り、歯磨きのとき水を流しっぱなしにしない。紙は裏も表も使うようにする。買物に行くときは買物袋、カゴをもって行く等、数え切れないぐらいあります。市としては温暖化防止対策をどのように考えていますか、また、市民に対して身近な生活の中での温暖化防止の意識を啓発することが大事だと思います。どのように考えていますか、お伺いいたします。  次に、都市緑化行政について、行政視察でシンガポールへ行ってきました。前々から知人に街路樹のすばらしさを聞いておりましたが、そのすばらしさに感動いたしました。大きな木が傘みたいに道路いっぱいに覆いかぶさり日陰をつくっていました。日差しの強い沖縄も参考にして大きな木を植えるべきだと思います。東京のイチョウ並木、仙台のケヤキ並木、那覇市の裁判所通りのアカギ並木、沖縄市のクスノ木通り、糸満市西崎のインドキワタ並木、至るところにすばらしい並木があります。街路樹そのものが人の目を楽しませるものです。天久新都心は着々と区画整理が進み、安里配水地ができ道路が一部開通し、市民は大きな期待で見守っています。街路樹の植栽計画と樹種の選定はどうなっていますか、お伺いいたします。  次に、教育行政について、学校のトイレは臭い、汚い、恥ずかしいからとトイレを我慢している生徒が多くいると聞いております。北海道旭川市の病院の医師が、市内の小学生約300人を対象に行った便通とトイレの意識調査で、4分の3が便意を我慢し、6割以上が学校の大便所を使わないという結果が出たといいます。自宅のトイレの9割が洋式なのに、学校の多くが和式ということも影響しているといいます。学校で大便をしない理由として、便意がない33%、汚い、臭い、落ちつかない、恥ずかしいが20%もあり、ほかにひやかされる、いじめられる等の結果が出ています。  施設改善などの環境面と併せて精神面の対策も考えていく必要があると言われています。1. 本市としても、その実態は掌握されていますか。2. 対策はどのようにしていますか。お伺いいたします。  最後に、運動場の拡張について、泊小学校は明治14年の開校で116年の由緒ある学校です。戦果を免れて昭和55年まで校舎として使用されていました。体育館が建設され、校舎が建てかえられたことで運動場が狭くなり、拡張の要望が出されて久しく、本会議でもたびたび取り上げられてきました。平成5年の本会議での質問に対して、公団と調整して平成8年度には着工していきたいとの答弁でしたが、いまだに工事がなされておりません。工事の見通しはどうなっていますか。その進捗状況をお伺いいたします。  以上で質問は終わりますが、ご答弁によりましては、自席より再質問をさせていただきます。 ○議長(上原清君)  保健衛生部長、並里利彦君。 ◎保健衛生部長(並里利彦君)  久保田議員の環境行政について、お答えをしてまいりたいと思います。  まず、地球温暖化防止についての本市としての基本認識でございますが、これは先ほど市長がご答弁申し上げたとおりでございます。すなわち、地球温暖化の問題は、基本的にはグローバルな問題であり、国際協力によって解決していかなければいけない問題だと理解しておりますが、地方自治体や市民レベルでもできるだけのことをしていかなければならないと考えているところでございます。地方自治体レベルで温暖化防止の問題を考えますと、私たち1人1人の生活態様と密接に関わっており、市民、事業者、行政が一緒になって、温室効果ガスの発生の低減に努力していかなければならないと考えております。  本市においては、温室効果ガスの一つであるフロンガスについては回収をしておりますし、アイドリング運動についても実施しているところでございますが、最大の温室効果の割合を占めている二酸化炭素については、エネルギー消費に伴うものが90%を超えるものであり、排出を抑えるための努力は欠かせないものと考えております。特に、久保田議員からご指摘のあります、いわゆる市町村にとりまして、身近なところの温暖化防止対策というのがより重要になってこようかと思います。  そういうことで、この問題につきましては、平成11年度に策定しております本市の「環境基本計画」、その中で取り組んでまいりたいと考えております。ちなみに、今考えております「環境基本計画」の中には、いわゆる地球環境の保全という立場からは、地球温暖化の防止、それからオゾン層の保護、それから同じく二酸化炭素を吸収する森林の保護、あるいは環境に配慮した商品の購入、そういったのを柱立てにしていきたいなと考えているところでございます。  また、いわゆる環境大型都市の構築という点から申し上げますと、省資源、省エネルギー対策の推進、あるいはリサイクル社会の推進、そういったのが中心になってこようかと考えております。同時にご指摘にもありましたように、環境保全意識の向上と活動の推進ということでは、環境教育及び普及啓発活動の推進、これは学校現場における環境教育ももちろん大事でありましょうが、われわれ一般市民にとりましても重要な課題になってこようかと思います。同時に、いわゆる環境情報を提供することによって、より広い立場から、そういうご論議をし認識を共通のものとして対策していく必要があると、そのように痛感しておりまして、これから策定していきます「環境基本計画」の中では、そういう内容も含めて盛り込んでいきたいと、そのように考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(上原清君)  都市計画部長、高嶺晃君。 ◎都市計画部長(高嶺晃君)  那覇新都心の街路樹の植栽計画と、樹種選定についてお答えいたします。  那覇新都心地区の街路樹の植栽計画と樹種選定につきましては、「ふるさとの顔づくり土地区画整理事業」の策定に基づいて、快適な歩道空間の確保及び幹線街路を中心に、沖縄らしい亜熱帯性の特色を生かし、各通りのイメージに合う街路樹を植栽することとなっております。  なお、先月、平成9年11月25日付けでございますけれども、本市のほうから地域公団に対しまして、有識者や、あるいは地主会、そして市などの意見を踏まえて植栽を決定するよう要望をしているところであり、今後、那覇新都心にふさわしい植栽計画と樹種の選定を行ってまいりたいと思っております。 ○議長(上原清君)  教育委員会管理部長、阿波連侑君。 ◎教育委員会管理部長(阿波連侑君)  久保田淑子議員の教育行政について、(1)学校のトイレについて、(2)泊小学校の運動場の拡張についての進捗状況を伺うについて、お答えいたします。まず、1番目の学校のトイレは、臭い、汚いとの実態を掌握しているかとのご質問にお答えいたします。  現在、那覇市には小中学校は51校あり、各階に2カ所程度トイレが設置されておりますが、建設年度の古い学校については、老朽化によるトイレの修繕を要するものがあります。  2番目の、次にその対策はどうしているかとのご質問に、お答えいたします。  最近は暗い、汚いというトイレに対する意識も変化してきており、ハード面について、新設校、改築校は洋式便器の設置、トイレブースの材質の改善など、明るく使いやすいトイレとして設計され、改善してきております。  なお、修繕を要するトイレについて、限られた修繕料のもとではほかに優先して修繕する箇所も多く、状況を見ながら修繕していきたいと考えております。しかしながら、学校によっては管理面の問題もあり、トイレブースや照明器具の腐食や破損、換気扇の故障の原因等考えられる場合があり、教育委員会としましては、今後、子どもたちに対し、トイレ清掃の方法や、使用する際には大切に使用することなどについても、学校現場を指導していきたいと考えております。  次に、泊小学校の運動場につきましては、文部省の基準とする運動場面積の約35%程度しか保有しておらず、教育委員会においては、隣接する那覇新都心地区の開発を機会として、その拡張を計画しているところであります。泊小学校運動場拡張用地は、すでに那覇市土地開発公社によって先行取得されており、新都心開発整備事業の第4工区に位置しておりますが、今年の3月19日に仮換地指定が完了しております。  教育委員会といたしましては、地域振興整備公団による第4工区の整備と併せ、土地開発公社から用地を取得し、運動場の拡張計画を推進していきたいと思っております。今後のスケジュールにつきましては、公団及び関係部局と調整しながら進めていきたいと考えております。 ○議長(上原清君)  教育委員会指導部長、中村照夫君。 ◎教育委員会指導部長(中村照夫君)  それでは、私のほうからは児童生徒の実態、あるいは対策などについてご説明を申し上げたいと思います。  学校のトイレの使用につきましては、小中学校では毎朝学級担任による健康観察をし、養護教諭と連携をとりながら児童生徒の健康状態を掌握しております。恥ずかしいからトイレを我慢するということの件に関しましては、学校からの報告はほとんど受けておりません。しかし、大変ナイーブな児童や、また思春期の生徒におきましては、一部そのようなこともあると考えられます。  それから、便秘の件でございますが、本市教育委員会の平成8年度の生活習慣病対策委員会によりまして、小学校3年生と5年生、そして中学校の2年生を対象にアンケート調査をしましたところ、約47%の児童生徒が毎日大便をすると答えております。その他の子どもたちも2日、あるいは長いのは3日に1回はあるということで、調査結果が出てございます。便秘の原因につきましては、食生活における繊維食品の摂取不足や基本的生活習慣のみだれ、あるいは運動不足などに問題があると言われております。  教育委員会といたしましても、これから生活習慣病対策委員会や養護教諭研修会等を通しまして、正しい生活リズムの確立を図り、食生活や、また排泄の大切さなどの指導を行ってまいりたいと存じております。 ○議長(上原清君)  久保田淑子君。 ◆久保田淑子君   ご答弁ありがとうございました。  1番目の温暖化防止の件でございますが、11年に計画してからというのはちょっと遅いんじゃないかと思います。いろいろ細かく身近にできることをいくつも取り上げて先ほど話をしました、本当に今3回目の会議ですが、京都で行ったために、大きく日本中にこの温暖化防止の波があると思います。本当に日ごろから私たちが心がけていかなければいけないことがたくさんあります。今までも言われてきたのですが、なかなか実行に移っておりません。身近にできる温暖化防止をまず那覇市が率先して、特に私たちのまわり、また役所内からそういう波を起こしていく、これはすぐやれることだと思います。  また、学校、それから地域の自治会だとか婦人会だとか、そういうところにもこういうことが防止につながるんだということで書面を送るとか、本当に今やろうと思ったらいくらでもできることだと思います。学校の現場でも、子どもたちにやはりこれから温暖化が進むと大変なことになると、私たちの代ではなくて、あと100年すると本当に大変なことになってしまうということを、意識の啓発をやっていかなければいけないんじゃないかと。そのためにも今から啓発をしていく、例えば「市民の友」に載せるとか、また講演会を開くとか、いろいろできると思います。  部長、環境の計画を11年にというのは、それを踏まえてもできると思うんです。今、この京都会議がある。また、みんなの意識が高まっているときに市民に啓発することが大事じゃないかと思います。テレビを見ていても、この京都会議というと、国がやるものだと思っている方もたくさんいると思います。そうじゃなくて、身近な私たちがやることだということを啓発していかなければいけないと思います。  私は、先月、女性局の会議の講演会で、加藤修一参議員が、我が家の環境チェックということで、イエス、ノーのほうで、先ほども挙げました照明、テレビなどをこまめに消すとか、イエスとかノーとかいうのが、温暖化にストップ、それから大気をきれいにしよう、水を大切にしようと、たくさんの細かいごみ問題とか、それから豊かな森林とか、そういうことで上げているアンケートみたいな、こういう用紙をいただきました。本当におもしろいなと思って友達や近所の人にあげたら、即実行したと。今まで歯磨きのときもずっと水を流していたけど、そう言われたら止めて使うようにしたとか、すぐ反応がきます。そういうことで、私は身近なところの啓発をやるべきじゃないかなということで、きょうは取り上げました。  そしてもう一つ、京都の山科のグループが、ケナフという木なんですけれども、この植物は東南アジアなど熱帯地方原産の植物で、温暖化の元凶とされる二酸化炭素を5倍も吸収するということで、この草の種を取り寄せて育てた、それが大きくなったのを展示して、こういうものもあるんだと。こういうようなグループもあるんですね。だから、本当にこういうことの啓発がなされてくれば、各地域のグループでも取り組みをやると思います。部長、そういう面をもう1回、お答えをお願いいたします。  それからトイレの件ですが、これは、この間もトイレの壊れているところを父兄が見かねて直したということも聞いておりますし、またもう一つは、ハードじゃなくて精神面のことから便秘になる。それをOLに調査をしたときに、高校以前のそういう便を我慢したのが便秘になっているということで、このお医師さんはこういうアンケートをとったということを言われております。そういうことから、身近な私たちの周囲をよく見て、本当に取り組んでいかなければいけないと思います。先ほどパーセントであまりいないと言われておりますけれども、これは本当に取り組んでいくべきじゃないかと思います。  それから、森林のことですが、先ほどいろんなところのすばらしい街路樹のことを取り上げましたけれども、那覇市ももっと大きな木を植えたらいいのにとか、現在の那覇市を見ても緑が少ないし、もっともっとすばらしい木がたくさんあるのに、もっとここらへんに植えたらいいのにと思う箇所がいっぱいあります。どうか、今何にも植えられていない新都心をもっともっと研究をして、もっともっと那覇市のすばらしい名所にできるように取り組んでいただきたいと思います。  そして、泊小学校の拡張なんですが、一つわびしいというのか、体育館の壁のところに「日本一狭い運動場、譲り合う心で世界一広い運動場に」という言葉が書かれて貼られていたんです。本当にそれぐらい狭い運動場で、早く広い運動場にということを望んでいますので、お願いしたいと思います。  最後に、先ほどの環境問題、部長よろしくお願いいたします。 ○議長(上原清君)  保健衛生部長、並里利彦君。 ◎保健衛生部長(並里利彦君)
     環境問題の抜本的な対策について、いわゆる環境基本計画の中で取り組んでいくということを申し上げましたが、ただ、若干誤解があったかと思いまして、平成11年度に計画をつくるのでは遅すぎると、できるところから手をつけていくべきだというご指摘でございます。  できるところから手をつけていくということは当然のことでございまして、先ほど若干事例として申し上げましたが、保健衛生部におきまして、フロンガスの回収やら、あるいはアイドリング・ストップ運動等を対策しておりますし、全庁的に言いますというと、総務は総務で市庁舎の消灯の奨励、あるいは冷房温度の高温設定等々やっておりますし、あるいは学校現場においては、環境教育の面から温暖化防止に取り組んでいると。  それから今後の問題、特に市民への啓発ということがございましたが、本市の市民広報「市民の友」でも、折りに触れて環境問題をPRしておりますが、同時に環境フェアを開催しまして、広く国の機関、あるいは県の機関ともタイアップしながら対処させているところでございます。  それから、自然環境保護団体の育成についても努めておりまして、ついこの間の環境フェアを見ますというと、かなり全国的なネットも広がっているという状況にありまして、今後、そういった総合的な、身近なところで即対応できるのは対応しつつ、将来的には体系化された環境保全対策を講じていきたいと、そういうことでございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。以上でございます。 ○議長(上原清君)  久保田淑子君。 ◆久保田淑子君   どうもありがとうございました。時間がありませんので、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(上原清君)  次に入る前に、休憩をいたしたいと思います。            (午後4時15分 休憩)            ───────────            (午後4時16分 再開) ○議長(上原清君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  前田政明君。 ◆前田政明君   私は発言通告に基づいて個人質問を行います。  最初に、第三セクター行政について質問します。  那覇市のかかわる第三セクターの運営の現状と、今後の対応について当局の見解を伺います。  次に、事務事業の改善に関する我が党の代表質問を受けて改めて質問します。  全国市民オンブズマン連絡会議が7月に発表した入札結果、全国一斉情報公開請求の調査結果は、各界に衝撃を与えました。公共工事の入札のほとんどで談合の事実が明らかだとしているからです。同連絡会議は、調査結果を踏まえ、談合をなくすために、予定価格の公表が必要だと指摘しています。  97年10月7日付け日経新聞では、「公共工事予定価格、入札後に公表、透明性高め、コスト引上げ、政府来年度にも」と見出しをつけ、政府はこれまで開示を認めていなかった公共工事の予定価格について、入札後に限って公表する方針を固めた。入札の透明性を高めるとともに、割高と指摘される公共工事のコストを引き下げるのがねらい、政府が来年度にも国の直轄事業で公表に踏み切り、地方自治体にも公表に追随するよう働きかける。落札価格に加え、予定価格を開示することで、国や自治体の設定水準が妥当であるかどうか検証できるようになる上、入札参加業者の談合等、不正行為を抑止する効果もある。自治体の不正支出問題などを追及している全国市民オンブズマン連絡会議などが予定価格の公表を強く求めており、情報公開の流れには逆らえないと判断したと報道しています。  建設大臣の諮問機関である中央建設審議会が、来年から予定価格の事後公表の方針を打ち出したことは画期的なことであります。  高知県では、設計金額を入札前に公表すれば、透明性の確保や贈収賄事件の未然防止が期待できる等から、設計金額の事前公表を実施する考えを明らかにしています。  全国に先がけて情報公開行政を進めている那覇市として、談合などの防止のため、設計金額の事前公表と、予定価格の事後公表が必要であると考えるが、当局の見解を改めて伺います。  那覇革新市政の地元企業への優先発注と、公共工事の分離分割発注は、多くの中小零細企業に喜ばれてきました。私はこの基本的な立場を踏まえ、公共工事の分離分割発注を守り発展させることは、大変重要であると考えています。  公共工事の分離分割発注の基本は、中小零細企業が、下請けではなく、元請けとして、直接公共工事を受注する機会を広げることによって、地元企業の育成に貢献することであると考えるものです。この立場から、那覇市の公共工事の現状を見るとどうなっているか、その現状と今後の対応について当局の見解を問うものです。  次に、公共工事にかかわる「研究会」「学習会」等があると聞くが、これらに市の職員や、管理職や、議員が参加していることもあるのか、このことに関する当局の認識と対応について問うものです。  次に、那覇市の入札において指名参加数が平均より数倍も多い業者があるがどうしてか、これらの業者の落札回数はどうなっているか、当局の見解を問うものです。  以上で質問を終わりますが、答弁によりましては自席より再質問いたします。 ○議長(上原清君)  総務部長、金城栄行君。 ◎総務部長(金城栄行君)  それではお答えいたします。  第1点目の第三セクター行政について、本市のかかわる第三セクター社は、数社ございますが、まず久茂地土地開発株式会社についてお答えいたします。  同社には、1億2,000万円を出資し、株式保有率は24.7%となっております。派遣職員は2人であります。経営は順調で、派遣職員の人件費も、業務部長につきましては、平成6年度から、専務につきましては平成8年度から100%同社で負担いたしております。  なお、平成8年度からは、配当率2%、総額970万円を配当いたしております。  当面現状のまま株式を保有し、派遣職員につきましては、次年度は1人を減ずる予定であります。 ○議長(上原清君)  港湾部長、宮城真助君。 ◎港湾部長(宮城真助君)  前田政明議員の泊ふ頭開発株式会社の第三セクターについてご説明申し上げます。  泊ふ頭の開発株式会社の平成8年4月1日より、平成9年3月31日までの第8期の決算状況は、第8期の損益計算書から見ますと、賃料収入等が8億7,145万9,451円ございますが、販売費等の経費、5億846万7,033円を差し引きました営業利益は3億6,299万2,418円となっております。  これに支払利息等の営業外損失、3億6,231万7,316円を差し引いた経常利益が、61万5,102円の単年度黒字となっております。  しかしながら、平成9年度3月末の累積赤字は2億7,068万9,260円となっております。  また、経営状況は別にいたしまして、空き区画の状況がございます。  とまりんには、物販9、飲食3、業務15、娯楽1、ホテル1のテナント企業が入居しておりますが、賃貸可能区画48区画のうち、8区画が空き区画となっております。  このように泊ふ頭開発株式会社の経営状況は、かなり厳しいものがございます。  また、泊ふ頭開発株式会社によりますと、今後、経営状況を好転させるための方策といたしまして、集客向上のための各種イベントの誘致に努めるとともに、空き区画解消のために鋭意、テナント誘致の営業努力を払っているということでございます。  本市といたしましても、泊ふ頭開発株式会社の経営状況が厳しいものと真摯に受け止めているところでございます。  今後は、市といたしましても、泊ふ頭の活性化を図るため、緑地等の周辺の環境整備を促進し、集客に努めるとともに、従来からもっていた会社と那覇市との連絡会議をより密にして、会社の経営状況の好転に向けて、話し合いをして調整していきたいと考えております。 ○議長(上原清君)  都市計画部長、高嶺晃君。 ◎都市計画部長(高嶺晃君)  那覇新都心株式会社の運営の現状と今後の対応についてお答えいたします。  当社は、地域公団、それから沖縄県、那覇市、さらに民間の会社でもって出資をいたしまして、平成6年9月に設立をしております。  主な業務内容といたしましては、土地の活用等についてのコンサルティング業務、また土地の活用等についての調査及び研究業務、さらに区画整理事業地区内の管理業務などとなっております。  これまでの取り組みといたしましては、土地の共同利用の推進として、地権者の組織化と事業化に向けた支援等を行ってまいりました。今後の対応としましては、那覇新都心センター地区に新たな拠点形成を促進するため、企業への誘致活動等にも取り組んでおりますので、関係機関とも協議しながら推進策を図っていきたいと考えております。 ○議長(上原清君)  企画部長、当銘芳二君。 ◎企画部長(当銘芳二君)  前田議員の第三セクター行政についてのご質問中、企画部所管の株式会社アクアパーク及び沖縄マリンジェット観光株式会社に関しお答えいたします。  まず、株式会社アクアパークについてでありますが、本市は平成8年度に3,000万円の出資を行いました。同社の本格的な事業開始のめど付けを可能とする最大の条件はやはり採算性でありますが、現在台湾投資グループを核とする投資グループと、施設運営委託の条件をめぐって折衝を重ねているところであります。  折衝のポイントは、賃料、設備投資の負担の肩代わり、大規模雇用によるプロパー社員の身分引継ぎなどに絞られており、先月のトップ間交渉の成果等を踏まえ、年開けにも同社と投資グループの間で調印が交わされる予定とのことでございます。  本市としましては、産業・観光の振興・雇用の創出といういろいろな経済効果を期待し、出資をしておりますので、同社と投資グループの調印に向けては、強い関心を寄せて、その成り行きを注目していきたいというふうに思っています。  続きまして、沖縄マリンジェット観光株式会社についてでありますが、本市は本市経済の振興、とりわけ北部地域との連携による観光振興という目的から、1,000万円出資しております。  去る7月に那覇・本部・伊江を結ぶ超高速船マーリンが就航しております。しかしながら就航後の運営状況を聞き取りしてみますと、かなり厳しい状況にあります。  主な理由は、搭乗率が当初目標に届かず、採算ラインの45%を大きく割り込み、20%前後にとどまっていること。また観光客の割合が地元客よりも少ないなど、計画目標とのギャップが大きいことにあります。  現在、エージェント対策をはじめ、いろいろな経営改善対策を検討しているとのことであり、本市としては、同社の経営努力を見守っていきたいと考えております。  第三セクターの経営をめぐっては、全国的にもその採算性が問われている状況にありますが、これからの第三セクターのかかわり方、あるいは事業の見極め方等につきましては、民間の資本投資に類するぐらいの厳しい視点も取り入れ、資本出資や、人的支援が安易にならないように留意していきたいとこういうふうに考えております。以上です。 ○議長(上原清君)  土木部長、宇栄原宗則君。 ◎土木部長(宇栄原宗則君)  前田議員の入札事務の改善に関しまして、1番から4番まで順次お答えしていきたいと思います。  まず最初に、1番ですけれども、談合などの防止のために設計金額の事前公表と、予定価格の事後公表が必要であると考えるが、当局の見解を改めて問うということに対してお答えします。  まず、設計金額の事前公表につきましては、現在、那覇市では設計金額は沖縄県で作成された積算基準、単価表を使用して積算しております。  その積算基準や、単価表は県においては部外者に漏れることのないように、取り扱いの注意を促していることや、設計金額を公表することにより、予定価格が推測されるおそれがあり、適正な競争を阻害しかねないとも言われている中で、設計金額の事前公表は今後の検討課題とさせていただきたいと思います。  次に、予定価格の事後公表についてですが、国としては、来年度中の実施を検討していると聞いておりますので、今後の動向を見守りながら、前向きに対応していきたいと考えております。  2番目の、公共工事の分離分割発注の基本は、中小零細企業が下請けではなく、元請けとして直接公共工事を受注する機会を広げることによって、地元企業の育成に貢献することであると考えます。この立場から、那覇市の公共工事の現状を見るとどうなっていますか。その現状と今後の対応について当局の見解を問うということに対してお答えいたします。  まず、公共工事の分離分割発注につきましては、これまでも分離分割発注を進めてまいりましたが、今後とも積極的に進める方針であり、ちなみに今年度から磁気探査調査業務を分離分割を発注することとし、中小零細企業の育成に努めております。  元請業者の下請けの件につきましては、那覇市建設工事請負約款により、一括下請負を禁止しており、一部の下請負は、下請負者通知書を提出しなければなりません。現状として下請負者通知書の提出はわずかであります。  したがいまして、下請けのケースは少ないと考えておりますが、今後の下請業者に対し、下請けについての指導を強化していきたいと思います。  3番目でございますけれども、公共工事にかかわる「研究会」「学習会」等があると聞くが、これらに市の職員や管理職や議員が参加していることもあるのか、このことに関する当局の認識と対応について問うということに対してお答えいたします。  毎年開かれる土木建設業協会等の総会後の懇親会に案内にある場合に限り行政側として参加している事例があります。  ご質問の「研究会」「学習会」等があることは存じておりませんが、今後とも、いささかの誤解を招くことのないよう一層襟をただしていきたいと思います。  4番目でございますけれども、那覇市の入札において、指名参加回数が平均よりも数倍も多い業者がいるがどうしてか。これらの業者の落札回数はどうなっているか。当局の見解を問うということに対してお答えいたします。  まず、指名にあたっては、業者の指定技術資格の有無や、技術者の数、業者の工種の業種数、過去の工事実績などにより指名を行っておりますことから、指名回数には差が生ずることになります。  落札回数につきましては、平成8年度の土木業務の落札回数を例にとって説明いたしますと、Aランクが5回、Bランクが50回、Cランクが59回、Dランクが25回、合計で139回の落札があります。  そのうち、工事を1回落札した業者が123業者で94%、2回落札した業者が8業者で6%、3回以上の落札した業者はございません。  このことから、一部の業者が偏って落札していることはないと考えております。以上でございます。 ○議長(上原清君)  前田政明君。 ◆前田政明君   どうもご答弁ありがとうございました。  再質問させていただきます。  最初に、第三セクターの問題でアクアポリスのものですが、台湾投資グループにいろいろとかかわっているということで、その賭博場ですね、アクアポリスを賭博場にしてはいけないと思うんですけれども、それについてはきっぱりと市としてその見解を申し出ているのかどうか。ちょっと最初にそこだけまずお聞きしたいと思います。 ○議長(上原清君)  企画部長、当銘芳二君。 ◎企画部長(当銘芳二君)
     お答えいたします。  この件につきましては、以前、市長名で文書で正式に申し入れをいたしております。  これに対して会社におきましても、そういうことはさせないということで約束をちょうだいしております。 ○議長(上原清君)  前田政明君。 ◆前田政明君   どうもありがとうございました。  あとの入札問題に入りたいと思いますが、那覇市の場合、全国に誇る情報公開ということで頑張っているわけですけれども、この市民オンブズマンの松葉謙三代表幹事などが、紙面でいろいろ語っているんですけれども、その中で、やはり市民の税金を使って行われる公共工事については、これを広く知らせるべきだということで述べておりますし、談合が行われた入札では、予定価格の99%ぐらいに張りついていると。談合をやる意味は自治体が予定する最高の価格で落札することにあると。  それから、予定価格が分かるかということについては、これは行政手続法でのいろいろな解説文書にも、だいたい積算は主なところであればだいたいできると。そういうことで実際上は設計金額については、ほぼ業界であれば知り得る状況になっている。そういう面で、このことについては、やはり予定価格の公表、これができなければ設計金額、これを公表して、そしてオープンにしたらどうかと。そういう面では、この設計金額、限りなく予定価格に近い金額が出ることによって、やはり入札においては業者が価格競争をするわけですから、利益をどれだけ確保できるかということで、その線で最低価格で努力をして入札するはずだと。こういう面で予定価格を隠して贈収賄事件だとか、様々な事件を引き起こす、こういうことと比べたら、公表しても何ら差し支えない、そういうような積算根拠になっているのではないかということが述べられております。  それで、設計金額について、県は公表していないと。積算価格ですね。これは長崎県などでは、もう積算予定価格を公表しているんですね。そういう面で、ただ県がやってないからだめだということではなくて、やはりそれを那覇市が、ほかの県と同じように県はなぜやらないのかということを求めて、親泊革新市政の一つの柱であります情報公開、何人もいわゆる税金がどのように使われているかということを知る権利がある。これが保障されている那覇市の情報公開条例の趣旨からいっても、ただ時期を見てやりますということではなくて、建設大臣の諮問機関でも、事後公表をやるということを明らかにしているわけですから、この予定価格の事後公表などは積極的に、今でもすぐできるわけで、これをやることによって、入札価格は公表されておりますから、じゃ、どうなっているかということがすぐ分かりますね。そういうような形で、税金の使われ方をチェックすると。これは私は事務事業の見直し、今言っている福祉を切り捨てる、その他の事務がそういうことをやれば増えるから、これは予算が増えるということで理解するのではなくて、こういう形で襟をただしてぴっしりやることによって、私は非常に今求められているのではないかなと。  区画整理事業などでも、いろいろ聞きましたら、閉める時期になって、一般会計から10億も何億も出さなければ、この事業が終わらないと、こういうような事態も今起こっていると。こんなものについても、やはりもっともっと公共工事のあり方について、市民なり、議会なりが目を光らせていく必要があるんじゃないかなというふうに思いまして、これについてはもっと積極的な立場で、後でまとめて市長にご見解をお願いしたいと思います。  それから、今私たち共産党には、生活相談でいろんなことがくるんです。倒産をした業者から2万円出して勉強会に行ったと。10万円出して朝までつき合ったと。そして朝から仕事をしていて、ある先生の勉強会に行かないと指名に入れないというふうに聞いたと。そういうことをやって努力をしてきたけれどもだめだったということで、生々しい内部告発と申しますか、そういうものが、今倒産によって、そういう関係業者からも寄せられているんです。  ××、×××××、××××××××××××××××、××××××××××××××××、××××××××××××××。××××××××、×××××××××××。××××××××××××××××××××××、××××××××××××××××××××××××、××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××。  私はそういう面で、那覇市が予定価格の問題についても、設計価格の問題についても、積極的に、本当に財政を立て直していく、そのためには筋を通してきっちりしなければいけないという一つのこととしてお考えいただきたいと。  それから、私は今から9年前、補欠選挙で通って、市長の2期目のときに、不正事件が起こって2人の部長が逮捕されました。本当に市長は悩んでおりまして、私も補欠選挙で当選した時期、100条委員会に加わりました。真相解明にかかわりました。そういう面であのような思いは二度としたくない。そういう思いでこの質問をきょうやったわけでございます。  私たちのところには、いろんな情報が寄せられております。きょうは本会議でありますのでこの程度にとどめておきますけれども、あとは建設常任委員会などで深めていきたいというふうに思います。そういう面でこのような問題について、やはり他の県でやっているように、長崎県でも積算価格を公表している。沖縄県にも市長から積極的に公表すべきじゃないかということを申し入れいただきたいと思いますし、予定価格の事後公表などについては、ただちにやっていただくようにお願いをして、答弁、総務部長と市長にお願いしたいと思います。 ○議長(上原清君)  親泊康晴市長。 ◎市長(親泊康晴君)  入札事務の改善として、設計金額の事前公表と、予定価格の事後公表、これにつきましては、いろいろ事前の公表と事後の公表に、事後の行政上支障がない限りは、私もこれは公表すべきだというふうに理解をしております。  特に、国のほうが今検討して、近々にそれの考え方を出すというふうに言われておりますので、いずれにいたしましても、強力なる公表、事前・事後の公表がまずいということがあれば別といたしまして、行政的にもさほどの支障がない限り、私はこれは公表に踏み切るべきだというふうに理解しておりますけれども、今一度内部で検討いたしまして、積極的な形でこれの処理をいたしたいと思います。 ○議長(上原清君)  総務部長、金城栄行君。 ◎総務部長(金城栄行君)  お答えいたします。  ただいまの件につきましては、××××××××××××、××××××××××、×××××××、×××××××××××、××××××××××××××××、××××××××××××××××××××。 ○議長(上原清君)  前田政明君。 ◆前田政明君   最後に要望ですけど、私は現場で、関係者から市の職員などに設計金額や予定価格などの問い合わせがあったなかったと。こういうアンケートを無記名でやはりやっていただきたいと。そういう形で1人で悩んでいる職員の方も多いと思うんですね。そういうことをあるかないか含めて、これはうわさ話ではだめですから、それぞれ職員の方にアンケートをとっていただいて、いわゆる関係者などから、予定価格や設計価格を教えてくれというような接触がなかったかどうか、ここはぜひ今後も質問をしていきたいと思いますので、当局をして、そういう点からも今の行政改革、そういうものについても清潔に、市民の税金が公平に使われるというような形で要望しておきたいと思います。  そういう面で私どもは、この苦しい財政状況を本当に市民の立場で市長と力を合わせて、市民本位の市政前進のために頑張っていきたいということを述べて、私の個人質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。    (「議長、休憩してください。議会の名誉にかけて、今、指名してくださいと言っているんですよ。」と言う者あり) ○議長(上原清君)  休憩いたします。            (午後4時46分 休憩)            ───────────            (午後11時30分 再開) ○議長(上原清君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  ただいま安慶田光男君ほか34人から、地方自治法第135条第2項及び会議規則第153条第1項の規定により、議員前田政明君に対する懲罰の動議が提出されました。 ○議長(上原清君)  おはかりいたします。  この際、本件を日程に追加し、議題とすることに、ご異議ございませんか。     (「異議あり」と言う者あり) ○議長(上原清君)  「ご異議」がありますので、起立により採決いたします。  本動議に賛成の諸君の起立を求めます。         (起立多数) ○議長(上原清君)  「起立多数」であります。  よって、本動議は可決されました。 ○議長(上原清君)  前田政明君に対する懲罰動議を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  前田政明君に対する懲罰動議を議題といたします。  動議提出者から説明を求めます。  安慶田光男君。 ◆安慶田光男君   けさから空転引き続きで、当局には大変ご迷惑をおかけいたしておりますが、今、大変重要な時期だけに、また、私たちの行革に掲げて、議員自ら、あるいはまた職員自ら律しなければならない重要な時期だけに、やはり議会というものは、議会の権威と品位をなくしてはならないと、私は思います。  さて、提案理由をご説明いたします。皆様方もご承知のとおり、きょうの一般質問の中で、調査なくして発言なしと言われるように、議会において議員の発言というものは、十分なる調査に基づいて慎重に行わなければならないと、私は考えるものであります。  そのためにわれわれは調査費も計上されておりますし、それを活用しなければならないのではないかと私は考えるものでありますが、しかし、残念ながら今回の前田議員の個人質問における発言は、一市民の声をうのみにし、何の裏づけ捜査もないままに行われており、議会運営上、問題があると考えるものであります。  自治法の132条に定める議会品位の保持を著しく汚したことになり、まことに由々しき問題と断ぜざるを得ません。もはや、発言の取り消しで済ませる問題ではなく、その責任を厳しく追及するために懲罰動議を提出した次第であります。  議員各位の賛同をお願いするものであります。 ○議長(上原清君)  動議提出者に対する質疑に入ります。  当真嗣州君。 ◆当真嗣州君   動議を提出された安慶田議員に質疑を交わしたいと思います。  前田議員の発言の趣旨は、全国的な談合防止の問題に関する公共工事の入札事務の改善の到達点を、那覇市でも取り上げて改善していくことを求めたもので、何ら信用を著しく失墜させるような発言ではないと思っております。言論の府における正当な発言だと私は確信をいたしております。  市民オンブズマンの連絡会議が7月に発表した入札結果、全国一斉情報公開請求の調査の結果は、各界に衝撃を与えました。公共工事の入札のほとんどで談合の事実が明らかだとしているからであります。同連絡会議は調査結果を踏まえ、談合をなくすために予定価格の公表が必要だと指摘して、内容を取り上げました。建設大臣の諮問機関である中央建設審議会が、来年度から予定価格の事後公表の方針を打ち出したことは画期的なことであります。高知県では、設計金額を入札前に公表すれば、透明性の確保や贈収賄事件の未然防止が期待できるから、設計金額の事前公表を実施する考えを明らかにしております。  全国に先駆けて情報公開を進めている那覇市政として、談合などの防止のために、設計金額の事前公表と予定価格の事後公表について、当局の見解を求めたのが前田議員の発言の趣旨でございます。  その際、「公共工事に関わる研究会、学習会等があると聞くが、これらの趣旨の職員や管理職や、議員が参加していることがあるのか」このことに関する当局の認識と対応について質問いたしました。談合防止の決意と取り組みについて質問したわけであります。何ら議員の信用を失墜するようなものでは、決してございません。「前田議員の個人質問における発言中、選良である市会議員の信用を著しく失墜させる発言があり、その議会内における言動は懲罰に値する」と言っているが、具体的に前田議員の質問のどこが懲罰に値するのか、具体的に答えていただきたいと思います。 ○議長(上原清君)  安慶田光男君。 ◆安慶田光男君   お答えいたします。  前段の当真議員が言われております予算の公開、並びに設計金額の公開などにつきましては、そのとおりでございました。しかし、私が問題にしているのは、再質問からでございます。  これは、皆様方もすでに議会運営委員会の中で、「実は2万円の勉強会に行ったと、10万円を出して朝までつき合ったと、そして朝から仕事をして、ある先生の勉強会に行かなければ指名に入れない」という部分については、皆様方も撤回をしたいと申し入れをしたじゃありませんか。そして、取り消しをしたい。  そのことが、まさに私たちが今問題にしております。前田議員も選良であるならば、われわれも選良でございます。ならば、私たちも市民の代表として、あらぬ嫌疑をかけられ、そして、市民にあたかも議員全体がそうであるように、議員の特定もできず、先ほど言いましたように、十分な調査もしないままにいくら言論の府と言っても、私はそういう議会の品位を汚すような言葉があったという事実をもって、私は懲罰に値するという考えでございます。 ○議長(上原清君)  当真嗣州君。 ◆当真嗣州君   再度質疑したいと思います。  先ほど安慶田議員が言われた、「2万円出して勉強会に行ったと、10万円出して朝までつき合ったこと、そして朝から仕事をしていて、ある先生の勉強会に行かないと指名に入れないというふうに聞いたと」こういうことを述べておりますが、それは生活相談の中で聞いた話でございまして、あくまでも談合や癒着をなくしたい、そういう立場から例として挙げたものでございます。  前田議員の質問は、市民の立場から、入札制度の事務の改善と公正な入札制度の推進ということで、生活相談などの内容を紹介しただけであります。議員がかかわっているという発言もなく、市民の立場から、市民の税金を使って行われる公共工事の事務手続きの改善を求める内容の質問となってはないでしょうか。  改めて、懲罰動議の内容は、議員の正当な言論に関する質問権を封ずるものと私は思いますが、どうでしょうか。 ○議長(上原清君)  安慶田光男君。 ◆安慶田光男君   お答えいたします。  先ほどから申し上げておりますように、前段におきましての前田議員の、要するに談合に対する不正につきましては、私たちもそのとおりだと思って聞きましたし、それについて私たちがとやかく申し上げているものではございません。  次に申し上げているのは、再質問に移ってから、通常、私たち議員は、たまたま市民の中で先生と呼ばれることも多々あります。そういう中で、議員と言ってないからいいじゃないかとか、そういうような言葉のあやをとって、われわれは当然議員を懲戒処分にするという決意をするわけですから、そうじゃなくて、並々ならぬわれわれも十分に値するというふうに理解をし、なおかつ10万円、20万円と具体的に金額を挙げて言うならば、それなりの根拠と、それなりの資料があって、私は最初は議運でそれを提示してもらいたいと、そしたら市民相談だからできない、ならば、われわれは、われわれのかぶさったこの議会の品位と、あるいは議員にかけられた嫌疑を晴らすことができない。じゃどうすればいいのかと、真相を究明しなければならないじゃないかというような立場から、やむにやまれぬ気持ちで、私たちは同僚議員をこうするのであって、言葉のあやで、遊びでやるようなものではない。  ならば、10万円、20万円ちゃんと持って行った人がいるならば、それを明らかにすべきです。そして、ある先生と言うならば、特定をして残りの議員の嫌疑を晴らしてください。私は議会運営委員会でも堂々と主張したはずなんです。しかし、それには裏づけがある、自信があると言っておきながら、その1時間後には、休憩をとって持ち帰ったら、いや、皆さん方に指摘された部分は撤回してもいいと。  こういうようなことで、信念をもった発言、いくら議会が議論の府といえども、やはり、さっきから言っているように、自分の発言に対しては責任をもたなければいけませんし、ましてや私たちは個人ではありません。しかも、ここは那覇市議会という神聖なる議場であります。市民の代表が集まってきた審議の場所であります。そういう場所で、先ほどから申し上げましたような、そういう発言につきましては、私は取り消しだけでは済まない問題だということで懲罰動議といたしております。ご理解ください。 ○議長(上原清君)  当真嗣州議員。 ◆当真嗣州君   先ほど安慶田議員から、共産党は発言部分の取り消しもすると言ったんじゃないかと、こういうことを言っておりますが、私たちは議会の空転をこれ以上続けさせてはいけないと、こういう立場から発言の削除をしてもいいということで提案したわけでございますが、前田議員の生活相談の中で聞いた話は事実であり、本来ならば、私もこの議場で明らかにすべきだと思いますけれども、しかし、相談した人の立場もありますし、プライバシーの問題もありますので、それ以上、議会を空転させるわけにいかないということで、私たちはこれを提案したわけであります。  ですから、私たちは決して前田議員の発言につきましては、やむを得ない発言だと、言論の府では許容する範囲内の発言だと私は考えております。私たち日本共産党市議団は、この言論の府における議員の質問権を不当に侵害するような懲罰動議は、絶対に認めることはできないと考えております。言論の府にふさわしい、公共工事の談合防止の具体的改善の実現をめざして、市民とともにさらに奮闘するものであります。  前田議員の個人質問の内容は、公共工事の事務の改善のため、議員の質問権に基づく正当な発言であり、何ら問題はないと確信するものです。今回の懲罰動議は、極めて遺憾な数にものをいわせた内容となっておりますので、質疑を通して、このことが具体的になりましたので、今回の動議は撤回されるべきだと主張して、質疑を終わります。 ○議長(上原清君)
     安慶田光男君。 ◆安慶田光男君   質疑にお答えします。  たとえ議会の正常化のためといえども、議員が一選良として議場で発言したことを簡単にとり下げる、とり上げるというようなことを、私はやっちゃいけないと思います。これは自信をもって、選良であるならば、しかも本会議で堂々と事前通告もしたうえに、皆様方、今、当真議員の質疑の中には、議会運営のためにやむを得なくやったんだと。私はそういう信念のない議員ではないと、私は思います。やはり自信があれば、堂々と本会議でやるべきであって、議会正常化という名前で、自分の発言を撤回したり、取り下げするようなものではないと、私は思うものであります。  ですから、私は、これは撤回以上のものがある。しかも、通告制で通告もして、なおかつ、こういう問題も明らかにして、取り下げなければならんというようなことをすれば、それなりの非を認めていると私は思うわけでありますから、十分、懲罰に値するという考えであります。 ○議長(上原清君)  ほかに質疑はありませんか。      (「なし」と言う者あり) ○議長(上原清君)  これにて質疑を終結いたします。  前田政明君から本件について、一身上の弁明をしたいとの申し出があります。これを許可することに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(上原清君)  「ご異議なし」と認め、前田政明君の一身上の弁明を許可することに決定いたしました。  前田政明君の一身上の弁明を許します。前田政明君。 ◆前田政明君   私は、本日行いました個人質問における趣旨は、我が会派の団長からも行われておりましたけれども、やはり、今大きな問題になっております入札事務の談合防止、こういうものについて、全国の到達点を踏まえて、さらにどうするかという点で質疑を、質問をしてまいりました。  こういう面で、私の再質問の中での内容について、今、私たち共産党には生活相談でいろんなことがくると。倒産をした業者から、「2万円を出して勉強に行ったと、10万円出して朝までつき合った、そして、朝から仕事をして、ある先生の勉強会に行かないと指名に入れないというふうに聞いた」と、「そういうことをやって努力してきたけれども、だめだった」ということで、生々しい内部告発と申しますか、そういうものが、今倒産によって、そういう関係業者からも寄せられているんですということで述べました。  私は、そういう内容を踏まえて、この本会議でそういう事例として説明をしたつもりであります。そういう面では、全体の中で十分いき届かなかった面もあると思いますが、その趣旨をご理解いただきまして、ともに、そういう談合防止を含めた、市民の暮らしを守る立場で行政を進めていきたいなというふうに思います。  そういう面で、私が今回行った趣旨は、そのような趣旨でございまして、そういう生活相談の中からの具体的な事例の紹介として行いましたけれども、ここについては、議員の皆さんのご了解をお願いしたいということを述べまして、私の弁明の弁にさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(上原清君)  おはかりいたします。  懲罰の動議については、その提出とともに委員会条例第7条の規定により懲罰特別委員会が自動設置されました。また、会議規則第154条の規定により、委員会の付託を省略して議決することができないことになっております。  よって、本動議については、10人の委員で構成する懲罰特別委員会に付託のうえ、審査することにいたしたい思います。これに、ご異議ありませんか。     (「異議あり」と言う者あり) ○議長(上原清君)  ご異議がありますので、起立により採決いたします。  本動議に賛成の諸君の起立を求めます。         (起立多数) ○議長(上原清君)  起立多数であります。  よって、本動議については、懲罰特別委員会に付託のうえ、審査することに決定いたしました。 ○議長(上原清君)  懲罰特別委員会が設置されましたので、休憩し、委員の選任案について協議するため、議会運営委員会を招集いたします。  休憩いたします。            (午後11時53分 休憩)            ───────────            (午後11時55分 再開) ○議長(上原清君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  おはかりいたします。  本日の会議は、この程度にとどめ、延会いたしたいと思います。  これに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(上原清君)  「ご異議なし」と認めます。  よって、本日はこれにて延会することに決しました。  明12月10日の会議は、議事の都合により、特に0時30分に繰り上げて開くことにいたしたいと思います。            (午後11時56分 延会) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  上記のとおり会議録を調製し署名する。   平成9年12月9日        議  長  上 原   清        署名議員  仲 村 善 信        署名議員  亀 島 賢 優...