倉敷市議会 2021-09-09 09月09日－04号
人の命に優劣をつけ、価値のない命は抹殺しても構わないという優生思想そのものであり、断じて容認できるものではありません。 生活保護法第１条では、日本国憲法第25条に規定する理念に基づき、国が生活に困窮する全ての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長するとされ、これが生活保護法の基本原理とされております。
人の命に優劣をつけ、価値のない命は抹殺しても構わないという優生思想そのものであり、断じて容認できるものではありません。 生活保護法第１条では、日本国憲法第25条に規定する理念に基づき、国が生活に困窮する全ての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長するとされ、これが生活保護法の基本原理とされております。
これから世界に対して我々が申し上げたいのは、もしも総社市をはじめとして市役所や県や国が、社会、政治が障がいある方の生まれてきてから亡くなるまでの在り方を保障するのであれば、そのルールが作れるのであれば、日本は優生保護法といって障がいある方の意思を確認せず強制妊娠中絶という、あしき法律を持った国です。
それは何か、優生思想と思います。妊婦さんの血液から胎児の染色体異常を調べる出生前診断で異常が見つかればその命、お母さんのおなかに宿ったものがそこで終わりになる、終わりされる。人の命を選別することがまかり通る。何ともいえぬ気持ち、思いがあります。人それぞれに幸せに充実した人生を歩む可能性は障害の有無や程度にかかわらず、誰にも開かれていなければならず、その芽を初めから摘み取ってはならないと思います。
また，相模原市の障害者施設で起こった大量殺傷事件でも，優生思想に侵された人が起こしたと報道されています。どんな人も人として尊重されることが大切です。そして，実際それぞれの人が他の人とは違うすばらしさを持っています。 ア，相模原市での障害者施設の事件をどのように考えますか。 イ，ヘイトスピーチ禁止の条例づくりをしませんか。
このようなナチスの優生思想にもつながる障がい者の命と尊厳、存在をこれほどあからさまに否定する考えを絶対に認めることはできません。障がい者を含むあらゆる個人の権利と尊厳を保障する人権思想に根本から反するものです。障がいのある人もない人も、相互に人格と個性、多様な生き方を認め、支え合い、学び合う社会の実現こそが現代社会を形成する土台だと考えます。
つまり優生政策であった。２，強制労働が課せられて，重症化の原因となった。今なお強い後遺症に悩まされる原因となったわけですね。３，無らい県運動，つまり官民一体となった排除運動が展開されたということです。
現代に至ってもなおその障害者差別の本質は依然として健常者の優生思想として残り，障害者が生まれてはならないもの，また産んではならないものとして，健常者のみを多く産み育てようと妊婦の羊水チェックをし，妊娠，出産の過程で障害者を排除しようとする県民運動も過去県行政によって展開されようとしました。また同時に，社会から障害者を排除することをねらった障害者リストの作成の動きもあったわけです。
今国会で、優生保護法によって認められている人工妊娠中絶を現行の満24週未満から満22週未満に短縮するという内容の答申が、厚生省の公衆衛生審議会から出され、今年度内にも事務次官通知で施行しようとされております。このことに関してはいろいろの論議がなされておりますが、中絶そのものは、避妊に失敗したときや、やむを得ない事情のときのぎりぎりの選択であり、中絶を望む女性はいないと私は思っております。