岡山市議会 2018-09-07 09月07日-02号
この膨大な量の災害ごみの大半は津波堆積物と瓦れき類で,可燃物や不燃物,金属類等は126万トン程度と想定しています。災害ごみの発生量や種類に応じて仮置き場や仮設処理施設の設置場所等の確保を図るとともに,民間処理事業者等の協力を得ながら効果的な処理が行えるよう,その方法などについて研究してまいりたいと考えております。 以上です。
この膨大な量の災害ごみの大半は津波堆積物と瓦れき類で,可燃物や不燃物,金属類等は126万トン程度と想定しています。災害ごみの発生量や種類に応じて仮置き場や仮設処理施設の設置場所等の確保を図るとともに,民間処理事業者等の協力を得ながら効果的な処理が行えるよう,その方法などについて研究してまいりたいと考えております。 以上です。
さて,国におきましては,建物の倒壊などによる廃棄物や津波堆積物などが大量に発生し,その処理が復興の大きな課題となった東日本大震災の経験を踏まえ,平成26年3月に災害廃棄物対策指針を策定し,平成27年8月には災害廃棄物対策の強化を目的とした廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正を行いました。
いまだ多くの被災者の方は仮設住宅などでの生活を強いられ,平成24年12月末現在で,岩手,宮城,福島県の沿岸市町村の瓦れき処理状況は,災害廃棄物は44%,津波堆積物は16%の処理完了であり,決して順調に復興が進んでいるとは言えない状況であります。