岡山市議会 1987-03-09 03月09日-05号
教科書の記述は,同和地区の環境改善等実態的差別の解消はかなり克服されつつあるものの,差別事件が後を絶たず,心理的な面についてはなお厳しい実態があることを述べたものというふうに考えます。
教科書の記述は,同和地区の環境改善等実態的差別の解消はかなり克服されつつあるものの,差別事件が後を絶たず,心理的な面についてはなお厳しい実態があることを述べたものというふうに考えます。
地対協意見具申の中で,1つは地域改善対策の現状に関する基本的認識で,昭和44年以来18年にわたる国の予算は2兆6,000億円に上る地域改善事業の結果,生活環境の改善を初めとし,同和地区の生活実態の改善向上が図られたことにより,現在では同和地区と一般地区との格差は平均的に見れば相当程度是正されたこと。
第1点は,今日の同和行政の立脚点は昭和40年の同対審答申でなく,今回の意見具申であると思うがどうかというお尋ねでございますが,同和対策審議会の答申は,同和地区に関する社会的及び経済的諸問題を解決するための基本的方策について昭和40年に答申が出されたものでございます。同和行政の基本は同対審答申であると考えております。
しかし,差別意識の払拭へ向けての教育啓発,同和地区児童生徒の進路保障など,残された課題も多くありまして,法期限後においても新たな法的措置が必要であると考えておりまして,都市教育長会を通してこのことを国へ要望いたしておるところでございます。
続いて、同和対策費でございますが、同和地区の生活実態を把握し、その総体を明らかにすることにより、今後における同和行政施策の有効、適切な推進を資するため同和地区実態調査を実施することといたしまして50万円を、また共同作業所の建設費などそれぞれの事業の手直しを行い、合わせまして百十余万円の計上でございます。
その中には,同対審答申後21年たってかなり様相が変わり,生活環境や生活実態は著しく改善されたとし,同和地区と一般地域との格差は平均的な水準としては相当程度是正されたとし,また,心理的差別の領域においてもその解消が進みつつあるとしています。
そうした片っ方での状況があるわけでございますが、前にもこれ何かのときに御答弁を申し上げたと思うわけでございますが、さっき私が答弁でそういう法の期限内でという答弁を申し上げ、また要綱でもうたっておるのは、今申し上げたとおりでございますけれども、いわゆる同和地区での経済的な自立条件、そうしたものが非常にまだ劣位にあるということは、これは例えば生活保護世帯が非常に多いといったようなこと、さらにまた現実の就労状態
まず実態調査についてでございますが,現在総務庁において,同和地区住民の生活実態及び同和問題に関する同和地区内外住民の意識の状況を把握し,この問題の現状を理解するために必要な基礎資料を得るため,昭和60年度地域啓発等実態把握調査が行われております。このシステムは,全国で対象地域1万世帯の生活実態及び意識調査並びに対象地区外5,000人の意識を調査するものでございます。
そういう観点からすると、例えば固定資産税等について同和地区以外に、同和地区の人が同和地区以外に固定資産を求めておるものに対しても、実は同和減免ということで固定資産税あるいは都市計画税等が半分に減免されているわけです、これは申請にあくまでもよってですが。
問題の核心は,392区画中100区画は同和地区住民の既存の過密墓地,これは長楽寺境内の墓地でありますが,これを整理するために充て,無償使用させることになっており,そのために地元に墓地対策委員会を設置してもらうつもりであり,名簿も既に提出されているとのことであり,あくまで既存過密墓地の解消が中心課題であったと思います。
国保税や固定資産税について、同和地区の方は現在減免措置がされているわけです。これについては、こういう措置は部落解放には何の役にも立ちませんよと、漸次解消の方向に向かっていくべきではないかということで市長に質問したわけです。市長は、その点についてとにかく今日では同対審答申の線に沿ってやるんだと。しかしながら、いつまでというわけにはいきません。
当局の説明によりますと,この今谷墓地整備事業は,去る昭和51年,同和地区の環境整備の一環として,地元からの墓地整備の要望に基づいて,市は既存墓地の過密解消を図ることを目的に,同和対策事業としての整備を進める一方で,より効果的な差別解消を図るため,その中途において,同和墓地のみになってはいけないという観点から,広く市民の需要にもこたえるべく,一般事業として当初計画の規模を拡大,整備を図り,このたび1区画
その2は,児童館建設が同和地区にのみ建設されてる理由は何かをお尋ねしたいと思います。 次に,水道管の移管工事費の補助についてお尋ねいたします。 水が生活になくてはならないものであることは今さら言うまでもありません。衛生的でおいしい水を手軽に生活の中に引き込むことができる今日,ともすれば,その大切さを見失いがちになるほど岡山市の水道普及は広域に及んでいます。
青年,婦人,子供,成人を対象とした各種の講座を開設をしておりましたり,それから同和地区の児童生徒の学力向上のための学習会等を開催いたしましたり,それから同和地区住民の教養文化向上のための自主的な取り組みを助長する,そういうふうなことを実施しておるわけでございます。 以上でございます。 ◎監査委員(川上一正君) 3点についてお答えを申し上げます。
毎年ように決算委員会でも同和地区への住宅新築資金やあるいは住宅改修資金、これらの貸し付けが行われておりますが、十分な回収ができてない。そういうことで解放団体等とまた個人ともよく話を詰めて、早期にこれらの返還を求めるべきだという意見が、恐らく私が議会に出て以来、毎年のように決算委員会で問題にされ指摘をされておるわけでありますが、この改善の兆しというのは一向にないのが現状ではないかと思うんです。
2,同和地区住民の自立を支えるものであるか。3,市民の理解と協力が得られるか。4,一般施策との整合性があるか──の基本方針を打ち出しました。さらに,給付事業については,属地属人主義を原則とし,その認定は審議機関を設置し,市が厳重に審査することを提言しています。 この北九州市が打ち出された方針は,岡山市の同和行政の基本方針にそのまま移しかえることができると思います。
2番目に,同和地区には対策事業によっていろんな名称の数多くの教育啓蒙施設がありますが,この施設を使って新たに地区住民や周辺地区住民を対象に同和室なり教育委員会で独自の教育施策を実施する考えは。またそういう計画はありませんかお伺いいたします。 次に衛生関係でございます。 市立せのお病院の運営と今後の経営方針について伺います。
本件については,すでに代表質疑でも取り上げられ,議論も交わされたところでありますが,同事業は昭和51年同和地区の環境整備の一環として,地元から墓地整備の要求があり,これを受けて当局は今谷墓地の過密解消を図ることを中心に,今谷小集落地区改良事業跡地を買収し,同和対策事業としての墓地整備を進めてきたのであります。
そこでお尋ねいたしますが,今後同和地区における墓地移転等の問題が起きた場合,すべて衛生行政として対応するのか。それともケース・バイ・ケースで同和行政で対応することもあり得るのか。市としての基本姿勢をお示し願いたいと思います。
5 常任委員会における閉会中継続審査及び継続調査 1 継続審査について 〇 総務委員会 陳情第9号 スパイ防止法の法制化について 〇 衛生水道委員会 陳情第11号 岡山市スモンの会に対する市の助成金交付について 〇 経済委員会 陳情第7号 イズミヤ津高店(仮称)出店反対について 〇 建設委員会 請願第8号 永安橋の存置について 〇 文教委員会 請願第6号 同和地区大学奨学金