美咲町議会 > 2045-06-04 >
06月04日-02号

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  1. 美咲町議会 2045-06-04
    06月04日-02号


    取得元: 美咲町議会公式サイト
    最終取得日: 2020-07-23
    令和 元年第 4回( 6月)定例会第 2 日(令和元年6月4日)(1)会議の開閉時刻    開   議  午前 9時 30分    解   散  午後 3時 00分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別1山田雄二出席8松田英二出席2藤井智江〃9江原耕司欠席     欠員10岩野正則出席4形井 圓出席11貝阿彌幸善〃5延原正憲〃12山本宏治〃6左居喜次〃13金谷高子〃7林田 実〃14松島 啓〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職  名氏   名職  名氏   名町長青野高陽建設課長國宗 順副町長忠政堅之産業観光課長立石克之政策推進監井上博登徴収対策室長櫻井 実政策推進監山本翔紅会計課長貝阿彌美和総務課長稲谷雄治旭総合支所長前田有輝理財課長篠原 恵柵原総合支所長畑尾周一地域みらい課長光嶋寛昌旭総合支所 住民福祉課長池上久子くらし安全課長浦上 彰柵原総合支所 産業建設課長山本 資住民税務課平 一範福祉事務所長牧野雅明保険年金課長山崎秀仁教育長黒瀬堅志健康推進課長清水嘉浩教育総務課長石戸光也上下水道課長牧野英一生涯学習課長赤木郁貞(4)職務の為出席した職員の職・氏名   事務局長  神 坂 健 治   書  記  杉 山 慶 介         小 林 幸 子(5)日   程日 程議案番号件         名1  一般質問議長松島啓君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は12人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。(午前9時30分) なお、9番江原議員から一身上の都合のため欠席する旨の通告がありましたので報告いたします。 本日の日程を報告します。 第1に一般質問、以上のとおり定めますので、ご了承願います。 これから日程に基づき議事を進めます。 日程第1、一般質問。 これから一般質問を行います。 なお、この際申し上げておきます。会議規則第54条の発言内容の制限及び第55条の質疑回数の規定を遵守願うとともに、第56条の発言時間の制限により質問時間が30分までと決定されていますので、ご承知願います。 それでは、5番延原議員質問から行います。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) おはようございます。5番延原正憲です。 6月定例議会の一般質問のトップバッターをさせていただきます。 本年4月から、執行部は機構改革により新しい体制となりました。私たち議会議長交代を初め、議会構成も委員会構成も変わりました。さらに、5月からは元号平成から令和に改元されてから初めての定例議会ということになります。私たち議会も気分一新して、美咲町住民の福祉の向上に向けてさらなる努力を傾注していきたいと考えております。執行部の皆さんも青野町長を先頭に一致団結して頑張っていただきたいと考えております。 私からは事前に通告書で提出しております2項目の一般質問を予定しておりますので、きょうは美咲中央中学校の生徒さんたちの傍聴もあり、若い力をバックアップにして一般質問をしたいと思います。執行部の誠意ある前向きなご答弁をお願いします。 私の一般質問は、美作岡山道路建設事業の早期推進策はと町内観施設の整備充実はの2項目であります。事前に通告しておりますので、具体的な回答を期待しております。 まず、美作岡山道路についてであります。 通告書に従って説明をいたします。 美作岡山道路計画、総延長36キロメートルについては、関係者の協力と努力により進められております。本年3月24日には、瀬戸インター、吉井インター間のうち、10.5キロが供用開始されるなど、着実に事業は進んでいるところであります。 そこで、(1)として、美咲町としての基本的な取り組み姿勢と事業主体である岡山県との協議体制について再度確認をしたい。 次に、(2)として、美咲町内のルートである柵原インター関係の事業の現在の進捗状況を確認をしたい。 さらに、(3)として、柵原インターにサービスエリアを併設することを岡山県に要請することは現時点で可能かどうかを確認をしたい。 (4)として、昨年4月に柵原総合支所産業建設課に配置をされた美作岡山道路の担当職員のこれまでの活動状況、活動実績を確認したい。 最後の(5)として、美作岡山道路予定ルートとなる飯岡地区の住民に対する美咲町としての貝体的な対応策があれば確認をしたいであります。 私も岡山市内に行くために、この3月に開通した吉井インターから佐伯インターを経由して熊山インターまで利用しておりますが、自動車専用道路である美作岡山道路は、安全で速く通行できるので、本当に便利であるということを実感しているところであります。飯岡地区においても、基準測量地形測量が終了し、本年度は道路中心線などの路線測量に着手されており、6月からは道路設計を行い、この12月ごろからは地元設計協議が開始されると説明のパンフ、今地区に配られておりますけども、このようなことが地元に配布されております。地元同意を無視した一部住民による反対運動もあって、この美作岡山道路計画が3年以上もおくれている中で、関係者は早期全線開通に懸命に努力されている状況を地元としてもしっかり応援していかなければならないと考えております。 そこで、先ほどの1点目ですが、過去何度も確認させてもらってはおりますが、青野町長ご自身の口から、我が美咲町にとって、この道路計画の重要性の認識や早期全線開通に向けての岡山県とどのような協力体制で取り組んでいるのかについて確認をさせていただきたい。 次の2点目ですが、飯岡地区住民には、先ほど触れました美岡だより第40号、リーフレット、パンフレットですけれども、町広報紙とともに各戸配布はされておりますが、飯岡地区外の町民にはどこまでこの道路計画が進んでいるのかわからない状況であります。このため、美咲町として事業の進捗状況を説明していただきたいと思います。 次の3点目です。この柵原インターは、美作岡山道路のちょうど真ん中あたりに位置します。津山や和気などへのアクセスもある重要な位置にあり、サービスエリアとしての立地条件を備えていると考えております。3年前に開催をされました地元のワークショップでは、インターチェンジに併設して地域の振興を図ってはというような意見も出てきておるところであります。美咲町の玄関口だけでなく、美咲町の特産物の販売や地域住民の交流の場など、インターチェンジサービスエリアを併設することを岡山県に要望することは可能かどうか確認をしたい。 次の4点目ですけれども、美作岡山道路建設事業費の地元負担については、県単独事業の15%相当を当時の沿線8町が負担するルールがあるとのことでありますが、柵原町当時からこれまでどのくらいの地元負担金を払っているのか、その実績を確認したい。また、全線開通まで地元負担金が発生することとなると思いますが、将来負担額が推測できるのであれば確認をしたい。 次の5点目についてですが、昨年3月の私の一般質問で、今後道路計画が進めば、地元調整の専門職員の配置が必要ではとの問いに、早速昨年の4月からは、非常勤ではありますれども、これまでの経緯を十分承知されている嘱託職員を配置していただきました。感謝しているところでありますが、しかしこの1年2カ月の間、この職員がどのような業務を行い、どのような実績を残されているのか、失礼ながら地元では全く見えておりません。町の取り組み姿勢が感じられない、具体的にどのようなことをされてきたのか確認をしたい。 最後の6点目ですが、この12月ごろから開始される予定の岡山県との地元設計協議を見通して、地元住民からの要望や意見をどのように地元の町として取りまとめ、県へ要望していく貝体的な対応を考えているのか、考えておられれば確認をしたい。 以上です。 ○議長松島啓君) 答弁者。 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 答弁に先立ちまして、本日は美咲中央中学校の2年生が職場体験の一環で議会傍聴にお越しをいただいております。こうした子供たちに恥じないように、本日また明日の論戦を通じて、希望の持てる美咲町づくりに努めてまいりたいと決意を新たにしておるところでございます。 さて、延原議員の美作岡山道路建設事業に関する質問にお答えをいたします。 美作岡山道路につきましては、岡山県北東部の発展を目指す重要な道路であり、美咲町にとっても大変重要なインフラであることは十分認識をしております。3月には、瀬戸インターチェンジから吉井インターチェンジ間10.5キロが開通をし、私も3月24日の開通記念式典に出席をし、通行をさせていただきました、式典に出席をされた多くの沿線住民あるいは行政関係者からの喜ばしいお顔を拝見し、声を聞き、そして私自身にも、知事を初め、多くの方から美咲町内での事業の進捗に対する期待を承ったところであります。県南の高校などに通学されている住民の方からは、今まで送迎していた駅より2駅ほど岡山寄りの駅に送迎できるようになり、朝の時間に余裕ができたという話も耳にしています。これは、道路開通による効果の一例ではありますが、全線開通の暁には、観光企業誘致、防災救急医療といった幅広い面への波及効果が見込まれ、柵原地域、ひいては町全体の活性化に大きく寄与するものであることから、早期全線開通の重要性について認識を新たにした次第です。 議員もご承知のとおり、飯岡地区4自治会長連名による建設促進を求める陳情を受け、平成28年12月には、岡山県知事に対し事業促進を求める旨、美咲町長からは要望書、美咲町議会からは意見書がそれぞれ提出されています。また、後ほど担当課長から答弁をさせますが、県は既に測量に着手するなど、事業が進捗している状況であります。私としても就任以降、県側の担当者である県庁道路建設課長や美作県民局、勝英地域建設部長と面会を重ねるなど、県当局との連携を密にしております。引き続き、地元でさまざまなご意見、お声がある中、地元の状況も伝えながら、県と歩調を合わせて事業を推進してまいりますので、町議会としても早期開通に向け、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 サービスエリア併設は要求可能かというご質問にお答えをいたします。 美作岡山道路開通の効果をより大きなものにするためには、柵原インターチェンジの周辺にサービスエリアまたは道の駅の機能を持った施設を整備することは必要不可欠であると考えます。また、過去2回開かれたワークショップにおいて、交流の拠点や特産品売り場となる施設の設置を求める意見があったことも承知をしております。柵原インターチェンジの整備に当たっては、主要地方道津山柵原線とのスムーズな連絡を図るとともに、地元の意見を取り入れながら、柵原地域そして地元である飯岡地区の活性化につながるよう、県当局と協議をしてまいりたいと思います。 以上ございます。 ○議長松島啓君) 山本柵原総合支所産業建設課長。 ◎柵原総合支所産業建設課長(山本資君) 柵原産業建設課の山本でございます。 5番延原議員のご質問にお答えしたいと思います。 先ほどご質問されました柵原インターチェンジ関係の事業進捗状況はということでございますが、柵原インターチェンジの部分を含めて、現在岡山県では、飯岡地区において中心線測量及び縦横断測量に着手しております。9月末までに終える予定で、その後12月ごろには道路の構造の検討、側道やつけかえ道路、用排水路について地元と設計協議をしながら実施設計につなげていくこととしております。詳細は、先ほどもおっしゃいましたように、美岡だよりの第40号に掲載されておりますので、もう一度ご確認ください。 そして次に、地元負担金の支払い実績と今後の見込みということがございました。地元負担金は、関係する自治体が県単独道路改築費の15%を均等割するもので、支払い額は、平成8年度から平成28年度までの精算済みの実績で2億1,500万円でございます。今後の支払い見込みは、事業の内容により変動するため、まだ明らかにはなっておりません。 そして、昨年4月に配置しました職員の活動状況ということでございますが、昨年4月から、この事業専門に嘱託職員1名を配置しておりまして、昨年度は過去の経緯を調査、整理させました。今後設計協議に移行した際には、関係する地元要望の取りまとめや岡山県との調整の役割を担わせる予定でございます。 そして、地元住民への具体的な今後の対応策はということでございますが、平成28年度、町主催での10年後の飯岡地区を考えるをテーマとしたワークショップを2回開催し、インターチェンジを活用した地域振興について、地域の方々からいろいろな具体的アイデアが出されました。今後これらアイデアの実現に向け、さらに具体的な議論を深めるワークショップを開催し、その取り組みが美作岡山道路の事業推進及び将来の飯岡地区の発展につながるよう、町も全力で取り組んでまいります。また、事業実施に関連した具体的な地元要望をお聞きする場を設け、岡山県協力して事業を推進してまいります。 さらに、事業採択が滞っております滝谷池の改修、内水対策も並行して対応してまいります。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 再質問ありますか。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) 再質問です。 まず、町長の美岡道路について、不退転のお覚悟が確認でき、安心をしたところであります。 飯岡地区の民意は、先ほど町長がおっしゃられましたように、早期開通に向けて、県提示のルートで協議を行うということでありまして、提示の設計内容が受任できない内容ということであれば、当然反対することもあり得るということもご認識をしていただき、地元合意ができるよう町として全力で取り組んでいただきたいというふうに思っておりますので、その点も再度確認をさせてもらいたい。 それから、3点目のサービスエリアには、道の駅のお話もありましたが、町長みずからお答えいただきました。佐伯インターの手前に残土で造成された広場があります。私は、そこがサービスエリアで、もうつくられるのかなというふうに心配をしておりまして、もう通行できる広場があるんで、それじゃあ柵原インターのところにサービスエリアをお願いできないんじゃないかなというようなことも心配はしてるんですが、最終決定は事業実施の岡山県がされると思いますが、柵原インターに先ほど言われましたサービスエリアまたは道の駅のような施設を、地元要望がまとまれば要望事項として県のほうに手を挙げるという、エントリーすることができるのが可能かわかれば再度確認をしていただきたい、このことです。 それから、課長のほうからご説明のありました地元負担金です。 何か28年度まで、ことしはもう31年度なんですが、28年度までの確定値がもう2億1,500万円、そんなに負担をしているのかなというのは驚いたところですが、全線開通がおくれればおくれるほど、負担金が増額になるのではないかということを心配しておりまして、それを下げるためには、早期の開通ということで真剣に取り組んでいただきたいというふうに思っております。 それから、専門職員の活用につきましては、地元設計協議の取りまとめだけでなくて、先ほど説明のあった地元のワークショップなどにも積極的に参画していただき、有効に活用していただきたいというふうに思います。業務が多忙となれば、常勤体制に移行するということは可能かどうかも確認をしたい。 最後の地元対策につきましては、ワークショップの開催だけではなく、事業実施に伴うさまざまな地元要望、例えば家屋の移転先の話とか、代替農地の調整とか、側道や排水計画の話とか、トンネル残土の埋め立て先とか、工事車両の騒音や交通安全対策など、いろんな地元要望が出てくると思いますので、それの対応や先ほど説明のありました地域住民の最大の課題であります安全・安心にかかわる滝谷池の改修、内水対策等も早期実施に向けてご尽力をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長松島啓君) 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 延原議員の再質問にお答えをいたします。 町としても、美作岡山道路に対してさまざまな意見がある中、合意できるようなお一層の努力をと、こういうご指摘であったと存じます。 12月ごろから具体的な設計に入ると県から聞いております。そうした設計が町にとって不利益にならないよう、そうしたところがあればしっかり県に対しても物申してまいりたいと、こういうふうに考えておりますし、先ほどおっしゃった道路ができることによって地元の皆さんが心配をされておられること、内水対策でありますとか交通安全、また滝谷池の問題、そうしたことも先ほど課長から強い決意を申し述べさせていただいたところでありますが、これは住民の皆さんの命にかかわるようなことであります。そうしたことをしっかりもちろん受けとめて、これからそうした問題が起きないように努めてまいりたいと思います。 それから、柵原サービスエリアあるいは道の駅などのエントリーが可能かと、こういうご質問でありますが、これまでの県側の担当者である方々との話し合いの中でも、そうしたことは可能だと承っております。町側だけの思いだけで突っ走ってもいけませんので、これこそ地元の皆さんの十分な合意が必要だと考えておりますが、町側の思いというのは既に県には伝わっておると認識をしておるところでございます。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 山本柵原総合支所産業建設課長。 ◎柵原総合支所産業建設課長(山本資君) 柵原産業建設課の山本です。先ほど町長が答弁申し上げましたことと重複するかもしれませんけど、私の思いをお話しさせてください。 先ほどありましたサービスエリアの話ですけど、私も道を通ってみて、あら、こりゃあ先に超されたかなというふうな感じは受けました。その後よく県民局の美作岡山道路の推進班と話を聞いたところ、あれは当時高速道路にするつもりでああいうサービスエリアの格好をつくっておったらしくて、今では残土処理場として使っているだけなんで、今では白紙の状態ということを確認しておりますので、町長が申しましたが、可能だということですから、鋭意努力していかにゃいけんというふうに思っております。 そして、さっきの負担金のことでございますけども、これは事業が長引けば長引くだけ、負担金額が上がってくる可能性が十分ありますので、これについては本当に真剣に取り組んでいかにゃいけんことじゃと私は思っております。 それから、専門職員の活用についてですけれども、ワークショップとかそういったことについては、積極的に参加させないと地元の皆さんのお気持ちが十分伝わりません。ですから、このことについては十分活躍させるつもりでおりますので、ご理解いただきたいというふうに思いますが、常勤になるかということは、私は今ではよう思いませんが、鋭意努力させますから、よろしくお願いしたいというふうに思います。 そして、最後にありました地元要望です。これから事業が進んでいくと、家屋移転のこと、そして代替農地のことや、いろんな取り巻く施設整備のことが出てくると思います。これについても十分岡山県協力しながら対応していかにゃいけんことだと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 そして、心配されておりました滝谷池の改修と内水対策も、これも頑張っていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長松島啓君) 答弁漏れはありませんね。 ◆5番(延原正憲君) ありません。 ○議長松島啓君) 再々質問ありますか。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) 先ほど私の想定した回答は全ていただきました。サービスエリアとか道の駅等は、地域の活性化にもつながると思いますんで、地元の意見を早急にワークショップ等の中ででも深く詰めまして、地元要望を取りまとめていきたいというふうに考えております。美作岡山道路計画につきましては、もう既に3年以上おくれております。事業の重要性を認識して、町としても毅然とした態度で対応されることを申し添えまして、次の質問に移りたいと思います。 ○議長松島啓君) それでは、延原議員、次の質問に移ります。 5番延原議員
    ◆5番(延原正憲君) 次に、町内観施設の整備充実策についてであります。 通告書であります。町内には貴重な観光施設観光資源が多くあり、その整備と充実が求められております。 そこで、(1)として、町の観光資源有効活用について、基本姿勢を確認をしたい。 次に、(2)として、町内にある観光施設及び観光資源などの現状と活用策をお示しいただきたい。また、集客実績や経済効果について把握されているのであればそれも確認をしたい。 次に、(3)として、柵原鉱山公園ついて、これまでのイベント以外の有効活用を検討する上で、現在の指定管理制度の適用継続を見直す考えはないのか確認をしたい。 また、(4)として、片上鉄道車両の保存について、車庫整備事業の進捗状況を確認したい。また、鉄道車両の管理状況はどうようになっているのか確認をしたい。 最後の5点目として、柵原ふれあい鉱山公園運営協議会というのが設置されていると思うんですが、それの開催状況及び鉱山資料館の展示施設の整備、展示内容の見直しはされているのかということを確認。また、資料館が今年度で開館20周年を迎えるわけで、それの記念の企画を考えておられるのかということであります。 まず、町長から、町にある観光施設観光資源に関して、その活用策の基本姿勢を確認をしたい。 次の2点目なんですけれども、執行部ではどのようなものを観光施設観光資源として認識をされているのか、具体的な観光施設名や観光資源として招致しているイベントなどをご紹介いただきたい。いろいろと多くて全ては紹介できないと思いますんで、代表的なものでも構わないので、例示列挙をしていただきたい。また、データとして把握されているんであれば、施設ごとの集客実績や経済効果などもご披露いただきたい。 3点目ですが、例えば柵原鉱山資料館を含む柵原鉱山公園について、9月のキャンドルサービスとか11月の産業祭ぽっぽまつりなどのイベント以外に公園有効活用を図ることが必要だと感じておりますが、現在の指定管理制度のままでは目的が達成できるというふうに思われておりましょうか確認をしたい。いろいろな企画で施設の活性化を図ることのできる委託先を見直す考え方はないのかを確認をしたい。 4点目です。現在動態保存されている貴重な片上鉄道車両の維持、保存について、車両のさびや傷みが目立ってきておりまして、外装の塗装やエンジンや駆動部の整備は誰がどのようにメンテナンスしているのか把握しておられるのであれば確認したい。また、これらの車両を格納する車庫の増設を訴えてまいりましたが、どのように計画が進捗しているのか、現状を確認をしたい。 最後の5点目です。柵原ふれあい鉱山公園運営協議会が設置されておりますが、なかなか開催されていないようなので、この協議会目的と開催状況と、鉱山資料館の展示施設の整備とか展示内容の見直しはどのような状況になっているのか確認をしたい。また、最後に言いました鉱山資料館も開館20周年を迎えておりますが、エイコンスタジアムの高校野球の記念行事のように、20周年という節目の記念の企画は考えておられるのか確認をしたい。 以上です。 ○議長松島啓君) 答弁者。 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 延原議員の町の観光資源活用についてのご質問にお答えをいたします。 美咲町の観光資源は、本山寺、両山寺を初め、由緒ある神社仏閣や史跡のほか、大垪和西や小山棚田を初めとする農村の原風景、三休公園の桜、さらに鉱山資料館や吉ケ原駅舎と鉄道車両などの近代遺産が数多く保存されたふれあい鉱山公園も貴重な観光資源となっています。また、片上鉄道線路跡地を利用したサイクリングロードも旧鉄道沿線の町を結びつける観光エリアと捉えられると認識をしています。 大変残念ながら、美咲町の観光入り込み客数は減少する傾向にありまして、今後は貴重な観光資源を生かしながら、観光関連イベントの企画、開催など、観光振興を図っていく必要があると考えています。既存の観光施設農村リゾート施設などの宿泊施設を活用し、美咲町にとどまっていただける、いわゆる滞在型の観光を推進することが必要と考えます。根強い人気のたまごかけごはんとの連携による滞在型の観光もあわせて企画できないか研究を進めたいと考えています。 観光情報発信についても、観光マップやイベント情報誌、テレビラジオインターネットなどの媒体を通じて、観光情報を発信することを推進する必要があります。また、観光協会などの観光案内窓口もないことから、総合的な観光案内や情報収集、発信する組織体制づくりが必要で、これが実現できるとすれば、今までにない観光振興が期待でき、観光客のルート設定や土産物品の開発などにも弾みがつくものと考えております。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 立石産業観光課長。 ◎産業観光課長(立石克之君) 産業観光課の立石でございます。よろしくお願いいたします。 それでは、延原議員のご質問にお答えをしていきます。 まず、町内の観光施設及び観光資源などの現状と活用策を示されたいということと、あわせて集客実績や経済効果についても把握していればお示しされたいということでございます。 まず、中央地域では、たまごかけごはんの食堂かめっち。で、利用者数は年間6万人を超えております。近隣を含めまして県外からの来客も数多くあり、イベントの開催や繁忙期の営業体制を研究することで一層の集客も見込まれます。 旭地域におきましては、まきばの館が大変人気でございます。年間5万人近い来場者があり、特に学校休業中は親子連れも多く、イベント開催中は多くの人でにぎわっております。町の直営施設ではございませんが、体験教室など連携できることがありましたら、集客などで協力していきたいと考えております。また、三休公園は、春まつりのイベント時に約2万人の来場者があり、民話館も年間4,000人を超える来館者になっております。 また、柵原地域では、鉱山資料館が年間7,000人を超える入場者数で、毎月第1日曜日の旧片鉄車両の展示運転では年間4,000人近い利用者があり、鉱山公園の来園者の増加に一役買っております。次に、農村リゾート施設和気荘は、利用者数も安定しており、年間9,000人台後半を維持しております。体育館やグラウンドなどの利用者数も順調で、今後も利用者の利便性を高めるような取り組みも研究する必要があると考えております。 なお、経済効果につきましては把握しておりませんので、ご容赦願います。 続きまして、柵原鉱山公園について、既存のイベント以外の有効活用を検討する上で、指定管理制度の適用継続を見直す考えはないかというご質問でございます。 柵原鉱山公園で開催されておりますイベントは、毎月第1日曜日の旧片上鉄道の車両による展示運転会を初め、津山市と連携したレトロリレーバスの運行や、毎年恒例となっておりますキャンドルコンサート、そして、秋の定番となったぽっぽまつり、旧片上鉄道の線路跡地のサイクリングロードを利用したサイクリングイベントなど、季節ごとにさまざまな方をターゲットに開催をされております。 各種イベントの開催につきましては、関係する団体組織が運営しておりまして、鉱山公園の立地条件をうまく利用し、集客に一定の成果を上げております。公園指定管理者に負担がかからないだけでなく、資料館への誘客につながっていると理解しております。指定管理者制による施設運営は、経費節減という観点から一定の成果を上げているという実情に鑑み、直ちに指定管理制度を変更する考えはありません。しかしながら、中・長期的な施設経営について、集客策を検討し、料金収入向上を目指すということでありましたならば、指定管理者を公募するなど検討する必要があると考えております。 続きまして、片上鉄道車両の保存について、車庫整備事業の進捗状況並びに車両の管理についてのご質問でございます。 車庫の整備事業についてですが、本年度の当初予算車庫設計委託料を計上しております。2両分の保管スペースを予定しておりますが、設置位置も限られてくると考えております。黄福柵原駅付近と吉ケ原駅付近のどちらかを想定しておりますが、設計業者、関係者の方と協議を進めてみないとわからない面がありますので、業者が決まり次第、位置を詰めていきたいと考えております。業者の選定は7月以降になると想定をしております。また、工事につきましては来年度予算に計上する予定でございます。 次に、車両の管理についてですが、平成30年度に原材料を支給し、車両の外観の補修を片上鉄道保存会の協力を得て行っております。日常の車両の点検、維持補修につきましては、同様に保存会が全面的に取り組んでいただいております。 次に、柵原ふれあい鉱山公園運営協議会の開催状況及び展示施設整備と展示内容の見直しの件と開館20周年記念の企画についてのご質問でございます。 運営協議会の直近の開催状況でございますが、平成27年度までは開催されております。それ以降は開催できておりません。大変申しわけございません。今後20周年記念の企画の件もございますので、協議会にお諮りする案件を精査しまして、早急に開催できるよう準備を進めてまいります。 展示施設の整備と展示内容の見直しにつきまして、平成30年9月定例会でご質問いただいておりますが、調査研究の上、鉱山の歴史片上鉄道を活用した観光コンテンツを考える旨、ご回答をしております。展示物として、追加できる材料の有無などを模索し、運営協議会にも広く意見を求めたいと考えます。 また、資料館開館以来、鉱山の歴史を織り込んだ町の紹介映像資料は、時間の経過している部分があるなど、見直しする必要があると考えます。貴重な歴史資料の側面もあり、また著作権の関係もあるので、調整には時間を要するかもしれませんが、関係者の意見を聞きながら、作成に向けて取り組んでいきたいと考えております。 なお、鉱山公園運営協議会の役割という点でございますが、基本的には資料館を含めた鉱山公園の管理運営と展示資料の収集並びに保存といったものが主な業務でございます。 以上であります。 ○議長松島啓君) 再質問ありますか。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) いろいろたくさんの質問を的確に回答していただきました、ありがとうございました。 先ほど町長からもご説明がありましたように、美咲町には観光案内窓口となる観光協会という組織はありません。美咲町の第2次振興計画、これですね、この振興計画の中にもちゃんと観光の振興ということで、先ほど町長のご説明にあった現状と課題のお話はここら辺から来ているんだろうと思いますけど、そういうことをちゃんと書いてあります。それで、ですから現状と課題は認識されておるので、それをいかに実現していくかというのが課題だろうというふうには思っております。 その中で、商工会などと協議をされまして、観光振興事業に取り組む観光協会の設置を検討されるのであるか、設置についてはどのように考えておられるのかというのを1点確認で再質問をさせていただきたい。 それから次に、指定管理制度です。一応見直しは今のところある程度の効果があるということで、考えていないということでありますけども、指定管理制度というのは公設民営方式で、民間のノウハウで利益を上げられるような施設に適用される制度ではないかなというふうに思っておりますけれども、直営でやるよりは安く経費がかからないかもしれませんけども、いつまでも運営費を公費負担するというんではなくて、もう少し民間のノウハウを活用して、いろんな提示を受けながら、立派な施設であります鉱山公園を利益が上がるような形にできれば非常にいいことだろうとは思っております。再度、当面は見直さないということですけれども、指定管理期間もあるでしょうから、もう少しそういう視点での検討もお願いできたらなというふうに思いますんで、ひとつ追加でご返事をいただければというふうに思います。 それから、貴重な片上鉄道の車両は、もうこれからつくるわけにはいかんので、維持保存していくしかないんで、これについて今は原材料片上鉄道保存会のほうに材料を多分塗料だとかいろんなそういう現物支給で、あとはもうボランティアでやってもらっているんだろうと思いますけども、きょうも町長も見られたかもしれませんけど、月1回の展示運転でも、車両が本当に痛々しいんです。さびが出て継ぎはぎだらけで、それがまた価値があるように見えるんかもしれませんけども、この6月2日にも東京のほうからとか神奈川のほうから、宇野バスに乗り継ぎ、中鉄バスに乗り継ぎで来られているお客さんもおられまして、動態保存はここがいいんだというふうに秘境度が一番高い状態で来ておられるマニアの方もおられますけど、何とかあれは壊れたらもう復元はできないんで、もっともっと積極的な支援ということを検討していただきたいということをお願いしたいと思います。それから、車庫の話については、一応今年度設計をして、32年度に車庫をつくるということで進むということでよろしいんですね。 それから最後なんですけど、鉱山資料館の展示施設は、問題意識は持っておられるということは非常にありがたいことです。現在に対応したようなリニューアルをしていかないと、何回入っても同じのがいいんだったらそれでもいいんですけど、おお、ここが変わったなとか、例えば片上鉄道のコーナーに片上鉄道の小型のミニチュアを動かすような形をするとか、それから何か展示品に月の輪古墳なんかのあれもあるんですよ、コーナーが、古墳の。だけども写真だけなんです、せめて出土したつぼの一つでも出すとか矢じりの一個でも置くとか、それとかパネルで柵原町という格好で出とんですが、場所がどこですかということでボタンを押すと、町長もご存じか知りませんが、人工スキー場というような表示があって、ボタンをぴっと押したら電気がつくんです、そうしたらお客さんから人工スキー場へ行きたいんですがと言われても、もう何年前ですか、あれがなくなっとるのが。そのような、せめて、ええまだこんな説明になっとるということは、本気で見直してないんじゃないかというふうなそういうふうなところで、入館者からひんしゅくを買うような施設であってはいけないと思いますんで、見直しすべきところはたくさんあると思いますんで、その辺についてもう少し具体的な対応のお考えがあればお示しいただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長松島啓君) 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 延原議員の再質問にお答えをいたします。 私は、先日国道53号の沿線市町でつくっておりますグレードアップ委員会の総会に出席をさせていただきました。沿線市町がスタンプラリーを押して、全て判こがそろった方が応募し、景品を贈ると、こういうことで私もくじを引かせていただいたんですけれども、その当選された方のほとんどがたまごかけごはんに来られていました。しかも、驚いたことに、ことしは10連休ということがあったわけですけれども、九州から関東から多くの方が大変広い範囲でたまごかけごはんのかめっち。に来られ、そして奈義の美術館あるいは津山の城東、御津の歴史資料館でしたか、それから久米南の道の駅ですね、そういったところが多かったと思います。これだけ広い範囲で多くの方が来られているのかと認識を新たにした次第であります。あそこへ先ほど言いましたように、年間6万人、7万人、広い範囲から来られておるわけですから、そこからいかに広げて、そして滞在をしていただけるかというのが課題だなと感じております。 ご指摘のとおり、美咲町には、両山寺の護法祭でありますとか、大垪和、小山棚田、それから鉱山資料館や片上鉄道の跡など、これは全国クラスの観光資源日本でも西日本でもここにしかないというような大変貴重な観光資源があるんですけれども、まだマニアといいますか一部の愛好家の方だけにとどまっているような現状があります。そこをSNSなり、あるいはご指摘の町としての観光の体制をしいて、いかにPRし売り込んでいくかということが課題だと考えております。 ご指摘のように、現在美咲町には観光協会といったものがなく、行政が幅広く関与し、いわば行政主導型で観光振興を進めているのが現状であります。主担当はしかも役場職員1人であります。 そこで、美咲町では、地方創生交付金事業を活用し、官民などの幅広い連携によって地域観光を積極的に推進するDMOの設立を考えております。地域の稼ぐ力を引き出すとともに、地域への誇りを愛着を醸成し、観光地経営の視点に立った観光地域づくりを行う法人を設立することによりまして、今後の美咲町の観光振興の組み立てができるような体制づくりを目指していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 立石産業観光課長。 ◎産業観光課長(立石克之君) 産業観光課の立石でございます。 延原議員の再質問にお答えをいたします。 柵原鉱山公園の鉱山資料館部分の指定管理者について、見直しのご質問でありますが、先ほどご答弁申し上げたことと重複しますので、中・長期的に経営管理をということに重きを置いて、つまりはイベント開催によってたくさんのお客様に来ていただくにはどうしたらいいのかということを指定管理者の立場からどんなふうに考えていけるかということを指定管理者自身によくご理解いただかないといけないと思います。ただ、一定の成果を上げているという点もございますので、今までのよい点、そうでなかった点を検証して、あるいは類似施設の管理運営を参考にしながら、今後検討を重ねていきたいというふうに思います。 それから、展示品についての検討でありますが、議員ご指摘のように、合併に伴って、町名が変わったりしているところについての展示品は早急に修正をしなければいけないと思います。ただ、一つ一つということを行うのもよろしいんですが、全体を見直す中で、体系的に取り組んでいけたらというように考えております。 以上でございます。            (5番延原正憲君「メンテナンスの支援はされようるん、もう現物支給だけ」と呼ぶ) 失礼いたしました。車両のメンテナンス経費の負担ということでありますが、平成30年度については、先ほどお答えしましたので割愛をさせていただきます。必要な修理部品につきましては、片上鉄道が独自に情報を収集して、全国から適合する部品を集めているのが実態でございます。ご承知のように、車両本体が大変古うございます。新品の修理部品は既にありませんので、中古部品に頼らざるを得ないのが実情だと思います。これらの部品代は、保存会が情報収集し、保存会の負担で入手されております。部品の調達費用については、町からは特に補助及び負担等の交付は行っておりません。今後について、貴重な観光資源であること、費用対効果、保存のあり方など、いろいろな角度から研究し、関係者の協議により考えていきたいと思います。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 再々質問ありますか。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) 町長のほうから日本版のDMOという組織を早く立ち上げたいというお話がありました。これも早目に対応していただければなというふうに思います。 それから、片上鉄道保存会の支援でありますが、できれば多分課長のほうから予算の裏づけがないんでやりますというようなことは言えれないとは思いますけども、非常にあの方たちも勤労奉仕みたいな形でやっておられますんで、できるだけ理由がつくものは、車両自体も町有の車両が大分あるようなんで、町有の財産で動態保存してもらってるようなことがありますんで、もう理由がつく部分はできるだけ予算措置の方向で考えていきたいというんじゃなくて、もう実施していきたいぐらいのお覚悟というんですか姿勢をこの際お示しいただけたらというふうに思います。本当に動態保存しとるのは、こんなことはないですよとか、303の車両なんかは昭和9年ですからね。D51が10年なんですから、機関車のD51が昭和10年なのに、それよりも1年前の機動車の車両があるということですから、マニアの人なんかはもう毎月来られる人がおられるんですよ、京都のほうから。そのような状況ですんで、それにつきましては一言最後に町長からもう少し前向きな姿勢でもお示しいただけたらと思います。 以上です。 ○議長松島啓君) 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 延原議員のただいまのご指摘で、私も大変貴重な車両である一方、老朽化が進んでおるという状況を今改めて認識をしたところであります。 そうしたご指摘を踏まえながら、保存会の大変お詳しい皆さんが全国から毎週のように集まって保存活動をしていただいておるわけでありまして、そうした方々とのご意見を踏まえながら、今後のあり方について検討をさせていただきたいと存じます。 また、山本政策推進監は大変鉄道に詳しい職員でありますので、もう少しそうした知識も聞きながら、今後町行政としてもさらに協議をしてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 推進監、答えますか。 山本政策推進監。 ◎政策推進監(山本翔紅君) 政策推進監の山本でございます。ご指名でございますので、お答えさせていただきます。 片上鉄道の保存に対する町の基本的な考え方というのは、先ほど町長なり産業観光課長が申し上げたとおりかと思います。片上鉄道については、保存活動が始まってから20年以上経過しまして、車両の老朽化も深刻でございますし、それから今現状片上鉄道保存会の皆様が頑張ってメンテナンスをしてくださっておりますけれども、ホームページで見る限り、保存会も高齢化、人手不足というものがある中で、今後この片上鉄道自体をどういうふうにしていくのかということは、まず関係者でよく協議をしていかないといけないかなと思っております。現状、片上鉄道保存会ともなかなか腹を割って協議ができてるようなことがございませんので、今後保存会の皆様とよく話をして、町としての対応を決めていきたいというふうに思います。 以上でございます。            (5番延原正憲君「終わりですかね」と呼ぶ) ○議長松島啓君) 終わりです。 ◆5番(延原正憲君) もう再々質問は終わりましたんであれですけど、町内の有名な史跡近代遺産等もありますけれども、地域自治会などが主催するイベントも各地で数多く開催されておりまして、地域の元気づくりにも貢献しております。そういう中で、みんなで我が美咲町を盛り上げていきたいということで、私の一般質問を終わります。 以上です。 ○議長松島啓君) 以上で5番延原議員質問を終了します。 ここでただいまから午前10時50分まで休憩といたします。(午前10時36分) ○議長松島啓君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午前10時50分) 一般質問を継続します。 ただいまの出席議員は12人です。 続きまして、12番山本議員質問に入ります。 12番山本議員。 ◆12番(山本宏治君) 12番山本でございます。 今定例会には、2件の質問を通告をさせていただいておりますので、順次質問をさせていただきたいと思います。 第1に、子供地域の宝、地域とのつながりをという文言で、第1に、子供地域の宝とよく言われておりますが、本町でも少子化問題が喫緊の課題となっております。スポーツ少年団活動などを通じて地域との交流もなされていると思いますが、近年の災害などに鑑み、少年消防クラブを充実させる取り組みは考えられないか、また町消防団や津山圏域消防組合とも連携し、地域との関係を充実させることはできないか。 2番目といたしまして、少年消防クラブの活動を通して、防災減災及び生命の大切さを学ぶことにより、地域に愛着を持ってもらい、将来的に地域住民の中心的役割を担っていただくために、消防団員の一員と位置づけ、年間行事への積極的な参加を考えられないか。 3番目といたしまして、現在町内には2団体少年消防クラブが活動されていると聞いております。両団体とも日ごろの活動が認められ、表彰も受けておられますが、こうした取り組みを全町的に広げ、地域活力のさらなる向上を図るためのよい方策はという要旨で通告をさせていただいております。 ちなみに、本日は中央中学校2年生の生徒の皆さんが傍聴席に入っておられますが、地域の宝の生徒さんが議会傍聴をしていただき、ありがたいと思っております。また、18日には、子ども議会の開催もあり、地域の課題について十分に体験をしていただきたいと思います。 少子・高齢化の状況を鑑み、今後の課題にどのように若者と地域の関係をつくるのかが今回の質問の要旨ですが、子供地域の宝とよく言われます、私も同感でございます。地域から子供の声が聞こえなくなるのは大変に寂しい思いがいたします、私の地域も80軒ほどの集落のうち、子供のいる世帯は1割弱しかおりません。高齢化社会本町だけの問題ではないことはよく認識をいたしておりますが、地域の存続を考えると、何かよい政策、また子供地域のつながりの考えが必要と考えられます。児童・生徒も少なくなる中、地域の有志により、スポーツ少年団、地域の見守り、寺子屋など、子供とのつながりをつくり、体力向上、生活態度、言葉遣い、上下関係など、大人になる前のルールを身につけていただいているものと思います。 このような中、やはりスポーツを通じて仲間意識も成長してきていると思います。美咲町でも最近うれしいニュースがあります。それは、先日6月2日、美咲町ソフトボール少年団が見事岡山県大会で優勝されました。また、同じ選手が美作ソフトボールクラブで頑張っており、去る5月19日、岡山県大会で優勝され、8月には長崎県での全国大会出場が決まっております。地域指導者、父兄、家族の方も喜んでいるところでございます。特に本町職員下水道課の岡本補佐が監督をされており、コメントの中には、皆様から愛される美咲町ソフトボールチームとなれるよう頑張るとのことで、ますますの活躍を期待をいたしております。 また、先般は岡山県出身のプロゴルファー渋野日向子プロが令和初メジャーでの最年少優勝されました。小さいころ、ソフトボール、ゴルフ地域の応援を受けて、津山市の作陽高校ゴルフ部で活躍されたとの報道もありました。優勝インタビューでは、地域子供に夢を与えたいとのコメントもありました。また、山陽新聞のちまた欄に、春休み体験学習学校では受けられない授業の経験を踏まえ、倉敷市小学校4年生の投稿がありました。書き出しは、僕は学校では受けれない授業を受けて、心に残ったことが3つありますとの投稿でしたが、何かの体験で子供の心は動くものだと改めて感じておるところです。 そこで、今回の質問でありますが、児童・生徒に近年の災害についての認識、また防火や減災についての知識を考えていただく機会づくりを考えられないかということです。各保育園には幼年防火クラブがありますが、本町には2つのグループの少年消防クラブがあるようにお聞きをしております。特に旭地域での活動は以前にも表彰等も受け、地域防災知識の向上に寄与をしているところでございます。 地域ボランティアの方々の指導であるが、消防団等と十分に協議を行い、辞令交付、階級、はっぴ、ヘルメットなどの基本的なことから入り、1年間の団員訓練はできないものでしょうか。また、津山圏域消防組合などと協力をいただき、規律訓練、また最新鋭の救助機器などの体験をお願いし、地域の活力に一翼を担えないか、お考えがあればご答弁を願いたいと思います。 子供たちに地域とのかかわり、地域を見直す等の体験をしていただき、成人になって我が町、我がふるさとを守っていただけるように、体験学習を考えられないか考えがあればお聞かせをいただきたいと思います。 また、先ほども言いましたが、旭地域での活動内容が報告できれば、簡単でいいので報告を願いたいと思います。 以上、質問といたします。 ○議長松島啓君) 答弁者。 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 山本議員消防団や津山圏域消防組合協力を得て、防火・防災の訓練や体験ができないか、こういった趣旨のご質問にお答えをいたします。 過疎化、若者人口の流失、少子化などの影響によりまして、美咲町消防団員の数も年々減少しており、団員定数930人に対し、今年4月1日現在の団員数は814人と大きく定員割れをしています。有事の際に消防団の果たす役割は大きなものがあり、団員確保は喫緊の課題でもあります。 議員ご指摘のとおり、美咲町には、各保育園の幼年消防クラブと越尾少年防火クラブ、旭少年防火クラブがあり、防火・防災思想の普及などの活動をいただいておりますが、より多くの子供たちに防火・防災について、消防団活動の重要性を認識してもらい、将来の加入につながる意識づけが重要だと考えます。 そこで、例えば各学校で行われている避難訓練や総合学習などの時間を使って、圏域消防消防団協力を得ながら、消火訓練や防火服の着用など消防体験を行ったり、学区などの危険箇所や災害時の行動など、防災教育を行うなど、消防防災という分野により多くの機会で触れていただく環境をつくり、消防団という組織を身近に感じてもらい、その存在意義を学んでいただけたらと考えます。 また、議員から提案のありました辞令交付や装備、年間を通じての訓練につきましては、今後関係組織とも十分協議検討をしてまいります。 旭地域防火防災クラブにつきましては、現在20人で活動をしており、毎年7月下旬に消防士一日体験として、津山圏域消防組合学習に行っています。また、10月に行われたのびのびサタデーの野外体験学習参加し、飯ごうを使った自炊や水消火器を使用した消火訓練など、1泊2日のキャンプの中で体験をしています。その他にも年間を通じまして8回から9回行われているのびのびサタデーにも積極的に参加をしています。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 再質問ありますか。 12番山本議員。 ◆12番(山本宏治君) 町長から今後関係団体と相談をされていくということで、いろんなこの問題には、いろいろな考えがあることはよくわかっておりますが、子供地域とのつながりのことを特に私は重要視しているところでございますので、ひとつよろしくお願いをしたいことと、各地域には自治会自主防災組織が充実しつつあると思います。この自主防災組織子供消防クラブを位置づけができることはないのでしょうか。地域の活動に子供たちが参加をする地域の三世代交流の運営なども企画をしていただき、より身近な活動をしやすいようなお考えはできないかご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長松島啓君) 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 山本議員の再質問に答弁をさせていただきます。 防災というこういうキーワードは、これからの時代を生きる我々にとって欠かせない言葉でありまして、特に幼いときからそうした意識づけというのは大変重要だと考えております。自分たちの町は自分たちで守る、自分たちの地域は自分たちで守る、こういった理念から、自主防災組織消防団活動は地域防災においては不可欠な存在であります。 美咲町には自主防災組織が各自治会に整備されています。各組織の活動に子供たちが参加する、そうした中で操法訓練の披露や消火訓練などを通じまして、消防団活動を身近に触れることは非常に大切なことだと考えております。 しかし、自主防災組織には大小いろいろな組織がありますので、今後研修やさまざまな会合などの場におきまして、自主防災組織消防団とも協議しながら、子供たちも参画しやすい提案を行えれたらと考えております。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 再々質問。 12番山本議員。 ◆12番(山本宏治君) 今町長からのご答弁にもありましたが、防災については今後生活の中で必要性というものがあると思いますし、執行部議会関係また地域の方も高齢化の地域の現状を危惧し、何かよい方策はないものか考えていると思っております。地域の活力のためカンフル剤をどうするのか、何をするのか、早急な方策を考えていただきたい。今回の質問地域の宝の問題ですが、子供たちの意向を十分に聞き取りをいただき、他の地域にない取り組みをお願いしたいと思います。 これにつきまして、防災担当である井上政策推進監、何かありましたらご答弁をいただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 ○議長松島啓君) 答弁者ご指名であります。 井上政策推進監。 ◎政策推進監(井上博登君) 失礼いたします。政策推進監の井上でございます。 答弁に先立ちまして、美咲町に呼んでいただきまして本当にありがとうございます。町長からは、防災危機管理広報などについて担当するように仰せつかっておりますので、よろしくお願いいたします。 ご質問でございますが、自主防災組織などについて、決意というかどうやっていくかというようなご質問でございましたが、近年昨年度我々岡山県は、今まで経験したことのない異常気象を受けました。ゲリラ豪雨ですとか特別警報が発令される豪雨など、想定外の事態が多く発生してございます。災害に対する町の責務でございますが、町民の生命財産を守るというのが第一でございます。私の責務としましては、いろいろ上がってくる気象情報とか避難情報とか、さまざまな情報を整理して、町長のほうにしっかりと上げていく、それから町民の方にしっかりとお伝えしていくことが責務だと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思っております。 以上でございます。 ○議長松島啓君) それでは、12番山本議員、次の質問に移ります。 12番山本議員。 ◆12番(山本宏治君) どうも推進監ありがとうございました。急遽ご指名をいたしまして、この次の質問も空き家対策として特区制度の活用はできないかということで通告をさせていただいておりますが、先ほどのように急遽ご指名をさせていただくこともありますんで、皆さんよろしくお願いをいたしたいと思います。 空き家対策は喫緊の課題であり、危険家屋や特定家屋など、本町にも約1,000件程度の物件が存在すると聞いております。自治会等にも調査の依頼が行われ、詳細な内容も把握されていると思うが、今後も増加傾向であり、防犯面や不審火などを不安視する声も多いと思います。具体的な対策を講じる必要があると考えております。 町内3地域の中でおのおの一部を特区に指定し、家屋を町に寄附してもらい、さまざまな特典をつけて提供するなど、移住者を呼び込む政策は考えられないでしょうか。東京都奥多摩町では、田舎暮らし支援住宅などの空き家対策により移住者がふえているとの報道もあります。また、北海道東川町では、廃校となった小学校の校舎を再利用して、外国人向けの日本語学校を開校し、地域に活力が出ているとの報道もあります。両自治体とも最初は反対や批判もあったと推測しますが、町執行部の決断が肝心であり、今後の方針を問うところでございます。 空き家対策については、本町対策を講じているところは十分に理解をしております。空き家バンク登録、また自治会協力により、入居者への理解などの地域でのご協力も感謝をしているところでございます。町内の空き家も合併時からいえば2倍、3倍になっていると思います。特に近年では高齢化の家庭がふえ、高齢者夫婦高齢者の単身など、家の管理も大変な時代であります。若者との同居であれば、改造とか建てかえなども考えられますが、年寄りじゃけん、ぼちぼちするけんなどの声もお聞きいたしております。子供が町に出てくりゃあええがと言いますが、もう年じゃけん、このままでええわと高齢者の方々は住めば都じゃとも言われ、頑張っていただいておるところでございます。しかし、体調不良等により、入院、施設入所などで自宅の管理ができなくなり、空き家の状況にもかなり難しくなっていると思われます。今後最悪の場合空き家になることも予想されますが、できることなら親族の方等が帰ってこられるのが理想ですが、現状はどうでしょうか。 今回の質問は、このような空き家対策について早急な対策ができないかをお聞きしているところですが、一部地域を選定し、その地域特別区に指定をし、空き家を町有名義、本人とか家族名義の物件を特に力を入れてPRを行い、特典をつけてみてはいかがか。例えば、若者の移住者に購入補助金、家賃補助また固定資産税の減免措置など、本町ならではの施策は考えられないか、全国各地でいろいろな空き家対策を考えておられ、対策を考えておられますが、他の市町村にないビッグアイデアはないのでしょうか、よりよいご答弁をお願いしたいし、また現状の空き家対策での本町のよいところをご報告をお願いしたいと思います。 ○議長松島啓君) 答弁者。 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 山本議員の空き家に関するご質問にお答えをいたします。 美咲町における空き家の現状ですが、昨年度1,028件の空き家調査を実施しました。人口減少や高齢化、さらには新築中心の住宅の増加により、今後10年間でさらに300件程度増加する見込みです。空き家における主な問題点は、1、防災面では、老朽化による倒壊や強風などによる屋根、外壁材などの落下による事故、落雷や放火などによる火災や延焼事故の発生、2、防犯面では、不審者の侵入や不法占拠、3、環境衛生面では、敷地内へのごみの放置や投棄、悪臭害虫の発生、雑草や樹木の繁茂、樹木の隣地への越境、4、景観面では、空き家の著しい破損、腐食により、周辺の良好な景観が阻害される、こういったことが考えられます。空き家を適正に管理しないと周辺にも迷惑をかけることになりまして、建物が倒壊したり物が落下するなどして近隣の建物や通行人などに被害を及ぼした場合、その建物の所有者は損害賠償などで管理責任を問われることがあります。また、議員ご指摘のとおり不審火などによる類焼の心配もあります。美咲町の空き家対策につきましては、空き家診断、空き家片づけ、老朽危険家屋の除却、空き店舗活用などの支援などを行っていますが、いずれも利用は低調です。また、空き家情報バンクの登録制度により、購入や賃貸による居住が70件余りと空き家の増加のスピード対策がついていけていないのが現状であります。 私は、町民が主役の地域づくり、小規模多機能自治を進めていこうとしております。空き家の増加も地域が解決していかなければならない大きな課題の一つであります。 議員のご提案は、移住・定住促進を目的とし、そのための手段として空き家を活用していこうと、こういうことだと存じます。特定の区域を限定し、空き家を活用しながら、集中して移住者支援を行うことは、将来的には、居住の誘導や集約、失われたサービスの復活や新しいサービス起業を促し、地域のリノベーションや小さな拠点づくりにつながる可能性を秘めていると考えます。 一方で、行政主導の空き家対策により、地域の生活環境は好転するはずですが、残念ながら、それのみによって地域が活性化するわけではありません。空き家や空き店舗そのものあるいは跡地を地域環境に合わせて再活用しなければなりません。それには、住民お一人お一人の意識も大切ですが、地域が一体となっていかに活用するか、活用へと展開するプロセスが必要であります。特区の指定に当たりましては、その地域が何を必要としているのかを十分に把握した上で、地域の皆さんのご理解とご協力が必要不可欠であると考えます。 地域づくり、地域活性化の観点からも、空き家の再生、利活用のために、小規模多機能自治を進めるとともに、地域の皆さんやNPO、建築関係等、民間事業者などと町が協働して空き家の最適な活用の仕組みをつくりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 平住民税務課長。 ◎住民税務課長(平一範君) 失礼いたします。住民税務課平です。どうぞよろしくお願いいたします。 12番山本議員のご質問にお答えさせていただきます。 空き家対策質問の中で、危険空き家の具体的な対策の必要性、また移住者の方への特典というご質問がありましたが、私のほうからは固定資産税の減免についてお答えをさせていただきたいと思います。 現在住宅用地には固定資産税の課税標準の特例というものがございます。住宅用地は、その面積の広さによりまして小規模住宅用地と一般住宅用地に分けて特例措置が適用されております。住宅1戸当たり200平方メートルまでの部分になりますが、これを小規模住宅用地と申しまして、その土地の価格の6分の1の額が課税標準額ということになります。また、200平方メートルを超える部分の住宅用地を一般住宅用地といいまして、その土地の価格の3分の1の額が課税標準額になります。家屋等がない非住宅用地になりますと、この6分の1、3分の1の減免がなくなり、税額としては増額になってまいります。 また、危険住宅が空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、特定空き家として所有者等へ除却、修繕等の勧告がなされた場合、先ほどの住宅用地特例の対象から外れることになります。現在空き家除却後の更地については、住宅用地特例から除外されることになります。 老朽危険空き家の除却後の土地に対する固定資産税の減免につきましては、生活環境の改善、また移住者の方のへの特典という考え方もございますが、税負担の公平性、町の基幹税である固定資産税の確保の両面から慎重な検討が必要ではないかと考えております。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 答弁漏れはありませんか。 12番山本議員。 ◆12番(山本宏治君) 町長、若者が移住するときに購入補助金とか家賃補助とか、そういった優遇措置を考える気持ちがあるかないかだけご答弁いただきたいと思います。 ○議長松島啓君) 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 現在は町有分譲地に入居する方に対しての補助制度がありますので、今後空き家などに新しく入られる方へのそうした支援制度も検討してまいりたいと存じます。 ○議長松島啓君) 再質問ありますか。 12番山本議員。 ◆12番(山本宏治君) いろいろ空き家に対してのご答弁をいただき、ご努力は理解をしておりますが、どのような政策がいいのかは難しいと思っております。今言われましたように、町有地の分譲地に対しての補助をこうした空き家対策にも考えていかれるとは思いますが、ほかではないような取り組み、マスコミが取り上げるような方策が必要ではないかと思います。先ほども言いましたが、東京都奥多摩町では、0円住宅、若者が入るには0円で入れて、また40代、50代の方には、高校生がもしおられたら、その適応をするとかというような、地域ならではの取り組みがマスコミ、またマスコミを通じていろんなPRになるとも思っております。 また、本町の全職員の知恵を振り絞って政策に生かしてみてはいかがでしょうか。町内在住、また最近地元に新築された職員、町外から通勤されている職員もその地域での課題などを身近に感じていると思います。よい案を出した職員にはボーナスでも出してあげてもいいんじゃないかというような、そのぐらいな意気込みが欲しいと思っております。 私の住んでいる地区の中に、最近移住者に来ていただいておりまして、先日日曜日、地元で清掃活動にも出ていただいて、来ていただきました。やはり、その中で皆さんと会話をしながら、そしてこの地域のよさを皆さんがお伝えしたりしていろんな会話ができているのを見て、ああ、やっぱり地域も移住者に対して心から接するのが一番だなという思いもいたしておりました。 そうした面で、もう一度お伺いをいたしますが、職員のこういう考えを今後取り上げていけるのか、いけないのか、町長また総務課長にお伺いをいたしておきたいと思いますので、よろしくいたしたいと思います。 ○議長松島啓君) 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 山本議員のよい案を出した職員にはボーナスを出すくらいな意気込みが欲しいということで考えを正されました。 議員ご指摘のとおり、職員地域で生活をしておるわけでありまして、また美咲町を強く思い、またそうしたことに対するアイデアや考えを持っていることと存じます。 これは一例でありますが、明治安田生命が昨年度発表した平成30年間で最も人気のあった名前ランキングで、女性の名前の第1位が美咲でありました。字も美咲町と一緒であります。美咲町という町名は日本で二つとありません。この美しく咲くという字の美咲町は我が町だけであります。この機会とそうしたご縁を生かしまして、本町の関係人口をふやす事業をぜひ実施したいと思い、ただいま職員全員から1人1案、アイデアの募集を行っているところであります。どうぞ議員も手を挙げていただければと存じますが、こうしたことのように、空き家対策につきましても、ただいまのご指摘を受けまして、職員全員からアイデアの募集をしたいと思います。そして、自由で独創的、優秀な提案につきましては、事業化を検討することとしたいと存じます。 つけ加えまして、議員のご提案を受けまして、今回勉強をさせていただいたところ、美咲町職員表彰規程というものがありまして、採用と決定した提案者に対しては、報償を与えるとともに、必要と認めるものについては、その規定によりまして表彰するという規定があることを私自身も知ったところであります。ボーナスに反映するかどうかはここでは明言できませんが、そうした職員のアイデアをより生かせるように努めてまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 稲谷総務課長。 ◎総務課長(稲谷雄治君) 失礼いたします。総務課の稲谷でございます。 山本議員の再質問にお答えをしたいと思います。 今町長がお答えをされたことと少し重複するかもわかりませんが、お話をさせていただきます。美咲町職員提案制度というものがございます、これは規則でございます。目的として、この規則は、職員の提案制度を樹立することにより、行政管理の改善及び行政効率の向上に関し、職員建設的意見の提案を奨励し、もって行政運営の改善に資するとともに、あわせて職員協力関係の増進を図ることを目的とするというようなものがございます。その中で、第5条、提案事項の実施というものがあります。採用の決定された提案事項は、可能なものから速やかにこれを実施するものとするということで決まっております。また、先ほど町長からもお話がありましたように、報償というものが第6条に掲げられておりまして、採用と決定した提案者に対しては、報償を与えるとともに、必要と認めるものについては表彰するものとするというようなものがございます。 先日の幹部会議で町長のほうから関係人口の増加策についてということで、1人1案必ず提出することという強いご指示がございました。今月の半ばぐらいには取りまとめということになっておりますので、どんなアイデアが出てくるかなというふうに楽しみにしておるところでございます。 5月に設置をされました政策推進会議、こういったところを踏まえ、職員の提案に関しても、政策推進会議等で協議した後、実行できるものなら、実行できるものからやっていこうというふうには考えております。こういった制度を活用しながら、今後とも政策に関することを少しでも前に近づけていければなというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 再々質問ありますか。 12番山本議員。 ◆12番(山本宏治君) 再々質問ということで、最後になりますが、地域みらい課長に少しお尋ねをしたいと思います。 先ほど町長の答弁の中で、空き家の利活用等について、まだ低調じゃないかというようなご答弁がありました。その中で、地域みらい課には2名の専門職員も在駐されております。そうした面を踏まえて、何かいいアイデア、そして今後の課長としての皆さんからいただくいろんなアイデアの集約をしながら、その担当職員の利活用を十分にしていただきたい、そうした面でご質問を申し上げ、ご答弁をいただきたいと思います。町長の先ほどの英断で職員からお聞きし、表彰規程とか報償規定とかありますが、そうして活力のある職場、そしてきょうも体験学習に来ておられます中央中学生にもこの質問を投げかけて、何かいいアイデアがあるんじゃないかと思っております。それもやってみていただきたいなと思っております。とりあえずそれをお聞きして、最後といたします。地域みらい課長、ご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長松島啓君) 光嶋地域みらい課長。 ◎地域みらい課長(光嶋寛昌君) 地域みらい課の光嶋です。よろしくお願いいたします。 それでは、山本議員の再々質問にお答えします。 空き家対策推進員が今2名地域みらい課のほうに配置をしておるところでございます。今までは空き家情報バンク等によりまして、空き家のあっせんを主に進めてきているところです。今後につきましては、議員から今ご提案いただきましたように、これからは空き家の再生、利活用を地域活性化の観点からも進めていく必要があろうかと思っております。職員からもこの先多数のアイデア等も出てくると思いますので、そうしたことも含めまして、空き家対策推進員も十分にそちらの方面でも活躍をしていっていけるように、今後検討してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 以上で12番山本議員質問を終了します。            (12番山本宏治君「即効性のある事業を進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします」と呼ぶ) 続きまして、6番左居議員質問に入ります。 6番左居議員。 ◆6番(左居喜次君) 失礼します。6番左居喜次でございます。 私からは2問の通告をしておりますが、今回質問に関連いたしまして、平成17年の美咲町合併当初の人口がどうであったかと思いまして、町の広報紙「広報みさき」の創刊号を検索し、ページをめくっておりましたら、懐かしい友人の姿が写っておりました。そこには、1週間前にトラクターを購入し、美咲町のプレートナンバーの1番を狙ってきょうまで登録を待っていました、実際1番のプレートを手にしてみると、記念になるし気持ちがいいです、いよいよ新町がスタートしました、みんなで力を合わせて住みやすい町にしていきたいですと編集者のコメントもあわせて書かれていました。彼が1番にかけた思いは、もちろん記念という意味も思いもあったでしょうが、3町が合併して生まれた町美咲町が一番の自慢できる町になってほしいという思いがあったのではないかと思います。彼は、地域のことや農業に力を注ぎ、私とは同時期に消防団に入団し、消防体制の確立あるいは機構改革におきまして尽力されました。美咲町消防団が今日のような機構で充実した活動ができているのも彼の力が大きかったものと思っております。今回彼の思いも込めて質問をさせていただきたいと思います。 また、今回の質問ですが、青野町長就任以来、所信表明であったり昨日のお話の中で既に回答が出ているようなものもありますが、改めて確認もしたいと思います。 では、まず人口減少への対応と克服についてお尋ねしたいと思います。 本町合併当初の人口は約1万7,500人、現在は1万4,200人ですが、予想をはるかに超えるスピード人口減少が進んでいる状況です。ちなみに、どのくらい予想と違っているか申し上げますと、美咲町第2次振興計画では、平成31年の人口推計が1万4,647人、平成33年には1万4,244人、実際はことし平成31年4月1日の人口が1万4,204人でありました。第2次振興計画の発行が平成26年3月ですから、わずか5年前に推計したものが、それが既に2年以上も人口減少が先行しているといった状況であります。このような状態ですが、人口減少を食いとめるべく、さまざまな施策が打ち出されております。しかし、一定の効果は認められるものの、歯どめがかからない状況にあります。 そこで、3点質問いたします。 1点目として、人口減少により、公的負担の増加、インフラの維持や老朽化、労働力の減少、個人消費の低迷、経済成長の低下や地域格差の拡大など、4月発行の「広報みさき」にも紹介しておられますが、多くの課題が生じ、また危惧されている問題がある中で、今後どのような対策を講じていくのか。また、人口減少にあらがうことも当然必要であると思います、進めていくべきであると考えますが、人口減少と共生しながら進めていく政策は考えられないでしょうか。 2点目として、教育改革学力向上により、流入人口の増加が期待できると考えますが、町長、教育長のお考えを伺いたいと思います。 3点目に、行政が各種施策を進めるに当たり、民生委員、愛育委員、栄養委員、文化財保護委員や環境衛生委員など、多くの役割を自治会や町民個人協力をいただいています。そのほか地域におきましても、当然数々の役割があるわけで、人口減少や高齢化に伴い、引き受けが困難な状況がふえていると聞いております。今後の地域づくりあるいは施策を進めていく上で、どのようにお考えになるかお示しいただきたいと存じます。よろしくお願いします。 ○議長松島啓君) 答弁者。 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 左居議員人口減少への対応と克服についてのご質問にお答えをいたします。 美咲町の人口は、令和27年2045年には約8,000人弱まで減少し、高齢化率は46.6%、14歳までの子供たちは約740人と推計されています。この先も急激に少子・高齢化と人口減少が進み、地域経済も縮小する見込みです。 これまでの本町が行ってきた取り組みですが、子育て支援策については少なからず効果が認められますが、移住・定住、結婚推進策など、全体的には人口の自然減少が始まった今の状況の中では効果的な対策となっているとは言えません。そして、解決のための斬新な解決策がないのが現状であります。しかしながら、このような厳しい状況の中にあっても、これまで築いてきた施策を点検、継承するとともに、人口減少、歳入縮小時代を前提としたまちづくりへの転換を図り、未来に負担を残さないよう賢く収縮しながら、持続可能なまちづくりを進めていかなければなりません。 私は、そもそも地域社会が衰退した原因は、少子・高齢化や都市部への人口移動によって人口が減少し、地域経済基盤や生活基盤を活性化する地域コミュニティーが弱体化したことにあると考えています。限界が見え始めた地域を立て直そうと地域住民の皆さんが問題意識を強くし、地域コミュニティーを再形成することで、人口減少とその地域に住む全ての人が共生できる地域社会の再生が見えてくるように思います。そのために、まず取り組まなければならないのが小規模多機能自治の取り組みであると考えています。 地域の課題を全て行政で対応していくことには限界があります。町民一人一人の個性と能力を多様な形で生かし、町民一人一人が当事者となり、地域のことを考え、地域の課題を一つ一つみずから克服することができる仕組みづくりに取り組みます。今月から8月をめどに社会福祉議会協働で旧小学校区の13地区に出向き、住民座談会を開催いたします。これは、小規模多機能自治の組織づくりの初めの一歩だと考えております。 また、少し先のことになりますが、小規模多機能自治により地域力が高まり、地域コミュニティーの再生が進めば、自治会長を初めとする一部の方への過度な負担についても軽減できるものと考えております。 また、教育改革学力向上により、流入人口の増加が期待できると考えるがというご質問にお答えをいたします。 教育改革学力向上により、流入人口の増加が期待できるのではというご質問でありますが、私としては、そういう結果になるのであれば大変うれしいことであると考えておりますし、そうありたいと考えております。今後とも学校教育に重点を置いている点からも、これからの新しい教育のあり方やより一層の学力向上に向けて、充実をさせていきたいと考えております。 それから、答弁が前後して申しわけありませんが、この場をおかりしまして、まちづくりに関する私の考えを改めて述べさせていただきたいと存じます。 まちづくりということになりますと、行政が行うものという意識が大変強いわけでありますが、行政ができる範囲には当然限界があります。しかも、美咲町だけでなく、これから日本全体で少子・高齢化が進み、納税世代が少なくなってまいります。そうした時代におきまして、いかにまちづくりに参加をしていただけるか、町民の皆さんに参加をしていただけるかがこれからの自治体のキーワードになってくると考えております。もちろんこれまでも自治会民生委員の皆さんらの活動がまちづくりを支えてまいりました。しかし、まだまだ日本では、国が何とかしてくる、町が何とかすべき、こういう意識が強いのも現実だろうと考えております。これからはさらに地域の活力創造という多くの分野におきましても、自分たちの町は自分たちでつくる、自分たちで変えていこう、こういう意識の変革が必要であると考えております。それにはふだんのコミュニティーづくりが力になると思います。 地域に私自身出向きますと、こうすべきじゃないか、ああすべきじゃないかと、こういういわゆるべき論、理想論を語られる方が多いわけであります。これはこれで真摯に町政へのご意見ということで受けとめますが、べき論や理想論だけを語るのは簡単であります。しかし、一番大切なことは、誰がリスクを取ってそれを実現させるのか、あるいは予算は誰が負担するのか、こういったことがこれからの時代に大変大切なことになると考えております。したがいまして、これからは批判より提案を、思想から行動へ、こうしたことを胸に我々も職務に当たってまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 黒瀬教育長。 ◎教育長(黒瀬堅志君) 2点目の件につきまして、教育改革学力向上により、流入人口の増加が期待できるのではという質問にお答えいたします。 教育改革学力向上による流入人口の増減の調査は、国や県において実施されているということは聞いていないため、判断が困難であります。したがって、教育改革学力向上と流入人口の増加との相関関係に基づく回答を差し控えさせていただきますが、結果としてそうしたことにより人口がふえることは喜ばしいことであると考えています。 中国の故事に孟母三遷の教えということわざがあります、ご承知のことと思いますけれども、孟子の母親は家を3カ所変えて、最後にたどり着いたところが学校のすぐ近くであったということで、これは子供教育には環境が大切でありますよということを言っていることだと思っております。いずれにいたしましても、本町といたしまして、不易と流行の観点を大切にし、時代の流れに対応しながら、美咲の子供たちの学力向上や教育改革に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 再質問ありますか。 6番左居議員。 ◆6番(左居喜次君) ただいま町長、教育長からご答弁いただきました。 2045年には町の人口が8,000人を下回るといったことですが、もう既に進められていることとも思いますが、自治会ごとの人口集計、それから人口推計をして、それからまたそれらと照らし合わせてまちづくりを進めていかれたらいかがとも思います。また、その中には公表しにくい自治会もあろうかと思います。そういった部分で、そういったところをどのように強化していくかといったことも先に考えていただけたらと思います。 また、2つ目の質問教育環境を整えて、安心して子供たちが勉強できる、子育てができるといったことが、そういった地域こそ若者が住んでみたいと思うのではないかと思います。再び町長がお話しされたことですが、全ての児童・生徒が生きいきと学校生活を送ることができる環境づくりを行っていきますと、ぜひ実現していただきたいと思います。 また、そういった部分で、本町にしかないといった特色ある専門学校の誘致であるとか、そういった部分も考えていただけたらと思います。 また、3つ目の役割が多いということで、私がお聞きいたしましたことを申し上げますが、ある方は既に美咲町には住所はありませんが、自治会長を引き受けて、その上愛育委員また栄養委員もなさっているといった状況です。大変大きな負担をおかけしていると思います。何とかしてあげなくては、先になりますがと町長は先ほどおっしゃられましたけど、本当に何とかしてあげんといけんと思います。ご答弁をお願いします。 ○議長松島啓君) 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 左居議員の再質問にお答えをいたします。 美咲町の抱えておる最大の課題は、人口減少の克服であります。それに伴うさまざまな課題というのがありますが、一番大きなことは、これは人口減少の克服ということで、全職員もそれは胸にしてくれておることだと思います。日本全体で人口はこれから急速に減るわけですが、先ほどご指摘がありましたように、そのペースが他地域に比べまして速い、また予測より早くなっている、これが問題なわけであります。その人口減少のスピードがなるべく緩やかになりますように、町民の皆さんとこれからその克服に向けまして、さまざまな施策を進めていくことはもちろんですが、繰り返しになりますが、その人口減少を前提としたまちづくり、20年、25年後に向けまして、その取り組みを始めたところであります。 専門学校の誘致など、さまざまなご提案をいただきましたが、まずは学校という面で言いましたら、これから柵原中学校区の建設の問題、あるいは加美小学校の大規模改修などありますので、当面はそうしたことに全力を傾けてまいりたいと存じます。 自治会長さんのご負担の多さ、これは本当にあちらこちらで承っておりまして、何とか負担の軽減をすることができればという思いであります。先ほど言われてましたように、美咲町外にお住まいになりながら、美咲町の中での自治会あるいは愛育委員、栄養委員をお務めをいただいておる、こういうケースも出てきており、大変敬意を表するとともに、一方で心苦しい思いもあります。そうした意味からも、地域課題を解決していく小規模多機能自治、こういったものを推進していくことが大切である、地域力の強化の柱にしていきたいと考えております。 余談になりますが、ことしに入りまして福井市であったと思いますが、自治会解散をしたというニュースが全国ニュースで流れました。福井市では、補助金を出して自治会同士の合併を推進をしているそうですが、自治会に対し、美咲町もですけれども、愛育委員を出してほしい、栄養委員を出してほしい、さまざまなそうした役を出してほしいという要請が来るわけですが、もうそうしたことに応えられない、こういったことだったようであります。しかし、これは全く人ごとの話ではありませんで、日本全国、我が町もそうした状況に置かれていることは間違いないわけであります。いわゆる一発逆転の満塁ホームラン、こういうことは現時点ではなかなか申し上げられることはないわけでありますが、現在取り組んでおります施策ですね、私が町長職を拝命をいたしまして、そうした自治あるいは地域力、こういったことは大分職員にも浸透をしてきておると思いますし、住民の皆さんの理解が広がってきつつあるという確信もしております。どうぞ議会の皆様方も一緒になってこれからの地域づくり、未来づくりにお力をかしていただきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 再々質問ありますか。 ◆6番(左居喜次君) ありません。次の質問へ。 ○議長松島啓君) それでは、6番左居議員、次の質問に移ります。 ◆6番(左居喜次君) では、続けて、災害防災対策についての質問に入ります。 昨年発生した平成30年7月豪雨災害におきまして、本町では人命にかかわる被害はなかったものの、家屋への浸水や道路農地など、多くの被害が発生しています。近年多発している集中豪雨地震といった自然災害についての対策防災全般について4点お尋ねいたします。 まず1つ目として、昨年の災害時、開設された多くの避難所職員派遣や支援物資の配布といった支援が行われましたが、避難所開設を届け出たにもかかわらず、何ら支援を受けることも連絡もなかった避難所があると聞いておりますが、状況を把握しているかお答えいただきたいと存じます。 次に2つ目に、町全体の備蓄物資確保の方針と個々の避難所への備蓄物資配備の方針について考えをお示しいただきたい。 3つ目に、避難所設備充実が必要と考えますが、今後の方針をお示しください。 最後、4番目ですが、本年9月1日の防災の日に予定されている防災訓練について、想定している訓練内容と参集範囲及び参加団体などの実施規模はどの程度になるか。 質問は以上ですが、防災あるいは減災対策について、今日まで同様の質問をたびたびさせていただいております。青野町長が就任され、機構が変わった中で、昨日町長のお話にもありましたが、新たに協定が結ばれるなど、災害への備えについても改善が進められ、より強固なものになっているように思います。改めて確認させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長松島啓君) 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 左居議員防災訓練についてのご質問にお答えをいたします。 昨年地震を想定した緊急参集訓練と地域自主防災組織との連携訓練を計画し、実施いたしましたが、初年度ということで参加地域も少なく、十分な成果を得ることができませんでした。今年度の訓練につきましては、台風ですが、風水害を想定したタイムラインに基づいて、段階的な職員の配備訓練を計画しています。また、自主防災組織に呼びかけまして、早いタイミングでの避難準備や避難実施の訓練を計画しています。そのほかでは、先般防災協定締結しましたピースウィンズ・ジャパンとの連携訓練が実施できればと考えています。参集の範囲ですが、職員自治会消防団、圏域消防を中心として、町内各種団体協定締結団体等を想定しています。本年度の訓練は、あらかじめ予想が立てやすい台風でのあらかじめ予想がつく気象状況に対して、自治会自主防災組織参加者が避難経路の再確認も含めて訓練が行えるよう、地域と連携をとりながら、詳細について詰めていきたいと考えております。一人でも多くの町民のご参加をお願いしたいと存じます。よろしくお願いいたします。 ○議長松島啓君) 浦上くらし安全課長。 ◎くらし安全課長(浦上彰君) くらし安全課の浦上でございます。 6番左居議員のご質問にお答えさせていただきます。 まず、昨年の災害時開設された避難所につきまして、避難所開設を届け出たにもかかわらず、何ら支援を受けることがなかった避難所があったと聞く、状況を把握しているかという質問でございますけども、昨年災害時に避難所開設の連絡を受けまして、物資の配布等が行えなかった避難所があったのは、反省点での一つとして確認をいたしておるところでございます。また、巡回中、本部が未把握の避難所開設を確認したケースもございました。これにつきましても対応がおくれまして、避難所物資が配布できなかった事例もございました。 7月豪雨以降につきましては、地域での一時避難所の開設場所等につきましては把握のほうはできております。今年度も避難所開設等された場合につきましては、避難所と相互に連絡が行えれますよう、連絡先の確認等を確実に行いまして、避難所の開設、避難の連絡など、対応漏れのないようにしっかり行ってまいりたいと考えておるところでございます。 続きまして、町全体の備蓄物資の確保の方針と個々の避難所への備蓄物資の配備の方針についてということでございますけれども、現在美咲町の備蓄品につきまして、食料品は棚田がゆを1,000食、ローリングストックによりまして常備いたしておるところでございます。そのほか土のう袋、ブルーシート、給水タンク等を、本庁、各総合支所備蓄いたしております。 また、食料備蓄につきましては、南海トラフ地震の発生に伴う備蓄計画での美咲町の目標7,500食に向けまして、津山圏域定住自立圏での共同備蓄を5カ年で計画いたしておりまして、こちらのほうを昨年平成30年度から始めております。昨年は、乾パンアルファ米など1,500食の備蓄が完了いたしました。これ以外にも日赤のほうから配給を受けております物資といたしまして、毛布、バスタオル救急セットなどを本庁、各総合支所に配備いたしております。そのほか民間事業者との災害時の協定によりまして、緊急時の生活物資等につきましては提供を受けることを考えております。 また、地域避難所におきましては、避難訓練実施補助金などを活用していただきまして、自治会自主防災組織での整備が願えたらと考えておるところでございます。 次に、避難所設備の充実が必要と考えるが、今後の方針はというご質問でございますけれども、指定避難所の役場管理の施設につきましては、避難所開設時に気象災害などの情報提供が行えますように、みさきネットの整備につきまして今定例会予算計上いたしております。ご可決いただきましたらば、早急に整備を行う予定といたしております。 なお、指定避難所というものは、災害ハザードマップに記載しております町内71カ所の町が指定した避難所でございまして、1次避難所とは、それぞれの地域が定めた身近な場所で安全を確保できる一時的な避難所でございます。地元管理の施設や1次避難所につきまして、みさきネットの整備を検討されておられるところがございましたらば、避難訓練実施補助金制度を活用していただきまして、整備をお願いできればと考えております。 また、エアコン、簡易物置等の整備につきましては、集会所等建設整備事業費補助金制度もございます。こちらのほうを活用していただきまして、自治会自主防災組織において整備をお願いできたらと考えております。 私のほうからは以上でございます。 ○議長松島啓君) 再質問ありますか。 6番左居議員。 ◆6番(左居喜次君) 避難所への物資の配備ですが、これは災害の状況により、避難所まで職員の皆さんが行けれないといったことも当然あるかと思います。その物資の配備だけではなく、電話避難所開設の連絡をいただいておって、行けない場合ぐらいはその避難所へ連絡をしてあげるべきだったと思います。一本の電話で安心が得られる、力が湧いてくる場合があると思います。ぜひ今後そうしていただきたいと思います。物資が届けられないことを申し上げればよくわかっていただけることだと思います。 また、備蓄品に関しましては、徐々に準備ができているということで、ぜひ続けてやっていただきたいと思います。 それからあと、避難所設備ですが、今回老人憩いの家へ3カ所、それからあと各小学校体育館へもみさきネットも配備といったことも進められておりますので、ぜひ引き続き進めていただきたいと思います。 それから、防災訓練に関しまして、以前にも申し上げましたが、特に今回また自治会参加も呼びかけても、参加できない自治会もあろうかと思います。ぜひそういったところへの強化対策もお願いいたしたいと思います。 また、けさの新聞にも掲載されておりましたが、県が行った被災住民の意識調査ということで、避難指示が発令されたときも、災害は起きないだろうと考えた人は43%、避難指示の発令時に避難所高台に移動していた人は35%にとどまったとのことであります。もちろん避難することがより安全とは限らないでしょうが、継続した住民の皆さんへの防災教育それから意識改革も必要なことと思います。ご答弁をお願いいたします。 ○議長松島啓君) 答弁者。 井上政策推進監。 ◎政策推進監(井上博登君) 政策推進監の井上でございます。先ほど左居議員から再質問としまして、昨年度避難所を開設したにもかかわらず、行けれなかったといったことについては、せめて連絡をするようにというお話がありました。これにつきましては、一番大事なことが情報のやりとりだと思っておりますので、これについては今年度の出水期に備えまして、体制を強化していきたいと考えております。 また続きまして、避難訓練防災訓練のことですが、自主防災組織については、これは町内についても今勉強しているところではありますが、自主防災組織は大小あり、それによって、中にはなかなか参加の実態がないようなものもあるというふうに聞いております。それについては課題だと認識はしておりますので、町としてはそういった自主防災組織の全体の底上げをしたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思っております。 最後に、避難指示等につきましては、これについては、災害対策本部の設置を迅速に行うように心がけたいと考えておりますし、避難指示等の情報打診についても、町長の決断をしやすいように、私のほうから情報をどんどん出していきたいと思っておりますし、町としましても、空振りを恐れず出していきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思っております。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 再々質問ありますか。 6番左居議員。 ◆6番(左居喜次君) 例えば防災訓練の中で、防災教育意識改革をどのように進めていくかご答弁いただけたらと思うんですが。 ○議長松島啓君) 今のは再々でいいんですか。答弁漏れじゃないですか。 ◆6番(左居喜次君) 答弁漏れですけど、もうええです。 ○議長松島啓君) 答弁漏れです。答弁者。 浦上くらし安全課長。 ◎くらし安全課長(浦上彰君) 6番左居議員にお答えさせてもらいます。 非常に町民の意識づけは難しい問題がございますけども、昨年の甚大な被害を受けたような災害でございましたらば、道路が寸断される状況になり、町ができることにも限界があると思います。このような場合につきましては、避難誘導や避難所の開設など、地域自主防災組織に依存しなければならないことも発生することが考えられます。このためにも町職員防災に対する知識をさらに身につけまして、より多くの組織のほうに出向いてまいりまして、訓練や学習等の機会を通じまして、自主防災組織の活動強化に努めることができるように努めてまいりまして、住民の皆様の防災意識の掲揚に努めれたらと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 再々質問ありますか。 6番左居議員。 ◆6番(左居喜次君) 再々質問ではありません。それでは、ぜひ職員の皆さんに出向いていただいて、防災教育また意識改革も進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。 終わります。 ○議長松島啓君) 以上で6番左居議員質問を終了します。 ここでただいまから午後1時30分まで休憩します。(午後0時14分) ○議長松島啓君) 休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午後1時30分) ただいまの出席議員は12人です。 それでは、10番岩野議員質問に入ります。 10番岩野議員。 ◆10番(岩野正則君) 皆さん、こんにちは。10番岩野でございます。 3件の質問を出しております。よろしくお願いいたします。 1番目にです、公共施設の管理、統廃合による整理について。 公共施設の統廃合の改修計画、年次計画方針を示されたい、引き続き早急な事業実施と安全管理の徹底をお願いしたい。回答よろしくお願いいたします。 ○議長松島啓君) 答弁者。 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 岩野議員公共施設の管理、統廃合による整理についての質問にお答えをいたします。 平成28年度に策定された美咲町公共施設等総合管理計画に基づき作成される個別計画で、主な統廃合及び改修などの計画が立てられます。建設公共施設の個別計画策定のため、施設の点検及び評価、住民との話し合いを現在進めています。美咲町公共施設等総合管理計画には、現状美咲町の建築公共施設の町民1人当たりの保有床面積は7.19平方メートルで、全国平均3.42平方メートルを大きく上回っていると記されています。人口減少が進む美咲町で施設の総量の削減は避けることができないと考えています。必要なのは建物ではなく、そこで行われるサービス、いわばまずはソフト、次にハードという順番で進めていきたいと考えております。施設の集約、複合化、廃止を進める場合は、必要なサービスについて皆さんの声を聞かせていただきます。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 大変失礼をいたしました。誰もが集まれる場所にするため、段差をなくし、時代に合った快適なトイレを設けるなど、施設は1つになったけど、使いやすいなあと言っていただけるようにしていきたいと考えております。 また、皆さんと話し合い、せっかく1つにするんなら、こんなことができたら今困っていることがなくなっていいな、せっかくするんだったら、こんなことができたら行ってみたいなという意見も聞かせていただき、賢く収縮すること目指します。 耐震化が行われていない旧旭庁舎がある旭地域の拠点整備につきましては、施設の評価データ、住民意見、まちづくり、防災などの専門の方の意見を踏まえて計画を策定し、実施する予定です。意見がまとまり合意が得られれば、早急に進めたいと考えています。 亀甲エリアにつきましては、現在原田地区から集会所整備の要望が寄せられていること、合併特例債の期限なども含め、検討を進めてまいります。 安全管理面についてでありますが、点検時に発見し、早急に修繕などの対応が必要なものについては、その都度対応をしていきます。 学校に関する部分は教育委員会から回答します。 ○議長松島啓君) 黒瀬教育長。 ◎教育長(黒瀬堅志君) 学校関係についてお答えします。 美咲町公共施設等総合管理計画に基づき、本年度学校施設の個別施設計画を策定します。その緒果により、今後学校施設ごとに必要に応じて年次的に改修等を計画していきたいと思います。 また、早急な事業実施といたしましては、加美小学校の大規模改修においては、国庫補助の内示を受けましたので、県教委、学校、関係部署等と協議をしながら、速やかに進めてまいりたいと考えています。 柵原地域学校建設については、地域住民の方々等を対象に説明会を開催し、合意形成を図りながら、次へのステップに向けて鋭意努力をしてまいりたいと考えています。 以上です。 ○議長松島啓君) 再質問ありますか。 10番岩野議員。 ◆10番(岩野正則君) 先ほどの計画説明をありがとうございました。 年次計画がわかり次第、また年度の説明もいただければと思っております。国の補助金等がありましょうから、そこらの調整も要りましょうけど、速やかに年次計画を作成していただいて、提示して、話し合いを進めていただきたいということでお願いしたいと思います。 補足があればお願いします。 ○議長松島啓君) 黒瀬教育長。 ◎教育長(黒瀬堅志君) 先ほども言いましたように、鋭意努力いたします。 以上です。 ○議長松島啓君) 再々質問ありますか。 10番岩野議員。 ◆10番(岩野正則君) 先ほど来る前に体育館に寄ってきたんですけど、体育館の中の用具等も大変老朽化が進んでおります。危険度とか安全性ですけど、予算もないとできんわけですけど、出先の公共施設の再チェックを進めていただくということでお願いしたいと思います。年次計画等をここ何年もそういう用具等が改善がおくれているように感じております。用具以外にもありますけど、先ほども説明がありましたが、町民1人当たりの公共施設面積が美咲町は多いという説明がありましたように、統廃合、現場のチェックを入れていただきまして、先を見据えた計画を、考えがあればおっしゃっていただきたいと思います。 ○議長松島啓君) 黒瀬教育長。 ◎教育長(黒瀬堅志君) 生涯学習課の関係は体育施設やいろんな施設がたくさんあります。それを今生涯学習課長にも指示し、課として順次点検あるいは整備をしていきたいと今努力しているところでございます。 ○議長松島啓君) それでは、10番岩野議員、次の質問に移ります。 10番岩野議員
    ◆10番(岩野正則君) 続きまして、町史編さんに伴う資料の展示について。 かなり町史編さんにつきましても進んでおるように認識しております。収集した古道具や古民具などについて、広く町民に知ってもらうために、寂れておるは失礼ですけど、空洞化が進んでおる商店街等の家を活用していただきながら展示することができないだろうか、活性化につなげることができないだろうかという質問でございます。お考えがあればよろしくお願いいたします。 ○議長松島啓君) 黒瀬教育長。 ◎教育長(黒瀬堅志君) 町史編さんに伴う資料の展示についてでありますが、町史編さん事業に収集した古道具や民具は、平成29年10月に完成した中央町史民俗編に資料として写真で掲載しているところであります。収集した民具等については、既に提供者の方にお返ししており、残ったものについては、旧打穴小学校に保管しているところであります。展示するに当たっては、学芸員の配置などをしないと有効活用ができない場合がほとんどであるということを聞いております。今の時点では展示することは考えておりません。 以上であります。 ○議長松島啓君) 再質問ありますか。 10番岩野議員。 ◆10番(岩野正則君) 古民具等の活用が大変難しいというのは私もあちこち、この前は真備町に行ってきましたけど、展示場を見ながら、展示だけでは活性化とか維持管理とかが難しい部分があることは認識しております。美咲町独自の活用方法、町並みの活性化等、連携できるかどうかは難しいところもありますけど、さまざまな対策研究していただきながら、次につなげる展示なり活性化になればという考えで質問をさせていただきました。教育長の次につながる考えが今の時点であればお聞かせいただきたいし、なければ引き続き研究していただくということでお願いしたいと思います。 ○議長松島啓君) 黒瀬教育長。 ◎教育長(黒瀬堅志君) 古民具等、例えば、岩野議員も既にご承知だと思いますが、うしんがという昔の農機具、田植えをするのにそういったものが農耕で土を耕したり、牛で土をうしんがというもので起こしたりしますけど、大抵それを展示している場合は、それをどうやって使うのかということが重要でありまして、実際それを黒い和牛を使って起こすわけですけど、和牛やあるいはそれを綱で牛のお尻をたたいて操ってするというような人がなかなかそういう人がおられないんで、ただ展示だけしとくと、昔の人はそれを使っていたんだなということだけで終わってしまうというようなこともありますので、そういった地域にそれが使える人、そしてまた古文書等は解読できる人などが常時おって、来られたときに古文書の解読ができるというふうにならないと、なかなか展示しているだけでしたら、古い文字が解読できないということでありますので、そういうようなことができるかどうかということも考えてみたいと思いますし、そのために中央町史の民俗編というのは口語現代語で書いた解説をしておるわけでありますから、そういうものを図書館等に置いておりますので見ていただき、しかし先ほど議員がおっしゃったように、地域の活性化という点ではいろいろ勉強の余地があると思いますので、私も研究してまいりたいと考えております。 ○議長松島啓君) それでは、10番岩野議員の次の質問に移ります。 10番岩野議員。 ◆10番(岩野正則君) 次に、特産品の売り上げ、取り組みの状況はどうか。 本町の特産品について、生産者、株式会社美咲物産及び美咲町の取り組みと売上状況はどうなっているのか。 続きまして、大都市圏への売り込み、ほかの団体との連携など検討はされているか、2件の通告でお願いします。 ○議長松島啓君) 答弁者。 立石産業観光課長。 ◎産業観光課長(立石克之君) 産業観光課の立石でございます。 岩野議員質問にお答えをいたします。 本町の特産品について、生産者、株式会社美咲物産及び美咲町の取り組みと売上状況はどのようになっているかというご質問であります。 株式会社美咲物産につきまして、売上額は、平成28年度870万円、平成29年度780万円で、主力商品は、ピオーネ、餅、みそ、煎餅などの加工品となっております。また、美咲町物産センターの売上額は、平成26年度は9,900万円、平成27年度1億円、平成28年度9,800万円、平成29年度9,300万円、平成30年度8,500万円となっております。 それから、一昨年度から地方創生推進交付金の事業を活用しまして、特産品づくり開発に向けた研修会を開催しております。成果としまして、10品目以上の商品が完成しており、物産センター等での販売も始まっております。 また、昨年度後半から元バイヤーである専門のアドバイザーをお迎えし、調査や勉強会を行い、物産センターは昨年度から、美咲物産は今年度から売り上げを上げるための本格的で専門的アドバイスをいただき、組織の体制づくり、おもてなし研修も取り組んでおります。 続きまして、大都市圏への売り込み、他の団体との連携などは検討されているのかというご質問であります。 美咲町単独での大都市圏への売り込みはリスクが大きく、計画は今のところございません。しかしながら、岡山県観光課、岡山県観光連盟、美作県民局、また岡山県マーケティング推進室が行う売り込み等についてはチャンスと捉え、積極的に活用していきたいと考えております。 また、美咲町産のブドウについて、JAつやまを通じ、東京都の大田市場に出荷しているところでございますが、今年度も大田市場に出向き、津山市、鏡野町、久米南町、美咲町、JAが参加して販売促進活動を展開する予定でございます。活動当日は各市町の首長も出席してブドウのトップセールスを行う計画でございます。本町からも町長が出席する予定となっておりまして、今後も美咲町産ブドウのブランド力強化を図ることを目指し、販売促進活動を継続してまいります。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 再質問ありますか。 10番岩野議員。 ◆10番(岩野正則君) 引き続きの取り組み説明ありがとうございました。 最後、農業は売上数字でございます。努力もですけど、数字につながる取り組みをぜひともお願いしたいという考えでございます。美咲町は何と言っても農業に力を入れておる町でございます。引き続き取り組みをよろしくお願いします。 補足があればということですけど、なければもういいですけど。 ○議長松島啓君) 答弁はありますか。 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 岩野議員の再質問にお答えをいたします。 先ほど産業観光課長がご説明をさせていただきましたが、美咲町物産センターでも特産品づくりがプロの専門家を招いて行われております。成果品を拝見をさせていただきましたが、パッケージも非常に新鮮ないいものができておるし、一番大事なことは、生産者が前向きに捉えていただいて頑張っておられるということであります。物産センターの売り上げ、また美咲物産の売り上げも減少傾向にあるわけですが、そうしたことを一つの起爆剤にして上がっていくように努めてまいりたいと思います。 それから、私自身、今度7月に大田市場に出向く、いわゆるこの津山圏域のトップセールスというのは初めてのことになります。美咲町の特産品というのは何と言ってもブドウ、こういうことなんですが、大田市場には今岡山県からも職員が出向で行っており、非常にそうした流通、販売のことについて精通をしておるとも伺っております。トップセールスももちろんですが、そのあたりの動向もしっかり私自身勉強して帰ってまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 再々質問ありますか。 以上で10番岩野議員質問を終了します。 続きまして、8番松田議員質問に入ります。 8番松田議員。 ◆8番(松田英二君) 皆さん、こんにちは。失礼いたします。8番松田でございます。 一昨日、おとといでしたか、大垪和西の棚田におきまして、棚田きんちゃいまつりが開催をされておられました。副町長それから産業観光課長を初めといたしまして、多くの職員の皆さんがお手伝いに参加をされていらっしゃいました。このお祭りに私の知人が倉敷市から2人、備前市から2人参加をいたしまして、ピストンバスによるお客さんの輸送、紅そば亭、あるいはやまっこの油揚げといった売店、歌であるとか踊りであるとかのイベント、さらには田植え体験、そしてウオーキングとお客さんを退屈させないいいイベントの内容になっていたように思います。先ほど町長が批判するよりも提案をしろと言われましたんで、評価といいましょうか、褒めといたほうがいいかなと思いましてお話をさせていただきましたが、閑話休題、それはさておき本日の私の一般質問は、昨日の町長の諸般の報告の中の冒頭に出てまいりました小規模多機能自治というものについて質問をさせていただきたいと思います。 私が質問をする前の段階で同僚議員質問にたびたびお答えになっておられましたんで、もう答えることがないかなとは思うんですけれども、小規模多機能自治の実現には大幅な規制緩和が必要ではないんでしょうかということでございまして、地域課題を住民みずからが事業化して解決することを目指す小規模多機能自治への取り組みが行われているようですが、従来の協働のまちづくり事業との違いは何なのか、また小規模多機能自治の実現に向けては大幅な規制の緩和と権限及び財源の移譲が必要になると思われます。総務省が先進事例とする小規模多機能自治の地域課題の一部を本町で例えると、河川清掃活動補助金の復活、町道などへの原材料支給制度の対象拡大、協働のまちづくり事業交付金の補助対象用途の拡充、加えて各種申請手続の簡素化などが必要と考えますが、町の考えはどうでしょうか。これが質問の要旨であります。 質問に際しまして、議長にお願いがございます。 この画像を使用させていただきたいと思うんですけれども、許可をいただけませんでしょうか。 ○議長松島啓君) 許可いたします。 ◆8番(松田英二君) ありがとうございます。 それでは、事務局長、まず1番目を映してやっていただけますか。 総務省のホームページに入ってみますと、小規模多機能自治推進ネットワーク会議という全国組織の会議が小規模多機能自治の状況と制度上の課題というものをまとめておられました。これは全部を出しますと三十五、六ページあるんですけれども、一々出しょうたら時間が何ぼあっても足りませんので、その中に小規模多機能自治の組織図みたいなものがありましたので、ここに出させていただきました。おおむね小学校区、そして組織の活動拠点施設を有し、常設事務局を配置する、その上で会長、副会長、理事会、その下に各部会が存在をし、さらに住民各種団体がそれに協力をしていくというような組織になっているようでして、一番下に枠組みで書かれておりますのが地域課題でございます。各種サービス、除雪、買い物支援、子育て健康づくり介護予防、地域交通、こういったものが安心・安全、そして伝統文化伝承であるとか地域史の学習といったものが歴史文化、さらには農林業施設管理、人材育成人材確保、持続可能の確保、こうしたものを本町で例えますと、まちづくり協議会の中に組織的なものをつくり上げ、その地域の中の課題をその地域の中で考えて、住民みずからが事業化して解決をしていこうという、そういう取り組みになるんだろうというふうに想像はするんですけれども、それじゃあこれまで美咲町が発足して以来14年間続けてきておられました協働のまちづくり事業といったものとは何が違うんですかということを聞かれたときに、私はよう答えませんでした。そこで、きょうここでその定義というものをしっかりとお答えをいただいて、私も地元に帰って地元の皆さん方に説明をしていきたいと思っております。 まず、1つ目の質問協働のまちづくり事業と小規模多機能自治はどう違うんでしょうか、これにお答えをいただけますでしょうか。 ○議長松島啓君) 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 松田議員の小規模多機能自治に関する質問にお答えをいたします。 協働のまちづくりは、地域の課題解決に向けまして、行政単独では解決できない問題がある場合、または住民だけでは解決できない問題などがある場合に、相互にお互いの不足を補い合い、ともに協力して課題解決に向けた取り組みをするものです。 阪神・淡路大震災警察消防機関による被災者救助がなかなか追いつかず、要救助者3万5,000人のうち2万7,000人は市民自身により、自力または隣人の力を得て救助されました。これを契機に、地域全体の自立と連帯が不可欠であるという認識が広がり、自助、共助、公助による防災まちづくりが推進され、多くの市町村協働のまちづくりの考えが広がりました。 本町においても、平成21年度から協働のまちづくり進めるため、また事業交付金の受け皿として協働のまちづくり協議会を設立しています。 一方、小規模多機能自治については、島根県雲南市が協働のまちづくりを明確に具現化したものであると言えます。小規模ながらもさまざまな機能、サービスを持った住民自治の仕組み、言いかえますとおおむね小学校区域において、地域の課題をみずから解決するために、住民の積極的な参画、協働によってさまざまなサービスをつくり、自主的に地域の運営を行う仕組みと言えます。私は、将来にわたり持続していくことができる地域づくりのためには、こうした小規模多機能自治を進めていくことが今一番必要なことであると考えております。 加えて、先ほど松田議員がホームページから撮ったということで、全国小規模多機能自治推進ネットワーク会議の映像の表示をしていただきましたが、この全国小規模多機能自治推進ネットワーク会議は、今現在全国の自治体団体個人で計305団体が加盟をしているそうでございますが、先日美咲町も岡山県で町としては初めて加入をいたしました。今後研修あるいは情報交換にも積極的に参画をしていこうと考えております。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 答弁漏れはありませんか。 ◆8番(松田英二君) 答弁漏れはないんですけど、わかったようなわからんような話ですな。 ○議長松島啓君) それでは、再質問ありますか。 8番松田議員。 ◆8番(松田英二君) 今の町長のお話をお伺いしまして、私の受けとめ方は、例えば13のまちづくり協議会、その一つ一つの組織が役場の機能をあわせ持って活動する団体というふうに受けとめたような感じがするんです。ですから、次の質問の課題に入ってまいります小規模多機能自治の実現に向けては、大幅な役場の規制の緩和あるいは権限、財源の移譲、こういったものが必要になってくるんではないかなというように思うわけです。 そこで、局長、済みません、2枚目を。 ○議長松島啓君) 許可いたします。 ◆8番(松田英二君) 画像に映し出しておりますのが、美咲町でしたら、本町でしたらどこにでもあるような光景でございます。右側に町道が走っておりまして、そしてガードレールがあり、その下にのり面があって、さらにその下に小河川が通っている、このぐらいの小河川になりますと、河川というよりもほとんど水路といったような対象でもいいんではないかと思いますけれども、こうしたものを先ほどの地域課題の中の施設管理というものに照らし合わせていきますと、道路の管理、のり面の管理、河川の管理、あるいは公会堂の管理、ガードレールの管理、こうした一つ一つのことをそれぞれの地域で課題として取り上げて整備をしていかなければならなくなるんだろうというふうに思います。 3番目を。 ○議長松島啓君) 許可いたします。 ◆8番(松田英二君) 現在美咲町において、町道等にかかわる生コンクリート等支給要綱という要綱が作成されております。全部出しょうりましたらかなり長くなりますので、要点だけまとめてみました。この基準は町道など、道路に適用する、支給回数は1会計年度1回を原則、支給限度量は1回10立米を原則、日常生活維持のために利用する道路基準に該当しない道路は分担金を徴収するといった内容になっております。 そして、4番目を。 ○議長松島啓君) 許可いたします。 ◆8番(松田英二君) もう一つ、河川清掃活動補助金交付要綱という要綱が制定をされておりまして、補助対象者は10人以上の団体河川200メートル以上の区間の清掃活動、補助金の支給額は2万円以内、処理した草木は消防署に届け出て焼却、提出する書類は10枚以上、こういった要綱が制定をされております。 次の5番目に行ってもらえますか。 そして、協働のまちづくり事業交付金要綱といったものが制定をされておりまして、この協働のまちづくり事業は、活性化活動事業と協働のまちづくり活動事業に分かれておりまして、活性化活動は、地区人口1人につき270円、防犯灯1棟につき2,000円、地区面積平方キロメートル当たり1万4,500円、協働のまちづくり活動では、事務費1地区につき2万5,000円、世帯割として1世帯につき1,100円、こういった取り決めがなされております。 先ほど申し上げました地域内の施設を管理するという面において、今町が取り決めをしているところの協働のまちづくり事業の交付金だけでは対応できない場面というのが多分に出てまいります。先ほど町道の生コンクリートの支給、いわゆる原材料支給の要綱についてなんですけれども、基本的に道路しか適用できません。その昔建設課において、道路の路肩部分をコンクリートで固めていくことによって草刈りの手間を省いていこうという動きをしかけたことがあるんですが、県からの補助金が滞った関係で、予算そのものが全く執行できなくなっております。そういったことをやろうというつもりがあるんであれば、この生コンクリートの支給要綱の規制を緩和することによって、道路以外でも使用できますというような形にすれば、のり面にコンクリートを敷くことによって草刈りが多少なりとも軽減できる。あるいは、先ほどの河川清掃補助金に関してなんですけれども、これは平成29年度の段階で中止をされておりまして、30年度、31年度は、要綱はあるんですけれども、申請してもこれは補助金が出ません。したがって、これを復活させることによって、地域河川清掃活動、河川といってもほとんど水路の清掃といってもいいんですけれども、そうした活動を促していこうという規制の緩和、そしてさらには協働のまちづくり事業の交付金の中にそうしたものを取り込むことができれば、申請書類はわずかで済むんです。先ほどの河川清掃活動の補助金なんてのは、補助金を受けるための申請書類が10枚を超えてるんです。高齢化そして人口減少の進んでいる地域の中にあって、書き方のわからない書類を10枚もその上も書いて提出しないと補助金を受けることができませんということになれば、そりゃあ誰からも敬遠されますよ。いい事業があっても、それに取り組んでもらえなければ何もならないわけですので、そういうことで小規模多機能自治というものを進めるに際しまして、今持っている役場の規制の緩和、そしてさらにはある程度の権限と財源の移譲、このことについて町長はどうお考えになっていらっしゃるのかお聞かせをいただけますか。 ○議長松島啓君) 答弁者。 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 松田議員の小規模多機能自治の実現に向けては大幅な規制緩和が必要ではないかといった再質問にお答えをいたします。 まず、先進地である島根県雲南市は、合併直後の2004年から試行錯誤を繰り返し、現在の小規模多機能自治の仕組みを発展させてきています。美咲町では、本格的に小規模多機能自治にこれから取り組もうとしております。しかしながら、雲南市の事例をそのまままねする、あるいは雲南市で成功している事例がそのまま美咲町でも効果がある、そのような特効薬になるとは考えているわけではありません。雲南市が抱えている課題は、これから先本町も解決すべき課題となるのかもしれません。あくまでも雲南市はお手本になりますが、美咲町に合うようにカスタマイズし、美咲町に合ったスタイルにしていくことが重要だと考えております。 それから、規制緩和あるいは財源の移譲、こうしたことについてのご指摘につきましては、ご指摘のとおり、小規模多機能自治の実現に向けましては、河川清掃活動補助金の復活、町道などへの原材料支給制度の対象拡大を初め、地域が自主的に行うさまざま地域課題解決の取り組みへの支援が必要であります。 協働のまちづくり事業交付金につきましても、一律に交付するのではなく、各地域の課題に即して柔軟に対応できるよう、対象範囲の拡大、事業のメニュー化など、大幅な見直しを行う必要があると考えています。これから地域に出向きまして住民座談会をたびたび開催させていただく予定ですが、まずは困っていることは何ですか、今のままでいいんですか、どのような暮らしがしたいですか、そのために何をしたらいいですか、あなたは何ができますか、まずは自分がやりたいこと、できることから始めてみませんかなどなど、地域住民の皆さんと一緒に考え、話し合いをしたいと思います。町はもちろんですが、地域住民の皆さんも当事者意識を持ってみずから動き出すことが何よりも大切であると考えております。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 再々質問ありますか。 8番松田議員。 ◆8番(松田英二君) 私の住んでいる柵原地域の本庁地区というところで、6月30日にそういった社会福祉議会さんとの合同の意見交換会みたいなものが開かれるそうでございますので、私もぜひ参加をしてみようと思っております。 本来でしたら、この通告書などに書いておかなければならなかったのを書くのを忘れておりまして、小規模多機能自治の実現に当たっては、その基本となるべき後ろ盾みたいなもの、すなわち条例制定というものをやっておく必要があるんではないかというようなことがこの推進協議会の中でも書かれておりましたけれども、このことについては通告をしておりませんので、もう少し勉強をして、次の一般質問でさせていただきたいと思いますので、通告ではなく、予告ということにさせていただいておきます。 以上をもちまして私の一般質問を終わりたいと思います。 ○議長松島啓君) 以上で8番松田議員質問を終了します。 続きまして、1番山田議員質問に入ります。 1番山田議員。 ◆1番(山田雄二君) 皆さん、こんにちは。山田雄二です。 本日の一般質問も私で最後となりました。終わりよければ全てよしと言われておりますが、そうなるかどうかわかりませんが、本日最後の一般質問を頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。 あらかじめ通告書を提出しておりますので、それに沿って質問をいたします。 今から4年半ぐらい前のことですが、平成27年1月に、柵原地域の柵原西小学校、柵原東小学校、柵原中学校保護者が柵原中学校を移転して新築してほしいという要望書を出しました。これは、柵原中学校が山の上で何かと不便なので、下におろして建てかえてほしいというものでありました。それからちょうど1年後の平成28年1月に、定本前町長が突然義務教育学校建設したいということを発表されました。もともと柵原中学校の新築移転という話がいつの間にか義務教育学校建設というふうに当時変わったと私たちは受けとめましたので非常にびっくりをいたしました。当時義務教育学校がどういうものなのか本当にわかってませんでしたし、びっくりしたんです。その後さまざまな検討や審議がされまして、3年半が経過をいたしました。最近になって、この話題は学校建設候補地のことが中心になりまして、義務教育学校のことは少し耳にしないなというように思っているところです。柵原地域義務教育学校整備検討委員会というものがあるんですが、昨年10月に開かれて以来、きょうまで8カ月間全く開かれておりません。学校建設はどうなっているのかと言われることを私も住民の方から聞かれまして、今動きがとまっておりますということを言っておるんですが、実は少し私は立ちどまって、これまでの大きな流れを検討してみる必要があるんではないかと思っております。そして、問題点があれば、それを整理して、何が問題になっているのか、どこを組みかえれば前に行くのかということをする必要があるなということを思っていたわけです。その意味で、従来の義務教育学校のその1本で3年ほどきたわけですが、定本前町長、柴原前教育長は、そのたった一つ義務教育学校施設一体型、柵原地域小学校2校、中学校全て統合して一カ所に集めるという、一つの方向で来たわけですが、青野町長が義務教育学校と小中一貫教育の比較検討の上に方向性を出すということを所信表明をされております。それは非常に道理にかなっておるというふうに私は思うんであります。私は青野町長のその方針に賛成であります。ぜひこの義務教育学校と小中一貫教育の比較検討のデータを広く住民に開示し、賛成、反対いろいろありましょうけど、住民が新しい学校建設に参画できるように、学校地域の人々を結びつけ、新しい学校をつくるんだと、そういう拠点になるように、その意味で新たな学校をつくるということは、今まさに話題になっておる小規模多機能自治のいう住民の力で地域の課題を解決する、そのものであります。そういう観点で、今までの問題を整理し、改めて見通しを持つということが大事だろうと思っておるわけです。 きょうは3点の質問を考えております。 まず1点目は、義務教育学校と小中一貫教育を比較検討し、今年度中に方向性を出すと町長は所信表明をされております。まことにそれは時宜にかなったことと私は思うんであります。そこで、住民の方も関心が深うございます。どうそれが進むのかと思われとると思いますから、どのようなスケジュールで今後進めるのか、わかっている範囲で内容を具体的に示していただきたいと思います。 2点目の質問、3点目の質問は、先ほど小中一貫教育とか義務教育学校とかを比較検討する、そうやって問題点を整理することが大事だと言いましたが、私は私なりに2つの問題点があろうかと思っております。1つ目は住民説明であり、1つ目は学校をつくる理念であります。まず、住民説明という問題でありますが、保護者地域住民の方々への説明と理解を得る取り組み、これが大事だと言われているのは平成29年3月の答申書であります。新たな学校をつくる上で、まさに本当に統合問題が入っておりますから、保護者地域住民への理解、これが一番大事ということは誰もが思うわけでありますが、残念ながら定本前町長、柴原前教育長の体制のもとでは最も軽んじられた点ではないかと思っております。今まで私や私以外の多くの同僚議員が住民説明が足らないということを聞きましたところ、多くは前教育長は、やめられた方のことを余り言いたくありませんが、議員の指摘のとおりでありますという表現をされました。議員の指摘のとおり説明が不十分でありますと言われたら、もうそれ以上言いようがないじゃないですか。 そこで、改めて私は質問をいたします。 平成29年3月に答申された美咲町柵原地域学校整備検討委員会の報告書には、今後の取り組みの方向性として、保護者地域住民の方々への説明と理解を得る取り組みと明記されていますが、今日までの説明は全く不十分でありました。特に決定した内容を事務的に周知するだけでなくて、合意形成をどのように進めるのか、ここが私はポイントだろうと思っております。義務教育学校にはいろんなスタイルがあります。分離型、隣接型、あるいは施設一体型、さまざまある中で、たった1つの施設一体型だけを結論としてこれで行きますと言われたら、聞いてる住民はもう結論が決まっとるじゃないですか、もう議論も何もない、決まったことを言うだけですかと、こうなります。問題は住民のほうが合意形成に参画できるということであります。自分たちの新たな学校をつくる、そのビジョンを理解し、具体的なプロセス、いろいろな課題解決、自分たちもちょっとでも入れるんだと、そういう余地を残した提案をしていただきたいのであります。これは簡単に言えば、一つのことを出すんではなくて、選択肢をふやしてほしいということであります。この3つでいかがですかとおっしゃれば、さまざまな意見が出ましょう。あるいは具体的なことが決まる前の企画の段階、そういう構想の段階で、皆さんどうでしょうかと言ってもらえれば、皆さんもそれなりにいろんな意見も出ましょう。さまざまな工夫ができると思うんであります。それが2つ目の質問であります。 3つ目の質問です。 学校建設の理念という問題であります。残念ながら、昨年9月の議会で私は定本町長にちょうどこれと似たことを質問するチャンスがありました。紹介します。 義務教育学校は、その設立は町長が最初に口火を切った、町長が発言をされたわけです、28年1月です。私は、ならばその政策の発生源、どこからそれを考えつかれたか、それを明らかにしていただきたい、政策の発生源を明らかにし、論点を明示することがそれが町長の責任でありましょうと、そう問いました。論点を明らかにすることで、住民の皆さんがそういうことでこの話が出てきたんだとわかるわけです。それに対して町長はこう答弁されました、柵原中学校が老朽化していた、同時に柵原西小学校も老朽化していた、そういうことを含めながら、1校ずつ建てるよりも、一固まりにしたほうが行政として見てもやりやすい。もう一つの理由は、小学校には今後英語教育が入る、中学校から小学校英語の先生が派遣できる、これが利点だ、そういう中で方針を固めていったと、こういうふうに議会答弁をされました。つまり、中学校の新設という要望は出ておりました。それに対して、たまたま西小も老朽化しているから、じゃあ一緒にする、このことが一番のきっかけでこの話が出た。私は理解ができんことはありません、行政学校施設責任者として施設運営を考えたときに、それが補助金もあり、いいだろうというのはわかりますが、しかしこれは新しい学校をつくる理念にはなり得ません。やはり、理念というのは、ふるさとを愛する子供をつくろうとか、地元に愛着のある子供を育て、そこから大きくなり、出ていきまた戻ってきてくれる、そういう愛着のある、ここで自分は生まれ、どこへ行って死んでも私のふるさとはここだと、そういう教育をやりましょうと、例えばそういうことになるんでありましょう。それが町長の口から中学校が老朽化し、ほかも老朽化し、1校ずつ建てるよりも、一固まりにしたほうが行政としてやりやすい、そういうわけで考えましたと言われたら、もう何か腰砕けになるようであります。こういう理念では、この目的では、住民の皆さんがならば学校のために力を出そうという勢いが出んと思うんです。それよりも地元に愛着のある子供、だったらさっきのうしんがの使い方はわしならできるぞ、うちの牛はおらんけども、ここの牛なら連れてきちゃるで、そういうふうに誰もが知恵を出せるじゃないですか。みんなの知恵を寄せ集め、理念のもとにみんなが参集できる、これぞ新たな学校づくりであり、地域づくりそのものであります。私はそのような形で新たな学校を構想し、実現していただきたい、そのようなことを思っておったんですが、なかなか最近までは聞いていただける耳がなかったんですが、このたびその比較検討のもとに新たな方向性を出そうという町長の方針でいろいろ変わった新しい動きがあることを期待しております。 以上でありますから、質問は終わります。回答をお願いします。 ○議長松島啓君) 黒瀬教育長。 ◎教育長(黒瀬堅志君) まず、町長と綿密にふだんから私が就任以来、相談あるいは協議をしながら進めていますので、私のほうから答えさせていただきます。 答弁書を読む前に一言先ほど議員質問の中に出ましたことより感想を述べさせていただきます。 平成27年1月16日、きのう私どもの課長のほうに電話がありまして、そのとき資料があるだろうということで早速調べてみました。私も気がつきませんでしたけれども、柵原中学校、柵原東、西小学校、その2つの小学校、1つの中学校のPTA会長の連名で、当時の泉教育長のほうに柵原中学校の改築についてという要望書が上がっておることがわかりました。その中に、要望趣旨は、柵原中学校を建てかえてくださいという柵原中学校のみであります。その理由といたしましては、大きく3つに分けられると思いましたけれども、1つ目は、旭中学校と中央中学校がいいのができた、次は柵原の番だというのが1つ目の理由であります。2つ目は、柵原中学校自転車置き場から上に上がっていったり、大雨のときには下におりるときあるいは上がるとき、雪も降ります、そういうところが危険であり、そして校舎のほうもトイレが老朽化し、外壁は劣化が進んでおると、これは安全・安心の立場そして老朽化の立場から建てかえてくださいというのが2点目。それから、3点目が、建てるんだったら安全・安心でよりよい学び環境を確保するとともに、若者が当町の発展に一層寄与できるような、ここで育ったんだという美咲地区の中学校を巣立っていくんだという、そういう誇れる、愛される学校にしてくださいと、これは先ほど議員が一番最初におっしゃられたとおりであります。私もこのことを読みまして、ああ、そうだったのかということがわかりました。そういう思いで4月以来いろんな学校の形を勉強したり、私なりにかたい頭をやわらかくしようと思ってやってきたわけでありますが、それでは早速これから議員質問3点に応じまして、答弁を読ませていただきます。 今後のスケジュールでありますが、町長の指示を仰ぎながら、また県教委と綿密に協議をしながら進めているところであります。 次に、本年10月16日まで任期があります美咲町柵原地域義務教育学校整備検討委員会を7月中に開催したいと考えています。あわせて、この検討委員会のあり方も検討したいと考えております。これが1つ目であります。 次に、大枠の方向を決めまして、先ほど言いました1点になるか2点になるか3点になるか、きょうは申し上げることができませんが、そういうものを考えながら、8月前後からできるだけ多くの方々とご意見を交換したいと考えております。かなりハードな日程になろうかと考えております。そして、その結果、最終的には方向性が決定され、学校建設に向けての事務作業が進められるよう考えているところであります。 2点目であります。 次に、住民等への合意形成についてでありますが、これまでも説明会は何回か開催いたしましたが、今後はできるだけ多くの地域住民の方々と話し合いをしながら理解と協力を得て、柵原中学校区の建設に係る合意形成を図っていきたいと考えてます。 具体的には、各保育園、小・中学校保護者、各小・中単位の自治会を初め、有識者の方々、住民の方々等を対象に、できるだけ各界各層のご意見をお聞きしたいと考えています。また、美咲町議会柵原地域学校建設特別委員会を初め、議員の皆様には随時報告、連絡をしてまいりたいと考えています。 3点目であります。 次に、どんな学校をつくるのかという理念であります。議員の具体的な意味も、学校をつくるといっても、私なりには、校舎をつくる、学校の中にカリキュラムをつくる、それから教育論をつくる、きょうそれを述べると1時間あっても2時間あってもいけませんので、大ざっぱに概略を話させていただきます。つくるのが理念でありますが、学校建設に当たっては、何よりも子供たちにとって、安全・安心で落ちついた環境の中で学校生活が送れることが大切であると考えています。さらには、現在とこれからの時代を見据えた質の高い教育内容保障できる体制整備も重要であると考えております。国──これは文部科学省ですが──においては、新しい時代に対応した義務教育のあり方について、義務教育9年間を見通した児童・生徒の発達段階に応じた学級担任制と教科担任制のあり方や今後の指導体制のあり方などが中央教育審議会に諮問がなされています。来年には恐らく答申が出るんではないかと考えておりますが、こうした状況も視野に入れて対応してまいりたいと考えています。また、地域力のことでありますが、開かれた学校づくりのためには、学校地域社会の拠点となり、子供たちの日々の学校生活地域住民とも交流ができる場所であることも大切であると考えておるところであります。こうした考えのもとに、学校建設を進めていきたいと考えております。 以上であります。 ○議長松島啓君) 再質問ありますか。 1番山田議員。 ◆1番(山田雄二君) 教育長から今私の質問に答弁をいただいたんですが、その最初に、町長と十分話をしておるから、自分が答えるというお話がありました。私は、それはそれで執行部がそういう考え方だったというのが今わかったんですが、通告にも書いてありますとおり、この問題は、教育長だけの範疇を超えて、私が言っておるこの学校づくりが地域づくりにつながるというのは、その学校は新たな学校なんであります。今あるどこかの学校を改築なり新築するというのは、それはそこにあるものがそのまま生きるわけですから、新しい何かをせんでも、それはあるものをきれいに、それはいいことだと、こうなると思うんでありますが、今問題になっている小中一貫校なり義務教育学校は、地域学校の統合を含むわけであります。であるならば、どんな新しい学校ができるんだ、自分たちの愛着のある学校がなくなる、でもここにできる学校は、自分たちの思いがつながってる学校なんだと思えるような学校にしたいじゃないですか。そうしましたら、通告にもありますとおり、私はきょうの質問に対して、町長からも発言をいただきたいのであります。特に、教育長の話で、やはり私がどうしても気になりますのは、8月以降、意見の交換会を聞きながら方向性を決める、ここであります。いかなる方向性がどのように決まるのか、決まったことが本当に住民の皆さんが納得できるのかどうか、そこが大変問題なんであります。一例として、私は、平成29年3月の報告書をさっき出しましたが、なぜそこを出したかというと、29年3月は、義務教育学校の創設が望ましいという答申でありました、決定ではないんであります。29年3月の義務教育学校という新しい学校制度ができて、こういう学校のあり方ができるらしい、皆さん、こういうのを一つの選択肢に入れよう、できるんならしようじゃありませんかと、そういう話なら、義務教育学校の話はもっと素直に来てるはずなんですが、その報告書以来、ずっと教育委員会は何もしないで、29年10月に、義務教育学校整備検討委員会というものを立ち上げました。だから、何人もの議員が聞きました、私も聞きました、まだ創設の段階の学校が何で整備検討委員会になるんですかと、町長が決めましたと言うんです。町長が決めたことでもうそんなに行くんですかと幾ら言ってももう聞いてもらえませんでした。そして、教育委員会の中の整備検討委員会でいろんなことが進む。先ほど教育長は、いろいろなことを議会にも出したいと言ってくださったわけですが、昨年まで我々議会のほうには、29年3月の報告書も小中一貫教育基本計画も議会には提出されておりませんから、なかなか審議のしようがなかったんであります。恐らくそういう反省の上で言ってくださったと思うんですが、町長、問題なのは、この方向性を決定してから言ったんでは、今までそれほど丁寧に議論が積み重なってないところはなかなか受け入れがたいんであります。どのように方向性を決め、どのような形で皆さんの意見を周知していくかというのは、非常にデリケートで大事なところだと思うんですが、町長としての方針、町長としてのお考えを聞かせていただきたいと思います。 ○議長松島啓君) 先に教育長、いいですか。 黒瀬教育長。 ◎教育長(黒瀬堅志君) 先ほど答弁において、大枠の方向をと言ったことに議員の今の質問だろうと思いますが、出ていくのに、意見交換会をするのに手ぶらで行って、さあどうしましょうかと言ったんでは話になりませんので、それは大枠、一応の方針を持っていると。その大枠というのは、小枠でないわけですから、1つだけというんでなしに、幅を持たせて出ていくという意味であります。 ○議長松島啓君) 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 山田議員の柵原中学校区の建設についてのご質問にお答えをいたします。 多くの部分は、教育長から答弁をさせていただきましたが、ある程度のものは、こちからご提示をできるものをもって住民の皆さんのご意見を伺ってまいりたいと考えております。 加えまして、前回の議会でも答弁をさせていただきましたが、この柵原中学校区での新たな学校建設につきましては、山田方谷の私塾があったり、学校教育また文化活動に大変熱心な柵原地域の一つのシンボルとなる学校を新たに建設していきたい、そしてきょうも左居議員からもご指摘がありましたが、できれば町外からでも来ていただけるような、そのような魅力ある学校をつくっていきたいと考えております。がしかし、一方で新しいことをする、こういうことは不安も問題点も課題も出てくるわけでありまして、できるだけそうした課題が一方で克服、解決ができますように、また努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 再々質問ありますか。 1番山田議員。 ◆1番(山田雄二君) きょうは義務教育学校とか小中一貫教育の中身に入った議論は差し控えたいと思うんであります。思うんでありますが、義務教育学校にも分離型、隣接型、一体型があり、小中一貫教育のほうにも、これはもう県下でもたくさんの実績が積み重なってあります。それぞれによさがあり、またいろいろ心配な、先ほど町長もおっしゃられた不安な点、それは誰しも思うところであります。そうしたプラス面またマイナス面、その不安、さまざまなものがお互いに出し合える場が欲しいわけです。残念ながらこのつい1年ほど前までは、たった一つの施設一体型のたった一つの義務教育学校だけでしたから、それに何か疑問を感じる人はそれに反対するんかとこういうふうな風潮がどうしても出るわけであります。そうではなくて、柵原地域学校をつくる、これはもう動かさん、絶対つくろうと。ただ、つくり方あるいは問題のこの進め方でいろんな議論があるんなら、それはそれで聞こうと。そこの議論を整理しまして、今言っているのは、ここのところの問題。でも、どういう形であれ、学校ができるとなったら、みんなその学校を盛り上げてつくっていこう、その合意合意で大事にする、そういうふうな形で進めてもらえれば、今ここのところで議論ですよと言われれば、皆さん、いろんな賛成論、反対論も出る。でも、どういう形であれ、最終的にはどこかになったら、みんなそこは一緒に手を添えてやろうでと、そこの確認もお互いにしていく、そういう形で今大枠を出したい、幅を持たせてと、また町長からも新しい学校ということで不安もあるけども、やっていこうと、こういうことが答弁でありましたので、私はきょうの段階でそれでもうよろしいですので、あとは実はここまでがさまざまに新たな学校建設ということで、もう義務教育学校をかなり思われた人は、何かその話が戻ったんでというような、そういう気持ちを持たれてる方もおられるわけです。また、それはもともと自分らはこんなに話が進むやこう思うとらんから、そりゃあ両方建設するのが当然だというふうに思う人もおられる。そういうふうになかなか既に白紙とかリセットの状態ではなくて、それぞれに思いがある、その中から新しくこの大枠の方向性を見出しながら、住民の参画を促す、こういうことで大変な作業だと思うんですが、私も全力で応援したいと思いますので、どうぞ執行部の皆さんも住民の声をよく聞いて今後進めていっていただきたいと思います。 次の質問に入ってよろしいでしょうか。 ○議長松島啓君) 答弁はよろしいですか。 ◆1番(山田雄二君) はい、よろしいです。 ○議長松島啓君) それでは、1番山田議員の次の質問に移ります。 1番山田議員。 ◆1番(山田雄二君) 次の質問は、災害対策のことであります。 私は今まで災害については2回、一般質問をさせてもらっておるんですが、ダブる面もあります。といいますのは、前回この質問をしたときになかなか前向きな回答がいただけなかったわけですが、やはり大事だと思うので、きょう改めて質問をするところもあります。 災害対策については、平成30年昨年7月豪雨による災害を教訓として、災害対策を実効性があるものにする必要があると思います。 3点質問をいたします。 まず、昨年豪雨災害がこの美咲町においても大きくありました。その後、町として直接面談をされたり、あるいはアンケートをしたということは聞いております。あるいは、昨年一斉の町を挙げての避難訓練地震だったと思いますが、そういうこともありました。町としての災害に対する課題把握、あるいは今後の方針というものをまず示していただきたいと思います。 2つ目は、苫田ダム放流情報の件であります。 苫田ダム放流されますと、吉井川の水位が1時間か1時間半すると水が来ますから、1メートル前後あるいはそれ以上水位が急上昇いたします。我々吉井川沿線に住んでいる者は何度も洪水に痛い目に遭いましたので、大変心配をしておりますが、この苫田ダム放流情報が県から町にファクスで来ておるということを最近知りました。何とかファクスに来た情報を住民に知らせる工夫はないものかと前回お尋ねしたときは、難しい、それぞれで自分で携帯なりで情報をとってくれというふうなお話でしたので、それは余りにもつらいと思いますので、何かいい方法はないかお尋ねをいたします。 3つ目は、71カ所という昨年7月の避難所の開設、初めて町から避難所開設の指示を受けて、大慌てでどうしたらいいんかわからず、責任者として行動してくださった役員の方もたくさんおられると思います。そういう避難所開設に当たる多くの困難があったと聞いておりますが、そのことを受けて、町としてはどう総括されておるのか、またそれぞれの避難所に何らかのマニュアルが要る、幾らかその施設ごとのマニュアルなどに対して、町としてある程度の支援なり原則的なこういう方向性があるんだというような作成について、町のほうから手助けなり、それができんものかということを思っております。 以上、3点、よろしくお願いします。 ○議長松島啓君) 答弁者。 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 山田議員災害対策についてのご質問にお答えをいたします。 昨年の豪雨災害後にさまざまな課題について検証をいたしました。その中で、役場の課題につきましては、配備人員の人数、食糧等の備蓄量や備蓄場所、情報の連絡方法などがありました。また、地域からのご意見としては、避難所開設や運営、担い手の問題等の課題がありました。私自身も町長みずからが先頭に立って対応に当たるべきと考え、先日市町村長対象の防災研修に参加をいたしました。講師とマンツーマンの訓練を受けまして、避難勧告、指示の判断と伝達、広報避難所の設置運営など、大規模災害発生時の心構えについて学びました。今年度の役場の防災体制につきましても、機構改革により、町民の安全・安心を守るくらし安全課を創設するとともに、県から職員の派遣を受け、防災体制を強化いたしました。職員の配備体制は、居住地から近い事務所とするなど、迅速な配備を行います。告知放送やみさきテレビなど活用し、重要な災害情報を町民の皆様に確実にお伝えしてまいります。 また、町民の皆様には、避難訓練への参加など、災害に備えるさまざま取り組みをお願いいたします。平時から災害に備えて、自助、共助、公助が連携して、いざという時に対応できる万全な体制づくりを行ってまいります。 以上でございます。 ○議長松島啓君) 浦上くらし安全課長。 ◎くらし安全課長(浦上彰君) くらし安全課の浦上です。よろしくお願いいたします。 では、1番山田議員のまず苫田ダム放流情報を住民に知らせる工夫はできないかというご質問にお答えさせてもらいます。 美咲町には、岡山3大河川のうち、旭川、吉井川が流れておりまして、ダム放流につきましては防災上において重要な情報でございます。累計雨量や今後の降水見込み、ダム放流情報などが避難情報発令の判断基準となります。 ご質問の苫田ダム放流情報につきましては、議員ご指摘のとおり、美作県民局より、本庁、柵原総合支所へファクスにより伝達がございます。今年からは告知放送やみさきテレビデータ放送を利用いたしまして、住民の皆様にダム放流情報を伝えられるよう準備いたしておるところでございます。また、気象情報等につきましても、積極的に住民の皆様に伝えていくようにしてまいります。 続きまして、昨年避難所開設に当たりまして、多くの困難があったと聞く、それの総括、またそれぞれ避難所に適したマニュアルの作成が必要ではないかというご質問でございますが、総括的なことは先ほど町長が申し上げましたので、私のほうからは、避難所マニュアルが必要ではないかという質問に対してお答えさせていただきます。 最近では異常気象により、河川の氾濫、内水土砂災害等の危険性が高まっておりまして、早期の避難所開設が行われております。気象庁からは気象情報の提供と同時に、災害発生予想に伴う避難情報につきまして、警戒レベルでの避難に対する情報提供が加わります。早期に避難所の開設や早期避難への避難情報発令が今後予想されてまいります。避難所の開設や運営につきましては、まず自主防災組織にお願いしなければ対応できない状況も考えられます。今後、指定避難所に位置づけられています施設の鍵の開閉、避難人数や必要な物資等、役場への連絡など、標準的な避難所マニュアルを準備いたしまして、それを参考に、地域での避難訓練や研修等を実施してもらいながら、それぞれの地域の1次避難所に合ったマニュアルづくりが早期にできるよう努力してまいります。 私からは以上でございます。 ○議長松島啓君) 再質問ありますか。 1番山田議員。 ◆1番(山田雄二君) 放流情報を告知放送でしていただけると。ありがとうございます。それは、告知放送でしていただければ、ほぼどの家庭にも入っておりますから、皆さん、告知放送ダムが来るんならというなら、それを聞こうということで安心できますので、ありがとうございました。前回お尋ねしたときは、たくさん来る中で、職員がなかなか対応できるかどうかわからんみたいなところもあったんですが、恐らくそういうふうなあたりで役場のほうでいろんな問題点を乗り越えてくださって、新しいそういうことをしてくださるということでありがとうございます。 データ放送についても、前回はテレビが見えないというふうなまた極端な事例でしたが、そうやって情報がまず住民に来るということは、先ほどありましたとおり、自主避難にしろ、避難が今後ふえることを考えればありがたいとことだと思いました。 マニュアルについても、今聞いておりまして、前回は私と執行部とで誤解があったのかなと。私も今おっしゃっていただいたように、ある程度地元は地元でつくる、だけでも町全体でこれだけは必要だという共通項は共通項である程度示す、あとはそれぞれがそれぞれの避難所で、必要なところはそれぞれが埋める、私もそういう意味合いで質問したんですが、昨年の議事録をここのところ読んでましたら、どうも全部それを町にお願いしたように受けとめられたんかなというようなところを感じました。 ということで、今マニュアルについても、町のほうで今言われましたとおり、鍵とかはどうしても必要な標準的なことについては町からするということで、地元のほうでもそれをもとにすき間をそれぞれが埋めていくということで、大変それであれば避難所開設の担当というか責任がある方も前が見えてくるかと思います。きょうは少しでもそういう新しい危機管理監井上さんも来られ、新しい執行体制の中で、去年できなかったことがちょっとでもそうやって具体的に前に行くのかと思うとうれしゅうございます。 もう発言時間も無くなりましたので、私は告知放送での放送があったということがまことにうれしゅうございます。ありがとうございました。また今後ともよろしくお願いします。 以上で終わります。 ○議長松島啓君) 答弁はよろしいですか。 ◆1番(山田雄二君) よろしい、終わります。 ○議長松島啓君) 以上で1番山田議員質問を終了します。 本日予定しておりました一般質問の日程は以上で全部終了しました。 次回の議事日程は明日5日午前9時30分開議で、本日同様一般質問から行います。 本日はこれをもって散会します。(午後3時00分)...