◆10番(
岩野正則君) 以上で
組合議会の報告を終わります。
○議長(
松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、津山広域事務
組合議会について、7番
林田議員から報告願います。 7番
林田議員。
◆7番(林田実君) 失礼いたします。改めて、7番林田でございます。私からは、津山広域事務
組合議会の報告をいたします。 さきの11月19日、津山市議場で令和2年11月津山広域事務組合定例議会が開催されました。今議会におきましては、令和元年度一般会計
歳入歳出決算、令和元年度ふるさと振興事業特別会計
歳入歳出決算並びに令和2年度一般会計
補正予算(第1次)及び令和2年度ふるさと振興事業特別会計
補正予算(第1次)の4議案が提案されました。 令和元年度一般会計
歳入歳出決算におきましては、歳入の収入済額が3,364万6,389円、歳出の支出済額が2,988万186円、
歳入歳出の差引き残額が376万6,203円となり、同額を翌年度へ繰り越すこと。 また、令和元年度ふるさと振興事業特別会計
歳入歳出決算におきましては、収入済額が1,021万4,632円、支出済額が587万7,370円、差引き残額が433万7,262円となります。その同額を翌年度へ繰り越す提案であります。異議なく
全会一致で可決承認されました。 次に、令和2年度一般会計
補正予算(第1次)におきましては、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ126万6,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,312万円とすること。 また、令和2年度ふるさと振興事業特別会計
補正予算(第1次)におきましては、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ403万7,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ762万8,000円とするものであり、異議なく
全会一致で可決承認されました。 以上で報告を終わります。
○議長(
松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で諸般の報告を終わります。 日程第4、
委員会の
中間報告。 次に、閉会中に行った
委員会の審査結果等について、最初に総務産業常任
委員会委員長の報告を求めます。 12番
山本議員。
◆12番(
山本宏治君) 失礼いたします。総務産業常任
委員会委員長の山本でございます。 総務産業常任
委員会の閉会中の
中間報告をいたします。 当
委員会では、11月11日、
委員会室において、所管の担当課の中で、総務課、地域みらい課、産業観光課、建設課の4課の事業の進捗状況などの報告を受けました。 特に、産業観光課では、美咲DMOについて検討
委員会が開催され、検討
委員会の様子などをお聞きをいたしました。なお、検討
委員会のメンバーは17名で構成されているとの報告でした。美咲DMOは、人口減少の課題解決に向けた事業であり、関係人口の増加を目指すもので、町の魅力ある地域資源を最大限に活用、町外からの収入増を目指し、町内雇用、生産消費を
活性化させることで、地域内経済の好循環を目指すもので、事業内容の4本柱について説明を受けました。地域活性の起爆剤としての事業であり、
委員会といたしましては、今後も担当課と情報共有しながら行きたいと思っております。 以上、至って簡単ですが、
中間報告とさせていただきます。
○議長(
松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、民生教育常任
委員会委員長の報告を求めます。 6番
左居議員。
◆6番(
左居喜次君) 失礼いたします。民生教育常任
委員会委員長の左居でございます。 民生教育常任
委員会では、閉会中の
委員会審査として、本年11月20日に
委員会を開催いたしましたので、報告いたします。 まず、継続審査としておりました、安井地区における汚水流出についてですが、柵原総合支所産業建設課及び本庁住民税務課より経過等について説明を受けましたので報告いたします。 最初に、本年3月2日の汚水流出の通報から、今日までの経過についての説明を受けました。前回、9月の報告以降では、10月15日に美作県民局畜産班、畜産研究所、町の合同で現地調査を実施、11月16日には近隣自治会代表の方8名、エムピ-エフやなはらの代表者、美作県民局より2名、町より2名が参加し、地域環境保全
委員会が開催されております。現地の状況ですが、個々の説明は避けますが、改善計画書に基づいて、それぞれの設備の改善が進められ、良化傾向にあります。委員からは、有事の際の地元自治会への説明、水質検査の充実を求める意見がありました。
委員会といたしましては、汚水流出後、現地確認、調査を含め、今回まで6回の
委員会を開催し、環境面での調査を行ってまいりました。調査開始以降、継続的な改善が進められており、県からの指導も行われているなどのことも鑑み、折々の報告と、さらに改善を進めることを求め、委員の同意により安井地区における汚水流出についての調査は終了といたします。 次に、保険年金課より、美咲町障害者控除対象認定制度の変更についての説明がありました。制度の内容は、要介護者を対象に、障害者または特別障害者に準ずる者として認定し、所得税法上の障害者として取り扱うことで、一定の金額の所得控除を受けることができるものです。改正の目的は、障害者または特別障害者に準ずる者として認めることのできる範囲が広く、他の障害者控除対象者の基準に照らして、整合性が取れないため、これを是正するものです。該当の方には個別に通知を行い、窓口での申請時や広報紙でお知らせをすることとなっております。 次に、教育総務課では、美咲町立加美小学校大規模改修工事について報告を受け、進捗状況の確認をいたしました。 まず、
委員会に先立ちまして、11月10日に第1期工事がこのほど完了いたしましたので、現地確認をいたしました。1期工事は、令和2年3月19日から9月30日を工期で、児童棟を対象に施工され、工事金額は2億2,347万6,000円でありました。新型コロナウイルス感染防止のため、副委員長と私2人で、人数を絞って、校長先生及び担当課の案内により、現地確認をいたしました。 児童棟では、照明がLEDに切り替えられ、明るくなった教室での子供たちは生き生きとして授業を受けていました。改修工事では、教室、トイレはもちろんですが、新しく配置された更衣室や地域の皆さんに来ていただけるふるさとルーム、図書室とパソコン室が一緒になったメディアルームなどが、子供たちを育み、学習の手助けになるものと思います。 また、既に始まっている2期工事では、令和3年3月31日工期で、管理棟、特別教室棟、体育館の改修工事が行われます。体育館は、卒業式に間に合うように、2月下旬までに引渡しを業者に要請しているとのことでありました。また、管理棟、特別教室棟については、1か月程度延びるかもしれないとの報告でした。 最後に、生涯学習課から、令和2年度成人式の開催について説明がありました。日時は、令和3年1月10日日曜日、場所は新型コロナウイルスの影響を考慮し、美咲町立中央中学校体育館で行われます。対象者は、平成12年4月2日から平成13年4月1日生まれの方で、平成27年度に町内各中学校を卒業した方及び美咲町に在住、在勤、在学し、またはこれらの経験がある方となっております。お知らせは、町内各中学校卒業生、私立中学校卒業生と、現在の在住者に案内が送付されており、12月の広報紙に掲載するとのことです。
コロナ禍ではありますが、成人の自覚とともに、美咲町の活力になっていただけたらと願うものであります。 以上で民生教育常任
委員会の閉会中の報告とさせていただきます。
○議長(
松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、
柵原地域学校等建設特別
委員会委員長の報告を求めます。 8番
松田議員。
◆8番(
松田英二君) 失礼いたします。8番松田でございます。 本年11月25日に美咲町議会
柵原地域学校等建設特別
委員会を開催いたしましたので、この内容についてご報告をいたします。 このほど開催した第19回特別
委員会では、義務教育学校(仮称)柵原学園の校舎や体育館といった学校施設建設に伴う設計委託に際して、プロポーザル方式と呼ばれる提案型の設計委託方式を採用し、岡山県内の9者から提出された提案書について11月15日に審査会を開いて審査した結果、岡山市の黒川建築設計事務所の提案が最優秀に認められたとの報告を受けております。 提案された各施設のイメージ図を基に配置計画を確認し、建設予定地の現地視察を踏まえて今後の建設計画の説明を受けております。 これよりは建築基本設計に着手し、来年度早々にも敷地造成工事を進め、これらの準備を令和3年度末までに完了させ、令和4年度から建築工事を進め、令和6年4月の開校を目指すことにしております。 美咲町議会
柵原地域学校等建設特別
委員会は、平成29年12月21日に第1回目の
委員会を開催して以来、3年間に19回の
委員会を重ねてまいりました。その間、義務教育学校制度の調査、児童・生徒の実態調査、学校施設の実態調査、先進地である鳥取県湖南学園への
視察研修、跡地活用の方策検討、総合的な教育環境への協議など、様々な検討を続けてきております。 一方、町執行部及び教育
委員会においても、義務教育学校整備検討
委員会での検討、
柵原地域11会場での住民説明会の開催、建設予定地の決定、義務教育学校(仮称)柵原学園創設基本構想の策定、
柵原地域義務教育学校開校準備
委員会及び専門部会の設置、敷地測量、設計及び建築設計委託などなど、スピード感を持った対応が行われ、当初の想定よりも早く事業が進められているように感じております。 本来であるならば、最終的な報告でまとめをするところではありますが、設計や造成が始まる前の段階で、
委員会からの意見を学校建設に反映させるために、ここで提言をしておく必要があるとの判断から、
柵原地域学校等建設特別
委員会での意見38項目を集約したものを、ここに文書としてまとめております。 これを、この場において本
委員会からの報告書として美咲町議会議長に提出をいたします。 この後は、議長、副議長の手で内容を吟味の上、議会からの要望事項として美咲町長に申入れを行っていただくことを強く望みます。 今後も、町が進める学校建設の具体的な内容の状況を把握しながら、子供たちの健全なる心身の発達に寄与するため、最善の方策を探るべく鋭意活動を継続してまいります。皆様のご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。 以上、本
委員会からの
中間報告とさせていただきます。
○議長(
松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、議会改革特別
委員会委員長の報告を求めます。 10番
岩野議員。
◆10番(
岩野正則君) 10番岩野でございます。議会改革特別
委員会の報告をいたします。 議会改革特別
委員会では、10月1日、11月2日に開催しました主な内容について
中間報告をいたします。 10月1日においては、第4章町長と議会との関係、第5章自由闊達な討議の拡大について審議をいたしました。この中で、議員が各種審議会に参加する場合がありますが、町長の指揮下にある審議会へ委員として参加につきましては、現在の基本条例では、「内容によっては極力控える」となっておりますが、このことを「内容によって協議する」としたほうがよいのではないかという意見もありました。このことについて、時間をかけて審議をしております。 次に、11月2日につきましては、第6章議会・議会事務局の体制整備、第7章議員の身分・待遇、政治倫理、第8章最高規範性、検証・見直し手続について審議いたしました。この中で、議員の政治倫理などについては、基本条例だけではなく、美咲町議会議員政治倫理規程について、後日審議とすることにしました。 8月3日、10月1日、11月2日の3回にわたって、美咲町議会基本条例について審議した結果、第1条の「美咲町の持続的な「世界に羽ばたく元気なまちづくり」の実現を目指す」項目を、「「ひと輝くまちみさき」の実現を目指す」にスローガンを変更し、改定案といたしました。 また、議員、議会の活動原則に関し、第4条の7号につきまして、「町民に対する議会報告会及び
意見交換会を年1回以上開催して」を、今年の
コロナ禍の中で開けない年もありますので、新たにここに「原則」を挿入して、「町民に対する議会報告会及び
意見交換会を原則年1回以上開催して」に変更し、改定案といたしました。 この議会最終日に、この2件に関し、議員発議を提出いたします。 なお、今後も常に町民の皆さんの負託に応えられる議会、議員であり続けるために、これからも常に条例や要綱、規程の検証をしながら、邁進してまいりたいと思います。 以上、簡単でございますが、議会改革特別
委員会の
中間報告といたします。
○議長(
松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で
委員会の
中間報告を終わります。 ここで、ただいまから午前11時まで休憩します。(午前10時42分)
○議長(
松島啓君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午前11時00分) ただいまの
出席議員は13人です。 日程第5、陳情等の報告並びに上程。 本
定例会に、お手元に配付しております文書表のとおり、請願1件、要望4件を受理しています。これを一括本会議に上程します。 日程第6、議案の報告並びに上程。 本
定例会に、お手元に配付しております提案書のとおり、町長から各種の議案が送付されております。これを一括本会議に上程します。 日程第7、
提案者の説明。 町長に、挨拶並びに議案第142号から議案第147号について、提案理由の説明を求めます。 青野町長。
◎町長(青野高陽君) 本日、ここに第8回
美咲町議会定例会を招集いたしましたところ、
議員各位には公私ご多忙の中、全員のご出席をいただき、敬意と感謝を表します。
新型コロナウイルス感染症の状況についてご報告いたします。全国では、一日の
感染者数が11月に過去最多の
感染者数、重症者数を更新し、美咲町においても、現在まで16例の感染が確認され、11月14日には町内高齢者通所施設で県内10例目のクラスター、集団感染が発生したとの県の発表がありました。
新型コロナウイルス感染症との戦いが厳しさを増してきたと、職員一同気を引き締めております。14日の土曜日に、急遽臨時の感染症対策本部会議を開催して、それぞれの対応を協議し、屋内の公共施設を先週金曜日まで休館としたところです。 まず、感染された方におかれましては、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。住民の皆様方におかれましては、動揺せず、風評に惑わされることなく、3密を避けて感染防止に努めてください。誰もが感染リスクのある状況です。
感染者やその関係者、医療従事者への不当な差別や誹謗中傷は絶対にやめてください。このようなときこそ、地域全体で温かく支えていける美咲町であることを願っております。 今後、美咲町だけでなく、津山圏域の自治体が一体となって感染拡大予防対策や人権啓発に努めてまいります。思いやりと優しさを持ち、美咲町全体でこの難局を乗り切ってまいりましょう。 前回の臨時会以降に起きた、諸般の出来事についてご報告させていただきます。 子育て支援のご報告についてです。明日12月1日、美咲町に「子育て世代包括支援センターたんぽぽ」を設置します。主に妊婦さんから就学前までのお子さんとその家族を中心とした相談窓口になります。「子育て世代包括支援センターたんぽぽ」の窓口は、役場本庁舎の2階、健康推進課内に置きます。妊娠中の悩みや不安、子育てをしている保護者や家族の相談など、幅広く子育てに関する相談に、保健師、栄養士、家庭相談員などが電話や面接、家庭訪問などで切れ目のない対応をさせていただきますので、ぜひご利用ください。 次に、災害廃棄物処理の体制づくりについてです。10月2日、災害廃棄物等の処理に関する基本協定を、エコシステム山陽株式会社と締結いたしました。災害時に発生する大量の廃棄物を迅速に処理する必要があることから、町内で廃棄物処理施設を持つエコシステム山陽株式会社と協定を締結し、災害時に備えるものです。 次に、マイナンバーカードの交付申請についてです。マイナンバーカードについては、令和3年3月から健康保険証利用が開始されるなど活用範囲が広がっており、本町としてもカード取得促進の取組として、8月から月1回休日に臨時窓口を開設し、合計で362人の申請を受け付けました。今後も引き続き休日窓口を開設いたします。 また、交付申請を希望される町内の企業や地域の自治会、老人クラブ、サロンなどへ町職員がお伺いし、申請に必要な顔写真を無料で撮影して、一括で申請を受け付ける出張申請受付サービスを実施しています。おおむね10人以上の団体を対象に事前の申込受付を行っていますので、ぜひご利用ください。 12月から、カード未取得の方へ「申請用QRコードつきマイナンバーカード交付申請書」が総務省から送付される予定ですので、オンライン申請もご活用いただき、町民の皆様には積極的なカード取得をお願いいたします。 次に、町の観光振興についてです。 これからの美咲町の観光振興を担う組織「美咲DMO(仮称)」の設立に向けた検討会が立ち上がっておりますが、6月25日の初会議を含めて4回の会議と先進地の視察を行うなど、精力的に活動が行われています。また、会議には、昨年度設立された庄原観光推進機構の副本部長をお迎えし、先行する事例として毎回貴重なアドバイスをいただいております。観光協会や推進組織のない我が町での新たな組織づくりは、手探りで進めることとなります。検討会のメンバーにより、様々なご意見やご提案をいただく中で、美咲DMOは、地域の稼ぐ力を引き出し、地域への誇りと愛着を醸成する地域づくりの司令塔としての役割を果たせるよう活動し、地域が稼げる仕組みづくりによって、地域経済を持続的に成長させることを目的とするよう考えております。 また、検討を重ねる中で、ようやく組織の骨格も形になりつつあります。今後、議論を一層加速させ、令和3年4月1日の候補法人登録に向けて全体像の取りまとめを行い、アフターコロナの状況を見据えながら事業を進めてまいりたいと考えております。 人事院は、2020年度の国家公務員のボーナスを0.05か月引き下げるよう国会と内閣に勧告しました。ボーナスのマイナス改定を求めるのは、リーマン・ショックの影響を受けた2010年以来、10年ぶりの引下げ勧告となりました。改定の基準となる今年の民間給与実態調査で、企業のボーナス支給月数は4.46か月と判明し、直近の公務員のボーナス支給月数は4.5か月で、公務員が民間を上回っていることから、同じ水準まで引き下げる必要があると判断されたものであります。 この勧告を受け、本町職員につきましても、本年12月のボーナスを、国と同様0.05か月引き下げるため、今
定例会に「美咲町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」を上程いたします。 本年12月支給のボーナスに引下げを反映させるためには、11月中、すなわち本日の議決が必要となります。同条例改正案の審議及び採決をお願いし、適切なご判断を賜りますよう重ねてお願いいたします。 11月26日、令和2年度第4回行財政改革審議会を開催しました。第1回、第2回、第3回から引き続き、委員の皆様からご意見をいただき、活発な会議となりました。第4回では、行財政改革大綱の素案を審議していただきました。今年度中に行財政改革大綱案をまとめ、答申していただく予定で作業を進めてまいります。 次に、旭地域の拠点整備についてです。住民座談会、ワークショップ、旭みらいデザイン検討
委員会での検討を経て、旭総合支所と旭町民センターを除却、解体撤去し、新たに旭地域の町民の皆さんの交流とにぎわいが生まれる施設を整備していくという方向性が決まっています。 一方で、旭地域の小学校と中学校について、現状のままでは児童・生徒の減少に歯止めがかからず、やがて旭地域から学校がなくなってしまうのではないか、学校がなくなれば過疎化と人口減少がさらに加速するのではないか、という心配の声が日増しに大きくなってきています。去る11月17日に、町及び町議会に対し、旭地域の小・中学校存続についての要望書が、旭小・中学校PTAと旭保育園保護者から提出されました。今後、早急に旭地域の小・中学校の在り方について検討を進めていきます。 また、併せて旭地域の拠点整備の在り方についても、学校との連携を考慮し、もう一度内容の再構築を進めていきたいと考えています。 次に、役場本庁舎の整備についてです。 当初は、老朽化が著しい役場本庁舎を最優先に整備していく考えでした。しかしながら、町民の皆様からのご意見や、美咲町みらいデザイン検討
委員会での検討を進めていく中で、人口減少と少子・高齢化が進行している美咲町の現状や、将来展望を踏まえた上で、美咲町の特色を生かし、世代や分野を超え、子供からお年寄りまで、障害のある人もない人も、みんなが交流し、にぎわいが生まれ、地域の
活性化が促進される新たな拠点を、美咲町の中心に整備していくことが重要であるという方向性が見えてきました。 このたび、美咲町みらいデザイン検討
委員会での検討を経て、拠点整備の基本的な考えを「(仮称)美咲町多世代交流拠点整備基本構想(案)」として取りまとめました。広く町民の皆様からのご意見を取り入れるため、パブリックコメント、意見募集を実施します。詳細につきましては、広報みさき12月号をご覧ください。告知放送、みさきテレビでもお知らせします。また、住民アンケート調査も実施してまいりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。 美咲町の中心に多世代が交流できる拠点を整備し、新たな町の魅力を開花させ、美咲町ならではの未来を育んでいくことを目指します。 以上、諸般のご報告とさせていただきます。 これまで申し上げました認識に基づき、本
定例会に6件の議案を提出させていただきます。条例案4件、
補正予算案2件であります。
議員各位の適切なご判断をお願い申し上げます。 詳細につきましては副町長から説明させますので、お聞き取りをよろしくお願いいたします。ご清聴ありがとうございました。
○議長(
松島啓君) 忠政副町長。
◎副町長(忠政堅之君) 今
定例会に提案させていただく議案は、条例の一部改正4件、一般会計
補正予算1件、特別会計
補正予算1件の計6議案であります。 それでは、議案第142号から議案第147号について提案理由並びに議案内容の説明をさせていただきます。 1ページ、議案第142号の美咲町職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例であります。一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、職員給与について人事院勧告に基づく改定を行うためのものであり、内容は期末手当を0.05か月分引き下げ、民間給与との格差を埋めるため、条例の一部を改正するものであります。施行日は令和2年12月1日からであります。ただし、第2条、第4条、第6条及び第8条の規定は令和3年4月1日からであります。 3ページ、議案第143号地方税法等及び所得税法等の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例であります。地方税法等の一部を改正する法律及び所得税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、関係条例を制定するものであり、施行日は令和3年1月1日からであります。 6ページ、議案第144号美咲町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例であります。特殊勤務手当の本来の趣旨及び他の専門職員との均衡に配慮し、保育業務従事職員の特殊勤務手当を廃止するものであります。施行日は令和3年4月1日からであります。 7ページ、議案第145号美咲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例であります。国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が令和2年9月4日に公布されたことに伴い、条例の一部を改正するものであり、施行日は令和3年1月1日であります。 次に、
補正予算書の1ページ、議案第146
号令和2年度美咲町一般会計
補正予算(第7号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億3,460万6,000円を追加し、総額を142億3,368万円にするものであります。 歳入の主なものは、8ページ、13款
分担金及び
負担金810万円の減額は、残土処理場建設事業
負担金710万円の減額などであります。 15款国庫支出金831万7,000円の追加は、生活保護費
負担金688万7,000円の追加、9ページ、過年公共土木施設災害復旧費
負担金668万8,000円の減額などであります。 10ページ、16款県支出金3,809万2,000円の減額は、現年農地農業用施設災害復旧費補助金4,100万円の減額などであります。 11ページ、18款寄附金1,854万2,000円の追加は、ふるさと納税1,800万円の追加などであります。 19款繰入金360万円の追加は、中山間地域保全基金繰入金360万円の追加であります。 12ページ、22款町債2億5,040万円の追加は、自然災害防止事業2億7,710万円の追加などであります。 一方、歳出であります。 13ページ、1款議会費257万4,000円の減額は、旅費257万4,000円の減額であります。 2款
総務費1,426万3,000円の追加は、ふるさと納税特産品贈呈事業900万円の追加、情報化整備事業326万7,000円の追加、14ページ、町議会議員選挙費137万円の追加などであります。 15ページ、3款民生費1,785万6,000円の追加は、公共施設等感染防止対策事業247万6,000円の追加、16ページ障害児福祉サービス等給付費541万6,000円の追加、生活保護扶助費918万2,000円の追加などであります。 17ページ、4款
衛生費11万3,000円の減額は、乳幼児健康診査費7万6,000円の減額などであります。 18ページ、6款農林水産業費727万7,000円の追加は、農業総務臨時管理費394万9,000円の追加、単県小規模土地改良事業322万6,000円の追加などであります。 7款商工費385万7,000円の減額は、事業所助成金交付金360万円の減額などであります。 19ページ、8款土木費2億7,616万4,000円の追加は、残土処理場整備事業1,601万7,000円の追加、20ページ、自然災害防止事業2億5,000万円の追加などであります。 9款消防費21万1,000円の減額は、消防団員安全装備品整備等助成事業21万1,000円の減額であります。 10款教育費1,033万6,000円の追加は、21ページ、3款中学校費、教育振興費430万5,000円の追加、23ページ、6項保健体育費の共同調理場運営費512万円の追加などであります。 11款災害復旧費9,041万8,000円の減額は、農地災害復旧費2,534万円の減額、農業用施設災害復旧費4,142万6,000円の減額、24ページ、公共土木施設災害復旧費2,365万2,000円の減額であります。 15款
予備費588万3,000円の追加であります。 26ページ、議案第147
号令和2年度美咲町後期高齢者医療特別会計
補正予算(第2号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ4万6,000円を追加し、総額を2億5,468万7,000円にするものであります。 28ページ、歳入に国庫補助金4万6,000円を追加し、歳出は
一般管理費に23万4,000円を追加し、
予備費を18万8,000円減額するものであります。 以上、6議案につきまして、提案理由並びに議案内容の説明をさせていただきました。なお、読み間違え等がありましたら、議案書が正しいものとご理解をいただき、適正妥当なご議決を賜りますようよろしくお願いをいたします。 以上でございます。
○議長(
松島啓君) 議案第142号から議案第147号について提案理由の説明は以上お聞きのとおりです。 ここでお諮りします。 ただいま提案されております議案のうち、議案第142号については
委員会付託を省略し、この後質疑、討論を行い、表決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松島啓君) 異議なしと認めます。したがって、議案第142号については、
委員会付託を省略し、この後質疑、討論を行い、表決することに決定しました。 日程第8、議案に対する質疑。 これから議案第142号に対する質疑を行います。 それでは、順次質疑を願います。 質疑はありませんか。 ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松島啓君) 以上で議案に対する質疑を終わります。 日程第9、討論。 これから議案第142号について討論を行います。 それでは、順次発言を願います。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松島啓君) 以上で討論を終わります。 日程第10、表決。 これから議案第142号について採決します。 議案第142号を挙手により採決します。 議案第142号を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(
松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 本日の日程は、以上で全部終了しました。 次回の
議事日程は明日12月1日午前9時30分から本会議を開き、一般質問を行います。 本日はこれをもって散会といたします。(午前11時23分)...