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11月30日-01号

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  1. 美咲町議会 2020-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 美咲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-06
    令和 2年第 8回(12月)定例会第 1 日 (令和2年11月30日)(1)会議の開閉時刻   開   議  午前 9時30分   解   散  午前11時23分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別1山田雄二出席松田英二出席藤井智江〃9江原耕司〃     欠員10岩野正則〃4形井 圓出席11貝阿彌幸善〃5延原正憲〃12山本宏治〃6左居喜次〃13金谷高子〃7林田 実〃14松島 啓〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職  名氏   名職  名氏   名町長青野高陽産業観光課長立石克之町長忠政堅徴収対策室長櫻井 実政策推進監宇佐見卓也会計課長貝阿彌美和政策推進監井上博登旭総合支所長赤木郁貞総務課長稲谷雄治柵原総合支所長石戸光也理財課長篠原 恵旭総合支所 住民福祉課長池上久子地域らい課長光嶋寛昌柵原総合支所 住民福祉課長梶尾勝幸住民税務課平 一範福祉事務所長牧野雅明保険年金課長山崎秀仁教育長黒瀬堅志健康推進課長清水嘉浩教育総務課長神坂健治上下水道課長牧野英一生涯学習課長平賀慎一郎建設課長前田有輝        (4)職務の為出席した職員の職・氏名   事務局長  水 島 寛 之   書  記  杉 山 慶 介         池 上   恵(5)日   程日 程議案番号件         名   開   会1  会議録署名議員の指名2  会期決定の件3  諸般の報告4  委員会中間報告5要望第3号 ~ 要望第6号 請願第1号陳情等の報告並びに上程6議案第142号 ~ 議案第147号議案の報告並びに上程7  提案者の説明8  議案に対する質疑9  討論10  表決 ○議長(松島啓君) 皆さん、おはようございます。 定例会の開会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。 議員各位には、公私ご多忙のところご出席を賜り、厚くお礼申し上げます。 本年も残すところあと一か月と1日となりました。新型コロナウイルス感染症に関しましては、冬場を迎えるに当たり拡大状況でありますが、ワクチン開発、供給の報道も現実味を増しているところで、希望を持ちながらさらに気を引き締めて感染予防に努めていかなければならない状況であります。 先日、津山圏域議長協議会、1市5町の議会で構成しております協議会と、津山圏域内県議会議員5名との新型コロナウイルス感染症対策をテーマとした意見交換会を行い、各市町の議会からの要望等を取りまとめ、県当局へ県議会議員を通じて要望していただくよう要請したところであります。特に、津山圏域内に軽症者、重症者等感染者を受け入れる施設の設置、医療体制の充実、また正確かつ迅速な情報伝達の方法などを要望したところであります。 コロナ禍、激動の年の締めくくりの定例会であります。本定例会におきましても、十分な審議等をいただきますことをお願いいたしまして、開会に当たりましてのご挨拶といたします。 それでは、ただいまから令和2年第8回美咲町議会定例会を開会いたします。(午前9時30分) ただいまの出席議員は13人です。定足数に達していますので、本日の会議を開きます。 なお、前定例会から引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大予防対策の一環として、議場内においてマスクを着用しておりますので、ご了承願います。 本日の日程を報告いたします。 第1に会議録署名議員の指名、第2に会期決定の件、第3に諸般の報告、第4に委員会中間報告、第5に陳情などの報告並びに上程、第6に議案の報告並びに上程、第7に提案者の説明、第8に議案に対する質疑、第9に討論、第10に表決、以上のとおり定めますのでご了承願います。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、4番形井議員、5番延原議員を指名いたします。 日程第2、会期決定の件を議題といたします。 お諮りします。 今期定例会の会期につきましては、去る11月18日、議会運営委員会を開き、協議の結果、本日から12月11日までの12日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松島啓君) ご異議なしと認めます。したがって、会期は本日から12月11日までの12日間と決定いたしました。なお、議事日程につきましては、お手元に日程表を配付しておりますので、ご了承を願います。 次に、説明員として出席通知のありました者の職氏名の写しをお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。 日程第3、諸般の報告を行います。 まず、9月18日、秋の交通安全県民運動出発式美咲警察署で開催され、議長が出席しました。 10月9日、岡山県北森林林業活性化促進議員連盟視察研修が新見市及び津山市で開催され、山本議員が出席しました。 10月14日、勝英衛生施設組合議会定例会が勝央町で開催され、山田議員林田議員が出席しました。 10月17日、久米郡防犯大会が久米南町で開催され、議長が出席しました。 10月21日、津山圏域衛生処理組合議会定例会が津山市で開催され、山本議員が出席しました。 10月22日、久米老人ホーム組合議会定例会が静香園で開催され、藤井議員左居議員岩野議員山本議員が出席しました。 10月23日、岡山県市町村総合事務組合議会定例会が岡山市で開催され、議長が出席しました。 10月27日、柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会定例会吉井川荘で開催され、藤井議員林田議員松田議員金谷議員が出席しました。 同日、柵原、吉井、英田火葬場施設組合議会定例会柵原総合文化センターで開催され、山田議員延原議員松田議員が出席しました。 次に、11月3日、大阪府泉南郡岬町友好交流都市協定調印式が久米郡商工会で開催され、議長ほか多くの議員が出席しました。 11月5日、久米郡地域活性化懇談会が久米郡商工会で開催され、議長が出席しました。 11月10日、津山圏域議長協議会総会が津山市で開催され、議長、副議長が出席しました。 11月17日、国道429号道路整備促進期成会岡山県要望を県庁で行い、議長が出席しました。 11月19日、津山圏域資源循環施設組合議会定例会が津山市で開催され、議長が出席しました。 ここで、本席から報告をさせていただきます。 定例会の前に、午前10時から全員協議会を開き、事案協議等を行いました。協議の中で、平成28年3月から本格稼働し、5年目を迎えたクリーンセンター施設運営状況について説明があり、厳重な管理の下、安全かつ適正な運営状況であるとの報告でありました。 全員協議会終了後、午前10時45分から本会議を開会しました。本定例会には、議案2件、報告1件が上程されました。 まず、議案第1号令和年度津山圏域資源循環施設組合会計歳入歳出決算についてでありますが、決算額歳入16億9,439万円に対しまして、歳出15億5,231万円で、歳入歳出差引き額1億4,208万円を令和2年度に繰り越すものであります。 歳入の主なものの中で、分担金及び負担金は、構成市町分担金として11億7,143万6,000円で、そのうち本町の分担金は1億1,277万8,000円であります。 続いて、使用料及び手数料は、ごみの搬入に係る処理手数料が主なもので、1億4,203万円であります。 また、繰越金は平成30年度決算による繰越金で、2億412万1,000円であります。 諸収入は、売電収入1億3,501万9,000円、有価物販売収入2,690万3,000円など、合計1億7,680万3,000円であります。 次に、決算の歳出の主なものは、総務費6,731万2,000円で、組合の運営に係る経費などであります。 また、衛生費7億3,805万6,000円は、熱回収・リサイクル施設等管理業務委託料4億6,999万2,000円、焼却残渣セメント原料化委託料1億4,552万4,000円などであります。 続きまして、公債費は組合債償還元金及び利子として7億4,637万5,000円で、前年度と比べると、約4億1,000万円の増であり、令和10年度までは同額規模の水準で推移していくことが見込まれるということであります。 以上、歳入歳出差引き額1億4,208万円から繰越明許費繰越額580万円を差し引きました実質収支額は1億3,628万円となり、審査の結果、議案第1号は原案どおり全会一致で可決しました。 続きまして、議案第2号令和2年度津山圏域資源循環施設組合会計補正予算(第1次)でありますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,573万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ16億5,358万4,000円とするもので、歳入の主なものは、前年度繰越金4,628万円の追加、諸収入55万円の減額であります。歳出の主なものは、衛生費278万円の追加、予備費が4,295万円の追加であります。審査の結果、議案第2号は、全会一致で原案どおり可決しました。 最後に、報告第1号管理者専決処分した「岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合を組織する地方公共団体数の減少並びに組合規約の変更」についてでありますが、組合規約の中の「美作養護老人ホーム組合柵原吉井特別養護老人ホーム組合」を「柵原吉井特別養護老人ホーム組合」に改めるものなどであり、審査の結果、原案どおり全会一致で承認いたしました。 以上、報告とさせていただきます。 また、11月19日、津山圏域消防組合議会定例会が津山市で開催され、左居議員岩野議員が出席しました。 同日、津山広域事務組合議会定例会が津山市で開催され、形井議員林田議員が出席しました。 なお、議員派遣につきましては、お手元に結果と今後の予定を配付しておりますので、ご了承願います。 次に、組合議会等の報告を行います。 まず、岡山県北森林林業活性化促進議員連盟並びに津山圏域衛生処理組合議会について、12番山本議員から報告願います。 12番山本議員。 ◆12番(山本宏治君) 改めましておはようございます。12番山本でございます。 議長のほうから、県北森林林業活性化促進議員連盟の報告ということで、先進地視察をいたしましたのでご報告をさせていただきます。 日時は、本年10月9日、視察先は木質バイオマス発電所(新見市)、神郷温泉チップボイラー(新見市)、江与味製材株式会社久米工場(津山市)の3件の視察を行いましたので、ご報告をさせていただきます。 10月9日、促進議員連盟15名にて、新見市にあります合同会社新見バイオマスエナジー及び同施設内のバイオマスサプライ視察研修をいたしました。 当施設は、新見市出身の方が2016年8月に設立され、地域の活性化に力を入れておられます。売電開始は本年5月から開始され、地域の未利用材などをチップにし、バイオマス発電をする施設です。 発電規模は1,996キロワット。年間発電量は1,580万キロワットで、一般の家庭の電気使用量を3,600キロワットといたしますと、4,300戸分の発電供給量に相当するとのことでした。 年間の稼働率は330日、使用木質チップ量は一日90トン、年間3万トンの計画で対応しているとのことでした。 新見市内にある豊富に存在する森林の資源有効活用となる木質バイオエネルギー発電事業で、地域の産業の活性化、森林の保全、環境保全整備、雇用の創出の経済循環波及効果も視野に入れているとのことでした。 なお、隣にあります真庭市のバイオマス施設の約5分の1の施設との説明もありました。 次に、神郷温泉では、新見バイオマスサプライ木質チップを活用し、温泉のバイオマスボイラーを使用している施設を視察いたしました。 約1億3,000万円の事業費で、オーストラリア製チップボイラーを設置し、本年度より稼働をされておられました。 熱効率もさることながら、新見市循環社会創生プロジェクトのチームとして利活用をされており、この事業の補助については、間接補助者公益財団法人日本環境協会補助事業名二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金で、再生可能エネルギー電気熱自立的普及促進事業補助対象は3分の2の補助率との説明で、以前の重油と比較して325トンの削減効果があるとの説明でした。 両施設とも新見市内の未利用材等の利用に力を入れており、今後も地域の活性化に頑張りたいとの説明でした。 次に、津山市にある江与味製材久米工場の施設の視察を行いました。当施設は、ヒノキの製材品の工場で、主に韓国、台湾に輸出をする製品加工工場で、県内産のヒノキを中心に製材加工をし、コンポして輸出されるそうです。県内のヒノキの製品の輸出では第一人者で、今後も期待される事業であるとの説明でした。施設もさることながら、海外の美作ヒノキのPRもされておられるとの説明でした。 江与味製材所では、林業に特化した会社で、苗木の生産、植栽、山林作業、地元の炭焼き、作業道の開設など、一連の刈って、使って、植えて、育てての好循環の事業をされており、今後に期待をするところであります。 最後に、今回の視察研修は、コロナ対応のため県北の事業所の視察となりましたが、県北にはまだまだ森林関係の企業もたくさんあり、促進議員連盟といたしましては各地域の情報等を共有し、県北の発展を期待をしております。 以上、10月9日の県北森林林業活性化促進議員連盟の視察の報告といたします。 続きまして、津山圏域衛生処理組合議会令和2年10月定例会の報告をいたします。 圏域衛生処理組合議会10月定例会が、10月21日午後1時半から津山市役所で開催されましたのでご報告をいたします。 まず、今回の定例会では、議案3件、報告1件が上程されました。 まず、議案第1号令和年度津山圏域衛生処理組合会計決算については、歳入総額5億3,609万5,175円、歳出合計4億7,648万7,552円、差引き残額5,960万7,623円。 令和元年度の決算の主なもの、汚泥再生処理センター施設運営維持管理業務委託料が1億9,303万円、歳出総額の39.7%、津山圏域衛生処理センター解体撤去工事が7,000万円で、歳出の14.7%を占めておるとの報告でした。 歳入総額で、前年度と比較をして14億2,868万4,000円の減額で、前年度に対する比率は24.9%の説明でした。 なお、美咲町の負担金は2,175万4,000円であります。 次に、議案第2号令和2年度津山圏域衛生処理組合会計補正予算では、補正額は歳入歳出それぞれ2,960万8,000円で、補正後の予算は5億4,895万2,000円となります。 補正の内容といたしましては、前年度繰越金の確定について、所要の補正であるとの説明でありました。 次に、議案第3号緑水園体育館施設条例の一部を改正する条例については、緑水園体育館施設の使用について、利用者の利便性の向上を図るための見直しであるとの説明でありました。 以上、議案3件につきましては全会一致承認可決となりました。 最後に、報告1件があり、管理者専決処分した「岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合を組織する地方公共団体数の減少並びに組合規約の変更について」の説明があり、先ほど議長の報告にありました、同じ案件であります。地方自治法関係規定に基づき組合議会の議決を要する提出期間の9月30日までに議会を開催することができず、地方自治法第179条第1項の規定により、管理者において専決処分をしたとの報告でありました。 以上、10月21日の津山圏域衛生処理組合議会の10月定例会の報告といたします。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、勝英衛生施設組合議会並びに柵原、吉井、英田火葬場施設組合議会について、1番山田議員から報告願います。 1番山田議員。 ◆1番(山田雄二君) おはようございます。1番山田雄二です。 私からは、さきの10月14日、勝央町議場で開催されました勝英衛生施設組合議会定例会の報告をさせていただきます。 本組合の事業といたしましては、美作市、勝央町、奈義町、西粟倉村、そして本町の柵原地域のし尿と汚泥の処理を行っているものであり、本組合の運営は、先ほど申し上げました市町村からの分担金でなされております。 令和元年度の本町の分担金は2,600万円で、前年度と比べますと約100万円の減でありました。 定例会に提出された議案は3件であります。 まず、議案第4号は専決処分の承認を求めるものであります。管理者から、令和2年3月31日をもって岡山県市町村総合事務組合の共同処理する住民の交通災害共済に関する事務を廃止すること、及び令和2年9月30日をもって美作養護老人ホーム組合が解散することに伴い、当該組合が脱退することを承認するとともに、規約を変更する必要があるとの説明があり、異議なく承認可決としました。 続きまして、議案第5号令和年度勝英衛生施設組合一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが、管理者より、歳入総額1億523万7,515円、歳出総額8,672万8,087円、差引き1,850万9,428円、これは実質収支額と同額との説明があり、管理者からの詳細な説明、また監査委員からの意見も踏まえ、原案のとおり全会一致承認可決いたしました。 最後に、議案第6号令和2年度勝英衛生施設組合一般会計歳入歳出補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額9,800万円に、歳入歳出それぞれ1,053万6,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ1億853万6,000円とするものであります。 歳入につきましては、前年度決算に伴う繰越金の補正であります。 歳出につきましては、繰越分から産業廃棄物処理費10万円を引いた1,043万6,000円を予備費に充当し、合計で1,053万6,000円と定めるものであります。 異議なく全会一致承認可決いたしました。 以上で令和2年第2回勝英衛生施設組合議会定例会の報告とさせていただきます。 続きまして、本年10月27日、令和2年第2回柵原、吉井、英田火葬場施設組合議会定例会が開催されましたので、この内容についてご報告いたします。 開催場所は美咲町柵原総合支所会議室出席議員は9名でありました。 提出された議案は3件であります。 第3号議案令和年度柵原、吉井、英田火葬場施設組合会計歳入歳出決算は、歳入の総額1,493万7,357円、歳出総額1,300万2,794円、差引き193万4,563円は翌年度に繰越しであります。歳入歳出決算書を基にした管理者からの説明、監査委員からの審査意見を受け、異議なく全会一致承認可決となりました。 第4号議案令和年度柵原、吉井、英田火葬場施設組合会計歳入歳出補正予算(第1号)は、歳入に前年度繰越金73万4,000円を追加し、歳出の需用費を増額することにより、歳入歳出の総額をそれぞれ1,523万6,000円とするものであります。歳入歳出予算書を基に、管理者からの詳細な説明を受け、異議なく全会一致承認可決となりました。 最後に、第5号議案岡山市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合を組織する地方公共団体数の減少並びに組合規約の変更について提案がありました。管理者から、令和2年3月31日をもって岡山県市町村総合事務組合の共同処理する住民の交通災害共済に関する事務を廃止すること、及び令和2年9月30日をもって美作養護老人ホーム組合が解散することに伴い、当該組合が脱退することを承認するとともに、規約を変更する必要があるとの説明があり、このことも異議なく承認可決となりました。 以上で令和2年第2回柵原、吉井、英田火葬場施設組合議会定例会の報告とさせていただきます。失礼いたしました。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、久米老人ホーム組合議会について、6番左居議員から報告願います。 6番左居議員。 ◆6番(左居喜次君) おはようございます。6番左居でございます。 それでは、久米老人ホーム組合議会の報告をいたします。 本年10月22日午後3時より、静香園におきまして令和2年第2回久米老人ホーム組合議会定例会が、津山市2名、久米南町2名、美咲町6名の組合議員のうち2名が欠席し、議員8名の出席により開催されました。 本定例会では、条例案件1件、決算認定2件、補正予算2件、その他1件の議案6件が上程され、それぞれ説明がありました。 まず、議案第5号久米老人ホーム組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例では、美咲町職員の給与に関する条例を準用していましたが、給料表を美咲町独自の給料表に変更したため、当組合では人勧で示されている給料表を使用するとの説明でした。 次に、議案第6号令和年度久米老人ホーム組合一般会計歳入歳出決算の認定についてでは、歳入総額1億5,103万3,197円、歳出総額1億4,763万3,489円、差引き額339万9,708円となっています。 歳入では、社会福祉費分担金のうち、美咲町が全体の46%、345万円、津山市31%、232万5,000円、久米南町23%、172万5,000円となっております。 また、老人福祉費負担金の比率は、美咲町40.3%、4,427万1,896円、津山市31.1%、3,415万6,866円、久米南町28.6%、3,136万5,374円となっています。 歳出では、民生費、社会福祉費1億4,652万920円が主なものです。 続いて、議案第7号令和年度久米老人ホーム組合指定訪問介護事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでは、歳入総額2,328万9,455円、歳出総額1,895万2,938円、差引き額433万6,517円となっています。歳入では訪問介護サービス受託収入2,057万4,243円が主なもので、歳出では訪問介護事業費一般職員人件費などが主なもので、1,673万6,502円となっています。 次に、議案第8号令和2年度久米老人ホーム組合一般会計補正予算(第1号)では、歳入歳出それぞれ551万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を1億6,698万6,000円とするものです。新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金及び繰越金の確定によるもので、歳出では総務管理費一般管理費532万円が主なものです。 続けて、議案第9号令和2年度久米老人ホーム組合指定訪問介護事業特別会計補正予算(第1号)では、繰越金の確定に伴うもので、歳入歳出それぞれ403万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を2,473万9,000円とするものであり、歳出では一般会計繰出金が主なものとなっています。 最後に、議案第10号岡山市町村事務組合の共同処理する事務の変更及び組合を組織する地方公共団体数の減少並びに組合規約の変更では、他の組合の廃止及び解散により規約を変更する必要が生じたためです。 以上、議案第5号から議案第10号の6議案が一括上程され、審議の結果、全会一致承認可決といたしました。 報告は以上でございます。なお、詳細につきましては、資料を事務局に預けておりますので、そちらのほうをご覧いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会について、8番松田議員から報告願います。 8番松田議員。 ◆8番(松田英二君) 失礼いたします。8番松田でございます。 本年10月27日、令和2年第2回柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会定例会が開催されました。この内容についてご報告いたします。 開催場所は、特別養護老人ホーム吉井川荘会議室出席議員は7名であります。 提出された議案は3件です。 報告第2号岡山市町村総合事務組合規約の変更に伴う専決処分は、事務組合規約から美作養護老人ホーム組合を削除するものであり、採決の結果、全会一致で承認いたしました。 第3号議案令和年度柵原吉井特別養護老人ホーム組合一般会計決算は、歳入総額3億8,368万1,421円、歳出総額3億3,194万6,717円、差引き額5,173万4,704円は翌年度へ繰越し。平成28年度から始めた給食調理の外部委託の効果が現れ、全体的に経費の支出が抑制されたことから、単年度収支は726万8,410円の黒字となりました。歳入歳出決算書を基に、管理者からの説明、監査委員からの審査意見を受け、全会一致で令和元年度決算認定を承認いたしました。 第4号議案令和2年度柵原吉井特別養護老人ホーム組合会計補正予算(第1号)は、歳入に前年度繰越金2,673万4,000円、介護給付費591万4,000円を追加し、歳出の予備費などを増額することにより、歳入歳出の総額をそれぞれ3億8,908万4,000円とするものです。歳出の主なものといたしましては、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援金を活用した職員への慰労金295万円、オンライン面会のための通信機器設置費200万円、予備費2,713万3,000円などであります。歳入歳出予算書を基に、管理者からの説明を受け、全会一致で令和2年度補正予算を承認、可決しております。 吉井川荘では、新型コロナウイルス感染症が発生した場合の対応策について、感染症対策委員会を中心に、具体的な事業の継続についての協議を随時行っております。今後も、今以上の気配りを行い、利用者の穏やかな生活への配慮を期待するものです。 以上で令和2年第2回柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会定例会の報告とさせていただきます。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、津山圏域消防組合議会について、10番岩野議員から報告願います。 10番岩野議員。 ◆10番(岩野正則君) 10番岩野、津山圏域消防組合議会の報告をいたします。 それでは、津山圏域消防組合の報告でございますが、本年11月19日午後2時10分より、津山市議会議場におきまして、津山圏域消防組合11月定例会を、組合議員17名全員の出席で開催いたしました。 まず、議案第6号令和元年度津山圏域消防組合会計決算では、歳入合計26億3,127万2,780円に対し、歳出合計25億7,377万6,495円、歳入歳出差引き残額5,749万6,285円を令和2年度に繰り越す内容でございます。歳入の主なものは、分担金23億4,574万2,000円になりますが、本町の分担金はそのうち2億1,692万円となっております。また、歳出の主なものは、消防費20億6,117万6,253円となっております。審議の結果、議案第6号令和元年度津山圏域消防組合会計決算は、異議なく承認可決といたしました。 次に、議案第7号令和2年度津山圏域消防組合会計補正予算(第1次)ではありますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,092万6,000円とし、歳入歳出予算の総額を27億3,899万3,000円とするもので、主に繰越金の確定によるものでございます。審議の結果、議案第7号令和2年度津山圏域消防組合会計補正予算(第1次)については、異議なく原案のとおり承認可決といたしました。 また、組合議会に先立ちまして、全員協議会を開催し、令和2年度火災発生件数の報告がありましたので紹介いたします。 本年1月1日から11月17日現在の件数でございますが、圏域内では93件、美咲町内では14件、令和元年と比較、圏域内では10件の減でございますが、美咲町では4件の増となっております。皆さん、引き続きこの冬を安全に過ごしていただきたいと思います。 以上で津山圏域消防組合議会の報告を終わります。詳細につきましては、資料を事務局に預けておりますので、そちらをご覧いただければと思います。よろしくお願い申し上げます。 引き続き、議会改革特別委員会の報告を……。 ○議長(松島啓君) 岩野議員岩野議員。取りあえず、組合議会の報告だけで今はいいです。それは、以上でいいです。
    ◆10番(岩野正則君) 以上で組合議会の報告を終わります。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、津山広域事務組合議会について、7番林田議員から報告願います。 7番林田議員。 ◆7番(林田実君) 失礼いたします。改めて、7番林田でございます。私からは、津山広域事務組合議会の報告をいたします。 さきの11月19日、津山市議場で令和2年11月津山広域事務組合定例議会が開催されました。今議会におきましては、令和元年度一般会計歳入歳出決算、令和元年度ふるさと振興事業特別会計歳入歳出決算並びに令和2年度一般会計補正予算(第1次)及び令和2年度ふるさと振興事業特別会計補正予算(第1次)の4議案が提案されました。 令和元年度一般会計歳入歳出決算におきましては、歳入の収入済額が3,364万6,389円、歳出の支出済額が2,988万186円、歳入歳出の差引き残額が376万6,203円となり、同額を翌年度へ繰り越すこと。 また、令和元年度ふるさと振興事業特別会計歳入歳出決算におきましては、収入済額が1,021万4,632円、支出済額が587万7,370円、差引き残額が433万7,262円となります。その同額を翌年度へ繰り越す提案であります。異議なく全会一致で可決承認されました。 次に、令和2年度一般会計補正予算(第1次)におきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ126万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,312万円とすること。 また、令和2年度ふるさと振興事業特別会計補正予算(第1次)におきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ403万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ762万8,000円とするものであり、異議なく全会一致で可決承認されました。 以上で報告を終わります。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で諸般の報告を終わります。 日程第4、委員会中間報告。 次に、閉会中に行った委員会の審査結果等について、最初に総務産業常任委員会委員長の報告を求めます。 12番山本議員。 ◆12番(山本宏治君) 失礼いたします。総務産業常任委員会委員長の山本でございます。 総務産業常任委員会の閉会中の中間報告をいたします。 当委員会では、11月11日、委員会室において、所管の担当課の中で、総務課、地域みらい課、産業観光課、建設課の4課の事業の進捗状況などの報告を受けました。 特に、産業観光課では、美咲DMOについて検討委員会が開催され、検討委員会の様子などをお聞きをいたしました。なお、検討委員会のメンバーは17名で構成されているとの報告でした。美咲DMOは、人口減少の課題解決に向けた事業であり、関係人口の増加を目指すもので、町の魅力ある地域資源を最大限に活用、町外からの収入増を目指し、町内雇用、生産消費を活性化させることで、地域内経済の好循環を目指すもので、事業内容の4本柱について説明を受けました。地域活性の起爆剤としての事業であり、委員会といたしましては、今後も担当課と情報共有しながら行きたいと思っております。 以上、至って簡単ですが、中間報告とさせていただきます。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、民生教育常任委員会委員長の報告を求めます。 6番左居議員。 ◆6番(左居喜次君) 失礼いたします。民生教育常任委員会委員長の左居でございます。 民生教育常任委員会では、閉会中の委員会審査として、本年11月20日に委員会を開催いたしましたので、報告いたします。 まず、継続審査としておりました、安井地区における汚水流出についてですが、柵原総合支所産業建設課及び本庁住民税務課より経過等について説明を受けましたので報告いたします。 最初に、本年3月2日の汚水流出の通報から、今日までの経過についての説明を受けました。前回、9月の報告以降では、10月15日に美作県民局畜産班、畜産研究所、町の合同で現地調査を実施、11月16日には近隣自治会代表の方8名、エムピ-エフやなはらの代表者、美作県民局より2名、町より2名が参加し、地域環境保全委員会が開催されております。現地の状況ですが、個々の説明は避けますが、改善計画書に基づいて、それぞれの設備の改善が進められ、良化傾向にあります。委員からは、有事の際の地元自治会への説明、水質検査の充実を求める意見がありました。委員会といたしましては、汚水流出後、現地確認、調査を含め、今回まで6回の委員会を開催し、環境面での調査を行ってまいりました。調査開始以降、継続的な改善が進められており、県からの指導も行われているなどのことも鑑み、折々の報告と、さらに改善を進めることを求め、委員の同意により安井地区における汚水流出についての調査は終了といたします。 次に、保険年金課より、美咲町障害者控除対象認定制度の変更についての説明がありました。制度の内容は、要介護者を対象に、障害者または特別障害者に準ずる者として認定し、所得税法上の障害者として取り扱うことで、一定の金額の所得控除を受けることができるものです。改正の目的は、障害者または特別障害者に準ずる者として認めることのできる範囲が広く、他の障害者控除対象者の基準に照らして、整合性が取れないため、これを是正するものです。該当の方には個別に通知を行い、窓口での申請時や広報紙でお知らせをすることとなっております。 次に、教育総務課では、美咲町立加美小学校大規模改修工事について報告を受け、進捗状況の確認をいたしました。 まず、委員会に先立ちまして、11月10日に第1期工事がこのほど完了いたしましたので、現地確認をいたしました。1期工事は、令和2年3月19日から9月30日を工期で、児童棟を対象に施工され、工事金額は2億2,347万6,000円でありました。新型コロナウイルス感染防止のため、副委員長と私2人で、人数を絞って、校長先生及び担当課の案内により、現地確認をいたしました。 児童棟では、照明がLEDに切り替えられ、明るくなった教室での子供たちは生き生きとして授業を受けていました。改修工事では、教室、トイレはもちろんですが、新しく配置された更衣室や地域の皆さんに来ていただけるふるさとルーム、図書室とパソコン室が一緒になったメディアルームなどが、子供たちを育み、学習の手助けになるものと思います。 また、既に始まっている2期工事では、令和3年3月31日工期で、管理棟、特別教室棟、体育館の改修工事が行われます。体育館は、卒業式に間に合うように、2月下旬までに引渡しを業者に要請しているとのことでありました。また、管理棟、特別教室棟については、1か月程度延びるかもしれないとの報告でした。 最後に、生涯学習課から、令和2年度成人式の開催について説明がありました。日時は、令和3年1月10日日曜日、場所は新型コロナウイルスの影響を考慮し、美咲町立中央中学校体育館で行われます。対象者は、平成12年4月2日から平成13年4月1日生まれの方で、平成27年度に町内各中学校を卒業した方及び美咲町に在住、在勤、在学し、またはこれらの経験がある方となっております。お知らせは、町内各中学校卒業生、私立中学校卒業生と、現在の在住者に案内が送付されており、12月の広報紙に掲載するとのことです。コロナ禍ではありますが、成人の自覚とともに、美咲町の活力になっていただけたらと願うものであります。 以上で民生教育常任委員会の閉会中の報告とさせていただきます。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、柵原地域学校等建設特別委員会委員長の報告を求めます。 8番松田議員。 ◆8番(松田英二君) 失礼いたします。8番松田でございます。 本年11月25日に美咲町議会柵原地域学校等建設特別委員会を開催いたしましたので、この内容についてご報告をいたします。 このほど開催した第19回特別委員会では、義務教育学校(仮称)柵原学園の校舎や体育館といった学校施設建設に伴う設計委託に際して、プロポーザル方式と呼ばれる提案型の設計委託方式を採用し、岡山県内の9者から提出された提案書について11月15日に審査会を開いて審査した結果、岡山市の黒川建築設計事務所の提案が最優秀に認められたとの報告を受けております。 提案された各施設のイメージ図を基に配置計画を確認し、建設予定地の現地視察を踏まえて今後の建設計画の説明を受けております。 これよりは建築基本設計に着手し、来年度早々にも敷地造成工事を進め、これらの準備を令和3年度末までに完了させ、令和4年度から建築工事を進め、令和6年4月の開校を目指すことにしております。 美咲町議会柵原地域学校等建設特別委員会は、平成29年12月21日に第1回目の委員会を開催して以来、3年間に19回の委員会を重ねてまいりました。その間、義務教育学校制度の調査、児童・生徒の実態調査、学校施設の実態調査、先進地である鳥取県湖南学園への視察研修、跡地活用の方策検討、総合的な教育環境への協議など、様々な検討を続けてきております。 一方、町執行部及び教育委員会においても、義務教育学校整備検討委員会での検討、柵原地域11会場での住民説明会の開催、建設予定地の決定、義務教育学校(仮称)柵原学園創設基本構想の策定、柵原地域義務教育学校開校準備委員会及び専門部会の設置、敷地測量、設計及び建築設計委託などなど、スピード感を持った対応が行われ、当初の想定よりも早く事業が進められているように感じております。 本来であるならば、最終的な報告でまとめをするところではありますが、設計や造成が始まる前の段階で、委員会からの意見を学校建設に反映させるために、ここで提言をしておく必要があるとの判断から、柵原地域学校等建設特別委員会での意見38項目を集約したものを、ここに文書としてまとめております。 これを、この場において本委員会からの報告書として美咲町議会議長に提出をいたします。 この後は、議長、副議長の手で内容を吟味の上、議会からの要望事項として美咲町長に申入れを行っていただくことを強く望みます。 今後も、町が進める学校建設の具体的な内容の状況を把握しながら、子供たちの健全なる心身の発達に寄与するため、最善の方策を探るべく鋭意活動を継続してまいります。皆様のご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。 以上、本委員会からの中間報告とさせていただきます。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、議会改革特別委員会委員長の報告を求めます。 10番岩野議員。 ◆10番(岩野正則君) 10番岩野でございます。議会改革特別委員会の報告をいたします。 議会改革特別委員会では、10月1日、11月2日に開催しました主な内容について中間報告をいたします。 10月1日においては、第4章町長と議会との関係、第5章自由闊達な討議の拡大について審議をいたしました。この中で、議員が各種審議会に参加する場合がありますが、町長の指揮下にある審議会へ委員として参加につきましては、現在の基本条例では、「内容によっては極力控える」となっておりますが、このことを「内容によって協議する」としたほうがよいのではないかという意見もありました。このことについて、時間をかけて審議をしております。 次に、11月2日につきましては、第6章議会・議会事務局の体制整備、第7章議員の身分・待遇、政治倫理、第8章最高規範性、検証・見直し手続について審議いたしました。この中で、議員の政治倫理などについては、基本条例だけではなく、美咲町議会議員政治倫理規程について、後日審議とすることにしました。 8月3日、10月1日、11月2日の3回にわたって、美咲町議会基本条例について審議した結果、第1条の「美咲町の持続的な「世界に羽ばたく元気なまちづくり」の実現を目指す」項目を、「「ひと輝くまちみさき」の実現を目指す」にスローガンを変更し、改定案といたしました。 また、議員、議会の活動原則に関し、第4条の7号につきまして、「町民に対する議会報告会及び意見交換会を年1回以上開催して」を、今年のコロナ禍の中で開けない年もありますので、新たにここに「原則」を挿入して、「町民に対する議会報告会及び意見交換会を原則年1回以上開催して」に変更し、改定案といたしました。 この議会最終日に、この2件に関し、議員発議を提出いたします。 なお、今後も常に町民の皆さんの負託に応えられる議会、議員であり続けるために、これからも常に条例や要綱、規程の検証をしながら、邁進してまいりたいと思います。 以上、簡単でございますが、議会改革特別委員会中間報告といたします。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で委員会中間報告を終わります。 ここで、ただいまから午前11時まで休憩します。(午前10時42分) ○議長(松島啓君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午前11時00分) ただいまの出席議員は13人です。 日程第5、陳情等の報告並びに上程。 本定例会に、お手元に配付しております文書表のとおり、請願1件、要望4件を受理しています。これを一括本会議に上程します。 日程第6、議案の報告並びに上程。 本定例会に、お手元に配付しております提案書のとおり、町長から各種の議案が送付されております。これを一括本会議に上程します。 日程第7、提案者の説明。 町長に、挨拶並びに議案第142号から議案第147号について、提案理由の説明を求めます。 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 本日、ここに第8回美咲町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には公私ご多忙の中、全員のご出席をいただき、敬意と感謝を表します。 新型コロナウイルス感染症の状況についてご報告いたします。全国では、一日の感染者数が11月に過去最多の感染者数、重症者数を更新し、美咲町においても、現在まで16例の感染が確認され、11月14日には町内高齢者通所施設で県内10例目のクラスター、集団感染が発生したとの県の発表がありました。新型コロナウイルス感染症との戦いが厳しさを増してきたと、職員一同気を引き締めております。14日の土曜日に、急遽臨時の感染症対策本部会議を開催して、それぞれの対応を協議し、屋内の公共施設を先週金曜日まで休館としたところです。 まず、感染された方におかれましては、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。住民の皆様方におかれましては、動揺せず、風評に惑わされることなく、3密を避けて感染防止に努めてください。誰もが感染リスクのある状況です。感染者やその関係者、医療従事者への不当な差別や誹謗中傷は絶対にやめてください。このようなときこそ、地域全体で温かく支えていける美咲町であることを願っております。 今後、美咲町だけでなく、津山圏域の自治体が一体となって感染拡大予防対策や人権啓発に努めてまいります。思いやりと優しさを持ち、美咲町全体でこの難局を乗り切ってまいりましょう。 前回の臨時会以降に起きた、諸般の出来事についてご報告させていただきます。 子育て支援のご報告についてです。明日12月1日、美咲町に「子育て世代包括支援センターたんぽぽ」を設置します。主に妊婦さんから就学前までのお子さんとその家族を中心とした相談窓口になります。「子育て世代包括支援センターたんぽぽ」の窓口は、役場本庁舎の2階、健康推進課内に置きます。妊娠中の悩みや不安、子育てをしている保護者や家族の相談など、幅広く子育てに関する相談に、保健師、栄養士、家庭相談員などが電話や面接、家庭訪問などで切れ目のない対応をさせていただきますので、ぜひご利用ください。 次に、災害廃棄物処理の体制づくりについてです。10月2日、災害廃棄物等の処理に関する基本協定を、エコシステム山陽株式会社と締結いたしました。災害時に発生する大量の廃棄物を迅速に処理する必要があることから、町内で廃棄物処理施設を持つエコシステム山陽株式会社と協定を締結し、災害時に備えるものです。 次に、マイナンバーカードの交付申請についてです。マイナンバーカードについては、令和3年3月から健康保険証利用が開始されるなど活用範囲が広がっており、本町としてもカード取得促進の取組として、8月から月1回休日に臨時窓口を開設し、合計で362人の申請を受け付けました。今後も引き続き休日窓口を開設いたします。 また、交付申請を希望される町内の企業や地域の自治会、老人クラブ、サロンなどへ町職員がお伺いし、申請に必要な顔写真を無料で撮影して、一括で申請を受け付ける出張申請受付サービスを実施しています。おおむね10人以上の団体を対象に事前の申込受付を行っていますので、ぜひご利用ください。 12月から、カード未取得の方へ「申請用QRコードつきマイナンバーカード交付申請書」が総務省から送付される予定ですので、オンライン申請もご活用いただき、町民の皆様には積極的なカード取得をお願いいたします。 次に、町の観光振興についてです。 これからの美咲町の観光振興を担う組織「美咲DMO(仮称)」の設立に向けた検討会が立ち上がっておりますが、6月25日の初会議を含めて4回の会議と先進地の視察を行うなど、精力的に活動が行われています。また、会議には、昨年度設立された庄原観光推進機構の副本部長をお迎えし、先行する事例として毎回貴重なアドバイスをいただいております。観光協会や推進組織のない我が町での新たな組織づくりは、手探りで進めることとなります。検討会のメンバーにより、様々なご意見やご提案をいただく中で、美咲DMOは、地域の稼ぐ力を引き出し、地域への誇りと愛着を醸成する地域づくりの司令塔としての役割を果たせるよう活動し、地域が稼げる仕組みづくりによって、地域経済を持続的に成長させることを目的とするよう考えております。 また、検討を重ねる中で、ようやく組織の骨格も形になりつつあります。今後、議論を一層加速させ、令和3年4月1日の候補法人登録に向けて全体像の取りまとめを行い、アフターコロナの状況を見据えながら事業を進めてまいりたいと考えております。 人事院は、2020年度の国家公務員のボーナスを0.05か月引き下げるよう国会と内閣に勧告しました。ボーナスのマイナス改定を求めるのは、リーマン・ショックの影響を受けた2010年以来、10年ぶりの引下げ勧告となりました。改定の基準となる今年の民間給与実態調査で、企業のボーナス支給月数は4.46か月と判明し、直近の公務員のボーナス支給月数は4.5か月で、公務員が民間を上回っていることから、同じ水準まで引き下げる必要があると判断されたものであります。 この勧告を受け、本町職員につきましても、本年12月のボーナスを、国と同様0.05か月引き下げるため、今定例会に「美咲町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」を上程いたします。 本年12月支給のボーナスに引下げを反映させるためには、11月中、すなわち本日の議決が必要となります。同条例改正案の審議及び採決をお願いし、適切なご判断を賜りますよう重ねてお願いいたします。 11月26日、令和2年度第4回行財政改革審議会を開催しました。第1回、第2回、第3回から引き続き、委員の皆様からご意見をいただき、活発な会議となりました。第4回では、行財政改革大綱の素案を審議していただきました。今年度中に行財政改革大綱案をまとめ、答申していただく予定で作業を進めてまいります。 次に、旭地域の拠点整備についてです。住民座談会、ワークショップ、旭みらいデザイン検討委員会での検討を経て、旭総合支所と旭町民センターを除却、解体撤去し、新たに旭地域の町民の皆さんの交流とにぎわいが生まれる施設を整備していくという方向性が決まっています。 一方で、旭地域の小学校と中学校について、現状のままでは児童・生徒の減少に歯止めがかからず、やがて旭地域から学校がなくなってしまうのではないか、学校がなくなれば過疎化と人口減少がさらに加速するのではないか、という心配の声が日増しに大きくなってきています。去る11月17日に、町及び町議会に対し、旭地域の小・中学校存続についての要望書が、旭小・中学校PTAと旭保育園保護者から提出されました。今後、早急に旭地域の小・中学校の在り方について検討を進めていきます。 また、併せて旭地域の拠点整備の在り方についても、学校との連携を考慮し、もう一度内容の再構築を進めていきたいと考えています。 次に、役場本庁舎の整備についてです。 当初は、老朽化が著しい役場本庁舎を最優先に整備していく考えでした。しかしながら、町民の皆様からのご意見や、美咲町みらいデザイン検討委員会での検討を進めていく中で、人口減少と少子・高齢化が進行している美咲町の現状や、将来展望を踏まえた上で、美咲町の特色を生かし、世代や分野を超え、子供からお年寄りまで、障害のある人もない人も、みんなが交流し、にぎわいが生まれ、地域の活性化が促進される新たな拠点を、美咲町の中心に整備していくことが重要であるという方向性が見えてきました。 このたび、美咲町みらいデザイン検討委員会での検討を経て、拠点整備の基本的な考えを「(仮称)美咲町多世代交流拠点整備基本構想(案)」として取りまとめました。広く町民の皆様からのご意見を取り入れるため、パブリックコメント、意見募集を実施します。詳細につきましては、広報みさき12月号をご覧ください。告知放送、みさきテレビでもお知らせします。また、住民アンケート調査も実施してまいりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。 美咲町の中心に多世代が交流できる拠点を整備し、新たな町の魅力を開花させ、美咲町ならではの未来を育んでいくことを目指します。 以上、諸般のご報告とさせていただきます。 これまで申し上げました認識に基づき、本定例会に6件の議案を提出させていただきます。条例案4件、補正予算案2件であります。議員各位の適切なご判断をお願い申し上げます。 詳細につきましては副町長から説明させますので、お聞き取りをよろしくお願いいたします。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(松島啓君) 忠政副町長。 ◎副町長(忠政堅之君) 今定例会に提案させていただく議案は、条例の一部改正4件、一般会計補正予算1件、特別会計補正予算1件の計6議案であります。 それでは、議案第142号から議案第147号について提案理由並びに議案内容の説明をさせていただきます。 1ページ、議案第142号の美咲町職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例であります。一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、職員給与について人事院勧告に基づく改定を行うためのものであり、内容は期末手当を0.05か月分引き下げ、民間給与との格差を埋めるため、条例の一部を改正するものであります。施行日は令和2年12月1日からであります。ただし、第2条、第4条、第6条及び第8条の規定は令和3年4月1日からであります。 3ページ、議案第143号地方税法等及び所得税法等の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例であります。地方税法等の一部を改正する法律及び所得税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、関係条例を制定するものであり、施行日は令和3年1月1日からであります。 6ページ、議案第144号美咲町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例であります。特殊勤務手当の本来の趣旨及び他の専門職員との均衡に配慮し、保育業務従事職員の特殊勤務手当を廃止するものであります。施行日は令和3年4月1日からであります。 7ページ、議案第145号美咲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例であります。国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が令和2年9月4日に公布されたことに伴い、条例の一部を改正するものであり、施行日は令和3年1月1日であります。 次に、補正予算書の1ページ、議案第146号令和2年度美咲町一般会計補正予算(第7号)であります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億3,460万6,000円を追加し、総額を142億3,368万円にするものであります。 歳入の主なものは、8ページ、13款分担金及び負担金810万円の減額は、残土処理場建設事業負担金710万円の減額などであります。 15款国庫支出金831万7,000円の追加は、生活保護費負担金688万7,000円の追加、9ページ、過年公共土木施設災害復旧費負担金668万8,000円の減額などであります。 10ページ、16款県支出金3,809万2,000円の減額は、現年農地農業用施設災害復旧費補助金4,100万円の減額などであります。 11ページ、18款寄附金1,854万2,000円の追加は、ふるさと納税1,800万円の追加などであります。 19款繰入金360万円の追加は、中山間地域保全基金繰入金360万円の追加であります。 12ページ、22款町債2億5,040万円の追加は、自然災害防止事業2億7,710万円の追加などであります。 一方、歳出であります。 13ページ、1款議会費257万4,000円の減額は、旅費257万4,000円の減額であります。 2款総務費1,426万3,000円の追加は、ふるさと納税特産品贈呈事業900万円の追加、情報化整備事業326万7,000円の追加、14ページ、町議会議員選挙費137万円の追加などであります。 15ページ、3款民生費1,785万6,000円の追加は、公共施設等感染防止対策事業247万6,000円の追加、16ページ障害児福祉サービス等給付費541万6,000円の追加、生活保護扶助費918万2,000円の追加などであります。 17ページ、4款衛生費11万3,000円の減額は、乳幼児健康診査費7万6,000円の減額などであります。 18ページ、6款農林水産業費727万7,000円の追加は、農業総務臨時管理費394万9,000円の追加、単県小規模土地改良事業322万6,000円の追加などであります。 7款商工費385万7,000円の減額は、事業所助成金交付金360万円の減額などであります。 19ページ、8款土木費2億7,616万4,000円の追加は、残土処理場整備事業1,601万7,000円の追加、20ページ、自然災害防止事業2億5,000万円の追加などであります。 9款消防費21万1,000円の減額は、消防団員安全装備品整備等助成事業21万1,000円の減額であります。 10款教育費1,033万6,000円の追加は、21ページ、3款中学校費、教育振興費430万5,000円の追加、23ページ、6項保健体育費の共同調理場運営費512万円の追加などであります。 11款災害復旧費9,041万8,000円の減額は、農地災害復旧費2,534万円の減額、農業用施設災害復旧費4,142万6,000円の減額、24ページ、公共土木施設災害復旧費2,365万2,000円の減額であります。 15款予備費588万3,000円の追加であります。 26ページ、議案第147号令和2年度美咲町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ4万6,000円を追加し、総額を2億5,468万7,000円にするものであります。 28ページ、歳入に国庫補助金4万6,000円を追加し、歳出は一般管理費に23万4,000円を追加し、予備費を18万8,000円減額するものであります。 以上、6議案につきまして、提案理由並びに議案内容の説明をさせていただきました。なお、読み間違え等がありましたら、議案書が正しいものとご理解をいただき、適正妥当なご議決を賜りますようよろしくお願いをいたします。 以上でございます。 ○議長(松島啓君) 議案第142号から議案第147号について提案理由の説明は以上お聞きのとおりです。 ここでお諮りします。 ただいま提案されております議案のうち、議案第142号については委員会付託を省略し、この後質疑、討論を行い、表決したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松島啓君) 異議なしと認めます。したがって、議案第142号については、委員会付託を省略し、この後質疑、討論を行い、表決することに決定しました。 日程第8、議案に対する質疑。 これから議案第142号に対する質疑を行います。 それでは、順次質疑を願います。 質疑はありませんか。 ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松島啓君) 以上で議案に対する質疑を終わります。 日程第9、討論。 これから議案第142号について討論を行います。 それでは、順次発言を願います。 討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松島啓君) 以上で討論を終わります。 日程第10、表決。 これから議案第142号について採決します。 議案第142号を挙手により採決します。 議案第142号を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 本日の日程は、以上で全部終了しました。 次回の議事日程は明日12月1日午前9時30分から本会議を開き、一般質問を行います。 本日はこれをもって散会といたします。(午前11時23分)...