平成30年第 9回(12月)定例会第 1 日 (平成30年12月14日)(1)会議の開閉時刻 開 議 午前 9時 30分 解 散 午後 1時 53分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・
氏名議員番号氏 名
出欠別議員番号氏 名出欠別1
山田雄二出席8
松田英二出席2藤井智江〃9金谷高子〃3松島幸一〃10江原耕司〃4形井 圓〃11岩野正則〃5延原正憲〃12山本宏治〃6左居喜次〃13松島 啓〃7林田 実〃14貝阿彌幸善〃(3)
地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職 名氏 名職 名氏 名
町長青野高陽産業観光課長牧野雅明副
町長池上康夫徴収対策室長櫻井 実
政策推進監山本翔紅会計課長平 一範総務課長桑元
英昭旭総合支所長畑尾周一
まちづくり課長光嶋寛昌柵原総合支所長木谷正弘情報交通課長立石克之旭総合支所
産業建設課長前田有輝税務課長浦上 彰柵原総合支所
産業建設課長山本 資住民課長山崎秀仁福祉事務所長稲谷雄治保険年金課長鈴鹿 滋教育長柴原靖彦健康推進課長清水嘉浩教育総務課長石戸光也上下水道課長牧野英一生涯
学習課長赤木郁貞建設課長國宗 順 (4)職務の為出席した職員の職・氏名 事務局長 神 坂 健 治 書 記 高 山 尚 子 杉 山 慶 介(5)日 程日 程議案番号件 名 開 会1
会議録署名議員の指名2 会期決定の件3 諸般の報告4 委員会の中間報告5請願第5~6号
陳情第3号
要望第2~4号陳情等の報告並びに上程6 議案訂正7議案第125号
~
議案第149号議案の報告並びに上程8 提案者の説明9 議案に対する質疑10 議案並びに陳情等の
委員会付託
○議長(貝阿彌幸善君) 皆さん、おはようございます。 定例会の開会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。 議員各位には、公私ご多忙のところご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。 町民の皆さんには、師走も中旬を迎え、ことしも余すところ2週間ほどとなりました。何かと慌ただしい日々であろうかとお察し申し上げます。 12月定例会から新町長としての初登板であり、意思の疎通を図り、十分な議論を尽くし、オランダのことわざにダチョウの政治というのがありますが、悪いことが起きているのにいつもの調子である。日本で言うならば見て見ぬふりをするとのことであるとのことであります。議員1人は町民万人のために議論を尽くし、全ての提案について皆さんに納得していただける結論を出していくことをお願いを申し上げ、私の挨拶といたします。 それでは、ただいまから平成30年第9回
美咲町議会定例会を開会いたします。(午前9時30分) ただいまの出席議員は14人です。定足数に達していますので、本日の会議を開きます。 本日の日程を報告いたします。 第1に
会議録署名議員の指名、第2に会期決定の件、第3に諸般の報告、第4に委員会の中間報告、第5に陳情等の報告並びに上程、第6に
議案番号訂正、第7に議案の報告並びに上程、第8に提案者の説明、第9に議案に対する質疑、第10に議案並びに陳情等の
委員会付託、以上のとおり定めますので、ご了承を願います。 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、1番山田議員、2番藤井議員を指名いたします。 日程第2、会期決定の件を議題といたします。 お諮りします。
今期定例会の会期につきましては、去る12月3日、
議会運営委員会を開き、協議の結果、本日から12月27日までの14日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) ご異議なしと認めます。したがって、会期は本日から12月27日までの14日間と決定いたしました。なお、議事日程につきましては、お手元に日程表を配付しておりますので、ご了承を願います。 次に、説明員として出席通知のありました者の職氏名の写しをお手元に配付しておきましたから、ご了承を願います。 日程第3、諸般の報告を行います。 まず、9月7日、東京岡山県人会岡山県人の集いが東京都内で開催され、議長が出席しました。 9月21日、秋の
交通安全県民運動出発式が
美咲警察署で開催され、議長が出席しました。 9月26日、第18回
津山地区畜産共進会が真庭市で開催され、議長と山本議員が出席しました。 10月4日、
近畿岡山会岡山県人の集いが大阪市内で開催され、議長が出席しました。 10月7日、第7回美咲町
社会福祉大会が
旭町民センターで開催され、多数の議員が出席しました。 10月9日、
全国町村議会議長会主催の
町村議会広報研修会が東京で開催され、議長、副議長と
議会広報編集委員5人が出席しました。 10月15日、岡山県
町村議会議長会主催の正副
委員長研修会が岡山市内で開催され、議員多数が出席しました。同日、岡山県
町村議会議長会役員会が岡山市で開催され、議長が出席しました。 次に、10月17日、
民生教育常任委員会が静岡県富士宮市で所管する施策等の先進地について視察研修しました。 10月20日、久米郡防犯大会が
柵原総合文化センターで開催され、副議長が出席しました。 10月21日、たまごまつり第10幕が
亀甲駅前商店街周辺で開催され、議員多数が参加しました。 10月22日、
勝英衛生施設組合議会定例会が勝央町で開催され、山田議員と林田議員が出席しました。 10月23日、
柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会定例会が吉井川荘で開催され、藤井議員、
松島幸一議員、林田議員、金谷議員が出席しました。同日、柵原、吉井、
英田火葬場施設組合議会定例会が
柵原総合文化センターで開催され、山田議員、
松島幸一議員、松田議員が出席しました。 10月24日、
空港津山道路整備促進に関する要望活動が
国土交通省中国地方整備局及び
岡山国道事務所であり、副議長が出席しました。 10月25日、
津山圏域衛生処理組合議会定例会が津山市で開催され、山本議員が出席しました。 10月27日、
津山グリーンヒルズにおいて森を考える岡山県民のつどいが開催され、多数の議員が出席しました。 10月29日、
久米老人ホーム組合議会定例会が静香園で開催され、藤井議員、形井議員、左居議員、江原議員、岩野議員、山本議員が出席しました。 10月30日、
空港津山道路整備促進に関する要望活動を東京で行い、議長が出席しました。 11月1日、
津山圏域議長協議会総会並びに行政視察が奈義町で開催され、議長と副議長が出席しました。総会行事と奈義町が取り組む施策について現地で視察研修しました。 11月5日、美咲町
在宅医療介護連携推進協議会と議会との懇談会が
役場本庁舎で開催され、議員全員が出席しました。 11月6日、
津山圏域資源循環施設組合議会定例会が津山市で開催され、議長と副議長が出席しました。同日、久米郡
地域活性化懇談会が久米郡商工会館で開催され、副議長が出席しました。 次に、11月8日、
津山圏域消防組合議会定例会が津山市で開催され、左居議員、岩野議員が出席しました。同日、
津山広域事務組合議会定例会が津山市で開催され、形井議員、林田議員が出席しました。同日、
津山地区農業共済事務組合議会定例会が津山市で開催され、延原議員、岩野議員が出席しました。 次に、11月9日、岡山県
町村議会議長会臨時総会並びに役員会が岡山市で開催され、議長が出席しました。 11月12日、国道429
号道路整備促進期成会岡山県要望を県庁で行い、議長が出席しました。 11月16日、岡山県
町村議会議長会主催の
議員研修会が津山市で開催され、議員多数が出席しました。同日、
美作地区町村議会議員交流会が津山市で開催され、多数の議員が参加しました。 11月19日、20日の両日、
市町村議会議員特別セミナーが滋賀県であり、藤井議員、
松島幸一議員、左居議員、副議長が出席しました。 11月21日、第62回
町村議会議長全国大会が
NHKホールで開催され、議長が出席しました。大会では、お手元に配付しております資料のとおり、宣言と17項目から成る一般決議、5つの特別決議が
全会一致で採択されたことを報告します。 11月25日、美咲町
産業祭ぽっぽまつりが
柵原鉱山公園で開催され、多数の議員が出席しました。 11月28日、岡山県
中部環境施設組合議会臨時会が真庭市で開催され、議長と金谷議員が出席しました。 11月29日、美咲町
障害者福祉ネットワーク会議との
意見交換会を開催し、副議長と
民生教育常任委員が出席しました。同日、
総務産業常任委員会委員が高知県梼原町で
獣肉加工処理施設等の先進地について現地で視察研修しました。 次に、11月30日、
鏡野町議会議会運営委員会の視察があり、議長と広報委員が対応をしました。 なお、議員派遣につきましては、お手元に結果と今後の予定を配付しておりますので、ご了承を願います。 次に、
組合議会等の報告を行います。 まず、
勝英衛生施設組合議会について、7番林田議員から報告を願います。 7番林田議員。
◆7番(林田実君) 失礼いたします。改めて、7番林田でございます。 私からは、さきの10月22日、勝央町議場で開催されました平成30年第2回
勝英衛生施設組合議会について報告をいたします。 皆様既にご承知のことと思いますが、本組合は施設の所在地であります勝央町及び美作市並びに奈義町、西粟倉村、そして本町の柵原地域のし尿と汚泥の処理を行っているものであります。また、本施設の主な運営費は、先ほど申し上げました
加盟市町村からの分担金でございます。平成29年度では、本町の分担金は約2,700万円となっております。 当日は、議案第4号として平成29年度
一般会計歳入歳出決算認定について、そして議案第5号として平成30年度
一般会計歳入歳出の補正予算についての2議案の上程がなされました。 まず、第4号議案であります平成29年度
一般会計歳入歳出決算認定につきましては、管理者であります勝央町長より施設の管理運営については問題もなく、順調に推移したとの説明がございました。また、監査委員からの意見書も全てにおいて確実適正に処理をされている旨の報告もあり、異議なく
全会一致で承認可決されました。 続きまして、第5号議案であります平成30年度
一般会計歳入歳出補正予算でございますが、前年度からの繰越金が1,298万8,770円と確定したものでありまして、第4
号議案ともども全会一致で異議なく承認可決されました。 以上、簡単ではございますが、平成30年第2回
勝英衛生施設組合議会の報告といたします。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、
柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会について、3番
松島幸一議員から報告願います。 3番松島議員。
◆3番(松島幸一君) 失礼いたします。3番松島幸一でございます。 私からは、
柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会についてご報告いたします。 平成30年第2回
柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会定例会が10月23日火曜日に開催され、議員1名の欠席がありましたが、定足数に達しており、会が開かれました。2つの議案が提出され、副管理者である
友實赤磐市長より提案理由の説明が行われました。 まず、議案第3号平成29年度
柵原吉井特別養護老人ホーム組合会計歳入歳出決算の認定についてでは、歳入総額3億6,478万7,195円、
歳出総額3億2,612万8,482円、
差し引き額の3,865万8,713円を翌年度へ繰り越すものでございます。平成28年度の繰越金を差し引いた単年度収支では、6年ぶりに単年度黒字となり、その理由としては給食調理の外部委託による経費の抑制や
年間延べ利用人員の増加に伴う
利用料収入及び介護報酬の増額によるものであるとの説明でありました。監査委員からの決算内容は、正確、正当なものであるとの意見も踏まえ、議案第3号については
全会一致で認定といたしました。 次に、議案第4号平成30年
柵原吉井特別養護老人ホーム組合会計補正予算(第1号)についてでは、
歳入歳出それぞれに1,829万1,000円を増額し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億6,423万3,000円とするもので、主には繰越金の確定によるものであります。審議の結果、議案第4号について
全会一致で承認可決といたしました。 以上で
柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会の報告を終わります。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、柵原、吉井、
英田火葬場施設組合議会について、8番松田議員から報告願います。 8番松田議員。
◆8番(松田英二君) 失礼いたします。8番松田でございます。 本年10月23日、平成30年第2回柵原、吉井、
英田火葬場施設組合議会定例会が開催されました。この内容についてご報告いたします。 開催場所は、美咲町
役場柵原総合支所会議室、出席議員は9名であります。 会議の冒頭、本組合の副管理者として
池上康夫美咲町副町長が本年7月1日付で選任されたことの報告がありました。 提出された議案は2件です。 第3
号議案平成29年度柵原、吉井、
英田火葬場施設組合会計決算は、歳入総額1,744万3,041円、
歳出総額1,468万2,577円、
差し引き額の276万464円は翌年度へ繰り越し。単年度収支は102万円の赤字決算となりました。 監査委員からの審査意見の中で、
財務書類作成支援業務委託料として支払われていた124万2,000円について自助努力が必要との指摘を受け、議会からも総予算の8.5%もの支出は是正すべきとの質疑が行われ、管理者で協議した結果、職員において公会計の技術を習得し、来年度からは高額な費用が発生しないように指導していきますとの答弁がありました。
歳入歳出決算書をもとにした管理者からの説明、監査委員からの審査意見を受け、採決の結果、
全会一致で29年度決算認定を承認しております。 第4
号議案平成30年度柵原、吉井、
英田火葬場施設組合会計補正予算(第1号)は、歳入に前年度繰越金45万2,000円を追加し、歳出の需用費を増額することにより、
歳入歳出の総額をそれぞれ1,656万4,000円とするものであります。
歳入歳出予算書をもとに管理者からの説明を受け、採決の結果、
全会一致で30年度補正予算を承認可決いたしました。 現在の柵原斎場は、昭和62年に完成し、稼働し、稼働から31年が経過をしております。建物についてはまだまだ十分使用可能であることから、当面の間は火葬炉内のセラミックや燃焼施設など施設の維持修繕で対応してまいります。また、美作市、赤磐市、美咲町の2市1町で構成する組合立は今後も継続させていく方針をこの場において確認をしております。 以上、平成30年第2回柵原、吉井、
英田火葬場施設組合議会定例会の報告とさせていただきます。失礼いたしました。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、
津山圏域衛生処理組合議会並びに
久米老人ホーム組合議会について、12番山本議員から報告願います。 12番山本議員。
◆12番(山本宏治君) 改めましておはようございます。私のほうから圏域衛生及び
久米老人ホーム、2件について定例会の報告をさせていただきます。 まず、
津山圏域衛生処理組合の議会が10月25日午後1時30分より津山市市役所第1委員会室において10月定例会が招集され、
谷口津山市長、管理者が議案2件について上程されましたのでご報告をいたします。 まず、議案第1号平成29年度
津山圏域衛生処理組合会計決算について、歳入総額21億9,976万256円、
歳出総額21億1,074万1,046円、
差し引き残額8,901万9,210円。平成29年度決算の主なものは、第3期
包括複数年運転管理業務委託の
委託料執行額が2億2,332万円、
汚泥再生処理センター施設建設工事費が16億7,184万円、
歳出総額の89.8%を占めるとの説明でした。歳入総額で前年対比、14億8,703万7,000円、率にして208.6%の増額で、
歳出総額、前年対比、15億90万5,000円、率にして246.1%の増額との説明で
組合議会といたしましては
全会一致で決算の認定をいたしました。 次に、議案第2
号津山圏域衛生処理組合会計補正予算(第1次)については、補正額は
歳入歳出それぞれ2,141万円で、補正後の予算は19億6,442万1,000円との説明でした。補正予算の内容は、前年度繰越金の確定に伴う補正予算と
汚泥再生処理センター施設建設工事費及び
緑水園文化体育館改修工事について、
国庫支出金並びに地方債について所要の補正であり、
組合議会といたしましては
全会一致で承認可決といたしましたので、ご報告をいたします。 なお、
汚泥再生処理センターの工事の進捗率は9月末現在で85.8%との報告がありました。 以上、至って簡単でございますが、
津山圏域衛生処理組合の10月定例会の報告といたします。 続きまして、
久米老人ホーム組合の議会の報告をいたします。 平成30年第3回
久米老人ホーム組合議会定例会が10月29日午後3時より静香園で開催されましたので、報告をいたします。
久米老人ホーム組合議会では、決算認定2件及び補正予算2件の4件が上程されましたので、審査の結果と経緯についてご報告をいたします。
久米老人ホーム組合形井圓議長の開会で行いました。なお、当日は前
町長定本町長が管理者でありましたが、体調不良のため欠席をされたことにより、副管理者の
久米南町長片山篤副管理者から提案説明が行われました。 まず、付議されました議案第6号平成29年度
久米老人ホーム組合一般会計歳入歳出決算の認定については、
久米老人ホーム組合監査委員大天嘉行氏、同じく
光本一郎監査委員の意見書も配付され、
監査意見書の内容は計数的に正確であり、正当であるとの意見書でありました。 決算審査では歳入総額1億5,713万5,305円、
歳出総額1億5,559万425円、
歳入歳出差し引き額154万4,880円を翌年度に繰り越すものであるとの説明で、異議なく承認いたしました。 次に、議案第7号平成29年度
久米老人ホーム組合指定管理訪問介護特別会計歳入歳出決算認定についてですが、議案第6号同様に監査意見が配付されていることを報告いたします。 歳入総額2,081万9,223円、
歳出総額1,891万4,527円、190万4,696円を翌年度に繰り越すものであるとの説明で異議なく承認をいたしました。 次に、平成30年度
久米老人ホーム組合一般会計補正予算(第1号)及び平成30年度
久米老人ホーム指定訪問介護事業特別会計補正予算(第1号)についてご報告をいたします。 議案第8
号一般会計補正予算では、128万8,000円の増額補正で、総額1億6,148万8,000円であり、
指定訪問介護事業特別会計繰入金の100万円及び繰越金の確定に伴うもので、歳出については
財政調整基金積立金及び民生費で職員の人件費の宿直費などの不足分が主であるとの説明であり、事務担当より詳細に説明をいただき、
全会一致で承認可決といたしました。 最後に、議案第9
号特別会計補正予算では、106万4,000円を増額し、総額2,170万8,000円とするもので、歳入で繰越金の確定に伴うものであり、歳出については、先ほども報告いたしましたが、一般会計への繰出金100万円で、あとは予備費に計上していることの説明で、
全会一致で承認可決といたしました。 至って簡単でありますが、10月29日の定例会の報告といたします。 なお、両件につきましては、事務局に資料を置いておきますので、お目通しをよろしくお願いいたします。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、
津山圏域資源循環施設組合議会について、13番
松島啓議員から報告を願います。 13番松島議員。
◆13番(松島啓君) 失礼いたします。13番松島でございます。 それでは、
津山圏域資源循環施設組合議会の報告をいたします。 平成30年11月6日、津山市議場が改修中のため、
津山市議会全員協議会室において
津山圏域資源循環施設組合議会平成30年11月定例会を開催いたしました。 定例会の前に
全員協議会を開き、
事案協議等を行いました。協議の中で、
クリーンセンターの
施設運営状況について説明があり、平成30年度4月から9月までの上半期の廃棄物の搬入は2万1,087トンで、対前年度同期比で0.4%の減、うち本町は1,661トンで、対前年度同期比で2.9%の減との報告でありました。また、
最終処分場の運営状況で資源残渣の
埋立処分量は、本年上半期が276.7トンで、対前年度同期比で0.5%の減との報告でありました。
全員協議会終了後、本会議を開催いたしました。 本定例会では、議案説明の後、一般質問が行われ、勝央町の
水島孝議員が事前通告により3件の質問を行いました。1問目は、平成29年度、1市4町の
ごみ排出量と今後について、2問目は各自治体の分担金、
維持管理費について、また3問目は
一般廃棄物と事業者の排出する
産業廃棄物の見きわめ方についての3問の質問があり、それぞれ執行部から答弁がありました。 続きまして、本定例会には、議案2件、報告1件が上程されました。 まず、議案第1号平成29年度
津山圏域資源循環施設組合会計歳入歳出決算についてでありますが、
決算額歳入13億4,166万4,423円に対しまして、歳出10億301万6,859円で、
歳入歳出差し引き額3億3,864万7,564円を平成30年度に繰り越すものであります。歳入の主なものの中で、分担金及び負担金は
構成市町分担金として4億7,502万5,000円で、そのうち本町の分担金は3,597万2,000円であります。 続いて、使用料及び手数料はごみの搬入に係る
処理手数料が主なもので、1億2,163万1,514円であります。また、繰越金は、平成28年度決算による繰越金で5億415万428円であります。諸収入は売電収入及び
有価物販売収入など合計1億8,645万7,481円であります。また、組合債は、
施設管理用連絡道路並びに
還元施設建設費の財源として5,440万円を収入しております。 次に、決算の歳出の主なものは、総務費6,363万1,390円で、組合組織の運営に係る経費などであります。また、衛生費7億9,438万7,062円の主なものは、
管理棟管理費3,488万7,858円、
熱回収リサイクル施設等管理費6億3,592万37円、
施設建設費9,343万4,288円などであります。 続きまして、公債費は組合債の償還元金、また償還利子で、合計1億4,409万9,296円であります。以上、
歳入歳出差し引き額3億3,864万8,000円から
繰越明許費繰越額に係る一般財源100万円を差し引きしました
実質収支額は3億3,764万8,000円となり、審査の結果、議案第1号は
原案どおり全会一致で可決いたしました。 続きまして、議案第2号平成30年度
津山圏域資源循環施設組合会計補正予算(第1次)でありますが、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億2,746万2,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ13億19万6,000円とするもので、歳入の主なものは、前年度繰越金のうち当初予算との差額1億1,764万8,000円の追加、諸収入727万6,000円の追加は、
西日本豪雨災害においての高梁市からの
受け入れ廃棄物の
実費負担金であります。歳出の主なものは、衛生費657万円の追加、予備費が1億2,089万2,000円の追加であります。審査の結果、議案第2号は
原案どおり全会一致で可決いたしました。 最後に、報告第1号管理者が専決処分した
津山圏域資源循環施設組合債権管理条例についてでありますが、
津山圏域資源循環施設組合税外収入金を期限内に完納しない場合における徴収条例の廃止に伴う全部改正を平成30年5月1日付で行い、
津山圏域資源循環施設組合の債権の管理に関し必要な事項を定めたもので、審査の結果、
全会一致で
原案どおり承認をいたしました。 以上で
津山圏域資源循環施設組合議会の報告を終わりといたします。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、津山圏域消防
組合議会並びに津山地区農業共済事務
組合議会について、11番岩野議員から報告を願います。 11番岩野議員。
◆11番(岩野正則君) おはようございます。11番岩野でございます。 津山圏域消防
組合議会11月定例会の報告をいたします。 11月8日13時40分、津山市役所議会棟で議案第5号平成29年度津山圏域消防組合会計決算が上程され、予算24億7,514万1,000円に対する決算額は、24億7,762万6,000円、歳出23億8,583万1,000円、
歳入歳出差し引き額9,179万5,000円は翌年度へ繰り越されました。支出の主なものは消防費で、備品購入費、消防ポンプ自動車購入4台、委託料は指令センター機器更新、設備保守委託料でございます。適正に処理されています。
全会一致で可決いたしました。 29年度の概要は、救急出場件数7,684件、前年度より123件減少しております。火災出場は125件で、前年度より81件、放火などから増加しております。ドクターカーの出場件数は168件で、前年度よりふえております。前年度は143件でございました。 現在の設備、状況でございます。 職員は216名、うち救命士が57名、2名増加しております。柵原出張所が築40年で建設設計委託業務を実施しております。平成30年10月、西消防署に救急隊を整備、管内3消防署に全て常駐になりました。事務委託でございますが、鏡野町の一部の地域を真庭市に事務委託の報告がありました。これから津山圏域消防組合規約の変更、真庭市・津山圏域消防組合と事務委託の締結をしております。平成31年4月1日より鏡野町の一部の地域、大、楠、富西谷の一部に真庭市消防本署が出場いたします。 寒くなります。皆様、健康に留意していただきますようよろしくお願いいたします。 以上で津山圏域消防
組合議会11月定例会の報告を終わります。 続きまして、平成30年11月津山地区農業共済事務組合定例会の報告をいたします。 11月8日16時10分より津山市役所議会棟で平成29年度
津山地区農業共済事務組合議会定例会が開催され、議案4件、報告1件が上程されました。 職員数は15人体制で変更はありません。 議案第3号は平成29年度津山地区農業共済事務組合農業共済事業会計決算の認定です。決算額で収入3億5,024万円、支出3億4,923万円で、差し引き100万円の利益でございます。支払い状況は、家畜共済7,449万円、水稲共済1,052万円、208戸、獣害が80.1%、風水害が8.8%、病害が4.7%でございます。麦の被害件数が5件でございました。 議案第4号は、平成30年度津山地区農業共済事務組合農業事業会計補正予算(第1次)、農業経営収入保険事業委託費の増64万円です。 議案第5号は、津山地区農業共済事務組合農業共済条例の一部を改正する条例です。これは、共済掛金率の見直し等でございます。 議案第6号は、平成30年度事務費賦課金の賦課について。 1、家畜共済割1頭当たりの単価の見直し、2、果樹共済割、共済金額1万円当たり40円です。3、園芸施設共済割、共済金額の単価の見直しでございます。これらは、平成31年1月1日から3月31日までの適用対象者といたします。 報告第3号は、津山地区農業共済事務組合農業共済事業会計の平成29年度決算による資金不足比率報告書についてでございます。資金不足は発生しておりません。 以上、
全会一致で可決いたしました。 報告として、岡山県内農業共済組合等組織再編整備予備契約について。 平成31年4月1日より新組合を設立いたします。岡山地区農業共済組合、東備農業共済事務組合、倉敷地区農業共済事務組合、井笠・高梁・新見・真庭・津山地区農業共済事務組合、勝英農業共済事務組合は県内全域を対象とした新組合の設立に関することを決定いたしました。これらについて特定組合化に関し予備契約を締結する準備に入ります。 以上で報告を終わります。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、津山広域事務
組合議会について、4番形井議員から報告願います。 4番形井議員。
◆4番(形井圓君) 4番形井でございます。
津山広域事務組合議会定例会が開催されましたので、その報告をさせていただきます。 日時は平成30年11月8日、場所は津山市役所
全員協議会室であります。議案といたしまして2議案が提案されました。 議案第1号は、平成29年度津山広域事務組合
一般会計歳入歳出決算であります。収入済額3,895万4,509円、支出済額2,987万1,210円、
差し引き残額908万3,299円を翌年度に繰り越すものであります。 議案第2号は、平成29年度津山広域事務組合ふるさと振興事業特別会計
歳入歳出決算であります。収入済額728万6,810円、支出済額242万8,554円、
差し引き残額485万8,256円、これを翌年度に繰り越すものであります。 2議案とも監査委員から決算審査報告意見書が提出されました。そして、異議なく承認、可決されました。 以上でございます。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、岡山県中部環境施設
組合議会について、9番金谷議員から報告願います。 9番金谷議員。
◆9番(金谷高子君) それでは、平成30年度第2回岡山県
中部環境施設組合議会臨時会の報告をいたします。 開催日は11月28日水曜日午後6時から行いました。場所は、真庭市役所4階の委員会室で行われました。議員8名全員出席、美咲町は3名であります。 まず最初に、新しい議員に美咲町の副町長の交代に基づき、美咲町の池上康夫副町長の紹介がありました。 付議事件が1件提案されまして、議案第3号監査委員の選任につき同意を求めることについてでありました。久米郡美咲町新城698番地、池上康夫氏、昭和25年6月13日であります。池上康夫氏を議会全員一致で承認をいたしました。 続いて、報告が1件あります。 7月の豪雨で高梁地域の水没した災害時の燃えるごみの受け入れをしたということでありました。ごみの量は702トンごみを処理したということで報告がありました。 以上で中部環境衛生
組合議会の報告を終わります。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で諸般の報告を終わります。 日程第4、委員会の中間報告。 次に、閉会中に行った委員会の審査結果、視察などについて、最初に
総務産業常任委員会委員長の報告を求めます。 12番山本議員。
◆12番(山本宏治君) 12番
総務産業常任委員会委員長山本でございます。 9月からこの12月までに閉会中に審査、また視察をいたしました件につきましてご報告をさせていただきます。 10月3日にみさきネット改修工事について、また10月12日、9月定例会で2件の請願が付託されているため、関係者からの聞き取り及び10月19日、7月豪雨の防災についての検証、11月30日、ジビエ活用の取り組みについて高知県梼原町集落活動センターゆすはら西の視察について報告をいたします。 それでは、10月3日のみさきネット改修工事について、今後のスケジュール等についての説明など、今回締結をいたしました富士通ネットワークソリューションズ株式会社中国支店の職員より美咲町みさきネット施設改修工事設計施工の工事概要説明を受けました。 まず1に、既存のサービスと更新後のサービスについては、現在では4K、8K放送は未提供であり、更新後には提供開始ができ、現状では1メガであるが、更新後には10ギガに改善されるとの説明でした。 2番目に、BS放送サービスの追加、これはBSNHKとの衛星放送受信契約が必要ですが、利用可能になるとのことです。 3番目に、音声告知放送、音声告知端末の更新、現在の告知放送の機器よりコンパクトではがきと同じぐらいのサイズであり、災害時などには取り外しができ、持ち運べるようになっているとの説明であり、またAM、FMラジオの選局も可能との説明でありました。 4番目に、告知放送の音声放送は、緊急放送、定時放送、一般放送の種別対応ができるとのことで、ペーシング放送も可能で一般電話、公衆電話、携帯電話などで放送を録音し、決められた番号に電話をし、流れてくるガイダンスに従い操作、音声を登録することにより放送を実施でき、地域コミュニティーに役立つと説明がありました。 5番目に、宅内設備の更新ですが、来年2019年6月ごろより順次家庭を訪問し、設備の更新に当たるとのことで、更新後の機器の取りかえなどを行うとのことでした。 6に、障害、災害対応については、本年7月豪雨により柵原地域が長時間停波、いわゆる断線により情報が入らないなどの障害が発生しており、長時間の停波の対応を検討しているとのこと。また、旭、中央、柵原を結ぶ幹線ルートは二重化しているため、通常時は片系のケーブルが断線してもサービスに影響する範囲を限定するような対策を講じているとの説明でした。 最後に、工事におけるゼロ災害を達成するために、三現主義、現場、現物、現実を念頭に現場一帯で実施をしていくとの安全管理にも十分管理をしていくとの説明でありました。 委員からは、スケジュール等の質問や告知放送端末機の新型のデザインなど利用範囲が広がることなど期待をしたところです。 今後は、富士通ネットワークソリューションズの担当者が要望があれば各地域、自治会、各種団体にでも説明に上がっていただけるとのことで、日程調整などをしていただき、ご理解をいただければ幸いかと思います。 次に、10月12日午前9時から9月定例会で総務産業常任委員会に付託をされ、継続審査となっておりました請願2件について、請願者及び紹介議員に出席を依頼し、審査をいたしました。 次に、10月19日午後1時30分より7月豪雨災害の検証について。本年7月には西日本各地で豪雨災害があり、本町においても未曽有の災害が発生しており、今後に生かすべく今回の災害について担当課及び両支所の出席をいただき、説明をもらいました。災害後に執行部としての反省点、今後の課題など検討したのか、検討の結果について報告を求めました。役場内での検証をされているとこのことですが、災害はいつも違うし地域間によりかなりの差もあったとの報告でした。 委員よりマニュアルはあるのか、時系列での示せる報告書は作成されているのか、7月豪雨のときに電話など多くあったと思うが、みさきネットテレビでのテロップ表示などでの対応はできないのかなどの質問がありました。担当課からは、もう少し取り決めなどをしていれば避難所の開閉などスムーズにできたと思う、また避難所の開設の情報も徹底していない地区もあり自主避難された方などもあった、マスコミ対応も必要であり大変であったとの説明でありますが、7月24日に役場で各担当課長等の会議があり今後の課題として報告がありましたので読ませていただきます。 防災配備の人員数及び配置、備蓄の量、住民の方への避難等の情報周知の方法、避難所運営対応について改善点が多くありました。今後の対応について、美咲町職員のみで対応するのは難しいところもできています。自主防災組織、社会福祉協議会、各種団体等々と協力しながら異常気象、台風、南海トラフ地震のときの想定も踏まえた対応ができる体制づくりが必要だと感じました。自主防災組織、自治会へ避難所運営、避難所情報、災害情報提供の方法等のアンケートを実施し、今後の防災対応について各種計画の見直しや各種団体へ協力をお願いしながら訓練を行って、災害対応できるよう災害意識を全員で高めて、自助、共助、公助を実施しますというような今後の課題でございました。 そして、11月18日に町内全域での防災訓練を予定しているとの報告でありました。委員からは、防災訓練について意義ある訓練にしてほしい、今後の災害、有事に備えてあらゆる想定を考えてほしいとの意見もあり、訓練の検証も十分にするべきであるとの意見を付しておきました。 最後に、11月30日、ジビエ活用の取り組みについて、美咲町鳥獣被害防止対策協議会会員の方と合同で高知県梼原町集落活動センターゆすはら西でジビエカーの取り組み、鳥獣加工施設の運営について視察を行いました。 加工施設については、衛生面の管理に特に重視され、作業効率も考えている施設でありました。女性職員が手なれた手つきで解体をされ、少し感動をいたしました。この女性職員は年配の職員のため、若手職員を指導しながら解体作業をされておりました。 ジビエカーについては、長野トヨタ自動車と連携をし、使いやすさ、衛生面、作業効率などトヨタ職員と共同開発を重ね、いろいろとオプションでの車載をされていましたが、担当者からはまだまだ改善の余地がある、使ってみて初めてわかることもあるとの説明でした。 運営については、各地区に鳥獣加工施設も開所されてきていて、加工の販売に苦慮している、予算面でも大変厳しいところもあるが、住民主体の施設であり、今後頑張っていきたい、現在は地元学校給食などに提供したり、関東方面の知人などに活用を打診しているが、厳しいところもあるが、イノシシ、ニホンジカを単なる駆除と考えるのではなく地域の貴重な資源として行きたいとのことで、本町、美咲町といたしても今後のジビエカーの導入に向けて協議会メンバーなどと十分に協議を行い、解体処理施設など近隣の状況も今後の研究課題であると思われ、早急な協議をするように担当課に申し入れを行っております。 以上、至って簡単ですが、総務産業常任委員会の閉会中の委員会報告とさせていただきます。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、
民生教育常任委員会委員長の報告を求めます。 9番金谷議員。
◆9番(金谷高子君)
民生教育常任委員会の報告をさせていただきます。 まず最初に、10月16日、17日と静岡県の富士宮市の認知症ケアシステムの先進地の視察を行いました。10月17日、富士宮市の市役所議会第2委員会室で9時30分から12時まで行いました。出席は、山本政策推進監、松島副議長、委員6名、担当課、鈴鹿保険年金課長、稲谷福祉事務所長に出席していただきました。そして、富士宮市では、議長の手島議長、そして環境厚生委員長の齋藤委員長に出席していただき、歓迎のご挨拶をいただきました。 その後、研修に入り、地域包括ケア推進係長、また認知症地域支援推進員から説明をいただきました。富士宮市の人口は13万3,290人、高齢者は3万7,329人、高齢化率が28%、そして富士宮市の認知症の現状というのは、日常生活自立支援1以上の方が5,582名、2以上の方が4,318名、3以上の方が2,154名であります。 スローガンとして地域で楽しく一人一人が役割を持てるオール富士宮、富士宮市が目指す地域包括システムの姿ということであります。 富士宮市の考える地域包括ケアシステムとは、自助、互助、共助、公助の役割分担により高齢者も障害者も子供も誰もが住みなれた地域の中で尊厳を保ち、幸せに、健やかに安心・安全な日常生活を営むことができる町を目指すということでありました。その理想は、生活圏域の中で全ての需要に応えられるような環境の整備、その原点は民産学官、それぞれの分野においてみずから自助の力を育み、希薄化してきている互助、共助の力を取り戻し、行政が責任を持って公助の力を発揮すること。 民の取り組みというのは、自治会、民生委員、地域のサロン、また老人クラブ、また消防団等々であります。産の取り組みは、商店街、また小売店、タクシーの業者、郵便局、新聞配達等々でありますけれども、例として新聞屋さんが新聞が4日分新聞受けにたまっていた、電話しても出なかった、そういうときに地域包括支援センターに連絡し、そこから病院や社協に情報提供していく、こういうつながりをしているということでありました。また、学の取り組みは、福祉教育をしている。小学校には寸劇やアニメで教育をしていく、中学生には本人や家族の話をしていくということでありました。官の取り組みについては、市の職員、また消防団、消防の本部、警察などであります。このような協力を図るためには、基本的な視点及び基本的な取り組みに向けた考え方、理念が必要であると感じたところであります。 研修で感じたことでありますけれども、私たち委員は、研修すると全員の方がレポートを出します。その中から感じたことを報告したいと思います。富士宮市は13万人の大都市でありましたが、地域福祉の推進は人と人とのつながりをうまく利用しながら進められておったということであります。福祉教育もなされ、美咲町にも取り入れられるのではないかと感じました。また、子供サポーター養成などもされておるので、参考になったところであります。そして、公助についても、行政ができないところを自助、共助にお願いするのでなく、行政がしっかり責任を持って公助の力を発揮することだと言われました。それを当たり前とする富士宮市の姿勢がうかがわれました。また、認知症ケアパス、これは認知症のお役立ちブックでありますけれども、それとかダイジェスト版、これはわかりやすく簡単に書いているものであります、それをつくっておられましたけれども、ダイジェスト版というのは見やすかったなと、このように思いました。また、認知症にもいろいろな種類があるということで勉強させていただきましたけれども、そういうことも勉強になったなと思いました。そして、美咲町も今地域包括ケアシステムを進めておりますけれども、今回の研修が地域の福祉の向上に少しでも活かしていけ、また参考になればと研修を終えて帰りました。 続きまして、10月24日、これは現地視察を行ったことであります。これは、7月の災害で柵原の中学校の自転車の通学路が崩壊したということでありますけれども、このときに柵原の総合支所の山本課長ほか職員、また教育総務課石戸課長ほか職員の人が出席していただきました。議員は少し急なことであったので、5名の議員が出席しております。 自転車の通学路が崩壊し、自転車通学の生徒はバス運行により登下校を行っておりました。11月から自転車の通学を再開するという教育委員会からの突然の説明があり、父兄から原状復旧ができていない状況の中で自転車で通わせるのはとても不安である、バスを出してほしいとの意見が出ておりました。委員会としても早速現地確認を行ったところであります。 土砂、倒木等を撤去し、仮設の防護柵、また仮のガードレール等を設置し、生活道路を兼ねているのでなかなか時間制限をかけるということは難しいということでありました。自転車通学の安全を図るために
美咲警察署のご協力もお願いしながら、またドライバーが通るところでありますので、通学路として確認できる安全看板を数カ所設置、できる限り安全運転の啓発を行っていくとの説明があり、確認をしたところであります。 このような詳しい説明をさきの説明会のときにされたのですかとお尋ねすると、このような詳しい説明はしていないということでありましたので、そういう詳しい説明をしなかったために、不安もまたあおられたのではないかなと、このように思っておりますけれども、29日にまた説明会をするというお話をお聞きしましたので、しっかりと詳しく説明をしていただきながら、まず1番に子供の安全を考えていただきたいということで現地の視察を終えました。 続きまして、これは富士宮の研修を終えて、あと反省会、また皆様の意見、また感想をお聞きするのに委員会を11月2日、本庁3階の小会議室で行いました。出席議員は6名で、1人欠席をしております。このときも、松島副議長に出席していただいております。研修に一緒に行っていただきましたので、執行部としても担当課の執行部に来ていただきました。山本政策推進監、また鈴鹿保険年金課長、稲谷福祉事務所長、赤木生涯学習課長、山崎住民課長、家元課長補佐、石戸教育総務課長に出席していただきました。 これは、10月17日、認知症のケアシステムの先進地、静岡県の富士宮市の研修を終えての感想、また意見を集約したものであります。これは富士宮市の住民に対しての行政の姿勢についてでありますけれども、富士宮市は人と人とをつなげることが1番であり、いろいろなところに顔を出すことが大事である。どんな地域においても基本は同じで、一人一人を大切にしていくことを心がけている。委員の中には、こういうことが心に強く残ったということでありました。そして、富士宮市は、包括を直営で職員がしていらっしゃるので、組織との連携がとてもよくできているなと、このようように感じたところでありますけれども、美咲町は社会福祉協議会に委託しておりますけれども、組織との連携はとれているのかな、このような意見もありました。また、子供サポーターの養成はとても意義があり、取り組んではどうかということが意見の中にありました。 そして、民産学官、それぞれの分野においてみずから自助の力を育み、希薄化した互助、共助の力を取り戻しというのは、行政として手助けをするような組織づくりを考えてはどうか、向こう三軒両隣の意識を取り戻すことが大切である、また、今近所の人に認知症の疑いがある人がおるけれども、どのように対応していっていいのかわからない、これは大きな課題ではないかなと、このように意見がありました。担当課といたしましては、福祉事務所、またまちづくり課、健康推進課と連携をしながら話を今している、支援を必要とするのは高齢者ばかりではない、障害を持った方、また子育てで悩んでいる方、ひきこもりの方、病気で悩んでいる方など大勢いることがわかったということです。横の連携をとることによっていろんなことが見えてきたということではないかなと、このように思っております。 本年度からはまちづくり課でも協働のまちづくり、また住みやすいまちづくりをしている。社会福祉協議会でも小地域ケア会議も通して地域で必要な人とか気になる人への同じような支援を行っております。課の枠を超えた行政、社協も今年度から取り組んでいるということであります。これからはいろんな情報が発信されますので、この課を、枠を超えた行政というのは必要になってくるんじゃないかなと、このように思っております。 そして、富士宮の話を聞き、美咲町がこれからしようとしていることは、方向性は同じということを感じたということであります。でもまだ子供の関係に取り組めていないので、視察を終えてから教育委員会のほうに教育長に相談したとおっしゃっておりました。学校でこれから取り組みを進めることを考えている、来年の教育課程で1こまでも2こまでも取り組んでいきたい、このようなお話がありました。そして、今回の研修の成果が少しでも取り込まれてきたことは、いい成果が少しでも出てきているのかと、このように思っているところであります。 そして、今度は住民課でありますけれども、美咲町
一般廃棄物の収集、運搬許可の手続についてでありますけれども、29年度4月1日から2年間の
一般廃棄物の収集の許可を出しておりますが、今年度末、平成31年3月31日で切れるということであります。それに伴う次の2年間の更新手続を今現在
許可業者17者に更新手続をするということであります。そして、新規で同じく2年間の登録期限ということで、平成31年から2年間の新規募集も行っていく、この募集は広報でも載せていきますし、それからインターネットでもホームページでも出していきますので、ごらんいただければと思います。 それから、生涯学習課、美咲町指定重要文化財の保護対策事業分担金徴収条例施行規則でありますけれども、これは条例ができておりますので、規則を設けてこれは運用するということであります。 それから、教育総務課、最後になりますけれども、この29日の柵原中学校でまた説明会をされたということであります。その説明会の中の資料を見させていただいても、保護者の方の不安というのが随所に出ております。そういうことで、先ほどの最初の11月からバス通が自転車に変わるということも急なことの説明でありました。そうではなく、しっかりと小さなことでもこれからは学校、また父兄と連携をとりながら、子供たちの安全・安心の体制をとっていただきたいなと、このように思っております。そして、資料の中にでも、父兄の中から今の今回のこれだけで終わるんではありませんよと、これから何回もこういう会議をしていただきたい、このような思いがつづられておりましたけれども、しっかり子供たちの安心・安全、そして目配り、気配りをしていただいて、対応していただきたいなと、このように思っております。 以上で
民生教育常任委員会の報告を終わらせていただきます。資料は事務局に預けておりますので、ごらんになっていただければと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、議会広報編集特別委員会委員長の報告を求めます。 6番左居議員。
◆6番(左居喜次君) 6番左居でございます。 それでは、議会広報編集特別委員会の研修報告をいたします。 議会広報編集特別委員会は、委員5名と議長、副議長、事務局1名、合計8名で10月9日から10日に東京都千代田区砂防会館で行われた
全国町村議会議長会主催の平成30年度
町村議会広報研修会に参加いたしました。研修は、全国から205の町村議会が参加し、3人の講師の方により、「読み手に伝わる文章の書き方」、「デザインの力でもっと伝わる議会広報紙」、「広報コンクール優秀作品に見る光彩を放つ編集力」、それぞれのテーマで講演が行われました。 まず、文章の書き方では、文を書くことにおいて主語と述語をしっかり対応させ、読み手が理解しやすい文にする。また、文章を直すことでは、伝えるべきことを前に出し、読み手の共感を引き出すこと。さらに、文章作成の基本である5W1H、いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのようにを厳守し、特になぜを意識して文章をつくることを強調されていました。 次に、デザインの力においては、文章がわかりやすさを強調することに対し、デザインは見やすさを強調するもので、大見出し、中見出し、小見出し、写真、イラスト、グラフなどを無理なく紙面に配置することで読者の興味を引きつける手法が強調されていました。 最後に、優秀作品の編集力では、全国議長会議会広報コンクールで最優秀賞を受賞した埼玉県寄居町、総合2位の山形県川西町の議会だよりによるクリニックが披露されました。どちらも町と住民に寄り添った情報の編集力が巧みな広報紙であり、紙面構成が住民の記憶に残るものでした。 今後、議論を重ねながらさらに充実した議会だよりの編集活動に当たり、皆様に身近に感じていただける紙面づくりに取り組んでまいりたいと考えております。 報告は以上でございます。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、議会改革特別委員会委員長の報告を求めます。 5番延原議員。
◆5番(延原正憲君) 議会改革特別委員会の委員長をしております延原正憲です。 平成29年の9月定例議会において設置をされました議会改革特別委員会の開催状況につきまして、その概要をご報告いたします。 当委員会は、本年9月定例議会終了後、この12月の定例議会までに10月5日と11月5日の2回開催をしております。10月の委員会では、4つの検討課題を提示をいたしまして、取り組みスケジュールなどを協議いたしました。 具体的な検討課題としては、まず、私たち町議会議員が紹介議員として議会のほうに提出される請願書の取り扱いについて、2つ目が定例議会の開催基準について、3つ目が議会報告会及び
意見交換会のあり方について、最後の4点目として美咲町議会のBCP、業務継続計画の策定について、この4点について順次協議をしていくということを確認をいたしました。 そして、11月の委員会では、まず定例会の開催基準について検討を行いました。現行の規定では、定例会条例で定例会は毎年4回開くと規定されております。それを受けた定例会規則で毎年3月、6月、9月、12月にこれを招集すると、招集月が限定されている規定であります。これをもう少し柔軟にフレキシブルな招集が可能となるように規則の改正を協議いたしました。例えば、6月定例会の開催を5月下旬に招集するとか、9月定例会を8月下旬に招集することができるようにということであり、今議会最終日に規則改正を提案することにしております。 以上が議会改革特別委員会の開催状況の中間報告でありますが、議会改革につきましては、美咲町議会基本条例の前文の中で地方分権改革が進められる中、議会の責任と役割は一層重要となり、議会みずからの改革が重要であるとうたわれているとおり、今後も議会改革を継続して実行していくことが必要と考えております。 これで私の報告を終わります。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、柵原地域学校等建設特別委員会委員長の報告を求めます。 8番松田議員。
◆8番(松田英二君) 失礼いたします。昨年12月定例会におきまして議員9名で構成する美咲町議会柵原地域学校等建設特別委員会を設置いたしまして、これまで10回の委員会を重ねてまいりました。10月29日に開催をいたしました第10回委員会におきましては、10月16日に開催をされました柵原地域義務教育学校整備検討委員会で協議されました内容について教育委員会からの説明を求めております。 まず地元説明会の報告について。 教育委員会では、今年7月21日から8月26日にかけまして柵原地域の本庁地区、吉岡地区、飯岡地区、北和気地区、南和気地区の5つの地区を対象にした義務教育学校に関する説明会を実施しております。この説明会に参加された住民の皆さんの人数は約130人、活発な意見の中には、否定的な意見あるいは肯定的な意見などさまざまな意見をいただいております。こうした意見を参考にしながら、今後も住民の理解を深めてもらえるよう、重ねての説明会開催を委員会として要望しております。 次に、学校建設候補地の選定について。 義務教育学校の建設候補地につきましては、柵原地域の各自治会に対して必要な選定要件を示し、各自治会から候補地の提案をいただいております。柵原地域の中から書副地区、藤田下地区、周佐地区、小瀬地区の5カ所の候補地が示されておりまして、今後教育委員会におきまして地形図からの想定によって、用地費用あるいは造成費用などの概算を出して各候補地の比較を行い、これらの資料をもとにして各方面と相談の上、予定地を選定する予定となっているようでございますけれども、建設予定地の選定に当たっては、執行部も含めた町全体で対応できる体制づくりを委員会として要望しております。 次に、専門部会の設立について。 義務教育学校を創設する上で必要とされる所掌事項を専門的に検討するための専門部会を整備検討委員会の中に設置する方針が示されました。1番といたしまして、学校名称や式典事業、通学体制などを検討するための総務・通学部会、2番といたしまして教育課程や学校行事、設備備品などを検討するための学校運営部会、3番目といたしましてPTA組織運営を検討するためのPTA部会の3つであります。それぞれの専門部会で議論し、示された内容について整備検討委員会で決定していく予定となっておりますけれども、部会内の活発な検討や組織体制も含めてしっかりとした対応を委員会として要望しております。今後も町が進めている柵原地域義務教育学校整備検討委員会における具体的な内容の状況を把握しながら、子供たちの健全なる心身の発達に寄与するため、最善の方策を探るべく、鋭意活動を継続してまいります。皆様のご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いをいたします。 以上、本委員会からの中間報告とさせていただきます。失礼いたしました。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で委員会の中間報告を終わります。 ここで、ただいまから午前11時20分まで休憩をします。(午前11時03分)
○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午前11時20分) 日程第5、陳情等の報告並びに上程。 お手元に配付しております文書表のとおり、請願2件、陳情1件、要望3件を受理していますので、報告します。 職員に件名等を朗読させますので、お聞き取り願います。 議会事務局長。 〔議会事務局職員朗読〕
○議長(貝阿彌幸善君) 陳情等については、以上お聞きのとおりです。 これを一括本会議に上程します。 日程第6、
議案番号訂正。 さきの平成30年第8回議会臨時会において上程された議案の
議案番号訂正の件を議題とします。
議案番号訂正の件については、お手元に訂正後の番号を配付しておりますので、ご了承を願います。 日程第7、議案の報告並びに上程。 お手元に配付しております提案書のとおり、本定例会に町長から各種の議案が送付されております。 職員に朗読させますので、お聞き取りを願います。 議会事務局長。 〔議会事務局職員朗読〕
○議長(貝阿彌幸善君) ただいま職員が朗読しました議案を一括本会議に上程します。 日程第8、提案者の説明。 町長就任後の初の定例会でありますので、町長の所信表明並びに議案第125号から議案第149号について、提案理由、報告事案の説明を求めます。 町長。
◎町長(青野高陽君) 美咲町議会、町民の皆様、こんにちは。このたび、9日付で美咲町長に就任をいたしました青野高陽でございます。 本日は、美咲町議会12月定例会を招集いたしましたところ、師走の大変お忙しい中、ご参集をいただきましてありがとうございます。私にとりましては初の本会議でありますので、所信を述べさせていただきます。 まずは、今回の町長選に当たり、当選の栄を賜り、厚く御礼を申し上げます。町民、議会、職員の皆様には県議会議員として12年間大変お世話になりましてありがとうございました。出馬を表明いたしましてから告示まで2週間しかなく、立候補まで県議会議員を務めていたことや選挙戦も無投票ということになり、多くの方に県議を辞職し、町長選へ出馬した理由、さらには町政に対する思いを説明する機会がありませんでしたので、まずはこの機会をおかりし、ご説明をさせていただきます。 このたびの前町長の辞職に伴う町長選につきましては、多くの方から出馬要請をいただきました。しかし、来春の県議会議員の改選を控え、まだまだ県議として久米郡、そして岡山県の発展のため尽くしていきたいという強い意志を持っていましたので、一貫してお断りし続けていました。それでもなお、美咲町の抱える多くの課題と町の将来を心配する声を伺い続ける中で、熟慮に熟慮を重ねるようになりました。 美咲町は、端から見ればどこにでもあるただの田舎町かもしれませんが、私にとってはかけがえのないふるさとであります。このふるさとが厳しい状況に置かれているとき、このまま目を背け、これから県議として当選回数とポストだけを重ねていくことは政治家としてあるべき姿なのだろうか、自分だけの思いで県議を続けることは自分がこれまで主張してきたことと反しているのではないだろうかと自問自答を重ねました。最後は、13年前、当時勤めていた新聞社をやめ、なぜ政治の道を志したのかという原点に立ち返り、ただその一点で決断をいたしました。 私の好きな言葉は、「宿命に生まれ 運命に挑み 使命に燃える」であります。ふるさとの窮状を立て直そうとしない者に政治家としての価値はありません。私なりに県議として描いていた道はありましたが、これからは自分が描く理想のふるさとづくりに変え、新たな挑戦を始めます。もとより浅学非才の若輩者、未熟者ではありますが、美咲町に対する大きな可能性と大きな危機感を胸に町の再生に取り組みます。 さて、平成17年に旧3町が合併して誕生した美咲町も、はや14年が経過しようとしています。この間、人口減少に歯どめがかからず、美咲町発足直後に1万7,000人程度であった人口は1万4,000人程度にまで減少し、高齢化率も一層高まりました。また、約25年後の2045年には、町全体の人口が8,000人を割り込むと予測されています。このような状況からわかるとおり、本町の最重要課題は、少子・高齢化、過疎化、そして人口減少の克服であります。私は、この危機的とも言える問題に立ち向かうため、果敢に取り組んでまいります。 人口減少に立ち向かうためには、まず、人の力ときずなの深さを生かした、いわゆる地域力の強化が必要であります。私は「人 輝くまち みさき」という考え方のもとに、地域が主役のまちづくり、課題をみずから克服していくための仕組みを整えていくため、現在の自治会と旧村単位で13の地域に組織されている協働のまちづくり協議会をさらに充実強化した、いわゆる小規模多機能自治と呼ばれる自治組織づくりを進めていきます。 この小規模多機能自治については、先月16日に自治会長協議会の皆様と一緒に先進地の島根県雲南市を訪れ、実態を視察させていただいたところです。同地は、本町と同じく中山間地域特有の課題を抱えていますが、各地域で住民同士が互いに支え合い、創意工夫を凝らしながら地域の課題解決に主体的に取り組んでいる姿が見られました。私は、この視察を通じ、やはり自治の原点は地域内のことをみずから考え、決定し、実行することにあるとの思いを新たにしたところであります。 このような取り組みを本町において進めようとするとき、奉仕と支え合いの精神を持ったすばらしい町民性は何よりの財産です。美咲町では、年間を通じ、朝早くから地域や神社仏閣などで清掃などの共同作業が見られ、私たちは四季を通じた祭りや伝統行事、自治会活動などを通じ、コミュニティーを育んできました。また、町民の皆様による精力的な交通安全や防犯活動の結果、
美咲警察署管内で2年間以上交通死亡事故がなく、犯罪発生件数も少ない安全な町が実現されています。このような人の力ときずなの深さは都市部にはないものです。 美咲町の誇るべきこの人の力ときずなの深さを生かし、例えばひとり暮らしのご高齢の方の見守りを地域ぐるみで行っていただく、こういった活動を通じ、地域住民が互いに支え合い、また地域と町がともに手を携え、地域の活力を生み出していく、これが私の理想とする新しいまちづくりの姿です。この取り組みを1歩前に進めるため、まずは私自身が13の各地域に出向き、町民の皆様と各地域、そして町の将来について率直に語り合いたいと思います。 空き家、耕作放棄地、鳥獣被害、介護問題、防災対応、各地域には一朝一夕には解決できないさまざまな課題があります。しかし、こうした課題を地域力により一つ一つ解決し、子供からご高齢の方まで安全で健康に暮らせる豊かな地域を皆さんともにつくり上げていこうではありませんか。 続いて、地域力を高めていくためには、次代を担う子供たちに質の高い教育を行い、みずからの未来を切り開いていくことのできる力をつけさせることが重要です。しかし、今年度の学力・学習状況調査の結果によれば、本町の小・中学生の学力は、全国でも下位に位置する岡山県の中でもさらに下位に低迷しており、学力向上のための取り組みが急務です。教育関係者等の英知を結集し、町民の皆様から信頼され、安心していただける教育を目指します。 具体的には、退職した教職員や地域の方々、民間のプロの方の力をかり、放課後を利用した学びの場をふやし、充実させます。また、ここでは、国語や算数、英語といった教科学習のみならず、スポーツ、文化、芸術といった分野の講座も提供し、いわば21世紀型の寺子屋を目指します。この事業により課題である基礎学力を向上させるとともに、知、徳、体をバランスよく備えた21世紀を生き抜く力を身につけた子供たちを本町から育てていきます。 少子・高齢化の著しい本町にとって子供たち一人一人がまさに地域の宝です。この宝を大切に守り、そして強く育てていくことは、私たち大人に課せられた義務であります。保護者、地域の皆様におかれましても、お力添えをいただきますようお願い申し上げます。 人口減少に伴い、収入の減少が想定される中、これからの町政は、住民の皆様にとって甘いことばかり言い続ける町政運営はできません。町民や議会の中で議論が分かれ、不便や痛みを強いる提案もしていかなければなりません。 その一つが、老朽化した公共施設の廃止、縮小など公共施設の再配置問題です。平成28年に策定した美咲町公共施設等総合管理計画では、平成58年度までの30年間に建設系公共施設を42%削減するという目標が掲げられています。この目標を達成するため、既に老朽化の著しいものや遊休化しているものについては、順次除却していきます。しかし、ただ単純に人口規模に合わせて小さくしていくつもりはありません。地域課題の解決に資するような真に必要な施設については、集約複合化、機能性向上、長寿命化によってコストダウンを図りつつ効率的に整備していきます。 個別の施設の取り扱いについては、今後施設の状況を調査した上で、議会や町民の皆様に具体的な方針をお示しする予定ですが、特に老朽化が激しく、災害の危険性の高い柵原中学校、耐震化工事が未施工の旭総合支所、老朽化、狭隘化の進む本庁舎につきましては、人口減少のスピードや平成36年度末に迎える合併特例債の発行期限を勘案すると、丁寧な議論を行いつつも、可及的速やかに成案を得る必要があります。 現時点での私の個人的な考えは、柵原中学校につきましては義務教育学校の検討、小中一貫校のあり方などを研究の上、早期に適地の選定、建てかえ、旭総合支所につきましては、現地において建てかえを行い、地域の拠点となるよう可能な限り機能を複合化、本庁舎につきましては、本庁舎、亀甲駅、亀甲商店街、中央中学校、中央運動公園などを含めたエリア一帯のグランドデザインの中で検討するというものです。 昨年来、公共施設の整備方針をめぐり町政に混乱を来してきたことは事実です。しかし、本町の将来に考えをめぐらせるとき、立ちどまっている時間はもはや残されていません。結果を出していくこと、それが私を含め、本日町民から負託を受け議場に集まっていらっしゃる皆さんに課せられた使命であると考えます。議員各位、そして町民の皆様のご理解とご協力を切に求めてやみません。 さきに述べたような課題の解決を強力に推進していくためには、庁内改革が必要不可欠です。今回の町長選において、町民の皆様からは、もう少し役場をしっかりさせてほしいという意見を数多くいただきました。挨拶、服装、勤務態度、言葉遣いといった基本的なことから、要望や困り事に対する返事がないといったものまでさまざまなご指摘をいただきました。こうしたご指摘は真摯に受けとめなければいけませんが、職員と町民の皆様とのコミュニケーション不足や職員の仕事が伝わっていないという面もあろうかと思います。1万4,000人規模の町で役場は最大の組織であり、まちづくりの核であります。その役場次第で町は大きく変わっていきます。 先ほどご紹介した「宿命に生まれ 運命に挑み 使命に燃える」という言葉は、プロの行政職員として町民から給料をいただき、町民の生命と財産を守っている職員一人一人にも当然当てはまることです。職員がその使命と責任を深く受けとめ、積極的に地域に出向いていくことなど、まずは役場が変わったと感じていただけるように努めてまいります。 さらに、通常の業務はもちろんですが、職員が町民の幸せのためにみずから学び、考え、そして行動する役場づくりを目指します。町の課題を克服し、未来を切り開いていくための政策をつくり、その実行のために私自身も積極的に国や県に足を運んでまいります。 そのような思いを実行するため、庁内の機構改革に着手し、新年度をめどに各課の再編を行うとともに、ICTの活用により業務の効率化を図り、必要なリソースの確保を図ります。 さて、美咲町の人口は1万4,300人、例え話になりますが、これは東京の日本武道館で格闘技をする際の収容人数とほぼ同じであり、東京ドームの収容人数の3分の1程度であります。せっかくの縁で同じ時代に生き、そして同じ地域で生活をしているわけですから、それぞれが美咲町の未来に向かって進んでいかなくてはなりません。その過程では、意見がぶつかり、衝突することもあるかもしれませんが、英知を結集し、議論を経た上でみんなで決めたことを進めてくのが民主主義の基本であります。単なる感情のもつれでいがみ合っている場合ではありませんし、嘆いてばかりいても、愚痴を言い合っていても何ひとつ地域の未来は開けません。私たちの子や孫の世代が大人になったころ、何をしていたんだと言われたり、指を指されたりすることのないような町を築いていくことが、今日の美咲町を築かれた先人や美咲町の合併にご尽力いただいた先輩方に対する責務であります。 町政に対しては、さまざまな意見があり、それは当然のことでありますが、美咲町をよりよくしていこうという、よい町にしていこうという思いは、町民全体に共通した願いです。その目的に向けて町民1万4,300人が力を合わせれば、必ずよりよい町が築けるはずであります。この町に生まれ、育った子供たちが美咲町に生まれてよかったと感じ、また美咲町で暮らす方々が幸せを実感する町こそ、私の目指す美咲町であります。 終わりに、打穴西の地区史にかつて打穴農協組合長を務められた故小島鉄太郎さんが後世へのメッセージとして残された1文を紹介します。 私たちの先輩がそうしてきたように、行政のお金を当てにせず、自立した大字運営をしていくべきだと思う。困難はあると思うが、いつの時代にも困難はあり、時々の困難を切り開いていってのみ時代の光に浴することが可能になると思うからである。 今まさにこうした精神で私は町民、議会の皆様や職員とともに新しい美咲町づくりのスタートを切りたいと思います。どうぞ、そのために建設的な議論を交わし、ご協力とご指導を賜りますようお願いいたします。 今回の議会につきましては、年度途中ということもあり、政策として議案への反映は行っていませんが、現在編成中の平成31年度当初予算案には幹部職員と相談しながら反映していくつもりでありますので、その節にはよろしくお願い申し上げます。 さて、平成30年12月
美咲町議会定例会の開催に当たり提案いたします議案の提案理由並びにその概要をご報告させていただきますので、お聞き取りをお願いいたします。今回は条例を制定するもの3件、条例の全部もしくは一部を改正するもの3件、そして廃止を行うもの1件、補正予算の関連が一般会計並びに特別会計を合わせて11件、さらに美咲町功労者の推戴に関するもの1件、財産の取得に関するもの1件、一部事務組合等の規約変更並びに解散に関するもの4件、最後に倭文西財産区に関するもの1件と、合計25議案で幅広い内容となっていますので、よろしくお願いいたします。 それでは、それぞれの内容をご説明させていただきますと、条例関係7件でありますが、まず議案第125号美咲町青木正美・静恵ふるさと応援基金条例制定であります。 これは、ことし8月に青木静恵さんのご家族からの申し出で亡き父青木正美氏の遺志を継ぎ、ふるさとの美咲町へ人が集う魅力づくりと将来を担う人材の育成に活用してほしいとして5,000万円をご寄附いただきました。これを受けて、末永く遺志を受け継ぎ、有効にかつ有意義に活用するため、基金を設置するものです。 次に、議案第126号美咲町条例の用字、用語等の整備に関する条例制定であります。この条例は、上位法令の名称や字句の取り扱い等のごくわずかな訂正や修正を行うため、本来個別に条例改正する必要がありますが、速やかに、そしてスムーズに整備を行うための条例制定です。 議案第127号美咲町土地改良施設維持管理適正化事業分担金徴収条例の制定について。 このたび土地改良施設維持管理適正化事業を取り組むに当たり、分担金の徴収についての必要な事項を定めるものであります。事業内容は、連石でのパイプラインの修繕を行い、ブドウ栽培の利便を図るものであります。 議案第128号美咲町国民健康保険診療所条例の全部を改正する条例制定。 これは、国民健康保険大垪和診療所を閉院、廃止するとともに、西川診療所が閉院することに伴い、新たに国民健康保険西川診療所として設置し、運営するための条例改正であります。これは、長年青野医師が大垪和診療所並びに西川診療所の運営に当たってくださっていましたが、このたびやむなく閉院することになり、西川診療所を国民健康保険診療所として引き継ぐこととしたものです。なお、条例の制定は平成31年4月1日であります。 議案第129号美咲町簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例。 これは、安定給水を目指すため、旭大山簡易水道を旭江与味簡易水道へ、旭当地簡易水道を旭西川簡易水道へそれぞれ再編し、休乢簡易給水施設を旭垪和簡易水道に編入するためのものです。 議案第130号美咲町公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例。 平成31年3月31日で津山地区農業共済事務組合が解散し、岡山県農業共済組合へ合併することに伴い、派遣する美咲町職員の位置づけを明確にするための改正であります。 議案第131号美咲町農業共済条例を廃止する条例。 これは、先ほど説明しました件と同様に、津山地区農業共済事務組合が平成31年3月31日付で解散し、平成31年4月1日付で岡山県農業共済組合へ合併するために廃止するものです。本町に残存する共済事業の全部は、岡山県農業共済組合へ譲り渡すとするものです。 議案第132号平成30年度美咲町一般会計補正予算(第7号)でありますが、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億2,429万7,000円を追加し、総額をそれぞれ119億2,310万5,000円とするものです。補正の款項の区分並びに金額等は、第1表
歳入歳出予算補正によるものとします。また、債務負担行為の限度額等は、第2表債務負担行為のとおりであります。そして、地方債の変更は、第3表地方債補正とするものです。 では、歳入から内訳について主なものをご説明させていただきます。 款12分担金及び負担金、項1分担金に207万8,000円を追加します。主に農林水産業分担金として196万8,000円を見込んでいます。 款14
国庫支出金、項1国庫負担金では、障害児通所給付費の国庫負担金として1,560万円を、うち自立支援給付費として840万円をそれぞれ見込んでいます。 款15県支出金、項1県負担金、障害児通所給付費と自立支援給付費の増に伴うもの780万円が主なものです。 款17寄附金、項1寄附金でありますが、条例制定でも少し触れていますが、今回一般寄附として5,000万円の大口の寄附とふるさと納税の取り扱い窓口をふやしたりしたことでの伸びが見込まれ、合わせて5,586万2,000円を追加しました。 款20諸収入、項9雑入では、水稲獣害防止補助金として津山地区農業共済から160万円を見込んでいます。 最後に、款21町債ですが、過疎対策事業ほかへ9,210万円を追加しています。 次に、歳出についてです。 款1議会費では、視察研修費の追加として45万8,000円追加します。 款2総務費、項1
維持管理費では、ふるさと納税の受け入れがふえた分、委託料等の追加288万3,000円と人件費の精査へ、そして長期振興まちづくり基金への積み立てを5,000万円考えていましたが、このたびの青木正美・静恵ふるさと応援基金にいただいた5,000万円と合わせて1億円に積み立て、運用したいと考えています。 加えて、目企画費では、地方バス路線運行維持補助金として1,000万円の追加と黄福タクシーの運行経費である地域公共交通活性化再生総合事業として1,644万3,000円を追加しています。 目交通安全・防犯対策費では、先進自動車の補助金として200万円を追加しています。 款3民生費、項1社会福祉費では、歳入の折にも触れましたが、介護給付費の伸びによりますことから、1,200万円の追加。 項2児童福祉費でも、児童措置費に1,444万円を追加しています。 次に、款4項1保健衛生費ですが、こちらも先ほどの条例改正で触れましたが、西川診療所を町の国民健康保険診療所として春から運営するにつけての開設準備のため、3,326万6,000円を委託料として追加しています。 款6農林水産業費、項1農業費では、さきの7月豪雨災害を受けて新設された事業、被災農業者向けの緊急的支援事業に取り組むため528万2,000円を、また連石台地で土地改良施設維持管理適正化事業を取り組むために314万円を追加しています。 同じく治山費では大きく減額していますが、災害復旧の大筋が決まり不要となりますので、6,968万円を減額しています。 項2道路橋梁費では、過疎対策事業の道路改良事業から道路舗装事業へ1,200万円を振りかえています。 そして、旭地域の町道乗国線排水改修事業を自然災害防止事業として取り組むため、513万8,000円を追加しています。 款10教育費、項5社会教育費では、進めています中央地域の町史編さん事業で地区史の印刷製本業務などへ322万3,000円を追加しています。 以上が一般会計における主な補正の状況であります。 次に、議案第133号平成30年度美咲町みさきネット事業特別会計補正予算(第3号)であります。 こちらは、
歳入歳出それぞれに1,740万円を追加し、
歳入歳出の総額を8億1,900万8,000円といたします。主なものは、現年災害復旧事業費です。 議案第134号平成30年度美咲町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)では、
歳入歳出それぞれに12万1,000円を追加し、総額を2,939万8,000円とするものです。これは、運営に関して弁護士相談事業へ取り組むためのものです。 議案第135号平成30年度美咲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)では、
歳入歳出それぞれに4,816万9,000円を追加し、総額をそれぞれ18億1,454万2,000円とするものです。保険給付費がふえたものです。 議案第136号平成30年度美咲町介護保険事業特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)。
歳入歳出それぞれに996万1,000円を減額し、総額を25億8,014万円とするもので、地域支援事業を見直したものです。 議案第137号平成30年度美咲町柵原北部簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)。
歳入歳出へそれぞれ3,492万円を減額し、総額を2億4,795万円とするものです。こちらも統合簡易水道施設整備事業を減額しておりますものをほかの特別会計のほうへ振り、事業を実施するようにしています。 議案第138号平成30年度美咲町柵原中央簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)。
歳入歳出それぞれに2,700万円を追加し、総額を1億7,702万9,000円とするものです。こちらは、統合簡易水道施設整備事業へ追加しています。 次に、議案第139号平成30年度美咲町統合簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)。
歳入歳出へそれぞれ369万8,000円を追加し、総額を1億8,242万6,000円といたします。 議案第140号平成30年度美咲町中央簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)。
歳入歳出へそれぞれ580万円を追加し、総額を1億7,223万7,000円といたします。 議案第141号平成30年度美咲町柵原公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)。
歳入歳出の総額へ1,220万円を減額し、総額を2億9,420万7,000円といたします。 議案第142号平成30年度美咲町中央公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)。 こちらは総額予算には変更がありませんが、予備費から施設管理費への組み替えを行うものです。 以上が特別会計の補正予算でありますが、全て年度の後半を控え、精査によるものが主な補正理由でありますので、ご理解をお願いします。 次に、議案第143号美咲町功労者の推戴について。 本件は、美咲町表彰条例に基づき、多年にわたり町行政に功績のあった方々を表彰するものであります。住所は美咲町錦織568番地5、氏名、貝阿彌幸善氏、生年月日、昭和21年9月26日生まれであります。詳細な経歴は添付のとおりでありますので、お目通し願います。 議案第144号財産の取得について。 これは、津山西川線共同バスの更新のため、車両等を購入するもので、取得の金額が政令で定める額を超えているため、議会の議決を求めるものであります。取得の金額は1,539万4,959円、うち消費税113万2,630円、取得の相手方、津山市津山口中通259番地、岡山日野自動車株式会社津山支店、支店長坂本裕司氏であります。 議案第145号津山圏域消防組合規約の変更について。 組合規約の一部変更を行うため、構成市町村の議会の議決を求めるものであります。内容は、鏡野町の一部の地域に係る救急事務を直近の真庭市消防組合へ委託するためのものであります。詳しくは、富地区の大、楠及び富西谷の一部が現在は津山圏域消防組合奥津出張所から出動していますが、久世の真庭市消防本部から目木を通って出動したほうが有利との判断であります。真庭市に対する委託料は、鏡野町が負担することとしています。 議案第146号津山地区農業共済事務組合規約の変更についてでありますが、さきの町条例の一部変更でも申しましたが、津山地区農業共済事務組合が平成31年3月31日付で解散し、翌4月1日付で岡山県農業共済組合へ合併することとなったため、解散の議決を求めるものであります。 議案第147号津山地区農業共済事務組合の解散について。 先ほど来のとおり、津山地区農業共済事務組合の解散につき、構成市町の議会議決を求めるものです。 議案第148号津山地区農業共済事務組合の解散に伴う財産処分について。 こちらも津山地区農業共済事務組合の解散によるもので、組合財産は岡山県農業共済組合へ帰属させますが、業務勘定へ幾分かの残余財産が残るようです。これを事業規模に応じて構成市町へ配分するもので、議会の議決を求めます。 議案第149号美咲町倭文西財産区管理委員の選任について。 美咲町倭文西財産区管理委員に欠員が生じたため、新たに委員へ選任したく、議会へ同意を求めるものであります。住所、久米郡美咲町北1197番地、氏名、森岡洋省氏、生年月日、昭和27年1月15日。 以上、25議案を提案いたしますので、慎重審議をお願いし、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げます。 議案書との差異がありましたら読み違いであり、議案書が正しいものとご判断いただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。ありがとうございました。よろしくお願いします。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 町長の所信表明並びに議案第125号から議案第149号について提案理由、報告事案の説明は、以上お聞きのとおりです。 なお、ただいまの町長の所信表明に関する質問については、本日午後5時まで受け付けますので、各議員におかれましてはご承知願います。 日程第9、議案に対する質疑。 これから提出されております議案に対する質疑を行います。 それでは、順次質疑を願います。 3番
松島幸一議員。
◆3番(松島幸一君) 失礼いたします。松島幸一でございます。 議案第126号美咲町条例の用字、用語等の整備に関する条例について、2点お伺いをいたします。 この条例については、先ほど説明もありましたけれども、現在美咲町に制定をされている条例について内容に変更を及ぼさない範囲で送り仮名であるとか句読点、その他修正をスムーズに行うものとするということでございますが、まず1点目として、その修正はどなたが行うのか、職員で行うのかあるいは専門に出されるのかということが1点目と。 2点目は、修正をかけた後に議会のほうにはどのように報告をするように検討をされているのか、この2点についてお伺いしたいと思います。
○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。
◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたします。総務課の桑元でございます。 議案に対する質疑の中でございます。議案第126号美咲町条例の用字、用語等の整備に関する条例に対する
松島幸一議員のご質問にお答えをさせていただきます。 ご質問の中で触れていただいたように、本来は条例を改正、修正、全てにつきまして議会の議決をいただきます。制定の折がそうであったように、修正、廃止につきましてもそのような手順でございます。 そうした中で、その大きな内容、主たる目的等々を含めて大きな内容につきましての変更につきましては、従来どおりこの議会のほうへ上程をさせていただきたいと考えますが、各条項等に重複、脱落、それから見出し等々表現の違い、句読点の打ち間違い等も人間のすることですので多少なりともあっております。昨年の秋ごろから大幅に町の中の条例、規則、要綱等々の見直しを全職員でやっておるところでございます。そうした中で、今回スムーズに修正等を終えたいという思いでこういった条例を提出をさせていただいております。 そして、お尋ねの件でございますが、修正は誰がするのかということでございますが、まず担当者、そして担当課長を経て、総務課にございます条例等の担当を経て町長まで上がっていただくと。1番には、周知を一番しております担当者から上がってくるというような流れを持っておりますので、ご理解いただけたらと思います。 そして、今後でございますが、修正案件等につきましては、可能な限り
全員協議会もしくは各委員会を通じまして、この部分を修正したんだということはご報告すべきだと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。
◆3番(松島幸一君) はい。
○議長(貝阿彌幸善君) ほかに。 12番山本議員。
◆12番(山本宏治君) 12番山本でございます。 議案番号で言いますと第128号国民健康保険診療所の条例の全部を改正する条例、この件につきましては、先ほど青野町長のほうからも説明がございましたが、来年4月からの西川診療所の開院に当たっての条例改正だと思っておりますが、このことにつきまして、後の議案第132号では予算的な措置もありますが、それは後ほどご質問させていただきますが、この条例につきまして受ける医院側が中身について十分把握しておられるのか。そして、第5条では、別表の第5条関係での診断書等の金額が提示されておられます。これは第5条関係で地方税の今後の加算されると、消費税の関係で加算されるといいますが、この第5条関係で今掲示されておられますこの金額と美咲町の国民健康保険使用料等の条例が別途あると思います。この条例との関連は改正されるんですか。 それと、こういった金額がさきに出てくるんですけど、この次に受ける病院側が同じような体制なのか、それとも西川診療所だけがこの改正で行かれるのか、少しその辺をお聞きしたいと思います。
○議長(貝阿彌幸善君) 清水健康推進課長。
◎健康推進課長(清水嘉浩君) 山本議員のご質問にお答えをさせていただきます。 先ほど町長のほうから提案がございました。少し経過につきまして概略をご説明をさせていただきたいと思います。 まず、西川診療所のほうから来年3月31日をもって閉院したいという申し出がございました。それを受け、町と西川診療所といろいろと協議を重ねてまいりましたが、町営の診療所として継続していくしかないと決断をいたしまして、僻地診療所として来年の4月1日に開院をする予定で今取り組んでいるところでございます。 しかしながら、来年からの運営、いわゆる設置に当たり、指定管理医療機関の選定及び医師確保の困難さは大変厳しいものがございました。開院に向けては、西川診療所の意向をお聞きしながら美作保健所長の指導をいただき、現在進めているところでございます。西川診療所もある程度の来年に向けての内容が確立をしてから地域の皆様に直接お伝えしたいという意向もございましたので、町といたしましても早目に町民の皆様にお伝えするのが本意ではございますが、その意向を酌み、町民の皆様には内容が決まってからお伝えすることといたしました。しかしながら、いろいろと決めていくに当たり、議会の皆様については進捗状況を何回かお伝えをしてきたところでございます。 町営の診療所の設置に当たり、この12月定例会において条例改正はするということで上程するということから、西川診療所の先生のほうにもそれはお伝えをいたしております。ですので、旭地域の皆様には診療に来られたときに直接言われているものと、今のところ察しております。 それから、第5条関係でございますけれども、別表の第5条関係につきましては、今度来年からの西川診療所、町立です、町営の西川診療所を管理指定に出して運営をしていくということで今話を進めておりますけれども、そこの医療機関と、それから西川診療所の現在のものと協議をいたしまして、この別表についてはお示しをさせていただいているところでございます。 それで、国民健康保険の関係の条例については、そこについては、後でお調べをしてからご返答のほうをさせていただけたらと思います。 以上でございます。
○議長(貝阿彌幸善君) 山本議員。
◆12番(山本宏治君) 時間もないようですけど、私も旭地域の議員でありまして、この西川診療所の閉院については本当に胸を痛めているところでございます。そのときに、町のほうからこうした僻地診療所としての美咲町西川診療所の設置に当たって大変苦労されているのはよく聞いておりますし、なかなか難しい問題、今さっき言われてましたように、課長も、医師の確保、またそうした面でいろんなことで今まである程度内々に作業を進められたと聞いておりますが。 先ほど課長のほうから言われましたけど、西川診療所のほうから患者の皆さん、地域の皆さんに説明するのもいいんですが、行政としての今後の町民に対するこういった説明等については、どういうお考えなのか、そして時間もございませんので議案第132号、3,200万円の大体の内訳が発表できるようであればしてほしいですし、なかなかこれは概算だということも聞いておりますし、例えば医療機関の機械というのは特殊な機械なんで、これがまだまだこれでおさまるのか、今後のレセプトの関係なんかはどうなるのかというのは、恐らく課長も不安なところがあるんじゃないかと思っておりますが、3月定例までにきちんとした答えが出てくると思いますが、先ほど言いましたように西川診療所だけが皆さんにお知らせするのか、行政の立場として町民の皆さんにお知らせするのか、それと予算的な範囲でのご説明ができたらお願いしたいと思います。
○議長(貝阿彌幸善君) 清水健康推進課長。
◎健康推進課長(清水嘉浩君) 続いて山本議員のご質問にお答えをさせていただきます。 もちろん、ここで上程をしたことから、もう西川診療所の閉院、そして町立によります診療所の開院については、もう皆様、町民の皆様わかられていることと思います。ですので、西川診療所の先生からももちろんお伝えはいただきますけれども、今後、私というんか、町政、町のほうからも地域の皆様のほうには、またこれからいついつ、どんな形でというのは決めておりませんけれども、お伝えをする予定にしております。 それから、細かいものは持ってきておりませんけれども、概略3,300万円の委託料を組んでおります。これにつきましては、本当を言いますと、これは医療機器と備品、設備、この関係でございますけれども、医療機関さんのほうが本体のほうと同じものをというのもございますし、町としてほんなら直に購入するというのは難しいといったことから、委託料として組んでいるところでございます。大まかなものについては、電子カルテシステムを導入をいたしまして、そして今現在ある西川診療所の患者の情報をそれに入れます。そして、本体の医療機関とそれを結ぶ、それが一番大きなもので1,100万円ぐらいだったと思いますけれども、それが一番大きい。 ただ、これについては、まだこれからこの条例が通りますと試験をして、もし簡単に情報が送れるならば、これは500万円ぐらいはすぐ下がるというふうに聞いております。 それから、あと医療機器なんですけども、細かいものは持ってきておりませんので簡単に言いますと、心電図ほかの医療機器についてはできるだけ安いものを向こうのほうも選定をしております。といいますのも、診療所ですので、そこで全部の検診といいますか、検査ができるとは思っておりませんので、ポータブル的なものを購入をして、もし何かあれば本体の医療機関のほうに送りたいということで今進めておりますので、もし、細かいもの持ってきておりませんけれども、かなり減るものと感じております。といいますのも、お金というんか金額が足らなければ困りますので、できるだけ大まかとは言いましても、ちょっと多目に組んでおるのが実情でございます。 以上です。
○議長(貝阿彌幸善君) 山本議員。
◆12番(山本宏治君) 西川診療所を存続していただけるということで、地域としては大変ありがたいので、予算面もそうですし、条例につきましてもここで
民生教育常任委員会のほうで十分審議をしていただき、適切な結果になっていただけるものと思っておりますが。3月定例までにはまたいろんな面で出てくるんじゃないかと思いますけど、そのときも説明方をよろしくお願いしたいと思います。きょう、これで一遍にどうのこうのじゃなしに、委員会の中で十分審査をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(貝阿彌幸善君) ほかにも議案質疑があろうかと思いますが、ここで1時30分まで休憩といたします。(午後0時30分)
○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午後1時30分) ただいまの出席議員は14人です。 なお、柵原総合支所山本産業建設課長が公務のため欠席しておりますので、ご報告します。 引き続き議案に対する質疑を行います。 議案に対する質疑。 4番形井議員。
◆4番(形井圓君) 4番形井です。 議案第127号、ページでいいますと5ページなんですけども、美咲町土地改良施設維持管理適正化事業分担金徴収条例について少しお伺いしたいと思います。 町長の説明では、連石のブドウの関係の施設の整備というようにお聞きしたんですけども、今まででもこういう事業あったんじゃないかと思うんです。この条例は連石のブドウ施設の関係の事業に特化した条例なのか、それともまたこうしたものが出てくるのか、過去にもあったのか、その辺をお伺いしたいんですけども。
○議長(貝阿彌幸善君) 國宗建設課長。
◎建設課長(國宗順君) 失礼をいたします。美咲町土地改良施設維持管理適正化事業の分担金徴収条例に関してです。 まず、この事業は、土地改良で施設の整備している地区について、岡山県の土地改良団体連合会というところがあります。そこでできた施設についての診断を5年ごとに行っていくんですけど、そういう施設の土地改良事業でできた施設であって、連合会の診断を受けたものについて事業ができるということです。この事業については、事業費が200万円以上ということがあります。国が30%、県が30%、地元が事業費の30%を5年間で均等割で負担金を拠出金として納めていく。そういうことで、5年間の上で事業を行えるということです。 ここで分担金徴収条例というのを出させてもらいました。過去にあったのかということですけど、過去にもこの適正化事業で事業を行っている箇所はあります。それも揚水ポンプ系ばかりですけど。 以上です。
○議長(貝阿彌幸善君) 今の、課長、特化されとるんか、それから今後も出るんか出ないんか、そこだけぱっと答えればえんじゃないん。 (4番形井 圓君「ほかの地域もあるんかどうか、それ」と呼ぶ)
◎建設課長(國宗順君) ほかの地域では地区の要望としては出てきてません。連石台地に特化した事業ではありません。先ほど言うたように、土地改良事業で施設整備をした地区、用水系でも排水路系でもええんですけど、その中で長寿命とかという土地改良団体連合会が診断を行ってもらってから事業が開始する分なんで、国の補助金をもらっている施設とかで整備した施設については、要望があればまた診断のほうを行ってでも対応は可能となってきます。
○議長(貝阿彌幸善君) 形井議員。
◆4番(形井圓君) じゃあ、今まではあったけども、条例もなしに事業をしとったというように判断してもいいんですか。それを整備したということでいいんですか。 (建設課長國宗 順君「はい」と呼ぶ) はい、わかりました。
○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。
◆4番(形井圓君) はい。
○議長(貝阿彌幸善君) 聞かれたことに適切に答えて、的確に答えてあげてください。いろいろとこの条文についての説明はわからんことはないんですけれども、聞かれとることについて適切にこのことはこうです、これはこうでしたでいいんじゃないかと私は感じたもんですから、申し上げておきます。 それから、議案の質疑なんで、一般質問にはならないようにしていただければというように思います。 ほかに質疑ありますか。 6番左居議員。
◆6番(左居喜次君) 失礼します。私から、先ほど山本議員のほうから議案第128号に対し質疑がありましたけど、それに関連いたしまして、先ほど西川診療所に対しての住民説明等のお話はあったんですが、同様に閉院となる国民健康保険大垪和診療所についての地域住民への説明あるいは住民理解が得られてるかどうか、どのように進められるのかお尋ねしたいと思います。
○議長(貝阿彌幸善君) 清水健康推進課長。
◎健康推進課長(清水嘉浩君) 失礼いたします。左居議員のご質問に簡潔に答えさせていただきたいと思います。 大垪和診療所の閉院につきましては、先ほど町長のほうからもご説明がありましたように、西川診療所の良寛先生のほうにしていただいております。それで、町民への周知につきましては、12月の初めに薄々は皆さん知っておられたようでございますけれども、自治会長のほうを6名に当たって、副町長と出向きましてご説明をさせていただきました。それで、だんだん患者が減っていること、それからまた医師の確保が難しいこと、それから12月から黄福タクシー、中央地域でございますと片道330円ということもございまして、乗り合わせていただけたら3人だったら110円となるようなこともご説明をさせていただいて、いたし方ないなというような感触は受けております。 以上でございます。
○議長(貝阿彌幸善君) 左居議員。
◆6番(左居喜次君) 例えば、自治会長の方に説明したということですが、利用者というか通院される方々への理解は得られたでしょうか。
◎健康推進課長(清水嘉浩君) あわせて、西川診療所の先生から、もちろん来ていただいたときにお話のほうは先生のほうからはさせていただいております。それで、実際には、ほんなら全員が得られたかというと、それは私には難しいところでございますけれども、実際にはあったほうがいいのは決まっていますけれども、町民のそこの地区のほうからも私に電話があって、いろいろと説明等はさせてはいただきました。1件ございました。
○議長(貝阿彌幸善君) 左居議員、
民生教育常任委員会の委員でありますので、委員会の席で十分にそのことについては議論をお願いしたいと思います。 左居議員。
◆6番(左居喜次君) 続けて、もう一点よろしいですか。
○議長(貝阿彌幸善君) どうぞ。
◆6番(左居喜次君) 議案第125号美咲町青木正美・静恵ふるさと応援基金条例ですが、町民の皆さんへは、寄附をいただいたことをどのような方法でどのようにお知らせするのかお尋ねいたしたいと思います。先ほど青野町長からの議案説明にもされたわけですが、その中でみさきテレビでの放映で町民の皆さんが知り得るところとなったわけですが、提案理由に将来を担う人材の育成を図るためとあります。故青木正美氏は、自転車修理販売から事業を始めて、ご苦労重ねて成功なさってたと聞いております。そういった足跡も紹介していただけたらと思い、お尋ねいたします。
○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。
◎総務課長(桑元英昭君) 議案第125号美咲町青木正美・静恵ふるさと応援基金条例の設置にかかわる議案に対する質疑、左居議員からのご質問でございます。 大変ありがたいお話でございます。可能な限り町民の皆さんにお知らせしたいとは考えております。まず1つには、この議会の場でこうやってご質問いただきまして、告知放送させていただけたということが始まりでございまして、また広報紙等も検討してまいりたいと思います。ありがとうございます。
○議長(貝阿彌幸善君) まだありますか。 左居議員。
◆6番(左居喜次君) もう質問でも何でもありません。こうしていただけることで期待する人材の奮起にもつながると思います。よろしくお願いします。終わります。
○議長(貝阿彌幸善君) 時間は十分とっておりますので、議案質疑どんどんやってください。 5番延原議員。
◆5番(延原正憲君) 5番延原です。 議案書の議案第132号です。一般会計の補正予算です。それの12ページで確認をさせていただきたい。議案書、議案第132号のページ、12ページ、歳入の中で町債、町の起債ですが、そこの中で総務債ということで過疎対策事業のソフトで8,300万円の起債が増額ということで補正予算が出ております。これ過疎ソフトですので、当然過疎計画へ反映をされると思うんですけども、過疎計画の変更をいつぐらいを予定されているのかが1つです。 2点目、8,300万円の過疎の起債事業は具体的にはこの中でですね、補正予算の中でこれが8,300万円を財源として投入するかというのがわかれば教えていただきたい。その2点です。
○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。
◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたします。議案第132号平成30年度美咲町一般会計補正予算(第7号)の中の歳入、町債にかかわります議案に対する質疑ということで、延原議員の質問にお答えしたいと思います。 過疎計画等の変更につきましては、上限等々の定めの中でオーバーしたりするようであれば時期を見てしたいと思います。現在、いつの時点でという部分では想定をいたしておりませんので、ご容赦をいただきたいと思います。 それから、8,300万円の内訳でございますけども、先ほども議案に対する質疑の中でもありましたが、診療所の開設準備事業3,000万円でありますとか、黄福タクシーに係ります追加の部分1,400万円、それから、今回補正予算の中でも心身障害者の医療費給付事業等1,500万円など医療費部分が乳幼児につきましても500万円とかというようなのものの積み上げで8,300万円というふうに考えておるところでございます。よろしくお願いします。
○議長(貝阿彌幸善君) 延原議員。
◆5番(延原正憲君) 具体的に今教えていただきましたが、予算書の30ページ、教育費の中学校費の財源2,000万円が組み替えられておりますけども、これは過疎ソフトとは関係がないということでよろしいんでしょうか。これも入っとるのかなと思ったんですけれども。
○議長(貝阿彌幸善君) 総務課長。
◎総務課長(桑元英昭君) 済みません。手持ちの資料の項目の中にありませんことからすれば、他の地方債かと考えております。済みませんでした。
○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。
◆5番(延原正憲君) はい、わかりました。 以上です。
○議長(貝阿彌幸善君) ほかに質疑ありませんか。 7番林田議員。
◆7番(林田実君) 議長、着席の許可をいただいていいですか。
○議長(貝阿彌幸善君) 着座を許可します。
◆7番(林田実君) 失礼いたします。私、美咲町の議員になりまして初めてこの質疑をさせていただきます。ふなれとは思いますが、率直に簡単なご回答をいただければと思います。 私のお尋ねしたいのは、議案第132号、予算書のページ数でいきますとページ15ページです。15ページの一番右の下でして、説明欄の一番右の下、地域おこし協力隊活用事業、このたびの補正額がマイナスの902万1,000円となっております。地域おこし協力隊、この事業は全国的に広く取り組んでいる事業だと思います。また、所によっては地域の活性に大きく寄与していると聞いております。本町も前町長のときに、鳴り物入とまでは言えませんが、本町でも取り組みを始めたものだと思っております。地域の活性化を大きく唱えているこの時期に、この約1,000万円ものマイナス補正の意味をお聞かせください。
○議長(貝阿彌幸善君) 光嶋まちづくり課長。
◎まちづくり課長(光嶋寛昌君) まちづくり課の光嶋でございます。よろしくお願いいたします。 林田議員からご質問がございました地域おこし協力隊の関係で約900万円の事業費を減らしているということの理由でございます。本年度は地域おこし協力隊につきましては4名の方の募集をしたところでございますが、今現在1名の募集しかなかったということでございます。今後も募集は続けていきますが、今の時点から考えますと、来年の2月、3月分程度の予算で必要だということで、この10カ月分、4月からの10カ月分につきましてここで減額をさせていただいたというものです。 以上でございます。
○議長(貝阿彌幸善君) よろしいですか。
◆7番(林田実君) よろしいです。ありがとうございます。
○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長、関連。
◎総務課長(桑元英昭君) 先ほどの発言に対する。
○議長(貝阿彌幸善君) 左居議員の、じゃなしに延原議員の。
◎総務課長(桑元英昭君) はい。
○議長(貝阿彌幸善君) 延原議員の答弁で、ほんなら桑元総務課長、ここで許可します。
◎総務課長(桑元英昭君) 先ほどは失礼いたしました。延原議員の質問の中で教育費に関するものに過疎ソフトの充当はという部分で失礼しました。手持ち資料、1つ欄を見落としておりました。 教育情報機器等の整備事業、以前予算でありましたものに充当をいたしておりますので、その他財源との振りかえをしております。 以上でございます。 (5番延原正憲君「もっとゆっくり言ってん」と呼ぶ) 2,000万円は教育情報機器等整備事業ということで、過疎ソフトを充当しております。
○議長(貝阿彌幸善君) よろしいですか。
◆5番(延原正憲君) はい。
○議長(貝阿彌幸善君) それでは、ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) それでは、これで議案に対する質疑を終わります。 日程第10、議案並びに陳情等の
委員会付託を議題とします。 お諮りします。 町長から提案されております議案第125号から議案第142号、議案第144号から議案第148号までの23議案並びに請願2件、陳情1件、要望3件については、お手元に配付している付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託して審査することとし、議案第143号、議案第149号については
委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。したがって、議案第125号から議案第142号、議案第144号から議案第148号までの23議案並びに請願2件、陳情1件、要望3件についてはお手元に配付している付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託して審査することに、また議案第143号、議案第149号については
委員会付託を省略することに決定しました。 以上で本日の日程は全て終了しました。 次回の議事日程は12月20日午前9時30分から本会議を開き、一般質問を行います。したがって、休会中に各委員会を開催し、付託案件の審査をお願いします。 本日はこれをもって散会といたします。(午後1時53分)...