美咲町議会 > 2016-03-24 >
03月24日-04号

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  1. 美咲町議会 2016-03-24
    03月24日-04号


    取得元: 美咲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-06
    平成28年第 2回( 3月)定例会第 4 日 (平成28年3月24日)(1)会議の開閉時刻    開   議  午後 3時00分    解   散  午後 5時44分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別1林田 実出席9金谷高子出席2小林達夫〃10江原耕司〃3左居喜次〃11三船勝之〃4片山 剛〃12松島 啓〃5延原正憲〃13下山和由〃6形井 圓〃14山本宏治〃7松田英二〃15岡田 壽〃8岩野正則〃16貝阿彌幸善〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職  名氏   名職  名氏   名町長定本一友産業課長畝本 一副町長岡部初江建設課長矢木史朗総務課長木谷正弘会計課長村瀬智子まちづくり課長畑尾周一旭総合支所長難波寛治郎情報交通課長遠藤 透柵原総合支所長森廣恒男税務課長山崎秀仁旭産業建設課長山本 資住民課長高田美智子柵原産業建設課長國宗 順こども課長稲谷雄治福祉事務所長福田芳幸健康福祉課長桑英昭教育長泉 和男地域包括支援センター長村島眞由美教育総務課長石戸光也上下水道課長山下一巳生涯学習課長鈴鹿 滋(4)職務の為出席した職員の職・氏名     事務局長  神 坂 健 治     書  記  宗 近 由 利(5)日   程日 程議案番号件         名1  委員長報告2  委員長報告に対する質疑3  討    論4  表    決5  議会運営委員会委員並びに定住対策特別委員会委員の辞任について6  議会運営委員会委員並びに定住対策特別委員会委員の選任について7  議会運営委員会副委員長の互選について8議案第66号 ~ 発議第2号追加議案の報告並びに上程9  提案者の説明10  議案に対する質疑11  討    論12  表    決   閉    会 ○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き本日の会議を開きます。(午後3時00分) ただいまの出席議員は16人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。 ここで執行部より、さきに上程のありました議案第37号の提案理由の説明につきまして訂正の申し入れがありましたので、これを許可し、町長に説明を求めます。 町長。 ◎町長(定本一友君) 失礼をいたします。 さきの予算特別委員会でも申させていただきましたように、各種保険金も上がりまして実質年金が目減りをしております高齢者の方々に、高齢者福祉といたしまして平等に65歳以上の方々、約6,000人の方がおられますけれども、全員に1万円を給付ということで当初提案をさせていただきました。調整を行いました結果、被生活保護者の方は除きますけれども、平成28年度分で町民税、均等割が課税されていない方、美咲町におきましては約4,000人の方でございますけれども、この人々を対象にすることと提案をし直しさせていただきたいと、このように思います。なお、6月1日でないと所得の関係で対象者が確定されませんので、予算につきましてはそのままとさせていただきたいと、このように思っております。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 訂正につきましては、以上のとおりであります。説明のありました訂正を承認してよろしいですか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。よって、申し入れのありました訂正を承認いたします。 なお、この案件につきましては既に委員会付託をして審議を行っておりますが、予算委員会審議に際しまして訂正案にて審議しておりますので、申し添えておきます。 次に、本日の日程を報告します。 第1に委員長報告、第2に委員長報告に対する質疑、第3に討論、第4に表決、第5に議会運営委員会委員並びに定住対策特別委員会委員の辞任について、第6に議会運営委員会委員並びに定住対策特別委員会委員の選任について、第7に議会運営委員会副委員長の互選について、第8に追加議案の報告並びに上程、第9に提案者の説明、第10に議案に対する質疑、第11に討論、第12に表決、以上のとおりと定めますので、ご了承を願います。 これから日程に基づき議事を進めます。 日程第1、委員長報告。 各常任委員会に付託した諸案件全部を一括議題とします。 これらについては、それぞれ委員会が開催され審査されておりますので、その結果について各委員長の報告を求めます。 まず、総務常任委員会に係る審査報告を委員長に求めます。 14番山本議員。 ◆14番(山本宏治君) 総務常任委員長の山本でございます。よろしくお願いいたします。 3月3日から本日まで22日間大変ご苦労さまでございました。 それでは、総務常任委員会の3月9日午前9時からの委員会室でありまして、今定例会に付託されました案件について審査をいたしましたので、経緯と結果についてご報告をいたします。 今定例会に付託されました条例案件10件及び一般会計補正予算、特別会計各1件、過疎地域自立促進市町村計画の策定についての13件について審査をいたしました。また、その他で陳情1件、要望1件についても審査を行いました。 それでは、審査の内容をご報告いたします。 まず、議案第11号美咲町行政不服審査会条例については、この条例は、行政不服審査法の一部改正により審査会を設置する条例でございます。委員から、審査会の委員の任期及び費用弁償についての質疑がありました。任期については、事案により委員の選考及び任期などの違いもある。また、費用弁償については、施行以降に費用弁償条例に加えていきたいとの報告でございました。 次に、議案第12号地方活力向上地域特定業務施設整備事業計画に伴う固定資産税の特例に関する条例については、税務関係条例でございますが、畝本産業課長及び篠原代理の説明員を要請し、説明を受けました。地方の本社機能を拡充したい拡充型及び東京23区より地方に本社移転機能をしたい移転型について、地方再生法に規定する認定事業者にかかわる固定資産税について特例を定める必要があるとの説明でありました。委員から、美咲町も対象地域かの質問に、移転型また拡充型があり、美咲町には工業団地、産業集積地がもともとなく全地域の指定にはならないが、今後は岡山県とも協議をしていきたい。この条例につきましては、岡山県内全ての自治体で3月定例議会に上程されているということでございます。また、東京23区より地方への移転型では、事務所、研究施設などの施設投資の7%を国税の法人税から差し引くなどであり、岡山県ではストライプインターナショナルの子会社のキャンが本社機能の一部を岡山市に移転する予定との記事が山陽新聞にも載っておりました。 次に、議案第13号美咲町課設置条例の一部を改正する条例ですが、この条例に対しては岡部副町長の同席を求め、説明を聞きました。岡部副町長より、町民の多様なニーズに対応するため業務の再編をするものであり、縦割り組織の弊害をなくす組織の活性化のために26年度からグループ制を導入するなどしており、業務の効率化、合理化、応援態勢の強化が期待され、職員数にゆとりができれば自己啓発をしやすく資質向上へつながるため、今回産業建設観光課に編成するものとの説明でありました。委員から、統合しての職員数の体制、両総合支所の産業建設課長の対応及び今回の編成に当たりメリットも大きいが、デメリットも考えているかなどの質問があり、職員数は現状23人であるが、1名は観光大使でかめっち。食堂にいっているということで22名であるが、21人編成で検討中であるとの説明でありました。総合支所対応については、今後の方向も考えていく時期であるとの説明でした。また、デメリットは余り考えてないようで、ただ専門性の設計担当者などの共有などが難しいこともあるかもしれないが、現在健康増進課と保健福祉課が統合しておりますが、当初は心配をしておりましたが、現状では4班の班編成でそれぞれの班長で緊密に班長会議などを行い、順調な機能をしており、責任のとれる管理職を置き、壁のない組織づくりにしたいとの説明でした。また、委員からは、この2課の統合は以前から統合したほうがよいと思っておったというような意見もありました。 次に、議案第14号美咲町個人情報保護条例及び議案第15号美咲町情報公開条例、また議案第16号美咲町行政手続条例の一部改正については、行政不服審査法の一部改正による整備のものである。また、関係条例の整備をするとの説明でありました。委員から、情報公開の不服申し立てが審査請求に変わったことのように変わるのかの質問に、以前は行政からの回答に対し、不服があれば不服申し立てを出してこられたが、審査し結果を出していたが、不服申し立てというところが抜けてすぐに審査請求になるとの説明でした。 次に、議案第17号美咲町番号法に基づく個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例について、委員から、以前の提案の追加であると思うが、今後も出てくるかの質問に、各担当者から提出があり次第提案していきたいとのことで、この条例改正は個人番号の利用に伴う特定個人情報の庁内、役場内の連携実施に伴うものとの説明でございました。 次に、議案第18号美咲町固定資産評価審査委員会条例の一部改正については、第4条で審査の申し出、また第6条で書面審議、第10条で費用負担、第12条決定書の作成などが行政不服審査法並びに行政不服審査法施行条例が公布されたものであるとの説明でした。 次に、議案第20号美咲町職員の給与に関する条例の一部改正については、行政不服審査法の一部改正及び地方公務員法の一部改正に伴うものであるとの説明でした。委員から、給料表の級別職務分類表の内容について困難な業務を処理するとか、課長、課長代理の分類表があるが、改正の案はあるかの質問に、今後給与適正検討委員会を設けており、級により役職を設けるように考えているが、いろいろの問題もあると思うので、今後十分に検討したいとの説明でありました。 最後の議案第21号美咲町税条例等の一部を改正する条例の一部改正をする条例では、個人番号利用取り扱いの見直し方針が示されたことに伴う施行で、第51条町民税の減免、第139条の3特別土地保有税の減免が改正点であり、委員から、減免申請をするときに個人番号記入などの手間を簡素化するのか。個人番号がなくても税務申告はできるかの質問に、簡素化のために様式から個人番号欄を削除する。税務申告の件は、現在書いていただいている分は受けるが、記入がなくても受け付ける対応はしているが、29年まで流動的であるとの説明でした。 以上、各条例改正の審査の報告といたしますが、10の条例の一部改正の条例につきましては、総務常任委員会といたしましては10議案全て承認可決といたしました。 議案第26号美咲町一般会計補正予算(第5号)については、補正予算書が前後すると思いますが、各担当課で報告をいたします。 まず、総務課関係では、補正予算1億6,169万円の減額で、総額109億2,422万3,000円の補正であるとの説明でした。また、繰越明許費、債務負担行為、地方債の各補正の説明を受けました。総務管理費の減額では、採用試験などの不用額また作業服などの不用額などの説明がありました。また、旭総合支所及び柵原総合支所についても審査を行いました。両支所及び本庁にひとり親相談ブースの設置の予算が計上されていますが、28年度にも当初に計上しており、不用額になる可能性もあるとの説明でした。委員から、ページ18ページで農作物鳥獣被害防止対策事業費が減額6,668万8,000円は県補助がつかなかったのかの質問に、全国的にこの事業は要望は多い。国から県へ、県から市町村に経由しているが、今後も要望するが100%の要望どおりには難しいとの説明に、地域では鳥獣対策の予算を待っている人がたくさんいるが今後の予定はの質問に、補助金がつくまで待ってほしいとの説明でした。 その他、委員から、土木雑入で県負担金返還金1,870万円は事業をしていないから返還金なのか、また事業負担金は先にとるかの質問に、約1億円ほどの工事ができていないが、美咲町では岡山県内でも県負担事業は伸びておりトップクラスである。この1億円の事業は20から30の事業の積み上げであるとの説明でした。 以上、総務課関係の要旨でございます。 次に、まちづくり課関係の補正予算では、委員からは、定住促進住宅新築等補助金200万円の補助事業だが、申請をしていない方がいるとの説明であるが、担当課として不備はないかの質問に、本人宛てに該当する旨の通知をしている。また、防犯カメラ設置事業補助金の減額60万円は申請がなかったかの質問に、防犯カメラの設置に当たり、県、町各10万円ずつの補助金をもらうのに警察の意見書添付が必要であり、以前にもコミュニティーに向けてカメラの設置を要望したが、警察は公道、要するに道に向けるようにとの指導で設置ができなかった事例の説明がありました。 以上、まちづくり課関係の要旨でございます。 次に、情報交通課関係の補正では、支所間バス、町内巡回バス運行事業は精査による減額補正、情報化推進事業費では情報課整備費事業で3,121万2,000円はマイナンバー導入によりパソコンのセキュリティーなどの漏えい措置、パソコン、ICカードなどの導入費が計上、また情報課計上管理費では減額の320万円はホームページの作成費のリース料代などの減額補正であるとの説明であり、みさきネットへ1,000万円の繰出金が主な補正でありました。委員から、みさきネットの繰出金は基金からの繰り出しをしないわけの質問に、機器については、28年度以降にエアコンなどの整備費に温存をしたいためであるとの説明でした。また、交通安全対策協議会費の経常管理費の30万円は、高齢者の免許証の返納に当たり、1人6,000円のタクシーチケットの交付であるが、利用者の増加により予算化したものであるとの説明でした。黄福タクシー及び福祉巡回バスの利用状況及び28年度から福祉巡回バスの中央、旭地区の運行状況の変更についての説明がありました。現在2台で巡回コース2コースですが、4月より1台で時間を変更して運行予定との説明がありました。 最後に、税務課関係では、委員から、滞納整理の状況の質問があり、担当課より、十分な成果が出ていないが、滞納整理組合また担当課も一丸となって頑張っているとの説明でした。 以上、税務課関係の要旨でございます。 次に、議案第27号みさきネット事業特別会計補正予算(第3号)では、504万3,000円を追加し、総額2億673万4,000円にするもので、歳入ではみさきネット視聴移転保証金が主であります。歳出については、消費税分の減額補正、ケーブルの保守管理費が主な歳出であるとの説明でした。委員から、光ファイバー、エアコンの保証期間はの質問に、1年の保証期間であるとの説明でした。委員から、ネット事業を民間に移行を考える時期ではの質問に、担当課も今後NTT、oniビジョンなどと検討しているが、現在は決まっていない状態との説明でした。 以上、議案第26号一般会計補正予算総務委員会関係分及び議案第27号みさきネット事業特別会計については、総務常任委員会といたしましては承認可決といたしました。 次に、議案第62号美咲町過疎地域自立促進市町村計画の策定については、総務常任委員会関係ではまちづくり課より説明を受け、承認可決といたしました。 次に、陳情、要望ですが、陳情第2号未来の有権者のため、模擬投票設置に関する条例が兵庫県神戸市灘区中里町3丁目5番4号の任意団体KidsVotingJapan(キッズ・ボーティング・ジャパン)代表寒川友貴氏からの陳情でありますが、参議院選挙に向けての陳情であり、議会に権限がない陳情であり、不採択といたしましたので、よろしくお願いいたします。 次に、要望第1号通学バスの路線延長に関する要望書が美咲町和田北1447番地、高木一真氏より要望書の提出があり、教育委員会及び情報交通課の職員と現地に出向き、要望されている和田北地域の方々と現状をお聞きし、4月からの運行に向けて早期に検討するとのことであり、要望第1号は採択といたしましたので、よろしくお願いいたします。 以上、付託されました案件についての審査の経緯と結果の報告といたしますが、委員会の報告のとおりよろしくお願いを申し上げます。 最後に、大垪和、境地域に空き家の改修状況を視察し、大学生、地域などの方々により改修された物件の説明を受け、ロケーション抜群またビフォーアンドアフターの空き家の改修に感心をいたし、今後の活躍に期待をいたし、去る3月9日の総務常任委員会の報告といたします。 報告の中で数字の間違いがありましたら、提案書のとおりなので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で総務常任委員会に係る審査報告を終わります。 次に、民生教育常任委員会に係る審査報告を委員長に求めます。 12番松島議員。 ◆12番(松島啓君) 失礼いたします。 それでは、民生教育常任委員会の報告をいたします。 平成28年3月10日午前9時から民生教育常任委員会を開催いたしました。本定例会で当委員会に付託されました議案、条例案件5件、予算案件7件、その他案件1件、陳情1件の合計14件について審査しましたので、その経過と結果を報告いたします。 まず、議案第19号美咲町非常勤職員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例でありますが、学校評議委員及び学校運営協議会委員の報酬額をそれぞれ3,000円を条例中に加えるもので、審査の結果、原案どおり承認いたしました。 次に、議案第22号美咲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例でありますが、国民健康保険事業の健全な運営を図るため、保険税の所得割額及び均等割額及び平等割額を引き上げるもので、所得割額を8.1%から8.5%に、均等割額を2万3,800円から2万8,000円に、平等割額を1万8,600円から2万1,000円に引き上げとなります。また、第23条第1号、2号、3号中の特定世帯等の税もそれぞれ引き上げとなります。国民健康保険の給付費は、平成25年度では県下27市町村中2番目、26年度では10番目に高い給付を受けているにもかかわらず、一般会計からの法定外の繰り入れ等で平成27年度から保険税は据え置きとし、納めていただいている国保税は県下で2番目に低い額でありました。しかし、平成30年度から国保の運営主体が広域、県に移行するため、そのときに急激な保険税の値上げにならないよう、また収支のバランスをとるためのものであり、審査の結果、原案どおり承認いたしました。 次に、議案第23号美咲町児童館条例の一部を改正する条例でありますが、国の児童館ガイドラインに基づき児童館業務の改正が生じたための文言の改正で、審査の結果、原案どおり承認いたしました。 次に、議案第24号美咲町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例及び議案第25号美咲町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例でありますが、介護保険法の一部改正に伴う改正で、審査の結果、原案どおり承認いたしました。 次に、議案第26号平成27年度美咲町一般会計補正予算(第5号)の所管の款項についてでありますが、歳出の主なものは、まずこども課でありますが、民生費のうちで児童手当284万5,000円の減額、保育園共通管理費のうち国、県支出金精算金返還金614万円の追加、各保育園の施設費の減額、またひとり親家庭福祉費415万4,000円の減額は、それぞれ確定によるものであります。 次に、福祉事務所でありますが、民生費のうちで社会福祉協議会運営費補助金130万円の減額、ふるさといきいきづくり事業90万5,000円の減額、母子生活支援施設措置費77万3,000円の追加、緊急通報装置設置事業83万円の減額、在宅介護者支援事業173万5,000円の減額、日中一時支援事業110万円の減額、障害福祉サービス費等給付費560万円の追加は、それぞれ確定による増減であります。 次に、住民課でありますが、総務費の中で社会保障・税番号制度臨時管理費371万7,000円の追加、また民生費のうちで民活利用型若者向け住宅施策事業70万円の減額は、それぞれ実績によるものであります。 また、衛生費の中で公用車臨時管理費700万円の減額は、津山圏域クリーンセンター稼働に伴うごみ収集運搬車両の購入が1台減となったためのものであります。 次に、健康福祉課でありますが、民生費のうち国保会計繰出金600万7,000円の追加は、財政安定化支援分が484万2,000円の減額、そしてその他分で1,000万円の追加で、急な給付費の増加に備えて国保特別会計に繰り出すものであります。 また、国保診療所会計繰出金として84万9,000円の追加、また老人福祉費のうち地域人材育成支援事業1,610万円の減額は、事業の確定によるもの、また介護保険特別会計繰出金655万7,000円の減額は、これも事業確定によるものであります。 また、衛生費のうち乳幼児及び児童・生徒医療費557万8,000円の減額は、見込みによるものであります。 次に、教育委員会教育総務課の歳出の主なものでありますが、教育費の中で小学校及び中学校臨時管理費の主なものとして、聴力検査機器のオージオメーターの購入費を町内6校で購入の補正がついております。 そして、柵原中学校維持補修費42万1,000円の追加は、テニスコートの修繕費であります。 次に、教育委員会生涯学習課でありますが、歳出の主なもので、教育費の中で町史編さん事業101万4,000円の追加は、町史編さん委員の報酬の追加分などであります。 以上、議案第26号平成27年度美咲町一般会計補正予算(第5号)の所管の款項につきましては、審査の結果、全会一致で原案どおり承認といたしました。 続きまして、特別会計でありますが、議案第28号から議案第33号までの特別会計6議案は、事業の確定、見込み等による予算の増減が主なもので、審査の結果、原案どおり承認といたしました。 次に、議案第62号美咲町過疎地域自立促進市町村計画の策定についてでありますが、各担当課から基本方針、また28年度からの5年間の事業計画等の説明を受け、議案第62号は原案どおり承認といたしました。 続きまして、陳情でありますが、陳情第1号軽度外傷性脳損傷・脳震盪の周知と予防、その危険性や予後の相談のできる窓口などの設置を求める陳情でありますが、陳情者は軽度外傷性脳損傷仲間の会、代表藤本久美子氏であります。軽度外傷性脳損傷とは、受傷直後の意識障害の程度が軽い脳の器質的損傷で、脳震盪も含まれる場合があるそうであります。追突事故や転落事故のほか、柔道、ラグビー、サッカーなどのスポーツでも発症するおそれがあり、大半の人は自然に治りますが、1割から2割の人が重い後遺症で苦しんでおられます。審査の中で、委員からは、身近な問題であり、早目に対処できる体制をつくるべきである。各種団体、関係機関に実態の周知と緊急時の連携を徹底するべきであるなどの意見が出たところであり、陳情第1号は全会一致で採択とし、関係機関に意見書を送付することとしましたので、よろしくお願いいたします。 以上で民生教育常任委員会の報告は終わりといたします。採決に当たりましては、議員の皆様方のお取り計らいのほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で民生教育常任委員会に係る審査報告を終わります。 次に、産業建設常任委員会に係る審査報告を委員長に求めます。 13番下山議員。 ◆13番(下山和由君) 産業常任委員長の下山でございます。 それでは、産業建設常任委員会の関係各課よりの付託されました諸議案についての審査報告をさせていただきます。主なものに絞ってご報告をさせていただきます。 まず、審査日時は平成28年3月8日午前9時より審査、午後より関係の現地視察を行ったところであります。 それでは、上下水道課より付託されました科目についての報告をします。 議案第26号平成27年度一般会計補正予算でございますが、まず歳入としましては、国庫支出金の衛生費国庫補助金でございます合併処理浄化槽補助金の493万8,000円の減額は、平成27年度の確定に伴うもので、36機が16機になったもので、平成24年度から本年度までの補助金の過受領金の相殺によるものであります。また、歳出におきましては、衛生費の環境衛生費でございますが、償還金利子及び割引料の56万8,000円の追加で、今年度合併処理浄化槽補助金の確定に伴い、平成24年度から本年度までの補助金の相殺で過受領金の返還によるものでございます。合併処理浄化槽補助金1,400万円の減額は、精算によるものであります。また、小規模給水助成事業費の20万円の追加は、旭地域の休乢の地元給水施設への助成で、年末の突発的な故障で給水車の借り上げ代金ということでございます。 続きまして、土木費の公共下水道費特別会計繰出金1,000万円の追加は、中央公共下水道事業特別会計への繰越事業に伴うものであります。 続きまして、特別会計に入らせていただきます。 議案第34号柵原中央簡易水道特別会計補正予算でありますが、明許繰り越しによるものでございます。簡易水道費の1,000万円ですが、企業会計移行に向け業務委託費で平成27年、8年の2カ年で固定資産台帳等の整備を行うもので、27年度分を繰り越すものでございます。 また、簡易水道費の維持補修費687万4,000円ですが、民地部分の排水管の布設がえで地下埋設ケーブルが特殊品のため制作に日数を要すため、繰り越しをするものであります。 続きまして、議案第35号柵原公共下水道特別会計補正予算、議案第34号と同じく繰越明許費によるものでございます。特定環境保全公共下水道費汚水対策費ですが、国庫補助金の1,400万円、起債単独の2,500万円、単独町債の50万円、合計3,950万円ですが、久木、藤原地区の舗装工事費であります。また、面工事については完了しており、久木地区においては今月の31日に供用開始をする予定とのことであります。 続きまして、議案第36号中央公共下水道特別会計補正予算でありますが、132万円の追加で、繰越明許に伴うもので、予算の組み替えであります。 以上、議案に対する説明の後、担当課から企業会計移行に伴う工程表が示され、水道施設の固定資産台帳整備は28年度に完了するが、会計システムについては情報公社と協議をしており、経費面から考えると公社で行うのがベストであり、その報告がありました。なお、水道料金につきましては、企業会計移行後2年をめどに料金改定を考えているとのことでした。 また、下水道事業の企業会計移行については、水道事業の企業会計移行後に固定資産台帳整備を行えば、柵原公共下水道も完了しており、移行が速やかに行われるとの報告があわせてありました。 以上で上下水道環境課より付託されました審査報告でありますが、異議なく承認をいたしたところでございます。 続きまして、産業課の審査報告に入ります。 農林水産業費の農業振興費、農業振興総務費の9,798万9,000円の減額でございますが、主な内容にのみ絞ってご報告をさせていただきます。 まず、中山間地域等支払い事業1,653万8,000円の減額ですが、協定集落戸数の減少ということで、合わせて100ヘクタールの面積が減となったところでございます。また、人・農地問題解決推進事業346万円の追加は、集落営農補助金の増額、転換協力金の増加ということでございます。 また、システム化事業補助金660万円の減額につきましては、申込者が1年事業を見送ったための精算であります。 また、認定農業者経営展開リース事業256万6,000円の減額は、新規就農者の対象者がなかったということの精算でございます。 続きまして、新規就農総合支援事業の300万円につきましては、2人が期間を満了したための精算であります。 それから、農作物鳥獣害防止対策事業補助金──これ国庫補助ですが──6,668万7,000円の減額につきましては、国庫補助金が減額になったためと聞いております。 また、山村活性化支援交付金事業の380万円につきましては、旭地区が取り組むとのことですが、申し込みがおくれたため、28年度への繰り越しということで精算されたものであります。 また、林業費として林業総務費、町有林整備事業で300万円の減額でございますが、事業量の減ということでございます。 続きまして、林業振興費、新築木造住宅復旧促進事業の75万円の減額でございますが、木造住宅の振興によって1戸当たり25万円の補助金を出しておるんですが、このたびは9戸分を支払って、残り3戸分の精算によるものでございます。 続きまして、森林作業道の開設事業60万円の減額でございますが、4路線のうち1路線しか実施しなかったということの精算でございます。 また、商工費、商工振興費としまして特産品ニューピオーネ海外輸出事業の77万5,000円の減額は、国内単価高騰により取り組みがなかったということでございます。ブドウの市場価格が高騰したために単価的に合わなかったということを伺っております。 また、観光費としまして、さくらまつりの18万3,000円の減額は、施設費の減少で精算。そして、三休公園の経常管理費の12万4,000円の追加は、民話館の非常窓の修繕ということを伺っております。 以上で産業課より付託されました審査内容を終わります。委員会としましては異議なく承認したところであります。 最後に、建設課よりの報告を入らせていただきます。 まず、衛生費の環境保全対策費90万6,000円でございますが、公害対策費としてアスベスト回収事業費の補助金50万円、平成27年度において対象がなかったということで、予算の減額であります。 また、農林水産業費の農地費1,177万2,000円につきましては、主なものにつきましては、土地改良事業としまして土地改良事業連合会の負担金を含めて減額でございます。1,176万7,000円であります。 また、中山間総合整備事業の1,225万3,000円につきましては、中山間美咲地区の事業費が確定し、予算の減額になったものでございます。 また、農山漁村地域整備交付金の農地整備事業としまして327万4,000円は、中部台地中央東線の事業費が確定したための負担金の増額であります。 続きまして、土木費の土木総務費でありますが、7万円でございますが、道路整備促進期成会への、これは負担金ということでございます。 続きまして、土木費の道路橋梁総務費9,918万4,000円でございますが、道路橋梁費としまして県事業の負担金が753万円、県道改良工事等の事業費が確定したため、負担金額の増額であります。 また、美作岡山道路建設事業の負担金167万9,000円につきましては、美作岡山道路の平成27年度事業費が確定したための増額であります。 続きまして、土木費の住宅管理費58万2,000円の減額でありますが、住宅対策事業としまして建築物耐震診断補助金の58万2,000円でございますが、このたびは耐震改修の申請がなかったための減額であります。 続きまして、災害復旧費、農林水産施設災害復旧費でございますが、農地災害復旧費が894万円、農業用施設災害復旧費が2,378万1,000円、そして公共土木施設災害復旧費が2,133万2,000円。いずれも平成27年度災害発生件数が少なかったための減額補正であります。 以上で建設課に付託されました補正予算につきましては異議なく承認したところでございます。 続きまして、最後に現地視察の報告をさせていただきます。 旦土橋の改良工事の進捗状況を視察しました。主要道路落合建部線西川地内の旦土大橋の新設工事については、現在真庭市側の橋台及び橋脚の工事中であり、6月15日の出水期までには工事が完了ということです。工事の進捗状況は7割程度ということです。美咲町側は、工事につきましては平成28年度以降という計画を伺っております。 また、江与味第2トンネルの進捗状況を視察しました。江与味第2トンネルは、工事は現在掘削工事を行っているところであり、全体延長632メートルのうち580メートルの掘削が完了しております。掘削完了後は引き続いて覆工コンクリートや路面工に着手し、平成28年度末に完了の予定であります。現在の進捗状況は50%ということでございます。 続きまして、休乢連絡施設工事現場を視察しました。地元小規模給水施設の送水管で、垪和かん水からの送水で、今月末の工期で行っているもので、旭地域の地元小規模給水施設は現在視察地の休乢を含め5施設あり、国庫補助、水道施設整備事業で本年4月以降の早い時期に水道水の供給を行いたいとのことでした。 続いて、旭地区みち停の足湯に給水している泉源池須々木神田温泉を視察しました。平成28年3月上旬より、足湯に使用開始しておるものと伺っております。元湯は岡山県保健所より温泉事業許可申請書も受理されており、皆さんのご利用を期待しておると伺っております。 以上で産業建設常任委員会に付託されました諸議案並びに現地報告を終わりといたします。全ての議案につきましては異議なく承認したところでございます。 以上で終わります。 ○議長(貝阿彌幸善君) 委員長、議案第62号から議案第63号、議案第64号、議案第65号を報告されてない。 ◆13番(下山和由君) 道路につきましては、一応細やかに旭地区の山本課長の案内で次々と視察をいたしたところでございます。これにつきましても異議なく承認したところでございます。 以上、簡単ですが、報告とさせていただきます。 ○議長(貝阿彌幸善君) いや、委員長。議案第62号、議案第63号、議案第64号を条ごとに言うて承認しとるかどうかしてくれにゃあ。 ◆13番(下山和由君) ああ、済んません。議案別に申し上げます。 議案第62号の過疎地域自立促進市町村計画、議案第63号美咲町の道路線の認定について、それから美咲町の道路線の変更について、これは主に旭地区内の現状でございます。また、詳しくは追ってご報告をさせていただきます。 ○議長(貝阿彌幸善君) これもしたら。議案第64号も、議案第65号もついでにもう言うてくれりゃあええんじゃ。議案第64号、議案第65号言うた。言うたか、言うてなかろう。言うてないけん、わしが今言うたん。そこをきちっと言うといてくれなんだら。            (13番下山和由君「議案第64と議案第65か」と呼ぶ) おお、それもちょっと読んどかれ。 ◆13番(下山和由君) たびたび済いません。議案第64号、議案第65号についてのご指摘がありました。これにつきましても異議なく承認したところでございます。よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で各常任委員会に付託した諸案件全部の報告を終わります。 次に、予算特別委員会に付託した諸案件全部を一括議題とします。 予算特別委員会において審査されたその結果について委員長の報告を求めます。 8番岩野議員。 ◆8番(岩野正則君) 8番岩野です。 平成28年度美咲町歳入歳出特別委員会の報告をいたします。 3月11日、14日、16日、17日の4日間にわたり各担当課長、担当者の説明を聞き、審議いたしました。 この予算委員会は議員全員で構成されています。全員参加のもとで細かく審査いたしました。 審査した会計は、一般会計と24の特別会計です。 まず、2016年度の一般会計の予算総額は106億3,564万円、前年度に比1.4%の増でございます。歳入については、町税12億4,400万円、0.8%増。地方譲与税5,549万円、地方交付税52億8,000万円、国、県支出金9億779万円、町債8億6,120万円などが主なものです。 次に、歳出ですが、人件費、扶助費、公債費の事務的経費が50億8,013万円、前年度対比0.4%増。このうち公債費が18億8,458万円、物件費等維持補修補助費の消費的経費は29億484万円、投資的経費は11億73万円、9.5%増となっております。このうち繰出金は14億6,972万円、1%の減となっております。 次に、総務費11億1,083万円。主たる事業は、ふるさと納税特産品贈呈事業、協働のまちづくり事業交付金、定住促進住宅新築等補助金、地方公共交通活性化再生総合事業2,906万円と、主にあとは県知事選挙費、参議院選挙費などです。主な増額要因は、町有バス運行対策事業、県知事、参議院議員選挙等の増によるものです。 次に、民生費29億3,690万円。主たる事業は、臨時福祉給付金3事業、民間利用型若者向け住宅施策事業、国保会計繰出金、老人保護措置費、後期高齢者医療特別会計繰出金等です。主たる増額要因は、高齢者黄福給付金及び臨時福祉給付金です。 次に、衛生費10億1,468万円。主な事業は、簡易水道事業特別会計繰出金、予防接種事業、乳幼児及び児童・生徒医療費等でございます。主たる減額要因は、津山圏域資源循環施設の稼働に伴うごみ処理委託料及び施設組合負担金の減でございます。労働費は1,700万円でございます。主な事業は、津山圏域労働者互助会貸付金でございます。 次に、農林水産業費です。9億1,964万円。主な事業は、中山間地域等直接支払い事業、下水道事業特別会計繰出金、有害鳥獣駆除費、農作物鳥獣害対策事業費等でございます。主な増額は、林道開設費などの増でございます。 次に、商工費です。主な事業は、商工会補助金、亀甲駅舎経常管理費、観光経常管理費等でございます。主たる減額は、商工総務経常管理費でございます。 次に、土木費です。3.7%増で12億6,376万円です。主な事業は、県事業負担金7,500万円、美作岡山道路建設事業負担金、道路維持町道改良町道舗装社会資本総合整備事業3億511万円、公共下水道事業特別会計繰出金3億4,267万円です。主たる増額は、県事業負担金及び社会資本総合整備事業、国庫補助事業を活用した町道改良舗装工事の増です。 次に、消防費です。3億4,031万円です。主な事業は、津山圏域消防組合負担金2億1,116万円、非常備消防費、消防車両購入事業費3,018万円、防火水槽整備費、防災対策管理費。主たる増額は、津山圏域消防組合負担金及び消防車両等臨時管理費の増です。 次に、教育費です。8億6,594万円です。主な事業は、スクールバス購入事業、国際交流ホームステイ事業、小学校共通臨時管理費5,825万円、外国青年招致事業などでございます。主たる増額は、小学校共通管理費等及び柵原公民館臨時管理費の増です。災害復旧費は5,825万円計上しています。 次に、特別会計ですが、みさきネット事業から保険、介護、簡易水道、下水道等の24事業があり、一般会計からの所要金額の繰り入れが行われています。 続きまして、各課の主要事業の審査を行いましたので、報告いたします。 まず、総務課です。 自主財源の増加は見込めない。巨額の収支不足の厳しい財政運営は続く。全町を挙げた財政健全化へ取り組みが必要であります。 平成26年度市町村決算に基づく健全化判断比率では、実質公債費率は13.6%、県下ワースト6位。将来負担比率は53.9%です。さらに平成27年度から地方交付税及び臨時財政対策債の合併算定がえが段階的に縮減されます。 平成28年度予算編成には、魅力ある地方の形成、少子・高齢化対策の地域課題に取り組み、住民福祉の一層の向上に努める編成を行っているとのことでした。内容的には、資産台帳作成、下水道接続率向上のための各消防機庫の下水道接続が早くできないか。町が率先すべき。 ふるさと納税のさらなる工夫、アイデアと使途の説明。半額は返戻金にするということでした。 機構改革では、職員削減については町の人口減を考慮して進めていくという判断です。 次に、税務課です。 GIS採用、県と協議していくとのことでした。定住促進補助金制度の新築5年間の固定資産税の補助の周知の徹底をお願いするということです。 次に、まちづくり課です。 交通安全防犯対策費300万円の内訳です。LEDにかえる補助金1万円、新規設置が3万円、支柱設置が2万円ということでした。防犯カメラの負担金は、地元は3分の1、美咲町の設置では大体30万円でできていると。地元10万円、美咲町10万円、県が10万円の補助をしている状況です。 空き家の調査結果では、今は900軒あるということでございます。 それから、用地取得造成、錦織地区に6区画ぐらいを計画しているというようなことでした。 公共施設等総合管理計画を行政委託予定。元気集落支援事業は、平成27年度から南和気、北和気、三保が28年度認定に向けて地元調整中でございます。 国際交流事業は継続していく。平成28年度も職員2名の予算を計上している。 協働のまちづくり事業は、1件20万円、継続は2年までで、募集はみさきテレビで4月15日まで行っております。昨年の応募が7件、採択は6件でございました。 建設工事の第一入札利用負担金は、市町村も30年度から稼働するための負担でございます。 結婚イベントの成果は現在は出ておりませんが、イベント企画、提案が出ている。交際が続くようにサポーターを募集している状況でございます。 次に、情報交通課です。 町内巡回バス運行事業の予算の増加については、業務委託の関係でございます。かめっち。和田北線が入札で奥出屋、支所間バスの旭線は西川タクシー、柵原線はエスアールティー、町内巡回バスも入札で中央は奥出屋、柵原はエスアールティー、旭は西川バス、津山西川線は有本観光、旭川沿線はエンゼルタクシーで全て入札でございます。4月1日契約で2年契約で行っております。 黄福タクシーの登録は1,800名程度。平成27年度利用は、中央地区1万5,118人、旭地区4,100人、柵原地区は5,000人が利用しておられます。 みさきネット事業は機器の見直し、指定についても検討しております。整備費は減額ですが、管理費は増額となっております。加入者がふえる努力をしてほしい。一般会計からの繰り入れが1億円近くあるということでございます。 マイナンバーの利用の整備費などは交付税算入、運営は交付税で行っていくということでございます。 次に、予算特別委員会2日目は、こども課からでした。14日でございます。 旭保育園の通園バスは、現在も継続されているということでございます。 母親クラブ活動事業の対象人数は20人以上でございます。県事業対象が3団体、事業対象外が1団体で、大垪和地域でございます。 児童館の協力員の時給は無資格者500円、有資格者900円でございます。 それから、児童虐待については学校、保育園、警察、児童、医療機関がネットワークを組んで対応する機関をつくり、情報交換をしておる。見守りの人数は70人ぐらいおられます。ネグレクト、育児放棄、食事を与えない、洗濯をしないなど、美咲町はネグレクトは全国的にも多いということでございました。 次に、住民課でございます。 歳入については、循環型社会形成推進交付金の国庫補助金。津山圏域西部衛生組合の解散による分担金など。歳出については、新規事業の就職定住祝い金などはあります。 それから、住宅の家賃の滞納でございますが、現年滞納額は220万円、26年度以前の滞納額が730万円もあります。時効停止や保証人のチェックを厳重にするように申しております。 それから、柵原のクリーンセンター解体関係は、28年、29年度で実施されます。 それから、津山圏域西部衛生組合基金は1億3,000万円あるが、解体事業の不足分でございます。市町村割で全体で2億円程度かかる予定でございます。 それから、ごみ収集運搬委託料でございますが、ごみ収集業務の細分化では業者1社では対応できないので、業者増を行うので金額もふえた。中央部分の負担金の町費部分は追加になります。旭、柵原は現状で行います。 それから、不法投棄が何カ所かあります。中央地区13カ所、旭3カ所、柵原10カ所の26カ所あります。カメラ設置箇所も含まれております。環境保全経常管理費に巡回パトロールがあります。柵原、中央、旭にパトロールの方がおられて、月1回の各地域の巡回をしていただいております。水質検査は年2回実施しておられます。メンバーから、この水質検査の時間を夜にしていただいたらどうかという意見も出ております。 それから、就職祝い金新制度でございますが、1人5万円については4月広報告知で周知するということでございました。 住民情報電算処理委託については、情報公社に委託するということでございます。 それから、環境衛生臨時費。地球温暖化対策の計画書が期限切れになるので、美咲町独自の5年間の契約書の策定でございます。 火葬場経常管理費は大規模改修で改善されて、減額予算になっております。 し尿処理の旭地区は真庭市への旭水苑への搬入、5.6%利用率で処理費を事務を委託しております。 次に、健康福祉課でございます。 ほほえみの湯の指定管理先は、美咲物産で3年ごとに契約の更新をしている。今回の契約では値引きがありました。 それから、国保ですが、8.1%から8.5%に値上げされます。均等割2万3,800円が2万8,000円、平等割の1万8,600円が2万1,000円に上がります。医療費も上がっております。平成30年度から国保運営自体を岡山県が持つということでございました。保険料を上げることが予測されます。26年の給付は、うちは10番目に高い。保険料は27自治体のうち26番目で安いほうでございます。このアンバランスで全てが赤字でございます。 それから、後期高齢者の保険料値上げは、県下全般で2年ごとに改定されます。均等割4万6,300円が4万9,200円に、所得割9.15%が9.87%に値上がりします。1人当たり年間3,900円上がります。介護保険料が高いのは認定率でございます。26年度の認定率は25%くらい、27年度は若干下がっております。65歳以上の認定者、要支援1、2の割合。第6期は健全に進んでおります。 保健センター管理費でございます。柵原が9万円清掃料、中央は230万円、旭は1万4,000円。 それから、妊婦、乳児健康診査の件です。14回の診察券の中に、基本部分、血液検査、超音波など全てを含めております。国の制度に合わせて14回にしております。中には一回も受診されない方がおられて困っておるということも聞いております。 それから、コウノトリ事業は20万円で6件計上しております。26年度は申請が8人です。出産が一、二名程度おられたということでございました。 国保の人間ドックは、平成28年度は74歳まで拡充しております。申し込みが260人ぐらいおられまして、69歳から5歳引き上げたので、100人ぐらいふえたそうです。 大垪和診療所の受診者は75歳以上が中心で、多くて14人、少なくて8人程度で、大体同じ顔ぶれだそうでございます。青野先生と契約しておられます。 次に、福祉事務所です。高齢者黄福給付金事業の65歳以上の非課税者4,000人を対象です。予算上は6,400人を計上しておりました。1万円の給付には申請書を受け取り、決定申請がなければ出せないと。提案理由書で説明しているように、介護保険が値上がり、年金が目減りする中で、高齢者福祉の観点で年金の足しにしてもらう趣旨で配付支給しております。 次に、老人憩いの家の管理費でございます。補助金が2分の1でございます。 臨時福祉給付金でございます。27年度が6,000円、28年度が3,000円を対象者4,200人に支給。これは全員に配付できたかという質問がありまして、申請主義だが、高い率で給付をしたということでございました。28年度の3万円の支給は、選挙前までに済ませたいということでございます。なお、課税されてる方が扶養にとられたら対象にならないということでございました。生活保護費は国から4分の3補助金がくるのでありがたいということでございます。 それから、予算特別委員会3日目で16日でございます。上下水道課でございます。 企業会計の移行は29年度からか。人口3万人未満の自治体は、平成32年まででよいということでございました。 それから、柵原の雨水対策は、藤原地区を3カ所に排水系統を分けることで検討しているということでございます。28年度から委託事業をするということです。 それから、水道の総合的な漏水、損失の把握はということで、有収水率の点検とチェックはどうしているか、空き家の給水の停止の確認チェックはどうなっているかという質問がございました。配管図資産台帳にGISを導入すると。町全体の事業で導入されたいという意見が出ました。旭地区は5地区、中筋、毘沙門、広末等が連絡管を計画しているということでございました。 次に、産業課でございます。 農作物鳥獣被害防止対策事業国庫補助金は、6,000万円は予定であります。27年度は6地区を実施したと。28年度は西垪和、境も入っておるということでございました。被害の補助金は、県事業では3戸以上、町は1戸以上で補助対象にしておるということです。補助金はメッシュ、電気柵で金額は違います。設置の地区数ですが、全体の把握はなかったようですが、百々、大垪和、上口などが設置箇所では被害はないと聞いておると。防護柵の設置は、年度末の3月までにできたらいいということでございます。 それから、岡山県農地中間管理推進事業は、町への申し込みをして中間管理機構が調査をして結論を出すということで、受け手の募集を現在しておると。受け手を募集して、手を挙げてほしいということでございました。 ピオーネ等生産拡大対策事業ですが、ピオーネ、シャインマスカットなど、ピオーネ選果場はJAを計画しておると。国庫補助に申請して、場所は中央地区の真菰池の中央選果場の隣の空き地を計画しているということでございました。 6次化産業事業は5団体から申し込みがあり、やまっこ工房のおからを使った振りかけ、高木さんからおからのコロッケバーガー、江与味自治会は和ハーブを使用してお茶と弁当、紅そば亭は手打ちうどん、中央地区の農村支援隊がブルーベリージャムの生産を始めた。やまっこは物産センターへ、高木さんは自宅で販売しておられます。 たまごまつりの経費は50万円、商工会費で計上しております。 海外輸出事業は28年度も計画しています。ブドウの価格の折り合いがついたら実施したいということでございました。 新城地区の長原ダムですが、土地改良区は解散しましたが、管理は続けていかなければならない。水利組合の設立を地元に依頼をするということでございました。 観光費の臨時管理費299万円は、旭川ダム沿いの県道の桜のてんぐ巣病の処置費でした。森林組合に委託して範囲を決めるということでございます。 それから、新築木造住宅普及促進事業300万円で12戸の対象は、新築木造住宅を建てたときに支給されるそうです。 米粉消費拡大推進事業は、米粉パンと米の差額の補填でございます。 それから、森林の経営計画ですが、県が作成する林班図をもとに各地区で説明会を開き、山林保有者を募り、団地を形成していく。間伐をメーンとして30年サイクルの計画をつくっていくということでございました。 それから、山林活性化支援交付金事業は旭地区を決定している。3年計画で特産品を試作して、ぽっぽまつりで展示していきたいということでございました。 それから、観光経常管理費の毎月第1日曜日の坑道見学会の成果についてですが、片上鉄道の列車を動かし、坑道農業のPRをしている。1日2便、1回で20名程度の参加者があるということでございました。この活動に対して議員から、この方たちに町内の観光へつなげることができないかという意見も出ておりました。 観光事業を積極的に行っていただきたいということで、4月3日には岡山駅前でキャンペーンがあり、2ブース出し、1ブースは昭和堂、1ブースは町内のPRをするということでございました。 指定管理の状況ということで、鉱山資料館の公募では1,200万円の管理料は200万円減になったと聞いております。消耗品、光熱費など見直しも協議していくということでございました。 それから、次に建設課でございます。 道路維持経常管理費の作業は森林組合へ委託する。28年度にバックホーと軽トラを購入したいということでございました。維持作業は行政相談ですが、路肩崩れ、側溝の詰まり、木の伐採などについては、2人体制で実施したいということでございました。 それから、小規模ため池補強事業2,500万円、滝谷池は償還助成事業でございました。 県事業負担金の主なものは、県道大戸上中央線、新城口の踏切改良工事が28年度8,200万円、429の改良工事負担金5,000万円、久米建部道路の境の紅そば亭から下のほうへ向かう県道が3,500万円、いきいき整備事業県道中西川線3,500万円。継続事業がほとんどでございます。 中山間地域総合整備事業一般型。一番に測量設計を全部発注した。急ぐところから防火水槽を済ませていると。場所は境、小原、打穴西、西幸。柵原地区では周佐中、矢谷のポンプの更新等を実施しているということでした。最終年度までに10億7,200万円の工事費ということでございます。 次に、旭総合支所住民福祉課です。 庁舎改修のスロープ、自動ドアも完成したということでございました。農協への賃貸費用の1階部分は管理費もいただいている。電気、水道代は案分計算でした。3階、4階はエアコンが故障しているということでございました。耐震診断は補助金がついたら対応したいということでございました。消防費の防火水槽は有蓋のふたつきですが、40トンを三休公園の藤棚あたり、有蓋の20トンを西川大橋、篠平大橋の中間付近に新設予定とのことでございました。 次に、柵原総合支所住民福祉課です。 低酸素施設の利用率は、坑道利用率は平成25年、年間利用人数998人、26年が1,343人、27年度見込みは1,430人で1.5倍にふえているということでございました。津山工業野球部、美作高校陸上部が利用されているということでございまして、酸素濃度を12.7%まで下げることができるということでございました。 それから、4日目17日の9時から教育総務課でございます。 スクールバスの追加の2路線は、旭小学校の里地内と柵原中学校の塚角線を1路線ずつ増便するということでございました。 福田基金の内容ですが、25年に寄附されて26、27年と300万円を使用しました。残高は2,400万円。福田基金の図書費の振り分けは、生徒数の考慮をなしで各学校均等割ということでございました。富田基金の残高は、5,119万円でございます。 それから、28年度にパソコンのリースを一括購入としたいという説明がありました。パソコン250台、5,800万円は高いのではないかという質問に対して、説明は、パソコン教室に170台、校務用に80台ということでございました。 国際交流事業の713万円の内訳は、700万円が委託料ということで、あと消耗品、お土産代などでございました。教育委員会1名、町長部局1名、先生男女2名の随行をお願いしているということでございます。 図書整備費の割り振りは2,000円掛ける生徒数だが、購入については改善研究をして欲しいという意見も出ております。 それから、落ちついた学級づくり支援の事業の内容は、心理検査、子供たちの学校の様子を心理検査して問題行動防止につなげ、学級づくりに役立てる。28年度から、小学校4年生から中学校3年生までを全て補助対象となるという説明でございました。 パソコンは、物品の指名委員会にかけて入札するということでございます。 それから、学校建設事業27万円は、検討委員に12名4回で計上しております。 不登校の支援員は、3中学校に何人かいらっしゃいます。小学生にもいます。完全不登校は町内には現在おられません。スクールカウンセラーに入っていただき、支援を進めています。 柵原小・中学校建設については、土地の確保を今慎重に進めているということでございました。 ALTの3人の方については、待遇、労働条件については極端な状況は把握してないという説明でございました。 給食費の未納については、学校で督促をされております。 それから、めだかプロジェクトは平成28年度も継続して、対象学年を小学校3年から上にするという説明でした。 それから、みさきっこテレビ教室については、委員会で協議している。6月以降に実施していくという説明でございます。 次に、生涯学習課です。 スポーツ活動の助成で体協会とスポーツ少年団が増加。総合型が減少をしている理由は、設立されて10年以上たった。ひとり立ちの段階だ。前年度より1割減額したということでございました。 かめっちグラウンドゴルフ場のトイレと駐車場建設は、保安林なので県民局の森林企画課へ協議の手続をしていると。トイレは三、四基建設予定をしているということでございました。 スポーツ大会は、町民運動会に50万円。ロードレース補助金に200万円。28年度は実績で減額しておるという説明でした。 岡山駅伝の選手強化のための補助金の充実ができないかという意見に対して、中学生が主で陸上部がないので、野球部、バスケットの走るのが得意な生徒に依頼している現状でございました。 総合型の予算ですが、中央地区は夢咲クラブが113万円、星の里スポレク倶楽部が165万円で、最初の年からの比率で支払っているそうです。 それから、町史編さん事業、民俗編、地区誌編はそれぞれ1,500冊印刷予定。1冊5,000円で購入をお願いしたいということでございました。中央地区の世帯は2,000件、部数が足らないのではないか。現在は見込みで計画している。多く印刷しても保管場所に困るという意見でございました。町史編さんに150人以上の人がかかわってくださっております。この方たちを中心に購入希望予約の再検討はしていきたいということでございました。 原田の諏訪神社については、古墳群の県指定があるので、トイレ改修の補助をするということでございました。 天文台の入場料金は200円。団体10名以上では2,500円で、専門家は津山星の会に委託をしておられます。毎週土曜日晴れたら開館。天文台の横の施設を研修室として利用されております。 柵原総合文化センター空調設備改修工事では、文化センターホールが工事中に使用中止にならないか、これから調査していく説明でございました。 それから、文化財保護費の桃太郎伝説の予算60万円は、ことしも団体に支援していくことでございました。 最後に、質疑と意見、要望です。 臨時給付金、美咲町高齢者黄福給付金の訂正については、町長が申されたように65歳以上の町民税非課税の4,000人とする内容についてのことですが、この件につきましては、議員の中では65歳全員にすべきだと。対象を絞るべきだ。少数の意見もありましたが、承認いたしました。 それから、みさきネット事業など特別会計の運営につきましては、赤字会計もあります。今後の運営の検討を継続してほしいという意見でございます。 それから、各課長の予算委員会への提出資料ですけど、できましたら統一されて説明がわかりやすくなればなあという意見も出ております。 以上、町の健全な予算運営ができますよう意見を付して一般会計、24の特別会計を原案どおり承認いたしました。 以上で報告を終わります。
    ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で予算特別委員会に付託した諸案件全部の報告を終わります。 次に、本日議会改革特別委員会が開催されておりますので、委員長の報告を求めます。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) 議会改革特別委員長の延原です。 先ほどの2月2日の10時半及び本日24日の午後2時5分より議会改革特別委員会を開催し、協議した内容についてご報告いたします。 議会改革特別委員長であった林田議員より1月31日付で一身上の都合により委員長の職を辞する旨の届け出がなされた件について、2月2日開催の委員会で協議の結果、これを許可するとともに後任の委員長に私延原が選出されました。また、本日の委員会で副委員長に3番左居議員が選出されましたことをご報告いたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で議会改革特別委員会の報告を終わります。 ここで会議時間の延長をしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。本日の会議を午後6時までといたします。 日程第2、委員長報告に対する質疑。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 順次質疑を願います。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 日程第3、討論。 これから討論を行います。 順次発言を願います。 11番三船議員。 ◆11番(三船勝之君) ただいまの特別委員会の委員長のほうから新年度の……。 ○議長(貝阿彌幸善君) こっちからじゃなかったかな、討論は。            (11番三船勝之君「そっちじゃったかな」と呼ぶ) 登壇してください。 ◆11番(三船勝之君) 失礼しました。 先ほど委員長の特別委員会の28年度の審査の内容を細々とご説明をいただきました。その中で、一部の少数の反対意見もあったということもご報告いただいたわけでありますが、私も当初からこの給付金については異論があり、一般質問でも質問したとおりでありますが、28年度の高齢者黄福給付金事業に反対するものであります。 6,440万円が総額でありますが、投資する事業として、しかも単年度の事業だということで、経済的な負担軽減のために行う事業だというふうに言われておるわけでありますが、事業効果が見えないということで、まずこのことで私は反対をするものであります。今行政として一番にしなければならないのは、人口減少対策に投資することではないかと私は思っているからであります。 町長は理念には変わりはないということで、先般も新聞に出ておりましたが、そこで先ほどもご報告のように、給付金の縮小に向けての提案があったわけでありますが、町長は理念は変わりはないと言いながら、私には理念がわからないところであります。今回の給付事業の給付対象者を縮小したと。その縮小する意味が全くわからないということであります。 そこで、私は給付対象者の再検討が必要ではないかというふうに思うわけであります。例えば、今回国が支給する先ほども委員長の報告にありましたが、年金生活者等の支援臨時給付福祉事業があるわけでありまして、国が29年度から実施される年金生活者への支援給付金でありますが、前倒しをして行うということでありまして、本町でも予算が8,600万円も計上されておるわけでありまして、この対象者数が2,750人おられるわけであります。とするならば、この2,750人の方には給付対象を、この本町の独自の黄福給付対象事業から外して、その他の人に町長が前から年金者に65歳以上全部支給すると言われておったわけでありますから、私はこの3万円いただく人は除外しながら、全員にわたるような方法もあるんではなかろうかというふうに思うわけであります。 そして、これを単年度でやめるんではなく、根本的な考えは介護保険が上がったと、それの経済的支援という意味での1万円の給付というふうに言われておるわけでありますから、そうするならば私は給付の仕方もそういうことで検討されるべきではないかというような思いで、この新年度の予算については、私はこの件だけで反対をいたしますので、28年度の予算の採択においては私は反対ということになるわけでありますので、できれば今私が申し上げたような状況で本当に町長がもう大分前から65歳以上の方には、年金者には支給するということを言われて、各集会ごとにはそのことも言われてきておった。そこで、このたびは縮小範囲を広げてこうすると。全く私には町長の理念がわからないところでありまして、ひとつその辺も私の少数意見としてしっかり受けとめていただいて、まだ給付については6月になって以降だというふうにもおっしゃっておられるわけでありますから、その辺も含めながらしっかりと再検討をお願いし、そしてまた私が今回の状況でそのままで委員長の報告どおりには賛成できないということをまず申し上げて、私の反対討論とさせていただきます。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) ほかに討論ございませんか。 15番岡田議員。 ◆15番(岡田壽君) 失礼いたします。 賛成討論ということでさせていただければというふうに思います。 今、三船議員のほうから黄福給付金事業についての反対をするというふうなことが言われました。 町長が言われますのは、経済成長による恩恵が及びにくい、また消費税率の引き上げで、それの緩和のために高齢者への経済負担を軽減するのが目的であるというふうにおっしゃっておられ、また一方では介護保険料の高騰や、ことしから、28年度から始まる国保税の値上がり、あるいは後期高齢者医療保険の改定、これも値上げになるわけですが、そういうふうなんを含めて高齢者福祉対策として必要ではないかというふうに給付を図ったものではないかというふうに理解しております。 議会でも一般質問あるいは予算委員会などでさまざまの議論がございました。全く効果がないんではないかというふうな三船議員の議論もございますし、また一方では皆さんに公平に出すんなら出すべきではないか。いろんな議論を踏まえた結果、町長も今回給付に対して非課税を対象とするというふうなことまで言われております。 また、29年度から始まります新しい介護保険について、要支援1、2の方を対象にした新制度に移行するまでのことし28年度からそれの対策が始まりますが、そういうものにも高齢者対策として支援を講じたいというふうにおっしゃっておられます。そういうふうな意味からして、また今さっき年金生活者支援給付金ですか、国から出るの。この方も2,700人程度ですか、そういうふうな対象者がございますけれども、それと同じというわけじゃないんですけども、そういう支援が必要なことになるのではないか、美咲町においても必要になるのではないかというふうな意味で、私はこの黄福給付金事業について一部町長が訂正がありました。それを踏まえて賛成に決すべきものというふうに理解しております。皆さんのご検討をお願いしたいと思います。終わります。 ○議長(貝阿彌幸善君) 討論ございませんか。 6番形井議員。            (「反対じゃろう」と呼ぶ者あり) ◆6番(形井圓君) 順番はどうなるんですか。 ○議長(貝阿彌幸善君) ほかに討論おられますか。            (6番形井 圓君「させていただきます。よろしい」と呼ぶ) ほんなら、形井議員。 ◆6番(形井圓君) 6番形井でございます。 平成28年度当初予算、特に美咲町高齢者黄福給付金事業について賛成の立場で討論させていただきたいと、そのように思います。 支給の趣旨は、岡田議員が申されましたので重ねて申し上げませんが、美咲町は住んでみたい美咲町、住んでよかった美咲町、これを合い言葉に子供たちに対する支援、定住対策支援等他の市町村に先駆けて多くの施策を実施されており、町民の皆様方、特に若い方々から好評を受けていることはとてもすばらしいことだと思っております。 そうした中で、私は議会に選出させていただいて以来、高齢者の方々への支援策を何度となく訴えてまいりました。今日の美咲町があるのは、戦前戦後を通じて苦労に苦労を重ねてこられた方々のおかげだと感謝しておるとこでございます。そうした方々に高齢者福祉給付金を提案された定本町長に心から敬意を表したいと、そう思っております。 子供対策も大変重要な課題だと思います。しかしながら、あわせて地域を守ってこられた、そしてこの美咲町のために、地域のためにご苦労いただいた先輩方に感謝し、お年寄りを大切にする施策、これは人として、また行政としてとても大事なことだと、そう感じております。子供たちにもおじいちゃん、おばあちゃんを大切にする心を教えていくことは、人としての道であるとも考えております。 私は町長がこの案を示されて以来、町内、旧中央地区でありますけども、約1カ月間ご意見をお聞きしてまいりました。ほとんどの高齢者の方は大変喜び、感謝されておられました。そうしたことからも、この新年度予算、特に高齢者の方に支給される事業につきまして賛成をし、できることであれば町長は当初提案された65歳以上の高齢者の方全員に支給されることが平等な行政ではないかと強く訴え、賛成の討論とさせていただきます。 町長、地域のために貢献していただいた諸先輩方の恩返しのためにも、ぜひともこの施策を進めていただきたい、そのことを訴えて討論といたします。終わります。 ○議長(貝阿彌幸善君) ほかに討論ございませんか。 7番松田議員。 ◆7番(松田英二君) 7番松田でございます。 順番がちょっと違いましたけれども、高齢者黄福給付金につきまして一応反対の立場で討論をさせていただきます。 私の考え方といたしましては、単年度のみ高齢者の皆さん方に給付金を給付するというやり方が、この美咲町の高齢者福祉政策にのっとった形の中でどれほどの効果があるのかということに対しての疑問を感じております。 昨年度、美咲町では高齢者保健福祉計画あるいは介護保険事業計画というものが3カ年計画として基本計画が策定されております。さらに、平成29年度からは介護保険の保険法の改正によりまして、要支援1、2の方の介護保険適用が受けられなくなります。そうした高齢者福祉施策の状況が急激に変化をする中にあって、このまちの高齢者福祉の政策をどう組み立てていこうとされているのか。私は少なくとも最低でも3年計画、3カ年計画程度の計画を持って予算執行に当たるべきだというふうに思います。来年、平成29年度から始まります地域支援事業あるいは新しい総合事業、そうしたものを打ち立てていく、組み立てていく中にあって、この3年間というものが最も重要な期間になると思われますので、その予算に使うお金として28年度は給付金を支給する、あるいは29年度はまた別の事業に予算を執行する、30年度はこういう形で予算を執行するというような、少なくとも計画めいたものを示していただかない限りにおいて、この給付金については一応反対の立場をとらせていただきたいと思っております。ただし、提案されている予算については1年間の美咲町のさまざまな予算が計上されておられますので、予算につきましては賛成の手を挙げさせていただきたいと思っております。 以上、一部についての反対討論とさせていただきます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 討論ございませんか。 よろしいか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 以上で討論を終わります。 日程第4、表決。 これから採決します。 まず、議案第11号から議案第25号までの15議案を一括して挙手により採決します。 議案第11号から議案第25号までの15議案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、議案第11号から議案第25号までの15議案は委員長の報告のとおり承認されました。 次に、議案第26号一般会計補正予算を挙手により採決します。 各委員長の報告は原案可決であります。 議案第26号を各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、本案は各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第27号から議案第36号までの特別会計補正予算10議案を一括して挙手により採決します。 10議案をいずれも各委員長の報告のとおり原案可決と決定することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、議案第27号から議案第36号までの10議案はいずれも各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第37号一般会計当初予算を挙手により採決します。 議案第37号の委員長報告は原案可決であります。 議案第37号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手多数です。よって、議案第37号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第38号から議案第61号までの特別会計当初予算24議案を一括して挙手により採決します。 24議案をいずれも委員長の報告のとおり原案可決と決定することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、議案第38号から議案第61号までの24議案はいずれも委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第62号を挙手により採決します。 各委員長の報告は原案可決であります。 議案第62号を各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、本案は各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第63号から議案第65号までの3議案を一括して挙手により採決します。 3議案をいずれも委員長の報告のとおり原案可決と決定することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、議案第63号から議案第65号までの3議案はいずれも委員長の報告のとおり可決されました。 次に、陳情第1号軽度外傷性脳損傷、脳震盪の周知と予防、その危険性や予後の相談のできる窓口などの設置を求める陳情について挙手により採決します。 陳情第1号について委員長の報告のとおり採択に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、陳情第1号は採択することに決定されました。 次に、陳情第2号未来の有権者のための模擬投票所設置に関する陳情について挙手により採決します。 陳情第2号について委員長報告は不採択であります。よって、原案について採決します。 陳情第2号を採択することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手ゼロです。したがって、陳情第2号は不採択とすることに決定されました。 次に、要望第1号通学バスの路線延長に関する要望について挙手により採決します。 要望第1号について委員長の報告のとおり採択に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、要望第1号は採択とすることに決定されました。 日程第5、議会運営委員会委員並びに定住対策特別委員会委員の辞任について。 次に、議会運営委員会委員並びに定住対策特別委員会委員の辞任について議題といたします。 ここで、1番林田君は一身上の事件に該当しますので、地方自治法第117条の規程により退場を求めます。            〔1番 林田 実君 退場〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 3月3日、林田実君から一身上の都合により議会運営委員並びに定住対策特別委員会委員を辞任したいとの申し出があります。 お諮りします。 本件は申し出のとおり辞任を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。したがって、林田実君の議会運営委員会委員並びに定住対策特別委員会委員の辞任を許可することに決定しました。 ここで林田実君の除斥についてはこれを解除します。            〔1番 林田 実君 入場〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 林田実君に議会運営委員会委員並びに定住対策特別委員会委員の辞任が許可されたことを報告します。 日程第6、議会運営委員会委員並びに定住対策特別委員会委員の選任について。 次に、議会運営委員会委員並びに定住対策特別委員会委員の選任について議題といたします。 お諮りします。 議会運営委員会委員並びに定住対策特別委員会委員の選任については、美咲町議会委員会条例第7条第1項の規程により議長において8番岩野正則君を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。したがって、議会運営委員会委員並びに定住対策特別委員会委員には岩野正則君を選任することに決定しました。 日程第7、議会運営委員会副委員長の互選について。 次に、議会運営委員会副委員長の互選を行います。 互選については、美咲町議会委員会条例第8条第2項の規程により別室において議会運営委員会を開催し、選出を願います。 ここで暫時休憩します。(午後5時02分) ○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き本会議を再開します。(午後5時15分) ただいまの出席議員は16人です。 ここで予算特別委員長岩野委員長より報告の訂正の申し出がありましたので、ここで許可いたしますので、訂正をお願いいたします。 岩野議員。 ◆8番(岩野正則君) 失礼します。8番岩野でございます。 先ほどの報告の中で、町史編さんの冊子の作成費用を制作費5,000円をまだ販売価格とは差があるということで、販売価格に対しては検討していきたいということで訂正させていただきたいと思います。大変失礼いたしました。 それと、先ほどの中に職員の臨時給料、時間給当たりの給与、資格のある方と資格のない方に差があるということの訂正で、900円でしたか、それを500円と読んでしまったということでございました。訂正させていただきます。 ○議長(貝阿彌幸善君) それでは、議会運営委員会副委員長の互選を継続します。 議会運営委員会から副委員長の互選の結果を報告願います。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) 議会運営委員長の延原です。 休憩中に議会運営委員会を開催いたしまして、空席となっておりました副委員長について互選を行いました結果、8番岩野議員を後任の副委員長に選出しましたので、ご報告いたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) ただいまの報告のとおり議会運営委員会において互選された結果、副委員長に8番岩野正則君が決定いたしました。 日程第8、追加議案の報告並びに上程。 お手元に配付しておりますとおり、町長から追加議案8件が送付されております。 職員に朗読させますからお聞き取りください。 議会事務局長。            〔議会事務局職員朗読〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 次に、議員提出案件2件が提出され、所定の賛成者がありますので、これを受理しています。 職員に朗読させますからお聞き取りください。 議会事務局長。            〔議会事務局職員朗読〕 ○議長(貝阿彌幸善君) ただいま職員が朗読しました議案を一括本会議に上程します。 日程第9、提案者の説明。 議案第66号から議案第73号までの8議案について町長から提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(定本一友君) 失礼をいたします。 それでは、追加提案が認められましたので、追加議案をこれから朗読をさせていただきます。全部で8件でございまして、予算案件6件、人事案件1件、その他案件1件でございます。 それでは、議案番号順に説明をさせていただきます。 議案第66号平成27年度美咲町一般会計補正予算(第6号)でございますけれども、国の平成27年度補正予算の成立に伴いまして、地方創生加速化交付金といたしまして産業関係で日本の田舎がいいね、田舎の魅力を探して生かしてもうかる地域づくり事業といたしまして1,815万円、これに岡山少子化対策重点推進事業といたしまして美咲町マリッジトータルサポート事業といたしまして1,270万円の追加予算計上が必要となり、補正予算を行うものでございます。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,085万円を追加いたしまして、総額を歳入歳出それぞれ109億5,507万3,000円といたすものでございます。また、第2条におきましても繰越明許補正を行っております。 歳入でございますけれども、14款国庫支出金、2項国庫補助金に1,815万円、15款県支出金に2項県補助金につきまして1,270万円を追加し、歳出におきましては2款総務費、1項総務管理費に1,300万円を追加をいたしまして、7款商工費、1項商工費に1,900万円を追加し、15款予備費を115万円減額をし、歳入と同額とするものでございます。 続きまして、議案第67号平成27年度美咲町津山・柵原線共同バス運行事業特別会計補正予算(第2号)と議案第68号平成27年度美咲町津山・西川線共同バス運行事業特別会計補正予算(第2号)と、また議案第69号平成27年度美咲町旭川ダム沿線バス運行事業特別会計補正予算(第2号)の3議案につきましては、歳入歳出予算に変更はありませんけれども、バス運行管理業務委託を2年契約としておるために債務負担行為をかけるものでございます。 続きまして、議案第70号平成27年度柵原北部簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)並びに議案第71号平成27年度中央簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、国庫補助事業のうち統合簡水水道施設整備事業につきまして中央簡易水道事業特別会計分を300万円を減額をいたしまして、柵原北部簡易水道事業分に置きかえるものでございます。 続きまして、議案第72号教育長の選任についてでございますけれども、平成27年3月31日をもって辞職されます泉教育長の後任といたしまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規程により、新教育長の任命に議会の同意を求めるものでございます。岡山県岡山市東区北幸田619番地の1にお住まいの柴原靖彦氏にお願いをするものでございます。柴原氏は長年にわたり教育現場並びに岡山県教育委員会に勤務されておられまして、小学校長も歴任されておられます。柴原氏の詳細な経歴につきましては履歴書を添付しておりますので、ご参考としていただきたいと思います。任期は3年で平成28年4月1日から就任をいただくものでございます。 続きまして、議案第73号工事請負契約についてでございます。 平成28年3月11日、一般競争入札──条件つきでございますけれども──行った平成27年度防災・安全交付金事業、町道久木吉ケ原線火之谷トンネル改良工事について契約を締結するため、地方自治法の規定による議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例により議会の議決を求めるものでございます。 内容といたしましては、1、契約の目的、平成27年度防災・安全交付金事業ということで、町道久木吉ケ原線火之谷トンネル改良工事。2、契約の方法といたしましては、一般競争入札、条件つきでございます。3番といたしまして、契約金額7,344万円、うち消費税544万円を含みます。契約の相手方、業者名、防災・安全交付金事業町道久木吉ケ原線火之谷トンネル改良工事蜂谷工業株式会社・株式会社月の輪建設工業建設工事共同企業体でございまして、共同企業体の代表者の住所といたしましては、岡山市北区鹿田町1丁目3番16号、事業者名は蜂谷工業株式会社、代表者取締役社長蜂谷泰祐氏でございます。また、共同企業体の代表者以外の構成員は、住所が久米郡美咲町吉ケ原393番地の2、業者名といたしましては株式会社月の輪建設工業でございまして、代表者は代表取締役赤本裕氏でございます。 以上、追加議案につきましてご報告をさせていただきました。適正、妥当なる議決をお願い申し上げる次第でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 次に、発議第1号、発議第2号については、会議規則第39条第2項の規程により、提案理由の説明を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。したがって……            (町長定本一友君「ちょっと、訂正をさせてください」と呼ぶ) 町長より訂正の申し出がありましたので、訂正を許します。 ◎町長(定本一友君) 済いません、どうも。ちょっと一度訂正をさせていただきたいのが、月の輪建設工業の代表取締役に赤本「ゆたか」と言いましたけれども、赤本「ゆう」氏でございます。            (「ゆたかじゃろう」と呼ぶ者あり) ほな、済いません。訂正の訂正でございます。申しわけございません、どうも。やはり「ゆたか」でよろしいそうでございますんで、「ゆたか」とさせていただきます。どうも済いませんでした。 ○議長(貝阿彌幸善君) それでは、異議なしと認めます。よろしいですか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) したがって、発議第1号、発議第2号については提案理由の説明を省略することに決定しました。 日程第10、議案に対する質疑。 これから議案に対する質疑を行います。 順次質疑を願います。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 以上で議案に対する質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっています議案第66号から議案第73号までの8議案及び発議第1号、発議第2号については、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。したがって、議案第66号から議案第73号までの8議案及び発議第1号、発議第2号については委員会付託を省略することに決定しました。 日程第11、討論。 これから討論を行います。 順次発言を願います。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 以上で討論を終わります。 日程第12、表決。 これから採決します。 議案第66号美咲町一般会計補正予算を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、本案は可決されました。 次に、議案第67号から議案第71号までの美咲町特別会計補正予算5議案を挙手により採決します。 議案第67号から議案第71号までの5議案を決定することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。議案第67号から議案第71号までの5議案は可決されました。 次に、議案第72号教育長の選任同意について挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の諸君は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 ここで選任同意を受けました柴原靖彦氏の入場を許可します。            〔柴原靖彦氏 入場〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 柴原靖彦さんに全員の同意を得られたことをご報告いたします。 それでは、ここで柴原氏よりご挨拶をいただきます。 ◎柴原靖彦 氏 失礼します。ただいまご紹介にあずかりました柴原靖彦と申します。 私は生まれは吉ケ原で、家は吉井川をせきとめている樋門といいましょうか、ゲートといいましょうか、そういう黄色のゲートがあるんですけども、そのすぐ北っかわにあります。 私は大学を卒業以来、主に教職についておりまして、昨年の3月に備前市の伊里小学校を最後に退職した後、引き続き昨年の4月から伊里小学校を拠点校として備前市と瀬戸内市の初任者の人、大学を出て新しく先生方になられた先生の指導支援をしてきております。教職はことし一年を含めますと39年間やってきたわけですが、その間12年間教育行政にも携わらせていただきました。最初は山陽町教育委員会、現在の赤磐市の教育委員会、そして岡山教育事務所で指導主事を6年間させていただきました。そして、その後県庁のほうへ移って、県の教育委員会のほうで人権教育、同和教育、そして生涯学習、社会教育を4年間させていただきました。最後の行政の2年間は備前市の閑谷にあります県の青少年教育センター閑谷学校で青少年の教育に携わらせていただきました。特に、国宝の講堂で論語のろうしょうの担当をさせていただいておりました。 教育行政を12年間務めてきたものの、このたび泉教育長の後を受けて務めさせていただくに当たりまして、現在は不安でいっぱいでございます。泉教育長のように人生経験も豊かでなければ、人間性についてもまだまだ未熟でございます。教育を取り巻く課題は山積しておりますが、泉教育長のようにいつも笑顔で温かく冷静に対応できるかどうか不安でいっぱいでございますが、ここにおられます議員の皆様方や定本町長を初め、町関係者の皆様方、そして学校、園の先生方、あるいは地域の皆様方と一緒に美咲町の教育の充実、発展のために全力を尽くしてまいりたいと思います。どうかご支援、ご協力、ご指導、ご鞭撻よろしくお願いいたします。 甚だ簡単ではございますが、ご挨拶とさせていただきます。失礼いたしました。 ○議長(貝阿彌幸善君) ありがとうございました。 柴原氏にはここで退席いただきます。            〔柴原靖彦氏 退場〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 次に、議案第73号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、発議第1号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、発議第1号は原案のとおり可決されました。 次に、発議第2号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、発議第2号は原案のとおり可決されました。 以上をもって今期定例会の議事は全て終了しました。 この際、町長の挨拶をいただきます。 町長。 ◎町長(定本一友君) 失礼をいたします。 ただいま我々が提案しました諸議案につきまして、適当、妥当なる議決をいただきましたことに対しまして、感謝を申し上げる次第でございます。ただ、1点各種保険金が上がりまして実質年金が目減りをしている高齢者福祉といたしまして、平等に65歳以上の方々6,000人おられますけれども、全員の方に1万円を給付ということで当初提案をいたしましたが、調整を行いました結果、被生活保護者の方を除きますけれども、平成28年度分で町民税均等割が課税されていない方、約4,000人の方を対象とすることで提案をし直しました。賛成をいただきまして、まことにありがとうございました。感謝申し上げる次第でございます。今の高齢者の方々に目を向けていただきましたということに対しましても感謝申し上げる次第でございます。 また、ただいま教育長の選任に同意をいただきまして、まことにありがとうございました。柴原靖彦氏は柵原町出身で、備前市の伊里小学校長でございましたけれども、小中一貫校のモデル校の設置にも深く関与されました。また、県の教育委員会に行政マンといたしましても勤務されました。そういうことで、前教育長の泉和男さんの後を十分に引き継いでやっていただけるものと確信をしておるところでございますので、皆様方にもよろしくお願い申し上げます。 また、議決をいただきました予算を十分活用いたしまして、基本であります安心・安全なまちづくり、美咲町活性化事業にこれからも取り組んでいきたいと、このように思っております。美咲町高齢者福祉給付事業が縮小されまして、その分2,000万円程度が浮いたわけでございますけれども、これにつきましてはこれから考える事業によりまして金額が変わってきます。適正な事業を行っていきたいと、このように思っておるところでございます。 これから暖かくなってきます。よい季節となりますけれども、農作業のほうも忙しくなってまいります。健康には十分気をつけられまして、公私ともにご活躍になられますことを祈念いたしまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。 ○議長(貝阿彌幸善君) 私のほうからも、閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。 草木が芽吹き始めるころに3月定例会が開会をされ、桜の花が咲き始めるころに閉会を迎えました。その間には3中学、5小学校の卒業式もあり、子供も親も皆今日までの思い出を振り返り、新天地に向かう人、また新たなステージに向かって頑張り、成長していかなければと心新たな希望に期待と不安に胸を膨らませていることと察しいたします。 我々議会も提案を受けました議案を激しく議論を重ね、十分に審議いたしました。厳しい財政事情の中、それぞれの地域経済の状況を考慮し、住民ニーズを踏まえながら魅力ある地方の形成、少子・高齢化対策、地域の課題に取り組み、住民福祉の一層の向上に努めるように、また各委員長報告のとおり意見を付して承認いたしておりますので、執行部におかれましては新年度の予算執行に十分に生かしていただきますようにお願いを申し上げまして、3月定例会の閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。 これをもって平成28年第2回美咲町議会定例会を閉会します。(午後5時44分) 以上会議録の次第は書記の記載したものであるが、その内容の適正であることを確認しここに証明する。 平成   年   月   日            美 咲 町 議 会 議            美 咲 町 議 会 議            美 咲 町 議 会 議...