美咲町議会 > 2015-01-01 >
03月24日-04号

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  1. 美咲町議会 2015-01-01
    03月24日-04号


    取得元: 美咲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-06
    平成27年第 1回( 3月)定例会第 4 日 (平成27年3月24)(1)会議の開閉時刻    開   議  午後 2時00分    解   散  午後 4時48分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別1林田 実出席9金谷高子出席2小林達夫〃10江原耕司〃3左居喜次〃11三船勝之〃4片山 剛〃12松島 啓〃5延原正憲〃13下山和由〃6形井 圓〃14山本宏治〃7松田英二〃15岡田 壽〃8岩野正則〃16貝阿彌幸善〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職  名氏   名職  名氏   名町長定本一友産業課長畝本 一副町長  建設課長矢木史朗総務課長難波寛治郎会計課長村瀬智子まちづくり課長畑尾周一旭総合支所長赤堀達男情報交通課長遠藤 透柵原総合支所長森廣恒男税務課長鳥越道正旭産業建設課長山本 資住民課長高田美智子柵原産業建設課長國宗 順こども課長稲谷雄治福祉事務所長福田芳幸健康増進課長村島眞由美教育長泉 和男保険・年金課長桑英昭教育総務課長木谷正弘上下水道課長山下一巳生涯学習課長鈴鹿 滋(4)職務の為出席した職員の職・氏名    事務局長  山 崎 秀 仁    書  記  宗 近 由 利(5)日   程日 程議案番号件         名1  委員長報告2  委員長報告に対する質疑3  討    論4  表    決5議案第67号 ~ 発議第2号追加議案の報告並びに上程6  提案者の説明7  議案に対する質疑8  討    論9  表    決   閉    会 ○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き本日の会議を開きます。(午後2時00分) ただいまの出席議員は16人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。 なお、執行部説明員の副町長より、火災発生のため欠席する旨の通告がありましたので、報告をいたしておきます。 ここで執行部より、さきに上程のありました議案第12号、議案第27号につきまして訂正の申し入れがありましたので、これを許可し、執行部より説明を求めます。 町長。 ◎町長(定本一友君) 失礼をいたします。 まことに申しわけございませんけれども、議案につきまして訂正をさせていただきますので、お聞き取りのほどをひとつよろしくお願いを申し上げます。 議案書の17ページでございます。 議案第12号美咲町企業誘致条例の一部を改正する条例でございまして、その中の第3条でございます。奨励措置の改正文を次のように訂正をさせていただきたいと、かように思っております。中ほどでございますけれども、事業を開始した日、増設の場合は増設を完了した日の属する年度の翌日から起算して3年間を、事業開始後、増設の場合は増設を完了した日それぞれ3年間を限度といたしてに訂正をいたします。固定資産評価額が毎年1月1日を基準に出されるために、訂正前の条文では実態に合わない場合が生じるおそれがありますので、訂正をさせていただきます。また、固定資産税固定資産評価額に訂正をさせていただきます。訂正前の表現でございますと、税額なのか評価額なのか明確にするための訂正でございます。 それから、当初予算書の47ページでございます。 議案第27号美咲町一般会計当初予算でございます。歳入歳出事項別明細書の3、歳出、2款総務費、1項総務管理費、10目諸費、説明欄の区長協議会補助金自治協議会補助金に字句を訂正をいたします。区長協議会自治協議会に名称を変更されておりますので、訂正をさせていただきます。まことに申しわけございませんでした。 ○議長(貝阿彌幸善君) 議案の訂正につきましては、以上のとおりであります。説明のありました訂正を承認してよろしいですか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。よって、申し入れのありました訂正を承認いたします。 なお、この案件につきましては既に委員会付託をして審議を行っておりますが、各委員会審議に際して訂正案にて審議しておりますので、申し添えます。 次に、本日の日程を報告します。 第1に委員長報告、第2に委員長報告に対する質疑、第3に討論、第4に表決、第5に追加議案の報告並びに上程、第6に提案者の説明、第7に議案に対する質疑、第8に討論、第9に表決、以上のとおりと定めますので、ご了承を願います。 これから日程に基づき議事を進めます。 日程第1、委員長報告。 各常任委員会及び特別委員会に付託した諸案件全部を一括議題とします。 これらについては、それぞれ委員会が開催され審査されておりますので、その結果について各委員長の報告を求めます。 まず、総務常任委員会に係る審査報告を委員長に求めます。 14番山本議員。 ◆14番(山本宏治君) それでは、総務常任委員会の報告をさせていただきます。総務常任委員会の山本でございます。 総務常任委員会では、去る3月11日と20日に今定例会で付託されました案件について審査をいたしましたので、審議の内容、結果について報告をいたします。 今定例会では、条例案件4件、一般会計補正予算第5号、特別会計補正予算2件、総合計画策定1件、財産の無償譲渡について7件、指定管理者の指定及び損害賠償額を定めることの計17件について審査をいたしましたので、各担当課順に報告をいたします。 まず、旭、柵原各総合支所について報告をいたします。 旭総合支所では、庁舎及びみち停の精算による減額補正であり、足湯の利用状況の説明がありました。昨年末、旭総合支所隣りのみち停に足湯が完成し、約600名の利用があり、桜の時期にあわせ多くの利用者に期待をするとの報告でした。現在、お湯は中央地域のほほえみの湯から週1回運んで利用しているとのことであり、委員から旭地区の源泉はどうなのかの質問があり、成分検査では温泉効果があり、現在動力ポンプ及び温泉利用の手続を業者にお願いをしてるとの説明でありました。 柵原総合支所では、減額の50万円ですが、支所の近くの空き店舗の買い上げを当初では300万円で予定をしていたが、協議の結果、250万円で契約になり、減額の補正であり、両総合支所の補正予算は全会一致で承認をいたしました。 次に、総務課関係では、議案第2号美咲町特別会計条例の一部を改正する条例については、土地開発事業特別会計を廃止し、用地取得造成事業特別会計に統合するもので、起債償還が終了したとのことであり、全会一致で承認をいたしました。 次に、議案第13号一般会計補正予算総務課関係では歳入の説明の後、委員から災害復旧の大幅な減額補正はとの質問に、26年度は災害が平年より少ないため減額補正であるとの説明でした。また委員から、緊急雇用創出事業交付金が約1,220万3,000円の減額補正の質問に、担当者からは、予定をしていたが応募がなかったことと、途中でやめた等であり、仕方なく減額であるとの説明です。事業所での資格などの取得などをするものであるが、事業所としても怠ったわけでなく、人材が集まらないのが現状との説明でした。委員から、緊急雇用は単年度雇用が多く、腰かけ的なところもあり、今後に期待するとの意見があり、この事業は県事業でもあり、県もある程度期間内に消化したい考えであるとの説明でした。 次に、歳出についての説明があり、人件費3,216万7,000円の減額補正の質問があり、平年では12月に基本的に調整をしているが、人事院勧告の関係などで最終調整であり、毎年しているとの説明でした。研修費の175万円強の減額補正では、研修に行けるような状況判断などの把握をしてるかの質問に、現在は技師などの研修が多く、自治大学は希望制であり、現状では希望者はゼロであり、総務課としてもいろいろと打診もしたが、家庭の事情などがあり、参加での研修は難しく、極力内部研修をしているとの説明でした。委員から、職場を3カ月離れるよりは役場に講師を依頼いたほうがいいが、重要課題として取り上げた予算であり、執行部の考えで出てきたのであれば、しっかりと計画を立てて予算組みをしてほしいとの意見がありました。 消防費の防災機器機材整備補助金の100万円の減額補正については、現在の制度を変え、自主防災組織の補助金について1回補助を受けたら3年間は受けられない状況を緩和したいとのことで、今後協議をするとの説明でありました。委員から、消火栓のホースが傷んだりするのがあるが、初期消火に支障があるように思う。各団から要望があると思うが、対応はの質問に、要望があれば順次補充するとの説明でした。 次に、議案第62号損害賠償の額を定めることについては、保険対応しているとのことで全会一致で承認するところでありますが、道路維持管理を行うのは当然であるが、他の職員も平素から危険箇所の情報収集を支援するべきであるとの意見もありました。 以上、総務課関係の報告といたしますが、一般会計補正について全会一致で承認をいたしましたので、報告をいたします。 次に、情報交通課関係では、一般会計補正予算については精算金が主であるとの説明ですが、ページ26ページに赤磐、美作広域路線バス運行事業の50万円の増額補正ですが、路線バスの乗客の減少により増額補正であるが、今後他の公共交通とともに協議が急務であるとの説明でした。津山圏域で話し合いをしないといけないが、なかなか進まないのが問題が多いとの説明でもございました。 次に、黄福タクシーの利用状況の説明がありました。27年度より黄福タクシー介護タクシーの導入も考えることと、母子手帳の届け出をして1年間を対象にするなど、利用範囲を充実したいとの説明がありました。ただ、介護タクシーについては陸運局の指導などがあり、業者と協議を進めるとのことでした。 情報交通課関係一般会計補正予算については、全会一致で承認をいたしました。 次に、議案第14号みさきネット事業特別会計補正予算については1,004万2,000円の追加の補正であるが、旭地域と中央地域のケーブルの断線により修繕費及び下水道の委託料が主であり、全会一致で承認をいたしました。担当課により、現在各戸にある室外のひかり成端箱の中に土蜂が巣をつくり、電波障害が出ているところがあるとの報告と、また家庭内の給電アダプターのPOEに挿しているLANケーブルの先の部分が障害が出ていて、現在調査中である報告を受けました。設置して7年が経過し、今後新しい機器の導入を考えていかなければならないが、このPOEの変更について1台1万円程度かかり、2,400個であれば2,400万円が必要であり、今後の課題であるとの報告もありました。委員から、加入率がそれほど伸びていないが、合併10周年に当たる年でもあり、みさきテレビの利用料を半額にして加入率を上げてみてはの意見がありましたが、担当課は今のところ考えていないとのことでした。 また、現状のみさきネットでは、ハイビジョンから2K、4K、8Kなど、テレビの受信体系にかわり、今後コアセンターサブセンターと交換をしていかなければならないのが問題であるとのことでした。 次に、税務課関係では、精算金と航空写真の精度をよいものにしたく、地図情報管理の組みかえなどが主であるとの説明でした。委員から、前納報奨金廃止について過去の実績の質問があり、26年度では41.7%が利用されていた、固定資産税口座振り込みが現在58%であり、今後伸ばしたいとのことでした。 以上、税務課関係の議案第13号一般会計補正予算全会一致で承認をいたしました。また、議案第3号美咲町条例の一部を改正する条例では、固定資産税前納報奨金を廃止する条例ですが、経過措置で28年4月1日施行であり、全会一致で承認をいたしました。 次に、まちづくり課の審査報告をいたします。 議案第1号防犯カメラの設置及び管理に関する条例ですが、カメラ10台を要望いたしましたが、9台の許可が美咲警察署からあり、県のガイドラインにのっとり設置するもので、町が設置する防犯カメラの適正な運用に際し、撮影されたもののプライバシーの権利を保護し、安全かつ安心なまちづくりを進めるための条例であり、4月1日より施行するもので全会一致で承認をいたしました。 次に、議案第12号美咲町企業誘致条例の一部を改正する条例では、同僚議員からも議案質問がありましたが、総務委員の委員からも意見があり、先ほど執行部より訂正案が提案され、さきの全員協議会でも説明がありましたが、総務委員会では訂正案で再審議をいたし、全会一致で承認をいたしました。 次に、議案第13号一般会計補正まちづくり課関係では、精査した補正額であるとの説明でした。委員から、財産一般臨時管理費604万3,000円の中で、土地購入の取りやめはどの地域かの質問に、本庁周辺であり、仕切り直しとの説明でした。また、定住促進事業の2万円は事業ができていないかの質問に、担当者から、最近セミナーなどの参加者が減っており、またツイッターなどで情報発信をしているが、岡山までは来られるが、本町まではなかなか来られない、津山市とか近隣の町村より美咲町のブースの参加は負けていないが、説明には十分に時間がかかるとのことで、この一般会計補正予算まちづくり課の議案第13号については、全会一致で承認をいたしました。 議案第26号美咲町土地開発事業特別会計補正予算については、王子及び大戸の各1区画の2区画が売れたための収入であり、宅地造成費の繰出金であり、全会一致で承認をいたしました。 次に、議案第53号辺地に係る公的施設の総合計画の策定については、大山辺地は継続事業であるが、北辺地及び大垪和西辺地については27年度から31年度の5カ年に行うもので、辺地債が借れないための総合整備計画を策定するもので、全会一致で承認といたしました。 議案第54号から議案第60号の7件の財産の無償譲渡については、全施設を視察し、また担当課より土地などの説明を受け、審査をいたしました。この議案第54号から議案第60号の7議案については、全会一致で承認をいたしました。 また、議案第61号美咲町の公の施設にかかわる指定管理の指定については、議会の承認案件であるが、各課より提出されてまちづくり課が担当するのであるが、公正公平にしているとのことであるが、総務委員会といたしましては、今後とも指定管理については十分に精査をし、協議をするように申し出をし、全会一致で承認をいたしました。 以上、3月11日と20日の総務常任委員会の審査の報告といたしますが、報告内の補正額については提案書が正しいものとしますので、もし言い間違いがありましたら提案書に従っていただきたいと思います。 以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で総務常任委員会に係る審査報告を終わります。 次に、民生教育常任委員会に係る審査報告を委員長に求めます。 12番松島議員。 ◆12番(松島啓君) 失礼いたします。 それでは、民生教育常任委員会の報告をいたします。 平成27年3月9日午前9時から民生教育常任委員会を開催いたしました。本定例会で当委員会に付託されました議案、条例8件、予算案件8件、要望1件の合計17件について審査しましたので、その経過と結果を報告いたします。 まず、議案第4号美咲町就学指導委員会条例の一部を改正する条例でありますが、学校教育法施行令の一部改正に伴い、美咲町就学指導委員会条例の一部改正が必要となったものであり、審査の結果、原案どおり承認いたしました。 次に、議案第5号美咲町立体育館条例の一部を改正する条例でありますが、飯岡体育館飯岡老人憩いの家と一体的に指定管理委託するため、第2条の表の中の飯岡体育館を削除するもので、審査の結果、原案どおり承認いたしました。 次に、議案第6号美咲町保育条例の一部を改正する条例でありますが、子ども・子育て支援新制度の実施に伴い改正するもので、第1条中の保育にかけるを、保育を必要とするに改めるなどの字句の整備をするもので、審査の結果、原案どおり承認いたしました。 次に、議案第7号美咲町保育料条例の一部を改正する条例でありますが、これも子ども・子育て支援新制度の実施に伴い改正するもので、審査の結果、原案どおり承認いたしました。 次に、議案第8号美咲町老人憩いの家及びデイサービスホーム設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例でありますが、飯岡体育館飯岡老人憩いの家と一体的に指定管理委託するもので、条文中の附帯施設として体育館を加えるものであり、審査の結果、原案どおり承認いたしました。 次に、議案第9号美咲町介護保険条例の一部を改正する条例でありますが、介護保険関連省令の改正に伴い条例の一部を改正するもので、特に第2条中の介護保険料が6段階から9段階に変わり、平成27年度から平成29年度の3年間保険料がそれぞれ改められるのもであり、保険料に関しては今回の委員会だけでなく、今までに担当課から詳しい説明を受けながら協議してきた経緯もあり、また国保会計のような法定外の繰り入れもできないため、今後さらに高齢化が進み、要介護者が増加し、ますます介護保険会計は厳しい運営になると予想され、委員会としましては、担当課であります保険年金課また健康増進課を中心に庁内連携、また医療機関、介護施設など関係機関としっかり連携をとって、まず予防事業、そして今後最大の課題であります地域ケアシステムの構築に全力で取り組んでいただき、健全な介護保険事業運営ができるよう意見を付して、議案第9号は審査の結果、原案どおり承認いたしました。 続きまして、議案第10号及び議案第11号は、省令が制定されたことに伴い改正するもので、審査の結果、議案第10号及び議案第11号は原案どおり承認いたしました。 次に、議案第13号平成26年度美咲町一般会計補正予算(第5号)の所管の款項についてでありますが、歳出の主なものは、まず健康増進課では衛生費のうち中央保健センター臨時管理費40万円の減額は、中央保健センターの屋根の修繕を予定していたところ本年度は何とか乗り切れたもので、不用額となったものであります。また、健康増進費事業費230万2,000円の減額は、各種検診等の事業完了によるものであります。 次に、保険年金課でありますが、民生費のうち国保会計繰出金3,262万2,000円の追加は、保険基盤安定分が425万3,000円の追加、そしてその他分で3,000万円の追加で、急な給付費の増加に備えて国保特別会計に繰り出すものであります。 また、老人福祉費のうち、地域人材育成支援事業1,219万9,000円の減額は、事業の確定によるもの、また後期高齢者医療特別会計繰出金30万6,000円の追加、介護保険特別会計繰出金131万7,000円の追加などは、事業確定によるものであります。 次に、こども課でありますが、民生費のうち育児支援手当431万4,000円の減額、児童扶養手当給付費290万円の減額、衛生費のうちで予防接種事業129万9,000円の減額は、事業の確定によるものであります。 続きまして、福祉事務所でありますが、民生費のうちで、ふるさといきいきづくり事業76万円の減額、臨時福祉給付金事業1,949万7,000円の減額、敬老事業21万2,000円の減額、在宅介護支援事業79万2,000円の減額は、実績によるものであります。 また、あさひが丘施設管理費75万円の追加は、排煙窓のワイヤー交換の修繕費であります。 また、生活保護受給者就労支援事業149万3,000円の減額は、生活保護に至らない方の自立相談事業で、相談員1名分を予定していたものが本年度は不用になったものであります。 続きまして、住民課でありますが、総務費の中で戸籍住民基本台帳費のうち、戸籍住民基本台帳臨時管理費384万3,000円の減額は個人番号制度開始に伴うシステム改修で、実績による減額であります。 また、民生費のうちで若者定住促進事業50万8,000円の減額は、実績によるものであります。 続きまして、教育委員会教育総務課でありますが、教育費の中で柵原中学校維持補修費200万円の減額は、給水工事の入札による減額であります。 また、柵原中学校教育振興臨時管理費100万円の追加は、JIS規格の椅子、机の購入費であります。 また、教育委員会生涯学習課の関係でありますが、教育費の中で町史編さん事業120万円の追加は、町史の調査員の報酬の追加分などであります。 以上、議案第13号平成26年度美咲町一般会計補正予算(第5号)の所管の款項につきましては、審査の結果、全会一致で原案どおり承認いたしました。 続きまして、特別会計でありますが、議案第15号平成26年度美咲町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出の総額にそれぞれ1万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,542万3,000円とするもので、歳入は県補助金一般会計繰入金で、歳出は新築資金貸付事業費であります。 審査の結果、原案どおり承認いたしました。 次に、議案第16号平成26年度美咲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)でありますが、歳入歳出の総額からそれぞれ5,326万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ20億3,134万1,000円とするもので、歳出の主なものは、保険給付費など3月までの支払い見込みを想定しての増減などであります。 以上、議案第16号は審査の結果、全会一致で原案どおり承認いたしました。 次に、議案第17号平成26年度美咲町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)でありますが、歳入歳出の総額にそれぞれ1,543万7,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ24億2,885万8,000円とするもので、歳入の主なものは、国庫支出金支払基金交付金、県支出金及び繰入金などであります。歳出の主なものは、保険給付費及び地域支援事業費であります。 以上、議案第17号は、審査の結果、全会一致で原案どおり承認いたしました。 次に、議案第18号平成26年度美咲町介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)でありますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ70万8,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ1,262万7,000円とするもので、歳入は一般会計繰入金の減額、歳出は介護予防支援事業費の実績による減額であります。 審査の結果、議案第18号は、全会一致で原案どおり承認いたしました。 次に、議案第19号平成26年度久米郡介護認定審査事業特別会計補正予算(第2号)でありますが、歳入歳出の総額からそれぞれ82万7,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ867万3,000円とするもので、歳入は介護認定審査負担金の減額、歳出の主なものは、介護認定審査会費の減額などであります。 審査の結果、議案第19号は、全会一致で原案どおり承認いたしました。 次に、議案第20号平成26年度美咲町国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第2号)でありますが、歳入歳出の総額からそれぞれ34万6,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ732万9,000円とするもので、歳入の主なものは、診療収入の減額、また繰入金の追加であります。歳出は、医療費の減額などであります。 審査の結果、議案第20号は、全会一致で原案どおり承認いたしました。 次に、議案第21号平成26年度美咲町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)でありますが、歳入歳出の総額からそれぞれ248万5,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ2億750万9,000円とするもので、歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料の減額、歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金の減額であります。 審査の結果、議案第21号は、全会一致で原案どおり承認いたしました。 議案審査に当たりまして、一般会計、特別会計の議案審査に当たりましての質疑の内容でありますが、健康増進課では、香花温泉ほほえみの湯のあり方を検討する必要があるのではという質問でありますが、修繕費がかさんでいるので検討していきたいという答弁でありました。 また、大垪和診療所は不足分は基金を繰り入れながらの運営であったが、基金の残高はという質問でありますが、基金は0になったが、診療所に対しては交付税算入があり、一般会計から繰り入れしても交付税のほうが多く、住民の方も必要性を感じており、先生の協力も得られたので、当面継続していきたいという答弁でありました。 また、保険年金課では、人材育成事業が募集しても応募がないということだが、周知が足りないのではないかという質問でありますが、職安を通じて就職を促す事業であり、津山で講習会をしても途中で中止になるなど、なかなかなり手がいないということであります。 また、こども課では、かめっこ保育園の空調は以前にも修繕しているがという質問でありますが、たびたび直している、応急処置で修繕費がかさむ、全面改修したいが、多額の予算がかかるとの答弁でありました。 また、福祉事務所でありますが、生活保護受給者就労支援事業が減額されているがという問いでありますが、生活保護までに至らない生活に困っている人の相談を受ける事業で、相談員の研修費、人件費を上げていたが、26年度は行えなかった。27年度は行いたいという答弁でありました。 また、住民課では、町有やなはら住宅の家賃をさげたが入居者はふえたかという質問でありますが、今後ふえると考えている。定住促進の補助を使えば新婚の人が5階に入居した場合、1万8,000円の家賃で入ることができる。現在、配管の改修予定で、3、4月は入居ができないようになっている。新年度予算が通ったら即対応していきたいとの答弁でありました。 また、教育委員会教育総務課でありますが、26年度の富田泰司教育福祉振興基金事業の内容はという問いでありますが、各中学校に超短焦点のプロジェクターを5台、保育園にデジタルカメラ、レコーダーなど、小・中学校の教員に先進地視察講演会費、食育に活用するためカロリー摂取などをシミュレーションできる食物フードモデルなどを購入したということであります。 また、教育委員会生涯学習課でありますが、文化財保護委員の活動はという問いでありますが、本年は3回会議を開いている。文化財のパンフレットの作成、巨木などの樹木の調査で集まってもらっている。委員は各地域4名ずつで、合計12人ということでありました。 続きまして、要望第1号の審査でありますが、生涯現役社会の実現に取り組むシルバー人材センターへの支援の要望でありますが、要望者は、美咲町シルバー人材センター会長山本克彦氏であります。要望書に添付をされております岡山県下のシルバー人材センターへの運営補助金交付状況なども見ながら審査を行ったところでありますが、以前から言われております国からの補助を受ける条件、これは法人化すること、また会員数が100人以上であること、また町の補助金が国の補助金の上限になるなどの条件がありまして、現在その条件を満たすよう努力をされているそうであります。委員からは、審査の中でシルバー人材センターの本来の目的、原理原則がある、会員が現在八十数名ということで趣旨採択にすべきである。また、法人化など国庫補助を受ける準備をされており、今現在では趣旨採択がいいのではないか。また、町としてはかなりシルバー人材センターの受注に関しては努力や配慮をしている。また、新年度予算には、法人化の準備として30万円多い予算を組んでいる。趣旨採択が適当ではないか。また、若者の雇用がまだ厳しい状況であり、現在の補助金で十分である。不採択にするべきではないかなど意見があり、採決の結果、要望第1号は、賛成多数で趣旨採択といたしました。 最後に、現地確認の報告でありますが、2月の常任委員会で中央・旭地域の一般廃棄物の最終処分場を現地確認しております。今回は、柵原地域の最終処分場3カ所を現地確認いたしました。 まず、下谷連石地内の柵原クリーンセンターに行きました。こちらは、平成2年から一般廃棄物の焼却灰を埋立処分しているところで、浸出水処理施設で生物処理、沈殿、滅菌を経て放流している施設であります。埋め立てにおいては、計画断面までにまだ余裕があり、適正に埋立処分していることを現地で確認いたしました。 次に、高城地内の最終処分場でありますが、こちらは既に柵原町時代の平成3年に埋立処分を完了している施設であり、現地を確認したところであります。 そして最後に、藤原地内の最終処分場でありますが、こちらは平成4年から安定5品目、現在は不燃物のガラス類を埋立処分している施設で、浸出水の処理は、有機性の汚水は考えられないので自然放流をしており、毎月の検査でも基準値以内であるとの報告であります。27年度中で受け入れが終了し、その後廃止に向けての手続に入るということでありました。 以上、3カ所の最終処分場を現地確認をしたところであります。 これで民生教育常任委員会の報告を終わりといたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で民生教育常任委員会に係る審査報告を終わります。 次に、産業建設常任委員会に係る審査報告を委員長に求めます。 13番下山議員。 ◆13番(下山和由君) それでは、産業建設常任委員会の審査報告に入らせていただきます。 産業建設常任委員会は平成27年3月10日午前9時より開会しました。当委員会に付議されました諸議案並びに陳情、条文について審議をしたところでございます。 まず、議案第13号平成26年度一般会計の補正予算、そして特別会計補正予算の審査報告をさせていただきます。 まず、上下水道課から報告をさせていただきます。 まず、議案第13号平成26年度美咲町一般会計補正予算(第5号)についてでありますが、合併処理浄化槽の本年度精算に伴うもので、歳入、国庫補助金、県補助金、ともに196万円の減額、歳出については環境衛生費、負担金補助及び交付金1,100万2,000円の減額であります。 これより特別会計事業の報告に入らせていただきます。 まず、議案第22号であります。平成26年度美咲町柵原中央簡易水道特別会計補正予算(第2号)でございますが、繰越明許費2事業2,750万円です。内容につきましては、簡易水道管理費1,500万円につきましては、下水道工事との調整に伴うもので、維持補修費については非常用の発電機で製作に日数を要するためとのことです。 続きまして、議案第23号平成26年度美咲町中央簡易水道特別会計補正予算(第4号)でございますが、歳入歳出それぞれ81万5,000円の追加によるものです。主なものとしましては、原材料の800万円の追加で、昨年の4月1日から岡山県広域水道企業団からの受水量、日量860立方メートルの増量に伴うもので、基本料金分1日当たり2万4,235円の追加料金の不足分であります。 また、予備費に256万5,000円の追加で、その他は精算に伴うものであります。 続きまして、議案第24号平成26年度美咲町柵原公共下水道特別会計補正予算(第3号)でありますが、予算につきましては歳入歳出それぞれ1,000万円の減額で、国庫補助事業費の柵原公共下水道特別会計への組みかえに伴うものでございます。 また、明許繰り越し6事業2億3,661万円でありますが、特定環境保全公共下水道事業3事業については、地下埋設物調査及び推進工事の岩質の変更に伴い日進量の減に伴うもので、同事業雨水対策3事業については、ポンプ場の建設位置の変更に伴い、流入、流出位置の高さの再検討によるものであります。 続きまして、議案第25号平成26年度美咲町中央公共下水道特別会計補正予算(第3号)でありますが、歳入歳出それぞれ2,000万円の追加によるものでございます。下水道布設事業費1,650万円の増額で、内訳は国庫補助工事請負費1,000万円でマンホール、ポンプの施設の中央監視装置39カ所の工事費であります。 また、単独町費で負担金補助及び交付金に650万円ですが、39カ所のNTT回線からみさきネットへの切りかえに伴う負担金であります。 そして、予備費に350万円の増額です。中央地域の下水につきましては、面工事は完了との報告であります。 議案第65号工事請負契約の変更についてでありますが、平成26年11月25日議決の工事請負契約の相手方の住所変更により、工事請負費の内容に変更が生じたためのものであります。 以上、議案審議後、繰越工事の説明、公営企業会計に向けた今後の説明、柵原地域、久木、小瀬地区の公共下水の今後の工程、供用開始時期並びに雨水対策についての説明を受けたところであります。 以上で上下水道課より付託されました諸議案につきましては、審査の結果、異議なしと認めましたので報告します。 続きまして、産業課に入ります。 平成26年度の一般会計補正予算でございます。 まず、農林水産業費の農業総務費の351万1,000円の減額でございますが、これは内訳は、一般職員の人件費の減額が主なものであります。 続きまして、同じく農林水産業費の農業振興総務費919万8,000円の減額でありますが、内訳としましては主なものとしまして、有害鳥獣駆除、町有害駆除頭数の増ということで83万7,000円の追加であります。 また、人・農地問題解決推進事業法人化、組織化の支援でありますが、これ70万円の追加。そして、6次産業化導入事業、1戸取り下げがありまして30万円の減額。そして、認定農業者経営展開リースの事業1名が取り組まれて1,114万3,000円の減額。それから、新規就農総合支援事業1名が満了ということで150万円の減額。ピオーネ生産拡大事業の120万円の減額は、事業量の減額ということでございます。 また、鳥獣被害防止緊急捕獲対策事業、これ推進事業であります国の補助金240万円の追加であります。 続きまして、農業振興施設費としまして841万9,000円の減額につきましては、主なものは育苗センターの建設負担金になります。これにつきましては入札減によるもので、841万8,000円の減額であります。 続きまして、農業費の農地費でございますが、24万1,000円の減額。これにつきましては、長原ダムの管理事業の精算ということでございます。 続きまして、同じく農林水産業費の林業振興費でございますが、183万2,000円の減額でございますが、これにつきましては新築木造住宅の普及促進事業5戸分の減額ということで、125万円の減額が主なものでございます。 続きまして、商工費、商工振興費でございますが、92万4,000円につきましては特産物のニューピオーネ海外輸出事業、これの旅費精算ということで87万2,000円の減額が主なものでございます。 続きまして、観光費でございます。54万8,000円につきましては、観光経常管理費、指定管理費の精算のものでございます。 それから、各委員より、鳥獣捕獲頭数についての依頼があり、その成果が示されたので、まとめてご報告をさせていただきます。 まず、平成26年度有害鳥獣駆除の実績が昨年の12月から1月までのことでございますが、イノシシにおきましては美咲町町内で901頭、鹿につきましては同じく美咲町内で199頭、同じくヌートリアにつきましては30頭という、こういう捕獲数であることを報告しておきます。 以上、産業課より付託されました一般会計補正予算。なお、鳥獣捕獲頭数の内訳を報告し、当委員会としては異議なく承認したところであります。 続きまして、建設課に入ります。 一般会計補正予算建設課の所管分でありますが、まず民生費の社会福祉総務費の減額2,440万6,000円のうち宅地土砂崩壊復旧事業の減額30万1,000円でありますが、これは事業費が確定したための減額補正であります。 続きまして、衛生費の環境保全対策費で、公害対策費として93万2,000円、これはアスベスト回収事業費の補助金ということで、事業費が確定したため減額補正であります。 そして、農林水産業費の農地費でありますが、土地改良事業費の190万2,000円につきましては、主なものとしましては中山間総合整備事業450万円、これは国の追加補正予算による事業費負担金の増額であります。また、中山間地域生活交流基盤整備事業の減額の237万8,000円につきましては、事業廃止による減額補正であります。 また、ため池総合整備事業の156万8,000円につきましては、ため池ハザードマップの作成ということであります。 続きまして、同じく農林水産業費の林道開設費でありますが、単町林道整備費用減額の224万7,000円につきましては、これは事業確定による減額補正であります。 そして、土木費の道路橋梁総務費でありますが、679万8,000円。主なものとしましては、県の事業の負担金がふえたということでございます。 また、美作岡山道路の建設事業の負担金の減額100万円は県事業が確定したことによる負担金の減額であります。 続きまして、同じく道路維持費でありますが、16万6,000円でありますが、これは公用車の管理費ということでございます。 続きまして、道路新設改良費の12万6,000円につきましても事業費の確定であります。 そして、土木費の住宅費の住宅対策事業費でございますが、46万8,000円、これも事業の確定により減額補正であります。 続きまして、災害復旧費、農地災害復旧費でございますが、現年の災害復旧費の440万5,000円の減額。そして、過年の災害復旧事業費が28万8,000円の減額、これいずれも対象となる災害が少なかったため減額予算ということであります。 そして、同じく農業用施設災害復旧費の減額2,767万6,000円につきましては、これにつきましても現年災害復旧事業の補助分としまして2,494万5,000円。 それから、現年災害復旧費の単独分としまして273万1,000円。そして、過年の災害の事業費としまして減額の19万6,000円。いずれも対象となる災害がなかったための減額補正であります。 続きまして、災害復旧費、公共土木施設災害復旧費でありますが、同様に現年災害復旧事業減額の2,242万円でありますが、これにつきましては現年災害復旧補助分が2,002万円、そして現年災害復旧の単独分が240万円、そして過年の災害の復旧事業費が減額の493万9,000円ということで、いずれも事業費が確定し、減額補正であります。 以上、建設課より付託されました所管分についての審査報告をします。 なお、異議なく承認したところでございます。 続きまして、午後より現地視察の内容についての報告をします。 なお、これまでの数字につきましては、提案書の数字が正しいものとよろしくお願いしたいと思います。 それでは、現地視察の報告でありますが、道路線の認定箇所の視察ということで、これは町道久木上高城線の現地視察でございます。これは、主要地方道の津山柵原線を起点とした町道小瀬高城線の取りつけでの延長1,529.3メーターの道路線の認定箇所の現場視察であります。町道認定の理由としては、林道開設するのに改良した路線について、地区間の主要幹線を今後町として管理するためのものであります。 続きまして、主要地方道津山柵原線の改良工事の現地視察でございますが、これは今やっております県道26号線の改修であります。これにつきましては、津山柵原線改良工事の全体延長が800メーターあり、平成24年度から測量、設計を行い、この26年度より工事着手し、完成は平成34年を目標としており、今年度は83.1メーターを施工しておるところでございます。 続きまして、町道火田城中学線の現地視察でございますが、これは柵原中学校の駐輪場への進入路であり、安全に通学できるように拡幅工事をしておるものでございます。 また、現地視察に行く途中での車内説明を行った箇所についても説明を申し上げます。 町道休石家ノ奥線の道路線の認定につきましては、県道吉ケ原美作線のバイパス工事に伴い県道改良工事が完成後、旧県道を町道に移管されるための町道認定を行うものであります。 また、久木吉ケ原線改良工事でありますが、平成26年度改良工事については稲干橋が通行不能となっており、早急に通行の安全確保をするための工事を行っているところでございます。 以上、柵原総合支所産業建設課國宗課長同行のもとに現地視察を行い、現況、今後の計画について細やかに説明をいただき、異議なく承認したところでございます。 これで産業建設常任委員会に付託されました関係各課の審査報告を終わります。何とぞご審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 最後に、当委員会に付託されております継続審査についてのことについてご報告を申し上げます。 まず、美作岡山道路に関する陳情書及び要望書の審議の内容でございます。 継続審査としておりました地域高規格道路美作岡山道路に関する陳情書及び要望書についてを審議をいたしました。 まず、地域高規格道路美作岡山道路は、古くは昭和の年代に計画された岡山県東部横断自動車道を基本とした道路であり、岡山県東部地方の産業の振興、地域の振興を図るために絶対に必要な道路であるという基本的な考えのもとに、これまで関係市町村の幾多の政治関係者が国あるいは県に対してたび重なる陳情、要望を繰り返し、やっと実現にこぎつけた事業であり、沿線住民が早期の完成を待ち望む自動車専用道路であります。 また、現在国が進めている地方創生法案に基づいて作成される地方版総合戦略の策定に当たっては、この道路を初めとした県内広域交通網の活用を基本とした企業誘致、産業振興、観光振興等、高い雇用の増加により、若者の定住を促進させ、人口減少に歯どめをかける政策に結びつけていかなければならないと。以上のことを美咲町議会の姿勢としては、美作岡山道路の早期完成に全力を注ぐべきであると、この考え方を基本に審議を臨んだところであります。 飯岡地区地元住民11名から提出されております陳情書、美作岡山道路の建設促進を求める陳情書に書かれとる内容は、岡山県が示す案をおおむね容認し、美咲町及び美咲町議会の考えとほぼ一致することになっていることから、委員会においては全会一致で採択といたしたところであります。 また、岡山道路、高規格道路をみんなで考える会から提出されました要望書につきましては、書かれとる内容は岡山県が示す第2ルート案に反対し、ルートの再検討を求めるものとなっております。こちらの審査に対しましては、第2ルート絶対反対は受け入れられないが、住民が抱いているさまざまな不安感は理解できる。よって、一部趣旨採択の意見が2名、第2ルート絶対反対は受け入れない、住民が抱いている不安感を解消するために、手段を考えるために県の案で事業を前に進めなければならないと。よって、不採択の意見が2名、という意見に分かれ、最終的にルートの変更は事業費の増大、インターチェンジがつくれない、完成時期が大幅に後退するなど町にとってもデメリットが大き過ぎるとの委員長判断をもって、賛成多数で不採択としたところでございます。 以上、要望、陳情についての審議の報告を終わります。何とぞご審議をよろしくお願いします。 以上で産業建設常任委員会に付託されました付議については、全て終わります。 ○議長(貝阿彌幸善君) 委員長、現地視察をされたのはわかったんですが、その現地視察をした議案についての議案第63号から議案第65号へがなかったんで、それだけちょっと申し添えてください。            (13番下山和由君「議案の」と呼ぶ) この議案の報告がなかった、現地視察をしたという。 ◆13番(下山和由君) 失礼します。 申しわけございません。議案第63号の美咲町道路の認定について、そして議案第64号の美咲町道路の変更認定について、そして議案第65号の美咲町道路線の廃止についての現地視察でありますことを改めて報告し、申しわけございません、訂正しておわびします。            (「承認したんかどうかを」と呼ぶ者あり) ○議長(貝阿彌幸善君) 承認したんでしょ、それも、現地視察の。 ◆13番(下山和由君) たびたび重ねて申しわけありません。以上の視察関係につきましても全て承認したことをご報告します。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。            (13番下山和由君「申しわけありませんでした」と呼ぶ) 以上で各常任委員会に付託した諸案件全部の報告を終わります。 ここで3時20分まで休憩とします。(午後3時04分) ○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午後3時20分) ただいまの出席議員は16名です。 13番下山議員。 報告漏れですか。            (13番下山和由君「はい」と呼ぶ) ほんなら、許可をいたします。 ◆13番(下山和由君) 失礼します。 先ほど私が陳情、要望についての内容報告につきましてもう少し詳しくしたらどうかというようなご意見も頂戴し、これまでの経過報告をもう少しかいつまんでご報告をし、ご理解をいただきたいと思います。 まず、私ども委員会としましては、この件につきましては一昨年より要望、陳情が上がりました。その件について、以来、継続審議ということにしたことは間違いありません。しかしながら、いろいろと県の方針あるいは町の方針が定まりつつある中で、飯岡地区としましても私どもも、考える会の皆様方あるいは促進する皆様方とも意見交換をし、何とか飯岡地区で総意が持てないかという努力もしてまいりました。 そして、考える会の皆さん方におきましても一旦要望されましたことも取り下げるなど、大変なご苦労とご努力をいただいたことについては感謝申し上げてきたこところでございます。そうした中で、前の要望書も取り下げ、新たに美作第2ルート以外の検討の論議というようなことも出ました。この件につきましても、いろいろとそれぞれの方ともお話をしてきた中で、3月15日には地区の集会が開かれるなど、本当に大変なご苦労もあったことは本当にそれは心から敬意を表する次第でございます。 しかしながら、昨今の状況を見ましても県の方針がここまで定まり、また美咲町の行政としましても県に同意するという同意書も出たり、その中で、やはり委員会としてはある程度決断しなきゃならないと。その理由は、やはりこれ以上継続すると大きな事業のおくれが生じたり、いろんなことが出ては困るということで、委員会としては苦渋の選択をしたところでございます。 そうした中で、できることならこういうことになりましたけど、今後ともこの大きな県事業に対しまして飯岡地区を中心に美咲町全体が、るるいろんな努力をしていただく必要はあろうかと思います。そうした中で、それぞれ要望書を出された方につきましてもご意見は十分あると思います。そのことも踏まえて、できることなら今後地区内で、あるいは県、町、関係機関等交えて、もっともっと膝を交えて、机を一つにしてご協議を重ねていただくことが私は一番望むところであります。 そういうことの中で、産業建設常任委員会としての結論につきましては、先ほど申し上げたように不採択となりましたが、内容については各委員ともそれぞれいろんな思いがあって、本当に苦渋の選択ということも踏まえてあえて報告を申し上げます。 そうした中で、今後とも美作岡山道が本当に早期着工、最終年度に支障のないようにやることはもちろん望むことでございますが、いま一度関係地域あるいは町、県につきましても我々できることならどんどん要望もしていき、この事業の進展がつくように望むところであります。 そうした中で、不採択とはなりましたが、その件についてのご理解をあえてお願いしたいということで、議長の許可を得ましてご報告をさせていただきました。失礼しました。 ○議長(貝阿彌幸善君) それでは次に、予算特別委員会に付託した諸案件全部を一括議題とします。 予算特別委員会において審査されたその結果について委員長の報告を求めます。 6番形井議員。
    ◆6番(形井圓君) 失礼します。委員長を仰せつかりました形井でございます。 平成27年度美咲町歳入歳出予算特別委員会の報告をさせていただきたいと思います。 本年度におきましては、慎重、そして詳細に審査することが議会議員の責務であるということを念頭に置きまして、3月12日、13日、16日、18日そして20日の5日間にわたりまして各担当課長を初め、担当者の方の同席を求め、審議いたしてまいりました。 まず、この予算委員会は議員全員で構成されており、全員参加のもとできめ細かく真摯にされておりまして、主要な案件のみ報告させていただき、詳細につきましては広報みさき、または議会だよりにて報告を考えておりますので、ご了承いただきたいと思います。 審査した会計は、一般会計並びに24の特別会計であります。 まず、一般会計における予算総額は104億8,469万5,000円、対前年度比4億4,026万5,000円、4.4%の増であります。歳入の主たるものは、町税、地方譲与税、地方交付税、国、県支出金、町債等であります。 次に、歳出でありますが、人件費、扶助費、公債費の事務的経費が前年度対比2%減。このうち公債費が8.6%の減、物件費等消費的経費5.7%の増、投資的経費は10億541万円で、44.4%の増となっております。その内訳でありますけども、議会費が5.5%の増となっておりますが、これは退職されました議員年金共済への負担金が主たるものであります。 次に、総務費の主たるものは、合併記念事業250万円、協働のまちづくり事業交付金2,214万8,000円、定住促進住宅補助金等1,750万円、少子化対策補助金900万2,000円、町営バス運行対策事業4事業に対し3,635万2,000円であります。 次に、民生費における主たる事業は、ふるさといきいきづくり事業臨時福祉給付金事業、民活利用型若者向け定住促進対策事業、そして簡易水道事業等、特別会計への繰出金を初めとし、国保会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険事業特別会計ほかへの繰出金、特別養護老人ホーム組合負担金、児童扶養手当等給付金、生活保護費のうち生活扶助費等であります。 次に、衛生費の主たる事業は、妊婦、乳児健康診査費、そして簡易水道事業特別会計繰出金、予防接種事業、乳幼児及び児童・生徒医療費、合併処理浄化槽設置事業補助金、火葬場管理費、津山圏域資源循環施設組合ほか一部事務組合への負担金等であります。 次に、農林水産業費における主たる事業は、津山地区農業共済事業組合負担金、下水道事業特別会計繰出金、有害鳥獣駆除費815万6,000円、中山間地域等直接支払い事業1億7,771万9,000円、新規就農総合支援事業900万円、そして新規の農作物鳥獣防止対策事業8,850万円を初め、中山間地域総合整備事業、多面的機能支払い交付金事業等であります。 次に、商工費の主たる事業は、商工会補助金、そして各種祭りの補助金、三休公園経常管理費846万3,000円等であります。 次に、土木費の主たる事業は、県事業負担金、美作岡山道路建設事業負担金、道路維持負担金、町道改良事業、町道舗装事業、道路整備交付金事業等であります。社会資本整備総合交付金事業2億5,361万5,000円、また公共下水道事業特別会計への繰出金が3億3,546万円となっております。 次に、消防費の主たる事業は、津山圏域消防組合への負担金、非常備消防費、そして消防器具庫整備事業費2,925万6,000円、防火水槽整備事業費として825万円であります。 次に、教育費の主たる事業は、国際交流ホームステイ事業、小学校、中学校、共通管理費、外国青年招致事業、町史編さん事業、各図書館管理費、体育施設の管理費、学校給食共同調理場運営費、スクールバス管理費等であります。 次に、災害復旧費でありますが、農地災害復旧費、農業用施設災害復旧費、公共土木災害復旧費で、本年度は5,770万3,000円を計上されております。 次に、24の特別会計でありますけども、特別会計の性質上、独立採算制が基本ではありますが、それぞれやむを得ない事情により、一般会計から大変多額の繰出金が行われております。 続きまして、各課における主要事業について審査していますので、ご報告をさせていただきたいと思います。 まず、総務課であります。 美咲町の財政を取り巻く情勢でありますが、大幅な税収の兆しはなく、自主財源の増加は見込めない状況であります。適切な行財政運営を行い、財政健全化に取り組んでいきたいとのことでありました。 平成25年度市町村決算に基づく健全化判断比率では、実質公債費が15.4%、県下ワースト5位。将来負担比率は69.6%となっており、県下で11番目であるとのことでありました。 そうした中におきまして、平成27年度の当初予算編成に当たり、住民ニーズを踏まえながら、魅力ある地方の形成、少子・高齢化対策等、地域の課題に取り組む予算編成を行ったとのことであります。また、予算を編成するに当たり、各課からの要望は110億円でありましたが、査定において6億円のカットを行ったということでもあります。 歳出でありますけども、議会費のうち人件費が600万円ふえておりますけども、これは退職された方の議員共済年金が主であり、国から指定された金額であるとのことでございました。 また、主要事業については各課が行っていただきますということでありますけども、地方創生は本年度の予算には計上されていないとのことであります。 次に、消防関係におきまして消防機庫1庫、防火水槽1基が計上されておりますけども、昨年の工事が少しおくれたように聞いております。そうした中で、本年度におきましては早期に着工、着手するように強く申し入れておきます。 また、水力発電交付金はショベルカーの購入ということで、ちょうど完了であるとのことでございました。 続きまして、税務課であります。 税務課は現在、この当時でありますけども確定申告中でありまして、課長お一人で説明を受けました。税収につきましては前年度対比0.5%増の12億3,447万1,000円を計上されています。 なお、税制改正により法人町民税の税率が14.7%から12.1%に大幅に改正されたとのことでありましたけども、好調な企業もあり、26年度と比較して増収となる見込みであるとのことであります。 また、前納報奨金でありますけども、28年度から廃止したいとの説明であり、27年度でその周知を行っていくとのことであります。 マイナンバー制度に関するシステム改修委託料は計上されていますけども、単年度で終わるかとの質問が議員からありましたけども、27年度は税務課、住民課、情報交通課の3課と聞いてるとの説明でありましたが、大変重要な施策であります。各課の連携がいま少し必要ではないかと感じたところであります。あわせて滞納者につきましては、その徴収に厳しい対応を願うところであります。 次に、議会事務局であります。 備品購入費の予算額が98万8,000円計上されておりますけども、これは会議室の録音用マイク設備でありまして、老朽化しているため新規に購入するものであり、4月早急に指名委員会を開催し、入札を実施していきたいとのことでありました。 県の議長会負担金が159万1,000円計上されておりますけども、これは県内町村で構成されている議長会の運営費負担金で、職員の人件費ほか経常的な経費の負担金であるとのことであります。 また、共済費3,196万円につきまして、このまま続くかとの質問がありましたけども、これは経過措置で、統一選挙、議員数減少のため議員定数に基準報酬額を乗じたものであるとのことであります。 次に、まちづくり課であります。 まず、協働のまちづくりの交付金の減額についてであります。 この事業は3年ごとに見直しとなっており、支出科目に食料費のようなものが多かったため、26年度に自治会長協議会の皆さんと話し合いをし、理解を得ているとのことでありました。 また、提案型まちづくり補助金も100万円あり、先駆的な事業を提案していただくように考えているとのことでありました。 また、柵原地区の藤原児童会館の解体につきまして、昨年500万円の解体費用が計上されていたと思うが、いつ解体されるのかとの質問もありました。これに対しまして、設置管理に関する条例があり、普通財産にする変更があると、3月に設計予算を計上し、27年度当初で対応を考えていましたけども、26年度中に手続が済まなかったということでございます。そうした中で、老朽化している施設につきましては撤去したほうがいいというように考えているとの説明もありましたけども、不要かつ老朽化している施設につきましては、早急な処分を行っていただくよう強く申し入れておきます。 次に、危険老朽家屋の撤去につきましては、昨年11月27日に空家対策特別措置法が制定をされました。こうした中で、町内の自治会長から500件余りの情報が入っており、特定家屋を認定する協議会を立てる予定であり、その後協議していきたいとの説明がありました。 また、防犯カメラの設置につきましては、今年度9台を予定しており、学校関係、警察等と協議し、設置場所を検討していきたいとのことであります。 次に、情報交通課であります。 まず、黄福タクシーについてであります。 現在、西川タクシー、有本タクシーの2社にお願いいたしていましたが、柵原地区の介護タクシー2社の参入を地域公共交通会議で協議されているとのことであり、最終的には3,000万円の経費と、これを見込んでいるとのことでありました。 続いて、みさきネット事業でありますが、運営管理の委託料をオービスに一括委託していましたが、業務の効率化を図るため業務委託を分けたほうがいいと判断し、27年度から24時間監視はオービス、各家庭を回る監視センター業務は情報公社、ケーブルテレビは株式会社mscに委託することとなったとのことであります。 また、番組審議会が設置していながら、委員さえ決まっていないとの説明もありました。こうした中で、真摯にこうしたことについては検討することを議会として強く指摘しておきたいと思います。 また、映像系の更新につきましては美咲は2Kのものを放映しているが、現在は4K、夏からは8Kが放映される予定であり、容量を大きくするためには各施設の変更が、そして更新が必要となり、予算の見込みはできてないとの説明であり、今後の大きな課題であると感じたところであります。 次に、住民課であります。 まず、補助金の質問がいろいろとありました。 若者定住の補助基準についてでありますけども、民間活力を利用した家賃補助であり、賃貸住宅経営者が住宅登録をし、認定された住宅に入居された新婚1年以内の方に1カ月1万5,000円、最高5年間補助するものであり、40歳未満が条件であるとの説明でありました。 また、マイナンバーシステムについてでありますが、国が個人の情報を把握し、国、県、市町村の機関で情報を共有し、税情報、所得税情報、年金請求に係る所得証明の省略ができ、10月以降に12桁の番号が国から各家庭に直送されるということであります。その書類により28年1月1日以降に個人カードが発行できるとのことでありますけども、今のところ詳細について説明できないとのことであります。しかしながら、国の補助金がありますので、そのパンフレットを作成し、内容がわかり次第配布したいとの説明でありました。 次に、津山圏域資源循環施設組合関係であります。 クリーンセンターが12月1日から稼働すると、こう聞いておるにもかかわらず、西部衛生ほかの負担金が増加している、この理由が聞きたい。また、収集方法についての質問が出されました。 負担金の増額原因は一部事務組合の解散に伴う精算負担金であります。また、12月から搬入する可燃ごみで、他のごみは今までの組合で処理し、12月から来年3月にかけて分別収集の練習期間としていきたいとの説明でありました。また、収集について移行期間はかなりのトラブルが予想されると思われます。旧3町の地域の委託業者に引き続きお願いをしたいとのことでありました。 また、町営住宅使用料の滞納でありますけども、連帯保証人がいるにもかかわらず滞納者の方のみに督促をしているようでありました。本人のみならず連帯保証人の方に対しても強く督促をし、全額納付に力を注いでいただくことを委員会として強く指摘しておきます。 次に、保険年金課であります。 保険年金課の主たる事業は、医療費、公費負担制度事務、国民健康保険事業、介護保険事業、久米郡介護認定審査事業、国民年金であります。 まず、乳幼児及び児童・生徒医療についてであります。 美咲町では、平成21年2月から高校卒業までの保護者に対し、自己負担額の全額を補助していますが、この制度を29年3月まで延長しております。27年度の予算額は6,342万1,000円となっております。 次に、国民健康保険事業でありますが、この保険税の最高限度額は医療分52万円、高齢者支援分17万円、介護分16万円で、合計85万円となっております。こうした中におきまして、無受診世帯の補助金が商品券2,000円を贈呈いたしておりましたけども、27年度より廃止したとのことであります。 また、基金の保有額は27年度末で0円となり、大変厳しい状況であるとの説明でありました。 次に、介護保険事業でありますが、27年度予算は24億600万円と大変膨大な予算となっております。本年度より保険料の基準額が大幅に増額されております。その改定額は年額にいたしまして6万4,680円が9万3,600円になるとの説明であり、大変危惧いたしているところでございます。 また、この保険料については99.35%の収納見込みであるとのことですが、一般会計からの繰入金も3億5,800万円計上されており、今後の大きな課題となっていくと思われます。議会といたしましても、しっかりと見守っていく必要があると感じております。 次に、後期高齢者医療についてであります。 保険料は均等割及び所得割の合計額で、この料率は2年ごとに見直され、岡山県内均一になるとの説明でありました。 次に、こども課であります。 27年度のこども課の主要事業は、まず子育て世帯臨時特例給付金給付事業であります。支給対象者は平成27年6月分の児童手当の受給者で1人につき3,000円、支給時期は27年10月以降の予定であるとのことでありました。この給付金は昨年度の対象者、26年度の対象者は1,355人、そのうち1,336人、98.9%の給付ができたとの説明を受けました。ここで大変感激を受けながらお聞きしたんですけども、制度内容を知らず、申請されていなかった方に対しまして再度通知するなど、心優しい対応が98.9%の方々に支給できたものと思います。担当された職員の方々に敬意を表したいと思います。こうした交付金、各種補助金の支給に関し、美作町独自のすばらしい制度も数多くあります。こうした制度を住民の方々にきめ細かく周知され、住民の方々が100%の恩恵を受けられますよう職員として努力していただくことを強く指摘いたしておきたいと思います。 役場とは町民の方に役に立つ場所、これが役場であります。職員として知り得た知識を100%町民の方にお返しし、町民の方から感謝される美咲町をつくっていただくことを再度要望いたしておきます。 次に、水道料金助成金についてであります。 3人以上の子供がいる家庭で水道基本料金月額1,620円を5月に支給されているということであります。 次に、児童手当給付事業は月額で3歳未満の方に1万5,000円、3歳以上中学生については月額1万円が支給されるものであります。児童扶養手当給付事業は、父または母と生計を同じくしていない家庭に月額4万1,140円が支給されるものであり、育児支援手当給付事業は、保育所や幼稚園に通ってない子供たちを自宅で養育している保護者に月額1万円が支給される事業であります。 次に、健康増進課であります。 健康増進課の主要な事業は、愛育委員会、栄養委員会の育成事業、生活支援基盤事業であります。この中におきまして、予防給付の訪問介護、通所介護が要支援者の訪問介護、通所介護の総合事業へ移行され、生活支援、介護予防の基盤整備に向けた取り組みが必要であるとの説明でありました。 続きまして、福祉事務所であります。 まず、福祉事務所の主たる事業内容でありますが、まず第一に生活扶助費の支給事業であります。 次に、ふるさといきいきづくり事業でありますが、この事業は88歳以上の方に2万円を支給するものであり、敬老事業につきましては本年から71歳から87歳までの方に商品券を贈呈するとのことでありました。 また、臨時福祉給付金事業でありますけれども、本年度は1万円の支給になるとのことでありました。 次に、在宅介護者支援事業でありますが、昨年度までは住民税の非課税世帯のみの方に支給されておりましたけども、27年度からは課税世帯の方に対しても月額4,500円が支給されるものであります。ここでお願いしておきます。やはり、対象者への周知徹底を行っていただきたいというように考えております。 次に、老人憩いの家管理費でありますけれども、指定管理費等への切りかえにより、総額で102万6,000円が減額されています。しかしながら、町内の施設管理に、そして委託費にいまだ大きな差があります。早急な格差是正を求めるものであります。 次に、社会福祉協議会への補助金は、昨年同費410万5,000円の増で2,182万円となっておりますけども、人件費の補助のようであります。 続きまして、上下水道課であります。 上下水道課の業務は、柵原飯岡簡易水道事業特別会計ほか10の特別会計を持っておられます。10の事業会計につきまして担当課長の詳細な説明を受け、全会一致で承認されましたが、何件かの質問がありましたのでご紹介をいたします。 一般会計からの繰入金が大半となっておりますけども、繰り出し基準についての質問がなされました。簡易水道の場合、過疎債、辺地債の対象となり、償還時に8割から7割は交付税として算入され、一般会計への歳入となります。しかし、この部分を一般会計からこの特別会計のほうに繰り入れていただいているとのことでありました。 次に、産業課であります。 本年度における新規事業といたしまして、農作物鳥獣被害防止対策事業は計上されておりますけども、この補助事業で町内に防護柵5万9,000メートルを設置するものであります。金額は、8,850万円となっております。 また、町有林の事業といたしまして251立米の間伐、そして2,180メーターの作業道の開設を計画しているとのことであります。あわせて多面的機能支払い事業を町の主要事業としていくとの説明でありました。 続いて、建設課でありますが、主たる事業は冒頭、土木費で説明したとおりであります。しかし、何件かの質問がありましたので、ご報告いたします。 まず、県事業の町としての負担金があるのかないのか、あるとした場合幾らかという質問がありましたけども、県事業の15%が町としての負担金であるということでありました。 次に、バックホーの購入並びに管理についての質問がなされましたけども、現在ダンプが2台、バックホーが1台であり、これをセットにして町内の希望のある道路の修繕箇所等の作業を行いたいとのことでありました。 また、637万2,000円の委託料が計上されておりますけども、これにつきましては、旭地区内におきまして旧明日香カントリーがあった土地の中に町道認定をされた路線があるようです。その路線の分筆登記ができていない、このためこれを測量するとの説明でありました。 続いて、旭総合支所住民福祉課であります。 新設された足湯についての説明がなされ、1日平均10人程度が利用されており、西地区須々木からの湯は現在温泉の申請をしており、利用は9月または10月を予定しているとのことでありました。 次に、柵原住民福祉課であります。 旧柵原鉱山の鉱水処理について質問がなされ、この事業はずっと続いていく予測であるというような説明でありました。 また、西保育園の避難訓練についての質疑がなされましたが、不審者の訓練、水害時の訓練など毎月避難訓練を実施しているとのことでありました。 次に、教育総務課であります。 まず、外国青年招致事業について効果が出ているかとの質問がなされました。これに対して、英語教育のために行ってはいますが、実情は英語授業の助手であります。主に教えることは制度上できない、しかし中学校を中心に英語になれるという観点から、小学校、保育所にも週一、二回訪れてもらっており、外国人や英語になれることに取り組んでいるとの説明でありました。 また、26年11月に3社から指名願があり、プロポーザル方式で業者を選定したとのことでもありました。 なお、27年度におきまして、各学校の非構造部材の転落防止事業は予算化されております。内容は、不要なバスケットゴールの撤去とか、照明装置の落下防止等の事業であるとの説明でありました。 最後に、生涯学習課であります。 生涯学習課の主たる事業といたしまして、まず成人式であります。この成人式は、旧3町で順次開催されており、今年度は平成28年1月10日に原田地内の林業センターで160人を予定しているとのことでありました。 合併10周年記念事業でありますが、5月24日に高校野球、そして山田方谷、岸田吟香、本田増次郎の講演会を予定してるとのことであります。 また、放課後子ども教室推進事業につきましては、中央、旭地区の新設を予定しているとの説明でありました。 また、本年度は文化財保護を目的といたしまして、中央地区の境八幡神社の獅子舞を映像化する予算といたしまして412万8,000円を計上されています。 また、旧中央地区の町史編さん事業といたしまして1,049万3,000円が計上されており、民俗編、地区誌編、通史編、資料編、自然地質編を順次平成32年度までに出版したいとのことでありました。 また、体育施設運営費として491万5,000円が昨年度より増額されておりますが、その中でエイコンスタジアムの指定管理料について種々協議がなされました。各施設の指定管理のあり方については合併以来、今日まで幾度となく協議されたと思われますが、実態を詳細に調査され、適切な管理委託を行うよう当委員会として強く申し出ておきます。特に旧3町内での格差が見受けられます。この格差の是正を解消する努力を行っていただきたい、このことを再度申し入れておきます。 最後に、この予算審査に当たり、1点指摘しておきたいことがあります。それは、提出していただいた各説明書であります。詳細に記載された書類を作成されている課もあれば、作成さえされていない課もありました。提出された書類も各課ばらばらでありました。1年の予算を審議する最も重要な会議であります。幹部会等で十分検討をいただき、作成される書類については統一して提出していただくことを指摘いたしておきます。 以上をもちまして当委員会の報告とさせていただきます。 全員一致で承認させていただきました。 なお、金額等について読み違いがありましたら予算書のとおりでありますので、ご了承いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で予算特別委員会に付託した諸案件の報告を終わります。 日程第2、委員長報告に対する質疑。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 順次質疑を願います。 なお、委員長報告に対する質疑については、議案の審議に対しての結果、経過に対しての質疑にとどめていただきたいと思います。 質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) ほかに質疑ないようでありますので、以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 日程第3、討論。 これから討論を行います。 順次発言を願います。 討論ありませんか。            (「議長、要望についてもですか」と呼ぶ者あり) 委員長の報告に、討論ですから。            (「議案だけじゃなしに要望も含めてですか」と呼ぶ者あり) 要望も。            (「継続審査したやつはどうですか」と呼ぶ者あり) 含めて。 11番三船議員。 ◆11番(三船勝之君) 私は……            (「討論は向こうで」と呼ぶ者あり) 討論向こうかな。 私は、美作岡山道路の建設についての要望書が、賛成、反対が出ておりました。そういう状況の中で、産建に付託されながら今日まで継続審査となされておったわけでありますが、本日委員長報告では不採択の判断するということでございまして、私は判断する時期ではないというふうに思っております。といいますのも、美作岡山道路の路線が発表されて以来、賛成、反対の要望書が出たわけであります。当然、我々議会も美作岡山道路の必要性、そして飯岡地区の皆さんも私は同じことであろうというふうに思っております。特に、反対意見としては、飯岡地区を分断されるというようなことで反対するというような趣旨であったというふうに思っておるところであります。 物事、大体道路には反対、賛成の意見はあるわけでありますが、聞くところによりますと、先般飯岡地区の区長さんが賛成、反対を問わず地域住民の皆さん方に集まっていただきまして、意見交換をなされたというふうに聞いております。私は一歩前進したかなというふうに思っておりました。 ところが、きょう突然と委員長の報告では採択、不採択の報告があったわけでありまして、私はこのことによって一層賛成、反対の町民の皆さん方がけんけんがくがくとなるんではないかというふうな心配をしておるところでありまして、当初は美作道路で地域が分断されるというふうに言われておりましたが、私はきょうの採択、不採択の判断をなされるのならば私は飯岡地区の住民のきずなを本当に美作道路によって分断されるんではなかろうかと、本当に私は飯岡地区がすばらしい地区だというふうに思っております。そうした中で、そのようなことのないためにも、いましばらく議会として判断するのは時期尚早ではないか。そして、県のほうが来年度から測量に入りたいと、当然測量に入っていただいて前へ進めてもらやあいいんだというふうに私は思っておりますし、そういう状況の中で、なぜ今回採択、不採択の判断をなさるかということが時期尚早ではなかろうかと、このように思っておりますので、私は委員長報告の採択、不採択には反対いたしますので、産建の委員長には申しわけないですけど、そういうことでございます。            (7番松田英二君「要望についての不採択に反対するということですね」と呼ぶ) ○議長(貝阿彌幸善君) 松田議員。            (11番三船勝之君「両方採択、不採択言われたでしょ。そのことについて、私はどちらにも反対します」と呼ぶ)            (7番松田英二君「両方じゃないですね」と呼ぶ) どちらも反対ということですね。の討論。 賛成の討論。            (7番松田英二君「陳情のも反対ですか」と呼ぶ)            (11番三船勝之君「陳情の分もあったかな」と呼ぶ) 陳情代第6号と要望第10号について反対討論ですね。            (11番三船勝之君「要するに一方を不採択にしたんじゃから、それにも反対しますよという。賛成でも反対でも」と呼ぶ) どちらも、どちらの……            (11番三船勝之君「要するに時期尚早じゃということです。私が言うのはここで判断すべきもんじゃない」と呼ぶ) ほかに討論ありませんか。 7番松田議員。            (「委員長が答弁せにゃあいけまあ」と呼ぶ者あり) いや、討論ですから結構ですよ。どうぞ。 ◆7番(松田英二君) 昨年の9月定例議会に美作岡山道路に対する陳情書及び要望書が提出をされてまいりました。産業建設常任委員会で審議を受け付けまして、9月定例会においては継続審査、12月定例議会においても継続審査という形で今日まで来たわけです。なぜ、継続審査にしたかということに対しまして、まず議会で判断をする前に地元で話し合いが持てる態勢をつくるべきだと、こういう判断のもとに2回にわたって継続審査を行ってまいりました。 3月定例会を迎えた今日において、先般3月15日日曜日に飯岡下地区において、この美作岡山道路に対する話し合いが飯岡下地区の住民の皆さん方39人が参加をされて話し合いが行われました。これまでの経過の中で、飯岡地区の皆さん方に対してはある意味一方的な意見しか届いていなかったというのが現状であります。岡山県の考え方、美咲町の考え方、そして美咲町議会の考え方、これが飯岡地区の皆さん方に届いていないという現状があるということを皆さんには知っていただきたい。この話し合いが持てるという状況にあった中で、それぞれの考え方をしっかりと聞いていただいて、その上で判断をしていただく。そのためには、今日ただいま美咲町議会がどう判断するのかということをしっかりと決めておかなければなりません。 この道路は、岡山県東部地方を縦断するという20年、30年来の政治関係者あるいは地域住民の主眼の道路であります。それを今ここでとめることは絶対にできません。したがって、この定例議会においてしっかりとした議会の姿勢、判断というものを示していただかない限り、この道路を前に進めることはできないというふうに産業建設委員会では判断をいたしました。そういう経緯をもって皆さん方に判断をいただきたいと思います。ある意味、政治家としての政治的判断というものをしっかりとしていただきたい、こう思いますので、陳情書の採択に賛成をし、要望書の不採択に賛成、まあ不採択という形で討論をさせていただきます。失礼しました。 ○議長(貝阿彌幸善君) ほかに。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) 飯岡地区出身の議員として一言意見を申し述べます。 私は、産業建設常任委員会の審議結果について賛成の立場から意見を申し述べます。 地元では、今でも混乱が続いております。第2ルート絶対反対の意見の住民の方もいらっしゃいます。そして、早期完成を求める住民の方もいらっしゃいます。 私が9月定例議会で産業建設委員会が継続審査という結論を出されたことに関して、早期に決定すべきじゃないかという意見を申し述べ、産業建設常任委員会の審査に対して反対の立場で意見を申し述べました。それは、9月でも申し述べましたように、町議会として当初、大所高所からこの道路が美咲町にとってどういうものかというのをしっかり判断してほしいと、長引かせることが混乱をまだ続けているんだと、長引かせることは一つもいいことじゃないという趣旨で発言をさせてもらいました。12月の議会でもまた継続審査になりました。私はそのときでもまた反対の討論しないといけないかなというふうにも思っておりました。 私は今29戸が移転になるというふうに言われております。確かに、今の県の提示のルートの今の部分では家の数では29戸です。ところが、29戸が全員移転じゃないんです。そこの中には公会堂も含めて5軒の空き家があるんです。ですから、実際は24戸なんです。それを今度、高架ということについても県は検討すると言ってくれております。高架になれば、その24戸が16戸になるんです。私はこの正月明けから、この16戸の対象になるだろうというところで、実は15軒の方にお会いをしてお話を聞きました。少なくとも12戸の住民の方は早く決めてほしい、もうこのままずるずるずるずるつくるんやらつくらんやらわからん、家もいらえん、そのような状況の中で、もうこのままじゃどねえすりゃええんならと、これが住民の方の意見でした。総体の意見でした。その中では、測量には協力するということまで言ってくれております。 このままずるずるずるずる時間を浪費することは問題です。県提示ルートで問題点を指摘しながらどうやったら解決できるか、そういう方向で地元で話をするなり、県に要望するなり、町にも入って、町から具体的な協力を求めるなりしていかなければ、このままずるずるすることは、私は決していいことではないというふうに思っております。 飯岡にインターチェンジをつくり、それを起爆剤として地域発展に向けてみんなから知恵を出し合っていくことが大切です。今回の産業建設委員会の審議結果については、私は敬意を表したいと思います。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) ほかに反対討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 討論ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 以上で討論を終わります。 日程第4、表決。 これから採決します。 まず、議案第1号から議案第12号までの12議案を一括して挙手により採決します。 委員長の報告はいずれも原案可決であります。 12議案をいずれも委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。議案第1号から議案第12号までの12議案はいずれも委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第13号一般会計補正予算を挙手により採決します。 各委員長の報告は原案可決であります。 議案第13号を各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第14号から議案第26号までの特別会計補正予算13議案を一括して挙手により採決します。 各委員長の報告はいずれも原案可決であります。 議案第14号から議案第26号までの13議案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、13議案はいずれも委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第27号一般会計当初予算を挙手により採決します。 委員長の報告は原案可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第28号から議案第51号までの特別会計当初予算24議案を一括して挙手により採決します。 委員長の報告はいずれも原案可決であります。 24議案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。議案第28号から議案第51号までの24議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第53号を挙手により採決します。 議案第53号の委員長報告は原案可決であります。 議案第53号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第54号から議案第60号までの7議案を挙手により採決します。 委員長報告はいずれも原案可決であります。 本案7件を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。議案第54号から議案第60号までの7議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第61号を挙手により採決します。 議案第61号を委員長の報告とすることに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。議案第61号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第62号を挙手により採決します。 議案第62号を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。議案第62号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第63号から議案第65号までの3議案を挙手により採決します。 3議案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。議案第63号から議案第65号はいずれも委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第66号を挙手により採決します。 議案第66号を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。議案第66号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、西村昌計氏を適任とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) ご異議なしと認めます。したがって、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦は西村昌計氏を適任とすることに決定しました。 諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、本件について岡田壽議員は一身上の事件に該当いたしますので、地方自治法第117条の規定により、退場を求めます。            〔15番岡田 壽君 退場〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 改めて、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてお聞きいたします。人権擁護委員は岡田洋子氏を適任とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) ご異議なしと認めます。したがって、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦は岡田洋子氏を適任とすることに決定しました。 岡田壽議員の入場を求めます。            〔15番岡田 壽君 入場〕 ○議長(貝阿彌幸善君) ただいま岡田議員の退席中に行いました諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦は岡田洋子氏を適任とすることに決定したことをご報告いたします。 次に、要望第1号生涯現役社会の実現に取り組むシルバー人材センターへの支援の要望について挙手により採決します。 要望第1号について委員長の報告のとおり趣旨採択に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手多数です。したがって、要望第1号は趣旨採択することに決定されました。 次に、継続審査中でありました平成26年陳情第6号美作岡山道路の建設促進を求める陳情について挙手により採決します。 陳情第6号について委員長の報告のとおり採択に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手多数です。したがって、陳情第6号は採択することに決定されました。 次に、同じく継続審査中でありました平成26年要望第10号美作岡山道路の建設について岡山県にルート再検討の働きかけを求める要望について挙手により採決します。 要望第10号について委員長報告は不採択であります。よって、原案について採決します。 要望第10号を採択することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手少数です。したがって、要望第10号は不採択とすることに決定されました。 日程第5、追加議案の報告並びに上程。 お手元に配付しております提案書のとおり、町長から追加議案4件が送付されております。 職員に朗読させますからお聞き取りください。            〔議会事務局職員朗読〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 次に、議員提出案件2件が提出され、所定の賛成者がありますので、これを受理しています。 職員に朗読させますからお聞き取りください。            〔議会事務局職員朗読〕 ○議長(貝阿彌幸善君) ただいま職員が朗読しました議案を一括本会議に上程します。 日程第6、提案者の説明。 議案第67号から議案第70号までの4議案について町長から提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(定本一友君) ただいま上程されました追加議案につきましてご説明をさせていただきます。議案番号順に説明をさせていただきますので、ひとつよろしくお願いいたします。 追加議案につきましては4件であります。そして、条例案件が2件、予算案件が1件、その他1件でございます。 まず、議案第67号地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例ということでございまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正で、教育委員長と教育長を一本化し、新教育長を置き、教育長は首長が直接任命、罷免を行ったりすることなどの改正であり、美咲町関係条例の整備が必要となったために条例の整備を行うものでございます。 関連条例につきましては8件あります。7件につきましては改正、1件につきましては廃止するものでございます。改正条例の施行は平成27年4月1日からでございまして、教育長関連につきましては、現教育長の任期が終了するなどの後に施行をいたすものでございます。 続きまして、議案第68号美咲町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例でございますけれども、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、施設及び運営に関する基準の一部を改正する省令が制定されるのに準拠いたしまして条例の整備を行うものでございます。施行は平成27年4月1日からでございます。改正前の介護保険法による指定介護サービスに該当する介護予防訪問介護及び介護予防通所介護については、この条例の改正においても一部の改正はその効力を有効といたします。 議案第69号平成26年度美咲町一般会計補正予算(第6号)でございますけれども、国の平成26年度補正予算の成立に伴いまして、地域住民生活等緊急支援のための交付金が交付され、これによりまして一般会計への予算計上が必要となり、予算補正を行うものでございます。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億4,115万8,000円を追加をいたしまして、総額を歳入歳出それぞれ112億6,594万4,000円とするものでございます。第2条において、この交付金事業全てを第2表のとおり繰越明許費として追加をいたしております。 歳入でございますけれども、14款国庫支出金、2項国庫補助金に7,425万8,000円、15款県支出金、2項県補助金に690万円、20款諸収入、9項雑入に1億6,000万円を追加し、歳出におきましては2款総務費、1項総務管理費に2億4,503万円を追加をいたしまして、15款予備費、1項予備費から387万2,000円を減額し、歳入と同額とするものでございます。 続きまして、議案第70号損害賠償の額を定めることについてでございますけれども、平成26年12月、通行中の車両に町道上のマンホールふたがはね上がり破損させたので、車両の所有者、津山市河辺602マンダイミヤコ氏及び使用者、津山市皿872-11スマイル代行の損害を賠償するため、賠償額の確定、和解の成立について、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものでございます。 追加議案につきましては以上でございますので、適正、妥当なる議決をお願いを申し上げる次第でございます。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) ここで会議時間の延長をしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。本日の会議を午後7時までといたします。 次に、発議第1号、発議第2号の2件について林田議員から提案理由の説明を求めます。 林田議員。 ◆1番(林田実君) 失礼いたします。議会改革特別委員会委員長の林田でございます。 本3月定例会に議員発議いたしました発議第1号、発議第2号についての理由と説明をいたします。 発議第1号、発議第2号は、ともに美咲町議会の条例の一部を改正する条例であります。 発議第1号は新たに議員定数を定めるものであり、昨年12月定例会閉会中の12月12日に開催いたしました特別委員会におきまして決定しました定数の改正であります。この件につきましては、多くの町民の皆様もご周知のことと思いますが、少数意見もある中で、全議員による投票で次回選挙より定数を14とすることを賛成多数により決定したものでございます。議員定数の決定の詳細につきましては、さきの2月発行の美咲町議会だより第39号に掲載しておりますので、お目通しいただければと思います。 続きまして、発議第2号は美咲町議会の委員会構成を変更するためのものであり、ことし2月2日に開催しました特別委員会におきまして議員定数の変更に伴う委員会構成の変更の決定によるものであります。また、本件につきましては全議員一致した意見でございました。 また、発議第1号は公布の日から施行され、同日以後、最初に行われる一般選挙から適用するものでございます。町民の皆様方によりわかりやすく説明するならば、次回の選挙からは議員定数が現在の16人から14人に変わります。さらには常任委員会が現在の3委員会から2常任委員会に変わります。 以上が議員発議第1号、発議第2号の発議理由と説明でございます。なお、本件につきましては条例の改正であります。議会議決が必要であります。議員全員参加による特別委員会での決定事項でございます。議員皆様方の適正なるご判断をお願いいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 以上で提案者の説明を終わります。 日程第7、議案に対する質疑。 これから議案に対する質疑を行います。 順次質疑を願います。 質疑のある方は発言を願います。 ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 以上で議案に対する質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっています議案第67号から議案第70号までの4議案及び発議第1号、発議第2号については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。したがって、議案第67号から議案第70号までの4議案及び発議第1号、発議第2号については委員会付託を省略することに決定しました。 日程第8、討論。 これから討論を行います。 順次発言を願います。 討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 以上で討論を終わります。 日程第9、表決。 これから採決します。 まず、議案第67号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第68号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第69号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第70号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、発議第1号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、発議第2号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 以上をもって今期定例会の議事は全て終了しました。 この際、町長の挨拶を求めます。 町長。 ◎町長(定本一友君) ただいまは、我々が提案いたしました議案全てに対しまして適正、妥当なる議決に達していただきましたことに対しまして、心より感謝申し上げる次第でございます。 当初予算ということでございまして、これをもとにこの1年間予算を組んでいただきましたので、有効にこれを発揮していきたいと、このように思っておるところでございます。 美作岡山道路につきまして今議論がなされました。町の基本姿勢といたしましては、27年3月13日、飯岡地区、王子地区、高下地区の皆様方にチラシを配布させていただいたわけでございます。その基本姿勢といたしましては、繰り返しになるかもしれませんけれども、平成15年6月の岡山県の議会の土木委員会を経まして美作岡山道路期成会、これ沿線の8つの町長、また議長が構成でされておるわけでございますけれども、これでお願いをしたと、期成会ですからお願いのほうです。お願いをした、そういうことによって岡山県がこの第2ルートを設定したということでございますんで、町の基本路線といたしましては、この第2ルートで早期完成するように協力をしていくということが本来の姿勢でございますし当然だと、このように思っておるところでございます。そういうことで、これから県のほうに対しましてもそういう姿勢で臨んでいきたいと、かように思っておるところでございます。 早期完成を望むわけでございまして、お金のことばっかり言うなというかもしれませんけれども、今負担金につきましては美作岡山道につきましては2億1,000万円、町のほうとしても支出をしております。また、今行われております国道429につきましても美咲町以外のところにつきましては負担金は要らなかったわけでございますけれども、この美咲町に工事が入りましてトンネルを今掘削しておりますけれども、そのトンネルの作業道に対して美咲町から負担金が要るというようなことでございまして、それぞれのとこも、県も国も厳しくなっております。そういうことで、県や国から補助金をこっちから納めることなくやらせていただくような形をつくっていきたい。そのためには早期完成が必要だと、私はこのように思っておるところでございます。 それから、2番目といたしまして、美作市の方からスポーツ立国をつくろうではないかと、美作全体でスポーツ立国をつくろうではないかというようなことで、その組織の名前といたしましては、仮称ではございますけれども、美作の国スポーツコミッションという仮称の名前を今つくられております。これはどういう組織かと申しますと、先月発足しました津山圏域の総合創生の協議会をつくりましたけども、あれに似たようなことでございまして、スポーツに突出いたしまして、そういう組織をつくろうということで、この3月30日に立ち上げということになっております。美作地方の市、町、村が皆さんこぞってこれに参加するということでございますんで、美咲町も参加をさせてもらいたいと、このように思っております。詳細につきましては、3月30日に設立総会に出席をさせていただきまして、4月2日の全協におきまして皆様方にご報告をさせていただければと、このように思っております。 それから、もう一点、日本各地でそろそろ桜の開花が言われておるところでございます。美咲町におきましてもさくら祭りが4月11日、そしてまた4月1日にうそ祭りがございます。皆様方におかれましてもどうぞ来ていただきましてにぎやかしていただければと、このように思っておるところでございます。 総論となります。本当にこれから皆様方、農繁期を迎えましてお忙しくなります。皆様方ご健康で公私ともにご活躍されることを切に願いまして、私のご挨拶、そして御礼とさせていただきます。きょうはどうもありがとうございました。 ○議長(貝阿彌幸善君) 私のほうからも、閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。 今定例会でけんけんがくがく議論しました指定管理、繰越明許、補助制度、委託の問題等々、今後十分事業性を精査し、町民の皆様にも十分理解してもらえる事業として進めていくように執行部、議会、両輪となって合併の効果をより向上させていくことをお誓いを申し上げ、桜の開花の便りもちらほら聞こえてまいっておりますきょうこのごろ。 町民の皆さんはもちろんのこと、議員皆さんにおかれましても健やかな気持ちで新たな新年度を迎えていただきますようにお願いを申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。 これをもちまして平成27年第1回美咲町議会定例会を閉会します。(午後4時48分) 以上会議録の次第は書記の記載したものであるが、その内容の適正であることを確認しここに証明する。 平成   年   月   日            美 咲 町 議 会 議            美 咲 町 議 会 議            美 咲 町 議 会 議...