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09月11日-02号

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  1. 美咲町議会 2013-09-11
    09月11日-02号


    取得元: 美咲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-06
    平成25年第 6回( 9月)定例会第 2 日 (平成25年9月11日)(1)会議の開閉時刻    開   議  午前 9時30分    解   散  午後 2時24分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別1林田 実出席9金谷高子出席小林達夫〃10江原耕司〃3左居喜次〃11三船勝之〃4片山 剛〃12松島 啓〃5延原正憲〃13下山和由〃6形井 圓〃14山本宏治〃7松田英二〃15岡田 壽〃8岩野正則〃16貝阿彌幸善〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職  名氏   名職  名氏   名町長定本友産業観光課長山本尚幸町長岡部初江建設課長矢木史朗総務課長難波寛治郎会計課長桑英昭企画財政課長遠藤 透旭総合支所長池本圭三郎情報交通課長鈴鹿 滋柵原総合支所長中西 学税務課長鳥越道正旭総合支所 産業建設課長山本 資住民課長高田美智子柵原総合支所 産業建設課長國宗 順健康増進課長村島眞由美柵原総合支所 上下水道課長森廣恒男保健福祉課長木谷正弘教育長泉 和男福祉事務所長福田芳幸教育総務課長桑芳郎上下水道環境課長赤堀達男生涯学習課長山下一巳(4)職務の為出席した職員の職・氏名     事務局長  山 崎 秀 仁     書  記  宗 近 由 利(5)日   程日 程議案番号件         名1  一般質問          平成25年第6回美咲町議会定例会             平成25年9月11日             開 会  9時30分 ○議長(貝阿彌幸善君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は16人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。(午前9時30分) 本日の日程を報告します。 第1に一般質問、以上のとおり定めますので、ご了承願います。 これから日程に基づき議事を進めます。 日程第1、一般質問。 これから一般質問を行います。 なお、この際申し上げておきます。会議規則第54条、発言内容の制限及び第55条、質疑の回数の規定を遵守願うとともに、第56条、発言時間の時間制限により、前回3月定例会までは質問と答弁の合計時間が50分までとしておりましたが、今定例会は質問の時間が30分までと決定されておりますので、ご了承を願います。また、第55条により質疑の回数を議長により追加を認めることがありますので、ご了承願います。 なお、つけ加えておきます。答弁者の皆様には時間制限がございませんので、詳細かつ丁寧に説明いただきますようお願いを申し上げておきます。 それでは、これから4番片山議員の質問から行います。 4番片山議員。 柵原東小通学路についての質問からお願いをいたします。 ◆4番(片山剛君) 柵原東小通学路についての質問の前に一言、先般8月5日、旭地区の豪雨、そして9月4日の台風17号に対しまして被害に遭われましたことを皆様にお見舞い申し上げます。 さて、それでは本題に入ります。 柵原東小学校通学路につきまして、東小学校開校当時からの通学路につきまして歩道の設置をお願いしてまいりましたことがあります。ちょうど私が保護者のときに東小ができたときに、できる前ですかね、町の人が町と話し合いをしたときに、通学路はどうなるの、このままで行くんですかという話をしました。それから、ずっとそのままの事態で、それから幾らかそういう要望をしてまいりまして、途中、一番急なところが、急カーブがあったところが、今歩道と車道に少し、歩車道にブロックをついてあります。それからずっと以前から変わらずに来とります。二、三年前から今柵原東小を中心に南和気のほうから来る石田橋というとこがあります。それから、百々から入る通学路、そして書副から入るところ、書副から入るところは北部グラウンドがあるところに3トン以上の車の通行が朝7時から夕方5時までの規制がかかっております。ただし、通学バスはその倍です。そういうことになっとります。ただ、もう一カ所途中から入る道がありますけど、そこには3トン以上の車の車両の禁止の札がありません。それで、今までずっと要望して、PTAからも要望が出とると思いますが、書副地区から東小に上がる道の歩道の設置を要望したいと思います。 それにつきまして、今までPTAからも要望が出とると思いますけど、今までどういう対処をされてこられたか、またこれからどういうふうに対処してくださるのかお聞きしたいと思います。 へえで、書副地区のほうは、今は子供は保育所になりましたから、幼稚園とか保育所は児童が登校は一緒にしていきませんが、前は幼稚園生を高学年の小学生が手を引いて登校しておりました。そして、今乗用車とかが通りますけど、かえって小さい車ですからスピードも出て走っております。この前もある方からあそこでちょうど道が狭いので、もう少しで正面衝突しとると思います。それで、歩道の設置の要望をしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 國宗建設課長。 ◎柵原総合支所産業建設課長(國宗順君) 片山議員柵原東小学校通学路歩道設置の要望についての質問でございますが、町道書副行信線歩道設置について地区の要望等により一部歩道の設置をしております。また、道路側溝部分はふたを設置し、側溝のない盛り土部分についても路肩コンクリート等を施工して歩行者の通路を現在は1メーターから1メーター30程度確保はしております。しかし、外側線も薄く消えかかっておるところもあって確認しづらくなっておりますので外側線の引きかえ、それから減速破線の施工等によって安全対策のほうを行っていきたいと考えております。 それから、交通規制についてですけど、3トン車以上の通行禁止ということで時間制限でかかっております。先ほども言われました百々から上がる線、そこの標識は現在もありませんので、この標識の設置については書副地区からの皆さんのご了解もいただいたり、それからまた標識の設置は公安委員会のほうに申請となります。関係機関のほうと協議も進めていきたいと今後は思っております。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 片山議員。 ◆4番(片山剛君) 今お答えでは歩道のほうは無理ということで、話は出なかったんですけど、もう一点、冬になるとちょうど北部グラウンドから降りがけ、東小に向けて、その間が雪が降ったりすると凍結して大変危険な地区になっております。一旦降ったら大体寒い日だったら10日から20日はもうずっと凍ったままで、もうてかてかな状態になっております。そのことがありましたもんで、安全の面から、ほかの書副地区からいいますと右手の山ですけど、そこの山の木を切っていただいて、少しでも一番きついカーブをなくしていただくように、日当たりの関係をよくしていただきたいと思います。地権者の人とよく相談してそこの関係をお願いしたいと思います。その点につきましてよろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 片山議員のご質問でございます。 書副地区から来られる、小学校に通っている子の歩道について設置をということでございます。 美咲町の町道の構造の技術的基準を定める条例というのが、難しいんですけれども、こういう条例が皆さんに議決をしていただいております。その中に、一般的には2メートル以上の歩道をつけにゃいかんというような基準があるわけでございますけれども、よく読んでみますと、私も解釈をようしてなかったんですけれども、第3種第5級っちゅう道路があるそうです。これは1日に500人以下が通行する道路でございますけれども、この道路につきましてはその限りではないというようなことをこれに書いております、条例の中に。そういうことで、私も解釈の仕方が違っておりましたので、通学路でございますんで、今言われるように歩道、最初質問にございましたような歩道も設置していきたいと、これからやっていきたいと、いろいろ陳情も出ておりまして、要望も出ておりますんで、そういうことをしていきたいなと、このように思っておるところでございます。 また、通学路の規定でございますけれども、子供が20人行き来するところが通学路になるそうです、20人以上。ということは10人の子供が朝来て晩帰ったら20人になるから、それでなるそうでございまして、書副地区の場合が今16人の人が学校へ行かりょんですね、そういうことで通学路になりますと起債もきくというようなことでございます。 そういうことで、財政的にはそう長くないんでできるかと思いますけれども、地権者の方もおられますんで、田んぼが1つありますね、あの間に。田んぼもあって、それから木の伐採も山の持ち主もおられますし、それと途中小屋がありましたね、あっこに。そういうことで、地権者の方と十分話をさせていただいてからじゃないとできます、できませんという話は回答はできないんではないかなと、このように思っておるところでございますけれども、前向きにやらせていただこうと、このように思っております。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 片山議員、再々質問ありますか。            (4番片山 剛君「いや、もう今の通学路につきましては以上で終わります」と呼ぶ) それでは、次の質問をお願いします。 ◆4番(片山剛君) それでは、6月の議会にも質問しましたけど、商工会が発行している商品券のかけはしという券のことなんですけど、ことしも敬老の日が間近になっております。もう発送されとるかどうかわかりませんけど、ことしも敬老の日の町からのお祝いのほうは商品券ですか、その辺をお尋ねしたいと思います。 それから、6月にも言いましたけど、今商品券を使う場所がだんだんとなくなっていっております。へえで、柵原地区でも大変使うところがなくて、近隣に買い物に行くということがふえております。そこで、隣の市、津山市とか真庭市、それから赤磐市、へえから美作市、勝央町といろいろとあります。美咲町が取り巻いとる近隣の市町村につきまして、各市、町におきましてどこか一つでも商品券の使用ができる商店、もしくはスーパー等を行政、そして商工会と一丸となって使える場所を行っていただきたいと思います。これが本当のかけ橋じゃないかと思います。美咲町と各近隣の市町村とのかけ橋をかけていただきたいと思います。 それで、もしそれが可能なれば、この商品券を利用していくスーパーとか商店がありましたら、それを商工会に持っていくときに今度はその手数料ですか、それは町が負担していただいて、よその市町村のスーパー、商店にはご迷惑をかけないことをお願いして質問に、お願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 木谷保健福祉課長。 ◎保健福祉課長木谷正弘君) 4番片山議員の商品券かけはしの利用についてのご質問にお答えさせていただきます。 美咲町ではふるさと生きいきづくり事業といたしまして、毎年9月に88歳以上の方に長寿祝い金として現金を1万円、それから敬老事業といたしまして70歳以上の方に、これは今おっしゃられた商品券のかけはしを1,000円分お渡ししてお祝いをしております。前回もご指摘がありましたように、商品券かけはしの使い便利の悪い地域もあるということもお聞きをしております。 今回ご質問にあります近隣市町スーパー、商店での使用でございますが、保健福祉が直接の業務ではないんですが、先般商工会と確認をさせていただきました。商品券かけはしは、久米郡商工会がその加盟店を対象に久米郡内に限って地域で使用できる地域商品券ということで作成しておられまして、その趣旨といたしましては地元商店の育成と地域の活性化ということになります。ご質問にありました近隣市町スーパーは今現在久米郡の商工会には加盟がされておりません。この先も加盟ということでは難しいかと考えております。また、そのお祝いを全国共通ギフト券に仮にしたとしますと、今度は大規模店舗のみが有効になりまして利便性も損なわれるおそれもありますし、地元商店の活性化にもつながらなくなります。地元商店の育成のためにも今回お渡しさせていただきます敬老事業のお祝いの商品券を有意義にご使用いただけたらと考えております。ちなみに、この商品券につきましては本日発送の予定をしております。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 片山議員、再質問ありますか。 片山議員。 ◆4番(片山剛君) 近隣の市町村ではかけはしという商品券は使えないというご答弁がありました。 この商品券につきまして美咲町が敬老の日に、きょう送られるという商品券、昨年は大分あったと思いますけど、そして3月末までが使用期間だったと思います。それで、これ番号が打ってあると思うんです、美咲町が購入した番号が。それを商品券の番号があるのを未使用ですね、未換金分を3月末に幾ら残ってるかということを商工会に尋ねていただき、どれだけ町費の無駄というんですか、使われてないことが立証できるんじゃないかと思います。それで、そこの商工会への問い合わせをしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 片山議員の質問でございます。 かけはしの利用についてということでございまして、先ほど課長申しましたように、この商品券の趣旨といいますのは、地元商店地元住民とをつなげるかけはしと、地元住民とよその商店をつなげるかけはしではないということをご理解いただきたいと、このように思っておるところでございます。そういうぐあいで、柵原地区で使うとこが少なくなった、確かに商店は少なくなっております。しかし、今現在柵原地区では59店舗、これに今加入をしております。商品券の引き取り手ですね、取扱店になっておるわけでございまして、努力したらいいんですけど、努力もせなくとも、どこがその商品券を取り扱っておるかで何かはそこで使えるんではないかなと、昔のいう商店、いわゆる商店、雑貨屋さんが少なくなっておりますので、そこばかりではなくってもほかにでも使えるんではないかなと、このようにも思いますし。それから、サポート福祉ですね、それのお礼にも使えるというようなことになっておりますので、どしどしそういうことに使っていただければと、このように思っておるところでございます。 今ご質問がございました年間発行数につきましては4万枚だそうでございます。それで、金額的には500円ですから2,000万円ですね、金額的に。            (4番片山 剛君「2,000円ですか」と呼ぶ) いやいや、1枚が。1枚が500円ですから2,000万円。 それで、未換金が、率がどれぐらいということでございますが、全体では1%だそうでございます。交換してない商品券が1%あるということでございまして、その美咲町が配る商品券も何ぼかありますかもしれませんけれども、それ以外でもらって、ため込んで忘れておる商品券もそれぞれの家庭にはあるんではないかなと、このように思います。タクシーにも使えますし、それからガソリンでも使えますので、そういうとこで加盟店の加入店をよく見て使っていただければと、このように思います。これを見ますと、柵原地区ではほとんどの商店の方が商品券取扱店になる加入をしております。そういうことで使っていただければと、このように思います。 以上でございます。
    ○議長(貝阿彌幸善君) 片山議員、再々質問ありますか。 どうぞ。 ◆4番(片山剛君) 今言われましたけど、柵原地区では五十何軒あると言われましたけど、年寄りの方が歩いていく、そして買い物に行くのも山の上から隣の町に行くほうが、生活圏が今買い物なんかは柵原地区、まして北和気地区の例えば宮山地区なんかは山の上へおります。そしたら反対側の向こうにおりたら美作市、そして勝央町、津山市という大きなスーパーとかいろいろとあります。手前におりてきて、美咲町におりてきてスーパーとかというのはありません。そして雑貨屋さんがあります。雑貨屋さんに行ってそこには品物が少ない、思ったものが買えない。そして、年寄りの方は1週間に1回若い人が帰ったときに、本当に生活食料品を買いに行くのに、スーパーに行くのは隣町に行くようになっております。それで、今のような質問をさせていただきました。 今後ともそういう点で皆様にこれからも商品券の活用をしていただきたいのはやまやまなんですけど、こういう実態を踏まえてこれから検討していただきたいと思います。 商品券につきましての質問は以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 答弁よろしいですか。            (4番片山 剛君「何かあったら、ほかにつけ加えてありましたらお願いします」と呼ぶ) 町長。 ◎町長(定本一友君) 今言われるように、近隣町村へ買いに行く率が多いんだということを言われますけれども、美咲町に住んでいる方は美咲町内で商品を購入するように、皆さんが努力をして商店の育成も考えていかないと、皆さんがずっと外に出て物を買うというふうでは美咲町内の商店も衰退してしまいますんで、そういう気持ちを持って美咲町内で買えるものは買うというようなスタンスで皆さんにおっていただきたいと、このように思います。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) それでは片山議員、次の質問に移ってください。 ◆4番(片山剛君) 中学生の携帯電話につきましてお尋ねしたいと思います。 先般、7月31日だったと思いますけど、柵原中学校保護者、区長、コミュニティー会長ほか会合があり、生徒が携帯電話を所持しているということにつきまして先生のほうから報告があったとお聞きしております。 この前も教頭先生からお話を聞きましたけど、一応学校には携帯電話は持ってきてはいけないという校則があるようです。それで、もし用事があれば担任の先生に携帯を来てからすぐ預けて、部活があるとか、それから家庭の人に用事があるときに放課後に渡すというふうなことを聞いております。ただ、これが生徒にアンケートをとって話を聞きますと、半数以上の生徒が携帯を持ってるというアンケートが返ったそうです。それで、これでメールをやりとりしてるそうなんですけど、持ってない子が例えば仲間外れということになると思うんですけど、これが少し極端な話なんですけどいじめの問題になったり、それから例えば私の子なんですけど、携帯を持っていると朝から晩まで携帯をつついてメールとかいろいろとやっております、暇なときはずっとやっとんですけど、そんなことが中学生が持っていると学力の低下につながるんじゃないかというふうに思っております。こういう点でお答えをお願いしたいと思います。 ○議長(貝阿彌幸善君) 泉教育長。 ◎教育長(泉和男君) 片山議員さんの携帯電話についてのお話でございます。 今お話しいただきましたとおりでございまして、学校では携帯電話の持ち込みは一応してはならんというふうにはしとるわけです。ただ、帰りの保護者との連絡であるとか、ほかのいろいろな連絡等のためにどうしてもというふうな子供が中にはおりまして、今のように持ってきて先生に預けるというような状態をとっておるわけでございます。 どのくらい携帯電話を持っとるかということにつきましては今おっしゃいましたが、4月にありました全国の学力検査の中にそういうアンケートがありまして、それを集計をいたしますと、町内の小学校の6年生では約3割程度が持っておるんではなかろうと答えております。中学校の3年生のほうでは約5割というふうな数字が出ております。ただ、全国のレベルに比べますといいほうでございまして、全国では小学校が45%、中学校で65%になっておりますから、それよりはうちの町内のほうはそれほどようけえ持ってないということになります。ですが、だんだん増加傾向にはあるわけでございまして、これからの課題はあると思います。 ご質問にありました携帯電話等に関連してのいじめとかというようなことでございますが、持つとか持たんとかということでのいじめというのは、恐らくは今のところは報告は受けてないわけです。ただ、それよりも持っておる者同士で行うメール交換、今ごろはLINEというような、非常に便利のいい料金の安いもんがあるようでございまして、頻繁にそういうことができるわけということです。その中から持っておる者同士でのメールの中でのいろいろな、場合によったら誹謗中傷といったことから、いろんな実際の人間関係がこじれるといったような件も幾つか報告を受けとりまして、その辺を心配をしております。ですから、持つ持たんでどうこうというわけではなくて、持っておる者同士のモラルの問題だろうと思います。 今後ますます携帯電話の保有率というのは高まってくると思いますので、そういったことを未然に防止するために警察のほうの生活安全課等も連携をとりまして、講習会を持つとか、正しい利用の仕方、つき合い方というようなことの教育を進めておるわけでございます。今後もそういうことにつきましての生徒への徹底、女生徒への徹底とともに保護者の方々にもご協力をいただくということで対応をしていきたいと思っております。携帯電話の与え方、あるいは携帯の使用時間の問題、制御といったこと、その中身のフィルターの問題もありましょうし、そういうことも含めて今後もこのことについては指導に努めていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 片山議員、再質問ありますか。 片山議員。 ◆4番(片山剛君) 今の答弁でありましたけど、これから携帯を持つのは大変ふえると思います。このことは私も痛感しておりますけど、これが今言われたように、携帯を持ってる者同士のいじめというんですか、言葉のあやとか、いろんな問題があると思います。それから、それにつながって今ごろテレビなんかを見ていますと、自殺に死ねとか、いろんなメールが入って、それがいじめになろう可能性があると思いますので、教育長が言われましたように保護者、そして周りの人に気を配っていただき、こういうことがないように、美咲町では一件もないように推進していっていただきたいと思います。 学力低下のほうも心配がありますが、この点も含めて指導のほうをよろしくお願いします。 以上です。もし答弁がありましたらお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 泉教育長。 ◎教育長(泉和男君) 今、最後にお話いただきましたようなことを大変心配をしとるところであります。学校でどうこうというのは先ほどのようなことなんですけれども、それよりも家に帰っての、それぞれが携帯を使っての日本全国、場合によっては世界にも通じるわけであります。非常に安い料金で頻繁に使用できますので、特定のいわゆるメル友といいますか、そういうものが相手は全くメールですからわからないわけです。男やら女やら年齢が幾らや、しかしそのメールのやりとりの中身がお互いに通じるものがあれば、そこに深い人間的なつながりというんですか、そういうなものができるんではなかろうかと思います。そこから次の実際の現実の行動を起こす、例えばLINEとか、何かするとかというふうな形で、場合によってはそれが家出であるとかというような非行にもつながりかねないわけでございまして、そういう心配や現実のものとして受けとめておるわけでございまして、今後もそういう面についてのモラルの指導を強めていきたいというふうに思っております。どうもよろしくお願いいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 片山議員、再々質問ありますか。            (4番片山 剛君「いや、以上で質問を終わります。どうもありがとうございました」と呼ぶ) 以上で4番片山議員の質問を終了します。 続きまして、2番小林議員の質問に入ります。 2番小林議員。 通学路の安全についての質問からお願いをいたします。 ◆2番(小林達夫君) 失礼いたします。 暑い暑いという夏が終わりまして、朝晩寒くなってまいりました。町民の皆様、執行部の皆様、体調には十分気をつけてください。 それでは、私の質問ですが、通学路の安全と介護をやりたいと思いますが、両方とも前回に引き続いての質問になります。 まず、通学路の安全について、前回の質問で県道柵原津山線の塚角・大戸間の工事中はガードマンや信号機の設置が考えられ、町としても県に安全に通行できるよう再三申し入れをしていくということでした。信号機、ガードマンの設置ということは片側通行になると思います。あそこは歩道もなく、また大型車の通行も多く、ちょうど通学の時間帯は通勤の時間と合い、片側通行になると余計危ないと思われます。県道だから町は何もできない、設置をできないというのはわからないでもないですが、学生の通学路にもなっており、そのため安全・安心に学校に通うためにも責任があると思います。何かあってからでは遅く、県道だから町としては安全などの責任はないんでしょうか、お聞きします。よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 柵原國宗建設課長。 ◎柵原総合支所産業建設課長(國宗順君) 小林議員さんの通学路の安全についてということですが、現在県道津山柵原線の道路改良工事につきましては、今詳細な測量設計を行っているところです。それができましたら、平成26年度工事着手の予定で事業のほうは進んでおります。安全対策なんですが、実施設計が完了しまして、工事期間中のその時点で仮設計画も検討をして工事実施のほうに進んでいきます。 先ほども言われましたように、片側を残して片側通行どめでいくということらしいです。このときに、この仮設計画の中で歩行者とか自転車で通行される方の安全対策として専用通路の確保を岡山県に強く要望して、その専用通路の確保をお願いしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 小林議員、再質問ありますか。            (2番小林達夫君「はい、あります」と呼ぶ) 小林議員。 ◆2番(小林達夫君) 専用通路を片側通行のときに設置するとありますが、皆さん通ったことがない方がおられるので、私ちょっと道の幅をはかってきました。センターラインから川側の道幅が2.75、白線からガードレールまでが30センチです。足したら3メーター5センチ、うちの車はホンダのステップワゴンでミラーからミラーまでが2メーター5センチ、中学生の男の子が乗っている自転車が60センチです。足しますと2メーター65センチ、道幅から引きますと40センチしかありません。これはガードレールに自転車がこすりながら走って、センターラインのところに設置されると思われる矢板にミラーが当たりながら走っても40センチしかありません。どうやって仮設道を設置するんですか。よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 柵原総合支所産業建設課長。 ◎柵原総合支所産業建設課長(國宗順君) 先ほどの幅員の件でございますけど、確かに2車線の道路等ですけど、路肩部分が少ないということも岡山県のほうも、また役場のほうもそのことは感じています。その工事の施工の方法とかも一応岡山県とも協議もしていかないといけないんですけれど、今車道部分、最低車線で2メーター50がとれれば片側は車道として使用ができると思います。その辺もありますし、今度川側の工事なので、どういうふうにするかということは、これからの岡山県と協議をしていって、何とかその確保ができるようにお願いしていきたいと思っております。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。 小林議員。 ◆2番(小林達夫君) 確保ができても40センチの幅にはちょっと厳しいと思うんで、皆さん考えてください。自分の孫がこういう所を走りょったら、学校へ自転車で通わせますか。 こっからは教育委員会の人にちょっとお願いがあるんですが、羽仁橋までスクールバスが来ております。せめて工事期間中だけでもそのスクールバスに乗って通学をできるという手だてはないんですか、そういったことをちょっと要望したいんですが、よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 泉教育長。 ◎教育長(泉和男君) 今スクールバスの利用ということの質問というか、ご要望があったわけでありますが、先ほどの工事の進捗状況や、あるいはその歩道の設置状況、そういったものと全体を総合判断をさせていただきまして、そういうふうなスクールバスを利用したほうが子供の安全にとってぜひとも必要なということになれば、その時点でまた改めて前向きに考えさせていただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) それでは、2番小林議員、次の質問をお願いをします。 ◆2番(小林達夫君) ちょっとさっきのが終わったんで、また次回やりたいと思います。 次、介護申請についてですが、これも前回質問しました。 介護保険についてわからないことが多く、戸別訪問で説明はできないかという質問に対しまして、連絡いただければ伺いますということでしたが、そのことを高齢者の方々に伝えますと、わざわざ来ていただくのは気の毒で申しわけがない、まだ動けるから動けなくなったらお願いいたしますと言われました。 介護保険の第一歩でもある申請がわからないという方々がこういう優しい遠慮がちな言葉をかけていただきます。これを聞いて町の執行部としてどう思われますか。高齢者が安心して住めないようなことで、住んでよかった町美咲町になっていくと思われますか。それとも、高齢者だから放っとけということでしょうか、よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 木谷保健福祉課長。 ◎保健福祉課長木谷正弘君) 2番小林議員の介護申請についてのご質問にお答えさせていただきたいと思います。 介護申請の手続には、自分はまだまだ健康と思われている方を中心にいたしまして、手続の方法が浸透していないということもあります。それと、前回議員が言われましたように、介護保険施設での申請代行の制度もございます。町の保健福祉課の担当窓口でも電話等によります問い合わせがありましたらご説明もさせていただいておりますし、希望がありましたら先ほどの健康増進課の地域包括支援センターというところが出向いていかさせていただいております。 それと、啓発の手段といたしまして、健康増進課が行っておりますサロン活動あるいはコロバン体操、そちらへの参加者の普及にあわせて制度とか申請の方法をご説明させていただいております。また、各地区で小地域ケア会議というのを健康増進が行っておりますし、地域支援サポート養成講座というのも行われております。その席上におきましても申請方法等の紹介を行っておりまして、いろいろと機会を通じて啓発を努めているのが現状であります。それから、最近ではかかりつけの病院のほうから患者さんに対しまして、そろそろ申請されたらというようなケースも出てきてるように思います。 現状といたしましては以上でございます。後半につきましては執行部のほうからお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 小林議員。 ◆2番(小林達夫君) 個別訪問していただきたいのは説明だけじゃなく、お年寄りの生活も見ていただきたいのもあるんですが、身近な話になりますが、私の知り合いで、入院しとって介護が必要になった旦那さんがおられます。その奥さんがお風呂に入れるのが困難だということで、介護保険の申請もわからないままに自分の実費で風呂場を改造したと。それで、うちの父親のほうにそれを言いますと、介護保険でやったら負担金を払うだけでよかったということをその後知ったと、でももうした後なんで遅いということなんですが、そういったわからない方がおられるんです。その人に聞くと、この介護保険のパンフレットを配っていただいただけじゃわからないという方がたくさんまだおられるんです。そこで、これ65歳以上の方だけなんで1万5,500人ぐらいですか、美咲町の人口、それ全員じゃないんで、一人一人このパンフレットを持って個別訪問するぐらいのことはできるんじゃないでしょうか。 8月の初めに松川町に行ってきました。人口1万3,500人ほどで、65歳以上が4,000人ということでしたが、そこは少ない職員ながらにも町民の方が優先ということで個別訪問を頑張っておられます。美咲町は1,000人ほどしか65歳以上が変わらないと思うんですが、やる気があるんですかないんですか、よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 小林議員の質問でございます。 介護に対する、申請することに対しまして少し不親切ではないかなというようなお話でございます。 過去にも広報紙等を通じましていろいろ啓蒙はしてきたわけでございますけれども、やはりいざここが悪い、あっこが介護が必要だということにならんとなかなかその気にならないということでございまして、元気な人に対しましてはまだまだ介護保険は必要ないんじゃというような考え方でおられる方が多いんではないかなと、このように思っておるところでございます。 確かに今議員が個別に例を出して風呂場の改造ですね、そういうことにつきましては徹底してこっちのほうから情報を伝えていこうと、このように思っておるところでございます。包括の支援センターや地域地域で小ケア会議を持っていただいとりますから、その人らがかなり把握をしております。あっこの家の人はどうだ、あっこの家の人はどうだというのを把握していただいておりますんで、やはり役場はわからない面もたくさんあります。1万6,000人の方がどういう状態で生活しておるかという、一人一人の分についてはわからないとこもたくさんあるかと思いますんで、地域の方々があそこのはちょっと最近家から出てこんようなったけど、ちょっとぐあいでも悪いんじゃないかなとかというような、そういう情報をいただけるような状態を町のほうの包括支援センターのほうにいただけるような情報網もつくっていけたらなと、このように思っております。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。            (2番小林達夫君「最後になります」と呼ぶ) 小林議員。 ◆2番(小林達夫君) コロバン体操やサロンにも行けない人がおるんで、その人たちがその介護申請のやり方がわからないと。私が言いたいのは、元気なうちに説明しとって予防しとかんと、いざ必要になったときじゃ遅いと思うんです。遅いから私たちのところにどうやるんならと、風呂を改造したけどどうするかと、それをやった後からじゃ遅いんで、元気なうちにしっかりと説明していただき、介護保険を使っていただくと。介護保険の金をもらようる以上はやはりやりやすいようにやっていただくことが大事だと思います。そう思うんで、町としましてもぜひ個別訪問を考えていただき、これはできないことじゃないと思うんで、やっていただきたいと思います。 これちょっときょう話ができんかったらもう終わるんで、次回またやりたいと思いますけど、よろしくお願いします。            (町長定本一友君「答弁要りますか」と呼ぶ) ○議長(貝阿彌幸善君) 答弁。            (2番小林達夫君「一応答弁してください。考えがあるかないかだけでも」と呼ぶ) 村島健康増進課長。 ◎健康増進課長(村島眞由美君) 小林議員の介護保険の申請についてということで、個別訪問はできないかというご提案なんですけども、松川町のほうに私も一緒に視察に行かせていただきました。そこでお聞きしたのは、正職4人と嘱託4人で全戸訪問と言いながら、まずは国保からということで国保世帯を中心に回られてますけども、そこの目的というのは健康づくりをしようというようなところに力点を置かれてるというお話がありました。その人数からどうこうではありませんけども、美咲町の現状ですと、実質保健師、栄養士、頭数はおりますけども、健康増進のほうと包括のほうと、さらに柵原、旭の支所に配置、それから私も専門職としてカウントはされておりますけども、現実的には現場に出ておりません。そういうような現状の中で、すぐ全戸訪問に取り組んでみようというところには私自身研修に行かせていただいて難しいなと実感しているところが現状です。 ただ、町長もお話ししましたけども、小地域ケア会議を各地区で社協とともに定例的に開かせていただいております。そこには地域の情報がいろいろ出てくるような働きをしておりまして、その中で早目早目に情報を聞いたところにはまずお伺いするとかっていうのは可能だと思いますので、できるだけそういう地域の情報がすぐ入って、タイムリーに対応できるような努力はしたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。 以上です。            (2番小林達夫君「ちょっと高齢者の考えとずれがありますんで次回までに練ってきます、また」と呼ぶ) ○議長(貝阿彌幸善君) それでは、小林議員の質問を終わります。 それでは、引き続き質問に行きます。 次に、13番下山議員の質問に移ります。 下山議員。 それでは、美咲町振興計画書についてから質問をお願いします。 ◆13番(下山和由君) 13番下山でございます。曼珠沙華も至るところで顔を見せております。一気に秋が来たような感じもいたす今日でございますが、ただいまから質問に入らせていただきます。 まず第1点として、美咲町振興計画の再版でございますが、既に平成17年合併、そして18年度にはこうしたすばらしい美咲町振興計画が町民の皆さんに配布されたということはまだ記憶に新しいところでございますが、間もなく合併10周年を迎える昨今でもございます。現在は町長もかわり、これまでの振興計画に加えて新たな振興計画も期待されるところであります。平成18年7月発刊以来、8年目を迎えるに至り、当時の計画書の中に記載されている基本構想、平成18年から平成24年度、これらを前期後期に分けているが、いずれも期限が切れておる状態でございます。また、新町建設計画として平成17年から平成26年を目標として今日に至ったところでございます。また、それぞれの基本計画についてマニフェストが問われ、住民に対し平成20年度を目標に改善策を回答しておられますが、結果についてはいまだ未回答でございます。その結果についても成果なり、また今後の課題が残されているとすれば、この合併10周年までに定本町長による新たな振興計画を広く町民にお示しをし、今後の美咲町の活性化に、あるいは町民が住みよいまちづくりの達成に向けて邁進できるのではないかと思っておる次第でございます。 合併10周年を記念して既に美咲町誌の発刊も前向きに進んでおります。さらには、2020年には東京オリンピックの開催も決まっております。国内も急激に明るさを取り戻している感じもいたす昨今でもございます。美咲町が真に世界に羽ばたく町として全世界から脚光を浴びる転機にもなるのではなかろうかと思っておるところでございます。 そうした意味も加えて早急に美咲町振興計画書を町民にお示しし、町民から理解と協力が得られてこそ町政の進展につながることは必要であると思います。早急に振興計画書の再版を期待するが、対応はいかがなもんかお尋ねをいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 遠藤企画財政課長。 ◎企画財政課長(遠藤透君) 失礼いたします。 下山議員の美咲町振興計画書についてのご質問にお答えをいたします。 振興計画につきましては、今現在まで策定中でございます。策定後におきましては、美咲町の議会に議案として提案いたしまして議決後、計画書の印刷のほうに入ってまいります。計画書につきましてはページ数も膨大になりますので、200部の印刷を予定をしております。また、町民の皆様に配布するものとしまして前回も作成しておりますが、振興計画の概要版と言いまして、4ページから6ページぐらになると思いますが、今回もその概要版を作成いたしまして各戸に配布するよう計画をしてはおります。 振興計画につきましては今年中には必ず、今年といいますのが、議会の議決も必要となりますので、12月の議会には必ず議決をいただけるように頑張ってまいりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 13番下山議員。 ◆13番(下山和由君) 今のご答弁でいくと、こうした完全なる振興計画書じゃなしに改訂版のようなものを出すということですか、200部とか400部とか。            (企画財政課長遠藤 透君「改訂版ではなく概要です、まとめたものです」と呼ぶ) 出すん。この中にも詳しくは申し上げられませんが、各課題によりまして町民から、例えばあなたは美咲町に住んでよかったかという答えについていいえとか、はいとかというあれが載っとるわけなんでございますが、それについても答弁の答えとしては平成20年度には50%にする、あるいは90%にするということもうとうとるわけなんで、一つその辺のこともよく加味して、どれだけ合併以来、町政の進展に、あるいは町民の負託に応えてこられたかという一つの実績みたいなもんもぜひともこれはお示しせんと、ただここが変わった、ああだだけじゃなしに、これは重要なことだと思うんですが、その辺のお考えをいま一度お聞かせ願いたい。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 下山議員の美咲町の振興計画についてでございます。 今課長が説明したとおりではございますけれども、数値目標ですね、数値目標は今回も掲げていくということには間違いないわけでございます。そういうことで、何%できたか、何%これから目標であるとかというようなことも掲げていきます。振興計画につきましては、これをもとにいたしまして町のこれからの振興の計画を立てていくということでございますけれども、前回も18年につくられまして24年までを振興計画を立てたわけでございますけれども、7年もたちますとやっぱり今の時代におきましては五年一昔というようなことでございまして、時代もどっどっどっどっ変わっていくということでございまして、7年前にいい計画を立ってあってもその時代に即さわない、7年たったら即わないというようなこともなってきておる面もあるわけでございます。 そういうことで、実際に行うのは過疎計画によって実際に道路の拡張とか、新設とか、改良とか、そういうようなことにつきましては過疎計画において計画を立っております。そういうことで、その計画につきましても議員さんの議決をいただいて成り立っておるわけでございます。そういうことで、確かに大まかな計画、振興計画というのは立っておりますけども、実際に実施をやる上におきましては過疎計画等で実際には行っておるというのが現状でございます。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問、はい町長。 ◎町長(定本一友君) もう一点、済いません。 町民の方に広く周知徹底させるということでございます。 振興計画の審議会委員もつくっておりますので、そこで十分練っていただきまして振興計画書をつくり上げておりますんでその点もご理解を願いたいと、このように思います。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問はありませんか。            (13番下山和由君「はい、次行きます」と呼ぶ) それでは、13番下山議員、次の質問に行きます。 借地料の軽減に。 ◆13番(下山和由君) 2点目として、借地料の軽減にさらなる努力をということでございますが、平成19年11月に有料ですが、美咲町借地の資料の提供を求めて以来、6年半たちました。行政努力も伺われるところですが、今後の対策についてを問うところでございます。平成17年度には旧3地区で合わせて1,200万円の借地料の支払いがあったという経緯もございます。以来、18年度で約900万円そこそこの支払いになったという資料もいただいとるところでございますが、ただ19年度以降の提示が出てないのでわからないのですが、どのような経過をたどって今日に至っておるのかお伺いしたい。 平成22年の9月定例会で前議員の日神山氏が、多くの借地があるが対応は進んでいるのか、使用目的のない町有地の処分を積極的にできないかと、そしてその当時私の質問も借地対策の成果はと、今後の対応について論議を重ねてきた経緯もございます。そのときは当時の企画財政課長がそれなりの答弁をいたしておるところでございます。 特に柵原地区においてはまだ800万円ぐらいの借地料の支払いがあるのではと推定もしておるところですが、近年になって公共的に使用していた土地も建物が不要になったりして、空地同然の土地もあるやに聞いております。また、借地料の支払いについて更新年は、書きかえというんですか、は決めていないとも伺ったことがあるわけでございます。年々土地の評価も下落、また米相場で当初の借地料も決めておられる中で、これも米価の値下がりなど、近年を取り巻く世相、経済も変動しておる中で、早急に借地料の見直し、あるいは町が買い上げるなどの処置もとって、少しでも借地料の軽減につながる政策をぜひ早急に取り組んでもらいたいと、こういうことでございますが、以来19年以後、借地料の問題についてどのような軽減をたどっているのか、また今後の対応についてお聞かせ願いたい。 ○議長(貝阿彌幸善君) 遠藤企画財政課長。 ◎企画財政課長(遠藤透君) それでは、下山議員の借地料の軽減についてのご質問で、私からは借地料が現在どうなっているかということで、お答えをしていきたいと思います。 借地につきましては、平成19年度において中央地域が11件、224万8,000円、旭地域が4件、22万円、柵原地域が57件、1,107万5,000円ということで、総額で1,372万3,000円の支払いをしております。平成24年度におきましては、中央地域が件数は同じで11件で169万2,000円、旭地域は4件で23万2,000円、柵原地域につきましては49件ということで1,066万円、総額で1,253万4,000円の支払いとなっております。この間の変更につきましては、中央地域につきましては1件の買収と、1件を原状回復して返却をしておりますが、新たに2件借地がふえております。旭地域につきましては変更はございません。柵原地域につきましては7件の返却と1件の買収を行っております。 しかしながら、件数は減っておりますが、借地料につきましては19年と24年度を比べますと181万9,000円の減額ということで、余り減らずに多額の借地料を支払っているという現状は変わっておりません。 現状につきましては以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 下山議員。 ◆13番(下山和由君) 18年度に借地料の明細書が配布されております。これにつきましては、これは奥村町長の時代だったと思うんですが、特に柵原町自体は8,997万円という数字が出ておるわけでございますが、今お聞きするところによるとまだ柵原地区は1,000万円あるということですが、以来ずっとそうしたことについての努力というんか、あれが足らなかったんじゃないかと思います。昨日の町長の所信表明でも町有地をとにかく買い取るというようなことで、これが若干ですけど、こんな形でも少しは減っとると思うんですが、何分にもずっと私どもが長い間見ておる中でさきも申し上げたように、当時は柵原の場合は公団関係もあったりしていろんな優遇制もあったということも一つは言われるんでしょうが、借地の代表という者がやっぱり米相場でいっております。当時は恐らく1俵が1万6,000円から7,000円ぐらいの一番いいときじゃなかろうかと思います。そういう中で、それを何十年も借地料の契約の中に一度も更新もしてない、そういうような中でした経緯もあるんじゃなかろうかと思うわけでございまして、特に近年に至ってはいわゆる公共の土地で農協関係、消防関係、あるいは町の関係もあるんですが、その辺についてもやはりいまだに借地料を払っておると、例えば消防関係なんかは絶対にこれはもう土地が必要なもんですから、いつまでもその借地料で払うとしますのか、あるいはええ時期を見てやっぱり町が買い取って町有地にするべきか、そして農協に関係しても、建屋だけ残って実態的には事業も何もしてないような農協の土地もあります。その土地は借地です。そういうこともあるんで、やはりこの辺で一つ合併10周年も迎えるんで、未来永劫そのまま続くんじゃなしに、民主党じゃないですけど事業仕分けでもしてこの土地はこう、この土地はこうということで、地権者とも積極的に話をして借地料の軽減、必要じゃないかと思います。 先般柵原地区の行政懇談会でもある地主の方が言われました。ちいと借地料を減らさにゃいけんわいというような話も出て、そりゃああんたとこの土地があるんじゃけえ、あんたがしてくれりゃあええがなという笑い話もあったんですけど、やはりそうしたことに関心を持っておられる方も、地主の方もおられるんじゃないかと思います。特に年間200万円台の借地を5年間すりゃあ1,000万円です。そして、年間1,000万円の借地がありゃあ5年たちゃあ何ぼになりますかね。そりゃあ、下手な町村の年間当初予算に比べるぐらいの数字もある。それで、また柵原町に対しても滞納、いろんな問題があります。そうしたことも含めて、やはり借地問題にはもう少し行政も関係者もいろいろと工夫をし、意見を出し合って、少しでも町有地にするか買い戻されるか、お返しするか何かのことは、これはぜひ講じるべきじゃなかろうかという、合併10周年を迎える大きな事業も控えておる中で、このことにもう少し積極的に取り組んでもらえないか、もう一度伺いいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 下山議員のご質問でございます。 借地料の軽減がなされるべきではないかということでございます。 18年に借地の一覧表を皆様方にお示しをそのときにされました。それ以後、固定資産税の見直しが行われまして、現況評価ということで固定資産税が上がっております。そういうことで、前よりは借地料も上がっておるというようなことでございます。ここでも冒頭、提案理由の中にお示しをしたわけでございますけれども、久木の住宅はもう入らなく、誰もおらなくなったということで、それを取り壊しさせていただきまして、地主にお返ししようと、このような計画も立てておるところでございます。 何分にも、それは確かに議員言われるように、借地の解消に向けては必要な土地につきましてはもう買えということでございまして、不必要な土地については返却せえということでございますけれども、買うにいたしましても起債の対象にならないとというようなことも一点ございます。それで、大口が学校敷地なんです。それで、学校敷地だから、それを全部買うということになると莫大な費用もかかるということでございます。そして、そんなら運動場を半分ほどでええやないか、半分ほど返しゃええがなというようなこともなかなか難しいわけでございまして、そういう公共施設で必ず要るもんのところの借地もかなりあります。恐らく柵原町時代に、どうしても売らんからというような話だったと、そのときの交渉ではそうだったろうと思いますけれども、今推察するのにもなかなか購入が難しかったんじゃなかったかなというようなことも推察するわけでございます。そういうことの中で、そういう経緯の中で今までなってきておるところでございます。 議員言われるように、土地を購入する場合二度目でございますけれども、多額の費用も必要だということもありますんで、難しい問題だなというように、このように今考えておるところでございますけども、購入できるところについて、また返還できるところについてはこれからも精査していきたいと、かように思っております。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。 下山議員。 ◆13番(下山和由君) 先ほどから申し上げとるように、合併10周年という大きな記念行事を控えとる我が町でもございます。どうしたことにおいても、これから美咲町を担っていく若者たちに対しましても、やはり借地料とか滞納とか、とにかく大きな借金を残さないように、そして若い世代が思い切って世界の中で、美咲町の中で働けるように、それは本当に執行部ほかを含め職員、また我々議員もですが、それはひとつ早急に取り組んでいただきたい。例えば地権者に対しましても売る売らんの問題もありますけど、いろんな形で今売っていただければ町としてもある程度のこういう恩恵があるとか、いろんな形でせなかったら地権者もほんならもう払わんけえというわけにもいきますまあし、そうした工夫ということも一応今後町としても考えて、地権者ともっと前向きに新鮮な気持ちで取り組んで、借地の軽減につながる方法をいま一度考えていただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) それは議員の言われるとおりでございまして、今、さきの答弁でお答えしたように、借地につきましては返還するところは返還すると、買えるところについては買っていくということは基本的に考えておるところでございます。 以上です。            (13番下山和由君「次の質問に入ります」と呼ぶ) ○議長(貝阿彌幸善君) それでは、13番下山議員、次の質問に移ってください。 ◆13番(下山和由君) 町道の改修、改良を今以上に望むということでございますが、町道改修については本町としても精力的に対応はされていると。また、県道と併用して道幅も狭く、交通の難所となっている地域もまだまだ伺えるわけでございます。厳しい予算の中ではありますが、町民の要望に沿うよう、いま一度計画性を持って対応していきたいということが趣旨でもございます。 既に今さっきも申し上げた、発刊されている振興計画書の中にも合併以前から各地区において大部分な生活道路が積極的に整備はされております。今後は町道機能の維持管理及び住民にとって優しい道づくりに重点を置いた取り組みが必要であるということを強くうたってるところでございます。つまり、生活道路の整備と充実、人に優しい道路環境の整備充実を主要課題としてうたっとるわけでございます。以来今日、今申し上げたように8年は経過しておるわけでございます。 マニフェストにもお住まいの地域の生活道路がバス、鉄道などの公共交通機関について、利便性に満足されているかの問いがあるわけでございますが、これにつきましては平成18年度ですが、はいが21%、いいえが57%でございまして、過半数を占めておるわけでございます。いずれも平成24年度目標にはこれを40%にするという提言、回答もうたっとるわけでございます。既に20年度から5年経過しておるわけでございます。果たして平成25年になって今日、目標達成は今できているのだろうかということでございます。 先般旭地区の議会報告会でも町道の整備を早急にという切実なご意見とご要望をいただいたところでございます。ほとんどの道路が1車線あるいはよくて1.5車線、車の対向にも支障を来す町道が多いところでございます。1路線全てを改修するのではなく、これからふえる高齢者の運転手がゆとりのある運転ができるよう、そういった道路には対処を何かしか設けるなどの配慮も必要ではなかろうかと思う次第でございます。平成17年以来道路の傷みも各地で見られます。緊急性を要する箇所から、あるいは維持管理のマニフェストなども作成し、対応をしていただきたい。 整備して以来、長年今日に至って町道に今亀裂が入り、そこに先般のような集中豪雨で雨水が蓄積され、陥没する町道がふえております。先般も柵原地区内で家の前の町道がそういった形で陥没しとります。やはり平素の維持管理が必要じゃなかろうかと思います。その管理が徹底していればこうした災害も防げるんではなかろうかと思う次第でございます。平素の点検で応急処置などの配慮があれば災害にもつながるということで、早急に計画性を持って町道改修、改良に今後どのように取り組んでいくのかお聞かせ願いたい。 ○議長(貝阿彌幸善君) 矢木建設課長。 ◎建設課長(矢木史朗君) 失礼します。 下山議員の町道の改修、改良を今以上に望むということでの質問にお答えをさせていただきます。 現在美咲町としまして改良事業でございますが、取り組んでいるものにつきましては国庫事業、社会資本の整備事業でございますが、鉱山資料館の整備でありますとか、久木吉ケ原の道路、それから瓜畝線などの歩道整備等で3地区、それから辺地事業で3路線、それから過疎事業で7路線を継続的に現在のところ取り組んでおります。また、今後につきましては安全面での道路の点検でありますとか、橋梁の点検、それからのり面の点検等を年次計画を持ってやっていく予定でございます。 町で行っております改良工事等につきましては、地域から出されました要望書に基づき、現地を確認しながら道路の性格、それから改良の必要性、改良後の効果などを検討いたしまして、要望路線にある程度優先順位をつけさせていただきまして、町長それから財政課とも協議しながら延長の長い路線については補助事業、それから過疎債、辺地債などの起債事業を利用しながら行っております。また、延長の短い路線につきましては町単独事業等で計画するなど、ある程度年次計画により工事のほうも実施のほうをいたしております。今後につきましても、地域からの要望書をもとに、それから行政相談とかで緊急を要するものについては対応のほうをさせていっていただきたいと思いますし、これをもとに道路計画を立てて事業実施をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 13番下山議員。 ◆13番(下山和由君) 課長の努力も十分に伺えるわけでございますが、やはり地区から要望があったりしたときにはもう既に災害が起きとるというような現状がほとんどじゃなかろうかと思います。先ほど来から申し上げとるように、特に旭地域のように道幅が狭い、いろんな形で苦労しとる方もおられる。そうした中で、やはり町道のマニフェストというんですか、そういうことも一つ参考資料に持っていただいて、時があれば点検をしていて、それによって年次計画を立てて補修をしていくというようなことをやはり町政が、行政が率先してやらんと、区長なり常会長のほうから道が崩れた、早う何とかせえというようなこともあるわけでございますが、そうしたことが少しでも軽減されるように、また各区長さんとも連携をとって、やはり昨年からことしの始め、8月、この前の集中豪雨、特に時間雨量にしても70から90ミリ降るというんが昨今のもう常識のようになっております。そうしたことによって、そうしたときにこの町道がどういう経過をたどるんか、やはりある程度担当課としてもそういうことをよく把握して、リストにも乗っていただいて、要修理箇所とか改良箇所とかということにまで目を通していただいてやれば災害も少なくて済むんじゃなかろうかと。つまりは今以上に災害の軽減とそして修復についてもう一度その対応を伺いたいと思います。よろしくお願いします。 例えば町道はたくさんあるわなあ、美咲町内にも、そりゃあ数えれんほどある。じゃから、特に必要性のある町道あるいは余りないというたらあれなんですけどそういう町道、いわゆる通行量とか利便性の町道が大中小ぐらい一応小分けをしてでも、そういう形でマニフェストなり、それのことでも計画性を持って対応できんかということです。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 計画性を持って道路の改修をこれから行っていけというようなことでございます。 先ほど振興計画のときにもおっしゃられましたように、振興計画は大きな計画でございますけれども、その中に個々にどの道路を何年度にやるとかということにつきましては、大きい工事につきましては起債対象とならないとなかなか美咲町では単独でやろうということは難しいわけでございます。そういうことで、過疎計画の中に上げておるようなことで、計画を立てながら道路を今改修をしておるところでございます。 それから、金額的に少なくて済むというようなところにつきましては、単町費をもって必要かつ要望が出ておるところにつきましては優先的に見させていただきまして、緊急性を要するというころにつきましてはこちらの判断でやらせていただいておるというのが現状でございます。 そういうことで、町民の要望も大切でございますんで、町民の要望に基づきましてある程度左右される面もあるということでございますんで、こちらからあっこの土地は道が悪いから直そうではないかというようなことにつきましては、先ほど申しましたように過疎計画の中に上げておるというようなことでございますので、その点をご理解をいただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。 ◆13番(下山和由君) いや、ありません。今私が申し上げた3点については全ての町民の皆さんが期待もし、要望もされてることをひとつ答弁者の方は肝に銘じて、これからそれなりの対応をしていただきたい。そして、平成25年までにはしかるべき立派な振興計画書が作成されて、それに沿って町民も行政も全てが前に行けるような一つ施策をぜひともお願いして質問を終わります。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 以上で13番下山議員の質問を終了します。 ただいまから11時15分までを休憩といたします。(午前10時57分) ○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午前11時15分) ただいまの出席議員は16名です。 一般質問を継続します。 続きまして、5番延原議員の質問に入ります。 5番延原議員。 それでは、老朽危険家屋対策についてから質問をお願いします。 ◆5番(延原正憲君) 5番延原正憲です。 一般質問に入る前に一言、お話しさせてください。私が議員となりまして約5カ月が経過しようとしております。その間、6月定例議会や議員研修ということで、滋賀県大津市へセミナー研修に行ったり、それから先月の長野、岐阜県への先進地視察など、いろいろな経験をさせていただいております。議員としての責務の重さを今現在ひしひしと感じているところでございます。さらには先日の議会報告会では、町民の皆様から議会に対する大きな期待を前提として叱咤激励をいただきました。今さらながら町民の負託に応えるためにもっともっと皆さんの中に飛び込んで、町民の要望やご意見を真摯にお聞きしなければならないということを痛切に感じているところでございます。 さて、私からは通告書で提出しております3項目の質問を予定しております。執行部の誠意あるご答弁を期待しております。 まず1件目の、老朽危険家屋対策についてでございます。 これに関しましては、4点まとめてご質問いたします。 まず1点目として、美咲町内の空き家の状況について、執行部はどのような方法で実態把握をされているのか、また最新の空き家の情報はいつの時点で何戸となっているのか。それから、空き家の情報は誰からどこの窓口に連絡をされ、確認の現地調査はどう行っているのか、空き家台帳などで管理されているのか、空き家の中で特に老朽危険な家屋は何戸あると確認をされているのか。 次の2点目です。 昨年6月21日に条例第20号として美咲町空き家等の適正管理に関する条例が公布施行されておりますが、この条例第2条第2号で定義されております管理不全な状況の意味として、建物その他工作物が老朽化もしくは台風等の自然災害により倒壊するおそれがある状態もしくは建築材等の飛散による危険な状態、または不特定者の侵入による火災もしくは犯罪が誘発されるおそれのある状態をいう、これが管理不全な状況の定義ですが、これにもうまさに該当しているもう崩れかけた危険な老朽家屋とか、明らかに管理不全な状況にある空き家等を相当な数を町内で確認しているところでございますけれども、この条例5条では、町長は第4条で町民から管理不全な情報提供を受けた場合、第3条の適正な管理が行われていないと認められるときはその空き家の実態調査を行うことができると規定されております。これはできる規定であって、行わなければならない規定ではないんですけれども、実態調査を省略することも理論的には可能なんですけれども、町民から情報提供をまず無視されることはないというふうに理解しております。 この実態調査を実施した件数について2点目の確認事項でございます。 さらには3点目といたしまして、この実態調査に基づきまして、第6条による必要な措置について助言または指導、それとか必要な措置を行うよう勧告ということをするようになっておりますけれども、これを実施した件数が、実績があればこれも教えていただきたい。 さらに、履行を求めた結果、それの履行期限を定めて命令を出した件数、それから第8条でいうそれに応じなかった方の氏名などの公表、これについての実績件数があれば教えていただきたい。 最後に4点目でございます。 この条例では管理不全な空き家に対して、町長が措置命令をしてもこれに応じなかった家屋所有者等に指名の公表までが限界ということでありますけれども、相続されていない建物とか、町外に転出した方の所有建物とかということであれば、この条例の目的を達成することには限界があるというふうに考えられます。このため、例えば呉市、尾道市、神戸市などで既に制度導入されています老朽危険建物の除却費の補助制度を採用することについてはどうか。また、北海道の室蘭市で導入を検討しつつあります行政代執行による解体撤去を行い、費用を所有者や相続人等へ請求する制度の採用についてどうか。これらの制度を導入するためには法律的な問題も含めいろいろな課題があると思いますけれども、その課題についてはどういうふうに考えているのか、執行部としてのご見解をお示しください。 ○議長(貝阿彌幸善君) 遠藤企画財政課長。 ◎企画財政課長(遠藤透君) 延原議員の危険家屋の対策についてのご質問にお答えをいたします。 まず、最初の質問でございます。 空き家の実態把握でございます。 実態把握につきましては、平成21年度、22年度で全地区の空き家を調査をしております。ただ、このときに老朽家屋、危険家屋等の実態調査は行っていないので、危険家屋が何戸あるというのは今のところ把握はできておりません。 それから、次の質問で、どなたから提供いただいて、どこがするのかということでございますが、情報提供につきましては区長から企画財政課に提出をしていただいて、企画財政課で家屋を見に行ってその状況を把握して措置等の発令をするという形にしております。 続きまして、適正管理なんですが、この情報提供でございますが、平成24年度に柵原地域から4件ございました。これにつきましては現地を確認し、地元住民などに聞き入れ、聞き取りを実施した結果がございます。これにつきましては比較的きれいにされているもの、それからもう建物がその宅地の中で倒れてしまっているもの等がございまして、措置までは至っていないのが現状です。25年度につきましては、柵原地域から2件情報提供がございます。このうち1件につきましては現在、現地等を確認しまして、老朽化によりまして建物の一部がもう倒壊し、全体的に傾いております。台風などの自然災害が発生した場合、隣接の家の敷地内への影響が懸念されております。ここにつきましては第6条の所有者への助言、指導などの措置をとるべきと考えております。こちらにつきましては前に進んでおる状況でございます。もう一件につきましてはまだ調査の段階でございます。 続きまして、3番目の質問で、措置の命令、公表等の実績はあるかということでございますが、こちらは今のところはございません。 それから、4番目でございます。 制度の導入をということでございます。 美咲町では管理条例を制定をしております。平成25年1月1日現在で、全国で99の自治体がこういうものを制定をしております。このうち、美咲町と同じ公表まで規定している自治体が64自治体あります。それから、代執行までできるように規定しているものが36自治体ございます。ただし、25年1月1日現在で代執行を実施した自治体というのが、秋田県大仙市というのが1個あります。ここにつきましては、代執行経費178万円を町から支払っており、所有者に請求をしているところでございますが、所有者の資力不足のため、回収の見込みは低いというような事例が出ております。このように、代執行を行っても資金の回収が困難になると見込まれることから、美咲町では代執行の規定を設けていないのが現状でございます。 それから、危険建物の除去に関する補助金でございますが、このことにつきましては呉市、尾道市、神戸市等で導入済みということでございます。こちらにつきましては国の補助金を絡めた補助でございます。こちらにつきましても、もう少し詳しく私のほうで調査をしていかなければちょっと返答が即座にできるという形にはなっておりませんので、そこのところはご了承ください。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 延原議員、再質問ありますか。 延原議員。 ◆5番(延原正憲君) 昨年の条例、非常に美咲町としては画期的なものだと私も感心はしております。まだ条例が制定されてから1年ちょっとということなんで、非常に実態調査の件数とか、そういう実績も少ないんだろうと思います。それも理解できます。ただ、今のように24年度で柵原で4件、25年度で2件、町内にたった6件しかないことはない。もう私が町内をくまなく回ったわけではないんですけれども、本当に崩れかけて蔦が絡まったような家屋はまだまだあると思います。これは住民からの通報だけではなくて、もう少し執行部の方もちゃんと条例ができているんだということを町民に対して周知する必要もありますし、情報が来ればどんどん実態調査をして、それを記録管理をしていくというようなことで、これからは積極的に対応していっていただきたいというふうに思います。条例の目的をちゃんと読んでいただければ確かにいいことが書いてあります。ただ、条例だけで、つくっただけではだめで、そういうことではどんどんこれを実行運用するように努力していただきたいと思いますけれども、これが町長が言われる安全・安心なまちづくりということにつながると思いますけれども、再質問としては町長のお考えをお示しいただきたいと思います。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 延原議員のご質問でございまして、老朽危険家屋対策についてということでございます。 るる課長が説明したとおりでございまして、答弁といたしましてはそういうことでございますけれども、確かに老朽危険家屋、隣に迷惑をかける分につきましては、近所に迷惑をかける分についてはそりゃあしていかにゃいけんと思います。だけど、その中にやっぱりそこで育った人、何ぼつるが巻いとっても愛着があるんです、その家に。他人から見たら全くないんですけれども、育った人が町外に出て、都会に出とる人はそういう感覚を持っております。事実私の民地でもそういう感覚を持って、ある程度崩れかかっておりますけども、もうちょっとめがずに置いてくれえということで、そういうようなこともありますし、個人の財産であるとか、ごみ屋敷が云々って言いますけれども、よそから見たらごみ屋敷ですけども、住んでる者にとってはごみ屋敷じゃないわけですよね、あれは。そういうその視点観点が違うと見方も違ってくるというようなことがあって、なかなか難しいなというようなことであります。だから、他人のはたから見た同意ではなくって、本人の同意がやっぱり必要ではないかなと、このように思っておるところでございます。 先ほど申しましたように、補助金につきましては住宅密集地とか、風光明媚なとこにつきましては国も何ぼか補助金を出したり、町自体も出すような形にしておるとこもあるそうでございます。そういうことで、代執行まではなかなか本人さんの、条例として紙には書けるんですけども、それを実際にやるということになるとなかなか難しい面も出てくるかなというように考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。 延原議員。 ◆5番(延原正憲君) 済いません、先ほどの町長のご答弁に関しては非常に不満であります。 確かに愛着のある建物、それから個人の財産であるからそれに対する同意が必要、当然のことだと思います。ただ、条例をつくられて、なおかつここの条例のように台風等で物が飛んできて被害を及ぼすおそれがあるようなものは管理が不十分であるということを行政がしっかり認識をして、あなたは善管義務があるということで厳しく対応していかなければ、愛着のある建物だとか、条例で紙では書けますというようなことを町長、申しわけないけど、多分町長も本意で言われてるとは思いませんけども、せっかく条例ができたんですから、これはしっかり魂を入れて、美咲町には崩れかけたような家はもうねえぞと、きれいなもんだと、ほいで安心・安全だと、そういう町だと町長みずから言われてるんですから、安心・安全な町をつくる。この前は道路のほうに倒れそうな家屋はするというお話もありましたけど、本当に外部から来た人が蔦の絡まって、もう本当に犯罪の温床になりそうなような家があれば、そりゃあ本当に町のお金を使ってでもやらにゃあいけんというふうに私は思います。 この前も議会報告会のときもあるお年寄りの方が、もう近所ででえれえ家があるんじゃ、もう何とかしてくれっていうことを言われてました。私は確かにそうだと思って今回の一般質問をしたんですけれども、もう一度町長、町長のご覚悟を教えてください。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 延原議員の再々質問でございます。 確かに隣に迷惑をかけたり、近所に迷惑をかける分についてはそれは当然言うていきます。それは当たり前の話です。しかし、今言いましたように、そういう住んでおった人の気持ちも私は考えるべきだと、そのように、そりゃあ本心です。本心ではない言われるけど、それは本心ですよ、私の。そういう愛着を持ってる人がおられるわけですよ、その辺もくんでいかないかんのではないかと思いません、そういうことを。個人の財産ですからね、これは。他人が見て他人がめげえというのはちょっと違うんではないかなと、私はそのように思います。 以上でございます。            (5番延原正憲君「議長、再々質問、許可いただけますか」と呼ぶ) ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問、許可します。 ◆5番(延原正憲君) 済いません。町長、わかりました。町長の言われる趣旨も私は理解しております。ただ、私が言いたいのは、ここの条例の管理が不十分な家、さっき言いましたように、台風で物が飛んできそうなとか、犯罪の温床になりそうな建物、この条例ではっきり書いてあります。これに誰が見てもそうだなと思うようなものに関しては行政として毅然として対応していただきたい、これが私の趣旨です。そういうことです。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) だから、去年4件、ことし2件あった分についても調査して、1件の分についてはよそに迷惑をかけるということで今調査を進めながら勧告ですね、そういうことで指導か、どっちなら。            (「指導」と呼ぶ者あり) 指導か、それをやっていこうというように本筋では決めておるところです。 以上でございます。            (5番延原正憲君「わかりました、ありがとうございます」と呼ぶ) ○議長(貝阿彌幸善君) それでは、5番延原議員、次の質問に移ってください。 ◆5番(延原正憲君) わかりました。実効ある対応をお願いいたします。 それでは、2点目のふるさと納税制度についてご質問いたします。 ふるさと納税制度が導入されまして、これが平成20年4月の交付でございますが、5年が経過しようとしております。ふるさと納税として美咲町へ寄附がなされたものは各年度の実績をまず確認をしたい。 それと、今度は逆に町内にお住まいの方が他の市町村に寄附をしたことに伴って、我が町の住民税等が減収になることもあろうかと思いますけれども、その実績を執行部のほうで把握されているんであれば確認をしたいというふうに思います。 ○議長(貝阿彌幸善君) 難波総務課長。 ◎総務課長(難波寛治郎君) 失礼します。 延原議員のふるさと納税の制度についてというお尋ねでございますが、ここで近年の創設以来の実績でございますが、先ほど平成20年に国が制度化されたということでございますが、そのとおり平成20年に制度化されてできた寄附金の一種、この名前はふるさと納税制度というものがございます。趣旨といたしましては、過疎高齢化の進む自治体が都市の住民から納税という形で寄附を受ける手段として制度化されたというものがあります。 美咲町の状況でございますが、できた平成20年度は0円、0件でございました。それから、平成21年度、6万円で2件ございました。平成22年度、5万円で1件でございます。それから、23年度は36万円で6件ございました。それから、平成24年度は8万円で3件でございます。合計54万円で13件の件数をいただいております。寄附金の内訳ですが、ちなみに平成24年度決算額における寄附金は339万8,584円となっとりますが、このうち一般寄附が326万8,584円、ふるさと納税が8万円、スポーツ振興基金への寄附が5万円という状況になっております。こちらは町のほうがいただいた寄附の状況です。 それで、町内から町外にされた実績は別にお答えさせていただきます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 鳥越税務課長。 ◎税務課長(鳥越道正君) 失礼します。 先ほどの議員の申された美咲町の住民が他の市町村へふるさと納税として寄附した実績、これは残念ながら把握できておりません。寄附金の中でいろいろありますので、そういうふるさと納税としてというのを把握するのは現状ではちょっと困難というふうに考えております。失礼します。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問はありますか。 岡部副町長。 ◎副町長(岡部初江君) 先ほど総務課長のほうからふるさと納税の現状をお話しさせていただきました。 これからお話いたしますのは、ふるさと納税制度を実際に使っている方にお話を伺いましたことで、私たちの一つの考え方としてお話をしたいと思っています。 ふるさと応援団の一人としてふるさと納税を実際にしていらっしゃる方、その方は自分が生まれたふるさととつながっているという思いを持つことができる。そして、あなたから寄附いただいたお金はこんなことに使わせていただきましたよという、毎年の活用の報告書が送られてくると少しでもふるさとの役に立ったなと思えるし、またふるさととのきずなを感じて、そしてふるさとに気持ちが届いた、届けることができたという思いになるというふうにおっしゃっておられました。取り組みの報告書とともにふるさとの行事などのパンフレットなども送られてくるということですが、行ってみたいと思ったり、実際にそれで行かれる方もいらっしゃると思うんですが、そうやってふるさとに関心を持ち続けることができるということです。 お聞きしたその方は教育や環境、地域医療など幾つかの選択肢がある中で、高齢者福祉に関することに使っていただきたいとふるさと納税の制度の寄附をしているそうなんですけれども、そしてその町ではほかでもやっていらっしゃるように、ふるさとの特産品のお礼という、お酒のセットとか牛肉セットとか、そういうのもあるそうですけれども、その方は辞退をしているそうです。物やお金ではなくて気持ちを届ける、そういうことに大きな意義があるというふうに伺って、ああすごいことだなと、そういうことだなというふうに思っています。 美咲町の定住促進プロジェクトチームでもふるさととつながっているという思い、そしてふるさとを愛するという気持ちにつながるということから、このふるさと納税制度を積極的に奨励したい、そういう提言をこれから町にしていこうと話をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) ふるさと納税制度については賛否いろいろな意見があるということも事実でございます。それから、先ほど副町長がお話しになりましたように、特産品、物が欲しいんじゃない、心が地元とつながっていたいんじゃという非常に感銘を受けるお言葉もあったんですけれども、いずれにしても5年前にできた制度です。それで、この制度を活用して、要するに行政的に町内に住んでいる方に行政として経費を使わなくて、町外の方からお金が入ってくるわけですから、この制度を積極的に活用すべきだというふうに私は考えております。 それで、私が調べたところでは、岡山県内の27市町村のうち、特産品を提供している市町村がその中で17、半分以上もあるということです。ですから、高額な特産品を贈らなくてもいい、先ほどのようにパンフレットでも町の情報でも何でも構わない、そういうな物をお送りして、何とか町内出身者の方とコンタクトをとって、ふるさと納税を少しでもふやしてもらうと、こういう努力は執行部として行っていただきたいというふうに考えております。高額な特産品を贈ればいいのかどうかわかりませんけれども、財政の基本は出ずるを制して入るをはかるということで、要するに少しでも入るものをふやしていく努力、これは常に行っていただきたいと思います。 このふるさと納税制度、特産品をするとかクレジットの対応をするとか、そういうな増収対策を具体的にどこまでされるかは別として、スタンス的にも相当件数も金額もお聞きすれば非常に少ないように感じております。これに関して今後増収対策として積極的に取り組む予定があるのかどうか、まず町長のほうに確認したいと思います。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 延原議員のご質問でございます。 ふるさと納税につきまして、まずふるさと納税制度というものをここでおさらいさせていただきますと、寄附があって寄附金の中にふるさと納税というものがありますわね、ふるさと納税制度という、じゃから寄附もふるさと納税も私に言わせたら名前は違うけど一緒のもんじゃというような考え方でおるわけでございます。だから、ある市町村におきましては、どことは言いません、市町村におきましては、例えば寄附をするということでその市町村に持ってこられたら、いや、これはふるさと納税にしてくださいということで言われているとこもあります、それはカウントされるから。へえで、そういうものをカウントするのがいいか、寄附金全体でカウントするのがいいのかということになってくると思います。新聞ではにぎにぎやかにふるさと納税制度が始まったんだから、そのふるさと納税制度をどう活用しておるかということを市町村ごとに識別しておるわけでございますけれども、全体としては美咲町におきましても、この21年から25年ですか、におきましては2008年から2012年かな、この間におきましては5,000万円という寄附もいただいております。そういうことで、それをふるさと納税に振りかえていただいたらかなりなもんが出ておったような結果でございまして、そういうことでございます。 それで、特権云々でございますけれども、特権も設けても議員言われるように、これから本気でやってもそりゃあ別にいろんなことでPRしていっても私はいいと思います。そりゃあ確かに今言われるように中国財務局ですか、の名言のごとくやっても私はいいと思いますけれども、一つ問題があるんが、そんならふるさと納税には品物を配って、寄附した人には配らんのか、配るか、金額的にも何ぼ何ぼ以上してくれた人にはするのか、何ぼの人にはこれの品物が行くとか、何ぼの人はちょっと安いものが行くとかというようなことも、いろいろのことも観点で考えていかにゃあいけんのじゃないんかなと、実際に施行する場合においてはそのように思っておるところでございます。 いずにせよふるさと納税、確かによそからお金が入ってくるわけで、だけど一つ言いたいのは、例えば美咲町に今勤めておる津山市の職員、津山市在住の職員、それから美咲町から津山市へ勤めておる職員、これをやったら奪い合いになると思うんです、どっちもが、近隣町村の場合は。だけど、そういうことにもなるし、美咲町から津山へ出ようる者が必ず美咲町へふるさと納税せいとか、そういうようなことになってきたら各市町村同士で取り合いとなると思います。そういうことも一つ考えられるかなということでございますけども、大枠といたしましては申されましたように、これからはPRをしていきたいと、今からでも遅くないと、このように思っておりますのでPRしていきたいと、かように思っております。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。 延原議員。 ◆5番(延原正憲君) 先日の議会報告会の中でも町民の方からふるさと納税についても意見が出てきていたところでございます。奪い合いになるかどうか、いろいろあろうかと思いますけども、もう少し現金な考え方をすればもらえばいいわけですから、極端に言えば。そういう貪欲に制度を活用して積極的に対応していただければというふうに思います。特にご返事は今町長のほうから、大枠としては頑張っていきたいというお話だったんで、私の質問はこれで終わります。 次の質問、よろしいですか。 ○議長(貝阿彌幸善君) それでは、次の質問に移ってください。
    ◆5番(延原正憲君) 最後ですけれども、3点目です。 これは非常に対応できるかどうかわかりませんけども、ちょっと私も調査不足で実態を把握してないんでできるかどうかわかりませんが、ちょっと夢のある話をお願いしたいと思います。 先般、ご当地ナンバーの導入地域の決定が第二弾ということでありました。それを受けてかどうかわかりませんが、先日住民の方から美作建国1300年のイベントがいろいろ行われているけども、ことしだけの催しで一発花火のようにやったけど後は何もなかったというようなことじゃなくて、これを機会に我が地域にも、その方は作州武蔵という単語を使われましたが、作州武蔵というようなご当地ナンバーを導入したらどうかというようなご提案をいただきました。東京オリンピックのような国家事業ではありませんけども、地域の活性化につながるとても夢のある話だというふうに思いました。 話は戻りますが、先般8月2日に国土交通省がご当地ナンバーの第二弾ということで、8つの都県から11地域が要望書が出されて奈良県の飛鳥っていうのが導入見送りになってるんだけれども、残る7つの県で10地域のご当地ナンバーの制度が第二弾ということで決定され、平成26年度から実施されるということです。美作地域10市町村の車の登録台数を私はまだ確認しておりませんが、導入基準の10万台を超えているのであれば、作州武蔵にはこだわりませんけども、作州とか美作とか、ご当地ナンバーの要望書を提出すべく、関係市町村に声をかけてもらって、美咲町が発起人となって実現へ向けてご努力いただければということで質問させていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿情報交通課長。 ◎情報交通課長(鈴鹿滋君) 5番延原議員のご質問にお答えをさせていただきます。 ご当地ナンバー制度についてということで、今延原議員のほうから大体の内容はご説明があったんですけども、私のほうから制度の趣旨であるとか概要、手続、現状についてお話をさせていただきたいと思います。 従来、ナンバープレートについては自動車の使用の本拠の位置を所轄する運輸支局、岡山県ですと中国運輸局岡山運輸支局というのがあるんですけども、そこか自動車検査登録事務所の名称が表示されておりまして、これまでは自動車検査事務所の新設に伴って新しい地域名表示を創設されてきたんですけれども、先ほどおっしゃられましたように、地域振興であるとか観光振興の観点から、ナンバープレートの地域名表示を弾力化として自動車登録事務所新設の有無にかかわらず、新たな地名表示が認められるということで、第1回目が平成18年10月に行われました。今10万台以上であるとかというような基準もおっしゃられたんですけども、もう一つ大きなことが地域特性や経済圏等に関して、他の地域と区分された一定のまとまりである地域であって、一般に広く認知された地域であること、原則として単独の市町村ではなく、複数の市町村の集合であることということが条件になってます。先ほど申されたように、自動車の登録台数については10万台以上、そういうことをクリアした後に対象地域となる市町村、地域は当該地域を管轄する都道府県に要望を行って、都道府県の審査が通れば国のほうに要望するという手続になってきます。それで、国のほうでもまた審査会が開かれて、先ほどおっしゃられたように、この25年度、10の新しいナンバーが導入されるということになってきます。 岡山県では、18年10月に倉敷ナンバーというのが導入されております。おっしゃられたように、県北の地域振興、地域活性化、そういうものの起爆剤の一つとなってくると思いますので、今おっしゃられたように、ことし第2回目が平成25年2月に要綱が示されて、6月で締め切りをされて、ここで決定になって、来年度からの10地域が導入ということです。このようなことから、次回の第3回目がいつから導入になるかというのが岡山運輸支局のほうにも確認したんですけども、ちょっとそういうものはまだはっきり示されておりません。そういういろいろとクリアしなければいけない条件がたくさんあるというのが現状でございます。 美作地域に働きかけのことにつきましては、町長のほうからお答えをいただきたいと思いますので、広域事務組合のこととか。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 延原議員のお答えでございます。 ご当地ナンバーを導入したらどうかということでございます。 ほんまに夢のあるお話で、いいお話であります。これにつきましては、数年前に津山市の市議さんが中心となってやったらどうなるというようなことを私も正式の場ではないんですけれども、そういう運動もやろうやないかというようなお話も聞いたことがあります。それで、組織的にやるんだったら広域事務組合があると思います、津山圏域の広域事務組合、私はここでやっても車の数は10万台は超すと思います。ほかのそれぞれの自治体が加入いたしますとたしか10万台は超す、真庭、美作を入れなくても、入れればええんですけれども超すと、このように思います。そういうことで、やればそれかなということで、議員さんも出られておりますんで、誰が出られとんか議員さん知らんのですけども、出られとる人がそこで動議でも出していただいてやっていただければ我々も賛成をさせていただきますし、ええことじゃないかなと、このように思っておりますけれども、これが25年6月28日で2回目が終わったんですわね、じゃけえ3回目がいつあるかわからんのですわね、次がいついつあるということを国土交通省も発表してないんで、そういうことが出ます前に、第三弾が出るという前提でそういうとこでお話を出していただければいいんではないかなと、このように思います。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) 前向きな回答をいただきました、ありがとうございます。 また、ことしは何か東京のほうで作州のPRをするというような企画もあるようでございますんで、町長にもどっかで取り扱ってくれというんじゃなくて、美咲町が率先して旗を振るというぐらいな気概で対応していただければというふうに思います。 それで、私の質問は終わります。ありがとうございました。 ○議長(貝阿彌幸善君) 答弁よろしいですね。            (5番延原正憲君「じゃあ、あればお願いします」と呼ぶ) 町長。 ◎町長(定本一友君) 他力本願でなくって自力本願でやりなさいということでございますんで、肝に銘じまして皆様方と会いましたらお話をさせていただきたい、このように思います。            (5番延原正憲君「はい、ありがとうございました」と呼ぶ) ○議長(貝阿彌幸善君) 以上で5番延原議員の質問を終了します。 それでは、ただいまから午後1時まで休憩をします。(午後0時01分) ○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午後1時00分) ただいまの出席議員は16名です。 一般質問を継続します。 それでは、14番山本議員の質問に行きます。 14番山本議員。 それでは、国民健康保険についての質問からお願いをいたします。 ◆14番(山本宏治君) 今議長が言われましたように、国民健康保険料についてと、そして災害警戒に対して告知放送ができないか、そして3問目として三休公園のオブジェについてということで、3問通告させていただいております。 まず、1問目からお伺いをしたいと思います。 国民健康保険料につきまして、現在はこの国保税につきましては12分の9カ月で納税をしているように思います。この12分の9カ月、7月から3月までのメリット、どういう状況でこういうふうになったのか、そしてデメリットと2つあると思います。例えば12分の12でやれば、年間12万円であれば毎月1万円であるし、12分の9で行えば1万3,300円程度となるんで、どちらが支払いやすいかという問題はおのおのあると思いますが、この12分の9に対する考え方、まずお聞きしたいと思います。 そして、いろんな立場で滞納者がおられると思いますが、12分の12でやれば支払い可能な方もおられるかもしれませんし、12分の9、このほうがいいと言われる方もおるかもしれません。その辺で今までの滞納者のパーセンテージと言ったらちょっと言いにくいんかもしれませんが、そしてその分に対する対応を税務課としたらどういうふうにやっておられるんか、これをお聞きしたいと思います。 そして、この12分の9というシステムがこの近隣町村、どういうふうに他町はなっていて、どういうふうなやり方でやっておられるか、この3点についてまずご答弁を願いたいと思います。 ○議長(貝阿彌幸善君) 鳥越税務課長。 ◎税務課長(鳥越道正君) それでは、山本議員の国民健康保険についてのご質問にお答えします。 まず1番目の、1年間を9回払いか12回払いかということで、9回払いのメリット、デメリットというご質問でございます。 12回払いと9回払いとの比較で答えさせていただきたいというふうに思います。 まず、9回払いのメリットなんですけども、9回払いのほうが納税者にとってわかりやすいというふうに思います。なぜかといいますと、ご存じのように国民健康保険は前年の所得によって毎年金額が変わってきます。4月、5月のあたりでは所得の確定をすることはできません。美咲町のように4月に本算って言いますけども、その方の年税額を確定させていただいてお送りするということになりますと、基本的にはそこの7月にお送りしてそれを9回で割ります。端数を7月のほうに持ってきますけども、あと8月からは3月まで同じ金額という形になりまして、個々に変更があれば別ですけども、基本的には1回お送りして一応確定します。ですので、それがわかりやすいという意味なんですけども、それに対して12回払いになりますと、12回払いということでイメージされますと、例えば12カ月、毎月同じ金額、1万円なら1万円が同じ金額になるっていうふうにイメージされる方が多いかと思いますけども、先ほど申しましたように、国保税は前年の所得によって決まり、毎年変わりますので、4月にとりあえず昨年の3月なら3月が1万円でしたら、とりあえず4月、5月、6月、4月にとりあえずの仮の金額でお支払いくださいということをさせていただいて、7月に確定しましたら、その年税額からその4月、5月、6月のを引いて、残りを9で割ってというような形でさせていただくようになりますので、逆にそれのほうがわかりにくいんじゃないかなというふうに考えます。これが一つメリットとして考えられると思いますし、それから4月、5月、6月が一応払わなくてもいい期間ができますので、納税者にとっては何かと出費がある4月、5月、6月に払わなくてもいい時期ができるという一服できるという、それもメリットかなというふうに考えます。 それから、デメリットは当然のことですけども、先ほど議員申されたように、12月払いと9回払いですと1回の額が9回払いは多くなります。ということで、それがもうデメリットというふうに考えております。 それから、2番目の滞納者への対応等ですけども、24年度で言いますと、現年度も7.3%の方が滞納という分に入りまして、もう納付の催促を行って対応をしておるところでございますけども、これが12回払いと9回払いとの対応の比較で言いますと、これは大きな違いはないと思うんですけども、ただ国保に加入されてる方というのは、基本的にことしも国保であれば来年も国保ということで、毎年国保税が発生いたしますので、仮に年度途中で納付がちょっと困難になってっていうような場合に4月、5月、6月が一応予備日というような見方もできますので、そこで挽回するチャンスはあるということで、先ほどのメリットのところにも関連しますけども、これもメリットになるんじゃないかというふうに考えております。 それから最後に、近隣の行政はどのようなことになってるかというご質問なんですけども、近隣のほうでは吉備中央町さんが5月から3月までの奇数月の6回払いということで、5月がまだ確定してません時期に一応されております。仮徴収を5月にして、あと奇数で6回払いというふうにされております。それ以外のところですと、もう仮の算定とはなくって、もう確定して納税通知書をお送りするということをされておりまして、それが6月から3月までの間の10カ月間でそれぞれいろいろ市町村違いまして、8回から10回の納付を設定されております。6月から1月とか、6月から2月、6月から3月、それから美咲町のように7月から3月、7月から2月というところもありますし、な状況です。 それで、県下のうち27の市町村で見ますと、統計がちょっと古いかもしれませんけども、4月、5月のまだ決まってないときからされているのは、一応7市町というふうに把握しておりまして、12回払いはそのうちの岡山市さんがされとりますが、ただ岡山市さんも来年度から美咲町と同じ7月から3月に変えられるというふうにお聞きしておりまして、全体的にはもう確定をしてから納付書をお送りするということが県下では多いというふうに見ております。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 14番山本議員。 ◆14番(山本宏治君) 12分の9、9カ月払いのほうがメリットが多いんじゃないかというような答弁でございましたが、近隣町村、いろいろなやり方でやっておられると思いますが、12分の9で今後も行っていくのか町長、その辺のご検討がありましたら答弁願います。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 国保の徴収方法でございますけれども、今の段階におきましては12分の9でやらせていただこうと、というのが今言うたように、4月、5月、6月、3カ月につきましては所得が確定しておりません。それで、一旦仮徴収をする金額を町民の方に示して、また確定してからまた通知を出すということになって2遍通知を出さにゃあいかんというようなことになりますんで、今の状態じゃったら確定して出させてもろうたほうが町民の人も惑わんで済むんじゃないかというように思っておるところでございまして、今のとここういう方法でやらせていただこうと、このように思っております。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。 それでは、14番山本議員。 ◆14番(山本宏治君) 今町長のほうから12分の9で今後も行きたいということでしたが、旧町時代に12分の12というようなやり方で旧旭でやっておりましたし、少額というか、12分の12のほうが払いやすいんかなということで今回質問させていただきましたが、やり方によっては4月から暫定でしとってもやれると思いますが、今町長のほうから言うたように、住民の方も迷わずにそのほうがいいんかなということで、12分の9ということでやられるそうなんで、今の現状でやっていただきたいと思います。 議長、続けて次の質問に入ってよろしいでしょうか。 ○議長(貝阿彌幸善君) それでは、14番山本議員、次の質問に移ってください。 ◆14番(山本宏治君) それでは、災害警戒に対して告知放送での対応ができると思うがということでございまして、最近集中豪雨、ゲリラ豪雨と異常気象が多発しておりまして、最近では竜巻まで、何か日本では余り考えんでもえかったような自然災害が多発しております。本町でも8月5日に旭地域で多大な被害が出てきたわけでございますが、被災されました皆さんに心よりお見舞いを申し上げるところでございますが、今後台風シーズンもやってまいります。二次災害があるんではないかと危惧するところでございますが、美咲町でも旭地域の江与味から柵原地域の高下まで四十数キロあります。その点で旭では降っておるけど柵原では降ってないと、旭は集中豪雨だけど中央地域は全然降ってない、その逆も多々あると思います。昨年でしたか、中央地域が1時間当たり百二、三十ミリの集中豪雨がありましたが、旭地域に帰ってみますとさほどでもないというようなこともありました。 こうした中で、現状ではテレビ等のマスコミのテロップで警報、注意報、よく目にされるんじゃないかと思いますが、告知放送、また旭地域では本当に大切な防災行政無線というものがあります。そのためのこれは器具じゃないかなと思っております。そうした中で、告知放送を使って住民に改めて警報が発令されました、安全な対策をとってくださいということをお知らせができないものかなと思っとります。 また、2番目に書いておりますように、警報が出ましたら、職員、また消防団とも待機また出動、第2次要請といったような段階的に対策をされておりますが、今までは恐らく災害対策本部、あまり設置はされておりませんが、もしそういうなのも設置されれば告知放送等で住民に知らせる方策ができると思っとります。その放送について情報交通課長からご答弁をいただきたいと思います。 また、3番目に書いておりますが、最近ではほぼ皆さんと言っていいほど携帯電話の所持をされておると思います。現状、私も携帯電話で災害警報が出たらメール着信になるようにセットしておりますが、恐らくこの中の皆さん、全員されておると思いますが、これは津山からの警報であって、津山市消防本部、また津山市にしても災害対策本部を設置したというメールが入ってきとります。その件につきまして、本町ではこういった対策、また何らかの方法というものを考えておられるのか、やる気があるのかないのか、その辺をお伺いしたいと思います。 そして4番目には、先月号の「広報みさき」には特別警戒がちょっと書いておられると思いますが、これは役場の中にあったんですが、特別警戒がこの8月から実施されるようになりました。その件について少し説明をいただきたいと思います。 まず、この4件につきまして答弁をお願いいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 難波総務課長。 ◎総務課長(難波寛治郎君) 失礼します。 山本議員の災害警戒に対して告知放送での対応はできると思うがというご質問でございますが、内容的に4点ほど質問事項があったかと思います。そのうち、3番目のご質問と4番目につきまして私のほうからお答えさせていただきたいと思います。 まず3番目ですが、メール送信などの対応は考えられないか、津山消防本部との関係も考えられないかということでございますが、まず先ほど議員申されましたように、津山市におかれましてはメールで、警報が出たメールと対策本部を設置されたメールが来ると思います。それから、津山圏域消防管内で火災が発生した場合にもそのシステムを使って火災情報も来るように設定はされております。 ご質問に対しましてですが、当町といたしまして今一番いいかなと考えていますのは、携帯やパソコン向けの気象情報については岡山県の防災情報メールをご利用いただければと思います。これも使い方は津山のメールサービスと同じで、空メールを送っていただくとあとは内容を細かく設定していただけます。この中には市町村単位で警報、注意報、各種気象情報が設定できるようになっています。この設定をせずに空メールを設定すると大変大量のメールが来るようになりますので、このあたりは十分に必要なメールを調査していただきまして、チェックを入れていただくというふうになっておりますので、気象情報につきましてはこれをご利用いただければ、注意報からでも警報からでも、それぞれの注意体制の解除についてもメールを受けることが可能でございますのでご利用いただけたらと思っております。 それから、4番目の特別警報でございますが、法律の改正等がございまして、気象災害、水害、地盤災害、地震、噴火などの重大な災害が起こるおそれが著しく大きい場合は、気象庁が警告のために発する予報、警報の一種として特別警報をつくられております。通常の警報よりも重篤で甚大な災害が発生するおそれがある場合に適用されます。ことしの8月30日の午前0時から運用が開始されました。特別警報は気象業務法という法律があるそうでございますが、その13条において定義されているものでありますが、災害発生の危険性をわかりやすく示すために用いられるということであります。それで、警報よりは警報レベルは高いものでございますが、あくまで法律上は警報の一部に位置づけられております。ただ、新たに特別警報が設けられた理由といたしましては、2011年の台風12号とか、東日本大震災において十分な避難が行われなかったということがあったようでございます。そのために避難勧告の伝達の改善が求められたこと、自治体などからの要望や国の中央防災会議の提言において情報の改善が求められたことによるそうでございます。 対象となる自然現象、例えば東日本大震災や過去にございました伊勢湾台風というような極めて大きな災害が発生すると考えられる場合に、数十年に一度というような非常にまれなものを想定して発せられるようでございます。内容といたしましては、大雨、暴風などは大雨特別警報、暴風特別警報があるというふうに表題で発表されるそうでございます。それから、津波や地震などについては従来どおり大津波警報とか、噴火があった場合は噴火警報、緊急地震速報という表題で従来どおりに発表されるものでございます。 それで、今のところ対象区域は従来の警報や注意報と同様に、原則として市町村を単位として発表されるそうではございますが、当分の間、運用面では都道府県を単位に発表されるそうでございます。順次効果を見きわめながら普通の警報、注意報と同じように市町村単位までになっていくそうでございます。この警報につきましては、法律の中で市町村において住民に周知する義務が課せられております、定義をされております。町からも告知放送などを使いまして、この特別警報が発表された場合には町民の方に直ちに避難をしていただくか、避難が危険な場合は家の中で安全な場所に移動していただくということがございますので、放送を行うようになっております。ここがこの警報の大きな違いでございます。今後はもしこういった警報が発表された場合は火災のお知らせと同様、24時間体制で対応していきたいと思いますので、夜中の放送になったりするかもしれませんが、住民の皆様にはご理解とご協力をよろしくお願いしたいと思います。 3番と4番のほうで私のほうから説明をさせていただきました。 ○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿情報交通課長。 ◎情報交通課長(鈴鹿滋君) 14番山本議員の警報が発令された場合、告知放送で町民に周知できないか、また災害本部も設置できた告知放送できないかというご質問ですけども、今、先ほども総務課長のほうから非常時、特別警戒のときという話が出たんですけども、情報発信の手段として告知放送を設置してあるものですので、告知放送は活用していただけたらと思います。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) それでは、山本議員の災害の警戒に対して告知放送の対応ができると思うがという質問でございます。 1番目のご質問でございますけれども、今現状でよりましたら、交通どめとか注意の喚起をする放送を行っております。それで、警報とか注意など個々の発令については各マスコミ報道やインターネット、県の防災メールなどを利用して情報収集を行っていただき、町の告知放送はやっておりませんと言いながらも、この前の9月5日の放送のときには警戒態勢ができておりましたけれども、それは土砂災害情報が発令されたために放送を流しております。そういうことで、警報についてもいろいろ段階があると思います。その段階によっては警報についてもその情報を流していこうと、このように思っておるところでございます。 全ての警報に対しまして情報を流しますと、夜になった場合は夜間移動するのは大変危険でございます。そういうことや、ひとり暮らしのお年寄りの方に不安を与えるというようなこともあって、よくよく地元の状態を鑑みながら放送していかないかんというように思っておるところでございます。警報が発令されますと、消防団が各機庫に詰めていってます。そういうことで、各消防団とも地元のことをよく相談しながら、これは全戸に放送したほうがいいのか、ある地域だけに放送したほうがいいのか、その辺のとこは鑑みてやっていこうと、このように決めておるところでございます。 それから、今J-ALERTですね、総務省から発表される緊急地震速報とか、弾道弾ミサイルの情報などについては自動的に告知放送につながって全戸に放送される仕組みに今やっております。そういうことで、北朝鮮から弾道弾ミサイルが出てきたとか、いや中国かもしれません。緊急の地震速報が出たときには町民の全ての皆様方に伝わるような仕組みを今やっておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 14番山本議員。 ◆14番(山本宏治君) 今4点についてご答弁をいただきました。 情報交通課長といたしましては、告知放送、また旭にあります防災行政無線等についての使用はできるだろう、あとやるかやらないかは執行部、また総務課の考えになりますけど、今町長が言われましたように、私もさっき言いましたように、各地区でこんだけ離れとったらいろんな条件が出てくると思います。その中で今言われましたように、地元の消防団、また各支所、本庁の職員がいろんな情報収集をして、そこで発令をするというようなことも考えていくというふうに受け取ったわけですが、そうした面で8月5日の旭地域の分、また町内全域に降ったときでも、やはり何かを私は言ったげたほうが逆に安心感があるんじゃないんかというような気がいたします。そして、折しもきょうは9月11日、2001年のアメリカでの世界貿易センターへ飛行機が突入して大惨事になったのが思い浮かばれると思いますが、これは人災であって、自然災害はいつ来るかわかりません。 けさの町長の答弁の中で、今までは十年一昔だったが、今は五年一昔だということもおっしゃられましたが、今の災害は忘れたころにやってくるんじゃなしにすぐ来ているような気がいたしております。そのたびに二次災害、三次災害が今後起こる可能性があるんじゃないか案ずるところでございます。そうした面で、本当にこれからそうした警報について考えていかれるのか、再度町長、お気持ちをお聞かせください。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) きのう提案理由の説明の中でゲリラ豪雨ということを私も言葉を発しております。まさに四、五年前とは気象状況がかなり変わっております。異常気象が続いておるところでございまして、今議員言われるように、いかなるときでも安心はできないというようなことでございまして、時間雨量が20ミリを超すようなことは10年前はほとんどなかったわけで、めったになかったわけでございますけど、今は時間雨量が20ミリどころか50ミリというようなことがたびたび起こってくるというようなことでございまして、災害に対しましては今までの考え方と違った考え方を持ってやらんと、今までどう過去にそういうことがあったから今回もそうだろうというような考え方では私はだめだろうと、このように思っておるところでございます。 そういうことで、警戒態勢につきましてももう意識を変えていかないかんというようなことでございまして、左居団長もここにおられるわけでございますけれども、消防団ともいろんな話もしながら、私はこれからやっていかんとだめじゃないかなというように感じておるところでございます。そういうことで、意識を変えていくと、災害に対しての意識を今までの意識とは違う考え方を持っていかにゃいかんというように認識をしておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。 ◆14番(山本宏治君) 町長の前向きな答弁をいただきましたんで、少しは安心しておりますが、本当に住民の安全・安心をするんであれば、やはり放送施設がありながら活用できてないということは残念だと思いますんで、前向きに検討していただきたいというように思っておりますが、平成10年に美作地方に災害があったと思います。旭地域でも10月17日の災害で若い方、またお子さんが亡くなられました。そのときに私は役場の支所の近くで住まいをしておりますが、私の地区の人はゆっくり寝ようられました、そのとき。ところが、1軒隣はもう水害で大変な目に遭っておりました。私の地域の人に聞いたら、うちらは全然知らなんだ、そんなことがあったんというようなことです。それは、何も誰も言ってないからです。被災を受けた人が助けてくださいと言ってその地域を走り、消防団が出てきて警戒に当たりだして初めてわかる、やはりその前にこういった放送施設を使いながら周知徹底、安全確保を頼むということをお知らせするんが私は行政の責任があると思います。 そうした面で、恐らくまだ考えてないと思いますが、総務課長、もしそうした警報が出たときにどういうふうな放送をしようと考えておられますか。もし考えがなかったらそれでも結構ですが、もし担当の課長として気持ちを言ってほしいんですが、課長どうでしょうか。            (「町長」と呼ぶ者あり) どっちでも結構ですよ。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) ただいま平成10年の災害のことを言われたわけでございますけれども、私もそのときは家におりまして、その災害があったわけでございます。あのときはやはり情報が少なかったですよね、岡山県からの情報もなかったし、それから今のような衛星放送がなかったですか、あのころは。今の段階におきましてはかなり衛星放送が発達して的確に今出してきますわね、それによって地図の上で赤いとこ、黄色いとこ、青いとこが出てきますわね、赤いとこは50ミリ以上とか、そういうことがかなり当たるんです、ぴっと。そういうようなこともありまして、あのときとは違うんですけれども、何しろ警報にしてもこれは町内の皆様方に教えたほうがええんでないかとか、教えなくてもいい警報もあるわけでございまして、その辺もさび分けさせていただきまして、そりゃあ安心・安全を守っていくのは我々の務めですから、それは当然そのことにつきましては前向きに考えていくと、このように思っておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) よろしいですか。 それでは、次の質問に移ってください。 ◆14番(山本宏治君) 本当にそうした面を今後検討していただいて、十分な活用をお願いしたいと思います。 それでは、3番目の質問に入らせていただきます。 このたび美作建国1300年記念のイベントといたしまして、旭地域の三休公園にオブジェを作成され、新聞に載りますと一気に三休公園に訪れる方が多くなっておりました。私も新聞に載ってすぐ見に行ったところでございますが、恐らく職員の方は全員行かれとると思いますが、カブトムシとか蜂の巣とか、ブラックバス等、本当にリアルで、またジャンボでひときわ目立つなあというような感じがいたしておりました。 このオブジェ、1300年祭に当たりまして、旭地域に設置していただいたことは大変ありがたいことですが、これが9月1日までということで期間限定、2週間ほどのオブジェ、私は今後どうされるんかなあという気持ちがあってご質問させていただいておりますし、この設置に当たりまして地元旭地区で旭さくらの会、商工会関係者、また地域の関係者で会をつくられて、指定管理上あそこの三休公園の管理を今していただいておりますが、その方々に聞いてみてもそんなことは知らんでという方が大半でした。一部の担当の方は17日にオブジェをつくるということで聞いておるとは聞きましたが、そのほかには全然聞いておりませんというのが大半でした。 そこで、このオブジェ、今後どういった活用方法をするのか、また三休公園の復活にこれは利用できると思いますが、真冬にカブトムシもいかがなもんかなということもありますし、その点について担当課の課長のほうからご説明をいただければと思います。 ○議長(貝阿彌幸善君) 山本産業観光課長。 ◎産業観光課長(山本尚幸君) ただいまの山本議員さんからのご質問で、まずオブジェの今後の活用はということでございますが、去る8月17日から9月1日まで三休公園で発泡スチロールオブジェが出現と題しまして、巨大な昆虫や魚などの展示を行いました。16日間でございますが、約3,600名の皆様が見学に訪れていただきました。現在は三休公園の発泡スチロールオブジェでございますけど、一番上の桜茶屋から移動をさせていただきまして、巨大なカブトムシと大きな魚のオブジェでございますけど、これは一時的に民話館の入り口に展示をさせていただいております。今後の活用につきましてはまだ具体的には決めておらないのが状況であります。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。            (14番山本宏治君「答弁、さくらの会はしてくれた」と呼ぶ) 今のは一括して答弁されたんかな、どちらも。            (14番山本宏治君「下も、2番目も」と呼ぶ) 2番目のほうは。 山本産業観光課長。 ◎産業観光課長(山本尚幸君) 失礼しました。 2番目でございますが、今山本議員さんにご指摘いただきまして、協議はやったのかと、さくらの会と協議はやったのかというご質問でございますが、実は開催期間中の詳細にわたります協議、それから三休公園にどのように今後設置していくかということにつきましてはまだ協議をいたしておりません。大変申しわけなく思っておりますが、今後は先ほどご指摘いただきました旭さくらの会さん、また私ども旭の産業建設課とも連携を密にしながら三休公園に一人でも多くのお客様にお越しいただくように、展示する期間、また展示場所、それから活用方法につきまして協議をさせていただきたいと考えております。よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。 ほいじゃあ、再質問ありますか。 山本議員。 ◆14番(山本宏治君) 実は昨日、津山市議会でも津山城の天守閣を発泡スチロールで作成されて撤去されておりましたが、これについて一般質問があり、実物を建てれば30億円ですかね、きょうの新聞に出ておりましたが、そういうことにはならんが、これが地域の波及効果にはかなり貢献するんではないかと、費用対効果を見てもかなり地域の活性化になるんじゃないかというようなこともきのう質問されたようにもお聞きをしております。 それと一緒で今産業課長から答弁がありましたように、2週間で3,600人、1日にすれば200人ほどですか、恐らく私も三休公園の入り口におりますが、本当その当時は結構車の台数も多いかったように思います。これが波及効果であって、この1300年の記念事業でそこまでプロジェクトチームを立ち上げてやるんであれば、私は一つ疑問があります。それは何かというと、今課長のほうからさきに答弁がありましたが、旭総合支所でお尋ねをしても誰も知らないと、旭の職員は何をしとんだと、いや全然聞いていない、担当者が来てしょうるだけだと。副町長もまた後で答弁していただきたいんですが、先ほどプロジェクトチームをつくっておるじゃとか、チーム美咲だと常に言われておりますが、旭総合支所、旭住民、これ産業課の皆さん、軽視しとんじゃないんですかと言えば言い過ぎだと思いますが、産業課同士、また支所間同士、そうした連携ができていないのが私は今回情けないと思います。このオブジェを本当に活用していただくように地区、地域、旭支所、これをまとめるのが皆さんの仕事じゃないんですか。この1300年の記念事業で旭のオブジェを持ってきていただいたのは、中央地域ではNARUTO列車、また柵原では鉱山公園といったようにいろんなイベントをされながら、旭地域にはないから恐らくこれの発想元だったと私はありがたく思っておりますが、それにしても今回、私は旭総合支所に行って何も相談がなかったというのを最初に聞いたときに唖然といたしました。 このことばかりでなく、ちょっと質問内容から外れておりますが、本当にこのオブジェの利用方法、旭にはみち停ができております。そこに飾るのは冬もカブトがいいのか、ブラックバスだけ飾るのがいいのか、恐らくこれはみんなで考えりゃあええことであって、本庁の産業課だけが来てするんだったら、本当の今の総合支所のあり方というのを町長、はなから考えていただかなければいけないと思います。このオブジェ一つにして本当に今回はいいことをしてもらったのにどういうことだと。そして、今課長のほうから今後さくらの会と協議をしていく、遅いですよ。最初から協議をしていただいて、そして地域を盛り上げていく、そうした考えを持っていただかないと、この費用は120万円だと思います。以前私が全員協議会か何かで町長に質問したと思います。120万円の予算のうち、2分の1は町費でやっとりますが、60万円は町費で出とります。そうした面で余りにも本庁の産業課だけでやるのは私はいかがなもんかと思っとります。 この点について町長、また副町長、ちょっとこのオブジェからは逸脱するかもわかりませんが、答弁をお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) このオブジェについての今後の活用方法ということで、やり方も悪かったというようなことのご指摘でございます。 予算につきましては6月に予算書に上げていただいて……            (14番山本宏治君「当初で、当初でいっとる」と呼ぶ) 当初かな。皆さん方にご了解をとっとったと。オブジェをやると、何をつくるならということで、それは今後考えていくということでしとったと思います、その件については。それはそれとして、それから確かにちょっと連携がとれてないというのは、結局そのさくらの会、三休を委託……。            (14番山本宏治君「指定管理でしょ」と呼ぶ) うん。しております旭さくらの会、旭のさくらの会が委託しとるから旭の会が全部やっていただけるんだと町のほうは思うとるし、へえでそういうそのオブジェをずっとやっていただけるんじゃというような考え方を役場のほうは思うとると、そのためにあそこに、民話館に管理をしょうる人がおりますわね、その人は重々知っとるわけです、その人は。じゃから、その人もさくらの会に入っとるわけじゃから。じゃけえ、その人から言うていただきゃあええわけですけど、ちぐはぐになったということについては、そりゃあ遺憾だったというようなことでございますけれども、私が思ってるのは、そのオブジェを飾るときにさくらの会に言って店をあけていただきたかったと、私はそれは残念であったなあと、途中から言うたんですけど、今からもう無理じゃというようなことであけれなかったんですけども、2月に旭さくらの会の総会がございまして、そこでカブトムシはやっぱり夏ですから、そういうことで来年の夏に向けてちょっといろんなお話をさせていただければなと、このようには思っております。 そういうことで、120万円も使ったんですから、いろいろ波及効果があるようにしていかにゃあいかんということでございますけれども、3,600人の人が見えたわけでございますけれども、その人らも夏に見えたんですけども、春先に桜が咲くころにもここに来てみたいなというようなことも言われておったそうでございますんで、波及効果としてはあったかなというように思っております。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 副町長。 ◎副町長(岡部初江君) 先ほどご指摘いただきました産業観光課、それから産業建設課の連携のことにつきまして、このオブジェに関しましてですけれども、今機構改革もしておりますが、支所機能についてはしっかりと連携していきながら強化といいますか、しっかり機能できるようにということで今進めています。 このことにつきましては、昨年から産業観光課は支所と一緒に月1回原則として連携をするということで会議を持つようになりました。それから、建設課も本年度から支所と本庁で必ずしっかり話を月1以上持つようにというふうにしております。今のオブジェのことにつきましても、大ざっぱなところは連携会議の中で出ていたようなんですが、細かいところまでというのがちょっとなかったということで、これは私たちはしっかり反省をしていきたいと思っています。今後もっともっとしっかりそういう連携会議、それから提携会議以外でも動くときにはしっかり地域の支所と連携していくということは忘れないように、肝に銘じたいと思っています。ご指摘ありがとうございました。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。 山本議員。 ◆14番(山本宏治君) 再々質問ですが、先ほど町長が桜茶屋、あっこをあけてほしかったのは、この再々質問で僕は質問しようかなと思っておりました。産業課長もいろんな中でこのイベントに対していろんな思いがあったと思います。確かにありがたいことですが、恐らくこの中で行かれた人は全員だと思いますが、私が行ったとき、桜茶屋の周辺、またオブジェがあった周辺、草ぼうぼうで、ちょっと草刈りぐれえした後に展示してほしかったなあ、恐らくその3,600人の来られた方が見るのにやはり草ぼうぼうの中よりある程度整備したとこで見ていただきたかった。そして、桜茶屋、あれがあるので土日だけでもオープンしていただき、PRを兼ねて来年の春に桜がこんだけ咲きますよというようなことまでやってほしかったなあという気持ちがしておりましたので、るる言いましたが、旭さくらの会との協働協調を今後やっていただかなければいけないのかなあと思っております。 そうした面で再度産業課長、ご答弁願いたいんですけど、来年に向けてこのオブジェ、今はみち停に置くということと、来年の桜の時期に置くということですが、何かほかにいいアイデアを持っておられたら答弁願えればと思いますし、町長またこれにつきまして何かありましたらご答弁、なかったら結構でございますんで、産業課長とりあえず答弁願います。 ○議長(貝阿彌幸善君) 山本産業観光課長。 ◎産業観光課長(山本尚幸君) ただいまのご質問でございますが、ご指摘どおり例えば旭のみち停なり、それから旭地域の保育園からも常設的にしたらやっぱり子供が飽きてしまうので、何日か展示をして次へ回すような形で、やっぱり一番メーンになりますのは来年、桜、ツツジの時期に三休公園で活用させていただけたらなというふうに考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) それでは、今後の活用方法ということでございまして、やはり管理をしておる、旭さくらの会とやっぱり一遍話をせにゃいかんなというように思っております。2月でも遅くありませんので、それから話をさせていただいて、次の展示物の日程とか、展示方法を考えていきたいと、かように思っております。 以上です。            (14番山本宏治君「議長、終わります。町長、副町長、よろしゅうお願いします」と呼ぶ) ○議長(貝阿彌幸善君) 以上で14番山本議員の質問を終わります。 次に、3番左居議員の質問に行きます。 3番左居議員。 町道の維持管理についての質問からお願いをいたします。 ◆3番(左居喜次君) では、私のほうから町道の維持管理について、また健康増進について、そして挨拶について、3点の質問をさせていただきます。 まず、前回6月の定例会でも質問いたしましたが、重ねて町道の維持管理について質問いたします。 まず、各地区で行っている町道等の維持管理作業ですが、地区により管理の頻度、内容、労力の状況など差が生じていると思います。把握の必要があろうかと思いますが、前回は聞いてはいるが、どの地区がどのような状態かは把握できていないとのお答えでしたが、いかがお考えでしょうか。 また、現在地域で作業ができない、あるいは手に余るところについては地域からの要請により対応していただいておりますが、近い将来、あちらもできない、こちらもできないという状況になってこようかと思います。本庁で言えば企画財政課、建設課、あるいは総合支所で言えば住民福祉課、産業建設課が連携した上で管理の状況、体制を把握し、今後の維持管理計画を立てていただいてはいかがでしょうか。 以上、2点についてお伺いいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 矢木建設課長。 ◎建設課長(矢木史朗君) 失礼します。 左居議員の町道の維持管理についてということで答弁のほうをさせていただきます。 まず1番目の、各地区で町道等の維持管理作業を行っているが、地域により管理状況、体制に差が生じている把握の必要があろうかと思うが、どのような考えかということについてですが、現在建設課としまして町道の維持管理については町で行っているものにつきましては舗装の修繕、それから水路の修繕、改修から主要路線の草刈りなどが主なものでございます。草刈り作業につきましては、町内の主要路線のうち、集落内を通らず、地域で管理できない路線13路線について草刈り作業、枝打ち作業を行っております。また、それ以外に47路線について除草剤を散布するなど、道路の管理のほうをやっております。地域内の生活道路につきましては、各集落で草刈り作業、それから清掃などの管理作業を行ってもらっているものと思っております。 管理の状況ですが、各集落でどの程度維持管理作業が行えているか、できていないとこがどれだけあるかなどの状況把握につきましては、各地区で作業ができる人が多いか少ないか、それから後継者が各戸にいるかどうかなど、また管理路線の数、それから管理の方法など、それぞれの地域で差があるものと考えられます。町内の集落ごとに道路の状況はある程度把握できておりますが、現在この地区がこうだというような形で集計のほうは手元のほうでは行ってはおりません。 それから、2番目の質問で管理状況、それから体制を把握した上で各地区を段階評価し、今後の維持管理計画を立ててはどうかということですが、ちょっと同じような回答になるんですが、地域内の町道等の管理につきまして通常の草刈り、それから水路の管理などについてはそれぞれの集落、地域で行っていただいております。かなり地域で頑張られとるとは思うんですが、ただ水路の土砂揚げでありますとか、崩土の除去、それから災害復旧事業等に係らない小規模な災害箇所、それから地域で行えないものについては各地区区長さん、それから常会長さん等から行政相談という形で今、町のほうに出していただいております。行政相談が出てきた場合は現地を確認した上、とりあえず予算の範囲内ではありますが、全件について一応対応はさせていただいております。予算が不足する場合については補正予算の要求でありますとか、次年度予算で対応のほうをさせていただくようにしております。 今後さらに各地区で高齢化が進む中で地域内の生活道路の管理ができてない集落、それからそういった地域がふえていることは優に予想はされます。ただ、それぞれ地域の広さでありますとか戸数、それから人口、路線の数、道路の交通量など、集落の状況が各地で違うために町内全体の管理計画を立てるのはちょっとなかなか難しいのではないかなというふうに思っております。 対症療法とはなりますが、行政相談等で出てきました要望を中心に来年度以降も町の予算で対応できるよう、また他の関係各課、協働のまちづくりの交付金の交付の課でありますとか、産業観光課、産業関係の農地・水などの交付金等も利用して道路管理ができるようなこともありますので、そういった課とも連携しながら今後の維持管理の方針について検討策を考えていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 3番左居議員。 ◆3番(左居喜次君) ただいまのご答弁で差があるというご答弁ですが、差があるからこそ把握して対処していかなくてはいけないと思っております。地域の方にお聞きしましたら特にお金が欲しいとかではないと、お金で対応できるものではないと、労力が欲しいということで言われてます。今、お一人の方が維持管理作業に当たっておられると思っとります。重機1台、それからダンプ1台を持たれて維持管理活動、作業をされておりますが、またそのあたりの人数をふやすであるとか、もしできれば臨時的にふやして対応していく工夫であるとか、そういったことも考えられるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) ただいま左居議員言われたように、作業員を嘱託という形で1人雇っておるところでございまして、出勤は旭にしておるんですけれども、中央地区で何かがあったら中央地区に行ってくれとか、柵原地区で何かあったら柵原に行ってくれとかというようなことを建設課のほうで指図をしておる風でございます。 ふやすということについてはなかなか難しいなというように今感じておるところでございますけれども、草刈りがやっぱり一番基本となると思います。そういうことで、草刈りができない地域については、そりゃあ町がもうせなしょうがないということになってくると思います、誰もしてくれんわけですから。だから、そういうことになりますと町がしていかにゃいかんというようなことになってきます。今言われる草刈りの程度につきましては、昔からのならわしでその地域、その地域にやっぱりやり方があると思うんです。区の中でリーダーとなる人もこの人はお祭りのリーダー、この人は区長会のリーダー、この人は草刈りをするときのリーダーというような、いろいろあると思うんです。そういうようなそれぞれの区、区で旭の場合自治会ですけども、それぞれのところによっていろんな昔からやりょうるやり方があって、なかなか統一というのは難しいんですけれども、草が生えておるのが生えてないようにするということは同じことなんですわ、草を刈るということは。どの程度するかというのが違うだけであって、じゃけえそういうことになっとりますんで、全体的にこの程度でよかろうかというようなことになれば町がやれるとこは町がしてくれと、地元ができないとこは町がしてくれというようなことになってくると私は思いますし、そうせざるを得ないというように思います。ちょっと答弁になっとるかなってないかようわかりませんけれども、要するにできないところについては町がせなしょうがないと、しょうがないじゃなしに町がやりますというようなことになってくると、このように思います。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。 左居議員。 ◆3番(左居喜次君) 先ほど行政相談で対応しているというお話でした。今後におきまして、けさほど下山議員の質問の中にもありました結果、今後におきまして職員の方がくまなく町道を見て回ることができないんであれば、区長さん方に年1回程度は聞き取り調査を行うであるとか、そういった面で細かい配慮をいただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 今後として見て、そういうとこでどうしてもできないということになりますと聞き取りも調査もしなければならないけど、今現在この後ほかの人の質問があるんですけれども、今区長会でちょっとこのことについても見直しをしていただいております。へえで、次に質問があるんでここで答えるわけにいかないんですけども、そういうこともやっておられますんでもうしばらく、やっぱり住民の人の力をからないと、協力がないとそれは到底無理でございますんで、そういうことも含めまして今お話をしておる最中でございます。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。            (3番左居喜次君「はい」と呼ぶ) それでは、3番左居議員の次の質問に行きます。 はい。 ◆3番(左居喜次君) それでは次に、健康増進について質問いたします。 昨日、松島委員長からの報告にもありましたが、先月長野県松川町に健康づくりの推進について視察研修をいたしました。松川町は平均寿命日本一の長野県の中で町村ではトップクラスの平均寿命を誇る町であります。その健康づくりの推進についての説明の中で、消防団員を対象とした健康診断、健康学習会の実施がありました。現在、美咲町消防団では19歳から61歳まで、902名の隊員が在籍しておりますが、平均年齢は約39歳であります。ご承知のとおり、消防の任務は地域住民の生命、身体、財産を保護するところにあります。みずからの身を守ってこそその命を守れるものであり、最近では隊員みずからの身を守るセミナーも行っております。しかし、健康に関しては言葉では気をつけるように言ってはいても、実際には何のアクションも起こしていないのが実情であります。 若いころには体も元気で無理もきき、暴飲暴食もします。それが将来成人病を引き起こしたり、突然重篤な病気を引き起こしたりすることも懸念されます。若いころより健康に対する関心を持ってもらい、意識を高めるために、また消防団離れが叫ばれる中での消防団員の福利厚生事業として団員の集団検診、あわせて健康教育はできないかお伺いいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 済いません、どうも。連携がうまいことできてないです。            (3番左居喜次君「よろしくお願いします」と呼ぶ) 消防団員の健康増進についてのお答えでございます。 消防団員の公務災害の中で脳血管疾患とか心臓血管による死亡者の中で多くなっておるという報告も出されておるわけでございまして、消防団員の方の健康管理は今重要な問題になっておるというようなことでございます。 健康診査ですけれども、現在それぞれの健康保険加入状況により健康診査の状況はいろいろだと思いますけれども、社会保険に加入の方はそれぞれの事業所で義務づけられておって健康診査をするということでございます。また、国保の加入の方は町の健康診査を受けていただくというようなことになっておりまして、40歳以上の方は特定健診無料ということにしておりますけども、40歳以下の方につきましては1人当たり1,500円と国保の場合はお金をいただいておるというのが現状でございます。 美咲町の消防団員の方がどの保険にぎょうさん入っとるかというようなことについては、ちょっとまだ把握はしておらないわけでございますけれども、かなり社会保険に今加入されている人が多いんではないかなというように感じるわけでございまして、この前松川町に行かれたんですかね。そのときに消防団員の方がもう健康診査をやっておるというようなことでしたかな。            (3番左居喜次君「そうです」と呼ぶ) そういうようなことだそうでございますけども、あそこは大体1次産業が多いというようなことじゃなかったんでしょうかね。そういうことで、国保に加入される方が多いということで、その意味から町独自で国保の方については健康診断をしておるんではないかなというように察するところでございます。 また、年に一回はどの保険に入っておろうとも健康診査を受けていただくように受診勧告は団を通じましてやっていただきたいなと、このように思っておるところでございます。それから、40歳以上の方もおられますんで特定保健指導、メタボリックになりますと特定の健康指導を行うことになっておりますんで、これも積極的に受けていただきたいなと、このように思っておるところでございます。 そういうことで、消防団員に限らず若い人に健康に関心を持っていただくことは非常に重要なことでございますんで、一層の取り組みが必要ではないかなと、このように思っておるところでございますけれども、消防団員の方もそりゃあ物すごう大事なんですよ、生命、財産を守っていただいて本当に私も大事だと思いますけれども、いろんな組織が美咲町にはございます。消防団員の方ではなくっても愛育委員の方も、それからいろんな方もおられますんで、その人らに消防団員の方と同じようにボランティアだからということで愛育委員さん、栄養員さんに対しましても受診を無料にするというようなことは今はなかなか難しいと、このように思います。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。 町長で全てでよろしいか。            (3番左居喜次君「あと健康教育の問題が」と呼ぶ) 村島健康増進課長。 ◎健康増進課長(村島眞由美君) 左居議員の健康増進についてということで、健診につきましては今町長のほうがご説明したとおりだと思いますけども、健康教育につきましては、私たちも今まで消防団員の方に接する機会というのはなかなかありませんでしたので、例えば消防団員の方が集まって会合される前とか後とか、そういう時間をいただければ積極的に出させていただいて健康教育も可能かなというふうに思います。 それで、特に健診を受けることもとっても大事なんですけど、それを読み取ってどうするかっていうことが非常に大事だと思いますので、そういう技術的なところは一緒にできるかなというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 左居議員。 ◆3番(左居喜次君) 多少質問と答弁とずれがあったような気がいたしますけど、団員が訓練を行います、また会合を行います。そういったところで簡単でいいです、血をとって1点、2点の検査をしていただくといったようなことで、団員がその健康に関する話題が上ります。それで、また家に帰ってその話ができます。900名の団員がおります。全員が出動するとは限りませんけど、その団員が家に帰ってまた家族と話をします。それがまた知人であり、友人であり話ができます。そこで健康増進に話が進み、よい影響が出てくるんではないかと思います、いかがでしょうか、町長。            (町長定本一友君「健診について」と呼ぶ) いや健診と言うのが、簡単な検査ですね、団員が訓練であるとか、会合のときに簡単な検査でもできないでしょうか。 ○議長(貝阿彌幸善君) 血液検査であるとか、血圧の検査であるとか、簡単なことがその場でできればということではないかと。 ◆3番(左居喜次君) そうです、血圧でも結構です。最初はできるところからやっていけばいいと思います。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) そのことについてはまだ打ち合わせをしておりません。通告がなかったですね。打ち合わせをしておりませんですので、今後そのことについて各担当課とも打ち合わせをさせていただきまして、できることならしていこうと、なかなか難しいとなればもうちょっと待っていただきたいと、そういう結論を出させていただきます。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。            (3番左居喜次君「はい、よろしいです」と呼ぶ) それじゃあ、3番左居議員、次の質問に行ってください。 ◆3番(左居喜次君) それでは、次の挨拶についてという質問に入ります。 活力ある美咲町にするための挨拶について町長にお伺いいたします。 まず、朝起きたら家族と挨拶を交わし、そして近所の皆さんであったり、友達であったたり、同僚であったり、朝は気持ちのよい挨拶で一日が始まります。そして、日中すがすがしい挨拶で勉強なり仕事が円滑に進めれる。また夕べには一日に感謝し、あすへの思いを込めて挨拶ができればと思います。 道端で仕事をしているとき、通りかかった人が暑いですなあと言って通り過ぎる。言った人は何も思っていたことではなくても、その一言でまた頑張ろうと力が出る一言があります。挨拶をすることで心が通います。連携がとれるようになります。仲よくなります。力が湧いてきます。心が元気になります。これはお聞きした話ですが、津山線の駅で障害を持つ子供さんが利用している駅があります。その子供さんらが利用するようになって、大人たちに挨拶をするようになり、挨拶をしていなかった大人同士が挨拶ができるようになったそうです。挨拶は一人では生きていけない人間社会においてコミュニケーションをとる基本です。私が会社、あるいは役所を訪問する中で、こんにちはと言って入っていってもただ上目遣いに見るだけで何も言わずに、またパソコンなり机に向かう方がいらっしゃいます。腹が立つより寂しい気がいたします。また、事務所にいらっしゃる全員の方が起立して迎えてくださる会社もございます。交差点ごとに立って挨拶をするとか、日本一の挨拶の町を目指すとかではなく、自然な形で挨拶運動が展開できればと思います。 町民みんなが気持ちのよい挨拶を交わすことで町長が提唱される人づくり、地域づくり、健康づくり、全てにつながるものと思います。活力ある美咲町にするために町長はいかがお考えでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 左居議員、こんにちは。            (3番左居喜次君「こんにちは」と呼ぶ) 現在計画2年目を迎えました美咲町教育振興計画に位置づけられているプランで、挨拶運動が一つの柱に位置づけられておるというようなことでございまして、各学校でも早朝から行われております校門指導、教育委員会職員も出向きまして、元気よい挨拶を今交わしておるところでございます。それから、岡山県教育委員会のほうも挨拶日本一を目指してのぼりを各校に配布して積極的に進めておるというようなことでございまして、左居議員言われるように、本当に一日の始まりは挨拶からというようなことでございまして、これもやはり小さいときから習慣づけてないと途中からやるとなかなかできません。そういうことで、学校教育の中で大きな柱として位置づけられておるところでございます。大きな声で挨拶をして、しっかり目を覚まして学習活動に取り組まれるように進めてまいりたいと、このように思っております。活力ある元気な美咲町づくりのために、やはり挨拶も大事だと、このように思っております。 なかなか田舎はちょっと挨拶が難しいんですわね、おはようございますだけじゃいけんのよね、おはようございます、きょうは暑いですなあとか、おはようございます、あんた元気ですかとかという、その後をつけ加えんと田舎の場合は挨拶にならんというようなことでなかなか難しい面もあるんですけど、どこまで言葉が出ていくということがやはり相手の人の気持ちになって、お互いが気持ちよい挨拶が交わせるというようなことになるんではないかなと、このように思っております。 そういうことで、健康づくりとか、そしてまた健康にもいいですから、挨拶は。それから、人づくりにも私はいいと思いますし、地域がその挨拶をすることによってやはり活力も出てくるということで、これはやはりここに、教育基本法の中に位置づけられているように、町としてみても、職員にもこれから幹部会等でそれも提唱していこうと、このように思っております。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 3番左居議員。 ◆3番(左居喜次君) 町民の皆さんにお示しするわけで、ここにいる我々からまずは大きな声で挨拶するべきだと思っております。また、大々的にと申し上げたらまたお金がかかることになりますんで、静かに始めるということで啓発の標語であったり、またポスター募集等をもし可能であればやっていただければと思います。いかがでしょうか。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) ただいま提案が左居議員からございまして、やはりそういうことをやりながら挨拶運動を深く進めていこうというように思っております。今ご提案いただいたことにつきましては、町のほうとしてもやっていきたいと、かように思っております。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問はありますか。(3番左居喜次君「終わります」と呼ぶ) 以上で3番左居議員の質問を終了します。 以上で本日予定しておりました日程は全部終了しました。 明日の議事日程は午前9時30分開会で、一般質問から行います。 本日はこれをもって散会します。(午後2時24分)...