美咲町議会 > 2006-03-06 >
03月06日-01号

  • "一般会計歳入歳出補正予算"(/)
ツイート シェア
  1. 美咲町議会 2006-03-06
    03月06日-01号


    取得元: 美咲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-06
    平成18年第 4回( 3月)定例会第 1 日 (平成18年3月6日)(1)会議の開閉時刻    開   議  午前10時05分    解   散  午後 2時14分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別1岸本 清治出 席9草苅  修出 席2安藤 暢昭〃10三船 勝之〃3最上  忠〃11寒竹  壽〃4池上 弘道〃12岡田  壽〃5大神 弍之〃13山本 宏治〃6貝阿彌幸善〃14小島 洋征〃7松島  啓〃15日神山定茂〃8下山 和由〃16定本 一友〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職  名氏   名職  名氏   名町長奥村 忠夫生活環境一課長黒瀬  博助役矢木 康敬生活環境二課長山本 泰示助役福井  正産業一課長池上 康夫総務一課長松本 行正産業二課長梶尾 律夫総務二課長島田 隆章建設課長清水 史郎政策企画課長山本登志夫男女共同参画課長高森美津子政策企画二課長松島 寛治出納室長重松 富子情報交通課長兼光 和正旭総合支所長石坂 吉政税務課長形井  圓柵原総合支所長赤堀 良廣住民一課長延原 秀雄教育長中力  昭住民二課長竹嶋  実教育総務課長延原 幸子保健福祉一課長野木 洋子学校教育課長森廣 恒男保健福祉課長松岡はる恵生涯学習課長瀧村 英則(4)職務の為出席した職員の職・氏名    事務局長  桑 元 芳 郎    書  記  志 茂 美 香(5)日   程日 程議案番号件         名    開会1   会議録署名議員の指名2   会期決定の件3   諸般の報告4   委員会の中間報告5請願第1号 陳情第1号 ~ 陳情第5号 要望第1号 陳情等の報告並びに上程6議案第13号 ~ 議案第127号 諮問第1号 ~ 諮問第2号 議案の報告並びに上程7   提案者の説明          平成18年第4回美咲町議会定例会             平成18年3月6日             開 会 10時05分 ○議長(定本一友君) おはようございます。議員各位におかれましては、極めてご多忙のところ、このように全員のご出席を仰ぎまして定例会が開催されますことに、感謝申し上げる次第でございます。 議案につきましては、後ほど奥村町長よりご説明がございますけれども、議員各位におかれましては、円滑に議事を進められ、そしてまた適正かつ妥当なる議決に達せられますように切望いたしまして、平成18年第4回定例会のごあいさつとさしていただきます。 それでは、ただ今から平成18年第4回美咲町議会定例会を開会いたします。 ただ今の出席議員数は、16名全員であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。 本日の日程を報告いたします。 第1に 会議録署名議員の指名 第2に 会期決定の件 第3に 諸般の報告 第4に 委員会の中間報告 第5に 陳情などの報告並びに上程 第6に 議案の報告並びに上程 第7に 提案者の説明 以上のとおり定めておりますので、ご了解のほどお願いいたします。 ○議長(定本一友君) それでは日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、8番下山議員、9番草苅議員を指名いたします。 ○議長(定本一友君) 日程第2 会期決定の件を議題といたします。 お諮りをいたします。今定例会の会期につきましては、去る3月2日議会運営委員会を開き種々協議の結果、本日より3月17日までの12日間にしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(定本一友君) 異議なしと認めます。 したがいまして、会期は本日から3月17日までの12日間と決定をいたしました。 なお議事日程につきましては、お手元に日程表を配付しておりますので、ご了解をお願いいたします。 次に、説明員として出席通知のありました者の職・氏名の写しをお手元に配付しておりますので、ご了解をお願いいたします。 ○議長(定本一友君) 日程第3 諸般の報告を行います。 まず、1月11日、片上鉄道沿線地域活性化対策協議会が和気町役場で開催されまして、議長が出席をいたしました。 次に、1月26日、岡山県広域水道企業団臨時運営協議会が岡山県市町村振興センターで開催され、議長が出席をいたしました。 次に、2月6日、晴れの国おかやま国体自転車ロードレース競技合同実行委員会第5回総会が美作市英田公民館大ホールで開催され、議長、草苅議員、最上議員が出席をいたしました。 次に、2月8日から9日、津山圏域議長協議会総会が徳島県吉野川市で、また徳島中央広域連合で重点施策と活動の状況についての研修が開催され、議長が出席をいたしました。 次に、2月13日から14日、全国鉱山所在市町村議会議長会役員会全国町村議員会館で開催され、役員異動報告本会活動報告、平成18年度事業計画ならびに予算、定時総会の開催日時などが協議され決定されました。今後の鉱業政策と平成18年度予算について、経済産業省鉱山保安課長補佐ならびに資源エネルギー庁鉱物資源課長補佐から説明を聞くなど開催され、議長が出席をいたしました。 次に、2月14日、岡山県町村議会議長会第57回定期総会が岡山市で開催され、議長が出席をいたしました。総会の席上、多年議会議員といたしまして地方自治の進行発展に寄与されました功績により、安藤議員が議会議員在職30年以上により全国町村議会議長会会長より、また三船議員が議会議員在職15年以上により全国町村議会議長会会長と岡山県町村議会議長会会長から表彰を受けました。誠におめでとうございました。 また、同日、岡山県中部環境施設組合公害防止委員会視察研修が香川県小豆郡土庄町豊島産廃現場で行われ、草苅議員が出席をいたしました。 次に、2月22日、美作岡山道路佐伯インターチェンジから熊山インターチェンジ開通式が佐伯町学び館サエスタならびに佐伯インターチェンジで開催され、議長が出席をいたしました。 次に、3月5日、晴れの国おかやま国体美咲町中央実行委員会第6回総会が久米郡商工会館で開催され、議長、岸本議員、池上議員、貝阿彌議員、小島議員、日神山議員が出席をされました。 続きまして、組合議会等の報告を行います。 まず、津山圏域衛生処理組合議会につきまして、14番小島議員から報告を願います。 ◆14番(小島洋征君) 議長、14番。 ○議長(定本一友君) 小島議員。 ◆14番(小島洋征君) 失礼したします。それでは、去る2月15日開催されました津山圏域衛生処理組合の組合議会につきましての報告をさせていただきます。 開催場所につきましては、津山市役所ということで、上程されました議案は4件でございます。そのうち1件は専決処分の報告ということでございます。 まず1番目の議案でございますが、議案第3号といたしまして、平成17年度津山圏域衛生処理組合会計補正予算第2次ということでございますが、これは債務負担行為の補正でございまして、金額は5億8,000万円。3年分の金額でございますが、目的といたしましては、津山圏域の衛生処理センターにつきまして、この4月から包括運転管理業務委託ということで、民間委託にかかわるものでございます。ですから、先ほどの5億8,000万というのは、向こう3年間の民間業者への委託料ということで、債務負担行為の補正という内容でございます。 この問題につきましては、水質汚濁防止法等の改正もありまして、安定的な施設の運転が必要になってきたということ。放流水につきまして、より高い水質基準が求められているというところから、専門性の高い職員によりまして、施設の運転が必要であるというところから、この4月から民間によります運転管理をしていくということでございます。 続きまして議案第4号でございますが、平成18年度津山圏域衛生処理組合会計予算ということでございます。歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億9,356万円とするとともに、一時借入金の限度額を1億円と定めるものでございまして、対前年度比26%増というような予算になっております。 まず歳入の主なものにつきましては、分担金約4億7,400万円。繰越金約2,000万円。組合債約9,900万円等でございます。なお、美咲町の分担につきましては、建設費割、維持管理費割の合計で、約3,000万円というふうになっております。 歳出につきましては、衛生費が大半を占めておりまして、約5億2,000万円ということでございますけれども、この中に先ほど説明をさせていただきました、包括運転管理委託料約1億7,500万円が入っております。また、施設の修繕費ということで、これちょっと私もまだ入って間がないんで、理解に苦しむ部分もあるんですが、約1億3,000万円が含まれております。先の大規模改修のときに未整備となっていたということで、反応槽の内部が老朽化しておるということで、18年度でこれを修理しようということでございます。それから、金額は少ないんですけれども、調査費として約54万円ですか計上されておりますけれども、これも12月議会で報告さしていただきましたように、19年度から、従来、し渣あるいは沈砂等を海洋投棄に頼っていた部分が、それができなくなるということで、青森へ持っていかなければいけないという状況が生じてまいります。それに伴いまして、伴いましてと言いますかその前段でですね、事前に受け入れ先である青森県のほうへの調査費ということで組まれております。 以上が、新年度18年度の予算の主なものでございます。 続きまして議案第5号、岡山県市町村総合事務組合の規約の変更について。これは今回本定例会におきましても出てこようかと思いますが、市町村合併に伴いまして組合員数が減少した関係で、消防補償組合等が解散になっております。それに伴いましてその事務等につきまして、総合事務組合のほうに承継をしていくと、こういう内容のものでございまして、異議なく承認をいたしております。 それから最後に、報告第2号ということですが、これは先ほども申し上げましたが、管理者が専決処分をいたしました平成17年度津山圏域衛生処理組合会計補正予算第1次ということで、繰越金の確定によるものでございまして、これも異議なく承認をいたしております。 いずれも原案どおり4議案、全会一致をもちまして、可決承認をしておりますことを皆さんに報告いたしております。 なお、先ほど申し上げました包括管理運転業務委託につきましては、来る3月27日に臨時会を開きまして、そこで入札後の議決をするというような予定になっておりますことも、合わせて報告をさせていただきます。 以上でございます。失礼しました。 ○議長(定本一友君) ご苦労さまでございました。 次に、津山地区農業共済事務組合議会につきまして、4番池上議員から報告をお願いいたします。 ◆4番(池上弘道君) 議長、4番。
    ○議長(定本一友君) 池上議員。 ◆4番(池上弘道君) 失礼いたします。津山地区農業共済事務組合議会の報告をいたします。 津山地区農業共済事務組合議会2月定例会が、2月17日午前10時、津山市役所第1委員会室において召集され、会期を1日間とし、議案第8号から議案第18号の11議案が付議され、管理者が失職のため副管理者山崎鏡野町長より提案説明が行われました。 まず議案第8号は、平成18年度津山地区農業共済事務組合農業共済事業会計予算であります。17年度に、主に少雨による干ばつ、台風14号による災害で、水稲が3,326万円、家畜死廃が4,000万円、病症が4,800万円、果樹443万円、施設園芸1,052万円、畑作物大豆574万3,000円を踏まえ、18年度の予定額が設定されております。 事業の予定量は農作物共済水稲引受戸数8,962戸、引受面積48万1,781アール、キログラム当たり単価共済金額は226円。同じく麦、引受戸数1戸、引受面積55アール、キログラム当たり単価共済金額は132円。家畜共済、引受戸数700戸、引受頭数1万436頭、うち乳用牛が4,723頭、肉用牛が5,712頭、一般馬が1頭。果樹共済、ぶどう、半相殺方式のぶどうが引受戸数74戸、引受面積1,407アール。ぶどう、樹園地方式の分が引受戸数2戸、引受面積73アール。畑作物共済大豆、引受戸数が107個、引受面積は7,238アール、単位当たり共済金額は210円、一筆当たりの分が210円、それから半相殺の分が852円です。園芸施設共済、引受戸数155戸、引受棟数401棟。損害防止事業家畜特定損害防止事業で7,300頭。 それから第3条収益的収入支出は、農作物共済勘定が8,860万9,000円。家畜共済勘定2億1,564万4,000円。果樹勘定546万3,000円。畑作物勘定251万円。園芸施設勘定577万2,000円。業務勘定2億380万4,000円。総合で5億2,180万2,000円と定める。 第5条一時借入金限度額は、業務一時借入金1,000万と定める。 第6条議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、給与費2,244万円。交際費30万円。 議案第9号平成17年度津山地区農業共済事務組合農業共済事業会計補正予算第2次です。支払金額の確定によるもので、農作物勘定を減額5,245万3,000円。畑作物共済勘定を増額の609万円。業務勘定を減額の124万9,000円。総額で減額の4,761万2,000円とするものです。 議案第10号津山地区農業共済事務組合農業共済条例の一部を改正する条例で、県下でも養蚕農家が3戸となり、会社が撤退し、全農取り扱いが廃止に伴い、養蚕に関する条例を削除するものです。 議案第11号農作物共済無事戻しについてです。交付対象年度は平成15年から平成17年で、交付対象件数は2,865件。交付金額は1,270万円以内。交付予定時期は平成18年8月とする。 議案第12号果樹共済無事戻しについて。交付対象年度は平成15年から平成17年。交付対象件数は29件。交付金額は36万2,000円以内とするものです。交付予定時期は平成18年8月とするものです。 議案第13号は、平成18年度事務費賦課金の賦課についてであります。事務費賦課額一般事務費総額は2,539万4,000円とし、賦課方法は水稲、麦共済割は10アール当たり350円。家畜共済割は共済金額1,000円当たり、乳用牛で10円、肉用牛で6円、その他で5円です。果樹共済割共済金額は1,000円当たり5円。畑作物共済割共済金額1,000円当たり5円。園芸施設共済割共済金額1,000円当たり2円から4円とするものです。 議案第14号特別積立金の取り崩しについてで、無事戻しの財源として、農作物特別積立金952万5,000円。果樹特別積立金10万9,000円を取り崩すものです。 議案第15号は、特別積立金取り崩しについてでありまして、共済金支払いの財源として、畑作物特別積立金27万7,396円を取り崩すものです。 議案第16号は、監査委員の選任についてで、任期満了に伴い、苫田郡鏡野町布原207番地玉置嘉昭氏を選任するものです。 議案第17号は、岡山県市町村総合事務組合規約の変更についてで、平成18年3月31日岡山県消防補償等組合の解散により、岡山県市町村総合事務組合へ承継させるものです。 議案第18号は、津山地区農業共済事務組合職員定数条例の一部を改正するもので、19人を18人に改め、経費節減のおり組織の見直しを図るものです。 以上11議案、慎重審議の結果、全会一致で可決されました。 津山地区農業共済事務組合議会2月定例会の報告を終わります。 ○議長(定本一友君) ご苦労さまでございました。 次に、津山圏域消防組合議会につきまして、8番下山議員から報告願います。 ◆8番(下山和由君) 議長。 ○議長(定本一友君) 下山議員。 ◆8番(下山和由君) 失礼します。津山圏域消防組合議会の報告をさしていただきます。 去る、平成18年2月17日午後1時より、市役所議場において2月定例議会が開催されました。ご報告申し上げます。 議案としては、第6号平成17年度津山圏域消防組合会計補正予算であります。内容につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,349万2,000円を追加し、歳入歳出総額を24億2,679万8,000円とするものであります。 歳出の主なものとしましては、消防費が6,123万円。内訳としましては、人件費が主なんですが、奥津出張所の増改築の数字が含まれております。 議案第7号としましては、平成18年度津山圏域消防組合会計予算であります。歳入歳出それぞれ総額を23億6,149万2,000円とするものであります。歳入の主なものとしましては、分担金及び負担金が22億2,364万3,000円。繰入金が7,229万4,000円が主なものであります。歳出の主なもとしましては、消防費が19億9,219万2,000円でございます。 議案第8号津山圏域消防組合職員定数条例の一部を改正する条例であります。現在第2条の中に204人とありますが、これを222人に改定するものであります。これはどういうことかと言いますと、ちょっと資料を皆さん方にご報告してご理解を願いたいと思います。いわゆる津山の消防職員の採用につきましては、3月31日に定年退職、そして4月1日に新規採用しとるわけでございますが、今後退職者の推移に合わせて、非常に退職者が多いということでございます。ご承知のように、消防職員というものは、採用後すぐに職員として消防署員として活動できるものではございません。約1年間の研修制度が必要ということでございます。ちなみに、平成18年から28年まで、非常に多い退職者が出るわけでございます。今年度から来年につきましては、約3名ほどなんですが、20年から27年、特に27年は18名の退職ということでございます。こうした中にあって、今津山圏域消防では、先般でもご報告申し上げましたように、本署2署そして出張所の統廃合というのが企画されとります。職員の前倒し採用ということをここでするわけなんですが、その前倒し採用ということはどういうことかと言いますと、定年退職者は先ほど申し上げましたように3月31日で退職する。新規採用者は翌年の4月1日に採用する。しかし、この新規採用職員は採用直後に4月上旬から5月下旬まで全寮制の県の消防学校教育科に入校する。そして11月の中旬から12月下旬までは救急業務の資格取得のため、同学校の救急標準課程に入校すると。その後、各災害に対する現場実務経験のため本署において実務研修をするということで、基本的には16カ月間の研修を要するということでございます。したがって、現在そうした退職者があると。そして補充をするにしても、やはりその補充の人数によっては即その対応ができないということで、前倒しということでございます。つまり津山の消防署員が常に204人を体制するということで、採用ということでございます。この前倒し採用の方法でございますが、年度末に退職予定者数と同数の職員を前年度に採用試験を実施することにより、12カ月先行して当該年度の4月1日に採用し、12カ月間の研修期間に充てるということでございます。そして年度ごとに変動する退職者数に合わせて、このサイクルを繰り返していくと。これにより、職員は現状の204人プラス当該年度定年退職者と同数の新任職員となり、採用後1年以上経過した職員、つまり教育訓練を終え、消防力として計上可能な職員が常に204人保たれるということでございます。これが前倒し採用ということでございまして、これは全会一致で了承しとるわけでございます。 それから、議案第9号津山圏域消防組合火災予防条例の一部改正でございます。これは近年増加する住宅火災、特に死者が毎年1万人を超すという現状の中で、住宅防災用機器の設置をすることが義務付けられる。この義務付けは、この6月1日から新築にあたって施行されるということでございます。既に家を建たれ、またこれに対応する方は、逐次それに従っていただきたいということでございます。これはどういうことかと言うと、やはり火災感知器と言うんですか、各住宅、廊下および階段の上、それとか居間とかいうとこについて、自主的に取り付けてもらいたいということでございます。この器具としては、聞きますところ、ナンバとかコーナンに5,000円から1万円で売っとる。ひとつ皆さん方自主的にそういうことに取り付けにご協力ご理解をいただきたいという、消防署のご提案でございました。 ちなみに、津山圏域消防組合救急出動状況を申し上げてみたいと思います。美咲町でございますが、交通関係での救急出動96人、一般負傷者120人、急病人382人いうことで、件数にしましては733件、人員にしては689人が搬送されとるということでございます。 今現在、3月1日から火災予防週間が始まっております。あなたです火のある暮らしの見張り役、ということでございます。 それでは皆さん方、絶大なるご協力をいただきますことをお願いとして、報告といたします。以上。 ○議長(定本一友君) ご苦労さまでございました。 次に、津山広域事務組合議会につきまして、10番三船議員から報告をお願いいたします。 ◆10番(三船勝之君) 議長、10番。 ○議長(定本一友君) 三船議員。 ◆10番(三船勝之君) 私からは、津山広域事務組合議会の報告をさしていただきます。 去る、2月17日午後4時より津山広域事務組合議会が開催されまして、2月定例会でございます。津山市役所において開催されたところでございます。 議案3件が提案されました。 まず議案第12号は、平成18年度津山広域事務組合一般会計予算で、歳入歳出予算の総額は、それぞれ4,222万円と定めるものであります。 歳入の主なものにつきましては、款1の分担金1,672万円。これは構成団体の分担金でありまして、美咲町の分担金は175万9,983円となっております。前年度と比較いたしますと、美咲町の負担金は17万5,017円減額となっておるところでございます。あと、款3の繰越金800万円、これは前年度の繰越金。款4の諸収入1,749万9,000円。これは主なものは受託事業収入でございます。 それから歳出でございますが、歳出の主なものは、議会費の48万円。総務費の2,311万円。これは総務管理費の嘱託職員の報酬等でございます。次に款3労働費1,762万円は、労働諸費施設管理費等でございます。歳出の主なものは以上でございます。 次に、議案第13号平成18年度津山広域事務組合ふるさと振興事業特別会計予算であります。歳入歳出の予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,000万円と定めるものでございます。 歳入の主なものは、款3諸収入の804万円でございまして、これにつきましては、本年度からバスセンターが開設、本格的な開設ということになりまして、バスセンター管理運営負担金でございます。 次に歳出の主なものでございますが、款1の振興事業費870万。これは振興事業費のあらうんどの印刷費の84万1,000円。それから広域バスセンター事業費の785万9,000円。これの主なものは委託料、要するにバスセンター管理業務委託料が主なものでございます。 以上が18年度の予算でございまして、次に議案第14号は、岡山県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約でございまして、これは平成18年3月31日岡山県消防補償等組合の解散によりまして、当該組合の事務を岡山県市町村総合事務組合へ承継させるものでございます。 以上、3議案とも、異議なく原案どおり承認されました。 以上で広域事務組合議会の報告を、簡単でありますがご報告とさせていただきます。以上でございます。 ○議長(定本一友君) ご苦労さまでございました。 次に、津山圏域西部衛生施設組合議会につきまして、1番岸本議員より報告をお願いいたします。 ◆1番(岸本清治君) 議長。 ○議長(定本一友君) 岸本議員。 ◆1番(岸本清治君) それでは、津山圏域西部衛生施設組合の組合議会の報告を行います。 去る、2月20日午後2時より津山市役所内第2委員会室において、津山市の管理者であります職務代理者山本助役より、4件の提案がございました。条例案件が3件で、予算案件が1件でございます。 その中で、条例につきましては、合併によりますところの、津山市の条例に合わす条例改正が3件でございます。 そして18年度予算につきまして、歳入歳出それぞれ3億565万2,000円が計上されました。その中で特に18年度で大きい予算の中で1つだけ、焼却灰の運搬処理委託料2,210万円が計上されております。 以上、4件異議なく承認されました。 その中で申し上げますが、分担金の割合について申し上げます。津山市が29.07%、鏡野町が45.61%、美咲町が25.32%でございます。 4議案とも異議なく承認されました。 関係書類については、事務局のほうに預けておりますので、お目通しいただければと思います。 以上、簡単ですが、組合議会の報告とさしていただきます。 ○議長(定本一友君) ご苦労さまでございました。 次に、勝英衛生施設組合議会につきまして、9番草苅議員より報告をお願いします。 ◆9番(草苅修君) 議長、9番。 ○議長(定本一友君) 草苅議員。 ◆9番(草苅修君) それでは、勝英衛生施設組合議会の報告をいたします。組合議会は2月21日に勝央町役場議場で開催されました。美咲町からは、福井助役、寒竹議員と私の3名出席いたしました。 議案は3議案提出され、議案第1号岡山県市町村総合事務組合規約の変更については、全員賛成で可決されました。 議案第2号平成17年度勝英衛生施設組合一般会計補正予算第2号は、既定の2億2,412万円に歳入歳出それぞれ9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億2,412万9,000円とするものであり、その主な内容は予備費から財政調整基金として300万9,000円積み立てるもので、全員賛成で可決されました。 議案第3号平成18年度勝英衛生施設組合一般会計歳入歳出予算でありますが、予算の総額歳入歳出それぞれ2億630万円と定めるものでありますが、平成17年度と比較して、総務費のうち一般管理費が減となっています。これは施設場長が定年退職され、職員体制を現状のままとするためで、あとは平成17年度並みでございます。全員賛成で可決されました。 なお、組合分担金の美咲町分は、3,077万8,000円でございます。 以上、報告をいたします。 ○議長(定本一友君) ご苦労さまでございました。 続きまして、久米老人ホーム組合議会につきまして、3番最上議員より報告をお願いいたします。 ◆3番(最上忠君) 議長。 ○議長(定本一友君) 最上議員。 ◆3番(最上忠君) 平成18年第1回久米老人ホーム組合議会定例会が、3月1日水曜日午後2時30分より、同施設の静香園で開催されましたので、報告いたします。 議案は4件。 まず、議案第1号ですが、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例。久米老人ホーム静香園に勤務する職員の特殊勤務手当を廃止するため。これは全職員に対して支給していた1人につき月額4,000円を廃止するものです。 続いて、議案第2号平成17年度久米老人ホーム組合会計補正予算第2号では、歳入歳出それぞれ150万6,000円を減額し、予算の総額を1億5,465万8,000円とするものです。主なものにつきましては、入院者が多かったのと、経費の節減に努め、民生費が166万6,000円を減額しております。 続いて、議案第3号平成18年度久米老人ホーム組合会計歳入歳出予算については、予算の総額を1億4,246万9,000円と定めるもの。また、一時借入金の借入の最高額は500万円と定めるものです。 まず歳入ですが、分担金750万円、内訳は津山市、久米南町がそれぞれ120万円、美咲町が510万円です。長い間続いております分担割合で、美咲町分については旧3町を足したものでございます。負担金1億2,003万3,000円、これは老人福祉法の改正により、病弱者加算の廃止に伴い、前年度より800万円ほどが減っております。また、繰入金1,477万6,000円、財政調整基金が約3,900万円ありますが、国の措置費が未決定のため、病弱者加算の廃止、人件費増などによりまして、繰り入れをしたものでございます。 歳出では、議会費18万6,000円、総務費17万1,000円、民生費1億4,201万1,000円などですが、民生費では、長い間園長職をOBなどの嘱託職員で対応していましたが、ここで正規職員を園長にすることなどによりまして、人件費が約600万円ほど増加しております。 最後に議案第4号ですが、岡山県市町村総合事務組合規約の変更については、本年3月31日岡山県消防補償等組合の解散により、事務を岡山県市町村総合事務組合へ承継させるものでございます。 以上、4議案すべて全会一致で可決いたしました。 これで久米老人ホーム組合議会定例会の報告を終わります。 ○議長(定本一友君) ご苦労さまでございました。 以上で、諸般の報告を終わります。 ○議長(定本一友君) 次に、日程第4 委員会の中間報告を行います。 閉会中に行った委員会の審査結果につきまして、まず最初に、まちづくり調査研究特別委員会委員長より報告を求めます。 寒竹委員長。 ◆11番(寒竹壽君) まちづくり調査研究特別委員会の報告をさしていただきます。 開催日は平成17年12月13日および本年の2月1日ならびに2月24日の3回いたしております。その要旨について報告さしていただきます。 昨年の12月13日、第3回でございますけれども、ラストワンマイル整備事業契約について、町において町内全域地域での説明会が、昨年12月8日終えたのを受けまして、当面の課題について協議をいたしました。 まず1つに、IP電話の扱いでございます。説明会の前段においてIP電話も計画している旨の説明がなされていましたが、中途から説明がない、計画方針が定まっていないとして意見もありまして、町の方針を議会としても十分認識しておく必要があることから、協議をいたしました。協議の結果、IP電話については今後の検討課題とし、担当課において研究されたい旨を申し入れているところでございます。 2番目に、ラストワンマイル整備事業の議会の確認についてでございます。本事業は平成18年度で実施する方針方向で動いているということであるとし、あらためて委員会で再確認をいたしております。なお、本事業に個人は反対と思っているという話は、一般的にしないことも確認いたしているところでございます。 3番目に、加入者負担金についてでございます。本事業の加入者負担金は1戸当たり3万円から3万5,000円程度として説明をいたしております。光ファイバ網敷設により、町内一斉伝達放送をはじめとし、テレビ難視聴の解消、インターネットの高速情報通信など、大きなメリットではあるが、多額の公費投入のため、多くの世帯が加入することが必須条件であります。負担金を軽減としての加入促進を図るべき声が多く、町長に要請もいたしまして、90%以上加入を目標とし、委員会および町三役同席の中、慎重に協議の結果、これまでの加入負担金を変更し、1万円とすることに決定をみたところでございます。 本年2月1日、第4回の委員会でございます。 ラストワンマイル整備事業仮申込状況について、12月1日現在で68.7%の報告を受けております。加入推進について今後ともさらなる努力を願う旨、町に要請をいたしております。 2つ目、地域活性化交付金のうち、防犯灯、道路管理、草刈りということでございますけれども、道路管理についてでございます。町交付金、案でございますけれども、内容について、既に地区長にも説明した旨の報告を受け、その内容について説明を受けました。 旧3町の防犯灯、道路管理など、おのおの異なった使用を取り止め、美咲町一体化として新たに制度化し、地域活性化交付金で地区に交付するものとされています。交付金に算定される内容といたしましては、1地区に地区活動費2万5,000円。なお、1世帯270円を加算するものでございます。地区内に設置している防犯灯1灯当たり1,000円。道路管理として1キロメートル当たり1万4,500円。以上4事項を合算した額を地区に交付する。地区は一般財源とし、使用については規制しないものとする。とされております。これまで防犯灯の電気代、草刈りについては、旧3町の対応は異なり、この案について不満の地区もあるところから、各委員からも意見が続出しましたが、当日は説明を聞き、町は各委員からも意見を伺ったとして、本件についての協議を終えております。 3番、柵原地区の幼稚園・保育所についてでございます。柵原地区の藤原保育所は、定員45名のところ55名が現在預けられております。なお、多くの幼児は津山市をはじめ、町外にいわゆる広域保育となっております。藤原保育所には新年度も60ないし70名程度の要望がある状況であると伺っております 柵原地区に2カ所の幼稚園があり、園児は近年の少子化から減少いたしております。保育幼児の保護者の要望と子育て支援の観点から、東幼稚園を西幼稚園に統合し、東幼稚園を保育所に改めたいと提案がありました。執行部では、平成19年4月に幼稚園は統合し、東幼稚園は保育所に改め運営したいという意向でございます。委員会としては準備のこともあり、本年10月には結論を得るよう審査していくことで了承をいたしております。 第5回の委員会、本年2月24日でございます。第4回まちづくり調査研究特別委員会でもろもろご意見もあり、これのまとめについて協議いたしたものでございます。 その前段に、ゴルフ場の固定資産税について、本件は柵原地区にありますオークレットゴルフ場、固定資産税の評価の誤りがあったことについて、先般報告を受けたところでございます。本件について、新たに請求書を発送され、本年度分は了解するも、過年分については本社との協議を必要とする旨、しばらくの猶予をいただきたいとの、ゴルフ場の支配人からの意向があるというご報告がございました。 2番、ラストワンマイル整備事業仮申込状況について。当日現在で4,498戸の申し込みがあり、世帯分離のことを考えれば約75%であろうとのようでございます。事業所83件の申し込み。コミュニティハウス、災害時の非難所にあっては町が設置する。なお、携帯電話の不感知地域が町内で7カ所あり、中継塔の早期建設について要請している旨の報告がございました。 3番、地域活性化交付金算定となる防犯灯、道路管理について。ほぼ全委員から多様な意見が述べられました。道路管理、要約いたしまして、道路管理草刈りでございますけれども、については同一視でなく地域の実情を考慮し、別途考えられたい旨の意見が多く出されております。本件については、町の検討がなされ提案されるものと承知いたしております。防犯灯の扱いについて、いくつかの地区長ならびに地域から強い意見もあり、同意が得られていない事件に、委員会としての集約は困難であることから、担当課は大変でありましょうが、関係地区の理解と協力が得られるよう、さらなるご努力を願うとして、委員会の意見としておりす。 なお、意見の中に、協働のまちづくりについての発言も多く、町の取り組みについて再度方針を示され、地域への指導が必要ではと、意見をしているところでございます。 地域活性化交付金制度移行は、以上の事情から本年7月実施の予定の移動が示されています。なお、防犯灯扱いについての同意については、当日現在町内地区の半数が町に届いている旨の報告を受けております。 次に町営バスの運行についての件ございます。柵原津山間の町営バスの件でありますが、当バスは津山市民も約2割の乗客もあり、他の町営バス同様に津山市との共同運行化を図り、津山間の同程度の料金体系実現に向け努力を願う旨を委員会として町に要請している事案でございます。美咲町津山市バス共同運行協議会には、昨年の8月既に申し入れ、協議をいたしているところでございます。関係民間バス会社も関連する事項について、概ね同意をいただいておるとのことでございます。津山市長選を終えてから最終決着が図られる動きがある旨の報告がございました。 以上、まちづくり調査研究特別委員会の報告とさしていただきます。 ○議長(定本一友君) ご苦労さまでございました。 次に、議会広報編集特別委員会委員長より報告を求めます。 岡田委員長。 ◆12番(岡田壽君) 失礼いたします。議会広報編集特別委員会の報告をさしていただきます。 議会広報編集特別委員会は、2月16日、17日、町村議会広報研修会が東京で開催されました。そこに参加さしていただきました。83町村が参加されておりまして、16日に全体会がありました。文章の表記あるいは表現についての件と、2番目に企画力あるいは編集について、それから広報写真についてということで16日は終わっております。 2日目に入りまして、議会広報クリニックがあります。それに美咲町の広報第2号を出品さしていただきまして、先生の批判を伺ったわけでございます。第1分科会に割り当てられまして、深沢徹先生にクリニックをしていただきました。7町村のクリニックを深沢先生がされたわけですが、基本姿勢と企画、文章の表記と文章について、それから編集と印刷の、3項目で15点満点が最高なんですが、評価していただきました。7町村の中で、大体10点から15点満点の、満点のところは1町ありましたが、美咲町は12点でございまして、惜しくもトップ賞を逃したわけでございます。 全体的なことなんですが、表紙をはじめ全体に文字組みもレイアウトもよく、読みやすい紙面である。写真の活用もよろしいと。2面から5面の大見出しが堅いのがおしい。欲を言えば全面2色にすれば満点であると。住民の声と顔が出る常設企画があれば、間違いなくAクラスの広報であるという評価をいただいたわけなんで、これから住民の皆さんに親しんで読んでもらえる議会だよりを、編集委員全員が頑張ってまいりたいと思います。 どうかよろしくお願いいたします。 以上、報告とさしていただきます。 ○議長(定本一友君) ご苦労さまでございました。 次に、総務常任委員長より報告を求めます。 ◆10番(三船勝之君) 議長、10番。 ○議長(定本一友君) 三船委員長。 ◆10番(三船勝之君) それでは、総務常任委員会の報告をさしていただきます。 去る1月27日に総務常任委員会を開催いたしました。閉会中の審査案件であります、財産管理について現地調査を行ったところでございます。調査をして、各委員の意見をまとめながら、報告さしていいただきまして、その報告が審査報告というふうに代えさしていただきたいと、このように思うわけでございます。 まず中央地区におきましては、町営住宅7カ所、町有住宅1カ所、民間活力住宅2カ所を現地調査いたしました。町営住宅におきましては、建築後30年、40年と経過するものがありますが、特に長屋建て風と言いますか、長屋建ての家が古いようでございますが、この住宅におきましては、払い下げということも問題もあろうかと思いますが、払い下げ、修繕等も含め、また町営住宅の先進地の事例も参考にしながら、早急な検討が必要という意見であります。また、低所得の入居者住宅も今後必要との意見も付け加えておきます。 次に、柵原地区におきましては、南和気荘憩いの里整備用地を現地調査をいたしました。南和気小学校跡地のグラウンドと山林原野等4万5,000平米でありますが、グラウンド跡地においては、利用度の状況等も十分踏まえ、調査検討しながら、今後の管理、利用方針を検討の意見。また山林においては、住宅用地として適地の意見が多くありました。そして今後の課題といたしまして、下水道もできるというお話もございますので、今後下水道の完了時期とも見合わせながら計画を検討し、また民間企業の力を導入し、宅地造成を行ったらという意見もあったことを付け加えておきます。 次に、吉ヶ原Aカ所8,148平米のうち1カ所は6,719平米は一筆でありますが、あとは200平米、600平米の社宅の跡地3カ所であります。隣接する企業とか個人の境界が、どちらかと言うと入り乱れとるところもございますので、区画の整理を行い、そのでこぼこを区画整備し払い下げも含めた検討が必要ではないかという意見。また後の土地利用においては、同和鉱業の社宅でもあり、民間企業の考えも取り入れながら、また資金力も借りながら、住宅としての再利用はという意見もございました。また、この吉ヶ原のAカ所においては、町の中心的な位置でもございますので、賃貸住宅に適している等々の意見もありました。いずれにいたしましても、整備計画の必要があるものというふうに思われました。 次に、吉ヶ原Bカ所、宅地・雑種地合わせて7,606平米、それに畑4,707平米もあり、合計では1万2,413平米にもなるわけでございます。畑も含め区画整備を行い、特にこれは先ほどの土地よりちょっと山間部に面した土地でもございますが、宅地として売却がいいのではないか、適当ではないかという意見が多くございました。また、現在でも町民からの払い下げ要望も、現在もあるのだという説明も支所長のほうから受けたところでございます。 次に旭地区の現地調査でございますが、夢先谷住宅10戸、夢清水住宅10戸、なかよし住宅12戸、旧旭町営牧場跡地18万平方メートルを現地調査をいたしました。町営住宅においては、いずれも建築は平成10年、12年の新しい住宅であります。 今後、美咲町として町営住宅の管理運営でございますが、1戸住宅のもの、長屋風の住宅のもの等々があるわけでございますが、築年後40年以上経過する、と言いますか、老朽化の建築物等におきましては、先ほども述べたように先進地の事例も参考にしながら、管理、そしてまた最終的な処分に至るまで、統一した考えを取りまとめる必要があるんではないかというような委員からの意見がございました。 次に牧場の跡地においては、現在429号線の改良工事が行われておるところでございますが、開通後には、同牧場跡地付近から岡山市へ25分という位置にもあり、開通後には利用価値もあるのではないかとの意見もあったところでございます。また、旧旭町時代には、ダム湖の駅として観光地の目玉としての計画もあったことを申し添えておきます。 以上、財産の、美咲町の本当のごく一部でございますが、以上を現地調査をいたしまして、各委員の意見をご報告しながら、総務常任委員会の報告とさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(定本一友君) ご苦労さまでございました。 次に、民生教育常任委員長より報告を求めます。 ◆9番(草苅修君) 議長、9番。 ○議長(定本一友君) 草苅委員長。 ◆9番(草苅修君) 失礼します。民生教育常任委員会の報告をいたします。 当委員会に閉会中付託された事件について、委員会を2月7日、2月24日の2日間開催いたしました。 2月7日は、瀬戸内市邑久の長島愛生園、光明園に、委員会全員で現地確認を行いました。 2月24日は、その取りまとめについて、また、教育環境の整備ということで、柵原の雇用問題について意見交換をしております。 その内容については、最終日に報告いたしたいと思います。 以上で委員会の中間報告を終わります。 ○議長(定本一友君) ご苦労さまでございました。 次に、産業建設常任委員長より報告を求めます。 ◆13番(山本宏治君) 13番。 ○議長(定本一友君) 山本委員長。 ◆13番(山本宏治君) 産業建設常任委員会を、去る2月9日午前9時半より委員会室におきまして開催をいたしました。 継続調査の申し込みをお願いしておりました、西川上地区の給水施設整備の改良に伴う陳情の件であります。この件につきまして、閉会中の調査研究を開催いたしました。 当日は奥村町長さんを同席を願い、西川上地区の給水施設改良についてのご意見をお伺いいたしました。現状では、まだ正式ルートもできておらず検討中であるとのことであります。西川上地区五十数件、二百人未満の給水施設であり、工事費も多額になり、今一度研究の余地もあり、工法、ルートを早急に決めたいとのことであります。 安全、安心、安価な工事方法、ルートを検討し、8月までにはコンサルと相談をしたいとのことでございます。 工事施設工法につきましては、担当課にお任せするということで、当委員会といたしましては、3月今定例会の委員会におきまして、十分検討を重ね、結論を出そうと思っております。 また、当日、この亀甲地域の周辺整備、また、駅舎の有効利用等の話が持ち上がり、お互いの意見交換と町長からのご意見も参考にし、役場、亀甲駅周辺の整備、商店街の活性化、駅舎内の施設の有効利用等、今後の検討課題であるとの協議となり、当委員会といたしましては、前向きに考えると申し合わせをいたしました。 以上でございます。 ○議長(定本一友君) ご苦労さまでございました。 以上で、委員長報告を終わりといたします。 ○議長(定本一友君) 日程第5 陳情などの報告並びに上程 お手元に文書表を配付しておりますとおり、請願1件、陳情5件、要望1件を受理しておりますので、これを一括本会議に上程をいたします。 ○議長(定本一友君) 日程第6 議案の報告並びに上程 お手元に配付しております提案書のとおり、今期定例会に町長より各種の議案が送付されております。これを一括本会議に上程をいたします。 ここで休憩といたします。再開時刻を11時半からといたします。 休憩後、町長によります所信表明ならびに提案理由の説明がございます。 以上でございます。                           (時に11時22分)            〔 休 憩 〕 ○議長(定本一友君) それでは休憩前に引き続きまして、これより会議を再開いたします。                           (時に11時30分) ○議長(定本一友君) 日程第7 提案者の説明 奥村町長に所信表明ならびに提案理由の説明を求めます。 ◎町長(奥村忠夫君) 議長。 ○議長(定本一友君) 町長。 ◎町長(奥村忠夫君) 皆さん、あらためましておはようございます。 本日、平成18年第4回美咲町議会定例会の招集を申し上げましたところ、議員各位におかれましては、大変ご多忙中にもかかわりませず全員のご出席を賜りまして、まずもってありがとうございます。 また、平素は、休会中にも何かと町執行部にご支援ご協力を賜わっておりますこと、厚くお礼申し上げます。 今回ご提案いたしました諸議案の説明に先立ちまして、今後の町政推進に対する所信の一端を申し述べ、議会の皆さん、そして町民の皆さん方に、深いご理解とより一層のご協力をお願い申し上げるところでございます。 3月の声とともに、ひと雨ごとに春の足音が大きくなってまいっておるところでございますが、そうした今日、あらためて月日の流れの速さを感じるところであります。 昨年3月22日、新生美咲町として発足いたしまして、早や満一年がまいりました。この1年間を振り返って、本当に慌ただしさ、そしてまた激動の1年間であったと、つくづく思うところでございます。全国三千三百二十余の市町村が、この1年間で千八百二十余の市町村になり、また、岡山県においても78市町村、いわゆる10市68町村が、今日現在、14市15町2村になりました。また、本年度中には、さらに浅口市が増し、3町が減となり、市が15市、そして12町2村となるところでございます。さらにまだ来年1月までには、2町が岡山市に編入合併し、さらに町村が減ってくるように予測されておるとこでございます。 昭和の合併から五十余年の年月を経過いたしまして、それぞれの町に文化と歴史が作られています。その過去を持ち寄っての新しい町のスタート。色々な問題、歴史のあることは覚悟しておりましたが、いざ直面してみますと、予想をはるかに上回る問題の多さに、また、驚きも真実でございます。 こうした時であるだけに、私はいつも申し上げておりますが、私の行政理念であります、倫理・公正・平等を基本として、透明性の高い、誰にも分かりやすく、満足度の高い行政を行うように考えております。 さて、日本の経済につきましては、景気が少し回復してきたかに見えておるとこでございますが、バブル経済崩壊以降の約20年の長期的な景気低迷の中で、政府もここにきてやっとデフレ脱却を明言し、総務省が全国消費者物価指数の上昇率が、昨年同月比で0.5%と高い伸びとなり、日銀執行部は7年10カ月ぶりに高い伸びとなったと申しておられます。したがいまして、量的緩和策解除を目指しているようであります。そこまで景気の回復が見えてきたようで、うれしい情報でもあります。 しかしながら、大手企業では空前の黒字が発表されておりますが、景気回復の手応えを見たようではありますが、しかしながら、これらの業績の裏には、大幅なリストラや効率の低い部門の廃止等により、経費の徹底した見直しと削減によるところが大きいとも伝えられておるところでございます。 政府におきましても、昨年は、かねてから賛否両論ありました郵政民営化をめぐって戦われた衆議院議員選挙におきましても、郵政民営化を掲げた小泉自民党の圧勝という国民の審判は出され、郵政事業は民営化の方向に進むこととなりました。 また、分権時代といわれる中で、国・県・市町村がお互いに対等で、協調の関係であるとの掛け声で、市町村においては自主・自立・自己責任の考えに先立ち、意識の改革を行い、協働のまちづくりに取り組まなければならない時代であると考えておるところであります。 今年4月1日からは、いよいよ権限移譲が具体的に実施されてくることになっております。現在、県で行っている業務のうち、13件が市町村で行うこととなります。そしてまた、これから続いて県から町村への事務移譲の協議を行っている件数は、平成21年度までの計画期間までに36件となっております。こうした構造改革が推し進められる中で、これらの業務も含めて、美咲町の業務は、町民に満足をしていただける、質の高いサービスを提供することが重要であり、それらに対処できる職員の能力向上が急務であります。 私は、地域づくりの中で最も大切なのが、人づくりだと考えて、これらを大きなテーマとして全力を注いでまいりたいと思っております。 私の考える行政の使命を実行するためには、何よりの協力者であり、責任の共有者であります美咲町の職員が、共通理解と使命感を持って業務に携わることが大切であります。仕事に情熱と意欲を持った、使命感の強い職員がたくさんできることによって、満足度の高い、品質の良いサービスの提供ができると確信いたしておるところでございます。 私は、ただ今職員にスリーS運動を推進いたしております。これは3つのSであり、1つはセーフティー、2つ目はサービス、3つ目はスピードであります。いわゆる安全・安心で、親切・丁寧に、そして迅速をモットーにしたこの運動に取り組み、その姿勢をつくっていきたいと思っておるところでございます。 そしてまた職員には、各分野ごとに研修等には積極的に参加させて、それぞれの業務においては専門知識を備えた職員を育て、あらゆる状況に対応できる体制を整えたいと考えております。 合併によって、旧3町の職員が集まっていますが、それぞれの町で培った、見方、考え方が想像以上に差があり、これらを美咲町として目線の統一のために、職員の意識改革、意識の統一が、まず第一番に必要と思います。 常に申し上げておりますように、職員が変われば町が変わります。町が変われば、町民が変わると、私は信じております。人づくり、意識改革を急いで実行し、また、公務員に一番求められておるところの、綱紀の粛清、そして提案力・実行力・事業評価、そして何よりもコスト意識を持って経営感覚を身につけた職員の育成をいたします。 残念なことに、合併後この1年間、数々の業務上の不始末を起こしていますことを、あらためて本席で深く深くお詫び申し上げるところでございます。 そして私ども職員とともに反省の上に立ちまして、今後の業務の正常化に全力を注ぎ、町民の皆さん方に信頼をいただく、そうした業務執行を行うことを、あらためてお誓い申し上げるところでございます。 そして、合併効果が一日も早く示せるように、そのような行政を目指してまいりたいと考えておりますので、何とぞ皆さん方の深いご理解とご協力を、この上ともよろしくお願い申し上げておきたいと思います。 私は、平成18年度の最重要課題は、昨年に引き続き、1番に行財政改革と考えております。そして続いて少子化問題と考えているところでございます。 まず、第1番目の行財政改革でありますが、非常に厳しい財政状況の中で、行政執行の効率を高め、住民の要望に応えていくために、昨年3町で合併をし、美咲町として新しくスタートしたわけでございます。まず、財政の健全化を何より先に取り組み、将来に向けて安心した町づくりができるよう、体制を整えることが大切であります。 今まで、旧町の歴史の中で取り組んできた政策、サービス等、それぞれ異なったところがたくさんございますが、それなりに理由もあり、その背景はあったと考えますが、今まではできても、これからは考え直さなければならないもの、また、今後さらに必要として取り組まねばならないもの、それらをよく見分けていくことが必要でございます。 そこで早速に、美咲町行財政改革審議会を立ち上げ、現在、審議をいただいておるとこでありますが、審議をいただく内容も、美咲町の現状をありのまま、すべての項目について提示し、審議会のご意見をいただくようお願いをしているところでございます。 そして、答申をいただいた後も、定期的に行財政改革の執行状況の点検をお願いしながら、きめ細かい取り組みをいたしたいと考えているところであります。 次に、2番目の少子化問題でありますが、昨年10月1日現在で国勢調査が実施されまして、この結果、人口が1万6,581人となっております。前回わが町の調査の、5年前に比べまして約1,000人が美咲町で減少となっております。 ちなみに美咲町の人口構成を見ますと、平成18年2月末日現在で、0歳から14歳が1,945人で、全体の11.26%でございます。全国平均が13.91%。そして労働年齢層でございます15歳から64歳が9,605人でございます。55.62%でございます。全国平均が66.37%でございますので、大きくこれにも数字の開きがございます。0歳から14歳、そしてまた労働者年齢層の15歳から64歳につきましては、全国平均の数字を大きく下回っておるとこでございますが、その反面、決して負けてばかりはおりません。大きく数字の勝っておる部分もございます。65歳以上の方が5,719人で、全体の33.63%でございます。全国平均はなんと19.72%でございまして、これだけは大きくパーセンテージの数字が勝っておるとこでございます。数字を見ましても非常に若い年代が少ないのでございます。そして高齢者の部分が全国平均を大きく上回っておるのがわが町の現実でございます。 少子化問題は、国・県が取り組む政策、地方行政が取り組む政策と役割は分かれておりますが、私は少子化対策は町政の重要な柱だと理解しておるところでございます。したがいまして、我が町の重要政策として取り組んでまいる考えでございます。 我が町では若い世代が楽しく暮らせて、そして住みやすく、また子どもを生みやすい、育てやすい環境づくりを行うこと、そしてまた魅力を感じる生活支援策を積極的に取り入れ、生活コストを下げていく政策に取り組み、若者の定住を促進して元気な世界にはばたく美咲町づくりを行わなければならないと考えておるとこでございます。これから5年、10年先には、必ずこの政策が実ったと言われるような政策を打ち出してまいりたいと考えておるとこでございます。 子どもを産み育てるということは、ご承知のように、お金と時間と責任が大変たくさんかかります。保護者、親にかかってくるものは、大きいものがあろうかと思います。これは当然のことではありますが、今の社会環境の中では、なかなかこれらを乗り越えることが苦労であるのが現実であります。特に保護者の苦労を少しでも緩和する手段を、物心両面から行政がサポートしていかなくてはならないと思っておるところでございます。 経費では、従来から取り入れている政策の、幼児・学童の医療費の補助を始めといたしまして、義務教育終了までの間、あるいは財源が許されるならば、成人に達するまで子育ての支援策として効果的な対策を打ち出していきたいと、そのように考えておるとこでございます。 そしてまた近隣市町村との、はっきり分かる制度の較差を公表いたしまして、全国に誇れる政策を打ち出していくよう、具体的な案を早急に示してまいりたいと思っているところでございます。議員各位の強いご理解とご協力を賜りますよう、重ねてよろしくお願い申し上げておきたいと思います。 少子化はあらゆる面で深刻な問題を含んでいます。少子高齢化が一段と進行すれば、社会の人口構成に急速な変化が起きて、まず一番心配されておりますことは、公的年金や健康保険などの社会保障制度の破綻でございます。これも既にそれに直面しておるところでございます。また、労働力不足から経済が衰える心配がございます。人口の減少は国内消費を大きく落ち込ませると言われております。そうした中で、経済成長の維持・拡大はできず、経済大国の看板を降ろすことになるわけでございます。 続きまして、協働のまちづくりについてでありますが、住民が主役の元気なまちづくりを目指すために、合併協議の中で決定されました協働のまちづくり制度は、合併による行政の広域化により、意見や要望を行政に伝えやすい仕組みをつくり、地域の活力を発展させるという趣旨でございました。 しかし、組織づくりの話が先行し、肝心な町民や行政がお互いに支え合い、協力し合って社会的課題の解決にあたるという根幹の部分が住民の皆様に理解されていないということは、今後の課題として私たちが取り組まなければならない問題だというふうに理解しておるところでございます。 協働のまちづくりは、美咲町の現状や将来を考えると非常に大切なものであると考えております。福祉問題に例をとると、今までは家族で高齢者や弱者を支えていましたが、核家族化が進展し、一人暮らしの老人や高齢者世帯が増えております。地域や行政がどのように支えなければならないかが課題となっています。高齢者の問題だけでなく、過疎化、少子高齢化などに対する住民の課題や問題点は様々なものがあると考えています。団塊の世代が退職を迎え、ますます高齢者が増えていく中で、これらを行政だけの力で解決することは限界がございます。したがいまして、住民の皆様にも出来ることはしていただく。行政もやるべきものはやるといったように、住民も行政も協力してまちづくりに取り組むことによって、住民ニーズに即したきめ細かい行政サービスと満足感があるまちづくりを行っていくことができると考えているところでございます。 平成18年度の目標は、1番にまちづくりの中での地域の福祉を考えるということで、社会福祉協議会と福祉担当課、まちづくり担当課が1つになって、今まで行っていたふれあいサロン、また見守り活動などをより活発にしようと、住民の皆さんや各種団体の皆様と研修会を開催しており、今後各地域に出向いて活動を行うこととしておるところでございます。 2番目に、まちづくりの担い手となるリーダーの育成でありますが、地域の役員や各種団体の役員などを対象に、協働や地域づくりのみならず、幅広い分野での人材育成講座などの開催を行っていきたいと思っているところでございます。 3番目に、地域の協働のまちづくりを支援するための制度の創設を契機として、活発な地域活動の推進を図っていきます。 これらを総合的に組み合わせて、地域に愛着が持て、安心して暮らせるまちづくりを実現させていきたいと思っておるところでございます。 次に、教育行政でありますが、資源の乏しいわが町においては、人材こそ町の宝であります。教育は、この町の将来を左右するもので、町政にとって最重要課題であると考えておるとこでございます。 このため、世界にはばたき、活躍できる、心豊かでたくましい人づくりを目指し、どの子どもにも豊かな教育をという考え方に立って、教育行政を展開してまいります。 まず、学校の整備でありますが、町内には幼稚園が2園、小学校が7校、中学校が3校ございます。この4月から小学校が3校統合し、美咲中央小学校を開校いたします。今後とも、学校の整備充実を図ってまいりたいと思っておるとこでございますが、特に耐震問題が、今大きく取りざたされております。これらにも対処するよう、今予算の中にも反映さしておるところでございます。 次に、豊かな教育を目指し具体的な取り組みとして、確かな学力の向上、豊かな心の育成、健やかな体の育成等を目指して、学校2学期制を導入し、ゆとりのある教育の実践を行うとともに、コミュニティースクールいわゆる学校運営協議会制度の推進事業を進め、地域との協働、地域・家庭の教育力の向上、教職員の意識改革を図ってまいりたいと思っているところでございます。 家庭・地域の教育力の向上については、今日の子どもの基本的生活習慣の乱れの問題が学力や体力の低下の要因の一つとして指摘されていることを踏まえ、子どもの基本的な生活習慣の育成支援を行うために、PTA団体などと連携して、早寝早起き、朝ご飯運動を展開していきたいと考えておるとこでございます。 さらに、子どもたちが親子で一緒に体を動かして体力向上が図れるよう、総合型地域スポーツクラブの推進を進めていただくよう、今頑張っていただいておるところでございます。 また、安全・安心な学校地域づくりについては、学校や通学路において大変痛ましい事件が続発していることを重く受け止め、通学路の安全点検、登下校時の幼児・児童・生徒の安全管理の徹底、安全教育、学校安全ボランティアの充実などに取り組んでまいります。 続きまして、福祉については、最近では特に保健福祉・医療関係に係る国や県の制度が目まぐるしく変わっております。平成12年度から始まった介護保険制度においても、昨年の10月には、食費・居住費について、原則全額利用者負担ということになりました。この4月からは、要介護認定において認定区分等の見直しがあり、要支援1および要支援2の方については、新予防給付なるものが創設され、サービス内容の見直しが行われることになりました。 平成17年度において、第3期美咲町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の策定に取り組んでまいりましたが、その中で、今後のサービスの量等を勘案し、平成18年度の第1号被保険者に係る介護保険料についても検討していただきました。その結果をもちまして、今議会に介護保険条例改正案として提案させていただきたいと考えておるとこでございます。 さらに、障害者福祉分野において、平成18年度から障害者自立支援法が施行され、障害の種別ごとに異なった制度により実施していた福祉サービス等が、一本化されることになりました。このことにより、4月からは、更生医療や精神通院公費等について自立支援医療ということで、自己負担額の見直し等が行われることとなりました。 また、10月からの福祉サービス等においても、介護保険制度に準じた取り扱いをすることになり、利用希望者からの申請に基づき、認定審査会にかけて、要支援、要介護1から要介護5までの障害程度区分を決定。その決定によりサービス計画を立てサービスを利用していただくというものです。そして、その費用の1割は、原則利用者にご負担をお願いすることになります。 続いて、インフラ整備についてでございますが、まず、美咲町が平成18年度で実施を予定しているラストワンマイル整備事業、光ファイバによる情報基盤整備事業につきましては、安心・安全な町づくりのために、情報通信基盤の整備を行い、地上デジタル放送、双方向通信などの住民の高度情報化ニーズに対応した情報通信環境の整備、高齢化時代に備えた福祉にも利用、町内の情報地域格差の解消を図るものでございます。 この事業は各世帯に光ファイバを引き込み、災害・火災などの緊急放送や地域のローカルニュース等のお知らせなど、音声で各家庭に配信する告知システム、また、難視聴世帯の解消を図り、地上波デジタル放送に対応するケーブルテレビ、高速インターネットサービスなどのサービスを提供を行うものでございます。 工事の総事業費は約、現在30億と予定しておるとこでございますが、国の補助事業、合併特例債などを使って、事業を実施いたします。農林水産省の補助金、元気な地域づくり交付金、情報基盤の整備の補助事業につきましても、平成17年11月1日付で採択をいただいたところでございます。工事は平成18年度に着工し、サービスの開始は、最も早くて平成19年4月からと考えておるとこでございます。いわゆる18年度中に工事を完了したいというふうに計画しておるとこでございます。ただし、国の補助金の配分額によっては、サービス開始時期が多少異なる可能性もございます。 またこれに平行して、災害時に備え、防災無線装置、屋外拡声子局約20局を、平成18年度中に中央、柵原地区に増設いたします。これは、平成18年度で整備予定のFTTHいわゆる光ファイバの放送施設に接続し、災害発生時には一元的な運用を行うものであります。具体的には、災害発生時には、防災行政無線とFTTHの両方で放送し、屋内外を問わず、住民に放送内容を周知するものでございまして、特に避難中および避難施設への避難後の住民への周知に効果が見込まれ、万一、FTTHの光ケーブルが断線した場合の、唯一の、かつまた、有効な情報伝達手段となり、災害時に確実な情報を住民に伝えることができるというふうに考えておるとこでございます。 次に、上水道関係の主要事業でございますが、旭地区の西川上水道未普及地域から、簡易水道新設要望に対しまして、新設計画および垪和簡易水道と栃原簡易水道の統合によります垪和簡易水道新設改良事業、柵原地区の北部簡易水道、吉井川河川改修に絡む補償により浄水場の立ち退きに伴う、岡山県広域水道企業団からの全面給水のための施設整備を図ってまいります。 続きまして、下水道関係の主要事業でございますが、柵原地区では、平成14年度から継続整備を行っております、吉岡地区農業集落排水処理施設整備事業で、本年度から終末処理場の建設を図ってまいります。 また、柵原処理区の特定環境保全公共下水道事業の整備につきましても、本年度から汚水の事業認可、内水排除を目的とした雨水の事業認可業務を実施してまいります。 また、中央地区では、平成10年度より事業認可を受け整備をいたしております、中央処理区特定環境公共下水道の継続整備をいたしております。打穴西地区、西幸地区、小原地区の事業を図ってまいります。また、本年度は、現在、認可区域の最終整備年次にあたるために、第3期の認可委託業務を実施してまいります。 続きまして、産業振興の事業施策でごさいますが、農林業が基幹産業として生活基盤を維持してきた過去の歴史を守りながら、依然として続く過疎・高齢化の中で、後継者、農林業の担い手不足の状況にあり、厳しい現実をどう解決していくかが知恵を出していかなければならないところであるかと思いますが、農業は水田を中心とした、県の特産品として推奨されておりますところのピオーネ、および地域特産品でもあります黄ニラ等の生産農家をサポートしていくことと、そしてまた、中山間地域等直接支払制度については、平成17年度より2期対策となり、平成21年度までの5カ年間、農地の持つ多面的機能の維持と荒廃農地を防止する観点から、21年度までの重点施策の一つとして推進を行ってまいります。この施策においては、それぞれの地域が特色ある活動を行い、ある一定の成果を上げておりますが、今後においても集落の工夫した取り組みにより、活性化に役立つことを望んでおるところでございます。 今後の農業は、過疎・高齢化の中で、集落がみんなで考えて力を出し合って、そして集落営農の推進と合わせて、農家が独自に努力し、安全・安心の食づくりで、マーケットを作っていくことも特産品づくりの手法であると考えているとこでございます。 また、3町合併によって、今までできなかった観光資源を有効に活用して町内コースを発信して、交流人口を呼び込む作業に、商工会も一緒に取り組んで、農家と商工業者の連携・協調によって町の持つ特性を生かしていくことができると考えています。人を集めるには話題性としては原則的なものがございます。その言われておりますものは、大きいか、多いか、また、たくさんあるか、そしてきれいなか、おいしいか、安いかの条件であるというふうに言われております。また人を集めて経済行為をするためには、見るもの、食べるもの、そして買うものの3要素が必要であります。そうしたことを参考にして、やる気のある集団の結成を行って積極的に早急に取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上、各政策にあたりまして、今定例会において、私の平成18年度の政策的所信を申し上げさしていただいたところでございますが、まだまだ十分表現できなくて、そして皆さん方に伝わっていない部分も多々あろうかと思いますが、不行き届きな点につきましては、明日から行われます一般質問等によりまして、ご指摘、ご質問いただくならば、適切にご答弁申し上げ、そして皆さんのご理解をいただいてまいりたいというふうに思っておるとこでございます。 以上をもちまして、今定例会に対します、私の所信表明を終わらしていただきたいと思います。 続きまして、今定例議会に提案いたしております議案の内容をご説明申し上げたいわけでございますが、時間が限られておりますので、まだまだたくさんの時間が必要なために、ここで一応切らしていただきまして、議長さんのお諮りをいただき、午後からの説明をお許しいただければ、大変幸いに存ずるところでございます。 どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(定本一友君) ただ今、奥村町長によります所信表明が終わりました。 ここで休憩といたします。 なお、午後から提案理由の説明が行われます。 再開時刻を午後1時30分からにしたいと思います。よろしくお願いいたします。                           (時に12時12分)            〔 休  憩 〕 ○議長(定本一友君) それでは休憩前に引き続きまして、会議を再開いたします。                           (時に13時30分) 午前中に引き続きまして、町長に提案理由の説明を求めます。 ◎町長(奥村忠夫君) 議長。 ○議長(定本一友君) 町長。 ◎町長(奥村忠夫君) それでは、午前中に引き続きまして、提案理由の説明を行いたいと思いますので、お聞き取りいただきますようよろしくお願いいたします。 今定例会にご提案申し上げております議案につきまして、大変膨大な議案でございまして、一つ一つ細かくご説明申し上げますと、大変な時間が要するんじゃないかと思いますので、かいつまんでご説明をさしていただきながら、ご丁寧に申し上げさしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、平成18年度予算の取りまとめをご提案さしていただいておりますが、この予算の中には、暫定的な措置として計上しているものもございます。かねてお話を申し上げておりますように、合併後に直ちに美咲町の協働のまちづくりを進めるにあたりまして、町内各地域におきまして集会を開きまして、多くの皆様方からご意見をいただき、また、議会におきましても、まちづくり調査研究特別委員会におきましてご議論をいただきまして、具体的な方向付けを行っているところでございますが、現在、最終的な調整を行っているところでございまして、これに係る予算につきましては、暫定的な部分がございますので、そうした中で一応の計上さしていただいております。調整終に速やかに予算の調整も行いまして、補正をさしていただくということで、お許しをいただきたいと思います。 今定例会にご提案申し上げます議案は、条例案件が51件、予算案件が54件、その他案件が11件の合計116件と、諮問が2件で、合計118件という大変多くの議案となっております。 これから議案番号の順に説明を申し上げますので、お聞き取りいただきたいと思います。 まず、議案第13号美咲町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定でございます。本件は、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律により、地方公共団体に係る申請、届出、その他の手続きにおける情報通信の技術の利用の推進を図るために、条例によりその手続きを定めるものでございます。 続きまして、議案第14号みさきネットの設置及び管理に関する条例の制定でございますが、本件は、平成18年度で美咲町の主要事業として計画をいたしておりますところの、美咲町内の全域に整備する光ファイバ網の設置と管理について、地方自治法第244条の2第1項の規定に基づきまして、必要な事項をこの条例に定めるものでございます。 続きまして、議案第15号ならびに議案第16号でございますが、議案第15号につきましては、美咲町国民保護協議会条例および議案第16号につきましては、美咲町国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例の制定であります。この2議案は、国において平成16年法律第112号で、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律が定められ、この法律により市町村において、国民保護協議会・国民保護対策本部・緊急対処事態対策本部の組織および運営について条例により定めることとされているために、各議案のとおり条例を定めるものでございます。 続きまして、議案第17号美咲町非常勤職員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてございますが、本件は、議案第14号の美咲町国民保護協議会条例第2条で定めた美咲町国民保護協議会委員の報酬額を5,700円と定めるものであります。 続きまして、議案第18号美咲町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定でありますが、本件は、地方公務員法第58条の2の規定に基づき、人事行政の運営等の状況を公表することにより、人事行政運営における公正性および透明性を確保するための条例制定を行なうものであります。 続きまして、議案第19号美咲町公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正するものでございますが、本件は、公益法人へ職員の派遣を行った際の、職員の退職手当組合の処理について定めていた部分を、岡山県市町村職員退職手当組合の廃止に伴い、岡山県市町村総合事務組合で事務処理をすることとなったことにより、条文を改正するものであります。 次に、議案第20号美咲町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でありますが、本件は、昨年8月15日に、人事院が国家公務員法等の規定に基づき、職員の給与について民間給与との比較調査した結果の報告と勧告が出され、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、美咲町職員の給与に関する条例を一部改正するものであります。また、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律により、美咲町に職員の派遣を要請し、職員が町内に滞在する場合に、災害派遣手当を支給する条例改正を行うものであります。 次に、議案第21号美咲町特別会計条例の一部を改正する条例でありますが、本件は、平成18年4月から、介護保険法改正により包括支援センターを設置し、住民の相談事業や介護予防事業などを行い、新制度の、要支援1・要支援2の認定を受けた方が、介護保険新予防給付サービスを受けるための計画づくり等を行います。地域包括支援センターが行う事業のうち、この計画づくりに対する報酬が介護予防サービス計画費として収入され、また、これらの事業を行うための費用が歳出予算に計上されるもので、平成18年度から新しく美咲町介護サービス事業特別会計として特別会計を開設するものであります。 続きまして、議案第22号美咲町教育施設整備基金条例の制定でありますが、本件は、美咲町における将来の学校施設整備等に備え、基金を積み立てるために条例の制定を行なうものでございます。現在ある学校施設も年々老朽化していき、改築・改造が必要となったときに対応するために、財源として確保しておき、学校施設の整備を行うものでございます。先ほどの私の所信表明の中でも、学校等の中で申し上げましたように、大変耐震整備が遅れておる校舎も出てくるわけでございまして、そうしたものを今後早急に改善し、対応していくためにも、こうした基金の準備が必要ではないかというふうに考えておるとこでございます。 続きまして、議案第23号美咲町営住宅管理条例の一部を改正する条例でありますが、本件は、公営住宅法施行令の一部改正により、美咲町営住宅管理条例の一部を改正するもので、改正内容は、まず1番に、公募によらずに入居が可能となる事由の拡大。そして2番目に、DVいわゆる夫婦間の暴力問題等でございますが、被害者の優先入居を認めるなどのものでございます。これらも時代の流れの中で求められておるものでございます。 次に、議案第24号美咲町公共下水道条例の一部を改正する条例でありますが、本件は、下水道に排出する水の水質が、一定の基準値以上の汚水を流す場合の措置について定めた条文が、下水道法の改正により、法第12条の10第1項から法第12条の11第1項に変更となったため、美咲町公共下水道条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第25号美咲町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例でありますが、本件は、地方自治法の一部改正により、公の施設について法人その他の団体で、町が指定する者に管理を行わせることができることになったため、その指定管理者の指定手続きについて定めたものでございます。これも新しく出てきたものでございます。 続きまして、議案第26号美咲町大垪和コミュニティ・スクール設置及び管理に関する条例の全部を改正する条例でございますが、続きまして、議案第54号美咲町さだくに山里公園の設置及び管理に関する条例の全部を改正する条例に至る29議案につきましては、議案第26号から議案第54号に至る29議案につきましては、本年9月1日より指定管理者による施設の管理を行わせようとする施設について、指定管理者が行う業務および指定管理者の権限についての規定を設ける条例の全部改正を行うものでございまして、施行日は9月1日といたしております。 次に続きまして、議案第55号美咲町児童館条例の一部を改正する条例でございますが、本件は、美咲町原田1184番地1、旧中央町において第三保育園として使用していた施設を利用し、現在改造工事をいたしておりますが、4月1日より新たに加美児童館を設置するための条例でございます。 議案第56号美咲町北和気郷土資料館条例でございますが、本件は、北和気老人憩いの家およびデイサービスホームとして条例で従来は定めて管理を行っておりましたが、現在の使用目的を確認いたしましたところ、現在はその用途よりも美術館および資料館として利用されており、条例で定めた内容での使用はいささか矛盾があるんではないか、また不可能なのではないかというふうな現状がございますので、現状にあった郷土資料館として施設の活用を行うもので、新たに美咲町北和気郷土資料館条例を制定するものであります。 次に、議案第57号美咲町食堂かめっち。設置及び管理に関する条例でございますが、本件は、美咲町中央運動公園内に、中山間地域ふれあい交流事業により整備した施設を、「食堂かめっち。」として設置し、運動公園で開催される各行事・大会があったときに活用し、町民の交流および町特産品をPRするための施設として、条例を定めたものでございます。 続きまして、議案第58号美咲町コミュニティセンター条例であります。本件は、美咲町として新しい町づくりをする中で、協働のまちづくりの拠点施設として、旧村単位を基礎に定めたもので、従来からある旧3町の施設の見直しを行いまして、新たな分類を行いまして、管理運営を行うものであります。 次に、議案第59号美咲町立公民館条例の一部を改正する条例でありますが、本件は、議案第58号の美咲町コミュニティセンターとして今後活用するため、柵原地域にある5公民館分館を削除するものでございます。 続きまして、議案第60号美咲町勤労者憩いの研修集会施設条例を廃止する条例につきましても、同じく美咲町コミュニティセンターとして活用するために、本条例を廃止するものでございます。 議案第61号美咲町交通災害共済条例を廃止する条例でございますが、本件は、本年4月1日から交通災害共済事務が、岡山県市町村総合事務組合へ承継されまして、交通災害共済については、岡山県市町村総合事務組合交通災害共済条例に基づき、引き続き事務を行うことになったために、従来ありました本条例を廃止さしていただくものでございます。 議案第62号柵原町職員の退職特別手当に関する条例を廃止する条例でございます。本件は、昨年の町合併時に暫定的に施行する条例として施行いたしていたものを、このたびあらためて廃止さしていただくものでございます。 次に、議案第63号中央町花と実のなるまちづくり推進条例を廃止する条例でございますが、本件は、旧中央町で行っていた事業で、合併後の平成17年度のみ補助対象が継続されていたために、暫定施行として条例を残していたものでございまして、このたび廃止さしていただくものでございます。 次に、議案第64号から議案第87号に至る25議案は、平成17年度各会計補正予算案でございます。 まず、議案第64号平成17年度美咲町一般会計歳入歳出補正予算第8号でありますが、本件は、歳入歳出予算の総額に1億3,587万5,000円を追加いたしまして、新たに予算の総額を122億663万8,000円といたしまして、繰越明許費、債務負担行為の補正、地方債の補正を計上いたしています。今回の補正予算は、行財政改革の方針に沿いまして、本年度の事務事業のすべてを見直しを行いまして、不用額につきましては減額補正をさしていただいております。特に必要な事業等につきましては、増額補正をいたしたところでございます。 歳入の主なものについてご説明申し上げますので、お聞き取りいただきたいと思います。 まず、町税を5,491万3,000円の増額。この内訳は、法人町民税を4,744万円、固定資産税を550万2,000円等を増額いたしたものでございます。 続きまして、地方交付税を1億3,279万8,000円の増額をさしていただいております。内訳は、普通交付税の決定によりまして1,135万4,000円、特別交付税を1億2,144万4,000円を増額いたしたものでございます。 基金繰入金を2億円の減額をさしていただいております。この内訳でございますが、小学校建設費に長期振興町づくり基金を取り崩す計画でございましたが、過疎債、特例債等の起債を充当いたしまして、繰り入れを減額したものでございます。 町債を1億7,470万円の増額、内訳は民生債を520万円、教育債を1億9,570万円等を増額いたしまして、土木債2,140万円、災害復旧事業債550万円等を減額いたしております。 歳出の主なものについてご説明を申し上げます。 総務管理費で、3億1,174万1,000円の追加補正を行いました。内訳は、基金積立金に3億4,700万円を追加し、それぞれの管理費等を減額いたしたものでございます。 保健衛生費で、2,272万円の追加補正を行わさしていただいております。その内訳でございますが、簡易水道特別会計繰出金3,409万3,000円を追加いたしまして、各種事業費を減額補正いたしたものでございます。 続きまして、道路橋梁費でございますが、道路新設改良費を主体に、4,634万4,000円を減額補正いたしております。 続きまして、保健体育費では、国体の終了に伴いまして、国体開催費を主体に3,585万7,000円を減額補正いたしております。 以上が、美咲町一般会計補正予算の主な内容でございます。 続きまして、議案第65号から議案第87号までの、平成17年度美咲町特別会計24会計についての補正予算でございますが、国保事業特別会計、簡易水道事業特別会計、下水道事業特別会計などの、歳入のうち一般会計からの繰入金を主体とした補正予算を、また、統合簡易水道事業特別会計、柵原公共下水道事業特別会計につきましては、繰越明許費を計上いたしたものでございます。 続きまして、議案第88号から議案第116号に至る29議案は、平成18年度一般会計および28特別会計の当初予算でございます。 まず、議案第88号平成18年度美咲町一般会計歳入歳出予算でありますが、歳入歳出予算総額を134億7,666万2,000円とするものであります。前年度予算と比較して16億8,255万6,000円、率にいたしまして14.3%の前年度よりの増額予算になっているところでございます。 続きまして、歳入の主なものについてご説明を申し上げます。 町税を12億2,605万2,000円を計上いたしております。昨年からの景気の動向ならびに決算見込みの試算をしまして、前年度と比較いたしまして7.5%の伸びを見ているところでございます。 続きまして、地方交付税を48億3,089万5,000円を計上いたしております。前年度柵原町算定の誤差がございまして、これの調整分などの影響で、前年度との比較で5.4%の減額見込みとなっておるところでございます。この誤差の計算間違いにつきましての調整分でございますが、以前柵原町で算定しておりました算定基準の基準に違いがあったというふうなことで、合併後17年度をやっておりますうちに、この件に気が付きまして、県のほうにその旨を伝えまして、これを今年度あらためて調整をする運びとなったものでございます。また、この件につきましては、委員会等で詳しくご説明をさしていただきますので、その節お聞き取りいただきたいと思います。 国庫支出金を14億283万8,000円を計上いたしております。本年度から着手いたしますラストワンマイル事業費として、元気な地域づくり交付金10億498万5,000円を見込みまして、前年度との比較で72.4%の大幅な伸びとなっておるとこでございます。 繰入金を9億8,672万4,000円計上さしていただいております。このうち財源不足として財政調整基金を7億8,000万円を取り崩す計画をいたしております。前年度との比較で47.3%の大きなこれまた伸びとなっておるところでございます。 町債を31億7,890万円を計上いたしております。このうちラストワンマイル事業費に17億円を充当する計画で、前年度より63.3%のこれまた大きな伸びを示しておるとこでございます。 次に、歳出の主なものについてご説明を申し上げます。 まず、総務費に46億512万5,000円を計上いたしておりますが、このうちラストワンマイル事業費に30億898万8,000円を見込みまして、前年度より192%の大幅な伸びになっておりますが、これはたびたび申し上げておりますように、ラストワンマイル事業は合併の大きな記念事業として取り組み、さらにまた、合併による住民へ対する合併効果の大きなものであるというふうに思っておりますので、このような取り組みをさしていただいて計上さしていただいておるところでございます。 続きまして、教育費に8億3,648万円を計上いたしています。17年度で中央小学校統合校舎の建設が完了いたしましたので、53.4%の減額となっているところでございます。 続きまして、災害復旧費に7,541万9,000円を計上いたしていますが、16年度に発生した災害復旧が今年度で終了いたしまして、17年度は幸い大きな災害発生をいたしておりません。前年度と比較いたしまして74.1%の減額となっております。18年度におきましても17年度同様に災害が発生しないことを祈っておるところでございます。 以上が、平成18年度一般会計歳入歳出当初予算の主な内容でございます。 続きまして、議案第89号から議案第116号までの、平成18年度美咲町28特別会計の歳入歳出当初予算でございます。 また、この特別会計の中に、介護保険法の改正に伴いまして、介護予防事業の充実を図るために、18年度から地域包括支援センターの設置が義務付けられました。このセンターの経理を行うために特別会計が必要となりまして、美咲町介護サービス事業特別会計を設けさしていただいております。美咲町特別会計が、したがいまして合計28会計となったところでございます。 28会計の歳入歳出当初予算合計は、84億8,268万9,000円を計上いたしております。前年より2億8,509万円を、率にいたしまして3.3%の減額予算となったところでございます。 以上で、平成18年度美咲町一般会計、特別会計の歳入歳出当初予算の提案説明を終わりとさしていただきます。なおまた、詳細につきましては、平成18年度予算説明書といたしまして、予算編成方針と主要事業一覧といたしまして、一般会計、特別会計の事項別の内訳説明を冊子としてお手元に配付さしていただいておりますが、お手元にございますでしょうか。後ほど十分ご覧いただきますようお願い申し上げ、また、各委員会におきまして担当課長から詳しくご説明を申し上げますので、お聞き取りいただきまして、どうか慎重ご審議いただきまして、よろしく取り計らいをお願い申し上げるところでございます。 続きまして、議案第117号岡山県市町村総合事務組合規約の変更についてでございますが、本件は、本年3月31日をもって岡山県消防補償等組合の脱退を、4月1日から岡山市、倉敷市、津山市、玉野市、笠岡市および総社市の加入を承認するとともに、共同処理をする事務に消防団員等に係る損害補償に関する事務、消防団員に係る退職報償金の支給に関する事務および住民の交通災害共済に関する事務を加える規約の変更を行うものであります。 続きまして、議案第118号岡山県市町村税整理組合を組織する市町村数の増加等及び岡山県市町村税整理組合規約の変更についてでありますが、本件は、本年4月1日から岡山県市町村税整理組合に、新たに高梁市を加入させることならびに平成16年10月1日以降の市町村合併によりまして、組合を組織する市町村数の減少および組合議会議員の選挙区の市町村数の均衡化によりまして、美作地区の議員の定数を1名減少させることに伴いまして、同組合の規約を変更するものでございます。 次に、議案第119号岡山県消防補償等組合の解散及び財産処分についてでありますが、本件は、消防団員の減少傾向に対応して、将来にわたって消防団員に関する損害補償等に係る財政基盤の確保強化を図るために、本年3月31日をもって岡山県消防補償等組合を解散いたしまして、岡山県市町村総合事務組合へ財産を承継させまして、そのために議会のご議決をいただく運びになったものでございます。 続きまして、議案第120号津山圏域消防組合の共同処理する事務の変更及び津山圏域消防組合規約の変更についてでありますが、本件は、本年4月1日から知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例によりまして、市町村が処理する、煙火に関する火薬類の消費許可等に関する事務について、消防に関する事務を共同処理している津山圏域消防組合で共同処理することが、消防行政を効果的に行う上で必要であるために、同組合の規約を変更するものであります。 続きまして、議案第121号津山地区農業共済事務組合規約の変更についてでありますが、本件は、平成18年度以降の津山地区農業共済事務組合の監査委員の定数を3人から2人に、また監査委員の識見を有する者の選任数を2人から1人に改めるために、規約を変更するものであります。 続きまして、議案第122号病院群輪番制病院等運営費補助金の事務委託に関する規約の変更についてでございますが、本件は、国の三位一体改革により補助金が県へ移管され、名称の変更があったために、事務委託規約の条文を整理いたしまして、所要の改正を行うものでございます。 続きまして、議案第123号久米郡交通災害共済協議会の廃止についてでありますが、本件は、本年4月1日から、交通災害共済事務を岡山県市町村総合事務組合に承継するために、久米郡交通災害共済協議会を廃止するものであります。 議案第124号美咲町道路線の認定についてでありますが、本件は、道路新設に伴いまして、道路の町道認定が必要となった路線、いわゆる美咲町大垪和東1782番地先を起点といたしまして同1792番地8地先を終点とする先又支線について、道路法の定めにより議決を要するものでございます。 続きまして、議案第125号美咲町道路線の変更認定についてでありますが、本件は、道路改良工事に伴いまして、町道の起点・終点に変更が生じたために、11路線の変更認定につきまして、道路法の定めにより議会議決を要するものでございます。 次に、議案第126号、議案第127号につきましては、字の区域、名称の変更についてでありますが、本件は、柵原地区において平成15年度工事着工いたしまして、16年度で完成をいたしました中山間地域総合整備事業について、本年度から来年度にかけて換地、精算を行っているものであります。 続きまして、議案第126号は、柵原地区3-2工区宮山西団地ほ場整備、面積6.3ヘクタール、事業費1億2,200万円でございます。 議案第127号、柵原地区3-2工区畝宮山団地ほ場整備、面積2ヘクタール、事業費4,830万円の、2件の事業にかかわる字の名称、区域を変更するために、議会のご議決をいただくものでございます。 続きまして、諮問第1号、諮問第2号につきましては、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてでありますが、諮問第1号は、本年6月30日をもって任期満了による退任に伴う人権擁護委員に、新たに候補者として、久米郡美咲町西川上3609番地、福嶋久師氏、昭和21年4月28日生を推薦したいので、議会の皆さん方の意見を求めるものでございます。 諮問第2号につきましても、同じく任期満了により退任される人権擁護委員に、新たに候補者として、久米郡美咲町南575番地、西村昌計氏を、この方の生年月日は昭和16年5月12日生まれでございます。 この方々を推薦したいので、議会の意見を求めるものでございます。なおまた、履歴書につきましては、別に添付いたしておりますので後ほどご十分ご確認をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上、今定例会に提出さしていただきました118件の議案説明と、そしてまた午前中申し上げましたように、私のごあいさつならびに18年度へ向けての所信表明とさしていただくところでございます。 長時間にわたりまして、大変ご清聴いただきましてありがとうございました。 なにぶん盛りたくさんの議案でございますが、どうか十分慎重審議をいただきまして、適切なるご議決をいただきまして、スムースにご議決いただきますよう、重ねてお願い申し上げまして、私のあいさつならびに所信表明、議案説明の終了とさしていただきたいと思います。 大変ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 ○議長(定本一友君) 提案理由の説明は、以上お聞きのとおりであります。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 今後の日程につきましては、明7日午前10時30分、明7日午前10時30分から本会議を開き、一般質問を行います。 なお、本日の町長の所信表明に関します質問につきましては、明日一般質問におきましてお受けいたしますので、今日午後5時までに通告をお願いいたします。 以上をもちまして、本日の会議は終了いたしました。 これをもちまして散会といたします。            (午後 2時14分)...