令和 4年10
月会議 令和4年
鏡野町議会10月
会議会議録 第 1 日 目 令和4年10月14日 於 議 場1.
出席議員(14名) 1番 鈴 木 大 介 2番 岡 田 高 幸 3番 難 波 達 男 4番 山 本 秀 久 5番 藤 田 照 子 6番 花 房 尚 7番 飯 綱 洋 平 8番 牧 田 俊 一 9番 仲 西 祐 一 10番 片 田 八重美 11番 岸 泰 廣 13番 小 椋 晶 志 14番 長 石 幸 男 15番 原 章 倫2.
欠席議員(0名)3. 遅参・
早退議員(0名)4.
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の
職氏名(13名) 町長 山 崎 親 男 副町長 藤 田 昭 彦 教育長 武 本 吉 正
総合政策室長 瀬 島 栄 史
総務課長 大 塚 英 明
まちづくり課長 柳 井 和 彦
危機管理監 奥 克 彦
総合福祉課長 安 道 智 秋
健康推進課長 石 原 靖 之
子育て支援課長 金 平 美和子
産業観光課長 小 椋 正 己
学校教育課長 黒 瀬 豊 生涯
学習課長 小 原 克 則5. 職務のため出席した者の
職氏名(2名)
議会事務局長 金 平 憲 明 同 書 記 柳 井 ひとみ6.
町長提出議案の題目 令和4年度鏡野町
一般会計補正予算(第4号) 令和4年度鏡野町
国民健康保険特別会計補正(第3号)7.
会議録署名議員 3番 難 波 達 男 4番 山 本 秀 久 令和4年10
月会議議事日程 令和4年10月14日日程第1
会議録署名議員の
指名日程第2
議会運営委員会の
報告日程第3 令和4年度鏡野町
一般会計補正予算(第4号)日程第4 令和4年度鏡野町
国民健康保険特別会計補正(第3号) 午前9時0分 開議
○議長(
原章倫君) 改めまして、
皆さんおはようございます。10
月随時会議、よろしくお願いをいたします。 さて、本日10月14日は休会の日ですが、議事の都合により、特に、令和4年
鏡野町議会10
月会議を再開いたします。 ただいまの
出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の
議事日程はお手元に配布したとおりであります。 日程に入るに先立ち、町長より
行政報告の申出がありますので、これを許可いたします。
山崎町長。
◎町長(
山崎親男君) 改めまして
皆さんおはようございます。すっかり秋めいてまいりまして、この議場の中もポロシャツから
スーツ姿に変わったということで、更に気が引き締まる思いがいたします。 本日は、議長が退院されて初めてお会いすることができました。早く退院できて良かった。これから先のほうが長いわけでありまして、どうぞご無理をなされないようにしてほしいとこのように思うわけであります。 一昨日、10月12日、島根県におきまして中国5県の
町村会長会がございまして、いろいろ話し合われました。特に
人口減、そして少子化問題あるいは過疎化問題等々によりまして、
皆さん方の
主義主張あるいは、それぞれの施策を打っているものの、なかなか見出せない、そういうトンネルの中に入っているような気がするということでありました。 津和野の町長、下森会長におかれましても、鏡野町よりも数段早く、
人口減が進んでいるということで、
交流人口が多いものの、そういうふうな状況を目の当たりにいたしたところであります。 その中で、
河野デジタル担当大臣でありますけれども、
マイナンバー施策にかなり強烈な発信をされました。私どもも違和感を非常に強く覚えるところであります。 国民皆マイナンバーカードというのは、多少無理があるんではないかなと、このように思うわけでありまして、鏡野町の町民の多くの方はご理解をいただいておりますけども、どうしても駄目だという人、あるいは必要がない、使えないという方達についても、しっかり目を向けて施策を講じるべき、あるいは発信すべきではないかと、このように感じておるところであります。 同時に、次の日、昨日ですけども、東京の千代田区のプラザエフにおきまして、
全国農業会議会長会が開かれました。令和5年度の
予算等が協議されました。
農業施策につきましても、国のほうはなかなか決め手がない、お金は打つが策がないという内容であったと、このように思います。食料の自給自足を目指すものの、
資材高騰あるいは、肥料の
高騰等と、そしてまた高齢化が顕著であるということ、あるいは集積をもっと
スピードを速めて、農地の集積が必要ではないかというような声が、国のほうから落ちてくるわけでありますけれども、現場におきましてはなかなかその感が拭えないというふうな、不安が拭えないというふうな現状であります。 鏡野町におきましても、仮称でありますけれども、農業の受け皿、それを早期に計画から実施に向けて
皆さん方と協議をいたしまして、市場のほうに通じるような施策を講じてまいりたい、これも
スピード感がないといけないと、思っております。 そういうことで、皆様方におかれましても秋作業は終わりましたが、ここでひと段落するのではなくて、これからが本番だという気持ちになっていただく、そういう農業のあり方がこれからは特に必要になるんではないかなと、このように考えるわけでありまして、儲かる農業、
皆さんと共に考えていきたいと、このように思っております。 多少長くなりましたけども、私の
行政報告とさせていただきます。 ありがとうございました。
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○議長(
原章倫君) 以上で
行政報告を終わります。 これより日程に入ります。日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
鏡野町議会会議規則第127条の規定により議長において指名いたします。
会議期間を通じて3番
難波達男君、4番
山本秀久君を指名いたします。
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○議長(
原章倫君) 次に日程第2、
議会運営委員会の報告の件を議題といたします。
議会運営委員長から10月3日に開催した
議会運営委員会での10
月会議の運営について報告の申出があります。この際、
議会運営委員長からその協議の結果についてご報告願うことといたします。
議会運営委員長岸 泰廣君。
◆
議会運営委員長(岸泰廣君) 改めまして、
皆さんおはようございます。 ただいま議長からありましたように、10月3日開催の10
月会議の運営に関わる
議会運営委員会の審議結果について御報告申し上げます。 令和4年
鏡野町議会の会議は12月4日まで休会中でありますが、
鏡野町議会会議規則第10条第3項の規定により、休会中に関わらず議事の都合により本日、10
月会議を開くことといたしました。 10
月会議に町長から議案として送付を受けております案件は、緊急を要する案件といたしまして、令和4年度鏡野町
一般会計及び
特別会計の
補正予算2件であります。 審議の結果、
委員会付託を省略して、質疑、討論の後、採決したいと思っております。 以上の内容を踏まえまして、10
月会議の期間を本日1日間といたしております。 以上
議会運営委員会の報告といたします。
○議長(
原章倫君) ただいま
議会運営委員長から報告がありましたとおり、10
月会議の
会議期間は本日1日間といたしたいと思いますので、
議事運営に御協力をお願いいたします。 これで
議会運営委員会の報告を終わります。
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○議長(
原章倫君) 次に、この際、日程第3、議第71
号令和4年度鏡野町
一般会計補正予算(第4号)と、日程第4、議第72
号令和4年度鏡野町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を
一括議題といたします。 提出者から
提案理由の説明を求めます。
山崎町長。
◎町長(
山崎親男君) 今回の
補正予算、これは国の物価高に対する追加の対策に加えまして、先日の
全員協議会でお願いをいたしました、全町民を対象とした鏡野町
物価高騰対策臨時給付金事業に係る
事業費を計上するものであります。 また、
世界情勢による
燃料価格の高騰、あるいは
電力供給の
契約解除などによります
電気料金の高騰の影響を受けまして、
予算不足となる事業について
増額補正をお願いするものであります。
新型コロナウイルスに関しましては、
感染者数の
確認方法の変更によりまして、詳細な発表はなくなりましたけれども、感染者の数は確実に減少しているものと認識しております。 ただ若干ここ最近になりまして横ばい、あるいは若干増えてきている感が拭えないわけであります。鏡野町でも、10月から、
オミクロン株対応のワクチンに切り替えて行っているところであります。そして、本年につきましては、インフルエンザがはやると、
厚生労働省からの発表、あるいはマスコミでも踊っておりますけれども、どちらにつきましても早めの接種をお願いするところであります。 それではただいま上程となりました、議第71
号令和4年度鏡野町
一般会計補正予算(第4号)につきまして、説明をいたします。 なお、
予算議案につきましては、金額は10万円単位で、以下切り捨てて申し上げますので、御了承いただきたいと思います。 今回の補正は
歳入歳出予算の総額に、
歳入歳出それぞれ2億7,800万円を追加いたしまして、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ、126億6,900万円とするものであります。 国の政策といたしまして、物価・賃金・
生活総合対策本部におきまして、電力、ガス、
食料品等の
価格高騰による負担増を踏まえました。特に家計への影響が大きい、低
所得者世帯、
住民税非課税世帯等に対しまして、1
世帯当たり5万円の
支援給付を行うこととなったところであります。 電力・ガス・
食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業8,620万円、
全額国費補助であります。 次に物価高は生活する全ての人が影響を受けていることから、鏡野町独自の事業、1人1万円の給付を行う、鏡野町
物価高騰対策臨時給付金事業費1億3,200万円、こちらは一部に
地方創生臨時交付金を充当することとしております。 また、
電気料金の高騰の影響を受け、
予算不足となります事業の
光熱水費につきましては、総額で5,980万円の
増額補正をお願いするものであります。 以上、令和4年度鏡野町
一般会計補正予算(第4号)の
提案理由の説明といたします。 続きまして議第72
号令和4年度鏡野町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての
提案理由の説明であります。
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ110万円を追加いたしまして、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ2億7,200万円とするものであります。内容といたしましては、
奥津診療所の
光熱水費に係る
増額補正であります。 以上、令和4年度鏡野町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の
提案理由の説明といたします。詳細につきましては、
総務課長及び
健康推進課長に説明をさせますので、御審議の上御議決を賜りますよう、お願いをいたします。
○議長(
原章倫君) 続いて
担当課長から
内容細部の説明を求めます。 まず、議第71号について、
総務課長大塚君。
◎
総務課長(
大塚英明君) 〔議第71
号朗読説明〕
○議長(
原章倫君) 次に、議第72号について
健康推進課長石原君。
◎
健康推進課長(
石原靖之君) 〔議第72
号朗読説明〕
○議長(
原章倫君) これをもって、
提案理由の説明を終わります。 これより、議案2件に対し、一括して質疑を行います。 質疑はありませんか。 10番
片田八重美君。
◆10番(
片田八重美君) 10番片田です。
物価高騰対策臨時給付金事業についてお聞きいたします。もうすでに
山陽新聞などに載っておりましたので、町民の
皆さんから喜びの声とかいろいろ届いておりますが、その中で、
形成過程の
説明資料にも書かれておりますが、
給付金事務手順と言いますか、これを見ますと、
確認書等、
関係書類の送付が11月中旬から、そして支給時期が11月中旬より順次、最終が来年の1月31日となっておりますけども、そのように示されておりますが、通知文は各世帯の
世帯主に送られるのは、まあ当然だとは思いますけども、これは
世帯主にしか入金することはできないのでしょうか。
世帯主のみに入金されることなのでしょうか、お聞きいたします。
○議長(
原章倫君)
まちづくり課長柳井君。
◎
まちづくり課長(
柳井和彦君) それでは
片田議員さんの御質疑にお答えをしたいと思います。今回の
給付金につきましては、
原油高騰、それから
物価高騰の影響を受ける家計の
負担軽減を目的としておりますことから、個人の口座への振込、これを行うこととなれば、
口座登録ですとか
事務書類に時間を要します。迅速な給付が困難でありますので、主に世帯の生計を担っておられる
世帯主に、一括して振込をさせていただきたい。このように考えております。 以上です。
○議長(
原章倫君) 10番
片田八重美君。
◆10番(
片田八重美君) はい、おっしゃられるとおりだと、私も思っているんですが、なんでこんなことを言うかというと、例えば、様々な家庭の事情が、世帯に、もしあるとした場合、より直接的な支援で町民の生活を守る。そのための支援ということでありますけども、これが本当に、無駄になっては困るなあという、そんな気がしております。一律に
世帯主に入金する方法ではなくて、各世帯で選択できるような欄を作っていただけるというようなことは不可能なことでしょうか。
○議長(
原章倫君)
総合政策室長瀬島君。
◎
総合政策室長(
瀬島栄史君)
片田議員の再質問の件でございますが、この制度につきましては、2年前の
定額給付金の制度を継承した制度といたしております。その時も
世帯主に、基本的には給付させていただいたんですが、
給付委任ということで、
世帯主以外の方にも給付することは可能なようにしておりますので、また今回も同様に
世帯主以外の方にでも給付できるようにはしようと考えております。
○議長(
原章倫君) 10番
片田八重美君。
◆10番(
片田八重美君) はい、その辺の事情、ちょっと知らなかったもんですから、そのように少しでも選択肢が広がれば、無駄のない、町から支援するという形が報われるかなと。特に、町のお金を有効に使って欲しいというのは
皆さんの望みでしょうから、よろしくお願いしたいと思いますが、もう一つ、その
給付金を、町のために使ってもらってもいいのになっていう声も少しあったもんですから、拒否できるような欄は設けられているのでしょうか。
○議長(
原章倫君)
総合政策室長瀬島君。
◎
総合政策室長(
瀬島栄史君)
受取拒否ということでよろしいですか。 それでしたら設けておりますし、不要な方につきましては、確認書の返送も不要ということにさせていただいております。 以上です。
○議長(
原章倫君) ほかに質疑はありませんか。 9番
仲西祐一君。
◆9番(
仲西祐一君) 私は、議第71号の
物価高騰対策臨時給付金事業について、
政策等の
形成過程の
説明資料のほうから質問させていただきたいと思います。 まず1番、提案に至るまでの経緯及び背景ということで、一応書いてあるんですけども、ほかにどのような手法を検討されたのか、なぜ1万円を町民皆に配ることにしたのか。それ以外にも何か検討された方法があるのか、
所得制限等も検討された上で、これが一番効果的だという選択をした経緯について、どういった検討があったかお伺いします。 それと、4番
政策等に関係する
財源措置ということで、
先ほど説明の中で、
地方創生臨時交付金が5000万ほど充当されるというのは、説明が確か先ほどあったと思うんですが、ここには
一般財源が全部ということで含まれておりますが、ここら辺の表示の仕方はこれで間違いないでしょうか。それをご確認したいと思います。
○議長(
原章倫君)
まちづくり課長柳井君。
◎
まちづくり課長(
柳井和彦君) それでは
仲西議員の御質疑にお答えをしたいと思います。
現金給付以外にほかの
給付方法を検討したかというようなところのご質問だと思いますけれども、
現金給付のほかに、
水道料金の減免、それから
商品券の配布などを検討させていただいております。検討させてもらった中で、
水道料金の減免につきましては、水道を利用している世帯が100パーセントではないということ、それから、現在
水道料金は
基本料金と利用した量によりまして、徴収をしておりますことから、
世帯員数によって減免をするということになりますと、
システムの
改修費用が発生すること、また、
徴収事務につきましても、口座の引き落とし、
クレジット払、窓口払などということがありますもので、事務のほうが
大変繁雑になるということから、早急な対応が難しいと考えられること、それから
商品券につきましては、過去の実績から
換金手数料等、
事務費が10パーセント近く必要になるのではないかということで、こちらについても
検討材料になっております。 これに対しまして、
現金給付につきましては、令和2年度の
特別給付金で申請をいただいた
口座情報を利用するということで、
システム改修等、
事務費の削減が見込めますし、より迅速に支給ができるということが利点であると、このように考えております。 現在の
物価高騰につきましては
生活用品、それから
食料品、光熱費など多岐にわたっており、全町民が影響を受けておりますことから、
現金給付でより直接的な支援を行い、公平かつ迅速な事業を実施したいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(
原章倫君)
山崎町長。
◎町長(
山崎親男君) 付け加えておきます。食料費が高騰しているということで、
給食費の高騰を抑えるために、町費を
上乗せ分だけ、
高騰分だけ町費を投入しているということです。ですから、
給食費は従前と変わらない料金を徴収しているということであります。 それから
プレミアム商品券よりも
スピード感がある給付ということでも、これを選択した理由に挙げております。
○議長(
原章倫君)
総合政策室長瀬島君。
◎
総合政策室長(
瀬島栄史君) 財源のことでございますが、
総務課長の説明にもありましたように、
地方創生臨時交付金のほう、今回計上させていただいております。 ただこの
地方創生臨時交付金が、5千数百万円ということで、他の事業にも充当するということで今回は
一般財源化して上げさせていただいておりまして、3月の
最終補正で、充当をさせていただきたいと考えております。 実際にはこちらのほうに、この事業にも充当いたします。 以上です。
○議長(
原章倫君) 9番
仲西祐一君。
◆9番(
仲西祐一君) はい、ありがとうございます。先ほどちょっと丁寧にいろいろ説明していただいたんですが、私が聞きたかったのは、その件も説明していただいてそれもよく分かったんですけど、なぜ1万円を
町民全員に給付するというのを考えられたのか、他にも案があったんですか、ということが聞きたかったんですね。 例えばその
所得制限を設けるとか、そういったことです。要するに困っている世帯のためにお金を届けるというのが一番の目的だと思いますので、それをほかにも検討、金額及び補助の仕方を、ほかにも検討されたんでしょうかと、その中で一番町民全体に1万円の給付をするというのが一番効果があるという検討をされたのかどうかを伺いたい。というのが最初の質問です。ほかのことっていうのが、今言う、手法も考えたというのは、それはそれで結構なんですけど、でなくて今、私が今日最初に伺ったのは1万円を全員に配るというのは、ほかにも検討された上で、それがベストと考えられたのかということで、ほかの検討があったのかというのを質問しているんですね。 それが一番答えてほしかったこと。それと、先ほどの、
地方創生臨時交付金がまあいくらかということなんですが、金額が大体いくら割り当てる予定なんでしょうか。それが分かれば教えてください。
○議長(
原章倫君)
山崎町長。
◎町長(
山崎親男君)
仲西議員の質問にお答えをします。冒頭の説明でも記述しておるとおりであります。 様々に、家計にしわ寄せがあるというふうなことで、顕著に、特に家計をあずかる主婦、あるいは男性でも家計を見られる、通帳を見られる方は実感している。徐々に徐々に
ダメージが入っている。その電力、ガス、
食料品の高騰というところ、あるいは基準となりましたのは、
非課税世帯に5万円を国が給付するというふうなことでありました。 ただ、
ダメージを受けているのは子供さん、あるいは
高齢者、様々におられます。
非課税世帯以外にですね。そこの線引きというのは非常に難しい。段階的にその額を決めるのも非常に説明が困難であるということで、とりあえず今のところ、鏡野町でできる手立ての一つとして、これを1万円と決定をし、議会に提案しているところであります。 1万円の根拠と言うのは、先ほど言いましたように1世帯5万円の給付が、
非課税世帯にされるということでありまして、家族の多いところもありますし、様々にある中でやはり一人当たり、1万円というのは適当な額であろうということで、決定したわけであります。 そういうことで、この後どういう
社会情勢になるか分かりませんけれども、やはり鏡野町の町民で良かったなあ。そういう
町づくりに、これからも
皆さんと一緒に議論をし、町民の生活が少しでも楽になるように考えてまいりたいと、このように思っております。
○議長(
原章倫君) 9番
仲西祐一君。
◆9番(
仲西祐一君) はい、まあ、理解はします。確かにそうなんですけど、おっしゃることもよく分かります。ですが、私が思うに、所得がどこで線引きするのって本当難しいことだと確かに思います。しかし国としても、今回の場合、
給付金が
非課税世帯に対して5万円という話もありますので、ここから漏れた方、微妙に
非課税にならなかった方であったり、そういう方なんか逆に大変なんかなと思いますし、言い方ちょっと悪いですけど、年収がたくさんある方が、例えば5人家族だったとしても、あんまり有り難みを感じていただけない部分もあるのかなと思うので、そういった世帯に対して
困窮世帯の分は5万円で対応できる部分もあると思いますが、その世帯の次の世帯ぐらいにですね、もう少し手厚い方法というのも考えていただいても良かったのかな、というのもありますが、町民全体としては
皆さんいただけるということですね。それ大変ありがたいことだと思いますが、そういった部分も今後しっかりと検討していただけたらと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 以上です。
○議長(
原章倫君)
総合政策室長瀬島君。
◎
総合政策室長(
瀬島栄史君) 財源のことについて申し上げます。 この
臨時交付金のほう、歳入といたしまして5153万9,000円入ってまいります。その中で、今回この
交付金を充当することとするのが、
高齢者65歳以上の方と、18歳以下の若年層の子供さんに充当したいと考えております。 それからほかの事業といたしまして、
省エネ機器の
導入経費等にも当てたいと考えておりますので、大体の額は決まってから充当させていただこうと考えております。 以上です。
○議長(
原章倫君) ほかに質疑はありませんか。 5番藤田照子君。
◆5番(藤田照子君) 5番藤田照子です。
仲西議員と同じ質問をしたかったんですけれども、
山陽新聞に記事が出たことで、私にも問合せがありました。 その方は、きっと本当に困っている人を助けたいんだけど、この1万円全員だったら鼻先ニンジンみたいな感じで気持ち悪い感じ、ムカってするっていう感じで話をされていました。 本当に困難な人をなんとか手助けしたいという気持ちで、いろんなことをされていると思うんです。大学生のところでお米を配ったりとか、いろんな活動されてる方もいらっしゃいますが、そういう気持ちでじっとこう記事を見ていると、700万円経費が掛かる。その分をなんとか無いような感じで、利用できたりする支援の仕方はなかったのか。 それから、介護料と国保税の負担が、アンケート取っても負担感がすごく大きいんですけど、その部分でなんとか経費を掛けない方法はなかったか。 それから先ほど回答されてましたが、
水道料金っていうのはほとんどの世帯で必要であって、基本料まで使わない1人の
高齢者のお家もあったりしますので、基本料をなんとか工面すればみんな平等な感じで支援ができるのではないかっていうような、ほかの方法がもし考えられていたら、良かったかなという気持ちと、どの世帯も町長が言うように負担は感じて、びっくりするような本当にお店に行ったら、物価上昇感じますので、本当に大変だなって。私も大変なんだから大変な人はたくさんいるだろうと思うんです。なので、できるだけ本当に困っている人が助けられたらという思いは町民が持っていると思いますので、そういうことも考慮しながら次の手立ても考えていただきたいと思います。
○議長(
原章倫君) 5番藤田照子君、
仲西議員と同じ質疑になっていますので、答弁は同じという答えが返ってきますので、その辺は十分考慮してください。
◆5番(藤田照子君) はい、700万円の手数料のことで、お尋ねします。
○議長(
原章倫君)
山崎町長。
◎町長(
山崎親男君) 藤田議員の質問にお答えをいたします。700万円の件につきましては
担当課長が説明をさせていただきます。 ただ質問の中に鼻先ニンジンと、耳を疑ったんですけど、1万円というお金を鼻先ニンジンと捉えられたら、なかなか、1万円でも苦労されている方に対して失礼なことだと、思っておりますので、是非訂正を願いたいと思います。 それから国保税ですけど、以前、共産党議員が壇上で幾度となく質問をされました。それに対して私は、町民こぞって健康に暮らそう。みんなで下げていこう、ということを唱えて、議会の
皆さん方とともに、健康づくりに力を入れている。その成果として、すぐには成果は出ないかも分からない。けれども、10年、20年、過ぎていく中で、それぞれが健康を保持するということが、すなわち、町の歳出であります、そういういろいろな財源を抑えることができると、このように考えているところであります。 それから国の施策によりまして、過度に町民に負担をお願いするような、国民に負担をお願いをするような時に、その施策として、基金を貯めて、町民の負担を抑える緩衝材に、ということで今、額を制定しているわけであります。 議員の中にもその額を決定する時には、負担をお願いする、額を設定する時には、意見をいただいておるわけでありまして、そういうふうな場面、場面もご理解をいただきたいと、このように思います。 以上です。
○議長(
原章倫君)
総合政策室長瀬島君。
◎
総合政策室長(
瀬島栄史君) 700万円が経費として掛かるという御指摘でございますが、この700万円の積算につきましては、2年前の
定額給付金の時の金額で算出しております。 その時には、金額が大きかったということもありまして、郵送のほうも、配達記録を用いました。金券に変わるものでございますので、盗難等ありましても困りますので、配達記録を使いました。そちらのほうが結構かかったということ。それから、受付のほうが殺到いたしましたので、人的な措置ということで、派遣社員さんをお願いいたしまして、受付のほう、していただきました。 今回につきましては、一応700万円では計上させていただいておりますが、その辺り削れるものにつきましては削って、自前で行っていくということも考えられますが、最低限必要なものにつきましてはどうしても安全性でありますとか公平性、こういったものを担保する上では必要かと思っておりますので、これは決して無駄な予算計上とは思っておりませんので、よろしくお願いいたします。
○議長(
原章倫君) 5番藤田照子君。
◆5番(藤田照子君) ありがとうございます。よろしくお願いします。
○議長(
原章倫君) 先ほどの言葉に対して、ありますか。
◆5番(藤田照子君) 鼻先ニンジンですか。
○議長(
原章倫君) ありませんか。
◆5番(藤田照子君) 電話をいただいた方のお話なので、焼け石に水じゃ、とかいろいろあったんですけれども、そういうことを、聞いた言葉ですので、私の言葉ではないんですけども、そういう問合せをいただきましたという意味でお話したんですけど、それも駄目ですか。 (11番岸 泰廣君「議長、暫時休憩お願いします」と呼ぶ)
○議長(
原章倫君) ここで、暫時休憩といたします。 午前9時47分 暫時休憩 午前10時54分 再開
○議長(
原章倫君) 会議を再開いたします。 休憩前に引き続き、質疑を行いますが、質疑中、
議会運営委員会の開催がありました。その結果を、
議会運営委員長に御報告願うことといたします。
議会運営委員長岸 泰廣君。
◆11番(岸泰廣君)
議会運営委員会での報告をさせていただきます。 さきほど、藤田議員の質疑の中で、不適切発言が2か所ございました。
議会運営委員会の委員全員が、不適切発言と認めたのち、藤田議員に出席をいただいて本人に報告をしたところ、本人が不適切発言を取り消さないという報告を受けております。以上で報告を終わります。
○議長(
原章倫君) それでは引き続き質疑を行います。 5番藤田照子君。よろしいか。1回目だったので、2回目がまだありますが。 どうですか。よろしいですか。
◆5番(藤田照子君) もういいです。
○議長(
原章倫君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
原章倫君) 質疑なしと認めます。 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております、議第71号及び議第72号については、
鏡野町議会会議規則第39条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、議案2件については、委員会の付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。 これより、議案2件に対し、一括して討論を行います。なお、複数の議案に対して討論を行う場合は、それぞれの議案に対する賛否を明らかにしてから発言してください。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
原章倫君) 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 ここで、お諮りいたします。 議第71号と議第72号の議案、2件については、一括して採決したいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
原章倫君) 御異議なしと認めます。 よって、議案2件は、一括して採決することに決しました。 これより、議第71号と議第72号を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 議案2件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
原章倫君) 御異議なしと認めます。 よって、議第71号と議第72号の議案2件は、原案のとおり可決されました。
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○議長(
原章倫君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。
鏡野町議会の会期等に関する条例に基づき、次回の定例日は12月5日となっておりますので、明日10月15日から12月4日まで休会といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
原章倫君) 御異議なしと認めます。 よって明日10月15日から12月4日まで休会といたします。 これをもって令和4年
鏡野町議会10
月会議を散会いたします。 大変御苦労さまでございました。 午前10時58分 散会
鏡野町議会会議規則第127条の規定により下記に署名する。 令和 年 月 日
鏡野町議会 議 長
鏡野町議会 議 員
鏡野町議会 議 員...