鏡野町議会 > 2022-09-26 >
09月26日-04号

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  1. 鏡野町議会 2022-09-26
    09月26日-04号


    取得元: 鏡野町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-04
    令和 4年 9月会議           令和4年鏡野町議会9月会議会議録                                   第  4  日 目                                   令和4年9月26日                                   於   議   場1. 出席議員(14名)   1番  鈴 木 大 介              2番  岡 田 高 幸   3番  難 波 達 男              4番  山 本 秀 久   5番  藤 田 照 子              6番  花 房   尚   7番  飯 綱 洋 平              8番  牧 田 俊 一   9番  仲 西 祐 一             10番  片 田 八重美  11番  岸   泰 廣             13番  小 椋 晶 志  14番  長 石 幸 男             15番  原   章 倫2. 欠席議員(0名)3. 遅参・早退議員(0名)4. 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名(8名)   町長      山 崎 親 男         副町長     藤 田 昭 彦   教育長     武 本 吉 正         総合政策室長  瀬 島 栄 史   総務課長    大 塚 英 明         総合福祉課長  安 道 智 秋   会計管理者   安 道 葉 子         代表監査委員  赤 木 郁 夫5. 職務のため出席した者の職氏名(2名)   議会事務局長  金 平 憲 明         同 書記    柳 井 ひとみ6. 町長提出議案の題目   人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて7. 議員提出議案の題目   免税軽油制度の継続を求める意見書(案)8. 会議録署名議員   1番  鈴 木 大 介              2番  岡 田 高 幸              令和4年9月会議議事日程                              (第4日)令和4年9月26日日程第1 条例の一部改正について     (委員会付託案件 2件)     議第63号 鏡野町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について     議第64号 鏡野町放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第2 令和3年度一般会計特別会計事業会計決算の認定について     (委員会付託案件 4件)     議第65号 令和3年度鏡野町一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について     議第66号 令和3年度鏡野町国民健康保険病院事業会計決算の認定について     議第67号 令和3年度鏡野町水道事業会計決算の認定について     議第68号 令和3年度鏡野町下水道事業会計決算の認定について日程第3 令和4年度一般会計・各特別会計補正予算について     (委員会付託案件 2件)     議第69号 令和4年度鏡野町一般会計補正予算(第3号)     議第70号 令和4年度鏡野町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第4 諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて日程第5 請願・陳情について     (委員会付託案件 1件)     陳情第8号 免税軽油制度の継続を求める意見書提出陳情書追加日程第1 発議第6号 免税軽油制度の継続を求める意見書(案)              午前10時0分 開議 ○議長(原章倫君) 改めまして、皆さんおはようございます。 9月に入りまして、台風も通過し、そして14号におきましては大型ということで列島を縦断したわけでありますが、九州地方を中心に、そして先週におきましては台風15号が静岡県を中心に大きな被害を与え、甚大な被害が出ております。被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げるとともに、そして貴い命が亡くなったということでございまして、哀悼の意を表させていただきます。 ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 直ちに日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原章倫君) 日程第1、議第63号鏡野町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関しましては、9月7日の本会議におきまして総務常任委員会に付託し、審査を願っておりましたので、審査結果について委員長に報告を求めます。 総務常任委員長小椋晶志君。 ◆総務常任委員長小椋晶志君) 失礼いたします。改めまして、皆さんにおはようございます。 去る9月7日、鏡野町9月会議2日目において総務常任委員会に付託されました議第63号鏡野町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についての1議案につきまして、去る9月15日午前10時から委員7名出席の下に審査いたしましたので、審査結果を御報告申し上げます。 内容説明は、本会議で執行部から説明がありましたので省略させていただき、審査における委員からの質疑もなく、続く討論もなく、採決の結果、議第63号鏡野町職員の育児休業等に関する条例の一部改正については全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御審議の上、御決定いただきますよう申し上げまして、総務常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(原章倫君) これよりただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。 なお、会議の冒頭申し上げます。 以後の委員長報告に対する質疑については、議案の審査の経過と結果に対する質疑にとどめていただきたいと思います。 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) これをもって、質疑を終了いたします。 これより本案に対し、討論を行います。 討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 これより議第63号について採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。議第63号は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、議第63号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議第64号鏡野町放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関しましては、9月7日の本会議におきまして文教厚生常任委員会に付託し、審査を願っておりましたので、審査結果について委員長の報告を求めます。 文教厚生常任委員長飯綱洋平君。 ◆文教厚生常任委員長飯綱洋平君) おはようございます。では、失礼いたします。それでは、去る9月7日、鏡野町議会9月会議2日目において文教厚生常任委員会に付託されました案件の議第64号鏡野町放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正について、去る9月22日午後1時より委員7名出席の下、審査をいたしましたので、審査結果を御報告申し上げます。 議案についての詳細な説明は、本会議初日に執行部から説明がありましたので省略をさせていただきます。 委員より、民間委託後の運営について、指導員の給与は現状水準を維持できるのか、利用料は変更しないのかとの質疑があり、執行部より、給与は現状を維持、もしくは上がることもある。利用料に関しては変更しないとの答弁でした。 また、委員より、なぜ来年度から民間委託しなければならないのか、またいじめの問題が起きた場合、民間委託業者は対応できるのかとの質疑があり、執行部より、現在の放課後児童クラブに保護者はおおむね満足しているが、来年度から役場の体制が取れないため民間委託を検討している。指導員の資質向上や人員不足への対応が民間であれば効率よくできる。いじめについては、現状では役場まで報告が上がってくるのが遅いが、民間であれば早く対応できるとの答弁でした。 また、委員より、1年間でも準備室等をつくってしっかりと準備してから移行されたいが、そういったことはできないのか、なぜこのタイミングで民間委託への導入が議案に上程されたのかとの質疑に、執行部より、現状では準備室をつくることは無理である。以前から業者委託については検討していたが、民間業者が見つからなかった。やっと委託ができそうになったため、議会に報告した。議会を最優先としたため、保護者や指導員より報告が早くなったとの答弁でした。 また、委員より、放課後児童クラブの担当はずっと1人で行ってきたのかとの質疑に、執行部より、サポートはなく1人で担当しているとの答弁でした。 また、委員より、4月以降民間委託ができなかったら児童クラブはどうなるのか、また児童クラブ運営規則はあるのかとの質疑に、執行部より、現状と同様に運営していく。しかし、年度末に指導員が退職する場合もあり、指導員が集まらなければ待機児童が出る可能性もある。運営規則はあるとの答弁でした。 議案に対する主な質疑は以上でした。 ここで、委員より本議案に対する修正案が提出されました。修正案の内容は、議第64号の以下の内容を削るものです。 第2条の次に次の1条を加える。(管理運営)第2条の2、町長は児童クラブの目的を達成するため、適当と認める者にその管理運営を委託することができる。2、前項の規定により管理運営を受託した者は、第1条に規定する児童クラブの目的を達成するため、効率的かつ健全な運営に努めなければならない。 修正案を提出した理由について、委員より、民間委託ありきの話で計画が進められ、指導員や保護者の現場の声を聞いていないのではないか、指導員や保護者にも理解を求めてから進めてほしい。また、来年度からの民間委託は現場が混乱するのではないか不安であるとのことでした。 この修正案に対しての質疑では、委員より、修正案に対する執行部の意見を伺いたいとの質疑があり、執行部より、民間委託にする理由であるが、町の総合戦略の中にあるように子育て世代に選ばれるまちづくりを考えている。その中で、民間でできることは民間で行う。継続的な児童クラブの運営、よりよい環境を子どもに与えようというのが趣旨である。現場を無視しているとの意見もあったが、仕様書を見れば分かるとおり指導員を守る条項も含まれている。子どもの利益を失わないため、スピード感を持って行いたい。民間委託の外注ができないことになることによる利益損失を招かないようにしたいとの答弁でした。 続く討論では、委員より、原案に対する賛成討論として、運営を信頼できる業者に委託できると考える。県内では保護者会等による運営が95%であり、市町村が運営しているのは5%である。市営で行っている高梁市も民間への委託を検討している。2回の全員協議会の中で、執行部から、民間委託の狙いは指導員のスキル向上と人材確保、企業の持つ様々なプログラムによる充実した活動が期待できる。雇用に関しても、現在の指導員は引き続き雇用でき、本人の希望があれば正規職員への道も開ける。こういったことから賛成する。 他の委員より、原案に対する賛成討論として、文教厚生常任委員会を長期にわたり開催した理由は、保護者アンケートの結果を判断材料とするためであった。アンケート結果を見ると、今後も児童クラブを使いたいとの声が多く、民間委託への賛成も多数示されている。安心・安全な場所を確保し、行政による町民サービスを継続するため、民間だろうが続けていくことが重要である。現場の指導員の声を聞くと困っているのは指導員の人材不足であり、公営での継続が難しい場合は民間の力を借りて継続していくことが望ましいことから賛成する。 他の委員より、修正案に対する賛成討論として、第2条の項目の民間委託について反対の立場である。本議案全てには反対ではない。 また、他の委員より、原案に対する反対討論として、民間委託にはあまりにも不確定要素が多く、不安な面が多々ある。子どもに直接関わるため、至極慎重にならざるを得ない。そのため、現時点では賛成できないとありました。 本議案については、修正案に対する採決の結果、賛否同数になったので、委員長裁決により原案を修正議決すべきものと決定しました。 以上、よろしく御審議賜り、御決定をいただきますようお願いを申し上げまして、文教厚生常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(原章倫君) 以上で委員長の報告が終わりました。 これよりただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 11番岸 泰廣君。 ◆11番(岸泰廣君) 11番岸 泰廣です。私は、議第64号の委員長報告に対する質疑をいたします。 本来なら、9月16日に委員会にて議第64号を審議すべきところをなぜ9月22日に審議したのか、お伺いをいたします。 また、2回目のアンケートはどういう経緯でされたのでしょうかをお聞きします。 先ほど、修正案が提出され、委員会で可決されました内容は今お聞きしましたけど、討論の中で今のように修正案をかなり考えられた部分のとこに突っ込まれた賛成討論があったように思います。しかし、可決されたのがとても残念でございますので、後ほどこの件を聞こうと思うたんですけど、また後でお聞きします。 以上で質問の1回目を終わります。 ○議長(原章倫君) 文教厚生常任委員長飯綱洋平君。 自席で答弁を。 ◆文教厚生常任委員長飯綱洋平君) 岸議員の御質疑にお答えいたします。 2点でいいでしょうかね。22日になぜ審議をしたのか、また2回目のアンケートを取った経緯はどんなものかということで、お答えをいたします。 文教厚生常任委員会を9月16日及び22日の2日にわたって開催した理由ですが、放課後児童クラブに関する議案である議第64号の放課後児童クラブに関するものですけれども、審査をするに当たって15日に執行部のほうから民間委託に関する2回目の保護者アンケートを実施をし、その結果を報告したいとの申出がありました。その設問の中には、民間委託への賛成、反対を問う設問も含まれており、保護者の意向が数値化される資料となり、委員会においては審議判断に必要と考えました。このアンケートの回答期限が9月21日であることから、その集計結果が出る22日を待って放課後児童クラブに関する議案を審査することを16日の委員会で委員に諮りまして、決定をされたものであります。それが経緯になります。 あと、もう一点のほうですけれども、2回目のアンケートが取られた経緯ですけれども、第1回目の保護者アンケートが9月5日に配布をされました。アンケートとともに配布された鏡野町放課後児童クラブ運営民間委託についてという書面の中で、今後の児童クラブの運営を民間業者への委託により実施していくよう準備を進めていると書かれており、委託する理由等が明記をされております。ここで初めて民間委託について保護者に伝えられました。しかし、このアンケートの設問には保護者の民間委託に対しての賛否の意向を問う設問がありませんでした。そのため、保護者の意向が的確に分かる設問が加わった2回目のアンケートを行ったということが経緯になります。 以上になります。 ○議長(原章倫君) 11番岸 泰廣君。 ◆11番(岸泰廣君) 答弁をいただきました。 16日を22日に移行したというのは、2回目のアンケートの結果を待って審議されたということで理解をいたします。 次に行きます。 2回目のアンケートが実施され、9月21日に締切りを待って審議をされたということですが、その結果と内容を含めてどんな意見がありましたか、お尋ねいたします。1番、対象人数は何名でしょうか。2番、回答者の人数は何名でしょうか。3番、回答率は何%ですか。4番、民間委託に賛成者の方の人数は何名でしょうか。5番、民間委託の反対の方の人数は何名でしょうか。 朝、2回目のアンケートを頂いて人数は若干今分かったわけですけど、改めて委員長のほうから御報告をお願いいたします。 ○議長(原章倫君) 文教厚生常任委員長飯綱洋平君。 ◆文教厚生常任委員長飯綱洋平君) 岸議員の再質問にお答えします。 2回目のアンケートですけれども、アンケートの対象者は631名──これは児童、園児数で世帯数ではありません──に対して回答者が61名、回答率は9.6%です。民間委託への賛否の数なんですが、賛成が13名、反対が6名です。 以上でよろしいでしょうか。 ○議長(原章倫君) 11番岸 泰廣君。 ◆11番(岸泰廣君) 3回目の質問をいたします。最後ですので、どうかお願いします。 アンケートの結果から回答率が9.6%と低く、そのうち賛成者が13名、反対者が6名おられます。また、運営主体にこだわらない保護者が35名と最も多い人数であります。そうですけど、アンケートの結果を見れば、運営主体よりも運営内容にあると思います。アンケートの結果をどのように反映し、結論になったのか、お伺いいたします。 また、委員会では、この件に関してどのような意見があったか御報告をお願いしたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(原章倫君) 文教厚生常任委員長飯綱洋平君。
    文教厚生常任委員長飯綱洋平君) この件に関してどのように受け止めてということなんですが、先ほど委員長報告の中で話をさせていただいたのに限りますので、それ以上はございません。 もう一つ、何でしたっけ。すいません、もう一つの。              (11番岸 泰廣君「アンケート結果の意見」と呼ぶ) アンケート結果の意見。ただいま手持ちにありませんので、すいません、今お答えができません。申し訳ないです。 ○議長(原章倫君) 委員長、委員会ではどのような意見が出たかと、そのアンケートに対して。 ◆文教厚生常任委員長飯綱洋平君) アンケートの……。 ○議長(原章倫君) 結果に対して。 ◆文教厚生常任委員長飯綱洋平君) 結果ですよね。どちらにもこだわらないというものが多かったということと、あと9.6%という回答率が低かったことに対しての質疑がありました。それに対して、執行部のほうから、あまり運営主体にこだわってないんじゃないかというような議論はありました。 それぐらいですか。お答えになってませんか。 それくらいだと思います。 ○議長(原章倫君) ほかに質疑はありませんか。 9番仲西祐一君。 ◆9番(仲西祐一君) 9番仲西です。 先ほどの議論の分で放課後児童クラブの件で、私も質疑をさせていただきます。 先ほど岸議員のほうから、アンケートに対してということで質疑があったんですけども、そもそも私も一般質問をさせていただいた関係もありまして、アンケートを取ること自体を文教厚生常任委員会に相談といいますか、ちゃんとしたお話があった上でそういう話になったのか、それともそういうふうなことをするというのを後から聞いて、それでその報告が21日ですか、基本的にはそれまでに準備しておくべきものだと私は思いますが、それができていないということで慌てて集めたというようなことと私は認識しているんですけども、そういったことを委員会自体できちっとその内容について説明があったり、今これからアンケートを取りますというようなお話があったんでしょうか、なかったんでしょうか。そこを教えてください。 ○議長(原章倫君) 文教厚生常任委員長飯綱洋平君。 ◆文教厚生常任委員長飯綱洋平君) 2回目のアンケートについては、委員会のほうには特に内容については私たちは審議はしておりません。 以上です。 ○議長(原章倫君) 委員長、執行部のほうからそれをやりますよっていう連絡はあったんですか。 ◆文教厚生常任委員長飯綱洋平君) はい。私が委員長ですので、私にはありました。 ○議長(原章倫君) 9番仲西祐一君。 ◆9番(仲西祐一君) その連絡があったのが、覚えておられましたら、いつ頃その話があったのかというのをまたお聞かせください。 ○議長(原章倫君) 文教厚生常任委員長飯綱洋平君。 ◆文教厚生常任委員長飯綱洋平君) 9月のこのアンケートを取る前日ぐらいだと思います。15日だろうと思います。 ○議長(原章倫君) 9番仲西祐一君。 ◆9番(仲西祐一君) 多分、議会中に突然そういう話が、私が一般質問したことも関係してるのではないかと、これはあくまで推測でありますけども、そういうアンケートを取るべきだというお話はさせていただいたと思います。ただ、やはりそういった部分をきちっと説明と段取りができていないというふうに私も感じておりますが、委員長がそういう話を突然聞いて委員会のメンバーへの、本当は執行部がちゃんと説明するべきだと思いますが、委員長はどのように感じられたんでしょうか。もし答えれるようでしたら、答えていただきたいと思います。 ○議長(原章倫君) 文教厚生常任委員長飯綱洋平君。 ◆文教厚生常任委員長飯綱洋平君) それは、慎重に判断する材料が増えるということで、喜ばしいことだと思って取っていただきました。 ○議長(原章倫君) ほかに質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) これをもって、質疑を終了いたします。 これより議第64号に対し、討論を行います。 本案の委員長の報告は修正であります。 まず先に、執行部が提出した原案に賛成する議員の発言を許します。 11番岸 泰廣君。              (11番岸 泰廣君「自席でよろしいか」と呼ぶ) 自席でいいです。 ◆11番(岸泰廣君) 11番岸 泰廣です。 私は、議第64号鏡野町放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正原案に対する賛成の立場から賛成討論を行います。 執行部から提出された原案では、提出理由として、人材の確保、指導員の資質向上や活動内容などの充実を掲げておられます。放課後児童クラブの現状について、2回の開催された全員協議会で現場の声を聞いても、日常的に指導員不足であるようです。私も過去2名の指導員をお世話したことがあります。全ての児童クラブが継続することが一番重要だと思っております。 今回の委員会での答弁でも、指導員不足が解消しなければ待機児童が出るかもしれないとの課長の答弁もありました。最悪の場合、児童クラブの休止もあるかもしれません。そうならないうちに民間委託により事業の安定的な継続が必要だと私は思います。今ならどの事業者も鏡野町の条件をのんで契約してもらえるものと思います。先送りすればどうしても悪い条件になる契約になるかもしれません。時期を逃し一番不利益を被るのは、行政でもなく指導員でもなく利用する児童や、その保護者です。アンケートの結果では、賛成と運営主体にこだわらない合計が9割となっており、多くの保護者は安全に預かってもらえれば、運営主体は行政でなくてもいいと思ってると思います。待機児童を出さず継続した運営ができる。また、保護者の意見に背かないという理由から原案に賛成いたします。 また、ここで執行部にも一言申し上げたいと思います。 多くの自治体が児童クラブの運営を民間に任せています。鏡野町は全ての児童クラブを公設公営で運営してきました。この件についても、もう少し丁寧な説明と時間的な余裕があってもよかったのではないかと思います。官民連携は時代の流れです。今後このようなことがあれば、丁寧に説明をしていただきたいと思います。 以上で私の賛成討論を終わります。 ○議長(原章倫君) 次に、先ほどの委員長報告の修正案に賛成する議員の発言を許します。 4番山本秀久君。 ◆4番(山本秀久君) 山本秀久であります。 委員会のほうに賛成いたします。賛成討論でございます。 まずもって一番に、出るこの案が早急過ぎた。みんなの意見を聞いてない。児童、保護者の意見を一つも聞いてない。これは、議会をないがしろにしとる。急に言うて、急に賛成か反対かというのを議論する余地もないようなやり方をするのは、あまり、この議会をないがしろにしとるのが第一。それで、町長やこうにも言いたいんですけど、こういう案件が出るんであれば、もっと早くこういう状態ですということを言ってほしい。なぜそれを今まで言わずに、急にここに出たのかというのを本当は尋ねたい。なぜ今なのか。それだったら、1年前、2年前でもこういうことが起きるということは分かっとったはずです。それをやらなかったというのは執行部の責任だと思います。それを今急にできて、4月からは待機児童が出るというのは、それはおかしいじゃないですか。今から待機児童が出るという、ありきで民間委託するということ自体が間違いだと思います。だから、委員会で皆さんが発言されて修正案を出された。このとおりだと思います、私は。あまり長く言っても次の方が言えなくなったら困るので、僕はまだもう最初からこの案には、原案のほうには反対しとったんですけど、改めて反対のほうで、修正案の委員会のほうの賛成をいたします。 終わります。 ○議長(原章倫君) 次に、原案に賛成の議員の討論を許します。 原案賛成です。 1番鈴木大介君。 ◆1番(鈴木大介君) 1番鈴木大介でございます。 私は、原案に対して賛成の立場で討論をさせていただきます。 まず、今回保護者に対して執行部で行ったアンケートですが、2回目のアンケートで保護者の方に賛否を伺っております。アンケート結果は賛成13名、こだわらない35名、反対6名、回答率9.6%と低いですが、これは明確に反対ではなく、運営は公営でも民営でもどちらでもよいと思われたことでアンケート回答をされなかったのではないかと判断できると思います。なぜなら、反対を表明する保護者の方々はアンケートに積極的に反対と回答されると皆様は思いませんか。つまり、運営主体がどちらであろうと今までどおり子どもを通わせることができること、適切に運営されていれば問題はないという心の表れだと私は思いました。 次に、現在の指導員の問題についてですが、委員会で配付された仕様書案では、雇用に関し、現在勤務する指導員に対しては本人の希望により優先して採用してもらう、また報酬単価についても同等以上とするということがうたわれております。また、現在指導員の皆さんの不安の声が上がっていますが、今後可決後に町からしっかりと説明をしていただきたいと思います。そのことによって仕様書にさらに指導員の皆様の声を盛り込んでいただき、適切に解決を図っていただきたいと思います。 次に、管理体制について、今回業務委託ということは指定管理ではない。つまり業務委託ということから、民間業者放課後児童クラブを適切に運営されているか町は客観的にチェックを行うことができる。これまで以上に適切な運営が民営でも行われると思います。また、町の管理体制が行き届いているかどうかについては、しっかりと議会でもチェックをし、確認をすることができると思っております。 次に、指導員の確保について、現状では公平性の観点からハローワーク、広報のみでしか募集ができないということでございます。募集期間についても相当期間取らなければならないそうで、常任委員会では執行部、担当課長より、現状の町による運営では人員不足になった場合は待機児童の発生、最悪施設の一部閉鎖もあり得るといった答弁がございました。民間に業務委託することにより、ハローワーク、広報以外にもいろいろな媒体での求人募集ができ、また業者との契約上、本部から人員補給を行ってでも人員を確保しなければならない。そういったことで、待機児童、施設の一部閉鎖を免れることができると思います。 最後に、今回の執行部の上程に対して、大変段取りが悪く混乱を招く結果になっております。そのことに関しましては、今後しっかりとした手順、方法を再考していただき、このような事態となることはないようにしていただきたいとともに、本案可決となった際には早急に保護者、指導員の方に対する説明、また今後事業選定までに議会に対しても再々にわたる説明をお願いをいたします。 放課後児童クラブは児童、保護者の方々のための施設でございます。待機児童の発生、施設の一時閉鎖等は利用者の方々は望んでおられません。運営主体について公営だろうが、民営だろうが、望まれるのは現状どおり放課後の居場所を確保してほしいというのが利用者の方々の思いではないでしょうか。今回の条例修正について時期尚早といったことも思われている議員の方々もいらっしゃると思います。しかしながら、今回の時点で議論をして否決をした際には、来年度以降待機児童が発生してしまうおそれもあります。では、いつ議論をすべきでしょうか。待機児童が発生してから再度この議論をするんでしょうか。施設が一時閉鎖になってからこの議論をするんでしょうか。そうなってからでは非常に遅い。今ここで私は原案に対して賛成の立場です。 この議案の可決は第一歩であり、業者選定までに今後もしっかりと執行部、議会との議論を進めていく、その上で来年4月から民営化、これもあると思います。最も私たち議員が考えないといけないのは、利用者に最も望まれる、これまでどおりに安心して通える放課後児童クラブが維持ができる、待機児童、一時閉鎖がない、この原案について賛成の立場で討論をさせていただきました。 以上です。 ○議長(原章倫君) 次に、委員長報告の修正案に賛成の議員の討論を求めます。 10番片田八重美君。 ◆10番(片田八重美君) 10番片田です。 修正案賛成の立場から理由を述べさせていただきます。 移行期間としては、あまりにも短か過ぎます。令和4年度からのスタートではなく、1年ぐらいかけて慎重にもっと丁寧に進めてほしいと思います。いま一度立ち止まり、保護者の声、指導員の声にどうぞ耳を傾けていただきたい、そう思います。 駆け足で現場に出向き、説明をされ、アンケートも取り直しをされました。そこに費やすエネルギーとその努力、子育て支援課として大変苦労されたこととは察します。しかし、なぜそんなに急ぐのか。随分強引過ぎます。何が何でも児童クラブ民営化にしなければならない使命感ばかりが先行し、大切なことが置き去りにされているようでなりません。強引に説得し納得させる、この一心だけでは不信感ばかりが募ります。現場も保護者も混乱をしております。混乱させるばかりです。これで子育てに、暮らしに優しい鏡野町と言えるのでしょうか。 先ほどからアンケートのことも出ておりますが、再度1回目のアンケートは回収率60%、196人に対して回収117人でした。2回目のアンケートは取り直しとして、対象者児童、園児631名に対して回答者は61名、回答率たったの9.6%でした。アンケートの取り直しと短時間での回収、これは無理があります。これで全てを議員私たちが判断する、これはあまりにも乱暴過ぎます。この強引な進め方に多くの保護者や指導員が疑問や不安を抱いていること、どれくらい執行部の方は知っておられますか。 今年から新しく子育て支援課ができました。子育て支援課の指針は何なのかしっかりと示され、新たな体制づくりを私は望みます。もっと時間をかけて、保護者と指導者と一緒によりよい方向が見いだせるのではないかと思います。出していただきたいと思います。今の強引なやり方では、町民は納得していません。ぜひ一度立ち止まることを願います。 このことを理由に、私は修正案に賛成をいたします。 以上です。 ○議長(原章倫君) 次に、原案に賛成の議員の討論を求めます。 8番牧田俊一君。 ◆8番(牧田俊一君) 8番牧田俊一です。 私は、議第64号鏡野町放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正について、賛成の立場から討論をいたします。 今回の議案は、議会2日目に文教厚生常任委員会に付託となり、委員長から、より慎重な審議を行うとの意向により、町内の児童クラブを視察いたしました。また、児童クラブの利用者の声を確認するために、2回にわたりアンケートによる意見集約を子育て支援課が実施いたしました。また、2回目のアンケート結果を重視するということで、委員会の意向により通常の委員会の審査期間を延長してアンケート結果を確認しましたが、各議員が言われたように民間委託への賛成意見が反対意見の2倍となっております。また、我々委員は視察先の指導員からの困り事の声として、現在も指導員の確保が困難、経営がなかなか難しいという声も聞いております。 このことより、現場の指導員の声、また2回目のアンケート結果からも、今後民間委託を選択肢の一つとして、子どもの安全・安心の居場所づくりのために、町民への行政サービスを継続していかなければなりません。 また、現在では全国の自治体をはじめ、我が鏡野町でも多種多様な分野において官民連携を強化した町民のためのサービスの視点の下、様々な行政サービスを行っております。例えば、指定管理制度、建物の設計監理、福祉サービスの提供、除雪作業、町道の維持管理、学校の給食運営など、全ての事業において職員自らが公設公営で行うことは理想ではありますが、定員数も条例により決まりがあり、職員全てが自らの事業を行うことには限界があり、より一層の官民連携の強化が今後も必要となります。 その中で、教育分野において、最たる安全・安心が求められる官民連携事業の成功例が鏡野町としてはスクールバス運営が成功となっております。国から運送業務の許可を得て、また日夜運転業務に携わる方は大型免許を有し、安全・安心の運転業務経験を積み重ね、各家庭から学校、学校から各家庭へと今日まで事故やけがなく、また定刻時まで安全に子どもたちの送迎に携わっていただいております。このように専門のプロの方、その分野に特化した事業の方に委託するという選択肢は、今後の子どもたちの安全・安心の居場所づくりの行政サービスの継続となります。 最後に、今回の議案の最たる本質は、安心・安全にて子どもの居場所づくりの提供であります。執行部からも今後の懸念材料として示された指導員の成り手不足による児童待機の対策を最優先に考え、今後の条例一部改正には安全・安心の子どもの居場所づくりのための行政サービス継続とさらなる子育て支援充実の事業の拡大のために、今回議第64号の一部条例改正については賛成の立場から討論をいたします。 ○議長(原章倫君) 次に、修正案に賛成する議員の討論を許します。 5番藤田照子君。 ◆5番(藤田照子君) 5番藤田照子です。 修正案に賛成の立場で討論します。 今回の民間委託の提案は、現場の願いから出発したものではなく、行政の都合で、また民間業者の売り込みを担当課が信用しての突然の提案でした。現場や専門家の意見を取り上げ、慎重に検討することでよりよい選択ができると信じて修正案に賛成します。 生身の人間相手の仕事はパソコンや文書相手のデスクワークとは違って、双方の信頼関係があって成り立つものです。今回の保護者アンケートは不十分な取り方でしたが、多くの皆さんが現状に満足し、指導員をそのままでと希望されていました。保護者から出されていた課題は、利用者の声に耳を傾け話し合うことで改善できることでした。民間業者によって解決できるものではなく、地域に根差した取組を大切にしている鏡野町の学童保育ならできると、長年ケアの仕事に携わってきた私は実感しています。 今回現場の声を聞き、改めて指導員の仕事の大変さとともに、町の子どもたちのためにと町職員として誇りを持って取り組まれていることを知りました。また、地域の人形劇や語りの会などボランティア団体との協働、また指導員の協力体制でもクラブ間で連携し、実践にも学び合い、自主的に高め合う努力をされていました。現場を見てほしい、直接私たちの声を聞いてほしいという切実な声に応える時間が必要です。 新設された子育て支援課の本来の役割を見直す機会でもあります。一部の職員の過重負担に甘えることなく、みんなが生きがいを持って働けるよう対策を講じるべきです。仕事が人を育てる、あなたならできる、ピンチはチャンスと意欲を持って人と関わるよう全職員を育ててください。子育て支援の人材確保は、一緒に働きましょうという口コミの誘いが一番確かではないでしょうか。指導員や保護者、町民の力をもっと信じて、託してみてもよいのではないでしょうか。さらに町内には、子ども、子育てに関わる組織があります。子ども・子育て審議会や民生児童委員などの協力を得て、子育てしやすい町、鏡野の名に恥じない取組を求めます。 信頼できる業者かどうかも、パンフレットや売り込みの言葉ではなく、せめて実践の場を見てプレゼンを公開し、多数の目で判断すべきです。岡山市でも、パブリックコメントを取り、3年かけて移行しています。この修正案が通ることで現場と執行部にできた大きな溝が埋まり、新年度の準備がスムーズに行われること、また町民の皆さんが公設公営の鏡野町の放課後児童クラブに関心を持って一緒に考えてくださることを期待して、修正案に賛成いたします。 終わります。 ○議長(原章倫君) 次に、原案に賛成の議員の発言を許します。 14番長石幸男君。 ◆14番(長石幸男君) 14番長石です。 私は、原案賛成の立場から討論いたします。 ただいま議題となっています放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部を改正し、現在町が設置及び運営を実施している運営に関して、信頼できる民間業者等に業務の委託ができることを明記するものです。 8月に2回の全員協議会で、執行部から詳しく来年度からは運営業務の委託を行う方向でという提案があり、その狙いは人材確保が非常に厳しい状況であること、指導員の研修機会の充実、企業の持つ多彩なプログラムの導入により、子どもたちがより充実した活動ができることが期待できると説明がありました。仕様書では、雇用に関しては、現在の指導員等は希望すれば引き続き現在と同様の給料で雇用することも条件とされています。また、保護者への2回目のアンケートでは、現在と同様に利用できるのであれば、運営の形態はどちらでもよいという意見が多く出ていると調査結果も出ております。 主役は子どもたちであり、子どもたちにとってよりよくなるのであるならば、民間の力を導入することも選択肢として必要であると思いますので、原案に賛成いたします。 以上です。 ○議長(原章倫君) 次に、委員長報告の修正案に賛成する議員の発言を許します。 9番仲西祐一君。 ◆9番(仲西祐一君) 9番仲西祐一です。 私も、修正案のほうに賛成の立場から討論させていただきます。 そもそもこれだけ議会が両方でいろんな意見が出る、なぜこういったことになったのか。それは、そもそも執行部としての提案の内容というものが準備不足というのが、もう明らかに出ております。なぜ、保護者のアンケートをぎりぎり、議会中に取るのか。そんなことではなく、もっと早い段階から準備して、きちっと町民の方々、利用者、そして議会、そういった部分に説明できる資料をそろえず、こういったことをやること自体が議会軽視。しかも、議論をする場です、ここは。じゃあ、そこに対してしっかりとした資料を提出して、こういう状態なんだと、こういうことで困ってるからどうしたらいいのかというような相談でもするべきではないでしょうか。それもせず、委託することしか話に出さず、それよりももっと前にやるべきことがたくさんあったはずです。 人員不足、人員不足だと言いますが、本年度12名余分に採用されていますよね。もう採用はしているんですよ。そういったことの説明もない。どうして、どういう人員不足なのか、一般質問で私もいろいろ聞きましたけども、そういったことに対したしっかりとした答えが準備できていない状態で、しかも委託しかないというような考え方、それはやはりあなた方執行部が、きちっとした我々議会に説明ができていないことがこういったことになっている原因ではないでしょうか。まず、そこをしっかりと検討した上で自分たちの準備不足な部分を反省していただきたいと思います。 そして、逆に原案に賛成派の議員の方からもそういった言葉がありました。私が議会に入らせていただいて、今までそういったことは何度もありました。もっとなぜ早い議論、早い相談、そういった資料提出がなぜできないのか、何回も私はそういったことを言ったことがあります。この議員になって5年の間に何度もありました。だから私は何度も言っているんです。 しかも、アンケートも10%で賛成が何ぼ、反対が何ぼと言われておりましたが、アンケート自体も最初からきちっとした説明をして、利用者の方にこんなに行政がもう困っているんですというような話もしてきちっとした状態でアンケートを取れば10%というような回答率はないと思いますし、それをちゃんと利用者の方にも説明をしていない、執行部のそういった部分の準備不足だと思います。だからこそ、真剣にやるんだからこそ、きちっとした説明をしてきちっとしたアンケートを取るべき。それをせずにおって、議会中にじゃあアンケートを出しました。すぐ答えてください。それは答えれんですよ。だから、それがやっぱり説明不足なんじゃないんですかというのを私は言っているんです。 そもそも委託に反対はしておりません。ほかの議員さんも多分そうだと思います、ほとんどの方が。なぜならと言ったら、きちっと議論をして、それが必要だとあれば皆さん賛成されるはずです。でも、その説明をできていないから、きちっとした議論をしてくださいということを私たちは言っているんです。それができてもいないのに、しかも先ほどある議員からも何人か言われました待機児童が出る、児童クラブが休止になる、そんなことを私は議会の場で、質問の中でそういった執行部が説明したのは聞いておりません。子どもたちを守るために、第一に考えるんであれば、ましてやこんなことを平気で、誰が言ったのか分かりませんよ。もし委託ができなかったとしても、ここは絶対守らないけんとこでしょう。でも、それを私たち議員にそういったことを伝えて、人質でも取るかのような、いや、こうなりますよと、そういうことを平気で言う。まあ、それは言ったかどうか分かりませんよ。でも、そういう話が言葉に出るということは、実際そういった言葉がどっかで出ているということではないでしょうか。本当に責任を持ってやっているんであればこんなことは絶対しないと、私たちもそんなことは絶対させません。そんないいかげんな運営管理をしているんでしょうか。そんなことを、もし我々がきちっとした議論ができないとそれは、きちっとした内容を議論して今後からどうやってやるか、そういったことをちゃんと議論をすることが必要だと思います。 そういったことを責任を持って自分たちがやってること、その上でここで議論をする場でもあると思いますし、そういったことを口にするようなことを私は絶対に許しませんし、それに対してきちっとできるような運営管理を精いっぱいやればいいじゃないですか。そういったことをまず議論してから、本当のこういったことを、委託のこともしっかりと検討をして、本当に必要であれば皆さん賛成されるはずです。ただただ説明と、そういった準備が全くできていない。議会を優先したと言いますが、議会を優先するのではなくしてないじゃないですか。議会軽視ですよ、本当に。議会軽視ということは町民の方々も軽視しているということにつながるんですよ、ひいては。だから、きちっとした説明を、私たちは町民の方々の代表として話を聞いているわけですから、そういったしっかりとした説明をあなた方がしっかりやって、それで私たちが納得できるような議論をするべきだと思います。 ですから、簡単にとは言いませんが、いろいろ皆さん苦労されてますが、議員さんもそう、本当に悩まれていると思います。でも、しっかりとした議論を再度やって、本当に私たちの大切な鏡野町の子どもたちのために何ができるのか、最善を私たちは議論するべきだと思いますので、1回踏みとどまってしっかりした議論をして、必要であれば委託をする。それもすればいいと思います。その前にしっかりとした議論をするべきだと、私は何度も言いますが、思っているので修正案に賛成をいたします。 以上です。 ○議長(原章倫君) ここで11時10分まで休憩といたします。              午前10時59分 休憩              午前11時10分 再開 ○議長(原章倫君) 会議を再開いたします。 休憩前に引き続き議第64号に対しての討論を行います。 次に、原案に賛成する議員の発言を許します。 2番岡田高幸君。 ◆2番(岡田高幸君) 2番岡田高幸です。 私も、この議第64号に関しては、賛成の立場で討論させていただきます。 原案のままでよろしいかと思います。思いのたけは今まで賛成討論をされた方々と全く同じでありますので、そのことだけを申し上げようと思います。ただ、修正案賛成の議員の方からも何件か話がありましたように、今回のことに関しては執行部の方々の不手際は否めないと。よくよく熟考されて結論を出されたんだろうと思いますけども、やっぱり前もっての相談なりは欲しかったなあというふうに思います。 業者の選定に対してもしっかりと考えられて詰められるんだろうと思いますけども、もし、もしもの話とかたらればの話はあまりしたくないんですけど、失敗したときに、ほかの自治体でも1年で業者撤退というような話があったように聞いております。そのときにはどなたがどのような責任を取られるのか、これはしっかりと今から覚悟をしておいていただきたいなと。特に一番前列に並んでいらっしゃる5名の方はお偉いさんだと思いますので、その方々はしっかりと首を洗っておいていただきたいというふうに思います。 以上で賛成討論とさせていただきます。 ○議長(原章倫君) 次に、委員長報告の修正案に賛成の議員の発言を許します。 7番飯綱洋平君。 ◆7番(飯綱洋平君) 7番飯綱洋平です。 私は、鏡野町らしい地域性の特色のある放課後児童クラブが来年度からも存続してほしいという願いを込めて、修正案に賛成の立場で討論を行います。 放課後児童クラブ設置の意義は、健全でよりよい子どもの居場所や環境をつくること、そしてその居場所が持続的に存続していくことが本来の目的です。来年度から民間委託をするのは、持続可能な放課後児童クラブの体制を築く手段の一つです。執行部からの説明では、終始民間委託をすることが目的化されており、手段が目的に変わっていることに違和感を感じております。よりよい子どもの環境を持続的につくるという目的を達成する手段の一つに民間委託はありますが、選択肢はもっと多くあるのではないでしょうか。町直営を存続させることも一つの手段です。 ほかにも、多数議論すれば意見が出てくると思います。まずは、利用している児童の保護者や現場指導員からの声に耳を傾け、意見を聞くことが課題解決の第一歩ではないでしょうか。しかし、現状では現場からの意見を吸い上げることは積極的に行われておりません。最も重要な現場の意見の集約ができておりません。関係者が協働して積極的に関わり、自分事として関わるべき課題を行政の効率化の観点から計画が進められている現状は、客観的に見て放課後児童クラブの在り方を検討する上で正しい結論を導き出せるのか、私には確信が持てません。 文教厚生常任委員会でも意見が分かれましたが、大多数の人々が納得し、成功がイメージできる計画になるまで、関係者間でもっと議論を重ねたほうがよいと思います。結論を出すまでにはまだ時間が必要ではないでしょうか。大きな転換である民間委託の判断を誤れば、その悪影響は来年度以降、数年にわたり長く響きます。深刻で大きな混乱を来す懸念もあります。万が一、そのようなことが起こった場合、誰が責任を負うのでしょうか。 私が持つ限られた情報や判断材料では、大手企業への民間委託に賛同することが本当に町の子どものためになるのか、私には現時点では確信が持てませんでした。確信が持てない案に賛成することはできません。本案件では、民間委託を来年度当初から行うことを正確に判断するだけの情報量が限定されています。行政からの意向や説明だけでなく、関係者を踏まえた俯瞰的かつ十分議論、検証された上での説明や公正な意見が提示されない限り判断ができません。 民間委託にするとしても、まだ準備期間が必要だと思います。鏡野町の児童クラブの運営の現状と照らし合わせると、大手の企業が参入してうまくいくという説明の妥当性に疑問を持ちました。地域と連携した子どもの育成を各児童クラブが工夫を重ねて取り組まれていますが、その姿勢は一括管理とは対極にあり、鏡野町の放課後児童クラブの在り方とは親和性に欠けるように思います。設立からこれまで各児童クラブが取り組んできたきめ細やかな指導や地域性を取り入れた特色のある取組が民間委託になった後も担保されるのか、私には確信が持てません。 課題は現在も多々あると聞いていますが、これは行政と指導員と当事者が協働して向き合わないと解決できません。民間委託になれば即座に解決できるわけではないと思います。他の自治体での成功事例が鏡野町でうまくいくとは限らないのです。大きな転換をする場合は、小さな成功体験を積み上げて徐々に拡大していくことが大切です。新しい方式を導入する際は特に慎重に行うことが重要ではないでしょうか。ましてや、子どもが関わることなので、町の行政改革や効率化とは別建てで検討が必要です。 鏡野町は、子育て環境が優れているというブランドが確立されつつあります。その評判の理由の一つに直営で運営してきた児童クラブも含まれるのではないでしょうか。民間委託全てが悪いわけではありませんが、大手企業に委託する民間委託が最適解かどうか、鏡野町の子育て整備環境や行政の子育て支援体制も含めて性急に進めるのではなく、一度立ち止まって本質的に考えていただく機会にしていただきたいのです。 早急に関係者間で率直な意見交換ができる場を持たれることを望みまして、私の修正案に対する賛成討論を終わります。 ○議長(原章倫君) 次に、原案に賛成の議員の発言を許します。 ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 原案賛成討論をなしと認めます。 次に、委員会報告の修正案に賛成する議員の発言を許します。 3番難波達男君。 ◆3番(難波達男君) どうも、3番難波達男です。 私は、放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正する条例に対する修正案に対して、賛成の立場で討論を述べさせていただきます。 ほかのこの修正案に賛成される立場の議員さんが、それぞれ私の言いたいことも全ておっしゃっていただいたのですが、私がこれを不審に思ったのが一連の流れの中でまず全員協議会が8月17日に開催されました。その時点で、本来であれば指導員の声とか保護者に対してのアンケートなどの結果などが示されるべきだったのではないかと思っております。それも全員協議会が済んでからばたばたとアンケートを取ったり指導員の意見を聞いたという大変お粗末な形に見えてまいりました。 私自体も、民間運営について反対しているわけではございません。ただ、やはり指導員たちの声とか、保護者の声をもう少し時間をかけて話を聞いていただいて、それを我々に示していただけたらという思いが大変強うございます。 今年になって、子育て支援課というものが創設されました。機動性を発揮するために創設したというふうに聞いております。せっかくできた子育て支援課、今までない状態でこの放課後児童クラブを運営できておったのに、子育て支援課そのものができて1年もたたないうちに民間にっていう話はいささかどうかなという気持ちもあります。 ぜひ指導員たちの声を聞いていただいて、来年でなくても次回に向けて提案していただけるんであれば、皆さんの意見を知らせていただいて議論をしていただきながら進めていっていただきたいという気持ちがあります。 そこで、私はこのたびの修正案に対して賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(原章倫君) 修正案賛成の発言を許しますが、6番花房 尚君。 ◆6番(花房尚君) 私も、修正案に賛成の立場で発言をします。 放課後児童クラブ民間委託にする件につき、あまりにも不確定要素が多く不安な面が多々あることから、直接子どもたちに関わることであるならば、至極至極慎重な検討が必要と考えます。現時点で民間委託に賛成することはできないと考え、原案に反対し修正案に賛成いたします。 以上。 ○議長(原章倫君) ほかに修正案賛成の議員の発言を許します。 ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 修正案賛成討論なしと認めます。 ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) これをもって、討論を終結いたします。 これから議第64号鏡野町放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は修正です。 まず、委員会の修正案について、起立により採決いたします。 委員会の修正案に賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(原章倫君) 着席してください。 起立多数です。よって、委員会の修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決いたします。 修正議決した部分を除く部分については原案のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原章倫君) 次に、日程第2、議第65号令和3年度鏡野町一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についての件から、議第68号令和3年度鏡野町下水道事業会計決算の認定についてまでの件、4件の委員会付託案件を一括議題といたします。 議案4件に関しましては、9月7日の本会議におきましてそれぞれ所管の常任委員会に付託し、審査を願っておりましたので、審査結果について委員長の報告を求めます。 まず、議第65号について、総務常任委員長小椋晶志君。 ◆総務常任委員長小椋晶志君) 失礼します。去る9月7日、鏡野町9月会議2日目において総務常任委員会に付託されました議第65号令和3年度鏡野町一般会計歳入歳出決算歳入全般及び歳出決算のうち、総務常任委員会が所管する費目、令和3年度鏡野町津山・富線共同バス運行事業特別会計歳入歳出決算につきまして、去る9月15日午前10時から委員7名出席の下に審査いたしましたので、その審査結果を御報告申し上げます。 内容説明は、会議初日に執行部から説明がありましたので省略させていただき、審査における委員からの質疑及び執行部からの答弁の主なものを申し上げます。 まず、議第65号令和3年度鏡野町一般会計歳入歳出決算歳入全般及び歳出の決算のうち、総務常任委員会が所管する費目につきまして、委員から、お試し住宅使用料3万3,000円ですが、稼働率、またはアンケート等を移住希望者に対し取っているのか、また広報をどのような形で行っているのかとの質疑に、執行部から、お試し住宅の利用状況ですが、令和3年度は7組で11名でした。また、紙ベースでのアンケートは実施していませんが、カガミノミライの事務所においてどのような状況で来られたのか等を伺っております。まず、広報においてはカガミノミライの窓口での情報発信をしていますが、今後については長期お試し住宅も整備していますのでしっかり広報をしていきたいと考えておりますとの答弁でした。 次に、委員から、地域おこし協力隊事業費の内訳の質疑がありましたが、隊員の出入りが最近多いと思います。継続できるためにどういったケアをしているのか、または出入りに対して研究等すべきと思いますが、その費用とかが含まれているかとの質疑に、執行部から、今まで協力隊のほうが途中退任ということで令和3年度においてはそれに対するケアが必要であり、事前に鏡野町に来ていただき、1日あるいは2日研修を開き、事業所とのマッチングもきちんとして個々に説明等を何度も行い採用させていただいておりますが、なかなか面接、事前の審査ではその人の人間性を把握するのが大変難しいところでございます。今後このようなことがないように検討しているところですが、研修費用につきましては協力隊のOBの方々がされているOENという事業所がありまして、こちらに研修会を開いていただき、研修費用もそちらに充てさせていただいておりますとの答弁でした。 次に、委員から、人と地域をつなぐ鏡野町案内人事業698万円、田舎暮らし体験事業118万3,000円、2件の内訳を教えていただきたいとの質疑に、執行部から、案内人事業の実績の内容ですが、契約内容は町の魅力情報発信、定住・移住相談業務、空き家利用、活用促進に関する情報発信、あるいは空き家登録の推進、また空き家下見会への立会い、お試し住宅の管理。次に、田舎暮らし体験事業の内訳ですが、移住体験事業に関わる委託料は23万3,000円、そして婚活イベントに関わる委託料が、これはカガミノミライといーなプロジェクトの2者に43万円と39万9,000円となっておりますとの答弁でした。 次に、委員から、ウランのふる里研究所構想推進事業について、この事業自体は実際なかなか思うようになっていないと考えますが、今後どういう形に持っていくのかとの質疑に、執行部から、本事業につきましては議会等で何回か話をさせていただいておりますが、現在では鏡野町の病院建設の委員など、岡山大学の先生方には御尽力をしていただいております。また、最終的な研究施設とか岡山大学も諦めたわけではないとお伺いしております。今後、3者協定は引き続き行っておりますので、3者の協議をしながら人材育成とか中性子医療に関する研究等、引き続き協議を続けていきたいと考えております。また、今後新たな話がありましたら、随時議会にもお伝えしながら一緒に進め方を協議したいと考えておりますのでとの答弁でした。 次に、委員から、事務事業マネジメントシートの目的、意味、活動内容が分からないし、疑問が多くあり、実情に合わない目標設定は要らないと考えます。今後改善するのかとの質疑に、執行部から、予算決算を見る場合、この事業番号の全部の事業が出てくるというのが今の現状です。予算が幾らで決算が幾らかは各担当職員が自分の仕事の内容を自覚し、個人の能力を上げていくためには必要であるが、単年度等の事業につきましては評価方法の大幅な見直しを考えていきたいと思いますとの答弁でした。 次に、委員から、鏡野町有線テレビ工事負担金、設備利用負担金の内容、広報施設管理費、施設経常管理費、鏡野町地域情報通信施設運営事業費の支払い先、またテレビ利用料・インターネットサービス利用料はどこに入っているのかとの質疑に、執行部から、工事負担金の内訳ですが、伝送路移転工事負担金150万円、プラン変更負担金159万円、新規加入負担金487万円、その他断線等使用者の不手際により工事負担金287万円、それから鏡野町有線テレビ施設経常管理費の支払い先についてはインターネットIP接続サービス利用料、伝送路の倒木撤去、枝がかり伐採負担金、データ放送システム更新利用等であり、支払いはNTTデータ、日本コムシス等です。続いて、鏡野町地域情報通信施設運営事業費、有線テレビサービス、インターネットサービスともに支払い先は鏡野光サービス株式会社ですとの答弁でした。 次に、地域活性化支援事業として未来・希望基金の成果指標にある評価の基準ですが、鏡野町に住み続けたいと思う町民の割合は評価の基準に向いていないと思います。続いて、鏡野町未来・希望基金事業費について、地域で例えば道が凍るからにがりが欲しいとか、またまいておきたい等個々の希望のときに皆さんの声が届かないなどがあり、未来・希望基金を使ってくださいと言われますが、地域に任せるのではなく、行政から地域でこんなことができますよと発信してほしいとの質疑に、執行部から、鏡野町に住み続けたいと思う町民の割合の指数ですが、これは総合政策室で毎年行っております1,000人を対象としたアンケートから選出しているもので、この数字の根拠です。続いて、にがりですが、仮に地域が雪で凍るのでにがりが必要であれば、町道の部分なら建設課に準備しています。また、地域の皆さんの声が届きにくいとの表現ですが、地域づくり協議会は地域の皆さんの声を集約し、それが区長に届いて各区長が集まり、地域づくり協議会の会長さんと話をしながら自分の地域の問題をその場に出してきますので、声が届きにくい地域はないと感じています。そして、地域活性化支援事業ということで、地域づくり協議会につきましてはNPO法人みんなの集落研究所に委託しておりますので、地域づくり協議会の伴走支援をしておりますので、各地区の問題提起など、どのように進めていくことによって、早期に解決していくよう支援しておりますとの答弁でした。 主な質疑は以上で、続く討論もなく、採決の結果、議第65号令和3年度鏡野町一般会計歳入歳出決算のうち、総務常任委員会が所管する費目、また令和3年度鏡野町津山・富線共同バス運行事業特別会計歳入歳出の決算は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御審査の上、御決定をいただくよう申し上げまして、総務常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(原章倫君) 次に、議第65号、議第66号の2件について、文教厚生常任委員長飯綱洋平君。 ◆文教厚生常任委員長飯綱洋平君) 失礼いたします。それでは、去る9月7日鏡野町議会9月会議2日目において文教厚生常任委員会に付託されました議第65号令和3年度鏡野町一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、文教厚生常任委員会が所管する費目及び議第66号令和3年度鏡野町国民健康保険病院事業会計決算の認定について、去る9月16日午前10時から委員7名出席の下、審査をいたしましたので、審査結果を御報告申し上げます。 議案についての詳細な説明は、本会議初日に執行部から説明がありましたので省略をさせていただき、審査における委員からの質疑及び執行部からの答弁の主なものを申し上げます。 委員より、教育振興費に各学校図書購入費は含まれるのか、図書購入費の決定権は誰にあるのか、図書購入費の使途の報告はあるのかとの質疑があり、執行部より、教育振興費に図書購入費は含まれており、図書購入については各学校長が判断する。使途の報告はあるとの答弁でした。 次に、委員より、社会教育総務費の項目にOKUTSU芸術祭の補助金が入っていないが補助しなかったのか、芸術祭の補助金額は補助金申請があれば審査するのかとの質疑があり、執行部より、OKUTSU芸術祭には50万円の補助金申請があり、審査の上で補助をしたとの答弁でした。 次に、委員より、町立図書館の年間個人貸出冊数が令和2年と令和3年度を比較すると増加しているのに対し年間来館者数は減少しているのはなぜか、従事正職員人数について令和3年度実績が4人、令和4年度見込みが3人へ減少しているが、当初予算では4名分の予算が計上されているのはなぜかとの質疑があり、執行部より、コロナの影響で来館者数は減少したが、個人貸出冊数を10冊から20冊へ引き上げたため貸出冊数は伸びた。当初予算時と人事異動の時期が異なるため、当初予算では正職員数が4名だが現在の職員数は3名であるとの答弁でした。 次に、委員より、心配ごと相談事業費の予算執行率が66.9%と低いのはなぜかとの質疑があり、執行部より、コロナの影響で中止になり開催回数が減ったため(目標回数42回に対し実績は33回)であるとの答弁でした。 次に、委員より、社会教育学級開設費のうち、中央公民館主催講座の参加者数目標設定はどのようにして決定したのか、またどんな内容かとの質疑があり、執行部より、令和2年度が目標数800人に対し実績が73人、9.1%の達成率であった。令和3年度は目標が500人、実績283人で達成率が56.6%であった。コロナ禍の影響もあり、過去実績を踏まえ目標設定した。パソコン教室などを開催したとの答弁でした。 主な質疑は以上で、続く討論はなく、採決の結果、本議案については全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、よろしく御審議賜り、御決定をいただきますようお願いを申し上げまして、文教厚生常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(原章倫君) 次に、議第65号、議第67号、議第68号の3件について、産業常任委員長山本秀久君。 ◆産業常任委員長(山本秀久君) 失礼いたします。去る9月7日、鏡野町議会9月会議2日目におきまして産業常任委員会に付託されました案件の議第65号令和3年度鏡野町一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、産業常任委員会が所管する費目について、議第67号令和3年度鏡野町水道事業会計決算の認定について、議第68号令和3年度鏡野町下水道事業会計決算の認定についての3件について、去る9月21日午前10時から委員6名出席の下に審査いたしましたので、結果を御報告申し上げます。 なお、この議第65号、議第67号、議第68号の詳細は、本会議初日に執行部から説明がありましたので省略させていただき、審査における委員からの質疑及び執行部からの答弁の主なものについて御報告申し上げます。 委員から、橋梁の予算編成が令和3年度でピークに達していると思うが、現在441橋梁の中で工事が終わったという解釈でよいのかとの質疑があり、執行部から、441橋梁を5年に分けて毎年橋梁点検を行っておりますが、悪いところが出ていますので、終わったということではありませんとの説明がありました。 また、委員から、林業就業者支援事業内容について質疑があり、執行部から、令和3年度から全国でも珍しい新規事業で鏡野町内の新規林業就業者に対して引っ越し、家賃補助を行うとともに、雇用主に対して該当者に支払われる給与、育成指導費の補助などを行うもの。昨年度は中途で1名の方が認定事業体に就業されていて、年度中途からなのでこの金額があるが、引っ越し支援金1回当たり20万円、家賃支援金1か月上限5万円で年間60万円、就業6か月後に1回限りで支援する一時金20万円、認定事業体の方に確保支援金月額13万円、育成指導金月額5万円です。詳細な金額があるが、特定の方への支援ですので詳細は控えますとの説明がありました。 また、委員から、かなり手厚い制度と思いますが、今後増やす予定でしょうがPR方法はどうするのか、途中退職した場合の条件など、努力義務などがあるのかないのか聞きたいとの質疑に対して、執行部から、昨年度6月からPR、国、県の林業イベントにもできていないため、1名のみの実績。今年度から林業アカデミー、林業学校にはPRを行っており、就業者の増加を期待している。年間5名程度を見込んでいる。条件などについては、基本的に補助制度をした場合は返還の縛りはできないとの認識をしておりますとの説明がありました。 また、委員から、水産業ICT支援事業の内容について質疑があり、執行部から、新型コロナウイルス感染症対策事業として、提案1件、水産業者による監視カメラの情報をスマホで確認する事業に対し、費用6万6,000円の3分の2、4万4,000円を補助したとの説明がありました。 また、委員から、利便性、使いやすさがないので工夫、改善方法があれば教えてくださいとの質疑に対して、執行部から、高齢化等もあり、提案したが取組がなかったので、今後事業継承等を踏まえたICTにとらわれない方法などについて業者と協議を図っていきたいとの説明がありました。 主な質疑は以上のとおりで、採決の結果、議第65号、議第67号、議第68号については全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、よろしく御審議賜り、御決定いただきますようお願い申し上げまして、産業常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(原章倫君) 以上で委員長の報告が終わりました。 これよりただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 ほかに質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) これをもって、質疑を終了いたします。 これより議案4件に対し、一括して討論を行います。 なお、複数の議案に対して討論する場合は、それぞれの議案に対する賛否を明らかにしてから発言してください。 討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 討論なしと認めます。 ここでお諮りいたします。 議第65号から議第68号までの議案4件については一括して採決したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、議案4件は一括して採決することに決しました。 これより採決いたします。 お諮りいたします。 議第65号から議第68号までの議案4件はいずれも委員長の報告は認定であります。議案4件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、議第65号から議第68号までの議案4件はいずれも委員長の報告のとおり認定することに決しました。 ここで、13時まで休憩といたします。              午前11時52分 休憩              午後1時0分 再開 ○議長(原章倫君) 会議を再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原章倫君) 次に、日程第3、議第69号令和4年度鏡野町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本案に関しましては、9月7日の本会議におきまして所管の各常任委員会に付託し、審査を願っておりましたので、審査結果について委員長の報告を求めます。 総務常任委員長小椋晶志君。 ◆総務常任委員長小椋晶志君) 失礼いたします。去る9月7日、鏡野町9月会議2日目において総務常任委員会に付託されました議第69号令和4年度鏡野町一般会計補正予算(第3号)歳入全般及び歳出のうち、総務常任委員会が所管する費目につきまして、去る9月15日午前10時から委員7名出席の下に審査いたしましたので、その審査結果を御報告申し上げます。 内容説明は、会議初日に執行部から説明がありましたので省略させていただき、審査における委員からの質疑及び執行部からの答弁の主なものを申し上げます。 議第69号令和4年度鏡野町一般会計補正予算(第3号)歳入全般及び歳出のうち、総務常任委員会が所管する費目につきまして、委員から、一般臨時管理費で561万円が上がっていますが、これは当初の計画にあった内容なのかどうか教えてください。それと、くらし安全課、空き家対策経常管理費150万円は申請見込み増によるものですか。これは除却等の費用がかかるのか、内容を教えてください。それと、総合政策室の国民健康保険病院建設計画策定事業について基本構想が策定できていないのに先進地に行って分かるのかと思いますが、どのような経緯なのか説明してくださいとの質疑に、執行部から、一般臨時管理費ですが、当初は令和5年度に行う予定でしたが建設時期が12月にできることが決まりまして、除雪の関係で集水ますが出ている状態ですので、除雪がしにくいと除雪時にそこを壊してしまう可能性があり、雪が降るまでに完成していただきたいとの思いでここで補正をさせていただきました。そして、空き家等経常管理費ですが除却に対する補助金の限度額は1件50万円となっております。それに対する費用になります。また、国民健康保険病院建設計画策定事業について、基本構想の策定につきまして10月末に津山・英田圏域の医療構想圏域で病床の規模、機能について調査があり、それが決まらないとどういった病院を視察するのかが分からなかったため、この補正に上げさせていただいたところです。病院の在り方、方向性について決めた上で視察となります。また、同規模の病院を視察させていただき、補助金、財源の確定に関すること、医療器具の導入等の地域性のことなど話を聞けたらと考えておりますとの答弁でした。 次に、委員から、くらし安全課、消防施設臨時管理費で井坂地区の防火水槽撤去に関する費用ですが、これは地元の同意が必要ですが近くに防火水槽の代わりになる水路が通ったとか、あるいは水利は十分確保できるのかという解釈で防火水槽の撤去になったのか、教えてくださいとの質疑に、執行部から、消火栓などがあり地権者の方も撤去してほしいという要望があり、今回の撤去になっておりますとの答弁でした。 委員から、消火栓が十分に活用できるという解釈でよろしいのでしょうかとの質疑に、執行部から、はいという答弁でした。 主な質疑は以上で、続く討論もなく、採決の結果、議第69号令和4年度鏡野町一般会計補正予算(第3号)歳入全般及び歳出のうち、総務常任委員会が所管する費目は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御審査の上、御決定をいただきますよう申し上げまして、総務常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(原章倫君) 次に、文教厚生常任委員長飯綱洋平君。 ◆文教厚生常任委員長飯綱洋平君) 失礼いたします。それでは、去る9月7日、鏡野町議会9月会議2日目において文教厚生常任委員会に付託されました議第69号令和4年度鏡野町一般会計補正予算(第3号)歳出のうち、文教厚生常任委員会が所管する費目について、去る9月16日午前10時から及び22日午後1時から委員7名出席の下、審査をいたしましたので、審査結果を御報告申し上げます。 議案についての詳細な説明は、本会議初日に執行部から説明がありましたので省略をさせていただき、審査における委員からの質疑及び執行部からの答弁の主なものを申し上げます。 委員より、大野小学校臨時管理費115万8,000円について、大野小学校では令和5年度、学級数の増加に伴い教室が不足するためパソコン教室を一部改修するための費用とあるが、学級数はどうなるのか、また今後の対策はとの質疑があり、執行部より、現在は1から6年生で10学級、6学級及び支援学級が4学級です。来年度は1年生が2学級となる。パソコン教室の一部を改修して支援学級とすることで1学級増加させて補う。支援学級は未定だが、今後は令和6年度は7学級、令和7年度から10年度は8学級となる見込み、教室不足が起こらないよう検討していくとの答弁でした。 主な質疑は以上です。 ここで、委員より、議第69号の放課後児童クラブに関する債務負担行為補正についての修正案が提出をされました。修正内容は、議第69号令和4年度鏡野町一般会計補正予算(第3号)の一部を次のように修正をするものです。 第2表の債務負担行為補正中の鏡野町放課後児童クラブ運営業務委託事業を削るものです。 この修正案に対する質疑及びそれに続く討論はなく、議第69号については、修正案に対する採決の結果、賛否同数となったので、委員長裁決により原案を修正議決すべきものと決定しました。 同議案の修正議決した部分を除く部分については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、よろしく御審議賜り、御決定をいただきますようお願いを申し上げまして、文教厚生常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(原章倫君) 次に、産業常任委員長山本秀久君。 ◆産業常任委員長(山本秀久君) 失礼いたします。去る9月7日、鏡野町議会9月会議2日目におきまして産業常任委員会に付託されました案件の議第69号令和4年度鏡野町一般会計補正予算(第3号)について、去る9月21日午前10時から委員6名出席の下に審査いたしましたので、結果を御報告申し上げます。 なお、この議案の詳細は、本会議において執行部から説明がありましたので省略させていただき、審査における委員からの質疑及び討論はなく、議第69号については全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、よろしく御審議賜り、御決定いただきますようお願い申し上げまして、産業常任委員会の御報告とさせていただきます。 ○議長(原章倫君) 以上で委員長の報告が終わりました。 これよりただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) これをもって、質疑を終了いたします。 これより議第69号に対し、討論を行います。 本案の委員長の報告は修正であります。 まず先に、執行部が提出した原案に賛成する議員の発言を許します。 ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 原案賛成討論なしと認めます。 次に、先ほどの委員長報告の修正案に賛成する議員の発言を許します。 討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 修正案賛成討論なしと認めます。 ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) これをもって、討論を終結いたします。 これから議第69号令和4年度鏡野町一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は修正であります。 まず、委員会の修正案について、起立により採決いたします。 委員会の修正案に賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(原章倫君) よろしいです。着席してください。 起立多数です。よって、委員会の修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決いたします。 修正議決した部分を除く部分については原案のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。 次に、議第70号令和4年度鏡野町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本案につきましては、9月7日の本会議におきまして文教厚生常任委員会に付託し、審査を願っておりましたので、審査結果について委員長の報告を求めます。 文教厚生常任委員長飯綱洋平君。 ◆文教厚生常任委員長飯綱洋平君) 失礼いたします。それでは、去る9月7日、鏡野町議会9月会議2日目において文教厚生常任委員会に付託されました議第70号令和4年度鏡野町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、去る9月16日午前10時から委員7名出席の下、審査をいたしましたので、審査結果を御報告申し上げます。 議案についての詳細な説明は、本会議初日に執行部から説明がありましたので省略をさせていただきます。審査における委員からの質疑及び討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、よろしく御審議賜り、御決定をいただきますようお願いを申し上げまして、文教厚生常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(原章倫君) 以上で委員長の報告が終わりました。 これよりただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 質疑なしと認めます。 これより議第70号に対する討論を行います。 討論はありませんか。ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 これより議第70号について採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。議第70号は委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、議第70号は委員長の報告のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原章倫君) 次に、日程第4、諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 ここで、諮問書を配付いたします。お願いします。 配付漏れはありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 配付漏れなしと認めます。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) ただいま上程となりました諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてにつきまして提案理由の説明を申し上げます。 本件につきましては、人権擁護委員8名のうち、令和4年12月31日をもちまして3年の任期が終了する2名について、人権擁護委員候補として法務大臣に推薦を行いたいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、議会の御意見をお伺いするものであります。 お二人の候補者につきまして御説明いたします。 まずお一人目は、水田正子氏、昭和30年9月13日生まれで現在67歳であります。住所は鏡野町上齋原1417番地、経歴といたしましては、平成17年から9年間民生児童委員を歴任され、平成17年5月から国民健康保険運営委員、平成28年4月から鏡野中学校評議員、平成30年4月から介護保険運営委員、令和2年1月1日から人権擁護委員として御活躍をいただいております。 次の候補者は、坂手祥邦氏、昭和33年2月20日生まれ、現在64歳であります。住所は鏡野町沖254番地、経歴といたしましては、元町職員で令和3年3月31日に役場を退職され、現在は香々美川土地改良区に事務長として勤務されております。また、昭和62年に全日本ソフトボール協会公認審判員の資格を取得され、現在もスポーツ少年団等の審判員として御活躍をされております。 お二人につきましては、いずれも人格、識見とも高く、広く社会の実情に通じておられ、人権擁護に対する理解も深く、人権擁護委員としてふさわしい方でございます。なお、任期につきましては令和5年1月1日から3年間となります。 以上、詳細説明とさせていただきます。御審議の上、御決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(原章倫君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより諮問第2号に関する質疑を行います。 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 質疑なしと認めます。 これより採決いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、原案のとおり適任として答申したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は原案のとおり適任として答申することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原章倫君) 次に、日程第5、陳情第8号免税軽油制度の継続を求める意見書提出の陳情書を議題といたします。 この陳情につきましては、9月7日の本会議におきまして産業常任委員会に付託し、審査を願っておりましたので、審査結果について委員長の報告を求めます。 産業常任委員長山本秀久君。 ◆産業常任委員長(山本秀久君) 失礼いたします。去る9月7日、鏡野町議会9月会議2日目におきまして産業常任委員会に付託されました案件の陳情第8号免税軽油制度の継続を求める意見書の提出の陳情書について、去る9月21日午前10時から委員6名の出席の下に審査いたしましたので、結果を御報告申し上げます。 なお、この陳情第8号の詳細は、本会議初日に事務局から説明がありましたので省略させていただき、審査における委員からの質疑及び討論はなく、陳情第8号は採決の結果、全会一致で原案のとおり採択すべきものと決しました。 以上、よろしく御審議賜り、御決定いただきますようお願い申し上げまして、産業常任委員会の御報告とさせていただきます。 ○議長(原章倫君) 以上で委員長の報告が終わりました。 これよりただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 質疑なしと認めます。 これより陳情第8号に対し、討論を行います。 討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 これより陳情第8号免税軽油制度の継続を求める意見書提出の陳情書を採決いたします。 お諮りいたします。 この陳情に対する委員長の報告は採択であります。この陳情は委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、陳情第8号は委員長の報告のとおり採択することに決しました。 ここでお諮りいたします。 本日追加の議事日程をお手元に配付いたしております。 先ほどの陳情第8号免税軽油制度の継続を求める意見書提出の陳情書が採択されましたので、発議第6号を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、発議第6号を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原章倫君) それでは、追加日程第1、発議第6号免税軽油制度の継続を求める意見書(案)を議題といたします。 提出されておりますので、意見書(案)を事務局長に朗読させます。 事務局長。 ◎議会事務局長(金平憲明君) 〔発議第6号朗読〕 ○議長(原章倫君) ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております発議第6号については、鏡野町議会会議規則第39条第3項の規定により、提出者の説明を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、発議第6号は、提出者の説明を省略することに決しました。 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております発議第6号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、発議第6号は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。 これより発議第6号免税軽油制度の継続を求める意見書(案)を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、発議第6号は原案のとおり可決されました。 ここでお諮りいたします。 鏡野町議会会議規則第45条の規定により、ただいま可決されました意見書について、その字句、数字、その他の整理を要するものについてはその整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、字句、数字、その他の整理については議長に委任することに決しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 鏡野町議会の会期等に関する条例に基づき、次回の定例日は12月5日となっておりますので、明日9月27日から12月4日まで休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、明日9月27日から12月4日まで休会といたします。 会議を閉じるに当たり、町長より挨拶の申出がありますので、これを許可いたします。 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 5日から始まりました9月定例会議であります。長時間にわたりまして、また長期の日程にそれぞれお繰り合わせ出席を賜りまして、ありがとうございます。 朝夕とても涼しくなってまいりまして、実りの秋、収穫の秋でございます。鏡野町もだんだんと県内外の観光客の皆さんの姿を見るようになりました。やっとコロナ以外の事業展開も並行して行えるようになったわけであります。既に本年度も半年は過ぎようとしております。鏡野町の事業展開もスピード感を感じられるよう展開してまいりたいと考えております。 それでは、現在の行政報告をさせていただきます。 まず、町内の新型コロナウイルス感染状況につきまして報告をいたします。 今後の岡山県による発表の方法が変更されました。鏡野町のみの感染者数は分かりにくくなる、このように思います。8月21日に鏡野町の1日での過去最高となる30名の新規感染者が出て以来、新規感染者は本日まで減少傾向にあります。 続きまして、ワクチンの接種状況でございます。 9月15日現在、接種率は4回目接種を終えた60歳以上の方は70%となっております。今後の接種計画についてでありますが、岡山県では9月28日以降の接種は全てオミクロン株対応ワクチンの接種になります。鏡野町でも10月1日から町内医療機関で行う新型コロナウイルスワクチン接種のワクチンは全てオミクロン対応型ワクチンに切り替えます。中央公民館で行います集団接種につきましても同様であります。接種対象者は、1回目、2回目の接種を終了した12歳以上の全ての方で最後にワクチン接種をした日から5か月以上経過した方となっております。従来型ワクチンで4回目の接種を受けられた方は、5か月が経過いたしましたら接種券を配送いたします。接種券が届きましたら、オミクロン株対応ワクチンを打つことができます。なお、接種期間につきましては短縮の検討が進められております。接種時期が早まる可能性もございます。鏡野町では苫田郡医師会の御協力の下、早期の接種を進めてまいります。 以上、新型コロナウイルス関連の報告とさせていただきます。 続きまして、9月19日に鏡野町に最接近いたしました台風第14号の被害状況を報告いたします。 大型で非常に強い台風第14号は、九州等で大きな被害を出しました。鏡野町でも非常に強い風及び大雨の影響を受けたところであります。大きな被害はありませんでした。 9月19日早朝4時30分、警戒体制を取りまして、8時30分に災害対策本部を設置をいたしました。9時40分に町内全域高齢者等避難を発令をいたしまして、避難所も4か所の開設の準備、コロナの濃厚接触者用避難所も同時に準備をいたしまして、準備が整い次第開設をいたしたところであります。11時に特別警戒体制を取っております。翌20日であります朝6時5分に特別警戒体制を解除いたしまして、7時に高齢者等避難を解除し、全ての避難所を閉鎖をいたしまして、警戒体制を解除いたしました。この間7回の災害対策本部会議を開催しておりまして、避難所に避難された方は3世帯5名でありました。 被害状況といたしましては、人的被害はありませんでした。倒木等32件、家屋等3件、その他看板1件、道路側溝1件、町道、林道の路肩あるいはのり面の崩壊などがございました。農作物は約1割程度の被害を受けていると考えられます。この数字は現在調査中でありますので、若干は増えてくるものと考えます。 それから、新たな諸物価高騰等に対する国によるコロナ関連対策事業、また町による単独新規事業あるいは災害復旧事業など、今後早急に対応すべき事業が増えてくると思います。スピード感を持ち対応をしていきたいと、このように思っております。近々の臨時会議の開催など、御協力をよろしくお願いいたします。 なお、このたび9月会議に上程をいたしまして御理解を得ることができなかった案件につきましては、十分な時間が不足しておったと御指摘を賜りました。このことにつきましては、不徳の致すところと承知をいたしております。指導員不足、令和2年度よりの働き方改革等による職場環境変化の対応等を鑑みまして提出した次第であります。努力はいたしますが、指導員不足は顕著なものがございますことは御認識をいただきたい、このように存じるわけであります。会議中にいただきました御意見を参考といたしまして、慎重に執行してまいりますのでよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。 ○議長(原章倫君) ここで私のほうからも、閉じるに当たりまして、一言御挨拶させていただきます。 9月5日から22日間の審査をいただきまして、本日を迎えることができました。皆さん、議事運営に御協力いただきまして、大変ありがとうございました。 これをもちまして令和4年鏡野町議会9月会議を散会いたします。 大変御苦労さまでございました。              午後1時39分 散会 会議規則第127条の規定により下記に署名する。  令和  年  月  日              鏡野町議会 議 長              鏡野町議会 議 員              鏡野町議会 議 員...