鏡野町議会 > 2021-02-18 >
02月18日-03号

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  1. 鏡野町議会 2021-02-18
    02月18日-03号


    取得元: 鏡野町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-04
    令和 3年 3月会議           令和3年鏡野町議会3月会議会議録                                   第  3  日 目                                   令和3年2月18日                                   於   議   場1. 出席議員(12名)   1番  飯 綱 洋 平              2番  牧 田 俊 一   3番  仲 西 祐 一              5番  片 田 八重美   7番  中 西 省 吾              8番  岸   泰 廣   9番  水 田 喜 富             10番  原   章 倫  11番  長 石 幸 男             12番  櫻 井 邦 紘  13番  小 椋 晶 志             15番  沖 田 清 明2. 欠席議員(0名)3. 遅参・早退議員(0名)4. 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名(18名)   町長      山 崎 親 男         教育長     武 本 吉 正   総合政策室長  瀬 島 栄 史         総務課長    藤 田 昭 彦   総務課統括参事 大 塚 英 明         まちづくり課長 小 林 英 将   くらし安全課長 小 原 克 則         危機管理監   金 平 憲 明   住民税務課長  景 森 淳 義         保健福祉課長  水 島   剛   保健福祉課特命参事               産業観光課長  小 椋 正 己           石 原 靖 之   建設課長    安 道 智 秋         上下水道課長  中 西 豊 久   学校教育課長  金 平 美和子         生涯学習課長  黒 瀬   豊   国保病院事務長 福 田 紀 彦         会計管理者   和 田 敦 志5. 職務のため出席した者の職氏名(2名)   議会事務局長  奥   克 彦         同 書記    柳 井 ひとみ6. 会議録署名議員   7番  中 西 省 吾              8番  岸   泰 廣              令和3年3月会議議事日程                              (第3日)令和3年2月18日日程第1 一般質問              午前10時0分 開議 ○議長(沖田清明君) おはようございます。 ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 直ちに日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(沖田清明君) 日程第1、一般質問を行います。 質問の通告がありますので、順次発言を許します。 なお、この際、申し上げておきます。 会議規則及び申合せ事項により、発言時間の制限は30分以内、質問と答弁の合計時間は50分までと決定されておりますので、質問者及び答弁者はそれぞれ簡潔明瞭にまとめてお願いをいたします。また、議員におかれましては、通告以外の質問はできませんので、併せて御留意を願います。 それでは、一般質問に入ります。 まず、一問一答方式により2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) おはようございます。2番牧田俊一です。ただいま議長のお許しを得ましたので、今回一問一答方式にて質問をいたします。 大項目は、今後の取り組む事業と経営戦略について、中項目、小項目は、それぞれ質問通告書どおり順に追って質問をいたします。 まず、中項目、新型コロナワクチン接種についてですが、昨日より新型コロナ感染症ワクチン接種が国内で開始となりました。感染の流行の収束に向けてワクチン接種の効果に期待が高まるとともに、副反応やワクチンの量の確保など、町民の方も期待と不安が交差していると思われます。国の方針がまだ詳細に示されていない部分もあると思いますが、何点か質問をいたします。 小項目1、新型コロナウイルスワクチン接種については、1月の広報紙2ページ目に今後のスケジュール(案)が記載してありましたが、今日現在町の接種の流れ(予定)はどのようになっているのか、お尋ねをいたします。 2番目に、新型コロナウイルスワクチン接種事業に伴う事業はどのくらいの予算計上額となるのか、お尋ねをいたします。 3番目に、1994年の予防接種法により個別接種が原則となっていますが、今回の接種方法個別接種もしくは集団接種を計画しているのか、お尋ねをいたします。 4番目に、接種方法として、町内の医療機関や診療所で行う接種方法と、津山圏域美作圏域を含めた広域連携としての接種方法が考えられますが、現在の計画はどのようになっているのか、お尋ねをいたします。 5番目に、新型コロナワクチン接種について、今日現在鏡野町が取り組まなければならない課題点や問題点はどのようなことがあるのか、お尋ねをいたします。 次の中項目といたしまして、インフラ整備公共施設維持管理についてです。 総務省は2021年度からインフラ整備公共施設維持管理を支援するために、公認会計士や税理士といった経営アドバイザーを全国の自治体に派遣し、公共施設管理計画見直し経営戦略の策定支援に当たる制度が開始予定です。鏡野町としてはこの制度にどのような見解を持っているのか、お尋ねをいたします。 次に、政府は公共施設についても、施設ごとに利用状況や役割に応じた維持管理の戦略を2020年度までにまとめるように求めていますが、鏡野町の現在の取組状況をお尋ねします。 以降は質問席にて質問します。お願いいたします。 ○議長(沖田清明君) 答弁を求めます。 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) おはようございます。 今期最後の一般質問であります。どうかよろしくお願いをいたします。 昨日来より非常に寒波が押し寄せておりまして、ちらほらこちらのほうも雪が舞っているようでありますけれども、恩原スキー場では積雪量が35センチというふうなことで、ただいまスキー場において圧雪をし、土日に備えているという現状であります。そして、牧田議員が申されたように医療従事者には昨日より首都圏でコロナウイルス感染症に対するワクチンの接種が始まっているというふうなことで、幾分安堵感が漂っている昨今であります。 それでは、本日は3名の議員の方から質問をいただいております。簡潔、明瞭に、そして丁寧にお答えをしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 最初の質問であります。 今日現在の鏡野町のワクチン接種の流れについての御質問であります。2月号の広報紙でお知らせをしております予定でありますと、国のほうが65歳以上の接種時期を4月以降と修正する前に計画した予定であります。ワクチンの入荷日程、そして入荷量につきましては、国のほうはまだ詳細を明らかにしておりません。今現在苫田郡医師会等と協議で決まっている内容についてお答えをいたします。 ワクチン接種券の送付につきましては、3月中旬に65歳以上の高齢者に郵便にて送付をいたします。その後4月以降に65歳未満の方に郵送する予定としております。 接種時期につきましては、国の発表でありましたとおり4月から65歳以上の高齢者を優先といたしまして、その後65歳未満の方への接種と続く予定としております。 65歳未満の方の開始時期につきましては、高齢者の方への接種にめどがついた後となりますが、今の時点では未定となっております。 次に、ワクチン接種の事業費であります。ワクチン接種事業費が2,400万円、そしてワクチン接種体制確保事業費が4,300万円を予定をしております。いずれも国からの負担金、補助金で、全額国庫補助であります。 接種の方法でありますが、現在計画しておりますのが、中央公民館等での集団接種であります。苫田郡医師会の御協力をいただきまして、1日当たり200人の接種を実施予定であります。 次の質問の内容とも重なりますが、今後苫田郡医師会と協議を進めまして、かかりつけ医でも接種ができる個別接種につきましても実施してまいりたいと考えております。 津山圏域あるいは美作圏域広域連携につきましては、圏域内の市町村もそれぞれ個別接種方式あるいは集団接種方式を採用するなど、まちまちであるため、現在のところ圏域あるいは広域での連携協議は行っておらないところであります。 ただし、かかりつけ医が鏡野町外である場合などが想定されます。インフルエンザなどのように町外のかかりつけ医ワクチン接種は可能となるように現在岡山県が主体となりまして調整をしておるところであります。 直近の2月16日に開催をしております岡山県と市町村によりますワクチン接種体制確保協議会におきまして、個別接種を基本とするという方針が示されたことによりまして、医院や診療所での接種は受けやすくなることが予想されます。 次に、町が取り組むべき問題点あるいは課題点でありますけれども、国の方針が不確定な部分もありまして、接種時期や接種方法が大きく変わることも想定されるところであります。それによりまして町民の皆さんへの接種期間が長期になることで会場あるいは人材の確保が難しくなることが想定をされます。取り急ぎといたしましては、3月中旬に郵送いたします高齢者への接種券の発送に当たりまして、接種に関する問合せ先あるいは予約の受付先などにつきまして、同封する案内書で正しくお知らせをすることが重要であろうと考えております。 また、予約の受付体制の整備、あるいは会場での接種体制の整備などが必要であると考えます。就労されている方々への接種につきまして、予約あるいは接種の時間、あるいは接種の方法など、希望する全ての人が接種できるような体制を整備していく必要があると考えております。 次の質問であります。 中項目2であります国のインフラ整備あるいは公共施設維持管理についての経営アドバイザー制度についてお答えをいたします。 牧田議員の御質問であります経営アドバイザー制度につきましては、総務省が昨年の12月に発表いたしました令和3年度予算、令和3年度地方財政対策の中にあります地方公共団体の経営・財務マネジメント強化事業の創設のことであろうと、このように思われます。令和3年度予算の中の事業創設でありまして、内容はまだ不明確でありますが、地方公共団体の経営・財務マネジメントを強化いたしまして、財政運営の質の向上を図るために総務省と地方公共団体金融機構共同事業といたしまして、団体の状況あるいは要請に応じて、国よりアドバイザーを派遣する事業を創設するというものであります。 事業概要といたしましては、アドバイザーを派遣する政策のテーマといたしまして、まず公営企業経営戦略の策定、経営支援、また公営企業会計の適用、そして地方公会計の整備、さらに公共施設等総合管理計画の見直し(公共施設マネジメント)であります。アドバイザーの派遣経費につきましては、地方公共団体金融機構が負担をいたしまして、事業規模は約3億円、約500団体といたしまして、公営企業への派遣を想定しているようであります。 我が町といたしましては、人口減少が進展する一方で、合併時よりのインフラ資産の大規模な更新時期を迎える中におきまして、財政あるいは経営状況や、町内外の様々な環境的情報を的確に把握をいたしまして、見える化をした上で中・長期的な見通しに基づきます持続的な財政運営、さらに経営を行う必要性が高まっていると考えております。このような国のアドバイザー派遣制度は以前から公営企業あるいは地域の情報化など、様々な形で国により事業化されております。鏡野町といたしましては、平成28年度におきまして地方公営企業等経営アドバイザー事業を利用いたしまして、鏡野町の第三セクターであります株式会社未来奥津経営状況等を、検証、診断をしていただいている経緯がございます。 また、鏡野町の上下水道事業につきましては、公営企業適用債を活用いたしましてアドバイザー事業を実施いたしまして、両事業とも平成30年4月1日より地方公営企業法に基づく公営企業会計へ移行しております。 また、公営施設等総合管理計画の見直しにつきましては、平成29年3月に策定をいたしまして、現在個別計画をまとめている状況であります。 今後詳細な内容を検討いたしまして、必要であれば積極的に利用するよう指示したいと考えております。 次に、公共施設個別計画についての御質問であります。 国におきましては令和2年度までに策定することとなっております。公共施設個別計画につきましては、現在施設の劣化状況あるいは利用者数、維持管理費などの調査が終了いたしまして、これをデータベース化いたしまして、町内外の方に今後も安全に安心して利用していただくために必要な改修の時期あるいは費用を個別に算出しているところであります。今年度内の完成を見込んでおります。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) 答弁ありがとうございました。 それでは、何点か質問をさせていただきたいと思います。 まず、コロナワクチンの接種につきましては、今町長から答弁がありましたように3月中旬、4月以降というふうなそれぞれ予定がなっておりますが、当然これは国の方針にもよりますので、多少は前後するかと思われますが、まず流れについて何点かお尋ねいたします。 昨日より全国で医療従事者先行接種がスタートいたしました。岡山県といたしましても3月中旬、鏡野町としても3月中旬に65歳以上の高齢者に郵便にて送付し、その後4月以降に65歳未満の方に郵送する予定等もありますが、まず1点お尋ねいたします。今回コロナに関する医療従事者の方の接種が先に行われると思うんですが、まずこの町内ではコロナに関する医療従事者の対象者や対象範囲人数はどのくらいになるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) 失礼いたします。 牧田議員さんの質問にお答えいたします。 医療従事者に対するワクチン接種につきましては、県が主体となっておりまして、町のほうでは接種者の人数とか、どういう施設が対象になっているとかというものは資料がございません。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) そしたら、こちらは県が対応していくということで、県の方針があってから進んでいくということだと思いますので、そしたら次の質問にさせていただきますが、今回4月以降に65歳以上の高齢者を優先して町は接種をしていくという答弁書をいただいておりますが、65歳以上の方でも自宅や介護福祉施設内で、例えば体が不自由な方とか、移動手段等がなかなか外に向いて足を運ぶことができない方に対してはどのような対策や支援を取っていく予定があるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) 高齢者の対策につきましては、現在のところ明確に方策はできておりません。ただし、今後高齢者の接種につきましては、周知のほうは地元の区長さんでありますとか、愛育委員さんを通しまして勧奨を行うということを考えております。会場のほうへの往復につきましては、今現在協議会のほうでも検討しておりまして、いろんな交通機関を利用して、それに対する助成をしてはどうかという意見も出ておりまして、それについては今後検討させていただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) 接種のほうは準備できたとしてもなかなか外に足が運べない方もおられますので、そういった方にも行き渡るような対策等はぜひ考えていただけたらと思います。接種をするかしないかは個人の判断になると思いますが、町としては事前の準備はしておいたほうがいいのではないかと思っております。 また、もう一点お尋ねしますが、今回郵送にてワクチンの接種券を郵送するということがうたってあるんですが、この接種券、クーポンは、これは鏡野町独自の接種券、予防券になるのか、例えば県共通の接種券、予防券になるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) 接種券につきましては、様式は全国統一されております。印刷につきましては、それぞれの市町村が行うということになっております。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) そうしましたら、こちらは全国統一という様式になりますので、報道等でもありますが、出張であるとか、現住所は鏡野町であっても今お住まいはほかの市町村となった場合はその券は共通して使えるということでよろしいですかね。
    ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) そのとおりでございます。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) 分かりました。 共通で使えるということなので、了解いたしました。 あともう一点なんですが、今回の接種券、クーポンには予診票も同封しておるということを聞いておるんですが、予診票も同封される予定なんでしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) 予診票も同封させていただきます。それは会場のほうで時間がかかるのを少しでも少なくするために同封させていただこうと思っております。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) この予診票も全国統一の様式となっておるんでしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) 予診票も全国共通となっておりまして、内容につきましては、現在の治療歴でありますとか、アレルギー症状が出たかどうかという、そういうふうな質問がありまして、ほかのインフルエンザとかの問診票の内容とほぼ一緒であります。大体17項目の質問があります。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) 分かりました。 この予診票も同封されて、共通で17項目があるということで、これは町民の方にも今後お知らせはしていただきたいと思います。 次に、接種を広めていくためにはいろんな方への準備や告知も必要になってくると思うんですが、例えば現役世代の方、仕事をされてる方の接種はなかなか平日は難しいと予想されます。例えば平日でも仕事が終わった時間帯であるとか、土曜日、日曜日、祝日等の休日等の接種を予定されていくのも一つ手じゃないかと思うんですが、その点については今町はどういう考えがあるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) 若い方の接種率を高めるためにはぜひ土日の接種は必要となってくると思いますので、今後接種スケジュールをつくりますときに土日対応も考えていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) 柔軟な対応を取っていただきたいと思います。 それと、もう一点ですが、今回コロナワクチン接種に対しては、例えば津山市や真庭市は専門の部署を立ち上げております。鏡野町としてはそういった問合せやコールセンター等はどこの課がどのように対応していくのか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) 鏡野町の接種体制につきましては、今後は特別なチーム体制を取りたいとは思っておりますが、まだ十分な協議ができておりませんので、体制づくりはしていきたいとは思っております。それで、コールセンターにつきましては、外部委託をいたしまして、常時3名の人間でコールセンターを運営していきたいと思ってます。あと、それにプラスしまして職員1名が責任者としてついて、体制4名で行いたいと思っております。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 今のお答えに加えることがございます。人員配置でありますけれども、それぞれのかなりの人数が必要になると、このように思いますけれども、あらかじめ200人を想定しております。ですから、200人の方が順次会場内に入るシステムと、それから200名の方を選出するシステムと2つが要るだろうと、このように想定をしております。具体的には今協議を加えておりますので、答弁は差し控えさせていただきたいと、このように思います。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) 今町長がおっしゃられました200名というのは1日の接種が可能な範囲ということですよね。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 先ほど答弁をさせていただきまして、その中に加えておりますけれども、200人、1日200名ということであります。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) それは200名ということではいいんです。私がさきに聞いたのが、コールセンターや対応の受付ですね、問合せとかが200人規模なので4名で対応していくのか、それとも接種に対して200名の対応人数を4人の職員がするのか、コールセンター問合せ等が4人でされるのか、その点をもう一度お願いいたします。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 要するに医師会等で協議をしていただいておりまして、会場内で1人当たりの接種時間、あるいは接種後に会場内で待機をされる時間、様々にあります。そういうふうな時間を想定いたしますと、1日に200名の方が接種、対応できるであろうと考えております。その前にその200名の方を選出するところが必要になります。コールセンターも含めてですね。ですから、それをどういうふうな人員配置でどういうふうに町民の方に希望する時間、日時を選考してもらえるのかというふうなところを決めていく、その段階も必要であろうと、このように思います。一緒に考えていてはどうしても混雑するというふうなことで2つの大きなグループが要るだろうというふうなことで、町民の皆さん方に御迷惑にならないように、あるいは希望する時間に接種ができるように、なるべく、そして混雑も避けたいと、このように思いますので、十分考慮した体制を講じていきたいと、このように考えているということであります。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) 分かりました。 鏡野町としては今現在最大で200名を接種を予定していくということで、はい、分かりました。 それと、もう一度なんですが、今後問合せやコールセンター等の受付の日時や時間等は今どういうふうな計画になっておるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) コールセンターの運用なんですが、今現在のところ月曜日から金曜日の9時から5時までの時間ということにさせていただいております。今後なんですけれども、予約システムがまだはっきり定まっておりません。これが確定しましたら、一応全国的にもLINEとかで予約が取れるような自治体も出てきております。ですので、今後そういうLINEとかで予約ができるようになりましたら、またそちらも考えていきたいと思っておりますし、また県のほうでの予約システムの構築も考えておられるようなので、そちらも視野に入れて今後進めていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) 私も次の質問でこのLINEのほうを質問させていただこうかと思っておったんですけど、1月28日、LINEのほうが無料通信アプリを使った新型コロナワクチンの接種を各自治体に提供しておるというニュースも聞いておりますので、町民にとって分かりやすく、また使いやすく、また町民や職員さんにも負担がないような受付体制等を、できるだけ時間のほうを柔軟な対応を取っていただいて、問合せができる体制を構築していただきたいと思っております。 それで、次の質問に移りますが、今国の方針等もまだ策定では決まってはないので、なかなか答えにくい質問かと思われますが、例えばワクチン接種をしたいという住民の需要に対してワクチンを供給する量が相違が出た場合、例えば接種に対しての供給量が少なかった場合とか、1回目をした後の2回目の接種がなかなかできないということが想定が考えられますが、そういったことに対して今町はどういう危機感を持って取り組んでいくのか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) なかなかワクチンの供給量については、今現在どういうふうなことになるのか分かっておりませんが、もし供給量が少ないということになりますと、1回目を接種した方につきましては、21日を空けて2回目を打つということにはなっておりますけれども、1回での効果もかなりあるということで、1回目をされた方を少し延ばすということも考えられますし、それかもう1回目をされた方を優先に2回目をするというふうな考え方もあるかと思います。ここら辺は国とか県と御意見を聞きながら進めさせていただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) まだ方針とか決まってないので、なかなか難しい質問をさせていただいたと思うんですけど、町民からの問合せには極力十二分に対応できるような体制のほうをつくっていただきたいと思います。 次の質問に行きたいと思いますので、今回新型コロナワクチン接種に伴う事業予算のほうは、答弁書ではワクチン接種事業が2,400万円、接種体制確保事業が4,300万円ということで、一応確認なんですが、今回国や県、国からの負担金補助金で全額国庫補助ということで、町の持ち出し、町独自の予算というのはもうないということでよろしいんでしょうか。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) 一応国のほうの限度額という意味で今回の予算を上げさせていただいております。ですので、もし今後会場運営とかに予想以上にお金がかかった場合、その上限額を超えた場合は町の持ち出しが出てくるかと思います。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) 分かりました。 予算等は国からの補助もあるということで、そこのほう今後も予算計上組んでいただきたいと思うんですが、次の質問に行かせていただきます。 今回接種方法としては個別接種もある、集団接種もあるというような答弁に私は見させていただいたんですけど、これはどちらになっても町民にとって接種しやすい方法を選択していただければと思うんですが、どちらに接種にしても、個別接種にしても集団接種にしても当然これは医師や看護師、そして医療従事者の方の協力があっての体制だと思うんですが、その点については、今のところ課題点や問題点というのは十二分に体制が整っているのか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) 個別接種につきましては、県のほうが各医療機関に対しまして意向調査をしているのが今、集計はまだできておりませんので、結果はまだ分かりませんが、個別接種は各医院さんでやっていただけると思っております。集団接種につきましては、一応町内2か所病院がございます。そちらのほうから医師、看護師のほうを派遣してもらうということで話は進んでおります。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) 個別接種については、これはもう各病院、診療所が対象となるということでよろしいんでしょうか。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) ほかの予防接種と同じようなやり方ということと考えていただければと思います。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) そうしましたら、逆に今度集団接種のほうは、答弁書では中央公民館等とありますが、中央公民館以外での計画もあるということでよろしいんでしょうか。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) 中央公民館を主体としまして行います。ただ、会場使用の問題で中央公民館が使えない場合はペスタロッチ館のほうでやっていきたいと思っております。それから、各上齋原、富、奥津につきましては、診療所がございますので、そちらのほうでの接種のほうも考えております。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) それぞれ各町民にとられまして一番近くで最短なところで選択をしていただけるというのを準備しておるというのを聞いて、少し安心したかなと思います。 もう一点ですが、今後このワクチンを接種後の接種管理情報ですね、接種した後の情報管理等は、これは国による指導であったりとか、マイナンバーの制度を利用したひもづけというのもいろいろと書いてあったんですけど、接種後のこの管理体制というのは今町としてはどういうふうな考えがあるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) 牧田議員さんのおっしゃるとおりで国のほうでの今ワクチン接種の記録システムというものができておりますといいますか、4月以降の稼働に向けて準備段階であるというのを聞いております。それが立ち上がりますと、接種したかどうかということが瞬時に分かるようなシステムとなっております。ですので、そのシステムが入ればそういう情報が入るということになります。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) そうしましたら、その制度を利用いたしまして、第1回目の接種の後の約3週間後空けての第2回目の接種忘れがないように、住民の方や第1回目を受診された方にはそういった通知等はどういうふうな対応をされるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) 第2回目の接種の通知でございますけれども、今現在のところどのように通知をさせていただくかということはまだ定かにしておりません。今後そのシステムもいつ入るか分かりませんので、システム導入ができましたら通知ができると思いますので、そのようにさせていただこうと思っております。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) 2回目の接種等や1回目の接種の方法等はもう一度改めて町民に分かりやすくできる体制を築いていただきたいと思います。 それと、町民の方が一番気になるのは、例えば接種後に副反応ですね、どういうふうな状況が出るとか、作用というんですか、アナフィラキシーショックとかということも出ておるというのを聞きますが、こういった情報につきましては、今後町としてのそういった接種後のデータを集めていくということでよろしいんでしょうか。 ○議長(沖田清明君) 保健福祉課特命参事石原君。 ◎保健福祉課特命参事石原靖之君) 副反応ですとか、ショックについての御質問でございますけれども、当然副反応が発生した場合は一応医師のほうが届出を医薬品医療機器総合機構というところに報告するようになっております。それは厚生労働省と情報共有はされとるということです。ですので、厚生労働省のほうからホームページを通じまして情報は流れると思います。鏡野町のホームページのほうにも、もしそういう報告がありましたら、皆様に分かりやすくお知らせできたらなと思っております。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) ホームページ等からも情報が流れるということですけど、よくホームページ等もなかなか全員の方が閲覧できるわけでもありませんし、一番の情報発信は鏡野町ではケーブルテレビや、前回も町長が自ら告知をされたと思いますが、こういった非常時とか、国の大きなプロジェクトに対しては情報発信、住民の方が安心して過ごせる情報が一番受けたいというふうに思っておりますが、今後もこういった内容や詳細な事項が決まりましたら、町長自らの発信が一番ベストだと考えますが、その点につきましては、今後の情報公開や伝達事項は町長はどのような考えがあるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) ただいまの質問でありますけれども、議員御指摘のようなことも想定されます。様々にこの後各自治体の状況も逐次入ってまいります。町民の側に立った告知も当然考えていかなければいけないし、国のほうもこの件に関しましてはオープンに取り扱うというふうなことで情報の提供は遅滞なくさせていただきたいと、このように思っております。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) 分かりました。 今後も詳細なことが分かり次第、皆さんのほうに伝えていただきたいと思います。 そうしましたら、次の中項目、インフラ整備公共施設の管理について移らさせていただきます。 まず、今回公認会計士や税理士といった経営アドバイザーは、前回町としては平成28年に受けておるということなんで、今回鏡野町としてはそういった整備体制や経営戦略はもう十二分に整っているということでよろしいんでしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 総務課長藤田君。 ◎総務課長(藤田昭彦君) 牧田議員の御質問にお答えをいたします。 十二分に整っているというほど言い切れるほどではないですけれども、着々と進めているという状況でございます。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) 国としましても一般会計だけではなくて、一般会計の中から独立した企業会計を求めて、それに赤字であるとか、町としてここに重点的に支出が出ているという分析を求めていると思うんですが、現在鏡野町としては例えば上下水道事業等が一般企業会計として上がっておると思うんですが、一般会計から独立した予算計上というシステムを今後も移行していくことが国から求められておるのか、その点について教えていただきたいと思います。 ○議長(沖田清明君) 総務課長藤田君。 ◎総務課長(藤田昭彦君) 鏡野町におけます事業会計につきましては、上下水道も含めてもう事業会計化されておりますので、今後はないというふうに思っております。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) 分かりました。 そうしましたら、各分析等は事業会計の中から詳細に見て、全体的な総合予算のほうは今後も検討されるということで解釈をしてもよろしいですかね。 ○議長(沖田清明君) 総務課長藤田君。 ◎総務課長(藤田昭彦君) 議員さんのおっしゃられるとおりでございます。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) そうしましたら、時間もありませんので、次に行かせていただきますが、今後公共施設に管理が非常に各自治体問題になっておると思います。公共施設が担う機能や行政サービスで今の私たちの生活も成り立っていると思うんですが、こういった公共施設に対して、例えばどうしても改修や取壊し等も検討して、人口も減少していっておりますので、こういった町民からの要望や町民の考え、意見等はどのように吸い取って今後の公共施設個別管理計画をしていくのか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 総務課統括参事大塚君。 ◎総務課統括参事(大塚英明君) 牧田議員さんの質問にお答えいたします。 町民の意見ですが、この前もアンケートが非常にたくさんあるという意見もございまして、これだけに対して出すのではなく、何かのアンケートに乗せて意見を収集したいと考えております。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) これらの御意見につきましては、一方ではそういう方法もありますし、他方では区長会あるいは区長幹事会等々もございます。様々な形で意見を徴取していきたいと、このように思っております。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) そうしましたら、今回の公共施設個別計画につきましては、今データ収集をしているということなんですけど、そのデータ等が分析をした結果、今後の対策や方針のほうはどのように皆さんに分かりやすく表示をしていく予定なのか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 総務課統括参事大塚君。 ◎総務課統括参事(大塚英明君) 御質問にお答えいたします。 個別計画ですが、非木造であれば80年使うという基本、木造であれば60年でしたか、非木造で言うと20年ごとの大規模改修が必要になってきます。単純にそれを計算していく部分と、日常的な使用の中で修繕していってる部分があります。そういう場合は大規模改修がそこまで必要でない場合もあります。今個別に何十年後、何年後、これだけの費用がかかりますよというのを集計しております。その偏りがやっぱりあるんですね。どうしてもその事業が集中してしまう時期があるので、それを平準化しようとするための計画でございます。中にはもう耐震が設計ができてないとか、もう老朽化がすごい著しいものに関してはもう仕方なく廃止という部分も出てきます。ただ、その建物について機能面で存続していくか、建物で存続していくかという2面で協議をしておるところです。建物は駄目になるけど機能は残さなきゃいけないよとかというようなところも個別に表いていきます。そういったところを見ていただいて、今後総合計画のほうの見直しを来年度していく予定であります。ですから、大きく見れば、総合計画が結果というふうに町民に広く見ていただくようなことになろうと思います。 以上です。 訂正を。総合管理計画です。すみません。 ○議長(沖田清明君) 2番牧田俊一君。 ◆2番(牧田俊一君) すみません、もう一度、聞こえなかったので、お願いいたします、最後に。 ○議長(沖田清明君) 藤田課長。 ◎総務課長(藤田昭彦君) 先ほどの見直しのお話で、うちの大塚のほうが総合計画と申しましたが、この総合計画は違うもんでございまして、公共施設等総合管理計画の見直しを個別計画の後に行っていかなければならないというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(沖田清明君) 以上で2番牧田俊一君の一般質問を終わります。 ここで11時まで休憩といたします。              午前10時51分 休憩              午前11時0分 再開 ○議長(沖田清明君) 休憩前に引き続きまして一般質問を再開いたします。 次に、一問一答方式により3番仲西祐一君。 ◆3番(仲西祐一君) 3番仲西祐一です。議長のお許しをいただきましたので、本日大きく4件の質問を一問一答方式で質問させていただきます。 このたび鏡野町の最上位計画である鏡野町第2次総合計画の後期計画が提案されています。この我が町で一番大事な計画と言われている計画で、10年計画の5年目が終わり、残りの5年の計画を昨年から取り組まれて作成をされました。作成に関わった皆様には大変な努力と苦労があったと思います。しかし、最上位の計画であるにもかかわらず、広く町民の方々が認知していないという事実があります。このたび後期計画を策定するに当たり、今後の我が町の将来の道しるべと本文中にもあることから、広く町民の方に関心を持っていただきたいと思い、今回の一般質問をさせていただきます。 大項目、総合計画後期計画について、中項目、前期計画の評価及び今後の方向性。 ①毎年評価制度で公表を行っているが、目指す目的と数値目標の整合性が取れていないと感じる。策定計画の趣旨に合わせた目標を示すべきだと考える。見解を伺います。 ②しっかり達成できた施策とまだまだ取組が満足にできていない施策を上位5つ上げて、その理由を伺います。 ③後期計画の中で「町の最上位計画であり、本町のまちづくりの道しるべ」とある。多々ある取組の中で我が町として取り組む優先順位と理由を伺います。 ④毎年行っている経営方針と総合計画の整合性が取れていないと感じます。今後は整合性も確認して経営方針を立てるべきと考えますが、見解を伺います。 次、中項目、計画内の解釈について、総合計画後期計画の内容の解釈を伺います。 ①本計画中に町民アンケート後の満足度と重要度の相関の図の中で、満足度の低いものが「公共交通機関の充実、農業・観光・商工業・林業の振興、定住化の促進」と、我が町にかなり重要な部分が満足度が低いと結果が出ています。町民の方々の声を反映し、重点的に取り組む必要があると思いますが、見解を伺います。 ②計画中の各地区との懇談会の意見の要旨にも記載されている内容が「空き家対策、移住施策、人口減少、耕作放棄地や農業従事者の減少、後継者不足」などの問題が上がっています。町民アンケート及び懇談会の結果は同じ問題を指摘しています。町としても取り組ませていると言いますが、結果はなかなか出ておりません。我々が提案してもなかなか取り組めないのはなぜか、理由説明を求めます。 ③計画内の地区別整備の方針とあるが、「上齋原地区は総合学習・なごみ空間として整備する。富・奥津地域は憩い・癒やし空間として整備する。鏡野地域は交流核空間として整備する。」と書いてありますが、具体的な説明がありません。整備方針をどのように意図して定めたのか、説明を求めます。 次に行きます。 次、町民の方々からアンケートをいただいて、その声をどのように考えているか、伺います。 中項目、町民の方々が求められている取組について。 町民の方々からの声としては、公共交通機関の充実と定住化の促進と各産業の振興が多くを占めている。過疎地の交通機関としてデマンドを何年も前から検討しているが、どこまで検討しているのか、現状の報告と、定住化の促進はなぜ定住化を取り組んでいる団体を1つしかしないのか、他団体と競ってでも行うようにするべきではないのか。各産業の具体的な向上策を伺います。 次に、中項目、5年後10年後の鏡野町への想い。 この計画は内部にも書かれているように「町の最上位計画であり、本町のまちづくりの道しるべ」であるというならば、この計画をさらによいものにする努力と毎年度の評価を全力で行う必要があると思います。さらには外部団体やまちづくり団体の力を有効に使い、「鏡野町が持続的に発展していく」まちづくりを行う必要があると思います。これは町長だけでなく、職員全体が意識を持ち、取り組むことであると考えます。我々議会も一丸となってこの難局を乗り越える必要があると考えます。町長と総合政策室長の見解を伺います。 以上で壇上の質問は終わります。後は質問席で行わせていただきます。 ○議長(沖田清明君) 答弁を求めます。 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 仲西議員の御質問にお答えをしたいと思います。 大項目であります総合計画後期基本計画についての御質問であります。町政全般にわたるため若干答弁が長くなるかも分かりませんけれども、御了承いただきたいと、このように存じます。 それでは、中項目であります。前期計画の評価及び今後の方向性の御質問であります。 小項目①であります。目標の全てでは数値化できないものもございます。一見して整合性が取れていない感もあると思いますけれども、課題も新たに出てくる場合もあります。今後はできるだけ現状に沿った目的と数値目標に検討を加えてまいりたいと、このように思います。 次の質問であります小項目②についてでありますが、総合計画策定に当たりまして昨年実施をいたしました町民アンケート、そして地区懇談会でいただいた御意見、毎年実施しております施策評価からの御意見となります。健康づくりの推進につきましては、計画期間前より重点的に取り組んでおることから、健康づくりへの意識の高まりによりまして検診率の向上あるいは健康寿命の延伸が見られるところであります。道路網の整備あるいは上下水道の整備なども継続的に事業を実施しているところであります。生活環境の改善が進んでいるものと、このように思います。子育て支援の充実につきましても、近隣市町村に先駆けて独自の支援策を行った結果、アンケート結果からも高い評価をいただいておるところであります。 次に、交通安全あるいは生活安全の推進の施策におきましても、広く啓発活動を行った結果でありますけれども、交通安全・生活安全の指標を見ますと、県下でも上位に位置しているところであります。逆に数字的に成果が上がっていない施策につきましては、高齢者福祉の推進、これにつきましては、過疎高齢化が急速に進む中におきまして在宅での生きがいのある生活に不安を覚える高齢者の方が増えておりまして、対策が急務となっております。 水産業の推進につきましては、養殖者の高齢化、あるいは水害による被害からの復旧断念によりまして養殖者が減少しておりまして、成果指標が達成できずに厳しい御意見もいただいているところであります。 文化財と伝統行事の承継につきましても、文化財あるいは地域文化に対する地域の住民の方の理解が課題となっております。公民館活動あるいは地域活動を通じましたより一層の郷土愛醸成が必要になるところであります。 また、定住化の促進と公共交通機関の充実につきましても、移住相談窓口の設置、あるいは近隣自治体との公共交通の連携強化を図りましたけども、移住希望者の受入れ体制が十分でなかったこと、あるいは公共交通体系の利用者に満足を与えていなかったというふうなために、十分ではないとの評価をいただいているところであります。 いずれにいたしましても、全ての施策におきまして今後もしっかりとした評価に基づきまして改善を進めることといたします。 小項目③についての御質問であります。総合計画は5つの政策と、その下に30の施策がございます。いずれが欠けましても調和の取れたまちづくりとはできないわけであります。順列をつけるべきではないと、このように考えております。あえて言うなら、私自身総合計画はまちづくりの道しるべということであります。子供や孫、その先の未来を見据えたものでなければならないということであります。時代が変わりましても、鏡野町の豊かな自然の中で育まれ、地域に根差した農業あるいは林業をはじめとした地域産業の振興に力を注いでまいりたいと、このように思っております。 小項目④につきましては、総合計画は5年後、10年後に鏡野町がどのような状態にあるべきかという計画であります。経営方針は住民の方々からの意見あるいは施策評価の結果でありまして、毎年そのものは変わり、その時々の時勢なども考慮するために総合計画策定時にはなかった状況もあるために必ずしも全てにおきまして整合性が一致するものではないと、このように捉えております。 続きまして、中項目2番目の計画の解釈についての御質問であります。 小項目①についてであります。総合計画策定に当たりまして町民アンケートの結果からは、議員御指摘のとおり住民満足度の低い施策があります。後期基本計画ではかがみの創生総合戦略を包含することといたしまして、4つの基本目標の「安定した雇用の創出」、「子育て世代に選ばれる環境づくり」、そして「新しい人の流れをつくる」、最後に「住み続けたい魅力あるまちづくり」を重点プロジェクトといたしまして推進をし、産業振興と定住化の促進を図りたいと、このように思っております。 次に、小項目②の、提案しても取り組まないのはなぜかという御指摘であります。この総合計画につきましては、年度終了後時に各施策につきましての評価シートを作成した上で、行政評価外部評価委員会に対しまして説明を行い、検証していただいております。このような振り返りの内容から今後の課題と行革改善の方向によりまして、それを新たな年度での事業に生かしていくということで取り組んでいるのとともに、毎年9月会議で行っております決算報告あるいは一般質問などによりまして質問をいただいている中におきまして、必要と思われる内容につきましては順次実施していると、このように感じております。議員さんの申しておられる、我々が提案しても取り組まないといったことには当たらないと考えておりますが、もちろん結果がなかなか出てこない事業もあるということは十分に認識しております。取組を始めてもすぐに結果が得られるものではないと、このように考えております。 また、町全体の施策も見渡す中におきまして、財政状況でありますとか、人員的な問題も含めまして、提案されたからといってすぐに取り組めないものもありますので、その点につきましては御理解をいただきたいと、このように思います。 次に、小項目③の地区別整備の方針につきましては、平成17年に策定されました鏡野町新町建設計画の中で地域別整備の方針として定められました。新町建設計画は当初平成17年度からの10か年の計画となっておりましたけれども、平成27年度に5か年延長いたしまして、令和2年度に計画期間を再延長し、計画期間を令和6年度までとしたため、第2次総合計画におきましても記載をしているものであります。 議員御指摘のとおり計画本文に具体的な説明がないと、意図が不明であります。公表段階におきまして補完することといたします。 続きまして、中項目の町民から求められている取組についての御質問にお答えをいたします。 公共交通機関のデマンド化検討についての現状であります。決まった停留所を回るのではなくて、予約を入れて指定された場所に送迎する方法につきましては、かなり以前より検討を加えております。その経過の中で、まずは富地区から勝山に向けて走っております乗合タクシーやませみ号につきまして、当初は富振興センターからの定期路線といたしておりましたけれども、平成20年12月に公共交通会議の中で協議をされまして、富地区内には区域運行に変更するということで、前日までに運行事業者の富タクシーさんに予約をしていただければ、自宅周辺まで送迎する形態に変更しております。 また、平成25年8月からは新たに富から箱岩橋バス停に向けての新規路線を開設をしております。これにつきましても、運行前に公共交通会議の承認を得まして、予約に対しまして自宅に迎えに行き、バス停に送るといったデマンド方式を採用しております。 一方、旧鏡野エリアを走っております町営バスにつきましても、検討する中、平成26年10月からは鏡野町商工会の中に設置されました交通弱者対策特別検討委員会に参加をさせていただきまして、和気町が商工会に委託して運行しておりましたデマンドタクシーなどの視察にも同行させていただいた経過などがあります。ただ、視察当時の状況といたしまして、運行収入を除きまして町からの補助金が約4,000万円支出されております。当時本町の町営バス4路線に対する支出が約2,000万円でありましたことから、こうしたことも含め、内部で検討いたしました。運行事業者並びに随時受付ができるオペレーションセンターの確保に加えまして、運行に対する費用などを考えますと、現時点におきまして周辺部の福祉バスを町営バスに変更する中でデマンド化は検討いたしますけれども、旧鏡野内を走っております町営バスをデマンドタクシーに移行することは難しいと考えております。さらに申し上げれば、現在和気町におきましては、デマンド運行を廃止されまして、従前の定期運行に戻しているという状況もありまして、必ずしもデマンド運行が望ましい形態であるとは限らないとも考えております。いまだ要望としては根強いものがある中、担当課のほうにおきましては、十分な協議をということで指示を行いまして、12月会議の一般質問答弁でも申し上げましたように現在策定中の鏡野町地域公共交通計画の中に、タクシー利用補助制度の検討を盛り込むなどいたしまして、町民の利便性の向上に努めてほしいということも申し上げております。 令和3年度以降におきましてこの交通計画の中で示された事項に対しまして、それぞれが早く実現できるよう取り組んでまいりたいと考えております。 次に、定住化に取り組んでいる団体が1つであるのかという御質問であります。定住相談業務に限定しなければ、定住化に取り組んでいる団体は1つではないわけであります。人口減少に歯止めをかけるために移住・定住を促進していくということの観点から、平成27年10月に現在のカガミノミライに委託をいたしまして、プラント5鏡野店の一角に移住・定住相談窓口を設けまして、現在に至っているところであります。この中におきまして、相談業務のみに限らず、併せて移住体験ツアーでありますとか婚活イベントなどを重ね合わせることによりまして、より効果が期待できるのではないかという観点から、当初は全てをカガミノミライに委託し、共同で内容を考えながら実施しておりました。このような状況から、移住相談件数も増加するとともに、移住体験ツアー参加者の方の中から町内に移住していただく方が出るなど、少なからず実績を上げております。県外におきましても、移住相談を実施している状況から、町外の方にもカガミノミライが鏡野町の移住相談窓口であるということを現在しっかりと認識していただいている状況であります。 しかし、この間におきいまして町内でもその他のNPO法人など立ち上げができた中で、現在婚活イベントの一部をそちらに委託して実施している状況もございます。競争原理の中でよりよいものを選択していくということにつきまして全く否定するものではありません。今よりよくなると判断すれば、相談窓口の形態を変えていくということを考えてもよいと思います。逆に、移住相談される方から見て、窓口を一つにしたり、相談対応者をある程度固定するほうが分かりやすいのではないかということなども考えられるところであります。こうしたことも踏まえまして十分に検討すべきことと考えます。 イベントなどにおきましても、現在新たな団体に対しまして全く門を閉じているわけではございません。よい提案など行っていただければ、それにつきましては、実施の有無などを検討をさせていただきたいと、このように思っております。 続きまして、各産業の具体的な向上策についての御質問であります。令和2年度末から続きます新型コロナウイルス感染症の収束状況によるところが大きいと感じておりますが、個別に述べさせていただきたいと存じます。 農業につきましては、各種団体等との会合等の開催はもちろんでありますけれども、本年度より実施いたします人・農地プラン実質化における地域の話合いに尽きると、このように思っているところであります。全地区での話合いを進めていく中で地域が主体となった協議を重ねることで地域の農業は自ら守るという意識の浸透を図りまして、今後5年から10年後の地域の農業、担い手をどうするのか、また集約・集積化の方法等を検討いたしまして、地域の具体的なニーズを把握することによりまして、より具体的な施策へ展開していきたいと考えているところであります。 林業につきましては、本会議2日目の御質問でもいただきました。若干それに触れましたけれども、鏡野町森林づくり協議会におきまして各種課題解決に向けた協議を行いまして、同協議会からの提言も受けまして、効果的な施策を令和元年8月に開設をいたしました鏡野町森林づくりセンターで積極的に進めておりまして、現在実施しております森林経営管理に関する意向調査をはじめといたしまして、貯木場の整備あるいは担い手対策の事業等を着実に進めております。 水産業につきましては、生産者数が減少いたしまして、今後現状数値をいかにして維持していくかが大きな課題となります。本年度では一部施設ではICT技術導入事業といたしまして、遠隔管理の水位計の整備を行っております。今後有効性を確認いたしまして、自然災害にも対応できる施設への転換あるいは省力化に対する補助制度でありますとか、地域おこし協力隊などの新規参入者の確保に向けまして取組を行っていくこととしております。 商工業につきましては、前期期間中に鏡野町商工会と連携を行いまして、周辺自治体に先駆けまして鏡野町小規模企業・中小企業の振興に関する基本条例の策定を行いまして、多くの補助制度を実施しているところであります。 今後につきましては、既存の制度につきましての周知、拡充等を主に実施していくとともに、近年特に多発する経済活動に甚大な影響を及ぼす大規模災害に対応すべく、小規模事業者の事業継続力強化の取組を鏡野町商工会とともに検討していくことにしております。 終わりになりますが、観光業であります。この新型コロナウイルス感染症の収束いかんにかかっていると存じます。この状況下で昨年採択をされ、実施しております滞在型アクティビティコンテンツ開発事業を一つの契機といたしまして、地域資源を生かしたエコツーリズムの推進を主体といたしまして施策展開を図ってまいります。 以上が各産業に対する具体的な向上策でございます。 次の質問であります。 中項目の5年後あるいは10年後の鏡野町への想いの小項目についての御質問であります。総合計画は鏡野町が持続的に発展し続けるための計画であります。この計画に基づきまして施策を推進していくわけであります。行政だけでは現状の全ての課題を解決することにはなりません。私をはじめといたしまして、行政職員が多様化、複雑化する地域課題の中でニーズを自分のこととして捉えまして、職務を遂行するに当たることも重要であります。また、住民の方々にそれぞれの役割を担っていただくことによりまして展望が開けるものと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(沖田清明君) 3番仲西祐一君。
    ◆3番(仲西祐一君) ありがとうございました。 広範囲に広がりますので、話が長くなってしまいましたが、再質問させていただきます。 先ほどの話の中で前期計画の評価と今後の方向性ということで、整合性が取れてないということで、検討を加えてまいりますということですので、その整合性をしっかりと把握していただいて、取っていただけたらというふうに思います。 それで、計画策定の趣旨の中で町長が考える一番必要と考えるものというのは何でしょうか。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 今の鏡野町の立ち位置あるいは自然環境、これをみんなとともに一つの方向に整えることだと、このように思います。皆さんが中心となって鏡野町を支えていくんだという主体的な考え方が必要であると、このように思いまして、それを醸成していくための活動に取り組んでいるところであります。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 3番仲西祐一君。 ◆3番(仲西祐一君) 計画策定の趣旨の中に文書ですけど、こうした社会文化の変化や多様化、高度化する町民ニーズに応えながら人口減少を緩やかなものにしていき、将来にわたって持続的に発展していける鏡野町を次世代につないでいくため町民が生き生きと豊かに暮らせるまちの実現を目指していくことが求められている、そのためには将来を見据え、新型コロナウイルス感染症による様々な影響への対応を含めて、新たなまちづくり課題への的確な対応が必要ということを書いてあります。コロナウイルスのことは当然あるんですが、私が全体で考える一番の課題というのは人口問題ではないかと、このまちが存続していくために人口というものが維持していく、減っていくのはある程度仕方がないんですが、維持していくことを努力目標とするべきだと思います。特に過疎化が進行している地域をどのように活性化するのかだと私は考えますが、町長の見解をお伺いいたします。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 先ほども申し上げましたけども、地域それぞれには特性がございます。それを自分、我が事に捉えましてどのように変えていくのか、あるいは見直し、深掘りをするのかというのも地域ならではの特性だと、このように思っております。それがなし得なければ地域のよさというものが表に発信できないわけでありまして、それを未来・希望基金を使いましての地域づくり協議会、様々に展開を果たしていただきまして、これから訪れる10年後あるいは20年後に備えるというのが妥当だと、このように思っております。事情は状況は刻々と変わっておりますので、それを的確に捉えまして、地域に逆に発信していくのも大きな課題であろうと、このように考えております。 ○議長(沖田清明君) 3番仲西祐一君。 ◆3番(仲西祐一君) 何からやるかということがたくさんありますので、それをどのようにというのは難しい問題ではあると思いますが、そういったものをしっかりと把握していって、私は今過疎化が進んでいる旧富、奥津、上齋原、こういったところがもっともっと活性化していくことが必要だと私は考えております。現鏡野、そのままでいいというわけではありませんが、鏡野町として存続していくためにはそういった部分をしっかりてこ入れをしていかなければいけないかなというふうに考えます。 それで、先ほどの評価という部分で具体例を挙げますと、令和1年度の施策評価シートにより目標値と実績の数値が毎回評価修正ができていないというふうに思われます。例えばですけども、公共交通機関の充実ということで町営バス利用者が平成30年度は目標値が1万9,400人、実績値が1万3,440人、令和1年度の目標値が1万9,700人、実績値が1万2,380人と、達成率62.8%ということになっております。これ実際ここだけを上げても目標値がかけ離れているという現状を把握すれば、評価の実績目標値も変更して、当然人口減少しているわけですから、バスの利用者これだけ増やすという目標は、逆に私からするとどうなのかなというふうに考えます。これを当然修正して、もうちょっと見やすい目標に変えていったり、そういったことが全体の整合性につながっていくのかと思いますが、町長はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 訂正するものは訂正していかなければ前に進まないということであります。意見は同じであります。そのように訂正をいたしまして、今後の施策に反映していきたいと、このように思っております。 ○議長(沖田清明君) 3番仲西祐一君。 ◆3番(仲西祐一君) ありがとうございます。 そういった部分ももうちょっと精査して、実際の数値と目標設定というのをしっかりしていただけたらと思います。 次に行きたいと思います。 ②の施策を行っているほうを上げてくれということで、5つほどということだったんですが、もうちょっと私大きい柱の部分ではなくて、もっと具体的な細かい事業のほうでお願いしたいなと思っておりましたが、全体的な数値としての、よくできた、できてないというところを書かれております。当然健康づくりの推進というのは毎年度一番の方向性と示しておるということでありますが、その中でもよくできているほうは当然そのまま伸ばしていけばいいと思います。逆に成果が上がっていないという部分、高齢者福祉の推進であるとか、あと部分的になりますけど、定住化の推進、交通機関と定住化の推進というのがなかなか数字が十分でないというふうに思っている数字だと思います。実際これを今後もっと重点的に力を入れてやっていくというのはどうかなと考えますが、町長のお考えはいかがでしょうか。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 足らないところは担当課が答弁をしていただきますけれども、さらに具体的に深掘りしていきますと、今の仲西議員の質問のようになるわけであります。昨年答弁の中で申し上げましたけれども、タクシーの利用というのも考えていかなければ、他の市町村でもタクシー利用の補助制度を導入しているところもございます。そういうふうにいろいろな手法を考えていかなければいけないと、このように思いますけれども、和気町さんのデマンドタクシーのような例もございます。先進事例を順次検討を加えまして、取り入れていきたいと、このように思っております。ただ、鏡野町の地域性もございますので、十分それだけで全てが満足いただけるようになるというのは限らないということを前提として考えていきたいと思います。 ○議長(沖田清明君) 3番仲西祐一君。 ◆3番(仲西祐一君) 町長の言うこともよく分かります。なかなか難しい問題でありますので、一遍にあれもこれもということは難しいと思いますが、住民のアンケートの結果とか、そういったものを含めて、聞き取りからしてどうしても定住化の促進、公共交通機関の充実というのがよく声が上がっている部分であると思います。ですので、もうちょっと力を入れていただいてやっていただきたいというふうに思います。 そして、時間もあまりありませんので、次に行きたい。 小項目3について、順列はいかがなものかということでお伺いしたんですけど、つけるべきではないというようなお答えでしたが、順列はつけないと駄目だと思います。何のために評価制度やっているのか、何のためにアンケートしているのか。それがあって足りないことを補完していく力、よくできていることはいいんです。ただ、できていないこともしっかりと取り組まなきゃいけない。ですから、評価制度を入れとる以上順列は必ずつけないといけない。今の順列にとってしっかりどういったところに力を入れていくのか、それが経営方針とリンクしていくことが私は必要だと考えます。町長はこれはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(沖田清明君) 誰が答える。 総合政策室長瀬島君。 ◎総合政策室長(瀬島栄史君) こちらで順列をつけるべきでないというのは、施策30ございますが、そちらについてのことでございます。確かに仲西議員がおっしゃられますように住民の方が満足できてない施策もございます。そちらにつきましては当然補完をしていく必要があるというふうに思います。先ほどから言われております公共交通機関でありますとか定住促進、こちらにつきまして、特に定住促進のほうですが、これは環境が整わないと定住促進というのは進んでまいりません。という意味で、道路の関係でありますとか、上下水の整備、こういったものが整って初めて定住化の促進は進むものと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(沖田清明君) 3番仲西祐一君。 ◆3番(仲西祐一君) それは確かに言われることもよう分かるんですけども、順列をつけない、それは総合計画には順列つけろというようなことは言っておりません。私は総合計画が全体的な流れを大事なことを羅列して、しっかりこういうことを取り組みたいと、それで私は経営方針とか毎年変わっていく目標設定の中で、どうしたことを評価して、これだけ今年はこういうことを力を入れて、よかったからもっと伸ばす、そういうことをやろうと、じゃあこういったことが町民の皆さんからも意見が出ているんであれば、そういったことを今度はもうちょっと上に上げて、力入れて全体的な、要するに上げていこうと。先ほど室長が言われたように全体の移住・定住も多分住むとこだけつくれば人が増えるのか、そんなことではないと思います。ですから、公共交通もしかり、産業もしかり、そういったものが全体的に上がっていくことで移住・定住というのもしっかりとした形になっていくんじゃないのかなというふうに当然考えます。ですから、順列を、それをやってほかをやらないというわけではなくて、戦略的に資産をどのように使っていくのか、何ぼでも使えばええというもんではございません。できれば少ない予算で大きな結果を出せれば一番ですけども、てこ入れしていかなきゃいけない部分というのは全体の町としてそういった部分が不足しているということでありますから、そこに力を入れていく必要が当然あるのではないかなと、このように考えます。当然頭打ちになっているというようなところ、特に健康のほうに関しては、これ以上ほんなら数値評価が爆発的に伸びるのかといったときに、なかなかそれ難しいと思うんですね。だから、その評価してる数値も検討していかないと、実際何をやってどこが伸びてるのか分かりづらいというのもありますので、その部分をしっかり考えていただきたいと。ですから、私が考えるのは、頭打ちになっている部分もあるので、全体的な充実度を求めて、満足度の低いものを重点的に取り組むのも一つの考えと思いますが、その見解はいかがでしょうか。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 言われてるところは十分分かるわけであります。バランスも必要ですけども、らしさも必要であるという御指摘であろうと、このように思います。十分検討を加えてまいりたいと、このように思います。 ○議長(沖田清明君) 3番仲西祐一君。 ◆3番(仲西祐一君) すみません、全体的な話がもうちょっとしたかったんですけど、なかなか時間管理がうまいことできておりませんので、細かいところをまたこれは次回に機会があればお話ししたいと思います。 それで、後半の部分で、すみません、中項目、町民から求められてる取組についてということであります。その中で定住化の促進ということで、移住相談件数のみの評価ではなくて、移住相談からの成約件数というのも数値として検証するべきだと思います。売買賃貸件数も総数ではなく、関わった件数を数値として上げて評価するというふうにやっていかないと、時間がかかるというのは理解はします。ですが、時間がかかって、じゃあ肝腎なときにそれがちゃんとできてない状況になってしまうのでは意味がないと思うんですね。ですから、先ほども何度もお話ししますように定住化の促進でも1社ではないというお話もありましたが、もっともっとそこに力を入れていく、足りないところにしっかりとした力を入れて、結果を出していくということがこのまちの将来が発展できる形になるんではないかと考えます。そういう根拠をしっかりと数値を検証してやってほしいと思います。それに対してどのようにお考えでしょうか。 ○議長(沖田清明君) まちづくり課小林君。 ◎まちづくり課長(小林英将君) 足らないところに力を入れてやっていく、もうそのとおりだと思っております。手法がいろいろある中でそれに見合う数値をどういうふうに見ていくのかというふうなことがあります。例えば総合計画の中で一旦数値を計上してしまうと、そればっかりを見てしまうというところがあるんですが、今の指摘の中からそれぞれの評価をしていくときにはこういうふうな視点も必要じゃないかというふうなことが必ず出てくるはずなんです。ですから、それに対応した、総合計画とは違う視点になりますけど、そういうふうな数値も持って、こういうふうなことでええだろうかというふうな検討も当然してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(沖田清明君) 3番仲西祐一君。 ◆3番(仲西祐一君) そうですね。その総合計画の数値というのはある程度決めてしまえば、でも評価シートの中である程度数値設定は当然しています。ですから、私が見て感じるのは、先ほど公共交通の話もしたように数値設定は細かく改善をしていくべきだと思いますし、その数値が実際本当に評価として、じゃあ何がやってどういうふうになっているのかというのは見にくいところがあると思うんですね。それをだから全部評価ができるものの数値を出せというのも難しい部分もあります。ですから、皆さんに私が言いたいのは、毎年評価をする部分で数値の設定とかという部分で、今のように総合計画以外の部分でも見やすい数字で評価しやすい、それに対してどういうふうにしていくのか、絶対成功させなきゃいけないというのは無理なんです。だから、努力をして取り組んで、結果が出ればもっといいので、それに対して検討していくことが必要じゃないかなと、このように考えます。ですので、そういったことを考えていただいて、取り組んでいただけたらというふうに考えています。 すみません、それでもう時間がないんですけど、最後、5年後10年後の鏡野町への想いと。私も鏡野町の将来がしっかりとした形になるのを望んでこういったことをやってます。ですので、皆さんと一緒になってやっていきたいと、そのように考えています。そこで、総合計画、創生総合戦略等々、いろいろな計画に膨大な時間と経費をかけて作成しています。最上位計画というのでこの計画にのっとって町政のかじ取りを行うのが必要だと考えます。しかし、先ほども何遍も言いますが、整合性が取れてない部分が多々あり、数値目標も物すごく超えてるもんであったりとか、絶対超えれないような目標設定であったりというところはしっかりと見直しをして、数値目標を設定して、本当に意味のある評価制度をしていただきたいし、それがまた次のチャレンジにつながり、町民の人の評価にもつながるとも思いますので、そういったことをしていただきたいと思います。各担当課の課長がしっかりとした目的意識を持ち、継続的に努力してこのまちの将来を持続的に発展させることが必ず必要だと、このように思います。町長の見解をお伺いいたします。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) そういうことだと、このように思いますけれども、常にその鏡野町の町民あるいは町外から見る見方というのも変わってきておりますし、そこの次代を担う子供たちの価値観も多様化しております。そういう中で鏡野町の価値観というのは今の時点で考えるのならば、豊かな水を育んでいる、あるいはCO2も排出している、四季がはっきりしているというのは誰が見てもそのとおりだと思います。鏡野町を目指して多くの人が来るというのが私の狙いであります。そのためには産業をしっかりと支えていかないと、皆さんが見分けてしまう。その時代、その年代を超えても受け継げられる鏡野町の自然を守っていきたい、これが鏡野町の行く姿であろうと、このように考えておりまして、それぞれの担当課が頭を絞って、知恵を絞っているわけであります。 以上でございます。これからもしっかりよろしくお願いしたいと、このように思います。 ○議長(沖田清明君) 3番仲西祐一君。 ◆3番(仲西祐一君) ありがとうございました。 私も同じ気持ちでありますし、そういった部分でありますから、皆さんと一緒にその数値の中、数値評価ばかりではないです。ですが、みんながその気持ちを持って町民、我々が住む鏡野町をさらに発展して守っていく、そういった部分が私たちに課せられた使命でないのかというふうに思っておりますので、ともに前に進んでいきたいと、そのように考えております。ですので、いろんな問題がありますが、とにかく数値目標を、そういう検証を、私たちもこれからもう少し視点を持って進言、提案していきたいというふうに考えております。そういった部分も含めて、今後それも参考にしていただいて、よいまちづくりができたらなと考えます。最後に、それについて見解をお伺いしたいと思います。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) もう全て申されたので、それに対する答弁というのはないわけであります。議員の皆さん方のいろいろな形での答弁あるいは姿勢を通じまして、鏡野町の行く末を共に支えていっていただきたい、このように思いますし、我々もそれぞれの立場で一生懸命精進をしていくつもりでありますので、どうかよろしくお願いをいたしたいと、このように思います。ありがとうございました。 ○議長(沖田清明君) 以上で3番仲西祐一君の一般質問を終わります。 ここで13時まで休憩といたします。              午前11時50分 休憩              午後1時0分 再開 ○議長(沖田清明君) 休憩前に引き続きまして一般質問を再開いたします。 次に、一問一答方式により7番中西省吾君。 ◆7番(中西省吾君) 7番中西省吾です。議長の許可を得ましたので、通告書のとおり一問一答方式にて一般質問を行います。 まず、大項目の中ですが、大項目では、まず1、合併町政85億円事業を検証する、中項目で鏡野町地域情報通信施設整備運営事業の疑問についてであります。 この質問の趣旨は昨年の9月会議、12月会議で鏡野町地域情報通信施設整備運営事業85億円に関する契約と、当時の議会説明等を質問してきましたが、契約後3回の覚書により事業別サービス対価の変更がされております。特に機器更改費は提案書から5億円近く減額をしているのに契約額は85億円のままであります。なぜ契約変更にならないのか、それらの検証をします。 まず、質問の小項目1ですが、この鏡野町地域情報通信施設整備運営事業は平成24年4月25日に株式会社エヌ・ティ・ティ・データから提案され、始まったものですが、細かいことを除きまして、その提案どおりの契約に至っております。その提案と契約の大きな違いはどこなのでしょうか。 ②、ここからは質問書の表1(以下、表という)ところから質問をします。まず、なぜ提案書の機器更改費が5億円近く変動したのでしょうか。 ③、なぜ議会への説明が覚書と違うのか。これは表の47番を見ていただけたらと思いますが、ここでは、まず議会の勉強会は、その上のところにあります、この勉強会で提示された14億4,900万円、これ平成26年4月15日に勉強会で町のほうから資料が出ました。しかしながら、覚書は、26番を見ていただきたいんですが、ここの平成26年3月14日に覚書がされておりまして、番号で言うと38番、機器更改費税込みで14億3,415万7,797円が金額であります。その後に勉強会、4月15日にありまして、これは14億4,900万円税込みの金額が示されておりまして、その覚書との差は1,484万2,203円になるわけです。要するに覚書のほうが先に金額を決定しているのに、その後での勉強会では金額が食い違っておりまして、なぜそういうことが起こったのかということを尋ねた質問であります。 ④、物品が主である機器更改費が毎回の覚書でなぜ変動するのか。これは表の中に覚書1、2、3とありますが、そこの中に機器更改費という項目がありますので、御覧になってください。 ⑤、内閣府のガイドラインにある「技術革新により長期委託が適当でない場合は、その業務は委託範囲に含めずに地方公共団体が直営で行い、その他を民間に委ねる等の調整ができます。」とあります。なぜ運営のみを民間委託しなかったのでしょうか。 ⑥、縮減率が8%で4億3,800万円でしたが、機器更改費が5億円近く安くなるのなら、全て直営で行ったほうが安いのではないでしょうか。 ⑦、表の31、表の54、表の73は覚書ごとに消費税が安くなっております。その安くなった消費税はどこに行ったのでしょうか。これは契約額は安くなったにもかかわらず約85億円のまま変わっておりません。 続いて⑧、表43号です。なぜ要求水準を満たしているのに維持運営費が上がるのか。これの43号では提案書の金額が維持運営費との覚書との差が覚書をした段階で約2億2,500万円ほど高くなっとんですね。しかしながら、提案書は鏡野町の要求した水準を満たしていたんですね。なぜ覚書で維持運営費が2億2,500万円ほど上がってしまったのかということの質問であります。 続いて⑨、表26号、49号の覚書1、2に印紙が貼っていないが、表の68号に印紙1万円が貼ってあります。その理由は何か。これは先ほど言いました覚書の1、2、消費税がそれぞれ1,380万円、そして820万円ほど安くなっていることが判明しております。しかしながら、契約書は安くなっておりません。安くなってないということはその金額が工事または維持運営費に使われる配分になったということであります。3回目の安くなった約780万円は覚書には1万円の印紙が貼ってあります。なぜ1、2に貼ってないのかという質問です。 続いて⑩、なぜ金額に応じた契約変更ができないのか。契約書のどこに帰しているのか。契約変更ができないということがどこに書いているんでしょうかという問いなんですが、それは先ほど言いましたように消費税がこの契約期間に5%から8%、10%と変わっております。その都度消費税の見直しがされまして、普通なら消費税が安くなった分だけは契約額が変わるはずなんですが、それを一円とも変えてないわけですね。そういうようなことに対して契約変更ができないということがどこに書いているんでしょうかという問いかけであります。 ⑪、契約変更の協議を違約金を払っても業者に申し入れたほうがよいと思いますが、なぜしないのでしょうかと。先ほどのような理由でどうしてもできないというんであれば、それは契約金の契約書にそういう条項が、私が見落としとんかもしれませんが、あってもそれに対して違約金を払っても業者に協議の場を申し入れないのかという質問であります。 次に、がらっと変わりまして、大項目、公平な割引をというテーマで、中項目は温泉手形についてであります。 小項目①、現在の町民入浴半額手形は公営の施設しか利用できません。私費を投入して入浴施設を経営しているところも多くある中で、公営のみの利用でしか使えないというのは民間施設者並びに町民にとって不公平であると思います。なぜ公平にしないのでしょうか。今回の質問で私も最後の質問になるわけですが、登壇での質問は以上であります。 後は質問席で一問一答で行わさせてもらいます。よろしくお願いします。 ○議長(沖田清明君) 答弁を求めます。 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 7番中西議員の御質問にお答えをします。 順番にお答えをいたします。 まず、小項目①であります。御質問のとおり本事業は民間からの提案事業を採択をいたしました全国初の案件であります。事業の必要性及び妥当性、そしてその他の手法による当該公共施設等の整備の可能性等を検討した結果、提案に基づきまして実施方針を定めることが適当であるとしたものであります。もちろん具体化していく中で変更あるいは追加されたものはありますけれども、大きな流れとして変わっておらないところであります。 次に、小項目②であります。本事業は設計施工業務から維持管理運営業務までを一括して契約をしております。特徴といたしましては、民間事業者の創意工夫の発揮のために提供されるべきサービス水準を必要な限度で示す、いわゆる性能発注方式を採用したものであります。そうした中で当初2年間の設計施工業務中にも住民からの要望、あるいは安全性をさらに向上させるための機器の追加等がありまして、それを踏まえての提案総額の範囲内で見積り内容を町及び事業者で精査を重ねた中での変動ということであります。 次に、小項目③であります。平成26年3月31日に締結されました1回目の覚書内の機器更改費が税抜きで13億1,500万円、平成26年4月15日付の議会説明資料の機器更改費が税込み14億4,900万円という違いを御指摘かと、このように思います。議員作成の表でもありますように覚書に記載の機器更改費につきましては、消費税抜きの金額でありまして、消費税率10%を加えますと、14億4,700万円となります。 小項目④であります。3度の覚書のうち、1回目は先ほどの小項目②でお答えをしたとおり精査を重ねた中での変動でございます。また、2回目、3回目の覚書につきましては、利用者の利便性、安全性を高めるための機器の追加及び更改に関するものでありますので、機器更改費が増加をしております。 小項目⑤であります。PFI事業の基本的な特質といたしまして、設計から維持管理、運営までを一括して発注する性能発注方式を採用することで、民間のノウハウを幅広く生かせること、また施設の建設、維持管理など、現場での業務を民間に委ねることによりまして、行政は自らが担う必要性の高い分野へと選択的に人的資源を集中できること、あるいは民間にとりましては新たな事業機会の創出となることが上げられます。議員御指摘の内閣府資料におきましても、基本的にはまとめて業務を委ねたほうがメリットを期待できると記載されております。本事業におきましては、設計から維持管理、運営まで一括で委託する形態といたしまして、コスト削減率の試算を行い、PFI方式のほうが総事業費を削減できるとの算定結果から、業務範囲を決定したものであります。 続きまして、小項目⑥であります。先ほど小項目②でのお答えにも関連いたしますけれども、機器更改費につきましては、ただやみくもに安くなったわけではなくて、業務全体の総事業費の中におきまして、発注者、受注者が協議を重ねての額変動であり、この部分だけを見て直営のほうが安価という指摘は当たらないものと考えております。 次に、小項目⑦であります。本事業は設計施工から維持管理、運営期間まで合わせて17年間という長期間の契約であります。消費税率が5%、8%、10%と3種類混在していること、また消費税率10%への移行時期が数度変更されるなど、後から見直すと大変分かりにくい状況になっております。表31号、当初の提案と第1回覚書の差で申しますと、まず設計施工業務におきましては、事業費全体で申しますと増加いたしましたけれども、税率が最も低い平成25年度事業費の増が大きかったために設計施工費が約2億9,800万円の増加に対しまして、消費税額は約1,200万円の増、それに対しまして税率が高くなる後年の維持管理、運営費は、事業費2億9,800万円減に対しまして、消費税額は約2,600万円の減となっております。その差額が表31号の約1,400万円の差でありますけれども、その他の御指摘の欄にも同様に消費税率改定時期のずれ、あるいは追加業務の実施時期によりまして消費税額は変動いたしております。 続きまして、小項目⑧であります。維持運営費の増加理由に関する御質問であります。当時の資料によりますと、まず設計施工業務の中におきまして、マシン室の整備によります既存の発電機では容量不足となります。また、局舎につきましても、災害時に万一停電が発生した場合には住民への情報伝達ができなくなることから、それぞれ無停電電源設備あるいは電源設備の見直しを行いました。また、災害あるいは不慮の事故等による行政サービスの停止を避けるためにネットワーク機器をあらかじめ複数用意しておくよう冗長化し、より災害に強いネットワークといたしたところであります。これによりまして当初はなかった無停電電源設備あるいはネットワーク機器等の保守費が発生したために維持運営費が増加いたしております。 続きまして、小項目⑨であります印紙の貼りつけにつきましては、受託者側の責任事項であります。まず、鏡野光サービス株式会社に確認いたしましたところ、税理士等の判断によりまして表68号の、また3回目の覚書につきましては印紙が必要と判断したと思われるとの回答でありました。これにつきまして、税務署に確認いたしましたところ、本事業の契約は請負契約のために総額が変わらなくても内容が変わるのであれば、200円の印紙が必要であるが、もし覚書の内容が専ら物品売買ということであれば、印紙税法の特例により印紙は不要となりますとの回答でありました。この件につきましては、現在税務署で継続検討していただいております。修正等が必要であれば、受託者であります鏡野光サービス株式会社が適正に対応するものと考えております。 続きまして、小項目⑩であります。機器更改費に関しての御質問と理解をして答弁をいたします。機器更改費が提案時より大きく下がったと、こうしておりますのは、決して機器がそれだけ値下がりしたという意味ではなく、契約締結後に発生いたしました設計施工業務に関する経費の増加分を提案額を変更せずに要求水準を満たすよう精査に精査を重ねた結果ということであります。機器の価格でありますけれども、例えば汎用的なパソコンなどは値段が下がるということもありますが、あまり汎用的でない、例えばネットワーク機器等の特殊機器につきましては、価格が下がらない状況でありますとも聞いております。契約書ではサービス対価の減額要件あるいは変更要件が規定されておりますので、その要件に合致すればサービス対価は当然変更されるわけであります。 また、契約書に記載の関係者協議会で両者が協議をいたしまして、合意すれば、契約変更も可能であると理解をしております。 終わりに、小項目の⑪であります。毎月の事業モニタリング、年2回の評価委員会におきましても要求する水準を満たしているとされておりますように、現状では契約書、要求水準書等に記載の要件を遵守した事業内容を実施しておりますので、変更協議の申入れにつきましては現在考えておりません。 続きまして、大項目、公平な割引を、中項目であります温泉手形についての御質問にお答えをいたします。 小項目①であります民間日帰り入浴施設への利用についてであります。議員御承知のとおり町民入浴半額手形交付事業につきましては、平成20年度より町民福祉の向上、あるいは関連施設の振興を図ることを目的といたしまして要綱制定がなされまして、現在まで多くの町民の方々に御利用をいただいております。このような中、昨年の8月会議で中西議員からの御指摘もありました新型コロナウイルス感染症拡大によります観光施設への影響を鑑み、経済対策といたしまして実施しておりますファンクラブ等会員特典事業の利用対象施設といたしまして、公設の施設だけではなくて、民間の日帰り入浴施設も対象といたしまして、多くの方々の御利用をいただいております。御質問の町民入浴半額手形交付事業につきましても、令和3年2月から要綱の改正を行いまして、民間の日帰り温泉施設、具体的には鏡野温泉、瀬戸川温泉につきましても半額助成の対象としておりまして、多くの町民の皆様の御利用促進につなげたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(沖田清明君) 7番中西省吾君。 ◆7番(中西省吾君) 1回目の答弁ありがとうございました。ここから一問一答で質問させていただきます。 まず、私の①の質問ですが、これはエヌ・ティ・ティ・データさんから平成24年4月25日に、多分これいきなりかどうか分かりませんが、鏡野町の通信施設はこんなふうにしたらいいんじゃないですかということが出たと思うんです。そのときに出たのも情報開示をして見させていただきましたが、ここの答弁にありますような内容にも一致はするんですけれども、もともとまずこの特定事業の名称は一言一句変わっておりません、提案書とですね。それから、これにもう既に実施方針であるとか、業務要求水準とかがその4月25日に提出されておりまして、その後鏡野町独自で大手のコンサルタントを頼んで、それに対して募集要項や要求水準や、実施方針をつくり、募集に至りますね。そして、それを審査する委員会をつくり、12月14日に審査が交渉する相手として最優先の業者だという流れになってきます。当時の12月17日にそこを町としては交渉権者として認めて交渉が始まります。そのときに提案書が業者から出されているんですが、その業者も85億円という数字が出るんですが、私はそこで初めて出たと思ってたんですね。エヌ・ティ・ティ・データさんのこの情報開示資料には金額が載ってないので、これに対して違った金額だったのかなと。この金額は、業者さんが金額は情報開示してもらったら困るというような形でこの提案書の金額は情報開示できませんでした。私は85億円というのが最初から動いたんじゃないかなと自分で感じておったんですが、つい先日、実は当時櫻井委員長が総務委員長でこの契約を議決するときに委員会での質問の回答書が行政のほうから出ている資料を改めて読み直していました。そこに実はこの提案者の金額が載っております、執行部から出た答えに。それを読みますと、85億円、平成24年4月にエヌ・ティ・ティから提案金額が出ていたと載ってあります。今回の情報開示請求にはそれは出してくれなかったんですけど、これが当時の委員会に配付された資料に載っております。要するに、エヌ・ティ・ティ・データさんが提案を85億円でして、先ほどの経過を踏まえて交渉権者として審査委員会が認め、役場が交渉し、最終的に契約は同じ金額の85億円であります。こういうことがなぜ起こったのか。要するに、役場は85億円を審査委員会が決めたとしてもそこから交渉に入ったわけですよね。交渉に入って一円も変化がないというのはどういうことなんですか。どんな交渉したんですか。普通だったら、相手が1社であるからそこで交渉して、一円でも安くしてもらうようにするんじゃないんですか。当時のことを知っておられる人は全体を通しては町長しかいないと思いますので、町長はそれに関わったトップでありますので、答弁をお願いします。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 今御提案のこの御質問でありますけれども、85億円の提案書どおりの契約であったというふうなことで審査委員会も通ってるというふうなことでありますけれども、85億円という大くくりの金額そのものに委員会が様々な形で質問を投げかけているんではないかなと、このように思うわけでありまして、それの決定に私ども行政といたしましては異を唱えるものではないと、このように思っております。 ○議長(沖田清明君) 7番中西省吾君。 ◆7番(中西省吾君) 町長そう言われますけど、じゃあ民間の方に審査委員会を委員を定めて、有識者の方であるとか、そういった方で委員会を開催しております。そこのメンバーの中には役場の副町長や当時の総務課長が委員会メンバーに入っております。これは募集要項の中に公表されておりますので、その人たちの役職であるとかお名前が全部出ております。この募集要項に審査委員会の名簿を出さないといけないというのは内閣府のガイドラインに載ってるので、それは出されたんでしょう。役場の関係者の方はその年の4月25日に5億円の事業としてエヌ・ティ・ティ・データから提案がされてるということを知ってるわけですね。その提案の中で11月19日に募集要項を見た業者さんが正式に提案書を提出しております。委員会はそれ以前から開かれているんですけれども、委員会の人に4月25日の提案金額は伝えられていたんですか、それとも全く知らない状態で提案書を出された業者さんの金額を初めて知ったんですか。どちらでしょう。教えてください。 ○議長(沖田清明君) くらし安全課長小原君。 ◎くらし安全課長(小原克則君) 中西議員さんの御質問でございます。 まず、平成24年4月25日、エヌ・ティ・ティ・データさんより民間発意ということで提案がございました。そのときの提案内容につきまして、その後に町が正式に決定して公表した募集要項等とは一部当初の民間発意の内容とは違うところももちろんあります。追加された項目があります。ですので、最初の民間発意の段階で85億円というのは、それは私の理解とは少し違ったのですが、それが当時の総務委員会のほうに出てるということでよろしいんですかね。 ○議長(沖田清明君) 7番中西省吾君。 ◆7番(中西省吾君) 私がさっき言いました平成24年4月25日に提案された業者さん、エヌ・ティ・ティさんですね、そこに提案金額が載ってと思うんです。載ってたから資料の中で85億円て書いてあるんです。その金額を最初から審査委員の方々に伝えていましたかって聞いてるわけです。 ○議長(沖田清明君) くらし安全課長小原君。 ◎くらし安全課長(小原克則君) その85億円という数字については最初からはお伝えはしてないように見えております。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 7番中西省吾君。 ◆7番(中西省吾君) 審査委員会さんにはなぜこういう経過になったかというのを説明されて、審査委員会さんの判断をする知識の情報共有が行政と、そして提案者と情報共有して、そこから本当にこの鏡野町が募集要項に立ててる、または要求水準に乗っかっている、実施方針に従っている、そういう提案書になったかどうかを審査するわけですね。そのときに提案者となる方と、これは11月19日です、提出日が、遡って、最初に提案した人が4月25日、そこの金額が全く一緒なんです。それを審査員に伝えてないと判断が困ったはずなんですよ。伝えてなかったら、初めて85億円というのを審査員はそこで知るんですね。でも、行政は85億円というのは4月に提示されてたわけです。だから、非常に審査に偏った情報のみで審査した経緯があると私は今の答弁で感じておりますし、事実そうだったと思います。 次の質問を言います。 これはNo.②ですね。更改費が5億円近く安くなったわけですね。当時縮減率が8%で、4億3,800万円直営でやったよりも民間に出したほうがトータルで安くなると、4億3,800万円、これ縮減率8%なんでね。それが機器更改費が主に機械を交換する費用が5億円も安くなってる。要するに4億3,800万円よりも機械のほうが5億円安くなってる覚書を1年後に交わしとるわけです。こういう状態だったら直営でやったほうが安いんじゃないかということになるわけです。答弁書でお話を聞いても、いや、機械を民営要望で住民からの要望で大きくしただなんとか書いてますけども、実際要求水準を発注した側がつくって、その要求水準に合う計画をこの業者は持ってきとるわけですよ。だから、そこでいい機械を使おうが、使わなかろうが、その金額でやってもらわなきゃいけないんですよ。要求水準に合ったものを提案してくれてるから、審査委員会は第一交渉権者にしたんでしょう。要求水準が守られてない人を交渉できる人にしないじゃないですか。であるならば、それはそれとして業者さんにこの要求に応じた機器更改をするんであれば、そのときは18億円なんですよ。実際13億円になったら約5億円安くなっとるわけです。じゃあ、安くなった契約にしましょうねと、交渉中にその交渉をしなきゃいけないじゃないですか、向こうは要求水準を守って審査委員会で認められた業者なんだから。それについて審議した経緯は、町長、覚えてますか。覚書を交わして、大きく各サービス対価が変わりましたよね。その経緯は覚えてますか。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) その覚書につきましては、確認をしたかどうかと言われることについては、記憶に今ないわけであります。 ○議長(沖田清明君) 7番中西省吾君。 ◆7番(中西省吾君) 記憶にないと言われたら、もうこれ以上質問しても同じなんで、でも現実そういう現象が起こってるんです。それで、このときに総額の縮減率が8%で4億3,800万円です。当時議会に説明したのは、それは現在価値換算が8%であって、議会には単純に合計した縮減率が16.7%だったんですよ。なぜ同じ数字を議会に説明しないんでしょうか。これは当時町長は両方知っとったと思うんですが、なぜ議会には大幅に縮減できるような数字を言って、実質は8番なんです。この記憶はありますか。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) そのことにつきましても、ここの記してるとおりで、そのほかにつきましては記憶がないわけです。 ○議長(沖田清明君) 7番中西省吾君。 ◆7番(中西省吾君) 質問、じゃあ変えます。先ほど言いました機械機器更改費は当初業者の提案は約18億円、それで覚書を交わしたのは13億円、約5億円ほど安くなってる。そのほかにも、じゃあ5億円安くなって契約金額は変わらない。そのお金はどこに行ったんでしょうと私が分析した表によりますと、まず設計構築施工費が約3億円上がってます。それは33ですね、税込みでいくと、取りあえず1回目の覚書では設計構築施工費は46億円になっとんです。当初の提案は43億円で、取りあえず1回目で3億円ほど上がっとるわけです。それから、43号を見てもらえばいいんですが、これは維持運営費は2億2,500万円ほど上がってます。機械が約5億円ほど下がってる。そういうような内容で入れ替えとんですね。もともと要求水準よりも安くなるんならいいんですよ、最初の提案額よりも、それは契約額がトータル的に安くなるからね。それをしてなしに、最初は機械を高いお金ぼんと出しとって、機械が実際覚書ではどんと5億円安くなって、その浮いたお金は設計と施工に3億円増やし、そして維持管理費、要するに主には人件費に2億2,000万円増やしとるわけです。それっておかしいと思いません。もう一点だけ言いますと、最初の要求して提案書が出たときは設計施工の中に奥津と上齋原は機械を設計施工の中でつくりますと、更改しますとなってたんです。覚書になりますと、設計施工から外して次の維持管理の中で更改を奥津と上齋行う。そうしたら、普通で考えれば、当初はそこで行うことを省いて、維持管理のほうで行うということにしたら、43億円が幾らか安くなるはずなんです。それが高くなってるわけですよ、3億円もね。逆に、後にする機械更改費が18億円がそのところに、さっき設計と施工でするというものを外されたものがそこでやんなきゃいけないということは普通ここで後の機器更改費は上がるんが当たり前なんですよ、そこに足されるわけですからね。それがそれをやっても5億円安くなってる。こういう数字が分析が当時の1回の覚書でしたかというと、実はされとんですけど、町長は覚えてないと。これすごく大きい金額なんで、この重要なところを覚えてないようでは私は困ると思うんですよ。まだこの事業10年間指定管理業務が続きますよ。そこをしっかりと解説をしておきますので、覚えておっていただけたらと思います。 質問に入ります。 ここがもう覚えてないというのは仕方がないんですけども、町長、それじゃあ覚えとることをひょっとあったら聞きたいので、聞かせてください。内閣府のガイドライン、私が抜粋して⑤に書いてます。これは長期委託が適当でない場合、要するに機器更改とか、15年間の間には技術の革新でいろんな新しいスタイルが出てくるかもしれない。そういうようなときはそういうことは町が行って、運営や維持だけに民間に委ねることもできますよと内閣府のガイドラインはあるんですが、ここを検討したかどうか、ある記憶の中で答えてください。検討されましたか。 ○議長(沖田清明君) 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 私への質問であります。この再質問の内容というのが私は予想しておらなかったわけでありますけれども、この答弁書のとおり民間にとっては新たな事業機会の創出となることが上げられますということでありますけれども、議員の御指摘のそのようなメリットが期待をされるということでありますけれども、コスト削減率の試算を行ったところPFI方式のほうが総事業費を削減できるというふうな算定から業務範囲を決定したというふうなことであります。それ以上の答えも用意をしておらないということであります。 ○議長(沖田清明君) 7番中西省吾君。 ◆7番(中西省吾君) 十分な答弁では私はないと思うんですが、時間の関係で、次に消費税のことに行きます。 消費税は法律が変わって契約変更も考えられるものであります。それで、先ほども言いましたが、1回目の覚書、2回目の覚書、3回目の覚書で消費税がスタートの提案書の契約額から言いますと約3,000万円安くなってるんです、3,000万円ね。それぞれの覚書の中で最後だけが1万円の印紙を貼ってる。内容を見ると、契約額は変わっておりません。消費税が最初の1回目は1,300万円安くなった。それで、じゃあ1,300万円はどこに行くんですか。2回目は約820万円ですね、3回目が780万円、どこに行くんかと。要するにこれは消費税額が安くなった分は請負費にそれが使われとるわけです。請負費に使われるというと、普通なら追加工事に匹敵するんです。追加工事には必ず請負額に対する印紙が必要になります。なぜ貼ってないんですか。これは相手方が貼ってないんだと言いますが、我々は地方公共団体です。請負業者が請書に印紙貼らずに契約で持ってきたら、例えば建設課、印紙貼ってくれって言うでしょう。なぜ今回は言ってないんですか。 ○議長(沖田清明君) くらし安全課小原君。 ◎くらし安全課長(小原克則君) そこの印紙の消費税の額の変動と印紙の関係についてでございますが、印紙税ということで税務署のほうにもいろいろ相談協議をしておりまして、また後日でございますが、鏡野光サービスと私と一緒に税務署に行って、その辺再度確認して、修正が必要でしたら修正するようにしたいと思います。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 7番中西省吾君。 ◆7番(中西省吾君) 課長そう言われたんでちょっと安心しましたが、この私の製作した表に誤りがあったら訂正して、そしてこの表で税務署で説明をお願いしたいと思います。 もう時間がありませんので、こういった疑惑、疑念、はっきりしないことがあって、時のトップの方は記憶にございませんの連発なんで、改めて、もうすぐ選挙があって新しい議会が誕生すると思いますが、新しい議会にこの件については委ねたいと思いますし、当然執行部は継続性のあるところですので、真摯にお答えをいただけたらと思います。 最後に、温泉手形についてです。温泉手形は非常に私の意見を取り入れていただいてありがたいなと思っております。それで、2月から実際もう運用が始まってると、そういうことを町民の人は知らないと思うんですが、今後どういった形で周知して、温泉利用、または公平な利用が生まれるんでしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(沖田清明君) 産業観光課長小椋君。 ◎産業観光課長(小椋正己君) 失礼します。 中西議員の御質問にお答えします。 町長答弁で申し上げましたとおり、2月の要綱改正で一応適用しております。これにつきまして業者の方とも御承諾をいただきまして、3月の広報、それからケーブルテレビ等で皆様方に十分な周知をしたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 7番中西省吾君。 ◆7番(中西省吾君) これは入浴なのですが、岩盤浴とかラドン浴やサウナ浴もオーケーなんでしょうか。 ○議長(沖田清明君) 産業観光課長小椋君。 ◎産業観光課長(小椋正己君) 基本的には日帰りの入浴料に対しての半額助成でございます。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 7番中西省吾君。 ◆7番(中西省吾君) 今鏡野温泉と瀬戸川温泉が固有名詞が入ってますが、そのほかにも日帰り入浴ができる民宿等があると思うんですが、そこはどうなんでしょうか。 ○議長(沖田清明君) 産業観光課長小椋君。 ◎産業観光課長(小椋正己君) 基本的には日帰りの温泉施設のみを現在のところは対象にしておりまして、民宿とか、宿泊を対象にしているところにつきましては今回は対象から外しております。 以上です。 ○議長(沖田清明君) 7番中西省吾君。 ◆7番(中西省吾君) そういうところも日帰り入浴が施設としてオーケーとすれば、施設のほうにもそういった気持ちを聞いていただきたいと思います。最後の質問です。 ○議長(沖田清明君) 産業観光課長小椋君。 ◎産業観光課長(小椋正己君) そちらにつきましては、基本的に日帰りの入浴施設ということの制度でございまして、今後検討する余地はございますので、協議はしていきたいというふうに思います。 以上です。 ◆7番(中西省吾君) ありがとうございます。 ○議長(沖田清明君) 以上で7番中西省吾君の一般質問を終わります。 これにて、一般質問を終了いたします。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次の本会議は3月3日午前10時に開議いたしますので、本議場に参集を願います。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでした。              午後1時51分 散会...