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12月07日-03号

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  1. 里庄町議会 2021-12-07
    12月07日-03号


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    最終取得日: 2023-05-09
    令和 3年12月定例会         令和3年里庄町議会第7回定例会会議録(第3)1. 招集年月日 令和3年12月7日(3日目)1. 招集の場所 里庄町役場議場1. 開   議 12月7日 午前9時30分1. 出席 議員 (4番欠番)    1番 藤 井 典 幸  2番 佐 藤 耕 三  3番 仁 科 千鶴子    5番 小 野 光 章  6番 仁 科 英 麿  7番 眞 野 博 文    8番 小 野 光 三  9番 高 田 卓 司 10番 平 野 敏 弘   11番 岡 村 咲津紀1. 欠席 議員 な  し1. 地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名   町長      加 藤 泰 久     副町長     内 田 二三雄   教育長     杉 本 秀 樹     会計管理者   田 口 二 朗   総務課長    赤 木   功     企画商工課長  村 山 弘 美   町民課長    枝 木 敦 彦     町民課参事   村 山 達 也   農林建設課長  仁 科 成 彦     農林建設課参事 鈴 木 達 也   上下水道課長  竹 内 伸 夫     国土調査室長  妹 尾   渉   教委事務局長  小 寺 大 輔     教育委員会事務局参事                               淡 路 尚 久1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名   議会事務局長  小 野 宏 明1. 議事日程   日程第1 一般質問   日程第2 議案第66号 岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更について   日程第3 議案第67号 令和3年度里庄町一般会計補正予算(第9号)        議案第68号 令和3年度里庄町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)        議案第69号 令和3年度里庄町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)        議案第70号 令和3年度里庄町水道事業会計補正予算(第1号)        議案第74号 令和3年度里庄町一般会計補正予算(第10号)1. 本日の会議に付した事件   日程第1から日程第3まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開議 ○議長(岡村咲津紀君) 皆さん、おはようございます。本日はご苦労さまです。 ただいまの出席議員は10名であります。定足数に達しておりますので、これより令和3年第7回里庄町議会定例会を再開し、本日の会議を開きます。 昨日の本会議における一般質問の答弁において、枝木町民課長より発言の訂正の申出がありますので、これを許可します。 枝木町民課長。 ◎町民課長枝木敦彦君) 〔登壇〕 失礼いたします。昨日の仁科英麿議員一般質問の中で、現里庄清掃工場のダイオキシンの測定データは現在の排出基準ではどの程度の合格率かとの質問に対しまして、私のほうが0.1以下のデータは「11回分」ですと答弁いたしましたが、正しくは「9回分」でした。訂正さしていただきます。申し訳ございませんでした。よろしくお願いいたします。 ○議長(岡村咲津紀君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。 質問の通告がありますので、順次発言を許します。 9番高田卓司君。 ◆9番(高田卓司君) 〔登壇〕 9番高田卓司です。通告に従い、一般質問を行います。 本日は、2点について質問をいたします。 まず、第1点目として、浸水対策について質問いたします。この質問は、以前にも質問をいたしましたが、その後どうなったか経過をお尋ねします。 まず、浸水対策についてでありますが、里庄町では池田、殿迫、高岡地区が、浸水の被害に今まで遭っております。今後もこの被害は起こる可能性は大と思います。まず、この浸水箇所をどうすればいいかということでお尋ねしますが、この地区は里見川に川がつながっており、流れていっております。そして、里見川は玉島の海に流れていくという状況であります。 以前、玉島の海との接続点に水門がありまして、ここは満潮時には水門を閉じます。丘側と海というと、海辺のほうが高くなりますので、逆流してくるので、水門を止めます。一番問題になるのは、ここに水門を止めたときにポンプを設置するべきではないか、この要望をしてくださいということをお願いしました。これは、里庄だけの問題ではありません。玉島地区、浅口市、そして里庄、ここらが一体で県のほうへ要望を出さなきゃいかんということであります。これについては、後の質問とも含めまして、その経過をお尋ねします。 で、里庄については、鴨方が今一番問題になるんです。鴨方から東の金光地区については、里見川が改修されております。幅も広くなっておる、護岸もきちっとしております。で、鴨方に入って、まだ改修ができていないということでありますが、現況についてちょっとボードで説明さしていただきます。 ちょっと地図悪いんですけどね、ここが鴨方町、鴨方ですね。で、里見川、これ遙照から来た川と、六条院東で里見川が合流しております。で、こっから下は今改修されております。以前、遙照の上のほうから集中豪雨で決壊して、災害復旧でずっとできております。で、ここまでができておりますけれど、これ六条院東ですね。で、ずうっと、ここ鴨方駅ですが、こういうふうにつながって、池田地区はこの川ですね。で、ここが問題なんですね。で、そこに行くまでに、鴨方の境に里見川と川が5本合流してます。そして、高岡地区から出た水、要するにカイタックがあるところ、あれに高岡地区から水が流れて合流しております。そして、駅の東に合流しております。ナンバのほう、ホームセンターナンバのほうからこう流れてきた水が合流しておる。そして、ナンバの東にもう一つ川があります。これも合流しております。ここですね。で、もう一つ、これ四条原、六条院東の四条原いうところから来た堅川という川が、この境の手前で合流しておりますね。そして、やっと金光のほうの里見川につながっているわけです。小さい川は途中でまだいっぱい合流してますけれど、もういろんな川が合流してきているのに、この辺りが非常に川幅が狭い。だから、流れが悪いね。いろんな、何本も、もう5本も10本も合流して水かさが増えるのに、流れないということですね。 で、鴨方の駅の北側なんかは、もう水がこう増えて困るいうんで、河床を下げて、両岸の石崖の下に1メートルほど擁壁を継ぎ足して、河床を下げておりますけれど、まだまだ断面的に足らないということで、里庄の水が鴨方の境で合流するところに、今池田排水がポンプアップするようにポンプをつけてますけど、これが100%稼働できない。これを100%稼働することによって、ここらの水位が上がって、駅前辺りのうちの宅地に川の水が逆流する。川の水位が上がるもんで、逆流して床下浸水になるということで、フルに発揮できないという、今状況にあります。 で、いうことはこの川を改修して、要するに流れる水を大きくする、河床を下げるか、川幅広げるかしなきゃ駄目なんですね。それが一番の原因なんです。 これについて、私以前指摘しましたが、県のほうにどういうふうなアプローチをされたか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(岡村咲津紀君) 仁科農林建設課長。 ◎農林建設課長仁科成彦君) 〔登壇〕 高田議員の、里見川の整備についてその後県への要望状況はどうなっているかとのご質問にお答えします。 里見川に起因する浸水対策については、毎年トップミーティングなどあらゆる機会を通じて地元の市や町の意見を十分反映し、早期に実施できる有効な手段を考えてほしいと重ねて県に要望しているところでございます。本町としても、殿迫地区などの浸水対策については、大所地区の町道かさ上げや、浅口市との町境付近池田用水路整備を継続して進めているところでございます。 ほかにも、来年度から県営事業として4年をかけ、浅口市の丁にある里見排水機場の全面改修を予定するなど、浸水対策については本町も最優先で取り組んでいるところでございます。 しかし、高田議員ご指摘のとおり、里見川の水位が下がらなければ、池田用水路や高岡から流れ出る水路の水のさばきが悪く、根本的な解決にはならないと考えています。 先日、県に確認したところ、現時点でも里見川の河川整備計画を策定中とのことでございました。今後も、早期に河川整備計画を策定していただき、ポンプの必要性などを含め、里見川の問題点を正確に把握し、早急にその対策を講じていただけるよう県に強く要望してまいりたいと考えています。 以上です。 ○議長(岡村咲津紀君) 9番高田卓司君。 ◆9番(高田卓司君) 〔登壇〕 9番高田です。 今、県に要望をしているということでありますが、一番は鴨方がもう改修の場所なんで、里庄が言うのはもちろんなんですが、鴨方と歩調を合わして強く要望してほしいと思います。 ほいで、私が聞いてるところでは、こっから、下から、合流点から、おいおい県も今計画中ということであります。今課長言われたとおりだなと思います。で、ここら辺りも、駅の北側辺りも、川幅を広げると、それも北側へ民家があるんですが、北側に広げるということを聞いております。南は道路があって広がらないんでね。で、北側は家があるじゃないかということを言ったら、もうほとんど空き家が多いんで、撤去していただいて川幅広げたいという県の考えのようなんでね。これ県もお金があんまりないんで、もう急ぐところからしか今何やかんやできないようなんで、やっぱり声を大きくして言わないと、もう大きいところが予算取ってしまうようなんです。ですから、もうできるだけ、もう住民生活に困るんだから、しかも困るのはやっぱり今浸水してるところが困るんでということで、里庄も力入れて、鴨方、市長にお願いしてね。やっぱり協力して早くしていただくようにしていただきたい。声が大きくないと、なかなか行政というのは動かないんでね。だから、もう本当に困っとんだというのを分かっていただくように、しっかり言っていただいて、5年計画なら3年、4年で少しでも早くして、そういう浸水を免れるようにしてもらいたい。 今課長が言われましたように、池田排水路、改修されておるというのは私も知っておりますが、改修もいいですけれど、要するに下が流れないと、上の水位下がらないんでね。このほう、町長、特にもう課長任せでなしに、やっぱりトップが言うのと、受ける側は全然違うんでね。トップがあくまで本気で言ってくると、じゃあ考えようかいうことになると思うんでね、やってほしい。そういうことを、どうでしょうか、今後本気でやっていただけるかどうかお尋ねします。 ○議長(岡村咲津紀君) 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 はい。高田議員の、里見川の整備についてのご質問にお答えいたします。 高田議員おっしゃられるようにですね、里見川の一番河口の玉島のところ、あそこの結局水門のところのですね、排水の機能がやっぱり確保できないと、途中幾ら排水機能上げてもですね、結局はたまってしまうというふうなことを考えておりますので、そこにそのポンプを設置するのが有効なのかどうなのか、そういうふうなことは、これまでも倉敷の伊東市長や、それから栗山市長へ、それから私が、しっかりそういうふうなことも考えてほしいというふうなこともお伝えをしております。 それからですね、おっしゃられるように、鴨方駅の北側のあそこが急に狭くなってですね、あそこがどうしてもこう流れが悪い。ですから、今高田議員がおっしゃられた、指摘されたところをですね含めて、全体的な里見川の河川整備計画をですね、早急に、また我々の声を十分反映したものでつくってほしいというふうなことを、これまでも県知事に直接申しておりますし、これからもしっかり要望していきたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 9番高田卓司君。 ◆9番(高田卓司君) 〔登壇〕 ぜひともそれはお願いしたいと思います。少しでも早く安心・安全で、生活できるようにしていただきたいと思います。ほいで、今大所地区をかさ上げしたというような話でありますが、あの工事は解決には全くなってないんで、何とか通行できる状態にしたいうだけでね、浸水は全く変わってないんで、もちろんやることはいいんですが、町は町としてできることをしていただく。ほして、できないところは県のほうにもうしっかりお願いして、やっていただきたいと思います。 それでは、次行きます。 2つ目、一般質問に対する取組について。 この問題も、私去年6月に同じことを質問しているんですが、この一般質問で議員さんいろいろ質問出ます。それで、要望も出ます。提案もしてまいりました。しかし、今まで多くの問題がなかなかこう実行に移されてない。そして、その質問のときには、もうやらない方向での答弁ばっかりでした。 例えば、小学校のエアコンについても、再三何人もの議員が何とかしてほしい、子供がかわいそうだということで質問をいたしました。しかし、その当時は、育ち盛りの子は汗をかくのがいいんだとか、ねえ、遮熱シートを貼ったからいいんだとかいう答弁でありました。お金の都合がつけばやりますという答弁は全くなかったんです。ねえ。いろいろ理由をつけてやらない方向。で、質問が多く出て、議員、議会全員が要望書を出してお願いしたこともありますが、その結果、じゃあ扇風機ぐらいつけようかということで、全教室に扇風機もつけたことがあります。 で、今はそれは解決できております。非常にいいことなんですが、でもこの問題については7年か8年かかって、やっと今解決しております。 で、いいことなんですが、方向が変わるときにはどういう考えで変わったか、やっぱりやらない方向で答弁があった、それができるようになったということは、考え方が変わったというのをちゃんと説明をしてほしい。お願いしていたことが実現するということについて反対はしません。しませんけれど、今までやらない方向で答弁があったのが、こういう理由で皆さんが言われたようにこうしますというような説明が欲しい。そういうことです。 時間がたてば状況も変わってくるんで、考え方も変わってくることはあるかと思われますが、そのときには状況変化がこうなったとか、今までできないと言ってたが、こういうことでできるようになりましたというふうな説明が欲しい。でないとね、議員が一生懸命ここで質問して、お願いして、もうできません、お金がないんですと言ってたことが、突然できるようになると。そうすると、何か執行部が一人ええことをしたような感じ。議員さん何を言ようたんなと。実際できるじゃねえかというふうな取り方もされるんで、やっぱり一生懸命ここで質問するということは、町民の意見を代表で言ってるというふうに取っていただいて、そういうふうにしていきたいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(岡村咲津紀君) 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 はい。議会のほうからですね、要望があったことについて、そのときにはなかなか難しいとか、できないとかいうふうなことをお答えして、その後また状況が変わったときに、できるようになったときには、丁寧な説明をするべきではないかということでございますが、全くそのとおりでございます。 先ほど、高田議員おっしゃられましたように、そのときにはですね、できないというふうなお答えをしておるものが、例えば時間の経過とともに、また財政的な問題でですね、そのときには財政的なことからできないというふうなお答えしていてもですね、例えば有利な補助や起債が活用できるようになったときには、全体的なバランスを見ながら、必要であればそれは当然やっていくべきだろうと、このように考えております。予算が伴うものでございますので、全員協議会であるとか、またこの本会議の中での質疑に対しては、しっかり丁寧な説明を心がけていきたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 9番高田卓司君。 ◆9番(高田卓司君) 〔登壇〕 はい、高田です。 丁寧な説明をしていきたいという答弁は、去年の6月も町長はちゃんとされております。しかし、その後そういう説明がなかったこともあります。 例えば、今年中学校の用地を買取りをしました。3,800万ですかな。この問題も質問が出ました。私質問したことがあると思います。でも、そのときには買わない方向での答弁でした。東の小学校にも民有地があります。運動場の真ん中にね。で、突然今年買うようになったということでありますが、そのときも詳しい説明は何もなかったです。こういうことで、こうなっていうようなね。 だから、その変わること、いい方向に変わることについて、私は何も文句を言うんじゃないんです。考え方が変わったのはこう、だから地主さんの考えが変わって、もう売りたいというふうになったのか、そういう説明もあまりないんでね。だから、中学校、小学校の運動場については、もうなくてはならない公共用地の真ん中に民地がいつまでもあって、借地料を払ってるいうのはおかしいんじゃないんですかいうことでね、買うべきじゃないんですかいうことで質問したんですが、いろいろ条件があってなかなかできないということで、借地料にしてもそう高い借地料でないんだから、買うよりはもう、じゃあそれのほうがいいかないう考えもありますけれど、一応公共用地の真ん中にいつまでも民地が残ってるというのは不自然だと思います。いろいろ、こうお願い、アタックして、何とかできる方法に考えたほうがいいと思いますのでね。 それから、里庄の駅西の踏切の北側の橋梁についても、あそこは道の真ん中にもう橋桁が折れて、丸太を入れて、ねえ。丸太が、その丸太が腐ってしまって、いつ落ちるか分からないと、写真つけて私質問したと思うんですがね。そのときもいろいろこう、やらない方向でありました。それも何とか今改良できて、危なくないようになっておりますがね。そういうふうにいろいろあります、言えば。ねえ。 この役場の前の駐車場でも、町民のために確保するべきじゃないですか、職員の駐車場どっか考えたほうがいいんじゃないんですかというのも、再三私が質問、要望しましたが、それもなかなかできなかった。ねえ。ですけど、今やっとできてる。ねえ。それも、役場の前の駐車場の広さがどっかに確保できたんじゃないですよね。この下の中学校の前の土地を200坪ほど買取りして、駐車場に造った。それで、役場の前の車が全部そこで解消したんじゃないんですよ。私ら一応、今まで提案してたね、ほかにも町有地あるでしょう、それを利用したらどうですか言っても、なかなかそれを利用する方向で答弁なかったです。だけど、今はそれを利用して、この役場の前の駐車場は町民のために空けておりますね。 だから、できることを、もう答弁はやる方向で、どうしたらできるかという方向で答弁していただきたい、行政やっていただきたい、こう思います。もう何もかもやらない、やらないで答弁しないで、やるにはどうしたらできるかいうことを議員と一緒に、議会と一緒に考えてやってもらいたいんですが、今後どういうお考えかをお尋ねをいたします。 ○議長(岡村咲津紀君) 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 はい。議員さんからね、いろいろこうしたほうがいいんではないかというふうなご指摘とかご意見をいただいたことに対して、やはり住民の方のサービスの向上につながるのが一番大事かなというふうなことに思いますし、また財政的なこと、裏づけがどうなのかなというふうなことも、やっぱり考えなければならないと、このように考えております。 3点ほど、高田議員のほうがおっしゃられましたけれども、小学校、中学校の借地ですね。これは以前から高田議員おっしゃられていたように、いつまでも借地料を払うよりも買い取ったほうが、将来的には財政的な負担も少なくなるんじゃないかな、それはもうおっしゃるとおりでございましたが、今回中学校の借地を解消して購入ができたのはですね、地権者の方が買い取ってほしいというふうな申出があったというふうなことが大きなきっかけにはなっております。で、1筆だけ買うよりも、やはり全体的にもう一括で解決したほうがいいというふうな判断をいたしましたので、買取りをさしていただきました。人によってですね、金額に差があってはいけませんので、統一的な値段で同時に交渉するべきであろうというふうな判断から購入をさしていただいた経緯があります。 それから、橋桁についてはですね、確かにあれは危険がありました。で、その上にですね、近年物すごい集中豪雨が頻発しております。で、川の中にたまった草や木がちょうどあの橋桁にかかってですね、水の流れを悪くして、万が一あそこが越水した場合大変なことになるというふうなことも判断の一つにありましたので、そういうふうな防災の面からも、また交通安全の面からも、橋桁の改修をさしていただいたというふうな経緯がございます。 それから、中学校横の駐車場については、確かにもう以前から住民の方が役場の駐車場を利用するのにちょっと不便を生じているというふうなことはご指摘いただいておりましたし、我々も何とか解消したいというふうなことを考えておりましたので、あそこについてもですね、地権者の方が売ってもよい、町のほうで買ってくれないかというふうな申出がありましたので、利用さしていただき、それに併せて町の職員もほかの駐車場を利用するようにというふうなことで、解決に至っているというふうな状況でございます。 これに限らずですね、町民の方からの要望であるとか、議員さんからのご指摘については、財政的なことも考えながら、今やらなければならないかというふうなことを優先順位をしっかり考えながら取り組んでまいりたいと、このように考えております。そのときには議会の皆さんにしっかり説明をしていきたいと思います。 以上です。 ○議長(岡村咲津紀君) 9番高田卓司君。
    ◆9番(高田卓司君) 〔登壇〕 はい、高田です。 今町長いろいろ危険があるとかね、状況変わったとかいうことを言われましたが、質問した時点でもね、そういう危険あったんですよ。ねえ。もう大分前ですけれど、あそこの橋桁にごみが詰まって流れない、駅の裏が堤防を越える、県道を超える可能性があるということがあって、八ツ的、西ノ平地区の人にも避難命令を出さないかんかないう直前まで行ったことも以前あるんですよ。ねえ。そういうこともあって私も質問してるんですよ。だから、その後危険が増してきたとかいう状況ではない。ねえ。もう橋桁の真ん中に支えがあって、ものが引っかかるというのはもう前から分かってるんですよ。しかも、真ん中をこう狭めて、30センチほどの幅で水を流してた。そこにごみがかかって水かさが増すというのはあるんですよ。で、同じ状況がこのすぐ横の資料館のところの橋、シルバーの入り口の橋も同じ状況があったんですよ。ねえ。それは私が県のほうに直接お願いして、こんなことでいいんですかと、これを何とかしてくださいということでお願いしたら、県がすぐやってくれたんですよ。今こうすっと流れるようになってますね。あの2つの橋も同じ状況だったんですよ、真ん中狭めて。ねえ。誰が考えてもものが引っかかる状況になってたんですよ。で、来てくださいと言うて、来てもらって見てもらったら、おお、これはいかんなというんで、そこはできたんです。それは費用的にもそのときはびっくりするほどかかったんじゃないんですけれど、今度今言っている橋、駅の西はかなりの工事になるんで、簡単にはできなんだんですけどね。 だから、やっぱりここでね、議員が質問するときはね、やっぱりいろんな問題が起きてるときだから質問してるんですよ。だから、そのときに真摯に考えて、本当にどうなんかいうことをもう議会と一緒に検討してね、何でもやらにゃあいかんというときは早くやってほしい。理由をつけて先延ばしするんでなしにね。事が起きたら大変なんですから。 それで、そういうこともあるんでね、今後はそういう、ここで質問、意見が出たときはね、本当にどうなのかというのを議会と一緒に検討して、これはちょっと優先順位がそう急ぐことでない、ちょっとほかのことを先にやりたいというんなら、それでいいですけれど、みんなでちょっと検討するとかいう前向きな姿勢で今後行政のほうをやってもらいたい、こう思います。どうですか。 以上です。 ○議長(岡村咲津紀君) 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 議員の皆さんいろいろな視点で、町の環境整備であるとか、教育であるとか、いろいろなことにご提言をいただいております。本当にありがとうございます。 で、冒頭私説明いたしましたように、やはりその時点での財政的な問題がやっぱりありますし、その当時はなかったけれども、現時点では有利な起債や補助金があるというふうなことについては、以前ご指摘をいただいてできてないことについては積極的に取り組んでいきたいと、このように考えております。 ちょうど駅西の橋ですね、あれはちょうど町道になりますので、町の改修ということで、町道2007号橋というふうなことで改修をさしていただきました。で、これについても、やはりその有利な補助や起債をできるだけ活用しようというふうなことから、そういうふうなことをしっかり県のほうとも協議をして進めてきたというふうな経緯がございます。 また、大所のところの道路のかさ上げにしても、災害が多発するということから緊防債ですね、そういうふうな、昔はなかったけれども現時点では国のほうの政策として使える起債、そういうふうなものがあるからできたというふうなこともございますので、そういうふうな国や県の事業をしっかり我々も考えてですね、これまで議員の皆さんに指摘を受けてできていなかったことで、やるべきことについては前向きに取り組んでまいりたいと、このように考えております。その際にはですね、議員の皆さんにしっかり説明をしていきたいと思います。 以上です。 ○議長(岡村咲津紀君) 9番高田卓司君。 ◆9番(高田卓司君) 〔登壇〕 はい。今後、前向きにね、町長言われるように町民のために、町の発展のためにね、前向きで取り組んでもらいたい。ですから、県のほうへはね、しっかり行ってもらいたい。顔をのぞけることによって少しでも有利な話が耳に入ってくることが多いんで、よろしくお願いします。 以上で終わります。 ○議長(岡村咲津紀君) 次に、2番佐藤耕三君。 佐藤耕三君より資料の配付依頼がありますので、資料を配付さしていただきます。 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 はい、2番佐藤耕三です。通告に従いまして、2点の質問をさせていただきます。 まず、1点目でありますが、上下水道の今後のビジョンについてお伺いします。 先日、町では水道事業ビジョンに関するアンケートを行いました。そういったことも含めて、これからの上下水道のビジョンについてお伺いしたいと思います。 まず、水道事業ビジョンに関するアンケートについてお伺いしたいんですが、その前に、水は生きていく上で非常に貴重なものであります。水道設備も重要な設備だと考えています。しかし、今回のアンケートにもあるように、長い間使用していけば設備も老朽化したり、災害に備えての改修や修繕が必要になることもあります。そうなれば、決して少なくない費用が必要となってきます。そして、改修のみならず、ふだんの維持管理にも一定の費用がかかるということも考えられます。 そこで、世界的に見れば、公共で行っていた水道事業を民間に委託する国もありました。当然、民間に委託するということは、委託した企業はどうしても利益を上げなければなりません。企業が利益優先に走り、水質の悪化や、全て水そのものが十分供給されなくなった、こういったことが問題になって、民間委託していたそれを再度公営で行っている、こういった国もたくさん今あります。 国内におきましても、水道事業の民営化、もしくは民営委託といった話が持ち上がっているとこもあります。数年前、私はこちらに浜松のほうから帰ってきましたが、今では浜松のほうでもその水道の民営化という話が持ち上がったことがありました。それが大きな市民運動に広がって、今は民営化の動きが完全に消えたわけではありませんが、頓挫している状況にもなっています。 貴重な水を安定に供給するためにも、これからも町として民間へ移行することがないよう取り組んでもらいたいんですが、今現在この管内におきまして、そういった民営化とかいった話は持ち上がっているのでしょうか。 ○議長(岡村咲津紀君) 竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 佐藤議員からご質問にお答えいたします。 井笠管内における民営化、民間委託の動きの有無についてですが、現時点では水道事業全ての民営化、民間委託の動きはございません。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 はい。今のところないということですが、これからも公共でできるように頑張っていただきたいと思います。貴重な水でありますので。 それでは、水道事業のほうから聞いていきたいと思います。 先日、水道事業のビジョンについてアンケートを行いましたが、そのアンケートについてお伺いしたいと思います。 このアンケートでは、老朽化に伴う更新や災害対策を考慮して、設備の整備に伴う水道料金の改正と水道に関するこれからの情報の入手の仕方、そして水道事業に関する意見、そういったものを募るアンケートでありました。このアンケートについて、町民からいろいろな意見を聞かれることもありましたし、私のほうからこういうアンケートが来ているんだけどどうなのっていうことを聞いたケースもあります。 そういった中で、このアンケートが来てないという方もおられたんです。例えば、家族が五人も六人もおられる場合は、全ての人は目を通すことはないと思うんですけど、例えば2人暮らしの人で、それでも2人とも、お父さんも子供も知らないとか、息子さんも、2人とも知らないというケースがあったんですけど、このアンケートいうのは全ての世帯に対して行ったのでしょうか。お伺いします。 ○議長(岡村咲津紀君) 竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 佐藤議員のご質問にお答えする前に、現在水道事業ビジョンについて策定中ですので、完成次第委員会などで議員の皆様にご説明させていただきたいと考えております。 続いて、水道ビジョンのアンケートの対象についてのご質問ですけど、公共施設、畑、散水栓を除く全ての給水契約者に対して行いました。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 じゃあ、一応全ての人に対象にはなっていると。じゃあ、たまたまその家庭の方が見てないなということで受け取っておきます。 そして、このアンケートの1問目の問いには、老朽化したことに対し整備をすることに伴って水道料金の値上げが必要となるということで、どのタイミングで値上げをすればいいかということを問うています。 どのタイミングで値上げをすればいいかということでありますが、そもそもこの水道の工事、改修工事っていうのはいつ頃から始めるのでしょうか。例えば、これから何年後に、何年計画で行うというのか、1年先なのか、2年先に行うのか、それとももうすぐにも行うのか、ちょっとお伺いします。 ○議長(岡村咲津紀君) 竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 水道設備改修工事はいつから始め、何年の計画で行う予定かについてですが、平成13年度より下水道工事に併せて老朽化した水道管を更新しておりますが、水道事業の起債償還が全て完了した後の令和8年度から本格的に行うこととしております。また、全ての水道施設が更新を終えるのは、令和46年度の予定でございます。 更新箇所については、浜中団地から着手し、順次その他の大規模開発団地や旧国道といった老朽化が進んでいると思われるとこから更新していきます。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 令和8年度から始まって、約40年をかけて改修するということで、では例えばすぐにすぐ改修するというわけではないわけですね。令和8年からいうことですね。はい。 町民の皆さんと、このアンケートが来たということでいろいろ話をした中で、設備の整備に伴い値上げをすることが前提となったというようなアンケートだと思います。今はいろいろなものが値上がりする中で、水道料金を値上げすることなく整備できないのかなとか、値上げ以外の方法で何か選択肢はないのかなというようなことで、このアンケートに答えようがなかったという声も聞いています。 また、ほかの自治体の人に、こういったアンケートを里庄ではやってるんだいうことを話をしたら、普通はこういうアンケートをすることなく料金を上げるときには上げるんだと、こういうアンケートをすること自体が珍しいし、料金の値上げを前提とはしているけど、ある意味アンケートを行ったことだけでも良心的なことだなとも言われたんです。 このアンケートには、料金を上げることが前提となっていますが、料金の改定については上げるタイミングを含めてどういった意見があったのか、お伺いします。 ○議長(岡村咲津紀君) 竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 佐藤議員から、どういった意見があったかということですが、問い3の水道事業についてのご意見のようなことになると思うんですけど、それで水道料金や施設整備、経営状況、水質などに関する意見がありました。具体的に申し上げますと、今後の料金改定のことや計画的な施設更新、整備の要望、運営方針に関すること、いつまでも安心して飲める水であってほしいという意見がありました。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 はい、今意見を聞きました。 この問い1の中で、2つの選択があります。将来の負担を見越して大きな改定にならないように数回に分けて段階的に上げるのがいいのか、赤字経営にならんように、それまでは差し押さえとって一気に上げるべきかという2択がありましたけど、これはどちらがどのような割合で多かったのでしょうか。 ○議長(岡村咲津紀君) 竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 失礼します。続いて、アンケートの問い1の、料金の改定についてどのような意見があったのかという質問ですが、問いでは料金改定の進め方について、段階的に引き上げるべきか、負担発生時のときに上げるべきかをお尋ねし、結果は段階的に上げるべきと回答した人が約85%と大半を占めました。 その他の意見として、安定的な給水や老朽化した管路の更新のための値上げは仕方ない、できるだけ今の料金体系を維持してほしい、値上げをしなくて済む方法を検討してほしいなどの意見もありました。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 はい。やはり、上げる場合にはそれを見越して一気に上げることがないようにということが多いと思います。 以前に、私公共施設に関する管理計画について質問したことがあります。その計画によりましたら、2053年までに約200億円近い費用が必要になるということも分かりました。計画をつくったいうことは、町もそのくらいの金額が必要になるということはもう重々分かっていることだと思います。これには水道の設備というのは入っているとは思えませんが、いずれにしても水道の設備なんかもそういったことで大きなお金が必要になることは分かっていることだと思います。 この問いの中でもありましたけど、今もご意見があったようですが、一般会計なんかから繰入れをしながらでも、この水道設備の整備に当たって今の水道料金を維持したままではできないのでしょうか。この問いを見る限り、どっちにしても上げるんですけど、上げることのないように改修っていうのはできないのでしょうか。 ○議長(岡村咲津紀君) 竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 失礼します。水道料金の値上げについてのご質問ですが、現在水道事業ビジョンで試算している収支予測からは、今後15年間は現在の料金体系を維持できると考えており、一般会計からの繰り出しは考えておりません。 ただし、突発的な事故や災害の発生による早急な修繕や更新、社会情勢の変化による給水収益の大幅な減少などの予測できない事態が発生した場合は、料金改定が必要となると考えております。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 これから15年間は今の料金を維持したままでやっていけるんじゃないかということだと思います。いろいろな予測の不能なものが出た場合には上げるかも分かりませんということですが、そのときにも一般会計のほうからでも繰入れをしながら、あまり負担のならないようにお願いをしていただきたいと思います。 そして、この2つ目の問いでは、水道に関しどのような情報を知りたいのかということがありました。まず、これらの情報を知らせる前に、現状はどういった状況なのでしょうか。そして、その状況というのは今はどのような方法で町民に知らせているのでしょうか。特に、災害時の応急の対策にとって、災害時には伝達方法も変われば、給水自体、それが不能になってくることも考えられます。どのような災害をどのくらいの規模で想定しているのでしょうか、この災害時にというのは。そこらをお伺いします。 ○議長(岡村咲津紀君) 竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 失礼します。問い2の、知りたい情報のそれぞれの現状と伝達手段についての質問にお答えいたします。 まず、アンケート結果をお伝えいたします。問い2では、水道に関してどのような情報を知りたいかをお尋ねし、結果は水道水の水質が63.2%、災害時の応急給水対策が59.1%、水道管や施設の耐震化の対応状況が52.2%、水道事業の経営状況が39.1%という結果でした。 一番関心が高かった水道水の水質につきましては、現在年度当初に公表することになっている水質検査計画書に基づき、水道法で定められた水質試験を毎月行っております。 また、当町は岡山県西南水道企業団からの全量受水であることから、水質は企業団の試験結果と同様であるため、水質の情報は企業団が毎月更新しているホームページをご覧ください。 災害時の応急給水対策につきましては、想定している災害の種類、規模は、里庄町地域防災計画でも示しているとおり、南海トラフ巨大地震です。水道の被害想定は、全体の約半数が断水になる見込みです。例えば、2か所ある配水池のうち1か所が被災した場合、バルブ操作により大部分のエリアに給水を継続することが可能です。 一方、復旧工事につきましては、現在近隣市町村の水道業者13社と災害時の復旧支援に関する協定を締結しております。断水解消に向け、仮設工事を依頼し、早期に給水再開を目指します。 情報伝達については、戸別受信機等を利用し、必要な情報をお伝えします。 水道管などの耐震化の対応状況についてお答えします。 令和元年度末時点で、配水管及び送水管の総延長は約101.4キロございまして、そのうち口径150ミリ以上の基幹管路の総延長約33キロに対し、耐震化を約7.5キロ布設しておりますので、耐震適合率は令和元年度末で22.7%。また、令和2年度末で23%となっており、岡山県平均32.5%と比較しても低いため、今後老朽管の更新を推進していく予定です。 情報伝達につきましては、現在岡山県ホームページに令和元年度の数値は掲載されておりますが、最新の情報を容易に確認できるよう、里庄町のホームページへ掲載することを検討しています。 水道事業の経営状況につきましては、毎年ホームページに掲載しており、今後も継続していく予定でございます。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 はい。今の情報の伝達というのですけど、ホームページが結構多いみたいですけど、やはり広報なんかでも、やっぱしホームページ見れない人もいますので、やはりそういったところは多くの方に、より多くの方に見ていただけるように、何か工夫をしていただきたいと思います。 それと、災害時でしたけど、南海トラフを想定されてるということでありましたけど、南海トラフだけでなく、例えば大雨が降って断水したとか、そういったとこもやはり考えてはいらっしゃるんでしょうか。実際に3年ほど前のね、あの豪雨のときには、例えば給水車が出てから給水をしたんだいう自治体もありましたけど、そういったところは想定は入れてるんでしょうか。 ○議長(岡村咲津紀君) 竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 佐藤議員のご質問にお答えいたします。 大雨のときなどですけど、うちの役場内にその集中のテレメーターがありまして、監視する。それで実際量がどれだけ、確認できますので、多いとこがあればそのブロックで対応できるように。それは、もし断水なんかあれば、また仮設工事、指定業者等に相談して対応するようには考えております。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 やはり水というのは日々、毎日必要なもんですから、やはりそういったところもしっかりと対応していただきたいと思います。 次に、浅口市では水道の不正使用というんがありましたけど、長い間放置されて分からなかったいうことがありましたけど、里庄町においてもこういった不正な使用が行われた場合は分かるんでしょうか。また、そういったことが不正に使用されたっていうのは事実はあるのか、お伺いします。 ○議長(岡村咲津紀君) 竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 浅口市の水道使用についてですが、当町では個人が水道を新たに使用したい場合は指定給水装置工事事業者により給水申請を行い、本管から給水管を分岐する必要があります。この分岐工事をするためには、道路占用や道路使用許可が必要であり、許可後の分岐工事にも上下水道課職員が立会を行っていますので、正しくご利用していただいております。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 私もこれあまり聞きたくなかったんですけど、やはり町民の中からそういったね、隣の町でありましたから、里庄はそういうことはないのかなということでありましたけど、やはり住民の方を信用しながら、やっぱしここは信頼関係の上でやっていただければと思います。 あとは、次に下水道についてですが、令和2年度決算時の普及率と水洗化率が66.8%と74.1%ということでありましたが、今現在はどうなってるのか。その数字変わりなければ変わりないんでいいんですけど、もし分かれば教えてください。 ○議長(岡村咲津紀君) 竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 失礼します。現在の普及率と水洗化率についての質問ですが、令和3年度3月末現時点では行政人口は1万1,149人、公共下水道を使うことができる処理区域内人口は7,448人で、普及率は約66.8%となります。 また、処理区域内人口7,448人のうち、実際に下水道を利用している水洗化人口は5,517人で、水洗化率は74.1%となっており、現時点ではもうこれが最新の数字になります。 以上でございます。            (「竹内課長、令和3年度と言うた。令和3年3月じゃろ」と呼ぶ者あり) すいません、訂正さしていただきます。 「令和3年3月末」の時点です。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 まだ決算が来てないから、それが最新のということですね。はい、分かりました。 せっかく下水がつながった地区においては水洗化に切り替えてほしいという町の言い分もよく分かるんですが、やはりこれ下水をつなぐときにはどうしても負担金というのが大きなネックになると思います。そういったこともあって、なかなか切り替えられないという声も多いんです。また、負担金はどういう計算で負担金が決まるのかな、そこらのところはどうなってるのかなっていう声もあります。 最近の新しく建てる家に比べてから、昔からある家というのは敷地も多いです。そういった中で、若い人もいない、高齢者2人だけで、敷地が広いだけで使用量も少ないのに、何で負担率が多いのかなあっていうことなんて聞きますが、この負担率っていうのはどういうような計算で決まっているのでしょうか。また、その上で水洗化率、どうやって上げていくのかお伺いします。 ○議長(岡村咲津紀君) 竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 佐藤議員の、負担金の計算方法についての質問ですが、里庄町では事業開始当初から供用開始区域の方々から公平な負担を求めるために、宅地、雑種地の面積に対して1平方メートル当たり750円の受益者負担金をいただく地積割方式を採用しております。下水道整備は、私的利益のための投資を含み、土地の面積に比例して資産価値の増加をもたらすと考えられ、全国でも1,336の事業者がこの方式です。また、県内の27市町村のうち、17市町村、約6割強も同じでございます。 それから、家族や世帯数でのいうことですかね。家族や世帯数での負担金額の設定をしたらどうかということだと思うんですけど、家族や世帯数は常に変動するものであり、将来に効果を及ぼす事業の負担を現在の人口や世帯数だけで負担を計算すると、広い土地を持ってる人が有利となり、狭い土地に大勢で住んでるほうの負担が重くなるということで、公平性ではなくなるいうことで、地積割方式を採用しております。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 計算の考え方っていうのはいろいろとあると思いますけども、里庄町ではその今のような計算方式で行くことで受け止めておきます。 そして、環境衛生のために水洗化を進めたいという町の気持ちは分かるんですけど、水洗、下水を広げるということはかなりの費用もかかると思います。一方で、家庭の事情や地区によってはもう下水は要らないんだよっていう声も聞いていますけど、この下水をどの辺りまで広げていくような計画を立てているのでしょうか。お伺いします。 ○議長(岡村咲津紀君) 竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 失礼します。今後の下水道整備計画についての質問ですが、現在第5期認可区域、令和2年度から令和7年度整備中で、令和3年度は次期認可区域拡大が令和4年度から令和10年度を予定しております。 まず、令和4年度から、里庄タクシーの前から南平井に向けて整備をし、同時に堂迫団地から金山地区に向けて整備をする予定です。また、現在認可区域となっている本村、手ノ際、高岡、西平井の一部についても整備を実施する予定です。 下水道整備は将来の里庄の発展には欠かせない事業です。今後の整備手法等の再検討を行うなどの歳出削減や、収納対策、接続率の向上といった収入確保に最大限の努力をしてまいりたいと考えていますので、下水道が整備されましたら早期に接続していただきますよう、皆様のご協力をお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 はい。お金がね、幾らでもあるんなら広げられていけばいいと思うんですけど、やはり財政的にもかなりの負担があると思うんです。それで、私のほうの地区のほうでも、前一度、2年ほど前かな、総会のときに実際に下水を広げると結構お金かかるんですけど、どうでしょうかねって聞いたことあるんです。そしたら、うちらのほうはここまでなかなか来るいうても大変だろうし、皆合併浄化槽等もつけておりますんで、ここらまで来る必要はないっていうような声も聞きました。 そういったこともありますんで、やはり広げるときにはやはりその地区に入ってしっかりと、メリットだけを言えばね、やっぱし、ああ、そら来たほうがいいんかなということになりますけど、やはりそれをするためにはお金もかかりますので、メリットとデメリットをしっかりとこう説明をしながら、多くの方の、例えば代表者だけでなく、できれば本当にそこの地区へ入って、地区の人みんなに入ってもらってから意見を聞いてから進めていくとか、そういったこともやっていただければと思います。 また、実際にはね、もう今来ているところでもありますけど、やっぱしいろいろな事情があって、竹内課長本当は全てに入れてほしいっていうの分かるんですけど、やっぱし住民の方からも、いやうちの事情を聞いたら、ほんなら今はやらんでも、ほんなら二、三年たってから入れてえよっていうようなことも聞きました。やはりいろいろな皆さんの声を聞きながら、町としてもいいほうに進んでいければなと思います。これからもよろしくお願いしたいと思います。 また、この水道事業度々言いますけど、やはり命に関わる貴重な事業でありますので、その辺のところもしっかりとやっていただければと思います。 続きまして、2つ目の質問の、介護保険設置の施設における負担限度額の変更が今年8月に行われました。これについてお伺いします。 高齢化が進む中、必要なサービスを必要な人に提供できるようにしながら、負担の公平性と制度の持続可能性を高める観点から、一定の収入のある人に対し負担能力に応じた負担を求めるとして、8月から介護保険施設における食費、住居費、そして高額介護サービス、この負担限度額が変更になり、利用者の負担が増えることとなりました。 確かに、高齢化が進む中にあって、社会保障に係る費用が増えることは、これは仕方がないことだと思います。高齢化が進むことは以前から分かっていることであり、今も年金が削られ、少ない年金が削られ、何でこんなに削られなきゃいけんのんかな、こういった声をたくさん聞いています。 憲法25条の第2項では、国は国民が生活する上で福祉、社会保障など向上と増進に努めなければならないとありますが、今回の見直しは国が社会保障、福祉の向上と増進に努めることに逆行していると思いますが、町として今回の改正で社会保障が後退するという認識はありますか。 ○議長(岡村咲津紀君) 内田副町長。 ◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 佐藤議員の一般質問にお答えいたします。 今回の国の見直しについてでございますけども、65歳以上の高齢者が全国で3,500万人以上に達しており、また2040年には団塊ジュニア世代が65歳以上になるなど、高齢化がさらに進展する見込みとなっておるところでございます。今後も、高齢者の増加に対し支え手は減少するため、介護保険制度の財源不足が懸念されておるところでございます。 このたびの改正につきましては、負担と給付のバランスが保たれるよう、受益者負担の原則により負担能力に応じた負担を求めることとされたものでございまして、介護保険制度の持続可能性を確保するために必要な改正だと認識しておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 高齢者が増える、負担が大変になる、これは分からないわけでありませんが、私はこれ今回の改定は社会保障が後退するということはもう間違いないと思いますが、そこのところの認識はどうでしょう。 ○議長(岡村咲津紀君) 内田副町長。 ◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 失礼いたします。今回の改正についてでございますけども、社会保障制度の後退ではないかというご質問でございます。 これは先ほども申しましたように、高齢化が進む中で必要なサービスを必要な方に提供できるようにしつつ、負担の公平性と制度の持続可能性を高める観点から一定以上の方に、収入のある方に対して負担能力に応じた負担を求めるものでございまして、この介護保険制度の持続可能性を高めるために必要な改正であると考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 はい。分かりました。町の認識は大体分かりました。 それでは、随時聞いていきます。 今回の改正で、施設へ入所している人やショートステイを利用している人の預貯金が見直しをされました。食費の負担限度が、そして変更になります。資料を見ていただければ分かると思います。 この厚労省からの資料を基にお伺いしていきますが、ショートステイを利用する場合、単身の人では今までは預貯金が1,000万円まであれば、年金収入額が80万円以下の人であれば食費は1日に390円でした。しかし、これは今度からは預貯金が650万円あれば、1日600円かかることになります。月6万7,000円の年金で、食事だけで1万8,000円が必要になり、5万円に満たない中で、電気、ガス、水道などの光熱費や医療費などのやりくりをしなければならなくなります。 また、年金、収入が80万円を超えれば、同じく1日の食事代が今までは650円だったものが1,000円に引き上げられます。月7万円の収入で、食事だけで3万円かかれば、4万円で生活をすることになります。 先ほど、憲法25条の2項については言いましたが、同じく25条の1項では、全ての国民は文化的な最低限度の生活を営む権利を有するとあります。 お伺いします。文化的な最低限度の生活はどのようなもので、月4万、5万円の方がそのお金の中で生活を送ることができるのでしょうか。少なくとも文化的な生活というのであれば、年に何度かは好きな映画を見たり、町長もたまには行かれると言っていましたが、美術館へ行ったり、コンサートなど催しにも行きます。これは最低限度の文化生活ではないでしょうか。しかし、実際に町民の声として、年金生活の中で介護が必要ない人でも、食費や着るもの、近所付き合い、光熱費、医療費など日々の生活だけでも、ある程度のお金が必要となります。それに長い間住んでいれば、家を修理しなければなりません。そういった費用もままなりません。体を動かすことが好きだが、収入が少ないので、趣味や娯楽をやめて毎日歩くだけにしている、こういった人もいます。冠婚葬祭のお金が大変だから付き合いをどうしようかなと、こういったことを考えている人もいます。これが文化的な生活なのでしょうか。 一定の所得と、さっき副町長言われましたが、一定の所得とは年間幾ら以上の所得があることをもって一定の所得と言うのでしょうか。この点どうでしょう。 ○議長(岡村咲津紀君) 内田副町長。 ◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 佐藤議員の質問にお答えいたします。 年間幾ら以上の所得があれば一定の所得ということなのかというご質問についてでございますけども、今回の見直しにつきましては、前年の合計所得金額と年金の収入額が合計120万円を超える方について、一定の所得があるといたしまして負担が増える改正が行われているところでございます。 また、短期入所、ショートステイを利用される場合には、120万以下の方についても負担が増えることとなっておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 やっぱしね、一定の所得というたら本当に一定の所得がなけりゃね、月、私言ったようにね、6万、7万ではやっぱし一定の所得とは言わないんじゃないかなとは私は思うんです。 この一定の資産や一定の収入とは言っても、今定年を迎える人、ある程度年月働いていれば退職金も500万、1,000万はあると思います。これをもって一定の所得と言っていいのかなと私は思うんです。 実際に、今までは単身の方であれば1,000万円、これが650万円とか500万に変わってるわけですから、やはりそこんところをもって一定というのはどうかなと私は思います。 確かに、高齢化が進む中にあって、高額者に負担を求めること、これは必要になることは仕方がないと思います。しかし、今も介護保険料もそうですが、本当に余裕ある人はもっとこれは負担を上げていく、こういったことをしてから、中間層の負担は抑えていく必要があるのではないかと思います。 今、格差が広がった中で、世界的には資産家に対する課税を増やすといった声が上がっています。ぜひ、中間層に負担を押しつけるのではなく、本当の高額所得者へ負担を引き上げること、これが必要だと思いますが、こういったことを国のほうに要求していく必要があると思いますが、その点はどうでしょう。 ○議長(岡村咲津紀君) 内田副町長。 ◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 佐藤議員の質問にお答えいたします。 高額所得者に負担を求めるようなとか、所得の上限基準の引上げを国に求めてはどうかというご質問でございますけども、今回見直しが行われたばかりでございまして、今後の状況を注視してまいりたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 やはり下のほうからこういう声を上げていかないと、やっぱし本当に生活に困る人が私増えてくると思うんです。しっかりと、やっぱし今こういう、今世界の流れを見ても、本当の資産家にはもっともっと税金を上げていかなければいけないという声も上がっているようですので、ぜひそういったことを下のほうからも国のほうへ要求していただきたいと思います。 今までは質問の中で、これは全体的なことを言っていましたけど、今回の改正において里庄町の中ではこれに該当する施設はあるんでしょうか、この。そして、ここの施設がもしあるようでありましたら、この今回の改定によって町内の利用者の中で影響を受けた人はいるのでしょうか。今まで利用していたサービスを諦めるとか、サービスを削った、そういったことがあるのかどうか、町内のほうではどのようになっているか分かりますか。 ○議長(岡村咲津紀君) 内田副町長。 ◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 佐藤議員の質問にお答えいたします。 今回の改正により影響を受けた人が何人、どの程度おられるのかということと、サービスの提供をやめたような方がおられるかというようなご質問でございます。 今回の改正により影響を受けた人についてでございます。まず、施設入所、施設へ入所した場合の食費や居住費の自己負担限度額の引上げにつきましては、今回の改正で最も影響を受ける利用者負担段階3の(2)、前年の合計所得金額と年金収入額が合計120万円超の方、なられた方が、そういう分類になられた方が45名おられます。この対象要件等に該当しなかった方が8名おられました。いずれも今年7月の更新申請時の数字でございます。 また、この改正によりましてサービスをやめる、あるいはサービスを減らすといった弊害は出ていないかというご質問でございますけども、健康福祉課のほうへは改正内容に対するサービス利用者からの問合せが数件ございましたが、苦情や相談等は受けておらないところでございます。近隣施設やケアマネジャーへも確認をいたしましたけども、今まで、今のところそのような事例は出ていないということでございました。 それと、高額介護サービスの負担上限額の引上げについてでございますけども、新たに追加された区分で高額介護サービス費の支給対象となる利用者は、現在のところ本町にはいらっしゃらない状況でございます。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 2番佐藤耕三君。 ◆2番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 高額介護サービスのほうは、もう里庄には該当者がないと。それで、あと今回の改正によってから影響は受けた人はいるが、サービスを削るまでは行っていないということでいいですね。はい、分かりました。 先日もテレビ見てましたら、一般通告を出した後だったかな。その前後に、介護の必要な旦那さんと子供を抱えて介護に疲れた60代の女性でしたかね、2人をあやめるという事件もありました。自宅での介護と、今回の制度の改定を同じ位置につけるわけではないですけど、やはりこうやって本当に困っている人がたくさんいるということを、やっぱししっかりと行政のほうも把握しておいてほしいと思います。 町民の方とよう話をするんですけど、話しする中で、町長ね、町長と話をするの、加藤さんと話をするのはどうもな、気が引けるんじゃという声を聞くんです。大内さんのときにはこう、本当にこう気軽にな、話ができたんじゃけど、加藤さんにはちょっと声をかけづらいんじゃというようなことも聞くんです。で、やっぱり本当にこう困っている人いうのは結構いらっしゃるんです。だけど、そういう声がなかなか届かないということもね、ありますので、町長もやはり、町民の方とお話をされると思うんですけど、やはり一定の方とではなしに、やっぱし隅々まで行っていろいろな方の声を聞いて、聞きながらこういった、例えば今回の改定によってから困ってるんだとか、これだけにも限りませんけど、やはり困ってる人、そういったことに対してしっかりとこう町としてもサービスを受けれるようにとか、またサービスが受けれない場合はある程度の支援をしていくとか、そういったこともね、やっていただければと思います。 これをもちまして終わりとさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(岡村咲津紀君) この際、15分間の休憩をいたします。            午前10時55分 休憩            午前11時09分 再開 ○議長(岡村咲津紀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、3番仁科千鶴子君。 ◆3番(仁科千鶴子君) 〔登壇〕 3番仁科千鶴子です。通告に従い、1点だけ一般質問さしていただきます。 生活の足の確保。全国的に少子化が問題となっていますが、里庄は緑も多く、子育てしやすい環境であり、里庄に住みたいと近隣から転出してくる方も多く、現在人口維持され、少しではありますけども増加現象にもあります。 しかし、今抱えてる問題も数多くあります。その中の一つに、運転しない人、高齢になり免許を返納された方、生活の足がなく、大変不便であるとの声が多く聞かれます。 高齢になり、運転に不安もあるけれども、不便なので返納し切れない。先日も、テレビのほうで高齢者の方が運転を誤り、大きな事故になりました。亡くなられた方は、やはり危険、自分がちょっと不安だからと返納された方がお亡くなりになられたというお話も聞きました。 で、質問を3点、大きく3点さしていただきます。 路面バスが里庄にあります。それは、路線バスですね、路線バスが里庄にもあります。寄島から里庄線の運行です。このバスのみだと思います。平成27年6月寄島タクシーの運行により、朝が3便、夕方が4便ですね。里庄の停留所は4つ、金山口、干瓜、里庄住宅前、里庄駅という形になっております。 では、そこでお伺いしますが、今までいろんな同僚議員が質問もしてまいりました。令和元年から現在利用している人数、定期の人はいるのかどうか、補助金はどういう推移になっているか、そのあたりをお聞かせください。 ○議長(岡村咲津紀君) 村山企画商工課長。 ◎企画商工課長(村山弘美君) 〔登壇〕 仁科議員の、路線バス、寄島里庄線の令和元年度からの利用者数、定期利用者、また補助金金額に関するご質問にお答えいたします。 路線全体の利用者数は、令和元年度では1万162人。令和2年度では、特に新型コロナウイルス感染症の影響を受け、6,479人であったと運行会社より報告を受けております。 定期利用者については把握をできておりません。 補助金についてですが、令和元年度は156万円、令和2年度は173万4,000円と上がっております。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 3番仁科千鶴子君。 ◆3番(仁科千鶴子君) 〔登壇〕 推移を見ましても、里庄の人が何人乗ってるとかっていうのは分かりますか。そのあたりをお聞かせください。 ○議長(岡村咲津紀君) 村山企画商工課長。 ◎企画商工課長(村山弘美君) 〔登壇〕 仁科議員の、里庄の方が何人乗っているのかというご質問でございますが、近々アンケート調査を行っておりませんので、町民の人数は把握しておりません。ただし、先ほど仁科議員がおっしゃいました、里庄の停留所、金山口、干瓜、里庄住宅前、里庄駅のご利用者数は、令和元年度が5,502人、令和2年度が3,177人となっております。 ○議長(岡村咲津紀君) 3番仁科千鶴子君。 ◆3番(仁科千鶴子君) 〔登壇〕 はい、ありがとうございます。 最初の人数1万一千、元年度ですね、1万162人に対して、里庄から乗っている人が五千五百二十何人という話ですね。半分ぐらい、半分弱ぐらいが里庄から乗られてるという判断をさしてもらったらいいんですかね。はい。 ですので、これは浅口との共同ですので、浅口市と共同ですので、その補助金とか、そういった形でも出すんですけれども、コロナの影響でどうしても乗る方は少なかったということも理解できます。 ただ、どうしても同じ便を動かすので、金額的には補助率は変わらない、ほとんど変わらないということの数字が出てると思うんですけれども、これ費用対効果、やはり補助を出すからには費用対効果、これで本当にこれだけの、これだけの人数と言うたら失礼なんですけれども、この180万近くを出すことに、費用対効果が出ているのかということと、これは必要な事業だと思われるかどうか、そのあたり行政としてどう思われてるかをお聞かせください。 ○議長(岡村咲津紀君) 村山企画商工課長。 ◎企画商工課長(村山弘美君) 〔登壇〕 路線バス寄島里庄線の費用対効果、また必要性に関するご質問についてでございますが、本路線に関する補助金は平成27年6月から、バス運行経費から運賃収入を差し引いた額に赤字が生じた場合、浅口市と里庄町が距離案分により赤字分を補助する形で補助しております。 新型コロナウイルス感染症の影響ですとか、少子・高齢化により、今後も利用者数の大幅な増加を見込むことは大変厳しいと考えておりますが、沿線住民にとりまして大切な移動手段であることには変わりがないため、現時点では引き続き浅口市や運行会社と連携し、国や県の動向も踏まえまして、安定した運行の実現を図っていきたいと考えております。 ○議長(岡村咲津紀君) 3番仁科千鶴子君。 ◆3番(仁科千鶴子君) 〔登壇〕 はい。必要なバスであると。一旦つくられるとなくすことは難しいということも分かりますけれども、人数配分のこの人数から割ると、やはり令和2年度は1日10人ぐらいですよね、里庄から乗る人。行って帰ると5人ずつですよね。行くからには帰りますから。となると、バスに2人、1人という形の乗り方。で、浅口も今いろんなバスができてますよね。で、この線が必要かどうかっていう、直接、当然鴨方に行くこともできる、今回は里庄に行きますという形なんですけれども、そのあたり協議をされてるのかどうか。この路線が要るかどうか。浅口、いろんなこと調べましたら、やはりよく使う路線は増やしていってます。金光の、あまり要らないとこは減らしてもいっています。で、この路線は絶対重要だという話で出てるのかどうか。そういう話は今までになかったのかどうか。そのあたりをお聞かせください。 ○議長(岡村咲津紀君) 村山企画商工課長。 ◎企画商工課長(村山弘美君) 〔登壇〕 浅口市等の状況を見ながら、里庄町の運行について等を考えたことがあるかというご質問でございますが、補助金を出しておりますので、度々浅口市との協議はしておりますが、やはり安定した運行を図っていくということで、最低限度の便数で今現在運行しているところです。 今後、また利用者数が激減するであるとか、また今後里庄町といたしましても公共交通について改めて考える場を設けたいとも考えておりますので、そういった場においてはもうちょっと踏み込んだ話を浅口市としっかり協議して考えたいと思っております。 ○議長(岡村咲津紀君) 3番仁科千鶴子君。 ◆3番(仁科千鶴子君) 〔登壇〕 はい、よろしくお願いいたします。 では、2番目の質問のほうに移りたいと思います。 高齢者タクシーチケットの助成事業。今もう長いこと行われております。里庄のタクシーを利用したいけれども、2社しかないので難しい、なかなか呼んでも来てくれない、タクシーチケットをもらってもなかなか使いにくい、いろんな意見が、声がよく聞こえます。 で、令和元年度から枠を広げられました。で、チケットを配布している効果が出ているのか、枠を広げてチケットの配布状況、それと効果が出てるのか。そのあたりをお聞かせください。 ○議長(岡村咲津紀君) 内田副町長。 ◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 仁科議員のご質問にお答えいたします。 令和元年度から枠を広げてチケット配布をしているが、効果は出ているのかというご質問についてでございますけども、令和元年度からは同一世帯等に車が運転できる人がおられましても、本人が運転免許証を保持していないなどの要件を満たせば、助成対象者となるよう要件を緩和したところでございます。 この要件緩和によりまして、令和元年度の助成件数は284件、令和2年度の助成件数は292件となっておりまして、平成30年度の142件と比較すると、約2倍の件数となっておるところでございます。 また、金額で申し上げますと、平成30年度が246万4,000円、令和元年度が338万9,000円、令和2年度が357万7,000円となっております。 これらの実績を踏まえますと、本事業の目的であります買物や通院等で移動手段を持たない高齢者の外出機会を増やす一定の効果があったものと考えております。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 3番仁科千鶴子君。 ◆3番(仁科千鶴子君) 〔登壇〕 はい、ありがとうございます。 確実に増えてると。本当に、同一に住んでいても、なかなか平日は仕事に出ていないので、自分が動こうと思っても動けないというので、緩和されたことは本当によかったのかなという気はします。 ただ、タクシーがね、皆さん困られている方が大変多くて、でやはり知っているとこのタクシーがいいとか、いろんなことがあるんですけれども、私一年ほど前に介護タクシーを始めましたというて名刺をもらったことがあるんです。里見のほうにできたと。で、それって介護タクシーになってるから、介護の人だけのタクシーなのか、普通に使えるのか、そのあたりっていうのはお教えください。 ○議長(岡村咲津紀君) 内田副町長。 ◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 仁科議員の質問にお答えいたします。 介護タクシーが里見にできているが使えるのかということ、また介護の人だけの利用かと、利用者の、どういう人が利用できるのかというご質問でございます。 ご質問の事業者につきましても、本事業の登録事業者でございますので、タクシー、この高齢者のタクシーチケットは利用できるものでございます。 しかしながら、介護タクシーにつきましては、利用ができる方は基本的に要支援や要介護の認定を受けている方など、介助を必要とする方に限られているところでございまして、そのあたりはあくまでも介護タクシーということでございますので、そういった方が利用できるということになっております。 以上でございます。
    ○議長(岡村咲津紀君) 3番仁科千鶴子君。 ◆3番(仁科千鶴子君) 〔登壇〕 はい、失礼します。ということは、やはり介護の人だけ、介護の要支援1とか、要支援2、介護をもらっていないと使えないという認識でよろしいんですか。 じゃあ、お願いします。 ○議長(岡村咲津紀君) 内田副町長。 ◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 福祉タクシーの輸送できる範囲でございますけども、介護認定で要介護認定を受けている方、また要支援の認定を受けている方、こういった方が対象ではございますけども、これに加えまして単独で移動することが困難な者であって、単独でタクシーその他の公共交通機関を利用することが困難な者も乗ることができることになっております。ですから、介護認定と要支援を受けてる方だけではなくて、障害等によりまして単独での移動が困難で、単独でタクシーその他の公共交通機関を利用することが困難な者も対象となっております。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 3番仁科千鶴子君。 ◆3番(仁科千鶴子君) 〔登壇〕 はい、ありがとうございます。 里庄には介護のもあるけど、単独でも乗ることができるタクシーがあるということは、3軒あるのかなとか、いろんな取り方ができます。そういった利用も多いし、あと考えると、デマンドタクシー事業の考えとかも、やはりそれを併せて考えられると、もっともっと、今度はちょっと元気で返納しましたといった方でも気軽にタクシーが乗れるということで、デマンドタクシーの事業の考え方はあるのかないのか、そのあたりをお聞かせください。 ○議長(岡村咲津紀君) 村山企画商工課長。 ◎企画商工課長(村山弘美君) 〔登壇〕 仁科議員の、デマンドタクシー事業の考えですとか、また次に通告をいただいております今後の見通しをということにも関連するのですが、町といたしましては、まず今年度は公共交通について町民の方々の意識調査、分析事業を実施させていただき、町内の交通事情や町民のニーズについてを把握したいと考えております。 その結果を踏まえ、現在実施しております高齢者タクシー料金助成事業や路線バス寄島里庄線の運行補助についても検討するとともに、デマンドタクシーなどを含めた新たな公共交通について研究、検討を行ってまいりたいと考えております。 その上で、当町に合った公共交通の計画の策定など、段階を踏んで検討をしていくよう考えておるところでございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 3番仁科千鶴子君。 ◆3番(仁科千鶴子君) 〔登壇〕 はい。今ね、デマンドタクシー事業の考え方、今後の見通しを全て、全ての話がまとまってしまったかなという感じはします。 ですが、ちょっとお伺いします。今意識調査を行ったと、アンケートを行っていますよという話は何度か、先日の同僚議員の話からも出ましたが、アンケート調査っていうのはどういう内容か、分かるんであれば、内容。私なんかも手元に来ませんでしたから、どういう内容のものかと、その対象。対象ですよね。ご年配ばっかり多いんか、若いばっかりの人が多いんか、もう全然違うと思うんですよ、感覚が。だから、どういうふうな対象を考えてされたのか、そのあたりをお聞かせください。 ○議長(岡村咲津紀君) 村山企画商工課長。 ◎企画商工課長(村山弘美君) 〔登壇〕 住民の意識調査アンケートの概要でございますが、まず仁科議員のおっしゃりますアンケートの内容について主なものを申しますと、まずはアンケートが届いたあなた自身のこととして、運転免許証の状況でありますとか、自動車の保有状況、またふだんの外出についてでは、通勤、通学、通院、買物等の状況について伺っております。もちろん、JRなど公共交通の利用状況、タクシーの利用状況についても設問を設けております。 その次に、デマンド交通でありますとか、コミュニティーバスなど、新たな公共交通についての、こんな交通があったらいいなという条件のことまで踏み込んで尋ねる項目を設けております。 そして、全般的に公共交通に関する住民の思いを尋ねるシートを設けております。 こちらのアンケートについては、無作為に選定した町民2,000名、そして高齢者タクシー料金助成事業の対象者約300人に対して、先ほども申しましたが、ご自身の状況や公共交通に対する意識をお尋ねするいうことで行っております。 で、この2,000名の町民の方々の年代と申しますと、10代以上の方を対象として大体同数、285、286名程度の10代、20代、30代、40代、50代、60代、70歳代以上と、全世代にわたりお声を聞かしていただくように2,000名の方に送らせていただいておるところでございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 3番仁科千鶴子君。 ◆3番(仁科千鶴子君) 〔登壇〕 はい、ありがとうございます。 そのアンケートの中に、新しい事業としてそれも入れていると。もしかして入れてないのかなと思ったんですよ。いや、状況だけ聞いて、それで把握するのか、どういう流れなのかというのがあったんですよ。こういうのを考えられてますかとかっていうふうに新しい事業を入れられると、ああ、そうよねっていう感覚があると思うんです。だから、そのアンケートの内容的にはちょっと納得はいたしました。 で、若い人から、300人ぐらいはチケット配布している人という形でなりましたから、もうそのチケット配布の人は絶対につくってほしいってなりますよね。もうそれはもう完璧そうだと思います。で、やはりいろんな自治体がしてますけれども、統計調べたら、60歳以上になると、やはり自分の足を考えると。そういうものが欲しい。で、30代ぐらいのやはり子育ての方っていう方も考えやすい。そのほかは、やはりほかのことという形は思っております。統計的にそうなんですっていう話が出ておりましたけれども、年齢的にそれを配分がちゃんとされてるんであれば、その年代、年代で出てくると思いますけれども、この300人のチケットを配布されている方の判断っていう形も大きく左右されるのかなっていう感じはします。よく分かりました。ありがとうございます。 それに、デマンドタクシーと同じ形にはなります。デマンドタクシーであれば、里庄の細い道でもどこでも行けれる。家からすぐ足があります。ですけれども、循環バス、これは定期的に回りますよというバスも必要ではないか。2つ一緒になれば物すごくいいですけど、どちらかで考えるんであればその2択かなあと。 で、循環バスの実現という形を入れさしてもらってるんですけれども、やはりこれも2年前に同僚議員のほうから質問があり、そのときに町長がお答えになられたのは、ほかの自治体の状況を見ながら研究する、重要性があり、直ちに研究会とか協議会を立ち上げることは難しい。あのとき協議を立ち上げてみてはどうかというお話が出まして、直ちに研究会とか協議会を立ち上げることは難しいとされました。 では、研究はされてると思います。どう研究し、実現に向けて研究をされてるのか、そのあたりをお聞かせください。 ○議長(岡村咲津紀君) 村山企画商工課長。 ◎企画商工課長(村山弘美君) 〔登壇〕 仁科議員さんの、どう研究し、進めているのかというご質問でございますが、様々な議員の皆様から公共交通について必要性をご指摘いただいておるところでございまして、昨年度以降、4市町に聞き取りや、行って視察をさせていただいたりしております。 その中では、定時ダイヤに沿ってバスを運行する自治体もあったり、デマンド交通を取り入れている自治体もありまして、それぞれの市町に合った公共交通の導入の経緯ですとか、工夫した取組などを伺っております。 これらの意見を、また来年に向けてもまだまだ聞き取り調査ができると思いますので、来年1年間をかけて、里庄町に合った公共交通の計画をつくらせていただく上に参考とさしていただくよう、今後も続けてまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 3番仁科千鶴子君。 ◆3番(仁科千鶴子君) 〔登壇〕 はい、失礼します。4か所ぐらい視察に行きましたと。で、その自治体に合ったものをというのはよく分かります。ただ、視察に行かれたのが、大勢で行かれるんですか。一人、二人で行ったんでは、なかなか同じものを見ても考え方は違うと思います。取り方も違うと思います。議員で視察に行くときは10人みんなで行きます。そのあたりいかがなんでしょうか。 ○議長(岡村咲津紀君) 村山企画商工課長。 ◎企画商工課長(村山弘美君) 〔登壇〕 他市町への調査についてのお尋ねでございますが、現在新型コロナウイルス感染症の影響もございまして、最低人数での聞き取り調査、また視察を行っているところでございます。本来ですと、大人数でというのがごもっともではあると思いますが、昨今の情勢に従って、その判断で研究、協議を進めてまいりたいと思っております。 ○議長(岡村咲津紀君) 3番仁科千鶴子君。 ◆3番(仁科千鶴子君) 〔登壇〕 はい。そうですね。コロナですから、大勢では行けれないというのもあります。で、聞き取りという形も、それは往々にあると思います。 やはり、研究をしないといけないと。で、やはり協議会を立ち上げる。きっと、このアンケート、意識調査を踏まえてされるのかなと思うんですけれども、一人、二人の判断、企画だけの判断では、それは絶対に偏った意見しかないと思いますが、もし協議会をする、意識調査が終われば立ち上げるという意識があるのかどうか。そのあたりをお聞かせください。 ○議長(岡村咲津紀君) 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 はい。アンケート調査の結果を取りまとめた上で、来年度里庄町の地域の公共交通をどうしていくのか、計画をつくっていくわけですので、その策定段階において広く皆さんの意見をお聞きするために協議会等を立ち上げたいと、このように考えております。 ○議長(岡村咲津紀君) 3番仁科千鶴子君。 ◆3番(仁科千鶴子君) 〔登壇〕 はい、ありがとうございます。 そうすると一歩先に進む。あと、補助金制度も変わってくる。いろんなこと調べました。やはり補助金を当てにするのではないですけど、満額町の負担、一般財源から出すっていうたら本当にしんどいお金だと思います。ですけれども、やはりその協議会を立ち上げたり、そういう地方公共団体とともにとか、事業者とともにとかっていった協議会を立ち上げると、やはり補助金とかがいただけるという形になってました、いろいろ調べましたら。で、今の時点であれば、里庄でやりましょうってなれば、補助金対象はないように思うんですよ。ありますかね。もしやりますとなったとき、補助あたりはあるのかどうか。はい。 ○議長(岡村咲津紀君) 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 例えば、今回の調査等についてもですね、県の補助をいただいて実際やっておりますし、実際に今後ですね、どういうふうな交通手段を取っていくのかというふうなことについては、有利な国や県の補助とか、そういうふうなものがあればしっかり活用していきたいと、このように考えております。 ただ、岡山県要望としてですね、各町村から要望を上げていくわけなんですけれども、やはりそういう地域公共交通の車両の補助等についてですね、要望出してくるんですね、そういうふうな取り入れているところが。既に、ある程度年数がたっているので。そういうふうな補助についてもですね、なかなか現時点では難しいというふうなところもあります。ですから、先ほど寄島里庄便について、多額の補助を出しているというふうなことを言われましたけれども、やはりその地域公共交通をしていこうと思えば、例えば循環バスにしても、デマンドバスにしても、それからデマンドタクシーにしても、一定の公費の負担は必ず出てまいります。その公費の負担がどれだけ耐えれるかというふうなこともしっかりこれから考えていかないといけませんし、そういうふうな、例えばデマンド型にしようと思ったら、ある程度システムを構築していかなければならない。システムを構築しようと思ったら、その部分だけでも費用が発生してくる。だから、ニーズとですね、それにどれだけ町のほうがお金が出していけるかというふうなこともしっかり考えて、こういったサービスは取り組んでいかないといけないと、このように考えておりますので、かなり慎重に、私としては進めていく必要があると、このように考えております。 ○議長(岡村咲津紀君) 3番仁科千鶴子君。 ◆3番(仁科千鶴子君) 〔登壇〕 はい。もう最後の質問の、全てをお答えいただいたかなと。小さな町だからこそできる、小回りの利く循環バスとかね、デマンドタクシー。財政面から難しいと思うけれども、ほかに理由はあるかという質問をしておりましたけど、先ほどの話で全てが分かったかなと思います。町民の方は、小さな里庄です。それがやはり住みやすい、ただ買物云々では近隣に行ってしまう。やはり、その笠岡、浅口との提携をしながら、それがうまく回ると一番いい流れだなという気はしております。ぜひ、あのアンケートを基に、意識調査を基に、いい方向にやっていただければうれしいかなと思います。今後期待しております。よろしくお願いします。 終わります。 ○議長(岡村咲津紀君) これにて一般質問を終結いたします。 この際、13時まで休憩をいたします。            午前11時44分 休憩            午後 1時00分 再開 ○議長(岡村咲津紀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 去る12月3日及び6日に上程され、提案理由の説明を受けておりました議案第66号岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更についてから議案第74号令和3年度里庄町一般会計補正予算(第10号)までの案件に対しまして、各日程により質疑等に入ります。 日程第2、議案第66号岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更についてを議題といたします。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡村咲津紀君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 本案に対する討論、採決につきましては12月10日の本会議で行いますので、ご了承いただきたいと思います。 日程第3、議案第67号令和3年度里庄町一般会計補正予算(第9号)から議案第70号令和3年度里庄町水道事業会計補正予算(第1号)及び議案第74号令和3年度里庄町一般会計補正予算(第10号)の5件を一括議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 5番小野光章君。 ◆5番(小野光章君) 〔登壇〕 失礼します。5番小野光章です。 私は、議案第67号令和3年度里庄町一般会計補正予算(第9号)にあります中身についてご質問をさしていただきます。1点だけですので、よろしくお願いします。 ページ12ページの、予防費にあります新型コロナウイルス感染症ワクチン接種事業についてお尋ねをいたします。 今回の補正につきましては、接種が第3回目のみの対応と理解していいのでしょうか。まず、1点目です。 2点目、この3回目の接種でPRを始めたときに、今まで受けたことのなかった人が、やっぱり接種しようかと言われた場合に、その対応はどういう形になるのかをお尋ねします。まず、2点、よろしくお願いします。 ○議長(岡村咲津紀君) 内田副町長。 ◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 失礼いたします。小野議員の、新型コロナウイルスワクチン接種体制に関する質問、接種事業に関する質問についてお答えいたします。 まず、1点目でございますけども、この今回の補正予算は第3回目に係るものだけかというご質問でございます。 この今回の補正につきましては、基本的には第3回目の接種の予算でございます。ただし、新型コロナワクチンの接種の国庫の補助金、国庫の負担金の、ちょっと二重計上等がございまして、そこを減額したりしたものがございます。そういったことで、若干変更になっております。 と申しますのが、全体は3回目でございますけども、集団接種会場の委託料が2,500万増になっております。それと、新型コロナウイルスワクチン接種委託料が1,800万余りの減になっておりますけども、これは国の負担金と国庫補助を用いて接種をすることになっておりますけども、その負担金部分につきまして、新型コロナウイルスワクチン接種委託料の中に計上して、二重に計上しておりましたので、その部分を集団接種のほうへ移した関係で、新型コロナワクチン接種委託料が減額になっておるものでございます。 以上でございます。 あ、すいません、もう一点。これまで打っていない方の対応でございますけども、現在も接種を受けていただくようにお願いをしておりまして、コールセンターでも受付をしておりますし、県のウェブサイトでも受付をしておりますので。ただし、どうしても一つのアンプルで6人というようなことで、一つの単位を6人というような限られた形で実施しておりますので、日程が限られた日しか設定ができていないというようなこともございます。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 5番小野光章君。 ◆5番(小野光章君) 〔登壇〕 はい、ありがとうございました。次に質問しようと思ってた内容まで回答いただいたんで、1,800万円のマイナス、このワクチン接種のね。これは接種しないでロボットか何かやるんかなという感覚で思ってたんですが、理由は分かりましたんで、ありがとうございます。 で、もう一点、今政府としては8か月を6か月あるいは4か月とか、早めに接種をしようという動きもありますよね。こうした場合に、里庄として現実問題どのくらい。すぐに対応は取れないと思うんですけど、その対応するため、もし縮まった場合に、ワクチンの量とか、接種の対象者が増大するとか、いろいろ問題が出てくると思うんですが、期間的にどのくらい置いたらその対応が取れると思われてるのか、考えられている中だけで結構ですので、お答えをお願いします。 ○議長(岡村咲津紀君) 内田副町長。 ◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 失礼します。小野議員の質問にお答えいたします。 3回目の接種の前倒しの件でございますけども、現在2回目接種から8か月以上を経過した人を対象にということで、第3回目の追加接種の準備を進めておるところでございます。 そうした中で、昨日の岸田首相の所信表明演説で、その前倒しを8か月を待たずに、できる限り前倒しをするというような所信表明がございました。しかしながら、こちらのほうにそういう情報がその後届いておりませんので、ちょっとまだ具体的にどうするかということは、まだ検討ができていない状況でございます。 今後、国から通知等もあると思いますけども、その県の方針、また医師会との協議、そういったものを踏まえながら対応を検討していくようになろうかと考えております。ちょっと実際どうなるかいうのは、ちょっとまだ未定でございます。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 5番小野光章君。 ◆5番(小野光章君) 〔登壇〕 はい、分かりました。もし前倒しがあるというふうになったときにも速やかに対応が取れるように、ひとつよろしくお願いします。 私は以上で終わります。 ○議長(岡村咲津紀君) ほかに質疑はございませんか。 6番仁科英麿君。 ◆6番(仁科英麿君) 〔登壇〕 6番仁科英麿です。 同じく、議案第67号一般会計補正予算(第9号)についてでございます。しかも、同じ新型コロナワクチン対策のことで、ダブらないようにはしたいと思っておりますけれども、まず事実としてですね、2回目までの接種の接種率ですが、どうなってるか伺いたいんですが、全国と、それから岡山県と、それから里庄町と、分かれば教えていただきたいと思います。ああ、そうか、1回目と2回目というふうに両方数字が分かれば、対比してお願いできれば。 と思いますのは、何か岡山県は全国で悪い、悪いというか少ないほうから6番目ぐらいだということで、ちょっとびっくりしてるんですけど、その辺の数字、里庄は非常に高かったと思いますけれども、客観的なところで明らかにしていただいたら、今の時点でですね。 それと、それに伴って、分かればですが、副反応を心配する方もおられるということで、打たない方もおられると思うんですけど、そういう事例が里庄町の中では把握できたものがあったかどうかということを教えていただきたいと思います。なければいいんですけど、あったらあったと、その辺を教えていただけたらありがたいと思います。 それから、今度出てる予算は、仕組みとしたら今までと大体同じような形か、個別接種と集団接種かですね。そういうところはどのようになるのか。今までと変わるのか、変わらないのかという点を伺いたいと思います。 それから、もう一点は、1回目、したがって2回目もそうですけれども、年齢が高い方、65歳以上はたしか先行してありましたけど、そういうようなところはどうなるのか。あれですか、2回目から8か月以上経過していれば、もう年齢に関係なくやるということなのかどうかですね、伺いたいと思います。 それから、3回目の時期のことについては、ちょっと後でもう一回伺います。取りあえず、ここまでを教えていただければと思います。 ○議長(岡村咲津紀君) 内田副町長。 ◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 失礼いたします。仁科議員のご質問にお答えいたします。 まず、新型コロナワクチンの接種状況についてでございます。 新型コロナワクチンの接種状況につきまして、里庄町の接種状況は、12歳以上の方の第1回目の接種率が87.4%、2回目の接種まで済まされておる方が85.7%、これはいずれも11月末現在でございます。 県のワクチンの接種の状況でございますけども、12歳以上の方の第1回目の接種率が84.99%、第2回目の接種率が83.55%でございます。 全国の状況につきましては、こういう分類がちょっとないのと、ちょっと資料を持っておりませんのでお答えできかねるという状況でございます。ただ、報道機関等によります岡山県の順位でございますけども、これが昨日現在で、これは報道機関の報道によりますけども、岡山県の、これは全年齢の接種率でございます。全年齢の接種率で、全国が78.9%、第2回目が77.1%。それと、岡山県の全年齢人口が77.0%、第2回目の岡山県の全年齢人口の接種率が74.8%というような状況になっております。 次に、副反応の状況でございますけども、ワクチン接種の後調子が悪くなられた方等が数名おられましたけども、そういった方には被害救済の仕組みをご説明をして、いろいろ資料等を渡しておりますけども、副反応に基づくその被害の申出等は現時点ではございません。ない状況でございます。 それと、今後の接種体制についてでございますけども、接種体制につきましては現時点では各医療機関による個別接種と、役場の健康福祉センターにおける集団接種の体制を今考えておる、今検討しておるところでございます。 あと、年齢の順序でございますけども、これは現時点では2回目接種から8か月以上経過した方を対象にしておりますので、高齢者の方がまず。現在は医療関係者が、先行接種された方が接種をされておりますけども、その後高齢者の方というような形になりまして、そもそも最初に接種をされた、2回目の接種が完了した時期によって接種の時期が異なってくるというところでございます。ですから、高齢者は早めに2回目の接種をされておりますので、早い時期に順番が、8か月後、2回目を打ってから8か月後に、8か月後を目安にして、8か月以上経過した人を対象に接種を行っていく予定でございます。目安といたしましては、6月に2回目の接種を完了した方が1月末に通知をする予定でございます。7月に2回目の接種を完了した方は2月末に通知をする予定でございます。8月に2回目の接種を完了した方につきましては、3月末に通知をする予定でございます。 以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 6番仁科英麿君。 ◆6番(仁科英麿君) 〔登壇〕 接種率、状況分かりました。 そういうことでね、何か岡山ちょっと低いんだなというのが分かったんですけど、これはでも副反応があるかもしれないということになると、あまり押しつけ、お願いをするのもやっぱり考えなきゃいけないなという気もしてきたんですけれども、私も個人的にはちょっとそれらしき話を聞いたもんですから、皆さんにもちょっと個別にお話をしましたけど、やっぱりきちっとこれは指導してあげなきゃいけないなということが分かったんです。町に連絡したら病院に行ったらって言われて、病院に行ったら家で様子見てみなさいと言われたんで、また寝てますよというような話になってるけど、もうちょっと踏み込んで病院に行くと同時に、岡山大学のそのセンターですか、に行ったらもうちょっと丁寧に見てもらえるかもしれんとかですね、保健所とも相談したほうがいいとか、少し丁寧に指導してあげていただいたらいいんじゃないかなと思うんですけど、どうでしょうか。 それから、体制等は今までと同じようにやるということで、概要分かりました。 接種の時期のことなんですが、6月の人は1月末というと、もう6か月、7か月ぐらいになって通知を出すということになるんで、通知が来たらすぐ打てるような体制を考えてらっしゃるんでしょうかね。この国も8か月原則、前は早くって言っとったのを8か月原則に戻し、また昨日の発表ではさっきのようなお話で、できる限り前倒しというようなところで、準備の整っている、できる団体はそれぞれの団体でご判断で早くやってもいいですというような言い方になってくるんだろうと思うんですけれども、早く打ちたい人もいるでしょうし、もう3回目はちょっと様子を見てからにしたいなという人もいると思います。いろいろおられると思うんです。 で、早く打てばいいのかというと、効果が早く消えるんですから、また次を早く打たなきゃいけないということになるんで、ある程度効果がある間はちょっとゆっくりしながらやっていったほうがいいかなという感じもあるんで、人それぞれいろんな状況によって違ってくると思うんで、先ほどの質問もありましたが、速やかにということなんですが、体制だけはですね、できるだけ希望があれば速やかに打っていただくような体制は取っていただいたほうがいいんじゃないかなと思うんですが、その辺をもう一度確認ですけども、あるいは今の状況、考え方を伺いたいと思います。 ○議長(岡村咲津紀君) 内田副町長。 ◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 仁科議員のご質問にお答えいたします。 まず、1点目の、ワクチン接種で副反応等と思われる方の対応を丁寧にしてもらいたいというご質問でございますけども、もしそういう話がありました場合には、手続につきまして資料をお渡しするとか、説明をするとかいうような形で、今実際しております。ただ、その届出をしていただくことに、医療機関の診断等も必要となりますので、そのあたりで病院に行くようにというような話になったんではないかと考えております。丁寧な説明とか、フォローに努めてまいりたいと考えております。 それと、早く打てる、実施の時期等についてでございますけども、この実施の時期につきましては先ほども答弁申しましたように、現在のところ8か月以上を経過した方を対象にということで、国、県の方針に基づきまして準備を進めているところでございます。まだ、今後の実施につきましては、国からもちょっと状況を、連絡、通知等もまだないような状況でございまして、今後、昨日の首相の所信表明でございましたので、今後国からもどういうふうに実施すべきというような通知が参ると思いますので、その通知を踏まえ、また県の方針、医師会との協議を踏まえて、体制を準備をしてまいりたいと考えております。 答弁は以上でございます。 ○議長(岡村咲津紀君) 6番仁科英麿君。 ◆6番(仁科英麿君) 〔登壇〕 国から方針変更の通知があったら速やかに対応できるように、準備だけは着々と進めておいていただくことをお願いをいたしまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(岡村咲津紀君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡村咲津紀君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第39条第1項の規定により予算決算委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡村咲津紀君) 異議なしと認めます。よって、議案第67号から議案第70号及び議案第74号の5件につきましては予算決算委員会に付託することに決しました。 以上で本日の日程は全部議了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次回は12月10日午前9時30分から再開いたしますので、よろしくお願いいたします。 皆さんご苦労さまでした。            午後1時25分 散会...