令和 3年 9月定例会 令和3年里庄町議会第5回
定例会会議録(第1)1. 招集年月日 令和3年9月3日(初日)1. 招集の場所 里庄町役場議場1. 開 会 9月3日 午前9時30分1. 出席 議員 (4番欠番) 1番 藤 井 典 幸 2番 佐 藤 耕 三 3番 仁 科 千鶴子 5番 小 野 光 章 6番 仁 科 英 麿 7番 眞 野 博 文 8番 小 野 光 三 9番 高 田 卓 司 10番 平 野 敏 弘 11番 岡 村 咲津紀1. 欠席 議員 な し1.
地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名 町長 加 藤 泰 久 副町長 内 田 二三雄 教育長 杉 本 秀 樹
会計管理者 田 口 二 朗 総務課長 赤 木 功
企画商工課長 村 山 弘 美 町民課長 枝 木 敦 彦
町民課参事 村 山 達 也
農林建設課長 仁 科 成 彦
農林建設課参事 鈴 木 達 也
上下水道課長 竹 内 伸 夫
国土調査室長 妹 尾 渉
教委事務局長 小 寺 大 輔
教育委員会事務局参事 淡 路 尚 久
教育委員会事務局参事 山 本 博 文1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 小 野 宏 明1. 議事日程 日程第 1
会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸般の報告 日程第 4 議案第44号 専決処分の承認を求めることについて 日程第 5 議案第45号 専決処分の承認を求めることについて 日程第 6 議案第46号 押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について 日程第 7 議案第47号 令和3年度里庄町
一般会計補正予算(第6号) 議案第48号 令和3年度里庄町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第49号 令和3年度里庄町
介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号) 議案第50号 令和3年度里庄町
介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第51号 令和3年度里庄町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第52号 令和3年度
里庄町営墓地特別会計補正予算(第1号) 日程第 8 議案第53号 令和2年度里庄町
一般会計決算の認定について 議案第54号 令和2年度里庄町
国民健康保険特別会計決算の認定について 議案第55号 令和2年度里庄町
介護老人保健施設特別会計決算の認定について 議案第56号 令和2年度里庄町
育英奨学資金給与特別会計決算の認定について 議案第57号 令和2年度里庄町
介護保険特別会計決算の認定について 議案第58号 令和2年度里庄町
後期高齢者医療特別会計決算の認定について 議案第59号 令和2年度
里庄町営墓地特別会計決算の認定について 議案第60号 令和2年度里庄町
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 議案第61号 令和2年度里庄町
公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 日程第 9 議案第62号
教育委員会教育長の任命について 日程第10 議案第63号
教育委員会委員の任命について 日程第11 報告第 5号 令和2年度里庄町の
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告について 日程第12 報告第 6号 令和2年度
教育委員会事務の点検及び評価に関する報告について 日程第13 請願第 2号
再犯防止推進計画に関する請願書 日程第14 請願第 3号
選択的夫婦別姓制度の法制化を進める意見書の提出を求める請願 日程第15 請願第 4号
新型コロナ禍による米の需要改善と米価下落の対策を求める請願1. 本日の会議に付した事件 日程第1から日程第15まで ~~~~~~~~~~~~~~~ 午前9時30分 開会
○議長(
岡村咲津紀君) 皆さん、おはようございます。 本日はご苦労さまです。 ただいまの出席議員は10名であります。定足数に達しておりますので、これより令和3年第5回
里庄町議会定例会を開会いたします。 開会に先立ちまして、加藤町長がご挨拶いたします。 加藤町長。
◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 皆さん、おはようございます。 議員の皆様方には、令和3年9月定例議会にご出席を賜りましてありがとうございます。この夏は猛暑が続き、また台風、その後の前線の影響から全国的に大雨による土砂災害の大きな被害が発生しておりますが、当町でも8月15日未明には避難指示を発令いたしました。このように、我々も常に災害と隣り合わせであるという意識を持ち、災害に備えることが必要です。昨日からの雨も、今朝8時現在で80ミリを超えております。これからの
台風シーズンを迎えるに当たり、町民の皆様に防災意識の啓発をしてまいります。 また、
新型コロナウイルス感染症についてですが、当町におけるこれまでの感染者は21人です。ワクチンの接種については、
町内医療機関や岡山県、岡山県医師会の協力により、おおむね順調に進んでいます。今後も、特に若い方に接種を呼びかけるとともに、感染予防の徹底について町民の方にお願いをしてまいります。 さて、本定例会には、専決処分の承認が2件、条例関係が1件、一般会計をはじめとする補正予算が6件、令和2年度の各会計の決算認定が9件、
教育委員会人事案件が2件、合計で20件の議案と報告2件を提出しておりますので、適切なるご審議、ご決定を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
岡村咲津紀君) 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により議長において、7番眞野博文君、8番小野光三君を指名いたします。 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から9月17日までの15日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 異議なしと認めます。よって、会期は15日間と決定いたしました。 日程第3、諸般の報告をいたします。
地方自治法第235条の2第3項の規定により、
例月現金出納検査の結果報告書がお手元に配付したとおり提出されておりますので、ご報告いたします。 なお、朗読は省略いたしますので、ご了承願います。 日程第4、議案第44
号専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。
村山町民課参事。
◎
町民課参事(村山達也君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第44号についてご説明申し上げます。 まず初めに、議案第44号を朗読いたします。 〔議案第44号朗読〕 提案理由。
地方自治法第179条第3項の規定により報告し、承認を求める。 専決処分の内容ですが、1枚めくっていただきまして、
専決処分書の下段に理由が記載されております。地方税法第17条の規定に基づき、超過納付となった
法人町民税の
中間納付額を遅滞なく還付する必要が生じましたが、還付金額が当初予算を大幅に上回ることになりましたので、
地方自治法第179条第1項の規定により補正予算を専決処分したものでございます。 それでは、1枚めくっていただきまして、令和3年度里庄町
一般会計補正予算(第5号)をご覧ください。 令和3年度里庄町
一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。第1条、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ540万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ48億3,049万8,000円とする。 2、
歳入歳出予算の補正の款、項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、第1表、
歳入歳出予算補正による。 令和3年6月21日。
里庄町長加藤泰久。 まず、歳出からご説明いたしますので、一番最後の6ページの3、歳出をご覧ください。 2款総務費、2項徴税費、2目賦課徴収費、22節
償還金利子及び割引料に540万円の補正をお願いし、合計で4,140万5,000円となります。内訳は、
法人町民税過誤納付金に追加の540万円で、前年度に中間納付を行った法人の確定申告に伴い確定した
法人町民税と
中間納付額の差額を早急に還付する必要が生じたことによるものでございます。 続いて、歳入をご説明いたします。同じページの上にあります2、歳入をご覧ください。 18款繰入金、2項基金繰入金、5目
財政調整基金繰入金に540万円の補正をお願いし、合計で1億5,158万1,000円となります。内訳は、
財政調整基金繰入金に追加の540万円で、本補正予算の歳入歳出の調整を行っております。 以上で議案第44
号専決処分の承認を求めることについての説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくご審議の上、適切なご決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第44号を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
岡村咲津紀君) 起立全員でございます。よって、議案第44
号専決処分の承認を求めることについては原案のとおり承認されました。 日程第5、議案第45
号専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。
枝木町民課長。
◎町民課長(枝木敦彦君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第45号についてご説明申し上げます。 まず初めに、議案第45号を朗読いたします。 〔議案第45号朗読〕 提案理由。
地方自治法第179条第3項の規定により報告し、承認を求める。 1枚めくっていただきまして、専決第5号、
専決処分書。 里庄町
証明等手数料条例の一部を改正する条例の制定について別紙のとおり専決処分する。 令和3年7月28日。
里庄町長加藤泰久。 理由。
デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、所要の改正を行うものである。この条例は、令和3年9月1日から施行するため議会を招集する時間的余裕がないので、
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分する。 1枚めくっていただき、改め文の朗読は省略させていただき、改正の概要についてご説明いたします。 今回の条例改正ですが、里庄町
証明等手数料条例から
個人番号カードの紛失等における再
発行手数料800円の規定を削除するものです。これは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正法が公布され、
個人番号カードの発行については
地方公共団体情報システム機構が主体となり、手数料を徴収することが規定されたことによるものです。 今回の法改正により、
地方公共団体情報システム機構が
発行手数料の徴収権限を有することとなりますが、法施行日の令和3年9月1日以降は、里庄町が引き続き再発行時の手数料を委託契約により代行徴収いたしますので、町民の皆様の手続に変更はありません。 以上で議案第45号の説明を終わります。よろしくご審議の上、適切なるご決定を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(
岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第45号を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり承認することに賛成の方は起立を願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
岡村咲津紀君) 起立全員でございます。よって、議案第45
号専決処分の承認を求めることについては原案のとおり承認されました。 日程第6、議案第46号押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。
赤木総務課長。
◎総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。ただいま上程されました議案第46号につきまして説明をさせていただきます。 最初に、議案を朗読いたします。 〔議案第46号朗読〕 提案理由。行政手続における町民の負担軽減及び事務の効率化を図るための押印の見直しに伴い、関係する条例を改正する必要がある。これが、この議案を提出する理由である。 次のページをご覧ください。 条例案の朗読は割愛し、概要について説明をさせていただきます。
デジタル時代における行政の在り方といたしまして、行政のIT・デジタル化が進行する中、国は行政機関と個人、企業などが行う
行政手続等における書面主義、押印主義、対面主義の見直しを進めております。このような改革は、
地方公共団体にも求められており、本町においても町民から提出される申請、届出等の行政手続について押印の見直しを行うことにより、町民の皆様の負担を軽減し、サービスの向上を図るとともに、行政手続の
オンライン化を促進することを目的に押印の見直しを行うことといたしました。 このたびの整備条例は、押印の見直しに伴い改正が必要となる条例を一括して改正するものでございます。 第1条は、
固定資産評価審査委員会条例で、審査申出人が行う押印及び署名に係る規定を一部改正するものでございます。 第2条は、里庄町
遺児激励金支給条例で、様式の中の申請者の押印欄を削除する旨を定めております。 第3条では、里庄町
道路占用条例で、前条同様に、様式の中の申請者等の押印欄を削除することといたしております。 なお、附則といたしまして、本条例は公布の日から施行することといたしております。 以上で議案第46号押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定についての説明を終わります。よろしくご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いいたします。
○議長(
岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 議案第46号の提案理由の説明をいただきましたが、本案に対する質疑は9月8日の本会議で行いますので、ご了承いただきたいと思います。 日程第7、議案第47号令和3年度里庄町
一般会計補正予算(第6号)から議案第52号令和3年度
里庄町営墓地特別会計補正予算(第1号)までの6件を一括議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 加藤町長。
◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第47号から第52号までのうち、私からは議案第47号の説明を申し上げ、その他の議案につきましては担当課長から説明をいたしますのでよろしくお願いいたします。 最初に、議案を朗読いたします。 〔議案第47号朗読〕 まず、歳出から説明をいたしますので、9ページをお願いいたします。 3、歳出。 1款の議会費、1項の議会費、1目の議会費から減額の38万3,000円の補正をお願いし、合計で7,185万3,000円となります。これは人件費で、人事異動及び
負担金率変更によるものです。 2款の総務費、1項の
総務管理費、1目の
一般管理費から減額の595万6,000円の補正をお願いし、合計で2億9,550万5,000円となります。これは、10ページにかけまして特別職及び一般職の人件費で人事異動及び
負担金率変更によるものです。 11ページに参りまして、4目の
財産管理費に追加の2億9,171万7,000円の補正をお願いし、合計で3億2,973万5,000円となります。内訳は、
庁舎等管理経費1,200万円は、
大原西町営住宅跡地に
放課後等デイサービス事業所を整備するための
造成工事費です。
基金積立金の合計は2億7,971万7,000円となり、令和2年度
歳入歳出剰余金の2分の1以上の1億1,971万7,000円を
財政調整基金に、4,000万円を減債基金に、8,000万円を開発基金に、また4,000万円を
教育施設整備改修基金に積立てをするものです。 5目の企画費から減額の84万7,000円の補正をお願いし、合計で1億1,768万2,000円となります。人事異動及び
負担金率変更によるものです。 12ページに参りまして、2項の徴税費、1目の
税務総務費に追加の117万3,000円の補正をお願いし、合計で4,844万円となります。人件費で、人事異動及び
負担金率変更によるものです。 3項の
戸籍住民基本台帳費、1目の
戸籍住民基本台帳費から減額の4,000円の補正をお願いし、合計で5,607万円となります。人件費で、
負担金率変更によるものです。 13ページに参りまして、3款の民生費、1項の
社会福祉費、1目の
社会福祉総務費から減額の125万6,000円の補正をお願いし、合計で4億5,199万1,000円となります。内訳は、人件費で、人事異動及び
負担金率変更に伴うものと
国民健康保険繰出金に追加の40万3,000円は、
交付税算定数値の確定によるものです。 14ページをお願いいたします。 2目の
老人福祉費に追加の38万5,000円の補正をお願いし、合計で3億6,810万9,000円となります。内訳は、
老人福祉一般経費に追加の94万2,000円は、
後期高齢者医療療養給付費負担金の
過年度精算分です。
介護保険繰出金から減額の55万7,000円は、
介護保険特別会計における人事異動及び
負担金率変更等によるものです。 2項の
児童福祉費、1目の
児童福祉総務費に追加の100万円の補正をお願いし、合計で1億6,194万1,000円となります。これは、
新型コロナウイルス対策事業で、
国庫補助割合が2分の1となる
保育対策総合支援事業費補助金を活用して、保育所内の感染症対策の徹底を図るものです。 4款の衛生費、1項の
保健衛生費、1目の
保健衛生総務費に追加の411万8,000円の補正をお願いし、合計で1億404万4,000円となります。内訳は、人件費で、人事異動及び
負担金率変更に伴うものと、15ページに参りまして、
健康増進事業に追加の30万8,000円は、調理実習室の給湯器取替え費用、
健康管理システム管理経費に追加の382万8,000円は、健診
データ標準化対応のための
システム改修費用です。 2目の予防費に追加の4,175万4,000円の補正をお願いし、合計で1億7,108万1,000円となります。これは、
新型コロナウイルス感染症ワクチン接種事業で、
集団接種業務に従事する
職員人件費、16ページに参りまして、
コールセンターの電話料金及び運営費、
集団接種会場運営等委託料、
ワクチン接種委託料等が主なものです。 5款の
農林水産業費、1項の農業費、2目の
農業総務費に追加の486万7,000円の補正をお願いし、合計で3,678万2,000円となります。これは人件費で、人事異動及び
負担金率変更によるものです。 17ページに参りまして、5目の農地費に追加の500万円の補正をお願いし、合計で5,114万4,000円となります。これは、本村地区の
水路改修工事費です。 7款の土木費、1項の
土木管理費、1目の
土木総務費から減額の10万6,000円の補正をお願いし、合計で9,658万円となります。これは人件費で、扶養者の変更及び
負担金率変更等によるものです。 18ページに参りまして、2目の
国土調査費に追加の29万5,000円の補正をお願いし、合計で4,865万6,000円となります。これは人件費で、人事異動及び
負担金率変更によるものです。 19ページに参りまして、2項の
道路橋梁費、2目の
道路新設改良費に追加の2,100万円の補正をお願いし、合計で9,829万2,000円となります。これは、浜中北地区浜中45号線の測量設計費、
古井地区里見127号線の
道路改修工事費及び
金山地区新庄613号線の用地購入費です。 4項の都市計画費、2目の公園費に追加の2万5,000円の補正をお願いし、合計で2,296万9,000円となります。これは人件費で、
負担金率変更によるものです。 9款の教育費、1項の
教育総務費、2目の事務局費に追加の74万1,000円の補正をお願いし、合計で1億5,584万5,000円となります。これは人件費で、
負担金率変更によるものです。 20ページに参りまして、2項の小学校費、1目の
学校管理費に追加の51万3,000円の補正をお願いし、合計で9,470万8,000円となります。これは人件費で、
負担金率変更等によるもの、21ページに参りまして、2目の
教育振興費から減額の8万2,000円をお願いし、合計で4,537万7,000円となります。これは人件費で、
負担金率変更によるもの、3項の中学校費、1目の
学校管理費から減額の11万4,000円の補正をお願いし、合計で4,872万8,000円となります。これは人件費で、
負担金率変更等によるもの、22ページをお願いいたします。4項の幼稚園費、1目の幼稚園費に追加の175万8,000円の補正をお願いし、合計で6,093万1,000円となります。内訳は、人件費で、人事異動及び
負担金率変更によるものです。 23ページに参りまして、5項の
社会教育費、1目の
社会教育総務費に追加の517万6,000円の補正を願いし、合計で3,192万円となります。これは人件費で、人事異動及び
負担金率変更によるものです。 24ページに参りまして、2目の公民館費に追加の2,000円の補正をお願いし、合計で6,057万8,000円となります。これは人件費で、
負担金率変更によるもの、3目の
歴史民俗資料館費に追加の2,000円の補正をお願いし、合計で484万円となります。これは人件費で、
負担金率変更によるものです。 5目の図書館費に追加の4万5,000円の補正をお願いし、合計で4,537万7,000円となります。これは人件費で、
負担金率変更によるものです。 25ページに参りまして、10款の
災害復旧費、1項の
農林水産施設災害復旧費、1目の
農林水産施設災害復旧費に追加の2,100万円の補正をお願いし、合計で2,292万6,000円となります。これは、古井地区の
奥迫池災害復旧工事で、堤体盛土等の
追加工事費を計上しています。 以上で歳出の説明を終わります。 続きまして、歳入の説明をいたしますので、7ページをお開きください。7ページをお開きください。 2、歳入。 9款の
地方特例交付金、1項の
地方特例交付金、1目の
地方特例交付金に追加の85万3,000円の補正をお願いし、合計で1,570万5,000円となります。これは、
地方特例交付金の決定通知によるものです。 10款の地方交付税、1項の地方交付税、1目の地方交付税に追加の2億2,090万5,000円の補正を願いし、合計で13億2,190万5,000円となります。これは、普通交付税の確定によるものです。 14款の国庫支出金、1項の国庫負担金、1目の民生費国庫負担金に追加の11万円の補正を願いし、合計で4億7,668万4,000円となります。低所得者保険料軽減国庫負担金過年度分です。 3目の衛生費国庫負担金に追加の1,063万9,000円の補正をお願いし、合計で5,427万1,000円となります。新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金です。 2項の国庫補助金、1目の民生費国庫補助金に追加の50万円の補正をお願いし、合計で3,096万1,000円となります。
保育対策総合支援事業費補助金です。 2目の衛生費国庫補助金に追加の3,017万4,000円の補正をお願いし、合計で7,912万1,000円となります。新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金です。 3目の土木費国庫補助金に追加の700万円の補正をお願いし、合計で3,357万5,000円となります。社会資本整備総合交付金、狭あい道路整備事業費補助金です。 8目の
災害復旧費国庫補助金に1,599万1,000円の補正は、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助金で、これは、
奥迫池災害復旧工事、堤体盛土等追加工事に対する補助金です。 15款の県支出金、1項の県負担金、1目の民生費県負担金に追加の5万5,000円の補正をお願いし、合計で2億4,123万2,000円となります。低所得者保険料軽減県負担金過年度分です。 8ページをお願いいたします。 8ページに参りまして、2項の県補助金、3目の衛生費県補助金に追加の255万2,000円の補正を願いし、合計で587万5,000円となります。健康増進対策費補助金です。 18款の繰入金、2項の基金繰入金、1目の
財政調整基金繰入金に減額の6,434万8,000円の補正をお願いし、合計で8,723万3,000円となります。本補正予算の財源調整を行っています。 19款の繰越金、1項の繰越金、1目の繰越金に追加の1億5,514万1,000円の補正をお願いし、合計で2億3,714万1,000円となります。前年度繰越金です。 21款の町債、1項の町債、4目の農林水産業債に追加の470万円の補正をお願いし、合計で1,970万円となります。内訳は、地域活性化事業債20万円及び緊急自然災害防止対策事業債450万円です。 5目の土木債に追加の630万円の補正をお願いし、合計で5,420万円となります。公共事業等債です。 9目の臨時財政対策債に追加の125万1,000円の補正をお願いし、合計で2億2,887万6,000円となります。これは、臨時財政対策債で、臨時財政対策債の発行可能額が決定となったため、増額をするものです。 歳入の説明は以上です。 それでは、4ページをお願いいたします。 第2表、地方債補正をご説明いたします。 4件の変更がありますが、限度額の変更のみとなります。起債の方法、利率、償還の方法につきましては変更はありません。 地域活性化事業債、補正前限度額590万円、補正後限度額610万円、緊急自然災害防止対策事業債、補正前限度額1,050万円、補正後限度額1,500万円、公共事業等債、補正前限度額1,550万円、補正後限度額2,180万円、臨時財政対策債、補正前限度額2億2,762万5,000円、補正後限度額2億2,887万6,000円となります。 なお、補正予算後の
財政調整基金は10億1,472万5,000円、減債基金は9,197万円、開発基金は2億2,155万8,000円、
教育施設整備改修基金は1億5,958万5,000円となります。 以上で議案第47号令和3年度里庄町
一般会計補正予算(第6号)の説明を終わります。よろしくご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いいたします。
○議長(
岡村咲津紀君) はい。
◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 訂正をさせていただきます。 先ほど、21款の町債のところでございますが、8ページのところですかね、21款の町債、1項の町債、4目の農林水産業債に追加の470万円の補正をお願いし、合計で1,970万円と申したようですが、1,980万円でございます。訂正をさせていただきます。
○議長(
岡村咲津紀君)
枝木町民課長。
◎町民課長(枝木敦彦君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、議案第48号令和3年度里庄町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)と議案第52号令和3年度
里庄町営墓地特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。 最初に、議案第48号を朗読いたします。 〔議案第48号朗読〕 まず、歳出のほうから説明いたします。 7ページをお開きください。 3款の国民健康保険事業費納付金、1項の医療給付費分、1目の一般被保険者医療給付費分は、財源の組替えです。 7款の
基金積立金、1項の
基金積立金、1目の
財政調整基金積立金に追加の1,079万2,000円の補正をお願いし、合計で1,079万3,000円となります。 9款の諸支出金、1項の償還金及び還付金、9目の特定健康診査等負担金償還金に追加の44万4,000円の補正をお願いし、合計で44万4,000円となります。これは、令和2年度分の特定健康診査等負担金の額の確定に伴う国庫及び県費負担金の精算です。 10目の保険給付費等交付金償還金に追加の293万8,000円の補正をお願いし、合計で293万8,000円となります。これは、医療費について県から歳入した令和2年度分の保険給付費等交付金の額の確定に伴う償還金です。 次に、歳入を説明いたします。 6ページをご覧ください。 1款の国民健康保険税、1項の国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税から1,646万9,000円の減額の補正をお願いし、合計で1億5,211万1,000円となります。これは、1節の医療給付費分現年課税分の税率を今年度から引き下げたことに伴う減額によるものと、2節の後期高齢者支援金分現年課税分と3節の介護納付金分現年課税分の税額が確定したことに伴う増額によるものです。 6款の県支出金、1項の県補助金、1目の保険給付費等交付金に追加の49万円の補正をお願いし、合計で7億6,849万5,000円となります。これは、特別交付金のうち、保険者努力支援分の交付予定額通知によるものです。 10款の繰入金、1項の他会計繰入金、1目の一般会計繰入金に追加の40万3,000円の補正をお願いし、合計で8,468万6,000円となります。これは、3節の財政安定化支援事業繰入金の額の確定に伴う増額によるものです。 11款の繰越金、1項の繰越金、1目の繰越金に追加の2,975万円の補正をお願いし、合計で3,750万4,000円となります。これは、令和2年度の決算剰余金を全額歳入するものです。 なお、本補正予算につきましては、8月19日に開催された里庄町国民健康保険運営協議会において全会一致で承認を受けて提案をしているものでございます。 以上で議案第48号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案第52号につきまして説明をさせていただきます。 最初に、議案の朗読をいたします。 〔議案第52号朗読〕 歳入のほうから説明いたします。 一番最後の6ページをご覧ください。 3款の繰越金、1項の繰越金、1目の繰越金に34万7,000円の追加の補正をお願いし、合計で229万1,000円となります。これは、令和2年度の決算剰余金が確定したことに伴い追加補正するものでございます。 次に、歳出を説明いたします。 2款の予備費、1項の予備費、1目の予備費に34万7,000円の追加の補正をお願いし、合計で181万2,000円となります。これは、追加の補正をお願いする繰越金の補正額と同額を計上するものでございます。 以上で議案第52号令和3年度
里庄町営墓地特別会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いいたします。
○議長(
岡村咲津紀君)
赤木総務課長。
◎総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、ただいま上程されました議案第49号令和3年度里庄町
介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)をご説明いたします。 最初に、議案を朗読いたします。 〔議案第49号朗読〕 それでは、6ページをお開きください。 2、歳入。 7款の繰越金、1項の繰越金、1目の繰越金に追加の285万1,000円の補正をお願いし、合計で285万2,000円となります。これは、前年度繰越金でございます。 8款の諸収入、2項の雑入、1目の雑入に追加の302万6,000円の補正をお願いし、合計で3,302万6,000円となります。これは、指定管理者との協定に基づく追加納入金でございます。 続きまして、歳出を説明いたします。 3、歳出。 1款の総務費、1項の施設管理費、2目の
財産管理費に追加の587万7,000円の補正をお願いし、合計で2,327万円となります。これは、介護老人保健施設事業
財政調整基金積立金でございます。 以上で令和3年度里庄町
介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしくご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いいたします。
○議長(
岡村咲津紀君) 内田副町長。
◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 私からは、議案第50号令和3年度里庄町
介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。 この補正予算は、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ820万5,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億5,545万1,000円としようとするものでございます。 それでは、歳出からご説明いたしますので、8ページをお願いいたします。 3、歳出。 第1款総務費、第1項
総務管理費、第1目
一般管理費に追加の4,000円の補正をお願いしておりますが、これは人件費でございまして、負担金率の変更に伴うものでございます。 3款地域支援事業費、5項包括支援事業任意事業費、1目総合相談事業費に減額の396万7,000円の補正をお願いしておりますが、これは、地域包括支援センターの会計年度任用職員1名減に伴う人件費の減及び負担金率の変更に伴うものでございます。 9ページをお願いいたします。 6目生活支援体制整備事業費に減額の10万5,000円の補正をお願いいたしておりますが、これは、職員の住所変更に伴う人件費の減及び負担金率の変更に伴うものでございます。 4款
基金積立金、1項
基金積立金、1目介護給付費準備
基金積立金に追加の823万8,000円の補正をお願いしておりますが、これは、前年度からの繰越金1,226万9,000円のうち、令和2年度分の国、県、支払基金への返還金を差し引いた額を基金に積み立てるものでございます。 5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目償還金に追加の403万5,000円の補正をお願いしておりますが、これは、国、県、支払基金等への令和2年度分の返還金を予算計上するものでございます。 続きまして、歳入をご説明いたしますので、6ページをお願いいたします。 2、歳入。 2款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金に追加の354万1,000円の補正をお願いしておりますが、これは、過年度分の国庫負担金の精算交付に伴うものでございます。 2款国庫支出金、2項国庫負担金、3目地域支援事業費交付金から減額の156万…… (町長加藤泰久君「2項国庫補助金」と呼ぶ) すいません。2款国庫支出金、2項国庫補助金、3目地域支援事業交付金から減額の156万7,000円の補正をお願いしておりますが、これは、地域包括支援センターの人件費の減額に伴うものでございます。 4款県支出金、1項県負担金、1目介護給付費負担金に追加の307万2,000円の補正をお願いしておりますが、これは、過年度分の県負担金の精算交付に伴うものでございます。 4款県支出金、2項県補助金、2目地域支援事業交付金から減額の78万3,000円の補正をお願いしておりますが、これは、人件費の減額に伴うものでございます。 6款繰入金、1項一般会計繰入金、3目地域支援事業繰入金に減額の78万3,000円の補正をお願いしておりますが、これは、人件費の減額に伴うものでございます。 4目の低所得者保険料軽減繰入金に追加の22万2,000円の補正をお願いしておりますが、これは、過年度分の軽減繰入金の精算交付に伴うものでございます。 5目のその他一般会計繰入金に追加の4,000円の補正をお願いしておりますが、これは、人件費の増額に伴うものでございます。 同じく、6款繰入金、基金繰入金、1目介護給付準備基金繰入金から減額の777万円の補正をお願いしておりますが、これは、人件費の減、国、県の負担金及び低所得者保険料軽減負担金の令和2年度分精算交付に伴うものでございます。 7款繰越金、1項繰越金、1目繰越金に追加の1,226万9,000円の補正をお願いしておりますが、これは、前年度の繰越金を計上するものでございます。 以上で議案第50号令和3年度里庄町
介護保険特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしくご審議の上、適切なご決定を賜りますようお願いいたします。
○議長(
岡村咲津紀君)
村山町民課参事。
◎
町民課参事(村山達也君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、議案第51号についてご説明いたします。 まず最初に、議案第51号を朗読いたします。 〔議案第51号朗読〕 それでは、歳入からご説明いたしますので、最後のページ、6ページの2、歳入をご覧ください。 3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金に増額の17万2,000円の補正をお願いし、合計で27万2,000円となります。令和2年度決算の余剰金が確定したことに伴い増額するものでございます。 続きまして、歳出をご説明いたしますので、その下の3、歳出をご覧ください。 2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金、1目後期高齢者医療広域連合納付金に増額の17万2,000円の補正をお願いし、合計で1億6,362万9,000円となります。これは、18節負担金補助及び交付金で、過年度保険料負担金を増額するものでございます。 以上で議案第51号令和3年度里庄町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。どうぞ適切なご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 議案第47号から議案第52号までの提案理由の説明をいただきましたが、本案に対する質疑は、9月8日の本会議で行いますのでご了承いただきたいと思います。 この際、15分間の休憩をいたします。 午前10時27分 休憩 午前10時45分 再開
○議長(
岡村咲津紀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第8、議案第53号令和2年度里庄町
一般会計決算の認定についてから議案第61号令和2年度里庄町
公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてまでの9件を一括議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 内田副町長。
◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第53号から議案第59号までの7議案につきまして、私から説明をさせていただきます。 これらの議案は、令和2年度の一般会計、特別会計の決算につきまして
地方自治法第233条第3項の規定に基づき監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 まず、議案第53号令和2年度里庄町
一般会計決算の認定についてでございます。 それでは、決算書をご覧ください。 7ページをお願いいたします。 令和2年度普通会計決算の状況についてでございますけども、歳入総額は66億2,313万1,000円、歳出総額は63億2,979万4,000円となっております。 8ページをお願いいたします。 歳入の状況でございますけども、町税は14億9,588万3,000円で、対前年度比2.3%の減となっております。これは、個人町民税が3.2%の増となりましたが、
法人町民税が20.3%の減、固定資産税が1.3%の減となっておるところでございます。 下のほうに参りまして、地方交付税でございます。地方交付税は、11億4,227万円で4.2%の増となっております。普通交付税につきましては、基準財政需要額の増加によりまして5.4%の増となっているところでございます。特別交付税につきましては6.8%の減となっております。 下の欄に参りまして、国庫支出金についてでございますが、国庫支出金は19億4,295万円で、特別定額給付金給付事業費補助金の皆増によりまして、全体では273.6%の増となっております。 県支出金につきましては3億5,147万1,000円で、岡山県安心こども基金補助金の皆減や子ども・子育て支援整備交付金の皆増等によりまして、全体では2.1%の減となっております。 続きまして、繰入金についてでございますけども、繰入金は2億3,019万5,000円で、
財政調整基金繰入金が皆増となり、全体では60.3%の増となっておるところでございます。 地方債は6億1,673万8,000円で、緊急防災・減災事業債が607.6%の増となり、全体では130.5%の増となっております。 普通会計の歳入全体では66億2,313万1,000円で、40.9%の増、金額で申しますと、19億2,117万9,000円の増となっておるところでございます。 続きまして、歳出についてご説明いたします。 9ページをお願いいたします。 まず、人件費についてでございます。人件費は7億6,803万3,000円で、会計年度任用職員の報酬、給与等の皆増によりまして、全体では20.0%の増となっております。 扶助費は9億4,073万2,000円で、小児医療費が18.2%減少しましたが、子育て世帯への臨時特例給付金の皆増等によりまして、全体では0.8%の増となっておるところでございます。 下の物件費に参りまして、物件費は7億6,569万円で、賃金が皆減しましたが、ふるさと納税返礼事務委託料の増額やGIGAスクール構想タブレット端末購入費が皆増となり、全体では3.7%の増となっております。 補助費等は21億182万8,000円で、
新型コロナウイルス感染症対応として実施しましたプレミアム商品券償還金や特別定額給付金の皆増等によりまして、全体では157.8%の増となっております。 積立金は2億9,698万円で、開発
基金積立金が189.1%の増、
教育施設整備改修基金積立金が皆増となり、全体では71.2%の増となっております。 普通建設事業費は5億6,776万4,000円で、災害情報伝達システム等敷設工事費の皆増により、全体では120.4%の増となっておるところでございます。 普通会計の歳出全体は63億2,979万4,000円で、43.6%、19億2,104万8,000円の増となっておるところでございます。 次に、主要施策の概要をご説明申し上げますので、11ページ、12ページをお願いいたします。 主要施策の概要につきましては、左のページに事業名、決算額、右のページに事業内容、実績等を記載しておりますので、ご覧いただけたらと思います。 令和2年度は、第4次里庄町振興計画に基づきまして、子供の元気な声が響き、みんなの笑顔があふれる町の実現を目指しまして各種事業を推進いたしますとともに、
新型コロナウイルス感染症対応事業を実施したところでございます。 説明に当たりましては、1,000円未満を省略をしてご説明させていただきます。 まず、総務費では、子ども食事応援券事業といたしまして985万7,000円、この事業は
新型コロナウイルス感染症対応事業で、子ども食事応援券5,000円分を18歳以下の子供1,851人に配布したものでございます。次のプレミアム商品券事業といたしまして8,024万5,000円、この事業も
新型コロナウイルス感染症対応事業で、商品券5,000円の券を4,000円、プレミアム率25%で1万5,977セット販売し、販売金額は6,390万8,000円、換金金額は7,967万円でございました。次のふるさと納税事業といたしまして3,182万6,000円、ふるさと納税返礼事務委託料等でございまして、寄附金額は7,250万2,000円でございました。 次に、町制施行70周年記念事業で118万6,000円、これは、記念式典の開催、記念映像の制作を行ったものでございます。次に、交通安全施設設置修繕事業といたしまして299万2,000円で、転落防止柵、カーブミラー、標識、ポストコーン等の設置、外側線の補修等を行っておるところでございます。次に、特別定額給付金事業についてでございます。11億2,277万2,000円で、この事業は
新型コロナウイルス感染症対応事業で、世帯構成員1人につきまして10万円を1万1,154人分を支給したものでございます。続きまして、個人番号関連事業といたしまして1,380万8,000円で、マイナンバーカードの交付等を行ったところでございます。 次に、民生費についてでございます。民生費の自立支援医療助成事業といたしまして1,100万円で、更生医療37人、育成医療1人、療養介護医療2人分の公費負担をしたところでございます。心身障害者医療費助成事業は785万4,000円で、109人の医療費公費負担、自立支援給付事業では2億5,027万5,000円で、介護給付費、訓練等給付費、特定障害者特別給付費、障害者計画相談支援費、補装具公費負担金を、またその下の障害者地域生活支援事業では881万5,000円を支出したところでございます。次の高齢者対策事業につきましては626万4,000円で、100歳長寿祝い金、敬老会補助金、老人クラブ等の支援を実施いたしました。次の高齢者住宅改造助成事業は118万円で、7件の介護保険住宅改造の上乗せ支援をしております。高齢者タクシー料金助成事業では364万円で、292件の助成券を交付しておるところでございます。次の新予防給付ケアマネジメント事業は386万3,000円で、要支援1及び2の方、延べ1,097人の介護予防支援及びケアマネジメント計画を策定いたしたところでございます。13ページ、14ページをお願いいたします。東西学童保育事業についてでございますけども、この事業に7,658万8,000円、内容といたしましては、西小学校学童保育教室棟の改修、建て替え木造2階建て164.42平米や空調設備改修を実施をいたしたところでございます。また、幼稚園の預かり保育として404万円を支出しております。次に、保育園施設型給付費事業は3億6,450万3,000円で、利用人数は、里見保育園が128名、かすみ保育園が226人となっております。小児医療費助成事業では4,753万2,000円で、ひとり親家庭等医療費助成事業では152万3,000円を支出しております。児童発達支援事業では6,124万1,000円で、障害児相談支援、児童発達支援、放課後等デイサービスの支援を実施しました。児童手当事業では、1億8,812万円を支出しております。次の出産支援金事業は810万円で、この事業は
新型コロナウイルス感染症対応事業で、新生児1人に10万円、81人分を支給したところでございます。児童扶養手当受給世帯特別給付金事業は585万円で、この事業も
新型コロナウイルス感染症対応事業で、児童扶養手当受給者に対しその看護等児童1人につき5万円の給付金を支給したところでございます。次の子育て世帯への臨時特別給付金事業は1,696万9,000円で、この事業も
新型コロナウイルス感染症対応事業で、児童手当受給者に対し児童1人つき1万円を支給したところでございます。続きまして、衛生費では、
健康増進事業で2,411万8,000円、後期高齢者健診、がん検診、腹部超音波検診などの各種検診、健康相談等を実施したところでございます。予防接種事業は2,381万2,000円で、4種混合、肺炎球菌、風疹等の予防接種を行ったところでございます。母子保健事業についてでございますけども1,464万円で、妊婦一般健康診査、乳幼児健康診査、訪問指導、不妊治療助成などを実施したところでございます。15ページ、16ページをお願いいたします。医療機関支援事業では450万円で、この事業も
新型コロナウイルス感染症対応事業で、町内9つの医療機関に対しまして、医療提供体制の強化を目的とした補助金を交付したところでございます。インフルエンザ予防接種助成事業は1,722万8,000円で、この事業も
新型コロナウイルス感染症対応事業で、
新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行の予防に備え、症状の見分けがつきにくいインフルエンザの感染を減らし、医療現場の混乱を回避するために、中学生以上の予防接種料金を助成したところでございます。次の
新型コロナウイルス感染症ワクチン接種事業では114万1,000円、新型コロナウイルスワクチン接種を実施する体制整備を行ったところでございます。少し下に参りまして、真ん中からやや下のあたりでございますけども、水道料金減免事業についてでございます。水道料金減免事業は2,657万8,000円で、この事業も
新型コロナウイルス感染症対応事業で、全ての給水契約者の基礎料金を6か月分免除したところでございます。 農林水産費では、水路等改修事業として3,357万9,000円、ため池ハザードマップを作成2か所、池田用水路2工区整備工事ほか25件を実施をいたしました。松くい虫危険木伐倒事業は212万3,000円で、林道虚空蔵清水線の松くい虫危険木伐倒を実施をいたしました。 商工費についてでございます。商工費では、中小企業者等事業継続支援金事業で1,811万5,000円、この事業も
新型コロナウイルス感染症対応事業で、令和2年中の1か月の売上高が前年同月比20%以上減少した町内中小企業者または小規模事業者181社に10万円の支援金を支給したところでございます。 土木費では、地籍調査事業として6,782万2,000円、高岡・
有井地区の一部、虚空蔵山系の一部において0.67平方キロメートルの現地調査、測量を実施するとともに、令和元年度の調査地区の地籍簿、地籍図の作成、令和3年度調査区域の所有者等の事前調査を行いました。なお、令和2年度末の現地調査の進捗率は約94%となっております。道路維持修繕事業につきましては、1,920万8,000円で、生活道路及び通学路の草刈り、伐採、清掃管理や26件の道路維持補修を行いました。狭あい道路整備等促進事業は3,875万4,000円で、浜中地区町道浜中45号線、本村地区町道里見439号線、干瓜地区町道新庄232号線ほか2路線の道路改良工事を実施したところでございます。道路橋梁施設点検補修事業は3,465万円で、2007号橋改修工事等を実施したところでございます。河川しゅんせつ等事業は392万5,000円で、河川しゅんせつや維持補修工事等を実施いたしました。 次に、消防費についてでございます。災害情報伝達手段整備事業といたしまして2億7,032万5,000円、戸別受信機設置事業で1,650台、スマートフォン専用アプリ導入事業、また分館放送整備事業、37分館のアンプ交換等を実施したところでございます。17ページ、18ページをお願いいたします。防災プライベートテント等購入事業でございます。この事業は41万5,000円で、この事業も
新型コロナウイルス感染症対応事業でございまして、防災プライベートテント、避難所用簡易パーティションを購入したものでございます。 教育費では、情報機器端末調整事業で8,183万円、この事業は
新型コロナウイルス感染症対応事業で、GIGAスクール構想に基づき、小・中学校全学年の児童・生徒1人1台コンピューター端末及びモバイルWi-Fiルーター100台を整備したところでございます。学校生活支援員配置事業といたしまして2,692万6,000円で、東小学校に7名、西小学校に8名、中1ギャップ解消のための中小連携支援員を2名、中学校の特別支援教室に3名の学校生活支援員を配置し、学習活動や体験活動、生活介助などの支援を行ったところでございます。次に、学校施設校内通信ネットワーク整備事業では3,553万円で、GIGAスクール構想に基づき、小・中学校に校内LAN環境の整備を通して、学習ツールの利用等ICTを十分に活用できるネットワーク環境の構築を行ったところでございます。中学校用地購入事業についてでございますが、これは3,566万2,000円で、借地として使用しておりました中学校用地3,156平方メートルを購入いたしたものでございます。 下のほうに参りまして、
災害復旧費についてでございます。農林水産施設災害復旧事業では5,616万2,000円で、奥迫池災害ほか5件、公共土木施設災害復旧事業では323万2,000円で、町道里見447号線災害ほか4件の災害復旧工事を実施したところでございます。 以上が主要施策の概要についてでございます。 歳入歳出につきましては、予算決算委員会で詳細な説明をさせていただきますので、ここでの説明につきましては普通会計決算及び主要施策の概要でかえさせていただきます。 それでは、215ページをお願いいたします。 215ページ、実質収支に関する調書でございます。歳入総額66億2,267万8,000円、歳出総額63億3,188万3,000円、歳入歳出差引き額は2億9,079万5,000円でございます。繰越明許費繰越額が5,365万4,000円、実質収支額は2億3,714万1,000円となっております。 続きまして、217ページ、218ページをお願いいたします。 財産に関する調書でございます。1、公有財産、(1)土地建物でございます。土地における決算年度中の増減につきましては、公共施設、公営住宅では、焼山町営住宅の廃止、大原町営住宅の一部廃止、公園ではつばきの丘運動公園の面積に含まれておりました奥迫池の面積を除外し、その他の施設ではテニスコート付近の国土調査の成果などを反映したものでございます。山林その他につきましては、町営住宅の振替分、また国土調査の成果の反映等でございます。建物につきましては、西小学校の学童保育建物の建て替えによるものでございます。 219ページをお願いいたします。 (2)出資による権利。決算年度中の増減は、公共下水道事業に2,234万9,000円を出資いたしております。 続いて、221ページをお願いいたします。 令和2年度末の各種基金の状況を掲載しておりますが、主なものといたしまして、
財政調整基金9億8,224万円、開発基金2億3,690万8,000円、減債基金7,197万円、文化振興基金4億503万5,000円、
教育施設整備改修基金1億3,518万5,000円、各種基金の総額は前年度よりも6,678万5,000円増の23億2,210万4,000円となっておるところでございます。 以上で議案第53号令和2年度里庄町
一般会計決算の認定についての説明を終わります。 続きまして、特別会計に移らせていただきますので、224ページをお願いいたします。 224ページ、議案第54号令和2年度里庄町
国民健康保険特別会計決算の認定についてでございます。 国民健康保険特別会計の歳入総額は10億3,228万円、歳出総額は9億9,477万6,000円で、差引き残高は3,750万4,000円となっております。 令和2年度の被保険者の状況は、世帯数1,349世帯、被保険者数2,091人で、本町の人口全体に占める割合は18.74%でございました。令和2年度の保険給付費の総額は7億837万1,000円で、4.57%の減でございました。被保険者1人当たりの総医療費は39万5,000円となっております。また、国民健康保険事業費納付金は2億1,801万7,000円となっております。国民健康保険税の収入総額は1億8,285万2,000円、被保険者1人当たりの調定額は6万880円となっております。 なお、令和2年度末の
財政調整基金積立金残高は3億4,955万9,000円となっております。 以上で議案第54号令和2年度里庄町
国民健康保険特別会計決算の認定についての説明を終わります。 続きまして、256ページをお願いいたします。 議案第55号令和2年度里庄町
介護老人保健施設特別会計決算の認定についてでございます。 介護老人保健施設特別会計の歳入総額は4,756万5,000円、歳出総額は4,471万4,000円で、差引き残高は285万1,000円となっております。歳入では、雑入といたしまして3,925万6,000円を歳入しております。その内訳は、指定管理者からの令和2年度指定管理基準納入額が1,000万円、令和元年度指定管理追加納入額が2,925万6,000円となっております。歳出では、介護老人保健施設事業
財政調整基金積立金が2,461万5,000円、昇降機の更新工事などの工事請負費が1,515万円、電動ベッドなどの備品購入費が477万9,000円が主なものとなっております。利用者の状況についてでございますが、入所定員95人に対しまして1日平均入所者数は88.3人で、入所者延べ人数は3万2,243人となっております。通所リハビリテーション定員25人に対しまして、1日平均通所者数は14.4人で、通所者延べ数は3,576人となっております。令和2年度末の
財政調整基金の残高は7億181万3,000円となっております。 以上で議案第55号令和2年度里庄町
介護老人保健施設特別会計決算の認定についての説明を終わります。 続きまして、270ページをお願いいたします。 議案第56号令和2年度里庄町
育英奨学資金給与特別会計決算の認定についてでございます。 育英奨学資金給与特別会計の歳入総額は24万9,000円、歳出総額は0、差引き残高は24万9,000円となっています。平成24年度以降、育英奨学生の募集はいたしておりませんので、歳出はございません。 以上で議案第56号令和2年度里庄町
育英奨学資金給与特別会計決算の認定についての説明を終わります。 続きまして、282ページをお願いいたします。 これは、議案第57号令和2年度里庄町
介護保険特別会計決算の認定についてでございます。
介護保険特別会計の歳入総額は11億5,293万4,000円、歳出総額は11億4,066万5,000円で、差引き残高は1,226万9,000円となっております。歳入では、保険料、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、町からの繰入金が主なものでございます。歳出では、保険給付費が主なもので、保険給付費の総額は10億5,442万4,000円、前年度と比較すると6,187万7,000円の増となっております。内訳は、介護予防サービス費が10億771万8,000円、高額医療合算介護サービス費が2,402万9,000円、特定入所者介護サービス等費が2,167万6,000円、その他諸費が100万1,000円でございます。また、地域包括支援センターの運営費や事業費でございます地域支援事業費は4,197万7,000円でございます。要介護者認定申請者数は318名で、令和2年度末での要介護、要支援の認定者数は669人でございました。それと、保険料についてでございますけども、令和2年度の介護保険料基準額は月額5,200円、年額6万2,400円で、所得状況に応じて9段階に分かれておるところでございます。令和2年度末の介護給付費準備基金残高は1億937万4,000円となっておるところでございます。 以上で議案第57号令和2年度里庄町
介護保険特別会計決算の認定についての説明を終わります。 続きまして、326ページをお願いいたします。 議案第58号令和2年度里庄町
後期高齢者医療特別会計決算の認定についてでございます。
後期高齢者医療特別会計の歳入総額は1億7,068万9,000円、歳出総額は1億7,041万7,000円で、差引き残高は27万2,000円となっております。 後期高齢者医療制度は、岡山県後期高齢者医療広域連合が運営しており、対象となる方は75歳以上の方と、65歳以上75歳未満で一定の障害があり、広域連合の認定を受けた方でございます。令和3年3月末現在の被保険者数は1,871人、うち障害者は3人となっております。歳入の後期高齢者医療保険料は1億2,903万4,000円、一般会計からの繰入金は4,045万7,000円となっておるところでございます。また、歳出の後期高齢者医療広域連合納付金は1億6,105万6,000円となっております。 以上で議案第58号令和2年度里庄町
後期高齢者医療特別会計決算の認定についての説明を終わります。 続きまして、340ページをお願いいたします。 議案第59号令和2年度
里庄町営墓地特別会計決算の認定についてでございます。 町営墓地特別会計の歳入総額は521万3,000円、歳出総額は292万1,000円で、差引き残高は229万1,000円となっております。町営墓地里庄町やすらぎ霊園の総区画数は300区画で、令和3年3月末現在の使用区画数は4平米が区画数120のうち65区画、5平米が区画数90のうち44区画、6平米が区画数90のうち62区画となっております。歳入では、町営墓地管理料が213万円、町営墓地使用料が198万円となっております。歳出では、一般会計への繰出金が198万円、維持管理委託料が36万9,000円となっております。 以上で議案第59号令和2年度
里庄町営墓地特別会計決算の認定についての説明を終わります。 以上をもちまして議案第53号から議案第59号までの令和2年度一般会計、特別会計の決算の認定についての提案理由の説明を終わります。ご審議の上、認定を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(
岡村咲津紀君) 竹内
上下水道課長。
◎
上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 私からは、議案第60号、61号議案についてご説明いたします。 議案第60号を朗読いたします。 〔議案第60号朗読〕 それでは、令和2年度水道事業会計決算についてご説明いたします。 まず、1ページ、2ページをお開きください。 1ページ、2ページは、決算報告書、予算に対する決算報告ですから、金額は税込みでございます。 収益的収支の水道事業収益は、総額で2億8,020万2,892円、前年度比較では1%の減少でございます。対する水道事業費用は2億4,861万7,468円、前年度比較で0.5%の増加でございます。 資本的収支では、収入は1,509万8,810円、対する支出は6,239万2,575円で、収支不足分の4,729万3,765円は、過年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額で補填しています。 4ページをご覧ください。 損益計算書の下から4行目、当年度純利益は2,855万3,012円で、前年度から403万1,380円の減となっております。前年度繰越利益剰余金2万2,998円とその他未処分利益剰余金変動額1,000万円を加えた当年度未処分利益剰余金は3,857万6,010円となっております。 ここで、12ページをご覧ください。 地方公営企業法の規定により、議会の議決を経て利益及び資本剰余金を処分することができることとなっておりますので、12ページは水道事業剰余金処分計算書(案)として説明させていただきます。 先ほどご説明した当年度未処分利益剰余金3,857万6,010円は、建設改良積立金として1,610万円を積み立て、資本金に2,241万8,142円を組み入れて、繰越利益剰余金を5万7,868円とするものでございます。 次に、7ページ、8ページに戻りまして、貸借対照表で期末の財政状況をご説明いたします。 7ページ、借方で資産の部、一番下の総資産は16億4,069万276円で、前年度比較で1.8%の増加、このうち土地、建物、構築物、出資金を含んだ、1、固定資産の合計は12億8,618万6,336円で、総資産に占める割合は78.4%、前年度に比較して0.7%の減少となっております。2、流動資産は、現金預金、未収金などで3億5,450万3,940円、前年度に比較して12.2%の増加となっております。これら資産に対する、8ページ、貸方で負債の部、3、固定負債は修繕引当金などで2,058万5,860円となっております。4、流動負債は、預り金、未払金などで6,678万4,719円となっております。5、繰延べ収益は、国庫補助金、工事負担金、受贈財産評価額、その他長期前受金などで3億7,931万9,550円となっています。資本の部の6、資本金は、これまで他会計出資金の受入れ、自己資金などを投資した10億5,175万545円となっています。次に、9ページをご覧ください。7、剰余金の(1)資本剰余金は、これまでの工事負担金、受贈財産などを計上しております。(2)利益剰余金は、これまでの利益を処分して積み立てたもの及び本年度、当年度純利益2,855万3,012円を加えたものとなっております。続いて、15ページの中段をご覧ください。3、業務の(1)業務量の上から2番目、年度末給水人口は1万764人、年度末給水戸数は51戸増加して4,236戸、計画給水人口に対する普及率は96.1%となっております。年間送配水量は135万4,575立方メートルで、前年度比較で1.7%の減少、下から2行目、年間給水量有収水量は前年度比較で2万6,409立方メートル、1.9%減少しており、有収率は昨年度より0.2%減で99.6%でございます。 次のページに参りまして、16ページの中段の3、事業収入に関する事項で、供給単価は150円73銭、それから
新型コロナウイルス感染症の影響による減免措置を行わなかった場合の供給単価は168円64銭、対する給水原価は151円48銭で、回収率は111.3%となっております。 以上が決算の概要でございます。 水道事業の運営状況は、収納率、有収率など、経営効率は非常に高い状態であります。しかし、節水意識の高まりにより節水機器の普及が進む中、使用水量の大幅な伸びが期待できないことに加え、更新時期が到来する水道施設が今後増えてくることから、突発的な事故や故障が発生する可能性も高く、その場合には早急な修繕や更新が必要となり、事業費の増加が考えられます。そのため、下水道工事などに合わせて管路の更新を行い、老朽化に対応しております。起債の償還が終了する令和7年度以降から必要となる大規模団地の布設替え工事、配水池の耐震化工事に対応するために、さらなる経費節減に努め、財源を確保し、計画的に事業を進めていますが、今後老朽化の進行や災害などにより有収率、水圧の低下が続くなどの状況になった場合は、水道料金の改定も視野に入れ、水道事業計画を前倒しする必要があると考えております。また、令和3年度に水道事業ビジョンを策定していくために、令和3年10月上旬に水道事業ビジョンのアンケート調査を給水契約者に対して発送し、皆様のご意見などをいただき、今後の事業計画に反映させていこうと考えておりますので、ご理解、ご協力いただきますようよろしくお願いいたします。 以上で水道事業会計決算の説明を終わります。 続きまして、議案第61号を朗読させていただきます。 〔議案第61号朗読〕 まず、1ページ、2ページをご覧ください。 1ページ、2ページ、決算報告書、予算に対する決算報告ですから、金額は税込みでございます。 収益的収支は、収入総額4億626万7,074円、対する支出は3億1,067万6,236円、消費税還付額は763万464円でございます。 3ページ、4ページをお願いいたします。 資本的収支は、収入総額2億9,939万5,080円、支出は4億6,873万167円となっております。資本的収支の不足額については、消費税資本的収支調整額、前年度繰越工事資金、減債積立金及び損益勘定留保資金等で補填しています。 続いて、6ページをご覧ください。 損益計算書では、下から4行目、当年度純利益は8,259万8,549円でございます。この利益については、先ほど水道事業会計でもご説明しましたが、地方公営企業法の規定により、議会の議決を経て利益及び資本剰余金を処分することができることとなっておりますので、里庄町公共下水道事業剰余金処分計算(案)として説明させていただきます。 それでは、13ページをご覧ください。 ここでは、未処分利益剰余金1億5,433万2,300円を資本金への組入れに7,173万3,751円、減債積立金8,259万8,549円に積み立て、次年度の4条予算の不足額に起債の償還費用として充てることとしておりますので、よろしくお願いいたします。 戻りまして、9ページ、10ページをご覧ください。 貸借対照表では、資産の合計は78億4,718万2,009円、そのうち固定資産が75億234万9,186円でございます。下水道は建設費が莫大であるため、資産の約96%を固定資産が占めております。対する貸方、10ページで注目するのは起債残高であります。負債の部、3、固定負債、(1)企業債として33億6,468万8,595円でございますが、4、流動負債、(1)企業債1億7,574万5,918円と(2)一時借入金に起債前借りの2,380万円がありますので、実質の起債残高は35億6,423万4,513円でございます。次に、16ページをご覧ください。中段の3、業務で、令和2年度末の整備状況は4番目の処理区域内人口が7,448人、1つ飛ばして、普及率は前年度より1.3%上昇して66.8%、水洗化率は74.1%、里庄処理区域面積は311ヘクタール、里庄北処理区域面積は6ヘクタール、2つ飛ばして、里庄処理区の年間有収水量は51万6,520立方メートル、里庄北処理区の年間有収水量は5,924立方メートル、そして一番下、里庄処理区の有収率は100.3%、里庄北処理区の有収率は87%でございます。次の17ページに移りまして、使用料単価は150円75銭、下に行って、汚水処理原価の維持管理費分が90円90銭、資本費分が85円40銭、この2つを合算した汚水処理原価は、昨年度から1円42銭上がり176円30銭となっています。したがいまして、1立方メートル当たりの汚水処理原価が176円、使用料単価が150円ということは、収入額の約1.2倍の金額が現在汚水処理費にかかっているということになり、汚水処理原価に対する回収率は約85.5%となっております。 維持管理費を抑えて有収水量を増やすことにより、汚水処理原価を下げることができると考えています。さらに回収率を高める必要がありますので、供用開始の区域内で下水道未接続のお宅を訪問して早期水洗化をお願いしていますが、下水道施設の建設期間中は借金が多いために下水道使用料全てを回収することは不可能であります。下水道の効果はトイレの水洗化により快適な生活を営むことはもちろんですが、水質の改善を図るのみではなく、公園や町などの良好な景観を創出したり、動植物の生息、生育環境の保全、創出などの効果がありますので、下水道の使用者が全てを負担するのは不公平であります。したがって、その負担を抑えるために公費負担がありますが、ご承知のように、この公費にも限界があります。下水道事業を進めることで町財政への影響は懸念されるわけですが、下水道を整備することによって周辺環境を整えることで宅地造成などが増え、定住環境にもつながると考えています。将来、里庄の発展にも効果が期待できます。今後は、整備手法の見直しや検討を行うなどの歳出削減、接続率の向上や収納対策などの歳入確保に最大限の努力をしてまいりますので、下水道が整備されましたら、一日でも早く公共下水道へ接続されますようお願いいたします。 以上で公共下水道事業会計決算の説明を終わります。ご審議の上、認定を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(
岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 なお、本案に対する総括質疑は9月8日の本会議で行いますので、ご了承いただきたいと思います。 日程第9、議案第62号
教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。 杉本教育長の退場を求めます。 〔教育長 杉本秀樹君 退場〕
○議長(
岡村咲津紀君) 提出者からの提案理由の説明を求めます。 加藤町長。
◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第62号につきまして、まず議案を朗読いたします。 〔議案第62号朗読〕 提案理由。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 平成30年9月議会において同意をいただき、3年が経過いたしました。杉本さんは、通算で教育長として3期9年6か月となります。この間、杉本さんは、学校現場での豊富な経験を基に、常に園児、児童・生徒、教職員のことに心を配り、子供たちが安心して学べる、友達をつくる、成長できる学校づくりに尽力をしてきたと感じています。それは、教育委員会と学校の現場が常にきめ細かく情報共有を図り、課題や問題点に適切に対応しているからです。また、教職員や町職員の健康管理にも配慮しています。こういう環境を整えるためには、教育長の力量が求められるところであり、杉本さんにはその力量があると思います。さらに、社会教育や生涯学習についても、里庄町や浅口市における教育委員会での経験を持ち、広い視点と社会の情勢に合わせた教育や学習の推進、スポーツの振興を図ることができるので、関係団体からの信頼も厚いものがあります。私としては、学校や社会における教育や学習の在り方が大きな変化のときを迎える中にあって、あらゆる年代の人が成長する過程で不変的なものを大切にしつつ、時代に即した里庄町の教育、文化、スポーツの振興を図るために、教育長として杉本さんに今後3年間、任期は令和3年10月1日から令和6年9月30日まで、手腕を発揮してもらいたいと考え、このたび議会に同意をお願いするものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第62号を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
岡村咲津紀君) 起立全員でございます。よって、議案第62号
教育委員会教育長の任命については原案のとおり同意することに決しました。 杉本教育長の入場を求めます。 〔教育長 杉本秀樹君 入場〕
○議長(
岡村咲津紀君) ここで、杉本教育長に発言を許可します。 杉本教育長。
◎教育長(杉本秀樹君) 〔登壇〕 貴重なお時間をいただいて、大変ありがとうございます。一言ご挨拶を申し上げます。 私は、里庄町の教育長として里庄町の教育行政のさらなる充実発展に全力で取り組んでまいります。そして、子供たちの元気な声が響き、みんなが笑顔あふれる町になるように、全力で取り組んでまいります。議員の皆様をはじめ、町民の皆様方の今後とものご理解とご支援をいただきますように心よりお願いを申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
岡村咲津紀君) 日程第10、議案第63号
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 加藤町長。
◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第63号につきまして議案を朗読いたします。 〔議案第63号朗読〕 提案理由。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求める。 現教育長職務代理者宮崎勇次氏が、令和3年9月30日をもって任期満了となり退任することに伴い、新しく小野愛氏を
教育委員会委員として任命をするものでございます。 小野愛氏は、平成16年3月にノートルダム清心女子大学を卒業後、現在一般企業に勤めておられます。里庄東幼稚園の保護者として平成28年度から1年間PTA会長、里庄東小学校の保護者として平成30年度、令和元年度の2年間はPTA母親代表として学校や保護者、そして子供たちのために活躍をされました。町行政の関係においても、こずえ会会長を歴任され、現在も里庄町社会教育委員、科学振興仁科財団評議員として活躍をされています。温厚、明朗で誠実なお人柄であり、教育に深いご見識とご理解がありますので、適任であると考えております。任期につきましては、令和3年10月1日から令和7年9月30日までの4年間でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第63号を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
岡村咲津紀君) 起立全員でございます。よって、議案第63号
教育委員会委員の任命については原案のとおり同意することに決しました。 日程第11、報告第5号令和2年度里庄町の
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。
赤木総務課長。
◎総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。ただいま上程されました報告第5号をご説明いたします。 報告を朗読いたします。 〔報告第5号朗読〕 1枚めくっていただきまして、
健全化判断比率報告書。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、令和2年度決算に基づく
健全化判断比率を次のとおり報告します。 実質赤字比率は、実質赤字額がございませんので、ハイフンで記載しております。黒字ということでございます。 次に、連結実質赤字比率でございますが、これも同様に連結実質赤字額がございませんので、ハイフンで記載しております。黒字ということでございます。 実質公債費比率は、7.6%となっております。これは、令和元年度比率と同じ数値で、早期健全化基準の25%を下回っております。 最後に、将来負担比率でございますが、比率が算定されませんので、ハイフンで記載しております。 以上で
健全化判断比率の報告を終わります。 次のページをご覧ください。
資金不足比率報告書。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、令和2年度決算に基づく
資金不足比率を次のとおり報告します。 里庄町水道事業会計、里庄町公共下水道事業会計、ともに
資金不足比率は資金不足額がないため、ハイフンで記載しております。 なお、これら2つの報告書につきましては、8月6日に監査委員により審査を受け、いずれも適正であるという審査結果をいただいており、その意見書を添付いたしております。 以上で報告第5号令和2年度里庄町の
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告を終わります。
○議長(
岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 以上で報告第5号を終わります。 日程第12、報告第6号令和2年度
教育委員会事務の点検及び評価に関する報告についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 小寺
教育委員会事務局長。
◎
教委事務局長(小寺大輔君) 〔登壇〕 私からは、ただいま上程されました報告第6号についてご説明をいたします。 まず初めに、報告第6号を朗読させていただきます。 〔報告第6号朗読〕 それでは、報告書の1ページをお開きください。 この報告書は、令和2年度の点検及び評価を行い、報告をするものでございます。評価の方法などにつきましては、対象は令和2年度、報告は9月3日に議会へ提出、公表につきましては、
教育委員会事務局での閲覧、町役場の掲示板に掲示、町ホームページでの公開をいたします。 それでは、点検及び評価について説明をいたします。 1、教育委員会の組織、活動について。 (1)会議の運営などにつきましては、定例会を毎月1回、必要に応じて実施した臨時会を4回開催いたしました。臨時会の回数が多くなった理由といたしましては、
新型コロナウイルス感染症対策の緊急会議を行ったことによるものでございます。 続きまして、2ページ目をお開きください。 町長部局との総合教育会議を9月、2月の2回、教育委員と町長が意見交換などを行い、連携を図りました。地域の実情に応じた施策及び地域住民の意向を施策に反映することについては、各学校単位で行う学校評議員会の意見や、令和2年度は開催はできませんでしたが、1日学校公開などでいただいたアンケートの回答内容などを施策に生かすように今後も努めてまいります。 続きまして、3ページをご覧ください。 (2)公開性についてでございます。可能な限り情報を公開する方針のもとで定例会の開催予定及び議事内容を町ホームページに掲載をいたしております。教育行政施策の広報にも取り組み、教育委員会及び学校・園の取組を紹介した里ちゃんだよりを年間3回発行し、町内全戸へ配布をいたしました。 2、教育委員会が管理、執行する事務についてでございます。 (1)基本的、総務的事務につきましては、教育予算につきまして各学校・園の要望を事務局が聞き、教育長、事務局が町長へ要求し、議案として議会へ上程されるように努めております。従来から当町の教育予算の比率は高く、教育が重要視される中で、里庄町の教育がより充実するようにしたいと考えております。 (2)の人的管理に属する事務でございます。学校現場における働き方改革に向けて具体的な取組を行いました。様々な取組の中で、令和2年度につきましては学校の先生方がリフレッシュできるように、学校完全閉庁期間の設定を夏期休業中だけではなく、冬期休業中にも設定をいたしました。 続きまして、4ページをお開きください。
新型コロナウイルス感染症は、学校教育において様々な影響がございました。令和2年4月20日から5月24日まで臨時休業を実施をいたしました。それぞれの行事や活動について、必要性や狙いなどについて改めて検討する機会にもなりました。学校・園の教職員、生活支援員、関係者、放課後児童クラブ、預かり保育の支援員の方々が一丸となって子供たちの居場所づくりや心のケアに努めた1年間となりました。 次に、3、教育委員会が管理、執行を教育長に委任する事務についてでございます。 (1)学校教育でございます。学校教育につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策を取りながら、今までの学校生活様式から新しい学校生活様式への転換を図りながら取り組んでまいりました。 5ページをご覧ください。 令和2年度から各学校で非認知能力を高める取組を行いました。具体的には、子供たちの自分を高める力、これをプレゼンテーションと申します。自分と向き合う力、これをリフレクションと申します。他人と向き合う力、これをディスカッションと申します。これらを高めるために、先ほどのプレゼンテーション、リフレクション、ディスカッションの「ション」を3つ取りまして、里庄3ションプログラムとして現在導入をいたしております。また、就学前から中学校卒業までの11年間を見通した保育・教育が行えるようにいたしております。 それでは、続きまして6ページをお開きください。 英語指導助手につきましては、令和2年度も自治体国際化協会、語学指導を行う外国青年招致事業JETプログラムから2名の派遣をいただき、従来の民間派遣の1名と合わせて3名の体制で、幼稚園、小学校、中学校での活動に加え、保育園や町民対象の英会話講座を行いました。学習環境においては、令和2年度にはGIGAスクール構想に基づき、小・中学校全学年の児童・生徒に1人1台のコンピューター端末を整備したり、端末を活用できるネットワーク環境の構築を行うことで、安全・安心な学習環境を確保しております。 次に、(2)番、社会教育でございます。
新型コロナウイルス感染症の影響は、社会教育にも大きな影響を与えております。今まで普通に活動や使用ができていたものに制限がかかることによって、全く異なった環境となりました。しかしながら、町民の方々のご理解とご協力のおかげで、全てではありませんが、工夫された新たな社会教育環境を形成いたしております。 7ページをお開きください。 5年目を迎えた里庄未来塾事業は、
新型コロナウイルス感染症対策を行いながら実施可能な事業を行い、地域の方々や文化協会、虚空蔵大学生などの協力を得ながら、地域の子供は地域が育てることをコンセプトとして取り組んでまいりました。 では次に、8ページをお開きください。 歴史民俗資料館では、里見山中遺跡展示コーナーが完成し、今後、遺跡などの展示物は増加の傾向にございます。2年度から学芸員を採用することにより、文化財保護委員と連携して、館内収集物の整理や開館日の変更、資料館の周知方法について検討していくとともに、教育委員会の諮問に応じて、文化財の指定、解除、保存及び活用に関し必要な事項を調査研究してまいります。 スポーツの振興につきましても、
新型コロナウイルス感染症の影響が非常に大きい年でございました。利用制限を行ったため、今まで多くの町民の方々がスポーツを楽しみながら、ご自身の健康の増進を図る場所がなくなった状況になりました。
新型コロナウイルス感染症の早期収束と感染症対策を徹底する必要があるというふうに考えております。 それでは続きまして、9ページをご覧ください。 9ページには、学識経験者の知見の活用につきまして、元公立学校長、元教育長の平野尚哉氏に点検及び評価に関しての助言をいただいております。これを朗読させていただきます。里庄町の教育行政については、それぞれの立場で、その特色を生かした教育行政が行われ、おおむね安定的で良好な運営がなされていると考えている。しかしながら、少子・高齢化、社会情勢の変化、デジタル化への対応など、学校経営や教育行政全般についてしっかりとした点検が必要であると考える。学校教育については、幼稚園、小学校、中学校全体において落ち着いた状況の中で学力の向上や心の教育に取り組んでいる。かけがえのない一人一人を大事にしながら、今後も認めて育てる教育の推進に努めてほしい。そうすることで、一人一人が自覚を持ち、主体的に責任を持って行動できる人に、また自分や周囲の人や命を大事にする人に成長するように導いてほしい。生涯学習については、町民一人一人が楽しんで参加できたり、勉強になったり、人と人との触れ合いのよさを感じ取れるようにしたりすることが大事であると考える。これらのことが、生きがいや健康づくり、そして地域づくりにも直結することと考える。今後も、常に工夫を重ねながら取り組んでほしい。
教育委員会事務局の体制については、まだまだ事務処理の効率化が十分に図られているとは言い難い。多様な要望や意見などに適切に対応しながら、効果的な教育行政の実現に向けた一層の努力が求められる。今後も、課題、要望、意見などに対して、より望ましい方向への改善に努め、教育行政に反映していただきたい。最後に、令和2年度は、
新型コロナウイルス感染症に対する対策の中で、教育行政は毎日が模索の連続であったと思われる。新しい生活様式が叫ばれる今日、教育関係者全員がさらなる知恵を出し合い、よりよきものを追求する模索の時代に入ってきている。このことをお互い自覚することが、今まで以上に必要ではないかと考える。このように、助言とご意見をいただきました。 また、里庄町社会教育委員につきましても、点検及び評価に関しての助言をいただいております。大勢の子供たちの中で、子供たちが参加した事業で、たった一人でもその子供にとって得た経験は生涯を決定することもあるので、行政効果を数だけで見ないことを引き続き大切にしていただきたいと考えている。10ページをお開きいただきまして、文化財や遺跡などについて、出前講座の形で行えないか。また、初めて経験した分散登校についてスムーズに通学できていた。子供たちの中に、挨拶ができにくい子供がいることが気になる。スポーツ関係大会や行事の新たな考え方や実施方法の検討、
新型コロナウイルス感染症の対応に関して、中止、縮小することが多かった中で、人の命を考えたとき適切な判断だったと考えるなどのご助言等をいただいております。 終わりに、令和2年度の本町
教育委員会事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を実施し、学識経験者及び社会教育委員の助言及び意見などをいただき、報告をいたしました。新型コロナウイルス禍において、その影響は私たちが想像していた以上のものがあり、今までの常識が通用しない時期が来ていることを認識いたしております。また、
新型コロナウイルス感染症との共存や新しい生活様式の実効性が必要不可欠となっています。その中で、今後も教育委員自らが点検及び評価をし、教育委員会を充実させ、教育委員会が町民にとって身近になるよう努力し、町民に支えられた、町民のための教育行政が展開できる教育委員会になるよう、引き続き努力をしたいと考えております。 なお、10ページ以降につきましては参考資料を添付しておりますので、ご覧いただければと考えます。 以上をもちまして報告第6号令和2年度
教育委員会事務の点検及び評価に関する報告を終わります。
○議長(
岡村咲津紀君) ただいま提案理由の説明を受けましたが、12時を回ってしまいました。 失礼しました。これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 以上で報告第6号を終わります。 12時を回りました。会議を続行しましょうか。 はい、10番平野議員。
◆10番(平野敏弘君) 休憩に入るときには、事務局が議員のみんなにお諮りいたしますって、12時過ぎて大体何分ぐらいかかるんか、思うように言うのはええけど、こがんかかるんじゃったら、お諮りをいたしますって、議員の皆さん、このまま続行したものか、どうしようかということを一つ言わにゃあいけまあ。何も言わずにどっどどっどやったらいけんど。
○議長(
岡村咲津紀君) はい、分かりました。 これからまず、続行いたしましょうか、それとも休憩に入りましょうか。 (「いや、続行」「やりゃあええが」「続行」と呼ぶ者あり) 続行でいいですか。 はい。それでは、続行させていただきます。 日程第13、請願第2号
再犯防止推進計画に関する請願書を議題といたします。 事務局より議案を朗読させます。 なお、請願の内容につきましては、皆さんのお手元に配付したとおりでございますので、省略をさせていただきます。 小野事務局長。
◎
議会事務局長(小野宏明君) 〔登壇〕 はい。 〔請願第2号朗読〕
○議長(
岡村咲津紀君) お諮りいたします。 請願第2号に関しましては、会議規則第92条第1項の規定により総務文教委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 異議なしと認めます。よって、請願第2号は総務文教委員会に付託することに決しました。 日程第14、請願第3号
選択的夫婦別姓制度の法制化を進める意見書の提出を求める請願を議題といたします。 事務局より議案を朗読させます。 なお、請願の内容につきましては、皆さんのお手元に配付したとおりでございますので、省略をさせていただきます。 小野事務局長。
◎
議会事務局長(小野宏明君) 〔登壇〕 はい。 〔請願第3号朗読〕
○議長(
岡村咲津紀君) お諮りいたします。 請願第3号に関しましては、会議規則第92条第1項の規定により総務文教委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 異議なしと認めます。よって、請願第3号は総務文教委員会に付託することに決しました。 日程第15、請願第4号
新型コロナ禍による米の需要改善と米価下落の対策を求める請願を議題といたします。 事務局より議案を朗読させます。 なお、請願の内容につきましては、皆さんのお手元に配付したとおりでございますので、省略をさせていただきます。 小野事務局長。
◎
議会事務局長(小野宏明君) 〔登壇〕 はい。 〔請願第4号朗読〕
○議長(
岡村咲津紀君) お諮りいたします。 請願第4号に関しましては、会議規則第92条第1項の規定により建設福祉委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岡村咲津紀君) 異議なしと認めます。よって、請願第4号は建設福祉委員会に付託することに決しました。 以上で本日の日程は全部議了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次回は9月6日午前9時半から再開いたしますので、よろしくお願いいたします。 皆さんご苦労さまでした。 午後0時22分 散会...