◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 私からは、20ページの8
款消防費、1項
消防費の20節扶助費500万円、
災害弔慰金についてお答えいたします。 これは、今回7月豪雨により被災された方への
災害弔慰金を支給するものでございます。これは、
災害弔慰金の支給等に関する法律に基づきまして支給されるものでございまして、支給額は2パターンありまして、
生計維持者が死亡した場合は500万円、その他の方が死亡した場合は250万円、今回は
生計維持者が死亡されておりますので、500万円を支給するものでございます。
費用負担につきましては、国が2分の1、岡山県が4分の1、町が4分の1ということになっております。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君)
岡村咲津紀君。
◆8番(
岡村咲津紀君) 〔登壇〕 今、
小寺局長のほうから説明をいただきましたが、建物の
設計委託料ということも含まれてっていうことなんですが、この建物の工法ですね、鉄筋であったりとか、木造であったりって、そのことをお尋ねしたいと思います。
○議長(
平野敏弘君)
小寺教育委員会事務局長。
◎
教委事務局長(
小寺大輔君) 〔登壇〕
岡村議員さんのご質問にお答えいたします。
工法内容等につきましては、現段階で決定をまだしているものはございません。町としては、基本的には木造ということも考えておりますけれども、やはり、これから、先ほども申しましたが、敷地の条件でありますとか規模、それから工法とか構造ですね、この辺も含めて考えていくというふうになっていくと思いますので、現段階では決まっていないというのが現状であります。これから設計をいたしまして、予算でありますとか、その辺も含めて検討させていただきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君)
岡村咲津紀君。
◆8番(
岡村咲津紀君) 〔登壇〕 今、岡山県が
CLT工法といいまして、木造を推進して、県のほうからも補助金を出して、この近隣でもいろいろと
こども園であったり、トイレであったりとかをやっておりますので、ぜひ、そのようなことも検討の課題に入れていただきたいと思います。ありがとうございました。
○議長(
平野敏弘君) 次に、1番
佐藤耕三君。
◆1番(
佐藤耕三君) 〔登壇〕 1番
佐藤耕三です。 一点だけ確認します。 21ページの9
款教育費、2項
小学校費、1目の
学校管理費の中で
工事請負費の中に
西小学校の
ブロックの耐震の、これが120万2,000円入っていると聞いております。これは
交付税対象等は考えていらっしゃるのでしょうか。
○議長(
平野敏弘君)
小寺教育委員会事務局長。
◎
教委事務局長(
小寺大輔君) 〔登壇〕
佐藤議員さんのご質問にお答えいたします。 21ページの
学校管理費の
工事請負費、今回、総額は719万6,000円、そのうち
西小学校の
ブロック塀の修繕として120万2,000円計上させていただいております。この中で、交付税ですが、
交付金事業としてですね、検討したかということでよろしいでしょうか。 (1番
佐藤耕三君「はい」と呼ぶ) 実際は、検討はいたしました。
防災機能の
強化事業ということで、これに当たらないかということで検討はさせていただいたんですけども、これの下限値、いわゆる何々より以上のものでしたらその事業として見れるというものがあった中で、1校につき総額が400万円以上という、ちょっと、ものがございましたので、この事業には乗せれなかった、該当できなかったということで、単町費のみの事業というふうにしております。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君)
佐藤耕三君。
◆1番(
佐藤耕三君) 〔登壇〕 私もそこの金額の上限までは確認はしてないんですけど、文科省の
施設助成課、ここのほうに確認をしたところ、下限があったということでいいでしょうか。 はい、わかりました。 以上です。
○議長(
平野敏弘君) 次に、
高田卓司君。
◆10番(
高田卓司君) 〔登壇〕 10番高田です。 議案第50
号里庄町
一般会計補正予算(3号)について数点質問、質疑いたします。 今、
同僚議員が質問終わりましたので、ダブるところはやめて、ちょっと気になるところを質疑したいと思います。 まず、9ページの歳入のほうの寄附金で
指定寄附で300万というのが上がってますが、これはどこからどのような使途でという寄附かお尋ねします。 それから、10ページの繰入金のところでありますが、ここ補正710万となっております。これ、図書館の関係というふうに説明があったんですが、私の聞き間違いですかねえ。何か図書館の関係でというふうな説明があったんですが、もう一回説明をお願いします。図書館、まあ、まあ、いいです。 それから、12ページの、先ほど
防犯カメラの設置ということで、駅前でたむろして迷惑してるということがあって、警察も動いたということで、
防犯カメラの要望があったということですが、これは駅前のどこらへどういう形でつけられるのか、お尋ねをいたします。 それから、21ページの
学校管理費の中の
西小学校の工事費なんですが、これ、全協のときの説明では、
ブロック塀が2カ所で200万ほどと、それから、今、先ほど説明ありました
設計委託料のところで予定しているということで、ああ、ごめんなさい、
特別教室をということで予算上がっとると思うんですが、この前の説明では、
ブロック塀2カ所で200万、それから
特別教室約600万ほどということで800万必要かなと思ったんですが、ここでは710万ということになっとるんで、これ金額が違うんですが、なぜ違うのかお尋ねをいたします。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。
高田議員の質疑にお答えいたします。 まず、1点目ですが、歳入のところで
指定寄附金、9ページの16
款寄附金、1項寄附金、5目
災害復旧費寄附金、1節の
災害復旧費寄附金300万円でございますが、これは7月
豪雨災害指定寄附金でございまして、
ホームページ等でも掲載しておりますけれども、町内の道路や
ため池等7月豪雨で被災しましたので、そういった
災害復旧費に充てるために寄附を募っているものでございます。 それから、2点目の繰入金でございます。 10ページ、3目の
教育施設整備改修基金繰入金、それから同じですね、1節の
教育施設整備改修基金繰入金710万円でございますけれども、これは
西小学校の
特別支援用の教室の改修、それから
外構ブロック耐震補強、それから
図書館乳幼児コーナー、そういった
改修工事に充てるものを繰り入れるものでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
平野敏弘君)
小寺教育委員会事務局長。
◎
教委事務局長(
小寺大輔君) 〔登壇〕
高田議員さんのご質問にお答えいたします。 21ページの
学校管理費、
工事請負費の総額719万6,000円、先般の
全員協議会のときには800万円ぐらいというとこの差でございますけども、考えられるのは、
ブロック塀の修繕につきましては、今回補正を組んでいただいたのが
西小学校の120万2,000円、そのほかに
東小学校が3カ所、それから
西小学校が1カ所、
ブロック塀の修繕を予定をいたしております。今、総額で約68万6,000円考えております。これにつきましては、今年度予算、30年度の予算で軽微な修繕といいますか、それはもう本年度の予算の中で施工しようと考えておりますので、そこの差が出てきたんではないかなと。ですから、不足している分、
西小学校のシートの東側の
ブロック塀につきましては、今回ここで
補正予算を上げさせていただいた。ただ、ほかのところについては、現状の30年度予算で執行をする。全体をまず説明をさせていただいたんで、そこの差ではないかなというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君)
村山企画商工課長。
◎
企画商工課長(
村山弘美君) 〔登壇〕 失礼いたします。 私のほうからは、12ページの
企画費にあります
防犯カメラの
設置位置についてお答えさせていただきます。
少年たちがたむろする場所は、
階段付近と認識しております。ですので、今回対応することを考えておりますのは、南から駅舎を向いて西側の生け込みの植え込みのあたりと考えており、その位置については警察や
地元分館長、
JR駅長とも協議の上で決定をするようにしております。 以上です。
○議長(
平野敏弘君)
高田卓司君。
◆10番(
高田卓司君) 〔登壇〕 終わります。
○議長(
平野敏弘君) 英麿さん、質疑。 5番
仁科英麿さん。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 5番
仁科英麿です。 わかりやすく一問一答というルールが導入されてますので、一問一答でお願いしたいと、数点お願いして。
災害関係と、1つ、先ほどの質問、答弁に対する続きのような関連でお願いしたいと思います。 まず、9ページの歳入、
県支出金の
消防費県負担金830万9,000円であります。これ、830万9,000円、この歳出のほうと照らし合わせてみますと、
消防費と、それから
農林災害公共土木、それぞれの財源に当たってるということがわかるんですが、これ、それぞれにどういう趣旨で出されてるか。歳出とあわせてですねえ、どの部分はどういう事業でありますという説明をお願いしたいと思います。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 9ページの
消防費、
県負担金、それから
災害対策負担金でございます。830万9,000円でございますが、これは
災害救助費負担金ということで、これはですね、先般の専決でですね、
災害救助法適用になりまして、
土砂撤去が5件、専決していただきました。その関係が約600万、それから
避難所設置の経費ですね、それが約140万、それから食糧費、それから住宅の
応急処理1件ありまして約50万円、そういったものが
必要経費が県のほうから負担金として入ってくるものでございます。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君)
仁科英麿君。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 ちょっと、数字がまず合わないな。600万と、それから土砂5件で600万、それから
住宅応急で650万と、こう言われたけど、そうじゃなくて830万ですから、これの内訳としてお願いしたいけど、その数字は細かいですから、後で
予算委員会のときまでに整理してお願いしたいと思います。 それで、考え方もう一回伺いますが、830万が、だから
消防費に当たってる。この
消防費っていうのは、じゃあ、
避難関係ということなんですか。たしか、19ページですね、19ページ見ていただくと、
消防費の補正がありますが、職員の時間外手当その他、この食糧費などは25万とか
住宅応急、
住宅応急修理はここへ入ってますね、58万4,000円、これらのうちのいずれかに入ると同時に、当初のに組んでるものの
財源振り替えがあるかもしれないんですが、それらも含めて、もう一回ちょっと考え方だけ説明していただいて、数字はね、後でまた出していただきたい。それから、だから、その場合には、この消防の部分と、それから23ページの農林の
災害復旧、これは財源だけが133万7,000円入っていて、それで
一般財源振り替えですね、これは。当初、
一般財源で組んでいたものに振りかえてるような格好になっていると思いますが、それはどういうものの財源になってるのかという説明をいただきたい。 それから、
住宅応急は消防のほうに入ってるんですから、24ページですか、
公共土木施設災害復旧、ここで483万1,000円ですね、これだけ既定の
一般財源に振り替わっているということですが、これは
補助対象になったものは何かと、考え方ですね。対象は何かということを伺いたいと思います。 それから、もう一つは、そういう農林や
公共土木の
補助対象になるものが
歳入科目としては
消防費ということでいいのかということね。全部ひっくるめて
消防費負担金として830万と、こうなってると思うんですけど、その辺はどうなのか伺います。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 この830万9,000円の歳入はですねえ、
仁科議員さんがおっしゃったように、歳出の8
款消防費のところの
職員手当、
需用費等の、これは
避難所開設に関する経費、職員の時間
外勤務手当であるとか、管理職の手当、それから
食糧費等。それから、
住宅応急修理費というのは、これは
災害救助法の適用を受けた住宅の改修費でございまして、またこれは
決算委員会のほうで詳しく説明いたしますけれども、
農林関係の工事についてはここに入ってません。これは先ほども言ったように、残りの…… (5番
仁科英麿君「歳入のほうですよ、歳入のほうは……」と呼ぶ) だから、これは、前回、専決をいたしました
土砂撤去の600万円が入ってますので、その分の、歳出のほうはこの
補正予算には計上されておりません。 (5番
仁科英麿君「
財源振り替えがあると……」と呼ぶ) (「
自席発言はやめて下さい」と呼ぶ者あり) 詳細はまた
予算決算委員会のほうでご説明いたします。
○議長(
平野敏弘君)
仁科農林建設課長。
◎
農林建設課長(
仁科成彦君) 〔登壇〕 失礼します。 私から、この前、専決で
補正予算を組ませていただいた災害の農林と
公共災害、それぞれの
工事請負費で、その中でこの5カ所、住宅の裏の崖が崩れてる箇所でそれぞれ農林の災害と公共の災害、それぞれで3件と2件ずつその費用を充てたということで財源を振りかえをさせていただいているというところが、先ほど
総務課長が言われた616万8,000円のお金という形になります。618万円分が農林と公共の災害分です。あとが消防という形です。内訳はそういった形です。
○議長(
平野敏弘君)
仁科英麿君。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 きっちり説明をお願いしたいんで私は申し上げてるんですが、数字は後でいいんですけど、
消防関係として800万を受け入れてるけれどもですね、それは今は六百何十万と、こうおっしゃいましたが、その分は消防じゃなくて、農林
災害復旧だったり、公共
災害復旧だから費目が違うんじゃないですかというのが、1点です。 それから、
消防関係で三百何十万ということですから、それはわかりましたが。ごめんなさい。214万円ですね、19ページに。19ページの
消防費の財源を見ると、214万1,000円ですから、214万1,000円だけが、この支出は390万円ですけれども、補助金としてきていると、負担金として来てると、そういうことになってるんですが。それは、じゃあ、どういう補助率でどの部分に対してどういう補助率で来たのか。それは、じゃあ、歳出の側で説明していただいたらと思いますが、もう一回伺いたいと思います。 それから、農林
災害復旧と
公共土木については、
全員協議会でこの前、概要を説明いただいているんですけれども、これもどれどれの事業がこの負担金の対象になっていてですねえ、で、どれだけの経費に対してこれだけの額が来たかと。で、それは既定の予算の中の
一般財源でやってるものの財源は振り替えているというのが、この歳出の予算になってるはずですね。だから、事業費は変わらないけど財源が変わるということですから。ここも、ちょっと説明があれば、どこそこということを説明いただいて、あとは
予算委員会の中で資料を出していただいて伺いたいと思います。 以上です。 これが1点目の質問でありまして。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 詳しくは、
予算決算委員会のほうで説明いたしますけれども、歳入で
消防費のほうで計上していますのは、これは
災害救助法の関係で県のほうから入ってくるということで、一括でそこで組ませていただいております。 それから、歳出の負担率であります。これはですね、負担率といいますか、全てがこう補助として認められるわけではありません。避難所を運営する経費でございまして、我々の職員のスタッフの、総務課のスタッフと、そういったものの経費は入りませんので、あくまでも避難所運営の経費が補助に認められていることで、全額充たってないということでございます。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君)
仁科農林建設課長。
◎
農林建設課長(
仁科成彦君) 〔登壇〕 家屋の裏の土砂が崩れたと。で、この
災害救助法の適用を受けたところについては、その土砂の撤去について、家屋に直接被害があったところについては100%出るということで、撤去に係る費用については全てここに上がってるという形になります。契約金額そのものでございます。5件の。 以上です。
○議長(
平野敏弘君)
仁科英麿君。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕
補助対象等、後でまた
予算委員会で詳しく伺いたいと思います。100%、全部100%かどうかとか、そこら辺もまた後で教えていただきたいと思います。 2点目ですけど、弔慰金のところですが、先ほどの質問、答弁でわかったんですけど、これは死者に対する弔慰金ということでよろしいんでしょうか。で、そのほかに全壊、きのう被災状況について伺ったんですが、その辺の答弁がなかったので飛ばしてしまったんですが、全壊、半壊あるいは床上浸水、床下浸水も若干はあったというふうに伺ってますが、それがどうだったんかということと、そういうものに対しては、この弔慰金はないのか、あるいは何か見舞金とか、そういうものは一切ないのかを伺いたいと思います。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。
災害弔慰金のご質疑でありますけれども、これは町内で亡くなられた方への弔慰金でございます。でまあ、そのほかにないのかということでありますけれども、制度的にはお見舞金とかいうのがありますけれども、該当者がなかったということでございます。
○議長(
平野敏弘君)
仁科英麿君。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 全半壊等若干はあるんですが、それのお見舞金、対象にならないのかどうかですねえ、そこら辺もまた委員会の中で詳しく伺いたいと思います。 それから、3点目は、これも先ほどの質問があったので関連で伺うんですけど、
ブロック塀の耐震工事費、これが交付税の積算がないというお答えだったんだけど、それはちょっとおかしいんじゃないかなという気がするんですが。 あの事件の後、それから非常に夏暑くなったということもあるし、そういうエアコンの経費とこの耐震工事の経費については、学校関係は徹底的に国も予算措置しますというようなことを官房長官が何回も言っておられるから、多分交付税でも積算算入するんじゃないかと思うんですね。今の制度上はそれがないということかもしれませんが、少なくも来年度は改正されると思います。で、そうなると、じゃあことしやるんじゃなくて来年やりゃいいじゃないかということになっていくと思うんですね。財源措置されたときにやるのが本当は一番いいと。ですが、これは早いほうがいいから、やっぱり早くやるべきだ。そうすると、そういう場合は400万以上なら対象になるんだけど、そうでないとかおっしゃったけども、来年はそこが広がるかもしれない。今は、金額的に対象になってないんだというようなものについてもですねえ、これから特別交付税の議論がありますから、年度末までにそれは拾われていくだろうと。これはねえ、120万であっても、特別交付税で強く要求をすべきじゃないかと思うんですが、お答えをいただきたいと思います。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 特別交付税の件につきましては、そういった
ブロック塀のこと、新しいことに限らずですね、担当者のほうが県の担当者とヒアリングでですね、そういったことを強く要求しておりますので、
ブロックについてもそういったヒアリングで対応すると思います。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君) 鈴木
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(鈴木達也君) 〔登壇〕 済みません。 先ほど
仁科議員さんのほうからお見舞金であるとか、そういったものはないですかいうご質問に対して、ちょっと赤木課長の補足をさせてもらいます。 今、岡山県のほうから義援金という形で町のほうにお金をいただいております。町としましては、被災された方について、今、義援金を交付する段取りをしております。対象者の方につきましては、きのう郵便で書類のほうを送らせてもらってますので、その方については義援金のほうを交付させていただきます。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君)
仁科英麿君。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 ちょっと順番が逆になって済みませんが、9ページのですね、一番下のその災害寄附金ですが、これも、だから、まず一つ誰からの寄附であったのか、寄附金募ってこれだけあったんですというような感じのお話だったんですが、外からの義援金とかがですね、来てないのか、町内ではどういうことだったのかも含めてね、もう少し誰からどういう形で来てるのか。 それと、これは
指定寄附というのは災害なら何でもいいということかもしれないんで、それだったら、今のまさにそうなんですね、お見舞金に出すと。個人でこれは公共じゃな、道路じゃないから私有地のここが崩れてるので、でも家がちょっと壊れたとかというようなものに対しても、何か見舞金少しでも出せんかなあとかいう感じが。そこにそういう義援金が来てるんなら、それ充てることはできないのか。そういうことも考えられるんですが。その2点についてもう一回伺いたいと思います。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 災害、先ほどの寄附金でありますけれども、これは災害
指定寄附金で町としては、里庄町としては募っております。予算計上、今300万円計上しておりますけど、もう少し今入ってると思います。 で、私は先ほど制度的にないと申し上げたのは、
災害弔慰金の支給等に関する法律では、今回被災された方への弔慰金のこと、それから、それにも見舞金の制度はあるんですけれども、その対象者がいなかったということであります。 で、今、鈴木課長のほうから申し上げたのは、日赤を通して募金を里庄町でも受け付けてますし、全国で受け付けしたものを岡山県の日赤がまとめて、それを町のほうへ分配すると。それをまた健康福祉課のほうでそれを分配する準備をしているということでございます。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君)
仁科英麿君。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 先ほどの制度上の部分と、それから今のように義援金あるいは町の単費も考えられるわけですけど、それらはどういう考えでしていくかということについて、委員会で詳しく伺いたいと思います。それまでに資料を整えて、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
○議長(
平野敏弘君) ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野敏弘君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については会議規則第39条第1項の規定により
予算決算委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野敏弘君) 異議なしと認めます。よって、議案第50号平成30年度
一般会計補正予算(第3号)から議案第57号平成30年度里庄町
公共下水道事業会計補正予算(第1号)までの8件につきましては
予算決算委員会に付託することに決しました。 日程第4、議案第58号平成29年度里庄町
一般会計決算の認定についてから議案第66号平成29年度里庄町
公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてまでの9件を
一括議題といたします。 これより総括質疑に入りますが、本案につきましては
予算決算委員会に付託する予定ですので、詳細な内容は委員会でするようにお願いいたします。 総括質疑に入ります。 眞野博文君。
◆6番(眞野博文君) 〔登壇〕 失礼いたします。6番眞野博文でございます。 私からは、議案第58号平成29年度里庄町
一般会計決算の認定についてから議案第66
号里庄町
公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてまでの9議案、特に
一般会計決算の認定を中心に質疑を行います。 まず、163ページの一般会計の実質収支に関する調書からですが、ここでは歳入総額47億1,506万4,200円、歳出総額が44億5,366万2,252円、歳入歳出差し引き額2億6,140万1,648円、繰越明許費繰越額1,437万5,000円、これを引いて、実質収支額は2億4,702万6,948円となっています。この実質収支額から里庄町は黒字団体ということになるんだとは思います。 では、単年度収支額は幾らになるのか、そして実質的な黒字要素である基金の積立額と町債の繰上償還額を加え、赤字要素である基金の取り崩し額を控除した実質単年度収支額は幾らになるのか、お尋ねします。 そして、年度内に入ってきたお金だけで財源で全ての行政サービスを行うことができるのか、できたのかをお尋ねします。その3点をお願いします。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 眞野議員の実質収支に関する調書からのご質疑にお答えします。 単年度収支額でございますけれども、先ほど眞野議員さんがおっしゃったように、今年度の実質収支が2億4,702万7,000円、昨年の実質収支が3億2,511万2,000円でございまして、それを引きますと本年度の単年度収支額はマイナスの7,808万5,000円となります。それで、基金の増減を勘案しました実質単年度収支額でございますけれども、100万4,000円となります。 それから、3点目の29年度の財政が現年のお金でやりくりできたのかというご質問でありますけれども、わずかではありますけれども、実質単年度収支額が100万4,000円ということでございますので、黒字ということで私はできたと認識いたしております。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君) 眞野博文君。
◆6番(眞野博文君) 〔登壇〕 はい、わかりました。 それでは次に、基金についてと町債についてお尋ねします。 まず、基金についてですが、169ページに基金のことについての一覧表があり、12ある基金のうち平成29年度は財政調整基金、開発基金、減債基金、文化振興基金、教育施設整備改修基金などから積んだり取り崩したりした結果、総額で2,330万2,000円減ったということのようです。平成28年度は2億2,272万を取り崩して使っていたことを考えれば、取り崩し額は少なくなり、よい傾向のようにも思えます。この基金ですが、基金も大事な財源です。取り崩しは将来の財政計画を見越した長期的な考えを持って行うべきと考えますが、そこをどう考えてるのかをお尋ねします。 次に、借金である町債についてです。 歳入のところ、51ページ、52ページ、20款町債では、土木債とか農林水産業債等合計で2億3,531万2,000円を新たに借金して財源として使っています。この中には臨時財政対策債1億7,611万円が含まれていますが、結果、借金はどのような状況になっているのかお尋ねします。 次に、多額の費用を要する公共下水道事業を続ける限り借金はふえ続けると思うんですが、その大きな事業である公共下水道事業を含めどのように考えているのか、この3点をお尋ねします。とりあえずここまでお願いします。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 まず、1点目の平成29年度末の基金残高は22億8,525万円で、今現時点、長期的な財政計画に基づいて財政運営をしているのかというご質疑であったと思います。長期的な財政計画については作成しておりませんが、中期的な計画として財政運営適正化計画を作成いたしております。この財政運営適正化計画は、向こう5年間の財政運営の見込みとして立てているものでございまして、直近では、昨年度11月に作成いたしております。 眞野議員がおっしゃるように、基金の残高をいかにして維持していくかは、現在の町の大きな課題として認識しております。そのためには、計画的な財政運営が必要となりますが、現実といたしましては、本町の財政規模も決して大きいわけではございませんので、各年度で発生した新規事業の影響で必ずしも基金を取り崩さずに収支を整えることはできないのが現状でございます。 経常収支比率も85%を超えておりまして、新規事業で歳出がふえた場合にほかで歳出を削ることも難しく、基金を取り崩さずに柔軟に財政運営を行っていくことは難しいことでございますが、中・長期的な視点から財政運営を図っていくことは非常に重要であると考えているところでございます。 次に、起債残高と、それから下水道に関連して、あわせてお答えしたいと思います。 平成29年度末の起債残高でございますが、一般会計は33億2,558万6,000円、水道事業会計は8,904万1,000円、公共下水道事業会計は35億348万4,000円で、合計69億1,811万1,000円となっております。昨年度と比較しますと、一般会計が8,387万円の減、水道事業会計が2,554万4,000円の減、そして公共下水道事業会計が2,589万3,000円の減、合計で1億3,530万7,000円の減となっております。 なお、現在進めております下水道事業は、平成27年度から平成31年度の5カ年計画に基づき実施しており、この計画策定に当たっては開発基金を原資とした一般会計からの繰り入れが前提となっております。 しかし、次の5カ年計画策定の際には、基金の状況等を考慮して慎重に計画し、公共下水道に係る事業費の縮小することで起債残高の抑制に努めていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君) 眞野博文君。
◆6番(眞野博文君) 〔登壇〕 詳細については、委員会に付託される予定ですので、またお尋ねしたいと思います。 それでは次に、165ページ、財産に関する調書から質疑を行います。 公有財産の土地で平成29年度中に本庁舎は7,873平方メートルふえ、学校施設などの公共施設と山林その他で1万4,573平方メートル減っています。説明では、台帳の精査による増減とのことでしたが、そのほか売却したところはあるのでしょうか。 それと、一昨年の質疑の際に、町所有の土地について売却も含めた利活用の考えをお尋ねしましたが、再度その考えをお尋ねします。 続けまして、次に特別会計からなんですが、国民健康保険特別会計では、被保険者1人当たりの総医療費が40万5,167円と、対前年比で7.5%も上がっています。高齢者の占める割合が高いのですから仕方のないことだとは思いますが、今後安定的な運営を行うためには、医療費の抑制を図るなどの施策が必要だと思うのですが、その考えがあればお尋ねします。 そして、介護老人保健施設特別会計からお尋ねしますが、ここでは決算内容、要は歳入歳出の数字のことをお尋ねするのではなく、施設の内容についてお尋ねします。 この施設は、指定管理者制度に移行して既に数年経過しています。町営から民間の管理に移行したわけですが、その結果利用者が満足できるサービスを提供できているのか。利用者の立場に立ったサービスが行われているのか、そしてその状況をどのように把握しているのかお尋ねします。調書からいうとちょっと3点あるんですが、お願いします。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 まず、財産に関する調書165、166ページのご質疑にお答えいたします。 ここで数値が大きく動いております。これにつきましては、詳細は
予算決算委員会のほうでご説明いたしますけれども、簡単に言いますと、国土調査終了後ですね、台帳を精査する中で発生した増減であります。それを精査した数値でございます。これは、
予算決算委員会の中でご説明させていただきたいと思います。 それから、この中には、29年度所有地を売却した町有地はあるのかというご質疑でありますけれども、主なものを申し上げますと、ございます。玉笠道路、今、国が進めておりますけれども、その関連で売却した土地、それから企業誘致、里見のほうで企業誘致がありましたけれども、その企業誘致のときにですね、町有地の払い下げも行っております。 それから、今後の方針でありますけれども、利活用の見込みがない土地の売却の意思があるのかというご質疑でありますけれども、これにつきましては先般の3月議会でも加藤町長のほうが答弁いたしておりますとおり、売却できるところはですね、売却していくという方針でございます。 それから、もう一点、特別会計のほうで里見川荘について私のほうからお答えいたします。 今、指定管理者制度で進めておりますが、利用者の立場に立ったサービスが提供できているのかというご質疑であったと思いますけれども、指定管理者による運営は業務が一元化されたことによりまして、安全で利用者の立場に立ったサービスが提供できていると考えております。外部研修等による職員のスキルアップも積極的に行っておりまして、毎年里見川荘のほうでアンケート調査を行っておりますけれども、入居者、それからその家族からも高い評価を受けているところでございます。 それから、平成29年度中にもアンケートをした結果でありますけれども、92人の方から回答をいただいてですね、1人やや不満足、非常に不満とお答えになった方が1人おられましたけれども、77%の方が非常に満足、またほぼ満足というお答えをいただいております。ということで、利用者の立場に立ったサービスが提供できていると認識いたしております。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君) 枝木
町民課長。
◎
町民課長(枝木敦彦君) 〔登壇〕 私からは、国民健康保険の医療費の抑制の対策について答弁いたします。 国民健康保険の医療費ですが、平成29年度につきましては、前年度比1,375万6,000円増の9億3,715万2,000円となっています。これは、自己負担を含めた10割の数字でございます。また、眞野議員がおっしゃったとおり、1人当たり医療費は前年度比2万8,424円増の40万5,167円という結果で、これは全国平均と比べると4万5,615円も高い状況となっています。これは、医療の高度化でありますとか、高齢化の影響であると考えています。 さて、医療費抑制の取り組みについてですが、町としては予防医療や病気を重症化させないよう保健事業に取り組んでいるところでございます。保健事業の取り組みについては、後ほど鈴木
健康福祉課長が答弁いたします。 また、町民課のほうでは、ジェネリック医薬品差額通知により医療費の適正化に努めているところです。 国保運営につきましては、今後も厳しい状況が続くと予想されますので、被保険者の方にご理解、ご協力をいただきながら医療費の増加を食いとめていかなければならないと考えております。 以上です。
○議長(
平野敏弘君) 鈴木
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(鈴木達也君) 〔登壇〕 失礼いたします。私のほうからは、平成29年度の特定健診受診状況をご説明いたします。 平成29年度特定健診受診者数は、848人の方が受診し、受診率は46.6%となっております。平成28年度より1.7%上昇しております。なお、平成29年度の里庄町の受診率は、暫定ではございますが、県内第3位となっております。今後もふえ続ける医療費を抑制していくために特定健診未受診者への受診勧奨、また健診体制の充実を図るために愛育委員さんの協力を得ながら町民の皆様の健康に対する意識を高め、特定健診の受診率の向上に努めていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君) 眞野博文君。
◆6番(眞野博文君) 〔登壇〕 失礼します。 最後の質疑になると思うんですが、町長は町の財政状況について、健全性は保たれていると初日に発言されています。確かに、健全化判断比率及び資金不足比率の報告書を見ても、実質公債費比率以外は赤字額がない、比率が算定されないとしてハイフン表示で記載されています。健全だからハイフン表示なのでしょうが、これではどのような状況で推移しているのかがわかりません。このハイフン表示の算定結果と状況、そして過去に比べ悪化しているのかしていないのかをお尋ねします。 また、水道事業会計と公共下水道事業会計の資金不足比率もどのような状況なのかお尋ねします。 次に、今後、義務的経費の増加は避けることはできないと考えますが、健全性を維持していくための歳出の見直しはどのように行うのか、その考えを、ここは町長の考えを聞かせていただきたいんですが、維持していくためにどういうことを行おうとしているのか、教えていただきたいと思います。 以上です。
○議長(
平野敏弘君) 加藤町長。
◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 私のほうから数点答えさせていただきます。 健全性が維持できているのかどうかという点でございますが、将来負担比率等を見ますと、今年度は若干改善はされているようには思います。それは、起債の残高が少し減ってきたというふうなところがあるんですが、今後の事業を見てみますと、やはり起債事業を進めていかないと、町全体の事業はやっぱり前に進まないのではないかというふうなことも考えますので、起債の残高はこれから若干ふえていくのではないかなというふうなことは、考えております。ただ、その起債の償還もあわせて進めていきますので、できるだけそこら辺の抑制もかけながら事業は考えていかないといけないと、このように考えております。 それから、基金につきましては、特に当初予算でもお答えしたんですけれども、今回のように災害が起きたときには財政調整基金がやはりないと、迅速な、また十分な対応ができないので、そういう意味でも基金の積み立てにはできるだけ取り組んでいきたいと、このように考えております。財政調整基金にかかわらず、起債の償還に当たる減債基金であるとか、また教育施設の整備改修基金、そういったものにもこれからお金がかかってまいりますので、できるだけそういうふうなところにも、減少よりも積み立てをしていければと、このように考えております。 そのためには、歳入を図ることと、歳出の抑制があると思いますが、歳入をふやすことにつきましては、今一生懸命税務担当のほうも税収の税収率の確保に向けて一生懸命取り組んでいただいていると同時に、企業の誘致であるとか、企業の支援をしながら新たな財政の確保にも、財源の確保にも努めていきたいというふうなこともあります。 また、歳出につきましても、抑えるべき経常経費はしっかり抑えていきたいと、このように考えております。また、補助金等につきましても、できるだけ見直しをかけていきたいと、このようにも考えております。細かいまた数字等につきましては、
総務課長のほうから説明をさせていただきます。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 健全化判断比率、資金不足比率について、数値で簡単にお答えをさせていただきたいと思います。 まず、4指標でございますけれども、実質赤字比率は、今年度がマイナス8.93%、前年がマイナスの11.75%ということで、2.82%悪化しているという状況でございます。 それから、連結実質赤字比率は、ことし、マイナスの29.93%、前年がマイナスの28.95%ということで、0.98%の改善ということでございます。 次に、実質公債費比率でございます。この辺から非常に重要になると思いますけれども、ことしが7.3%、前年が7.0%でありますので、これは0.3%の悪化ということであります。これは、この要因といたしましては、臨時財政対策債等の新規発行により元利償還金が増加したためでございます。引き続きそういった起債等をできるだけ抑制しながら進めなければならないと思っております。 それから、将来負担比率でございますけれども、ことしがマイナスの54.9%、昨年がマイナスの51.7%ということで、数字的には3.2%の改善ということであります。この要因といたしましては、ずっと数年ですね、基金がずっと減少してきておりましたので、悪化の状態が続いておりましたが、今年度は充当可能財源である基金が減少はしたのですが、地方債の現在高も減少したということで、ことしは、3.2%改善しております。引き続きこの辺も十分注視しながら進める必要があると認識いたしております。 それから資金不足比率でございますけれども、この点につきましても、これからまた平成32年度から、下水道事業、どこまで縮小するか、その辺にもかかわってきますけれども、十分財政状況を勘案しながらその計画もつくっていくと、いきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君) 眞野博文君。
◆6番(眞野博文君) 〔登壇〕 失礼します。 水道事業会計と公共下水道事業会計の資金不足比率の算定結果はここでは出ませんか。できれば前年度、その前の年との比較もしていただければありがたいんですが。お願いします。なければ。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたしました。 資金不足比率の数値を申し上げます。 水道事業会計がことしがマイナスの109.6%、前年が102.3%、マイナスの102.3%でございます。公共下水道事業会計がマイナスの198.7%、昨年がマイナスの149.3%いうことでございます。よろしいでしょうか。
○議長(
平野敏弘君) 眞野博文君。
◆6番(眞野博文君) 〔登壇〕 それでは、委員会付託前の質疑でありますので、ここまでにしときたいと思います。終わります。
○議長(
平野敏弘君) ここで暫時15分休憩とってやります。 英麿さん、長うかかるんじゃろう。はええ。早いん。 ほんなら、
仁科英麿君。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 5番
仁科英麿です。 先ほどの質問の続きのようになりますし、オーバーラップするかもしれませんが、考え方のところで伺いたいと思うんですけど。 まず、実質単年度収支は100万円黒字でしたということで、よかったなあということなんですが、その他の基金、ちょっと済みません。この実質単年度収支の計算の場合には、163ページ、財政調整基金までの算入で計算していますから、その他の基金がありますので、それが大分減ったり、ふえたり、全体減ってるんですか、ふえてるものもあるようです。それらもひっくるめてですねえ、再計算した場合の、もう私はいつもこれを再収支と言ってますが、その額は幾らになっていますか。伺いたいと思います。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 その他の基金を積み立てて取り崩したのを考慮した再収支でございますけれども、マイナスの1億138万6,000円となります。
○議長(
平野敏弘君)
仁科英麿君。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 同じ169ページですが、一般会計の基金残高が2,300万円減って22億円ということですが、たしか年度当初ではもう20億を切るかもしれないという心配をしたんですけど、比較的余り取り崩さずに済んだという結果になっていますが。ここには水道事業や公共下水道事業については基金の額が入ってないわけですけれども、それらを加えるとこの基金残高は幾らになるのか。それが、結局、里庄町の貯金総額といいますかね、そういうふうに私は考えているんですが、その額は幾らになっているか伺いたいと思います。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 一般会計の基金残高に水道事業会計及び公共下水道事業会計の基金残高を加えた数値でございますが、27億4,452万9,000円となります。
○議長(
平野敏弘君) 英麿君。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 逆に借金の総額のほうですが、先ほどの借金額23億円というお話でしたが、それに水道事業と下水道を加えた額が幾らになるかと。先ほど69億円という数字も出ておりましたが、それが1億3,000万円ですか、前年度よりは減ってるということですが、それにさらにこれは交付税の算入が相当あるはずですから、その算入分は借金と考えなくてもいいということだと思いますので、それを引いた本当のその借金額というのは幾らになるのか伺いたいと思います。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 一般会計の起債残高に水道会計及び下水道会計の起債残高を加えた起債残高の合計は、先ほども申し上げましたが、69億1,811万1,000円となります。 そして、その借金に対する交付税の算入額、これは元金分のみでありますけれども、41億456万6,000円となります。 ということで、この交付税算入額を起債総額から引いた最終的な町の負担となる純粋な借金額は、28億1,354万5,000円ということでございます。
○議長(
平野敏弘君)
仁科英麿君。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 貯金が27億円、借金が28億円、差し引きすればいいんですが、そうすると最終帳尻がどうなるかって、1億ちょっとだと思う。その数字を確認することと、それをじゃあ、前年度末と比べるとどうなってるのか伺いたいと思います。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 町のいわゆる貯金総額から町の純粋な借金総額を差し引いた町の財政の最終額でありますけれども、今年度の場合、29年度の場合、マイナスの6,901万3,000円となります。この額を前年度末と比較いたしますと、1億7,699万7,000円のプラス、増加という結果となっております。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君)
仁科英麿君。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 今の数字を伺ってて、単年度の再収支で見ると、1億円減ってるけれども、どうも貯金と借金で比べたら、交付税算入なんかを考えていったら、6,900万足りないんだけども、前の年よりは1億7,000万よくなった。だから、まあこれ、まあまあの財政運営に結果としてはなったんじゃないかなというふうに、私は、この大ざっぱな感覚では思ったんですが。それは、税収がふえたとか、努力されたということでしょうが、少し説明をいただけるんなら、ご説明をいただいたらありがたいと思います。
○議長(
平野敏弘君)
赤木総務課長。
◎
総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 昨年までずっとマイナスで来ておりましたけれども、ことしは1億7,699万7,000円のプラスに転じたということでございます。この要因でございますけれども、先ほど
仁科議員がおっしゃったように、税収が伸びたこと、それから先ほども申し上げたように、起債残高が減少したことが主な要因であると考えております。 以上でございます。
○議長(
平野敏弘君)
仁科英麿君。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 かなりよくなったとは言えるんですが、よくなったけどまだまだでも赤字体質ですから直していかなきゃいけない。このよくなった理由いうのが一番大きいのが、後でまた
予算委員会では税収の内容について伺いますが、相当伸びてきたと。なぜ伸びたかも伺いたいと思うんですけれども、いずれにしても今後一層の努力をお願いをしたいと思います。 それから、一つだけ個別に伺いたいんですが、ふるさと納税関係です。 これの46ページにふるさとづくり寄附金52万4,800円と。 (町長加藤泰久君「524万8,000円」と呼ぶ) 524万8,000円ですね、済みません。あります。これがふるさと納税の総額と考えていいのかということと、それからこれに対する支出はどれなのか。総額が幾らで、どの項目がそれに相当していますということを伺いたいと思います。この64ページあるいは68ページに出てくるから、そこら辺なのかな。 それから、一応、じゃあ、そこままでで。
○議長(
平野敏弘君)
村山企画商工課長。
◎
企画商工課長(
村山弘美君) 〔登壇〕
仁科議員さんのふるさと納税に関するご質問にお答えします。
仁科議員さんがおっしゃいましたように、ふるさと納税の総額は29年度分は524万8,000円でございます。 それについてかかる経費等についてご説明します。 まず、
企画費をごらんになってください。
企画費の報償費、全部申し上げたほうがいいですかね。ちょっと待ってください。 昨年度は途中からやり方が変わっておりますので、手数料だけを申し上げますと、68ページのふるさと納税ポータルサイト管理委託料4万8,600円、それから使用料及び賃借料のところの1万9,440円、ちょっと前後いたしまして申しわけないんですが、前のページの役務費のところにありますふるさと納税収納サービス使用手数料4万6,008円、大きいものを飛ばしておりまして申しわけありません、その次の委託料の中で68ページの中にありますが、ふるさと納税返礼事務委託料203万5,065円、こちらが主なもので、トータルするとかかった費用が、これは返礼品の調達費用も入っておりますが、234万5,727円になっております。 以上です。
○議長(
平野敏弘君)
仁科英麿君。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 64ページの下から4、5行目ですが、ふるさとづくり寄附金記念品というのは、これふるさと納税の関係経費ではないんですか。それがそうかどうかも含めて。じゃあ、要するにトータルでは幾らになったのかと、ふるさと納税の支出はね。入った額が52万4,800円とわかりました。支出額は幾らなのかを伺いたいと思います。
○議長(
平野敏弘君) これはあれじゃ、
予算決算委員会で聞いたほうがええんじゃねんか、こんなこめえことをどんどんどんどん言ようる。皆さんどう思うかな。 (町長加藤泰久君「今お答えしたとおりなんです。
企画商工課長もう一回」と呼ぶ) (「今、答えた。今答えた」と呼ぶ者あり)
村山企画商工課長。
◎
企画商工課長(
村山弘美君) 〔登壇〕 失礼いたします。
仁科議員さんのご質問にお答えします。 64ページの下から5行目のふるさとづくり記念品の分もふるさと納税のかかった返礼品の代金でございまして、これが8月分まで、
企画商工課が主に事務もやっておりましたので、その分でございます。全てをトータルして234万5,727円でございます。 (5番
仁科英麿君「じゃあ、支出トータルは、それは変わらないんですか」と呼ぶ) はい、変わりません。 (5番
仁科英麿君「19万6,000円入れて」と呼ぶ) はい。 (5番
仁科英麿君「じゃ、立って質問します」と呼ぶ)
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 まあわかりましたが、それを全部入れて200万ちょっとが支出額ですと。で、入ったのが520万で、300万円ぐらいが実質収入ということになってることが、わかりましたけど、そのほかに、このふるさと納税制度としては外へ出ていってるものがあると。町民が外に対して寄附をしたものは幾らになってるのか伺いたいと思います。
○議長(
平野敏弘君) これは
予算決算委員会で聞いたほうがええと思うんじゃがな、僕は。 (5番
仁科英麿君「いや、ちょっとねえ両課にまたがってるんで」と呼ぶ) そうせにゃ、おめえ、これを一々拾うてやりょうたら、おめえ、時間ぼっけえ食うで。 (5番
仁科英麿君「いや……」と呼ぶ) 早うに終わる言うんじゃろうが。一つも早ええことあらへんじゃねえか。 (「休憩」と呼ぶ者あり) 休憩じゃ、もう。 (「ちょっと待ってください」と呼ぶ者あり) もう休憩。 午前11時00分 休憩 午前11時13分 再開
○議長(
平野敏弘君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
仁科議員さん、余り明細のこまいところを拾うて言ようたら、そのために後、委員会、
予算決算委員会がありますので、大体大きいところだけを質問してください。 課長も余りしつけえようにあったら、
予算決算委員会でお答えしますいうて言うてください。 はい、次に村山
町民課参事。
◎
町民課参事(村山達也君) 〔登壇〕 失礼いたします。
仁科議員さんの町民税の関係、ふるさと納税で減収となった、ついての問い合わせについてお答えいたします。 平成29年度の町民税なんですけれども、ふるさと納税の関係で減収となった金額は、344万円になります。ただ、この減収になった部分の75%は普通交付税の対象で、交付税のほうで歳入されますので、それを加味しますと、寄附金で524万円、ふるさと納税の経費のほう234万円、あと86万円引き算すると、204万円収入があったという計算になろうかと思います。ただ、町民税のほう、29年度の内容は前年の28年中の所得に対しての課税になっておりますので、ちょっと年度が、寄附金が入った額と税金かけた、税額が安くなった年度がちょっとずれてますので、その辺はご了承ください。
○議長(
平野敏弘君)
仁科英麿君。
◆5番(
仁科英麿君) 〔登壇〕 事前にこういう収支について聞くことは、通告を、通告じゃありませんが、言っといたんですから、端的に答えをいただいたら簡単だったと思います。 わかりましたことは、204万円黒字だったということですね。周辺の市町村あるいは県内でも十数億円とか、隣の市では8億円とかふるさと納税で稼いだところもある。そうすれば、1億何千万赤字だったけど、これが消えるわけですけれども。そういう運営が適正かどうかっていうのは非常に疑問があるんで。私は、もうちょっと先も聞こうと思いましたが、もうやめますけどねえ、適正な運営をしながらうまくやっていきたい。 それから、ふるさと納税の制度については前から言ってるようにね、制度が疑問があると思うんです。それについても働きかけなどをしていきながら、いい財政運営に里庄としてもなるようにお願いをしたいと思います。 以上です。
○議長(
平野敏弘君) ほかに総括質疑はございませんか。
高田卓司君。
◆10番(
高田卓司君) 〔登壇〕 10番
高田卓司です。 私は、61
号里庄町育英奨学金給与特別会計について、1点お尋ねをいたします。 この制度は、里庄町独自の奨学金制度で高校へ行きたい人に対する就学の機会をお手伝いする、すばらしい制度だと私は思っております。 それで、この制度も、この奨学金も資金不足、要するに財源がなくなって、今、休止、制度とまっております。この制度は一般の方の
指定寄附で今まで運営してきましたが、財源が入らなくなって、今休止状態です。それで、このことについては、以前から町長は一般の方から寄附していただける方を探して、続けていきますという答弁でありましたが、今までどのような活動いうか、どのようなところへどのようにお願いに行ったかお尋ねをいたします。
○議長(
平野敏弘君) 加藤町長。
◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕
高田議員の育英奨学資金給与特別会計の決算について、今の現状についてどのような活動をしたかというふうなご質疑だと思いますが、一般寄附を育英奨学資金のためにお願いをした活動はしておりません。
○議長(
平野敏弘君)
高田卓司君。
◆10番(
高田卓司君) 〔登壇〕 高田です。 この育英奨学資金の特別会計も一時もう廃止するというような意見もあって問題になりましたが、皆さんの同意を得まして、じゃあ残して続けていこうということで、財源確保が一番大事なことということで今までやってきました。しかし、ここ数年、この制度もとまっております。財源を確保しなければ、今後続いていかないと思います。私は、非常にこれすばらしい里庄町、もう近隣では里庄町だけなんで、すばらしい制度だと思うんで、できるだけこういろんな情報を得て、お願いできるところに行ってほしいと思いますが、町長の考え、今後ももうそういう運動というか、活動をしないという考えなんでしょうか。お尋ねします。
○議長(
平野敏弘君) 加藤町長。
◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 この育英資金給与特別会計につきましては、今、
高田議員がおっしゃられましたように、以前、この基金を廃止したらどうかというふうなことからいろいろ議論いただきまして、残したというふうな経緯がございます。その後、特に募集もしておりませんし、それから要望も聞いておりません。育英奨学資金があれば活用したいというふうな声も聞いておりません。したがいまして、歳入も歳出もなく、毎年決算を迎えているというふうな状況は、議員さんもご承知のとおりだと思います。現状をよく見て、本当にこの会計を残していくのがいいのかどうなのか、そういうふうなことも含めて今後検討してまいりたいと、このように考えております。要望があれば活動も開始したいと、このように考えております。
○議長(
平野敏弘君)
高田卓司君。
◆10番(
高田卓司君) 〔登壇〕 高田です。 要望があればという答弁なんですが、今まで長年、何十年もこの制度によって就学、高校に通わせていただいて助かったという人も大勢おられます。今まで毎年6人も8人もこの制度で学校に行かれた方もおられます。それで、もう非常に助かったという人もおられますので、この制度があるかないかも、今、町民の方、ほとんどが知らないと思うので、行かれた方に、過去利用された方に意見を聞いていただきたいと思います。この制度があってよかったか。もうどっちでもよかったんだとかいう意見を聞いていただいて、今、生活に困窮されておられる家庭も多くあります。そういう中で、今、高校は行くのが当たり前の時代、大学へ行くのももう当たり前ぐらいになってきた状況で、無理して、何とかこう工面していかれてる方もおられるとは思うので、このような制度があれば非常に助かるという意見もあると思うので、そういう過去に利用された方に本気で聞いていただきたい。その結果、決めていただきたいなというふうに思います。今現在どうとかいって、なかなか私欲しいんですというのが言いにくいいうこともあるので、利用された方の意見を聞いていただきたいと思います。それで、今後決めていただきたいと、こう思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
平野敏弘君) 加藤町長。
◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 以前はその育英奨学資金を使って高校へ進学した方はたくさんいらっしゃると思いますが、現在は高校の授業料も無償化、無料化というふうなこともございます。時代の流れもございます。そういうふうなことから、本当にその育英奨学資金給与が町で必要になっているのかどうなのか、そういうふうなことも含めて今後検討してまいりたいと、このように考えております。
○議長(
平野敏弘君) ほかに総括質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野敏弘君) 質疑なしと認めます。 これをもって総括質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については会議規則第39条第1項の規定により
予算決算委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野敏弘君) 異議なしと認めます。よって、議案第58号平成29年度里庄町
一般会計決算の認定についてから議案第66号平成29年度里庄町
公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてまでの9件につきましては、
予算決算委員会に付託することに決しました。 以上で本日の日程は全部議了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次回は9月14日午前9時30分から再開いたしますので、よろしくお願いいたします。 皆様大変ご苦労さまでした。 午前11時25分 散会...