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09月03日-01号

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  1. 里庄町議会 2018-09-03
    09月03日-01号


    取得元: 里庄町議会公式サイト
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    平成30年 9月定例会        平成30年里庄町議会第4回定例会会議録(第1)1. 招集年月日 平成30年9月3日(初日)1. 招集の場所 里庄町役場議場1. 開   会 9月3日 午前9時30分1. 出席 議員 (4番欠番)    1番 佐 藤 耕 三  2番 仁 科 千鶴子  3番 小 野 光 章    5番 仁 科 英 麿  6番 眞 野 博 文  7番 小 野 光 三    8番 岡 村 咲津紀  9番 岡 本 雅 道 10番 高 田 卓 司   11番 平 野 敏 弘1. 欠席 議員 な  し1. 地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名   町長      加 藤 泰 久     教育長     杉 本 秀 樹   会計管理者   田 口 二 朗     総務課長    赤 木   功   企画商工課長  村 山 弘 美     町民課長    枝 木 敦 彦   町民課参事   村 山 達 也     農林建設課長  仁 科 成 彦   農林建設課参事 妹 尾   渉     上下水道課長  竹 内 伸 夫   健康福祉課長  鈴 木 達 也     国土調査室長  小 野   久   教委事務局長  小 寺 大 輔1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名   議会事務局長  小 野 宏 明1. 議事日程   日程第 1 会議録署名議員の指名   日程第 2 会期の決定   日程第 3 諸般の報告   日程第 4 議案第48号 里庄町税条例の一部改正について         議案第49号 地方活力向上地域特定業務施設整備計画に伴う固定資産税の特例に関する条例の一部改正について   日程第 5 議案第50号 平成30年度里庄町一般会計補正予算(第3号)         議案第51号 平成30年度里庄町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)         議案第52号 平成30年度里庄町介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)         議案第53号 平成30年度里庄町介護保険特別会計補正予算(第1号)         議案第54号 平成30年度里庄町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)         議案第55号 平成30年度里庄町営墓地特別会計補正予算(第1号)         議案第56号 平成30年度里庄町水道事業会計補正予算(第1号)         議案第57号 平成30年度里庄町公共下水道事業会計補正予算(第1号)   日程第 6 議案第58号 平成29年度里庄町一般会計決算の認定について         議案第59号 平成29年度里庄町国民健康保険特別会計決算の認定について         議案第60号 平成29年度里庄町介護老人保健施設特別会計決算の認定について         議案第61号 平成29年度里庄町育英奨学資金給与特別会計決算の認定について         議案第62号 平成29年度里庄町介護保険特別会計決算の認定について         議案第63号 平成29年度里庄町後期高齢者医療特別会計決算の認定について         議案第64号 平成29年度里庄町営墓地特別会計決算の認定について         議案第65号 平成29年度里庄町水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について         議案第66号 平成29年度里庄町公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について   日程第 7 議案第67号 教育委員会教育長の任命について   日程第 8 議案第68号 教育委員会委員の任命について   日程第 9 報告第 5号 平成29年度里庄町の健全化判断比率及び資金不足比率の報告について   日程第10 報告第 6号 平成29年度教育委員会事務の点検及び評価に関する報告について   日程第11 陳情第 1号 臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情書   日程第12 陳情第 2号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2019年度政府予算に係る意見書採択の要請について1. 本日の会議に付した事件   日程第1から日程第12まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開会 ○議長(平野敏弘君) 皆さん、おはようございます。本日はご苦労さまです。 ただいまの出席議員は10名であります。定足数に達しておりますので、これより平成30年第4回里庄町議会定例会を開会いたします。 会議に先立ちまして、加藤町長から挨拶をお願いします。 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 皆さん、おはようございます。 本日は議員の皆様方には9月の定例議会にご出席を賜りましてありがとうございます。 先般の7月豪雨は、3日間で320ミリ余りの雨が降り続き、町内での人的被害はなかったものの、住家被害を初め、道路、ため池など各所で災害の爪跡を残す形となりました。現在、早期の災害復旧に向けて取り組んでいるところであります。 さて、本定例会には、条例の一部改正が2件、一般会計を初めとする補正予算が8件、平成29年度の各会計の決算認定が9件、教育委員会教育長の任命が1件、教育委員の任命が1件、合計で21件の議案を提出しております。また、財政の健全化に関する報告が1件、教育委員会事務の点検及び評価に関する報告が1件あります。どうぞよろしくご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野敏弘君) 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により議長において、1番佐藤耕三君、2番仁科千鶴子君を指名いたします。 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から9月14日までの12日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 異議なしと認めます。よって、会期は12日間と決定いたしました。 日程第3、諸般の報告をいたします。 地方自治法第235条の2第3項の規定により、例月現金出納検査の結果報告書がお手元に配付したとおり提出されておりますので、ご報告いたします。 なお、朗読は省略させていただきますので、ご了承願います。 日程第4、議案第48号里庄町税条例の一部改正について及び議案第49号地方活力向上地域特定業務施設整備計画に伴う固定資産税の特例に関する条例の一部改正についての2件を一括議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 村山町民課参事。 ◎町民課参事(村山達也君) 〔登壇〕 失礼いたします。ただいま上程されました議案第48号について説明を申し上げます。 まず初めに、議案第48号を朗読いたします。 〔議案第48号朗読〕 提案理由。固定資産税に係る前納報奨金について、平成30年度をもって廃止するため、所要の改正を行う必要がある。これがこの議案を提出する理由である。 1枚めくっていただきまして、改め文の朗読は省略させていただき、主な改正内容について説明させていただきます。 今回の改正は、固定資産税の前納報奨金制度に関するもので、この制度は税収の早期確保、納税意識の向上を目的として創設されたものでございましたが、制度の創設時から社会情勢が大きく変化し、自主納付に対する意識も浸透したことから、平成31年度より廃止させていただきたいと考えております。 条文でございますが、第70条第1項では固定資産税の納期前の納付について定めており、第2項におきまして前納報奨について定めておりましたので、第70条第2項を削るものです。 附則としまして、施行期日を平成31年4月1日としております。 以上で議案第48号の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、ただいま上程されました議案第49号について説明を申し上げます。 まず初めに、議案第49号を朗読いたします。 〔議案第49号朗読〕 提案理由。地域再生法の一部改正により、所要の改正を行う必要がある。これがこの議案を提出する理由である。 1枚めくっていただきまして、改め文の朗読は省略させていただき、主な改正内容について説明させていただきます。 この条例の根拠法である地域再生法が改正され、従前の地方活力向上地域に加え、3大都市圏である中部・近畿地方の一部が準地方活力向上地域として対象に加わったため、「地方活力向上地域」を「地方活力向上地域等」に字句を改めるものです。 また、適用期間を2年延長し、平成32年3月31日までとしております。 附則として、公布の日から施行し、平成31年度以後の固定資産税から適用するとしております。 以上で議案第49号の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 議案第48号及び議案第49号の提案理由の説明をいただきましたが、質疑、討論、採決は9月6日の本会議で行いますので、ご了承いただきたいと思います。 日程第5、議案第50号平成30年度里庄町一般会計補正予算(第3号)から議案第57号平成30年度里庄町公共下水道事業会計補正予算(第1号)までの8件を一括議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第50号から議案第57号までのうち、私からは議案第50号の説明を申し上げ、その他の議案につきましては担当課長から説明をいたしますので、よろしくお願いいたします。 最初に、議案を朗読いたします。 〔議案第50号朗読〕 それでは、歳出から説明をいたしますので、11ページをお願いいたします。 3、歳出、1款の議会費、1項の議会費、1目の議会費に追加の4万5,000円の補正をお願いし、合計で7,304万6,000円となります。内訳は、4節の共済費に追加の4万5,000円は、負担金率変更によるものです。 2款の総務費、1項の総務管理費、1目の一般管理費から減額の1,140万2,000円の補正をお願いし、合計で2億4,843万1,000円となります。内訳は、2節の給料から減額の669万3,000円、3節の職員手当等から減額の298万1,000円、4節の共済費から減額の198万4,000円、12ページに参りまして、19節の負担金補助及び交付金に追加の25万6,000円は、人事異動等に伴うものでございます。 4目の財産管理費に追加の1億8,608万6,000円の補正をお願いし、合計で2億670万4,000円となります。内訳は、25節の積立金に追加の1億8,608万6,000円は、平成29年度歳入歳出剰余金の2分の1、1億2,438万円を財政調整基金に、6,170万6,000円を開発基金に積み立てるものです。 5目の企画費に追加の96万9,000円の補正をお願いし、合計で7,260万2,000円となります。内訳は、2節の給料に追加の4万5,000円、3節の職員手当等に追加の54万3,000円は人事異動に伴うもの、4節の共済費から減額の11万円は負担金率変更によるものです。11節の需用費に4万1,000円、15節の工事請負費に26万円、18節の備品購入費に追加の19万円は、JR里庄駅の出入り口付近に防犯カメラを設置して非行少年等の迷惑行為を抑止するとともに、地域の防犯力の強化を図るものでございます。 13ページに参りまして、2款の総務費、2項の徴税費、1目の税務総務費に追加の205万6,000円の補正をお願いし、合計で5,343万円となります。内訳は、2節の給料に追加の121万8,000円、3節の職員手当等から減額の11万2,000円、4節の共済費に追加の95万円は人事異動に伴うものです。 2目の賦課徴収費に追加の100万円の補正をお願いし、合計で4,203万2,000円となります。内訳は、23節の償還金利子及び割引料に追加の100万円は、過誤納還付金及び還付加算金です。 14ページに参りまして、3項の戸籍住民基本台帳費、1目の戸籍住民基本台帳費から減額の70万4,000円の補正をお願いし、合計で4,869万5,000円となります。内訳は、2節の給料から減額の74万9,000円、3節の職員手当等から減額の38万5,000円、4節の共済費から減額の12万1,000円は人事異動に伴うもの、13節の委託料に追加の55万1,000円は戸籍システム改修委託料です。 3款の民生費、1項の社会福祉費、1目の社会福祉総務費に追加の184万3,000円の補正をお願いし、合計で3億8,517万9,000円となります。内訳は、3節の職員手当等に追加の57万6,000円、4節の共済費に追加の12万6,000円は人事異動等に伴うものです。 15ページに参りまして、28節の繰出金に追加の114万1,000円は、国民健康保険特別会計への繰出金を交付税算定数値の確定に伴い増額するものです。 2目の老人福祉費に追加の99万6,000円の補正をお願いし、合計で3億3,004万5,000円となります。内訳は、19節の負担金補助及び交付金に追加の99万9,000円は、高齢者住宅改造助成事業の申請件数の増加によるもの、28節の繰出金から減額の3,000円は、介護保険特別会計における人事異動等に伴うものです。 2項の児童福祉費、1目の児童福祉総務費に追加の453万6,000円の補正をお願いし、合計で1億4,066万6,000円となります。内訳は、13節の委託料に追加の453万6,000円は、西小児童クラブ教室建設工事設計監理委託料です。 16ページに参りまして、4款の衛生費、1項の保健衛生費、1目の保健衛生総務費から減額の168万3,000円の補正をお願いし、合計で9,361万3,000円となります。内訳は、2節の給料から減額の85万7,000円、3節の職員手当等から減額の66万円、4節の共済費から減額の16万6,000円は、人事異動等に伴うものです。 3項の上水道費、1目の上水道費から減額の20万円の補正をお願いし、合計で48万1,000円となります。内訳は、19節の負担金補助及び交付金から減額の20万円は、水道事業会計、児童手当負担金の減額によるものです。 17ページに参りまして、5款の農林水産業費、1項の農業費、2目の農業総務費に追加の60万5,000円の補正をお願いし、合計で3,304万4,000円となります。内訳は、2節の給料から減額の5,000円、3節の職員手当等に追加の48万3,000円、4節の共済費に追加の12万7,000円は、人事異動等に伴うもの。 7款の土木費、1項の土木管理費、1目の土木総務費に追加の261万6,000円の補正をお願いし、合計で1億4,505万1,000円となります。内訳は、2節の給料に追加の184万1,000円、3節の職員手当等に追加の33万9,000円、18ページに参りまして、4節の共済費に追加の43万6,000円は人事異動等に伴うものです。 2目の国土調査費に追加の595万2,000円の補正をお願いし、合計で6,216万3,000円となります。内訳は、2節の給料に追加の350万2,000円、3節の職員手当等に追加の143万1,000円、4節の共済費に追加の101万9,000円は、人事異動等に伴うものです。 19ページに参りまして、4項の都市計画費、2目の公園費に追加の1,000円の補正をお願いし、合計で1,969万3,000円となります。内訳は、4節の共済費に追加の1,000円は、負担金率変更に伴うものです。 5項の下水道費、1目の下水道費に追加の229万円の補正をお願いし、合計で2億6,544万円となります。公営企業会計は、本来下水道使用料等の収入を財源として運営されるべきですが、本町の下水道事業は現在整備中であり、人件費等の財源につきましては一般会計からの補助金や出資金の繰り出しにより措置されております。19節の負担金補助及び交付金に追加の204万7,000円及び24節の投資及び出資金に追加の24万3,000円は、負担率及び企業債利息の変更に伴うものです。 8款の消防費、1項の消防費、3目の災害対策費に追加の979万7,000円の補正をお願いし、合計で1,790万6,000円となります。内訳は、3節の職員手当等に追加の359万9,000円は、7月豪雨及び台風12号対応の時間外勤務手当と管理職特別勤務手当、11節の需用費に追加の89万円は、7月豪雨による避難所開設に伴う消耗品費や食糧費と災害救助法の適用を受けた住宅応急修理費です。12節の役務費に追加の30万8,000円は、避難所開設に伴うクリーニング代です。20ページに参りまして、20節の扶助費に追加の500万円は、7月豪雨により被災された方への災害弔慰金です。 9款の教育費、1項の教育総務費、2目の事務局費に追加の151万6,000円の補正をお願いし、合計で1億1,664万4,000円となります。内訳は、2節の給料に追加の146万円、3節の職員手当等に追加の25万5,000円、4節の共済費に追加の27万8,000円は人事異動等に伴うもの、19節の負担金補助及び交付金から減額の47万7,000円は人事異動等に伴う減額分と、文化振興補助金に追加の22万9,000円は、大原踊り保存会が中四国文化の集いに岡山県代表として出場する派遣費補助金です。 21ページに参りまして、2項の小学校費、1目の学校管理費に追加の799万7,000円の補正をお願いし、合計で9,086万5,000円となります。内訳は、4節の共済費から減額の10万5,000円は、負担金率変更によるもの、13節の委託料に追加の90万6,000円は、西小学校特別支援用教室改修工事設計施工管理委託料、15節の工事請負費に追加の719万6,000円は、西小学校の特別支援用教室の改修工事と緊急安全点検結果に伴う外構ブロック塀耐震補強工事を施工するものでございます。 3項の中学校費、1目の学校管理費に追加の1万2,000円の補正をお願いし、合計で4,277万8,000円となります。内訳は、4節の共済費に追加の1万2,000円は、負担金率変更によるもの。 22ページに参りまして、4項の幼稚園費、1目の幼稚園費に追加の28万4,000円の補正をお願いし、合計で4,120万9,000円となります。内訳は、3節の職員手当等に追加の11万8,000円は、育休からの復職に伴うもの、4節の共済費に追加の16万6,000円は、負担金率の変更等によるものです。 5項の社会教育費、1目の社会教育総務費から減額の193万1,000円の補正をお願いし、合計で3,101万円となります。内訳は、2節の給料から減額の93万1,000円、3節の職員手当等から減額の76万5,000円、4節の共済費から減額の23万5,000円は、人事異動等に伴うものです。 23ページに参りまして、5目の図書館費に追加の120万3,000円の補正をお願いし、合計で3,630万1,000円となります。内訳は、4節の共済費に追加の7,000円は、負担金率の変更によるものです。 11節の需用費に追加の37万5,000円は、佐藤清明展案内チラシの増刷費及び資料保存箱等の購入費用です。なお、この佐藤清明展関係費につきましては、備中県民局事業調整費補助対象となっており、対象経費の2分の1を歳入予算計上しております。15節の工事請負費に追加の82万1,000円は、乳幼児専用コーナーを設けるものです。 10款の災害復旧費、1項の農林水産施設災害復旧費、1目の農林水産施設災害復旧費は、補正額はありません。財源の組み替えを行っています。 24ページに参りまして、2項の公共土木施設災害復旧費、1目の公共土木施設災害復旧費も補正額はありません。財源の組み替えを行っております。 以上で歳出の説明を終わります。 続きまして、歳入の説明をいたしますので、8ページをお願いします。 2、歳入、8款の地方特例交付金、1項の地方特例交付金、1目の地方特例交付金に追加の139万8,000円の補正をお願いし、合計で1,222万4,000円となります。これは、地方特例交付金の決定通知によるものです。 9款の地方交付税、1項の地方交付税、1目の地方交付税に追加の3,677万1,000円の補正をお願いし、合計で10億2,777万1,000円となります。これは、普通交付税の確定によるものです。 13款の国庫支出金、1項の国庫負担金、1目の民生費国庫負担金に追加の1万3,000円の補正をお願いし、合計で3億9,791万1,000円となります。これは、低所得者保険料軽減負担金の増加によるもの。 2項の国庫補助金、5目の総務費国庫補助金に追加の97万1,000円の補正をお願いし、合計で581万6,000円となります。これは、社会保障・税番号制度システム整備費補助金で、マイナンバーカード等の記載事項の充実化を図るとともに、戸籍事務にマイナンバー制度を導入するための準備費用です。 9ページに参りまして、14款の県支出金、1項の県負担金、1目の民生費県負担金に追加の8,000円の補正をお願いし、合計で2億1,102万5,000円となります。これは、低所得者保険料軽減負担金の増加によるもの。 5目の消防費県負担金に追加の830万9,000円の補正をお願いします。これは、7月豪雨対応による災害救助法関係事業分です。 2項の県補助金、1目の総務費県補助金に追加の27万円の補正をお願いし、合計で75万1,000円となります。これは、佐藤清明展関係費に係る備中県民局地域振興事業調整費補助金です。 2目の民生費県補助金に追加の50万円の補正をお願いし、合計で3,307万4,000円となります。これは、高齢者住宅改造助成事業の補助金追加分です。 6目の消防費県補助金に追加の375万円の補正をお願いし、合計で405万4,000円となります。これは、7月豪雨による災害弔慰金補助金です。 16款の寄附金、1項の寄附金、5目の災害復旧費寄附金に300万円の補正をお願いします。これは、7月豪雨災害指定寄附金で、町内の道路やため池等の災害復旧に有効に使わせていただきたいと考えています。 10ページに参りまして、17款の繰入金、2項の基金繰入金、1目の開発基金繰入金に追加の168万円の補正をお願いし、合計で1億9,112万3,000円となります。これは、公共下水道事業の負担金及び出資金の増額に伴うものです。 3目の教育施設整備改修基金繰入金に追加の710万円の補正をお願いし、合計で800万円となります。これは、西小学校の特別支援用教室改修外構ブロック塀耐震補強及び図書館の乳幼児専用コーナー新設の工事費に充てるものです。 18款の繰越金、1項の繰越金、1目の繰越金に追加の1億3,137万6,000円の補正をお願いし、合計で2億4,702万6,000円となります。これは、前年度繰越金です。 20款の町債、1項の町債、6目の臨時財政対策債に追加の1,873万8,000円の補正をお願いし、合計で1億9,073万8,000円となります。これは、臨時財政対策債の発行額が決定となったため増額するものです。 歳入の説明は以上です。 それでは、5ページをお願いいたします。 第2表地方債補正を説明いたします。 1、変更、起債の目的、臨時財政対策債、限度額1億7,200万円、補正後限度額1億9,073万8,000円。 なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、変更はありません。 以上で議案第50号平成30年度里庄町一般会計補正予算(第3号)の説明を終わります。よろしくご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) 次に、枝木町民課長。 ◎町民課長(枝木敦彦君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、議案第51号平成30年度里庄町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)と、議案第55号平成30年度里庄町営墓地特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。 最初に、議案第51号を朗読いたします。 〔議案第51号朗読〕 まず、歳出のほうから説明いたします。 7ページをお開きください。 1款の総務費、1項の総務管理費、1目の一般管理費から42万7,000円の減額をお願いし、合計で1,371万5,000円となります。これは、人事異動及び共済費の率の確定による人件費の減額並びにシステム改修委託料の増額によるものです。 3款の国民健康保険事業費納付金、1項の医療給付費分、1目の一般被保険者医療給付費分は、財源の組み替えによるものです。 8ページをお開きください。 7款の基金積立金、1項の基金積立金、1目の財政調整基金積立金に追加の1億4,230万8,000円の補正をお願いし、合計で1億4,230万9,000円となります。これは、歳入でも説明いたしますが、今回の歳入補正額の前年度繰越金1億6,122万5,000円のうち、1億4,230万8,000円を財政調整基金に積み立てるものです。 9款の諸支出金、1項の償還金及び還付金、7目の療養給付費等負担金償還金に追加の1,811万9,000円の補正をお願いし、合計で1,812万円となります。これは、平成29年度分の療養給付費等負担金の額の確定に伴う国庫負担金の精算です。 8目の療養給付費等交付金償還金に追加の154万2,000円の補正をお願いし、合計で154万3,000円となります。これは、社会保険診療報酬支払基金から歳入した平成29年度分の退職者医療交付金の額の確定に伴う償還金です。 次に、歳入を説明いたします。 5ページをお開きください。 5款の国庫支出金、2項の国庫補助金、8目の財政調整交付金に追加の27万円の補正をお願いし、合計で27万円となります。これは、歳出でも説明しましたシステム改修費の補填分です。 6款の県支出金、1項の県補助金、1目の保険給付費等交付金から減額の109万4,000円の補正をお願いし、合計で8億9,585万1,000円となります。これは、特別交付金のうち、保険者努力支援分の交付額決定通知によるものです。 10款の繰入金、1項の他会計繰入金、1目の一般会計繰入金に追加の114万1,000円の補正をお願いし、合計で8,241万5,000円となります。これは、3節の財政安定化支援事業繰入金に追加の183万8,000円は、額の確定によるものです。また、4節の事務費繰入金から69万7,000円の減額は、歳出でもご説明しました一般管理費の減額のうち、人件費の減額に伴うものです。 11款の繰越金、1項の繰越金、1目の繰越金に追加の1億6,122万5,000円の補正をお願いし、合計で1億6,522万5,000円となります。これは、平成29年度の決算剰余金を全額歳入するものです。 以上で議案第51号平成30年度里庄町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案第55号につきまして説明をさせていただきます。 議案第55号を朗読いたします。 〔議案第55号朗読〕 まず、歳出のほうから説明いたします。 一番最後の4ページをごらんください。 2款の予備費、1項の予備費、1目の予備費に追加の5万5,000円の補正をお願いし、合計で115万9,000円となります。これは、歳入でも説明いたしますが、平成29年度の決算剰余金が確定したことに伴い、追加の補正をお願いする繰越金の補正額と同額を計上するものでございます。 続きまして、歳入を説明いたします。 同じく4ページをごらんください。 3款の繰越金、1項の繰越金、1目の繰越金に追加の5万5,000円の補正をお願いし、合計で173万1,000円となります。これは、平成29年度の決算剰余金が確定したことに伴い、追加するものでございます。 以上で議案第55号平成30年度里庄町営墓地特別会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野敏弘君) 次に、赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、ただいま上程されました議案第52号平成30年度里庄町介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)をご説明いたします。 最初に、議案を朗読いたします。 〔議案第52号朗読〕 それでは、4ページをお開きください。 2、歳入、7款の繰越金、1項の繰越金、1目の繰越金に追加の340万4,000円の補正をお願いし、合計で340万5,000円となります。これは、前年度繰越金でございます。 8款の諸収入、2項の雑入、1目の雑入に追加の961万9,000円の補正をお願いし、合計で3,961万9,000円となります。これは、指定管理者からの協定に基づく追加納入金でございます。 続きまして、歳出をご説明いたします。 3、歳出、1款の総務費、1項の施設管理費、2目の財産管理費に追加の1,302万3,000円の補正をお願いし、合計で3,201万7,000円となります。内訳は、25節の積立金に追加の1,302万3,000円で、介護老人保健施設事業財政調整基金積立金でございます。 以上で平成30年度里庄町介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。どうぞよろしくご審議の上、適切なご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) 次に、鈴木健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(鈴木達也君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、議案第53号についてご説明いたします。 最初に議案を朗読いたします。 〔議案第53号朗読〕 まず、歳出からご説明いたしますので、7ページ目をお開きください。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費に追加の22万5,000円の補正をお願いし、合計で1,538万2,000円となります。内訳は、2節の給料に追加の12万円、3節の職員手当等に追加の4万4,000円、4節の共済費に追加の4万3,000円、19節負担金補助及び交付金に追加の1万8,000円は、人事異動及び共済率の変更でございます。 続きまして、3款地域支援事業費、5項包括的支援事業・任意事業費、1目総合相談事業費から減額の244万4,000円の補正をお願いし、合計で1,932万1,000円となります。内訳は、2節の給料から減額の132万9,000円、3節の職員手当等から減額の57万9,000円となります。 続きまして、8ページ目をお開きください。 4節の共済費から減額の33万7,000円、19節の負担金補助及び交付金から減額の19万9,000円は、人事異動、共済率の変更によるものでございます。 続いて、4款基金積立金、1項基金積立金、1目介護給付費準備基金積立金に追加の684万2,000円の補正をお願いし、合計で684万4,000円となります。内訳は、25節の積立金に平成29年度の決算で生じました剰余金を介護給付費準備基金に積み立てるものでございます。 続いて、9ページ目をお開きください。 5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目償還金に追加の446万2,000円の補正をお願いし、合計で446万2,000円になります。内訳は、23節の償還金利子及び割引料に、国庫に195万3,000円、県に117万円、支払基金に133万9,000円を返還するものでございます。 以上で歳出のほうを終わります。 続きまして、歳入をご説明いたしますので、5ページ目をお開きください。 2款の国庫支出金、2項の国庫補助金、3目の地域支援事業交付金から減額の94万円の補正をお願いし、合計で786万1,000円となります。内訳は、1節の現年度分で、人件費の減額に伴うものでございます。 続いて、4款県支出金、2項県補助金、2目の地域支援事業交付金から減額の47万円の補正をお願いし、合計で393万1,000円となります。内訳は、1節の現年度分で、人件費の減額に伴うものでございます。 続いて、6款繰入金、1項一般会計繰入金、3目地域支援事業繰入金から減額の47万円の補正をお願いし、合計で393万円となります。内訳は、現年度分で、人件費の減額に伴うものでございます。 続いて、6ページ目をお開きください。 4目の低所得者保険料軽減繰入金に減額の2万5,000円の補正をお願いし、合計で110万5,000円となります。内訳は、1節の現年度分で、低所得者保険料軽減負担金の増加に伴うものです。 続いて、5目その他一般会計繰入金に増額の22万5,000円の補正をお願いし、合計で2,656万5,000円となります。内訳は、1節の事務費繰入金で、人件費の増加に伴うものでございます。 続いて、2項基金繰入金、1目介護給付準備基金繰入金から減額の58万8,000円の補正をお願いし、合計で2,042万5,000円となります。内訳は、1節の介護給付準備基金繰入金で、基金からの繰入予定額を減額するものでございます。 続きまして、7款繰越金、1項繰越金、1目繰越金に増額の1,130万3,000円の補正をお願いし、合計で1,130万4,000円となります。これは、前年度繰越金を予算化するものでございます。 なお、この繰越金につきましては、去る8月16日木曜日に開催いたしました介護保険運営協議会におきまして決算報告を行い、承認をいただいております。 なお、平成29年度の実質単年度収支は、マイナスの1,192万1,611円でございます。 以上で議案第53号平成30年度里庄町介護保険特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしくご審議の上、適切なるご決定賜りますようお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) 次に、村山町民課参事。 ◎町民課参事(村山達也君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、議案第54号につきまして説明をいたします。 最初に、議案第54号を朗読いたします。 〔議案第54号朗読〕 それでは、歳出からご説明いたしますので、5ページをお開きください。 3、歳出、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費に増額の21万7,000円の補正をお願いし、合計で342万6,000円となります。これは、13節委託料で電算システム更新委託料を追加するものでございます。 1款総務費、2項徴収費、1目徴収費に265万7,000円の補正をお願いし、合計で763万7,000円となります。これは、13節委託料で、保険料の軽減特例の見直しに伴うシステム改修委託料の追加でございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金、1目後期高齢者医療広域連合納付金に追加の1万円の補正をお願いし、合計で1億5,318万6,000円となります。これは、19節負担金補助及び交付金で、過年度保険料負担金の増額でございます。 続きまして、歳入をご説明いたしますので、4ページをお開きください。 2、歳入、2款繰入金、1項一般会計繰入金、1目事務費繰入金に増額の21万7,000円の補正をお願いし、合計で830万6,000円となります。これは、歳出でご説明いたしました一般管理費の電算システム更新委託料の財源に充てるために増額するものでございます。 3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金に増額の1万1,000円の補正をお願いし、合計で701万2,000円となります。平成29年度決算の剰余金が確定したことに伴い、増額するものでございます。 5款国庫支出金、1項国庫補助金、1目円滑運営事業費補助金に追加の265万6,000円の補正をお願いし、合計で265万6,000円となります。これは、保険料軽減特例の見直しに伴うシステム改修に伴い追加するものでございます。 以上で議案第54号平成30年度里庄町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の説明を終わらさせていただきます。どうぞ適切なご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野敏弘君) 次に、竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 私からは、議案第56号、第57号議案についてご説明いたします。 議案第56号を朗読いたします。 〔議案第56号朗読〕 内容についてご説明いたしますので、7ページをごらんください。 収益的収入で、1款水道事業収益、2項営業外収益、5目他会計補助金から減額の20万円をお願いするもので、内訳は、一般会計からの児童手当補助金でございます。 収益的支出で、1款水道事業費用、1項営業費用、2目の配水及び給水費から減額の439万9,000円の補正をお願いし、合計で1,224万2,000円となります。内訳は、給料から減額の192万9,000円、手当からの減額の127万3,000円、8ページに参りまして、賞与等引当金繰入額から減額の35万9,000円、法定福利費から減額の83万8,000円としており、これらは職員の退職による変更でございます。 4目の総係費から減額の3万3,000円の補正をお願いし、合計で1,458万8,000円となります。内訳は、法定福利費から減額の3万3,000円としており、これは主に負担金率の確定に伴う変更によるものでございます。 続いて、9ページをごらんください。 資本的支出で、1款資本的支出、1項建設改良費、1目の配水設備費に追加の2万1,000円の補正をお願いし、合計で8,211万9,000円となります。内訳は、法定福利費に追加の2万1,000円としており、これは主に負担金率の確定に伴う変更によるものでございます。 水道事業会計補正予算の説明は以上でございます。 続きまして、議案第57号についてご説明いたします。 議案第57号を朗読いたします。 〔議案第57号朗読〕 内容についてご説明しますので、7ページをごらんください。 収益的収入で、1款公共下水道事業収益、2項営業外収益、3目一般会計補助金に追加の204万7,000円をお願いするもので、合計で6,802万9,000円となります。これは、負担金率及び企業債利息の変更によるものでございます。 続いて、収益的支出で、1款公共下水道事業費用、1項営業費用、3目の総係費に追加の10万6,000円の補正をお願いし、合計で2,457万7,000円となります。内訳は、手当に追加の3万円、賞与等引当金繰入額に追加の3万5,000円、法定福利費に追加の4万1,000円としており、これらは負担金率の変更によるものでございます。 2項営業外費用、1目支払利息及び企業債取扱諸費に追加の194万1,000円の補正をお願いし、合計で5,997万4,000円となります。これは、前年度起債額及び借入時期等の変更による企業債利息の増加分でございます。 続いて、8ページをごらんください。 資本的収入で、1款資本的収入、5項他会計出資金、1目他会計出資金に追加の24万3,000円の補正をお願いし、合計で5,455万8,000円となります。これは、昇級及び負担金率の変更によるものでございます。 続いて、資本的支出で、1款資本的支出、1項建設改良費、1目の施設建設事業費に追加の24万3,000円の補正をお願いし、合計で3億4,019万2,000円となります。内訳は、給料に追加の11万6,000円、手当に追加の4万2,000円、法定福利費に追加の8万5,000円としており、これらは昇級及び負担金率の変更によるものでございます。 公共下水道事業会計補正予算の説明は以上でございます。よろしくご審議、ご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 議案第50号から議案第57号までの提案理由の説明をいただきましたが、本案に対する質疑は9月6日の本会議で行いますので、ご了承いただきたいと思います。 ここで暫時15分休憩をとります。10時55分からやります。            午前10時38分 休憩            午前10時54分 再開 ○議長(平野敏弘君) それでは、休憩前に引き続き会議を行います。 日程第6、議案第58号平成29年度里庄町一般会計決算の認定についてから議案第66号平成29年度里庄町公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてまでの9件を一括議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 加藤町長。
    ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第58号から議案第66号までの9議案につきまして、これは平成29年度の一般会計、特別会計、水道事業会計及び公共下水道事業会計の決算の認定をお願いするものです。 平成29年度決算では、各会計とも全て黒字となっており、財政の健全化が保たれております。物件費では、基幹システム導入やコンビニ交付システム導入に係るシステム整備費の皆減、普通建設事業費では小・中学校屋根防水、小・中学校及び図書館屋上へ太陽光パネル設置、東小学童保育2号舎棟の新築等に係る工事費の皆減により、財政調整基金積立金及び開発基金積立金が増となりました。 各会計の決算の内容につきましては、議案第58号から議案第64号までは私から、議案第65号、66号は竹内上下水道課長から説明をさせていただきます。 それではまず、議案を朗読いたします。 〔議案第58号朗読、議案第59号朗読、議案第60号朗読、議案第61号朗読、議案第62号朗読、議案第63号朗読、議案第64号朗読〕 この7つの議案の内容につきましては、予算決算委員会へ付託され、詳細なご審議をお願いしたいと考えておりますので、主要なものにつきまして説明を申し上げます。 平成29年度当初予算説明において、第3次里庄町振興計画後期基本計画に掲げた8つの基本目標及びまち・ひと・しごと創生総合戦略の具体化を図り、本町の強みを生かしながら好循環を創出すべく施策を展開していくと説明いたしました。 平成29年度中の取り組み状況につきましては、ことし2月14日の全員協議会、2月26日分館長会議、3月19日まち・ひと・しごと創生総合戦略有識者会議で報告をした後、ホームページにも掲載しております。 里庄町振興計画後期基本計画の基本目標についての取り組みにつきましては、後ほど述べます主要施策の概要と重複する部分がありますが、1点目、子どもの笑顔に満ちた定住促進につきましては、定住促進フェアへの参加や新たに定住促進パンフレットを作成し、里庄町の魅力を発信するなど定住促進につながるさまざまな施策を実施いたしました。 2点目、こころふれあう健康・福祉社会の充実につきましては、井笠圏域3市2町が共同した婚活イベントの開催や結婚相談所の運営等による結婚推進、障害福祉サービス及び地域生活支援事業による障害者福祉の推進、高齢者タクシー料金助成券交付等による高齢者福祉の充実、中学3年生までの医療費全額給付、障害児通所サービスによる児童福祉の推進、乳幼児等健診、不妊治療の助成、産後の心身不調や育児不安を解消する産後ケアによる母子保健事業の充実、また介護保険では平成29年度から介護予防・日常生活支援総合事業を実施し、赤ちゃんから高齢者まで切れ目のない支援を実施しました。 3点目の未来を開く人づくりと文化活動の展開につきましては、学童保育の受け入れを小学校1年生から6年生までに拡充することで、一層の充実を図りました。また、今年度に小・中学校の空調設備工事を実施するための調査設計業務を行うなど、教育環境の継続的な整備改善を実施しました。さらに、里庄未来塾事業を継続し、子供たちの居場所づくりとして自学自習を行う里ちゃん寺子屋と、さまざまな体験活動を通じて生きる力を育む里ちゃんチャレンジワールドを実施しました。 4点目の安全・快適な定住環境の形成につきましては、6月に岩村、津江、林、土井、古井地区を対象に大雨災害を想定した防災訓練を開催するとともに、消防団による林野火災訓練も開催しました。また、自主防災組織の設立や活動支援を継続して取り組みました。 5点目の自然と共生した社会の形成につきましては、出前講座開催等によるごみ減量リサイクル推進を継続するとともに、家庭ごみの収集体制の見直しを行いました。 6点目の人が集い交流するまちの基盤整備につきましては、県事業である浜中バイパス整備事業を促進させ、また町事業では岩村地区から浅口市方面へ、里見674号線整備事業が完了しました。さらに、里庄駅前広場等整備基本構想の作成やその他各分館からの要望箇所の修繕改良事業も緊急性などを考慮し、優先順位を検討しながら行いました。 7点目の活力ある産業経済の振興につきましては、返礼品の拡充、事務の効率化、広報強化によるふるさと納税事業の推進、またマコモタケの商品開発、販路開拓などの支援、マコモタケ生産農家及び新規就農者への支援等による里庄マコモタケ普及促進事業の強化に努めました。 8点目の町民とともに歩むまちづくりの推進につきましては、ホームページのリニューアル及び笠岡放送のデータ放送を活用した情報の提供や共有化を図ることにより、町民と行政の双方向コミュニケーションを強化し、開かれた町政の推進を図りました。 さて、平成29年度中の人口増減を見てみますと、平成29年3月末の世帯数4,428世帯、人口は1万1,204人、平成30年3月末の世帯数4,478世帯、人口は1万1,186人で、29年度中に世帯数が50世帯の増加、人口は18人減少しています。岡山県内多くの自治体で人口減少が進む中にあって、本町ではほぼ現状を維持している状況ですが、引き続き安心・安全で住みやすいまちと実感していただけるよう行政運営を進めてまいりたいと考えております。 次に、財政指標の数値を申し上げますと、財政力指数は3年平均で0.586、平成28年度は0.582でございました。経常収支比率88.6%、公債費負担比率10.2%、実質公債費率7.3%、将来負担比率マイナス54.9%となっています。 先ほども申し上げましたが、財政力指数は3年平均ですが、昨年度より0.004改善されております。 経常収支比率ですが、昨年度より0.2%の減となっています。経常一般財源は、地方交付税が減少したものの、地方税の大幅な増加や地方消費税交付金が増加したため、7,205万2,000円の増加となりました。また、経常経費充当一般財源は、人件費の充当は減りましたが、扶助費や公債費、物件費等の充当が増加したため、6,201万円の増加となっています。 公債費負担比率は0.5%、実質公債費比率は0.3%と、いずれも増となっています。 将来負担比率はマイナスで、内容としては昨年度より3.2%改善されていますが、公営企業債等、繰入見込み額及び組合負担等の見込み額の増加に伴う将来負担額の増加、基金の減少に伴う充当可能財源等の減少などを注視していく必要があります。 それでは、決算書をお願いいたします。 まず、5ページから8ページには、普通会計決算の状況で国が行う地方財政状況調査の区分によります性質別、目的別の集計表が載っています。 普通会計では、歳入総額47億1,549万2,000円、歳出総額44億5,210万9,000円となっています。 歳出の内訳を性質別に見てみますと、5ページの普通会計決算状況表のうち、歳出のところで人件費6億2,261万円で14.0%、扶助費8億8,803万3,000円で19.9%、公債費3億5,354万7,000円で7.9%、物件費7億4,150万2,000円で16.7%、維持補修費6,630万5,000円で1.5%、補助費等7億5,072万8,000円で16.9%、積立金2億9,906万6,000円で6.7%、繰出金3億8,281万5,000円で8.6%、投資的経費につきましては2億9,030万7,000円で6.5%です。 8ページの目的別で見ますと、議会費7,197万円で1.6%、総務費8億5,196万9,000円で19.1%、民生費13億9,056万3,000円で31.2%、衛生費3億8,174万7,000円で8.6%、農林水産業費1億3,604万4,000円で3.1%、商工費1,062万1,000円で0.2%、土木費5億4,156万9,000円で12.2%、消防費2億1,591万2,000円で4.9%、教育費4億5,732万8,000円で10.3%、災害復旧費4,083万9,000円で0.9%、公債費3億5,354万7,000円で7.9%となっています。 対前年比で増減が大きいものを申し上げますと、農林水産業費が1,051万6,000円、7.2%の減、要因は、昨年度で県営ため池等整備事業による長田池改修整備が終了したことによるもの。土木費が2,710万8,000円、4.8%の減、昨年度は駅西歩道橋補修工事が施工されたことによるもの。消防費が1億2,625万9,000円、36.9%の減、要因は、昨年度は公共施設再生可能エネルギー等導入推進事業による太陽光パネル設置工事が施工されたことによるもの。教育費が3,601万2,000円、7.3%の減、要因は、昨年度は小・中学校屋根防水工事が施行されたことによるものです。 次に、主要施策の概要を申し上げますので、9ページ、10ページをお願いいたします。 総務費の総務管理費では、広報さとしょうの発行経費463万2,444円、笠岡放送を通しての行政広報番組、テレビ広報さとしょう、ラジオ広報、子育て情報番組の作成事業費171万5,904円で、広報紙や広報番組などを通じてわかりやすい情報提供に努めました。定住促進推進事業は38万5,490円で、東京などを会場とする定住フェアへ参加しました。次に、結婚を希望する若者を支援する事業として60万7,405円で、井笠管内の自治体と共同でのカップリングパーティーの開催や結婚相談支援センターの運営など縁結び事業を実施しました。地域資源活用型観光ルート確立事業を87万3,819円で実施し、町内企業の見学や物づくり体験を組み合わせたバスツアーに町外から64名の参加があり、大変好評をいただきました。地域ブランド確立事業はマコモタケのブランド化を目指し、推進協議会の運営や新商品開発、販路開拓支援、また学生との交流による収穫体験事業等に457万7,346円で取り組みました。町営有料駐車場管理運営事業はシルバー人材センターへの委託や駐車枠表示プレート設置など766万7,506円で行っています。交通安全施設設置修繕事業として349万8,228円でガードレール、防護柵やカーブミラーの設置、外側線の補修なども行っています。 戸籍住民基本台帳費では、住民票や税証明のコンビニ交付システム導入事業として3,76万2,016円を、戸籍電算システム事業として627万6,132円。 次に、民生費の社会福祉費では障害者福祉事業、自立支援医療費助成事業として、更生、育成、療養介護医療公費負担が38名で1,208万4,477円、心身障害者医療費公費負担が114名で1,025万6,138円、介護給付費、訓練等給付費、特定障害者特別給付費、障害者計画相談支援、補装具公費負担金を2億1,085万2,734円、障害者地域生活支援事業1,118万201円を支出しています。 11ページ、12ページに参りまして、敬老事業、老人クラブ活動支援事業や里庄ふれあい大会などの高齢者対策事業505万6,464円、介護保険、住宅改造の上乗せとして高齢者住宅改造助成事業が2件分で57万4,000円、高齢者タクシー料金助成事業が交付数128件で238万2,999円、新予防給付ケアマネジメント事業407万3,200円で要支援1及び2の方、延べ931人の介護予防サービス計画を作成しました。臨時福祉給付金給付事業が1人につき1万5,000円を1,574人に給付し、事業費と事務費の合計が2,840万9,298円、防犯灯整備事業として55万5,120円で、各分館からの要望により防犯灯の設置、修繕などを行いました。内訳は、新規設置5基、修繕5基などとなっています。 児童福祉費では、小学校全児童を対象とした東西小学校学童保育に1,282万9,200円を支出しています。また、幼稚園預かり保育事業として265万円を支出しています。保育園施設型給付費事業は、里見保育園132人、かすみ保育園230人などで、3億7,428万8,520円となっています。平成24年度から中学校3年生までの医療費を無料とした小児医療費助成事業は5,550万3,878円を、児童発達支援事業では障害児相談支援費、児童発達支援費、放課後等デイサービス費として3,041万2,477円を支出しました。児童手当事業では、1億8,977万円を支出しています。ひとり親家庭等の医療費等として188万4,503円を支出しています。 衛生費、保健衛生費、健康増進事業では3,108万2,412円で、後期高齢者健診、肝炎ウイルス検診、肺がん検診、胃がん検診、乳がん・子宮がん検診、前立腺がん検診、腹部超音波検診、骨粗鬆症検診などの各種検診を実施いたしました。このほか、健康相談117回、延べ5,400人、健康相談59回、延べ3,856人が参加しました。 13ページ、14ページに参りまして、予防接種事業では3,085万919円で、4種混合、インフルエンザ、ヒブ、肺炎球菌等の予防接種を行いました。母子保健事業として1,393万6,397円で、妊婦一般健康診査、乳幼児健康診査、訪問指導、カリオスタット検査、不妊治療助成などを実施いたしました。 清掃費では、ごみ減量化とリサイクル推進のため15万3,583円でポスターコンクールを実施しました。さらにその優秀作品をごみ収集車にラッピングするなどして普及啓発を行いました。指定ごみ袋購入事業は822万8,577円となっています。また、ごみ減量化及びリサイクル推進を目的に、町内3カ所に導入したストックヤードのうち、特に排出量の多い役場に追加で1基を105万8,000円で設置しました。資源回収推進補助事業として118万6,056円で、幼稚園、小学校、中学校の廃品回収の補助のほか、独自にリサイクルに取り組んでいる八ツ的、手ノ際分館、里庄ハイツに対して補助を行いました。ごみステーション設置補助事業は松尾、浜中北、安広の3分館へ79万5,040円の補助を行いました。家庭用生ごみ処理機器設置補助事業は電気式生ごみ処理機器1基、コンポスト3基の申請があり、2万2,100円の補助を行いました。また、し尿運搬車脱臭装置設置等補助事業として6万6,000円で維持管理補助を行いました。合併処理浄化槽設置助成事業として646万8,000円で18基の補助を行いました。 農林水産業費、農業費では、農村地域防災減災事業としてため池ハザードマップ作成業務を実施し、湯ノ池ハザードマップを作成しました。また、計画概要書作成業務を実施し、湯ノ池の計画概要書の作成及び皿池大池の計画概要書の修正を1,664万2,800円で実施しました。土地改良施設維持管理適正化事業としては里庄駅西ポンプ分解整備を1,184万7,600円で実施しました。 林業費では、林業等維持管理業務として160万4,682円で、下草刈りや林道維持管理を実施いたしました。また、松くい虫対策事業として、315万9,770円で虚空蔵山75ヘクタールの予防薬剤空中散布、102万6,000円で70立方メートルの松くい虫被害松の伐倒、270万円で里庄美しい森内の296本の松に対して予防薬剤の樹幹注入を行いました。 15、16ページをお願いします。 土木費、土木管理費では、地籍調査事業として5,846万8,853円で、第1班が岩村、津江地区の一部を、第2班が大原東、明地、古井、殿迫地区の一部において測量を行い、0.58平方キロメートルの現地調査と次年度の実施区域の所有者等の調査を行いました。平成29年度末の進捗率は78%となっています。また、里庄駅前広場等整備事業として712万8,000円で、基本構想を作成しました。 道路橋梁費では、道路維持修繕事業として2,212万8,960円で、生活道路及び通学路の草刈り、伐採、清掃管理や23件の道路維持修繕工事を行いました。狭あい道路整備等促進事業では5,466万4,140円で、八ツ的地区新庄44号線、高岡地区里見351-1号線、川南地区新庄287号線、本村地区里見436号線、岩村地区里見668号線、狭田地区新庄159号線、干瓜地区新庄232号線、ほか6路線の道路改良工事を実施しました。町道新設改良事業では7,659万7,616円で、岩村地区里見674号線、ほか5路線の道路改良工事及びこれらに関連する測量設計業務、用地買収などを行いました。道路橋梁施設点検事業は896万9,400円で、31橋の点検業務を行いました。 河川費では、河川浚渫等事業として395万1,720円で、妙見川、駅東・西ポンプ周辺水路等の浚渫や維持補修工事などを実施しました。 住宅費では、28年度に引き続き、老朽化対策として林地区町営住宅3棟の屋上防水改修工事を410万4,000円で実施しました。 次に、消防費では、131万6,000円で西平井、グリーンクレスト南分館の自主防災組織に対して防災資機材整備補助を実施したほか、浜中団地東、殿迫、手ノ際、大原西の自主防災組織で実施した防災活動に対して補助をいたしました。 教育総務費、英語指導外国人配置事業は1,561万6,800円で、小・中学校各校に配置しました。公立学校施設空調設備事業は756万円で、町内小・中学校の普通教室、特別教室、その他の諸室等へ空調機器を新設、更新する工事を行うための調査、設計、積算業務を実施いたしました。 小学校費、学校生活支援員生活事業として1,525万6,000円で、東・西小学校の低学年を中心としたクラスや特別支援学級などに東小に7名、西小に8名配置し、学習活動、遊びや体験活動、生活介助などの支援を行うとともに、中1ギャップ解消のため小・中連携支援員を193万7,000円で2名配置しました。学校施設整備事業として1,083万240円で、東小学校は屋外音響設備一部改修工事、西小学校は給食棟給湯設備改修工事、普通教室棟外壁、照明改修工事を行い、教育環境の改善を図りました。 中学校費では、学校生活支援員配置事業として生活支援員を特別支援学級に3名を321万3,000円で配置しました。学校施設整備事業として412万3,440円で、プール送水管一部改修、サイクルポート新設、音楽、家庭科、被服教室一部改修工事を行い、教育環境の改善を図りました。 17、18ページをお願いします。 幼稚園費では、幼稚園生活支援員配置事業として520万1,000円で、東・西幼稚園に5名の生活支援員を配置し、園児の遊びや体験活動、生活介助等の支援を行いました。幼稚園施設整備事業として85万9,600円で、東幼稚園の照明一部改修や園庭散水栓改修工事などを実施しました。 社会教育費では、IT講習事業として111万5,129円で、里庄町楽しいパソコン講座を西公民館で開催しました。文化ホール自主事業は874万7,427円で、コンサートや夏休み子ども劇場を行いました。子供たちの居場所づくりや地域人材の活用を図りながら子供たちの生きる力を育むため、里庄未来塾事業262万6,356円で実施いたしました。 災害復旧費の農林水産施設災害復旧事業では、岩村地区の農地のほか6カ所で2,799万8,762円、公共土木施設災害復旧事業では、町道里見47号線ほか6路線において1,236万6,000円で災害復旧事業を実施しています。 以上が主要施策の概要です。 続きまして、各款別に歳入の説明を簡単に申し上げます。 それでは、29、30ページをお願いいたします。 一般会計の歳入から説明いたします。 1款の町税です。収入総額は15億2,489万7,952円です。その内訳は、町民税6億9,780万3,637円、固定資産税7億1,724万3,541円、軽自動車税3,505万5,085円、町たばこ税7,479万5,689円です。町税の徴収不能となっている175万1,529円を不納欠損として処理しています。町民税のうち、個人町民税は4億9,222万5,737円の収入です。対前年比、金額で399万2,359円、率で0.8%の増。法人町民税は2億557万7,900円の収入です。対前年比、金額で4,577万5,200円、率で28.6%の増となり、町民税全体では、対前年比、金額で4,976万7,559円、率で7.7%の増となっています。固定資産税は、対前年比、金額で696万2,667円、率で1.0%の増となっています。町民税、固定資産税等の町税全体では、対前年比、金額で5,351万7,757円、率で3.6%の増収となっています。 2款の地方譲与税ですが、2,745万5,000円となっています。 3款利子割交付金につきましては、300万6,000円が交付されています。 31、32ページをお願いします。 4款配当割交付金780万1,000円、5款株式等譲渡所得割交付金では749万4,000円の交付となっています。 6款地方消費税交付金は、2億537万8,000円が交付されています。 7款自動車取得税交付金につきましては、711万1,000円が交付されています。 8款地方特例交付金ですが、1,034万3,000円が交付されています。 9款地方交付税です。10億2,971万9,000円の収入です。普通交付税は9億1,858万6,000円で、対前年比0.1%の減となっています。特別交付税は1億1,113万3,000円で、対前年比15.9%の減となっており、要因は住民票等のコンビニ交付の取り組みに係る費用の皆減によるものです。全体では対前年比、2,205万円の減となっています。 10款交通安全対策特別交付金です。116万7,000円の収入となっています。 33、34ページをお願いいたします。 11款分担金及び負担金です。7,607万511円。主なものは、児童措置費負担金7,255万1,740円です。 12款使用料及び手数料につきましては、各種施設の使用料と証明等の手数料で、収入総額は1,872万4,067円です。その主なものは、町営駐車場使用料828万6,143円、住宅使用料124万8,800円。35、36ページをお願いします。道路占用料103万410円、文化ホール使用料46万4,250円、体育施設利用料254万4,050円、各種証明手数料等424万6,100円です。 続きまして、13款国庫支出金です。4億6,770万6,616円の収入をしています。主なものは、障害者総合支援給付費等負担金1億491万2,000円、障害者医療費国庫負担金617万4,033円、障害者総合支援給付費等負担金過年度分23万4,774円、障害者医療費国庫負担金過年度分33万9,074円、子どものための教育・保育給付費負担金1億643万5,211円、児童発達支援事業費負担金1,493万5,000円、児童発達支援事業費負担金過年度分74万6,182円、国民健康保険基盤安定負担金920万1,167円。37、38ページをお願いします。低所得者保険料軽減国庫負担金50万8,320円、児童手当負担金1億3,266万3,999円。未熟児養育医療費国庫負担金30万2,863円、地域生活支援事業費等補助金264万9,000円、障害者総合支援事業費補助金55万6,000円、子ども・子育て支援交付金747万2,000円、臨時福祉給付金給付事業費補助金2,361万円、臨時福祉給付金給付事務費補助金479万9,000円、汚水処理施設整備交付金242万2,000円、狭あい道路整備事業費補助金2,733万2,070円、道路施設点検補修事業交付金480万7,000円。39ページ、40ページに参りまして、社会保障・税番号制度システム整備費補助金297万4,000円、個人番号カード交付事業費補助金115万4,000円、地方創生推進交付金176万5,243円、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助金757万円です。 次に、14款県支出金です。3億409万8,434円の収入となっています。主なものは、障害者総合支援給付費等負担金5,572万7,455円、子どものための教育・保育給付費負担金5,355万1,584円、児童発達支援事業費負担金746万7,500円、児童発達支援事業費負担金過年度分37万3,090円。41、42ページをお願いします。国民健康保険基盤安定負担金2,993万7,203円、後期高齢者医療保険基盤安定負担金2,279万6,512円、児童手当負担金2,855万2,999円。 2項県補助金ですが、心身障害者医療費補助金480万8,070円、小児医療費補助金876万9,000円、子ども・子育て支援交付金727万9,000円、第3子以降保育料無償化事業補助金439万6,000円、合併処理浄化槽設置補助金215万6,000円。43、44ページをお願いします。老朽ため池補強事業助成補助金1,000万8,153円、ため池整備計画概要書補助金1,458万円、松くい虫伐倒駆除補助金51万円、松くい虫空中散布補助金153万6,710円、松枯れ予防樹幹注入補助金135万円、国土調査費補助金1,332万7,500円。委託費では、個人県民税徴収取扱費交付金1,728万5,160円。 45、46ページに参りまして、15款財産収入では709万1,305円の収入をしています。これは、各種基金の利子等264万2,000円と不動産売払収入380万964円が主なものです。 16款寄附金584万1,078円ですが、一般寄附金56万3,078円及びふるさとづくり寄附金524万8,000円が主なものです。 17款繰入金は3億2,467万7,000円の収入をしています。対前年比、金額で2億1,364万2,000円、率で39.7%の減となっています。特別会計繰入金として町営墓地特別会計から墓地使用料231万円、4平方メートル4区画分、5平方メートル1区画分を繰り入れ、開発基金へ積み立てました。基金繰入金ですが、開発基金から公共下水道事業会計への負担金などに充てるため1億9,440万円、減債基金から2,000万円。47、48ページをお願いいたします。教育施設整備改修基金から1,430万円、文化振興基金から960万円、財政調整基金から8,406万7,000円の繰り入れをしています。 18款繰越金です。対前年度の繰越金3億9,147万6,940円を収入しています。 19款諸収入です。5,969万4,297円の収入をしています。主なものといたしまして、町税延滞金344万8,543円で、滞納整理に積極的に取り組みました。備南競艇事業組合市町村交付金300万3,000円、介護予防サービス計画費収入407万3,200円。49、50ページをお願いいたします。雑入では、4,902万1,539円を収入しています。主なものは、各種健診の納付金183万2,600円、文化ホールチケット売上料250万2,000円、市町村振興宝くじ収益分配金383万7,000円、分別収集有価物売上金304万3,189円、岡山県後期高齢者医療制度特別調整交付金221万1,840円、協働のまちづくり推進助成金200万円。51、52ページをお願いします。農業施設維持管理適正化事業交付金810万円。 次に、20款町債2億3,531万2,000円です。内訳は、土木債、地方道路等整備事業債3,450万円、公共事業等債2,220万円、農林水産業債、公共事業等債20万円、臨時財政対策債1億7,611万2,000円、災害復旧事業債、公共土木施設等復旧事業債220万円です。 一般会計の歳入総額は47億1,506万4,200円となっています。対前年比、金額で2億5,398万6,579円、率で5.1%の減となっています。 収入未済額4,711万7,603円となっています。内訳は、町税が2,440万3,395円、住宅使用料が722万3,882円、住宅新築資金等貸付金元利収入1,527万6,326円などです。 以上で歳入の説明を終わります。 次に、歳出ですが、一般会計の歳出総額は、44億5,366万2,252円、対前年比、金額で1億2,391万1,587円、率で2.7%の減となっています。 冒頭で申し上げましたように、予算決算委員会で詳細な説明をさせていただきますので、ここでの説明につきましては、先ほどの主要施策の概要にかえさせていただきます。 それでは、163ページをお願いいたします。 実質収支に関する調書です。歳入総額47億1,506万4,200円、歳出総額44億5,366万2,252円、歳入歳出差し引き額2億6,140万1,948円です。繰越明許費繰越額が1,437万5,000円ですので、実質収支額は2億4,702万6,948円となっています。 続きまして、165ページ、166ページをお願いいたします。 財産に関する調書のうち、1、公有財産、1、土地、建物です。土地については、本庁舎1万7,956平方メートル、学校4万4,613平方メートル、公営住宅6,882平方メートル、公園9万1,628平方メートル、その他の施設31万378平方メートル、山林その他16万7,947平方メートルで、合計63万9,404平方メートルです。土地における決算年度中の増減につきましては、台帳を精査していく上で発生した結果です。建物につきましては、木造、非木造合わせて、延べ面積で本庁舎4,545平方メートル、学校1万7,134平方メートル、公営住宅1,005平方メートル、公園408平方メートル、その他の施設1万4,144平方メートルで、合計3万7,236平方メートルです。建物の決算年度中の増減はありません。 続きまして、167ページをお願いいたします。 出資による権利。決算年度中増減高、公共下水道事業に5,719万6,000円を出資しています。 続いて、169ページをお開きください。 本年度末の各種基金の状況を掲載しています。主なものを申し上げますと、財政調整基金6億8,617万円、いきいき里庄基金1億円、地域振興基金5,846万9,000円、開発基金4億2,662万4,000円、減債基金1億3,197万円、文化振興基金4億3,103万5,000円、スポーツ振興基金1億100万円、教育施設整備改修基金1億2,048万5,000円、土地開発基金1億302万円、各種基金の総額は、前年より2,330万2,000円減の22億8,525万円となっています。 平成28年度末の地方債残高は33億2,558万6,000円となっています。そのうち、地方交付税の代替として理論上、国が全額補填する臨時財政対策債は21億343万3,000円です。 以上で議案第58号平成29年度里庄町一般会計の決算の説明を終わります。 続きまして、特別会計へ移らさせていただきます。 171ページをお願いいたします。 議案第59号里庄町国民健康保険特別会計でございます。 歳入総額14億2,743万6,444円、歳出総額12億6,221万473円、差し引き残高1億6,522万5,971円となっています。 平成29年度の平均被保険者数は2,313人で、本町の人口全体に占める割合は20.68%です。対前年度と比較してみますと、平均被保険者数は138人減少し、人口に占める割合も1.20%減少しております。 国民健康保険税の収入総額は2億222万8,266円となっています。国民健康保険税の1人当たりの調定額、現年度分は医療給付費分が5万8,394円、後期高齢者支援金分は1万9,641円、介護納付金分は2万2,949円となっています。一方、医療にかかった額を見ますと、保険給付費の総額は7億9,303万9,978円となっています。これを平均被保険者数2,313人で割ってみますと、保険者が負担する1人当たりの医療給付費が34万2,862円となります。これに被保険者の一部負担金等を加えた1人当たりの総医療費は40万5,167円になります。前年度37万6,743円と比較してみますと、額にして2万8,424円、率にして7.54%の増になっています。 また、平成29年度末の財政調整基金積立金の残高は1億4,827万773円となり、前年度と比較してみますと、額にして243万8,000円、率にして1.67%の伸びとなっています。 以上で議案第59号里庄町国民健康保険特別会計決算の説明を終わります。 続きまして、205ページをお願いいたします。 議案第60号平成29年度里庄町介護老人保健施設特別会計決算です。 歳入総額3,995万5,957円、歳出総額3,655万1,228円、差し引き残高340万4,729円となっています。 歳入では、雑入として3,684万3,000円を歳入しています。内訳としては、指定管理者からの平成29年度指定管理者基準納入額1,000万円及び平成28年度指定管理者追加納入額2,684万3,000円です。また、財産収入として介護老人保健施設事業財政調整基金利子収入137万4,000円を歳入しています。 歳出では、介護老人保健施設事業財政調整基金積立金2,410万円、各種工事費864万2,160円及び備品購入費349万8,120円が主なものです。 利用者の状況は、入所者数が延べ3万816人、介護予防短期入所者数延べ72人を含む短期入所者数が延べ1,870人、介護予防通所者数延べ598人を含む通所者数が延べ4,505人で、1日平均ではそれぞれ84.4人、5.1人、18.4人となっています。 また、財政調整基金の平成28年度末の残高は6億2,567万6,128円となっています。 以上で議案第60号里庄町介護老人保健施設特別会計決算の説明を終わります。 続きまして、222ページをお願いいたします。 議案第61号平成29年度里庄町育英奨学資金給与特別会計決算です。 歳入総額24万9,393円、歳出総額0円、差し引き残高24万9,393円となっています。 平成24年度以降、育英奨学生の募集はいたしておりませんので、歳出はございません。 以上で議案第61号里庄町育英奨学資金給与特別会計決算の説明を終わります。 続きまして、235ページをお願いいたします。 議案第62号平成29年度里庄町介護保険特別会計決算です。 歳入総額9億9,001万2,066円、歳出総額9億7,870万7,441円、差し引き残高1,130万4,625円となっています。 歳入につきましては、保険料収入額が1億9,679万8,316円、国庫支出金が2億1,547万9,390円、支払基金交付金が2億5,818万8,000円、県支出金が1億4,288万2,942円、町からの繰入金1億4,594万8,627円が主なものになっています。 歳出は、保険給付費と地域支援事業費が主なもので、保険給付費の総額は9億905万8,647円となっており、前年度と比較すると、居宅介護サービス給付費や地域密着型介護サービス給付費の増加により4,156万9,871円の増加となっています。保険給付費の主な内訳は、介護老人保健施設などの入所利用による施設介護サービス給付費が3億7,136万8,904円、グループホームや小規模多機能型居宅介護の利用による地域密着型介護サービス給付費が1億2,285万3,877円、在宅での生活を支える居宅介護サービス給付費、介護予防サービス給付費が3億2,835万6,269円となっています。また、地域包括支援センターの運営費や事業費である地域支援事業費が3,371万2,158円となっています。 平成29年度末における65歳以上の方は3,341人で、そのうち要介護、要支援認定者数は606人、第1号被保険者に占める認定者数の割合、認定率は18.14%となっています。また、40歳以上65歳未満の第2号被保険者の認定者数を加えると、要介護、要支援認定者総数は617人となり、前年度から29人の増加となっています。要介護、要支援認定者数の内訳は、要支援1の方81人、要支援2の方73人、要介護1の方167人、要介護2の方102人、要介護3の方80人、要介護4の方71人、要介護5の方43人です。 また、平成29年度末の介護給付費準備基金残高は1億5,066万245円となっています。 以上で議案第62号里庄町介護保険特別会計決算の説明を終わります。 続いて273ページをお願いいたします。 議案第63号里庄町後期高齢者医療特別会計決算でございます。 歳入総額1億5,460万6,117円、歳出総額1億4,759万3,223円、差し引き残高701万2,894円となっております。 後期高齢者医療制度は平成20年4月から創設され、岡山県後期高齢者医療広域連合が運営しています。対象となる方は75歳以上の方と、65歳以上75歳未満で一定の障害があり広域連合の認定を受けた方です。平成30年3月末現在の被保険者数は1,717人となっています。 後期高齢者医療保険料は1億1,527万7,200円となっており、一般会計からの繰入金は3,922万9,033円となっております。歳出の後期高齢者医療広域連合納付金は1億3,870万6,640円となっています。 以上で議案第63号里庄町後期高齢者医療特別会計決算の説明を終わります。 次に、289ページをお願いいたします。 議案第64号里庄町営墓地特別会計決算でございます。 歳入総額444万8,400円、歳出総額271万7,041円、差し引き残高173万1,359円となっています。 町営墓地里庄町やすらぎ霊園は、少子・高齢化が進む中、自分のためのお墓を町内に求める町民の声に応え、平成25年12月に完成いたしました。総区画数は300区画で、4平方メートル、5平方メートル、6平方メートルの3種類の区画で構成されています。平成30年3月末現在の使用区画数は、4平方メートルが62区画、5平方メートルが41区画、6平方メートルが59区画となっています。合計で162区画です。 歳入では、町営墓地使用料が231万円、町営墓地管理料が213万8,400円となっています。 歳出では、一般会計への繰出金が231万円、維持管理委託料が32万5,695円となっています。 以上で議案第64号里庄町営墓地特別会計決算の説明を終わります。 これをもちまして議案第58号から議案第64号までの説明を終わります。どうぞよろしくご審議の上、認定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野敏弘君) ここで暫時休憩をとりまして、今度は1時からまた会議を開きます。よろしくお願いします。残った分は昼からやります。            午前11時58分 休憩            午後 1時00分 再開 ○議長(平野敏弘君) それでは、皆さん、休憩を解き会議を開きます。 先ほどの説明の中で、加藤町長から3点ほど訂正があるそうです。数字の何か間違いがあったそうです。加藤町長に訂正させます。 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 失礼いたします。先ほど、日程第6、議案第58号から議案第64号までの平成29年度の決算の説明をさせていただきました中で、一部訂正をさせていただきたいと思います。 1点目、議案第58号一般会計決算の43ページ、44ページの松くい虫の空中散布補助金ですが、私は153万6,710円と申し上げましたが、正しくは決算書では157万6,710円となっております。 2点目、169ページの各種基金状況の説明の中で、地方債残高につきまして、この年度につきまして、私が28年度末と申し上げましたが、正しくは29年度末です。 3点目、205ページ、議案第60号の里庄町介護老人保健施設特別会計の基金残高の年度でございますが、これも28年度末と申し上げましたが29年度末の誤りでございました。おわびして訂正いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) それでは、次に竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 私からは、議案第65号、第66号議案についてご説明いたします。 議案第65号を朗読いたします。 〔議案第65号朗読〕 平成29年度水道事業会計決算についてご説明いたします。 1ページ、2ページ目をお開きください。 まず、1ページ、2ページ、決算報告書、予算に対する決算報告ですから、金額は税込みでございます。 収益的収支の水道事業収益は、総額2億8,110万9,728円、前年度比較では5.8%の減少でございます。対する水道事業費用は2億5,320万2,555円、前年度比較6.7%の減少でございます。 資本的収支では、収入は2,117万8,232円、対する支出は6,668万8,166円で、収支不足分の4,550万9,934円は、過年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填しています。 4ページをごらんください。 損益計算書の下から4行目、当年度純利益は2,559万4,787円で、前年度から114万1,470円の増となっています。前年度繰越利益剰余金9万6,805円とその他未処分利益剰余金変動額1,000万円を加えた当年度未処分利益剰余金は3,569万1,592円となっております。 ここで12ページをごらんください。 地方公営企業法の規定により、議会の議決を経て利益及び資本剰余金を処分することができることとなっておりますので、12ページは水道事業剰余金処分計算(案)として説明させていただきます。 先ほどご説明した当年度未処分利益剰余金3,569万1,592円は、建設改良積立金として1,100万円を積み立て、資本金に2,462万8,717円を組み入れて繰越利益剰余金を6万2,875円とするものでございます。 次に、7ページ、8ページに戻りまして、貸借対照表で期末の財政状況をご説明いたします。 7ページ、借方で資産の部、一番下の総資産は15億9,072万2,867円で、前年度比較で0.7%の増加、そのうち土地、建物、構築物、有価証券を含んだ、1、固定資産の合計は12億9,052万9,982円で、総資産に占める割合は81.1%、前年度に比較して1.1%の減少となっています。 2、流動資産は、現金預金、未収金などで3億19万2,885円、前年度に比較して9.6%の増加となっています。 近年は建設投資が多いため流動資産が固定資産に移動しております。 これら資産に対する、8ページ、貸方で、負債の部、3、固定負債は修繕引当金などで7,235万9,014円となっています。4、流動負債は、預かり金、未払金などで6,889万5,414円となっています。5、繰り延べ収益は、国庫補助金、工事負担金、受贈財産評価額、その他長期前受け金などで3億7,395万638円となっています。 資本の部の6、資本金はこれまで他会計出資金の受け入れ、自己資金などを投資した9億6,995万2,617円となっています。 次に、7、剰余金の(1)資本剰余金は、これまでの工事負担金、受贈財産などを計上しております。(2)利益剰余金は、これまでの利益を処分して積み立てたもの及び本年度の当年度純利益2,559万4,787円を加えたものとなっています。 続いて、15ページの中段をごらんください。 3、業務の(1)業務量の上から2番目、年度末給水人口は1万497人、年度末給水戸数は73軒増加して4,104戸、計画給水人口に対する普及率は93.8%となっています。年間総配水量は139万6,708立方メートルで、前年度比較で1.9%の減少、下から2行目、年間有収水量は前年度比較で6,113立方メートル、0.4%減少しており、有収率は昨年度より1.5%増で99.4%でございます。 次のページに参りまして、16ページの中段の(3)事業収入に関する事項で、供給単価は167円70銭、対する給水原価は151円26銭で、回収率は110.9%となっています。 以上が決算の概要でございます。水道事業の運営状況は、収納率、有収率など、経営効率は非常に高い状態であります。しかし、節水意識の高まりにより節水機器の普及が進む中、使用水量の大幅な伸びが期待できないことに加え、老朽施設の更新、耐震化や維持管理費の増加など、多額の資金が必要であり、利益率は十分とは言えない状況にあります。そのため、下水道工事等に合わせて管路の更新を行い、老朽化に対応しています。企業債の償還が終了する平成37年度以降から必要となる大規模団地の布設がえ工事、浜中団地中央公園の給水塔撤去工事や配水池の耐震化工事に対応するために、さらなる経費節減に努め、財源を確保し、計画的に事業を進めていきます。 以上で水道事業会計決算の説明を終わります。 続いて、議案第66号をご説明いたします。 議案第66号を朗読いたします。 〔議案第66号朗読〕 平成29年度里庄町公共下水道事業会計決算についてご説明いたします。 下水道会計は、一般会計からの財政支援に頼る部分が大きいため、水道会計と同じ見方はできませんが、平成22年度から企業会計に移行し、維持管理と建設費の2つの会計に分離しましたので、経営内容が明確になっております。 では、決算書の1ページ、2ページをお願いいたします。 収益的収支は、収入総額3億5,043万3,611円、対する支出は3億12万2,624円、消費税還付額は633万1,238円でございます。 続いて、3ページ、4ページをごらんください。 資本的収支は、収入総額3億2,206万2,530円、支出は4億5,735万6,975円となっています。資本的収支の不足額については、消費税資本的収支調整額、前年度繰越工事資金、減債積立金及び損益勘定留保資金等で補填しています。 6ページをごらんください。 損益計算書では、下から4行目、当年度純利益は4,039万2,020円でございます。この利益については、先ほど水道事業会計でもご説明しましたが、地方公営企業法の規定により、議会の議決を経て利益及び資本剰余金を処分することができることとなっておりますので、里庄町公共下水道事業剰余金処分計算(案)として説明させていただきます。 13ページをごらんください。 ここでは未処分利益剰余金7,840万8,718円を資本金への組み入れに3,801万6,698円、減債積立金4,039万2,020円に積み立て、次年度の4条予算の不足額に起債の償還費用として充てることとしておりますので、よろしくお願いいたします。 戻りまして、9ページ、10ページをごらんください。 貸借対照表では、資産の合計は74億2,888万6,431円、そのうち固定資産が71億2,798万2,997円でございます。下水道は建設費が莫大であるため、資産の約96%を固定資産が占めています。対する貸方、10ページで注目するのは起債残高であります。負債の部の3、固定負債、(1)企業債として33億4,643万496円でございますが、4、流動負債、(1)企業債1億5,705万3,793円と(2)一時借入金に起債前借りの5,820万円がありますので、実質の起債残高は35億6,168万4,289円でございます。 次に、16ページをごらんください。 中段の3、業務で29年度末の整備状況は、4番目の処理区域内人口が6,671人、1つ飛ばして、普及率は0.4%上昇して59.6%、水洗化率は73.4%、里庄処理区域面積296ヘクタール、里庄北処理区域面積3ヘクタール、2つ飛ばして、里庄処理区の年間有収水量は6.3%増の46万3,750立方メートル、里庄北処理区の年間有収水量は648立方メートル、そして一番下、里庄処理区の有収率は0.8%減少して98.7%、里庄北処理区の有収率は87%でございます。 次に、17ページに移りまして、使用料単価は150円81銭、下に行って、汚水処理原価の維持管理費分が97円1銭、資本費分が98円62銭、この2つを合算した汚水処理原価は、昨年度から17円48銭下がり195円63銭となっています。したがいまして、1立方メートル当たりの汚水処理原価が195円、使用料単価が150円ということは、収入金額の約1.3倍の金額が現在汚水処理にかかっているということになり、汚水処理原価に対する回収率は約77.1%となっています。 維持管理費を抑えて有収水量をふやすことにより、汚水処理原価を下げることができると考えています。さらに回収率を高める必要がありますので、供用開始区域内で下水道未接続のお宅を訪問して早期水洗化をお願いしていきますが、下水道施設の建設期間中は借金が多いために、下水道使用料で全てを改修することは不可能です。下水道の効果は、トイレの水洗化により快適で便利な生活になることはもちろんですが、水環境の保全、美しい景観などは万人が享受する側面もありますので、下水道の使用者が全てを負担するのは不公平であります。したがって、その負担を抑えるために公費負担があるわけですが、ご承知のように、この公費負担にも限界があります。下水道事業を進めることで町財政への影響が懸念されるわけですが、下水道を整備することによって戸建て住宅や企業誘致など将来の里庄町の発展には効果が期待できます。今後は、事業費に見合うだけの認可区域拡大を行うだけでなく、分館などからの下水道接続の強い地域に対して下水道説明会やアンケート調査などを実施し、接続率の向上ができるような整備の検討を行うなどの歳出削減や収納対策などの歳入確保に最大限の努力をしてまいりますので、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 以上で公共下水道事業会計決算を終わります。ご審議の上、ご決定を賜りますようよろしくお願いします。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 なお、本案に対する総括質疑は9月6日の本会議で行いますので、ご了承いただきたいと思います。 日程第7、議案第67号教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 失礼いたします。ただいま上程されました議案第67号教育委員会教育長の任命について議案を朗読いたします。 〔議案第67号朗読〕 提案理由。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求める。 杉本秀樹さんの略歴を申し上げます。杉本秀樹さんは、平成21年4月から平成24年3月31日まで里庄町立里庄西小学校校長として3年間勤務され、同年4月1日から里庄町教育委員会教育長として2期6年6カ月の間、里庄町の教育振興のためご尽力をいただいております。同氏は、温厚、誠実な人柄であり、また教育の経験が豊富で情熱と行動力を備えております。私としては引き続き教育長としてお願いをしてまいりたいと考えております。任期は平成30年10月1日から平成33年9月30日までの3年間でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで、杉本教育長の退席を求めます。            〔教育長 杉本秀樹君 退場〕 ○議長(平野敏弘君) それでは、ここで質疑に入ります。 質疑はございませんか。 5番仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 5番仁科英麿です。 議案第67号教育長の任命について、何点か質問させていただきます。一応、3点といたしましたので、順次お願いしたいと思います。 まず1点目ですけども、先ほどの説明にもありましたように、今回提案されております杉本さんは矢掛町の方です。6年前に、里庄町の教育長が、できれば里庄町の方がいいということで、まず町内で探したと思います。だけども、適任者がいなかった。あるいは、まあこの人ならということだったけれども、その方が固辞されたというような経緯がありました。それなら、里庄の方でなくても、よい方がおられればいいんじゃないかということになって、先ほど説明がありましたように、ちょうどそのときに西小学校の校長3年目を務めておられました杉本さんにお願いをしたと、そういう経緯があったと思います。あれから7年近くがたちました。 今回も、ここで町長に伺いたいんですが、今回も町内でも探したけれども、現在でも町内には適任者がおられないので引き続いてお願いしようということなのか、あるいは特に町内の方である必要はないと、杉本さんについては余人をもってかえがたいので引き続いてお願いをしたいと、特に町内では探していないということなのか伺いたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 仁科議員さんの質疑にお答えいたします。 前回、杉本現教育長を、同意をいただく前に町内で探されたということについては私は存じ上げておりませんが、里庄町の教育長としてふさわしい方がいれば町外でも構わないという考え方であったのだろうと私は思います。それで、今回、町内で探していたのかというふうなことにつきましては、探しておりません。仁科さんがおっしゃられるとおり、余人をもってかえがたしというふうに私は考えております。教育に対して非常に熱心であり、また里庄町内のことにつきましてもよくご理解をいただいているものと、私はこのように考えております。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 前回というのは言い方があれだったかもしれません。4年と、4年満了して、満了近くで制度が変わりまして、前回は3年ということで選任されておりますが、言ってる意味は最初の、7年近く前のときにそういう経緯があったということで、それは町長もその当時、町長さんはその当時はまだあれですか、町民課長さんでしたかね。それだったら情報が入ってないかもしれませんですね。そういう経緯があった、議会の中ではそういう経緯で、それは町外の方でもいいんじゃないかということでお願いをした経過があります。ですが、その後もう7年たちましたから、やっぱりできれば町内の同じ方だったら、同じような情熱あるいは資質おありだったら、できれば町内の方のほうがいいんじゃないかというふうに私は思うんで、探さずにこの人だというのはちょっとどうかなという気がしますが、その点はどうでしょうか。というのは、今回どう選任されるかわからないですが、またその次のこともありますし、候補者を探すという点で、同じだったらできれば町内のほうがいいんじゃないかという考え方について、もう一回伺いたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 仁科議員がおっしゃられるように、町内の方でふさわしい方がいればそれは検討する価値は十分あろうかと思いますが、私としては現状、過去から現状、また将来に至るまで、里庄町のことについて一生懸命考えていただき、また教育現場に対してもしっかり指導がいただける、また子供たちの目線に立ってしっかり教育行政のことを真剣に考えていただける、そういうふうな資質を兼ね備えていただいている方が能力として十分あると判断した場合にはその方を引き続きお願いしたいと、このように考えております。したがいまして、今回も杉本教育長には、私はぜひ引き続き教育長として頑張っていただきたいと、このように考えておりましたので、町内で新しくほかの教育長を候補として探したこともなければ、考えたこともございませんでした。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 現状あるいは将来のことを考えたときに、もう杉本さんにかわる人は探しても多分出てこないだろうと、だからもう探したこともありませんと、こういうご意見だと思いますけれども、じゃあ杉本さんのこれまでの業績について私は何点か伺いたいと思うんです。個別にどうこうというのは時間がかかりますから省略しますが、考え方です。何点か伺います。 1つは、法令遵守の意識は十分高いと言えるのか。1点目です。 2点目は、3年前にも私は言ったんですが、教育行政は開かれたものでなければならないと、そういうことで制度改正が行われて、新たにいきなり教育長という形でこの場で同意をするという制度に変えられたわけですが、そういう開かれた教育行政というのがきちんと確保されているのか。情報公開の意識は十分高いと言えるのかどうかということが2つ目です。 それから、3つ目は議会との関係について。二元代表制の意義を十分理解されていると言えるのかどうかということを伺いたいと思うんです。議会軽視ということはないんか。というのは、同じことを何回も何回も私は質問させていただいた。いつも同じ答弁が返ってきました。今度、町長が変わったら、ちょっとその意見が変わってるというような部分があります。具体的な細かいことは申し上げませんけれども、そういうことで議会との、本当に柔軟に議論していこうというような、その姿勢が本当にお持ちなんだろうかということを伺っておきたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 まず、1点目の法令遵守の意識は高いのかということにつきましては、基本的に、教育長でございますので法令遵守の意識は高いと、私はこのように考えております。 また、情報公開の意識につきましても、必要な情報は必要に応じて公開をしていると、このように考えております。 また、二元代表制、議会を軽視しているのではないかというふうなご質問ですが、それは教育長も十分二元代表制の意味もわかっておりますし、議会軽視をしているとは私は感じておりません。議会に対して、また議員さんに対して、同じように真摯に対応していると、このように考えております。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 法令遵守、教育者ですから当然法律はまず守らなければならない、範をもって示さなければならないと思います。この点で、後で教育行政の組織及び運営についての事務の点検評価報告書が出てまいりますので、またそのときに質問等させていただきたいと思います。必ずしも十分とは言えない、ほかのことも含めまして、疑わしい点も幾つかというか、私の目から見たら多々あったんじゃないかなという感じがいたしております。 情報公開についても、お願いした資料が必ずしも十分にてきぱき出てこないというようなこともありました。もちろんいろんな点で大いに資料をいただいたり、その中で考えさせていただいておりますけれども、本当に100点だろうかというとどうかなという点があったというふうに私には思えます。 議会との関係は、先ほど申し上げたようなことです。外国人英語指導助手、あるいは仁科博士顕彰事業の中学生派遣事業、こういうようなことでもどうもうまくかみ合ってないという感じがしてならなかったわけであります。これについて、答え、どうとか言っとったら時間がかかりますので、今回仮に、これから採決が行われるわけですけども、再任された場合に、今のような懸念がないかどうか、そこのところを私は確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 まず、法令遵守のことにつきまして、ご指摘のように報告がおくれたということはございます。失念です、失念していたというふうなことで、必ずしも意図的に公表をしていなかったということではありません。報告がおくれたことにつきましては、当然その任命権者である町長の責任であろうかと思います。申しわけございませんでした。 それから、ALTとか科学振興仁科財団の事業のことにつきまして、これにつきましては予算等のことに関係したり、また理事会等のことにも関係いたしますので、教育長1人の考えが反映されるというものではございません。全体的に執行部であるとか理事会の考え方を予算等に反映させていくというものでございますので、教育長1人の責任ではないかと、このように考えております。 私としては、いろいろなご意見があろうかと思いますけれども、総合的に評価をいたしまして、杉本教育長は里庄町の教育行政にとって欠かすことのできない方だと、私はこのように考えております。どうぞよろしくお願いいたします。            (5番仁科英麿君「今後は…聴取不能…」と呼ぶ) 今後、そのようなことが、ご指摘のようなことがないようにするのかどうなのかということでございますが、当然、私も含めて全体的にチェック機能を働かせて、しっかり考えて対応していきたいと、このように考えております。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 もう一点は、教育現場あるいは学校での状況把握、これは校長先生でしたから非常に詳しいと思います。十分されてると思うんですが、ただ何かどうもいじめとか不登校、こういう問題がなかなか後を絶たないと。あるいは、数年前には学級崩壊もあったということなどもありました。こういうようなことについての状況の把握、それから指導等は適切であったのか、伺っておきたいと思ってます。 ○議長(平野敏弘君) 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 学校現場の状況把握、不登校であるとかいじめであるとか学級崩壊であるとか、そういうふうな状況把握について、また指導についてはどうなのかというふうなご質疑でございますが、私は杉本教育長は非常にそういう点で状況を、現場の状況をよくご理解をされていると、このように感じております。私もいろいろなことが情報として入ってきます。杉本教育長に確認をしますと、生徒の名前まで挙げて、今その人についてはこういう状況です、こういうふうに考えておりますというふうな答えが明確に返ってまいります。小学校、また幼稚園、小学校、中学校の教諭、また校長を通じて、その辺の状況はしっかり把握しておりますし、また子供たちとも、子供たちの目線に立って会話もすることができます。そういう意味で、ただ一方的な学校からの情報だけではなくて、いろいろな方向から情報を仕入れながら、今子供たちがどのような状況にあるのか、それに対してどのように対応していったらいいのかというふうなことは、教育長は常に考え、また教育委員会の中で、また学校現場と相談をしながら、適切に対応いただいているものと、私はこのように感じております。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 現場をよく理解して適切に対応しているというお話でしたけど、そういう、確かにこれ、非常に難しい問題ですので、状況を把握し対応しようとしてもなかなか解決、100%はできにくいと思うんですけど、だけどこの7年間を見ると、やっぱり結構問題があったなと。去年は大したことはなかったかもしれませんが、おととしは私の耳にはいろんなことが入ってきたんです。これを教育長にお話ししましたけれども、どうもその先どうなったかわからないような状況。でも、去年はそれが余りなかったということなら解決したんかなということですが、よくわかりませんけれども、今後とも引き続いて一層頑張っていただかなきゃいけない。 もう一回伺うんですが、仮に今回再任された場合には、町長さんは任命権者ですから、町長さんからもきちっと指導していただくということが可能かどうか伺っておきたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 仁科議員ご質疑の今後どうするのかということにつきましては、里庄町の教育行政推進のために、私ともども教育長とよく相談をしながら、また教育委員会とも相談しながら、現場をよく確認しながら、適切な方向で進めてまいりたいとこのように考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第67号を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(平野敏弘君) 起立全員でございます。よって、議案第67号教育委員会教育長の任命については原案のとおり同意することに決しました。 杉本教育長の入場を求めます。            〔教育長 杉本秀樹君 入場〕 ○議長(平野敏弘君) ただいま任命されました杉本教育長が議場に帰ってこられましたので、ここで挨拶をお願いします。 はい、杉本教育長。 ◎教育長(杉本秀樹君) 〔登壇〕 大変貴重な時間を頂戴いたしまして、ありがとうございます。議員の皆様、また町民の皆様方には、平素から里庄町の教育行政推進のために常に温かいご支援をいただいておりますこと、この場をおかりいたしまして、改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。また、これからも里庄町の教育行政の充実、発展のために、私自身、微力ではありますけれども、全力で取り組んでまいりますので、議員の皆様方、町民の皆様方の変わらぬご支援を心よりお願いを申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。貴重なお時間をありがとうございました。 ○議長(平野敏弘君) 日程第8、議案第68号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第68号教育委員会委員の任命について説明をいたします。 まず、議案を朗読いたします。 〔議案第68号朗読〕 提案理由。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求める。 堀朝子さんの略歴を申し上げますと、堀朝子氏は昭和43年4月に中学校の教員になられて以来、40年以上教職につかれ、平成28年3月末、倉敷市立黒崎中学校を最後に退職されました。平成22年12月から主任児童委員として子供たちの福祉に関して、また里庄東小学校、里庄中学校の学校評議員として学校運営に関して現在も精力的にご活躍をいただいております。里庄町教育委員会委員として、平成26年10月から1期4年、町教育行政推進のためにご尽力をいただいております。温厚、明朗な誠実なお人柄であり、教育に深い見識とご理解がございます。私としては適任であると考えておりますので、よろしくお願いします。なお、任期につきましては、平成30年10月1日から平成34年9月30日までの4年間でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第68号を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(平野敏弘君) 起立全員でございます。よって、議案第68号教育委員会委員の任命については原案のとおり同意することに決しました。 日程第9、報告第5号平成29年度里庄町の健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。ただいま上程されました報告第5号をご説明いたします。 最初に報告を朗読いたします。 〔報告第5号朗読〕 1枚めくっていただきまして、健全化判断比率報告書でございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成29年度決算に基づく健全化判断比率を次のとおり報告します。 実質赤字比率は、実質赤字額がございませんのでハイフン、横棒表記で記載いたしております。黒字ということでございます。 次に、連結実質赤字比率でございますが、これも同様に連結実質赤字額がございませんのでハイフン、横棒表記で記載いたしております。黒字ということでございます。 続きまして、実質公債費比率は7.3%となっています。28年度比率は7.0%でありましたので0.3%改善いたしております。 最後に、将来負担比率でございますが、比率が算定されませんのでハイフン、横棒表記で記載いたしております。 以上で健全化判断比率の報告を終わります。 1枚めくっていただきまして、資金不足比率報告書でございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成29年度決算に基づく資金不足比率を次のとおり報告します。 特別会計の名称、里庄町水道事業会計、里庄町公共下水道事業会計、ともに資金不足比率は、資金不足額がないためハイフン、横棒表記で記載いたしております。 以上で報告第5号平成29年度里庄町の健全化判断比率及び資金不足比率の報告を終わります。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 仁科でございます。 質問と言ったらおかしいんですけど、間違いじゃないかと思うんです、説明の、今のです。この実質公債費比率7.3、去年は、28年度末には7.0。0.3改善したんじゃなくて悪くなったと、悪くなったんですよね、改悪。それ、言い間違いじゃないかと思うんで、ちょっと確認だけさせていただきたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) ここで休憩します。            午後1時52分 休憩            午後1時53分 再開 ○議長(平野敏弘君) 休憩を解き会議を開きます。 赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。私が先ほど実質公債費比率について7.3%、平成28年度比率が7.0%でありましたので0.3%の改善と申し上げましたけれども、0.3%悪化しております。訂正しておわびを申し上げます。済いませんでした。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 以上で報告第5号を終わります。 日程第10、報告第6号平成29年度教育委員会事務の点検及び評価に関する報告についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 小寺教育委員会事務局長。 ◎教委事務局長(小寺大輔君) 〔登壇〕 失礼いたします。ただいま上程されました報告第6号について説明をさせていただきます。 まず最初に、報告第6号を朗読させていただきます。 〔報告第6号朗読〕 それでは、配付をさせていただいております報告書の1ページをお開きください。 まず、1として地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正により、全ての教育委員会は毎年その権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を作成し議会に提出するとともに公表しなければならないこととなっており、この報告書は平成29年度の点検及び評価を行い報告をするものであります。 評価の方法などにつきましては、対象は平成29年度、報告は本日9月3日に議会へ提出、公表につきましては教育委員会事務局での閲覧、町役場の掲示板に掲示、町ホームページでの公開をいたします。 点検及び評価について説明をいたします。 1、教育委員会の組織活動について。 (1)会議の運営等につきましては、定例会を毎月1回、必要に応じて実施した臨時会を1回開催いたしました。 それでは、2ページをお開きください。 町長部局との総合教育会議を2回、懇談会を1回開催し、教育委員と町長が意見交換などを行い、連携を図りました。 事務局の職員体制につきましては、事務分掌の見直しを図りながら、効果的な体制の整備を図る必要がございます。 地域の実情に応じた施策及び地域住民の意向を施策に反映することにつきましては、学校評議員会の意見や1日学校公開を実施し、その中でいただいたアンケートの回答内容などを施策に生かすように努めてまいります。 教育委員の研修については、委員の識見の向上と子供たちの学力向上策や豊かな成長が推進されるよう、先進地への学校訪問や岡山県市町村教育委員会連絡協議会へ出席をいたしました。 定期的に学校や社会教育関係施設の訪問を行い、業務の見直しや施設改善を提案いたしました。 学校(園)の行事や教育委員会主宰の行事にも積極的に参加し、実情を理解するとともに、町内各学校の現状把握のため学校訪問をし、可能な限り学校(園)の支援を行いました。 (2)番、公開性についてでございます。 可能な限り情報を公開するもとで、定例会のあり方を検討する必要がございます。しかしながら、プライバシーや個人情報などで配慮を要する事項もあり、今後、慎重に検討しながら進めてまいります。 分館長会議には、教育長、事務局職員が出席し、意見や要望を出していただき、教育委員会で検討をいたしております。 教育行政の施策の広報にも取り組み、教育委員会及び学校・園の取り組みを紹介した里ちゃんだよりを年3回発行し、町内全戸へ配布をいたしました。 3ページに移ります。 2の教育委員会が管理、執行する事務についてでございます。 (1)の基本的、総務的事務につきましては、基本方針の多くは事務局に原案や資料を提出させ、教育委員会として審議ができております。 規則などにつきましては、事務局で実施をいたしております。 教育予算につきましては、各校(園)の要望を事務局が聞き、教育長、事務局長が町長へ交渉し、議案として議会へ上程されるよう努めております。従来から当町の教育予算の比率は高く、教育が重要視される中で、里庄町の教育がより充実するようにしたいと考えております。 (2)番、人的管理に属する事務でございますが、校長などの任免については、岡山県教育委員会に対して内申を行っております。文化財保護委員などの委員委嘱または任免は教育委員会で議決しております。 学校関係職員の研修は、計画的また効果的に実施され、成果は上がっており、今後も充実をさせていく必要がございます。 29年度には、外部人材の活用や中学校における部活動休養日の設定、夏季休業中の学校完全閉庁期間の設定、学校現場における働き方改革に向けて取り組みを行いました。 続いて、3の教育委員会が管理執行を教育長に委任する事務についてでございます。 まず、(1)学校教育につきましては、町内小・中学校の全国学力・学力状況調査の結果はおおむね全国平均レベルでございまして、今後も学校としての学力向上策を定め、鋭意努力していくとともに、教育委員会としても予算措置や教職員研修などで職員の資質向上を図ります。 それでは、4ページをお開きください。 いじめ、不登校の解消につきましては、登校できにくい児童・生徒が複数名いるのが現状でございます。教育アドバイザーの導入や、浅口市にある浅口大簡塾を利用可能にするなど、今後も解消に向けて取り組んでまいります。 英語指導助手の派遣先につきましては、民間からの派遣から、議会からの財政面などを考慮した意見があることなどを踏まえ、今後、派遣先を検討してまいります。 生活支援員、小・中連携支援員については引き続き配置し、特別支援教育については指導の充実と教育相談員の活用、支援員の資質向上を考え、研修会を実施をいたしております。 学校給食にも力を入れ、小学校でのファミリー形態、1年生から6年生が食堂で一緒に食べる形態でございますが、こちらを大切にしております。 校舎の耐震化大規模改修工事は平成19年度末で完了しており、屋根防水工事や空調設置工事の準備を実施し、安全・安心な学習環境が確保されるよう努めております。 (2)番、社会教育についてでございますが、町民のニーズに応じた各種講座の充実、家庭教育につきましては保護者同士がお互い考えたり議論し合う講座の充実を図りました。学校の事業だけではなく、子供たちがみずから学び体験することで生きる力を育み、地域全体で子供を育てていくことを目的とする里庄未来塾事業は2年目を迎え、1年目の反省点を踏まえながら事業に取り組みました。 それでは、5ページに移ります。 町立図書館は毎年予算をいただき、順調に蔵書数をふやしております。町民に親しまれ、生涯学習の拠点となるよう努めてまいります。 人権教育につきましては、計画どおり事業を実施し、状況の変化に応じた教育を進めてまいります。 文化の振興に関しましては、フロイデや福祉会館、中央公民館などを有効に活用しながら事業展開を実施してまいりました。しかしながら、施設の老朽化や自主事業の費用対効果など課題もございます。一層の改善、充実に努める必要があります。 スポーツの振興につきましては、つばきの丘運動公園多目的グラウンドや野球場、テニス場などの施設を利用し、多くの町民がスポーツを楽しみながら健康の増進を図っております。ニュースポーツの普及促進を進め、多数の参加チームや参加者がございました。青少年を対象にしたスポーツや厚生体育大会、体力づくりふれあいマラソン大会も、分館、学校などにご協力をいただきながら実施することができました。町民の方々が、健康、生きがい、きずなづくりなどにスポーツを利用されることを願っております。 それでは、5番目の学識経験者の知見の活用についてでございます。 こちらにつきましては、元公立学校長、元教育長、平野尚哉氏に点検及び評価に関しての助言をいただいておりますので、朗読をさせていただきます。 事務局の職員体制や学校、社会教育施設の老朽化の改善など課題はあるものの、里庄町の特色を生かした教育行政が行われ、おおむね良好な運営がなされているよう思われる。教育委員会事務局に教育について識見を有する職員が複数在籍するなど、体制の整備が図られているが、効率化を初め、一層の体制整備も必要があると思われる。今までも取り組んできてはいるが、今後も課題、要望、意見の改善に努め、行政に反映させてもらいたいとの意見をいただきました。 次に、里庄町社会教育委員に点検及び評価に関しての助言及び意見をいただきました。朗読をさせていただきます。 昨年度から取り組んでいる里庄未来塾事業について、東西小学校児童の交流が深まっていることや、地域の方々、企業に協力をいただきながら一定の成果は上がっている。今後も地域全体で子供を育てる風土づくりに取り組んでほしい。里庄総合文化ホール「フロイデ」の有効活用、自主事業のあり方を検討していく必要があるのではないかとの意見をいただきました。 6番目に、終わりとして、平成29年度の本町教育委員会事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を実施し、学識経験者及び社会教育委員の助言及び意見などをいただき、報告をいたしました。 今後も、教育委員みずからが点検及び評価をし、教育委員会を充実させ、教育委員会が町民にとって身近になるよう努力し、町民に支えられた町民のための教育行政が発展できる教育委員会になるよう、引き続き努力したいと考えております。 以上で報告を終わります。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 5番仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 5番仁科英麿です。 報告第6号平成29年度教育委員会の事務の点検及び評価に関する報告につきまして、一応4点質問させていただきたいと思います。 まず第1点目ですが、この制度が始まって10年余りになります。それで、伺うところによると、始まって初めのころの21年度分と22年度分については、当時の教育長から議長宛てのかがみをつけて、かがみの文章をもって、当時の教育長が議会事務局に持参して提出をしたというふうに伺っておりますけれども、23年度分から27年度分といいますか、28年度分についても去年の全員協議会に配付されただけですから、その6年間報告がなかったと。今回ようやくこういう形で正式に法律にのっとって提案されたことは非常にいいことだと思います。また、今の説明を聞きまして、初めて全貌がある程度わかってきたという点では大変ありがたいと思ってるんですが、じゃあなぜ23年から28年あるいは29年度まではなかったのかということをまず伺いたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 杉本教育長。 ◎教育長(杉本秀樹君) 〔登壇〕 大変申しわけないんですけれども、私自身が頭の中にきちっと把握していなくて、職員に指示も出せなかったということが原因でございます。大変申しわけございませんでした。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 この点は法律に基づく重要な議会の報告ですから、当然教育長さんは頭にあるべきですが、忘れていたと、さっき町長さんも失念してましたと言われたんですが、でもちょっと疑問なのは、前の2年間はあったんですから、黙ってても担当者あるいは指導主事もおられますし、やられるんじゃないかなと。こういうことなんでどうですかということがあるんじゃないかと思うんですけど。教育長、忘れてたから出せませんでしたというのではちょっと説明が不十分なんで、まずじゃあつくったのかつくってないのかです。私は、29年ですか、去年の初めごろに、ちょっと過去のことも知りたいからこれがあるはずだ、あれはどうなってるの、23、4年、5年のはどうだったかなって聞いたら、いや、それないんですと言われたんでびっくりしたと。つくってるのに、いやもう出してないからないと言ったのか、つくってもいなかったということなのか、そこのところをまず伺いたいと思う、まずじゃないですが、少し伺っておきたいと思うんですけど。 ○議長(平野敏弘君) 杉本教育長。 ◎教育長(杉本秀樹君) 〔登壇〕 もしつくっておれば当然議会へご提出をさせていただいていると思いますので、私は見ておりませんから、私がつくるようにという指示もしておりませんので、つくっていないというふうに私は理解をしております。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 普通はそういうことはないんで、担当者は毎年の仕事ですから去年もつくったらことしもつくるというのが普通なんだけど、ちょっとわからないんですが、でも教育長さんの指示がなきゃあやらないというんだったら、でもこれ、組織のガバナンスといいますか、そういう点からもやっぱりちょっと疑問だなという感じはしますけども、でも一応これはつくってないという理解でよろしいんですか。確認させていただきたいと思うんですけど。 ○議長(平野敏弘君) 杉本教育長。 ◎教育長(杉本秀樹君) 〔登壇〕 私も見ていませんので、つくってないというふうに私は理解しております。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 2点目に移りますが、中身なんですけど、全体的にまとめていただいているんで教育行政わかったんですが、この中で仁科財団のことについては全く書かれてないと。それはなぜなんですか。 ○議長(平野敏弘君) 杉本教育長。 ◎教育長(杉本秀樹君) 〔登壇〕 仁科財団は別の団体という考え方でいますんで、教育委員会が関与はしておりますけれども、基本的には別の独立した団体ということで、この中には入れておりません。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 それはちょっと広げて、財団の行事であっても実質100%町が負担して、町長が理事長であり、専務理事を教育長さんがされてるし、里庄町の売りとして仁科財団をつくり、ここで今いろいろ書かれてるものは他の市町村とも類似をしているもので並んでるんですけれども、やっぱり教育行政の中の重要なこれは分野だと思うんです。ロボコンもそうですし、いろんなことをやってる。これはぜひ入れて書いていただくべきだと思うんですけど、どうですか。財団の事業だから書かないんですということじゃあないんで、教育行政の重要な部分だと思うんですけれども、里庄町の。もう一度答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 杉本教育長。 ◎教育長(杉本秀樹君) 〔登壇〕 議員さんが言われておられる趣旨はよくわかります。もし仁科財団のことを少し触れるとしますと、体育協会ですとか、あるいは婦人会ですとか、そういう各種団体のことも網羅をしていく必要があるかなというふうにも考えますので、そこまでするほうがいいということになれば考えないといけないんですけれども、いろいろと煩雑になって複雑になってということもございましたので、現時点では仁科財団は他の団体ということで記入をしていないということでございます。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 どの程度書くかということですが、私はこの仁科財団の行事については、事業については非常に重要な部分だと思います。体育協会とおっしゃるけど、それはここへ書いてあるんじゃないですか、5ページのここら辺に。スポーツ教室とか幾つかありますし、ここでそういうものも、もしそのほうが、ここを外してるというんだったら、やっぱりそれらも含めて全体としてどうなってるかということを教育行政として触れていただくべきだと思うんですけど、もう一回その点をお願いしたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 杉本教育長。 ◎教育長(杉本秀樹君) 〔登壇〕 仁科財団を含めました各種団体の、この中に記入をどの程度どういうふうにしていくかということが必要があるかないかも含めまして検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 今、後ろのほうから文化協会というお話もありましたからそういうものも含めまして、全体としてどう動いているかということがわかるようにしていただけたらいいんじゃないかなと思いますが、具体的なこととして3点目に入りますけれども、歴史民俗資料館は、これは里庄町直営ですよね。それもここに全然入ってないんで、文化協会やそういう文化関係もちょっと触れたほうがいいんじゃないか。 それと、4ページの社会教育の2行目あたりで、自己実現を図る云々というふうなことがありますが、もうちょっと具体的に、例えば虚空蔵大学とかカレッジクラブとか、これも里庄町独自に頑張ってやっとる部分ですので、やっぱりそういうものも具体的に入れ込みながら、もう少し全体としてよくわかるようにしていただいたらなおいいなという気がいたしますので、仁科財団の話と、それから歴史民俗資料館、それから今のような虚空蔵大学、カレッジクラブ、あるいは体育協会の活動、文化協会の活動、そういうものについて全般にもうちょっと広げてうまく説明できるようにできないか、もう一度答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 杉本教育長。 ◎教育長(杉本秀樹君) 〔登壇〕 今議員さんがいろいろとおっしゃってくださったことも含めまして、この報告書の内容については検討をさせていただきます。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 今度は4点目ですけど、じゃあ全体にどうかというと非常によくわかっていいですということですけど、でもどうもちょっとバラ色的な感じで、こうしました、うまくいきましたという感じが強いんで、総じて評価が少し甘いなという感じを私は受けました。この点、なぜこういう点検評価をすることになったのか。前、問題があっても教育委員会の中で隠されてしまって、きちっと議論できてないというようなことも踏まえて、これは総ざらいして問題点を浮き彫りをしようというのがこの制度の趣旨じゃないかと思うんです。この課題や問題点を発見して、それの解決策を探っていくための、これはスタートにしようということだと思うんです。そういうことだとしたら、もう少し突っ込んだ評価があってもいいんじゃないかなと、問題点のところはこういう問題がありますということを。そして、そのためにはやっぱり何段階かこうやって評価をしていただいているようですが、辛口の意見を言える人の意見を何人か聞いて、問題点、課題を整理していただいたらどうかなと思うんで、ご意見を賜りたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 杉本教育長。 ◎教育長(杉本秀樹君) 〔登壇〕 議員さんおっしゃられますように、せっかくこういう点検評価を行うわけですから、里庄町の教育行政がやはり皆様方に喜んでいただけたり、より充実していくために有効に利用していかなければいけないというふうに私も思っております。そのために、議員さんもおっしゃってくださったように、評価委員といいましょうか、その委員さんを集めるか、集めなくてもそれぞれにお願いしていくという方法もあると思うんです、一堂に会した会議だけではなくて。例えばですけれども、学校のPTAの役員さんですとか、あるいは学校評議員の方ですとか、そういったいろいろな方に、少し人数をふやして評価をしていただくということもぜひ来年度は考えたいなということも思っております。会議をして、一堂に集まっていただくということになりますと、いろいろ集まる都合とかあったりして少人数にどうしてもなりがちなので、会議形式ではなくて、こちらからお願いをしてということがいいのではないかなと現時点では考えております。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 よく実情を知ってる人、そして歯に衣着せず物が言えるような人に率直な話を、個別でいいと思う、確かにね。それで問題点を把握していただいて、整理していただきたい。よろしくお願いをして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(平野敏弘君) ほかに質疑はございませんか。 佐藤耕三君。 ◆1番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 1番佐藤耕三です。 この教育委員会事務点検及び評価に関する報告書の中で2点お伺いします。 今、学校教育の現場において教師の方がすごく過労、過密な日程になって、先生に余裕がないと、こういうふうな話も聞きます。この中で、夏休みの授業の、閉館等で学校現場における働き方改革に向けて改善をされてると思うんですけど、ふだんの授業の中で先生が部活とかで追われるような事態は今現在あるんでしょうか。今現在、学校の先生が部活の担任とかで、学校の先生自体が、働き方が長時間になっているとか。報告についての。だめなんですか。 ○議長(平野敏弘君) 佐藤耕三君、これは報告書の中を質疑しょんじゃろ。            (「教育行政全般についての質疑じゃないです」と呼ぶ者あり) ◆1番(佐藤耕三君) いや、ここの中に。 ○議長(平野敏弘君) 聞いてみいや、持って行って。なあ。ちょっと休憩じゃ、暫時。            午後2時25分 休憩            午後2時26分 再開 ○議長(平野敏弘君) それでは、休憩を解き会議を開きます。 杉本教育長。 ◎教育長(杉本秀樹君) 〔登壇〕 佐藤議員さん、今、働き方改革ということにかかわってお尋ねがありましたので、答弁をさせていただきます。 その報告書の中にも夏季休業中に3日間、学校閉庁日をしたんだけれども、ほかに先生方の超過勤務等改善策は何かしているのかというお尋ねでございました。 実際に会議の数を減らすとか時間を短くするとか、あるいは出退勤がもう簡単にできるようなシステムを入れるとか、そういったことも実際に里庄町でも行っております。やはりどうしても子供たちの指導ということで一生懸命頑張ってくださると時間が延びて延びてということになりますので、そうした教材研究にしてもお互いにつくったものをお互いで共有しながらよりよいものにしていって、そういった時間も少しでも少なくしていくとか、あるいは帰りたい方が帰れないような現場にならないように、お互いに声をかけ合ったり協力をしていくということ。 それからもう一つ、やはり学校で大きいのは生徒指導。やはりトラブルが多くあったり、先ほどもありましたけれども、いじめ等がたくさんもしあれば、その対応で子供への対応、保護者との対応という、そういうことも実際たくさん出てくると、早く帰ろうと思っても帰れません。落ちついた学校をつくっていくために、教師一丸となって協力をして指導をしていく、そういったことも含めて里庄でも今頑張ってやっているところです。 ただ、そういったことをしても、まだまだ残業の時間がたくさんある教員がいるという現状も実態としてはありますけれども、一昨年よりも昨年、昨年よりも今年度のほうが、少しずつではありますが、1人の学校に残って残業する時間は少なくはなってきている現状もございます。 以上でございます。 ○議長(平野敏弘君) 佐藤耕三君。 ◆1番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 少しずつでも改善されれば、今、先生の働くことに関して厳しい状況にあるもんですから、その辺の改善をと思います。 あと一点ですけど、学校教育の中で小学校、中学校の全国の学力テストの結果、おおむね全国レベルだということでありました。中には、この学力テストだけのために反復学習のようなことをやられてるっていうのも聞くんですけど、今里庄ではそういうことをやられてるんですか。実際にそういうことで、ただテストの点だけを上げるんであれば、これ、何の、私は効果もないと思うんです。ただ、今、人材をつくるとかそういうことも必要だと思いますけど、やはり今、中学校、小学校の時期に大切なのは人材というよりその人間一人一人の育成だと思うんですけど、そういったところで、どういうような形で学力テストに臨んでいるのかお伺いします。 ○議長(平野敏弘君) 杉本教育長。
    ◎教育長(杉本秀樹君) 〔登壇〕 学力テストですけれども、せっかくあるテストですから、これを子供たちの成長のために有効に使うということは私ども大事に考えております。ただ、今議員さんおっしゃってくださったように、学力テストだけを目指して点数を上げればいい、そういう考えはございません。その学年で子供たちが身につけるべきことをその学年できちっと身につけることができるように努力をしていくということを大事に今進めておるところでございます。 ○議長(平野敏弘君) 佐藤耕三君。 ◆1番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 テストでいい点をとるのは、それはこしたことはないですけど、それが第1の目的にならないように、その点だけ確認しておきました。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) これをもって質疑を終結いたします。 以上で報告第6号を終わります。 日程第11、陳情第1号臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情書についてを議題といたします。 事務局より議案を朗読させます。 なお、陳情の内容につきましては、皆さんのお手元に配付したとおりでございますので、省略させていただきます。 小野事務局長。 ◎議会事務局長(小野宏明君) 〔陳情第1号朗読〕 ○議長(平野敏弘君) お諮りいたします。 陳情第1号に関しましては、会議規則第92条第1項及び第95条の規定により建設福祉委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 異議なしと認めます。よって、陳情第1号臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情書については、建設福祉委員会に付託することに決しました。 日程第12、陳情第2号教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2019年度政府予算に係る意見書採択の要請についてを議題といたします。 事務局より議案を朗読させます。 なお、陳情の内容につきましては、皆さんのお手元に配付したとおりでございますので、省略させていただきます。 小野事務局長。 ◎議会事務局長(小野宏明君) 〔陳情第2号朗読〕 ○議長(平野敏弘君) お諮りいたします。 陳情第2号に関しましては、会議規則第92条第1項及び第95条の規定により総務文教委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 異議なしと認めます。よって、陳情第2号教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2019年度政府予算に係る意見書採択の要請については、総務文教委員会に付託することに決しました。 以上で本日の日程は全部議了しました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次回は9月5日午前9時30分から開会いたしますので、皆さんよろしくお願いいたします。 皆さん、大変ご苦労さまでした。            午後2時34分 散会...