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03月09日-01号

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  1. 里庄町議会 2000-03-09
    03月09日-01号


    取得元: 里庄町議会公式サイト
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    平成12年 3月定例会        平成12年里庄町議会第1回定例会会議録(第1)1. 招集年月日 平成12年3月9日(初日)1. 招集の場所 里庄町役場議場1. 開   会 3月9日 午後1時1. 出席 議員 (4番欠番)    1番 岡 本 雅 道  2番 大 内 恒 章  3番 仁 科 浩 男    5番 原 田 順 夫  6番 松 原 繁 之  7番 高 田 卓 司    8番 辻 田 勝 之  9番 徳 永 和 子 10番 平 野 敏 弘   11番 生 原 保 夫1. 欠席 議員 な  し1. 地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名   町長      佐 藤   清     助役      辻 田 光 則   助役      山 下   昇     教育長     藤 井 康 男   理事      平 田 義 尚     総務課長    唐 井 節 夫   税務課長    今 城   朗     住民課長    小見山 文 男   経済課長    大 島 一 人     建設課長    小 野 隆 生   国土調査室長  岡 本 義 昭     健康福祉課長  羽 原 由美子   水道課長    田 辺 敬 造1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名   議会事務局長  小 寺 知 義1. 議事日程   日程第1 会議録署名議員の指名   日程第2 会期の決定   日程第3 議案第 1号 里庄町介護保険円滑導入基金条例の制定について        議案第 2号 里庄町古山基金条例の制定について        議案第 3号 平成11年度里庄町一般会計補正予算(第4号)        議案第 4号 平成11年度里庄町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)        議案第 5号 平成11年度里庄町老人保健施設特別会計補正予算(第2号)   日程第4 議案第 6号 里庄町課設置条例の一部改正について        議案第 7号 里庄町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について        議案第 8号 里庄町国民健康保険条例の一部改正について        議案第 9号 里庄町国民健康保険税条例の一部改正について        議案第10号 里庄町地域し尿処理条例の一部改正について        議案第11号 里庄町老人保健施設設置条例の一部改正について        議案第12号 里庄町減債基金条例の一部改正について        議案第13号 里庄町社会教育委員設置条例の一部改正について        議案第14号 里庄町文化財保護条例の全部改正について        議案第15号 里庄町都市計画審議会条例の制定について        議案第16号 里庄町証明等手数料条例の制定について        議案第17号 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う罰則の整備に関する条例の制定について        議案第18号 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について        議案第19号 里庄町公共下水道事業特別会計設置条例の制定について        議案第20号 平成12年度固定資産税の納期の特例に関する条例の制定について        議案第21号 里庄町介護保険条例の制定について        議案第22号 里庄町介護給付費準備基金条例の制定について        議案第23号 平成12年度里庄町一般会計予算        議案第24号 平成12年度里庄町国民健康保険特別会計予算        議案第25号 平成12年度里庄町老人保健特別会計予算        議案第26号 平成12年度里庄町住宅新築資金等貸付特別会計予算        議案第27号 平成12年度里庄町育英奨学資金給与特別会計予算        議案第28号 平成12年度里庄町介護老人保健施設特別会計予算        議案第29号 平成12年度里庄町水道事業会計予算        議案第30号 平成12年度里庄町公共下水道事業特別会計予算        議案第31号 平成12年度里庄町介護保険特別会計予算   日程第5 議案第32号 モーターボート競走の施行について   日程第6 議案第33号 岡山県市町村職員退職手当組合を組織する組合市町村数の増加及び岡山県市町村職員退職手当組合規約の変更について        議案第34号 岡山県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する組合市町村数の増加及び岡山県市町村非常勤職員公務災害補償組合規約の変更について        議案第35号 岡山県市町村職員互助組合を組織する組合市町村数の増加及び岡山県市町村職員互助組合規約の変更について1. 本日の会議に付した事件   日程第1から日程第6まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後1時00分 開会 ○議長(生原保夫君) 皆さん、本日はご苦労さまでございます。 ただいまの出席議員は10名でございます。定足数に達しておりますので、これより平成12年第1回里庄町議会定例会を開会をいたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により議長において、2番大内恒章君、3番仁科浩男君を指名をいたします。 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りをいたします。 本定例会の会期は、本日から3月17日までの9日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(生原保夫君) 異議なしということでございますので、異議なしと認め、よって会期は9日間と決しました。 日程第3、この際、議案第1号里庄町介護保険円滑導入基金条例の制定についてから議案第5号平成11年度里庄町老人保健施設特別会計補正予算(第2号)まで5件を一括議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 佐藤町長。 ◎町長(佐藤清君) 〔登壇〕 町議会議員の皆様方には、3月定例議会にご出席を賜りましてありがとうございます。ただいま上程されました議案第1号から第5号でございますが、私から議案第3号の平成11年度里庄町一般会計補正予算(第4号)につきまして説明をいたします。なお、その他の議案につきましては担当課長から説明をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、議案第3号平成11年度里庄町一般会計補正予算(第4号)についてご説明をいたします。 〔議案第3号朗読〕 歳出から説明をさせていただきたいと存じます。15ページをお開きくださいませ。 1款の議会費、1項の議会費、1目の議会費に26万円の補正をお願いし、合計で6,691万3,000円となります。内訳は、13節の委託料に26万円で、会議録作成委託料でございます。 次に、2款の総務費、1項の総務管理費、5目の財産管理費に4億4,630万1,000円の補正をお願いし、合計で5億1,529万1,000円となります。内訳は、25節の積立金に4億4,630万1,000円と、財政調整基金積立金が1億4,987万7,000円。減債基金の積立金が7万3,000円、地域振興基金の積立金が3,998万2,000円、開発基金積立金が1億9,672万3,000円、土地開発基金の積立金が40万6,000円、教育施設整備改修基金積立金が4,924万円、次の古山基金積立金1,000万円でございますけれども、先日の全員協議会でご説明申し上げ、今回基金条例の制定をお願いしてるものでございます。予定どおり積み立てをいたしますと、基金の合計額は40億円余りとなります。 続きまして、6目の企画費に3,459万5,000円の補正をお願いし、合計で1億2,759万3,000円となります。内訳は、13節の委託料に527万1,000円で、地域インターネット関係ホームページ作成の委託料でございます。次に、15節の工事請負費に208万8,000円と、18節の備品購入費に2,599万6,000円でございますが、今回郵政省関係の地域インターネット導入促進事業補助金の内示がございました。今回お願いするものでございます。東西の公民館や図書館等でインターネットができる環境を整備するものでございます。なお、この事業は繰り越して12年度で事業を実施することになります。次に、19節の負担金補助及び交付金に124万円で、地方バス維持特別運行補助金でございます。 続きまして、2項の徴税費、1目の税務総務費に10万円の補正をお願いし、合計で4,400万1,000円となります。内訳は、3節の職員手当等に10万円で、職員の時間外手当でございます。 次に、3款の民生費、1項の社会福祉費、2目の老人福祉費52万5,000円の補正をお願いし、合計で2億8,957万7,000円となります。内訳は、19節の負担金補助及び交付金に52万5,000円で、岡山県西部地区養護老人ホーム組合負担金の追加分でございます。 次に、5目の介護保険費に8,765万9,000円の補正をお願いし、合計で9,694万円となります。内訳は、25節の積立金に8,765万9,000円で、介護保険円滑導入基金の積立金でございます。この基金の財源は、全額国庫補助金でございます。この補助金は、平成12年度、13年度で個人が支払う保険料が一部減免されますが、この軽減された保険料分が補助金として交付されるもんでございます。ちなみに、本人負担分は、平成12年度分が4分の1を負担、平成13年度分は4分の3を負担ということでございまして、介護保険料は所得により5段階ございます。第3段階の比準と申しておるものが3,183円ということでございます。本人が負担する保険料の免除、平成12年度は4月から9月分が免除になります。10月から3月分が2分の1の負担、平成13年度は4月から9月分、前半を2分の1負担、こういったことでございます。 次の17ページに移らしていただきまして、4款の衛生費、1項の保健衛生費、1目の保健衛生総務費に64万8,000円の補正をお願いし、合計で9,201万9,000円となります。内訳は、3節の職員手当等に59万8,000円で、時間外手当でございます。次に、19節の負担金補助及び交付金に5万円で、井笠広域斎場関係の負担金の追加分でございます。 続きまして、4目の環境衛生費に7万5,000円の追加をお願いし、合計で116万9,000円となります。内訳は、19節の負担金補助及び交付金に7万5,000円で、環境整美事業の補助金でございます。 続きまして、2項の清掃費、2目のし尿処理費に、減額の1,082万5,000円の補正をお願いし、合計で7,242万3,000円となります。内訳は、19節の負担金補助及び交付金に減額の1,082万5,000円で、岡山県西部衛生施設組合の負担金の減額分でございます。 続きまして、3項の上水道費、1目の上水道費に43万9,000円の補正をお願いし、合計で160万円となります。内訳は、19節の負担金補助及び交付金に43万9,000円、西南水道企業団負担金の追加分でございます。 続きまして、5款の農林水産業費、1項の農業費、5目の農地費に900万円の補正をお願いし、合計で1億5,534万3,000円となります。内訳は、25節の積立金に900万円で、ふるさと保全基金の積立金でございます。 続きまして、7款の土木費、1項の土木管理費、1目の土木総務費に606万2,000円の補正をお願いし、合計で8,574万3,000円となります。内訳は、19節の負担金補助及び交付金に606万2,000円で、県道の園井・里庄線の建設事業に伴う町負担分でございます。 続きまして、8款の消防費、1項の消防費、1目の常備消防費に減額の119万5,000円の補正をお願いし、合計で1億3,508万2,000円となります。内訳は、19節の負担金補助及び交付金に減額の119万5,000円で、笠岡地区消防組合負担金の減額分でございます。 続きまして、9款の教育費、2項の小学校費、3目の学校建設費でございますが、補正額はありませんけれども、財源の内訳を変更さしていただいております。西小学校の大規模改造事業に伴います国庫補助金485万3,000円と、起債の2,626万円が追加で認められましたので、当初予定しておりました教育施設整備改修基金からの繰入金3,000万円と、一般財源79万3,000円を減額するものでございます。 次の20ページに移りまして、5項の社会教育費、4目の文化ホール費でございますが、補正額はありませんが、文化振興基金の利子が予想以上に低率で推移したことから、91万円の減額となりましたので、一般財源と振りかえるものでございます。 次の6項の保健体育費、1目の保健体育総務費に36万1,000円の補正をお願いし、合計で1,354万2,000円となります。内訳は、19節の負担金補助及び交付金に36万1,000円で、スポーツ振興少年野球補助金で、永岡眼科の先生が毎年学校医の報酬全額をご寄附をちょうだいいたしております。今年もいただいたということによるものでございます。 続きまして、歳入の説明をいたします。10ページをお開きをいただきたいと存じます。 1款の町税、1項の町民税、1目の個人町民税に623万3,000円の補正をお願いをし、合計で3億5,018万円となります。内訳は、1節の現年課税分623万3,000円で、所得割の追加分でございます。 次に、2目の法人町民税に8,550万円の補正をお願いし、合計で2億3,182万6,000円となります。内訳は、1節の現年課税分が8,550万円でございまして、法人税割の追加分でございます。 続きまして、2項の固定資産税、1目の固定資産税に1,250万円の補正をお願いし、合計で7億3,899万5,000円となります。内訳は、1節の現年課税分に1,250万円で、現年課税分の追加分でございます。 続きまして、4項の町たばこ税、1目の町たばこ税に減額の1,077万2,000円をお願いし、合計で5,120万円となります。内訳は、1節の現年課税分に減額の1,077万2,000円、現年課税分の減額分でございます。 次のページに移りまして、4款の地方消費税交付金、1項地方消費税交付金に減額の238万6,000円の補正をお願いし、合計で1億137万2,000円となります。内訳は、1節の地方消費税交付金に減額の238万6,000円で、地方消費税の交付金の減額分でございます。 続きまして、5款の自動車取得税交付金、1項の自動車取得税交付金、1目の自動車取得税交付金に減額の126万7,000円をお願いし、合計で1,768万1,000円となります。内訳は、1節の自動車取得税交付金に減額の126万7,000円でございます。 続きまして、6款の地方特例交付金、1項の地方特例交付金、1目の地方特例交付金に3,082万9,000円の補正をお願いし、合計で3,092万9,000円となります。内訳は、1節の地方特例交付金に3,082万9,000円で、交付金額の確定に伴います追加分でございます。 続きまして、7款の地方交付税、1項の地方交付税、1目の地方交付税に2億6,035万1,000円の追加をお願いし、合計で11億3,035万1,000円となります。内訳は、1節の地方交付税に2億6,035万1,000円で、交付税の追加分でございます。 次のページに移りまして、11款の国庫支出金、2項の国庫補助金、1目の民生費国庫補助金に8,765万9,000円の補正をお願いし、合計で1億134万8,000円となります。内訳は、3節の介護保険費補助金に8,765万9,000円で、介護保険の円滑導入補助金でございます。この補助金は、歳出でご説明しましたように、本人負担の保険料は平成12年度は4分の1を負担、平成13年度は4分の3を負担するということで改善された保険料分がこの補助金でございます。 次に、3目の教育費国庫補助金に459万3,000円の補正をお願いし、合計で4,686万3,000円となります。内訳は、2節の学校建設費補助金に459万3,000円で、西中学校の大規模改造事業補助金の追加分でございます。 次の4目の総務費国庫補助金に1,111万8,000円の補正をお願いし、合計で4,413万6,000円となります。内訳は、3節の企画費補助金に1,111万8,000円で、地域インターネット導入促進事業の補助金でございます。今回郵政省所管の事業として採択を受けまして、公民館、図書館等にパソコンを購入するものでございます。12年度へ繰り越して事業を実施するものでございます。 続きまして、13款の財産収入、1項の財産運用収入、2目の利子及び配当金に減額の454万円をお願いし、合計で1,231万円となります。内訳は、1節の利子及び配当金に減額の454万円で、減額するものは財政調整基金の12万4,000円、開発基金の327万8,000円、地域振興基金の1万9,000円、文化振興基金の91万円、教育施設整備改修基金の76万1,000円でございます。増額をお願いいたしますのは、減債基金の7万2,000円、土地開発基金の40万5,000円、環境整美基金の7万5,000円でございます。 13ページに参りまして、14款の寄附金、1項の寄附金、1目の総務費寄附金に1,000万円の補正をお願いし、合計で1,000万円となります。内訳は、1節の一般管理費の寄附金に1,000万円で、古山家からの寄附金でございます。 次の2目の教育費寄附金に36万円の補正をお願いし、合計で36万円となります。内訳は、2節の保健体育費寄附金に36万円で、永岡先生から学校医の報酬をご寄附いただいたものでございます。 続きまして、15款の繰入金、1項の基金繰入金、3目の教育施設整備改修基金繰入金に減額の3,000万円の補正をお願いし、合計で5,800万円となります。内訳は、1節の教育施設整備改修基金繰入金で、減額の3,000万円でございます。これは歳出でご説明いたしましたけれども、国庫補助金並びにそれに伴います起債を認められまして増額になりました。基金からの繰入金を減額するというものでございます。 続きまして、16款の繰越金、1項の繰越金、1目の繰越金に7,103万3,000円の補正をお願いし、合計で3億3,576万8,000円となります。内訳は1節の繰越金に7,103万3,000円で、前年度からの繰越金でございます。 続きまして、17款の諸収入、2項の町預金利子、1目の町預金利子に減額の91万9,000円の補正をお願いし、合計で308万3,000円となります。 4項の収益事業収入、1目の競艇事業収入に減額の118万7,000円の補正をお願いし、合計で1,384万3,000円となります。内訳は、1節の競艇事業収入に減額の118万7,000円で、備南競艇の市町村交付金が減額されたものでございます。 続きまして、18款の町債、1項の町債、2目の教育債に2,620万円の補正をお願いし、合計で7,620万円となります。内訳は、1節の西中学校大規模改造事業債に2,620万円で、大規模改造事業債1,020万円、減税補てん債が1,600万円が追加認定されたものでございます。 次の5目の総務債に1,870万円の補正をお願いし、合計で1,870万円となります。内訳は、1節の地域インターネット導入促進事業債1,870万円でございます。この財源は、12年度へ繰り越しをすることとなります。 続きまして、6ページをごらんいただきたいと存じます。 第2表の繰越明許費の説明をさしていただきます。 2款の総務費、1項の総務管理費、事業名が地域インターネット導入促進事業、金額は3,335万5,000円でございます。歳出で説明をいたしましたように、郵政省の補助を受けまして、公民館、図書館等でインターネットができる環境を整備する事業で、財源を12年度に繰り越しまして実施するものでございます。 次の7款土木費、2項の道路橋梁費、事業名が道路新設改良事業、金額が2,393万円でございます。これは、議員の皆様にも大変ご協力をいただき進めております道路の新設改良事業でございますが、これは用地交渉がほぼ完了しておりますところの八ッ的の町道23号線、それから浜中の町道36号線等の工事請負費などでございます。 続きまして、第3表地方債補正でございますが、1の追加で起債の目的が地域インターネット導入促進事業債、限度額は1,870万円、起債の方法は普通貸し付け、または証券発行、利率は4%以内、償還の方法は政府資金その他を借り入れる場合は、その融資条件によると。ただし、財政の都合により償還期限を短縮し、もしくは繰上償還、または低利率債に借りかえすることができるとしております。 次の減税補てん債は、限度額1,600万円で、起債の方法、利率、償還の方法は、さきに申し上げました同じ内容でございます。 次に、2の変更についてでございますが、西中学校の大規模改造事業債で、限度額の変更のみをお願いいたしております。補正前が5,000万円でございました。補正後が6,020万円ということでございます。 以上で平成11年度一般会計補正予算(第4号)の説明を終わらしていただきます。よろしくご審議、適切なご決定を賜りますようお願いを申し上げます。 なお、ちょっと落としましたが、私が説明した後、課長と助役ということで説明をさしていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(生原保夫君) ちょっと待って。日程表の中に印刷違いがございますので、訂正をお願いをいたします。 議案第4号平成11年度里庄町老人保健特別会計補正予算(第3号)となってございますが、この老人保健という名称を国民健康保険特別会計補正予算と、訂正をお願いをいたします。 羽原課長。 ◎健康福祉課長(羽原由美子君) 〔登壇〕 それでは、上程されました議案第1号につきましてご説明をいたします。 〔議案第1号朗読〕 この条例は、介護保険の円滑な実施のための対策として、高齢者保険料の特別措置といたしまして、先ほど町長からも説明を申し上げましたが、1号被保険者の保険料を平成12年4月から9月までは徴収しない。平成12年10月から平成13年9月までは半額に減額する。また、この財源は国が負担するという特別措置でありまして、臨時特例交付金が11年度において、12年度、13年度分が交付されますので、それを基金として積み立てるというものでございます。 ご審議をいただきまして、適切なご決定を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(生原保夫君) 唐井総務課長。 ◎総務課長(唐井節夫君) 〔登壇〕 失礼します。それでは、私の方から議案第2号の説明をさしていただきます。 最初に朗読をいたします。 〔議案第2号朗読〕 この基金条例ですけれども、古山前町長の奥様からご寄附をいただきました1,000万円を、基金として積み立てるものでございます。よろしくお願いします。 ○議長(生原保夫君) 小見山課長。 ◎住民課長(小見山文男君) 〔登壇〕 それでは、議案第4号についてご説明申し上げます。 〔議案第4号朗読〕 それでは、5ページの歳出の方からご説明をいたします。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、補正額2万3,000円、合計が447万3,000円でございます。25節積立金2万3,000円、財政調整基金の利子を積み立てるものでございます。 次に、3款の老人保健拠出金、1項老人保健拠出金、1目老人保健医療費拠出金、補正額が202万1,000円、計1億7,191万4,000円。19節負担金補助及び交付金202万1,000円、薬剤一部負担保険者負担増相当額補助事業ということでありますが、平成11年7月から実施されております老人保健制度の薬剤一部負担に関する臨時特例措置に伴う老人医療費の波及によるところによります国保財政への影響に対しまして、国が講じる所要の措置でございます。保険税負担への影響はございません。 それでは、4ページの歳入についてご説明いたします。 3款国庫支出金、1項国庫負担金、2目療養給付費等負担金、補正額が80万9,000円、計1億5,841万円。1節現年度分80万9,000円、療養給付費の現年度分の追加分でございます。 次に、3款の国庫支出金、2項国庫補助金、1目財政調整交付金、補正額20万2,000円、計3,800万2,000円。1節普通調整交付金が20万2,000円、普通調整交付金の追加分でございます。 それから、3目の国民健康保険特別対策費補助金、補正額が101万円、計で101万円。1節特別対策費補助金が101万円、先ほどの薬剤の国庫負担分であります。 次に、7款の財産収入、1項財産運用収入、2目の利子及び配当金、補正額が2万3,000円、計3万3,000円。1節の基金利子2万3,000円、財政調整基金の利子の追加分でございます。 以上でご説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願いいたします。 ○議長(生原保夫君) 辻田助役。 ◎助役(辻田光則君) 〔登壇〕 失礼いたします。引き続きまして、議案第5号についてご説明をいたします。 まず、議案を朗読いたします。 〔議案第5号朗読〕 4ページ、5ページをお開きいただきたいと思います。 まず、5ページの歳出でございますが、1款総務費、1項施設管理費、2目財産管理費、25節積立金に1,189万9,000円の補正をお願いし、合計1,218万9,000円といたしております。これを老人保健施設の財政調整基金として積み立てておきたいということでございます。 続きまして、4ページの歳出でございますが、先ほどの歳出の積立金の財源につきましては、前年度の繰越金1,200万円と、今までに積み立てておりました老人保健施設事業財政調整基金の利子18万9,000円といたしております。これで、11年度末での老人保健施設事業財政調整基金は7,761万2,000円ということになると、予定いたしております。 以上で説明を終わらしていただきます。どうぞよろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(生原保夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。 なお、質疑、討論、採決は次会の本会議で行いますので、ご了承いただきたいと思います。 日程第4、議案第6号里庄町課設置条例の一部改正についてから議案第31号平成12年度里庄町介護保険特別会計予算まで26件を一括議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 佐藤町長。 ◎町長(佐藤清君) 〔登壇〕 引き続きお世話になります。ただいま上程されました議案第6号から第31号まででございますが、私は議案第23号平成12年度里庄町一般会計予算を中心に、議案第24号から31号までの特別会計予算について説明をさしていただきます。 それでは、議案第23号平成12年度里庄町一般会計予算について説明を申し上げます。 さて、今日我が国は、長期にわたる景気低迷から依然抜け出ておりません。高い失業率が続いておりまして、経済構造の改革、国際的な企業の合併等、大きな変革のときに直面をいたしております。同時に、経営状況の二極化が進んでおりまして、情報関連の先端産業の急激な成長というものと、重厚長大といいますか、従来のその重厚長大の製造業の足踏みというような二極化の状態を迎えておるのでございます。 その一方で、日本は少子・高齢社会に向かいまして、他国に例のないスピードでそのテンポを早めてると、我が岡山県でも高齢化率が19.6%と、5人に1人が高齢者というような社会となっております。高齢者の介護を高齢者が行うというような事態も珍しくない状態となっておるのでございます。また、少子化も引き続き進行いたしております。出生率の低下、あるいは結婚を望まない若者の増加というようなことによりまして、青少年人口は減少傾向にございます。このまま推移いたしますと、生産人口は減少しまして高齢者が増大するということになりまして、年金制度は崩壊、社会の活力が失われるということは明らかでございます。 ところで、西暦2000年とミレニアムの年を迎えましたことしは、私どもの町の里庄町にとりましても町制施行50周年という記念すべき大きな節目の年を迎えたわけでございます。また、新年度から、ご承知のように地方分権一括法が本格的に施行されるということでございまして、従来の国、県、市町村の関係というものは、上下関係から並列関係と対等の関係となって、本当の意味での地方自治を目指しての歩みが、いよいよ始まるということになるわけでございます。同時に、国際化、広域化等への対応も強く求められておりまして、具体的で的確な対応が必要となってまいっておるわけであります。 このような状況を背景にいたしまして、平成12年度の予算編成に当たりましては、21世紀の長期的な展望も踏まえまして、かつ町制施行50周年という記念すべき年を町の発展、充実への出発の年と位置づけまして、国、地方合わせて640兆円もの借金を返すというような、国民総生産を上回る債務を抱えた国の財政状況、あるいは県の財政状況等も考慮しながら、予算編成に取り組んだところでございます。もちろん経常的経費の見直し、スクラップ・アンド・ビルドによる必要度の低くなった事業の統廃合、そして重点目標に沿った財源の重点的な配分、そういったことを行いまして、町民の皆様の幸せにつながると、そして町民がお互いにいたわり合って、励まし合って心の通うまちづくりを目指しまして、次の5項目を柱といたしまして予算編成を行ったところでございます。 第1の柱は、住みよいまちづくりのための生活基盤の整備でございます。公共下水道事業の本格的な着手、あるいは8路線プラス1を中心としました基幹町道の整備、ケーブルテレビの町内全戸への敷設、全町での分別収集、リサイクル化の推進、美しい森の整備充実、そういったことを中心に進めたいと思います。 第2点は、心の通うまちづくりに向けた福祉の充実でございます。一つは介護保険法の実施に伴うきめの細かいその支援体制を確立する、在宅介護支援センターの機能を充実する、社会福祉協議会の機能を強化しまして、サービスを充実をしてまいりたいというふうに考えております。 第3点は、次代を担う青少年の健全育成の推進でございます。いわゆる人づくりでございます。従来から行っております中学生の海外研修派遣と、中学校の調理場の改造工事、中学校の自転車置き場のフェンスの取りかえ工事、あるいは西小学校の体育館の屋根の漏水しておりますものの補修工事、東小の本館と新館との間が漏水しておりますそれの改修工事、そういった等々でございます。 4番目は、町の将来を展望した事業計画の策定と事業の推進でございます。一つは、町制50周年の記念事業、これもそういった観点に立って行いたいということでございまして、記念式典あるいは町報の縮刷版、記念はがき、スポーツフェスティバル、フォトコンテスト、キャラクターの募集とか分館掲示板の作成、その他いろんな記念事業を通じて、町民の側に立った、皆さんとともに喜べる事業、そして将来も発展できるような事業を考えてまいりたいと思います。 それから、町政の振興計画を作成すると、これは平成21年度までの10年間を見渡して、町の発展をどう位置づけていくかということで、今素案づくりをしておりまして、また議員の皆様方にもご意見をちょうだいしたいというふうにも思っておるところでございます。 それから、総合運動公園の事業でございます。これも記念の事業の一つでもありますが、長期的にはこれをスタートとしてやるということでございまして、基本構想、基本計画を作成をする。 それから5点目は、町が輝くため、そして高齢者、女性等が輝いて積極的に社会参加をいただくような、そういう推進をしたいということでございます。一つは、ミニシルバー人材センターを新しく設置いたしました。高齢者を生きがいを持って参加をまちづくりにしていただくと。それから、女性が安心して働けるようないろんな条件を整備をしてまいりたいと、同時に女性の積極的な登用と活動の促進も図ってまいりたいということでございます。 以上、申し上げました5項目といいますか、5点を柱といたしまして、町政を推進し、そして町民の皆さんにとって快適で幸せのあふれる心の通うまちづくりに全力を尽くす所存でございます。 さて、本年度の一般会計予算でございますが、総額は33億189万5,000円でございます。前年度当初予算の額が31億1,710万6,000円でございますから、1億8,478万9,000円の増加でございまして、パーセントにしますと5.9%増というふうになっております。 それでは、まず歳入から説明を申し上げます。 町税では、町民税、固定資産税、軽自動車税、町たばこ税ともに前年度の実績などを考慮して計上をいたしております。冒頭申し上げましたように、長引く景気の低迷によりまして、町民税は4億6,204万8,000円を計上いたしておりますが、前年度より2,822万5,000円の減収を見込んでおりまして、特に法人町民税につきましては企業の景気低迷によりまして利益が上がらないということから、5年連続して減額を見込んで、1億3,166万1,000円といたしております。 また、町のたばこ税につきましても、健康志向などから町内での購入本数は大幅に減少いたしております。前年度対比で申しますと、1,157万円減額の5,040万2,000円ということになっております。 次に、地方譲与税でございますが、自動車重量譲与税1,800万円、地方道路譲与税1,050万円、前年度実績を考慮して計上いたしたものでございます。 利子割交付金、地方消費税交付金自動車取得税交付金は、県が示しました試算表に基づきまして算出をいたしておりまして、利子割交付金が5,460万1,000円、地方消費税交付金が1億534万2,000円、自動車取得税交付金が1,748万3,000円を計上いたしております。 14ページに移りまして、地方特例交付金でございますが、昨年度新設されたものでございまして、3,147万1,000円、地方交付税につきましては前年度の実績を勘案しまして、10億円程度は確保できるものと考えておりまして、そのうち8億9,000万円を当初予算に計上いたしたところでございます。 交通安全対策特別交付金は、100万円を計上いたしております。 分担金及び負担金では、老人保護措置費が介護保険の関係で前年度と比べまして10分の1以下の148万6,000円と、大幅に減額をいたしております。次の児童措置費負担金で5,150万円が主なものでございます。 使用料及び手数料では、下水道、住宅、幼稚園、文化ホール等の使用料と諸証明、住民基本台帳、戸籍手数料等で、前年の実績を考慮して2,797万4,000円を計上いたしております。下水道使用料では、浜中団地とグリーンクレスト団地の均衡を図るため、グリーンクレスト団地の基本料と超過使用料を減額をいたしておりまして、関係の条例も提出いたしておりますのでよろしくお願いを申し上げます。また、地方分権一括法の施行に伴います狂犬病予防関係手数料が、新たに加わっております。 次に、国、県の支出金は、それぞれ事業に関連して交付されるものでございますが、主なものを説明いたしますと、まず国庫負担金では、身体障害者更生援護施設措置費893万1,000円、老人保護措置費586万6,000円、保育所の児童措置費5,254万5,000円、被用者児童手当負担金が1,889万3,000円と、老人保健事業の343万4,000円というものが主なものでございます。老人保護措置費は、介護保険絡みで、前年に比べ10分の1程度の計上というふうになっております。 国庫補助金では、介護関係の694万1,000円、かすみ、里見の両保育園で実施しております延長保育促進基盤整備事業が280万円、中学校の給食施設ドライシステム化に伴うものが160万円と233万円、委託金では今年衆議院の議員の選挙がございますので、関係分560万円等でございます。 県支出金、県負担金につきましては、老人保護措置費は国庫負担金と同様に、介護保険絡みで293万3,000円と、前年に比べ10分の1程度となっておりまして、保育所児童措置費2,627万2,000円、老人保健事業343万4,000円等となっております。 県補助金につきましては、重度身体障害者医療費1,049万7,000円、在宅介護支援センターの運営事業費439万2,000円、介護予防生活支援事業が312万円、家族介護支援事業が35万円、乳幼児医療費が368万4,000円、特別保育事業等が681万1,000円、合併処理浄化槽の助成が902万円、老朽ため池補強事業の助成が854万円、松くい虫の伐倒駆除135万1,000円、松くい虫空中散布が194万6,000円、里庄美しい森道路整備事業430万円等となっております。 委託金では、賦課徴収費委託金が1,069万8,000円、5年の1回の国勢調査の委託金400万円が主なものでございます。 財産収入では、開発基金等の各種基金の利子823万円が主なものでございます。 繰入金につきましては、起債の元利償還に充てるために減債基金から3,000万円、CAテレビのケーブルテレビの全戸の配線事業に充てるために地域振興基金4,000万円、中学校食堂のドライ化事業等に充てるために教育施設整備改修基金から1億4,000万円、運動公園基本構想計画や下水道事業繰り出しに充てるため開発基金から7,500万円、今年度から事業に着手します下水道事業関係で笠岡市などに負担しますものを財政調整基金から1億5,500万円繰り入れる予定でございます。 繰越金は、前年と同額の6,000万円を計上いたしております。 諸収入については、歳計現金預金利子183万円、平成8年度に地域総合整備資金貸付事業として株式会社サンラヴィアンに貸し付けを行いました元利収入2,500万円、備南競艇事業組合の市町村交付金が1,384万3,000円、文化ホールのチケット売上代が1,000万円、雑入には指定のごみ袋の販売代の614万円等を計上いたしております。 町債は、今年度当初では予定がございません。 次に、歳出につきましてご説明を申し上げます。 議会費につきましては、議長交際費を10万円減額いたしておりますが、ほかは経常経費のみの計上であります。 総務費では、一般管理費において社会の情勢、町の財政状況等をかんがみまして、町長交際費を3年連続で減額しまして、前年に比べ10万円の減額といたしております。 また、一昨年来パソコンを導入いたしまして、給与、財務管理などの内部情報化の促進を図ってきたところでございますが、ケーブルテレビの全戸配線事業、さらには郵政省関係の補助を受けました環境整備を進めまして、情報の共有化、高度化を推進するために、パソコンの増設などを考えております。 文書広報費では、ケーブルテレビ全戸配線事業が開設されるのに伴いまして、町の行政PR番組を作成するための経費189万円を予定いたしております。 財産管理費では、財政調整基金、減額基金等の利子分を計上いたしております。昨今の低金利でございますので、590万円を予定いたしております。 次に企画費でございますが、今年度は町制施行50周年に当たりますので、冒頭申し上げました記念式典、町報の縮刷版、記念はがき、スポーツフェスティバル等の記念事業関係費、町振興計画パンフレット作成、蛍の里調査費、総合運動公園基本構想、基本計画、CAテレビの全戸配線事業の負担金等で、企画費全体では1億372万3,000円と計上いたしております。 徴税費では、昨年からお願いいたしております固定資産税の現況調査委託料として1,297万6,000円、固定資産宅地評価事務委託料が529万円、住民税、固定資産税の電算委託料や固定資産税の課税明細書作成委託料1,141万5,000円などを計上いたしております。戸籍住民基本台帳費では、除籍検索発行システム使用料319万5,000円、住基システム使用料1,078万円などを計上いたしております。 次に、選挙費では、衆議院選挙の費用6,007万5,000円、県知事選挙638万6,000円などを計上いたしております。 統計調査費では、今年度が5年ごとの国勢調査の年に当たります。その関係経費等を計上いたしておるところであります. 民生費では、社会福祉総務費に障害者に係るデイサービス、短期入所、在宅者タイムステイ事業委託金55万1,000円、町社会福祉協議会では今年度から本格稼働しますミニシルバー人材センター、従来から実施しております家事型のヘルパー派遣事業に加えまして、介護保険指定事業者としてホームヘルパー派遣事業、町からの受託事業の増加などから職員2名を増加を考えておりまして、今年度の補助金は3,117万1,000円、身体障害者住宅改造助成事業補助金199万8,000円、国民健康保険特別会計繰出金が1,895万2,000円、国民健康保険基金基盤安定繰出金が1,070万円を計上いたしております。 老人福祉事業につきましては、ことしの9月に佐藤チサノさんが満100歳になられます。その長寿お祝い金を30万円、在宅介護支援センターの運営事業の委託料597万4,000円、軽度援助配食サービス、外出支援サービス、リフト車の購入等でございますが、家族介護用品の支給等の計789万4,000円、町社会福祉協議会の委託事業となります。 繰出金では、老人保健特別会計へ5,118万2,000円、介護保険特別会計へ5,607万円を計上いたしております。 社会福祉施設費では、防犯灯設置工事費が240万円、昨年より増加をさしていただいております。 児童福祉費でございますが、保育所の法外援護費1,424万5,000円、特別保育事業1,400万円、さらに乳幼児医療費を6歳まで無料ということでございまして、4年目になりますけれども、それに伴いますところの乳幼児医療費1,470万円、保育所の児童措置費1億8,975万円、児童手当2,624万円を計上いたしております。 次に、衛生費でございますが、保健衛生費では、老人保健事業費として2,351万4,000円、また町民の疾病予防健康管理を推進すべき諸経費1,231万6,000円、井笠広域斎場関係の負担金が390万8,000円を計上いたしております。 清掃費では、指定ごみ袋の購入費774万9,000円、廃棄物の収集委託料が一般廃棄物で、また13種類の分別等でございます、4,080万8,000円。岡山県西部環境整備施設組合の負担金が4,771万4,000円、資源回収推進事業補助金200万円、ごみステーションの設置補助金が200万円、家庭用の生ごみの処理機器の設置事業補助金が100万円、岡山県西部衛生施設組合の負担金が7,444万1,000円、合併処理浄化槽の設置助成金が1,353万円などを計上いたしております。 農林水産業費でございますが、農業費には経常的なもののほかに、休耕田などを活用しまして一寸ソラマメの試験栽培費用の10万円、また井笠地区の農業共済事務組合の負担金69万6,000円を計上いたしております。 畜産業費では、今年度全日本ホルスタイン共進会が11月2日から5日まで、灘崎町のサウスヴィレッジで開催されます。この負担金の42万5,000円でございます。これを計上さしていただいております。 次に、農地費でございますが、今年度も農道の整備、水路の改良、ため池整備等につきましては、皆様方のご協力を賜りながら積極的に整備を進めたいと考えておるところでございます。 林業費では、虚空蔵山系の松くい虫の防除、空中散布委託料274万1,000円、伐倒駆除委託料が180万2,000円、保健保安林の植樹管理委託料が250万円、里庄美しい森進入道路の舗装工事1,000万円などを計上いたしております。 商工費では、4月15、16日に開催されます岡山桃太郎祭りに参加をいたしますので、関係費150万円、商工会補助金が700万円、夏祭り里庄補助金500万円、中小企業融資制度保証料補給金105万9,000円を計上いたしております。また、街路灯協議会で3カ年計画として実施しておりました街路灯のポール、電灯の取りかえは完了いたしましたが、今年度からは里庄町の玄関口であります里庄駅周辺等を中心に街路灯を新設をするということで、街路灯の特別整備事業補助金200万円を計上さしていただいております。 国土調査費につきましては、経常経費3,084万3,000円を計上いたしております。今年度は、浜中地区の測量関係分が終了いたしました。次工程でありますところの面積確定に向けまして、県、国へ提出しました。今年度中には国から認証を受けました。13年度には最終工程であります法務局へ送付することになります。また、次に調査をする地区の前の準備をするとともに、着手認可の申請を予定をいたしております。 道路維持費につきましては、各分館から修繕箇所の申請が提出されたもので、早急に修理しなければならないものにつきましては計画的に進めておりまして、その経費として4,000万円、小規模の修繕関係では、原材料費として500万円を計上いたしております。 道路新設改良につきましては、できる箇所から実施してまいっておりましたが、議会の皆様や町民のご協力を得まして、積極的に取り組みたいと考えております。格段のご協力を賜りますように、よろしくお願いを申し上げます。予算内容につきましては、設計委託料が1,000万円、工事費が4,000万円、用地購入費が1,900万円などを計上いたしております。 路線につきましては、一昨年から実施しております8プラス1の路線を中心としますところの幹線道路の改良整備を実施いたしていきたいと存じております。 河川につきましては、河川土砂の除去工事及び河川維持補修工事費に300万円を計上いたしております。 国道、県道の改良、河川の改修等につきましては、国、県の力をかりるよう努力をいたしておりまして、できるだけ多く整備したいと考えておるところであります。 次に、下水道費でございますが、公共下水道特別会計の繰出金2億2,065万9,000円を計上いたしております。 次に、消防費では、笠岡地区消防組合負担金1億4,044万8,000円のほかに、計画的に実施しております消防施設等の充実のため、今年度は可搬ポンプ1台、消火栓の新設4カ所を考えております。今年度も全般的には消防団、婦人防火クラブ等を中心に、火災予防の徹底をお願いしてまいりたいと考えております。 教育費の事務局費では、経常的経費のほかに、幼稚園、小学校、中学校に配置しております英語指導助手の報償費511万2,000円、国際交流を行い、視野を広め、次代を担う青少年の育成を目的とした中学生の海外派遣研修旅費660万円、科学振興仁科財団の運営費並びにパソコン教室等を行うための経費といたしまして、補助金が1,794万4,000円などを計上いたしております。 次に、小学校費では、昨年児童2人に1台のコンピューター22台を整備をさしていただきました。今後は、光ファイバーケーブルの接続、岡山情報ネットワーク、ホームページの開設など、有効に利活用を推進していきたいと考えておるところでございます。工事関係では、東小では新館と本館の取り合い部分の改修工事費として45万2,000円、西小ではガス警報器の取りかえ、体育館の屋根の補修、駐車場の増設工事等で、227万3,000円を計上いたしております。 中学校費におきましても、昨年生徒1人に1台のコンピューター40台を整備いたしました。小学校同様、有効に活用してまいりたいと存じておるところでございます。工事関係では、体育館のどんちょう、電気工事、自転車置き場南側のフェンス工事などで567万9,000円を計上さしていただいております。学校建設費では、給食調理場のドライシステム化を図り、働きやすく、それにも増して衛生的によい環境の整備をするための事業費としまして、1億3,676万9,000円を計上さしていただいております。 次に、幼稚園費でございますが、経常的な経費のみでございます。 社会教育費では、岩村のコミュニティー広場に休憩所、トイレ工事を行うもので230万円、各種イベントで使用しますアンプ一式が95万8,000円、虚空蔵大学を初めとしますところの各種公民館講座の開設、施設の維持管理の費用を計上いたしております。 公民館費では、分館の掲示板を取りかえるということで159万6,000円、50周年の記念の年でありますので、分館活動奨励金、それぞれの分館でいろいろとこれを機に活動を促進していただくということで300万円を、分館活動奨励金のほかに活性化資金ということで計上さしていただいております。 文化ホール費では、各種ショー等の関係費が3,000万円、図書館費では図書の購入費1,000万円等のものでございます。 保健体育費では、スポーツの振興とスポーツクラブ育成のためのスポーツ振興の補助金300万円、備南武道振興会への工事費を含めて98万9,000円などを計上さしていただいております。 公債費では、前年度当初に比べまして、2,950万円減の2億9,000万円ということで、予算全体に占める割合は8.8%となっております。 最後に、予備費は1,000万円を計上いたしております。 また、町の将来の発展と健全財政運営のための財政調整基金は、11年度末では6億5,180万円余り、減債基金は2億8,950万円余り、開発基金は15億2,500万円余り、教育施設整備改修基金は4億1,390万円余り、ふるさと保全基金が5,000万円、古山基金が1,000万円となっております。その他の特定目的の基金の11年度末の現状は、文化振興基金が6億1,410万円余り、いきいき里庄の基金が1億円、スポーツ振興基金が1億円、環境整美基金が5,000万円、土地開発基金は土地と預金で1億630万円余りで、基金の合計は40億円余りとなっております。着実な行政が推進できるものと確信をいたしておるところでございます。 これで一般会計の説明を終わらしていただきます。 続きまして、議案第24号平成12年度里庄町国民健康保険特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。 ご案内のとおり、介護保険法の施行に伴いますところの関係政令の整備に関する政令が公布されました。国民健康保険制度につきましても所要の改正が行われております。介護納付金の納付に関する事務が新設されました。平成12年度から介護保険第2号被保険者である被保険者に、介護分の保険税が新たに課税されることになっております。これを受けまして、本年度の当初予算は歳入歳出予算総額6億1,066万8,000円、前年度に比べまして8,624万8,000円の増額、16.6%の増の予算となっております。 歳出では、療養諸費の一般医療費の関係分を1億8,713万1,000円、退職者医療費関係分を1億8,367万2,000円、また高額医療費は2,633万4,000円、1,200万円と、それぞれ計上さしていただいております。 出産育児一時金は、1件当たり30万円の12件分を想定しまして360万円、葬祭費は1件当たり3万円でございまして、60件分を180万円計上さしていただいております。 老人保健医療費の拠出金につきましては、介護保険移行分に伴う減額を勘案しまして、前年度と比べまして339万9,000円の減額の1億5,213万4,000円を計上いたしております。 新設の介護納付金は、2号被保険者1人当たり負担額は2万8,915円、2号保険者は842人でございまして、総額2,434万7,000円となっております。 次に、歳入では、国保税につきましては一般被保険者医療給付費分を1億5,809万8,000円、一般被保険者介護納付金が833万2,000円、退職被保険者医療給付費分が5,864万円、退職被保険者介護納付金分が389万円としまして、合わせて2億2,896万円を計上いたしております。 国庫負担金は1億4,697万7,000円、国庫補助金は3,753万4,000円、また退職者医療に充当されます療養給付費交付金は1億6,433万1,000円を計上いたしております。 繰入金につきましては、軽減保険税分の保険基盤安定の繰入金1,070万円、出産育児一時金等の繰入金が240万円、財政安定化支援事業の繰入金が872万円ほか、事務費繰入金が783万2,000円計上いたしております。 いずれにいたしましても、9月の本算定で税と医療費等を再試算をいたしまして、国保税の税率につきまして検討をしなければならないと考えておるところでございます。 なお、この予算の内容につきましては、2月28日の国保の運営協議会でご了承をいただいておることを申し添えておきます。 次に、議案第25号平成12年度里庄町老人保健特別会計予算についてご説明をいたします。 この会計は、老人保健法に基づきまして、原則として70歳以上の人を対象に医療給付を行うものでございますが、本年度の予算編成におきましては、高齢化による受給者数の増加に伴う医療費の増加分と、介護保険への移行による医療費の減額分等を勘案しまして、総医療費を積算いたしておるところであります。 歳入歳出の総額は8億9,142万2,000円でございます。前年度と比べまして1億8,723万2,000円の減額、17.4%減の予算となっておるわけでございます。 歳出では、医療給付費を17.6%減の8億7,708万1,000円、医療費の支給費を6.8%増の616万2,000円に計上しております。 歳入では、支払基金の交付金6億932万4,000円、国庫負担金1億8,473万円、県負担金4,618万3,000円ほか、一般会計からの繰入金5,118万2,000円を計上いたしております。 続きまして、議案の第26号平成12年度里庄町住宅新築資金等貸付特別会計予算についてご説明をいたします。 本年度の歳入歳出予算の総額は、22万3,000円といたしております。一般会計からの繰入金2万円、貸付金の元利収入に20万円を計上いたしておりまして、貸付金の償還事務費に充当を予定いたしております。 続きまして、議案第27号平成12年度里庄町育英奨学資金給与特別会計予算について説明をいたします。 歳入につきましては、寄附金が1,000円、前年度の繰越金が977万7,000円、諸収入の預金利子が2万9,000円を計上いたしておりまして、合計で980万7,000円といたしております。 歳出は、運営審議会委員の報酬が3万9,000円、奨学金が115万2,000円、予備費が861万6,000円といたしております。平成12年度の奨学生は、13名を予定いたしております。内訳は、高校3年生が6人、2年生が3名、1年生が4名というふうになっております。なお、育英奨学資金の給与額は、月額が8,000円といたしておりまして、兄弟2人以上給付の場合には2人目は半額ということで給付をいたしております。 次に、議案第28号里庄町介護老人保健施設特別会計予算について説明をいたします。 まず初めに、歳入でございますが、平成12年4月から始まりますところの介護保険制度に伴いまして、従来の款、項、目、節の名称、施設療養収入が施設サービス収入に変更となります。平成12年度は、入所者延べ2万6,280人、1日平均を72人と考えておるところであります。通所者は延べ3,600人、1人平均が15人、月に20回というふうに推計をいたしております。予算計上いたしました介護保険施設サービス収入及び施設利使用料及び手数料が3億3,321万4,000円、前年度繰越金の1,000万円と合わせまして、3億4,321万4,000円が歳入の主なものでございまして、歳入総額の99.7%になります。 次に、歳出でございますが、1款の総務費では、施設長と職員4名の人件費を初め、施設の管理運営に要する光熱費等の需用費と委託料の合計が6,363万5,000円、86.2%を占めております。また、今年度は、介護保険制度の開始に伴います介護保険システムの導入、入所者によりよいサービスを提供するために、ヨーグルトの製造機の購入を予定をいたしております。 2款の施設費では、入所者の看護、介護にかかわるもので、前年度に引き続き高度な技術提供と合理的経営のために、医療法人萌生会へ委託する予定でございます。介護、看護部門の職員の内訳は、看護婦11名、介護職員27名、ケースワーカー2名、作業療法士2名、栄養士3名、調理員5名の計50名でございます。この職員数は、今年度より始まります介護保険制度上の第1型の介護老人保健施設として運営条件を満たす必要人員数でございます。この人件費委託料50人分が2億2,864万6,000円、利用者の食事賄いの材料費及び治療用医療材料等需用費が3,541万5,000円、合わせまして施設費の98.2%を占めております。 本会計の予算総額は、歳入歳出それぞれ3億4,427万8,000円でございます。 以上で老人保健施設特別会計予算の説明を終わります。 次に、議案第29号平成12年度里庄町水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。 まず、予算となりますところの業務の予定量でございますが、給水戸数は3,250戸、年間受水量は144万立方メートル、これは前年度と同じ水量ではございますが、11年度の受水量が139万立方メートル前後であると推定されるところから、5万立方メートル、率にして3.6%の伸びを見込んでおるところでございます。 次に、事業内容でございますが、本年度の水道事業の収益は2億5,204万3,000円、前年度に比べ1.8%の増となっておりまして、主なものは水道料金で2億4,167万8,000円を見込んでおります。例年と違います点は、受託工事収益に県道園井・里庄線の配水管布設工事で、共同施工となります西南水道企業団からの受託費370万円を計上いたしております。 これに対しまして水道事業費用は、2億5,045万7,000円。主なものは、原水及び浄水費1億5,177万4,000円、配水及び給水費が2,214万2,000円、総係費が1,190万3,000円、減価償却費が3,341万3,000円、支払い利息及び企業債償還金が2,536万6,000円、費用総額では0.5%の増となっておるところでございます。 次に、資本的収支では、収入は工事負担金のみで420万円、これは近隣事業体の負担金を考慮をいたしました。今回若干の改定をしておるところから、約2割の増額を見込んでおるところでございます。一方、支出は4,815万4,000円、本年度から建設改良費に職員1名分の人件費を盛り込んでおります。水道の会計上の職員は、近年の厳しい経営状況に対応するため、平成10年7月より2名といたしておりましたが、現実には最低3名が必要でございます。これを収益勘定に置きますと、再度欠損金が生じることが予想されますので、当面資本勘定に職員1名分を置き、3名体制に戻したものでございます。さらに、その人件費の中では、後継者を育成するために、水道技術管理者の資格取得の講習会の参加費経費も計上いたしております。また、工事請負費として、県道園井・里庄線の拡幅部分の配水管布設工事ほかとしまして、2,300円を計上さしていただいております。なお、資本的収支の総額に対しましては、建設改良積立金2,000万円と過年度損益勘定留保資金を充てることといたしております。 続きまして、議案第30号平成12年度里庄町公共下水道事業特別会計予算について説明を申し上げます。 住民の要望の最も強い公共下水道事業でございますが、これまで皆様に何回かご協議をいただきまして、笠岡市への接続に関する協定も調いました。来週の3月15日には、県の都市計画審議会にも諮られる手順となっております。いよいよ12年度は事業認可を取得しまして、実施に向けて本格的に動き出すということになるわけでございます。 その第1期事業認可の内容は、ご承知のとおり第1汚水幹線として計画されております旧国道沿いの西ノ平から役場周辺までの99ヘクタール、整備期間は平成12年度から18年度までということの7カ年という内容でございます。 特別会計初年度の予算内容につきましてご説明申し上げますと、歳入は国庫支出金が2,000万円、一般会計からの繰入金が2億2,065万9,000円、町債として2億7,450万円などでございまして、歳入合計は5億1,516万円となっております。 一方、歳出では下水道課を新たに設置し、当面3ないし4名の職員で下水道の事業の推進に当たる予定といたしておりまして、軽四輪車等の必要備品の購入を予定しておりますとともに、職員の知識、技術の向上を図る上から、引き続き下水道事業団などの研修へも積極的に派遣したいと考えております。 また、住民の皆様のご理解を得て、下水道の普及、水洗化を進めるために、昨年に続きまして啓発のパンフレットの全戸配布等を本年度も予定いたしております。特に、委託料といたしまして計上いたしておるところの実施設計対象地区でありますところの西ノ平及び八ッ的地区の一部の皆様には、事業の説明会を行う予定もいたしております。皆様には公平な受益者負担金にあり方等につきましても、引き続きご相談を申し上げたいと存じておるところでございます。 また、笠岡市へ接続するための関係協定書に基づきまして、調整金等の負担金、施設建設費関係の負担金をそれぞれ計上をいたしております。冒頭にも申しましたように、下水道は快適な生活環境をつくるため住民要望の最も強いもんでございまして、今後の里庄町の発展に欠かせないものでございます。その一方で、その事業費は巨額でございまして、一般公共事業に影響を及ばさないように、常に町の財政状況に配慮しながら確実に整備を進めてまいりたいと、こう考えておるところでございます。皆様の一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 次に、議案第31号平成12年度里庄町介護保険特別会計予算について説明を申し上げます。 ご承知のとおり、平成12年4月1日から介護保険が開始されますが、その前準備といたしまして、10年度に高齢者の実態と要望調査、モデル事業等を実施しました。昨年の10月からは、12年4月の実施に向けましてその準備、要介護認定審査等を実施いたしておるところでございます。 さて、予算についてでございますが、歳入につきましては、12年度から14年度の1号被保険者人口を平均2,204人と推定いたしておりまして、1人当たりの保険料の基準額を3,183円として計算しておりまして、第1号被保険者保険料2,044万8,000円、また負担金として寄島町と認定審査会を共同設置しておりますので、寄島町からの168万円、国庫負担金8,971万1,000円、調整交付金等国庫補助金が2,325万3,000円、また2号の被保険者の保険料であります支払基金からの交付金が1億4,802万3,000円及び県負担金5,606万9,000円、一般会計繰入金5,606万9,000円、また先ほど議案第1号、議案第3号でご説明申し上げました平成11年度一般会計補正予算介護保険円滑導入基金の12年度分の繰入金6,523万5,000円を計上いたしております。 次に、歳出でございますが、1款の総務費では一般事務費400万3,000円、認定審査会費に719万円を計上いたしております。 次の2款の保険給付費では、介護保険給付対象者を居宅介護者、要支援が39人、要介護1が57人、要介護2を26人、要介護3を17人、要介護4が10人、要介護5が6人、及び施設入所者が96人、合計で251人と推計いたしております。251人、こう推計いたしておるとこであります。 1項の介護サービス等諸費では、居宅介護サービス給付費が8,716万5,000円、施設介護サービス給付費が3億2,862万9,000円、また福祉用具、住宅改修費が240万円、介護サービス計画給付費917万7,000円を計上いたしております。 2項の支援サービス等諸費でありますが、要支援者への保険給付費等964万2,000円。 4項の高額介護サービス等費は、高額の介護サービス費249万2,000円等を計上いたしております。 3款の財政安定化基金拠出金費では、財政安定化基金拠出金負担金として242万5,000円を拠出いたします。 4款の基金積立金では、介護給付費準備基金積立金609万6,000円を計上をいたしております。3年間の中期財政運営期間中の費用を賄えるよう第1号被保険者保険料を見込んでいる関係で、今年度において生じた余剰金は、介護給付費諸準備基金積立金として積み立てを行います。 本会計の予算総額は、歳入歳出それぞれ4億6,049万2,000円となります。 以上で平成12年度の各会計予算に対する対応についてご説明を申し上げました。議案第6号から22号まで関連議案もご提案申し上げておりますので、何とぞよろしくご審議くださいまして、適切な決定を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(生原保夫君) ただいまから、約12分ぐらいで55分まで、2時55分まで休憩をいたします。            午後2時43分 休憩            午後2時55分 再開 ○議長(生原保夫君) 皆さんおそろいになりましたら、休憩を解いて再開をいたします。 これより総括質疑に入ります。 8番。 ◆8番(辻田勝之君) 〔登壇〕 8番辻田勝之でございます。平成12年度一般会計予算案について、総括質疑をさせていただきます。 町政には、住民の多くの方々が非常に強い関心を持って注目をしております。その中で、平成12年度の予算が組まれようとしております。歳入歳出それぞれ33億189万5,000円と示されております。その中で5点を上げ、質疑とさせていただきます。 第1点、生活環境整備として公共下水道事業が本格的に着手されようとしております。年次計画、着工区割、着工面積はどのようになっているのか、そしてそれぞれの区割での供用開始時期、年度、また各戸の負担金についてどのように考えているのか。 2点目、介護保険は本年4月より実施になります。かなり時間と日数をかけて諸準備が進められているようでございます。その達成状況、また進捗状況はどのようになっておるのか。さらに、要介護認定のはざまにある方々に、安心感と公平感を持っていただくための取り組みはどのようになさるおつもりなのか。 第3点目、生活道の整備、毎年多くの意見が出るが、本年度の予算額を十分に使って、より効果、効率を上げ、次年度に持ち越さないよう綿密で、さらに丁寧な業務の遂行をお願いしたいものでございます。そのためには、各地区の住民の声を真摯に受けとめ、常に住民の立場に立った取り組みを期待したいものです。この点についてお考えを聞きたい。 4点目、町制50周年記念行事の中、総合運動公園事業は長期で多額な費用が必要と考えられます。長期展望の中将来像を描ける取り組みはできているのか、また財源の確保はどのようになっているのか、あわせてお尋ねをいたします。 終わりに、青少年の生活の乱れは、年々年令が低下し、我が国ではかなり心配するところになっております。本町では、ある程度一定の評価をいただいておるようでございますけれども、我が町のことだけを考えるのではなくて、周辺の市町までによい影響を与え、地域、地区の先駆けとなるべく、青少年育成にこだわっていただきたい。特に、本町はまちづくりは人づくりと言われております。この点についてどのように思っているのか、年少保育、延長保育、託児所の整備とあわせてお聞きいたします。 以上5点、総括質疑といたします。 以上。 ○議長(生原保夫君) 佐藤町長。 ◎町長(佐藤清君) 〔登壇〕 8番の辻田議員さんのご質問にお答えをいたします。 5点あったかと思いますが、第1点の公共下水道事業についてでございます。本格的に着手をされようとしておるけれども、年次計画等のお尋ねがございました。順次お答えしたいと思いますが、認可区域は、これは予定が99ヘクタールでございまして、平成12年から18年までの7カ年で第1期の認定予定を、区域の整備を進めるというようなつもりでございます。具体的なこの事業の手順から申しますと、国への補助金の要望を前年度に行うというようになっておりまして、明確な事業内容は前年度に決めるということになるわけでございます。で、13年度の工事実施区域は12年度で、今年度で決定して国に要望を入れると、こういうことになるわけでございます。 次の供用開始についてでございますが、これは平成16年度を予定いたしております。これは、笠岡市内の連絡管あるいは富岡の第3汚水幹線の建設工事が12年度から始まりまして、15年度末までの予定となっておるのでございまして、16年度以降は毎年度供用開始区域を順次こちらへ拡大してくるということになろうかと思います。 受益者負担金につきましては、さきの2月28日の全員協議会でもちょっとご説明を申し上げておりますが、各自治体で異なるわけでございます。私どもの町としましてはできるだけ公平なということで、定額プラス面積割という組み合わせ方式にしたいと、こう思っておりまして、これをやりますと多少事務が煩雑になるんでありますけれども、公平性を優先してこれに取り組んでまいりたいと、こう考えておるところでございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 第2点の介護保険の4月1日からの、いわゆる実施でございます。これは町村が実施する、本格的実施するもんとしましてはこれは初めてと言ってもいいようなもんでございまして、何しろ厚生省の方もなかなか基本的方針を決めないということで、準備もおくれたり、あるいはいろいろとご承知のように負担金の問題とかあったわけでございます。ただいまのところは、いろいろと準備はいたしておりますけれども、順調に推移をしておるということで申し上げてもいいかと思います。 ちなみに、要介護認定の申請をなさっておられるお方が、2月末では211件ございました。それを審査委員会、これご存じの寄島と一緒にやっておるわけですが、164人の方の審査を終わっておりまして、さらにせんだってもありましたから、順次、いわゆる順調なペースで進んでおると申し上げていいと思います。なお、参考までに申しますと、自立と認定されたお方が、その時点では13名ぐらいいらっしゃいました、というようなことでございまして、あとは要支援、そこから要介護1から要介護5まで、こういうようなことでございます。したがって、そういう審査の方も順調に進んでおりますし、あるいはその他の面につきましてもそれぞれ人員の配置とか、そういった面では万全の体制をとっておるというふうに考えております。 ただ、お話がありましたように、要介護の認定にならなかったという人に対して細かい配慮をしなさいというお尋ねであり、ご意見であったように思うんでありますけれども、これにつきましてもいろんな細かい事業を町独自で予算づけをお願いいたしておりまして、リフト車の貸し出しであるとか、あるいはデイケアであるとか、ショートステイとか緊急通報システムとか、あるいは住宅改造、あるいは重度の方の紙おむつの支給とか、いろんな面でほかにもございますけれども配慮いたしておりますが、ただやってみなけりゃこれはわからない部分も実はたくさんあるわけでございまして、そのところが来ましたら補正でお願いをせにゃいけんことができるんじゃないかと、こういうふうにも思っておるとこでございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 それから、第3点の道路の整備等についてでございます。これにつきましても、住民の側に立った取り組みということで、私も道路の整備は我が町としては何としてもこれは急いでやらにゃいかんというおくれてる部分であるという認識を持っておりまして、鋭意取り組んでおるところでございます。これにつきましても、幹線であります8路線のほかに、いろいろと各分館から要望も出てくるわけであります。そういったものにも的確に対応していかにゃいかんということにも思っております。ただ、実は分館長を通じていろんな要望を寄していただいております。これは、従来に比べまして私が町政を担当しましてからは、非常に皆さん方の要望を細かく受けとめるということで、非常にたくさんの要望が出てまいります。全部受け付けの一覧表をつくりまして、我々も入ってこれはするかせんかとか、どういうふうにするか対応もいたしております。 ただ、1つだけ改善せにゃいかんなと思ってることもあるんでありますが、分館長さんが要望なさった中に、地元調整ができずに分館長がぽんと出されるというようなんもかなりあるような気がいたしますんで、この辺をやはり地元調整を十分してやっていただけば、これは八ッ的なんかぱっとこうできるわけです。ああいう形で、できるだけ地元調整をして出していただくというようなことも、これはお願いせねばいかんと。それから、出していただくのも、出していただいてから行ってみますと、なかなか段取りがつかなくて8月の建設委員会等へ間に合わないというようなことにもなっております。その出す時期等についても、やはりこれからもうちょっと検討してみたいと、こういうふうにも思っておるところでございます。 それから、第4点の町制50周年の記念事業の一つであります運動公園であります。これは着手してやる、これからやるということでございまして、一応10年から15年ということを従来言うて、申し上げてまいりました。これは、一つは第1期、第2期というふうに考えて対処したらというのが10年から15年ということで、第1期を体育館あるいはグラウンドをつくるぐらいまで、あとのものを第2期というぐらいにしたらということでございます。それから、もう一つはやはり財政事情を、皆さんもご心配をちょうだいしておりますけれども、考えながら余裕はあるとはいうものの、やはり国全体、県全体がこれだけ狭くなってきておりますから、なかなか財政事情も苦しいわけでありますから、そういった中でやはり余裕を持った円滑な財政運営も町民のためにもしにゃいかんということで、それを弾力的に少し取り組んでまいろうということに思っておるところでございます。これにつきましては、財源的にはそういう裏づけといたしまして、都市計画ということで、国の補助金を十分もらってひとつやりたいと思っておるところでございまして、それにつきましては都市公園事業費の補助金等がございます。で、従来申し上げてきておりますように、用地費、施設費等について補助がつくわけでございまして、そういった点ではそれを最大限に活用していけば十分その中で対応できると、こう考えておるところでございます。 それから、最後の5点目でございますが、青少年の生活の乱れ、これは大人も含めてでございますけれども、特に青少年の登校拒否であるとか、あるいはいろんな生活の乱れというのは非常に深刻になってきておりますし、社会全体も非常に殺伐な状態にもなってきておるわけでございます。そういったことの中でどういうふうに人づくりを考えておるのかということでございますけれども、これはご承知のように、我々としましてはこれは青少年の育成、人づくりというのは、これは最大の課題であるというふうにはいつも思っております。学校の環境整備、これはことしも中学校にお願いをいたしておりますけれども、東の小学校を建てかえ、中学校を改装し、西の小学校の大規模改修、今年度保健衛生面から非常におくれとる中学校の給食場の改装、いろいろお願いいたしておるわけでございますが、そういう環境面も最大限いいもんに努め上げていかにゃいかん。同時に、やはり内容的に、やはりそこに生活する者の状態も大事であろうと。 ただ、里庄の子は、従来から申してきましたけれども、非常によくあいさつをするとか、卒業式、入学式でも一言も物を言わん、厳粛だと、よそから来られた先生がびっくりをなさるというような、非常に県下でも模範的な状態にありますけれども、そうは言いましても、やはり先ほどお話しの中のように周辺からの影響もございますし、家庭の問題もございますから猶予はならないと、こう思っております。 中学生の海外派遣であるとか、あるいは中学生に、いわゆるお互いの連帯感を育成するために町内ジュニアの会っていうんですか、里見川荘に行ってお年寄りたちと交流したり講習をしたりするという町内の活動なんかも、これはもう県下でもモデルになるような事業でございますが、それを単独町費でやらしていただいております。中学生がことしは71人参加いただきましたけれども、これなんかもやはりお年寄りと子供たちがやっぱりお互いに交流し合う中で連帯のきずなを深めていくと、子供たちのそういう情操面のあれにもなろうかと思うわけでございます。同時に、部活動等の活動も、個性の伸長ということで現在そう言われておりますけれども、野球が全国第3位になった、ほかにも卓球も県で4位まで入っておりますし、そのほかの部活等でも非常にバスケットとか、あるいは吹奏楽とかいろいろやっております。すばらしい個性の発揮をしていただいとるわけであります。そうは申しましても、なかなか行き届かないところもあろうかと思います。さらに、これは力を入れてまいりたいと。 なお、後半でご指摘のありましたいろいろと少子化対策も含めました年少保育等でございますが、これは延長保育は私が就任さしていただきましてから里見保育園等もやっていただいておりますし、託児所につきましてはこれは民間ということが原則でございますが、国定なんかは院内の託児所があるわけでございます、そういったものも働きかけるというのも仕事かと思います。同時に、これから今保育園だけでありますけれども、幼稚園とかあるいは小学校の低学年なんかのそういう学童保育等もできればやりたいと思っておりますが、なかなか経費がこれだけ苦しいときでございますので、そう一遍にはできないと、気持ちとしましてはそういうことも思っておるところでございます。以上でございます。 ○議長(生原保夫君) 8番。            (8番辻田勝之君「……」と呼ぶ) はい、ほかに総括質疑はございませんか。 6番松原議員。
    ◆6番(松原繁之君) 〔登壇〕 6番松原繁之であります。町長から提案されました議案第23号から31号につき、一般会計を中心に町長より説明、全般にわたって受けたわけですが、詳細な内容については各担当委員会で説明を受けると思いますが、この12年度の予算編成で、町長5点の柱を述べられたわけであります。で、それぞれの5点の内容についても積極的に取り組んでいきたいと、全体から見ると5.9%の予算は増になってると、しかし町税は減収をしているというふうな形でありました。公債費率も8.8%というふうな形でも言われました。基金も40億円もあるというふうな形で提起をされました。で、そのことを踏まえて、2点について町長の考えをお尋ねしたいと思います。 1つは、町長が説明にも言われましたけれども、長引く不況による景気の低迷、雇用不安など、経済状況はまだ見通し不透明な状況であります。今年度の予算でも先ほど言いましたように、町税については5年減収というふうな形で言われました。町として、今年度は50周年記念事業として総合運動公園の建設、あるいはCATV、そして公共下水道工事や生活道路の整備等も順次進められていくわけであります。また、ことしの4月より介護保険法が実施されますが、町として今日までの福祉行政を後退させるわけにもいきません。そこで、改めて今後の財政運営の見通しについて、町長に1点お尋ねいたします。 2点目は、先ほどの答弁と重複する内容かもわかりませんが、土木費における取り組みであります。調査や設計における委託料、工事請負費が計上されています。昨年の12月議会で予算執行状況の報告も受けましたし、繰越明許費の内容も聞いたわけであります。で、町長のきょうの5点の柱の1番に言われました、住みよいまちづくり、生活基盤整備というふうな形で言われました生活道路の整備について、それぞれ路線が提起されて、現在進行中のところ、説明を済まされたところ、地権者に協議に行かれたところ、全く進まず手をつけていないところ、状況はさまざま違います。そこで町長、本当にみずから先頭になって執行部として具体的にどのように取り組まれるのか、お考えをお尋ねいたします。先ほど言われましたけれども、地元分館、それぞれ順番の内容も聞きましたけれども、町執行部としてその生活道路の整備をどのように取り組み、進めていくのか、改めて考えをお尋ねいたします。 以上です。 ○議長(生原保夫君) 佐藤町長。 ◎町長(佐藤清君) 〔登壇〕 6番の松原議員さんのご質問にお答えをいたします。 第1点の今後の財政運営でございます。これは、いろいろともちろんご心配のこと当然であろうと思っております。全体的に景気が低迷するとそういった状況の中で、町としましてはケーブルテレビをやったり、あるいは生活道路の整備をやったり、あるいは公共下水道をやりましたり、運動公園に着手したり、また新規に介護保険、これだけ、介護保険だけでも町の持ち出しというのは大きいわけであります。そういった中で、将来的に見通しを持っておるんかというお話であろうかと思います。当然全体的にシビアに考えながら行っております。何としましても、介護保険につきましてはこれはどこもやることでございますし、同時に低所得者といいますか、あるいは弱者といいますか、困っていらっしゃる人を何としてもこれはともに手を差し伸べていくということが大事なことですから、これはやらにゃいかんと。それから、公共下水道でございますけれども、これも周辺では里庄が一番遅く着手したということになっております。ご承知のように、隣の今度下水道へ入れていただく笠岡なんかは、もう着工して25年になるわけであります。そういうような中で、着工して25年でまだ二十何%台という普及率でもあるわけで、そういうような周辺のところをにらみながら、全般的に10年なり、あるいは20年なりの収支予算も立て、あるいは現在のいろんな基金の積み立て状況等も勘案して、このあたりなら十分対応できるんじゃなかろうかと。公共下水道等も、ご承知のように140億円からの巨額の費用がかかるわけであります。それが150億円になるかもわからない。それで、そういうものでございますけれども、これも非常に国やそういった方面の、いわゆるお金が多いわけでございまして、町単独経費としては10%台ぐらいで推移するだろうということでございますから、それを20年でやるか、あるいは25年でやるかということで考えていきますと、まあまあ町1年にして1億円ぐらいというぐらいでいけるんじゃなかろうかと思っておりますし、それから運動公園につきましても、先ほど申し上げましたように10年から15年、今の景気ですと15年ぐらいで考えていかにゃいかん。そうしますと、30億円ぐらいかかる、あるいは35億円ぐらいかかるかもわかりませんが、それを考えていきますと、全体的には15で割ると2億円、その半分以上はこれは補助がいただけるわけですから、そういった意味ではこれも単年に直すと1億円余りぐらいでいけるんじゃなかろうかというような見通しも持っております。 そういった関係で、そのうちほかにもあるいは特別養護老人ホームをつくらにゃいけん、あるいは町営住宅を考えにゃいけんとか、あるいは駅前の整備も考えにゃいけんと私も思うことはたくさんあるわけでありますけれども、いろんな優先順位を考えながら、とりあえずそういうことでやろうかということで今行っとるわけでございまして、どこの自治体でも余り無理をしていきますと、これは財政がパンクをするということになりますから、安全運転を第一にして、先ほど申しましたものも、一応計画は計画として、財政的に難しい、苦しいようならそのスパンを少し緩めて、長期にそれを取り組むというような弾力的な余裕のある財政運営に努めてまいりたいと、こう思っておるところでございます。40億円も積み立てがあるからそれは安心だというようなことは、決して私も思ってはおりません。 それから、第2点のいわゆる生活道路の整備でございます。これも8路線プラス1路線ありまして、これも従前から議会とともに執行部が決められとるわけでございます。それは行政の継続性からぜひやりたいと、こう思っておりますし、なおそのほかにも住民の皆さん、分館等からここをこうしてくれというふうな先ほど申しましたように出てくるわけです。そういったものも考えながらやっておるわけでございまして、従来から申してきましたのは、地元の協力が得られるところからやっていきたいということで、全線、例えば殿迫から古井へ抜ける道路があっても、なかなか一遍には進まない。そこで真ん中あたりのところが用地買収が協力いただけるということで、そこは着手をしてできとるわけであります。そういう形で、あるいは今度宮地からあちらの干瓜の方へ抜ける線も今あるわけでありますけれども、ここも真ん中あたりといいますか、取りつきのあたりが協力をいただけそうなということで、これもひとつ着工しようということで今行っておるわけであります。それから、八ッ的等も、非常にこれも分館長さんを中心に、非常にご協力をいただきましたから、一つの基幹道路として整備が進められておると、こういうことでございます。ほかにも8路線全部動いてないわけでありませんで、全部それぞれ動いておるわけでありますけれど、それに強弱がある。ただし、一遍に行きますと、今お話が心配じゃなかろうかということもあるんかもあるんかもわからんけども、当然優先順位をつけてやっていかにゃいかんということでございまして、その辺はひとつこれからどういう形でやるか、なかなか先ほど言いましたように、少ないスタッフの中で、本当に私も真摯にもうしょっちゅう建設課へも行って督励もいたしておりますけれども、なかなか難しい面もあるということでございまして、これは先ほど申し上げましたように、何らかの一つの原則を打ち立ててひとつ取り組んでいく必要があろうなというふうに思っておるところでございます。何分地元の協力が第一でありまして、用地取得ができたらすぐ着工は大体できるわけでありまして、そういったことで、ぜひひとつ皆様にもご協力を賜りたいと、こう思ってるところであります。よろしくお願いします。 ○議長(生原保夫君) 6番。 ◆6番(松原繁之君) 〔登壇〕 質問というよりは、特に要望をしておきたいと思うんですが、町長の答弁を聞いてますと、分館からの要望と、そんなんもあると、それでそういった部分について地域的、いわゆる部分的な部分で要望と、それから町としての生活道路の整備というものは分けて、やはり計画的に一遍広げたふろしきも順次包んでいただくような形で、広げるばっかしというふうなことのないように、特に要望して終わりたいと思います。 以上です。 ○議長(生原保夫君) 佐藤町長。 ◎町長(佐藤清君) 〔登壇〕 松原議員さんのご要望、当然と思いますので、その点は十分肝に銘じまして鋭意取り組みたいと思っております。ありがとうございました。 ○議長(生原保夫君) ほかに総括質疑はございませんか。 7番。 ◆7番(高田卓司君) 〔登壇〕 7番高田です。前の人と幾分重複する部分があるかと思いますけど、数点質問をいたします。 まず第1に、公共下水道、今計画中で、ことしから具体的に動き出しまして、すべて予算を基金から取り崩しておりますけれど、今後一たん始まるとやめるわけにいかないので、今後のやり方として基金をいつまでも取り崩していく考えなのか、またどこから予算を持ってくるのか、まず第1点。 2点目に、生活道路の整備でありますが、さっき答弁がありましたけれども、その中で11年度は6,000万円の予算であったのが、ことしは4,000万円になってる。前向きに進めるという中で、この予算の減額というのはどういう考えなのか。また、道路整備を進める上で、建設関係の国の補助金が里庄の場合極端に少ない、もらってないという現実において、少しでももらえるものはもらって町の持ち出しを少なくするべきではないか、そこらの考えをお尋ねします。 3点目に、50周年事業で進めていこうとしている運動公園について、もっと今下水道が始まって多額の金が目の前に必要になってる現在、もっと場所、やり方、規模、予算の捻出の仕方を検討をするべきではないか、下水道がある程度軌道に乗った段階で進めるべきではないかと思いますが、町長の考えをお尋ねいたします。 次に、町税の減少が甚だしいからということで、予算に去年より減額の予算を上げておりますけれども、11年度の予算では当初予算より9,000万円ちょっとの税収がありますけれども、実際の税収見込みより少なく予算に計上しておるものではないか、その点をお尋ねします。 それと最後に、繰越金が6,000万円ほどある、非常に多過ぎるのではないか、予算の組み方に問題があるのではないか、その点もお尋ねいたします。 以上、お願いします。 ○議長(生原保夫君) 佐藤町長。 ◎町長(佐藤清君) 〔登壇〕 高田議員さんのご質問にお答えをいたします。 5点ほどあったかと思いますが、ことしはまず第1の公共下水道でございますが、ご承知のように笠岡市の処理場へ今回入れていただくという、できておるところへ入れていただくということになりました。そのために、ご承知のように漁業の協力金等もほかに必要にもなってまいります。そういった今年は特殊な事情がございますから、全額そういった形で基金を崩さしていただきましたが、今後は一般会計の内容も見ながらこれは弾力的に対応をしてまいりたいと、こう思っております。 それから、第2点目の生活道路の整備で6,000万円、これ実は私が就任しましたときに、それまでは道路整備は当初ではゼロであったわけです、組んでなかったわけです。だけれども、道路をやらないかんという決意の表明で6,000万円組もうということでお願いを申し上げて、それをお認めいただいたわけであります。で、2年やってみまして、その道路の、先ほど言いましたように、その整備の進め方というのが実は建設委員会というものが8月の終わりに大体あると、そうすると9月議会でどこをこういうふうにやるというのがおおむね決まって、そうすると10月から半年ぐらいでいろいろと設計施工とかになるわけです。そういった形で非常に仕事ができにくくて、どうしても繰り越し、繰り越しと、こういうようになっとるという仕組みが私もようやくわかりまして、ことしもご存じのように繰り越しをさしていただいとるわけであります。で、そういうのを最初そういった議員さんのご質問でもお答えを申し上げましたけれども、何か分館、分館総会が4月にあって、それから出してこられてということになるからどうしてもなかなか難しいんですけれども、その辺を何かローテーションを少し変えて、前年で取り組めるようにせにゃいけんのじゃなかろうかというような気持ちもいたしております。現実に即して実は4,000万円にいたしとるわけで、本当はもうちょっとたくさん計上いたしたいと思っとるわけでありまして、進むようならどんどんこれは補正でお願いを申し上げたいと、こう思っておるところでございます。 それから、補助金をもらうのが少ないんじゃないかということでございますが、大体町道関係でございまして、これも幅が本当は広くいただける町道ということになりゃあこれは補助金とか、あるいは起債ができるわけでありますけれども、なかなか我が町の場合には、全体が狭い、しかもなかなか1人当たりの所有土地面積が少ない、ほかの土地はもうかなわんということで、少しの土地でもなかなか譲っていただけないということで、本来ならもっと大規模な道路をつくってそういうような起債等も受けてやりたいと思うんですけれども、なかなかそれができないというのが現状でございます。同時に、229のご存じの殿迫バイパスのこちら等も、あれもご承知のように県の方へお願いをいたしまして、あそこもこれは補助金をいただいて、町道ではありますけれどもやったということでございまして、できるだけこれは私も県の方へは条件にかなうものは強く陳情していただいて帰りたいと、こう思っておるところであります。 それから、運動公園につきましては、これはいろいろとこれから本格的に研究して着手をするということでございまして、ことしは基本構想、基本計画をお願いいたしとると、2回ほど全協でもお話を申し上げまして、大体の方向はお話ししとるわけでありますが、もう一度基本に立ち返って、そこの立地条件の解析であるとか、あるいは条件の設定、あるいは基本計画の意義とか明確化、そういったようなことも予定地の自然条件、人文条件、そういう公園をつくるための目標とか、そういったようなことを今回委託して検討していただいて、それでもう最終的にそこがいいじゃないかとおいうことになればそれで行こうということでお願いいたしておるわけでございまして、その点ご了承を賜りたいと思っておるところでございます。 それから、税収が予想をしておるのに計上が少ないじゃないかということでありますが、実はこれは何ぼか低く見積もって計上しておいて、やはり少しは余裕を持ってないと、後から欠陥が出るということになってもいけませんので、大体予算編成というものは少し低目にどこでも計上するということでございますので、ご了解をちょうだいしたいと思います。 それから、繰越金が6,000万円ということでございますが、繰越金によって当面最初のころは運営をするという面もございますので、そういった点で大体そのぐらいがいつも適当かということで繰り越しをさしていただいております。その辺もひとつご了承を賜りたいと思います。 以上であります。 ○議長(生原保夫君) 7番。 ◆7番(高田卓司君) 〔登壇〕 2番高田です。再質疑さしていただきます。 まず、第1に下水道の問題でありますが、来年からは一般会計で考えるということですけど、ことしでも予算5億円、そのうち基金から半分、あと町債で賄っているようなんですが、来年これを一般会計で考えるとなると2億数千万円、あるいはこれ以上の金額、実際に下水道工事が始まりますので、里庄町の一番もとの本管をやるので、もっと大きな金額が要るのではないかと思われます。5億円では数百メートルいくかいかないかと思われるので、そこらをどこをどうしてこの2億数千万円、3億円近い金を捻出するか、具体的にもうことしから始まっておりますので、考えられておりますので、その点をお尋ねします。 それから、道路の新設あるいは改修の問題でありますけれども、今の答弁を聞きますと、計画をしてその年に何でも工事をやらなきゃいかんというふうに聞こえますので、計画したらその年は用地買収、明くる年に工事着工、こういうふうなやり方をすればもっとスムーズにいくのではないかと思われます。1年の間に用地買収、工事、一緒にやろうというのはしょせん考え方、最初から無理ではないかと思われます。用地買収1年、2年かけて、ある程度めどがついた段階で工事発注と、こういう方法の方がもっとうまく進むのではないか。でないと、うちは話がほとんどないのにもう工事をやりょうる、うち方はどうなっとるんじゃろうか、ばかにしてんじゃないかという感情的な問題も起きてくると思われますので、そこらの考え方を再度お尋ねします。 それから、補助金の問題ですけど、幅員が狭いから補助がもらいにくい、でも他町においてはできるだけ補助をもらって、町の持ち出しを少なくするように努力しております。補助にかからない原因は、ほかにもあると思います。我が町には、他町にない特別な事情、これをもっと前向きに考えて、できるだけよそがもらえるものならうちももらって、補助をもらえた、余ったお金はほかの事業にどんどん回してほしいと思います。その点のお考えをよろしくお願いします。 それから、公園についてでありますが、今計画されてる場所をとりあえず基本構想をつくってというのは、もしだめだったらその基本構想がむだになると思われるので、数カ所やり方、分散してつくるとか、やり方をもっと具体的に考えた後に、具体的な設計段階、構想をつくっていくべきではないかと思いますので、その点お願いします。 それから、町税の補正の問題でありますけれど、少し低目に見積もって、これは当然と思います。でも、ことし、11年度で9,100万円、1億円近い税収の見込み違いと言わざるを得ませんので、もうちょっとシビアな見積もり、予算の立て方をしていただきたいと思います。今までの、例年のデータがあるので、その点は余り違わない線が出るのではないか、数%ぐらいならばやむを得ないですけれど、1億円近い税収の見込み違いというのはどうかと思いますので、その点も答弁を願います。 ○議長(生原保夫君) 佐藤町長。 ◎町長(佐藤清君) 〔登壇〕 高田議員さんの再質疑にお答えをいたします。 公共下水道につきましては、先ほども申し上げましたが、全般的なこれは見積もりといいますか、計画は、最初の辻田議員さんのご質問でお答えいたしておるとおりでございまして、今年度詰めていくといったことでございます。一般会計でやるか、あるいは基金に積み立ててそれを崩すというような形でやるかと、そういったことにつきましても、いずれにしましてもその辺も検討して、どういう形がいいかということも研究しながら取り組んでまいりたいと思います。 それから、道路の行政の進め方でありますけれども、計画を立てて、用地買収を次の年にして、それから次建設と、こういったことでございますが、順序としてはそのとおりなんでありますけれども、先ほどから申し上げておりますように、用地買収というのも非常に難渋するわけです。本当にちょっとのところでももう詰まったり、いかないということがしょっちゅうあるわけでありますけれども、数十センチ出してくれというんでもなかなかいかんと、こういったことがあるわけでございまして、これさえクリアすれば道路は割合うまくどんどん前へ行くといったことでございますので、その用地買収についてどうこれから町としても取り組みを変えていくか、あるいは地元の分館の皆様にも何らかの協力、あるいは議員の皆様にもお願いもしてまいりたいと、こう思っておるところであります。 それから、補助金をもらうことにつきましては、これはさっきの答弁で申しましたように、できるだけこれは私も今まで県の方へも何回も足を運んでおりますので、補助金をどうやったらもらえるかということは研究し尽くしながら取り組んでおるところでございます。先ほど申しましたように、いろいろと補助には制約があるわけであります。それがクリアできるところは補助金をもらってやると、これは当然でありますから、ひとつそういったことで努力を従来同様やってまいりたいと思います。 それから、公園の事業につきましては、これは3カ所を上げまして何ぼか検討し、あるいはいろんな委員会等でもご検討もいただき、一応中央のあそこがよかろうということで、そこをやらしていただきたいということで、今基本構想の、いわゆる委託をこれからさしていただこうと。そこで、一応今までのそういう経緯を皆さんもご承知のとおりでありますので、ひとつやって、それがどうしてもそこでいかんということになれば、これはまた考えにゃいけませんけども、一応今までの中であそこがよかろうということになっておりますし、その辺をもっと科学的に裏づけを持って精査していただき、そしてビジョンも持っていただき、それを持って進めてまいりたいと、こう思っておるところであります。 それから、5点目の町税の見積もりでございますけれども、余り高くあれしとって、見ておって、それが欠陥をするというようなことになりますと不細工なもんですから、先ほど申しましたようにやや低目に計上さしていただいておるということでございまして、これは一般的な財政の取り組みでございます。何ぼにも火の車で過大に見積もらにゃいかんというところはそうやってやるわけですけれども、我々としてはできるだけ従来のような多少余裕を持った取り組みにしたいということで、ひとつご理解をちょうだいしたいと思います。 以上であります。 ○議長(生原保夫君) 7番。 ◆7番(高田卓司君) 〔登壇〕 道路について、用地が非常に難しいということでありますけれども、できるだけ単年度で用地、工事までというふうな無理を行かずに、できるだけ地権者の方に執行部の努力を認めてもらえるような形で用地買収、次の年に工事というふうに進めていただきたいと思います。要望のようになりますけど、よろしくお願いします。 ○議長(生原保夫君) 佐藤町長。 ◎町長(佐藤清君) 〔登壇〕 高田議員さんのご要望につきましては、私もその点を気にとめて対処したいと思います。 以上であります。 ○議長(生原保夫君) ほかに総括質疑の方ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(生原保夫君) 質疑なしと認めます。 これをもって総括質疑を終結いたしたいと思います。 お諮りいたします。 本案については会議規則第39条第1項の規定により、総務委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(生原保夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第6号里庄町課設置条例の一部改正についてから議案第31号平成12年度里庄町介護保険特別会計予算まで26件については、総務委員会に付託することに決しました。 なお、厚生建設水道委員会もご協力のほどをよろしくお願いをいたします。 日程第5、議案第32号モーターボート競走の施行についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 唐井総務課長。 ◎総務課長(唐井節夫君) 〔登壇〕 失礼します。ただいま上程されました議案第32号につきましてご説明を申し上げます。 〔議案第32号朗読〕 本議案は、社会福祉の増進、教育文化の発展などの施策に必要な財源を確保する目的でモーターボート競走を施行をしようとするもので、2年に1回加入しております関係市町村の議会の議決が必要となりますので、今回お願いするものでございます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(生原保夫君) お諮りいたします。 議案第32号につきまして、質疑、討論を省略し、採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(生原保夫君) 異議なしと認め、これより議案第32号モーターボート競走の施行についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(生原保夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第32号モーターボート競走の施行については原案どおり可決、決定いたしました。 日程第6、この際、議案第33号岡山県市町村職員退職手当組合を組織する組合市町村数の増加及び岡山県市町村職員退職手当組合規約の変更についてから議案第35号岡山県市町村職員互助組合を組織する組合市町村数の増加及び岡山県市町村職員互助組合規約の変更についてまで3件を一括議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 唐井総務課長。 ◎総務課長(唐井節夫君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第33号から第35号までの説明を申し上げます。 〔議案第33号、議案第34号、議案第35号朗読〕 以上、3件につきまして改正内容ですけれども、それぞれの組合に新たに真庭中央環境施設組合とか邑久広域連合等の加入申し出がありましたので、現在加盟しております関係市町村などの議会で議決が必要となりますことから、今回お願いするものでございます。よろしくご審議、ご決定をいただきたいと思います。 ○議長(生原保夫君) お諮りをいたします。 議案第33号から議案第35号につきまして、質疑、討論を省略し、採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(生原保夫君) 異議なしと認め、これより議案第33号岡山県市町村職員退職手当組合を組織する組合市町村数の増加及び岡山県市町村職員退職手当組合規約の変更について、議案第34号岡山県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する組合市町村数の増加及び岡山県市町村非常勤職員公務災害補償組合規約の変更について、議案第35号岡山県市町村職員互助組合を組織する組合市町村数の増加及び岡山県市町村職員互助組合規約の変更についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(生原保夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第33号岡山県市町村職員退職手当組合を組織する組合市町村数の増加及び岡山県市町村職員退職手当組合規約の変更について、議案第34号岡山県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する組合市町村数の増加及び岡山県市町村非常勤職員公務災害補償組合規約の変更について、議案第35号岡山県市町村職員互助組合を組織する組合市町村数の増加及び岡山県市町村職員互助組合規約の変更については、原案のとおり可決、決定されました。 以上で本日の日程は全部議了をいたしました。 本日はこれにて散会をいたします。 なお、次会は3月16日午後1時から再開をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 大変どうも長時間にわたりましてご苦労さまでございます。 以上でございます。            午後4時00分 散会...