浅口市議会 > 2024-03-13 >
03月13日-04号

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  1. 浅口市議会 2024-03-13
    03月13日-04号


    取得元: 浅口市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-07
    令和 6年第2回 3月定例会        令和6年3月浅口市議会第2回定例会会議録(第4)1.招集年月日 令和6年3月13日(9日目)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   議 3月13日 午前9時30分1.議事日程  第1 一般質問  第2 議案質疑(一部討論・採決)     同意第 1号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて(討論・採決)     同意第 2号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)     同意第 3号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)     同意第 4号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)     同意第 5号 益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)     同意第 6号 益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)     同意第 7号 益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)     同意第 8号 益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)     同意第 9号 益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)     同意第10号 益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)     同意第11号 益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)     議案第 2号 浅口市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について     議案第 3号 浅口市附属機関設置条例の一部を改正する条例について     議案第 4号 浅口市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について     議案第 5号 岡山天文博物館条例の一部を改正する条例について     議案第 6号 シルバーカードの廃止に伴う関係条例の整備に関する条例について     議案第 7号 浅口市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について     議案第 8号 浅口市介護保険条例の一部を改正する条例について     議案第 9号 浅口市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例について     議案第10号 浅口市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について     議案第11号 浅口市空家等対策協議会条例及び浅口市空家等の適正管理に関する条例の一部を改正する条例について     議案第12号 浅口市給水条例の一部を改正する条例について     議案第13号 浅口市水道事業の設置等に関する条例及び浅口市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について     議案第14号 浅口市水道企業職員給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について     議案第15号 浅口市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例について     議案第16号 権利の放棄について     議案第17号 モーターボート競走の施行について     議案第18号 令和5年度浅口市一般会計補正予算(第7号)     議案第19号 令和5年度浅口市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)     議案第20号 令和5年度浅口市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)     議案第21号 令和5年度浅口市介護保険特別会計補正予算(第4号)     議案第22号 令和5年度浅口市畑地かんがい給水事業特別会計補正予算(第1号)     議案第23号 令和5年度益坂財産区特別会計補正予算(第1号)     議案第24号 令和6年度浅口市一般会計予算     議案第25号 令和6年度浅口市国民健康保険特別会計予算     議案第26号 令和6年度浅口市後期高齢者医療特別会計予算     議案第27号 令和6年度浅口市介護保険特別会計予算     議案第28号 令和6年度浅口市畑地かんがい給水事業特別会計予算     議案第29号 令和6年度益坂財産区特別会計予算     議案第30号 令和6年度浅口市水道事業会計予算     議案第31号 令和6年度浅口市下水道事業会計予算     議案第32号 市道路線の認定について     議案第33号 市道路線の変更について     報告第 1号 長期継続契約の締結状況について     諮問第 1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(討論・採決)  第3 委員会付託(付託表のとおり)  第4 請願上程(委員会付託)     請願第 6号 再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書提出に関する請願について1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第1 一般質問  日程第2 議案質疑(一部討論・採決)       同意第 1号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて(討論・採決)                                 ( 同  意 )       同意第 2号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)                                 (  〃  )       同意第 3号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)                                 ( 同  意 )       同意第 4号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)                                 (  〃  )       同意第 5号 益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)                                 (  〃  )       同意第 6号 益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)                                 (  〃  )       同意第 7号 益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)                                 (  〃  )       同意第 8号 益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)                                 (  〃  )       同意第 9号 益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)                                 (  〃  )       同意第10号 益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)                                 (  〃  )       同意第11号 益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて(討論・採決)                                 (  〃  )       議案第 2号 浅口市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について                                 (委員会付託)       議案第 3号 浅口市附属機関設置条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第 4号 浅口市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第 5号 岡山天文博物館条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第 6号 シルバーカードの廃止に伴う関係条例の整備に関する条例について                                 (委員会付託)       議案第 7号 浅口市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第 8号 浅口市介護保険条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第 9号 浅口市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第10号 浅口市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第11号 浅口市空家等対策協議会条例及び浅口市空家等の適正管理に関する条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第12号 浅口市給水条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第13号 浅口市水道事業の設置等に関する条例及び浅口市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第14号 浅口市水道企業職員給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第15号 浅口市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第16号 権利の放棄について          (  〃  )       議案第17号 モーターボート競走の施行について   (  〃  )       議案第18号 令和5年度浅口市一般会計補正予算(第7号)                                 (委員会付託)       議案第19号 令和5年度浅口市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)                                 (  〃  )       議案第20号 令和5年度浅口市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)                                 (  〃  )       議案第21号 令和5年度浅口市介護保険特別会計補正予算(第4号)                                 (  〃  )       議案第22号 令和5年度浅口市畑地かんがい給水事業特別会計補正予算(第1号)                                 (  〃  )       議案第23号 令和5年度益坂財産区特別会計補正予算(第1号)                                 (  〃  )       議案第24号 令和6年度浅口市一般会計予算     (  〃  )       議案第25号 令和6年度浅口市国民健康保険特別会計予算                                 (  〃  )       議案第26号 令和6年度浅口市後期高齢者医療特別会計予算                                 (  〃  )       議案第27号 令和6年度浅口市介護保険特別会計予算 (  〃  )       議案第28号 令和6年度浅口市畑地かんがい給水事業特別会計予算                                 (  〃  )       議案第29号 令和6年度益坂財産区特別会計予算   (  〃  )       議案第30号 令和6年度浅口市水道事業会計予算   (  〃  )       議案第31号 令和6年度浅口市下水道事業会計予算  (  〃  )       議案第32号 市道路線の認定について        (  〃  )       議案第33号 市道路線の変更について        (  〃  )       報告第 1号 長期継続契約の締結状況について    ( 議  了 )       諮問第 1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(討論・採決)                                 ( 適  任 )  日程第3 委員会付託(付託表のとおり)  日程第4 請願上程(委員会付託)       請願第 6号 再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書提出に関する請願について                                 (委員会付託)1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  妹 尾 義 信            2番  斎 藤 貴 士   3番  竹 本   寛            5番  早 苗 ネ ネ   6番  沖 原 有 美            7番  山 下 周 吾   8番  石 井 由紀子            9番  藤 井 立 子  10番  伊 澤   誠           11番  佐 藤 正 人  12番  加 藤 淳 二           13番  桑 野 和 夫  14番  藤 澤   健           16番  香 取 良 勝  17番  井 上 邦 男1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(な し)1.欠 席 議員(な し) 欠員11.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      栗 山 康 彦      副市長     松 田 勝 久  教育長     中 野 留 美      企画財政部長  石 田 康 雄  生活環境部長  新 田 直 哉      健康福祉部長  富 田 直 弘  産業建設部長  倉 田 裕 史      上下水道部長  山 本 青 司  金光総合支所長 武   弘 一      寄島総合支所長 竹 本 好 之  教育次長    難 波 勝 敏      会計管理者   片 山 幸 夫  総務課長    柚 木 章 宏1.出席した事務局職員  議会事務局長  平 本 仁 至      書記      齋 藤 利 充  書記      内 田 哲 司      書記      山 崎 敦 史            午前9時30分 開議 ○議長(伊澤誠) ただいまの出席議員は15人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(伊澤誠) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可します。 まず、5番早苗ネネ議員、どうぞ。 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) 5番早苗ネネです。通告に従いまして質問させていただきます。 昨年、11月の後半だったと思います。御近所の奥様が水道料金値上げ反対の署名を持っていらして、私はちょうど自分の水道光熱費を安くするためにいろんな工夫をしていたときでしたので、値上げ、それは困ると、早速、署名いたしました。その後、12月の定例会で、桑野議員が水道料金の値上げのことで質問をされたときに、部長さんがお答えしていたのですが、そのときに、これはやむを得ない事情がある、そんな感じがいたしました。一体どういうことなのか、なぜ今この時期に値上げなのか、値上げに対して反対するにしても事情をちゃんと把握したいと思って、調べ始めました。調べていくうちに、私の中で2つの問題点が複雑に絡んで曖昧に推測されていることに気がつきました。1つは、コロナ禍の後で経済的に立ち行かなくてひいひい言ってる、そんなときに値上げされることに対する不安、不満です。そして、もう一つは、財政調整基金への解釈のばらつき、何となく浅口にはお金があるのではないか、そんな思いが付きまとっております。そんなことを踏まえて、質問させていただきます。 第1問、前回の定例会や先月の産業建設常任委員会において、水道事業は独立採算の原則の下で行われるため、安易に財政調整基金を取り入れるべきではないとの説明がありましたが、もう一度、確認したいと思います。それは市の条例で決まっていることなのでしょうか。            (16番「議事進行」の声あり) ○議長(伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) ちょっと聞くんじゃけど、ネネ議員というは本当の名前は何か、我々は全然知らんのんで、本当の正式な名前を教えていただきたいんじゃ。ここで議員として質問するならそれぞれのことをせにゃあいかんと思う。ガーシー議員と同じように違う名前を使うて出とんか、それについて説明してください。 ○議長(伊澤誠) 香取議員、議事進行とはその質問は関係ないので、認められません。 ◆16番(香取良勝) わしが昨日、物を言ようたら、わけの分からんことを議事進行で、おめえ、そう言うたじゃねえか。今回は関係ねえんか。ええ加減なことをすな。 ○議長(伊澤誠) 議事進行は、議長の宣告に関するもの、議題の内容の範囲内、定足数等の確認等に希望する。2つ目に日程に関するもの、休憩、延会、会期延長等に希望するもの、3つ目に議長による注意を求めるもの、この3つに限られておりますので、先ほどの議事進行には関係ないと思います。 ◆16番(香取良勝) 市民に対して、それが一番重要じゃろうが。誰が質問しょうるん。わけの分からん人が質問して、それを黙って放っとるというのが、あんた、議長として失格じゃねえか。名前が分からん者が質問しょんで、ガーシーみたいに。 ○議長(伊澤誠) それは議事進行に関係ないので。 ◆16番(香取良勝) ほんなら、いつ、それ言うんなら。いつどこで言うんなら。私が言うたら、言葉が悪いとかということで議事進行とるのに、それおめえ止めたんぞ、物の言い方が悪いというて。それに値するんか。 ○議長(伊澤誠) 値すると思います。            (12番「議長、議事進行」の声あり) ちょっと待ってください。 ◆16番(香取良勝) 人がしょうるとき、黙っとけえ、こりゃあ、汚れが。 ○議長(伊澤誠) それは関係ないと思いますので。 加藤議員、議事進行。            (16番「わしのはどがんなっとんな。終わってねえわ」の声あり) ですから、先ほどの議事進行は、先ほどの注意に関してないので認められませんということです。            (16番「ほんなら、わしが昨日、質問しょうるときにそう言うたじゃねえか。言葉が悪いことで。それはそれに合致しとんか」の声あり) 合致しとると思います。            (16番「どこがしとんな。言葉が悪かった、どこがしとん。言葉だけじゃろ」の声あり) 議場内での秩序を保つために、乱暴な言葉の注意をさせていただきました。 ◆12番(加藤淳二) よろしいですか、ほんなら。議長に求めます。 ○議長(伊澤誠) ちょっと待ってください。 加藤議員、議事進行。 ◆12番(加藤淳二) 議長に求めます。議事進行は速やかにやってもらいたいと。ただし、さっきの話は、早苗さんの部分に関しては、全協でも、彼女は通称を使用するということで全協に報告があって、報告を承認されてます。だから、どの議会においても、通称認定をされている以上は、通称認定で議場へ臨めばいいと思います。このことは、皆さん、はっきりした上で議事進行を進めてください。よろしくお願いします。            (16番「議事進行」の声あり) ○議長(伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) 私が委員長しょうて、そういうことは一切ありません。わけの分からんことを言わんようにしてください。大体、この人はおかしいんですよ。
    ○議長(伊澤誠) よろしいですか。            (16番「はい、いいです」の声あり) 早苗議員、質問を続けてください。 ◆5番(早苗ネネ) もう一回、よろしいでしょうか。質問、聞いてよろしいでしょうか。            (17番「答えをあげにゃいけまあ、答えを」の声あり)            (16番「答えをもらわにゃあいけまあ」の声あり) ○議長(伊澤誠) 答弁を、今、第1問の質問が出てますんで……。            (16番「何しょんなら」の声あり) ◆5番(早苗ネネ) 安易に財政調整基金……            (16番「議長、やめさせえ」の声あり) を取り入れるべきではない……。            (16番「おい」の声あり) ○議長(伊澤誠) 早苗議員、ちょっと止めてください。今、最初に1番目の質問をされましたね。ですから、それの答弁ということで、今、進めてますので、1番の質問に対しての答弁を求めますので、ちょっとお待ちください。 ◆5番(早苗ネネ) もう一度質問を言えばよろしいのでしょうか。それとも……。 ○議長(伊澤誠) 今、答弁を求めてますので。            (16番「おい、ええかげんしろ、こりゃあ」の声あり) ◆5番(早苗ネネ) 了解いたしました。どうぞ。 ○議長(伊澤誠) 答弁を求めます。 山本上下水道部長。            (16番「議会が分かりょうらんのんか」の声あり) ◎上下水道部長(山本青司) 失礼いたします。 それでは、御答弁させていただきます。 財政調整基金から水道事業への繰入れについては条例で決まっているのかについてお答えいたします。 公営企業会計の独立採算制の原則は、市の条例ではなく、地方財政法第6条、公営企業の経営についてに規定されているものでございます。法律の内容を分かりやすく説明いたしますと、1つ、公営企業、つまり水道事業の経理は、特別会計を設け、自立した経営を行いなさい。次に、水道事業に係る経費は、水道料金収入で賄いなさい。経費負担の明確化として、原則、財源に税金を使うことができませんといった内容が法律によって定められています。12月定例議会では、今、水道料金を値上げすべきではない。不足財源を補填するために、財政調整基金から水道会計に繰入れを行ったらどうかという一般質問がありました。また、本年2月に開催されました産業建設常任委員会で、委員からも同様に質疑がありました。回答は、水道事業は、地方公営企業として独自採算、すなわち経営に要する経費は経営に伴う収入、水道料金をもって充てなければならないとされています。国が定めた繰り出し基準や市から水道事業に依頼して実施した事業に対する費用については、引き続き繰入れを実施しますが、その他の経費につきましては、独立採算の原則の下、水道事業が将来にわたって事業を継続していくためにも、安易に財政調整基金を繰入れするのではなく、自ら責任を持って健全経営に向けた努力をしていくことが必要と考えているという内容の説明をさせていただきました。 以上でございます。            (5番「法律で決ま……」の声あり) ○議長(伊澤誠) ちょっと待ってください。            (5番「はい。ごめんなさい」の声あり) 発言は手を挙げて。 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) 法律で決まっているということですね。            (16番「立てって言ええ。何しょんな、おめえは」の声あり) ○議長(伊澤誠) 早苗さん、立てって。 ◆5番(早苗ネネ) 法律で決まっているということですね。            (16番「議会が分かってねえけえじゃ」の声あり) ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 再度お答えします。 先ほども申しましたが、公営企業会計の独立採算制の原則は、市の条例ではなく、地方財政法、法律でございます。これの第6条に規定されているものでございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) ありがとうございます。 では、第2問に行かせていただきます。 財政調整基金は、どのような事業に充てるものとして確保をしているのでしょうか。もう少し詳しく教えていただけるとうれしいんですけれども。昨日、大先輩の長老議員から参考資料としていただいた用紙に、貯金の多い少ない市町村全国ランキングというものがございます。東洋経済の、これ、令和2年の記事なんですけれども、浅口市は、令和2年の時点で財政調整基金が64億円あると書かれております。自治体規模に対する財政調整基金の割合が全国で5番目に多いということなんです。ちょうどこれ、コロナが来たときと同じですので、そういうものに使われているのだろうかと推測するんですけれども、財政調整基金は、今現在、幾ら、これ、金額を聞いてもよろしいでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 答弁を求めます。 石田企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) それでは、財政調整基金の金額ということで、令和4年度末の残高ですが、58億5,789万3,000円でございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) どういうものに使われているかというのは、教えていただけますでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 それでは、財政調整基金についてお答えをいたします。 財政調整基金は、地方公共団体における年度間の財源の不均衡を調整するためのもので、災害など、必要やむを得ない理由で財源不足が生じた場合に備え、積み立てている基金でございます。 基金の処分、つまり取崩しにつきましては、浅口市財政調整基金条例におきまして、1つ目といたしまして、経済情勢の著しい変化等により著しく財源が不足する場合において、当該不足額を埋めるための財源に充てるとき、2つ目として、災害により生じた経費の財源、または災害により生じた減収を埋めるための財源に充てるとき、3つ目といたしまして、大規模な土木、その他の建設事業の経費、その他必要やむを得ない理由により生じた経費の財源に充てるとき、4つ目といたしまして、市債の償還額が他の年度に比して著しく多額となる年度において、市債の償還の財源に充てるとき、5つ目といたしまして、償還期限を繰り上げて行う市債の償還の財源に充てるときと用途が定められております。例えばですが、地震などの災害により水道施設に被害が生じ、その復旧に多額の経費が生じる場合等については、一般会計から水道事業会計に繰り出すことは可能であり、その影響により一般会計に財源不足が生じた場合は、財政調整基金を取り崩すといったことも考えられます。一方で、水道事業会計については、その経営に要する経費については、先ほど上下水道部長も答弁いたしましたが、経営に伴う収入をもって充てる独立採算制が原則とされておりますので、恒常的に対策が必要となる水道料金の値上げ等に際し、財政調整基金を活用し、一般会計から繰り出すことについては適当でないと考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) もう一つ、コロナのときに給付金というのを、私、いただいた記憶があるんですけれども、それは財政調整基金からは出されてないということでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) 定額給付金のことかなと思いますが、定額給付金につきましては、国から補助をいただいて、皆さんに給付をしているというものでございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) ありがとうございます。 次の質問に移りたいと思います。 耐震化の状況について質問したいと思います。 能登半島地震は、いまだに断水が続いてます。復旧の見通しが4月以降とされる地域もあります。石川県知事は、大規模な断水が起きたことについて、老朽化した配管、耐震化の後れがダメージの大きさに直結していると述べています。耐震化の後れは他人事ではありません。南海トラフが発生した場合は、浅口市でも非常に大きな被害が予想されております。それなのに、残念ながら、浅口市では耐震化が大変遅れているという統計データが出ております。浅口市の水道管の耐震化、そして老朽管の更新、これって工事だという認識なんですけれども、今の現状を教えてください。なんか私にとっては、合併以来、水道管の耐震工事は行われていないのではないかと、そんなイメージがあるので、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) それでは、市の水道管や水道管の耐震化や老朽管の更新の状況、現状でございます。これを教えてくださいにつきましてお答えいたします。 本市の水道施設は、昭和40年代の整備開始から約50年が経過していることから、老朽化が進んでおります。令和4年度末現在、水道管の総延長、約360キロメートルのうち、法定耐用年数40年を経過した管路は39%となっております。また、基幹管路の耐震化率は1.8%でございまして、全国平均と比べて、耐震化、老朽管の更新は進んでいないのが現状でございます。議員さん御指摘のとおり、南海トラフ地震の脅威が迫る中、早急に耐震化率の向上を進めていく必要があると考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) ありがとうございます。 次の質問なんですけれども、今回、4番と5番と7番を一括にして質問をさせてください。 4番は、工事が必要な水道管はどのぐらいあり、その費用。 5番は、耐震工事が全て完了するのはいつか。 7番は、耐震工事はいつから始まるのか。今後の計画、事業費、更新対策への考え、ビジョンなどを教えてください。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼いたします。 水道施設の耐震化や老朽施設の更新対策ということになるかと思います。今後の計画でございますとか事業費、費用でございます。これについてお答えしたいと思います。 本市では、令和4年度にアセットマネジメント、つまり水道施設の状態の具体的な調査を行いまして、老朽化した施設の更新、耐震化の整備費用を見込みました更新需要を算定しましたところ、今後100年間で約347億円が必要という更新計画を取りまとめたところでございます。市はこの更新計画に基づき、令和6年度から、老朽化が進む施設の更新や南海トラフ地震等に備えた耐震化に本格的に着手いたします。令和6年度の事業費は3億7,000万円余りで、今後10年間で総額約35億円の事業費を計画してございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) よろしいですか、ちょっと確認。10年間で35億円ですね。分かりました。 質問6ということなんですけれども、今後も安定したこの水道事業の経営を維持してゆくということで、水道料金を16%上げるということによって、その料金改定で耐震化、更新工事の費用が全て賄えるのでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼します。 水道料金を16%上げるということですが、料金改定や耐震化や更新工事の費用は全て賄えるのかということについてお答えいたします。 まず、施設の耐震化、更新工事の財源でございますが、国庫補助金を基幹管路の耐震化に係る事業費のおよそ3分の1程度充当します。次に、事業費から国庫補助金を引きました残りの3割程度を企業債の借入れ──借金でございます──で対応いたします。残りの費用を手元にある資金で賄う予定でございます。財源につきましては、料金改定による収入増加分のみに依存するのではなく、企業債を充当することにより、現役世代と将来世代の負担の均衡を図ってまいります。 水道料金の決定基準は、公営企業法に基づきまして、公正妥当なもの、原価を基礎としたもの、健全な経営を確保することができるものでなければならないとされております。施設更新費用の確保のためだけではなく、人口減少による料金収入の減少など、投資、財源の見通しを踏まえた上で料金の決定を行いました。 以上でございます。            (5番「すいません、ちょっと基幹……」の声あり) ○議長(伊澤誠) ちょっと待ってください。ちゃんと手を挙げて。 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) 基幹管路という、この意味が分からなかったんですけれども、すみません。教えていただけますか。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼いたします。 基幹管路について御説明いたします。 市内にあります水道管の総延長は約360キロメートルと、先ほど御説明したところでございます。その中に基幹管路、これ、延長で約127キロほどございます。約3分の1程度でございますが、これ、水道管の太い部分、基幹となる、基となると、木で言いますと幹と考えてやってください。枝葉ではなくて太い部分の管を基幹管路ということで扱ってございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) 申し訳ありません。基幹管路の、その後のお話をもう一度していただけますでしょうか、答弁の中での。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員、基幹管路の後の。 ◆5番(早苗ネネ) はい。すいません、その言葉がよく、どういう、想像がつかなかったんで。 ○議長(伊澤誠) 再度、基幹管路についての質問になるんです。 ◆5番(早苗ネネ) もし見つかるならば……            (16番「何を聞きょんか分かりょうらんのじゃ」の声あり) 大部分ですけど、すいません。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼いたします。 先ほど16%上げて、その料金改定で耐震化の工事でありますとかその費用が賄えるかという中の説明をして、そのときに基幹管路という御説明をしました。そっから先をもう一度ということでございますね。            (5番「はい、ありがとうございます、すいません」の声あり) すいません、説明を再度、ゆっくりさせていただきます。 ちょっと重複しますが、施設の耐震化、更新工事の財源でございますが、国庫補助金を基幹管路の耐震化に係る事業費のおよそ3分の1程度、充当いたします。全てに対して補助金が出るんではないよということを御説明したつもりでございました。すいませんでした。次に、事業費から国庫補助金を引きました残り、残りのその3割程度を、今度は企業債で借入れいたします。借金でございます。その残りの費用を手元にある資金で賄うと、こういう予定でございます。改めてでございますが、財源につきましては、料金改定による収入増加分のみに依存するのではなくて、企業債を充当することによりまして、今の世代、現役世代、それと将来の世代の方たちの負担の均衡を図りたいということでございます。最後まで言わせていただきますが、水道料金の決定基準といいますのは、公営企業法に基づきまして、公正妥当なもの、原価を基礎としたもの、健全な経営を確保することができるものでなければならないとされております。施設更新費用の確保のためだけではなく、人口減少による料金収入の減少など、投資財源の見通しを踏まえた上で料金の決定を行ったということでございます。 すいません、以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) ありがとうございました。 では、次の質問に移させていただきます。 私が住んでる占見新田は埋立地だと聞いているんですけれども、千葉県のディズニーランドも埋立地でした。そういう場合、液状化という言葉がありまして、液状化しやすいエリアの水道管が特に被害を受けると考えられるんですけれども、市内で該当するエリアはございますでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼します。 液状化しやすいエリアの水道管が特に被害を受けていると考えられるが、市内で該当するエリアはあるかについてお答えいたします。 液状化とは、地下水位が高くて、緩く堆積した砂地盤などが、地震により激しく揺さぶられる。そうしますと、砂の粒子が水と混ざり合いまして、一時的に液体のように柔らかくなる現象でございます。埋立地や河口など、水分をたくさん含んだ砂質の地盤で発生する現象で、噴砂──砂吹きでありますとか、地盤沈下を伴います。液状化は、水道施設だけではなくて、各種インフラに大きな被害をもたらします。岡山県が公表しています、南海トラフ巨大地震による液状化危険度分布図において、液状化の危険度が示されておりますが、これによりますと、本市内において、干拓地でありますとか河川沿いの平地部などが、液状化の危険度が高いエリアということで……            (5番「平地部ですね」の声あり) はい。干拓地でありますとか河川沿いの平地部などが、液状化の危険度が高いエリアというふうに想定されております。 能登半島地震では、液状化等による水道管の被害が多数確認されましたが、最新型の耐震管からの漏水事故は発生していなかったとの報告もされております。平成28年の熊本地震では、厚生労働省の調査報告書で、熊本市が水道管の耐震化に積極的に取り組んでいたことで被害が比較的少なかったと分析もされております。本市においては、更新計画に基づき、今後、市内全域の基幹管路において耐震化を進め、液状化等による被害の軽減を図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) ありがとうございました。 質問、その次なんですけれども、阪神大震災のときに、井戸があるエリアでは水の確保にとても助かったという話を聞いています。市内で井戸がある家庭などを把握してますでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼します。 市内で井戸のある家庭を把握しているかっていうことについてお答えいたします。 市内全域について、井戸のある家庭の把握はしておりません。しかし、下水道の使用料金を算定する関係で、井戸をお使いの方についての把握はございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) 具体的な数字などは分かりますでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼いたします。 まだ整備途中で、市内で井戸の全てについての把握は当然ないわけでございますが、今、下水が整備して使える区域の中でということでお答えいたします。 今、下水道を使われとる戸数、全市でございますが、これが9,229戸ということになると思います。その中で、下水のほうに流れ込むということで把握できておる件数につきましては、371戸ということで確認しております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) ありがとうございます。南海トラフ地震は30年の間に高い確率で起きると言われています。今回の質問でも、数名の議員が災害の質問に時間を割いております。市長の話の中に減災という言葉が聞かれました。これは災害を減らすという意味だと思っているんですけれども、来るものは致し方がないが、いかに大難を小難にしていくのかが一番の安全対策だと思います。今ある財政調整基金をいかに有効に使っていくか、そのあたりの見解をお聞かせください。 ○議長(伊澤誠) 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、水道料金と南海トラフ地震ということでお答えをさせていただきたいと思います。 南海トラフ地震の30年以内の発生確率は70から80%と言われており、浅口市においても甚大な被害が想定されております。だからこそ、自助、共助、公助の連携を一層強化するとともに、市の体制整備についても、引き続き着実に進めていきたいと考えております。能登半島地震では、水道網は壊滅的な損傷を受け、広範囲で断水が続き、復旧までに相当な時間を要することが見込まれています。断水の原因といたしましては、水道管の老朽化や耐震化の後れが上げられておりますが、その一方で、耐震化の完了した水道管からは漏水事故は発生していなかったとの報告もされております。このほか、平成28年の熊本地震では、厚生労働省の調査報告書で、熊本市が水道管の耐震化に積極的に取り組んできたことで被害が比較的少なかったと分析されています。こうしたことを踏まえまして、本市では令和6年度から、老朽化が進む水道施設の更新、そして近い将来、発生が予想されている南海トラフ地震に備えた耐震化に本格的に着手したいと考えております。 本市水道事業は、新市になって以降、約18年間、一度も水道料金を値上げすることなく、事業運営を行ってまいりました。しかしながら、人口減少などから料金収入が減少する一方、施設の更新に多額の費用が必要になるという状況を踏まえると、将来世代に負担を先送りすることなく、持続可能な事業運営を行うためには、水道料金を改定させていただくことが必要であるとの判断に至りました。まさに苦渋の決断でありました。私たちは、朝起きてから夜寝るまで、蛇口をひねれば水が出ることが当たり前の生活を送っています。能登半島地震をきっかけに、私たちの地域でも当たり前ではなくなるかもしれない現実があることを再認識いたしました。昨今の厳しい経済情勢の中ですが、計画的に地域の強靱化に取り組み、市民皆様の当たり前の生活を守るため、地震に強い地域づくりを進めてまいりますので、何とぞ皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) ありがとうございます。私は、2011年3月11日に起きた東日本大震災を横浜で体験しております。震度5でした。マンションの中で、突然の大揺れに、ただ本当に机にしがみつき、揺れが収まるのを待っていた恐怖の記憶があります。移住して13年たってます。私はまだ2回しか、浅口で揺れを体験しておりません。それもほんのちょっとだけ。浅口市がいかに安全な土地だと認識しております。値上げ反対の署名をしたことをきっかけに水道事業の勉強してみたのですが、今はできるだけ早く耐震化工事をしていただきたい、その思いでいっぱいです。 最後に、友達から送られてきたメールに書かれていたフレーズ、物価は上がるけれども、賃金は下がってる。年金は値上げするけど、手取りは下がる。何もかも、物価が上がっているときに僅かな賃金値上げでは苦しいです。早くよい時代が来ますように。頑張ります。ありがとうございました。            (16番「演説じゃねんど。質問じゃありゃせんじゃねえか。議長、ちゃっとせえよ」の声あり) ○議長(伊澤誠) 次に、8番石井由紀子議員、どうぞ。 石井議員。 ◆8番(石井由紀子) 8番石井由紀子でございます。通告に従い質問をさせていただきます。 まず、これからの日本について触れさせていただきます。 世界で活躍できるグローバル人材育成が、今の日本も課題となっております。英語力をはじめとして、その他の言語、異文化、多様性、主体性、そして積極性とコミュニケーション能力などが求められております。浅口市は、早くから子供たちの英語能力を進めるために教育に力を入れてきていただいておりました。グローバル人材育成を長きにわたり行っていただいております。今回は、その中でも海外派遣事業についてをお尋ねいたします。 まず、青少年海外派遣事業についてをお尋ねいたします。 中学生を対象としたこの海外派遣事業は、いつ頃から実施されていたものなのでしょうか。            (16番「議長、議事進行」の声あり) ○議長(伊澤誠) ちょっと待ってください。            (16番「議事進行」の声あり) 香取議員、議事進行。 ◆16番(香取良勝) これ、関係ねえ言うかもしれんけど、男性議員は全部ネクタイしてきちっとして来ようる、バッジもつけて。しかし、頭は外人じゃないの、染めとる、ネクタイはしてない。これでこの議会で本当に議員としてやれるんかと。議長から全然そういうことは言わんのんかな、もう放っとくんかな。我々から見たらおかしいんだよ、やっとることが。人に、物を言うたら品位がないとか、品位があるんかな、これ。どうなんですか、議長。ネクタイもしとりゃあへん、頭はこの中で茶髪にして、ここは飲み屋じゃないんですよ。きちっとしたことを言うてくださいよ。前の議長だったら言いますよ。どうなんですか。 ○議長(伊澤誠) これも関係ないと思いますので。 ◆16番(香取良勝) 関係ねえことなかろうが。 ○議長(伊澤誠) ありません。 ◆16番(香取良勝) おめえの関係、仲がええけんというて、そういうことを言よんか。 ○議長(伊澤誠) それは関係ありません。 ◆16番(香取良勝) 人のとけえ頼まあ、頼まあというて、選挙落ちらあというて来やがって、へえで、くるっと変わるようになる。市長派になったのう。 ○議長(伊澤誠) 市長派とか関係ありません。 ◆16番(香取良勝) ある。 ○議長(伊澤誠) 関係ありません。 ◆16番(香取良勝) あらあ、おんどりゃあ。ちばけなあ、おめえ、ほっつきありいて。わしのこと、頼まあと言うて来たんじゃろうが。            (17番「議事進行じゃろう」の声あり) 議事進行じゃろうが。 ○議長(伊澤誠) 関係ありませんので、議事進行するわけには……。 ◆16番(香取良勝) 議事進行じゃろう。相手が言うたら議事進行言うて、わしにゃあねえんか。 ○議長(伊澤誠) そのときは、議会の秩序を保つために……。 ◆16番(香取良勝) 保たんといけまあ、みんなじゃから。 ○議長(伊澤誠) それはもう今、関係ありませんので。 ◆16番(香取良勝) 陰で皆言よんだよ。 ○議長(伊澤誠) 構いません。 ◆16番(香取良勝) ネクタイもしとりゃあへんし。わしらもネクタイしてこんでもええんか。男は皆しとるぞ。せえを聞いとんぞ。 ○議長(伊澤誠) それも関係ありません。 ◆16番(香取良勝) おめえもネクタイするな、ほんなら。 ○議長(伊澤誠) そういう問題じゃありません。 石井議員、続けてください。            (16番「議員か、これが」の声あり) ◆8番(石井由紀子) 今、答弁を、多分求めてると思うんですが。 ○議長(伊澤誠) 難波教育次長。 ◎教育次長(難波勝敏) それでは、中学生を対象にした海外派遣事業はいつから実施しているのかについてお答えいたします。 この中学生を対象にした海外派遣事業につきましては、本市発足直後の平成18年度から実施しております。新型コロナウイルスが流行する前の令和元年度まで、合計で13回、オーストラリアへ派遣いたしました。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 石井議員。 ◆8番(石井由紀子) ありがとうございます。13回も今までされてたというところで、本当に長い歴史があるなと感じております。先ほども言われましたコロナ禍はということで、コロナ禍においても、2022年度までは計画の中に入っていたかと思いますが、2023年度は計画の中にさえも入ってない、つまり予算が立ってなかったと思うんですが、この理由は何だったのでしょうか。
    ○議長(伊澤誠) 教育次長。 ◎教育次長(難波勝敏) それでは、2023年度、令和5年度で予算計上がなかった理由についてお答えいたします。            (16番「栗山がしたんじゃ」の声あり) この事業につきましては、新型コロナウイルスの世界的な流行に伴い、令和2年度から事業、先ほど言ったとおり実施しておりません。令和5年度につきましては、海外派遣事業ということもあり、新型コロナウイルスの状況をもう少し見極める必要があるということや、物価高騰による保護者の負担増などもあり、見送ったものです。 以上です。            (16番「栗山じゃ」の声あり) ○議長(伊澤誠) 石井議員。 ◆8番(石井由紀子) 家庭の負担ということもあるんですが、それは前からされてたとか思うんですが、幾らかは個人負担もあったかと思います。家庭の環境もそれぞれですし、内容を聞けば、いろんな御事情が家庭の中にはあって、この事業に参加できないという方もいらっしゃるかと思うんですが、ぜひチャンスとして、海外に触れられるチャンスというのを常に掲げてあげたいという気持ちでおります。浅口市は、青少年海外派遣実施要綱というのをつくっております。この中身を言いますと、海外の文化、生活環境などを直接に学ばせ、国際理解や国際感覚を養わせ、国際化時代に対応できる人材を育成するための青少年の海外派遣事業を実施するに当たって必要な事項を定めると趣旨に書いてあります。この趣旨をどのように捉らわれていらっしゃいますか。 ○議長(伊澤誠) 中野教育長。 ◎教育長(中野留美) 浅口市青少年海外派遣実施要綱の中の趣旨をどのように捉えているかということについてお答えをいたします。 趣旨につきましては、先ほど議員さんが言われたようになっております。そういった中で、グローバル化の進展によって、市内でも、年々、在住外国人が増加傾向にあり、また海外へ渡航する機会が増えているという現状がある中では、やはりグローバルな視点を持った人材の育成、こういったものは重要であるというふうに認識しています。 ○議長(伊澤誠) 石井議員。 ◆8番(石井由紀子) 私もそう思います。もうこれからは絶対大事な、それは子供たちだけでなくて、私たちにも必要なことだと感じております。浅口市が考えてるグローバル社会に向けて、子供たちに対しては、じゃあどのような教育環境が必要と考えておりますか。 ○議長(伊澤誠) 教育長。 ◎教育長(中野留美) グローバル社会に向けて子供たちにどのような教育環境が必要と考えているかということについてお答えをいたします。 教育委員会では、グローバル社会に向けて、教育行政の基本方針における教育目標の一つとして、郷土の伝統文化を尊重し、国際社会を生き抜く教養ある人の育成、こういうふうに上げております。外国語指導助手、いわゆるALTを市内に7名配置し、公立園小・中学校でネーティブな英語に触れながら学習できる環境を整えております。今後も実践的な語学力やコミュニケーション能力を備えた人材の育成を推進してまいりたいと考えております。 ○議長(伊澤誠) 石井議員。 ◆8番(石井由紀子) これからも進めていただけるということで、通信技術が最近は大変発達しております。遠隔で話が直接できたりと、海外に行かなくても、海外がもうすぐそこにあるような、時間差なくその方とテレビで話ができるとか、大変すばらしい、今、世の中になっております。その反面、いろいろやっぱり困ったことも、これから考えていかなきゃいけないこともたくさん出てくるとは思います。通信技術が大きく発達したことで、とても遠かった海外の国との距離が本当に縮まって、いつでもどこでもリアルタイムに海外とつながれるという便利で楽しい世の中になるということも一理ありますが、グローバル化に伴ってAIの技術も進み、現在、存在する職業もAIやロボットが担うようになるのではないかという未来も見えてきております。こんな時代だからこそ、特に子供たちには、自分たちの目で見て、感じて体験して、確かめることが重要になってくる世の中というのも感じてほしいと思っております。そこで、その一つとして、海外に行き、ホームステイ体験や、今、いろんな高校とかがやっております留学体験というのが必要になってくるのではないかと考えます。 そこで、これ、重要なとこでお聞きしたいんですが、2024年、来年度です。来年度の実施はどう考えてらっしゃいますか。もう廃止を考えてらっしゃいますか、お聞きします。 ○議長(伊澤誠) 教育長。 ◎教育長(中野留美) 2024年、すなわち令和6年度は実施するのか廃止するのかということについてお答えをいたします。 令和6年度の実施計画につきましては、これが海外派遣事業であるということから、安全第一ということで、新型コロナウイルス感染症などの状況も見極めが必要なこと、それから旅行代金が依然として高い水準にあることから、参加が困難になることが見込まれるため、予算計上は見送っております。より多くの方が参加しやすいよう、派遣先等も、変更も含めて、今後の在り方を考えていきたいと思っております。 なお、廃止については考えておりません。 ○議長(伊澤誠) 石井議員。 ◆8番(石井由紀子) 今後の見込みは何か明るいものがあるような答弁で、とても未来が見えてきました。昨年、夏頃でしたか、ある保護者の方が、そろそろ海外派遣に申し込みたいんだけど、どうなってるかなという問合せをいただいたときに、もう今回、予算もないんですよというふうにお答えしましたら、やっと我が子がその年齢に達して、参加を、行こうと思っていたのにと、大変残念がっていました。そのときに、来年度もちょっと分からないから、また市報とかを見てくださいというふうにお答えをいたしました。また、そこらあたりのお話を聞くと、やはり家庭の中には行きたい、そこを狙って、楽しみにしている御家族もいらっしゃるのかなと思いました。 別の話ですが、ドジャースの大谷翔平さんが、8月にアメリカに留学する日本の小学生4年生から高校3年生まで100名の費用を自分が負担するというニュースが流れておりました。実際、海外で生活して体験から学ぶことの、その体験が成長につながる、その体験をすることでまた新たな目標が見えてくるということで、大谷選手はチャレンジする機会を子供たちに与えてくれたのかなと、私も大変ありがたいなと思いました。ぜひこのようなチャンスを、やはり与えるというのが私たちのできることだと思います。確かに費用が大きくかかるというのも、これ現実です。もしかしたら来年、下がってくだされば、この事業も気楽に予算を立てられるのかなと思いますが、浅口市は、市長が姉妹友好都市であるオーストラリアや中国にも行ってくださって、交流を継続していただいております。それらの国に降り立ったときに、市長が感じた景色やその空気感をぜひ今の中学生にも味わわせてあげたい、もうそういうふうな思いです。教育長もオーストラリアのほうに行かれたかと思います。きっと日本では味わえない、まず降り立ったときの空気感を、やはり子供たちが肌で感じるということはかけがえのない体験になると考えております。そして、子供たちが浅口市がそういう事業をしてくださったということに感謝をし、浅口市の子供として、これから……            (16番「演説しょんじゃねえぞ」の声あり) これから世の中に……            (16番「ここは議場ぞ」の声あり) 出ていくというそういう期待感も持てます。これらの体験をぜひ学びの中で……            (16番「議事進行」の声あり) 考えや行動に……            (16番「議事進行」の声あり) どうぞ。 ○議長(伊澤誠) 香取議員、議事進行。 ◆16番(香取良勝) おめえ、演説しょんじゃねんじゃから。一問一答じゃから。何を言よんなら、おめえ。止めにゃあいけまあ、いけなんだらちゃっと。議長の仕事をせえ。 ○議長(伊澤誠) 石井議員、簡潔にまとめてください。 ◆8番(石井由紀子) これらの体験は必ずや子供たちにとってはよい影響があると考えます。どうぞ子供たちに未来への投資を、そういう事業をしていただきたいと思います。市長、最後に、このグローバル化に向け、子供たちに、ぜひ一言、よろしくお願いいたします。 ○議長(伊澤誠) 市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、青少年海外派遣事業についてお答えをさせていただきます。 先ほど担当部長が申しましたとおり、令和6年度につきましては、インフルエンザや、あるいは新型コロナウイルス感染症等の状況を見極める必要があります。また、物価高騰により、旅行費用が非常に高騰している状況などから、予算計上は見送っております。今現在、議員も御承知だと思いますが、各学校ではインフルエンザ、コロナが大流行して、まだ学校を帰っていただくとか、そういう状況が続いているのが現状でございます。しかし、近年のグローバル社会において、本市の成長と発展を担うグローバル人材の育成は私も必要だと考えております。教育長が申し上げましたように、多くの方が参加しやすいよう、派遣先の変更も含めて、今後の在り方を考えていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 石井議員。 ◆8番(石井由紀子) 予算についてはしっかりと行政のほうで考えていただいて、できる方法を模索していただきたいと思います。よろしくお願いします。 次に、健康福祉センターの運営についてを質問させていただきます。 赤ちゃんから高齢者まで、そして市内外の方が利用している福祉センターの現状とさらなる利便性についてをお聞きします。 まず、福祉センター内の会議室、いろいろありますが、人数制限は設けておりますか。 ○議長(伊澤誠) 富田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 健康福祉センター内の会議室等の運用についてお答えをいたします。 現在、健康福祉センター、各部屋に対する利用人数の制限は設けておりません。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 石井議員。 ◆8番(石井由紀子) では、トレーニングルームについてはいかがでしょうか。コロナ禍前、2019年以前と現在の利用人数についてお聞きします。 また、利用中の室内の様子、コロナ禍前とコロナ禍後、分かればそこまでお聞きしたいのですが、よろしくお願いします。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) それでは、トレーニングルームについてお答えをいたします。 初めに、コロナ禍前、令和元年以前と現在の利用者数についてお答えをいたします。令和元年度の利用者数は2万4,415人でありました。令和5年度、4月から2月までの11か月間の利用者数は9,553人であります。新型コロナウイルス感染症の感染予防対策といたしまして、人数制限を設けたため、令和元年度と現在を比較いたしまして、利用者数は減少しております。 次に、コロナ禍、令和元年以前と現在の利用中の室内の様子についてお答えいたします。コロナ禍前は、トレーニングルームの利用者が多く、順番を待っていても運動器具が使用できないことや、待っている時間が長いために、運動に集中できない環境となっておりました。しかし、トレーニングルームが再開したときには、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策といたしまして、予約枠と人数制限を設けたことで、運動器具が利用でき、使用者がトレーニングに集中して運動に取り組めている状況となっております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 石井議員。 ◆8番(石井由紀子) では、利用対象者が今現在、40歳以上となっている理由は何でしょうか。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 利用対象者を40歳以上としている理由についてお答えいたします。 このトレーニングルームは平成8年2月に開設されました。当初は、県内の大学からトレーナーを招くなど、より積極的に運動を行うことを目的とし、年齢制限なく運営をしておりました。平成18年3月の合併以降は、高齢者の利用が多く、新たな利用者が利用しにくい状況が発生するなど、課題もございました。そこで、65歳以上の利用者が7割以上であったこと、市内外に民間の施設が開設されたこと、そして人口減少と高齢化の動きが継続し、さらに平均寿命は伸長傾向にございます。このような中、令和2年12月1日から、トレーニングルームの目的や運営等の見直しを行い、利用対象者を健康増進法の健康増進事業の対象となる40歳以上と改め、運営目的を生活習慣病予防及び介護予防として、生活機能低下の予防、維持向上に着目し、専任の指導者の下、運営をいたしております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 石井議員。 ◆8番(石井由紀子) いろいろな経過の中で、今そういう形になったんだろうとは思います。ただ、福祉センターは皆さんのものです、市民のものです。その中で、トレーニングをしたいという気持ちは年齢には関係ないと思いますし、健康増進に関しては40歳というその数字を決めた根拠が、何かに基づいてだとは思いますが、今までは誰でもできたところができなくなったということには変わらないと思いますが、この本来の目的を考えていただいて、年齢制限を設けるのは市民に対して不公平になるとは考えられませんか。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 本来の目的からすれば、年齢制限を設けるのは市民に対し不公平ではないかについてお答えをいたします。 先ほども説明をいたしました、利用対象者を健康増進法の対象となる40歳以上とし、運営目的を生活習慣病予防及び介護予防としております。また、浅口市の国民健康保険被保険者の医療費を分析しました結果、総医療費の上位を生活習慣病が占めております。生活習慣病が重症化、長期化することで医療費の高額化につながり、総医療費を増大させる大きな要因の一つとなっております。そのため、40歳以上の方を中心に、トレーニングルームを使用することにより、健康の保持、増進、生活の質の維持、そして向上を図り、結果として医療費の適正化にもつながっていきます。39歳以下の方の利用につきましては、トレーニングルームが開設された平成8年当初に比べ、近年の健康志向の高まりやスポーツジムの民間進出など、社会資源も増加しているため、市の目的に沿った質の高いサービスをこれからも提供してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 石井議員。 ◆8番(石井由紀子) もう今、浅口市だけではないと思いますが、流れがもう高齢化していき、高齢者に対してのいろんな施設などが主流になっていき、じゃあ若い人たちはどこで市を利用すればいいのかということです。若い人も税金を払っております。市に今あるものが使えない。じゃあ体育館に行けばいいじゃないかという、もちろんそういう考えもありますが、体育館は年齢に関係なく使えてます。同じように、福祉センターのトレーニングルームも、長い目で見れば、健康維持は誰にも必要なことだし、介護予防もいつかは来るだろうというところで、早くから取り組むということも大事と思います。            (16番「おい、演説じゃねんぞ」の声あり) なので、このことについては、方針はもちろんよく分かりますが、市民の……。            (16番「議長」の声あり) ○議長(伊澤誠) ちょっと、待ってください。 ◆8番(石井由紀子) 市民の場所というとこで開放を、私は願いたいところです。 では、次の質問に入りますが、新型コロナ感染症は、昨年5月に5類に移行されました。いまだに1回の利用者を定員15名、利用時間を1時間15分に制限されております。この理由は一体何でしょうか。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) いまだに1回の利用者を定員15人、利用時間を1時間15分に制限している理由についてお答えをいたします。 5類移行後の利用方法等につきまして、トレーナーが見守ることができる人数や運動器具の数などを踏まえまして、最大15名の利用が利用者にとって安全で集中的に運動を実施できる人数とし、1回当たりの利用人数を15人としております。利用時間につきましても、トレーニングルームの利用時間内でより多くの利用者に利用してもらうことを考慮いたしまして、午前、午後にそれぞれ2枠ずつとし、1時間15分としております。また、トレーニングルームの利用者の大半が65歳以上の高齢者であるため、高齢者等、重症化リスクの高い方は、換気の悪い場所や不特定多数の人がいるような混雑した場所を避けることが感染防止対策として有効とされているため、市としてより安全に、安心に利用していただくため、現状のとおりとしております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 石井議員。 ◆8番(石井由紀子) この場所は、もともと30人は収容できる場所と聞いております。安全にということで、そんなににぎやかにぎゃあぎゃあ言いながらされてんのかなと、私は想像できないんですが。ある方が、ちょっと年配の方なんですが、前は利用していたのに、あまりにも定期的に利用できないから、もうよそへ行くわと言って民間のほうに行かれました。なかなか高齢者も、結局、使えないような、今、状況になっております。そうなったときに、この福祉センターでスポーツができるという、そういう大事なこの施設を、もう少し市民の方に広く、本当に使い勝手のいいように変えていただきたいなと思っております。福祉センターのリニューアルもいろいろ考えられてるそうなので、そこは期待したいところなんですが、市長、最後にお尋ねします。この福祉センター、健康面で大切な施設だと思いますし、本当に子供から高齢者の方まで、利用は数多い方が利用されています。この福祉センターの今後の運用について、ぜひ最後にお話をお願いいたします。 ○議長(伊澤誠) 市長。 ◎市長(栗山康彦) 健康福祉センターの運営についてでございますけども、開設した平成8年から25年以上が経過いたしまして、少子高齢化の進行に伴う人口構造の変化、あるいは市民ニーズの多様化、そして社会情勢など、行政を取り巻く環境は大きく変化をいたしております。これからも必要に応じて優先順位をつけ、時代の変化や市民皆様のニーズに的確に対応した施設運営を行ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(伊澤誠) 石井議員。 ◆8番(石井由紀子) よろしくお願いします。浅口市は今、大変人口も増え、若い方も増えてます。子供も増えてます。せっかくある浅口市の施設が、若い人たちが使えないような状況にならないような工夫も、ぜひ今後もしていただきたいと思います。 これで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(伊澤誠) ここで休憩とします。            午前10時35分 休憩            午前10時50分 再開 ○議長(伊澤誠) それでは、再開します。 次に、1番妹尾義信議員、どうぞ。 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) 1番妹尾義信、通告に従い質問させていただきます。 まず、インフルエンザ感染拡大対策について質問させていただきます。 昨年、新型コロナウイルス感染症が5類に移行され、いろいろな面でコロナ前の状況に戻りつつあります。ただ、新型コロナウイルス感染症自体なくなったわけではなく、先ほど市長も言われましたが、今年、この冬も感染症は猛威を振るっております。一方で、昨年夏は今までになくインフルエンザが流行し、金光小学校では学校閉鎖になるなど、罹患者が増えました。この原因は様々な臆測がありますが、どれも科学的検証を行ったものではないので、対策としては、一からもう一度つくり上げていく必要があると考えております。この質問をするために、制度や様々な社会の動きを調べれば調べるほど、この質問の内容が現実では難しいということは理解していますが、今年もインフルエンザが夏に去年レベルで流行する前提に立ってみると、市民の皆様にも広く知っていただき、考えていただく必要があると考え、あえて質問させていただきます。 では、現在の状況から確認させてください。 現在、インフルエンザワクチンの接種には市が費用を助成していると思いますが、どのような支援を行っていますか、内容を教えてください。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 助成事業はどのような内容かについてお答えいたします。 浅口市の高齢者のインフルエンザ予防接種の助成事業につきましては、本市に住民票があり、接種日に65歳以上の方などが対象であります。助成の実施時期は、10月1日から翌1月31日までの1回のみであります。市が補助しているため、自己負担額は1,500円であります。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。 助成は高齢者のみ対象のようですが、18歳以下の子供や大人が接種した場合、病院によっても違うと思いますが、大体どのぐらいの費用負担がありますか。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 18歳以下の子供や65歳未満の大人が接種するときの費用はについてお答えをいたします。 インフルエンザの予防接種は、任意接種として自費で接種を受けることとなりますが、その接種費用は、医療機関により異なりますが、おおむね3,000円から5,000円程度であります。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。 では、分かる範囲で、過去5年のワクチン接種率が分かりますでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 過去5年の接種率についてお答えをいたします。 市が把握できるのは、65歳以上の定期接種の対象者についてのみでありますが、令和元年度のインフルエンザワクチンの接種率は54.8%、令和2年度におきましては、コロナ感染との同時流行に備え、接種する動きが広がったこと等によりまして、約7割、令和3年度から令和5年度までは、おおむね6割の接種率でございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございました。 では、高齢者を含め、秋の接種期間以外に、春や夏などを含めてですが、助成と関係なくワクチンを接種することは可能でしょうか。その際には、およそ幾らぐらい費用がかかりますでしょうか。先ほどと一緒であれば、それでいいです。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 秋接種以外の期間でのワクチン接種は可能か。そのときの費用はについてお答えをいたします。 定期接種につきましては、インフルエンザ予防接種ガイドラインを参考にし、インフルエンザの感染者が増える前の秋冬、10月から1月頃を助成事業の接種期間としております。しかし、それ以外の期間でも、ワクチンを保管している医療機関での接種を受けることは可能であり、この場合は自費で接種を受けることになります。接種費用は、先ほどと同じでございますが、医療機関により、おおむね3,000円から5,000円程度でございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。 現状、様々なクリアしなきゃいけない課題があることは承知なんですが、昨年の夏のような状況を少しでも解消するために、インフルエンザワクチンの春期間の接種を実施することは可能でしょうか。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 春接種を実施してはどうかについてお答えいたします。 季節性インフルエンザは流行性があり、一旦流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が広がります。例年、12月から3月にかけて流行しますが、昨年は、岡山県が10月にインフルエンザ注意報を発令し、季節外れの流行となりました。 春接種の実施についてでありますが、インフルエンザのワクチンは、国が4月頃、次の流行シーズンの主流となるウイルスを決定し、その後、ワクチン製造企業に製造を依頼します。その後、市場へ提供されるのは、9月以降であります。このように、ワクチン供給までのスケジュールが決まっており、現在のところ、春の時期にワクチンがないため、春接種の実施は難しいと思います。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。 先ほど答弁いただいた理由からすると、次の質問も、到底難しいと思いますので、次の質問は飛ばさせていただきます。 こうやって、春だとか、今の秋接種以外の時期に接種することが少し難しいということであれば、今年の夏も、去年の夏のように、改めてインフルエンザが感染拡大するという前提に立てば、今年は従来以上に注意喚起等、春にしていく必要があると思いますが、現在、どのような計画がおありでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 夏の感染拡大に対してその対策をしていくかについてお答えをいたします。 夏の感染拡大につきましては、基本的な予防対策を徹底していただくことが重要であります。定期的な換気や小まめな手洗い、手指の消毒、場面に応じたマスクの着用、社会的距離の確保、十分な栄養やバランスの取れた食事を取るよう、心がけていただきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。注意喚起等、対策が1年を通してということになってくると、例えばポスターを一年中、同じものを貼っていたり、年度初めに啓発のプリントやチラシを配っただけでは、効果が十分に出ないと思っております。夏、そして冬、2回はやるということを前提に、改めてお聞きしますが、どういう時期にどのようなものを考えておられるかという計画が、具体的にあれば教えてください。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 1年を通してどのように対策をしているかについてお答えをいたします。 近年では、夏にインフルエンザにかかるケースが見られておりまして、大規模な流行とまではいきませんが、インフルエンザは時期にかかわらずかかってしまうおそれがあるため、1年を通して注意する必要があります。浅口市といたしましては、国や県が発信しているインフルエンザに関する注意報や警報等の感染情報を適切に市民の皆様へ情報発信するとともに、手洗い、うがいの徹底、マスクの着用といった基本的な予防対策に向けた注意喚起を行ってまいります。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。 最後に、これはインフルエンザだけではなく、新型コロナウイルス感染症やその他の感染症も含め、感染拡大に対する市のこれからの考え方をお聞かせください。 ○議長(伊澤誠) 市長。 ◎市長(栗山康彦) インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症拡大予防には、市民皆様、一人一人の感染対策に向けた取組が重要でございます。これからも手洗いやうがい、十分な栄養とバランスの取れた栄養摂取など、基本的な感染予防と健康管理について、適切な時期に周知を図ってまいります。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。今後も、新型コロナウイルスのような新しい感染症が出てくる可能性もあります。また、昨年のインフルエンザのように、今まで流行していた時期とは違う時期に流行する感染症も出てくるかもしれません。新たに事が起こってから考えるのではなく、あらゆる可能性を考慮した上で対策できるような計画も、今後、つくっておいていただきたいと思います。 次に、水道事業の今後について質問させていただきます。 今回は同僚議員が同様の質問を多くされており、重複する質問が多々あると思いますが、質問の展開上、改めて聞かせていただくこともありますので御容赦ください。 まず、現在の水道事業の確認からさせてください。 前回の12月議会で、水道事業会計は基本的に水道料金で賄うように法律で定められているという答弁が、先ほどもありましたが、水道事業において、給水に関わる費用がどの程度、給水収益で賄われているかという、料金回収率という数字があると思います。当然、この数字が100を切っていれば水道事業は赤字であって、事業が水道料金で賄えないと考えられます。過去5年のこの料金回収率の推移を教えてください。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼します。 料金回収率の過去5年の推移についてお答えいたします。 まず、料金回収率について、先ほど議員さん、おっしゃっておったことでございますが、この料金回収率とは、給水に係る費用がどの程度、水道料金収入で賄えているかを表す指標でございます。水道事業の経営状況の健全性を示す数字と言われております。 それでは、本市の料金回収率でございます。平成30年度、91.43%、令和元年度、88.19%、令和2年度、56.03%、令和3年度、94.89%、令和4年度は88.91%となっております。令和2年度は、コロナウイルス感染症対策特別減免がありまして、水道料金収入が減少したため、特に低い数字となっておりますが、令和2年度以外の年を見ましても、料金回収率が100%を下回っており、事業に必要な経費が料金収入で賄えておらず、適切な料金収入の確保が求められている状況が続いていると言えます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。 水道管の老朽化は、昨日も今日も、耐震化を含めて同僚議員が質問しました。要するに、今後、しっかりと老朽化した水道管の更新、耐震化を進める必要があるとの現状であると認識しております。ですので、この質問は飛ばしまして、次の質問に行きます。 先ほどの料金回収率とは別に、水道料金を請求し、どのぐらいの割合で払っていただいているかという、料金徴収率というものがあると思います。この率は、現在どのぐらいの数字でしょうか。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼します。 料金徴収率についてお答えいたします。 令和5年3月末時点の料金徴収率は、現年度分99.1%でございます。滞納者に対しまして、給水停止、電話督促や臨戸訪問、分納誓約などにより、滞納解消に努めております。 水道事業は、使用者の方々にお支払いいただく水道料金収入により経営しております。一部の使用者の滞納は、収入が適正に確保できなくなり、他の使用者に多大な迷惑をかける行為でございます。市では、今後ともさらなる徴収率の向上に努めたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。 では次に、現在、水道事業に関わる職員は何名おられるか、お聞かせください。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼します。 水道事業に携わる職員数についてお答えいたします。 令和5年度の職員数は8名でございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。人数に関しての話は、後でまたお聞きするときに改めて話をさせていただくとして、続いて水道事業の今後の話をさせてください。 水道管更新に関わる費用は、昨日も今日も、100年間で約347億円必要との答弁でしたが、これは今回の更新、今回、全部入れ替えるだけでなく、100年先まできちんと更新を続けていくということが大前提の347億円ということでよろしかったでしょうか。確認させてください。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 水道施設の更新に係る費用についてでお答えさせていただきます。 本市では、令和4年度にアセットマネジメント、つまり水道施設の状態の具体的な調査を行い、老朽化した水道施設全体の更新、耐震化の整備費用を見込んだ更新需要を算定いたしましたところ、先ほど申しました、議員さんおっしゃいましたが、今後100年間で総額約347億円が必要という更新計画をまとめたところでございます。市はこの更新計画に基づき、令和6年度から、老朽化が進む施設の更新や南海トラフ地震等に備えた耐震化に本格的に着手いたします。令和6年度の事業費は3億7,000円余りで、今後10年間で総額約35億円の事業費を計画してございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。
    ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。 この更新は、先ほどから話題に上がっている基幹管路だけの更新ではないですよね。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼いたします。 基幹管路だけではなく、水道施設全てということで御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。 水道料金収入に関しても、現状のままであれば、令和11年度には経営の維持に必要な資金、現在のおよそ1年分である5億円を下回ってしまうが、今回の料金改定が実現すれば、令和16年度末でも5億円は維持できるとの答弁だったと思いますが、これは、料金改定が実現し、料金が上がった場合、先ほども言われた人口減少ももちろんそうですが、市民の皆様の節水の努力であったり、今後、様々な節水技術を備えた生活設備が出てくることも加味した上での計算でしょうか。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼します。 水道料金収入の予測ということかと思います。 本市では、緩やかな人口減少や節水意識の高まり等から、収入も減少傾向にあります。今後もその傾向が続くと見込まれておりますので、そのような想定できることを計画の中にしっかり盛り込んだ中での検討となっております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。 今後、今まで以上に、水道管の更新等で水道事業における仕事量は増加するがことが予想されます。先ほど8名とおっしゃられましたが、その人数で事業が賄えるのでしょうか。 また、水道事業に従事する職員数を増加するようなお考えはおありでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼します。 職員数の変動はということでのお問いだったかと思います。 令和4年度までは、職員数は7名でございました。事業量の増加により、令和5年度から1名増の8名体制でございます。今後については、今後の事業量等を加味したものでまた検討することがあるかと思います。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) 今後は考えていくという流れなのですが、この4月から実施予定の機構改革により、人員を集約したり、また今、進めているDX推進によって業務の効率化などができると思いますが、この集約だとかDX推進だとかということで、今の職員数でも業務を賄えるという考え方、現状ではそういうお考えでよろしいでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 機構改革により業務改善することが可能かという御質問についてお答えいたします。 令和6年度4月から始まります機構改革によりまして、本庁、支所で別々に行っておりました業務を集約し、一元的な業務を遂行することにより、効率的かつ効果的な事業運営につながると考えておりますので、業務改善がなされると考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。 それでは、今回の水道料金の値上げについてお聞きします。 先ほどの話でも、16年度末まで資金が5億円を下回らないという話でしたが、最初に聞いた料金回収率で見ると、料金改定が実現したときにはどこまで数字が上がりますか。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼します。 値上げすることによる料金回収率の予測ということで御回答したいと思います。 令和6年度から水道料金を16%値上げした後の料金回収率の予測についてでございますが、令和6年度以降、10年後の令和15年度までの間、財政予測シミュレーションを行った結果、料金回収率は100%を上回る状態で推移し、算定期間中は適切な料金収入が確保される、つまり給水に係る費用が給水収益で賄える見通しとなってございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。 市民をはじめ様々なところから、なぜ物価高騰の今なのかという声もありますが、今しなければならない理由、これは重複になると思いますが、大事なことなので、改めて教えてください。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼します。 なぜ物価高騰の今ということの回答をさせていただきます。 この機に水道料金を値上げするのはなぜか。本市水道事業は、旧町時代の創設から約50年の間、市の発展と快適な市民生活を支えながら、市民や事業者の皆様に安心・安全な水を安定的に供給してきました。また、本市の水道料金は、平成18年3月に新市になって以降、約18年間、一度も水道料金を値上げすることもなく、県内市町村と比較しても安価な水準を維持してきました。しかしながら、水道事業を取り巻く経営環境、人口減少や節水意識の高まりなどから、料金収入が減少する一方で、南海トラフ地震の脅威が迫る中、早急に施設の耐震化、老朽化施設の更新に、今後、多額の費用が必要になるという状況を分析した結果、将来的に持続可能な事業運営を行うためには、現在の水道料金の水準を見直す必要があるとの判断に至りました。物価高騰で厳しい経済情勢でありますが、皆様の御理解と御協力をお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。水道事業が待ったなしの状況であり、耐震化に関しても早急にする必要があることは分かりましたが、当然、料金を上げるからには、水道事業自体の、例えば料金徴収率を上げることであったり、可能な限り経費を抑えるであったりといったものになると思いますが、こういった努力はどのようにされますか。もちろん、様々な事情を抱える方もおられますので、料金徴収率が100になるということや、経費削減で今回の値上げ分がカバーできたりすること、先ほども少し触れましたが、水道事業自体が回らなくなるおそれもあるので、職員を減らすといった極端なことは難しいとは思っております。どのような努力をされるか、お聞かせください。 ○議長(伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼いたします。 料金徴収率を上げるなど、企業努力を今後どのようにするのかについてお答えいたします。 まず、滞納者に対しましては、引き続き、給水停止、臨戸訪問などにより、滞納解消に努めてまいります。また、今後予定されております大規模な管路の更新事業に加え、現在も実施しております漏水調査に新技術の活用を検討しており、無駄な水をなくし、より多くの収益確保を目指します。職員配置についても、同規模団体と比べ少ない人数でぎりぎりの状態で業務をこなしてまいりましたが、令和6年度、4月の機構改革による人員の集中を生かして、サービスの向上を図ります。さらに、DXの積極的な活用、官民連携や近隣の公営企業との広域連携によるコストメリットでありますとかスケールメリットを生かした業務の導入を検討するなど、事業経営の効率化を図っていく必要があると考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。 では最後に、100年先までの事業予測が示されたこともありますので、これから100年の市の水道事業について、どうお考えかお聞かせください。 ○議長(伊澤誠) 市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、水道事業の今後についてお答えをさせていただきます。 本市水道事業は、旧町時代に創設されてから約50年の間、市の発展と快適な市民生活を支えながら、市民や事業者の皆様に安心・安全な水を安定的に供給してまいりました。また、料金も県内市町村と比較しても安価な水準を維持してまいりました。これまで、蛇口をひねれば水が出ることが当たり前過ぎて、水道のことを意識されることは少なかったと思います。これは、安心・安全な水を安定して供給している水道事業に対する信頼のあかしであるとも思います。そして、これからもこの当たり前の状態を当たり前に続けていくことが、私たち、水道事業の大きな使命であると考えております。今後、料金収入が減少する一方、水道管や施設の老朽化対応や耐震化によって多額の費用が必要になるなど、水道事業を取り巻く環境は非常に厳しくなると申し上げました。さらに、能登半島地震をきっかけに、蛇口をひねれば水が出ることが当たり前ではなくなるかもしれない現実があることを再認識いたしました。水道事業の経営が厳しい時代を迎える中、水道を未来につないでいくため、今、何をすべきかという判断が極めて重要になります。100年先も安心・安全な水を安定的にお届けできる水道事業であり続けるため、生活に欠かすことのできない水道の将来について、市民皆様とともに考え、運営していきたいと思っております。 このたびの水道料金の改定は、市民皆様に大きく影響するものでありますが、水道という重要な財産を子供や孫の世代に引き継いでいくためには、問題や負担を先送りするのではなく、私たち世代の責任として実施していかなければなりません。本当に苦渋の決断でありました。何とぞ御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) ありがとうございます。今後も厳しい社会情勢の中、状況は刻一刻と変わっていくと思います。耐震化された水道管の料金の高騰であったり、不足であったりということも、予測の範囲内だと思います。できる努力はしっかりしていただき、一方で必要な事業というものはしっかり進めていただく必要があると思っております。よろしくお願いします。 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(伊澤誠) 以上で一般質問を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(伊澤誠) 日程2、議案の質疑を行います。 議案に対する発言通告の申出はありません。 同意第1号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 同意第1号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、同意第1号は委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。 同意第1号は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、同意第1号はこれに同意することに決定しました。 同意第2号固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてから同意第4号固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてまでの質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 同意第2号から同意第4号までは委員会付託を省略することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、同意第2号から同意第4号までは委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。 同意第2号から同意第4号までは原案のとおり同意することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、同意第2号から同意第4号まではこれに同意することに決定しました。 同意第5号益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについてから同意第11号益坂財産区管理委員の選任につき同意を求めることについてまでの質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 同意第5号から同意第11号までは委員会付託を省略することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、同意第5号から同意第11号までは委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。 同意第5号から同意第11号までは原案のとおり同意することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、同意第5号から同意第11号まではこれに同意することに決定しました。 議案第2号浅口市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第15号浅口市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例についてまでの質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 議案第16号権利の放棄についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 議案第17号モーターボート競走の施行についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 議案第18号令和5年度浅口市一般会計補正予算(第7号)から議案第23号令和5年度益坂財産区特別会計補正予算(第1号)までの質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 議案第24号令和6年度浅口市一般会計予算から議案第31号令和6年度浅口市下水道事業会計予算までの質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 議案第32号市道路線の認定について及び議案第33号市道路線の変更についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 報告第1号長期継続契約の締結状況についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 なお、報告第1号はこれをもって議了といたします。 諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 諮問第1号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。 諮問第1号は原案を適任とすることに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は原案を適任とすることに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(伊澤誠) 日程3、議案の委員会付託を行います。 議案第2号から議案第33号までは、お手元に配付しております議案付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(伊澤誠) 日程4、請願の上程を行います。 請願については、お手元に配付しております請願・陳情表のとおり総務文教常任委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全て終了しました。 お諮りします。 3月14日、15日並びに3月18日、19日は委員会審査等のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、3月14日、15日並びに3月18日、19日は休会とすることに決定しました。 次の本会議は3月21日午前9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 本日はこれをもちまして散会いたします。 御苦労さまでした。            午前11時29分 散会...