浅口市議会 2023-12-13
12月13日-04号
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼します。 それでは、DXに関し、浅口市独自の取組があるかということについてお答えをいたします。 本市の取組といたしましては、来館することなく
スマートフォンなどから
公共施設の予約や予約状況の確認、利用料の支払いをしていただくことができる
公共施設の
予約システムを導入しております。 また、きめ細やかな
行政情報の発信を目的として、
メール配信サービスでありますとか
公式LINE、
防災行政ナビ、
ライフビジョンの整備を行っており、今年度はさらに
行政情報の発信を強化するため
ホームページの
リニューアル、そして
AIチャットボットの導入、
LINE機能の追加を進めておるところでございます。 そのほか、住民票、
印鑑登録証明書及び
所得証明書の
コンビニ交付でありますとか、
各種証明発行手数料、
公共施設の
利用料等の
キャッシュレス決済を導入し、
市民皆様の利便性の向上を図っているところでございます。 福祉関係では、
QRコードが書かれたシールを服や持ち物などに貼り、発見者が
QRコードをスマホで読み取ることで、事前に登録のある家族等に自動で連絡ができる、高齢者の見守りサービスの運用を行っております。
教育関係では、
小・中学校及び各園での欠席連絡や、学校園からのお知らせを通知できる
連絡システム、そして登園、降園を管理する
登降園システムを導入いたしまして、保護者の利便性の向上や職員等の事務の効率化を図っております。 また、
GIGAスクールにおける各
小・中学校の全生徒への
タブレット端末の整備のほか、普通教室及び
特別教室への電子黒板の整備を行い、
情報教育の充実に努めているところでございます。 さらに、来年度の組織の再編に合わせまして、本庁や支所、
健康福祉センター間を市民の方が移動することなく相談業務などが行える
遠隔相談窓口システムの整備を進めておりまして、来年度からの運用開始を予定しているところでございます。 そのほか、
情報機器に不慣れな方への
デジタルディバイド対策として、年間を通して
スマホ教室を開催しております。 今後も、他の自治体の先進事例なども参考とし、浅口市としてのDXを推進してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠)
妹尾議員。
◆1番(
妹尾義信) 今取り組んでくださっているものの中に
ホームページの
リニューアルとありましたが、これはいつ完成する予定でしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼します。
ホームページの
リニューアルにつきましては、今整備を進めているところでございます。来年度4月に新しい
ホームページを開設したいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠)
妹尾議員。
◆1番(
妹尾義信) ありがとうございます。 では最後に、浅口市の
DX推進についての将来像をお聞かせください。
○議長(伊澤誠) 栗山市長。
◎市長(栗山康彦) それでは、
DX推進の将来像についてお答えをさせていただきます。 浅口市としましては、いつでも、どこでも、誰でもを目標に、
市民皆様が市役所などに来庁することなく、24時間どこからでも
行政手続が行える、来なくていい市役所を目指しております。そのために、
行政手続の
オンライン化など市民の
利便性向上はもちろんのこと、
市役所業務の見直しなど
行政事務の効率化も併せて進めていく必要があります。 また、最も重要で難しいのは、市が構築していく
システムを多くの
市民皆様に活用していただくことであります。幾ら市が
システムを構築しても、
市民皆様が利用しづらい、あるいは利用できない
システムでは意味がありません。誰でも簡単に利用できる、市民目線での
システム構築を行ってまいります。 また、子供からお年寄りまで、多くの
市民皆様にデジタル技術を活用していただくため、学校での
デジタル教育から
高齢者向けの
スマートフォン教室など、引き続き
情報教育の充実に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠)
妹尾議員。
◆1番(
妹尾義信) ありがとうございました。
DX推進により、
市民サービスの向上だけではなく、RPAなどを活用して、今後訪れる人材不足の不安も払拭できるような取組をぜひしっかりとお願いします。 次に、
公民館事務の独立について質問させていただきます。 浅口市では、
公民館事務は
教育委員会事務局が担っており、様々な業務を行いながらの
公民館運営をしていると思います。 一方で、他市へ目を向けると、各
公民館事務は専門の職員を配置し、地域と一緒になって運営しているところが多くあります。そういう形でうまくいっているところは、浅口市の公民館であまり見かけない高校生から40代くらいの利用者も多く見かけることがあります。 まず、このことについて、この5年間で公民館で行われている、単発は新しいのがあると思いますが、
定期講座で新しいものはどのようなものがありますでしょうか。
○議長(伊澤誠)
難波教育次長。
◎
教育次長(難波勝敏) ここ5年間の公民館の新しい
定期講座についてお答えいたします。 市内には、
定期講座を行っている
中央公民館、
金光公民館、
寄島公民館の3つの公民館がございます。各館合わせると21の
定期講座を実施しておりますが、ここ5年間につきましては新設の講座はございません。これは
新型コロナウイルス感染症の影響により、
公民館活動の制限が設けられていたことも影響しています。 現在は、短期講座として着物の着つけ教室や
フラダンス教室などを実施しており、新たな
定期講座の開設に向けた可能性を探っているところでございます。 また、
定期講座ではございませんが、ド
ローン体験教室でありますとか
SNS講座など、DXに関連した講座も新たに取り組んでいるところでございます。 以上です。
○議長(伊澤誠)
妹尾議員。
◆1番(
妹尾義信) ありがとうございます。 基本的に、新しい講座を立ち上げるというのはなかなかの労力が必要になると思います。その労力を現状の
教育委員会事務局が担うには、人数がなかなか足りてないのではないかと思っております。以前も人員を増やすような質問をさせていただきましたが、そこら辺はなかなか難しいということでありましたので、そこで
公民館事務を
教育委員会事務局から切り離して独立させるという方法があると思いますが、今後の構想としておありでしょうか。
○議長(伊澤誠)
中野教育長。
◎教育長(中野留美)
公民館事務を独立させる考えはありますかということでございますが、現在
公民館事務につきましては、
ひとづくり推進課や、金光分室、寄島分室で社会教育、そして文化スポーツ事業と併せて事務を実施しております。
公民館事務を独立させるとなりますと、市民会館金光のような複合施設の管理運営などの課題や、ふれあい交流館サンパレアの取扱い、また体育施設の受付、鍵の管理など、施設利用者に様々な影響を及ぼすことが考えられます。 今後は、これらのことも踏まえて、独立も含め、より地域のニーズに合った
公民館運営ができやすい形、これを考えてまいりたいと思っております。
○議長(伊澤誠)
妹尾議員。
◆1番(
妹尾義信) ありがとうございます。 夏の涼み処などでもそうなんですが、公民館はそもそも皆さんが気軽に来て集まれる場所であるべきだと私は考えております。そこで生まれた交流によって、市民が幸せになることが市の発展につながると思うのですが、
公民館事務、すぐにはというか、なかなか方法として独立という形が取りにくいのであれば、今後どのような
公民館運営、公民館というものがどういう在り方をするべきか、お考えはおありでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育長。
◎教育長(中野留美) 公民館の今後の役割といった面からお話ししたいと思います。 公民館の役割につきましては、社会教育法で、地域住民の生活文化の振興や社会福祉の増進に寄与することというふうにされています。生涯学習や社会教育活動を行う中で、公民館は今、子供から高齢者まで幅広い年代層の人と人をつなぐ役割を担うこと、これが求められています。 現在実施しております中学生ボランティア育成講座、これは鴨ボランティーズというのですが、そういった中では中学生が小学生向けの体験活動を企画運営することで、異年齢のつながりを形成しております。こういった、公民館として集う、学ぶ、結ぶことを大切に、市民の主体的な活動に対する伴走支援を今後も積極的に行っていきたいというふうに考えております。
○議長(伊澤誠)
妹尾議員。
◆1番(
妹尾義信) ありがとうございます。 中学生と小学生のつながり、新しいつながりなんだと思います。今後も、今なかなか姿を見ることのない20代であったり30代であったり、今利用が少ない層にもなるべくアピールをしていただいて、そういう人たちとも交流ができるような、そういう公民館を目指していただければありがたいなと思っております。 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(伊澤誠) お疲れさまでした。 次に、8番石井由紀子議員、どうぞ。 石井議員。
◆8番(石井由紀子) 8番石井由紀子でございます。よろしくお願いいたします。通告に従いまして質問させていただきます。 まず、1番目に、保育施設の充実についてお聞きいたします。 先日も
一般質問でもありました待機児童と保育児童ということでお答えをいただきましたので、できるだけかぶらないような質問と、あともう少し深く聞きたいこともありますので質問させていただきます。 昨日のお答えの中で、待機児童はゼロ、保留児童が74人という報告を受けております。今現在、令和6年度の保育園募集をかけて、もう締切りは過ぎたと思いますが、この数というのはこれに反映されている数でしょうか。
○議長(伊澤誠)
教育次長。
◎
教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 先ほど議員さんおっしゃいました待機児童ゼロ、保留児童74人という数につきましては、今年度の12月1日現在の状況でございます。したがいまして、来年度の申込み状況等については反映されておりません。 以上です。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) じゃあ、まだ今現在募集に応募した人たちがどうなるかというのは本当に未知の世界、何人また保留児童が出るかというのは分からないという状況だと思いますが、ではその74人という数の内訳を知りたいと思います。今一番問題になってるのは、やっぱりゼロ歳から2歳児だとは思うんですが、この方々がこのゼロ歳2歳児にどの程度含まれていらっしゃるのか教えてください。
○議長(伊澤誠)
教育次長。
◎
教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 74人の内訳でございますけれども、ゼロ歳から2歳で74人ということで、3歳以上はゼロとなっております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) もう全てが、じゃあ小さいお子さんをお持ちの保護者の方が入れないという状況。3歳以上が入れてるというのは、幼稚園が拡充されたということもあるのかなというとこで、効果が出てるという評価もできるとは思いますが、にしても74人はとても多い数というふうに認識しなければいけないのではないでしょうか。 では、もう一つ深く入ってお聞きしますが、待機児童ゼロということですが、じゃあ市内の保育園で余裕を持って、どこでもいいと言われる保護者が入れるような保育園は空き状況としてあるんでしょうか。
○議長(伊澤誠)
教育次長。
◎
教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 入所できるかどうかにつきましては、児童の年齢でありますとか、各園の受入れ体制等の状況によりますため、毎月利用調整を行っております。その利用調整後でないと分からないというのが実情でございます。 以上です。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) ありがとうございます。 なかなかホットな数字というのが出てきにくい、調整という難しいことの操作も大変な中だとは思うんですが、一時預かりというのがあると思うんですが、市内に調べてみたら2園しかない、2つの園でしかそれの一時預かりについては受けてくださらないというのは、これが今の現状でしょうか。
○議長(伊澤誠)
教育次長。
◎
教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 一時預かりにつきましては、議員さんがおっしゃるとおりでございます。やはり保育士等の確保ができないとそういった対応もできないということで、なかなか増やすことが難しい状況となっております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) もういろんな話を聞くと、浅口市内なかなか入れたい、保育園に預けて仕事をしたいというお母さん方、または育児休暇が済んだらもうすぐにでも働きたいというお母さん方が、本当に現状としてかなうのかどうかというのが不安になってくるような数字ばかりなんですが、保育園も保育園なんですが、2番の質問に入りますけど、保育園に預けているお母さん方、またはこの保留児童に関して言えば、小学校に上がった時点で、じゃあ今度は預けて働こうとか、保育園で預かってもらった分、また小学校になっても引き続き子供を預かっていただいて仕事をしたいというお母さん方も多くいらっしゃるかと思います。 では、2番の質問の、放課後児童クラブの待機児童という数は把握されてますか。
○議長(伊澤誠)
教育次長。
◎
教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 放課後児童クラブの待機児童の現状についてお答えいたします。 浅口市の放課後児童クラブは、保護者等の運営委員会により運営を行っており、入所の可否につきましては各放課後児童クラブが決定を行っております。 このクラブの待機児童といいますのは、例えば令和5年4月からの通年利用の申込みを利用登録ができなかった児童となっておりますが、市内で1クラブで待機児童が24人いるという状況になっております。 なお、年度途中での申込みにつきましては、電話等での相談等もございまして、入れない場合には申込書を提出しないというような状況もありますので、現時点での実際の正確な数字というのはお答えできません。 以上です。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) 放課後児童クラブにもやはり影響が出てるのかなというところですが、放課後児童クラブも多分見てくださる方の不足もあるのではないかと思います。 夏休みに、以前は預かるということも聞いたこともありますが、今の現状で夏休みに受入れをしてくださるということはできるんでしょうか。
○議長(伊澤誠)
教育次長。
◎
教育次長(難波勝敏) 長期休暇中、夏休みの受入れについてお答えをいたします。 今年度で言いますと、2つのクラブのほうで夏休み、長期の受入れをしていただいております。 ちなみに、先ほど24人という待機児童がいらっしゃいましたが、そのうち7人の方はその夏休みの利用をされているという状況でございます。 以上です。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) 何とか調整をしながら、その場その場の対応を一生懸命されて、できるだけ受けられる体制をしていただけるように、力を尽くしてくださってるのだなとは思いますが、とはいっても預ける保護者側としては、うちの子は預かっていただけるんだろうか、私は仕事ができるんだろうかという不安を聞くこともあります。 特に、ここ数年前は、浅口はこういう保育園に関しては充実しておりましたので、とてもいい町だといううわさもある中で、今現在大変住民の数も増えてきております。そんな中で、やはりそういう状態に戻すのが一番最善かなとは考える中なんですが、保育施設を充実させるための、これは本当に早急なる対応が、昨日の市長の答弁の中にもありましたが、早急なる対応が必要だということですが、それに対しての施策は昨日いろいろとしてくださいました。 もちろん、それもいいんですが、今浅口市は企業誘致を進めていますね。もちろん、それによって移住・定住される方もいらっしゃるだろうし、近いところに預けて仕事をしたいという方もいらっしゃるだろうしということに対して、また今後も増えていくんではないか、保育園に預けたいっていう人も増えていくんではないかというのも懸念されますし、実際住宅も、住宅開発がまだまだ進んでます、浅口市の中で。もう数か月前からすごい数で増えてるという感覚で私はおりますが、もちろん市としてもそこら辺はやはり確認済みだと思います。どんどん住宅開発して、すぐに家が建つわけじゃありません。3か月、6か月で家が建つ。そこからまた来られるっていう中の、いろんなことを含めて考えた中で、こういうふうに待機児童が出るんではないかというのは予測できた範囲だと思うんですが、この市全体の流れの中で、次は市長に御質問させてください。 こういう流れの中、市長は大変企業誘致を推進して、もちろん実績も上げられてます。でも、人が増えていく中で、こういうふうな状況になるというのは予測されてましたでしょうか。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 御指摘のように、企業誘致を一生懸命頑張ってまいりました。その結果、議員の言われるように、今非常に人口も若い人たちが増えて、ありがたいがなと思ってる反面、今言われましたようなことももちろん予想はしておりました。だからこそ、保育園も2園新しく造っていただいたり、用意はしてきたつもりでございます。新規に2園を新しく造っていただきました。ところが、想定以上に増えてきたということも事実でございまして、こういったことで今のキャパの問題、容量はあるんですけども、一番大きな問題は、もう議員も御承知のように、保育士、先生がいないという、これが大きな問題でありまして、これが今浅口市だけでなく、岡山県全体で非常に苦慮していることでございます。保育士さえちゃんと確保できれば、浅口市も今悩んでいるような大きな課題が解決できるというふうに思っております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) そうです。もう全くそのとおりだと思っております。なかなか、よそももちろん一生懸命探してるということで、取り合いみたいなところもあるのではないかと思うんですが、企業が大変増えて、浅口市も今後の展望が明るくなるんではないかなという中で、一つの方法として、よく病院なんかである託児所ですね。たちまち預かってくださるところというのが、浅口市内にはあまり見受けられないとは思うのですが、以前はあったとは聞いております。企業誘致をする中で、企業のたちまちの託児所をお願いして、そこにちょっと補助金なり何なりを出していただいて、保育園の空きが来るまでとか、たちまち働くに至って預けたい人が預かっていただける場所を一つ拡大して、企業にお願いするということも一つの、私は方法だと思ってるんですが、そういうことを考えられたことはないですか。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 議員の言われるとおり、私もそれは思って、いろんなとこへ頼みに行った経緯がございます。しかし、結局そこに専門の方がいない。誰か一緒についていればいいっていうようなことじゃないんですね。やはり子供を預かるとなると、しっかりとした専門の知識を持った人、この人がいないから、なかなか難しいという御回答をいただいております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) もう一つ、じゃあ踏み込んで、そういう学校があると思います。保育士を育てている、そういう専門の学校があるんですが、そこに出向いて浅口市にぜひ来ていただきたいという話を持っていったことはありますでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育長。
◎教育長(中野留美) 専門的な大学、それから短期大学等、県内にもあります。そういうところに直接出向いていってお願いをしたということもございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) いろいろなことをしていただいた上の今の結果というようなことが分かりました。 さっきも言いましたように、どこの市町もそこを一番今考えてらっしゃるとこだと思いますので、やっぱりそこにどれだけ熱意と、やはり最後にはお金をかけるっていうところになると思うんですが、そこは何でもかんでもお金をかけれてればいいのかという話になってくるので、私がどうのこうの言える立場ではないのかとは思うんですが、やはりよそではない何かもう一つ、うちに来ていただけるメリットの、これはもうアイデアしかないと思っております。しっかりアイデアを出して、実際困ってる家庭、子供を預かっていただけるところがないというとこに関して困っている家庭があるのはもちろんですし、切実なのは、本当によく聞くのは、今育児休暇、子供さんを2人目、3人目と産んで、今度は後は1歳になったら働くんだっていう声を聞いたときに、私としてはどう答えていいのか、絶対預かってくださる場所が浅口市内にありますよとは言えない現状というのを知っておりますので、そこが大変返事に苦慮しております。そこをぜひ解決していただきたいというのがもう本当にあります。74人を、少々の保育士では賄えないと思ってます。じゃあ、新しい施設を建てるのかって、それもまた難しいというのも分かっておりますが、もうここはしっかりと本当に早急な対応を。子供はどんどん大きくなりますので、早急な対応、今現在困ってる人がすぐ解決できる方法を模索したいと思っております。 市長にお伺いします。最後に、この保育事情についてです。市の考え方、今後の市長の考え方をぜひお聞かせください。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 先ほど、いろんな御提案等々もいただきました。いろんなことを試みながら頑張って、この保育士の不足っていうのは、先ほども申し上げましたけれども、岡山県全体、日本全体と言ってもいいような状況でございまして、市長会全15人集まって、この問題を重点課題として検討していこうということで、今県知事そして副知事、そういう執行部と直接こういった問題も話し合っております。 その中に議員の言われました、やはり予算も組まなきゃいけない。私は、個人的な意見として、県だけに頼っちゃ駄目だよと、予算もしっかりとお互いが負担し合って環境をつくっていかなきゃいけないと、こういう意見も個人的には申し上げた経緯もございますけども、いずれにしても子供たち、働いていく、働ける、共働きができるような環境づくり、これは絶対にしていかなきゃいけない。 そして、浅口市は本当にありがたいことに、転入転出の差で増えたっていうことで、岡山県1位という名誉ある数字が出たわけでございますけども、じゃあそれに合ったようなことを一生懸命これからも頑張ってまいりたいと。まずはそういった保育士の確保として、この先般も支度金として用意をさせていただいたというような経緯もございますので、これからもいろんな知恵を出しながら、皆さんとも御相談しながら、こういった問題解決に努めていきたいなというふうに思っております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) もう力強いお言葉、もうぜひお願いしたいと思っております。 その待機児童や保留児童の方々の保護者の方々が、たちまち預けるところはなくても、ふだん子育てをしている中で、行き場のある、自分たちが集える場所もやはり今後は必要になってくるのではないかと思います。いろんな悩みを抱えていく中で、やっぱり保育園にはもう入れないのはこれは現実なので、そういう人たちが保育園に入れなくてもふだんからちょっと集える場所、ちょっと悩みを言える場所、今後一緒にどうしたらいいのかということを考える場所、その場所づくりも必要かと思うので、しっかりと今後も他市町とお話をしていただきながら早急な進めを期待しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 では、次の質問に入らせていただきたいと思います。 市役所内でのハラスメントについてお伺いいたします。 このことにつきましては、今年他の議員も触れたことがある内容なので、それから約数か月たちまして、最近いろんなところで表沙汰になるような、いろんなニュースが出てまいります。市民の方も多分、うちはどうなんだろうという不安も抱えていると思いますので、再度お聞きしたいと思います。 浅口市の市役所内での心の病が原因で1か月以上休んだ職員がいらっしゃるかどうか、お伺いいたします。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼します。 それでは、令和3年度から現在までで、心の病で1か月以上休んだ職員数の推移についてお答えをいたします。 心の病、メンタル不調の原因がハラスメントによるものであるかという確認が取れた事案はございませんが、メンタル不調で1か月以上休んだ職員は、実人数で令和3年度は8人、令和4年度も8人、それから令和5年度は12月1日現在で9人でございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) この数字をどう捉えるかというとこですが、どちらにしても心の病を背負うということは本当につらいことで、もう一人でもいらっしゃるということは重要な案件になるかと私も考えておりますが、以前他議員が質問したときにもありましたが、パワハラ防止法、一般企業ではこれはもう必須になっておりますが、これに関して、企業に義務づけられたことに関して、浅口市は制定する気はないという御返答だったと思います。これについて、このパワハラ防止法についての認識は、あれから何か変わりましたか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) それでは、パワハラ防止法についての認識についてお答えをいたします。 令和元年度の第198回の通常国会におきまして、労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律である労働施策総合推進法が改正となり、職場におけるパワーハラスメント防止対策が事業主に義務づけられ、令和2年6月から施行されております。これがいわゆるパワハラ防止法でございます。 このパワハラ防止法では、職場におけるパワーハラスメントについて、事業主に防止措置を講じることを義務づけるとともに、事業主に相談したことなどを理由とする不利益な取扱いも禁止されます。 また、職場におけるパワーハラスメントは、職場において行われる、1つ目として、優越的な関係を背景とした言動であって、2つ目、業務上必要かつ相当な範囲を超えたものによりということ、それから3つ目、労働者の就業環境が害されるものでありまして、これら3つの要素を全て満たすものをいうと明記をされております。 さらには、パワハラ防止法の施行を受け、発出された厚生労働大臣の指針においては、職場におけるパワーハラスメントを防止するために講ずべき措置として、事業主の方針の明確化及びその周知、啓発や、相談に応じ適切に対応するための必要な体制の整備、そして職場におけるパワーハラスメントへの事後の迅速かつ適切な対応が求められているところでございます。 このパワハラ防止法におけるパワーハラスメントの防止に関する規定は、地方公務員についても適用となっているため、法律に基づき浅口市役所も一事業主としてパワーハラスメント防止対策について必要な措置を講じていく必要があるというふうに認識をしております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) これについての条例を定める予定はないでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 現在浅口市では、このパワーハラスメントに関する指針というのを平成25年に策定をしておりまして、10年が今経過しているところでございますが、これを刷新するということで現在作業を進めておりまして、今月12月に職員に対してアンケート調査を実施することとしております。指針については、今年度中に策定をしたいというふうに考えております。 また、先ほど質問にありました条例の制定につきましては、今後必要があればということで、研究検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) すいません、返答の中の言葉尻を取って申し訳ないんですが、必要があれば、必要があればですね。どんな必要なんでしょうかっていうところなんですが、それこそ事例として大変なことになったときにされるんですかっていうとこなんですが、そこはさておきまして、市としてもいろんな対策を取ったり、そういうちゃんと文書に残してくださる。その中で、25年につくったそれがもう10年たってます。アンケートもたしかこのときに取られたんだと思うんですが、この10年という月日は、行政としてはこれは妥当な年数なんですかっていうとこなんです。例えば、今回アンケートを取られますよね、また次を考えられますよね。そしたら、また10年放っとくんですかっていうことなんです。もちろん、これがいい機会になって、アンケートを取っていただくのはすごいありがたいことで、見直しされることはとてもいいことなんですが、今後のことを考える中で、これをもうちょっと単発、例えば5年で考えていくとか、そういうところを見直していかないと、今の社会情勢はすごく速くて、いろんな事件が起き、いろんなところで皆さんの考え方が変わっていく中で、市として10年置いといていいんですかっていうのがあります。ぜひ、これから進めていくんであれば、しっかりアンケートを基につくっていただくのはもちろんですが、こういうところ、10年をめどにするんじゃなくって、そういうところも考えていただきたいんですが、ぜひこれを盛り込んでいただきたいんですが、お願いしたいんですが、いかがでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼いたします。 見直しの時期を早めてはというような御質問だと思います。 まずは、この10年前につくった指針について、10年間いろんなことがありました。社会情勢も変わりました。そういったことを踏まえまして、まずは新しい指針について策定をしたいと考えております。 その後につきましては、議員おっしゃいますように、社会情勢、いろんなことがあると思います。それに応じて、必要に応じて見直しをしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) 今後の課題として、市役所内でも、先ほど心の病が原因で休職中の方の人数を言っていただいて、ハラスメントが原因とは限らないということは私も承知しておりますが、とはいっても市役所内でのこのハラスメント問題の認識を、やはりきちっと皆さんが共有して持たなければいけないというのが一つの解決策にもなるのかなと思います。 そこで、現状把握と対応策というとこにも入らせていただきますが、調べておりましたら、令和5年6月付の人材育成基本方針っていうのを浅口市が出しておりました。この中にも、ハラスメント防止やメンタルヘルス対策強化ということで、ちゃんと文書の中に載っていますし、そこをやはり強化しながら、こういう特にハラスメントについては重視をしていくんだなというのが分かりましたが、このハラスメント、簡単に言えば私はいじめだと思ってるので、いじめと言わせていただく中で、この多分職員さんの対応として、前に市長も言われてましたが、いろんなところで、市役所内の職員同士であったりとか、もちろん外部の人であったりとか、それと私たち議員も含めて、いろんな状況がある。それが一番、いろんな状況がある中で、これもまた難しいというところなんですが、この職員さんが対応する中で一人で対応されてるということはないと思っております。相談があれば、多分1人ないしは2人で、窓口で相談されるんであれば、そこに職員は何人もいらっしゃるから、聞いてないということはないと思います。こういう中で、一人の人だけにその重圧が行くのであったら、これが一番問題かなと思いますし、もう一つ問題なのは、言った御本人が何を言ったか分かってない、認識をされてない、これも一つの問題だと思います。 これを解決するには、後からというよりはその場でというのが大事であって、何げない言葉かけも一つ大事でしょうし、直接それは駄目でしょうというのも大事だと思います。そういうところに関してどういう状況になってるのか、全て職員に対応させ、後でフォローをもちろんしてくださってるのか。 (16番「何を言よんなら。質問じゃありゃへんど。議長、きちっとせえよ」の声あり) 議長、質問の途中ですが、申し訳ありません。私の大事な時間をやじでなくしたくないし、言葉が重なってくると私の質問が聞こえなくなるので、注意をお願いいたします。
○議長(伊澤誠) 不規則発言はしないでください。
◆8番(石井由紀子) はっきりとお願いします。 (16番「きちっとおめえがせえよ」の声あり)
○議長(伊澤誠) 香取議員、不規則発言は控えてください。
◆8番(石井由紀子) じゃあ、続けさせていただきます。 そういう場面を、どのように現場がなってるのかを知りたいのですが、分かる範囲でお答えください。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼いたします。 先ほどの御質問ですが、例えば市役所の業務の中で住民の方からお話を伺うことが多々あります。これは要望であったり、苦情であったりということもございます。こういった住民の方からお話をお聞きする中で、社会通念を逸脱するような要望が繰り返されるような場合もあります。いつまでも傾聴し続ければ、対応する職員は当然精神的に疲弊し、また事務に著しい支障をもたらす場合もあるというふうに認識をしております。 市役所では、組織として職員を守るために毅然とした対応が取れるよう、国が企業に対して策定したカスハラと言いますが、カスタマーハラスメント、カスタマーは顧客のということになります。市役所からいえば市民の皆さんからのということになると思いますが、こうした国が企業に対して策定したカスハラの対策企業マニュアルというのがあります。こちらも参考にしながら、基本姿勢の明確化でありますとか、職員への周知、相談対応体制の整備でありますとか対応方法の策定、職員への教育や研修など、組織的な対策を検討していく必要があるというふうに考えております。 現在、こういった度を越すような要求を行う行政サービスの利用者への対策につきましては、対応内容を例えば録音するとか複数名で対応する、それから必要に応じて警察に通報するということなど、幹部職員から所属職員へ指示が示されておりまして、必要に応じて対応しているところでございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) ぜひそういう基本的なところをしっかりと実践していただいて、そこを見てしまった周りの責任というのも私はあると思っておりますので、ぜひその研修も大変すばらしいことだと思います。実践型の研修をぜひしていただきたいという要望をいたします。聞くだけではなかなかその現場で、いざとなった言葉に現れないというのが本当に研修の難しいところで、ぜひそういう研修内容の充実も含めてこれから進めていただいて、私たちの浅口市を前へ前へと進める職員の方々の健康と精神面を守っていかなければいけないなという心持ちでおります。 市長、ぜひ浅口市という一つの大きな組織のトップである市長としての強いお言葉をお願いいたします。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 私は、人こそ財産というふうに考えております。職員一人一人が個々の能力を最大限に発揮し、効率的で質の高い行政サービスを提供するためには、何よりもまず職員が心身ともに健康であることが大切であります。 ハラスメントの問題はその障害となる重大な問題であるため、防止対策は積極的に取り組むべきであり、時代に沿った基本方針となるよう見直しを指示しております。 現在の基本方針を策定するに当たり、職員を対象として実施した職員アンケートの結果、その結果は、ハラスメント行為を受けた相手が職員からだけではなく、外部の人や議員から受けたと感じている場合が4割以上、正確には42.3%、こういう実態が明らかとなりました。 また、近年、その外部あるいは議員からのハラスメントが、そのパーセンテージが上がってるように私は感じております。こうしたことから、浅口市がハラスメント防止対策に積極的に取り組んでいることを外部へ発信していくこと、そして理不尽な要求や威圧的な言動などに対しては、組織的な対応を行っていくことの重要性を感じているところでございます。 議員皆様におかれましても、職員アンケートの結果や現状の問題点などを再度御認識をいただき、新しい基本方針が策定されましたら周知いたしますので、ハラスメントの防止について御協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。 最後に、スピード感を持ってハラスメント条例制定も、今後前向きに検討してまいります。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) もうぜひ私たちも協力しなければいけない内容だと思っておりますので、強く私たちにも言っていただき、一緒になって浅口市全体をよくしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 では、最後の質問の、浅口市の
ホームページ等の活用についてを質問とさせていただきます。 まず、
ホームページでのイベントカレンダーについて質問いたします。 私はよくイベントカレンダーは見るんですけれども、載せられてる内容は
教育関係であったりとか、あと健康関係、これは定期的に多く載っておりますが、あとは単発的な花火大会であったりとか、寄島の海と魚の祭典であったりとか、大きなところは本当によく載っているんですが、載せてある内容について、載せられる基準というのは何かおありでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼します。 それでは、イベントカレンダーについてお答えをいたします。 載せられる内容に基準はあるかという御質問でございますが、基準を定めているわけではございませんが、現在は主に市主催のイベントでありますとか子育てイベントなどを中心に掲載をしております。 また、国や県の啓発事業でありますとか、市の関連の団体主催の事業、イベントなども掲載をしているところでございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) 先ほどのお答えに市主催のとありましたが、市が後援しているような主催も載せてますか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼いたします。 全てを私も把握してるわけでございませんが、市が主催になっている、後援しているものもカレンダーに掲載しているものというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) では、このイベントカレンダーを誰が管理しているかということなんです。要するに、誰が載せる手配をしているのかということですが、近々の情報として、先日
健康福祉センターで12月3日から9日まで障害者週間ということでイベントがありました。そのときのことをカレンダーで検索したら、全く載ってなかったんです。このときは、金光駅の南口待合所であったりとか、もちろん福祉センターでも、期間以内にこういう感じでやってますよっていうのが、ほかの例えば市報であったりとか、それこそLINEであったりとか、そういうのでは載ってたかとは思うんですが、このカレンダーには載ってなかったんですよ。これは誰が管理されてるんですかね。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) イベントカレンダーの管理ということでの御質問でございます。
ホームページを管理しているのは、秘書政策課になります。 なお、記事の公開までの流れにつきましては、記事の作成及びその内容の承認は各担当課で行い、最終的な公開の可否につきましては秘書政策課で行っているということが現状でございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) 私の記憶では、できるだけ載せるようにしますというお答えを昔いただいたような気がするんですが、この管理が私の認識ではできていないような気がいたします。 ほかの市町を検索するときに、
ホームページで探ったほうが早いので、よく探るんですが、そこもやはりそのイベントカレンダーを見たら、こんなにたくさんしてるんだなとか、こういうことがあるんだなっていうのがまず一目瞭然というところがありまして、もう少しこのイベントカレンダーを充実してほしいなという要望をいたしたいと思います。というか、徹底してほしいという要望ですね。 市内の施設を利用するときに、イベントをしたいという人が、市の施設なので申込みに行くと思います。その方々の、せっかく市の施設を利用してイベントという名のものをされているのであれば、やはり市としてもバックアップして広報してあげるべきではないかと思ってます。その利用申込書の中に、イベントカレンダーに乗せることもできますがというふうな形をつくっていただいて、主催者が要望するのであれば市の
ホームページに載せていただければと思います。そうすれば、市内の人でも何があるかはいろんな媒体から知ることもできますし、結構後で聞くのは、そんなことがあったのかっていうのを聞くことがあります。それではとても市民にとって損になる話です。できるだけいろんな媒体を使って、市内で何が行われてるかっていうことを、私は情報発信をしてあげるべきだと思っております。そういうところで、こうなると市が何も関わっていない、施設だけ貸しているというイベントもあるかとは思いますが、そういうところでもっと情報発信のための、こういう形を変えていくということはいかがでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼します。 市内の施設を利用するイベントをカレンダーに載せることができないかというような御質問だと思います。 現在、市の
ホームページは市が運営し、先ほど申しました市や市の関連団体の行う事業でありますとかイベントを掲載しているところでございますが、これ以外の、先ほど議員おっしゃられました市の施設を利用して行うイベントにつきましては、今後どういう形で掲載できるか、現在基準や方法を検討しているところでございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子)
ホームページに関しては
リニューアルもされるということで、大変楽しみにしております。特に、この
リニューアルに関して今決定されてる大きな変更内容があれば教えてください。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼します。 それでは、
ホームページの
リニューアルする内容についてお答えをします。 現在の市の
ホームページは、平成25年度に
リニューアルを行い、市の情報発信の基幹ツールとして運用をしているところでございます。 この間、
スマートフォンでありますとか
タブレット端末などの閲覧環境の変化、多様化するニーズへの対応や、誰もが機器やサービスを円滑に利用できることへの配慮が求められる中で、現在の
ホームページはページ構成が複雑化し、求める情報にたどり着きにくいとか、文字ばかりが羅列されて直感的に探しにくいということ、そして
システム操作方法が複雑なため、職員にとっても更新のハードルが高いということ、こういったことが上げられます。こういったことにより、
ホームページの抜本的な改善と充実が求められておりました。 そこで、このたび全面的な
リニューアルを行うこととし、内容といたしましては、階層を統一して、大分類、中分類、小分類で検索できるようにするということ。それから、メニューの枠を大きくして、視覚的に探しやすいようにすること。それから、
AIチャットボットを導入し、検索機能を増やすということ。それから、記事の更新は直感的に分かりやすい操作で更新できるようにするということ。こういったことなどをサイトを閲覧する側からも、そして更新する側からも扱いやすい内容に変更することとしているところでございます。 なお、現在
ホームページを構築中でございます。先ほども答弁いたしましたが、来年度、令和6年4月から移行予定というふうにしております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) せっかくの
リニューアルです。ぜひどちら側に立ってもやりやすい方向で、ぜひ、期待をして待っておりますので、よろしくお願いいたします。 では、最後の質問に入らせていただきます。 今、市では
公式LINEを使っていろんな情報を流していただいております。このことについてお伺いしますが、これについても掲載基準みたいなものはあるんでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼します。 市の
公式LINEについて、載せられる内容に基準はあるかということについてお答えをいたします。 こちらにつきましても、先ほどのイベントカレンダーと同様で、特に基準を定めているわけではございませんが、おおむね市が行っておりますあさくちメールにおいて配信する内容を基に配信をしているところでございます。 具体的には、避難情報などの緊急情報でありますとか行方不明者の情報、各種イベントの情報、迷い犬、猫等の情報、こうした情報を配信しているところでございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) ありがとうございます。 様々な情報を素早く見れる媒体としての利用がされてるのと思うんですが、一つ気になるところがありまして、先ほども言われました猫、犬の情報ですね。よくいなくなりましたっていう情報が流れてきて、先日はインコも出てきましたね。インコも出て、すぐに解決しましたとかっていうのも出てくるんですが、これに関しては情報があって解決したのか、それとも勝手に帰ってきてくれて解決したのかというとこが一番気になるんですが、そこら辺は分からないですか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) それでは、お答えします。 確かに、議員おっしゃりますように、なぜ帰ってきた、問題が解決したというときに、なぜというところが入ってないものも見受けられるかなというふうに思います。 内容を載せるかということにつきましては、御意見ありがとうございます。今後の参考にさせていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) 飼い主にとっては、ペットというのは家族と同様という、特にインコが駄目というわけではないです。亀であろうが魚であろうが、大事な家族と言われれば本当に大事な、家族がいなくなるということは早急に解決したいというのもよく分かりますが、どこまでそこを対応されるのかなというとこがちょっと気になるところであります。 登録者数が、また一つそれも気になるところですが、LINEというのはブロックがかけられるとは思うんですが、この浅口市のLINEはブロックっていうのは、例えば登録をして、もうこれいいわって言ってブロックがかけられる方式なのか、それとも登録したらもうどんどん流されただけ入ってくるものなのか、脱退ができるのか。そこは分かりますか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼いたします。 議員が先ほどおっしゃいましたのが、セグメント機能のことかなと思います。現在はそういった機能がございませんが、今LINEの拡充をしております。そういった中で、セグメント機能といいまして、見たい情報だけを入手することができると、そういった機能も今充実させるように整備を進めているところでございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 石井議員。
◆8番(石井由紀子) ぜひそこも期待したいとこですね。やはり中には、いや、この情報はもう自分には関係ないわというところを自分で区別するというか、引き出せるという形にしとかないと、もうあれからこれから全部流れてくると、もういいわっていうことになって、LINE登録をやめられてもいけないなという、ちょっと心配があります。ぜひ、自分が欲しいと思う情報が手に入れられるような、そんな形を今後もつくっていただければと思うので、そこら辺もまた期待をしておりますので、ぜひ今に合った、現代に合った使い方をぜひ進めていっていただきたいと思います。 以上で私の質問は全て終わりました。ありがとうございました。
○議長(伊澤誠) お疲れさまでした。 ここで休憩とします。 午前10時42分 休憩 午前10時55分 再開
○議長(伊澤誠) では、再開します。 次に、5番早苗ネネ議員、どうぞ。 早苗議員。
◆5番(早苗ネネ) 早苗ネネ、5番、通告どおりに質問させていただきます。 車を持たない議員として、自分自身が実際に議会に来るための足として、月曜日と火曜日は寄島東線の上りを金光から乗って通っています。 朝は大体、2名か3名ぐらいのお年寄りが乗っていて、顔見知りになる方、御自分の地域の諸問題を話してくださる方もいて、和気あいあいとした雰囲気が漂っています。私にはその車内はとても居心地がよいのですが、若い人にはもう少しオープンエアで、外から誰が乗っているのかが分かるほうがよいのではと常に思います。 例えば、自分のおばあちゃんが乗っているのが見えて、ああ、おばあちゃんが乗っているって言って手を振ったりできるような。そしたら、おばあちゃんのほうも、あら、孫が乗っているじゃないって言って手を振れる、何かそんな車外、通りと車の中で手を振れ合う、そんなふれあい号、そんな軽い雰囲気に変わっていく時期が来ているような気がするんです。 浅口市の市営バスとしてのふれあい号。特に学生さんをサポートできるようなふれあい号の新たな発展を期待して、質問させていただきます。 現在、ふれあい号を利用している学生さんの数はどのぐらいなのでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼します。 それでは、現在ふれあい号を利用している学生の数についてお答えをいたします。 市営バス浅口ふれあい号は、主に高齢者の買物でありますとか通院の時間帯を中心に運行をしております。金光、鴨方、寄島各地域を回る6路線が週3日運行をしております。 お尋ねのありました学生数につきましては把握しておりませんが、令和元年度に実施した路線全体を対象とした利用者ヒアリングでは、20歳代以下の利用者、通勤、通学を目的とした利用者はおらず、70歳以上の利用者が全体の93.7%という結果でございました。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 早苗議員。
◆5番(早苗ネネ) ありがとうございます。93.7%ですね。 例えば、寄島の学生さんが自力で金光学園に通学するとすると、寄島の総合支所から路線バスで新倉敷の駅まで出て、電車を乗り継いで一駅、金光駅に着いて、それから歩いて七、八分でしょうか。約70分の道のりです。そして、金額は870円、これが毎日の片道にかかります。 寄島東線、西線の現在の運行では、月曜日と火曜日、そして金曜日の3日間なんですね。その3日間の時刻表は、寄島の総合支所から西線が8時23分、東線が1分後の8時24分に出発するんですけれども、山陽高校に西線が到着するのが8時46分なんです。鴨方高校には9時2分。金光駅には9時14分頃なんですね。そして、1分後の8時24分に出発するのは、金光駅に8時48分、鴨方高校は9時4分到着なんです。 東線のほうは山陽高校には寄らないんですけれども、ここで次の質問をさせていただきたいと思います。 この2つのルートは、市内の3高校の始業時間に間に合うようになっているのでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼いたします。 寄島東線、それから寄島西線での時刻表で、寄島総合支所から市内3高等学校までと、鴨方駅、金光駅までのそれぞれの所要時間についてお答えをいたします。 まず、寄島東線ですが、金光学園高等学校最寄りの金光総合支所までのバス停までが27分。 (5番「27分」の声あり) おかやま山陽高等学校最寄りの六条院小学校前バス停までが50分。 (5番「50分」の声あり) それから、鴨方高等学校最寄りの鴨方高校前バス停まで40分。 (5番「40分」の声あり) それから、鴨方駅南口バス停までが54分。 (5番「54分」の声あり) 鴨方駅南口バス停までが24分。 (5番「もう一回、駅のほうですね」の声あり) 失礼しました。金光駅南口バス停までが24分かかります。 次に、寄島西線でございますが、金光学園高等学校最寄りの金光総合支所バス停までが54分。おかやま山陽高等学校最寄りの山陽高校前バス停までが23分。 (5番「23分」の声あり) 鴨方高等学校最寄りの鴨方高校前バス停までが39分。鴨方駅南口バス停までが27分。金光駅北口バス停までが51分かかります。 これにつきましては、浅口ふれあい号は市内をくまなく回り、できる限り多くの利用者をお乗せし、病院や商業施設などへ送るために定めた結果であるというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 早苗議員。
◆5番(早苗ネネ) ありがとうございます。 この学校自体は、これらのルートで通学してくる生徒への何か特別な受皿みたいなものはあるのでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼します。 ふれあい号を使って学校へ行けるかという御質問だと思います。 ふれあい号につきましては、先ほど申しましたように、主に高齢者の買物でありますとか通院の時間帯を中心に運行しております。出発時間につきましても朝8時からということでございますので、学生さんにとっては利用は難しいのではないかというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 早苗議員。
◆5番(早苗ネネ) ありがとうございます。 やっぱり車社会の中で、車を持たない通学生をいかにサポートできるか、これは結構大事なような気がいたします。親御さんの負担も大変だと思うんですね。私には想像を絶するんですけれども、今回90分かけて通学されている生徒さんもいると、初日の
一般質問でも出ておりました。 学校がふれあい号で通学する生徒への対応ができて、家族だけの問題としないで、私たちみんなが何かそれらの大変さをちょっとずつでもサポートしていくような、そんな必要を感じるんですけれども、次の質問に移りたいと思います。 寄島東線、寄島西線について、市内3高校の始業時間に間に合うように、また鴨方駅、金光駅への直通便、そういうスピードあふれるヤングふれあい号を新設してはどうでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼します。 では、お答えをいたします。 まず、通学の利用に応えるためには、平日は全て運行する必要があります。通行時間帯も、朝6時台から夕方18時台まで設定することとなりまして、運行前後の乗務員の点呼でありますとか車両点検時間も含めれば、一日の運行時間は長くなり、それに対応するためには相当な人員と経費が必要になることが予想されるだけでなく、既存のバス事業者やタクシー事業者への影響は大きいため、単純に現在の運行ダイヤに朝夕の便を追加することは不可能でございますし、市内地域の公平性の観点からも、運行は困難であるというふうに考えております。 また、現在のダイヤとは別に朝夕だけの便を例えば毎日設けた場合でも、同様に既存の民間バス路線への影響や、経費面での負担を避けて通ることはできません。 以上のことから、浅口市が運営するふれあい号につきましては、高齢者の買物でありますとか通院に関する利便性の向上という主目的と、運行管理上、現在の運行が実情に合っているものというふうに考えております。 なお、寄島地域には通学に利用可能な民間バス路線が2路線あります。両路線とも、朝夕を中心に運行されております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 早苗議員。
◆5番(早苗ネネ) ありがとうございました。 民間バスというのは、私は井笠バスしか認識がないんですけど、もう一つあるということでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼いたします。 民間バス路線が2路線ありまして、一つは寄島から里庄駅へ行く寄島里庄線。それから、寄島から新倉敷駅へ行く寄島新倉敷。この2路線でございます。 以上です。
○議長(伊澤誠) 早苗議員。
◆5番(早苗ネネ) ふれあい号は結構窓が暗いんですね。スモークガラスというんでしょうか。お年寄りはやっぱり安心して安全に乗れるようなスタイルで、ちゃんと発展しているので、特に外側から見ると、学生さんが乗ってはいけないということではないんですよね、このバスは。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼します。 浅口ふれあい号は、もうどなたでも乗ることができます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 早苗議員。
◆5番(早苗ネネ) 中に入ってみると、すぽっと何か安心・安全な感じなんですね。ドライバーさんと後ろの乗車の席は透明なビニールで仕切られていて、コロナ禍でつくられてきた形がそのまま引き継がれています。それらの環境を踏まえると、何か新しいヤングふれあい号を出現させて、ダイレクトに学校と最寄り駅に直結していく、若いエネルギーを運ぶバスの必要を感じるんですが、今の時点でそういうことが難しいのであれば、もう一つの質問となるんですけれども、この今のふれあい号のままで、もっとイメージを変えるというのはどうでしょう。まず、スモークガラスをやめて、外からも見えるようにして、学生にも親しみが持てるように内装も思い切って明るいカラーに、寄島線だけでも変えてみてはいかがでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼いたします。 ふれあい号のイメージを変えてはどうかというような御質問だと思います。お答えをいたします。 まず、スモークガラスでございますが、こちらにつきましては今私たちがふだん使いしている乗用車も、今ではほとんど後部座席はスモークガラスが標準仕様となっておりまして、市営バスに使用している車両に関しても同様でございます。あえてスモークガラスを選択したものではないということをまずは御理解いただきたいというふうに思います。 スモークガラスの利点といたしましては、太陽光を一定程度遮ることにより、車内の温度上昇を抑え、エアコンの効きがよくなることでありますとか、利用される方の日焼け防止対策、それからシート等の日焼けによる経年劣化も軽減できることが挙げられます。 車両の仕様に関しましては、高齢者の利用が多いことから、利便性や
安全性の向上に必要な補助ステップでありますとか手すりを取り付けております。 仮に内外装を明るいカラーに変えるなど特別仕様を施せば、その初期経費がかかるだけでなく、使用開始後、車両に修繕が発生した場合には修理期間が長くなることや修理費用も高額になることが見込まれるため、利便性や
安全性の向上以外の仕様については、これまでどおり標準仕様を基本に進めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 早苗議員。
◆5番(早苗ネネ) ありがとうございます。 やっぱり現在は、お年寄りの体力や気持ちに沿った移動手段として、とてもすばらしく機能していると私も乗っていて思います。運転手さんも優しく、何か親戚のバスみたいでいいんですね。私は大好きなんですけれども、もう一つ浅口市の若さの側面として、まだ浅口は市となって18歳なんですね。二十歳にもなっていない若い市として、活動的な軽さ、海からの潮風とか、そういうものが通り抜けるような明るさを持った、ヤングふれあい号の出現が町にもよい活気を与えてくれるのではないかと思います。じゃあまたね、ありがとうございましたとか、そんな軽い若い声がもっともっとふれあい号の周りで聞こえてもいいのではないか。そんな明るく弾んだ声が聞こえてくると、町はもっともっと豊かに活性化してくるのではないかと思います。 次の質問です。 今後の課題として、今もしそういうことが無理だとしても、ふれあい号の運行状況が分かるアプリを導入するというのは必須課題だと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼します。 ふれあい号の運行状況が分かるアプリの導入についてお答えをいたします。 一般に、運行状況が分かるアプリといたしましては、バス・ロケーション・
システムという
システムがございますが、併せて乗降状況が確認できる
システムなど、利用者向けだけではなく運行管理側でも路線やダイヤの見直しに活用できる
システムの導入について研究を行いましたが、初期導入に約500万円、その後の
システム使用料などに約100万円の
維持管理経費が継続的にかかるということが見込まれることや、定時定路線という運行形態から、必要性を鑑み、現在のところ導入の予定はございません。 また、現在ふれあい号はほぼ時刻どおり運行しておりますので、現時点ではアプリの導入は必要はないというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 早苗議員。
◆5番(早苗ネネ) ありがとうございます。 今回の、ずっと一連の
一般質問を聞いていても、非常に財政的に大変な時期が来ているんだとひしひしと感じます。でも、ピンチはチャンスです。 市長さんに質問です。 3校の高校生に授業の一環として、例えばChatGPT、私はタイトルしか知らないんですけど、とか何かいろいろなものを使って、ふれあい号のタイムテーブルや運行状況などをつくってみるなど、遊びながら学びながら、一緒になって創意工夫していくことが可能なのではと思うんですけれども、そんなビジョンを皆で共有することは可能でしょうか。
○議長(伊澤誠) 早苗議員、これは運行状況に代わるアプリ導入ということでよろしいですか。
◆5番(早苗ネネ) はい。今の、だからこのアプリをつくるのが非常に難しいと伺ったので、では学校で、皆さん高校生がいるので、何かそういうところでのパソコンの授業とか、そういうところでみんなでつくっていくというようなビジョンなんですが。
○議長(伊澤誠) この質問として、運行状況に代わるアプリを導入してはという質問になるわけですね。
◆5番(早苗ネネ) いや、アプリを導入というと、どこからかお金を払って持ってくるというよりも、もっともっと自分たちのこの浅口市の一つのプロジェクトみたいな形で、みんなでつくっていくというようなことは可能かどうかを知りたいんです。
○議長(伊澤誠) 通告外になると思うので。
◆5番(早苗ネネ) 市長さんに、そんなビジョンがあるんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(伊澤誠) 市長、答えられますか。 通告外だと思いますので、これはちょっと質問としては受けれません。
◆5番(早苗ネネ) そうですか。分かりました。じゃあ、もう一度よろしいでしょうか。
○議長(伊澤誠) 早苗議員。
◆5番(早苗ネネ) 私はふれあい号に乗って、いろんな景色を見て、インスタ映えがするような場所がたくさんあることを知りました。 座席の背中に、例えば自分が乗っている車両がどのコースを走っているのかが分かるような地図とかそういうものがあれば、観光バスにもなれるのではないかと思います。全線に、はっと驚くような魅力的な景色、場所が随所に見られるんです。ふれあい号のメリットはたくさんあります。今の学生がふれあい号に乗れるようになったら、このふれあい号は本当に浅口市のオリジナルバスとして定着していくと思います。未来の発展に、その可能性に期待して、私の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(伊澤誠) お疲れさまでした。 以上で
一般質問を終わります。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(伊澤誠) 日程2、議案第65号浅口市
手数料条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 議案の朗読をさせます。 なお、本文の朗読は省略します。
◎
議会事務局長(平本仁至) 〔議案第65号朗読〕
○議長(伊澤誠) 提出者より提案理由の説明を求めます。 松田副市長。
◎副市長(松田勝久) 議案第65号浅口市
手数料条例の一部を改正する条例について。 このたびの改正は、戸籍法の一部を改正する法律の施行及び地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴い、本条例の一部を改正するものであります。 内容につきましては、戸籍の広域交付や戸籍電子証明書等の交付手数料が追加されることにより、所要の改正を行うものであります。よろしくお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(伊澤誠) 日程3、議案第66号令和5年度浅口市
一般会計補正予算(第5号)を議題とします。 議案の朗読をさせます。 なお、本文の朗読は省略します。
◎
議会事務局長(平本仁至) 〔議案第66号朗読〕
○議長(伊澤誠) 提出者より提案理由の説明を求めます。 市長。
◎市長(栗山康彦) 議案第66号令和5年度浅口市
一般会計補正予算(第5号)につきましては、住民税非課税世帯等に対する支援給付金給付事業費及びあんしん出産・子育て給付金給付事業費等を計上するもので、2億9,898万3,000円の増額補正を行うものであります。 詳細につきましては担当部長から説明をさせます。よろしくお願いいたします。
○議長(伊澤誠) 担当部長の補足説明を求めます。
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
石田康雄) 失礼します。 それでは、議案第66号令和5年度浅口市
一般会計補正予算(第5号)について説明いたします。 補正前予算額156億8,198万2,000円、補正予算額2億9,898万3,000円を追加、補正後予算額159億8,096万5,000円であります。 歳出といたしましては、中小企業EC等送料支援事業費、減額の1,800万円、こちらは不用額について減額するものでございます。 住民税非課税世帯等に対する支援給付金給付事業費3億764万1,000円は、物価高騰の影響を受けた低所得世帯を支援するため、住民税非課税世帯等に対し1世帯当たり7万円を給付するものでございます。 続いて、あんしん出産・子育て給付金給付事業費934万2,000円、こちらは出産、子育てを始める世帯の経済的負担を軽減するため、令和5年4月1日以降に妊娠届を提出した人及び出産した人に給付金、これは妊娠届提出後に2万円、出産後子供1人当たり3万円を給付するものでございます。 歳入といたしましては、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金3億764万1,000円、前年度繰越金、減額の865万8,000円を計上しております。 以上、よろしくお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(伊澤誠) 日程4、議案の質疑を行います。 承認第5号専決処分した事件の承認についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 承認第5号は
委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、承認第5号は
委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。 承認第5号は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、承認第5号は原案のとおり承認されました。 議案第51号浅口市金光町域における
事業系一般廃棄物の
処理手数料に関する条例の制定についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 議案第52号浅口市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) これで議案第52号の質疑を終わります。 次に、議案第53号浅口市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) これで議案第53号の質疑を終わります。 次に、議案第54号浅口市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) これで議案第54号の質疑を終わります。 次に、議案第55号
義務教育学校の設置に伴う
関係条例の整備に関する条例についての質疑を行います。 ここで13番桑野和夫議員からの発言の通告がありましたので、これを許可します。 桑野議員。
◆13番(桑野和夫) それでは、何点かお聞きしたいと思います。 まず、寄島での
義務教育学校の名称が、アンケートで寄島学園に決まりましたが、そのアンケートの結果の概要、それから
義務教育学校ができると小学生と中学生が同じ施設になることによって様々な問題が生じる可能性がありますが、その点については子供と教員の立場に立って進めるつもりがあるのかどうか、まずお聞きしたいと思います。
○議長(伊澤誠)
教育次長。
◎
教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 まず、校名の決定についての投票の結果でございますけれども、投票総数が497票に対しまして、2つ、寄島学園と寄島もやい学園で投票を行っております。寄島学園が386票、それから寄島もやい学園が111票となっております。 それから、学校設置に伴う変更点というか、影響部分についてお答えをいたします。
義務教育学校の設置に伴う変更点につきましては、施設整備などのハード面と、教育内容などによるソフト面がございます。 ハード面につきましては、学校の教職員と何度も話合いを重ね、子供たちにとってより利便性の高い教育効果の高まる施設となるよう協議をしており、学校の意見も踏まえて設計を行ってまいりました。 具体的に申し上げますと、スロープでありますとか多目的トイレの設置、図書室の移設、また寄島小学校の場合にはパーティションの壁になっておりましたので、防音壁への変更、それからコンピューター室を多目的室に改修するほか、オープンスペースの部分には相談室や多機能室、教材室を設置する予定としております。校舎や体育館の照明設備につきましては、LED化を行うことも予定しております。 ソフト面では、浅口市寄島地区
義務教育学校開設準備委員会を立ち上げ、協議をしておるとこでございます。この準備委員会には4つの部会がございまして、部会ごとに調査、検討協議を行っておるところでございます。現在は、時程やカリキュラム、校章や校歌、それからPTA組織や制服などについて協議が行われております。 この準備委員会や部会には学校の教職員も参加しており、意見が反映される仕組みとなっております。教育課程など学校が決めるものや、制服や持ち物など、学校と保護者が話し合うものなどもありますので、適切に協議を重ね、先行実施できるものは来年から取り組んでいきたいと考えております。 また、子供たちに新しい学校への夢や希望を持ってもらうために、小学6年生からも意見を聞きましたが、今後も生徒会などの意見も聞いてまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 桑野議員。
◆13番(桑野和夫) 次に、費用の面でありますが、当初全体として3億5,000万円という予算規模の案でありましたけども、その費用については徹底して無駄を省いて効率的にする気持ちがあるのかどうかお聞きしたいと思います。
○議長(伊澤誠)
教育次長。
◎
教育次長(難波勝敏) 費用のことについてお答えいたします。 学校施設整備には多くの費用が見込まれることから、国の交付金でありますとか地方債などを活用して市の負担が少なくなるよう検討しているところでございます。 寄島小学校は、約30年前に新設をした学校であります。経費節減に努めながらも、先ほども触れましたが、照明器具のLED化など必要な改修工事も併せて実施を予定しております。 施設一体型の
義務教育学校に移行するために、寄島小学校と寄島中学校を検討し、建築年が新しく、トイレの洋式化が完了している寄島小学校を活用しまして、既存の施設を有効活用することを基本に取り組んでいるところでございます。 以上です。
○議長(伊澤誠) 3回目です。 桑野議員。
◆13番(桑野和夫) 9月の
一般質問でも私は質問しましたが、保護者や地域の方にまだまだ十分浸透し切っていない面もあるかと思いますが、今後さらに丁寧な説明をされる気持ちがあるかどうかお聞きします。
○議長(伊澤誠)
教育次長。
◎
教育次長(難波勝敏) 市民の皆様方への分かりやすい説明ということでお答えをいたします。 市民の皆様への説明につきましては、今までもPTA総会でありますとか民生委員会、また地域の代表者などへの説明のほか、寄島地区住民への説明会も開催してまいりました。 また、小中一貫教育の取組を紹介する浅口市小中一貫教育通信キラリの中で、寄島地区の
義務教育学校開設準備情報ということで掲載をしたり、
義務教育学校の開設準備委員会だよりを、寄島地区でございますが全戸配布するなど、周知に努めてまいりました。 なお、この情報につきましては市の
ホームページからも御覧いただけるようになっております。引き続き、市民に分かりやすく説明できるように対応していきたいと考えております。 以上です。
○議長(伊澤誠) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) これで議案第55号の質疑を終わります。 次に、議案第56号浅口市
空家等対策協議会条例及び浅口市空家等の
適正管理に関する条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) これで議案第56号の質疑を終わります。 次に、議案第57号
浅口市営住宅条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) これで議案第57号の質疑を終わります。 議案第58号令和5年度浅口市
一般会計補正予算(第4号)から議案第64号令和5年度浅口市
下水道事業会計補正予算(第2号)までの質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 議案第65号浅口市
手数料条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 議案第66号令和5年度浅口市
一般会計補正予算(第5号)の質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 報告第6号
長期継続契約の
締結状況についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 なお、報告第6号についてはこれをもって議了といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(伊澤誠) 日程5、議案の
委員会付託を行います。 議案第51号から議案第66号までは、お手元に配付しております議案付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(伊澤誠) 日程6、請願・陳情の上程を行います。 請願・陳情については、お手元に配付しております請願・陳情表のとおり各常任委員会に付託します。 ただいまの
委員会付託事件の委員長報告に対する質疑並びに議案に対する討論発言通告の締切りは12月18日午後5時までですので、申し添えます。 以上で本日の日程は全て終了しました。 お諮りします。 12月14日、15日並びに12月18日から20日は委員会審査等のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、12月14日、15日並びに12月18日から20日までは休会とすることに決定しました。 次の本会議は12月21日午前9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 本日はこれをもちまして散会いたします。 御苦労さまでした。 午前11時35分 散会...