浅口市議会 2023-12-11
12月11日-02号
令和 5年第4回12月定例会 令和5年12月
浅口市議会第4回
定例会会議録(第2)1.
招集年月日 令和5年12月11日(7日目)1.招集の場所
浅口市役所議場1.開 議 12月11日 午前9時30分1.議事日程 第1 一般質問1.本日の会議に付した事件及びその結果 日程第1 一般質問1.出 席 議員 (4番欠番) 1番 妹 尾 義 信 2番 斎 藤 貴 士 3番 竹 本 寛 5番 早 苗 ネ ネ 6番 沖 原 有 美 7番 山 下 周 吾 8番 石 井 由紀子 9番 藤 井 立 子 10番 伊 澤 誠 11番 佐 藤 正 人 12番 加 藤 淳 二 13番 桑 野 和 夫 14番 藤 澤 健 16番 香 取 良 勝 17番 井 上 邦 男1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(な し)1.欠 席 議員(な し) 欠員11.
地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名 市長 栗 山 康 彦 副市長 松 田 勝 久 教育長 中 野 留 美
企画財政部長 石 田 康 雄
生活環境部長 新 田 直 哉
健康福祉部長 富 田 直 弘
産業建設部長 倉 田 裕 史
上下水道部長 山 本 青 司
金光総合支所長 武 弘 一
寄島総合支所長 竹 本 好 之 教育次長 難 波 勝 敏1.出席した
事務局職員 議会事務局長 平 本 仁 至 書記 齋 藤 利 充 書記 内 田 哲 司 書記 山 崎 敦 史 午前9時30分 開議
○議長(伊澤誠) ただいまの出席議員は15人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(伊澤誠) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可します。 まず、16番
香取良勝議員。
香取議員。
◆16番(香取良勝) それでは、通告に従いまして……。
○議長(伊澤誠)
香取議員、先に一言申し上げます。
香取議員の発言、振る舞いが、恣意的ではございますが、編集された動画が拡散しております。議論が活発になることは結構でございますが、初日に申し上げたとおり、発言は丁寧な言葉を用い、礼節、品位を保たれた一般質問とするようお願いします。
◆16番(香取良勝) そがんことを言ようたのは、おめえ一人じゃ。
○議長(伊澤誠) 万が一、不適切な言動が見られた際には注意します。それでも是正されない場合は……。
◆16番(香取良勝) おめえ、議長は市長派になったんだろうが。
○議長(伊澤誠) 質問を中止せざるを得ませんので、そのことを心得た上で質問をお願いします。 (12番「その通りで。いけぇ」の声あり)
◆16番(香取良勝) 市長派になったけえ、そういうことを言よんじゃろ。 何を言よんなら。
○議長(伊澤誠) それでは、質問をお願いします。
◆16番(香取良勝) それでは、質問させていただきます。 あのな、市長派でそがんことを、皆、市長派になってしもうたから、大きな顔しとるだけじゃ、けえが。なあ、今、裁判中だ。それが決まったときには、どう皆、とるんな。君らにも責任があるんど、言うとくけど。 それでは、質問させていただきます。 まず初めに、
監査委員、加藤淳二氏の
政務調査費について質問をさせていただきます。 ちょっと金額が大きい、以前、政和会で
会派代表者から、おかしな金を使うとんじゃけえ返金せえ、言われたときに、返金しとる、10万円。そういうことを知っとって、市長が
監査委員に任命したんじゃと思う。そして、その後、
議会運営委員会におきまして、違法な行動を取られた。私は外へ出る言う。委員長から制止、何回もされた。しかし、どなりながら出ていった。そして、その後、共産党の桑野、これも委員会へおりました。そして、沖原議員もその議運におりました。しかし、その後、こういうことが出ております。加藤淳二殿。貴殿は、8月22日、開催した
議会運営委員会において、委員長が制止したにもかかわらず、途中退席した。本委員会の委員は本会議の議決を経て選任されており、かかる行動は
浅口市議会会議規則第153条及び第154条に反する行為であり、職務放棄とみなされます。極めて不適切である。本委員会の総意として。だから、そのときに総意だから、共産党の2人もおったわけです。今後このようなことがないよう厳重に注意するとともにということを本人に出しとるわけ。そういう人が監査してから、ええようにできるはずがないと思う。へえで、私が
監査委員になる言うとったら、水道の水を取ったからとかということで、議長の伊澤、これが表へ立って、私を任命から外した。そういうことがある。そして、それに、外す人間を、名前を全部出したわけじゃ。共産党の桑野和夫、私、この件について、以前に町長しょうたカタヤマ氏に、どうなっとんですかなと電話したら、これを議員に出すのは間違うとったということを、回答が返ってきました。その後、2週間、3週間ほどして亡くなったと聞きましたんで、電話、よく出てくれたなというふうに思っております。そして、私に選出委員の再考にする要望書を提出しとる。伊澤誠、これが、香取、辞めえと。同意書、そこに書いとんのが、桑野和夫、藤井立子、
オクランド早苗、妹尾義信、山下周吾、
石井由紀子、沖原、ここらあが全部書いとん。これ、法的な手続を取ろうと思うんです、私は。違法性もないのにこういうことをやっとる。そして、この件について、今の加藤淳二氏の質問について、私、今、
政務活動費について、淳二氏の、おかしいということで、以前、10万円返したということで、私、調査した。そしたら、27万5,000円の領収書が出てきたわけです。そして、私がおかしい思うんで、浅口市の電器店でちょっと調べてもらえんかというたら、27万円が、調べたら11万円ほどじゃ。おかしいなということで、今度は業者に見積を取りました。そしたら、その見積が11万円、1社が。せえで、ほかの業者は、もうこらえてくださいと。へえで、もう一社は、コピー機ですか、それが4万円。加藤淳二の見積は7万円。結局、安いとこで買うてするのが普通のに、そういうことをされとる。そして、今までそういうことをしとる人が
監査委員になった。それで、この件について、
住民監査請求を出した。そしたら、
監査委員、高田浩二、この方は、今の六条院、市長の近所でしょう。税務署員、元ね。
高田浩二税理士事務所、この方が今の結果を出したわけです。そしたら、それが正当なようなことを書いとるわけです。これは法的手続を、ここへ書いとる、監査結果。市長の選挙関係の人かどうか知りません。分かりませんけれども、市長が任命した
監査委員。へえで、その前に
監査委員をされとったのが
マルオ監査委員。そのときに私は監査をしとりました。そのときに
住民監査請求が出ました。moko'aと
大谷まちづくり、そして今の
黒ニンニク、
イキイキグループ、全部同じ人が中へ役員で入っとる。だから、私がそれについて精査して、これについて支払うように、返金するように申し出た。
黒ニンニクの場合は、警察が中へ入ったから、支払いをしました。
大谷まちづくりなんかは、金を使うとんのに、そして
住民監査請求で監査のところへ出席せなんだ。代表の〇〇〇〇、何回出しても出席せなんだ。それで、おかしいんだ、憲法違反だというのが出とっても、
マルオ監査委員は、これを違法でないという方向でやられたわけです。全部で大体五、六千万円の金を使うとった。市民の税金です。それがあるにもかかわらず、こういうことをされとる。市長が任命したから、市長の言うことを聞かに
ゃあいけんのんだろ。選挙もせに
ゃあいけんのんだろ。私が大分言うたんです。おかしいんじゃないですか。大谷、本人も出てこん。憲法違反。そういうことが出とって、調べて、それが悪くないんだということをやられとるわけです。私がそのときに監査しとったんで、全部分かるわけです。その一連について、なぜこのような
監査委員、まあ
監査委員には、今回、それを言うてないんですけど、今の
監査委員に議会から市長が任命したんです。こういうことをしとる人をなぜ任命したんか、説明してください。
○議長(伊澤誠) 栗山市長。
◎市長(栗山康彦) 今、いろいろ議員の思い込みのことを言われましたが…… (16番「勘違いじゃないよ」の声あり) 質問内容がよく分かりません。通告書にずっと書いてありますので、それを小分けにいたしまして、1つずつ説明をさせていただきます。 それでは、まず
監査委員の選任について、これが一体どういうものであるのかということを、
企画財政部長から説明をさせます。
○議長(伊澤誠)
石田企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼いたします。 それでは、私のほうから
監査委員の選任についてお答えをいたします。
地方自治法の規定によりまして、
監査委員の定数につきましては、市にあっては2人とされており、市長が議会の同意を得て選任することとされております。選任を行うに当たり考慮すべき点は、
普通地方公共団体の
財務管理等に関し優れた識見を有する者及び議員から選任すべきであるということで、議員から選任する
監査委員の数は、市にあっては1人とされております。制度的には、
監査委員の選任の同意議案の提出権は市長に専属するものと解されているところでございますが、議員から選任される
監査委員は、慣例として議会からの推薦意見を参考にして選任をしております。議会からの推薦意見も踏まえ、最終的には
監査委員の選任の同意を求める議案の提出につきましては、提出権のある市長の判断によるものと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦)
監査委員の選任につきましては、部長が今申し上げたとおりですけれども、加藤議員の
監査委員への選任につきましては、議会からの推薦を受け、私自らが適任者であると判断し、議案を上程したものでございます。 以上です。
○議長(伊澤誠)
香取議員。
◆16番(香取良勝) 今、私が言うたことについて、全然聞きょうらんな。というのは、こけえ、証拠があるんですよ、全部。へえで、
議会運営委員会というのは、議会を進めるために議員が入って、そこで議会をするために話合いをして、どうするかという話をする中で、わしゃあ、何じゃあかんじゃというておらびゃありいて、出ていった。議長が制止した。共産党の桑野も、そして沖原議員もおるんだ。そして、その人たちが私のことについて、
議員監査委員の再考、これ、誰が書いたんか、再考に関する要望書を出しとるわけ。片一方じゃ悪いわ、片一方じゃええんじゃ。そがんことがあるんかな、共産党は。だから、その件について、前町長の
カタヤマ町長に電話して、おい、おめえのとこはどがんなっとんな言うた。これを議員にしたのは間違いじゃったというて、私に回答が出ました。といいますのが、町長選挙へ出るのは、私がこのカタヤマ、1人で議員で応援しただけですから、私の言うことは聞いてくれようたわけです。合併するのも、ほかの金光町議員、前の町長は倉敷へ合併と。しかし、
カタヤマ町長に言うて、こちらに合併をしていただいたような経過がございます。その点で話をしたら、そういうことを言われた。これを議員にするのは間違うとったん。香取さん、わしゃあ、もう言う権限がねえから、まあこらえてくれと言うて電話を切られた。その人が代表になって書いとるから、おかしいなと思うたんです。それで、市長は何もないんだというようなことを言われるけど、
監査委員を任命するんでしょ。それで、私が一応、最初、
監査委員、全員でするようになっとったのに、議長は権限を持って、そっちのほうへ、市長派のほうへ行ってしもうたんです。へえで、加藤議員がなったわけ。それで調査したら、
政務調査費、12万円ほどでできるものを27万円で買うて、それを
監査委員の高田、これは正しいんじゃ。前の
マルオ監査委員も市長が任命しとる。これも憲法違反じゃ言う、
大谷まちづくりについても出とる。moko'aについても
住民監査請求から、支払いせえと。しかし、それについても、私は全部払うようにせえと言うたけれども、マルオは、私はこれは支払う必要ない。合意でなかったから払わんでもええんだという回答になったわけです。今回も同じようなことをやっとるわけです。市長が任命した人は何でこういうことになるんか。私にはやっぱり裏があるんだなというふうに、国会でやっとるけれども、同じことをやっとるなと。それ以上のことをやっとると思う。だから、ここでこの27万円、
政務活動費、これについて、高うても12万円ほどです、私の精査したとこでは。そして、そのときに、電器屋の見積しとったところは出廷させなかった。裏で何か女々しいことがあるから、そういうことをやっとんだ。私には取れるわけです。香取は水道の水を取ったから、ふさわしくないから駄目だというようなことを言われたと聞いてます。へえで、その中で、まだ裁判も決まってないのに、何で今、それを言うんならということも出ました。全協で出ました。いろいろと出ました。そして、結局、共産党まで市長派になって、へえでそれがしたからこういうようになったんだというふうに思っております。市長、そこで副市長とちょろちょろ話しせんと、答弁せられえ。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 何の質問か、もう全く分からないんで、答えようがございません。しっかりと何について答えて、質問の内容をはっきりと端的に教えてください。お答えしますから。
○議長(伊澤誠)
香取議員。
◆16番(香取良勝) なぜそういう人を任命したのか言ようるわけです。おたくは、今、正しいんだと。加藤淳二は正しいんだというようなことを言われたけど、今、これを言うたから、これで正しいんですかということを聞きょんです。どうなんですか。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) これは、こういった加藤議員の購入したパソコン等々につきましては、しっかりと監査結果で何ら問題がなかったというふうに出ております。そういうふうに認識をいたしております。いろいろ、購入先であるとか、それからパソコンといっても、一口に言っていろんな、CPUであるとか記憶媒体であるとか、値段は違います。そして、大量販店で買うのと、それからネットで買うのと、それから地元で買うのと、そりゃあ多少の値段の違いはあります。そういったことで、どうぞ臆測や想像等でそういったことは言われないほうがいいんではないかなと、謹んでいただきたいと思います。 以上です。
○議長(伊澤誠)
香取議員。
◆16番(香取良勝) 今までにそういう不当なことをされてきとるから、私が調査したわけです。政和会で、要らんとけえ金を使うとるけえ、どがんするんな、返さにゃあ困るぞというて、10万円返金したと聞いてます。そういう人が
監査委員ですか。そして、今言うたように、
議会運営委員会において、因縁つけて、けんかを売って出た。そのときに、議員が何人おりゃあ、6人かねえ。その中の共産党が2名、ここも反対して、この人は悪いんだということを出しとるわけですよ。共産党、何を考えとんか分からんのん。こっちへ出してこっちへ出すんだから。そして、結局そういう人がなぜ
監査委員なら。市長、言ようることが分からんのんかな、あんた。何でそれを決めたん。へえで、今の
代表監査委員も市長が任命しとん。市長の言いなりになるのは分かっとる。ねえ。前の
マルオ監査委員、大分言いました、私も。反対しました。2人の合意がないから、これは払わんでもええんだと。
大谷まちづくりなんか本人も出てこん、何もしない。使うだけ使っとる。なぜそれだけの金を使うん。どうぞ。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 度々、なぜ任命したのかっていうことでございますし、その前に、なぜ
香取議員を任命しなかったのかというお話もあったと思いますけども、
香取議員の場合は、
守秘義務違反っていうのが多数、今までも監査をされてるときに見られました。私も調べさせていただきましたけども、令和3年だけで5回も
守秘義務違反をされてる疑いがございます。やっぱりそういった方は、御遠慮願うのが当たり前ではないでしょうか。 それから、盛んにパソコンが高い高いということを言われておりますが、加藤さんの場合は、いろいろな複合機に対し、そういったこともしっかりメモしてあったというふうに記憶をいたしております。ところが、1年前に遡ってみますと、これ、議長、反問権よろしいでしょうか。
○議長(伊澤誠) 反問権。 (16番「反問権なし。なし」の声あり)
○議長(伊澤誠) ちょっと待ってください。 (16番「反問権なし」の声あり) ちょっと待ってください。
◎市長(栗山康彦) 今、お答えした後で、ちょっと反問権をお願いします。 (16番「反問権なし」の声あり)
○議長(伊澤誠) ちょっと待ってください。ただいまの
香取議員の質問の趣旨を確認したいということでよかったですか。
◎市長(栗山康彦) じゃあ、反問権じゃなくてもいいです。結構です。 じゃあ、続けてお答えをさせていただきますが、
香取議員の令和4年度の
政務調査費の、あなたの
政務調査費です。
収支報告書には
パソコン一式としか書いてございません。その金額も24万9,700円っていうふうに計上をされておりまして、
香取議員とほぼ同じでございます。
パソコン一式に対して…… (16番「違おうが、3万円」の声あり) どのような考えをお持ちなのか。ちなみに加藤議員の
ノートパソコンは19万5,800円でございまして、パソコンだけ見ると、
香取議員のほうが高いのを買われております。そういったこともございますので、一概に高いというようなことは、先ほども申し上げましたけれども、
監査委員がしっかりと監査をして、問題はありませんよという結論を出されたわけでございますから、私は何ら問題ないというふうに認識をいたしております。 以上です。
○議長(伊澤誠)
香取議員。
◆16番(香取良勝) そりゃあ、私、調べとります。だから、業者に調べてもらやあ分かる。私が言うとんのは、パソコンの番号まで全部入っとんですよ。ほかのものは入ってないんですよ。それで27万5,000円ですよ。せえで、見積取ったのは、同じメーカーが全部入っとんですよ。その他と書いてないですよ。そういう、人をだますようなことを言うちゃあ駄目ですよ。私が調査しとんじゃから。あのね、市長、公平性を保たにゃあいけんよ。加藤議員の肩ばあ持つ。本気で応援行ったんでしょ、選挙のときに。かも川うどんの応援したじゃろう。じゃから、これ、本気でしょんでしょうが。落選してから、香取を今度は落とそう思うて本気でやって。かも川の〇〇と本気で応援したんでしょう。みんな知っとんですよ。小さい町内じゃから。ここへ番号が全部入っとんですよ。番号を調査して、これが何ぼならと。加藤議員が買うとんのは、この番号が全部入っとん。それについて見積取って、3軒も4軒もとって、これじゃとなっとんですよ。高いか安いじゃねえ。わしが24万円で買うとったから、それ高いというて、来て調べりゃあよろしいが。どうしたか。何でそう肩を持つんですか。選挙応援したり、自分、選挙を応援してきたりするから、悪い者でも悪うねえように持っていくんですか。〇〇と同じことを言いなさんな、あんた。ええかげんなことを言われえ。駄目ですな、わしが今質問しょんじゃから。そけえ、座っとけ。いうことで、市長、へえで
代表監査委員についても、最初の
オカベ監査委員、そのときには私が監査をしょうりました、4年間、させていただいた。市長はおたくじゃなかった。
タヌシ市長。そして、
オカベ監査委員が、私が監査を辞めるときに一言言うた。また困ったことじゃな、元へ返らあというようなことを言われた。本当に元へ返っとる、これ。市長がしたら。市民の税金で選挙をしちゃあいかんですよ。みどりケ丘のmoko'aにしても、金光の
大谷まちづくりにしても、市民の税金が全部出とんでしょうが。だったら、きちっとしたことをやってくれにゃあ困りますよ。きちっとした答弁してください。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 何か全て選挙にというようなお言葉が出ておりますけども、私はいつも公平公正な立場できちっとやっておりますので、そういった偏見は捨てていただきたいのと、物事を曲解するような御発言は訂正していただきたいと思います。何遍も申し上げますけれども、
香取議員を
監査委員として私が同意しなかったのは、
守秘義務違反、これが疑われたからでございます。その点、あなたはどう思われますでしょうか。もしよかったら、議長、お答えいただきたいと思いますが、これ、反問権ですが、どうですか。
○議長(伊澤誠) これ、反問権ですか。
◎市長(栗山康彦) はい。 (16番「反問権なしよ」の声あり)
○議長(伊澤誠) いや、今のは
香取議員に対して趣旨の確認をしたいということで。
◎市長(栗山康彦) はい、よろしくお願いします。
○議長(伊澤誠) 反問権を許可します。
香取議員の持ち時間を停止します。 先ほどの市長からの反問権について。 (16番「いいや、あれ、質問じゃから。こりゃあ、わしがいけん言うたら駄目なんよ。分かる」の声あり)
◎市長(栗山康彦) 反問権を使います、議長。
○議長(伊澤誠) ちょっと待ってください。
◎市長(栗山康彦) それでは……。
○議長(伊澤誠) 市長、待ってください。ちょっと待った、座ってください。 (16番「質問者が駄目じゃ言うたらできんのんよ」の声あり) いやいや、議長の判断でさせていただきますんで。 (16番「議長は何でもできるんか、ほんなら市長派か」の声あり) (12番「反問権聞いてやれ、そのくらい、ちゃんと」の声あり) (16番「おい、後ろ、放り出せ。これ、前も出たん、こういうことで。出せ。おい、議長」の声あり) ただいまの…… (16番「議長」の声あり)
香取議員に……。はい。 (16番「後ろで物を言よんで出せや。委員会じゃ出たで、外へ」の声あり) 御静粛ください。 (16番「委員会じゃ、外へ出たぞ、出したぞ。出せ、外へ」の声あり) ただいまの…… (16番「議長」の声あり)
香取議員の……。はい。 (16番「何、おめえ言よんな、おめえ」の声あり) 質問の趣旨を…… (16番「市長派じゃから、市長の言うことばあ言よんか」の声あり) 確認したいので、反問権の行使をお願いします。
◎市長(栗山康彦) それでは、改めて
香取議員にお尋ねいたしますが、過去、令和3年に、5回、私が調べただけでも、
監査委員のときに
守秘義務違反がある疑いがございます。それについてどう思われますか、お答えください。
○議長(伊澤誠)
香取議員。
◆16番(香取良勝) 私は議会で質問しとんで、義務違反とかということは思うてない。というのは、市長は私がおったら困るから、私を落選…… (市長「議長、質問の答え」の声あり) わし、質問しょんじゃから、黙っとけえ、こりゃあ。
○議長(伊澤誠) 市長、待ってください。
◆16番(香取良勝) 質問しょうるときは黙って聞きょうれ。三つ子じゃあるまあし。
○議長(伊澤誠) 続けてください。
◆16番(香取良勝) わしが質問しょうるときには黙って聞きょうられえ。反問権、反問権言うけど、質問しとんじゃから。ほんなら加藤はしてねえんか。質問しょうるが。反問権ないんか。これだけわしが悪いことを言うとんのに、質問をしてどうなっとんならって聞きょうりゃあ、反問権で何でせなんだん、香取は今までの違反があるんだと。ほんなら、全協のときに何で出さなんだん。みんなも言よんじゃから、香取、何なら、水道の水を取ったからささんのんじゃ。印鑑押さんのんじゃ。全協で出たんだよ。反問権でこうこうじゃ、今言うたようなのは出なんだよ。おかしなことを言われな、そのときにやられえ、きちっと。私はしたときにしょんだから。質問しとることに対して答弁せえ。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) すいません、私の今、質問した反問権に全くお答えをいただいておりません。もう一度、申し上げます。令和3年4月から年末まで、11月ぐらいまでに、私が数えただけでも5遍の
守秘義務違反の疑いがございます。それについて、御本人はどう思われますかということをお聞きしてるんで、どうぞお答えいただきますようにお願いいたします。
○議長(伊澤誠)
香取議員。
◆16番(香取良勝) それは疑いでしょうが。私はした覚えがないんだから。自分で調べて、悪いことをこりゃこりゃというて、君はわしの悪いとこばあ突っ込みょんじゃ、結局。だから、水道の水を取った。あれは、前々町長のときにビルを建っとんだよ。今、裁判中じゃから。何をほとりでちょろちょろ言よんなら。聞きょうれ、こりゃあ。何でちょっちょっちょっちょっ話をするんなら。
○議長(伊澤誠)
香取議員に申し上げます。議会の品位を損なうような発言は控えてください。
◆16番(香取良勝) 損なやあへんが。おめえ、市長派でそがんことを言よんか。議長にしてもろうてから。
○議長(伊澤誠) そういった発言は……。
◆16番(香取良勝) 君はな、言うとくけど、議員の議長ぞ。分かってしょんか。市長の議員じゃありゃあへんぞ。議会の議長の議員じゃから、議員の。
○議長(伊澤誠) 議員の議長。
◆16番(香取良勝) 議員が君を選任したんだろうが。
○議長(伊澤誠) 議会の議長です。
◆16番(香取良勝) そうじゃねんかな。
○議長(伊澤誠) ですから、今、反問権の市長のほうからの……。
◆16番(香取良勝) だから、してない言よんだろ。
○議長(伊澤誠) という意識ということですね。
◆16番(香取良勝) そのときになぜ言わんのんな。全員協議会があったときに。
○議長(伊澤誠) ちょっと待ってください。
◆16番(香取良勝) 全員協議会があったときに、
監査委員を任命せんというときに。水道の水を取ったからしないんだと。議員は皆知っとんですよ、全協でやっとんだから。せえで、今になったら、そういう疑いがあると。加藤議員には疑いがないんか。私が今言よんのは、この
政務調査費に対して質問しょんよ。私のことを言うなら、私のことを質問さしゃあええじゃねえ。
○議長(伊澤誠) ということは、認識がないということで。
◆16番(香取良勝) ないない、一切ない。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 認識がないというふうにおっしゃられましたんですけれども、じゃあ私が調べた中身を申し上げます。令和3年4月22日、財政特別委員会において、
住民監査請求の請求人の氏名を発言をされております。同じく5月25日には、6月の定例会において、財政特別委員会の委員長報告の中で、
住民監査請求の請求人の氏名を発言をされております。また、同じく5月31日、6月の定例会の一般質問におきまして、
住民監査請求の審査経過を発言をされております。また、同じく8月31日には、9月定例会で財政特別委員会委員長報告で、同じく
住民監査請求の請求人の氏名を発言をされております。そして、令和3年11月30日の12月定例会においては、財政特別委員会委員長報告において、
住民監査請求の審査対象に関連する団体の代表者の氏名等々を発言をされております。こういったことは、
監査委員として、よく議員も言われてました、守秘義務は大切なんだということを、席でも言われてましたよね。こういったことを発言されるというのは、やはり謹んで、
監査委員としてされるべきではないと。これは大きな理由でございました。しかし、申し上げますと、同意案件の提出権は私がどうするか判断するものなので、その前にそういった理由を申し上げる必要は全くないと思っております。この機に、あえてほかの議員のことを言われましたんで、私も今、反問権を行使させていただきましたけれども、どうぞこれからはこういったことのないように、よろしくお願いをいたします。 以上です。
○議長(伊澤誠) 市長、これで回答は…… (16番「もうええわ」の声あり) よろしいですね。 (16番「おめえ、何様なら、おめえは」の声あり) 反問権の回答はよろしいですね。 市長。 (16番「わしがするんじゃけえ、もうわしが出りゃあええんじゃけど……」の声あり)
◎市長(栗山康彦) 認識がないということでございますので、あえて申し上げさせていただきました。 以上です。ありがとうございました。
○議長(伊澤誠) 以上で反問を終わります。
香取議員の質問を再開し、持ち時間を再開します。
香取議員。
◆16番(香取良勝) 今言うた、私を、moko'aの関係の人間が、香取を悪者だという書類を、市長が書かせたんです。300件ありましたよ。これは法的手続、今、とってくれとは言うとんですけど。そういうもんが出るから言うとんでしょうが。人を陥れるようなことを言うとるから。香取、落とせという書類が、金光の〇〇というんまで出とった。〇〇のおやじはわしゃあよう知っとる。みどりケ丘の〇〇というんも出とった。名前を出してどこが悪いん。そういうことをしとるから言うとんでしょうが。そういうのを出しとるから。香取はうそをついとるから、おかしいんじゃねえかというて質問をしとん。どこが悪いんですか。 それでは、質問します。 今、市長が人を陥れるようなことばあ言われるけど、市長、おたくは正しいことをしとんかな。以前の顧問弁護士、キクチ弁護士、おたくは知らん言ようたけど、おたくのおやじが違反で捕まったときに、その人に頼んだんじゃないんですか。キクチ、余傳。これ、今、おやじは80ぐらいです。そのおやじにも、私は岡山で知っとるから、話をしております。そういう経緯があって、こういうことが起きるんですよ。へえで、市長はわしが邪魔になるから放り出して、共産党に言うてこういうものを書かせて、市長の関係の人ばっかしですよ。そして、
監査委員をまたやられたら困るから、また議員、当選したら困るからというんで、水道の水を取ったと。そうじゃないんですか。市民はそういうふうに言よんですよ。香取ビルの水道の水取った。何でわしが取るんですか。それは建ったのが今から18年前。泥棒扱いにしとんでしょ。ごろ新聞やこう、全部書いたわ。わしに何も言わっと。10万円持ってけえというけえ持っていかん言うた。落としたらあというて、わしを突き飛ばして帰ったわ。そういうところはこういうことを書きょんですよ。ほんなら、どうしたんな言うたら、立候補しても写真出さん。
○議長(伊澤誠)
香取議員に申し上げます。質問は通告の範囲内でお願いします。
◆16番(香取良勝) あのね、関連しとるから言よんだろうが、おめえは。いつからそうなったんで。前の議長やこう、全然違うよ、その前の議長も。タグチ議長も全然そがんこと言わなんだぞ。おめえ、市長派の、公平性持ってせえ。ほかの者が言よんのは何も言やあへんじゃねえか。
○議長(伊澤誠) 公平性でやってるつもりでございます。
◆16番(香取良勝) おめえも応援してもろうたんじゃろうが。
○議長(伊澤誠) 通告の範囲内でお願いします。
◆16番(香取良勝) 分からん思うて、いけりゃあへんで。わしのとけえ来て、選挙中にわしの看板を全部作ったんじゃろうが。毎日毎日来てから。途中でくらっと変わるんか。金を払うとるぞ、わしゃあ、君に。 もう何ぼ言うても、市長、いけんわ、おめえな。だから、今回は、もうええ、もうこれで終わる。それでは、次に入ります。もう何ぼ言うても、加藤議員、これは裁判しますんで。そのときになったら、分かっとるな、君が委員長のときに今のこれを受け取って、わしを監査から降ろしたんじゃから。よう覚えとってください。 2点目に入ります。 今の市庁舎について、私は再度、何回も質問しとります。これについて、今の財政部長は、絶対しないんじゃという答弁をされた。議事録に残っとります。これを説明してください。できん言うとん。というのは、合併特例債は、市庁舎を建てるための合併特例債じゃと、この前、テレビでやりょうりました。それをしょうらんところは破産寸前じゃということが出とりました。といいますのも、金光の支所、30名か40名ぐれえおります。寄島、おられます。それを1つに合わせれば、もう安くできるんだということで、よその市町村は合併しとるわけです。そのために160億円の金が国から合併特例債として出とるわけです。にもかかわらず、今、金光支所長がおるけど、見てみなさい。トイレは50年前のトイレです。いまだウォシュレットも何もない。年寄りが困りょうります、トイレへ来てから。中央公民館、和式です、いまだ。1個建てれば全部が入れる。倉敷市なんかは玉島に支所がありました。合併したら、もうそこには10分の1ぐらいの職員しかいない。全部本庁。黒崎にもありました。北農協の近所にもありました。全部なくなりました。なぜそれができんのんか。市民が困るんだ。小さいところであっちやこっちや金を払うて、税金で。せえだけの金があるんなら、子供の給食費なんか無料化になるんだ。給食費やこう無料化になる。小・中高なんかの学校の授業料なんか無料化になる。なぜそういうことをするんだ。そして、私が聞いた話では、金光の吉備小学校、市長が行って、何でも言うてください、何でもできます、言われた。先生が私のとけえ言うてきた。トイレ、あ、すぐします。そこへおるのが桑野議員なんですよ、吉備小学校。すぐできたっていうじゃねえ。へえで、そこはできるけど、金光のトイレはできねえ。鴨方の中学校のトイレは、先生のはウォシュレットがあるけど、生徒のは何もない。選挙権がねえ者のとこは作らねえっつうんか。子供の、市民のために頑張るんじゃって。口と腹が違うんですよ。だから、私が言よん、そういうことじゃ駄目ですよと。説明してください。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 新庁舎の建設についてでございますけども、先ほどまたいろいろおっしゃられましたけども、非常に思い込みが激しゅうございます。 まず、ここに書いてありますように、合併特例債っていうものは、具体的なものはどういうものなのかということを担当部長から説明をさせます。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 それでは、合併特例債についてお答えをします。 合併特例債は、合併市町村の新市建設計画に基づいて行う公共的施設の整備事業等に要する経費に充てるための地方債でございまして、充当率は対象事業費の95%、後年度の元利償還金の70%が交付税措置をされるものでございます。合併特例債の制度ですが、合併市町村において、合併に伴い臨時的に通常事業量を上回って相当量の事業実施が必要となるなど、合併後のまちづくりを円滑に推進する上で一層の財政措置の拡充が求められていたことなどにより、平成11年度の合併特例法改正に伴い、創設をされたものでございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠)
香取議員。
◆16番(香取良勝) 私が調査した関係では、そういうもんじゃないんですよ、最初。だから、ほかの市町村が全部、合併特例債で市庁舎を新築しょんですよ。鳥取、島根、そして四国、合併しとるところはまずしょうります。なぜそれをするか。経費を削減するために国が出した、これは特例債。市長は私と食事に行くときに、何でせんのんなら。へえで、この前なんかは、答弁でそう言うた覚えはないっちゅうん。する言うた覚えはないっちゅうん、桝池の西へ。私と話をしたときにはそこへしましょうと。当選してすぐに。前のタムラサトシ、そこと話をしながら言うたらやろう。それで、途中から、今度は食事しながら言うたら、ありゃあせんのんじゃ。何でなら。耐震工事をしたからもうせんのんだ。耐震工事して。結局、耐震工事は、市長権限で1億円、2億円できるんですよ。しかし、今の、私も会社へ行きょうりました。70億円、60億円の市庁舎をするためには、1社じゃできない。共同企業体をつくって、大手が3社ぐらいでする。市長に全然権限がない。だから、やったんじゃないかと私は推測しとる。結局、よそがしょんのに浅口市がしない。 それともう一点、元へ返りますけれども、監査事務局もない。なぜない。市長に不利なからつくらんのんじゃろ。岡山県で14市あります。監査事務局がないのは3市もないですよ、1市か2市。結局、そうやって大きな市庁舎ができれば、部屋がないからつくらんのんだとかというような回答が返ってきましたけれども、市庁舎を建てれば全部が入れる。市民が助かる。クーラーも暖房も、全部新品なんです。市長がおる間にせなんだら、死んだら、辞めたらできないんですよ。あとの市長がなっても、特例債がないから。7年度には特例債がもう切れるんでしょ。80億円あるんでしょ、今、残が88億円。今やればできるんですよ。要らんとけえ使おう思よんでしょう。だから、しないんでしょう。説明してください。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) またまたいろんな、建て替えに関して、私がああ言ったとかこう言ったとか言われておりますけども…… (16番「勘違いじゃねえぞ」の声あり) 申し訳ございませんが、
香取議員に対して、私が建て替えるとかというようなことを申し上げたことは一度もございません。推測は…… (16番「こう言おうが。またうそを言ようらあ」の声あり) やめていただきたいと思います。 まず、先ほど担当部長が申し上げましたけれども、合併特例債の制度は、合併市町村において、合併に伴い臨時的に通常事業量を上回って相当量の事業実施が必要となるなど、合併後のまちづくりを円滑に推進する上で一層の財政措置の拡充を図るため創設されたものでございます。庁舎を新築することにつきましては、現在の庁舎は標準的な耐用年数も経過しておらず、またいずれも予算計上の際、議会に諮り、議決をいただき、この数年で多額の経費をかけて耐震等の整備をいたしているところであります。この耐震化予算は、全て、
香取議員、あなたも賛成をされております。お忘れではないと思います。今後も必要な整備を行いながら、庁舎の適切な維持管理に努め、大切に使用してまいりたいと思っております。 また、以前にも耐用年数が47年たったからもう建て替えなさいというようなことも度々言われておりましたけども、この47年というのは、もう一度申し上げますけども、固定資産税の減価償却を算出するための法令で定められた年数、簡単に言いますと、経費で落とせる年数でありまして、こういった庁舎の場合は、使用可能年数は一般的には65年というふうに言われております。一般家庭に例えますと、自動車は、種類によって違いますけど、耐用年数は6年でございます。一般的な住宅は22年でございます。6年で、皆さん、車を買い換えますか。22年で家を建て替えますか。皆さん、それぞれ修理をしながら、しっかりと補修しながら、大切に使っていると思います。そういったことで、現時点では庁舎を新築することなく、しっかりとメンテナンスをしながら使っていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠)
香取議員。
◆16番(香取良勝) 市長、あんた、勝手のええことばあ言われな。私もあっちこっち、鳥取、島根、ずうっと回っとんですよ、庁舎を建てるのにどうなっとんかと。庁舎を建てた奥出雲町の町長なんかと話をして、2時間ほど。助かりましたと、駐車場はよくなる、市民が物すげえ喜んどる。よそへも行って話をしました。真庭市にも行きました。自衛官の議員がおりました。最高ですと言うとります。なぜ浅口市はせんのんならと。市長が、自分が権限があるとけえ、ちょろちょろちょろちょろ使うから、7年間で、もう令和7年じゃから、今、5年、2年の間に、それ、ほかのことに使おうと。しかし、市長が考えとんのは、何を考えとんか分かりませんぞ。寄島に人工芝を6億円ほどでする。議員が皆、反対したでしょうが。何でそういうことを考えるんですか、今、この世の中に。そして、前じゃええことばっかし言う。市民の税金だよ。そして、45年じゃというたら違うんだ。私は調査して言よんだよ。岡山のマンションなんかでも、45年したら、買うたときには3,000万円しょうたんが300万円ぐらいになるんですよ。鉄筋とコンクリは、めげとるからなるんですよ。だから、安くなって新しゅう建て替えるんです。私が言うたときに、人間で例えた。大西恒夫議員のことを。体が悪うなる。
○議長(伊澤誠)
香取議員、個人の話は……。
◆16番(香取良勝) 失礼じゃろうがと言われたですな。失礼じゃろうがという答弁されとんですよ。失礼じゃろうが。体が悪うなったら、人間もこの鉄筋も一緒なんだということを私は言うとんだよ。それのに、そう言われたじゃないですか。私だってもう80だよ。いつ死んでもええような年だ。市長、あんたは何年、市長しとんか知らん。私は30年以上しとんだ、議員を。だから、こういうことについて、市民のことを考えてやりょんだよ。市民が一番だ思うてやりょんだよ。だから、あちこち行って、今せなんだらいけんから、やいやいやいやい言よんだよ。それで、今の、市長が答弁せえと石田部長が答弁しとんだよ。絶対しないというて。建築しないって言っとんだよ。市長権限ぐらい持っとんでしょうな、石田部長は。そういうことを、この前のこの議事録に載っとんだ、全部。市民のために大切に使用しなければならないということを、市長、言うとります。我々が言うのは、古い家は全部、使えても解体して更地にしょんですよ。ちょっとした家、じいさん、ばあさんがおらんようになったら。なぜそれが一般と食い違うんですか。市長、私がこういう質問をするから、水道の水、取った。おお、やったった。報道機関のごろ新聞でだっだっだっだっやったったと思うとんでしょう。結局、人を陥れることばあしなさんな。今度は何か。香取は空気を取った言うんか、今度は。裁判するんか。訴えるんか。おお、香取は空気取りょうら。そういうような、人を陥れるようなことをせられなあ。一緒に食事をしに、副市長が運転で、一緒に食事して、目が覚めたら泥棒になっとるじゃねえ。私に何も言わっと。それが市長のすることか言うんじゃ。じゃから、わしは今まで言うた。悪を出せというたらやくざ出せというん。もっと悪はどこならというたら警察じゃ。そういうことは有名なん。もっと悪は何、裁判官じゃ。無罪の者を有罪にしてからのうのうとしとる。きちっとした説明をしてください。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 何度も申し上げますけれども、想像で物事を言うのはおやめいただきたいと思います。 (16番「想像じゃないわ」の声あり) それから…… (16番「勘違いか」の声あり) 先ほどから鳥取とか島根とかというふうなことを言われましたけども、それぞれの自治体ではそれぞれのお家事情というものがございます。しっかりと住民の皆さんのためにいろんなことを検討しながら頑張ってやっておりますので、議員も御協力いただきますようによろしくお願いいたします。 新庁舎の建設についてでございますけれども、現時点では庁舎を新築する予定はございません。大切に使っていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠)
香取議員。
◆16番(香取良勝) 大切に使やあええよ。そりゃあ、新しい市庁舎へ行って、全然違うんですよ、私が行くんじゃけど。私が一人でずっと回りょんだから。そこのトップの副市長とか市長と話をしょんじゃから。何で早うせなんだんじゃろうかと、まず言われますよ。浅口市はどうなっとんならと。四国へこの前、委員会で行ったけど、ほとりで市長と話をしたけど、私は言うたんじゃ。おたく、浅口市へ来て市長してくれたら助かるわというて言うたら、笑ようりましたけどね。そういうような、全然違うんですよ。発展性がない、浅口市は。市長、あんたが市長しょうる間は。私はそう思います。 以上をもって質問を終わります。
○議長(伊澤誠) 御苦労さまでした。 ここで休憩とします。 午前10時28分 休憩 午前10時40分 再開
○議長(伊澤誠) それでは、再開します。 次に、2番斎藤貴士議員、どうぞ。 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) 議席番号2番斎藤貴士です。通告に従い質問いたします。 浅口工業団地第2期整備事業について質問いたします。 本事業は、事業のスピードアップや市の財政負担の軽減を図るため、民間のノウハウや技術、資金を活用する官民連携による整備に向けて進められていると承知しております。それに伴い、連携事業者の選定に係る公募型プロポーザルを募集していましたが、11月6日の産業建設委員会において、公募型プロポーザルが不調になったとの報告がありました。そして、今後については、不調の原因分析を行い、様々な視点から事業の進め方を検討した上で方針を決定するとのことでした。 そこで、まず1つ目の質問ですが、事業の進め方を検討中だと報告を受けてますが、既に産業建設委員会から1か月以上が経過しております。現在の検討状況はどうなっているのでしょうか、お伺いします。
○議長(伊澤誠) 倉田
産業建設部長。
◎
産業建設部長(倉田裕史) お答えいたします。 11月6日の産業建設常任委員会での報告と重複いたしますが、浅口工業団地第2期整備は、官民連携による事業実施に向けて、連携事業者の選定のための公募型プロポーザルの手続を進めてきました。6月28日から公募を開始しまして、9月27日まで、参加表明書及び業務提案等の書類を受け付けましたが、参加表明する者が現れず、不調となりました。不調の原因は、技術者の不足や下請等の協力企業が見つからない、事業の内容、または条件が悪い、公募のスケジュールが厳しい、公募の提出書類が煩雑といったことでした。 現在検討しておる事業の進め方ですが、市主体で実施する方法としましては、1つ目に第1期事業と同様に、市自ら測量、設計から用地買収、造成工事、売渡し手続までを進める方法と、2つ目にこれらを官民連携で進める方法があります。前者は、昨今の建設資材価格の高騰、労務費の上昇により事業費の上振れが必至であり、市の財政面に大きな負担が生じるおそれがあると考えております。また、後者の場合は、公募型プロポーザルを再度実施することとなりますが、不調の原因分析で明らかとなった原因全てに公の機関として対処することは困難であると考えておることから、再公募を実施しても、再度不調となるおそれがあると考えておるところでございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございます。検討状況を伺うと、市が主体となって、今後、事業を進めていくのは難しいように思われますが、一方で市の総合計画にも、立地環境の整備と企業誘致の推進に関する施策に取り組むとあるように、工業用地を確保して企業誘致を推進することは、税収確保や雇用創出につながり、浅口市の持続可能な発展には必要不可欠ではないかと思います。本年6月の定例会で、私が企業誘致の実績についてお尋ねしたところ、過去5年間に製造業を中心に8社を誘致したとの答弁がありましたが、企業誘致の効果はどの程度あったのでしょうか。税収や新規雇用など、企業誘致により、浅口市にどのようなメリットがあったのか、お伺いします。
○議長(伊澤誠) 倉田
産業建設部長。
◎
産業建設部長(倉田裕史) お答えいたします。 税収や雇用など、企業誘致により市にメリットはあったのかというような御質問だったかと思います。 企業誘致のメリットの一つは、固定資産税等、税収による歳入確保であると考えております。人口減少により税収の減少が進む中、持続可能な行財政運営のためには、歳入確保が重要となります。過去5年間に浅口市へ誘致し、既に工場を稼働している製造業の令和5年度の固定資産税納付額は、市全体の約5%に相当する約8,000万円となっております。歳入確保に一定の効果が出ているものと考えております。 また、過去5年間の誘致により、約130名の新規雇用が発生しており、企業誘致は市内への移住・定住の促進につながるものと期待されております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございます。企業誘致による浅口市のメリットは分かりました。しかし、企業誘致は、浅口市に工場などを立地する企業側のメリット、すなわち浅口市に対する企業ニーズをしっかりと把握しなければ、誘致まで結びつかないのではないかと考えます。企業ニーズについてはどのように把握されているのでしょうか、お伺いします。
○議長(伊澤誠)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(倉田裕史) お答えいたします。 本市への企業ニーズは、岡山県や岡山県企業立地協議会などが主催する企業立地セミナーでの情報交換の場や企業からの個別の問合せなどで把握しており、浅口市への立地を希望する理由としましては、交通利便性のよさ、自然災害の少なさ、地価、自治体の立地補助金、税制優遇制度などであると認識しております。このことは、過去に浅口市企業立地促進奨励金を交付した市内立地企業に対するアンケート調査の結果とも同様の傾向となっております。令和7年度には、国道2号玉島笠岡道路の全線開通が予定されており、さらなる交通利便性の向上が期待されますので、このような優位性を生かして、引き続き企業誘致を推進してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございました。企業誘致は、浅口市にとって、税収確保と雇用の拡大など、大きな効果があると思います。また、浅口市は、2号線バイパスの開通などにより、交通アクセスのよさなど、企業側のニーズともマッチングしており、立地需要は高いのではないかと思います。しかしながら、市内には直ちに工業用地として活用できる遊休地が少なく、工業用地が不足している状況にあり、これでは十分な企業誘致はできません。まずは工業用地をしっかりと確保していくことが必要ではないかと考えますが、今後の方針を市長にお伺いしますが、この浅口工業団地第2期整備事業について、今後どのように進めていく方針なのか、お願いします。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) それでは、浅口工業団地第2期整備事業の今後の方針についてお答えをさせていただきます。 担当部長が申しましたとおり、浅口工業団地第2期整備は、市が主体となって事業を進めることは難しい状況にあります。一方で、コロナ後、岡山県内の民間投資が回復傾向にあること、さらに本市においては、一般国道2号玉島笠岡道路が令和7年度に全線開通予定であることから、今後とも市内における産業用地の需要は高い状況が続くことが予想されております。議員が言われますように、本市の地域振興や定住促進、雇用の拡大、さらには歳入確保の面からも、引き続き産業用地を確保し、企業誘致に取り組む必要があります。今後は、民間事業者主体による産業用地開発を市が支援することで、企業誘致を推進してまいります。この方針に基づく具体的な取組については、担当部長から説明をさせます。 以上です。
○議長(伊澤誠)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(倉田裕史) 市長から申し上げました方針に基づく具体的な取組として、大きく3つ御説明いたします。 まず1つ目、今後の土地利用についてでございます。当該箇所は、現在、市の総合計画等におきまして、産業流通ゾーンに位置づけており、引き続き産業用地としての土地利用を図ってまいります。ただし、民間事業者主体の開発になりますので、開発範囲でありますとか立地企業等につきましては、民間事業者の意向により決定することとなります。 2つ目は、開発を行う民間事業者への支援についてです。民間事業者への支援として、過年度に市が実施した測量調査等に係る業務成果を開示しまして、有効に活用していただくこととします。また、産業用地開発に必要な関係法令手続に関する支援などを行ってまいります。 最後に、地元関係者の皆様への説明についてですが、地区にお住まいの方には、各地区の代表者を通じて文書にてお知らせをいたします。また、意向調査をさせていただいた地権者等には個別に文書を送付いたします。加えまして、今後調整の上、地元説明会を開催したいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) 御答弁ありがとうございました。先ほど市長の御答弁にもありましたが、企業誘致を図ることは、本市の地域振興、定住促進、雇用の拡大だけではなく、市の財源確保の面からも重要であろうかと思います。ぜひこの事業が早期実現に向けて進んでいけるようお願いいたしまして、終わりにします。ありがとうございました。
○議長(伊澤誠) お疲れさまでした。 次に、3番竹本寛議員、どうぞ。 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 3番竹本寛でございます。通告に従いまして質問をさせていただきます。 では最初に、浅口市の部活動環境についての質問をさせていただきます。 現在、市内の中学校には、運動部や文化部、様々な部活動があります。中学生にとりましては、その部活動で培った技術や体力をはじめ、そのときにできたチームメイトは一生の財産となることもあり、まさしく青春の1ページと言えるものでございます。生徒たちは、仲間と協力して、技術力や体力面、そして人間力を養いながら、県大会出場やコンクール入賞を目標に日々取り組んでいるところでございます。しかしながら、昨今の気候変動等により、主に7月、8月は高温の日が多く、連日、真夏日や猛暑日を記録しております。そういった状況は、夏場における生徒たちの活動状況にも大きな影響を及ぼしています。特に体育館内での部活動については、熱気が籠もることもあり、館内の温度は大変高くなっており、保護者の方々からは、生徒の体調面において懸念する声が上がっております。 まず、1つ目の質問ですが、環境省と気象庁は、熱中症予防対策に資する効果的な情報発信として、熱中症警戒アラートを令和3年4月から全国を対象に運用を開始しています。岡山県につきましては、今年7月と8月の2か月間において、計27回発令されております。この熱中症警戒アラートが発令された場合、市内中学校の部活動について、どのような対応をしてるのでしょうか。
○議長(伊澤誠) 難波教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 熱中症警戒アラートの発令時の対応についてお答えをいたします。 国、県からの通知を受けまして、浅口市では、熱中症警戒アラートが発令されている場合、また暑さ指数が31以上の場合につきましては、原則運動を中止しております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 分かりました。暑さ指数が31以上で原則中止ということでございます。今年の7月でありますが、他県のほうで生徒が部活動の帰宅中に熱中症と見られる症状で歩道で倒れて、その後、病院でお亡くなりになられたという、大変痛ましい事案がございました。浅口市内の中学校においても、登下校に数十分かかる生徒もおりますので、決して他人事ではないと考えます。学校での部活動の最中、また部活動終了後、帰宅するまでにおいて、浅口市の現状はどうなのでしょうか。対策等はされているのでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 浅口市の現状と対策についてお答えいたします。 学校では、今年度、熱中症と診断された事例はございません。今まで暑さ対策、熱中症対策といたしましては、体育館に換気扇の設置や地窓への網戸の設置など、必要な対策を行ってまいりました。また、送風機やスポットクーラーなどの配置も進めてきたところでございます。そのほかにも、屋外ではミスト付の扇風機も効果的に活用している現状がございます。また、登下校時には、日傘やネッククーラーといった使用奨励、それから適宜の水分補給を行うなど、対策に努めているところでございます。 また、登下校時の暑さ対策ということで、中学校を対象にした通気性のよいヘルメットの購入補助事業というのも、本議会において補正予算で上程しているところでございます。 以上です。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 様々な対策を取られてることなんですけども、先ほどの他県の死亡事案の後、何か特別、対策を変えましたとか、そういったのは何かあるんでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 先ほどの部分においてですけれども、他県での部活動後の通学時の死亡事故があったことも踏まえまして、改めて国、県から通知が来ております。先ほど申し上げました熱中症警戒アラートを発令している場合でありますとか、暑さ指数が31以上の場合につきましては、原則運動中止ということを通知しております。 また、広域的な大会等でやむを得ず活動をするような場合につきましても、必ず顧問等が各活動場所で活動を見守るとか、小まめな休憩と水分補給を行うこと、また活動前後の健康観察なども行うようにという通知を出しております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) ありがとうございました。気象庁によりますと、今年7月の平均気温が観測史上最高となっとるようでございます。日中の気温は35度を超えて、25度以上の熱帯夜となる日も多く、熱中症で救急搬送された方も少なくありません。私どもでさえ、エアコンなしでは家で過ごすことが困難になってまいりました。生徒が使用する体育館内は、屋外よりも気温が高くなります。先ほどの他県の事案もあり、生徒たちの命と安全を守るために、体育館への空調設備設置が必要と考えます。熱中症対策には、エアコンの設置が一番効果的であると思います。しかしながら、エアコン設置には莫大な費用と設置後の維持費がかかってくることも想像できます。費用面等においてエアコン設置が困難であるならば、スポットクーラーの設置、増設の推進、また生徒たちが部活中にクールダウンできるようなクーリングエリア等を設けることも効果的だと考えます。熱中症対策として、何らかの対策はできないでしょうか。
○議長(伊澤誠) 中野教育長。
◎教育長(中野留美) 生徒の命と安全を守るために、空調設備設置の考えはということでお答えしたいと思います。 これまでも、体育館へのエアコンの設置については、本当に同様の声を聞いているとこでございます。先ほど教育次長がお答えしましたが、体育館への換気扇の設置や地窓への網戸の設置など、いろんな対策を立てているとこでございます。児童・生徒の安全第一は言うまでもありませんが、先ほど議員さんも言われたように、エアコンの設置については、設置やそれからその後の維持管理、これに多額の費用が必要となることから、市単独での設置は難しいというふうに考えております。代わってスポットクーラーであるとか、それから大型の扇風機であるとか、いろんな対策をそれぞれの学校でしている状況でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) じゃあ、対策としては大型扇風機とかスポットクーラーを設置しているということなんですけど、これ、市内各中学校全てにもう設置完了という状況でしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 スポットクーラーの設置につきましてでございますけれども、こちらのほうにつきましては、令和2年度に交付金を活用いたしまして、学校の要望に応じてスポットクーラーでありますとか送風機、床置きの部分と三脚の部分があるんですけれども、こういったもの、また屋外で使用するミスト扇風機などを設置しております。スポットクーラーより広範囲に送風することができるような送風機の設置を希望された学校もございまして、先ほど議員さん御質問の中学校3校で全てスポットクーラーを設置しているわけではございません。1校は、スポットクーラーがなくて送風機で体育館のほうも対応してるという状況となっております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 夏場の空調設備、また熱中症対策なんですけど、市長のほうにお伺いします。先ほど申しましたように、生徒たちが暑い中で部活動を頑張っておりますが、保護者の立場からいたしましても、生徒の命、また安全というのは大切でございますが、そういった熱中症対策としての何かの対策というのは、今後も何かお考えはあるでしょうか。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) まず、夏場の体育館における暑さ対策、熱中症対策につきましては、今までにも、係が申し上げましたように、体育館への換気扇の設置や地窓への網戸設置、スポットクーラーや送風機の整備など、積極的に進めてまいりました。体育館へのエアコン設置につきましては、以前にも答弁いたしましたけれども、非常に多くの費用がかかることから、市単独で整備は困難であると考えております。国からの有利な財政措置等があれば、施設の利用状況等も考慮しながら、検討してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) ありがとうございます。来年の夏も暑い日が続くことが予想されます。生徒たちの命と安全を守るために、早急な対応をお願いいたします。 では、次に部活動の地域移行についてお尋ねします。 この部活動の地域移行についての概要は、今年の定例会において、先輩議員の方々の質問に対しての執行部からの答弁にありましたように、昨今、中学校生徒数減少の加速化や教師の長時間にわたる部活動指導の負担感など、部活動の持続可能な実施が厳しい状況にあります。そういった中、地域の持続可能で多様な体験機会の確保、整備を行い、学校の働き方改革を推進し、学校教育の質の向上につなげていこうとするものとなっています。 まず、1つの質問です。国では、令和5年から7年度までを休日の部活動の地域移行に向けた改革推進期間と示しており、浅口市においても、今年度に入り、部活動地域移行推進委員会を立ち上げております。地域移行には、練習会場までの移動手段や生徒、保護者の負担感などについての検討課題が多々あると考えますが、現在の進捗状況はいかがでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 部活動の地域移行についての現在の進捗状況についてお答えをいたします。 昨年になりますけれども、令和4年度には、浅口市部活動地域移行推進委員会の準備委員会を3回実施し、地域の様々な立場の方から御意見をいただきながら協議を行ってまいりました。今年度に入りまして、部活動で言いますと、一部の種目で合同部活動の開始でありますとか、先ほど申し上げました準備委員会、こちらのほうが部活動の地域移行推進委員会としての開催でありますとか、種目ごとの協議などを、現在行っているところでございます。 以上です。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 先ほどお答え中で、一部種目で合同チームを編成しているということでございました。これ具体的にどういった種目でされてるんでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 合同チームにつきましては、野球のほうで、現在、合同チームで週末に合同練習などを行っております。それ以外にも、回数に差はありますけれども、剣道とか陸上でも一部、合同部活動を実施しておるところでございます。 以上です。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 今、大体3つの種目で合同チームをされてるということでございました。地域移行するに当たっては、やはり前段階として、合同チームの編成というのは大変重要なことになってくると思います。現時点で合同チーム、3種目やられてるんですけど、その合同チームの成果や課題はいかがでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 合同チームでの成果と課題ということでございますが、合同チームとしては野球のみで実施しておりまして、先ほどの残りの2つについては、合同チームで週末に試しにやっているというような状況になります。始めてまだそれほど期間がないものでございますので、そういったものを実施しながら、いろいろな課題等も含めて、今、検討してるところでございます。 以上です。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 分かりました。この部活動地域移行につきまして、報道によりますと、お隣の倉敷市のほうで今年3月までに公立中学校で行ったアンケートでは、移行を望むと回答したのは、教員のほうが79%、生徒が20%、保護者が12%という結果になっています。また、教員の部活動指導については、「負担」と「どちらかといえば負担」との回答が、合わせて約4割を占めており、負担の大きさを示す結果となっていたようです。浅口市におきましては、こういったアンケート調査は行っているのでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 浅口市におきましても、令和5年1月に教職員を対象に、それからこの6月に生徒、保護者に対しまして、アンケート調査を実施しております。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) アンケートされてるということだったんですが、結果はいかがだったんでしょうか。保護者や教員、それで生徒。倉敷市の結果を見ると、大分温度差があるのかなと思ったんですが、浅口市にとってはどうだったでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼します。 アンケート調査の結果についてお答えをいたします。 中学校教職員の68.5%が、部活動や地域移行に肯定的という回答をいただいております。また、地域移行した場合に指導者として関わりたいかどうかということにつきましては、中学校の教職員で9.3%が関わりたいという回答をいただいております。一方、保護者では、学校の部活動を実施することを望んでいる方、こちらのほうが60.9%となっております。また、中学生の28.1%が、学校の部活動でなければしたくないと回答しております。休日の活動はしたくないと合わせますと48.1%というような状況になっておりまして、本市のアンケート結果を見ましても、教職員と子供、また保護者では、意識の違いがあるということがうかがえます。 以上です。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 分かりました。やはり浅口市においてもちょっと温度差があるのかなということでございました。 最初の答弁の中で、地域移行の前段階として、野球、剣道、陸上の3つにおいて合同チームの編成を行っているということでございました。この合同チームを編成することによって、生徒数減少によって、バレーボールやサッカー、バスケットボールなどの運動部では団体競技ができない、また文化部、特に吹奏楽部のほうでは楽器のパートが不足するなどの問題が、まずはこの合同チームをつくることによって改善はできると考えます。特に私の地元、寄島中学校においては、生徒数が少ないことによって団体競技の部活動ができずに、現に今年、バスケットボール部やバレーボール部に入りたいとの理由で、五、六人の生徒が鴨方中学校へ入学しています。希望する部活動へ入部するために市内の別の中学校へ入学することは、ルールの上でも問題ないことでございますが、現在、寄島町では、令和7年度の小中一貫義務教育学校の開校に向けての準備が着実に進んでおります。せっかくの義務教育学校でございますので、寄島学園に通いながら、生徒の希望する部活動ができるような環境整備が必要でございます。中学生が部活動ができる期間は、実質2年半程度でもございます。例えば、男子バレーボール部があるのは、市内では鴨方中学校のみでございます。金光、寄島の中学生が、鴨方中学校と一緒になっての3町での合同チームや、もしくは金光と寄島、2校での合同チームの編成も考えれます。充実した学校生活のため、また生徒に部活動の選択肢を与えるために、各種目の合同チームの編成を浅口市として推進できないでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育長。
◎教育長(中野留美) 生徒に選択肢を与えるために合同チームの編成と環境整備を早急に推進できないかということについて答弁させていただきます。 少子化による部活動の種目の減少、これについては大きな課題であるというふうに捉えています。現在、先ほど答えました、野球は合同チームで週末に活動しております。お互いにほかの学校の生徒と練習することは楽しいというような声も聞いております。ただ、種目ごとに環境や課題が異なるため、可能な種目から合同チームで実施できる体制をつくりたいというふうに検討している段階でございます。指導者の確保、活動場所、移動手段、そういったことの課題の中で、推進委員会で協議を行ってまいりたいと思います。将来にわたって、生徒がスポーツ、文化、芸術などが継続して親しむことができる機会の確保ということは重要であるというふうに私のほうも考えてるところでございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 分かりました。ありがとうございます。合同チームの重要性というのは御理解していただいているというふうに解釈をいたします。 また、市長にお伺いするんですが、この部活動の地域移行、これ、市として、中学校の生徒の選択肢を増やすということで、必ず必要になってくるんじゃないかなというふうに思っております。この合同チームを編成した場合、先ほど教育長さんからの答弁にもありましたように、練習場所への移動手段というふうなところが課題になってくるのかなと思います。環境整備の一つとして、市のほうで移動用のバスとかがそのときには必要になってくると思いますが、そのときには、そういった移動手段のほうは市として頑張っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 部活動の地域移行についてでございますけれども、先ほど答弁がありましたように、一部の種目で休日の合同部活動が始まっております。また、浅口市部活動地域移行推進委員会も立ち上がり、いろんな立場から協議を行っているところでございますので、この議論を見守っていきたいと考えております。 先ほど御質問にありました、バス等につきまして、費用面につきましては、この議論が進んでいく中で検討していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) ありがとうございます。中学生時代の3年間というのはあっという間でございますので、早急な検討、対応をお願いいたします。 では、次に浅口市の施策立案体制についてお尋ねします。 職員の皆様におかれましては、常日頃から努力を重ね、浅口市のためにしっかりと仕事をしてくださっていると感じています。しかしながら、様々な行政課題がある中で、市職員の方々が担う課題は数多く、かつ高度化、複雑化してきているのでないかとも感じています。市の職員数が減少している中で、たとえデジタル技術を活用したとしても、同様な組織で同様の対応するのは困難であると考えます。例えば、子供関係の施策をとりましても、教育や保育、医療、福祉等、多岐にわたっており、国においてはこども家庭庁を創設し、施策の立案、事業の執行を一元化した事例もございます。 まず、1つ目の質問ですが、来春に予定されている部署の再編ですが、今年4月の全員協議会において、執行部より説明を受けました。産業建設部は本庁に集約、上下水道部は金光総合支所へ集約との内容になっており、寄島総合支所は市民生活課のみとなります。今回、再編することのメリットは何でしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 それでは、来年4月からの組織再編について、まず概要を御説明いたします。 多様化、高度化する行政サービスへの対応を図るため、効率的かつ効果的な行政運営が求められています。そのため、現在、両総合支所の産業建設課を廃止し、産業建設部と上下水道の各課へ業務を集約する組織再編を行う予定としております。集約に当たり、産業建設部を鴨方にある市役所分庁舎へ配置し、上下水道部は金光総合支所庁舎へ配置いたします。 なお、市民生活に直接密着する窓口対応業務を所管する総合支所市民生活課につきましては、対応業務を維持いたします。 また、組織再編に当たり、市民サービスを低下させないよう、本庁市民課及び両総合支所に遠隔相談窓口を設置する予定としております。遠隔相談窓口とは、モニターや書画カメラなどにより、離れている施設の職員とお互いの顔や書類を見ながら、相談や申請書の受理など、行政手続を可能とするものでございます。再編後も、この遠隔相談窓口を活用することで、本庁総合支所のいずれにおいても、同様の行政手続ができる体制を整え、市民の皆様に御不便をおかけしないよう対応してまいります。 次に、今回の組織再編のメリットについてお答えをいたします。 浅口市では、土木技術系の専門職員が、現在不足しておりまして、職員採用において、毎年度、募集をしておりますが、必要な職員数が確保できていない状況が続いております。現在、分散配置している土木技術系の職員を集約することにより、両部署の機能強化につなげ、効率的かつ効果的な行政運営を行いたいと考えております。 また、豪雨や台風などの災害時には、本庁、支所ごとに準備、対応をしてまいりましたが、土木技術系の職員の指揮命令系統を一元化することで、市内全域に効率的かつ効果的に対応できることが可能になるというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) これは行財政改革という中で、こういった再編を行うということでもあったと思うんですけども、確かに昨今、土木担当の資格の職員さんが不足してるは確認はしております。しかし、市民の方からすると、従来と比べて窓口が遠くなってしまうといったときに、緊急時の対応とかに不安があると思うんです。これ、再編で市民にとってのメリットっていうのはあるんでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 再編により対応が遅くなるのではないかということの御質問だと思います。災害対応等に関しましては、土木技術職の職員が1か所に集中するということで、現場への派遣対応がスムースになるということもあると思います。また、この指揮命令系統が一元化することによりまして、より迅速かつ公平な判断が可能になるというふうに考えております。 市民にとってのメリットといたしまして、先ほど申しました遠隔相談窓口のシステムを導入を考えております。各支所での行政手続はこれまでどおり可能であることから、市民への行政手続というのは、これまでと一切変わりません。また、市民の皆さんには、この組織改編についてはしっかりと周知を行っていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 効果的かつ効率的な行財政運営のためには、組織の再編の必要性は理解できました。理解はできるんですが、市民の方々にとりましては、窓口までの距離ができたこと、遠隔窓口とは言いつつ、今まで対面で話をしていたのができない。対面の窓口へ行こうと思うたら、距離もあるし時間もかかるというふうなところで、やっぱり不安のほうが大きいんではないかなと思います。また、従来のように窓口のほうへ尋ねる方もいると思います。その際には、管轄外の職員の方が窓口で対応することになるんじゃないのかなというふうに思うんですけど、そうなった場合、窓口対応の職員さんのほうにも負担や不安があるんではないのかなというふうに思います。そういった市民や職員の不安、負担に対する施策はあるんでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼いたします。 先ほど、今回の組織再編に当たりまして、遠隔相談窓口システムを導入するという答弁をいたしました。この遠隔相談窓口の対応についてお答えをさせていただきます。 この遠隔相談窓口につきましては、テレビ会議システムを活用しまして、担当者と画面越しで顔や資料を見ながら、申請書等の書き方や困り事などの相談対応を行うことができます。書画カメラも設置しておりますので、手元の書類を映し出すこともできます。書いた書類等はその場で受理をいたします。これによりまして、各種届出の際に、本庁、支所間など、これまでは移動していたものが、このシステムの導入によりまして、本庁、支所間など、施設を移動していただくことがなく行政手続を行えるようになるというふうに考えております。 以上ございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) ありがとうございます。市民の方にとっては、そういった格好で遠隔窓口を使うということでございましたが、特に寄島町のほう、寄島総合支所になりますと、産業建設課がなくなっちゃって、市民生活課だけになります。そういったときに、今までどおり、住民の方が建設の管轄でも庁舎に来て、その対応するのが市民生活課の窓口の方になると思います。そういったときに、何ですぐ対応できんのんだとかというふうに窓口の職員さんが言われるんかなというふうな気がするんですけど、そういった職員さんに対しての不安や負担、それに対しての何か方策というのはあるんでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼いたします。 この組織再編に当たりまして、遠隔相談窓口を導入いたしますが、この窓口のシステムにつきましては、職員に対しまして、12月、今月にはその操作の研修でありますとか、そういったことも予定をしております。そういった研修をしっかりとして、住民サービスの低下にならないように対応してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 分かりました。浅口市においても、様々な課題が山積する中、早急な検討、対応が必要な事案が発生していることと思いますが、1つの部署での対応が困難な事象の場合、どのように調整しているんでしょうか。例に挙げさせていただきますと、台風などの自然災害が見込まれる場合の対応は、各部署におかれまして、道路や河川のパトロールや避難所の開設など、しっかりと行っていただいてることと承知しております。こういった場合ですと、産業建設部と企画財政部の両部署が対応に当たられてると思いますが、その際の指示系統といいますか、総括的な対応はどこが担っているのでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) それでは、1つの部署で対応が困難な事案が発生した場合の調整についてお答えをいたします。 1つの部署だけで対応できず複数の部署にまたがる業務につきましては、それぞれの業務を所管する部署が、協力、連携し、職務に当たっております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) ありがとうございます。所管する部署が総括ということなんですが、先ほど例に挙げさせていただきました、台風等の災害時のときのパトロール等は産業建設課の方が回られてると思います。避難所開設等については企画財政部の管轄かなというふうに理解はしてるんですが、そういったときっていうのが、産建さんと企画財政部の方、どちらが指揮を執っていくのかなというふうに思うんですけど、いかがですか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼いたします。 大きい災害が起こった場合には、浅口市におきましては災害対策本部というのを立ち上げております。この災害対策本部の所管の部署はくらし安全課になりますので、くらし安全課が指揮を執るということになるというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 分かりました。ありがとうございます。 それでは、例えば子供関係の施策につきましては、国においてはこども家庭庁を創設して施策等を一元化しておりますが、浅口市におきましては、教育委員会の管轄と健康福祉部の管轄がございます。 では、お尋ねしますが、浅口市として、諸課題への対応の総括部門というのはどのように決めてるんでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 諸課題への対応についてお答えをいたします。 市行政の効率的な運営を図るため、特定の開発計画、または施策の策定において、特に必要があると認めるとき、また特に重要な施策の実施及び複数の部課等の所掌に関わる事業を実施する場合、浅口市ではプロジェクトチームを設置することができるとしております。プロジェクトチームには、総括者及び副総括者を置き、市長が任命することとされており、対応する課題の主たる事業を所管する幹部職員がその任に就くということが通例となっております。これまで、浅口市給食センター建設事業でありますとか定額給付金給付事業の実施、また市の総合計画策定時などにプロジェクトチームを設置し、対応をしております。 また、社会情勢に対応するための重要施策を実施する場合においては、組織再編により担当部署を設置し、総括する場合もあります。例えば、昨年度、設置をいたしましたデジタル戦略課においては、全庁に関連するデジタル技術を活用した自治体DXを統括し、推進することを目的に設置をしておりまして、副市長をCIO、最高情報統括責任者とした、幹部職員で構成する浅口市DX推進会議において方針を策定するなど、デジタル行政の推進を統括しております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 分かりました。ありがとうございます。 一般論としまして、各民間企業におきましては、部門別に専門的な課題に対応することとして組織が成り立っています。浅口市も同様の考えに基づく組織体系になっていることと思います。 ここで1つお聞きいたしますが、例えば産業建設部の空き家対策としての企画に、企画財政部の移住・定住、まちづくり対策としての企画を掛け合わせることで、より効果的な施策となることが考えられます。言わば、1足す1が2ではなくて、3とか4とか5になるケースが考えられます。浅口市では、そういった施策の企画立案の統括はどこの部署が行っているのでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 複数の部署にまたがる業務ということの御質問でございますが、それぞれの業務を所管する部署が協力、そして連携をして、職務に当たっております。先ほどの定住の話、それから産業建設部との連携ということでございますが、そういったことがありましたら、お互いに連携をして、情報共有しながら事業を進めていくということになると考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) ちょっと待ってください。連携っていうか、総括はどこの部署が行うじゃないんですか。
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 複数の部署から出た企画立案の統括部署ということでお答えをいたします。 重要施策の企画、総合調整の事務は、企画財政部秘書政策課が所管をしております。市では、行政運営の基本方針及び重要施策について審議するとともに、部署間の総合調整を行うことで、効率的かつ円滑な行政経営を図るため、浅口市行政経営会議を設置しており、秘書政策課において、その庶務を行っております。行政経営会議は、主宰である市長の下、副市長、教育長、会計管理者及び部長相当職などの幹部職員が一堂に会しまして審議を行い、市政の基本方針や重要施策を決定をしております。 審議事項といたしましては、各種計画の執行計画に関することでありますとか、各部署間の総合調整、また市民生活に影響の大きい制度改革等に関することや、行財政改革に関することなどを審議をしております。 具体的な例といたしまして、新型コロナウイルス感染症や物価高騰により疲弊した市民や市内事業者等の支援策を決定する際に、各部署間、各部署において、企画立案された支援策について、限られた財源をいかに効果的かつ効率的に活用するかなど、政策決定等の調整も行っております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) ありがとうございました。今の答弁をお聞きしますと、統括的なところということで、秘書政策課のほうが取りまとめているというふうに聞こえました。 では、お隣、笠岡市のほうでは政策部というような部署がございまして、政策部長というポストの方が統括をされているようですが、浅口市の秘書政策課の方も、部長ポストと同等の権限を持って取り組まれているのでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 笠岡市が政策部があるということは承知をしております。今回の重要施策の企画調整の事務は秘書政策課という答弁を先ほどいたしましたが、その統括の部としましては、企画財政部ということになるかなというふうに思っております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 分かりました。ありがとうございます。 民間企業等が業務改善のために活用しているPDCAサイクルにもありますように、実行した後に評価、測定をしないと、改善、対策ができないと思います。浅口市において、施策の評価については、どこの部署が行っているのでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼いたします。 評価の担当部署といたしましては、取りまとめは秘書政策課で行っております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 分かりました。ありがとうございます。 では、最後に栗山市長にお尋ねします。冒頭に申し上げましたように、職員の皆様は、市民の方々のために大変頑張っておられると承知しております。そうした中でも、変化していく時代や状況に合った、また地域に合ったよりよい施策も必要と考えます。現在の施策立案体制が、浅口市、ひいては市民にとって最適と考えられていますでしょうか。 また、今後、再編の予定はあるんでしょうか。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) それでは、施策立案体制についてお答えをさせていただきます。 現在の施策立案体制につきましては、先ほど部長が申し上げたとおりでございます。浅口市では、プロジェクトチームの設置をはじめとした部署間の横断的な連携により、効率的かつ効果的な行政運営に努めています。近年、自治体が担う業務は、複雑、多様化しており、複数の部署に関連する業務や課題が多くあることから、部署間の連携協力は必要不可欠であります。私は、就任当初より、議員が御心配されてるような縦割り行政、そういった縦割り行政を打破し、横断的な行政運営を可能とするため、私自らが主宰し、副市長、教育長をはじめ部長級の幹部職員全員が参加する行政経営会議を立ち上げ、重要施策の企画立案に際し、多角的視点からの意見聴取を行うなど、市長の最終決定の補完機関としているほか、部署間の連携等、相互調整の場といたしております。市では、これまでどおり、他市にはない行政経営会議やプロジェクトチーム等を活用しまして、効率的かつ効果的な企画立案の相互調整に努めてまいります。 また、昨年度のデジタル戦略課の設置に続き、今年度4月にも、妊娠、出産、子育てまで切れ目のない子育て支援を統括するため、健康こども福祉課を設置するなどの組織再編も行いました。組織再編につきましては、目まぐるしく変化する社会情勢に柔軟に対応するため、今後も必要に応じて行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 分かりました。特定の分野に限らず、どの部署でも課題はたくさんあることと思います。これらへの対応は、その場限りではなく、計画立てて実行すべきではないかと考えます。その際には、スピード感も求められますので、動きやすい、また対応しやすい組織づくりを進めるべきと考えますし、願っております。 以上で私の質問を終わらせいただきます。ありがとうございました。
○議長(伊澤誠) お疲れさまでした。 次に、12番加藤淳二議員、どうぞ。 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) 加藤淳二でございます。通告に従いまして質問をさせていただきます。 まず、第1はデジタル技術を活用した防災情報の住民周知ということで、防災行政無線が全市で運用を開始されました。これまでお昼と5時の時報と国民保護情報のJ-ALERTのテスト放送が流れましたが、どういった情報を市民にお知らせする際に利用をいたしますか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 それでは、防災行政無線の運用についてお答えをいたします。 防災行政無線では、災害時等における避難指示でありますとか、避難所の開設情報などの防災に関する緊急情報を中心に、J-ALERTによる弾道ミサイル情報などの国民保護情報や、警察からの依頼を受けた行方不明者の捜索など、市民の生命、財産に関する重要な行政情報を基本に放送をいたします。また、平常時には、機器の動作確認を兼ねまして、1日2回の定時放送を行っているところでございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) 分かりました。 そしたら、今度は、同
報系のスピーカーなんで、例えば金光町、鴨方町、寄島町の町域に、それぞれ利用することは可能なんでしょうか。 また、各コミュニティ等の地区においてのお知らせをすることも可能なんでしょうか。もう少し、今度は大きい範囲と狭い範囲でも、両方とも可能でしょうかということです。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) それでは、お答えをいたします。 このたび整備いたしました防災行政無線のシステムで放送するスピーカーを、町域ごとに任意に選択することは可能でありますが、この防災行政無線では、先ほど申しましたとおり、災害時等における避難指示でありますとか、避難所の開設情報などの防災に関する緊急情報を中心に、国民保護情報や市民の生活、財産に関する重要な行政情報を基本に放送することとしております。災害時等には迅速な情報伝達が極めて重要であるため、広範囲の方々に同時に情報を迅速にお伝えできるよう、市が行う放送につきましては一斉放送を原則としております。 また、地区でのお知らせにつきましては、地域で行う防災訓練など、地区、または自治会が主催する地区全体を対象とした公共的事項などについて、それぞれの防災スピーカーの支柱に附属しているマイクを用いて、スピーカーから届く範囲ではございますが、直接放送を行うことができるようにしております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) そのことは、また後で含めてお願いしますけども、そしたら2番目のほうに行きます。 令和5年4月1日から運用開始されましたスマートフォンアプリ防災行政ナビの登録者数と機能についてということで、今年度からスマートフォンアプリ防災ナビが運用開始されています。私もダウンロードして利用してますが、市からの情報や休日当番医等の生活に必要な情報がプッシュ型で向こうから勝手に送られてきます。これ、また市報や子育ての情報もスマートフォンからも閲覧をすることでき、大変便利だと感じていますが、初めにどのような機能があるのかを教えていただけませんか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 防災行政ナビ、ライフビジョンの機能についてお答えをいたします。 防災行政ナビの機能につきましては、先ほど防災無線の運用で説明いたしました、防災に関する緊急情報などのほか、指定避難場所の位置をオンライン地図により確認することができる機能などを有しております。また、気象庁の防災情報であります、キキクルでありますとか、岡山県のおかやま防災ポータルなど、国や県などの防災に関する情報を取りまとめ、関連のリンク集として掲載しております。これら防災に関する情報のほか、子育て情報やイベントなどの行政に関する各種情報も配信しております。現在、防災行政無線で放送された内容を文字だけではなく音声でも確認できるよう、さらなる機能の充実を図っているところでございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) 今、私も防災行政ナビで、市報や子育て、これも見れるんですけども、市ではほかにもLINEとかメールで情報を配信をしてます。それらの違いは、また何であり、同じ情報を2つも3つも提供するのは間違いやすいので、どっかに一本化するという考えはありませんか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) それでは、LINEやメールとの情報の違いについてお答えをいたします。 浅口市では、通信インフラ等の問題で、特定の手段が使えない場合でも、他の手段で情報を受け取ることができるよう、情報伝達手段の多重化、そして多様化に努めております。このたび整備いたしました防災行政無線の情報通信システムから配信される情報につきましては、防災行政ナビとLINEやメールでは、内容に違いはございません。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) 先ほども言いましたように、見るほうととってみれば、やっぱり2つも3つも来ると、要は見にくいし読みにくいんで、いつかは統合したほうがいいのではないかと思います。反対に統合する場合は、運用開始から8か月経過をしてます。現在の登録者数が多くなければ一本化できないので、登録者の数は市内はどのぐらい、もしくは市外はどのくらい登録してるんでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 現在の登録者数についてのお尋ねでございます。お答えをいたします。 防災行政ナビにつきましては、本年4月1日から運用を開始しておりまして、11月末日現在で1,051件の登録がございます。なお、1人で複数台のスマートフォンやタブレット等にダウンロードされている方もいらっしゃいますので、人数の把握まではできておりません。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) 数は1,051名、台数はね。世帯数は1万3,000あるから、1割もいってないということなんで、これはもっともっと増やすような努力をすべきだと思います。それは後でまた質問しますけども。 次に、私も使ってみて、便利だと思います。何よりも災害発生時には市民の生命と財産を守るためによい効果を発揮すると思います。もっと市民に呼びかけて、登録者数を増やすべきです。というのは、まだ1割もいってませんので、例えばそのために、スマートフォン教室や地域の自主防災訓練時に、市から参加者へ登録方法を直接教えたりすべきではないかと思います。市としての登録者を取り込む方法は何か考えてますか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) それでは、登録者数を増やすための取組についてお答えをいたします。 登録者を増やす取組につきましては、広報紙への登録方法の掲載、また防災出前講座でありますとか自主防災組織の防災訓練などでの機能説明や登録補助を、現在、行っているところでございます。また、登録用のQRコードを掲載したカードを作成し、本庁と金光、寄島両総合支所の窓口に備え付けているほか、イベントなどでの配布も予定をしております。 今後も引き続き登録者数の増加に向け取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) やっぱしデジタルを利用する以上は、相手が登録してないと難しいもんですから、今言った以上に、もう少し登録を増やす方法を考えていただければと思います。 それでは、3番目に移らせていただきます。 防災行政無線及び防災行政ナビの有効活用についてということで、まず火災情報のお知らせ、各地区の行事や広報等の利用ということで、先ほども各町、各地域っていうのを言いました。細かい地域に関しては、下にマイクがあるって言われましたけども、現実には、もっともっと、要はそれを有効に活用するためには、イノシシとか猿とかっていうのが、結構、今、出たりします。そういうものっていうのは、地区の方がそこに行ってマイクっていうのは難しいもんですから、そういうような機能的な、せっかくいいものをつくってるものですから、機能的な活用、火災もそうです。火災においても、益坂のこの地域のほうで火事がいってる、どこに猿が出たっていうのを含めると、もう少し細かいような、要は一括して集中した放送なんていうのは無理なんでしょうか。 それと、今、今日は雨が降るみたいですけども、高梁川水系で水が少ないです。この前と12月だったのかな。市報に、水が少ないですから、あまり使わないようにっていうのがありましたけども、あまり皆さんが見てる様子はありません。私の友人もそんなのがあったのかなっちゅうぐらいのものですから、こういう大事なときには、防災だけじゃなしに、もちろん市報で流すのも大事だと思いますけども、渇水になったら大変なことが起きますから、そういう大事なことも防災行政無線できちんと流せば、家にいる人も聞けるんじゃないかと思います。だから、もう少し、広報を大きい部分と細かい部分を検討するということは可能なんでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) それでは、防災行政無線の運用の拡大についての御質問だと思います。お答えをいたします。 災害時などにおける情報伝達につきましては、災害の発生前、発生後を問わず、重要なことは、そのときの情報をいかに迅速かつ正確な情報として市民の皆様に発信し、届けることであるというふうに考えております。このため、防災行政無線により放送する情報については、生命、財産に関わる重大な事項であり、一般的な行政情報と同じ水準ではなく、ワンランク上の情報であるというさび分けで認識していただく必要があるというふうに考えております。 先ほど議員おっしゃいました、火災情報でありますとか、イノシシや猿の出没の情報、これらにつきましては、人命に関わる情報でありますし、火災につきましては、火災の発生状況でありますとか影響範囲などを踏まえて、放送につきましては総合的に判断をしてまいりたいというふうに考えております。節水の呼びかけについても、必要に応じて対応してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) 分かりました。これからはそういう、地域に本当に根差したものっていうのがなかなか見えにくいもんですから、イノシシとか猿とか火災とかっていうのは防災無線で、せっかくつくったんやったら、検討していただくようにお願いをいたします。 次に、今度は防災行政ナビについて、現在、広報紙と子育て情報が広報資料として掲載されていますが、高齢者支援情報やごみの分別表、イベント情報等、様々な市政情報を防災行政ナビで発信してはどうでしょうか。 また、現在策定中のため池ハザードマップ等を掲載されるんですか。特にため池については、皆さんが大分困ってる部分もありますから、その地域によっては。やっぱりこういうハザードマップっていうのはきちんと掲載されたほうがいいと思いますけども、その辺はどう考えてるんでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 防災行政ナビの運用拡大についてお答えをいたします。 行政情報につきましては、できるだけ多くの方に正確で分かりやすくお伝えすることが重要であるというふうに考えております。このため、浅口市では、防災行政ナビのほか、ホームページでありますとかLINE、あさくちメールなど、様々な情報発信ツールを組み合わせ、市民の皆様や利用者の方に情報を提供しております。 御質問にあります、ため池ハザードマップ等につきましても、関係部署と連携して、効果的な情報発信に努めてまいりたいというふうに考えております。 以上ございます。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) 質問書に書いてある3番の2、登録者を増やす方策っていうのは、先ほど聞いてますので、これはもうやめます。 以上です。 そうしましたら、2番目の健康福祉センターの有効活用にということで質問をさせていただきます。 前回の9月の一般質問で、健康福祉センターの浴場については、老朽化が進んでおり、修理には多額の費用や、高騰する燃料費などランニングコストも必要であること、さらに令和9年1月には、新ごみ焼却施設の熱利用施設として、入浴施設が稼働予定であることから再開しない。そして、浴場だけじゃなく、健康福祉センター全体の有効活用について、今後検討するということでありました。 そこで、まず1番目の質問として、会議室、研修室、トレーニングルーム、レストラン等の利用の状況と分析について教えてください。
○議長(伊澤誠) 富田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(富田直弘) それでは、健康福祉センターの利用と現状の分析についてお答えいたします。 令和4年度の開館日数に対します利用日数の割合で申します。最も利用が多かったのが2階のボランティア研修室、年間利用率が約8割の83%でありました。反対に利用の少ない部屋は栄養指導室、約4割の38%でありました。5年前の平成30年度の最も利用が多かったのが3階の多目的ホール、こちらも約8割、76%でありました。逆に利用の少ない部屋は創作室で、45%でありました。5年前と直近の利用状況を比較いたしましても、大きな変化はございませんでした。利用率の低いところは高いところの約半数でありました。なお、レストランにつきましては、平成4年度、197日、営業をしております。失礼いたしました。令和4年度、訂正いたします。次に、トレーニングルームにつきましては、ここ数年、コロナ禍の影響により利用が制限されていた時期もあり、一概に比較することはできませんが、今年度の1か月の利用平均者数が850人でありました。前年度の700人と比較をいたしますと、利用者が増加しております。 以上、健康福祉センターの現状と分析でございます。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) 健康福祉センター内の各部屋ごと、施設ごとの利用状況が様々であることが分かりました。それぞれのスペースで健康づくりや福祉の充実ために事業が行われ、市民の皆様の交流の場として、現在利用されていますが、より多くの市民の皆様に利用してもらう施設となるよう、意見を聞き、それを取組に生かしていただきたいと思ってます。 そこで、アンケート結果について、その内容の分析を説明してください。 そして、今後のタイムスケジュール、この11月にアンケートをしてますので、そのアンケートの結果を教えてください。
○議長(伊澤誠)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(富田直弘) それでは、アンケートの結果を踏まえて、有効活用に向けた取組とタイムスケジュールについてお答えをいたします。 広報あさくち11月号やその他の市の広報媒体を活用いたしまして、11月1日から17日まで、浴場廃止等に伴い、健康福祉センターの有効活用に関するアンケートを実施いたしました。その結果、561人の方から回答をいただきました。健康福祉センターにあったらよいと思うスペースとして最も多かったのは休憩スペース、次いで飲食できるところ、そして乳幼児遊具のある場所でありました。これらのいただいた意見を参考に、子供から高齢者まで、市民の皆さんが楽しく集える場所であるとともに、近年の災害級の猛暑からも身を守るためのクーリングシェルターであります涼み処としても利用できる施設について、検討してまいります。 なお、今後のスケジュールでございますが、浴場等につきましては、令和6年度当初予算に設計費を計上し、令和6年度から令和7年度で工事を実施、令和7年度中の完成を目指しております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) 先ほどのアンケートを聞いて、市民の利用の幾らかのニーズが分かりました。その中で、市民の皆様も、飲食もできる休憩スペースを整備することにより、熱中症対策のクーリングシェルターとしても利用することができると思います。 さて、3番目の質問として、健康福祉センターも建設から25年以上が経過し、そのときの社会情勢も市民のニーズも変わってきてます。また、浅口市は10月にはこどもまんなか応援サポーター宣言をしました。少子高齢の中で、子供は浅口市の宝であります。さらに、私はこれまで多くの市民の話を聞いたことから、子供や保護者、子育て世帯の交流の場として、この健康福祉センターのお風呂を含めての1階の整備を提案します。これについて、執行部からのお考えを説明をしてください。
○議長(伊澤誠)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(富田直弘) 3番目の子育て世帯の交流の場として整備を考えてみてはについてお答えをいたします。 子育て世帯の交流の場としての整備も含めまして、これまでの皆様からの意見を参考にしまして、先ほども申しました、子供から高齢者までの市民の皆さんが集い、そして熱中症対策である涼み処としても利用できる施設について検討をしてまいります。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) まだ検討ということで、正式には決定してないということみたいなんで、市長として、その方針を、私自身は子育て世帯の交流の場を整備するということを考えてますけども、市長としてはどういう方向性で考えてるかっていうのを教えていただけませんか。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 健康福祉センターの有効利用についてお答えをさせていただきます。 子供から高齢者まで、市民皆様が1年間を通して安心・安全に利用でき、夏季には暑さを避けるための場所としても利用できる施設となるよう、整備内容を検討してまいります。今回の提案やアンケート等でお聞きした意見も踏まえ、子供や子育て世帯の交流の場や市民皆様が集える場となるよう、健康福祉センターの有効活用に向けた方針を早急に決定してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) 分かりました。市長も早急に方針を決定するということなんで、私としては、先ほど同じことになりますけども、健康福祉センターの有効利用としては子育て世帯の交流の場を整備していただきたいと思ってます。この子育て世帯の交流の場は、楽しい場所だけではなく、保護者の孤独や孤立を防ぎ、子育てなどの悩み事、困り事を抱えた子供や保護者などを発見し、早期解決につなげることもでき、子育てなどの相談しやすい場所となると思っています。今、鴨方本町につどいの広場がありますけども、ああいうものが、遠いところじゃなしに近いところに来れば、福祉センターの職員と一体して相談ができ、その場所も見ることもできます。そういうことを含めて、健康福祉センター、お風呂、レストランを含めての早期の実現に向けて検討していただきたいと思いますので、それをお願いして、私の質問を終わります。 以上です。どうもありがとうございました。
○議長(伊澤誠) お疲れさまでした。 以上で本日の日程は終了しました。 これにて散会とします。 明日は本会議を午前9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 御苦労さまでした。 午後0時05分 散会...