令和 5年第1回 3月定例会 令和5年3月
浅口市議会第1回
定例会会議録(第2)1.
招集年月日 令和5年3月13日(7日目)1.招集の場所
浅口市役所議場1.開 議 3月13日 午前9時30分1.議事日程 第1 一般質問1.本日の会議に付した事件及びその結果 日程第1 一般質問1.出 席 議員 (4番欠番) 1番 妹 尾 義 信 2番 斎 藤 貴 士 3番 竹 本 寛 5番 早 苗 ネ ネ 6番 沖 原 有 美 7番 山 下 周 吾 8番 石 井 由紀子 9番 藤 井 立 子 10番 伊 澤 誠 11番 佐 藤 正 人 12番 加 藤 淳 二 13番 桑 野 和 夫 14番 藤 澤 健 15番 大 西 恒 夫 16番 香 取 良 勝 17番 井 上 邦 男1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(な し)1.欠 席 議員(な し)1.
地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名 市長 栗 山 康 彦 副市長 松 田 勝 久 教育長 中 野 留 美
企画財政部長 石 田 康 雄
生活環境部長 新 田 直 哉
健康福祉部長 富 田 直 弘
産業建設部長 倉 田 裕 史
上下水道部長 山 本 青 司
金光総合支所長 武 弘 一
寄島総合支所長 竹 本 好 之 教育次長 難 波 勝 敏1.出席した
事務局職員 議会事務局長 平 本 仁 至 次長 三 宅 清 正 書記 内 田 哲 司 書記 山 崎 敦 史 午前9時30分 開議
○議長(伊澤誠) ただいまの出席議員は16人であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(伊澤誠) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可します。 まず、16番
香取良勝議員、どうぞ。
◆16番(
香取良勝) おはようございます。 それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 まず初めに、市職員の不祥事が栗山市長になってから大変多く続いとるわけです。今まで私も
金光町議会議員を4期しましたけども、何ぼう悪うてもこがん続いとる、ねえ、不祥事が続いとるこたあないですよ、どのような職員に対して教育しとんか説明していただきたい。 また、中国新聞や読売新聞などについても、
私立保育園について、園児に対して不適切な行為があった、報道された、市としてどのような対応を取ったのか説明を求めます。 その他不祥事について、1番目にそれだけの質問をさせていただきます。 それでは、まず初めにこれについて答弁してください。
○議長(伊澤誠) 市長。 (16番「通告があろうが」の声あり) 香取議員、1番でよろしいでしょうか。 (16番「ああ、1番」の声あり) 1番の1番。 (16番「1番、言うて、次々、行くから」の声あり) 市長。
◎市長(栗山康彦) 懲戒処分に至った事案は3件でございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 何件。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 3件でございます。 (16番「それについて説明してもろうてえ」の声あり)
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 3件どこどこか、誰か、説明してください。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) それでは、担当に説明をさせます。
○議長(伊澤誠)
石田企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 懲戒処分に至った事案についてでございますが、1件目は令和元年7月に発覚した公金の窃取事案、2件目が令和2年11月に発生した職員の
飲酒運転事案、3件目が令和4年5月に懲戒処分を行った収賄事件。 以上の3件でございます。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 3件じゃないでしょうが、ええ、それでどのような、今までこれに対して対応したんか、ねえ、何もせんとほったらかしで、次から次に出たときにはどういう説明したん、ここで、もう今後こういうことを一切させませんというようなことを言われたんじゃないんかな。しかし、出るわ出るわ出るわでしょう、ほん、以前の市長は3期町長やっとんじゃけど、その中で出たか、一回でも、金光の町長でもそんなこと一回あっただけで、あと出たか、何で市長になってこんなようけ出るんですか。3件と言うけど、1件、ねえ、
議会事務局長の〇〇が30万円なくなったという、これも入っとんじゃないんですか、これなかったですか、これは結局、ねえ、研修に行く議員の研修に行く金がなかったからというて取りやめになったんですよ、これ、これ何でもないんですか。 せえでこの前、ねえ、これは
私立保育園じゃけど、ねえ、これも新聞載っとったでしょう、これ何もないんですか、ええ、これは私立じゃから、市じゃなけりゃあ関係ねえ言うかもしれませんけど、でも関係ねえのに何で教育長が
全員協議会へ来て説明したんな、何でもないんなら出る必要ないじゃろうが。 もう一件、ええ、香取ビルの水道を盗んだっちゅう、これも載っとるでしょう、市長、あんた被告人でしょうが、ほん、今訴えられとんじゃねんか、これなんかでもあるんですよ、皆、ええ、取ったというてやったけど、不起訴になっとるでしょうが、市長になってこれだけのもんが出とんだ、あんた、たかが3期、ええ、12年、13年目についてこれだけ出とんだ、へえでそけえ堂々と座っとんかな、恥ずかしかろうが、おめえ、説明せられえ。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 何についてお答えしていいか、よく分かりませんが。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 市職員に対してどのような今まで対応を取ったんかということを聞きょんだろうが、これ見い。分からんのんか、おめえは。
○議長(伊澤誠) ちょっと市長、待ってください。 市長。
◎市長(栗山康彦) それでは、職員に対する教育について、担当から説明をさせます。 以上です。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼いたします。 今3件ということを申しましたが、いずれの事案につきましても職員の倫理観の欠如が大きな原因であるというふうに考えております。このため、職員に対する教育ですが、まず職員の倫理観の向上や
不祥事防止を目的として
コンプライアンス研修を定期的に実施しており、不祥事が発生した場合などは研修を追加して実施をしております。また、適時全職員に対し服務規律の確保などを目的とした通達を出し、職務に係る倫理保持の徹底や
法令遵守意識の向上について個別具体的な事例を示し、周知を重ねているところでございます。 以上です。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) そんなことをしてから、何でこんなに次から次へ出るんですか、ええ、水でも盗んでねえのを盗んだというようなことが出とるけえ被告人になっとんでしょうが、栗山康彦が、ねえ、何もそんなことをする必要ないんだよ、本人に話をしてここうだがどうならというて、ほん、課長と話をして済んどるやつを、ほん、落選さそう思うて本気で頑張ってやったんじゃないんか、そういうことをするからおかしなことになるんだろうが、私のとけえ来て話はついとったんだよ、ほん、目が覚めたらやっとんだ、根性が汚えもんで、私も岡山で代行運転しょうて、ねえ、
やくざ関係の人と付き合いありました、ねえ、まだそれのほうがええですよ、おたくはもっと汚えですよ、やっとるけど、やっとることがむちゃくちゃじゃあ、君。 聞くけど、何でこんなに出るんですか、おたくになって。 (市長「議長」の声あり) 人が言ようるときに手を挙げな。
○議長(伊澤誠) ちょっと待ってください、市長、ちょっと待ってください。 (市長「質問されたんじゃない」の声あり)
◆16番(
香取良勝) わしが質問者じゃろうが、まだ言よんだろうが、何でこんなに出るんですか言うんだ、君、ええ、12年間しか市長やってないんですよ、3件じゃあ言うけど、5件、6件でしょうが、何でこんなに出るの。 (市長「議長」の声あり) ようそけえ座っとるなあ。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 先ほど申し上げましたように懲戒処分に至った事案は3件でございまして、関係ない自分の、御自分のことも先ほど言われましたけども、これは冒頭今までも何度もお話をいたしましたけれども、香取ビルに水が引かれてた、無断で水が引かれてた、メーターもつけずに引かれてたということは事実でございますので、被害届を出しただけでございまして、それはその不祥事というようなこと、今回の質問には関係ないものと思っております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 何で山陽新聞や、おう、NHKやこう出るんで、後から何も言うてんこんじゃねえの、ええ、結局わしを、ねえ、陥れるためにやったとしか思えんのんじゃ、これ課長が私のとけえ言うてきとんだ、ねえ、これはもうはっきり言うて市のほうが悪いんだから、もう…… (12番「議長」の声あり) よろしいって言うてきとんだよ。 (12番「話が違うで、質問と」の声あり) おめえ何言よんなら、おどりゃあ。 (12番「やじじゃあ」の声あり) おう、ちょっと放り出せえ、これ。 (12番「質問の趣旨と全く違うじゃねえか」の声あり) 関係ねえんじゃ、おどりゃあ。 (12番「職員の不祥事のことでしょうが」の声あり) おどりゃあ、おう。 (12番「やじじゃあ、これは」の声あり) 市長に応援してもろうたからやあやあ言よんか、こりゃあ、汚れが。
○議長(伊澤誠) 加藤さん。
◆16番(
香取良勝) 黙って聞きょうれえ、こりゃあ。
○議長(伊澤誠) ちょっと待ってください。
◆16番(
香取良勝) おおあんごう、おおあんごうじゃあ。 議長。
○議長(伊澤誠) はい。
◆16番(
香取良勝) これはなあ、駄目なんだから。
○議長(伊澤誠) ええ、質問を続けてください。
◆16番(
香取良勝) 質問しょんじゃ、これ。じゃあなくても、そっちを塞げえや、おめえ、おう。
○議長(伊澤誠) 加藤さん、ちょっとやじは。
◆16番(
香取良勝) 出せえ、外へ出せえ、おめえ。
○議長(伊澤誠) 出しません。
◆16番(
香取良勝) 何を考げえとんなあ、おめえ。 しますよ、水道の水を取ったというのは。何おかしいんな、おめえは、人が質問しょんのに、答弁もできもせんのに。これは君が言うとんのよ、ねえ、昨日まで一緒に車に乗って、副市長が運転して、飯を食いに行って、目が覚めたら訴えとんだよ、ほん、誰もそんなことはせんですよ。 栗山市長になって3期12年、多くの不祥事が出たと、ねえ、ほかの市町村じゃあそういうことはないんですよ、どこを見ても、ねえ、私のことを言うた言うけど、そういうことあること自体がおかしいんだよ、今これ裁判中ですけえ、これぐらいで私のことは言いませんけれども、まあ判決が出たら分かるでしょう。 それと、3遍目ですが、中国新聞や読売新聞で
私立保育園について、園児に対して不適切な行為があった、これは中国新聞と読売新聞じゃったんですよ、なあ教育長、敬親かもがた保育園、これは
トラブルメーカー、
ボンレスハムなどと暴言を吐く不適切な行為をしていたと、これは中国新聞の谷本和久がこれを新聞に出しとんですよ、これについてちょっと説明してもらえますか。
○議長(伊澤誠)
中野教育長。
◎教育長(中野留美) 新聞の報道につきましてお答えをいたします。 このたびの件につきましては、設置者が法人の
私立保育園での事案となります。新聞の記事につきましては承知しておりますが、具体的な内容につきましては、個別の案件になりますのでお答えしておりません。 では、今回の浅口市としての対応について御説明させていただきます。 2021年に市民から情報提供があり、すぐ園へ事実確認の調査を依頼し、改善の要請をいたしました。園からは当該の保育士に対し指導を行い、
当該保育士の処分についての報告がありました。また、今後再発防止に向けて改善していくとの報告がありました。 具体的な内容につきましては、保護者や園児に対して不当に不利益を与えるおそれがあるため、そういったことが想定されるため控えさせていただきます。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) これは何で新聞に載ったんですか、これ誰が言うたんですか、新聞というのは、これはっきり言うて、これ山陽新聞に載ってないんですよ、ねえ、朝日新聞も載ってないんですよ、何でここだけ、2件だけ載ったんですか。それについて、誰がどういうふうなことをして、こういうふうになったのかちょっと分かりますか、分かったら教えてください。分からん。
○議長(伊澤誠) 答弁を求めます。 (16番「分からにゃ分からんでええ」の声あり) 教育長。
◎教育長(中野留美) 分かりません。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) これ、私もこけえ、この
敬親保育園についてちょっと調査したんですよ、ねえ、この今言うたこれ、中国新聞に書いとりますのは
トラブルメーカー、
ボンレスハム、これ2歳の人が言うとんですよ、ねえ、2歳というたら今4歳なんですよ、2年前じゃから、2歳の人がこんなことを言えますか、私ら考えて、せえで誰がどういうにしたんか知らんけえど、それが大きゅうなってこういう新聞報道になったんかも分かりません、私も行ってきて、それ今の
園長先生いろいろ話を聞いたら、こんなことできますかというてわし聞いたんですよ、ねえ、
トラブルメーカーというて、そういうことが2歳の子供が家へ帰ってあちこち言えますか、2遍、3遍言うたんで、
ボンレスハムじゃあというて、結局新聞社が、ねえ、ニュースがねえから、何かあったら引っ張ってきてやっとんじゃあないんですか、これ、私は言うたんですよ、これは、ねえ、新聞社、60歳の人が辞めとんですよ、名誉毀損ですよ、これは、調査もせずにちょっと新聞に出して、2社だけですよ、ほかの新聞社あります、朝日新聞もあるし、ねえ、だから、もしもそれが裁判になったら勝てんからほかは出してないでしょうが、毎日新聞、朝日新聞、ねえ、山陽新聞、これ載せてないんですよ、こういうものをこういう新聞社へ出すんなら、はっきりした証拠があって出しとんかどう知りませんよ、私が聞いた話じゃあ2歳の者が、ようようと物を言えるような者がこんなものを、ねえ、私でも覚えてない、このほんなら市の議員に、市会議員に今日言うたことを明日来て言うてみいというたらよう言わんですよ、3分の1は、そういうものを2歳の子が言えることがないですよ、この今の60歳の、ねえ、先生が気に入らんから、そういうことを、辞めさせて後からわあっとやったんじゃないんか、父兄なんかが、私はそういうふうにしか取れないんだ、これはあっこの私立の学校じゃから、あまりここで言うべきもんじゃないんですけれども、新聞へ出た以上はやはり新聞社をたたくべきだというふうに私は思っております。 これくらいでこの件については終わります。 次に行きます。 以前も質問しとりますけれども、小学校のかばんについて、この前私質問したときには、教育長は、ねえ、これ絶対やらないんだというような答弁されたと思うんです、もう一回説明してください。
○議長(伊澤誠) 教育長。
◎教育長(中野留美) 金光町の小学校に導入している黄色のかばんをなぜ市内のほかの小学校にも導入しないのかということについての御質問でよろしいでしょうか。 (16番「はいはい、いいです」の声あり) 昨年12月議会でも答弁しておりますが、金光地域では
小学校入学時に黄色い
ランドセルを無償配布しておりますが、これにつきましては、浅口市内の小学校に入学される
新入学児童の保護者に対して
アンケート調査を行った結果、そういったものに基づくものになっております。 鴨方、寄島地域では、黄色い
ランドセルの配布よりも、代替措置として黄色い
ランドセルと同等分の補助を希望されたため、現在商品券を配布しております。これにつきましては、
アンケートの結果もありますが、それぞれの地域でのこれまでの積み重ねてきた歴史や伝統に基づくものであると考えています。
アンケート後もPTAの代表の方と教育を語る会で御意見をお伺いする機会がありましたが、鴨方、寄島地域での黄色い
ランドセルの無償配布を希望するという話はありませんでした。このため今後も金光地域は黄色い
ランドセルの無償配布を継続し、鴨方、寄島地域では金光地域の
ランドセルとほぼ同額の商品券の配布を行っていきたいと考えております。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 今、大変ねえ、子供さん持っとる方は金が要るんですよ、学校行くときに。御存じじゃと思うけど、ねえ、はっきり言うて10人に5人はもう金がないんですよ、学校へ行くときに服も買わに
ゃあいけん、机も要る、ねえ、本も買わに
ゃあいけん、本はただにしても、要るんですよ、ならどこを削るかとなるんですよ、ほんならこの今の金光なんかはこの
ランドセル大変喜んどんです、商品券というて7,000円でしょう、これ、商品券配っとんのが、かばん買うたら何ぼうするんですか、ちょっと説明してください。
○議長(伊澤誠)
難波教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 一般的な
ランドセルでいいますと、高いものでは5万円以上するというふうに承知しております。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 7,000円の商品券もろうて、5万円、6万円のものを買わに
ゃあいけんのですよ、金光のはこれがみんな同じものを下げていきょんですよ、どこへ寄っても分かりますよ、自分の子供がどこおるかというのは、黄色じゃから、ねえ、子供の誰があれを襲うたろうか、あれをやったろうか思うてもできんのです、へえでここへマークがついとんじゃ、金光の関係の、ねえ、これがあったら、へえでこれ6年間持つんですよ、ねえ、ほんなら、小学校のええ先生じゃったら、ねえ、遠足に行くのをこれに入れてきなさいっちゅうんですよ、
ナップサックは要らないんですよ、それぐれえ軽くて安くて強いんですよ、これでめげるところは、6年間でどこがめげるかというたら、ここがめげるだけなんですよ、二、三百円で直るんですよ、なぜこれができないんな。 私が以前ここで質問しとるときに教育長が、ねえ、答弁されとる、平成30年に答弁されとるときにはどういう答弁しとんかという、これを考えますという答弁しとんぞ、議事録がある、ここへ、こけえあるで議事録が、平成30年、市長もそういう答弁されとんだ、そのときには、へえで今になったらもうしないんだと、子供の、今まで
アンケートを取った、
アンケートいつ取ったんなあというてこの前の議会で質問したら、平成、なあ、今から17年前に合併したときの
アンケートでしょう、どういう
アンケートを取ったんな、そういう説明求めたでしょう、誰がどこでどれだけ取ってどうようなんならと、説明なかったじゃないですか、結局裏で、ねえ、黒いかばん買うてくれたら
ポケットマネーが入るんかどうか知りませんぞ、そういうようにしか取れんでしょうが、ええか悪いか一回やってみて、ねえ、いけなんだらまた黒に戻じゃあええじゃないですか、金光はもう20年近く、30年近くこれしょんですよ、使よんですよ、それを悪かったやめるでしょうが、今
これだけ金がない、子供さんに金を入れて、5万円国のほうから今度は出すという、一回5万円出したけど、使うたら終わりなんだよ、ほんまに子供のことを思うとんなら、そういうことを一番に、ええ、目を向けるべきじゃないですか、子供は、あっこは7万円のかばん、ここは、おう、ビニールで金がねえから3万円、そんなことをやらすようなことがないでしょうが、給食費と教育費、ねえ、医療費はただにするべきじゃあないんですか、ぴしっと、子供にはそんな不公平性を保つべきじゃないんじゃから、教育長、
アンケートを取ったとかなんとかへ理屈言うなというてわしが言うんじゃ、やってみてから言ええ言うんじゃ、もう一回説明せられえ。
○議長(伊澤誠) 教育長。
◎教育長(中野留美) 先ほども申し上げたとおり、保護者の皆様の御意見を聞いていきたいというふうに考えております。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) それは平成30年にそういうことを言うとる、これに、考えます、やりますと、見るか、あんたが言うとんぞ、教育長が、市長もそれに同調するような答弁しとんだよ、へえで今度はだんだんだんだんそれが
マイナスマイナスになって、この前は絶対やりませんという答弁だったから、わしがまたここで質問しょんですよ、これだけ持っとんだから、ずうっと議事録を、その場その場で言うちゃああかんですよ、だから、なあ、7,000円出すんか、一遍配ってみて、もういけなんだら、ねえ、私は議員すぐ辞めますよ、もう配ってからこがんもんは要らんのじゃというて捨てるんなら、そこまで子供のことを考えてやってくださいよ、もう一回答弁せられえ。
○議長(伊澤誠) 教育長。 (16番「もう市長がこれせん言うたらできんのんだ、分かっとらあ、笑うな、あほんだらが、ぐるぐるぐるぐる」の声あり)
◎教育長(中野留美) やりますというのは、保護者の皆様の御意見をお尋ねしてということでお答えをしております。今後もやっぱり保護者の方がどういうふうに考えているかっていうことはしっかりと意見を聞いていく必要があると思いますので、教育を語る会などできちっと話を聞いて対応をしていきたいというふうに考えています。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) トップがええ言うたらできるんですよ、クーラーでもそうでしょうが、市長、つけんつけん言ようたです、ずうっと、教育長、あんたも言よったでしょうが、へえ、つけたら皆ええ言ようるでしょうが、予算がねえとか、よその市町村にクーラーがないからここもつけねえんだと、ずうっと言い抜いとったでしょうが、質問したら、つけたらわしがつけたわしがつけた、やりょうるでしょうが、やっぱり一回やってみてください言よんじゃ、わしが言うのは、ほんまに困っとんだから。私これ、こがんことを言うちゃあ悪いけど、歩きょうたら、金光にはこのかばんがあるから助かったと、ほんまにかばんがなかったら学校へ子供をやれなんだと、5万円の金買えなんだという人もおられたですよ。結局弱え者を助けるんが我々議員じゃないんか、行政じゃないんですか、ああじゃあこうじゃあというて裏から何ぼもらよんか知らんど、そういうようにしか取れんでしょうが、これだけわしがここで口を酸っぽうして言ようても、ああだこうだというて逃げるんだよ、ねえ、ドジョウじゃないんじゃけえ、ウナギじゃないんじゃから、逃げんときちっとした対応を取ってくださいよ。 なら、ほんならもう一回聞きますよ、ほかの件について、これについてはそういうてああだこうだ言われる、そして浅口市には中学校での
統一デザインの制服を導入するということが今考えられとると聞いとんです、中学校の制服を変えるんですか、変えんのですか、そういうことの話が出とんですか、出てないんですか、それについて説明してください。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼します。 市内の中学校で
統一デザインの制服を導入することについてお答えをいたします。 近年の防犯などの安全・安心の観点や性に関する多様な個性へのきめ細やかな対応、また防寒対策、活動のしやすさへの対応といった点にも考慮する目的において、新たな制服の導入を検討してまいりました。 新たな制服の導入に至る経緯ですけれども、市内小学校と公立中学校、PTA、学校運営協議会の代表で構成された制服検討委員会を組織しまして、令和3年度から6回にわたって会議を重ね、新しい制服の導入を協議し、決定してきたというふうに伺っております。 新デザインの制服につきましては、男子用と女子用と、それから男女兼用の3パターンございます。市内の公立中学校3校共通のデザインというふうになっております。また、制服の特徴としましては、伸縮する生地を使った紺色のブレザーで、下はチェック柄のスラックスもしくはスカートが用意され、オールシーズンで着ることができます。また、ネクタイやリボンには各学校の校章が刺繍されており、中学校区ごとに色を変えております。 新たな制服の導入に関しては、令和5年度に中学校へ入学する生徒から適用されますが、3年間の移行期間を設けて段階的に移行できるように、それまでは現在の制服での通学も可能となっております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 今これ誰が決めたんですか、これ、ちょっと聞く、誰が決めたん、一番に、へえでこれは浅口市だけか、それとも倉敷、岡山、ねえ、笠岡、井原、ねえ、新見、そこらもやっとんですか、やってないんですか、ちょっとそこを説明してください。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 制服につきましては、先ほど申しましたが、学校や保護者等の代表の方で組織しております制服検討委員会において検討をし、決定したものでございます。 (16番「答弁なってねえが、笠岡や広島、制服やっとんか、よその市町村のことを聞いとんだろう」の声あり)
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼します。 実施している学校も今増えてきているというふうに聞いております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 増えとるというたら、どこがやっとんですか。
○議長(伊澤誠) いけますか。 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 倉敷の学校の一部で実施しているというようなことを聞いております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 倉敷の一部というてどこですか、調査しとんでしょうが。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) ちょっと詳しい資料等を持ち合わせておりませんので、分かりません。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) ここで質問するというのは通告書を出しとんだよ、それで分からんのか、ということはしてないんでしょうが、はあ、こういうことを何でここを今するんですか、これはもう一回聞くけど、これは、今の制服は市が無償でするんですか、それとも個人で買わすんですか、市がこれをせえというて検討委員会委員の方がやっとんなら、検討委員会の委員の人が金を払うんですか、どうなんですか、説明しなさい。
○議長(伊澤誠) 教育長。
◎教育長(中野留美) この制服は、それぞれ保護者の方がお金を払っているものです。ですので、そういった保護者、それから学校が一緒になって考えて決めているものです。 先ほどありましたように、時代の要請で、安全・安心の観点であるとか性に関する多様な個性のきめ細かな対応であるとか、それから防寒対策とか活動のしやすさということから保護者の方からも意見が出て、そういった会の中で話をして決めていったということがございます。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 保護者というて誰ですか、何人ですか、説明しなさい。
○議長(伊澤誠) 教育長。
◎教育長(中野留美) 保護者のほうからの意見が出て、保護者の方に
アンケートを取って、そしてこういった検討委員会で検討したというふうに聞いております。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 聞いておりますじゃあいけるか、書類こけえ出されえ、あんた、ほん、
アンケートなら
アンケート、これだけ取ったんだというのを、誰が名前を、書いとんがあるでしょうが、どうなんですか。 へえでこれは、言うちゃあ悪いけど、かばんはこっち置いといて、ええ、これはやるんだと、どこをやっとんなあ言うたら倉敷でやっとん、どこでやっとんなあ、分かりませんと、そんなことがここで説明できるんか、金が要るんでしょうが、これも服を買うの、検討委員会の検討委員で全部、半分なら半分もらえるんか、金がない者は買わに
ゃあいけんのんだよ、新しく、あっこも買うとるからうちも買わに
ゃあいけん、ねえ、子供にほんならこれ、この人はここで買うていきょうる、うちは貧乏じゃから前の服じゃと、そがんこたあ通らんのんだよ、子供には、みんな同じようにするんなら、市なら市が全部買うて出すとか、ええ、検討委員会の検討委員にやらせえや全部、そがんことを言うんなら、よそにやってねえのに、なぜこれだけ先にして、金光町はこれをやっとんのに、これは駄目だ駄目だ駄目だ、ええ、平成30年、平成何年からずうっとここで質問しとんのに対しても、理屈、へ理屈、くそ理屈たれて、ほん、弱え者をいじめて、ほん、何でもできる思うてやりょんじゃろうけど、そういうもんじゃあなかろうがっちゅうんじゃ、ほんまに、ねえ、議員や弱え者て、金がない者はどがんもならねえんだよ、あんた、金持ちは何ぼでも金がたまるんですよ、たまりでぇたら、金がねえ者はためようにもたまらんのん、元がねえから、私も貧乏しとるから分かるんだよ、だからきちっとしたことをやってください言よんだ、わし、そのために議員なっとんだよ。 まあそりゃあええけえ、これをすぐやってくださいよ、考えて、30年にはやる言うとんだから、議事録に載っとんだから、それで今になったらせん言よんだから、どうなんですか、説明せられえ。
○議長(伊澤誠) 教育長。
◎教育長(中野留美) 先ほど言われた制服は統一してかばんは統一していないのかということについて、先に説明させていただきます。 制服については、市内の小学校と公立中学校PTA、学校運営協議会の代表で組織されました制服検討委員会で協議と決定をいたしました、市が決定したということではございません。かばんについても、本来は学校と保護者で決定していくものでございますが、金光町では以前より黄色い
ランドセルを無償配布していることから、
アンケート結果やその後のPTAとの教育を語る会で御意見を伺った中では、鴨方、寄島地域で黄色い
ランドセルの無償配布を希望するという話はありませんでした。 制服とかばんでは、今までの経緯なども含めて全く違うものであるということを御理解ください。子供たちが身につけているものはいろいろあります。靴であったり帽子であったり、いろんなものがございますが、これは市が決定するというのではなくて、先ほど申しましたような保護者の方と学校と一緒になって考えながら決めているものでございます。今後も、やりますというのではなくて、保護者の意見を聞いていきますということでお答えとさせていただきます。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 保護者保護者言うけど、保護者は今3年になる前に、ねえ、今決めた3年生、中学生になった、ええ、中学生になって3年したら、もうその保護者はおらないんだよ、今度は後の保護者なんだよ、そがん者が決めるようになってないんだよ、保護者保護者言うけど、何様なら保護者が、保護者というのは、金が要ることに対して口を挟むもんじゃあないんだよ、保護者が、こうせえああせえというて言うて、ほんなら自分らは子供が中学校へ入って、自分の子供は着た、ほんなら次の者、貧乏人で買えなんだ、そのほんなら前の保護者がそれを責任取れるんか、ええ、その委員会か何かの人間が取れるんか、責任が、金がねえ者、だからその者に買わせえっちゅうんだよ、金がないものはないんだから、それに、こけえ座ってから、おう、市長じゃあ、君らは給料もろうて、人が言うた、ああそうだというてやりゃあ見やしいもんでしょう、これについては絶対駄目だ駄目だ駄目だ、鴨方も寄島も駄目だと、金光がしょうったんじゃからええんじゃと、悪かったらやめるんですよ、ええからしょんでしょうが、こっちはやめてこっちはええんだ、何でよそがしてないものを何で今するんな、よそがし出してすりゃあええんじゃないですか、ええ、業者と結託して裏からええ話があるからやりょんか、君らは、そがんもんじゃないでしょうが、きちっと説明せられえ、我々に分かるような。 市長、答弁者は市長でしょうが。
○議長(伊澤誠) 答弁できますか。 どういった内容になりますかね。
◆16番(
香取良勝) 今の件じゃ、こけえ出しとろう、通告を、今教育長が答弁しとるが、何遍も。
○議長(伊澤誠) 2番の2ですね。
◆16番(
香取良勝) それに対してこっちがせにゃあいけまあが。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) まず、もう少し私のことを先ほどからおめえとかというようなことを言われてますけども…… (16番「おめえじゃろう」の声あり) もう少し品位のあるお言葉を使っていただきたいと思います、ここは議場でございますから…… (16番「自分がやっとんじゃあねえんか」の声あり) よろしくお願いをいたします。 (16番「無罪のもんを有罪にしょう思うて」の声あり) それから、先ほどから教育長も合議制によりにいろいろ決めさせていただいたということを申し上げております。それは、どんなことでも賛成があり、反対があるというのは香取議員も御承知かと思います。そういったことでございますので、香取さんが反対の立場からずっとお話をされてるようでございますけども、それは意見としてお聞きさせていただきますけれども、やはり合議制で物事は決めていくべきだというふうに思っておりますので、御理解ください。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 合議制というてねえ、貧乏人をいじめるような合議制は要らないんだよ、今までどおりやっていきゃあええん、よそがし出して初めてほんならやろうか言やあええんだよ、ええ、現に今度は中学生入るんじゃったら、ねえ、かばんも新しゅうせに
ゃあいけんのんだし、自転車も要るんじゃし、ねえ、金がない者は困るんですよ、だからもう今まできとんで、小学校に入ったんで上がりゃあよろしいと、それでよそがし出して、どうしてもせに
ゃあいけんというようになったときに初めて考えるべきじゃないんですかと、私はそれを言よんですよ、合議制じゃあやったもんがああじゃこうじゃ言うけど、その者が責任取れるんかと、それらも何年したら死ぬるんなら、終わりでしょうが、もうここで中へ入って、5年もしたらもう自分の子供は卒業しとるでしょう、中学校を、その後の者が困るんですよ、だからそういうことはよそがし出して、ねえ、今せに
ゃあいけんのは何をせに
ゃあいけんかと、鴨方、寄島に無償で配る、これが一番じゃあないんかと言うんだ、私は、それからそっちは遅うてもええんじゃないんかということを私ここで質問しょんじゃないですか、それについて説明してくださいよ。
○議長(伊澤誠) 市長。 (16番「何ならその顔は」の声あり)
◎市長(栗山康彦) 先ほど黄色を配って駄目なら捨てればいいというような、こんな無駄なことはできません。聞いていらっしゃいますか。 (16番「はあ、もう一回どうぞ」の声あり) 先ほど配ってから駄目ならもう捨てればいい、やめればいいというようなことを言われましたけども、そんな無駄なことはできません。香取議員の反対だっていう御意見は、先ほども申し上げましたが、ちゃんとをお聞きいたしましたので、そういったことも含めて、教育長が言われましたようにしっかりと合議制で物事は決めて、前に前に進んでいきたいと思っております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 私が言うとんじゃないんじゃ、もうこれは金光町で放せないと、助かったという人も大勢おられるんですよ、ねえ、鴨方、寄島の人には聞いてないですよ、だけど金光では、これだけは絶対やめないでくださいと、ねえ、7,000円やこうの金は要らないと、だから今の服についても、ねえ、市のほうで小・中学校の服をするんなら市のほうが半額なら半額出しましょうというんなら、そりゃあはっきり言うて、うん、ようやってくれたと言いますよ、しかし、ねえ、全部自分で買いなさい、誰がはい、いいですか、合議制とかなんとか言われるけど、それを、ねえ、上の者がちゃらちゃらっと何人か言うて合議制にしとんじゃないんですか、金光なんかでも私は町会議員を4期しとりますけど、そういうことは何回も出とんですよ、
アンケート、
アンケートというけど何件
アンケートを取ったんですか、それを持ってこないんですよ、だからきちっとしたことをするんなら、ねえ、PTAやそこで決めるんじゃなくて、本当にみんなの声を聞いて正しいことをやっていただきたい言よんですよ。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 先ほど鴨方や寄島の方からの御意見は、香取議員は聞いてないというふうに、論点が違うと思います。といいますのも、金光をやめるかどうかとかというようなことは一度も話はいたしておりません、金光町は今までの伝統、そういったものを受け継いで今までどおりちゃんと配布をさせていただきますよということは教育長も今申し上げたとおりでございます。そして、同じように鴨方、寄島につきましては、それと同じような昔からのPTAや保護者、おじいちゃん、おばあちゃん、そういった方々の御意見等もお聞きしながら、今までどおりということがよかったんで、そのとおりやらさせていただいておりますということを申し上げております。勘違いしないように、金光は今までどおりやってますから、これからもちゃんと続けるつもりでございます。勘違いのないようによろしくお願いいたします。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 聞いてない言うけど、よそから来られた人がええ言うんですよ、編入してくるんすよ、子供さんが、ねえ、玉島から金光の小学校に編入、ねえ、鴨方へ来られる、よかった言うんですよ、分かりますか、こっちは聞かんけど私は聞きょんですよ、かばんはただなんじゃと、ええこっちゃと言われるんですよ、その代わり最初来たときに黒いかばんで来ょうります、やっぱりかばんがないから、ねえ、玉島から来ても黒いかばん、一人だけ、黄色いかばんのに一人だけ、途中から黄色になりますよ、だから一応、ねえ、それを廃止してのうすりゃあええ言うんじゃけど、のうしたら私が皆買うたげますよ、もしいけん言うたら、どうなんですか、ねえ、本当に困っとんなら、私がみんな、ほんなら寄島なら寄島の小学生の子供さんに、これ全部買うて与えて、与えたら私違反になるんですよ、寄附行為になるんですよ、だからできないんですよ、鞍馬天狗じゃあというて出しゃあええかもしれませんよ、だけどそういうことはできないんです、議員は、だからここで、ねえ、公平性にやってください言よんじゃから、前向きにというて平成30年にはやります言うとんじゃから、教育長が、考え、へえで今になったら今何年ですか、今はああじゃこうだ、理屈、へ理屈、くそ理屈つけて、こうじ
ゃあいけんで、ばあちゃんがええ言よんじゃ、じいちゃんがええ言よんじゃ、だけど金がねえ者は困っとんじゃと、今生活が苦しい中でこういうものを、これから学校へやろう思うたら大変なんじゃと、子供が3人おったら3人要るんだと、次から次、買う物はいっぺえあるんだというようなことで思うとるから、ぜひやってくださいというて私が、市長、頼みょんですよ、半分はけんかじゃけどね、半分以上はお願いしょんですよ、もう一回答弁してください。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 先ほどから議事録にやりますというふうに載ってる…… (16番「見しょうか」の声あり) 言いますけども、それは曲解でございまして、ちゃんと皆さんの御意見をお聞きしながらやって、前に向けてやっていきますというふうに先ほど教育長が答弁されたと思いますが、私自身も黄色のかばんに全て変えるとかというようなことは絶対に言っておりません。今までの歴史や伝統、そういったものをしっかりと守って、御意見をお聞きしながらやっていくというふうに私は答えてると、教育長もそのように答えてると思っております。もう一度議事録をはっきりとお読みください、間違ってると思います。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 言いますよ、「何度も申し上げますが、これからも住民の皆さんの御意見を聞きながら、しっかりとそれを反映させていただきます」と市長言うとりますよ、反映させて、平成30年。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 「それを」がどこに係ってるか、よくもう一度読んでください、「それを」は皆さんの意見をということです。ですから、香取議員がそのように誤解されてるんなら、ここで改めてそれは間違ってる、そういう意味ではございません、今までも教育長も申し上げてきました、私も申し上げてきた内容は、金光は今までどおり黄色いかばん、そして鴨方、寄島についても今までどおりということで、改めてじゃあ御理解をいただきますようによろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) ここへ書いとんは、これからも住民の皆さんの御意見を聞きながら、聞きながらですよ、30年に、しっかり反映させていくと、いつ聞いたんですか、住民から、30年というて今何年ですか、どういう御意見じゃったんですか、教えてください、ほんなら。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 教育長、もう一度お答えください。 (16番「いや、市長が言うとんです、これ、ちょっと議長」の声あり)
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 市長が言うとん、市長が、市長に聞きょんですよ、絶対言うてないって言うたんですよ。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) これは、私は、この件につきましては教育委員会の管轄でございますので、教育長、教育部署から、教育委員会からそういう話を聞いてるわけでございますので、もう一度教育長からきちっと説明をさせます。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) これは、答弁者には市長と載っとんですよ、答弁に、教育長と載ってないから聞きょんですよ、勝手のええことは人に回しなさんな、あんた。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 先ほど、ありがとうございます、議事録を読んでいただいて、ちゃんと意見を聞きながらしっかりと反映させていくって、その住民の皆さんの、保護者の方々の意見を反映させていくというふうに取れるでしょう、間違いのないようにもう一度しっかりとお読みください。 以上です。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 30年から今までどのように反映させたんですか、聞いたことを教えてください、30年から今というたら何年ですか、平成30年。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 教育長が申し上げましたように、私も教育を語る会でいろいろそういった話もお聞きしました。いろいろ、かばんのことも香取議員が質問されたりしておりますので、今まで何回ですかね、ちゃんとそのことも教育を語る会でお聞きした記憶がございます。 以上です。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 教育を語る会じゃあ何じゃあ、そんなん関係ないですよ、私が言よんのは、ここで議会で物を言よんで、教育を語る会とか、あっちで言うた、こっちで言うた、北朝鮮で物を言うたのをこがんところで物を言うなや、私が言よんのは、ここで言うん、質問しょうるでしょうが、へえで市長が答弁しとることに対して考えますということを言よんだから、どういうふうに考えたんか聞きょんだから、それはあっちで言うた、こっちでというて、教育長に聞くか、何言うか、あんたが言うとおりにした、言葉でこけえ載っとんだよ、議事録は、にもかかわらず教育長が何で今日来て、教育長ができるんですか、市長がオーケーしたらできるんですよ、ええ、クーラーについても市長がやりましょうというて、市長室と私と、ねえ、田村副市長と3人で話をして、やろうというてできたんじゃあないですか、何でせえができないんですか、教育長は権限がないんです、そういう権限は。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) 何度も申し上げますが、そのかばんであるとか制服であるとか、そういったことの管轄は教育委員会でございます。私は、そういったところから具体的ないろんな御意見等々もお聞きしながら、私は予算の面で執行するわけでございます。 それから、クーラーのエアコンについては、あなたがしたわけではございません、ここにいらっしゃる大勢の議員の方々の御賛同の下に前へ前へ進んでいったわけでございますから、香取さん個人が、私がよく自分がやったって言われてますけど、そんなことはございません、執行権はあなたにはありませんから、これははっきり申し上げておきます。
○議長(伊澤誠) 香取議員。
◆16番(
香取良勝) 私がここで何回も、前の市長のときからずっと言ようたんですけど、私がつけた言うてない、これは市がつけたというのは言う、私が言うたということは言う、質問したこたあ、だけど私がつけた言わん、おめえがつけた、冗談じゃないぞ、ありゃあ市のみんなの市民の税金なんだ、そがんことを私がいうことがあるはずがなかろうが、そがあなうそをのう、ここで言うようなことを言われな、あんた、市長にもなってから。だから、ねえ、うそを言うんじゃちゅうんだ、分かるだろうが、そんなことをわしが言うことがあるはずがねえが、あんた、わしも議員を今9期なんだ、そんなこと分からん思うて、ええ、君はまだ4期でしょうが、冗談じゃないよ、そんなうそをたあたあたあたあ並べなさんな。 これをもって質問を終わります。
○議長(伊澤誠) お疲れさまでした。 次に、2番斎藤貴士議員、どうぞ。 はい、斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) 2番斎藤貴士、よろしくお願いいたします。 通告に従いまして質問をいたします。 まず、小中一貫教育についてですが、浅口市では小学校、中学校の義務教育の9年間での系統的な学びを大切にする小中一貫教育に取り組んでいます。当初令和3年4月から各中学校で開始するとしておりましたが、コロナ禍で保護者への説明会、研修会などが開催できず、令和4年度から小中一貫教育が本格的に始まりました。令和5年度4月からは、市内の3中学校区で小中一貫教育校に指定されると聞いておりますが、そこで小中一貫教育についてお聞きします。 浅口市における小中一貫教育の導入の経緯とこれまでどのような取組を行ってきたのかお願いいたします。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼します。 浅口市における小中一貫教育の経緯とこれまでの取組についてお答えをいたします。 全国的に現行の小・中学校の6・3制による教育活動では、小学校高学年段階における子供の身体的発達の早期化でありますとか、学び方の違いによる学習上のつまずき、新しい環境での学習や生活に不適応を起こす中1ギャップなどの課題が出てきております。 このような課題解決と子供たちにとってのよりよい教育につながるものとして、まず平成25年度から小中連携教育に取り組んでまいりました。小・中学校の教員がお互いに情報交換や交流を行うことで、小学校教育から中学校教育への円滑な接続を目指して取り組みました。 また、令和元年度からは小中一貫教育を展開しております。義務教育9年間の目指す子供像を共有し、9年間を通じた教育課程を編成し、系統的な教育を行うことを進めてきております。 さらに、令和5年度から市内の各中学校区を小中一貫教育校として指定し、さらなる一貫教育の充実を図っていこうと考えております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございます。 小中一貫教育について、保護者や市民の理解を得るためにどのような説明会、研修会をされてきておりますでしょうか。また、それに対しての教育委員会としての保護者の理解度はどの程度進んでおるとお考えでしょうか、お願いします。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 本市における小中一貫教育につきましては、これまで市内の各校へ伺い、PTAの方々への説明、それから民生児童委員会における説明、またリーフレットを作成して保護者へ配布するなどしております。また、昨年度からは毎月広報紙による広報を行い、保護者の方や地域の方々へ周知を図ってまいりました。市民の方々の理解度に関しましてはまだ十分ではないため、機会を捉えて丁寧な説明は今後も継続していきたいと考えております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございます。 そういった中で、令和5年4月からの小中一貫教育校の指定によって、学校教育は具体的にどのように変わってくるのでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 小中一貫教育校の指定による学校教育がどう変わっていくかについてお答えをいたします。 小中一貫教育校の指定により、義務教育9年間を基礎、基本の4年、それから習熟、接続の3年、それから充実、発展の2年として捉え、4・3・2制として中学校区ごとに特色ある学びを深めてまいります。学校運営協議会で決定した各地区の目指す子供像を共有しながら、重点取組を考えていっております。学校間、校種間の交流活動や学校間で連携した教育を今まで以上に調整しやすく、取組を進めていくことになっております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございます。 それの、小中一貫教育校の名称が、鴨方中学校区はあい・かもがた学園、金光中学校区は一貫教育金光学舎、寄島中学校区は寄島学園と決定しているようですが、これはどのような経緯で決められたのでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼します。 各地区の校名の名称についてでございますが、児童・生徒の意見を参考にしながら、学校、保護者、地域の方々で構成している学校運営協議会によって多くの名称案を検討協議した中で、各中学校区ごとで決定をしております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございます。 先ほど9年間の中で4年、3年、2年という一応区切りがあったようですが、保護者の方々の疑問として、部活動が今後どうなっていくのかという疑問があるようですが、いかがでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育長。
◎教育長(中野留美) 部活動については、今国のほうからも地域部活動の移行ということで話が出ておりまして、検討をしております。4、3、2でどうする、こうするということではございません。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) 分かりました、ありがとうございます。 施設分離型の小中一貫教育校と施設一体型の義務教育学校との違いはどういったことになるでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育長。
◎教育長(中野留美) 施設分離型の小中一貫校と施設一体型の義務教育学校との違いについてお答えをいたします。 小中一貫教育校は施設分離型です。中学校区の小・中学校が連携、協働しながら、目指す子供像を共有して、各地区の重点の取組を考え、交流活動や連携活動、これを通して地域の子供たちの育ちを考えていくようになります。 それに対して、義務教育学校は施設一体型です。校長が1人となり、一つの教職員集団で継続、安定した一貫教育を推進することができる学校です。小・中学校1つずつ隣接している寄島地区に適していると考えています。 小学校と中学校の教職員が一緒になって、一つの組織となって1年生から9年生までの子供たちの教育に携わるため、一人一人にきめ細かい指導が可能となります。デメリットとして、6年生のリーダー性が育ちにくいというようなこともございますが、学校行事において役割を持たせることで改善が期待されています。それぞれの地域にふさわしい形で特色のある教育を行っていきたいというふうに考えています。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) 先ほどもありました寄島中学校区ですが、現在義務教育学校への移行が検討されていると聞いておりますが、具体的な取組や計画がありますでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育長。
◎教育長(中野留美) 寄島地区の義務教育学校についての取組や、それから計画ということでお答えをいたします。 寄島地区の学校運営協議会では、寄島地区の今後の教育の在り方を検討し、義務教育学校について先進地視察を行うなど、研究してきておられます。学校運営協議会臨時会議とか、それからPTAの小・中合同の役員会などを開催して議論を重ね、保護者
アンケートを実施したりするなどし、地域の方々の意見や保護者の意向を踏まえて考えの取りまとめを行いました。そして、1月18日に学校運営協議会に設置されている寄島地区の教育を考える会から、市長と私に対して義務教育学校の設置に関する要望書が提出をされました。 要望書の提出を受けまして、学校運営協議会を中心とした地域の方々や保護者、学校、教職員の方々の意見を伺いながら、市長部局、そして教育委員事務局も一緒に様々な課題について確認、協議しながら施設一体型の義務教育学校について検討を進めているところであり、ハード、ソフトの両面を検討して準備するには、2年程度は必要と考えております。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございました。 小中一貫教育及び義務教育学校が進んでいく中において、市長のお考えをお伺いしたいと思います。お願いいたします。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) それでは、小中一貫教育についてお答えをさせていただきます。 浅口市では、令和元年度よりキラリと光る未来プロジェクトにおいて、小中一貫教育に取り組んでいます。令和5年度からは、市内各中学校区を小中一貫教育校として指定し、さらなる教育の充実を図ってまいります。 また、教育委員会では、義務教育の目標を達成することを目的とする施設一体型の新しい学校、義務教育学校についても、県内外の先進地視察等を通じて具体的な教育の様子や学校の組織、施設等について研究を重ねてまいりました。市の総合教育会議では、市長部局と教育委員会部局が意思疎通を図りながら、よりよい教育の方向性を導き出し、教育の向上に向けていけるよう、小中一貫教育や義務教育学校について意見交換を行ってまいりました。 要望書の提出がありました寄島地区の義務教育学校の設置につきましては、約30年前に未来志向の学校としてつくられた寄島小学校の施設を有効に活用し、寄島の特色を生かした質の高い教育を目指し、設置に向けた検討を行っているところでございます。子供たちの成長が早く、一年一年が大切でございます。慎重、迅速に検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございました。ぜひ子供たちが輝いていける教育現場になっていくよう願っております。 次に、防災について、防災対策についてお聞きします。 浅口市ではため池ハザードマップを作成しておりますが、現在の作成状況と今後の予定はどうなっておるでしょうか。
○議長(伊澤誠) 倉田
産業建設部長。
◎
産業建設部長(倉田裕史) ため池ハザードマップの策定状況についてお答えいたします。 ため池ハザードマップにつきましては、市内の防災重点農業用ため池である96池を対象としまして、現在策定作業を進めております。これまでに26池で策定を完了しております。現在41池で策定を進めており、令和6年度までに全ての策定を完了する予定でございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) そのハザードマップですが、市内全世帯へのハザードマップの配布の予定などありますでしょうか。
○議長(伊澤誠)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(倉田裕史) お答えいたします。 策定しましたハザードマップにつきましては、浸水被害想定地区の住民の方々には配布を行う予定としております。これまでに策定した池につきましても配布を行っているとこでございます。また、市のホームページにおきましても公表しております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございます。 スマホだとかインターネットとか対応できない年齢の方々、またそういった環境におられる方々多くいらっしゃると思いますので、数年に一度その改訂版であるとか、そういったものが市民全体に、全世帯へ配布が回るように願っております。 次に、防災スピーカーについてお聞きします。 防災スピーカーを全ての町に設置するとしておりますが、4月からは寄島町において運用が始まると聞いております。今後の予定はどうなっておるでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 防災スピーカーの今後の予定についてお答えをいたします。 市では、寄島地域に設置している防災行政無線の屋外拡声機、いわゆる防災スピーカーのアナログ方式からデジタル方式への更新整備を行っておりまして、併せて金光、鴨方地域にも新たに防災スピーカーの設置、整備を進めております。 現在寄島地域で行っている整備は令和4年度、今年度に完了し、4月以降に金光地域、そして鴨方地域において工事を随時開始していき、令和5年度中には整備完了予定としておるところでございます。 以上です。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) J-ALERTには対応しておりますでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 J-ALERTにも対応をしている設備でございます。 以上です。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございます。 今までの放送が聞こえにくいといった問題もあったと思いますが、例えば雨の音で聞こえづらかったとかということもあったようですが、そういったスピーカーの向きとか音質、音量の向上はありますか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 音量の届く範囲につきましては、設計の段階でしっかりと考慮して、設置の台数等も検討をして、今回設置に至っております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございます。 その防災スピーカーですが、防災関係情報だけではなく、市民への広報ツールとして広く活用をすべきと考えておりますが、どのような活用を検討されとるでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 防災スピーカーの活用についてお答えをいたします。 一般行政情報などの広報を目的とした市からの代表的な広報ツールといたしましては、市の公式LINEでありますとか、メール配信サービス、ホームページなどがございますが、これらのツールはいずれも情報が手元に残ることから、いつでも内容が確認できる性質があり、中でもLINEやホームページは画像の添付という特性を生かして、事前周知を基本に現在広報を行っております。 一方、防災行政無線は、その時点で発生している緊急性を迅速かつ正確に伝えるための情報伝達手段でありまして、屋外スピーカーが鳴るのは通常と異なることが発生していると認識していただくことが必要と考えております。そのため公式LINEやメール配信サービスでの配信と同じ頻度、同じ内容で屋外スピーカーから放送する場合、いざという緊急時に情報の重要性が薄まり、緊急情報の伝達という本来の目的及び特性が発揮できなくなるおそれが考えられます。 広報については、公式LINE、ホームページなど、それぞれのツールが持つ特性を生かした情報伝達が効果的であると考えております。このため今回整備する防災スピーカーでは、災害時における避難指示や避難所の開設情報などの防災に関する緊急情報を中心に、先ほど申しましたJ-ALERTによる弾道ミサイル発射情報などの国民保護情報、警察からの依頼を受けた行方不明者の捜索など、市民の財産、生命に関する重要な行政情報を基本とした内容を中心に放送を行っていく予定としております。また、いざというときに不具合が起きないように、設備の動作確認のための定時放送を1日1回、夕刻に行う予定としております。 なお、地域で行う防災訓練など地区または自治会が主催する、地区全体を対象とした公共的事項などのお知らせについても、それぞれの防災スピーカーの支柱に附属しているマイクを用いて、スピーカーから届く範囲ではございますが、直接放送を行うことができる予定としております。 災害時の情報伝達手段といたしましては、メール配信サービスや公式LINE、ホームページ、ケーブルテレビでの文字放送、緊急告知FMラジオなど様々な媒体による多重化を図っておりますが、屋外スピーカーからの音声を基にこれらの媒体の情報を確認するきっかけにしていただきたいというふうに考えております。 また、4月からは防災アプリの運用が開始されます。このアプリでは、防災スピーカーで放送した内容が確認できるだけでなく、災害情報以外にも公式LINEやメール配信サービスなどで配信する一般的な行政情報も併せて確認できるとともに、ホームページも併せて確認できることから、こちらも広報ツールの一つとして普及を図っていきたいと考えております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) 大変分かりやすく、ありがとうございました。 防災スピーカーの設置、運用について、市長のお考えをお願いいたします。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) それでは、防災対策についてお答えをさせていただきます。 災害時における情報伝達については、災害の発生前、発生後問わず重要なことは、そのときの情報をいかに迅速かつ正確な情報として市民皆様に発信し、届けることであると考えています。そのため、防災行政無線による屋外スピーカーで放送する情報については生命、財産に関わる重大な事項であり、一般的な行政情報と同じ水準ではなく、ワンランク上の情報であるというさび分けで認識していただくことが必要であると考えています。 このたびの運用開始に当たっては、担当部長が申しましたとおり、まずは災害及び防災情報や市民の財産、生命に関する重要事項を基本として運用を行っていきます。また、スピーカーの支柱についておりますマイクからは、地区行事などの公的な放送ができるような運用を検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございました。 市民の生命、財産を守るための防災ですので、ぜひうまく活用できるよう願っております。 最後に、国道2号バイパスについて質問をさせていただきます。 国道2号バイパスは、玉島笠岡線において現在第2期区間の浅口金光インターチェンジから笠岡東インターチェンジまでの工事が進められており、令和7年度に供用開始予定となっておるようです。これにより浅口市、特に六条院西地区から寄島地区における土地利用の優位性が増すことになると思いますが、これを好機と捉えて、どのように生かしていくか、計画はありますでしょうか。
○議長(伊澤誠)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(倉田裕史) お答えいたします。 令和7年度に予定されている国道2号バイパスの供用開始により、インターチェンジが設置される鴨方町六条院西地区は広域交通網に直結することから、寄島地区も含めた周辺地域の交通利便性の向上が見込まれております。 令和4年度の現在においても、当該地域の土地利用に係る民間事業者からの問合せがあることから、商業的、産業的土地利用のニーズは高いものと思われます。六条院西地区から寄島地区につきましては、バイパスに接続する道路網等の整備、防災面の影響、生活環境等の保全や法令による規制などを考慮しつつ、利便性の高さを生かした産業など民間事業のニーズや地権者の意向を踏まえ、まちづくりに反映させていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) 利便性が増すことによって、企業誘致などにおいては条件がよくなると今おっしゃられましたが、新たな工業団地などの開発予定はあるのでしょうか。
○議長(伊澤誠)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(倉田裕史) お答えいたします。 当地の土地利用につきましては、先ほどと重複して恐縮ではございますが、民間事業のニーズでありますとか地権者、土地を持ってる方等々の意向も踏まえ、今後考えていきたいと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございました。 利便性が増すということは、土地の有効活用に限らず、地域振興や産業振興につながるイベントでの地域活性化や産業の販路拡大など、多方面において大きなチャンスが来ると思いますが、市の発展のため、統括の立場におられる市長のお考えをお願いいたします。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) それでは、国道2号バイパスについてお答えをさせていただきます。 国道2号バイパスの供用開始は、沿線市町の利便性の向上につながると期待しています。特に六条院西地区から寄島地区の皆様には、インターチェンジ設置が地域の発展に寄与することに大きな期待が寄せられていると承知をいたしております。このことから、国道2号バイパスのインターチェンジを有する地区については、市内外をつなぐ交通結節拠点となり、利便性の高さを生かした産業の集積等が見込まれることから、産業、流通系エリアとしての土地利用を考えております。 市内の土地利用については、この土地に係る各種制限等への対応を含め、関連機関との協議が必要となることに留意しつつ、民間事業者のニーズ等を踏まえ、地域の特性を生かし、周辺環境と調和した利用を誘導し、市域の魅力と活力の向上をはじめとするさらなる発展につなげてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 斎藤議員。
◆2番(斎藤貴士) ありがとうございました。 浅口市は、2022年の岡山県における人口増加が1位になったというニュースもあったところでありますし、市の発展に向けて多方面で取り組んでいきたいと思います。 以上で終わります。ありがとうございました。
○議長(伊澤誠) お疲れさまでした。 ここで、休憩とします。 午前10時48分 休憩 午前11時00分 再開
○議長(伊澤誠) それでは、再開します。 次に、11番佐藤正人議員、どうぞ。 佐藤議員。
◆11番(佐藤正人) 11番、公明党の佐藤正人です。 それでは、通告に従いまして質問させていただきます。 議長の許可を得て資料を配らせていただいております。 まず、少子化対策について伺います。 2月の終わりに厚労省から発表されましたけれども、2022年の昨年、国内出生数が79万9,728人、過去最少となったということでございます。統計開始以来初めて80万人を下回ったということでございます。出生数については、一番多いかったときが団塊の世代で年間260万、その次に団塊のジュニア、団塊ジュニアの世代で200万人、それからもう平成になってずっと下降ぎみでございます。とうとう80万人を割ったということでございます。 岸田総理が今年の年頭に異次元の少子化対策を打ち出されました。また、さらに岸田総理におかれましては、全国各地へ視察に行かれています。せんだっては福井県とか石川県に行かれていました。子育て支援、働き方改革とかいろんな分野でのこの視察でございますけれども、いずれにしてもそうした少子化対策といいますか、それから2月15日日曜日、皆さんの記憶に新しいところでございますけれども、岡山県内、奈義町を視察、訪問されました。別にウクライナへ行くわけじゃないから、結局事前に前触れもありましたから皆さん御存じだったと思います。 実は私も、この後奈義町へ行ってきました。2月24日、総理が行かれた5日後です。2月ですから、奈義町といいますと県北ですから、雪も多いかとも心配ありました。その当時はマイナス気温が、最低気温がマイナス3度、4度というような、そういうときでしたけども、片道2時間、往復で4時間、車が滑ったらいけんのでもうゆっくり安全運転で、いつもに増して安全運転で行ってきたわけでございますけれども、この奈義町でございます。人口5,500人ほどの町でございます。まだ庁舎は新しい、立派な庁舎でございました。そこには懸垂幕が2本、子育て応援宣言の町、自衛隊と共存共栄の町と掲げておりました。駐車場には自衛隊の車もありましたけれども、この庁舎の中には情報企画課という窓口が対応をしてくれました。そこでもらった出来たてのこの広報なぎ、号外でございます。私はこれを紙ベースであれしてるんですけど、お配りしておりますこの広報なぎ、号外です。これらが岸田総理の特集なんですけども、大きく載っています。 この後、総理が行かれたのがなぎチャイルドホーム、奈義しごとえんにも私行ってきました。ここの号外にもありますように、奈義町の合計特殊出生率は2.95ということでございます。合計特殊出生率というのは、要するに女性が一人、一生涯で産む子供の数ということでございますけれども、奈義町は2.95と。 そこで、まずお聞きします。 浅口市の近年の出生数と合計特殊出生数の推移はどうでしょうか。また、国、県と比較してどうなんでしょうか、お聞きします。
○議長(伊澤誠) 新田
生活環境部長。
◎
生活環境部長(新田直哉) 失礼いたします。 浅口市の近年の出生数と合計特殊出生率の推移、国、県との比較についてお答えをいたします。 浅口市の出生数は、令和4年1月1日から12月31日までの集計で200人、平成26年は178人でしたので、令和4年と平成26年の比較では22人の増加となっております。一方で、全国の出生数は、平成26年から令和3年の間で約18.5%、岡山県は約17%のいずれも逆に減少となっております。 また、一人の女性が一生の間に産む子供の数を表す合計特殊出生率について、浅口市の令和元年は1.24、平成26年は1.18で、5年間で0.06ポイント上昇をしております。一方で、全国の合計特殊出生率は、平成26年から令和元年の5年間で1.42から1.36へ0.06ポイント、岡山県は1.49から1.47へ0.02ポイント、いずれも逆に減少となっておりまして、浅口市は一人の女性が一生の間に産む子供の数は少ないですけれども、その率は国、県が減少している中で、逆に上昇している結果となっております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 佐藤議員。
◆11番(佐藤正人) 部長のほうから答えていただいたんですけれども、聞いてみるんですけれども、浅口市は全国に比べて低いといっても増えているという、ここ近年増えてるということでございますけれども、この奈義町の合計特殊出生率の2.95についてはどう思われますでしょうか、お願いします。
○議長(伊澤誠)
生活環境部長。
◎
生活環境部長(新田直哉) 先ほどの答弁で、浅口市の合計特殊出生率が令和元年で1.24とお答えいたしましたので、それと比較しますと、かなり多い数字かなあというふうに思っております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 佐藤議員。
◆11番(佐藤正人) 通告には、特に奈義町というような表現してないんで、どうですかと聞けば、そうですかぐらいしか答えれんかも分かりませんけども、じゃあ関連してお聞きします。 浅口市のまち・ひと・しごとの折に浅口市の人口ビジョンを作成されてると思います。このときの人口ビジョンでの合計特殊出生率を、この指標でありますけれども、2020年で1.60、25年で1.80、30年で1.92、35年では2.02という指標というか、目標を抱えていますけども、今いいんでしょうか、このビジョンについては、またこのことと整合性といいますか、その辺はどうなんでしょうか、聞きます。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 先ほどまち・ひと・しごと総合戦略の出生率が20年で1.6、25年で1.8ということを議員おっしゃられました。 この総合戦略につきましては、現在見直しを行っているところでございます。出生率についても、今後また見直しをしていきたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 佐藤議員。
◆11番(佐藤正人) 人口ビジョンも、今ちょっと関連したことでお聞きしたんですけれども、先ほども言いましたけれども、奈義町では2.95です。ということは、子育て世帯の半分が3人以上、8年前にはこの奈義町は消滅可能都市とされていた町が、今では奇跡の町というふうに言われております。 ここにも書いておりますけれども、この2.95のすぐ下に「住民投票で単独町制を選んだ本町が、一貫した歳出削減と施策の見直しを行い、20年かけて子育て支援施策を拡充してきた取組が高く評価されました」ということがあります。ここの担当課の職員さんが言っておられましたけども、少子化対策というのは最大の高齢者福祉にもつながったということです。将来のまちを担う子供たちを町民みんなで支えていこうという気持ちが一つに固まった、それが要するに奇跡の町をつくったということでございます。 ここの単独の事業として、18歳まで医療費無料、任意のワクチン接種無料、出産祝い金1人10万円、高校生の就学支援金年間13万5,000円、満4歳までの子を自宅で育児すると月額1人1万5,000円支給、若者支援住宅2階建て3LDK駐車場つきで月5万円という、そりゃあ人口5,500人の町だからできるんだということもありますけれども、こういうような手厚い子育て支援といいますか、さらにその後行ったのがなぎチャイルドホームです。 ここは町の直営です。以前は公営の幼稚園だったそうです。ここにも載ってますけれども、ここのなぎチャイルドホームというところでございます。ここも岸田総理が行かれとんですけれども、職員は全員ここは女性の会計年度職員が4人、そのうち保育士の資格のある方は施設長だけということでございます。あと、その代わりこの援助員さんが充実しているということで、子育てサポートスマイルという名前で援助員を募集、登録されています。保育士経験者が9人、利用されているお母さんが10人スタッフでいるそうです。実際子供を保育するのはこのメンバーだということですけども、自分たちが出れるときに出る、ほかにも給食をつくる人もおると、そういうことでございます。ほいで、1時間300円で見てくれるという、要はその利用者さんは、要するに町営なので忌憚なく利用できるということを言われておりましたけれども、その後奈義しごとえんにも行ってきましたけれども、それは次にお聞きします。 この出産子育て応援事業の中で、国も今後特に力を入れていくものに伴走型相談支援事業があります。その内容と、この浅口市の取組についてお聞きします。
○議長(伊澤誠) 富田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(富田直弘) 浅口市での伴走型相談支援事業についてお答えをいたします。 伴走型相談支援は、妊婦や子育て家庭が安心して出産や育児ができるように支援する事業、現在国が進めております出産子育て応援事業の一つであります。 浅口市では、これまでに妊娠届を出したときから、妊婦や出産、子育て家庭への訪問、面談等を行い、様々な相談に応じるとともに、子育てに関する情報をお知らせするなど継続的に寄り添い、困り事や心配事を一つ一つ解決していく支援、まさに伴走型支援をしてまいりました。さらにこの2月1日からは、これまでの取組に加えまして、面談回数を増やすなど充実した支援を開始しております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 佐藤議員。
◆11番(佐藤正人) 浅口市は今までそういう相談事業というのはかなり手厚くしてきたと思いますけれども、新しい取組として今相談事業の回数を増やすということでありましたけれども、もう一度、具体的にどうなんでしょうか、お願いします。
○議長(伊澤誠)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(富田直弘) 具体的な取組といたしましては、3回訪問、面談等を行う予定でありまして、まず1回目は妊娠届出時における保健師が面談、2回目といたしまして妊娠8か月頃に出産に向けての準備や不安に関する
アンケートや面談を行うこととしております。3回目といたしまして、出生届出時や生後4か月以内には自宅のほうを訪問して面談する予定でございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 佐藤議員。
◆11番(佐藤正人) 今までよりも回数を増やしたということでございますけども、この伴走型相談支援に関連して聞きますけれども、今全国的にリトルベビーハンドブックが展開されつつあります。この内容と必要性についてお聞きしたいと思います。
○議長(伊澤誠)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(富田直弘) リトルベビーハンドブックについてお答えをいたします。 リトルベビーハンドブックとは、早産などで小さく生まれた赤ちゃんの成長を記録することのできる専用の手帳であります。岡山県が今年度中の作成予定でありまして、浅口市にもこの手帳が配布され、運用する予定でございます。 現在浅口市で交付しております母子健康手帳は、体重を1,000グラム以上から、そして身長につきましては40センチメートルからしか記録することができません。しかし、この現在岡山県が作成中の手帳は1,000グラム未満にも対応するなど、それぞれの赤ちゃんのペースに合わせて成長を記録することができます。また、同じ境遇の先輩ママ、パパや医者などからの励ましのメッセージもその手帳に記載をされております。保護者の気持ちを大切にして、現在作成しとるこの手帳によりまして、保護者や家族が不安を抱えることなく、子育てを支援していくことができると思っております。そして、小さく生まれた赤ちゃんと赤ちゃんを支える保護者に寄り添い、孤立しないよう伴走型支援をしていきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 佐藤議員。
◆11番(佐藤正人) この低出生体重児、いわゆる未熟児でございますけれども、出生時の約10人に一人がこういう近い数字が出ておりますけれども、やはりこれについては、リトルハンドベビーハンドブックについては今後ともしっかりと活用の意義があるというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 次に、来年度のこども園、保育園の入園状況と待機児童の実態についてお聞きします。特に今ゼロ、2歳児のニーズが高まっていると思いますけれども、現状と本市の課題についてお聞きします。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 令和5年度の市内のこども園、保育園の入園状況と待機児童数についてお答えをいたします。 まず、市内のこども園、保育園の入園状況でございますが、市内の保育施設につきましては、現在こども園、保育園に加え、令和4年度からゼロ歳から2歳児の受入れを行う小規模保育施設、2施設がございます。このため令和5年度の保育施設への入園状況につきましては、この小規模保育施設の利用人数を加えた状況でお答えさせていただきます。また、こども園につきましては、教育利用部分を除く保育利用の状況についてお答えをさせていただきます。 市内の保育施設への入園状況といたしましては、令和5年3月1日現在で695人となっております。令和4年度は711人で、16人の減となっております。また、ゼロ歳児から2歳児につきましては280人となっており、令和4年度が290人ということで、10人の減となっております。 次に、令和5年度待機児童数でございますが、待機児童数の定義といたしましては、市内全ての園への入所を希望しており、入所ができない方を待機児童数としております。また、特定の希望園を希望する方につきましては待機児童数には含めないとしており、いわゆる保留児童としております。令和5年度の待機児童数につきましては、これも3月1日現在で1歳児が2名となっております。 それから、保育のゼロから2歳児の現状と本市の課題ということになります。 保育の現状と本市の課題につきましては、少子化が進む一方、幼児教育・保育の無償化や女性の就業率の向上など保育事業は年々増加し、特にゼロ歳から2歳児の低年齢児からの保育ニーズが非常に高くなっております。令和5年度のゼロから2歳児の入所申込数は、前年度比で16人増と大幅に増加している状況となっております。また、低年齢児の受入れにつきましては、ゼロ歳では3人に一人、それから1歳、2歳児では6人に1人の保育士が必要となっており、多くの保育士を確保する必要があるものの、保育士不足の影響等により、市内の保育施設のゼロから2歳児の受入れ児童数は、前年度比で10人減となっております。これらのことが主な要因として、令和5年度の待機児童数や保留児童数の増加につながっている状況、現状となっております。 本市では、保育ニーズの高いゼロから2歳児の保育の受皿の拡充として、令和4年度から、先ほども申し上げました小規模保育施設を新たに整備するなど定員の増加でありますとか、既存施設の弾力化による可能な限り定員を超えての児童の受入れ枠の確保に努めているところではございますが、利用申込数の増加や保育士不足の影響等によりまして、希望園への入所が困難な状況となっております。引き続き待機児童、保留児童の解消に向けたより一層の取組を検討していく必要があるというふうに考えております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 佐藤議員。
◆11番(佐藤正人) 次長のちょっと声が小さいんで聞き取りにくかったところもあるんですけども、実際、もう一回聞くんですけども、このゼロ、2歳児については、定員、市内全園の定員に対して何人この希望者がおられるか、また今何人待機があるかというのをもう一回ちょっと言ってもらえませんでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 待機児童数につきましては、1歳児が2人ということになりますが、保留児童数でいいますと、ゼロ歳児で6人、1歳児で16人、2歳児で9人、それ以外、3、4、5歳児で各1人、合計で34人の保留児童がございます。 以上です。
○議長(伊澤誠) 佐藤議員。
◆11番(佐藤正人) 分かりました。 要するに、今市内でも33人から、ゼロ、2歳児は33人ですか、おられるようでございます。昨年も、ここからも市内で施設の増設とかされとんですけれども、今この待機児童、特にゼロ、2歳児の待機児童があるというのは、先ほども言われましたけども、保育士不足とかが問題ですけれども、今後その解決策といいますか、そういうところはどういうふうにクリアされていくんでしょうか、非常にこれ重要な、大事なことだと思いますので、どうなんでしょうか。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 保育士の確保と離職防止対策についてお答えをします。 保育士の確保と離職防止対策につきましては、本市の喫緊の課題であるというふうに認識しております。様々な取組を行っておりますが、令和3年度から市独自の補助事業として、市内私立園に対し、保育士等の雇用のための園独自のホームページの改修経費でありますとか、募集広告の経費、新規雇用者への経済的支援に要する経費などを補助する浅口市保育士等雇用促進事業を実施しております。また、3歳児未満の年度途中の受入れに必要な保育士確保のために、補助として浅口市3歳児未満児保育促進事業を実施しております。また毎年、年2回市内の私立の園と連携いたしまして、保育士の就職フェアなども行っております。また、私立園を含めた全園における課題については意見交換を行うなどして、課題の改善に努めているところです。 以上です。
○議長(伊澤誠) 佐藤議員。
◆11番(佐藤正人) 全国的なこの保育士不足、確保というのは課題だと思いますけれども、本市としてもいろいろと努力はされとると思います。 といいますのも、私の知り合いで子育て中のお母さんから相談があったんです。その若夫婦は、今年玉島から鴨方へ家を新築して引っ越してきたんです。その子供さんが3月で1歳になるんですけども、そのお母さんがこども園に預けて仕事に行きたいという、そういう希望を持っております。仕事先はもう内定していて、あとはその1歳になる子供を預けるところを見つけなくてはならないと、こども園に申請したんですけれども、1次が駄目で2次募集も駄目、2回とも第6希望まで出しているんですけども駄目だったという、結局そのお母さんは仕事を断念せざるを得ない、もうそこの時点で断念せざるを得ない結果になってしまいました。本当に今はショックで落ち込んでおられましたけれども、こうした事実があるということ、一昔前に国会質問でもありましたけれども、保育園落ちた日本何々というような匿名記事が話題になりましたけども、いまだに同じような近況があることは、本当にこの浅口市にとっても残念でありますし、不利益といいますか、そういうふうにありますけれども、やはり今の子育て世代というのは、やっぱり核家族で夫婦共働きが主流になってきています。特に1歳児のニーズが高まっているのも事実です。というのも、働く世代のお母さん、大体今は産休が1年ありますから、1年は自分で見れる、だけども1年過ぎたら保育園に預けたいという、そういう方が増えています。これからなおさら子育て政策に力入れていくならばこうした、浅口市もどんどんそういうニーズが高まっていきますので、クリアしていかなければならない問題だというふうに思います。 山陽新聞のコラム、ありますけれども、すいません、ちょっと私が、山陽新聞の記事、コラムに、読ませていただきますけども、3歳児神話、要するに昔から言われる三つ子の魂百までと、ちょっと読みますけれども、3歳児神話ということで、3歳までの母親の接し方が子の能力や性格を決める、そんな説が広まったのは専業主婦が増えた高度成長期、実際は裏づけに乏しく、1998年の厚生白書が根拠は認められないと退けている、それでちょっと飛びますけども、真ん中以降、かぎ括弧のところで、3歳までは母親がいつも一緒にいたほうがいいと答える人が昨年初めて半数を切ったという、逆に優位となったのがいつも一緒にいなくても愛情を持って育てればいいという考え、生後すぐからでもしっかりと愛情を注げるなら、母親以外の父親、祖父母が保育しても親密な関係を築けるといった調査研究が増えているという、そういうことなんですけども、要するにやっぱりこれからはそういうふうに、3歳児神話じゃ言いますけれども、やはり働きながら子育てがしたいという方が、そういうふうにもうニーズが増えているということですので、ちょっと紹介をさせていただきました。 これから求められる少子化対策というのは、やはり内閣府からも出ていますけれども、子育て世代、特に女性が仕事と子育ての両立ができる社会、また、子育て世代の女性の負担軽減という、そこがやっぱり、要するにそういう環境づくりが大事だと思います。 この件、最後に市長に聞くんですけども、まとめてお伺いしますけれども、今後の浅口市の少子化対策を聞きます。 子育て世代や若者支援、働き方改革などの、もうこの一体化、連動した取組が必要であると考えます。例えば愛知県の豊明市というところがありますけれども、市役所職員が子供を連れて勤務を試験的に行っているという、これもテレビでも報道されましたけども、男性職員のデスクの隣で子供さんがお絵描きをしているというような、子供がぐずったら周りの職員も相手をしているという、まさにこれが異次元の少子化対策といいますか、働き方改革といいますか、また、若者の力を生かすまちづくりの政策の推進のために、子ども若者議会というのを設置してるところも多くあります。昨年斎藤議員が子ども議会ということを質問されておりましたけれども、私はこの愛知県新城市の例、チラシ、例を挙げさせていただきたいんですけれども、この新城市は条例をつくっとんですけども、2015年に若者議会を設置、16歳から25歳までの青年が若者の力を生かすまちづくり政策を1年かけて検討し、政策提言につなげている、市長の附属機関として1,000万円の予算提案権を持ち、現在は第8期の若者議会が活動中だと、そういう記事もあります。岡山県でも先日、G7サミットで、その関連行事として真備ですか、真備でこどもサミットが行われておりましたけども、そういった若者の力を生かすまちづくりのための子ども若者議会の設置とかも提案したいと思いますけども、このお考えはどうでしょうか。こういう取組をすれば、将来議員の成り手不足ということにはならないというふうに思います。その辺の見解をお聞かせください。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) それでは、お尋ねのありましたの子ども若者議会と、それから子育て少子化対策、合わせてお答えをさせていただきます。 浅口市では、これまで総合計画やまち・ひと・しごと創生総合戦略に基づきまして、安定した雇用の創出、移住・定住の促進、結婚、妊娠、出産、子育ての切れ目ない支援に向けた取組を積極的に展開してまいりました。現在浅口市は人口減少が続いておりますが、昨年は子育て世帯の転入が増加したことなどによりまして、県内トップの101人の転入超過となりました。これは、浅口市のこれまでの取組が評価されたものと考えております。こういったことの将来を見て、次長が言いましたように新しく2園のこども園をつくっていただいた経緯もございますが、議員の言われてましたようにゼロ、1、2の預けたい、しかし入れなかったという、そういう声があるのも事実でございます。誠に残念に思っておりますけども、こういったことに対処するということもありまして、先般新たな方法も模索するよう係に指示をいたしました。これからも未来を担う子供たちが心も体も健やかに成長できるよう、子育て支援や共働きしやすい環境づくりを進め、この浅口市で安心して子供を産み育てることができるまちづくりを進めてまいります。 また、子ども若者議会の設置につきましては、9月の一般質問でも申し上げましたとおり、現在私自身が全ての小・中学校に出向き、児童・生徒の皆さんと直接意見交換を行う出張座談会を行っております。ほかにもおかやま山陽高校や鴨方高校の生徒の皆さんと連携し、地域の課題解決のためのアイデアを研究していただいております。今後もこのような取組を継続することによりまして、若者の大胆かつ斬新なアイデアや提言を市政運営や政策立案の参考として、持続可能で楽しい浅口市をつくってまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 佐藤議員。
◆11番(佐藤正人) この4月にはこども基本法がいよいよ施行され、こども家庭庁も発足されます。さらなる少子化対策及び子育て政策の充実をお願いしたいと思います。 では、次の質問に入ります。 市内の観光看板についてです。 これもコピーをお配りしています。 市内のPR看板についてでありますけれども、市外の方も含めて市民からも指摘があります、老朽化といいますか、その改善をしたらどうかというような、そういう御意見もあります。この資料に3つの看板を掲げさせていただいております。 まず、国道2号の金光町、勇崎の看板、一番上ですけども、これは植木をモチーフにしている看板だと思いますけれども、「おいでよ、はまるよ」というあれなんですけども、フレーズです、この看板がちょっと色あせているんじゃないかというような市民からの指摘もあります、こういう色合いというんか、作製された方のデザインでこういう色合いかも分からないんですけども、ちょっと見方によればこの色が薄い、浅口市の影が薄いんじゃないかというような、そういうような意見もあるわけでございます。 次に、その下の右側、これは県道東安倉鴨方線、これは要するに安倉乢のところです。この寄島側に下りていくところの、この待避所といいますか、そこの看板です。これはこの縁が丸太になってまして、中がブリキでなってます。このブリキのところ、スチール製、この文字が全然もう見えないというような、そういうことでもあります。 その左側、これは寄島三郎の寄島園地の上がるところの看板です。これはもう昔からの木製なんですけれども、もう全然この看板の体をなしてないというような、テレビでよく言う「ポツンと一軒家」に出てくるような、このような、そういった昔はにぎやかだったんだというような、そういうようなイメージの、そういうんか、なっとんですけども、この辺の看板というのをやっぱり市民から見て、また市外から来られる方も見て、やっぱり気になるところではないかと思います。特に寄島については、先日も渡辺県議が質問されておりましたけれども、今寄島はサイクリングとか、またオートバイの、そういうツーリングのライダーが多いということで、大変備讃瀬戸の眺めのいいところです。昨年も東安倉の休憩所、展望台といいますか、そこは木が茂って備讃瀬戸の風景が見えないというような、それは市長に提案したら、早速県のほうと交渉していただいて伐採をして、今は景色がよくなって見えているんですけども、そういうことも含めて、寄島を含めて、この浅口市のイメージアップといいますか、そういうことも含めてどうなんでしょうか、お聞きします。
○議長(伊澤誠)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(倉田裕史) お答えいたします。 国道2号線沿い、寄島地域の一部におきまして、経年劣化等により色あせとか塗装が剥がれている観光看板が見受けられます。具体的には、議員から配付されました資料にもありますとおり、金光大谷地区、国道2号線沿いに設置されている植木のPR看板、これは、平成25年に設置されたものでございます。寄島安倉地域に設置されている観光看板でありますとか、寄島三郎園地入り口に設置してある看板などが確認できる状況でございます。こちらにつきましては設置時期は不明でございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 佐藤議員。
◆11番(佐藤正人) 今部長言われたんですけど、金光勇崎の植木の看板は平成25年ということで、あとは分からないということなんですね。いずれにしても老朽化といいますか、ちょっとやっぱり浅口のイメージが落ちるんじゃないかというような、そういう危機感を持っとられる方がいらっしゃるということでございます。 先ほども言いましたけれども、特に寄島地域、私も質問でさせていたことがあるんですけれども、特に今寄島はサイクリングのそういうようなニーズが多い、そういう皆さん来られる方が多いということで、先日私も安倉乢のところにちょっと車をとめておったんですけども、ここのちょうど看板のところですけども、ちょうどサイクリングに来られた方が3人自転車で来られて、この看板を見ようとしたらもうお手上げというような、そういうジェスチャーもされておりました。そういうことも含めて、今後その対応はどうなるかちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(伊澤誠)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(倉田裕史) 今後の対策についてお答えいたします。 観光案内看板につきましては、市内外から当地を訪れる観光客に対しまして、有効な情報発信ツールであると理解しております。これらの看板のうち、構造上強度が担保されまして、その用途が引き続き認められるものにつきましては修繕を行ってまいりたいと考えております。老朽化が著しいものにつきましては、撤去を含め対応する予定です。 先ほど議員からございました寄島園地入り口に設置しております看板につきましては、翌年度、令和5年度でございますが、修繕を計画しておるところでございます。 なお、令和3年10月に県条例が改正されました。高さが4メートルを超える看板、これは観光案内看板にこだわりませんが、看板につきましては3年ごとに有資格者にて安全点検を行うこととされております。ほかの看板につきましても、その必要性が認められるものにつきましては定期的な点検を行い、適切に維持管理を行ってまいりたいと考えてるところでございます。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 佐藤議員。
◆11番(佐藤正人) 分かりました。 この看板について、市長のほうから、よろしくお願いします。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) それでは、市内における観光案内看板についてお答えをさせていただきます。 観光による交流人口の増加は市のにぎわい創出に欠かせないものであり、観光案内看板は、利用者の利便性や満足度を向上させるためには不可欠なものであると考えています。 大変申し訳上ございません、議員に御指摘をいただいた看板等も含めまして、必要な観光案内看板につきましては今後も適切に維持管理を行い、引き続き活用してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 佐藤議員。
◆11番(佐藤正人) 浅口市のイメージアップのために、どうかよろしくお願いしたいと思います。 以上で終わります。ありがとうございました。
○議長(伊澤誠) 御苦労さまでした。 ここで休憩とします。 午前11時45分 休憩 午後 1時30分 再開
○議長(伊澤誠) それでは、再開します。 次に、3番竹本寛議員、どうぞ。 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 3番竹本寛でございます。 通告に従いまして質問をさせていただきます。 今回は、寄島鴨方駅間等、過疎地域におけるバス路線の拡充について質問をさせていただきます。 現在日本国内において人口減少が進んでおり、その背景にある少子化は、先ほど先輩議員の質問の中にもありましたように、2022年の出生数は79.9万人と過去最少を記録しています。こうした少子高齢化のひずみは年金、医療制度を揺るがし、地方経済を衰退させるなど多方面に波及していくことが懸念されています。 浅口市においては、人口構造における高齢化率は2015年の34.9%から上昇傾向で推移し、2045年頃には42%程度でピークを迎えるものと想定されています。既にアクティブシニア世代とも呼ばれる団塊の世代の方々は高齢者に含まれており、こうした方々に一人でも多く活躍、活動していただくことが人口減少期における町の活性化には不可欠だと考えられます。このような状況を鑑みますと、地域住民の移動手段の確保や観光来訪者の回遊性の向上等、地域公共交通に求められる役割は大変重要になってきていると考えられます。 現在浅口市内において、公共交通として路線バスやふれあい号が運行されています。これらは各地域をある程度網羅していると思いますが、以前井笠バスが運行していたときと比べますと、駅から離れた地域では利便性に乏しく、特に寄島地区からのバスは町内各地を循環するため、鴨方駅等の主要施設へは相当な時間がかかっており、市民の方々からは利便性の向上が求められております。 まず、1つ目の質問ですが、この路線バスとふれあい号につきまして、現在の路線、利用状況や運行状況を教えてください。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 それでは、路線バスとふれあい号の現在の路線、利用、運行状況についてお答えをいたします。 まず、株式会社井笠バスカンパニーが運営しております寄島新倉敷駅線は、寄島総合支所から黒崎や玉島支所を経由して新倉敷駅を結ぶ路線で、片道約45分かけて平日は6往復しており、令和3年度は2万2,789人の利用がありました。 次に、有限会社寄島タクシーが運営しております寄島里庄線ですが、こちらは東安倉から里庄駅までを結ぶ路線で、片道約15分かけて平日7往復しており、令和3年度は6,792人の利用がありました。両路線とも通勤、通学者が利用しやすい時間帯である朝夕を中心に運行をされております。 そして、浅口市が運営しております市営バス浅口ふれあい号につきましては、高齢者の買物や通院の時間帯を中心に運行しており、金光、鴨方、寄島各地域を回る6路線が週3日運行をしております。令和3年度、全路線合計で2万8,150人の乗車がありました。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) ありがとうございました。 次に、寄島鴨方線についてお尋ねいたします。 以前井笠バスが運行していたときは、寄島のバス停から鴨方駅までの路線が設定されていました。現在では、寄島里庄線と寄島新倉敷線はあると、これ先ほどのお話で井笠バスさんが運行されておったり、寄島タクシーさんが運行されとったりというふうに聞いております。 以前あった寄島鴨方線の路線バス、これが今ないんですが、これはどうしてでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 失礼いたします。 以前寄島鴨方循環線という路線があって、今はないのはどうしてかということの御質問でございます。 こちらにつきましては、井笠鉄道の株式会社でございますが、倉敷から福山市に至る地域全般にわたり、平成24年までに71系統の路線を運行しておりました。平成24年の井笠鉄道株式会社の撤退後に、これら全ての路線を別の主体にそのまま引き継ぐということは困難ということになりまして、井笠鉄道のバス路線廃止対策検討会議、この会議の中で様々な調査や検討を経て、大幅な路線廃止や残すことができた路線についても減便を行っております。この中に、鴨方寄島の循環線があったと記憶をしております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) ありがとうございます。 ちょっと古いデータなんですが、平成27年のデータになります。浅口市内常住の15歳以上の就業者及び通学者、合計1万6,397人、当時いらっしゃいました。そのうち浅口市内へ通勤、通学している人は6,463人、全体の約4割になります。残り6割、約半数以上の方が市外へ通勤、通学されております。特に倉敷市のほうへ行かれてる方が4,189人ということで、全体の25.5%を占めております。 もし分かればでいいんですが、直近の市内常住の15歳以上の就業者及び通学者は、今何人ぐらいいらっしゃるんでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) 15歳以上の就業者の人数でございますが、今手元に資料を持ち合わせておりませんので、お答えすることはできません。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 分かりました、ありがとうございます。 では、先ほどの平成27年のデータなんですけども、倉敷方面へ通勤、通学している人が全体の25.5%ということになっております。この寄島鴨方線について、寄島から金光、倉敷方面へ通勤、通学する人にとって、現在のふれあい号でのルートや所要時間では大変利用しづらいと聞きます。先ほどの回答で、検討会議の結果、乗車人数等が少ないということで寄島鴨方線はちょっとなくなったよということではあったんですが、過去の定例会で先輩議員が指摘したこともありますが、高校生が通学に困っています。朝晩親御さんやおじいちゃん、おばあちゃん、駅まで送ってくれる家庭なら何とかなるかもしれません、そういった環境にない学生たちはどうしたらいいんでしょうか。しかも、高校生になると中間テストや期末試験があります。そういうときはお昼に学校終わって帰ってくるんです、昼ですと親御さんも仕事をしておって迎えに行けれない、バスがないために鴨方駅から歩いて帰るんか、タクシーで帰るしか方法が今ないんです。こういった状況のために、寄島へ家を買ったんですけど、子供の通学の面で住みにくいとのことで、駅へ近いところへ再度引っ越した市民の方もいらっしゃると聞きました。このようなことが寄島町で過疎化がどんどん進んでいる理由の一つだと考えます。 先日浅口市の人口増加率が岡山県第1位との報道がございました。これは大変喜ばしいことではございますが、今現在そこに住んでいる市民の方たちの利便性を考え、以前井笠バスが運行していたときのような寄島鴨方駅の路線は設定できないんでしょうか。
○議長(伊澤誠)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) それでは、寄島鴨方駅間の路線設定についてお答えをいたします。 以前井笠鉄道株式会社が運行しておりました寄島鴨方循環線につきましては、寄島地域からJR鴨方駅周辺を利用される方にとって利便性向上などの利点がある一方で、運行当時1便当たりの平均乗車人数が、廃止となった平成24年で3人、その前年の平成23年が3.3人と、利用の少ない赤字路線でありました。さらに、一度廃止された路線の復活には一から車両を用意する必要があることや、人員不足に悩む運転手等の確保、それら整備費や人件費について将来にわたり多額の経費がかかること、既に運行している2つの路線バスと競合すること、誰が運行の主体となるのかなどの多くの課題がございます。 公共交通の充実につきましては、今後とも民間バス路線と浅口ふれあい号との役割分担を考慮し、状況の変化に応じた見直しを行いながら、利便性の向上を図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) ありがとうございました。 その平均人数が3人で、その前の年は3.3人と、確かに多い人数とは言えないと思います。 ただ、そこに住んでいる方々が利便性悪いからといって、寄島から駅に近いところへ出ていってると、これは現実問題過疎化の一つの原因になってると思います。先ほど赤字路線と、多額の費用がかかるということではございましたが、今現在財源として過疎債、寄島エリアに限定で使っておられたりとか、特別交付税、国から8割の補助が出ておると思います、こういったのも使うことが一つの方法として考えていかなければならないと思います。民間企業であれば、なかなか赤字のままというのは難しいと思いますが、行政においては、やはり必要なことは必ずやっていかなければならないんではないかと考えます。 栗山市長のほうへお尋ねをさせていただきますが、この寄島鴨方線、ふれあい号が運行されておりますが、寄島西地区と東地区、これを循環をしておるため鴨方駅までの所要時間が長く、また出発時刻も通勤、通学には適してないと思います。寄島に住んでいる方の中には、ワンコインでもいいから路線バスを出してほしいとの声もあります。 浅口市内には、金光駅と鴨方駅のJRの駅が2つあります。隣町の里庄駅には路線バスは通ってるのに、なぜ同じ浅口市内の駅が通勤、通学に使えないくらい利便性が悪いのか、過去にも先輩議員の方々が同様の質問をしているにもかかわらず、いまだにこのような要望が尽きないということは、それぐらい困っている方がいるからだと思います。 先ほど同僚議員の質問にもありましたように、寄島では小中一貫校、義務教育学校の設立を目指しております。その義務教育学校の生徒たちが卒業したら、高校生になる人もおるんです。笠岡方面、金光、鴨方、また倉敷方面へ通うんです。そして、国道2号線バイパス玉島・笠岡道路が完成することにより、六条院西から寄島地区への優位性が増し、交流人口も増えると思います。交流人口の増加も大切ですが、今現在そこに住んでる方々も大切でございます。 再度のお尋ねになりますが、様々な事情等もあるかと思いますが、地域住民の利便性向上、また過疎化対策のために、通勤、通学に適した寄島鴨方駅の路線を設定できないもんでしょうか。
○議長(伊澤誠) 市長。
◎市長(栗山康彦) バス路線の拡充についてお答えをさせていただきます。 市民の移動手段の充実確保につきましては、高齢化が進む今日、特に重要な課題だと考え、公共交通施策に取り組んでまいりました。この取組を検討する際には、一部の地域だけではなく、浅口市全体のことと捉え、全ての地域ができるだけ公平になるように努めております。寄島鴨方駅間の路線設定に関しましては、先ほど部長が申し上げましたように課題や影響を踏まえながら、市、浅口市ですね、市域全体で公平なサービスの提供を検討する必要があろうかと思います。 以上でございます。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 公平というのはやっぱり行政にとっては必要だと思いますが、ただ、鴨方町、金光町、旧鴨方と金光町になりますが、その旧2町にはJRの駅がある、寄島町にはJRの駅はございません、そういった意味でも、寄島町の住民の方々がJRの駅、同じ市内にある駅を使いやすくなるような、そういった対策を取ることも公平のうちの一つじゃないかと考えます。ぜひ前向きに検討のほうをお願いいたします。 冒頭に申しましたように、地域住民の移動手段の確保や公共交通に求められる役割は大変重要になってきています。岡山県の東側、備前市というところがあります。人口3万2,000人、浅口市とほぼ同じぐらいの人口になります。その備前市では公共交通課という専属部署を設置しており、市民の日常生活における移動、利便性向上や効率的な公共交通の形成を目指し、全体を見渡した面的な公共交通ネットワークの再構築に向けた取組を行っているそうです。 浅口市においても、鉄道、バスなど公共交通は地域の皆さんの重要な移動手段であることから、今回の寄島鴨方駅線をはじめ、住みやすく、活力に満ちた地域社会の実現に向け、公共交通課を設置してはどうでしょうか。
○議長(伊澤誠) 答弁、答弁を求めます。 市長。
◎市長(栗山康彦) 通告にはないことでございますけども、今までどおりしっかりと検討してまいりたいと思っております。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) 通告がなくて、どうも申し訳ございません、関連の質問として含めさせていただきました。 公共交通課、今は多分企画財政部のほうで兼務されてると思うんですけども、明日同僚議員が職員数についての質問をされるとのことですが、別の課とか、そういった兼務とかではなくて、地域全体を見渡した総合的な公共交通網の形成のため、職員を増員してでも専属部署を設定することをぜひ御検討いただけますようお願いいたします。 では、最後に、すいません、ふれあい号のルートのことですが、遙照山にあります岡山天文博物館へアクセスできる便がないように見受けられます。このあたりには、日本最大級の188センチの望遠鏡やプラネタリウム等もあり、浅口市屈指の観光スポットだと思います。市のホームページにも天文のまちあさくちと紹介文も載っていますので、毎日とは言いませんが、イベントがある日や土日祝日に運行する便を検討してはどうでしょうか。
○議長(伊澤誠) 答弁、答弁を求めます。 市長。
◎市長(栗山康彦) 以前、たしかそういう同じような質問があったと思います。市内の方はほとんどの方がマイカーで行かれますし、イベントはいつ、1時間で終わったり2時間で終わったり、そのバス路線に合わせてイベントを行うわけにはいきませんので、ほとんどの方がマイカーで行かれてるのが現状でございます。 それから、市外から来られた方も、その天文台だけでなくて、いろんなところを一緒に回られるということもお聞きしておりますので、遠方から来られた方は新倉敷でレンタカーを借りたり、そういうもっと広範囲で楽しんでらっしゃる方が多いようにも聞いております。
○議長(伊澤誠) 竹本議員。
◆3番(竹本寛) たしか今月の二十何日だったですか、たしかこの天文博物館のほうでイベントがあるというふうにも聞いたことはございます。やっぱりこの地方ですから、車社会というのは理解をしておりますが、やはり電車、バス、そういったマイカー以外でのやっぱり観光客の方もいらっしゃると思います。 浅口市のホームページにも載ってますこの天文のまちあさくち、こうやって広げていくからには、やっぱりどんな方でも来ていただけるような施策が必要ではないかと考えております。 そういった観光地的なことになりますが、京都市内には京阪バスという会社が運行している電気で動くバス、電気バスが動いております。岡山県内では非常に珍しい電気で動くバスになります。車両コストの問題もあると思いますが、こういったバスを採用することで、観光で来られて周遊する方も興味を示すのではないかと思いますので、寄島鴨方線への導入と併せて御検討のほうをお願いいたします。 公共交通の維持、改善は交通分野の課題解決にとどまらず、まちづくりや観光、さらには健康福祉、教育等様々な分野で大きな効果をもたらすものと考えます。地域の皆さんの利便性を損なわない持続可能な交通網へのより一層の取組をお願いいたします。 以上で私の質問を終わらせいただきます。ありがとうございました。
○議長(伊澤誠) 御苦労さまでした。 次に、12番加藤淳二議員、どうぞ。 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) 12番の加藤でございます。 質問書を通じて質問させていただきます。 まず第1に、保育所等における不適切な保育についてということで、昨年から全国各地で保育所等において不適切な保育が行われている事案が相次いで報道されています。保育所は子供が生涯にわたる人間形成において極めて重要な時期に、その生活時間の大半を過ごす場所であり、保育所においては子供に対する体罰や言葉の暴力など決してあってはなりません。保護者が安心して子供を預け、子供たちが楽しく元気に通える保育所であるために、不適切な保育が行われることのないようにするとともに、もし不適切な保育が疑われる事案や実際に確認された場合は、市は早急な対応と保育所への指導をしていかなければならないと思います。 まず第1に、不適切な保育とはどういうものかというのを説明をしてください。 (16番「読みょんか」の声あり)
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) 失礼します。 保育所等における不適切な保育についてお答えいたします。 まず、厚生労働省が公表しております手引きでは、不適切な保育とは、保育所での保育士等による子供への関わりについて、保育所保育指針に示す子供の人権、人格の尊重の観点に照らして改善を要すると判断される行為とされております。例えば子供に対して物事を強要するような関わりでありますとか、乱暴な関わりなどが行為として挙げられております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) そうしますと、2番目に行きますけども、先日新聞で報道された記事については、要はどのように認識されてるのか、要は不適切な保育であったのか、そういうことを踏まえてどのように認識されているのか、そしてそれが実際に事実であるならば、市はどのように対応するのか、そして、それから今の現状はどうなのか、3つまとめて説明をしてください。 (16番「今言うたわ、あほんだらが」の声あり)
○議長(伊澤誠) 教育次長。 (16番「わけの分からんこと聞くな」の声あり)
◎教育次長(難波勝敏) では、まず初めにどのような認識をしているかについてお答えをいたします。 今回の新聞記事につきましては承知しており、必要な対応を行っております。 なお、具体的な内容につきましてはお答えできませんが、2021年に市民から情報提供を受けて、すぐに園に事実確認の調査を依頼し、改善要請をいたしております。園からは該当の保育士に対して指導を行ったと報告を受けており、今後も再発防止に向けて改善していくとの報告がございました。 それから、実際に事実であったかどうかという場合のことですけれども、個別の事案につきましては具体的なことがお答えできませんので、一般的な不適切な保育が疑われる事案があった場合の対応についてお答えします。 まず、保育所等の運営に関しましては、子ども・子育て支援法に基づき、市は適切な運営を行うよう指導、助言を行う役割を担っております。このため不適切な保育が疑われる通報や相談があった場合、まずは園に対して事実確認の調査を依頼し、園で不適切な保育が疑われる行為が把握できた場合は、園に対してすぐに改善を行うよう指示するとともに、再発防止に向けた対応を行うよう指導、助言を行っております。また、通報や相談内容を踏まえ、特に必要があると認められた場合、こちらについては子ども・子育て支援法に基づき、職員への聞き取り等の監査を行います。その結果、不適切な保育が行われたと判断した場合には、園に対して行政指導や行政処分を行うということになります。 現状についてでございますけれども、現在園では不適切な保育への対応、対策が講じられており、改善が図られているというふうに認識をしております。今後も継続的な支援や指導、助言を行い、不適切な保育の未然防止、再発防止、保育の質の向上に取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) そうすると、この前の新聞報道っていうのは、不適切な行為が行われたということでよろしいわけですか。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) お答えします。 不適切な保育があったというふうに認識しております。
○議長(伊澤誠) 加藤議員。
◆12番(加藤淳二) そうした場合ですね、先ほど言われたように特に必要と認められる場合は監査を行って、そして監査結果を公表しているっていうことなんですけども、公表する場合があったりなかったり、それはどういう場合に基準があるんですか。
○議長(伊澤誠) 教育次長。
◎教育次長(難波勝敏) お答えします。 監査の結果につきましては、国の通知に基づきまして、行政処分である改善命令を行った場合は公示をするということになっております。文書指導や文書指示などの行政指導につきましては公表を行っておりません。 以上です。