浅口市議会 > 2022-09-14 >
09月14日-04号

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  1. 浅口市議会 2022-09-14
    09月14日-04号


    取得元: 浅口市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-06
    令和 4年第4回 9月定例会        令和4年9月浅口市議会第4回定例会会議録(第4)1.招集年月日 令和4年9月14日(9日目)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   議 9月14日 午前9時30分1.議事日程  第1 一般質問  第2 議案質疑(一部討論・採決)     承認第 8号 専決処分した事件の承認について(討論・採決)           (和解及び損害賠償額の決定について)     議案第53号 浅口市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について     議案第54号 岡山県西部地区養護老人ホーム組合の解散に関する協議について     議案第55号 令和4年度浅口一般会計補正予算(第4号)     議案第56号 令和4年度浅口国民健康保険特別会計補正予算(第2号)     議案第57号 令和4年度浅口介護保険特別会計補正予算(第2号)     議案第58号 令和4年度浅口水道事業会計補正予算(第2号)     議案第59号 令和4年度浅口下水道事業会計補正予算(第2号)     認定第 1号 令和3年度浅口一般会計歳入歳出決算の認定について     認定第 2号 令和3年度浅口国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 3号 令和3年度浅口後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 4号 令和3年度浅口住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 5号 令和3年度浅口介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 6号 令和3年度浅口畑地かんがい給水事業特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 7号 令和3年度益坂財産特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 8号 令和3年度浅口工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 9号 令和3年度浅口水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について     認定第10号 令和3年度浅口下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について     認定第11号 令和3年度竹川組合歳入歳出決算の認定について     報告第 7号 長期継続契約締結状況について     諮問第 2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(討論・採決)  第3 委員会付託付託表のとおり)  第4 請願・陳情上程委員会付託)     請願第 2号 選択的夫婦別姓制度法制化を進める意見書の提出を求める請願     請願第 3号 日本政府核兵器禁止条約への参加を求める意見書採択を求める請願     陳情第 3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担率引き上げをはかるための、2023年度政府予算に係る意見書採択の陳情について1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第1 一般質問  日程第2 議案質疑(一部討論・採決)       承認第 8号 専決処分した事件の承認について(討論・採決)              (和解及び損害賠償額の決定について)                                 ( 原案承認 )       議案第53号 浅口市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について                                 (委員会付託)       議案第54号 岡山県西部地区養護老人ホーム組合の解散に関する協議について                                 (  〃  )       議案第55号 令和4年度浅口一般会計補正予算(第4号)                                 (委員会付託)       議案第56号 令和4年度浅口国民健康保険特別会計補正予算(第2号)                                 (  〃  )       議案第57号 令和4年度浅口介護保険特別会計補正予算(第2号)                                 (  〃  )       議案第58号 令和4年度浅口水道事業会計補正予算(第2号)                                 (  〃  )       議案第59号 令和4年度浅口下水道事業会計補正予算(第2号)                                 (  〃  )       認定第 1号 令和3年度浅口一般会計歳入歳出決算の認定について                                 ( 継続審査 )       認定第 2号 令和3年度浅口国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第 3号 令和3年度浅口後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第 4号 令和3年度浅口住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第 5号 令和3年度浅口介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第 6号 令和3年度浅口畑地かんがい給水事業特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第 7号 令和3年度益坂財産特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第 8号 令和3年度浅口工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第 9号 令和3年度浅口水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について                                 (  〃  )       認定第10号 令和3年度浅口下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について                                 ( 継続審査 )       認定第11号 令和3年度竹川組合歳入歳出決算の認定について                                 (委員会付託)       報告第 7号 長期継続契約締結状況について    ( 議  了 )       諮問第 2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(討論・採決)                                 ( 原案適任 )  日程第3 委員会付託付託表のとおり)  日程第4 請願・陳情上程委員会付託)       請願第 2号 選択的夫婦別姓制度法制化を進める意見書の提出を求める請願                                 (委員会付託)       請願第 3号 日本政府核兵器禁止条約への参加を求める意見書採択を求める請願                                 (  〃  )       陳情第 3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担率引き上げをはかるための、2023年度政府予算に係る意見書採択の陳情について                                 (  〃  )1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  妹 尾 義 信            2番  斎 藤 貴 士   3番  竹 本   寛            5番  早 苗 ネ ネ   6番  沖 原 有 美            7番  山 下 周 吾   8番  石 井 由紀子            9番  藤 井 立 子  10番  伊 澤   誠           11番  佐 藤 正 人  12番  加 藤 淳 二           13番  桑 野 和 夫  15番  大 西 恒 夫           16番  香 取 良 勝  17番  井 上 邦 男1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(な し)1.欠 席 議員(1 名)  14番  藤 澤   健1.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      栗 山 康 彦      教育長     中 野 留 美  企画財政部長  石 田 康 雄      生活環境部長  新 田 直 哉  健康福祉部長  富 田 直 弘      産業建設部長  倉 田 裕 史  上下水道部長  山 本 青 司      金光総合支所長 武   弘 一  寄島総合支所長 竹 本 好 之      教育次長    難 波 勝 敏  会計管理者   片 山 幸 夫      総務課長    柚 木 章 宏1.出席した事務局職員  議会事務局長  平 本 仁 至      次長      三 宅 清 正  書記      内 田 哲 司      書記      山 崎 敦 史            午前9時30分 開議 ○議長(伊澤誠) ただいまの出席議員は15人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(伊澤誠) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可します。 まず、9番藤井立子議員、どうぞ。 藤井議員。 ◆9番(藤井立子) まず最初に、遊園地についてお伺いします。 浅口市は、満18歳までの医療費を無料にしたり、幼稚園の預かり保育を第3子以降無料にするなど、子育て支援に力を入れています。これは大変すばらしいことです。しかしながら、子育て支援ソフト面に比べてハード面はどうなっているでしょうか。浅口市にも天草公園にはジャブジャブ池があり、ひんやりルームも用意されていますが、家族で楽しめるとまではいかないように思います。子育て中の家族の声を聞きますと、家族で行けれるときは近隣の公園まで出かけて行くんだと。浅口市の中にあるならどこにあってもいいから、ぜひとも浅口市に造ってもらいたいという声をだんだん聞きます。 そこでお聞きするのですが、矢掛町の総合運動公園遊のおかや玉島柏島にある玉島みなと公園など、近隣の公園を視察されたことがあるでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 倉田産業建設部長。 ◎産業建設部長倉田裕史) お答えいたします。 議員から例示のありました公園につきましては、私個人として訪れたことはございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 藤井議員。 ◆9番(藤井立子) 視察というか、行ってみられたことがあるということですけれど、大変すばらしい施設ですし、近くにもあるから、皆さん、そちらに行かれると思うんです。鴨方にあるのもいいんですけど、ついて行って、大きい子から小さい子までとか、いろいろな面での、お年寄りも一緒にそこにおれるというような場所はないように思うんです。ですから、今の時代で言いますと、単体、公園だけ、遊ぶとこだけというのではなくて、玉島のみなと公園なんかは、お年寄りも一緒に行ってそこで何かできるような形になっていたりするんです。アスレチックもできるような、子供が体力をつくるようなところもあったりして、大変すばらしいと思うんです。ですから、公園だけというのではなくて、防災対策の拠点になるような場所を造って、何か活用ができたりとか、市民の心身の健康ですか。そういう健康づくりの場所としても考えて、ぜひとも乳幼児から高齢者までが利用できる遊園地を造ってはと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 産業建設部長。 ◎産業建設部長倉田裕史) お答えいたします。 遊園地につきまして御質問がございました。議員から例示がございました近隣の公園と類似するものとしてお答えさせていただきたいと思います。 屋外における休息、レクリエーション施設活動都市環境の改善、生物多様性の確保などのための緑地確保でありますとか、災害時における避難地等、多機能、多くの機能を有する公共オープンスペースとしまして、都市公園というものがございます。この都市公園は、都市公園法施行令によりまして、住民1人当たり10平方メートル以上と標準的な整備面積が定められておるところでございます。現在の浅口市の都市公園の面積は30万3,965平方メートルでございまして、住民1人当たりに換算しますと10.57平方メートルとなっております。標準的な都市公園は、現在整備済みかと考えてるところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 藤井議員。 ◆9番(藤井立子) 数字上では、10.幾らで少し超えてるかなというようなこともあるんですけど、浅口市は、平成18年の合併した後に、今まで合併してから何年もたってるんですけれど、そういう遊園地を計画したり考えたりしたことがあるんでしょうか。費用の試算やら広さや場所の選定なども考えていないということが不思議でならないんですよね。子育てに対して一生懸命やっておられると言いながらも、考えたことがないというのはどういうことかなと思うんです。ぜひとも、今、広さのことは言われたんですけれど、考えてないということからしたら、費用のことや広さのことも調べてみたりしたことはないということですかね、計画したことがないということは。ちょっとそこを教えていただきたいです。合併してから今までに考えたことがないかどうかということです。 ○議長(伊澤誠) 産業建設部長。 ◎産業建設部長倉田裕史) お答えいたします。 3町合併後におきまして、公園の議論、設置場所でありますとか、その費用、試算を行ったかというところの御質問であったかと認識しております。 いずれも、合併後におきまして、議論を行ったことはございません。検討を行ったことはございません。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 藤井議員。 ◆9番(藤井立子) 大変に残念に思うんですけど、合併後10年たった平成28年に市民憲章を制定して、3つつくってるんですけれども、その中の一つには、いのち輝く、心豊かな生活に努めることをよんでいるんです。そしてまた、その10年後、令和8年に向けては、町の姿と市民生活として、キラリと光る未来そうぞうワクワク都市を構想するというようなことが書いてあります。4年後の令和8年に、いのち輝く、心豊かな生活、キラリと光る未来そうぞうワクワク都市が実現できるでしょうか。響きのよいスローガンではなくて、子供からお年寄りまで幅広い世代が楽しめる遊園地のほうが必要なんではないかと思うんです。市長の考えをお聞かせください。 ○議長(伊澤誠) 市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、遊園地についてお答えをさせていただきます。 防災対策の拠点、心身の健康づくり乳幼児から大人まで、家族で利用できる公園は、市の施設として必要なものであるというふうには認識はいたしております。御質問にありました近隣の公園につきましては、私自身も訪れたことがございます。先ほど部長が申し上げましたとおり、市では、法令等の標準的な整備面積を超えておりますので、都市公園のさらなる整備は予定はいたしておりませんけれども、生活に密着した規模の、いわゆる小さな公園等の整備につきましては、今後の検討課題と考えております。 なお、少子高齢化公共施設老朽化等が進み、財政負担がより厳しくなることが想定される中で、公園等の施設に求められる規模や設備など、多様化するニーズへの対応も含め、近隣市町との広域的な連携という視点も必要であるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 藤井議員。 ◆9番(藤井立子) なかなか、そりゃあ費用や場所もかかるでしょうし、皆さんの、3町が合併しておりますから、自分のところに造ってほしいという気持ちもあったりすると思うんですけど、もう何年もたちましたから、市民のほうでもそういう視点だけではなくて、一体感をつくるという意味でも、市民を巻き込んだ公園づくりのようなことを、いろんな場所で取り上げていってもいいんじゃないかと思うんです。総社市の常盤公園は、平成30年、近いといえば近いですよね。2018年にできたものなんですけど、市民や県立大学の学生も協力して造った遊園地のようです。多くの費用がかかりますから、いろんなこともありますけれども、ぜひともお考えに入れていただいて、面積がこれだけあるからいいというのではなくて、ぜひとも前向きに考えていただけたらありがたいと思います。 それでは、次に成年後見制度についてお聞きします。 よく成年後見制度は最近新聞にも取り上げられておりますし、聞くんですけれど、勉強しようとすればするほどなかなか難しくて、どのように質問をしていったらよく分かってくるのかというので、大変悩んだんで、拙い質問になるかもしれませんけれど、どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、成年後見制度はどういう制度で、私が聞くのにも、法定後見制度任意後見制度があるということですので、違いも含めて教えていただけたらと思います。
    ○議長(伊澤誠) 富田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長富田直弘) 成年後見制度についてお答えをいたします。 この制度につきましては、認知症などで判断能力が十分でない人の財産や生活を支援するための制度であります。家庭裁判所弁護士司法書士福祉関係者や親族などの中から後見人を選任いたしまして、本人に代わり財産の管理や福祉サービスなどの契約手続を行うものであります。 なお、この制度は、判断能力が十分でなくなってから利用する法定後見制度判断能力がある段階に利用する任意後見制度の2種類に分けられます。任意後見制度は、家庭裁判所後見人を選任するのではなく、本人が元気なうちに、将来に捉え、本人が後見人を決めておく制度であります。 以上です。 ○議長(伊澤誠) 藤井議員。 ◆9番(藤井立子) いろいろ調べると、経過ですね、本人が考えて決めて相談してても、なかなかそのとおりにならないときもあるというようなことで、難しさもあると思うんですけれど、浅口市では現在何人の方が、法定後見制度でしょうか、それとも任意後見制度、両方含めてですけど、何人の方が利用されておられますか。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長富田直弘) 浅口市の現在の成年後見制度利用者数についてお答えいたします。 浅口市内でのこの制度の利用者数につきましては、令和元年が73人、令和2年が72人、令和3年が71人であり、利用者数はほぼ横ばいとなっております。 以上です。 ○議長(伊澤誠) 藤井議員。 ◆9番(藤井立子) 今お聞きしても横ばいになっていると。国のほうも、大切な制度だから利用者を増やしましょうというようなことで言われてきてると思うんですけれど、そういう一環として、昨年、市の中にも浅口権利擁護推進センター中核機関とするというようなことで、なかなか中核機関をつくりなさいと言われてもできてない市もあったりするんですけど、どうしても。浅口市は中核機関としてつくった、置いたということですけど、その中核機関の役割はどんなものなんでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長富田直弘) 浅口市の中核機関の役割についてお答えいたします。 必要な人が適切にこの成年後見制度の利用ができるように、浅口市では、令和3年4月から、成年後見制度の中核を担う中核機関浅口社会福祉協議会内に設置をいたしました。中核機関の役割といたしましては、市民皆さんにこの制度を分かりやすく周知することや普及すること、そして成年後見制度の相談や本人に適した後見人候補者を選ぶための支援などであります。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 藤井議員。 ◆9番(藤井立子) なかなか、いろいろ聞いてみるのに、使い勝手がいろいろというようなこと言われていましたので、そういう身近な相談窓口ができてきたらいいかなという思いはあるんですけれど、去年の4月からということですけれど、中核機関を設けてから、相談数利用状況に、利用状況はまだちょっと、さっき言われたから後のことは分からないかもしれないんですけど、数は増えておりますでしょうか、相談の。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長富田直弘) 中核機関を設けて以降の相談数利用状況の変化についてお答えいたします。 相談の実人数につきましては、中核機関の設置以前の令和元年度が43人、令和2年度が46人、設置後の令和3年度につきましては72人と、年々増えております。その要因といたしましては、中核機関の設置、これが設置されたということが周知されまして、幅広い相談援助がこの中核機関で可能となったためであります。そして、この中核機関に寄せられる相談内容といたしましては、ほとんどがこの制度の利用手続に関することでありました。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 藤井議員。 ◆9番(藤井立子) 利用手続にもいろいろなことがあって、相談をしないと分かりにくいというようなことがあるので、身近に相談窓口ができたことはよかったかなと思うんですけれど。市では市民後見人も募集していますが、それも中核機関が関わっているのかなと思うんですけれど、どのような制度で、今までに何人の方が市民後見人に、浅口市、登録をされているか教えてください。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長富田直弘) それでは、市が現在募集をしております市民後見人についてお答えいたします。 市民後見人は、弁護士等の資格を持たない市民の中から後見制度に関する知識を身につけ、同じ地域の住民の立場でより身近な支援ができる後見人のことであります。浅口市では、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるための取組の一つとして、この市民後見人養成講座を平成22年度から開始しております。令和3年度末現在、32人の方が登録しており、現在26人の市民後見人が活躍をしております。 以上です。 ○議長(伊澤誠) 藤井議員。 ◆9番(藤井立子) 費用については8,000円ぐらいかかるんですか。市のほうというか、そちらのほうで出していただけるということですけれど、講習を8日間ぐらい、ある日にちに決まったとこに出かけて行って受けないといけない。そういうことからしたら、なかなかハードルも高いですし、今お聞きしたら、32人登録されて26人活動ということです。ありがたいことだなと思うんですけれど、これも研修を受けて市に登録した後も裁判所からの選任で活動をするようになります。この方がおられるからしてくださいということを言うておくことはできるんですけれど、それを決定するのは家庭裁判所なんですよね。だから、いろんなことをきちんと教えていただかないと、安易に活用できないというか。でも、その一方では、高齢者の福祉に物すごく関心のある方が市民後見人になっていただけるということはありがたいことで、今後も続けていただきたいんですけれど。というのは、弁護士さんとか、ほかのほうの人がなったりすると、金銭の管理はしていただけるんだけど、身近な援助というのがなかなかできないというような声を聞きますので、こういう養成講座市民後見人になってくださる方が増えるとありがたいと思います。今年も募集をして、もう締切りがあったと思うんですけれど、どのくらいの方が、今年申し込んでおられるでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長富田直弘) 今年度の募集につきましては、6月の広報紙で募集をさせていただきまして、4名の方が応募してくださいまして、この4名の方が、今後、岡山市やこの浅口市で開催される養成研修に参加をしていただく予定でございます。 以上です。 ○議長(伊澤誠) 藤井議員。 ◆9番(藤井立子) ありがとうございます。募集に対して4名も来てくださっているということですので、関心はあるんだなと思うし、増えていっていただけるとありがたいと思うんですけど。成年後見制度は2000年に始まったようです。認知症や知的障害などで判断が不十分な人を支援するという大切な制度であるということは、先ほども言うていただいたんですけど、全体としては伸びていないというようなことを報道なんかでもお聞きします。認知症の方は浅口市でもたくさんおられると思うんですけれど、横ばい状態であるということに変わりはないんですね。相談は増えてきていますから、これからのことになるかなと思うんですけど、私が勉強してみても、一度お願いしたら途中でやめられないと、自分勝手にですね、もうやめたいんだというようなことができない。それから、続けるわけですから、決められた報酬は、自分らがこれだけできるんだというのではなくて、決められるんですね、報酬もこの財産とかなんとか、いろんなことを見て決められた報酬をずっと払い続けないといけないというようなこともありますので、しかもその報酬の基準は財産を基にしてるのか何か、あまり不明確というようなこともありますので、なかなか問題として難しい。市が把握している制度の課題があったら教えてください。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長富田直弘) 現在、浅口市が把握しているこの制度の課題についてお答えいたします。 先ほど市議が出された課題と重複することもあるんですけども、浅口市といたしましては、主なものといたしまして、3つのことを課題と思っております。まず1つ目は、家庭裁判所成年後見制度利用手続を行ってから利用が裁判所から下りるまでの期間が数か月、時間がかかるということであります。2つ目は、この制度を利用すると、原則、本人の判断能力が回復しない限りは制度の利用中止ができない。先ほど市議が言われたのと同じでございます。そして、3つ目でございますが、この後見人への報酬費用が、最低でも毎月2万円以上かかること等、経済的な負担が続くことであります。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 藤井議員。 ◆9番(藤井立子) その他にもいろいろ聞くことはあるんですけれど、使い勝手の悪さは何年も前から言われていますし、もっと利用者目線に立った法律の改正もしようというような機運もあったりしても、所管が法務省、最高裁、厚生労働省とかというようなことにまたがってるような感じで、これがなかなか民法の改正にたどり着かない要因かなと思うんです。そういうふうに今も言われて、最近でも新聞にもいろいろ載ってますけれど、改正するにはすごく時間がかかります。1年や2年のことではないだろうというようなことになってきます。そうなりますと、相談窓口としての中核機関の役割が大きくなってきます。浅口市地域包括支援センターを、ビラにも入れたりしてお知らせをして、利用者の目線でサポートをするようにしてることなんですけれど、利用者の立場に立った取組というんですか、説明、いいとこばかりじゃなくて、こういうこともありますよとかというような説明を、どういうふうな取組をしておられるか教えてください。 ○議長(伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長富田直弘) 浅口市として利用者目線で支援する取組についてお答えをいたします。 浅口市といたしましては、この成年後見制度の利用が必要な人に適切にこの制度が利用できるように、制度を幅広く周知するための積極的な広報活動、そして本人や家族がこの制度を理解した上で適切に利用ができるための相談体制の充実を図ってまいります。これからも身近な支援ができる市民後見人養成講座を実施し、市民後見人が増える取組を進めてまいろうと思っております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 藤井議員。 ◆9番(藤井立子) 先ほども言いましたが、認知症や知的障害の方、判断能力がない方を支援する大切な制度なんですけど、伸び悩むっていうところがあって、国からももうちょっとと言われとるところはあると思います。ですから、行政の立場としては、あんまりデメリットばっかりも言われないということがあります。ただ報道を読んでみますと、それぞれの市町村間というか、そういうもので温度差はあるようで、何が何でも増やそうというふうにしてすごく人数を増やしてるところもあるような感じがします。市長が申し込めるような制度を利用してみたりとかというとこもあるんですけれど、無理やり増やすのがいいと、数を増やせばよいという制度ではないと思うんです。ですから、行政は反対の立場は取れないと思うんですけど、市長の考えも少しお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(伊澤誠) 市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、成年後見制度についてお答えをさせていただきます。 誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるため、この制度の利用が必要な人が適切に利用できるよう、今後も制度の周知や支援を進めてまいりたいと考えております。と同時に、この制度が抱えている諸課題が解決できるよう尽力したいと思っております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 藤井議員。 ◆9番(藤井立子) 今日の質問を通じて、言葉だけではなくて実質が伴っていくように、ぜひともいろんな面で、浅口市民の目線に立った行政を行っていただきたいと思います。 これで私の質問を終わります。 ○議長(伊澤誠) お疲れさまでした。 次に、7番山下周吾議員、どうぞ。 山下議員。 ◆7番(山下周吾) 7番山下周吾です。 それでは、通告に従い質問をさせていただきます。 最初に、浅口市の情報発信についてです。 今回の議会の中にも、たくさんの情報という言葉が飛び交っています。市の情報を市民に分かりやすく伝えることは大変重要なことであり、市民が情報を共有することは地域のコミュニケーションにも大きく影響を与えるものと考えます。広報紙やホームページなどで周知を図っているのは知っておりますが、今回はデジタル技術を使った広報活動について質問をしたいと思います。 まず、最初の質問です。あさくちメール、浅口LINEの登録者数とその推移、またホームページの閲覧数を教えてください。 ○議長(伊澤誠) 石田企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 それでは、あさくちメール、浅口LINEの登録者数とその推移及びホームページの閲覧数についてお答えをいたします。 まず、あさくちメールの登録者数ですが、令和元年度末で1,738件、令和2年度末で2,291件、令和3年度末で2,603件、令和4年9月1日時点で2,672件となっております。 次に、市の公式LINEの登録者数ですが、令和2年度末で1,330件、令和3年度末で2,399件、令和4年9月1日時点で2,563件となっております。 続いて、ホームページの閲覧数ですが、令和2年度中は60万1,578件、令和3年度中は76万8,995件、令和4年度は8月31日までの集計で32万7,333件となっております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) メールの方が2,672人、結構多いと思いました。ただ、LINEの方も、今2,500、結構多いなとは思ったんですが、近隣というか隣の県ですけど、福山市は1年前に10万人を突破したらしいんです。これは市民の5人に1人。ということは、まだまだ、今10人に1人1程度なんで、もうちょっと頑張れるんじゃねえかなと思います。最近のLINEとかを見てみると、一辺倒なことをずっと流してることが多いような、コロナの感染者数だったり、たまに迷い犬の話が何ぼか入っとるだけだったり、少し内容が、1年ぐらい前にちょうど僕同じような質問をさせてもらっとんですけれど、市の行事とか、それから考えていることとかというのにあまり、そういうことが全然出てこないなとは思ってます。そういうことを考えたときに、それぞれの特性によって用途が違うとは思うんですが、あさくちメールやLINE、ホームページを使って市民に何をどのように周知したいと考えているのか、教えてください。 ○議長(伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 あさくちメールや浅口LINE、ホームページを使った市民への周知についてお答えをいたします。 浅口市では、あさくちメールやLINE、それからホームページを活用して、市からのお知らせとして、先ほど議員がおっしゃいました、新型コロナウイルス感染症に関する情報でありますとか、迷子のペット情報、このほか各種イベント、手続案内をはじめ、市政運営の方針や各種施策、それから活動状況など、必要な情報や市政に関心を寄せていただきたい情報を分かりやすく、適切なタイミングで周知していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) 適切に周知していきたいと考えておりますというお話でしたが、1年前も多分同じようなお答えじゃったと思います。部長が違うんで、ちょっと人が替わってるんで記憶にはないかもしれませんけれど。昨日の同僚議員からお話があったりしたごみ問題の中で、水分についてのお話がありました。ああいうふうに水分量を減らすことによってごみ処理の経費が少なくなることが考えられる。市民の皆さんに御協力をいただくようなことがあれば、そういう情報を流してみるだとか、やり方はたくさんあると思います。浅口市はホームページが見にくいという話がありますけれど、大切な情報のほとんどを入れてあることは、僕は知っております。見にくいホームページとはいえども情報はそこにあるので、ホームページとの連携を取ったりすれば、より一層効果が得られるのではないかと考えます。 では、次の質問で、LINEに窓口業務機能を持たせる自治体があります。例えば神奈川県の座間市のようにやられてるとこがあると思います。いろいろなツールも出ております。そのような研究をして、LINEの登録者、それからメールの登録者、使い勝手などをよくしていただけるということをお考えでしょうか。お答えください。 ○議長(伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 LINEに窓口業務の機能を持たせ、登録者、利用者数を増やす考えはあるかという御質問だと思います。お答えをいたします。 LINEは、今や生活に欠かせないツールとなっておりまして、日常生活はもとより、業務においても様々な分野で活用されております。単なる行政情報発信としての利用ではなく、利用者のニーズを把握できるような質問や項目を設け、利用者が自治体職員に直接問合せをすることなく回答が得られるような活用を行っている自治体もあるようです。従来メールや電話で行われておりました行政サービス全般の問合せや受付、それから道路や公園の破損の通報の受付などをLINE等のオンラインで手続できることにより、職員の負担軽減とともに、市民皆様の利便性が向上するものと考えております。市といたしましても、本年4月からデジタル戦略課を新たに設置し、デジタル化推進に取り組んでおります。今後、市民皆様の利便性向上のため、様々な利用方法の研究を行い、活用に向けて検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) いろいろと検討していただけたらと思います。同時にデジタル格差が起こらないような方法を、今度は講習だとか講義だとか、そういうことも併せて考えていっていただきたいと思います。デジタル技術を使っての業務のワンストップ化、行政改革にも大きな影響を与えると思います。今回の、多分、質問でもあったと思います。特に係1人の方で何かができるということはまずないと考えられます。ホームページやメール、LINEを切り離して考えることもできませんし、デジタル格差の起こらない状況をつくっていく、考えていくということも併せてやっていかなければならないと思いますんで、市として目標を持って進めていただき、浅口市の充実した情報発信ツールにしていただきたいと思います。これについて市長、お考えを教えてください。 ○議長(伊澤誠) 市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、浅口市の情報発信についてお答えをさせていただきます。 先ほど部長が申し上げましたとおり、市からの情報は、メールやLINEのほか、ホームページや広報紙などでお知らせをいたしております。中でもLINEは様々な場面で利用され、今や生活に欠かせないツールであります。市といたしましても、デジタル戦略課を中心に、どのような利用方法があるか研究を行い、市民皆様の利便性の向上、今まで以上に利便性の向上につながるように頑張ってまいりたいと思います。ありがとうございました。先ほど議員も御提案をいろいろいただきましたけども、これも参考にしたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) よろしくお願いいたします。 では、次の質問に入らせていただきます。 浅口ふれあい号と公共交通の今後についてです。 浅口ふれあい号が本当に必要な事業であると考え、改善を進めていくならば、市の公共交通全般について、会議などを開催することは必要であると考えます。質問は、浅口ふれあい号の運行は他の自治体のやり方を模倣はできない事業と考えております。前回の質問の後、ふれあい号を含めた公共交通についての会議は行われましたでしょうか、教えてください。 ○議長(伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 公共交通の会議についてお答えをいたします。 市営バスにつきましては、運行前から浅口市に一番合った形態は何かを中心に検討を重ね、現在の定時定路線の運行形態を選択するとともに、その中でさらに利便性を向上させるため、できる限りくまなく市内を回るよう、適宜運行ルートの見直しや増便を行ってまいりました。こういった経緯を踏まえ、現状では、運行形態の変更など、会議を行う必要がある大きな見直し予定もないため、開催はいたしておりません。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) 僕は前回の質問のときに、地域にも観光バスとかそういう事業をされてる方おられると、運転手であった、バスの運転手の経験のある方とか、いろいろたくさんの御意見をいただけるような市民の方もおられるというお話もさせてもらったと思うんです。そういう方と併せて、本当に今の運行形態が悪いとは申しませんが、発展的でもないと思います。何かよくなっていくような様子も見られない。実際にバスに乗られてる方も1人、2人の場所が、結構大半がそういう状態になってるところも、もう分かっていても回さなければしょうがないからやってる状態になってると考えられます。コロナ対策のときに、ふれあい号を、今、運行業者にいろいろなことをやってくださいと言われたというのを話を聞いたんですが、それって、ほかの公共交通機関だとか、それからタクシーだとか、そういうことを一つにして考えると、一つのカテゴリーが生まれ、助成なり何なりのことがやりやすくなるんじゃないかと思うんです。そういうことも踏まえると、会議というか、そういう話合いの場っていうのを必ず設けていかないと、改善はされていかないのではないかと思います。浅口市が住み続けたいまちナンバーワンを目指すならば、公共交通の充実は重要な課題だと考えます。前にも話しましたが、ふれあい号についての会議によって、運行業者でなく地元業者の支援をいただいたり、利便性を高め、市民からの応援をしてもらうなど、浅口市全体で支援していく体制をつくることなどを考えてはどうでしょうか。お答えください。 ○議長(伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 公共交通会議につきましては、浅口市の地域公共交通会議の運営規則というのがございます。この規則の規定に基づいて開催をしているところでございます。これまでにも、市営バスの運行でありますとか、井笠鉄道のバス路線の廃止、それから寄島里庄線の路線運行の開始時など、数回、これまでにも市内公共交通に大きな変化があるときに開催をしてまいりました。市営バスの定時定路で無償運行という形態を選択してきた経緯を踏まえた上で、今後の市内の公共交通サービスの状況でありますとか、道路網や商業施設の集積状況など、まちづくりに係る大きな変化から、大幅に運行形態を見直す必要性が生じた場合に、必要に応じて会議については開催の検討をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) 前もいただいたようなお答えありがとうございます。僕が今言うたのは、浅口市全体で支援をしてもらえるようなことを考えていくことはできないのかというお話をさせていただきました。これについてはどうでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) 浅口市にどのような支援をしていただけるかということですが、支援の方法については、様々なことが考えられると思います。どういった支援をしていただけるかということについては、今後、内部でも研究、検討をしてまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) 市が所有するふれあい号、ハイエースなんですけど、それの形、大きさとか、そういうものに関して言うのであれば、千葉県の流山市では、子育て支援策に保育園の送迎、ステーションを造って、1か所に子供たちに集まってもらって、各保育園に送るとか、そういうサービスもやってるみたいなんです。ただ、市営バスですから、それを今すぐどうこうしろとは申し上げませんが、そういうアイデアとかをもらうのに、人を集めての話合い、特に専門職の強い方とかを集めての話合いというのは必ず必要だと思いますので、今後、考えていっていただきたいと思います。 では、次の質問に入ります。 まずは、運行されているふれあい号の市民向け、簡単にできそうな改善策としてお尋ねします。 ふれあい号の運行位置や状況がホームページやスマートフォンによって確認できるようにする、視覚で分かるようにするお考えはないでしょうか。視覚に訴えることにより、分かりやすく効果が、ここを走るんだ、乗らなくても、ああこんな感じなんだというのが見れるようになるのでいいんじゃないかなと思いますんで、どうでしょうか、お答えください。 ○議長(伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 浅口ふれあい号の運行位置や状況を視覚的に分かるようにする考えはあるかという御質問でございます。お答えをいたします。 市営バスは、定時定路線で運行していることから、基本的には、時刻表に定められた時刻に定められたバス停でお待ちいただき、乗車していただくというふうになります。利用者にとって、リアルタイムでバス車両の運行位置などの情報がどこまで必要か、費用対効果の面も含め研究するとともに、視覚的なものだけではなく、全体的に利用者の利便性向上に資するような方策はないかも含め、今後検討してまいりたいというに考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) 乗ってない人が分かりやすくしておくということは、理解を得やすいということをお伝えしたかったということです。一歩ずつでもいいので、進めていっていただきたいというのが最終的な要望になってしまいますが、地域公共交通の必要性と、それをみんなで担うことの重要性を認識してもらって、連携して行動していくっていうスタイルを必ず取っていただけたらと思ってます。今後もいろいろと検討していただきたいと思いますが、今のお話を聞いて、市長の御意見をよろしくお願いいたします。 ○議長(伊澤誠) 市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、浅口ふれあい号についてお答えをさせていただきます。 市営バス浅口ふれあい号については、地域の交通手段として、市民の皆様に定着してまいりました。いろんな御意見があろうかと思いますけれども、地域公共交通計画の策定や会議の開催につきましては、まずは市営バス、ふれあい号です。ふれあい号やタクシー、JRなど、既存の公共交通サービスをしっかりと活用していただいた上で、公共交通網を見直す必要が生じた場合に検討してまいりたいと思っております。 また、デジタル技術の導入につきましては、先ほど部長が申しましたけれども、市営バス浅口ふれあい号の利便性の向上につながるよう研究をしてまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) ある公共交通を使ってくださいというのは分かります。もう当然の話なんです。今申し上げているのは、その公共交通をちゃんと町で考えてください、いろいろもうちょっとよくなるように考えてくださいっていうことを申し上げてるので、御理解いただきたいと思います。 では、次の質問に入らせていただきます。 浅口市の景観保全についてです。 地域の景観保全を行っていくということは、有事の際の安全管理にも関係してくる、コミュニティの人のつながりにも関係してくるのかなと思っております。もともと水利組合などが行っていた水路管理や、地域ボランティアによる景観維持ができなくなってしまった場所が既にあります。今後も増えていくと考えられます。現状をどういうふうに捉え、今後の対策をどう考えていくのかお答えください。 ○議長(伊澤誠) 産業建設部長。 ◎産業建設部長倉田裕史) お答えいたします。 水路や道路とそれぞれの施設は、目的を持って設置されたものであります。基幹的な施設以外につきましては、議員がおっしゃられましたとおり、水利組合でありますとか、地元住民等に管理をお願いしているところでございます。しかしながら、産業構造や少子高齢化等、社会情勢の変化により、従前同様の施設の維持管理作業がかなわない事態が発生していることも承知しております。これら、社会情勢の変化は、浅口市のみで生じているものではなく、全国的に生じている現象であり、今後は施設の最低限の機能を発揮を目的とした管理の粗放化など、施策の選択と集中の考え方も踏まえつつ、長期的な視点で有効な対策を総合的に検討することが必要であると考えます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) 何か分かりにくいお答えだったんですけれど、結果、今できてないとこはどうされるおつもりでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 産業建設部長。 ◎産業建設部長倉田裕史) お答えします。 現在管理が行われていない場所への対応をどうするのかという御質問だったと認識しております。 1つは、市独自において市自らが施設の管理を行うという考え方もあろうかとは思います。他方で、浅口市におきましては、例えば市道でありますと、延長約582キロございます。これに加えて里道でありますとか水路がございます。このことから、市内の道路でありますとか水路の全てを市で独自で管理を行うことは、現実的には困難かと思っております。そのような中で、先ほど私のほうからお答えさせていただきました、施設の最低限の機能発揮を目的とした管理の粗放化、すなわちどこまでの管理を行えば施設の機能が維持されるというところを、しっかりと見定めた上で対策をしていくことが必要かなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) それでは、そういう対策をこれから今後考えていくということでよろしいでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 産業建設部長。 ◎産業建設部長倉田裕史) お答えいたします。 今後、そのような対策を検討していきたいと考えてるとこでございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) しっかり考えていただきたいと思います。まだ決まってないということだけは分かりました。地域の環境保全をするボランティアが、地域のコミュニケーションツール、人と人とのつながりをつくるツールとしては重要な役割を果たしていることは理解しております。活発な活動をされているコミュニティのあることも承知しております。が、しかし、人口の減少、先ほども言われた人口減少や住民の高齢化っていうのは全国的なことなんですけど、今まで行ってきたボランティア作業や水路管理の維持が困難になっている場合も、当然あります。そういうことのために、次の質問に入らせていただきます。 労力軽減のために、地域ボランティアが使用する、最近多くなってきた自走式の草刈り機など、レンタル機器に対しての支援策はないでしょうか、お答えください。 ○議長(伊澤誠) 産業建設部長。 ◎産業建設部長倉田裕史) 失礼します。 お答えします。 農地や農地周りの施設の管理につきましては、予算の制約というものはございますが、地域の農業者や住民等が参画する共同活動に対しまして、国の多面的機能直接支払制度というものにおきまして、議員がおっしゃられました自走式草刈り機をはじめとする機材のリースやレンタルに係る経費については、支援が可能でございます。 しかしながら、浅口市におきましては、補助金の執行に関する実務上の課題等がございまして、これまでの活用実績事例はございません。また、上記以外の施設、農地、農地周り施設以外につきましては、国の事業の補助対象外でもあることから、支援の対象外ともなります。 先ほども私のほうからお答えさせていただきましたが、社会情勢の変化が進んでおります。地元の皆様方のニーズに応えられるような支援策を検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) それも併せて検討していただけるということで。草刈りというか、地域のボランティア、草刈りだけには限りません。地域のボランティアというのがなかなか難しいことになってるところもあるということです。それに対しての支援策はしっかり考えていただきたいと思います。 地域の方々が行ってきたボランティアを全て、先ほども言われてましたが、通常業務の中に組み入れることは不可能であると考えております。道路などの草刈り業務以外に必要だと、生活道路などの管理が難しくなっているというときに、作業の軽減、または地域の環境保全のためのボランティアをしていく場合、任意のボランティア団体、別の地域の方だとか、そういう方にお手伝いをいただく必要性を感じております。人数が少ないので、いろんなところを助け合いましょうというところがあってもよいのではないかと思っております。 その際、次の質問なんですけれど、任意のボランティア団体に地域の要望に合わせた草刈りなどの地域ボランティアをしてもらうための支援策はありませんか。どうでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 産業建設部長。 ◎産業建設部長倉田裕史) お答えいたします。 浅口市におきまして、施設の管理に関係する地域住民等以外の任意の団体を対象とした支援策は、現在ございません。これは、施設の管理というものが、その施設の受益者でありますとか、準ずる地域住民が日々の管理の在り方を含めて精通しているという考え方が根底にございます。しかしながら、これも繰り返しなってしまって恐縮でございます。社会情勢の変化により、従前同様の施設の維持管理作業がかなわない事態が発生している、または今後発生が予見されることから、議員もおっしゃられましたとおり、ほかの地域からの人材というものを活用するような事例、岡山県でありますとか、他の市町村で実施している制度を研究しつつ、管理の在り方について検討していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) ボランティアなのか受益者がおられることなのかっていうので、境目がいろいろと難しいとは思いますし、実際に絶対にやらなければならない場所なのかどうなのかというのを検討されるのもなかなか難しいとは思いますが、住んでる人は、結局、住みにくい状態になるということは、住み続けたいまちナンバーワンにはなれないと僕は考えてます。できれば早めにそのような支援なり制度なりをつくっていただいて、先ほどふれあい号のときにも申しましたけど、市全体が、市民全体、みんなでそういうことがやっていける、誰でもが参加していけるような考え方になれるようなまちづくりをしていただきたいと思います。このことに対して、市長の御意見をお願いいたします。 ○議長(伊澤誠) 市長。 ◎市長(栗山康彦) 浅口市の景観保全ということでお答えをさせていただきますが、現在、地域の皆様の御協力により行っております水路の清掃作業や道路の草刈りなどの景観維持作業につきましては、実施が難しくなっている地域が増えているということは、私も認識をいたしております。これらの背景につきましては、先ほど部長が申し上げましたけれども、地域で活動してくださってる方々の高齢化など、様々な課題が理由として上げられ、浅口市だけでなく全国的な問題でございます。他方で、浅口市の市道の延長は580キロであり、これに加え里道も多くあります。また、主に農業用に利用している水路だけでも約260キロございます。これら市内の道路の草刈りや水路の清掃など、全てを行政で行うことは、議員も先ほど言われましたけれども、非常に困難であり、現状では地域の皆様の御協力なくして施設の管理ができないということも御理解いただきますようによろしくお願いいたします。部長が申し上げましたように、しっかりと将来を見詰めて、根本的に考え直さなきゃいけない時期がもうやってきてるのかなというふうにも思っております。 以上です。 ○議長(伊澤誠) 山下議員。 ◆7番(山下周吾) 人々がつながっていくようなよい支援策なり施策を考えていただきたいと要望させていただいて、質問を終わります。ありがとうございます。 ○議長(伊澤誠) お疲れさまです。 ここで休憩とします。            午前10時32分 休憩            午前10時45分 再開 ○議長(伊澤誠) それでは、再開します。 次に、5番、早苗ネネ議員、どうぞ。 手を挙げて。 早苗議員。
    ◆5番(早苗ネネ) 通告に従いまして質問させていただきます。 浅口市は3つの町が合併されてできた市です。三人寄れば文殊の知恵で、これからどんどん3つの町の個性が際立って発展してゆく、私にはそういうビジョンが見えるんですけれども、16年前、16歳なんです、まだ。とっても若い町なんです。希望がある町として、浅口市のこれからの発展を踏まえた観点から、今回は私の住んでいる金光町のことを質問させていただきます。 時報のことなんですけれども、金光の支所で長い間流されていた、12時と17時、お昼と夕方の5時の時報が中止になってしまった、そのいきさつを教えてください。 ○議長(伊澤誠) 武金光支所長。 ◎金光総合支所長(武弘一) 失礼します。 金光町地域で放送しておりました時報が中止になった経緯についてお答えをいたします。 時報の放送用のスピーカーは、金光総合支所の敷地内の消防半鐘台の上部に設置してありました。令和元年10月頃からチャイムの音が徐々に悪くなりまして、最終的には濁音となりまして、周辺の方々から聞き苦しいなどのお声を多くいただくようになりました。長年、金光町地域の皆様になれ親しんでいただいた時報でありますことから、まずは修繕を検討いたしましたが、修繕の費用が高額でございました。また、チャイムが不調になる前からでございますけれども、夜勤のお仕事をしている方々などから、昼間の時報のチャイムの音、これが睡眠の妨げになり眠れないといった健康被害を訴えるお声もお聞きしておりました。これらのことから、令和元年11月に廃止が適当であるという結論に至りまして、同年の12月11日に停止作業を行っているところでございます。 なお、時報の放送の停止に際しまして、チラシを作成して、同年の12月の中旬でございます。地区の回覧というものにチラシを流させていただきまして、金光町地域の皆様にお知らせをしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) 特にマルナカなどが並ぶ幹線道路の山側の人たちから、12時の情報を再現してほしいっていう声が多く出てるんです。反対に、多分町の中のほうでは、アパートが建ち並んで生活形態がもう変化しているので、日中は夜勤などで寝ている方も増えています。だから、12時と5時の大きな時報は、私も都会に住んでいた人間として、わっていう、騒音公害という感じが多いんだろうなと思います。山側では、畑をされるお年寄りにとって、12時の時報はとっても助かっていたのですが、これらの時報をもう再現する可能性というのはないのでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 時報を流すことは可能かということについてお答えをいたします。 浅口市では、災害時の情報伝達手段の一つといたしまして、現在、寄島地域にのみ整備しております同報系防災行政無線、いわゆる屋外拡声機について、アナログ機器からデジタル機器へ更新するとともに、金光町、鴨方町においても新たに寄島地域と同様の屋外拡声機の整備を進めているところでございます。御質問いただいている時報についてでございますが、災害時に整備した防災行政無線が正常に作動するためには、定刻に無線を作動させることが推奨されているということから、定時放送として時報の運用を考えております。時報を鳴らす回数については、近年、防災無線などで新たに屋外スピーカーを設置した他の自治体の運用状況等も参考にしながら、検討を進めていくこととしております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) どのぐらいの規模なんでしょうか。例えば、金光には福永とか宮東とか道木とか、いろいろな村落があるんですけれども、そういうところに1基ずつみたいな感じで立てられるという状況なんでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 屋外拡声機の設置の予定ということでお答えをします。 現在予定しておりますのが、金光地域では13局、予定をしております。 設置場所につきましては、公共施設でございますとか消防機庫でございますとか、そういったところを今検討しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) ちょっとここで視点を変えて、浅口市の観光とか浅口市の個性というような視点の中で、それらの防災無線で流す音というか、時報の音などを、金光町では、例えば地元の住民たちで作ってみるというようなことは可能でしょうか。 ○議長(伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 それじゃあ、お答えをいたします。 今回、整備を予定しております防災行政無線では、避難指示など、災害時における市からの緊急情報を音声で屋外スピーカーから放送するものでございます。時報の音、これにつきましては、近年において防災行政無線を整備した自治体の運用状況等を確認しながら、定時の動作確認を目的に運用を進めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) 一応、寄島では現在、防災無線から、朝の8時には「われは海の子」、そして12時にはチャイムが、多分ピンポンパンポンというようなチャイムだと思うんですけれども、そして夕方5時には「夕焼け小焼け」のメロディーが流されていると聞いております。金光にはアルパという大きなたて琴を弾く音楽家がおります。そして、例えばそのたて琴を12時の時報に流してみる。無機質なデジタルの音よりも、心がもうちょっと安らかになるような、天国的な楽器音のほうが、何か人々の神経には楽なんじゃないかっていう気がするんです。その方々に協力していただいて、浅口市の花とされている桜、それをぱんぱんたんたんたんたんみたいな感じで、さくらを演奏して、それを流してみる。または、夕方の時報には、小学校の子供たちに「夕焼け小焼け」を合唱していただき、それを地元のミュージシャンの協力で録音して、その歌を流していく。そういった新しいアイデアを取り入れることはできないかなと、今思ってるんですけれども。これ、浅口市の地図なんです。ただの地図なんですけれども、ハードな面は充実しているんですけれども、これからソフトな面をいかに応用していくかっていうのが、今日、お話を伺っていても、社会情勢の変化っていうものがすごく感じられるんです。そういうときに、子供みたいなアイデア、何か斬新なアイデアというか、そういうものがあってもいいんじゃないかなと思うんですけれども、今の地図が、目を入れてみたらこういうふうになります。そうすると、ちょっとかわいいタツノオトシゴみたいになるんではないかと思うんですけれども、この子は浅口君なのか分からないんですけども、浅口ベイビーというか、そういうイメージで捉えて、16歳のこのかわいい浅口をどうやって育てていくかというような視点の中で、内外の、皆さんの気持ちの中に、あ、何てかわいい町なんだろう。それが外に発信されたときに、行ってみたい、岡山にあんなタツノオトシゴみたいな町があるみたいよっていって、行ってみたいなんて思う人がたくさんいるのではないかなと思います。そんな感じでいいものが、ハードな面が充実しているところで、音を入れていただけるというようなことは可能でしょうか。 ○議長(伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 それでは、お答えします。 時報の音につきましては、先ほども答弁いたしました、他市の運用状況等も勘案して、今後検討していきたいと思っております。 ただ、先ほど歌声をということをおっしゃられました。歌声を例えば時報で流した場合、災害時に放送する緊急情報も音声でございます。定時放送で流している時報が同じ音声となるということになると、聞き間違えをするおそれもあります。結果として、有事における市からの呼びかけが緊急情報として受け取られない可能性もあると考えております。こういったことから、緊急時に流す音声と、それから時報の音は区別したいというふうに考えておりまして、現時点では時報の音は音声でないほうが望ましいのではないかというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) ありがとうございました。お話は分かりました。 では、次の質問に移らせていただきたいと思います。 アメニティパーク丸山公園のことなんですけれども、昭和62年に金光町は環境庁より快適環境整備事業対象都市に指定され、翌年にアメニティタウン金光という計画が立ち上がりました。これは35年前なんです。今、竹本議員に幾つだったって聞いたら、10歳か11歳だったというふうに、とっても昔のことなんですけれども、アメニティーは快適さ、居心地のよさ、安らかさとも訳されますが、一人一人が他人に対する思いやり、さらに植物や動物を含む自然に対する思いやりを持つことがその本質ともされている。この文は、金光町の歴史の、金光図書館の蔵書から抜粋させていただきました。それらのシンボルとしてアメニティパーク丸山公園が造られたと聞いております。植木の町、金光にふさわしい、自然あふれる公園として、浅口市の花とされた桜も100本植えられての登場でした。 質問なんですけれども、今、池に流れ込む滝が止まってます。いつから止まってしまったのでしょうか。 また、再現する計画はありますか。 ○議長(伊澤誠) 金光支所長。 ◎金光総合支所長(武弘一) 失礼します。 丸山公園の池に流れ込む滝についてお答えをいたします。 御指摘の滝につきましては、平成25年4月に停止をいたしております。停止の理由ですが、滝全体が老朽化しまして、ポンプ設備の故障や配管の漏水など、不具合が発生したためでございます。 修繕をしないのかということも含めてということでございますので、その点についてもお答えをいたします。 滝の修繕費用につきましては、停止した平成25年当時、検討いたしまして、当時の試算結果でございますけれども、約290万円、少なくともこれぐらいはかかるであろうと試算をいたしております。かなり高額でございました。また、稼働状態を維持していくためには、電気代ですとか、ポンプの耐用年数に応じたその後の修繕費用なども見込む必要がございます。それらのことを踏まえて、さらに長期的に考えますと、大規模な修繕が必要になるたびにさらに高額の費用がかかることが想定されておりました。これらのことから、修繕を見合わせているところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) うわさなんですけれども、当時は管理費が月に100万円ぐらいとかというふうに聞いたことがあるんですけれども、その当時の記録などは残っておりますでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 金光支所長。 ◎金光総合支所長(武弘一) 失礼します。 開園当時の記録につきましては、文書の保存年限切れのため、丸山公園に関する経費だけを抽出する程度の資料は残っておりません。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) 時代を追っての管理費の推移というのはありますでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 金光支所長。 ◎金光総合支所長(武弘一) それでは、通告書にございます内容について、管理費の推移についてお答えをいたします。 平成15年度につきましては、先ほど申し上げたとおり、文書の保存年限の関係で、丸山公園だけの管理費を抽出することができません。申し訳ございません。管理費につきまして、清掃や草刈りに要した経費ということで捉えさせていただきまして、それに関するものを抽出したところ、御質問にあります平成25年度につきましては年間約270万円でございます。また、同じく御質問にございます令和3年度、現在の最新の実績ということで、令和3年度では年間約150万円でございます。また、合併以降の清掃、草刈りの経費の推移といたしまして、令和元年度までの間は年間250万円前後で推移しておりまして、令和2年度以降につきましては年間が約150万円前後で推移をいたしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) ありがとうございます。私は丸山公園に何度か行ったんですけれども、現在、ローラーの滑り台は小枝の中を通っていくような面白さがあって、ちょっと冒険チックなんです。そこで、見本庭園などは人工的に造られた建物なんですけれども、何とか維持管理をしていただき、そのほかの草木は自然のまま残していくっていうか、返していくといった、そんな新しい観点で、新しい視点でこの公園を見直していくことが必要な気がするんですけれども。 ○議長(伊澤誠) 金光支所長。 ◎金光総合支所長(武弘一) 失礼します。 新たな視点で丸山公園のよさを見直すことについてお答えをいたします。 現在の管理につきましては、主に桜並木周辺ですとか、駐車場周辺に重点を置いて実施をいたしております。本市の財政状況から、丸山公園に多額の経費を投じることは、今後も困難であろうと考えております。御提案をいただきましたような新しい視点を持って管理の内容にめり張りをつけるなど、予算の範囲内で改善や効率化ができる点がないか、検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) ありがとうございます。例えば地元の若いアーティストたちに声をかけて、ふれあい学習センターがあるんですけれども、そこにデジタルエキシビションとか、森林ワークショップ、音楽会、ライブなどを立ち上げる場合の窓口はありますでしょうか。 ○議長(伊澤誠) 金光支所長。 ◎金光総合支所長(武弘一) 失礼します。 ふれあい学習センターなどを利用したイベントの窓口部署についてお答えをいたします。 まず、ふれあい学習センターの御利用につきましては、教育委員会事務局金光分室でお申込みを受け付けております。ただし、この施設につきましては、市民の木工芸及び陶芸活動などを目的とした施設となっております。実際、施設の内部には木工室や陶芸室などがございまして、利用者の方が製作活動を行うための作りつけの工具ですとか、作業台が設置してある状況でございます。さらに、製作中の作品の保管場所としても活用されております。こういったことから、御提案のありましたイベント等でこの学習センターを利用するというのは、なかなかそぐわないのかなと考えております。 一方で、ふれあい学習センター以外の丸山公園の一部を利用したイベントの実施につきましては、実施主体の方が、条例や規則に基づきまして申請をしていただいて、手続を行っていただいて、許可を得ていただきましたら、イベントの開催は可能であると考えております。その際の御相談の窓口につきましては、金光総合支所産業建設課となっております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) ありがとうございます。ぜひ利用させていただきたいと思います。 例えば、南海トラフ地震を想定した場合の津波対策として、丸山公園を避難場所としての活用ができるのではという。あくまでも津波対策ということなんですけれども、そういうことは可能でしょうか。 ○議長(伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(石田康雄) 失礼します。 丸山公園を避難場所に活用してはどうかという御質問でございます。お答えをいたします。 丸山公園は高台にありまして、津波の浸水想定区域及び洪水による浸水想定区域から外れております。また、公園を利用される方が常時利用できる駐車場が約100台あることから、南海トラフ地震等による津波での浸水、それから洪水による浸水のおそれがある場合などには、緊急時の車中避難場所として利用していただければというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) ありがとうございました。観光や、県の内外っていうんでしょうか。日本全国に岡山県にこんな町があるよというアピールは、観光都市としての側面を強調できる、ソフト面を充実させることだと思います。何かそんなことも踏まえて、今後の丸山公園をどのように運営していくのか、市長にビジョンをお尋ねしたいと思います。 ○議長(伊澤誠) 市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、今後の丸山公園の運営ビジョンについてお答えをさせていただきます。 丸山公園は、金光地域の市街地に近く、市民が集いの場として親しめる公園であるよう運用してまいりましたが、合併後、交付税が年に約8億円減であるとか、近年の災害対応であるとか、また最近ではコロナ対策などと、非常に厳しい財政状況の中で、経費を抑制せざるを得ない状態が続いております。また、将来の財政を見通して考えると、今後の管理費の経費を大幅に増額していくことは容易ではなく、現状の管理水準を維持していくことが基本と考えております。しかしながら、御提案のあった新たな視点や、地域や各種団体との協働など、広い視野を持って、他事例等を研究しつつ、今後の公園管理に取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(伊澤誠) 早苗議員。 ◆5番(早苗ネネ) とっても明るいビジョンを感じました。ありがとうございます。 これで私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(伊澤誠) お疲れさまでした。 ここで暫時休憩とします。            午後11時11分 休憩            午後11時14分 再開 ○議長(伊澤誠) 再開します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(伊澤誠) 日程2、議案の質疑を行います。 議案に対する発言通告の申出はありません。 承認第8号専決処分した事件の承認についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 承認第8号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、承認第8号は委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。 承認第8号は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、承認第8号は原案のとおり承認されました。 議案第53号浅口市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 議案第54号岡山県西部地区養護老人ホーム組合の解散に関する協議についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 議案第55号令和4年度浅口一般会計補正予算(第4号)から議案第59号令和4年度浅口下水道事業会計補正予算(第2号)までの質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 認定第1号令和3年度浅口一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第8号令和3年度浅口工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 認定第9号令和3年度浅口水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について及び認定第10号令和3年度浅口下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 香取議員。 ◆16番(香取良勝) 監査委員の、今の加藤監査委員に伺いますが、昨日、水道について監査報告を行っとるわけでございます。監査委員の意見として、こういうことを言うとるわけですわ。水道料の未納、現年、過年度、計3,227万9,777円となっていると。回収不能となった債権を放棄し、またその協議した上でというふうになっとるわけです。これについて、加藤監査委員が議会で質問しとるわけです。どう言うとるかと言うたら、滞納を解消するための取組はどのようになっているかというような、滞納状況について質問しとるわけです。監査委員は監査にあることを使うたらいけないというようになっとるわけです。なぜならば、これは栗山市長が、私が監査委員になるのが決まっとったのに、香取は今のこれに自分でやっとるから駄目だというのを、議事録に載っとるわけ。しかし、今、加藤監査委員はこのようなことになって、違法なことをやっとるわけじゃ、これを見ると。その件について、加藤監査委員、どういうように思うとんか、説明してください。 ○議長(伊澤誠) 加藤議員。 ◆12番(加藤淳二) 私の質問は数字を出してません。一般論としての滞納を言ってるだけです。決して監査委員としての意見を言ってるわけではありません。議員として滞納はどうなってるか、どうしたらいいかということなんで、全く監査委員とは関係ないと思ってますので。 以上です。 ○議長(伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) それが、ここへ載っとんのは同じことが載っとるわけですよ。誰が見ても、監査を、一般質問意見書と同じということになっとるわけだ。だから、私は知らないんだと。そういうことが通るはずがない。これを基に、監査委員を、香取がなっとんのに栗山市長が下ろしとんですよ。どう言うとるかと言うと、こけえ議事録がある。あくまで一般論として申し上げたいというのは、香取議員は監査でしか知り得ない情報を委員長報告とか一般質問で行ったと。これ、証拠がないんですよ、私が言うと。証拠がないのに、そういう名目で監査委員を下ろしたわけですよ。にもかかわらず、これははっきり言って証拠に載っとるわけです。そのときに、共産党の桑野和夫、これが表へ名前を出してやっとんですよ。どう言うとるかと言やあ、議会選出の監査委員について、市長からの任命同意がなされておりません。なされてないんだよ。ねえ。議員は出されたときに、香取監査委員がするというとって。しかし、市長が任命するんじゃから、任命してない。財政上の公平な運営を図るため、財務に関する事務の執行状況、管理する立場なりで、的確な議員の選出が必要であると。これで言うとんだよ。分かるか。ねえ。へえで、これを桑野和夫、共産党。へえで、今、沖原有美、共産党、藤井立子、オクランド早苗、そして妹尾義信、石井由紀子、山下周吾、斎藤貴士、大西恒夫、これらが出して、できとるやつを途中でひっくり返した。なぜなら、これがあるからひっくり返した。へえで今言うと、関係ない。どこを持って関係ないんだ、君は。自分がなりてえけえというて、おらびゃありいたでしょうが。わしが監査なる監査なるというて。監査になってもええけど、こういうことをしたらいけんことをしながらなっとんじゃろう。だから、ここで聞いとんです。もう一回、説明せえ。 ○議長(伊澤誠) 加藤議員。 ◆12番(加藤淳二) 私は昨日の質問でも数字で一切自分から言ってません。数字はあくまでも部長に確認した数字です。だから、監査委員として知り得た情報で質問してるわけじゃありません。 以上です。 ○議長(伊澤誠) 香取議員に申し上げます。次の質疑が3回目となります。まとめてください。 ◆16番(香取良勝) ええことを言うて逃げなさんな、あんた。今まで議員しょうて、市長と副市長があんたのとけえ行って応援しとんでしょう。だから、本気で応援しとるから、わしが監査をしてから、もう全部なあなあにしてしまうと。香取にしたら、今のみどりケ丘の金を要らんとけえ、どっどっどっどっ、5,000万円をオキムラのとこへ使うたり、黒ニンニクに使うたり、大谷まちづくり使うたり、それをやっとるから、これを下ろさにゃあいけんというてやっとるしか取れんのんだ、これ。だから、君にやらそう思うて、自分を応援しとん、だあっと。へえで、それをしたら、僕は関係ありません。これは関係ありません。ここへ出とんじゃから、しょうがないでしょうが。誰が見てもそう見えるよ、そりゃあ。水道の件について。もう何ぼ言うてもいけんから、もうええわ。これはもう賢うねえからええ。 ○議長(伊澤誠) よろしいですか。            (16番「もう、ええ」の声あり)            (12番「反論します」の声あり)            (16番「もう、ええ言よんじゃから、ええんじゃ、わしがええんじゃ」の声あり)            (12番「いいえ、反論はしてえんじゃけえ」の声あり)            (16番「する必要ない」の声あり) まだ指してません。            (12番「反論の権利はあります」の声あり)            (16番「せんでもええ」の声あり) いや。じゃあ、一応反論の手が挙がってますので。            (16番「いけんのんじゃろ、答弁者わしじゃから」の声あり) これは質疑の答弁ですから、答弁。反論ですか。            (16番「反論じゃ」の声あり)            (12番「これに対しての答弁をさせてください」の声あり)            (16番「答弁じゃねえ、反論じゃが、おめえ」の声あり) 答弁ですよね。            (16番「質問じゃねんじゃ、こりゃあ」の声あり) いや、質疑ですよね。ですから、一応質疑の答弁を。 加藤議員。 ◆12番(加藤淳二) 先ほども言いましたように、一切数字を自分から出してるわけじゃありません。私が監査役を求めたわけでもありません。皆さんの同意で私は監査役になっただけであって……            (16番「同意じゃねえ。やりたいって言ったが」の声あり) 皆様の力で私がなったんで、私が求めたんではありません。だったら、香取さん、頑張りゃあよろしいじゃない。一生懸命やって監査役になればよろしい。でも、皆さんがしなかったんですよ。これが結果です。それを皆さん方によく理解してもらえればと思っています。            (16番「市長がやったん、栗山が」の声あり) 以上です。 ○議長(伊澤誠) これで認定第9号の質疑を終わります。 次に、認定第10号の質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで認定第10号の質疑を終わります。 認定第11号令和3年度竹川組合歳入歳出決算の認定についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 報告第7号長期継続契約締結状況についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 なお、報告第7号については、これをもって議了といたします。 諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) これで質疑を終わります。 諮問第2号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって諮問第2号は委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。 諮問第2号は原案を適任とすることに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は原案を適任とすることに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(伊澤誠) 日程3、議案の委員会付託を行います。 議案第53号から議案第59号及び認定第1号から認定第11号については、お手元に配付しております議案付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。 お諮りします。 ただいま委員会付託された認定第1号から認定第10号までは閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第10号までは閉会中の継続審査とすることに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(伊澤誠) 日程4、請願・陳情の上程を行います。 請願・陳情については、お手元に配付しております請願・陳情表のとおり各常任委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全て終了しました。 お諮りします。 9月15日、16日及び9月20日、21日は委員会審査等のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、9月15日、16日並びに9月20日、21日は休会とすることに決定しました。 次の本会議は9月22日午前9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 本日はこれをもちまして散会いたします。 御苦労さまでした。            午前11時27分 散会...