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09月12日-02号

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  1. 浅口市議会 2022-09-12
    09月12日-02号


    取得元: 浅口市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-06
    令和 4年第4回 9月定例会        令和4年9月浅口市議会第4回定例会会議録(第2)1.招集年月日 令和4年9月12日(7日目)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   議 9月12日 午前9時30分1.議事日程  第1 一般質問1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第1 一般質問1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  妹 尾 義 信            2番  斎 藤 貴 士   3番  竹 本   寛            5番  早 苗 ネ ネ   6番  沖 原 有 美            7番  山 下 周 吾   8番  石 井 由紀子            9番  藤 井 立 子  10番  伊 澤   誠           11番  佐 藤 正 人  12番  加 藤 淳 二           13番  桑 野 和 夫  15番  大 西 恒 夫           16番  香 取 良 勝  17番  井 上 邦 男1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(な し)1.欠 席 議員(1 名)  14番  藤 澤   健1.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      栗 山 康 彦      教育長     中 野 留 美  企画財政部長  石 田 康 雄      生活環境部長  新 田 直 哉  健康福祉部長  富 田 直 弘      産業建設部長  倉 田 裕 史  上下水道部長  山 本 青 司      金光総合支所長 武   弘 一  寄島総合支所長 竹 本 好 之      教育次長    難 波 勝 敏1.出席した事務局職員  議会事務局長  平 本 仁 至      次長      三 宅 清 正  書記      内 田 哲 司      書記      山 崎 敦 史            午前9時30分 開議 ○議長伊澤誠) ただいまの出席議員は15人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長伊澤誠) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可します。 まず、16番香取良勝議員、どうぞ。 ◆16番(香取良勝) それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 まず第1に、盗水について、その後の経過を求める。そして、今回は1番と3番を一括して市長説明を求めます。 まず初めに、岡山県警被害届、告訴をしたのかと。その後の警察、検察の経過はどのようになったのか。 また、浅口市に顧問弁護士が2名いるが、その氏名、または顧問弁護士料は1年間で幾ら支払っとるかと。顧問弁護士料は市民の税金で払っていると思うが、市民に対して公平な弁護をしているのか。今までにどのような浅口市の弁護をしていたのか、説明を求めると。 栗山市長市長になって3期を迎え、4期目でございます。今まで顧問弁護士を何名入れたのかと。例えば、最初はウチダ弁護士だったと思うんです、タヌシ市長のときには。それから、それを辞めさせて、後をずっと市長の前の逮捕されたときに使うとったキクチ弁護士、それを使って、またその後2名ずつ入れとん。以前は1名だったん、顧問弁護士は。今2名にしとる。その点について説明を求めると。 また、市長は公人として市民に対して公平な行政を行っているか、どのように思われとるか。1番と3番を最初に説明を求める。分かるとこからきちっと説明をしていただきたい。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) それでは、通告に従いまして順次お答えをさせていただきます。 まず、1番目の(1)に書いてあります岡山県警被害届、告訴をしたのかという御質問でございますので、まずは担当部長から説明をさせます。 ○議長伊澤誠) 山本上下水道部長。 ◎上下水道部長山本青司) 失礼します。 盗水について、その後の経過説明についてお答えいたします。 まず、1番でございます。 岡山県警被害届、告訴をしたのかとの御質問ですが、まず盗水についての経緯から説明いたします。 盗水が発生した場所は、浅口市金光町占見新田778番地所在の香取第2ビルでございます。このビルの登記上の所有者香取良勝氏であります。市に届けのないまま未届けで市の管理する水道管へ接続がなされ、平成17年8月頃から約16年の間、水道水が不正に使用されていたものです。当然市のメーターも不設置で、水道料金も支払われておりません。下水道料金も同様に支払われておりません。 このため、市は水道水窃盗被害として、令和3年9月21日、岡山県警玉島警察署に犯人は不明とした被害届を提出しました。 次に、告訴をしたのかとの御質問ですが、その御質問にお答えいたします。 盗水について、市は被害届を提出しましたが、告訴はしておりません。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) これ盗水と言うとりますわね。これ盗水になっとんですか。へえで、被害届でなくて、届けじゃなくて、窃盗で訴えとらへんか。説明せられえ。 ○議長伊澤誠) 上下水道部長。 ◎上下水道部長山本青司) 失礼いたします。 市が玉島警察署にお出ししたのは被害届だけでございます。訴えてはございません。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) おたく、うそを言うちゃいかんぞ、うそを言うちゃあ。ここへ不起訴が来とんだよ、窃盗の、検察庁から。届けをせんのに何で不起訴が来るんなら。おめえらあうそを言うての、ええかげんに人をだますな、こりゃ。最初は盗水で、被害届、今度は栗山康彦の名前で窃盗、盗水でというんで告訴しとるわけだ、余傳の弁護士と中濱を使うて。だから、これは不起訴処分で来とんだよ。もう一回説明せえ、きちっと。 ○議長伊澤誠) 市長。            (16番「ちょっと待て。答弁したもんが今度は説明させにゃいけまあが。いやじゃないんだ、わしが質問者じゃから。駄目だ。おめえは議長じゃったらわしの言うことを聞かにゃいけん。わしが、こっちが今答弁したんじゃ。勝手のええときはあっち、勝手のええときこっち、そがなもんじゃいけんのんだ。駄目、駄目だ。駄目じゃっちゅんじゃ」の声あり) 市長のほうで今手が上がったんで。 ◎市長栗山康彦) それでは……            (16番「駄目じゃっちょんじゃろうが。駄目じゃ言よんじゃ、おめえ。議長議長、何をしょんじゃ、おめえは。議長」の声あり) 部長の答弁したことに間違いはございません。            (16番「何をしょうらあ、おめえは。誰に議長にしてもろうとんなら、おめえは。市長にしてもろうとらせまあが」の声あり) 令和3年9月、ちょっと聞いてください。令和3年9月21日に浅口市は盗水について玉島警察署被害届を提出しただけでございます。間違いございません。 以上です。 ○議長伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) ここへ不起訴処分告知書、7月28日、玉島区検察庁、貴殿には窃盗事件について、7月14日、起訴しない方針であります。来とんですよ、これが。これは告訴せなんだら、こういう物は不起訴処分じゃ来ないんですよ。分かるか。これはうそを平気で言うんじゃ、この男は。泥棒、泥棒、泥棒と言うてえて、勝手がようなったら、してないと。そういうことをするから、おやじ県会議員のときにでも捕まっとってもああじゃあこうじゃあというた話したんじゃねんか。そのときにキクチ弁護士じゃったんじゃろうが。それを顧問弁護士でこっちにかけたんじゃないんか、浅口市の顧問弁護士にしたんでしょうが。それが被告と原告と両方の弁護をしたから、弁護士きんようになったんじゃねんか。浅口市から顧問弁護士やめてもろうたんでしょうが。そういう経過があるんじゃないんかな。結局そういうようなうそを言うちゃあいけん。ここへ現に、ほんならこれ何で来るんで。不起訴処分告知書というんが来とんじゃ。告訴せんもんに何で来るん。私は告訴をされたから、玉警の県警の賢うねえ警察官、わしを調べたんですよ。だから、わしがどういうことならというて言うたら、ああだこうだと言うて、裏から圧力があったからしょうがねんじゃというてわしを取り調べとんじゃ。これが不起訴になったんだ。頭横へ振らんでも、わしが行っとんだから。調べてみい。わしも弁護士を通してやりょんだから。            (市長議長、よろしいですか。よろしいですか」の声あり) 何がえんなあ、わしが言よんじゃから。それで……。 ○議長伊澤誠) まだ、ちょっと待ってください。 ◆16番(香取良勝) ちゃあちゃあちゃあちゃあ言うな、おめえ、悪いことばあしやがってえて。 それと、浅口市に顧問弁護士が2名いる、その氏名、顧問弁護士料は1年間幾ら払っとんか、その件について教えてください。
    議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) 遡りますが、先ほど想像でかなり物事を言われましたけども、もう一度整理の意味で申し上げますけども、浅口市は被害届を出しただけでございます。これは間違いございません。 それでは、次の御質問に順次お答えをさせていただきます。 詳細につきましては担当から説明をさせます。 ○議長伊澤誠) 石田企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) 失礼します。 それでは、顧問弁護士2名の氏名についてお答えをいたします。 浅口市では岡山市に事務所がある余傳悠司弁護士と、同じく岡山市に事務所がある中濱孔弁護士顧問契約を結んでおります。 顧問弁護料は幾ら支払っているかとの御質問ですが、顧問弁護士顧問料はそれぞれおのおの消費税別途で年間60万円でございます。年度末にお支払いをしております。            (16番「幾ら」の声あり) 60万円でございます。            (16番「2人で」の声あり) 1人が60万円でございます。消費税別途でございます。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) これ私が言やあね、この弁護士、はっきり言やあ、悪徳弁護士なんですよ。私から言わせれば。最初おやじが余傳のおやじを頼んどったんですよ。今八十何ぼですわ、年は。市長のときのおやじのときの弁護士じゃったと聞いております、私は。それを頼んで、今度はおやじは年をしとるから今度息子に代わったんだよ、これが余傳なんだ、今の、若けえのが。だから、少々悪いことなろうが、今の言うた告訴をしてない、告訴をしとるから不起訴が出るんだよ。被害届だったら出ないんですよ、こういうことは。そういうことをやってきとるわけ、今まで。そして、その余傳弁護士が、御存じじゃと思うが、何で悪徳弁護士かというと、勝てもせんものをだっだっだっだ市長が言うたら前へ進めるんだよ。金光の遙照で伐採しょうてけがをして、それに2,000万円、最高裁もやって払わす。余傳弁護士弁護料年間60万円と500万円から600万円の弁護料を取っとる。結局市民に対して市民を山でけがしたもんに、そのもんに金を市から市の金で弁護をさせて、相手は自分の弁護、個人の弁護士頼んで徹底的にやって、結局市が負けとんだ。2,600万円、700万円払うとんだ。だったら、和解してきちっと話をするんが普通の弁護士なんです。今回の件でも、これなんかでも不起訴、起訴分かっとんだから、ばか市長とかうそつき市長と言うて、それをゴロ新聞が載せた、それに対してああだあこうだ、悪うもないのを悪い、そういうことをのうのうとやって、香取落とそうと思うて頑張ったんじゃろうが。moko'aの件とか、監査で、moko'aの件。そしてまた、黒ニンニクイキイキグループ、全部が同じ人間が金を取っとるじゃねえか。大谷まちづくり、全部同じもんが領収書もろうとるじゃねえ、何千万円も。そういうことをして、監査にせよ、全額払えと言うたから、香取はもう監査もやめささにゃいけなあ。共産党の桑野や沖原、これらに言うてから名前を書かせてやめさせたんじゃないんですか、市長。最初したときにはオーケーじゃったんじゃ。きちっとしたきれいなことをせられえ、公平性があるような。 この税金は、市長、あなたが払うんか。今の〇〇氏が個人でやって個人で自分で金を払うて全部しとんだ。顧問弁護士使うて、自分に気に入らんものは徹底的にたたくんだと。ましてや、税金払わんと言うたら、そのはさみから軽四から全部取って、競売にかけて、その上今行方不明じゃが。弱えもん助けるんが市長や議員じゃないんか。やっとることは何ですか、これは。私がそれを言うから腹が立って、香取は通したらいけなあと思うて徹底的にたたいたんでしょうけど、通ってここへ来とるから、困っとんじゃないんですか。答弁せられえ。悪いけど、わしのお茶があったろう、それ持ってきて。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) すみません、話が次々と変わりまして、かなり想像で物事を……            (16番「想像じゃねえわ」の声あり) お話をされておりますけども……            (16番「調べてみい、調べて物を言え」の声あり) 何が言われたいのか分かりませんし、何の質問をされてるのか分かりません。ただ、弁護士のことを悪く言ってらっしゃるようでございますけども、これまでの弁護士を選んだのはこれまでの実績や経験、信頼性あるいは対応性などを考慮して選定をいたしております。このたび香取議員が盛んに不起訴、不起訴って言われますけども、このたびの盗水は悪質であり、前代未聞の事件であります。盗水された水道水は市の財産でございまして、被害届を出し、捜査していただくことは市民の権利を守ることであり、当然のことであると考えております。結果として、もう一度申し上げますけれども、浅口市は被害届は出しましたけれども、告訴はいたしておりません。 以上です。 ○議長伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) ほんなら、聞くんじゃけど、検察庁は勝手に告訴をしてから私を取り調べたんですか。そういうように取れるでしょうが。私は行っとんですよ、検察庁へ。刑事告訴されとるから取り調べるんだ、来てくださいといって行っとんだよ。へえで、どうならというたら、これが出てきたんだよ、不起訴が。だから、うちの弁護士はこれについて今おたくのほうへ市長に対して金額1,000万円支払えと、ゴロ新聞に対しても金を支払えと、こんなことを書いとると。出しとんだよ、岡山放送にも、笠岡テレビにも。損害賠償で訴えとんですよ。おたくのとこまでまだ行ってねんか、これが。これ市民の税金で裁判しょんじゃ。この余傳と中濱に。税金の無駄遣いて書いとるけえ、前は1人の弁護士だったんですよ。年間50万円じゃったん。今は60万円が2人、120万円払よんでしょうが。何でそがに要るんですか。要るときにはその都度弁護士頼みゃあええんじゃないんですか顧問弁護士というのは仕事をせんでもおるだけでそれだけの120万円の市民の税金を払よんじゃないですか。そういうことを自分に不利になるから、弁護士多いほうがええと思うて2名つけたんですか。どうなんですか。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) この予算措置についてはきちっと議会の承認もいただいておりますので、誤解のないようにお願いいたします。 そして、なぜ2名体制にしてるかというのは担当のほうから説明をさせます。            (16番「誰なら、担当は」の声あり) ○議長伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) 失礼いたします。 弁護士の2名体制というところですが、平成23年4月1日から2名体制にしております。顧問弁護士の契約につきましては、ある程度長期的に同じ弁護士に委託することが効果的であるのではないかというふうに考えております。継続的に自治体の置かれている個々の個別の状況をあらかじめ御理解いただくことで、現場の担当職員が問題を抱え込まず、相談しやすい関係づくりにもつながっておりまして、問題が大きくなる前に訴訟リスクなどを見据えた助言を受けられ、問題の発生や拡大を未然に防ぎ、迅速かつ適切に問題を解決することができるというふうに考えております。            (16番「簡単に言ええ」の声あり) 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) 弁護士というのは何もせんでも顧問弁護士料が一番ええんですよ。私は岡山の弁護士大勢知っとるけど。市の弁護士と県の顧問弁護士、国の弁護士顧問弁護士、大体年寄りばあだよ。物すげえうまみがあるんだよ、何もせんでも、おりゃあ。仕事があったら持ってくるから。それを2名もしとるところはないんですよ。なぜ2名要るんだ。市長が自分が困ったらいけんからというて入れとんか、それとも自分の会社のほうも頼まあというてやっとんか。私には分からない。だけど、普通に今まで1人じゃったのが2人になったと。それで、最初1名じゃったのが2名、みどり法律事務所と今度は余傳がやりょうた、みどり法律事務所、そんな栗山についていけんからというて途中で引いた。ほんなら誰を入れた、中濱を入れたんだ。結局自分がええようにええように持っていきょうるけど、それ上手口言ようる。今言うた不起訴でも、私はしてないんだと、してないから、警察検事が勝手にやったんだというような言い方じゃないですか。これ裁判で今日の議事録は出るんだから。結局うそを言うちゃあ駄目なんだ、こういうことは。ばれとんだから。告訴をせんもんが何で私呼んで不起訴処分になるん。盗水でおめえが悪いんじゃ、盗っとんだ、盗っとんだ、盗っんじゃというてあれだけ言うとって、なぜ告訴せんのんなら。盗っとんじゃろ、盗人しとんじゃろ。奥さんに言うとった、誰に言うとる、家族に言うとった。聞いたら、君は来とらあへんじゃあねえか。逮捕されたフジワラがうちの息子と1回話をして、こうこうで、もうこれはよろしいですよと、うちが悪かったと、おやじに言うてえてくれと、分かりましたと、わしはそれを1回聞いただけじゃ。そしたら、ゴロ新聞山陽新聞がだだっと出したがな、私のとこへ誰も聞きに来んと。やくざじゃねえんじゃけん。寝起きを襲うなと言うんじゃ。汚ねえことをするな。わしも何十年も岡山で代行運転しょうた。池田組、大石、竹中、内村、山健、全部私が同和会の代行持って帰って私が社長でしょうた。言うちゃあ悪いけど、極道が悪いと言うけど、悪を出せえというたら極道じゃと言うんじゃ。もっと悪いのはでえならというたら警察官じゃ。うそを平気でやるんじゃ、けえつら。もっと悪いのはでえならというたら検事じゃという。もっと悪いのでえならというたら国会議員じゃ。だから、安倍やこう殺されてしもうたろうが。あれは海上自衛隊が殺してなかったら、いまだにまだ悪いことしょうる。我々が見てねえ。誰が見てもおかしいと言よんじゃ、行政は。強えもんが強えんじゃねん。弱え者をいじめるんじゃ、強え者は。市長はそれやりょんじゃ。わし一人でやりょうるから、みんな全員が市長派へ行ってしもうたろうが。監査やらさんというて皆印鑑押したろ、ここらのが皆、共産党が主になって。共産党市長派になってしもうたじゃねえ。済んどんだ、共産党やこう、もう。ここへ書類が全部あるんですよ。みんなのとこで書いとんじゃ、共産党が全部名前を連ねて。全部市長派になってしもうたんじゃ。監査香取にやったら徹底的にたたかれるから、やらすなというて、前議長にやらそうかと言うた、共産党が駄目じゃ駄目じゃと言うて。市の職員しょうていけんから、途中から代わったような人間じゃ。わしら一緒にしとるからよう知っとる。 それじゃ、再度伺いますが、私が盗水した、水盗ったというのは、これは本当ですか、うそですか。きちっと説明せられえ。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) 何度も申し上げますけども、浅口市は被害届を出しただけでございます。 以上です。 ○議長伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) 水を盗ったか盗らんかと言ようんじゃけん、それをよう聞けや。答弁せられや。盗ったと言よんじゃけん、君が。議事録には載っとんだ、盗った盗った盗ったというて。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) そのようなことを申し上げたことは一度もございません。被害届を出しただけでございます。 ○議長伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) ここへ議事録があるんじゃ。平成3年12月、平成4年3月定例会市長答弁書があるんだ、盗まれたから被害届を出したんだと。3年なんか泥棒泥棒という何遍これ言うとる、ここへ、議事録へ。そういうことを全部これ、君を今度は損害賠償で訴えとんじゃから。これ全部出るんだよ。言うとる言うとるというてうそばあ言うとる。今日の議事録出すんだよ、裁判所へ。うそを言うのもええかげんにせられえ、あんた。一つがうそを言うたら皆うそになるん。だから、安倍と一緒なんだよ。安倍は海上自衛隊の人間が殺したけえ、表へ出た。あれ殺してなかったらまだ悪いことしょうる。市長、わしがおらなんだらまだ悪いことするぞ、君は、言うとくけど。山陽新聞ゴロ新聞と組んでたったったった泥棒泥棒というてここへ載っとんだ、山陽新聞。社長が松田っちゅうんだ、これを訴えとんだ、今。訳の分からん答弁書持ってきとる。キクチじゃ、弁護士は。キクチのところじゃ。分かるか。私んとこへ、前も言うたよん。今から合併したときに笠岡の支社長が、山陽新聞が、10万円持ってけえと言うたから、持っていかんと言うたら、おどりゃあ落としたるというて、わしを突き飛ばして帰ったんど。ほんなら、山陽新聞載さんというて、載すなって言ったん。本人の希望により写真載さないと書いて、大うそを垂れないうんじゃ、10万円持ってこなんだから載さんのんじゃというて書けっていうんだ。こういうことをするけんゴロ新聞っちゅうとん。分かる。市長と組んで汚えことしょんかも知らんけど、うちに候補者がみんなおる前でやっとんだから。そういうことをする新聞をゴロ新聞っちゅん、わしらは。正しいことはせんと、自分に不利になるようになったら人を陥れる。ここにも書いとる、新聞に載っとる。浅口市議書類送検、載っとんじゃ、市長。盗水したというて載っとる、これ、山陽新聞ゴロ新聞で。香取良勝市議会議員所有するビル、占見新田の水道未届けで水道盗った、県警は市議を窃盗容疑で書類送検したと書いとるじゃあねえか。これうそか。山陽新聞うそを書くんか。それとも君がうそを言うとんか。人をだますな、その日、その日で。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) 私もその新聞は読ませていただきましたが、何度も申し上げますように浅口市は被害届以外何も行っておりません。これは間違いない事実でありまして、今あなたが言われてることは全て想像でございます。警察にお問合せになるなり、検察庁にお問合せになるなり、どうぞ御自由にしていただきたいと思います。私は被害届のときに事実だけを申し上げました。もう一度申し上げますけども、盗水された水道水は市の財産であります。香取第2ビルで盗水があったことも事実であります。そのことによって市が損失を被っているため、厳正に対処しないといけないと考え、損害賠償請求等も今提訴いたしております。このたびの盗水につきましては、誰かが意図的に水道管の接続を行わなければ起こり得ないことでございます。ビルの所有者である香取議員におかれましては、議員がいつも口癖のように言われていらっしゃる納得のいく説明、納得のいく説明を一日でも早く市民に対する説明責任を果たす義務があると考えております。 以上です。 ○議長伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) 今言うたが、盗水、盗っとると言うたじゃねえか。わしが盗っとるというような説明したじゃねえか。じゃから、説明責任があると言うたんじゃろ。私が盗ったんか。その証拠があるんか。            (市長議長」の声あり) わしが言ようるとき黙っとけえ、おめえが言うとき黙っとんのに、おどりゃあ。 ○議長伊澤誠) 市長、待ってください。 ◆16番(香取良勝) チンピラが言うようなこと言うな、こりゃ。わしが質問しょうるときには黙って聞きょうれえ。何がおかしんなら。この山陽新聞に載っとんのは、これうそか。ゴロ新聞じゃけん、うそを書いとんか。不正に使用された窃盗じゃと書いとるじゃあねえか。香取市議所有のビルで水道の無断で接続して盗んどんだと、今も言うたでしょうが。窃盗で届出の、説明責任があるというて。盗ってねえのに何で説明責任いるんなら。わしが盗ってないんだよ。わしが水道そこへ入れえと言うたんか。ちょっと待て。 それと、議事録には窃盗した、窃盗した、泥棒泥棒、今でも言ようたでしょうが。わしが盗りょうるところを見たんか。それとも今のメーターをわしが付け替えよんのを見たんか。そういうことがあるんかないんか。だからこそそれを全部ひっくるめて玉警の汚れの警察官が調べたら違うとったというんかどうか知りませんど、それはわしをやろうと思うて本気じゃったと思う、話をしょうたら、県警は。しかし、新しい弁護士がわしについたら、3日したら不起訴じゃが、おめえ。前の〇〇弁護士、これはどっちの弁護しょうたか分からんから、解任したんです、私が。くらっと変わったぞ。もう一回説明せえ。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) 何度も申し上げますが、今申し上げたように私が香取議員が窃盗したとかということは一度も申し上げたことはございません。事実を申し上げただけでございまして、香取ビル、あなたの所有のビルに無断でメーターも設置せずに水道水が引かれてた、ずっとそれで16年間近くわたって無料で使われてた、それは事実であります。そのことに対して被害届を出したということで、今まで一度も犯人はあなただというようなことを新聞公表とか、よそに言ったようなことは一度もございません。間違いのないようにこれだけはしっかりと御理解いただきたいと思います。先ほど私が説明したことを曲げてとってらっしゃるようですけども、必ず正しい理解をしていただきたいと思います。 以上です。 ○議長伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) これへ書いとんじゃ、香取良勝ビルというて書いとん。へえで、今の報道をしたん。笠岡放送、ほかも、香取良勝ビルとしてやっとん。香取良勝市会議員ビルとしとんだよ。ということは、私を陥れるために笠岡テレビ山陽新聞も全部陥れようと思うてやっとんだ。私のとこへ前もってこういうことがあるんかということは一回も言うてきてないん。ぼっとやったんじゃ、市長。普通なら私のとこへ相談に来るん。金が入ってねえけど、どがんすりゃええんが。逮捕された金光のフジワラ氏、課長、これがうちの息子に、もう金は要りませんよと、これは市が悪いんだから、電話が言うてきたから、おやじ、こうじゃからええかというけん、うん、おめえのええようにしとけやと、それを1回聞いただけです。そしたら、すぐテレビに新聞にゴロ新聞がざっと出したんだよ。びっくりしたんだよ、わしも。わしがこの議場へおったら困るから、落選さそうと思うて、昨年9月21日に自分らだけで呼んでだっとやったんでしょう。その後から新聞社、テレビ局、映してねえとこが電話してきた。香取さん、私は放映しておりませんのんでというて何回も来た。ということは、陰へ隠れて汚えことをしょうたんじゃねんかな、悪徳弁護士に頼んで。こんなもんに弁護士料払うて人が笑うぞ。あっちへついたりこっちへついたり。弁護士というのは弱えもんを助けて、正しいことをやるんが弁護士なんだ。こんな不起訴になったりなにをするのに、前へ出て前へ出て、金が欲しかったら誰でもやるんだ。やくざたあ汚ねえんじゃ、けえつらは。私も岡山で代行運転何十年もしょうて、裁判何十遍というてしとります。しかし、こんな弁護士は大勢いません。負けるような弁護じゃったらな、受けんのんですよ。司法試験受けて、勉強しとるもんだったら。何でもかんでも受けるいうのは、こじきなんです、けえつら、私から言わせりゃあ。代行運転30年ぐらいしとんだよ、岡山市内で。事故があるから裁判何遍もしとる、何十遍というてしとる。きれいなことをするんが弁護士、市会議員、国会議員、陰へ隠れて、統一教会と一緒になってごとごとしょうのは、浅口じゃ、大西恒夫議員じゃないんですか、統一教会行ってちゃあちゃあと言ようたのは。誰も行かんでしょうが。加藤勝信と。普通のもんは行かんのんですよ、こういうこと、悪いことはせんのんだよ。私は言うてきたって絶対行かんですよ。真光汚ねえけえ放り出したが。貧乏人から金を取りょうるけんやめっちゅうて。結局正しいことをしょうたらみんな見てくれるんですよ。もう一回きちっとした正しい説明してください。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) 何度も申し上げます。浅口市はいわゆる被害届を玉島署に出しただけでありまして、告訴はいたしておりません。何度も申し上げますけども、どうぞその関係機関にしっかりと確認をしていただきたいと思います。 そして、新聞報道の記者会見においてもあなたが盗んだとかというようなことは一切申し上げておりません。先ほどからお聞きいたしておりますと、いわゆる申し上げましたようにこれは市の財産であります、水というものは。だから、事実は香取ビルにつながれてる、水道メーターも付けずにつながれている、そしてずっと水道料金も払ってない、こういう事実があるわけでございます。それを私はそのビルの所有者である、あなたはいつ誰がどこでどのような形でこのようになったのかということをしっかりと市民の皆様に説明をする、そういう義務があるんじゃないですかということを申し上げてるだけでございます。勘違いのないようにお願いをいたします。 ○議長伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) 水道水を盗りょうるとかというのは市が管理するもんなんじゃ。だから、金を払ようらなんだらそこへ集金に行かにゃいけんのんだ。 部長に聞くけど、山本、おめえに聞くけど、未納額が何ぼあるんなら。そこへどういうふうに取りに行きょんな。説明せえ。へえで、今何ぼ残が残っとんな。そういうふうに行ってから報道したりするんか、それを。説明せえ。今金額何ぼあるんなら。 ○議長伊澤誠) 香取議員に申し上げます。 質問は通告範囲内で。            (16番「通告じゃ、それ水じゃがな、窃盗したと言よんじゃけん窃盗聞きょんじゃろうが。それはどうするんな、当たり前のこったろうが。関連しとるじゃろうが」の声あり)            (12番「議長、全く関係のない話ですからさっきのように言われたとおりにしてください」の声あり)            (16番「何言よんなら、おめえは」の声あり)            (12番「範囲外の話です、それは」の声あり)            (16番「関係ねえわ」の声あり)            (12番「範囲外の話です」の声あり)            (16番「議長、関係ねえもんの物を言うちゃあいけん。質問者はわしじゃから。質問しょうるもんが言うんじゃから。あれは関係ないんじゃから」の声あり)            (12番「議長、発言を求めます」の声あり)            (16番「発言求めることがあるか、あほうが」の声あり)            (12番「あくまでも議会です。質問の範囲内でそれに答えるように。今関係ない質問を数字を出されても執行部全くわかりません」の声あり)            (16番「議長、時間がのうなるけん、待て、ちょっと。何で物を言わすん、わしの時間取るんなら」の声あり)            (12番「通告の範囲内で。それを決めるのは議長です」の声あり)            (16番「ちょっと待てえ」の声あり) ○議長伊澤誠) 加藤さん、ちょっと待ってください。            (16番「待てえ、訳の分からんことを言うな、あほうが。外放り出せ、議場へ。発言できんもの、しょんだろうが」の声あり) ○議長伊澤誠) 先ほどの質問が通告外……            (16番「通告じゃない、ここへ書いてとるが」の声あり) 範囲内でお願いしたいと思いますんで、お願いします。 香取議員。 ◆16番(香取良勝) これについて盗水についてじゃから、水を盗ったというんじゃから。水道料も支払うてなかったら、盗っとんと一緒じゃから、そうじゃねえか。支払いしてねえんじゃから取りに行かにゃいけんのんじゃから、どうやって取りに行きょんならというて聞いてどこが悪いんなら。おかしなことを言うもんじゃねえ。大体ほかで言ようて訳の分からんことを言うたら、議場から出てもらわにゃいけんのだよ、議長が。わしの時間じゃから、これは。もう一回説明してくれえ。 ○議長伊澤誠) 答弁できますか。 上下水道部長。 ◎上下水道部長山本青司) 失礼いたします。 水道料金の滞納というお話が出ました。これは水道を使用するための届出を行って、水道メーターを設置して、ちゃんと水道を利用されてる方の中でいろんな御事情により水道料金が未納となっとる方でございます。盗水とは別物でございます。まずはそういうお答えをさせていただきます。 ○議長伊澤誠) 香取議員。 ◆16番(香取良勝) 結局もうはっきり言うて、勝手のええときは金を払わんでええんだよ。そういう言い方やるんだよ。それで、勝手が悪い、今言うた、監査は自分が欲しいから、監査取りてえから人を陥れて、自分が監査して、そういうことをするからおかしいんだ。全部市長派がやりょんだ。市長が副市長と一緒に応援に行っとんだ、加藤淳二のとこへ。へえで、おめえ、せえというて、なる前から決めとったんだ、君知っとろうが。ここへ名前書いとるが。桑野和夫、沖原、共産党、藤井立子、オクランド早苗、妹尾、斎藤、これらが全部監査委員を香取から放り出せと書いとんじゃねんか。結局そういうふうにやりょうたんじゃ、これらは。 ○議長伊澤誠) 香取議員、それは2番の。 ◆16番(香取良勝) もう一件言うけど……。おめえ、かたがたが言うな、こりゃあ。議長になったと思うて。 ○議長伊澤誠) 2番の質問ですか、今の。 ◆16番(香取良勝) おめえが言わんでもええんじゃ、おどりゃあ。誰が議長にしとんなら。市長にしてもろうとんじゃねえぞ、おめえは。 今の件なんかでもそうなんです。これ2番目の監査の件も。そしてもう一点、この公人としての説明ももう一回求めるが、公平性が全然ないというのが、今の税金払わんからというて競売かけたり、個人の散髪から何から売ってしもうて、本人は今行方不明じゃ。そういう汚ねえことをしょんじゃけ、市長は。市長になって初めてじゃ。税金払わんけんというて税金の未納者を、家へ行って土足で入って、物を差し押さえて競売かけて、私らよう極道が言ようた。汚ねえことをするんじゃ、金貸しは。土足で入って、病人の布団を引いて帰りょうることしょうる。市長が同じことをしようる。へえで、ええときには上手口ばあたったたったぬかして。だから、怪文書で市長は人殺しじゃ、出た、警察行って、言うたでしょ、告訴するというて。受けてくれなんだろうが。何でもかんでも警察行きゃあええというもんじゃねえんだ。汚ねえことしょうたら全部なんか受けてくれんのんだ。よう覚えとけ。 この今の2番目についてですが、監査の委員について、これははっきり言うて、これから裁判やるようになりますんで、これは後からやりますけえ。 今回これで本日の質問を終わります。 以上です。 ○議長伊澤誠) 御苦労さまでした。            (16番「おめえは議長、議員の議長ぞ。市長議長じゃないが、おめえ」の声あり) 次に、13番桑野和夫議員、どうぞ。 ◆13番(桑野和夫) それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。 明快な答弁をお願いをいたします。 初めに、体育館等の公共施設へのエアコン等の設置についてお聞きをしたいと思います。 今年の夏は大変な猛暑でありました。そして、この猛暑の中、7月には参議院選挙が実施をされました。参議院は解散がありませんから、基本的には3年ごとにこの7月に選挙が行われるということになると思います。私はこの選挙で投票立会人をされた複数の方から投票所になった小学校の体育館等が暑過ぎて気分が悪くなった、そういう声をお聞きをしました。 そこでまず、お聞きをしますが、市内の体育館や武道館等でのエアコンの設置状況について、まずお示しをください。 ○議長伊澤誠) 難波教育次長。 ◎教育次長(難波勝敏) 体育館等の公共施設へのエアコン等の設置状況についてお答えいたします。 浅口市には小・中学校や天草公園内などに15館の体育館や武道館がございます。運動を行うフロア部分につきましては、エアコンの設置している施設はございません。 以上です。 ○議長伊澤誠) 桑野議員。 ◆13番(桑野和夫) 武道館、体育館等のエアコンの設置はされてないということでありました。 先ほど言いましたように体育館などは選挙のときには投票所になります。さらには、体育館や武道館等では、暑い夏も含めて、いろんな世代の方がスポーツをします。また、剣道スポーツ少年団などは暑い夏も防具をつけて練習をするんだと思います。大変な暑さだと思いますが、こうした中、里庄町などではこういう施設にエアコンが既に設置をされておりますが、浅口市は今後つける予定はないのかどうか、お聞きをしたいと思います。 ○議長伊澤誠) 教育次長。 ◎教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 体育館等へのエアコンの設置についてお答えをいたします。 小・中学校の体育館や天草公園体育館など、スポーツ施設につきましては、児童・生徒の授業や行事、また市民の健康増進などを目的に使用されております。近年の地球温暖化の進行に伴い、夏には35度を超える猛暑が続くなどしています。市内の体育施設でもこのような状況で、換気扇の設置や地窓への網戸の設置など、対策を進めてきており、利用者の暑さ対策、熱中症対策に努めてきているところでございます。 市内には体育館や武道館だけで15施設ございます。そのうち、選挙の投票所、開票所と避難所の両方を兼ねた施設というのが8施設ございます。エアコンの設置、維持につきましては、非常に多くの費用も必要となりますから、施設の使用状況や立地等も考慮しながら、事業実施の有無も含めて今後検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 桑野議員。 ◆13番(桑野和夫) 検討するということでありますが、里庄町で設置をされてますが、これはもし調べられとったら、どういう財源を使ってやっとるかどうか、教えてください。 ○議長伊澤誠) 教育次長。 ◎教育次長(難波勝敏) はっきりとした確認ではございませんが、以前聞いたところによりますと、交付金を使って整備をしたというふうに聞いております。 以上です。 ○議長伊澤誠) 桑野議員。 ◆13番(桑野和夫) 私も調べた範囲では、コロナのを含めて交付金を使ってした部分もあるんだというふうに聞いております。 ではそれで、市長にお聞きしますけども、選挙のときの投票所になり、また災害時の指定避難所になる公共施設が8あるというふうに答弁がありましたが、そういうとこは今後計画の中、優先的にエアコン等設置してほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) それでは、体育館等へのエアコンの設置についてお答えをさせていただきます。 これまで各体育館等での暑さ対策、熱中症対策につきましては、換気扇の設置や地窓への網戸の設置、スポットクーラーや大型扇風機の導入など、積極的に整備を進めてまいりました。体育館等へのエアコンの設置につきましては、その必要性は今議員が言われてましたように私も認識をいたしております。しかし、非常に多くの費用が必要となることから、市独自での整備は困難であると考えます。 今後、国からの有利な財政措置等があれば、施設の使用状況や立地等も考慮しながら、検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 桑野議員。 ◆13番(桑野和夫) 災害はいつ起こるか分かりません。当然真夏に起きる可能性もありますから、こうしたときにエアコンがない施設に多くの方が避難したら、二次災害が起きる可能性もありますので、ぜひ緊急性のあるところについては積極的に対応を求めたいというふうに思います。 次に、スポーツ少年団についてお聞きをしたいと思いますが、スポーツを通じて心と体の成長を図ることを目的にしたスポーツ少年団の活動は私は大変貴重なものであるというふうに考えております。 しかしながら、ここ数年スポーツ少年団に加入する子供たちが少なくなっているんではないかと思われますが、まずお聞きをしますけども、スポーツ少年団の浅口全体の団数と団員数の推移をここ二、三年でお示しください。 ○議長伊澤誠) 教育次長。 ◎教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 それでは、スポーツ少年団の団数と団員数について、最近の推移をお答えいたします。 令和2年度で26団471人の団員数となっております。また、令和3年度では25団で466人の団員数、令和4年度では25団で447人の子供たちが浅口市スポーツ少年団活動を行っており、1団24人の減少というふうになっております。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 桑野議員。 ◆13番(桑野和夫) 入団する子供たちの数が減っているということでありますけども、この減ってる現象、要因については教育委員会としてどう分析をされているのか、お聞きをしたいと思います。 ○議長伊澤誠) 教育次長。 ◎教育次長(難波勝敏) 具体的な要因を詳しく確認等しているわけではございませんが、全体的な流れとしましては、現在児童数に占める団員数の割合でいきますと、過去5年ぐらいを比べてみても大体30%で推移しております。また、団員数のみの減少とは言えませんが、やはり少子化でありますとか、スポーツの種目、習い事等の多様化などによって、様々な要因から、種目によっては団員数が減少しているものもあるというふうに認識しております。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 桑野議員。 ◆13番(桑野和夫) 具体的な分析はないということですけども、少子化ということも確かにあると思います。また、私の思う一つの理由として、子供たちはスポーツ少年団に入りたくても、保護者が二の足を踏むということも実際上あるんではないかと思います。ですから、子供たちにスポーツ少年団の魅力を伝えると同時に、保護者にもその魅力を知ってもらうことが必要だと思いますが、その辺どうお考えでしょうか。 ○議長伊澤誠) 教育次長。 ◎教育次長(難波勝敏) 失礼いたします。 市といたしましては、団員数を確保するために2月頃にはスポーツ少年団の一覧を掲載した募集チラシを小学校などに配布依頼したり、広報紙等で募集記事を掲載するなどの対応を行ってまいりました。 また、各少年団が主体的に体験会の開催でありますとか、地域の小売店などに募集チラシを掲示するなど、団員数を増やすための工夫を行っているところでございます。 市としては、団と連携、協力しながら、これからも取組を進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長伊澤誠) 桑野議員。 ◆13番(桑野和夫) スポーツ少年団はトップアスリートをつくることを目的にはしておりません。小学校の時期に親も子供も一緒になって様々な行事に参加をしてもらい、交流を深めていく、これも一つの地域づくりになっていくんだというふうに思いますけども、その上でスポーツ少年団を強化していく今後の方向でありますけども、ここにあさくち子どもStarプランというのが2020年に作ったものがありまして、その中のスポーツ少年団の項目の中に、評価の指標として、現状は平成31年4月で、加入率が小学校全体で31%を、令和6年4月までに33%に持っていくということが示されており、全体としては、スポーツ少年団をしっかり育成していくということが書かれてあります。もちろん団員確保のためにはスポーツ少年団のそのものが頑張ることも大事ですが、団がそういう活動をする場合に教育委員会として、さらなる積極的な支援をお願いしたいと思いますが、今後スポーツ少年団が発展するようになるためについて、教育長の決意をお願いしたいと思います。 ○議長伊澤誠) 中野教育長。 ◎教育長(中野留美) スポーツ少年団の今後の方向についてお答えをいたします。 スポーツ少年団活動は、スポーツにおける青少年の健全育成、これを目的として、体を動かすことの楽しさや仲間との集団行動、地域とのつながりなど、本当に多くのことを学ぶことができる大切な場であるというふうに考えています。その点は議員さんがおっしゃられたとおりです。 様々な要因から団員数が減少しておりますが、引き続き各スポーツ少年団と連携協力して、団員数の確保に取り組んでまいりたいと考えております。もちろん保護者の御理解をいただくという点にも力を入れてまいりたいと思います。 今後は、こういったさらなる広報に努め、3月に行われる子供祭りなどでスポーツ少年団の取組などをPRする場を設け、スポーツの楽しさを知ってもらうことで、団員数の増につなげていきたいというふうに考えております。 ○議長伊澤誠) 桑野議員。 ◆13番(桑野和夫) それでは次に、最後に、災害時における避難行動要支援者の個別計画について質問をします。 災害発生時、あるいは災害が迫っているときに避難指示などの避難情報が発令されても、自力で避難が困難な人を避難行動要支援者と呼んでおります。東日本大震災では障害者や高齢者など、自力避難が困難な人が多数犠牲になりました。その教訓を生かして、2013年に災害対策基本法が改正をされ、要配慮者のうち、自力で避難行動が困難な支援が必要とされた人について、市区町村は避難行動要支援者名簿を作ることが義務づけをされました。それによって市区町村では要支援者名簿が作成をされましたが、個別避難支援計画は作成をされていませんでした。その結果、災害発生時に多くの要支援者が犠牲になってしまいました。例えば4年前の西日本豪雨の際に多くの被害を受けた倉敷市真備町で亡くなった51人のうち、約8割に当たる41人が要支援者名簿に登録をされていた方々でした。ほぼ全国の市区町村で要支援者名簿が作成され、全体の要支援者支援計画がつくられましたが、一人一人をいつ誰がどうやって支援をするかを定める個別避難支援計画は策定をされておりませんでした。 こうした状況の中で、国は2021年1月の国会で災害対策基本法を改正し、個別避難支援計画の策定を市区町村に努力義務にすることを定めました。 この上で質問しますが、浅口市では避難行動要支援者名簿をつくってると思いますけども、その名簿の登録されてる人数、総数は何人でしょうか。 ○議長伊澤誠) 富田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 個別計画についてお答えします。 浅口市では有事の際の避難行動要支援者名簿、そして個別……。            (13番「名簿の人数、まず」の声あり) ○議長伊澤誠) 名簿の人数。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 名簿の人数についてお答えいたします。 直近の数字ですが、1,675人であります。 ○議長伊澤誠) 桑野議員。 ◆13番(桑野和夫) 要するに自力でなかなか避難することが難しいという要支援者名簿の登録者は1,675人ということで理解すればいいと思うんですけども、この1,675人について個別計画は作成をされていますでしょうか。 ○議長伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) この個別計画の策定でありますが、浅口市では平成20年からこの個別計画の必要性を感じており、既に平成20年度から開始しております。先ほど申しました1,675人について、全て個別計画を作成しております。 ○議長伊澤誠) 桑野議員。 ◆13番(桑野和夫) 1,675人全員に個別計画が作成をされているということでありますが、この個別計画は一人一人について、例えば、言葉のコミュニケーションがこの人ができるであるとか、走れるかとか、そういう個人個人の特性や状況をつかんでおくことが災害時の対応について必要になってまいります。1,675人について誰がどうやって支援するのか、そこまで具体的に、要するに個別計画が実効あるものになってるかどうか、お聞きをしたいと思うんです。 ○議長伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) この個別計画でありますが、先ほどおっしゃられたとおり支援する人とか、個人個人の病気とか、その家の中でどこに寝てるかとか、あと支援者が誰であるかということまで細かく個別計画には書いておりまして、実効性のあるものについてでありますけれども、こちら昨年の国の改正の中でも個別計画をつくるに当たりまして、その要因が、名簿だけではなくて個別計画を立てることが実効性あるものだということで市町村の義務にしております。浅口市では、先ほども申し上げましたけれども、平成20年からこの個別計画を作成しております。 これからもこの計画をますますつくっていただくように地域にお願いし、さらにつくった後には避難行動等でこの情報を更新していただき、実効性のあるものにしていきたいと思っております。 ○議長伊澤誠) 桑野議員。 ◆13番(桑野和夫) 実効性があるかどうかが一番問題なんで、例えば、恐らく支援する人は民生委員であるとか、福祉委員であるとか、地域の組合長であるとか、そういう人がその人を支援するというふうになってるんだと思うんですけども、例えば、災害があったときに1人の民生委員が何人も支援はできないんですよ。大体1人か2人しかできないんで、その辺は大丈夫なのかという点と、支援する人は責任が発生しますよね。もし助けられんかったらいけないということも含めて、その責任感というのはきちんと処理できてるのかどうか、納得されてるのかどうか、その辺はいかがでしょうか。 ○議長伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 実効性のあるものにするために個別計画の中では2人の支援者の名前を上げるようになっております、それが先ほど言いましたように、地域の方とか、それがまた、ちょっと離れた身内の方であったりもしまして、あくまでもどのような災害が起こるか分かりませんけども、協力していただける方の名前を書いております。先ほども言いましたけども、避難訓練を今後していき、これにより何が問題であるか、その問題を解決するためにもぜひともこれを実際の訓練をした上で、役に立つものかどうかというのを検証していただいて、この計画をよりよいものにつくり上げていっていただきたいと思っております。 それから、もう一つですけれども、支援する人の責任でありますけども、必ずしもこの人が有事の際に助けるということは書いておりません。できる範囲で支援する人が協力をするというふうにお願いをしております。 以上です。
    議長伊澤誠) 桑野議員。 ◆13番(桑野和夫) これ地域の自主防災組織とか、あるいは地域任せにしないで、行政が責任持って計画をしっかりつくらせていく、つくっていくことが大事だと思います。 市長にお聞きしますけども、この個別計画でありますけども、絵に描いた餅にならないことが極めて大事でありますが、その辺も含めて答弁をお願いしたいと思います。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) 個別計画についてお答えをさせていただきます。 先ほど部長が詳しく申し上げましたけれども、浅口市では平成20年度から個別計画を作成をいたしております。さらに、自衛隊出身で災害対策のプロフェッショナルである地域防災員の専門員を配置し、自主防災組織の設置促進に取り組むとともに、個別計画を活用した訓練のアドバイスなども行っております。 これからも災害時に高齢者等の災害弱者が取り残されることなく、スムーズに避難できるよう地域防災力の向上に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長伊澤誠) 桑野議員。 ◆13番(桑野和夫) よろしくお願いしたいと思いますが、真備の例にあったように亡くなられた方の8割が要支援者でした。ですから、逆に言うたら、この実効ある個別計画を全てつくっておれば、こういう貴い命が助かったわけでありますから、そういう点で言いますと、誰一人取り残されない、そういう実効ある個別計画を引き続き十分つくっていくということをお願いしまして、質問を終わります。 ありがとうございました。 ○議長伊澤誠) 御苦労さまでした。 ここで休憩とします。            午前10時36分 休憩            午前10時50分 再開 ○議長伊澤誠) それでは、再開します。 次に、11番佐藤正人議員。 佐藤議員、どうぞ。 ◆11番(佐藤正人) 11番、公明党の佐藤正人です。 それでは、通告に従いまして質問させていただきます。 まず、線状降水帯についてお聞きします。 今年も世界的にも天候不順とか、また異常気象が続いております。我が国もそうでございますけれども、特に世界に目を向けてみると、パキスタンでは国土の3分の1が水没したという。このパキスタンという国は中東では大きな国でして、日本の国土の倍あるんですけども、そこの3分の1が水没したという。住民の皆さんも逃げるところがないというような、そういうような状況が続いておるようでございます。これも6月からの集中豪雨といいますか、そういう被害でございますけども、またヨーロッパではライン川やドナウ川、あの大きい河川がこの水位の低下で船舶が通れないというような、タンカーであるとか、大型貨物船であるとか、非常に経済にも支障を来しているというような、そういう状況が今でも続いておるようでございます。また、中国では長江で水力発電ができないというような、それで中国が今電力不足とかということもございますし、あとアフリカやアメリカでもこの大きな干ばつで被害が出てるというような、そういうような異常気象、また天候不順ですけども、これも地球温暖化の被害かなというように思うわけでございます。 本題ですけども、近年この、今日お伺いします線状降水帯、先ほど言いました世界的にもこういう状況があるんだろうというふうに思いますけれども、我が国においてもこの線状降水帯という気象用語をよく最近聞くようになりました。先ほども桑野議員さんからもありましたけれども、平成30年の西日本豪雨もそうでしたし、今年の夏も特に、私が知っている範囲では、この四国であるとか九州、東北、北陸でもこの線状降水帯が多く発生し、テレビの報道なんかでも被害が発生したというような、そういう状況でございます。今は災害の非常にリスクが高いといいますか、線状降水帯はそういう状況になっているところでございます。 そこで、お聞きします。 線状降水帯とはどういう状態を言うのか、またこの当局としての認識をお伺いいたします。 ○議長伊澤誠) 石田企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) 失礼します。 それでは、線状降水帯についてお答えをいたします。 線状降水帯は暖かく湿った空気により発達した積乱雲が線状に帯びた状況で降水域を形成し、数時間にわたって同じ場所に停滞することで大雨をもたらすことが発生のメカニズムと考えられております。近年では線状降水帯が原因で冒頭議員さんもおっしゃいました世界各地での被害、そして全国各地に甚大な被害をもたらしていることから、市といたしましても十分に危険性等を認識しているところでございます。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 佐藤議員。 ◆11番(佐藤正人) ありがとうございます。 その線状降水帯の定義といいますか、具体的にどのぐらい降ったらとか、また何時間で何ミリの雨量とか、そういうような数値でのこういうデータといいますか、そういう定義とかというのはあるんでしょうか。あったら、分かれば教えてください。 ○議長伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) 失礼します。 線状降水帯の定義といいますか、基準でございますが、基準の一つとして、3時間の積算の降雨量が100ミリ以上の分布域、面積ですね、面積が500平方キロメートル以上、こういった場合に線状降水帯が発表されるということになります。降る雨の量でございますが、線状降水帯予報での雨の降る量は、大体1時間当たりの雨量が30ミリから50ミリと言われております。この状態がどういった状態かということですが、例えばバケツをひっくり返したような激しい雨が続くというような状態となります。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 佐藤議員。 ◆11番(佐藤正人) 私が調べたところ、3時間で130ミリとかというのあったんですけど、今部長100ミリ以上という、それは500平方キロメートルの中でのことですけど、そういうようなデータ、数値があるようでございますけれども、ちなみに平成30年の西日本豪雨のときにはこの浅口市では3日間で、たしか一番多いところで350ミリ降ったんですけども、今はもうそれよりはるかに高い数値といいますか、1日でもう1,000ミリ近く降るような、そういうような高知県であるとか、最近も神奈川県の箱根町ですか、そういうところでは1日に1,000ミリ近く降るような、そういうような数字を見ただけでも恐ろしいような状況でございますけれども。 次に、気象庁は今年の6月からこの線状降水帯予報を発表しております。この内容についてどうか、お伺いします。 ○議長伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) 失礼します。 それでは、線状降水帯予報の内容と浅口市の対応についてお答えをいたします。 令和4年6月1日から線状降水帯の発生を示す顕著な大雨に関する気象情報の発表基準を満たすような線状降水帯による大雨の可能性が高い場合に、半日程度前から全国を11ブロックに分けた中国地方単位で気象情報が気象庁より発表をされます。線状降水帯予報が発表された場合の浅口市の対応といたしましては、発生エリアが比較的広い範囲、広範囲で浅口市へ及ぼす状況が予測できないことのため、まずは岡山地方気象台からの情報収集など、災害に備えた対応を取ることとしております。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 佐藤議員。 ◆11番(佐藤正人) 線状降水帯予報ということでございますけれども、今年の6月からそういう制度を発表しておられますけども、全国的には7月に第1回目があったみたいでございますけれども、先ほど部長も言われておりましたけども、線状降水帯予報というのは世界最高レベルの日本のそういう技術を駆使しての海上の船舶からの情報であるとか、またスーパーコンピューターの富岳、そういうのを最先端の技術を使って予測すると。それでもまだ課題は多いという、まだ外れるというところもあるわけでございますけれども、今後さらに精度を高めていく、いかなくてはいけないというようなこともありますけれども、今後、さっき部長言われたんですけども、全国を12ブロックの単位で分けるという。ですから、例えばこの中国は中国地方の一くくりとか、そういうふうになるんだろうと思いますけれども、今後2029年を目指して市町村単位でこういう線状降水帯を発表していくということを目指していくということでございます。そこにさらにこの精度が求められるわけでございますけれども、今年の梅雨明けでも最初は6月の下旬梅雨明け宣言されたんですけども、8月になって、実は梅雨明けは7月の終わりじゃったんじゃというような、そういうようなこともあったわけでございます。今後そういうような線状降水帯の予報はこれから、これは国の問題にもなりますけれども、市としても対応をしっかりしていかなくてはいけないなというふうに思います。 続いて、3点目の大雨警戒レベルとの関連性ということでございますけれども、国は昨年5月から5段階の大雨の警戒レベルを発表しました。要は、それまでの避難勧告がなくなって、避難指示という、要するに避難指示は警戒レベル4になると災害のおそれが高いという段階で必ず避難するということで改正されたわけでございます。また、高齢者等はその前のレベルの3の段階で避難しなさいということですが、この線状降水帯予報によって浅口市の対応は何か変わったんでしょうか。例えば、避難指示というのは市町村が発令します。この関連性はどうなんでしょうか。 ○議長伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) 失礼します。 それでは、大雨警戒レベルとの関連性についてお答えをいたします。 警戒レベルとは、風水害の危険が迫ってきた場合、その危険度に応じて、先ほど議員おっしゃいました5段階で気象庁から発表され、市町村はこの情報を基に高齢者等避難や避難指示などの避難情報を発令します。線状降水帯の発生を示す顕著な大雨に関する気象情報は避難情報としての警戒レベルでは4となりまして、避難指示相当以上のものになると認識しております。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 佐藤議員。 ◆11番(佐藤正人) いつ起こるか、この浅口市においてもそういう線状降水帯がいつ発生するか分からない状況でございますけれども、先ほどもありましたけれども、平成30年の西日本豪雨では真備で51人の方が犠牲になられましたけれども、その要因は要するに避難指示の発令の遅れということが後々に指摘されておりますけども、災害が真夜中だったということもございますけれども、要するに既に災害が発生してから避難指示が出たような、そういうような遅れの状況があったというようなことでございますけれども、災害のリスクの非常に高い線状降水帯とこの避難者の警戒レベル、これは非常に今後大事になってくると思います。 まとめて市長のほうからお考えをお聞かせください。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) それでは、線状降水帯についてお答えをさせていただきます。 線状降水帯はいつどこで発生してもおかしくなく、特に近年のような猛暑が続く季節においては大変注意が必要であります。本年6月1日から気象庁による発生予測が発表されるようになりましたが、これは中国地方、四国地方など、地方単位での予測となるため、市単位での発生予測は難しい状況でございます。このような状況でございますけれども、市といたしましては、岡山地方気象台や岡山県との連携を密にし、情報の収集分析を行い、市民の皆様に正確な情報をお伝えできるよう取り組んでまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長伊澤誠) 佐藤議員。 ◆11番(佐藤正人) ありがとうございます。 いずれにしても、この線状降水帯の発表ということは、非常に今後注視していく必要があると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、大きい2点目の市民の命を守る防災づくりについて、議長に許可をいただきまして、お手元の皆さんのところに資料をお配りさせていただいております。カラーの1枚物ですけれども。 まず、ここ数年市内の自主防災組織の設立と支援に力を入れてきていますが、これまでの経過も含めて、市の取組と各地域の自主防災組織等への支援や連携はどうなっていますか、お聞きします。 ○議長伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) 失礼します。 それでは、自主防災組織と市の取組、連携についてお答えをいたします。 現在、市内の自主防災組織は77組織結成されておりまして、市の補助金を活用した防災訓練でありますとか、防災資機材の購入、地域の公会堂などを登録避難所にするなどして、災害に備えた活動を行っております。 市では専門職員を雇用し、自主防災組織の立ち上げ支援から防災講座の開催、また防災訓練の計画など、地域に直接訪問し、アドバイスをするなど、地域に寄り添ったきめ細やかな助言をさせていただきながら、協力体制を築くとともに、自主防災活動の活性化に努めているところでございます。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 佐藤議員。 ◆11番(佐藤正人) 現在77組織ということでございますけれども、市民の皆さんも防災意識が近年高くなっているということではあると思います。特に、ここ二、三年、コロナの影響でなかなか住民組織内での活動が思うようにならない状況もあるようでございます。その中で、2点目の金光の八重地区が住民防災のモデルになっているようでございます。どのような取組なんでしょうか。その内容についてお聞かせください。 ○議長伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) 失礼します。 それでは、金光町八重地区の取組についてお答えをいたします。 八重地区の自主防災組織は、市内の他の自主防災組織の活動と同様に避難訓練や炊き出し訓練、防災マップの作成等、想定される災害や地区の地理的特性などを踏まえて、必要な活動をされており、市も活動支援をさせていただいているところでございます。 中でも特徴のある活動といたしましては、避難行動の実効性を高めるために警戒レベルごとに住民が取るべき行動について記した避難行動啓発看板を作成していることが上げられます。 また、避難行動について、八重地区では13の各組合において組合長を中心として、避難のタイミングや避難場所など、具体的な避難行動や避難支援を大きな区の単位ではなく、お互い顔の見える小さな組合単位で検討することで一人一人が防災に対する意識を他人事ではなく、自分自身のこととなることを目指して活動されておられます。 自主防災組織への活動支援につきましては、引き続き各地区において想定される災害や特性に応じ、実効性のある活動を支援してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 佐藤議員。 ◆11番(佐藤正人) この八重地区でございますけれども、私も地区長さんとお話をする機会がありましたけども、特にこの資料でつけておりますけれども、警戒レベルと八重住民が取るべき行動と、先ほど部長も触れられましたけども、こういう看板を今作成されておりますけども、これは八重のコミュニティハウスの隣のちょうど後ろに見えるのがごみステーションです。これ縦が90センチで横が1メーター50センチ、非常に鮮明でよく見えるような、そういう表示板でございます。あと数か所、ごみステーションには小さい分のこれの縮小版もあるようですけども、そういうのを取って、とにかく住民の方がいつでも目に見えるような、そういうような取組をされてるということで、最近鴨方あたりでもこの表示を見ることがあるんですけども、そういうような取組を始められとるようでございます。この掲示板についてどういうあれか、説明できればお願いしたいと思います。 ○議長伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) 八重地区が掲げているこの看板の中身ですが、警戒レベル、こちらが1から5まであります。この資料に書かれているとおりですが、1、早期注意情報、2、気象情報、3、高齢者等避難、4、避難指示で、5になると、もう避難をするのが遅くなるというような意味でございます。八重地区のこの看板につきましては、市民の取るべき行動というのが分かりやすく書かれている、とても他の自主防災組織の参考になるような看板作りをされているというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 佐藤議員。 ◆11番(佐藤正人) 分かりました。ありがとうございます。 今年の夏の岡山県議長会の研修会がありました。リモートでしたですけども、ここの同僚議員さんも皆さん多く参加されておりましたけれども、防災アドバイザーの山村武彦先生が言われておりましたけれども、通常防災の基本というのは、自助、共助、公助が大事であるというふうにありますけれども、もう一つ大事なのは近助。自助、共助、公助、近助、近くで助ける、もう一つ加えると互近助、互いに、互近助が大事だと。要は、向こう三軒両隣が大事なんだということで、これは避難行動計画にもつながるわけでございますけれども、近所のつながりが大事だということをこの八重地区では非常に重視されておりました。今は避難といっても、この集中避難、避難所で避難するのはコロナ禍でリスクが高いというような、そういう中で分散避難ということをこの研修でも言われとりましたけども、親戚であったり、また知人の家であったり、そういうところに避難する。そうした場合なかなか地元で把握ができないようなこともありますから、近所、向こう三軒両隣、この辺でいくと組合とか、10軒から15軒程度で、そうやって掌握していく。この人はいざとなったらどこへ連絡取ればいいのか、どこへ避難されるのかということをしっかりと掌握する。そのためのこういう八重地区が取り組んでおられることだろうというふうに思います。 そういう取組だということをお聞きしましたけれども、その辺も含めて、この八重地区の取組について、こういう表示板とか、今後この浅口市内でどのように展開されるのか、そういうお考えがあったらお聞かせください。 ○議長伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) 失礼します。 この八重地区のこの看板作成の取組は、これは本当に非常に他の自主防災組織にとっても紹介できるすばらしい取組であると考えております。市には専門職員がおりまして、自主防災組織の立ち上げでありますとか、立ち上げてからの支援、こういった支援をこの専門職員は行っておりますが、事あるごとにこういった看板を作成しているということは紹介をしていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 佐藤議員。 ◆11番(佐藤正人) それでは最後、3番目の、住民の方からよく河川の雑木であるとか雑草、もちろん浚渫も含めて、災害時に備えて非常に危惧されている方が多い、よく聞きます。当局にもこの土木委員さんを通じて要望しているところもありますけれども、そこまで至っていないところもあります。この市の対応はどうなんでしょうか。 ○議長伊澤誠) 倉田産業建設部長。 ◎産業建設部長(倉田裕史) お答えいたします。 河川に雑木でありますとか、雑草が繁茂としている状況は、降水と、上流から安全に下流に流下させることができない、すなわち河川の施設機能が十分に発揮できない状況であると考えております。市内を流下する河川のうち、岡山県が管理する河川につきましては、支障となる雑木等を見つけ次第ですけれども、河川管理者に報告し、対応をお願いしておるところでございます。 なお、浅口市管理の河川につきましては、地元関係者と協議の上、雑木等除去を行っております。加えまして、雑草等、繁茂の原因となります堆砂の除去につきましても、日常からですけれども、浚渫工事として随時対応しているところでございます。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 佐藤議員。 ◆11番(佐藤正人) 県の河川だったら、おかやまアダプトとか、そういうようなボランティア団体もありますけども、市の管理でありますと、そういう住民の協力が必要だろうと思います。なかなか毎年6月に河川愛護デーもありますけども、地域によっては差があるようでございます。なかなか川の中まで人の手は入れないというようなところもあります。その辺も含めて、私も聞く声が多いんで、しっかりと対応していただきたいというふうに思います。 まとめて市長のほうからお願いします。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) それでは、防災まちづくりについてお答えをさせていただきます。 先ほど議員が言われました八重地区の防災の関係でございますけども、私も八重地区の防災訓練には参加させていただいたことがあります。本当に皆さん協力して感心をいたしました。自主防災組織の活動については、災害による被害を最小限に食い止めるには、やはり自助、共助が重要と考えます。日頃から備えや地域での協力体制をつくっておくことが重要と考えます。日頃から備えや地域での協力体制をつくっておくことが、これまでの災害でも被害を食い止めた成功例として挙げられています。先ほど議員が互近助、自助、共助、互近助というふうに言われましたけども、これも近所の助け合いというものは非常に大切であろうかと思っております。 市といたしましても、引き続き専門職員により地域の災害特性に応じたきめ細やかな助言をさせていただきながら、地域との協力体制をつくり、さらなる地域防災力の強化を図ってまいりたいと思っております。 また、浅口市の防災まちづくりの視点で、河川の機能を維持することは重要であると認識をいたしております。市単独ではなく、岡山県や地域住民等と連携し、雑木や雑草の除去を含め、河川の適正な維持管理を進めてまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長伊澤誠) 佐藤議員。 ◆11番(佐藤正人) まだまだ台風シーズンでもありますし、災害のない浅口市を目指して、どうかよろしくお願いしたいと思います。 以上であります。ありがとうございました。 ○議長伊澤誠) お疲れさまでした。 次に、1番妹尾義信議員、どうぞ。 ◆1番(妹尾義信) 1番妹尾義信、通告に従い質問させていただきます。 まず、本庁支所の統合、在り方について質問させていただきます。 平成30年に策定された本庁・総合支所の在り方に関する基本計画は、当初令和2年度中にスタートする予定だったものですが、この機構改革が新型コロナウイルス感染拡大等を鑑みて、本年度中、令和4年度中ということで延期されています。第7波も少し落ち着きを見せており、政府においても新しい新型コロナウイルス感染対策の形を議論し始めたという報道も聞こえてきました。浅口市においてもアフターコロナを考える上でこの機構改革も含め、重要な施策だと思いますが、本年度もそろそろ半分が終わってきましたが、この機構改革の話が聞こえてきているようではないのですが、いつ実施されるか、お聞かせください。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) それではまず、本庁支所の統合につきましては、これまでの経緯を担当部長から説明をさせます。 ○議長伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) それでは、私のほうから、本庁支所の統合について、これまでの経緯を説明いたします。 浅口市では平成24年度より本庁と総合支所(分室)の在り方について検討を進め、行財政改革推進懇談会での審議や、職員で組織した業務改革プロジェクトチームにおける調査研究を行うとともに、市議会議員の皆様にも進捗状況の御説明と御意見をいただきながら、平成29年3月に基本方針、そして平成30年3月には基本計画を策定しているところでございます。合併して15年以上が経過し、厳しい財政状況が今後も続くと見込まれる中で、総合的な市民サービスの向上に資する観点から、本庁へ人員を集約し、本庁の機能体制を強化するものの、支所、分室については統合するのではなく、市民に密接に関連する窓口業務を維持することで、組織全体としてのスリム化を図り、効率的で効果的な行政体制を構築するための組織、機構改革を行うとの基本方針の下、議員の皆様にも御相談させていただきながら、基本計画を改定するなど、検討を進めてまいりました。 基本計画では、各支所に市民生活に密着した窓口業務を維持した上で、本庁に結婚、転入や転出、死亡などの主要なライフイベントについて、ワンストップでサービス提供する総合窓口を健康福祉センター西側へ整備する、また産業建設部局等の専門業務については、本庁へ機能を集約し、支所では取次ぎを行うなどの新たな体制を令和4年度中にスタートするよう進めておりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大により感染症対策を最優先に行うべき状況が生じたことから、令和2年5月に新体制のスタートを当面延期とし、検討を中断しているところでございます。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) それでは、私のほうから、今担当が今までの経緯はお話をさせていただきましたので、支所の在り方の見直しということで答弁をさせていただきます。 先ほど部長が申し上げましたとおり平成29年度に策定した本庁・総合支所(分室)の在り方に関する基本計画に基づきまして、議員の皆様にも相談しながら組織の再編やスリム化、またワンストップ窓口の設置等について、令和4年度中の新体制スタートを目指しておりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症への対応を最優先するため、令和2年5月の市議会全員協議会で報告したとおり、現在は検討を中止し、当面延期という決断をいたしております。 御承知のとおり新型コロナウイルス感染症はいまだ衰えを見せず、私たちの生活様式は一変し、これまでの常識が適用しない時代となりました。国はデジタル庁を設置するなど、自治体DXを推進しており、当市においてもデジタル戦略課を設置し、積極的に行政サービスのデジタル化に取り組んでいます。現在の基本計画では、本庁にワンストップ窓口を設置するため新たな施設を建築するなど、市民の皆様に市役所へお越しいただくことを前提としたものでございましたが、今後は最新のデジタル技術を活用することで、市役所に来なくとも自宅にいながら身近な行政サービスを受けることができるよう、柔軟で利便性の高いサービス提供体制を構築してまいります。こうしたことから、現在策定いたしております本庁・総合支所(分室)の在り方に関する基本計画は、デジタル行政の推進を最優先とするよう、改めて内容を検討してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) この構造改革の基本的な考え方は、先ほど部長さんが言われたように地方交付税の減少や人口減少に伴う税収の減少に対する業務効率化だったり、人員の削減が中心だったと思います。先ほど市長が言われたようにデジタルの推進によって業務の効率化であったり、利便性の向上ということは時代の流れから見ても当然のことだと思うのですが、当初の計画であった職員や、例えば役職者の削減等による財政効果が、前回の計画であれば1億4,000万円ほど年で計画されていたのですが、この今の流れであればどのぐらいの効果が見込めるか、試算をされていますでしょうか。 ○議長伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) 失礼します。 これまでの計画の財政効果は先ほど議員おっしゃられたとおりでございます。 今後につきましては、この3年、4年でもう本当に社会が大きく変わっております。先ほど市長の答弁にもありましたが、今後はデジタル行政の推進を考慮しながら、支所の有効的な利用も含めて、時代に合った機構改革等を進めていく中で、財政効果についても改めてまた検証してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) 当然職員数が急に削減したりとかということもできないでしょうし、住民サービスのほうが質が落ちたんでは本末転倒ですので、しっかり研究をしながら、できるだけ早期に実現していただきたいと思います。 次の質問に移らさせてもらいます。 次に、障害者福祉について質問させていただきます。 SDGsでも誰一人取り残されないようにというテーマで、いろいろなことが世界でも起こっています。浅口市にあっても誰一人取り残さないということでいろんな施策が行われていると思いますが、障害者においても当然社会との機会、つながりをしっかりと持つように行政等もしっかりやっていただく必要があると思います。例えば、随分前の話ですが、総社市では障害者雇用をしっかりと促進することによって、結果として市の財政も税収も上がってると思います。浅口市において総社市と全く同じことをしても意味がないとは思うんですが、この障害者雇用というものをより進めていくことは、浅口市においても大事なことだと思うのですが、まず市内の障害者雇用の現状についてお聞かせください。 ○議長伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) それでは、市内における障害者雇用の現状についてお答えします。 障害者の中には、障害福祉サービスを利用した就労と、民間企業などに勤めている一般就労があります。障害福祉サービスの中には、就労継続支援A型とB型などの福祉的な就労という形態があります。A型は、一般企業で働くことが困難な方に労働機会、労働契約を結んで就労の機会を提供するもので、賃金が支払われます。一方、B型は、労働契約を結ばず、非雇用型の就労の機会を提供するもので、作業に対して工賃が支払われます。本人の希望や能力、障害特性等に応じてこれらの事業所を利用しています。 令和4年4月1日現在で就労継続支援A型事業所は46人、B型は82人、A型、B型を合わせて128人の方が利用しております。 また、一般就労につきましては、浅口市では市内17の企業で32人の障害者雇用が行われております。 ○議長伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) では、市内の就労施設に対して市から仕事を依頼していることはありますでしょうか。また、あれば、その内容はどのような内容でしょうか。 ○議長伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 障害者就労施設に市から依頼している仕事についてお答えします。 令和4年度には市が障害者就労施設に委託している業務は3事業であります。 まず1つ目が、健康福祉センター周辺の除草作業、次が、天草公園内の花の植付け作業、そして3つ目が、中央公民館等へのプランターの刈り上げでございます。 ○議長伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) 障害者福祉において公助というのは大きな意味をなすと思うんですが、今後施設のさらなる仕事の依頼であるとか、支援学校等との連携によって市内企業への就労あっせん等の考えはおありでしょうか。 ○議長伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) さらなる仕事の依頼、それから支援学校との連携による市内企業へのあっせん等の御質問にお答えします。 就労者支援施設に対する浅口市からの業務委託につきましては、各事業所がどのような業務に対応できるか把握して、それと連携しながら、取組を今後研究してまいりたいと考えております。 また、令和4年4月に発足しました浅口市の障害者自立支援協議会の就労部会を基本としまして、支援学校やハローワーク、そして浅口市障害者相談支援センターはれ~るなどと連携いたしまして、障害者が希望や障害の特性に応じた仕事に携わることができ、さらに定着が図られるように就労支援に取り組んでまいりたいと思っております。 ○議長伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) 最後に、今後の障害者就労支援について市としてどのようにお考えか、市長からお伺いしたいです。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) それでは、障害者就労支援についてお答えをさせていただきます。 障害者の就労支援につきましては、その能力や適性に応じた支援が大変必要であり、今後も引き続き関係団体との情報共有と議論を深め、浅口市の実態やニーズに即した支援策を検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長伊澤誠) 妹尾議員。 ◆1番(妹尾義信) 以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長伊澤誠) 御苦労さまでした。 続いて、引き続き、よろしいでしょうか。 では次に、3番竹本寛議員、どうぞ。 ◆3番(竹本寛) 3番竹本寛でございます。 通告に従いまして質問をさせていただきます。 まず1つ目ですが、サル痘についてでございます。 このサル痘につきましては、これまで主にアフリカ大陸での発生が報告されておりましたが、今年に入り、欧米を中心に2万7,000人以上の感染事例が報告されており、今年7月には国内でも感染が確認されました。現在、日本国内、岡山県内では新型コロナウイルスがいまだに猛威を振るっております。今のところ新型コロナのように感染者が増えるのかどうかは分かりませんが、今後、市民の皆様の安心・安全な生活を守る上で、サル痘への備えも必要になっていくのではないかと考えますので、基本的なことに絞って質問をしたいと思います。 1つ目の質問ですが、まず予防としてのワクチンのことになります。 厚生労働省のホームページを拝見しますと、天然痘ワクチンがサル痘ウイルスにさらされた後の発症の予防や重症化予防に有効となっております。この天然痘ワクチンについて、市内の医療機関で接種することは可能でしょうか。 ○議長伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 天然痘ワクチンの接種についてお答えいたします。 サル痘につきましては、先ほど市議が申されたように現在8月末現在で国内でも4例の感染事例が確認をされております。また、天然痘のワクチンがサル痘に感染した後の発症予防や重症化予防に有効であるとされております。しかし、天然痘は撲滅された疫病であり、定期接種を現在、終了しております。このため国では現在、サル痘に対する天然痘ワクチン接種について検討している段階でありまして、浅口市内の医療機関で接種することは、現在は不可能であります。 ○議長伊澤誠) 竹本議員。 ◆3番(竹本寛) 現在のところ浅口市内では接種は不能ということだと思います。今後につきましては、国なり、県なりの指針が出てからどうするかというのが分かるということでしょうか。 ○議長伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 今後につきましては、国や県の方針が出ましてから、それに迅速に対応してまいりたいと思っております。 ○議長伊澤誠) 竹本議員。 ◆3番(竹本寛) ありがとうございます。 そのサル痘に感染しますと、主に発疹や水膨れ、発熱、頭痛などの症状があるようです。特に、水ぼうそうなどの発疹を生じる病気ともよく似ており、これらは通常でもよく見受けられる症状でもありますので、そういった場合はまずかかりつけの病院に行くようになると思います。もしそこでサル痘と診断された場合、市としてはどのような対応をされるんでしょうか。 ○議長伊澤誠) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(富田直弘) 感染が確認された場合の浅口市の対応についてお答えします。 感染症の対応につきましては、岡山県の保健所が担当でありますことから、感染者の情報が浅口市に届くことはございません。 浅口市におけるサル痘対策といたしましては、国や県の通知に基づき、市民の皆さんが正しく予防できるように正しい情報を提供してまいります。 ○議長伊澤誠) 竹本議員。 ◆3番(竹本寛) ありがとうございます。 国とか県からの指針を待ってということで、理解いたしました。 では、その対応マニュアルやガイドライン的なものも多分国からとか、県からの情報を待ってになると思います。新型コロナウイルスは我々の生活に大きな影響を及ぼしました。このサル痘につきましても、今後どのような状況になるか分かりませんけど、市として情報を市民に対してしっかりと発信していただいて、万が一感染した場合は市として万全の体制で取り組めるようにお願いを申し上げます。 では、次の質問に入らせていただきます。 消防団についてでございます。 浅口市消防団は金光方面団、鴨方方面団、寄島方面団の3つの方面団で構成されており、20代から60代まで幅広い年齢層の方が加入されております。消防団員の皆様は火災だけではなく、台風の接近時や行方不明者の捜索など、様々な分野で活躍してくださっております。また、線状降水帯による集中豪雨や南海トラフ地震など、我々の生活に影響を及ぼすような大きな災害の発生が懸念されておりますがゆえ、地域防災の観点からも消防団活動の重要度は高まっていく一方でございます。そして、消防団の皆様もほぼ全員が自営業やサラリーマンなど、みんな仕事をされておりますし、また皆さん御家族もいらっしゃるわけでございます。そういう状況の中でも消防団員の皆様は災害時の緊急時には地域のために駆けつけて、いろんな対応をしてくださっております。そういった敬われるべき消防団員の皆様がより活動しやすい環境整備、また地域防災の要となる消防団員の確保の促進が必要だと考えます。 そこで、1つ目の質問です。 現在、市内で火災が発生した場合には消防団員の携帯電話に緊急情報としてメールが届きます。そのメールには火災の種類や大体の住所とともに、火災発生箇所が記された地図が添付されています。この地図により火災発生場所の特定が容易になるため素早い到着が可能になっております。しかしながら、火を消すには放水するための水が必要となりますが、連絡を受けた各分団、消防団各部が現場に到着しても水利の場所が分からないと消火活動に遅れが生じてしまう可能性があります。迅速な消火活動のために団員に送られてくる緊急情報メールに消火栓や防火水槽の位置など、水利情報が記載された地図も添付することができれば活動がよりスムーズになると思いますが、こういった対応はできないでしょうか。 ○議長伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) 失礼します。 緊急情報メール内への水利情報の添付ついてお答えをいたします。 現在、緊急情報メールにつきましては、常備消防からのメールを緊急情報メールの受信登録をしている消防団員宛てに一斉送信をしております。御質問の火災時の水利情報について常備消防へ確認しましたところ、緊急情報メール内への添付については、技術的には可能ではあると思われるが、検討が必要という回答をいただいております。 常備消防では緊急情報メールとは別にスマートフォン等で消火栓や防火水槽の位置が確認できる消防水利マップを作成をしております。QRコード、ダウンロード、またはURLにアクセスし、水利マップを表示し、消火活動に役立てていただきたいというふうに思っております。 火災時の水利情報につきましては、緊急情報メール内に添付していただけるように引き続き常備消防へ要望を行っていくとともに、消防水利マップにつきましても、消防団員の方々へQRコードやURLアドレスの周知を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 竹本議員。
    ◆3番(竹本寛) ありがとうございます。 火災の被害を最小限に抑えるには初期消火をはじめとする初動対応が重要になりますので、現場に到着して水利を探す時間が短縮できれば、その分被害も少なくなると考えます。ぜひ対応の検討のほうを早急にお願いいたします。 次に、2つ目の質問になります。 先ほど申しましたように消防団員の皆様は様々な分野で御対応、御活躍してくださっており、地域防災の中核的存在でございます。しかしながら、消防団員数につきましては年々減少しており、総務省のホームページによりますと、かつて200万人いた消防団員も今では約81万人となっているとのことで、このままでは地域の防災体制に支障を来すことになると憂慮されています。 このような状況の中で、消防団の活性化を図るため総務省消防庁では消防団協力事業所制度の推進を行っているとのことです。ホームページの内容を見ますと、消防庁では、消防団員を雇用する事業所の消防団活動への一層の理解と協力を得るために、平成18年度より消防団活動に協力している事業所を顕彰する消防団協力事業所表示制度を構築し、市町村等にその導入推進を図っているとなっております。 浅口市においては、消防団を持続的に維持し、活動を活性化していくためのこういった制度の推進はどのようになっていますでしょうか。 ○議長伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) 失礼します。 浅口市における消防団協力事業所表示制度の推進についてお答えをいたします。 浅口市消防団協力事業所表示制度につきましては、従業員が消防団員として複数人所属している場合や、従業員の消防団活動に積極的に配慮している場合など、消防団に協力している事業所に対し、平成28年12月からこの事業の運用を開始しております。現在、市内に4事業所を認定をしておりまして、表示証を交付しております。 消防団協力事業所表示制度につきましては、今後、広報紙やホームページ等により普及促進を図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 竹本議員。 ◆3番(竹本寛) ありがとうございます。 今現在、浅口市ではこの4事業所がこの認定を受けているということになってはおるとお聞きしました。その消防団員の方々は緊急時には現場に駆けつけて、様々な活動をしてくださってるわけでありますけど、そういったときは会社勤めをされてる方や個人事業主の方など、仕事をしている場合はその仕事を早退したり、休んだりしての活動になっております。その場合、個人事業主の方はもちろんなんですが、消防団員を雇用している事業所は業務に影響を来してしまいます。そういったことから、消防団員の活動環境の整備には、消防団員を雇用する事業所の理解と協力を得ることが必要となります。 そうした中、ほかの自治体では地域の安全・安心を守って消防団員を雇用している事業所を地域ぐるみで応援する取組がございます。長野県では消防団協力事業所に対して事業税の減税制度をはじめ、建設工事、物品買入れなどの入札参加資格登録や、総合評価落札方式における優遇、また中小企業振興資金における貸付金利率の優遇などがあるそうです。浅口市では4件あったとお聞きしましたが、消防団協力事業所に対してこういった優遇措置はありますでしょうか。ない場合、こういう対応は可能なんでしょうか。 ○議長伊澤誠) 企画財政部長。 ◎企画財政部長石田康雄) 失礼します。 消防団協力事業所に対しての優遇措置についてお答えをします。 現在のところ浅口市におきましては優遇措置は行っておりませんが、今後他の自治体の取組も参考にしながら、先ほど議員おっしゃいましたほかの自治体いろんなことをされているというのは承知しております。こういった他の自治体の取組も参考にしながら、今後、研究していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長伊澤誠) 竹本議員。 ◆3番(竹本寛) ありがとうございます。 何とぞ事業所のほうの優遇というのは、これからの消防団の活性化にはつながっていくと思いますので、御検討のほうをお願いしたいと思います。 では、栗山市長にお尋ねをいたします。 ほかの自治体になりますけど、先ほどの長野県もそうなんですが、大阪府の八尾市では消防団活動の市民への周知と理解を深めるため、また消防団の福利厚生活動の一環として、平成28年4月から八尾市消防団サポート制度がスタートしています。これはホームページによりますと、消防本部の指定を受けて表示証の交付を受けた八尾市消防団サポート事業所にその消防団員及びその家族が買物などの際に消防団サポート制度カードを提示することで、サポート事業所が自ら定めた優遇措置を受けることができる制度とのことです。主な優遇措置の例として、商品の5%や10%割引きをはじめ、粗品の進呈、またワンドリンクサービスなどがあるそうです。こういった消防団員の家族まで範囲に含む優遇措置は消防団の活性化には必要だと思いますが、これまでの優遇措置、消防団への理解を踏まえ、浅口市においてもこのような制度はできないでしょうか。 ○議長伊澤誠) 市長。 ◎市長栗山康彦) それでは、消防団についてお答えをさせていただきます。 消防団員の皆様におかれましては、議員が言われましたとおり本業を持ちながら地域の安全・安心のため日夜御活躍いただいており、この場をお借りいたしまして心から感謝申し上げたいと思います。 先ほど部長が申し上げましたとおり消防団員が迅速な消火活動を行えるよう常備消防への要望を行うとともに、消防団協力事業所制度についても引き続き推進してまいります。 今後も消防団員の皆様が地域のために支障なく活動していただけるよう消防団体制の整備と充実強化に取り組んでまいります。 また、数々の御提案をいただきました。その御提案に対しましても要望あるいは研究をしてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長伊澤誠) 竹本議員。 ◆3番(竹本寛) ありがとうございます。 消防団は、平素はそれぞれの仕事に従事している市民が災害発生時には献身的な災害対応を行う組織であり、地域防災にとって非常に重要な役割を担っております。団員を雇用している事業所の御理解、御協力をより得るための支援など、消防団員の皆様が活動しやすい環境を整備していくことで地域防災体制のより一層の充実が図られると思いますので、消防団を持続的に維持して、消防団員として誇りを持って活動ができる環境整備の取組を期待しております。 以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長伊澤誠) お疲れさまでした。 以上で本日の日程は終了しました。 これにて散会といたします。 あしたは本会議を午前9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 御苦労さまでした。            午前11時53分 散会...