浅口市議会 > 2021-12-07 >
12月07日-03号

  • 公園(/)
ツイート シェア
  1. 浅口市議会 2021-12-07
    12月07日-03号


    取得元: 浅口市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-06
    令和 3年第7回12月定例会        令和3年12月浅口市議会第7回定例会会議録(第3)1.招集年月日 令和3年12月7日(8日目)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   議 12月7日 午前9時30分1.議事日程  第1 一般質問1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第1 一般質問1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  沖 原 有 美            2番  山 下 周 吾   3番  横 山 達 士            5番  石 井 由紀子   6番  藤 井 立 子            7番  伊 澤   誠   8番  佐 藤 正 人            9番  竹 本 幸 久  10番  桑 野 和 夫           11番  中 西 美 治  12番  藤 澤   健           13番  青 木 光 朗  14番  大 西 恒 夫           15番  香 取 良 勝  16番  井 上 邦 男           17番    欠 員  1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(1 名)  15番  香 取 良 勝1.欠 席 議員(な し) 欠員11.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      栗 山 康 彦      副市長     松 田 勝 久  教育長     中 野 留 美      企画財政部長  徳 田 政太郎  生活環境部長  新 田 直 哉      健康福祉部長  石 田 康 雄  産業建設部長  井 上   聡      上下水道部長  山 本 青 司  金光総合支所長 武   弘 一      寄島総合支所長 竹 本 好 之  教育次長    小 山 朋 子      会計管理者   笠 原 浩 一1.出席した事務局職員  議会事務局長  平 本 仁 至      次長      三 宅 清 正  書記      三 宅 勝 朗      書記      山 崎 敦 史            午前9時30分 開議 ○議長(井上邦男) ただいまの出席議員は15人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可します。 まず、14番大西恒夫議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 14番大西恒夫でございます。今日はこれから質問させていただきます。 私は、このところ建設的な質問があまりできておりません。これも3月議会笠岡放送中止から始まりました。放送させないということは民主主義の根幹に関わることだと思います。よい悪いは市民が判断することです。今回から放送できるようになったことを大変うれしく思っております。 まず、市長の政治姿勢についてお伺いします。 栗山市長の名で、大西議員の配布したチラシについて、チラシの内容については根本的に間違っていますという文書を配布されています。市長さんには渡さんでも自分が分かると思いますんで、議員さんには事前に渡しておきました。その中に1番として、笠岡放送議会放映を止めたのは私ではありませんと記載されています。それは何月議会の話をされているのですか。 また、3月に栗山康彦の名前で文書をもって笠岡放送に対して、3月議会の私の質問の放映中止申入れされております。栗山氏が笠岡放送に対して放送中止申入れをしたのか、してないのか、お答えください。市長にお願いします。 ○議長(井上邦男) 栗山市長。            (15番「本当のことを言え」の声あり) ◎市長(栗山康彦) 今大西議員が言われておりますのは、私個人が特定の方に出した手紙であります。今配られたっていうことをおっしゃいましたけども、御本人の許可は得られているのでしょうか。本来なら公の場で話すべきことではございませんが、しかしあえて申し上げます。 まず、本年3月議会一般質問において大西恒夫議員は、下水道受益者負担金についてという通告の下、私が公職に就く前、今から25年以上前の全く市政とは関係のない私の亡き父の土地に関することで真実を調査することなく全くの事実無根でいわれもない中傷を繰り広げられました。こうした行為は、私だけでなく亡き父の名誉を毀損する内容であることから、栗山康彦一個人として笠岡放送の3月議会に対し大西議員一般質問について放送を中止するよう申入れを行いました。 当然市長という公人では申入れを行っていませんし、先ほど申した……            (15番「勝手なことを言うな」の声あり) 個人の名誉を毀損する部分に対しての……            (15番「うめえこと言うな」の声あり) 放送中止申入れであり、そのほかの議員全員一般質問議会放送の中止を申し入れたわけではございません。誤解のないようにお願いをいたします。 また、当然に3月以降に行われた6月定例会、そして9月定例会議会放送については何ら申入れは行っておりません。 また、令和3年6月浅口市議会番組中止に際し、笠岡放送テロップ放送に「浅口市議会から撮影許可をいただけなかったため中止することといたしました」とはっきり放映されています。こうしたことから、議会放送が中止になっていた理由は、浅口市議会笠岡放送の協議によるものであると認識をいたしております。 再度申し上げますけれども、私が放送中止申入れをしたのは3月議会大西恒夫議員一般質問における間違った内容についてであり、決して全ての議員の一般質問を含む議会中継全体を中止するように申し入れたものではありません。私といたしましても、議会中継の中止は非常に残念でありましたが、このたび……            (15番「上手言うな、上手なことばあ」の声あり) 笠岡放送による中継が議員全員の協議の上、再開される運びとなったとお聞きし、大変うれしく思っております。 私の申入れが問題と主張されるのであれば、そもそも大西議員が公職でもない一個人への誹謗中傷について、しかも25年以上前のことを調査されないまま手紙の真偽を確かめないまま突然公の神聖な議場において質問されたことが発端ではないでしょうか。議員として議会倫理条例議員政治倫理条例に照らし、こうした基本的人権を無視した質問が許されるものであるか、反問権を行使し議員のお考えをお聞きしたいのですが、議長、よろしいでしょうか。            (15番「駄目じゃ、駄目」の声あり) よろしいでしょうか。 ○議長(井上邦男) いやいや、よろしい。どうぞ、言うてください。            (15番「駄目じゃもう、何でも反問権はない」の声あり) はい、結構です。 ◎市長(栗山康彦) それでは、議長のお許しをいただきましたので、大西議員にお尋ねいたしますが、なぜ大西議員に届いた手紙の真偽を確かめなかったのでしょうか。確かめれば手紙が間違っていることがすぐに分かったはずであります。お答えください。 そして次に、もう一つは……。            (14番「2つにしてくれたら分からんようになる」の声あり) ○議長(井上邦男) 市長、市長、ちょっと市長。 ◎市長(栗山康彦) 議会基本条例議員政治倫理条例に照らし……。            (15番「駄目じゃ、おいやめえ、おい、こりゃやめえ」の声あり) ○議長(井上邦男) ちょっと香取議員、あなたが言うたらまた、僕が言うことじゃ、黙って聞きなせえ。 市長、一つ一つ言うてください、すいませんが。 ◎市長(栗山康彦) 分かりました。 それでは、まず第1に、大西議員に届いた手紙の真偽をなぜ確かめなかったのでしょうか。確かめれば手紙が間違っていることがすぐ分かったはずであります。お答えください。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 私が旧職員に聞きましたらそのとおりだということでございました。 ○議長(井上邦男) いいですか。 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) そのことが間違っているっていうことは、私は公文書領収書、全てのものをお出しして部長に説明をさせました。それは、議会のときに部長に説明に来るようにというふうに大西議員が言われたので部長に説明に行かさせて、私は公文書を持って、ちゃんとした証拠を持ってお示ししたはずでございます。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 私のあのときの質問は税金の話をしとんじゃなかったんです。いわゆる宅地を何で雑種地にしたかという質問だったわけです。それで、おまけに公文書を持っているけど、私の目にそれは見せてもらってない、持っとるだけなんです。それで、市長はゆめネットに出した文書の中には、私が直接大西さんに説明しましたと書いてるんですよ。今度の文書、市長出しとる文書を見ると、部長がちゃんと大西さんに説明したと書いとんですよ。大うそじゃないですか。            (15番「うそを言うなこりゃ、うそばあ言うとるこりゃ」の声あり) ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) すいません、その部分だけを読まれて、その次の文章を読んでみてください。終末は文章の終わりはそういう文言にはなっておりません。そのことよりも、私がお尋ねしてるのは、私は公文書をもって大西議員に間違ってないということをずっと過去何十年にも遡ってお見せし、そして部長に私が個人がというよりも、あなたの言われるとおり部長に説明をさせたわけでございますから、なぜ確かめなかったのかという疑問にお答えいただきたいと思います。
    ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 公文書公文書言うけど、私の質問したのは、宅地を雑種地にしたことなんです。それは法務局へ行きゃあすぐ分かるんです、全部調べたんです、それは。それ以上のことを私知る必要ないんですよ。それを文書を持ってきて何やかんや言うから、私はそのことはコピーくれ言うてもコピーくれなかったんですよ。それで、私は裏取引したくないから公にしたいんだと、議会か委員会でもってちゃんと文書を出して説明してくれえと、こういう話で帰らせました。 ○議長(井上邦男) どうぞ、市長。 ◎市長(栗山康彦) 私の個人的な領収書を配るとかというようなことは間違ってると思います。 それから、大西さん、今から25年以上前に行われた国土調査のときに、私が父が換えたもんではございません。国土調査っていうそもそもの目的は、ちゃんとした現状に合った地目に換える、面積をはっきりと確定させていく、これが目的で行われるものでございますから、その当時家も建っておりませんし、あの土地は雑種地でありました。だから、鴨方町が雑種地に変更した。これに間違いはございません。その代わり、議員が言われるように、私がまるで、うちが、父が何か宅地課税をどうのこうのというて議員は言われてましたけども、いまだもってずっとそれ以来、それから今までも宅地で払っております。今も宅地で払っております。そのことをちゃんとお見せしたにもかかわらず、違ったことを確かめればすぐ分かるというふうに申し上げたわけでございますから、訂正していただきたいと思います。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 何で雑種地を宅地で払うんですか。金額が一緒というのはええですよ。市長の言われるのは、雑種地を宅地で払ようりますということを言うこと自体おかしいんですよ、狂ってるんですよ。宅地と同じ金額を雑種地払ようるというたらそりゃええですよ。あんた今言うたでしょう。宅地で払ようります言うた。なら何で雑種地になっとんですか。 それから、ええですか、あそこは私の前のコバヤシ町長の時代から宅地だったんですよ。あれぐらい立派な石垣をしとったとこどこもないんですよ。それで、選挙事務所にも使ようたしいろいろ、へえから駐車場になったり、あっこら辺で何か集まりをしたりいろいろしょうたんですよ。そういうところは今の時点で考えても宅地なんですよ。何で私は目的を税金も変わらないのに何で宅地を雑種地にしたんかというてあのとき聞いた。それで、そのときに私は下水道負担金の問題があるんかというて聞いたんですよ。それだけのことですよ。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 税務課のほうからお話をさせていただいてもよろしいんですけども、勘違いをされないようにしてください。            (15番「何か言やあ勘違い言うん」の声あり) 現況課税雑種地と宅地は一緒でございます、値段は。税金は一緒で同じように宅地課税として同じ金額を今も払ってるということでございまして、現況は雑種地でありますから、雑種地に換わったということでございます。何ら問題はないということをその当時お話をしましたし、下水道負担金もちゃんと現況が雑種地で農地とかでないんですからちゃんとお支払いをいたしております。だから、そういうことはちゃんと領収書も添えて、部長と係が大西議員に見せたはずでございます。            (14番「見てない」の声あり) 見てない。じゃあ、そのことをちょっと部長のほうから説明をさせていただきたいと思います。            (14番「見てない」の声あり) ○議長(井上邦男) ちょっと市長、待ってください。反問権ですから、こっちは関係ないですから、市長でやってください。それはちょっとルールが違います。 はい。 ◎市長(栗山康彦) じゃあ、お許しが出なかったんですけども、これが終わりましたらもう一度お見せします。お見せしますから、ちゃんと確認していただけたらと思います。私は公文書でお示ししてるわけですから、よろしくお願いいたします。 それから次に……。            (14番「いや、それ1つずつ、やり取り1つずつでしょう」の声あり)            (15番「ちょっと待て、そりゃ」の声あり) ○議長(井上邦男) 市長、一つ一つやってくださいよ。ちょっと待って。            (15番「賢うねえのう、市長は」の声あり)            (市長「はいはい、どうぞ」の声あり) 今度は向こうが言ようりますから、ちょっと待ってくださいよ。            (15番「おおあんごうじゃのう、おどれは」の声あり) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 私は、議会のときに言ったんですよ。宅地も雑種地もあまり変わらないんじゃということは税理士に聞いて知っとりますと言うたんですよ。だから、税金の話じゃなくて、何で宅地を雑種地にしなきゃいけなかったか、職員が反対もするのにあんたは強引にやったという、へえであんたは言ったことがないと言われたんです、でも実際そうなっとんですから。わしゃそのほうが心配なんですよ。            (15番「せえじゃ言うて、一緒じゃけええが」の声あり) ○議長(井上邦男) 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) 地目を宅地を雑種地に換えて何がいけないんでしょうか。宅地は家を建ってる状態のものを宅地って言います。そうでない駐車場とかそういうように使われてるのは雑種地です。            (14番「いや、宅地ですよ」の声あり) 私のところは家も建っておりませんし雑種地だというふうに思っていますが、これは国土調査っていうのは現況に換えただけでございますから、勘違いのないようにお願いをいたします。今でも同じようにしてます。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 本当言うたら百条委員会でも開いてその当時の関係しとった職員に出てきてもらって栗山康彦が市の職員に強引にやったかどうかというのを本当は調べたいんですけど、そんなことまでする必要はないかと思ってやめたわけですけど、あなたは、ええですか、私はそのことに関して町の役場に一遍も言ったことがないと言われたんですよ。でも、中には来たという人が何人もおるんですよ。そういうことをあんたがうそを言い過ぎるんですよ。            (15番「へえで勘違い言うん」の声あり) ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 私はうそを申し上げたことはございませんし、大西議員もちゃんと私は公文書でそういうふうなことをお示ししてるわけですから、ちゃんと文書で公文書でお示ししていただけたらと思います。この件をずっと議長やりますともう次の……。 ○議長(井上邦男) いやいや、もうちょっと待って、もうちょっと……。 はい、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 私は、税金の話を聞いとんじゃないんですよ。へえで、公文書公文書で言うけど、そんなことを聞いとんじゃないの。今言ようるのは、違うことを言よんですよ。何で換えたかというだけのことなんですよ。 へえで、あんたはうそを言うたから言わないけど、昨日、議長、よう聞いてください、市長、よう聞いてくださいよ。昨日同僚議員が質問したときに、金光の上水の問題で私は現地へ行ってみました言うとって、途中から行っとりませんと、こうやったんですよ。私はもうあんた、一人の質問の間にそれをやるからびっくりしたんですよ。            (15番「大うそばあが多いんじゃ、おめえはほんまに」の声あり) ○議長(井上邦男) ほんなら、もうぼつぼつ切ってくださいよ。 ◎市長(栗山康彦) 流れの中で……            (15番「流れもない」の声あり) 静かにしなさい。            (15番「うそが多いんじゃ、おめえは」の声あり) ○議長(井上邦男) 香取議員、ちょっと静かにしとれよ。 ◎市長(栗山康彦) 大西議員、流れの中でここでそういうふうに皆さんが理解してるでしょうか。職員がずっと確認をいたしましたというふうに冒頭申し上げてるはずです。だから、それを私はその場でもちゃんと写真で確認して、それを見ましたというふうに申し上げたわけでございます。            (15番「現地で見た言うた」の声あり) それをそこの部分だけを、部分だけを手紙と同じように取って、それが何が言いたいのか私はよく分かりません。一般質問というのはそんなことじゃないと思います。あら探しをしたり、そういうことじゃなしにもっと建設的な……            (15番「お前があら探ししょんじゃろうが」の声あり) ことをお話しできたらと思うんですが、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(井上邦男) はい、どうぞ、最後にしてください。 ◆14番(大西恒夫) 私はこんな質問をしたくないんです、本当は。もっと建設的なことを市長と争いたいんですよ。でも、あんたが言う、昨日やこうのを聞くと、私が確認しましたというて行ってみて確認したような言い方だったんですよ。せえで、今度途中から私は行っとりませんと、こういうふうになったから。            (15番「へえで、人を陥れるん」の声あり) なあ、だからもう聞きょうる人は、市長、今言った、さっき言うたことが5分も10分もたったらもうころっと変わるんかなと思いましたよ。 へえで、そりゃもうええですわ。私が争いをしてもしょうがないんだけど、要は私は本当はこんな質問なんか絶対したくないんですよ。あなたが放送を止めたから、3月議会を止めたから、私のを止めたからそれから始まっとんですよ。それで、私が文書を出すと、そしたらそれに対して市長は、大西の言うことは、書いてますね。 ○議長(井上邦男) ちょっと待って、まだ言よんじゃ。            (15番「まだ質問言よんじゃ、質問を」の声あり) ◆14番(大西恒夫) 内容については根本的に間違っているという文書を流されたわけですね。栗山さんの後援会が流してるんですよ。そしたら、そういうことを見た人が、大西さんこれ本当ですかというて私のとこへ持ってきたんですよ。そんな自分勝手なことをやったらいけませんよ。だから、私はここのとこでどうしても今度は質問せにゃいけんようになってきたんですよ。 だから、途中じゃからまた聞きますけど、まあ1番はそのくらいに、まずほんなら市長から反問権ありゃ言うてくださいよ。 ○議長(井上邦男) ほんなら、どうぞ、栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) 今私が止めたからというふうに大西議員はおっしゃいましたけども、その前に大西議員が全くでたらめな誹謗中傷を繰り返された、これが原因でございます。勘違いしないようにしてください。ああいうような真偽を確かめれば分かるはずのものを真偽を確かめずにこうした公の場で読んで、それこそ今なぜかというのを私はずうっとお話をさせていただきました。こういったことのないように注意していただきたいというのが私の今発言した内容でございます。 ○議長(井上邦男) はい、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 私が悪いんなら悪い、市長が悪いんなら悪い、どっちも悪いんなら悪いと、これは市民が判断することなんですよ。いいですか。隠すということは、私が悪いから市長が隠してくれたという言い方ですけど、違うんですよ。私が悪かったら市民は今度反対に私を怒るんですよ。だから、隠すこと自体が民主主義に反していることなんですよ。私はそれを市民の皆さんと話しても、そりゃそうだと、私らが聞かせてもらわなんだら議会がどがんしょんか分からんと、こういう話になるわけです。そのことを市長さんの根本的な、議会は開かれた議会でなかったらいけない、隠す議会じゃ駄目だと、こういうことを私は申し添えておきます。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 私が申し入れた、申し入れたって言いますけども、その前に大西議員や議会に対して私は訂正していただくように、間違ってるから訂正してくださいっていう文書も出しております。文書を出して、その答えは駄目だというような……            (15番「間違いじゃねんじゃ」の声あり) 答えでございました。じゃあ、うそ偽り、間違ったことをこういうふうに流されて私はどこに言っていけばいいんでしょうか。だから、私はちゃんとそれを笠岡放送に、今申し上げました、答弁をいたしました、ちゃんと笠岡放送におかしいんではないですかということを申し上げたわけでございます。そしたら、笠岡放送が議会と話をされて今のような結果になった。これを今ずっと私は経緯を説明させていただいたわけでございます。私はうそは一つも申し上げておりません。だから、お互いが勘違いがあったということはあるかも分かりませんけども、私はうそは申し上げておりません。 以上でございます。            (15番「うそ言うもんはそう言うんじゃ」の声あり) ○議長(井上邦男) どうぞ、大西議員。 ◆14番(大西恒夫) 3月5日に市長から一般質問名誉毀損に当たるんで撤回及び謝罪を求める文書が私に届きました。議会の最終日までに出せっていうことで私は出しました。それで、それに出したけど、それに対する市長の回答は一切ありません。へえで、名誉毀損なら訴えりゃええんですよ。名誉毀損なら訴えてくださいよ。訴えもせずにおいてえてからどうじゃこうじゃ言うてから、世間にこれ話広がりゃええんじゃない、ええんですか。私が悪いんか、市長が悪いんか、どっちも悪いんか、それがはっきりするんですよ。私はそのことを言いたいんですよ。 ただ、市長、基本的には物事を隠しちゃいけんのですよ。表へ出さなきゃいけないんですよ。それで、それを市民が判断することによって初めて明らかなというか、開かれた浅口市政になるんですよ。今は反対で、もう市長のとこへ物を言うていかなんだらできんのじゃというような調子になって、それちょっと言い過ぎたか、これはこらえてください、やめますけど……            (15番「そういうこと。ほんまほんま言い過ぎじゃない」の声あり) それはもうなしでええですけど、その辺のことを考えて市長してもらわにゃいけんですよ。 ○議長(井上邦男) 市長。            (15番「言い過ぎじゃない、本当じゃ」の声あり) ◎市長(栗山康彦) そうですね、表へ出して全て議論していかなきゃいけないというのは、私も本当で同じ思いでございます。これからも真実をちゃんと表に出して追及すべきことは追及してお互いに切磋琢磨しながら市政の発展に向けて頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(井上邦男) ほんなら、市長、反問権終わりですか。            (市長「いや、次」の声あり) もういいですか。            (市長「次の2問目も」の声あり) 2番目も。            (14番「最後まで反問権与えるから」の声あり) ◎市長(栗山康彦) それでは、先ほど2つ一遍に言いましたので、次のこと、反問権をさせていただきますけども、議会基本条例や議員倫理条例に照らし、こうした基本的人権を無視した質問が許されるものなのかどうか、それもお尋ねいたします。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 私は謙虚な気持ちの中で基本的人権のことを考えてちゃんと発言しております。            (15番「そうよ、市長のほうが悪いよ」の声あり) ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、それは無視しても質問が許されるということで理解してよろしいでしょうか。            (15番「市長のほうが悪い」の声あり) ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 無視じゃなくて、私はそういうことを一切言うておりませんと、こういうことです。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 逆の立場になってしまいました。私はいつも議員が言われるように言ってもそういうふうに理解しますっていうことで物事、質問を終わられて次の質問移りますけども、これはもうやめまして、これから先ほど申し上げましたように、きちっとお互いが協力し合って市の発展に向けて頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上でございます。            (15番「勝手が良すぎらあ」の声あり) ○議長(井上邦男) ほな、もうよろしいですかな。 次、今度は本題入りますが。            (14番「はい」の声あり) ほんなら、どうぞ、本題に入ってください。            (15番「負けたらあがんことを言よん」の声あり) ◆14番(大西恒夫) それじゃ、市長のチラシのことについてお尋ねします。 市長の後援会へ私が質問を出すちょうど前に配られたんで、これはこのことを聞かなきゃいけんなと思ったのは、議員には配っておりますが、市長さんは自分が配ったんじゃから私のほうは渡しておりません。 大西議員の配布したチラシについて、チラシの内容については根本的に間違っていますとこう書いてあるんです。笠岡放送放映を止めたのは私ではありませんと、こう書いてるんですね。それから、私が選挙事務所に使っている場所は30年前から今さっきの宅地としての納税してるということなんですが、こういうことを書いております。 一番問題は、私の文章が基本的に間違っています、このパンフレット、基本的に間違ってる。どこが間違ってるんですか。基本的になんですよ、細かいことじゃないんですよ。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、大西恒夫議員が全世帯に配布されたチラシの件について間違いを指摘させていただきます。 まず、表題に浅口市長が議会放送の中止を要請というふうに書いてありますけども、これについてはさきの質問で答弁したとおり、市長という立場ではなく私人として申し入れたものであり、浅口市長がという表記は間違っております。 次に、同じく表題に私からの市長の土地への質問というふうにありますけども、これも再三申し上げているとおり、当該土地は私の父の所有であり、現在も私一人の所有ではございません。これも大きな間違いで、所有者の間違いでございます。 次に、過去に市長が宅地を雑種地に変更したという投書の内容を記載していますけれども、こちらについては平成7年、今から25年以上前に行われた国土調査のときに現況に応じた地目に当時の鴨方町が変更したものであり、当時は父の所有であることはこれまで再三答弁をしてきており、大西議員チラシの内容は全くの誤りであります。 これまで再三答弁してきているにもかかわらず、こうした事実無根の内容と知りながらチラシに掲載し、こちらの答弁についても一切記載されておりません。一方的に当方の名誉を毀損するものであります。 また、私が一個人として笠岡放送に提出した申入れ書について、許可を得ることなく無断でチラシに掲載し不特定多数の人に配布したことは誠に遺憾であります。 最後に、事実として私は市長に会っておらず納得もしていないと記載されていますけれども、この件についても6月定例会で答弁をいたしております。こちらの主張を書かずに一方的に大西議員の主張のみをされ、多くの皆様に誤解を与えていることについて大変問題であるというふうに思っております。 その他、西南水道企業団の年間メリットとして記載されている金額にも大きな誤りがあります。前もこれは金額は指摘しました。水道企業団の年間メリットとして……            (15番「議長、こりゃあ、2つも3つもいきょうるで、いけんでこりゃ」の声あり) 1億780万円と記載されていますが、損益計算で見ると7,000万円、キャッシュフローで見ると5,000万円と聞いております。何もせずにメリットが発生するわけではございません。多額の投資を行った結果生じるものでございます。間違った数字は皆さんに誤解を与えます。 以上のことから、議員が市民に配布したチラシは間違いが多く、議会で答弁させていただいた内容の記載もなく議員の一方的な主張のみを記載されたもので、多くの市民皆様の誤解を招いており非常に問題であるというふうに認識をいたしております。 そして、もしお許しいただけるなら、大西議員、議長、今の西南企業団のメリットっていうのを担当部長から説明をさせていただけたらと思うのですが、どうでしょうか。            (15番「そりゃ関係ない、今そがんことを言ようりゃへまあが、議長」の声あり) ○議長(井上邦男) いや、もうそれは今よろしい。よろしい、市長。            (市長「要りませんか」の声あり) 本人、要らん言ようりますから。            (15番「何言よんなら、おめえは」の声あり)            (14番「もう質問、先に答えさせてくれ」の声あり)            (市長「いいですか」の声あり) どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) じゃあ、私が申し上げたとおりでございます。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。            (15番「父がというたって父のはおめえのもんじゃろうが」の声あり) ◆14番(大西恒夫) 私が栗山康彦と言わずに市長という言葉を言ったのは、議会で質問するときに栗山康彦というよりも市長というほうが言いやすかったからやったように書いとんですよ。ただそれだけのことです。それを栗山康彦と市長が違う、もう頭から人間的に違うというんならそりゃええですけど……            (15番「君のもんじゃろう」の声あり) 別に問題ないでしょう思うんじゃけどね、現実に市長なんですから。そこまであなたは何か目と鼻の先のもう爪ようじでほじるようなことばっかりのけちをつけるだけで、基本的にはあなたじゃないですか、市長じゃないですか。            (15番「親父は死んどんじゃろうが」の声あり) ◆14番(大西恒夫) 私はその辺が……。 ○議長(井上邦男) 香取議員、静かにしてくれえ、ちょっと、本当に、何回も何回も言うけど。黙っとけえ。            (15番「うそばあ言うとるが」の声あり) ◆14番(大西恒夫) 栗山康彦の物の考え方の基本的なおかしいとこあると思うんです。逃げることだけなんですよ。受けて立って、答えていきゃええんですよ。何々聞かれたか忘れたわ。            (15番「議長、しゃんとせえよ、もう関係ねえことを言ようる、水道やこうら言わすな」の声あり) ○議長(井上邦男) あんたが悪いんじゃが。            (14番「何があったかな」の声あり) 香取議員、ちょっと静かにしてくださいよ、もう。何回も、今度言うたら出てもらうよ。            (14番「もう何なら外へ出してくれえ、外へ出してくれえ」の声あり) ほんまに、黙っててください。            (15番「ふざけな」の声あり) あなたのときにゃみんな黙って聞きょんじゃから。            (15番「そりゃそうじゃ、へえでおかしかろうが言よんじゃ」の声あり) もう、黙っとけえ言や。 ◆14番(大西恒夫) 水道のことに関しては、いいですか、水道のことに関しては私は何回も質問して、あれは西南水道企業団だから市としては計算しませんというてから言われた。だから、私はキャッシュフロー的なことで計算をしたんです。西南水道企業団で計算してもらいましたし、あの1億何ぼというのは西南水道企業団の計算。それから、そりゃもう何年か前ですけど、へえから浅口市の6,000万円か7,000万円の分は、これは市の上下水道部長の答えだったわけです。ですから、それはただ実質的にそれが利益でいろいろできるかどうかというのはいろいろ問題があると思うけど、実際的に、キャッシュフロー的には金が入ってくるんですよ。今の水道のやつを見ようると貯金しとる分を使って赤字に充ててるんですよ。その金なんですよ。だから、その辺のことを市長分かってないと思うんですね。 それ、もうそんなこと、今水道のことをとやかく言うんじゃなしに、私は基本的には、水道のことはまた次でもできるんですよ。基本的には、ゆめネットを止めたことに関してのことを今回は問題にしょうたんですよ。ただ、ついでじゃからこれ出しとんじゃから、それで市長も多分水道のことを言うじゃろうなあと思いながら来たですけど、自分が人を責めるのはそのくらいしかねえと思うんじゃ。            (市長「議長、よろしいでしょうか」の声あり) ○議長(井上邦男) ええよ、ちょっとまだ言うてんですから、ちょっと待ってください。            (14番「ええですか、まだ」の声あり)            (15番「まとめて言わせえ、まとめて、あちこちいかんと」の声あり)            (14番「ほんならもう一遍、私が今答えてないとこがあったら言うてください」の声あり) ほんなら、どうぞ、栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) 最後の、すいません、西南水道企業団の、これ数字を間違ってるということは大きな誤解を招きますので、正式なというか、その数字を詳しい担当から簡単に説明をさせます。            (14番「今要らん、要らない、要らない」の声あり) ○議長(井上邦男) いい言よんじゃけえ。            (市長「でも、これは議員間違ってる数字を皆さん全員に配られてるわけですから、正したほうがよろしいんじゃないですか。それが議員のためだと思いますが」の声あり) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 今日はゆめネットの放送中止を中心にいきょんじゃけど、何か問題点を横へ横へそらしょんですよ。私は市長にお願いしたことを計算してください言うたら、一切やりません、せえから何月議会やったか忘れたけど、去年の12月議会だったですかね、金光地区入れたときにもうちょっといろいろ方法あるでしょうという話をしたら、頭からそんなこと検討しておりませんと答えられたんですよ。それは市長の了解の下に部長答えたと思うんですよ。そんなことをして市民がこれぐらい損しょんですから、だからそれを私は副市長にもちゃんとこういうことも考えたらどうかというのを言うてあるんですよ。 せえから、12月の一般質問で金光地区が足らんようになるんなら、いざというときには倉敷から補給してもらえるようなシステムにしときゃええじゃねえかと、というのはどういうことかというたら、今浄水場2つあるけど、1つのほうは修繕せにゃいけんから3万トンじゃちょっと足りないんじゃと、ときがあるんだと言うから、そういうときだけあれをすりゃええじゃねえかと、こういう話しても、それは一切検討しておりませんと。私、議会でここで質問しょんですよ。市民の利益を得るためにやりょんですよ。金光地区をこっちに入れると、浅口市にとって水道物すごう得なんですよ、西南水道企業団、得なんですよ。今は金光地区が負担になっとんですよ、物すごう、浅口。6,000万円か7,000万円ほど、今こっちがもらうより負担してるんですよ。そんなこと一切言わずに、何か人のけちをつけることを、市長、市長は前向きに市をええようにしていくことを考えて、大西恒夫を突くことを一生懸命したんじゃいけんのんですよ。 今見てると、あなたの性格ですよ、人の悪いとこ突くこと、それよりももっとあんたの言うことを一旦引き受けて聞いてみて、それからもう一遍考え直したけどやっぱりいけんですよっていうのはええけど、頭から、例えばこの文章の中でも、栗山康彦が土地のことをやっとんだから、市長という言葉がいけないと言うてけちをつけるんでしょう。そんなことはけちのうちに入らんのですよ。あんたと市長、一緒じゃないですか。私はそういうことを基本的にあなたの、ええですか、基本的にあなたの政治的なものの考え方の姿勢を問よんですよ。 ○議長(井上邦男) どうぞ、栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) 私は全く同じことを議員にお返ししたいと思います。小さな私がこういったとか、小さいことを取り上げて今も書かれてる。私はそういったことでなしに、議員と同じ考えです。もっと広く意見を聞いてっていう考えでございます。 ただ、今ここの質問は、間違ってたところがあったら指摘してくださいっていうことですから、私は今の書かれてる数字はかなり桁が違います。桁が違うんで、これは直されたほうが大西議員のためじゃないですかっていう意味で申し上げた。それを根拠をしっかりと部長のほうから、私より部長が詳しいんで説明をさせて、この場で説明をしたほうが皆さん、議員の皆さんも、そしてこれを聞いていらっしゃる一般市民の皆様も誤解が解けるんじゃないかなと、こう思って老婆心で言ったわけでございますけども、説明が要らないっていうんであれば、私はもう申し上げる必要はございません。 以上です。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) お互いにけちをつけ合うことはやめて、市民の利益あるいは幸福のためにお互いに頑張っていくことは大事だと思いますんで、それをぜひお願いしたいと思います。 次の質問に移らせていただきます。 水道の不正使用の件についてお尋ねします。 被害届を出されてなぜ記者会見までしたのですか。幹部と相談されたのですか。行政の不手際を全国に知らせるように市長自らが記者会見したのは浅口市の恥じゃないですか。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、水道の不正使用の件についてお答えをさせていただきます。 まず、被害届を出した経緯について担当部長から説明をさせます。 ○議長(井上邦男) 山本上下水道部長。 ◎上下水道部長(山本青司) 失礼します。 それでは、被害届を出した経緯について、私のほうからお答えいたします。 まず、本来水道を使用する場合は、市に届出を行い所定の手続を経て正式に使用することができると、こういうものでございます。届出もなく無断で水道管を接続された不正行為についての把握は困難です。今回問題となっている香取第2ビルは、もともと第1ビルと一体で水道を使用していたものですが、無断で切替えを行っていたため盗水を発見することができませんでした。 行政の不手際とおっしゃいますが、どの部分が不手際なんでございましょうか。届出もなく無断で水道管を接続するようなことは悪質な不正行為でございますので、行政側に不手際はないと考えています。 浅口市は約16年にわたって水道水を盗水されていた被害者であります。今回の問題を全国に知らせることが浅口市の恥ではないかと言われていますが、先ほども申しましたような、無断で水道管を接続するような不正行為を行うことこそ恥ずかしいことであり、公表することは何ら恥ずかしいことではないと考えています。 記者会見つきましては、よいことも悪いことも事実をしっかりと公表することが行政の透明性の確保につながることから記者会見を行いました。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) はい。 ◎市長(栗山康彦) 被害届を、水道の不正使用についての経緯は今部長が申し上げましたとおりでございますが、浅口市は盗水された被害者であります。物を取られたらまず被害届を出すのは当然のことであります。そして、積極的な情報公開は市の責務であり市民の信頼を得る上で最も基本的で大切なものであることから、組織としてしっかりと検討を行い記者会見を行いました。 本来水道を使用する場合は、部長が申し上げましたように、市に届出をすることで使用することができます。届出もなく無断で水道管を接続されたものについての把握は非常に困難であり、行政の不手際ではございません。いわゆる不手際ということを議員は書かれておりますのであえて申し上げます。闇で工事をされて何が不手際なのか、私は理解することができません。届出もせず無断で水道管を接続するようなことは悪質な違法行為であり、非常に恥ずかしいことだと思います。大西議員も一日も早く真相が明らかになり犯人が見つかるよう御協力をお願いいたします。 以上です。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。            (15番「わしが盗ったよんじゃ、わしが悪いんじゃ」の声あり) ◆14番(大西恒夫) 私は、確かに盗水、許可もらわずにやったら分からんかもしれんけど、その水道を管理しとる市が今まで分からなかったということが不手際じゃねんかと、こういう話をしょうるわけです。だから、その辺で自分に責任逃れするような不手際の話ばっかりされるから、本当は市ももうちょっとそういうことに対しては管理する方法を考えにゃいけませんとか言うんなら分かるんですよ。そうじゃないんですよ。だから、その辺が私は市の姿勢がいけないんと、それからもう一つは、これを記者会見されたときに、ちょっと書いてますけど、それは市長個人の考え方でやられたんか、市の幹部と相談の上にやられたのか、その辺を聞きたいんですよ。 ○議長(井上邦男) 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) 非常に困難であるというのは、見つけるのは困難であることは先ほど部長が申し上げました。今まではこっちの1のビルから2のビルへ、1のビルへ水を引いて、1のビルから2のビルへ水を回してたわけです。ところが、知らないうちにここを切って直接つなげた、そしてそれもアスファルトで舗装までして土の中に隠れてしまってる。これはいつ工事をされたのか全く分からないんで、見つかりません。正直よく見つかったなと思って感心をいたしております。このままこれが分からなかったら、あと何十年もこれが続いたかも分からない。こんなことは許されるべきではないということでございまして、不手際ではございません。一生懸命やってる職員に対して非常にそういったことは私は間違ってる表現だというふうに思っております。 それから、こういったことを公にしてしっかりと正していく、これは先ほど申し上げましたように、隠すべきことではございません。ということで、表に出してしっかりと正していく。これは必要だというふうに申し上げたわけでございます。 そして、それに加えて議員が言われるように、これからもしっかりとそういう体制は構築していかなきゃいけないと、これは議員の言われるとおりでございます。 ○議長(井上邦男) 市長、ちょっと今の質問で、幹部と相談されたかというのが質問の趣旨なんですよ。            (14番「市長個人の考え方」の声あり)            (15番「人の悪口ばあ言うな、こりゃ」の声あり) それを言うてください。 はい、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) これは市全体で相談しました。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 市全体というのは誰々が相談したんですか。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 幹部を含む、弁護士も含めて全てでございます。            (15番「弁護士は誰なあ、言え」の声あり) ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 私だったらまず一番に当事者と話をして、当事者にも話が行ってないような感じなんですね。当事者と話して、これでどうしても解決できんのんなら、告訴するのはええんですよ。だけど、公にするというのは浅口市の恥なんですよ。市民も恥ずかしい言よんですよ。そりゃお互いけんかをしょんかもしれんですよ。でも、それは市民なんですけど、市民を相手にみんな恥ずかしい思いをしとんですよ。その辺のことを私は言いたいんです。その辺があなたの人間性なんです。じゃけ、全体で相談した相談した言うけど、私は具体的に分からないんですよ。もしほかの人が、そりゃ市長、例えば公開するなら部長がするか課長がするかぐらいでええんですよ。市長がわざわざマスコミ呼んでまでやること自体が、ちゃんと訴えにゃいけんのだったら訴えにゃいけんのですよ。それをやること自体が全国に放送になったんですよ。その辺のことを恥ずかしゅう思わんのんですか。 ○議長(井上邦男) 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) 恥ずかしいと思わないかっていうよりも、これを隠すほうが恥ずかしいと思います。そして、突然所有者も知らなかったって言われますけども、昨日も答弁させていただきましたけれども、私は係からあのビルの管理は息子さんたちがやってるというふうに御本人もおっしゃってたということを報告を受けております。所有者と管理者、管理者とは何度も打合せをしながら話をして進めてきたというふうに報告も受けておりますから……            (15番「うそを言うな、うそを」の声あり) 本人も、全部それを御本人には伝えているということも……            (15番「聞いてねえよ、わしゃ」の声あり) 報告を受けておりますので今のような形になったと。これは昨日申し上げたとおりでございます。            (15番「うそを言うな、聞いてねんじゃ」の声あり) そして、これを大西議員は隠すほうがいいのか、私そんな気持ちがいたしました。そうじゃないと思うんですよね。だから、しっかりと広めて、こういうことが起きないように、やはり悪いことは悪い、これは窃盗ですから、盗水ですから、昨日も申し上げましたように、ちょっと間違えたとかというような問題ではございません。御理解いただきたいと思います。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。            (15番「聞いとりゃへんど、一回も」の声あり) ◆14番(大西恒夫) 私が言ってるのは、全国へ向けて市長自らがやらにゃいけんのですかと。そういうことを発表するのは、いろいろ方法があると思うんですよ。部長でもええんですよ、この程度の問題なら。人権問題じゃないんですよ。その辺のことが市長の基本的な物の考え方に何でも、特にあの議員ならやっちゃらにゃいけんということでやりょんかもしれんような気がしてならないんですよ。そういうこと言うたらまた言葉尻をまた市長がつかまえて……            (15番「盗りゃへん、本当じゃ」の声あり) 文句を言われるかもしれんけど、私はそういうことに対して思うんですよ。 それからあの、先日議員が暴言吐いたとか、それからドアを蹴ったとかというようなことでまた訴えておりますが、あれやこうも訴えるのはええですよ。マスコミまで報道することが何で必要なんですか。            (15番「昨日まで飯食いに行きょうてから」の声あり) 私はそのことが、市長が何か知らんけどもうある議員を蹴飛ばそうという気持ちでやられとるような気がしていけないんですよ。だから、訴えるのはええですよ、悪いことは訴えるのはええですよ、警察へ訴えようがどこへ訴えようがええですよ、裁判起こしてもええですよ。でも、それをわざわざ市民に恥かくようなことをせにゃいけんということはないでしょう。それもし市長がやらなくても、ほかの部長がやるか、課長がやるか、誰かがやりゃええんですよ。その辺のことを市長自らがやることに関して私は市長の政治姿勢を問いたいんですよ。 ○議長(井上邦男) 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) 今までもいろんなこと、部長とか副市長が記者会見を開いたことはございません。全部私が、記者会見を開くときは私が記者会見の場へ臨んでお話をさせていただきました。特別にしたわけではございません。 そして、香取議員の市会議員の暴言についてのことを先ほどおっしゃいましたけども、この件については私が一個人として告訴したものであり、この場でこれも答弁すべきことではないと、これ一個人の話ですから、議員からの御質問でありますので、限られた範囲でちょっとお話を答弁をさせていただきます。            (15番「個人のことは言うな」の声あり) 香取議員は、以前から庁舎内で……            (15番「議会ど、ここは」の声あり) 私に対する誹謗中傷の言葉を大声で何度も繰り返し発せされていました。            (15番「言うた覚えはねえで、おめえのことは」の声あり) 私自身ずっと我慢をしてまいりましたが、耐えられず、今年10月12日に暴言をやめるよう庁舎内で直接本人にお願いをいたしました。しかしながら、私の姿を見ると激高され、庁舎中に聞こえるような大声で同様の誹謗中傷のほか、私が身の危険を感じる脅迫のような言葉も発せられました。            (15番「反対じゃあねえんか、反対じゃ」の声あり) それでも再三暴言をやめるようお願いをいたしましたが……            (15番「内容は何々な」の声あり) 聞き入られず……。 ○議長(井上邦男) 静かにせえ。            (15番「うそが多いんじゃ、おめえ」の声あり) ◎市長(栗山康彦) その後も市長室を通るたびに大声で誹謗中傷を繰り返されました。            (15番「ばか市長、栗山とは言うてねえど」の声あり) こうした行為が続き、私は身の危険を感じており、私の家族も不安を抱えながら日々過ごしている状況でございます。私が個人的に弁護士に相談いたしましたところ、当該行為についてもはや私個人では止めることができない、私個人では止めることができないため、告訴したほうがよいという助言があったことから、証拠をそろえ名誉毀損や侮辱罪等で告訴に踏み切ったものであります。 市長としてでなく個人として告訴を踏み切ったのは、市役所庁舎内での暴言とはいえ浅口市になるべく迷惑をかけたくないとのことから、一個人として告訴することといたしました。これ以上の詳細な内容については、警察にお任せしている状況でございますので、差し控えさせていただきます。 以上です。            (15番「何を言よんな、こがんことばあ、大うそ言うな」の声あり) ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 一個人としてやったんなら何も市長が会見してやることはないと思います。            (15番「なかろう」の声あり) 市長というても、これ栗山康彦が……。            (市長「会見してません」の声あり) ○議長(井上邦男) ちょっと静かにしてください。            (市長「会見してません」の声あり)            (14番「会見してないけど新聞発表しとるですが」の声あり) ちょっと待って。答弁させてあげます。ちょっと待って。            (14番「新聞発表しとるじゃないですが」の声あり) ちょっと言わさせますけん。            (14番「何で新聞発表になったんかよう分からんけど、何で新聞発表なんですか」の声あり)            (15番「何で新聞に載ったんな」の声あり) はい、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 個人のことで私記者会見なんかしてませんよ。            (15番「何で新聞に載ったんな」の声あり) 勘違いのないように。新聞記者が来られたんで書かれたんじゃないですか。私が告訴状を持っていったときにいらっしゃったわけでございますから、そこでお話ししただけです。            (15番「どこへおったん、うそを言うな」の声あり) ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。
    ◆14番(大西恒夫) 私の言いたいのは何かというたら、告訴するのは権限でやりゃあええんですよ。市長権限でやってもいいし、個人権限でやってもいいし、いいんですけど、それを浅口市の恥になるような形の中ではぜひしないようにしていただきたい。これは市長も分かってくれると思うんですね。浅口市の恥にならんように、特に市長がやるということに関してはやっぱし浅口の市長がというんがあまりイメージがよくないと思うんで、それをぜひお願いして、それで終わりにしたいと思います。何かあるんですか、ありゃ言うてくださいよ。 ○議長(井上邦男) よろしい。 はい、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 最後、恥っていうことを盛んに言われましたけども、市の財産でもある水道水を盗む方や大声で他人を誹謗中傷する方がいることは私も甚だ残念であり大変恥ずかしいと思っております。しかしながら、恥を隠すことが今後の浅口市のためになるとは思いません。盗水や恥ずべき行為は隠すべきではなく、明らかにして正していくことが何よりも重要だと考えております。 水道水の盗水については、先ほども申し上げましたが、決してあってはならない違法行為であり断じて許すことはできません。きちんと警察に調査していただき、原因者及びその原因をはっきりとさせるべきだと考えています。 また、暴言につきましても、多くの市民が来庁される市役所内で起きたことであると同時に、私と家族が身の危険を感じるほど不安にさせる行為はあってはならないことであります。            (15番「わしやこう借金で来とろうが」の声あり) 今後こうしたことが庁舎内、また市内で繰り返されないためにも不正行為はきちんと明らかにし正していくことが重要だと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 一番私思ってるのは、そりゃやることはやりゃええんですよ、ええんですけど……            (15番「わしが盗水したんか」の声あり) 浅口市民の恥にならないように、浅口市民というより浅口市の恥にならないようなものの考え方の中でみんなとよく相談して、あんたの一方的な物の考え方じゃなくって、よく幹部で相談してこれはやるべきかやらんべきか、そりゃ勝手に市長じゃから権限でできるんですけど、そりゃよう全体のバランスを考えてやっていただきたいと、こう思うんです。どうですか。            (15番「警察はどがん言よんで、3か月じゃ」の声あり) ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) おっしゃるとおりで、みんなで議論してこれはしっかりと表で正していくべきだという結論に達したわけでございます。 以上です。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 次の質問に移ります。 都市計画道路川手鴻之巣線の見通しはどんなですか。具体的な見通しを教えてください。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(井上聡) 失礼いたします。 御質問の都市計画道路川手鴻之巣線の見通しでございますが、岡山県への要望につきまして国道2号より北側の整備について毎年提出している事業要望調書に記載して継続的に要望を行っている状況でございます。これにつきましては、前回の答弁でもお答えさせていただいたとおりでございます。 県の状況ですけれども、議員さんももう御承知のとおり、市内の玉島笠岡道路、国道2号バイパスでございますが、この整備が里庄方面に向けて進んでおります。それに伴い県のほうも関連道路の整備を優先順位をつけながら順次進めております。 具体的には、バイパスの六条院西のインターへ接続するバイパスの側道、県道の六条院東里庄線でございますが、これが施工中でございます。 また、寄島の宮通から鴨方との境の町境までを矢掛寄島線の寄島バイパスとして順次工事を行っております。 さらには、六条院西のインターへ接続する都市計画道路西六線、クラボウから北の道になりますが、この事業化も方針が示されたところでございまして、県としてはまずこれらを先に予算を注力していくというふうに聞いております。 川手鴻之巣線につきましては、市の財政的な負担等も踏まえまして引き続き県へ要望してまいりますが、県も限られた財源の中で、先ほどの国道2号バイパスの関連工事を優先していくため事業主体や着手時期等につきましては現段階での具体的な回答は得られておりません。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) これは前のときにも私何遍も質問したことあるんですが、市長が選挙のときに駅前団地の中で、この道は私は造りませんということを言われた。造らんならやめりゃええんじゃけえ言うたら、ありゃ市がしないということだというふうに言われました。でも、選挙最中に、市長はできません、県にやってもらいますという話はええんだけど、初めからしませんという話をしてるんですね。それは市長の物の考え方というのは、市がしないとできないという話でしたと言うんですけど、私は基本的にする気がないからそういうことを言うたんじゃないかと思うわけです。 ただ、この問題はそういうことがあったということで、この道路については30年以上前に当時の県知事の長野士郎さんと私話をしてるんで、陳情したんですよ。それで、美星から矢掛を通ってトンネルを掘って鴨方インター、国道2号をまたいで寄島干拓まで一本の道を造ろうでないかと。これが岡山県西部の地域開発道路に位置づけて話をしましたところ、即座にこれは絶対いい話だからやりましょうということで県も動きかけたわけです。私たまたま落ちたからもうそっから先前へ進んでないですけど、本当言うたらもうとっくの昔にできてるんです、あの道は。 へえで、その当時は2号線のとこ高架にしてやるかどうするかという話までやりょうたんですよ。そういうことがあったということを知っていただいて、こういう道路の問題は県に年に1回文書で出すだけじゃいけないんですよ。もう本当にやってもらいたいというのは、もうしょっちゅう毎日でも行ってでも頼まにゃいけんのですよ。 私が鴨方の町の中、川手新庄線というて真ん中通った道なんて県に幾らやってくれえと言うてもしてくれなかったんですよ。しょうがねえ、それは大西さん町でできますよ言われた、町でやりましょうということで、全国の6つ目の例として町であの道をやったんですよ。そういうふうなことをやればできるんですよ。もっと前なら合併特例債もあるんだからできるんですよ。もう今あと4年しかないから間に合わんですけどね。 だから、積極的に、県がやらん言うんなら市が積極的にやったら本当にこの地域が開発できるんですよ。インフラの整備なくして町の発展ないんですよ。人口減少ばっかりじゃないですか。 もう要は、その具体的なこと言うたけど、そういうことはいいです。要は県へ対してどの程度一生懸命にあの道を造ってもらうか、もうみんながあれは絶対必要じゃ言よんですよ。山陽道のインターから2号線まではどこもあるんですよ。玉島にしても倉敷にしても笠岡にしても、全部2号線まであるんですよ、ここだけです、ちゃんとしたのがないのは。一生懸命やってもらえますかどうか、具体的にどういうふうな形でやってもらえますか。 ○議長(井上邦男) 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) インフラ整備なくして発展はない。これ私と同じ考えでございます。ただ、それには莫大な費用がかかります。市、今財政調整基金全てつぎ込んでも、空にしても今の道はできません。それぐらい多額の費用が要るわけでございます、単市でやると。だから、今一生懸命県のほうにお願いはしてる。こういう状況だというのは、先ほど部長が申し上げました。 しかし、今急いでるところは、議員の住んでる西六地区、あの地区を今一生懸命県に陳情してやっとできる運びとなりました。あの道も約10億円っていう大きなお金を投じて県もくださって、やっとの思いでできるようになりました。あそこもここもっていう、ほかにもインフラ整備してほしいところは、議員の言われるようにいっぱいあります。しっかりと優先順位を決めながらちゃんとした形で要望していきます。その中で今急ぐことは、やはりバイパスを利用したインター付近のやっぱり都市計画道路、こういったものをしっかりとまず造っていく、そして3町をしっかり結んでいく、こういった道路整備をしていくことが今は急務であるというふうに思っております。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) その道路の、今川手鴻之巣線のこと言いましたけど、そりゃ借金になるんだったらいけんの、借金じゃなしに自分の金が要るんだっていうて、ちゃんと補助金もつくんですよ。補助金がどれだけつくか分からずにやって、私がした道もちゃんと補助金をしっかりつけてくれたんですよ。建設省行って話したんですよ。町村の課長のとこ行って話をしてちゃんと補助金の額も決めてもらってやったんですよ。そういうふうに町の将来のことは少々の投資はしなきゃいけないんですよ。だから、その辺のことは考えてやらなかったら、ただ借金だからいけません、一番に市長が言われるのは、合併特例債使うて、ありゃ借金だから使いませんというような感じの話ばっかりするんですよ。ええですか、今でも90億円残っとんでしょう、90億円ぐらいは。合併特例債、もう4年しかないんですよ。多分全国で一、二ですよ、悪い分、使うてないのは。岡山県で一番最低じゃ言うんですよ、この前の私質問したときには。でも、あれは合併特例債なんていうのは、話が横へそりょうりますけど、ええですか、合併したときにあめとむちで、あめをやるってあめもらってるんだが、あめ食べないで、そういう要らん要らん言うたんじゃ町は発展ないんですよ。 この間市長言わりょうたけど、合併特例債を実際交付税で入ってくるんだけど、どれだけ入っとんか分からんというてこの前は来て言わりょうりましたけど、そりゃもう調べりゃ分かることでしょう、自分では分からないかもしれんけど。 その辺のことは、せっかくのあめがあるんなら、そのあめを使って町の発展のために尽くすことを考えなんだら、市長の一人の考え方だけで、あれはしません、これはしません言うたんでは私は町の発展がないと思うんで、あえて言わせてもらいます。何か言ってください。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) あめとむちっていうことを今おっしゃいました。確かにあめはなめる必要があると思います。今現在もいろんなところであめはなめてきました。しかし、なめ過ぎると腹痛を起こします。世の中には腹痛を起こしてそうしたもう先行きが不透明になった自治体もかなりあります。そういったことにならないように、私はいつも一人で決めてはおりません。行政経営会議っていう幹部会を毎週開きまして、毎回開いて、そしてお互いが情報を共有しながら、こういったことはどうだろうかっていうようなことを相談しながら幹部の皆さんとやっております。 その中で今の川手鴻之巣線につきましては、実は特例債も使える事業と使えない事業がございます。この川手鴻之巣線は特例債は使えない事業になっておりますので、今その特例債事業でやろうとすると、これは無理なんでございます。だから、県へ要望、市単独ではとてもじゃない、財調を全部はたいても足らないわけでございますが、例えば災害が一つ起きたら、里見川が決壊したら、あるいはこれからコロナが発生したら若い人たちをどうやって支えていくのか、2025年問題をどういうふうにして考えていくのか、道路整備だけではございません。全ての教育から福祉、環境、全てのことを考えて予算というものは使っていかなきゃいけないわけでございますので、川手鴻之巣線は引き続き県のほうへしっかりと要望していくということで御理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) もちろん川手鴻之巣線は県へしっかりどの程度要望したかというのはまた教えていただきたいと思うわけですが、市長が合併特例債のことを借金であれどうじゃこうじゃ言うけど、よそのを見たらどういうことでいけんかというたら、大きな施設をいっぱい造ってその維持管理に困りょんですよ。そういうとこがいっぱいある。たくさんの町が合併したら、うちもこしらえてくれえ、うちもこしらえてくれえと大きなのをこしらえてるんだよ。7つも8つもこしらえてるんだ。へえで、実際使ようらんのですよ。そういう維持管理が年間何億円も要るわけですよ。だから、問題なんですよ。それで、私は使わずにそんなことをしたんじゃもう町の発展はないというのを私は言って終わりにしたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(井上邦男) 御苦労さまでした。 それでは、ここで休憩します。            午前10時38分 休憩            午前10時55分 再開 ○議長(井上邦男) それでは、再開します。 次に、1番沖原有美議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) 1番沖原有美です。それでは、通告に従って質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず、海ごみ問題についてお聞きいたします。 近年プラスチックごみによる海洋汚染が世界的にも大きな問題となっており、それによって使い捨てのプラスチック製品の規制も強まっています。自然に分解されにくいプラスチックごみは、地球環境に関わる深刻な問題です。 国連の環境計画で2018年6月、今から3年前ですが、それに発表された報告書によると、プラスチックごみの廃棄量が年間約3億トンを超え、海に流出する量も800万トン以上に及ぶとされています。流失したプラスチックごみの最大の問題は、海洋生物が餌と区別できずに体内に取り込み、生物の体内から小さいプラスチック破片が検出される事態が相次ぎ、生態系への影響も深刻化をしているということです。 浅口市には、自然豊かな寄島の海がありますが、プラスチックごみによる海洋汚染で浅口市の被害はありますか。お願いします。 ○議長(井上邦男) 新田生活環境部長。 ◎生活環境部長(新田直哉) 失礼いたします。 海ごみ問題で、まずプラスチックごみによる海洋汚染の被害の有無についてでございますが、想定される被害といたしまして生態系を含めた海洋環境への影響、船舶の航行への障害、観光漁業への影響、沿岸域居住環境への影響が挙げられるかと思います。具体的には、今議員さんも申されましたが、プラスチックごみを餌と間違えて食べ死んでしまう海の生き物、浮遊物による船舶航行への悪影響、海洋レジャー客の減少、漁獲量の減少、海岸への漂着ごみといったもので、詳細な調査はいたしておりませんが、いずれに関しましても被害の報告は受けておりません。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) 様々な影響があって、浅口市では影響がないということですが、それではお聞きしますが、寄島の海ごみ対策はどのようにしていますか。お願いします。 ○議長(井上邦男) 生活環境部長。 ◎生活環境部長(新田直哉) 失礼いたします。 寄島地域の海ごみの対策についてでございますが、市では発生したものに対して6月から3月の間、月に1回、海ごみの回収作業を行っております。そして、底引き網回収ごみ専用ごみステーションに集められた海ごみの仕分や処理を実施をいたしております。 あわせて、毎月実施している不法投棄パトロールの際に河川敷に放置された生活ごみの回収に努め、海ごみの発生を少しでも減らすことも実施をいたしております。 また、漁業者には、操業により網に入る海ごみについてはできる限り回収し、可燃ごみ、リサイクルごみ、不燃ごみに分類し、先ほどの専用ごみステーションに入れていただくようお願いをいたしております。 そして、ボランティア団体や地域住民の方々、小・中学校の児童・生徒の皆さんにも海ごみの回収に御協力をいただいており、今年10月に実施されたNPO法人グリーンパートナーおかやまの呼びかけによる青佐鼻海岸の清掃活動には、寄島小学校の児童が10人程度参加されております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) たくさん対策をしていただいていますので、ボランティアの方、そして地域の方、学校関係の方、たくさん地域を守っていただいていることは本当にありがたいことだと感謝をいたします。 先ほど部長も申し上げられましたが、私も10月に行われた海ごみ環境を学ぶ寄島探検隊というイベントに参加をさせていただきました。先ほども申されたように、小学校の児童、そして保護者や岡山市からの参加も含めて約50人参加があったということです。青佐鼻海岸の砂浜を歩きながら瓶の破片やペットボトル、そしてお菓子の袋などを分別しながら拾いました。その中には自然界で分解されにくい小さなプラスチック破片のマイクロプラスチックも確認をして採取しました。寄島の海岸は、地域の方々のボランティアによって定期的に掃除をしてくださっていますが、プラスチックごみの廃棄量の現状とマイクロプラスチックごみの実態はどのようになっていますか。お願いします。 ○議長(井上邦男) 新田生活環境部長。 ◎生活環境部長(新田直哉) 失礼いたします。 まず、プラスチックごみの廃棄量につきましてですが、海ごみの種類ごとの調査はいたしておりませんので把握はいたしておりません。御参考までにですが、寄島海域で回収された流木やプラスチックごみなどの処理困難ごみを岡山県が処理をいたしておりますが、その量は平成30年度1.3トン、令和元年度、同じく1.3トン、令和2年度4.0トンでございました。 次に、マイクロプラスチックごみの実態でございますが、サイズが5ミリ以下のマイクロプラスチックごみにつきまして今年の4月、8月、10月に青佐鼻海岸等、現地の状況を見てまいりました。ビニール袋の切れ端ですとか、プラスチック容器の破片を確認をいたしましたが、その量は僅かなものでございました。 また、プラスチック肥料殻は確認はできませんでした。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) 先ほど令和2年度が4.0トンということで急激に上がっているなあということを感じるんですが、先ほども話したように、プラスチックごみは自然に分解されにくく生態系への影響もあることが世界的に問題となっています。浅口市は、寄島の自然豊かな海でたくさんの魚が捕れ、各種イベントなどを行っています。自然豊かな海を守っていくことは寄島だけの問題ではなく浅口市全体の問題として考えていかなければならないと思います。 また、市内を流れる里見川を通じて瀬戸内海にもたくさん流していることも含めて市民の皆さんに関心を持ってもらう機会をつくるために、市民を対象にプラスチックごみの海洋汚染についての講演会を開催してはどうでしょうか。お願いします。 ○議長(井上邦男) 生活環境部長。 ◎生活環境部長(新田直哉) 失礼いたします。 市民を対象としたプラスチックごみの海洋汚染についての講演会開催の御提案だったかと思います。 市では、これまでホームページや広報紙を通じて様々なごみに関する問題を取り上げてまいりました。令和3年1月25日には、寄島小学校4年生を対象に海ごみ学習を実施いたしましたが、市民に対する啓発活動は継続して実施する必要があると考えております。御提案のありました講演会も含めた啓発活動を検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) 検討していただけるということですごくありがたいことだと思います。浅口市全体の問題として考えていかなければならないと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。 それでは、市長にお聞きいたします。 海ごみ問題についての市長のお考えをお願いいたします。 ○議長(井上邦男) 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、海ごみ問題についてお答えをさせていただきます。 海ごみの中で特に海洋プラスチックごみは世界的に問題視されており、海を汚染するだけでなく、そこに住む生き物や産業活動にも影響を与えています。このままでは2050年には海洋プラスチックごみが魚の量を上回ると予測されています。海ごみを削減する取組は国を中心に進められていますが、岡山県では令和2年4月に、沿岸地域だけでなく県全域の課題として県内全市町村が参加しおかやま海ごみクリーンアップ宣言を行い、あらゆる主体と連携して海ごみの発生抑制対策や回収、処理などに取り組むことを確認をいたしております。 また、本市においても、持続可能な浅口市を目指して積極的に海ごみ対策に取り組んでいくことを市報の中で申し上げています。 ごみの削減は、私たち消費者が積極的に取り組む姿勢が大切と考えます。市民の皆様一人一人が毎日の暮らしの中で、海、川、山のレジャーではごみを持ち帰り処分する、ごみは所定の場所、時間に分別して出す、ごみのポイ捨て、不法投棄はしないといったごみを減らしていく取組を実践していただき、いつまでも美しく豊かな海を後世に伝えられるように御協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) ありがとうございます。一人一人が取り組むこともいろいろあると思います。ぜひ市民の皆さんに考えてもらえるきっかけになるような講演会の開催をよろしくお願いいたしたいと思います。 それでは、次の質問に移ります。 パートナーシップ宣誓制度についてお聞きいたします。 いろいろな自治体でジェンダーに関する取組が行われています。パートナーシップ宣誓制度とは、戸籍上は同姓であるカップルが婚姻と同等のパートナーシップ関係であることを地方自治体に対して宣誓し承認する制度です。法的な拘束力はありませんが、パートナーシップ宣誓である証明書によってパートナーとして公営住宅への入居や病院で家族として扱ってもらえることができ、一定の効果が期待できるものです。 そこでお聞きいたしますが、今までにパートナーシップについて相談はありましたか。あれば件数と内容を教えてください。よろしくお願いします。 ○議長(井上邦男) 新田生活環境部長。 ◎生活環境部長(新田直哉) 失礼いたします。 パートナーシップについての相談の御質問だったかと思いますが、パートナーシップ宣誓制度を導入することで地域が活性化するのではないか、また病院の立会いなどで家族同様の扱いが受けられるのではないかといった御意見を2件いただいております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) 2件あったということで、パートナーシップについて関心がある方がおられたのだなあと思います。 お聞きいたしますが、現在の県内での制度化の状況はどのようになっていますか。お願いします。 ○議長(井上邦男) 新田生活環境部長。 ◎生活環境部長(新田直哉) 岡山県内でのパートナーシップ宣誓制度の制度化につきましては、総社市、岡山市、備前市に加え、12月から倉敷市、真庭市が実施をいたしております。さらに、来年4月からは笠岡市が制度導入予定となっております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) 5つの自治体が制定をしていて、来年の4月が笠岡ということですが、浅口市も、先ほども質問でお聞きしましたが、質問があったのであればそのことについて困っている方がおられたということではないかと思います。なかなか声を上げることが難しいことかもしれないですが、このパートナーシップ宣誓制度は自治体の判断でできることです。多様性を尊重することができるように浅口市でもパートナーシップ宣誓制度を導入してはどうでしょうか。お願いします。 ○議長(井上邦男) 新田生活環境部長。 ◎生活環境部長(新田直哉) 失礼いたします。 浅口市へのパートナーシップ宣誓制度の導入についてでございますが、全国的に見ても導入する自治体は増えております。国におきましては、同性婚法制化について憲法との関係や家族の在り方の根幹に関わる問題でもあることから慎重に議論がなされているところであり、その動向に注視する必要がございます。 令和2年3月議会においてパートナーシップ宣誓制度について、また今年9月議会において人権と多様性の尊重への取組についての御質問がございましたが、お互いの人権を尊重し個性と能力を発揮できる社会の形成を目指して人権教育、広報、その他の啓発活動を通じて家庭、地域、職場などにおける意識改革を推進し、パートナーシップ宣誓制度導入について情報収集をしてきたところでございます。 できるだけ婚姻における配偶者と同等の権利義務を得られるよう、少しでも生きづらさが解消されるよう制度導入に向けて対応してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) ありがとうございます。導入に向けて検討をしていただけるということです。 それでは、最後に市長にお聞きいたします。 このパートナーシップ宣誓制度についてのお考えをお聞かせください。お願いします。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) パートナーシップ宣誓制度についてお答えをさせていただきます。 近年性の多様性についての認識が少しずつ浸透しつつある中で、パートナーシップ宣誓制度を導入する自治体が全国で少しずつ増えています。国籍、年齢、性別、障害の有無などにかかわらず誰もが全ての人への思いやりを持ち多様性を認め合いながら生き生きと生活するには、市民一人一人が人権についての理解を深めることが大切であると思います。パートナーシップ宣誓制度の導入につきましては、共に支え合い活躍できる地域社会を目指し、今年度から準備を進めております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) ありがとうございます。多様性を大切にする取組を浅口市でも実践できるようお願いをいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(井上邦男) 御苦労さまでした。 次に、5番石井由紀子議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) 5番石井由紀子です。通告に従い質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、浅口市の交通事情とその対策についてお聞きいたします。 近年市内の道路は大変老朽化が進んでおります。道の両端が波打ったようになっており、特に二輪車の方の通行には危険を感じていらっしゃる方も多いのではないかと思っております。道路標示や横断歩道も消えかかっていたりと修繕もされてないままの道も見受けられます。近隣の市町とつながっている道路も広くなり、抜け道として浅口市の道路が今までにはないくらいの車の量ということで、近隣の家の方々が危険を感じるという話も聞きました。 また、浅口市の高齢の方の運転者の数は、今後ますます増えていくと考えられております。そんな中、車が生活の一部であり、運転が危ないとは分かっているんだけれどもやめられないんだという声も聞きます。交通に対して様々な危険を感じている市民の声を聞く中で、安心・安全なまちづくりの特にこの交通について進める上で浅口市の施策をお尋ねいたします。 まず最初に、歩行者側から見た市内の道路事情をどのように市としては捉えていらっしゃいますか。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(井上聡) 失礼いたします。 御質問の道路側から見た市内の道路事情でございますけれども、歩行者にとっては歩道が設置されて車道と分離されている道路は安心して通行できる道路であると考えております。国道や県道の一部については歩道が設置されておりますが、市道におきましては学校周辺の交通量の多い箇所を中心に道路の新設や改良の際に歩道を設置しております。より多くの道路に歩道が設置できればよいのでしょうけれども、歩道の設置のためには家屋の移転が生じる箇所も多く、多大な工事予算と地権者や家屋所有者の御協力が必要でございます。一般的には、道路の新設や大規模改良工事の際に歩道の必要性を含めて検討いたしております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) 歩行者側の安全を守るためにはなかなかその道路改善の折にということで前には進みにくいのかなあとは思います。 では、車両側から見た浅口市の市内の道路状況はいかがでしょうか。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(井上聡) 車両側から見た市内の道路事情でございますけれども、運転者から見れば上りと下りの2車線に分離されるなど道路幅員の広い道路、また路面が凸凹していない道路で車両と歩行者の離隔が確保されているような道路が運転しやすい道路であると思います。この道路の2車線化は交通量の多い幹線道路となりますけれども、御指摘のありましたような舗装の老朽化や陥没等の損傷箇所が発見された場合には修繕を行っております。 また、道路が狭く車が擦れ違えないような道路につきましては、地元の土木委員さんを通じた改良要望を受け、道路の拡幅や擦れ違いのための待避所を設けるなどの対策を行っておりますが、道路に費やす予算も毎年2億円に上り全ての要望に沿うのはなかなか難しい状況であるため、緊急性を考慮して対応を行っておるところでございます。 以上です。 ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) 多大なお金がつぎ込まれているにもかかわらず修繕する箇所も多く、これもまたなかなか前に進みにくいんですが、少しずつでもという感じで努力してくださっていただいているとお聞きして安心しておりますが、では障害者側の方から見て市内の道路状況はどのように捉えていらっしゃいますか。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(井上聡) 障害者側から見た市内の道路事情でございますが、車椅子の利用者のためには段差や勾配の改善、視覚障害者のためには点字ブロックの設置などと、バリアフリーの基準を満たした歩道の設置が必要なことは理解しておりますが、市内の道路には、先ほど申しましたとおり、歩道自体が少ないため基準を満たす歩道は少ないという状況でございますが、現在金光駅、それから鴨方駅の駅前広場の歩道においてはバリアフリーの整備を行っておるところでございます。 以上です。 ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) ぜひいろんな方々が使いやすいということの考慮の中には、やはり障害者の方も入れなければいけないのは、これもう当然のことでございます。ぜひいろんな視野の中にいろんな方々が使いやすい道ということを考えていただくのをお願いしたいと思います。 次の質問で、子供たちの登下校に関しましていろいろと見守りをしてくださっている方が多いのはもう朝よく見受ける状況ではありますが、この危険な運転者の通報や情報、そういう危ないという情報収集は教育委員会としてはされてますでしょうか。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(井上聡) 私のほうから御説明をさせていただきます。 子供たちの登校、下校時の見守りをしてくださっている方からの現状の把握、危険な運転者の通報などの情報収集とその対策についてという御質問でございますが、登下校の見守りをしてくださっている方から直接御意見を頂戴することはいたしておりませんが、学校及びPTAから危険箇所の対応要望があった箇所を学校教育課が主体となって通学路等交通安全プログラムの中で毎年警察や国道、県道の道路管理者と市と協議を行いまして対応を行っております。 信号や横断歩道の設置、交通規制などは警察の公安委員会が対応し、白線の引き直しや舗装の修繕などは道路管理者が行っております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) 先ほどは見守りをしてくださってる方からは何もなかったというふうに言われておりますが、私の把握する中では、すいません、多分課が違うのかもしれませんが、そういうことを不安に思われて市のほうに掛け合った方もいらっしゃるとは聞いております。そういうところの情報を考慮がちゃんとできてないのかなあとちょっと今思いましたが、次の質問で、老朽化して見えにくい道路標示や交通標識などの確認はどのようにされておりますか。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(井上聡) 御質問の老朽化し見えにくい道路標示、道路標識などの確認ということの御質問でございますけども、市の職員が日々の移動により発見した場合や土木委員さんや市民の皆様から通報があった場合には、現地の確認を行った上で白線や減速標示などの道路標示については道路管理者が対応を行い、道路標識は警察の管轄となりますので状況報告を行い、対応を警察にお願いしておるところでございます。 以上です。 ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) もうもちろんこの警察も絡めて本当に事故が起きる前の対処というのは大変重要なことだと思いますので、連携はしっかり取っていただきたいと思っております。 次に、最近高齢者による重大事故のニュースがよく流れております。特に後期高齢者による事故は問題意識を持って取り組まなければいけない課題になってきております。浅口市には重大事故が今現在発生しているのかというところにもなりますが、もし重大事故が発生した場合、市として取り組む施策は、対策はありますでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) それでは、重大な事故が発生した場合の市の取組についてお答えをいたします。 本年に入り市内での重大事故ということで交通事故の死亡者の状況を申し上げますが、これはこれまでに2人と、昨年の同期と同数という状況であります。 市内で死亡事故など重大な事故が発生した場合、早急に玉島警察署から道路管理の担当といった関係部局が現地において危険防止改善に向けての協議を行い、注意看板の設置や路面標示の整備など事故防止の対策を行っております。 また、10月7日の六条院西地区で発生した死亡事故につきましては、市の交通安全対策協議会緊急会議を開催するとともに、玉島警察署と連携し事故現場付近でチラシの配布など、交通安全の啓発活動も実施したところであります。 今後も玉島警察署と連携し、交通安全指導、交通安全教室をはじめ広報紙によるPRや啓発活動によりまして市民一人一人の交通ルールの遵守等、正しいマナーの普及を図り、交通事故防止の徹底を進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) 先ほどの六条院で発生した事故については、その現状付近でチラシを配布したということですが、その現状付近以外での動きはありましたか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) 現状付近だけでなく広報車で、先ほど申し上げました緊急の交通安全対策協議会の会議を終了後、直ちに広報活動も広報車で回ったというようなことをしております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) ありがとうございます。市民の目や耳に届くような行動を起こすことが大事かと思っております。 私たちがじゃあ交通事故に遭わないためとか、道路事情にもよるのかもしれませんが、起こさない方法っていうのは、一番は車の運転をしないのが一番いい効果的な方法だと思いますけれども、交通手段イコール生活に直結しておりますのでそこを進めるというのは大変難しいところだと思っております。 交通の面から市民の安心・安全を守るには行政と私たち個人とが手を組まなければいけない。これはもう必要不可欠なことであります。先ほどにもお話に出ました交通安全対策協議会という会議がちゃんと整っているということで安心しておりますが、その交通安全対策協議会がもう仕事として目標みたいなものを定めていらっしゃると思います。その目標をもし言えるとしたらちょっとお願いしたいんですが、私の感覚では交通安全に対して推進し、またそれを皆さんに啓発し、よりよい住みやすいまちづくりをしていく会だと思っております。これでよろしいでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) 失礼します。 市の交通安全対策協議会の役割ということかと思いますが、議員おっしゃられましたように、交通安全を広く普及し交通事故のない安心して暮らせる安全なまちづくりを目指すということがその目的であります。そのために交通に関わる行政、警察、それから市民の様々な団体の関係の方、こういった方々が集まっていろいろ協議する場ということであります。そういった皆様で交通安全の、もういかにそれを実施していくかと、実現していくかということを協議する場であり、究極の目標は交通事故のない地域をつくるということであります。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) 交通安全対策協議会はもうますます発展して新たな取組も含めてどんどん前向きに活動をし続けてほしいとは思っておりますが、交通安全を実感するその取組として、事故の要因となり得る危険要素、要因を予測して的確に回避することを習慣として身につけることが必要なのかと思っておりますが、そのための訓練の場を、訓練というのはちょっと堅苦しいですが、そういう実体験の場、そういう場を設けることがやはり大事かと思います。 以前の質問にも、私の質問の中にも出したときの回答が、今までのように単発的なものよりは継続的な工夫をして続けていきたいという御返答がありましたが、その継続的なこともする中で単発的なことをすることがより効果が上がるという、そういうことを言われている方もいらっしゃいます。継続は大事ですけれども、単発的でもいいからその刺激みたいなものを皆さんに与えて目を向けていただくということが大事かと思います。 以前にもお願いしましたが、もっと表面的に皆さんが実体験できるような、そういう取組が必要かと私は思っておりますが、これについて今後そういう検討はなされるような予定はありますでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) 交通安全に関する啓発活動の実施のありようについての御質問かと思います。 以前もお答えいたしましたが、地道に粘り強く交通安全の必要性、マナーを守ることの大切さと、こういったものを訴え続けていくことが重要かと考えております。 御質問のありました単発のイベント的な催し、特に体験型のようなものについての御提案かと思いますが、そういったことができる状況があるかどうか、またそういったことも検討する必要があろうかと思います。 交通安全対策協議会、中でもそういったことがいろいろお諮りしながら必要があればそういうこともあるのかなあと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) ぜひこれは以前から私がもう思うところであります。日本の中での免許更新に関しましては、ほとんど実践性を伴っておりません。ビデオで見るとか、冊子を頂くとかして自主的に新しい情報を取り入れて自分なりの交通安全をちゃんと勉強して運転しましょうというような、そんな感じに捉えております。なかなかやはり実践が伴わなければ、新しい情報どんどん変わっていっておりますので、ぜひ前向きに本当に事故が起こる前にこれやっててよかったなって思うような実践方式を取り入れていただきたいと思います。 市長にお聞きします。 浅口市、今まで本当に交通事故もそんな大きいのもなく住みやすい町っていうのをうたっていい町だと思っております。今後のことも含め、浅口市内の交通安全に対してぜひ御意見をお聞かせください。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、交通事情とその対策についてお答えをさせていただきます。 新聞やテレビでは頻繁に高齢者の自動車運転による痛ましい交通事故が報道されており、市内でも交通死亡事故が発生しております。市といたしましても、子供や高齢者、障害者などの交通弱者が安心して通行できるようカーブミラーやガードレールの設置、また交通規制などについて警察と協議しながら交通事故防止に力を入れてまいります。 私も年に200回以上市内の地区へ出向いておりますが、その際に道路に関しての御意見も多く、その都度関係部署と協議し対応を行っております。今後も事故につながるような道路の異状については速やかに応急措置を行うなど道路修繕を含めた維持管理に努めてまいりたいと思っております。先ほど部長が申しましたけれども、目標は死亡ゼロ、事故ゼロ、皆さんが安心・安全に暮らしていけるまちづくりでございます。 以上でございます。
    ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) ありがとうございます。市長の言葉の重みというか、そこをしっかり私たちも把握して、そこに向けて頑張りたいと思いますが、運転をやめたいんだけどやめられない事情があるんだという方がやめても交通手段が取れるような、今浅口市が一番取り組んでるふれあい号をもっともっと使いやすい方向に行けたら、もしかしたら車の運転をやめようかなっていう方もそれはいらっしゃるかもしれません。ぜひそちらのふれあい号のほうもどんどん進めていただきたいなと思っております。 次の質問に入らせていただきます。 浅口市の選挙の投票率についてお伺いいたします。 近年国内で実施された選挙の投票率の低さが問題になっております。浅口市も来年4月には選挙を控えております。選挙には多くの費用がつぎ込まれ、皆さんの代表を決める、浅口市ですが、これは、4年に1回しか行われない大切なものです。少しでも多くの市民の方が投票することで未来の代表を選んでいただく、そのためにも今から効果的な施策を考えていく必要があるかと考えております。 そこで、過去の浅口市長、市議会議員選挙の投票率をお聞きします。お願いいたします。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) まず申し上げますが、選挙に関する事務は選挙管理委員会の職務権限に属しますが、同事務局を兼ねる総務課の所管部長である私から過去の浅口市長、市議会議員選挙の投票率についてお答えをさせていただきます。 浅口市長、市議会議員選挙の投票率は、最初の平成18年4月23日執行の選挙では、市長選挙が79.56%、市議会議員選挙が79.55%でした。平成22年4月11日執行の選挙では、市長選挙が77.12%、市議会議員選挙が77.11%、平成26年4月13日執行の選挙では、市長選挙は無投票であり、市議会議員選挙は63.96%、直近の平成30年4月15日執行の選挙では、市長選挙が63.38%、市議会議員選挙も同じく63.38%でありました。 以上です。 ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) 徐々ではありますが、やはり低くなっているという現状は、これはもうどうしようもない現実だと思っております。また来年もあり、また今後もあるということで、皆さんにしっかり選挙に関わっていただく一つの方法ですので、これはもう下がってほしくない数値ではあります。 では、選挙権が18歳になったことで市として取り組んだことはありますか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) では、選挙権が18歳になったことで取り組んだ施策についてお答えをいたします。 平成28年の参議院議員選挙から選挙権年齢が18歳に引き下げられ、18歳となり選挙人名簿へ登録されて当該選挙が初めての選挙となる選挙人全員に対し投票できる旨をお知らせするはがきを送付し啓発を行いました。 平成30年執行の浅口市長、市議会議員選挙においても、同様に啓発のはがきを送付しております。 来年4月執行予定の市長、市議会議員選挙でも、同様のはがきを送付し啓発を行う予定であります。 また、毎年市内にある高校の3年生に対しまして、学校の協力を得て選挙啓発の冊子を配布しております。この冊子は公益財団法人明るい選挙推進協会が作成したもので、内容は選挙は何のためにするのか、選挙に行かないとどうなるのかなど、選挙について高校生でも読みやすく簡単に説明がされております。選挙を通じた政治参加がより身近なものとなった高校生に、政治や選挙に関する関心を持ってもらうきっかけになることを目的に配布をいたしております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) それでは、投票率を上げていくための施策、または今後の新たな取組は考えていらっしゃいますか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) それでは、投票率を上げていくために行っている施策、新たな試みについてのお答えですが、年々期日前投票を利用される方の割合が高まっていることから、その利便性向上を図ることを目的に今年執行された衆議院議員選挙から期日前投票所の受付対象区域の設定を廃止し、住んでる地域にかかわらず市内3か所どの期日前投票所でも投票ができるようにいたしました。 また、選挙啓発の取組として、毎年市内の小学校全生徒に総務省が作成した啓発チラシを配布しております。内容は子供と一緒に選挙に行こうというもので、子供の頃に保護者と投票に行ったことがある人は有権者になってからも投票に参加する割合が高いというふうに言われておりまして、家庭で保護者と選挙について話をしたり親子連れで投票所を訪れるきっかけになることを期待して配布をしております。 また、学校で行われる生徒会役員選挙の際に、子供たちが実際の選挙に近い雰囲気を感じて投票の体験ができるよう投票箱や記載台のこういった選挙備品の貸出しを行っております。 新たな取組といたしましては、SNSを活用して投票参加、また明るい選挙の実施を呼びかけることや、将来有権者となる子供たちに選挙に対する関心を持ってもらうことを目的として選挙管理委員会事務局職員が学校を訪れて学校における主権者教育を支援する取組を行っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) 様々なことを実践していただき、今後もまた新たなことも考えていらっしゃるということで、ぜひ来年の4月の結果を見届けたいなとは思うところではありますが、今高校3年生を対象に学校の許可を得てチラシを配らせていただいてるということで、これは市民の方が見るような機会のあるチラシですか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) 一応市内にある高校にお配りをしておりますので、市民の方にというようなことはお配りをしておりません。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) 投票率が低いということなので、そこを上げるためにはせっかくのチラシも市民の方の手の届くようなところに、もちろんそれは言ってみれば当たり前でしょうという話にもなるのかもしれませんが、実際は数値として出ております。投票率が100%であるわけではないので、そういうチラシなども分かってるだろうがちゃんと手に届くように、選挙って皆さんの声が一票になってつながるんですよということを、多分そういう内容かなあと思うんですが、そういうところを手に届くような場所に置いて皆さんが見ていただくというのも一つの啓発になるのかなあと感じております。 選挙は大変いろいろと難しい部分もあります。それでも市民一人一人、もちろん私たち一人一人もそういう投票率を上げるということは目標にしなければいけないことだと思っておりますので、今後ともいろんな活動も手を抜かずに、もちろん今までもされてきたと思います、ぜひ活発な活動していただきたいと思います。 市長にお聞きします。浅口市のその投票率、どんどん下がって大変不安にもなりますが、ぜひ投票率を上げていくという方向性について御意見をお聞かせください。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 投票率についてお答えをさせていただきます。 選挙は、有権者が代表を選び政治に参加する大切な機会であります。投票率の低下は全国的にも問題となっており、選挙の焦点や当日の天候など様々な要因が総合的に影響するものと考えられるため、啓発活動との関連性を一概に論じることは大変難しいと思いますが、選挙管理委員会におかれましては引き続き投票率の向上のため積極的な取組を実施いただきますよう期待をいたしております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 石井議員、どうぞ。 ◆5番(石井由紀子) ありがとうございます。 では、これで私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(井上邦男) 御苦労さまでした。 次に、3番横山達士議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) 3番横山達士です。よろしくお願いします。 それでは、通告に従いまして質問させていただきます。 昨年度の児童の不登校と自殺者が過去最多を記録したことは皆様御存じでしょうか。まだ人生が始まったばかりの児童が将来に希望が持てず自ら命を絶つ選択をする。今や児童の不登校と自殺の問題は教育現場だけの問題ではなく、社会全体で取り組むべき課題であると思います。 不登校児童問題は、現在の不登校の児童への対策と今後不登校児童を生み出さないための対策の2つが重要であると考えます。 まずは1つ目、現在の不登校児童への対策についてですが、浅口市内の小・中学校に通う児童・生徒で現在不登校なのは何人くらいでしょうか。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長。 ◎教育次長(小山朋子) それでは、現在の浅口市における不登校の状況についてお答えいたします。 まず、定義ですが、年度間に連続または断続して30日以上欠席、これは出席停止や忌引等も含みますが、これをした児童・生徒を長期欠席と定義しており、その中で何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因、背景により児童・生徒本人が登校しない、あるいはしたくともできない状況にある者を不登校と定義しております。 令和2年度分の浅口市教育委員会の集計結果から説明いたします。 不登校児童・生徒については、小学校で8名、中学校で22名です。不登校児童・生徒の出現率は、小学校、中学校ともに前年と比べて減少傾向にあります。 学校では、ケースごとに断続的かつ組織的に必要な支援が今後も適切に行われるよう、外部の関係機関との連携を図って長期欠席、不登校児童・生徒に対処しているところでございます。 以上です。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) それら不登校児童・生徒に対して浅口市の取組を教えてください。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(小山朋子) 不登校児童・生徒に対しての取組についてお答えいたします。 市内各校に登校支援員を配置し、児童・生徒への登校支援、保護者への相談支援等がスムーズに行えるようにしています。 また、教室へ入りにくい場合には個別の対応する場合もありますが、他の児童・生徒と共に学びたい気持ちを持たせることを念頭に相談支援を行い、それが心の支えとなって児童・生徒が一歩踏み出せるように取り組んでいるところでございます。 以上です。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) 不登校児童にとって必要なことは、ここにいてもいいんだと思える安心できる居場所です。総じて不登校の子供は心が傷ついていたりエネルギーが足りていない状態ですが、今の素のままを受け入れてくれる居場所を求めています。その観点から阿藤伯海記念公園で指導教室を行っていると思いますが、それは非常に意味があるものだと思いますので、阿藤伯海記念公園で行っている指導適応教室はどのような内容なのでしょうか。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長。 ◎教育次長(小山朋子) 阿藤伯海記念公園で行っている適応指導教室の内容についてお答えいたします。 適応指導教室は、心理的、情緒的な原因等による不登校児童・生徒に対して教育相談や集団活動に参加できるような指導支援を通して学校生活への復帰や将来のための自立を目指した指導を行うことを目的としています。浅口市または里庄町の小・中学校に在籍している児童・生徒及び在住の小・中学生で、主に情緒不安定な不登校児童・生徒を対象としています。 適応指導教室では、学校生活、家庭生活及び社会生活において適用性を高めるための相談、助言及び指導、基本的生活習慣の定着、学習の基礎、基本の指導及び自学自習の支援、社会的自立を目指した体験的な指導、児童・生徒の悩みを解消するための取組といったことを関係機関や学校と連携しながら行っております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) 適応指導教室が学校へ復帰することだけを目的としていないことは理解していますが、効果を示す目安になるので質問します。 適応指導教室を始めてから現在までに学校へ復帰できた児童はどのくらいいますでしょうか。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長。 ◎教育次長(小山朋子) すいません、昨年度の数字で答えさせてください。昨年度、適応指導教室のほうに正式に入室手続された方は12名おられますが、このうち学校に復帰された方が5名、それから3年生がおられましたので、進学につながった方が2名でございます。 以上です。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) 結構復帰できたというので安心しました。 次に、2つ目の今後不登校児童を生み出さないための対策についてですが、浅口市として不登校児童を生み出さないために何か取組を行っておられますでしょうか。 ○議長(井上邦男) 中野教育長。 ◎教育長(中野留美) それでは、不登校児童・生徒を生み出さない方法も含め、不登校に対する浅口市の対応についてお答えをいたします。 まず、児童・生徒や保護者が相談しやすい環境づくりを進めています。 現在浅口市で行っている教育相談は、金光、鴨方、寄島のそれぞれの地区で毎月土曜日に行っており、不登校や学校不適応などの課題を抱える方々との相談の機会として臨床心理士であるカウンセラーの方によって教育相談を実施をしています。 また、学校にもスクールカウンセラー、そしてスクールソーシャルワーカーの方を配置しておりまして、市としても引き続いてこういった相談窓口、これを設けて相談しやすい場を設定していきたいというふうに思っています。 2点目ですけれども、登校支援員の効果的な活用です。 日頃から児童・生徒の様子に気を配り適切な対応をしております。また、保護者が気になることについて相談しやすい温かい関係性を築き、相談支援も行っています。児童・生徒が安心して学校生活が送れるように、今後も積極的に関わっていただこうと考えています。 3点目ですが、児童・生徒の心理的ストレス、これを早めに把握するということが必要であろうと思います。 総合質問紙調査というi-checkですね、これを活用してまいります。この調査は、児童・生徒が一人一人の自己肯定感、対人ストレス、家庭環境の状況などを客観的なデータとして捉えることができ、個別の対応や指導支援にとても有効です。そのため、調査対象を当初は小学校4年生と中学校1年生というふうに考えていましたが、その2学年でしたけれども、今は小学校4年生から中学校3年生までの6学年の児童・生徒全てに広げて調査を実施しておるとこです。 こういったように、今後も児童・生徒のきめ細かな把握に努めていくと、心の把握に努めていくということが重要であろうと思います。未来ある子供たちにとって学校が安全で安心で落ち着いて学べる場となるように努めてまいりたいと思っています。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) スクールカウンセラーの配置やi-check調査の実施などすばらしい取組のように感じます。そこで、それらの取組でどのような成果があったか、教えてください。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長。 ◎教育次長(小山朋子) それでは、スクールカウンセラーやi-check調査の成果についてお答えいたします。 スクールカウンセラーについては市内全校に配置ができています。不登校傾向の児童・生徒の相談対応はもとより、保護者への相談支援も行い心理面でのサポートを行っています。定期的なカウンセリングを行うことで児童・生徒及び保護者の安心感につながっております。 また、i-checkは、児童・生徒が質問に答えていく調査で、自己肯定感、対人ストレス、家庭環境の状況等を捉えるために行っております。先ほど申し上げましたように、小学校4年生から中学3年生を対象に実施しております。この実施した調査結果を基に個々の生活習慣、学習習慣の状況、心理面の様子や課題、これは成功体験や自信、それから充実感や向上心などですが、これを分析し、個別の対応や指導支援に生かすことができております。中学校では、思春期を迎え学級への所属感、仲間との関わり、対人ストレス等の視点も重要なこととして見ていくことも大切にしております。分析結果を基にした関わりをすることで積極的な指導支援につなげることができていると考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) 積極的な対応をしていただいてありがとうございます。 ただ、不登校の要因は、学校だけでなく家庭やインターネット上でのトラブルなど複雑で多岐にわたっています。担任教員やスクールカウンセラーだけで背負うことが難しくなっていると強く感じます。 先日愛知県の中学生による同級生を刺殺するという事件がありました。児童の心は揺れ動き、それを誰も察してあげられなかったために起こった悲しいことですが、日々揺れ動く児童の心を察することは大変なことだと思います。そこで、大阪府吹田市で初めて実践されたマモレポを浅口市でも導入することを提案いたします。 マモレポとは、簡単に言うと、マモルが運営するいじめ防止相談ツールです。学校内外で子供が体験したいじめ、見聞きして誰かに相談したこと、悩みなどを学校や教育委員会に直接送信できるツールで、匿名で送ることもできます。マモレポは御存じでしょうか。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長。 ◎教育次長(小山朋子) すいません、吹田市で恐らく今年になって始まった相談ツールだと思いますが、勉強不足で存じ上げておりませんでした。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) 新しい事業なので知らなくても当然だと思いまして、議長に許可を得まして資料を添付させていただいてます。それと、簡単ですがイラストで説明します。 まず、タブレットまたはパソコンからマモレポの画面に入ります。そして次に、見た、聞いたなどどうしたかをタッチパネルから選択します。その次に、何が起きたかなど詳細な状態、ネットで悪口やいじめ、何かを見た、ルール違反、そういった状態の報告をタッチパネルで押します。最後に、場所は学校なのか、学校外なのか、両方なのか、そういったものを簡単に送信します。 このマモレポは、浅口市でも児童に配布されているタブレット端末を使い実践可能です。これによって子供たちのヘルプサイン、悩み、困っていることを可視化することができます。この子供たちのヘルプサインを学校の教員全体と教育委員会などが協力して対応していくことが望ましいと考えています。そこで、不登校から自殺への悲しき負の連鎖や児童同士でのトラブル防止のために浅口市でもぜひ導入を検討していただきたいと思います。 それでは最後に、市長のほうからお願いします。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、不登校対策についてお答えをさせていただきます。 不登校には様々な要因があり、誰にでも起こり得るものでございます。このことから、学校現場では担任の先生だけでなく全ての教職員が子供たちの状態をきめ細かく観察し、不登校傾向を早期に発見し対応するよう努めておられます。市といたしましても、現場をサポートし、子供たちや保護者がいつでも気軽に相談できる体制を取ることや家庭への支援が重要なことから、福祉部局にも連携を図るよう常々指示をいたしております。 また、お互いの温かい人間関係づくりも大切であり、褒め言葉のシャワーで有名な菊池省三先生を学級経営アドバイザーに任命しており、認めて、褒めて、励ますの取組が効果的であると聞いています。 不登校は、単なる学業の後れだけでなく将来の進路選択や社会的な自立を目指す際の大きなリスクになると考えています。子供たちが早期に学校に復帰し、あるいは学校以外の場所であっても自分の将来に向けた目標を持ち夢を持って成長していくことのできる環境づくりに努めてまいりたいと思っております。 先ほど御提案がありましたマモレポ、私も、すいません、勉強不足で存じ上げなかったわけですけれども、こういったマモレポも含めていろいろな役に立つものを検討していきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) ありがとうございました。 最初に述べましたが、子供の不登校や自殺は社会全体で取り組むべき課題です。今後も議会で取り上げて市民の皆様にも注視していただけるように活動してまいります。 それでは次に、ふれあい号についてお伺いします。 高齢化が進み運転免許を返納する方が増えている中、高齢者の貴重な移動手段となっているふれあい号でありますが、市民の皆様の目線では使い勝手が悪い乗り物という認識があるように感じます。 浅口市では、平成30年に市内の交通システムについてアンケート調査を実施しています。現在はコロナ禍のため当時と単純に比較するのは難しいですが、ある程度の指標にはなりますので、現在のふれあい号の乗車状況を教えてください。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) それでは、ふれあい号の乗車状況について、直近の令和2年度の集計に基づいてお答えをいたします。 まず、金光北線が3,393人、金光南線が2,709人、鴨方西線が4,673人、鴨方東線が3,299人、寄島西線が8,486人、寄島東線が5,368人、合計2万7,928人となっており、コロナ禍による利用の自粛などの影響を受けまして令和元年度に対して約25%程度の利用の減少ということになっております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) 令和元年と乗車状況を比較して25%減少と言われましたが、令和元年のマイナス25%と現在を比較して明らかに乗車状況が変動した地区がありますでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) 個々の地区別ということで数字を取って検討してはおりませんので、そういった地区がということではちょっと把握はできておりません。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) ありがとうございます。 それでは、平成30年のアンケート後、議会で質疑応答がなされ、市からアンケート調査の結果を踏まえて様々な改善を検討する旨の回答がありました。その後、どのような改善を行われたのでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) それでは、平成30年に実施いたしましたアンケート以降の改善策についてお答えをいたします。 このアンケートは平成30年度に無作為抽出の市民3,000人を対象に行ったもので、1,601人の方から回答をいただいております。 アンケートで回答いただいた御意見に関する改善内容としましては、運行本数が少ないという御意見に対しましては、市営バスの運行日を週2日から週3日に増便をいたしております。 それから次に、バス車両の改善をしてほしいという御意見に対しましては、利用者の方の利便性の向上を図るという観点で補助ステップ、乗りにくい、降りにくいというような御意見の中で補助ステップの架装を進めておりまして、今年度更新する車両2台に新たに設置する予定であり、ステップのない残り1台につきましても車両更新のタイミングで設置をしたいと考えております。 また、目的地まで時間がかかるという御意見がございましたが、これに対してはダイヤやルート、バス停の見直しを行いましたが、利用状況を勘案いたしますと時間短縮に至らなかったというような現状がございます。今後適宜見直しに取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) 補助ステップの件、少し乗りにくいといった意見を耳にしたことがありますので、車両改善はすばらしいと思います。しかし、市民の皆様が最も望んでいるのは利便性だと思います。私が住んでいる益坂地区では、バス停までが遠い、あるいは病院に行きたいだけなのに様々な場所を経由しないと行けないなどの意見をアンケートから3年も経過しているのにいまだによく耳にします。このような意見がいまだにあることは御存じでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) ふれあい号に対しまして、議員おっしゃられましたような、利用しづらいとか、時間、ダイヤの改善をしてほしいとか、ルートを何とかしてほしいとかというような御意見は担当課のほうに、あるいは市政にひとこと等でも寄せられております。そういった御意見があることは承知をしております。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) それでは、担当職員が利用の少ない地区に行き、その地区を歩き、周辺の方々に聞き取り調査をしたことが過去ありますでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) 職員が現地を見たり調査したりということがあるかということでございますが、具体にこの場所、この地区でこういうルートというような御要望があった場合には職員がそのルートを確認をしたりというようなことで、内容によってはルートの見直しということに至ったこともございます。 ただ、なかなか漠然とした御意見も多うございますので、そういったものはなかなか確認が難しいですが、具体的に場所とかルートとかっていうことを御意見いただきますと職員が確認に行くことは多々ございます。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) 行政の役割は、市民の皆様の気持ちに寄り添い市民の皆様が納得できるまで議論することです。今後も議会の場を利用してふれあい号のさらなる改善を提案してまいりたいと思います。 それでは次に、私は以前みどりケ丘地区が取り組んでいるみどりん号について質問させていただき、非常にすばらしい取組だと理解できました。そこで、私の住んでいる益坂地区でも導入をと思いましたが、みどりケ丘のような団地と違い広い地区に住居が点在する環境では同じ手法を取り入れることは残念ながら困難です。ふれあい号もみどりん号も高齢者の方々を中心に市民の移動手段として機能していますので、不便な点は改善しつつさらなる発展継続を望みますが、これらだけで多くの市民の皆様が満足しているかどうかは少し疑問が残ります。そこで、浅口市としてふれあい号やみどりん号以外の新たな移動手段を検討されているのでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) ふれあい号、みどりん号以外の新たな交通手段の検討はというお尋ねでございますが、みどりん号につきましては、先ほど議員さんからもありましたが、地域の方が自主的な取組としてされておるということでございまして、市としての新たな移動手段の検討ということにつきましては、コロナ禍で公共交通の利用者が減少している状況下におきまして、民間の事業者も含めまずは既存のサービスをしっかりと利活用していただきたいというふうに考えておりますけれども、今後の生活様式や高齢化の進展、社会情勢の変化、また昨日の答弁でも申し上げましたが、土地利用、商業用施設や病院、その他の施設の集積状況、それから道路網の整備状況、こういったものを見ながら、必要に応じまして浅口市にとって最適な交通サービスについて研究してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) 今後研究していただけるとのことですが、私は今日までの約4年間、浅口市民の多くの方々に満足していただける移動手段がほかに何かないかをずっと考えてまいりました。そして、たどり着いたのがオンデマンドバスです。利用する立場に立ってみれば選択肢は多いほどいいと考えます。 そこで、現在運行しているバスは改善しながら維持しつつ、第3の選択肢としてオンデマンドバスの運行を提案いたします。オンデマンドバスについて何か御存じでしょうか。 ○議長(井上邦男) ちょっとどこへ書いてあるんかなあ、質問で。書いてないん。            (3番「書いてないです」の声あり) ないんかな。答えられる。 ほんなら、よろしい。 徳田企画財政部長。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) デマンド交通についてですが、これはデマンドというものの内容については承知をしております。また、ふれあい号っていいますか、市営バスを導入するに当たってもこのデマンド交通が浅口市で取り入れるにふさわしいかどうかということも当時検討がなされております。 デマンド交通といいますのは、十分御承知と思いますが、求めに応じまして運行すると、ドア・ツー・ドアで家から目的地までというような運行もできるという交通手段であると理解しております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) オンデマンドバスは全国の市町村で実施されていますが、近隣では総社市が平成23年、約10年前から導入実施しています。 議長に許可を得まして資料を添付しています。 総社市の例を参考にして簡単にイラストで利用方法を説明します。 まず1番に、事前に電話で予約を取ります。次に、迎えが来たら乗車し300円のお金を払います。3番目に、乗り合いで順番に移動します。最後に、目的地に到着です。 簡単な説明ですが、これでオンデマンドバスについて御理解していただけたと思います。一言でオンデマンドバスと言っても全国の実施例を調べると様々な形態で運行されています。浅口市にどのような形態が合っているかも議論していく必要がありますし、タクシー業者の方々への配慮も検討しなくてはなりません。現在総社市が実施運行しているオンデマンドバスを必要経費の試算や運行までのプロセスを含めて勉強しているところです。実際に乗車を体験予定でしたが、コロナ禍で現地視察を断られている状況です。コロナが落ち着き受け入れていただけ次第、また総社市が駄目なら他の自治体で視察してまいります。次の議会にはより詳しい資料や体験した感想もお伝えしようと思います。 それでは最後に、市長のほうからお願いします。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、ふれあい号についてお答えをさせていただきます。 部長が申し上げましたとおり、ふれあい号は週2日から週3日へ増便や補助ステップの追加、ダイヤやバス停の見直しなどを実施し、利便性の向上に努め多くの市民の方々に日常の移動手段として御利用いただいております。現在コロナ禍において公共交通全体で利用者が減少している状況であります。市内の感染状況にもよりますけれども、既存のサービスであるふれあい号や民間の交通サービスを御利用いただきたいと考えております。 ふれあい号につきましては、社会情勢の変化を考慮しながら今後も市民にとって最適な交通サービスとなるよう引き続き検討を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 横山議員、どうぞ。 ◆3番(横山達士) ありがとうございました。 この交通の議題は、市長、そして議員や職員の皆様が一丸となって現在と未来の浅口市民の移動手段について真剣に考え前向きに取り組むことが必要不可欠だと思います。どうか御協力を心よりお願いいたします。 以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(井上邦男) 御苦労さまでした。 以上で本日の日程は終了しました。 これにて散会といたします。 明日は本会議を9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 御苦労さまでした。            午後0時19分 散会...