浅口市議会 2021-03-03
03月03日-04号
○議長(
井上邦男)
産業建設部長、どうぞ。
◎
産業建設部長(
井上聡)
地域住民と連携した
捕獲体制づくりについての、現状についての御質問でございますけれども、市では9基の捕獲のおりを所有しておりまして、地区へ貸出しを行っておりますけれども、
希望地区が多く、現状として貸出しできるおりが不足している状況となっておりました。このたび、おかやま
山陽高校に作製をしていただいた
捕獲おり4基が加わることによりまして、より多くの貸出しが行えることとなりました。これらのおりについて、貸出し時には
地区住民自らで餌づけや見守りが行えるよう、市がレクチャーを行い、
地域住民と指導者とが協力できる体制を目指してまいりたいと考えております。また、
一定期間捕獲実績がなかった場合や、餌づけなどの適正な管理が行われていない場合には、次の貸出し
希望地区へ移設を行うこととするなど、運用の一部を改めまして、より効果的、効率的な
捕獲活動を行ってまいりたいというふうに考えております。
有害鳥獣対策は、狩猟者だけで捕獲を行うには限界があります。ただ、おりを使用しての
捕獲活動においては、餌づけ等の作業の補助でございますけども、これは
狩猟免許を持たない方も可能でございます。狩猟者の
負担軽減にもつながるために、今後、
地域住民と連携した
有害鳥獣対策を進めてまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(
井上邦男)
横山議員、どうぞ。
◆3番(
横山達士)
先ほどお話にありました
山陽高校さんの
捕獲おりの運用は、いつ頃からの予定でしょうか。
○議長(
井上邦男)
産業建設部長、どうぞ。
◎
産業建設部長(
井上聡)
山陽高校からいただきました
捕獲おりの運用でございますけれども、
捕獲おり4基、運搬用のおり1基を先月の2月16日におかやま
山陽高校から贈呈いただきました。おりの
使用方法や餌づけの仕方など、マニュアルが出来次第、運用を始めたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
井上邦男)
横山議員、どうぞ。
◆3番(
横山達士) 丈夫でしっかりとしたおりだとお聞きします。今後、そのおりでどんどん捕獲していただきたいと思います。 それでは、最後に市長のほうから何かありましたらお願いします。
○議長(
井上邦男) 市長、どうぞ。
◎市長(
栗山康彦) それでは、
有害鳥獣対策についてお答えをさせていただきます。
有害鳥獣の
被害対策については、これまでも様々な施策を検討し、猟友会をはじめ
住民皆さんの力強い御協力の下、推進してまいりました。その結果、この3年間での防護柵の
設置延長、これは約30キロにも及んでおります。そして、
イノシシの
捕獲頭数は約3倍と、高い実績につながっているものと確認しております。しかしながら、いまだに
有害鳥獣被害はなくなっておらず、被害に悩まされている方も多いということも事実でございます。今後、さらに
有害鳥獣被害を減少させるためには、これまで以上に
地域住民皆様の御協力が必要であろうかと思います。今回、おかやま山陽高等学校の機械科の生徒により、地域へ貸し出すための
捕獲おりを作製していただきました。今後もおかやま
山陽高校の御協力をいただき、
捕獲おりを増やしてまいりますので、
イノシシ被害に悩まされている地域におかれましては、ぜひ有効に活用していただき、
有害鳥獣被害の防止につなげていただきたいと考えております。 また、
横山議員から御意見のありました、
地域住民と連携した
捕獲体制づくりも頑張って進めてまいりたいと思っております。 以上でございます。
○議長(
井上邦男)
横山議員、どうぞ。
◆3番(
横山達士) ありがとうございます。今までの数々の施策のおかげで、成果につながってきていると感じています。しかし、
出没地域が変わるなど、まだまだ問題もありますので、引き続き
有害鳥獣対策を、市民の皆様と協力しながら全力で取り組んでいきたいと思います。 それでは次に、地域における高齢者等の移動手段の確保についてお伺いします。 高齢化が進み、運転免許証を返納する方が増えている中、日々の買物や通院の移動手段に困る高齢者の方が、今後増えるのではないかと心配しております。浅口市では、市営バスふれあい号を運行しており、こうした高齢者の貴重な移動手段となっていますが、運行日や運行時間、運行ルートの制約など、まだまだ課題があると思われます。 そういった中で、市内で自主的に移動手段の確保に向けた取組を行っている地域があると耳にします。そこで、その概要について教えてください。
○議長(
井上邦男) 石田
健康福祉部長、どうぞ。
◎
健康福祉部長(石田康雄) 失礼します。 市内で自主的に移動手段に取り組んでいる地域についてお答えをいたします。 鴨方町みどりケ丘地区の住民ボランティアが、高齢者等の移動サービスとしてみどりん号を平成30年度から運行をしております。この事業は、高齢や免許返納等の理由によりまして通院や買物に不便を感じているみどりケ丘地区の方の送迎を、利用料は無料、ガソリン代の実費徴収で行っているというものです。運行日は週5日、運行範囲は浅口市、里庄町全域における公共施設や店舗、病院と笠岡市内の一部病院に限っています。みどりん号の運転手は運転者講習を受講しておりまして、付添いのボランティアが1名同乗し、高齢者の安全な移送に心がけておられます。現在、運転手等のボランティア18人が運行に携わっておりまして、昨年度は延べ714人が利用をされております。 以上でございます。
○議長(
井上邦男)
横山議員、どうぞ。
◆3番(
横山達士) 先ほど運転手の方が講習を受講とのことですが、運転手の講習とはどういったものでしょうか。もう少し詳しく教えてください。
○議長(
井上邦男)
健康福祉部長、どうぞ。
◎
健康福祉部長(石田康雄) 失礼します。 運転手の講習を詳しくという御質問です。 この講習を受講しないと移動サービスの運転ができないというわけではございませんが、みどりケ丘地区のボランティアの方は、自らの運転技術等の向上のために講習を受けられております。 講習の内容は、利用者を車に乗せるための技術でありますとか、接遇、介助への対応、あと実技等ということになっておりまして、1日の講習であったということを聞いております。 以上でございます。
○議長(
井上邦男)
横山議員、どうぞ。
◆3番(
横山達士) それでは、運転手は何人ぐらいで回しているんでしょうか。
○議長(
井上邦男)
健康福祉部長、どうぞ。
◎
健康福祉部長(石田康雄) 失礼します。 運転手は何人ぐらいで回しているかという御質問です。 現在、運転等のボランティアは、先ほども申しましたとおり18人おられまして、そのうち運転される方は11人ということを聞いております。活動可能な日を調整して、運行をされているということでございます。 以上でございます。
○議長(
井上邦男)
横山議員、どうぞ。
◆3番(
横山達士) ありがとうございました。みどりん号についてよく分かりました。 それでは、その地域で移動手段確保の事業を行うことになったきっかけは何でしょうか。
○議長(
井上邦男) 徳田
企画財政部長、どうぞ。
◎
企画財政部長(徳田政太郎) それでは、みどりん号の事業が行われることとなったきっかけについて御説明をいたします。 みどりケ丘地区は昭和40年代に開発された団地でして、地区の高齢化率は、平成28年1月当時、44.5%となり、近い将来における住民の皆さんの移動手段の確保等が課題となっておりました。この地域の課題を自ら解決するため、みどりケ丘地区に住まわれている人たちで、みどりケ丘イキイキグループを設立されました。このイキイキグループは、平成28年度、翌29年度にあさくち未来デッサン補助金を活用されまして、移動手段の確保について取り組み、地区の特色に合わせた移動サービスの検討、準備を進められて、みどりん号の運行につながったものであります。 以上です。
○議長(
井上邦男)
横山議員、どうぞ。
◆3番(
横山達士) それでは、その地域はどのような手順で事業を検討し、実施に至ったのでしょうか。
○議長(
井上邦男)
企画財政部長、どうぞ。
◎
企画財政部長(徳田政太郎) それでは、事業実施に至った手順について御説明をいたします。 このみどりケ丘イキイキグループでは、平成28年度に地区内の住民アンケートを実施されまして、地域課題の中でも移動サービスが求められていることの確認や3回の勉強会を開いて、移動サービスの運営方法について御検討されております。で、翌29年度には、この移動サービスの事業実施に向けたテスト運行を実施されました。まず、運転手の方の育成、これは先進地の視察でありますとか、先進地でのお話を聞くというようなこと、それから車両のリースを行いまして、1か月間のテスト運行を2回行われております。その中で、運転手へのヒアリングでありますとか、利用者の方のニーズの調査等を行い、行き先や便数、それから運行に係る経費等の検討など、運行準備を進められたと聞いております。また、その結果の報告会でありますとか意見交換会を開催され、
地区住民の方と合意形成を図られております。そして、翌30年から本格運行に移ったものであります。 以上でございます。
○議長(
井上邦男)
横山議員、どうぞ。
◆3番(
横山達士) 平成30年度からとのことですが、現在の事業の状況はどうなっているんでしょうか。 また、何らかの支援は、市は行っているのでしょうか。
○議長(
井上邦男)
健康福祉部長、どうぞ。
◎
健康福祉部長(石田康雄) 失礼いたします。 現在の事業の状況と市の支援についてお答えをいたします。 みどりん号は平成30年度から本格運行しているということでございますが、市では、浅口市地域支え合い事業補助金交付要綱によりまして、地域の高齢者等に対し見守りや生活支援のお手伝いを行う地域のボランティアに対しまして、補助金を交付しております。みどりケ丘地区のみどりん号のように、移送サービスを実施する地域には、運行に必要な経費に対し、10万円を上限として助成をしております。移動サービスの運営について、自主的なボランティア活動が継続できるよう、補助制度等で支援をしているというものでございます。 以上でございます。
○議長(
井上邦男)
横山議員、どうぞ。
◆3番(
横山達士) 今後、このような地域の支え合いの事業を、市としてどのように進めていく予定なのか、あれば教えてください。
○議長(
井上邦男)
健康福祉部長、どうぞ。
◎
健康福祉部長(石田康雄) 失礼します。 今後、地域の支え合い事業をどのように進めていくかについてお答えをいたします。 高齢化が進み、移動サービスの必要性はどの地域でも高まっている現状があります。また、地域の中で移送サービスをどうするか、検討準備の過程で、勉強会や意見交換会を何度も開催する中で、住民間の絆が強まる効果もあるというふうに考えております。 現在、みどりケ丘地域におかれましては、みどりん号は高齢者等の心強い交通手段となっておりまして、運行に携わる人々の社会貢献や生きがいづくりにもなり、まさに共生社会そのものであるというふうに考えております。他の地域において、こうした住民自身による地域課題解決の取組が広がることを期待をしておりまして、今後も補助制度等により支援をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
井上邦男)
横山議員、どうぞ。
◆3番(
横山達士) みどりん号の活動がとてもよく分かる回答をありがとうございました。 それでは最後に、市長に何かありましたらお願いいたします。
○議長(
井上邦男) 市長、どうぞ。
◎市長(
栗山康彦) それでは、高齢者の移動手段の確保についてお答えをさせていただきます。 現在、浅口市では、地域の高齢者等に対し見守りや生活支援の手伝いを行う、地域内での支え合い体制づくりを推進しており、みどりケ丘地区が実施する移動サービスは先駆的な取組であります。また、みどりケ丘の取組に興味を持ち、移動サービス事業の実施を考えているという地域の方からの声もあります。このような取組を含め、地域の皆様が主体となり、高齢者を地域全体で支える仕組みが市内にもっと広がっていくように期待をいたしております。今後もこのような模範的な事業について、積極的に支援を行っていくとともに、地域と行政が一体となって、地域支え合い事業に取り組んでまいりたいと思っております。 以上でございます。
○議長(
井上邦男)
横山議員、どうぞ。
◆3番(
横山達士) 地域のために活動しているボランティアの方々には頭が下がる思いです。今後、ますます高齢者の方々の移動手段は、どの地域でも大きな課題になっていくと考えられます。各地域によって条件が違うので、簡単なことではありませんが、このみどりん号のような活動を浅口市内全体の地域でも取り組んでいく必要があると思います。これからもこのような地域の取組を全力でサポートしていきたいと思います。 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(
井上邦男) 御苦労さまでした。 次に、7番伊澤誠議員。 どうぞ。 伊澤誠議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) 7番伊澤誠でございます。 それでは、通告に従いまして、順次質問したいと思います。 まず、1番の岡山県南広域都市計画区域、区画区分廃止の線引きについてでございますが、最初に区画区分廃止後のまちづくりについて質問したいと思います。 令和2年4月に、県の承認の下、浅口市において、区域区分、いわゆる線引きを廃止と、その基本とする新しい浅口広域都市計画区域が発足しました。しかしながら、新たな都市計画区域では、従来の市街化調整区域をなくし、特定用途制限区域を設定し、一定の制限はあるものの、建築や開発行為が原則オーケーとするものであります。浅口市は、平成18年の3町合併により、岡山県南広域都市計画区域、金光地区ですか、市街化区域、市街化調整区域、鴨方都市計画区域、これは非線引き用途地域無指定及び都市計画区域以外が混在し、都市計画区域が旧町ごと異なるために、土地に対する利用の制限や課税方法の基準が異なるなど、一体的な政策が潤滑に行えず、市民の一体感の醸成を困難にしていたかと思います。浅口市合併当初からのこのような懸案事項として、このことは市民、住民の要望に基づき、パブリックコメント等を経て協議会を設置、また議会としても特別委員会の設置の上、要望を出すなどして、令和2年3月をもって岡山県南広域都市計画区域、金光地域の線引きの廃止となりました。特に地区市民の、また住民からの要望は根強く、頑張られてこられたと聞きます。線引き廃止に慎重だった県に対し、住民の意向を踏まえた市も同様、地域需要に合わせ、自分たちのまちづくりは自分たちで決めていきたいと強く要望したものであり、一体的なまちづくりとして、浅口市の方針決定には市の熱い覚悟や本気度が認められたものと思います。すなわち…… (15番「浅政会、反対しとんで」の声あり) このことは市も同然でありますが、住民の本気度も発揮されたものであるかと思います。そうした状況下で行われた線引き廃止に至る経緯を教えていただけませんでしょうか。よろしくお願いします。 (15番「浅政会、反対しとるのによう言うの」の声あり)
○議長(
井上邦男)
産業建設部長、どうぞ。
◎
産業建設部長(
井上聡) 失礼いたします。 御質問の岡山県南広域都市計画、金光地域の線引きの廃止の経緯についてのお問合せでございますけれども、区域区分、いわゆる線引きは、都市計画区域において、無秩序な都市化を防止し、計画的な市街地を図るために定められるものでございます。本市の都市計画は、平成18年度の新市誕生時には、旧町において異なる都市圏に位置づけられておりました。先ほど議員さんがおっしゃられたとおりでございます。金光地域においては、岡山市、倉敷市、玉野市、総社、赤磐、早島とともに岡山県南広域都市計画区域に属しておりまして、鴨方地域においては、お隣の里庄町とともに鴨方都市計画区域に属しておりました。なお、寄島地域については都市計画区域外となっております。この都市計画区域の違いから、金光地域には線引きがあり、鴨方地域には線引きがないため、土地に対する利用の制限や課税方法の基準が異なるなど、市として一体的な政策が円滑に行われない状況にございました。それらの課題を解決するため、本市では、合併以来、都市計画区域及び線引きの決定権者である岡山県をはじめ、市議会、市民の皆様の御意見を賜りながら、様々な調査検討を行ってまいりました。その結果、金光地域、鴨方地域が同一の都市圏を形成していることが、社会的、経済的状況等の地域特性から明らかになりまして、実質上、一体の都市として整備、開発及び保全を行うことが必要な区域であると、岡山県の都市計画区域マスタープランに位置づけられたところでございます。 このため、令和2年4月1日、金光地域を岡山県南広域都市計画区域から分離し、鴨方都市計画区域に編入するという都市計画の再編を行いまして、新たに線引きのない浅口広域都市計画区域として基準を統一したところによりまして、金光地域の線引きが廃止されたという経緯でございます。 以上でございます。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) ありがとうございます。 続いて、2番の質問に移りたいと思います。 鴨方都市計画区域と旧金光町が統一的な土地利用規制等により一体的な土地利用の実現が図られることとなったことから、新たな都市計画区域として再編すること、先ほど答弁にありましたが、つまり金光町域を都市計画区域に編入する都市計画区域に再編されたということで、令和2年4月1日に新たに浅口広域都市計画区域を指定されましたが、これはどのような再編になりましたでしょうか。
○議長(
井上邦男)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(
井上聡) 浅口広域都市計画区域、再編の内容についてという御質問でございますけれども、再編後、金光地域は、鴨方地域及び里庄町とともに浅口広域都市計画区域となりました。先ほどの御説明のとおりでございます。また、金光地域の区域区分、いわゆる線引きは廃止されたところでございますけれども、これに伴いまして、市街化調整区域では、これまでより住宅が建てやすくなりましたが、一方で建物の用途上の制限がなくなったことから、特定用途制限地域という緩やかな規制を導入しております。なお、用途地域は再編前と同様に継続しております。また、鴨方地域の規制の内容については、変更したところはございません。 以上です。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) 先ほど、特定用途地域というものはどういったようなものでございましょうか。
○議長(
井上邦男) ちょっと大きい声してあげて。
◆7番(伊澤誠) 特定用途地域というものはどういうものでございましょうか。
○議長(
井上邦男)
産業建設部長、どうぞ。
◎
産業建設部長(
井上聡) 特定用途制限地域というのは、先ほども申しましたとおり、これまで市街化調整区域では建物が建てれないとかという、そういう規制が厳しかったわけでございますけれども、急に規制内容が変わるということについては、まちづくりの観点から適正でないというようなことから、緩やかな規制、特定用途、こういう用途については建物は建てれませんよとかという、そういうような緩やかな規制についてを、開発が予測される県道の沿線であるとか、そういったところに設定をしたものでございます。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) 新しく特定用途制限地域という形で、建てやすくなったという、用途の自由度が増したということでよろしいでしょうか。
○議長(
井上邦男)
産業建設部長、どうぞ。
◎
産業建設部長(
井上聡) そのとおりでございます。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) 続いて、3番目の質問に移りたいと思います。 今までは、調整区域内の固定資産が、田んぼや畑でも宅地並みの固定資産税が発生しておりまして、所有者にかなりの負担になっていたと思います。そして、新たに都市計画区域の再編により、土地の固定資産税の評価見直しとなったと思います。土地の固定資産税はどのように変わりましたでしょうか。 また、市としての財政、税収はどのように変わりましたでしょうか。お願いします。
○議長(
井上邦男) 新田
生活環境部長、どうぞ。
◎
生活環境部長(新田直哉) 失礼いたします。 都市計画区域の再編により土地の固定資産税はどのように変わるか、税収についてどのように変わるかという御質問でございます。 都市計画区域の再編は、令和2年4月1日に行われ、金光地域の線引きが廃止をされました。固定資産税は、毎年1月1日の賦課期日現在に存在している固定資産を課税対象とし、その年の4月から始まる年度分について課税をされますので、この再編による土地の固定資産評価につきましては、令和3年度から見直しとなり、これにより、土地の評価方法が浅口市内全域で統一をされます。見直しの主な内容といたしましては、積極的に市街化を図るべき旧市街化区域の田畑につきましては、宅地並み評価から一般農地の評価になり、固定資産税額が下がることとなります。一方、農用地区域を除く市街化を抑えるべき旧市街化調整区域の農業用施設用地につきましては、農業用施設用地評価から宅地評価に変わるため、評価額が上がる場合があります。この場合には、固定資産税額を急激に上げるのではなく、負担調整措置として、数年をかけて徐々に税額を上げていくことになります。 また、市としての財政、税収につきましては、都市計画区域の再編による令和3年度固定資産税減収分として、約2,400万円を見込んでおります。 ただし、開発が進み、宅地や宅地造成が増えることになれば、税収は増加するものと考えております。 以上です。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) 2,400万円の税収のほうが減るということでございましたが、固定資産税以外にも、市街化区域内にはその区域内のインフラに利用する都市計画税というものがあったかと思います。これは今どのようになっていますでしょうか。
○議長(
井上邦男)
生活環境部長、どうぞ。
◎
生活環境部長(新田直哉) 失礼いたします。 都市計画税の御質問かと思います。都市計画税は、都市計画事業、または土地区画整理事業に必要な費用に充てるため課税される目的税でございます。金光地域において、以前課税しておりましたが、合併協議により、平成21年度以降、課税を停止し、現在に至っております。 以上です。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) 平成21年に一気に、これは取りやめといいますか、やめたんでしょうか。
○議長(
井上邦男)
生活環境部長、どうぞ。
◎
生活環境部長(新田直哉) 平成21年度以降も課税を停止したということでございます。 以上でございます。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) いや、21年で一気にもう課税を止めてしまったということでよろしいですか。
○議長(
井上邦男)
生活環境部長、どうぞ。
◎
生活環境部長(新田直哉) 御指摘のとおりでございます。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) できれば段階的に減税していっていけばよかったのではないかなとは思うんですが。 次に、もう4番のほうに質問を移りたいと思います。 4番目ですが、再編された浅口広域都市計画区域内で、金光地域では用途地域と特定用途制限地域、先ほど答弁にありましたが、沿道住商複合地区が残りましたが、浅口市都市計画マスタープランにおいて、その用途地域、特定用途制限地域を活用した土地利用の誘導などを踏まえた今後の浅口市の土地利用の展望は、どのように考えておりますでしょうか。
○議長(
井上邦男)
産業建設部長、どうぞ。
◎
産業建設部長(
井上聡) 御質問の用途地域を踏まえた今後の市の土地利用の展望についてという御質問でございますけれども、用途地域とは、あらかじめ建築できる建物の用途等を定めておくことによりまして、まちにおける建築用途の混在を防ぎ、良好な生活環境や業務の利便性を図ることを目的として指定するものでございます。金光地域では、従前より用途地域が指定されており、それに沿った町並みが形成されております。これまでに築いてきた市街地環境を保ちながら、引き続き良好な住環境等を保全する必要があるため、線引き廃止後も用途地域はそのまま残しております。 このように、市内の土地利用については、金光地域と鴨方地域で都市計画区域が異なっていたことから、現在それぞれに特性を有しております。令和2年4月の都市計画区域再編によりまして、統一性のある土地利用規制が可能となりました。今後は地域の特性、特徴や資源を生かし、それぞれの魅力が連携することによりまして、市全体の魅力と活力の向上を図る土地利用を行ってまいりたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) ありがとうございます。旧金光町域の線引き廃止については、先ほども言いましたが、合併当初から懸案事項として、浅口市に長年の問題提起されてきました。調整区域内の住民の方々の強い要望と熱い願いのたまものだと思います。また、議会が行っていた議会報告会の金光会場では、絶えず問題提起していただいた記憶もあります。議会でも特別委員会、そのときは私は所属しておりませんでしたが、設置し、議論を重ねてきたとのことでございます。執行部もかなりの努力をされてこられたかと思います。 浅口市は、高速道路も走り、インターチェンジもあり、国道2号
バイパス工事も順調に進んでおります。JR山陽本線の駅が二駅もあり、倉敷や福山への交通アクセスのロケーションはとてもいいところだと思います。また、市内にはスーパーやホームセンター、ドラッグストアなどの店舗も数多くあり、住環境にはとてもいいところだと思います。平成29年に浅口市で行った住民アンケート調査では、現在の場所に住み続けたいとした割合が73.2%、住み替えたいという人のうち、新たに郊外に住み替えたいとした割合は2.3%と低いとのことですが、時代情勢、また生活状況も日々変わっている中、線引き廃止で新たな浅口広域都市計画区域となった浅口市を、市街化区域とはまた異なった活力ある、住んでよかった、優良生活都市浅口市を目指してほしいものと思っております。この件について、市長のほう、何かありますでしょうか。
○議長(
井上邦男) 市長、どうぞ。
◎市長(
栗山康彦) それでは、岡山県南広域都市計画区域、線引きについてお答えをさせていただきます。 急速な人口減少や高齢化に対応していくため、市のまちづくりの将来像や目標を定める計画である浅口市都市計画マスタープランを、議員及び市民皆様の御意見をお伺いしながら、平成29年10月に策定をいたしました。それを受け、長年の懸案事項でありました、金光地域と鴨方地域で都市計画区域が異なっていたことに起因する線引き廃止を含む都市計画区域の見直しを、先ほど部長が申し上げましたとおり、令和2年4月1日に、浅口広域都市計画区域として再編をいたしました。再編以前は大きく異なる土地利用の規制の下でまちづくりが進められてきましたが、現在は地域の個性を生かしつつ、市全体を見据え、一体性のある土地利用、都市計画の施策が行えるようになりました。私は、全ての市民皆様がこれからも住み続けたいと感じられるまちづくりを目指しています。本市の強みであります、先ほど議員が言われましたように、広域交通網の利便性のよさや、豊かな自然環境、災害の少ない安定した気候等を生かした産業の振興や市街地環境の改善を行い、市内外から人が集まる、活力と魅力にあふれるまちづくりを、市民皆様とともに進めていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
井上邦男) ちょっと、伊澤議員、待ってください。新田
生活環境部長から、ちょっと一言発言したいということがありますので、ちょっとお待ちください。 どうぞ。
◎
生活環境部長(新田直哉) すいません、失礼いたします。 先ほど伊澤議員の都市計画税の御質問に対しまして、平成21年度以降、課税停止というふうに申し上げました。段階的なことがあったのではないかという御質問がありまして、平成17年度までが0.2%の税率でございまして、平成18から20年度が0.1%、そして平成21年度以降が課税停止ということでございました。訂正をさせていただきたいと思います。どうも失礼いたしました。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、よろしいですか。 どうぞ。
◆7番(伊澤誠) 今朝の新聞ですか、山陽新聞ですね。20年、人口移動、転出超過、最多20市町村っていう記事のところで、最後らへんです。
新型コロナ禍によって、感染リスクが低い地方移住の関心が高まっている。この機を逃さずに取組を進めたいとしていると。こういった話が今朝の新聞に出てたんですが、住みよいまち浅口、また今さっきも言いました交通の利便性がいい、また災害の少ないまちというのをもっともっとPRして、またここで一つの都市計画区域になった土地を利用して、定住促進にPRしていっていただけたらなと思いますんで、よろしくお願いします。 次に、2番目の質問に続いていいですか。
○議長(
井上邦男) はい、どうぞ、やってください。
◆7番(伊澤誠) 2番目の質問でございますが、民生委員、児童委員の現状と活動についてでございます。 以前、平成30年3月議会で質問をさせていただきましたが、また再度お尋ねしたいと思います。 民生委員は、住民の最も身近なところで活動する地域福祉の中心的な担い手として、極めて重要な役割を持っていると思います。浅口市も少子高齢化、人口減少により、また過疎化が進む中に、3人に1人はもう65歳以上ということで、また核家族化の進展などで、地域を取り巻く様々な状況が、また生活環境が変化していると思います。民生委員、児童委員の活動内容は、昔と比べまして、複雑、多岐多様になっていることかと思われます。そんな中、次世代へ民生委員の成り手を見つけるのが困難な状況も発生している担当地区、区域もあるかと思います。地域福祉のために懸命に活動する民生委員、児童委員の職務環境、そして処遇改善、成り手不足、職務管轄範囲の見直しについて、以前質問させていただいた以降、どのように取組をされましたでしょうか、お願いします。
○議長(
井上邦男)
健康福祉部長、どうぞ。
◎
健康福祉部長(石田康雄) 失礼いたします。 民生委員、児童委員の現状についてということでお答えをさせていただきます。 浅口市の民生委員、児童委員につきましては、定員が、金光地区が22名、鴨方地区が37名、それから寄島地区20名の、合計79名でございます。令和元年12月1日の一斉改選時には、地区代表者等の皆様のおかげをもちまして、欠員なしの79名全員に委嘱をすることができました。任期である令和4年11月30日までの3年間、高齢者、障害者、そして児童などの要援護者に対し、福祉や生活の相談、支援、そして行政とのパイプ役として御活躍をいただいております。しかし、ライフスタイルの変化などから、ひきこもりや自殺対策、DVなど、市民の抱える課題が複雑化し、民生委員、児童委員の業務負担が大きくなっております。 このようなことから、市長自らが県知事へ民生委員の定数増員を要望したことによりまして、令和元年12月の一斉改選時には浅口市の定員を1名増員することができました。しかし、各委員さんの職務管轄の範囲につきましては、受持ちの世帯数には差があるというような状況であります。これまでも、受持ち世帯数の調整のため、地区に出向き、統合等について協議をさせていただきましたが、地域間のコミュニティや地理的条件から、現在まで管轄範囲の見直しができていないのが現状でございます。そこで、次回、令和4年12月の一斉改選までに、世帯数は多くても相談支援が少ないこと、また世帯が少なくても見守り等の支援が必要な高齢者が多いなど、受持ち地域の現状を再調査をしまして、必要に応じ、当該町内会等や岡山県と検討を行う予定としております。さらに民生委員、児童委員の
負担軽減につなげるべく、地域の諸団体やボランティア団体等と連携を取りながら、民生委員、児童委員が活躍しやすい支援体制の構築に努めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) 令和4年の改選のときには、もう少し前向きな対応をしていただけたらと思いますが、前回質問したときに、市長の答弁で、岡山県に要望をし、知事からは次期改選期にできるだけ柔軟に地域の様々な事情を踏まえていきたいという前向きな回答をいただきましたので、今、期待しているところでございますとの答弁をいただきました。昨年、県知事選挙がありましたが、何かその後、回答等はありましたでしょうか。
○議長(
井上邦男) 誰に言うの、市長。 (7番「市長に」の声あり) 市長、よろしいかな。 市長、どうぞ。
◎市長(
栗山康彦) まだそのことについて、具体的な回答は返ってきておりません。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) できるだけ早めに対応していただきたいと思います。よろしくお願いします。 次に、緊急通報システムについての質問に移りたいと思います。 この緊急通報システムでございますが、65歳以上の独り暮らしの高齢者など、また環境上の理由により緊急時に通報手段の確保が困難な方を対象に緊急通報装置を設置し、万が一のとき、ボタン1つで緊急通報センター──これ委託業者です──に通報が入り、協力員と連携の下に24時間対応するシステムでございます。詳しくは専用の多機能電話機、無線受信機、またペンダント式無線送信機の貸出しで、緊急時にボタンを押すと通話状況になり、消防署への出動依頼や、また協力員に状況確認依頼するなどといったシステムでございますが、現在、市内でこの緊急通報システムの貸出し、利用状況はどのような状態でございましょうか。
○議長(
井上邦男)
健康福祉部長、どうぞ。
◎
健康福祉部長(石田康雄) 失礼いたします。 緊急通報システムの利用状況についてお答えをいたします。 緊急通報システムの概要につきましては、先ほど議員おっしゃられましたとおりの内容でございます。市内の設置台数は、1月末現在で、金光地区44台、鴨方地区52台、寄島地区24台の、合計120台となっております。今年度中の通報件数ですが、金光地区が46件、鴨方地区が52件、寄島地区が18件で、計116件でございます。このうち緊急通報件数は、金光地区が6件、鴨方地区が3件、寄島地区が1件で、合計10件となります。また、緊急を要しない、体の調子についての相談などもこの緊急通報システムで受け付けておりまして、その件数は、金光地区が40件、それから鴨方地区が49件、寄島地区が17件で、合計106件でございます。また、月に1度、通報先のオペレーターのほうから利用者に電話で安否確認でありますとか、熱中症、それから感染症、詐欺の注意などの時候にあった話題を通じて
注意喚起も行っております。 以上でございます。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) 120件等々、また緊急時、10件とか、かなりあるんだなというのが実感でございます。この装置は、使用料は無料でございますが、通話料とか基本料金のほかに電池代などが利用者負担となっていると思いますが、特にこの電池交換ですが、充電用の専用の電池のため高額になっているとのことでございます。多分何千円かするかと思いますが、電池交換が高額なために、こういった緊急通報システムのほうを解約するといったケースもあるかと思います。それらの個人負担のほうは、何らか免除はできないものでございましょうか。
○議長(
井上邦男)
健康福祉部長、どうぞ。
◎
健康福祉部長(石田康雄) 失礼いたします。 通話料でありますとか基本料金、電池代などの利用者負担の免除についての御質問でございます。お答えをいたします。 緊急通報システムは、電話回線を使用した緊急通報機と附属のペンダントがありまして、ペンダント型の遠隔発信器のセットになっております。機器の使用料でありますとか、設置撤去に係る作業料等は、市の負担で行っております。また、毎月の利用料につきましても、市が負担をしております。緊急通報装置は、利用者宅の既にある電話回線を使って、電話機の前に接続をします。御家庭の電話機は元のまま御利用いただけますので、通話料金と基本料金につきましては、引き続き利用される方に御負担をいただくことが適切であるというふうに考えております。また、電池代につきましては、装置の維持管理に係る消耗品として、利用者の皆さんに御負担をお願いしております。御負担いただく目安といたしましては、4年に1回程度交換する緊急通報機本体にある停電時のバックアップ電源の電池代、これが4,180円となります。それから、2年に1回程度交換するペンダント型の遠隔発信機の電池代、これが2年に1回330円かかります。交換作業は委託業者が行いまして、利用者の方には電池代のみの負担をお願いしております。作業料については、こちらが4,950円かかりますが、こちらについては市が負担をしております。電池の使用期間は、利用者の利用状況でありますとか室温、それから設置場所により異なりますので、利用者の皆さんに御負担いただくことで御理解をいただきたいと思っております。緊急通報システムは、委託先のオペレーターへ通報が行くだけではなく、連絡先の協力員や民生委員の協力があって成り立っております。緊急時の対応はもとより、健康状態や日々の生活に不安を感じる高齢者の皆さんが安心して住み慣れた地域で暮らせるよう、事業を継続してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) 今、先ほど言われてましたバックアップの電池のほうは4,000円超かかるということで、結構な金額だなと思います。独り暮らしのお年寄りからすればかなりの金額じゃないかなと思うんですが、できればこれの半額なり、それぐらいの免除ができればと思います。その辺を十分検討していただけたらと思いますので、よろしくお願いします。 浅口市は少子高齢化の状況でございますが、独り暮らしの高齢者がますます増えていくかと思いますが、このような小さなサービスでも対応していただけたらと思います。これについて、市長、何かありましたらよろしくお願いします。
○議長(
井上邦男) 市長、どうぞ。
◎市長(
栗山康彦) それでは、緊急通報システムについてお答えをさせていただきます。 緊急通報システムは、独り暮らしをされておられる高齢者等に対し装置を貸し出し、緊急時の迅速かつ適切な対応を図り、日常生活の不安の解消に役立てております。現在では、高齢者の安心・安全な暮らしを支える基板として、いざというときにも心強いと、市民の皆様に評価をいただいております。装置の利用に関する基本的な経費に関しましては市が負担することとなっており、利用者の皆様には安価に御利用いただいております。独り暮らしの高齢者の方等でこの緊急通報装置を御利用されたい方がおられましたら、どうぞ市の担当者へ御連絡していただきますようによろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(
井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。
◆7番(伊澤誠) これ、また生命に関わるかと思いますので、できれば前向きな検討をしていただけたらと思います。 長々質問しましたが、これで私の
一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(
井上邦男) 御苦労さまでした。 それでは、ここで休憩します。 午前10時34分 休憩 午前10時50分 再開
○議長(
井上邦男) それでは、再開します。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
井上邦男) 日程2、発議第1号
浅口市議会会議規則の一部を改正する規則について議題とします。 議案の朗読をさせます。 なお、本文につきましては朗読を省略いたします。
◎
議会事務局長(平本仁至) 〔発議第1号朗読〕
○議長(
井上邦男) 提出者より提案理由の説明を求めます。 香取委員長、どうぞ。
◆議会運営委員会委員長(香取良勝) 発議第1号
浅口市議会会議規則の一部を改正する規則について提案理由を申し上げます。 このたびの改正は、会議等の欠席事由及び出産に伴う欠席期間の範囲を明文化するとともに、市議会に対する請願に係る署名、押印の見直しを行うため、本規則の一部を改正するものであります。審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
井上邦男) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) ないようなので、採決に入ります。 発議第1号は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) 御異議なしと認め、発議第1号は原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
井上邦男) 日程3、議案第39号令和2年度浅口市
一般会計補正予算(第14号)についてを議題といたします。 議案の朗読をさせます。
◎
議会事務局長(平本仁至) 〔議案第39号朗読〕
○議長(
井上邦男) 提出者より提案理由の説明を求めます。 市長、どうぞ。
◎市長(
栗山康彦) 議案第39号令和2年度浅口市
一般会計補正予算(第14号)につきましては、以前から国に対し要望しておりました令和2年度学校施設環境改善交付金について、採択を受けたことにより、学校トイレ施設改修事業費を計上するほか、
新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金について、国の第3次補正予算分の交付限度額が示されたことにより財源更正を行うもので、4,247万8,000円の増額補正を行うものであります。 詳細につきましては、担当部長から説明をさせます。よろしくお願いいたします。
○議長(
井上邦男) 担当部長の補足説明を求めます。
企画財政部長。
◎
企画財政部長(徳田政太郎) それでは、議案第39号令和2年度浅口市
一般会計補正予算(第14号)について御説明をいたします。 補正前予算額196億3,170万8,000円、補正予算額4,247万8,000円を追加、補正後予算額196億7,418万6,000円であります。 歳出といたしましては、学校トイレ施設改修事業費4,247万8,000円となっております。 歳入といたしましては、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億円、学校施設環境改善交付金1,389万3,000円、財政調整基金繰入金、減額の6,076万6,000円、学校施設等整備基金繰入金、減額の3,794万9,000円、防災・減災国土強靱化緊急対策事業債2,730万円となっております。よろしくお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
井上邦男) 日程4、議案第40号令和3年度浅口市
一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。 議案の朗読をさせます。
◎
議会事務局長(平本仁至) 〔議案第40号朗読〕
○議長(
井上邦男) 提出者より提案理由の説明を求めます。 市長、どうぞ。
◎市長(
栗山康彦) 議案第40号令和3年度浅口市
一般会計補正予算(第1号)につきましては、以前から国に対し要望しておりました令和2年度学校施設環境改善交付金について、採択を受けたことにより、令和2年度浅口市
一般会計補正予算(第14号)において、学校トイレ施設改修事業費を前倒しして計上したため、4,247万8,000円の減額補正を行うものであります。 詳細につきましては、担当部長から説明をさせます。よろしくお願いします。
○議長(
井上邦男) 担当部長の補足説明を求めます。
企画財政部長、どうぞ。
◎
企画財政部長(徳田政太郎) それでは、議案第40号令和3年度浅口市
一般会計補正予算(第1号)について御説明をいたします。 補正前予算額143億700万円、補正予算額4,247万8,000円を減額、補正後予算額142億6,452万2,000円であります。 歳出といたしましては、学校トイレ施設改修事業費、減額の4,247万8,000円となっております。 歳入といたしましては、学校施設等整備基金繰入金、減額の4,247万8,000円であります。よろしくお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
井上邦男) 日程5、議案の質疑を行います。 議案に対する発言通告の申出はありません。 承認第1号専決処分した事件の承認についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 香取議員、どうぞ。
◆15番(香取良勝) これ、金額がちょっとおかしいんですわな。今見ると、新聞がこけえあるんですよ。新聞へ出とんのは、浅口市はこれが何ぼになっとんな。専決処分ですよ、これ。井原市は472万円、へえで浅口市が3,401万円、これ、説明ちょっとしてください。どうなっとんか、これ。こんな金額が、同じ市であって、市民の人数も変わらんのに、これだけの専決するのはどういうことですか。ちょっと説明してください。
○議長(
井上邦男) 石田
健康福祉部長、どうぞ。
◎
健康福祉部長(石田康雄) 失礼いたします。 他市、井原市と比較して金額が高いのではないかということです。 まず、今回のコロナウイルスのワクチンの接種に必要な経費につきましては、全て国が負担することとなっております。井原市に確認をしましたところ、それぞれの自治体でいろんな予算の計上の仕方があるんですが、井原市につきましては、3月15日から3月31日までの予算をここで計上しているということを聞いております。浅口市につきましては、窓口の業務委託につきましては、年度をまたいで来年度も行う事業ということでありますので、全体を計上して、繰越明許の手続をしてという予算の計上をしております。 以上でございます。
○議長(
井上邦男) 香取議員、どうぞ。
◆15番(香取良勝) 専決処分というたら、議会を通さんと急遽要るものを出すんじゃないんですか。だから、今の井原は今要るだけの分を出しとんじゃないですか。国からくれるとかくれんなんて、そんなこと関係ないでしょ。専決というのは何のための専決ですか。議会を通さんと急遽やるんが専決でしょ、市長権限で。市長の権限で3,000万円何ぼ出して、片一方は400万円じゃ。誰が見てもおかしい思うんですよ、そりゃあ。国がしたからとかなんとかというもんじゃないじゃないですか。もう一回きちっと説明しなさいよ。
○議長(
井上邦男) 石田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(石田康雄) 失礼いたします。 今回のコロナの接種に必要な経費につきましては、自治体それぞれで計上の仕方が様々でございます。浅口市につきましては、来年度に継続して行う窓口の業務委託でありますとか、接種券の印刷をして発送する業務でありますとか、そういったことは来年度にもまたがって行う事業でありますので、全体の事業費を上げさせていただいて、繰越明許の手続をさせていただいているというものでございます。 以上でございます。
○議長(
井上邦男) 香取議員、どうぞ。
◆15番(香取良勝) 言よることがきちっと説明してねえが。専決処分というのは議会を通さんとやるんです、これ。ね。市長権限でやるんです、専決は。これじゃったら、ほんなら議会通しゃあええじゃねえの。専決する必要ないでしょ、来年またがってするんなら。そうじゃないですか。専決するからというんで、井原はもうはっきり言うて今回だけのでやるから400万円でやると。ね。ほんなら、浅口も400でやって、また来年度、今度するときには議会を通すとか、どうしてもいけなんだら専決するとかというんなら分かるよ。3,400万円、片一方は470万円、誰が考えてもやっとることがおかしいんじゃ、思いますよ。専決というたら、いつでもこつでもするもんじゃないんじゃないですか。きちっとした、我々に分かるような説明せられえ。今言うのは全然話になってないですよ。市長がこりゃあ権限でやりょんですよ、全部。おたくじゃないんでしょ。市長がやるんじゃろ。市長、答弁せえ。
○議長(
井上邦男) ほんなら、市長、どうぞ。
◎市長(
栗山康彦) これは、先ほど部長が申し上げましたように、一連の作業でありまして、各自治体でそれぞれの専決の仕方が違う。非常に緊急を要することでありますので、専決をいたしました。 以上でございます。
○議長(
井上邦男) 香取議員。
◆15番(香取良勝) 緊急性をって、よそは、はっきり言うて、今要るだけのものを出しとんでしょうが。何で1年前のまで出すんですか。訳の分からん答弁せられなあ、あんた。権限を持って何でもかんでもすりゃあええというもんじゃないでしょうが、市長が。もういいですわ、もう。
○議長(
井上邦男) いいですか。 ほかに。 桑野議員、どうぞ。
◆10番(桑野和夫) 関連をしますけども、予算というのは基本的には単年度主義でありますので、本来は井原の予算の組み方が私は正しいと思います。ですから、今年度に必要なものは補正で組んで、新年度については、同じ関連の事業であっても新年度予算できちんと組むのが私は正しいんではないかと思いますが、いかがでしょうか。 (15番「ええこと言うが」の声あり)
○議長(
井上邦男) 答弁要るんですか。 (10番「はい」の声あり) 徳田
企画財政部長。
◎
企画財政部長(徳田政太郎) 失礼いたします。 このたびの専決についての判断について御説明をさせていただきます。 先ほど石田部長、市長からも話がありましたが、このワクチン接種につきまして、2月の上旬の国からの情報によりますと、3月1日までに接種券の印刷を終え、3月の中旬にはこれを発送をするというようなスケジュールが国から示されておったというような状況の中で、ただしその具体のより詳しい情報がないままで、ただ準備をしなさいというような状況であったということであります。これを受けまして、国の動向をより見極めようということで様子を見ていたわけですが、3月1日までに印刷を終える、そしてこのコールセンター等の設置につきましても、3月には接種券をお送りするので、いろいろお問合せが来るということで、これも急がなければならない、これらの契約を行わなければならないということで、ぎりぎりのところで情報を待っていたわけですが、印刷等のスケジュールから見て専決を行った、この時期でもうこれで限界ではないかということで、予算をお願いしたわけでございます。国のほうからも、実は2月9日付で、国においてもこの予算につきましては2年度の補助金で措置をしておると。年度内にこれを申請するようにというような文書が出ております。で、国において、この補助金は繰越明許となっているので、その場合は適切に繰越しの手続を取るようにというような厚生労働省からの文書も来ておりますので、そういった国の方針も酌みながら、繰越しの手続を行って、翌年度、コールセンター、通しで予算を組ませていただいたわけでございます。よろしく御理解のほどをお願いいたします。
○議長(
井上邦男) ほかにありませんか。 どうぞ、竹本議員、どうぞ。
◆9番(竹本幸久) 座ってでええんですかね。
○議長(
井上邦男) 体が悪いからよろしかろう。
◆9番(竹本幸久) すいません。言ようる趣旨をしっかりと受け止めてくださいよ。要は、急がにゃならん…… (15番「言ようること全然違うが、おめえは」の声あり) この意味は、議会を無視してええんですかということじゃろ、早い話が。だから、事前に、こういうことがあるんで専決させていただきますよということを一言言やあええんじゃろ。いつも議会を無視したような格好して自分だけの判断でやる。今回、額が大きいわな。そのことを言ようるんじゃがな。 (15番「訳の分からん答弁するな、おめえは」の声あり) へえけえ、一言そうじゃったなと、この話は議会へちょっと、専決なら専決で構いませんから、こうさせてくださいよと言うときゃあ、よかったですねで、せえでええんじゃろうがな。言ようる人の趣旨をきっちり受け止めてくださいよ。こうなっとるけえこうなっとります、ルールだけじゃありゃせんで。 以上、終わり。
○議長(
井上邦男) 答えもらいましょうか。 (9番「答えはもう今言うたようなことじゃが」の声あり) よろしい。 ほんなら、大西議員、どうぞ。
◆14番(大西恒夫) いろんなことがあって、やられたのもそれも仕方がないかもしれないんですが、私、これを見ゆうてから、井原があまりにも少ないと。うちがあの部分については7倍、何しとるわけですね。将来のことを考えて市はやったと思うんですけど、そしたら井原のほうはそういうことを考えずに、知恵がなかったということを浅口市が言うとるような感じがするんで、それはどうですか。
○議長(
井上邦男) 答え要るんですか。 どうぞ、誰が行くんかな、執行部。 (15番「そりゃ、市長がやらにゃあいけまあ。専決は市長じゃ」の声あり) 市長、よろしいかな。 どうぞ、市長、ほんならお願いします。
◎市長(
栗山康彦) すいません。そういうようなことは全く思わず、井原の結果は後から新聞で私も見させていただきました。浅口市はこれが今急がなければいけないということで、前もって議長にも御報告をさせていただいて、そして専決をさせていただいたわけでございます。 以上でございます。
○議長(
井上邦男) よろしいかな。 それでは、これで質疑を終わります。 承認第1号については
委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、承認第1号については
委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) ないようなので、採決に入ります。 承認第1号は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、承認第1号については原案のとおり承認されました。 同意第1号
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 同意第1号については
委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、同意第1号については
委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) ないようなので、採決に入ります。 同意第1号は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、同意第1号は同意することに決定しました。 同意第2号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてから同意第4号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてまでの質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 同意第2号から同意第4号までは
委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、同意第2号から同意第4号までは
委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) ないようなので、採決に入ります。 同意第2号から同意第4号までは原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、同意第2号から同意第4号までは同意することに決定しました。 議案第1号浅口市動物と共生できる社会の実現の推進に関する条例の制定についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 桑野議員、どうぞ。
◆10番(桑野和夫) 議案第1号についてお聞きします。 この条例の提案でありますが、私的には唐突な感じがいたします。で、どれぐらいの苦情が寄せられ、この条例をつくる動機といいますか、その辺はどうだったのか、お聞きしたいと思います。
○議長(
井上邦男) 新田
生活環境部長、どうぞ。
◎
生活環境部長(新田直哉) 失礼いたします。 まず、苦情の件数でございますが、飼い主のいない動物への餌やりに対する苦情につきましては、毎月大体3件程度の苦情がございます。それぞれの苦情は継続する場合が多く、飼い主のいない猫の場合で申しますと、市内11か所で餌やりへの苦情を受けておる状況にございます。 もう一つ、条例を制定するに至った動機のお尋ねだったかと思いますが、飼い主のいない動物への餌やりに対して苦情を受けていることも理由の一つでございますが、動物の適正な取扱いを定めることで、人と動物との共生について理解を深め、不幸な動物を増やさない、動物愛護への取組の強化も図りたいということ。それから、飼い主のいない動物にとって、人から餌を与えられればその人を飼い主と同じふうに思える。動物の取扱いが原因で生活環境が悪化することを防止しまして、動物と共生できる社会の実現を図ることが制定への動機であり、理由ということでございます。 以上です。
○議長(
井上邦男) 桑野議員、どうぞ。
◆10番(桑野和夫) 適切な飼い方を含めて、そういうマナーの面では必要な面があるとは思ってますけども、こういう手のものはなかなか大変だと思いますけども、説得をして納得をしてもらうのが大事だと思います。そういう点で、罰則規定まで必要なんかどうか、その辺はいかがでしょうか。
○議長(
井上邦男)
生活環境部長、どうぞ。
◎
生活環境部長(新田直哉) 罰則規定のことでございます。苦情を継続的に受けているという現状におきまして、苦情案件に対して実効性のある対応を図るため、過料を今回、条例に盛り込みました。しかし、今議員さんの御指摘もありましたが、違反事実があれば直ちに過料を徴収するというわけではございませんで、苦情に対する事実が確認されれば、まずは口頭での指導を行いまして、違反行為が繰り返されれば、文書による指導ですとか勧告、
地方自治法に基づいた告知や弁明を与えるといった手続を経ての過料ということになろうかと思います。 以上です。
○議長(
井上邦男) どうぞ。
◆10番(桑野和夫) 過料については、乱用するとは思ってません、当然。やっぱりこの過料ということを含めて、こういう条例が制定されたら、市民の間で監視され、それから密告される、そういうふうなおそれもあるので、この点についてはどうお考えか。
○議長(
井上邦男)
生活環境部長、どうぞ。
◎
生活環境部長(新田直哉) まず、餌やりの苦情に対してという指導でございますけれども、餌やりに関連する責任、対象動物の管理であったり、みだりに繁殖しないような措置、餌やり後の片づけ等を果たすように指導していきたいと思っております。対応につきましては、動物愛護の主管課である環境課を中心に、関連部署と連携を図りながら、解決に当たりたいと思っております。 それから、条例のほうが制定されましたら、条例の内容が市民の方にちゃんと周知になるように、例えばチラシの配布とかということで、条例のほうのPRにも努めていきたいと思っております。 以上です。
○議長(
井上邦男) ほかにありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 議案第2号浅口市
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第12号浅口市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例についてまでの質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 議案第13号
工事請負契約の締結についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 議案第14号権利の放棄についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 議案第15号和解についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 はい、どうぞ。
◆15番(香取良勝) これ、ちょっとわし持ってないんじゃけど、これはたしか伐採についてのことじゃろうと思うんよ。これは、結局どういうことになっとんか、ちょっと説明してください。あっこの遙照でけがをして、裁判で、もう地裁、高裁、最高裁で浅口市は敗訴しとんですよ。へえで、金を払うとんですよ、ナカハラ氏に。その件について、どういうふうになって和解したんか。どの分で和解か。裁判で全部負けて金を払うとって、その後に何の和解をしたんか、説明してください。
○議長(
井上邦男) 武金光支所長、どうぞ。
◎
金光総合支所長(武弘一) 失礼いたします。 今までの経緯を説明ということで御質問と思います。私のほうから経緯をかいつまんで説明をさせていただきます。 まず、事故の発生が平成25年1月でございます。市との労務契約に基づきまして、遙照山総合
公園地内の樹木伐採作業をしておられました作業員さんが伐倒した樹木に同僚の作業員さんAさんが衝突をしまして、障害及び後遺症を負ったと。これを元といたしまして、そのAさんが平成28年に、Aさんの妻及び娘さんと一緒に市に対して損害賠償金4,331万5,120円を請求する訴訟を提起されたのが始まりでございます。その後の控訴、上告を経まして、令和元年11月に、市のAさんに対する安全配慮義務違反及び伐木した作業員の方の加害行為に対する民法の規定によります使用者責任が認められまして、Aさんに対して損害賠償金の支払いを命じる判決が確定をいたしました。判決を受けまして、令和元年11月26日付で、議員さん御指摘のとおり、市からAさんに対して損害賠償金及び遅延損害金、これらの合計として1,904万5,338円を支払っております。これを支払ったことによりまして、民法の規定によりまして、市から加害者の方、木を倒された作業員さんの方に対する求償権、いわゆる債権が発生をいたしております。この債権につきまして、このたび加害者側の方から和解の案が示されましたので、このたび議案を上程させていただいております。 以上でございます。
○議長(
井上邦男) 香取議員、どうぞ。
◆15番(香取良勝) 金額は全然言わんが。和解の金額は何ぼで。へえで、これははっきり言うて、私、前も言うたと思うんじゃけど、ボランティアで山の上へ市のことを仕事をして上がって、けがをして払うてくれ言うたら払わんと、地方裁判所で負け、高等裁判所で浅口市が負け、最高裁判所は、これ、どがんしても勝てんのんですよ。そりゃあ、余傳弁護士は知っとるはずなんだ。金を取ろうと思うてやっとんじゃ、これが。市長がやれ言うてやらせたんじゃ。そのために何百万円金がかかったんですか、その最高裁で。最高裁は、言うとくけど、法律家じゃったら知っとんですよ。ね。絶対勝てないんですよ。憲法違反以外は審議せんのんだから。にもかかわらず、分かっとって、市長、最高裁までやっとんですよ、あんた。市民が本気で山へ上がって仕事をしょうて、市のためにボランティアで、けがをしたら金を払え言うたら、選挙してくれたかくれんか分からんけど、徹底的にやったんじゃないんか、君は。そうして、この人は泣きょうたじゃねえか。私のとこへも言うてきた。前のタムラ副市長も、困ったこっちゃ困ったこっちゃ、市長がやれ言うからしょうがねえやりょんじゃというようなことを言われたよ、わしに。何で高等裁判所で判決が決まったときに、余傳が、弁護士が、顧問弁護士でしょうが。何でそのときにもうここらでやめようというて和解、これでやめよう、何で余傳が言うてこんのん。そのために何百万円、余傳に払うとんですか。相手方にも。市長、あんたの考えで市民を泣かせちゃあ駄目ですよ。きちっとした説明せられえ。これ、最後の和解、幾らですか。約2,000万円払うとんですね。後の金額、和解はどういう和解ですか。金を払うたんですか、払うてないんですか。
○議長(
井上邦男) 金光支所長、どうぞ。
◎
金光総合支所長(武弘一) 和解。 (15番「和解、何の和解な」の声あり) このたび上程させていただいております議案につきましては、和解の金額といたしまして、相手方は市に対し本件事故の求償債務として160万7,666円の支払い義務があるということを認めると、金額的な部分についてはこういう内容でございます。 以上でございます。
○議長(
井上邦男) ええですかな。 (15番「はい」の声あり) ほかにありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 議案第16号令和2年度浅口市
一般会計補正予算(第13号)から議案第24号令和2年度浅口市
下水道事業会計補正予算(第2号)までの質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 議案第25号令和3年度浅口市
一般会計予算から議案第34号令和3年度浅口市
下水道事業会計予算までの質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 議案第35号
新市建設計画の一部変更についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 議案第36号
市道路線の認定についてから議案第38号
市道路線の廃止についてまでの質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 議案第39号令和2年度浅口市
一般会計補正予算(第14号)の質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 議案第40号令和3年度浅口市
一般会計補正予算(第1号)の質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 報告第1号
長期継続契約の
締結状況についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 なお、報告第1号についてはこれをもって議了といたします。 諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) これで質疑を終わります。 諮問第1号については各
委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は
委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) ないようなので、採決に入ります。 諮問第1号は原案を適任とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は原案を適任とすることに決定しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
井上邦男) 日程3、議案の
委員会付託を行います。 議案第1号から議案第40号までは、お手元に配付しております議案付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
井上邦男) 日程4、陳情の上程を行います。 陳情については、お手元に配付しております請願・陳情表のとおり総務文教常任委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全て終了しました。 お諮りします。 3月4日、5日並びに3月8日から10日は委員会審査等のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、3月4日、5日並びに3月8日から10日は休会することに決定しました。 次の本会議は3月11日午前9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 本日はこれをもちまして散会といたします。 御苦労さまでした。 午前11時27分 散会...