浅口市議会 > 2020-09-02 >
09月02日-04号

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  1. 浅口市議会 2020-09-02
    09月02日-04号


    取得元: 浅口市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-06
    令和 2年第6回 9月定例会        令和2年9月浅口市議会第6回定例会会議録(第4)1.招集年月日 令和2年9月2日(9日目)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   議 9月2日 午前9時30分1.議事日程  第1 一般質問  第2 議案質疑(一部討論・採決)     議案第47号 浅口市住吉満教育基金条例の制定について     議案第48号 浅口市税外収入督促手数料及び延滞金徴収条例及び浅口市畑地かんがい施設条例の一部を改正する条例について     議案第49号 浅口市企業育成振興条例の一部を改正する条例について     議案第50号 岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合を組織する地方公共団体数の減少並びに組合規約の一部変更について     議案第51号 財産の取得について     議案第52号 財産の取得について     議案第53号 財産の取得について     議案第54号 財産の取得について     議案第55号 令和2年度浅口一般会計補正予算(第7号)     議案第56号 令和2年度浅口介護保険特別会計補正予算(第3号)     認定第 1号 令和元年度浅口一般会計歳入歳出決算の認定について     認定第 2号 令和元年度浅口国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 3号 令和元年度浅口後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 4号 令和元年度浅口住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 5号 令和元年度浅口介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 6号 令和元年度浅口公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 7号 令和元年度浅口畑地かんがい給水事業特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 8号 令和元年度益坂財産特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 9号 令和元年度浅口工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第10号 令和元年度浅口水道事業会計決算の認定について     諮問第 2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(討論・採決)  第3 委員会付託(付託表のとおり)  第4 請願・陳情上程(委員会付託)     請願第 9号 自家増殖を原則禁止とする種苗法改正の取りやめに関する請願     陳情第 8号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の陳情について     陳情第 9号 浅口市個人情報保護条例の改正を求める陳情1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第1 一般質問  日程第2 議案質疑(一部討論・採決)       議案第47号 浅口市住吉満教育基金条例の制定について(委員会付託)       議案第48号 浅口市税外収入督促手数料及び延滞金徴収条例及び浅口市畑地かんがい施設条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第49号 浅口市企業育成振興条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第50号 岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合を組織する地方公共団体数の減少並びに組合規約の一部変更について                                 (委員会付託)       議案第51号 財産の取得について          (  〃  )       議案第52号 財産の取得について          (  〃  )       議案第53号 財産の取得について          (  〃  )       議案第54号 財産の取得について          (  〃  )       議案第55号 令和2年度浅口一般会計補正予算(第7号)                                 (  〃  )       議案第56号 令和2年度浅口介護保険特別会計補正予算(第3号)                                 (  〃  )       認定第 1号 令和元年度浅口一般会計歳入歳出決算の認定について                                 ( 継続審査 )       認定第 2号 令和元年度浅口国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第 3号 令和元年度浅口後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第 4号 令和元年度浅口住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第 5号 令和元年度浅口介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第 6号 令和元年度浅口公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第 7号 令和元年度浅口畑地かんがい給水事業特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第 8号 令和元年度益坂財産特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第 9号 令和元年度浅口工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )       認定第10号 令和元年度浅口水道事業会計決算の認定について                                 ( 継続審査 )       諮問第 2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(討論・採決)                                 ( 適  任 )  日程第3 委員会付託(付託表のとおり)  日程第4 請願・陳情上程(委員会付託)       請願第 9号 自家増殖を原則禁止とする種苗法改正の取りやめに関する請願                                 (委員会付託)       陳情第 8号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の陳情について                                 (  〃  )       陳情第 9号 浅口市個人情報保護条例の改正を求める陳情                                 (  〃  )1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  沖 原 有 美            2番  山 下 周 吾   3番  横 山 達 士            5番  石 井 由紀子   6番  藤 井 立 子            7番  伊 澤   誠   8番  佐 藤 正 人           10番  桑 野 和 夫  11番  中 西 美 治           12番  藤 澤   健  13番  青 木 光 朗           14番  大 西 恒 夫  15番  香 取 良 勝           16番  井 上 邦 男1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(な し)1.欠 席 議員(2 名)   9番  竹 本 幸 久           17番  大 西 洋 平1.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      栗 山 康 彦      副市長     松 田 勝 久  教育長     中 野 留 美      企画財政部長  徳 田 政太郎  生活環境部長  新 田 直 哉      健康福祉部長  石 田 康 雄  産業建設部長  井 上   聡      上下水道部長  山 本 青 司  金光総合支所長 武   弘 一      寄島総合支所長 竹 本 好 之  教育次長    小 山 朋 子      会計管理者   笠 原 浩 一  総務課長    柚 木 章 宏1.出席した事務局職員  議会事務局長  平 本 仁 至      次長      三 宅 清 正  書記      三 宅 勝 朗      書記      山 崎 敦 史            午前9時30分 開議 ○議長(井上邦男) ただいまの出席議員は14人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可します。 まず、2番山下周吾議員。 山下議員。 ◆2番(山下周吾) 2番山下周吾です。よろしくお願いします。 では、通告に従い質問させていただきます。 最初にGIGAスクール構想に基づいて計画されている教育環境の整備についてでございます。 今後なっていくであろうSociety5.0、仮想空間と現実空間を高度に融合させたシステムにより経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会、ちょっと難しいんですけれど、政府が要はコンピューターとかロボットを使って新しい世界ができてくるであろうということを想定してるということなんですが、そのためにはICT、教育パソコンタブレット端末インターネットなどの情報通信技術を活用した教育手法、ICT教育というのが必要になると思われます。GIGAスクール構想とは、児童・生徒向け1人1台端末と高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化された創造性を育む教育を全国の学校現場で持続的に実現させる構想ということですが、コロナの影響もあり、オンライン授業などを早めにしたいのか、この計画が前倒しされているようです。国の予算も入り、金額的にも非常に大きなものとなっています。電子黒板等の導入により今までの授業では実現できなかったようなことができるという現場の声もありますが、メリットもありますが、今までに僕たちの中でなかった教材や指導体制なので、内容がわかりにくいというのもあると思いますので、この質問をさせていただきます。 現在までの整備状況と、また今後の予定を教えてください。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(小山朋子) それでは、GIGAスクール構想に基づく計画の現時点での整備状況についてお答えいたします。 ただいま山下議員さんもおっしゃられましたように、まず初めに国の進めるGIGAスクール構想とは、教育におけるICTを基盤とした先端技術等の効果的な活用が求められる一方で、現在の学校ICT環境の整備は遅れており、自治体間の格差も大きい。令和時代のスタンダードな学校像として全国一律のICT環境整備が急務であり、このために1人1台端末及び高速大容量の通信ネットワーク一体的整備などを進めることで多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化された学びを全国の学校現場で持続的に実現させるという目的のもと、国が補助金を用意し、積極的に進められております。 浅口市においては今年度中に市内の公立小・中学校の全児童・生徒に1人1台のタブレット端末を整備し、またタブレット端末を保管する充電保管庫の整備を全ての学校で行うことにしております。 タブレット端末の整備に合わせて児童・生徒がストレスなく学習できるためのネットワーク環境の整備として、市内全ての公立小・中学校に高速大容量の校内LANの整備を行うことにしております。 また、タブレット端末で利用する教育用、学習用ソフト授業支援ソフトなども併せて整備し、ICT教育の充実を図ってまいります。 そのほかには、新型コロナウイルスにより学校が休校や分散登校になった場合などに遠隔授業やタブレット端末を活用して行うドリル学習などの家庭学習を可能にするためのネットワーク環境の整備といたしまして、経済的に困難な家庭を対象にモバイルルーターの貸し出しも想定しております。 また、デジタル教科書等の教材を効果的に活用でき、遠隔授業にも利用できる電子黒板の整備も併せて行います。これにより教師が遠隔授業を行う際に児童・生徒が学習している状況を電子黒板の画面で確認することができるため効率的な遠隔授業をすることが可能になります。 御質問にあります整備状況につきましては、今議会に議案を上程させていただいておりますが、タブレット端末及び教育用ソフトタブレット保管用充電保管庫、電子黒板につきましては、8月7日に指名競争入札を行っており、現在仮契約を締結しております。 小・中学校校内LANにつきましては、8月14日に指名競争入札を行っており、これにつきましても仮契約を締結しております。 モバイルルーターにつきましては、本体については6月補正で予算計上しており、通信料については9月補正予算で予算計上しております。 それぞれの整備予定時期ですが、タブレット端末及び充電保管庫の導入時期につきましては令和3年1月、電子黒板につきましては令和2年12月を予定しております。 校内LANにつきましては、9月から順次整備を行っていく予定となっております。 モバイルルーターにつきましては、GIGAスクールに合わせていろいろな業者からプランの提案がございますので、浅口市のICT教育に合った整備に向けて準備を進めております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 山下周吾議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) 今のお答えでは、次の質問、通告書にはタブレットをどのように活用していくかと書いてあったんですけど、半分ぐらいもうその話も入ってるような状態なんで、もう次の質問と併せてちょっとお話を聞かせていただきたいと思います。 今お話の中にありました浅口市のICTというせりふがあったんですけれど、この内容がわかれば少し教えていただけたらと思います。今後目指していくICTとはというのを教えていただけたらと思います。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長。 ◎教育次長(小山朋子) まずそれでは、タブレットをどのように活用していくかということについてお答えいたします。 まず、ハード面について御説明いたしますが、今年度中に先ほども申しましたように授業で使用するほぼ全ての教室に高速無線LANの環境が整備されます。今回児童・生徒及び教員に貸与する1人1台のタブレット端末、これはクロームブックというのを予定しておりますが、インターネット接続を前提としておりますので、活動場所を選ばずに使用することが可能です。タブレット端末は主に授業や家庭学習で活用します。岡山県教育委員会は令和5年度までに段階的にタブレットの使用頻度や内容を引き上げ、計画的な利活用の推進を進めており、本市も同様に取り組む予定です。 次に、ソフト面につきましては、代表的なものについて説明いたしますと、まず個別学習ソフトとして教科書会社タブレットドリルを整備いたします。このソフトを使用することで児童・生徒が取り組んだ課題の採点や成績の記録、到達状況に応じた課題の選定を自動で行うことができます。これにより児童・生徒は自分のペースに合わせて課題に取り組む個別最適化の学習が可能になります。教員も採点作業にかける時間が減り、一人一人の児童・生徒に関わる時間を増やすことができます。また、グーグルのGSuiteという統合ソフトを整備いたします。これを活用することでオンラインでの課題の配付や提出も可能となります。さらに、ビデオ会議システムを活用することで、オンラインで授業に参加することも可能です。これらの手法を応用することで新型コロナウイルス感染症対策としてのオンライン学習支援ができます。さらに、不登校傾向の児童・生徒が学校の授業をオンラインで受けるなど、学校復帰に向けての効果的な支援も可能になると考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 山下議員。 ◆2番(山下周吾) すみません、浅口市の目指すICT教育かなんかというのはどうなりましたか。 ○議長(井上邦男) 教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 浅口市の目指すICTの方向性ということなのですが、今先ほどから議論になっている国のほうが示しているGIGAスクール構想に向けて文部科学大臣のメッセージの表題に、子供たち一人一人に個別最適化され、創造性を育む教育、ICT環境の実現に向けてということで、副題として、令和時代のスタンダードとしての1人1台端末の実現とあるように、Society5.0時代を生きる子供たちにとってPC端末は鉛筆やノートと並ぶマストアイテム、いわゆる欠かせないものとなるものというふうに考えています。1人1台タブレットを文房具として活用できるようになれば、学びの可能性が広がることは間違いありません。教育は今子供たちがこの今の変化を前向きに捉え、そして豊かな創造性を備え、持続可能な社会の作り手として予測不可能な未来社会を自律的に生き、社会の形成に参画するための資質能力を一層確実に育成していること、これが求められています。浅口市といたしましても、求められているこういった力をつけるべくしっかりとやっていきたいと思っております。ICT環境の整備はそのための手段の一つです。使いこなせるようになるための時間は必要です。学校現場と連携して、有効な活用ができるように取り組んでまいりたいと思っています。 ○議長(井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) お話は大分、わかりました。 今回国からの補助で機材はリース契約ではないようなんですけれど、話では買い取りだという話なんですが、壊れた場合とか、それから小学生とかが使うとどうしても壊してしまうと思います。それとあと、オンライン授業の場合だとセキュリティーの問題ですね、そういうのは体制としては万全なんでしょうか、教えてください。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長。 ◎教育次長(小山朋子) まず、タブレット端末が壊れたときということなんですが、タブレット端末そのものの耐用年数は通常であればバッテリーの耐用年数から考えて5年程度と言われていると思います。このタブレット端末につきましては、標準の使用といいますか、そういうことが国のほうから一応示されておりますが、購入するタブレットにつきましては1年間の保証がついております。ただ、例えば落として壊したなど、使ってる側に瑕疵がある場合には修理は有料になると考えております。機器本体の保証期間を、例えば1年ではなく5年に延ばすなど、幾らかの保証をつけることは可能と考えておりますが、保証をつけると当然ながら単価が上がり、場合によっては2倍以上の金額になると考えております。この有償保証につきましては、国は補助の対象に入れておりませんので、国から文書で明確に指示をされたものはございませんが、GIGAスクール構想の説明会の中の資料では、保証をつけるよりもまとめて購入する際に予備の端末を購入しておき、高額な修理代がかかる場合には端末を交換するほうが適切でしょうという例が示されております。今回の購入に際しても幾らかの予備を見ており、修理と交換とどちらが適切か、よく見極めて対応したいと考えております。 また、タブレットの使用制限についてございますが、現時点で考えておりますのは、あくまでもタブレットは学習教材として貸与するものでございますので、使用できるブラウザはクロームのみ、プログラムのインストールやアプリのダウンロードは禁止いたします。また、グーグルのGSuite内にも制限をかけ、コミュニケーションに係る機能を制限します。つまりゲームでありますとか、LINEをすることはできませんし、いわゆる有料サイトを見ることもできないようになっております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 山下議員。 ◆2番(山下周吾) ありがとうございます。 このGIGAスクール構想の中では全国の学校現場で持続的に実現させる構想ということになってます。持続的に続けていくということは自治体にとってある程度の予算を必ず考えていかなければならないと思われます。まだ始まってないので、これからだと思いますが、費用対効果が薄いとかいう状況にならないためにも今後も研究していただき、コンピューター自体は一般の社会にも普通に、先ほど教育長も言われたようにこれからの社会のために必要な教材だと思われますので、研究進めていただいて、多方面、働き方改革などにも運用を考えていただけたらなという要望をさせていただいて、質問を終わらせていただきます。 続いて、よろしいでしょうか。
    ○議長(井上邦男) 順次やってください。 ◆2番(山下周吾) 先ほど話にもありましたスマホやタブレットの端末などの普及によりWi-Fiの環境が必要となる場所が多くなりました。また、市内在住の外国人の方も多くなっています。通信業者の電波を使用すると、制限もありますし、お金もかかってまいります。また、有事の際に通信業者の電波が止まった場合を想定すると、Wi-Fiの環境が多い場所が住みやすい環境になると考えられても不思議でない世の中になってまいりました。そのことを踏まえて次の質問に入らせていただきます。 市の所有施設についてです。Wi-Fi環境について現在の整備状況は、また今後の予定を教えていただきたいです。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長徳田政太郎) それでは、市所有の施設におけるWi-Fi環境の現在の整備状況と今後の予定についてお答えをいたします。 まず、不特定多数の方が利用できる公衆無線LAN整備状況ですが、現在岡山天文博物館、JR鴨方駅、JR金光駅の3か所に高梁川流域フリーWi-Fiを整備しております。次に、一般には開放しておりませんが、職員が業務で使用する市庁舎内等無線LAN整備状況ですが、市役所本庁舎、両総合支所、健康福祉センター中央公民館金光公民館、ふれあい交流館サンパレアの執務室内に無線アクセスポイントを設置し、職員が業務のために無線LANを使用できる環境を整備しております。また、市内の小・中学校の教室にも無線LAN環境を整備しております。 続いて、今後の整備予定についてですが、鴨方図書館金光さつき図書館寄島図書館につきましては、今年10月利用開始予定公衆無線LANの整備を進めているところでございます。それから、市役所本庁舎1階、健康福祉センター金光公民館寄島老人福祉センターにつきましては、災害時のみ利用できる公衆無線LANを今年度中に整備する予定としております。また、市内の小・中学校の教室及び体育館につきましては、先ほどの答弁にもありましたとおりGIGAスクール構想の中で無線LANの環境の再構築を行うこととしております。 来年度以降のWi-Fi環境の整備につきましては、10月に開始します市内図書館での利用状況等を見ながら関係部署で検討を続けてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) 今年の10月から結構たくさんの場所に公衆無線LANフリーWi-Fiが入るという話なんですけれど、これはどこのWi-Fiを入れられる予定ですか、教えてください。 ○議長(井上邦男) 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長徳田政太郎) 失礼します。 図書館のフリーWi-Fiにつきましては、Okayama Free Wi-Fiを予定をしております。それから、市役所の本庁舎、健康福祉センター等の災害時のWi-Fiについてですが、こちらにつきましては、笠岡放送が構築を行いまして、災害時のみ切り替えるということで運用するということになっております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 山下議員。 ◆2番(山下周吾) 本庁舎は業務用のWi-Fiの開放ということで考えとっていいですかね。だから、災害時には開放されて、ある程度Wi-Fiによって情報を手に入れることができるということで。 これからハザードマップのお話もこの続きにさせていただくんですけれど、やはり情報を手に入れるためにはWi-Fiが必要だと思います。これからもどんどん進めていっていただきたいと思います。 では、次の質問に入らせていただきます。 近年大雨等の災害が多くなったことにより避難所等の載っている、先ほども申しました地図、ハザードマップの重要性を改めて認識させられます。昨日も同僚議員の質問の中で、全てのことに万全な対策が難しいので、ハザードマップを有効に利用して避難していただきたいという市長のお言葉もありました。防災について市が作成しているハザードマップはどのように配布されていますか、教えてください。 ○議長(井上邦男) 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長徳田政太郎) 失礼します。 それでは、ハザードマップの配布についてお答えをいたします。 改定したハザードマップは6月の広報紙を配布する際にこれと併せて町内会等を経由して配布をいたしましたが、町内会未加入の方もいらっしゃいます。そういった方、配布されない方につきましてもごらんいただけるように市役所及び支所、公民館などにも配備するとともに、市内のコンビニエンスストアや商業施設など、広報紙の設置に御協力をいただいている施設などにも配布をいたしました。 また、配布ではございませんが、手元にマップがない場合でも確認できるように電子データを作成いたしまして、市のホームページや国土交通省のハザードマップポータルサイト、それから民間企業が岡山県と共同事業で立ち上げているウエブサイト、これ電子書籍ポータルサイトのオカヤマイーブックスというものでございますが、これなどに掲載をし、また7月から運用しております浅口市の公式LINEにおきましても、ハザードマップをはじめとする防災情報の確認ができるような画面構成をするなど、多くの方々に様々な方法で確認できる環境作りに努めているところでございます。 ハザードマップにつきましては、災害発生時の活用だけでなく、日頃から防災について災害時の避難行動について考えていただく、そのために必要なツールであると考えております。ケーブルテレビや各種行事などにおきましてもハザードマップを周知していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 山下議員。 ◆2番(山下周吾) ホームページにハザードマップが載っているのは知っていたんですけど、浅口公式LINELINE公式アカウントですかね、今お話にあったもの、登録してみました。実際に見てみたところ、確かにハザードマップは3回ぐらいボタンを押したら出てくるようになってますけれど、通信回線では地図が出てくるのが若干遅いんです。できれば簡単にもうちょっと早く、通信回線でも早く見れるような状態にできないものかと思いますが、どんなでしょうか。 ○議長(井上邦男) 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長徳田政太郎) 公式LINEから見る場合のハザードマップが出てくるのが遅いのではないかと、そういうことがあるのではないかということですが、まだ7月に運用を開始したばかりでございます。そういった様々な市民の方からのお声、まだまだこれから改良の余地があるのかなと思います。御意見を頂戴いたしまして、今後検討してまいります。 ○議長(井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) できるだけ簡単にぱっと見えるようによろしくお願いしたいと思います。 Wi-Fiの件、それから防災の件について市長から一言、何かあったらお願いいたします。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) ハザードマップの配布等々についてお答えをさせていただきます。 これまで甚大な被害をもたらした災害について検証がなされておりますが、ハザードマップが示している危険区域には一定の信頼性があるものと考えております。市のハザードマップの配布や周知方法につきましては、先ほど担当部長申し上げましたとおりでございますけれども、新聞やケーブルテレビ、市の広報など、様々な媒体を通じて市民の皆様にハザードマップの確認と、その活用についてお声がけを行っていくことが重要でございます。地区の総会や行事は台風や大雨に備えることを直接市民の皆様にお伝えできる絶好の機会でございますので、私もできる限り参加させていただきまして、ハザードマップの重要性、そして市の防災体制など、積極的に説明してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) では、次の質問に入らせていただきます。 市庁舎についてです。 本庁への進入路を広くできないかという要望です。市庁舎の正面玄関上がり口のほうが裏の進入口よりも入りにくい、道が狭いと思われます。ふれあい号が上がってきたり、下りたりしているときは必ずどちらかが止まって待たないといけない状況です。現在もともと電器店があった場所が建物を壊し、更地になりかけております。今ならば交渉もしやすいのではないかと思うんですが、有事の際や、また市庁舎正面玄関が市の顔であることも鑑みて、トラックが自由に出入りできるぐらいの道幅の確保が必要ではないかと考えます。今の進入路を広げる方向で進めてみてはどうでしょうか。 ○議長(井上邦男) 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長徳田政太郎) それでは、私から、本庁舎の進入路についてお答えをいたします。 県道鴨方停車場線から本庁舎への進入路でございますが、これ市道認定を行っておりまして、市道役場線として管理をしております。最も狭い箇所で6.1メートルの幅員を確保しておりますけれども、御指摘のとおり県道との交差点箇所やカーブでは大型車両等のすれ違いがしにくい状況にあると思われます。道路を拡幅することはその有効な対策の一つであると考えております。ただし、現在の道路を拡幅するためには先ほどもお話がありましたが、用地を買収、取得する必要があり、地権者の方の買収への了承が必要となります。また、用地の買収、道路の工事の実施と、多額の費用も必要となることから、本庁舎への進入路を広くすることは現状では困難であろうかと考えております。 今後の対策といたしましては、現在中央線や矢印表示が薄くなっておりますので、こうしたラインの引き直しを行うことによりまして安全な通行ができるように対応していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 山下議員。 ◆2番(山下周吾) 今のうちに進めたほうがいいとは思うんですけど、ちょっと困難だということで。せめて電信柱ぐらいは動かしていただきたいなと思います。 では、次の質問に入ります。 渋滞の対策についてです。 国道2号や市道平地北平線で通勤時間帯などに渋滞が起こっております。新しい道ができたにもかかわらず、平地北平線、安倉から鴨方駅に行く道のあたりは2号線から南側引堂のあたりまでの渋滞がよく見受けられるようですが、このことについて市のほうはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(井上聡) 国道2号や市道平地北平線の渋滞についての御質問でございますけれども、市道平地北平線、今年の3月に市に移管された旧の県道東安倉鴨方線でございますが、この市道平地北平線は国道2号バイパスの玉島笠岡道路からの車の増加が渋滞の原因であると考えております。御承知のとおり玉島笠岡道路は現在金光の佐方にございます金光インターチェンジまでが平成27年3月に供用開始されており、その金光インターチェンジから六条院東へつながっているバイパスの側道も供用が開始されたことによりまして市道平地北平線に多くの車が流入して、御質問の場所である現国道2号との接続箇所が通勤時間帯に渋滞している状況でございます。国道2号玉島笠岡道路は工事が順調に進めば令和7年度に笠岡市まで開通する予定と聞いておりますので、バイパスが開通すれば車の流れも変わり、御質問の場所の渋滞も少なくなるものと思われます。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 山下議員。 ◆2番(山下周吾) 令和7年度にはバイパスが通るということですが、それまである程度の時間があります。信号などのタイミングを合わせるとかという渋滞の解消を、信号ですから警察じゃと思いますけど、要望することはできませんか。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(井上聡) 信号の制御等は警察の管轄になりますので、相談等はしてみたいというふうに思いますが、現在平地の交差点の西の区間の大島線の拡幅工事も行っております。この道路が完成すれば、御質問の箇所については、さらに渋滞の発生抑制につながるものというふうに考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) では、市長から本庁の進入路とか、渋滞に対して、一言あればお願いします。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 渋滞対策ということでございますけれども、先ほど担当部長が申し上げましたとおり現在国が工事を行っている国道2号玉島笠岡道路が開通することが一番の解決策と考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 山下議員。 ◆2番(山下周吾) 渋滞が解消されるまでにちょっと時間があるので、何らかのほかの方法を早めに考えていただきたいと御要望して、質問を終わらせていただきます。 ○議長(井上邦男) 御苦労さまでした。 次に、7番伊澤誠議員、どうぞ。 ◆7番(伊澤誠) 7番伊澤誠でございます。 毎回なんですが、9月定例議会最後の一般質問となります。 それでは、通告に従いまして順次質問をさせていただきたいと思います。 まず、1番の耕作放棄地問題についてでございますが、人口減少に伴い親族がお亡くなりになったり、相続案件が今後ますます大量発生するものと思われます。また、過疎地や生活に不便なエリアの土地、また利用価値がそれは低く、農業の後継者や担い手が、また市外へ行かれていて、営農ができず、耕作放棄地として放置されるものも今後増えていくものかと思われます。耕作放棄地が増えると、見た目とか景観が悪く、また草がずっと生えていると害虫被害、周りの田んぼとかにも被害が及ばれると思います。また、自然災害が発生した場合、またその所有者が不明なような場合もあるかと思って、取り扱いが難しいかと思います。そういう問題の中で、政府は平成25年から地方分権の新たな方針として、今まで2ヘクタール以下の農地転用は現行の都道府県と指定市町村での許可権限が、4ヘクタールを超える農地を住宅地や商業地に転ずる許可権限を国から都道府県と指定市町村に移すということになっているかと思います。この権限移譲は皆様も御存じのように岩盤規制の一角を崩すことになるかと、画期的なことだと思います。これまでは商業施設や宅地開発などの計画に対して農地の利用規制が足かせになるケースがあったのではないかと思います。しかし、このたびの権限移譲により産業構造の変化や地域の実情に合った土地政策が必要となり、また自治体の裁量が大きくなることにより地域の実情に応じた土地利用、すなわちどういうまちづくりをするかは地方に任せる形になるかと思います。 そこで、最初の1番の質問で、農地転用権限移譲についてですが、権限移譲に伴い、まちづくりの自由度が増すことになりますが、農地転用権限移譲の指定市町村に浅口市はなってますでしょうか。また、なってるのでしたら、農地転用で今後の計画的なものがありますでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(井上聡) 農地転用権限の移譲による本市の計画についてという御質問でございます。 まず、耕作放棄地につきましては、先ほど議員さんもいろいろ問題点等をおっしゃっていただきましたけれども、農業従事者の高齢化や担い手不足などにより全国的にも増加しております。本市においても同様な状況であるということは認識いたしております。この対策として農業委員会では、農地パトロールや日頃の見回り活動を行うとともに、市民からの相談や情報提供があった場合には当該農地の状況を把握し、所有者に対して草刈りなどの適切な対応をお願いしているところであります。 さて、農地転用権限の移譲についてでございますけれども、地方分権社会の実現を目指す中で、農地転用許可に係る事務及び権限については、農地を確保しつつ、地域の実情に応じた主体的な土地利用を行う観点から、平成20年度より4ヘクタールまでの農地転用の許可権限が県から市へ権限移譲されたものでありますが、農地転用の許可基準は移譲後も変わったわけではございません。お尋ねの権限移譲による本市の具体的な計画ということでございますけども、現在のところではございません。 以上です。 ○議長(井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。 ◆7番(伊澤誠) 先ほども質問にあったと思うんですが、国道2号バイパスが今後令和7年ですか、開通見通しということで進められております。また、それに沿っての側道等、またそれに行く道等々に今後道路改良整備計画みたいな感じで農地転用を伴う商業施設用地を容易に確保できるんではないかと、先ほどの権限移譲になればですね。今後のそういったものの対策とか、計画とかというものはありませんでしょうか。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(井上聡) 本市におきまして先ほど議員さんがおっしゃったとおり国道2号バイパスの工事も着々と進んでおるところでございます。そういったインターチェンジの周辺や沿線、必要な場所に計画を検討するに当たっては具体的なその案件、そういったものが生じれば農地転用の計画といいますか、そういったことも考えていきたいというふうに思います。 ○議長(井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。 ◆7番(伊澤誠) 令和7年ですから、まだあと5年あるんですけど、できれば早めにそういった計画を立てて、商業施設等々呼べるような形を取っていただければと思いますが、よろしくお願いします。 続いて、2番目になりますが、よろしいですか。 ○議長(井上邦男) それは順次やってください。 どうぞ。 ◆7番(伊澤誠) わかりました。 次の2番目ですが、私の近隣のところでいろいろと話が出るんですけど、息子さんが結婚して、よそのほうに出ていったんですが、浅口市に戻ってきて、息子さんのためにということで、土地を提供して、分け地として田んぼや畑に家を建てたいのですが、農業振興地域で建てれないということで、解除できないということでどうしようかというふうな案件が多々、よく聞くんですが、自分の土地に自由に建てれない状況が発生しているのです。浅口市だけではなく、こういった案件は他市町村、また全国的にもそういった状況が起こっているのではないかと思います。私の地元は小坂なんですが、小坂以外にも浅口市内、金光のほうでもそうですし、同じ都市計画区域、里庄町のほうでも多分同じようなことで話があるんではないかと、これは僕の臆測でございますが、あるんではないかと思います。その農業振興地域をネットのほうで見させていただきました。浅口市のほうと里庄のほうも見たんですが、お隣の里庄のほうは同じ鴨方都市計画区域、浅口広域都市計画区域の幹線道路の周りにどうも農業振興地域といいますか、農振がかかってないところが目につきます。反対に鴨方、金光のほうは大きな幹線道路の周りにもまだまだ農業振興地域として土地が農用地区域となっているのが見受けられます。そういったところで、どういった経緯でなったかわかりませんが、農業振興地域の農用地区域になっていない、里庄のところは新しい分譲地ができて、若い世帯が新しい家を建てて移り住んでるとよく聞きます。農業振興地域になってるところでも、先ほど申しましたような農業の後継者や担い手がいない、また市外へ出て、営農ができない、そうした耕作放棄地が放置され、そういった土地が増えている状況だと思います。農業振興地域計画の総合見直しが平成25年だったと思うんですが、浅口市では行われてると思いますが、またこの総合見直しは5年ごと行うようになってると思うんですけど、耕作放棄地がこういった浅口の中で増えている状況の中で、総合見直しなど、農業振興地域の今後の対策とか、計画とかいうのはありますでしょうか。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(井上聡) 農業振興地域の今後の対策の計画はあるのかという御質問だと思いますけれども、浅口市においては平成23年でございますが、23年に農業振興地域の整備計画の総合見直しを行っております。それから約10年が経過しており、議員さんがおっしゃるとおり耕作放棄地、例えば山際の耕作放棄地については山林化が進み、農業振興地域にそぐわないというようなことも起こっております。また、昨今の市内の状況を見ますと、先ほども申しましたとおり玉島笠岡バイパスの工事も進み、また取付け道路である県道の整備も進んでおります。金光地域においては現在開通している金光インターチェンジ付近や沿道の開発需要も高まっております。農業振興地域の整備計画の見直しは市が主体となって行うものでございますけれども、計画の変更には県の同意が必要となるため、今後の計画について県と協議を行い、総合見直しについて検討してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。 ◆7番(伊澤誠) 県の同意が必要ということでございますが、ぜひとも県と詰めた話をしていただいて、どんどん、よそに出ていった若い人等々が戻ってくるような施策を打っていただければなと思いますので、ぜひともよろしくお願いします。 続いて、時代も平成からまた令和に変わって、浅口市も合併してはやもう十数年です。国道2号バイパス、先ほども言いましたが、玉島笠岡道路も5年後の令和7年の開通予定となります。倉敷と福山の大きなまちのちょうど中間地点みたいな感じで浅口市はあるんですが、ベッドタウンとしていま一度見直されてくるのではないかと思います。農地の保護も必要かと思いますが、地方の情勢もどんどん変わっていっている中、農地法の許可基準や農業振興地域の整備に関する法律が地域の実情に合ったまちづくりの足かせになっている状況だと思います。定住促進の観点からもぜひ、先ほども言いましたが、総合見直し等と、また県への要望、また協議のほうを十分に行って、住みよい浅口市にしていただければと思いますので、お願いしたいと思います。市長のほうで何かありますでしょうか。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、耕作放棄地対策ということでお答えをさせていただきます。 本市においては国道2号、玉島笠岡道路の工事も着々と進んでおり、市の今後の発展には農業を振興する地域はしっかりと守りつつ、工業団地やバイパス、インターチェンジ付近、並びに沿線の開発需要が高いエリアでは農業振興地域の計画についても、議員が今言われましたように積極的に見直しをする必要があると考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。 ◆7番(伊澤誠) よろしくお願いします。 では、次の2番の質問に入りたいと思います。 今後の幼稚園、学校運営についてでございますが、全国的に少子化に伴い児童数が浅口市内も少なくなってきている小学校、幼稚園が出ていると思います。幼稚園の通園区を廃止したり、また特色を持った幼稚園教育を行っておられるかと思いますが、子供が行きたい、親が行かせたいと思うような特色を持った魅力ある幼稚園、学校運営が大切かと思います。そういったところでは特に行政の手厚い支援が今後も必要かと思いますが、幼稚園は小学校に上がる前の準備の教育機関でございます。今後浅口市では小中一貫教育に移行する予定でございますが、本市での今後の幼稚園、学校運営に対する見解をお伺いしたいと思います。 1番で、1つ目ですが、市内の幼稚園、保育園、こども園、ここにも小学校と書いてるのが、小学校はいいです。現状と過去5年間の児童数の推移はどのようになっておりますでしょうか。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長。 ◎教育次長(小山朋子) それでは、浅口市内の幼稚園、保育園、こども園の児童数、園児数の過去5年間の推移についてお答えいたします。ただ、園につきましては、施設形態の変化もございますので、平成27年度からを申し上げたいと思います。 まず、幼稚園につきましては、平成27年度が335人、平成28年度が258人と年々減り続け、令和元年度には64人になっております。今年度は85人となっております。 次に、保育園につきましては、平成27年度が531人、28年度が441人と、こちらも減少し、令和元年度には367人になりました。今年度は365人となっております。 こども園につきましては、平成28年度に新設されておりますが、平成28年度が183人、29年度が335人と増え続け、令和元年度は453人、今年度は449人となっております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。 ◆7番(伊澤誠) やはり保育園のほうが増えていって、幼稚園のほうがだんだんと園児数が縮小していってる状況でございます。実際のところは幼稚園がこども園になったりとか、3歳保育になったりとかして、こども園、保育園のほうは幅が広くなってる部分がゆえなんですが、幼稚園のほうはまだ2年保育といいますか、預かりということになって、人数が減るのはいたし方ないんではないかなと思います。公立の幼稚園は今金光幼稚園と鴨方東幼稚園、鴨方西幼稚園の3幼稚園ですが、非常にだんだんと先ほど言われてましたように少なくなっている傾向だと思います。今年度より金光幼稚園は3歳からの3年保育に移行になって、鴨方東、また西幼稚園は4歳、5歳の2年制のままになってると思います。3歳から預かってもらうということは、そのまま4歳、5歳と同じ幼稚園へ、それから保育園、こども園へ通園するようになるので、4歳から通園の幼稚園はおのずと減少になっていくかと思います。特色があり、少人数での幼稚園運営もいいかと思いますが、またこの反面少な過ぎるのはどうかと思います。預かり保育や早朝保育、一時保育など、民営の保育園に劣らない充実した幼稚園運営ではございますが、金光幼稚園同様、鴨方東幼稚園、西幼稚園も3歳からの3歳児保育はできないのでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(小山朋子) 鴨方東幼稚園、西幼稚園で3歳児保育はできないのですかという御質問についてお答えいたします。 まず、私のほうから、議員さんも今おっしゃってくださったんですが、3歳児保育の現状といいますか、市内の状況についてお答えいたします。 幼児教育の施設といたしましては、幼稚園とこども園がございます。3歳児からの公立の受け入れ施設は鴨方地域では六条院こども園、寄島地域では寄島こども園がありますが、金光地域には公立の施設がありませんでした。このため旧町単位での地域間の均衡を図るため令和2年度から金光地域の公立施設としての金光幼稚園での3歳児保育を開始いたしました。併せてこども園と同様に保護者の利用ニーズに応じた施設選択ができるよう幼稚園の通園区域を廃止し、さらに幼稚園における保育の受け皿の拡充、子育て支援の充実を図るため幼稚園の預かり保育を園事業として運営形態を変更するなど、幼稚園事業の拡充を行ってまいりました。幼稚園の園児数につきましては、先ほどの5年間の推移の状況で申し上げましたように今年度は金光幼稚園での3歳児保育の開始により増加をしたものの、年々減少の一途をたどっております。また、現在3歳児の受け入れにはまだ余裕があり、施設が不足している状況ではございません。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 中野教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) それでは続けて、私のほうからも、鴨方東幼稚園、西幼稚園の3歳児保育はできないのですかということでお答えさせていただきます。 幼児期の教育につきましては、子供の健全な心身の発達を図り、生涯にわたる人格形成の基礎を養う重要なものであるというふうに認識しています。3歳からの幼児期の教育、保育の重要性についても十分認識をしており、市内全ての幼稚園、保育園、こども園での充実を図っているところです。浅口市では保護者がニーズや生活実態に合わせて選択しやすい環境づくりを行い、全ての子供たちに質の高い教育、保育の提供をしたいというふうに考えています。平成28年度からは私立を含めてこども園への移行や新設が行われ、教育、保育環境が大きく変化してきています。さらに、今年度からは金光幼稚園で3歳児保育に取り組み、各幼稚園の特色を出したり、預かり保育を充実したりと、改革を進めております。しかしながら、1歳、2歳の保育ニーズが高く、そのままこども園や保育園に預けるというケースが多く、なかなか幼稚園児の大きな増員に至っていないのが事実でもあります。今は市内全体の保護者のニーズや今後の動向を見極める時期であるというふうに考えています。 ○議長(井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。 ◆7番(伊澤誠) 今後の動向を見極める時期ということでございますが、実際のところ鴨方西幼稚園に関してはもう1桁の園児しかいない、年長でしたら1人しかいないような状態でございます。運営自体がなかなか厳しいんではないかなと思うんですが、そういったところで早めに対策を取っていただいて、均等ある幼稚園運営をしていただければと。金光のほうが先に3歳児保育を始めたということで、ほかの残った鴨方西幼稚園と東幼稚園の保護者のほうが、何で金光が先で、鴨方東また西幼稚園が後になっとんでというような感じのことも言われております。保護者のニーズも大切でございますが、子供たちの健全育成の中でいろいろと模索していただければと思いますので、ぜひとも早めな対応をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。この件について市長のほう、何かありますでしょうか。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、今後の幼稚園、学校運営についてお答えをさせていただきます。 先日県内の小学校の人数が10万人を割ったという新聞報道がありましたが、全国的に少子化が進んでおり、浅口市でも子供の数は減少傾向にあります。一方で、女性の社会進出や昨年の幼児教育・保育の無償化により教育・保育利用のニーズは高まってきております。受け皿の確保は重要な課題と認識しており、共働きがしやすい環境づくりにこれからも努めていかなければいけないなと思っております。 また、市内では全ての学区に学校運営協議会が設置され、学校と地域が一体となって子供たちを育てていこう、それが地域の活性化にもつながるという目標のもと、学校と地域の連携が始まっています。少子化が続く中、園や学校運営には様々な課題がありますが、保護者のニーズや現場の声、地域の声に耳を傾けながら状況を的確に判断してまいりたいと、取り組んでまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 伊澤議員、どうぞ。 ◆7番(伊澤誠) 長々と質問しましたが、これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(井上邦男) 御苦労さまでした。 ここで休憩とします。            午前10時26分 休憩            午前10時43分 再開 ○議長(井上邦男) 再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程2、議案の質疑を行います。 議案第47号浅口市住吉満教育基金条例の制定についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) これで質疑を終わります。 議案第48号浅口市税外収入督促手数料及び延滞金徴収条例及び浅口市畑地かんがい施設条例の一部を改正する条例について及び議案第49号浅口市企業育成振興条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) これで質疑を終わります。 議案第50号岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合を組織する地方公共団体数の減少並びに組合規約の一部変更についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) これで質疑を終わります。 議案第51号財産の取得についてから議案第54号財産の取得についてまでの質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) これで質疑を終わります。 議案第55号令和2年度浅口一般会計補正予算(第7号)及び議案第56号令和2年度浅口介護保険特別会計補正予算(第3号)の質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) これで質疑を終わります。 認定第1号令和元年度浅口一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第9号令和元年度浅口工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) これで質疑を終わります。 認定第10号令和元年度浅口水道事業会計決算の認定についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) これで質疑を終わります。 諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) これで質疑を終わります。 諮問第2号については委員会付託を省略することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) ないようなので、採決に入ります。 諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては原案を適任とすることに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は原案を適任とすることに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程3、議案の委員会付託を行います。 議案第47号から議案第56号まで及び認定第1号から認定第10号までについては、お手元に配付しております議案付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。 お諮りします。 ただいま委員会付託された認定第1号から認定第10号までの決算の認定については閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第10号までは閉会中の継続審査とすることに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程4、請願・陳情の上程を行います。 請願・陳情については、お手元に配付しております請願・陳情表のとおり各常任委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全て終了しました。 お諮りします。 9月3日、4日並びに9月7日から9日は委員会審査等のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、9月3日、4日並びに9月7日から9日は休会とすることに決定しました。 次の本会議は9月10日午前9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 本日はこれをもちまして散会といたします。 御苦労さまでした。            午前10時48分 散会...