浅口市議会 > 2020-06-01 >
06月01日-02号

  • 公園(/)
ツイート シェア
  1. 浅口市議会 2020-06-01
    06月01日-02号


    取得元: 浅口市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-06
    令和 2年第4回 6月定例会        令和2年6月浅口市議会第4回定例会会議録(第2)1.招集年月日 令和2年6月1日(7日目)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   議 6月1日 午前9時30分1.議事日程  第1 一般質問1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第1 一般質問1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  沖 原 有 美            2番  山 下 周 吾   3番  横 山 達 士            5番  石 井 由紀子   6番  藤 井 立 子            7番  伊 澤   誠   8番  佐 藤 正 人            9番  竹 本 幸 久  10番  桑 野 和 夫           11番  中 西 美 治  12番  藤 澤   健           13番  青 木 光 朗  14番  大 西 恒 夫           15番  香 取 良 勝  16番  井 上 邦 男           17番  大 西 洋 平1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(1 名)  11番  中 西 美 治1.欠 席 議員(な し)1.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      栗 山 康 彦      副市長     松 田 勝 久  教育長     中 野 留 美      企画財政部長  徳 田 政太郎  生活環境部長  新 田 直 哉      健康福祉部長  石 田 康 雄  産業建設部長  井 上   聡      上下水道部長  山 本 青 司  金光総合支所長 武   弘 一      寄島総合支所長 竹 本 好 之  教育次長    小 山 朋 子      会計管理者   笠 原 浩 一1.出席した事務局職員  議会事務局長  畝 山 善 生      次長      三 宅 清 正  書記      三 宅 勝 朗      書記      山 崎 敦 史            午前9時30分 開議 ○議長(井上邦男) ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可します。 まず、15番香取良勝議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 まず初めに、ごめん、ちょっとお待ちください。 遙照山倒木事故について質問させていただきます。 平成30年ですかね、裁判やられとる、この件について質問させていただきます。 浅口市の遙照山の土地について、伐採しょうてそこでけがをされたと。この判決文では、〇〇〇〇さんが事故を起こしたと。そして、伐採中、言うては悪いけど、地域の人が遙照が物すげえ茂っとるから地域で伐採しょうと、皆さん上がって伐採しょうたときに事故が起こったと。そうして、体が動きにくくなり入院したと。しかし、浅口市は何の対応もしなかった。だから、裁判を起こされたわけです。市民の方が市のために働いてけがをしたら市は何の対応もせなんだ。へえで、前おられた副市長田村氏が困るんだと、どうなっとんならと、私は副市長を通じて何回も言うた、きちっとした金を払えと。市長のほうから言われとるから払えれんのだと。泣くように言ようりましたよ。 それで、この件について、けがをして何カ月も入院しとりました。私が思うのに、市は責任を持ってその体が治るまで面倒見るのが普通なんですよ。普通の会社だったら自分とこの従業員がけがをしたら面倒見るんですよ。見なかったら法律的に勝てないんですよ。しかし、浅口市はその方に対して地方裁判所、相手が金を持ってねえ思うんかどうか知りません、市長が反対したんかどうか知りません、徹底的に市はその人に対して裁判をし、相手方には金がないのに弁護士を入れてやっとるわけですよ。にもかかわらず、地方裁判所で今の原告の〇〇氏のほうが勝った。浅口市は敗訴しとるわけですよ。 それでその弁護士顧問弁護士が余傳ですよ。市長、浅口市には2名顧問弁護士がおるんですよ。田主氏のときは1人じゃったんですよ。何で2名おるんですか。何で2名要るんですか。そして、2名、みどり法律事務所、それでこの件については余傳氏が担当しとりました。余傳というたら、市長、おたくよう知っとるでしょう。おたくのお父さんなんかと友達ぐれえじゃないですか。その前には誰を頼んどったんですか。市長が入れとった顧問弁護士菊池でしょうが。これは原告と被告から両方金もろうて両方の裁判しょうたん。岡山県じゃなくて日本全国で問題になった弁護士ですよ。これを浅口の市長は顧問弁護士として使ようたんじゃないんですか。へえで、これもいけんようになって余傳とみどりを入れたんでしょうが。顔を横へせんでもええ、余傳はわしがよう知っとんだから、弁護士は。岡山で代行しょうたときからずっと知っとんです、この人は。岡山で親分ですよ、弁護士としては。 そして、この件について、市民に裁判費用を出させ諦めるまでやろうとしたんじゃ。そして、裁判を引き延ばし、市長、この件についてどんな見解を持っとんか、ちょっと説明してください。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それではまず、事故の裁判の経緯について支所長から説明をさせていただきます。            (15番「市長、議長」の声あり) ○議長(井上邦男) 何ですか。 ◆15番(香取良勝) これは、市長が命令してやっとんじゃから、市長が一番よう知っとんじゃないですか。今の支所長は後から入っとんで、その前は原田支所長です。そのときもずうっとやっとんですよ。なんで支所長に答弁さすんですか。あんたがやったんじゃないんですか、これは。あんたがやめ言うたらやめとんですよ、これ。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 私が今申し上げたのは、裁判の経緯について説明をさせますということでございます。 ○議長(井上邦男) はい。 ◆15番(香取良勝) 経緯もあんたが知っとんでしょうが。あんたがやったんでしょうが。命令出したんでしょうが。なんで下へ下へ物を言わすんですか。課長なんかや部長なんか困りますよ、そりゃ。自分がおらんときにやっとる分じゃろう、これは。 ○議長(井上邦男) 市長、ほんなら答えてください。 どうぞ、市長。 もう行ったり来たりしょうたらいけんから、市長言うてください。 ◎市長(栗山康彦) 答弁に関しましては、私のほうから詳細は経緯を説明させますというふうに申し上げましたんで、担当から説明をさせていただきます。 ○議長(井上邦男) 香取議員。 ◆15番(香取良勝) 経過というて、前の田村氏からの経過でずっとあるんですよ。市長からこれを上へ上げえ上げえ言うてやっとるからこれ最高裁まで行っとんでしょうが。何、今全然知らん、本庁へおってこの前4月に初めて金光の支所長になったんです。すぐ答弁せえ言うたら市長のほうがよう知っとんじゃないんですか。どうなんですか。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ答えてください。 はい、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 一般質問の答弁は市長とかというふうに指名するんでなくて執行部のほうからということに決まってると思いますので、ちゃんと説明をさせていただきます。 ○議長(井上邦男) ちょっと市長、言いますけど、それはあるけど、議長が言ったらそれに従っていただくようになっておりますので、お間違えないようにお願いします。 香取議員、どうぞ。            (「いやいや」の声あり) いやいや、ちょっと香取議員が手を挙げとったから。 ◆15番(香取良勝) 以前私が質問したときに市長は通告にないから答弁せん言うたことがあるんですよ。これは市長としか通告のようにしてないんですよ。何でそれのにほかの人が答弁するん。
    ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) これは、通告には市長と書いてあっても執行部は誰が答えてもいいというふうに決まってると思います。 ○議長(井上邦男) はい、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 議長、そうなっとんかなあ。 ○議長(井上邦男) いやいや。            (15番「なっとるまあ」の声あり) ちょっと待ってください。 市長、余りそんなこういうことで時間かけるよりは、市長はもうわかっとんですから、市長が答弁してあげてください。 市長、お願いします、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 何度も申し上げますけども、市長が答弁をする、その過程として今までの経緯を担当から説明をさせますっていうことで申し上げてるわけでございます。 ○議長(井上邦男) はい、どうぞ、香取議員。 ◆15番(香取良勝) 前の田主市長は言うたらしょうりましたよ。おたくみたいに逃げんですよ。ええことは自分がやったやった言うて、悪いことは人にさすんですか。そがん市長がどこにおるんですか。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 私は逃げてるわけではございません。ちゃんと経緯を皆さんに説明するというふうに申し上げてるだけです。            (15番「説明できんのんか。わかった。してくれえ。説明だけしてくれえ」の声あり) ○議長(井上邦男) はい、どうぞ。            (15番「これが説明できんのん、自分がしてえて」の声あり) ◎金光総合支所長武弘一) 失礼いたします。それでは、私のほうから遙照山で発生いたしました事故の裁判の経緯等について御説明をさせていただきます。 平成25年1月25日、市との労務参加契約に基づき遙照山総合公園地内の樹木伐採作業をしていたA氏が作業中に伐倒した倒木に衝突する事故が発生いたしました。事故発生直後から市長や当時の副市長、総合支所長などが病院へお見舞いに伺ったり、担当部署におきましても治療の経過をお聞きし労災保険支給手続を行ったりの対応をいたしております。そして、2年半余りが経過いたしました平成27年10月、A氏とその妻と娘の3名さんが玉島簡易裁判所損害賠償の調停の申し立てをされ、平成28年2月にかけて話し合いを行い2回の調停を行いましたが成立をせず、同年3月、A氏ら3名さんが損害賠償金等4,331万5,120円を請求する訴訟が岡山地方裁判所倉敷支部へ提起されました。平成30年10月、市に損害賠償金1,595万9,619円の支払いを命じる等の第一審判決が言い渡されましたが、同年11月、市はA氏らの請求を棄却することなどを求める控訴を広島高等裁判所岡山支部へ提起いたしました。また、A氏とその娘さんも損害賠償金等3,228万1,573円を請求する控訴を提起されております。令和元年5月、市に損害賠償金1,607万6,662円の支払いを命じる等の第二審判決が言い渡されましたが、同月、市は敗訴部分を破棄し、さらに相当の裁判を求める上告の提起等を最高裁判所へ申し立てました。令和元年11月、上告の棄却等が決定され、市に損害賠償金支払いを命じる等の判決が確定いたしまして、市はA氏に対して損害賠償金及び遅延損害金として1,904万5,338円をお支払いしております。支払いにつきましては、令和元年6月定例会において上告提起の案件とともに御承認をいただいておりました補正予算等で対応をいたしております。 経緯につきましては以上でございます。 ○議長(井上邦男) どっち。 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 今経緯について担当から申し上げました。担当が申し上げましたことをもう一度簡単に申し上げますと、平成25年1月25日に起きた事件でありまして、それから2回の調停を行いましたが成立はしませんでした。そして、27年10月に4,331万円余を請求する訴訟がA氏から提起されたわけでございます。そして、30年10月に、一審は市がA氏に1,595万円等を支払いを命じる判決が出ました。そして、同年30年11月には、市はA氏らの請求の棄却を求める提訴を、そしてA氏も3,228万円を請求する控訴を提起されたわけでございます。そして昨年、令和元年5月に、第二審で市がA氏に1,607万円余を支払いを命ずる判決が出たということで、また市は最高裁へ上告したわけでございます。そして、この支払いに関しましては、6月議会において御承認をいただいておるわけでございます。 途中、和解という選択肢、解決方法があることは私も承知しており、和解で解決することが望ましい場合も当然あると考えています。しかし、本件に関しましては、相手から訴訟を提起されたものでありまして、損害賠償請求の総額は約4,300万円と高額でありました。これを解決するに当たり、結果について透明性を確保し広く市民皆様への説明責任を果たすためには訴訟により市の主張をきちんと行い判決をもって決着することが適切であると判断し、最高裁への上告まで至ったものでございます。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) これ、言えば、浅口市民ですよ。市民が自分の仕事をほっといて地域の者と一緒に市のために仕事をしとるわけです。ほいで、4,000万円高いから最高裁まで行ったんじゃというようなことを今言われたけれども、最初、約1,600万円、地方裁が支払えと言うたときに、普通の弁護士相手方もこっちも和解に持ち込むんですよ。それで高裁へ入った。金額は一緒じゃ。これを見ると、判決があるんじゃ、ここへ。棄却になっとる、高裁は。ほんならこうこうじゃという話になるんですよ、弁護士も、相手の弁護士弁護士会でいつも顔見しょんじゃから。ええ話にせんかと、これが普通なんじゃ、人間として。最高裁まで行ってもだめなんだから、もうここらで、裁判所のほうからも和解に持っていきなさいという趣旨のことを言われると思うんですよ。普通民事に対してはそこで和解するんですよ、地裁から高裁に行くときに。それで相手が言うてきても、まあちょっと待てやとか、大抵和解になるんです。それで、最高裁まで行っとります。最高裁、市長、誰が考えても地裁から高裁、高裁から最高裁最高裁憲法違反しかないんですよ。99%棄却されるんですよ、同じ金額で。どこのばかの弁護士でも知っとります、そがんこたあ。にもかかわらず、弁護士にその金額をもうけさそう思うて最高裁でも行っとんじゃないですか。余傳におい、もう一回やれやと、今暇なんじゃけえちょっと仕事をしとけやということでやっとるとしか思えんのんじゃ、市長、誰が考えても。私も長しゅう代行運転から、金光のハタナカを裁判で訴えたことがございますけど、何回しても一緒なんですよ。市長、あんたもやっとんでしょうが、お父さんのときに。そのときに菊池が弁護士しょうたんじゃないんですか。それで、これがわからんというのがおかしいんだよ。 それで、それだけの金を何で浅口市の市民の税金で投入せにゃいかんのですか、最高裁の金まで。相手は話を弁護士へ言うてくれば和解に応じるんですよ。徹底的にやれ言うたから、困ったけど金がねえから親戚中から集めて裁判したんじゃないですか、金を払わん言うたから。素人をだますような答弁せられな、もう一回答弁せられえ。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 香取さん、今熱い思いでいろいろ語られましたけれども……            (15番「熱うない」の声あり) 最高裁の判決は最高裁がしっかりと決める、そして日本は一審、二審、三審制があるわけでございますから、そこまで行くな行かないは、それはやはり最高裁まで行って透明性をきちっと担保するという。 私のことを言われましたけども、菊池先生、私はよく存じ上げておりません。前ここの市の顧問弁護士をされてたかどうかというのは、私がなってからはされておりませんから、勘違いのないようにお願いをいたします。 それから、申し上げたように、和解という解決方法、確かにありました。私もそれはできるだけっていう思いはありましたけれども、A氏から非常に4,300万円という高額な賠償請求の訴訟が起こされた、やはりそれに対してはきちっと説明をしなきゃいけない。これはもう裁判をしてしっかりと市民皆様説明責任を果たさなきゃいけないということでございます。判決が1,600万円弱の第一審が出ましたけども、そのときにそれに対してA氏は3,228万円のまた新たな損害賠償請求を第二審へ出されてるわけでございますから、やはりそれは裁判できちっと皆さんに責任を果たす、説明をしなきゃいけないというふうに思ったわけでございます。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 相手の〇〇氏は浅口市民、言えば自分の子供ですよ。子供がだだするんはわかっとりますよ、そりゃ。だけど、一応弁護士、相手に弁護士がついとんじゃし、うちのほうにも弁護士がおるんだから、弁護士同士で和解へ持っていけば応じるんですよ。弁護士から相談受ければわかりましたと言うんですよ。高圧的に強制的にいくし、へえで今まで入院してから何して見舞いだけに来て、はい終わりですというような、はっきり言えば、そういうことをしとるから相手方が高圧的じゃないけどそがんなんじゃったらやってやろうということで親戚、兄弟から金を集めて裁判しとんですよ。それに打ち勝とう思うて市の金を使うて何でやるんですか。市長の金を使うてやりなさいよ。この金額、最高裁にまで行って何ぼ使うとんですか。ちょっと説明してください。何ぼ要っとんですか、全部で。 ○議長(井上邦男) 武金光支所長。            (15番「地裁、高裁、最高裁、1つずつ言うてください、金額を」の声あり) ◎金光総合支所長武弘一) それでは、私のほうから地裁、それから高裁、それと最終審、それぞれその時点で終わったと仮定しての費用でございますが、その点についてお答えをいたします。 地方裁判所の第一審判決の時点で終わったと仮定いたしますと、弁護士費用裁判実費相手方への支払い額をそれぞれ試算いたしますと2,133万1,369円という試算結果が出ます。 次に、第二審の判決時点で終わっていたと仮定をして試算をいたしますと、2,246万1,010円という試算結果でございます。 そして、最終審のほうですけれども、こちらは確定値でございますが、弁護士費用裁判実費相手方への支払い額、これらを合計した金額として2,358万1,193円となっております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) はい、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) この件について、一審、二審、三審、最高裁ね、大体最高裁憲法違反以外は取り扱わんようになっとんのはどの弁護士も知っとるわけです、法律で、司法試験持っとったら、持っとらん私でも知っとんだから。それで、それをあえて黙っとったというのは、百何十万円取ったんじゃ、これな、余傳が。二審で200万円ぐれえ別個に取っとんじゃ、報酬取るためにやっとんだから。結局市長はこの余傳にもうけさすために、浅口市民をいじめるためにやっとるとしか私には思えんのんだ。最高裁まで行くんじゃったら、高裁のときに和解に持っていっときゃあ二、三百万円相手も助かる。市は市長の金じゃないから何ぼでもやれるでしょう。自分の子供がけがをして腹が痛え、ほっとくんか。これをやっとるから私が質問しょんじゃないですか。今後こういうことをしてくれえ言うて市民がそういうことに賛同して仕事に出ますか、浅口市のために。こういうことが市民にわかったらしますか。こういう裁判やられるんじゃと、6年かかったんだと。それでくれるのは、向こうも裁判費用言やあ1,600万円じゃ言ようる。1,000万円ぐれえしか手へ入ってないんですよ。わかりますか。両方ですりゃあ大きな金が要っとんですよ。収入印紙、そういう金、弁護士費用、そういうことがわかっとってなぜこういうことをやったんですか、市長。浅口市民、勝手のええときは自分を応援してくれる者はほいほい言うんか。じゃあなかったら徹底的に殺すまでいくんか。そういう行政じゃ困るんじゃろう。みんな市民ですよ。答弁せられえ。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 最高裁まで行ったのは弁護士がどうのこうのということではございません。やはり透明性をきちっと出すということで市が最高裁までということをしたわけでございまして、それから今非常にA氏からA氏の気持ちを確かに思ってのことだろうという御発言がいろいろございましたけども、こういうことは一つの事実に基づいて結果審議をしてるわけでございますけれども、こうだったんだよとか、違やあせんとかというようなことで想像で物事を言われるとちょっと議論が食い違った方向に行くんじゃないかと思っております。            (15番「議長、議長」の声あり) ○議長(井上邦男) ちょっと待って、ちょっと待って。            (15番「長々して時間がのうなるんだ」の声あり) ◎市長(栗山康彦) 今も申し上げましたように、裁判というのは三審制でございますからきちっと審議をして、そしてこの件に関してはしっかりと透明性を出すと、高額なゆえに、だから透明性を出す意味で決して最高裁まで行ったことが間違ってるとは思っておりません、三審制でございますから。 そして、前も申し上げましたように……。            (15番「議長、議長」の声あり) ○議長(井上邦男) ちょっと待って。            (15番「三審、三審言わんでも、わかっとらあ」の声あり) ◎市長(栗山康彦) 和解という解決方法はあります。決してそれを否定するものではございませんが、二審でじゃあ相手が請求を3,000万円したものをわかりましたって言ってこの議会にかけて、じゃあ全員がなぜ行かないんだというようなことでなったときには、一審でやめるのか、二審でやめるのか、三審まで行くのか、これはやはりしっかりと議論しなきゃいけないというふうに、香取先生もいろんなところで今までも裁判をされてきたと思います。最高裁までしょっちゅう行かれた。私もこれ議員から聞きました。あなたから聞いたことでございます。やはり……            (15番「言うたこたあねえ」の声あり) そういうことは私もお聞きしたことがありますので……            (15番「どこで言うたん」の声あり) いやいや、まあしっかりとそういう三審制は……            (15番「そがんなでたらめ言われな、ここで」の声あり) 守っていこうというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) はい、どうぞ、香取議員。 ◆15番(香取良勝) 私が何遍も言ようるけど、自分の子供が事故をしとんだ。3,000万円出せ言うたから、相手方弁護士がおるんだから、相手方弁護士にこうこうだからこれぐれえでいこうと、1,600万円じゃけど1,800万円までいこうじゃねえかと、一審で終わったら。そうしたら、せえだけの金額でいっとんですよ、相手も喜ぶんですよ。私も裁判しとるけえようわかりますよ。大抵裁判所のほうから調停申し込み来るんですよ。もうどうかせんかとか、ここらで話し合いせえとか、高裁になったら言うてくるんですよ。それを、これはぴちっとせにゃいけんのん、線引かにゃいけんのんだ、相手がどうなろうと線引かにゃいけんのんだというようなことじゃないでしょうが。遙照へ行って市の木を伐採して助かったことじゃないんですか。それを何もかんも悪いんだ、悪いんだ、最高裁まで行ってから、徹底的に。ほんなら、後こんな続いてする者がおるかな、これを見てから、やってくれえ言うて。保険も掛けてねえかどうか知りませんで。車の事故をようけ職員が起こしょうります。全部保険でぱっぱぱっぱ全部切っていきょうるでしょう。最高裁まで行きなさいよ、それも。勝手にええことを言うちゃあだめですよ。この人やこう大変で5年間というものは生きた心地がしてなかったと思うんですよ、市とけんかをするんだから。そういうことを考えたことがありますか。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 事故に遭われたA氏については本当に申しわけなく思っております。これは、冒頭申し上げましたように、2回の調停を行いましたけれども成立がいたしませんでした。そして、その中で相手側から、A氏から4,331万円の損害賠償の訴訟が相手側から、A氏から提訴されたということでございます。            (15番「最初じゃが」の声あり) 2回の調停には至らなかったということを御理解いただきたいと思います。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) どう言うても自分が正しいかのように言ようるけど、私から見れば、市民が事故をして、山へ上がってくれえ言うてその地域の者が山へ皆上がって、けがをしたらほったらかしにされとったんだと。だから、この判決文を見ても近所の方々が名前を連ねとりますよ、私もこれ賛成しますということを。そういうようにみんなが〇〇君を助けようというてやっとるんですよ、これ。にもかかわらず、そうじゃないんだと。私は市長の言うことが納得できん。というのは、この中にもありますけれども、ほかの人も賛同しとります、〇〇さんとか〇〇さんとかという者が相手方の裁判のときに名前を出しとりますよ。陳述しとりますよ。そういうことがあっても徹底的にやるんだというてやっとんじゃないんですか。これ本人だけじゃ裁判にならんから近所の人が行ってからこうじゃったんじゃと言うて説明しとん。にもかかわらず、最高裁まで行っとんですよ。もう少しは本当に市民のことを思うのならきちっとした対応をとっていただきたい。何ぼ言うても市長は逃げますんでここらでやめますけど、はっきり市民のことを考えて行政をやっていただきたい。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 私は逃げてるわけではございません。事実だけをしっかりとお伝えしてるだけでございまして私の立場から私的なことで私的な考えで……            (15番「私的じゃが」の声あり) 私がこうするとか、ああするとか、これはできません。            (15番「市長やめりゃ止まっとんだ」の声あり) やはり議員もそういうお立場になられたら……            (15番「なっとる、しとる、最高裁まで行かん」の声あり) 自分でこうじゃからこうせえとか、ああせえとかというようなことはできないというのはよくおわかりだと思います。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 何ぼ言うてもいけませんわ、そりゃ自分でやっとんだから、誰が考えても。 2点目に入ります。 工業団地、明星産商について質問させていただきます。 明星産商にあれ来るときに私も田村氏と、明星産商が来る、工業団地をするときに反対した議員がこの中にも公明党、反対しました。大西洋平議員、反対しました。伊澤誠、その当時反対しとります。中西美治氏、反対しとります。そして、どがんかならんかというて私んとけへ前副市長が泣くように言うてきました、どがんかならんじゃろうかと。できました。へえで、そけへ今入っとります、明星産商が。そのときに話をしたときに、私は前副市長に金光町の市民を強制的に入れてくださいと、職員として使ってくださいと何回も言いました。そうしたら、それを条件に明星産商に来てもらうんだということを田村氏は私に確約しました。そして、市民の方からあちこちから私のところへ、それは副市長も知っとってでしょうけども、手紙とかそういうのが来たから見せたことがございます。全然入ってないんだ、言うてもらえんじゃろうか、匿名でありますけれども、何通も来ました。そして、私はその件を副市長にも話をしに行きました。しかし、いまだにこの件について納得がいくような浅口市から今の従業員を明星産商に思うように入れてきていただいてない。 結局、私が今この前1回部長と話をしました。もうそれは2カ月ほど前です。きちっとやります言いました。この前も行きました。工場長と話をしましたら、私は関与してないんじゃから部長がおられんのんだから部長から連絡させますと。それで、部長から連絡がありました。そして、そのときにどうようになっとんなら、タイから14名、浅口市から14名、浅口市はどうようにして入れたんならと聞いたら、安定所を通して来とんですと。浅口市からの要請あったか、ありませんと言うた。私は再度言うとるわけです、浅口市からしてくれえと。副市長の部屋行って言いましたけれども、今までそれが2カ月前と今が一緒なんですよ。なぜそのような浅口市へ来て、そして私もマスクのことも言いました。副市長、言いましたなあ。マスクを明星産商はつくっとんです、岡山で。しかし、マスクの一つも送ってきてくれてない。わかりますか。 そしてまた、この前、市長は三菱自動車からマスクじゃなくてもろうとったですねえ、顔からかぶるやつを。それについて、市長、三菱自動車から無料でもらったんですか、金を出したんですか。答弁してください。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) これは三菱さんから御厚意で、一切お金は払っておりません。無料でいただいております。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 三菱自動車に浅口市は土地も貸してなければ何のこともしてないんです。しかし、向こうから使ってくださいって来とんですよ。片や私がマスクがあるんなら、来とんなら少なくとも5万枚なら5万枚使うてくださいというて来るんが普通じゃないんかというて言うたら、ユニチャーム入れとるからそれは難しいんじゃというようなことを言うたんです。ユニチャームというたてユニチャームから、そっから今度は迂回して持ってくりゃええでしょうが。そういうことができんような会社をなぜ入れたんですか。私が思うのに、このユニチャーム、フェースシールド、市長、何ぼ入れたんですか。もらったんですか、ただで、三菱から。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 合計で320でございます。 ○議長(井上邦男) 香取議員。 ◆15番(香取良勝) これだけのものを無料で持ってきてくれとんですよ。ただ、今困るからというんで、自分とこでつくったものを、三菱自動車が仕事がねえからというんでそれをつくってわざわざ持ってきてくれたんじゃないんですか。そうして、総社にも持っていっとります。しかし、なぜ、それでこの件、今の明星産商、ここで2億円の予算組んで、来てくれたからはい2億円というて出すように補正予算組んで、約ですよ、1億9,000万円何ぼじゃから。約2億円をなぜ出すんですか、こういう会社に。何もしないようなところに何で出す、来てくれただけでそれでええでしょうが。いけにゃあ帰れ言やあええんだから、なぜ出すんですか、市民の税金ですよ。市長の金なら出しなさい、1億円でも2億円でも、10億円でも。市民の税金、今1万円でも欲しいんじゃと言うて私んところへは泣いてきとる匿名の方がおられるんですよ。1万円でも欲しい、1円でも欲しい。見てください。字は汚い。本当にどうやって書いたか。おばあちゃんが書いたんじゃろう思う。夜寝んと書いとる思う。見てください。汚い字で本気で書いとんじゃ。そういう人がおられる中で何で2億円の金を、はい上げましょう、市長、安倍と一緒で何か裏にええことがあるんですかとしかとれんでしょう、私には。そがん顔をせんでもええ。出したということがおかしいんだから。答弁せられえ。 ○議長(井上邦男) 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) まず、従業員のお話が出ましたので……            (15番「事務員じゃない、工場長」の声あり) 今5月現在、市内の在住者、明星産商さんに、今現在5月の末でございますけども、50名いらっしゃいます。            (15番「53名」の声あり) そのうち外国人の方が14名で、今市外の方が73名、合計123名の方が雇用されております。そして、今その浅口工場に今後今研修中で6名の方が入られるというふうにも聞いておりますので、市内在住者はやがてもう近々に56名という市内の方が工業団地のところで働けることになろうかと思います。 それからマスクのことを言われましたけども、明星産商っていうのはOEMメーカーの会社、OEMですね、つまり請け負ってつくる、いわゆる受託製造している会社でありますから、委託者ですね、委託者の許可がなければ製品を譲り渡すことができません。しかし、4月上旬に私は明星産商株式会社へマスクをお願いをして委託者、東京へ取り次いでいただきまして、正規のルートでマスクを大量に購入させていただきました。こうした要望は他の市町からも出ていたようでございますが、いち早く対応をしていただき、その購入できたマスクにつきましては本当に品不足の中、児童や妊婦や医療機関、介護施設へ配布されまして皆様に大変喜んでいただきました。 また、今三菱さんにも本当にお世話になりまして、320個のフェースシールドをいただきまして感謝をしているわけでございますが、明星産商にもこの新型ウイルス感染症対策の支援といたしまして5月25日には100万円の現金を寄附していただいております。浅口市に多大な支援をしていただき、マスクの件も含めて大変ありがたく心から感謝をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 私がこの前にタカタ部長に電話をしたんですよ。百何十人言うてないんです。53人言うとんですよ。人数ふやさんようにしてください。これは1週間前、なってないんですよ。ここで質問してるのはそうなんですよ、全部これへ書いて、53名で14名、14名が、それも浅口市の人間は浅口市で入れとんじゃないん。ハローワークから入っとんですよ。ベトナム人が14名、全部聞いとります。市長、百何十名というのは大うそですよ。そがん作り話せられな。私はタカタ部長から聞いとんですよ、きちっと。 それで、今のマスクの件もどうなっとんならというて聞いたんですよ。一切そういうことは聞いてないですよ。市長がどういう話をしとんか知りませんけれども、私も一応議員としてきちっとした対応をせよと。ここをつくったのは、反対した議員がおったけど、その反対した議員がオープニングのときにゃあそうめんもらいに来とったんだよ。反対してもそうめん欲しかったんだろう。そういうようなことをしとるから私は行ってからはっきり言うとん、きちっと対応せえと。浅口市民のために工場があるんなら、よそから入れずにまず浅口市民を入れて足らなんだらよそから入れなさい、それが普通じゃないんですか、市長。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 何か、済いません、勘違いがあるようでございますが、123名というのは今令和2年5月現在の全部の正社員の数でございまして、議員が聞きに行かれたときには確かに50名で14人が外国人、14人が在住者だというふうに言われたんじゃないかなと思いますが、その数には間違いございません。聞いたとおりでございますが、全部の従業員が今123名ということでございまして、今その内訳を申し上げましたけども、その123名の中で、この5月末現在、6月1日に集計いたしましたら、市内の在住者が50名、そして50名のうちの14名が外国の方で、市外の在住者が73名ということでございますので、勘違いのないようにお願いをいたします。 そして、先ほどから2億円という話がよく出ましたけども、2億円をお支払いした、これはコロナの騒動が出る前の企業誘致の件でございますので、その2億円については係からもう一度説明をさせていただきます。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(井上聡) それでは、2億円の補助金につきまして再度御説明をさせていただきたいと思います。 補助金につきましては、企業立地促進奨励金を浅口市企業立地促進奨励金交付要綱に基づき約1億5,000万円、それから分譲促進補助金を浅口工業団地A地区分譲促進補助金交付要綱に基づき5,000万円、合わせて約2億円を交付しております。これらの交付金は、早期分譲を促進し雇用機会の拡大と地域振興を図るため市内へ立地した製造業の業者等を対象に設けられている制度でございます。県や各市町においても同様な優遇制度を制定し企業誘致を図っているものでございます。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 今この時代に1円でも2円でも欲しいと言うてきとるこのおばあちゃん、こういう方が浅口に大勢おるんですよ。企業誘致をするからほんなら金を出すんだと、よそがしとるからうちもするんだと、金がのうてもおばあちゃんが死にょうても水を飲ませてでもそっちすんですかと言うんです、市長。やっぱし今2億円じゃ言うたら、ほんなら1億円ぐれえしときましょうかと。それで、今市長が前言われたわ、はっきり言うて100万円くれとるという、これ水道費が何ぼ年間要るんですか、ここは。ここだけ水道費をもらわれえよ。水道費を4カ月間無償にしとんでしょうが。100万円じゃ少ねえんですよ。そういうことはきちっとしたことを、私らあずっと見ようたら、本当にこれで浅口市がええようにやっていけるんかと、夕張市になってしまうんじゃねえかと。年寄りがまんまが食えんのにそっちはほったらかして、何かこっちこっちへ持っていきょうたんじゃあ、私が何遍言ってもそれ聞かんのんだから。従業員入れるというんだったら、百何人要るんだったら、向こうから何人か現場で要るんだから、あとはこっちから、浅口市から募集をかけるようにするとかということができなんだんですか。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) まず、企業というのは、その社員の雇用につきましては各企業が適材適所に人員を配置できるよう熟慮した上で雇用されているものと認識をいたしております。入れてください、はいどうぞって、これは香取さんも企業経営者としてよくわかっていただけると思います。 そして、先ほど100万円では少ないと水道料のことを言われましたけども、この水道料に関しましては、済いません、議員の名前も含めて、議長、副議長、香取議員の名前も含めて水道料を無料にしなさい、いろんなケースを熟慮した上で執行部へ私宛てに要望書として出された。私はそれを真摯に受けとめて、議会全員の思いだということで真摯に受けとめて……            (15番「議長、もうええ、はよやめさせねえ、もう」の声あり) それを実行に移したわけでございます。そのときにそういった上限とか、そういったことも議員は恐らくちゃんと皆さんと御相談の上で私のところへ要望書を出されたというふうに認識をいたしております。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 私が言よんのは、水道料安うせえ、一般の市民に言うとんですよ。会社なんかやったら、そんなの払うんが当然じゃないですか。 そして、私が金光町時代におるときに金光教は100万円を寄附するって書いとったんです。委員会で私が前の町長と助役、ヤスダ助役がおるときに言うたんですよ。よそから来る者がくそを取るのにくそ取り代が1,000万円要るんですよと。800万円ほどもろうたんじゃ合わんのじゃと、それだけのお金もろうてこいって言うたんです。寄附じゃないんですよ、あれは。私が言うて初めてそのときにヤスダ助役が行かん言うから、ほんならわしが行くわというて言うたら、ほんなら僕が行きます言うて、行ってもろうてきたんですよ、1,000万円、別個に。これもそうなんですよ。会社として1億円も出して水道料はただで、人を入れる言うたのに約束しとった人間をあけてみたらよそからばあ来とったと。これが人間がすることですか、市長。私は2回あっこへ事務所へ行って中でお茶を飲み飲み本当のことを教えてくれえというて話をしてきたんですよ。にもかかわらず、市長が言うのには、だから三菱自動車はただでフェースシールドか何かをただでくれた、何も言わんでも。片一方は言うて初めてするんじゃったら、そがんものは人間じゃないわ、私から言やあ、困っとるときには裏からどがんことしてでも自分の金を使うてでも持ってくるのが普通じゃないんですか。答弁せられえ。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) また香取先生の熱い思いをお聞かせいただきましたけれども、しっかりとした根拠に基づいて皆さんしてくださってます。もうこの100万円についても、もちろんマスクを御紹介していただいたことに関しましても私はすごく、先ほど申し上げましたように、感謝をいたしております。もちろん三菱さんにも感謝をいたしております。こういう感謝の上に皆さんで頑張ってコロナに対応できるわけでございますので、どうぞ御理解いただきますようによろしくお願いいたします。 そして、今後も最優先として強制的に採ってくださいっていうようなことには、これはなりません。企業でございますから、最優先して適材適所にしっかりと合う人を浅口市から採っていただく、これは常々今もこの前お会いしたときにもお願いをしたことでございます。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 来る前に、これ何遍も言ようるようなけど、来る前にはっきり浅口市民を優先して入れてくださいよというのは前副市長に、この副市長じゃない、前副市長に何遍も言うとんですよ。わかりましたと。浅政会が全部反対しょうる、創価学会が反対しょうる、その中でどがんかしてくれえ、ほんならしましょう、できとんですよ。へえで、今それをして、ほんなら私の香取良勝の顔というものは何もないんですよ、これ。結局よそから入れ、ハローワークから入れるんじゃったら最初からそがんこと言うなっちゅうんじゃ、わしは、そんな会社が。 ○議長(井上邦男) 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) ハローワークを通じる、あるいは違うところのそういう紹介業者を通じる、これには関係なくして、実際に今56人、近々には56人もの方が雇用されるわけでございますから、今現在50人でございますけども、56人が雇用されるわけですから、私はすばらしいことだなあというふうに思っております。いずれにいたしましても、明星産商さん、そして先ほど申し上げましたように、三菱自動車さんにも本当に心から感謝をいたしております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 私が言よんのは、三菱はしてくれとります、何も言わんでも。片やする言うとってせんから言よんでしょうが。大体業者というものは、うそを言うたら詐欺っちゅうんじゃ、私ら。話をしとんですよ、きちっと。だから、私が本気になって来るように、皆反対しょうて、最初から田村副市長が頑張ってやりょうたからほんなら一緒にやろうと、そしてまたこれは別個ですけれども、金光の調整区域もずっと同じようにやっていきょうたんですよ、一緒に。だから、そのときに私が副市長に金光の浅口市の雇用を一番にお願いするように言うといてくれと、それは何遍も言うとりますと言うといてこういう事態ですよ。マスクは裏から金を買い行けえ、どういけえ、私らはそがんこと全然知らん。市長がテレビ出て三菱自動車からはいそうですよというてもらよんだけ見とるから、みんなおかしいじゃねえかと言うのは当然じゃないですか。そしてまた、ここで100万円もろうたから、もろうたんじゃないんだよ。そんなものは返しとけや。へえで、1億何千万円を出すなや。 それと、もう一点聞きますけれども、今の浅口市、これ2億円と別個に浅口市が納税を免除するようになっとる。何ぼ免除するんか、ちょっと説明してください。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。            (15番「別個にするんですよ、これは」の声あり) ◎市長(栗山康彦) まず、盛んに2億円のことが出ますけども……            (15番「2億円はええから、もう」の声あり) 2億の件に関しましても……            (15番「もうええから」の声あり) いやいや、2億円も……            (15番「これはもし、議長、議長、時間がないからもうええ、いいから、今の何だけしてください」の声あり) 議会にきちっと……。 ○議長(井上邦男) ちょっと待って。ちょっと確認。            (15番「今の、時間ないんじゃから。質問者は私だ。やめなさい」の声あり) ちょっといいから、答弁を時間過ぎてもええから、ちょっと待ってくれ。 ◎市長(栗山康彦) 2億円の件も議会に諮って議員もきちっと賛成をされてます。そういったちゃんとした手続のもとにその補助金もお支払いしてるわけでございます。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) どうぞ、香取議員。 ◆15番(香取良勝) 今言うたんがあるが、あれを言え。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それから、実は今の固定資産税の件も係から説明をさせますが、私ちょっと先ほどの1番のこと、菊池弁護士、済いません、これ市長の就任後にちょっと短期間ではあるようですが契約をしてたようでございますので、訂正を申し上げます。 それでは、固定資産税の件につきましては、担当から説明をさせます。 ○議長(井上邦男) 新田生活環境部長。 ◎生活環境部長(新田直哉) 失礼いたします。工業団地に施設建設のあった企業の固定資産税の課税免除についてお答えをいたします。 固定資産税の課税免除は、浅口市地域経済牽引事業の促進に係る固定資産税の課税免除に関する条例により行っております。地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律の同意を得た県の基本計画により定められた区域内に同法の承認を得た事業者が5年以内に対象となる施設を設置した場合、3年度分の課税を免除するものでございます。なお、課税免除額に対して4分の3が交付税により補填されることとなっております。 御質問の課税免除の具体的な金額につきましては、当該法人情報の個別案件に当たりますので、答弁は控えさせていただきたいと思います。 ○議長(井上邦男) はい、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 何であの金を払うのに当該誰であろうと何でそがんことをするんですか。明星産商になったら皆それをやるじゃねえか。今も市長が言うたように、明星産商、2億円、香取議員も賛成したんじゃ、私は賛成しとりゃへんど、この件について。こけへおってから全般的に賛成しただけであって、この前も市長は寄島のサッカーのあれをするときに皆棄却になったでしょうが。これも私らはこれから精査して、ええか悪いかというのは議会でやりますよ。何も2億円をただやるんだと。今の件もそんなのを4分の3は交付税とかなんとかという、4分の1を出すんだと、何で金額を言えんのんですか。市民の税金でしょうが。困った人に1万円でも払えよんじゃろうが。なぜ知らん者にどっどどっど金を使うんですか。2億円使うたり、こっちに何千万円、5,000万円ですか、1億円ですか、言えんのんですか。もう一回答弁せられえ。 ○議長(井上邦男) ほんなら最後、市長お願いします、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 先ほども申し上げましたように、具体的な固定資産税の減免額については法人情報の個別案件に当たりますので、答弁は差し控えさせていただきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) ほんなら、どうぞ、あと少のうなりました。 ◆15番(香取良勝) もう何ぼ言うも、市長、あんたの言うたことは市民が納得せんど、言うときますけど。市民から私んところへ書類が来るんだから、そういう件で私もそりゃ見て1人、2人のことだから、見てみんふりはします。しかし、聞きょうて、しょうることがちょっとおかしいんですよ。安倍がしょうるようなことと同じことせんようにしてください。 以上をもって私の質問を終わります。 ○議長(井上邦男) 御苦労さまでした。 それでは、ここで休憩とします。            午前10時26分 休憩            午前10時43分 再開 ○議長(井上邦男) じゃあ、再開いたします。 次に、2番山下周吾議員。 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) 2番山下周吾です。市内で感染者は確認されておりませんが、全国でコロナウイルスで亡くなられた方のお悔やみと感染された方にお見舞いをまず申し上げます。 北九州市では、コロナウイルスの第2波が起こっているようです。小学校でクラスター感染の発生も認められています。誰もがコロナウイルスへの感染がないことを祈っておりますが、これからコロナウイルス感染はどこの地域でもあり得ることで、感染者が浅口市から出てきても何ら不思議はなく、これは当たり前のことであり、例外なく感染者があらわれると考えておかなければならないですし、当然そのことに対する警戒を怠ってはならないと思われます。市民や地元企業なども考えられることですが、浅口市役所内職員の感染者が発生した場合、業務や市民サービスに対して大きな影響が出ることが想像できます。 それでは、質問に入らせていただきます。 市職員が新型コロナウイルスに感染した場合の対応についてです。 1人の職員がコロナウイルスに感染すると必ず濃厚接触者があらわれ、通常のやりとりがなかなか難しくなると思われます。濃厚接触者の定義というのは、感染可能期間としてはコロナウイルス感染症を疑う症状を擁した2日前から隔離開始までの期間、同居あるいは長時間の接触があった者、適切な防護なしに患者診察、看護、もしくは介護した者、患者気道分泌物もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者、その他手で触れることのできる距離、目安として1メートル、必要な予防策なしで患者と15分以上の接触があった者、その他周辺の環境や接触の状況、個々の状況から患者と感染性を総合的に判断するとなっています。 感染者が発生すると、感染者の隔離に始まり、濃厚接触者、しばらく出勤停止などの措置がとられると思われます。ここで1つ問題となるのが、マンパワーが大きく減少し業務に支障を来したり、住民の生命、財産が守れなくなるという可能性があるということです。このことを踏まえ、特に市役所本庁、支所、健康福祉センター内の部署や役職によりそれぞれ対応の仕方が違うと思われますが、具体的な対応策を教えてください。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) それでは、私から市職員が新型コロナウイルスに感染した場合の具体的な対応策についてお答えをいたします。 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い職員が同感染症に感染し出勤できなくなることによって市の業務継続が困難になることがないように、新型コロナウイルスに関する基本的な知識、これを職員とその家族に周知徹底するとともに、手洗い、咳エチケット、それから課内の定期的な換気と消毒、窓口への飛沫感染防止用シートの設置、人混み、職場内でのマスクの着用、出張や不要不急の外出の自粛、朝礼時における所属長による部下、職員の健康状態の把握、それから発熱時の出勤自粛など、家族を含め感染しないためのさまざまな対策を実践してきたところでございます。 万が一職員が感染した場合の対応につきましては、コロナウイルスが数日から14日程度の潜伏期間を経て発症し、発症初期の症状が発熱、せきなど普通の風邪と見分けがつかないことから、職員に毎朝の検温結果の記録、所属長には部下の検温結果記録の確認及び健康状態の把握を義務づけまして、発熱、せき、くしゃみなどの風邪症状が見られる職員には新型コロナウイルスに感染している可能性を考慮し出勤を控えさせることとしております。 そして、職員の感染が認められた場合でございますが、これは保健所の指示に基づきまして直ちに該当する職場を一時的に閉鎖し、職場内の消毒や濃厚接触者の確認等を行い感染拡大防止を図ることとしております。 また、職員が濃厚接触者となった場合は、感染者との最終接触日から14日間は出勤を控えさせ、その間の外出自粛及び自主隔離を指示するとともに、保健所の指示に従うということとしております。 さらに、職員の感染者が多数発生した場合は、浅口市職員の相互応援派遣実施要綱に基づきまして部内、さらには部を越えて人員が不足する部署へ応援職員を配置すること、また例えば本庁舎で業務継続が困難となった場合には、新型コロナウイルスの発生に伴い遂行する業務、例えば保健所との連絡業務でありますとか、現在行っておる特別定額給付金の給付事務等、こういったウイルスの発生に伴う業務及び市民生活に必要不可欠な業務、例えば戸籍業務、埋火葬許可、生活保護事務等でございますが、こういった業務については機能の一部を総合支所や健康福祉センターなど他の施設に移し業務を維持するということを想定しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) 支所などを一時的に閉鎖というお話もありましたが、実際そういう業務を継続していくに当たって業務継続計画というのが策定されていますでしょうか。策定されていればその内容を、なければ今後の予定を教えていただきたいと思います。 ○議長(井上邦男) 石田健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(石田康雄) それでは、業務継続計画の策定についてお答えをいたします。 まず、業務継続計画とは、新型コロナウイルス感染症等が発生した際に人材や資材に制約がある状況下でも適切に業務が進められるよう優先すべき業務、それから人員配置などをあらかじめ定めた計画ということになります。浅口市では、現在のところ法的な策定義務がないということもありまして、新型コロナウイルス感染症に関する業務継続計画は策定しておりません。 平成30年に内閣官房新型インフルエンザ等対策室が実施しました新型インフルエンザ等に関する業務継続計画調査報告書、これによりますと、全国の地方公共団体のうち策定済み、あるいは策定途中、策定予定と答えたのは全体の約40%ということになっております。もし職員がコロナウイルスに感染しても限られた職員数の中で市民の生活に不可欠な必要最低限のサービスを提供する必要があります。職員が感染した場合には、先ほど企画財政部長が答弁いたしましたとおり対応するとともに、業務を継続するために必要な事項を対策本部会議で検討することとなります。これまでに職員の感染者は発生しておりませんが、市といたしましても業務継続計画の重要性は認識しております。今後策定については、前向きに検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) 1つ、今のお話の中で気になるとこがあるんですけど、今たちまちすぐに起こった場合などはどこの部署で考えられるんでしょうか。健康福祉部で考えられるんでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) 業務継続計画がない状態でこういった事案が発生したらどこが対応するかということでございますが、当初は私がお答えしましたように、これはいわゆる総務部門におきまして今対応を一応想定をしておるところでございます。いろいろこの業務継続計画というのは、例えば災害時でありますとか、その他いろいろな場面で策定が求められているようなところでございます。それぞれの事案に応じて担当部局で策定をということになっておりますが、まだそういったない場合ではたちまちの対応、これは総務部門で今検討して想定をしてるところでございます。 ○議長(井上邦男) 山下議員、もうちょっと大きい声してくれるかなあ。            (2番「済いません」の声あり) 山下議員、どうぞ。
    ◆2番(山下周吾) 今の業務継続計画の策定、重要なことを認識されとるということに対して、市長のほうにお願いしたいと思います。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、市職員が感染した場合の対応ということでお答えをさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い新たな業務への対応が必要となることや、市職員が感染し出勤できなくなることにより市の業務継続が困難となることがないよう、まず職員の感染予防対策を徹底することが重要であろうかと思います。現在のところ、市民の皆様の御協力により市内では感染者は発生いたしておりません。緊急事態宣言も解除となり、感染が収束傾向にある、まさに今が今後の感染拡大を抑えるための重要な時期であろうかと思います。業務継続計画の策定については、先ほど部長が申し上げましたとおりでございますが、今後予想される感染拡大の第2波、第3波に備え職員を守ることが市民を守ることにつながるという考えのもと、今後も市役所内の感染予防対策を徹底し、職員が感染した場合における業務体制の構築を図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) この業務継続計画というのは、マンパワーが少なくなっても業務を続けていくための大切なことではないかと考えております。今はコロナウイルスのことについてお話をしましたが、防災についても同じことが言えると思いますし、市、執行部全体で考えていくことではないかと思いますので、これからなるべく早目に考えていただいてということを御要望して質問を終わらせていただきます。 ○議長(井上邦男) 御苦労さまでした。 次に、8番佐藤正人議員。 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 8番公明党の佐藤正人です。このたびの新型コロナウイルス感染症におきましては、亡くなられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、一日も早く終結することを願っております。 それでは、通告に従いまして質問させていただきます。 まず、大きい項目1点目、コロナ禍、子供たちの学びの確保について質問します。 これまでにも教育委員会関係のコロナ対策については随時報告は受けておりましたけれども、その後の動向もありますので、改めて何点かお聞きします。 まず、これまでの市内小・中学校、園の臨時休業、感染予防対応の経過と判断基準について簡潔にお答えください。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(小山朋子) それでは、市内小・中学校、園の臨時休業、感染予防の対応経過と判断基準についてお答えいたします。 2月27日の政府の臨時休業の要請を受け、3月2日から3月26日の期間、市内小・中学校を臨時休業としました。園については、通常どおり開園しておりました。春休みを挟み、4月7日に新年度の始業にあわせ市内小・中学校において学校教育活動を再開しましたが、政府が緊急事態宣言を全国に拡大したことを受け、4月20日から5月20日まで再度臨時休業を行いました。臨時休業、学校再開についての判断の基準は、国の要請や緊急事態宣言、文部科学省からの臨時休業、学校再開のガイドラインをもとに周辺市町の感染状況等を踏まえ市の対策本部で協議し、市教育委員会で検討して臨時休業及び学校再開の対応措置について決定をしてきました。 学校園における感染予防の対応としましては、文部科学省からの通知に従い、集団感染リスクの高いと考えられる密閉・密集・密接の3つの条件が同時に重なる場を避ける対策を講じました。具体的には、毎朝の健康観察の実施、マスクの着用、手洗いの実施、次亜塩素酸水を用いての多くの児童・生徒が触れる場所や下校時の教室全体の除菌、教室等の換気を行いました。 また、人数が一堂に会さないように行事の運営の仕方を工夫したり、参観日、運動会等の当面の行事を中止または延期して対応いたしました。 給食につきましても、衛生管理に最大限の注意を払い、配食する児童・生徒や教職員の服装や手洗いの点検、食事前の手洗いの徹底、机を合わさない、会話を控えるなどの飛沫を飛ばさない対応も行いました。 今後も基本的な感染症対策の継続など、感染拡大を予防する学校における新しい生活様式の定着が図れるようにしてまいります。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 教育次長のほうから経過については時系列で答えていただきわかりました。その対応についての判断基準ですけれども、国のガイドラインや県の方針の要請に沿って対応されたと思います。同じ県内でも休業のタイミングや期間について対応が分かれた地域もあったと思いますが、その辺は浅口市でも独自に判断された部分もあるんでしょうか。 ○議長(井上邦男) 誰かな。誰がするんかな。 小山教育次長。 ◎教育次長(小山朋子) 独自と申しますか、先ほども申しましたように、県立学校の動向でありますとか、近隣の市町の状況等を考慮して決定したということでございます。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) わかりました。文科省の専門家会議、今テレビでよく言われとりますけれども、お医者さんの専門家会議とかはよく出るんですけども、この教育関係の専門家会議から新型コロナウイルス感染症対策の現状を踏まえた学校教育活動に関する提言が発表されております。その中には、学校における感染リスクをゼロにするという前提に立つ限り学校に子供が通うことは困難であり、このような状況が長期間続けば子供の学びの保障や心身の健康などに関して深刻な問題が生じることになる。この感染症については、持続的な対策が必要であることを踏まえれば、社会全体が長期間にわたりこの新たなウイルスとともに生きていかなければならないという認識に立つことが大事だというふうに、そういうふうに言われておりますけれども、その辺の国のそういう判断というんか、そういう市としてもそういう考えでよろしいんでしょうか。 ○議長(井上邦男) 誰かな。 中野教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) そのとおりです。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) わかりました。一応国のガイドライン、そしてまた近隣市町の状況なんかも踏まえてということでございますけれども、その判断であったということだと思います。 続いて、2番目ですけれども、長期休業による子供たちの心の健康チェックが求められています。外出自粛によるストレスであったり、運動不足、いじめや虐待、風評差別など、また医療関係に従事されている保護者は家庭においても感染リスクがあるので家にも帰れないというようなケースもあったようでございますけれども、初日の市長の政務報告では、小4から中3までの心理テストを行うということでしたが、その後そういうことも含めて対策をお聞きいたします。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長。 ◎教育次長(小山朋子) 長期休業による心の健康チェック対策についてお答えします。 感染や将来に対する不安の中で家にこもる毎日を過ごしてきた子供たちの心の変化を見つけ早急に対応していくことが重要と考え、今年度小学校4年生と中学校1年生で実施する予定だった自己肯定感や家庭環境の状況などを把握できる心理テストを小学校4年生から中学校3年生まで全ての児童・生徒を対象に早急に実施いたします。これにより、子供たちのストレス、家庭環境の状況、いじめが発生していないかなどを把握することができ、個々に応じた対応が可能になります。 心理テストが難しい小学校3年生以下の児童については、面談での相談の機会を設けることで対応いたします。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 早急にその心理テストをしていただくということでございますので、そのデータも踏まえてしっかりと子供たちの心のケアをよろしくお願いしたいというふうに思います。 じゃあ続いて、3点目ですけれども、学習のおくれが懸念されておりますけれども、本市の状況及び今後の対応はどうですか。 全国的には、長いところで3月の初めからもう3カ月近く春休みを含めて休業を余儀なくされているっていうところもあります。浅口市の場合は、時差登校も含めて登校している期間もありましたけれども、その辺の状況とか、また対応についてお願いいたします。 ○議長(井上邦男) 中野教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 学習のおくれについて、本市の状況と今後の対応についてお答えをいたします。 臨時休業期間において4月からの減少した授業日数は19日間となり、約百数時間程度の授業が実施できていないことになります。この減少した授業時間分については、1学期を7月末までとし授業時間の確保を予定をしています。また、現在各学校において行事の中止や縮小など、教育課程を見直し再検討をしております。しっかりと精選した上でさらに授業日数を確保する必要があれば、8月25日からの2学期の開始を前倒しすることも検討する必要があると考えております。児童・生徒の実態をしっかりと把握し、学びの保障を進めてまいりたいと思います。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 学習のおくれを取り戻すということでございますけれども、本市におきましても7月末まで1学期ということでありますけれども、本来でしたら8月25日までの休みを前倒しするということでございますけれども、その中で今先ほど言われておりました学習のおくれというのは取り戻せるんでしょうか。もう一回お聞きします。 ○議長(井上邦男) 中野教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 内容等を精選して取り戻せるように今きちっと精査しているところでございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) お願いしたいと思います。 文科省によると、年度内に取り戻せないところは二、三年かけてとかというような、そういう見解もあるようですけれども、例えば今後の行事とか、運動会であるとか、そういうような行事とか、また極端に言えば冬休みも返上するとか、そういうようなこともあるんでしょうか、2学期以降についても。お願いします。 ○議長(井上邦男) 中野教育長。 ◎教育長(中野留美) 先ほども申しましたけれども、行事等ができない状況にもあります。例えば宿泊行事などは外に出る、バスで外へ出るということができないので、そうしますと宿泊すれば2日間、2日間の日程が授業にかわってくるというふうになりますので、そういったとこも加味しながら全体を見て学習の時間を今計算しながらやっているところでございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 今後のそういうカリキュラムといいますか、そういうことをしっかりと踏まえて対応していただきたいというふうに思います。 それでは続きまして、4番目のオンライン授業ですけれども、今全国的にこのオンライン授業が注目されており、先行事例もありますが、浅口市でのこの状況及び見通しはどうでしょうか。 オンライン授業とは、改めて言いますと、インターネットなどICTを活用して遠隔地であってもパソコンやタブレット端末の画面を通じて学習する方法です。やり方にはいろいろな方法もあるようです。テレビ会議システムなどを使って教師と子供たちが同時に双方で会話でやりとりできる方法、また先生が事前に録画した映像を一方通行で流す動画配信型というようなものもあるようですけれども、確認ですが、こういうことでよろしいでしょうか。 また、国の方針では、GIGAスクール構想の前倒しも進められております。今年度予算でもついておりますけれども、GIGAスクール構想については、簡単に説明いただき、オンライン授業との関連性について、そして今後の浅口市の対応について伺います。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(小山朋子) それではまず、私のほうからオンライン授業とGIGAスクール構想について現状をお答えします。 オンライン授業の内容につきましては、今佐藤議員さんのほうから御説明があったものと理解しております。その上で、オンライン授業につきましては現在浅口市では研究中でございます。先日、児童・生徒の家庭での通信環境、端末の所有等について調査を行ったところです。家庭で通信機器を活用できる家庭は市内で約8割でございます。この現状を踏まえまして、ICT機器の活用により学習できる方法について先進的に取り組んでいる事例をもとに現在研究をいたしております。 また、GIGAスクール構想につきましては、新型コロナウイルスの影響もあって学校の緊急時においてもICTの活用により子供たちの学びの保障ができる環境を早急に実現するために、国のほうでもICT環境整備を大幅に加速して進めることになりました。 浅口市では、これまでも他に先駆けて児童・生徒用タブレット端末、プロジェクター及び電子黒板、無線LAN環境、プログラミング教材の整備やICT支援員の配置等に積極的に取り組んでまいりました。それに加えて、今年度中に市内小・中学校の全ての児童・生徒に1人1台のタブレット端末を整備する計画を進めており、昨年度の補正予算に加えまして今回の補正予算に必要経費を計上いたしております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 中野教育長、続けてどうぞ。 ◎教育長(中野留美) それでは続けて、私のほうからは市の現状と方向性についてお答えします。 新型コロナウイルス感染拡大防止のために小・中学校における臨時休業期間が長くなり、休業期間の学びの機会の保障については各校において学年ごとの課題を提示し取り組んできました。これまで週1回の登校日を徐々に週2回とし、学習課題の確認と学びの定着のためのフォローアップをしてきました。また、家庭学習で活用できるように、文部科学省や岡山県総合教育センターなどが公開している学習サイトや学習テレビ番組なども紹介してきています。 今後は、1人1台の端末と高速通信ネットワークを一体的に整備することで双方向型の一斉授業や学習状況に応じた個別指導も可能になります。これまでの紙媒体を中心とした学びから動画、アニメーション、音声などのさまざまな教材に触れることで学習活動が一層充実することを期待しているところです。 さらに、緊急時においても、ICTの活用環境の整備によって児童・生徒の学びの保障ができる機会になるものと捉え、積極的に研究をしてまいりたいと思います。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 答弁いただいたんですけれども、オンライン授業については今GIGAスクール構想にあわせて検討中ということでございますけども、先ほど答弁ありました、浅口市の場合はそういったインターネット環境が8割環境が整っているということでございますけれども、その残り2割の方についてはどんなでしょうか。早急に対応といいますか、そのとこはどうなんでしょうか。お聞きします。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長。 ◎教育次長(小山朋子) その部分につきましては、国のほうでも対応が考えられてると思うんですが、それに従いまして浅口市のほうでも今回の補正予算に計上しておりますが、モバイルルーターの貸し出しということを考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 浅口市としても、先ほど次長言われとりましたけども、インターネットで接続できるモバイルルーターの貸し出し等もしていただけるということですので、その辺をしっかりと期待したいというふうに思います。 文科省の見解によると、GIGAスクール構想の前倒しの目的はICTの活用によって全ての子供たちの学びを保障できる環境を早急に実現するということでありますが、そうなると浅口市においても他の地域におくれをとってはいけないというふうに思いますので、どうかよろしくお願いいたしたいと思います。 では次に、今回のコロナ禍の中で今国とかで議論されておりますけれども、9月入学の議論がされています。ここ直近では、もう少し時間をかけて結論を出す方向のようですが、将来的には避けて通れない、そういうテーマだろうというふうにも思います。本市としての認識があればお伺いしたいと思います。いい面、悪い面、デメリットといいますか、そうでもない面、そういうことも含めてお願いします。 ○議長(井上邦男) 中野教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 9月入学の議論の認識についてお答えをいたします。 9月入学新学期については、学校の臨時休業の長期化への対応策の一つとして文部科学省が検討を重ねています。新聞等では、来年の導入を見送るという報道がされています。9月入学の利点としては、休業期間中の学びの保障、それから大きいのは欧米諸国の新学期と足並みをそろえるということだと思います。問題点としては、既に編制している学年の分断であるとか、切りかえに伴う教員や教室の不足、義務教育開始年齢のおくれで7歳5カ月の入学の子供が出るというようなことがありますし、加えて教職員の労力の増大や財政、家計負担などの増大なども懸念されます。これは教育だけでなく、社会、経済、地域に大きな影響を与えるということですので、慎重な検討が今国のほうで進められている段階でございます。 まず、本市としては、文科省から示された学校の新しい生活様式等にのっとって感染拡大防止の取り組みを徹底して確実に子供たちの学びを保障していきたいというふうに考えています。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 今教育長のほうからメリット、デメリット、そういうあれも触れていただいたんですけれども、9月入学は今やもうグローバルスタンダードといいますか、世界標準というふうに常識、常識といいますか、ことも言われております。そういったゆえんでは、今後の日本の将来をかけるといいますか、国家百年の計は教育にありというふうにも言われておりますので、非常に重要なテーマであると思います。当然浅口市だけでは決めることはできないんで、しっかりとその辺を見きわめていっていただきたいというふうに思います。 この学校、子供たちの教育について市長のほうから総括して答弁をお願いします。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、子供たちの学びの確保ということでお答えをさせていただきます。 新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛や臨時休業により子供たちは学習のおくれだけではなく社会的な原因による不安や生活リズムの変化などから心身ともに平常とは違うストレスに直面をしています。市では、子供たちの健康、安全を守ることを第一に考え、次亜塩素酸水生成器や非接触型体温計、空気清浄器などによる感染症予防対策の徹底に加え、心のケアにも配慮してまいりました。 また、新型コロナウイルス感染症が原因の風評差別被害については、決してあってはなりません。学校での指導だけではなく、ホームページ等で市民の皆様にも人権への配慮を呼びかけております。 新型コロナウイルス感染症は、今後感染拡大の第2、第3波が懸念されております。オンライン授業などICT機器を活用した学習の確保ができるよう早急に環境整備を進めており、市内小・中学校の全ての児童・生徒に1人1台のタブレット端末を整備するための予算を本定例会に計上しています。これからも子供たちの心と体の健康、安全を守ることを第一に感染予防対策の徹底とICT環境整備による学びの確保について適切に対応してまいります。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) ありがとうございます。よろしくお願いします。 じゃあ続いて、コロナ禍から市民の命と暮らしを守る手だてについて、大きい項目2番目をお聞きします。 現在までの市民からの相談窓口の状況について伺います。 外出自粛が原則ですので、電話対応が多かったんではなかろうかというふうに思いますけれども、その辺の状況どうでしょうか。 ○議長(井上邦男) 石田健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(石田康雄) それでは、市民からの相談窓口の状況についてお答えをいたします。 浅口市では、令和2年3月30日に健康推進課内へ新型コロナウイルス感染症相談窓口を設置しております。相談件数は、5月29日現在で520件となっております。主に電話での相談でありまして、メールや健康福祉センターに来所されたケースもありました。相談内容は、身体の症状のこと、マスク着用など予防方法のこと、あと配布しております次亜塩素酸水の使用方法についてのものでした。市で対応可能なものが大部分ではありましたが、症状の訴えがある場合は笠岡市にある備中保健所井笠支所内の新型コロナウイルス受診相談センター、こちらの名称ですが、以前まで帰国者・接触者相談センターと言ってたんですが、5月22日に名称が変更になっております。電話相談で症状の訴えがある場合は、こちらの相談センターに相談するよう助言をして医療機関受診におくれが生じないように努めているところです。 市の新型コロナウイルス感染症相談窓口ですが、現在も継続して開設しておりまして、引き続き市民の皆様の不安等に対応してまいりたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) わかりました。 では続いて、2番目の特別定額給付金の進捗状況とオンライン申請の現状及び課題について伺います。 5月18日から申請を発送ということで、20日には完了されたということですけれども、現在どのくらいの方が申請していますか。郵送とオンライン申請の割合はどのくらいでしょうか。申請につきましては、3カ月間期間が猶予がありますけれども、申請のない人には意思を確認するんでしょうか。どうでしょうか、聞きます。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) それでは、特別定額給付金の進捗状況、オンライン申請の現状、課題点についてお答えをいたします。 特別定額給付金の進捗状況ですが、浅口市の対象件数は5月29日現在で1万4,327件となっており、5月12日からオンライン申請の受け付けを開始しまして、申請用紙につきましては5月18日から順次郵送を行い、現在は返送のあった申請書の確認と審査、振り込みを行っているとこでございます。振り込みにつきましては、5月22日金曜日に初回の振り込み依頼を行いまして、以降5月29日までに申請のあった9,967件、これのうち全体の26.3%となる3,777件、9,488人分の振り込み依頼を金融機関に対して行ったところでございます。 次に、オンライン申請の現状と課題ということでございますが、5月12日の受け付け開始から5月29日まで216件のオンライン申請がございました。オンライン申請につきましては、マイナンバーカードを持っている方が対象で、マイナポータルというサイトを通じての申請となり、このサイト上で振り込み先の口座番号や世帯員の氏名など必要な項目を入力して送信するだけで申請の手続が完了するというものでございます。 しかし、このオンライン申請につきましては、住民基本台帳ネットワークとの連動がないため、入力内容と市の住民基本台帳との照合をこれを目視で行う必要があるほか、複数回の申請や、今回の申請は世帯主の方が申請権者ということになっておりますが、世帯員の方以外の方の申請でも一応受理する設計となっているため、その都度内容に誤りがないか確認する必要がございます。このため、あらかじめ家族構成などの情報が記載されている郵送による申請と比較しまして確認作業に大きな負担が生じる事態となっております。 また、マイナンバーカードには、幾つかのパスワードが設定されておりますが、何回か間違えるとロックされてしまい、これを解除するためには市の窓口に来ていただくと、そういう必要があるということも大きな問題となっているところでございます。 最後に、申請が申請期間3カ月ございますが、その間に申請のなかった方についてどのような対応をするかという御質問があったかと思いますが、まだ現状具体的にこうするということは実は決めてはおりませんけれども、お忘れがないかどうかということについてはタイミングを見て広報を図っていきたい。そうした中で必要な対応をいろいろ具体的に考えていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 具体的に件数とか答えていただいたんですけれども、オンライン申請を中止した自治体も多くあるんですけども、今後の対策として浅口市でもホームページには極力可能な限り郵送申請でお願いしますということが途中からこのホームページには出たんですけれども、今後そういうようなことは改善されるんでしょうか。 また、今回については、内容の確認とかに時間がかかるということでございましたけれども、その点どうでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) オンライン申請については、受け付けを中止、停止している自治体も幾つかあるということは承知をしております。浅口市におきましては、受け付け開始当初、大変申請が多かったんですが、最近では、郵送による申請書が各御家庭に届いたということがあってと思われまして日に1件であるとか、申請がないような日もございます。したがいまして、当初は先ほど申し上げましたような大きな問題点があったわけですが、申請件数が最近になりますと非常に少なくなっておりますので、全体の作業への影響というものは余りないというふうに判断しております。したがいまして、市民の方々のさまざまな申請手段、これをきちんと確保するという意味で当面オンライン申請を中止する予定はございません。また、問題が非常に生じてきた場合にはそういった可能性もございますが、現時点では中止は考えておりません。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) ありがとうございます。この特別定額給付金については、執行部の皆さんも本当今毎日大変な作業をしてくださっとるということには感謝いたしたいと思います。 次に、浅口市独自の緊急経済対策事業は、国の支援策の補完となっているでしょうか。例えば今経済的に困っている方の対象では大学生、生活費を全てアルバイトで賄っている学生は全体の3割とも言われています。コロナでバイトがなくなって大学をやめなくてはいけない、そういう選択を余儀なくされるケースも5人に1人とも言われております。国の新たな支援策としては学生支援緊急給付金とか、緊急事業授業料減免制度などがありますけれども、それらも含めてこの非常に厳しい現実があるようです。 また、フリーターでも仕事をなくした人は多くいますし、またフリーランス、インストラクターやイラストレーターなど、そういった技術を持たれた方、中には弁護士とか行政書士とか、そういう侍業のような人もおられるわけですけれども、そういう方々が本来個人事業主として国の持続化給付金を受けられるはずなんですけれども、収入を雑所得で申告した人は給付の対象から外されるという、そういうことでございます。こういう人たちも多くおられます。また、ほかに困っている方も多くおられると思いますけれども、そういう人たちに支援していく必要があると思いますけれども、またいろんなこのメニューも今ありますけれども、その辺この浅口市にとってこれから非常に重大な、市民にとっては重大ですけれども、その辺の対応はどうなんでしょうか。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(井上聡) 失礼いたします。市独自の緊急経済対策についての御質問でございますけれども、国においても日々新しい支援策が発表されておりますが、今回事業者に対する市の独自施策として行いたいと考えております融資に対する利子補給及び保証料の補助、また事業継続支援の支給につきましては国や県の売上減少要件を満たさないフリーランスを含めた事業者に対しても広く対応できるものと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) ありがとうございます。持続化給付金については、今もう新聞等で一面を使って宣伝、もう毎日のように周知されているようでございますけれども、その辺の市の対策についてもよろしくお願いしたいと思います。 じゃあ次に、市庁舎のコロナ対策について伺います。 まず、市役所業務での3密対策の現状と問題点はどうなんでしょうか。オンライン化や電子申請のさらなる必要性についてもお願いしたいと思います。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) それでは、市役所業務での3密対策についてお答えをいたします。 市では、施設の運営における措置と職員の感染予防の措置と、この2つの側面から密閉・密集・密接の3密対策を実施しているところでございます。 まず、施設運営における措置ですが、施設入り口への手指消毒液の設置や課内の清掃、消毒の強化、定期的な換気や窓口カウンターへの飛沫防止シートの設置、それから電話、電子メール等の活用による人が集まる形での会議等の回避、それから事業者に対する儀礼的営業活動の自粛要請など、庁舎内での感染リスクを低減する取り組みを行ってきました。 また、市職員の感染予防のための措置につきましては、通知やチラシにより新型コロナウイルスに関する基本的な知識を職員及びその家族に周知徹底するとともに、手洗い、咳エチケット、定期的な換気の徹底、職場内でのマスクの着用、出張の自粛、毎朝の検温記録等、所属長による部下の検温記録の確認及び日々の健康状態の把握、発熱時の出勤自粛の徹底などの対策を実施しているところでございます。 次に、市役所業務での3密対策における現在の問題点についてですが、特に市役所本庁舎及び分庁舎につきましては来庁者の待合スペースが狭く、また会議室も少ないため、確定申告時など窓口に来庁者が集中した場合には密集状態が発生する状況でございます。また、執務室につきましても面積に限りがあるため、職員の座席間に十分な距離を保持することが困難な状況で、密集状態となる職場もございます。こうした職場においては、定期的な換気や消毒、マスクの着用の徹底などを図り対応しているところでございます。 次に、業務のオンライン化についてでございますが、現在浅口市では図書館の図書貸出予約や研修、講座、各種イベントの申し込み、それから工事、コンサルタントにかかわる入札等についてオンライン化をしております。 来庁者の密集状態を回避する上でその他の窓口業務もオンライン化することは効果的であるというふうに考えております。今後行財政改革を進める上でも、急速に進展する情報通信技術の利活用は市民サービスの向上と事務の効率化につながるものと考えますので、市民の皆様のニーズを踏まえまして関係機関との調整も行いながら、窓口業務のさらなるオンライン化につきましても検討したいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) ここで1点聞くんですけども、今コロナ対策といいますか、企業等ではテレワーク、遠隔地勤務、一般的には在宅勤務や時差出勤が積極的に導入されております。特にテレワークについては、特に一番進んでいるのは東京で、もう6割近くが進んでいるようですけれども、まだまだ地方については企業等でもまだなじみが薄いんかもわかりませんけども、そういったテレワークの導入とかについてこの市役所業務での取り組みのお考えはどうでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) テレワークについてのお尋ねですが、テレワークにつきましては職員の勤務管理面、それから個人情報、市役所での業務は大変多くの個人情報を扱っております。この個人情報を守るためのセキュリティー面での懸念、それからネットワーク環境や在宅勤務する職員への情報通信機器、パソコン等の貸し出し、これのできる機器が不足していること、それから現在コロナウイルス対策で今非常に多くのこれまでになかった新たな業務が発生しております。しかも緊急を要するような対応を求められることが多くございます。こうした新たな業務に対応するマンパワーの確保、さらに通常業務のこれを維持するためのマンパワーの確保ということの課題がございまして、実施に踏み切るためには大変課題が多いものと考えております。現時点ではテレワーク行っているとこではございません。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 今はその考えがないということですけれども、将来的にはそういうことも必要かなというふうに思いますので、お願いします。 じゃあ続いて、コロナ感染については第2波も予測されますが、市の行事や自治会、コミュニティ行事の考え方について伺いたいと思います。 ○議長(井上邦男) 石田健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(石田康雄) それでは、今後の感染予測も踏まえての市の行事や自治会、コミュニティ行事の考え方についてお答えをします。 市の屋外、屋内施設につきましては、2月27日から使用を休止しておりましたが、国の緊急事態宣言解除を受けまして屋外施設は5月21日から、屋内施設は一部を除いて5月28日から使用を再開しております。使用再開に当たっては、3密にならない十分な対応をとること、それからマスク着用や手洗いを徹底すること、定期的な換気をすることなど、8つの共通条件を設けております。これらを守っていただくことが前提で、具体的な制限人数など詳細については各施設で決めております。 市の行事は、共通条件及び施設ごとの条件を遵守して行うこととなりますので、実施方法等がこれまでと大きく異なってくることが予想されています。 また、自治会やコミュニティの行事に関しましても、共通条件を守っていただき、各地区での工夫をお願いしたいと考えております。 今後第2波が来るのではないかということが予想されています。暑い時期になるとマスク着用で不快な思いをされるかと思いますが、新型コロナウイルスというのは未知の部分が多いウイルスですので、細心の注意を払って行事等を開催していただきたいと考えております。 暑い時期のマスク着用で熱中症になることがあると聞きますので、熱中症を避けるための水分補給等にも御留意をいただきたいと思っております。御不便をおかけいたしますが、御協力をよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) ありがとうございます。 じゃあ最後に、市長にこの市民の命と暮らしを守る、そういう手だて、またこの新しい生活様式の実践が問われておりますけれども、その辺の見解といいますか、お考えをお願いします。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それではまず、新しい生活様式については担当のほうから答えさせます。 ○議長(井上邦男) 誰が言うん、誰。 石田健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(石田康雄) それでは、新しい生活様式の実践につきましてお答えをいたします。 国では5月4日の新型コロナウイルス感染症専門家会議の提言を踏まえまして、新型コロナウイルスを想定した新しい生活様式を具体的にイメージできるよう日常生活の中に取り入れていただきたい実践例を示しました。例を挙げますと、一人一人の基本的感染対策として感染防止の3つの基本であります、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いを守ることがあります。さらに、人との距離はできるだけ2メートル、最低1メートルはあけるということ、会話をする際は可能な限り真っ正面を避ける、家に帰ったらまず手や顔を洗い、特に手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗うといった具体例が示されております。ほかにも、咳エチケットの徹底や小まめな換気、毎朝の体温測定を初め買い物や公共交通機関利用時の提言がなされておりまして、従来の生活では考慮しなかったような場所においても感染症予防を意識するよう国は呼びかけております。 新型コロナウイルス感染症に関しましては、現在特効薬やワクチンがありませんので、みずからを感染から守る、またみずからが周囲に感染を拡大させないということが重要だと考えております。市民の皆様お一人お一人が日常生活の中でこの新しい生活様式を心がけることで新型コロナウイルス感染症を初めとする各種の感染症の拡大を防ぐことができ、自身や家族、友人の健康と、そして命を守ることにつながると考えますので、市といたしましてもしっかりと広報を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、コロナ禍から市民の命と暮らしを守る手だてについてお答えをさせていただきます。 市では、これまでさまざまな感染症予防対策及び経済対策についてスピード感を持って取り組んでまいりました。今後も、先ほど部長が申し上げました新しい生活様式の実践を初め、市民の安全・安心を守りつつ地域経済の回復を図り活気あふれる日常を取り戻すため、現状をしっかりと把握しながら引き続き取り組んでまいりたいと考えています。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) ありがとうございました。 以上で終わります。 ○議長(井上邦男) 続けて次に、6番藤井立子議員、どうぞ。 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) 6番藤井立子です。まず最初に、大規模災害避難所で安心・安全に過ごすためのプライバシーの確保についてお尋ねいたします。 現在の避難所は、体育館や公民館で大勢が避難します。お年寄りや子供さん、男性も女性もさまざまな方がいらっしゃいます。そうしたところでは、周りの目が気になって落ちついていることができません。中には避難所に行くことをためらったり、車の中で生活をしたりしてエコノミー症候群になることも考えられます。そうしたとき、間仕切り、いわゆるパーテーションがあると落ちつくことができると思います。浅口市に間仕切りの配備はされていますか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) それでは、避難所での間仕切りの配備についてお答えをいたします。 避難所におけるプライバシーの確保につきましては、大規模災害時など避難生活が長期にわたる場合には特に避難者に良好な避難所環境を提供する上で大変重要な問題であると言われております。そのため、プライベート空間を確保する間仕切りの設置は避難生活を少しでも快適にする上で有益なものと考えております。しかしながら、市では、現時点で間仕切りの備蓄は行えていない状況でございます。 この間仕切りにつきましては、タイプにより周辺からの視界を遮るなどの防犯上の、また風通しが悪くなることによる衛生上や夏場の快適性の課題もあるというふうに聞いておりますことから、より快適で安心できる間仕切りはどういったものかということを研究していきたいというふうに考えております。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) 研究していただくのは大いに結構だと思いますので、いろいろなことを調べていただきたいんですが、テレビ報道で見るときでも体育館で雑魚寝をしたりしている姿をよく見ます。避難所生活で大切なことは、やはりトイレと温かい食べ物、それとベッドでの寝起きとプライバシーの確保だと私は思います。今は新型コロナウイルスで大変な時期です。間仕切りもなく密集するとクラスター、いわゆる感染者集団が起きるということを私たちは学びました。今地震や台風などの災害が起きたら避難所でクラスターが発生してしまいます。間仕切りにはプライバシー確保とともに飛沫感染の抑制もできるのです。内閣府も5月26日に間仕切りを備蓄する方針を固めました。浅口市もぜひそういうことを踏まえた上で考えていただきたいと思います。 そして、今防犯ということを言われましたが、次になるんですが、鍵つきでソファーがある授乳室や更衣室として使える箱型授乳室ママロを導入してはどうでしょうか。これは高さが2メートル、幅1.8メートル、奥行き0.9メートル、畳1畳分ほどのスペースがあると工事は要らないのです。どのようにお考えでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) 授乳室や更衣室として箱型授乳室の導入をしてみてはどうかという御質問にお答えをいたします。 御提案いただきました箱型授乳室とは、授乳室不足の解消を支援するために開発されたどこでも手軽に設置でき安心して授乳やおむつがえなどのチャイルドケアができる個室型の授乳室と聞いております。災害時の避難生活では、妊産婦や乳幼児のいる御家庭が周囲への気遣いから避難所を離れるといったケースもあると聞いております。そのため、市では昨年度に避難所内に設置する小型のテント、これを備蓄を行っております。このテントを女性の更衣や授乳スペースとして利用することを考えております。 また、市の指定避難所のうち、金光、鴨方、寄島の各地区で最初に開設する金光公民館、健康福祉センター、寄島老人センターにつきましては既に授乳室が整備をされております。まずは小型テントの活用、それから既存の授乳室等の利活用を図りたいというふうに考えております。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) 授乳室がある避難所があったり小型のテントを用意しているということですが、今現在新型コロナウイルス対策が問題になってきているところで密を避けることが大切ということをしきりに言われます。そうなってくると、今まで予定していた避難所だけでは密を避けようと思えば足りなくなってくると思われます。そうなりますと、今までのところでは使えなかったり設置がなかったりすることもありますので、移動可能なところでこのママロはどこででも使えるので、たくさん一度にそろえようということではなくてまず1台からでも備えてみればほかのところでも使えるというように私は思うのです。避難所のプライバシーの確保について、市長の考えをお聞かせください。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。
    ◎市長(栗山康彦) それでは、避難所におけるプライバシーの確保ということでお答えをさせていただきます。 部長が申し上げましたように、避難所のストレスを軽減し良好な避難所環境を提供する上でプライバシーの確保は大変重要であります。授乳や女性の更衣スペースにつきましては、既に申し上げましたけども、授乳室等がある指定避難所以外の避難所でこうしたスペースを確保するため、昨年度屋内用の小型テントを購入、備蓄をいたしております。その活用を図るとともに、御提言いただいた箱型授乳室につきましては災害時における避難所への導入だけでなく、子育て世帯に対する環境づくりの観点からも調査研究してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) ありがとうございます。ぜひとも研究、検討していただきたいと思います。 次ですが、外国の方もふえてまいりました、浅口市にも。また、耳の不自由な方もおられます。そういう方の避難誘導や情報伝達に対して災害ピクトグラム、ピクトグラムというのは絵文字ですね、東京オリンピックなどのときに出てきたんですけど、今では非常口であるとかトイレの絵だとか、そういうことでピクトグラムはもう普遍化というか、皆さん知っておられると思いますが、災害に対応したピクトグラムということで、これは岡山市の消防士の方が火災現場で耳の不自由な方を誘導しようとしたときになかなかジェスチャーやあれで伝わらなくて、自分のヘルメットに書いてあった消防という文字を指し示して避難誘導することができたということだったんですが、日本人なら文字でお知らせをすることもできるんですけれど、外国の方もおられたりいろいろなことがありますとそれでは難しいということで、自分の母校でもあった大学、そこと提携しましてそこにあるデザイン学科の学生たちと研究をいたしまして、川崎医療福祉大学と岡山市消防局とが考案しまして今では岡山市の全ての消防車に搭載されています。余り費用もかからないというようなことですので、ぜひとも浅口市にもそういうものを取り入れていただけたらいいかなというふうに思っております。いかがでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) それでは、避難誘導に係る災害対応ピクトグラム、その導入についてのお尋ねにお答えをいたします。 災害用のピクトグラムとは、文字とマークで行動を促す案内板で、混乱が生じがちな大規模災害の現場で安全な誘導ができるだけでなく、耳の御不自由な方との意思疎通にも有効なものであり、岡山市消防局考案のものは各地の消防局を初め大型商業施設や学校など約80カ所で採用されているというふうに聞いております。地震や火災を初め災害時には被災者がパニックに陥りやすく、大声で避難を指示しても伝わりにくい状況が想定されます。そのような状況において、特に外国人や聴覚障害をお持ちの方を初めとする要配慮者にも、避難誘導を初め災害情報などが適正に伝達できるよう情報伝達の多様化が求められているところでございます。御提言いただきました災害用のピクトグラムは、現時点では全国的な展開とはなっていないものの、視覚的な情報伝達手段としては効果的なものであるというふうに考えております。市としましても、災害時における情報伝達手段の整備を進めていく上でこの効果的な手段の一つとして研究を進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) ありがとうございます。先ほどの岡山市消防局で開発というか、提言されていますのは商業施設ということも言われましたけど、イオンモール岡山でも電気室に煙が充満するというようなことがあって、そのときにやっぱりパニックになる乗客がいたりしたんですが、消防の方が来られててきぱきと誘導してすごく助かったということがあって、そこでは導入されて年2回の消防訓練をするときには、避難訓練のときにはそれを使っているということです。 デザインデータは簡単な申請で無料で出していただきます。なるべく大きいほうがいいんですけれど、よく目立つようにA2のサイズ、59センチ、42センチのサイズでも1,000円ほどで1枚でできます。折り畳めるようなものでつくられたら置いておくのにもいいと思いますので、これも全部に一遍に消防に出そうとかというのではなくて、市にも置いといていただけるといいと思います。今のでは前向きなお答えではあったんですが、市長はいかがお考えでしょうか。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) ピクトグラムの導入についてでございますけれども、混乱が生じがちな災害現場において安全かつ的確に避難誘導を行うためには一目でわかる絵文字、ピクトグラムが非常に有効な手段の一つでございます。御提案のありました岡山市消防局が考案した災害対応ピクトグラムについては、今後しっかりと検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) ありがとうございます。しっかり検討という言葉に期待を持っておりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。 続きまして、市は今コロナウイルスのことでなかなか大変になってきておりますが、市庁舎のあり方を見直しております。すぐにはできていかないところになっておりますが、そういう機会を捉えて職員用の食堂や休憩室を設置したらと思います。今までないのが不思議なようなんですけれど、これだけの大所帯なんですから、現在職員の休憩時間はどのようなとり方になっておりますでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) それでは、職員の休憩時間についてお答えをいたします。 職員の休憩時間につきましては、浅口市職員の勤務時間、休暇等に関する条例により1日の勤務時間が6時間を超える場合、勤務時間の途中に1時間の休憩を置くこととし、原則午後0時から午後1時までの1時間を休憩時間と定め、職務の特殊性により必要である場合はこれを一斉に与えないことができるということとなっております。これによりまして、本庁の市民課や税務課、各総合支所の市民生活課など昼休みを利用して来庁される市民の方が多く、一斉に休憩をとることが困難な職場におきましては交代制をとるなどの工夫を行い、時間をずらして休憩時間を確保するよう各所属長に伝達し対応をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) 対応はそのようにそれぞれ一斉にじゃなくても昼休みに来られる方への対応をしていただいていることということでよろしいんですけれど、今食堂や体調を崩したときの休養室がないということなんですけど、庁舎を見直すに当たってそれを整備する計画はどうでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) それでは、休養室の整備計画についてお答えをいたします。 現在、市役所関連施設においては執務スペースの関係から食堂は設置しておらず、職員は主に自分の席で昼食をとっているという状況でございます。また、休養室につきましても、専用の休養室はありませんが、各施設において宿直室やあいている会議室、相談室などの休養スペースとしてこれらを解放しているところでございます。 食堂や休養室の整備につきましては、現状では執務スペースの関係上、既存施設に新たに設置することは困難でありまして、引き続き宿直室やあいている会議室の活用をしてまいりたいと考えております。 また、今後についてですが、そういう施設整備を行うに当たりましては、こういった休憩室、休養室についても考慮した上でやっていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) 今宿直室や会議室、相談室というお言葉がありました。ですが、私の知っている宿直室では和室のような感じになっておりますし鍵もかけられないような状況で、いつ誰が入ってくるかわからないということですので女性は使いにくいし、会議室や相談室ではちょっと体調を壊したからといって横になって休むということができない状況です。職員の食堂や休養について市長のお考えもお聞きしたいと思います。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、職員用の食堂や休憩室の設置についてお答えをさせていただきます。 先ほど担当部長が申し上げましたとおり、既存の施設に新たに食堂や休憩室を設置することは非常に困難だと考えております。日々職員は市民サービスの維持向上を第一に考え、各部署において工夫して休憩時間の確保を図っております。今議員が言われましたように、言われたような状況はよく理解をいたしております。将来庁舎の整備を行う場合には、必要に応じて休憩スペースの確保等についてもしっかりと検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) ありがとうございます。ぜひとも整備のほうをよろしくお願いします。コロナのこともありますから、市庁舎のほうもすぐには取りかかれないということは理解しているんですけれど、お考えに入れておいていただくかどうかで大分変わってくると思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。 最後に、金光駅周辺事業についてお聞きします。 大分駅の周辺、南口のほうもできてまいりましたが、私は金光に住んでおりますから駅もよく利用するんですけれど、金光駅は春になるとプラットホームから南側に見える里見川の堤防に桜が咲き誇りまして市の名所として市民の皆様も、それとJRを利用されている方たちの目を楽しませてくれていました。ところが、場所の関係もあるということではあったんですが、駅南口の整備に伴って桜が伐採され、ホームから眺めたら目の前にコンクリート擁壁がそびえ立っているというような以前と比べ物にならないほど殺風景な状況になってしまいました。コンクリート擁壁を活用してイラストを入れるなどして浅口市をアピールするなどの対策はとれないものでしょうか。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(井上聡) 失礼いたします。金光駅南口のコンクリート擁壁にイラストを入れるなどして浅口市のアピールができないかという御質問でございますが、金光駅の南口広場の整備につきましては、先ほど議員さんも言われましたとおり、広場用地の確保のためやむを得ず桜の一部を伐採せざるを得ませんでした。 駅南口のコンクリート擁壁の有効活用でございますけれども、JRの線路に近接する施設においてペイント等の作業を実施する際には作業員や作業用の機械が列車に触れたり、線路上空の高圧電線に感電しないための防護柵の設置や列車見張り員の配置などが必要となります。このため、線路付近での作業を行う場合には一般的な工事や作業と異なりJR等との協議に大変な手間と事業費が必要となることが想定されます。 また、擁壁には、その裏面の排水をよくするため、壁面の面積3平方メートルごとに1個の水抜き穴が設けられることが法令で定められております。排水によりイラストが汚れる可能性もございます。市のアピールにつきましては、線路に近接するコンクリート擁壁の活用ではなく、駅待合室のスペース等を有効に活用してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) おっしゃることはよくわかるんです。行ってみましたらそのとおりです。ですから、市をPRすると最初に私は申しましたけれど、直接ペイントすることが困難であるなら、季節ごとに桜の絵とかサツキの絵、もみじでもいいんですけれど、そういうものを描いた垂れ幕というんですかね、市の庁舎にでも運動選手が何か活躍したらおめでとうとか、何とか出場とかというような幕をかけるんですけれど、そういうものをかけてもいいと思うんです。何か余りにも殺風景なコンクリートの擁壁をいつも常時じゃなくてもいいんですけれど活用できるようなことを考えていただきたいんですが、どうでしょうか。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(井上聡) 垂れ幕といいますか、そういう幕を上から垂らすという御質問でございますけども、よく強風でそういったビニール等が電線に巻きついてというような事故も多々ございます。そういうことで一応そういうもんが飛ばない、風で飛ばないしっかりしたものをしないといけないというようなことで、これについてもやっぱりJRとの協議が要る。そういったもんが必要になりますので、できるもんがあるのかどうか、簡単にそういうことができるかどうか、そこら辺も検討していきたいと思います。 以上です。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) 私としましても、どういうことがとれるかわからないんですけれど、ぜひともJRが間に入りますから市だけではできないということもあると思いますけれど、立って見られたらわかると思いますけど、本当に残念な結果になっているんです。見ていただいてるとは思うんですけど、何かよい方法を、これということではないんですけれど、今後考えていただきたいと思います。 もう一点、駅につきましては、今度北口から入るところは段差などを解消してくださるということは前にもお聞きいたしましたが、車椅子通路からずっと入って駅の待合に入っていく通路が雨の日にはぬれて滑りやすくなるんです。大変危険なんです。安心して駅を利用できるように、これは市ではできないと思います。敷地的には確認をしたらJRの敷地になるんだということなんですけれど、何か安価な方法ででもいいんで、そんなに大々的ではなくていいんですから、現在だったら滑りどめの安全対策ができるように市からJRに対して要望してもらえないでしょうか。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(井上聡) 御質問の駅の北口の安全対策ということでございますけども、御質問の場所につきましては、議員さんも言われましたとおり、JRの管理する施設でございますので、御要望の内容につきましてJRのほうへきちっとお伝えさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) よろしくお願いいたします。 それと、最後になるんですが、浅口市に対しては金光教の本部から毎年1,000万円ぐらいの寄附がされていると思います。総額では1億8,000万円余りになっていると思うんですけれど、この寄附はなかなか難しいということは私も何か聞いてるんですけれど、使えないのでしょうか。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(井上聡) 駅周辺整備に金光教からの御寄附を使えないかということでございますけれども、金光教からは、議員さんも今言われましたとおり、毎年多額の御寄附をいただいておりますけれども、寄附の趣旨としては特定の目的ではなく市政全般に役立てていただきたいとの御意向を受けておりまして、一般財源として金光駅周辺整備事業に対する財源の一部としても有効に活用させていただいております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) もちろんそのように使っていただいてるんだとは思うんですけれど、こういう機会は余りないので、金光駅のどこに使えというわけではないんですけれど、ぜひともそういうことに対して、金光駅を整備することも市政の一環ということですので、頭に置いて考えていただきたいと思うんです。金光駅の整備事業についてなかなか市の考えだけではできないと思うんですけれど、市長からのお考えをお願いいたします。 ○議長(井上邦男) 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、金光駅周辺整備事業についてお答えをさせていただきます。 いよいよことし9月末に駅南口が供用開始され、北口につきましても今年度末までに整備が完了する予定でございます。議員から御質問のありました駅南口のコンクリート擁壁を活用した市のアピールにつきましては、線路と接近することからさまざまな制約がございます。今御提案がありました絵はどうかとか、看板等はどうかとかということがございましたけども、部長が申し上げたとおり、非常に難しい状況、いわゆる線路が通ったときの風圧に耐えなきゃいけない。もしそれが飛んだりしたらどうにもならないという、それから台風とかいろんなことをやっぱり安全・安心を考えてやらなければいけないということもございます。 実は鴨方駅も大分離れたところに立体駐車場がありまして、そこにも一時期看板をつけたことがありますが、結局飛ぶと危ないっていうことから撤去、時間もたったんですが、撤去させていただいたという経緯もあります。そういったこともありまして、市のアピールにつきましては待合室スペース等の活用を初め他の手段もしっかりと検討して情報発信していきたいなというふうに思っております。 また、駅利用者の安全性に係る、先ほど言いました課題でございますけども、JRへしっかりこの御質問の内容をお伝えし要望してまいりたいと考えております。 なお、金光教本部からの毎年いただいている御寄附、大変感謝をいたしております。この寄附金の活用につきましては、市政全般への活用という寄附の趣旨により、これは駅整備事業の財源の一部としても非常に有効に活用をさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) ありがとうございました。金光駅につきましては、市民はもちろん、金光教の信者の皆さんも全国から参拝され駅を利用されます。せっかく多額の費用をかけて整備するのですから、よりよいものになることを願っております。 これで私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(井上邦男) 御苦労さまでした。 以上で本日の日程は終了しました。 これにて散会といたします。 明日は本会議を午前9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 御苦労さまでした。            午後0時10分 散会...