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12月04日-03号

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  1. 浅口市議会 2018-12-04
    12月04日-03号


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    最終取得日: 2022-12-06
    平成30年第5回12月定例会       平成30年12月浅口市議会第5回定例会会議録(第3)1.招集年月日 平成30年12月4日(8日目)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   議 12月4日 午前9時30分1.議事日程  第1 一般質問1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第1 一般質問1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  沖 原 有 美            2番  山 下 周 吾   3番  横 山 達 士            5番  石 井 由紀子   6番  藤 井 立 子            7番  伊 澤   誠   8番  佐 藤 正 人            9番  竹 本 幸 久  10番  桑 野 和 夫           11番  中 西 美 治  12番  藤 澤   健           13番  青 木 光 朗  14番  大 西 恒 夫           15番  香 取 良 勝  16番  井 上 邦 男1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(1 名)  12番  藤 澤   健1.欠 席 議員(1 名)  17番  大 西 洋 平1.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      栗 山 康 彦      副市長     松 田 勝 久  教育長     中 野 留 美      企画財政部長  秋 田   裕  生活環境部長  徳 田 政太郎      健康福祉部長  高 倉 道 雄  産業建設部長  井 上   聡      上下水道部長  笠 原 浩 一  金光総合支所長 原 田 尚 文      寄島総合支所長 竹 本 好 之  教育次長    小 山 朋 子      会計管理者   小 野   浩1.出席した事務局職員  議会事務局長  畝 山 善 生      次長      三 宅 清 正  参事      園 部   智      書記      山 崎 敦 史            午前9時30分 開議 ○議長井上邦男) ただいまの出席議員は15人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長井上邦男) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可します。 まず、14番大西恒夫議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 14番大西恒夫です。通告した5件について質問させていただきます。 合併特例債についてお尋ねしたいと思います。 きのうも同僚議員質問されておりました。その中で、市長さんにお伺いしますが、合併特例債はあめだと言われたんですが、どういう意味でしょうか。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) きのう申し上げたあめとむちっていう中のあめの部分でありまして、最初、合併のときには皆さんがそのあめの部分を盛んに使い過ぎて、財政再建団体に陥る寸前まで行った市もありますし、そういった意味ではあめということを申し上げたわけでございます。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) あめとむちというのはいろいろ世間で言われたわけですが、市長さんがこの公的な場所で言われることに対して私は疑問に思ったわけです。というのは、この合併特例債というのは、将来にわたって、合併したときに子供たち孫たちの時代のためにいろんな投資をしなさいということでやられたと、こう思うわけでございます。 それじゃあ、質問します。 昨日の話では残りの合併特例債は101億円ということですが、これからどういうふうに使われるのか、きのうの段階では余り出てなかったようなんでございますが。私は、例えてお話しいたしますと、今、市道大島線六条院小学校から東へ向いていっております。駅南でストップしております。それから東はやらないということを担当部長なんかも言われとったと思うわけですが、私は、これを東に延ばして、いわゆる今新しく道ができております川手鴻之巣線までつないではと思うんですが。今の大島線は、東から入るときには時間的に制限があって入れないようになっとるわけです。また、入ったとしても、通行になかなか厳しいものがあるわけでございます。この特例債をもってつくることによって、森山地区平地地区、引堂地区、その辺が物すごい開発につながるんではないかと思うんですが、いかがでしょうか。市長さん、お答えください。 ○議長井上邦男) ええんかな。 はい、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 私は市長さんに聞いておりますんで、部長さんが答えたことを市長さんに言うたら、前と同じようにもう一遍言われると思うんで、どうせなら市長さん、答えてください。            (15番「これ、市長と書いとるよ、答弁書には」の声あり) 基本的な問題だからな。ちょっと、もう一遍言うわ。 ○議長井上邦男) はい、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) これをどういうふうにしてするとかということじゃなくて、具体的な、技術的なことじゃなくて、基本的な話ですので、それは市長さんがどうするかというのを考えられた、せえで私はそれ以上のことを聞くつもりはないんです。職員が何やかんや説明するというたって、するせんの話は一切しないと思うんです。私、それだけ聞きたいんです。 ○議長井上邦男) 市長、ほんならどうぞ、言うてください。            (15番「何で答弁できんのんで。ちゃんとせえ、議長」の声あり) とりあえず、ほんならもう建設部長に先に答えさせんと、市長、言わんようるから。 ◆14番(大西恒夫) ちょっと。 ○議長井上邦男) はい、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 基本的な問題ですから。せえから、細かいことは部長が答えますというのはわかるんですけど、頭から部長が言うたの、それと同じことをこの前のときも言われたんですね。読まれたんです。私はそれは嫌なんです。市長基本的考え方を聞いて、そこから先、部長が細かいことを言うのはいいと思います。 ○議長井上邦男) ほんなら、市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) その背景について、部長から説明をさせます。 ○議長井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長井上聡) 失礼します。まず、私のほうから御説明をさせていただきます。 合併特例債を活用しての市道大島線の整備ということでございますけれども、現在、鴨方駅の南の市道大島線の拡幅を国の社会資本整備交付金合併特例債を使って整備をしております。六条院小学校側から鴨方駅の南の南北の幹線道路までの区間を工事しておるところでございます。御質問のこの大島線の東側の延伸のことでございますけれども、議員さんの言われますとおり、道路も狭く、通行時間の制限もあり、拡幅の必要性は認識しておりますけれども、この箇所には家屋が密集してございます。拡幅には関係者皆様用地協力や家屋の移転等の御協力が不可欠でございます。現在行っている工事区間においても、10年を超える年数を要しております。家屋が密集しておれば、さらに事業期間も長期にわたるため、事業実施については慎重に対応する必要があるかと思っております。 以上です。
    議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 市長、答えてください。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) 合併特例債を活用した大島線工事、その背景については今部長が申し上げましたけれども、総合的な観点から対応する必要があると考えております。また、冒頭申し上げましたように、合併特例債は借金でありますので、特例債を発行し過ぎて財政が逼迫している自治体も多くございます。特に重要な事業から優先的に行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) そういう、この特例債を使うマイナスの部分だけを市長は強調されますが、私は町の20年、30年、50年先のことを考えたときには、特に平地地区というのは市長さんの地元でございます。その辺を私のほうからしたらどうですかと言うんです。市長からやるやる言うたら、おまえんとこばあええようにするんか言われるかもしれんけど。そういうことに対して、もっと地域の開発のために私は合併特例債を使うべきだと思いますし、借金しても、そのうちの70%は国が交付税で返してくるわけです。表向きは借金かもしれませんが、それはもう返ってくる金でございます。きのうも市役所の関係のことで言われとりましたが、私は、浅口市の地域開発のために、ぜひ、中心でございますのでやっていただきたいと思いますし、そのことを市長が後ろ向きになるということは、子供たち孫たちの時代のためにこの合併特例債を使わなかったということが必ず後から問題として残ってくると思いますんで、ぜひもう一度考えていただきたいと思いますし、それからまだほかにもいろんなとこがあるんですよ。例えばの話、鴨方川の東側、川手沖ですけど、あそこにこども園があります。それと鴨方川との間に道と水路があります。あれなんかも合併特例債が使えると思うんですが、使ってやると、私はあの辺が物すごいきちっとした、今は車が通るのが危ないぐらいなとこなんですね。そういうことは、今たまたま僕は鴨方のことが詳しいですけど、寄島にしても金光にしてもそういうとこがいっぱいあると思うんですね。合併特例債というのは、合併したことによってその地域が発展するために与えてくれとるんです。利用しないのは私は反対におかしいと、こう思うわけですけど、どうですか。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) 投資は、いろんなところで特例債も使いながら投資をいたしております。今、部分的なことを申し上げましたけども、やはり私は全体的なことを考えていかなければいけません。そういった意味で、投資をしないとかそういう考え方は間違ってます。 以上でございます。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 市長基本的考え方というのは、合併特例債を使うことは借金になるからやらないというものが基本的考えだと思うわけでございますが、私はこれは将来にとって市長さんの時代に大変禍根を残したことになると思いますので、その点を言うて、それは終わりにしたいと思います。 次に、水道事業広域化についてお尋ねいたします。 国は、2019年度より少子高齢化の社会に対応するため、水道事業広域化補助金を出すと言っております。岡山県西南水道企業団も2市1町を一つの水道事業として今はあるわけですが、一つにまとめてしまって経費の節減を図っていくことを私は市長さんに率先して西南水道企業団の中で話をしていただけないかと思って、きょう参りました。 ○議長井上邦男) 笠原上下水道部長、どうぞ。 ◎上下水道部長笠原浩一) 失礼いたします。広域化につきまして、まず私から御質問広域化補助金それから国の動向についてお答えをさせていただきます。 国におきましては、現在、水道法の一部を改正する法律案の審議が参議院でなされております。この改正法におきまして、国、都道府県、市町村の責務の明確化のほか、先ほど議員おっしゃられた広域連携の推進それから官民連携の推進など、水道の基盤の強化を図るための措置がこの法律案に盛り込まれていると承知をいたしております。 2019年度からの補助金ということでございます。 現在、国におきましては、来年度の予算の編成におきまして、この法改正等に係る水道事業広域化を含めた補助金等財政措置につきまして対象事業拡充等を図ることを検討していると把握をいたしております。まだ、予算編成段階でありまして、その詳細は今のところわかっておりません。この後、法案が成立して、これを反映させる来年度予算が確定されましたら詳細が見えてくると思いますので、しっかりその内容や状況確認をさせていただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 私は、具体的なことはまだ法律から何からお金のことから決まってないということはわかるけど、今一番簡単にできるのは西南水道企業団の2市1町が一緒になることだと思うんです。市長さんが事前に幹部にそういう話を浅口市からしてほしいと私はお願いしておるわけで、市長、どうですか。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) それでは、水道事業広域化についてお答えをさせていただきます。 水道事業広域化に係る補助金等につきましては、ただいま予算編成の段階でありまして、詳細説明はわかっておりません。広域化推進自体は、企業団も含め、水道事業の将来にとって大きな課題でございます。岡山県においても、検討会を立ち上げて広域連携推進の研究を行っており、広域化に関しましては引き続き関係市町等と研究をしてまいります。また、補助金等財政措置についても、法案成立後、国の予算動向等を注視してまいります。 先日、西南水道企業団企業長並び参与会議におきまして、事務局より、笠岡共用導水路、つまり高梁川から笠岡の干拓までの直径約2メートルの導水管でありますが、経年劣化等による修繕予定についての説明を受けました。修繕箇所は合計6カ所修繕するものでございまして、必要となる概算事業費は約34億円ということでありました。この修繕経費共用導水路の関係5団体で負担をいたしますが、修繕6カ所だけで34億円という多額の経費が必要となることに改めて驚かされたわけでございます。負担割合は必要となる事業の内容により細かく決められていますが、将来必要となるであろう導水路全体の更新となれば莫大な経費となり、企業団構成市町にとって大変大きな負担となることを痛感いたしました。もちろん、金光町が西南水道企業団に入れば、さらにその負担はふえます。 一方で、現在、西南水道企業団が保有する施設の工事も必要でありまして、先日の報告でも、水道管路バイパス工事に着手しており、本年度だけの事業費が今1億4,000万円で、4年間での整備予定と聞いております。さらに、西南水道企業団は、将来的にはこのバイパス工事も含め、ほかにも複数の工事を検討しており、莫大な投資が必要であります。 以上、先日報告等を受けた西南水道企業団事業予定をお話をいたしました。 また、私が主導で企業団を検討したらというお話でございますけども、私の主導ということにはなりません。今申し上げた個々の現実的な課題であることを関係団体それぞれ十分念頭に置いて、広域化の課題も検討すべきものであります。広域化については、繰り返しになりますが、企業団ともまた関係市町とも知恵を絞って研究を重ねてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 私は、広域化することは設備投資も要らないんだから経費の節減になるんじゃないかなという基本的な話をさせていただきました。べらぼうないろんなことの話で話をそっちへ持っていかれてしまったら、市民はわからないと思うんです。私が今言ってるのは、いわゆる広域化することによって、会計を一つにすることによって、もちろん水道料金の問題もいろいろあるかもしれませんが、それはまた考えりゃあええことです、経費の節減につながることじゃないかなあと。そういうことに関しては、市長さん、執行部として、どうなるかわからんにしても、しっかりと内輪で検討していただきたいと、こういうことを市長さんから西南水道企業団の幹部に話ししたらしたらどうですかという話をしとるわけです。それだけのことです。 あと、ほかの、金がかかる、そんなことは広域化になろうがなるまあが一緒なんです。広域化することによって、例えば何千万円か多くの金が出るんかもわかりませんし、それを検討してみてほしいということで、その検討することに関する市長の物の考え方を。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) 経費の節減になるということをたびたび今までも言われておりますけども、今日までその経費等については御自分で計算し、その数字を今までもマイクチラシ配布で盛んに宣伝をされてきました。議員の言われてる数字は、西南水道企業団もそして浅口市も認めた数字ではございません。議員お一人が考えた数字でございます。間違った数字は市民皆様負担を与えますので、私は慎んでいただきたいと、こう思っております。 今まで何年にもわたって、私は、方向性を決定するに当たっての数字にあらわせるものそしてあらわせないものを、しっかりと今までも説明をさせていただきました。もう一度申し上げます。 1つ目は、人口減少による西南水道企業団の収入の減の問題であります。大西議員は、今日まで、将来にわたって人口は減らず、受水量の減少はないとの大前提を、全く外に対してお話をされていません。将来にわたって担保されない数字をさも正しいかのように使うことは大変な間違いでございます。 2つ目は、先ほど申し上げました、直径2メートル近い、高梁川から笠岡干拓までの導水管耐用年数が来ている問題であります。現在、急いで修理しないといけない箇所が6カ所あります。その修理代は、概算ではありますが、約34億円であります。この34億円は関係5団体で負担することとなっていますが、その中には金光町は入っていません。金光町が西南水道企業団に行けば、さらに浅口市の負担はふえます。 3つ目は、災害時の危機管理の問題であります。このたびの7月豪雨では、矢掛町の長期間断水など、近隣の市町が大変な被害を受けました。このとき、私は、2系統からの受水のありがたさを改めて痛感をいたしました。 4つ目は、岡山県全体で、岡山県全体です、全体で水道事業広域化をという動きがあることであります。浅口市が仮に金光町を西南水道のほうに統合した場合、その投資金額を回収するには約14年という長い時間がかかります。当然、人口減少により受水量が減れば、回収期間も長くなります。広域化の進捗によって、この投資金額回収期間中に投資した金額そのものが無駄になる可能性があります。何億円もの投資が回収不能になるかもしれないというリスクは避けなければなりません。このようなことから、大西議員を含む全議員皆さんの御意見も参考にしながら、平成28年2月に総合的に判断し、現状のままと判断したわけでございます。 以上でございます。            (15番「それが正しいんだよ」の声あり) ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) きょうの質問は、私は広域化に対することだけの話をしておるわけです。市長さんは今までの思いをきょうの中で市民に訴えられたような感じです。私はそのことは質問してないんです。私が言ってるのは、設備投資は一切要らないわけです。広域化というのは、事務的なこと、職員のこと、そういうことを検討したらどうですか。検討することでいいようになるかならないかわからないです。そのことを国が補助金まで出して、高齢者と少子化の時代になって言ってるわけですから、それを検討したらどうですか、西南水道企業団の中でと。お金かけるんじゃないんですよ。何も全体が、工事費がかかるとか、かからんとかという話じゃないんです。今かかってるのが安くなるんじゃないですかという話をきょうはしてるんです。それのに市長は違うことばっかり言って。私もそのことに対して言いてえことはいっぱいあるんですけど、それはきょうは言いません、また言いますから。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) ピンポイントのことを考えて行政を行うべきではありません。全体をしっかりと見て決めていかなければならないんで、そこの部分だけが少し収入があるじゃないか、やれっていう、これは間違ってます。 以上でございます。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 初めからもう検討しないということだと理解してよろしいですね。検討してみて、だめだったらだめということでいいんですよ。国が広域化のことを指導しとんですよ。補助金まで出して指導してるんですよ。この間も、選挙でもいろいろ皆さん言いました。経費の節減を図ることをしなきゃ、収入を上げることもせにゃいけんけど。広域化するということは経費の節減につながるんだという話を私はさせていただいておりますんで。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) 今私が申し上げた広域化っていうのは、岡山県での、県の主導によっての広域化の問題で、議員が言われてるのは、この西南水道金光が行きなさいという、行ったらどうかっていうその小さなことで、それが問題で、今県が主導してるのは会議も何遍も行われておりますし、それは真剣に参加して、そうすべき時代が来ればもちろんそうしなきゃいけないというふうに思っておりますので、誤解のないようにお願いいたします。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 私がきょう言ってるのは、金光を入れえとかという話と違うんですよ。今2市1町でやってる、その水道会計を一つにまとめたらどうですかと。市長、物の捉え方を間違っておられるんですよ。もちろん、金光を入れるということは私の前からの主張でございますけど、きょう言ってるのはそれ言ってないんですよ、もう。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) 金光を入れるのを言ってないって言って、今までずっとそればっかり言われてて、でも金光を入れてそういうことをやると、今私は4つの理由を申し上げました。だから、もっと広い意味での広域化を今考えなきゃいけないっていう、こういうことを申し上げてるわけでございます。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 金光のことが市長も頭の中へあり過ぎて、そのことばっかりが頭から出てくると思うんですが、広域化と県全体の話が市長は頭の中へあるようなんですけど、ほんなら県全体のことがいつごろできるんか、これ全然わからないわけです。何か1遍か2遍会合があったとかなかったとか言うけど、そう簡単にいかないし、おまけに私は西南水道企業団で2市1町がきちっとしとれば、よそに対しても発言力が出てくるし、ばらばらだったら、それは私はこの意味が少なくなると思うんです。その辺でいいですわ。市長はこのことに関して、西南水道企業団の中で広域化に対する経費の節減のことについて、話をしないということを言われたと理解いたします。それでよろしいですね。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) 私は全体で物事を考えなきゃいけないと。今のような、いつも質問の最後に私の意と少し違うようなことを言ってすぐやめられますけども、そういうことはやめていただきたいと思います。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 西南水道企業団でそういう広域化のことについて金銭的なメリットがあるかないか、あるいはできるかできんかということを検討しないということですね、市長は。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) 済いません。そんなことを申し上げてるんではございません。金光町が入ったらこういうような負担もふえますよ、あるいは議員特別委員会を4年間委員長としてやられて、金光議員の皆様の意向もずっと4年間お聞きになったことと思います。そういったいろんな皆さんの感情もあろうし、そういうことも考えて最終的には判断しないといけないと。あなたが今まで言われてきたことは広域化、私がその当時28年に申し上げたことは、県が主導でやる、香川県も1つの水系に統一した、そういうことは全くなしに、今までお配りになられたあるいはマイクで言われたことは、金光が一緒になればっていうことしか言われておりません。初めて県が言うことを言われたように私は思っております。 以上でございます。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 今は経費の節減のことで、金光の話は私一切しとらんのですけど、市長の頭の中へ金光のことが入り過ぎてるんですよ。私は、今、西南水道企業団で2市1町の分の会計を一つにまとめ、運営も一つにまとめたらどうですかという話をしておりますんですけど、市長は、その話をすると金光の話が出てきて、大分頭の中へ残っとんでしょう、出てくるんです。その辺でよろしいですね。何かありますか。何か、途中で断った言うたら、また叱られますんで。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) 最終的に、先ほども申し上げましたけども、皆さん議員の方々と御相談して、そして御意見もお聞きして、最終判断したのが平成28年でございます。そのときに大西議員も何も言われなかった、一言も言われなかった。そして、その28年に結論を出した後で、私は直ちに倉敷市へは現状のまま、そして西南にはちゃんと回答をいたしました。それから何カ月もたって、ありゃあおかしいとかというようなことを言われて、終始、今までそのことだけをずっと言われてきました。今までも何回も議会で同じ、私はぶれておりません。こういった事情で、私は、県との広域化、これを見守らなければいけない、県が主導での広域化はしっかりと見守っていかなきゃいけない、その理由も4つの中の一つで申し上げたはずでございます。そういったときに、後から大西議員はいつも一緒になれ一緒になれ。一緒になるとこういったデメリットがありますよということも申し上げてるはずでございます。 以上です。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) それだけ言われたら、もう私の考えと基本的に違うということがよくわかったんでいいんですけど、もう一言だけ言わせていただきますと、どういうことかというと、私は金光を合併することの話はきょうは一切してないんです。今、浅口市、里庄町、笠岡市でやっているその水道会計を一つにまとめたらどうですかと。そうすると、経費の節減もなるんじゃないかなと、こういう話をさせていただいておりますが、それについては一切顔を向けていただけないということでやりたいと思います。 続きまして、道路の草刈りについて質問させていただきます。 県道や国道の草刈り等の維持管理を委託を受けたらどうですかと、こういうことです。県道も国道も市内の道です。今はもう大分刈っとると思うんですけど、9月、10月、11月というのは本当にもう見るも無残なような形になっておるわけですが、市に委託を受けて、そして市内の業者が年間を通じて大きくならないうちに刈るということをすると経費の節減になるんではないかなと、こう思うんですが、そういうことに対して、市内のイメージをよくするために考えてみたらいかがかと提案したいと思います。 ○議長井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長井上聡) 失礼します。道路、路肩の草刈りということでございます。お尋ねの県道、国道を市が維持管理の委託を受けて実施してはとの御提案でございますが、この件について国、県に確認をいたしました。すると、維持管理の自治体への委託という制度自体がないという回答でございました。現在、市道の管理についても職員の手間がかかっておるのが現状でございます。県道、国道につきましては、県道、国道の管理者である国、県に対応していただくのが筋かなというふうに思います。 以上です。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 法律的にいけないというんならいけないわけです。だめなわけですけど、そんならもうちょっとよく管理してもらうように、その話をぜひ政治的にやっていただきたいと思います。それで終わります。 次に、ふるさと納税について、目的税をしたらどうですかという話を前もしたことがあるんですが、天文関係の目的税もホームページに載っとりますが、返礼品は3割以内ということに今なっておるわけでございます。返礼品がそうなんだから、特に天文台なんかの観望会なんかに招待してあげたり、招待というても、お金払わんけどどうぞとか、あるいは市内で泊まっていただいたら、ホテルに協力いただいて少しサービスをしていただけないかというふうな、こういう内容的なことを私はしたらどうかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長井上邦男) 秋田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 失礼いたします。それでは、ふるさと納税についてお答えいたします。 まず、天文関係での納税でございますが、現在、申し込みの際に寄附者の方に寄附の使い道を選択していただいております。天文のまちあさくちに関する事業というのを設定しております。そのほかに、学校教育に関する事業、市民参加の地域づくりに関する事業など8つの使い道を設けております。天文あさくちに関する事業の使い道に寄せられた実績でございますが、ちょっと申しますと、29年度は317万7,000円ほどでした。全体の寄附額の5.6%ということで、天文に関心をしていただいております。 次に、ふるさと納税における国立天文台188センチ望遠鏡を活用した観望会という御提案ですけれども、議員の皆様にも先般御案内した観望会、そして旅行代理店や出版社等を対象にしたモニターツアーを行いました。そこで多くの方に御意見をいただいたものを参考に、現在その実施に向けて今年度中に行おうということで検討しております。準備をしております。また、市内の宿泊施設との連携につきましても、特産品や観光等の振興とあわせ、浅口の魅力ある返礼品となるよう今後も検討してまいりたいと思っております。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 返礼品に対して、そういうことのサービスのことについては一切出てないと思うわけです、ホームページには。返礼品以外にこういうサービスもありますよということをぜひ書いていただきたい。そしたら、ああ、浅口市へ納税するとそういうサービスが受けれるんかなといって、私はわざわざ納税する人もおるんじゃないかなと、それが一つの宣伝じゃないかなあと、こう思うんで、特にどういうことはないですけど、ぜひホームページにその辺のこともちょっと。3割のお金は、それ以上は今問題になっておりますけど、そういうサービスのことは私は問題ないんじゃないかなと、こう思うんですが、よろしくお願いしたいと思います。何かあります。 ○議長井上邦男) 秋田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 29年4月1日に総務大臣から全国の自治体、特に高額で返礼品を払っている自治体に対して強い総務大臣の声がありまして、全国の各自治体に返礼品の送付についての文書が参りました。その中に返礼品のあり方という項目があるんですが、ふるさと納税については寄附金が経済的利益の無償の供与であること、通常の寄附金控除に加えて特例控除が適用される制度であることを踏まえて、各地方公共団体がふるさと納税に係る周知、募集等の事務を行う際にはきちんとしなさいということで、3割以上である、あるいは以下である、あるいは数字を使って呼び込むような仕方、そういったものは控えるようにという趣旨が入っております。つまり、浅口にしっかり寄附をいただくんだけれども、お返しはきちんとこれをしますよというものを具体的に呼び込むようなものを強めると、やはり趣旨とは異なるという趣旨でございますのでということが原則でありますが、一方では地域産業あるいは経済の発展にもつながる有効な制度でありますから、我々は3割以内の制度を守りながら、観光業者あるいは地域の特産品の振興の物産の商店あるいは業者の方々と協力し合いながらしっかり連携していくという姿勢は考えておりますので、これからもそのとおり行っていきたいと考えております。 以上です。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) 法律に違反することまで私はせえとは一切言いません。その辺のことは、浅口市の天文台があって、そういうことをうまいこと、一般の人にも来てもらうんだから、こういうことにも、あんた方の優先的っていうことがいいか悪いかわかりませんが、できますよと、サービスしますよと、こういうことが私は必要じゃないかなと。よそにないんですから。よそも天文台があるとこはありますけども、特に市長が言う、宇宙一の望遠鏡のまちなんだということを言われておるわけですから、それはそれなりに私は皆さんにサービスする。へえから、ことしの3月、年末ですか、去年になりますですか、浅口市も天文台の運営管理にお金を出すようになりましたですね。ですから、大いにそのことも含めて私はやっていただきたいと、こう思います。 次に、7月の災害で通行どめになっておる場所があるわけです。それで、私は委員会が産業建設委員会だから、そこで聞きゃあいいわけですが、いろんなとこで話ししょうりますと、あそこはどがんなっとる、こかあどがんなっとるんならといって市民の皆さんから聞かれます。これはもう議会で質問して、それで皆さんに聞いていただきゃあええなと、こう思ってきょうは質問させていただきました。せえで、これがいつごろどうなるかということを、今どういう状態かということを、本庄地区、六条院東地区、上竹地区、柴木地区、この4カ所について御説明をお願いしたいと思います。 ○議長井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長井上聡) 失礼いたします。7月の豪雨では市内の広域で被害が発生いたしまして、随時工事を発注して対応しているところでございますが、御質問のその4地区の復旧工事の状況でございますけれども、本庄の名口のところでございますけれども、二級河川の杉谷川の護岸と兼用の道路が崩れておるということで、現在、県が災害復旧工事を11月に発注しております。2月の中旬に完成するというふうに聞いております。 次に、六条院東地区の市道中六金光線でございますが、JRの踏切のところでございますけれども、JRの山陽本線の隣接地であるということ、それから二級河川里見川の護岸と兼用となっている道路であるということから、JR及び岡山県と復旧計画について協議を行っておりましたが、協議が調いまして、現在、工事入札中の段階でございます。来年6月の梅雨時期までの完成を目指しております。 また、上竹地区、遙照に上がる板峠目鑑線でございますが、3カ所が被災いたしました。現在、道路の堆積土砂を撤去いたしまして、復旧工事に取りかかっておるところでございます。完成予定は3月末を目指しております。 また、寄島の柴木地区の寄里農道については、国の災害査定が終了しまして、現在、工事発注に向けて国の申請を行っております。3月末の完成を目指しております。 以上でございます。 ○議長井上邦男) 大西議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) ありがとうございました。結構でございます。 ○議長井上邦男) 御苦労さまでした。 次に、2番山下周吾議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) 2番山下周吾です。通告書に従い、一般質問させていただきます。 まず初めに、市立図書館についてお伺いしたいと思います。 2019年度はまた連休の数が多くなっておりますが、小学校がお休みのときだとか、一般の方がお仕事がお休みのときに図書館を利用できない状況というものが今現在あると思われます。一番最初の質問なんですが、法の改正により、祝日が移動し連休がふえております。祝日に図書館を開館するということはできないのでしょうか。お答えください。 ○議長井上邦男) 小山教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(小山朋子) それでは、市立図書館の祝日開館についてお答えいたします。 市内には3つの図書館があり、金光は児童向け図書、鴨方は天文関係の図書、寄島は海に関する図書と、それぞれ特色のある蔵書の充実で子供から高齢者まで多くの方々に御利用いただいております。山下議員のおっしゃいますように、法改正による祝日の増加に加え、来年は天皇陛下の退位と即位に伴う10連休が決定していることもあり、市教育委員会内でも対応を検討しておりました。利用者の利便性とサービス向上を図るため、図書館の祝日開館に向けて関係部署と協議を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) 今のお話では、祝日に開館をすることができるようにしていくというお考えがあるということでよろしいですか。 ○議長井上邦男) 小山教育次長。 ◎教育次長(小山朋子) そのように検討をしていきたいと考えております。 ○議長井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) ありがとうございます。 では続いて、図書館っていう場所が、いろんな本が、今特色あるお話をされたんですが、特色があるということは、市で統一されたようなホームページではなく、独自のホームページがあってもよいのではないかと思います。広く市民の方々にイベント等知っていただくために、図書館ごとのホームページをつくっていかれるというお考えはございませんか。 ○議長井上邦男) 小山教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(小山朋子) 図書館ごとのホームページ作成についてお答えいたします。 図書館ごとにホームページをつくるには、将来的に蓄積されていく情報容量を考えますと、独立したサーバーが必要と考えております。また、個々のホームページを管理するための人員も必要となります。図書館ごとに特色のあるホームページをつくることは、個々の図書館の魅力やイベント情報を皆様にお伝えする上でより有効であると考えておりますが、サーバーや人員配置には新たな経費が必要となります。現在、市ホームページ上には市立図書館3館まとめたページがあり、利用案内やイベント情報のほか、本の検索もできるようになっております。まずはこのページをもっとわかりやすく見やすいものになるよう工夫をし、市民の皆様に情報の周知ができるよう図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) 新しくホームページをつくっていくというお考えはないということですが、今、市にホームページがあることは周知しておりますが、余りおもしろみのないホームページであることも確かでございます。近隣他市を参考に、よりよいホームページをつくっていっていただけたらとは思います。 続いて、最近では子供たちが夏休みの宿題をインターネットを利用し、やっていることもあると聞いています。図書館には既にパソコンはありますが、より身近な、誰でも使用できるタブレット端末を利用することで、授業だけでなく、子供、学生、社会人、どの年代の方でもタブレット端末の使い方や引用書籍を探したりという、研究を深めていくという新しい自分なりの勉強の仕方をつくっていくきっかけをつくるために、図書館に無料Wi-Fiを設置して、タブレット端末の貸し出しをすることを御提案いたしますが、どうでしょうか。 ○議長井上邦男) 小山教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(小山朋子) 図書館への無料Wi-Fiの設置とタブレットの貸し出しについてお答えいたします。 無料Wi-Fiについては、現在市内では金光駅、鴨方駅、岡山天文博物館に設置いたしております。図書館におきましても、利用者の利便性を高める上で有効と考えますので、設置に向けて関係部署と協議してまいりたいと考えております。タブレット端末の貸し出しにつきましては、破損、故障等の問題があり、県内のWi-Fi設置済みの図書館でも貸し出し事例がないことから、まずは自前のタブレット、ノートパソコン等で御利用いただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) 今のお話で、図書館にWi-Fiを他市にはつけてある場所が多分あると思うんですけれど、タブレット端末を貸し出しの場所がないということなんですが、先ほども大西議員も言われてたんですけど、町の独自の施策っていうのは必要なものだと思います。タブレット自体は多用することで生活習慣の乱れ等いろいろ問題につながることはありますが、便利なものを上手に使い、アナログ、書籍などというものと組み合わせる、上手に使っていくことを子供たちそれから皆さんに知っていただくというのも大事なことではないかと思います。ぜひ、少しずつでいいので、Wi-Fiの設置それからタブレット端末の貸し出しのほうを頑張ってやっていただきたいと思います。 それでは、最後に市長……。 ○議長井上邦男) 答えはいいんかな。 ◆2番(山下周吾) はい。市長に今のお話を聞いていただいて、お考えをお尋ねします。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) では、図書館についてお答えをさせていただきます。 担当部長がWi-Fiについてお答えをさせていただきました。図書館は、本や資料から情報を得て、みずから学習する場であることはもちろんですが、静かな環境の中でゆったりと読書を楽しむ場、友人と静かに過ごす場でもあります。市といたしましては、無料Wi-Fiは設置したいと考えております。そして、さらに利用する皆さんが、先ほど申し上げましたように、静かにゆったりとした場であるということも含めて、コーヒー等が飲めることができるようなスペースの設置など、これからもさらにゆっくりとくつろいでいただける環境整備を進めてまいりたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) 無料Wi-Fiを設置していただく方向で考えてくださるということで、ありがとうございます。近隣都市高梁市の図書館っていうのは、駅に併設され、中にスターバックス、コーヒー店があるようないい環境、新しいですから当然いい環境なんですけれど、先日、市長が言われた、設備が古くても充実させていけるところというのはたくさんあると思います。少しずつでいいので、進めていってやっていただきたいと思います。 続いて、次の質問に入らせていただきます。 浅口市の浸水被害についてでございます。 7月豪雨以降、同じ場所が何度か立て続けに浸水被害に遭っています。 まず、最初の質問なんですけど、なぜ同じ場所が立て続けに浸水するのか。特に、鴨方出身の議員ですから、平喜酒造南側、六条院中、北平、ちょっと離れてますけど金光町の占見新田について、現在の状況、知っていることをなるべく詳しく教えていただきたいと思います。 ○議長井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長井上聡) 失礼します。なぜ同じ場所が立て続けに浸水するのかという御質問でございますけれども、平喜酒造の南側につきましては、平成21年度に排水ポンプ2基を設置しております。7月の豪雨時は排水ポンプの能力を超えた雨量が原因でございますが、その後の台風24号による浸水につきましては、2時間で54ミリというような降雨、それから排水ポンプの吐出量の低下、鴨方川のサイホンの土砂の堆積による流下能力不足、宅地化による雨水の貯留不足が考えられるわけでございます。 また、六条院中の北平地区につきましては、7月豪雨時に道路暗渠が山からの土砂で閉塞しまして、雨水と砂が道路にあふれるといった状態になりました。台風24号の際には、同じ激しい降雨によりまして落ちついていた土砂が再度流れ出して、暗渠が閉塞ぎみになりました。現在は、暗渠の中の土砂を取り除き、通水を確保しております。 金光の占見新田地区につきましては、同じく7月豪雨により、今、県管理の二級河川の新川の急激な増水により、広域にわたって床上、床下浸水が発生しておりましたが、それ以降については浸水被害は発生しておりません。 以上です。 ○議長井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) こういう浸水被害が続くということは、浅口市の定住促進、イメージのダウンにも必ずつながっていくものと考えられます。上記の今言わせていただいた平喜酒造南側、それから六条院中、北平の浸水場所の課題、それから今後の対応策、その対応策の進行状況について教えてください。 ○議長井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長井上聡) それでは、浸水場所の課題、対策等の進行状況についての御質問でございますけれども、平喜酒造の南側につきましては早速排水ポンプの吐出量の検査を行いました。その結果、ポンプ自体の能力低下はございませんでしたけれども、農業用のあぜシートがポンプに絡んでおるというようなことが発見されました。このポンプは、梅雨前には定期的に点検を行っております。ということで、7月豪雨以降に挟まったようなものと考えられます。このため、予備的な意味合いも含め、排水ポンプの増設を検討いたしておりまして、今回の補正予算に設計費を計上いたしております。この排水ポンプの増設の完了までは、気象状況に注視しながら、仮設ポンプの設置により対応してまいりたいというふうに思っております。 また、鴨方川を潜るサイホンについても点検を行いまして、浚渫などの対策を行うとともに、ため池等について、大雨が予測される前には事前に水位を下げてもらう、そういった管理もお願いをいたします。 また、北平地区についてでございますけれども、道路暗渠の閉塞防止の対策といたしまして、容易に土砂の撤去ができるように、県道の横にますの設置を行います。また、今回暗渠が閉塞した原因である上流にたまっている土砂について、撤去作業を行うべく現在入札を行っているという状況でございます。 以上です。 ○議長井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) 市民の皆様も今の情報は多分知りたいことだと思いますので、どんどん出していっていただきたいと思います。平成30年9月の定例会において市長は、一日も早い復旧につなげていきたい、そして二度と起こらないよう未然に防ぐ行動をとっていきたいなというふうに思っておりますとお話しされております。市長の見解をお伺いしたいと思います。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) それでは、浅口市の浸水被害ということでお答えをさせていただきます。 7月豪雨や台風24号により、市内で住宅や幹線道路の冠水が発生し、市民皆様には御心配と御苦労をおかけいたしました。平喜酒造南にある排水ポンプにつきましては、増設の設計予算を今回の議会に計上いたしておりますが、その他の地域に関しましても、先ほど部長が申しましたとおり、さまざまな対策をとっております。今回の災害を教訓として、災害に強い浅口市を築き、市民皆様の安心・安全なまちづくりを行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長井上邦男) 山下議員、どうぞ。 ◆2番(山下周吾) ふだんより皆さんは一生懸命御尽力されていることと思っております。来年の降雨の時期には浸水被害がないようにしていただきたいとお願いをして、質問を終わらせていただきます。(拍手) ○議長井上邦男) 御苦労さまでした。 ここで休憩といたします。            午前10時27分 休憩            午前10時45分 再開 ○議長井上邦男) それでは、再開します。 次に、1番沖原有美議員、どうぞ。
    ◆1番(沖原有美) 1番沖原有美です。それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 まず初めに、子供の虐待の実態と対策についてお聞きします。 平成29年度中、全国210カ所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は13万3,778件、これは平成30年8月30日公表の速報値で、今後変更もあり得ますが、過去最多となっています。岡山県においても、これも速報値ですが、平成29年度497件で、前年度よりも44件ふえています。お聞きいたしますが、現在浅口市内での虐待の件数と傾向を教えてください。 ○議長井上邦男) 高倉健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) 失礼します。それでは、現在浅口市内での虐待の件数と傾向についてお答えをいたします。 まず、市で把握している虐待の件数ですが、現在28世帯45件を対応しております。内訳としましては、継続が21件、それから30年度の新規の虐待がありますが、過去の28年度は16件、29年度が21件、30年度が24件と年々増加している状況でございます。45件の虐待のうち、食事を与えない、ひどく不潔にするといった育児放棄を意味するネグレクトが18件、殴る、蹴る、拘束するといった身体的虐待が12件、言葉によるおどし、子供の目の前で家族に対して暴力を振るうといった心理的虐待が12件、身体的虐待と心理的虐待を同時に行うなどの複数虐待によるものが3件となっています。虐待を行っている主虐待者としては、一番子供と接している実母、母親が7割弱を占めております。また、年代別としましては、就学前の子供さんに対して25件と、全体の55%を占めている状況でございます。 以上です。 ○議長井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) ありがとうございます。 傾向についてはどのような感じになっていますか。もう一度お願いします。 ○議長井上邦男) 高倉健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) 傾向といいますと、具体的に。今、内容を御説明させていただいたんですが、これ以外に何か。 ○議長井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) ありがとうございます。 傾向についてなんですが、児童虐待の大きな要因は経済的貧困と言われています。家庭基盤が不安定なため、親の病気や失業などがあれば、あっという間に家庭が崩壊し、子供の自立に必要な教育を受けさせることができず、子供が成人しても安定した職業や収入が得にくくなり、貧困の連鎖が起こると考えられています。 そこで、市内の実態では、貧困と虐待の関連性についてどのように考えられていますでしょうか。お願いします。 ○議長井上邦男) 高倉健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) わかりました。貧困との関連性ということでございますが、児童虐待28世帯のうち、生活保護受給世帯、住民税の非課税等の低所得世帯が11世帯になっています。また、ひとり親世帯につきましても28世帯のうち11世帯ありまして、そのうち、母子家庭が9世帯、父子家庭が2世帯となっております。さらに、母子家庭9世帯のうち7世帯が生活保護受給世帯あるいは低所得世帯というふうになっております。児童虐待と貧困の関連性につきましては、他の自治体の状況がわかりませんので、浅口市の状況を比較することは困難なんですが、生活保護受給世帯と低所得世帯を合わせて11世帯と、全体の4割を占めるという実態があるのは市としても問題であるというふうに考えております。 ○議長井上邦男) 沖原有美議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) 貧困の実態を早急に把握していただいて、地域での注意深い見守りや支援のためのネットワークをより一層強化していただきたいと思います。 それでは、子供の虐待について今後の対応をどのようにお考えかお聞かせください。 ○議長井上邦男) 高倉健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) 現在、児童虐待への対応ですが、流れとしましては、虐待の通報があった際には通報から48時間以内に児童の安否を確認し、情報を収集しております。その後、虐待のレベル、虐待の種別を確認し、保育園、幼稚園、こども園、小・中学校、児童相談所など関係機関と連携をしながら、具体的支援の検討を行っております。 また、市では、児童福祉法に基づきまして、支援が必要な児童を迅速かつ適切に保護し、その親子が再び安心して一緒に暮らすことができるように、適切な指導や支援等を協議、実行することを目的としまして、浅口市要保護児童対策地域協議会を設置しております。この協議会では、要保護児童の実態把握を初め、虐待を受けている児童の発見からサポートに至る活動を行うために、人権擁護の関係者や防犯関係者、医師、児童福祉司、保健医療関係者、教育関係者など児童虐待に関係する幅広い機関や団体等が連携して対応に当たっております。 児童虐待は、先ほど説明しましたとおり、新規の虐待が増加傾向にございます。今後は、現在対応している児童虐待がどういった環境で起こっているのか、その家庭がどういった問題を抱えているのかをさらに分析をしまして、要保護児童対策地域協議会を核として、民生委員、児童委員の皆様や子供を見守るPTA、それから老人クラブの皆様など地域のネットワークの協力をいただいて、児童虐待の早期発見、それから迅速な対応により事態の深刻化の防止を図りまして、発生件数の抑制に努めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) ありがとうございます。 それでは、最後に市長にお聞きいたします。 浅口市の子供の虐待の対策についてどのようなお考えかをお願いいたします。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) それでは、子供の虐待対策ということでお答えをさせていただきます。 報道等で御承知のとおり、全国的に児童虐待によって子供の命が奪われるという痛ましい事件が後を絶ちません。児童虐待を防ぐには、早期発見や子供の保護、支援のほか、育児の孤立化を防ぐなど親への支援も求められています。市といたしましては、担当部長が申しましたとおり、浅口市要保護児童対策地域協議会を核といたしまして、関係機関と連携をとり、迅速な対応を図るとともに、虐待防止意識の啓発に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 また、育児の孤立化等を防ぐための子育て支援事業を推進するために、昨日の一般質問人口減少対策でもお答えいたしましたけれども、子育て世代包括支援センターの設置を検討いたしております。浅口市の未来を担う子供たち一人一人の健やかな成長と笑顔あふれる生活のために取り組みを実施してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) ありがとうございます。今後も、関係機関と情報を共有して連携をとりながら、子供の命を最優先にし、親子の心のケアもしっかりと行っていき、そして何よりも一人一人の子供たちを大切にし、しっかりと向き合いながら、社会全体から貧困をなくし、全ての人たちが健康で文化的な生活ができる社会が実現されるようにしていきたいと思います。 それでは次に、行方不明時の対応についてお聞きいたします。 現在浅口市では、高齢者が行方不明になったら、市役所へ連絡をすれば協定機関などへの捜索の協力依頼をするということになっていますが、障害者を含むそれ以外の方が行方不明になったとき、市としてはどのような対応をしているかお聞かせください。 ○議長井上邦男) 高倉健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) それでは、行方不明時の対応ということで、まず先ほど今説明をしていただきました高齢者の行方不明につきましては、御家族から警察に捜索願を出していただくことは当然なんですが、介護認定を受けている認知症高齢者が徘回等で行方不明になることが多いことから、高齢者捜索相談対応マニュアルを作成し、地域包括支援センターが中心となりまして、あさくちメールや笠岡放送等でお知らせするとともに、高齢者の徘回についての見守り協定を結んでいる市内の配達や営業で回っている郵便局や金融機関、そして介護支援専門員連絡協議会で組織しますみつけてネットなど、それから消防団を含めてですが、連携をいたしまして捜索に当たり、発見された後の対応も行っております。また、子供さんが行方不明になられたときには、子供行方不明時対応マニュアルを作成しておりまして、このマニュアルに従って対応しております。捜索は、学校、警察等と連携して行いますが、さまざまなケースがありますので、子供のプライバシー等を考慮しまして、保護者に確認をとりながら慎重に対応することとしています。 御質問のそれ以外の行方不明者が発生した場合でございますが、一般的には家族の方から警察へ捜索願を出していただき、警察による捜索が行われると思います。市は、警察から行方不明者に関する情報提供など、要請があれば協力するということになると思います。 以上です。 ○議長井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) ありがとうございます。 平成29年度の行方不明の届け出受理数は過去10年間で横ばいで推移し、その中でも認知症の行方不明者は年々増加しています。近年、障害児や障害者の方の行方不明の事例も多数報告されています。神奈川県茅ヶ崎市では、浅口市の高齢者の行方不明時の対応と同様な障害児(者)のためのSOSネットワーク事業というものがあります。事前に登録の手続をして、登録情報は警察と共有し捜索時に利用します。申請書には、身長や体格、行方不明歴や写真も添付するように書いてあり、登録がない場合でも捜索は行うとのことで、早期発見できるよう連携して本人の安全と家族の安心を支えるシステムとなっています。浅口市でも障害児者の行方不明時の対応に向けた取り組みを行っていただきたいのですが、いかがでしょうか。 ○議長井上邦男) 高倉健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) 今御説明があったように、神奈川県のほうではそういう事例があるということでございますが、市で行っています、先ほど説明があったように、高齢者については頻度といいますか、徘回をされる高齢者の方が年々ふえているという状況でございます。今後も認知症の方がふえるという状況においてそういう体制をとっとるわけでございますが、障害者の方については、今まで行政のほうにそういう御相談等があったことはございませんし、あった場合には、先ほど申し上げたように、警察のほうからの連絡とかそういう情報提供とか、そういうことで連携をして行ってまいりたいというふうに考えております。 ○議長井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) 高齢者の捜索についてさまざまな積み重ねがあって今の状態になったようですが、障害者なども今後意識的に積み上げていってほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長井上邦男) 高倉健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) 実態ということになると思うんですが、そういうケースがどんどんふえてくるということになれば、さらに検討をしてまいりたいというふうに考えます。 以上です。 ○議長井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) ありがとうございます。 それでは、市長にお聞きいたします。 今後、障害児者の行方不明時においての対応をどのようにお考えでしょうか、お願いをいたします。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) それでは、行方不明時の対応についてお答えをさせていただきます。 議員御指摘のとおり、何らかの要因により行方不明になる方は、高齢者だけでなく、さまざまな場合が想定されます。このたび、11月21日に浅口市内の郵便局及び笠岡郵便局と包括的連携に関する協定を締結いたしました。その中には郵便局の方が郵便物の配達などの業務中に行方不明者や迷子の動物を発見した場合に市に情報を提供するという項目が含まれており、高齢者や子供以外の行方不明に対しても対応していただけるものと考えております。担当部長が申しましたとおり、基本的には、行方不明になった場合には警察署に捜索願を出していただき、警察による捜索活動になりますが、市としても可能な範囲で協力をしていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) 障害児者やその家族の方々が安心して暮らせるように、このような取り組みを検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、最後の質問に移ります。 健康増進についてお聞きいたします。 浅口市の健康増進策についてどのようにお考えでしょうか、お願いいたします。 ○議長井上邦男) 高倉健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) それでは、浅口市の健康増進対策についてお答えをいたします。 第2次の浅口市総合計画から引用いたしますが、市民皆様が健康づくりの意識を持ち、正しい知識のもと、主体的に健康づくりに取り組み、豊かで充実した人生を送ることが目標でありまして、そのために、次に申し上げるさまざまな施策を実施しております。 1つ目は、一番基本となります食事と栄養についてです。高血圧、糖尿病、高脂血症など生活習慣病の予防としまして、特定健診を受けた方でメタボの対象の方へ、栄養、運動指導を実施しております。さらに、今年度から、日常生活の制限がふえる人工透析にならないように、腎臓の機能が少し落ちた方に対し、管理栄養士が塩分制限などの指導を実施しております。また、毎月、広報あさくちの裏表紙をめくったところに、「さわやかあいさつ!笑顔の源」というテーマで健康に関する豆知識とバランスのとれた旬の食材を使ったレシピを掲載しておりますので、ぜひごらんいただきたいと思います。さらに、地域の栄養委員さんが研修で学んだバランスのよい食事を紹介するための伝達講習会を開催し、地域の皆さんに試食を食べていただいています。 2つ目は、浅口市において死亡原因の1位を占めるがんの早期発見、早期治療のために各種がん検診を行っております。特に、胃がん検診では、バリウムによるレントゲン検査が高齢者の皆様にとって大きな負担をおかけしているということで、今年度から医療機関での内視鏡検査を導入して、さらに来年度からはピロリ菌検査を導入し、血液検査で胃がんのリスクを調べる方法と選択ができるようにと考えております。 3つ目として、昨年度から実施しております、市民の方の健康づくりを応援する健康ポイント制度です。車社会において、浅口市におきましても運動不足を感じている方は多く、今年度は運動や体を動かす項目を必須として応募していただくようにしております。昨年度は146人の方に応募していただきまして、浅口商工会の商品券2,000円分を提供いたしました。 4つ目は、心の健康です。ストレス社会の中で心の健康に不調を来す方が多く、月に1回、精神科医によります心の相談を市のほうで開設をしております。 5つ目は、健康長寿の源であります歯の健康です。浅口歯科医師会の御協力を得ながら、子供の健診のときに歯磨き指導等を行うとともに、マタニティクラスといって妊婦さんの研修でも乳児の歯の健康についてのお話をしていただいています。また、高齢者においては、80歳になっても20本以上の歯がある方を表彰するなど、御自分の歯で食事ができることは健康を保つために重要であり、8020運動の推進をしております。今、主要な事業を施策を5つ挙げましたが、市民皆様お一人お一人が御自身の健康に関心を持ち、ぜひ市の実施する特定健診や各種がん検診を受診するとともに、健康づくりに取り組んでいただきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) 市民の皆さんが協力し合って明るく楽しく積極的に生きること、そして医療、介護、健康づくり事業を進め、地域丸ごと健康づくりを目指すことと私も思っております。 私は、10月21日の健康フェスタinあさくちで市の健康推進課と共同で行った健康チェックにスタッフとして参加をさせていただきましたが、たくさんの市民の方々に参加をしていただいて、市民の皆さんの健康に対する関心が物すごく高く、とてもうれしく思いました。中でも、血管年齢測定器を初めて使用する方が多く、指1本で簡単に測定することができることもあって、終了の時間を延長するほど好評でした。市民の皆さんの健康増進の一つとして、健康福祉センターに血管年齢測定器を設置していただきたいのですが、いかがでしょうか。 ○議長井上邦男) 高倉健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) 健康福祉センターに血管年齢測定器を設置してほしいということでございます。血管年齢測定器は、今御説明があったように、指を入れるだけで自分の血管年齢がわかるもので、先月10月21日ですが、健康フェスタinあさくちで医療生協さんの御協力をいただきまして血管年齢測定器を設置をしていただきまして、184人の方が測定をされました。血管年齢を測定することは健康であることの一つの目安になりますが、その日の体調によりまして大きく変動することがありまして、結果についてきちんとした指導がないといたずらに不安を抱えることになるというふうに考えております。また、測定器を購入する場合の経費につきましても、家庭用から専門医が設置しているものまでさまざまございますが、大勢の方が繰り返し使われるということになりますと、30万円程度から高いものは140万円というものがございます。いずれにしても、購入後はメンテナンスのための経費とか必要になります。費用対効果も考慮しまして、常時設置するために購入することはなかなか困難であるというふうに考えております。 以上です。 ○議長井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) 血管年齢測定器は、医療機器ではなく、あくまで健康器具ということで、正確な数値が出るとは限りませんが、市民の皆さんが健康づくりに興味や関心を持っていただけるような健康福祉センターの運営に努めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長井上邦男) 高倉健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) 今議員がおっしゃられましたように、健康づくりに関心を持つという点におきましては私もいいと思います。ということで、健康づくりの意識啓発ということであれば、今回のように健康フェスタのほうで例えば無償で貸していただくようなものがあるかどうかということも含めて、そういうことを調べた上で検討してまいりたいというふうに考えます。 以上です。 ○議長井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) ありがとうございます。 それでは、最後に市長にお聞きいたします。 浅口市の今後の健康増進についてどのようにお考えか、お願いいたします。 ○議長井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長栗山康彦) それでは、健康増進対策ということでお答えをさせていただきます。 政務報告でも申し上げましたけれども、人生100年時代を迎えた今、健康であることは誰しもが願うものであります。健康寿命という言葉がありますが、年をとっても健康で過ごすために、バランスのとれた栄養をとり、運動する習慣を身につけ、市が行う検診を受けて、生活習慣病の予防やがんの早期発見、早期治療を行うことで病気の重症化を防ぎ、健康寿命を延ばしていただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長井上邦男) 沖原議員、どうぞ。 ◆1番(沖原有美) ありがとうございます。今後も、市民の皆さんがいつまでも健康で楽しく暮らせるまちづくりをよろしくお願いいたします。 これで私からの質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長井上邦男) 御苦労さまでした。 以上で本日の日程は終了しました。 これにて散会といたします。 明日は本会議を9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 御苦労さまでした。            午前11時12分 散会...